議事ロックス -地方議会議事録検索-


埼玉県 秩父市

平成22年  3月定例会 03月08日−一般質問−04号




平成22年  3月定例会 − 03月08日−一般質問−04号







平成22年  3月定例会





                秩父市議会定例会議事日程 (4)

平成22年3月8日(月) 午前10時開議

 1 市政に対する一般質問
    26番  荒 船   功 議員
     8番  江 田 治 雄 議員
    24番  今 井 武 藏 議員
     6番  笠 原 宏 平 議員
    13番  金 田 安 生 議員

 出席議員(29名)
    1番   出  浦  章  恵  議員     2番   新  井  康  一  議員
    3番   斎  藤  捷  栄  議員     4番   山  中     進  議員
    5番   新  井  重 一 郎  議員     6番   笠  原  宏  平  議員
    7番   落  合  芳  樹  議員     8番   江  田  治  雄  議員
    9番   小  櫃  市  郎  議員    10番   浅  海     忠  議員
   11番   富  田  恵  子  議員    12番   福  井  貴  代  議員
   13番   金  田  安  生  議員    14番   新  井     豪  議員
   15番   上  林  富  夫  議員    16番   笠  原  重  男  議員
   17番   ?  野  勝  盟  議員    18番   宮  田  勝  雄  議員
   19番   ?  野  幸  雄  議員    21番   金  崎  昌  之  議員
   22番   坂  本  文  雄  議員    23番   中  村  義  一  議員
   24番   今  井  武  藏  議員    25番   ?  野  安  之  議員
   26番   荒  船     功  議員    27番   須  田     博  議員
   28番   新  井  兄 三 郎  議員    29番   井  上  十 三 男  議員
   30番   逸  見  英  昭  議員

 欠席議員(1名)
   20番   内  田  修  司  議員

 説明のための出席者(18名)
     久  喜  邦  康   市  長      田  代  勝  三   副 市 長
     久  保  忠 太 郎   教 育 長      坪  内  幸  次   市長室長
     笠  原  ?  二   総務部長      横  井  隆  幸   財務部長

     若  林  克  明   市民生活      米  持  孝  之   健康福祉
                  部  長                   部  長

     大  島  育  生   産業観光      金  丸  一  郎   環境農林
                  部  長                   部  長

     新  井  清  久   地域整備      富  田     昭   病  院
                  部  長                   事務局長

     島  崎     洋   水道部長      大  沢  賢  治   教  育
                                         委 員 会
                                         事務局長

     山  口  辰  雄   吉田総合      斎  藤     保   大滝総合
                  支 所 長                   支 所 長

     森  前  光  弘   荒川総合      松  村  浩  之   総 務 部
                  支 所 長                   総 務 課
                                         主  査

 事務局職員出席者(5名)
     小  杉  正  司   事務局長      松  ?  重  男   次  長
     ?  橋     亙   議事課長      川  合  良  成   主  査
     石  崎  雅  拓   主  任



午前10時00分 開議





△開議



○副議長(笠原重男議員) ただいまから本日の会議を開きます。



                        ◇                     





△議事日程について



○副議長(笠原重男議員) 本日の日程はお手元に配付しておきましたから、ご了承願います。



                        ◇                     





△市政に対する一般質問



○副議長(笠原重男議員) 市政に対する一般質問を行います。

  それでは、発言を許します。

  26番、荒船功議員。

    〔26番 荒船 功議員登壇〕



◆26番(荒船功議員) 26番の荒船功です。議長のお許しをいただきましたので、一般質問させていただきます。傍聴者の皆さんには大勢お集まりをいただきまして、ありがとうございます。厚く御礼申し上げます。

  2月24日の朝刊の秩父太平洋セメントのセメント生産休止の報道には驚きました。昨年11月12日の日経新聞に、長引く景気の低迷から民間需要の回復のおくれ、さらに公共事業も一層縮小することが予想されるとして、工場閉鎖も視野に入れ、2から3割の生産能力削減を検討しているという記事が掲載されて、心配していたところです。

  旧秩父セメントが秩父市から武山市有林の譲渡を受けた昭和27年ごろは、セメントの国内需要は7,600万トン、今年度は4,200万トン程度と言われています。また、秩父セメントの生産量は800万トン、シェアは8%、将来石灰石が不足していくことの判断から叶山鉱山の開発を急ぐとともに、武山市有林の譲渡は社運をかけた一大事業でありました。当時の秩父市議会の記録を見ると、売却について、武甲山で石灰石が採掘されている限りセメント生産が継続されるとの認識がうかがえます。5日の一般質問で、市に対策プロジェクトチームが発足するとの答弁がありましたが、規模を縮小しても生産を続けていければと思うところであります。

  それでは、通告に従いまして、1、市長の施政方針について。市長の施政方針は、選挙のマニフェストに固執した45分間の演説で、塩分の少ないみそ汁のような感じを受けたところであります。施政方針につきまして何点か伺います。

  まず、合併についてでありますが、原文を読みますと、合併後5年を経過しようとしている現在、既に合併の仕上げに入らなければならない。これから5年間は合併効果を最大限に活用して体力をつけていく必要があると述べています。選挙では、できる限り借金を少なくしなければと言っておりますし、また身の丈に合った政策をというふうなことを言っていましたが、いよいよこの5年間で合併特例債を最大限に活用していこうということなんでしょうかね。また、10年の折り返し点であり、節目の年であります。平成17年4月に合併して、この5年間を市はどう総括して後半の年度に入っていくのでしょうか。

  振り返ってみますと、合併時、新市まちづくり計画では、基本方針、人に優しい暮らしを支えるまちづくりに始まり、7項目を掲げ、基本理念を実現するために具体化施策10項目の主要プロジェクトが作成されて、その後、秩父市総合振興計画「近未来ちちぶまちづくりプラン2006」が策定されました。景気動向もありますが、この計画に基づいて新市まちづくりが進行しているわけでありますが、節目の5年が経過した時点で市長はどうとらえ、そして今後どう対応していくのか、伺いたいと思います。

  次に、市長は市民と協働のまちづくりを展開するために職員に3点の実践をと訴えておりましたが、職員だけに押しつけて、市長はと思っていたところですけども、5日の日の答弁で、市長はみずから先頭に立ってと言いましたが、施政方針のときは全部職員に押しつけるのかと思ったところであります。

  次に、ちちぶ定住自立圏構想についてですが、ちちぶ定住自立圏共生ビジョンが2月15日に配付され、内容を見ますと、医師・医療スタッフの確保及び負担軽減から始まり19項目の多岐にわたっている状況です。これでは消化不良を起こすのではないかと心配しているところです。秩父市が中心になって進めているのは理解するのでありますけども、そう言っては失礼ですが、4町の足並みがそろうのか、心配しております。そうだとすると、医師・医療スタッフの確保及び負担軽減、2の救急医療体制の充実、3、リハビリテーションの体制の確立、4、住民を対象とした保健福祉事業の充実を重点に取り組むことが急務ではないかと思いますが、当局のお考えをお聞きいたします。

  また、質疑の中で取り上げられました水道についてですけども、県との協議は大いにやっていただくのは結構ですけども、1市4町との協議は必要ないと思っているところであります。また、基金の使途についてはどのように考えているのか、お尋ねをしたいと思います。

  方針の中で、秩父まるごとジオパーク推進協議会、あるいは秩父祭の屋台行事と神楽についての記述は別個に取り上げるべきだったと思っておりますが、いかがでしょうか。

  また、次に医療対策について市立病院の充実ですけども、循環器内科の設置については評価したいと思いますけども、マニフェストでは、市立病院では循環器系治療室の開設、心臓、脳溢血、脳血栓等への対応力アップをうたい、病棟のオープンベッド化を進めるとありますけども、まだまだ道半ばだと思いますけども、どのようにお考えでしょうか。

  次に、環境対策についてですが、精神論というか、考え方は低炭素型、循環型社会の構築を進めていくのは結構なんですけども、中身が明確になっていないような気がいたします。環境への先進的な技術革新は具体的にどのような内容なんでしょうか。環境を守り、地域経済の発展を目指すとありますが、どのようなことで発展を目指すのか、具体的な説明がありませんでした。どのようなことを目指していくのか、お考えをお聞きしたいと思っております。

  また、雇用対策についてですけども、国の方針は述べられましたけれども、秩父市の考え方は基金活用による事業への推進どまりでありまして、マニフェストにあるような秩父の地形を生かした企業の誘致はどのようにしていくんでしょうか。基金を使った事業ならそんなに悩む必要もなく、決定はしていけると思いますけども、また県へとか、そういった企業誘致についてどのようなことで県あるいは国に足を運んでいるのか、市長の考え方をお聞きしたいと思います。

  それから、開かれた市長室でありますけども、?野議員の質問に百四十数件の相談があったと説明がありました。だれがカウントしているのか、無駄なことをすると思っております。若林市民生活部長があそこに監視カメラをつけるというふうなことを言っていましたけれども、開かれた市長室の監視をあわせて行うんでしょうかね。

  2番、神領民家屋根ふきかえ工事に関する裁判結果についてであります。この裁判は、1審に続いて、1月21日、東京高裁において控訴棄却になりました。裁判が始まったのは19年7月で、判決が出たのは21年7月22日で、約2年の歳月がかかりましたが、今回の裁判は約半年で2回の高等弁論で結審、原告側は上告しているという話ですが、その後の状況について質問いたします。

  また、この裁判で市の持ち出しはどのくらいになっているのでしょうか、お尋ねをしたいと思います。

  以上で壇上での質問を終わります。



○副議長(笠原重男議員) 26番、荒船功議員の市政に対する一般質問に対し、当局の答弁を求めます。

  市長室長。

    〔坪内幸次市長室長登壇〕



◎坪内幸次市長室長 1の市長の施政方針について、まず合併経過5年での総括、評価についてお答えをさせていただきます。

  私もこの3月で定年を迎えさせていただきますが、今回の合併時には合併協議会の仕事にも携わることができ、合併には思いもございますので、少々を考えをお話しさせていただきます。

  今、振り返りましても、今回の合併の選択は正しかったと思いますし、現在協定項目の調整もほぼ順調に進んでおります。また、合併による財政特例措置を活用しながらの政策も推進できましたし、この5年間につきましては、よい評価がいただけるのではないかと感じておるところでございます。しかし、中には、合併しなければよかった、合併して損をしたなどのご意見もございます。サービス後退にならないよう十分に努めておりますが、現実的にはすべてがバラ色ということは非常に難しいとも実感をいたしておるところでございます。この合併論議を展開する場合ですが、まず、合併しなければどうであったか、さらには、合併効果を生むには合併後の努力が必要であるということをぜひ忘れずに、今後も議論を行っていただきたいと感じておるところでございます。

  この5年間を見ましても、経済状況の悪化による国の交付税総額の減少や国庫補助金の削減等が顕著でございました。このような中でも当市は、小中学校の改築、耐震化や携帯電話不感地区の解消、吉田、秩父間直通バス路線の開通、市道、森林管理道の整備、防火水槽の整備、都市計画図の作成等、多くの事業を実施することができました。これは合併旧法のもとで合併が実現できたことでございまして、合併特例債や合併補助金の活用が可能となったためであることは言うまでもございません。しかし、今後につきましては、今までと同様な事業展開が可能であるとは考えておりません。幾ら合併特例債で有利といっても、事業費の一部が借金であることも事実でございますし、施設整備後の維持管理経費による財政負担も考えていかなければなりません。

  当市といたしましては、この合併後の10年は、その後の生き残りをかけた勝負の10年だと位置づけており、前半の5年は合併調整期間、後半の5年は体力をつける期間であると考えております。今後は、人口変化や社会状況等をきちんと予測した上で、財政計画に基づいた効果ある投資を実施し、サービスの低下は最小限にとどめながら、満足感の高い行政経営を実現していく。このためには議員を初めとする市民の皆さんのご協力が不可欠でございまして、一緒に協働のまちづくりを目指していただく、これが合併を選択した当市としての最良策ではないかと考えておるところでございます。

  次に、定住自立圏構想につきましてお答えをいたします。荒船議員からは協定項目の中での重点事項の取り組みについてご指摘をいただきました。現在、医療の関係では、定住自立圏形成協定として、医師・医療スタッフの確保及び負担軽減、救急医療体制の充実、リハビリテーション体制の確立を締結いたしております。今議会において議決が得られますと、これら3項目が1市4町全体で締結できることになります。秩父圏域の医療につきましては、小鹿野中央病院が救急輪番から一時撤退、また救急輪番の一角を担う秩父病院が22年度内に移転する予定がございます。また、慢性的な医師、医療スタッフ不足もございまして、今後の秩父の医療体制、特に救急医療の弱体化が懸念されるところでございます。議員ご指摘のとおり、秩父で今まさに直面する課題は地域医療ではないかと考えております。

  そこで、ちちぶ定住自立圏で獲得ができる特別交付税枠を活用いたしまして、厳しい状況下にある秩父の医療に対して支援を行いたいと考えております。特に医療体制が厳しくなる平成22年から23年度につきましては、医師会や広域組合のご協力をいただきながら特別交付税枠を最大限に活用し、1次救急の充実や救急輪番病院運営費補助金の割り増しなどに充てることで医療崩壊を防ぎたいと考えております。

  また、医療分野のワーキンググループの議論の中で、医師、医療スタッフにとって働きやすい環境、研究や勉強しやすい環境をつくっていくことが今後の医療体制の維持につながるのではないかという議論がございましたので、特別交付税枠を医師、医療スタッフの確保や負担軽減など将来的な投資にも充てたいと考えております。これらについては、市長から9月に協定を締結した際、定住自立圏の枠組みで医療体制の充実を図るための支援策を考えるよう指示がございまして、事務局内で検討していたものでございます。今議会で医療分野の協定3項目が1市4町での締結をお願いしてございます。また、後で述べますが、基金の活用の見通しが立ちましたので、調整を始めさせていただいておるところでございます。

  また、医療体制の充実に特別交付税を重点配分するという市長の提案は、周辺4町のすべての町長にもご賛同いただいており、医師会等関係機関との調整を現在進めているところでございます。この案件につきましては、詳細が決まり次第、議会に報告させていただきたいと考えております。

  次に、ちちぶ定住自立圏振興基金の今後の活用方針についてお答えをいたします。この基金は、平成20年度の国の補正予算の生活対策臨時交付金で増額をされたものでございまして、定住自立圏構想に関連をする事業や事務経費のために、随時、基金の取り崩しを行っております。22年度当初予算において議決をいただければ、残りの2,310万6,000円となる予定でございます。なお、使用期限がこの基金につきましては23年度末となっておりますので、1市4町の了解をとりながら、定住自立圏構想関連の事業の財源として優先的に基金を充て、ちちぶ定住自立圏の活性化を図ってまいりたいと考えております。

  続きまして、ちちぶ定住自立圏構想に関連をいたしまして、秩父まるごとジオパーク及び秩父祭の屋台行事と神楽についてお答えをさせていただきます。ジオパークにつきましては地質を中心とした地域資源、秩父祭については伝統文化を中心とした地域資源の保全というところに差異はございます。しかし、いずれも秩父の豊富な地域資源である地質、地形、歴史、文化、伝統芸能等を保全し、後世に伝えていくこと、そしてこれらの地域資源にはぐくまれた活動する人々の暮らしを大切にしていくことについての考えは同じであるというふうに思います。

  秩父まるごとジオパークについては、秩父の自然と、そこで暮らす秩父の人々の営みにより織りなされる大地の恵みについて、日本地質学発祥の地の秩父で地質の伝統と大地の恵みを体験するため、ユネスコの支援する世界ジオパークの認定をいただけるよう、秩父地域の人々がともに恵まれた資源を保全し、そして最大限の活用をしていかなければと考えているところでございます。

  また、世界無形文化遺産の登録申請をしている秩父祭の屋台行事と神楽についても、先日行われましたシンポジウムでも話題となっておりました。秩父の山車は、踊り山車という大変古いタイプのもので、全国的に見ても秩父地域のみの曳き踊りや張り出し舞台などによる歌舞伎の上演など、古い伝統を守っているとのことでございます。ご案内のように、武甲山、また妙見信仰などの関連で行われる秩父祭を変わることのない秩父の宝として大切に保存継承していくことが、私たちの使命だと思います。

  いずれにしましても、世界に誇れる秩父の自然、文化を地域住民の皆様方とともに保全活用してまいります。そのことで、ちちぶ定住自立圏を行政する秩父地域に住んでいる人々が、我が地域に誇りを持ち、住み続け、日本じゅうや世界じゅうからこの秩父地域に今まで以上に多くの人々に訪れていただけるよう、取り組みを進めてまいります。

  最後に、開かれた市長室の成果について申し上げます。ふらっと市長室については、住民との対話を通じて皆様方が市政を身近に感じていただくことが目的でございます。その成果については、例えば市民満足度調査等を行えば別でございますが、どのぐらい身近に感じたのかと、数値等、目に見える形でお示しすることが難しいということはご理解をいただきたいと存じます。なお、来年も続けていただきたいという声も届いておりますので、来年度も、今年度と同程度は開催していきたいと考えております。

  また、市民との対話の中で伺ったさまざまな要望についても、新年度の予算編成をする上で参考にさせていただいた部分もございました。実際にサービスを受ける側の声を聞くことにより、より市民サービスにこたえられる予算措置ができたのではないかと思っておるところでございます。

  以上でございます。



○副議長(笠原重男議員) 病院事務局長。

    〔富田 昭病院事務局長登壇〕



◎富田昭病院事務局長 市長の施政方針についての中で、市立病院の平成22年度以降の取り組みについてお答えいたします。

  まず、循環器内科につきましては、昨年10月に埼玉医科大学国際医療センターから医師2名を招きまして診療を開始いたしましたが、現在、外来、入院ともに順調に患者の受け入れを行っております。本年2月には検査用のトレッドミル装置を配備いたしまして、この装置は歩行器に検査器具を取りつけたもので、心臓等に負荷をかけまして心電図の変化等を計測し、病状の診断を行うものでございますが、この装置のほか、血液ガス分析装置やエコーなどの専門機器も配備いたしまして、新年度はこれらの機器を活用いたしまして、さらに診療内容の充実に努めてまいります。

  次に、病棟のオープンベッド化につきましては、昨年11月に県内の自治体病院の中で開放型病床を設置しております、さいたま市立病院の視察を行いまして、病院長、総看護師長ほか関係職員で実施を行い、その導入について検討を行っております。

  次に、24時間対応可能な小児医療の充実について申し上げます。市立病院では、現在小児科の常識医師が1名のため、原則入院対応ができない状況でございますが、4月からは1名の常識医師が招聘できることになり、今後、入院対応も充実してまいります。

  これによりまして、常識の小児科医師のバックアップ体制が整いますので、現在休止状態であります平成19年度より郡市医師会の先生方のご協力により市立病院で実施しておりました平日夜間小児初期救急の再開など、小児医療の充実に努めてまいります。

  このほか、現在、南棟1階でマンモグラフィーの装置設置工事を行っております。この装置は、乳腺などのがんを、より少ない放射線量でより正確に撮影するもので、20人に1人という高い罹患率になっております乳がんの早期発見と治療を行っていきたいと考えております。幸い当院には担当技師として女性の放射線技師がおりますので、女性の患者さんに配慮した検査環境が可能となります。

  このように22年度以降も秩父地域の医療体制の充実、強化に向けた取り組みに努力してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りたいと存じます。

  以上でございます。



○副議長(笠原重男議員) 環境農林部長。

    〔金丸一郎環境農林部長登壇〕



◎金丸一郎環境農林部長 環境行政は具体的には何を実施するのかというご質問をいただきました。この件につきましては、過日、?野幸雄議員にご答弁申し上げたとおりでございますので、ご理解いただきたいと思います。

  以上でございます。



○副議長(笠原重男議員) 産業観光部長。

    〔大島育生産業観光部長登壇〕



◎大島育生産業観光部長 市長の施政方針のうち、企業誘致と雇用対策につきましてお答えをいたします。

  本市への企業立地でございますが、みどりが丘工業団地内に平成20年にウイスキーの醸造販売企業が立地し、昨年は野菜の生産向上やデータ保管企業の操業が開始されたところでございます。このデータ保管企業では、本年1月にオーナーの企業感覚により経済情勢の厳しい中、ピンチをチャンスととらえ、保管文書を電子化しデータ配信する事業を行うオンデマンド棟が着工されております。本市へ立地した企業に伺いますと、豊かな自然と良質な水を有するすばらしい環境に加え、地震や台風等の災害に比較的強いことが本市の特性として挙げられておりました。

  特に、平成19年7月に発生した新潟県中越沖地震以降、企業のリスク対応の必要性が叫ばれるようになっておりますので、災害に強い本市の優位性を十分にPRしながら、情報処理産業や通信販売のコールセンターなどの産業誘致を推進してまいりたいと考えております。

  また、平成22年度予算に産業誘致活動業務を計上してございますが、秩父地域内外の広い業種から事業の拡張等を検討している事業所や市内に存在する空き用地、工場、店舗などの情報収集を商工団体へ委託し、新たな産業誘致活動を展開してまいりたいと考えております。

  秩父みどりが丘工業団地につきましては、秩父市の優遇措置などもあり、平成19年に一度は分譲が終了いたしましたが、昨年1―B及び1―C区画の賃貸借契約が解除され、昨年7月より埼玉県企業局において再分譲が開始されました。しかしながら、県企業局では、交通の利便性が比較的よいとされる圏央道沿いの工業団地を含め、企業からの進出希望はないとのことでございます。

  現下の経済情勢は依然厳しく、景気の二番底等も懸念されておりまして、非常に厳しい状況ではございますが、企業の立地は秩父の魅力の向上と大きな雇用の創出、若者の定住を生みますので、企業の設備投資意欲があらわれる時期に的確に対応するため、引き続き企業立地候補地の調査研究を進めておるところでございます。また、既存企業の支援といたしましては、秩父地域地場産業振興センター等と連携し、産学官連携コーディネート事業を引き続き推進してまいります。

  次に、雇用対策でございますが、現下の雇用失業情勢は、求職者の滞留が続き、いまだ厳しい状況でございますが、本市では平成19年度から求人開拓員を配置し、地域内企業の求人開拓に努めておるところでございます。リーマンショック以降、国の雇用対策としてさまざまな支援制度が創設されましたが、求人開拓員が企業を訪問する中で、積極的に支援制度をPRしておりまして、秩父地域の雇用を守るための支援制度の活用状況は高い状況にあると伺っております。

  また、解雇や雇用保険、住宅、勤労者に対する融資等さまざまな問題解決のためのアドバイスを行うため、ハローワーク、埼玉県と協力し、緊急雇用労働相談も引き続き開設してまいりたいと考えております。

  失業者等の雇用対策といたしまして、昨年度に引き続き、平成22年度も県のふるさと雇用再生基金特別交付金及び緊急雇用創出基金事業交付金を活用し、8事業で48名の雇用を予定しております。

  また、昨年11月には、無利子で生活資金の貸し付けを行う秩父市失業者等生活支援資金貸付制度を創設し、失業者や経済変動等により収入が減ってしまった方への生活支援を開始いたしました。今後も市民の生活と雇用を守るための施策を展開してまいりますので、ご理解を賜りますようお願いを申し上げます。



○副議長(笠原重男議員) 総務部長。

    〔笠原?二総務部長登壇〕



◎笠原?二総務部長 2の神領民家の裁判結果についてお答えいたします。

  まず、控訴審のその後についてでございますが、東京高等裁判所において昨年10月から開始された控訴審につきましては本年1月21日に判決が出され、1審判決と同様、秩父市の勝訴となりました。その後、原告側は控訴審判決を不服として、1月29日付で上告受理の申し立てを東京高等裁判所に提出しており、申し立ての理由書を50日以内に提出することになっております。上告受理の申し立てを受けた最高裁判所では、今回の控訴審判決に関して、その内容に判例違反や法令解釈に関する重大な事項が含まれるかどうかを判断し、重大事項等があると判断した場合には、上告受理を決定し、上告審を開始することになりますが、上告理由がないとの判断により却下する可能性もございます。いずれにいたしましても、結論は4月以降になるものと思われますので、判決が確定した後、議員の皆様には改めてお知らせをしたいと考えております。

  次に、裁判費用の関係でございますが、弁護士委託料といたしまして、平成19年に1審の着手金として80万円、昨年に2審の着手金として52万5,000円、合わせて132万5,000円を支払っております。今後の支払いにつきましては、上告審の状況が不確定でございますので、現在は未定でございますが、1審、2審の成功報酬160万円プラス消費税を基準に今後協議していくことで契約を締結しているところでございます。

  以上でございます。



○副議長(笠原重男議員) 26番、荒船功議員。



◆26番(荒船功議員) 26番。

  まず、神領民家のほうなんですけども、そうすると今の説明ですと、4月以降でないと結論が出ないと。今3月ですから、そういうふうなことだというふうにお聞きしました。

  それと、金額なんですけども、確認しますと、80万円、それから52万5,000円、そして160万円を今までに支出したということでいいんでしょうか。そういうことじゃないんですか。もう一回お願いします。もう一度。



○副議長(笠原重男議員) 当局の答弁を求めます。

  総務部長。

    〔笠原?二総務部長登壇〕 



◎笠原?二総務部長 支出した金額をもう一度申し上げます。

  支出したものにつきましては、1審の着手金として80万円、2審の着手金として52万5,000円で、合わせて132万5,000円でございます。これが今まで払っているということでございまして、先ほど申し上げました1審、2審の成功報酬160万円プラス消費税につきましては、これを基準に、今後上告審の確定がなされた後に協議していくという契約になっているということでございますので、ご理解をいただきたいと存じます。

  以上でございます。



○副議長(笠原重男議員) 26番、荒船功議員。



◆26番(荒船功議員) それに職員の給料、交通費が若干含まれていると思いますけど、いずれにしましても、大体初めが2年かかって1審が終わって、その次が半年で2審が終わっていますんで、それからいくと3か月ぐらいでその裁判も終わるんではないかと推測するんですけども、秩父市側が勝つことは間違いないと思うんですけども、全く監査請求から始まりましてですね、もったいない金を支出したもんだなというふうに今思っております。また、我々4月に選挙がありますんで、選挙が受かりましたら、またこの問題を追及したいと思っておりますけども、どうになるか、わかりませんけども。いずれにしましても非常にもったいない金を、秩父市も財政困難な状況でもったいない金を支出したと思っております。また、先ほど言いましたように、引き続いてまたこの問題で市のほうに聞ければいいなと、今感じておるところでございます。

  それから、定住自立圏構想の関係なんですけども、やはり医療ですね。19項目も協定が結ばれつつある、今議会にもかかっていますけども、やはり秩父の場合は医療が崩壊しつつあるというふうなことを含めて、やはり医師会との連携をとりながら進めていく、医療を中心にやってもらうんが本当に先決だというふうに私は思います。ほかのことについては、そう問題にはならないと思うんですけども、それも秩父市が中心で、4町はおんぶに抱っこのような関係だと思いますので、できれば医療を最重視して考えていただいて、費用も、先ほど説明がありましたけども、重点的にこの医療のほうへかけていただいて、特に医師会との連携というのは本当に重要だと思いますので、その辺ももう一度答弁をお願いしたいと思います。



○副議長(笠原重男議員) 当局の答弁を求めます。

  市長。

    〔久喜邦康市長登壇〕



◎久喜邦康市長 荒船議員の再質問に対してご答弁させていただきたいと存じます。

  確かに議員ご指摘のとおり、医師会との連携ということが一番重要だと思っておりまして、そういう中におきまして、先日、保健センターで医師会の関係者、そしてまた民間の方々、そしてさらには地域の方々が一緒になって会議を開いたことがあります。その中でも定住自立圏ということが一つのポイントになるというふうなことで、定住自立圏という内容をそこでもお話をしながら、そしてさらに先日、医師会の理事の方々に医師会にお集まりいただき、私も両方の会に出席し、最後までおりましたが、理事の方々にもその定住自立圏とはどういうものかという基本的なことをご説明申し上げ、そして市として、行政としての考え、そして周りの4町の行政としての考えというふうなこと。それは、先ほど市長室長の答弁にもありましたが、1市4町で皆さん、議員ご指摘のとおり定住自立圏で医療を充実させるという内容として一致しておりますので、その内容を医師会の理事の先生方にお話をし、そういう形で推進していくということでございます。

  医療の中でも、特に議員ご指摘のとおり救急というふうなことであり、そしてさらには医師不足というようなこと、病院経営の健全化ということ、リハビリというふうなこと、そういうふうな4つか5つの項目が重点項目としてございます。その中で、とりわけ救急でございますので、特別交付税をそこに充当していくというふうな形で、医療をとにかく充実させていこうということで考えております。

  そして、その中で医師会との連携ということに対しましては、議員ご指摘のとおり、これは一番重要なことだというふうに思います。と申しますのは、秩父地域で医療を行っているのは医師会員が中心となって、医師会に入っていない先生もいらっしゃいますが、数から言えば医師会の先生がほとんどでございますので、医師会との連携ということが重要です。

  理事会でもお話をさせていただきましたけども、私の願いとして、そしてまた、4町の首長の方々と一致していることなんですが、今の救急医療がこれだけ厳しい状態になっている、4病院が3病院にこの4月からなるというふうなこと。町立小鹿野中央病院が救急から一時撤退ということになりますので、そういう中で重症患者を3病院で回すという形。お断りしておきますが、秩父市立病院の救急の負担がふえるということで、それに対する対応をしていかなければいけないと。もちろん秩父病院が定住自立圏等民間投資促進交付金のほうで建設されるという形で、救急も秩父病院に対しては充実するであろうというふうに思っておりますが、いずれにしても救急というふうなことが限られた病院になってくるというところで、まさにそこで、今議員ご指摘のとおり医師会との連携ということがポイントになります。それに対しましては、軽症患者、例えば熱が出たとか、おなかが痛いとか、そういうふうな軽症患者を医師会の先生方に、医師会診療所に詰めていただくか、市立病院に来ていただくか、それぞれの輪番病院で詰めていただくか、そういうふうな形で軽症患者を診ていただき、重症患者は輪番病院で診ているという構成ですね。これは、ほかの自治体でも行われていることですので、特にこの地域ではそれをぜひやってみたいという思いがあり、連携ということを強調しながら、その辺を医師会の理事の先生方にお願いしたところでございます。

  いずれにしましても医師会との連携ということでありますが、私も秩父郡市医師会の会員でございますので、そういう立場で内部の方々と具体的に、まさにひざを詰め合わせてじっくりお話をさせていただき、そのもとで連携を強固にし、秩父の医療を守っていくところでございます。

  以上でございます。



○副議長(笠原重男議員) 26番、荒船功議員。



◆26番(荒船功議員) 先ほど救急医療を含めた市立病院の充実ということを市長も訴えておられましたけども、ぜひ医療の過疎にならないように頑張っていただきたいと思っております。

  また、マニフェストにありましたような、市長はマニフェスト、マニフェストとよく言っていまして、施政方針でも最後のほうに10項目ぐらい、マニフェストを実現したということの記述がありますけども、やはり循環器内科については非常にいい形でできたなと思いますけど、またそれに伴う器具も充実させていくという病院長の話もありましたけども、やはりそういったことも含めて、循環器系治療室の開設ということもマニフェストにあるんで、それも忘れずに市長も頑張っていただきたいなと思っております。

  この問題がやはり定住自立圏を含めた一番大きな、秩父市民にとって、また秩父郡市民にとって大きなことでありますので、この辺を中心にやはり定住自立圏構想については進めていっていただきたいと思っております。

  それから、次に雇用対策なんですけども、今話を聞きますと商工団体に丸投げしたような感じのことの説明があったんですけども、雇用対策については商工団体に丸投げをして、市のほうはどういう対応をとっておられるのか、もう一度お聞きしたいと思っております。



○副議長(笠原重男議員) 当局の答弁を求めます。

  産業観光部長。

    〔大島育生産業観光部長登壇〕



◎大島育生産業観光部長 荒船議員から再質問をいただきましたので、お答えいたします。

  先ほど商工団体に委託をするというのは産業誘致活動ということで、秩父地域内や外からの広い業種から事業の拡張等を検討していると。事業所だとか、市内の空き店舗等について、その情報収集等を商工団体に委託ということで、雇用対策につきましては市で求人開拓員の配置を平成19年からしておりまして、その開拓員がやっているのと、あわせて緊急雇用労働相談を埼玉県とハローワークと秩父市で平成21年だったですか、から開始をしておりますので、それについては引き続きやっていくと。また、平成22年度の予算に計上してございますけども、緊急雇用対策の事業といたしまして8事業で48名を市で雇用したいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

  以上でございます。



○副議長(笠原重男議員) 26番、荒船功議員。



◆26番(荒船功議員) 企業誘致について商工団体のほうへお願いしているということなんですけども、秩父市は、市長が先頭に立ってどのようなことをやっていくんでしょうか。



○副議長(笠原重男議員) 当局の答弁を求めます。

  市長。

    〔久喜邦康市長登壇〕



◎久喜邦康市長 企業誘致ということでご答弁させていただきます。

  先ほどの議員のご質問の中で、丸投げという言葉がございました。これは違います。丸投げではなく、官民一体となって企業誘致をするというふうなことでございます。そういう意味で、今まで行政で企業誘致というふうなことで取り組んでまいりましたが、やはり商工団体、その道に詳しいいろいろな方々と情報を収集して、そのもとでやっていくということで、今回予算計上した内容のとおり一体化してやっていくということでございます。

  あと、企業誘致ということなんですが、先ほどの答弁にもありましたが、秩父の地形を利用した、特に情報、通信関係のようなところも一つの方向だと思いますし、それからあとは、これは環境と関係するところでございますが、林業関係とか、その辺のところでまた大きなプロジェクトを組んでやっていけないかと。これは、もちろん地場産業の一緒の合体ということになりますけども、その辺のところで新たな企業誘致という方向ができないかなというふうなところも考えております。

  あとは、この答弁の中にもありましたが、圏央道ができたということで、みどりが丘工業団地2区画、今あいているというふうなことでございますが、その辺のところがなかなか募集をかけても難しいというところがございます。それをどういうふうに具体的に持っていこうかなというふうなところは、先ほど商工団体ということを話しましたけども、その辺を団体と行政が一体化して連携しながら共同で企業誘致を目指していきたいという思いで先ほどの答弁が出たわけでございます。

  以上でございます。



○副議長(笠原重男議員) 26番、荒船功議員。



◆26番(荒船功議員) いずれにしましても、いろいろな角度から企業誘致についてもしっかりとやっていただきたいと思っております。

  最後に、環境対策の中で市長が述べております環境への先進的な技術革新を具体的にどのように進めていくのか、その技術革新、この項目、中身が明確になっていないんで、何を指して先進的な技術革新というようなことを言っておるのか、これをもう一度。先ほど部長が?野議員に説明したということですけど、私が聞いているのは全然違う内容だと思いますので、市長の施政方針に対して技術革新、環境への先進的な技術革新とはどういうふうなことを言っておるのかということを聞いているわけでございます。



○副議長(笠原重男議員) 当局の答弁を求めます。

  市長。

    〔久喜邦康市長登壇〕



◎久喜邦康市長 グリーン・イノベーションというふうな言葉を言わせていただきましたが、その中で環境への技術革新ということで、確かに議員ご指摘のとおり、その辺のところの具体的な内容というのが提示できていなかったかなというところで、きょうご質問いただきましたので、改めて、よかったかなというふうに私は思っております。

  いずれにしましても、今回施政方針をさせていただきました中で、塩味の少ないみそ汁だなというご質問をいただきましたけど、それはまさに健康的であり、その言葉は私は非常にうれしかった言葉をいただいて、まさにそういうふうな地域をつくりたいという思いで、議員からすばらしいお言葉をいただいたので、感謝を申し上げます。

  いずれにしましても、グリーン・イノベーションというふうなことは大切なことだと思っております。その中で、環境というのはもちろん範囲がいろいろ広いものですから、単にきれいな水をつくっていこうとか、きれいな空気をつくろうとか、そういうふうな抽象的なことではなく、もっと具体的に一歩進めていかなければいけないというところで、それに対しまして、私は今回いろいろ、市長に昨年5月に就任して以来、そういう中でこの地域というのが、とにかく森林をきちんと整備していかなければいけない。ただ、それに対しては、今いろいろな林業に対する厳しい状況ですので、それが行政のてこ入れをしながら林業の活性化をする。ということとともに、それで地域の切り出した木をいろいろな形で利用するというふうなことになってくると思います。その道筋で行政でつくりたい。それは対策協議会を実際つくって動き出すというふうなことであり、市内の森林を公共施設でまずは中心にそこで使っていくというふうなことでございます。

  それから、あと環境の一つの形としては農業というふうなことになります。農業に関しましては、これはまさにイノベーションということがぴったりでございまして、吉田地区を中心に布里田中、そして兎田・暮坪地区ということで、昨日答弁がありましたとおり、借金なしにしろ、太白芋にしろ、いろいろな形で農業を、今まで考えられなかった、まさに商業とくっつけて、そこでいろいろな品物をつくっていくと。ケーキをつくったり、豆腐をつくったり、お酒をつくったり、そういうふうなところは、まさにこのイノベーション、技術革新だというふうに思っております。そういうふうな農業と商業の結びつき、その辺も大切だというふうに思っております。

  あとは、エネルギーということで、今までバイオマスということで出ておりましたが、確かにバイオマス自体は金がかかるということで、一つの形を今回、昨年から提示させていただいておりますが、いずれにしましても、バイオマス自体に対しましては、環境の広告塔としてそこを運転、2年間運転していくというふうなことであり、もっと大きな形としては、この地域の電力をこの地域でつくっていかなければいけないというふうな大きな思いを描いております。それが一つ、私の公約にもございますように太陽光発電の推進というふうなことでございまして、その辺をこの地域の中で率先して太陽光発電というのができればなというふうに思っております。

  いろいろ申し上げましたけど、ただ、市のいろいろな取り組みにいたしましては、緑の分権改革というふうな形で、国のほうからその認定を受けるということ。そこから補助金も具体的に出ているというふうなこと。そして、さらには環境みらい都市ということで県からのご指定もいただいたというところで、まさに秩父の環境というのが認められてきている。そのもとで、今お話ししたような経済活性、特に農商連携というふうなこと、林業の活性化ということで経済活性が結びついているというふうなところが私の環境に対するグリーン・イノベーションの考え方でございます。

  以上でございます。



○副議長(笠原重男議員) 26番、荒船功議員。



◆26番(荒船功議員) いろいろ質問をいたしましたが、22年度の予算について、特に定住自立圏については医療を中心にぜひ進めていただきたいということと、22年度予算、今議会で決定するわけですけども、ぜひ絵にかいたもちに終わらないように、ひとつ進めていただきたいということをお願いしておきたいと思います。

  それから、私も地域でホタルの里を守ったりして、我々同年代の人が頑張っておりまして、観光にも若干の協力をしているつもりでありますし、またそばの会を立ち上げまして仲間と一緒にやっております。ですから、60代を過ぎた方で健康な方がいっぱいおりますので、そういった方等も何らかの形で巻き込むような形でやっていけば遊休農地も若干は解消されるんではないかなと。私の経験からそう申し上げるわけなんですけども、ぜひそういったものを巻き込んで、これからの秩父市政を、またこういった不景気なときでありますので、そういったことも考えながら頑張ってやっていただきたいと思っております。

  また、最後になりましたけども、ご苦労いただいて今月で勇退されます職員の皆さんには、本当にご苦労さまでございました。

  以上申し上げまして、一般質問を終わります。ありがとうございました。



○副議長(笠原重男議員) 暫時休憩いたします。



    休憩 午前11時02分



    再開 午前11時15分





○副議長(笠原重男議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

  市政に対する一般質問を続行いたします。



                                              





○副議長(笠原重男議員) 8番、江田治雄議員。

    〔8番 江田治雄議員登壇〕



◆8番(江田治雄議員) どうもお寒うございます。昨夜の雪は私の自宅の前まで白くなりまして、本当にお寒うございますというあいさつですね。傍聴者の皆さん、足元の中、大勢、議場にお運びいただきまして、ありがとうございます。

  8番、市民クラブの江田治雄です。一番手の荒船議員に続きまして、元気よく一般質問をさせていただきたいと思います。

  ここ数年、温暖化の影響で、各分野で生態系などの変化が心配をされております。しかし、ことしは本来の寒い日の到来となりました。特に大滝地区の三十槌のつららは大変話題を呼び、ことしは延べ7万人近い観光客が訪れたそうです。報道関係者にも多数取り上げて取材をしていただきました。厳冬期に観光客が激減する中、おかげさまで大滝の道の駅や郷路館、また荒川地区も含め飲食店も恩恵を受けたと聞いております。今まで秩父地域の正月明けの観光として長瀞の宝登山のロウバイ園、ぽかぽかハウスの中でのイチゴ狩りなどが主役でありましたけども、今回はつららも一役買ったと思われます。

  さて、今回通告した5項目につきまして質問をいたします。まず初めに、定住自立圏の協定関係についての質問であります。先日、質疑の中や、先ほど荒船議員からも取り上げられましたが、若干内容が異なりますので、お許し願いたいと思います。

  (1)として、教育行政の基本的な当市の考え方についてであります。教育に関しては、生涯学習や保護者の学習に関する事業充実などは盛り込まれています。しかし、この定住自立圏構想の大きな目的である教育力の向上、地域学の共同推進等の項目が入っていないのはどういう理由なのか。また、教育行政全般における基本的な当市の考え方を伺います。

  次に、(2)、観光振興について伺います。秩父は首都圏から近く、日帰り観光地などと言われておりますが、皆野町、長瀞町の協定の中に滞在型観光の促進が締結されており、全般的には大変よい事業と期待をしているところであります。そして、この取り組みの内容は、観光情報の共有化やマップ等の作成など、既存事業を見直した上で、圏域内の観光施設を結ぶ広域観光ルートの整備や全国に向けての観光客誘致宣伝活動の展開をするとなっております。しかし、全国に向けてPRしていこうという意気込みがあるのに、なぜ横瀬町、小鹿野町が参加していないのか、私には理解ができません。何か参加しない理由があるのかを伺います。

  (3)は、圏域外の住民との交流及び移住促進についてであります。取り組みの内容は、圏域外の住民を多く受け入れるため、民間団体などと協力をして需要を調査し、空き家バンクなどの交流及び移住促進事業を実施するとしております。現在、市内各地で空き家は急速に増加をしております。これらの事業は、広域秩父産業連携フォーラム、FIND Chichibuのちかいなか分科会で以前から活動してきた事業と認識をしております。民間レベルでは非常に頑張っていますが、今までに空き家を活用した場合の契約がどのくらいあるのか。市としてどのように実態を把握しているのか、伺います。

  (4)は、有害鳥獣対策の問題です。今までシリーズで私も取り上げて、この議場で要望してまいりましたが、今回の協定でどの町も項目に盛り込んでまいりました。それだけ住民に強い関心があり、被害の深刻さがうかがえます。ことしも狩猟の時期が終了しました。ひところまでは山の中まで入り猟をしていましたが、ここ数年、里山に獲物がすみついて、山に行かなくもシカやイノシシがたくさん捕獲できたようであります。

  昨年9月議会でも取り上げましたが、7月に秩父地域鳥獣害対策協議会が立ち上がり、国、県などの関係機関を初め20もの団体で構成するもので、対策に前向きに取り組んでいただき、市民も大いに期待しています。そこで、今回の協定について、メンバーや対策目的がさきの協議会と一緒であると思いますが、今回どのような形態で協議を進めていくのか、伺いたいと思います。

  次に、大きな項目の2であります。学校教育の運営方針について伺います。教育行政につきましては、教育長、教育委員会の職員を初め、各学校の先生においても子どもたちが心身ともに健やかに成長することにご尽力をいただき、心から感謝と敬意を申し上げます。

  さて、学校現場では、その学校の持つ特色を生かした教育が行われていて、各分野ですばらしい成果を上げていただいております。その一方、職員の人事異動により教師がかわり、教科や部活において指導方法に若干温度差があるため、子どもたちも戸惑いがあり、とても不安を感じると保護者からの声も届いております。成長期における指導者の影響力は非常に大きいと言われております。

  そこで、(1)、教員人事について伺います。小中学校の教職員は県の職員であり、市は直接関与はしていないと認識をしておりますが、参考までにどのような人事のシステムがあるのか、伺いたいと思います。

  (2)は、スクールガード、見守り隊の現状について伺います。2005年ごろでしょうか、全国各地で登下校中の児童が不審者に襲われるといった事故が多発いたしました。その対策として、地元の人たちがボランティア活動として立ち上がりました。当市でも学校単位で組織され、協力をしていただいております。それ以降、不審者の出没も少なく、大きな事件は発生をしておりません。加えて、交通事故防止にも大きな力を発揮していただいております。また、大人と子どもたちが元気よくあいさつを交わし、互いに声をかけ合うようになっており、道徳的にもよい面での相乗効果も出ていると思われます。活動内容からして、この方々は非常に責任感が強く、よほどのことがない限り毎日活動していただいております。学校により呼び名や名称が違うと思いますが、現在何人ぐらいの人たちが登録をされ、この活動に協力をしていただいているのか、伺いたいと思います。

  大きな3、スポーツを通じての誘客についての質問です。秩父ミューズパークのさらなる活用で、以前にもほかの議員からの提案もありました。先日、質疑の中でも、さらに積極的なPRが必要であると多くの議員から意見が出たところであります。そこで、最近グラウンドゴルフやペタンク競技も盛んで、経済的に手軽に高齢者の方でも参加できるため、競技人口が各地でふえているようであります。そんな中、各地に遠征し、大きな大会に頻繁に出かけるチームも多くなってきていると伺いました。

  先日、秩父を思う市民より、コート、そして駐車場、トイレ、そして宿があれば大きな大会が誘致できますがねという提案をいただきました。まさに当市はこのすべての条件がそろっていると思います。そのような大会を受け入れをしてはいかがでしょうか。観光シーズンを除いた閑散期の平日開催でいいんだと思うんです。観光協会や旅館、民宿組合との協力で開催し、宿泊の伴う大会誘致ができないでしょうか。経済効果が大変見込めると思いますが、当局のお考えを伺います。

  さらに、年齢に関係なく続けられるスポーツの中にゴルフがあります。首都圏から近いということで、秩父にはゴルフ場の数も多く存在をしております。また、世界のトッププロが使用しているシャフトメーカーのグラファイトデザイン社、ゴルフボールのブリヂストンスポーツ社など、ゴルフ用品のメーカーもあります。このような関連する民間企業の協力も視野に入れて、ゴルフのまちづくりはできないでしょうか。当局のお考えを伺います。

  大きな4つ目、市内公共交通の現状についてであります。当局の配慮で、定峰、荒川地区もバス路線の運行コースを見直していただきました。特に昨年の12月、常盤橋及び久那小学校までの路線を荒川花見の里まで延伸したことにより、浦山口、中川駅の中間の荒川上田野地区の住民より大変便利になったとの感謝の声が数多く寄せられております。2つの路線を組み合わせたことにより便数もふえ、利用者の増加も今後期待をされております。しかし、運行が変わったことによるメリット、デメリットもあると思いますが、何か市民の声が当局に届いているか、伺いたいと思います。

  また、上久那地区の住民からも要望が提出されていると思いますが、高齢化の進む地域で、坂道も多く、大変苦労をしております。今後路線をどのように計画をしているか、その進捗状況を伺います。

  最後に、大きな5番目です。荒川商工会、吉田地域商工研究会の今後について、市の対応について伺います。栗原市政のときは、1行政区には1つの商工団体、これは合併特例法の中の条項にあるとのことで、統合に向けて協議をしてきました。しかし、問題点も多く、統合できないままの現状であります。久喜市長になり、その対応が変わり、どちらも補助金を交付して、今までの形態をとっております。大滝商工会は既に商工会議所に統合いたしましたが、荒川商工会、吉田においては旧態依然の状態であります。特に、吉田地域商工研究会には地域的な問題が立ちはだかり、西秩父商工会に戻れずに、まさに宙ぶらりんの状態であります。このままでは、加入している企業が経営していく上で混乱することが今後心配をされます。このような状況を市としてどう受けとめ、今後どのような対応をするのかを伺いたいと思います。

  以上5点、あとは自席にて発言をさせていただきます。



○副議長(笠原重男議員) 8番、江田治雄議員の市政に対する一般質問に対し、当局の答弁を求めます。

  市長室長。

    〔坪内幸次市長室長登壇〕



◎坪内幸次市長室長 1の定住自立圏の協定について、まず教育分野についてお答えをさせていただきます。

  今回は、1市4町で保護者の学習の充実、1市2町で生涯学習の充実を提案させていただいております。なお、ご指摘の地域学、これにつきましては、この生涯学習の充実の中に含まれております。これらの項目はワーキンググループにおいて発案をされたものであり、充実させることで秩父圏域の教育向上につながっていくものと考えておるところでございます。もちろん、基礎学力の向上などもワーキンググループで議論をされたところでございますが、教育関係者や学校現場のご意見をいただく必要があること、また現時点では特段の要請もないことから今回は見送りをさせていただきました。今後、これらのテーマについて、ワーキンググループで提案されることを期待しているところでございます。

  次に、観光振興についてでございますが、観光連携につきましては1市4町で締結できる内容であると考えておりますが、今回1市2町となりましたのは、各首長が町内の状況や観光連携の進捗状況を踏まえて総合的に判断をしていただいた結果であると理解をしております。これまでの広域行政圏と比べ、こういった柔軟な形で行政が連携できるのが定住自立圏構想の利点ではございますが、1市4町で連携すれば、さらに効果が大きくなることが見込まれますので、今回、合意が得られなかった町とは今後十分な調整をしてまいりたいと考えております。

  なお、実務者レベルでの協議では、1市4町で取り組んでいくことを各首長に了解をしていただいておりますので、実質上は1市4町で推進していくことができると考えておるところでございます。

  次に、圏域外の住民との交流、移住についてのうち、FIND Chichibuちかいなか分科会の実績についてお答えをさせていただきます。FIND Chichibuちかいなか分科会での空き家、空き地の契約実績件数でございます。土地取得から新築までの契約が、ちかいなか分科会が発足してからの4年間に2件で、現在3件目のお話をいただいているというふうに伺っております。賃貸契約は、4年間に五、六件で、移住希望者からの問い合わせは4年間で60件以上だそうでございます。なお、土地取得や中古住宅の購入は、今のところ、ないとのことでございます。

  また、昨年度、国の地方の元気再生事業で、ちかいなか分科会に事業委託をして、空き家、空き地情報を収集し、地域情報を一元管理するシステムの構築を行いました。現在、埼玉県宅地建物取引業協会秩父支部とも運用について協議を行っておりまして、秩父圏域全体でこの活動を支援する体制を整え、空き家、空き地のデータを充実させることで、移住希望者が自由に情報収集できるようにして、都市部からの移住希望者に対応してまいりたいと考えております。

  最後に、有害鳥獣対策についてお答えをさせていただきます。有害鳥獣の取り組みにつきましては、議員のお話のとおり平成21年7月に秩父地域鳥獣害対策協議会が既に設立をされております。この協議会の取り組みをちちぶ定住自立圏の活動として位置づけたいというふうに考えております。

  また、有害鳥獣対策の取り組みは農水省の補助金など国からの財政支援があり、定住自立圏構想の取り組みと位置づけることで補助金の優先採択が期待できるとのことでございます。厳しい財政状況ではありますが、秩父圏域で農作物等の被害を軽減する取り組みをこの協定によりさらに充実させていきたいと考えておるところでございます。

  以上でございます。



○副議長(笠原重男議員) 教育長。

    〔久保忠太郎教育長登壇〕



◎久保忠太郎教育長 2の(1)についてお答えを申し上げます。

  議員お話しのとおり、県費負担教職員の人事に関する権限は、任命権者でございます埼玉県教育委員会にございます。教職員の人事異動でございますが、市町村間で格差が生じないよう、埼玉県教育委員会の定めました教職員人事異動の方針に基づきまして教職員の人事異動が行われます。

  教職員の配当につきましては、国の基準に基づきまして県教育委員会が定めました埼玉県市町村立小・中学校配当基準表によりまして、配当基準日である4月6日の各学校の学級数に応じまして教職員の数が決定される仕組みになってございます。教職員の定数に加えまして、さらに少人数指導加配教員等が県の方針、基準に基づきまして加えて配当される場合がございます。

  次に、教職員の人事異動の進め方でございますが、秩父市教育委員会には人事異動に関する内申権というものがございます。これは、教育委員会が各学校長から来年度、次年度の学校経営を見据えた人事構想、あるいは考え、思い等を把握した上で、県教育委員会に対しまして秩父市教育委員会として人事異動について意見を内申する制度でございます。

  具体的には、県教育委員会が定めました人事異動の方針細部事項というのがございますが、それに基づきまして、秩父市を管轄しております北部教育事務所と市教育委員会との間で人事協議を繰り返し実施させていただきまして、異動が決定してまいります。秩父市には地域の特性等がございますので、人事協議におきましては、各校長の思いや願い、そして地域の特性等に配慮した異動が行われますよう、秩父市としての考え方を強く申し述べているところでございます。

  人事異動は、原則といたしまして県内全域を対象として行われておりますが、秩父地区内での教職員の人事異動の多くが北部教育事務所秩父支所管内の動きの中で行われております。管理職の人事等につきましては、秩父地区以外との人事交流も行われております。

  教育委員会では、今後とも県教育委員会と連携を図りながら、お願いすることはお願いし、バランスのとれた教職員配置に努め、秩父市の教育の発展に努力してまいりたいと思います。

  続いて、(2)についてお答え申し上げます。現在、子どもたちの安心、安全を守るため、各学校区を中心に組織的に自主的活動を行うスクールガードの皆さんにご活躍をいただいております。スクールガードのお願いの方法といたしましては、学校便り等を通じまして保護者や学区内に居住している方に募集している学校や、学校応援団として登録している方に依頼している学校、あるいは町会長さんを通しましてお願いしている学校等がございます。

  人数につきましては、平成21年12月現在でございますが、市内小学校14校にすべておりまして計677名、中学校では5校でございまして435名になっております。構成員としてご協力いただいている方につきましては、保護者や地域の有志、老人会の皆さん、自治会の方々にボランティアとして登下校や通学路の安全パトロール等をお願いしているところでございます。

  今後ともスクールガードとして、子どもの安心、安全を担っていただいております地域住民の皆様を初め、警察署等の関係機関と連携、協力をしながら、地域ぐるみで子どもの安心、安全を確保する体制づくりを進めてまいりたいと思います。

  以上でございます。



○副議長(笠原重男議員) 産業観光部長。

    〔大島育生産業観光部長登壇〕



◎大島育生産業観光部長 大きな項目3、スポーツを通じての誘客についてのうち、ゴルフによる誘客についてお答えをいたします。

  埼玉県では地域のさまざまな産業の現場を観光の対象としてとらえ、工場見学や職人体験をすることによりまして、その産業への理解を深める産業観光を振興していることから、過日、観光の新しい目玉として注目度を増しているとの新聞報道がなされたところでございます。

  ご質問いただきましたゴルフに関する企業の見学を通しての誘客でございますが、市内にはゴルフに関係する企業として、ゴルフクラブのシャフトを製造している企業やゴルフボールを製造している企業など、世界のゴルファーに夢を希望と与える商品を開発している企業がございます。こうした企業にゴルフで来秩された方の工場見学が可能かどうかお聞きしましたところ、情報漏えいの問題から見学が受け入れできないとのことでございました。そこで、市といたしましては、今までも行っております伝統工芸や織物、酒造などの産業観光をより一層PRしてまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

  次に、大きな項目5の荒川商工会、吉田地域商工研究会の今後の対応についてお答えをいたします。商工団体のあり方につきましては、市町村の合併の特例に関する法律第16条第8項に、「合併関係市町村の区域内の公共的団体等は、市町村の合併に際しては、合併市町村の一体性の速やかな確立に資するため、その統合整備を図るよう努めなければならない」とあり、これまで1行政区1商工団体を目指し、各商工団体へ合併、統合に向けた働きかけを行ってまいりました。その結果、平成20年4月には大滝商工会が秩父商工会議所と統合いたしましたことは、その成果のあらわれと認識しておるところでございます。

  荒川商工会につきましては、秩父商工会議所との統合に向けた検討委員会などの組織的な動きはございませんでした。また、吉田地区につきましては、吉田地域商工研究会が、合併、統合を進める商工団体として活動しておりました。

  久喜市長は、商工団体のあり方について、中長期的な視点に立ち、商工会議所、商工会の共存共栄を認め、荒川商工会や西秩父商工会吉田支部の各会員も市内事業者であることから、支援を行うことといたしました。今後は市内事業者にとりましてプラスになるよう、地域性、自主性を重視し、商工会議所、商工会の共存共栄の方向で対応したいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

  以上でございます。



○副議長(笠原重男議員) 市民生活部長。

    〔若林克明市民生活部長登壇〕



◎若林克明市民生活部長 大きい3番、スポーツを通じての誘客についての中のグラウンドゴルフ並びにペタンク競技などの大会誘致、誘客の部分についてお答えを申し上げます。

  市では、子どもから高齢者の方々が生涯スポーツの一環として、だれでも手軽に親しめるニュースポーツの普及を行っております。当初はグラウンドゴルフの普及に努めたところ、今では全市に浸透し、各町会で盛んに行われております。このような中で、5年前から、さらにペタンク競技を取り入れて、現在市内全域で普及を図っているところでございます。このペタンク競技は大変好評でありまして、平成20年秋にはペタンク連盟も新たに設立され、現在市内では約600名ほどの愛好者が競技を楽しんでいる現状でございます。

  さて、江田議員さんご質問の高齢者の方々が手軽にできるグラウンドゴルフ、ペタンク、両競技の大会を誘致できないかということでございますけれども、宿泊を兼ねた既存の県レベル、または関東甲信越レベルの各種大会を競技団体と調査しながら、誘致できる大会があるかどうか、開催が可能かどうか、観光関係団体にも入っていただきまして、今後実現に向け協議をしてまいりたいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

  次に、4の市内公共交通の現状についてお答えを申し上げます。お出かけ楽々バス久那線は、昨年12月16日から花見の里を経由する影森先回りと久那先回りの循環型に変更して、各3便の運行を始めました。議員におかれましては、花見の里停留所のダイヤにつきまして周辺住民に周知いただくなど、利用促進にご協力を賜り感謝を申し上げます。

  利用者の声ですけれども、花見の里経由で影森にある病院に行けるようになり大変便利になったなど、好意的な意見や、反対に、例えば西武鉄道のレッドアロー号との接続が悪くなったなど、それぞれのご意見をいただいております。今後は住民の皆様のご意見と利用状況を見ながら、使いやすいダイヤ編成になるよう、さらに検討してまいりたいと存じます。

  次に、久那町会連絡協議会からのバス路線延長の要望でございますが、日野鷺橋を回るコースは市中心部までの運行時間が長くなるため循環型運行には適していないこと、また利用者数が余り見込めないなど、延長には非常に難しい問題がございます。そこで、バス以外の交通手段として、吉田、大田地区で運行しているディマンド型の乗り合いタクシー方式、または久那バス停や武州日野駅までバスや電車の時間に合わせて送迎するフィーダーバス方式等を、地元の皆様と相談し、利用者のニーズを把握した上で導入を進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。



○副議長(笠原重男議員) 8番、江田治雄議員。



◆8番(江田治雄議員) それぞれ答弁をいただきました。何点か再質問をさせていただきたいと思います。

  定住自立圏につきましては、全般的に答弁をいただきました。その中で(2)の観光振興について、産業観光部長に再質問をしたいと思います。芝桜の100万人誘致しようという大きな目標もいいんですけれども、一極集中型で、その時期だけ混乱する観光客が訪れて、荒川、大滝、吉田のほうには観光客が流れてこないという話は前回もちょっとさせていただきました。この一極集中型でなくて、小さな、大きな資源がやはり秩父にはいっぱいあるんですね。そういったことにやはり着眼点を置いて、この定住自立圏構想を踏まえてやっていく必要があるんではないかなと思います。

  ちょうど先日来ました「市報ちちぶ」3月号の表紙を飾るのは、浦山地区で木製のオブジェでもってまちおこしをしようということで、同地区に住む中山さん、あと松永さんという方が、木を利用してチェーンソー等でシカやイノシシ、あとは浦山の獅子頭、これは私も見に行ったんですが、すごくうまくできているんですよ。毛附のトンネルを抜けたところに広場があるんですが、その手前にも、浦山街道ずっと行くと各所にイノシシやシカが置いてあるんです。すごく心が和む風景なんですよ。車で国道から十分か15分で入りますと、自然のいっぱいある浦山。水はきれいですし、そういった面では観光客が来たときに、本当に喜ぶ場所なんですね。

  最近、森林セラピーというようなことの活用もしていこうという話も出ておりますが、そんなようなことも踏まえて、やはり小さな資源を生かしていく。こんなような観光に目を向けていく必要があるんではないかなと、こういうふうに思うんです。

  そういったことと、大きな観光でなくて、冒頭に申し上げた三十槌のつらら、ああいったものも資源になると思いますし、この広い秩父の中での資源を見つけ出して観光誘致をしていくというようなことについて、産業観光部長、どのようなことを考えているか、1点お尋ねをしたいと思います。

  それと、(3)の圏域外の住民との交流事業について、1つだけお聞きします。実績が、残念ながらまだ2件というところでありますが、実は隣の山梨市、ここも実は、市長が不幸で亡くなられましたが、さきの市長が本当本気になりまして、行政も乗り込んで、2007年ごろから空き家バンクをやっているんですね。この間、ちょっと調べましたら、2007年から売買で16件、賃貸で29件、計45件の成約があるんだそうです。そういった中で、やはりFIND Chichibuも民間レベルではやっているんですけども、なかなか高いハードルがあるようでして、問い合わせはあるんですけども、契約に結びついてこない。こういう問題をどうとらえて、もし答弁ができるようでしたら、1点お願いしたいと思います。

  それと、(4)の有害鳥獣対策について伺います。これは場所的には本当に困った問題でして、ことしの1月7日、読売新聞に、迷惑110番4万6,000件という大きな見出しで、新聞記事にもなりました。110番を受けて、困った、困った助けてくれといって聞いていくと、ゴキブリが出たとか、猫が入ってきたとか、そんなような迷惑電話の内容が多いんだそうです。県のほうの判断とすると、車にひかれた猫の死骸や犬を片づけてくれというのは、これは各市町村のごみ収集の役目であって、警察官が出動するのは本来は野生動物が住宅地などに入り込んで人に危害が及びかねない場合に限られるとしているんですね。うちのほうも、物置に入れておいたリンゴやキウイフルーツ、野菜、これらがすき間から入って、みんな食べちゃうんですね。これも110番に値するんじゃないかと思うんです。それと、最近、猿、学習能力がありまして、子どもやお年寄りが木の棒で追い払おうとすると、逆にきばをむいて威嚇してくるんですよ。これは、まさに110番してもいいんじゃないかと思うんですよ。というのは、まちの中で住宅地で猿1頭出るとテレビ報道されますが、大きな網を持ったお巡りさんが腹を出しながら追っかけていって猿をつかまえる。よくあるでしょう。同じ市民なんですよ。同じ納税者なんですよ。何で秩父はそういうことを見放しておくのか。この有害鳥獣の問題、シリーズでやっておりますけれども、もはや研究とか調査の段階はとっくに過ぎているんです。0494域から110番、埼玉県警本部に行きますので、ぜひこういったことを対策して、世論も巻き込んで対応していくという深刻な状態にあると思いますが、どう考えているか、ここまでお聞きしたいと思います。



○副議長(笠原重男議員) 暫時休憩いたします。



    休憩 正  午



    再開 午後 1時00分





○副議長(笠原重男議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

  市政に対する一般質問を続行いたします。

  8番、江田治雄議員の市政に対する一般質問に対し、当局の答弁を求めます。

  産業観光部長。

    〔大島育生産業観光部長登壇〕



◎大島育生産業観光部長 江田議員から再質問いただきまして、観光の関係で小さなものにも目を向けてPRできないか、産業観光部長としてのお考えはいかがかというご質問をいただきましたけども、私は、観光という字を考えますと、光を当てて見ていただくというのが観光ではないかというふうに考えておりまして、秩父夜祭だとか芝桜につきましては、ポスター等つくりまして、JRだとか私鉄だとかにポスターを掲示しましてPRしているところでございますけれども、小さなものにつきましては、市のホームページ、それに「秩父観光なび」というのがありますけども、その観光なびの中に「観光担当のひとりごと」というのが項目が設けてございます。その中におきまして、時期によりまして、例えば今現在ですとミューズパークの梅だとか、また時期によりましてはヘメロカリスだとか、イチョウのPR等もしております。また、フクジュソウにつきましては、龍勢の町よしだの奧にチチブベニというものが咲いているだとか、北辰のフクロウだとか、旅立ちの丘だとか、入川渓谷、また大血川、また大陽寺におきましては、女性の職員がそこに参りまして、友達と行きました内容等を掲載しております。

  食事関係等々につきましては、市でこの店がよろしいというのはPRできませんので、これは民間の方のブログなんですけども、「秩父で遊ぼう」というブログがございます。それには非常に秩父地域内の、ここのうどん屋がおいしいとか、ここのそば屋がこうだとか、いなりずしならここだとかというのが載っております。また、もう一人の方で、「トコトコ行こう」というものの中で、食事関係だとか、各種行事だとか、町並み等について、民間の方のブログの中にはそういうものが載っておりますので、市といたしましても、今後も小さいものにも目を向けましてPRしていきたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。



○副議長(笠原重男議員) 市長室長。

    〔坪内幸次市長室長登壇〕



◎坪内幸次市長室長 空き家バンクに関しまして再質問をいただきました。

  現在、自治体が把握提供する情報でございますが、これは非常に少ない状況でございます。したがって、秩父圏域に関心を持っている方々の要望に対して十分にこたえられないというのが現状でございます。そこで、都市住民のニーズに合致した情報提供、これを提供させていただくということで、先ほども申し上げましたとおりFIND Chichibu、ちかいなか分科会、あるいは宅建協会の協力のもとで、空き家、空き地情報の収集、データベース化を推進いたしまして、交流、居住希望者が情報収集できる仕組みを構築したいと考えております。いずれにしましても、都市部からの交流、居住受け入れ態勢の整備、これを進めるとともに、秩父への居住、交流のための地域のPR、これを積極的に進めてまいりたいというふうに考えております。

  以上でございます。



○副議長(笠原重男議員) 環境農林部長。

    〔金丸一郎環境農林部長登壇〕



◎金丸一郎環境農林部長 有害鳥獣対策について再質問いただきましたので、お答えさせていただきます。

  江田議員おっしゃるように、有害鳥獣対策のこの深刻な現状、世論を巻き込んで訴えたらどうかというお考えはごもっともと理解できるものでございます。しかしながら、警察通報用電話110番、いわゆる110番につきまして、警察に確認したわけではございませんが、交通事故あるいは強盗事件が発生したとか、そういった緊急時のみに使用が許されるものではないかというふうに考えております。最近における野生動物に関係します110番通報は、昨年12月に秩父高校におきまして野生のイノシシがガラスを破って教室に侵入した事案がございますが、このときは学校から110番通報したと伺っております。警察では、危害が人に及びかねない緊急事態だというふうに判断して出場していただいたものと理解しております。

  お尋ねの野生動物による危害に人に及びかねない場合の解釈については大変難しいわけでございますが、一概に猿を見たら110番というふうにあらかじめ決めておくことについてはいかがなものかというふうに考えます。110番通報は、野生動物の種類、あるいは出没している場所、事態の切迫度などなどを総合的に勘案して、事案が発生した都度、緊急事態かどうかをその場、その場で判断するしかないと考えるものでございますので、よろしくお願いいたします。



○副議長(笠原重男議員) 8番、江田治雄議員。



◆8番(江田治雄議員) 定住自立圏の中の関連につきまして答弁をいただきましたが、コメントを幾つかさせていただきたいと思います。

  まず、(3)の圏域外の住民との交流について、空き家バンクのことなんですけども、空き家がふえていることは事実なんですね。ただ、実際に契約が結びつかないのは、じいちゃん、ばあちゃんの、ややもすると仏壇が置きっ放しになっているとか、思い出の品物がいっぱい置いてあって、たまにはその家から出た人たちが盆や暮れには集まって、お墓参りのときに集まりたいというようなニーズがあったり、中にある荷物なども片づけられないから人には貸せない。と同時に、軒を貸して母屋をとられるというのがありまして、そんなようなことわざもあったり、いろいろ民間レベルでなかなか解決できないものが、公的な部分がある程度助言が入ることによって、そういった部分も幾らか解消されて契約に結びついてくるんではないかなと思っているんです。そんな中で、大きな2階家ですと、それでは1階のスペースを貸しましょう。1階にある荷物をみんな2階に上げて、かぎをかける。使うときは所有者が出入りできるというような、例えば知恵を使った契約内容にするとか、やはりそんなような工夫が必要なんだと思うんです。そういったことも踏まえて、ぜひ今後検討していただきたいと思います。答弁は結構です。

  それと、(4)の有害鳥獣の関係ですが、110番は、これは決めてやろうということでなくて、そのぐらいもう被害に遭っている地域は深刻なんですよ。ということが言いたいわけなんですが、年寄り、子どもが、最後の水際作戦として打ち上げ花火を支給していただいていましたが、これも実は打ち切られました。追い来るけものに対しての最大限の抵抗であったわけですけども、そういった補助もなく、今本当、途方に暮れている状態でありまして、昨年9月議会で要望し、非常に前向きな答弁をして期待しています猿の駆除費について、新年度はどのような予算がついたのか、環境農林部長、この部分だけ1点お願いします。



○副議長(笠原重男議員) 当局の答弁を求めます。

  環境農林部長。

    〔金丸一郎環境農林部長登壇〕



◎金丸一郎環境農林部長 ただいま再々質問いただきました猿の捕獲報償金の件でございますけれども、お話のように、ご要望いただきまして予算ヒアリングに上げて議論したわけでございますけども、秩父市の現状の額は近隣の町と比較すると決して低い額ではないということもございまして、市の財政状況等を勘案して、ご要望の額で要望はしたんでございますけれども、現状でいきたいということで予算計上させていただいております。ご理解いただきたいと思います。

  以上でございます。



○副議長(笠原重男議員) 8番、江田治雄議員。



◆8番(江田治雄議員) あとは市長のほうにまとめて質問したいと思いますので、よろしくお願いします。

  大きな2番目の学校教育の人事のシステム、よくわかりまして、私もそうでしたが、やはり教育の問題ってなかなか奧の深い問題でありまして、でも人事の問題等について、よく理解できました。

  1つだけ、ここで再質問させていただきたいんですが、(2)の見守り隊ですね。随分多人数の方が協力していただいている実態が把握できました。そんな中で、これ1つ再質問なんですけども、長い間、毎日、毎日、我が子のように通学路に出て声をかけていただき、成長を見守っていただいたスクールガードの皆さんに、これからのシーズン、卒業式、また新たに子どもが入ってくる入学式、こういう席にお呼びして、子どもたちの卒業を祝っていただく、一緒に成長を喜んでいただけるようなことができないか思っての提案なんです。そういったことによって、また本人たちも、そのスクールガードに出ることによって励みになると思いますし、学校との信頼関係も、そういうことによって出てくるんではないかなと思うんですが、そういった考えがあるかどうか、1つだけ質問します。



○副議長(笠原重男議員) 当局の答弁を求めます。

  教育長。

    〔久保忠太郎教育長登壇〕      



◎久保忠太郎教育長 ただいまスクールガードにつきまして再質問いただいたわけでございます。

  先ほど答弁させていただきましたように、大変多くの皆様に安心、安全につきましてご尽力いただいて、本当に敬意を表するところでございます。そういう中で、成長期の子どもにとって大事なのは、やはり私は人間っていいんだと、そういうことなんだと思います。そして、それはやはりスクールガードの皆さんがいることによって、私たちを守ってもらっている。そして、これがやはり幼心に、私たち人間というのは信頼できるんだと、そういうことがあって初めて成長していくのかと思っているところでございます。そういう意味では、単に交通というだけではなくて、大変大きな意味があるのかなと改めて感じるところでございます。

  そういう中で、当然そこには学校といたしましても方法論として、いわゆる活動をアピールしている部分と、そして人物、そのスクールガードを実際にやっていただいている方をご紹介申し上げている学校等々、いろいろなやり方があるようでございます。特に、人物を紹介している学校を調べてみましても、半数以上は人物をご紹介しているのがありますし、活動につきましては、もうほとんどの学校が紹介しているわけでございます。その中で、当然そこにいろんな意味で子どもたちに感謝の心を持つのも大事だと思います。そういう意味では、感謝のあらわし方の方法といたしまして、先ほど議員さんの提案にございました、いろんな方法があるんだと思います。そういう中には、学校行事に招待すること、あるいは各学校のPRの方法で、例えばPTA便りだとか、そういうことであるんだと思います。さらに、最後にはやはり、卒業するときに卒業式においでいただいて、感謝の心をあらわすというのは本当にすばらしいことだと思います。

  そういう中で、学校のいろんな意味で地域と一体となる方法論の中で、やっぱり相互理解というのが大変必要だと思いますので、そういう流れの中に、そういうことにつきましても積極的に指導していきたいというふうに考えておりますし、また校長会等にも働きかけていきたいと思っているところでございます。

  以上でございます。



○副議長(笠原重男議員) 8番、江田治雄議員。



◆8番(江田治雄議員) いい答弁をありがとうございました。ぜひそのような形で、一つ一つやはり前向きに前進していくということが必要ではないかと、こういうふうに思います。

  続きまして、3番、4番、5番につきましては、先ほど答弁をいただいた中で、これはスポーツを通じての誘客ということなんですが、実は秩父市のゴルフ協会が、今度ジュニアを対象にゴルフのスポーツ教室を始めるという話をちょっと聞きました。小学生から高校生ぐらいまでを対象にということらしいんですが、第二の石川遼を目指して頑張る子もいるんではないかと思うんですが、こういった中で行政としてできることについては、ひとつ積極的に援助していただきたいと、こういうふうに要望だけしておきたいと思います。

  最後に、市長に3点お伺いをしたいと思います。まず、秩父圏域の観光行政のことなんですが、市長、施政方針の中でも触れているんですけども、秩父まるごとジオパークの推進やら、夜祭、祭りを、また自然を、日本はもとより世界に発信するんだという意気込みがありますけれども、やはり観光客が見る秩父というのは、まさに一つだと思うんですね。観光客は、長瀞に来るにも、吉田、小鹿野に来るにも、秩父に行ってくる。秩父で遊んで帰った後は、秩父に行ってきたよ、よかったよと帰るんだと思うんです。そういった中で、やはり秩父を1つに進めていく意味での、例えば定住自立圏の中で市長として観光行政をどう思われているのかということについて、一つ質問をしたいと思います。

  まさに、秩父音頭のおはやしの中に、「おらがほうじゃこうだよ、おかしけりゃお笑いな」というんがあるんですけども、やはり個々でなくて、まとまってやっていく。今、市長は秩父広域の管理者でもあります。そういった中で観光行政をどうとらえて、今後どうやって展開されていくのかということについてお尋ねします。

  それと、有害鳥獣の問題なんですけども、先ほどお話をしましたけども、非常に110番は極端な発想でありますけれども、市長、有害鳥獣の対策委員長、会長ということで担っていただいているわけですけども、このことについても市長の考え方、どうやってこの対応をしていくのか、お尋ねしたいと思います。

  それと、最後に商工会の問題なんですけども、この問題も、先ほど答弁をいただきましたが、将来的にこういった状況の中で特に問題はないのか、このことについても市長の考えをお聞きしたいと思います。

  以上3点、お願いします。



○副議長(笠原重男議員) 当局の答弁を求めます。

  市長。

    〔久喜邦康市長登壇〕



◎久喜邦康市長 江田治雄議員の再質問に対しまして、市長の見解ということで3点に対してお答えを申し上げます。

  私の所感といたしましては、まず観光のほうからお話をさせていただきますが、ジオパーク、夜祭、秩父の自然というふうなこと、これはどれもこれもみんなすばらしい、これからの計画であり、また世界的に承認される秩父夜祭というふうなこと、いろいろ考えても秩父には観光の資源はたくさんあるというふうに私は思っております。

  先ほど小さい観光資源をどんどん引き上げてやっていったらどうかと。全くお考えはそのとおりでございまして、それをどういうふうに観光を売り出していくかというところだというふうに思っておりますが、そういう中におきまして、私もいろんなところで考えてやってきた中で、江田議員からの広域の組合でどうかというご提案もありました。実は、今、市長室長の答弁の中にもありましたように、広域組合のほうで秩父ふるさと市町村圏計画に基づく地域振興事業の実施の廃止をするということ。これちょっとわかりにくいことなんですが、彩の国秩父ふるさと情報館に対して広域組合で引くというふうな形が一つの形になる、あらわれになるわけですけども、そういう中で観光をこれからどういうふうに展開するか。彩の国情報館を引かれると、結局はあそこをどう運営するのかというふうなことの問題を契機に、これは秩父地域全体で観光を考えていかなければいけないというふうに私も思っております。

  そういうところで、仮称ではありますが、秩父地域おもてなし観光協議会というのを考えていくと。それは、先ほど定住のほうで1市2町の話がありましたが、それは1市4町で考えていきたいというふうに思い、それで今協議を重ねようという段階になっております。いずれは観光のほうで観光業を取得して、そういうもとで、その協議会、出先機関が、仮に今の彩の国ふるさと情報館、西武秩父駅前のところに事務所を置いたとすれば、そこで旅館の宿泊もできるとか、あとコースをご提案いただけるとか、具体的な細かいこと等も教えていただける。まさに、観光業を取得して、そういうもとで展開できないか。ちょうど飯田市の観光公社を参考にするということで今考えております。これは、まさに1市4町の動きであるということで、地域全体でそれを取り組んでいくということでございます。そのことに対しましては、市長室長の答弁のとおり、定住のほうでは1市2町ですけども、担当のほうではそれぞれ連携していくということで、秩父が1つという観光ではそういうことは今推進しておりますので、またいろいろ議員におかれましてはご専門の立場でいろいろこ教示を賜りたいと存じます。

  それから、あとは追加してこの話をもう少しご説明したいと思います。これは西武鉄道と、そして秩父市、そして豊島区と、それで3者でかたい連携をしておるということでございます。1月には西武鉄道、後藤社長と豊島区の区長と私と、それとあと国の方が入りまして、実際に協議を重ねてきているということで少しずつ進んでいる。西武鉄道におきましては大変これに対して関心を持っていただきまして、今度観光客数の数をどのぐらいふやそう、箱根に負けないようにしようとか、そんなご提案までいただいたり、あと宣伝をどうしようかとか、そして商品開発をどうしようか、西武側のいろいろなご提案もあったり、そしてさらに秩父鉄道との連携をするにはどうにやったらいいか。毎月定例のミーティングを開こうということまでお話の中に出てきております。ですから、観光に関してはこれから十分に推進していくつもりでございますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

  続きまして、有害鳥獣のことでございますが、議員ご指摘のとおり猿被害が一番多いということで、これはふえてきていると。ほかのほうは、イノシシ、シカなどにしろ、多少被害面積が減ってきてはいるんですが、猿はふえてきて、猿を何とかしなければいけないということで、そういう中で甲武信源流サミットということで、川上村と、そして山梨市と秩父市というふうなことで、その辺の連携を使って有害鳥獣のほうをやっていくというふうなことであります。それから、あとは定住自立圏で今回議案に上程してご可決を前にしている議案として議案第5号から8号のところで、すべて1市4町で有害鳥獣のことに対しては協定を結ぶということでご提案させてもらっております。

  さらに、東京都と群馬県、これに対しましても、今後どういうふうに展開するかということを考えていかなければいけないわけですけども、いずれにしてもこの辺は、猿にしろ、シカにしろ、県境というふうな境はないわけですから、秩父を出れば、猿にしてみれば山梨へ行っても同じですし、ということで周りの埼玉県、群馬県、長野県、山梨県、東京都というところと連携をしながら、それを進めていかなければいけないというふうに思っております。その核になるのが、議員ご指摘のとおり秩父地域鳥獣害対策協議会ということで、昨年設立され、私がその職についておるところでございますが、いずれにしてもこれを十分に行う、機動させながら進めていくということです。ただ、ここで環境農林部長の答弁に対して追加させていただきますが、その補助、それが事業仕分けの中に確かにそこ入りました。これ財政的に豊かなら、もっと倍額でも3倍でも出したい気持ちは十分にあります。それを何とかこの額でというふうなことは、額は額として、ただ推進する気持ちは、その2倍、3倍の気持ちを持ってやりますので、協議会というのを、先ほど繰り返しますが、十分に機動させながら、それで撃っていただく狩猟のほうの協会の方とよく連携しながらやっていきたいというふうに思っております。

  それから、あと商工団体の統合でございますが、確かに荒川商工会から始まって補助金を支給して、これは前、可決されていたことをそのまま実行しただけでございますが、今度は西秩父商工会吉田支部、そして吉田商工研究会というふうなところのすみ分けということが問題になってきまして、これは研究会の、きょう副議長の笠原様と、あとは西秩父吉田支部の方と協議を重ねていっております。ただ、まだまだ十分に、本当に胸襟を開いて話をぶっつけてきていないというような感じがして、これは第一歩は終わり、今度第二歩、第三歩ということで少しずつ前進しながら、両協会が一体化するように私も取り組んでいこうと思っております。

  ですから、吉田であるときは労を惜しまず、夜でも夜中でも伺って、その2つの協会に対しては何とかご理解いただけるように、頭を下げるところは頭を下げて、両協会の気持ちを十分反映したような形でやると。どちらか一方を中止にするとか、どちらか一方をてんびんの下にするとか、そういうことじゃございません。両協会がきちんとご理解いただいて、その上で吉田の商工が発展するようにという気持ちでやっております。

  いずれにしても、国のほうで定めた1地区1商工団体というふうな考え方、この地区ではやはりいろいろな地域性の問題があって難しいというのがやっぱり現状であります。ですから、今のような形で2階建て方式にするとか、連合会にするとか、いずれにしてもいろいろな形を考えながら、秩父に合ったもの、これを展開したいというふうに考えております。

  以上でございますが、ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。



○副議長(笠原重男議員) 8番、江田治雄議員。



◆8番(江田治雄議員) 答弁いただきました。

  市長、一つ、猿は県境を越えて行くいうような行動範囲じゃないんですよ。私と一緒で、本当に小さなところでちょこちょこ動く動物で、シカ、イノシシはとっ走りしますけど、一応認識しておいてください。

  最後に、合併をして5年がたちました。振り返ってみますと、合併に際しまして、先ほど話がありましたけども、大変ご尽力をいただきました坪内市長室長初め、3月で退職される4人の部局長さん、大変長い間、ありがとうございました。今後も温かい目で市政をひとつ見守っていただきたいと思います。

  「まち輝き むら際だち 森と水のちからほとばしる 助けあい 温もりのまち ちちぶ」を将来像とした新市まちづくり計画を達成すべく進んできたわけですけども、我々市民と約束したことを残りの5年間でやはり仕上げる責任があると思います。4月以降、またこの議場に来られるようでしたら、市民の皆様の声を建設的に前向きな意見として夢を届けたいと思いますんで、よろしくお願いしたいと思います。きょうは大変ありがとうございました。

  以上で終わります。



                                              





○副議長(笠原重男議員) 24番、今井武藏議員。

    〔24番 今井武藏議員登壇〕



◆24番(今井武藏議員) 24番の今井武藏でございます。大変佳境に入ってまいりまして、私、昭和50年4月の選挙で市会議員の議席をお与えいただき、以降ずっと市民の皆様、市役所の皆様、もちろん議員の皆様方のご助力をいただきながら、本年3月議会を迎えました。

  顧みますと、昭和50年の6月議会の一般質問で、この壇上で震えながら質問しました。当時の加藤市長に質問した思い出があるんですが、市長、生活相談を何とかしようじゃないですかという提起に対して、大変いい答弁をいただいて、早速始動した思い出があります。以降、本年3月議会は、8期31年最後の一般質問となります。もろもろ感謝を込めながら、多岐にわたりますが、質問をさせていただきます。

  1つは、武甲山の修景、再生についてであります。昨年の6月議会からシリーズで、その1、その2、その3、その4、まさにこれが私の最終と計画したわけではないんでございますけれども、その4で一応提起をしていきたいと思っています。

  まず、1の「めぐりと再生」秩父縄文建築研究所長の武甲山、再生への提案であります。これは、上町の山中工務店の山中隆太郎さんが3年前の10月8日にご逝去なさいました。奥様、後を継いでいる社長、きょうおいでの友人の方からいろいろご示唆いただきまして、この縄文建築研究所の所長の山中隆太郎棟梁が、再生への提案を次のように提起しております。私の作文よりもわかりやすいと思いますので、そんなに長くありません。再生への提案を縄文建築研究所所長、山中隆太郎さんの遺稿をもとに提案をさせていただきます。なお、本件は歴代の市長にその都度提起され、各所で講演した後、大変、秩父だけじゃないですよ。全国レベルで研修し、東京の建築関係の学校にも行って説明したやに伺っております。その提案事項を読みます。

  「科学技術の進歩は、私達の生活にたいへん便利な物を提供していただいています。車社会の発達も便利に、又たいへん恩恵にあずかっており、しかし沢山の代償もあります。そこで、秩父地方のシンボルである武甲山も近代産業に貢献しておりますが、この地域に暮らす人々にとっては目をふせるものがあります。武甲山は山容が石灰岩であるがゆえに、何億年と自然のままですごして来たその姿を、昭和の時代、アッと言う間に一変させ、セメントになっていく。採掘の方法の関係で、とうとう頂上まで落としてしまったのです。山が変ってしまったことで影響の出てきた事柄は」、今議会でも提起されておりますが、「祭り事の数々、歴史、文学、芸術、伝統、文化、気候、風土、高山植物、動鳥類等、自然環境に及ぼすことかぎりありません。また、校歌に唄われる山、遠く、隅田川の水源でもあります。かつて私達が愛した山の頂きからは御来光が、そして遠く富士山を拝むことができたのです」。きょう昼休みに出ましたら、武甲山が春化粧で、今、バウンダリーは700メートルぐらいまで来ているんですけども、ほぼその辺まで白化粧をしておりました。本文に戻ります。「日本百名山に数えられ、秩父多摩国立公園の前で、山岳の宮秩父宮を仰ぎ、信仰の山として、神道、仏教、武道の基点として、地域の人々をはじめ、広く関東の人々から崇められてきたきれいな御山なのです。毎日、目前で緑の山が真白い肌を広くしていきます。私達の生活を便利にしていく代償としてはあまりにも大きすぎます。この時代、私達はどうあるべきか考えます。ふり返れば、身近な所にセメントは使われています。道路に、橋に、建築、土木工事に、大きなダム建設に、そう考えますと、寂しく見る向きもあり、又、有り難く感じる向きもあります。なんとしても自然体の山の頂上までも落としてしまったことは、くやみます。そこで何か、私達に出来ることはないものかと考え、掘り残された低くなった山を、せめて、もとの標高の所まで」、1,336メートル、「構築できないものか、構築する高さは、約50米〜80米ぐらいです。造り方、費用の点といろいろ考えられます。みんなの英知を出し合い、現代社会の人間性豊かな私達の時代に、観光と祭りに生かしながら、故郷の山に向かって言いたいこと、沢山の方法もあるかと考えます」。以上、縄文建築研究所、山中隆太郎棟梁の言葉であります。それが、彼が書きました絵図面であります。武甲山の1,336メートルまでを、こういう形でよみがえらせたらどうかということであります。これは十四、五年前ですけど、文人墨客、要するに絵画展で大変関心を持たれたものであります。とし子令夫人に了解を求めまして、なおかつ議長に了解を求めて、本日掲示したところであります。

  さて、次は「チチブ武甲山の絵本」です。これも議長に許可を得ました。こういう本なんです。市長のところに、このままでは武甲さんが死んじまう。木を植える、御礼に。我れも我れもと木を植え始めた。デザイナーの佐藤さんの発想で、武甲山の恵みに感謝し、山を大切にしたいということで、私もこの文章を見まして、日ごろ見ている武甲山に感謝の念は消えないんでありますが、ぜひこれを生かさなければいけないだろう。これは小中学生に配ったそうでありますが、壇上からあえてこの辺の市長の見解を賜ります。

  3番は、秩父まるごと博物館の武甲山の再生の中核事業であります。

  4番は、武甲山の修景、再生の具体的な取り組み施策。本件は、市長の市長選における、いわゆる公約に武甲山の再生がきちっと載っております。ぜひご検討いただきまして、答弁をお願いしたいと。

  最後、5番でございますが、秩父太平洋セメント生産中止の決定と市の対応策。本件につきましては、せんだって私どものクラブで、市長に2月26日、議会終了後、市長に諸要望いたしました。それは、このままでは、市長、困るよと。やはり一企業が中止ということだけでなくて、武甲山の環境破壊をどうしてくれるのか。従業員対策、関連企業の対策等々、あわせて地域の関連も含めて市長に申し入れました。市長はその席で、もろもろよくわかるので、市長の要望は私どもが申し入れた3点プラス市の施策を加えまして、市長、議会の代表で早急に申し入れしたいというものでございました。

  一般質問の初日に、共産党の新井議員からも同様な提起がありまして、その答弁は、プロジェクトチームをつくって集約し、太平洋セメントの本社にお伺いし、強く抗議といいますか、要請を出したいということでございます。現状の取り組み方を、新井議員の質問に重ねながら申し上げますので、お願いいたします。

  2番目の平成22年久喜邦康市長の施政方針について。先ほど、きょうの冒頭の議員から若干の苦言の提起もありましたが、私はこの施政方針は、わかりやすく、理解できるという感じを持ちまして、以下5項を質問いたします。

  1つは、予算編成、厳しい財政状況と行政改革の推進、2つ目は雇用対策の拡充、企業誘致の取り組み、さきの議員から雇用対策は出ておりますので、企業誘致をどう取り組むか、特にご説明をいただきたいと思います。

  (3)は、鳩山総理の言葉に符合するように、私、久喜市長の信念の言葉がこれと重なったという施政方針です。それならば、命を大切にの諸施策、少子化対策の拡充をどう進めるのか、ご説明をお願いします。

  4番目は、総合支所の権限強化、地域コミュニティー活性化と地域振興であります。後段は本件に関連し、吉田、大滝、荒川の事項を具体的に質問いたします。

  5番は、市長マニフェストの成果と市政改革の推進であります。若干ダブるところもあると思いますので、割愛しながら答弁をいただきたいと、かように思うわけであります。

  大きい3番は、環境立市秩父構想による新たなまちづくりについてであります。市長から前段で、1月10日現在で組織改正の主な骨子案が議員に配られました。それは環境立市を進める、こういう視点での、かなりリアルな市長の政策を具体化する施策になろうかと思います。そういう中で、この1月15日に秩父環境団体連絡協議会の新春の集いがありました。特に市長に要請しまして、市長はご案内のとおり超多忙でございますから、間を割いていただいて、夜間37人の環境団体の集まった席で、市長から約1時間、その説明をいただきました。そこにも8項目を定義しておりましたが、林業の再生、バイオマスを秩父に生かす、花づくりをさらに、太陽光発電をもっとやろう、農業後継者問題、そして武甲山の再生であります。総括して市長から、ぜひ環境立市秩父構想をご披露いただければありがたいと、かように思います。

  4番の秩父まるごとジオパーク推進協議会、2月2日に30団体が結集しまして発足されたやに報道でお伺いしました。この中では、組織、多分4月人事で上げるんだと思いますが、次はジオパークの推進する事務局体制、取り組み施策、なかんずくこの中では、先ほど江田議員の質問にも市長が答えておりましたが、定住自立圏構想、それから肝心なことは住民への対応策等々であります。

  さて、続きまして、5番目の各地域の環境整備の取り組みについてであります。これは、1つは、1、吉田地域、城峯公園の整備であります。北堀県議と、石間の一番上の段のほうの石垣の崩れの砂防工事の現地へ行きました。ある元老から、おい、今井君、この山を見てくれ、荒れちゃってしようがねえよ。そして、城峯山頂へ行ってくださいよと。何とかこの整備をぜひしてほしいということを2年前に、メモを見まして本件を取り上げた次第であります。せんだってのジオパークの研修は、2月13日、長瀞を軸に行われましたが、その折、その城峯山頂の周辺がジオパークの地層としても著名だということを伺いまして、やはりこれは手がけねばいかぬだろうという感じを持ちました。

  (2)の大滝地域、中津川流域の森林セラピーの取り組みであります。市長もこの辺は取り上げているわけでありますけれども、本多静六博士が私有財産をなげうって埼玉県に寄贈した山が県有林がそのままあるわけであります。中津川の中心地からすぐでございまして、本多静六博士は日本初の林学博士であります。その功績をたたえる意味も含めて、県有林の活用策はどうだろうかな。

  それから、大血川流域の森林セラピーの取り組みでございますが、武甲山の関係は、昭和57年の12月議会で武甲山の武山鉱区です。それから、武山市有林ですね。武山鉱区を秩父セメントにご譲渡いただきました。その緑を消すという償いという意味ではないんですが、秩父セメントの社有林を大血川の左岸一帯です。妙法ケ岳ありますけれど、あれからずっと境まで、かなりの面積になるんですけども、それが今、秩父市有林になっているわけであります。大血川流域が観光のメッカにもなっておりますので、そういう視点での対応が必要だろうということで提起をした次第であります。

  次は、荒川地域の農商工連携による21年度「美しい森」再生商工会取り組みの成果であります。これは、これがその資料なんでありますが、何と荒川商工会で11月4日から1月29日まで、発端はシカの被害をどう防ぐかというのが発端だったんでありますが、資料をいただきまして、驚くべき中身でありました。中身の濃い。これはやはり行政もお手伝いしてもらうような形が必要ではないかということから、一般質問で取り上げたわけであります。なお、この2月の小泉代議士の新年賀詞交歓会で、この商工会の資料とあわせて、ぜひ継続してできるような形を要請しておきました。

  さて、6番でございますが、中学生の地域に目を向けた総合学習の成果を生かす施策ということであります。各中学校では、それぞれ先生のアイデアで地域に根づいた学習をずっとやられていると思います。これは、ある新聞の報道を見まして、大滝中学校の総合学習の成果、総課という表現を使っておりましたが、大滝貢献プロジェクトの発表であります。それがこのレポート集なんでありますが、実は、中学生でここまでやるんかということで私は感嘆しました。これは大滝だけじゃなくて、秩父の中学生が全部そうなんです。

  一番驚きましたのは、大滝貢献の3年生6人なんです。山中さんの「大滝と水」、福田さんの「癒し 大滝の色」、神塚さんの「大滝の空気」、千島さんの「秩父市大滝のBMXコースを広めるために」、木下さんの「大滝の森林を守ることの意味」、黒澤さんの「大滝と郷土食」。どれもこれもみんな光っていると思いました。先生のご指導もあると思うんですが、きちっといろんな形を取りまとめまして、最後、まとめとして、今後の課題をどうしていくのか。それで、最後はちゃんと、中学生でありながら参考文献まで掲げて集約をしているわけであります。ということでございますので、ぜひこの辺の対応策をぜひお願いしたい、かように思うわけであります。断っておきますが、ほかの中学でも立派な研究をなさっていると思いますけど、このような継承をぜひ続けていってほしいなと思うこと切なるものがございます。

  7番の市民の声でございますが、今回は秩父札所巡礼道わき、廃品の山の対処を訴えます。ことしも2月、3月、秩父札所案内人がリーダーで、34番100キロを5日間かけて歩きました。先週の土曜日で終わったんでありますが、159人の参加と、意外と秩父以外からの方が多いわけであります。これは場所は23番から梅の香、香る道を、やぶ道、山道を伝っておりて、別所におりる。別所道の地区の道路のわきに廃品の山となっているんです。いろいろ調査をしたんでございますが、廃品ではない、産業品だと。これ、県も市も大変苦慮しているんでありますが、秩父札所のメーンのところでもありますので、できる限りこれを早急に対処してほしいという願いを込めながら、質問をさせていただいた次第でございます。

  最後になりますが、巡礼のチリン、チリンという音で、また秩父が観光で目覚める時期になりました。きょうは寒かったんですけれども、弥生の光を浴びながら、私にとりまして議員最後の一般質問を壇上から終わろうとしております。私がお世話になりました議会は8期31年。昨年の6月議会で議長から、全国30年の特別表彰の栄誉を得ました。昭和50年5月から数えまして124回の議会を終わろうとしております。重ねて関係各位に深謝し、壇上での質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。また、答弁によりまして自席から、あれば質問をしたいと、かように思います。大変ありがとうございました。



○副議長(笠原重男議員) 暫時休憩いたします。



    休憩 午後 1時54分



    再開 午後 2時10分





○副議長(笠原重男議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

  市政に対する一般質問を続行いたします。

  市長。

    〔久喜邦康市長登壇〕



◎久喜邦康市長 今井議員の一般質問に対しまして、ご答弁を申し上げます。

  その前に、今井議員におかれましては、昭和50年5月1日の任期から8期の長きにわたり、議員としての職務に全うされましたことに対しまして、市民を代表いたしまして心から御礼を申し上げます。今井議員の議員としてのお姿を見ていますと、個人的なことになりますが、私の父と、そしてまた私ということで、2代お世話になったこと。そういうところを通して、議員として今井議員は、現場に赴き、現場主義というふうなことで、そしてどの事柄にもご関心を持たれ、そしてご熱心に勉強されたお姿、これは議員のまさに見本だというふうに思っており、心から敬意をあらわします。

  さて、ご質問内容に対しましてご答弁を進めさせていただきたいと存じます。私の答弁といたしましては、環境立市秩父構想による新たなまちづくりについてにお答えをいたします。

  去る1月15日、地球温暖化問題等の最近の社会動向を踏まえて活動を再開していただいた秩父地域環境問題連絡協議会の第1回役員会にお招きいただき、私のほうでお話をさせていただきました。その内容について、基本的な考えを聞きたいというご質問でございます。

  まず、私は、21世紀は命はぐくむ生命文明の時代ととらえ、物質文明から生命文明に移行する中で、新たなまちづくりが必要だと考えております。さらに、現在の環境問題、具体的には地球温暖化や酸性雨等の地球規模での環境汚染は、加害者と被害者との関係が特定できず、被害者イコール加害者でもあるという構図に変わってきているという感がいたします。

  こうした現在の環境問題を踏まえまして、流域人口の多い首都圏に位置する秩父市として、この山紫水明の秩父の環境を守ることで地域経済の発展を目指すという将来像に対し、環境立市秩父を掲げ、進めております。このような考え方から、私の環境へのマニフェストのうち8項目についてご説明させていただいたものでございます。幾つかご紹介させていただきます。

  まず、価格低迷や労働者の減少、高齢化など林業を取り巻く諸問題から、森林間伐の推進、林業の活性化を掲げております。昨年12月に政府は、森林・林業再生プランを打ち出しまして、2020年を目指して、作業道、路網等の整備推進、木材自給率を現在の24%から50%に引き上げることなどの方針を打ち出しており、今国会では、仮称ですけども、公共建築物木材利用促進法案の上程が予定されていることなど、まさに森林と林業には追い風が吹いている中、本市といたしましても、秩父の森林の循環と共生に向けて森林整備を進めることとあわせて、建築用材、燃料材、特用林産材の利用やエコツアーなど、森林を利用する出口を確保することが大切なことであると説明させていただきました。

  採算性からバイオマス発電の一時凍結を実行いたしましたが、補助金返還の問題とふるさと雇用再生基金による雇用の創出、また森林をよみがえらせるための手段の一つである森林資源の利用先の一つとして、また環境立市秩父の広告塔、さらには環境教育を推進する施設として、平成24年には民間への移譲を目指すことで再始動いたしました。

  温暖化対策を進めるために、国が進めている重要施策の太陽光発電の推進、電力の地産地消化は、市内の小中学校5校とちちぶキッズパークへの太陽光発電の設置を進めるとともに、個人住宅に設置費用の一部を補助いたしました。国が進めるとともに、県や市もあわせて推進する必要があるからでございます。

  本市の二酸化炭素削減量は、2006年比マイナス25%を具体的に提示させていただきました。行政、企業、市民のそれぞれができることから二酸化炭素削減に取り組んでいかなければならないとのことであり、ご協力をお願いいたしました。

  農業の復活、武甲山の再生ですが、このためには産学官の連携が必要なこと、また家庭で花づくりを進めていただくことで新たな観光資源として活用が期待されるオープンガーデンへの展開、さらに市民、団体、企業、行政が参加することで環境保全のまちづくりを進めるために環境市民会議の準備を進めていることなどについて、環境団体連絡協議会の役員の皆様に会議の必要性、協力をお願いしたところでございます。

  以上、具体的に申し上げましたが、最後に環境へのことでまとめさせていただきますが、ゴア、アメリカ元副大統領が2006年に「不都合な真実」で世界の温暖化について警告を鳴らしました。まさに、今環境問題の取り組みが必要不可欠であります。私たちの秩父市が環境対策を産業として発展させて、日本の環境先進地として地域全体の活性化につなげるよう、環境立市秩父を掲げ、市民の皆様とともに環境施策を推進してまいりたいと考えておりますので、ご理解とご協力を賜るよう心からお願い申し上げます。

  以上でございます。



○副議長(笠原重男議員) 市長室長。

    〔坪内幸次市長室長登壇〕



◎坪内幸次市長室長 ご質問に順次お答えを申し上げます。

  まず、武甲山の修景、再生についてのご質問のうち、(1)から(4)につきまして、まとめてお答えをいたします。

  現在の緑化状況につきましては、石灰岩採掘跡地緑化技術指針に基づく緑化作業を見守っているところでございますが、前回までの議会でもお答えをしましたとおり、自然の美しさを損なわないように、今後も関係する企業、団体等と協議し、風景の整備に努めてまいりたいと考えております。

  さて、議員からのお話で、ことしになって、亡き山中隆太郎さんが縄文建築研究所として再生への提案を呼びかけたものが見つかったとのことでございます。再生への提案には、「みんなの英知を出し合い」、また「観光と祭りに生かしながら」などの言葉が記載されております。秩父の多くの住民は、武甲山は神の山、心の山と思っております。そして、春にお迎えした神様を武甲山にお送りするという秩父夜祭との関連からも、秩父の宝として、地域一丸となって大切に残してまいりたいと考えておるところでございます。

  また、これもことしになってからでございますが、お母さんが高篠の出身という佐藤克也さんが、地元のデザイナー池田泰幸さんとともに自費出版をいたしました「チチブの武甲さん」という絵本100冊とDVD、CD、各40枚を秩父市に寄贈していただきました。この本は、子どもにもわかりやすい本でございまして、宝登山の神様、秩父神社、それと三峯神社、3社の神様が武甲山についていろいろ話し合っている内容でございます。先人たちは、採掘が進み、山肌が露出されている武甲山を昔のような勇壮な状態に戻さなければならないという願いを持っていました。このことは、我々と後の世代の務めだと思っております。そこで、市では、子どもたちにも修景、緑化の大切さをわかっていただくよう、既に小中学校や図書館等に配布をさせていただき、活用しているところでございます。

  次に、秩父まるごと博物館の中核事業として武甲山再生とのことでございますが、中谷理事長に確認をいたしましたところ、今月中に採掘現場を視察し、緑化作業がどのように進んでいるか、確認をするとのことでございました。秩父まるごと博物館構想は、秩父は多分野の学術資源の宝庫で、これらを保全しつつ活用し、秩父全体を博物館として地域活性化していくものと認識をいたしております。市としましても、秩父地域の住民が一丸となって武甲山への思いを描き、また地域の活性化へ結びつけていけるよう考えておるところでございます。

  次に、市長の施政方針についての4点目、総合支所の権限強化と地域コミュニティー活性化と地域振興についてお答えをいたします。総合支所の権限強化につきましては、先週金曜日の?野議員にもお答えをしましたとおり、総合支所長に総合支所内の人事権、支所管内組織の総合調整権、予算300万円の地域づくり事業の決定権の3つの権限を付与してまいりたいと考えております。これにより地域のニーズに素早く対応できる体制を整えるとともに、地域の活性化の方策を総合支所ごとに市民の皆さんとともに考え、助け合いながら地域のコミュニティーがますます活性化するようなまちづくりを進めたいと考えておるところでございます。

  次に、市長の施政方針の5点目、市長マニフェストの成果と市政改革の推進についてでございます。市長マニフェストにつきましては、市長が就任した5月以降、予算を伴わずにすぐにできるものから、まず実行に移し、予算を伴うもので早急に実行に移したいものは、これまでの議会定例会に補正予算として上程し、議員の皆様のご承認をいただきまして、実現化することができたところでございます。

  そして、今後も市長マニフェストの実現や政策的な課題に対応するため、昨年7月に庁議設置規程を見直し、体制の整備を行いました。現在は、新しい庁議設置規程に基づき、政策的な判断を要する案件は総合政策会議で意思決定し、また今まで以上に連携を密にするため、毎週火曜日に政策推進会議を開催し、職員が一丸となって行政課題に対処していく体制に変えたところでございます。また、予算編成の前さばきといたしまして新たにオータムレビューを導入し、市長マニフェストを実現化するための効率的な資源配分を行いました。今後は、さらに住民満足度調査の結果や、新たな広聴制度を活用し、行政改革を確実に実施しながら、効率的にマニフェストの実現をしてまいりたいと考えております。

  次に、大きな項目の4、秩父まるごとジオパーク推進協議会の取り組みについてお答えをさせていただきます。秩父まるごとジオパーク推進協議会は、本年2月2日にちちぶ定住自立圏を形成する秩父市、横瀬町、皆野町、長瀞町、小鹿野町の首長部局と教育長部局、さらには関連するNPOや県の機関、交通機関など30団体を構成員として発足し、久喜市長を推進協議会の会長に、秩父郡町村会長の石木戸皆野町長を副会長に選任いたしました。事務局は、4月以降、市長室のふるさと創造課にジオパーク推進担当を置き、ジオパーク推進事務を行っております。

  現在はジオパーク推進準備業務として、秩父まるごと博物館、埼玉県自然の博物館などと協働し、地域住民の皆さんへジオパークの概念や秩父地域のすぐれた地質を中心とした資源を紹介するジオサイト観察会、ジオパーク講演会を2月に開催したほか、先般、ジオサイトバスツアーを日本地質学会関東支部の協力をいただき、開催いたしました。いずれも参加した住民の皆さんの興味、関心はすこぶる高く、秩父地域のすぐれた地質、地形、歴史、文化などの誇りある資源を保全し、多くの方々に見て触れていただけるよう、ジオパークの推進に積極的な反応を示していただいたと感じております。

  今後は、秩父まるごとジオパークの特徴あるサイトや世界に誇るテーマなどについて学術専門的に調査研究に携わっていただけるよう、地質や動植物の専門家を委嘱していきたいと考えております。秩父地域は日本地質学発祥の地と言われ、地質学の長い伝統と大地の恵みが体感できる場所でございます。首都圏から近い地の利を生かし、推進協議会を構成する諸団体とともに、今後も秩父まるごとジオパークの取り組みを積極的に推進をしてまいりたいと考えておるところでございます。

  以上でございます。



○副議長(笠原重男議員) 副市長。

    〔田代勝三副市長登壇〕



◎田代勝三副市長 1、武甲山の修景、再生について、その4、(5)、秩父太平洋セメントの生産中止と武甲山採掘と修景についてご質問いただきましたが、生産中止に対しての当市の考え方につきましては、先日の新井康一議員の一般質問への答弁のとおりでございます。

  その際にも申し上げましたが、武甲山の採掘は継続してセメント生産は中止ということになりますと、武甲山は何のためにあのような痛々しい姿になってしまったのかと思わざるを得ません。武甲山の修景、緑化については太平洋セメントに強く要望してまいりますが、万一、今回の事業縮小が行われた場合には、秩父太平洋セメント対策プロジェクトチームが中心となって、秩父太平洋セメントとも協議しながら活用策を検討してまいりたいと考えております。

  なお、秩父太平洋セメント対策プロジェクトチームは、久喜市長直属のプロジェクトとして、市長室ふるさと創造課、産業観光部工業振興課、環境農林部生活衛生課、地域エネルギー対策課の4課で、取りまとめを市長室次長がリーダーとしてスタートいたしましたが、必要に応じまして、例えば財政課だとか、課税課だとか、そういったところの担当課をふやす方向で進んでおります。

  現状では、議会終了後の3月18日の日に太平洋セメント本社へ久喜市長、内田議長で要望の申し入れを持っていく予定となっておるところでございます。

  以上でございます。



○副議長(笠原重男議員) 財務部長。

    〔横井隆幸財務部長登壇〕



◎横井隆幸財務部長 大きな2の(1)、予算編成、厳しい財政状況と行政改革の推進についてご答弁申し上げます。

  長期化する厳しい経済状況の中で、平成22年度におきましても、企業収益の悪化から法人市民税を中心に市税収入の大幅な落ち込みや、国からの各種譲与税、交付金等の減額も見込まれております。このような状況の中、新しい投資を行うための財源確保が非常に難しいところでございます。しかし、平成22年度につきましては、一般会計予算総額は前年度と比較して減額となっておりますが、国の緊急経済対策による事業を前倒しで補正予算に計上したこともあり、結果として前年度とほぼ同規模の事業が実施できる見込みでございます。

  ところで、国の緊急経済対策につきましては、今後いつまで続くか、不確定でございまして、その後の財源不足分については、歳出の削減努力と基金の取り崩し等により対応することになるかと存じます。しかし、現在の経済状況を勘案しますと、基金を活用して安易に事業を拡大するのではなく、不測の事態に備えまして基金を確保しておく必要もあると考えております。

  また、建設事業の財源として活用している合併特例債は、非常に有利な地方債ではございますが、言うまでもなく後年度において元利償還金の返済をしなければならず、本当に必要で投資効果の高い事業であるか検討した上で、計画的に活用しなければならないと考えております。さらに、合併特例債につきましては、平成27年度までという期限もありますので、今のうちから財政規模の縮小を視野に入れておく必要もございます。

  こうした厳しい状況に置かれておりますので、オータムレビュー、いわゆる秩父版事業仕分けの結果を尊重し、事業の緊急性、必要性等を考慮した予算編成を行い、行財政改革の推進に努力しているところでございます。今後も政策行革課と連携いたしまして、予算編成の前段階で事業を選別し、さらに市民ニーズや事業の緊急性、必要性を十分検討いたしまして市財政の健全性を確保してまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。



○副議長(笠原重男議員) 産業観光部長。

    〔大島育生産業観光部長登壇〕



◎大島育生産業観光部長 大きな項目2の施政方針のうち、企業誘致につきましてお答えをいたします。

  企業誘致の取り組みにつきましては、先ほど荒船議員にご答弁申し上げましたとおりでございますが、埼玉県の関係部署や金融機関等からの企業情報の収集、秩父の特性のPR等、現在の取り組みに加えまして、商工団体等と連携し、商業を含めた幅広い産業誘致活動を進めてまいりたいと考えております。

  また、市ホームページでは、工業振興課のページにおきまして「秩父ホット情報」コーナーを設け、地域産業の特色ある取り組みなどを積極的に発信するとともに、「関係機関からのお知らせ」コーナーを設け、企業支援情報の提供を行っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。



○副議長(笠原重男議員) 健康福祉部長。

    〔米持孝之健康福祉部長登壇〕



◎米持孝之健康福祉部長 同じく大きな2番、一般質問の初日に井上十三男議員のほうへお答えしたのと重複いたしますが、ご答弁をさせていただきます。

  健康福祉部といたしましては、市長の施政方針の中で述べられております子育て支援及び命のはぐくみを中心に、今後事業を積極的に展開してまいりたいと存じます。秩父の将来を担う子どもたちが安心して暮らせる環境をつくり、産み育てやすい社会、子育て家族を支援し、育児のすばらしさを確認できる社会を築いてまいります。

  まず、こども医療費の支給対象を来年度から、小学校5年生から中学校3年生までに広げます。また、子ども手当を中学3年生まで月額1万3,000円支給し、安心して子育てができるよう支援いたします。また、女性特有の乳がん、子宮がんの無料検診を昨年度に引き続き実施いたします。その他、特定健診時に受けられる各種がん検診を積極的に勧め、早期発見、早期治療につなげてまいります。さらに、来年度から75歳以上の方の肺炎球菌ワクチン公費助成を全市に拡大し、命をしっかりと支え、はぐくんでまいります。

  以上でございます。



○副議長(笠原重男議員) 吉田総合支所長。

    〔山口辰雄吉田総合支所長登壇〕



◎山口辰雄吉田総合支所長 大きな項目5の(1)、城峯山頂公園の整備についてお答えいたします。

  城峯山は、標高1,038メートルの一等三角点を持ち、県立上武自然公園と西秩父自然公園の境に位置し、頂上の展望台からは360度のパノラマと関東平野を眼下に一望でき、登山者やハイカーなど、多くの方々に訪れていただいております。また、城峯山は、市営キャンプ場を初め、春の山開き、秋の紅葉、関東ふれあいの道、将門の隠れ岩、城峰神社、ヤシオツツジ、ニリンソウなどの自然や文化に恵まれた城峯山ふれあいの森として親しまれています。今年度は、埼玉県秩父農林振興センターのご支援をいただき、城峯山の市有林内の間伐、湧水や散策路の整備などを彩の国みどりの基金を活用して実施していただいております。

  このたびのジオパーク構想の講演会で話されました秩父古生層の名前の由来は、明治20年、帝国大学理科大学の大塚専一氏が群馬県下仁田から城峯山付近にかけて分布する古期岩層を調査研究し、国内で最初に秩父古生層の名を用い、日本の後期古生代の地層の一般名称として広く使われてきました。現在では、秩父帯という名称が用いられております。

  今後は、地質研究者のご意見等もいただきながら、地質学上貴重な地層や自然環境及び景観の保全に努めるとともに、秩父まるごとジオパーク構想の計画づくりの中で整備を検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願いいたします。

  以上でございます。



○副議長(笠原重男議員) 大滝総合支所長。

    〔斎藤 保大滝総合支所長登壇〕



◎斎藤保大滝総合支所長 大きな項目の5、(2)についてお答え申し上げます。

  現在市では、健康づくりや観光振興にかかわる担当者が大滝森林活用研究チームを編成し、森林セラピーの研究を行っております。ここでは、市民や首都圏在住の幅広い世代のための健康増進メニューに当市の自然や環境がどのように生かせるかについて検討を始めております。大滝地域には、中津川や大血川、三峰地区など、自然景観の美しさや歴史的な深みを持つ魅力のある資源が存在しており、森の力で人や企業、そして地域が元気になる取り組みについて施策の構築を図ってまいります。

  議員お話の大血川にございます市有林付近につきましても、今月末、地元住民の皆さんのご案内により、市長や大滝総合支所職員が実地踏査を行いまして、今後の活用について研究してまいります。

  以上でございます。



○副議長(笠原重男議員) 荒川総合支所長。

    〔森前光弘荒川総合支所長登壇〕



◎森前光弘荒川総合支所長 大きな項目5の(3)、農商工連携による平成21年度「美しい森」再生商工会の取り組みの成果について申し上げます。

  荒川商工会では、平成21年度中小企業庁の農商工連携等人材育成事業として、美しい森再生事業に取り組みました。事業主体であります荒川商工会にお伺いしたところ、この事業は最近のシカの異常繁殖による自然環境への悪影響が深刻化する中において、森林崩壊の制御に努め、森林環境の改善で生じた間伐材等を利用したバイクハウスなどの製品開発とシカやイノシシの肉を活用した商品開発を行い、販路開拓のシステムの構築を目的として実施されたものでございます。

  メーン事業といたしまして、セミナー研修を初め、若手林業家、指導者の育成、地元産木材利用の商品開発及びシカ肉等関連商品の開発が行われました。セミナーにつきましては、平成21年11月4日から平成22年1月29日までの間に14回開催され、延べ130名の方が参加していただき、商品開発からウエブ活用による販売戦略までを学習いたしました。

  若手林業家、指導者の育成や地元産の間伐木材を利用した商品開発につきましては、指導者1名の養成と間伐材利用による物置の作製をし、これにつきましては現在荒川商工会において販売をいたしております。なお、シカ肉等関連商品開発につきましては、視察研修等を実施し、食品加工の技術研修等進めてまいったということでございますが、埼玉県では鳥獣保護事業の実施に関する第10次鳥獣保護事業計画におきまして、捕獲された有害鳥獣の商業目的での利用が認められていないため、今後も研究を続けていきたいということでございます。

  以上でございます。



○副議長(笠原重男議員) 教育長。

    〔久保忠太郎教育長登壇〕



◎久保忠太郎教育長 6についてお答えを申し上げます。

  総合的な学習の時間は、変化の激しい社会に対応いたしまして、みずから課題を見つけ、みずから学び、みずから考え、主体的に判断し、よりよく問題を解決する資質や能力を育てることなどをねらいとしております。また、地域や学校、児童生徒の実態等に応じまして、創意工夫を生かした教育活動を行うことが求められているところでございます。本市では、総合的な学習の時間の中で、秩父の自然、歴史、文化、芸能、産業等を生かしました、ふるさと・環境学習を積極的に推進しているところでございます。

  大滝中学校におけます大滝貢献プロジェクト発表会は、地域に関する個人研究のまとめとして位置づけられたものであり、先ほど議員のご紹介ございましたが、水の大切さ、四季のすばらしさ、森林の役割、BMXコースの有効活用、郷土食の魅力など、幅広い視点からの発表が行われ、将来を担う中学生たちの感性、郷土への思いが込められたすばらしい発表だと聞いているところでございます。生徒たちは学習を進める中で、課題を設定する力や課題を解決するための情報収集能力、情報を取捨選択し自分の考えをまとめ、表現する力などを向上させることができたと思います。

  地域を知る、地域を多角的に見る、地域に貢献すると一貫した指導方針のもとに、地域とのつながりや地域の一員であるという自覚も深めることができたと思います。さらに、地域の特色や現状を理解した上で、生まれ育った地域に誇りを持ち、今後も地域に貢献しようとする意欲を高めることができたことと思います。

  これらの学習を生かし、作文コンクール等でも大きな成果を上げているところでございます。今後も各小中学校で地域の持つよさを生かしたふるさと・環境学習を実施し、子どもたち一人一人の思いを大切にしながら、未来の秩父を担う人材の育成と特色ある元気な学校づくりの推進に努めてまいりたいと思います。

  以上でございます。



○副議長(笠原重男議員) 環境農林部長。

    〔金丸一郎環境農林部長登壇〕



◎金丸一郎環境農林部長 最後に、7、市民の声、秩父札所巡礼道わき、廃品の山の対処についてお答えを申し上げます。

  秩父市では、平成18年からリサイクル業及び廃棄物収集運搬業を営む当該事業者に対しまして、秩父市内に点在して所有している保管施設について適正管理を行うよう法的権限を有する埼玉県とともに共同で指導を行ってまいりました。埼玉県では、事業者から提出がございました改善計画書に基づき、期間を区切って対策を講じてきたところでございますが、有価物と廃棄物との選別作業に期間を要するとの事業者側の理由や、事業者本人がけがや病気で体調を崩していたこともございまして、いまだ解決には至っていない状況でございます。

  こうした状況の中で、権限を有する埼玉県が中心となりまして、平成21年10月に秩父警察署及び一般廃棄物収集運搬許可権者であります秩父広域市町村圏組合並びに秩父市とで事業者を呼び出しまして、22年の3月までに改善するよう強く指導を行うとともに、事業者に対し埼玉県が勧告文書の発送を行ったところでございます。

  市といたしましても、地域住民の心情や札所巡礼者のイメージを損なうことのないよう、関係機関と連携をとりながら今後も注意深く監視し、早急な解決に向けて指導を継続してまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。



○副議長(笠原重男議員) 24番、今井武藏議員。



◆24番(今井武藏議員) 24番の今井です。質問が多岐にわたりましたので、大変詳細な説明をいただきました。なお、市長から冒頭、私に対する過分なお褒めをいただいて、まさに汗顔の至りとともに、感謝を申し上げます。

  まず、答弁の順序に申し上げますが、市長が環境立市秩父を宣言した。環境団体もにわかに活気づきまして、急遽1月15日に開いたわけですが、37人という大変多くの方々が市長の考え方をきちっと理解をされたんではないか。先ほど市長答弁にもありましたが、今後これをいかようにしていくのか、これだけちょっとご答弁をお願いいたします。

  武甲山の修景は、市長室長から3点にわたりありました。それから、副市長からも4、5についてあったわけでありますが、特に武甲山の採掘、痛々しい姿をどうしていくのか。先ほど副市長からもありましたが、この3月18日に市長、議長で太平洋セメントの本社へ要望書を出すということでございますが、大変難しい折衝役だと思うんでございますが、環境問題をどうするのか。一企業の問題ではないんですね。きょうの新聞にも掲載されておりましたが、「秩父の象徴に落ちる影、普通セメント生産中止へ」、時代の流れで寂しい話だいねという取材記事が載っておりました。ぜひその辺を含めて、もし答弁があれば。先ほどの答弁で十分わかったわけでありますが、17日が議会の最終、18日というのは大変な時期だと思うんでありますが、この辺は市長のご所見も賜りたいと、かように思います。

  それから、施政方針については絞りに絞って5項だったんですが、それぞれ各部長からありましたので、再質問は結構でございます。

  5番目の各地域の環境整備については、吉田総合支所長からは城峯山頂公園の一角の説明がありました。特に下仁田から入って、城峯山への秩父古生層が初めてということでございまして、大変地質学にも著名で、これを今後大いに、教育宣伝ということでもおかしいかもしれませんが、ジオパークの一環で継承してほしいなという感じを持ちます。

  大滝総合支所長からは、大滝地域の2つの事項についてありましたが、特に中津川の関係は、先ほどもちょっと触れたんでございますけれども、本多静六博士の銅像がふるさとに飾られまして、菖蒲町ですね。この本多静六誕生記念のブロンズは大滝村の方向を見詰めていると。日本でも著名な方ですから、大変これも共鳴の多いところであります。ぜひともこれを生かすような施策をお願いしたい、かように思います。

  それから、総合支所長からありました大血川の実地調査をやって、今後の活用方を検討するということでございましたが、実際に行ってみた印象並びに今後の活用方はいかようにしていくのか。今待っていませんで、次から次に施策が出てまいりますので、よろしくお願いしたいな、かように考えます。

  最後は、大滝総合支所長からは美しい森の再生、事細かに説明いただきました。パンフレットにもシカが元気な写真が写っておりますけれども、シカ肉の販路活用、どう生かすのか。間伐材等々もありますが、若手事業者が伸びてきた、その辺の事例がわかれば、14回で130名の方が受講されたわけでありますが、ぜひこれらをもう一度、補足の意味でご説明いただければありがたいと思います。

  6番は、教育長から総合学習の視点でありました。今さら中学生がすばらしいというのは、もう年かなと思うんですけども、それを生かすことによって、そういう子どもたちが秩父にとどまればなおいい。とどまんなくも、やがて秩父に戻ってくるだろうと、そういう教育に大いに期待したいと思っております。

  最後、環境農林部長から、市民の声。環境部が独立することになりますから、本件は環境森林部長として、私の質問については最後の答弁となると思うんですが、3月上旬までに解決策の申し入れをしたと。今まで再三やってもだめだったんですよね。その辺のまとめをぜひお聞かせいただきたいと思います。

  以上、よろしくお願いします。



○副議長(笠原重男議員) 当局の答弁を求めます。

  副市長。

    〔田代勝三副市長登壇〕



◎田代勝三副市長 武甲山の修景についての再質問について、私のほうからご答弁申し上げます。

  現状言われている普通セメントの中止ということでございまして、採掘は現状でも行っていくんだという申し出がございました。ただ、先ほど答弁申しました中に傷だらけになってしまうだろう話もございましたけども、採掘後に、現在協定に基づいて採掘したその跡地に植栽等は行っているわけでございますが、修景という名にふさわしい植栽してほしいと、こういった名にふさわしい内容を充実するとか、もうちょっと強化をしてほしいとか、現状での協定に基づいただけの植栽では困るんですよという内容になるような形の申し入れをしたいということで、今事務局で詰めております。

  以上でございます。



○副議長(笠原重男議員) 市長。

    〔久喜邦康市長登壇〕



◎久喜邦康市長 環境の講演会の内容をいかに市政に反映していくかというふうなご質問だったと思いますが、それに対しましては、環境市民会議というようなのを立ち上げまして、そのもとでいろいろな問題点を出し合いながら、そのもとでいろいろな施策を展開していくという形になります。いずれにしましても、先ほど議員ご指摘のとおり、今度議案でも出させていただきました環境部というのを設置して、そのもとで環境立市秩父に向けまして、その中で環境立市課というのができますし、そこで具体的に事業展開をしていくというふうなことでございます。一応概略、大ざっぱな見方なんですけども、地域経済の発展というふうなことと、あとは自然環境を守るというようなことと、あとやっぱり地域エネルギーというふうなところかなというふうに思っております。地域エネルギーは、先ほど申しましたとおり太陽光発電、これを官民共同でやっていければなと。バイオマスを例にするのも何なんですが、バイオマスのように行政主体で持っていくというふうなことではなくて、まさに官民共同のまちづくりというふうに私は思っております。

  話はちょっと関連するようなことで、ちょっと思いついたことを述べさせていただきますが、今秩父の経済とか、秩父地域がいろいろ疲弊しているというふうなところで、将来像を目指してどうに組んでいくかというふうなことになりますけども、長期ビジョンに対しては、やはり環境という問題だというふうに思います。そういうふうな環境、あと教育だと思っております。その辺のところをしっかり見据えていく。医者で言えば体質改善ですね。秩父の将来をしっかり直していくというふうなところであり、そしていろいろな医療の問題とか、そういうふうな問題があると、そういうふうな問題に対しては対症療法、いわゆる今現時点に対して、いかにいいように持っていけるかというふうなところ、そういうふうなすみ分けをしながらやっていくわけでございますが、先ほど申しましたとおり環境というのは時間のかかるところでございますので、地域全体で、行政主導ではなく民間と行政が連携し一体化して、その上で環境政策を展開するというようなこと。その中心的になるのが環境立市課というふうなことで進めてまいりたいと思っております。

  以上でございます。



○副議長(笠原重男議員) 大滝総合支所長。

    〔斎藤 保大滝総合支所長登壇〕



◎斎藤保大滝総合支所長 市長と参ります大血川地区の実態調査につきましては今月の末に予定しているものでございますが、大血川の市有林は41ヘクタールございまして、やや急峻ではあるものの、77%が広葉樹林ということもございまして、秋には大変紅葉の美しい地区でございます。大陽寺の参道にいかにこの計画をつなげていくかが課題かというふうに考えております。

  以上でございます。



○副議長(笠原重男議員) 吉田総合支所長。

    〔山口辰雄吉田総合支所長登壇〕



◎山口辰雄吉田総合支所長 今井議員さんの再質問についてお答えいたします。

  城峯山の整備につきましては、秩父まるごとジオパーク構想の計画づくりの中で整備を検討してまいりたいというふうに先ほどお答えいたしましたが、小中学生への継承につきましても、その計画づくりの中で教育委員会等とも協議をしてまいりたいというふうに思っておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。



○副議長(笠原重男議員) 荒川総合支所長。

    〔森前光弘荒川総合支所長登壇〕



◎森前光弘荒川総合支所長 お答え申し上げます。

  シカ肉等の商品開発につきましては、先ほど申し上げましたとおり現在捕獲された有害鳥獣は商業目的の利用が県により認められておりませんので、今後につきましては主管課の環境農林部と協議して、どういうことができるか、検討してまいりたいと考えております。

  また、若手林業家の育成につきましては、この機会をとらえまして1名の研修ができましたので、これからどんな方策でそういう若手林業家を育てていけるか、また検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○副議長(笠原重男議員) 環境農林部長。

    〔金丸一郎環境農林部長登壇〕



◎金丸一郎環境農林部長 廃品の山の対処について、もう一度というご指摘をいただきました。

  先ほどもお答え申し上げましたように、廃棄されておる場所は秩父市内でございますけれども、法的権限に関しましては、先ほど申し上げましたように、産業廃棄物であれば埼玉県、一般廃棄物の収集運搬許可であれば秩父広域市町村圏組合、あるいは不法投棄ということになれば警察も絡むということで、秩父市としては、法的な権限についてはまことに強い立場にはないわけでございます。そういったこともございまして、先ほども申し上げましたけれども、とりあえず市が勧告文書を発送いたしました。このまま3月までに改善されなければ、さらに強い段階の措置に進んでくるわけでございまして、そこら辺を市といたしましても県とともに見守るとともに、県に対しても申し入れをしていきたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

  以上でございます。



○副議長(笠原重男議員) 24番、今井武藏議員。



◆24番(今井武藏議員) 24番の今井です。再質問含めまして万般にわたりまして答弁をいただき、ありがとうございました。

  壇上でも申し上げましたが、私の8期を全うする一般質問が、皆様方のご協力でできたことを感謝申し上げ、市長のもとで22年度の方針がこの最終日に決まるわけでございます。いい出発ができるように祈念申し上げ、4人の部長方が私ともども退任ということになるわけでありますが、それぞれ感謝申し上げ、秩父市がますます振興しますことを祈念申し上げ、今井武藏の一般質問を終わります。ありがとうございました。



○副議長(笠原重男議員) 暫時休憩いたします。



    休憩 午後 3時09分



    再開 午後 3時25分





○副議長(笠原重男議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

  市政に対する一般質問を続行いたします。



                                              





○副議長(笠原重男議員) 6番、笠原宏平議員。

    〔6番 笠原宏平議員登壇〕



◆6番(笠原宏平議員) 6番、笠原宏平です。議長の許可をいただきましたので、通告に従い質問させていただきます。

  まず、1つ目の質問です。私は毎日、目の前にそびえ立つ若御子山を見て一日が始まります。近年、休日になるとハイカー等が多くなったと感じております。バブル崩壊後、人々の観光志向は海外旅行や大型レジャー観光よりも、郊外にて自然に親しみ、その土地の食文化や気軽に入れる温泉などに人気がシフトしていると思われます。

  秩父市においても、羊山の芝桜が空前のヒットになり、昨年は約40日間で来場者数81万人に及ぶ名所となりました。また、荒川清雲寺のしだれ桜なども、寺院関係者を初め、荒川商工会や地元町会の皆様のご尽力により年々集客数が伸び、シーズン中の土日など、国道140号まで車が渋滞する勢いになっております。さらに、中高年齢の方々が登山靴を履いてザックを背負い、影森や別所、久那、荒川などの里山を散策する姿をよく見かけます。このように花や自然を求めて人が動く時代になりました。その欲求に合わせ観光資源の開発は必要と思いますが、私はそろそろその先の次元の思いをめぐらせております。

  今、地球温暖化を少しでも回避すべく、全国各地で百年の森づくりが進められております。秩父郡市内においても6つのNPOが登録されております。特に、埼玉大学内に拠点を持つ百年の森づくりの会は、平成12年結成の草分け的NPOで、県有林を活動拠点として、和名倉、中津川、山吹沢、長瀞町宝登山、大血川、大陽寺などにブナやミズナラなどの広葉樹を10年にわたり植林しております。また、熊谷高校の同窓会が熊高の森と称して長瀞町宝登山に大規模な森づくりを展開したり、浦和高校の同窓会が浦高百年の森と称して寄居町風布に植林しております。その他、環境に取り組む多くの善意ある企業が資金と人材をも提供して秩父周辺の森づくりに取り組んでおります。

  私は、これら活動に心から拍手を送るとともに、私もこのボランティアに参加する所存でありますが、秩父市の一議員としては、まずは自分からできることにチャレンジしたいと思っております。昨年、私の地元、若御子町会において草刈り隊なるものを立ち上げました。この目的は、耕作放棄地の背丈まで伸びた雑草刈りやひとり暮らしのお年寄り宅の管理不能な敷地とか、道路わき、公園、グラウンドなどの環境美化にあります。隊員も30名の登録があり、ほぼ全員が刈り払い機の講習会を受講し、受講証を手にしたところです。私は、この草刈り隊がやがて百年の森づくりへつながる延長線上にあるものと考えております。

  幸いにも荒川地区には、いまだ豊かな里山が残っております。初めから大きなことはできませんが、地元の浦山から、まずは一抱えの苗木からでも始められればと思っております。また、清雲寺しだれ桜から浦山ダムへと続く若御子山は、多くが杉やヒノキの黒木で覆われ、暗い森となっています。この山全体がヤマザクラやツツジ、フジ、カエデ、コナラなどの多様性を備えた植生となり、四季折々の山を美しく眺めたり、植林や下草刈りに汗をかき、子どもも大人も山で遊び、やがては害獣をも山奥へ帰すという里山本来の循環型社会の象徴にならないかと夢見ているところです。

  さらに言えば、秩父を訪れていただいた方々が、ただ花を見てハイキングして帰られるのではなく、社会貢献という尊厳ある自意識と継続性を担った百年の森づくりに参加されることにより、秩父を心のふるさとと認知していただき、地元住民との交流により双方とも刺激し合う環境が生まれればいいなと思っているところです。

  しかしながら、山奥の県有林とは異なり、里の山は民地の場合がほとんどです。里山における百年の森づくりは、少なくとも数十年単位での借地権を得なければ続きません。そこが最も高いハードルと考えております。どのような条件で借り受けることができるか。また、百年の森づくりと言えば3代に及ぶわけですから、意義や人材の継承ができるか。環境教育としての展開方式はどのようにしたらよいか。北向き斜面の生態系のあり方とはなど、この構想は市民を主体とした里山再生事業ですが、市民だけでは余りにも非力です。学術的研究者のご指導や企業の協賛、市外の方々のボランティアなど多くを期待するところではありますが、ぜひとも当秩父市のご支援、ご指導をいただくようお願い申し上げる次第でございます。当市のお考えをお聞きします。

  2つ目の質問です。昨年3月定例会に質問しましたが、市営馬場の問題です。斎場に伴ってのことなので、斎場建設が予定されている場所、現在市営馬場のところに建設されると仮定しての質問となります。現在、市営馬場は斎場の奧にあり、秩父乗馬連盟の管理で、5頭の馬を会員さん42名、スポーツ少年団14名の皆様で運営管理しており、競技会の審査員の資格を持ったインストラクターの指導により熱心に練習に励んでおります。秩父乗馬連盟の会員の話を聞いたところ、観光客や市民の皆さん、乗馬を愛する人たちを呼び込んで馬と触れ合ったり競技ができれば、市営馬場でも採算に乗った運営も可能との意見も聞いております。秩父乗馬連盟の皆さんも秩父市に貢献しようと考えております。新建設地も、観光、レジャーにふさわしいところといえば、何といっても秩父の中心に位置するミューズパークだと思いますが、当局のお考えをお伺いします。

  また、斎場建設の進捗状況を現在、市当局で把握しているところをお聞かせください。

  3番目の質問になります。戸別合併浄化槽の管理体制について質問します。市長も掲げている環境立市秩父の中には、家庭からのきれいな排水も当然含まれていると思います。来年度予算にも160基の合併処理浄化槽の予定がされております。清流荒川の上流に位置する秩父市では、各家庭から排出される水はしっかり管理されていなければならないと思います。

  そこで、昨年12月に市では戸別合併処理浄化槽維持管理等に関するアンケートを行い、結果、法定検査、保守点検、清掃まで含めたものを使用料は安く、すべて市に任せたいとの答えが多かったと聞いております。アンケートの結果を見据えた当局の考えと戸別合併処理浄化槽の管理体制をお聞きします。

  壇上での質問は以上です。再質問があれば自席から行います。



○副議長(笠原重男議員) 6番、笠原宏平議員の市政に対する一般質問に対し、当局の答弁を求めます。

  環境農林部長。

    〔金丸一郎環境農林部長登壇〕



◎金丸一郎環境農林部長 笠原議員からご質問いただきました1と3につきまして、順次お答えさせていただきます。

  初めに、1、百年の森を見据えた里山の再生についてお答え申し上げます。森づくり事業として、市を初めNPOや各種団体では、広葉樹の植栽をボランティアの参加により進めておるところでございます。ミューズパークの森では、イロハモミジ、イタヤカエデ、ヤマザクラ、コナラ、クヌギなどの広葉樹が植栽され、森林環境に対する市民や企業の意識がますます高まってきております。また、埼玉県におきましては、里山や平地林再生事業によりまして、手入れのおくれた森林の間伐や竹林が広がり、隣接の森林や田畑、人家付近に荒れて放置されたものを伐採し、有害鳥獣の被害防止に努めております。

  なお、里山再生の森づくりとして、荒川、大滝地域などの民有林や国有林で広葉樹などの植林について市と協力できるかとのお話でございますが、針葉樹から広葉樹に施業を転換することや、シカの被害を受け再生が困難な隣地を対象に広葉樹の大苗の植栽や景観保全や治山治水などを含めた植栽事業が考えられますが、いずれにいたしましても森林所有者のご理解とご協力を得なければ推進できませんので、今後、森林所有者、埼玉県、市の3者で連携をとりながら検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。

  続きまして、3、戸別合併処理浄化槽の管理体制についてお答えいたします。浄化槽の維持管理については、浄化槽法第10条において、浄化槽管理者が保守点検及び清掃を行わなければならないとし、みずからその業務を行わない場合は資格を有する業者に委託することができると規定しております。また、同法第11条では、浄化槽管理者の法定検査の受検義務をうたっており、県知事が指定した検査機関が保守点検や清掃が適正に実施され、浄化槽の機能が発揮されているかを確認する水質検査で、車で言うところの車検に当たる検査と言われております。

  市が設置する戸別合併処理浄化槽は、浄化槽本体及びその前後1メートルを市の施設、市の所有物としており、維持管理は浄化槽管理者である秩父市が行い、その費用は使用料をもって運営しております。

  現在、保守点検は秩父市がみずから行わず、国家資格を有し埼玉県の登録を受けた業者のうちから地方自治法の定めによるところの入札方式により選定をしております。また、その保守点検が適正に行われたかどうかを判断するため、法令に基づき法定検査を依頼しており、万一、法定検査の結果や使用者からの通報等により、維持管理が適正でないことが発見された場合には早急に改善するよう努めております。

  浄化槽設置整備事業が統一されまして間もなく2年を経過しようとするに当たり、今後の事業運営の参考にするため、先ほどご質問にもございましたように、昨年12月、使用者を対象にアンケートを実施いたしました。アンケートにつきましては、実施者を対象に公表していく予定でございます。これらのアンケート結果も参考にしながら、清流の保全と快適な住環境の確保のため、戸別合併処理浄化槽の機能が十分発揮されるよう、今後も管理運営につきまして検討を重ねてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。



○副議長(笠原重男議員) 市民生活部長。

    〔若林克明市民生活部長登壇〕



◎若林克明市民生活部長 2の市営馬場の進捗状況についてお答えを申し上げます。

  秩父斎場の建て替えに伴う市営馬場の移転につきましては、引き続き広域組合と地元との協議の動向を見守りながら検討をしてまいります。

  現在の斎場の進捗状況でございますけれども、広域組合事務局に聞いたところ、火葬場建設につき、地元建設対策協議会と協議を行っている中で、協議会から出された要望書について広域組合が回答書を提出し、対策協議会からのこれについての返答待ちの状況にあるそうです。今後も引き続き、広域組合と連絡を密にし、あわせて馬場の移転について組合と協議の上、先ほど笠原議員さんからのお話にありました点、例えば観光面、あるいは馬と触れ合う場といったような面につきましても十分考慮し、財政状況等も勘案しながら対処してまいりたいと考えております。

  秩父乗馬連盟は、競技人口は多くはありませんが、県内でもすばらしい成績を残しており、今後も継続して活動ができるよう、建設については連盟の意見等も伺いながら進めてまいりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

  以上でございます。



○副議長(笠原重男議員) 6番、笠原宏平議員。



◆6番(笠原宏平議員) 丁寧な答弁をありがとうございました。

  1の里山の再生についてですが、きょうこのごろになるとスギ花粉の季節になりまして、ハイキングなどに来られる皆さんが、このスギ花粉が何とかなればという声をよく聞きます。百年の森、里山づくりにこれから取り組んでいくところてございますんで、ぜひとも市当局の協力をよろしくお願いします。

  次に、2の市営馬場ですが、先ほど私がミューズパークという案を出したんですが、この辺はどうなっておりますか。もしできれば答弁をお願いします。

  3の戸別合併浄化槽の件ですが、やはり基本は家庭からの排水がきれいな水になって出すことだと思っていますし、点検管理業者との協力で達成できるところですから、業者の意見を取り入れながら、またアンケートの結果を考慮して、清流荒川の上流の役割を果たしていただきたいと思います。

  それでは、1つ再質問ということで、ミューズパークの件をよろしくお願いします。



○副議長(笠原重男議員) 当局の答弁を求めます。

  市民生活部長。

    〔若林克明市民生活部長登壇〕



◎若林克明市民生活部長 馬場の移転先候補地としてミューズパークはどうか今度ですけども、昨年の4月ですか、秩父乗馬連盟のほうから市のほうに、市営馬場の移転先を秩父ミューズパークにすることということで要望書が出されております。その回答によりますと、ミューズパーク、都市公園ということで、その辺の関係でどうかと。それから、候補地の場所が多目的広場だったですけど、調整池ということで、この辺はどうかということで、ちょっと無理だという回答を市の市長室サイドのほうからさせていただいております。

  今、広域のほうで申しましたけども、斎場をつくるということで、馬場の移転ということで今あるんですけども、現実問題、実際ある程度、本当に決まらない限り、なかなか動きにくいというのが現実でございます。ミューズパークの問題につきましても、候補地から排除するということではなくて、幾つかの候補地のうちの一つということで当然可能だと思います。ただ、今申しましたように、いろんな難しい、公園法の問題、あるいは調整池の問題等ありますので、だんだんこれから条件が迫ってきますと、ほかの候補地も出てまいると思いますけども、それとの比較ということで検討させていただきます。

  以上でございます。



○副議長(笠原重男議員) 6番、笠原宏平議員。



◆6番(笠原宏平議員) 6番、笠原です。ありがとうございました。

  候補地がミューズパークだけでないということで、荒川、大滝、吉田、そういうところの地域も考えていただきまして建設に当たっていただければと思います。また、乗馬連盟の皆さんの意見もよく聞いて、採算に合ったことをやってもらえるようなことなんで、ぜひともつくる段階から一緒に協議していただきたいと思います。ありがとうございました。

  それでは、市長に全体的な所感をよろしくお願いします。



○副議長(笠原重男議員) 当局の答弁を求めます。

  市長。

    〔久喜邦康市長登壇〕



◎久喜邦康市長 笠原議員からの再質問に対してお答えをさせていただきます。

  どれか1つかと思っていたんですが、全体といいますと、全体を通しての所感という形でご答弁させていただきたいと存じます。

  まず、百年の森というふうなことで、確かに今、山が荒れているという感じがいたします。プライベートなことになりますけど、うちの家内が東京からこちらに来たとき、耳鼻科医という専門の立場で、花粉症ではなかったんですが、来た途端に花粉症になったと。それだけ花粉量が多いというふうなことだというふうに、それは専門医としての話の中で出てきたことであり、やはり今の時期、ベランダを見ますと黄色になって、今はまだ早いですけども、もう二、三週間すればそういう状態になると。花粉団子が今度できたんですよというふうな、荒川のある方から私のほうにそういう話まで出てきたり、大分花粉ということで、それは言いかえると山が荒れているということになりますので、その辺に対しましては、行政として、これは市だけでなく国の力をいただかなければいけないし、また隣の都の石原都知事も花粉に対しては積極的な考え方を持っておりますので、いずれ石原都知事にお会いさせていただいて、秩父の花粉が東京都に当然飛びますので、ですからそれで花粉で大分お悩みになられている都民も多いもんですから、一回ちょっとお会いしてお話をさせていただきたいというふうに思います。

  そんなような思いを冒頭申し上げまして、林業対策ということを含め、今林業の中でも杉ということで、戦後から杉をどんどん植えようというようなところで今の状態があったわけですが、今後、林業に対しましては、50年過ぎましたらば、50年ぐらいを目安にしてどんどん切って植樹をしていくというふうなこと。これは先日の答弁でもさせていただきましたけども、要は国のほうで今林業に対する大きないろいろな思いがあり、まさに追い風という状態でありますので、それは県からみどりの基金というふうなこととか、いろいろな形で支援いただけるので、林業に対しては今追い風だと思っております。できるだけ伐採して植樹をしていきたいというふうに思っております。そういう中で、広葉樹の転換とか、あとは天然の状態に戻すとか、針葉樹だったらどういうものがいいかとか、その辺のところをきちんと考えていかなければいけないと思います。

  要するに利用材の山と環境材の山と、やはりその辺をきちんとある程度分けて、もちろんそれが分けてって、別のところじゃなくて、ある程度重なっていてもいいと思うんですけど、いずれにしても環境林と利用林を少しきちんとすみ分けをしながら、今後の森林を考えていかなければいけないというふうに思っております。それがまず私の任期中にその土台をつくりたいなというふうに思っております。

  あわせて、有害鳥獣のことはしっかりやらなければいけないわけですから、これは再三ご答弁もさせてもらっておりますけど、大変今、有害鳥獣に対しましては、これは行政のほうである程度道筋をつくらなければいけないと。それは、先ほどの答弁にありますとおり山梨市、川上村、そして東京都、長野県というふうなところのご協力をいただきながら全体で考えていくということですね。猿は県外には行かないというふうなことを言われましたけど、去るもの追わずじゃなくて、去るもの追っかけていって、猿対策をしっかりしなければいけないというふうに思っております。これも急務であり、急いでやっていかなければいけないというふうに思います。

  それから、あとは市営馬場のことですけども、今答弁のありましたとおり、対策協議会のほうで火葬場のことで、今、向こうからの要望事項が出ましたので、それに対する協議内容を返したというところなんですけども、それが対策協議会のほうでどうにご返答が来るかどうか。それによっては別のところも考えなくちゃいけないし、その場所であれば条件がどこまでこちらのほうで妥協できるかという、妥協というのは、要するに金銭的に、財政的に折り合いがつくかということでございますが、そういうことができるかどうかというところだというふうに思います。

  それと、市営馬場、完全に関連、リンクしておりますので、火葬場をほかのところに移した場合には、市営馬場というのが今の場所でいられるか、または議員のご指摘のようなミューズパーク。確かに私もミューズパーク、一番いいと思うんですよ。でも、公園法の絡みでなかなか難しいのが今現状で、これは火葬場の場所がどうなるかということが決まり次第、市営馬場の今の場所でいいかどうかというのを県のほうに働きかけていって、それで場所を決めていければなというふうに思います。もちろん乗馬連盟のほうで今の場所でいいというんであれば、その場所はそれでいいと思いますけども、乗馬連盟のある程度ご希望を聞きながら、また馬場ということで、馬と触れ合うというふうなことで、ホースセラピーという言葉もあるぐらいで、馬と触れ合うのは非常に教育上いいということです。ということで、今後その場所を決めていきたいというふうに思います。まずは火葬場ということで考えております。

  それから、あと合併処理浄化槽のことでございますが、確かに川上上流というふうなことで、合併処理浄化槽というのは河川を汚す。汚さないような形でいるわけですけども、それが全部行き渡らずに、また大雨のときにというふうないろいろな問題があって河川を汚すというふうなこと、これがあってはいけないというふうに思います。かといって、公共下水でいきますと大変お金がかかりますので、これは難しいところで、実際に公共下水を引きたいなというところもあるんですよ。あるんですけど、そういうのがなかなか難しい、金銭的に難しいというようなことで、まずは合併処理浄化槽でというふうなところも、この秩父市ではそうやらざるを得ないというところも、合併でいかなければいけないというところもあるんだと思うんですけど、理想はやっぱり公共下水ですね。それが無理なら農業集落排水ということになると思うんですが、その辺のところを進めていき、できれば合併処理浄化槽はまずそこに設置して、次の将来構想としては農業集落排水なり公共下水という形で組んでいきたいというふうに思います。いずれにしても膨大な財源が必要ですので、ですからそういう意味で時間をかけながら、まずは合併処理浄化槽でいきたいというふうに思っております。

  所感、全般に対して申し上げました。ご理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。以上でございます。



○副議長(笠原重男議員) 6番、笠原宏平議員。



◆6番(笠原宏平議員) 大変丁寧な答弁、ありがとうございました。

  最後になりますが、今年度で退職なさる坪内市長室長を初めとする職員の方々、また今期で勇退なさる議員の皆様には、若輩の私にご指導いただき、感謝申し上げるところでございます。次期にこの場所にいられるかどうかわかりませんが、今後ともご指導、ご鞭撻をお願い申し上げ、一般質問を終わりにします。ありがとうございました。



                                              





○副議長(笠原重男議員) 13番、金田安生議員。

    〔13番 金田安生議員登壇〕



◆13番(金田安生議員) 13番、金田でございます。お忙しい中を議会傍聴にお出かけいただきました皆さんには、大変ありがとうございます。通告に従い、3点の質問をさせていただきます。

  久喜市政にかわって初めての財政計画が組まれ、議会提案されて、新たな道を進み始めようとしている3月議会でありますが、市民目線に立った内容での幾つかの質問でございます。

  まず1点目の合併による4市町村の融和と環境整備のための諸施策は、各地域に多くの公共施設が建設され、地域によっては今までなかなか手がつけられなかった水道管の布設がえも始まりました。インフラ整備が確実に進んでいるものと実感できます。しかし、その一方で、市内人口は予想を超えるスピードで減少方向に向かっており、急激に活力の減退が心配される事態となっております。このことは秩父地域だけの問題ではなく、日本全体の問題であると重々承知のことでありますが、中心市街地の衰退や学童数の減少を目の当たりにするにつけ、何とかしなければと真剣に心配している人は私だけではないと思います。気持ちは焦れど、なかなか具体的な手だてがないところにもどかしさを感じるこのごろでもあります。

  具体的な質問でございますが、第1点目は産業観光政策についての質問でございます。今述べましたとおり、秩父地域の人口は減少の一途をたどっております。景気低迷の問題も含めて、日本全体の問題だからと片づけてしまえばそれだけのことですが、秩父地域の将来を考えると、何ともしないでいることは、議会として、行政として大変な怠慢とも思うのであります。全体がピンチのどん底にあっても、常に市民利益のために積極的な行動を起こすことが、議員を含めた行政関係者に最も期待されることと思っております。現在秩父地域で働き、暮らしている市民のまずは実態を知る必要があるというふうに私は考えております。そこで、現在秩父で働いている方の職業実態はどんなような状態になっているか、その辺についてお伺いします。

  2点目は、秩父市の課題と方向を定めた第1次総合振興計画を見ると、あれもやります、これもやりますと並べ立てて、すべてに頑張る計画となっております。財政が縮小していく方向にある今、広く浅くの計画実施では、市民にとって見るべき成果は期待できないと思われます。どこに的を絞って計画を推進しようとしているのか、お伺いします。

  計画にも入っておりますが、数年前には大分力を入れていた産学官連携による地域活性化の実態はどのようになっているのか、この辺についても具体的にお伺いします。

  同様に、総合振興計画では観光産業にも力を入れるということが明記されております。観光産業は秩父地域の活性化、一歩進めて主要産業となり得るのか。その辺の力の入れ方も含めお伺いいたします。

  また、人口減対策と活性化を目指す事業と理解しておりますが、FIND Chichibuについて、先ほどの議員からも質問がありました。このことについても、市がどれだけ力を入れるのかによって大分方向が違ってくる、私はそう思っております。この辺についての何かつけ足すことがあれば、お伺いするものです。

  次の質問についての秩父太平洋セメントの問題については、既に数名の方が同様の質問を行っておりますので、割愛させていただきます。

  その次の質問ですけど、11月20日に旧秩父セメント第一工場跡地の道の駅わきにショッピングセンターウニクス秩父が開店して、おおよそ4か月ほどがたとうとしております。中心市街地の活性化が叫ばれながら、なかなかよい手だてが見つからないことから、ますます客足が遠のいてしまうこの時期に、市内から少し外れた場所に開店した大型ショッピングセンターの動向は大変気がかりでございます。ウニクス秩父開店による道の駅と中心市街地への影響は、この4か月間でどのような状況なのか。その辺の具体的な数字、あるいは動向がわかりましたら、お伺いいたします。

  さらに、観光事業について。県南地域や首都圏に居住する人たちからよく聞かれる言葉でございますが、これは前回にも質問しました。そのときも同じことを言いましたが、秩父は観光客に優しくない、こういう言葉がよく言われます。言わんとしていることは、観光案内板がわかりづらいということだというふうに理解しております。市内を熟知した市民が見れば不自然さはないのですが、標識や案内板を見るのは遠くから来た観光客が中心です。何とかならないのか。例えば、首都圏の人に観光モニターをお願いし、意見を聞く会を開くなどもよいのではないかと思います。秩父市や観光協会に寄せられる苦情や意見等の実情はどんなような状態なのかをお伺いいたします。

  2点目の質問でございます。公共建築物の建設と管理についての内容でございます。先ほどから、将来の秩父の人口や活力について心配な点を強調いたしました。この質問も大いに関係する内容と思っております。その理由は次のようなことからであります。この数年間に約100億円を超える投資で多くの公共の建物を建設しました。今の行政の考え方に立って将来を考えると、約40年から50年後には次の建て替え需要が発生します。そのときの秩父市に建て替えるだけの財政力があるのか。あるのかどうかが大きな疑問として考えられます。ほうっておけば人口減少が進み、当然にして税収も少なくなります。私には100億円の投資が簡単にできるとは到底考えられないのです。このことを今から考え対策をしていくことが、子どもたちのために必要と思うのであります。まだまだ先の話だからとか、とりあえずの当面の問題だけと考えていると、とんでもない負担を子どもたちに押しつけることになると思っております。このことに大いに心配しながら、次の質問をいたします。

  現在手がけている第一中学校側の市営弓道場についてお伺いします。うわさによれば、着工後に地耐力が問題となり、基礎部分の追加工事を行っているとの話をお伺いします。第一中学校建設時にも同様の問題が発生し、約7,000万円ほどの追加工事が行われたことを記憶しております。至近距離に建設される施設で同様の問題が発生するということは、事前の準備がどこかに問題があるんだというふうに私は思っています。なぜこのようなことが再発したのか。当面の対策と今後の抜本的な対策についての考え方をお伺いします。

  また、弓道場及び影森公民館ともに、建築確認がおりない前に入札が行われ、入札以降も着工がおくれぎみだとの話も耳にしました。事実なのかどうか、その辺も踏まえて、計画から工事着工までのプロセスはどのようになっているのかをお伺いいたします。

  次の問題は、定期的なメンテナンスの重要性についての質問でございます。合併以降の公共建築の建物と更新が矢継ぎ早に実施され、使用する市民にとっては大変結構なことと歓迎されております。しかし、将来を考えれば有頂天で喜んでいられないことは、先ほど述べましたとおりであります。このことを考えると、昨年の議会一般質問でも指摘したように、建物のメンテナンスに力を入れ、長期間使用が可能となる仕組みを行政組織内につくっていくことが重要と思うのでありますが、このことについて当局のお考えと方向をお伺いいたします。

  さて、100億円を超える建築投資で多くの建物が新築または改造されました。しかし、一方では、市民の利用率が比較的高いにもかかわらず、まだ手の入らない建物もあります。その一例が、福祉女性会館と思います。耐震の問題も含め、水回りや内装リフォームを行えば、まだまだ十分に使用にたえられる建物と思われますが、当局はどのように考えているのか、そのお考えをお伺いします。

  同様に、その他の建物で、修理を必要としている建物はどの程度なのか。市全体の中の実態は把握しているのかどうかもお伺いいたします。

  3点目の情報化基本計画についての質問でございます。合併以降、秩父地域の情報格差是正のために積極的に投資が行われ、山合いの地区においてもインターネットへの接続を初め、地デジの視聴も可能な地域が拡大しております。とはいえ、整備がおくれている地域において気がかりでならないのがこの事業と思います。特に、テレビ放送がアナログ波からデジタル波に切りかわることによって、多くの時間をテレビの視聴で過ごしている世帯においては大変な関心事でございます。情報化基本計画では、平成22年末までに秩父市全域の95%をカバーする対策を実施することになっておりますが、問題はその95%の達成と残された5%の地域への対策が気がかりでございます。主要事業である地デジ対策、光通信の対策、携帯電話不感地域の解消対策、この3つについて現在の進捗状況と将来対策についてお伺いします。

  以上、壇上での質問を終わります。



○副議長(笠原重男議員) 13番、金田安生議員の市政に対する一般質問に対し、当局の答弁を求めます。

  産業観光部長。

    〔大島育生産業観光部長登壇〕



◎大島育生産業観光部長 ご質問いただきました大きな項目1の(1)から(3)及び(5)、(6)について、順次お答えを申し上げます。

  まず、秩父市の職種別労働実態についてのご質問をいただきました。5年ごとに実施されます国勢調査の17年の数値では、市全体で3万2,781人の方が就業しており、さらに産業大分類別の就業者数は、農業1,112人、林業68人、鉱業118人、建設業3,153人、製造業8,147人、電気・ガス・熱供給・水道業183人、情報通信業258人、運輸業1,811人、卸売・小売業5,256人、金融・保険業506人、不動産業217人、飲食店・宿泊業2,004人、医療・福祉2,890人、教育・学習支援業1,606人、複合サービス事業432人、サービス業、これは他に分類されないものでございますけども、3,803人、公務、これも他に分類されないものですけども、1,140人、分類不能産業77人でございます。この状況を見ますと、秩父市では第3次産業にかかわっている方が多い状況にございます。

  次に、(2)、総合振興計画はどこに的を絞って産業を活性化するのかとの質問をいただきました。各部局では、市を活性化するため政策を実施し、その上位目標としては人口減少を抑制し、さらには人口増に転じることでございます。産業観光部では、商工業及び観光業を振興させることで秩父市の活性化を図ってまいります。商工業及び観光業の振興は、雇用を安定させ、消費の拡大やにぎわいをもたらします。これは、市民生活の安心と潤いに深くかかわっておるところでございます。商工業、観光業を振興するための一つの柱となっておりますのが企業支援でございます。そこで、秩父地域地場産業振興センターが中心となって取り組んでおります産学官連携活動を秩父市では支援しております。地場産センターには広域秩父産業連携フォーラム、FIND Chichibuが組織され、2月26日現在、162社が会員登録をしており、2つの部会と9つの分科会活動を通じて、行政、経済団体、大学等が連携をし、企業の振興に基づく地域経済の活性化を図るため、活発な活動を展開しております。

  幾つかの分科会の活動を簡潔に申し上げますと、まず観光分科会では、立教大学観光学部と連携をし、秩父地域の観光産業の数値化をテーマに活動しております。ちかいなか分科会では、明治大学政経学部と連携をし、都会と秩父の交流、二地域居住を推進し、分科会名の語源でもございます都会から近い田舎、近しい仲間、誓い合う仲間を目指して活動をしておるところでございます。食文化地域活性化分科会では、フードコーディネーターと連携し、地域の食材を探求することで地産地消に取り組んでおります。ミニビジネススクール運営分科会では、明治大学政経学部と連携をし、また専門機関から講師を招き、秩父地域ミニビジネススクールを開催することで企業後継者など人材育成に取り組んでおります。市では、このような各分科会の活動に対しまして職員を参加させるなど、かかわりを深めておるところでございます。

  さらに、秩父市では、産学官連携コーディネート事業といたしまして、中小企業診断士の資格を有するなど企業支援に精通したコーディネーターによります訪問型企業支援を実施しておるところでございます。商工業者、観光関連業者の振興は経済状況など取り巻く環境の変化に影響されやすく、産学官連携による企業支援の成果につきましても、短期的には測定が厳しい状況にございます。産学官連携の推進は、企業経営者等を刺激し、その資質を向上させることで地域全体の企業の底上げを図ることを目的としております。中長期的な視点から、継続的な企業支援を実施する必要性は十分にあると認識をしておるところでございます。

  また、観光分野の振興策につきましては、人々の価値観やライフスタイルの多様化に伴い、観光に対するニーズも近年変化しておりまして、見る観光から、グリーンツーリズムなどの体験する観光の要求がふえている傾向にございます。したがいまして、今後の観光振興策の柱として、定住自立圏形成協定にもありますように滞在型観光推進事業及び外国人観光客の誘客に特に努めてまいりたいと考えております。

  次に、(3)、観光事業の将来像についてお答えいたします。先ほどお答えいたしました総合振興計画とも関連してまいりますが、ご案内のとおり観光関連産業はすそ野が広く、宿泊業、運輸業、飲食業、観光農園業、土産品の製造、販売など、多種多様な業種がかかわっていることから、その経済効果も大きく、主要産業として十分なり得るものと考えております。また、政府が昨年の12月30日に閣議決定いたしました新成長戦略の中の重点分野の一つに観光・地域活性化を挙げていることからも、今後さらに成長が期待できる分野とも言えると思います。

  秩父地域の観光の現況を見ますと、都心から比較的近い場所にあることから日帰りの観光客が多い傾向であるため、今後は滞留時間、または滞在日数の延長を促進することにより、秩父地域での消費客単価の増加につながることが課題でございます。方策といたしましては、宿泊を伴う滞在型観光に特に着目し、誘客していくことが必要であると考えております。

  そこで、秩父の豊富な自然や特色ある観光資源を生かした体験型ツアーや環境学習ツアーを、このたび組織を横断して検討、造成いたしまして、早速これを市職員により旅行業者への訪問営業や、2月18日に都内で開催されました旅行関連業者が集う埼玉県主催の商談会、埼玉トラベルマートにおいてPRを行い、秩父への誘客をお願いしたところでございます。

  また、一方では、外国人観光客の集客にも力を入れていきたいと考えております。特に、最近では、比較的購買力のある中国からの観光客を初め、韓国、台湾などアジア圏から多くの観光客が日本に訪れております。昨年の秋には、前原国土交通大臣から羽田空港のハブ化についての発言もございましたが、もしこれが実現されれば、東京からのアクセスも便利で近い、自然豊かな観光地としての秩父地域はますます注目を浴びることが予想されてまいります。こういった時期を逃さないよう、間もなく、英語、中国語、韓国語の外国語版観光パンフレットも完成いたしますので、関係機関に配布するとともに、外国人観光客の受け入れ態勢の整備のため、民間の業者の方々はご理解とご協力をいただくよう、機会あるごとにお願いしてまいりたいと考えております。

  一例を申し上げますと、お土産品などの購入の支払いの際に、現在ほとんどの土産品販売店が現金払いしか取り扱っておりませんが、これをクレジットカードの使用ができるように、中でも中国で主流となっている銀聯(ぎんれん)カードというクレジットカードを使用できる店舗をふやしていければと考えております。なお、秩父地場産センターでは、クレジットカードを取り扱えるように現在準備を進めているとのことでございます。

  これらの施策のほか、秩父の魅力をホームページを初めとしたさまざまな手段で広く発信し、ひいては将来の観光関連産業の発展と秩父地域の活性化につなげていきたいと考えております。

  次に、(5)、ウニクス秩父による道の駅及び市内中心街への影響についてお答えをいたします。昨年11月20日、ウニクス秩父が道の駅ちちぶ隣接地に開業いたしましたが、道の駅ちちぶの売り上げについて、開業後の12月から2月までの3か月の売り上げを前年と比較いたしましたところ、影響はほとんどないように見受けられます。これは、ウニクス秩父の販売しているものが周辺の地元の住民を対象とした食料品を初め衣料品、日用雑貨品、本などであることに対して、道の駅ちちぶは、お土産品や秩父の特産品を求める観光客であるため、購買層が違うことによると推測をしております。

  また、中心市街地への影響につきましては、ウニクス秩父が開店いたしましてまだ3か月ということもあり、数値でお示しすることが難しいのですが、核テナントであるスーパーマーケットでは、ホームページのIR情報の中で、初年度の年間売り上げ予定金額を17億円と設定しております。あくまで仮定の話でありますが、その約2倍と見込みますと、全体の売り上げは年約34億円の計算になるところでございます。

  直近の商業統計調査、これは平成19年度でありますけども、商業統計調査によりますと、中心市街地の年間販売額は165億8,100万円となっており、消費人口も減少しておりますので、中心市街地への影響も出てくるものと考えられます。

  各商店街の代表者に伺った調査では、ウニクス秩父の出店によりまして人の流れが変わり、一部業種には客足や売り上げにも影響しておりますが、秩父にもともとあった店舗がテナントとして出店している例も多く、また昨年12月に総額3億3,000万円の秩父商品券発行事業を実施したこともあり、中心市街地ではそれほど影響はないのではないか、大型店同士の競争となっているのではないかとの意見を伺っております。

  市内中心市街地の小売業につきましては、デフレスパイラル、少子高齢化、人口減少等のさまざまな影響によりまして、年間販売額が年々減少傾向にあり、なお一層厳しい状況になると見込まれております。いずれにいたしましても、今後の動向を注視してまいりたいと思います。

  最後に、(6)、観光案内板についてお答えをいたします。施設などを案内する観光案内板は、本来だれが見ても一目でその施設や場所などの内容を把握できるようなものでなければ、その目的を満たしているとは言えません。今後このような案内板等を作製する際には、訪れた観光客の方々に直感的にわかりやすいものになるよう、他の観光地などの例を参考にし設置してまいりたいと考えております。

  また、金田議員の首都圏の方を観光モニターとして委嘱をし意見を聞いてはどうかというご提案につきましては、今後検討させていただきたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

  以上でございます。



○副議長(笠原重男議員) 暫時休憩いたします。



    休憩 午後 4時27分



    再開 午後 4時40分





○副議長(笠原重男議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。



                        ◇                     





△会議時間の延長(1時間)



○副議長(笠原重男議員) この際、お諮りします。

  議事の都合上、会議時間を1時間延長し、午後6時までとしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。

    〔「異議なし」と言う人あり〕



○副議長(笠原重男議員) ご異議なしと認めます。

  よって、会議時間を1時間延長し、午後6時までとすることに決しました。



                                              





○副議長(笠原重男議員) 市政に対する一般質問を続行いたします。

  当局の答弁を求めます。

  地域整備部長。

    〔新井清久地域整備部長登壇〕



◎新井清久地域整備部長 2の(1)、現在手がけている弓道場と影森公民館の進捗状況についてお答えいたします。

  初めに、弓道場は、現在、近的及び遠的場ともに鉄骨工事を終え、屋根及び内装工事中でございます。当初計画から約1か月おくれている状況であります。おくれている原因といたしましては、当初設計時に想定しておりました建物の荷重を支える地盤と、工事着手後に現地で掘削を行い確認した地盤との結果が相違していたため、基礎形状の変更が必要となり、このための設計変更及び手続等に日数を要したものであります。

  支持地盤の想定に当たりましては、平成19年度に完成した隣接する同一敷地内の一中校舎建設時のデータを活用し、また事前に既存の弓道場を調査したところ、不同沈下などの異常がなかったため、新たな地盤調査は実施いたしませんでした。このデータをもとに表層から地下2.1メートルまで支持地盤として適切な砂れき層があると想定し、地下95センチメートルの位置に基礎を設置する設計でありました。しかし、実際には砂れき層部分が地下85センチメートルで終わり、その下に支持力の弱いシルト層があることから、建物荷重を支持できる地層の地下2.3メートル、シルトまじり砂れき層まで掘り下げ、ここを支持地盤として変更いたしました。

  なお、建築確認がおりる前に入札を行ったのではないかというご質問でございますけれども、建築確認には現在非常に時間がかかるため、確認の必要のない解体工事、仮設工事が確認と並行してできるということで、入札を行ったものでございます。

  影森公民館につきましては、建設位置決定のための地縄検査を済ませ、現在、現場工事着手のための準備中であり、ほぼ計画どおりの工程で進んでおります。建築設計に当たりましては、今後とも施設が持つべき機能の充実はもとより、安全で安心して長期に利用できるよう、構造、設備、意匠等について過大な設計とならないよう、最小限の費用で適切なコスト配分を行い、計画してまいりたいと考えております。また、工事につきましては、施工者ともども早期完成を目指し鋭意努力をしてまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。

  次に、(2)、定期的なメンテナンスの重要性についてお答えいたします。既存の施設を良質な市民の財産として長期に利用するためには、議員ご指摘のとおり定期的にメンテナンスをしていくことが施設管理のトータルコストの削減にもつながるものと思っております。現在、各施設はそれぞれの所管で維持管理しておりますが、専門的な目で調査を行い、施設の維持管理について統一的なルールを定め管理することが、親しみやすく使いやすい施設の提供や、全庁的な施設整備のための費用の把握及び平準化に役立つものと考えられます。これらを実行するためには、施設台帳を作成し管理することが有効だと思われますが、他市の状況を調査し、検討いたしましたところ、整備のためのコスト及び人員の確保が多く必要なことから、現在の当市の財政状況では難しいため、低コストで効率のよい方法を模索し、適切な施設の維持管理の向上に向けて、さらに努力してまいりたいと思います。

  次に、(3)、リフォームが必要な建物の対策はについてお答えいたします。市には女性会館を含め約850か所、棟数では1,400棟の施設がございます。これらの施設の維持管理や今後の運用、リフォームの必要性等の方針につきましてはそれぞれの所管で行っており、全体としての施設の状態は把握できておりません。今後は、先ほどの台帳整備に合わせ、所管課とともに施設の状況を調査し、修繕等の方針を決め、効果的な整備を図ってまいりたいと考えております。

  以上でございます。



○副議長(笠原重男議員) 総務部長。

    〔笠原?二総務部長登壇〕



◎笠原?二総務部長 3の情報化基本計画の現状について、順次お答えを申し上げます。

  まず、(1)のテレビ地上デジタル放送難視聴対策についてでございますが、総務省の助成のもと、荒川、大滝の一部地区におきましては、本年の1月22日に無線共聴施設、いわゆるギャップフィラー装置の放送免許をいただき、運用を開始いたしました。これによりまして約1,200世帯の対策を実施するとともに、4か所の共聴施設への電波供給を行い、さらに200世帯の対策ができたところでございます。また、現在は大滝落合から川又までの間と浦山地区の事業に着手をいたしております。一方、吉田地区の吉田石間、吉田阿熊の両地区の東京電力の共聴施設につきましては、本年2月にはおおむねの改修工事が完了し、デジタル波の送信を開始しております。なお、NHK共聴施設におきましても順次対策事業を実施中でございます。

  市といたしましては、この事業に加えまして、昨年末に放送を開始いたしました栃谷、定峰の両中継局エリアを初め、新たに市内約100か所の電波状況の確認を行い、対策方法の検討を進めることといたしております。

  既に完全デジタル化まで1年4か月ほどとなりました。今後におきましては、共聴施設改修、新設、ケーブルテレビによる受信、通信事業者の提供によるひかりTV及び平成22年度から事業化が予定されております戸別高性能アンテナ化事業など、個々の地域の状況、将来的経済負担などを検討の上、対策を進めてまいりたいと存じます。

  次に、(2)の光通信の施設達成状況につきましては、平成18年に策定をいたしました情報化基本計画におきまして、平成21年度末で世帯カバー率95%以上を目標として、NTT東日本への要望活動及び情報通信基盤の整備事業の取り組みを進めてまいったところでございます。この取り組みによりまして、旧秩父市内、旧荒川村及び旧大滝村の一部地区におきまして、NTT東日本によるBフレッツのサービスが提供されましたが、本年2月1日現在の世帯数による世帯カバー率は92.7%となりました。その結果、世帯カバー率が95%という目標を達成できなかったことはまことに残念でございます。

  残る地域に対しましても、市内情報格差是正のため、引き続き通信事業者への要望を行うとともに、要望活動の裏づけ並びに基盤整備の補助要望の採択基礎となる仮申し込みの取りまとめ等を行い、財政状況及び市民ニーズの動向を勘案しつつ取り組みを進めてまいりたいと存じます。

  最後に、(3)、携帯電話不感地域の解消状況でございますが、平成18年度より12局の基地局を整備するとともに、通信事業者の協力をいただきまして不感地域の解消に努めてまいったところでございます。その結果、情報化基本計画に掲げた地域のうち、小倉沢地区のみが通信事業者の参入が得られずに着工できない状況でございましたが、平成22年度にKDDI株式会社のご協力をいただき着工できることとなり、事業費を当初予算にお願いさせていただいております。これによりまして、市内の居住エリアにあっては、ほぼ携帯電話不感地域は解消されると考えておりますので、ご理解をいただきたい存じます。

  以上でございます。



○副議長(笠原重男議員) 13番、金田安生議員。



◆13番(金田安生議員) ありがとうございました。再質問するつもりはなかったんですけど、ちょこっとやっぱり気がかりなんで確認をさせていただきます。

  まず、1点目、何を中心に秩父をやっていくのか。要は、観光で飯が食えるのか、何をやるのか。さっきの話ですけど。労働人口を見ますと、3万2,781人のうちの製造業とか飲食業、卸業が多くて、観光はまだまだ少ないですよね、従事している人が。それにあえて挑戦するということは、それなりの思い切った何か手を打たないとだめだと思いますけど、ちょっと私は残念だなと思うんですけど、例えば産学官連携による地域活性化ということで、これは前からずっと言っているんですけど、これは私の記憶ですと、何年か前に市の予算を減らして、それで縮小しちゃったという記憶があるんですね。本来ならもっと力を入れるのなら予算を配分して、もっと力を入れなさいということを言うのが逆なことをやっているような、そんな記憶が私はあるんですけど、間違いかどうか、その1点。

  それと、これに関するということじゃないんですけど、これから秩父は何を主力でご飯を食べていくんだという話のことにつきまして、一番大事なのは、私は何回も言っているように、どれだけ情熱のある人がそこに入っていって秩父を売り込むかということがここで決まると私は思っています。そういう面で、私の考え方はさておいても、行政としてこれからどんな飯の食い方をしたら一番いいのかということについては、最も行政経験の深い副市長に答弁をお願いします。特に私は今までそれを質問するということ言っていませんから、自分の感覚で物を言っていただけば結構です。

  あとは、弓道場をつくるに当たって、要は地面の力がなくて、もう一回工事をやり直すとか、そういう話をしましたよね。これ設計変更による経費というのはどのくらいかかっているのか、教えてほしいと思います。前回第一中学校の場合は約7,000万円と聞いています。今度はどのくらい余計かかっているんですかという、そういう話です。

  それと、もう一つは、定期的なメンテナンスの重要性について私が質問しましたら、所管別になっていて、その辺の実態というのはよくわからないし、施設台帳の整備がおくれているという、そういう答弁がございました。その後、具体的な数字は850か所あって、なかなか把握できない。これを1つにやると、大変な労力といいますか、お金がかかってしまうんで難しい、こういう話なんですね。これは難しいからこそ、逆にきちんとやって、必要なところにお金をかけるということを計画的にやらなければ、要するに100年の単位での建物はもたないんじゃないですかと、私はそれを言っているわけですよ。これ答えになっていない。これで本当にいいんですかということを答えられる人が答えてください。



○副議長(笠原重男議員) 当局の答弁を求めます。

  副市長。

    〔田代勝三副市長登壇〕



◎田代勝三副市長 金田議員からご質問をいただきました。

  全然予期をしてなかったんですが、思ったところでという話でございますけども、最初に産学官連携事業の予算額が減ったという、なかなか私も観光担当なり経済部長をやっていた当時、産学官といっても、うまくマッチングした事業というのができない。一定の企業では大学との連携をやったり、それが余り表に出てこないという時代がございました。そんなことから最近では、たしか平成17年ぐらいですか、お金を大分ふやしたと思うんですが、これについては各企業経営者が集まって、どういった方向がいいだろうという検討をいただきました。その中にFIND Chichibu、Bフレッツなりいろいろな部分を使った、そういった事業がいいんではないかということが提案をされ、その部分で市でお金を出してほしいという提案が経営者からあったんですが、自分たちでまず確実に物になるか検討してほしいということで、1年間検討させていただきました。そういったことから、その以降に400万円ぐらいの補助金と、あるいは秩父郡内の、当時村があったと思うんですが、町村からも負担金をいただいてほしいと。市だけで丸抱えというのはちょっとおかしいんじゃないかという話をした中で、現状のFIND Chichibuというのができまして一定の、今正確な数字は持っていないんですけれども、インターネット上での商売も成り立ったりというんで進んでおるし、まだまだこの部分というのは進んでいくかなというふうに思っております。そういった点が1点ございます。

  それと、先ほどから出ている観光なり鉱工業なり商業なりというのがございますが、どうしても秩父地域の従業員なり、あるいは地域経済を考えると鉱工業生産というのが基本だと思っております。これがないと大量に働く者の就職先、雇用的なものがございませんので、そういったものの基盤整備的なのが工業団地であり、これはなかなか今、企業誘致といっても難しい時代でございますけれども、それは尊重しながらも、いろいろな角度等使いながら企業誘致をしていかなくちゃならないだろう。これは基本的にこれを放置することはできないものだと思っていますし、そこの中で観光産業というのが一時、人間で言う顔とかスタイルとか、そういった部分なるのかな。秩父というのはいいところですよ、いやしがありますよという、そこの部分の観光産業、あるいは商業というのが一定の流通の部分があると思いますから、鉱工業での働く人たちの生活の部分をそこで支えていくという、ここら辺のマッチングというのがなかなかうまくいかないなというのが現状でございますし、現状の、先ほどもお話があった大型店が郊外に出る場合には、数店、今出ておりますけども、その部分での規制というのがなかなか市としてはできない、県としてもできないんだと思うんですが、そこら辺のところの規制がもうちょっと踏み込んでできればいいなというのもありますし、一定の労働人口割合というのがなかなか今偏った関係になっていますから、もうちょっと、観光なら観光産業に一定の施設をつくった場合の責任問題というのがあるから、なかなか踏み込めないかなと思っております。

  昭和54年当時、秩父の観光というと何もないじゃないかという中で、当時の大先輩の門間部長がいまして、絶対にまつり会館をやるんだということで、この中の議員さんもいると思うんですが、本物の山車を出していただきたいということで、文化財担当の町会の人に、私も運転手で行きましたから、五十何回、山車を出していただくように口説きに行った覚えもございます。そういったことから、現状では新しいものをつくったという経緯がございますし、あそこの部分でも、つくった当時、そんな人は来ないですよということが言われたんですが、十数万人がずっと来ているし、道の駅をつくったときも、議員さんの全員協議会では、それだけの2億円を投資して、責任が田代課長はとれるんですかという話をされたこともございました。絶対大丈夫ですということを、リスクをしょってやったわけですけども、そういった中では現状でも結構な、まあまあなっていますし、そこの見きわめというか、そこら辺のところでもう一歩踏み出した政策が必要かなと思っているのが現状でございます。

  答弁になったかどうかわかりませんけども、そのような感じがしておりますし、先ほどもう一点の弓道場の関係は、正確な数字はちょっと覚えていませんけども、約800万円ぐらいの工事費が追加になるかなというふうに思っております。

  それと、建物等についての部分ですが、女性会館については、これはセメントさんからご寄附いただいた建物でございまして、非常に堅固な建物でございまして耐震化率はオーケーです、数字はちょっとわかりませんけれども。ただ、全体的に、先ほども部長から答弁がありましたように、1市1町2村の建物で、非常に公共施設が多いんですね。ですから、現状では、これが必要なものかどうかという判断なり、あるいは一部手直しできるかどうか。あるいは、本当に必要じゃないかという、公共施設の検討委員会を全庁的な部分で中でつくりながら、今後どうしていくんか。この部分については、合併して効率化を叫んでいるわけですから、建物を取り壊すなりなんなりしていかないと、将来の負担率というのは大変になるというのが予想されているわけですから、こういったことも、合併して5年過ぎているわけですから、ここら辺から、もうその見直し検討の検討委員会をつくるように私自身も考えていますので、そういったことから将来の財政負担をいかに減らしていくかという部分がありますので、施設をつくればつくるほど必要経費はかかりますので、そこのところの兼ね合わせをしながら考えていかないと、合併の特例債が終わって10年たって、それ以降の交付税等が削減されたという段階で気がついたんでは遅いわけですから、そこで気がついたんが丹波笹山市のようでございますので、そうなってはならないような状況を考えていかなくちゃならないと思っていますので、ご理解いただきたいと思います。

  以上でございます。



○副議長(笠原重男議員) 13番、金田安生議員。



◆13番(金田安生議員) ありがとうございました。

  思いといいますか、考え方の方向は、今副市長さんが答弁した方向と私は合っている。方向は合っているという、ベクトルは合っているというふうに思います。ただ問題は、ここでよかったね、よかったね、やろうといっても、実行に移さなけりゃ何の意味もありませんので、先ほど検討委員会、公共建物ですか、これも早急に関係者を集めて、どうやるべきか。今はまだいいんですよね、さっき言ったように。あと5年後ですか、五、六年後にはもっと厳しくなると皆さん承知していると思うんですね。それからやったんじゃ遅いですから、今やってほしいんですよ。これをぜひともお願いしたいと思います。

  質問を終わります。



○副議長(笠原重男議員) 以上で本日の日程は終了いたしました。



                        ◇                     





△次会日程の報告



○副議長(笠原重男議員) あすは午前10時から本会議を開き、本日に引き続き市政に対する一般質問を行います。



                        ◇                     





△散会



○副議長(笠原重男議員) 本日はこれをもって散会いたします。

    散会 午後 5時03分