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埼玉県 熊谷市

平成18年  2月 定例会 03月07日−委員長報告〜採決−08号




平成18年  2月 定例会 − 03月07日−委員長報告〜採決−08号







平成18年  2月 定例会





平成18年3月7日(火曜日)

 午後1時3分開議
 午後1時41分散会
議 事 日 程
  午後1時開議
 1、日程第1 知事提出議案第98号から第117号まで
      1 委員長報告
      2 討   論
      3 採   決
 2、日程第2 知事提出継続審査議案第67号
      1 委員長報告
      2 討   論
      3 採   決

本日の会議に付した事件
 1、知事提出議案第98号から第117号まで
      1 委員長報告
      2 採   決
 2、知事提出継続審査議案第67号
      1 委員長報告
      2 討   論
      3 採   決

出 席 議 員
      1番 坂 本   登 君   2番 長 尾 トモ子 君
      3番 渡 辺 義 信 君   4番 渡 辺 敬 夫 君
      5番 小 熊 慎 司 君   6番 西 山 尚 利 君
      7番 桜 田 葉 子 君   8番 杉 山 純 一 君
      9番 本 田   朋 君  10番 佐 藤 健 一 君
     11番 吉 田 公 男 君  12番 高 橋 秀 樹 君
     13番 長谷部   淳 君  14番 佐 藤 金 正 君
     15番 馬 場   有 君  16番 柳 沼 純 子 君
     17番 大和田 光 流 君  18番 太 田 光 秋 君
     19番 斎 藤 健 治 君  21番 清 水 敏 男 君
     22番 亀 岡 義 尚 君  23番 中 村 秀 樹 君
     24番 満 山 喜 一 君  25番 三 村 博 昭 君
     26番 神 山 悦 子 君  27番 飛 田 新 一 君
     28番 平 出 孝 朗 君  29番 高 橋 信 一 君
     30番 遠 藤 保 二 君  31番 斎 藤 勝 利 君
     32番 白 石 卓 三 君  33番 塩 田 金次郎 君
     34番 小 澤   隆 君  35番 箭 内 喜 訓 君
     36番 安 瀬 全 孝 君  37番 有 馬   博 君
     38番 渡 部 勝 博 君  39番 加 藤 雅 美 君
     40番 鴫 原 吉之助 君  41番 渡 辺 廣 迪 君
     42番 小桧山 善 継 君  43番 橋 本 克 也 君
     44番 遠 藤 忠 一 君  45番 渡 辺 重 夫 君
     46番 甚 野 源次郎 君  47番 中 島 千 光 君
     48番 西 丸 武 進 君  49番 渡 部   譲 君
     50番 古 川 正 浩 君  51番 吉 田   弘 君
     52番 青 木   稔 君  54番 加 藤 貞 夫 君
     55番 斎 藤 卓 夫 君  56番 山 口   勇 君
     57番 望 木 昌 彦 君  58番 瓜 生 信一郎 君

説明のため出席した者
 県
       知     事     佐 藤 栄佐久  君
       副  知  事     川 手   晃  君
       出  納  長     室 井   勝  君
       直 轄 理 事     穴 沢 正 行  君
       総 務 部 長     野 地 陽 一  君
       企 画 調整部長     内 堀 雅 雄  君
       (総合的水管理
       担当理事、過疎
       ・ 中 山間地域
       振興担当理事)
       生 活 環境部長     根 本 佳 夫  君
       保 健 福祉部長     村 瀬 久 子  君
       ( 子 ども施策
       担 当 理 事 )
       商 工 労働部長     鈴 木 雄 次  君
       ( ま ちづくり
       担 当 理 事 )
       農 林 水産部長     松 本 友 作  君
       土 木 部 長     蛭 田 公 雄  君
       出 納 局 長     高 萩 秀 則  君
       知 事 直 轄     穴 沢 正 行  君
       知事公室長(兼)
       総 務 部政策監     佐 藤 節 夫  君
       直 轄 参 事     斎 藤   隆  君

 知 事 直 轄
       知 事 公 室     斎 藤   隆  君
       秘書グループ
       参 事 ( 兼 )

 総  務  部
       財 務 領 域     河 野 武 行  君
       総 務 予 算
       グ ル ープ参事
       総 務 部 主 幹     徳 永 勝 男  君

 企  業  局
       企 業 局 長     滝 田 久 満  君

 病  院  局
       病院事業管理者     茂 田 士 郎  君
       病 院 局 長     秋 山 時 夫  君

 教 育 委 員 会
       委  員  長     鈴 木 芳 喜  君
       教  育  長     富 田 孝 志  君

 選挙管理委員会
       委  員  長     新 妻 威 男  君
       事 務 局 長     佐々木 宗 人  君

 人 事 委 員 会
       委  員  長     渡 邉 貞 雄  君
       事 務 局 長     瀬 戸 明 人  君

 公 安 委 員 会
       委  員  長     粟 野   章  君
       警 察 本 部 長     綿 貫   茂  君

 労 働 委 員 会
       事 務 局 長     佐 藤 長 久  君

 監 査 委 員
       監 査 委 員     音 高 純 夫  君
       事 務 局 長     吉 川 三枝子  君
 議会事務局職員
       事 務 局 長     友 部 俊 一  君
       事 務 局 次 長     吉 田 豊 吉  君
       事 務 局参事兼     土 屋 文 明  君
       総 務 課 長
       議 事 課 長     内 田 信 寿  君
       政 務 調査課長     真 壁 洋 一  君
       議 事 課主幹兼     中 村   勉  君
       課 長 補 佐
       議事課主任主査     野 木 範 子  君
       議事課主任主査     坂 上 宏 満  君
       議事課主任主査     大 西 泰 博  君
       兼 委 員会係長
       議 事 課 主 査     富 塚   誠  君





    午後1時3分開議



○議長(渡辺敬夫君) ただいま出席議員が定足数に達しております。

 これより本日の会議を開きます。





△知事提出議案第98号から第117号まで(委員長報告、採決)





○議長(渡辺敬夫君) この際、知事提出議案第98号から第117号までに対する審査報告書が、各委員長より別紙配付のとおり提出になっておりますから、御報告いたします。

    (報告書別冊参照)



○議長(渡辺敬夫君) これより日程に入ります。

 日程第1、知事提出議案第98号から第117号までを一括議題といたします。

 付議議案に対する各委員会の審査経過及び結果について、委員長の報告を求めます。

 企画環境副委員長15番馬場有君。

   (15番馬場 有君登壇)



◆15番(馬場有君) 企画環境委員長報告。

 本委員会に付託されました知事提出議案に対する委員会の審査経過及び結果について御報告申し上げます。

 委員会は、3月6日開会、慎重に審査いたしました。

 今回審査いたしました議案は、知事提出議案第98号平成17年度福島県一般会計補正予算(第6号)のうち本委員会所管分の1件であります。

 これが審査に当たりましては、関係当局から詳細な説明を聴取し、質疑応答を重ね採決いたしました結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 以上、御報告申し上げます。



○議長(渡辺敬夫君) 福祉公安副委員長16番柳沼純子君。

    (16番柳沼純子君登壇)



◆16番(柳沼純子君) 福祉公安委員長報告。

 本委員会に付託されました知事提出議案に対する委員会の審査経過及び結果について御報告申し上げます。

 委員会は、3月6日開会、慎重に審査いたしました。

 今回審査いたしました議案は、知事提出議案第98号平成17年度福島県一般会計補正予算(第6号)のうち本委員会所管分、同第112号平成17年度福島県立病院事業会計補正予算(第2号)、以上2件であります。

 これが審査に当たりましては、関係当局から詳細な説明を聴取し、質疑応答を重ね、各委員から活発な意見が述べられました後採決いたしました結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 以上、御報告申し上げます。



○議長(渡辺敬夫君) 商労文教委員長28番平出孝朗君。

    (28番平出孝朗君登壇)



◆28番(平出孝朗君) 商労文教委員長報告。

 本委員会に付託されました知事提出議案に対する委員会の審査経過並びに結果について御報告申し上げます。

 委員会は、3月6日開会、慎重に審査いたしました。

 今回審査いたしました議案は、知事提出議案第98号平成17年度福島県一般会計補正予算(第6号)のうち本委員会所管分、同第101号平成17年度福島県土地取得事業特別会計補正予算(第2号)のうち本委員会所管分、同第102号平成17年度福島県小規模企業者等設備導入資金貸付金等特別会計補正予算(第3号)、同第108号平成17年度福島県奨学資金貸付金特別会計補正予算(第1号)、同第109号平成17年度福島県工業用水道事業会計補正予算(第3号)、同第110号平成17年度福島県地域開発事業会計補正予算(第2号)、同第111号平成17年度福島県公営企業資産活用事業会計補正予算(第2号)、同第114号公の施設の指定管理者の指定について、同第115号公の施設の指定管理者の指定について、同第116号公の施設の指定管理者の指定について、同第117号公の施設の指定管理者の指定について、以上11件であります。

 これが審査に当たりましては、関係当局から詳細な説明を聴取し、質疑応答を重ね、各委員から意見が述べられました後、採決いたしました結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 以上、御報告申し上げます。



○議長(渡辺敬夫君) 農林水産副委員長8番杉山純一君。

    (8番杉山純一君登壇)



◆8番(杉山純一君) 農林水産委員長報告。

 本委員会に付託されました知事提出議案に対する委員会の審査経過及び結果について御報告申し上げます。

 委員会は、3月6日開会、慎重に審査いたしました。

 今回審査いたしました議案は、知事提出議案第98号平成17年度福島県一般会計補正予算(第6号)のうち本委員会所管分、同第103号平成17年度福島県農業改良資金貸付金特別会計補正予算(第2号)、同第104号平成17年度福島県林業・木材産業改善資金貸付金特別会計補正予算(第1号)、同第113号県の行う建設事業等に対する市町村の負担の追加及び一部変更についてのうち本委員会所管分、以上4件であります。

 これが審査に当たりましては、関係当局から詳細な説明を聴取し、慎重審査の後、採決いたしました結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 以上、御報告申し上げます。



○議長(渡辺敬夫君) 土木副委員長14番佐藤金正君。

    (14番佐藤金正君登壇)



◆14番(佐藤金正君) 土木委員長報告。

 本委員会に付託されました知事提出議案に対する委員会の審査経過及び結果について御報告申し上げます。

 委員会は、3月6日開会、慎重に審査いたしました。

 今回審査いたしました議案は、知事提出議案第98号平成17年度福島県一般会計補正予算(第6号)のうち本委員会所管分、同第101号平成17年度福島県土地取得事業特別会計補正予算(第2号)のうち本委員会所管分、同第105号平成17年度福島県港湾整備事業特別会計補正予算(第3号)、同第106号平成17年度福島県流域下水道事業特別会計補正予算(第3号)、同第113号県の行う建設事業等に対する市町村の負担の追加及び一部変更についてのうち本委員会所管分、以上5件であります。

 これが審査に当たりましては、関係当局から詳細な説明を聴取し、質疑応答を重ねた後、採決いたしました結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 以上、御報告申し上げます。



○議長(渡辺敬夫君) 総務副委員長17番大和田光流君。

    (17番大和田光流君登壇)



◆17番(大和田光流君) 総務委員長報告。

 本委員会に付託されました知事提出議案に対する委員会の審査経過及び結果について御報告申し上げます。

 委員会は、3月6日開会、慎重に審査いたしました。

 今回審査いたしました議案は、知事提出議案第98号平成17年度福島県一般会計補正予算(第6号)のうち本委員会所管分、同第99号平成17年度福島県公債管理特別会計補正予算(第1号)、同第100号平成17年度福島県立医科大学医学部附属病院特別会計補正予算(第2号)、同第101号平成17年度福島県土地取得事業特別会計補正予算(第2号)のうち本委員会所管分、同第107号平成17年度福島県証紙収入整理特別会計補正予算(第1号)の以上5件であります。

 これが審査に当たりましては、関係当局から詳細な説明を聴取し、質疑応答を重ねた後、採決いたしました結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 以上、御報告申し上げます。



○議長(渡辺敬夫君) 以上をもって、各委員長の報告は終わりました。

 ただいまの委員長報告に対し、御質疑はありませんか。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(渡辺敬夫君) 御質疑ないと認め、質疑を終結いたします。

 これより討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。

 お諮りいたします。知事提出議案第98号から第112号まで及び第114号から第117号まで、以上の各案を一括採決いたして御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(渡辺敬夫君) 御異議ないと認め、一括採決いたします。

             





○議長(渡辺敬夫君) 議案第98号「平成17年度福島県一般会計補正予算(第6号)」外18件を、一括原案のとおり決するに御賛成の各位の御起立を求めます。

   (賛成者起立)



○議長(渡辺敬夫君) 起立総員。よって、各案は、一括原案のとおり可決されました。

 次に、お諮りいたします。知事提出議案113号を採決いたして御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(渡辺敬夫君) 御異議ないと認め、採決いたします。

 議案第113号「県の行う建設事業等に対する市町村の負担の追加及び一部変更について」を、原案のとおり決するに御賛成の各位の御起立を求めます。

   (賛成者起立)



○議長(渡辺敬夫君) 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決されました。





△知事提出継続審査議案第67号(委員長報告、討論、採決)





○議長(渡辺敬夫君) 次に、知事提出継続審査議案第67号に対する審査報告書が、普通会計決算審査特別委員長より、別紙配付のとおり提出になっておりますから、御報告いたします。

   (報告書別冊参照)



○議長(渡辺敬夫君) 日程第2、知事提出継続審査議案第67号を議題といたします。

 本案に対する特別委員会の審査経過及び結果について、委員長の報告を求めます。

 普通会計決算審査特別委員長56番山口勇君。

   (56番山口 勇君登壇)



◆56番(山口勇君) 普通会計決算審査特別委員長報告。

 本委員会に付託されました知事提出継続審査議案第67号「決算の認定について」に対する本委員会の審査経過及び結果について御報告申し上げます。

 本案は、去る12月定例会において、20名の委員をもって構成する本委員会に付託され、閉会中の継続審査事件として審査してきたものであります。

 第1回の委員会は、昨年12月9日に開会し、審査の方法及び日程等の基本的事項について協議いたしました。

 この決定に基づき、本庁については、1月17日から20日までの4日間にわたり、関係当局の出席を求め、詳細なる説明を聴取し疑義をただすとともに、事業実績とその効果の面について慎重に審査いたしました。

 また、公所については、3班編成により、1月25日から27日までの3日間にわたり、34公所を対象に、本庁機関の審査要領に準じて審査いたしました。

 各委員からは審査の過程において、各般にわたり活発なる意見が述べられ、去る2月23日に開催いたしました委員会において、本案に対する最終的意見を次のとおり取りまとめ、決定いたしましたので、申し上げます。

 今回、審査いたしました平成16年度の決算は、一般会計において予算現額9,091億6,122万4,610円に対し、歳入決算額は8,993億8,705万4,896円、歳出決算額は8,935億4,146万2,809円で、差引残額は58億4,559万2,087円となっており、翌年度へ繰り越すべき財源19億2,246万7,466円を差し引いた実質収支は39億2,312万4,621円の黒字となっております。

 また、特別会計は、医科大学医学部附属病院特別会計外10会計で、予算現額494億1,728万2,000円に対し、歳入決算額は509億6,763万6,521円、歳出決算額は479億8,414万4,128円となっております。

 次に、一般会計の決算内容であります。

 まず、歳入決算額については、前年度に比較して5.2%減少しております。

 これを財源別状況で見ると、自主財源については、繰入金、県税などが増加したものの、諸収入、繰越金、分担金及び負担金などが減少したことにより前年度に比較し、0.6%減少したが減少幅が小さいため、構成比では前年度を2.0ポイント上回る41.9%となっております。

 次に、歳出決算額については、前年度に比較して5.3%減少しております。

 これを性質別状況で見ると、投資的経費については、普通建設事業費のうち建設中であった高等学校の建設が完了したことや公共事業関係の地方向け補助金が減額されたことなどにより、前年度に比較して14.1%減少し、構成比でも前年度を2.3ポイント下回る21.9%となっております。

 義務的経費については、人件費が減少したものの公債費、扶助費が増加したことにより、前年度に比較し横ばいとなったものの、構成比では前年度を2.7ポイント上回る48.9%となっております。

 その他の経費については、物件費などが減少したことにより、前年度に比較して6.3%減少し、構成比でも前年度を0.4ポイント下回る29.2%となっております。

 次に、当該年度の県政の成果を見てまいりますと、当初予算が前年度比2.9%減となる厳しい財政環境の中、事務事業の見直しにより歳出を抑制する一方、県政の基本指針であるうつくしま21の重点施策体系に対応する各分野等に重点的に財源の配分がなされた結果、緊急経済・雇用対策を初めユニバーサルデザインの推進、自然環境保全意識を高める環境づくりの推進、農林業及び農山村の活性化などの各種主要施策は、おおむね所期の成果をおさめたものと思われます。

 以上、平成16年度の予算執行は、議会の議決の趣旨に沿い、全般的には適正に執行されたものと認められますが、新たな行財政改革大綱や財政構造改革プログラムに基づき、次の事項に留意の上、行財政の円滑なる運営に努めるべきであります。

1 歳入面においては、県税、使用料、負担金、貸付金等の収入未済額の積 極的解消に引き続き努力するなど、なお一層自主財源の確保に努めること。

2 歳出面においては、さらなる事務事業の見直しと経費節減に引き続き努 力するとともに、適正な財務事務の執行に努めること。

 本委員会の意見は以上のとおりでありますが、審査過程において各委員が述べました意見及び監査委員の意見等についても十分留意の上、諸施策を効果的に展開されるよう望むものであります。

 なお、一部の部局において事業の成果把握に不十分な点が見受けられたので、より一層成果の把握に努めるよう求めるものであります。

 最後に、県内の景気が緩やかな回復基調にあることなどから、県税収入については若干の回復が見込まれるものの、依然として厳しい財政運営を迫られる状況が継続する中、県当局においては、限られた財源を効果的、効率的に活用し、また最小の経費で最大の効果を上げるよう重点推進分野への優先的・重点的配分を徹底し、さらに現場の創意工夫を生かしながら各種施策を推進するよう期待いたします。

 以上の経過により、去る2月23日開会の委員会において、知事提出継続審査議案第67号「決算の認定について」を採決いたしました結果、全会一致をもって、これを認定すべきものと決定いたしました。

 以上、御報告申し上げます。



○議長(渡辺敬夫君) 以上をもって、委員長の報告は終わりました。

 ただいまの委員長報告に対し、御質疑はありませんか。

   (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(渡辺敬夫君) 御質疑ないと認め、質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 通告により発言を許します。26番神山悦子君。(拍手)

   (26番神山悦子君登壇)



◆26番(神山悦子君) 日本共産党の神山悦子です。

 私は日本共産党県議団を代表し、継続議案第67号2004年度普通会計決算の認定についての反対の立場から意見を述べさせていただきます。

 小泉内閣発足3年目の2004年度は、7月の参議院選挙、9月の県知事選挙と本県では大型選挙が続いた年でしたが、小泉内閣の国民いじめの特徴がはっきりあらわれた年でもありました。02年秋から始まった医療改悪、介護、年金、雇用保険の大改悪などによる国民負担増は4兆円以上になり、04年度政府予算では、さらに年金保険料の引き上げ、生活保護の給付削減、高齢者への増税、住民税均等割の増税などで毎年1兆円前後の負担増が追加され、06年度までに実施するものを含めると、暮らしを破壊する庶民大増税7兆円の増税路線が本格化した年でした。

 同様に、地方自治体にとっても例外ではありませんでした。03年6月の「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2003」、いわゆる骨太の方針第3弾が出され、04から06年の3年間で、地方向けの国庫負担・補助金約4兆円の廃止、縮減を中心に、地方交付税の見直し、縮減、税源移譲を含む税源配分の見直しをするという、まやかしの三位一体改革の初年度でもありました。これにより04年度は、地方交付税交付金が総額1兆1,800億円の減、交付税の削減分を補てんする臨時財政対策債も減額され、合わせて2兆8,000億円の大幅な減額となり、地方では大変厳しい予算編成を強いられることになったのです。

 一方、地方への税源移譲は04年度約1兆円で、そのうち義務教育費国庫負担金は、教員の退職手当と児童手当分で2,309億円、公立保育所運営費補助金で1,661億円が削減されました。しかもこれらは、地方への自由度拡大という名目で市町村へ一般財源化されたものですが、これは国がナショナル・ミニマムの機能を保障という責任を放棄するものであり、結局、保育所運営費補助の一般財源化によって、市町村が保育料をアップし、人件費を抑制するなどに見られるように、一般財源化されれば国民に新たな負担増とサービスの質の低下をもたらすことになるのです。

 いずれにしても、県は、苦しくなるばかりの県民の家計への支援や市町村への財政支援が求められていた年であったことははっきりしています。

 さて、04年度の一般会計の県の当初予算は、政府の厳しい地方交付税削減や臨時財政対策債の縮減もあり、総額9,096億円でスタートしました。前年度当初予算比では、予算総額も減額されましたが、款別歳出で見ると諸支出費以外はすべて減額予算となりました。さらに、決算額は、年度末の減額補正などのやりくりで、歳入は8,993億8,700万円、歳出は8,935億4,100万円、当初予算比160億8,700万円の減額、98.23%の執行額でした。翌年へ繰り越すべき19億円を差し引き39億円の黒字としましたが、実質単年度収支で見れば約2,700万円の赤字です。問題は、年間の予算執行が県民生活応援、市町村支援になっていたのかどうかです。

 まず、財政構造改革プログラムとの関係についてです。

 04年度の県債残高は、当初予算を3,000億円も上回る1兆2,000億円、県民1人当たり57万円の借金となりました。県は01年に開催した未来博終了を境に緊縮財政に転じ、02から04年度までの財政構造改革プログラムを策定しました。性質別で見れば義務的経費の人件費は、02から04年の3年間で60億円削減するはずが、わずか2年間で109億円を削減しました。

 これで財源不足は解消するはずでしたが、小泉内閣による三位一体改革による交付税と臨時財政対策債の縮減による歳入減、加えて庶民負担増や景気の悪化で県税収入が落ち込んだことから270億円の財源不足が生じることとなりました。したがって、財政構造改革プログラムを見直さざるを得なくなり、05から06年のプログラム改定では枠配分方式、さらなる人件費の削減で職員定数や給与削減、事務事業費の見直しをすることになったわけですが、もともと95年度以降続けてきた大型事業でつくった借金を、わずか3年で解消すること自体無理な計画だったわけで、これに小泉内閣による庶民大増税と地方交付税の削減という要因が加わったに過ぎません。

 2つ目に指摘しなければならないのは、借金をつくった原因は何かということです。

 年間予算を上回る県債残高となった大きな原因は、知事の2期目半ば95年度から着手した県民にとっては不要不急の大型事業の推進です。

 本格的に県の財政再建を図るのであれば、ここにメスを入れなければならないことは明白です。ところが、財政構造改革プログラムでも投資的経費は削減されましたが、小名浜港の人口島づくりやトラハイ、首都機能移転誘致などの大型事業の見直しは中途半端に終わっているため、小名浜東港には90年代後半のピーク時30億円に比べると2分の1から3分の1に減額されたとはいえ、02年度以降も毎年9億円前後支出され、04年度は9月補正分を含め9億8,100万円でした。また、トラハイも同様にピーク時の187億円から01年度98億円、02年度以降は約50億円に減額されたとはいえ、04年度も道路橋りょう費の7.1%を占める47億円が支出されました。首都機能移転誘致活動には99年1億7,800万円をピークに01年8,800万から04年度3,400万円となりました。いずれにしてもこうした建設事業には県債も含まれているため借金もふえ続けるのです。

 この結果、04年度歳出決算の公債費の構成比率は前年度より1.9%増の15.3%となり、土木費の15.1%よりも上回ったことが特徴的でした。

 3つ目に、その削減をどこに求めたのかという点です。

 財政難を理由に、全国に比べても低い医療・福祉、教育のおくれはなかなか改善されないまま、今度は県立大学の独立行政法人化、県立社会福祉施設の一部民間移譲、県立病院の統廃合など3大切り捨てに着手することが明らかになったのが04年でした。これは、県職員の大幅な削減と県民の医療・福祉、教育分野をさらに後退させる大変な改悪です。その他、県立高校の授業料3カ月滞納で出席停止扱いとするマニュアルを作成し授業料徴収を強めるなど、およそ教育的とは言えないやり方も導入しました。

 04年度は、7月の台風による豪雨災害、10月に発生した新潟県中越地震による関連被害など自然災害への補正予算の計上はありましたが、この年県内の自殺者は664人にも上り、リストラや雇用情勢は依然として厳しいままで、保育所待機児童は都市部を中心にふえ続け、特養ホームの待機者はこの年7月で1万人を超え、国保税滞納世帯は19%を超えました。

 したがって、こうした県民の医療・福祉、教育の充実や市町村への支援においては不十分であったと言わざるを得ません。

 以上、継続議案審査第67号2004年度普通会計決算を不認定とする理由を申し上げ、討論を終わります。(拍手)



○議長(渡辺敬夫君) 以上をもって、討論を終結いたします。

 お諮りいたします。本案を採決いたして御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(渡辺敬夫君) 御異議ないと認め、採決いたします。

 知事提出継続審査議案第67号「決算の認定について」

 本案を、委員長報告のごとく認定することに御賛成の各位の御起立を求めます。

   (賛成者起立)



○議長(渡辺敬夫君) 起立多数。よって、本案は認定されました。

 本日は、以上をもって議事を終わります。

 明3月8日から10日まで及び13日は各常任委員会、11日及び12日は県の休日のため休会、14日は各調査特別委員会、15日は総括審査会、16日は総括審査会及び各常任委員会、17日は定刻より会議を開きます。

 議事日程は、知事提出議案第1号から第90号まで及び第92号から第97号まで並びに議長提出報告第9号及び前回より継続審査中の各請願に対する審議、「くらしの安全・安心対策について」、「地域活性化対策について」、「次世代育成支援対策について」及び議員提出議案第1号に対する審議であります。

 これをもって、散会いたします。

   午後1時41分散会