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埼玉県 さいたま市

平成15年  2月 定例会 03月12日−10号




平成15年  2月 定例会 − 03月12日−10号









平成15年  2月 定例会



平成15年

      埼玉県さいたま市議会会議録

3月12日

                         平成15年2月定例会

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第23日

平成15年3月12日(水曜日 午前0時5分開議)

本日の議事日程

 第1 議員提出議案の上程

 第2 議案説明

 第3 議案に対する質疑

 第4 討論

 第5 採決

 第6 閉会

        −−−−−−−−−−−−−−−−

本日の出席議員  99名

     2番  沢田 力     3番  関根信明

     4番  矢島里志     5番  萩原章弘

     6番  福島正道     7番  今城容子

     8番  田口禎則     9番  細川邦子

    10番  高柳俊哉    11番  斎藤建二

    12番  秋本清一    13番  塚田一夫

    14番  神崎 功    15番  山中信一

    16番  福迫政樹    17番  土橋貞夫

    18番  芳賀義宜    19番  村松順子

    20番  長谷川和久   21番  細沼武彦

    22番  霜田紀子    23番  今村都代子

    24番  日浦田 明   25番  村上明夫

    26番  高橋 良    27番  吉山 悟

    28番  中里昌弘    29番  森永留美子

    30番  松崎良一    31番  鳥海敏行

    32番  山城屋せき   33番  中野光三郎

    34番  関根隆俊    35番  池上悦三

    36番  山崎修一    37番  真取正典

    38番  遠藤一夫    39番  田中通之

    40番  霜田雅弘    41番  花岡能理雄

    42番  川上正利    43番  杉崎智介

    44番  吉田 太    46番  合谷憲治

    47番  斉藤真起    48番  神田義行

    49番  綾 達子    50番  高橋百合子

    51番  中島隆一    52番  柳沼孝雄

    53番  清水賢一    54番  岡崎康司

    55番  加藤得二    56番  長谷川秀雄

    57番  荒生若雄    58番  近藤一良

    59番  武笠光明    60番  中山欽哉

    61番  島村裕司    62番  青羽健仁

    63番  荒川岩雄    64番  青柳伸二

    65番  小松秀雄    66番  我妻京子

    67番  宮田綱久    68番  佐伯鋼兵

    69番  稲垣欣和    70番  小松豊吉

    71番  湯沢一夫    72番  松本一夫

    73番  石塚 眞    74番  畠山晃司郎

    75番  小平正幸    76番  芝間 衛

    77番  中神健一    78番  鶴崎敏康

    79番  長谷川浄意   80番  江野本啓子

    81番  加川義光    82番  角 靖子

    83番  山崎 章    84番  野口吉明

    85番  松本敏雄    86番  黒田一郎

    87番  清宮義正    88番  鈴木 弘

    89番  生方博志    90番  田口邦雄

    91番  加藤武喜    92番  中村圭介

    93番  千葉晴夫    94番  近藤 豊

    95番  帆足興之    96番  河野 正

    97番  嘉藤信雄    98番  新井 薫

    99番  相田冨士男  100番  高橋勝頼

   101番  青木一郎

   欠席議員   1名

    45番  日暮泰美

職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名

 議会事務局長    山田貴和   議会事務局次長   小池宏明

 議会事務局次長   宮沢健二   議会事務局次長   渡辺 收

 議事課長      大川晴久   議事課長補佐    柴田 進

 議事課主査     金子照夫

地方自治法第121条の規定による説明のための出席者

 市長        相川宗一   助役        岩木 浩

 助役        内藤尚志   助役        萩尾隆吉

 収入役       福田輝夫   水道事業      作山泰彦

                  管理者

 教育長       臼杵信裕   理事        小宮義夫

                 (総合政策部長

                  事務取扱い)

 理事        中村正彦   理事        磯部光彦

(財政部長            (保健衛生部長

 事務取扱い)           事務取扱い)

 理事(大宮     市ノ川 洋  理事(与野     村田昌造

 総合行政センター長        総合行政センター長

 事務取扱い)           事務取扱い)

 総務部長      田沼 嵩   市民文化部長    立石松美

 福祉部長      小林 昇   環境部長      木内一好

 経済部長      大塚英男   都市計画部長    冨山徳一

 都市開発部長    浅子 進   建設部長      宇月一郎

 下水道河川部長   竹井芳男   浦和総合      渡部圭彬

                  行政センター長

 市立病院      齋藤欣司   消防長       金山信孝

 事務局長

 出納室長      中田 弘   水道部長      鈴木市造

 学校教育部長    藤間文隆   生涯学習部長    村岡 正

 選挙管理委員会   粕谷文彦   人事委員会     加藤勝三

 事務局長             事務局長

 監査事務局長    山崎正夫   農業委員会     大木秀志

                  事務局長

午前0時5分開議

  出席議員   99名

     2番   3番   4番   5番   6番   7番

     8番   9番  10番  11番  12番  13番

    14番  15番  16番  17番  18番  19番

    20番  21番  22番  23番  24番  25番

    26番  27番  28番  29番  30番  31番

    32番  33番  34番  35番  36番  37番

    38番  39番  40番  41番  42番  43番

    44番  46番  47番  48番  49番  50番

    51番  52番  53番  54番  55番  56番

    57番  58番  59番  60番  61番  62番

    63番  64番  65番  66番  67番  68番

    69番  70番  71番  72番  73番  74番

    75番  76番  77番  78番  79番  80番

    81番  82番  83番  84番  85番  86番

    87番  88番  89番  90番  91番  92番

    93番  94番  95番  96番  97番  98番

    99番 100番 101番

  欠席議員    1名

    45番



△開議の宣告



○福島正道議長 ただいまから、本日の会議を開きます。

        −−−−−−−−−−−−−−−−



△議事日程の報告



○福島正道議長 本日の議事日程については、お手元に配付してありますので、御了承願います。

        −−−−−−−−−−−−−−−−



△議員提出議案第2号の上程



△議案説明



○福島正道議長 はじめに、議員提出議案第2号を議題とし、直ちに議案の説明を求めます。

 黒田一郎議員

      〔黒田一郎議員登壇〕(拍手起こる)



◆黒田一郎議員 黒田一郎でございます。

 議員提出議案第2号「さいたま市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について」、御説明をいたします。

 お手元に改正案を配付してありますので、本件についての主な改正の趣旨を申し上げます。

 次期一般選挙からさいたま市議会議員の定数が64人となることに伴い、各条項に定めてあります動議等の成立要件に関し、必要となる議員数を改めるものであります。

 なお、附則につきましては、公布の日から施行することといたしますが、その施行日以後、最初に告示される一般選挙後に招集される市議会の招集の日から適用するものであり、現議員の任期中の経過措置について規定しております。

 以上、議員提出議案第2号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。

        −−−−−−−−−−−−−−−−



△質疑



○福島正道議長 これから、議案に対する質疑に入ります。

 ただいまのところ、質疑の通告はありません。

 これで質疑を終結いたします。

        −−−−−−−−−−−−−−−−



△委員会付託の省略



○福島正道議長 おはかりいたします。

 本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。

      〔「異議なし」と言う人あり〕



○福島正道議長 御異議なしと認めます。

 よって、委員会の付託は省略することに決定いたしました。

        −−−−−−−−−−−−−−−−



△討論



○福島正道議長 これから、議案に対する討論を行います。

 ただいまのところ、討論の通告はありません。

 これで討論を終結いたします。

        −−−−−−−−−−−−−−−−



△議員提出議案第2号の採決−可決



○福島正道議長 これから採決いたします。

 おはかりいたします。

 議員提出議案第2号「さいたま市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について」は、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。

      〔「異議なし」と言う人あり〕



○福島正道議長 御異議なしと認めます。

 よって、議員提出議案第2号は、原案のとおり可決することに決定いたしました。

        −−−−−−−−−−−−−−−−



△議員提出議案第3号の上程



△議案説明



○福島正道議長 次に、議員提出議案第3号を議題とし、直ちに議案の説明を求めます。

 相田冨士男議員

      〔相田冨士男議員登壇〕(拍手起こる)



◆相田冨士男議員 相田冨士男でございます。

 議員提出議案について、説明をいたします。

 議員提出議案第3号「さいたま市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について」であります。

 本件は、第1条で、さいたま市の政令指定都市移行に伴う行政組織の変更により、各常任委員会の所管について改正を行い、第2条では、次期一般選挙よりさいたま市議会議員の定数が64人となることから、各委員会の委員定数についても改めるとともに、また、各委員会の副委員長を現在の2人から1人とするものでございます。

 なお、附則におきまして、第1項は、平成15年4月1日から施行することとし、第2項、第3項については、一般選挙後のさいたま市議会の招集の日から適用するものとして、4月中は現議員の任期中との関係で、その経過措置を規定しているわけであります。

 以上、議員提出議案第3号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。

        −−−−−−−−−−−−−−−−



△質疑



○福島正道議長 これから、議案に対する質疑に入ります。

 ただいまのところ、質疑の通告はありません。

 これで質疑を終結いたします。

        −−−−−−−−−−−−−−−−



△委員会付託の省略



○福島正道議長 おはかりいたします。

 本件につきましては、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。

      〔「異議なし」と言う人あり〕



○福島正道議長 御異議なしと認めます。

 よって、委員会の付託は省略することに決定いたしました。

        −−−−−−−−−−−−−−−−



△討論



○福島正道議長 これから、議案に対する討論を行います。

 ただいまのところ、討論の通告はありません。

 これで討論を終結いたします。

        −−−−−−−−−−−−−−−−



△議員提出議案第3号の採決−可決



○福島正道議長 これから採決いたします。

 おはかりいたします。

 議員提出議案第3号「さいたま市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について」は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。

      〔「異議なし」と言う人あり〕



○福島正道議長 御異議なしと認めます。

 よって、議員提出議案第3号は、原案のとおり可決することに決定いたしました。

        −−−−−−−−−−−−−−−−



△議員提出議案第4号〜第6号の上程



△議案説明



○福島正道議長 次に、議員提出議案第4号、第5号及び第6号を一括して議題とし、順次議案の説明を求めます。

 まずはじめに、議案第4号及び第5号について説明を求めます。

 荒川岩雄議員

      〔荒川岩雄議員登壇〕



◆荒川岩雄議員 議員提出議案第4号及び第5号を一括して提案させていただきます。

 まず、議員提出議案第4号「政治倫理の確立のためのさいたま市議会議員の資産等の公開に関する条例の制定について」でございますが、提出者、荒川岩雄ほか8名、賛成者、黒田一郎ほか5名により提案させていただきます。

 条文は6か条、そして附則2項により成り立っておりますが、提案理由を簡単に説明させていただきます。

 本件は、政治倫理の確立のための国会議員の資産等の公開等に関する法律第7条の規定に基づいて、4月から政令指定都市となるさいたま市の市議会議員にも義務づけられることから、これを制定するために提案するものであります。

 第1条では、この条例の目的として、資産等の公開に関し必要な事項を定め、もって民主的市政の健全な発展に資することといたしました。

 第2条では、資産等報告書の提出書について、そして第3条では、所得等報告書の提出について、第4条では、関連会社等報告書の提出について規定をいたしました。

 第5条では、これら報告書の保存と閲覧について規定したものであります。

 附則では、施行期日を平成15年4月1日からとし、次期一般選挙により当選した議員から適用することとしたものであります。

 以上が議員提出議案第4号の説明でございます。

 続いて、議員提出議案第5号について、提案理由を説明いたします。

 本件は、さきの政治倫理の確立のためのさいたま市議会議員の資産等の公開に関する条例を実効あらしめるため、審査会を設置するものであります。

 地方自治法第74条第5項に規定する有権者の100分の1以上の署名及び疑義を証する資料を添えて議長に提出することにより、審査の申し出をすることができるとするものであります。

 審査会は、審査した結果を審査結果報告書として提出義務を負い、その審査結果報告書は閲覧できるものと規定しております。

 審査会の委員は、学識経験者5人以内とし、市長が議会の同意を得て委嘱することといたしました。

 また、審査会の庶務は総務局において処理するよう定めたものであります。

 以上、議員提出議案第5号の説明を終わりますが、いずれの議案につきましても、よろしく御審議のうえ可決されるようお願いいたします。

 以上です。



○福島正道議長 次に、議案第6号について説明を求めます。

 神田義行議員

      〔神田義行議員登壇〕(拍手起こる)



◆神田義行議員 神田義行でございます。

 議員提出議案第6号「さいたま市議会議員の政治倫理条例について」、提案説明をさせていただきます。

 今回提案いたしました政治倫理条例は、公職である市会議員が、その地位による影響力を不正に行使して市政を歪めることがないように、議員自らがその資産や所得などを公開し、公職者の活動をできるだけ透明化し、そのことを通じて不正腐敗の温床を取り除くことを目的とするものであります。

 法律では、政令指定都市の議員について資産公開が義務づけられておりますが、この条例は、それにとどまらず、その透明性を確保するため、政治倫理審査会を設置し、また実効性を保障するために諸規定を定めております。また、政治倫理基準も盛り込まれております。

 本市議会の政治倫理資産公開条例制定検討特別委員会では、2年近くにわたる議論が行われました。本条例案は、それらの議論も踏まえて、大宮における条例なども参考にしてまとめたものであります。

 本条例案は、政治倫理基準、資産等報告書、所得等報告書、関連会社等報告書の提出、政治倫理審査会の設置、市民の調査請求権、市の公共事業の契約に関する遵守事項などを柱にしております。

 順次、条例文に沿って要旨を説明いたします。

 第1条は、本条例の目的を規定し、さいたま市議会議員が、いやしくも自己の地位による影響力を不正に行使し自己の利益を図ることのないよう必要な措置を定めることにより、清潔、公正で開かれた民主的な市政の発展に寄与することを定めております。

 第2条で、議員と市民の責務を定めています。

 第3条には、政治倫理基準を6項目にわたり定めており、この中では、市の請負契約等において、特定の業者を推薦するなどして有利な取り計らいをしない。市の職員採用についても同様であります。

 第4条では宣誓書の提出を、第5条、第6条、第7条で資産等報告書、所得等報告書、関連会社等報告書の提出を義務づけております。これらの報告書は、それぞれ条例の各項目に規定されている区分に応じて報告書を作成し、議長に提出いたします。提出者は、議員本人のほか、配偶者、扶養の親族であります。ただし、扶養されていない配偶者については、理由を明記して資産等報告書の提出を留保することができます。所得等報告書、関連会社等報告書についても同様であります。所得等報告書は、贈与、もてなしも含めて、年間5万円以上のものが報告の対象であります。関連会社等報告書では、社交的、政治的団体の地位、肩書は報告から除きました。

 第8条は、資産等報告書の閲覧、保存について規定しています。

 第9条、第10条では、政治倫理審査会の設置と職務を定めております。審査会の委員は12名以内です。任期は2年。審査会の委員には、職務上知り得た秘密は漏らしてはならないことも規定しております。審査会は、資産等報告書等の審査と市民の調査請求権に基づく調査等を行います。

 第11条については、資産等報告書の審査の手続きについて詳細を定めております。

 第12条では、市民の調査請求権に基づく調査請求について定めています。これは、資産等報告書等に疑義があるとき、政治倫理基準に反する疑いがあったとき、有権者の500名以上の署名と、これを証明する資料を備えて請求できます。

 第13条では、虚偽報告などの指摘があったときは、そのことを速やかに公表することを義務づけています。

 第14条及び第15条は、贈収賄罪で起訴、または第一審判決を受けたときに、なおその職にとどまろうとする場合に、説明会の開催を議長に求めること。説明会が開催されないときは市民が開催を請求することもできます。

 第16条は、贈収賄罪の刑が確定したときは辞職する手続きをとるよう定めております。

 第17条は、市の公共事業に関して、議員などが実質的な経営にかかわる企業は請負契約等を辞退するよう努める規定を盛り込んでおります。

 第18条は、委任の規定であります。

 本条例の施行は本年4月1日からです。適用区分では、第12条の1項、第15条、第16条の各規定の適用について定めております。

 この条例の適用は、4月1日在職する議員の任期満了後に在職する議員について適用いたします。

 以上で議案の説明を終わりますが、本条例の提案者は、私、神田義行のほか、吉山悟、江野本啓子の各議員であります。

 賛成者は、鶴崎敏康、河野正、中山欽哉、高橋良、杉崎智介、吉田太、嘉藤信雄、森永留美子、塚田一夫、合谷憲治、福迫政樹、山中信一、鳥海敏行、山城屋せき、中野光三郎、綾達子、宮田綱久、我妻京子、小松秀雄、青柳伸二、角靖子、山崎章、加川義光、新井薫、相田冨士男、斉藤真起、高橋百合子、高柳俊哉。

 以上の、私どもを含めて31名であります。

 私は、この提案の中に、さいたま市議会の良心と良識があらわれていることを信じるものであります。各議員の御賛同を賜るようお願いを申し上げまして、提案説明を終わります。

        −−−−−−−−−−−−−−−−



△休憩の宣告



○福島正道議長 暫時、休憩いたします。

午前0時23分休憩

        −−−−−−−−−−−−−−−−

午前1時再開

  出席議員   99名

     2番   3番   4番   5番   6番   7番

     8番   9番  10番  11番  12番  13番

    14番  15番  16番  17番  18番  19番

    20番  21番  22番  23番  24番  25番

    26番  27番  28番  29番  30番  31番

    32番  33番  34番  35番  36番  37番

    38番  39番  40番  41番  42番  43番

    44番  46番  47番  48番  49番  50番

    51番  52番  53番  54番  55番  56番

    57番  58番  59番  60番  61番  62番

    63番  64番  65番  66番  67番  68番

    69番  70番  71番  72番  73番  74番

    75番  76番  77番  78番  79番  80番

    81番  82番  83番  84番  85番  86番

    87番  88番  89番  90番  91番  92番

    93番  94番  95番  96番  97番  98番

    99番 100番 101番

  欠席議員    1名

    45番



△再開の宣告



○福島正道議長 休憩前に引き続き会議を開きます。

        −−−−−−−−−−−−−−−−



△質疑



○福島正道議長 これから、議案に対する質疑を一括して行います。

 質疑の通告がありますので、発言を許します。

 島村裕司議員

      〔島村裕司議員登壇〕(拍手起こる)



◆島村裕司議員 大宮自民党の島村裕司でありますが、議員提出議案第4号「政治倫理確立のためのさいたま市議会議員の資産等の公開に関する条例の制定について」、3点御質問を申し上げます。

 第1点は、4月1日には政令指定都市の市会議員になられる委員長自身が資産等報告書を提出しなくてもよい理由をお聞きいたします。

 第2点は、附則2項を変えた理由をお聞きします。

 第3点は、平成15年度分の所得等報告書を、提出を求められる議員がある得るのかどうかをお聞きいたします。

 以上、3点であります。



○福島正道議長 荒川岩雄議員

      〔荒川岩雄議員登壇〕



◆荒川岩雄議員 島村議員の3点の質疑について、順次お答えをさせていただきます。

 第1点の質疑でございますけれども、委員長自身が資産等報告書を提出しなくてもよい理由と。委員長である私が5月1日にいるかどうかはまだ確定しておるわけではないので、委員長が提出しないとかという断定ができるかどうかわかりませんけれども、一般論として申し上げますが、私に限らず、現在、現職の議員で、再選されなかった者について提出を要しないということは、特別委員会の大方の意見によるもので決定したものであります。なお、政治倫理の確立のための国会議員の資産等の公開に関する法律、すなわち国の法律の趣旨は、あくまでも、議員になったことによって資産の増、増減ではありますけれども特に増でございますが、を報告するというような考え方が基礎になっているということでございます。

 それから、第2点の質疑でございますけれども、その、附則2項を変えた理由ということでございますが、これは、附則2項は、いろいろ案文を吟味検討いたしまして、誤解のないようにするためにはどうしたらよいかということで、2転3転変えて、慎重に書くようにいたしました結果が、最後に今日お示しした案文でございます。

 おそらく2月21日の最初の案のことを言っておるのでしょうが、それと今回出したこの案とどう違うのかと。変えた理由ということなのでしょうから、そういう趣旨と承ってお答えさせていただきますが、そのときの条例案文ですと、条例施行日、すなわち4月1日に在任する議員が4月の選挙において再選されて、5月1日以降議員として就任する場合においても、条例の適用がないような解釈を生じるおそれがあるために、そういうおそれがないようにするために、慎重を期して現行のように書いたものであります。

 それから、第3点の質問でございますけれども、簡単に申し上げますと、再選議員については、所得等報告書の提出期限が平成16年4月1日から4月30日と、このようになっておるわけでございます。ちなみに、再選でない議員、4月の選挙で新しく選ばれた議員は、過去1年間の範囲に少々入りませんので、平成17年からということになろうかと思います。

 以上です。



○福島正道議長 島村裕司議員

      〔島村裕司議員登壇〕



◆島村裕司議員 答弁がきちんとされていませんので、再確認の意味で再質疑させていただきます。

 まず、第1点ですが、委員長自身は県会議員に立候補なさることを新聞記者会見で発表されております。5月1日以降、政令指定都市のさいたま市議会議員でないことは、もう既に御本人自身が明言されております。そのうえにたっての御質問であります。

 そして、5月1日ではなくて4月1日には間違いなく、委員長自身は政令指定都市の市議会議員であることは事実であります。

 そして、その理由をお尋ねしたところ、意見が多かったとおっしゃいましたが、その多かった理由は何かをお聞きしているので、多かっただけでは話になりませんので、その多かった内容をですね、意見の内容をお聞きしておりますので、きちんと御答弁いただきたいと思います。

 また、そこで取り上げられました、国会議員なりさいたま市長の、増減をお聞きしているのではなくて、最初に増減の前段に、最初の市議会議員になったときに資産報告をすると。その後、1年、2年後においてはその増減が報告されるわけですから、私が申し上げているのは、増減の資産等の報告ではなくて、最初に各市会議員が出す、全体の、自己がお持ちの資産等の報告書を申し上げているので、増減云々というのは的はずれな御答弁ですので、御注意していただきたいと思います。

 第2点、附則2項を変えた理由をお聞きしたのですが、これも明確な回答がありません。子どもに言い聞かせるのにグリム童話というのがありますが、童話の例に取り上げてみますと、イタチとか象とかカバたちが、自分たちの政治倫理という檻をつくられたと、そして、そこへイタチだけが抜け出すような穴をつくったつもりだったけれども、要するに政治倫理の報告をしなてもいいように穴をつくって逃げちゃおうと思ったのですが、実際は象もカバも全部通れる穴だったと。そうして、それじゃだめだという話になって、自分だけは逃げられる穴に変えたのが、現在提案されている委員長の提案の条例ではないかというふうに推測するのです。そうであればそうだとおっしゃっていただければ結構ですので。

 それから、第3点、平成15年分の、今の御答弁では、平成15年分の所得等の報告書、5月1日に市会議員になったものは出すことになります。来年の4月1日から30日までに出すというふうに御答弁いただいたものですから。そうすると、平成15年の1月からの収入を報告することになります。この法律の公布日は4月1日であり、適用日は5月1日であることは明確です。そうすると、1月1日までの、平成15年、収入が遡及適用されることになります。その利益になるかたちであれば遡及適用は認められますが、憲法でも刑法等についての遡及適用は禁止されています。ですから、遡及適用をされる理由があるのかということですね。特にそこは明確に、遡及適用する理由が何であるのか。仮に、この中から再選された議員、あるいは、新たに議員になった方は別ですが、この中の議員さんが再選された場合に、来年の4月1日から30日の間に本年の1月1日からの所得を報告することになります。そうすると、当然遡及適用になります。遡及適用として的確な条文になっておりますかということをお聞きします。

 以上3点です。



○福島正道議長 荒川岩雄議員

      〔荒川岩雄議員登壇〕



◆荒川岩雄議員 それでは、お答えいたします。

 1の点でございますけれども、私は、委員長として、この条例を策定した一応責任者でございますから、荒川岩雄自身がなぜ出さなくていいのか、荒川岩雄自身がどうだというその質問を、私はあえて答える立場にございません。荒川岩雄に限らず、一般として、現在の現職の議員で再選されなかったものについて提出を要しないということを、これは特別委員会で大方の意見による決定だと。

 この大方による、意見による決定が妥当か妥当でないかという質問かどうか、ちょっとはかりかねますけれども、これは、先ほど説明しましたように、この政治倫理確立の国会の方は、あくまでも、議員になったこと、議員であることによる資産の増、特に増を報告して、市民、国民に明らかにするという趣旨のような考え方でございますので、これは、もし妥当か妥当でないかという御質問でありましたら、私は決して妥当でないとは言えないと、このようにお答えをさせていただきます。

 それから、2につきましてですが、何か、グリム童話か何かのことわざを引用しまして、いろいろ私も質疑の趣旨を整理してみたのでございますけれども、質疑の趣旨が、これはいわゆる抜け道つくったのだとか、そういう意味の質問のように承って、そのように理解したうえで答弁させていただきますが、決してそのようなことはございません。

 これは、変えた理由は、先ほども申しましたように、4月の選挙において再選されたと、で、5月1日以降議員として就任する場合においても、最初のその条文の書き方が、何かそれでは条例適用がない、再選された人には条例適用がないように、何か皮肉に受け取られるおそれがあるので、それをはっきりと定めて、この書き方はちょっとまずいと、こちらの書き方の方がいいということで変えたのでありまして、趣旨は同一でございます。

 それから、第3番目でございますけれども、ちょっと質問の趣旨がはかりかねるのですが、遡及できるかどうかのことの1点か、いわゆる法律論の質疑だとするならば、これは、この議会で自らが罰則のないこの条例を定めるものでございますから、ある面ではいかようにでも定めることができるというふうな答えとなろうかと思います。

 以上です。



○福島正道議長 島村裕司議員

      〔島村裕司議員登壇〕



◆島村裕司議員 非常に、法律家というふうに存じ上げているのですが、御答弁が全然法律的な、明確な回答がないのが残念です。

 御質疑申し上げたいのは、第1点はですね、その意見の多かった理由ですね。政令指定都市の議員は、資産等の報告、所得等の報告が義務づけられています。当然、4月1日には政令指定都市の市議会議員になるわけですから、再選に出ようと出まいと関係なしに、4月1日に議員になった方々は、ここにいらっしゃる全員の方は資産等の報告を即出すべきだというふうに考えられるのですが、そういう意味で御質問申し上げております。

 第2点の、附則2項を変えた理由があやふやなままなのですが、現実には法律家らしくないかたちでの規定を、附則2項を設けたために、4月1日の議員さんは、選挙に出て再選されてもですね、生涯、資産を含め、所得を含めた報告書を出す必要のない附則2項になっているということが私からも指摘できますので、その点ははっきりと申し上げておきます。途中でお気づきになって、慌ててですね、現在の、条例として提案された附則2項に変更されたのが大きな理由だと推測しておりますので、その点を再確認させていただきます。

 それから、第3点については、いずれにおいても、1月からこの適用される5月1日までの間の収入についてはですね、条例をさかのぼって、条例がない期間についての所得等の報告書を求めておりますので、その点、この議員提出議案第4号は大きなミスを含んだ条例だということを申し上げて、それについての御所見を伺いたいと思います。

 以上3点。



○福島正道議長 荒川岩雄議員

      〔荒川岩雄議員登壇〕



◆荒川岩雄議員 私は、現在この席ではさいたま市議会議員でございますけれども、法律の専門家でございますが、島村議員と法律の解釈論をここで闘わすつもりは毛頭ございません。

 特別委員会の大方の意見がどういう理由かと。大方の意見の中には、理由がある人もあれば、理由を述べないで、とにかくその方がいいよという方ももちろんおります。とにかく大方の意見がそのようだということで決定して、その大方の意見が、国の資産公開法に反しないという、そういう解釈でございます。

 これはもう解釈の問題であり、解釈の相違であり、これ以上お答えしても、もし御理解できなければ誠に残念であると、このように答えるしかございません。

 それから、第2点でございますけれども、なぜ変えたかと言われましても、この本日出されたものが最終案でございます。しかも、今までのは、このようにしようあのようにしよう、この条文はこのようにしよう、各条文とも検討に検討を重ねている、その経過の中で、今日、最後が出されたわけでございまして、それは、ある面では、比喩的に言えばね、下書き的なもの、とにかく、いろいろな意味で、最後に一番わかりやすい、一番いいものを出そうということで、最後に今日のが出されたわけでございます。

 そういう意味で、先ほどからくどいように申し上げていますように、現職が再選された、今の議員さんが再選された人が、あの前の書き方では条例の適用がないような解釈のおそれがあるので、わかりやすくするために、それを今のように変えたと、こういうことでございます。

 なお、第3番目の御質問でございますけれども、これについては、私はそうは思いませんので、これは妥当なかたちだということで、解釈の相違でございますので、これ以上ちょっと議論しかねますので、そのようなお答えで御理解をいただきたいと、こう思います。



○福島正道議長 以上で、通告による質疑は終わりました。

 これで質疑を終結いたします。

        −−−−−−−−−−−−−−−−



△委員会付託の省略



○福島正道議長 おはかりいたします。

 本議案3件につきましては、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。

      〔「異議なし」と言う人あり〕



○福島正道議長 御異議なしと認めます。

 よって、委員会の付託は省略することに決定いたしました。

        −−−−−−−−−−−−−−−−



△討論



○福島正道議長 これから、議案に対する討論を一括して行います。

 討論の通告がありますので、発言を許します。

 江野本啓子議員

      〔江野本啓子議員登壇〕(拍手起こる)



◆江野本啓子議員 市民ネットワークの江野本啓子です。

 議員提出議案第4号「政治倫理の確立のためのさいたま市議会議員の資産等の公開に関する条例の制定について」及び第5号「さいたま市議会資産等公開審査会条例の制定について」に反対し、議員提出議案第6号「さいたま市議会議員の政治倫理条例の制定について」に賛成の立場で討論を行います。

 99年、大宮市議会は、第3回定例会において大宮市政治倫理条例を制定いたしました。これは、97年秋に発覚した、市の発注した公共工事及び議長選挙に絡んだ汚職事件で現職議員3名が逮捕されるという不祥事を契機に、議会自らが襟を正そうと制定したものです。議会内外から政治腐敗防止のための政治倫理条例制定を求める声が高まり、政治倫理条例制定特別委員会が設置され、多くの議論の中からまとめられたものです。当時は、関東で初の本格的な政治倫理条例だと評価された条例でした。

 汚職事件は大変残念な事件でしたが、当時の大宮市議会は、条例を制定することで事件を克服してきました。本来なら、3市が合併する際に、この政治倫理条例はさいたま市に引き継がれなければならなかったと、今も残念に思っております。

 さて、政治倫理条例は、国の資産公開法も含め、相次ぐ政治家の不祥事による市民の政治不信に端を発したものです。議員という地位を利用して不正に蓄財をしていないことを市民に証明するもので、資産や所得を公表することで政治腐敗を防止するものです。

 一昨年来、政治倫理・資産公開条例制定検討委員会及び政治倫理・資産公開条例制定検討特別委員会は、2年近くにわたって多くの議論を積み重ねてきました。市民の意見を聞く会も開催をしてきました。たたき台として委員長私案や副委員長私案が示され、さらに議論を重ねてきましたが、実効性ある条例の制定を求める会派から、国の資産公開法に準じたものよしとする会派まで、かなりの隔たりがあり、意見の一致を見ることはできませんでした。その結果、正副委員長から収拾案として提案されたものが、議員提出議案第4号及び第5号です。

 この条例案は、意見の分かれた基本的な点である資産公開の対象者、審査会の権能、政治倫理基準等について、一方の意見のみを取り入れた内容になっていると言わざるを得ません。

 各会派や個人によって意見に違いがあることは、残念ですが仕方ありません。お互いに歩み寄り、譲り合うことで、双方が納得できる条例案でなければならなかったはずです。一方のみの意見でまとめられた条例案を認めることはできません。

 続いて、条例案の内容に触れて、反対の理由を述べたいと思います。

 1点目に、政治倫理基準を条例に盛り込まずに、政治倫理規程とした点です。具体的な行為に触れないあいまいなもので、審査会の対象にもなっていません。実効性が乏しいと言わざるを得ません。

 2点目に資産公開についてですが、対象者が議員本人のみでは実効性に欠けると言わなければなりません。これまでも家族の名義が資産隠しに使われてきましたし、家族に便宜供与するカモフラージュも考えられます。家族のプライバシーに配慮は必要ですが、他に資産隠しの脱法行為を防ぐ手段がない以上、配偶者、扶養する親族の資産公開は必要なことです。

 3点目に、審査会の権能についてです。

 政治倫理基準や資産公開制度をチェックし、公表する機関が審査会ですが、議員が毎年提出する資産等報告書をチェックする公正な機関がなければ実効性は期待できませんし、市民の調査請求があった場合のみ審査が開かれるのでは、審査会の役割を果たしているとは言えません。

 審査会は、本来、その任務からすれば第三者機関であることが望ましいと思いますが、現行の法制度のもとでは、地方自治法第138条の4第3項に基づく、執行部の附属機関として設置せざるを得ないもので、任務を明確にすることで市長の恣意的運用の余地はなく、法的に問題になるものではありません。

 4点目に、市民の調査請求権についてです。

 これは、政治倫理の確立を市民がチェックできる仕組みですが、資産等報告書に疑義があるときばかりでは不十分です。これに加えて、政治倫理基準に違反している疑いがあるときや、公共工事に関する遵守事項に反する疑いがあるときなども、これを証明する資料を添えて審査会による調査を求めることができる制度でなければ、実効あるものとは言えません。

 これに比べ、議員提出議案第6号「さいたま市議会議員政治倫理条例」は、必ずしも満点とは言えませんが、政治倫理基準を6項目にわたり具体的に定め、資産公開の対象については、扶養しない配偶者は留保できるものの、配偶者、扶養する親族とし、脱法行為を防止しています。政治倫理審査会の権能については、資産等報告書の審査と市民の調査請求権に基づき調査することとし、市民の調査権、調査請求権、市の公共工事の契約に関する遵守事項を明記しています。実効性ある政治倫理条例として評価できるものだと考えます。

 以上の点から、議員提出議案第4号及び第5号に反対をし、議員提出議案第6号に賛成するものです。

 以上で討論を終わります。



○福島正道議長 加藤得二議員

      〔加藤得二議員登壇〕(拍手起こる)



◆加藤得二議員 私は、議員提出議案第4号「政治倫理の確立のためのさいたま市議会議員の資産等の公開に関する条例の制定について」及び議員提出議案第5号「さいたま市議会資産等公開審査会条例の制定について」は賛成の立場から、議員提出議案第6号「さいたま市議会議員の政治倫理条例の制定について」は、反対の立場から討論をいたします。

 加えて、旧3市の議員別々に該当するような条例は検討できなかったことが、少し、感慨が無量であります。

 さいたま市は、本年4月1日より政令指定都市になることが決定しております。そのため、本議会においても、政治倫理の確立のための国会議員の資産等の公開等に関する法律第7条により、この法律に準じたかたちで必要な措置を講ずる立場にあり、早急に条例を制定しなければなりません。

 法律の目的は、資産の状況等を市民の不断の監視と批判の下に置くため、議員の資産等を公開する措置を講ずること等により、政治倫理の確立をし、もって民主政治の健全な発達に資することであります。

 議員提出議案第4号及び第5号については、この法の内容を網羅しており、また、資産公開の対象を普通預金にまで拡大している点や、川崎市、仙台市に続き資産等公開審査条例をつくったことは、同様に条例を制定している他の政令指定都市と比べても大いに前進したものと考え、さらに、平成13年5月に政治倫理資産公開条例制定検討委員会として委員会が設置されて以来、特別委員会も合わせて延べ30回開催された委員会の中での大方の見解であると認識いたしております。

 一方、議員提出議案第6号については、法形式である条例に倫理を規定することは、基本的にはなじまないと考えられ、また、各報告書の提出者の範囲を配偶者及び扶養親族にまで広げることや、政治倫理審査会の設置等についてでありますが、法の管轄領域論と他の法令との関係、例えば刑法第197条、収賄、受託収賄、事前収賄をはじめ、同第197条の2、同第197条の3、同第197条の4及びあっせん利得処罰法、また地方自治法第80条、住民の直接請求権及び同第100条、同第134条、同第135条、さらに憲法に至っては、基本的人権との関係では、憲法第11条で基本的人権を侵すことのできない永久の権利と定め、憲法第12条、同第13条、同第24条、同第38条等々、プライバシーの観点や、これら法律との整合性などからも検討の余地が多分にあり、これらの状況を鑑みるに、議員提出議案第6号については反対するものであります。

 そもそも本条例は、議員がもともと悪いことをすることを前提とした性悪説的発想での条例制定ではなく、議員自らが襟を正すための条例であり、議員自らが、という方向が最も大切なことであります。

 2年余りにわたる委員会での議論で全会一致に至らなかったことは誠に残念であります。私は、諸法との関係をはじめとする以上の理由により、議員提出議案第4号及び第5号の条例制定は適切であることから、賛成いたします。

 以上。



○福島正道議長 青柳伸二議員

      〔青柳伸二議員登壇〕(拍手起こる)



◆青柳伸二議員 日本共産党の青柳伸二です。

 議員提出議案第4号「政治倫理の確立のためのさいたま市議会議員の資産等の公開に関する条例の制定について」、議員提出議案第5号「さいたま市議会資産等公開審査会条例の制定について」に反対をし、議員提出議案第6号「さいたま市議会議員の政治倫理条例について」、賛成する立場で討論を行います。

 政治倫理条例は、そもそも、住民を代表する公職者が、その地位による影響力を不正に行使して、私利私欲、私腹を肥やすことのないようにするために、公職者の活動をできるだけ透明化し、金にまつわる情報を公開させ、そのことを通じて不正腐敗の温床を取り除くことを目的にしています。法律で、議員について言えば、県会議員、政令指定都市の議員以上について資産公開が義務づけられているのも、公職者としてのその影響力が大変大きいからと考えられます。

 本市議会の政治倫理・資産公開条例制定検討特別委員会では、法定委員会以前の段階も含めて、2年近くにわたり、大宮の政治倫理条例の検討や、政令指定都市において議員の資産公開が義務づけられていることから、議論を重ねてきました。

 しかし、本会議に、特別委員会の多数によって提案されている条例案は、先ほど申し上げた政治倫理条例の考え方から見ても、到底認められるものではありません。

 資産公開の内容は、マスコミでもザル法などと言われている国の法律に準拠しているものであり、審査会も置かれていますが、市民の調査請求により、それも100分の1有権者の署名、現状では8,300人を超える署名が必要で、審査の対象は資産報告についてだけです。政治倫理基準も規程に定められているだけで、その実効性は何ら保障されていません。

 参考にしている仙台市において審査会に付された事件が一つもなかったことが、この条例では、市民からの請求も起こせない、実効性がないことを示しています。ましてや国の法律の準拠では、資産等報告などは提出するだけで、虚偽報告しても何の罰則もない、市民にも知らされないものになっています。それは、今回の市長の資産報告についての訂正でもよくわかります。

 議員提出議案第6号は、大宮市の政治倫理条例を基本としながらも、この間の政治倫理・資産公開制定検討特別委員会の議論も踏まえて、資産公開の対象や資産等報告書、所得等報告書、関連会社等報告書や審査会などについても検討したものです。

 政治倫理条例の柱となる倫理基準、資産等報告の対象、もてなし、審査会の設置などなど、最低限の政治倫理条例の内容が盛り込まれているものです。

 日本共産党としては、それぞれの内容ではより厳格で厳しい内容にすべきと考えていますが、共同提案としての議論を考え、賛成するものでございます。

 政治倫理条例の制定は、今さまざまなかたちで全国に広がっています。これは、地方政治の分野でのさまざまな汚職、不祥事などが今なお続いているからです。旧浦和市においても、リクルート事件がありました。特に、旧大宮市では、西楽園の工事に絡んで、また議長選挙をめぐる汚職事件があり、3人の自民党及び公明党の現職議員が有罪判決を受けたことがありました。大宮における政治倫理条例が制定されたのも、2度と繰り返さないとの思いから、国の規定を上回る条例が制定されたわけです。そのことを忘れ、今になって国基準程度でよいとする態度は誠に残念であります。市民は決してこれらの事件は忘れていないし、そのことを通じて、市議会にも、議員にも、厳しい目を向けていることを考える必要があります。

 共同提案された政治倫理条例はこれらの点も踏まえたものであり、政令指定都市を控えた本市にとっても重要であります。

 議員各位も、これらの点も踏まえ、賛同されることを求め、討論といたします。



○福島正道議長 島村裕司議員

      〔島村裕司議員登壇〕



◆島村裕司議員 大宮自民党の島村裕司であります。

 議員提出議案第4号「政治倫理の確立のためのさいたま市議会議員の資産等の公開に関する条例の制定について」及び議員提出議案第5号「さいたま市議会資産等公開審査会条例の制定について」、反対の立場で討論を進めます。

 なお、第6号についても反対の立場でありますが、今回は付言しないでおきたいというふうに考えております。

 まず、先ほど議案第4号、第5号に絡んで質疑を3点申し上げましたが、まずこの点から整理していきたいというふうに考えております。

 まず第1点は、4月1日に政令指定都市の市議会議員になった者は、必ずですね、政治倫理確立のための国会議員の資産等の公開等に関する法律によって、資産等の公開が義務づけられるというふうに考えております。資産等の公開についてはですね、あくまでも施行日現在の資産をまず報告しておくということですね。国の条例では、先ほど荒川委員長が言ったように、その後、1年後の資産等の報告については、あるいは半年後になるかわかりませんけれども、1月1日の資産等報告については、加減、増減だけでいいのですが、今回の第4号については、荒川委員長誤解されているようですが、条文から申し上げますと加減ではなくて、またそのとき、1月1日、回ってきます1月1日については、全額の資産等の報告を再度行うことの規定になっておりますので、その点だけははっきりと申し上げておきたいというふうに思います。ですから、加減を出すことにはなっておりませんので、その点だけははっきりと申し上げておきます。その都度、面倒くさい話ですが、加減ではなくて全額の資産等の報告を義務づけられる条例になっております。

 それで、今申し上げたように、当然、法律ではですね、政令指定都市の議員については、資産等の公開が義務づけられ、もちろん所得の公開もそうですが、今回の議案第4号では4月1日が公布の日ですが、適用は5月1日に延ばしているために、何人かの議員さんが資産等の報告を出さなくてもよいというかたちでの、法律を違反するおそれがある規定だということを申し上げておきます。

 第2点は、附則2項の改正部分ですが、変えた部分ですが、いずれにおいても、法律の規定をきちんと整理をしないと、法的な不整備のまま提案されて、それも、先ほどの質疑の中ではあやふやな答弁だったのですが、現実に、委員長提案として出されております。それがあやふやなかたちだったというふうな発言では、条例を提案する責任があらゆる面で残るというふうに申し上げます。

 委員会に提出する条例案は、あらゆる面での精査が行われ提案されるべきであってですね、内容についての趣旨等については、それはいろいろな議論をしながら改正の余地はあると思いますが、出すからには法的な整備がされているのが民主主義下の法治国家の役割だと。第90号の議案のときにも若干御紹介申し上げましたが、尊敬する首領様の言葉一つ一つが法律ではないわけですから、日本は民主的な国、そして法律できちんと決められて、そして遡及適用も、利益になるものは遡及適用が可能ですが、不利益な部分については遡及適用ができないというのが民主主義の国家における法律の基本だということを申し上げておきます。

 第3点は、先ほど申し上げた遡及適用の話ですが、現実に、再選された議員さんは、来年の4月には4月1日以前の収入も報告するという遡及適用される条例になっております。こういうことも、あり得ない条例の不備だということを御指摘できると思います。

 それでは、討論の第2点、政治倫理について申し上げたいと思うのですが、政治倫理は、金も大切な問題だというふうに理解します。それと同時に、その議員の政治姿勢ですね、それは当然、条例の第1条にも書かれておりますが、もって民主的な市政の健全な発展に資するを目的とするというからには、姿勢自体がですね、大きな問題点だというふうに理解します。船が沈没したときに船長は最後まで残る、それは海の男の使命だというふうに聞いております。委員長がさっさと逃げ出すような条例はつくらないことですね。やはり、何も男とか女とか言うとまたお叱りを受けますので、議会の男とは申し上げませんが、議会人であるならば、やはりきちんと自分自身が率先してですね、例を示してから県会議員に立候補なさるならなさるということが大切な政治倫理だというふうに理解しますので、その点を申し上げておきます。

 最後に、法の整備についてですね、民主主義との法の整備について申し上げておきます。

 これは大宮市議会でも御紹介申し上げたのですが、明治の人、穂積陳重博士の法典論の言葉です。これが、法律を学ぶ学生の最初に教えられる言葉だそうです。

 その言葉とは何かというと、「法律の実質は善良なるも、若し其の形体にして完備ならざれば、疑義百出、争訟熄まず、酷吏は常に法を曲げ、官民は屡々法網を免るるの弊を生ぜん。法律の形体は完備せるも、若し其の実質にして善良ならざれば、竣法酷律にして倍々其の蠧独を逞しゅうせしめる害あらん。」というふうにおっしゃっています。

 ですから、法律は、きちんと一つ一つの言葉で誤解のないように整備されたものを私たちは議会において決定する義務が負わせられております。その点をはっきりと申し上げてですね、反対討論といたします。

 以上です。



○福島正道議長 これで討論を終結いたします。

        −−−−−−−−−−−−−−−−



△議員提出議案第6号の採決−否決



○福島正道議長 これから、順次採決いたします。

 おはかりいたします。

 まず、議員提出議案第6号「さいたま市議会議員の政治倫理条例の制定について」は、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。

      〔賛成者起立〕



○福島正道議長 起立少数であります。

 よって、議員提出議案第6号は否決されました。

        −−−−−−−−−−−−−−−−



△議員提出議案第4号の採決−可決



○福島正道議長 続いておはかりいたします。

 議員提出議案第4号「政治倫理の確立のためのさいたま市議会議員の資産等の公開に関する条例の制定について」は、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。

      〔賛成者起立〕



○福島正道議長 起立多数であります。

 よって、議員提出議案第4号は、原案のとおり可決することに決定いたしました。

        −−−−−−−−−−−−−−−−



△議員提出議案第5号の採決−可決



○福島正道議長 続いておはかりいたします。

 議員提出議案第5号「さいたま市議会資産等公開審査会条例の制定について」は、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。

      〔賛成者起立〕



○福島正道議長 起立多数であります。

 よって、議員提出議案第5号は、原案のとおり可決することに決定いたしました。

        −−−−−−−−−−−−−−−−



△議員提出議案第7号の上程



△議案説明



○福島正道議長 次に、議員提出議案第7号「岩槻市との任意の合併協議会設置に関する決議」を議題とし、直ちに議案の説明を求めます。

 畠山晃司郎議員

      〔畠山晃司郎議員登壇〕(拍手起こる)



◆畠山晃司郎議員 74番の畠山晃司郎です。

 議員提出議案第7号「岩槻市との任意の合併協議会設置に関する決議」につきまして、案文の朗読をもって趣旨説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。

 岩槻市との任意の合併協議会設置に関する決議

 さいたま市は、平成13年5月に浦和市・大宮市・与野市の3市合併により誕生して以来、「東日本の交流拠点都市の形成」「生活文化都市、環境共生都市の形成」を将来の都市像として、市民福祉の向上、合理的で効率的な行財政運営を図り、大都市にふさわしい全国に誇れるまちづくりを目指しているところである。

 さらに、政令指定都市への移行を最優先課題として、さまざまな準備活動を進めてきたところであり、昨年10月30日に本市の政令指定都市の指定に関する政令が公布され、本年4月1日に全国で13番目の政令指定都市に移行することになったところである。

 このような中、隣接する岩槻市においては、1月26日に合併についての「市民の意思を問う住民投票」が実施された。その結果、「さいたま市との合併を望む市民の意思が大勢を占めた」として、2月5日には岩槻市より合併協議の申し入れが行われたところである。

 さきの全員協議会において、岩槻市民の住民投票の結果を重く受けとめ、誠意を持って対応すべきと考え、合併の是非も含めて、任意協議会を設置し協議を行うことが適当であるとしたところである。

 本市議会としては、これを踏まえ、合併特例法の期限や市民意向調査等、早急に課題の整理等を要することを勘案すると、早期に任意の合併協議会を設置すべきである。

 以上、決議する。

 平成15年3月11日提出

           提出者 さいたま市議会議員 黒田一郎

                   同     畠山晃司郎

                   同     鶴崎敏康

                   同     近藤 豊

                   同     嘉藤信雄

                   同     田中通之

                   同     松崎良一

           賛成者 さいたま市議会議員 沢田 力

                   同     関根信明

                   同     矢島里志

                   同     萩原章弘

                   同     今城容子

                   同     斎藤建二

                   同     塚田一夫

                   同     神崎 功

                   同     土橋貞夫

                   同     芳賀義宜

                   同     村松順子

                   同     長谷川和久

                   同     細沼武彦

                   同     霜田紀子

                   同     今村都代子

                   同     日浦田 明

                   同     高橋 良

                   同     吉山 悟

                   同     森永留美子

                   同     関根隆俊

                   同     池上悦三

                   同     山崎修一

                   同     真取正典

                   同     遠藤一夫

                   同     霜田雅弘

                   同     花岡能理雄

                   同     川上正利

                   同     杉崎智介

                   同     吉田 太

                   同     合谷憲治

                   同     中島隆一

                   同     柳沼孝雄

                   同     清水賢一

                   同     岡崎康司

                   同     加藤得二

                   同     長谷川秀雄

                   同     荒生若雄

                   同     近藤一良

                   同     武笠光明

                   同     中山欽哉

                   同     島村裕司

                   同     佐伯鋼兵

                   同     稲垣欣和

                   同     小松豊吉

                   同     湯沢一夫

                   同     松本一夫

                   同     石塚 眞

                   同     小平正幸

                   同     芝間 衛

                   同     中神健一

                   同     江野本啓子

                   同     野口吉明

                   同     松本敏雄

                   同     清宮義正

                   同     鈴木 弘

                   同     生方博志

                   同     田口邦雄

                   同     加藤武喜

                   同     中村圭介

                   同     千葉晴夫

                   同     帆足興之

                   同     河野 正

                   同     高橋勝頼

                   同     青木一郎

 以上でございます。

 なにとぞ、よろしくお願いをいたします。

        −−−−−−−−−−−−−−−−



△質疑



○福島正道議長 これから、議案に対する質疑に入ります。

 質疑の通告がありますので、発言を許します。

 高柳俊哉議員

      〔高柳俊哉議員登壇〕



◆高柳俊哉議員 高柳俊哉です。

 議員提出議案第7号「岩槻市との任意の合併協議会設置に関する決議」につきまして、基本的なところを二つ質疑をいたします。

 一つは、時期の問題です。

 なぜ、改選前の今の時期に急いでこの決議を行う必要があるのか、改選後ではなぜいけないのか、そのことについてまずお尋ねしたいと思います。

 2点目でありますけれども、協議会の中身の問題ですけれども、なぜ任意協なのかということであります。是非も含めての協議ということにつきましては、総務省の方でも、法定協でも是非を含めての協議というふうに認定していると思うのですけれども、法定協と任意協、何が違うのかと。そのことも含めて、よろしくお願いします。



○福島正道議長 畠山晃司郎議員

      〔畠山晃司郎議員登壇〕



◆畠山晃司郎議員 先ほどの決議案の中にもあり、多少重複いたしますが、1点目は、今の時期になぜ決議を行うかということですが、御案内のように、岩槻市は住民投票を行って、2月5日に現議会に正式に申し入れてきたわけです。それに対して誠意を持って答えることが適当であると。このように判断をしたのでこのようなかたちになりました。

 それから、法定協でなくて何で任意協なのかということですが、これは合併の是非も含めてですから、そういう意味では任意協の方が適当であると、このように判断をいたしまして、このような提案になったことを御理解いただきたいと思います。

 以上です。



○福島正道議長 高柳俊哉議員

      〔高柳俊哉議員登壇〕



◆高柳俊哉議員 それでは、再質疑をいたします。

 もちろん、岩槻市の住民投票の結果は私も重く尊重しなければいけないと思っています。また、合併の協議そのものを私はいけないと言っているのではありません。なぜ今でなければいけないのかということであります。

 今いる議員はですね、前回の選挙の際に、多分、岩槻市との合併問題については、いわゆる公約等で一言も触れてないと思うのですね。で、合併は大切なことであります。だからこそ、公約で、例えば合併を進めていきます、あるいは是非を含めての協議をやっていきますというふうに公約で掲げて、あるいはその選挙中に、さまざま、有権者に対して約束をして、そのうえで選ばれた議会がきちんと協議をしていくというのが、私はより望ましいのではないかというふうに思います。それではなぜいけないのか、そのことをお聞かせください。



○福島正道議長 畠山晃司郎議員

      〔畠山晃司郎議員登壇〕



◆畠山晃司郎議員 再質疑にお答えいたします。

 なぜ今の時期かと。先ほど言いましたけれども、岩槻市は住民投票をやって、そして2月5日に、現議会に、この議会に対して、早急に任意合併協なりということで、合併協議の話を持ってきたわけです。

 ですから、それに対して、誠意のある、きっぱりと返答していくことが私は適当であるというふうに判断をしたので、いわゆる提案者の1人として名を連ね、御理解いただきたいと思います。



○福島正道議長 青羽健仁議員

      〔青羽健仁議員登壇〕(拍手起こる)



◆青羽健仁議員 議員提出議案第7号につきまして、何点か質疑いたします。

 提案者の中にですね、本議会で不採択となりました請願第27号「岩槻市との合併についてはその賛否を住民投票で決定することを求める請願」につきまして、採択に賛成をした議員並びに会派の皆さんが、提出者並びに賛成者となっておられますことから、その件について何点かお伺いいたします。

 請願第27号は、合併については住民投票をもって決するという趣旨に賛同をされたわけでありまして、さきの議員の質疑でも明らかなように、任意協では合併の是非についても協議をするということでありまして、請願第27号の趣旨を踏まえた場合、住民投票によって住民の意思を確認した後に合併協議に入るという認識ではないかと思うわけでございますけれども、その点について、特に整合性についてをお伺いをしたいと思います。

 2点目はですね、先ほどの議員もおっしゃっておりましたけれども、当然その住民投票を、岩槻の住民投票の結果を受けての任意協の設置でありますから、少なくてもですね、1か月後に迫っている選挙、ここのあとにですね、当然、住民投票を求められている会派の方であれば、このあとにですね、設置決議に賛同すべきと思うわけでありますけれども、この点についてもお伺いしたい。

 当然、こういった議会の重大な意思を決定する決議に、提案者になられた、また賛成者になられたわけでありますから、御自分たちの主張であります住民投票で決するということが当然この中に、決議の中に担保されているものだと思いますが、どのように担保されているのかお聞かせをいただきたい。

 以上3点でございます。



○福島正道議長 嘉藤信雄議員

      〔嘉藤信雄議員登壇〕



◆嘉藤信雄議員 御質疑でございますので、お答えをいたしたいと思います。質疑者もあまり興奮しないで、ひとつ冷静にお願いしたいと思います。

 本決議は、岩槻市との合併について、合併の是非を含めて任意の協議会を設置し協議をすると、こういうことでございます。整合性の問題でございますが、住民投票の問題でございますけれども、さきの請願は、住民投票を行って岩槻市との合併の意思決定をすべきものと、こういうことですが、この合併協議会の設置の中身といたしまして、任意の合併協議会を設置をする趣旨は、合併の是非を含めてと。是にするのか非にするのか、こういうことでございますけれども、これは、合併特例法の期限や市民意識調査等、早急に整理をしなければならない課題がこの中に含まれているわけでございます。そういった意味で、1日も早く合併協議会を設置すると。こういうことでこの中にもうたわれているわけでございますので、私どもとしては、任意の合併協の中で、市民が住民投票を実施するときの資料として、情報提供、このことは市長も、十分に合併協議会の中における情報は公開をしていくと、このように答えているわけでございますし、この中にも、市民意向調査等、こういうことでございますが、市民意向調査の関係の中には、いろいろなやり方があろうかと思います。私どもは、住民投票をもってこれにかえるべきものと、このように考えているわけでございます。

 したがって、任意の合併協議会で審議をすることによって、情報提供等も十分にされる中でやるべきであるという立場で提案者となったものでありまして、矛盾はないものというふうに考えております。

 以上でございます。



○福島正道議長 青羽健仁議員

      〔青羽健仁議員登壇〕



◆青羽健仁議員 残念ながら答弁もれがありましたので、2点、再度お聞きをいたします。

 1点目はですね、住民投票を求めるという意思は変わらないようでございますので、しからば、この決議の中にですね、住民投票という意向がどこに盛られているのか、どこで担保されているのかというのをお聞きしました。これを再度お答えいただきたい。

 それからもう1点は、住民投票を求められている方が、この選挙を間近にした時期に、選挙前にですね、住民の意向を聞ける選挙、住民投票に準じて住民の意向を聞ける選挙の前に決議に加わった理由を教えていただきたい。

 この2点について、再度お答えをいただきたいと思います。



○福島正道議長 嘉藤信雄議員

      〔嘉藤信雄議員登壇〕



◆嘉藤信雄議員 先ほども答弁をしたつもりでございますが、この文面の中にもありますように、「合併特例法の期限や」ということでございまして、1日も早く協議をすることによって、住民に少しでも多くの情報を知らしめるということが一つでございます。

 それから、住民投票ということでございますが、先ほどもお答えいたしましたように、市民意向調査と、こういうことがこの中にも、早急に調査等ですね、早急に課題の整理をと、こういうことでございまして、私どもとしては、住民投票によって市民の意向を聞くと、こういうことで理解をいたしておりますので、御理解をいただきたいと思います。



○福島正道議長 以上で、通告による質疑は終わりました。

 これで質疑を終結いたします。

        −−−−−−−−−−−−−−−−



△委員会付託の省略



○福島正道議長 おはかりいたします。

 本件につきましては、委員会付託を省略いたしたいと思います。

 これに御異議ございませんか。

      〔「異議なし」と言う人あり〕



○福島正道議長 御異議なしと認めます。

 よって、委員会の付託は省略することに決定いたしました。

        −−−−−−−−−−−−−−−−



△討論



○福島正道議長 これから、議案に対する討論を行います。

 討論の通告がありますので、発言を許します。

 青羽健仁議員

      〔青羽健仁議員登壇〕(拍手起こる)



◆青羽健仁議員 私は、議員提出議案第7号につきまして、反対の立場で討論をいたします。

 お断りいたしておきますけれども、任意の合併協議会の設置につきましては、反対ではありません。これは、初日に行われました全協においてもそのような意思表明をしております。

 ただし、この会期、あるいはこの任期の中で決議をすることに反対をするものであります。

 以後、順次ですね、反対理由を申し上げます。

 まず第1点、我々議員、この議場にいるさいたま市議会議員100名はですね、この在任根拠というものは、市民による選挙でないわけであります。これは、在任特例、いわゆる合併特例法による在任の任期の特例によりまして在任をしているわけであります。

 ある市の議員さんにおかれましては、議員の選挙でいただいた任期を超えて在任されている方もいらっしゃるわけであります。法的には全く問題ない、議員の権能については全く問題ないことは明らかでありますけれども、やはり、市民の負託を受けて議会で発言する議員として、このように市民に重大な変更を及ぼす決議についてですね、選挙を目前に控えている、こういう時期にやるべきでないというふうに思っております。

 2点目、任意協の設置というものはですね、法的にも、決議を要しないということは言うまでもないわけでありまして、ここで決議をするのであれば法定協の決議をすべきであると、このように思うわけであります。これが2点目であります。

 それから3点目、果たしてここで決議をしたものが次の改選後の議会に対して責任を持てるかどうか。定数にいたしましても、今の100人から64名に激変をするわけであります。それから、議会構成についてもですね、これが激しく変わるということも予想されるわけでありまして、今のこの議会の構成メンバーが次の議会に対して責任を持てるのかどうかということに対して、甚だ疑問であります。

 以上の理由で反対をするわけでありますが、ただし、相川市長はですね、2年前にきちんと市民の負託を受けております。したがいまして、市長が任意の合併協議会の準備作業に入ることについては全く問題ないというふうに解釈いたしますし、そのようにお願いをしたいということを付け加えさせていただきます。

 以上で討論を終わります。



○福島正道議長 稲垣欣和議員

      〔稲垣欣和議員登壇〕(拍手起こる)



◆稲垣欣和議員 緑政会の稲垣でございます。

 私は、議員提出議案第7号「岩槻市との任意の合併協議会設置に関する決議」について、賛成の立場で討論いたします。

 決議案文に書いてあるように、岩槻市においては、去る1月26日に合併についての住民投票を行い、その結果、岩槻市より本市に対し、合併協議の申し入れが行われたところであります。

 本市議会としては、これに対しては、2月18日の全員協議会において、合併の是非を含めて任意協議会を設置し、協議を行うことが適当であるとの考えを確認し、それを踏まえて、市長より岩槻市に対して協議受け入れの回答がなされたところであります。

 岩槻市議会においては、さいたま市との任意合併協議会設置に関する決議を2月24日に本会議で可決しております。

 本市議会としては、岩槻市民の住民投票の結果を重く受け止め、誠意を持って対応すべきと考え、合併の是非を含めて、任意協議会を設置し協議を行うことが適当であるとしたところであります。

 本市議会としては、これを踏まえ、合併特例法の期限や市民意識調査等、早急に課題の整理を要することを勘案すると、早期に任意の合併協議会を設置すべきと考えております。

 なお、本決議案には70名の多くの議員賛同をいただいておることを申し添え、賛成討論といたします。

 ありがとうございました。



○福島正道議長 相田冨士男議員

      〔相田冨士男議員登壇〕(拍手起こる)



◆相田冨士男議員 99番、日本共産党の相田冨士男でございます。

 私は、この議員提出議案第7号「岩槻市との任意の合併協議会設置に関する決議」、この決議に対しましては、これから述べる4点の理由で反対をするものであります。

 第1の反対理由は、市民の目線から見て、あまりにも突然浮上した話であるわけであります。

 岩槻市との合併の話というのは、今年に入って、しかも2月にさいたま市に申し入れがされたわけであります。こうした岩槻市との合併の必然性も認識も、市民の中には全くないと言っても過言ではないと思うわけであります。

 二つだけ例をあげたいと思うのですが、埼玉県、昔で言えば東西南北に分けておりました。このさいたま市は南部地区に所属をするのです。岩槻市は、言うまでもなく、越谷やあの蓮田と並んで東部地区です。こうした歴史的な違いがあるわけです。

 また、よく合併問題では、この街並みの連たん性という問題がよく出ます。しかし、岩槻市との連たんなどどこにあるでしょうか。あの122号線、あそこへ行きますと、広大な田んぼの向こうに街並みがはるかに見える、わずかに、東武鉄道であの大宮の駅につながっているというだけではないでしょうか。これが第1であります。

 第2には、岩槻市に対する我々の認識、これは、分析もこれからだというのが実態だと思うのです。例えば、合併特例法の適用が、このさいたま市、2度目はどういうふうになるのか、あるいは特例債、こういうものは一体どういうふうになっていくのか。こうしたもので、深く認識している議員が何人おられるでしょうか。

 だから、先ほどから議論されております、合併の是非も含めて話し合うのだからいいのではないか、こういう反論がされているのですけれども、皆さん、今私が述べているようなことというのは全く初歩的なことなのです。そうした初歩的な認識もなく「ここで合併の是非も含めて話し合うのだからいいや」「途中でやめた」「こういうふうにすればいいのだ」ということが、果たして、この岩槻市とさいたま市との間で、正規のやり取りの中でそうしたことが許されるでしょうか。

 岩槻については、「あれは人形のまちだよ、だからいいのではないか」、こういう意見を言う人もいるわけです。しかし皆さん、岩槻市については、昭和29年に市制を施行して、行田と川越、これと並んで、埼玉県内の三つの城下町だということは、だれでも知り、そして、この城下町特有の伝統工芸の一つが人形にあるのです。そういうことは、これは埼玉県民であればだれでもわかっていることだと思うのです。そういう、この程度の認識でこの問題を是非を決めていいのかという問題であります。

 また、代表質問でも言いましたけれども、公債費については、さいたま市よりも高い16.5%であります。これは平成13年度の決算。まさに借金まみれのこの財政状況ということができると思います。

 また、第三センターをめぐる財政上のピンチ、また、このさいたま市の東部地域の開発、岩槻に並んでいるわけでありますけれども、こうした開発や地下鉄7号線の延伸問題、こうしたものが絡んでいるということから、どんな条件でも呑みますから合併してくださいと言ってきている。そういう状況の中で、本質的なねらいは一体何なのだろうか、やっぱり私どもは、ここでよく考えていかなければならないと思うわけであります。

 三つ目の理由に、憲法5原則の一つである地方自治の問題があるわけで、そうした点で甚だ疑問と言わざるを、私は、得ないわけであります。

 相手が合併してくれというのだから、来るものは拒まず、大きければ大きいほどいいという、こうした状態で自治体というものを見ていいのだろうか。私は、このさいたま市の合併問題、携わる中で、約10年近くにわたって、地方自治の専門家、学者の人たちともいろいろと話し合いをしてまいりました。

 地方自治、基礎自治体として一番いいのは、日本の法体系のもとでは、5万からせいぜい10万以下と言われているのです。つまり旧与野の自治体の規模が一番適当だと言われているのです。ところが、このさいたま市はどうでしょう。105万人が基礎自治体なんです。これで本当に地方自治というものが発揮できるかといったら、全くそれは疑問ではないでしょうか。

 現在の政令指定都市は、九つの区役所ができるのだから地方自治は十分発揮されるんだと、こういう認識の方もいらっしゃるようでありますけれども、現在の政令指定都市というのは、1956年に、県段階との妥協の産物でできたものなのです。ですから、基礎自治体はあくまでも105万人、さいたま市で言えば。区ではないのです。ですから、代表質問でも私は主張しましたように、第2段階として、やっぱり早く、東京と同じような、基礎自治体を区段階に持っていく、こうした法律改正がどうしても必要なんではないかと。こういうふうに私は主張しているわけでありますけれども、このような地方自治、憲法の5原則から見て、私は、こうした問題については大いに慎重に当たらなければならないと考えるわけであります。

 第4の問題であります。

 これは、先ほどの反対の討論の中でもありました。選挙を両方の市が控えているのです。なぜ選挙をくぐってから、このような大事な問題は新しい議会で決めるということができないのだろうか。その焦ってここで決めなければならない理由というのは全く考えられないわけであります。

 ましてや、このさいたま市、全会派一致制が取り入れられてきたわけであります。今回は、二つの会派がこの問題では一致をしませんでした。つまり反対をしていたわけであります。これを破って、あえて強行する緊急性、これはどこを探しても見当たらないというのが、今日のこの到達点だと思うわけであります。

 私は、こうした、遮二無二、どんなに問題があっても、とにかく数を頼んで強行していくという、こうしたやり方については全く同意することはできないわけであります。

 以上のような4点の理由から、私は、この第7号については反対をするものであります。

 以上です。



○福島正道議長 これで討論を終結いたします。

        −−−−−−−−−−−−−−−−



△議員提出議案第7号の採決−可決



○福島正道議長 これから採決いたします。

 おはかりいたします。

 議員提出議案第7号「岩槻市との任意の合併協議会設置に関する決議」については、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。

      〔賛成者起立〕



○福島正道議長 起立多数であります。

 よって、議員提出議案第7号は、原案のとおり可決することに決定いたしました。

        −−−−−−−−−−−−−−−−



△市長あいさつ



○福島正道議長 以上で、今期定例会の議事はすべて終了いたしました。

 この際、市長から、あいさつのため発言を求められておりますので、これを許します。

 市長

      〔市長登壇〕



◎相川宗一市長 平成15年2月定例会の閉会に当たりまして、ごあいさつを申し上げます。

 議員の皆様には、去る2月18日の招集以来、23日間にわたり御審議を賜り、おかげをもちまして、御提案をいたしました平成15年度予算案をはじめとする諸議案について、いずれも御賛同いただき、深く感謝を申し上げます。

 また、岩槻市との任意合併協議会設置に関する決議をいただきました。今後、合併の是非を含めて、合併にかかわる課題を協議会の中で協議を行ってまいりたいと存じます。

 本議会が最後の定例会となりますが、これまで、新生さいたま市の市政運営に御尽力をいただきました議員各位に対し、ここに改めて感謝を申し上げますとともに、深く敬意を表する次第であります。

 さて、待望の政令指定都市移行まであと半月余りとなりました。政令指定都市の実現がさいたま市の最重要課題でありましたので、大きな喜びを感じております。本市の政令指定都市への移行は、権限と財源が強化される大都市制度を活用し、埼玉の県都として、関東地域を牽引する中枢都市として発展を目指すとともに、より一層の市民福祉と市民サービスの向上を図ろうとするものでございます。

 今後は、自立都市として、また、21世紀はじめての政令指定都市として、風格あるまちづくりを推進し、市民のだれもが「住んでよかった、住み続けたい」と思える、全国に誇れる新たな都市の創造に向けて全力を傾注してまいる所存であります。

 結びに、議員の皆様には、今後とも健康に十分御留意をいただき、ますますの御活躍をお祈りを申し上げまして、ごあいさつにさせていただきます。

 どうもありがとうございました。(拍手起こる)

        −−−−−−−−−−−−−−−−



△議長あいさつ



○福島正道議長 私からも、議会終了に当たりまして、ごあいさつを申し上げます。

 皆様には、多くの上程議案について真摯な御審議を賜り、また、市長をはじめ執行部の皆様には、議案審議に終始御協力をいただきました。まずもって御礼を申し上げます。

 本定例会において表明されました議員の意見、要望等は、努めて尊重され市政に反映されますよう、執行部へお願いをいたします。

 さて、本議会は、私たちの任期の最後の議会となりました。私たちは、旧3市の最後の議員として、3市合併の最終協議を行い、新生さいたま市のはじめての議会を100人の議員をもって構成し、さらには、全国13番目の政令指定都市さいたま市の最初の議員となることになりました。

 この間、各種の協議を重ね、議会を運営してまいりましたが、ここに、各議員の立場を超えて4月1日の政令指定都市を迎えられますことは大きな喜びでありますとともに、在任特例を選択した私たちの合併後2年以内の政令指定都市移行という市民への約束を果たしたことでもあり、まさに万感胸に迫る思いであります。この困難な政策課題を果たされた市長に対しまして深く敬意を表しますとともに、この間、御不満を持ちながらも議会の運営に御協力をくださいました議員各位、関係の方々に、衷心より感謝を申し上げる次第であります。

 この議会が終了いたしますと、皆様方は、政令指定都市としてはじめての市議会議員選挙や県議会議員選挙に臨まれることになりますが、大いに御健闘いただき、当選の栄誉に輝かれますことをお祈り申し上げます。

 また、今期で議員を勇退されます方々には、今日までの皆様の御活躍がさいたま市の発展を培ったものであり、その御功績に敬意を表するものであります。今後とも、市民福祉の向上とさいたま市政の進展に御尽力くださいますようお願い申し上げます。

 さて、三寒四温の春の息吹を感じるころとなりました。皆様には、時節柄、お体を御自愛いただき、御活躍されますようお祈り申し上げ、ごあいさつといたします。

 ありがとうございました。(拍手起こる)

        −−−−−−−−−−−−−−−−



△閉会の宣告



○福島正道議長 これで、平成15年2月定例会を閉会いたします。

午前2時28分閉会

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