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埼玉県 さいたま市

平成14年 11月 臨時会 11月19日−02号




平成14年 11月 臨時会 − 11月19日−02号









平成14年 11月 臨時会



平成14年

      埼玉県さいたま市議会会議録

11月19日

                        平成14年11月臨時会

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第2日

平成14年11月19日(火曜日 午前10時開議)

本日の議事日程

 第1 議案第155号及び請願(第74号〜第85号)の上程

 第2 委員長報告

 第3 委員長報告に対する質疑

 第4 討論

 第5 修正案採決

 第6 会期延長の決定

 第7 延会

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本日の出席議員 100名

     2番  沢田 力     3番  関根信明

     4番  矢島里志     5番  萩原章弘

     6番  福島正道     7番  今城容子

     8番  田口禎則     9番  細川邦子

    10番  高柳俊哉    11番  杉崎智介

    12番  秋本清一    13番  塚田一夫

    14番  神崎 功    15番  山中信一

    16番  福迫政樹    17番  土橋貞夫

    18番  芳賀義宜    19番  村松順子

    20番  長谷川和久   21番  細沼武彦

    22番  霜田紀子    23番  今村都代子

    24番  日浦田 明   25番  村上明夫

    26番  高橋 良    27番  吉山 悟

    28番  中里昌弘    29番  森永留美子

    30番  松崎良一    31番  鳥海敏行

    32番  山城屋せき   33番  中野光三郎

    34番  関根隆俊    35番  池上悦三

    36番  山崎修一    37番  真取正典

    38番  遠藤一夫    39番  田中通之

    40番  霜田雅弘    41番  花岡能理雄

    42番  川上正利    43番  斎藤建二

    44番  吉田 太    45番  日暮泰美

    46番  合谷憲治    47番  斉藤真起

    48番  神田義行    49番  綾 達子

    50番  高橋百合子   51番  中島隆一

    52番  柳沼孝雄    53番  清水賢一

    54番  岡崎康司    55番  加藤得二

    56番  長谷川秀雄   57番  荒生若雄

    58番  近藤一良    59番  武笠光明

    60番  中山欽哉    61番  島村裕司

    62番  青羽健仁    63番  荒川岩雄

    64番  青柳伸二    65番  小松秀雄

    66番  我妻京子    67番  宮田綱久

    68番  佐伯鋼兵    69番  稲垣欣和

    70番  小松豊吉    71番  湯沢一夫

    72番  松本一夫    73番  石塚 眞

    74番  畠山晃司郎   75番  小平正幸

    76番  芝間 衛    77番  中神健一

    78番  鶴崎敏康    79番  長谷川浄意

    80番  江野本啓子   81番  加川義光

    82番  角 靖子    83番  山崎 章

    84番  野口吉明    85番  松本敏雄

    86番  黒田一郎    87番  清宮義正

    88番  鈴木 弘    89番  生方博志

    90番  田口邦雄    91番  加藤武喜

    92番  中村圭介    93番  千葉晴夫

    94番  近藤 豊    95番  帆足興之

    96番  河野 正    97番  嘉藤信雄

    98番  新井 薫    99番  相田冨士男

   100番  高橋勝頼   101番  青木一郎

   欠席議員   なし

職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名

 議会事務局長    山田貴和   議会事務局次長   小池宏明

 議会事務局次長   宮沢健二   議会事務局次長   渡辺 收

 議事課長      大川晴久   議事課長補佐    柴田 進

 議事課主査     金子照夫

地方自治法第121条の規定による説明のための出席者

 市長        相川宗一   助役        岩木 浩

 助役        内藤尚志   助役        萩尾隆吉

 収入役       福田輝夫   水道事業      作山泰彦

                  管理者

 教育長       臼杵信裕   理事        小宮義夫

                 (総合政策部長

                  事務取扱い)

 理事        中村正彦   理事        磯部光彦

(財政部長            (保健衛生部長

 事務取扱い)           事務取扱い)

 理事(大宮     市ノ川 洋  理事(与野     村田昌造

 総合行政センター長        総合行政センター長

 事務取扱い)           事務取扱い)

 総務部長      田沼 嵩   市民文化部長    立石松美

 福祉部長      小林 昇   環境部長      木内一好

 経済部長      大塚英男   都市計画部長    冨山徳一

 都市開発部長    浅子 進   建設部長      宇月一郎

 下水道河川部長   竹井芳男   浦和総合      渡部圭彬

                  行政センター長

 市立病院      齋藤欣司   消防長       金山信孝

 事務局長

 出納室長      中田 弘   水道部長      鈴木市造

 学校教育部長    藤間文隆   生涯学習部長    村岡 正

 選挙管理委員会   粕谷文彦   人事委員会     加藤勝三

 事務局長             事務局長

 監査事務局長    山崎正夫   農業委員会     大木秀志

                  事務局長

午後7時17分開議

  出席議員    100名

     2番   3番   4番   5番   6番   7番

     8番   9番   10番   11番   12番   13番

     14番   15番   16番   17番   18番   19番

     20番   21番   22番   23番   24番   25番

     26番   27番   28番   29番   30番   31番

     32番   33番   34番   35番   36番   37番

     38番   39番   40番   41番   42番   43番

     44番   45番   46番   47番   48番   49番

     50番   51番   52番   53番   54番   55番

     56番   57番   58番   59番   60番   61番

     62番   63番   64番   65番   66番   67番

     68番   69番   70番   71番   72番   73番

     74番   75番   76番   77番   78番   79番

     80番   81番   82番   83番   84番   85番

     86番   87番   88番   89番   90番   91番

     92番   93番   94番   95番   96番   97番

     98番   99番   100番   101番

  欠席議員    なし



△開議の宣告



○福島正道議長 大変長らくお待たせいたしました。

 ただいまから、本日の会議を開きます。

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△議案並びに請願の一括上程



○福島正道議長 これから、市長提出議案第155号及び請願第74号から第85号を一括して議題といたします。

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△常任委員会審査結果報告



○福島正道議長 総務委員長から審査結果報告書が提出されておりますので、お手もとに配付しておきましたから御了承願います。

〔参照〕−委員会審査結果報告書−

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△常任委員長審査経過報告



△総務委員長報告



○福島正道議長 総務委員長から審査の経過並びに結果について報告を求めます。

 総務委員長 岡崎康司議員

      〔岡崎康司議員登壇〕(拍手起こる)



◆岡崎康司総務委員長 総務委員会の委員長報告を申し上げます。

 本委員会に付託されました案件は、議案1件、請願12件であります。以下、順次、審査の概要と結果について御報告申し上げます。

 はじめに、議案第155号「さいたま市区の設置等に関する条例の制定について」でありますが、本件の主な質疑では、本市の行政区を9区とした理由、区名選定委員会における「旧市名を使用しない」との方針に反し、大宮、浦和の名称を使用した理由、区名公募のPR不足の指摘について、第4回区名選定委員会における委員長私案提出の背景、区名選定委員会に市議会議員を含めた理由、区名検討市民の会の人数が区ごとに差異がある理由、区名選定委員長に井原氏が決定した経緯、区名決定を本臨時会としなければならない法的事由、選定委員会の中で、見沼区についての悪いイメージの意見について質疑があり、答弁では、はじめに、「9区とした理由」は、合併協議会での決定事項である将来の行政区の区割りに関する方針を踏まえ、行政区画審議会における行政区画編成に当たっての基本方針に基づき、種々協議が行われ、最終的に9区とする答申がされた。

 次に、大宮及び浦和の名称については、同名を希望する投票数が多いこと、また、他に妥当する案がなかった。

 次に、区名公募のPRについては、5月の区名公募に際しては、市報5月号に掲載、8月の区名投票に際しては、市報8月号及びリーフレットを作成し、市内全域及び主な公共施設に配布したほか、市のホームページに掲載し、電子メールやファックスによる投票の受付等、幅広くPRしたとのこと。

 次に、委員長私案については、第3回区名選定委員会における各委員の意見を踏まえ、委員長が集約し、第4回選定委員会に提出された。

 次に、区名選定委員会に市議会議員を含めた理由は、千葉市、仙台市、広島市を参考とし、また、広く市民から意見を集約したいとの観点から、市民の代表である市議会議員の参画を求めた。

 次に、区名検討市民の会の人数については、当初10名程度を予定していたが、応募者が少なかったため、すべての人を採用したので、人数にはばらつきが生じた。

 次に、区名選定委員長に井原氏が決定した経緯については、公平なる互選の結果と理解している。

 次に、区名決定を本臨時会としなければならない法的事由については、本臨時会でなければならない法的問題はないが、10月30日に政令が公布され、4月1日の政令指定都市化を控えた現在、市民への周知、選挙区の問題、関係省庁との手続き等のために準備期間が必要であり、2月定例会では間に合わないためである。

 次に、選定委員会の中で、見沼区についての悪いイメージの意見については、ありませんでしたとの答弁がありました。

 そのほか、区名に関する市民の要望件数及びその内訳、選定委員会の構成員について、D区を見沼区、I区を緑区とした経緯、一部の報道機関が選定委員会に入っていない理由等について質疑・応答がありました。

 3委員より、西区から緑区までの各区の名称について、それぞれA区かI区とし、なお、附則において、区の名称を仮称とする修正案が提出されました。

 発議者より修正案の説明を受けたのち、主な質疑については、区名選定の今後のスケジュール、具体的な区名をあげるべきではないか、固有名称としてのアルファベットを用いることは不適当と考えるが、日本国の地名としてアルファベットを用いたものはあるかについてただされ、答弁では、はじめに、区名選定の今後のスケジュールについては、千葉市は、政令指定都市になる前年12月議会で同様の決定をしており、それに比べると1か月近く猶予がある。執行部に努力してもらえば、11月、12月、1月の間で可能であろうと考えている。

 次に、具体的な区名をあげるべきではないかについては、住民の合意が必要であり、絞り込んで市民の大多数の方々が合意と納得を得る案を考えていくことが必要であり、具体的な案は、市民の市政に対する考え方や区名に対する考え方の案を押し付けることになるので、議論をきちんと行い、合意を得てからであるため、仮称としたとのこと。

 次に、アルファベットを用いた名称はあるのかについては、把握はしていないとの答弁がありました。

 次に、討論では、議案第155号と修正案について一括討論を行いました。

 まず、原案に反対の立場から、今回の条例は区名選定委員会の案に基づくものであるが、区名選定委員会の審議は市民の合意と納得を得るものとは言いがたい状況にあり、委員会では、委員長私案での、ほとんど議論がつくされずに採択され、決定の過程は重大な問題を含んだもので、極めて非民主的な運営が行われており、何よりも、住民の合意と納得を得るために、市民の声を無視する行政では、市民の信頼を勝ち取ることはできないことから反対するとの討論。

 また、同じく反対の立場から、いかに市民の意見に反映して名前を決めていくかということが重要であり、市民参加を少しでも進めようといろいろ施策を講じられたことについては非常に高く評価をしており、見沼田圃を保全していこうという姿勢が非常にあるということも評価をしておりますが、やり方が中途半端であり、本当に市民参加がスムースにいくような方法をぜひつくっていただきたいことを要望し、反対するとの討論。

 同じく反対の立場から、選定の過程が公正で民意を反映したものであれば、意見が違っていても納得できるが、区名の公募、区名検討市民の会、そして区名投票、市民の意見を聞きながらその結果を尊重したとは言えない区名選定であり、区名選定手続きに重大なミスがあったと言わざるを得ない。政令市に移行しスタートの時点で市民の不信を残してしまう区名案に対し、反対するとの討論。

 原案に賛成の立場から、さいたま市におけるシンボル的な見沼を区名として残すことはすばらしいことであり、D区と見沼とのかかわりは古くからで、大きいと認識し、区名選定委員会でも反対、マイナスイメージの意見もなく、また、東区がなかったことは、さいたま市の今後の広がり、可能性を残した点として評価できるとの討論。

 同じく賛成の立場から、行政区画について、住民説明会を実施し、住民の意見要望の把握に努められました。意見要望については区画線を変更しており、区役所の位置については、住民からのさまざまな意見が寄せられましたが、区役所建設期間の問題もあり、早急に区役所の位置の決定する必要性があり、また、交通条件の改善についても、来年4月1日の区役所開設にあわせて運行が可能となるよう準備を進めていると聞いております。区名選定に当たっての基本的な考え方が承認され、区名案の募集、区名案の選定、区名投票により、さまざまな区民の区名に対する意向の集約が図られ、区名選定委員会では、これらの内容や基本的な事項を踏まえ、市民の意向調査の結果を尊重しつつ、全市的な観点から、歴史的・文化的なものや地域の特色等を考慮しながら、その結果、若干の認識のずれ、情報不足の点があるとは言うものの、各区の区名につきましては、明るい将来への発展を願い、新しいさいたま市の区の名称として妥当なものが選定されたものと認識していることから賛成。

 同じく賛成の立場から、特に見沼は、多くの公共施設や団地・住宅が建設されており、歴史がある地域でかつては、D区の奥深くまで存在していたことから、親しみ愛着のある名称であることから、賛成するとの討論ののち、1委員から、H区のJR京浜東北線東側の地域を対象として、面積・人口重心である産業道路付近に支所の設置とあわせて、交通手段としてコミュニティバスの運行計画を風間橋経由で明花までの延伸を要望するとの意見がありました。

 次に、修正案について、反対の立場から、議案第155号に対する修正案ですが、市長提案による区名案に対し、行政実例を見ても、市町村名は常用漢字が望ましいこと、また、アルファベットのAよりIまでを用いた暫定案であり、しかも、質問に対する回答では、暫定期間を明示できない状況でありました。このような修正案については、到底賛成するわけにはいかないことから、修正案に反対するとの討論ののち、修正案に賛成の立場から、修正案は、区名を仮称のものとして再検討のための時間を保障し、市民の合意と納得を得るために全力をつくすべきものである。以上の点から、修正案には賛成するとの討論がありました。

 まず、修正案について、はかったところ、少数をもって修正案は否決すべきものと決しました。

 続いて原案について、はかったところ、多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。

 続いて、請願審査について申し上げます。

 はじめに、請願第74号「市民の意見を反映した区名選定を行うことを求める請願書」について。

 本件については、区名選定委員会の再結成・再検討は可能か、区名選定委員会に報道機関を加えた理由について、参考意見を求める発言があり、執行部から、区名選定委員会は、市へ答申後、解散した。報道機関の参画は、市民にPRを図るとともに、事実を伝えていただきたいとの趣旨からであるとの発言がありました。

 そのほか、署名者数の確認、区名選定委員会に参画している報道機関関係者の氏名及び職名について質疑応答がありました。

 次に、請願第75号「『さいたま市区名案』に反対し区名案作成のやり直しを求める請願」について。

 本件については、旧市名に方位を付したものに難色を示す意見が出されていたにもかかわらず、区名選定の基本方針に盛り込まなかった理由について参考意見を求める発言があり、執行部から、第2回の区名選定委員会において、旧市名に方位を付けたものに関して難色を示す意見があったが、委員会として決定されたものではなく、除外せずに投票を実施することに委員会として決定したとの発言がありました。

 次に、請願第76号「市民の意見を尊重した区名の決定を求める請願書」について。

 本件については、請願文書中に掲載された投票数の確認について参考意見を求める発言があり、執行部から、投票の結果は、受付数4万4,511票で、うち有効数4万3,646票との発言がありました。

 次に、請願第77号「さいたま市の区名について再検討を求める請願書」について。

 本件については、区名は市民が愛着の持てるようにとの請願者の主張だが、市の認識も同様ではないかとする参考意見を求める発言があり、執行部から、市としても、愛着の持てる区名の選定を尊重しているとの発言がありました。

 次に、請願第78号「住民の意見を尊重した区名に変更を求める請願書」でありますが、本件に関し、参考意見を求める発言はありませんでした。

 請願第79号「旧大宮市東部地区(D区)の区名に関する請願書」について。

 本件については、請願文書中に記載のある市長への陳情書について、本請願との内容の差異及び署名数について参考意見を求める発言があり、執行部から、市長あて陳情の内容は本請願と同様であり、署名数については、議会と市では受けた時点が異なるため、本請願中では3万8,000と記載されているが、市は4万3,222名で受理、と発言がありました。

 請願第80号「さいたま市の区名選定に関する件についての請願」について。

 本件は、11月19日付けで、請願者より取り下げの申し出があり、取り下げを了承することに決しました。

 次に、請願第81号「さいたま市の行政区割り・区名および区役所の位置の決定に関する請願」、請願第82号「さいたま市の行政区割りと区名、及び区役所の位置に関する請願」、請願第83号「行政区割り・行政区名・区役所の位置に関する請願」及び請願第85号「さいたま市区の設置等に関する請願」の4件は同一趣旨でありますので、一括議題といたしました。

 本4件については、行政区を旧3市の行政区とした場合、経費節減につながる旨の記述があるが、現在の3行政センター改修費用を除く費用の総額について参考意見を求める発言があり、執行部から、区役所の新築だけでなく、解体費用等も含め、総額約88億円との発言がありました。

 次に、請願第84号「すべての行政区で区名投票1位となった名称を採用するよう求める請願」について。

 本件については、各区の名称における、大宮西、大宮北、大宮、大宮東など、大宮や浦和の名称の重複使用にかかわる法的問題について参考意見を求める発言があり、執行部から、それぞれ別の名称であり、なんら問題ないとの発言がありました。

 質疑終結後、一括して討論を行いました。

 まず、不採択の立場から、沼という字は、ダサイ、田舎くさいと言葉の差別を持ち込む請願者や紹介議員の真意をはかりかねる。マスコミの報道にも多くの疑問を持つ。審議会等への市民参加にも問題があり、今回の区名などの実態を踏まえ、原則に戻り、議員が責任を持って発案から決定をすることも必要であることを提案し、本請願すべてに反対、不採択を主張する。

 また、始終、市民の声を反映すべく選定に当たったと理解している。区名案には、市民の会の案を加えたものであり、市民の意見を踏まえたものと理解している。行政区の3区の請願に関しては、建設費等88億円の費用が使われていることから、本請願すべてに不採択を主張する。

 次に、採択の立場から、第4回の区名選定委員会ではじめて委員長私案が示され、委員長の個人的な考えが押し付けられた。区名を募集しておきながら、決定の段階で私案によって市民の意思を無視したことは、まさに市民無視、独断主義と指摘せざるを得ない。旧市名に愛着を持つ住民感情への配慮を欠いている。与野区とした市民、48.99%の投票結果が反映されていないなど、市民投票の結果を無視した一貫性のない区名案には納得できない。よって、請願第74号から79号及び84号については、願意妥当と認め、採択を主張する。

 また、選定の経過に不信感を抱かざるを得ない。市民の意思が反映されておらず、委員長私案や過半数要項の無視など、瑕疵があることが明らかとなった。住民の納得が得られるよう再検討すべきであり、よって、請願第74号から79号及び84号については、願意妥当と認め、採択を主張するとの討論があり、採決の結果、請願第74号から79号及び84号の7件については、多数をもって、不採択すべきものと決し、請願第81号から83号及び85号の4件については、全員異議なく、不採択とすべきものに決しました。

 以上で委員長報告を終わります。ありがとうございました。(拍手起こる)



○福島正道議長 以上で総務委員会の委員長報告を終わります。

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△休憩の宣告



○福島正道議長 暫時休憩いたします。

午後7時42分休憩

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午後9時22分再開

  出席議員    100名

     2番   3番   4番   5番   6番   7番

     8番   9番   10番   11番   12番   13番

     14番   15番   16番   17番   18番   19番

     20番   21番   22番   23番   24番   25番

     26番   27番   28番   29番   30番   31番

     32番   33番   34番   35番   36番   37番

     38番   39番   40番   41番   42番   43番

     44番   45番   46番   47番   48番   49番

     50番   51番   52番   53番   54番   55番

     56番   57番   58番   59番   60番   61番

     62番   63番   64番   65番   66番   67番

     68番   69番   70番   71番   72番   73番

     74番   75番   76番   77番   78番   79番

     80番   81番   82番   83番   84番   85番

     86番   87番   88番   89番   90番   91番

     92番   93番   94番   95番   96番   97番

     98番   99番   100番   101番

  欠席議員    なし



△再開の宣告



○福島正道議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。

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△修正動議の提出



○福島正道議長 ただいま、議案第155号「さいたま市区の設置等に関する条例の制定について」に対しましては、鶴崎敏康議員ほか10人から、また、相田冨士男議員ほか17人から、それぞれ修正の動議が提出されております。

 修正案につきましては、お手もとに配付しておきましたから御了承願います。

〔参照〕−修正動議−

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△提案理由の説明



○福島正道議長 この際、提出者の説明を求めます。

 はじめに、鶴崎敏康議員に説明願います。

      〔鶴崎敏康議員登壇〕(拍手起こる)



◆鶴崎敏康議員 議案第155号「さいたま市区の設置等に関する条例の制定について」に対する修正案の提案説明を行います。

 当修正案は、修正案の主なる内容は、あくまでも条例第2条に限定した修正案であり、それに連動して、第3条の区役所の名称、位置、所管区域の一部が修正されるというもので、第1条、第2条の2、第3条の区の事務所の実質的位置については原案賛成という一部修正案であります。

 さいたま市は、来年4月1日に政令指定都市に昇格するわけですが、私たち11名の提案者は、この政令指定都市を、多くの市民とともに喜びと希望を持って迎えたいと思い、悩みに悩んだ末に修正案を提案いたします。

 提案賛同者として、斎藤建二議員、杉崎智介議員、高橋良議員、吉山悟議員、高柳俊哉議員、合谷憲治議員、塚田一夫議員、江野本啓子議員、森永留美子議員、中山欽哉議員、以上11名でございます。

 議長におかれましては、よろしくお取り計らいをお願いいたします。

 以上で終わります。



○福島正道議長 次に、相田冨士男議員に説明願います。

      〔相田冨士男議員登壇〕(拍手起こる)



◆相田冨士男議員 日本共産党の相田冨士男でございます。

 議案第155号「さいたま市区の設置等に関する条例の制定について」、地方自治法第115条の2及び会議規則第17条の規定により、18名の市議により修正動議を提出するものでございます。

 内容につきましては、原案、議案第155号の第2条及び第3条の表、それから別表、この中の「見沼区」という表現を「東区」に改めるものであります。つまり、ここだけを改めようとするものであります。

 本臨時会には、陳情や請願が22本、7万7,000人以上の多くの市民から修正意見が出され、その内容は、今までの仮称E区でも出されていますが、圧倒的な部分は、今日までの仮称D区の「見沼区」の変更を求めるものであります。

 D区の公募で応じた市民の方は5,262人でございますが、その約10倍近い数の市民が、これらの地域の運動の中で、多くの意見として「東区」に変更を求めているわけであります。

 市民にとって最も身近な区名については、市民の合意と納得を得て決めるべきものであります。原案が発表されてから今日まで、特に、本日までの議会での検討や市民の運動の内容、こういうものを踏まえたとき、最大公約数として、原案の「見沼区」を「東区」に修正すべく提案するものであります。

 このままで原案を押し切ってしまったということになるならば、これはD区を中心に市民に大きなしこりが残ることは必至であります。

 したがいまして、多くの議員の皆さん方の賛同によりまして、多くの市民の皆さん方の願いにこたえていただきますよう心からお願いを申し上げまして、提案理由とさせていただくわけであります。

 以上でございます。

        −−−−−−−−−−−−−−−−



△休憩の宣告



○福島正道議長 暫時休憩いたします。

午後9時30分休憩

        −−−−−−−−−−−−−−−−

午後10時11分再開

  出席議員    100名

     2番   3番   4番   5番   6番   7番

     8番   9番   10番   11番   12番   13番

     14番   15番   16番   17番   18番   19番

     20番   21番   22番   23番   24番   25番

     26番   27番   28番   29番   30番   31番

     32番   33番   34番   35番   36番   37番

     38番   39番   40番   41番   42番   43番

     44番   45番   46番   47番   48番   49番

     50番   51番   52番   53番   54番   55番

     56番   57番   58番   59番   60番   61番

     62番   63番   64番   65番   66番   67番

     68番   69番   70番   71番   72番   73番

     74番   75番   76番   77番   78番   79番

     80番   81番   82番   83番   84番   85番

     86番   87番   88番   89番   90番   91番

     92番   93番   94番   95番   96番   97番

     98番   99番   100番   101番

  欠席議員    なし



△再開の宣告



○福島正道議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。

        −−−−−−−−−−−−−−−−



△修正案に対する質疑



○福島正道議長 これから修正案に対する質疑に入ります。

 質疑の通告がありますので、発言を許します。

 田口邦雄議員

      〔田口邦雄議員登壇〕



◆田口邦雄議員 議案第155号に対する、相田議員以下17名の議員が提出をいたしました修正動議について質疑を行います。

 昨日の総務委員会において、共産党所属の3委員が、西区から緑区までをA区からI区とする修正案を提出されました。これは仮称として提案されたものでありますが、自治体の名称については、当用漢字以外を用いることについて、当用漢字を用いることが適当との行政実例や、区名選定のスケジュールへの責任ある提示も示せず、否決されたものであります。

 また、請願84号の、すべての行政区で区名投票1位となった名称を採用するよう求める請願においては、共産党の提案者は賛成をいたしました。これは修正案提案とは異なる対応であり、これも矛盾をしておりますが、今回提出された修正案は、この委員会と違う修正案を提出をいたしましたが、この理由は何か、まずお伺いをいたします。

 2点目に、このような一貫性のない対応をとりながら、本会議においては、区名公募で選定対象に上がっていなかった東区が修正案として今回提出をされました。市民の投票による意向結果をどのように受け止めているのか、さらに、この修正案の提案に当たり、住民合意について、発議者はどのような認識を持たれ、住民投票の結果をどのように受け止めて、市民の納得と合意を得る努力をどのように行い、民意をどうくみ取って今回の修正案を提出したのかお伺いをいたします。



○福島正道議長 田口邦雄議員の質疑に対する答弁を求めます。

 相田冨士男議員

      〔相田冨士男議員登壇〕



◆相田冨士男議員 お答えいたします。

 総務委員会と違う修正案が出たことについてなんですけれども、第1は、会議規則でも、いわゆる自治法においても、こうした規則から見れば、この委員会と本会議とは別個の性格を持っているというのは、これはもう常識であります。ですから、これが第1の問題であります。

 それから、第2の問題としては、御承知のとおり、議会というのは、常に発展し変化しているものであるわけであります。そういう変化に柔軟に対応しようとしたものであるわけであります。これが第1の問題であります。

 第2は、市民の意向の問題であります。

 私どもは、こうした住民の暮らしに密着した区名というものは、これはもう、当然、住民の皆さん方の合意と納得のもとに決めるというのは大前提であります。今回のきのうからの議会において、総務委員会でも長時間にわたって非常に熱心に討議がされました。そして、同時に、きのうから本日にかけてだけでも、請願者や、あるいは傍聴者から直接私どもは声を聞くことができたわけであります。

 また、この2日間、新聞報道に基づいて、議員の自宅にも多くの市民の皆さん方から声が届けられたことは言うまでもありません。

 これら全体の声を総合的に判断して、今回の修正提案となったものであるわけであります。

 以上であります。



○福島正道議長 田口邦雄議員

      〔田口邦雄議員登壇〕



◆田口邦雄議員 先ほど、御答弁の中で、委員会と本会議とは違うんだとおっしゃいました。

 しかし、総務委員会の中に、今回本会議に修正を提出した人が3名おります。その3名の議員は、それでは、どのように考えてこれを提出をされたのか、お尋ねをしたいと思います。

 また、本会議と委員会とは違うという、その根拠を明確にお示しをいただきたいと思います。

 次に、市民合意についてでありますが、それでは、投票結果の中に、先ほども申し上げましたが、東区という名前は入っておりません。その市民合意について、それでは、ほかの区の名前を投票した方、大宮東、緑、東大宮、見沼、芝川、宮東、これらを投票した人に対する説明、納得はどう得られようとされるのかお尋ねをいたします。



○福島正道議長 田口邦雄議員の再質疑に対する答弁を求めます。

 相田冨士男議員

      〔相田冨士男議員登壇〕



◆相田冨士男議員 お答えをいたします。

 総務委員会の3人も我が党の会派の人でございますので、私がかわってお答えをしたいと思います。

 この総務委員会のところでの提案というのも、一貫して流れているのは、やっぱり市民の皆さん方の合意と納得、これが基本になっているんです。ですから、これは、今日の修正提案においても、流れと変化の中で出されてきたものであって、全くこれは立場としては変わっていないと考えるものであります。

 根拠につきましては、先ほど提案の中で申し上げましたように、地方自治法とこの会議規則に基づきまして提案をさせていただいた次第であります。

 それから、この東という区名以外の案を持っている方々の市民に対する問題でございますけれども、そこはやっぱり、全体の流れ、運動の中でやっぱり私は、東区であれば、いろいろなそれは御意見はあっても、最終的には合意に達していただけるのではないかと、このように判断をしたわけであります。

 以上であります。



○福島正道議長 田口邦雄議員

      〔田口邦雄議員登壇〕



◆田口邦雄議員 再々質疑を行わせていただきますが、先ほども申し上げましたが、請願第84号に賛成された3人の方は、この請願、先ほど言いましたように、区名投票1位となった名前を採用することに賛成をしたんですね。そうすると、今のお話ですと、わずか1日たたない間にくるくると考え方が変わったと。そのことをお認めになるということで理解してよろしいのかどうか。その点だけ確認しておきます。



○福島正道議長 田口邦雄議員の再々質疑に対する答弁を求めます。

 相田冨士男議員

      〔相田冨士男議員登壇〕



◆相田冨士男議員 請願第84号には、それじゃ、なんで賛成をしたんだと、こういう意味の質疑であろうというふうに思うわけです。

 先ほど来申し上げておりますように、区名のように、区民の皆さん方、そして市民の皆さん方にとって身近なものについては、もう可能な範囲で、最大限の努力をしてですね、合意と納得を得る、このことが必要なことは言うまでもありません。ですから、先ほども申し上げましたような、討議の過程の中で、やっぱり、その瞬間においてベストというふうに判断をするならば、これは当然のことながら、市民の皆さん方の総意として、この問題については、よりましな案として我々は賛成をしたわけであります。

 以上であります。



○福島正道議長 次に移ります。

 田口禎則議員

      〔田口禎則議員登壇〕(拍手起こる)



◆田口禎則議員 8番 田口禎則です。

 議案第155号「さいたま市区の設置等に関する条例の制定について」に対する修正案について、1点だけ御質疑させていただきたいと思います。

 先ほどの修正案提出の説明をされている中からお聞きしておりますと、1点だけですが、私の中で理解できないところがあるので、それを御説明していただきたいと思います。

 今回のD区、E区に対して、市民の方々が、たくさんの署名をもとに強い要望が出されております。しかし、今回の条例の制定についての修正案には、見沼区を東区にという1点だけでして、なぜ中央区を与野区にということが盛り込まれていないのか、明快なる御説明をいただきたいと思います。

 よろしくお願いします。



○福島正道議長 相田冨士男議員

      〔相田冨士男議員登壇〕



◆相田冨士男議員 お答えいたします。

 なぜ見沼だけ提案したのか、こういう意味の御質問だろうと思います。

 提案説明の中でも申し上げましたとおり、E区の中にも意見があることは十分承知をしております。ですから、そうした承知の上に、やはりそれじゃ、E区の中での意見の集約が、このD区と同じような状況で市民的な合意が勝ち取られているだろうか、そういう点では、まだまだいろいろと議論の余地があるのではなかろうか、こういうことで、今回の修正提案には、とにかくD区の見沼という名前の変更だけを提案させてもらったと、こういう中身であります。



○福島正道議長 田口禎則議員

      〔田口禎則議員登壇〕



◆田口禎則議員 今、相田さんから御答弁というか御説明がありましたが、その中の1点、市民的な合意の基準というのがございましたが、それがどうE区とD区に違いがあるのか、それを教えていただきたいと思います。



○福島正道議長 相田冨士男議員

      〔相田冨士男議員登壇〕



◆相田冨士男議員 お答えいたします。

 数学や物理のようにですね、公式があって、幾つかの条件があると。そういうものでないことは、政治の世界ですから、これはもう皆さん方もよく御存じだと思うんです。

 ただ、E区の中での動きとしては、これはもう、例えば署名の数、これはもう、現在5千数百というふうに言われております。ですから、見沼とのこの差というのは歴然としているのではないかと、こういうふうに考えるわけです。

 それから、今日のこの私どもに対するいろいろな意見の集約、働きかけ、そういうものを全体として、私どもは総合的に判断をさせていただいたと、こういうことであります。



○福島正道議長 田口禎則議員

      〔田口禎則議員登壇〕



◆田口禎則議員 今の御説明に対して、最後の質疑をさせていただきたいと思います。

 署名の数によって、活動をするかしないか、そういったことでよろしいのかどうか、それをお聞かせください。私は、1票でもあれば動くと思いますが、一つでもあれば動くと思いますが。

 以上です。お聞かせください。



○福島正道議長 再々質疑に対する答弁を求めます。

      〔相田冨士男議員登壇〕



◆相田冨士男議員 お答えいたします。

 先ほども申し上げましたように、私は、署名の数で判断をしました、そういう単純な言い方はしておりません。

 やっぱり、ここにいるのは皆さんみんな市会議員ですから、やっぱり政治的な判断というのを総合的に判断をする、こうしたところから出た結論ですというふうに私は申し上げたと思うんです。

 ですから、今回の場合には、この中央区に対する修正提案は控えさせていただいたと、こういうことであります。

 ですから、署名ですとか、あるいは私どもに対するいろいろな陳情、請願、それから市民の意見の集約、そうした全体から総合的に判断をさせていただきました。

 以上であります。



○福島正道議長 以上で通告による質疑は終わりました。

 これで質疑を終結いたします。

        −−−−−−−−−−−−−−−−



△議案及び修正案に対する討論



○福島正道議長 これから議案及び修正案に対する討論を行います。

 討論の通告がありますので、発言を許します。

 高柳俊哉議員

      〔高柳俊哉議員登壇〕



◆高柳俊哉議員 無所属、高柳です。

 私は、議案第155号「さいたま市区の設置等に関する条例の制定について」、総務委員長報告に反対し、鶴崎議員ほか10名の議員からなる修正案に賛成する立場での討論をいたします。

 まず、区割りの問題につきましては、議員の選挙区とも重なりますことから、私は、利害当事者である議員が口出しをすべきでないと一貫して主張してまいりました。私自身、原案が決してベターではないということは重々承知しておりますが、既に9区案を前提として区庁舎建設も進められている現状の中では、ここでは、この点については特に申し上げません。

 しかし、区名については別であります。

 今回の区名選定のプロセスにさまざまな問題点があった、特に、区名投票のあとに選考基準が示されるといったことさまざまな問題点があったことは、2日間の長時間に及ぶ議案質疑、あるいは委員会審査の中でも既に明瞭になってきたものと私は考えております。

 私は、今回の7万を超える署名の見沼区の問題が注目されておりますが、むしろ、その陰に隠れております中央区という区名の問題、これはむしろ、やはり大きな問題であるというふうに思ってます。

 まず、市の真ん中だから中央区という主張についてでありますけれども、最近では、岩槻の合併話も持ち上がっておりますし、旧大宮市議会の総意であった理想の政令市は4市1町との北に広がる政令市構想、土屋県知事が提唱されました200万政令市構想などの理想に賛同された議員も数多くおられることかと思います。

 そうした将来性も考慮するならば、市の真ん中だから中央区との主張は成り立たなくなるんではないでしょうか。

 合併についてのですね、与野市、前市長の言葉を借りますれば、「自分の市のことだけを考えてはいけない」と、まさにこのことは、この点についてはあてはまるものと私は考えております。

 次にですね、新都心があるからとの提案理由でありますけれども、新都心は、基本的に国や県の施設です。自立都市を目指すさいたま市にふさわしい言葉と思いません。

 例えば、新市庁舎がここに移転をされ、新都心東側地区の開発進展等、これに伴う区割りが変更される、そして、なによりも新都心の官公庁が国の出先機関から、例えば関東州の中心機関となるような、そんなときになってはじめて中央区という区名は提案されてしかるべき区名ではないでしょうか。そういう意味では時期尚早だと思っております。

 さて、昨日も述べました5,077名の差出人から、与野の名前を残してほしいという趣旨のお手紙が各議員様の手もとにも届けられたことと思います。私は、その思いは無視できないというふうに思っております。

 その中にもですね、日本地名研究所の谷川健一さん、この方も述べておりますように、そもそも地名というのは、その土地の自然と歴史を物語る文化財であると考えます。与野という地名は、平安時代の和名抄、室町時代の融通念仏縁起などに登場いたします由緒あるものであります。

 合併で一度はなくなったこの地名をぜひ区名として残してほしいとの声が寄せられたことは、理解ができます。

 かつて、「東京オリンピックまでに外国人にわかりやすい町名を」をスローガンに、1962年に住居表示に関する法律が施行され、各地で個性ある町名が次々に消えていきました。皮肉なことには、日本の明治文学に感銘を受けた外国人が東京の町名を調べるようにと日本から地図を取り寄せても、一つも当時の町名がわからなかったというケースも実際にはあったようであります。

 各地の住民紛争や有識者からの批判を受けて、住居表示法は1967年に改正、その第5条には、できるだけ従来の名称に準拠するという文言が入りました。この原則は、本来、自治体合併の新市の名称や今回の区名選定のような場合にも生かされるべきであると私自身は考えております。

 「合併協議会で中央区が決まっていた」とする井原区名選定委員会委員長の発言は、そうじゃないということで、昨日、助役さんからも否定をされました。

 ここで考えるべきは、もし合併の原点というならば、95年の合併促進決議、そこには、行政の中心浦和、商業交通の大宮、芸術文化の与野がうたわれております。むしろ、その趣旨を尊重するならば、各地域の区名を、区名の特色を最もよく示す行政区の名称に浦和、大宮、与野という個性ある区名を残すことこそが、私は、魅力ある政令指定都市づくりに最もふさわしいというふうに考えております。

 市民の意見の尊重という意味では、区名投票では、与野区は48.99%で、中央区の29.56%を抜いて第1位であります。他の区についても、その意向を尊重するのが、現時点でのベターな選択であると私は考えております。

 以上で討論を終わります。ぜひ皆さま方の御賛同をよろしくお願いいたします。



○福島正道議長 次に移ります。

 荒川岩雄議員

      〔荒川岩雄議員登壇〕(拍手起こる)



◆荒川岩雄議員 私は、議案第155号につきましては、賛成をさせていただきます。その立場から討論し、そして、修正動議につきましては、いずれも賛同しかねるということで、反対の立場から討論をさせていただきます。

 まず、原案についてでございますけれども、委員長報告のとおり、賛成をさせていただきます。

 まず第1でございますけれども、昨日来、執行部からのこの議案の提案に対する質疑、あるいは総務委員会での質疑、そして審議等の中で、いずれにおいても、とにかく選定委員会、区名の選定委員会についての内容等を批判するものが本当にありました。

 それは、私は、それなりに理解できないこともないのでございますけれども、しかし、この選定委員の中に我が議会代表6名が、しかもそれは議長以下それなりの役職のものが代表として参画し、そしてまた、その慎重審議の中に加わり、そして最後の決定をして、作成に加わっておるわけでございます。したがって、これをいちいち批判することは、これは即ち、自らが自らに唾をするようなものだと、自らを批判しているものと同様だと私は考えるわけでございます。

 したがって、私は、執行部として、答申を尊重し、これを議会に提案したということは、今でも正しいと思いますし、またこれは当然のことでございまして、この答申案について、執行部がいちいち皆さん方の意見を聞きながらこれを練り直していたんでは、これは、答申をしたその選定48名に対する、これは全然、そしたらそれを無視するようなことになるということにならざるを得ないわけでございます。

 さて、その中で、特に問題のD区でございますけれども、見沼区という名前がとにかく困るというような内容のようでございます。市民の方々の7万有余のこの署名、誠に私も理解できないわけではございませんけれども、もう一度よく考えてみました。

 我々日本人、あるいは我々市民、大都市であろうと、今、ほとんどの人が、自然に恵まれたすばらしい環境の中に住みたいと、これが多くの願望でございます。ごみごみした大都市のど真ん中に住みたいという人は、私は少ないとさえ思います。したがって、この名前は、決してマイナスの名前とはどうしても思えないわけでございます。

 将来、必ず、この名前については、歴史が証明するのではないかと私は確信しております。まさに現在、東京にも田園調布という、すばらしい我々の憧れの都市があるではありませんか。まさに、あのような都市になるであろうことを私は期待もいたしますし、また、そこに住む住民の方々はぜひそれらを期待して、夢を持って、この見沼区というこの名前を育てていったらいいのではないかと、私はこう思います。

 いろいろあるだろうとは思いますけれども、他の区名につきましても、最大公約数として、相当練られた案だと私は思います。いちいちこれを言っていったら本当に切りがないと思いますので、これはだいたい、私は、相当苦労をした名前だと私は思います。マイナスイメージの意見もこの審議の過程でなかったと総務委員会の質問でも答えられました。

 そうなるとするならば、これは現段階におきましては、やはり答申をつくった選定委員の皆さんの労苦を、これを敬意を表するとともに、また、これを尊重して、とにもかくにも、この名前をこれからみんなで愛して育てていくと、こういう姿勢が望ましいのではないかということで私は原案には賛成するわけでございます。

 さて、二つの修正動議でございますけれども、まず第1が、鶴崎敏康さんほかの方々のこの修正動議でございます。

 趣旨はよくわかります。しかし、この趣旨であるならば、最初からこのように決めるべきだったと私は思います。投票をする、住民から投票いただいた順位をとにかく1位のものを採用しようということを最初っから決めなければ、これはちょっと採用できないのではないかと思います。

 しかも、これを採用するとなるならば、やはり選定委員会の委員は要らないわけでございます。これは投票の集計係でいいわけでございます。

 48名の選定委員会、それぞれ文化人、あるいは大学の先生とか、いろいろ、学識経験者とか参加して、皆さんの、いろいろ住民の投票を参考にして、そして、どれが一番いいかなということで練りに練ったその挙げ句のこの答申でございますが、そういう意味で選定委員会をつくったわけでございまして、今これを、投票の1位を採用するというのであれば、私は1,700数十万もかけて選定委員など選ぶというのはナンセンスだと、これはそれこそ集計、事務局でもできますよ。こういうことにならざるを得ないわけでございます。

 いずれにしましても、これは、1からやり直せという修正動議でございまして、まさに大混乱を招くということは必至であると私は考えまして、誠に残念ではございますけれども、これは賛成しかねるわけでございます。

 そして、もう1本の相田冨士男議員ほかの方々の修正動議でございますけれども、これは、先ほどの質問の中で、その矛盾がまさにますます明らかになりました。

 整合性がありません。これ、D区の住民の意思を尊重するというのなら、なぜ提出が今なのか。それこそ、出し惜しみをして最後に出したんじゃないかなと勘ぐられても仕方がないような出し方でございます。

 私は、市民の意思がどうだ、市民の意思がどうだと、市民という名前をそれほど使うのでしたら、市民の本当の声を最初から真摯に受け止めて本気で出すべきではありませんか。見沼だけはなんとかしてやれと、やるべきではないですか。

 私は、そういう意味で、今この出し方について非常に不自然な出し方を、私にはどうしても賛同しかねるわけでございます。

 まさにそれこそ、市民の名を使って市民を愚弄しているのではないかと言われてもやむを得ないような出し方に、私は腹立たしく思います。私は賛成できません。

 以上でございます。



○福島正道議長 次に移ります。

 合谷憲治議員

      〔合谷憲治議員登壇〕(拍手起こる)



◆合谷憲治議員 市民ネットワーク議員団の合谷憲治でございます。

 本議会に提案されました議案第155号「さいたま市区の設置等に関する条例案」に対して、委員長報告は可決でございますけれども、反対の立場から討論をいたします。

 本条例案第2条 本市の区域を分けて次の区を設けるとして、西区から緑区まで、九つの区名案が列記されておりますが、この区名案とその選考過程について、多くの市民より不信と不満の声があがり、その数は7万7千余にのぼっております。これだけ多くの反対署名が短期間のうちに寄せられたことは、旧3市の議会史上、はじめてのことではないかと思われます。その重みは、しっかりと受け止め、その願意が実現できるよう取り計らっていくのが行政の果たすべき役割だと思います。

 今回の区名選定に対する市民の怒りは、2回も投票をさせておきながら、区名選定委員会は、投票終了後に勝手にルールを変更し、市民の意思である第1位の区名を消し去り、3番目、4番目、あるいは5番目の区名案を選定したところにあります。

 第1回目の投票結果を受け、上位三つと、区名検討市民の会が選んだ三つの案、あわせて六つの案に絞り、8月に第2回目の区名投票を行いました。このときの呼びかけ文は、「どの区名がいいですか、さいたま市の区名を選んでください。今後は、この投票結果を尊重しつつ、9月中に区名選定委員会においてさらに協議が行われ、最終的な区名案が選定されます」となっており、区名選定に当たって市民の意思を尊重することを明言しております。

 市民は、その区に住む市民の意思として、現在も未来も一番ふさわしいと思える区名を、そして当然、一番多く投票されたものが新しい区名になるとすなおに判断し投票しました。

 その結果が、旧市名三つと旧市名に東西南北を付けた区名案だったわけです。

 この市民の意思を千葉市のようにそのまま区名案として答申していればなんの問題もなかったわけですが、投票が終わったあとの9月30日に開かれた第4回区名選定委員会における委員長私案の中で、将来の市民融和を考えたときに、旧市名に方位を付けたものはふさわしくない、特定の地域を指すものはふさわしくない、区名が長くなるので3文字以上のものはだめという条件を示し、何十人かの判断だけで決定し、投票した多くの市民の意思を切り捨てたわけでございます。

 将来の市民の融和は、区の名前に旧市名がついているかいないかで決まるものではなく、全市民に開かれた市政、全区民に信頼性のある行政サービスが満遍なく行われていくかどうかにかかっていると思います。旧市名に方位を付けると融和が崩れるなどという理由は、選定委員会の一方的な判断であり、決して認めるわけにはいきません。

 将来の融和は、市民の手による市民のための区名が選定され、区民が誇りを持ってそこに住むことができる状況をつくり出すこと、即ち、区名投票第1位を区名に選定するところから始まります。

 幾つかの条件を付けるとするならば、第2回目の投票を呼びかけるときに付けるべきでした。なぜ付けなかったのか。ここからボタンのかけ違いが始まったわけでございます。

 見沼の自然、緑、田圃等は、保全をし整備し、緑のオアシスとして育てていく大切な地域であることは理解をしておりますが、見沼は、川口、旧浦和、旧大宮にまたがる地域であり、それをD区の区名として限定することには無理があり、ミスマッチではないかという声が大きく沸き起こりました。多くの市民もそのことを肌で感じ、なぜD区が見沼なんだということで、短期間のうちに区名変更を求める7万7,000名の署名が集まったわけす。

 D区の人口の半数以上の人がいやだという区名を付けて、愛されるさいたま市はあり得ません。ボタンのかけ違いを直すために、かけ違いの始まった時点に遡って区名の検討をやり直すべきです。

 以上の理由により本議案に反対するとともに、住民投票の第1位であった区名に変更するように求める修正案に賛成をし、反対討論を終わります。



○福島正道議長 次に移ります。

 加藤武喜議員

      〔加藤武喜議員登壇〕



◆加藤武喜議員 議案第155号「さいたま市区の設置等に関する条例の制定について」、賛成の立場で、また、議案第155号の修正案については2件とも反対の立場で討論をいたします。

 議案の審査の中で議論させていただきましたが、第1条、区の設置並びに区の事務所の名称、位置並びに所管区域については、長期間にわたって協議して、区役所等の利用者のために、その後、コミュニティバスの運行等の実現を図り、今後とも住民サービスを図っていくということで議会で成立したもので、議題として種々検討された結果の案でございます。

 第2条の区の設置並びに区名については、区名選定委員会を14年2月21日に設置して、9月30日まで8か月間にわたって、区名の公募、区名検討市民の会、区名投票をして、他の政令指定都市の区名選定経過等を参考にしてまとめたものであり、基本的な考え方として、区名公募の結果など市民の貴重な意見を区名案選定に当たっての重要な判断材料として尊重する、区名の名称の整合性を考慮する、簡素で親しみやすい名称とする、各区域の特色ある、表現される名称とする。この案については、区名選定委員会の全員の合意ということをお伺いしております。

 また、区名案の公募結果について、14年5月1日から5月24日まで、応募数1万7,494通、1,729種類という、この多くの応募があったわけでございます。区名検討市民の会にも84名が応募され、全員がこの市民の会で発言されたということでございます。

 9区の各区で、六つの名の案で8月1日から8月16日まで、4万4,511通の投票が行われました。

 それらをもとに、九つの区名が9月30日の第4回目に決定され、市長に答申されました。

 区名の設定の段階で、区名選定委員の合意をもとに決まったということで、私は瑕疵がなかったものと確信しております。最大のベストの案ということでこれを答申されたわけでございます。

 ただし、D区の区名については、出席者35名中、見沼区に賛成者が17名、緑区が賛成者10名、どちらにも挙手しなかったという方が7名あったということでございます。区名選定委員会として、この状況を見た場合に、この見沼区と決めたことについては、委員会としては妥当なこの名前の選定と思うわけでございます。

 ただし、D区に関する、今回の請願者等が7万7千余名の方の署名が届けられたということは、我が議員団としても重大なことと受け止め、修正等を含めていろいろ検討させていただきましたけれども、また、我が党からも区名選定委員が選出されており、種々説明を聞いたところ、請願者の意思を尊重するとともに、今後、これらの皆さんの意見を十分、市政運営に当たって、今後の中で、住民本位、住民意思を尊重して今後の市政運営に反映していきたい、全国に誇れるこの政令指定都市を実現することが大事であると思うわけでございます。静粛に。

 また、修正案の2件について、私どもは、先ほど田口議員が共産党の修正案については質疑されましたが、その以前に、昨日、共産党が委員会において修正動議を提出されましたけれども、3名の方、その方々は、あまりにも無責任な案でございます。区名の設置については、今までの仮称の名前のままこれを続ける、また、区名の設置時期、名称の付け方についてはなんら明確にされてない、行政実例等を見ても、市町村名は当用漢字が望ましい、全国でもアルファベットはない、スケジュール的にも15年4月1日の政令指定都市には実現が不可能なこの修正動議を提出したわけで、日ごろ、市民本位、市民合意ということを口にしている共産党の諸君が、このような市民合意を無にしたような、この愚弄するような修正に対して、私ははなはだ遺憾に思うと同時に、反対するものでございます。

 また、この共産党案については、我が党の田口議員が言われたとおりでございますけれども、反対するものでございます。

 また、鶴崎敏康発議者以下の方々のこの修正案を見ても、あまりにも、この発議者は既に区名選定委員の委員でございます。そして、この区名案の選定に賛成しておきながら、このような矛盾したこの修正を出したことについては、はなはだ遺憾であり、私は反対するものでございます。

 以上でございます。



○福島正道議長 次に移ります。

 神田義行議員

      〔神田義行議員登壇〕



◆神田義行議員 日本共産党の神田義行でございます。

 日本共産党さいたま市議団を代表して、議案第155号「さいたま市区の設置等に関する条例の制定について」及びその修正案について、一括して討論を行います。

 本議案は、来年4月の政令指定都市施行に当たって、区割り、区役所の位置、区名を定めようとするものであります。

 区割りや区役所の位置については、昨年からの区割り審議会などの経過を経て、議会として一定の結論が出ている問題ですが、この決定の過程においても、日本共産党は、市民への十分な説明とその合意づくりが不十分であることを指摘してまいりました。市民のさまざまな声に対して、それを聞き置くだけの態度ではなく、政令指定都市についても、住民の要望や意見を生かし、区役所や区制のあり方、機能体制など十分検討し、市民の合意、納得を得ることが必要であることを指摘してまいりました。

 しかし、これらについては、今回の区名を決める段階になっても、市民の声を生かすどころか、その声を無視し、行政の区名案を強引に押し付ける市民無視の態度をとっていることは、誠に残念であります。

 総務委員会の審議の中では、9月30日の区名案の公表以降にさいたま市に寄せられた市民の抗議の声は、電話やファックスなどで昨日まで1,145件あり、区名の再検討などを求める要望書などの署名数は約7万7,000にもなることが明らかにされました。

 この数は、最も区名に批判を持つ仮称D区の住民の半数近くにのぼるものであります。

 区名は、政令指定都市になれば、長くそこに住む住民に使われるものですから、住民にとって親近感と愛着を持つものでなくてはなりません。しかし、条例で提案されている区名は、市民から厳しく批判されている区名選定委員会の案をそのまま提案したものであり、先ほど申し上げた多数の市民の批判の声を無視したものであります。このような区名を強行することは、住民自治の考えからも許されるものではありません。

 今回の条例は、区名選定委員会の答申を経て提案されたものですが、区名選定委員会の審議は、市民の合意と納得を得たものとはとうてい言いがたいものであります。

 区名選定委員会は4回開催されておりますが、実質審議は第3回と最終の第4回の2回だけ。その決定された区名案も、最後の委員会の冒頭に出された委員長私案なるものを多数の力で押し切ったものであります。

 その委員長私案なるものも、突然、旧市名、あるいは旧市名に方位を付したものは除外、ただし、区名投票の応募数が過半数以上である場合は旧市名を一つに限り認める、名称は区を入れて3文字、などなどの条件を付け、意図的と言っていいような区名投票での上位の区名案を排除するやり方がとられました。

 第4回の委員会では、委員長私案について個別の議論をするとのことでしたが、仮称A区からI区について、それぞれの区名案について発言した委員は3から4名がほとんどで、とうてい議論がつくされたものと言えるものではありません。

 また、その議論を打ち切った採決の結果も、17名という出席委員の過半数にも満たないものを採用するなど、その決定の過程は、重大な問題を含む瑕疵ある決定と言えるもので、委員会の運営も極めて非民主的な運営が行われていたことも、総務委員会の審議で明らかになりました。

 広島市は、長い時間をかけながら、区名の選定について、区民意識の高揚、あるいは区民自治の振興などの点から極めて重要な意義を持つものであり、各地区のさまざまな歴史的沿革を踏まえ、地区住民が親近感の持てる名称にすることが重要であり、そのために広く衆知を集め、これを参考にして決めたいと述べていますが、十分傾聴に値するものであります。

 今からでも、住民の合意と納得を得るために、住民の意見を聞くための公聴会や説明会等々、さまざまな取組みが求められています。

 区名選定委員会も、市民の意見を尊重することが原点にありました。市長も、市民参加の市政を事あるごとに述べております。

 市民の声を無視する市政では、市民の信頼を得ることはできません。

 私どもも提案者となった修正案は、総務委員会での採決の結果を踏まえ、区名再検討を求める市民の署名が集中する仮称D区の市民の心情を考え、現実的に対応することから、一部の修正に踏み込んだものであります。

 以上のことから、議案第155号の原案には反対です。私たちが提案した最低限の修正を行うべきであります。

 市民との合意を得ず、このような区名を強行すれば、幾ら市民参加と述べても、市民の市政への信頼を得ることはできません。

 市議会が約7万を超える多くの市民の声に耳を傾けなかったとしたら、市政に対する信頼をいかに大きく傷つけることになるでしょうか。

 市議会がこのことを十分考慮し、修正案にも御賛同いただくようお願いする次第であります。

 以上で討論を終わります。



○福島正道議長 次に移ります。

 池上悦三議員

      〔池上悦三議員登壇〕(拍手起こる)



◆池上悦三議員 さいたま・緑政会の池上です。

 私は、総務委員会委員長報告のうち、議案第155号、さいたま市区の設置等に関する条例及び同案に対する修正案についての委員長報告に賛成の立場で、また、鶴崎議員以下10名、相田議員以下17名による議案第155号に対する修正案については、反対する立場で討論いたします。

 最初に、行政区画についてですが、平成13年7月に、行政区画の編成及び区役所の位置について検討を行うため、さいたま市行政区画審議会が設置され、また、審議会の円滑な運営を図るための調査検討委員会も設置されたところであります。

 行政区画審議会では、8月に行政区画と区役所の位置についての案に当たる中間答申を作成し、これを受けて執行部では、9月に地区説明会9回、出前説明会27回の合計36回にわたり住民説明会を実施し、住民の意見要望の把握に努められました。

 これらの意見要望については、その後の行政区画審議会の中で審議され、大原6丁目、7丁目については、地元住民の大方の意向が早期にまとまった場合、また、南自治協力会及び中丸団地自治会の地域については、現区域を基本として、道路等により区画線を明確に引くこと、近隣住民の理解を得ることを条件に行政区画線の変更の可能性を示唆した答申に生かされて、市長に提出されたと聞いております。

 執行部は、これら3地域に対し、それぞれ地元の自治会等で検討してほしい旨を伝えたところ、3地域については、地元で検討後、行政区画線の変更案を市に提出し、執行部では、地元の意向を踏まえ、これを了承し、区画線を変更したとのことであります。

 次に、区役所の位置について

 中間答申後、住民からさまざまな意見が寄せられましたが、区役所建設期間の問題もあり、早急に区役所の位置を決定する必要から、用地確保の可能性に重点を置き、区役所までの時間距離が30分を超える地域については、支所等の設置、あるいは交通条件の改善を十分に考慮検討されたいとの付帯事項が、市長に提出された答申に付けられております。特に、交通条件の改善については、市民へのサービス向上を図るべく、提出案での西区、見沼区、桜区、南区の四つの区の区域内で、区役所を起点とするコミュニティバスを来年4月1日の区役所開設にあわせて運行が可能となるよう、準備を進めていると聞いております。

 また、市議会に対しては、行政区画等について、本年6月17日開催の政令指定都市推進特別委員会において、また、区役所の整備については、新市庁舎・区役所建設特別委員会において、執行部より逐次状況の説明を受け、住民からの意見要望に対しては、極力反映するよう努めてきたこと、変更の可能性がある地域として示された3地域については地元から提出された変更案どおりに承認したことなど、限られた期間を補うべく、住民の意向が多々反映されていると考えられることから、行政区画及び区役所の位置については妥当なものと判断しております。

 次に、区の名称については、学識経験者13名、自治会連合会、PTA協議会等の市民代表者20名、市議会議員6名、市職員1名の合計40名からなるさいたま市区名選定委員会が本年2月に設置され、区の名称についての検討が開始されました。

 区名の選定については、第1回の区名選定委員会で

 ? 区名公募結果などは市民の貴重な意見であり、区名案選定に当たっての重要な判断材料として尊重すること。

 ? 各区の名称の整合性を考慮すること。

 ? 簡素で親しみやすい名称とすること。

 ? 各区域の特色が表現される名称とすること

の4項目からなる、さいたま市における区名案設定に当たっての基本的な考え方が承認され、さらに、市民の多様な意見をできるだけ区名案の選定に反映させるために、

 ? 区名案の募集。

 ? 公募による各地域の市民からなる区名検討市民の会による区名案の選定。

 ? 市民の意向確認としての区名投票により、さまざまな市民の区名に対する意向の集約が図られたとのことであります。

 区名選定委員会では、これらの内容や基本的な事項を踏まえ、市民の意向調査の結果も尊重しつつ、全市的な観点から、歴史的、文化的なものや地域の特色等を考慮しながらさまざまな論議がなされ、その結果、若干の認識のずれや情報不足の点があるとはいうものの、各区の区名については、おおむね明るい将来への展望を願い、新しいさいたま市の区の名称として妥当なものが選定されたものと認識するところであり、私といたしましては、本案に賛成するものであります。

 続いて、議案第155号に対する修正案ですが、市長提案による区名案に対し、アルファベットのAよりIまでを用いた暫定案であり、しかも、質問に対する回答では、暫定期間も明示できない状況でありました。

 鶴崎議員案においては、投票順位第1位の区名案を単純に採用すべきとする案であり、決定された区名選定プロセスとは大きく乖離したものであります。

 相田議員案については、質疑の過程で明らかなように、極めてオポチュニスティックな修正案であります。

 このような修正案についてはとうてい賛成することはできません。

 以上をもって私の討論といたします。



○福島正道議長 次に移ります。

 帆足興之議員

      〔帆足興之議員登壇〕



◆帆足興之議員 皆さん、こんばんは。きのうときょうに続きまして、大変お疲れのところ恐縮でございます。

 95番の、さいたま市自由民主党の帆足興之でございます。

 私は、議案第155号「さいたま市区の設置等に関する条例の制定について」のみに対し、賛成の立場で討論を申し上げます。

 討論の具体的内容につきましては、先ほども申し上げましたように大変皆さんお疲れでございますので、さきの賛成討論と同様でありますので、この際、省略をさせていただきます。

 特に付け加えたいことは、今回の条例に達する経過におきまして、市民の意向につき特段の配慮が不足している向きも見受けられますので、政令市発足後の当市におきましては、区役所を中心とする住民サービスを、当議会並びに行政側も中心的スローガンとすることから、住民への信頼を得るためにも、住民意思への特段の尊重を、重ねて市長、議長に熱望し、簡単でございますけれども賛成討論を終わります。ありがとうございました。



○福島正道議長 これで、議案及び修正案に対する討論を終結いたします。

        −−−−−−−−−−−−−−−−



△採決



△議案第155号に対する修正案の採決−否決



○福島正道議長 次に移ります。

 これから修正案について順次採決いたします。

 まず、議案第155号に対する鶴崎敏康議員ほか10人から提出された修正案について採決いたします。

 おはかりいたします。

 本修正案に賛成の議員の起立を求めます。

      〔賛成者起立〕



○福島正道議長 起立少数であります。

 よって、修正案は否決されました。

 次に、議案第155号に対する相田冨士男議員ほか17人から提出された修正案について採決いたします。

 おはかりいたします。

 本修正案に賛成の議員の起立を求めます。

      〔賛成者起立〕



○福島正道議長 起立少数であります。

 よって、修正案は否決されました。

        −−−−−−−−−−−−−−−−



△休憩の宣告



○福島正道議長 ここで、会期延長の手続きのため、暫時休憩をいたします。

午後11時19分休憩

        −−−−−−−−−−−−−−−−

午後11時45分再開

  出席議員    100名

     2番   3番   4番   5番   6番   7番

     8番   9番   10番   11番   12番   13番

     14番   15番   16番   17番   18番   19番

     20番   21番   22番   23番   24番   25番

     26番   27番   28番   29番   30番   31番

     32番   33番   34番   35番   36番   37番

     38番   39番   40番   41番   42番   43番

     44番   45番   46番   47番   48番   49番

     50番   51番   52番   53番   54番   55番

     56番   57番   58番   59番   60番   61番

     62番   63番   64番   65番   66番   67番

     68番   69番   70番   71番   72番   73番

     74番   75番   76番   77番   78番   79番

     80番   81番   82番   83番   84番   85番

     86番   87番   88番   89番   90番   91番

     92番   93番   94番   95番   96番   97番

     98番   99番   100番   101番

  欠席議員    なし



△再開の宣告



○福島正道議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。

        −−−−−−−−−−−−−−−−



△日程追加の決定



○福島正道議長 おはかりいたします。

 この際、会期の延長を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

      〔「異議なし」と言う人あり〕



○福島正道議長 御異議なしと認めます。

 よって、この際、会期の延長を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。

 会期の延長を議題といたします。

        −−−−−−−−−−−−−−−−



△議事進行について

      〔杉崎智介議員「議長、議事進行について」と言い、発言の許可を求める〕



○福島正道議長 杉崎智介議員

      〔杉崎智介議員登壇〕



◆杉崎智介議員 ただ今の議長の進め方、それから、この本会議の前に行われました議運の進め方について議事進行をかけたいと思います。

 内容は、本日、開会時間が非常に遅れております。それから、その間の休憩についても、議長のほうから、おおむねどのくらいの休憩であると、こういうお話もなかった。また、こちらから確認した場合に、何時に開会します、あるいは休憩はどのくらいになります。こういう話があるだけで、現実にはそれが大幅に守られてないと。

 この間ですね、これは通常、議運の正副委員長がこまめに報告をするべきなんですよ。今こういうことで、あとどのくらいかかります。ところが、そういうことがほとんど行われてない。

 現実に、あと採決を残すだけという中で、こういう、非常におかしな議会運営が行われて、これ1日延びれば、市民が貴重な税金の中からですね、多額の歳費を負担するんですよ。

 本日の議会運営がきちっと正副委員長のもとに行われていれば、果たしてこの会期延長が必要であったか。私は、このさいたま市議会の非常に議会運営のおかしな進め方について疑義があります、ということで議事進行しました。

 それから、この前の議運で私は議事進行をかけましたが、この議事進行を無視し、採決を行いました。これはもう、議会手続き上、問題があります。今の議事進行についてもそうです。私が議事進行の異議の挙手を行ったにもかかわらず、無視をしたということです。



○福島正道議長 杉崎議員、取り上げますので、御降壇願います。

 ただ今の議事進行につきましては、もう一度議運を開きます。

        −−−−−−−−−−−−−−−−



△会期延長の決定



○福島正道議長 おはかりいたします。

 今臨時会の会期は本日までと議決されておりますが、議事の都合により会期を11月20日まで1日延長したいと思います。

 これに御異議ありませんか。

      〔「異議なし」と言う人あり〕



○福島正道議長 御異議なしと認めます。

 よって、会期は11月20日まで、1日延長することに決定いたしました。

        −−−−−−−−−−−−−−−−



△延会の決定



○福島正道議長 おはかりいたします。

 本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これに御異議ありません。

      〔「異議なし」と言う人あり〕



○福島正道議長 御異議なしと認めます。

 よって、本日は、これにて延会することに決定いたしました。

        −−−−−−−−−−−−−−−−



△次会日程の報告



○福島正道議長 明20日は、午前0時5分より会議を開きます。

        −−−−−−−−−−−−−−−−



△延会の宣告



○福島正道議長 本日は、これにて延会いたします。

午後11時52分延会

        −−−−−−−−−−−−−−−−