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埼玉県 埼玉県

平成 3年 12月 定例会 12月05日−01号




平成 3年 12月 定例会 − 12月05日−01号







平成 3年 12月 定例会



        ◯招集告示

埼玉県告示第千六百二十七号

 平成三年定例県議会を十二月五日招集する。

   平成三年十一月二十八日

                      埼玉県知事  畑  和

        ◯応招・不応招議員

平成三年十二月定例会  会期  十二月五日 十二月二十日 十六日間

  応招議員   九十四名

   十二月五日   九十四名

       一番  福野幸央君

       二番  石渡 勲君

       三番  渡辺 清君

       四番  滝瀬副次君

       五番  井上直子君

       六番  蓮見昭一君

       七番  小島重一郎君

       八番  田中暄二君

       九番  武笠 勇君

       十番  富岡 清君

      十一番  井上正則君

      十二番  斉藤和夫君

      十三番  佐藤征治郎君

      十四番  黒田重晴君

      十五番  田島敏包君

      十六番  丸木清浩君

      十七番  古寺五一君

      十八番  沢辺瀞壱君

      十九番  並木正芳君

      二十番  神谷裕之君

     二十一番  細田米蔵君

     二十二番  奥田昌利君

     二十三番  村山勝正君

     二十四番  長沼 威君

     二十五番  鈴木 甫君

     二十六番  岡村幸四郎君

     二十七番  青木俊文君

     二十八番  笠原英俊君

     二十九番  岡 真智子君

      三十番  柳下礼子君

     三十一番  山岡 孝君

     三十二番  葛生恵二君

     三十三番  神保国男君

     三十四番  渡辺利昭君

     三十五番  堀江英一君

     三十六番  片貝弥生君

     三十七番  福永 剛君

     三十八番  松本安弘君

     三十九番  遠藤俊作君

      四十番  福岡友次郎君

     四十一番  秋谷昭治君

     四十二番  町田潤一君

     四十三番  秋元安紀君

     四十四番  森戸由祐君

     四十五番  高橋正平君

     四十六番  山岸昭子君

     四十七番  並木利志和君

     四十八番  石田勝之君

     四十九番  永野庫吉君

      五十番  天野清一君

     五十一番  新井弘治君

     五十二番  穂坂邦夫君

     五十三番  浅古 登君

     五十四番  山口仁平君

     五十五番  伊利 仁君

     五十六番  小島敏男君

     五十七番  田代甲子雄君

     五十八番  利根田康年君

     五十九番  高橋幸寿君

      六十番  熊野 巌君

     六十一番  秦 哲美君

     六十二番  藤原幸朗君

     六十三番  大石忠之君

     六十四番  井上新一郎君

     六十五番  栗原 稔君

     六十六番  秋山 清君

     六十七番  福田 実君

     六十八番  星野謹吾君

     六十九番  金子圭典君

      七十番  深井 明君

     七十一番  野村輝喜君

     七十二番  宮崎守保君

     七十三番  谷古宇勘司君

     七十四番  中野 清君

     七十五番  和田清志君

     七十六番  西村 暁君

     七十七番  藤井俊男君

     七十八番  石井多計志君

     七十九番  永沼正吉君

      八十番  本木欣一君

     八十一番  松下 誠君

     八十二番  美田長彦君

     八十三番  玉田共瑞君

     八十四番  野本陽一君

     八十五番  佐藤泰三君

     八十六番  宇津木清蔵君

     八十七番  野口卓爾君

     八十八番  宮田守夫君

     八十九番  斎藤正次君

      九十番  佐久間 実君

     九十一番  坂斎栄次君

     九十二番  関根永吉君

     九十三番  阿部錦弥君

     九十四番  吉野良司君

  不応招議員   なし

          −−−−−−−−−−−−−−−−

十二月定例会 第一日(十二月五日)

平成三年十二月五日(木曜日)

第一日 議事日程

 一 開会  午前十時

 二 開議

 三 新任者の紹介

    人事委員会委員  澁谷栄次郎君

 四 会議録署名議員の指名

    八十五番  佐藤泰三君

    八十六番  宇津木清蔵君

 五 会期の決定

    十二月五日から十二月二十日までの十六日間

 六 諸報告

  (1) 黒田重晴議員、和田清志議員、野口卓爾議員の藍綬褒章受章

  (2) 全国都道府県議会議長会自治功労表彰議員

  (3) 九月定例会において可決した意見書・決議の処理結果

  (4) 九月定例会において採択した請願の処理結果

  (5) 地方自治法第百八十条第二項の規定に基づく専決処分

  (6) 一般会計継続費精算

  (7) 現金出納検査結果(平成三年八月分及び九月分)

  (8) 地方自治法第百二十一条の規定に基づく説明者

 七 本定例会に提出された請願の報告

 八 知事提出議案の報告

    第百五十四号〜第百九十二号議案

 九 第百九十二号議案「平成二年度埼玉県の一般会計及び特別会計決算の認定について」に係る関係書類提出の報告

 十 第百五十四号議案〜第百九十二号議案の一括上程

 十一 知事の提案説明

 十二 海外視察派遣議員の報告

     埼玉県議会中国行政視察団

      代表  佐藤泰三君

 十三 次会日程報告

     十二月六日(金)、七日(土) 議案調査

     十二月八日(日) 休日休会

     十二月九日(月) 午前十時開議、知事提出議案に対する質疑並びに県政に対する質問

 十四 散会

          −−−−−−−−−−−−−−−−

本日の出席議員   九十四名

       一番  福野幸央君

       二番  石渡 勲君

       三番  渡辺 清君

       四番  滝瀬副次君

       五番  井上直子君

       六番  蓮見昭一君

       七番  小島重一郎君

       八番  田中暄二君

       九番  武笠 勇君

       十番  富岡 清君

      十一番  井上正則君

      十二番  斉藤和夫君

      十三番  佐藤征治郎君

      十四番  黒田重晴君

      十五番  田島敏包君

      十六番  丸木清浩君

      十七番  古寺五一君

      十八番  沢辺瀞壱君

      十九番  並木正芳君

      二十番  神谷裕之君

     二十一番  細田米蔵君

     二十二番  奥田昌利君

     二十三番  村山勝正君

     二十四番  長沼 威君

     二十五番  鈴木 甫君

     二十六番  岡村幸四郎君

     二十七番  青木俊文君

     二十八番  笠原英俊君

     二十九番  岡 真智子君

      三十番  柳下礼子君

     三十一番  山岡 孝君

     三十二番  葛生恵二君

     三十三番  神保国男君

     三十四番  渡辺利昭君

     三十五番  堀江英一君

     三十六番  片貝弥生君

     三十七番  福永 剛君

     三十八番  松本安弘君

     三十九番  遠藤俊作君

      四十番  福岡友次郎君

     四十一番  秋谷昭治君

     四十二番  町田潤一君

     四十三番  秋元安紀君

     四十四番  森戸由祐君

     四十五番  高橋正平君

     四十六番  山岸昭子君

     四十七番  並木利志和君

     四十八番  石田勝之君

     四十九番  永野庫吉君

      五十番  天野清一君

     五十一番  新井弘治君

     五十二番  穂坂邦夫君

     五十三番  浅古 登君

     五十四番  山口仁平君

     五十五番  伊利 仁君

     五十六番  小島敏男君

     五十七番  田代甲子雄君

     五十八番  利根田康年君

     五十九番  高橋幸寿君

      六十番  熊野 巌君

     六十一番  秦 哲美君

     六十二番  藤原幸朗君

     六十三番  大石忠之君

     六十四番  井上新一郎君

     六十五番  栗原 稔君

     六十六番  秋山 清君

     六十七番  福田 実君

     六十八番  星野謹吾君

     六十九番  金子圭典君

      七十番  深井 明君

     七十一番  野村輝喜君

     七十二番  宮崎守保君

     七十三番  谷古宇勘司君

     七十四番  中野 清君

     七十五番  和田清志君

     七十六番  西村 暁君

     七十七番  藤井俊男君

     七十八番  石井多計志君

     七十九番  永沼正吉君

      八十番  本木欣一君

     八十一番  松下 誠君

     八十二番  美田長彦君

     八十三番  玉田共瑞君

     八十四番  野本陽一君

     八十五番  佐藤泰三君

     八十六番  宇津木清蔵君

     八十七番  野口卓爾君

     八十八番  宮田守夫君

     八十九番  斎藤正次君

      九十番  佐久間 実君

     九十一番  坂斎栄次君

     九十二番  関根永吉君

     九十三番  阿部錦弥君

     九十四番  吉野良司君

  欠席議員   なし

地方自治法第百二十一条の規定により説明のため出席した人

   知事       畑  和君

   副知事      立岡勝之君

   副知事      中村泰明君

   出納長      岸本晋一君

   企画財政部長   伊藤祐一郎君

   総務部長     大沢昌次君

   県民部長     神澤 滋君

   環境部長     新井一裕君

   生活福祉部長   西島昭三君

   衛生部長     川口 毅君

   商工部長     荒井 昇君

   農林部長     池田勝彦君

   労働部長     川崎 亮君

   土木部長     石田真一君

   住宅都市部長   関根 弘君

   公営企業管理者  川島茂造君

   教育長      竹内克好君

   公安委員会委員長 原  宏君

   警察本部長    笠井聰夫君

午前十一時十四分開会

  出席議員   九十四名

   一番   二番   三番   四番

   五番   六番   七番   八番

   九番   十番   十一番  十二番

   十三番  十四番  十五番  十六番

   十七番  十八番  十九番  二十番

   二十一番 二十二番 二十三番 二十四番

   二十五番 二十六番 二十七番 二十八番

   二十九番 三十番  三十一番 三十二番

   三十三番 三十四番 三十五番 三十六番

   三十七番 三十八番 三十九番 四十番

   四十一番 四十二番 四十三番 四十四番

   四十五番 四十六番 四十七番 四十八番

   四十九番 五十番  五十一番 五十二番

   五十三番 五十四番 五十五番 五十六番

   五十七番 五十八番 五十九番 六十番

   六十一番 六十二番 六十三番 六十四番

   六十五番 六十六番 六十七番 六十八番

   六十九番 七十番  七十一番 七十二番

   七十三番 七十四番 七十五番 七十六番

   七十七番 七十八番 七十九番 八十番

   八十一番 八十二番 八十三番 八十四番

   八十五番 八十六番 八十七番 八十八番

   八十九番 九十番  九十一番 九十二番

   九十三番 九十四番

  欠席議員   なし

  地方自治法第百二十一条の規定により説明のため出席した人

   知事      副知事(立岡) 副知事(中村)

   出納長     企画財政部長  総務部長

   県民部長    環境部長    生活福祉部長

   衛生部長    商工部長    農林部長

   労働部長    土木部長    住宅都市部長

   公営企業管理者 教育長     公安委員会委員長

   警察本部長



△開会と開議の宣告



○議長(野本陽一君) ただ今から、平成三年十二月定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。

          −−−−−−−−−−−−−−−−



△新任者の紹介



○議長(野本陽一君) まず、再任の人事委員会委員を紹介いたします。

 人事委員会委員 澁谷榮次郎君

        〔人事委員会委員(澁谷榮次郎君)登壇〕



◎人事委員会委員(澁谷榮次郎君) 去る十月十四日付けをもちまして、埼玉県人事委員に再任をされました澁谷榮次郎でございます。よろしくお願いを申し上げます。(拍手起こる)

          −−−−−−−−−−−−−−−−



△会議録署名議員の指名



○議長(野本陽一君) 次に、会議録署名議員を指名いたします。

 八十五番 佐藤泰三君

 八十六番 宇津木清蔵君

 以上、二名の方にお願いいたします。

          −−−−−−−−−−−−−−−−



△会期の決定



○議長(野本陽一君) 次に、会期についておはかりいたします。

 本定例会の会期は、本日から十二月二十日までの十六日間といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

        〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(野本陽一君) 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。

          −−−−−−−−−−−−−−−−



△諸報告



△黒田重晴議員、和田清志議員、野口卓爾議員の藍綬褒章受賞



○議長(野本陽一君) この際、諸般の報告をいたします。

 まず、十四番 黒田重晴君、七十五番 和田清志君及び八十七番 野口卓爾君には、去る十一月三日、地方自治の功労により藍綬褒章を受章されましたので、御報告いたします。(拍手起こる)

          −−−−−−−−−−−−−−−−



△全国都道府県議会議長会自治功労表彰議員



○議長(野本陽一君) 次に、去る十月三十一日、全国都道府県議会議長会におきまして、在職十五年以上の議員として、八十番 本木欣一君が、また、在職十年以上の議員として、六十八番 星野謹吾君が、それぞれ自治功労者として表彰されましたので、御報告いたします。(拍手起こる)

          −−−−−−−−−−−−−−−−



△九月定例会において可決した意見書・決議の処理結果



○議長(野本陽一君) 次に、去る九月定例会において可決された「駐車場対策の拡充強化に関する意見書」ほか八件の意見書・決議につきましては、内閣総理大臣をはじめ関係行政庁に提出しておきましたから、御了承願います。

          −−−−−−−−−−−−−−−−



△九月定例会において採択した請願の処理結果



○議長(野本陽一君) 次に、去る九月定例会において採択された請願のうち、知事及び教育委員会に送付したものに係る処理経過及び結果の報告がありましたので、お手もとに配布しておきましたから、御了承願います。

〔参照−(一九三)ページ〕

          −−−−−−−−−−−−−−−−



△地方自治法第百八十条第二項の規定に基づく専決処分



○議長(野本陽一君) 次に、知事から専決処分の報告がありましたので、配布しておきましたから、御了承願います。

〔参照−(二〇一)ページ〕

          −−−−−−−−−−−−−−−−



△一般会計継続費精算



○議長(野本陽一君) 次に、知事から一般会計継続費精算の報告がありましたので、配布しておきましたから、御了承願います。

〔参照−(二〇三)ページ〕

          −−−−−−−−−−−−−−−−



△現金出納検査結果(平成三年八月分及び九月分)



○議長(野本陽一君) 次に、監査委員から、平成三年八月分及び九月分に係る現金出納検査結果の報告がありましたので、お手もとに配布しておきましたから、御了承願います。

          −−−−−−−−−−−−−−−−



△地方自治法第百二十一条の規定に基づく説明者



○議長(野本陽一君) 次に、本定例会に説明者として出席する者の職氏名を一覧表としてお手もとに配布しておきましたから、御了承願います。

〔参照−(二二六)ページ〕

          −−−−−−−−−−−−−−−−



△本定例会に提出された請願の報告



○議長(野本陽一君) 次に、本定例会に提出された請願につきましては、請願文書表としてお手もとに配布しておきましたから、御了承願います。

〔参照−(一六六)ページ〕

          −−−−−−−−−−−−−−−−



△知事提出議案の報告



○議長(野本陽一君) 知事から議案の提出がありましたので、報告いたします。

 議事課長に朗読いたさせます。

        〔議事課長朗読〕

財第四百四十五号

  平成三年十二月五日

 埼玉県議会議長  野本陽一様

                    埼玉県知事  畑  和

        県議会付議議案について

  本議会に付議する議案を次のとおり提出いたします。

 第百五十四号議案 平成三年度埼玉県一般会計補正予算(第四号)

 第百五十五号議案 平成三年度埼玉県流域下水道事業特別会計補正予算(第二号)

 第百五十六号議案 平成三年度埼玉県公営競技事業特別会計補正予算(第二号)

 第百五十七号議案 平成三年度埼玉県病院事業会計補正予算(第二号)

 第百五十八号議案 平成三年度埼玉県工業用水道事業会計補正予算(第一号)

 第百五十九号議案 平成三年度埼玉県土地開発整備事業会計補正予算(第一号)

 第百六十号議案 平成三年度埼玉県レクリエーション施設事業会計補正予算(第一号)

 第百六十一号議案 埼玉県議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例等の一部を改正する条例

 第百六十二号議案 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例

 第百六十三号議案 職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例

 第百六十四号議案 熊谷市等における住居表示の実施に伴う関係条例の整備に関する条例

 第百六十五号議案 埼玉県公害防止条例の一部を改正する条例

 第百六十六号議案 水質汚濁防止法第三条第三項の規定に基づき、排水基準を定める条例の一部を改正する条例

 第百六十七号議案 興行場法施行条例の一部を改正する条例

 第百六十八号議案 埼玉県流域下水道設置条例の一部を改正する条例

 第百六十九号議案 埼玉県企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例

 第百七十号議案 埼玉県水道用水料金徴収条例の一部を改正する条例

 第百七十一号議案 学校職員の給与に関する条例の一部を改正する条例

 第百七十二号議案 専決処分の承認を求めることについて

 第百七十三号議案 専決処分の承認を求めることについて

 第百七十四号議案 工事請負契約の締結について

 第百七十五号議案 工事請負契約の締結について

 第百七十六号議案 工事請負契約の締結について

 第百七十七号議案 工事請負契約の締結について

 第百七十八号議案 工事請負契約の締結について

 第百七十九号議案 工事請負契約の締結について

 第百八十号議案 工事請負契約の締結について

 第百八十一号議案 工事請負契約の締結について

 第百八十二号議案 工事請負契約の締結について

 第百八十三号議案 工事請負契約の締結について

 第百八十四号議案 工事請負契約の締結について

 第百八十五号議案 工事請負契約の締結について

 第百八十六号議案 工事請負契約の締結について

 第百八十七号議案 工事請負契約の締結について

 第百八十八号議案 工事請負契約の締結について

 第百八十九号議案 災害関連緊急急傾斜地崩壊対策事業に要する経費の関係町の負担額について

 第百九十号議案 荒川右岸流域下水道の設置及び維持に要する経費の関係市町の負担額についての一部変更について

 第百九十一号議案 荒川上流流域下水道の維持管理に要する経費の関係三町の負担額について

 第百九十二号議案 平成二年度埼玉県の一般会計及び特別会計決算の認定について



○議長(野本陽一君) ただ今報告いたしました議案は、配布しておきましたから、御了承願います。

〔参照−(二一)ページ〕

          −−−−−−−−−−−−−−−−



△第百九十二号議案「平成二年度埼玉県の一般会計及び特別会計決算の認定について」に係る関係書類の提出の報告



○議長(野本陽一君) ただ今報告いたしました議案のうち、第百九十二号議案「平成二年度埼玉県の一般会計及び特別会計決算の認定について」に係る関係書類の提出がありましたので、配布しておきましたから、御了承願います。

          −−−−−−−−−−−−−−−−



△第百五十四号議案〜第百九十二号議案の一括上程



○議長(野本陽一君) 知事から提出された第百五十四号議案ないし第百九十二号議案を一括して議題といたします。

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△知事の提案説明



○議長(野本陽一君) 知事の説明を求めます。

 知事 畑  和君

        〔知事(畑  和君)登壇〕



◎知事(畑和君) 本日、ここに十二月定例県議会を招集申し上げましたところ、議員各位におかれましては、歳末を控え、御多忙の中を御健勝にて御参会を賜り、当面する県政の諸問題について御審議をいただくことができますことは、県政進展のため、誠に喜びにたえないところであります。

 まず、初めに、県議会の代表として、先般、中国を御視察された議員各位におかれましては、中国の地方行財政や社会情勢など、各般にわたりましてつぶさに御視察になり、所期の目的を果たされ、つつがなく帰朝されましたことに対し、心から祝意を表する次第であります。

 さて、今定例県議会に御提案申し上げました諸議案のうち、主なるものについて、順次御説明申し上げます。

 第百五十四号議案から第百六十号議案までの各補正予算につきましては、職員の給与改定経費のほか、九月定例県議会以後における情勢の変化に対処するために必要な経費について計上することといたしました。

 以下、その主な事項について申し上げます。

 まず、地域の特色を活かし、自主的、主体的な地域づくりを進めるため、比企広域市町村圏を「ふるさと市町村圏」に選定し、圏域の一層の事業促進を図るための助成を行うことといたしました。

 次に、地下鉄七号線の事業主体となる第三セクターに対する出資金について、県と関係三市との協議が整いましたので、所要の増額をすることといたしました。

 次に、狭山丘陵の保全と活用を図るため、自然観察と自然学習の拠点となるセンター施設などを整備する「狭山丘陵いきものふれあいの里」整備事業を実施することといたしました。

 次に、過般の台風二十一号等による公共施設等の被災箇所を復旧するとともに、激甚災害対策特別緊急事業による辰井川及び鴨川の改修をはじめ、地すべり対策、急傾斜地崩壊対策を緊急に実施するため所要の措置を講ずることといたしました。

 次に、川口市の新芝川及び八潮市の大場川に河川マリーナを整備するため、財団法人埼玉県河川整備公社(仮称)を設立することといたしました。

 また、土木建設事業の年間を通した発注の平準化を行い、効率的な施行を図るため、道路、街路網の整備及び治水対策事業について、測量、設計業務を含めまして、それぞれ債務負担行為の設定をお願いいたしております。

 次に、県民生活の安全と平穏を脅かす暴力団員による暴力的行為等を規制する「暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律」の施行に伴う諸準備を行い、暴力団排除活動の強化を図ってまいります。

 次に、土地開発公社におきまして、先行取得しております公共用地の一部につき買戻しを行い、今後の公共用地取得の円滑化を図ることといたしました。

 次に、職員の給与改定につきましては、去る十月十八日、県人事委員会から議長及び私に対し、職員の給与についての報告と併せて、給料表の改正と諸手当の改善等を内容とする勧告及び意見が寄せられたところでありまするが、国及び他県の動向並びに県の財政状況を考慮しながら慎重に検討いたしてまいりました結果、県人事委員会の勧告及び意見に基づき、改定することといたしまして、別途関係条例の改正案を御提案申し上げております。

 なお、職員給与費につきましては、給与改定に係る所要額と一・五パーセント先組み分などを調整のうえ、措置いたしております。

 以上の結果、一般会計補正予算の総額は、二百七十七億一千八百八十九万四千円となり、既定予算との累計額は、一兆三千七百二十億一千三百四万五千円となります。

 これに要する財源といたしましては、国庫支出金等の特定財源を充当いたしますほか、一般財源として、県税、地方交付税、繰越金等を充てることといたしました。

 次に、その他の議案のうち、主なものについて申し上げます。

 第百六十一号議案「埼玉県議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例等の一部を改正する条例」は、県議会議員及び特別職等の期末手当の額を改定するためのものでございます。

 第百六十六号議案「水質汚濁防止法第三条第三項の規定に基づき、排水基準を定める条例の一部を改正する条例」は、公共用水域の水質の汚濁の防止を一層推進するため、産業排水等の排水基準を改めるためのものでございます。

 第百六十八号議案「埼玉県流域下水道設置条例の{部を改正する条例」は、新たに、荒川上流流域下水道を設置するためのものであります。

 第百七十号議案「埼玉県水道用水料金徴収条例の一部を改正する条例」は、水道用水供給事業の健全な経営を図るため、料金の額を改定するためのものでございます。

 次に、第百七十二号議案及び第百七十三号議案は、急施を要しましたので、地方自治法第百七十九条の規定に基づき専決処分をさせていただいたことについて承認を求めるものであり、第百七十四号議案から第百八十八号議案までの十五議案は、いずれも工事請負契約の締結に係るものであります。

 第百九十二号議案は、平成二年度埼玉県の一般会計及び特別会計の決算について認定に付するものであります。

 その他の議案につきましては、提案理由等によりまして御了承賜りたいと存じます。

 以上をもちまして議案のについての私の説明を終わりまするが、なにとぞ慎重御審議のうえ、御議決を賜りまするようお願い申し上げます。

 以上でございます。ありがとうございました。

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△海外視察派遣議員の報告



△埼玉県議会中国行政視察団



○議長(野本陽一君) この際、先般帰国されました埼玉県議会中国行政視察団を代表いたしまして、八十五番 佐藤泰三君からあいさつのため発言を求められておりますので、これを許します。

 なお、本視察団の団員として派遣することにいたしておりました五十番 天野清一君は、都合により派遣いたしませんでしたので、御了承願います。

 八十五番 佐藤泰三君

        〔八十五番 佐藤泰三君 登壇〕(拍手起こる)



◆八十五番(佐藤泰三君) 議長のお許しをいただきまして、このたびの埼玉県議会中国行政視察団を代表しまして、私から概要につきまして御報告をさせていただきます。

 私ども視察団は、十月二十八日から十一日間にわたりまして、中華人民共和国の首都北京市、山西省太原市、広東省広州市、雲南省昆明市、広西壮族自治区桂林市、そして上海市の六都市を視察して、十一月七日、無事帰国いたしました。

 このたびの視察に当たりまして、県議会をはじめ、執行部の皆様方から寄せられました御厚情、御支援に対しまして、心から厚くお礼を申し上げる次第でございます。

 今回の視察の主な目的は、まずは、友好県省の山西省人民代表大会と人民政府を訪問いたしまして、幹部各位と親しく懇談し、一層の友好親善を図るとともに、各訪問先都市の経済活動の状況、教育事情、さらに、文化財、史跡の保存、あるいは観光事業等の実情を視察することにございました。

 詳細な視察報告は、のちほど取りまとめます行政視察報告書に譲らせていただきまして、本日は、特に深く印象に残りました点につきまして、その概要を報告させていただきたいと存じます。

 初日、成田から北京市に到着いたしまして、翌日午後九時八分の夜行列車で太原へ向かうため、北京駅にまいりましたところ、駅前広場は、人、人の群れで大変な混雑でありました。駅構内のコンコースはもちろんのこと、すべての通路が人と人、荷物と荷物であふれ、立錐の余地もない状態でありました。私どもは、はぐれないようお互いに声を掛け合い、手を挙げながら、大きな荷物に寄り掛かって眠っている人の間を踏み分け、子供を抱いて座り込んでいる人たちの間をぬって、やっとの思いで発車ホームにたどり着いた次第でございます。

 中国では、経済改革に伴いまして、農村から都市へ、都市から、また次の都市へと、労働力の移動現象が非常に活発化していると承っておりましたが、果たしてこの群衆がそれに当たるのかどうか、案内の張通訳に確認することはできませんでしたが、大変な人、人の混雑であり、到着早々の驚きでありました。

 翌朝、太原駅に到着、直ちに山西省人民代表大会を表敬訪問いたし、王庭棟常務委員会主任から心のこもった歓迎の言葉をちょうだいいたしました。

 私からも「友好親善で、最も大切なことは、お互いの信頼であり、これを支えるのは、相互に理解し合うことで、各界各層の人々の交流を盛んにすることであります。」と申し上げましたところ、強く賛意を表されまして、これからの日中友好親善のためには、特に青少年の交流が重要であるとの意見の一致をみた次第でございます。

 続いて、人民政府を表敬訪問いたし、王森浩省長と懇談、来年友好県省十周年を迎えることを共に喜び合い、さらに一層尽力することを誓い合った次第でございます。

 山西省のすべての表敬訪問を終え、次に訪れました広州市は、人口六百三十万人を擁する中国南方地域最大の都市であり、一九八四年、中国全域で十四の沿岸開放都市の一つに指定され、経済上では、省クラスの経済管理権限が与えられており、現在、‐社会総生産額、国民所得、輸出入総額など、いずれも中国の大都市中第四位を占めているとのことであります。

 広州市街は高層ビルが林立し、超一流の国際級ホテルが建ち並び、高架道路が、そのビルの谷間をぬい、自動車が盛んに行き交う近代的な都市であります。メインストリートの個人商店のウインドーには、色とりどりの商品が個性を競って飾られております。「食は、広州にあり」との言葉の他に、「商品は広州にあり」も加えられて喧伝されていることも、うなづける盛況でありました。

 広州市におけます沿岸開放政策等の詳細につきましては、後日「行政視察報告書」で触れさせていただきたいと思います。

 次に訪れました昆明市につきましては、自由市場の模様を述べさせていただきたいと思います。

 一つは、約二百年前の建物が八百メートルほど道路の両側に建ち並ぶ、長春路の個人商店街であります。衣料品が主で、他に漢方薬や文房具や電気製品等の日常品を扱っておりました。人出は日本の盛り場以上で、市民は人波をかきわけ、あちこちの商店をのぞきながら、ショッピングを楽しんでおりました。

 もう一つは、新聞路総合自由市場と名付けられた生鮮食料品の市場であります。川沿いの道路上五、六百メートルにわたって、ある者は、リヤカーの上に、ある者は、道路に直接、熱帯地方のゆえか、種類の多い野菜や豆腐などの加工品をも加えて並べておりました。豊富な食材から見まして、市民の食生活はバラエティーに富んでいるように思われました。私どもが驚いたことは、この市場の一隅に、高級技術士うんぬんの看板を掲げ、「入れ歯」の治療をする小屋掛けの店があったことでございます。折しも一人の老人が歯の施療を受けておりました。

 これらの個人商店街や自由市場のにぎわいぶりからみまして、市民の暮らしは非常にゆとりがあり、のんびりと生活を楽しんでいるように見受けられました。

 次に、桂林市にまいりました。桂林市は、人口三十二万人の中都市で、金木犀をはじめ、多くの樹木に囲まれ、緑豊かな、しっとりした落着きのあるところでありました。漓江の水と奇峰奇岩の連なりは、観光資源としての価値は非常に高く、優れたものであると思われます。今後、観光事業の発展に力を入れるとのことでありますが、それだけに景観保護とホテル等の観光施設との調和と整合性を、いかに図っていくかが難しい課題であろうと考えさせられました。

 最後に訪れましたのは、上海市の西北三十五キロの郊外にあります嘉定県であります。上海市では、従来、市区内の住宅密集地に工場が設置されていたため、様々な問題を引き起こしていたということで、近年は、市の外側に衛星都市をつくり、そこへ多くの工場を配置することになり、嘉定県もその一つであるとのことであります。

 嘉定県は、科学研究都市として位置付けているとのことであります。現在は、上海科学技術大学をはじめ、四つの科学技術学校と十か所余の研究施設が設置されており、また、合弁企業の工場も四十余り進出しているとのことであります。そのうち、日本との合弁の箇所は九か所とのことでありました。私どもが嘉定県にバスで入って、まず目に飛び込んでまいりましたのは、畑の中に建ち並ぶ、いわゆる万元戸のすばらしい住宅群でありました。間口およそ七、八間、奥行き三間ほどの総二階造りで、タイル張りの堂々たる住宅でありました。嘉定県人民政府弁公室の彭永添氏が「中国で一番豊かな街である」と胸を張っておっしゃったことがうなづけました。

 以上、このたびの行政視察の概要とその印象深かったことを、ごく簡単に申し上げてまいりましたが、「百聞は一見に如かず」と申しますとおり、直接現地に赴き、自身の目で見、手で触れ、感じることに勝るものはなく、実に貴重な体験をさせていただきました。

 終わりに、中国の六都市を駆け足で視察いたして感じましたことは、各都市それぞれに違いがありましたが、中国の改革、開放政策の下で、この十年間に急速な発展を遂げ、人々が豊かになってきたことであります。商店に並ぶ日常生活物資をはじめ、豊富な商品の数々、人々の購買能力を垣間見て、人々の生活水準は目に見えて向上しておるようでありました。

 私どもは、四千年に及ぶ中国の歴史と文化に接し、その悠久の伝統に支えられた中国との一層の友好親善とますますの発展と向上を願わずにはおられません。アジア、世界の平和と安寧のためにも、隣国中華人民共和国の平和と繁栄を心から期待するものであります。

 今回の行政視察の機会を与えていただきましたことに対しまして、改めて感謝申し上げまして、行政視察報告といたします。ありがとうございました。(拍手起こる)

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△次会日程報告



○議長(野本陽一君) 以上で、本日の日程は終了いたしました。

 明六日及び七日は、議案調査のため本会議は開きません。

 八日は、休日につき休会といたします。

 来る九日は、午前十時から本会議を開き、提出議案に対する質疑並びに県政に対する質問を行います。

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△散会の宣告



○議長(野本陽一君) 本日は、これにて散会いたします。

午前十一時四十一分散会

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