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群馬県 館林市

平成11年  9月 定例会(第3回) 09月07日−一般質問−03号




平成11年  9月 定例会(第3回) − 09月07日−一般質問−03号







平成11年  9月 定例会(第3回)




           平成11年館林市議会第3回定例会会議録

                   (第 3 日)

                                平成11年9月7日(火曜日)
                                              
議事日程第3号
                        平成11年9月7日(火曜日)午前10時開議
第 1 一般質問
                                              
本日の会議に付した事件
 議事日程のとおり
                                              
出席議員(26名)
    1番   小  林  郁  夫  君      2番   茂  木  直  久  君
    3番   野  村  晴  三  君      4番   岡  部  一  之  君
    5番   河  野  哲  雄  君      6番   向  井     誠  君
    7番   松  本  克  巳  君      8番   高  橋  次  郎  君
    9番   井 野 口  勝  則  君     10番   森  田  良  一  君
   11番   高  山  吉  右  君     12番   大  川  芳  男  君
   13番   針  谷     進  君     14番   金  子  良  平  君
   15番   越  澤  勝  美  君     16番   高  橋  秀  仁  君
   17番   津 布 工  敬  三  君     18番   恩  田  廣  文  君
   19番   川  島  澄  江  君     20番   福  田  栄  次  君
   21番   小  林  良  男  君     22番   寺  内  吉  一  君
   23番   田 部 井     清  君     24番   川  田  賢  一  君
   25番   小  林     信  君     26番   町  井     猛  君

欠席議員(なし)
                                              
議会事務局職員出席者
                          
  事務局長   坂  本  充  弘       次長兼    根  岸  優  祐
                          庶務係長
  
  次長補佐兼  小  倉  末  夫       主査     小  野  陽  一
  議事係長
                                              
説明のため出席した者
  市長     中  島  勝  敬  君    助役     田  沼  恒  隆  君
                          
  収入役    飯  塚  富  久  君    企画財政   小  宮  稔  雄  君
                          部長
                      
  市民環境   奈  良     洋  君    保健福祉   金 井 田  好  勇  君
  部長                      部長

  経済部長   塩  田     勝  君    建設部長   小  島  當  史  君
  
  都市開発   横  山  文  男  君    水道部長   森  田  重  男  君
  部長

  秘書室長   田  村  英  敏  君    財政課長   三  田  正  信  君

  教育長    大  塚  文  男  君    教育次長   笠  原     進  君







△第1 開議

                           (平成11年9月7日午前10時00分開議)



○議長(岡部一之君) おはようございます。

  これより本日の会議を開きます。





△第2 一般質問



○議長(岡部一之君) 日程第1、一般質問を行います。

  通告順に質問を許します。



         ◇ 針 谷   進 君



○議長(岡部一之君) まず、13番、針谷進君。

                   (13番 針谷 進君登壇)



◆13番(針谷進君) 通告に基づきまして質問を行いたいと思います。

  2点ほど挙げておきましたが、1点目、市民参加のまちづくりについて、特に審議会、委員会等における公募状況と今後について、市民が参加しやすい条件づくりと充実策について。大きく分けた2点目ですが、農地の埋め立てについて、埋め立ての現状とその後の活用状況について、それから「農地埋め立て」に関する指導要綱の効果と問題点について、順次問題を提起しながら質問をしたいと考えていますので、よろしくお願いいたします。

  まず、1点目の市民参加のまちづくりについて、特に審議会、委員会等における公募状況と今後についてという質問ですが、これはもう中島市政が誕生して2年目も後半になってきております。特に公約として開かれた市政、市民参加のまちづくりということを標榜しながら中島市政がスタートしたわけですが、もちろんまちづくりの中心が市民サイドといいますか、市民の中からいろんな声を吸収し、それを市政に生かすということが基本であり、またそれも民主主義というバックボーンの中でごく当然のことだと考えているわけですが、そうした中島市長の主張する開かれた市政の基本的事項として、市民参加の条件づくりが市長いわく公募制、広く市民を募集して各種の会議の中に、その討議に加わっていただくということだと思っております。しかし、許容範囲等を考えると、それに見合う公募の条件があると思いますが、その件についてまずお尋ねしたいと思います。

  また、今まで公募により再編された審議会や委員会について、その構成人員内容はどうなっているのか、その点もあわせてお聞きしたいと思います。

  また、その公募の周知の方法なのですが、これまでどんな周知方法で行ってきたのか。通常ですと、広報紙等を使って広く知らしめるということが一般的なことだと思うのですが、現状のそのような方法に不備あるいは不足等があれば、ほかにどんなPR方法が考えられるのか。これも非常に大事な一つの周知方法だと思っております。

  それから、2点目の市民が参加しやすい条件づくりと充実策についてお尋ねしたいのですが、多くの市民に対して応募できる条件づくりをどう考えるのか。また、質的内容をさらに充実向上させる対策づくりをどう考えるのか。例えば開催する曜日の見直し、または時間帯の見直し、例えば我々中堅世代といいますか、働き盛りの世代からすれば、昼間の開催あるいは平日の開催、これはなかなか出席するのも無理がありますし、そうした中からはより多くの市民を参加させるという条件からは外れてくる、このように思っております。その点についてどう考えるのか、お聞きしたいと思います。

  それから、大きく分けました2点目の農地の埋め立てについてということで質問したいと思います。

  まず、1点目の埋め立ての現状とその後の活用状況について。これは私、平成5年9月議会で建設残土の埋め立てということで一般質問をした経緯があります。あれから6年たつわけですが、埋め立て当時に発生した不良箇所、例えば大型重機あるいはダンプ等が出入りするために道路の破損、当時かなりあったわけですが、堀の埋め立てによる、そのために水の逃げ場がなくなりまして道路の冠水、あるいは高く盛った土、それが未整備なために土砂の流出、それから一番問題であります建設残土に含まれる安全性等の問題、これは当時の答弁の中で安全性においては問題ないというふうに回答はしておりますが、その辺のところ、その修復はどうなっているのかお聞きしたと思います。

  特に私が住んでおります北部地区、これは6年ほど前、盛んに建設残土の埋め立てが行われまして、約70ヘクタールのうち1割に近い6ヘクタールが何らかの形の埋め立て処分を行っております。当時その実情について、広内、台宿、その役員さんたちと現場を見て歩いたのですが、これは環境保全課の職員も当時立ち会っていただきました。そのときだけでもすぐ14項目ほどの先ほど挙げました不良箇所、修理箇所が見つかった次第ですが、それ以降なかなか改修、回復されている様子もなく、現状に至っているのが実情ではないかなと思います。

  次に、埋め立て後の活用状況についてもお聞きしたいと思います。埋め立て後の活用状況について、転用地として活用されているのか、また放置状態になっているのか、その内容と割合についてお聞きしたいと思います。これも例えば北部地区に限って言いますと、なかなか後継者不足等も絡みまして埋め立てた後がうまく活用されていない、いわゆる野放しの状況になっている農地等も正直目立っております。ヨシやその他雑草が生え、これから秋口になってきますと枯れますので、放火といいますか、火災等の危険等も十分考えられます。そのようなことについてお聞きしたいと思います。

  次に、「農地埋め立て」に関する指導要綱の効果と問題点についてお尋ねしたいのですが、指導要綱、これは平成7年4月実施されたわけですが、その効果と問題点について、最近2カ年の状況について、また隣地とのことで争点になっている箇所等があれば、その内容についてお尋ねしたいと思います。

  特に平成6年12月の定例議会の中で私の質問に答えまして、そのとき市内におきましては農地埋め立てが23.4ヘクタール、そのうち半分以上の12.5ヘクタールが違法行為であったということも答弁しております。そのような経緯を踏まえまして、その指導要綱の効果と問題点についてお尋ねして、私の第1回目の質問にさせていただきます。



○議長(岡部一之君) 市民環境部長、奈良洋君。

                   (市民環境部長 奈良 洋君登壇)



◎市民環境部長(奈良洋君) 針谷議員から市民参加のまちづくりについて、審議会、委員会等における公募の状況と今後について、こういったご質問をいただきました。

  ご質問の中にもございましたように、各種委員会等の公募につきましては、中島市長の基本姿勢でございます市民参加のまちづくり、市民主体の開かれた市政を確立するために昨年の2月から実施をいたしておるところでございます。

  まず、公募を行っている審議会や委員会等の種類と構成人員内容についてでございますが、公募を実施するに当たりましては、公募になじむもの、それからなじまないもの、そういったものを調査実施をいたしました結果、本市における審議会等の数は81ございますけれども、このうち公募できるであろうと思われるものにつきましては31でございました。その委員の数は266人という結果でございました。その他のものにつきましては、法令等により選考方法が定められているもの、あるいは審議内容が個人のプライバシー、あるいは企業の利益を損なうもの、そういったものに属するものについては公募になじまないもの、こういうふうな考え方で選定をしたわけでございます。

  なお、現在までの実施状況を申し上げますと、11件の審議会等で公募を行いましたけれども、その結果、募集定員を上回った応募が1件、それから応募定数どおりの応募が3件、それから募集定員を下回った応募が3件、それから応募が全くなかったものが4件、こういう結果でございました。この中で募集定員を大幅に上回った、これは東広場活用検討委員会につきましてでございますが、これについては募集定員5名のところ33名の応募がありました。

  それから、議員質問中、これの構成、いわゆる公募の人数と全体の構成人員というご質問かと思うのですが、この東広場の検討委員会だけでこの構成率を申し上げますと、全体の検討委員会の委員さんの数15の中で5名を公募によるということで、全体の30%でございました。

  次に、公募の周知方法についてでございますけれども、これにつきましては、広報紙や審議会、あるいは審議会委員さん等に関連のある各種団体等にお願いをしながら募集を行ってきたところでございます。これにつきましては、今後におきましても広報紙や関連各種団体等に対するお願いはもちろんでございますが、各種公民館等で発行しております公民館だよりだとかそういったものを利用いたしまして、できる限り多くの市民に周知できるよう努めてまいりたい、このように考えております。

  次に、市民が参加しやすい条件づくりと充実策について、こういったご質問でございます。審議会等に参加していただくためには、議員ご指摘のように、曜日であるとか、あるいは時間であるとか、あるいは場所等が重要な要素でございます。したがいまして、今後は審議会等の開催日時や会議時間等十分検討いたしまして、市民の方々がより参加しやすい環境づくりにつきまして、研究、検討を重ねてまいりたい、このように考えております。

  以上でございます。



○議長(岡部一之君) 経済部長、塩田勝君。

                   (経済部長 塩田 勝君登壇)



◎経済部長(塩田勝君) 2点目の農地の埋め立てについてお答え申し上げます。

  まず最初に、埋め立ての現状とその後の活用状況についてお答え申し上げます。平成7年4月、農地の埋め立て行為等に関する指導要綱を施行いたしました。その後、本年8月までの4年5カ月間の埋め立ての状況を申し上げます。

  埋め立て申請件数は25件、埋め立て面積が8万3,622平米でございます。その内訳は、市街化区域内が申請件数6件、埋め立て面積は1万1,200平米で、全体埋め立て面積の13%、市街化調整区域内の申請件数が19件、埋め立て面積は7万2,422平米で、全体面積の87%となっております。

  ご質問の埋め立て当時に発生した不良箇所の修復はどうなっているのかということでございますけれども、指導要綱施行前の埋め立てに関する不良箇所につきましては、土木課等との協力を得てほぼ修復は終了している、こう考えているところでございます。また、指導要綱を施行した後におきましては、農地法による一時転用の申請前に事前協議をしていただき、埋め立て工事に伴う関係各課の意見を聞き、指導要綱の施行基準により申請者や事業主を指導しておりますが、職員の中間検査や農業委員の現地パトロール等を実施する中、また埋め立て工事中に土地所有者からの相談により、最近では道路の破損等大きな修復を必要とする不良工事はございません。

  次に、埋め立て後の活用状況について申し上げますと、市街化区域内におきましては、埋め立て工事が完了した農地の87%が水稲等の作物が作付されているか転作に伴う保全管理として利用されており、不耕作地は13%の991平米でございます。市街化調整区域についておきましては、埋め立て工事が完了した面積の97%が水稲等の作物が作付されているか転作に伴う保全管理として利用されており、不耕作地は3%の1,757平米でございます。

  次に、農地埋め立てに関する指導要綱の効果と問題点についてお答え申し上げます。指導要綱を施行してからの効果と問題点または隣地との争点についてでございますが、指導要綱の施行に合わせ、このことについて市広報紙や農業委員会だより、そして各公民館の協力を得ての公民館だより、また農業委員さんの研修等により農業者への周知が図られ、無許可、無届け等不法農地転用が無に近い状態になっております。また、よく申請者や事業主から申請手続が複雑で提出書類も多いと、こういう声を聞きますが、このことは反面農業者を守ることでありますので、ご理解をいただいているところでございます。

  また、隣地との争点についてでございますが、昨年の大雨のとき、既に工事完了した埋立地の一部が崩れ、水路をふさいでいるとの農地相談がありましたが、土地所有者のご理解で一時的に水中ポンプでの排水やその後の塩ビ管布設による排水で、この問題が解決された事例がございます。

  以上でございます。



○議長(岡部一之君) 13番、針谷進君。

                   (13番 針谷 進君登壇)



◆13番(針谷進君) 2回目の質問に移りたいと思います。

  1点目の市民参加のまちづくりについて、特に審議会、委員会等における公募状況と今後について、その質問ですが、審議会等の数については、今部長が答弁したとおり81、そのうち31が可能であるという答えをいただきました。そのほかの残りに関しては、法令的に規制されている、あるいはプライバシー等によって公募できない。しかし、今現在実施された11件の公募される審議会等の中で数が上回ったのが、今答弁にあったように1件、東広場活用検討委員会ですね。その数のとおり、いわゆる公募の人数どおりに集まったのが3件ということで、下回っている、応募がないというのも合わせると7件。ですから、11件の公募の中で下回ったり、ないというのが過半数を超えているわけですが、こうしたことから私が指摘した2番目の指摘事項である審議会等のあり方そのもの、いわゆる日時的なもの、場所的なもの、曜日的なものですか、そういうふうなものを十分に配慮しなくてはいけないと思っております。それがまず市民参加の基本であるかな、このように思っております。

  そこで2回目の質問に移るわけですが、審議会、委員会等における公募状況について、そして公募による募集から審議内容に至るまで、公募して審議会を催すに当たってプラス面とマイナス面、どういうふうなことがこの審議会の経過措置の中で行われてきたのか、そのプラス面とマイナス面、それをお聞きしたいと思います。

  先ほど言いました市民が参加しやすい条件づくりと充実策について、一つには、審議会そのものに緊張感あるいは質的内容を高める意味においても、審議会等は私は公開すべきだと思っております。公開できる条件、公開できない内容、いろいろあると思うのですが、その点についてお聞きしたい、そのように思います。

  それから、大きく分けて2点目の農地埋め立てについてですが、指導要綱が施行されてから4年5カ月の間で25件の埋め立てということを今経済部長の方から答弁があったわけですが、指導要綱以前に農地の埋め立てがあって、そのときの不具合箇所、いわゆる不良箇所が発生したわけですが、それについてはほぼ修復されているという答弁ですが、果たして本当に修復されているのかどうかということを現状を見ますと、必ずしもそのとおりではないなと私は考えています。

  特に家庭用の排水路が変になっております。そういうふうな水路においては、なかなか水路の流れが悪くて不自由、不便をかけている、そういう家庭も特に北部地区には多いように見受けております。その後、指導要綱ができてから道路の大きな破損もない、あるいは違法の埋め立て工事、無届けですね、そういうふうな工事もないということ、これは非常に結構なことだと思っておりますが、いつ何どきまた建設残土の捨て場所になるとは限りませんので、一層そういうふうな強化パトロール、そういったものもしてほしい、このように思うわけです。

  特にその中で質問したいのは、今のお答えですと埋め立て後の農地の状態ですが、これは調整区域で87%、これが水稲の作付ですか、不耕作地が13%という今の答弁でした。市街地ですと97%の水稲耕作に対して不耕作地はわずか3%というお答えで、まあまあ私の思っていたより少ないパーセンテージで逆にほっとしているのですが、しかしそうした放置状態の農地をそのままにしておいていいはずがありません。そこで、そのような農地対策について、放置状態の農地対策について特に原因と思われるもの、そしてその対策をどうしたらいいのかということをお聞きしたいと思います。

  それから、放置状態の農地、これはやはり先ほど言いましたように、後継者不足だったり、あるいは老齢化していて当人がなかなか耕作できなかったり、いろんな条件があると思うのですが、例えばそういうふうな農地は地権者、地主の方と行政の連携の中で市民に貸し出すか、あるいはほかに有効活用、例えば市民だけではなく、貸し出し範囲を拡大してそういうふうな活用が図れないか。ノウハウの指導まですれば、一つには観光対策としても通用していくのではないかな、このように思っているのですが、その辺についてどう考えるのかお聞きしたいと思います。

  それから、農地埋め立てに関する指導要綱の効果と問題点という問題提起についてですが、これは積極的な施策の展開として市街化区域の農地を考えた場合、私の身の回りにもたくさんそういうふうな農地があるわけですが、規制をある意味では緩和する方向として、開発指導要綱を施行してそうした農地の有効活用を図れないか。これは建設残土のことで、先ほど言いました平成5年に埋め立て処分に関する要綱を設置してくれということを私が要望したときに、そのときに行政では市街化区域の開発促進を考えたときには開発指導要綱を検討していきたい、こういうふうにも答弁しているのです。それをどう検討してきたのか。

  中島市長さんとは少しとらえ方がその当時は違うかもしれませんが、市街化区域と調整区域の線引きの見直しを中島市長さんは公約で掲げているのですが、地方分権がこれから進む中で、都市計画法の見直しというものを含む自治体責任分野としてそういうふうな積極的展開をしていく必要があるのではないかと一方では思っております。その点についてのご答弁を願いまして、私の第2回目の質問にさせていただきます。



○議長(岡部一之君) 市民環境部長、奈良洋君。

                   (市民環境部長 奈良 洋君登壇)



◎市民環境部長(奈良洋君) 針谷議員の2回目の質問にお答えいたします。

  大きく分けまして2点ほどいただきました。公募制導入におけるプラス面とマイナス面、メリット、デメリットはどうなっているか。それから、2点目が各種審議会、委員会等の公開をしたらどうかと、こういった2点の質問でございました。

  まず第1点目のプラス面、マイナス面ということでございますが、ご案内のとおり、この公募制そのものが昨年の2月からということで、まだ1年半を経過したのみ、しかもこの公募の状況が11件ということで、現実には詳細についてまだ十分把握しておらないということが現状でございます。ただ、今考えられることといたしますと、まず公募による各年齢層から、また職業別、あるいは男女別等幅広い各層から選出されました委員さんの中から、こういった会議等については積極的な発言をいただきまして、幅広い貴重なご意見、ご提言をいただいているところでございますが、また一方で先ほど申しましたように、議員もご指摘がありましたように、定員に満たなかったもの、これが非常に数多くございます。これにつきましては、先ほど申しましたように、周知の方法であるとか、あるいは曜日の設定、時間、場所等、これについては十分意を払っていきたい、このように考えております。

  一方、マイナス面ということでございますが、現在考えられることとすると、職業あるいは年齢等が偏った公募になっては困るなというようなことが一つ考えられますし、あるいは1人の市民の方があれもこれもということで公募に参加をする、こういったことになりますと公募制の基本でございます市民の多くの方々から参加をいただいていろんなご意見をいただく、貴重なご提言をいただく、そういった趣旨に反するということで、こんなことが今のところは懸念材料として考えられるかな、このようなことでございます。

  それから、2点目の審議会、委員会等の公開でございますが、市民が参加しやすい条件づくりと充実策についてでございますけれども、審議会等を市民に広く公開することは市民の市政参加を促進する意味で有意義であると考えておりますし、一部で限定された審査会等を除きまして、現在でもこの公開は可能でございます。原則として可能でございます。しかしながら、一般市民に公開していくためには、審議会等の日程、あるいは事前に市民に対してどのように、31該当があるわけですから、それをいかに公表して周知を図っていくか、あるいはまた会議場の傍聴席の確保はどうなのだろうか、可能だろうか、こんな課題もございますので、今後これらについて十分検討してまいりたい、できれば皆さん方が公開でその会議に出席ができる、そういうような方向で検討してまいりたい、このように考えております。

  また、審議会等のいわゆる会議の公開につきましては、法令等により非公開と定められたものもございますし、また先ほども申しましたように、その審議会等の性格からプライバシーに関すること、こういったこと、あるいは市民の皆さん方が傍聴といいますか、そこへ立ち会うということで率直な意見が損なわれるような会議、こういったものについては公開ができないのではないか。その点についてはよろしくご理解をいただきたいと思います。

  以上でございます。



○議長(岡部一之君) 経済部長、塩田勝君。

                   (経済部長 塩田 勝君登壇)



◎経済部長(塩田勝君) ご質問の放置状態の農地対策や有効活用についてお答え申し上げます。

  放置状態の農地については、担い手不足や農業者の高齢化などから、遊休農地が年々増加していると考えております。この問題については全国共通の難しい問題であり、今後における大きな課題であると考えております。このような中で、今年度全国一斉に遊休農地の調査が予定されております。農業委員会といたしましては、農政課並びに農業委員との協力により、今後調査を予定しているところでございます。

  また、農家個々が自分の農地、労働力等だけを利用していくのではなく、地域として農地、労働力、機械、施設などを有効に活用する仕組みが大切であると考えております。現在農業委員会等で把握している遊休農地については、農政課や農業委員等を通じ、中核農家や認定農業者への利用増進により農地の集積を図っておりますが、集積できない農地等の活用が困難になっております。また、相続によって農地を取得した不在地主の関係でございますが、遠距離地主については農地の保全管理ができず、不耕作農地から荒廃農地へと進んでおります。今後、地主のご理解を得ながら、他の用途、市民農園的利用も含め、計画的転用を図っていきたいと考えております。



○議長(岡部一之君) 建設部長、小島當史君。

                   (建設部長 小島當史君登壇)



◎建設部長(小島當史君) 農地埋め立てに関する指導要綱の効果と問題点につきまして、針谷議員の2回目の質問にお答えいたします。

  積極的な施策の展開として市街化区域の農地を考えた場合、開発指導要綱を施行してその他の有効活用を図れないかとのことでございますが、ご承知のとおり、市街化区域におきましては市街化の促進を図っていくべき区域でございまして、法的にも緩和措置等が図られているところでございます。

  都市計画法における市街化区域の開発許可にあっては、市街化区域内農地等におけるミニ開発による無秩序な市街化の進行を防止し、基盤施設の整備された計画的市街化を図ることを目的として、開発規模が1,000平方メートル以上のものに対しましては、その開発について技術的水準を確保されるよう誘導しているところでございます。

  また、この水準の実効性を担保するため、開発指導要綱、本市におきましては県の開発基準を準用し、それぞれの地域に合った良好な開発が進むよう、その指導を行っているところでございます。

  以上でございます。



○議長(岡部一之君) 13番、針谷進君。

                   (13番 針谷 進君登壇)



◆13番(針谷進君) 3回目の質問を行います。

  市民参加のまちづくりについてですが、今、公募、それから公開制というものを中心に問題提起してきたわけですが、それぞれプライバシーに関すること、あるいは法的基準によるもの、いろいろと制約があって進めづらい、なかなか急には難しい展開かなとは思うのですが、しかしその基本として多くの市民を参加させるということにつきましては、先ほど工夫、努力、つまり日時のセッティングの仕方、あるいは場所等の問題、そういうふうなことで解決していけるのかな、このように思いますので、その辺の努力を引き続きお願いしたいな、このように思っています。

  そこで、中島市長へ答弁を求めたいのですが、例えば公共事業、たくさんの公共事業がイベントとして行われています。あるいは公共建築物、これらの建設等も引き続き行われているわけですが、そうした行政行為の問題に対して、その発案や企画の段階で市民参加が非常に少ないというふうに私は思っているわけですが、そうした具体的な事業を市民参加のまちづくりを標榜する中島市政としてはどのように進めていくのか、その考え方について1点お聞きしたいと思います。

  それから、農地埋め立ての件についてですが、市街化農地の開発についてはそれなりに積極的に進めているということですが、それは農家という形態をとってないとなかなかそのありがたみというのですか、そういうふうな措置というのですか、それがなかなか図れない。そういうふうなことを含めて、県の指導要綱に基づいてというのは建設残土のときにもお聞きしました。それをいち早く館林としては館林らしいまちづくりの中で生かしていくのがどうかということを私はお尋ねしたいわけですが、そこでそのような観点から中島市長に答弁を求めたいのですが、農地の埋め立て行為をそのような形で考えた場合、市街地の農地対策を市の行政に絡めて、まちづくりの問題としてどのように取り扱っていく考えなのかお聞きしたいと思います。

  以上をもちまして、私の3回目の質問とさせていただきます。



○議長(岡部一之君) 市長、中島勝敬君。

                   (市長 中島勝敬君登壇)



◎市長(中島勝敬君) ただいま針谷議員さんの公共事業、イベントや公共建築物の建設についても、まだ発案や企画の中で市民参加が少ないと思うが、そうしたことを今後どう進めていくのか、その考え方についてという問題についてお答えをいたします。

  針谷議員の公共事業、イベント、建築物建設等を行うにおいて、市民の発案や企画をする中で市民参加がまだ少ないのではないか、また今後どう進めていくかというご質問にお答え申し上げますが、当然のことでございますが、市が事業主体となりまして実施するところのさまざまなイベント、公共事業等はすべて主権者であるところの市民のために行うものでございます。

  この観点に立ちますと、さまざまな施策に対する市民の意見、発想、考え方を一層取り入れ、市民参加を進めていく考え方は、針谷議員の申すとおりであり、私も全く同感であります。後で逐一細かい点については申し上げます。また、市民と行政とのパートナーシップとよく言われますが、市民と行政が手を取り合ってさまざまな計画をつくっていくことが今後ともなお一層必要であり、まちづくりの基本になるものと考えております。その意味からも、今後とも市民参加、市民参画市政を進めてまいりたいと考えております。これが私の基本姿勢でございますので、今後とも一層のご協力、ご指導を賜りたいと考えております。

  その中で何点か申し上げますが、まず市街化区域の問題でございますが、その地域によってきちんと区画を整理しながら、そして人が住みやすい環境づくりをするためのものが市街化区域であり、市街化調整区域は生産性を高めながら農業を推進していく、こういう地域でございます。

  そういうことはさておきまして、現在市街化区域はこれからも多く進めていきたいと考えておりまして、今日西部第二区画整理では、総面積74ヘクタールの区画整理面積でございますが、この中で34ヘクタールが市街化調整区域でございますので、これを市街化区域に編入をしてまいりたいと思っております。

  それから、花山地域の区画整理でありますが、区画整理の総面積24ヘクタールでございますけれども、16ヘクタールが市街化調整区域でございますので、これを市街化区域に編入していく。そして考えてみますと、館林の市街化区域が1,604ヘクタールでございましたが、今後は1,654ヘクタール、こういうことでございまして、今後ともこの市街化区域、市の活性化のためには市街化区域を活用する、このことは当然必要でございますので、今後とも努力をしていきたいと思っております。

  ただ、いろいろ問題点がありまして、実は市街化区域に指定されながらそのまま放置されている地域については線引きの見直しをしろ、こういう県の指導も参っております。これらも関係住民とよりよい協議をしながら、今後これらの地域についても区画整理等について考え方を皆さんと協議しながら進めてまいりたいと考えております。

  一番のこの問題点は、私は国の施策にいつも文句をつけておりますけれども、今度も地方分権がいよいよ実施されます。しかし、地方分権がその行政自治体に開発許可を与えるには人口15万人、こういう規定がございますから、館林独自のこの開発許可というのは当面見送られてくる。そういう中で今後は広域行政を進めるなり、あるいは国が少なくもそんなちゃちなことを言わないで、もう自治体の良識に任せる、こういうことでやっていただくならば市の活性化はもっと図れる。基本的には、私は国道あるいは主要な県道の縁は市街化区域でいい、農地は農地としてきちんと保存しながら、その奥でも結構できるのだ、そういう考え方でありますが、これは国や県がなかなか目覚めません。私は、国と県というのは全く地方の実態を知らない、こういうことでいつも批判しておりますけれども、今後なお声を大きくしながら、これらの問題についても県や国を目覚めさせていきたいと考えております。

  それから、埋め立ての問題でございますが、意識の中では、今、経済部長も答弁しましたが、埋め立てする人の考え方にいろいろあります。極端に言えば、それは埋め立てておいても、例えば雑種地にすることは目的によってできますけれども、それが宅地になるような間違った考え方をしてますね。それから、1回でもそういう経験でうまくやった人は何でもできるんだと、こういうふうな考え方の間違った見解を持っておりますが、こういう点については、私も市会議員や県会議員当時についてもよくそういう話をされまして動いたこともあります。ありますけれども、2回目のときには「あなたみたいな人がいるから農地が守れないし、こういうずる得を認めるような農業委員会であっては困るんだ」と、そういうことで私も頼まれた当事者を厳しくいさめたことがあります。議員各位もそういう点では、今後ももしそういうことであったら理路整然と説明をしていただいて、そういうことが起こらないようにぜひお願いをしたいと考えております。

  それから、この残土の問題で一番私たちが困りますのは、農地法の制限を受けない池沼の問題です。これについては、池や沼につきましては農地法が適用されません。実は私の周囲にも、産業廃棄物や建設残土で3反歩、1反歩の沼が埋められました。大変自然が壊されて、今までは釣りもできたりいろいろした池が埋められました。そういう埋め立てに対する被害というのはないわけではありません。あります。その一定の地域が舗装を壊されてそのままです。そういうふうなことを大変残念に思っております。そういうのも、実はその埋め立て業者を介在している人もいるのです。埋め立て業者、建設残土なんかを運んでくる人を介在している人もいる。そういう人の農地には、すぐにでも耕作できるように埋め立てをきちんといい土でやってある。ところが、池沼に埋められたものは何だかわからない。これが実態でありますから、参考までに申し上げたところであります。

  それから、建築物等について、グラウンドあるいはその他の公共建築物についても、市民の意見、発案や企画、考え方を聞いたらいいのではないか。私もこれは全く同感であります。きのうも理容者組合の床屋さんの東毛地区の野球大会がありました。何であんなグラウンドまで行く階段をつけて低くグラウンドをつくるか。あれでは大雨が降ればダッグアウトは水浸しになってしまうではないか。これは当時やった環境設計とか、そんな業者がやった。こんなのはちっともすばらしい業者ではありません。もっと野球関係者や地域の関係者の意見を聞けばもっとすばらしいグラウンドになり、そんな水がたまるようなことはありません。ですから、今後とも例えばソフトボールの球場をつくる場合にはソフトボールの関係者の意見を聞き、野球の球場をもし将来つくることになれば野球関係者の意見を聞きながら、これは進めていく。私はいつも、これからも注意していくのですけれども、設計業者なんていうのはすべてではありません。設計業者の考え方の2割や3割担当は変えていけと、こういう指導もしております。市民の方がよっぽどすばらしい考え方を持っている。ところが、今まで従来は設計業者がオール、すべて、こんな考え方で今まで進められてきた。大変残念に思っていますが、これからは設計業者の考え方も修正させるところは修正をさせる。そして、市民の意見を聞いて、市民が本当に野球場としてはどうつくるか、そういう考え方で例えば進めていきたい、こう考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

  また、建物等は現在ありませんけれども、きのう一小の工事の問題がありましたが、できるだけ現場の先生や、あるいは地域の方々の意見をお聞きしながらこれを進めてきた、教育長の答弁もありましたけれども、そういう考え方は今後も貫き通していきたいと考えております。

  それから、市民環境部長の方からいろんな公募による問題ございました。公募は市民の意見を大きく取り上げていくという中で、今後とも進めていきたいと考えております。例えば文化懇話会なんていうのは全部が公募です。それぞれの専門家ですから、かなり高い発想やいろんな高度な発想がございます。

  その中で、この間も申し上げましたが、音楽的な才能のある人は、館林の文化会館のヤマハのピアノも優秀だそうですけれども、ドイツのスタンウエーというのにしろとか、各公民館にこれを配置しろとか、全然お金のことを考えない発想をしております。そういうふうなことで、考え方としてはすばらしいのでありますけれども、これを全部生かすわけにもなかなかまいりません。1台ぐらいはそういうスタンウエーも必要だろう、そういう考え方でその方にも申し上げたところであります。

  それから、会議の問題ですけれども、モニター会議とか、あるいは農業青年の会議とか、あるいは異業種間の青年の考え方を聞くとか、そういうふうな会合のときにはほとんど夜これを行っておりまして、できるだけ参加しやすいような体制を今後ともつくっていきたいと思っております。

  それから、従来考えてみると、今、針谷議員さんのおっしゃられたいろんな催し物をするときに、10日後にまた同じような団体がやる、こういう考え方が従来あります。従来市役所の姿勢の中で従来はこうやってきたんだから、これが一番間違いのもとでありまして、お互いに同じような関連団体お互いに提携をしながら、市役所の職員も意識を改めてこれからやっていかなければならない。どうすれば市民に集まっていただけるのか、どうすれば市民に参画していただけるのか、そのことを職員も私たちももう一度今までの考え方から変えて取り組んでいきたいと考えております。こういうことで職員の意識改革はもちろんでありますが、多くの市民に参加していただけるような発想の転換もぜひ図っていきたいと考えています。

  それから、もう一つは広報紙の利用の問題ですけれども、具体的に申し上げれば、例えば向井千秋さんの2回目の宇宙飛行のときの宣伝等ももう少しわかりやすく言ってくれれば行けたとか、そういう話を聞きます。あるいは国際交流にマルーチ市へ行くのでも、私たちは声がかかれば行けた、そういうふうな話をよく聞きます。そういう中で実は広報の問題、やっぱりもっと大きくこういうことがありますよと市民によく伝えること。

  それと問題は、向井千秋さんを励ます会に入ってないからとか国際交流協会の人とか、そんなちゃちな、これから入ってもらえばいいのですから、そういう考え方はもうやめてもらって、国際交流協会の会員も向井千秋を励ます会もみんな一緒になって、また市民全体にこのことを大きく伝える。ところが、今までの発想の中ではその会員を中心にしてとか、そんなちゃちな考え方がありますから、十分市民に意見が伝わらなかったわけであります。また、ちゃちな考え方で、大きく宣伝すれば旅行業法に違反するとか、そんな発想が次元が低いものですからなかなか市民に十分伝わらなかったのでありますけれども、今後そういう点については十分指導しておりますので、今後はそういうことのないように進めてまいりたいと考えております。

  いずれにしましても、大変針谷議員の貴重なご意見でございますので、今後とも十分参考にさせていただき、また今後ともいろんな面でご指摘をいただければありがたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。



         ◇ 小 林 郁 夫 君



○議長(岡部一之君) 次に、1番、小林郁夫君。

                   (1番 小林郁夫君登壇)



◆1番(小林郁夫君) 通告に基づきまして一般質問を行いたいと思います。

  テーマは、館林におけるこれからの水田農業であります。3月の定例会のときにも同じようなテーマで農業問題を取り上げたわけですが、水田農業の問題はなかなか複雑でありまして、結論が見出せる問題ではないだけに重ねての質問になってしまいますが、ご了解を願いたいというふうに思います。

  さて、ことしの7月12日には、国会におきまして食料・農業・農業基本法が成立し、16日に公布、施行されました。これは昭和36年に出た農業基本法にかわり、38年ぶりに食料、農業政策を大きく転換させ、まさに21世紀の農業の指針となる新農業基本法の制定であります。

  具体的な施策としまして、食糧自給率の目標数値や品目別の生産努力目標の策定、食料安全保障のための緊急時の食料増産、供給体制の整備、麦、大豆の増産を図るための水田農業の再構築、市場原理に基づく価格政策の見直しと経営安定対策、農業法人に一定の要件で株式会社の道を開く法人経営の活性化、中山間地への直接支払い、食品産業との連携強化、そして食品表示の適正化などが柱となっております。今後は食糧自給率の目標数値や目標達成のための財政措置、農業予算の見直しが待たれるところであります。

  ところで、現在行われている施策は、平成10年、11年の2カ年、米の需給均衡の改善と価格の回復を基本とした米の生産調整、いわゆる緊急生産調整推進対策事業が実施されております。昨年の第4回定例会でも、この生産調整、減反、転作問題が議論されましたが、ことしは対策の2年目であります。引き続き着実な生産調整の取り組みが国・県より求められているようでありますが、昨年の本市の実績は、転作実施面積635.5ヘクタール、実施率71.1%、実施農家が2,120戸でありました。

  そこでお尋ねします。ことしも昨年同様転作率40.1%、面積で915.4ヘクタール、2,374戸の農家に一律配分になったようですが、ことしの稲の作付と転作実施状況はどのように推移したかお聞きします。

  次に、景観形成作物は昨年も多くの論議がなされましたが、ことしの実施状況をお聞きしたいと思います。また、本年は市独自で転作推進指導事業でキャベツや果樹も取り組まれたようでありますが、これらの実施状況がわかりましたらお聞かせ願いたいと思います。

  先ほど景観形成作物についてお尋ねしましたが、このヒマワリ、コスモスなどの作付については、緊急生産事業から考え出されて昨年から実施されてきましたが、花の見ごろになりますと多くの見物客があちこちから集まってくれたようであります。ことしも既に新聞等で報道され、観光会社などから観光商品にとの問い合わせや依頼があったようであります。出発は米の生産調整であっても、このように観光面から今後研究、検討する価値があるように思えるのは、私一人ではないように思います。

  そこで、景観形成作物、特にヒマワリ、コスモスの農業的価値や観光的価値につきまして、当局はどのように評価しているのかお尋ねして、1回目の質問とさせていただきます。よろしくお願いいたします。



○議長(岡部一之君) 経済部長、塩田勝君。

                   (経済部長 塩田 勝君登壇)



◎経済部長(塩田勝君) 館林のこれからの水田農業についてお答え申し上げます。

  国は、現下の米をめぐる厳しい状況を克服するため、米全般についてその再構築を図るべく平成9年11月に新たな米政策大綱を作成し、この大綱のもとでの米の生産調整対策につきましては、早急に需給均衡の改善と価格の回復を図るため、平成10年度より2カ年の緊急生産調整対策に取り組んでいるところでございます。

  平成11年度は、対策の2年目として引き続き米の需給関係の改善と価格の回復を基本として、着実な生産調整への取り組みが不可欠であるとしております。このような中で、県から市には生産調整目標面積を昨年と同じ915.4ヘクタールとして指示されたものでございます。そこで、この取り組みにつきましては、市、農協及び生産者が一体となって、昨年に引き続き国・県の助成制度の積極的な活用と景観形成作物の作付を基本に推進してきたところでございます。

  その結果、8月末現在の転作状況でございますが、転作目標面積に対しまして達成率は昨年度より0.3ポイント低い70.8%、転作実施面積は632.2ヘクタールでございます。平成11年産の稲の作付につきましては、1,532ヘクタールとなっております。

  景観形成作物につきましては、生産調整を推進するための一つの手法として昨年に引き続き取り組んでいるわけでございますが、本年は市内全域で約60ヘクタールの作付があり、特に六郷地区及び野辺地区の2地区で団地化が図られ、この2地区で約45ヘクタールが作付されております。キャベツにつきましては、農協と一体となり推進してまいりましたが、なかなかご理解が得られず、2ヘクタールの作付になる見込みでございます。また、イチジク、梅、柿の永年性作物の実施方法につきましては、それぞれ10アールずつ作付がされることとなっております。

  景観形成作物の評価ということでございますが、このヒマワリ、コスモスにつきましては、集団転作あるいは個々の転作を推進するためには有効な作物でございますが、今後は収益性のある作物の転作につきましても推進してまいりたいと考えております。

  景観形成作物につきましては、マスコミ等を積極的に活用することにより、花の開花時期には市内外から大勢の方が見学に訪れ、本市のイメージアップになったものと考えております。

  以上でございます。



○議長(岡部一之君) 1番、小林郁夫君。

                   (1番 小林郁夫君登壇)



◆1番(小林郁夫君) ご答弁ありがとうございました。8月末には全国の転作達成率が99%を超えているとの報道がありましたが、本市の農家にとりましては40%を超える転作の厳しさがうかがえる数字だというふうに感じました。

  また、景観作物でありますが、昨年、ことしの2年の経過の中で、やっと農家の中にも認識をされ始めてきたところでありまして、同時に本市は桜、ツツジ、そしてショウブと、花を基調にした観光都市のイメージが現在できつつあります。夏にヒマワリ、秋にコスモスの花畑が定着していけば、花の観光都市として一層拍車がかかるのではないかと考えているところであります。

  そこで要望とさせていただきますが、農政予算ではことしで景観作物事業は終わりであるというふうに聞いておりますが、観光目的として景観作物事業を何年か継続できないか、またヒマワリやコスモスなどと麦の作付を組み合わせて、それと補助を合わせて農家の所得の減収を防いでいく、あわせてヒマワリやコスモスなどの花の関連のお土産商品などを開発し、産直野菜の組み合わせなどによりまして観光開発のための市独自の予算措置というのができないかどうか、今後ともどうかご検討をよろしくお願いしたいと思います。

  さて、緊急生産推進対策事業が今年度で終わりますと、来年度より米の減反方式を見直して米の需給に見合った生産目標面積を配分していくという報道が6月末にありました。これは、政府、自治体がこれまで作付できない面積を減反目標として配分していましたが、農家にとっては強制感がつきまとった上に、消費者や市場からニーズの高い米の産地であっても一定の面積の減反を迫られておりました。また、農水省はこの機会に米の不作付、いわゆる調整水田の奨励から麦や大豆などの本格生産への発想を転換する、生産調整の支援措置についても転作作物の増産に集中していくなどとしております。

  そこでお尋ねします。群馬県産米の需給見通しと館林産の需給見通し、言いかえれば館林産のお米の人気は現在どうなのか、そして今後どのような見通しになっていくのかお聞きします。

  また、本年度の市内の品種別の作付面積を見ますと、アサノヒカリが916ヘクタールで57%、コシヒカリが31ヘクタールで1.95%、ゴロピカリが250ヘクタールで16%、アカネゾラ78ヘクタールで4.9%、ツキノヒカリが69ヘクタールで4.3%、キヌヒカリが33ヘクタールで2%、ひとめぼれが60ヘクタールで4.3%などとなっており、アサノヒカリが全体の57%で主力となっております。今年度から売れる米づくり対策として、ひとめぼれ、ゴロピカリ、キヌヒカリなどが挙げられておりますが、他産地との比較の中で館林の米の需給見通しによって生産調整数量が変化するのかどうかお尋ねします。

  次に、先ほど転作目標の見直しの中で麦や大豆の本格生産のことがありましたが、昨年の5月に出された国の麦政策大綱は、需給ニーズに対応した良品質麦の生産の推進と民間流通への円滑な移行を図ることが盛り込まれております。群馬県におきましても、この麦政策大綱の決定を受けて、本年度から新しい生産システムの構築に向けた麦作振興の取り組みを強化するという報道が5月25日にありました。具体的には、県農業試験場で育成した有力小麦品種、群馬W2号を製粉メーカーと契約栽培で進めるとともに、麦の作付拡大のための新しい助成制度の設置などがあります。

  そこで、これらの内容が国や県よりどのように現在示されてきているのかお尋ねをします。

  また、本市における麦作の状況と今年度の取り組みについてお尋ねして、2回目の質問とさせていただきます。よろしくお願いします。



○議長(岡部一之君) 経済部長、塩田勝君。

                   (経済部長 塩田 勝君登壇)



◎経済部長(塩田勝君) 2回目のご質問の群馬県産米全体の需給見通しでございますが、議員がおっしゃるとおり、来年度から米の販売動向などをもとにし、生産数量、作付面積を配分する方式に転換されることとなるわけでございますが、現在の米を取り巻く状況では厳しいものになるものと考えております。

  群馬県産米の政府米の販売状況ですが、7年、8年、9年、10年産4カ年の政府買い入れ数量は9万2,663トン、販売数量は1万3,820トン、在庫数量は7万8,843トン、在庫率は85.1%であり、ほとんど売れ残っている状況でございます。在庫品種は、単品では売れないアサノヒカリ、ツキノヒカリが中心であり、市場原理に沿った売れる米づくりが生産者に求められております。したがって、売れる米をつくることにより需要量を確保しなくてはならないと考えておりますが、高い在庫率を抱えており、生産調整の数量につきましては厳しいものと考えております。

  また、麦につきましては、群馬県での有力品種として県農業試験場が育成した群馬W2号の作付拡大を図るため、県は生産者に対し種子代、生産集団には機械の導入や施設整備に補助する等、作付拡大を図るため、新しい助成制度を講じたところでございます。

  本市における平成11年産の小麦の品種別作付面積を申し上げますと、農林61号が24.6ヘクタール、バンドウワセ86.2ヘクタール、合計110.8ヘクタールの作付がありました。今後、政府買い入れから民間流通に移行した場合、実需者の求める農林61号と群馬W2号が中心となり、本市にとって品種の切りかえが必要であり、特に群馬W2号に関しましては、その特性や県の助成制度を活用することにより作付拡大が期待できるものと考えております。

  いずれにしましても、平成12年度より新たに始まる米の生産調整の動向を見きわめながら国の助成制度を活用する中で、市、農協、生産者が一体となり、国が進める小麦の自給率向上に向けた麦作振興に取り組み、土地利用型農業の展開に努めてまいりたいと考えております。

  以上でございます。



○議長(岡部一之君) 1番、小林郁夫君。

                   (1番 小林郁夫君登壇)



◆1番(小林郁夫君) ご答弁ありがとうございました。それでは、3回目の質問に入ります。

  今回の一般質問のテーマは本市におけるこれからの水田農業についてでありますが、その中でも麦作の振興、特に小麦の作付の振興を本市のこれからの水田農業の大きな柱に位置づけられないかということが大きなテーマであります。

  最近の本市の麦の作付につきましては、ただいまご答弁をいただきましたが、農林水産統計によりますと、館林の麦の作付は昭和35年が最高で2,900ヘクタールでした。昭和40年以降20年間は約1,000ヘクタール、昭和60年ごろからビール麦が導入されて300ヘクタールほど増えまして1,300ヘクタール、そして平成11年は、先ほどお話もありましたが、610ヘクタール、内訳、小麦が110.8、二条大麦で457ヘクタール、六条大麦が42ヘクタールとなっております。このままでいきますと、まだまだ麦の作付は減少していく傾向であります。この原因というのは、いわゆる二条大麦がビール麦でありますが、このビール麦の収益の減少、その中でも気象条件や連作の障害によりまして、品質の低下、あるいは収量が減少というふうなことがあります。

  また、農家の高齢化、そして田植えの時期が年々早まってきているということが挙げられております。特に田植えは年を追うごとに早まっておりまして、このことが麦作の減少だけでなく、米麦大規模農業の水田農業の発展を圧迫しているというふうな側面もうかがえるところであります。

  しかし、新しい農業基本法では、食糧自給率の目標数値や品目別努力目標の策定、現在の自給率の低い麦、大豆の増産を図るための水田農業の再構築が挙げられております。また、最近では遺伝子組み換え食品の表示の問題等で、国内産麦、大豆の期待も高まりを見せております。これらのことは現状と相反する現象と言えるわけでありますが、これからは二条大麦、先ほど申し上げましたビール麦は年々飼料麦扱いの取り扱いが減少するために生産意欲も減少する傾向ではないかと思われますが、小麦を今後の麦の転作作物として拡大振興するには、まことによい時期ではないかというふうに考えております。

  そこでお尋ねをいたします。平成12年より小麦も民間流通になるわけですが、それによる価格の動向と需要者のニーズ、市内産小麦の品質と品種はどのような傾向かお聞きいたします。

  また、今後小麦の振興をするにも、市内に地域特性があり、田植えの早い水田地帯では現実なかなか小麦の作付はなじまないであろうというふうに考えます。そこで、市内の地域特性を生かしながら、一律でない小麦振興の転作目標の向上施策ができるかどうかお尋ねしたいと思います。

  次に、これは行政の問題ではありませんが、現在JA館林管内の小麦の引き受けは、明和カントリーが中心で行っております。小麦のサイロが、収容300トンのサイロが3本でありまして、現在900トン、もう一つ予備のサイロが1本あるそうですが、今年度2品種、生のもみで847トン収容されまして、現実には満杯状態になっているそうであります。これらのことは直接は行政には関係ないのですが、振興していくためには、もう既に満杯だということでありますので、今後これがどうなっていく傾向なのかわかればお知らせ願いたいと思います。

  最後になりますけれども、ことしも米の大豊作が予想されておりますが、転作や減反の目標が、目標数値が変わるといってもなくなるわけではありませんし、米余りが続く現状の中、転作目標が現在の40%に近い数字になるだろうということは予測されておるところですけれども、これまでにも減反の達成率によって国の農政予算の優先順位に影響があるとされておりますが、それにより市の農政予算、特に農村整備、農道の整備などに直接影響を及ぼすことになります。

  このような現状の中、小麦の振興により水田農業の安定と継続が図られることが重要であると思います。そのためには国や県の施策も十分に活用しなければなりませんが、この地域に合った館林独自の施策がなければ進まないように思います。ですから、今後の施策の中で農業者の不利にならないで、しかも取り組みやすい思い切った対応と施策ができればいいというふうに考えておりますが、それらを要望申し上げまして質問を終わらせていただきたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(岡部一之君) 経済部長、塩田勝君。

                   (経済部長 塩田 勝君登壇)



◎経済部長(塩田勝君) 3回目のご質問にお答え申し上げます。

  ご承知のように、昨年の5月には麦政策全体の見直しの方向を示した新たな麦政策大綱が決定されました。現在国内産麦については、その大部分を政府が買い入れ、製粉業者など、麦を原料として使用する実需者に売り渡しているため、必ずしも実需者が求める品種が生産されていないという問題が生じております。そこで実需者の求める良品質な麦の生産を推進するため、生産者と実需者が直接取引を行ういわゆる民間流通の仕組みを平成12年産麦から順次導入することとしております。

  民間流通に移行した場合には、実需者ニーズに沿った品種の価格とそれ以外の品種には価格差が生じるものと考えております。現在本市で栽培されている農林61号はめん類の加工向けに多くの需要が見込まれますが、作付面積の多いバンドウワセにつきましては需要がなくなると言われておりますので、今後においては需要が見込まれる農林61号、そして群馬W2号の作付拡大を図ることが必要と考えております。

  小麦につきましては、米の生産調整との関係もございますので、稲の早期栽培や用水等により地域特性があり、作付拡大を図るには米の生産調整を従来の農家一律配分から地域間格差をつけた配分が可能かどうか、生産者である農家、農協と十分協議し、推進してまいりたいと考えております。

  次に、カントリーエレベーターの件でございますが、館林市農協管内には館林市と明和町にそれぞれ1カ所ずつ2カ所設置されておりますが、カントリーエレベーターでは米、ビール麦、小麦について引き受けをしておりますが、小麦につきましては明和町にありますカントリーエレベーターで引き受けしておりますが、利用者が多く、満杯の状態であることは承知しております。小麦の作付拡大を推進していくためには必要な施設でございますので、その対応につきましては館林市農協と十分協議し、積極的に取り組んでまいりたい、こう考えております。



         ◇ 河 野 哲 雄 君



○議長(岡部一之君) 次に、5番、河野哲雄君。

                   (5番 河野哲雄君登壇)



◆5番(河野哲雄君) それでは、通告に従いまして質問させていただきます。

  1、チャイルドシート着用の法制化について、2、青少年の薬害汚染防止策について、この2点をお聞きいたします。

  はじめに、チャイルドシート着用の法制化についてでありますが、このたび道路交通法の改正に伴いまして、明年の4月から6歳未満の乳幼児を乗せて車を運転する際には乳幼児用補助装置、いわゆるチャイルドシートの着用が義務づけられることになりました。これまで交通事故による死傷者の急増に対しまして、法規の改正、また車の構造上の改善、あるいは道路環境の整備など、統計的に目立っていた突出部分の事故を減少させる努力がなされてきましたが、この5年間のデータを見てみましても、死傷者は全体で1.2倍の増加に対しまして、幼児の死傷者は1.5倍に増加しております。そのため、急増する幼児の事故を減少させる措置といたしまして、このたびの法制化に踏み切った背景があるのではないか、このように推測されるわけでございます。

  法制化は、幼児の事故防止の観点から大変喜ばしいことであります。しかし、群馬県警が夏の交通安全期間中に調査したところ、チャイルドシートの装備率が36.7%、着用率33.9%、去年の同期間中との比較では装備率で5.8%の増加、着用率で6.5%の増加をしただけで、まだまだ浸透がなされていないとの分析がありました。

  また、交通事故総合分析センターが行った事故データの分析結果によりますと、チャイルドシートを着用しない場合の致死率は着用した場合の4.5倍、重傷率は2.6倍と高く、着用率100%ならば死者は75%、重傷者は57%減少させることが推計されるとありました。また、最近私がお子さん連れの若いお母さんが運転しております車内を見ましても、お子さんを後部座席に座らせている光景を多く見かけました。

  チャイルドシートが事故を軽減する上で大変効果の大きいことはわかっていても、着用率はまだまだ低いというのが実情のようであります。また、私はお母さん数名にその理由を聞いてみましたところ、まず第1番に経済的理由を挙げておりました。また、次に子供が嫌がる、取りつけが面倒であるとの声が多くありました。そこで私が感じたことは、必要性に対する認識の欠如、そして着用の知名度がまだまだ低い上、製品についての情報が少ないため、選択肢に迷っている方がかなり多いのではないかということでありました。

  ここで質問に入りますが、チャイルドシートの普及及び意識啓発を本市では現在どのように対策をとられ、今後どのような取り組みをなされるのでしょうか。

  また、これは提案でありますが、母子手帳の交付時、またあるいは保育園、幼稚園の保護者会等で指導、アピールすることにより意識啓発が図れるのではないでしょうか、お聞きいたします。

  また、現在館林安全協会では、普及及び意識啓蒙の一環といたしましてリサイクル事業を行っております。これは、各家庭で不要になったチャイルドシートを無料で提供していただき、手入れをいたしまして無料で貸し出すという事業でございます。先月保有状況をお聞きしましたところ、購入済み11台、寄贈1台、中古4台、また一方借りたいという申し込み待ちの方が54名で、大変お寒い状況でありました。ちなみに、最近の近在の自治体での保有状況を調べてみましたら、隣の大泉町では購入済み63台、購入予定50台、桐生、購入済み71台、伊勢崎、購入済み111台。

  ここでお聞きいたしますが、こうした状況を踏まえて、本市では館林交通安全協会へどのような支援策をとられるのかお聞きいたします。

  次に、青少年の薬害汚染防止策についてお伺いいたします。最近、新聞テレビ等でことしに入りましてからの覚せい剤の押収量が、半年間で1トンを超えたと大きく報道されました。わずか半年で過去の年間記録をあっさりと更新したそうであります。

  また、警察庁は昨年1月、若者を中心に薬害汚染が深刻していることから、第3次覚せい剤乱用期と宣言いたしましたが、水際作戦を強化している割には思うような成果が得られなかったようでございます。今回の乱用期は、戦後の荒廃期や高度成長期の第1次、第2次とは根本的に汚染度の傾向性が異なると言われております。

  これまでは、社会の変化、発展についていけない人たちの心のすき間に入り込みまして、汚染が拡大しているという特徴がございましたが、今回は普通の人の乱用が目立つそうであります。特に中学生、高校生を含む若い人に薬物乱用が広がっていることに対しまして、大変心配をしているところでございます。

  ここで質問させていただきます。当局はこうした現状をどう受けとめられているのか。特に本市での青少年の現状と対策はどうとられていらっしゃるのかお聞きいたします。できるならば警察、学校、地域の連携の実情を教えていただければと思います。

  次に、薬物の影響性について簡単に述べさせていただきます。乱用される薬物には多くの種類がありますが、大半は乱用によって中枢神経、つまり脳に深刻な障害を与えます。例えばシンナーでは、脳が萎縮して意欲や知識の低下が見られます。しかも、薬物を絶って普通の生活に戻っても、フラッシュバック、いわゆる再燃現象の恐怖に苦しめられます。さらに使用量が増えますと、不安感やいらいらが高じまして金品目的の犯罪に走るようになり、しかも精神状態やフラッシュバックのとき、暴力また殺人事件を引き起こすケースはしばしばマスコミをにぎわすとおりでございます。

  薬物の誘いをきっぱりと拒絶するには、薬物乱用がもたらす恐ろしい結果について正しい知識を知ることが大切ではないかと思います。考えてみますと、大半の大人は薬物の恐ろしさを知っておりますが、子供たちは薬物中毒の知識が十分になく、反社会的行為をするのがかっこいいという風潮も、薬物乱用を加速しているように思います。こうした実態を知れば薬物はいけないとわかるはずですが、薬物の警戒心のなさは知識を教える側の責任でもあると思えてなりません。

  ここで質問させていただきます。本市の小・中学校では薬物乱用についてどのような教育指導がなされているのか。また、薬物防止に関するパンフ、小冊子が毎年配布されているようでございますが、どのような活用がなされているのかお聞きいたします。

  これまで私も青少年の薬物乱用にかかわった関係で、実情というものは認識しているつもりでありますが、薬物を使用している青少年に周りが幾ら注意しても、聞く耳すら持たなくなっております。この時点では、もう遅いように思います。

  ここでお尋ねいたしますが、特に中学校に上がる前の小学生高学年に正確な知識を教えることがより重要ではないかと思います。この点をお聞きいたしまして、以上で第1回の質問を終わらせていただきます。



○議長(岡部一之君) 市民環境部長、奈良洋君。

                   (市民環境部長 奈良 洋君登壇)



◎市民環境部長(奈良洋君) チャイルドシートの着用の法制化についてということで2点ほどご質問いただきました。

  ご案内のとおり、平成11年5月16日に道交法の一部改正がございまして、チャイルドシートを着用しない幼児を乗車させて自動車を運転してはならない、こういったことで規定されまして、今後は自動車を運転する場合、必ず子供のいる場合にはチャイルドシートを使用しなければならない。これに違反をしますと、運転者に対しまして反則点が1点科せられると。大変厳しい改正でございます。

  ご質問のチャイルドシート着用の普及啓発についてでございますけれども、ご質問中、議員の方からご提案ございました母子手帳交付者に対しての啓発につきましては、関係各課と協議の上、実施の方向で検討させてもらいたいと考えております。また、平成10年の夏、秋、冬、それから本年の春、夏、秋、各季節の交通安全運動期間中、シートベルトの着用の徹底とあわせましてチャイルドシートの着用推進を重点項目といたしまして、関係団体はもちろんのこと、広く市民に呼びかけてまいりたいと、このように考えております。

  なお、市内幼稚園、保育園、小学校等におきまして、園児、児童を今まで対象に交通安全教室を開催しておりましたけれども、これからは保護者も一緒に参加をする参加実践型の安全教室の開催を各学校等へお願いしているところでございまして、こうした安全教育においてもチャイルドシート着用の啓発を図ってまいりたい、このように考えております。

  それから、市としてのチャイルドシートの支援策についてご質問いただきました。チャイルドシートにつきましては、議員ご承知のとおり、社団法人館林交通安全協会におきまして貸し出しの制度がございます。これは安全協会で購入するものと関係団体からの寄附、あるいはリサイクルの観点から、家庭で眠っているチャイルドシートを寄附していただきまして活用するものでございまして、館林交通安全協会では購入等によりまして45台を目標に準備をいたしまして、9月中旬から貸し出しをする予定だと、このように聞いております。

  8月末現在でリサイクルによるチャイルドシートの提供は5台ほどございまして、議員ご指摘のとおり、リサイクルのものについては安全性あるいは衛生上の課題もございます。実際貸し出しを行う場合には、提供していただいた方の善意を最大限生かすことといたしますけれども、幼児の乗車中の安全を正しく確保する機能、あるいは衛生面でのクリーニングが必要ではないか、こういったことを点検いたしまして、取り扱い説明書がない場合にはメーカー等にお願いいたしまして説明書の交付をいただくなど必要な準備を行い、貸し出しを行う、このようになっております。

  一方、市といたしましても、貸し出しに当たりましては十分取り扱いを熟知いたしまして、またそのシートの機能が十分発揮されますよう安全協会及び利用者にお願いをしてまいりたい、このように考えておりますので、よろしくご理解願いたいと思います。

  以上でございます。



○議長(岡部一之君) 保健福祉部長、金井田好勇君。

                   (保健福祉部長 金井田好勇君登壇)



◎保健福祉部長(金井田好勇君) 河野議員のご質問中の2つ目のご質問でございます青少年の薬害汚染防止策について、その中で現状と対策についてお答え申し上げます。

  現在薬物汚染は第3期に突入したと言われておりまして、その対象者は主婦層、さらには先ほどご指摘ございましたように小・中・高校生まで浸透すると言われているように、非常に重大な問題となってきていると現在理解しているところでございます。

  群馬県における覚せい剤に関する事犯の検挙者数は昭和46年以降年々増加しておりまして、昭和56年をピークに300名前後の横ばいで推移をしております。平成10年度には233名と、前年に比べまして23名減少したところでございます。また、覚せい剤等薬物事犯における未成年者の検挙者数ですが、19名で前年に比べまして2名減少したとのことであります。

  一方、シンナー、接着剤等の乱用につきましては、昭和47年に法律で規制されたことに伴いまして乱用者は全国的に一時減少したと言われておりますけれども、昭和49年から再び増加傾向にあるとのことでありまして、県内での検挙、補導者数は昭和54年をピークに1,000名前後の横ばい傾向になっておりましたが、その後は減少傾向になっているという状況でございます。

  最近の状況といたしましては、平成10年度の検挙、補導者数は75名で前年比11名の減少、それから少年の検挙、補導者数は54名で前年比1名の増でございました。本市の状況では、平成10年度館林警察署管内少年非行の概況によりますと、検挙、補導者数は、シンナー等の乱用によるもの1名、それから覚せい剤取締法違反によるもの1名となっております。しかし、覚せい剤とかシンナー等の薬物乱用につきましては、潜在化の傾向もございますので、憂慮しなければならないものであると考えているところでございます。

  近年における薬物乱用の特徴といたしましては、乱用によります家庭崩壊、薬理作用に伴う凶悪犯罪が発生している状況にありまして、乱用に伴う弊害は一層深刻な社会問題となっております。また、先ほども言いましたように、低年齢層の覚せい剤の取締法違反によります検挙者もここ数年増加傾向にありまして、青少年の薬物汚染が一層憂慮される状況となっております。

  昨日もテレビで放送しておりましたけれども、特に高校生などは覚せい剤あるいはシンナーなどを遊び感覚で行っているというような状況でございます。それから、一度覚せい剤をやりまして、その後これでは物足りないからほかのもので何かできないかというような安易な考え、自分が将来どうなるかという意識は全く考えてないというのが今の低年層というか高校生あるいは中学生等で、東京とか都会ではそういうのがゆうべの放送では大変憂慮するところでございます。

  群馬県におきましては、群馬県薬物乱用対策推進本部を中心に関係機関及び関係団体の協力を得ながら、事犯の取り締まり、啓発活動、中毒者対策、あるいは青少年薬物乱用防止対策に取り組むとともに、県内各地域におきましては、保健所、今は保健福祉事務所ですが、これを中心といたしまして覚せい剤等乱用防止対策班による啓発活動、あるいは覚せい剤等相談窓口業務の開設、あるいは覚せい剤等乱用防止推進委員の活動に対する指導、支援、ダメ。ゼッタイ。運動の定着化、覚せい剤、シンナー乱用追放地域住民大会等に対する支援、あるいは6・26ヤング街頭キャンペーンをはじめとする地域団体キャンペーンの実施、あるいは市町村広報紙等の活用による啓蒙、あるいはシンナー販売業者、塗装業者等への指導等の事業をこれまで展開をしてきたところでございます。

  本市の取り組みといたしましては、保護司の皆さん、あるいは更生保護婦人会の皆さんの活動といたしまして青少年の薬害防止策に関連する市広報紙の掲載、あるいは市役所の前に横断幕の掲示、あるいはポスターの掲示等をはじめといたしまして、セスナ飛行機の宣伝、あるいは市内の宣伝カーによる啓発、あるいは館林まつり、福祉まつり等での啓発、あるいは覚せい剤等薬物追放集会の開催などの取り組みを実施しているところでございます。

  特に保護司の皆さん、あるいは更生保護婦人会の皆さんには年に何回か研修を行いまして、そこのところでこの薬物乱用に伴う啓発の研修会も受けて、それぞれの機関等に呼びかけをしているところでございます。

  また、館林市と各ライオンズクラブ、四つほどございますが、それ等で構成する覚せい剤・シンナー乱用追放住民大会実行委員会の主催によります薬物乱用防止運動として住民大会の開催がことしも行われることになっておりまして、薬物乱用防止に対しまして官民一体となって今後も取り組んでまいりたいと考えております。

  以上でございます。



○議長(岡部一之君) 教育長、大塚文男君。

                   (教育長 大塚文男君登壇)



◎教育長(大塚文男君) 小・中学校における薬害汚染防止教育をどのように行っているかという河野議員のご質問にお答えいたします。

  中学校においては、保健分野で喫煙、飲酒、薬物乱用などの行為は心身にさまざまな影響を与える、そして疾病の要因になること、美術科においては薬物乱用防止ポスターの制作や展示、そしてまた技術家庭科におきましては保育等の内容で母親の喫煙や薬物乱用と乳幼児への害についての指導学習をしております。そのほか、国語や道徳、理科においても、教科の特質に応じて指導しております。

  そのほかに、教科以外においては、学級活動や学校行事といたしまして養護教諭による指導や学校医、学校薬剤師、館林警察署の署員のご協力によって、すべての中学校で薬害防止のための講演会、あるいは教室を開催しております。

  それらを通しまして薬物乱用防止パンフレット「ノーと言える勇気を持とう」、これは文部省で出しております。あるいは副読本「中学生、高校生のためのドラッグ乱用防止マニュアル」、これは群馬県薬物乱用対策推進本部で出しております。等を活用しております。そして、これらの学習の後に感想や意見をまとめて発表会を開催するなどして、乱用防止の啓発、そして自分自身の薬害に対する誘惑、確かな力を持つように啓発を行っているということもございます。

  小学校におきましては、体育の保健領域や理科等で「たばこと健康」や「人と動物と体」について指導しております。

  また、今回改訂されました学習指導要領の高学年の体育におきまして「喫煙、飲酒、薬物乱用などの行為は健康を損なう原因になる」ということの指導が新たに加わりました。薬物乱用については、シンナーなどの有機溶剤を取り上げまして「1回の乱用でも死に至ることがあるということ。乱用を続けるとやめられなくなること。そのことは結果として心身に重大な影響を与えて深刻なことになるということを理解する」ということが新たにつけ加わりました。これらの内容につきましても、来年度から新しい学習指導要領の移行に入りますので、各小学校ではこうした現状を踏まえて積極的かつ対応指導を進めたいと考えております。

  なお、現状におきましても、小学校においても学習におきまして薬害汚染防止に係る基本的な指導はしてございます。

  しかしながら、これらの問題につきましては、単に小・中学生個人の努力だけでは解決し得ない課題も多いという考え方から、学校におきましては地域や家庭の連携と協力を求める努力もしております。例えば各休業前に夏休みの過ごし方等を作成するとか、夏期休業前に保護者集会等を開催するとか、子供たちへの直接的な指導をするとか、そういうことなどを通しまして夏休みの過ごし方、あるいは誘惑に負けない生き方をするようにということも含めて、それらのチラシを保護者に配布するなどして、薬物の乱用防止や飲酒、喫煙というものを呼びかけているのが現状でございます。

  ちなみに、平成4年度以降館林市における小学生、中学生のシンナー等の薬物乱用ということの報告は一つもございませんということを申し上げて、答弁といたします。



○議長(岡部一之君) 午後1時まで休憩いたします。

                                    (午前11時50分休憩)

                                              

                                    (午後 1時00分再開)



○議長(岡部一之君) 休憩前に引き続きまして会議を開きます。

  5番、河野哲雄君。

                   (5番 河野哲雄君登壇)



◆5番(河野哲雄君) では、午前中の第1回の質問に対しまして前向きの答弁、大変ありがとうございました。チャイルドシートの普及、そして意識啓蒙につきましては、いかに若いお母さん方に必要性を認識していただくか、大変重要なポイントではないか、このように思います。その点よろしくお願いいたします。

  では、第2回目の質問に入らせていただきます。先ほども述べました交通安全協会のリサイクル事業に関してであります。市民の皆さんから善意で提供していただいたベビーシートを見させていただきましたが、再利用するには少々厳しいのではないかとの率直な感想を抱きました。例えば事故に遭ったものを使い回した場合、部品の劣化によりまして危険性がかえって高くなるのではないか。また、リサイクル品の保管状況、事故に遭ったチャイルドシートかどうか、使用説明書がない場合の対応など、多くの課題が残っております。

  ここで質問ですが、リサイクル品の安全性の基準、あるいは安全性の確保はどうなされるのかお聞きいたします。

  次に、公的支援についてであります。6月の定例会で市独自の公的助成について消極的なご答弁がありましたが、先ごろ国の第1次補正予算に少子化対策のための少子化対策臨時特例交付金3,003億円が織り込まれました。これは、政府もいよいよ少子化対策に本腰を入れてきたなと受けとめているところでございます。交付対象事業の主なものでも20項目にも上ります。また、厚生省は、交付金の活用範囲をチャイルドシート事業の助成制度、あるいは交通安全協会への支援等を含めると明言しております。こうした情勢の変化に全国の多くの自治体では前向きに検討を開始いたしました。例えば太田市では、チャイルドシートの普及促進を図ることを目的に太田市チャイルドシート購入助成金制度を設けまして、購入金額の50%を助成金として1万5,000円を上限に開始いたしました。また、本市との交流が深い新潟県の上越市も、市独自の助成金制度をスタートさせております。先ほども述べましたが、小さな子供を抱えている家庭にとりまして、法制化されるとはいえ、かなりの経済的負担を強いられております。

  ここでお尋ねいたしますが、本市では、今回の少子化対策臨時特例交付金をチャイルドシート助成支援に活用するお考えはあるのかどうかお聞きいたします。

  次に、薬物乱用防止キャラバンカーについてであります。現在薬物乱用防止キャラバンカーは、薬物乱用に染まっていない青少年に薬物についての正しい知識を紹介するという目的で、効果的な啓発運動を全国で展開しております。大型バス改造車で、厚生省から委託された財団法人麻薬覚せい剤乱用防止センターが運用しております。対象は小学生の高学年生と中学・高校生が中心で、自治体の教育委員会や地域のイベントなどで大変好評を博しております。

  ここで、キャラバンカーの概要を簡単に紹介させていただきます。展示コーナーでは薬物標本が展示されておりまして、人体模型のコーナーでは、立体式の模型から一つ一つの臓器が取り外すことができ、また身体の仕組みがよくわかるようになっております。そして、パネルコーナーがあり、映像コーナーではパソコンゲームができ、八つの問題を選んで答えていくと、薬物乱用の恐ろしさが自然に理解できるようになっております。DVDコーナーでは、薬物乱用の基礎知識がわかりやすく表示されております。インターネットのコーナーでは薬物問題百科事典を見ることができ、さまざまな疑問に答えてくれます。そして、立体映像コーナー、ビデオコーナーと続きまして、ポットクラブ、このコーナーではいわゆるプリクラのキャラバンカー版で、見学を終えると最後に記念としてポットシールを撮影するサービスを行っております。

  本市と防災協定を結んでいる埼玉県志木市は、最近キャラバンカーを招聘し、志木中学校をはじめ市内3カ所で薬物追放のキャンペーンを行ったそうでございます。特に中学生に好評で、また招聘しようという声が多くあったそうであります。

  ここで質問いたしますが、薬物防止キャラバンカーを招聘していただくお考えをお持ちかどうかお尋ねいたします。もし中学生に実感していただければ大変よい薬物防止教育がなされるのではないかと思います。

  以上で第2回の質問を終わらせていただきます。



○議長(岡部一之君) 市民環境部長、奈良洋君。

                   (市民環境部長 奈良 洋君登壇)



◎市民環境部長(奈良洋君) チャイルドシートに関連いたしまして2点ほど質問いただきました。

  まず、1点目のリサイクル品の安全基準はどうかというふうな質問でございます。これは、先ほどもちょっとお答え申し上げましたように、衛生面であるとか、最近は特に衛生指向というのが非常に高うございますので、これはクリーニングをしてどうのとかという衛生面であるとか、あるいは一番重要な安全面でございます。これにつきましては、説明書がないというものですと、せっかくリサイクルでいただいたとしても何の役にも立たないということで、先ほど申し上げましたように、メーカー等から説明書を取り寄せるとか、そういったことで対処していきたいと、このように考えております。

  それから、2点目の公的資金の関係でございますが、交通安全の基本は何といっても自分の身は自分で守る、それから交通安全の主役は自分であると、このようによく言われておりますけれども、チャイルドシートにつきましても、基本的には自分で、保護者である自分が購入し、着用する、こういった基本的な考え方には変わりはございません。

  しかしながら、今、議員の方からもお話がございましたように、臨時特例交付金の取り扱いについて現在調整中でございまして、これをできるだけ活用いたしまして、チャイルドシートのうち、これを細かく分けますとチャイルドシート、0歳から約6歳までですが、特に0歳児から6カ月、1年未満、1歳児ですか、この子供たちについてはベビーシートとか、あるいはベッドシートとかというふうな名称でなっておりますけれども、このものにつきまして50台程度安全協会に支援をすると、このような考え方で現在調整中でございます。

  これにつきましても、チャイルドシートは0歳から6歳までというような規定がございますが、基本的には安全協会といたしましては0歳から6カ月までとか、あるいは1年まで、これを貸し出しの期間にいたしまして、それ以後については購入をしていただく、そういった考え方で進めていくものでございます。特に6年間ということになりますと非常に長くなりますので、高価である1歳未満までのベビーシート、これについて安全協会の方に支援をしていく、このようなことで臨時特例交付金の有効的な活用ということで現在調整中でございます。

  以上でございます。



○議長(岡部一之君) 保健福祉部長、金井田好勇君。

                   (保健福祉部長 金井田好勇君登壇)



◎保健福祉部長(金井田好勇君) 河野議員の再度の質問にお答えいたします。

  関連がございますが、チャイルドシート着用の法制化の件で少子化対策臨時特例交付金について若干ご説明をさせていただきます。ご承知のように、少子化対策臨時特例交付金につきましては、保育所の待機児童の解消をはじめとする地域の実情に応じた少子化対策に関する保育、教育等の事業を実施して、もって地域における少子化対策の一層の普及促進を図ることを目的に、国が平成11年度第1号の補正予算として去る7月21日に成立したものでございます。この交付金の事業主体は市町村及び都道府県ということになっておりまして、総額で、先ほど3,003億円と申したのですが、2,003億円の交付金が市町村の人口あるいは就学前の児童数及び保育所待機児童数に応じ、配分されることになっているわけです。

  ちなみに、本市の配分額は8,999万9,000円となっております。本市におきましては、おかげさまをもちまして保育所の待機児童は現在のところおりません。待機児童数の配分の交付枠はございません。

  そこで、この8,999万9,000円の使い道でございますが、保育所や幼稚園に対する緊急設備整備をはじめといたしまして、先ほどもありましたように20項目が示されております。事業の取り組みへの判断は各自治体に委ねられている状況でございます。一律に保育園や幼稚園に配分をする計画をとっている自治体もございますが、本市におきましては、民間活力を図るために民間の保育所、あるいは幼稚園、あるいは児童育成クラブ、それから事業所内にあります託児所など、児童を扱う施設よりくまなく要望を調査、聞き取りをいたしまして、その取り組みの事業につきましても慎重に現在検討してきたところでございます。

  その結果、公私立の保育園におきましては、環境ホルモンに配慮しての食器類の入れかえ、あるいは低年齢児の保育環境整備事業などを実施することといたしまして、幼稚園におきましても環境ホルモン対策や預かり保育のための施設整備事業など、保育環境の整備に努めております。そのほかの施設では、事業所内等にある無認可保育所が現在館林にも6カ所ありますが、そういうところ、あるいは児童育成クラブも6カ所ありますので、そのところとか児童館、児童センター3カ所、障害児通園施設1カ所、あるいは総合福祉センター、あるいは乳幼児検診施設のそれぞれの施設に設備の整備などを行う予定になっております。

  これによりまして、私どもといたしましては、先ほどご指摘がありましたように、この交付金の中でチャイルドシートの購入でございますので、公私立の保育所、保育園においては、チャイルドシートの購入に向けまして現在国の方へ申請をしているところでございます。この交付金の目的を真に理解していただいて、より有効な子育て環境の整備に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解くださるようお願い申し上げます。

  それから、薬物乱用防止キャラバンカーについてでございますが、これについての活用についてというようなご質問でございますので、お答え申し上げます。

  覚せい剤・シンナー乱用追放県民大会が、先ほども言いましたように昭和59年度から平成2年度までの期間におきまして7回これまで開催されております。その後、地域団体を主体とした大会及び活動を支援するという体制となりまして、以後平成3年度におきましては、覚せい剤・シンナー乱用追放市民大会、平成4年度からは覚せい剤・シンナー乱用追放住民大会と名称を変更いたしまして、県内では唯一、館林が現在も継続をいたしまして啓発活動を実施しているところでございます。

  本市におきましては、この薬物乱用防止を目指しまして市民団体と一致協力による啓蒙活動を実施しており、この大会の内容といたしましては、大会宣言あるいは講演等、街頭キャンペーンを行ってまいりました。これまでの講演等におきましては、東京税関監視部の職員の講演あるいは麻薬探知犬のデモンストレーションなどの薬物乱用防止啓蒙活動を、各ライオンズクラブあるいは教育関係者、警察関係者等のご協力を得まして、平成3年度から現在に至るまでこれらの啓蒙活動を実施してまいりました。

  ご質問の薬物乱用防止キャラバンカーの活用についてでございますが、厚生省は平成10年度からキャラバンカー3台を増設いたしまして啓発活動を展開しております。それまでは1台だったのです。それで今回10年度で3台やりまして、計4台購入をいたしまして、これらの活用を図っているところでございます。今後は関係機関、関係団体と協議しながら、薬物乱用防止の一環としてキャラバンカーの依頼をするなど、啓発活動を推進してまいりたいと考えております。

  なお、このキャラバンカーにつきましては、1号車が関東・東北・北海道というブロックで1台でございますので、実態は申し込みはなかなか難しい状況にあるというふうに思いますが、いずれにしても、これらのキャラバンカーを依頼して、今後十分中学校の子供さんにも見せて活用させていきたいなと考えているところでございます。

  以上でございます。



○議長(岡部一之君) 5番、河野哲雄君。

                   (5番 河野哲雄君登壇)



◆5番(河野哲雄君) それぞれの答弁ありがとうございました。

  では、最後の質問をさせていただきます。少子化対策臨時特例交付金についてであります。

  昨年の我が国の合計特殊出生率、つまり1人の女性が生涯に産む子供の数の平均でございますが、過去最低の1.38人との発表がございました。このまま続けば労働力人口の減少、また経済成長の妨げ、また現役世代の負担増加による手取り所得の低迷、さらには福祉や医療、また介護といった社会サービスができなくなる深刻な事態が予測されます。その危機感から今回の緊急少子化対策交付金といたしまして補正予算に盛り込まれたのではないか、こう理解しております。本市におきましても、少子化対策におきましては、未就学児童の医療費の無料化、出産祝金10万円等々、積極的、先駆的な施策の展開を行っておりまして、大変誇りに思っております。

  ここで、質問に入らせていただきます。このたびの少子化対策臨時特例交付金の交付割り当て額は、先ほどもおっしゃっておりましたが、8,999万円と聞いております。また、申請計画書を作成し、県を通じまして厚生省に8月末に提出と聞いております。本市では交付金活用の全体像、また方向性をどう示し、取り組んでいこうとされているのかお聞きいたします。

  次に、薬物防止についてでありますが、青少年の薬物乱用の背景には、薬物についての正しい知識の欠如、そして大人が自信を持って子供に教育できない、子供に言うべきことをきちっと言えない、社会の教育力の低下にあるのではないか、こう考えます。

  また、薬物乱用に関する教育につきましても、学校関係者が余り積極的でないとの政府の報告もあります。本市におきましては、青少年の健全育成の観点からも、しっかりとした薬物防止教育を行っていただければと念願しております。

  キャラバンカーにつきましては、ぜひ招聘していただければということで、要望とさせていただきます。

  以上で一般質問を終了させていただきます。ありがとうございました。



○議長(岡部一之君) 保健福祉部長、金井田好勇君。

                   (保健福祉部長 金井田好勇君登壇)



◎保健福祉部長(金井田好勇君) 3回目の質問の少子化対策臨時特例交付金等につきまして、今後の全体像あるいはその取り組みについてというご質問でございますので、お答え申し上げたいと思います。

  先ほども申し上げましたとおり、本市の今回の特例交付金につきましては8,999万9,000円でございます。この取り組みにつきましては、先ほども申しましたように、福祉関係あるいは教育関係、商工関係、いろいろな少子化に関係する関係各課にご協議申し上げまして、いろいろな、先ほども言いましたように公私立の保育園、幼稚園等々に意見聴取をいたしまして調査いたしました。

  その結果8,999万9,000円の総額について、それぞれの要望等を加味しながらそれをやってまいりました。その中で今後こういう方につきましては、先ほど言いました先月いっぱいで申請書を県に現在上げているところでございます。これについて100%つくように期待はしているところですが、それ以上の額で今申請をしたところでございます。今後におきましては、これらのそれぞれの事業内容等を県の方から国の方へ上げていただいて、ぜひその趣旨がご理解いただけるように私どもは期待していまして、これらをもとにしてこれからの少子化の対応、対策を私どもといたしましては取り組んでまいりたい、積極的に取り組んでまいりたい。そのほかには市費を投入する部分もございますが、せっかくの国会の方で決めていただいた、自・自・公で成立しましたこの事業そのものをできるだけ私どもも有効に活用して、今後積極的に取り組んでいきたいと考えております。

  いずれにしても、この少子化対策については、少子・高齢化という名のもとに、今大変重要な課題を抱えておりますので、その辺のところをこれからも一生懸命積極的に取り組むよう努力してまいりますので、ぜひご理解をお願いしたいと思います。



         ◇ 津 布 工 敬 三 君



○議長(岡部一之君) 次に、17番、津布工敬三君。

                   (17番 津布工敬三君登壇)



◆17番(津布工敬三君) 通告に基づきまして質問をさせていただきます。

  私はもっとおくれるかなと思ったら、皆さん早く終わりましたので、私も少しはしょってやらせていただきたいと思います。

  ツツジを生かしたまちづくりについて、ツツジの新品種の創出と有効活用について、つつじ記念館の建設について、館林市制45周年民謡流しの新曲について、鶴生田川、城沼の水質改善について、水質環境改善緊急行動計画(清流ルネッサンス21)達成について、市民参加のまちづくりについて、館林市独自の道普請型クリーン作戦についてでございます。

  ツツジを生かしたまちづくりについて。ツツジの新品種の創出と有効活用についてでございますが、ご存じのように、館林では花山といえばつつじが岡公園で、市民にとっては親しみのある名前で、それだけに身近で客観的にツツジをじっくり考えるということが少し乏しいかなというような感じがするわけでございます。古文書によれば、古くから躑躅ヶ崎という現在の尾島町花見塚にある多数の銘木ツツジ、匂当の内侍遺愛のツツジを城の下に移植をしたということでございますが、これまでツツジが、ご存じのように非常に老木でございまして、この保護に専念するのが精いっぱいのような気がいたしました。私もツツジ保護について、かつて1度一般質問をさせていただいております。既存する館林の施設、館林の貴重な財産でもありますし、世界一のツツジを広く活用してまちづくりに生かしていただければありがたいなと思っております。これまでも島野好次先生や小林伸雄さんなどのすばらしい方々が世界のツツジを背に研究を重ねておりますが、そのことについても心から敬意を申し上げたいと思います。その長い努力が実りまして2種類の品種のツツジが誕生し、8月31日締め切りをもって名前の募集がされましたが、これからこのツツジがどのような経過を経て農林省に正式に登録をされていくかをまずお尋ねをしたいと思います。

  それから、つつじ記念館ですけれども、この景気の悪いときに建設の話をするのはちょっといかがかと思うのですけれども、この記念館については、今、中島市長さんが県会議員のときにも大きい声で県に訴えた経緯を私も知っておるのですけれども、その後の経過、その後、最近建設の話は聞いておりませんので、どうなっているかお答えをいただきたいと思います。

  それから、館林市45周年民謡流しの新曲についてですけれども、先月私、本屋さんをちょっとのぞきましたら、「月刊公募ガイド」という6月号の中に、めくってみますと館林の公募の欄が載っていたのですけれども、ちょっと驚いたわけですけれども、その内容をちょっと見ますと、館林市制45周年民謡流しの新曲募集、作曲の部門でございますけれども、出したところ、館林市役所観光課館林まつり新民謡流し係ということで、募集内容は、館林では、4月に市制施行45周年を迎えるのに伴い、2000年の館林まつりで使用する民謡流しの新曲を募集。ジャンルは不問。ピアノ、エレクトーン、ギター等、何らかの楽器で演奏したもの。採用作品は詩をつけてCD化する予定。応募規定は、曲の長さは自由で、曲を録音したカセットテープ、ビデオ等。応募資格は不問。入賞には1点10万円ということでございます。著作権は館林市にあるということで、締め切りが5月31日、7月18日公開審査ということでございまして、どのような目的でこのような公募をされたか、また費用がどのくらいかかっているかお尋ねをしたいと思います。

  それから、鶴生田川、城沼の水質改善についてです。水質環境改善緊急行動計画達成についてでございます。俗に清流ルネッサンス21と言いますけれども、県の事業でございますので、所管として役所でお答えをいただければと思います。

  城沼、近藤沼、多々良沼など、館林にはすばらしい自然環境が残っているのですけれども、残念なことにそれぞれの沼もちょっと汚れているのが心配でございます。現在ではかなり浄化もされてきれいな水になっておりますけれども、そこで県はこの事業、鶴生田川、城沼を指定をしていただきまして、当時地域協議会というのを組織しまして、意見をその方たちに聞いたわけでございます。平成3年から12年までの10年計画でございまして、最終年度が来年でございます。その達成目標が、水質目標で鶴生田川の5号橋と加法師川の当郷橋で将来目標としてBODが5、暫定目標として8以下に、CODでは城沼中央部で将来目標として5、暫定目標としてやはり8ということですが、水質を考えると現在どのくらいの数値に達しているかお尋ねをしたいと思います。

  それから、最後の市民参加のまちづくりについてですけれども、館林市独自の道普請型クリーン作戦についてということでお聞きしたいのですが、群馬県は一昔前の道普請、例えば道路が少し壊れていれば近所の人たちが集まって協力して道路修理をしたり、あるいは川が壊れれば川を協力して地域の人たちが修復をした時代があったわけでございます。その現代版とでも言いましょうか、この4月から県の小寺知事さんの発案で団体を募集しまして、多くの登録人数を把握しました。活動によって補助金を大変県は出すということでございますけれども、県全体ではどのくらい、市でどのくらいの申し込みがあるか、どのようなものかわかればお答えをいただき、第1回目の質問といたします。



○議長(岡部一之君) 経済部長、塩田勝君。

                   (経済部長 塩田 勝君登壇)



◎経済部長(塩田勝君) ツツジを生かしたまちづくりについて、第1点目のツツジの新品質の創出と有効活用についてお答え申し上げます。

  本市の観光については、つつじが岡公園が屈指の観光地となっており、樹齢800年にも及ぶ世界に例を見ないヤマツツジの古木の群生地として、観光とともに学術的にも貴重な本市の資産であります。平成3年4月には、古木の調査保存を図るため、つつじ研究所を設置しております。

  ツツジ新品種の創出事業の現況について申し上げますと、保護、保存とあわせ、本市からツツジのオリジナルを創出し、ツツジの情報発信地を目指して、平成9年度からツツジ新品種育成事業を創設して、ツツジに関する遺伝子研究等の調査を進め、新品種の交配、種子等の素材育成のため、120平米の細霧装置を持った育成温室を設置し、野外ではつつじが岡パークインの前の圃場1,000平米で、現在既存種からの選抜品種育成を行っているところでございます。本年度は、花山シリーズナンバー1として、ワイン色ヤマツツジと花山シリーズナンバー2として鮮紫ピンクオオヤマツツジの2品種を登録申請の予定をしており、市民から品種名を募集し、8月31日で募集を締め切ったところでございます。募集状況については、1品種について101件ずつ応募をいただいており、9月17日に各界からの選定委員による新品種名選定委員会を開催し、新品種名を選定していただき、9月中にツツジ新品種事業の第1弾として、館林オリジナルツツジ花山シリーズナンバー1、ナンバー2として新品種登録の申請を考えております。

  また、商標登録申請中の宇宙ツツジの現況については、今のところ特許庁で登録審査中でございますが、発芽から5年目の現在の生育状況は、ヤマツツジ130株が樹高80から100センチメートル、キリシマツツジ10株とアズマニシキ10株が樹高50センチメートルに成長し、いずれも生育状況は良好です。また、これら宇宙ツツジを、向井千秋さんの活躍を顕彰し、教育機関や公共施設等の教育分野、つつじが岡公園等の観光分野、国内外の大学や試験研究機関、植物園等の研究分野での有効活用を図ってまいりたいと考えております。

  次に、つつじ記念館の建設についてでございますが、つつじが岡公園は屈指の観光地とはいえ、観光客の大部分は4月、5月に集中しているのが現状です。ツツジを重要な観光資源とする本市にとっては、つつじが岡公園を訪れるお客様により楽しんでいただき、平均1.5時間の滞在時間をさらに延長し、来訪の季節も広げ、より満足していただき、次回の訪問意欲を喚起することが必要であります。

  つつじ記念館の建設については、群馬県において策定された平成8年3月のつつじが岡公園計画の中に(仮称)つつじ記念館建設構想がございます。基本的な考え方は、文化財であるツツジを、市民、企業、行政が一体となり、保護、保存していく活動、普及の場としての文化財保護施設、ツツジ文化を受発信し、国内外の交流と活動のネットワークの拠点としての文化振興施設、ツツジを教材とした地域の環境、文化、伝統及び体験学習と連動した自然学習の場としての生涯学習施設、年間を通してツツジの魅力や価値に触れ、新たな観光スポットとなる知的レクリエーションの場としての観光施設と広範な機能の内容になっております。

  次に、館林市制45周年民謡流しの新曲について申し上げます。館林まつりは昭和47年度に東北道開通祝賀として第1回を開催し、本年で第28回を数えました。祭りは、前夜祭の民謡流し、パレード、みこしを3本の柱に、恒例の夏まつりとして定着しております。民謡流しにつきましては、参加者のピークは昭和63年度、第17回の1,653人に対し本年度は930人で、ピーク時の約56%となっております。参加者の減少要因としては、高年齢化による脱退に対し、若者の加入者が増えない状況によると思われます。したがって、若者の参加しやすい新しい踊りを目指して新曲を募集することが決定し、本年1月から募集し、最小年齢8歳から最高年齢71歳まで65人、74曲の応募がございました。曲の選考については、当初予定していた館林まつり会場で公開審査は応募多数のためできないこととなり、応募者のご了解を得る中で全応募曲を祭り会場で放送発表し、市民や応募者に聞いていただいたところでございます。

  以上でございます。



○議長(岡部一之君) 市民環境部長、奈良洋君。

                   (市民環境部長 奈良 洋君登壇)



◎市民環境部長(奈良洋君) 鶴生田川、城沼の水質改善について、それから市民参加のまちづくりということで2点ほどご質問いただきました。

  まず、鶴生田川の、あるいは城沼の水質改善についてでございますが、利根川水系鶴生田川水環境改善緊急行動計画、いわゆる清流ルネッサンス21でございますけれども、これは水質汚濁の進んだ鶴生田川、城沼を今世紀中に良好な水環境への復活を図るべく、各種施策が平成8年3月に策定されたものでございます。

  水環境の復活を図るということで、鶴生田川は館林の中心部を東西に流れ、城沼においては県立つつじが岡公園と隣接いたしまして市民の散策の場、あるいは憩いの場として、さらには毎年50万人が訪れる観光スポットとして親しまれる、市のまさにシンボル的な存在となっております。

  この城沼、鶴生田川は、ご案内のとおり、延長が11.5キロメートル、流域面積で18.2キロ平米を持つ、まさしく本市にとりましては重要な水がめ的な存在になっておりまして、私たちの生活環境の向上や産業活動の発展を支えてきており、その結果がまた河川の水質汚濁を招きまして、悪臭や夏場のアオコ発生など、市民生活を脅かす現状を生んでおると、こういった背景がございます。

  これらを踏まえまして、鶴生田川、城沼を人と水生動植物が共生できる望ましい河川環境の創出を図るため、西暦2000年、平成12年でございますが、ここにおける目標を定めまして、河川事業、下水道事業、その他の事業として立案が進められたものでございます。

  具体的には、先ほど議員の質問の中にもございましたが、BODとCODがmg/l以下、それから全リンで0.15以下の暫定目標が定められまして、西暦2000年以降の下水道整備の進捗による環境基準である将来目標は、BOD、CODとも5以下、全リン0.1ミリ以下と、このように定められております。

  計画当初との水質の比較を見てみますと、城沼の中央部で昭和60年から平成6年までのBODが16.0mg/l、それからCODが15.3mg/l、全リンにおきましては0.28mg/lとなっておりましたけれども、ここ最近の平成7年から平成11年度までの現在までの平均を見ますと、BODで11.5、CODで12.9、全リンにおきましては0.22と、数字的にはわずかな改善というふうに思われがちでございますが、これ、BODが16が11.5、約30%の水質が改善されたということは自然界においては大変な改善である、このように私は感じております。

  さらに、鶴生田川を見てみますと、川の流れが感じられまして、目にも川の復活を感じます。城沼にはクチボソ、あるいはハヤの大群も見られまして、いろんな鳥たちの生息も始まっているように思われます。このように、水質改善の速度はゆっくりでも、鶴生田川や城沼は確実に改善しているものと思われます。

  しかしながら、現状を見ますと、一方でアオコの発生は依然としてすさまじい状況にあります。BOD、CODとか、こういった数字の中では確かな改善が見られますけれども、アオコについては依然としてすさまじい状況と、こういったことでとても親しめる城沼ということにはちょっとほど遠い、こういう感じでございますが、逆にほかの水質が改善をされてアオコだけということであったとすると、これから私たちはチッソあるいはリン、家庭用の洗剤がターゲットかなと。これらの削減計画が大きな課題であると強く認識しております。

  次に、市民参加のまちづくりの道普請型クリーン作戦についてでございますが、群馬県では今年度より県民参加の道普請型公共事業をスタートさせておりまして、本市でも多くの団体が参加をしております。この道普請型クリーン作戦は、かつて川や道路などの整備は道普請というふうな呼び名の中で、自分たちが暮らす地域は自分たちの手でという地方自治の原点とも言える考え方に立ちまして、地域の山や川、あるいは道路、荒れ地などの美化活動を自主的に実施する団体の活動を、当面2年間というふうに聞いておりますけれども、県が奨励金をもって支援をすると、こういう事業と聞いております。

  この事業を通じまして地域が安全で住みやすい環境、心温かい住民自治をつくり上げよう、こういったものが目標だそうでございまして、本市の参加状況を見てみますと、まず道路・河川美化関係の団体が36団体、3,429人でございます。耕作放棄地の美化関係、これは耕作放棄地と言うとちょっと問題があるかと思いますが、13団体で646人、それから里山、平地林の美化関係が14団体で2,686人、このようになっております。合計で63団体、6,824人となっておりまして、実に市民の約9%弱の人たちの参加があった、こういった現況でございます。

  個別に申し込み団体を見てみますと、PTAでありますとか、あるいは地区自治会、それから各種のボランティア団体、いろんな団体がございます。この事業に賛同、意欲を示している団体が多岐にわたっていることがうかがえます。今回の県のこの道普請型クリーン作戦、これは一つの起爆剤というふうに私どもはとらえておりまして、今まで参加の機会がなかった人たちも相当見込まれる、このようにも考えております。

  また一方で、本市におきましては、バブルの時期にはありましたけれども、メセナであるとかフィランソロピー、いわゆる芸術文化を民間企業が支える、こういったメセナ、フィランソロピーの動きも出てきておりまして、本市におけるボランティア活動は今後さらに広がるものと、このように考えております。

  以上でございます。



○議長(岡部一之君) 17番、津布工敬三君。

                   (17番 津布工敬三君登壇)



◆17番(津布工敬三君) 大変ありがとうございました。ツツジのまちづくりについてですけれども、今までは保護、研究が盛んだったけれども、今度はそれを生かしていくという試みが見られるようでございます。また、宇宙ツツジについても説明がありましたけれども、後ほど触れようかと思いましたけれども、回答いただきましてありがとうございました。

  それでは、2回目の質問に入りたいと思いますけれども、つつじが岡公園は館林のシンボルでもあり、大きな財産でもあります。ツツジについては、先ほども話がありましたように、保護から活用の時代に入ったなという感じがするわけでございます。

  そこで、私もかねがね思っていたのですけれども、今までどうしてこういう申し出をしなかったか。例えば世界遺産に登録をお願いするとか、また世界的なツツジがある館林でツツジ世界サミットのような国際会議が開けないか。そして、世界の学者にツツジそのものを見ていただいて保護をしていただくこと、また研究をしていただくことも必要かなと思っております。新品種を創出したり改良したり、また市道にも多くのツツジを植えていただければと思います。今まで館林がこれだけツツジのまちでありながら、ツゲが植えられたりドウダンツツジが植えられたり、そういうことがありましたけれども、やはり徹底的にツツジをお使いになるということが必要な気がするのですけれども、またツツジを使った垣根のコンクールとか、あるいはツツジのまちをPRできるイベントを数々やる工夫をする必要もあるかなと考えております。

  そして、先ほどの新しいツツジの品種が例えば登録をされて、農林省で登録された場合には、どのような形かでこのツツジを増殖をして流通に乗せると思いますけれども、そこでお尋ねなのですが、一つの案としまして、JA、農協さんだとか、あるいはシルバー人材センターとかいう団体にお願いすることも一つの方法かなと思っております。

  それから、先ほど宇宙ツツジが少し話が出たのですけれども、私は宇宙ツツジについてもう一度お願いをしたいと思いますけれども、というのは、館林のこの市役所の門の前に柿の木があるのですけれども、道路を挟んだ南側なのですけれども、その門の南側に長崎の原爆で受けた柿の木の子孫をいただいてあそこに植えてあるのですけれども、爆心地からかなり近いところでその柿の木が残って、後々実をつけた。その子孫の苗を館林でもいただいているのですけれども、平和を願いながら、その柿の木を全国に配布しているという話でございます。宇宙ツツジもせっかく名前をいただいているのですから、この館林をPRしながら全国に友好学校、あるいは公園なり役所なりに配布することも一つの方法かなと思っております。

  また、記念館ですけれども、ビデオや展示、その他のものも入ってくると思いますけれども、やはり記念館ができることによって1年中お客さんも来てくれると思います。この世界的なツツジのところに記念館をつくるわけですから、やはり県の計画でなく、先ほど中島市長さんが国や県は目覚めてほしいというような話もしましたけれども、やはり国の予算づけをして国の施設をつくることをお願いをしていくことも必要かなと思っております。ぜひ働きかけをお願いしたいと思います。そのことによってつつじが岡公園のツツジの価値観もかなり高くなるような気がすると思いますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。

  それから、民謡流しの新曲についてですけれども、公募については、現在こういう時代に入ってきたのかなという感じがするわけですけれども、そういう認識をしました。そのガイドを見てみますと、さまざまな公募が載っているのです。例えば文芸、フォト、音楽、論文、デザインなど、ほかの行政なども、例えば上田市の80周年記念事業とか高崎市100年事業とか14回国民文化祭岐阜とか、その市町村の団体の記念事業に関する公募が多く見られました。

  そこで、今後どのような形で、来年、平成12年4月に45周年を迎えるのに伴い、館林まつりで使っていくかお願いをしたいと思います。

  館林まつりの踊りについて触れますけれども、先ほども28年続いたということでございますが、特定の人だけが踊って、沿道にいる方はただ見ているだけという感じがしないでもない。例えば阿波踊りのようにすぐさま沿道の人たちも参加できるような、一緒になって踊れるような、そういう踊りが好ましいような気がしないでもないと思います。

  また、先日私どもの会派のクラブで秋田県の羽後町を視察しましたけれども、その町には国指定の重要無形文化財の西馬音内盆踊りというのが700年も続いた踊りがあるそうで、この踊りは年に30回ぐらい全国へ招待を受けているということでございます。館林も毎回いろんな踊りを招待をしておりますけれども、ご一考をお願い申し上げたいと思います。

  それから、清流ルネッサンスについてですが、先ほど奈良部長さんの方からお話がありまして、平成6年16.0、11年には11.5までBODが下がったということでございます。まだまだ改善をする必要がある。アオコが特に大変な問題だということでございますので、今後とも市、私ども含めて精いっぱい努力する必要があるのかなと思っております。

  この事業を達成するために当たり、関係機関が協力をして進めなければ達成ができないということでございます。その一つに浄化用水の導入がありまして、これについては昭和63年から計画に入りまして、最初は親水性のある川を想定して計画をしたのですけれども、地権者のいろんな事情がございまして、暗渠の計画に変更になりました。しかしながら、平成6年の11月から多々良沼からの導水がなされて現在に至っておりまして、夏場は0.25トン、それから冬には0.5トンで、水質改善には大きなウエートを占めておるわけでございます。このことについても、かつて山本市長さんや多くの方たちが水利権の問題やそれぞれのことについてお骨折りいただいたことも確かでございます。

  また、河川浄化施設ですけれども、鶴生田川上流、館林高校の北側、厚生病院の南の方になるのですけれども、現在の大谷町でございますが、レッカン接触酸化法による浄化施設工事が現在進んでおりますが、この小規模なものが加法師川にも計画をされているということでございます。

  また、河川の植生浄化施設、これは近藤川の分岐点に植生浄化による浮草をということでございますけれども、県を兼ねてつくる予定でございますけれども、まだまだ実施されておりませんので、ぜひ県にも訴えてお願いをしたいと思います。

  また、加法師川から城沼放流口にヨシ等による植生浄化施設、城沼左右岸にヨシの植生、緩傾斜護岸は城沼の北側にできましたけれども、何か余り評価を得てないような感じがするわけでございます。城沼、鶴生田川、加法師川、それから底泥のしゅんせつも一部残っております。また、美化看板の設置を地域協議会の中でお願いをしておりまして、4カ所の看板ができる予定だったのですけれども、まだ私が見た限りでは一つもないような気がするのでございますけれども、ぜひお願いをしたいと思います。いまだ設置されていないので、幾つかの事業が残っておりますが、その事業の今後の進め方、達成についてのお願いをしたいと思います。

  それから、道普請型のクリーン作戦ですけれども、県の募集によって私どもの市でも多くの方たちが参加をし、申し込みをしていることには感謝をしております。それなりに関心があるんだなという感じがするわけでございます。64団体6,824人、9%ということでございます。

  そこで、私は訴えたいのですが、市独自の事業として地域のボランティアグループや一般市民、隣組、近所同士のグループが、例えば下水の清掃や道路の草取りをやっている団体がいっぱいあるわけでございます。常日ごろ自発的に行っているところでございますが、そういう市内にも団体が多くあるわけでございます。そのようなグループはお金や物をいただくために行っているのでないわけでございまして、できれば何らかの報奨をすることによって他団体の生まれる誘発団体になれるような気もするわけでございます。また、市民がそのような事業に参加することによって、人と人とのつながりの行政、行政の理解、汚さない意識が生まれ、さらに行政経費の節減につながり、かなりの相乗効果が生まれるのではないかと思っております。

  そこで、県の事業は2カ年事業で終了をするわけですが、その後、市がその後を引き継いで、報奨金はいいけれども、せめて何らかの報奨を与えてその後を引き継いでいくことはどうかなと思います。最近地域の連帯は非常に薄れております。地域が一つになって地域の生活環境を守るということは、行政にとっても願ってもないことでございます。そういうことを市がフォローしてやる、支援をしてやる、そういうことが必要かと考えますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。

  2回目の質問を終わりたいと思います。



○議長(岡部一之君) 経済部長、塩田勝君。

                   (経済部長 塩田 勝君登壇)



◎経済部長(塩田勝君) 2回目の質問にお答え申し上げます。

  まず、1点目のツツジの新品種の創出と有効活用についてでございますが、ツツジを生かしたまちづくりを推進するために、今後4年間において10種類程度の館林オリジナルの新品種を開発し、育成を行いまして、この品種を館林ブランドとして順次種苗登録を行い、他の産地にない新品種を生産し、観光客をはじめ各地に販売し、市場流通できるような産地化を推進したいと考えております。いずれにしましても新品種開発から増殖、そして生産、販売まで、生産期間として最低3年以上の月日を必要とします。今後の課題といたしまして、新品種開発には一応のめどが立ちましたが、その後のツツジ苗の生産システム、販売システムの開発、整備が非常に重要な問題と認識をいたしております。ツツジ産地化に伴う生産システムにつきましては、先ほど議員さんからもおっしゃられましたように、いろいろな関係機関等と十分に協議いたしまして進めてまいりたい、こう考えております。

  また、宇宙ツツジの活用につきましては、教育的事業といたしまして、平成12年の春3月ごろに市内の小・中学校に配布、植樹する予定でございます。さらに、つつじが岡公園の園内にも宇宙ツツジの群落の創出を行い、新たな観光資源としての活用や宇宙ツツジの観賞会等も開催し、新たな観光客の誘致やツツジを生かしたまちづくりに積極的に活用いたしまして、市民とともに守り、育て、後世に貴重な財産として残していきたいと考えております。

  つつじ会館の建設についてでございますが、つつじ会館の早期建設は、日本または世界に誇るつつじが岡公園のさらなる飛躍を生み、ツツジを生かしたまちづくりに大きな貢献とその起爆剤として価値あるものとの認識のもとに、市の総合計画の中でも主要事業と考えております。県が策定したつつじ記念館の構想では、施設を建設するに当たり、館林の自然、文化、歴史等の特色を生かし、周辺環境と調和したデザイン施設、あるいはツツジを通して郷土を愛する心を育てる展示やツツジ文化の魅力、価値、広がりを表現できるような施設を考えております。このような計画を踏まえまして、土地の取得や建物建設に早期に着手していただけるよう、あらゆる機会を通して要請、要望していくとともに、その実現に鋭意努力していきたいと考えております。

  また、先ほど議員さんの国の方の助成の問題、こういったお話がありましたけれども、私どもの専門家であります職員の小林君を先ごろ中国のツツジを中心に視察させましたけれども、中国におきましても館林のような800年の樹齢を超すツツジは全然ない、こういう中でご案内していただきました学者の方がぜひ逆に館林の方に来たいと、こういうお話をしていたそうでございまして、館林のツツジそのものは世界にない貴重な財産である、こういう認識を持っておりまして、国の方でももっと手厚い保護がしていただければそれにこしたことはない、こういうことで積極的にその辺につきましても今後検討してまいりたい、こう考えております。

  次に、民謡流しの新曲についてでございますが、今後の予定といたしますと、先ほど申し上げたとおり予想以上の新曲の応募があり、その反響についての大きさを認識いたしまして、新曲の決定に際しましては慎重に審査、決定しなければならない、こう考えております。新曲の選考方法につきましては、新しく選考委員会を設置し、十分に審議を重ね、新曲を決定したいと考えております。

  今後のスケジュールにつきましては、歌詞の有無や今後振りつけの有無等を十分に協議、検討して、若者も参加可能な民謡流し、ひいては館林まつりを盛り上げていきたい、こう考えているところでございます。



○議長(岡部一之君) 市民環境部長、奈良洋君。

                   (市民環境部長 奈良 洋君登壇)



◎市民環境部長(奈良洋君) 清流ルネッサンス21の一連の工事についてご質問いただきました。清流ルネッサンス21のこれまでの事業を申し上げますと、まず河川浄化の直接的な事業といたしましては、先ほど議員も触れられていましたが、多々良沼からの浄化用水の導入事業でございます。毎秒0.5トンから0.25トンということで、0.5トンで申し上げますと4万3,200トン日量流れてくる、こういった状況でございまして、いわゆる流れのある鶴生田川ということに対して大きな貢献をしていると、このように認識しております。

  次に、城沼の汚泥のしゅんせつ事業でございますが、これにつきましては、平成4年度から9年度までに首洗堰から尾曳橋の下流まで約29万トンをしゅんせつ完了しております。また、城沼左岸には緩勾配の護岸をつくりまして、この延長が1,700メートル、本年の3月までにはここに湿性の植物浄化が進められる、このようなことでございます。さらに、レッカン接触酸化法が浄化施設として大谷町に本年3月から着工いたしまして、現在建設中でございます。これは平成12年に完成、このように聞いております。

  また、環境美化の看板の設置でございますけれども、今のところ城沼周辺に一部設置をしているところでございますが、今後とも県にいろいろお願いしてまいりたいと、このように考えております。

  一方、浄化のまず主役でございます下水道の普及状況でございますが、鶴生田川流域内の平成6年度末のときには人口の普及率が63%、こういった数字でございましたが、平成10年度の末では67.1%、このように整備が進められております。そのほかの事業といたしましては、まず合併浄化槽の普及でございます。これにつきましては、平成3年度までに流域内の設置基数は30基と、こういったことでございましたけれども、本年の3月末の設置基数は、大型の合併浄化槽も含めまして387基と、このようになっております。この合併浄化槽につきましては、平成12年度の末までに計画基数を284基と、こういったことで計画設置をしておったところ103基も上回る、こういった状況にございます。さらに、単独浄化槽を設置している家庭におきましては、3層式の沈殿分離ろ過槽の設置及び適正管理をお願いしているところでございます。

  また、ソフト事業といたしましては、目の細かいストレーナー、あるいは洗剤不要ふきんの配布、これらを鶴生田川、加法師川の流域に実施しておりまして、水質浄化対策にPRをしているところでございます。

  一方、鶴生田川や加法師川に関する環境ボランティアの活躍も見逃せないことでございまして、これらの人々の水質浄化に対する熱い思いも伝わってきます。行政、市民が一体となりましてこの事業が進められ、暫定目標年である西暦2000年には、目標数値には届かなくても、限りなくこの目標に近い水質改善が図られますよう今後とも努力してまいりたいと、このように考えております。

  次に、館林独自の道普請型クリーン作戦について市の取り組みはどうか、2年後に交付金がなくなった場合はどうかと、こういったご質問をいただきました。本市におけるボランティア活動で代表的なものといたしましては、市のだれもが知っておりまして参加をいただいております春と秋の2回の市民一斉清掃運動でございまして、これが定着をしておるところでございます。また、自然保護団体による環境美化活動も本市においては非常に活発でございまして、団体数だけでも十数団体となっております。もちろん議員の参加されている成島河川愛護会も環境美化活動を積極的に実施している団体の一つでございまして、感謝しております。

  しかし、私どもがまだまだ把握してない、ほんの四、五人でやってくださる団体、こういった活動の方々も多いのではないかなというふうに思われます。市は、これまで積極的に活躍されている団体等につきましては、作業用の手袋でありますとか、あるいは花壇用の草花の種、あるいは苗木を予算の範囲内で必要に応じて配布をしておりまして、さらに運搬、あるいは片づけ等のお世話をするなど、いわゆる裏方的な援助をさせていただいております。

  今年度県がスタートさせた道普請型群馬クリーン大作戦でございますけれども、奨励金を交付する方式を採用しておりますが、本市におきましては今後とも今までどおりの援助を続けさせていただく。特に県の援助の金額を引き続いてということでなく、心ある、お金をもらうからとかそういったことでなく、純粋に今動いてくださる団体を側面的に今までどおり援助させてもらう、このように考えておりますし、参加している方々の自信と誇りが持てますように、活動をマスメディア等を通じましてPRをする、あるいは顕彰制度などを活用しながらボランティア団体が励みとなるよう、いわゆる館林らしい市民参加のまちづくり、これを続けてまいりたい、このように考えております。

  したがいまして、県の事業の道普請、これは団体の誕生を促す起爆剤だと、このように私は認識しておりますし、市はこの誕生したありがたい団体の活動の支援と継続をしていく、これが私どもの方の役割かなと、このように認識をしております。

  以上でございます。



○議長(岡部一之君) 17番、津布工敬三君。

                   (17番 津布工敬三君登壇)



◆17番(津布工敬三君) 最後の質問させていただきます。

  ツツジについては中島市長さんも非常に熱心でございますので、ぜひ最後に、時間もたっぷりございますので、ひとつよろしくお願い申し上げたいと思います。

  ツツジですが、この館林だけに擁するツツジを広く多方面から工夫をして生かしていくことでございますけれども、ツツジを生かす検討委員会とでもいいますか、花山公園を含めてそういうものも研究をしていく必要があるかなと思います。今までは一時期に30万、40万とつつじが岡公園に来ていますけれども、波及効果はどうかなという感じもしますし、ただ見せるだけでいいのかなという感じもしないでもないわけでございます。ツツジのまち館林がツツジを中心にあらゆる分野にツツジを利用していくこと、外には館林のオリジナルツツジが輩出され、全国へ館林の名前が広がることを願っているわけでございます。

  それから、記念館ですけれども、記念館については、ぜひ今後とも早期に完成が見られるよう努力をお願い申し上げたいと思います。

  清流ルネッサンスですけれども、鶴生田川、城沼の汚れは、源流がなく、生活雑排水が流れ込んで、それが大きな原因になっておるわけでございます。平成6年の館林の市民意識調査を見ますと、今後最も努力をしていただきたいという行政に対する要望では、快適な生活環境の整備が半数以上ありまして、57.8%と最も多いことでもわかるように、河川の浄化には非常に関心があるわけでございます。今後も県に地元管理機関として強力に進めるとともに、市民の協力をお願いしたいと思います。

  また、下水道の鶴生田川沿線の早期着工とか、あるいは城沼サミットによる関係機関の協力、住民意識の高揚が必要だと思います。今後さらにすべての計画が早期に完成し、目的の数値に達成しますようお願いをしたいと思います。

  それから、道普請型クリーン作戦についてですけれども、すべて地域のことは行政がやるということではなく、できることは市民が、地域の周りのことは市民が自主的に参加をしていただいて、一緒になって地域の美化、清掃に参加するということが必要だと思います。そのことによって行政理解が広まることだと思いますし、地方分権が進めば進むほど地域の連帯は必要になってくるかと思います。

  振り返り見れば、我が国は昔から強力な地縁社会で成り立っていたような気がするわけでございます。遠くの親戚より近くの他人ということわざがあるように、農村社会では特に農業用水を共有していた関係から連帯が強かったと思います。そういうコミュニケーションも今では少なくなっているわけでございます。現在は非常に弱くなっている、そのことを、これらの事業をやることによって大きな連帯が生まれてくるのではないかと思います。一つの目的を持って作業をすることによって地域の連帯はますます強固になると思いますので、最後の質問となりますけれども、よろしくお願い申し上げたいと思います。



○議長(岡部一之君) 市長、中島勝敬君。

                   (市長 中島勝敬君登壇)



◎市長(中島勝敬君) ただいまの津布工議員さんのツツジに対する市長の考え方、こういうこと、またそれから川の浄化の問題等についてございましたので、考え方を申し上げたいと存じます。

  津布工議員さんも大変植物等にも造詣が深く、また鶴生田川浄化の会の会長として大変ご尽力をいただいておりますことに心から敬意を表したいと思います。

  まず、ツツジの問題でございますが、私も館林は何でこんなにツツジを植えるのかと言われるほど、多くの人に注目されるようにしたいと思います。そういう考え方の中から幾つか申し上げたいのでありますが、例えば今度多々良川の堤防の付近に桜並木ができました。これは県立美術館の方に向かう堤防であります。その下を見ますとサツキが植わっております。私は何でサツキを植えるんだと。当時管理する側の方にするとサツキの方が管理がしやすいからだ。幾つかそういう問題点を拾ってみます。館林だったら、サツキも結構だけれども、もっと半分以上はツツジを植えなさい、そういうこと。

  城沼公民館ができました。みんなサツキです。何でサツキを植えるんだと。私は、あそこに五、六本でありますけれども、ツツジをその後植えさせました。そういうふうに感覚的にこれからツツジのまちを考えるならば、すべてツツジでいこうと。ただ、サツキよりも管理は確かに大変ですね。そういうふうなことで、今後ともこのツツジの問題についてはなお一層真剣に取り組んでみたいと思っています。

  ですから、小林伸雄、彼は農学博士でございますけれども、例えば筑波大学から派遣されて欧州でツツジの学会がある。もう一つの研究大会がある。よし、せっかく行くなら二つぜひ参加をしなさいと。お金は余り出せないけれども、筑波大学の方から半分もらえるなら暇だけは十分与えようと、そういうふうなこともはっきり申し上げて、大いに休暇だけをくれて研究をさせております。いや、片一方はこちら持つです。市持ちなのですけれども、片一方は筑波大学。彼は筑波大学から大変注目をされておりまして、今度の昆明の世界のツツジの花博に対しましても、筑波大学からの要請も特にありましたので、派遣をしたような次第でございます。今後ともベテランの島野先生と力を合わせて、新しい感覚と今までの経験。新しい感覚だけですべてができるものではありません。それにはやはりパートナーの島野先生という優秀なベテランがいますから、お互いに力を合わせて頑張っていただきたいなと思っています。

  それから、ツツジの問題はそういうことでございますが、一つの考え方として、今メセナの会もいろんな点でこれから館林の文化もやりましょう、それから緑化もやりましょう、そういう話し合いの中でも、例えば一つの構想なのですが、城沼の対岸、善長寺の方に、あそこに桜並木をつくる、そして下は紅のツツジを植えよう、そういうふうなことでやろうかと。それには、あの遊歩道もあります。おかげさまで県の土木で改修をいたしました、あの地域も。護岸もやっていただきました。ですから、この間所長に「あなたの方はどこまでやるのか。市の方にどこまで、こっちが木を植えたりツツジを植えたりするのがいいのか、それを十分研究してくれ」と。それから「せっかくやるのなら、遊歩道をきちんともっとお金をかけてやってくれ」と、そういうふうな要望もしてありますので、この問題についてもまた土木の方とも十分協議を進めていきたいと思っております。そういう形でこれからあらゆる機会にツツジを取り入れてまいりたいと思っております。

  この前も申し上げましたように、例えば出生の場合の松の木の問題がありました。これは、松の木も植えられる人と植えられない人、おのずと限界があります。アパートに入っている人、マンションに入っている人に松の木を植えろといったって、これは無理な話でありますから、松の木がどうしても欲しいという人は結構なので、ツツジをぜひ、また館林に何年かでもサラリーマンの方でいた方でも、館林の思い出となるような、そういう考え方でツツジをぜひあらゆる形で普及していきたいと考えております。

  それから、来年は館林がおかげさまで全日本花いっぱい大会です。私は、この大会も館林のツツジを全国に紹介する一つのメーンにしたいと、こう考えております。ただ、津布工議員が言われるように、現在宇宙ツツジはある程度成長したのは150本ぐらいしかありませんから、全国の市にくれるわけにもまだいきませんし、全国の市町村3,200にはとても及びませんので、これからどんどんつくっていただいて、将来はそういう津布工議員の構想のような形で館林紹介は宇宙ツツジだと、そういうふうなことでこれも一緒に取り組んでみたいと考えております。

  それから、川の浄化の問題、大変熱心に取り組んでいただいております。私の家もおくればせながらやっと合併浄化槽が入りました。そういう中で川を汚す原因が家庭の雑排水、もちろんふろ場を含めた、これが80%と。そういうふうなことで、今担当部長の方から申し上げましたとおり、特に川の沿線を中心にして合併浄化槽の普及もぜひ啓蒙してまいりたい。ただ、入れる入れないは経済的に、現在七、八人槽で百四十数万かかります。補助金が五十数万ですから大変なことですから、これはぜひお願いできるところはお願いをしてやりいたい思っております。

  それから、最近景気浮揚対策の中で公共下水道もおかげさまで随分進んでまいりました。恐らく2年ぐらい前倒しで、もう第八小学校のところまで、第八小学校の浄化槽が大変老朽化しているということですから、これも取りかえずに、そのうちにはそこに接続できると、そういうふうな点でむだな経費はぜひ省いていきたいなと思いますが、その公共下水道につきましてもできるだけ促進を図ってまいり、川の浄化がなお一層図れるようにしたいと思っています。

  それから、今、導水路の問題でちょっと議員からもございましたが、実は導水路は非常に結構なのでございますが、ハクチョウ保護との二律背反でございまして、福田議員がハクチョウを守る会の会長なのですけれども、ハクチョウは水がもうちょい減ってくれた方がいいのですけれども、イタチごっこです。余りふえるとハクチョウが多々良沼のコブ神社の近くには来ない。向こうのガバ沼に行ってしまう。そういうふうなことでちょうど難しい問題もあります。

  しかし、川自体を考えると、この間も土木の所長に「もう少し樋管の取り入れ口を下げたらいいんじゃないか」と、こういうふうな話もしまして、これからも水の浄化の問題は館林にとっても大変重要な問題でございまして、何としても群馬県のワースト5に三つも入っているようなのを一つ一つでも少なくしていきたいなという考え方を持っておりますので、矢場川、多々良、谷田川、鶴生田川と、現在そういうことになっておりますので、一つでも返上したいなと、こんなふうなことで今後とも努力をしていきたいと考えております。

  それから、道普請型のクリーン作戦でございますが、県が大変すばらしい計画を立てられました。ただ、すべてお金をくれてやるという考え方は考えなければならないと思いますし、ボランティアがお金をもらうようになってしまったらボランティアの性格を失ってしまう。これはボランティア精神、生まれた当時の発想でございますから、私はそれなりのことは今後市としても考えなければならないと思いますけれども、すべてを金で解決するという方法は若干避けてみたいなと。応援できることはしたい、そういうふうに考えております。

  それから、いろんな点で私は市民の前向きな公共に対する協力、こういうことをこれから一つの柱に考えております。ですから、今までみたいに木を植えて緑化をする。そればかりが中心ではない。むしろ市の公共のところに自分の家の木を提供してもらう。発想の転換を図っていきたい。くれる時代ではない。むしろ個人が自分の家にあるものを公共のために、あるいはお金で買って提供していただく。

  今、例えば122号線のところに歩道と車道の間に花壇がありますが、これも藤原地区老人会の方々にやっていただいた。大変すばらしいことだと思います。それから、すべての考え方の中で、まだ会社の前とか、いろいろあいているところがあります。そういうものも自分の家の前のものは自分たちで管理するのだと。一番花が咲いてきれいで恩恵を受けているのはその店舗なりその家の近くなのですから、そういう人たちがぞうきんがけした水でもいいから、何でもいいからくれていただくと、そういうふうに自分たちがその公のものを守っていくのだと、緑を守っていくのだと、そういう発想をこれから進めていきたいと考えております。

  ですから、そういう場合には、例えば地力の弱いところには環境センターで処分に困っておりますそういうものを、大変有効な有機肥料でございますから、そういうものもどんどん提供してそういうボランティアの方々に施肥をしていただいて、そして立派な花が咲くような、そういうふうな体制を今後ともつくっていきたいなと、こう考えております。

  大変貴重なご意見でございますので、生かせる点はぜひ生かし、また将来の課題の問題については今後とも十分検討させていただきたいと思っております。





△第3 延会



○議長(岡部一之君) お諮りいたします。

  本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思いますが、ご異議ございませんか。

                   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岡部一之君) ご異議なしと認めます。

  よって、延会することに決しました。

  次の本会議は、9月8日午前10時から開きます。

  本日は、これをもって延会いたします。

  ご苦労さまでした。

                                    (午後 2時35分延会)