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群馬県 太田市

平成18年12月定例会−12月04日-01号




平成18年12月定例会

 平成18年12月太田市議会定例会会議録(第1日)

平成18年12月4日(月曜日)
 〇出席議員 71名
        1番  藤 生 昌 弘          2番  高 橋 孝太郎
        3番  福 島 戈 吉          4番  水 野 正 己
        5番  高 田 勝 浩          6番  星 野 一 広
        7番  青 木   猛          8番  福 井 宣 勝
        9番  山 田 隆 史         10番  高 橋 美 博
       11番  山 鹿 幸 男         12番  五十嵐 文 子
       13番  越 塚 順 一         14番  木 村 康 夫
       15番  江 原 貞 夫         16番  河 田 雄 晃
       17番  深 澤 直 久         18番  町 田 正 行
       19番  小 林 人 志         20番  井 野 文 人
       21番  武 藤   泰         22番  荒 井 昭 男
       23番  半 田   栄         24番  内 田 忠 男
       25番  富 田 泰 好         26番  遠 坂 幸 雄
       27番  小 暮 広 司         28番  根 岸   昇
       29番  岩 松 孝 壽         30番  市 川 隆 康
       31番  荻 原 一 雄         32番  栗 原 宏 吉
       33番  松 永 綾 夫         34番  小 林 邦 男
       35番  尾 内 謙 一         36番  小 林 佐登子
       37番  濱 田 光 雄         38番  白 石 さと子
       39番  小 林 耕 作         40番  正 田 恭 子
       41番  新 島 近 夫         42番  川 鍋   栄
       43番  室 田 尚 利         44番  福 田 義 雄
       45番  橋 本   寛         46番  永 田 洋 治
       47番  富宇賀   肇         48番  荻 原 源次郎
       49番  斉 藤 幸 拓         50番  伊 藤   薫
       51番  斎 藤 光 男         52番  飯 塚 勝 雄
       53番  加 藤 光 夫         54番  栗 原 忠 男
       55番  上 村 信 行         56番  茂 木 義 市
       57番  岩 瀬   卓         58番  太 田 けい子
       59番  小 俣 雄 治         60番  本 田 一 代
       61番  清 水 保 司         62番  楢 原   宏
       63番  栗 田 斌 之         64番  今 井 慶 聚
       65番  田 端 卓 男         66番  稲 葉 征 一
       67番  佐 藤 孝 夫         68番  中 島 貞 夫
       69番  天 笠 巻 司         71番  浜 野 東 明
       72番  山 口 淳 一
 〇欠席議員 1名
       70番  河 野   博
 〇説明のため出席した者
   市長       清 水 聖 義     助役       林   弘 二
   収入役      清 水 計 男     教育長      相 澤 邦 衛
   水道事業管理者  小 川   卓     企画部長     小 暮 和 好
   総務部長     竹 吉   弘     市民生活部長   浅 海 崇 夫
   地域振興部長   石 川 典 良     健康福祉部長   早 川 充 彦
   産業経済部長   久保田 幹 雄     環境部長     金 子 一 男
   都市づくり部長  土 田 隆 一     都市整備部長   大 槻 重 吉
   土地開発部長   桑 子 秀 夫     行政事業部長   天 笠   彰
   消防長      石 原 康 男     水道局長     小宮山 善 洋
   教育部長     岡 島 幸 雄     監査委員事務局長 石 井 俊 夫
   企画担当     岩 崎 信 廣     総務担当     塚 越 敏 行
   総務課長     茂 木 正 則
 〇事務局職員出席者
   事務局長     吉 田   稠     議会総務課長   八 代 敏 彦
   議会事務局参事(議事調査課長)       議事調査課議事係長板 橋 信 一
            石 川   茂
   議事調査課係長代理
            高 島 賢 二


          議 事 日 程(第1号)
                            平成18年12月4日午前9時30分開議
                            太田市議会議長     荒 井 昭 男
第1 議席の変更
第2 会期の決定
第3 会議録署名議員の指名
第4 議会運営委員の選任
第5 太田市外三町広域清掃組合議会議員の選挙
第6 議案第125号 人権擁護委員候補者の推薦について
第7 議案第126号 人権擁護委員候補者の推薦について
第8 一般質問

          本日の会議に付した事件

議事日程に同じ



     ◎ 開     会

                                     午前9時30分開会
○議長(荒井昭男) ただいまから平成18年12月太田市議会定例会を開会いたします。

     ◎ 太田市市民憲章の唱和

◎事務局長(吉田稠) 開議に先立ちまして、太田市市民憲章の唱和をいたしますから、ご起立願います。
 私が前文を朗読いたしますから、本文はご一緒にご唱和をお願い申し上げます。
     (一同起立、市民憲章唱和)
◎事務局長(吉田稠) ご着席ください。

     ◎ 開     議

                                     午前9時31分開議
○議長(荒井昭男) これより本日の会議を開きます。

     ◎ 諸 般 報 告

○議長(荒井昭男) 議事に入る前に、事務局長より諸般の報告をいたさせます。
◎事務局長(吉田稠) ご報告申し上げます。
 最初に、去る10月23日、鈴木信昭議員から一身上の都合により議員を辞職したい旨の願い出がありましたので、地方自治法第126条の規定により、同日、これを許可いたしましたからご報告いたします。
 次に、監査委員からの報告でございますが、9月定例会以降、議長宛に報告がございましたのは、財政援助団体等監査結果報告及び教育委員会、小・中・養護学校の定期監査結果報告並びに8月、9月分の例月出納検査結果報告でございます。以上のことにつきましては、その都度写しを配付してございますので、ご了承いただきたいと思います。
 次に、請願及び陳情等でございますが、今定例会までに受理いたしました請願は4件でございます。お手元に配付の請願文書表のとおり、所管の常任委員会に付託をいたします。なお、陳情につきましては、3件受理いたしております。その内容につきましては、お手元に配付の陳情文書表のとおりでございます。
 以上でございます。
○議長(荒井昭男) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付申し上げたとおりであります。その順序により会議を進めたいと思いますので、ご了承願います。
 日程に入ります。

     ◎ 議 席 の 変 更

○議長(荒井昭男) 日程第1、議席の変更についてを議題といたします。
 会派構成の変更により、議席の一部を変更いたしたいと思います。
 お諮りいたします。
 議席の変更については、お手元に配付の議席表のとおり変更することにご異議ありませんか。
     (「異議なし」の声あり)
○議長(荒井昭男) ご異議なしと認めます。
 よって、お手元に配付の議席表のとおり変更することに決定いたしました。
 ただいま決定した議席にそれぞれお着き願います。

     ◎ 休     憩

                                     午前9時34分休憩
○議長(荒井昭男) 議席の移動のため、暫時休憩いたします。

     ◎ 再     開

                                     午前9時36分再開
○議長(荒井昭男) 休憩前に引き続き会議を開きます。

     ◎ 会 期 の 決 定

○議長(荒井昭男) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。
 今定例会の会期は、本日から12月20日までの17日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
     (「異議なし」の声あり)
○議長(荒井昭男) ご異議なしと認めます。
 よって、会期は17日間と決定いたしました。

     ◎ 会議録署名議員の指名

○議長(荒井昭男) 次に、日程第3、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において19番小林人志議員及び20番井野文人議員を指名いたします。

     ◎ 議会運営委員の選任

○議長(荒井昭男) 次に、日程第4、議会運営委員の選任を行います。
 議会運営委員は、ただいま1名が欠員となっております。
 お諮りいたします。
 議会運営委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、63番栗田斌之議員を指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
     (「異議なし」の声あり)
○議長(荒井昭男) ご異議なしと認めます。
 よって、ただいま指名いたしました63番栗田斌之議員を議会運営委員に選任することに決定いたしました。
 なお、参考までにオブザーバーで5番高田勝浩議員が追加となります。

     ◎ 太田市外三町広域清掃組合議会議員の選挙

○議長(荒井昭男) 次に、日程第5、太田市外三町広域清掃組合議会議員の選挙を行います。
 お諮りいたします。
 選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によることとし、指名の方法につきましては、議長において指名することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
     (「異議なし」の声あり)
○議長(荒井昭男) ご異議なしと認めます。
 よって、選挙の方法は指名推選によることとし、指名の方法につきましては、議長において指名することに決定いたしました。
 太田市外三町広域清掃組合議会議員に12番五十嵐文子議員、18番町田正行議員、31番荻原一雄議員、46番永田洋治議員、64番今井慶聚議員及び22番荒井昭男を指名いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議長において指名いたしました6名を太田市外三町広域清掃組合議会議員の当選人と定めることにご異議ありませんか。
     (「異議なし」の声あり)
○議長(荒井昭男) ご異議なしと認めます。
 よって、ただいま指名いたしました6名が太田市外三町広域清掃組合議会議員に当選されました。

     ◎ 当 選 の 告 知

○議長(荒井昭男) ただいま太田市外三町広域清掃組合議会議員に当選されました6名が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定による告知をいたします。

     ◎ 議 案 上 程

 議案第125号 人権擁護委員候補者の推薦について
○議長(荒井昭男) 次に、日程第6、議案第125号を議題といたします。

     ◎ 提案理由の説明

○議長(荒井昭男) 朗読を省略し、直ちに理事者から提案理由の説明を求めます。
 清水市長。
◎市長(清水聖義) 議案第125号 人権擁護委員候補者の推薦について提案理由を申し上げます。
 本市の人権擁護委員の一人であります黒岩董子氏が、平成19年3月31日をもちまして3年の任期が満了となりますので、その後任として引き続き同氏を推薦したいと思います。黒岩氏は、太田市八幡町23番29号に居住され、昭和13年3月31日生まれで、人権擁護委員としての相談活動実績は十分であり、さまざまな悩みを持つ方々の相談相手として地域福祉向上のためご尽力をされております。つきましては、人権擁護委員として適任者であると考え、再度推薦いたしたいと存じますので、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。

     ◎ 質 疑(終局)

○議長(荒井昭男) これより質疑に入ります。
 ただいまの説明に対し、ご質疑ありませんか。
     (「なし」の声あり)
○議長(荒井昭男) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。

     ◎ 委員会付託の省略

○議長(荒井昭男) お諮りいたします。
 本案につきましては、会議規則第37条第2項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
     (「異議なし」の声あり)
○議長(荒井昭男) ご異議なしと認めます。
 よって、本案につきましては、委員会への付託を省略することに決定いたしました。

     ◎ 討 論(終局)

○議長(荒井昭男) これより討論に入ります。
 討論ありませんか。
     (「なし」の声あり)
○議長(荒井昭男) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。

     ◎ 表     決

○議長(荒井昭男) これより採決いたします。
 本案を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
     (起 立 全 員)
○議長(荒井昭男) 起立全員、よって、本案は原案のとおり可決されました。

     ◎ 議 案 上 程

 議案第126号 人権擁護委員候補者の推薦について
○議長(荒井昭男) 次に、日程第7、議案第126号を議題といたします。

     ◎ 提案理由の説明

○議長(荒井昭男) 朗読を省略し、直ちに理事者から提案理由の説明を求めます。
 清水市長。
◎市長(清水聖義) 議案第126号 人権擁護委員候補者の推薦について提案理由を申し上げます。
 本市の人権擁護委員の一人であります半田和子氏が、平成19年3月31日をもちまして3年の任期が満了となりますので、その後任として引き続き同氏を推薦したいと思います。半田氏は、太田市藪塚町2168番地1に居住され、昭和17年11月4日生まれで、人権擁護委員としての相談活動実績は十分であり、さまざまな悩みを持つ方々の相談相手として地域福祉向上のためご尽力をされております。つきましては、人権擁護委員として適任者であると考え、再度推薦いたしたいと存じますので、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。

     ◎ 質 疑(終局)

○議長(荒井昭男) これより質疑に入ります。
 ただいまの説明に対し、ご質疑ありませんか。
     (「なし」の声あり)
○議長(荒井昭男) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。

     ◎ 委員会付託の省略

○議長(荒井昭男) お諮りいたします。
 本案につきましては、会議規則第37条第2項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
     (「異議なし」の声あり)
○議長(荒井昭男) ご異議なしと認めます。
 よって、本案につきましては、委員会への付託を省略することに決定いたしました。

     ◎ 討 論(終局)

○議長(荒井昭男) これより討論に入ります。
 討論ありませんか。
     (「なし」の声あり)
○議長(荒井昭男) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。

     ◎ 表     決

○議長(荒井昭男) これより採決いたします。
 本案を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
     (起 立 全 員)
○議長(荒井昭男) 起立全員、よって、本案は原案のとおり可決されました。



     ◎ 一 般 質 問

         平成18年12月太田市議会定例会一般質問通告者及び要旨一覧表

┌──┬──────────┬────┬──────────────────┬────────┐
│順番│ 議席番号及び氏名 │質問方式│   質  問  の  要  旨   │ 答  弁  者 │
├──┼──────────┼────┼──────────────────┼────────┤
│ 1│10 高 橋 美 博 │一括質問│◎ 学童を取り巻く環境について   │教育部長    │
│  │          │    │                  │教育長     │
│  │          │    │                  │市長      │
├──┼──────────┼────┼──────────────────┼────────┤
│ 2│46 永 田 洋 冶 │一問一答│1 新田義貞公戦没地「福井市」との友│企画部長    │
│  │          │    │  好都市盟約締結について     │教育部長    │
│  │          │    │                  │市長      │
│  │          │    │2 今後の工業団地造成計画について │産業経済部長  │
│  │          │    │                  │市長      │
│  │          │    │3 都市交通網の整備、拡充について │都市整備部長  │
│  │          │    │                  │市長      │
├──┼──────────┼────┼──────────────────┼────────┤
│ 3│58 太 田 けい子 │一問一答│1 いじめ問題について       │教育部長    │
│  │          │    │                  │教育長     │
│  │          │    │                  │市長      │
│  │          │    │2 学校や公共施設におけるAED設 │総務部長    │
│  │          │    │  置について           │健康福祉部長  │
│  │          │    │                  │教育部長    │
│  │          │    │                  │教育長     │
│  │          │    │                  │市長      │
│  │          │    │3 ユーランド新田「やくしの湯」につ│健康福祉部長  │
│  │          │    │  いて              │市長      │
├──┼──────────┼────┼──────────────────┼────────┤
│ 4│ 5 高 田 勝 浩 │一問一答│1 公益通報制度の運用について   │企画部長    │
│  │          │    │                  │市長      │
│  │          │    │2 救急医療への対応について    │健康福祉部長  │
│  │          │    │                  │市長      │
├──┼──────────┼────┼──────────────────┼────────┤
│ 5│27 小 暮 広 司 │一問一答│1 公共下水と合併浄化槽について  │環境部長    │
│  │          │    │                  │市長      │
│  │          │    │2 農業政策について        │産業経済部長  │
│  │          │    │                  │助役      │
│  │          │    │                  │市長      │
├──┼──────────┼────┼──────────────────┼────────┤
│ 6│ 7 青 木   猛 │一問一答│1 ゴミの減量化について      │産業経済部長  │
│  │          │    │                  │環境部長    │
│  │          │    │                  │市長      │
│  │          │    │2 市単独補助金の見直しについて  │総務部長    │
│  │          │    │                  │市長      │
├──┼──────────┼────┼──────────────────┼────────┤
│ 7│ 8 福 井 宣 勝 │一括質問│1 公立小中学校等への教職員用パソ │教育部長    │
│  │          │    │  コンの設置について       │教育長     │
│  │          │    │                  │市長      │
│  │          │    │2 生活道路の整備について     │地域振興部長  │
│  │          │    │                  │都市整備部長  │
│  │          │    │                  │市長      │
├──┼──────────┼────┼──────────────────┼────────┤
│ 8│17 深 澤 直 久 │一括質問│1 太田藪塚線の建設と周辺雨水・排水│都市づくり部長 │
│  │          │    │  対策について          │都市整備部長  │
│  │          │    │                  │市長      │
│  │          │    │2 食農教育と生涯にわたっての食育 │産業経済部長  │
│  │          │    │  について            │教育部長    │
│  │          │    │                  │教育長     │
│  │          │    │                  │市長      │
├──┼──────────┼────┼──────────────────┼────────┤
│ 9│32 栗 原 宏 吉 │一問一答│◎ 少子化問題について       │健康福祉部長  │
│  │          │    │                  │教育部長    │
│  │          │    │                  │市長      │
├──┼──────────┼────┼──────────────────┼────────┤
│10│51 斎 藤 光 男 │一括質問│1 1%まちづくり事業について   │地域振興部長  │
│  │          │    │                  │市長      │
│  │          │    │2 農業用水等の現状について    │産業経済部長  │
│  │          │    │                  │市長      │
├──┼──────────┼────┼──────────────────┼────────┤
│11│60 本 田 一 代 │一問一答│◎ 教育をめぐる諸課題への取り組み │教育部長    │
│  │          │    │  について            │教育長     │
│  │          │    │                  │市長      │
├──┼──────────┼────┼──────────────────┼────────┤
│12│ 9 山 田 隆 史 │一括質問│◎ 農業振興及び特産品の消費拡大と │産業経済部長  │
│  │          │    │  地域団体商標登録の推進について │市長      │
├──┼──────────┼────┼──────────────────┼────────┤
│13│12 五十嵐 文 子 │一括質問│1 愛着障がいについて       │健康福祉部長  │
│  │          │    │                  │教育部長    │
│  │          │    │                  │市長      │
│  │          │    │2 高齢者に優しい支援について   │健康福祉部長  │
│  │          │    │                  │市長      │
├──┼──────────┼────┼──────────────────┼────────┤
│14│ 6 星 野 一 広 │一問一答│1 市職員における不祥事の状況と対 │総務部長    │
│  │          │    │  応及び不正防止内部通報制度導入 │助役      │
│  │          │    │  について            │市長      │
│  │          │    │2 北関東自動車道建設におけるボッ │都市づくり部長 │
│  │          │    │  クスカルバートの安全対策につい │市長      │
│  │          │    │  て               │        │
├──┼──────────┼────┼──────────────────┼────────┤
│15│42 川 鍋   栄 │一括質問│1 公園の整備について       │都市整備部長  │
│  │          │    │                  │市長      │
│  │          │    │2 校庭の芝生化について      │教育部長    │
│  │          │    │                  │市長      │
├──┼──────────┼────┼──────────────────┼────────┤
│16│15 江 原 貞 夫 │一括質問│◎ 今後の公民館等の運営について  │企画部長    │
│  │          │    │                  │地域振興部長  │
│  │          │    │                  │教育部長    │
│  │          │    │                  │教育長     │
│  │          │    │                  │市長      │
├──┼──────────┼────┼──────────────────┼────────┤
│17│ 2 高 橋 孝太郎 │一括質問│◎ 教育における諸問題について   │企画部長    │
│  │          │    │                  │教育部長    │
│  │          │    │                  │教育長     │
│  │          │    │                  │市長      │
├──┼──────────┼────┼──────────────────┼────────┤
│18│38 白 石 さと子 │一括質問│1 国内姉妹都市・友好都市の今後につ│企画部長    │
│  │          │    │  いて              │市長      │
│  │          │    │                  │企画部長    │
│  │          │    │2 消防行政の効率化について    │消防長     │
│  │          │    │                  │市長      │
│  │          │    │3 広域行政の推進について     │市長      │
├──┼──────────┼────┼──────────────────┼────────┤
│19│44 福 田 義 雄 │一問一答│1 地域活性化とまちづくり三法につ │都市づくり部長 │
│  │          │    │  いて              │市長      │
│  │          │    │2 公共工事における収賄事件と入札 │企画部長    │
│  │          │    │  制度について          │総務部長    │
│  │          │    │                  │市長      │
│  │          │    │3 いじめ等の教育問題について   │教育部長    │
│  │          │    │                  │教育長     │
│  │          │    │                  │市長      │
├──┼──────────┼────┼──────────────────┼────────┤
│20│ 4 水 野 正 己 │一問一答│1 市民要望に応えるための市営住宅 │都市整備部長  │
│  │          │    │  施策の拡充を求めることについて │市長      │
│  │          │    │2 障害者自立支援法の10月本格実 │健康福祉部長  │
│  │          │    │  施後の負担軽減とサービス確保を │市長      │
│  │          │    │  求めることについて       │        │
│  │          │    │3 子育て支援施策の拡充を求めるこ │教育部長    │
│  │          │    │  とについて           │市長      │
├──┼──────────┼────┼──────────────────┼────────┤
│21│20 井 野 文 人 │一括質問│1 公共工事における収賄事件の発生 │総務部長    │
│  │          │    │  と再発を防止する入札・契約制度の│市長      │
│  │          │    │  見直しについて         │        │
│  │          │    │2 市立浜町保育園の民間譲渡に係わ │教育部長    │
│  │          │    │  る諸問題について        │市長      │
│  │          │    │3 ユニー・ベルタウン閉鎖後の商業施│産業経済部長  │
│  │          │    │  設のリニューアルオープンに向け │都市づくり部長 │
│  │          │    │  た諸課題と行政支援策について  │市長      │
└──┴──────────┴────┴──────────────────┴────────┘
○議長(荒井昭男) 次に、日程第8、一般質問を行います。
 通告がありますので、順次質問を許します。
 最初に、10番高橋美博議員。
◆10番(高橋美博) おはようございます。最初に質問をさせていただきます新生クラブの高橋美博です。
 月日の経つのは早いもので、平成18年も残すところあとわずかになってしまいました。昨年の春、新太田市が誕生し、はや1年と8カ月が経過いたしました。この間、幼児に対する虐待をはじめ、親が我が子、子が親を殺害するという、何とも信じがたい事件や、また学校内でのいじめの問題が多発し、報道には枚挙に暇がないところであります。地球環境云々と言われながら、また子どもたちを取り巻く環境もご多分に漏れず劣悪の一途をたどっております。そんな中、子どもたちにとって、せめて学校にいる間だけでも安心して伸び伸び、明るく過ごせるよう欲してやまないところであります。そこで、今回は学童を取り巻く環境についてということで質問をさせていただきます。
 内容は、放課後児童クラブの現状、課題と今後についてで、まず教育部長にお尋ねいたします。過日、教育福祉委員会において中央小学校の放課後児童クラブを視察いたしました。校庭の一隅にある建物は、そのとき既に子どもたちでいっぱいでしたが、さらに高学年の子どもたちが来ると100人以上になるということでありました。この放課後児童クラブにおいては、先ほど触れましたように、最近の子どもたちを取り巻くさまざまな事件を見ますと、子どもたちに対しての安全確保には相当効果があるものと理解しております。また、保護者の皆さんにとっても安心して預けておくことができる、まことにありがたい施設であると考えております。無論この施設を支えておられる多くの関係者の方々の並々ならぬご苦労があることは、視察の折にいただいた「入所者のしおり」を見れば一目瞭然で、心より感謝しておるところであります。さらには、単に預かるということだけでなく、家庭教育を補完するということや、放課後における友達づくりなどを考えますと、少子化が進んでいる中でありますが、放課後児童クラブにおいては、必ずしもそうではないように思われてなりません。
 そこで最初に、市内の放課後児童クラブの現状について教育部長にお尋ねいたします。質問はまことに簡単でありますが、微に入り細をうがつようなご答弁がいただけたらありがたいと思います。
 以上で1回目の質問を終わります。
○議長(荒井昭男) 岡島教育部長。
◎教育部長(岡島幸雄) おはようございます。放課後児童クラブの現状についてお答え申し上げます。
 放課後児童クラブの対象児童は、児童福祉法第6条の2、第2項により「小学校に就学しているおおむね10歳未満の児童であって、その保護者が労働等により昼間家庭にいないもの」とされております。共働き家庭等の小学生の子どもたちが、毎日放課後と学校休業日の生活する場として安心して過ごせることによって、親も安心して仕事を続けられます。
 放課後児童クラブでは、家庭で過ごすのと同じように、休息をしたり、おやつを食べたり、宿題をしたり、掃除をしたりして、指導員の指導のもとに友達と一緒に過ごしております。
 太田市の放課後児童クラブの設置状況を申し上げますと、26小学校区とぐんま国際アカデミーも含めすべてに設置済みとなっております。クラブ数は31クラブありまして、公設公営が3クラブ、公設民営が19クラブ、民設民営が9クラブであります。その運営形態は太田市3クラブ、保護者会16クラブ、社会福祉法人7クラブ、NPO法人4クラブ、個人が1クラブとなっております。
 登録児童は、平成16年度は30クラブで1,927人でしたが、平成18年度は31クラブで2,318人となっており、児童数の増加率は約20%で、全国平均を超えております。また、71人以上の大規模クラブは14クラブあります。その中でも100人を超すクラブは8クラブあります。そのうち3クラブは平成18年度に分室をしておりますが、大規模クラブの解消が急務となっております。平成18年度に分室したクラブは宝泉小、毛里田小、城西小の3クラブです。そのほかに100人を超すクラブは、お話にありました中央小、強戸小、沢野小、学童クラブたんぽぽ、藪塚本町小があります。また、71人以上のクラブは九合小、韮川小、沢野中央小、休泊学童クラブ、末広学童クラブ、もみの木学童保育所となっております。
 以上が放課後児童クラブの現状でございます。
○議長(荒井昭男) 高橋美博議員。
◆10番(高橋美博) ただいま放課後児童クラブの現状について詳しいご答弁をいただきましたので、各学校の放課後児童クラブの抱えている課題や問題点等がある程度わかってまいりました。先ほどの答弁の中に、放課後児童クラブの対象児童が児童福祉法第6条の2第2項により「小学校に就学しているおおむね10歳未満の児童であって、その保護者が労働等により昼間家庭にいないもの」とありました。私の周りの小・中学生を持つ保護者の多くは、パートを含む勤めをしているようで、およそ7割の保護者の方々が仕事を持っていると聞いております。また、数日前の新聞によりますと、みどり市では来年度から学童保育の対象を、現行の小学3年生から4年生に拡充するとありました。本市の場合には、原則として3年生までを対象としているようでありますが、高学年の子どもたちにも柔軟に対応されているようで、まことにありがたいことであります。子どもが大きくなっても、当然仕事をやめるわけにはいきませんので、その点、クラブに預けておくことができればいろいろな意味で保護者の皆さんも安心して仕事ができるのではないかと思います。
 そんなわけで、放課後児童クラブを利用する子どもたちはますます増えていく傾向にあろうかと考えられます。そこで教育長にお伺いいたします。先ほどの答弁内容では大変な状況になっているわけですが、現在、これらの放課後児童クラブについては、どんな課題や問題点があるのか、また今後を見通した中で、これら課題についてどのような解決策をもって対処しようとしているのかお伺いいたしまして、2回目の質問を終わります。
○議長(荒井昭男) 相澤教育長。
◎教育長(相澤邦衛) それでは、放課後児童クラブについての課題だとか、今後の計画だとかご答弁させていただきますけれども、いずれにしろ議員がおっしゃるとおりますます増える傾向にあると思います。今の社会状況からすると、これも致し方ないのかなと思います。そういうことに対して行政がいかに対応するかというのは、また今後の大きな課題として浮上するだろうと思っております。
 施設整備につきましては、校舎の改築や、それから移転改築を予定している小学校では、校舎と一体的な整備を計画しております。また、余裕教室の見込まれる学校につきましては、教室を改修して利用する、また、近くに適当な公的施設があれば、それを改修して放課後児童クラブとして使用するなどの整備計画をしているところでございます。
 先ほど部長が説明いたしましたように、100人を超すクラブの一つに中央小放課後児童クラブがあります。同クラブの現在の児童数は111人ということでございます。来年の就学予定者は84人で、そのうちの20人が入所を希望している、そんな状況でございますし、退所の9人を差し引いても来年度は122人を見込んでおります。登録児童の急激な増加で、運営母体の保護者会では、児童受け入れのための分室要望があり、今後、協議を予定しております。そのほかにも大規模クラブがありますが、厚生労働省からの「放課後こどもプラン」にも示されているように、今後、3年を目途に子どもの情緒面への配慮及び安全性の確保の観点から、適正な人数規模への移行を考えているところでございます。
 国は原則としてすべての小学校区で放課後の子どもの安全で健やかな活動場所を確保し、総合的な放課後対策として実施する「放課後子どもプラン」を策定しました。これを受けて、今後、放課後子ども教室と連携した放課後児童クラブの運営をどう展開していくかが、我々にとって大きな課題となっております。
 以上、答弁とさせていただきますが、よろしくお願いします。
○議長(荒井昭男) 高橋美博議員。
◆10番(高橋美博) 最後に、総括的な立場で市長にお伺いいたします。
 「子育てするなら群馬県」と子どもたちの健全育成には、他県に勝るとも劣らず力を入れている本県であるにもかかわらず、ほんの一握りの子どもたちを困らせているような県政のやり方を、私は非常に残念に思っております。大人たちの思惑、確執、怨念、損得、思想などなど、いろいろな見方や考え方はあろうかと思いますが、これらのよしあしすべてを脇に寄せていただきまして、まず、この子どもたちのことのみを考えてほしいと思います。子どもたちをその渦中に巻き込むことは賛成しかねるところであり、「看板に偽りあり」の「羊頭狗肉」ではまことにさびしい限りであります。
 しかし、本市の場合には、私も議員活動をさせていただいておるおよそ8年間、市長の子どもたちに対する思いは非常に大きく、熱いものがあると実感しております。今回の質問の放課後児童クラブの、この事業の件についても、早くから取り組みをはじめ、現在は既に26小学校区とぐんま国際アカデミー、すべてに設置済みと先ほどの答弁で伺いました。また、保護者の負担軽減のために市単独でも相当の助成措置を行っており、保護者からは大変喜ばれ、感謝されていると伺っております。「子育てするなら太田市で」と声を大にして叫びたい思いであります。その恵まれた教育環境の中の子どもたちが、今、自分たちの意思にかかわらず、女性の社会進出による母親の就業や離婚などによる一人親家庭の増加、さらには下校時における児童の痛ましい交通事故、誘拐事件等の多発により、どうしても年齢にかかわらず放課後児童クラブを利用しなければならない現実があります。そのために、先ほどのご答弁のとおり、どこの施設も満杯状態で悲鳴を上げている状況であります。
 そこで、年々増加傾向にある放課後児童クラブについて、今後の取り組みなり、考えなりを市長にお伺いいたします。
○議長(荒井昭男) 清水市長。
◎市長(清水聖義) この問題は非常に難しい問題で、太田市としての一連の取り組みは、今の議員からの評価をいただいて大変うれしく思います。各学校に1カ所はつくろう。中央小に視察に行かれたようですが、当初、あの面積で十分だろうという考え方でいました。ところが、あっという間に120名の児童があの部屋に集まってきてしまう。想定をしなかったような事態が生じたわけです。また、学校を使えばいいじゃないかという話もありましたが、20人学級をやっているために、余裕教室も非常に少ないというようなことでありまして、中もなかなか使えない。ということは、物理的に、これ以上の施設を学校内につくることは難しいという結論に至ってしまうわけですね。
 そこでどうするかというのが悩みでありまして、学校は多分精いっぱい。放課後の子どもたちのためにやっているのでしょう。でも、私の子どものころは、ちょっと昔話で申しわけないですけれども、学校の先生が夕方まで私たちと遊んでくれました。結構夕方までいてくれたのですよ。そして、校庭を開放して、学校から子どもたちを外へ出ないような状態で、相撲を取ったり、縄跳びをしたり、子どもたちと先生方が夕方までつき合ってくれたようなことを覚えています。ただ、今の先生方は非常に忙しい。なぜ忙しいのか私にはわかりませんが、夕方まで忙しくて、そんなに子どもとつき合っていられないよと。それもおかしな話なのですけれども、子どもとつき合うのが先生の仕事だと思うのですが、つき合っていられないというような時代を迎えて、民間の人が中に入ってきたわけですね。
 今の段階をちょっと解決するためには、学校周辺で遊休地があるとするならば、やはり遊休地に学童保育所を求めていく。このことがPTAといいますか、保護者の皆さん方の仕事でもあるのではないかと思うのですよ。自分たちは子どもを預けたら真っ暗になるまで預けっ放しで、親としての責任がどこまでだかわかりませんけれども、万が一何か事故が起これば学校の責任、学童保育所の責任で、私には関係ないようなふりをする。こういう関係は、やはりおかしいと思うのですね。ですから、むしろ子どもを預けなければならない環境の人たちが努力して、その周辺の地域に自ら探して、自分たちで共同して学童保育所つくっていくという行動が、動くべき筋ではないでしょうか。
 そして、議員にもお願いするのですけれども、こういった現実はもう起こっているわけでありまして、当該委員会等々で学童保育所をどうするかという議論を重ねていただきたい。そして、その重ねていただいたものを、私どもが行政の中で処理をしていくということもいいのではないでしょうか。恐らく教育長の頭の中も、教育部長の頭の中もいっぱいなのではないですか。これ以上の枠は期待できないのではないですかね。ですから、これだけの議員がいるわけですから、議員の知恵を絞って、お父さん方、お母さん方の知恵を絞って、どうすべきかというのをぜひ検討してもらいたいですよ。そして、こういう方法があるよ、これならいけるよ、そういうみんなの考え方をまとめ上げてほしい、心からそう思います。
 今、我々がやってきたことは、当面よかったことだと思いますが、学校に行っている子どもがすべて学童保育所に来るようになったとしたらどうしましょう。前にも言ったと思うのですけれども、同じ学校をもう一校つくらなければならない。こんなことはとてもじゃないけれども考えられません。ここはぜひ議員の知恵あるいはお母さん方、お父さん方の知恵、子どもたちを思う気持ち、そういったものを重ね合わせて私たちも検討したいと思いますけれども、ひとつよろしくお願いしたいと思います。手詰まりの状態にある、正直言ってそういう状態であります。頑張ります。よろしくお願いします。
 お金を出して解決する方法はあります。当然ほかのところを、ここを減らせということも当然言ってください。ここを減らしてこちらに向けろというようなことを指図してくれても結構です。そのかわり、減らさないでここだけ増やせというのは、これはなかなか難しい話になりますので、減らすことも考えてぜひ議論していただければありがたいと思います。
○議長(荒井昭男) 高橋美博議員。
◆10番(高橋美博) ご答弁まことにありがとうございました。そんなわけで、市内の放課後児童クラブは、もう既に待ったなしの状態でありますので、早急な対応を心からお願いしたい、そんなふうに思います。
 ところで、このたびこのクラブの質問をするに当たりまして、事務局の調査広報係に合併後の関係資料を用意していただきました。その資料によりますと、同僚議員の皆さんの関心の高さには大変驚かされ、また子どもたちに寄せる思いは誰も皆同じであることも感じさせられました。執行者の皆さんには、どうぞよろしくお願いいたします。
 以上で私の質問を終わります。
○議長(荒井昭男) 次に、46番永田洋治議員。
◆46番(永田洋治) 46番、新田クラブの永田洋治でございます。一般質問通告によりまして3点ばかり、一問一答方式で質問させていただきます。
 最初に、太田市は市長を先頭に数多くの行政改革に積極的に取り組み、よい成果を出していると思います。この件に対しましては、改めて敬意を表します。中には計画したとおりの成果にならなかった何件かもございますが、今後も努力してよき方向に進めていっていただきたいと思います。
 それでは、本論に入ります。第1の質問でございます。新田義貞公戦没地「福井市」との友好都市盟約締結について質問いたします。
 まず初めに、教育部長に、旧新田町時代の福井市との交流状況についてでございます。皆様既にご存知と思いますが、西暦1333年5月8日、後醍醐天皇の命により、生品の森にて約150騎の兵士で挙兵し、鎌倉幕府、時の将軍北条高時打倒を目指して、短期間で倒し、建武の新政を樹立いたしました。その後、京都に移り政府の中枢となり、源朝臣新田義貞の地位を得た後、足利尊氏との確執の中、幾多の合戦を経て、1338年7月、足利方の斯波氏との合戦で敗れ戦死いたしました。越前藤島燈明寺畷で死す。現在の福井市明新地区の地に新田塚として、地域住民から手厚く保護、管理されておる状況でございます。こうした縁で、福井市と旧新田町との交流が始まり、新田ロータリークラブまたは生品神社氏子代表等々民間交流を進め、現在も続いております。両市町間の交流経緯と今後の交流の考え方に対しまして教育部長にお尋ねいたします。よろしくお願いいたします。
○議長(荒井昭男) 岡島教育部長。
◎教育部長(岡島幸雄) 旧新田町時代における交流の状況についての永田議員のご質問にお答えいたします。
 交流のきっかけとなりましたのは、お話にもありました福井市におきまして、平成16年度に「住みたくなるまちづくり全国交流大会in福井」の開催が計画されたことによります。この交流大会は、福井市内の各地域がいろいろなつながりがある中で、全国の地域と地域間交流を図ることが目的で計画されたものでありました。福井市の明新地区は、新田義貞公の戦没地で、新田塚の所在地であることから、新田義貞公挙兵の地であります新田町生品地区と交流を図る計画がなされました。
 これより先、平成4年10月に、福井南ロータリークラブと新田ロータリークラブが姉妹クラブ締結をしており、平成9年には福井南ロータリークラブから福井市を通して、越前時代行列への参加要請があり、新田町長をはじめ鏑矢保存会の30名が参加した経緯もございます。その後、この交流を契機といたしまして、ロータリークラブ同士では、毎年行われております合同交歓会や藤島神社例大祭・生品神社鏑矢祭の隔年交流、両クラブの10年、15年といった周年行事による交流が継続して行われてきていると伺っております。
 ご質問いただきました地域間交流事業につきましても、福井南ロータリークラブから新田ロータリークラブを通じ、新田町商工会を経て新田町に対し交流依頼があったところであります。これによりまして、平成15年12月、平成16年7月の2回にわたり、福井市より「住みたくなるまちづくり明新地区委員会」の役員が新田町を訪問し、収入役・教育長・鏑矢保存会役員等と交流についての打ち合わせを行いました。そして、平成16年8月25日には、事前交流会といたしまして、新田町において福井市明新地区児童15名及び引率者3名の計18名が、生品小学校児童6名と鏑矢保存会役員を交え、町長との懇談会や反町館跡等の見学を行い、藪塚本町の三日月村等で交流を図りました。
 また、同年の10月9日、10日には鏑矢保存会の29名と町職員4名の計33名が、福井市におきまして盛大な歓迎を受ける中、鏑矢祭出陣式の披露やよなべ談義、明新ふれあい祭り等に参加し、交流を深めてまいりました。翌年の平成17年11月には、明新地区より38名が太田市を訪れ、鏑矢保存会8名及び地元区長4名を交え昼食会や市町との懇談会、並びに金山城跡や生品神社の見学を行い、交流を図ったところです。
 さらに、今年度は8月9日、10日に、福井市におきまして、生品小学校児童14名、鏑矢保存会6名、市職員1名の計21名が福井市を訪問し、子どもたちによる鏑矢祭出陣式の披露や、明新地区公民館等で交流を深めてまいりました。
 以上がこれまでの交流の状況でございますが、今後も福井市明新地区と太田市生品地区との地域間交流事業として、両地区公民館を窓口として継続してまいりたいと考えておりますので、ご理解のほどをよろしくお願い申し上げます。
○議長(荒井昭男) 永田洋治議員。
◆46番(永田洋治) 続きまして、国内の姉妹都市、友好都市の現状について企画部長にお尋ねいたします。
○議長(荒井昭男) 小暮企画部長。
◎企画部長(小暮和好) ご答弁申し上げます。
 国内姉妹都市及び友好都市の関係でございますが、姉妹都市につきましては、平成14年4月4日に愛媛県今治市と旧太田市との間で結びました盟約を引き継ぎまして現在に至っておるところでございます。また、友好都市につきましては、平成3年11月25日に結びました旧尾島町と青森県弘前市との盟約を引き継ぎ、両市とも市町村合併を経る中で再調印の気運の盛り上がりから、本年11月15日に改めまして盟約の締結を行ったところでございます。
○議長(荒井昭男) 永田洋治議員。
◆46番(永田洋治) 続きまして、それの交流事業の現状と、その効果について小暮部長にお尋ねいたします。
○議長(荒井昭男) 小暮企画部長。
◎企画部長(小暮和好) 今年度の交流事業の現状と効果でございますが、今治市とは8月5日、6日に行われましたおんまく祭りへ、本市の八木節隊16名が、太田市ミスゆかたとともに参加したほか、休泊中学校軟式野球部選手17名を8月23日から25日までの日程で派遣し、スポーツ交流を行っております。また、弘前市とは、同市で行われましたねぷた祭り出陣式に両市長、両議長等が参加したほか、8月20日は、太田市・弘前市親善交流演奏会に太田芸術学校の子どもたち71名を派遣いたしております。また、津軽の食と産業祭りへの出店参加も行うなどのさまざまな交流を行っておるところであります。さらには、今治市、弘前市両市の観光資源を生かした物産を、太田スポレク祭に合わせて出店してもらったほか、来る12月24日の朝市への参加が予定されておるところでもございます。
 こうした交流を通じまして、今年度はジュネスなどの新規事業も加わったことから、経費的には、今治市関係では210万円、弘前市関係では570万円、合計でおおむね780万円程度の決算見込みとなるところであります。こうしたことから、各種の事業を通じまして両市の絆が一層深められたと確信しているところでございます。
○議長(荒井昭男) 永田洋治議員。
◆46番(永田洋治) 続きまして、今後の福井市との友好都市の盟約について、どう企画するのか、企画部長にお尋ねいたします。
○議長(荒井昭男) 小暮企画部長。
◎企画部長(小暮和好) ただいまお話がありました、新たに福井県福井市との交流都市提携のご提案をいただき、また旧新田町におけるロータリークラブや市民団体での交流も、先ほどのご質問の中にもありましたが、活発に行われていることなど、極めて友好的に進められておることを大変ありがたく思っておるところでございます。
 今回ご提案いただきました福井市におきましては、郷土の武将であります新田義貞公の終焉の地として歴史的なつながりも強い地であるとともに、福井県の県都ということで、都市間交流におきましてもさまざまなメリットが模索されるところでございます。しかしながら、盟約を行うということになりますと、もう少し時間をかけてさまざまな分野の交流等を検討する必要があると考えておるところでもございます。
 しかし、現在、都市提携に伴う交流事業とは別に、都市間交流といたしまして太田スポレク祭の物産市や年末朝市への各都市からの出店、さらには都市職員の交流研修事業の一翼も担っております太田ローカルアカデミーの開催等を通じまして、多くの都市との交流を推進しておるところでございます。
 そこで、旧新田町における地域間交流等も今後さらに推し進めていただく中で、将来に向けた都市提携への検討を図ってまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。
○議長(荒井昭男) 永田洋治議員。
◆46番(永田洋治) それでは、市長にお尋ねいたします。
 ただいま前般で申し上げてきましたように、新田義貞公が西暦1333年5月8日に出陣して戦死するまで約5年間という短い期間でございました。今から数えますと約662年前に戦死したという歴史の中で、福井市の住民と旧新田の住民同士が絆を結び合って現在まで来ておる状況でございます。また、太田市の印を見てください。大中黒の紋章は、新田義貞公の旗印でもございます。ぜひこの友好都市の締結に向かって市長に努力していただきたいと思います。旧新田町住民、また新田ロータリークラブ会員、生品神社鏑矢祭保存会並びに新田歴史愛好家一同のお願いでございます。以上の考えをお聞きいたします。
○議長(荒井昭男) 清水市長。
◎市長(清水聖義) 姉妹都市盟約締結に非常に熱心なことは、今の言葉の中でも十分にわかります。ただ、海外都市3都市、国内都市2都市、全体で友好都市盟約締結は、現在、太田市には5都市あります。議員の皆さん方は何都市お伺いされたかわかりませんが、海外にも3都市ございます。太田市の規模で5都市あって、その5都市もなかなか十分な交流が行き届かない。過日、今治市に行きましたけれども、今治市もほかの町との盟約をやっていてもなかなか難しいと。弘前市でお話ししたのは、弘前市は斜里町と旧尾島町、現在の太田市との盟約でありますが、大体これで手いっぱいという状態であります。ですから、盟約をすることはそんなに難しいわけではありませんが、ただやったらやはり継続的に交流を重ねていくということがあるわけでありまして、そこで新たなものが入ることによって古いものが捨てられていくというような、そういう盟約であってはならない。やはり仲良くしようということであれば、これからも仲良くしていくべきである。そういった意味から、十分に検討する必要があるのではないかと思っております。
 また、先ほどあった太田ローカルアカデミーというのが、実は行政改革についてほかの町との意見交流というようなことを太田市が中心になって行っています。ここに来る国内各都市の皆さん方も、太田市と行政というものを通じて連携していこうという動きが非常に強いわけであります。例えば稚内市でありますけれども、これはまさに太田ローカルアカデミーの現代的な問題を中心にして交流を重ねてきて、現在、子どもたちが約200名ぐらい稚内市でロシア周辺まで行って、最北端で学習してくるというような行動も実はやっているわけでありまして、昔何々があったからということも非常に大事なことです。でも、現代的な、例えば今のはローカルアカデミーですけれども、自動車関連で言えば太田市と大分県との関連、これも非常に現代的な課題として連携していくのは大事なことだと思うのですね。だから、生まれて死んだ場所だから仲良くすべきだというだけで、新たな友好都市を見つけていくというのも、何がいいのかということをこれからも検討していく必要があるのではないか、そんなふうに思うのです。仲良くやっていく幅が広過ぎると、どれが本妻だかわからなくなってしまう。これが3番目だとかという話になってしまうのもいかがなものかということもありますので、すべて本妻でなければいけませんので、その点もひとつ配慮しながら検討してまいりたい、そんなふうに思います。
○議長(荒井昭男) 永田洋治議員。
◆46番(永田洋治) 続きまして、質問の大きな2番目でございます今後の工業団地造成計画についてお尋ねいたします。
 バブル経済の崩壊による長い不況からやっと脱却しだしてきた今日、各企業も工場進出を考えてきたようです。太田市も清水市長のアイデアと実行力で、空き工業団地対策として3.3平方メートル、坪1万円の補助金援助策を発表した結果、好評に進み、市内数カ所にある空き工業団地が見る間に埋まってきていると聞いております。工業団地は、そう急には造成、即販売というわけにはいかないと思うので、今後の造成長期計画を産業部長にお尋ねいたします。
 市内工業団地の販売状況についてでございます。どのくらいの団地が現在あり、何ヘクタールの空き地を持っておるのか。今後どのくらいの件数の申し込みがあり、残りはどのようになっておるのかをお尋ねいたします。
○議長(荒井昭男) 久保田産業経済部長。
◎産業経済部長(久保田幹雄) お答え申し上げます。
 市内工業団地の現状でありますが、ご案内のとおり合併によりまして市内には24カ所、632.5ヘクタールほどの工業団地を有しております。そのうち、現在分譲中の太田リサーチパーク、沖野上田島、新田東部、尾島第二の工業団地では、先ほど議員がご指摘のとおり新たな支援事業であります工業団地用地取得助成金制度の効果もありまして、尾島第二工業団地が完売となるなど、本年に入り4工業団地へ11社が進出、残地17.8ヘクタールにつきましても、7社の企業引き合いがあり、現在、県企業局では要望企業に提示できる市内の用地がない状況にあります。
 この現状を踏まえ、本市では、現在、仮称北部大規模開発事業地を工業団地として活用すべく関係部課と調整を進めているところでございます。よろしくご理解いただきたいと思います。
○議長(荒井昭男) 永田洋治議員。
◆46番(永田洋治) 北部大規模開発事業の状況についてお尋ねいたします。いつまでにどのくらいの面積を販売する計画なのでしょうか。それは北関東道に山の土を売って、最初にリーベとかいう通称で通っているかと思うのですが、そこの件でございますが、以上2件についてお伺いいたします。
○議長(荒井昭男) 久保田産業経済部長。
◎産業経済部長(久保田幹雄) お答えします。
 北部大規模開発事業の現状でございますけれども、現在、北関東自動車道の築造用として土取りが、平成19年9月を目途に進められております。その後、工業団地としての造成工事を平成21年度に着手し、年度内に完成を目指す予定であります。その面積は、北関東自動車道の土砂搬出後の形状を想定した基本設計では、傾斜地を含め約32ヘクタールの分譲計画となっているとのことでございます。なお、企業誘致につきましても、造成工事と並行して進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解いただきたいと思います。
○議長(荒井昭男) 永田洋治議員。
◆46番(永田洋治) ただいまの答弁を聞きまして、斜面を含んで32ヘクタールということは、実際の販売面積になるとずっと小さくなるかと思います。そこで、先ほどの報告にありましたとおりほとんど工業団地の売却予定になっておりますので、今後10年ぐらいの間に、また次を考えておかないと太田市の誘致ができなくなるのではないかということで、考えられるのが、旧新田町上中南部地域の工業団地化についてのお願いであります。過去、新田町時代に県との話し合いで、特定保留地としての指定を受けながら、不況に入りまして取り消しということになりました。その後、行刑施設の話も持ち上がって、地権者から請願も出されてまいりましたが、これも先日の執行の報告でだめだ、その可能性がないということで、請願住民に説明会を開き、今はそのままでございます。そういうことを考えますと、今後の太田市の都市計画の中にも入れていただいて、上中工業団地として、その西側に伊勢崎境工業団地と合わせて、そこにくっつけて工業団地を造成すれば、住民の方々もそこに要望しておりますので、ぜひともそういうことを考えてもらいたいと思いますが、いかがなものでしょうか。
○議長(荒井昭男) 久保田産業経済部長。
◎産業経済部長(久保田幹雄) 旧新田町上中南地域の工業団地化、旧新田町時代結構昔からずうっと計画されているということで、いろいろ資料等を見ましてそういった部分は認識しております。そうした中で、当地域、地権者等からの強い要望等がありましたら、群馬県あるいは関係機関に働きかけてまいりたいと思います。また、あわせて今後、市の関係部課とも調整してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(荒井昭男) 永田洋治議員。
◆46番(永田洋治) 続きまして、市長にお伺いいたします。
 ただいま部長からいろいろご答弁いただきまして大体のことはわかりました。特に、この上中工業団地造成の件でございますが、昭和61年に地権者会より陳情がありまして、代表者栗原清幸さん、地権者数104名、面積25ヘクタールということで、旧新田町のときに来ました。それで、平成10年7月13日に県企業局開発課に、特定保留の扱いについて内示ということで、平成11年8月24日、第4回線引きで、上中地区特定保留の位置付けというところまでこぎつけてまいりまして、先ほど述べたように不景気で工場進出が思うように行かなくなりまして、平成15年10月10日に、県都市計画課により農林部局の意見電話連絡ということで、特定保留期限3年を経過し、具体的企業進出の見込みがない地区の特定保留は認められないということが通告になりまして、平成15年11月17日、県都市計画課により、再農林調整の結果連絡ということで、上中地区の記述を抹消するという結果で今までまいりました。再度また工業団地が満杯になり、今後の計画がリーベ跡地だけしかないというような状況ですので、清水市長がいろいろ手を打ってくれているという話は聞いておるのですが、ぜひとも地権者からの陳情を取り上げまして、この方向へ進めていただきたいと思いますが、市長の考えはいかがなものでしょうか。
○議長(荒井昭男) 清水市長。
◎市長(清水聖義) 今の当該地域については、刑務所をつくるとかというような方向に移ったわけですが、具体的にそういう計画はないということで、棚上げにされてしまった土地であります。太田市とすれば北部の大規模工業団地約30ヘクタール、実質的には裾野も入れれば約40ヘクタールあるわけですけれども、あの土地を早期に販売すること。一度に多くの土地を太田市という単位で手がけても、これはなかなかうまくいかないかもしれない。Pal Town城西の杜は本当に異例中の異例で、3カ年であれだけの土地を販売してしまったという、販売するという段階だけでは本当に見事な結果に終わったわけでありますが、片方ではご迷惑をおかけしているようですが、非常に早く売れ過ぎたという感じがしますね。北部の今の大規模な団地につきましても、現在、市内企業でどのくらいの進出希望があるか、あるいは販売価格でどの程度ならお客様が満足のいく価格であるか、あるいは1区画当たりの面積はどの程度がいいのか、あるいは東京等で進出したいという企業がどの程度あるか、そういう市場調査をまずやって、その結果において造成工事に具体的にかかっていくというような段階が、北部の大規模の土地であります。
 役所がやって団地造成をすれば、それで事が済むわけではありません。我々は売れるものをつくらなければいけない。だから、旧来の考え方で、ただ田んぼをつぶして工場ができる環境にするだけで工業団地をつくろう、これはだめなやり方であります。ですから、市場調査をちゃんとした中で考えていかなければならない団地だと思っています。上中が、今、太田市全体を見て最も適地であるかどうかも調べなければいけないでしょう。私は、工業団地をつくる、住宅団地をつくる。ただつくったから売れたということは、絶対にあり得ないと思うのです。売れる土地を私たちは開発する、そのことが一番大事でありまして、特に今の財政事情が厳しい中で、やはり赤字を出すわけにはいかない。そういうことを考えれば、我々の責任で行うとすれば、非常に綿密な市場調査が必要だろうと思っています。
 土地を売る側の論理で工業団地をつくるわけにはいかない。このことの取り組みについて、私どもも真剣に考えていきたいと思いますが、ぜひそのことだけはご理解いただいて、土地を売る論議だけで工業団地はできない。売れる団地をつくることによって太田市の経済活動が元気になる、そういうことをご理解いただければ大変ありがたいと思います。一見して、あの場所は何となくちょっと地味な場所でありますね。まず、県がやってくれる意思があれば一番でありますけれども、県にやる意思がないとすれば、太田市も検討材料にして、先ほど言いましたように、売れる工業団地になり得るような、そういう団地造成をリサーチに基づいてやっていく。売れる団地をつくるということが行政として、土地を売る側の論理では動きにくいものですから、そこだけはぜひご理解いただければありがたい。やる意思がないわけではありません。
○議長(荒井昭男) 永田洋治議員。
◆46番(永田洋治) 3問目の質問ですが、都市交通網の整備と拡充についてでございます。現在、太田市は北関東で第一の工業出荷生産額の市であります。市税の上位10社の内訳を見ても、法人市民税中上位10社が11億5,000万円、固定資産税中10社が33億6,000万円、合わせて45億1,000万円という高額な金額を納めている状況でございます。まして、産業的にも自動車生産会社も地元にあり、それを支えておる多くの企業が活動している市でもあります。産業が発展、繁栄すれば物流業が増え、車への依存度も増し、必然的に交通量増加へと加速されてまいります。この産業発展と商業繁栄をともに担っていくのは、交通網の整備が一番だと思われます。
 そこで、都市整備部長にお尋ねいたします。太田西部幹線道路の整備状況についてお伺いします。現在の太田西部幹線を古河線、県道2号線の南側と、中は工業団地の通りはある程度完成しておりますが、それから今度は北へ延びる道がどうなるのか、または3総合支所間を結ぶ幹線道路の整備、藪塚インターに向かっての、旧新田町役場と文化センターの間を走っている道の北側と南側、そしてまた尾島支所と354バイパス間の川を渡って計画されておる道路の状況についてお答え願います。
○議長(荒井昭男) 大槻都市整備部長。
◎都市整備部長(大槻重吉) お答え申し上げます。
 最初に、太田西部幹線の整備状況についてご答弁申し上げます。太田西部幹線の全体計画は、起点寺井町地内の都市計画道路太田藪塚線から終点下田島町地内の国道354バイパスまでの都市計画道路で、延長が約6.2キロ、幅員25メートルでございます。このうち城西の杜に接続する東西道路地点から主要地方道前橋館林線に至る区間約1.1キロにつきましては、既に整備供用済みでございます。また、主要地方道前橋館林線から一般県道太田境東線に至る約2キロは、平成23年度完成を目指し、現在、整備中で、平成18年11月末現在の進捗率は約25%でございます。なお、起点側の太田藪塚線から城西の杜に接続する地点に至る区間約1.4キロは、平成21年度から整備に着手する予定でございます。終点側の太田境東線から国道354バイパスに至る区間約1.6キロにつきましては、群馬県と協議した結果、県施行主体による道路整備で合意となりました。
 次に、3つの総合支所間を結ぶ幹線道路の整備は、南北線、旧町道1級2号線の多村新田市野井線、市野井中江田線と幹線市道2級62号線となり、合計約10.6キロメートルであります。このうち中間部の前橋館林線から国道354バイパスに至る区間、延長約3.2キロは、既に供用済みでございます。
 また、北部の北関東自動車道側道から前橋館林線に至る区間、延長約4.4キロは、現在、平成19年度末開通を目指し整備中でございます。旧新田町分は、平成18年11月末現在の進捗率は約90%、また旧藪塚本町分の進捗率は約49%でございます。なお、国道354バイパスから尾島総合支所までの2級62号線、延長約0.9キロ、幅員12メートルであり、平成17年度より用地取得を始めまして、今年度も用地交渉中ということでございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(荒井昭男) 永田洋治議員。
◆46番(永田洋治) 続きまして、鳥山地区及び韮川地区の東武鉄道の踏切拡幅整備についてお尋ねいたします。
 太田市内は、おかげさまで東武線の高架が大分整備されまして、車の流れも西から東へ、南から北へが大分よくなって、ありがとうございました。だがしかし、鳥山地区と鶴生田地区を結ぶ県営住宅の後ろ側の踏切でございますけれども、大分朝晩混雑をいたしております。1車線になっていて、お互いが譲り合わないと出勤にも、学生たちの移動にもいろいろ支障を来たしております。また、韮川地区の東武駅の東側の変則踏切十字路というのですか、そこも保育園の送り迎え、学生の通過等々で混雑しておりまして、車がなかなか通過できません。そういうことを考えて、あそこの拡幅をお願いするわけでございますが、その計画がどうなっているのかお伺いいたします。
○議長(荒井昭男) 大槻都市整備部長。
◎都市整備部長(大槻重吉) ご質問の鳥山地区並びに韮川地区の東武鉄道の踏切拡幅整備についてご答弁申し上げます。
 この鉄道踏切箇所の交通状況でございますけれども、去る11月22日に、朝7時から9時まで、それから夕方の時間帯で4時から6時まで、この時間帯で交通量調査を実施いたしました。調査の結果、鳥山地区の東武鉄道桐生線第23号踏切では、朝が自動車1,251台、歩行者、自転車28台、夕方が自動車1,269台、歩行者、自転車56台でございました。また、韮川地区の東側にあります東武鉄道伊勢崎線第388号踏切では、朝が自動車206台、歩行者、自転車362台、夕方が自動車265台、歩行者、自転車221台でございました。
 現在計画されている踏み切り改良計画は3カ所ございまして、新田下江田町地内の伊勢崎線440号踏切、太田安良岡町地内の伊勢崎線394号踏切、世良田町地内の伊勢崎455号踏切の順で、今後、東武鉄道と協議を行い、整備する予定であります。これらにつきましては、道路改良並びに土地改良等に伴うものでございます。
 また、議員もご承知でございますが、近々では太田駅周辺の鉄道連続立体高架事業の完成がございました。これによりまして大幅な交通渋滞の解消が図られておりまして、交通がスムーズになったところでございます。このようなことから、踏切の改良整備は、今後も重要な事業として取り組んでまいりたいと思いますので、よろしくご理解をいただきたいと思います。
○議長(荒井昭男) 永田洋治議員。
◆46番(永田洋治) 次は、市長にお尋ねします。
 今後の都市交通網の整備拡充についてでございますが、将来の太田市を見据えた都市交通網の整備拡充について、市長はどう思っているのかお尋ねいたします。
○議長(荒井昭男) 清水市長。
◎市長(清水聖義) あまり抽象的なことは弱いので話すのは非常に難しいと思うのですが、とにかく基本的に旧太田市で考えていたことは、幅員25メートルで太田市金山を中心として一回りとにかく回すプランですね。122号は当然使う。あるいは354バイパスは使う。西部幹線を早期に仕上げる。藪塚幹線を斜めでありますけれども、太田市を抜く道路として使う。それと、一部話がありました、言い方はちょっとおかしいですけれども、金山がじゃまではないか、金山が道路的に見れば真中にあり過ぎる。中を抜けばという、トンネルという構想もありましたが、これは、私はいかがなものかと思います。人間、そんなに急いで目的地に行くということは、それほど必要ではないのではないか。むしろ太田市の東側から、太田桐生インターチェンジというふうにしたいと思いますが、そのインターチェンジに抜ける道を使って東西には行ってもらう。西側は、藪塚インターチェンジ、多分名前はそういう名前にはならないと思うのですけれども、藪塚インターチェンジを中心にして東西に行ってもらうという形で、皆さん方頭の中で描いてもらえばわかると思うのですが、それで私たちのメインの交通の関係については考えてほしい。中の道路については云々、また担当部長と話し合いをしてもらいたいと思いますが、全体を取り巻く25メートルの幹線道路と、高速道路と、高速道路に結ぶ道路、これをメインにして太田市の道路体系を考えていくということがいいのではないかということで今まで進めてきたわけです。
○議長(荒井昭男) 永田洋治議員。
◆46番(永田洋治) どうもご苦労さまでした。以上で私の一般質問を終わりたいと思います。

     ◎ 休     憩

                                    午前10時57分休憩
○議長(荒井昭男) この際、暫時休憩いたします。

     ◎ 再     開

                                    午前11時15分再開
○議長(荒井昭男) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 次に、58番太田けい子議員。
◆58番(太田けい子) 58番、公明クラブ太田けい子です。通告に従い、一問一答で順次質問いたします。
 まず、いじめの問題について、岡島教育部長にお伺いいたします。
 今、いじめの問題が大きな社会問題になっています。いじめの問題が深刻になっているにもかかわらず、問題解決の糸口は見えず、連日の子どもたちの自殺の報道に、親たちは大変不安な毎日を過ごしています。私は、連日のいじめの報道にとっても心が痛みます。マスコミは、先生が悪い、校長が悪い、教育委員会が悪い、家庭が悪いとさまざまな報道をしていますが、これでは悪い人探しに終始しているに過ぎません。いじめから子どもたちを守るための具体的な行動が不可欠です。
 そこでまず、太田市におけるいじめの現状を岡島教育部長にお伺いいたします。
○議長(荒井昭男) 岡島教育部長。
◎教育部長(岡島幸雄) お答え申し上げます。
 今年11月におけるいじめ問題に関する緊急点検におきましては、いじめの定義を文部科学省の定義に限定せず「教師がいじめと認識したものすべて」とし、各学校において教師の観察、アンケート調査の実施などにより点検したところ、小学校が161件、中学校が73件、総計234件という結果が出ております。これは小学校において、1校平均6.2件、中学校においては1校平均4.6件となります。学年別に見てみますと、小学校5年生の46件が最多であり、以下6年が28件、中学1・2年がともに26件と、小学校高学年から中学校に至る5年間で出現が多く見られる結果となっております。
 いじめの内容に関しましては、冷かし、からかい、悪口が多く、仲間外れ、無視、物隠し、暴行・暴言なども見られ、一人に対して複数人のグループでいじめるケースがほとんどであります。
 以上が現状と内容であります。
○議長(荒井昭男) 太田けい子議員。
◆58番(太田けい子) 続きまして、同じく岡島教育部長にお伺いします。
 文部科学省の基準は、「いじめは自分よりも弱い者に対して一方的に、身体的、心理的な攻撃を継続的に加え、相手が深刻な苦痛を感じているもの」とされています。太田市では丁寧に、基準にこだわらずに細かくいじめの実態を把握していることがよくわかりました。
 では、そのいじめの対応をお伺いいたします。
○議長(荒井昭男) 岡島教育部長。
◎教育部長(岡島幸雄) いじめ問題への対応につきましては、どの子どもにも、どの学校においても起こり得るものであることを十分認識し、弱い者をいじめることは人間として絶対に許されないことなどを児童・生徒に説き続けることが、学校及び教育委員会の姿勢として重要であると考えております。そのために、学校ではすべての教育活動において「いじめの非」を説き続けるとともに、道徳教育、心の教育の充実を図り、生命や人権を大切にする態度を育成することが大切であると考えます。
 教育委員会としては、いじめ問題への対応について、3つの具体的な施策を実施していきたいと考えております。まず第一に、いじめ問題の解決のためには、早期発見、早期対応を旨とした対応の充実を図る必要があります。そこで、毎月定例で報告を求めている調査に関しては、いじめの定義を「教師がいじめと判断したもの」とし、よりきめ細やかな状況把握を行い、適切な対応に努めるようにいたしました。また、いじめを見取る教師の資質向上を目指して、この12月には「いじめ指導にマニュアルはない!」と題して講演会を行う予定であります。また、太田市では支援隊事業により129人にも及ぶ講師が、また悩み事相談員等が各校に配置されており、いじめや児童虐待に関する研修を継続的に行うことで、学校における複眼的な見取りについて指導の徹底を図りたいと考えております。
 第2に、いじめや不登校など、児童・生徒にかかわる情報の共有や蓄積を目的とした個人カルテを作成し、継続的に生徒のつまずきやいじめなどの対人トラブルを未然に防ぐ方策をとっていきたいと考えております。
 第3として、全児童・生徒に対して、いじめ問題を考える教材「さあ、今からいじめについて考えよう」を作成し、各学校において授業で活用し、家庭配布する予定であります。
 いじめ問題については、道徳観、倫理観の低下など社会情勢が変化していく中で、その対応も難しさを増しておりますが、今後も粘り強く学校・家庭・地域と連携していじめを起こさない取り組みをしていきたいと考えておりますので、ご理解をお願い申し上げます。
○議長(荒井昭男) 太田けい子議員。
◆58番(太田けい子) ありがとうございました。次は、教育長にお伺いいたします。
 ただいま教育部長の答弁で、太田市では早期発見により早期対応でさまざまな取り組みをしていただいていることがわかりました。
 昨日、いじめを受けているお母さんからお話を伺いまして、「その後どうですか」と声をかけましたら、「早く先生が対応してくれて、その後は、元気に学校へ行っています。」そういうお答えをいただきました。本当に私もほっとしまして、そのお母さんが、その先生の対応によって、やはり自分がもっと子どもの心に気づいていれば、「お母さんに言うと、お母さんが大きく騒いで大変なことになってしまう。だから、お母さんを心配して言わなかった。」そういうことがお子さんの口から出て、「私もこれから気をつけなければいけません。」そういうお答えをいただきました。本当に素早く教育委員会または先生とが対応していることがよくわかりました。
 そこで、私は太田市に対して私なりに2つの提案をさせていただきたいと思います。先ほどお話ししたように、いかにいち早く具体的な行動を起こすかが大事だと思っておりまして、まず第一は教育委員会に継続的、総合的ないじめへの対策を進めていく組織を立ち上げるべきだと思っております。いじめゼロ推進本部設置を提案いたします。いじめもそれぞれの地域によってさまざまでありますので、県の教育委員会から資料が来たり、こういったことをやれといった指導をもとにするのではなく、太田市独自で教育委員会がそれぞれの地域の学校の状況に応じたいろいろな教材とかをつくって、教職員用の指導資料や、または子ども・保護者向けの啓発資料とかをつくって、いじめをなくすために総合的な対策を実施してはいかがかということを提案させていただきます。いじめは、今、テレビとかでたくさん報道されておりますけれども、時の経つうちにマスコミは報道しなくなります。でも、いじめはどんな時代にも続いてあるのです。そういった意味で、継続的に、総合的にいじめへの対応が必要ではないかと教育委員会に提案したいと思います。
 今、県では、県教育委員会が緊急対策室をつくって、こういった「いじめカード」をつくっております。後ろには電話番号が書いてあって、相談できる体制を……。これは幼稚園・小学校・中学校に配布して、子どもたちが何かあったときはすぐにこの電話番号に相談できるようにファクシミリまたは電子メール、または電話相談ができるような形で対応を、今、県の対策室がしております。私は、県がやっていればいいということではなく、より身近なところにそういった対策室が必要ではないか、そういう思いから提案をさせていただきます。
 2番目の提案は、さまざまな先生や子どもに対していろいろな講習をこれから予定していると伺っておりますけれども、講習を受けたときというのは「ああなるほど、そうだ。」と思うのですけれども、会場を出た途端、あまり頭に残っていないことがとても多いことでございます。そういった意味から、子どもたちに体験をさせて人権を守ったり、いじめや虐待から自分の身を守るようなことを教えていかなければならない、そう考えております。そこで、2番目の提案は、CAPプログラムの提案をいたします。CAPとはChild Assault Prevention、つまり子どもへの暴力防止の頭文字を取ったもので、子どもがさまざまな暴力やいじめから自分を守るためのプログラムです。CAPプログラムは、従来の何々をしてはいけません式の危険防止策ではなく、子どもたちに何ができるかを教えます。子どもたちにロールプレイやディスカッションを通して、大切な子どもの3つの権利、まず自分を主張する方法、自分の権利を守るためにどうやって立ち上がったらいいのか、そして2番目は、友達同士で助け合う方法、友達の権利を守るためにどういう思いで立ち上がるのか、そして3番目が、信頼できる大人に相談する方法をロールプレイやディスカッションを通して学ぶという実体験ができるわけです。子どもは無力な弱い存在ではなく、すばらしい力と知恵を持っています。その力に働きかけ、自分の大切さを教えます。寸劇や話し合いを通して、暴力から自分の身を守るための具体的な方法を指導いたします。
 その2点に対して教育長にお伺いいたします。
○議長(荒井昭男) 相澤教育長。
◎教育長(相澤邦衛) それでは、お答えいたします。
 最初に、特に昨今の学校現場でのいろいろな問題についての県教委としての対応の例を、今、話されました。その件につきまして、私の考えだとか、現状の話をさせていただきますけれども、県教委で対策室をつくった。伊勢崎市の教育研究所内にあるのですれけども、この対応について太田市は、全く内容的には同じものを既に、ほら吹くわけではなく、先取りしております。この対応の先取りと申しましょうか。というのは、教育委員会の教育研究所、それから青少年ヤングテレフォンを児童・生徒及び保護者向けの相談窓口として、もう既に開設しているのですよね。毎年年度初めの時期に相談カードを市内小・中学校児童・生徒に配布しております。
 その内容的なものを紹介させていただきますけれども、相談件数は、本年度に入りまして58件もう既に寄せられている。そのうちいじめ相談が14件、全体の24%を占めております。相談を受けた事案に関しては、保護者の同意のもとで学校との連携を図りながら問題解決に向けた対応を個別に行っておる。ケースによっては、相談担当者が直接学校に赴いて解決を図ったり、太田警察や児童相談所との連携によって問題を解決したケースもある。したがって、結構早く取り組んでおります。いじめというのは、取りようによっていじめの数も多くなるし、こんなものはいじめではない、そういうふうに受け止めるものについてはいじめには入らない。でも、やっぱり学校というのは社会の縮図ですよね。確執があったり何かしながら、そういうところで訓練をしていろいろもまれながら一人の人間としての礎がつくられるわけですね。
 そこのところで、その現象を早く見つけるかどうか、早期発見するか、その辺が教員の役目ですね。あまりその辺に敏感でない教員がいたために痛ましい事故や何かが起こった、これは事実ですね。中には非常に敏感にぱっとその辺を察して、現象をとらえて指導するとか、中には全然わからないという者もおりますし、そのわからない教員についての指導は、我々の大きな役目になるのですけれども、そんな状況で、既に太田市では先取りといいますか、そういうことでやっている。したがって、当分太田市で今までやってきた組織、それを大切にしながらやっていく。したがって、新たな形で、県みたいにつくらないで、当分既にあるものを十分内容を深めながらやっていきたい、そういうふうに思っております。
 それから、CAPについてでございます。これもいろいろな研修や何かというものも含まれると同時に、こういった専門の方々が学校へ赴いたりしながら、実際にこういう事例のときにはこうだよ、そういうことでやるようでございますけれども、何校か太田市でもやりました。でも、これは大変失礼なのですけれども、学校現場でもあまり評判はよくないのですね。というのは、とにかくお金がかかるのです。1時間3万円だとかそういうことで、別に査定ではないですれけども、学校現場の先生方は、頼んでもあまり効果はなかった、考えものだ、そんなことです。したがって、CAPについては、私も積極的に導入してそれぞれの学校でやれという指導をしたくはありません。
 あとは、やはりそれぞれの先生方の研修ですね。先ほど申し上げましたように、いろいろなことを研修させながら、早く学校現場で子どもたちの現象をとらえる、その敏感さといいますか、そんなものが働くような研修をぜひやらせていきたいと思っております。
 たまたまおととい偉い人が来て講師をやりました。全く同じようなことを、講師の方は本当にすばらしい表現で言っているのですけれども、やはりある程度勘ですよね。幾ら研修してもだめなものはだめなようですね。やはり感性といいますか、その辺が非常に物を言うのだろうなと思っております。いずれにしろ感性の鋭い、そういった教員を育成する前に、その感性を持っている、遺伝子があるわけですから、そういったいい教師を学校現場で登用しなければいけない。これは私の個人的な考え方ですけれども、そんなことを思っておりますけれども、いずれにしろ研修はしっかりとやらなければいけないいと思っております。
 以上、答弁とさせていただきます。よろしくお願いします。
○議長(荒井昭男) 太田けい子議員。
◆58番(太田けい子) 大変ありがとうございました。
 教育長のお話の中で、太田市はもうやっていると言っていましたけれども、私が言ういじめゼロ推進本部というのは、教育委員会が中心となって校長会や保護者の代表を入れたメンバーで構成するという意味ですので、まだ太田市ではやっていないと思います。
 また、CAPに対してですけれども、CAPは沢野中央小学校で、先ほども名前が出ていましたけれども、7月に実施しましたけれども、これは親に対してのCAPプログラムでありまして、子どもに対して実際にそれをロールプレイやディスカッションしながら体験させて、いじめがいかにいけないか、そういうことを実践で身をもって体験させるプログラムですので、その点でもちょっとお話が違うのかなということと、もう一つ、だめなものはだめといわれた教育長の心が、ちょっと私には理解できません。例えどんな子でも、それぞれの思いがあってそういう生い立ちがあるわけですので、どんな子でも心温かくいい子に育てていただきたいと思っております。
 では、いじめに対して市長にご所見を伺います。
 まず、市長にお伺いしますけれども、教育の再生に家庭や地域の力が求められています。今は共働きも増えて、人は自分の生活と時間に追われてあわただしく生活していますが、その中で、まず親が敏感に子どものシグナルに気づいてほしいと思います。そして、家庭において子どもと心のキャッチボールをしながら子どもの心をしっかり受け止めることが大切だと思っております。しかし、子どもの人間関係のトラブルには、大人や教師のかかわりが強く求められています。子どもだけに判断をゆだねていれば、行き着くところまで行ってしまいます。先生に相談するとか、関係の親で協議するとか、大人の的確な判断が必要だと思いますけれども、市長のご所見をお伺いいたします。
○議長(荒井昭男) 清水市長。
◎市長(清水聖義) 今、CAPの話があって、ちょっと議論がかみ合わなかった環境にあるみたいですけれども、ああいったものはPTAが中心になって学校の先生を巻き込んで、1%か何かで動かしてみるということは、すごく大事ではないですかね。これは、学校側がどうであろうが親が最終的にはあらゆる面で責任を持たなければいけない。自分の子どもは、どんな環境であろうが、やはり自分の子どもなのですね。ですから、親が責任を持つということも大事ではないでしょうか。
 そこで、実は私もこの問題については、教育委員会とはまた別に心配をしておりまして、市長として何ができるだろうかということを考えていました。それで、私の行き着いたところは、これは多分全国で初めてなので、うまくいくかいかないかわかりません。「さあ、今からいじめについて考えよう」というタイトルで、この本を教育委員会にお願いして全校生徒に渡して、親にもぜひ読んでもらって、これを中心に教室で、あるいは関心のある子どもたちだけでもいいですから、先生にご理解をいただいてディスカッションをしてもらいたいというつもりでつくりました。
 例えばこれの前文があるのですけれども、子どもたちに対する私の考え方というのが入っています。いじめる側の論理というのですか、いじめる子に対してもメッセージを出している。いじめられる側にもメッセージを書いてあります。読んでもらえればすごくありがたい。これは子どもたちへということです。
 もう一つは、大人たちへというメッセージもこの本に入れるつもりです。でき上がっているわけではなくて、12月中につくる予定ですので、もうちょっと時間がかかるのですけれども、この「大人たちへ」の中に、このいじめの問題は単に子どもたちの問題ではなくて、大人たちの問題であるということを、これは正しいか間違いだかわかりませんが、そういうことを書いてあります。親にもぜひ読んで、子どもと議論をしてもらえるとか、あるいは子育連とか、そういったところで議論してもらえればありがたいと思います。「大人にとって子どものいじめ問題は、すぐれて大人の問題です。無力な子どもをどう勇気づけるか、どうやって暴力から守るかは大人の問題です。」というテーマでありまして、もう少しででき上がりますので、読んでいただきたいと思います。
 もう一つ内容は、どういうことをやるかといいますと、こういうサンプルとして簡単な文章しか書いてありません。答えは書いていないのです。答えは子どもたちが出すのです。大人が押しつけるというやり方はしません。子どもがテーマに沿ってやっていく。例えば、いじめられるのはやっぱり自分が悪いからなのだろうか。そうすると、多分、この中で、そんなことはないとか、もっと違う議論が出てくると思うのですね。ですから、こういうテーマを私どもで子どもたちに与えたい。例えば、これもちょっと大人っぽいテーマになってしまいますけれども、「世の中にこんなにいっぱい命があるのに、一つぐらい命がなくなったって、別に何てことないんじゃないか」こういうテーマを投げつけて、これは答えではないのですね。これで議論をしてもらうということです。
 もう一つ、事例ですけれども、「友達がもし死んだらどうするのだろう、どう考えるのだろう」こういうテーマを子どもたちに投げつけるわけですよ。このことによって子どもたちに議論してもらえば、いじめに対する考え方も少し変わっていくだろう。従来県がやっているやり方とか、どこかがやっているやり方とは一風変わったやり方であります。この後ろに、いじめのときの相談窓口が県のやつも太田市のやつもみんな書いてありまして、何かのときには電話をしてもらえればいいような形になっています。この本を発行するのは、12月11日に、太田市学文センターに豊田さんという、「葬式ごっこ」という本を書いた方がいらっしゃいますので、このときにこの本を会場に来られた方に渡して、こんなことを議論してもらったらいかがかなと思いましてつくりました。教育委員会の方にお願いして、全校生徒に配っていただいて、何か議論のきっかけになればということであります。お説教がましいことは書かない。それで子どもたちに議論をしてもらう。どういう時間にやってもらえるかわかりませんけれども、ぜひ時間をつくってもらってやってもらいたい。一応教育委員会はオーケーということで、受けてくれるということであります。
 いじめによって人格を失わせるとか、あるいは人権を無視されるとか、そういう環境は人間社会、特に少子化社会の中で、あってはならないことです。太田市のやっていることは、できるだけ少ない数で勉強を教えるということも監視の目というのですか、イエローシグナルをキャッチできる環境が多くなる、あるいは学校給食で自校方式にすることによって給食調理員と会話ができればいいじゃないですか、あるいはふれあい相談員と何か自分が家でできないこと、いわゆる何かをキャッチできるような環境をたくさんつくることが太田市のいじめ対策につながっていけば、とてもありがたいと思っています。心配されていることをできるだけ解決ができるように。でも最後は大人の問題である、その家庭の問題である。学校ももちろん大事ですけれども、最後はやはり家庭かなというふうには思っています。
○議長(荒井昭男) 太田けい子議員。
◆58番(太田けい子) ありがとうございました。市長の、いじめは決して見逃さない、許さないという断固とした強い意思ですばらしい資料をつくっていただきましてありがとうございました。以上で終わります。今回、3項目についてご質問いたしますので、いじめについては本当にまだまだたくさん語りたいことがあるのですけれども、次の質問に移らせていただきたいと思います。
 次は、学校や公共施設におけるAED設置について竹吉総務部長にお伺いいたします。
 昨日、市民経済委員会でAEDの講習を受ける機会があり、思ったより簡単な操作で人命が救えることにびっくりしました。そこで、AED、つまり自動体外式除細動器ですが、事故で心肺停止の症状に対応するものですが、市民の生命を守るためにも公共施設への設置を1台でも多くと願うものですが、太田市における現在の公共施設でのAED設置についての状況をお伺いいたします。
○議長(荒井昭男) 竹吉総務部長。
◎総務部長(竹吉弘) お尋ねの太田市の公共施設におけるAEDの設置状況でありますけれども、行政センター9カ所、このほかに本庁舎、市民会館、総合健康センター、運動公園市民体育館、それに社会教育総合センター、それと藪塚本町医療センターにそれぞれ設置してありまして、合計15カ所となっております。
○議長(荒井昭男) 太田けい子議員。
◆58番(太田けい子) ありがとうございました。現状がよくわかりました。
 続きまして、早川健康福祉部長にお伺いします。
 ただいま総務部長の答弁にありましたが、私は前から、高齢者が多く集まる温泉施設、新田福祉総合センターやくしの湯や尾島健康福祉増進センター利根の湯等の温泉施設になぜAEDがないのだろうと思っていました。利用者も多く、ぜひ設置すべきだと思います。特にやくしの湯では、1日平均750人もの高齢者の方々が利用しております。市外や県外からも集まっております。温泉施設に対するAED設置についてお伺いしたいと思います。
○議長(荒井昭男) 早川健康福祉部長。
◎健康福祉部長(早川充彦) ご答弁申し上げます。
 温泉施設は新田福祉総合センターと尾島健康福祉増進センターの2カ所でありますけれども、ほかにも老人福祉センター等の入浴施設もあります。利用者も多いことから、計画的な設置につきまして検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。
○議長(荒井昭男) 太田けい子議員。
◆58番(太田けい子) ありがとうございます。温泉センターの方にAEDの設置をぜひ早いうちに検討していただけるということでよろしいでしょうか。はい、ありがとうございました。
 次に、岡島教育部長にお伺いします。
 生涯学習の拠点であります生涯学習センターや公民館においてさまざまな世代の人たちが利用していますが、太田市において行政センター等にも設置されており、ぜひ公民館や生涯学習センターに設置をお願いしたいと思いますが、岡島教育部長の考えをお聞きします。
○議長(荒井昭男) 岡島教育部長。
◎教育部長(岡島幸雄) 生涯学習の拠点であります生涯学習センターや公民館におきましても、さまざまな世代の市民の方々が利用しておりますので、いつこのAEDを用いなければならない状況が発生するやもしれません。不測の事態に備え、生存への可能性を広げるAEDの設置につきましては、すべての生涯学習センターや公民館への設置を検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願い申し上げます。
○議長(荒井昭男) 太田けい子議員。
◆58番(太田けい子) 続きまして、岡島教育部長にお伺いしたいのですが、小・中・養護学校におけるAED設置についてお伺いいたします。
 太田市におきまして、児童・生徒の命を守り学校生活での安心・安全を確保することはとても重要なことだと思います。そういった意味から、小・中・養護学校におけるAED設置についてお伺いいたします。
○議長(荒井昭男) 岡島教育部長。
◎教育部長(岡島幸雄) 学校におけるAED設置の全国的な傾向といたしましては、大学や高校での設置は進んでおりますが、小・中学校へも最近、野球・サッカーなど練習や試合中の事故で心肺停止の症例に対応するため、設置も一部で見られるようになってきた現状でございます。市教委といたしましても、お話にありました児童・生徒の命を守り、学校生活での安全・安心を確保することが大変重要であると認識しておりまして、市内43小・中・養護学校へもAEDの設置について検討してまいりたいと考えております。
○議長(荒井昭男) 太田けい子議員。
◆58番(太田けい子) ありがとうございました。次に、教育長にお伺いいたします。
 ただいま岡島教育部長より小・中・養護学校にAEDを早急に設置するという答弁をいただきました。そこで、教育長には、学校での教職員やPTAに対し適切な危機管理や危機対応ができる教育の充実を図ることが大切ではないでしょうか。また、学校におけるAED設置は、児童・生徒に救命講習などを通して命を大切にすることを学ぶ一環となっていますが、教育長のご所見をお伺いいたします。
○議長(荒井昭男) 相澤教育長。
◎教育長(相澤邦衛) 小・中・養護学校への自動体外式除細動器、AED設置の目的につきましては、突然死から子どもたちを守るとともに、学校安全に関する実践的な教育を充実することが挙げられます。現在、消防署と連携して、教職員やPTAを対象に適切な心肺蘇生法を実施できるように環境を整えてきたところでございます。平成17年4月には、ぐんま国際アカデミーにAEDが設置されました。今年7月には、ぐんま国際アカデミーを会場にAED実技研修が行われまして、市内小・中・養護学校の関係職員を、その研修に参加させたところであります。さらに、今後は適切な危機管理や危機対応を行える教員の充実を図るために、医師会や学校保健会の指導をいただきながら、消防署とともに教職員のAEDを用いた心肺蘇生法の実技研修を積極的に行い、各学校において複数の教員が対応できる体制づくりにも力を入れていきたいと考えております。
 また、児童・生徒に命の大切さを育むという見地からも導入を進めたいと考えております。特に中学生におきましては、救命講習において心肺蘇生法を学ぶことは、大きな教育的効果があると考えております。保護者及び関係者をはじめ、議員皆様方にご理解、ご協力をいただきながら、学校とともに太田市の将来を支える子どもたちの安全に必要な措置に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解のほどをお願い申し上げまして答弁とさせていただきます。
○議長(荒井昭男) 太田けい子議員。
◆58番(太田けい子) AEDの公共施設または学校における状況についてお伺いしました。
 次に、市長にお伺いします。
 学校や公共施設に温泉施設、生涯学習センター、公民館は、さまざまな世代の市民が活用しております。特に最近は高齢化が進み、たくさんの高齢者の方々が生き生きと公民館や生涯学習センターを活用しています。市民の生命を守ることが最優先と考えることが重要だと思っています。AED設置について、市長のご所見をお伺いいたします。
○議長(荒井昭男) 清水市長。
◎市長(清水聖義) 太田議員にみんなイエスと言うのもどうかと思うけれども、いいことを言ってくれますので、先ほど言いましたようにできるだけ早く。できるだけ早くというのは、もう今議会には間に合いませんので、3月補正、これは最高に早い時期なのですけれども、議会の皆さん方のご理解を得て、今、指摘をされたようなところ、特に高等学校、これは常盤高校も含めて、常盤・太田商業、あるいは中体連で一生懸命運動している中学校、あるいは今質問がありました福祉施設、公民館、何か言われればそのままになってしまいますが、温泉センターでも何でも言ってください。とにかく小学校までやると莫大な金額になりますので、中学から成人にかけて、私立も含めて高等学校あるいは関東学園大学もそうかもしれません。スポーツを一生懸命やっていますので、そういうところ全体を含めて検討して、3月議会にどうでしょうということで出しますので、ぜひ担当委員会で……。3月補正でやらないと議員になっているかどうかわかりませんので、それも心配ですから、だから、全体で協議をしていただいて、そこで決めていただければ大変ありがたいと思います。3月補正で出すつもりでいます。ほかで一生懸命節約して出すようにしますので、よろしくお願いいたします。
○議長(荒井昭男) 太田けい子議員。
◆58番(太田けい子) 次に、3項目目のユーランド新田やくしの湯についてご質問いたします。
 まず最初に、早川健康福祉部長にお伺いいたします。
 ユーランド新田の利用状況について。ユーランド新田は、平成12年12月にオープンし、満6年を経過します。そこで、ユーランド新田の利用状況について、早川健康福祉部長にお伺いいたします。
○議長(荒井昭男) 早川健康福祉部長。
◎健康福祉部長(早川充彦) ご答弁申し上げます。
 ユーランド新田の利用状況についてということでありますけれども、1日平均入場者数で申し上げますと、平成16年度が681人、平成17年度は732人となっております。また、昨年10月26日に尾島温泉利根の湯がオープンいたしましたけれども、その後もユーランド新田の入場者数は、1日平均743人という状況であります。
○議長(荒井昭男) 太田けい子議員。
◆58番(太田けい子) 実は、平成12年12月にオープン以来、いつも言われることは、更衣室が狭い、お風呂の温度が高い、そして皆さんから露天風呂があればいいなということをよく言われます。私は、今回、尾島の健康増進センターがオープンして、少し新田のやくしの湯の数が減るのかと思ったら、全然減らないで、1日何と700人。実は300人を想定してつくった温泉センターですれけども、泉質のよさで皆さんにとても評判がよくて、1日750人ぐらいの人が利用するということです。混んだときに私も行きましたけれども、更衣室が狭くて、カニ歩きで横から入っていって脱いだ覚えもあります。そういった意味では、もう建てて6年ということで、そろそろ更衣室の改装をしなければいけない時期かと思いまして、早川健康福祉部長に更衣室の拡充についてお伺いいたします。
○議長(荒井昭男) 早川健康福祉部長。
◎健康福祉部長(早川充彦) ご答弁申し上げます。
 更衣室の拡張ということでありますけれども、やくしの湯につきましては、旧新田町老人福祉センターの老朽化に伴い建設されました。当初想定しておりました利用人数ですけれども、議員ご指摘のとおりでありまして、大変好評で大幅に超えた利用になっております。利用者の皆様に不便を来たしているという状況にもありますので、今後、利用者のご意見等を伺いながら拡張に向けて検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。
○議長(荒井昭男) 太田けい子議員。
◆58番(太田けい子) 1点確認ですが、平成19年度の予算で行われるかどうかお聞きします。
○議長(荒井昭男) 早川健康福祉部長。
◎健康福祉部長(早川充彦) 平成19年度当初ということでありますけれども、現在のところ、まだそこまでは予定されておりません。
○議長(荒井昭男) 太田けい子議員。
◆58番(太田けい子) 今の更衣室の改装をぜひ一日も早くやっていただきたいと思います。
 そして、3番目に、足湯とか露天風呂の増設についてお考えいただきたいと思うのですれけども、実は新田ユーランドは非常に温度が高いということで、高齢者の方が、体が弱っていて入浴すると疲労の衰弱を招くので足湯が欲しい、そういうお話をたくさんいただいております。足湯は、半身浴と同じくらい効用がありまして、この間もお年寄りの方の家に伺ったら足湯をしていたので、どういう効用があるのですかと言いましたら、たんが切れてすごく楽になる、そういうお話がありました。また、私のように更年期で悩んでいる方は、足首を温めると更年期が改善されるという効用もあるというお話をお聞きしています。
 そこで、早川健康福祉部長に、足湯や露天風呂の増設はいかがかお答えをお願いします。
○議長(荒井昭男) 早川健康福祉部長。
◎健康福祉部長(早川充彦) ご答弁申し上げます。
 ユーランドの人気の理由につきましては、掛け流しということと毎日のお湯張りが好評の原因だと認識しております。また、温泉スタンドも大変好評を得ておりますけれども、年々水位が下がっているという状況にあります。湧出する湯量との兼ね合いもありますので、今後、研究してまいりたいと考えておりますが、なかなか難しい状況にあるかと認識しておりますので、よろしくお願い申し上げます。
○議長(荒井昭男) 太田けい子議員。
◆58番(太田けい子) 次に、市長にはゆっくり足湯や露天風呂に入ってもらいたいと思ったのですが、ちょっとかなわないようですので、市長に違う観点でご質問いたします。
 確認ですけれども、市長は新田のユーランドの温泉につかったことがあるのか、ひとつ確認いたします。そして、混んだときに更衣室で、本当に狭くて他人の体と体がぶつかって脱ぎ着する、そのような状況を知っているのかどうか、そういう具体的なお話をお聞きしたいということと、先ほど更衣室の拡充をやっていきたいというお答えがありましたけれども、何でもオーケーはまずいと言っていましたけれども、なるべく早く拡充をすべきだと思いますので、市長に対しては、この更衣室の拡充について、早目にやった方がいいかどうかお聞きして、それから市長の足湯や露天風呂に対するご所見をいただきたいと思います。
○議長(荒井昭男) 清水市長。
◎市長(清水聖義) 更衣室には行ったことがありますけれども、お風呂には入ったことがありません。更衣室の改装ですれけども、私も入ってみて非常に狭い。今言ったような大勢のお客様を迎える体制にはなっていない、改善しなければならないだろうと思っています。この改善の方法ですけれども、やはり新たな行政需要としてとらえてはいますけれども、私のやり方というのは、やはり新しいものに対しても改修等々に関してはほかで設けるというとおかしいですれけども、何とか行革によって予算を搾り出す、そういう中で改修に結びつけたい。新規、新規で乗っけていく事業のやり方というのは、現在の中ではあまりよくない。ですからお互いが何らかの我慢をしながら、そして700人を受け入れられるような着がえをする環境、本当に狭い状況にありますので、これについては工夫をしながら資金繰り等をあわせながら検討していきたい、そう思っています。
 足湯等々については、もう湯量が限られていまして、それは今いる我々が全部今あるお湯を全部使ってしまえばいいわけですけれども、温泉が流れてくるわけではない。川のようにお湯が地下100メートルのところでどんどん次から次へと流れてくるものを吸い上げる、そういう温泉ではない。蓄積されたものを一定限度吸い上げることによって温泉の寿命を長引かせているというのをご認識いただきたい。入られている方がみんなそういうことを知っているかどうかわかりませんけれども、川のように、「湯水のように」という言葉がありますが、湯水のようなものを使っているわけならば、幾ら足湯でも露天風呂でもどんどんお湯を使ってもらって結構です。だけれども、石油みたいなものですよ、限られた財源を一気に上げてしまうやり方は、次の世代にとってもちょっと気の毒な話ではないでしょうか。やはり必要な量を取って使って、できるだけ温泉として長く使っていくということを考えますと、すぐにイエスとは言えない。太田さんには何でもイエスと言いたいのですけれども、そうはいかないというのが現状です。
○議長(荒井昭男) 太田けい子議員。
◆58番(太田けい子) 何でもイエスとは言われていないと思うのですれけども、最後に、その更衣室の改装はなるべく早い時期にお願いしたいということを切にお願いしまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。

     ◎ 休     憩

                                     午後0時5分休憩
○議長(荒井昭男) この際、暫時休憩いたします。

     ◎ 再     開

                                     午後1時再開
○議長(荒井昭男) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 次に、5番高田勝浩議員。
◆5番(高田勝浩) 市民の目線の高田でございます。通告に基づきまして質問をさせていただきます。
 まず、1点目は公益通報保護制度の運用について企画部長にお尋ねいたします。
 まず、この公益通報保護制度の前に、今回贈収賄事件で非常に大きな影響がありました。制度をつくった人間が不正を犯すという言語道断の事件がこの側面でありますが、この問題で一層の職員のコンプライアンスを図らなければならない、また信頼を回復していかなければいけないという非常に大きな重責を担ったものであります。そういった観点から、職員のコンプライアンスについてお伺いいたします。
 まず、このたびの事件を受けて、行政処分審査会で審査された協議事項というのが3点ほどありました。処分の方針、それと全職員に対する綱紀粛正の徹底、それと再発防止策についてという大枠3点でございました。過日の全協で報告されたことも、やはり捜査資料が押収されての内容ですので、雑駁な内容でしたので、ここでもう一度お伺いいたします。
 まず、綱紀粛正についてですが、記憶に新しい太田商業の事件がありました。そこで、「同じ轍は踏まない」であるとか、「同じ過ちを繰り返さない」といった教訓というのがどのように生かされていたのかというのが、私には非常にあいまいに映ったのですが、まず1点、綱紀粛正について、どのような手法で、全職員というのを対象にしたのかどうかお伺いいたします。
○議長(荒井昭男) 小暮企画部長。
◎企画部長(小暮和好) 初めに、このたびの事件につきまして、極めて残念な出来事でありまして、市民の信頼を根底から失うものになってしまいましたことを改めてお詫び申し上げたいと思っております。つきましては、失われた信頼を一日も早く取り戻すために、以前にも増して職員が一致協力して職務遂行に取り組む所存でございます。
 そこで、平成18年2月に発生しました業務上横領事件につきましては、職員の処分後、直ちに庁達を発し、厳正な服務規律の維持と高い倫理観の保持及び公金の管理につきまして、所属長から所属職員に対して直接伝達をさせるとともに、具体的には準公金横領事件であったことから、各所属で管理する公金や準公金における通帳や印鑑等の管理の実態をすべて調査し、適正な管理の方法を指導するとともに、不正が起こらないようなシステムづくりに努めてまいりましたが、今回、再度の不祥事により、さらに指導を徹底しなければならないことを痛感いたしておるところでございます。
○議長(荒井昭男) 高田勝浩議員。
◆5番(高田勝浩) 法令遵守の研修というのはどのように行われたのか、また、定期的に行われているのかお伺いします。
○議長(荒井昭男) 小暮企画部長。
◎企画部長(小暮和好) 現在、職員研修体系の中で法令遵守につきましては、新規採用職員を対象に入職直後と半年経過後に実施する研修、及びおおむね30歳前後の職員を対象とした中級職員研修における研修項目の中で公務員倫理の徹底を図るとともに、おおむね38歳前後の職員を対象とした公務員倫理研修におきまして集中的に法令遵守の徹底を図るなど、節目節目に応じた研修を実施いたしておるところでございます。
 また、今回の事件の反省を踏まえまして、来る12月26日には、係長代理以上の管理職全員を対象にコンプライアンス研修会、法令遵守の研修会を行う予定でございまして、法律に関する専門知識を有する講師により、実務に即した法令遵守の研修を実施し、その内容を各職場に水平展開し、コンプライアンスの徹底を図ってまいりたいと考えております。
○議長(荒井昭男) 高田勝浩議員。
◆5番(高田勝浩) そこでなのですが、研修会を節目節目に行ってきたということですけれども、成果を推しはかるすべはあったのかどうかお伺いいたします。
○議長(荒井昭男) 小暮企画部長。
◎企画部長(小暮和好) コンプライアンス教育の成果を推しはかるすべにつきましては、具体的な手法はないものかと考えますが、職員の自覚はもちろんのこと、研修等を通じ何度もの繰り返し、反復指導等により、その重要性を徹底し、その結果といたしまして、市政に対する市民の信頼や満足度が恒常的に図られていくこと、それがその成果のあらわれでもあるかと考えております。
○議長(荒井昭男) 高田勝浩議員。
◆5番(高田勝浩) 職員の自覚、おっしゃるとおりですよね。ですが2回ほど同じ年に続いてしまったという現状でございます。今回の事件というのは、一人の個人的な犯行ということだと思いますけれども、そういった意味で一番怖いのは、納税者側の意識、また職員の意識、2つが落ちてしまうというのが一番怖いわけで、やはりルールに沿った適正な社会というのは、私はきちんとしたルールの中にあってしかるべきだと思います。
 そこでなのですが、職員の自覚ということですけれども、それを一定の職場の中で許してしまった年月というのもあろうかと思います。契約検査というのは、正しい言い方かどうかわかりませんけれども、誘惑というものが多いのだと思いますし、そういう意味では非常に注目されるセクションだと思いますけれども、この職員がその職場に介在した年数というのを教えていただきたいと思います。
○議長(荒井昭男) 小暮企画部長。
◎企画部長(小暮和好) 当該職員が契約検査課に在籍した期間につきましては、平成13年4月からでございまして、現在で6年目となっております。
○議長(荒井昭男) 高田勝浩議員。
◆5番(高田勝浩) 6年間というのは非常に長い年月だと思いますけれども、多分その職に適した人材であるという考えのもとに職員を6年間配置したのだと思いますけれども、この改善策、長い年月同じ職場に介在するという考え方の改善策、これについてお伺いいたします。
○議長(荒井昭男) 小暮企画部長。
◎企画部長(小暮和好) 改善策につきましては、第1点目には、同一職場での勤務年数の見直しを行い、利害関係者との、いわゆるなれ合いを防止することを今後の人事異動等では十分注意をしていきたいと思っております。第2点目といたしまして、業務上の利害関係者との接触がある場合につきましては、複数の職員で対応するとともに、職務の遂行に当たっても複数の職員で行う体制を構築すること。第3点目といたしましては、職員が業務や業者対応、その他心配事や悩み事があると察せられる場合の相談体制等を構築すること。第4点目として、コンプライアンス教育を継続して行い、服務規律の徹底と倫理観の保持に努めることである、現在、以上のように考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。
○議長(荒井昭男) 高田勝浩議員。
◆5番(高田勝浩) 以上で企画部長への質問は終わります。
 続きまして、市長にお伺いいたします。
○議長(荒井昭男) 清水市長。
◆5番(高田勝浩) 今回の制度で、先ほど企画部長の答弁があったとおり、事務的に進めればこういったことになるのかなと思います。一人の職員が起こした事件ということで私もとらえておりますけれども、やはり職員の中で法令遵守の意識というのは、きちんと持っていかなければならないと思います。
 そこで市長にお伺いしますが、もう一点の大切な問題として入札制度の問題がありました。同僚議員からもこの後に質問があると思いますが、この事件が起きて私が一番最初に感じたことというのは、制度そのもの、ありとあらゆる制度ですが完璧なものというものはないですよね。運用する人間の心ひとつだということであると思います。
 そこで、今回、我々のところにもファックスが来ましたが、入札審査委員会の設置、それと以前から言われている太田市公共工事入札等監視委員会というのが設置されていますけれども、現時点で市長が主導して行いたいと思われる、その改革案、その辺の考え方をお伺いいたします。
○議長(荒井昭男) 清水市長。
◎市長(清水聖義) この事件に関しては、私ども執行者、特に私自身も責任を強く感じておりますし、二度とこのような問題が起こらないようにありとあらゆる観点から検討していきたいと思っています。いずれにしましても、今回の事件については、市民に対して行政への不信感を高めたという意味で大変申しわけなく、信頼回復のためにこれからも頑張っていきたい、そのように思っております。本当に申しわけなく思っております。
 それと、今、質問がいろいろありましたけれども、在籍の年数が長かったのと、私どもの信頼が高かった。それが間違いであったわけですけれども、そういったことが言えると思います。私は、別に犯罪を犯した者に頑張っていたという言葉は贈りたくはありませんけれども、現実に落札価格は90%を割るようになったことも事実でありますし、この5年間、年間我々が抑止する以上、約7億円から多いときは多分10億円ぐらいだったと思いますけれども、同じ目的を達成しながらも税の使い方が少なくなった。そこが私の評価でもありました。また、公平にやっているというふうに私などには見えました。私のところに書類が来るのは、結果論が来るわけです。落札価格が幾らで、どこの業者が取りました。どれだけの競争をやっていたようですということだけは私のところに来ますけれども、結果を見て、努力している人だなということは感じていました。
 ただ、入札の制度の中で、今回の問題が発生したような、いわゆる少数による競争が落とし穴になってしまった。一般競争入札をもっと取り入れていくということが必要でありまして、結果を見たときに、枠があるのですね。業者があって、だれが幾ら。これはインターネットでも公表していますけれども、やはり枠いっぱいぐらいの皆さん方に応札してもらうことの方がいいのではないかということは、よく言っていたわけであります。結果として、今回具体的に上がったものは、6業者で1,000万円の仕事をお願いしたいということでありまして、業者数の少ない点が大きな要因だった。やはり仕事をやりたい人みんなが応札してくれて、社会資本充実のために最低の値段で、努力できる値段で札を入れるということが、やはり一番大事だという気がしております。
 いずれにしましても、人事面から見ても我々に欠陥があったという事実を真摯に受け止めて、改善をしていきたい。その中で、どういった改善が大事かといいますと、今言いましたように入札の仕方を考え直さなければいけない。助役を中心として、その入札のあり方について、今、検討して、12月の第1回から実行する予定であります。具体的な内容については報告が行っているかと思いますけれども、まずこのことを考えるべきだと思います。1つ目は人事の面、もう一つは今の方法の面、もう一つは監視委員会の機能を発揮する。弁護士を中心にして7名、その皆さん方によって具体的な形を市民の皆さん方にお示しして評価をいただいて、改善点を指摘していただくというようなことをやっていきたい、そんなふうに思っております。
○議長(荒井昭男) 高田勝浩議員。
◆5番(高田勝浩) 先ほどの答弁ですと、一つが人事、一つが方法論、つまり入札の方法、そして3つ目が監視委員会。入札監視制度、つまりこの監視委員会は、いつぐらいに動き出すというお考えですか。
○議長(荒井昭男) 清水市長。
◎市長(清水聖義) 担当は助役の方で行っていますので、具体的な日付はわかりませんけれども、12月に新しいルールのもとで入札が行われて、その直後ですから、恐らく次の入札が行われるまでの間、1月になろうかと思いますけれども、1月には行いたい、そのように思います。
○議長(荒井昭男) 高田勝浩議員。
◆5番(高田勝浩) 次に、先ほど市長が言った2番目の方法論ですけれども、ここに出ているのは条件付一般競争入札というふうに我々のところにもファックスをいただきましたけれども、一般競争入札のメリットもありますし、デメリットもあると思います。言い方が、またこれも悪いかもしれませんが手抜き工事というのですか、こういうものも含めていろいろ議論がされていますよね。ただ、一方で、けさ方NHKで、一般競争へ切りかえた宮城県の例がありましたけれども、やはりメリットもありデメリットもある。この辺のところは、市長はどのようにお考えになっておられるのか。今回のことを受けて、入札に関する透明性を高めていくということに重きを置いていらっしゃると思いますが、ご答弁をお願いします。
○議長(荒井昭男) 清水市長。
◎市長(清水聖義) やはり最も大事にするのは、税を納めてくれた人たちに参加していただくということが非常に大事でありまして、税を全く納めずに仕事だけ持っていくというシステムは、できれば避けたい。しかしながら、条件付であろうが一般競争入札に近い形でやると、主なデメリットとして、登録してある企業はすべてターゲットにするということになると、本当に間違うと、100億円出している仕事の中の半分は、仕事のない地域、太田市は非常に仕事のある地域でありますけれども、ない地域の人が参入してきたときにどうするか。あるいは事務所だけ太田市に置いておいて、仕事に参加して、いざ税金を納めるときはほかのまちで納めるというようなことがあったとしたならば、これはどうであろうか。これが非常に難しい話であります。ただ、数が多くなり、希望者が多くなれば競争性が高まるということで、非常に前向きなことだ。その2つをいかにして調整するか。また調整すること自体がいいか悪いかの問題になりますけれども、配慮ができる形、競争性があって地元企業にも意欲を増すというような雰囲気になって行けば本物かなと思うわけであります。今回起きた事件を、いずれにせよ反省しながら、実施に当たっては一生懸命臨んでいきたいと思っています。
○議長(荒井昭男) 高田勝浩議員。
◆5番(高田勝浩) 市長に対して質問が長くなりますが、再度お尋ねいたします。
 先ほど市長がおっしゃったように、入札制度というのは性善説ですよね。これを唱えて我々は議論をしているわけで、それを逸脱した者に対しての議論というのは非常にしにくいです。私も、今、市長が答弁されたように、例えばこの間の北部大規模開発の件ですけれども、あの入札の金額を見ていると、非常に適正に入札されているというのがよくわかりました。やはり国の公正取引委員会等の権限も強化されて、数年前から大手ゼネコン等の事件が随分ありましたけれども、非常に健全に競争されていると思いました。ただ、市長がおっしゃったように、比較的小規模というのですか、こういうところにやはり目が行きにくいという状態なのかなと思いました。
 そこでなのですけれども、公益通報保護制度の考え方についてお伺いします。これは内部通告がメインというふうに思われているかもしれませんけれども、いかに通告した者を保護するかという法の精神を尊重しながらなのですが、要は、金銭をもらえない仕組みというのですか、精神的な抑圧、プレッシャーをかける制度としては、一つ有効というメリットは非常に大きいメリットがあると思います。一方で疑心暗鬼になる、職員間の横のつながりが取りにくいというデメリット等もあります。ただ、けさ方前橋市の担当者にも連絡を取ったのですけれども、前橋市の方では指針という形で制定していますね。条例を制定しないで、指針という形でつくりました。市長が、現在、公益通報保護制度について、この太田市の中でどのように運用するのか、運用するお考えがあればご答弁いただきたいと思います。
○議長(荒井昭男) 清水市長。
◎市長(清水聖義) 私のところに時たま手紙が来るときがあります。この手紙があったときは、今の前橋市のシステムと同じように担当者には当然報告をしますし、その後の適切な処理はどうあるべきかということも当然考えたり多分しているのだと思います。今の保護するという考え方ですけれども、これは当然法制度の中ですれば、当然のことながら保護しなければならない。これは告発制度でもありますけれども、真偽を見極めることは非常に大事ですけれども、基本的には保護していく。それをやったからといって不利益をこうむらないというのが原則でありますので、何も法ができているから、できていないからではなくて、そういったことはこれからも徹底していきたい、そういうふうに思っています。ただ、真実を見極める力があるかないかは、我々の技量にもかかっていますので、十分に訓練をしていきたいと思っております。
○議長(荒井昭男) 高田勝浩議員。
◆5番(高田勝浩) 前橋市の制度は、基本的に非常に緩やかな制度ですよね。これは前橋市の例なのですけれども、行政監察員等も入れずに職員間で組織していくような形をとっていますけれども、プレッシャーを与えながらみんなで公平な仕事をしていこうというのは、本来職員とすれば当たり前の話であって、前橋市の職員がいみじくも言っていたように、地方公務員とすれば当たり前のことをあえて条例としてつくる必要はないというようなことは、これはごもっともな話だと思います。ただ一方で、今回の事件を受けて太田市の強い姿勢を示すという意味でも、私は指針であるとか、一定の方向というのは必ずつけなければいけないときが来るのかなと思います。再度同じ質問ですが、お伺いいたします。
○議長(荒井昭男) 清水市長。
◎市長(清水聖義) 方向として、そういう方向に向かっていくと思いますので、十分に考えて、また議会に報告したい、そう思っています。
○議長(荒井昭男) 高田勝浩議員。
◆5番(高田勝浩) ありがとうございます。千代田区の例では、千代田区は条例を制定しましたけれども、今まで3件あって、2件は虚偽だったということは聞いています。1件は内部通報保護に該当する内容だったというのを聞いていますけれども、千代田区の方でも議会で問題になった、責任ある通報と制度の実効性、この2つが必ずぶつかるときが来ると思います。現状は役所の中すべてが非常に厳しい立場だと思いますけれども、ぜひ勇気をもってこの問題に当たっていただきたいと思います。
 以上でこの問題に対する質問は終わります。
 続きまして、救急医療についてお伺いします。健康福祉部長にお願いします。
 健康福祉部長には、救急医療の行政関与についてお伺いいたします。
 まず、小児救急及び周産期医療の現状ということでお伺いしますが、まず1点目、本市6救急指定病院の小児科の現状数と、来年度以降の見通しについてお伺いいたします。
○議長(荒井昭男) 早川健康福祉部長。
◎健康福祉部長(早川充彦) お答え申し上げます。
 本市救急指定病院の小児科医の現状数でありますけれども、総合太田病院に4名、本島総合病院に1名となっております。来年度以降の見通しということでありますが、大変危惧しておりましたけれども、総合太田病院への小児科医師派遣が県、大学、医師会、病院等のご努力によりまして、平成19年度も継続されるとの報告を受けております。関連いたします産婦人科の医師につきましても、総合太田病院に現在6名体制となっておりますけれども、医師の数は変わる可能性がありますけれども、小児科の存続に伴いまして、来年度も体制は維持できる見込みとなっておりますので、よろしくお願いします。
○議長(荒井昭男) 高田勝浩議員。
◆5番(高田勝浩) 市長をはじめ担当課が非常に努力してくれた結果だなと思います。小児救急の医療現場が崩壊しているといううわさが立って3年ぐらいですが、非常に頑張ってくれているなと、私もまだ下の子が1歳ちょっとですけれども、改めて感謝申し上げます。ただ、一方で、この制度は、残念ながら単年度の見込みもしくは複数といっても2年ぐらいの見込みですよね。そういった意味では、スケール的なものを含めて危惧しております。
 そこでなのですが、救急とはちょっと離れるのですが、今後不足するであろう診療科目というのがありましたらお伺いいたします。
○議長(荒井昭男) 早川健康福祉部長。
◎健康福祉部長(早川充彦) 昨今、新聞等でも報道されておりますけれども、医師不足に伴いまして地方病院において公立、私立を問わず診療科目の縮小、閉鎖するところが見受けられるようになってきております。医師の新研修制度が始まる以前から、訴訟リスクの高い診療科目であります脳外科、産婦人科、小児科等を回避する現象が生じておりますので、医師の絶対数が確保されるとしても、これらの科目の偏在解消には長期間かかるものと考えております。
○議長(荒井昭男) 高田勝浩議員。
◆5番(高田勝浩) 問題点はそこなのだろうと思います。訴訟リスクが高い科目というふうに先ほど部長が答弁されましたけれども、これは一次救急と二次救急が混在している状況が、まさに混合診療が問題になっているわけで、そこでなのですれけども、平日夜間診療所の現状についてお伺いいたします。
 まず、1点目ですが、患者総数を教えてください。
○議長(荒井昭男) 早川健康福祉部長。
◎健康福祉部長(早川充彦) 太田市の平日夜間救急診療所の現状でありますけれども、10月末までの実績では、患者総数が1,385名、内小児科が1,193名、率といたしまして86%を小児科が占めております。年齢構成では、0歳から4歳までが850名、5歳から9歳までが274名、10歳から14歳までが69名、15歳から19歳までが21名、20歳以上が171名となっており、小児科でも乳幼児の割合が高くなっております。
○議長(荒井昭男) 高田勝浩議員。
◆5番(高田勝浩) 続きまして、平日夜間診療の周知徹底、これは一次救急ということで、これを徹底していかなければ、我々一般市町村がする権限がある一次救急検診等、いかに混合診療を引き起こさないかという周知徹底が必要だと思います。何回か広報等でも見かけておりますけれども、その辺についてご答弁いただければと思います。
○議長(荒井昭男) 早川健康福祉部長。
◎健康福祉部長(早川充彦) 市民への周知の状況でありますけれども、太田市広報3月20日号で開設のお知らせを掲載いたしました。4月から2カ月程度、第1面に利用のお知らせを掲載いたしまして、また休日当番医の欄に連絡先を明示しております。広報紙以外では、太田市ホームページの掲載、行政センター官報の掲載、開設前に保育園・幼稚園保護者へのチラシの配布を行いました。また、市の広報テレビおおたときめきホットライン及びエフエム太郎でも紹介されております。今後もさまざまな広報媒体を活用して広報してまいりたいと考えております。
○議長(荒井昭男) 高田勝浩議員。
◆5番(高田勝浩) ありがとうございました。
 続いて、これは市単で行う太田市夜間診療所でございますけれども、経費総額をお伺いいたします。
○議長(荒井昭男) 早川健康福祉部長。
◎健康福祉部長(早川充彦) 経費の総額ということでありますが、医師への報酬や看護師の手当、薬剤物品等で、平成18年度の予算で2,750万円を想定しておりまして、太田市の単独予算となっております。
○議長(荒井昭男) 高田勝浩議員。
◆5番(高田勝浩) そこで1点だけお伺いいたします。医療で、市町村間の広域分担制度、つまり来た人の割合。患者総数を先ほどおっしゃっていただきましたけれども、年齢構成と地区構成をご答弁願います。
○議長(荒井昭男) 早川健康福祉部長。
◎健康福祉部長(早川充彦) それでは、ご答弁申し上げます。
 地区構成は、太田市在住者が1,210名、大泉町が105名、その他邑楽郡が31名、その他県内が11名、県外が28名となっておりまして、大泉町の住民の利用率が8%弱と高くなっております。そのような状況でございます。
○議長(荒井昭男) 高田勝浩議員。
◆5番(高田勝浩) 今、部長から答弁があったように、太田市以外の方の割合が非常に多くなっていますけれども、医療等に関して広域の分担金制度というのですか、来た人数に対して他市町村でも分担金があるというような制度というのがあるのかどうかお伺いいたします。
○議長(荒井昭男) 早川健康福祉部長。
◎健康福祉部長(早川充彦) お答え申し上げます。
 広域分担金制度ということでありますけれども、通常は市町村間で協定を結びまして金額を決定しております。太田市の救急病院に対する補助金につきましては、大泉町と熊谷市から救急患者数に応じた分担金が入る予定となっておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(荒井昭男) 高田勝浩議員。
◆5番(高田勝浩) ありがとうございました。今のは救急6病院の救急ということでよろしいですね。はい、わかりました。
 続きまして、救急6病院の支援、これは医療施設の運営費補助についてですけれども、お伺いいたします。まず、1点目なのですけれども、太田市の6病院への支援の前に、今年の群馬県の9月補正予算で、太田総合病院に対して幾らか予算がついたと思うのですけれども、これについて概要でも結構ですので、おわかりになればお答えいただきたいと思います。
○議長(荒井昭男) 早川健康福祉部長。
◎健康福祉部長(早川充彦) 群馬県の総合太田病院への支援でありますけれども、小児科医師3名分の人件費不採算分として、平成18年度は5カ月分に対する補助と聞いております。総額といたしましては825万円程度でありまして、補助の期間も、新たに集約化等枠組み負担とさせるまでの間ということで、一、二年の間かなと考えていますので、よろしくお願いします。
○議長(荒井昭男) 高田勝浩議員。
◆5番(高田勝浩) 医師3名分で825万円。たしか桐生厚生病院は、性質はNICUの関係で違うと思いますけれども、一、二年の限定補助ということであります。その上でなのですが、この6病院に対する施設運営費補助の県の割合、また市の割合等がありましたら、どうなっているのかお答えいただきたいと思います。
○議長(荒井昭男) 早川健康福祉部長。
◎健康福祉部長(早川充彦) 救急医療施設運営費等補助につきましては、従前は国・県・市でそれぞれ3分の1ずつ負担しておりました。平成17年度から地方交付税算定対象となっておりまして、市の負担はその分増大しているような形になってきております。今回のような県の補助金につきましては、緊急的な補助ということになります。先ほど申し上げたように平成20年度ぐらいまで、平成20年度には集約化が図れるということでありますので、それまでということになると思いますが、補助金の内容ということでありますけれども、桐生市広域、伊勢崎市等では補助単価の据え置きをしておりまして、太田市では負担が増す中で、平成17年度に基準単価等の見直しを行いまして、さらに増額を図ってまいりました。また、小児科のNICUへの単独補助金も含めまして、さらなる充実を図ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。
○議長(荒井昭男) 高田勝浩議員。
◆5番(高田勝浩) 先ほど部長から答弁があった他市の状況に関しては市長にも答弁をいただきたいと思いますので、ここでは質問を留保いたします。
 ところで、上乗せ補助支給の前年度比と、先ほど負担が多くなっているということでありますけれども、どの程度市の負担が増加しているのかお伺いいたします。
○議長(荒井昭男) 早川健康福祉部長。
◎健康福祉部長(早川充彦) お答え申し上げます。
 市単独の増加額につきましては、合併によります第一病院の加入による要因もありますけれども、4,000万円程度の増加となっております。本市の医療関係に対する考え方でありますけれども、他の自治体の公設病院は運営費に対する負担金としての意味合いもありますけれども、太田市は私的病院への救急体制と地域医療連携を強化するための補助金を意図しておりますので、さらに救急に関する施設整備の手法検討と民間の活性化を図ることが、現在の医療環境充実のための最善の方法と考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。
○議長(荒井昭男) 高田勝浩議員。
◆5番(高田勝浩) ただ、一方で本市には公設型の病院がないわけですよね。これはベッド数等の関係もあると思うのですが、そういった意味では、他市との状況が比較しにくいというのはあると思うのです。実は私、この間も県の担当理事等を入れた話し合いの席に参加させていただいたことがあったのですけれども、必ず県の担当者が言うのは、「太田市は何もしていないじゃないか」というようなことです。私も聞いていて、少々違うのではないかと思ったのですけれども、公設病院を持つ市町村と一部事務組合等でやっている市町村、先ほど言ったように太田市のように私的な6病院がある内容の支援策というのは、決定的に違ってくるわけですよね。にもかかわらず、群馬県が言う、その論拠というのが、他市の状況との支援策の違いが、太田市は何もしていないという発言につながったのだろうと思います。
 そこでですけれども、伊勢崎市民病院、桐生厚生病院、それと富岡総合病院、館林厚生病院とありますけれども、館林が市立ですけれども、ほかは一部事務組合ということでやっています。要するに一般会計からの負担金という制度で考えていくと、大体3億円から4億円ぐらい出しているところもありますし、多い館林厚生病院などは約5億円出していますが、その中に一般会計の補助額、つまり今回の救急のような補助という形で一般会計から多額を出しているところもあり、出していないところもある。ただ、それらを総合して、市が単独で持ち出している補助額、この性質は先ほど言ったように趣は絶対に違いますけれども、そうなってくると約5億円ぐらいを拠出しているという事になります。それを総合して、もう少し太田市として、先ほど答弁がありましたけれども、非公式でありながら県があのように言うことであれば、やはり私は出すべきなのではないかと思いますが、その辺の担当部の考え方をお伺いします。
○議長(荒井昭男) 早川健康福祉部長。
◎健康福祉部長(早川充彦) 先ほどもちょっとご答弁申し上げましたけれども、私的病院への救急体制と地域医療連携を強化する意味からも、救急に関する施設整備の手法検討と民間の活性化を図ることということで、その辺に重点を置いて補助というのはしていきたいと思っております。いわゆる公設の病院等につきましては管理運営費という意味合いがあると思うのですが、太田市の場合はそういったことではなくて、いわゆる私立の病院でありますので、その辺を加味しながら検討してまいりたいと考えています。
○議長(荒井昭男) 高田勝浩議員。
◆5番(高田勝浩) やはり県ですよね。つまり広域行政が何をすべきか。医療というのは群馬県が行うべきであって、ただ一方で身近な市町村にさまざまな要望が来る。私は、とても不思議な状態だなと思います。医療ほど広域でやっていただかなければいけない内容にもかかわらず、こういった問題が起きている。一方で市が対応しなければならない、対応せざるを得ない状況で、私は県にシステムづくりを非常に期待しているのですけれども、このような状態になっております。
 そこでなのですが、県との話し合いというのですか、この辺の指導ですとか、そういったことも含めて現状をお聞かせいただければと思います。
○議長(荒井昭男) 早川健康福祉部長。
◎健康福祉部長(早川充彦) 群馬県から市町村への指導等でありますけれども、議員がご質問のとおり医療行政は広域との考え方から、県は基本的には直接に医療機関へ指導・調整を行っております。ただし、各地域の医療圏における問題点につきましては、県と市町村との連携を図りながら対応しているのが現状でありますので、よろしくお願い申し上げます。
○議長(荒井昭男) 高田勝浩議員。
◆5番(高田勝浩) 以上で部長への質問は終わりにします。ありがとうございました。
 続きまして、市長にお伺いいたします。
 先ほどの部長答弁で、非常に明るい見通しがあったのは、私は一次救急であるなと思います。今年の4月から始まったわけですけれども、先ほど報告いただいた患者数というのは、確実に一次救急のニーズを満たしている。一次と二次を混在させてやっている医師の過密な労働条件を緩和するには十分な施策だなと思いますし、またこれからも続けていただきたいと思うのですが、太田市の役割である一次救急推進の立場から、これは今後も必要不可欠な事業だというのは共通認識だと思うのですが、今後の継続と充実についてお伺いいたします。
○議長(荒井昭男) 清水市長。
◎市長(清水聖義) 今、お話がありましたように1次救急と2次救急を混在させて考えるということが病院の、いわゆる医師の撤退につながっているというような観点から、1次救急と2次救急は可能な限り市民の認識を高めていただいて、何でも病院という考え方を変えてもらいたい。それで、今、市内にある診療所、いわゆる医院ですけれども、この先生方も基本的には大手の病院から独立をして自らの専門性を高めて社会貢献したいということで独立したわけですから、1次救急としては当然のことながら十分に間に合う、十分に我々が期待し得る人たちであります。
 さらに、夜間救急を始めていただきました。これも1次救急を満たすためであって、病院の混雑を、あるいは何でも病院という考え方から脱皮していただくための一つの方策でありまして、本当におかげさまで大勢の患者さんに来ていただいているということを大変うれしく思っています。これを積極的に進めることによって病院の小児科医師、あるいは産婦人科医師、あるいは脳外科まではありませんけれども、そういった医師を確保していける一つの道筋になるというふうに評価をしています。
○議長(荒井昭男) 高田勝浩議員。
◆5番(高田勝浩) 本当におっしゃるとおり、ほかの病院に転送した患者というのが0.03%ということで、いかに1次救急というのが多いかというのが、もう数字を見れば一目瞭然であります。
 そこで、市単でやっているこの事業ですけれども、やはり先ほど救急の方で負担金制度ということがあるのであれば、私はきちんと、邑楽町、大泉町で約10%ぐらいになりますけれども、負担金を取った方がいいのではないか。これは市単だから取るとか、そういうことも確かにあるでしょう。市町村の役割ということを考えてもそうでしょう。ただ、負担金をいただくことによって、みんなでこの地域、エリアの中の医療を充実させていこう、そして質の高い医療を受けていただこうという観点から、やはり分担金制度というのは、この1次救急、夜間診療所に対してもあってもいいのではないかと思いますが、市長のお考えをお伺いします。
○議長(荒井昭男) 清水市長。
◎市長(清水聖義) 他地区の、例えば足利日赤、あるいは桐生厚生、館林厚生、あるいは伊勢崎、熊谷、我々は共同分担金という制度の中では動いていません。たまたま桐生については、合併ということがあって藪塚地区の皆さん方に不安を与えないようにそういう分担はしておりますけれども、基本的にはありません。ですから、近隣の方々と話をして、一緒にやっていこうという形で協力体制の中で運営していけば理想ではないでしょうか。そんなふうに思います。何人来たから幾らというやり方は、これはどうかなと、むしろそういった分野については県が補完的な機能を果たしていただくのが大変ありがたいと、そう思います。
○議長(荒井昭男) 高田勝浩議員。
◆5番(高田勝浩) 私が質問したのは、県がなかなかやってくれないというと悪いですけれども、実質そうですので、とても県の役割とは何なのだろうかと、広域でやるものに関しては医療は特に重要だと思いますので、このような質問をさせていただきました。充実した医療を受けていただくために、私は必要だと思います。
 そこで、市長には最後の質問をさせていただきます。今、議長席にお座りの荒井議長が今年の3月議会で質問した内容なのですけれども、太田病院の市民病院化というのですか、これを市長は答弁されました。要は基幹病院として三セクというような形、もしくは市民病院というような形、いずれにしても公の力、行政力をここにつぎ込もうというようなことで、翌日の新聞にも大きく出されたことは記憶に新しいです。
 そこで、その意見を表明してから、はや半年以上経つのですが、多分来年度予算等でいろいろお考えになっていただいていると思うのですが、何分にも具体策というのが見えてこないということで、私どもの会派では、市長に来年度予算の要望の中で、例えば医師に対する就労支援金であるとか、あと退職加算手当、こういった形で研修医制度によって臨床重視と報酬重視という2つの流れの中で、私は、この太田市ができることは報酬重視の施策ができるのだろうというふうに思います。結果的に病院経営も非常に楽になるといいますか、1次救急とあわせてですけれども、継続的に医師の確保があれば医師の過重労働も引き起こさない、こういった問題があります。
 また、今後、看護師不足がかなり大きい問題になってくると思います。医療制度関連改革法が通って看護婦の割合も変わります。どこの病院も看護師の確保に躍起になる時代が来る。そうなってくると、医師不足等よりもひどい状態にもしかするとなるのではないかというふうに思います。その辺も含めて太田市の病院の今後のあり方、また具体策等、あればお答えいただきたいと思います。
 また、看護師不足等もこれからもっと医療に対する投資をしていかなければならないと思います。その辺について市長にお伺いして私の質問を終わりにします。
○議長(荒井昭男) 清水市長。
◎市長(清水聖義) 公立病院化ということは考えておりません。太田病院が基幹病院であることは事実でありますが、ベッド数も限定されていますので、その中に3次救急、2次救急はどこでもやっていますけれども、3次救急を中心としたエリアを設けて、それで太田病院と連携を図っていくという方向で動いています。図面までは、正直言って、これは本図面ではありませんけれども、病院の方でかいてくれました。中に入り込む方式がいいのではないか。今、国もベッド数を減らそうとしていますので、病院受難時代でもあります。ですから、その中でやれるのは3次救急部門を我々が手がけるのがいいのではないか。ぜひまた議会でもそういう議論をしていただければありがたいと思います。
 また、当面の経費の問題ですけれども、現在のところ、全部ひっくるめて1億2,800万円、太田市では病院群あるいは医師会分ですか、医師に対して出しています。特に救急には9,200万円出しています。これが県が言う、太田市は何もしていないというのに値するのか。幾ら出せば、9,200万円もお金であることは確かで、何もやっていないわけではない。むしろこれから2次救急等々に関して市民に不便を来すことがあればこれの増額も、今、言った報酬であろうが退職金であろうが、内容については検討して増額していくということは、病院に対して元気を与えるということで意義があるのではないかというふうに思っています。
 また、医師確保については、私自身も慶応病院等々、知り合いの医師がいますので、自分自身当たって、例えば産婦人科6名いるなんていう病院は世の中に今、太田病院しかありません。ほかには6名なんていう、そんな病院はないわけでありまして、努力の成果として認めていただければありがたいと思います。
 看護師の不足については、東群馬も含めて民間、弱い看護学校ありますけれども、そういったものを充実させて確保ができる環境をつくっていきたい、そう思っております。
○議長(荒井昭男) 次に、27番小暮広司議員。
◆27番(小暮広司) 27番新田クラブの小暮広司です。通告に基づき、一問一答方式で質問をさせていただきます。
 まず、環境部長に公共下水と合併浄化槽についてお聞きいたします。河川の上流に住む私たちは、下流に住む多くの親戚・知人・友人のためにもきれいな水を流すことが求められております。流域下水道新田処理区も7月1日より供用開始になりましたが、なかなか進み具合が見えてきません。そこで、まず供用開始による現状をお聞かせください。
○議長(荒井昭男) 金子環境部長。
◎環境部長(金子一男) 利根・渡良瀬流域下水道新田処理区関連公共下水道の一部が供用開始になった現状についてご答弁を申し上げたいというふうに思います。
 まず、初めに本市の公共下水道事業につきましては、旧太田市の中央部を処理区として処理場を有する単独公共下水道と市の東部地域を処理区とする利根川左岸流域下水道西邑楽処理区関連公共下水道、それから旧太田市の西の区域と旧3町を処理区とする利根・渡良瀬流域下水道新田処理区関連公共下水道の3事業より整備を進めているわけでございます。今、お話がございました本年7月1日より供用開始した、通称新田処理区につきましては、区域面積242.9ヘクタール、区域内人口7,942名、区域内受益者負担を課している戸数2,090戸でございますが、現在5カ月を経過後の11月末現在、接続戸数で1,044戸が既に供用を開始してございます。接続率につきましては49.95%ということで、私どもとすれば順調に推移していると考えてございます。
○議長(荒井昭男) 小暮広司議員。
◆27番(小暮広司) 約50%近くの人が使用を始めていると答弁をいただきました。今後の見通しですが、既に当地区では合併浄化槽を使用しておったり、公共枡にすぐ接続しなくもよい家が多くあります。そんな中で、市では100%接続してほしい、しかし、住民はまだまだ間に合っている中で何か促進策も考えていいのではないか、そんなふうにも思っております。何か促進策がありましたらお聞きいたします。あわせて今後の具体的な整備計画、また地区がわかりましたらお聞かせください。
○議長(荒井昭男) 金子環境部長。
◎環境部長(金子一男) 促進策と申しましょうか、今後の公共下水道の処理区の計画でございますけれども、本事業は、旧1市3町を合わせまして561.3ヘクタールの事業認可を受け、合併後も引き続き鋭意事業を進めているところでございます。しかし、事業認可期間が本年度で終了するために、事業認可期間を平成24年まで延伸し、未整備地区の解消を随時図ってまいりたいというふうに考えてございます。
 2点目の具体的な整備地区ということでございますが、現に認可を取得している旧尾島地区では安養寺町、尾島町、岩松町、亀岡町、堀口町をそれぞれ整備していきたい。旧新田地区につきましては、新田木崎町、新田中江田町を、また旧太田地区では由良町、藤阿久町、細谷町の未整備地区を随時整備してまいりたいというふうに考えてございます。
 旧藪塚本町地区におきましては、ほぼ整備の見通しが図れたために、事業期間延長にあわせて認可区域の拡大を図っていきたいと考えております。その区域拡大につきましては、旧藪塚本町の現認可区域に隣接する大原町を計画したいというふうに考えてございます。この地区につきましては、道路側溝等の排水施設がなく、浄化槽の処理水は宅内浸透として処理している状況でございますので、公共下水道の要望が非常に高く、また、整備の必要性が高いことから早期の整備促進をしてまいりたいというふうに考えてございます。
○議長(荒井昭男) 小暮広司議員。
◆27番(小暮広司) 今までの認可区域内の未整備区域をこれから平成24年までというと6年もかかるわけです。あまりにも遅過ぎる、そんなふうに申し上げたいと思います。
 次に、浄化槽設置整備事業について質問させていただきます。浄化槽の下水処理能力が一段と改良され、公共下水道並みの処理水が流せ、経費も公共下水道の3分の1ほどで済み、工事も短期間でできる。よい点が多い事業ですから、今後急速に普及が進むと思います。本市での取り組み状況をお聞きいたします。
○議長(荒井昭男) 金子環境部長。
◎環境部長(金子一男) 浄化槽設置事業につきましては、公共下水道、コミュニティー・プラント事業、農業集落排水事業、それに戸別浄化槽事業の予定処理区域を除いた地域におきまして浄化槽の普及及び設置費用の軽減を図るために、浄化槽設置者に対しまして補助金を交付している事業がございます。本市の補助金額につきましては、5人槽が19万8,000円、7人槽が25万6,000円、10人槽が34万円でございます。また、県内12市の補助金の交付額の比較でございますけれども、交付額が本市と同額が6市、本市より高い額の市が3市、本市より低い額の市が2市という状況でございます。
○議長(荒井昭男) 小暮広司議員。
◆27番(小暮広司) 本市が一番高いというふうに思っていたわけですけれども、中ぐらいの補助制度であるということがわかりました。現在、只上地区でいち早く取り入れた市町村設置型の戸別浄化槽事業ですが、これが現在始まっていると思います。この現状、また、これからほかの地区での予定がありましたらお願いいたします。
○議長(荒井昭男) 金子環境部長。
◎環境部長(金子一男) 市町村設置型の戸別浄化槽事業の今後の計画でございますが、この戸別浄化槽事業は生活排水対策及び生活基盤整備を緊急に実施する必要がある区域につきまして、地元住民の強い要望によりまして区域を設定して本市自ら設置主体となり、浄化槽の面的整備を行うものでございます。この事業は平成18年度より新規事業といたしまして只上町1区地区で既に事業に着手してございます。その事業概要でございますが、平成18年度から21年度までの4カ年計画で実施し、本年度の設置戸数は54基の予定でございます。最終的には全体で186基の設置を計画してございます。
 また、今後の予定につきましては、陳情書が出された新田花香塚地区を平成19年、大舘地区を平成20年に事業実施するため、現在、国及び県に対しまして申請の準備あるいは調査を進めている状況でございます。
○議長(荒井昭男) 小暮広司議員。
◆27番(小暮広司) 環境部長への質問はこれで終わります。
 次に、市長にお願いいたします。先ほど環境部長より答弁をいただきました。公共下水道整備地区の問題ですが、旧新田地区では、農業集落排水事業は花香塚地区を最後に完了する予定でありました。新田花香塚地区が市町村設置型戸別浄化槽事業に平成19年度より変更になるとのこと、公共下水道の枠もある中での運営ですので、組み替えで新田木崎町、中江田町の区域拡大になったと思っております。整備が完了すれば、次は赤堀、上江田、村田地区と思っています。住民も待っております。部長答弁では、認可拡大申請も早くて6年後とのことですが、事業計画がもっと早く進まないのか、そこら辺の市長のお考えをお聞かせください。
○議長(荒井昭男) 清水市長。
◎市長(清水聖義) 合併浄化槽を設置してしまった方々は、流域下水道がいったからといってすぐに接続はしない。その比率が高ければ高いほど流域につないでくれる方は少ない、これは現実であります。また、もう1点は、農業集落排水事業は個人負担はもとより市の財政出動も非常に高いというようなことで、現在、手がけるところはないし、太田市でも尾島地区の前小屋地区を除いて、もうこれで一応終わりにしたいというような気持ちで今、おります。コストがかかって水が出てくる結果が同じであれば、コストの低いもので、できるだけ身近にやれる方法がいいのではないか、これが市町村型であります。
 そういうようなことからやっているわけですが、次の5年、6年で結構遠い将来のように見えますけれども、下水道の5年間というのは非常に短いです。そんなに長くはないです。ですから、その間にぜひ貯金を蓄えていただいて、管が来たらすぐつなぐという準備を5年間、貯金をしておいてもらってすぐについたというような実感をぜひ味わってもらいたい。ちょっと年数かかりますけれども、これは仕方がない話です。農業集落排水事業をやるにはもったいな過ぎる。ですから、今の下水をつないでいくことが一番いいわけで、そのためには認可区域を段階的に拡大していくわけでありますので、ひとつご理解いただきたいということであります。
○議長(荒井昭男) 小暮広司議員。
◆27番(小暮広司) なかなかお金もかかるし、時間もかかる。そういう中で難しいという話をいただいているわけですけれども、自分自身もこれからの下水処理事業というのは、やはり公共下水と戸別浄化槽、この2点かな、そんなふうにも思っております。新田地区においては結構公共下水、進んでいたわけですけれども、これから10年、20年先になるという見通しの中で、先ほど市長が言ったように早く、安く、それも短期間にできる、そういう戸別浄化槽事業、それが花香塚地区、大舘地区、2カ所申請するというような話をいただきました。自分とすればそれ以外のもっと多くの場所で申請していただきたい、そんな考えを持っているのですけれども、市長のお考えを再度お願いします。
○議長(荒井昭男) 清水市長。
◎市長(清水聖義) ぜひやってみたいという地域があれば、名乗り出ていただければいいと私は思うのです。何も単年度で1カ所というよりも、またがっていくことの方がスピードアップできるわけでありまして、ぜひほかの地域でも下水道のエリアに入らない場所、これを選定していただいて仲間に入っていただくと、太田市の下水の普及率というのは、もうそれ以外ないのです。パイプを通した所だけというとまだまだ、実際につないでいただいているのは公共だけですとまだ25%、そのほか団地とか農集排がありますので、あるいは全体ではもう6割近くいくようになったのですけれども、やはり増やすためにはそういうことをやらなければいけない。ぜひ地域で、みんなで盛り上がりの中で数を増やして実施の段階に移れるようにぜひしていただければ大変ありがたいというふうに思います。
○議長(荒井昭男) 小暮広司議員。
◆27番(小暮広司) 続いて、産業経済部長にお願いいたします。それでは、農業政策について質問させていただきます。農業は、食料を生産するだけでなく、地域の自然環境を守ったり、地域独特の伝統文化をはぐくんできました。その農業が今、苦しんでおります。この秋の野菜の安値は目を覆うばかりであります。私は、ひそかにこの秋の農作物に期待を持っておりました。本年5月末にポジティブリスト制度が施行され、国内農産物への影響もありますが、輸入農産物への影響が大きいと思ったからです。しかし、この秋は好天に恵まれ、コメを除いて大豊作であります。これが逆であったらと思ったりもします。農業の難しさを再度感じております。
 このように産業基盤の弱い農業についての質問ですが、まず、周辺の市も含めて平成16、17年の農家数、耕地面積、農業産出額をお聞きいたします。
○議長(荒井昭男) 久保田産業経済部長。
◎産業経済部長(久保田幹雄) 太田市と前橋市、伊勢崎市の状況等でご答弁申し上げたいと思いますけれども、群馬県の農林水産統計によりますと、農家数は、本市では平成16年、5,900戸、平成17年が5,300戸、前橋市では平成16年、7,600戸、平成17年、7,100戸、伊勢崎市では平成16年、4,300戸、平成17年、4,000戸、耕地面積は、本市では平成16年、7,370ヘクタール、平成17年、7,200ヘクタール、前橋市では平成16年、8,400ヘクタール、平成17年、8,300ヘクタール、伊勢崎市では平成16年、5,500ヘクタール、平成17年、5,380ヘクタール、農業算出額は、本市では平成16年、201億円、平成17年、204億円、前橋市では平成16年、300億円、平成17年、319億円、伊勢崎市では平成16年、172億円、平成17年、177億円となっている状況でございます。
○議長(荒井昭男) 小暮広司議員。
◆27番(小暮広司) 年々、農家数・耕地面積が減る中で農業算出額は減っていないことがわかりました。しかし、本市は前橋市とは耕地面積で900ヘクタールの違いで110億円も少ない、伊勢崎市と比べた場合、約2,000ヘクタール本市が多い中で30億円の差しかないわけです。県内2位と言われている中で、何か物足りない感じを受けております。以前にも同僚議員が政策提言したり、問題提起もしておりますが、本市での具体的な政策をお聞かせください。
○議長(荒井昭男) 久保田産業経済部長。
◎産業経済部長(久保田幹雄) 県内第2位の太田市の農業政策として、特に来年度バイオマス有効活用施設等の整備を行う地域循環型農業支援事業、農地の貸借に対する助成を行う農地流動化の推進事業及び地域の特産物の推奨を目指した産地育成強化対策事業等を主体に取り組んでまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解お願いいたします。
○議長(荒井昭男) 小暮広司議員。
◆27番(小暮広司) 今現在、経営所得安定対策の関係で3つの政策があるわけですけれども、部長よりその3つの対策に対しての答弁をいただきました。また、部長からバイオ事業等も取り組んでいきたいという答弁がございましたが、まだまだ自分とすると少ない政策かなと、そんなふうにも感じております。国では平成19年より取り組みが始まる経営所得安定対策についてお聞きいたします。品目横断対策やコメ政策、それに新たに加わった農地・水・環境保全対策は、農政の中では大きな転換ととらえております。大規模農家を育成するだけでは日本農業は守れない、成り立たない。小規模農家や兼業農家も残す中で集落や地域の環境を守る政策に変わってきたと思っております。本市ではそれらの政策に対してどんな取り組みでいくのか、お聞きいたします。
○議長(荒井昭男) 久保田産業経済部長。
◎産業経済部長(久保田幹雄) お答え申し上げます。
 議員指摘のとおり、平成19年度から農業の変革期を迎えている状況でございますけれども、国の政策として進められておる中で、現在、本市の取り組みの状況でございますが、まず、コメ政策改革推進対策、いわゆる生産調整業務でございますけれども、平成19年産から農業者とJAとが主体となって進めることとなりますが、市としてもこの関係については今後とも十分かかわっていく予定でございますので、よろしくご理解いただきたいと思います。
 2つ目の品目横断的経営安定対策でありますけれども、引き続き認定農業者と集落営農組織の積極的な確保と推進を図ってまいりたいと考えております。なお、現在、認定農業者数は381件、集落営農組織は3組織立ち上がっている状況にあります。
 3つ目であります農地・水・環境保全向上対策でございますけれども、地域の住民が一体となり、農地や農業用水路等の維持管理を行うものでございまして、現在、7地区が組織化を進めているところでございます。今後とも多くの地域が取り組むよう推進を図ってまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
○議長(荒井昭男) 小暮広司議員。
◆27番(小暮広司) 農政課の職員も現場に出向いて頑張っている姿は認めますが、なお一層の努力もお願いしておきます。
 次に、補助金の見直し問題ですが、行政効率化委員会からの中間報告を見ますと、農業関連にも多くの補助金が出ていることがわかりました。尾島地区で3件、138万円、新田地区で19件、2,451万3,000円、藪塚本町地区で17件、1,437万2,000円、太田地区は全体の部分もあると思いますが、30件で1,274万2,000円となっております。これらの補助金はどうなっていくのか、お聞きいたします。
○議長(荒井昭男) 久保田産業経済部長。
◎産業経済部長(久保田幹雄) 行政効率化委員会の報告に基づきまして、それを尊重いたしまして各団体等といろいろ調整している段階でございますけれども、補助金の見直しに関しまして単に減額をすることが目的でなく、長年引き継いできたものを再確認し、時代に合ったものを限られた予算の中で効率的に配分するよう考慮し、新たに必要なものがあれば随時検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解のほどお願い申し上げます。
○議長(荒井昭男) 小暮広司議員。
◆27番(小暮広司) 産業経済部長への質問は終わります。
 続いて、助役に臭気問題についてお願いいたします。臭気問題は農業、特に畜産に関係してくると思いますが、農家としても堆肥場所を確保したり、尿処理施設をつくったり、においにも相当気をつけて日々の営農を行っております。市としてどんな目的で立ち上げたのか、まず、お聞きをいたします。
○議長(荒井昭男) 林助役。
◎助役(林弘二) 臭気問題と農業との関連についてお答えいたします。
 農業の臭気問題の中心は、今、議員がおっしゃいましたように何といっても畜産臭気の問題でございます。そのため太田市では本年6月、太田市畜産等臭気対策会議を立ち上げまして、地域住民や畜産事業者の協力を得ながら畜産臭気の改善を図り、畜産と地域が共生できるまちづくりを目指しております。現在までに畜産臭気の影響の大きい新田市野倉地区におきまして、乳牛・肉牛・養豚・養鶏の畜舎及び堆肥場の臭気指数を測定いたしまして臭気レベルの現状把握を行いました。その結果、臭気強度3という「楽に感知できるにおい」、臭気指数では11から18という範囲のレベルを確認したところでございます。そして、臭気改善対策といたしましては、前橋市宮城地区で効果を上げております複合微生物資材を家畜の種類ごとに試験的に散布しまして、効果確認を行うこととしております。この効果につきましては3カ月程度で結果が出ますので、効果が実証されれば広範囲に展開できるよう積極的に市としても取り組んでまいりたいと考えております。
 また、九州の佐賀市で、特殊な土壌ペレットを使って農業集落排水処理水の中に有用な微生物を培養いたしまして悪臭物質を分解する、いわゆるNHK等の報道で「宝の水」と言われております、そうした実験設備の導入につきましても関係者と協議を進めているところであります。さらにまた国の支援を受けましてバイオマス構想案の策定に取り組むこととしておりまして、このような施策の推進によりまして臭気指数10、臭気強度で言いますと2.5、「何のにおいかわかる弱いにおい」と、臭気強度3、「楽に感知できるにおい」の中間値を目標にしまして、関係者の理解と協力を得て臭気改善対策を行ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(荒井昭男) 小暮広司議員。
◆27番(小暮広司) 臭気強度を3から2.5とか、臭気指数10という数字、自分とするとちょっとぴんとこない感じがするのですけれども、よいにおい、悪いにおいがあることは確かです。でも、ものによっては、よいにおいが必ずしもおいしいとは限らない。悪いにおいでも食べておいしいものもあると思います。来年度より特例市移行に伴い悪臭防止法に関する事務が県より市に権限委譲される中、農業に及ぼす影響、どうなっていくのか、お聞かせください。
○議長(荒井昭男) 林助役。
◎助役(林弘二) 特例市移行に伴う悪臭防止法に関します事務の権限委譲及び農業への影響についてお答えいたします。
 悪臭防止法に関する事務につきましては、お話のように来年度、特例市移行に伴い県から市へ全面的に委譲されます。主な委譲される事務の内容は、規制地域の指定と規制基準の設定であります。規制地域の指定につきましては、現在、合併前の旧3町の地域は規制の対象外になっていますが、今回市内全域を規制の対象にさせていただく予定であります。
 次に、規制方法につきましては、現在の悪臭物質の濃度規制にかえまして複合臭、いわゆる混ざったにおいに対応できること、また、人の悪臭被害の感覚に一致しやすいことから国も導入を積極的に推進しております人間の嗅覚を利用しました臭気指数の規制に変更する予定であります。なお、規制地域及び規制方法の変更につきましては、9月に市議会の市民経済委員会に報告いたしました。また、9月から10月の間、市民意見公募の手続を行い、11月に環境審議会に諮問いたしました。今後は環境審議会の答申を経て、成案を来年2月、市議会に報告いたしまして、来年4月1日告示、10月1日施行を目標に事務を進める予定であります。
 次に、農業への影響でありますが、環境審議会に諮問いたしました臭気規制案では、農業が中心に行われております市街化調整区域につきましては、他の市町村と同様、臭気指数21以下を予定しております。先ほどお答えいたしましたように、市野倉地区の畜産施設においても8月の調査ではこの規制値の範囲内でありまして、この規制値を上回る施設はほとんどないのではないかというふうに予想しておるところでございます。しかしながら、畜産臭気等の改善は地域の生活環境を良好にするための重要な課題でありますので、先ほど申し上げましたように規制値を超えて臭気指数10、規制値は21が案でありますけれども、その規制値を超えて臭気指数10以下を目標に関係者の理解と協力を得て地道な取り組みを行ってまいりたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(荒井昭男) 小暮広司議員。
◆27番(小暮広司) 助役には本当に細かい答弁ありがとうございました。
 続いて、市長にお願いいたします。産業経済部長、助役と答弁をいただく中で、農業というのは今、いろいろな問題を抱えております。食の安全・安心に関しても消費者が地元の食材のよさに気づいていなかったり、農業者自身も自信や誇りを失いかけております。結果として担い手も少ない、地域環境問題に詳しい人、リーダー格の人も何も言わなくなることが起きております。基本は、地域で直接自然を相手に生活をしている人が大事だと思っておりますけれども、農業について市長のお考えをいただければと思います。
○議長(荒井昭男) 清水市長。
◎市長(清水聖義) 農業は、基礎的自治体である市町村がとやかく言って何か直る問題ではないと、基本的に私は思っています。補完性の原則がありますけれども、私どもは市民サービスの提供者として頑張らなければいけない団体でありますけれども、国全体の食を考えて今の自給率40%というものを改善をして農業に光を差せるのは、これはもう国の役割でありまして、あるいは思い切って周辺地域に広域性を持たせてやるならば県の仕事でありまして、私はもう単独の仕事ではないというふうに思うのです。
 ですから、農業の衰退が市町村によってこういった経過になってきたとは、私は基本的に思っていません。農業はどうすべきかというのを議論する場もなくて、常に国から一方的に押しつけられたものを農業者がまじめにこなしてきて、結果として今みたいな状況になっているというのが本当はおかしいわけで、農業者が声を上げて政治を変えたり、あるいは政策を変えたりすることによって農業がやはり生きてくるという、今までのやり方の逆方向をやらなければ農業の生き残りというのは恐らくできないと私は思うのです。
 きのう鷹山の話をちょっと読んでいましたけれども、やはり上杉鷹山たりとも地域の皆さん方と一緒になって、新しい産業を興すために農業者と手を組んで、そして上杉藩を元気にさせている。ただ上から一方的に、何も知らない、地下足袋もはいたことのない人が農業者に向かって品目横断云々なんていう、わけのわからない言葉を使って命令をしてくると、そんな中に果たして農業が、本当に生き生きとした農業ができるだろうか。革靴をはいてワイシャツを着て、その人が農業はこうあるべきだなんて言ったところで何ができるのでしょうか。
 この間も農水省の陳情に、1件1件、何百通だか知らないけれども、紙を持って何かやってきました。ああいうやり方は何か、むなしいですよ。私は、これからの農業のあり方というのは、やはり現場を見て、現場の中から上がってくる仕事が今の農業をどう支えていくかということにつながらなければいけない。それで、その主たるものは国が握っているわけですよ。我々のところにものがあれば、その予算があり、自分たちのまちで何かをやるべきだということであって、我々がやるべき範囲が非常に大きくて、コメはつくり放題、いいコメをどんどんつくれば我々が買い上げて消費ができるようなシステムさえあれば、私たちは幾らでもできますよ。でも、全くその権限は我々にはないということであります。ぜひ農業を代表して、今の国のあるべき構造を変えていくために農業者は立ち上がった方がいいのではないか。我々もお手伝いをしていきたい、そう思っています。
○議長(荒井昭男) 小暮広司議員。
◆27番(小暮広司) 今、市長が、自治体ではどう言ってもどうにもならないと、そういう中で最近、市長、農業に対しても大変ご理解をいただいていると思っております。臭気問題に関しても何度も現地を見て回っているという話も聞いております。農家だけでは解決できない面もたくさんあるわけでございます。その中で補助政策というのは、どうしても農業には必要であります。
 そんな中でこの間、中間報告を出されました農業の補助政策ですけれども、廃止が32件、段階的廃止が3件、廃止保留が34件と大変厳しい中間報告をいただいております。旧新田地区では、19件で約1,500万円ほどの補助金で、農政をリードしてきたと思っております。町が頑張れば農家も頑張る、その結果が県内で常に3位、4位の位置についておりました。合併して県内2位と言われておりますが、20年後、30年後も同じかというと疑問であります。また、政策があれば県内1位に近づくこともできます。前橋市と比較いたしまして耕地面積・農家数もそれほど違いがありません。やはり清水市長の政策次第でこれから農業も変わっていくのか、そんなふうにも思いますので、再度お考えを聞かせていただければと思います。
○議長(荒井昭男) 清水市長。
◎市長(清水聖義) 補助金が切られるときというのは、もう非常に忍びないわけですけれども、私は、スクラップと同時に片方でつくり上げる補助金というのもあるのではないでしょうか。だから、今ある惰性できた補助金というのを農業者がみんなで自主的に検討して、やはり新しいものを立ち上げればいいのではないでしょうか。これこそ、やはり新鮮ではないのですか。昔、獲得した補助金だからずっと延々と、幾らかずつ額を減らされながら、何か減らされているのはつまらないけれども、つかないよりついた方がいいやという補助金ではなくて、もっと本当に農業に必要なものは何だろうか。
 あるいは、そこに全部野菜は野菜で集約する、コメはコメで集約した補助金をつくり上げる、あるいは自分たちの農業青年として活動の場を広げるための新しい施策を自分たちでつくり上げて、そこに後継者をつくるためのお金をつぎ込むという積極的な補助金のあり方というのが今、農業では求められていると思うのです。だから、なくなっていることに寂しさを感じないで、なくなったって新しいものを、例えば今、2,000万円ですか、今度3,000万円があればもっと元気が出る農業をつくるために、そういう補助金をみんなで研究したらどうですか。いつももらう側、あげる側という、そういう2つの関係というのはよくないと思うのです。だから、もらう側でなくて、自分たちが農業をつくり上げる側にいるのだという、そういう考え方で、そしてその補助金の問題についても取り組んでもらえればいいのではないでしょうか。
 太田市は、担当部長もそうですけれども、決して切ることを目的にしているわけではない。ただ、マンネリ化してしまった補助金が、ただ前任者、前の会長から次に受け継がれていくという、ただそれだけでは、人がかわっても中身は全く変わらないというやり方は、これは後退を意味すると思うのです。新しいものをつくり上げるためにぜひ努力をしていただければいいのではないでしょうか。2,500万円を3,000万円に、これは補助というか、自分たちの自主事業で3,000万円やってやろう、あるいは、片方では1%まちづくり会議で、これは我々の自主活動でやってやろうというような組み合わせとか、これはぜひ農業でも考えてもらえればありがたいと思うのです。なくなることだけに何か神経をやらないで、新しいものをつくり上げることを考えたらどうでしょうか。これは恐らく経済部長も、もう最後の年ですから積極的に予算をつけると思いますし、大丈夫です。よろしくお願いします。
○議長(荒井昭男) 次に、7番青木猛議員。
◆7番(青木猛) 社民クラブの青木猛です。通告に基づき、大きく2点について質問いたします。
 まず、最初に産業経済部長にお願いいたします。最初に、ごみの減量化について質問いたします。ごみの不法投棄という観点から遊休農地、特に荒れ地化している農地の現状についてをお伺いいたします。
○議長(荒井昭男) 久保田産業経済部長。
◎産業経済部長(久保田幹雄) お尋ねの本市の遊休農地の現状でございますけれども、農業委員会におきまして毎年農地パトロールを実施しておりまして、昨年度は、これまで未実施であった旧藪塚本町地区を含め行った結果、約60ヘクタールの遊休農地が確認されております。また、今年度は8月から10月にかけて調査を実施し、約57ヘクタールの遊休農地が確認されているのが現状でありまして、道路に面した遊休農地にはごみ等の不法投棄が見られる箇所もございます。
○議長(荒井昭男) 青木猛議員。
◆7番(青木猛) 荒れ地化している農地が多いことは、市全体のイメージが低下し、犯罪の原因、そして道路沿いの場合は不法投棄の原因にもなっていると思います。これまでも対策に力を入れてきたとは思いますが、現在、具体的にはどのような対策をとっているのかをお伺いいたします。
○議長(荒井昭男) 久保田産業経済部長。
◎産業経済部長(久保田幹雄) 遊休農地の部分ですけれども、農業委員会におきまして農地パトロールで確認された荒れた農地の所有者に対して、農地の除草や耕起等の適正管理を実施するよう、文書による指導をしているとのことでございます。
○議長(荒井昭男) 青木猛議員。
◆7番(青木猛) 本来、農地というのは個人の所有であり、その管理は個人が行うことは当然ですが、私が調査したところによりますと、中には高齢化や後継者の問題で管理が困難になっている場合もありました。市としても個人への指導だけではなく、何らかの対策をとるべきだと考えますが、お考えをお伺いします。
○議長(荒井昭男) 久保田産業経済部長。
◎産業経済部長(久保田幹雄) 遊休農地になっている原因というのはいろいろあるわけですけれども、中には所有者が東京等、非常に遠隔地にいるというような部分もございます。中には高齢等によって管理できないケース等を含めた部分がございます。今後も除草及び耕起等の作業を必要とする場合には、希望者に農業公社、あるいはシルバー人材センター等の受託組織の案内を今までどおり行ってまいりたい。
 また、自ら耕作できないために貸したい希望のある農地につきましては、農業経営基盤強化促進法に基づく利用権の設定、いわゆる農地の流動化を積極的に推進してまいりたいと考えております。これにつきましても平成18年度の農地の流動化、平成17年度と比較いたしまして約2.5倍、368ヘクタールと大きく増加している状況にもあります。そういった状況でございますので、よろしくご理解をお願い申し上げます。
○議長(荒井昭男) 青木猛議員。
◆7番(青木猛) どうもありがとうございました。
 続きまして、環境部長にお願いいたします。環境部長には、ミックスペーパーのリサイクルについてお伺いいたします。合併前の太田市の時代から取り組んでいますミックスペーパーリサイクルについてですが、まず、そのミックスペーパーリサイクルを始めたきっかけは何だったのかをお伺いいたします。
○議長(荒井昭男) 金子環境部長。
◎環境部長(金子一男) 旧太田市のミックスペーパーリサイクルを始めた要因についてとのご質問でございます。旧太田市につきましては、平成12年6月に制定されました循環型社会形成推進基本法を契機といたしまして、環境と経済が両立した循環型社会の形成をしていくためのキーワードが示されておりますので、ごみの収集の効率化とリサイクルを進めるために平成13年、そして14年にモデル事業として実証検証いたしまして、翌15年から全市に事業展開したものでございます。
○議長(荒井昭男) 青木猛議員。
◆7番(青木猛) 続いて、旧太田市のときのミックスペーパーリサイクルの成果はどのようになっているのか。量的な部分、そして市民の理解度の観点からお伺いいたします。
○議長(荒井昭男) 金子環境部長。
◎環境部長(金子一男) その成果、量、そして市民理解度についてご答弁申し上げます。
 旧太田市全域に拡大いたしました平成15年度、量的には約82トン、平成16年度、146トン、平成17年度、217トンの資源化を図っており、年々増加傾向にあるというふうに考えております。
 次に、市民理解度でございますけれども、ミックスペーパーは品目・種類が多岐にわたりまして雑誌類との見分け方が難しい点もあり、分別を理解していないという市民の声も多く、今後の課題としてさらなる理解をいただくための施策を展開する必要があるというふうに考えてございます。
 次に、成果でございますが、実施後の市民の声といたしましては、「紙ごみが減り可燃ごみが減らせた」等の意見も多く、大半は市民のリサイクルの推進にご賛同いただきまして、地球温暖化防止の一翼を担ったという声もございますので、理解をある程度いただいているというふうに感じてございます。
○議長(荒井昭男) 青木猛議員。
◆7番(青木猛) ただいまの部長のおっしゃるとおり、大変分別がわかりにくいと私自身も実は感じております。これが旧太田市のときに使われていたミックスペーパーの回収袋の表側なのです。わかりやすいようにイラストも使って、ダイレクトメール・穴開き封筒・葉書・複写伝票・レシート・破いた紙類等々、ずっと12種類がここに書かれています。そして、袋の裏側を見ますと、今度はもっと丁寧に説明するために、入れてよい紙類が書かれています。問題を理解していただくために、すみませんけれども、あえて読み上げさせてもらいます。
 ここに書いてある内容です。「封筒・窓つき封筒・葉書・手紙・レシート・包装紙・メモ用紙・附せん・名刺・ノート・手帳・感熱紙・写真・ポスター・カレンダー・上質紙・コピー紙・伝票類・ファックス紙・祝い袋・香典袋・手さげ紙袋・パンフレット・裏カーボン紙・ノーカーボン紙・コピー紙の包み紙で白色のもの・切り口の白い板紙・茶クラフト紙以外の紙袋・洗って乾いている紙コップ・内側アルミの紙コップ(洗って開いて乾かして)・たばこ空き箱」などがあります。目で見ている私にも理解できないので、多分聞いている皆さんはもっと理解できないと思うのです。
 そして、その下には今度は、ここに入れてはいけないに紙類について書かれています。読み上げます。「ラベルステッカー・ラベルステッカーの剥離紙・ティッシュの箱・ホチキス針の箱・銀紙・油紙・写真台帳・切り口の白くない紙・耐水紙・使用したティッシュ・ウェットティッシュ・汚れの著しい紙・パルプモールド(卵・果物のパッケージ)」とあります。ここまでくると、私なんか頭の中がパニックになってしまうのですけれども、部長や担当職員の方はこの状態で果たして理解できるのかと、私自身は不思議です。
 それで、さらに今年の10月から旧3町へも全戸へミックスペーパーのリサイクルの説明文と回収袋が配られました。私は、以前からの住民のわかりづらいという意見を踏まえて、回収袋の説明文もこれと違って新しくかえたのかと思って見てみました。もっとわかりづらくなっています。分類の紙の種類がさらに増えているので、これは読み上げません。でも、例えば大きさのそろった紙というのはどういう紙なのか。さらにボール紙で大きいものとボール紙で小さいものというのが区別されているのです。この辺は、やはりわからないですね。
 さらには、この通知文を読み上げます。「分別において業者による処理工程が日々変化しております。広報及びごみの分別リーフレットとミックスペーパーリサイクル袋との一部違いが出ており、当分の間、この周知文の分別によりお願いいたします。」。これは配ったけれども、こっちでお願いしたいという、多分そういう内容だと思いますけれども、そういうことを聞きますと、本当に住民からの問い合わせや苦情というのはもっともっとあるのではないかと思うのです。本来ごみの分別というのは、より単純な方が住民にとっても理解されるし、成果としてもごみの減量化につながると思うのです。その点を踏まえて部長の答弁をお願いします。
○議長(荒井昭男) 金子環境部長。
◎環境部長(金子一男) 今、おっしゃるとおり、非常に当初の封筒につきましては職員の思いつくまま、そのように記載をし、市民に理解を得たというふうに考えてございます。ですから、私どもも日々変化している、そういう状況がございますので、今後それらにつきましてよりわかりやすくしていきたいというふうにこれから努力をしてまいりたいと思います。お話がございましたように数多くそういう状況が取り寄せられておりますので、私ども深く反省をしながら前進をしてまいりたいというふうに思いますので、ご理解をいただきたいと思います。
○議長(荒井昭男) 青木猛議員。
◆7番(青木猛) 今後いろいろな意味で努力をしていきたいということですけれども、なかなかこのミックスペーパーについては、先ほどから申し上げているように啓発だけでは、やはり私は困難ではないかと思っているのです。例えばペットボトルを出す場合は、これは紙とは違いますけれども、キャップをとってつぶして出してくださいと、単純な作業ですから非常にわかりやすいです。そうすると住民の方もそうすればいいのだと、そういうわかりやすい分別というか、そういうことが非常に必要だと思います。
 ミックスペーパーは地域のステーションには出せないという難点もありますけれども、この点については啓発していけば徐々に理解されてくると思うのです。ただ、先ほどから言っていますようにミックスペーパーの細かい分別に関しては、なかなかやはり難しいのではないか。この点については、やはり啓発だけでは難しい面があるのではないか。もう一度根本的なところから見直していただきたいということを私は要望して、環境部長への質問を終わりにいたします。ありがとうございました。
 次に、市長にお伺いします。市長には1点だけお聞きします。市長もごみの問題は大きな問題であり、そして大変難しい問題であるということは理解されていると思います。そこで、先ほどから私の質問と部長の答弁をお聞きになっていてもわかるように、ごみの分別、特にミックスペーパーに関しては理解されていないというよりも、なかなか住民の方には理解できないのではないかと、そんなふうに私は思っています。
 このことは、先ほども言いましたように分類が難しいということだけでなくて、いわゆる個人情報の悪用という点から見ても、通常では封筒や葉書やメモ用紙、ノートや手帳などというものはシュレッダーのある方はそのままシュレッダーにかけますし、ない方は、やはりちぎってわからないようにして燃えるごみに出してしまうのですね。それが結構一般的なのではないかと私は思っているのです。そういったことから考えるとミックスペーパーのリサイクルも、先ほど部長にも要請しましたけれども、根本から見直す必要があると思うのですけれども、市長はどうお考えなのか、お聞きします。
○議長(荒井昭男) 清水市長。
◎市長(清水聖義) 今、ミックスペーパーの議論がありましたが、先ほど言いましたようにミックスペーパーのもともとの入り具合は、ごみ袋の中の約6割は紙であると、その6割の紙を別のところに動かす、つまり有資源化することによって、このごみ袋の中のごみは容積割合で約4割で済んでしまうというようなことが実は原点にあったわけです。ですから、その6割を動かしてしまおうという発想がミックスペーパーの視点でありましたが、今、お話ありましたように、現実問題となると家庭ごみの中でミックスペーパーを分類するというのが極めて難しいと、例えばこういうところにホチキスでとまっていたりする、このホチキスが入ることがごみの品質を悪くするということにつながったり、ここにセロハンテープが張ってあると、これがもうとにかくだめにしたりというようなことで、非常に実は難しいことは途中でよくわかりました。
 それで、市民の皆さん方にそれをすべて、セロテープがくっついていてもミックスペーパーに入れてしまうというのが大体普通で、品質の悪いミックスペーパーになってしまう、再資源化しにくいものになってしまう。ですから、当面私どもでは段階的、一つの考え方ですけれども、例えば今、中小企業から零細まで入れて非常に多くの企業があります。ですから、企業群の皆さん方に、企業の方が家庭よりも基本的にはちゃんとしているのです。言い方はおかしいですけれども、家庭の方がごちゃごちゃみんな何でも突っ込んでしまうという気配があるのです。ですから、整理整とんしやすいセクションを中心にやって、そうすればそこに従業員がいるわけですから、あるいは社長の奥さんがいるわけですから、その人は会社でもってミックスペーパーの意識を高めていく、それを次に家庭ごみの方にいけるというようなことで、家庭ごみに関するミックスペーパーは、なかなか難しいようであれば混乱するだけですから、いっとき休むとかという方向もいいのではないでしょうか。
 これは環境部長はつらい話だと思いますけれども、でも混乱する中で動かしていってもしようがないですから、むしろ中小とか、そういう企業の皆さん方に最初にその癖をつけてもらう。回収事業も企業を中心にして行っていく。そこから入っていって、その人は必ず家庭に帰るわけですから、その癖を家庭でもってやっていく。共稼ぎは多いわけですから、そういう段取りもいいのではないか。一回、今、見直す時期であるということも事実だというふうに思っています。ただ、循環型の社会というものを構築しなければいけないという意識は変わりませんので、粘り強く手法を考えながらも取り組んでいければというふうに思っています。
○議長(荒井昭男) 青木猛議員。
◆7番(青木猛) 理想と現実のギャップというのがありますので、ぜひともそういった日常的な声が多く出ているということを踏まえてご検討をお願いしたいと思います。ありがとうございました。
 次に、2点目の質問に移ります。総務部長にお願いいたします。2点目は、市単独補助金の見直しについてを質問いたします。具体的な質問に入る前に、私はこの件について反対だとか賛成だとかという単純な質問をするのではないということを前置きして質問に入りたいと思います。
 まず、この市単独補助金交付事業見直し作業を始めた理由とねらいについてお聞きいたします。
○議長(荒井昭男) 竹吉総務部長。
◎総務部長(竹吉弘) 理由とねらいについてお答えをいたします。
 新生太田総合計画に掲げられた財政計画を見てみますと、歳入総額の伸びが期待できない中で増嵩する歳出需要に対応するために、新たな視点から市の行財政全般の効率的な執行に関する見直しが必要なために行政効率化委員会を発足させて見直しを行っていただいております。その1つであります市単独補助金について見ますと、補助金制度の長期固定化が進み、補助金受給団体に補助金交付自体が既得権化、あるいは固定化する傾向があることや増加傾向がありますので、望ましい補助金制度のあり方について見直し作業を始めました、こういうことでよろしくお願いをいたします。
○議長(荒井昭男) 青木猛議員。
◆7番(青木猛) 私自身も部長のおっしゃるとおり、団体によっては既得権化しているような状態になっている団体が一部に見受けられると感じております。そこで、お聞きしたいのは、今回の市単独補助金交付制度見直し作業のこれまでの経過と各団体の実態調査がどのような手順で行われたのかについてお聞きいたします。
○議長(荒井昭男) 竹吉総務部長。
◎総務部長(竹吉弘) 単独補助金交付事業の見直し作業のこれまでの経過と各種団体の実態調査についてお答えいたします。
 見直し作業の経過でありますが、補助金の事業内容等、行政効率化委員会で判断するために市の単独補助金を所管する課等から市単独補助金に関する調査表あるいは必要性検討シートを作成し、提出を求めました。この調査表や必要性検討シートに基づく行政効率化委員会によるヒアリングを実施しました。
 また、各種団体の実態調査でありますが、購買課は直接は行っておりません。団体等を把握している担当課が調査表や必要性検討シートを作成するために必要に応じて実態調査等を実施しておりますので、よろしくお願いをいたします。
○議長(荒井昭男) 青木猛議員。
◆7番(青木猛) 次に、10月18日に市単独補助金の取り扱いに関する説明会というものが購買課の招集文書によって、補助金の所管課の課長を含む一、二名、そして補助金受給団体等の関係者一、二名を対象として開催されました。しかし、当日の説明会で混乱する場面もあったと聞いておりますが、その原因についてはどのようにお考えでしょうか。
○議長(荒井昭男) 竹吉総務部長。
◎総務部長(竹吉弘) 確かに10月18日に各種団体への説明会を行っております。去る10月2日に中間意見書が提出されました。これを受けまして10月11日に、行政効率化委員会の中間意見書を理解していただくために課長職以上の職員を対象に行政効率化委員会による説明会が実施されました。行政効率化委員会の思いもありまして、特に補助金の取り扱いにつきましては、担当課の職員のみでなく、補助金受給団体にも理解を得る必要があるとの考えから、10月18日に担当課とあわせて補助金受給団体を対象に説明会が実施されました。補助金担当課から補助金受給団体に説明会に出席するための事前準備としての説明等は特にお願いをしていなかったということであります。説明会が混乱したと思われることを考えますと、委員の説明に入る前に事務局として説明会をどのような考え方から開催したのかを説明する必要があったのではないかというふうに反省をしております。
 また、今後、説明会等を実施する場合につきましても、購買課と団体等とは直接のつながりがないため、誤解を招かないように対応したいと考えますので、よろしくお願いをいたします。
○議長(荒井昭男) 青木猛議員。
◆7番(青木猛) まさに部長の言われるとおり、説明会に参加した各団体の責任者にとっては、市単独補助金取扱い区分一覧表というものは、事前というか、その説明会には持ってきてくださいということで渡されています。その中には、既に廃止、段階的廃止、廃止保留という区分がされておりまして、ましてや購買課の経過説明もなく、市長からの委嘱された6名の委員の中間報告が最初から、ある意味一方的に行われるということがありました。各団体にとっては突然、出てきたら寝耳に水という気持ちがあったのだろうと思います。
 そこで、次の質問に移りますが、この説明会の席でも地域の文化や伝統を守るために努力している団体からの不安の声や不満の声が出されました。この点についてはどのように考えているのかをお伺いいたします。
○議長(荒井昭男) 竹吉総務部長。
◎総務部長(竹吉弘) 地域の文化活動や伝統継承への影響はないかということだと思いますけれども、議員ご指摘のとおり、地域の文化活動や伝統事業の継承は、地域の人たちの協力とボランティアの協力が不可欠であるというふうに考えております。補助金交付事業の見直しにつきましては、担当課において事業の中身を検討して、補助事業として必要があるかどうかを考えてもらう、それが重要であります。地域の文化活動や伝統事業の継承等につきましては、行政効率化委員会としても必要であるという意見であります。つきましては、市単独補助金交付事業の見直しを行っても地域の文化活動や伝統事業の継承には大きな影響はないものというふうに考えております。
○議長(荒井昭男) 青木猛議員。
◆7番(青木猛) 地域の文化活動や伝統事業の継承等については、行政効率化委員会としては必要であるという判断をされているということなので、若干安心をいたしました。私は、こうした不安や誤解を与えないためにも、やはり丁寧な説明が必要であったのではないかと思っています。購買課と団体を担当する課はパイプがつながっていますし、理解もされています。そして、担当課と各団体もある程度は理解されていると思っています。しかし、購買課と団体はほとんどがパイプがつながっていないわけで、その状態のところへ今回のように購買課の招集によって団体が急に集められたから、やはり混乱が発生したのではないでしょうか。補助金の見直しというのは非常にデリケートな部分もありますし、市全体が今、こういう状況なので理解をしてほしいということであれば、なおさらのこと今後の進め方については丁寧にしていただきたいと思います。
 私は、この補助金の見直しについては、住民の自治意識、自立意識とでもいいましょうか、そういうことがないとなかなか難しいと思っています。つまり今までのように何でも市にお願いしようではなく、自分たちですぐにできることは自分たちでやろうと、少し工夫や努力をすればできることについても自分たちでやってみよう、そしてどうしても予算化しないとできないことは行政にやってもらおうと、やはりそういった意識ということが大事なのかと思っています。今回の補助金の見直しが、方法を間違えるとこうした意識を崩しかねないのではと危惧しておりますが、その点についてはどうお考えなのでしょうか。
○議長(荒井昭男) 竹吉総務部長。
◎総務部長(竹吉弘) 単独補助金交付事業の見直しが自治意識の後退につながるというニュアンスかと思いますけれども、各種団体の事務でありますが、そういったものの中には市が行政サービスを実施する上で組織化をお願いした団体ですとか、活動目的が広域的なもの、活動に当たって市の組織と緊密な連携を必要とする団体というものもあります。当該団体の事務を市で行っていることに関しまして第三者に理解してもらえることが重要なことでありまして、行政効率化委員会の考え方といたしましては、少なくとも産業経済活動の範疇にある団体等については、期限を付して自主自立活動を推進するなどの早急な見直しを行うべきとしているものであります。
 このことから、自治意識については、行政が行うべきことは行政が行いまして、その他のことは自主自立が原則と考えますので、関係者の意識改革を促し、自主自立を推進し、今後も緊密な連携が保てるように努力をお願いするものでありますので、ご理解いただければありがたいというふうに思います。
○議長(荒井昭男) 青木猛議員。
◆7番(青木猛) 次に、市長に伺います。10月18日の説明会が一部混乱した話は先ほどもいたしましたけれども、市長自身も広報に書かれていますので、聞いていると思います。そこで、伺いたいのは、市長が委嘱されました行政効率化委員についてですけれども、一部には残念ながら説明会の席で、「議員定数は20名にするように議長に私から言っておくから、補助金の見直しも理解してくれ。」などと趣旨を理解していない一部の委員もおりましたが、ほかの方についてはそれぞれが哲学をお持ちですし、コスト論だけではなく、本当に住民自治の大切さも中間報告の中で触れておりました。やはり選ばれただけあって、大変そういった意味での理解がある方たちなのだと私も思いました。
 そこで、今後3年間かけて見直し作業になるわけですけれども、こういったいわゆる事業主さんだけではなく、今後3年間の中で、ほかにさまざまな学識経験を持たれる方等の意見や、あるいはもっともっと具体的に各団体の意見を吸い上げる中で見直し作業を丁寧に進めていったらいいのではないかと私は思うのですが、市長自身のご意見を伺います。
○議長(荒井昭男) 清水市長。
◎市長(清水聖義) 効率化委員会の委員の方は非常に熱心でありまして、もちろん無報酬、私どもがこんなに夜中遅くまでやっているのなら夕飯でもといっても、自前で夕飯を食べてやるぐらい、とにかく多くの時間を割いて、あれだけの分析を各課長からヒアリングしながらつくってくれました。市民は本当に立派だというふうに思います。できたものの、特に補助金に関してでありますので市民に影響が多いわけですけれども、市民を新たに加えて効率化委員会の再構築というようなことになりますと現段階では、やはり難しいのではないか。
 一定の形ができましたので、今後は関係団体から補助金のあり方、スクラップ・アンド・ビルド、先ほど小暮議員にもお話ししましたけれども、いわゆる時代が流れているのに昔ながらの補助金のまま慣習でつけてきた、多分あの内容は一度全部スクラップしてみたらどうですかという提案がかなり多いです。ですから、それで新たな補助金をつくるというような形で、本当にスクラップとビルドを同時に行っていくというやり方をサジェスチョンしてくれたというふうに私は思っています。ですから、これからも必要である団体とは効率化委員会とぜひ密にして意見を聞いて、新年度に、もう今、予算を組んでいる最中でありますけれども、ぜひその中に部分的でも反映をしていけると大変ありがたい、そんなふうに思います。
○議長(荒井昭男) 青木猛議員。
◆7番(青木猛) どうもありがとうございました。以上で私の質問を終わります。

     ◎ 休     憩

                                     午後3時10分休憩
○議長(荒井昭男) この際、暫時休憩いたします。

     ◎ 再     開

                                     午後3時30分再開
○議長(荒井昭男) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 次に、8番福井宣勝議員。
◆8番(福井宣勝) 市民の目線の福井宣勝です。通告いたしました2つの項目について順次一括形式で質問いたします。
 初めに、学校IT化の整備についてお聞きします。今、学校現場では社会問題となっているいじめと自殺、学力低下、非行、学級崩壊、児童虐待等々、非常に複雑で深刻な問題が発生しまして、それに伴って学校現場には文部科学省や県教委からもこれまでにない指示や伝達があり、対応に相当な困惑と苦慮があるのではないかと推察しております。また、それらの事象に呼応して、内情を十分に理解していないだろうと思われる一部のマスメディアが非常に過剰なまでの報道をいたしまして、今後それに同調する一部の人たちからも偏った学校批判が起こることも予想されます。そのような中で校長や教頭、教師の多くは教育者としての誇りと自信を失いかけてしまうことを非常に懸念しているところですが、このような状況が長く続くと、やがて教師はもとより学校自体が孤立的な立場に追い込まれるという、そのような憂慮もされるわけで、今後、教育委員会としては全力を挙げて学校を支援する体制を整えていってもらえることを願っています。
 さて、今、挙げた問題以外にもさまざまな社会問題が発生しますが、そのたびに必ずといっていいほどその責任と解決が学校教育に求められます。確かに社会問題の病理を解決する最も有効なワクチンは教育にあるとよく言われますが、それまでの決められたカリキュラム以外の課題が学校教育の中に持ち込まれますと、学校は煩雑さと多忙さに振り回され、本来の指導がおろそかになってしまうことが容易に想像できます。当然のこととしてその多忙さや複雑さは、先生方が子どもたちと接したり、相談したりする大切な時間を、また先生方同士で研究したり情報を交換し合ったりする大事な研修の時間を減らす大きな要因ともなるわけです。そのような状況を放置して場当たり的、小手先的な対応をしていたのでは表面的、一時的に問題が解決したようには見えましても決して根本的な解決にはならないだろうと思っています。
 先ほど市長の答弁の中に、先生方がそんなに忙しいのだろうかという疑問をちょっと投げかけられましたけれども、昔の教員と今の教員の忙しさの度合いは相当な違いがあるのではないかというふうに思います。それは、今、言った理由等も入っているわけですが、ぜひ市長にもそういう認識を持っていただいて先生方の多忙さを緩和して、軽減してもらうような努力をしていただきたいというふうに思います。
 忙しさといえば、先月、読売新聞にシリーズで「先生はなぜ忙しいのか」という記事が取り上げられていました。多分いじめと自殺問題の要因が、先生方の多忙さによる児童・生徒への目配り、気配りを欠くことにあるということで取り上げたものだというふうに思っています。それぞれの記事のテーマは、「非効率な学校事務」「多様な公務 授業に部活 休憩とれず」「進路指導 データ膨大」「過度な責任 心の病も」「大量な文書 指導時間奪う」などというものです。
 また、11月25日の新聞が、やはり文部科学省の行った公立小・中学校教員の勤務実態調査の結果を発表しています。それによりますと小学校では平均勤務時間が10時間37分、1日の休憩時間は9分、自宅での業務は53分、中学校では平均勤務時間が11時間16分、自宅での業務時間は27分だったそうです。これらは太田市の教員も決してその例外ではないというふうに思っています。教員によっても大分差があると思いますけれども、これが平均的な数値だというふうに考えています。そのような勤務条件を承知で、希望して教職員になったのですから不満は言えないところですが、ほとんどの教員は矛盾を感じながらも多忙さの中で確たる使命感を持って教師本来の職務に専念しているものと思っています。
 そこで、教育部長に伺います。学校は、多忙な中でも体制を整えて与えられた職務を全うしていかなければなりません。そのためには幾つかの方法があると思いますが、その1つにITの積極的な活用があります。私自身はコンピューターなどの高度な電子機器には非常に疎いのですが、学校を訪問して校長先生、教頭先生、あるいは先生方の話を聞くと、皆さんは異口同音に、ITの活用は現代社会では情報の収集、管理、処理など効率的にでき、また、それらの活用によって仕事の時間も軽減され、あわせて学習指導や生活指導、進路指導の改善にも絶大な効果があると、その有用性を高く認め、必要性を訴えております。次代を担う児童・生徒の教育、学習の中核である学校が、煩雑になった教育活動をスムーズに推進展開するには、現代では学校のIT化を積極的に進める以外になく、それが最も効率的、効果的であろうかと思っていますが、部長のお考えをお聞きしたいと思います。
 また、それについて今年の10月に文部科学省初等中等教育局からも都道府県教育委員会宛に教育用コンピューターの整備、校内LANの整備、超高速インターネットの接続等について、通知が出ています。その中のIT新改革戦略という欄に、2010年までにすべての公立小・中学校、高等学校の教員に1人1台のコンピューターを配備し、学校と家庭や教育委員会との情報交換の手段としてのITの効果的な活用、その他さまざまな公務のIT化を積極的に推進する云々という、実現に向けた方策が掲げられています。太田市では、藪塚地区の小学校2校を除いた旧3町のすべての小・中学校には、この方策を先取りする形で既に教員1人に1台のパソコンが配備され、校内LANが整備されて非常に有効に活用されていると聞いております。しかし、旧太田市の小・中学校はまだそれが不整備で、先生方が個人のパソコンを持ち込んで業務を処理しているようですが、個人用のパソコンでは情報セキュリティーなどの重大な問題があり、十分に活用されていないのが実情であります。太田市の公立学校IT化の整備の現状と今後の取り組みについてお考えを聞かせてください。
 次に、道路等の整備について、地域振興部長と都市整備部長に質問いたします。生活道路、側溝等の整備について、地域振興部と都市整備部にそれぞれの業務分担があろうかと思いますので、両部長にご質問いたします。
 昨年12月定例会で同様の内容の質問をいたしましたが、今回は確認の意味で、改めて生活道路、側溝等の整備についての質問をさせてもらいます。市民の満足度調査の結果で、重要度が高いにもかかわらず満足度が低い項目に、毎年ほぼ同じレベルで道路の未整備が挙げられています。そこで、市民の満足度を少しでも高めるために、昨年12月定例会で生活道路や側溝等の整備の充実について質問させてもらったのですが、早速それを受けてもらいまして、ありがたいことに今年度は道路整備予算に相当の増額措置がなされました。それによりまして、それまでよりも整備がかなり図られてきたようで、以前は要望を出してから整備してもらうまでに相当の期間を要していたものが、最近は頼むと素早く対応してもらっていると、何人もの人からうれしい話を聞いております。これで市民の道路行政に対する満足度も多少向上するのではないかと考えています。
 そこで、比較的広い道と狭い道、構造物や側溝も含めて、予算が増額された今年度と昨年度の整備状況の違いについて報告をお願いいたします。また、今年度の残予算で今年度中に整備可能な陳情や要望等、また、来年度以降に持ち越してしまう過去5年間の陳情・要望についてもあわせて教えてもらいたいと思います。これで1回目の質問を終わります。
○議長(荒井昭男) 岡島教育部長。
◎教育部長(岡島幸雄) 市内の公立小・中学校の情報教育設備の現状でありますが、インターネット接続、教育用パソコンの整備につきましては、市内全校43校に整備しております。校内LAN整備につきましては、小・中・養護学校11校に、また教師用パソコンにつきましては、議員ご指摘のとおり、旧3町の小・中学校12校のうち2小学校を除く10校に設置しております。
 今後の整備計画ですが、学校における教育情報化整備につきましては、教師1人パソコン1台の配備に限らず、教育用パソコンの整備、各学校内のLANの整備、インターネット接続高速化の整備等々を総合的に整備することにより最大の効果を発揮することを目指すものであります。議員ご指摘の文部科学省の国家戦略、e−Japan戦略、IT新改革戦略におきましても教育の情報化を重要な目標としております。その整備の内容は、先ほど申し上げました複数の整備内容となっているわけであります。群馬県におきましてもこの国の戦略を見据えた群馬県教育情報化推進構想を改定中と聞き及んでおります。
 議員のお話にございましたとおり、現在の教師の煩雑な業務を効率よく行っていくためにもIT化は必要なものと考えております。本市におきましては、新生太田総合計画実施計画及び太田市情報化計画案に盛りましたようにインターネット高速化の整備、教育用パソコンの更新、各学校内のLANの整備、教師用パソコンの整備について順次総合的に行ってまいります。教育情報化整備には多額の予算措置を伴うものでありますので、教師1人1台のパソコン配備につきましても学校の教育情報化整備全体の中で整備のバランスを図りながら推進していきたいと考えております。
 また、ITの整備が進みますと情報セキュリティーの重大な問題があるわけでありますが、既に各学校へは平成18年4月24日付で、学校における情報流出の防止策の徹底についての通知を教育長名で通達し、ファイル交換ソフトのインストールの禁止や個人情報保護の徹底について指導いたしております。さらに太田市の情報セキュリティーに基づき、教育委員会といたしましても太田市学校情報セキュリティー方針を現在作成中でありますので、ご理解をお願い申し上げます。
○議長(荒井昭男) 石川地域振興部長。
◎地域振興部長(石川典良) 私の方から生活道路整備におけます今年度と昨年度との整備状況の違い、そして今後の整備についてのご答弁を申し上げたいと思います。
 地域整備課につきましては、側溝の改良、あるいは道路の新設改良工事につきましては所管しておりませんので、道路の舗装補修工事につきましてご答弁を申し上げたいと思います。舗装補修の工事におきまして、昨年度までは要望箇所の部分的な補修が主であったために、すぐ隣が次の補修箇所になるという繰り返しになる補修が多くありました。今年度につきましては、傷んでいる箇所につきまして、また補修要望の多い道路について、その道路を一定の長さを区切りまして全面的に補修していくことが多くできるようになりました。その結果、繰り返し補修を減らすことができました。このことが大きな違いであると思われます。
 全面的な補修の路線数で申し上げますと、昨年度が4路線、本年度が10路線になります。しかしながら、まだまだ全面的な補修が必要である道路も多数ございます。今後とも都市整備部と緊密な連携を図りながら市民要望に即時の対応を図る等々、日常生活の基礎であります生活道路整備に鋭意努力してまいる所存でございますので、ご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げてご答弁といたします。よろしくお願いします。
○議長(荒井昭男) 大槻都市整備部長。
◎都市整備部長(大槻重吉) それでは、私の方で担当いたします今年度と昨年度の整備状況の比較と今後の整備予定についてご答弁申し上げます。
 まず、道路新設改良工事でございますが、平成17年度では61路線、約8.2キロを整備いたしました。今年度11月30日現在の数字は、施工済み及び施工中を含めまして56路線、9.2キロメートルでございます。路線数は昨年度の同時期とほぼ同数でございますけれども、延長は既に昨年度より約1キロ増えております。
 次に、排水路改良工事でございますが、平成17年度では28路線、約2.3キロを整備いたしました。今年度11月30日現在の数字は、施工済み及び施工中を含めまして26路線、4.2キロメートルでございます。路線数は昨年度とほぼ同数で、延長は既に昨年度の約2倍となっております。さらに今年度中に新設改良工事を5つの路線、そして排水路改良工事を5つの路線、施工する予定でございます。
 また、過去5年以内の陳情件数につきましては、新設改良工事は78件、排水路改良工事37件を受理しております。これらの整備につきましても緊急度を勘案し、環境をはじめ交通弱者と言われております歩行者・自転車・高齢者や障がい者等の利用に対しても十分に配慮いたしまして、また、地元関係者との調整に努めながら随時進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解のほどをよろしくお願い申し上げます。
○議長(荒井昭男) 福井宣勝議員。
◆8番(福井宣勝) 両部長の適切な答弁、本当にありがたく思っています。よろしく今後ともお願いしたいと思います。
 2回目の質問については教育長と都市整備部長にお答え願います。教育長の教育に対するお考えは、これまで教育長の公私にわたってのお話の中から、まずは人間教育が優先する。人間による人間教育が重要であるという理念をお持ちのことと推察いたしております。この理念については私も同感であり、異存のないところでございます。先ほど部長に学校IT化推進の質問をいたしましたが、その内容は、効率性を求めるあまり機械等に頼り過ぎて、人が人を育てるという教育長の教育理念に多少反してしまうかもしれないというふうに少々危惧しております。しかし、改めて学校を訪問し、話を聞いてみますと、ITの活用は現在の学校教育において必要不可欠なものとなっているということです。
 例えば中学校ではITを活用することで、各担任が学期末あるいは学年末に生徒ごとの成績をつければその日のうちに進路指導の会議が開けるという、我々が現職のときには考えられないようなスピード化がもたらされ、また、生徒が急に進路相談に来ても容易に生徒の情報を引き出し、適切な助言ができるなどの有効な活用をしている学校もあるようです。また、群大附属小学校では、先ごろ行った全校生徒600人の保護者へのいじめアンケートでは、発信から回答を集計するまでにおよそ数時間で済んだというような情報もあります。このような場合は個人情報漏えいなどのトラブルを起こさないために最新の注意と厳重な管理が求められることは言うまでもありませんが、この事例を見ただけでもいかに有効なシステムであるかがわかります。
 なお、ITは情報技術という意味を持ち、人の介在を排除するようなところがありますけれども、最近はITが、これは文部科学省で使っている言葉かというふうに思いますが、ICTとその呼び名が変わっているということも聞いています。IとTとの間のCはコミュニケーションのCであり、人と人の交流を意味しているのだそうです。つまり機械を介してもその基底に人と人のかかわりを重視する活用法が求められるということなので、決して教育長の教育理念にたがうことはないというふうに思っています。
 それらのことを考えるとき、学校運営の効率化、授業改善による学力の質の向上、先生方の多忙感の解消など、これからの学校教育にはICTの積極的な導入が欠かせないものとなることは容易に想像できるのですが、教育長の学校でのICT活用についてお考えをお伺いします。
 なお、太田市の学校のICT化が進むと、本庁庁舎内にある太田市の情報管理課のような各学校のデータを収集管理したり、分析発信したり、ソフト面・ハード面を支援したりする専属の係を教育委員会の中に置くことも必要であろうかというふうに思いますが、そのことについても教育長のお考えを伺います。
 続きまして、都市整備部長へご質問いたします。両部長を代表してお答え願いたいと思います。生活道路や側溝等の整備がかなり進められていることは、私自身も、多分ほかの議員の皆さんも気がつかれていることと思っていますが、まだまだ整備を必要とする生活道路等があることは否めないことでもあります。そこで、今後、地区や市民からの要望・陳情をすべて受け入れて道路・側溝等の整備を計画した場合、相当な予算が必要になるでしょうが、今年度並みの予算措置が図られ、計画的に順次整備した場合、何年くらい継続すれば市民に満足してもらえるような一通りの整備ができるのでしょうか。
 なお、来年度は今年度と同様の設問で市民満足度調査を実施しますと、やはり今年度と同様の道路行政の不満が上位にくる結果があらわれるだろうと推測しています。なぜなら、市民は、傷んだ道路や側溝の未整備の不満はもちろんですが、加えて交通渋滞や同じ道を何回も掘り返している工事、また、道路行政と直接関係ない運転手のマナーの欠如なども不満の一因になっているのではないかと思われるからです。太田市が道路や側溝の整備に努めてもそれ以外のところで不満があるとするならば、決して満足度を高めることはできないことになってしまいます。残念ながら行政の苦労が報われない結果となってしまうことも考えられます。
 そこで、来年度の市民満足度調査では道路行政に対する地区や市民の思いを徹底的に洗い出し、分析する必要があると考えています。その結果で幾つかの課題が浮き彫りにされるでしょうから、それを重点的に改善していくことが市民の道路行政の満足度を高めていくことの早道と考えていますが、いかがでしょうか。お答え願います。
○議長(荒井昭男) 大槻都市整備部長。
◎都市整備部長(大槻重吉) ただいまの市民満足度調査の結果の分析と整備についてご答弁申し上げます。
 今年度に実施されました市民満足度調査によりますと、重要度が高く、満足度が低いという結果であります。ただいま議員のご指摘どおりでございます。さらに分析いたしますと、整備の遅れと渋滞箇所の多さが指摘されておるところでございます。道路整備に対して重要度が高い位置を示しておりますのは、通学・通勤、経済活動等、あらゆる日常の生活にとって道路は必要不可欠で、最も身近な公共の施設である、これのあかしであると認識しております。従来から道路を安全かつ快適な市民生活を支える重要施設と位置づけ、維持管理も含めた整備に取り組んでいるところでございます。ただいまご指摘がありましたけれども、陳情の解消というのは、一口に何年となかなか言えない部分がありますけれども、今後も地区要望に基づきまして予算の確保を図るとともに事業にかかる費用対効果を考慮しつつ、積極的に取り組んでまいりたいと考えておりますので、ご理解のほどをよろしくお願い申し上げます。
○議長(荒井昭男) 相澤教育長。
◎教育長(相澤邦衛) それでは、お答えをいたします。
 いずれにしろITの効果、効用というのは議員おっしゃるとおりでございますし、今の世の中でこれはもうなくてはならない、そういうものでございますし、必要不可欠です。そういう中で、特に学校においては子どもたちがITの活用方法に慣れ親しみ、習熟することなどを通じて、子どもたちが情報を主体的に活用できるようにすることは大変重要な教育課題であるというふうに思っております。
 IT整備と申しますと、ややもするとハード面ばかりに関心が行きがちでありますが、これからは議員もおっしゃるとおりにICTと、Cを加えたそういった機構の中で新しい時代に対応する必要があるだろうというふうに思っております。コンピューターだとかネットワークを利用しながらも、必ずそこに人と人とのコミュニケーション、それがあって初めて効果が出るのだということでございます。したがって、これからの課題がその辺に置かれるのだろうというふうに思っております。
 学校現場でも情報収集や発表において児童・生徒がコンピューターを使いますが、必ず聞き手がいる、発信者がいれば受信者がいるという人間関係のもとにICT活用を行っていくよう指導しているところでございますが、まだまだ十分ではない。ともすると機械対機械、そういう中での、極端に言えばそこにあらわれた文字だとか数字だけのやりとり、そこで相手がどういう立場でこういうことを言っているのか、その相手の立場や何かをおもんぱかるというか、そういうものがちょっと機械対機械の中で今の現状では、なかなかつかみ取ることができない。
 したがって、結構自分勝手な、相手の立場を思いやるような雰囲気がちょっと薄れているというようなことも言われておるようでございます。せっかく世の中が進歩して、ITというすばらしい機械が、まずその機械に振り回されることなく、その機械を人間が使うのだと、今は何か機械に人間が使われているような、そんな感じですよね。したがって、これからは積極的に機械を人間が使うのだと、そういう見地からこの問題には対応しなければならないというふうに思っております。
 そういう中で、教育委員会にIT専属の係の設置をということでありますけれども、各学校の情報化整備が進む中で、実際コンピューターや何かそういった関連機器は3,000台ぐらいに及ぶわけです。その辺のまた保守だとか情報セキュリティーの問題など、教育情報化の計画整理、保守、運用支援等、学校情報教育をより有効的かつ効果的に運営していくために、必要な人的支援の体制は確保していきたいと考えております。徐々にといいますか、やはりそこのところにコミュニケーションが十分通えるような、そういう利用の仕方といいますか、まだまだ研究する余地がこれからあるわけでございますけれども、その辺は十分把握しながら、機械によって人間が負けないような、とにかくそういった教育をしながら、本当に温かい心を持った人間の育成に今後も取りかかっていくように心がけたいと思っておりますので、いろいろな面でのご支援をお願いしたいというふうに思います。
○議長(荒井昭男) 福井宣勝議員。
◆8番(福井宣勝) 特に教育長には心温まる、力強いご答弁をいただきまして本当にありがたく思っています。
 最後の質問、3回目の質問は両項目とも市長にお伺いいたします。これまで市長の次代を担う児童・生徒への教育にかける思いが、学校への財政的・人的支援、例えば教育支援隊や悩み事相談員の派遣、少人数学級の編制あるいは教育予算の増額等々、さまざまな先進的な形となって実現していることに学校も保護者も大いに歓迎しているものというふうに思っております。教員の多忙感もかなり緩和されているのではないかというふうに思って喜んでいるところです。その成果として成績の向上が見られるとともに、多少の事件や事故はありながらも、太田市の学校が比較的安定した運営がなされているものと思っております。しかし、多くの学校から聞こえることは、教職員が懸命に学習指導、生活指導を充実させようとしても、先ほど部長に質問させてもらいましたが、ますます多忙になっている現場の中では、それらをする時間的なゆとりが少なくなっているのが現状であります。
 既にご存じのことと思いますが、学校ICT化の整備がなされるとき、学校の運営と教育の改変と効果について、次のようなことが可能となると聞いております。児童・生徒の個人情報のセキュリティーをより確立しやすいこと、グループウェアによる教職員の情報交換が電子化できること、教材研究の情報収集がしやすいこと、親からの連絡をキーのパソコンから各担任に転送し、情報を瞬時に的確に担任や学年担当に知らせることができ、学校と、あるいは担任と親との相互の交流ができるということ、ICTを活用した授業改善を各教室でも利用可能となること、パソコン室に集中していた利用度が各教室でも利用可能になること、高速の通信により教材となる画像映像を授業で即座に提示できること、ペーパーレスが図れることなどです。この場合、かかる費用と効果についてしっかりとした検証が必要かというふうに思いますが、それは後日整備されたときにいろいろと検証してもらえればというふうに思います。
 今年8月に出された太田市情報化計画案の中に教育環境の情報化の推進が盛り込まれています。それによりますと、国は平成22年までに教職員1人1台のパソコン整備を行うとしており、教職員のパソコン活用による初等中等教育からの情報化教育の推進を掲げました。当市においても国の施策に準じ、情報化教育環境の整備に努めますと、その計画書案の中にはあります。この計画案が早急に実現されることを大いに期待しているところですが、学校のIT化を推進し、ICT活用について市長のお考えを聞かせてもらいたいと思います。
 次に、道路整備についてですが、昨年度に比べて今年度は道路・側溝の整備予算にかなりの増額措置を図ってもらいました。非常にうれしいことだというふうに思っています。ただいま部長の答弁の中にも相当整備が進捗している、そういう答弁もありました。生活道路・側溝等はまちの足腰の重要な要件の一つであります。この足腰をしっかりと強めなければ、どのようなまちづくりをしようとしても市民の実感が伴ってこないものというふうに思っています。先ほどの両部長の答弁にもありましたように、今年度の予算の措置により整備がかなり進んで、道路行政に対する満足度が高まりつつあるものと思っていますが、まだまだ未整備の所が数多く残っています。市民の大きな声にならない切実な思いにこたえるためにも、今年度並みの、あるいはそれ以上の予算措置を今後とも継続していただき、積極的に生活道路・側溝等の整備の充実を図ってもらいたいと願っています。それぞれ市長の所見を伺いまして私の質問を終わらせていただきます。
○議長(荒井昭男) 清水市長。
◎市長(清水聖義) 先生方がIT、コンピューターがそんなにも必要だというのは初めて聞きました。あまりコンピューターは得意ではない人が多いのかなと、ない方がかえっていいのではないかというふうに思ったりもしたことがあります。
 やっと市役所の中で1人1台が完成しました。今、お話を聞きますと、学校では藪塚地区の2校を除けば残りは町部では全部あるという、できれば町でやった成果が何であるか、これの検証が実はないのではないでしょうか。まして、町でやっていることによって余裕ができて子どもたちとの接触する時間が長くなって、授業改善が行われて、あるいはお母さん方との連携というのですか、我々、ある意味でブラックボックスというものがあって、先生と生徒の親との間で、きょうの子どもの顔色はちょっと悪かったよとか、きょうは何かご飯食べてきたのかなとか、あるいはお母さん方からも、ちょっときょうはご飯を食べられなかったんだよという、それが先生のところに伝わっていくという、その情報交換をお母さん方と先生方がやれるためにどのくらいそのコンピューターが活用できているのか。
 本当のことを言えば、新田地区や尾島地区でこういったことについてどこまでの検証がなされているのか。やはり理屈だけで、こうであるであろうではなくて、現実にやっているところがあるわけですから、そういった実証例というものがあればこのコンピューター化、IT化というのは進んでいくのではないだろうかというふうに思います。今、いろいろな点でプラス面が大きいということがありましたけれども、ぜひそれを現在やっている10校、ここで実証をまずしてもらいたいというふうに、私の方でも教育委員会の方にこの場でお願いをしたいと思います。
 もう1つは、計画的なコンピューターの設置でありますけれども、実際、一斉にやっていくとなると、やはり2億円とか、あるいは3億円はいかないと思うのですけれども、2億円とかそういう単位でお金が必要になろうかと思います。また、これは計画的にやるとなると、片方は5年後で担当の先生がいなくなってしまうとか、そういうことが教育には起こりますので、できれば2カ年あるいは3カ年ぐらいに分けて実施していくのがいいかというふうに思います。それにはぜひ、先ほど言ったような検証事業、現実にやっているところで、どんなに子どもたちと温かな接触ができているかということを検証をまずしてみたいというふうに思います。考え方はもう大変いい考えだと思います。多分、ない方がいいとか、苦手な人もいるのではないかと思いますが、先生方もコンピューターのスキルを上げてもらうようにしてもらえればいいと思います。
 次に、道路の話ですけれども、今年度は本当に今、お話ありましたように担当部長、非常に積極的に対応しました。さらに今度の12月の補正でも、やはりそれ相当分を考えておりまして、さらに上積みを考えます。それで地域の満足度を高めるために上積みを考えています。さらには、今回議論が出ている1%まちづくり事業の使わなかった分というのが、実は2億円を少し超える額あるのですけれども、その中で地域要望の高いところについては、やはり最終的に1%まちづくり事業というのは市民提案型がメーンでありますけれども、市民提案型で十分でなかった場合には行政提案型で地域と一緒になって道路改修を行う、側溝にふたをかけていく、そういったものを一緒になってやっていくということで、これからも幾らか予算が回せればというふうに思っていまして、道路関連での満足度の高め方というのは少しテンポアップしていきたい。
 もう1つ、さっき陳情の話がありましたけれども、陳情は、私はよく言うのですけれども、5年間我慢できたものは6年でも我慢できる、むしろ、現在本当に困っているところはどこだろうかを逆に検証することも必要ではないかと思う。昔出したから早くやるべき、ではなくて、今現在一番やらなければいけないところはどこだろうか、これがやはり一番大事でありまして、常に区長等々とも検討して、そういった緊急度、重要度の高いところから手がけていきたいと、そう考えております。とにかく道路は市民要望の高い点ですので一生懸命やっていきます。
○議長(荒井昭男) 福井宣勝議員。
◆8番(福井宣勝) 宿題も出されましたが、非常に期待できる答弁を市長からもいただきましてありがたく思っています。ぜひとも今後とも教育と道路行政について力を入れてもらいたいというふうに思っています。ありがとうございました。
○議長(荒井昭男) 次に、17番深澤直久議員。
◆17番(深澤直久) 自民クラブの深澤直久でございます。通告に従い、順次質問をいたします。質問の仕方は一括質問方式でございます。1番、太田藪塚線の建設と雨水排水対策について。2番、食農教育と生涯にわたっての食育についてであります。
 まずは、太田藪塚線の建設と雨水排水対策についてを都市整備部長にお聞きいたします。太田藪塚線の太田・新田・藪塚地区のそれぞれの進捗状況と現在の計画、計画されている排水計画をお聞きいたします。この路線は、皆さんご承知のようにそこの所から藪塚インターまでを貫く道路でございます。県道でございまして市道ではありませんので、所管は県だと思いますけれども、今後、太田市内から高速藪塚インターに直結をする大変重要な路線でございます。旧太田地区では、現在鳥山地区まで開通になっておりますが、北関東自動車道が平成20年9月に開通と回答が出ている中で、早期着工を期待するところでもございます。
 この道路は、地図で見ますと藪塚地区の桐生伊勢崎線まで計画がなされているように見てとれるのですけれども、今までは旧太田市、新田町、藪塚本町と県との間で、ある程度進められてきたと承知しています。合併をいたしまして太田市のこととなりました。今まで行政の境があったため、情報が少なかったこともありますが、全体計画としてはよくわかりません。どのような建設状況が予定されているかをお聞きいたします。
 その中で、特に合併後、藪塚地区の雨水排水が住民の方々、こんなに大きい要望になっていると私は初めて気がつきました。藪塚台地は雨水に対しては問題のない所だと、一番そばにいた私すらそう考えておりました。この地域の排水をいかにするかが今後の課題となります。ここでは、太田藪塚線の建設予定の設計の中でどのような道路側溝が計画されているかもあわせてお聞きをいたします。
 続きまして、都市づくり部長にお聞きをいたします。今年の上半期の中で、数度こんな状況がありました。それは県道太田大間々線、地区的に言うと西長岡、西野地区のちょうど間なのですけれども、北関東自動車道建設部分が、雨が降りますと相当量の雨水排水が線下に集中をして道路上にたまってしまいました。また、一部畑の方にも流入があったようであります。一般県道側溝への流入による下流部の影響等もございました。該当箇所は一時、交通渋滞等、危険を感じる状態になっておりました。北関東自動車道建設工事期間内において発生する危険、また、危険を回避する対策は随時行うと約束されているのではないかと思いますが、このようなことがそれに該当する事柄だと思います。その発生と認識、今後に対する対策はいかが検討されているかをお聞きいたします。
 続きまして、2問目の食農教育と生涯にわたっての食育について。まず、概要を説明し、その後質問をいたします。しばらくお聞きいただければと思います。この食育等に関する事項は、何度となくその取り組みについて質問や要望が同僚議員より行われてまいりました。平成13年あたりから、いろいろな方のいろいろな発言及び要望を見てまいりました。平成17年6月に食育基本法が策定されて以来、教育部局・福祉部局・経済部局の関係の事業も進んでいるように思われます。平成18年6月の食育に関する質問の中では食農教育という言葉や、福祉部としての健康の源は食のとり方、食生活改善推進委員養成講座を開いているなど、各部署でこれら答弁がございました。これをどう連携をとり、機能させていくか。また、目に見える実施策としてどのようになしていくかと考えておりましたところ、あるところを視察することができることになりましたので、自民クラブと尾島クラブで合同の視察を行ってまいりました。
 概要を説明させていただきます。食育という関係で、福井県小浜市を訪れることができました。そこでは食は文化、地産地消に基づく生涯食育ということで説明をいただきました。食や食文化は人の健康や精神のありようにも関係をしております。その土地で生産されたものを食することが最も体によいという理念に基づいて、地産地消がここでの柱になっておりました。人は、命を受けたときから老いていく間、生涯を通じて食にはぐくまれます。市では、生涯を通じ食の大切さを学べるように、地産地消に基づいた生涯食育の推進に力を入れておりました。
 地域でのまちづくり活動の中、学校給食への農産物の提供が議論されて、高齢者を中心に十数人がグループをつくり、栽培した野菜を毎朝学校に届ける取り組みがあり、3年の歳月を経て自給率が80%まで高まったそうであります。地域の特産物が組合を通じて学校給食に提供され、子どもたちは自分の家でつくったもの、学校に登校しながら見て通るものが給食に出ることで地域の誇りを感じ、つくる側の高齢者の方々は、子どもたちの感謝の気持ちを直接に手づくりのお礼や看板などの感謝の表示で示されることで生きがいを感じ始めているそうであります。食材を通じて、よい循環が生まれ出したそうであります。市内のあちこちで地産地消と結びついた活動が産声を上げ、循環が生まれ、機能し出したそうでもあります。
 また、伝承料理や体に優しい料理、簡単にできる料理教室等、ひとり暮らしを始める前の学生や成人病や高齢者のための各種講習会もにぎわいを見せてきたようであります。さまざまな料理も栄養士による個々の指導が受けられ、自分の健康に合ったメニューがわかる講習会は、現在、定員オーバーの状態が続いているということでありました。食育の前提となる農業生産も有機栽培に取り組む農家が増え、川の流れから始まるコメづくりの勉強や、そのきれいな水からとれるこれらの産物も農協が経営する直売所に、また朝市等に供給され、一般消費者や、この次に説明をいたしますキッズキッチン等の食育事業にも供されているということでありました。食ということをかなめに、かかわっている市民が循環をし、機能をし出してきている、このような概要でありました。
 そこで、質問となりますけれども、太田市も各部局が持っていることに連携を持たせると、本当に近いところまできているような気がいたします。そこで、教育部長にお聞きをいたします。太田市は給食の自校式が多いので、このような取り組みに大変適しておると思います。地場産の基本は地元の農協が多いのではないかと思いますが、各小学校区域程度の小さきところからの農産物が学校給食に納品できるか。また、そのときの基準やら問題はどのようなものか。小さきところとは、始めて間がない個人の方、老人会や市民農園などがあるのかなと、そう思っております。
 次に、乳幼児や高齢者等の食に関する講習は、栄養士から個人指導が受けられるように広げることはできないのか、これもお聞きしたいところでございます。
 次に、産業経済部長にお聞きをいたします。このように地域でつくった野菜などを学校給食に納品するという機運が至るところで出てまいりましたが、太田市では現在、欲しい所に八百屋さんがなくなっております。朝市や定期市など、この交流や励みの範疇を広げていければよいと思っています。そして、それが太田市の観光名物に育っていけばもっとよいと思いますが、このようなことをしていくためには何か規制や縛りがあるものなのか。以上1回目の質問をお聞きいたします。
○議長(荒井昭男) 大槻都市整備部長。
◎都市整備部長(大槻重吉) ご質問の県道に対しての答弁を申し上げたいと思います。
 太田藪塚線につきましては、現在、整備済み箇所から北へ2.7キロにつきまして平成19年度までに用地を取得いたしまして、整備につきましては平成19、20、21年度の3カ年で実施すると県から聞いております。また、排水計画につきましては、蛇川の洪水時の受け入れの計画流量等から、太田大間々線と計画路線との間の鳥山上町の一部を取り入れた排水計画と県から聞いております。また、さらに北進する新田・藪塚地区の整備につきましては、伊勢崎足利線を越えまして県道桐生新田木崎線の現道に接続されまして、その後、当面新たな整備計画はないと県から聞いております。どうぞよろしくご理解のほどをお願い申し上げます。
○議長(荒井昭男) 土田都市づくり部長。
◎都市づくり部長(土田隆一) それでは、ご答弁申し上げます。
 山之神交差点周辺は地形的に低く、降雨時には雨水が集中する箇所であり、県道太田大間々線が冠水することも承知しております。そこで、この地域の雨水対策といたしまして、現在実施しておる石田川圏域河川整備計画として流域調整池事業による調整地に、北関東自動車道本線に沿って整備される南側側道及び北側側道等を利用し、接続する計画でございます。この調整池につきましては、旧藪塚地域を含む約19.5平方キロの地域の雨水排水を処理するものであります。調整池面積は3.48ヘクタール、貯水能力5万4,000立方メートルであり、側道建設にあわせ平成19年度末完了予定であります。
 また、北関東自動車道に伴うつぶれ地部分の雨水対策については、本線沿いに調整池を築造し、対応しておりますので、よろしくご理解のほどをお願い申し上げます。
○議長(荒井昭男) 岡島教育部長。
◎教育部長(岡島幸雄) 太田市の学校給食で行っております地産地消は、太田市内で生産された農産物をJA等を通して納入するという方式ではなく、各学校区内、または隣接する地区で生産された新鮮な農産物を使用当日の朝、生産者に搬入していただくという方式をとっております。この取り組みは平成13年度から開始し、平成18年度は34校中15校、尾島・新田両学校給食センターにおいては平成14年度から行っております。単独校方式の学校につきましては、農業政策課に各学校区の生産者との調整を依頼し、生産者側の体制が整った学校から開始しております。学校給食センターにおきましては使用量も多いことから、旧新田・尾島地区の生産者がグループをつくり、対応しております。学校給食は単なる1回の食事ではなく、直接体験することのできる生きた教材としての機能を果たしておりますことから、地場産物を活用することは食材の流通、生産、消費が身近なものになるとともに、食に対する興味関心を高めることができます。
 また、地場産物を活用することで地域の産業や文化、そこに生活する人々に対する理解にもつながり、学校・家庭・地域の連携を深めることができますので、この推進拡大は市教委としても願っているところであります。しかし、学校給食においては、学校区など小さいエリアや小さい団体での生産体制では、供給体制も含めまして安定供給や品質や規格等の問題もあります。これらのことから、相談を重ねながら実施しておるのが現状でございます。さらに、この取り組みの充実拡大を図るためには関係機関との連携を図り、効率的なシステムの構築を検討していきたいと考えております。
 次に、生涯学習としての栄養士等による食育講座の開設のことについてお答え申し上げます。
 生涯を通じた健全な食生活の実現や地域の伝統的な食文化の継承、及び地域で生産された農産物を地域で消費する地産地消の推進、また、食品の安全性をはじめとする食に関する幅広い情報の提供など、自身の健康の確保が図れるよう、自らの食について考える習慣や食に関するさまざまな知識を身につけ、ゆとりある生活を送ることが各世代を問わず重要であると認識をいたしております。すべての世代を通してその世代に合った料理実習及び栄養指導などを実施することで食に関する関心及び理解を深め、健全な食習慣の確立につなげることができるものと考えております。
 現在、公民館の事業として家庭教育学級や婦人学級、高齢者学級等において、各階層に応じた健康に配慮した料理実習等が行われているところでございます。また、他部局でありますが、健康づくり課におきましても乳幼児の離乳食に関すること、食に関する相談業務、食生活改善推進員の活動等を支援する事業などが行われております。しかし、本市の食育推進活動の展開といたしましては、まだ十分とはいえず、改善する余地があるものと考えております。ご提案につきましては、幅広い食育推進プランが網羅されておりまして、今、お話の件につきましては食育に関して大変参考となるものでございます。これらのプランの実施に関しては、市民の健康づくりを担う部局と連携しながら、生涯学習の拠点であります地域の公民館、あるいは生涯学習センターの講座などで適宜取り入れていきたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
○議長(荒井昭男) 久保田産業経済部長。
◎産業経済部長(久保田幹雄) まず、お尋ねの学校給食の地場農産物の納入現状につきましては、先ほど教育部長が答弁した内容と同じでございます。特にその中で農家外の生産者が納入することにつきましては、均一及び安全性の確保は難しいため、行っておらない現状でございます。よろしくご理解いただきたいと思います。
 次に、生産者が朝市など市街地でマーケットを開いている現状でございますが、平成17年4月から、まちなか交流館くらっせにおいて、毎週土曜日の朝7時から8時にかけて朝市を開催しております。出店者は古戸地区の太田みのり会の方々で、朝どりの新鮮な野菜・みそ・まんじゅうなどを安い値段で販売しております。なお、生産者が新規にくらっせを利用する場合には申請すればよいとのことでありますので、多くの生産者の参加を望むものであります。ほかに今年3月に空き店舗対策でオープンいたしました太田市立商業高等学校の生徒が経営するチャレンジショップ、まちなか市場 太商百貨市があり、土・日及び祝日のみ午前9時から午後3時まで農産物と花卉等を販売し、同様に市民から好評を得ているところでありますので、ご理解くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(荒井昭男) 深澤直久議員。
◆17番(深澤直久) 2回目の質問をいたします。都市整備部長にお聞きをいたします。
 太田藪塚線歩道部分の側溝部分も道路側溝機能だけではなく、より大きい水路を持たせる計画はできないかということをお聞きします。この太田藪塚線の建設される地域には河川はなく、東武線を越えて東側に蛇川、大原街道の東側には大川に続く水路がございます。この2つの間にこの路線が位置するわけで、この線は小金井地区で長堀という川と寺井・鳥山地区で蛇川本流をまたぐというわけです。そこがここ数年で建設されるわけですから、この建設のときに今後の水量を想定しての水路計画をなしておくことが藪塚地区及び関係地区の排水をよりよく整備、排水することになると思います。そのような建設の始まる前の現在に計画を考えるべきと私は思いますが、いかがでございましょうか。
 そのほかに山之神より新田小金井町にかけて、この路線建設の予定地内と思われる所に、戦時中に作成したという大変大きな口径を持つ排水管が埋設されており、今も機能していると聞いております。このような設備を利用しても排水機能をレベルアップしていくことが要望にこたえる施策と考えますが、いかがでしょうか。お答えをお願いいたします。
 食農教育の方の2回目に移りたいと思います。2回目は、生涯食育の中でも4歳から6歳の幼児たちの年齢のことを紹介いたします。キッズキッチンという講座でございました。小浜市では、感受性が強く、味覚の90%が形成される幼少期の料理教室、キッズキッチンに力を入れておりました。近年、子どもが包丁や火を使うことが危ないと避けてしまう家庭が多くなってきております。そこでは、まず地元の野菜の特徴や旬、そのすばらしさについてクイズ等をもって楽しく理解させ、その上で料理を通じて集中力、達成感、満足感をはぐくむことをしておられました。特に個々に包丁を使わせ、手の平でみそ汁に入れる豆腐を切らせたり、生きた魚をさばくことで、そこでは魚の血で手をどろどろにしながらも、料理して食べることで食は他の命をいただくことによって成り立っている、それにより人の命があることを教えており、命を大切に思う心や感謝の気持ちを抱かせ、はぐくませている。
 ここでは親子参加が条件であっても親は絶対に口を、手を出してはいけない。親の助けは一切なく、親はただ見守るだけ。最初は、はらはらとして見ている親も次第に応援の気持ちに変わり、でき上がったものを子どもと一緒に食べるときには感動して、たとえどんな味であっても子どもを褒めてくれるそうであります。子どもがつくったものは、たとえ床に落ちたものでも食べてくれるそうであります。子どもはそこで自信をつけ、親には子どもに対する信頼感が芽生えます。子どもを信頼し、しっかりと教えてあとは任せるという接し方は、過保護な親子関係から親も抜け出す子離れの機会になっていると言い切ります。
 経験することのすばらしさがここにありました。年間50回に及ぶこの料理教室には、市内をはじめ夏休みを利用して都会の子どもや、最近では海外からも子どもの参加があると言います。好き嫌いがなくなった、親まで変わらないとだめですね等の声が聞こえてくると言います。最近は、保育士の経験者がボランティアで参加してくれるようになったそうでもあります。このような事柄でありました。ここで勉強させてもらっている最中より大変感動がありました。行った皆が共通して思ったのは、ここに家族教育、家庭教育、子どもと親の信頼関係、世代間交流、自信、感謝、殺生等、教育に本当に必要なものがあるではないか、そう感じておりました。そのような視察をさせていただきました。これに関するCDもいただいてまいりましたので、ぜひ皆さんにも参考にしていただきたいと思います。
 ここで説明は終わりますが、教育部長にお聞きをいたします。このような目に見えて何をしたらよいか、今、こうしたらよいとはっきり示されたような気がいたしました。やってみたらどうかと思いますが、まず、現在の太田市でこのような取り組みについての現状はどのようになっているかをお聞きし、2回目の質問といたします。
○議長(荒井昭男) 大槻都市整備部長。
◎都市整備部長(大槻重吉) 太田藪塚線の歩道部に排水機能を持たせた計画ができるかとの質問でございますけれども、受け入れ側の河川の流量の問題もありまして、現在の計画された路線については1回目の答弁で申し上げましたとおり、さらなる流域を拡大した中での排水計画は困難であると県から聞いております。
 また、太田藪塚線の計画区域、新田地区にあります戦時中建設の埋設管の再利用を考えた排水計画とのことでございますけれども、現時点での詳細についての機能の確認はしておりませんが、一部新田市野倉の排水を取り入れた長堀用水に流入しております。受け入れ側の長堀用水の問題も含めまして調査研究をしてまいりたいと考えております。いずれにいたしましても当該地区の排水問題は重要な課題であると認識しております。1級河川の石田川流域における排水計画や国営農地防災事業等、関係する事業機関と協議いたしまして、排水整備の具現化に向けて太田市としても努力していきたいと考えておりますので、よろしくご理解のほどお願い申し上げます。
○議長(荒井昭男) 岡島教育部長。
◎教育部長(岡島幸雄) 議員より小浜市での先進的な取り組み事例が紹介されました。太田市の現状についてお答え申し上げます。太田市内の保育所・幼稚園につきましては、キッズキッチンとして取り組んでいる園も一部ございますが、それぞれの園で工夫しながら年間を通じた体験型の食育に取り組んでおります。
 ある園の一例を申し上げますと、6月にはサツマイモの苗植え、その後、園児または親子で除草し、全園児でのイモ掘り、園庭での老人会の方に焼いてもらった会食等を行っております。わらやもみ殻で焼いたイモのおいしさやみんなで食べることの楽しさなどをともに味わっております。また、3月にはジャガイモの種植えをし、除草作業しながら栽培し、6月には全園児で収穫し、学級委員の役員さんに手伝っていただき、園児が中心となりカレーをつくっております。ジャガイモの皮をむいたり、包丁で切ったりする体験を通して、食べることの楽しさばかりでなく、自分たちみんなでつくったことで、お話にありました達成感だとか充実感も味わっております。
 園児自身が作物を育て、それを洗ったり切ったり、調理することにより食べ物のありがたさ、料理の難しさ、協力の大切さ、そして何よりも好き嫌いがなくなり、食に関心を持つようになることに大きな意味があるものと思われます。また、普段では見られないような力を発揮する子どももおり、子どもの知られざる才能を導き出すことへの一つの方法かと思われます。現状では各園に調理実習のための設備等はありません。また、一般の調理施設を使用した場合には調理台やガス台の位置が高過ぎる等、安全面を確保することが難しい状態であります。幼児期における体験を通した食育は、子どもの心身の発達に大変有意義な活動であるとともに、そこに家族が参加することにより家庭教育における相乗効果も大きいと思われますので、今後も引き続き各園での取り組みを推進するように働きかけるとともに支援をしていきたいと考えております。
○議長(荒井昭男) 深澤直久議員。
◆17番(深澤直久) それでは、3回目の質問に移らせていただきます。
 太田藪塚線の関係は市長にお聞きをいたします。今まで聞いていただいたように、今後いろいろな形で藪塚地域、また新田北部地域を整備していくためには、まず排水をどうとるかが不可欠になってきております。排水を考えていくには、その下流域より計画をなさねばなりません。たとえ田んぼの中に一時的には遊水機能を持たせても、つくれるときにつくっておくということが必要と考えます。現在の鳥山地区の排水の関係をお願いしておりましたけれども、現在の太田藪塚線のところに八瀬川放水路というのがございまして、あそこにつながっていればと、いつも通りながら思っていたりします。より大きい水路を建設の道路の中に整備していくという計画案は、私は太田市の将来の基盤をなすものと考えておりまして、合併特例債や基盤整備費を投入しても太田市が県と一緒になって建設していく必要があると考えます。この提案について市長のお考えをお聞きしたいと思います。
 食農教育の3回目でありますが、3回目は各部署にまたがっている事項と考えておりましたので、通告では答弁者を市長と教育長と通告をいたしましたが、質問が全く同じ内容のため市長への質問を取り下げさせていただき、教育長にお聞きをいたします。
 各部長に答弁をいただきましたが、教育改革が叫ばれる中、問題も山積している中で家庭崩壊、親子間の信頼崩壊等々、現在、何を信じていいのか、みな不安になってきているのが状況ではないかと思います。この生涯食育という考え方は、すべての人のつながりが再確認できる事柄であり、私たちも大変感動して、ぜひ行政でもやってみたらどうかと思っているのですが、この提案についての所見及び、つくり、調理し、食べることが学校教育以前の教育の一つの原点となっている、そう思います。教育長はこの食農教育や生涯食育についてどのようにお考えになるか、感想等を含め、今後どうされるかをお聞きして3回目の質問といたします。
○議長(荒井昭男) 相澤教育長。
◎教育長(相澤邦衛) 研修で小浜市へ行って非常にすばらしい状況を見てきたと、そんな中で議員おっしゃるとおりに、やはり今、家庭崩壊だとか親子関係が崩れているというのが、考えようによっては食を中心として、親が料理してくれるとかしてくれないとか、そういう部分もかなりあると思うのです。前にも言ったかもしれないのですけれども、子どもたちが朝飯抜きだと、そういう中で、これはすべてではないのですけれども、母ちゃんが起きてくれないのだと、ご飯をつくってくれないという、そういう理由で遅刻をしたり何かするというのは実際あるのです。だから、その辺の親のあり方というか、そんなこともぜひこれから考えなくてはならないのだろうというふうに思っておりますし、子どもは犠牲ですよね。
 そんなことを前段に置きながら、小浜市では小さいころからいろいろ料理をやられていると、そういうことで非常に私も聞いていましてすばらしいなというふうに思っておりますし、でき得れば、部長の方からもそれぞれの幼稚園だとか保育園で取り組んでいるものが紹介されましたけれども、小浜市は何かそれをさらに進めたもの、そんなことで受け止めておるのですけれども、確かに食を通じての人間形成だとか親子関係を中心にして非常に大切だろうというふうに思っております。ぜひそんなことをまた我々も十分研究しながらこの問題には取り組んでいく必要があるだろうというふうに思っております。
 群馬県では平成18年5月に群馬食育心プランが立ち上がった状況でございますし、太田市としても食の大切さを理解して、食を通して豊かな人間性をはぐくむことは教育的見地から考えても大変重要なことと考えております。生涯食育の視点からの実施例案としてご紹介がありました福井県小浜市のキッズキッチン、これは就学前の子どもたちが料理を通じて食に関する体験を積み重ねる中で、心と体が健やかに育っていくものである、大変すばらしいというふうに思っております。特にキッズキッチンに参加した子どもたちの成長する姿、それを取り巻く周囲の大人たちの心も動かした、そういうこともあるようでございますし、家庭における人間関係や食環境まで変えているという事実は重要でありますし、実際、そういうものがうかがえたと、食べることというのは本当にもう人間というのは一番基本だろうというふうに思っておりますし、ともすると何か食材や何か当たり前だという、そういう風潮の中で、やはりもう少し原点に返りながらこの教育はする必要があるだろうというふうに思っております。
 あとは、物があふれていますから買ってくればいいと、そういう簡単に片づける、そういう風潮がありますよね。やはり子育てというのは簡単にはいかないわけだし、いろいろ苦労しながら時間をかけてやるのが子育てでありますし、キッズキッチンも本当に指導に当たっては大変だと思います。聞いておりますと子どもが包丁で豆腐を切ると、普通、危ないからよせなんて必ずこの辺は言いますよね。その辺、物の見方、考え方で何か父兄に対してはその辺も変えてもらわなければいけないのか。いずれにしろ、このように子どもが変われば大人が変わる。大人が変われば家庭が変わるのだと、家庭が変われば地域が変わるという一連の大きな流れを形成できることが生涯食育に取り組むことの利点である。そういうすばらしさを私も十分認めておりますので、これから大変でしょうけれども、そんなことも視点に置きながら今後の教育課程といいますか、そういう中に取り込んでいきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。
○議長(荒井昭男) 清水市長。
◎市長(清水聖義) 排水の問題でありますが、この藪塚の半分からこちらは蛇川に流れて、最終的には放水路等にしても藪塚幹線を通るにしても、いずれにしろ行き先は蛇川に流れていく。今の鳥山の水も放水路を通って蛇川に入っていく。全体雨量の問題が実はありまして、蛇川から石田川に流れていくわけですが、最終的な流量計算は、これは県の方でやっていますので私の方で早計に判断できませんけれども、川がもつか、もたないかという問題は当然あります。少なくとも鳥山に関しては流す、これはもうそういうつもりでやっています。さらに藪塚の水をその中に放流することができるかというと、これについては先ほど部長の方からも話がありましたように県との相談になるということであります。
 また、もう1路線、強戸で、私も県会議員のときに携った蛇川の最上流、これは山之神の一番東になるわけですけれども、これについても流量計算でかなりいっぱいの状況に実はあります。あそこに遊水の地形をつくりました。みんなが遊べるようにということでありますが、現実には、なかなか子どもたちが遊んでいる姿は見ませんけれども、あれもかなり目いっぱいの状況だというふうに私は当時、しかけた張本人としてそういうふうに思っていますし、藪塚の水をどこの川に流すかというのは、これは非常に問題がありまして、長堀の方ですと六千石の所に一時ためて、西部の川についてはそこに接続していくというようなことになりますが、東側についてはちょっと今、難しい課題があります。
 ですから、山之神の十字路の水浸し状態、これは一気に解決することができない。前に申し上げましたように、危険であるならば車は動かないでもらいたい。水でいっぱいなら、そこはしばらく我慢をして、二、三時間少し我慢をしてもらうというのが現状でありまして、あれを一遍に解決するというのは、今のところ末流がないだけに非常に難しい。
 また、もう1つ、改善点は、高速道路ができてその下に調整池が六、七カ所、藪塚地内だけでもできるでしょう。これは藪塚の中に降った水で、高速道路と側道に関するものについてはそこの中にためますので、末流に流れないような工夫がなされています。しばらく辛抱でありますけれども、高速道路ができた暁には、その周辺の水については調整池で対応ができるということでありますので、ちょっと苦しい時代がありますけれども、高速道路ができた段階で、さて次どうするかということを考えていく。藪塚幹線の中にボックスカルバートで藪塚の水を処理しようという考え方は、末流から考えてもしばらくちょっとブレーキ、県とも相談しますけれども、ぜひご理解いただきたいと思います。
 さっきのキッズキッチンについては、私は答弁要らないということでしたけれども、あれは木崎の児童館が今度できますね。木崎の児童館の中で、もし地域のお母さん方の希望があれば、これは希望がないのに役所の方でやれやれと言っても多分何もしないでお勝手だけ置いて終わりになってしまうと思うのですけれども、これは地域の皆さん方が希望があれば、木崎の公民館はキッズキッチンのあるところだと、みんなが押し寄せていくというようなルートができるのではないでしょうか。ただ、やって、はやるか、はやらないかは、お母さん方心配だから何か、はやらないような気がしますけれども、でも、みんながやりたいといえばやってみたらどうでしょう。可能性がある一番最初は木崎の児童館だと思います。次は強戸の児童館に入っていきますので、検討していただければと思います。

     ◎ 延     会

○議長(荒井昭男) お諮りいたします。
 本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
     (「異議なし」の声あり)
○議長(荒井昭男) ご異議なしと認めます。
 よって、本日はこれをもって延会することに決定いたしました。
 明日は午前9時30分から会議を開きますからご出席願います。
 本日はこれをもって延会いたします。
                                     午後4時57分延会