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群馬県 太田市

平成18年 9月定例会−09月28日-05号




平成18年 9月定例会

      平成18年9月太田市議会定例会会議録(第5日)

平成18年9月28日(木曜日)
 〇出席議員 72名
        2番  高 橋 孝太郎          3番  福 島 戈 吉
        4番  水 野 正 己          5番  高 田 勝 浩
        6番  星 野 一 広          7番  青 木   猛
        8番  福 井 宣 勝          9番  山 田 隆 史
       10番  高 橋 美 博         11番  山 鹿 幸 男
       12番  五十嵐 文 子         13番  越 塚 順 一
       14番  木 村 康 夫         15番  江 原 貞 夫
       16番  河 田 雄 晃         17番  深 澤 直 久
       18番  町 田 正 行         19番  小 林 人 志
       20番  井 野 文 人         21番  鈴 木 信 昭
       22番  荒 井 昭 男         23番  半 田   栄
       24番  内 田 忠 男         25番  富 田 泰 好
       26番  遠 坂 幸 雄         27番  小 暮 広 司
       28番  根 岸   昇         29番  岩 松 孝 壽
       30番  市 川 隆 康         31番  荻 原 一 雄
       32番  栗 原 宏 吉         33番  松 永 綾 夫
       34番  小 林 邦 男         35番  尾 内 謙 一
       36番  小 林 佐登子         37番  武 藤   泰
       38番  濱 田 光 雄         39番  白 石 さと子
       40番  小 林 耕 作         41番  正 田 恭 子
       42番  川 鍋   栄         43番  室 田 尚 利
       44番  福 田 義 雄         45番  橋 本   寛
       46番  永 田 洋 治         47番  富宇賀   肇
       48番  荻 原 源次郎         49番  斉 藤 幸 拓
       50番  伊 藤   薫         51番  斎 藤 光 男
       52番  飯 塚 勝 雄         53番  加 藤 光 夫
       54番  栗 原 忠 男         55番  上 村 信 行
       56番  茂 木 義 市         57番  新 島 近 夫
       58番  岩 瀬   卓         59番  太 田 けい子
       60番  小 俣 雄 治         61番  本 田 一 代
       62番  清 水 保 司         63番  楢 原   宏
       64番  栗 田 斌 之         65番  今 井 慶 聚
       66番  田 端 卓 男         67番  稲 葉 征 一
       68番  佐 藤 孝 夫         69番  中 島 貞 夫
       70番  天 笠 巻 司         71番  河 野   博
       72番  浜 野 東 明         73番  山 口 淳 一
 〇欠席議員  1名
        1番  藤 生 昌 弘
 〇説明のため出席した者
   市長       清 水 聖 義     助役       林   弘 二
   収入役      清 水 計 男     教育長      相 澤 邦 衛
   水道事業管理者  小 川   卓     企画部長     小 暮 和 好
   総務部長     竹 吉   弘     市民生活部長   浅 海 崇 夫
   地域振興部長   石 川 典 良     健康福祉部長   早 川 充 彦
   産業経済部長   久保田 幹 雄     環境部長     金 子 一 男
   都市づくり部長  土 田 隆 一     都市整備部長   大 槻 重 吉
   土地開発部長   桑 子 秀 夫     行政事業部長   天 笠   彰
   消防長      石 原 康 男     水道局長     小宮山 善 洋
   教育部長     岡 島 幸 雄     監査委員事務局長 石 井 俊 夫
   企画担当     岩 崎 信 廣     総務担当     塚 越 敏 行
   総務課長     茂 木 正 則
 〇事務局職員出席者
   事務局長     吉 田   稠     議会総務課長   八 代 敏 彦
   議会事務局参事(議事調査課長)      議事調査課議事係長板 橋 信 一
            石 川   茂
   議事調査課主任  堀 越 大 祐



          議 事 日 程(第5号)
                            平成18年9月28日午前9時30分開議
                            太田市議会議長     荒 井 昭 男
第 1 議席の変更
第 2 議案第114号 市長等の給与の特例に関する条例の一部改正について───────────┐
    議案第115号 公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部改正  (総企委審査報告)│
            について                               │
    議案第116号 太田市民活動支援センター条例の廃止について──────────────┘
第 3 議案第117号 太田市福祉医療費支給に関する条例の一部改正につい───────────┐
            て                         (教福委審査報告)│
    議案第118号 太田市国民健康保険条例の一部改正について               │
    議案第122号 財産の取得について──────────────────────────┘
第 4 議案第112号 太田市外三町広域清掃組合の規約変更に関する協議に───────────┐
            ついて                                │
    議案第113号 群馬県市町村総合事務組合の規約変更に関する協議に  (市経委審査報告)│
            ついて                                │
    議案第120号 太田市消防本部及び消防署の設置等に関する条例及び           │
            太田市消防団条例の一部改正について──────────────────┘
第 5 議案第124号 市道路線の廃止及び認定について────────────都建委審査報告)
第 6 議案第123号 財産の取得について──────────────────都建委審査報告)
第 7 議案第119号 太田市自転車等駐輪場条例の制定について───────(駅特委審査報告)
第 8 議案第 92号 平成17年度太田市一般会計歳入歳出決算認定につい───────────┐
            て                                  │
    議案第 93号 平成17年度太田市国民健康保険特別会計歳入歳出決           │
            算認定について                            │
    議案第 94号 平成17年度太田市住宅新築資金等貸付特別会計歳入           │
            歳出決算認定について                         │
    議案第 95号 平成17年度太田市老人保健特別会計歳入歳出決算認           │
            定について                              │
    議案第 96号 平成17年度太田市八王子山墓園特別会計歳入歳出決           │
            算認定について                   (決特委審査報告)│
    議案第 97号 平成17年度太田市介護保険特別会計歳入歳出決算認           │
            定について                              │
    議案第 98号 平成17年度太田市藪塚本町介護老人保健施設特別会           │
            計歳入歳出決算認定について                      │
    議案第 99号 平成17年度太田市農業共済事業特別会計決算認定に           │
            ついて                                │
    議案第100号 平成17年度太田市水道事業会計決算認定について            │
    議案第101号 平成17年度太田市下水道事業等会計決算認定につい           │
            て──────────────────────────────────┘
第 9 議案第111号 新生太田総合計画基本構想について───────────総特委審査報告)
第10 議案第102号 平成18年度太田市一般会計補正予算(第3号)について
    議案第103号 平成18年度太田市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について
    議案第104号 平成18年度太田市住宅新築資金等貸付特別会計補正予算(第1号)について
    議案第105号 平成18年度太田市老人保健特別会計補正予算(第1号)について
    議案第106号 平成18年度太田市八王子山墓園特別会計補正予算(第1号)について
    議案第107号 平成18年度太田市介護保険特別会計補正予算(第1号)について
    議案第108号 平成18年度太田市藪塚本町介護老人保健施設特別会計補正予算(第1号)について
    議案第109号 平成18年度太田市水道事業会計補正予算(第2号)について
    議案第110号 平成18年度太田市下水道事業等会計補正予算(第1号)について
第11 請願第 17号 南前小屋地区の埼玉県深谷市編入に関することについて─(総企委審査報告)
第12 請願第 18号 「義務教育費国庫負担制度に関する意見書」の採択に───────────┐
            関することについて                          │
    請願第 19号 教育基本法「改正」法案の廃案を求める意見書の採択           │
            と教育基本法の理念を学校と社会に生かすことを求め  (教福委審査報告)│
            ることについて                            │
    請願第 20号 教育基本法の慎重かつ徹底した審議を求める意見書の           │
            採択に関することについて───────────────────────┘
第13 議会議案第4号 義務教育費国庫負担制度に関する意見書
第14 特別委員会継続調査の件
第15 特定事件の閉会中継続調査の付託

          本日の会議に付した事件

議事日程に同じのほか
追加日程第1 議案第102号及び第109号の訂正の件



     ◎ 開     議

                                     午前9時30分開議
○議長(荒井昭男) おはようございます。これより本日の会議を開きます。

     ◎ 諸 般 報 告

○議長(荒井昭男) 議事に入る前に、事務局長より諸般の報告をいたさせます。
◎事務局長(吉田稠) ご報告申し上げます。
 お手元に配付した「平成17年度太田市歳入歳出決算書の訂正について」及び「平成17年度太田市各会計決算及び基金運用状況の審査意見書の訂正について」のとおり、市長及び監査委員より訂正の申し出がありましたのでご報告申し上げます。
 また、招集告示後に受理いたしました陳情は2件でございます。その内容につきましては、お手元に配付した文書表のとおりでございます。
 以上でございます。
○議長(荒井昭男) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付申し上げたとおりであります。その順序により会議を進めたいと思いますので、ご了承願います。
 日程に入ります。

     ◎ 議 席 の 変 更

○議長(荒井昭男) 日程第1、議席の変更についてを議題といたします。
 会派構成の変更により、議席の一部を変更いたしたいと思います。
 お諮りいたします。
 議席の変更については、お手元に配付の議席表のとおり変更することにご異議ありませんか。
     (「異議なし」の声あり)
○議長(荒井昭男) ご異議なしと認めます。
 よって、お手元に配付の議席表のとおり変更することに決定いたしました。
 ただいま決定した議席にそれぞれお着き願います。

     ◎ 休     憩

                                     午前9時34分休憩
○議長(荒井昭男) 議席の移動のため、暫時休憩いたします。

     ◎ 再     開

                                     午前9時35分再開
○議長(荒井昭男) 休憩前に引き続き会議を開きます。

     ◎ 発言の取り消し

○議長(荒井昭男) この際、お諮りいたします。
 68番佐藤孝夫議員から、9月8日の会議における発言について、会議規則第64条の規定により、発言取消申出書に記載の部分を取り消したい旨の申し出がありました。
 この取り消しの申し出を許可することにご異議ございませんか。
     (「異議なし」の声あり)
○議長(荒井昭男) ご異議なしと認めます。
 よって、佐藤孝夫議員からの発言の取り消しの申し出を許可することに決定いたしました。

     ◎ 委 員 長 報 告

                委 員 会 審 査 報 告 書
 本委員会に付託の事件を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第102条の規定により報告します。
                                     平成18年9月12日
太田市議会議長
  荒 井 昭 男  様
                             総務企画常任委員長  岩 松 孝 壽
                       記

┌───────┬──────────────────────────────┬─────┐
│ 事件の番号 │       件              名       │議決の結果│
├───────┼──────────────────────────────┼─────┤
│議案第114号│市長等の給与の特例に関する条例の一部改正について      │ 否  決 │
├───────┼──────────────────────────────┼─────┤
│議案第115号│公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部改正について  │ 原案可決 │
├───────┼──────────────────────────────┼─────┤
│議案第116号│太田市民活動支援センター条例の廃止について         │ 原案可決 │
└───────┴──────────────────────────────┴─────┘
○議長(荒井昭男) 日程第2、議案第114号から議案第116号までの3議案を一括議題といたします。
 3議案は総務企画委員会に付託いたしたものであります。
 審査報告書の朗読を省略し、直ちに岩松孝壽委員長から報告を求めます。
◎総務企画常任委員長(岩松孝壽) ご指名によりまして、総務企画委員長報告を申し上げます。
 去る9月8日に本委員会に付託されました議案第114号から第116号までの3議案につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げます。
 本委員会は、9月12日に委員及び執行者の出席のもとに委員会を開催し、付託事件の審査を行いました。議案の内容及び提案理由につきましては、9月6日の本会議において説明がありましたが、今回の審査に当たり、再度、執行者より詳細な説明を受け、慎重に審査を行ったものであります。
 初めに、議案第114号 市長等の給与の特例に関する条例の一部改正についてご報告申し上げます。本案は、「ぐんま国際アカデミー」に対する、群馬県の私立学校教育振興費補助金交付問題に関し、早期の解決を図るための財源確保を目的に、当該条例の一部を改正するものであります。執行者より、市長等の給与は、現在、本条例で定められた額を、特例条例により当分の間、平均で約5.5%減額し、支給しているが、減額率を市長30%、助役20%、収入役15%、教育長15%、水道事業管理者については収入役と同額とすることから15%にそれぞれ改め、減額により削減される年間人件費約1,060万円を「ぐんま国際アカデミー」に運営費として補助することにより、同学園に対する県の私立学校教育振興費補助金問題の早期解決を図りたいとの説明を受けました。
 委員からの質疑を申し上げますと、今回の助成金問題を解決する切り札となるのか。また、給与をカットし、責任を取らざるを得ないような重大なミスを犯したのかという質疑があり、このことについては、強力な切り札になると思い考慮したことが、必ずしも解決にはつながらない状況である。また、県との問題が解決できるのであれば、前向きに対応していこうということで特別職が話し合い「市民に迷惑をかけない」という議会の意見を踏まえて考えた解決策であり、ミスではなく問題解決を図るための財源措置であり、苦肉の策であるとのことでありました。
 さらに、県からの指摘内容を検証すると、「ぐんま国際アカデミー」を私立学校ではなく太田市立学校として扱うような指摘が見られるが、本条例改正もその方向にまた一歩踏み出しているのではないかとの質疑があり、このことについては、「ぐんま国際アカデミー」は、学校教育法に基づいて、学校法人太田国際学園が設置した私立学校である。太田市は設置を推進してきた中心であり、これからも県の理解を仰ぎ、学校運営が安定するよう努力していきたいと考えている。本条例改正を認めていただいた場合でも、公立学校への道を歩むものではなく、あくまでも学校教育法に基づく私立学校として、今後も運営を続けるとのことでありました。
 また、この問題で市長等が責任をとり、給与の減額を行うというのは理解できるが、なぜ水道事業管理者まで含まれるのか。また、減額した財源が実際に運用された場合、監査請求、住民訴訟が起こることも視野に入れての提案かとの質疑があり、このことについては、民間の支援の輪も広がっている中、5役そろってこの問題に誠意を持って対応しようということになった。財源については、報酬減額分を充当するのではなく、補助金として執行されるので、監査請求等には十分耐え得る予算であるとのことでありました。
 また、これまでの市長の発言で、これ以上市民の税金を使うわけにはいかないということであるが、給与の減額分は税金ではないのかとの質疑があり、このことについては、給与ももとは税金であることは間違いない。給与条例を改正し、減額しない限り、その給与は受け取る者の手元に入るものであり、他の施策に回す財源ではないが、今回は条例改正で給与が減額されることにより、もとは税金である減額分を市議会のご理解を得て補助金に回させていただき、市民施策への影響がない形での対応策であるとのことでありました。
 また、県の対応にも問題はあるが、有効とも考えられない条例改正を行うのではなく、市民の同意を得られるよう正々堂々胸を張り、強い決意、姿勢で、県との交渉を行うことが先決ではないのかとの質疑があり、このことについては、県との協議の中で、初めて1,000万円の問題を指摘され、解決につながるのであればということで、誠意を示すという意味で提案した解決策であったが、次の会議では、全く別の条件が提示されてしまい、現段階では、この条例改正が問題解決にならないことについて、まことに遺憾に思っているとのことでありました。
 挙手により採決を行った結果、賛成少数により本案は否決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第115号 公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部改正についてご報告申し上げます。本案は、会社法の成立に伴い、株式会社と有限会社が一つの会社類型である株式会社に統合され、有限会社制度が廃止されたことにより、当該条例中の「有限会社」の文言を削除し、条文の整理と行うものであります。
 委員からは特に質疑もなく、挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第116号 太田市民活動支援センター条例の廃止についてご報告申し上げます。本案は、太田市民活動支援センターの老朽化に伴い建物の解体を行うため、当該条例の廃止を行うものであります。
 委員からの質疑を申し上げますと、建物解体に当たり、同センターを利用していた団体の次の拠点はどのようになっているのかとの質疑があり、このことについては、利用団体のうち2つの福祉団体は、福祉課を通して代替施設を決定したが、他の21のサークルは活動内容もさまざまで、行政センター等にお願いをしているとのことでありました。その他、サークル団体の空き店舗利用のことについて質疑がなされました。
 挙手により採決を行った結果、賛成多数により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 以上、本委員会に付託されました3議案につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして、委員長報告といたします。

     ◎ 質 疑(終局)

○議長(荒井昭男) これより質疑に入ります。
 ご質疑ありませんか。
     (「なし」の声あり)
○議長(荒井昭男) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。

     ◎ 討     論

○議長(荒井昭男) 議事の都合により、議案第114号から第116号までの3議案についての討論は一括とし、採決は議案ごとといたします。
 それでは、討論に入ります。
 討論の通告がありますので、順次発言を許します。
 最初に、30番市川隆康議員。
◆30番(市川隆康) おはようございます。自民クラブの市川隆康です。通告に従いまして議案第114号 市長等の給与の特例に関する条例の一部改正について、委員長報告を支持し、議案に反対の立場から討論をさせていただきます。
 この条例の目的は、「学校法人太田国際学園・ぐんま国際アカデミーに対する、群馬県からの私学振興費補助金交付問題に関し、早期解決を図るための財源確保を目的とする。」とありますが、県から指摘された学校法人太田国際学園設立準備委員会が作成した学校経営シミュレーションに、「太田市から学校運営補助金として平成17年度から1,000万円を8年間補助」とあり、実質は建設借入金の利子補助として予定したものとありました。この議案を提出するのに市長等5役が悩んだ末の苦肉の策と伺いましたが、議案質疑の中で市長が述べられた「市民のために市税はもう投入しない。市民には筋違いである。お涙ちょうだいの条例。情けない条例。」ならばなおさらのことです。
 仮に原案どおり市長等の給与を減額し、その分を回したとしても、財源は税金であり、市から財政支出された場合、県から「やはり太田市立学校ですね。」と指摘されることを私は懸念いたします。県の私学振興費補助金問題に早期解決を図るための財源確保ならば、まず私立学校としての理事及び役員が率先して寄附を行い、しかる後に企業から寄附を募るのが常道であり、教職員の人件費を中心とする学校運営費を見ても、平成18年度を基準に19年度の人件費を据え置くと、1年間で5,180万2,151円の財源が捻出できます。仮にこの条例案が可決されると、利子補助として学校運営費補助金4,770万円となりますが、私は、利子補助としての補助金はなくても学校法人の自助努力で可能であると指摘します。
 この学校法人太田国際学園は、平成14年6月の小泉内閣の構造改革特区実施の閣議決定を受け、平成15年4月21日、小泉内閣総理大臣より構造改革特区認定第1号として認定書が授与され、英語教育特区校設立準備室を平成15年9月1日付で設置し、私立学校法人設立及び学校法人設置認可についての準備作業を始めた。学校法人の設立認可・私立学校の設置認可権限を、平成15年10月7日付で群馬県が太田市に委譲した。平成16年12月24日、太田市長が学校法人の設立及び私立小学校並びに中学校の設置を認可。平成16年12月28日に学校法人太田国際学園として法務局に法人登記。学校法人登記完了後、寄附行為の認可、学校設置認可等の概要版を平成17年1月19日に県学事文書課に提出、報告した。平成17年3月23日、県学事文書課より電話で私学助成金の額について連絡が入り、児童1人当たり4万3,089円とのことであった。その理由として、学校の設立過程について純粋な私立学校ではないとの見解とのことです。
 しかし、国からは県に対し、普通交付税の基準財政需要額として、児童1人当たり23万6,900円が算入されており、国庫補助金からも私立学校に助成した額の約14%が財源手当てされております。県も普通交付税の基準財政需用額算定に当たり、ぐんま国際アカデミーの児童数を算定根拠に計上しています。県では公立学校は教育委員会が窓口で、私立学校は学事文書課が窓口となって指導しております。これまでに13回指導を受けてきたとのことで、県の対応は最初から私立学校です。これらの経過は、県当局もご存じのことと思います。英語教育特区校は全国で初めての取り組みでありますので、この事業を成功させるための知恵を、県当局をはじめ、関係各位から求められるように私立学校として、太田国際学園の毅然とした対応に私は期待しております。
 そして、今、懸念される県当局の「太田市側にも一定の財政支出が必要だ。」との見解を示されかねない状況の中で、私は、世論調査ではありませんが、150人余りの市民から聞き取り調査をした結果、皆さん反対でありました。市民合意が得られない本条例の制定には反対を表明し、私の討論といたします。
○議長(荒井昭男) 次に、20番井野文人議員。
◆20番(井野文人) 日本共産党の井野文人です。通告に基づき議案第114号 市長等の給与の特例に関する条例の一部改正案について、総務企画委員長報告に賛成し、原案に反対する立場から討論を行います。
 この問題の短所は、清水市長が7月に高木副知事と会談した際に、年間1,000万円ずつ8年間の運営補助を行う計画になっていたかつての資料が、なぜその後なくなったのかということが問われ、それへの対応策として、8月10日午後4時から高木副知事との会談を前に、その日2時から会派代表者会議が開催されました。市長自ら出席し、今回、条例案として出された給与のカットと、それに伴う費用のアカデミーへの補助の提案がありました。正式には9月議会に諮るという言葉もそのときに説明されました。私はこの問題、すなわちぐんま国際アカデミーへの太田市の財政的な支援は、4月の臨時議会において、次年度計画分1億円の繰上補正により合計補助金6億5,000万円、旧3町分も含む出捐金5,300万円、合わせて7億300万円で完了していると認識しております。
 したがって、たとえ給与カットであれ、ぐんま国際アカデミーへの新たな税金の投入になること。県が年間1,000万円程度の運営費補助の予算化によって、私学振興助成金の増額に踏み切るとは到底考えられないこと。この2つの理由から、高木副知事との会談で、このカードを切るべきではない旨、会派代表者会議で発言いたしました。皆さんもご承知のとおり、8月10日の副知事との会談は中断の状態になり今日に至っていると思います。そういう経過から見ても、今回の条例案については、本会議での議案質疑、3名の議員からありました。また、総務企画委員会で、先ほど委員長報告にもありましたが、あまりにも対症療法的であること、その効果が期待できるか疑問であること、また、新たな税金の投入に対する疑問や反対等々、結果的には委員長報告のとおり否決されたものと理解します。私は、この条例案否決を、総務企画委員会の各位の良識ある判断だと評価したいと思います。市長にはこの結果を重く受け止めていただきたいと思います。
 その後の新聞報道によれば、「お情け条例」とか「否決は予想していた」というような新聞報道も見かけます。しかし、市民に絶対迷惑をかけないという9月1日付の市長の広報での言葉もあるように、新たな財政投入は検討しないのが基本ではないでしょうか。それから、同じく幾つかの新聞報道の一つとして、12月議会でぐんま国際アカデミーへの債務保証を提案したい旨の報道がありました。それについては、本日付の上毛新聞で、これを実施しないという報道がありました。当然のことではありますが、この問題は、債務保証ということは、仮にも万が一ぐんま国際アカデミーが経営破たんした場合に、太田市がその債務を負担するということですから、1,000万円、2,000万円の規模ではありません。委員長報告でも触れておりましたとおり、この方式は絶対に市民同意が得られないと私は考えます。しかも、こういう方式を担保すれば、これこそ市立私学と言われるのではないでしょうか。やはり市長の言動の重さを自覚した発言を重ねてお願いしたいと思います。
 次に、この条例案の否決には、2つの意味のメッセージが込められていると私は解釈します。一つは、太田市議会で初めて、ぐんま国際アカデミーへのこれ以上の税金投入をしないということを、市長に対して明確に示したことであります。また一方、なかなか助成金の増額を容認しない県知事・副知事に対しても、太田市議会は、これ以上の財政投入を認めないという立場を明示し、あわせて私学振興助成金を一元管理する県に、その責任を果たせという意味を込めていると考えます。
 ぐんま国際アカデミーの私学振興助成金問題は、県議会2月定例会の附帯決議で、9月定例会までに打開策を示すことになっておりましたが、打開策が見出せないばかりか、去る9月25日、会派代表の1人として、県議会を私も傍聴しましたが、一般質問に対する知事・副知事の答弁を聞いておりますと、態度はむしろかたくなになっているように感じられました。県、特に知事・副知事との対立の解決が急がれるわけですが、私学らしい体裁と体制づくりについては、本日も会派代表者会議で、新しい理事・評議員の選任の報告をいただきました。一歩前に進んだかとは思います。市長に対しては、改めて腹を決めて隠忍自重、言動を慎重にし、ネゴシエーターとなって、学校法人太田国際学園の理事長の職を全うしていただきたいと思います。
 以上で私の委員長報告に対する賛成討論を終わります。
○議長(荒井昭男) 次に、71番河野博議員。
◆71番(河野博) 71番朋友クラブの河野博です。議案第114号 市長等の給与の特例に関する条例の一部改正について、総務企画常任委員会の結果を尊重し、委員長報告を賛成し、議案に対しては反対の立場から討論をいたします。
 ただいま2名の方々からも反対討論が出ましたけれども、私の場合は、市長の提案した理由と、当初、緊張感の欠けているような議案でございますけれども、純粋な気持ちで出発したのかとは感じておりますけれども、私の感じたところですと、県との関係が云々より、この議案の提案の感覚で市政を運営されては困ると、そういう角度から、太田市議会に提案された第114号に対しての、市長の姿勢を正したいと思ってここに立ちました。というのは、この議案に対しても緊張感が欠けているなと感じたことは、我々の給与を減額したから、この補助金をと、算数的にはあっていると思いますけれども、市政の財政に入った場合には、市民のお金になるのではないか。今、ほかの議員が発言なされたように、その姿勢が少しおかしいのではないかというように、自分たちのものを削ったから、これを補助金にする、それを聞いた人によっては、「なるほど市長ほか4役は、身を切ってまでこういうことをしてくれるのか。」と思う方もいますけれども、心情的にはわかりますけれども、そういう心構えで、ほかの市政運営をされたら困るということを強く発言したいなと思います。
 というのは、ここへ来る28日までに新聞紙上でも、市長の言葉として、「この条例は意味がなくなった。」それは内容的には寄附金が集まったので、この条例、この補助金が通過しなくても構わないのだというふうに私はとらえたわけです。非常に太田市議会に対して、私は議会軽視に匹敵するような提案の仕方かなと、そのように感じたところでございます。これは討論ですから、意見を言って議論するということが討論だと思いますけれども、残念ながら一方通行で、また次の機会に何らかの形で証明してもらいたいと思いますけれども、私も足かけ22年議員をやっていますけれども、提案者が途中で否決してもいいよというような、とらわれるように感じられるような発言があるということ自体が間違っているのではないか。議会の中でも、この議案は通さなくてもいいのだという雰囲気が流れています。非常に私はその問題に対して不可解です。
 この裏には、県との打ち合わせで、特区の必要性で、市長ほか4役もいろいろ議論した中で結果が出たのだと思いますけれども、私としたら、この話を5役で話したときに、なぜほかの案が出なかったのか。例えば準備会のときに、その話題が出ていたと聞きましたけれども、利子補給とか、例えばこの補助金を正々堂々と小手先ではなく、自分のものを減らしたから出してくれではなく、きのうまで出さないと言ったけれども、環境が変わったから出すのだと、例え話ですよ。正々堂々ときちんとした説明が議会にできるかできないか、これも政治の一たんだと思います。きのう言ったことと、きょう言ったことが違っていても、説明がきちんとつけば拾う神も出てくるのではないか、その辺のところをきょう言いたくて、ここへ立ったわけです。すぐやってくれと言っているわけではないのです。
 太田市の職員の方々は、立派なことを多くやっていただいているということはよくわかっています。ただ、この議案が提案されて私どもが感じたことは、私一人かもしれませんけれども、いい知恵は出る、いい仕事はしてくれますけれども、市長に対してブレーキをかける、ノーと言える人がいない。これは今後、大都市になっていく太田市のマイナスではないかと。特に4役に私は言いたい。このことももちろん大議論したのかもしれませんけれども、たまにはきちんとした自分の意見を言って、市長から言われて「はいそうですか。」とそれだけではなく、いろいろな点で大議論をして、表へ出たときには市長を立てるというようなしくみも4役の役割かと思います。4役が市長にブレーキをかけられなくて、何で部長、職員が言えますか。これは今の太田市のマイナスな点だと私は声を大にして、この議案を通じて市長に申し上げたい。また、4役に申し上げたい。この議案を出していただいて何が残ったか。数分経つと採決した場合、否決になると思います。そのときに何が残るか。議員の中で、非常に複雑なものを持って否決に回る人も何人かはいるかと思います。だから私は、ほっとしているのは4役ではないかと思います。事実そういう話も流れております。
 ですから、私は会派の中で最終議論をしたときに、私個人はへそ曲がりだから、「構わないから通してしまえ。」という言葉も使ったぐらいですけれども、市長をはじめ執行の皆さん方の陰のご苦労はすべてわかっているわけではございませんけれども、この議案の提出の仕方、また、きょうまでくる間の、執行部の方々の新聞報道等の発言も誤解される。繰り返しますけれども、議会軽視に匹敵するだけの内容ではないかと私は思っております。昨日の件もそうです。私もきょうはこれを述べようと思って、県との打ち合わせで、改めるべきところは改めなければいけない。つらいこともあるでしょう。しかしながら、市長を受けた以上は、耐えるところは耐えていただかないと、耐えることがおさめること。市長の方がよくわかっていると思います。負けるが勝ちということです。すべてその正義感を持って反論して、返ってきて、物事はまとまらないというのは、私が言うまでもなく市長が一番よく知っている。市長ならできると思います。私にはできないかもしれない。
 そういう点で、改めるべき点というのは、ご存知のように土地の貸借の契約をしてもらったり、その他、理事のこともお話ししようと思いましたら、きのうその理事会を開いて一部改正をした。その件も市長、同じなのです。私が11時半ごろ議長室へ行って、局長に「連絡があったか。」と聞いたら「ない。」と言う。そういう言動も議会を無視している。私も1年半近く、こうやって身近に清水市長と議論を交わす仕事をさせてもらっていますけれども、いささか首をかしげる点も何点かあります。というのは、市長の方では気にしていないかもしれませんけれども、「代表者会議で言ったのだよ。」そういった話もありますけれども、きのうの新聞等で見ますと「理事の改正」、私としたらいち早く議長のところへ9時ごろ来て、「新聞で見たでしょうけれども、こういうわけです。よろしく頼みます。ご心配かけました。」これが親しい中にも礼儀ありの筋だと思います。そこへ11時40分ごろ事務局に行ったら、小暮部長が来ました。「今、説明しました。」遅いというのです。そうしたら、けさ代表者会議で話があった。きのうも代表者会議と議運があったのです。
 ですから、私の言わんとすることは、この第114号の議案で、あまりいい印象が残らなかったと思います。ぜひ今後の市政に、このような疑問、誤解の持たれないように、議会との連携をとっていただきたい、議長に話して議運の委員長に話して理解の得られないものは、一たん引くというような考え方もしていただきたい。私は、そういうことをいろいろ考えて、うちの会派長が、ぜひこういう言いづらいことは、今後も言うのだということで、いやいやここへ立っているわけですけれども、ぜひひとつ、先ほど申し上げましたように、この議案の処理で、いいものは残っていない。そのことだけは、よく市長も頭に入れていただいて、今後、大都市に向かって21万余の太田市を運営していくのに、やっぱり議会と両輪だとよく言っている。都合のいいときだけ両輪では困る。見方によっては、議会は軽いなと思っているところもあるのではないか、そういうふうにとらえられるところもあります。
 ぜひひとつ県の知事のへそが真ん中へ来るように、来年の選挙も大いに太田市で応援して当選してもらって気分よくしてもらって、特区に補助金を全額出してもらえるように、一日も早く県との話し合いが正常に戻るように、私は期待しているところです。もっと憎まれ口をきこうと思いましたけれども、あまり口を滑らせますと、先ほどの佐藤議員のように取り消し文を書かなければいけないので、一度話したことは絶対取り消しませんけれども、ぜひひとつ市長、世の中には拾う神と捨てる神があります。だれを信じるかは市長に任せますけれども、正々堂々と小手先の行政をやらずに、うそ、隠しなし、正々堂々とした市政運営をお願いして反対討論といたします。また機会がありましたら言っていただきたいと思います。終わります。
 議案に対して反対なのです。議会に慣れていませんので間違えまして、ただただここへ立ったのは、市長に言いたいことを言おうなどといって張り切ってきた割には言っていないのですけれども、気が焦っていて、議案に対しては反対ですけれども、委員長報告には賛成です。冒頭に「2人の議員の反対討論」と言いましたけれども、委員長報告に対して賛成討論をしたのだということで訂正させていただきます。恥をかかせていただいてありがとうございます。
○議長(荒井昭男) 次に、36番小林佐登子議員。
◆36番(小林佐登子) 日本共産党の小林佐登子でございます。議案第116号に対して、反対討論を述べさせていただきます。
 太田市民活動センター条例の廃止についてですけれども、設置の目的第1条において、市民の自主的で自発的な運営により、社会・文化及び福祉に貢献する団体活動を促進するため、市民に活動の場を提供することを目的に太田市民活動支援センターを設置するという目的のもと、約二十数団体の活動支援がなされてきたところでありますけれども、諸般の都合によりビル取り壊しとのこと、よって、活動団体は解散となり、したがって、条例の廃止が提案されたものですが、本来ならば自治体のやるべきことであろうことを補完し、活動がなされてきた団体、そのうち福祉団体の方々は、無料で利用できるところを市の責任において市内に探し、補償されたとのことですので安堵し、評価はいたします。
 しかしながら、他の団体につきましては受け入れ先が決まらず、その後も何らホローをなさる予定はないとのことであり、社会・文化及び福祉に貢献することを目的とする団体活動を支援することなく、条例廃止は認めることができないことを申し上げ、議案第116号に対します反対討論といたします。
○議長(荒井昭男) 次に、41番正田恭子議員。
◆41番(正田恭子) 尾島クラブの正田です。通告に従い、議案第116号 太田市民活動支援センター条例の廃止について、賛成の立場から討論をさせていただきます。
 太田市民活動支援センターは、旧十字屋の建物を平成9年8月に太田市が寄附を受けたもので、この建物の有効利用を図るため「太田市民活動支援センター条例」を制定して、「社会・文化及び福祉に貢献する団体活動を促進するとともに、市民に活動の場を提供すること」を目的に供用を開始したものであります。しかしながら、この建物は昭和49年9月に竣工し、32年が経過していることから、現在の耐震基準には適合せず、設備等の老朽化により維持管理費も高額となっており、今後、継続して利用する場合には、多額の改修費が必要となります。
 また、耐震に不安があることから、利用者や近隣住民の安全性の問題についても考慮しなければなりません。このようなことから、この施設は、利用者及び近隣住民の安全の確保と、建物にかかる経費の点から廃止すべきものと考えます。なお、この施設の利用団体は、2つの福祉関係団体及び21のサークル活動団体が利用しておりますが、福祉関係の2団体につきましては、既に移転先が確保されておりますので、21のサークル活動団体につきましても、引き続き市内の各公共施設において活動が継続できますよう要望いたしまして、賛成討論とさせていただきます。

     ◎ 討 論 終 局

○議長(荒井昭男) 以上で通告による討論は終わりました。
 他に討論はありませんか。
     (「なし」の声あり)
○議長(荒井昭男) 他に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。

     ◎ 表     決

○議長(荒井昭男) これより採決いたします。
 最初に、議案第114号を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
     (起 立 多 数)
○議長(荒井昭男) 起立多数、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。
 次に、議案第115号の採決をいたします。
 本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
     (起 立 全 員)
○議長(荒井昭男) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。
 次に、議案第116号の採決をいたします。
 本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
     (起 立 多 数)
○議長(荒井昭男) 起立多数、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。

     ◎ 委 員 長 報 告

                委 員 会 審 査 報 告 書
 本委員会に付託の事件を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第102条の規定により報告します。
                                     平成18年9月13日
太田市議会議長
  荒 井 昭 男  様
                             教育福祉常任委員長  白 石 さと子
                       記

┌───────┬──────────────────────────────┬─────┐
│ 事件の番号 │       件              名       │議決の結果│
├───────┼──────────────────────────────┼─────┤
│議案第117号│太田市福祉医療費支給に関する条例の一部改正について     │ 原案可決 │
├───────┼──────────────────────────────┼─────┤
│議案第118号│太田市国民健康保険条例の一部改正について          │ 原案可決 │
├───────┼──────────────────────────────┼─────┤
│議案第122号│財産の取得について                     │ 原案可決 │
└───────┴──────────────────────────────┴─────┘

○議長(荒井昭男) 次に、日程第3、議案第117号、第118号及び第122号の3議案を一括議題といたします。
 3議案は教育福祉委員会に付託いたしたものであります。
 審査報告書の朗読を省略し、直ちに白石さと子委員長から報告を求めます。
◎教育福祉常任委員長(白石さと子) ご指名によりまして、教育福祉委員会に付託されました議案第117号、第118号及び第122号の3議案につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げます。
 本委員会は、9月13日に委員全員及び執行者の出席のもとに委員会を開催いたしました。各議案の内容及びその提案理由につきましては、9月6日の本会議において説明を受けましたが、委員会で改めて詳細な説明を受け、慎重に審査を行ったものであります。
 初めに、議案第117号 太田市福祉医療費支給に関する条例の一部改正についてご報告申し上げます。本案は、健康保険法等の一部改正に伴い所要の改正を行うものでございまして、「特定医療費」が廃止され、新たに「保険外併用療養費」を支給することとなったこと。また、高度先進医療を提供する場としての特定承認保険医療機関の承認制度がなくなったことに伴い、本条例中に規定する字句の整理を行うものであります。
 委員からは特に質疑もなく、挙手により採決を行った結果、賛成多数により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第118号 太田市国民健康保険条例の一部改正についてご報告申し上げます。本案は、健康保険法等の一部改正に伴い所要の改正を行うものでございまして、70歳以上の高齢被保険者のうち、現役世代と同等の所得を有している者の自己負担割合を10分の2から10分の3に改めるとともに、出産育児一時金を30万円から35万円に改めるものであります。
 委員からの主な質疑を申し上げますと、この改正により自己負担が3割になる市内の70歳以上の被保険者の人数について質疑があり、このことについては、約300人であるとのことでありました。また、本市では国保財政が逼迫していることから、平成17年度に33万円だった出産育児一時金について、市単で支出していた3万円を減額し、30万円に引き下げた経緯があるが、今回の35万円の支給という中では、採算面等において将来的な危惧はないのかとの質疑があり、このことについては、健康保険法の改正に伴うものであり、社会保険全体が35万円に引き上げられたということから、出産育児一時金の全体額の3分の2が交付税措置の対象となるとのことでありました。さらに出産育児一時金の支給方法などの質疑がありました。
 挙手により採決を行った結果、賛成多数により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第122号 財産の取得についてご報告申し上げます。本案は、本市のシンボルであります史跡金山城跡の公有地化を進めることにより、貴重な歴史遺産の保存を図るとともに、調査、整備を推進していくため、太田市金山町40番39ほか17筆、13万1,220.03平方メートルを取得しようとするものであります。
 委員からの主な質疑を申し上げますと、公有地化計画の中に未買収地が何筆かあるが、未購入の理由について聞きたいとの質疑があり、このことについては、計画的に購入を進めているが、未購入地については新田神社の用地、未相続の用地、また、なかなか協力をいただけない用地など、購入が難しいところが残っているという状況であるとのことでありました。また、関連して、史跡金山城跡の公有地化の範囲を広げる考えはあるのかとの質疑があり、このことについては、金山城跡の整備にかかる追加指定については、周辺の状況を踏まえると簡単にはいかないと考えているが、状況が整えば追加指定をしていきたいとのことでありました。さらに、金山城跡の今後の復元計画こと、新田神社周辺の整備計画のことなどの質疑がありました。
 挙手により採決を行った結果、委員全員の賛成により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 以上、本委員会に付託されました3議案につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして、委員長報告といたします。

     ◎ 質 疑(終局)

○議長(荒井昭男) これより質疑に入ります。
 ただいまの委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。
     (「なし」の声あり)
○議長(荒井昭男) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。

     ◎ 討     論

○議長(荒井昭男) 議事の都合により、議案第117号、第118号及び第122号の3議案についての討論は一括とし、採決は議案ごとといたします。
 それでは、討論に入ります。
 討論の通告がありますので、順次発言を許します。
 最初に、4番水野正己議員。
◆4番(水野正己) 日本共産党の水野正己です。議案第117号 太田市福祉医療費支給に関する条例の一部改正について及び議案第118号 太田市国民健康保険条例の一部改正についての2つの議案に対する反対討論を行わせていただきます。
 この福祉医療費支給に関する条例改定と、市国民健康保険条例の改定は、今年の6月、自民・公明の両党の賛成により成立した医療制度改悪法の10月実施を受けてのものですが、とりわけ高齢者には耐え切れないほどの負担増が押しつけられます。負担増の柱は、まず1つ目に、70歳以上の現役並み所得者とされる人の窓口負担の2割から3割への引き上げ、2つ目に、70歳以上の療養病床入院患者の食費居住費の自己負担増、3つ目に、高額療養費の自己負担限度額の引き上げ、そして、4点目に、現在受けられる公的保険の対象となる医療の範囲を縮小することにもつながりかねない、公的保険のきく医療と保険のきかない医療を組み合わせた混合診療の拡大などです。
 患者負担を増やして受診を抑制することは、早期発見・早期治療を妨げる最悪のやり方であり、到底容認できるものではありません。高齢者を中心とした今回の負担増は、これまで以上に深刻なものです。6月に実施された住民税の老年者控除の廃止、公的年金等控除を縮小、非課税措置の廃止、定率減税の半減もの影響で、高齢者には大幅な増税です。収入が増えず、年金が減っていながら、税金が何倍にも増えます。それに連動して、今回の本案のような形で国民健康保険や医療、介護などでも負担増になり、二重、三重の負担増となります。この高齢者への税控除の縮小・廃止が医療費の窓口負担に及ぼす影響は甚大であると言えます。
 そこで、こうした医療制度改悪を受けて提案された本案によって、これまで窓口負担が2割であった現役並み所得者といっても、課税所得は145万円ほどでありますが、こうした現役並み所得者と言われる人の範囲が、既に今年の8月から大幅に広がっております。現役並み所得者とは政府の言う言葉であって、決して高額の所得者ではありません。国民全体の中で見れば、ごく平均的な収入です。先ほどの委員長報告の中にもあったように、この条例改定によって3割負担となる人は300人ということでした。10月以降、新たに現役並み所得者とされた高齢者は、本案によって医療費の窓口負担が、8月には1割から2割へ、10月には2割から3割へと、わずか2カ月で3倍もの負担増になります。
 日本の医療費は、発達した資本主義国の中で、経済の規模に比べて低い水準にありながら、患者の窓口負担は突出して重いのが特徴であります。窓口負担は、引き上げではなく引き下げこそが求められます。本案では、「特定療養費」を廃止して、新たに「保険外併用療養費」を設けます。これによって、これまで本条例の支給対象外であった公的保険のきかない医療も支給の対象となりますが、しかし、同時に、これまで支給対象とされていた療養型医療施設に入院する70歳以上の人の食事療養費が支給対象から除外され、やはり高齢者の負担増は免れません。
 また、市国民健康保険条例の改定では、出産育児一時金は、現行の30万円から35万円に引き上げられるものの、70歳以上の人にとっては、先ほど申し上げたように、7月まで1割負担であった人が8月に2割負担、10月からは3割負担にも負担増となる、こういうことを踏まえた国民健康保険条例の改定となります。この2つの条例改定案は、国の法改悪を受けてのものではありますが、国が市民に負担増を押しつけるのであればこそ、本市は市民の負担を軽減することにこそ力を入れなければならないことを申しあげて、反対討論を終わります。
○議長(荒井昭男) 次に、32番栗原宏吉議員。
◆32番(栗原宏吉) 朋友クラブの栗原宏吉であります。通告に従い、議案第117号 太田市福祉医療費支給に関する条例の一部改正について、及び議案第118号 太田市国民健康保険条例の一部改正についての2議案について、賛成の立場から討論をさせていただきます。
 まず、議案第117号 太田市福祉医療費支給に関する条例の一部改正についてでありますが、今回の改正は、上位法の一部改正に伴う所要の改正であり、「特定療養費」を「保険外併用療養費」に文言を改めることによって、福祉医療費の給付を健康保険法に沿って円滑に実施するもので、この改正は、今まで高度先進医療を含む16項目にわたる医療行為が特定療養費として一部負担で受けられていたものですが、保険外併用療養費と改正されたことによって、対象の医療行為が従来の16項目に加え、内視鏡によるがん手術や抗がん剤など、治験中の国内未承認薬等が追加されました。
 これにより、保険外併用療養として、保険診療と自己負担となる保険外診療の併用を認める混合診療が拡大されることになり、高度先進医療費等が受けやすくなるなど、被保険者が治療方法や内容を選択できる幅が拡大され、利便性の向上につながることとなります。この改正が行われない場合には、その医療行為にかかわる医療費が全額自己負担となり、およそ2万5,000人に及ぶ福祉医療費受給者に大変な迷惑がかかることとなります。この点を十分考慮した上で、福祉医療費受給者への円滑な給付を継続するために必要な本条例改正に賛意を表するものであります。
 続きまして、議案第118号 太田市国民健康保険条例の一部改正について申し上げます。今回の改正につきましては、政府が医療制度改革の一環として、健康保険法等改革法案が国会において可決成立したことに伴い、太田市国民健康保険条例について所要の改正を行うものであります。ご承知のとおり我が国は、今後、高齢化のピークを迎え、年々増加する医療費は医療保険制度の財政を圧迫し、医療制度の維持に向けた取り組みが最重要課題となっております。このことは、本市も例外ではなく、国保財政は年率10%にも及ぶ医療費の伸びによって歳出が年々膨らみ、本市財政の大きな負担となっているのが現状であります。
 今回の改正では、持続可能な療養保険制度としていくために、給付と負担について公平が図られ、国民の納得が得られることが重要なこととの観点から、医療保険制度のあり方、保険料のあり方、患者負担のあり方、公費負担のあり方等について見直しが進められたものであります。特に老人医療費は、若い人に比べ3倍から4倍ほどかかると言われております。平成14年10月の国の制度改正において、70歳から75歳までの、いわゆる前期高齢者の医療費は、国保で負担すことになりました。このことも医療費増の大きな要因になっています。
 さて、今回の改正の主なものとしては、まず第4条一部負担金について、70歳以上の高齢被保険者のうち、現役世代と同程度の所得のある方の負担割合「10分の2」を「10分の3」に引き上げるものでありますが、国の健康保険法の改正により、やむを得ず改正を行うものと考えます。また、第5条出産育児一時金については、出産育児一時金の額を「30万円」から「35万円」に改正するものであり、少子化対策として、また、子育て世代の負担軽減に資するものと期待しております。このように、今回の改正は、国の健康保険法の改正に伴うもので、やむを得ない措置であるとともに、本市国民健康保険の健全運営を図るために、負担の公平を確保することは当然のことと考え、議案第118号に対して賛意を表するものであります。
 以上、議案第117号及び第118号の2議案に対し、賛意を表するとともに、今後の本市国民健康保険財政の健全運営と医療費の適正化への努力を要望いたしまして、私の賛成討論といたします。

     ◎ 討 論 終 局

○議長(荒井昭男) 以上で通告による討論は終わりました。
 他に討論はありませんか。
     (「なし」の声あり)
○議長(荒井昭男) 他に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。

     ◎ 表     決

○議長(荒井昭男) これより採決いたします。
 最初に、議案第117号を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
     (起 立 多 数)
○議長(荒井昭男) 起立多数、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。
 次に、議案第118号の採決をいたします。
 本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
     (起 立 多 数)
○議長(荒井昭男) 起立多数、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。
 次に、議案第122号の採決をいたします。
 本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
     (起 立 全 員)
○議長(荒井昭男) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。

     ◎ 委 員 長 報 告

                委 員 会 審 査 報 告 書
 本委員会に付託の事件を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第102条の規定により報告します。
                                     平成18年9月14日
太田市議会議長
  荒 井 昭 男  様
                             市民経済常任委員長  松 永 綾 夫
                       記

┌───────┬──────────────────────────────┬─────┐
│ 事件の番号 │       件              名       │議決の結果│
├───────┼──────────────────────────────┼─────┤
│議案第112号│太田市外三町広域清掃組合の規約変更に関する協議について   │ 原案可決 │
├───────┼──────────────────────────────┼─────┤
│議案第113号│群馬県市町村総合事務組合の規約変更に関する協議について   │ 原案可決 │
├───────┼──────────────────────────────┼─────┤
│議案第120号│太田市消防本部及び消防署の設置等に関する条例及び太田市消防団│ 原案可決 │
│       │条例の一部改正について                   │     │
└───────┴──────────────────────────────┴─────┘

○議長(荒井昭男) 次に、日程第4、議案第112号、第113号及び第120号の3議案を一括議題といたします。
 3議案は市民経済委員会に付託いたしたものであります。
 審査報告書の朗読を省略し、直ちに松永綾夫委員長から報告を求めます。
◎市民経済常任委員長(松永綾夫) ご指名によりまして、市民経済委員長報告を申し上げます。
 去る9月8日に本委員会に付託されました議案第112号、第113号及び第120号の3議案につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げます。
 本委員会は、9月14日に委員全員及び執行者の出席のもとに委員会を開催し審査を行いました。提案理由及び議案の内容につきましては、9月6日の本会議において説明を受けたとおりでありますが、今回の審査に当たり、再度、執行者より詳細な説明を受け、慎重に審査を行ったものであります。
 初めに、議案第112号 太田市外三町広域清掃組合の規約変更に関する協議についてご報告申し上げます。本案は、合併により構成市町に変更が生じたため、組合議会の議員定数についての協議を行ってきましたが、このたび協議が整い、現行の議員定数「21人」を「12人」とし、選出区分別では「太田市6人、千代田町1人、大泉町3人、邑楽町2人」とするため、規約の一部を変更しようとするものであります。なお、附則といたしまして、施行日を平成18年12月1日とし、施行日をもって、現に組合議会の議員の職にある者は、その職を失うとするものであります。
 委員からは特に質疑もなく、挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第113号 群馬県市町村総合事務組合の規約変更に関する協議についてご報告申し上げます。本案は、消防組織法の一部が改正されたことに伴う関係条項の条の移動、平成18年10月1日に組織団体である榛名町が高崎市に編入されるため、並びに組織団体である榛名町及び高崎市火葬場組合が平成18年9月30日をもって解散するため、規約の一部を変更しようとするものであります。
 委員からは特に質疑もなく、挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第120号 太田市消防本部及び消防署の設置等に関する条例及び太田市消防団条例の一部改正についてご報告申し上げます。本案は、消防組織法の一部が改正されたことに伴い関係条項の条に移動が生じたため、条例中の各条項の一部を変更しようとするものであります。
 委員からは特に質疑もなく、挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 以上、本委員会に付託されました3議案につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして、委員長報告といたします。

     ◎ 質 疑(終局)

○議長(荒井昭男) これより質疑に入ります。
 ただいまの委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。
     (「なし」の声あり)
○議長(荒井昭男) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。

     ◎ 討 論(終局)

○議長(荒井昭男) 議事の都合により、議案第112号・第113号及び第120号の3議案についての討論は一括とし、採決は議案ごとといたします。
 それでは、討論に入ります。
 討論ありませんか。
     (「なし」の声あり)
○議長(荒井昭男) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。

     ◎ 表     決

○議長(荒井昭男) これより採決いたします。
 最初に、議案第112号を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
     (起 立 全 員)
○議長(荒井昭男) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。
 次に、議案第113号の採決をいたします。
 本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
     (起 立 全 員)
○議長(荒井昭男) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。
 次に、議案第120号の採決をいたします。
 本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
     (起 立 全 員)
○議長(荒井昭男) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。

     ◎ 委 員 長 報 告

                委 員 会 審 査 報 告 書
 本委員会に付託の事件を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第102条の規定により報告します。
                                     平成18年9月15日
太田市議会議長
  荒 井 昭 男  様
                             都市建設常任委員長  荻 原 源次郎
                       記

┌───────┬──────────────────────────────┬─────┐
│ 事件の番号 │       件              名       │議決の結果│
├───────┼──────────────────────────────┼─────┤
│議案第124号│市道路線の廃止及び認定について               │ 原案可決 │
└───────┴──────────────────────────────┴─────┘

○議長(荒井昭男) 次に、日程第5、議案第124号を議題といたします。
 本案は都市建設委員会に付託いたしたものであります。
 審査報告書の朗読を省略し、直ちに荻原源次郎委員長から報告を求めます。
◎都市建設常任委員長(荻原源次郎) ご指名によりまして、都市建設委員長報告を申し上げます。
 去る9月8日に本委員会に付託されました議案第124号 市道路線の廃止及び認定について、審査の経過と結果をご報告申し上げます。
 本委員会は、9月15日に委員全員及び執行者の出席のもとに委員会を開催し審査を行いました。提案理由及び議案の内容につきましては、9月6日の本会議において説明を受けたとおりでありますが、今回の審査に当たり、再度、執行者より詳細な説明を受け、慎重に審査を行ったものであります。
 本案は、国営渡良瀬川中央土地改良事業計画に基づく韮川遊水池築造に伴う矢場町及び沖之郷町地内市道路線の廃止及び認定並びに綿打公民館建設に伴う新田大根町地内市道路線の廃止及び認定を行おうとするものであります。
 委員からの質疑は特になく、挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 以上、本委員会に付託されました議案第124号につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして、委員長報告といたします。

     ◎ 質 疑(終局)

○議長(荒井昭男) これより質疑に入ります。
 ただいまの委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。
     (「なし」の声あり)
○議長(荒井昭男) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。

     ◎ 討 論(終局)

○議長(荒井昭男) これより討論に入ります。
 討論ありませんか。
     (「なし」の声あり)
○議長(荒井昭男) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。

     ◎ 表     決

○議長(荒井昭男) これより採決いたします。
 議案第124号を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
     (起 立 全 員)
○議長(荒井昭男) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。

     ◎ 副 委 員 長 報 告

                委 員 会 審 査 報 告 書
 本委員会に付託の事件を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第102条の規定により報告します。
                                     平成18年9月15日
太田市議会議長
  荒 井 昭 男  様
                            都市建設常任副委員長  斎 藤 光 男
                       記

┌───────┬──────────────────────────────┬─────┐
│ 事件の番号 │       件              名       │議決の結果│
├───────┼──────────────────────────────┼─────┤
│議案第123号│財産の取得について                     │原案可決 │
└───────┴──────────────────────────────┴─────┘

○議長(荒井昭男) 次に、日程第6、議案第123号を議題といたします。

     ◎ 議 長 交 代

○議長(荒井昭男) 本案の審議に当たりましては、私も除斥の対象となりますので、副議長と交代いたします。
     (議長退席、副議長議長席に着席)
○副議長(小林邦男) 議長と交代いたしました。しばらくの間、議長の職を務めさせていただきます。

     ◎ 除     斥

○副議長(小林邦男) 地方自治法第117条の規定により、荒井昭男議長、29番岩松孝壽議員、33番松永綾夫議員、39番白石さと子議員、48番荻原源次郎議員及び54番栗原忠男議員の退席を求めます。
     (荒井昭男議長、岩松孝壽議員、松永綾夫議員、白石さと子議員、荻原源次郎議員及び栗原忠男議員退席)
○副議長(小林邦男) 本案は都市建設委員会に付託したものであります。
 審査報告書の朗読を省略し、直ちに斎藤光男副委員長から報告を求めます。
◎都市建設常任副委員長(斎藤光男) ご指名によりまして、都市建設副委員長報告を申し上げます。
 去る9月8日に本委員会に付託されました議案第123号 財産の取得について、審査の経過と結果をご報告申し上げます。
 本委員会は、9月15日に委員全員及び執行者の出席のもとに委員会を開催いたしましたが、審査に当たり荻原委員長が土地開発公社の理事であるため、除斥になったことから17名の委員により審査を行いました。提案理由及び議案の内容につきましては、9月6日の本会議においてそれぞれ説明を受けたとおりでありますが、今回の審査に当たり、再度、執行者より詳細な説明を受け、慎重に審査を行ったものであります。
 本案は、市内のスポーツ施設の地域バランス等を考慮し、緑豊かな特徴ある運動公園として、また、平成20年度に開催される全国都市緑化フェアの会場として整備する北部運動公園用地を取得しようとするものであります。
 委員からの質疑は特になく、挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 以上、本委員会に付託された議案第123号につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして、副委員長報告といたします。

     ◎ 質 疑(終局)

○副議長(小林邦男) これより質疑に入ります。
 ただいまの副委員長報告に対しまして、ご質疑ございませんか。
     (「なし」の声あり)
○副議長(小林邦男) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。

     ◎ 討     論

○副議長(小林邦男) これより討論に入ります。
 討論の通告がありましたので、順次発言を許します。
 最初に、4番水野正己議員。
◆4番(水野正己) 日本共産党の水野正己です。議案第123号 財産取得に対する反対討論を行わせていただきます。
 本案は、合併記念公園としての北部運動公園の用地を土地開発公社から買い戻すものです。この北部運動公園は、日本共産党が再三にわたって指摘してきたように、また、現在審議中であります、新生太田総合計画の行動計画、実施事業にも組み込まれており、2005年・2006年の太田市実施計画や、この間の議会答弁から事業費を考えますと、関連の全国都市緑化フェア事業と合わせ34億7,000万円余りの事業費が見込まれます。もちろんこの事業には国庫補助もありますが、今後の本市の借金の増加につながることによる元利償還金の増加や維持管理費など、将来にわたっての住民負担増につながりかねないこと、切実な市民要望とは言えないことを強く指摘して反対討論を終わります。
○副議長(小林邦男) 次に、9番山田隆史議員。
◆9番(山田隆史) 新太田クラブの山田です。通告に従い、議案第123号の財産取得について、賛成の立場から討論をさせていただきます。
 本案は、スポーツ施設を整えた緑豊かな特徴ある公園として、また、平成20年4月開催予定の全国都市緑化フェアの太田会場として整備する北部運動公園用地を取得するものであります。社会人から小・中学生に至るまでの幅広い年齢層で、野球・サッカーをはじめとする各種スポーツが盛んな本市において、施設の不足や老朽化が叫ばれる中、この北部運動公園は、これらのスポーツ愛好者の活動の場として、また、市民が気軽に利用できる多目的なレクリエーションの活動の場として、市民参加による「まちづくり委員会」等で協議、検討の上、策定された基本構想に基づき、整備が計画された公園であります。また、全国都市緑化フェアに向けて、芝桜の植栽が計画されるなど、花と緑にあふれた本市の新たな顔ともなりうる公園であります。北部運動公園整備事業は、市民のニーズにこたえた社会資本の整備事業として、大変有意義なものと考えられます。
 以上のことを勘案し、北部運動公園用地取得は、必要不可欠であると考えますので、本案に賛成の意をあらわしまして、私の賛成討論といたします。

     ◎ 討 論 終 局

○副議長(小林邦男) 以上で通告による討論は終わりました。
 他に討論ありませんか。
     (「なし」の声あり)
○副議長(小林邦男) 他に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。

     ◎ 表     決

○副議長(小林邦男) これより採決いたします。
 本案を副委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
     (起 立 多 数)
○副議長(小林邦男) 起立多数、よって本案は副委員長報告のとおり決定いたしました。

     ◎ 除 斥 の 解 除

○副議長(小林邦男) 荒井昭男議長、29番岩松孝壽議員、33番松永綾夫議員、39番白石さと子議員、48番荻原源次郎議員及び54番栗原忠男議員の入場を許します。
     (荒井昭男議長、岩松孝壽議員、松永綾夫議員、白石さと子議員、荻原源次郎
      議員及び栗原忠男議員入場)

     ◎ 議 長 交 代

○副議長(小林邦男) 以上をもちまして、議長の職務を終了し、議長と交代いたします。
     (副議長退席、議長議長席に着席)

     ◎ 委 員 長 報 告

                委 員 会 審 査 報 告 書
 本委員会に付託の事件を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第102条の規定により報告します。
                                     平成18年9月11日
太田市議会議長
  荒 井 昭 男  様
                         駅周辺整備等調査特別委員長  小 俣 雄 治
                       記

┌───────┬──────────────────────────────┬─────┐
│ 事件の番号 │       件              名       │議決の結果│
├───────┼──────────────────────────────┼─────┤
│議案第119号│太田市自転車等駐輪場条例の制定について           │原案可決 │
└───────┴──────────────────────────────┴─────┘

○議長(荒井昭男) 次に、日程第7、議案第119号を議題といたします。
 本案は駅周辺整備等調査特別委員会に付託いたしたものであります。
 審査報告書の朗読を省略し、直ちに小俣雄治委員長から報告を求めます。
◎駅周辺整備等調査特別委員長(小俣雄治) 大変長らくお待たせいたしました。ご指名によりまして、駅周辺整備等調査特別委員長報告を申し上げます。
 去る9月8日に本委員会に付託されました議案第119号 太田市自転車等駐輪場条例の制定につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げます。
 本委員会は、9月11日に委員全員及び執行者の出席のもと委員会を開催し審査を行いました。提案理由及び議案の内容につきましては、9月6日の本会議において説明を受けたとおりでありますが、今回の審査に当たり、再度、執行者より詳細な説明を受け、慎重に審査を行ったものであります。
 本案は、東武鉄道韮川駅前に、駅周辺の良好な環境の確保及びその機能の低下の防止を図るために、駐輪場の整備を行ったことにあわせて、自転車等の利用者の利便増進に資することを目的に、自転車等駐輪場条例を制定するものであります。また、施行日は平成18年10月1日であります。
 それでは、委員からの主な質疑を申し上げますと、駐輪場の一時利用者について、管理人が不在の時間帯には、どのように対応するのか。また、それに関連して、一時利用者の料金不納のおそれがあるが、それに対しては、どのように対応するのかとの質疑があり、このことについては、管理人が不在の時間帯に一時利用者が来た場合には、管理人の小屋の前にボックスを置いておき、そこに自分の自転車の車体番号等を紙に書いて、料金と一緒に入れていただくことを考えており、それにより管理人不在時の一時利用者の自転車等の特定及び料金の徴収を行うとし、また、管理人不在時の一時利用者の料金未納の可能性の問題については、管理人不在時の一時利用は、いろいろな状況等が考えられるため、今後さらに研究していきたいとのことでありました。さらに、利用料の減免についての質疑や、駐輪場の維持管理についての質疑がありました。
 挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 以上、本委員会に付託されました議案につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして、委員長報告といたします。

     ◎ 質 疑(終局)

○議長(荒井昭男) これより質疑に入ります。
 ただいまの委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。
     (「なし」の声あり)
○議長(荒井昭男) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。

     ◎ 討 論(終局)

○議長(荒井昭男) これより討論に入ります。
 討論ありませんか。
     (「なし」の声あり)
○議長(荒井昭男) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。

     ◎ 表     決

○議長(荒井昭男) これより採決いたします。
 議案第119号を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
     (起 立 全 員)
○議長(荒井昭男) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。

     ◎ 休     憩

                                     午前11時8分休憩
○議長(荒井昭男) この際、暫時休憩いたします。

     ◎ 再     開

                                     午前11時25分再開
○議長(荒井昭男) 休憩前に引き続き会議を開きます。

     ◎ 委 員 長 報 告

                委 員 会 審 査 報 告 書
 本委員会に付託の事件を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第102条の規定により報告します。
                                     平成18年9月22日
太田市議会議長
  荒 井 昭 男  様
                               決算特別委員長  半 田   栄
                       記

┌───────┬──────────────────────────────┬─────┐
│ 事件の番号 │       件              名       │議決の結果│
├───────┼──────────────────────────────┼─────┤
│ 議案第92号 │平成17年度太田市一般会計歳入歳出決算認定について     │原案可決 │
├───────┼──────────────────────────────┼─────┤
│ 議案第93号 │平成17年度太田市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定につい│原案可決 │
│       │て                             │     │
├───────┼──────────────────────────────┼─────┤
│ 議案第94号 │平成17年度太田市住宅新築資金等貸付特別会計歳入歳出決算認定│原案可決 │
│       │について                          │     │
├───────┼──────────────────────────────┼─────┤
│ 議案第95号 │平成17年度太田市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について │原案可決 │
├───────┼──────────────────────────────┼─────┤
│ 議案第96号 │平成17年度太田市八王子山墓園特別会計歳入歳出決算認定につい│原案可決 │
│       │て                             │     │
├───────┼──────────────────────────────┼─────┤
│ 議案第97号 │平成17年度太田市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について │原案可決 │
├───────┼──────────────────────────────┼─────┤
│ 議案第98号 │平成17年度太田市藪塚本町介護老人保健施設特別会計歳入歳出決│原案可決 │
│       │算認定について                       │     │
├───────┼──────────────────────────────┼─────┤
│ 議案第99号 │平成17年度太田市農業共済事業特別会計決算認定について   │原案可決 │
├───────┼──────────────────────────────┼─────┤
│議案第100号│平成17年度太田市水道事業会計決算認定について       │原案可決 │
├───────┼──────────────────────────────┼─────┤
│議案第101号│平成17年度太田市下水道事業等会計決算認定について     │原案可決 │
└───────┴──────────────────────────────┴─────┘

○議長(荒井昭男) 次に、日程第8、議案第92号から第101号までの10議案を一括議題といたします。
 本案は決算特別委員会に付託いたしたものであります。
 審査報告書の朗読を省略し、直ちに半田栄委員長から報告を求めます。
◎決算特別委員長(半田栄) ご指名によりまして、決算特別委員会の委員長報告を申し上げます。
 去る9月8日、本会議において付託されました議案第92号 平成17年度太田市一般会計歳入歳出決算認定について、議案第93号 平成17年度太田市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、議案第94号 平成17年度太田市住宅新築資金等貸付特別会計歳入歳出決算認定について、議案第95号 平成17年度太田市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について、議案第96号 平成17年度太田市八王子山墓園特別会計歳入歳出決算認定について、議案第97号 平成17年度太田市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、議案第98号 平成17年度藪塚本町介護老人保健施設特別会計歳入歳出決算認定について、議案第99号 平成17年度太田市農業共済事業特別会計決算認定について、議案第100号 平成17年度太田市水道事業会計決算認定について及び議案第101号 平成17年度太田市下水道事業等会計決算認定についての10議案につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げます。
 本委員会は、9月19日から22日までの4日間にわたり、執行者及び委員全員の出席のもとに熱心な議論を行い、かつ慎重な決算審査を行ったものであります。なお、本特別委員会の詳細な審査内容につきましては、後日、会議録が配付されますので、よろしくお願い申し上げます。
 それでは、決算審査における主な質疑、意見及び要望等について、順次ご報告申し上げます。
 最初に、一般会計の歳入につきましては、市税の収入未済額が非常に多いことから、滞納整理の現状と対策についての質疑があり、このことについては、市の重要施策として、本庁・支所の税滞納整理担当を含めた納税担当を組織し、平成17年度においては、差し押さえ不動産の公売、預貯金等の債権及び国税還付金等の差し押さえを行い、滞納整理に努めてきたが、今後も市税は都市経営の最大の原資であり、納税は国民の義務であるという観点から、公正・公平を基本に、納付遅延者の滞納増加を防止するため、早期の接触対応を図りたい。また、善良な納税者との公平性を確保するためにも、誠意のない滞納者については、税法及び国税徴収法で認められている差し押さえ等の自力執行権の行使により、滞納額の縮減に努め、生活困窮者等については、納税相談の機会の拡充に努めていきたいとのことでありました。
 また、地方交付税の今後の見込みについて質疑があり、このことについては、国の三位一体改革による地方交付税の見直しや税源移譲に伴い、今後は緩やかに減っていくと思われるが、合併算定がえの期間中は、交付されるものと考えているとのことでありました。さらに、市税等の徴収業務の民間委託のこと、市税分納誓約者に対する行政サービス制限のこと、粗大ごみ直接搬入の土日受け入れのこと、市営住宅の外国人家賃滞納者の保証人のこと、住民基本台帳カードの交付状況のこと、南一番街周辺の市有地の有効活用のこと、新田福祉総合センター「ユーランド新田」のカラオケ収入のこと、市民農園の利用状況のこと、差し押さえ動産のインターネット公売のこと、斎場大式場の有効活用のこと、市民債の発行状況と今後のことについてのこと、市有地の無償貸与のこと、指定管理者制度導入に伴う太田国際貨物ターミナルの地代の取り扱いのこと、学校給食費納入金の納入方法及び滞納者に対する指導のこと、奨学金貸付金の滞納のこと、公民館の職員の配置のこと、運動公園における障害者用トイレの整備のこと、金山青年の家の使用料及び整備のこと、文化財の活用と保存のこと、給食から出る生ごみの有機堆肥利用のことなど、多くの質疑、意見、要望がなされました。
 次に、歳出について申し上げます。まず、2款総務費につきましては、1%まちづくり事業の現状と今後の考え方についての質疑があり、このことについては、現在、三次募集を締め切ったところであり、二次募集段階で3億円のうち1割程度が補助金として交付予定であり、来年度以降は、まちづくり基本条例に基づく参画と協働という観点の中で、まちづくり会議の検証結果や提案者の意見を踏まえて、軌道修正するところは修正し、市民生活の支援と地域の活性化のために事業の推進を図っていきたいとのことでありました。さらに、定員適正化計画の具体的な計画内容のこと、公共バスの利用状況と改善点のこと、職員の飲酒運転に関する処分基準のこと、アスベストの調査結果と今後の対応のこと、日系ブラジル人向け情報パンフレットの効果のこと、区制事務委託料の一元化のこと、土地開発公社取得の土地の件数と経営健全化計画のことなど、多くの質疑、意見、要望がなされました。
 次に、3款民生費につきましては、高齢者の健康増進の支援策について質疑があり、このことについては、高齢者がいかに生きがいを見出すかが重要であり、今後は生きがいが健康につながるような、さまざまな事業を展開していきたいと考えているとのことでありました。また、現在の制度では、3人とも認可保育園に入園している場合の第3子の保育料は無料となっているが、第3子に障害等があり、やむを得ず認可外保育園に入園した場合は、この対象とならず、不公平感を感じるが、今後の対策について伺いたいとの質疑があり、このことについては、認可外保育園は、認可保育園を補完する施設であり、社会的に大きく貢献していることから、不公平感が生じないよう助成制度等について積極的に検討していきたいとのことでありました。
 さらに、高齢者の増加に伴う、今後の長寿祝金の支給のこと、民生費抑制に対する今後の考え方のこと、福祉作業所の成果と現状を踏まえた有効活用のこと、敬老会の対象年齢の見直しのこと、健康福祉増進センターの運営管理の体制のこと、ファミリーサポートセンターの実績と成果のこと、保育料の未納者に対する積極的な収納対策の検討のこと、浜町保育園民間移譲後の夜間保育の実施の考え方と保育士の配置のことなど、多くの質疑、意見、要望がなされました。
 次に、4款衛生費につきましては、今後の三次救急体制と施設の計画について質疑があり、このことについては、全国的な医師不足の中、本市だけで三次救急を賄うことは難しいと考えており、市民の生命や安全を守るため、広域的な協力の中で役割分担をして取り組む必要があると考えており、本市においては、脳疾患の救急医療センター等の整備が必要となるのではないかとのことでありました。また、今後のごみ行政の考え方について質疑があり、このことについては、地球環境保護の点から、今後も4R活動の実践等、徹底した方向性を示し、ごみの減量化を推進していきたいと考えており、清掃センターのあり方については、将来的にはPFIの導入をも視野に入れ、民間資金力を活用していくことが望ましいと考えているとのことでありました。
 さらに、市民の視点に立った斎場の環境整備のこと、健康手帳の段階的発行のこと、太陽光発電システム導入促進事業の効果のこと、健康診断の検診率の向上対策のこと、不法投棄の具体的防止策のこと、ミックスペーパー回収処理の今後の事業展開のこと、溶融炉の取り組みとスラグの活用のこと、ごみ処理の経費節源対策のこと、ごみの3割減量に向けての取り組みのことなど、多くの質疑、意見、要望がなされました。
 次に、5款労働費につきましては、出産により離職した母親等への就職情報の発信を目的としたマザーズ・アタックの早期開設のこと、勤労者住宅資金融資貸付金等の利用状況と利用促進に向けたPRのことなど、多くの質疑、意見、要望がなされました。
 次に、6款農林水産業費につきましては、農業産出額が県内第2位の本市においても、品目横断的経営安定対策、後継者不足などにより、農業を取り巻く環境は非常に厳しいものがあるが、今後の農業振興についてどのように考えているのかとの質疑があり、このことについては、認定農業者や集落営農組織などの担い手の育成に向けて積極的に取り組むとともに、農協や他の農業団体とも積極的に意見交換や協力をしながら、農業が魅力ある産業となるよう努力をしたいとのことでありました。
 また、畜産臭気対策とバイオマス事業の早期実施のことについて質疑があり、このことについては、まずは現状の臭気を計測し、消臭事業を実施した後、その結果を検証していきたい。また、バイオマス事業については、早期実施に向け取り組んでいきたいとのことでありました。さらに、農地の流動化と遊休農地解消に向けた取り組みのこと、農業振興公社の組織のあり方のこと、地場産農作物の学校給食への導入促進のこと、農地防災事業の現状と遊水池等の維持管理のあり方のこと、イノシシ被害の現状と今後の対策のこと、松くい虫防除対策のことなど、多くの質疑、意見、要望がなされました。
 次に、7款商工費につきましては、消費生活にかかる市民からの相談状況と新設した西消費生活センターの現状について質疑があり、このことについては、相談件数が若干減少したものの、架空請求や不当請求など、年間2,000件以上の相談が寄せられており、適切なアドバイス等により市民の消費生活を守るとともに、消費トラブルに巻き込まれないよう啓発活動に努めたい。また、西消費生活センターについても、市民が気軽に利用できるよう広くPRしていきたいとのことでありました。さらに、空き店舗対策のこと、尾島・新田・藪塚本町の3商工会における合併に向けた取り組みの現状のこと、産学官連携による工業振興のこと、地域の夏祭り等への補助金のあり方のことなど、多くの質疑、意見、要望がなされました。
 さらに、8款土木費につきましては、市民の生活基盤となる道路や側溝などの積極的な整備のことなどについて質疑があり、このことについては、地域から要望があるものについては、緊急度や優先度を加味した中で整備を行っているが、道路や側溝などのインフラ整備は、まちづくりの根幹となるものであり、今後も効率的・計画的に実施していきたいとのことでありました。さらに、街路樹の維持管理と市の木の利用のこと、安全・安心して利用できる公園となるための管理のあり方のこと、市営住宅の修繕状況のことなど、多くの質疑、意見、要望がなされました。
 次に、9款消防費につきましては、前年度対比6.8%増となっていて、今後も増加する可能性が高いのではないかとの質疑があり、このことにつきましては、いわゆる「国民保護法」に関連する業務など、全体的に業務が増えているためであり、今後は消防署の再編等により、消防力を落とさず効率的で効果的な消防行政を行っていきたいとのことでありました。また、貯水槽の整備状況について質疑があり、このことについては、総合計画において、毎年3基ずつ整備する計画であるとのことでした。このことに対して、災害に備えるため、消火栓だけに頼らず、より一層の貯水槽の増設や整備を進めてもらいたいとの要望がなされました。
 また、消防署職員の資格取得に対する費用負担について質疑があり、このことについては、救急救命士の資格取得については公費負担であるが、他の資格については、基本的には自己負担であるとのことでした。さらに、女性防火クラブに関すること、消防団に関すること、自動体外式除細動器、いわゆるAEDに関すること、水防に関すること、消防設備の点検のこと、一般家庭の火災報知器設置のことなど、多くの質疑、意見、要望がなされました。
 次に、10款教育費につきましては、土曜スクールの導入についての質疑があり、このことについては、より一層充実した土曜日を送るということで、本市では学力だけではなく、人間力育成のための体験型学習等も予定しており、10月ごろから開始するとのことでありました。また、少人数学級の成果についての質疑があり、このことについては、1学級の児童や生徒数が減ることによって、一人一人に担任の目が行き届くとともに、きめ細かな配慮をすることができるため、子供たちが安心して学校生活を送ることができるとのことでありました。
 さらに、学校ISOの進捗状況とその成果のこと、養護学校の送迎用バスの民間委託のこと、文化財の管理と収蔵の集約及び関係資料等のデジタルデータ化のこと、教育にかかわる人件費のこと、奨学資金貸付金の滞納状況及び対策と今後の助成事業の展開のこと、悩みごと相談事業の内容及び成果のこと、教育支援隊事業の経過と事業継続のこと、スクールバスの活用状況のこと、公立塾の概要のこと、小・中学校におけるパソコンの効率的な活用のこと、学校の移転新築のこと、養護学校の改築事業に伴う太陽光発電事業の導入のこと、養護学校における緊急医療体制のこと、認定こども園の概要のこと、公民館の利活用のこと、成人を祝う集いの今後の開催方法のこと、青少年交流事業の成果及び今後の事業継続のこと、栄養士による栄養指導のことなど、多くの質疑、意見、要望がなされました。
 次に、12款公債費につきましては、実質公債費比率について質疑があり、このことについては、総合計画や財政計画でも、市債の発行を抑制する方向で計画しており、実質公債費比率が18%を超えることのないように財政運営をしていきたいとのことでした。また、平成17年度における市債発行額が、償還元金を上回っていることについて質疑があり、このことについては、国の施策による22億6,000万円余りの臨時財政対策債の発行を余儀なくされたことが主な理由であるとのことでした。このことに対して、市債の発行額が償還元金を超えないよう努力されたいとの要望がなされました。さらに、合併特例債の発行及び交付税措置に関すること、市債発行における金利に関することなど、多くの質疑、意見、要望がなされました。
 次に、特別会計に対する質疑につきまして申し上げます。まず、国民健康保険特別会計につきましては、国民健康保険税の収入未済額の縮減策について質疑があり、このことについては、国民健康保険税については、社会保険からの移行者や自営業の方の加盟が多いことから、市税と比較すると収納率が悪化している現状にあるが、今後は、税対策本部を中心に全職員が協力し、取り組む体制を整え、着実にできる収納対策を一つ一つ実施していきたいとのことでありました。さらに、医療給付費の抑制施策のこと、滞納者の増加に伴う短期保険者証や資格者証の適正な発行のこと、高額医療費貸付制度のPRのことなど、多くの質疑、意見、要望がなされました。
 次に、老人保健特別会計については、保険料、医療費等の増加に伴う老人保健事業の今後のこと、診療報酬引き下げによる入院患者への影響のことについて質疑がなされました。
 次に、介護保険特別会計につきましては、制度改正に伴う電動ベッドなどの福祉用具の今後の貸与の考え方について質疑があり、このことについては、地域包括センター等と協議し、柔軟な対応をとっていきたいとのことでありました。
 次に、企業会計に対する質疑について申し上げます。まず、水道事業会計につきましては、今後の石綿管更新事業について質疑があり、このことについては、布設がえ工事は、平成23年までに完了させたいとのことでありました。さらに、滞納による水道の供給停止手順のこと、東部地域水道受水施設のこと、漏水対策のこと、旧新田地区の井戸の有効利用のことなどの質疑、要望がなされました。
 次に、下水道事業等会計につきましては、多額の企業債を抱える下水道事業のビジョンの策定のこと、公共下水道等の供用開始後の浄化槽使用者等への指導のことなどの質疑、要望がなされました。
 次に、財産に関する調書につきましては、募集停止となった公営住宅の対応について質疑があり、このことについては、募集停止戸数が571戸あるが、計画に基づいて順次建てかえていきたいとのことでありました。さらに、有価証券に関すること、出資による権利に関すること、太田市土地開発基金財産のこと、50万円以下の美術工芸品の管理状況のことなど、多くの質疑、意見、要望がなされました。
 次に、ただいまご報告申し上げてまいりました多くの質疑、意見及び要望を踏まえての総括質疑について申し上げます。道徳教育のあり方及び酒気帯び運転に関する質疑があり、このことについては、これまで本市においては、職員の飲酒運転に対する処分についての明確な基準がなかったが、酒酔い・酒気帯びで人身事故は一発で免職、酒酔い・酒気帯び運転は免職・停職・減給、酒気帯び物損事故は免職・停職とすることに決定し、大人の私たちが手本となり、子供たちにルールや道徳を守ることは基本であり、大切であるということを教える必要があるとのことでした。また、優良企業誘致に関する質疑があり、このことについては、県の補助は不確定であり、本市は本市のできる範囲で積極的に企業誘致をし、成功させたい。行く行くはそのことが県や国のためにもなるとのことでした。
 また、水道事業会計における利益の市民への還元に関する質疑があり、このことについては、水道料金等の金銭的な還元は合併時に実施したので、市民への還元は安心して飲める環境をつくるための石綿管の布設がえを中心とした新たな事業に向けていき、市民サービスを拡大していくという考え方であるとのことでありました。また、大規模開発事業の必要性に関する質疑があり、このことについては、北部大規模開発事業に関しては、現地は北関東自動車道建設に必要な土を供給するための土地であり、企業誘致することにより社会的な貢献ができるとともに、あわせて産業廃棄物の不法投棄も防ぐことができるとのことでありました。さらに、税滞納整理のこと、ぐんま国際アカデミーのこと、産業振興のこと、都市基盤整備のこと、市有地の無償貸与のこと、土地開発公社のこと、国民健康保険及び保健事業のことなど、多くの質疑がありました。
 次に、討論につきましてご報告申し上げます。ごみ袋料金の値上げとなるクリーンチケット制の廃止、登録団体の公民館使用料無料化、自由乗降可能なオンデマンドバスの採用、保育料の統一による値下げや無認可保育園への市単独補助金の創設及び小規模業者登録制度の導入など、評価すべき点も幾つかあるが、その反面、市民にとって切実な要望とは言えない大型開発型公共事業の実施や、ぐんま国際アカデミーへの過剰な税金の投入、地方税法改正による個人市民税の増税、国民健康保険及び介護保険にかかわる減免・軽減措置の不整備等々、健全な財政運営と言えない決算内容であり、認定することは到底できないとの反対討論がありました。
 これに対して、地方分権の進む中、さらには三位一体改革の影響など、平成17年度の決算については、厳しい財政環境のもと、下水道事業会計を除く7つの会計において、すべて黒字決算となっており、このことは、それぞれの会計において安定した歳入の確保と、歳出予算の効果的で効率的な執行により、健全な財政運営が行われた結果であり、合併後の初年度の決算としては大いに評価している。市税と国民健康保険税を合わせた収入未済額約73億円の適正な対応と、償還元金を超えない市債の発行に努め、768億円余りの市債残高の縮減及び公債費の抑制を求めるとともに、今後の市政運営に当たっては、長い歴史に培われてきた、それぞれの地域の特性を生かし、調和のとれたまちづくりを進め、健全財政を堅持し、均衡ある発展に向けて努力されることを要望し、賛成するとの討論がありました。
 挙手により採決を行った結果、議案第92号、議案第93号及び議案第97号の3議案については、それぞれ賛成多数により、議案第94号から議案第96号まで及び議案第98号から議案第101号までの7議案については、それぞれ賛成全員により、認定すべきものと決定いたしました。
 なお、本特別委員会では、これまでの議会における予算審議の趣旨が十分反映された決算となっているか、また、予算が公正かつ効率的に執行されたかを主眼に審査をしてまいりましたが、執行者に対し、市民の信頼にこたえるため、4日間の決算審査における質疑、要望及び意見を尊重し、平成19年度の予算編成に積極的に生かして取り組んでいただくよう強く要望した次第であります。
 以上、決算特別委員会の審査内容を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして、委員長報告といたします。

     ◎ 質 疑(終局)

○議長(荒井昭男) これより質疑に入ります。
 ただいまの委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。
     (「なし」の声あり)
○議長(荒井昭男) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。

     ◎ 討     論

○議長(荒井昭男) 議事の都合により、議案第92号から第101号までの10議案についての討論は一括とし、採決は議案ごとといたします。
 それでは、討論に入ります。
 討論の通告がありますので、順次発言を許します。
 最初に、36番小林佐登子議員。
◆36番(小林佐登子) 日本共産党の小林佐登子です。議案第92号 平成17年度太田市一般会計決算、議案第93号 平成17年度太田市国民健康保険特別会計決算、議案第97号 平成17年度太田市介護保険特別会計決算における主な問題点を指摘して反対討論を行わせていただきます。
 初めに、平成17年度一般会計決算ですが、歳入の市税で個人市民税の控除の縮小、廃止によりまして、個人市民税が3億円余り増税されたことを指摘させていただきます。地方税法改定を受けてのものではありますけれども、市税は、本市が決めることのできるものでありまして、この間の政府による相次ぐ国民負担増を押しつけられてきた市民に追い打ちをかけるような市民税増税が行われたことは、問題だと言わざるを得ません。
 次に、総務費では、法的に私学であります英語教育特区校への補助金1億円を支出した上に、同校への市職員の派遣や、有償なら年額1,300万円相当となる市有地の無償貸し付けなど、過剰な支援が続けられたことも問題であります。
 民生費におきましては、無認可保育園の市単独補助金が評価できる点ですけれども、しかしながら、身体障害者への福祉タクシー券の支給では、1人年間36枚の支給に対しまして、1人当たりの年間平均使用実績は22枚にとどまっております。福祉タクシー券の支給に加えて、オンデマンド方式も含めた循環公共バス路線の拡充や、既に市内のNPOが行っております通院送迎への支援などが求められるところです。また、4カ所の老人福祉センターでのNPOサポーターズ委託料も、最低賃金より時給で1円高いだけであります。本来なら市職員が行うべき公共サービスの担い手に支払う賃金としては、やはり改善が求められます。生活保護でも2005年度実績で窓口を訪ねた申請希望者が318人に対しまして、申請書を渡した人は74人となっています。申請書を渡されなかった244人の中には、後日、再度、窓口を訪ねる人がいること、生活保護率を比較すると、県内全市の平均が4.2%に対しまして、本市は2%余りであることを考えれば、申請権が保障されているのかどうか、必要な人が生活保護を受けられているのかどうか、格差社会が拡大しているからこそ十分な検討が求められます。
 衛生費におきましては、合併前の旧尾島町・新田町から見まして、ごみ袋の料金引き下げを行われたことは歓迎できます。しかしながら、灰溶融炉で精製されたスラグが、既に市内の公共工事に使用されていることは見過ごすことができません。スラグはJIS規格も取得しておらず、安全確認試験も過熱試験のみです。実際に公共工事に使用されることを想定しての自然環境に近い状態での、この地域の平均酸性雨のペーハーの値の試液を使っての溶質試験も行われないままです。他市では、スラグを試験的に路盤材として使用して、数年間調査を続けた結果、基準値を超える重金属が検出された例もあります。本来ならスラグの公共工事への使用を一時凍結して、経年変化を見る影響調査を行う必要があったことを指摘させていただきます。
 また、本決算案では、小規模業者登録制度など、地域経済に貢献できる事業も含まれておりますけれども、合併記念公園としての北部運動公園など、切実な市民要望とは言えない、不要不急の大型開発型公共事業費も支出されていること、地域経済への多大な影響が懸念される市職員の給料カットが行われたことも問題として指摘をさせていただきます。
 さらに、平成17年度国民健康保険特別会計決算ですけれども、この間の小泉内閣の構造改革によりまして、痛みを押しつけられてきた低所得者の国保加入者にとって、何より求められる国保税や医療費の自己負担の減免は制度化されないままです。また、2006年度から2010年度までの5年間連続の旧3町の国保税値上げが準備されたことも重大な問題です。
 また、平成17年度介護保険特別会計決算におきましては、昨年10月から施行された改悪介護保険法による負担増に対する対応の不十分さを指摘せざるを得ません。食費・居住費の自己負担化による負担増と、今年度からの税制改定による住民税増税に伴う、保険料・利用料の段階変更による負担増という、二重・三重の負担増に対する市独自の軽減措置が行われないままであることを強く指摘させていただきまして、議案第92号・第93号・第97号に対しましての反対討論を終わります。
○議長(荒井昭男) 次に、64番栗田斌之議員。
◆64番(栗田斌之) 新田クラブの栗田でございます。議案第92号から議案第101号までの平成17年度太田市各会計の歳入歳出決算の認定に当たりまして、賛成の立場から討論させていただきます。
 国の経済は、企業部門の改善により、民間需要を中心に緩やかな回復が見られたものの、地方経済の回復のテンポは遅く、ばらつきも見られるなど、依然として厳しい状態が続いております。また、国が進める三位一体改革の影響や地方分権の推進、さらには、少子・高齢化への対応など、地方財政を取り巻く環境は厳しい状況となっております。こうした中、本市におきましては、平成17年度は、合併後、初めての通年予算が編成され、新たなまちづくりが始まったところであります。
 その平成17年度の決算状況を見ますと、一般会計では、歳入総額676億5,569万4,000円、歳出総額654億7,381万円、差し引き額21億8,188万4,000円となり、下水道事業会計を除く7つの特別会計及び水道事業会計において、すべて黒字決算となっております。これは厳しい財政状況の中で、それぞれの会計において適正な予算執行に努め、限られた財源を有効配分し、効果的かつ効率的な財政運営に努められた結果であり、高く評価できるものと考えます。
 初めに、普通会計の主な財政指数を見ますと、財政力指数は0.965となり、普通交付税の不交付団体となる「1」に近づいてきており、県内の12市の中でも最上位と聞き心強く感じております。一方で、財政構造の弾力性を示す経常収支比率は90.7%となり、前年度から1.1ポイント改善されたものの、まだまだ高い状態でありますので、引き続き効率的な行政運営を図り、改善に努めていただきたいと思います。新たな指標である実質公債費比率については、平成17年度決算では14.2%と、県内12市のほぼ平均と言えます。こうした数値が上昇しないよう長期的な視野に立って市債の発行をコントロールするとともに、将来の世代の負担となります市債残高をできる限り縮減を図るよう求めるものであります。
 次に、一般会計の決算内容を見ますと、まず歳入でありますが、市税については、決算額329億7,536万8,000円で前年度比1.8%の増となっております。一方で、収入未済額が35億2,461万5,000円となり、国民健康保険税の収入未済額と合わせると約73億円に達しています。これ以外にも市営住宅使用料をはじめ、保育料・給食費・奨学金などにも多額の未収金が計上されており、自主財源の確保や税の公平性の面からも、さらなる対応を強く望むところであります。
 地方交付税については、決算額28億9,871万8,000円で前年度比7.1%の増となっております。これは合併に伴う財政支援措置である合併算定がえの結果でありますが、これまでの三位一体改革による地方交付税総額の抑制の方向を踏まえると、今後は年を追うごとに逓減していくものと考えられます。これは結果的に市税などの自主財源のウエイトが、より高まることにつながると思われますので、先ほど申し上げたように、市税の収納対策の一層の充実を望むものであります。
 市債については、決算額71億4,790万円となっております。前年度比31.8%の大幅な減となりましたが、前年度決算には減税補填債借換債の32億1,670万円が含まれており、これを除いた実質の前年度比は1.7%の減であります。しかしながら、平成17年度末の一般会計の市債残高は768億1,002万2,000円となっており、前年から5億3,031万4,000円増加しております。比率にすると0.7%とわずかではありますが、将来における負担が増えるだけに、大変危惧しているところであります。「償還元金を超えない市債の発行」を念頭に置いて、合併特例債の発行にも慎重を期すなど、市債残高の縮減に向けての取り組みを切に要望するものであります。
 歳出面を見ますと、新市建設計画を基本に諸事業を推進するとともに、1%まちづくり事業や小中学校耐震診断事業や扇風機の全校設置など、新たな施策も展開されております。また、それぞれの地域のバランスにも配慮するなど、新市全体の一体感の醸成と合併による効率性の追求にも努めており、大いに評価するものであります。
 総体的には、平成17年度の決算については地方分権の進む中、三位一体改革の影響など、厳しい財政環境と合併初年度という困難な側面もありましたが、安定した歳入の確保と歳出予算の効率的な執行により、健全な財政運営が行われたものと高く評価するものであります。執行者におかれましては、本定例市議会における意見、要望などを十分に検討されまして、今後の予算執行や新年度予算に的確に反映させていただきたいと思います。
 終わりになりますが、今後の市政運営に当たりましては、健全財政を堅持するとともに、長い歴史に培われてきたそれぞれの地域の特性を生かしつつ、調和のとれたまちづくりを進めることを要望いたしまして、私の賛成討論といたします。

     ◎ 討 論 終 局

○議長(荒井昭男) 以上で通告による討論は終わりました。
 他に討論ありませんか。
     (「なし」の声あり)
○議長(荒井昭男) 他に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。

     ◎ 表     決

○議長(荒井昭男) これより採決いたします。
 最初に、議案第92号を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
     (起 立 多 数)
○議長(荒井昭男) 起立多数、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。
 次に、議案第93号の採決をいたします。
 本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
     (起 立 多 数)
○議長(荒井昭男) 起立多数、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。
 次に、議案第94号の採決をいたします。
 本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
     (起 立 全 員)
○議長(荒井昭男) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。
 次に、議案第95号の採決をいたします。
 本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
     (起 立 全 員)
○議長(荒井昭男) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。
 次に、議案第96号の採決をいたします。
 本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
     (起 立 全 員)
○議長(荒井昭男) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。
 次に、議案第97号の採決をいたします。
 本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
     (起 立 多 数)
○議長(荒井昭男) 起立多数、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。
 次に、議案第98号の採決をいたします。
 本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
     (起 立 全 員)
○議長(荒井昭男) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。
 次に、議案第99号の採決をいたします。
 本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
     (起 立 全 員)
○議長(荒井昭男) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。
 次に、議案第100号の採決をいたします。
 本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
     (起 立 全 員)
○議長(荒井昭男) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。
 次に、議案第101号の採決をいたします。
 本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
     (起 立 全 員)
○議長(荒井昭男) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。

     ◎ 休     憩

                                     午後0時17分休憩
○議長(荒井昭男) この際、暫時休憩いたします。

     ◎ 再     開

                                     午後2時再開
○議長(荒井昭男) 休憩前に引き続き会議を開きます。

     ◎ 委 員 長 報 告

                委 員 会 審 査 報 告 書
 本委員会に付託の事件を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第102条の規定により報告します。
                                     平成18年9月22日
太田市議会議長
  荒 井 昭 男  様
                         新生太田総合計画特別委員長  山 口 淳 一
                       記

┌───────┬──────────────────────────────┬─────┐
│ 事件の番号 │       件              名       │議決の結果│
├───────┼──────────────────────────────┼─────┤
│議案第111号│新生太田総合計画基本構想について              │原案可決 │
└───────┴──────────────────────────────┴─────┘

○議長(荒井昭男) 次に、日程第9、議案第111号を議題といたします。
 本案は新生太田総合計画特別委員会に付託いたしたものであります。
 審査報告書の朗読を省略し、直ちに山口淳一委員長から報告を求めます。
◎新生太田総合計画特別委員長(山口淳一) ご指名によりまして、新生太田総合計画特別委員会の委員長報告を申し上げます。
 去る9月8日、本会議におきまして付託されました議案第111号 新生太田総合計画基本構想についての審査の経過と結果をご報告申し上げます。
 本委員会は、議長を除く議員72名全員で構成するとともに、その日程を9月8日並びに9月12日から15日まで及び22日の6日間といたしました。9月8日に委員会を開催し、委員会内に総務企画分科会、教育福祉分科会、市民経済分科会及び都市建設分科会の4分科会を設置し、各常任委員会の委員を分科会委員に選任するとともに、それぞれの常任委員会の所管に属する事項を各分科会に付託し、9月12日から15日までの4日間にわたり、執行者及び分科会委員、オブザーバーの出席のもとに熱心な議論を行い、かつ慎重に審査を行った後、22日の委員会において各分科会長から、それぞれの分科会における審査の経過の報告を受け、総括質疑及び討論を実施したものであります。なお、本特別委員会及び各分科会の審査の詳細な内容につきましては、後日、会議録が配付されますので、よろしくお願い申し上げます。
 それでは、まず各分科会審査における審査報告の概要について、順次ご報告申し上げます。最初に、12日に開催されました総務企画分科会における審査報告の概要についてご報告申し上げます。まず、本基本構想の基本理念と合併協議会で決定された「新市建設計画」との整合性についての質疑では、本基本構想に掲げられた6つの基本理念と21の基本目標は、新市建設計画を承継し、実施事業についても地域間のバランスを考慮し、基本的には新市建設計画を承継して作成するものであるとのことでありました。また、「ものづくり教育研究施設」の群馬大学との関係、位置づけ及び市民への周知についての質疑では、本市が研究施設を設置し、産学官の連携による研究開発の基盤整備や人材育成を行い、本市産業の発展と雇用の確保に努めるとともに、市民が集い、最先端技術にも触れられる交流施設として利用することも考えていることから、今後、市民への周知も積極的に行い、地域の活性化を図っていきたいとのことでありました。そして、この施設の建設については、平成19年度完成を見込んでおり、産業界の協力も得て、機器等の整備も図っていきたいとのことでありました。
 次に、行財政の推進について、1%まちづくり事業の今後の進め方及び事業の条例化についての質疑があり、平成17年度が初年度であることから、年度末の「まちづくり会議」において事業の検証を行い、本事業の浸透が図れるよう周知、PRしながら、地域住民が地域活動に活発に参加していただけるよう、現状では採択基準の中で推進を図りたいとのことでありました。
 次に、財政の健全化について、財政見通しの中での「地方交付税」の算定についての質疑では、地方交付税については、本年1月の経済財政諮問会議における内閣府作成の参考試算中、地方普通会計の姿を考慮し算定したものであり、平成17年度実績をベースに算定した額に伸び率、合併に伴う加算措置等々を考慮して算定したとのことでありました。また、市債、普通建設費、公債費の見通しには、行動計画及び実施計画を盛り込んでいるかという質疑に対し、具体的に行動計画及び実施計画で、今後上げられる事業等の内容を勘案したものではなく、現段階で推計できる普通会計の財政見通しであるとのことでありました。ほかに道路環境の整備、各種公園整備のこと等、数多くの質疑、意見及び要望がなされたことをご報告いたします。
 次に、13日に開催されました教育福祉分科会の審査報告の概要についてご報告申し上げます。まず、史跡金山城跡整備の具体的な計画についての質疑では、今後は、金山城の登り口にガイダンス施設と地域交流センターを建設し、文化活動、歴史学習等の拠点施設として位置づけ、あわせて沿路整備を計画しており、多くの方々に足を運んでいただき、安心して散策ができるよう整備を進めていきたいとのことでありました。
 また、(仮称)太田市人間国法美術館建設計画についての質疑では、市役所南の農協跡地に、平成23年までに完成させるとのことでありました。このことに対し、(仮称)太田市人間国法美術館建設予定地等の見直しの考えについて質疑があり、委員からさまざまな意見があり、建設地、また、建設環境を考慮する中で、総合的な調整も必要と考えており、今後、関係各課と協議し、場所・時期等を再検討し、見直しの必要性を探っていきたいとのことでありました。その他、「認定こども園」について、教育活動実施のための各種施設の整備等、多くの質疑、意見、要望がなされたことが報告されました。
 次に、健康福祉の増進についてでありますが、合計特殊出生率の目標値に対する保育施設の計画についての質疑では、保育所の現状は、毎年、年度末には約125%の措置率になっていることから、行動計画どおりの出生率で見込めば、現在の施設数では希望する児童が入所できなくなるので、今後、2園程度を新設していく計画とのことでありました。また、保育所の老朽化が著しいので、保育環境の早急な整備をとの要望がありました。さらに、緊急医療施設の整備についての質疑があり、この施設については、新生太田総合計画を作成するにあたり、市民意識調査の中でも非常に重要な施策であることから、計画の中でも重要な位置づけになる施設であると考えているとのことでした。その他、国民健康保険事業の被保険者資格等の適正化施策や福祉全般にわたる制度・支援・補助金等、数多くの質疑、意見、要望がなされたことが報告されました。
 次に、14日に開催されました市民経済分科会の審査報告の概要についてご報告申し上げます。まず、生活環境の整備について、下水道の普及率の長期ビジョンについて質疑があり、このことについては、現在の普及率が61%であり、5年後には70%、10年後には80%としたい。そのためにも事業予算の確保と効果的な事業実施を図りたいとのことでありました。また、このことと関連し、農業集落排水事業と比較して、工期も事業費も安価である個別浄化槽事業を推進することや、市民満足度が低いのが生活関連であるので、下水道関連事業を積極的に取り組むべき等、多くの要望がありました。
 さらに、家庭ごみの減量目標と達成に向けた取り組みについて質疑があり、このことについては、資源ごみの分別品目を増やし、市民への啓発活動に努めるなどして、平成16年度を基準として、平成23年度までに34%の削減を図りたいとのことでありました。さらに、今後の消防体制と消防団員確保のことについて質疑があり、このことについては、現在の4署3分署3出張所を3署4分署体制として適正配置を図り、消防力を高めていきたい。また、消防団員については、今後も地元区長、団員にお願いするとともに、チラシ等によって定数確保に向け働きかけていきたいとのことでありました。ほかにも生活環境の整備のことについて、数多くの質問がなされたとのことであります。
 次に、産業経済の振興につきましては、市内の工業団地の現状と、今後の計画について質疑があり、このことについては、現在、ほぼ完売状態にあり、県企業局に対して工業団地造成等を要望していくとともに、本市としても市内北部のリーベ跡地に工業団地の造成を計画しているとのことでありました。また、工業団地のことについて、企業の意向を的確にとらえた事業実施や、産業廃棄物の中間処理施設を、今後の工業団地構想の中に位置づけること等、多くの委員から要望がありました。
 さらに、地域循環型農業推進のためのバイオマス建設事業について質疑があり、このことについては、現在、生ごみ・食品残渣・畜糞等の堆肥化と、その利活用を含めた循環型農業のサイクルをつくるために、バイオマス構想を策定中であるとのことでありました。このことに関連して、ごみの減量、臭気対策など、さまざまな問題の解決策として、この事業に寄せる期待が大きいことから、積極的な推進を図られたいし、地産地消のサイクルもできる。これを道の駅建設構想の中にも組み入れてもらいたい等の要望がありました。他に、両毛地域総合卸売市場建設計画のこと、市内各駅の駐輪場の整備計画や、男女共同参画社会実現に向けた審議会等への女性登用率の目標設定の根拠について、ほか多くの質疑、意見、要望がなされたことが報告されました。
 次に、15日に開催されました都市建設分科会の審査報告の概要についてご報告申し上げます。最初に、生活環境の整備について、市民1人当たりの公園面積の目標値について、北部運動公園が整備されると、それだけで達成されてしまうのではないかとの質疑があり、このことについては、北部運動公園以外の公園も整備することによって、目標値達成を目指しているとのことでありました。また、高齢者のための公園整備についての質疑に対しては、高齢者の健康管理に役立つ施設の設置等を今後考えていきたいとのことでありました。あわせて市民1人当たりの公園面積については、できる限り広くするよう努力されたいとの要望がありました。また、水道管の布設がえのことについて質疑があり、このことについては、現在ある石綿セメント管については、今後5年間ですべて布設がえするとのことでありました。ほかにも木造住宅耐震診断のこと、河川管理のことなど、多くの質疑、意見、要望がなされました。
 次に、産業経済の振興について、中心市街地の活性化に関連し、中心市街地とは、どの地域を指すのかという質疑があり、このことについては、旧太田市の第五次総合計画によると、太田駅周辺であるとの答弁があり、これに対し、太田駅周辺だけでなく、旧3町の中心市街地にも目を向けてほしいとの要望がなされました。そして、中心市街地の活性化のことについての質疑については、本市は、鉄道の高架化により南北が一体化したので、これを生かした定住化や暮らしやすいまちづくりを推進していきたいとのことでありました。ほかにも、まちづくりに関連した事項について多くの質疑、意見、要望がなされました。
 また、都市基盤の整備について、都市計画区域の統合、都市計画マスタープランの策定のことについて質疑があり、このことについては、総合計画を基本に、旧1市3町のマスタープランを考慮しながら取り組んでいきたいとのことでありました。ほかに、市営住宅整備のことについて、北関東自動車道へのアクセス道のこと、市有建築物のこと、広域行政の推進のことについてなど、多くの質疑、意見、要望がなされたことが報告されました。
 次に、ただいま報告いたしました分科会での多くの質疑、意見及び要望を踏まえての総括質疑につきましてご報告申し上げます。まず、本案と新市建設計画との整合性について質疑があり、このことについては、新市建設計画は、新太田市を建設していくための長期計画であるので、本案の策定に当たっては、これとの整合性は図っているとのことでありました。また、本案の特徴について質疑があり、このことについては、1点目は、新市建設計画との整合性を図ったこと。2点目は「太田市まちづくり基本条例」の4つの理念を重視して策定したこと。3点目は、将来の都市像を「市民意識調査」や「市民提言」の結果から構成するなど、幅広く市民の意見を反映したこと。4点目は、女性委員が30%を超える「太田市総合計画審議会」に諮問し、決定過程への女性参画の拡大を図ったこと。5点目は、計画期間を10年間としたこと。6点目は、市民への説明責任を果たすため、わかりやすい表現に努めたこと。7点目には、職員による手づくりの計画であるということでありました。
 さらに、財政計画の前提となる経済見通しについて、人件費のことについて、扶助費の伸びのことについて、財政計画における経常収支比率の見通しについて、実質公債費比率の見通しについての5点の質疑があり、これらのことについては、経済見通しは、経済財政諮問会議の構造改革と、経済財政の中期展望に基づき推計したもので、経済展望については、平成18年度以降、経済成長、消費者物価指数等もプラスに転じると見込んでいる。人件費については、定員適正化計画と、今後の定年退職者数に基づき計上している。扶助費の伸びについては、現時点では不明な要因もあるが、1%増で推移していくものと見込んでいる。経常収支比率については、達成には厳しいものがあるが、定員適正化計画による人件費の減、行政効率化への努力、合併効果等を考慮して、毎年1%程度の改善で進むものと考えている。実質公債費比率については、「返す元本以上に借りない」との原則を貫いていくこととし、14%前後で推移していくものと考えているとのことでありました。
 次に、合併特例債の計画についてと、合併特例債は旧3町での事業を優先して活用すべきではという質疑があり、このことについては、発行可能額は452億円だが、計画では平成26年度までに360億円ほどを予定している。合併特例債については、旧市町の均衡ある発展等を目的としたものであり、枠があるから満額を使うのはどうかと考えている。新市建設計画に基づき、新市全体の均衡ある発展のために大切に活用していきたいとのことでありました。
 次に、1%まちづくり事業の計画における位置づけについて質疑があり、このことについては、太田市まちづくり基本条例の市民の参画と協働という部分で位置づけられている事業である。現状を見ると、すべて市民にお願いして推進してきたが、行政側からの働きかけも必要ではなかったのかと考えている。今後は、行政からのアクションについても検討してみたいとのことでありました。また、(仮称)太田市人間国法美術館の建設計画について質疑があり、このことについては、群馬県内では、太田市に2人だけの人間国法であり、太田市の名誉であるので、できるだけ早く具体的な計画をと考えている。また、委員会の審査の中で、他の場所にという意見もあり、適した場所があれば考えてもいいのではないかということでありました。
 そのほか、公職への女性登用率のこと、中島航空記念公園整備事業のこと、史跡金山城跡環境整備事業のこと、小・中学校42校の校舎整備のこと、こども遊園地のこと、生活排水の浸透式処理世帯への対応のこと、ミックスペーパーの回収と紙の分別収集の拡充のこと、中小企業対策の中間処理施設の建設のこと、サイクリングロードの整備のこと、桜の里公園の建設のこと、松くい虫の防除のこと、石綿セメント管の布設がえのこと、東部ふるさと公園の整備のことなどの質疑がありました。
 次に、討論につきましてご報告申し上げます。本案は、合併前に作成されている新市建設計画の考え方を踏襲して策定されたとのことであり、新市建設計画でも新生太田市のまちづくりの方向として、本案に掲げられている6点を基本的な目標と定めており、新市建設計画との整合性を図られているものである。また、太田市まちづくり基本条例の趣旨を最大限生かし、計画策定に当たり、同条例の4つのまちづくりの視点を重視し、まとめられたものである。
 さらに、市民の意見を計画に反映するために、市民4,000人を対象にした市民意識調査や市民提言が行われ、この調査結果をもとに、新生太田市のめざす都市像を「人と自然にやさしい、笑顔で暮らせるまち太田」としているものである。市民意識調査や市民提言では、「福祉や医療の施設や制度が整備されたまち」や「安全・安心」等の要素を重視する市民が多く、このような背景から策定された本案は、本市の魅力及び個性を十二分に引き出し、すべての市民が太田市に生まれてよかった、住んでよかったと実感するとともに、誇りを持って夢を語れるまちづくりを実現するための基本方針であり、これから確定する行動計画・実施計画のよき指針となるものと言える。
 また、新市建設計画との整合性もしっかりと図られるとともに、まちづくり基本条例の理念が十分生かされた上で、市民と行政がともに知恵を出し合い、お互いに協力して豊かな将来を見据えたまちづくりを行うため、「市民参画と協働によりまちづくりを進める」という本案に賛成するという討論がありました。
 総括質疑、討論後、採決を行った結果、賛成多数により、議案第111号 新生太田総合計画基本構想については可決すべきものと決定いたしました。なお、本特別委員会では、新生太田総合計画基本構想の審査に当たり、各分科会審査の過程で、新生太田市の今後の10年間を見据え、市の事業全体について、きめ細やかに審査してまいりました。そして、多様化する市民の要望にこたえるため、今後の行動計画における実施事業や実施計画の策定に当たっては、審査の際に出された意見、要望を十分に反映されるよう求めてきたところであります。
 執行者におかれましては、今後の行動計画・実施計画の具体化に当たっては、6日間にわたる本特別委員会の審査における質疑、要望及び意見を尊重されるとともに、平成19年度から10年間の行政運営に当たっては、このことに十分配慮されるよう強く求める次第であります。
 以上、新生太田総合計画特別委員会の審査経過を報告申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして、委員長報告といたします。ありがとうございました。

     ◎ 質 疑(終局)

○議長(荒井昭男) これより質疑に入ります。
 ただいまの委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。
     (「なし」の声あり)
○議長(荒井昭男) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。

     ◎ 討     論

○議長(荒井昭男) これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、順次発言を許します。
 最初に、20番井野文人議員。
◆20番(井野文人) 日本共産党の井野文人です。通告に従い議案第111号 新生太田総合計画基本構想について、反対の立場から討論を行います。
 この問題につきましては、9月22日の新生太田総合計画特別委員会の終了後の市長あいさつの中で、誤解だと思いますが、それに基づいて、あからさまな批判もいただきましたが、弁明も含めて申し述べたいと思います。
 総合計画は、文字どおり地方自治法第2条4項の「市は、その事務を処理するに当たっては、議会の議決を経て、その地域における総合的かつ計画的な行政の運営を図るための基本構想を定め、これに則して行うようにしなければならない。」と定められています。この法律に基づいて策定されるわけですから、策定そのものに反対ではありません。私自身も市議になって2期7年半務めさせていただいておりますが、総合計画の論議に加わるのは今回が初めてであり、個人的にも大変勉強になりました。また、合併によって旧3町の同僚議員も含めて議論をできたこと、それから、4つの分科会をベースにした、分科会に分かれて分野別の論議ができたことも大変よかったと思っております。
 市長からは、総合計画の策定そのものに反対する、わけのわからないみたいな言われ方をしましたが、私たちは18ページにわたる基本構想の部分には何ら反対ではありません。議案のタイトルは「新生太田総合計画基本構想」となっていますが、皆さんも記憶にあると思いますが、議案書の6ページのイメージ図はピラミッドでセパレートされておりますが、実際、議案書を読んでいけばおわかりのとおり、総合計画イコール基本構想です。すなわち総合計画の役割と期間、議案書の6ページによれば、基本構想の計画期間は10年です。来年から10年間です。行動計画や実施計画を包含する文字どおりの総合計画であります。
 また、5年後までを見通した行動計画は、前期が来年から5年間、そして、後期は平成24年から28年までの5年間となっており、特に前期の5年間の中には、直近の3年間の実施計画が内付されております。行動計画の後期5年間は、文字どおり基本構想ということで、先ほどの18ページの部分と重なり合っている。それから、昨年10月に議員にも配付されました実施計画は、計画期間は3年、すなわち今年・来年・再来年の3年間の計画で、行動計画の中に含まれております。各年度の事業規模や財源内容を明確にしたもので、予算編成の目安となるものであり、3カ年を単位とした具体的な事業計画で、社会経済情勢や市の財政事情において年度ごとに見直し、調整すると原案にも書かれております。
 したがって、この議案に賛成することは、結局は実施計画・行動計画を含む、既にプランニングされていたもので、私たちが不要不急の公共事業として抜本的な見直しを求めてきた、例えば利根川緑地公園、先ほどもありました北部運動公園、人間国宝美術館、そして、市長自身も先日の本定例会の答弁で「できれば富士重工にやっていただきたいくらいだ。」とお話しのあった中島航空記念公園などは、抜本的見直しの対象とすべきであるという私たちの立場から賛成することはできませんでした。ちなみに私の所属した市民経済分科会だけでも、新田地区の湧水の保全整備や畜産異臭対策の具体化、下水道普及率のアップと浄化槽の市町村整備事業の促進、また、農産物を中心とする地産地消の推進、消防の防災対応の強化、さらに、消費生活相談体制の充実等、私はいずれにも賛成でき、期待される事業が幾つもあったことを申し述べ、反対討論を終わります。
○議長(荒井昭男) 次に、65番今井慶聚議員。
◆65番(今井慶聚) 葵クラブの今井です。通告に基づき、「議案第111号 新生太田総合計画基本構想について」に対する賛成討論を行います。
 平成17年3月28日、21世紀の理想的な時代と住民自治を切り開くために新太田市が誕生しました。さまざまな摩擦や問題も見られましたが、皆様のご努力により大きな事故もなくここまで来ました。我々議員も地域の代弁者として1年半の歳月を無事務めることができました。関係各位に心より感謝を申し上げたいと思います。この間、新太田市は、合併協議会で策定された新市建設計画に基づき、初代清水市長を中心として行政運営を行ってきました。新市建設計画は、新市を建設していくための基本方針、建設計画、公共施設の統合整備及び財政計画を中心として構成されております。旧4市町の速やかな一体性の確立と、それぞれの地域の歴史や文化等を尊重し、その特性を踏まえたまちづくりと、住民生活の向上を図ろうとするものであります。しかし、少子・高齢化社会の到来、安全・安心に対する意識の高まり、地球環境問題の深刻化、経済状況の急激な変化など、私たちを取り巻く生活環境は大きく変化してきており、本市にもさまざまな課題が山積しております。
 そこで、今回提案されております「新生太田総合計画基本構想」は、それらの課題を解決するため、地方自治法第2条第4項の規定に基づき定めるものであります。太田市の魅力や特性を引き出し、すべての市民が「太田市に生まれてよかった。住んでよかった。」と実感できるよう、また、誇りを持って夢を語れるようなまちをつくるため基本方針を定め、行動計画の指針を定めるものであります。この基本構想は、平成19年度から平成28年度までの10年間の総合計画の根幹をなすものであり、本市の行政運営における最上位の計画として位置づけられるものであります。さらに、市民意識調査や市民提言をもとに、将来の都市像を「人と自然に優しい笑顔で暮らせるまち太田」と定め、この都市像の実現を目指し、まちづくりの基本理念を定めております。策定に当たり、新市建設計画の基本方針との整合性を図っているものであり、同意できる内容であります。
 また、新太田市の憲法とも呼ぶべき「太田市まちづくり基本条例」が今年4月から施行されておりますが、この条例は、市民の手づくりによりまとめ上げたもので、まちづくりの基本原則や行政運営のルール、市民参加のあり方や協働の仕組みを定めたものであります。総合計画は、このまちづくり基本条例の趣旨を最大限生かした計画内容になっていることが特に評価できる点であります。さらに、市民の意見を計画に反映するために、市民意識調査や市民提言及び市民満足度アンケート調査により、市民ニーズを的確にとらえ、市民の視点でわかりやすく表現していると考えます。
 総合計画の内容は、1.基本構想、2.行動計画、3.実施計画とで構成されており、基本構想においては、平成19年より10年間を照準にして長期の計画を定めており、行動計画としては基本構想を基準として、前期・後期で5年間ずつ実施事業の取り組み方法などを具体的に定めております。また、実施計画は3カ年を基本単位とし、行動計画に基づき詳細に定められます。財政的には歳入歳出は、一般会計において平成17年度決算と同じくらいに見積もって、各年670億円から680億円に抑えております。無理なく慎重に見積もった様子がうかがわれます。
 また、この総合計画に対しては議会においても特別委員会がつくられ審議がなされました。大変によくできた構想であると認識いたします。この計画を画餅に帰すことなく、将来の太田市民にどのように提供できるか真剣に考え、真摯な態度でその任に当たっていただきたいことをお願いし、新生太田総合計画基本構想案に対する賛成討論といたします。議員諸氏のご賛同を切にお願いする次第であります。

     ◎ 討 論 終 局

○議長(荒井昭男) 以上で通告による討論は終わりました。
 他に討論ありませんか。
     (「なし」の声あり)
○議長(荒井昭男) 他に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。

     ◎ 表     決

○議長(荒井昭男) これより採決いたします。
 議案第111号を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
     (起 立 多 数)
○議長(荒井昭男) 起立多数、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。

     ◎ 休     憩

                                     午後2時39分休憩
○議長(荒井昭男) この際、暫時休憩いたします。

     ◎ 再     開

                                     午後2時41分再開
○議長(荒井昭男) 休憩前に引き続き会議を開きます。

     ◎ 日 程 追 加

○議長(荒井昭男) 9月4日、市長から提出された議案第102号及び議案第109号について、本日付をもって訂正したい旨の申し出があります。
 この際、議案第102号及び議案第109号の訂正の件を日程に追加し、直ちに議題とすることにご異議ありませんか。
     (「異議なし」の声あり)
○議長(荒井昭男) ご異議なしと認めます。
 よって、議案第102号及び第109号の訂正の件を日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。

     ◎ 議 案 上 程

 議案第102号及び第109号の訂正の件
○議長(荒井昭男) これより、追加日程第1、議案第102号及び第109号の訂正の件を議題といたします。

     ◎ 提案理由の説明

○議長(荒井昭男) 朗読を省略し、直ちに理事者から説明を求めます。
 竹吉総務部長。
◎総務部長(竹吉弘) 本件につきましては、市長等の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例が否決されたことに伴いまして、事件の訂正請求をお願いしたところであります。
 それでは、事件の訂正請求の内容につきましてご説明申し上げます。お手元の「事件の訂正請求書」の写しをごらんいただきたいと思います。この事件の訂正につきましては、議案第114号 市長等の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例が否決されたことに伴い、議案第102号 平成18年度太田市一般会計補正予算(第3号)及び議案第109号 平成18年度太田市水道事業会計補正予算(第2号)につきまして、その関係する部分を訂正するものであります。
 初めに、本訂正内容の要旨につきまして申し上げます。今回の訂正につきましては、市長等の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例の否決に伴い、それに関係する太田市一般会計補正予算に計上した、市長・助役・収入役及び教育長の給与等の減額補正の削除と、太田英語教育特区校運営費補助金530万円の補正を削除するほか、太田市水道事業会計補正予算に計上した、水道事業管理者の給与等の減額補正を削除するものであります。それに伴いそれぞれ関連する箇所を訂正するものでありますので、あらかじめご理解をいただきたいと思います。
 それでは、訂正内容につきまして説明をさせていただきます。1ページをお願いいたします。初めに、議案第102号 平成18年度太田市一般会計補正予算(第3号)の訂正について説明をいたします。第1条の訂正につきましては、市長等の給与等の減額補正の削除に伴い、歳入歳出それぞれの補正総額を8億847万7,000円から8億787万6,000円に訂正し、歳入歳出それぞれの予算総額を710億587万7,000円から710億527万6,000円に訂正するものであります。
 次に、第1表の訂正でありますが、歳入につきましては、18款繰入金、2項基金繰入金の補正額を3億6,348万6,000円に訂正し、歳入合計を710億527万6,000円に訂正するものであります。歳出につきましては、2款総務費1項総務管理費の補正額を4億3,651万4,000円に、10款教育費1項教育総務費の補正額を△883万6,000円にそれぞれ訂正し、歳出合計を710億527万6,000円に訂正するものであります。
 次に、事項別明細書により訂正内容の詳細について説明いたします。2ページの下の段をごらんいただきたいと思います。歳入についてでありますが、18款繰入金2項基金繰入金につきましては、歳入歳出を同額とするため、財政調整基金繰入金を3億6,348万6,000円に訂正し、それに伴い補正額及び計をそれぞれ記載のとおり訂正するものであります。次に、3ページの歳出でありますが、2款総務費1項総務管理費1目一般管理費につきましては、市長、助役及び収入役の給与等の減額補正である特別職給の△268万4,000円、特別職手当等の△107万円及び特別職職員共済組合負担金等の△25万4,000円を削除し、職員人件費等の補正額を2億5,338万6,000円に訂正し、それに伴い関係する箇所を記載のとおり訂正するものであります。7目企画費につきましては、太田英語教育特区校運営費補助金530万円を削除し、政策計画経費の補正額を147万円に訂正し、それに伴い関係する箇所を記載のとおり訂正するものであります。次に、4ページの10款教育費1項総務管理費につきましては、教育長の給与減額分を含む職員人件費等の補正額を教育長の給与減額分を除いた補正額である△1,645万円に訂正し、それに伴い関係する箇所を記載のとおり訂正するものであります。
 5ページの給与費明細書の訂正につきましても、同様に関係する箇所を記載のとおり訂正するものであります。
 次に、議案第109号 平成18年度太田市水道事業会計補正予算(第2号)の訂正について説明いたします。6ページをお願いいたします。第3条及び第5条の訂正につきましては、水道事業管理者の給与減額補正の削除に伴い、補正予定額及び計を記載のとおりそれぞれ訂正するものであります。7ページの実施計画の収益的収入及び支出の水道事業費用及び資金計画の支払い資金の訂正につきましても、水道事業管理者の給与減額補正の削除に伴い、補正予定額及び計を記載のとおりそれぞれ訂正するものであります。
 8ページの給与費明細書及び9ページの貸借対照表の訂正につきましても同様に関係する箇所を訂正するものであります。
 以上で事件の訂正請求の内容につきまして説明を終わらせていただきますが、よろしくお願い申し上げます。
○議長(荒井昭男) お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第102号及び第109号の訂正の件について承認することにご異議ありませんか。
     (「異議なし」の声あり)
○議長(荒井昭男) ご異議なしと認めます。
 よって、議案第102号及び第109号の訂正の件について承認することに決定いたしました。

     ◎ 休     憩

                                     午後2時50分休憩
○議長(荒井昭男) この際、暫時休憩いたします。

     ◎ 再     開

                                     午後2時51分再開
○議長(荒井昭男) 休憩前に引き続き会議を開きます。

     ◎ 持ち越し議案に対する質疑(終局)

 議案第102号 平成18年度一般会計補正予算
 議案第103号 平成18年度太田市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について
 議案第104号 平成18年度太田市住宅新築資金等貸付特別会計補正予算(第1号)について
 議案第105号 平成18年度太田市老人保健特別会計補正予算(第1号)について
 議案第106号 平成18年度太田市八王子山墓園特別会計補正予算(第1号)について
 議案第107号 平成18年度太田市介護保険特別会計補正予算(第1号)について
 議案第108号 平成18年度太田市藪塚本町介護老人保健施設特別会計補正予算(第1号)について
 議案第109号 平成18年度太田市水道事業会計補正予算(第2号)について
 議案第110号 平成18年度太田市下水道事業等会計補正予算(第1号)について
○議長(荒井昭男) 次に、日程第10、議案第102号から第110号までの9議案を一括議題といたします。
 それでは、質疑に入ります。ご質疑ありませんか。
     (「なし」の声あり)
○議長(荒井昭男) 別にご質疑もないようですから、以上で9議案に対する質疑を打ち切ります。

     ◎ 委員会付託の省略

○議長(荒井昭男) お諮りいたします。
 9議案につきましては、会議規則第37条第2項の規定により委員会への付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
     (「異議なし」の声あり)
○議長(荒井昭男) ご異議なしと認めます。
 よって、9議案につきましては、委員会への付託を省略することに決定いたしました。

     ◎ 討 論(終局)

○議長(荒井昭男) 議事の都合により、議案第102号から第110号までの9議案についての討論は一括とし、採決は議案ごとといたします。
 それでは、討論に入ります。
 討論ありませんか。
     (「なし」の声あり)
○議長(荒井昭男) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。

     ◎ 表     決

○議長(荒井昭男) これより採決いたします。
 最初に、議案第102号を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
     (起 立 全 員)
○議長(荒井昭男) 起立全員、よって本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第103号を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
     (起 立 全 員)
○議長(荒井昭男) 起立全員、よって本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第104号を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
     (起 立 全 員)
○議長(荒井昭男) 起立全員、よって本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第105号を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
     (起 立 全 員)
○議長(荒井昭男) 起立全員、よって本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第106号を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
     (起 立 全 員)
○議長(荒井昭男) 起立全員、よって本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第107号を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
     (起 立 全 員)
○議長(荒井昭男) 起立全員、よって本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第108号を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
     (起 立 全 員)
○議長(荒井昭男) 起立全員、よって本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第109号を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
     (起 立 全 員)
○議長(荒井昭男) 起立全員、よって本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第110号を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
     (起 立 全 員)
○議長(荒井昭男) 起立全員、よって本案は原案のとおり可決されました。

     ◎ 委 員 長 報 告

                請 願 審 査 報 告 書
 本委員会に付託の請願を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第136条の規定により報告します。
                                     平成18年9月12日
太田市議会議長
  荒 井 昭 男  様
                             総務企画常任委員長  岩 松 孝 壽
                       記

┌──────┬────────────────────┬─────────────┬────┐
│ 受理番号 │    件          名    │  請願者の住所・氏名  │審査結果│
├──────┼────────────────────┼─────────────┼────┤
│請願第17号│南前小屋地区の埼玉県深谷市編入に関するこ│太田市前小屋町45    │採 択 │
│      │とについて               │南前小屋区長 石川幹夫  │    │
└──────┴────────────────────┴─────────────┴────┘

○議長(荒井昭男) 次に、日程第11、請願第17号を議題といたします。
 本件は総務企画委員会に付託いたしたものであります。
 審査報告書の朗読を省略し、直ちに岩松孝壽委員長から報告を求めます。
◎総務企画常任委員長(岩松孝壽) ご指名によりまして、総務企画委員会に付託されました請願第17号 南前小屋地区の埼玉県深谷市編入に関することにつきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げます。
 本委員会は、9月12日に委員及び執行者の出席のもとに委員会を開催し、請願の審査を行いました。請願の趣旨につきましては、今定例会初日に配付されました請願文書表のとおりでありますが、審査に当たり紹介議員の説明並びに執行者の意見を聞いた後、慎重に審査を行ったものであります。
 委員からは、合併協議会では編入の方向で進んでいたが、合併後1年半が経過し、何か問題が生じているのかとの質疑があり、このことについては、別段問題はなく、深谷市議会においても9月議会にて審議をしていただくことになっているとのことでありました。さらに、編入に当たり深谷市側との問題解決についての質疑があり、このことについては、事前協議の中でいろいろな問題点について協議がなされているが、今のところ支障が生じているという話は受けていないとのことでありました。
 挙手により採決を行った結果、賛成全員により採択すべきものと決定いたしました。
 以上、本委員会に付託されました請願につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして、委員長報告といたします。

     ◎ 質 疑(終局)

○議長(荒井昭男) これより質疑に入ります。
 ただいまの委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。
     (「なし」の声あり)
○議長(荒井昭男) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。

     ◎ 討 論(終局)

○議長(荒井昭男) これより討論に入ります。
 討論ありませんか。
     (「なし」の声あり)
○議長(荒井昭男) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。

     ◎ 表     決

○議長(荒井昭男) これより採決いたします。
 本件を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
     (起 立 全 員)
○議長(荒井昭男) 起立全員、よって本件は委員長報告のとおり決定いたしました。

     ◎ 委 員 長 報 告

                請 願 審 査 報 告 書
 本委員会に付託の請願を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第136条の規定により報告します。
                                     平成18年9月13日
太田市議会議長
  荒 井 昭 男  様
                             教育福祉常任委員長  白 石 さと子
                       記

┌──────┬────────────────────┬─────────────┬────┐
│ 受理番号 │    件          名    │  請願者の住所・氏名  │審査結果│
├──────┼────────────────────┼─────────────┼────┤
│請願第18号│「義務教育費国庫負担制度に関する意見書」│太田市新道町19     │採 択 │
│      │の採択に関することについて       │群馬県教職員組合太田支部 │    │
│      │                    │支部長 小濱 一博    │    │
├──────┼────────────────────┼─────────────┼────┤
│請願第19号│教育基本法「改正」法案の廃案を求める意見│太田市矢場新町128−6 │不採択 │
│      │書の採択と教育基本法の理念を学校と社会に│嶋津 良夫 ほか3名   │    │
│      │生かすことを求めることについて     │             │    │
├──────┼────────────────────┼─────────────┼────┤
│請願第20号│教育基本法の慎重かつ徹底した審議を求める│太田市新道町19     │不採択 │
│      │意見書の採択に関することについて    │群馬県教職員組合太田支部 │    │
│      │                    │支部長 小濱 一博    │    │
└──────┴────────────────────┴─────────────┴────┘

○議長(荒井昭男) 次に、日程第12、請願第18号から請願第20号までの3件を一括議題といたします。
 3件は教育福祉委員会に付託いたしたものであります。
 審査報告書の朗読を省略し、直ちに白石さと子委員長から報告を求めます。
◎教育福祉常任委員長(白石さと子) ご指名によりまして、教育福祉委員会に付託されました請願第18号から第20号までの3件につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げます。
 本委員会は、9月13日に委員全員及び執行者の出席のもとに委員会を開催し審査を行いました。3件の請願の趣旨につきましては、今定例会初日に配付されました請願文書表のとおりでありますが、審査に当たり紹介議員の説明を受けた後、請願第18号については執行者からも説明を受け、慎重に審査を行ったものであります。
 それでは、初めに、請願第18号 「義務教育費国庫負担制度に関する意見書」の採択に関することについてご報告申し上げます。初めに、委員からの主な質疑、要望を申し上げますと、紹介議員に対し、国の負担率が2分の1から3分の1に削減されたことによる影響について質疑があり、このことについては、都道府県の財政状況によっては、地域間格差などが生じる懸念があり、憲法で保障されている教育予算に影響が出てくるものと考えているとのことでありました。また、義務教育については、国が完全な保障をすると同時に、教員の資質向上というものに危機感を持ち、不適格教員などが学校に存在しないよう取り組んでいただきたいとの要望がありました。
 次に、主な意見を申し上げますと、国庫負担金の減額ということから、市町村にも影響が出てくると感じており、採択すべきとの意見などがありました。
 挙手により採決を行った結果、挙手多数により採択すべきものと決定いたしました。
 次に、請願第19号 教育基本法「改正」法案の廃案を求める意見書の採択と教育基本法の理念を学校と社会に生かすことを求めることについてご報告申し上げます。初めに、委員からの主な質疑を申し上げますと、紹介議員に対し、現行法は完璧と考えているのかとの質疑があり、このことについては、学力の問題、教育現場の問題など、さまざまな問題があると思うが、教育基本法を変えれば教育が変わるということについては、行政主導の教育になりかねないと考えていることから不安を感じており、法律上、現行の教育基本法が不備だと考えていないとのことでありました。
 また、請願の趣旨の中に、「教育基本法の改正法案については、慎重審議の上、廃案を目指すべき」とあるが、この考え方を説明していただきたいとの質疑があり、このことについては、十分時間を取り審議をした中で、問題点が明らかになり、廃案が望ましいという請願者の気持ちであると理解しているとのことでありました。さらに、追加資料の文言の表現方法のことなどの質疑がありました。
 次に、主な意見を申し上げますと、紹介議員の説明の中で、愛国心があるのは軍国主義につながるとあり、非常に寂しいと感じた。教育基本法ができて60年が経った中では、この法律を審議しながら、今の時代に即した、よりいいものに変えていくということが必要と考えており、この請願には反対であるとの意見、また、国のために何かを行う、地域のために何かを行うなどの意識が薄れている現在の状況については、国を愛する心、愛国心を醸成しなかったことが大きな原因であると考えており、何の意欲も目的もない人間が育成されてしまい、生きる目的が非常に軽薄になっていると感じている。この乱れを何とか是正するために愛国心を盛り込んだ教育基本法を廃案にするという請願には反対であるとの意見などがありました。
 挙手により採決を行った結果、挙手少数により不採択と決定いたしました。
 次に、請願第20号 教育基本法の慎重かつ徹底した審議を求める意見書の採択に関することについてご報告申し上げます。初めに、委員からの主な質疑を申し上げますと、紹介議員に対し、考え方については廃案なのかとの質疑があり、このことについては、審議をして決めていただきたいということが最も基本的な部分であるとのことでありました。また、慎重な論議をした上で、早い時期での改正をお願いしたいと思っているが、どう考えているのかとの質疑があり、このことについては、論議する期間の判断はできないが、十分な論議の中で結論を出していただきたいとのことでありました。
 次に、主な意見を申し上げますと、教育基本法の改正法案については、9月に詳細が決まってくることから、国会での審議の経過を見て結論を出してもいいのではないかと考えており、継続にすべきとの意見、また、9月に臨時国会が始まると思うが、継続にした場合、次に委員会で審査する12月には結論が出ているものと考えており、採決して結論を出していただきたいとの意見がありました。
 審査の結果でありますが、まず委員から「継続審査にすべき」との意見がありましたので、継続審査について、挙手により採決を行った結果、挙手少数となりましたので、続いて、採択について挙手により採決を行った結果、挙手少数により不採択と決定いたしました。
 以上、本委員会に付託されました請願第18号から第20号までの3件につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして、委員長報告といたします。

     ◎ 質 疑(終局)

○議長(荒井昭男) これより質疑に入ります。
 ただいまの委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。
     (「なし」の声あり)
○議長(荒井昭男) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。

     ◎ 討 論(終局)

○議長(荒井昭男) 議事の都合により、討論・採決を分けて行います。
 最初に、請願第18号の討論に入ります。
 討論ありませんか。
     (「なし」の声あり)
○議長(荒井昭男) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。

     ◎ 表     決

○議長(荒井昭男) これより採決いたします。
 本件を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
     (起 立 多 数)
○議長(荒井昭男) 起立多数、よって本件は委員長報告のとおり決定いたしました。

     ◎ 討     論

○議長(荒井昭男) 次に、請願第19号の討論に入ります。
 討論の通告がありますので、順次発言を許します。
 最初に、20番井野文人議員。
◆20番(井野文人) 日本共産党の井野文人です。請願第19号 教育基本法改正法案の廃案を求める意見書の採択と教育基本法の理念を学校と社会に生かすことを求めることについて、不採択となった教育福祉委員長報告に対して、反対の立場から討論を行います。
 小泉内閣の最後の通常国会に提出されました「教育基本法改正法案」は、国会審議を通じてさまざまな問題点が明らかになりつつありましたが、小泉首相が会期延長を断念したこともあり継続審議となり、9月26日開会の臨時国会において、安倍新首相のもとで継続審議されることになったことはご承知のとおりであります。現在の教育基本法は、第二次世界大戦の悲惨な敗北と痛苦の教訓の上に現行憲法の成立を受けて、いわば憲法とセットで成立したものであります。すなわち、教育基本法の前文第1段落では、「我らはさきに日本国憲法を確定し、民主的で文化的な国家を建設して、世界の平和と人類の福祉に貢献しようとする決意を示した。この憲法の理想の実現は、根本において教育の力に待つべきものである。」と示しております。
 また、法令の第1条「教育の目的」の中で、「人格の完成を目指し、平和な国家及び社会の形成者として真理と正義を愛し、個人の価値を尊び、勤労と責任を重んじ、自主的精神に満ちた心身ともに健康な国民の育成を期すべきこと。」そして、教育行政第10条においては、「教育は不当な支配に服することなく、国民全体に対して直接責任を負って行われるべきもの。」とし、この自覚のもとに必要な諸条件の整備、確立を定めております。教育基本法の準備過程、終戦直後の教育刷新委員会の第1回総会において、当時の吉田茂首相は、「今般の戦争を招いた原因は、煎じ詰めれば要するに教育の誤りによるものだ。」と述べており、教育基本法は全文わずか11条の中に、簡潔に教育の進むべき道を鮮明に示していると考えます。今の基本法を変えようとする人たちは、この法律のどこが問題で、なぜ変えなければならないのかの理由をわかりやすく説明していません。少年の非行や凶悪犯罪の増加、あるいは学力の低下、道徳心や連帯感の低下、愛国心の希薄化ないし不足等々がよく問題にされますが、こうした社会現象を教育基本法の不備であるかのように責任を押しつけるだけでは、今日の社会をよく変えていくことはできないと考えます。
 教育基本法改正法案は、国会審議がされた後、すなわち今年の7月・8月の2カ月にわたり、東京大学の基礎学力開発研究センター(センター長は金子元久教育学部長)の実施しました学力問題や教育改革についての、全国の小中学校長の意見を聞くための調査、全国で3,812校の校長にアンケートしておりますが、このほどその中間集計が発表されました。教育基本法について、設問「政府の教育基本法改正案に賛成である」に対しては、「そう思わない」52.2%、「全くそう思わない」13.9%、合わせて66.1%の校長先生は「そう思わない」という立場であります。また、設問「成立しても実際の教育にはほとんど関係がない」に対しては、「そう思う」「強くそう思う」は60.4%という数字が出ております。こうした調査を見ても、教育基本法の改正は急ぐべきテーマではないことが明らかではないでしょうか。また、これは教育現場に不安と混乱を与えるだけでなく、国の将来をも危うくする道ではないかと懸念されます。
 また、本日9月28日付の朝日新聞の世論調査の結果が出ておりました。「教育基本法の改正について」という設問に対して、これは市民の世論調査ですが、「今国会で成立」という方は21%、「今国会にこだわらず議論をすること」が66%、「改正は必要ない」6%、「その他」「無回答」7%であります。この数字を見ても、急いで改正しなければならない理由はないと私は考えております。残念ながら安倍新首相は、教育改革の旗印のもとに最重要課題として国会を通そうとする動きのようでありますが、世論はそういうふうになっていないということをお知らせしたいと思います。
 したがいまして、教育福祉委員会における本請願の不採択はまことに遺憾であり、委員長報告には賛成できません。また、あわせて請願第20号 教育基本法の慎重かつ徹底した審議を求める意見書の採択も、先ほど不採択になりました。慎重審議を求める請願も通らないという議会は、いささか悲しい感じもいたします。以上で私の反対討論を終わります。
○議長(荒井昭男) 次に、8番福井宣勝議員。
◆8番(福井宣勝) 市民の目線の福井でございます。通告に従いまして請願第19号について、委員長報告に賛成の立場から討論いたします。
 先ほども井野議員の方から話がありましたが、終戦直後の1946年に日本国憲法が制定されまして、その憲法とセットで翌年に「戦後規範」の一つとして教育基本法が制定されたことは、みなさんご周知のことであるというふうに思います。この基本法は、憲法と同様に「GHQ」の主導で制定されたものであり、条文には「個人」としての権利を強調する文言が、先ほどの井野議員の討論の中にもありましたけれども、あちこちにちりばめられていることは間違いありません。背景には「GHQ」による戦後の日本人の反米感情を抑える目的があったことは否めないことだというふうに思いますけれども、軍国主義的な教育を廃し、民主主義教育を推進する現行法が、日本の戦後復興に貢献したことは、これもまた否めないことだと私も考えています。
 しかし、時が経つにつれて、行き過ぎた個人の権利尊重が、学校や家庭などの教育現場を崩壊させたり、日本の歴史や伝統を大事にする心を喪失させたり、人と人を結びつける公の意識を欠落させたり、そういう弊害を生じさせる結果となってしまいました。そのような危機感が日本中に蔓延して、かなりの人が憂慮しているのではないかというふうに思っています。例えば家族です。成長過程で親などに適切な愛情を注がれなかった子供は、自らの存在感や価値観すらはぐくむことができず、欠落したものを補うには多大な努力を必要とするにもかかわらず、現行法では社会教育の項目で「家庭教育」が、わずかに扱われているだけに過ぎません。
 国についても同様だと思います。生まれ育った社会の文化・言語・歴史などに対する愛着や帰属意識、国民が一つの国家を形づくっていることを意識する心、これらを「祖国愛」「愛国心」と言うのでしょうが、健全な愛国心教育は、個人の人格形成に大きな影響力を持ち、公共心と社会的規範の源になるとともに、他の国の人の愛国心も尊重する国際人の育成にも深く結びついているものと考えております。教育は今、非常に複雑な問題を数多く抱えています。さまざまにあらわれる現象に対症療法的に対処するのではなく、子供たちにしっかりしたアイデンティティーを育て、その基盤の上に自分の人生を選び、つくり上げる力を培うことが喫緊の課題であります。そのためには、教育基本法を改正し、家族や地域や国など、自分を越え、自分を支える共同体の価値について、子供たちにぜひとも学ばせる必要があるのです。
 重要な法律の改正ですので、議論をすることは大切と思いますが、以上の理由で、これを廃案にすることを求める請願には賛成できないということを申し上げて、私の委員長報告に対する賛成討論といたします。

     ◎ 討 論 終 局

○議長(荒井昭男) 以上で通告による討論は終わりました。
 他に討論ありませんか。
     (「なし」の声あり)
○議長(荒井昭男) 他に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。

     ◎ 表     決

○議長(荒井昭男) これより採決いたします。
 本件を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
     (起 立 多 数)
○議長(荒井昭男) 起立多数、よって本件は委員長報告のとおり決定いたしました。

     ◎ 討 論(終局)

○議長(荒井昭男) 次に、請願第20号の討論に入ります。
 討論ありませんか。
     (「なし」の声あり)
○議長(荒井昭男) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。

     ◎ 表     決

○議長(荒井昭男) これより採決いたします。
 本件を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
     (起 立 多 数)
○議長(荒井昭男) 起立多数、よって本件は委員長報告のとおり決定いたしました。

     ◎ 議 案 上 程

 議会議案第4号 義務教育費国庫負担制度に関する意見書
○議長(荒井昭男) 次に、日程第13、議会議案第4号を議題といたします。

     ◎ 提案理由の説明

○議長(荒井昭男) 朗読を省略し、直ちに提出者から提案理由の説明を求めます。
 39番白石さと子議員。
◎39番(白石さと子) 議会議案第4号 義務教育費国庫負担制度に関する意見書の提出について、提案理由の説明を申し上げます。
 お手元の議案書をごらんいただきたいと思います。議案の提出者は、私、白石さと子。賛成者は小暮広司、青木猛、福井宣勝、高橋美博、深澤直久、内田忠男、小林佐登子、川鍋栄、富宇賀肇、上村信行、本田一代、稲葉征一、中島貞夫であります。本案は、先ほど採択されました請願第18号に基づきまして意見書の提出をお願いするものでありまして、義務教育費国庫負担制度につきましては、昭和60年度に旅費、教材費が一般財源化されたことに始まり、平成18年度からは、国の負担率が2分の1から3分の1に削減された状況にあります。本制度は、義務教育の機会均等とその水準の維持、向上及び地方財政の安定のため、国が必要な財源を保障する趣旨で確立されたものであり、この制度を縮小、廃止することは、義務教育行政の円滑な推進に重大な影響を及ぼすとともに、厳しい状況にある地方財政に大きな影響を与えるものであります。
 よって、本制度の維持及び国の負担率の2分の1への復元を強く要望するものであります。提出先は、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、文部科学大臣、衆議院議長、参議院議長であります。
 以上、本案につきましてよろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。

     ◎ 質 疑(終局)

○議長(荒井昭男) これより質疑に入ります。
 ただいまの説明に対し、ご質疑ありませんか。
     (「なし」の声あり)
○議長(荒井昭男) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。

     ◎ 委員会付託の省略

○議長(荒井昭男) お諮りいたします。
 本案につきましては、会議規則第37条第2項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
     (「異議なし」の声あり)
○議長(荒井昭男) ご異議なしと認めます。
 よって、本案につきましては、委員会への付託を省略することに決定いたしました。

     ◎ 討 論(終局)

○議長(荒井昭男) これより討論に入ります。
 討論ありませんか。
     (「なし」の声あり)
○議長(荒井昭男) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。

     ◎ 表     決

○議長(荒井昭男) これより採決いたします。
 本案を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
     (起 立 多 数)
○議長(荒井昭男) 起立多数、よって本案は原案のとおり可決されました。

     ◎ 字句等の整理委任

○議長(荒井昭男) お諮りいたします。
 ただいま意見書が1件議決されましたが、字句、その他の整理を要するものにつきましては、その整理を議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。
     (「異議なし」の声あり)
○議長(荒井昭男) ご異議なしと認めます。
 よって、字句、その他の整理は議長に委任することに決定いたしました。

     ◎ 特別委員会継続調査の件

              閉 会 中 継 続 調 査 申 出 書
 本委員会は、調査中の事件について下記により閉会中もなお継続調査を要するものと決定したから、会議規則第103条の規定により申し出ます。
                                     平成18年9月27日
太田市議会議長
  荒 井 昭 男  様
                         駅周辺整備等調査特別委員長  小 俣 雄 治
                       記
1.事  件 太田駅周辺の市街地周辺整備事業及び連続立体交差事業並びに市内各駅の周辺整備等に係
       る諸政策について調査研究し、その有機的かつ総合的な施策に資することについて
2.理  由 なお継続調査を要するため

○議長(荒井昭男) 次に、日程第14、特別委員会継続調査の件を議題といたします。
 駅周辺整備等調査特別委員長から、目下、委員会において調査中の事件につき、会議規則第103条の規定によりお手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申し出があります。
 お諮りいたします。
 委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することにご異議ありませんか。
     (「異議なし」の声あり)
○議長(荒井昭男) ご異議なしと認めます。
 よって、委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決定いたしました。

     ◎ 特定事件の閉会中継続調査の付託

           閉 会 中 継 続 調 査 申 出 一 覧 表
┌─────────┬───────────────────────────────────┐
│ 委 員 会 名 │         件               名         │
├─────────┼───────────────────────────────────┤
│ 議会運営委員会 │1 議会の運営に関する事項について                  │
│         │2 議会の会議規則、委員会に関する条例等に関する事項について     │
│         │3 議長の諮問に関する事項について                  │
├─────────┼───────────────────────────────────┤
│ 総務企画委員会 │1 市行政の総合企画のことについて                  │
│         │2 行政改革の推進のことについて                   │
│         │3 行財政運営と市有財産管理のことについて              │
│         │4 市税等の適正な課税と収納のことについて              │
│         │5 各総合支所との連携と地域コミュニティーのことについて       │
├─────────┼───────────────────────────────────┤
│ 教育福祉委員会 │1 高齢者福祉と介護保険のことについて                │
│         │2 障害者福祉と国民健康保険、保健福祉のことについて         │
│         │3 学習環境の整備と教育施設のことについて              │
│         │4 青少年の健全育成と児童福祉のことについて             │
│         │5 文化財の保全活用と生涯学習のことについて             │
├─────────┼───────────────────────────────────┤
│ 市民経済委員会 │1 住民サービスの向上と市民生活の支援、相談のことについて      │
│         │2 防犯・防災対策と公共交通体系のことについて            │
│         │3 文化・スポーツ及び芸術施策のことについて             │
│         │4 農業施策と環境整備のことについて                 │
│         │5 商業・観光施策並びに工業・労政施策のことについて         │
│         │6 環境の保全と衛生施設の整備、維持管理のことについて        │
│         │7 下水道の整備、維持管理のことについて               │
│         │8 消防・救急体制のことについて                   │
├─────────┼───────────────────────────────────┤
│ 都市建設委員会 │1 都市計画の策定と区画整理等の基盤整備のことについて        │
│         │2 道路、住宅の整備、維持管理並びに公園整備のことについて      │
│         │3 公有地の拡大と取得のことについて                 │
│         │4 公園及び施設の維持管理のことについて               │
│         │5 水道事業のことについて                      │
└─────────┴───────────────────────────────────┘

○議長(荒井昭男) 次に、日程第15、特定事件の閉会中の継続調査の付託を議題といたします。
 議会運営委員長及び各常任委員長から、目下、委員会において調査中の事件につき、会議規則第103条の規定によりお手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申し出があります。
 お諮りいたします。
 各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することにご異議ありませんか。
     (「異議なし」の声あり)
○議長(荒井昭男) ご異議なしと認めます。
 よって、各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決定いたしました。

     ◎ 議長あいさつ

○議長(荒井昭男) 終わりに当たり、一言ごあいさつ申し上げます。
 本定例会は、今月4日から本日までの25日間にわたり開催されました。この間、皆様には、本会議及び委員会において、平成17年度の決算認定や9月補正予算、そして、新生太田総合計画の審議等、数多くの重要案件を本会議及び委員会において熱心にご審議いただき、本日ここに閉会の運びとなった次第でございます。ここで議長といたしまして、各会議における議員各位の多大なるご協力と、理事者各位のご努力に対し、深く敬意を表したいと存じます。
 私たちは、申すまでもなく21万8,000人に及ぶ市民の付託にこたえるべく日夜努力しているところでございます。特に今日は厳しい財政情勢という制約のもとで、質の高い開かれた行政運営が強く求められております。このような中にありまして、今定例会におきましては一般質疑、決算審議、あるいは総合計画や条例等の審議を通じ、議員各位から貴重な意見、提言をいただきました。そこで、理事者各位へのお願いでありますが、今定例会において成立をみた各議案等の執行に際しましては、議会における意見、要望等を十分に尊重され、今後の市政運営に反映いただきますとともに、より一層のご努力を期待するものであります。議会といたしましても、今後の太田市のさらなる発展に向かって、一丸となって施策の推進を図っていかなければならないと考えております。
 結びに当たりまして、議員及び理事者各位のご活躍とご健勝をお祈り申し上げまして、閉会のごあいさつとさせていただきます。誠にありがとうございました。

     ◎ 市長あいさつ

○議長(荒井昭男) 続きまして、市長からごあいさつがあります。
 清水市長。
◎市長(清水聖義) 9月定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
 議員の皆さんには、9月4日から25日間という長い会期ではありましたが、その間、各議案について慎重かつ熱心なご審議をいただきました。心から感謝申し上げます。また、1議案を除く全議案について可決いただきました。ありがとうございました。議案第114号でございますが否決となりました。面目なく思っております。否決はされましたが、その理由の言葉の端々に温かい励ましを強く感じました。これからもぐんま国際アカデミーについては、小手先ではなく本筋論で議論をし、一日も早く県に理解をしてもらえるよう、私自身も頑張っていきたいというふうに思っております。
 少々申し上げさせていただきますと、この1,000万円の運営費補助に対応しようと思いましたのは、備前島の流域下水道の開所式の際に、知事から話し合いに来てほしいというお話をいただきました。これは解決に結びつくということで、私自身も嬉しく思いました。その直後、副知事とお会いしました。その中で、最重要案件として最も耳に残りましたのが、1,000万円の運営費の補助ということが前提で私学助成金を出してくれるだろうという、結果的には私の早合点であったように思うのですが、このことが強く印象に残り、そのことを解決しなければならないというふうに思ったわけであります。
 現実、今日に至っては、そのことは必要にして十分な案件ではなかった。では何が問題なのかということについては、まだ私どももはっきりとした理由がわかりません。ただ言えることは、本議会で議論していただいた中で、私自身が感じたことは、この問題は、皆さん方にバックアップしてもらいながら、本質的にはぐんま国際アカデミーと県、いわゆる私学を管轄する所管庁である県が、義務教育について、どういう感覚でおられるのか、義務教育は4万3,000円で十分足りているというふうに感じておられるのかどうか、やはりそこが、先ほど指摘のありました本筋論になるのではないかというふうに、今、私自身は思っております。大変面目ない議案を出したということを反省しております。
 また、この議会は、年4回開かれる定例会の中でも、昨年1年間を通しての行政の結果を判断していただく決算審査もありまして、大変重要な議会でもありました。さらには、太田市の10年間を見据えた上での新生太田総合計画の審査も行われまして、付託されました両特別委員会では、連日遅くまで熱心なご審議をいただきました。私は、市長室にしかいませんでしたが、その報告あるいはその議論の様子を市長室で聞かせていただきました。大変ありがたいご意見が多かった。今後、行政に反映できるよう真剣に取り組んでいきたいというふうに思っております。
 中でも滞納のことが強調されておりました。私どもとすれば、できるだけ早くその対応策をとらなければいけないというようなことがありまして、ここのところ役所内部で話し合いを持ちまして、「税収能率向上対策推進本部」というもので、この税等の未納対策について決めていきたいと思います。その中の一つとしてコールセンター、これは滞納者との接触が少ないということがありますので、その機会を増やしていくという意味が一つ、もう一つは、税への理解を求めていくというような意味からコールセンターを設置したいというふうに思っております。
 もう一つは、この対策会議を税いわゆる市税と国保税でございますが、その絡みだけではなくて、公金全体の未収対策について、対策会議の中に含めて「太田市収納対策推進本部」というものをつくっていきたいというふうに思っております。やはり税の未納というものは、特別な事由があることが多いわけでありますが、払えるのに払わない、あるいはそれなりの資産を持ちながら税への理解が薄いというようなこともありますので、これはこの両決算委員会等々で議論されたことを早急に判断して決定したものでありまして、ぜひご理解いただければありがたいというふうに思います。
 この議会が終わりますと、いよいよ平成19年度に向けての予算編成が始まるわけであります。今後ともご意見をそれぞれ尊重しながら、私どもでは来年度に向けて可能な限り反映できるように考えていきたいと思っております。
 長時間にわたる審議に対して、本当に心から御礼を申し上げまして、ごあいさつにかえさせていただきます。ありがとうございました。

     ◎ 閉     会

○議長(荒井昭男) 以上をもちまして今定例会の議事すべてを終了いたしましたので、これをもって閉会といたします。
                                     午後3時33分閉会


      地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。


        太田市議会議長   荒   井   昭   男


        太田市議会副議長  小   林   邦   男


        太田市議会議員   深   澤   直   久


        太田市議会議員   町   田   正   行