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群馬県 太田市

平成18年 6月定例会−06月05日-01号




平成18年 6月定例会

      平成18年6月太田市議会定例会会議録(第1日)

平成18年6月5日(月曜日)
 〇出席議員 73名
        1番  福 島 戈 吉          2番  水 野 正 己
        3番  高 田 勝 浩          4番  星 野 一 広
        5番  河 田 雄 晃          6番  木 村 康 夫
        7番  青 木   猛          8番  福 井 宣 勝
        9番  山 田 隆 史         10番  高 橋 美 博
       11番  山 鹿 幸 男         12番  五十嵐 文 子
       13番  藤 生 昌 弘         14番  越 塚 順 一
       15番  根 岸   昇         16番  江 原 貞 夫
       17番  深 澤 直 久         18番  町 田 正 行
       19番  小 林 人 志         20番  井 野 文 人
       21番  鈴 木 信 昭         22番  荒 井 昭 男
       23番  半 田   栄         24番  内 田 忠 男
       25番  富 田 泰 好         26番  遠 坂 幸 雄
       27番  岩 松 孝 壽         28番  富宇賀   肇
       29番  小 暮 広 司         30番  市 川 隆 康
       31番  荻 原 一 雄         32番  栗 原 宏 吉
       33番  松 永 綾 夫         34番  小 林 邦 男
       35番  尾 内 謙 一         36番  小 林 佐登子
       37番  武 藤   泰         38番  濱 田 光 雄
       39番  白 石 さと子         40番  小 林 耕 作
       41番  正 田 恭 子         42番  川 鍋   栄
       43番  室 田 尚 利         44番  福 田 義 雄
       45番  荻 原 源次郎         46番  今 井 慶 聚
       47番  橋 本   寛         48番  高 橋 孝太郎
       49番  斉 藤 幸 拓         50番  伊 藤   薫
       51番  斎 藤 光 男         52番  飯 塚 勝 雄
       53番  加 藤 光 夫         54番  栗 原 忠 男
       55番  上 村 信 行         56番  茂 木 義 市
       57番  新 島 近 夫         58番  岩 瀬   卓
       59番  太 田 けい子         60番  小 俣 雄 治
       61番  本 田 一 代         62番  清 水 保 司
       63番  田 端 卓 男         64番  稲 葉 征 一
       65番  永 田 洋 治         66番  楢 原   宏
       67番  栗 田 斌 之         68番  佐 藤 孝 夫
       69番  中 島 貞 夫         70番  天 笠 巻 司
       71番  河 野   博         72番  浜 野 東 明
       73番  山 口 淳 一
 〇説明のため出席した者
   市長       清 水 聖 義     助役       林   弘 二
   収入役      清 水 計 男     教育長      相 澤 邦 衛
   水道事業管理者  小 川   卓     企画部長     小 暮 和 好
   総務部長     竹 吉   弘     市民生活部長   浅 海 崇 夫
   地域振興部長   石 川 典 良     健康福祉部長   早 川 充 彦
   産業経済部長   久保田 幹 雄     環境部長     金 子 一 男
   都市づくり部長  土 田 隆 一     都市整備部長   大 槻 重 吉
   土地開発部長   桑 子 秀 夫     行政事業部長   天 笠   彰
   消防長      石 原 康 男     水道局長     小宮山 善 洋
   教育部長     岡 島 幸 雄     監査委員事務局長 石 井 俊 夫
   企画担当     岩 崎 信 廣     総務担当     塚 越 敏 行
   総務課長     茂 木 正 則
 〇事務局職員出席者
   事務局長     吉 田   稠     議会総務課長   八 代 敏 彦
   議事調査課議事係長板 橋 信 一     議事調査課主任  中 島 孝 之
   議事調査課主任  田部井 伸 夫



          議 事 日 程(第1号)
                             平成18年6月5日午前9時30分開議
                             太田市議会議長    荒 井 昭 男
第1 議席の変更
第2 会期の決定
第3 会議録署名議員の指名
第4 駅周辺整備等調査特別委員の選任
第5 一般質問

          本日の会議に付した事件

議事日程に同じ



     ◎ 開     会

                                     午前9時30分開会
○議長(荒井昭男) ただいまから平成18年6月太田市議会定例会を開会いたします。

     ◎ 太田市市民憲章の唱和

◎事務局長(吉田稠) 開議に先立ちまして、太田市市民憲章の唱和をいたしますから、ご起立願います。
 私が前文を朗読いたしますから、本文はご一緒にご唱和をお願い申し上げます。
     (一同起立、市民憲章唱和)
◎事務局長(吉田稠) ご着席ください。

     ◎ 表彰状の伝達

◎事務局長(吉田稠) 続きまして、表彰状の伝達式をとり行いたいと存じます。
 去る4月20日に開催された第72回関東市議会議長会定期総会及び5月24日に開催された第82回全国市議会議長会定期総会において、議員在職15年といたしまして、佐藤孝夫議員、中島貞夫議員及び天笠巻司議員が表彰されました。
 それでは、3名の議員には演壇の前へお進み願います。
     (議長、佐藤議員、中島議員、天笠議員、演壇の前へ移動)
◎事務局長(吉田稠) 初めに、全国市議会議長会の表彰を行います。
 この栄えある表彰を記念し、議長より表彰状の伝達及び記念品の贈呈がございます。
 それでは、佐藤孝夫議員、前へお進み願います。
○議長(荒井昭男) 表彰状。太田市、佐藤孝夫殿。あなたは市議会議員として15年、市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第82回定期総会に当たり本会表彰規程により表彰いたします。平成18年5月24日、全国市議会議長会会長国松誠、代読。
     (表彰状伝達及び記念品贈呈、拍手)
◎事務局長(吉田稠) 続きまして、中島貞夫議員、前へお進み願います。
○議長(荒井昭男) 表彰状。太田市、中島貞夫殿。あなたは市議会議員として15年、市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第82回定期総会に当たり本会表彰規程により表彰いたします。平成18年5月24日、全国市議会議長会会長国松誠、代読。
     (表彰状伝達及び記念品贈呈、拍手)
◎事務局長(吉田稠) 続きまして、天笠巻司議員、前へお進み願います。
○議長(荒井昭男) 表彰状。太田市、天笠巻司殿。あなたは市議会議員として15年、市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第82回定期総会に当たり本会表彰規程により表彰いたします。平成18年5月24日、全国市議会議長会会長国松誠、代読。
     (表彰状伝達及び記念品贈呈、拍手)
◎事務局長(吉田稠) 次に、関東市議会議長会の表彰を行います。
 この栄えある表彰を記念し、議長より表彰状の伝達及び記念品の贈呈がございます。
 それでは、佐藤孝夫議員、前へお進み願います。
○議長(荒井昭男) 表彰状。太田市、佐藤孝夫殿。あなたは市議会議員の職にあること15年、よく地方自治の伸長発展と市政の向上振興に貢献された功績はまことに多大であります。よって、ここに表彰します。平成18年4月20日、関東市議会議長会会長松井貞衛、代読。
     (表彰状伝達及び記念品贈呈、拍手)
◎事務局長(吉田稠) 続きまして、中島貞夫議員、前へお進み願います。
○議長(荒井昭男) 表彰状。太田市、中島貞夫殿。あなたは市議会議員の職にあること15年、よく地方自治の伸長発展と市政の向上振興に貢献された功績はまことに多大であります。よって、ここに表彰します。平成18年4月20日、関東市議会議長会会長松井貞衛、代読。
     (表彰状伝達及び記念品贈呈、拍手)
◎事務局長(吉田稠) 続きまして、天笠巻司議員、前へお進み願います。
○議長(荒井昭男) 表彰状。太田市、天笠巻司殿。あなたは市議会議員の職にあること15年、よく地方自治の伸長発展と市政の向上振興に貢献された功績はまことに多大であります。よって、ここに表彰します。平成18年4月20日、関東市議会議長会会長松井貞衛、代読。
     (表彰状伝達及び記念品贈呈、拍手)
◎事務局長(吉田稠) ここで、市長より記念品の贈呈がございます。
 それでは、佐藤孝夫議員、前へお進み願います。
     (市長より記念品贈呈、拍手)
◎事務局長(吉田稠) 続きまして、中島貞夫議員、前へお進み願います。
     (市長より記念品贈呈、拍手)
◎事務局長(吉田稠) 続きまして、天笠巻司議員、前へお進み願います。
     (市長より記念品贈呈、拍手)
◎事務局長(吉田稠) 以上をもちまして、表彰状の伝達を終わります。
 皆様、自席へお戻り願います。
     (議長、市長、佐藤議員、中島議員、天笠議員、各自自席へ移動)

     ◎ 開     議

                                     午前9時39分開議
○議長(荒井昭男) これより本日の会議を開きます。

     ◎ 諸 般 報 告

○議長(荒井昭男) 議事に入る前に、事務局長より諸般の報告をいたさせます。
◎事務局長(吉田稠) ご報告申し上げます。
 最初に、監査委員からの報告でありますが、3月定例会以降、議長宛に報告がございましたのは、総務部、市民生活部、地域振興部、健康福祉部、産業経済部、環境部、都市づくり部、都市整備部、教育部、議会事務局、選挙管理委員会事務局、公平委員会事務局及び固定資産評価審査委員会事務局の定期監査並びに2月、3月及び4月分の例月出納検査結果報告でございます。以上のことにつきましては、その都度写しを配付してございますので、ご了承いただきたいと思います。
 次に、請願及び陳情等でございますが、今定例会までに受理いたしました請願は1件であります。お手元に配付の文書表のとおり、所管の常任委員会に付託をいたします。なお、陳情につきましては、4件受理いたしております。その内容につきましては、お手元に配付の文書表のとおりであります。
 以上でございます。
○議長(荒井昭男) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付申し上げたとおりであります。その順序により会議を進めたいと思いますので、ご了承願います。
 日程に入ります。

     ◎ 議 席 の 変 更

○議長(荒井昭男) 日程第1、議席の変更についてを議題といたします。
 会派構成の変更により、議席の一部を変更いたしたいと思います。
 お諮りいたします。
 議席の変更については、お手元に配付の議席表のとおり変更することにご異議ありませんか。
     (「異議なし」の声あり)
○議長(荒井昭男) ご異議なしと認めます。
 よって、お手元に配付の議席表のとおり変更することに決定いたしました。
 ただいま決定した議席にそれぞれお着き願います。

     ◎ 休     憩

                                     午前9時41分休憩
○議長(荒井昭男) 議席の移動のため、暫時休憩いたします。

     ◎ 再     開

                                     午前9時43分再開
○議長(荒井昭男) 休憩前に引き続き会議を開きます。

     ◎ 会 期 の 決 定

○議長(荒井昭男) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。
 今定例会の会期は、本日から6月21日までの17日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
     (「異議なし」の声あり)
○議長(荒井昭男) ご異議なしと認めます。
 よって、会期は17日間と決定いたしました。

     ◎ 会議録署名議員の指名

○議長(荒井昭男) 次に、日程第3、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、議長において15番根岸昇議員及び16番江原貞夫議員を指名いたします。

     ◎ 駅周辺整備等調査特別委員会の選任

○議長(荒井昭男) 次に、日程第4、駅周辺整備等調査特別委員の選任を行います。
 会派構成の変更に伴い、駅周辺整備等調査特別委員会の委員構成に変更が生じました。
 お諮りいたします。
 駅周辺整備等調査特別委員の選任につきましては、1名を追加し、委員会条例第8条第1項の規定により、室田尚利議員を指名したいと思います。これにご異議ありませんか。
     (「異議なし」の声あり)
○議長(荒井昭男) ご異議なしと認めます。
 よって、ただいま指名いたしました室田尚利議員を駅周辺整備等調査特別委員に選任することに決定いたしました。

     ◎ 一 般 質 問



         平成18年6月太田市議会定例会一般質問通告者及び要旨一覧表

┌──┬──────────┬────┬──────────────────┬────────┐
│順番│ 議席番号及び氏名 │質問方式│   質  問  の  要  旨   │ 答  弁  者 │
├──┼──────────┼────┼──────────────────┼────────┤
│ 1 │57 新 島 近 夫 │一括質問│○ 義国神社と、その周辺整備について│都市づくり部長 │
│  │          │    │                  │都市整備部長  │
│  │          │    │                  │市長      │
├──┼──────────┼────┼──────────────────┼────────┤
│ 2 │10 高 橋 美 博 │一括質問│1 狭隘道路について        │都市づくり部長 │
│  │          │    │                  │都市整備部長  │
│  │          │    │                  │市長      │
│  │          │    │2 介護保険について        │健康福祉部長  │
│  │          │    │                  │市長      │
│  │          │    │3 交通対策について        │市民生活部長  │
│  │          │    │                  │都市づくり部長 │
│  │          │    │                  │市長      │
├──┼──────────┼────┼──────────────────┼────────┤
│ 3 │30 市 川 隆 康 │一括質問│1 シングルファザー支援について  │市民生活部長  │
│  │          │    │                  │教育部長    │
│  │          │    │                  │市長      │
│  │          │    │2 全国山城サミット開催について  │教育部長    │
│  │          │    │                  │教育長     │
│  │          │    │                  │市長      │
├──┼──────────┼────┼──────────────────┼────────┤
│ 4 │28 富宇賀   肇 │一問一答│1 産業経済の振興について     │産業経済部長  │
│  │          │    │  −農業政策と市内農協の合併につ │市長      │
│  │          │    │   いて−            │        │
│  │          │    │2 南前小屋地区の埼玉県深谷市への │総務部長    │
│  │          │    │  編入について          │市長      │
├──┼──────────┼────┼──────────────────┼────────┤
│ 5 │61 本 田 一 代 │一問一答│1 出産祝金及び出産育児一時金の早 │健康福祉部長  │
│  │          │    │  期支給について         │教育部長    │
│  │          │    │                  │市長      │
│  │          │    │2 教育委員会における情報提供と地 │教育部長    │
│  │          │    │  域との連携について       │教育長     │
│  │          │    │                  │市長      │
├──┼──────────┼────┼──────────────────┼────────┤
│ 6 │17 深 澤 直 久 │一問一答│1 パルタウン城西の杜開発にともな │産業経済部長  │
│  │          │    │  う周辺農用地の安全について   │都市整備部長  │
│  │          │    │                  │土地開発部長  │
│  │          │    │                  │市長      │
│  │          │    │2 烏山地区の整備について     │都市づくり部長 │
│  │          │    │                  │都市整備部長  │
│  │          │    │                  │市長      │
│  │          │    │3 群馬大学工学部誘致における対応 │企画部長    │
│  │          │    │  について            │都市整備部長  │
│  │          │    │                  │市長      │
├──┼──────────┼────┼──────────────────┼────────┤
│ 7 │ 8 福 井 宣 勝 │一括質問│○ 商業高校の運動施設の整備につい │教育部長    │
│  │          │    │  て               │教育長     │
│  │          │    │                  │市長      │
├──┼──────────┼────┼──────────────────┼────────┤
│ 8 │51 斎 藤 光 男 │一括質問│1 1%まちづくり事業の活用促進に │地域振興部長  │
│  │          │    │  ついて             │市長      │
│  │          │    │2 道路補修時の残土処理について  │地域振興部長  │
│  │          │    │                  │助役      │
│  │          │    │3 スクールバスのその後について  │教育部長    │
│  │          │    │                  │市長      │
├──┼──────────┼────┼──────────────────┼────────┤
│ 9 │ 3 高 田 勝 浩 │一問一答│○ 指定管理者の今後の運用方針と市 │企画部長    │
│  │          │    │  役所その他団体の適正な人員管理 │総務部長    │
│  │          │    │  について            │行政事業部長  │
│  │          │    │                  │市長      │
├──┼──────────┼────┼──────────────────┼────────┤
│10│48 高 橋 孝太郎 │一問一答│1 健康づくりと疾病予防について  │健康福祉部長  │
│  │          │    │                  │市長      │
│  │          │    │2 「食育基本法」推進計画について │健康福祉部長  │
│  │          │    │                  │産業経済部長  │
│  │          │    │                  │環境部長    │
│  │          │    │                  │教育部長    │
│  │          │    │                  │市長      │
│  │          │    │3 幼児期の教育と特徴ある学校づく │教育部長    │
│  │          │    │  りについて           │教育長     │
│  │          │    │                  │市長      │
├──┼──────────┼────┼──────────────────┼────────┤
│11│42 川 鍋   栄 │一問一答│1 市営住宅の入居等への管理及び整 │都市整備部長  │
│  │          │    │  備方針について         │市長      │
│  │          │    │2 重度身体障がい者住宅改造費補助 │健康福祉部長  │
│  │          │    │  について            │市長      │
│  │          │    │3 企業の協賛などによる子育て支援 │産業経済部長  │
│  │          │    │  について            │市長      │
├──┼──────────┼────┼──────────────────┼────────┤
│12│59 太 田 けい子 │一括質問│○ チャイルド・ファースト(子ども優│健康福祉部長  │
│  │          │    │  先)まちづくりについて     │産業経済部長  │
│  │          │    │                  │教育部長    │
│  │          │    │                  │教育長     │
│  │          │    │                  │市長      │
├──┼──────────┼────┼──────────────────┼────────┤
│13│14 越 塚 順 一 │一問一答│○ 公共下水道事業と受益地外地域に │環境部長    │
│  │          │    │  対する施策等について      │市長      │
├──┼──────────┼────┼──────────────────┼────────┤
│14│16 江 原 貞 夫 │一問一答│1 合併時の新市建設計画とその後の │企画部長    │
│  │          │    │  総合計画策定について      │市民生活部長  │
│  │          │    │                  │市長      │
│  │          │    │2 下水道事業の新田処理区の供用開 │環境部長    │
│  │          │    │  始に当たっての諸調整について  │市長      │
│  │          │    │3 太田市環境基本計画の策定方針に │環境部長    │
│  │          │    │  ついて             │市長      │
├──┼──────────┼────┼──────────────────┼────────┤
│15│35 尾 内 謙 一 │一括質問│1 1%まちづくり事業について   │地域振興部長  │
│  │          │    │(1)申請状況と事業採択について  │市長      │
│  │          │    │(2)市民意識の高揚と2次募集に向 │        │
│  │          │    │   けた対応について       │        │
│  │          │    │2 市民会館問題について      │市民生活部長  │
│  │          │    │(1)今日までの経過と課題について │市長      │
│  │          │    │(2)建て替え事業について     │        │
├──┼──────────┼────┼──────────────────┼────────┤
│16│ 2 水 野 正 己 │一問一答│1 障害者自立支援法のもとでの福祉 │健康福祉部長  │
│  │          │    │  サービスの確保と利用料の負担増 │市長      │
│  │          │    │  の軽減を求めることについて   │        │
│  │          │    │2 市民の暮らしを守り、支える市政実│企画部長    │
│  │          │    │  現のための総合計画、財政計画の見│総務部長    │
│  │          │    │  直しを求めることについて    │市長      │
├──┼──────────┼────┼──────────────────┼────────┤
│17│36 小 林 佐登子 │一問一答│1 父子手当支給について      │教育部長    │
│  │          │    │                  │市長      │
│  │          │    │2 夢麦酒太田の現況と今後について │行政事業部長  │
│  │          │    │                  │市長      │
├──┼──────────┼────┼──────────────────┼────────┤
│18│20 井 野 文 人 │一問一答│1 「ぐんま国際アカデミー」の私学 │企画部長    │
│  │          │    │  振興助成金問題と小学校の英語必 │教育部長    │
│  │          │    │  修化問題について        │教育長     │
│  │          │    │                  │市長      │
│  │          │    │2 「公共工事入札等監視委員会」の │総務部長    │
│  │          │    │  設置と建設工事契約の公平・公正・│市長      │
│  │          │    │  透明性確保について       │        │
│  │          │    │3 1%まちづくり事業の見直しと区 │地域振興部長  │
│  │          │    │  制事務委託費の世帯割額の増額に │市長      │
│  │          │    │  ついて             │        │
├──┼──────────┼────┼──────────────────┼────────┤
│19│44 福 田 義 雄 │一問一答│1 公共工事等の契約方法と建設構想 │総務部長    │
│  │          │    │  等における事前の意見聴取につい │市長      │
│  │          │    │  て               │        │
│  │          │    │2 勤労者に対する諸施策の実態と今 │産業経済部長  │
│  │          │    │  後の方向について        │市長      │
├──┼──────────┼────┼──────────────────┼────────┤
│20│41 正 田 恭 子 │一括質問│○ 男女共同参画社会への取り組みと │企画部長    │
│  │          │    │  女性の登用について       │市民生活部長  │
│  │          │    │                  │市長      │
├──┼──────────┼────┼──────────────────┼────────┤
│21│54 栗 原 忠 男 │一問一答│○ 1%まちづくり事業の取り組みの │地域振興部長  │
│  │          │    │  現状と今後の対応について    │市長      │
└──┴──────────┴────┴──────────────────┴────────┘
○議長(荒井昭男) 次に、日程第5、一般質問を行います。
 通告がありますので、順次質問を許します。
 最初に、57番新島近夫議員。
◆57番(新島近夫) 皆様おはようございます。傍聴者の皆様、日ごろより太田市政に対し関心を持たれておりますことに、心より感謝を申し述べたいと思います。私は尾島クラブの新島と申します。
 さて、本日は歴史をひもとき、義国神社とその周辺整備についてを、1回目は大槻都市整備部長、土田都市づくり部長に質問させていただきます。源義国とは一体何者でしょうか。まず、義国の父、義家から説明いたしますと、奥羽に起きた前九年の役、西暦1051年から1062年、後三年の役、西暦1083年から1087年に下向し、争乱を平定し、輝かしい武勲を立てましたが、朝廷は単なる内輪もめとして恩賞を与えなかったため、義家は私財をもってこれを与えました。源氏はこうして東国の武士団と深いかかわりを持ち、確固たる基盤を築きました。カエルの子はカエルとでも申しましょうか、義家の3男義国もまた血の気が多く、京の都でさまざまな争いを起こし、しまいには上級官吏と衝突、このままでは配流の身になるやもしれない状況下になってしまいました。義国は天皇からおとがめを受けて、下野の国、足利に下りました。種田山頭火の句に「この道をたどるほかない草のふかくも」というのがありますが、このような心境だったと思われます。当時の新田・太田の村々は、西暦1108年の浅間山の大噴火による降灰で作物を収穫することができず、農地は荒れ果てていました。義国は再開発を目指して岩松の地に足を伸ばしました。そこには肥沃な大地と豊かな水があったのです。
 時は流れ、館跡と言われる青蓮寺、これが青蓮寺の山門でございます。義国が京都石清水から勧請したと言われる岩松八幡宮、東数百メートルの地に岩松尚純夫妻墓所の尚純萩公園があります。約1キロメートル東には、義国創建と言われる冠稲荷神社もあります。岩松本郷の地にひっそりとたたずむ義国神社という社があり、この地が義国の墓所と言われています。ほこらには久寿2年の元号が彫られ、これが義国の石碑と伝えられています。
 旧尾島町では、全町遺跡公園化計画に基づき、尚純萩公園、いぬま公園、これが岩松八幡宮に隣接しております、いぬま公園と申します。花見塚公園等々が既に整備済みとなっております。これらは皆、住民の生活道路と密着して整備されました。何ゆえか新田荘の始祖と言われる義国が祭られております義国神社が多くをそのままなのは、道路が整備されていないからと解釈し、義国神社を中心に、西に青蓮寺、東に尚純萩公園を結ぶ道路を、地権者の同意を得て議会に提案いたしましたが、曲折が多いということで、そのままになっております。神社の整備や道路の整備は地元住民だけでなく、多くの研究者や歴史愛好家には必要不可欠、現状、車の乗り入れができないのでは、観光スポットに適しておりません。せめて花見塚公園のように、この公園はただの公園でありません、新田義貞公の夫人である勾当内侍の墓が奥にあります。歴史をたどる散策の道として、住民にとりましては生活道路として、また境内は憩いの場として整備していただきたいと思います。梅雨の晴れ間に緑の風がさわやかに吹く、850年の時空を超えて、義国さんの声が、早く頼むと聞こえてくるようです。そこで、義国神社周辺の公園化と道路整備について、都市整備部長のお考えをお聞かせください。
 また、くしくも5月19日に開催されました都市建設委員会協議会で、合併に伴い、新たな太田市都市計画マスタープランを策定するという説明がありました。この太田市都市計画マスタープランに、尚純萩公園から義国神社を経て青蓮寺に至る道路を含めた公園の整備を、ぜひとも計画の中に盛り込んでいただければと思います。このことについて都市づくり部長のお考えをお聞かせください。
○議長(荒井昭男) 大槻都市整備部長。
◎都市整備部長(大槻重吉) 皆さんおはようございます。義国神社とその周辺の整備についてのご質問にご答弁申し上げます。新島議員よりのご質問の中にありましたとおり、新田・足利両氏の始祖と言われている源義国が祭られました義国神社は、往時を現代に伝える歴史的にも非常に貴重な神社でございます。この神社周辺を公園として整備することは、市内外から多くの研究者や歴史愛好家を招き入れる観光スポットとして、また周辺住民が歴史を身近に感じることのできる憩いの場として活用するのに大変有効と思われます。
 今後は、この貴重な歴史資産の史跡的価値を損なうことなく、さらには観光資産としても十分に活用していけるような整備手法等につきまして、また尚純萩公園から義国神社を経て青蓮寺に至る道路の整備につきましても、関係者並びに関係部課との協議を進めながら、前向きに研究していきたいと思いますので、ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(荒井昭男) 土田都市づくり部長。
◎都市づくり部長(土田隆一) おはようございます。ご質問の義国神社及びその周辺整備と太田市都市計画マスタープランについてご答弁を申し上げます。都市計画マスタープランとは、地域都市像の基本計画を意味し、都市づくりの具体性ある将来ビジョンを確立し、個別具体の都市計画の指針として地区別の将来のあるべき姿を具体的に明示し、地域における都市づくりの課題とこれに対応した整備等の方針を明らかにするものであります。旧都市計画マスタープランは、平成4年の都市計画法改正によりまして、平成9年から13年にかけて策定されましたが、太田市都市計画マスタープランは、今年度から2カ年間をもって旧都市計画マスタープランを踏まえ、かつ策定中の新生太田総合計画との整合性を図りながら進めていく予定でありますので、よろしくご理解のほどをお願い申し上げます。
○議長(荒井昭男) 57番新島近夫議員。
◆57番(新島近夫) 2回目の質問は市長に答弁をお願いいたします。義国神社と周辺整備について、義国神社周辺の公園化と青蓮寺と尚純萩公園を結ぶ道路整備について、市長のお考えをお聞かせください。
○議長(荒井昭男) 清水市長。
◎市長(清水聖義) 義国神社の歴史は、私は全く知らないのですが、今、いろいろご高説を賜りまして、知識が1つ増えました。今の周辺公園化でございますけれども、これはやはり地域の問題であるということも一つあると思うのです。今の状況から見て、地域でこの神社周辺をどうしていこうかということがあろうかと思います。もう一つ、先ほどマスタープランの話がありましたけれども、太田市全域の中で、優先度合いをどこから始めるかということもあります。その2つを加味しながら考えていかなければならないのではないか。議員の言うように、すぐあしたやりましょうというテーマでもない。ただ、生活道路等々に関しては、その周辺の皆さん方が不便を来しているのであるならば、そこは行政としても対応していかなければいけないのではないか、そんなふうに思っています。もう一度周辺状況を私自身も見て、また地域や議員の方にもどうするかをお話し申し上げたいと思っています。
○議長(荒井昭男) 57番新島近夫議員。
◆57番(新島近夫) 本日は私の生涯にとりまして最高のよき日となったようです。ご答弁をくださいました部長及び市長に感謝申し上げ、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○議長(荒井昭男) 次に、10番高橋美博議員。
◆10番(高橋美博) おはようございます。新生クラブの高橋美博です。質問に入る前に、4月の臨時本会議において、荒井議長、小林副議長、橋本監査委員、3名の方々のご就任、まことにおめでとうございます。お体には十分ご留意いただきまして、太田市発展のために大いにご活躍いただければありがたいと思います。
 それでは、通告に従いまして、順次質問をさせていただきます。まずは、都市づくり部長と都市整備部長に伺います。3月本会議中の予算特別委員会の折、尾島地区内で火災が発生し、狭い道路に消防車が一列に並んでしまい、お互いに動きがとれなくなってしまったという話を伺いました。そんなわけで、狭隘道路内での消防活動において、今までに困ったことは多々あったろうと思います。また、その後、総括質疑の折には、幅員4メートル未満の道路が市内に950キロメートルもあると伺いました。この幅員4メートル未満の950キロメートル道路とは、どのような道路を指しているのか、その内容を伺いたいと思います。
 ところで、この4メートル未満の道路に代表されるのが、建築基準法第42条2項道路であります。特に合併後1年が経過し、旧市及び旧3町とでの特定行政庁の違いにより、その取り扱いに大きな差異があったろうと思います。そのため民間業者はじめ市当局も、この1年間さぞかしご苦労されたこととお察しいたします。旧3町地区においては、まだまだなじめないだろうと思いますが、これからの課題や苦労話などを含めてお話しいただけたらありがたいと思います。
 基準法上の42条2項道路の要件は、昭和25年11月23日の基準時に既に建築物が建ち並んでいた道路で、一般の通行の用に供されているもの、かつ幅員が1.8メートル以上4メートル未満のものとありますが、この規定ができて既に55年以上経過しております。この間、この2項道路に隣接した敷地において建築確認がなされ、それに沿った的確な指導がされておれば、たとえ虫食い状態とはいえ、かなりの部分の道路が4メートルになっているはずでありますが、現状はどうかというと、この長い年月の間に、多くの新築・改築・増築がされているにもかかわらず、昔と少しも変わらない道路のまま、という所があまりにも多いのには大変驚かされます。これは一体どういうことなのか、所有権云々ということで、市の指導が少し消極的過ぎるのではないかと考えるのですが、いかがでしょうか。垣根は道路側に出っ張り放題、また反対側の土地所有者が立ち会わないため、これまた現状のまま。これでは百年河清を待つがごとくで、道路は一向に広がりません。そこで、本市はこの2項道路をどのように取り扱ってきたのか、他市と比較しながら伺いたいと思います。
 また、道路拡幅のため奥の関係者の同意を得たにもかかわらず、肝心の公道からの出入り口の両側の地権者からの同意が得られず、元の木阿弥となってしまいます。この両側の地権者双方とも誓約書及び後退杭が入っているはずなのに、まことに残念なことであります。道路拡幅の話や新築・改築等は、一生のうちそう何度もあるわけでなく、当然何十年かに1度のことと考えますと、このチャンスにしっかりと道路拡幅や道路後退をしてもらわずして、いつできるのかと思います。そこで、道路拡幅について今までの本市の対応をお聞かせください。
 次は、健康福祉部長に伺います。大分前になりますが、医院の待合室での会話で、「何々ちゃん、きょうは遅いね」「きょうは来ないのかな、風邪でも引いたかね」こんな会話があちこちで聞かれ、話題になっていた時期がありました。若い人が仕事の合間を縫って行っても、待合室はいっぱいで、なかなか診てもらえないと嘆いていた、という話も伺いました。それから間もなく、老人医療費一部負担へと移行し、お年寄りの入院患者の中には、体が不自由ではあるが決して病気ではないという患者が増え、医療費がウナギ登りとなり、医療と介護を分ける必要に迫られ、平成12年4月に介護保険制度が施行されたと認識しております。それから満6年になろうかとしていた今年3月の本会議において、年額およそ3万8,000円だった保険料が5万1,300円と、一気に35%も引き上げる議案が可決されました。これにより、早速この5月、保険料の支払い通知が市民の方々に配付されたため、あまりの上げ幅に皆さん大変驚いておられます。特に旧3町の皆さんから見れば、何のための合併だったのかと疑問視されている方も多いと思います。「なぜこれほど値上げしなければならなかったのか」とある方から質問を受け、「施設等の利用者が増え続け、そのため給付が増えたのが原因なのです」と私は答えておきました。そこで、被保険者の方々によく理解してもらえるようお尋ねをしたいと思います。
 まず、介護保険の歳入歳出とその内訳及び介護老人福祉施設・保健施設・療養型医療施設の3施設や居宅での要介護者数、第1号・第2号被保険者の今までの人数と負担状況等、スタート時からの推移を伺います。また、介護保険財政逼迫により、何度か法の改正も行われてきたようでありますが、その内容と、それにより市としてどのように対処してきたのかお聞かせください。
 次に、交通対策についてですが、都市づくり部長にもご答弁をお願いしておきましたが、市民生活部長にのみご答弁をお願いしたいと思います。市内の道路網も、北関東自動車道をはじめとして、東毛幹線、小舞木寄木戸線、太田北部幹線、太田西部幹線等と日進月歩で変わりつつあります。当然、我々の自動車依存生活も大きく変わり、どこへ行くにもますます便利になり、まことにありがたいことだと思っております。しかし、先日の報道のように、佐賀県の男児ひき逃げ事件のような悪質なケースも起こります。幸いにして、本市においてはそのような事件は聞いたことはありませんが、交通事故件数においては枚挙にいとまないことと思います。たしか数年前には県下で交通事故の死者数がワースト1となり、交通事故非常事態宣言が出されたと記憶しております。そこで、ここ数年間の事故の現状及び内容と、それに対する本市の対応はどのようになされてきたのかお伺いいたします。
 以上で1回目の質問を終わります。
○議長(荒井昭男) 大槻都市整備部長。
◎都市整備部長(大槻重吉) 道路幅員4メートル未満の道路の現況について、ご答弁申し上げます。太田市全体の認定道路延長は約2,540キロメートルであり、そのうち建築基準法の4メートル未満の道路と同等の意味合いで、道路法による区分といたしまして、幅員3.5メートル未満の未改良道路は約950キロメートルとなっております。道路幅員3.5メートル未満の道路としては、建築基準法第42条2項道路をはじめ里道・その他、過去において交付税の算定基準となり得るすべての道路を認定しております。よろしくお願いいたします。
○議長(荒井昭男) 土田都市づくり部長。
◎都市づくり部長(土田隆一) それでは、2項道路についてご質問にお答えしたいと思います。初めに、本市の2項道路の取り扱いについてでありますが、2項道路に接する建築確認件数は、毎年10%程度であります。確認申請に際しまして、昭和60年度以降、太田市みなし道路に係わる建築確認の取扱いに関する要綱により、道路境界線の査定及び道路後退線に後退杭を埋設しております。このことにより、2項道路の道路後退は市民に理解され、新たに設置する塀等に関しては守られていると思っております。2項道路の整備につきましては、昭和63年に太田市みなし道路の整備に関する要綱を制定し、関連部局と共同で整備を図ろうと努めてまいりましたが、土地所有者の負担が大きく、協力が得られていないのが現状でございます。
 次に、他市の2項道路の整備に関する状況でございますが、桐生市は後退用地の寄附または無償使用承諾を前提に、測量等の手続と舗装工事を市が行っており、高崎市につきましては測量等の手続と舗装工事に加えまして、後退用地の寄附に関して報償金を交付しておるということでございます。本市の2項道路の整備を進めるためには、後退用地の所有権の問題、測量登記の問題、後退用地内の構造物の解体及び整備の手法等、解決しなければならない問題が多くあり、関係部局と調整を図りながら、整備に向けて要綱の見直しも考えておるところでございます。
 また、市の指導が消極的過ぎるとの指摘がございましたが、後退用地は地権者の私的財産ということもあり、建築基準法の規定以上のことを市民に強要することについて、その運用は慎重を期していきたいと考えております。なお、合併後の建築確認業務につきましては、特に大きな混乱はございませんでした。しかしながら、これからも市民のために適切に指導してまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解のほどをお願い申し上げます。
○議長(荒井昭男) 早川健康福祉部長。
◎健康福祉部長(早川充彦) おはようございます。それでは、介護保険につきましてご答弁申し上げます。初めに、歳出であります介護保険給付費につきましては、介護保険スタート時の平成12年度では45億7,000万円、平成15年度は70億2,200万円、平成17年度は81億2,700万円の見込みとなります。平成12年度と比較いたしますと177.8%の伸びとなっております。その主な内訳でありますが、居宅介護サービス給付費は、平成12年度は17億9,800万円、平成15年度は34億7,800万円、平成17年度は36億3,800万円の見込みとなりまして、平成12年度と比較いたしますと202.3%という数字になっております。また、施設介護サービス給付費は、平成12年度28億2,100万円、平成15年度は34億4,500万円、平成17年度は37億8,300万円の見込みとなりまして、平成12年度と比較いたしますと134.1%となっております。これらの給付費につきましては、1号及び2号被保険者の保険料50%、国・県・市50%負担により賄われております。
 次に、施設及び居宅での要介護者数についてでありますが、認定者が平成12年度は3,385人、平成15年度は5,310人、平成17年度は6,547人となりまして、平成12年度と比較いたしますと193.4%となりまして、著しい伸びを示しております。対しまして、被保険者は、平成12年度は4万7,642人、平成15年度は5万1,729人、平成17年度は6万2,773人となりまして、平成12年度と比較いたしますと131.8%となっております。したがいまして、要介護者等の被保険者に対する割合は、平成12年度は7.1%、平成15年度は10.3%、平成17年度は10.4%でありまして、平成12年度比較いたしますと146.5%となっております。
 次に、これまでの法改正の内容と市の対応についてでありますが、創設以来6年を経過する中で、介護予防の推進、認知症ケアの推進、地域ケア体制の整備といった新たな課題への対応が必要となってまいりました。そこで今回、基本理念に尊厳の保持をというものを加える中で、創設以来の大きな改正があったわけでありますが、こうした法改正を受けまして、本市といたしましても、保険料改定により、一定のご負担をいただきながら地域包括支援センターを設置するなど執行体制を整備し、新予防給付、地域支援事業、地域密着型サービスなどを実施しているところでありますので、よろしくお願い申し上げます。
○議長(荒井昭男) 浅海市民生活部長。
◎市民生活部長(浅海崇夫) おはようございます。それでは、交通対策につきましてお答えさせていただきます。ここ数年間の市内の交通事故の現状でございますが、平成13年の事故件数は2,138件、平成16年が3,162件、平成17年が3,025件となっておりまして、負傷者は、平成13年が2,878人、平成16年が4,148人、平成17年が3,911人であります。事故件数、負傷者ともに右肩上がりで推移してまいりましたが、平成17年につきましては、いずれも5%程度減少いたしております。また、死者数につきましては、平成13年が29人でございまして、大変危惧されておりましたが、平成16年、17年とも16人まで減少しております。平成17年中の事故の内容を見てみますと、月別では12月、曜日別では火曜日が多くなっておりまして、形態別では、安全運転義務違反と一時不停止が約8割、年齢別では20歳から39歳までが約半数の割合を占めております。また、子供と高齢者は約2割となっております。
 これに対します市の対応でございますが、春・夏・秋・冬の交通安全運動期間を中心に、交通指導員・女性ドライバーズクラブの皆様や交通安全協会のご協力を得て、交通事故の防止及び安全意識の向上に努めております。また、毎月の1日を県民交通安全日、15日を市民交通安全日と定めまして、交通指導員による街頭指導を強化するとともに、広報車による巡回指導を実施しております。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○議長(荒井昭男) 10番高橋美博議員。
◆10番(高橋美博) 2回目の質問をさせていただきます。まず、都市づくり部長と都市整備部長に伺います。事例を幾つかお話しさせていただきます。同じ狭隘道路でも、先ほどから申し上げている2項道路の場合は、芯から2メートル後退ということでありますが、市街化区域内の農道等は、当然2項道路ではないため、開発行為等が行われた場合、公図どおりでは後退義務は生じません。では、この道路をいつだれが4メートル以上の道路にするのか。また、道路後退の指導の折に、ブロック塀のみならず、生垣等においてもすべて撤去してもらえるような指導はできないものかどうか。また、2項道路に限りませんが、反対側の敷地の地権者に立ち会いを拒否された場合、そのまま確認をおろしてしまうのはいかがなものか。建築主は確認をおろしてもらうためには、かなりの譲歩は覚悟しているが、おりてしまえばこっちのものといったケースが多いと思います。そういうことをなくすには、塀はもちろん、生垣のたぐいでも撤去が確認できてからでないと建築確認をおろさないなど、強い態度を持って納得してもらうべきと考えますが、いかがでしょうか。誓約書を取り、図面に後退線を記入し、さらに後退杭を打ち込めばすべてオーケーで、その後の指導は一切なしで、後は建築主の良心にお任せでは、何の意味もないと思います。
 次に、調整区域内の農地に住宅を新築する場合、建物を築造するための条件はクリアできても、肝心な敷地の面でアウトの場合があります。敷地の目の前に車が通行できる幅員を持った道路があっても、認定道路ではないという理由で、市はこの道を道路とは認めてくれず、やむなく公道から幅2メートル分の道路部分としての土地を購入または借地しなければなりません。この購入すべき土地の脇に農道があっても、これを道として認めてはくれません。何か矛盾しているように思います。この辺の市の考え方をお聞かせください。
 次に、昭和40年代ころに道路位置指定を受けた道路で、その地権者がいまだかって権利放棄しないがために、ここの宅地を購入して30年以上も生活している方々が、この道路をアスファルトにもしてもらえず、また、この地区全体が公共下水道供用開始となった今も、陸の孤島のように取り残されてしまっている現状を見たとき、市当局にはぜひこの惨状を理解していただき、対応をお願いしたいところであります。
 次に、太田市道としての認定は、いつごろ、どのような形で行われたのか伺います。また、太田市も市制60年になろうとしている今、この辺で道路認定の見直しを図るべきと考えますが、いかがでしょうか。
 次は、健康福祉部長に伺います。先ほどの答弁にあったように、高齢者は増え続ける一方、要介護者数もそれに比例、いやそれ以上に増え続けている現在、保険者側とすれば、この事業存続のためには、当然第1号・第2号被保険者からの保険料を上げていかなければ賄いきれないことも理解できます。もし保険料を上げずにこのままいけば、当然破綻は免れませんし、それによって受ける市民の皆様の不利益は、保険料値上げ以上に深刻なものとなるでありましょう。そこで、出るを制するという意味で、歳出部分について、市はどのような努力をなされてきたのか、それにより、どのような成果があったのかを伺います。また、この4月より保険料が値上がりし、それによるそれなりのメリットがあるのであれば理解もできましょうが、逆にサービスの低下も懸念されております。この辺の内容もお聞かせください。昨年10月の改正により、世帯分離が加速するのではと新聞に載っておりましたが、それでなくても核家族化のこの時代において、これ以上の分離は好ましいことではないと思いますが、本市ではどのようにとらえているのか伺います。
 ところで、平成18年度は、支援及び予防サービスにかなりの予算を計上していますが、その内容と今後の見通しについてお聞かせください。昨年暮れごろ、施設に親を預けている方が、「今まで5、6万円だったのに、この間から8万円も9万円も払わされるのでは、もう預けられない、かといって家で見れば私は仕事にも行けないし、弱っちゃった」と言っておりました。市民あっての介護保険であります。利用者はもとより、その家族のことも念頭に置いて、業務に当たっていただけたらありがたいと思います。そこで今回、35%の値上げに対して被保険者の皆さんによく理解をしてもらい、気持ちよく納入してもらえるよう、今までにどのような努力をなされてきたのか、また今後、どのように周知していこうとしているのか伺います。
 次に、市民生活部長にお聞きいたします。ただいま、市内での交通事情はよくわかりました。ではそこで、事故率の高い現場は、なぜ事故が多いのかよく検証し、それに対する策を講じる必要があろうと思いますが、どのように対処してきたのか伺います。さらに、朝夕の交通状況をどのように把握しているのか。また、その対策をどのようになされているのかもあわせて伺います。
 ここで具体的な話をさせていただきます。小舞木寄木戸線にラフィエット通りとバイパス通り、2カ所の交差点で、朝夕のラッシュ時に右折するのが困難で、全赤になってから急いで二、三台通過します。大変危険ですので、ぜひご検討いただけたらありがたいと思います。また、交通量も多く、非常に危険と思われる変則交差点への信号機の新設等もあわせてご検討いただけたらありがたいと思います。
 また、昨年度より電車はすべて高架となり、踏切事故の心配がなくなったことと、踏切で待たされることもなくなり、まちが線路で二分されなくなったことは、本市にとって大きなメリットであると思います。そこで、今後は高架下の駐輪場と駐車場の利用をどのようにお考えなのか伺いたいと思います。このほかにも駐輪場の計画がありましたら、あわせてお願いいたします。
 以上で2回目の質問を終わります。
○議長(荒井昭男) 大槻都市整備部長。
◎都市整備部長(大槻重吉) 道路整備の立場から、狭隘道路の整備と私道の整備について、ご答弁申し上げます。太田市の狭隘道路の整備は、道路新設改良工事等によりまして拡幅整備を図ってまいりましたが、道路幅員3.5メートル未満の道路の改良につきましても、なかなか進んでいないのが現状でございます。これからの道路の計画的な整備ですが、狭隘道路は火災、救急などの緊急車両の進入が極めて困難な状況が発生することも懸念されます。緊急性を最優先として、安全で安心して暮らせる生活空間を創出するため、生活圏道路の整備、狭隘道路の拡幅等について、地元関係者の皆さんのご理解とご協力を得ながら、積極的に整備を進めてまいりたいと考えております。
 調整区域内の農地に住宅を新築する場合のご質問ですが、道路としては、ほとんどが認定道路でございます。しかしながら、議員ご指摘の建築基準法での接道要件を満たしていない場合の狭隘道路の整備については、市としては非常に難しい問題でありますが、地権者、地元関係者のご理解とご協力をいただけるよう現状を見据えながら対策を検討してまいりたいと思います。
 また、道路位置指定を受けた道路で、個人名義として残っている道路部分については、寄附条件を満たしておれば受け入れております。しかしながら、現状で長い間、未舗装であるような箇所につきましては、地権者のご理解が得られるよう解決に向けて働きかけていきたいと考えておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(荒井昭男) 土田都市づくり部長。
◎都市づくり部長(土田隆一) それでは、2回目の質問にお答えいたしたいと思います。2項道路の指定の方法と2項道路の確認申請時の塀等の撤去についてでありますが、2項道路の指定は、法が適用になった際に建築物が建ち並んでいる幅員4メートル未満の道で、特定行政庁が指定したもの、と規定されており、昭和52年に太田市が限定特定行政庁になると同時に、太田市内の道で幅員1.8メートル以上4メートル未満のものとする、と告示をしております。このように2項道路は法が施行された時点で決まっていることであり、見直すことは非常に難しいと考えておりますので、よろしくお願いします。
 次に、建築確認をするときに、塀等の撤去を条件とすることはできないかとの質問ですが、建築基準法では後退用地の整備は規定されておりませんので、その条件にすることは難しいと考えられます。ご理解のほどをよろしくお願いいたします。今後とも建築指導業務につきましては、市民の安全安心のために、積極的に推進してまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解のほどをお願い申し上げます。
○議長(荒井昭男) 早川健康福祉部長。
◎健康福祉部長(早川充彦) それでは、ご答弁申し上げます。施設、居宅の利用状況ともに、議員ご指摘のとおり増加傾向にございまして、平成17年度決算では約81億円の支出が見込まれております。そこで、本市といたしましても、これら保険給付とは別に、要介護状態にならないようにホームヘルプサービス、デイサービスをはじめとして、認定非該当者等へのサービスを積極的に行い、要介護状態にならないように事業の推進を図っているところであります。
 次に、今回の改定に当たりましては、平成17年度の不均一保険料を統一するとともに、6段階制の導入によりまして、低所得者層の負担軽減を図るものといたしました。今後、サービス面におきましても、さらなる充実を図るべく、予防重視型システムへの転換や新たなサービス体系の確立等、法改正の趣旨に沿ったさまざまな事業の展開を図ってまいりたいと考えております。
 次に、ご指摘のとおり介護に関する負担の軽減を一つの理由として、世帯分離をされる事例があるとも聞いておりますが、基本的には個人の判断によるものでありまして、大変難しい問題と思います。介護保険制度は家族で支え、社会全体で支えていくという互助の精神に基づく仕組みでありまして、そのことを理解していただくよう努力してまいりたいと考えております。
 次に、支援、予防関係予算でありますが、平成18年度予算におきまして、今回の介護保険法改正により実施される地域支援事業関係予算といたしまして、約1億8,000万円を計上いたしております。その内容は、特定高齢者施策や一般高齢者施策などの介護予防事業費約4,200万円と、地域包括支援センターに関する包括的支援事業費や任意事業費、約1億3,800万円となっております。また、今後の見通しでありますが、介護予防の視点から地域支援事業を実施し、要介護状態とならないように事業の推進に努めてまいりたいと考えております。
 最後に、改定の周知につきましては、各行政センター、公民館等に加え、総合支所、サービスセンターにチラシを備えたほか、市ホームページにも掲載してまいりましたが、また今後におきましては、7月1日号の広報に掲載するほか、7月中旬に予定しております普通徴収当初賦課の納入通知書や納期ごとに発送となります納入通知書、さらには9月の特別徴収本算定の通知書にも啓発用リーフレットを同封するなど、機会をとらえまして周知を図ってまいりたいと考えております。
 いずれにいたしましても、介護保険制度が安定的に運営され、介護を必要とする人に安心して暮らしていただける地域づくりを行うため努力してまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解のほどをお願い申し上げます。
○議長(荒井昭男) 浅海市民生活部長。
◎市民生活部長(浅海崇夫) 2回目のご質問にお答えをさせていただきます。事故の多い現場、その対応、朝夕の交通状況などのお尋ねでございますが、具体的には、交通事故多発地点事故対策マップを作成し、各地区や行政センターなどの主要施設に掲示しておりますのをはじめ、電光掲示板、広報、FM放送などによる広報活動や事故多発地点への看板設置、のぼり旗などの設置を行っております。また、年間を通じまして、幼稚園、保育園、小中学校などにおいて交通安全教室を実施しております。
 事故は朝夕の通勤時間帯に集中しておりまして、全事故の53.1%が交差点とその付近で発生しているのが実情であります。その対策の一つといたしまして、信号機の改修や新設がありますが、ご質問の場所につきましては、現場を確認させていただきまして、太田警察署を通じ、県公安委員会に改修等を要望してまいりたいと思っております。また、変則交差点や危険と思われます交差点への信号機の新設につきましては、よく実情を調査してまいりたいと考えておりますが、地域から太田警察署への陳情が必要となりますので、その節はよろしくお願い申し上げたいと思います。
 続いて、高架下の駐輪場、駐車場の利用に関しますお尋ねにお答えしたいと思います。鉄道高架下公共施設利用計画検討委員会での協議の結果、駐輪場、約2,700平方メートル、それから太田行政センターの利用者駐車場、約600平方メートルを整備したいと考えておりまして、現在、関係課において東武鉄道と協議を進めております。また、今後の市内駐輪場の計画につきまして、お答えをさせていただきますが、今年度、韮川駅に約160台収容できる有料の屋根つき駐輪場を整備する予定となっておりまして、面積は約270平方メートル、管理人を常駐させる予定でございます。また、細谷駅につきましては、放置自転車対策を実施していく考えでございまして、その他の駅につきましては、駅周辺の状況を考慮しながら、順次検討していきたいと考えております。
 以上、よろしくご理解のほどをお願い申し上げます。
○議長(荒井昭男) 10番高橋美博議員。
◆10番(高橋美博) 3回目の質問はすべて市長にお尋ねいたします。先ほど部長にお話をしましたが、42条2項道路の指導をするのには、ただ単に誓約書を取り、図面上で後退をとらせ、後退杭を打たせただけでは何の意味もありません。そこで提案ですが、予算をおよそ2億円ほど計上していただきまして、まず後退部分を買い上げ、その部分を分筆、所有権移転し、さらには簡易舗装でもするくらいの考えがないと、何年経っても道路は広くならないと思います。また、関係者同士で道路拡幅をしようと話が持ち上がっても、先ほどの例のように、公道入り口の1人、2人ほどの反対者がいるために、話が壊れてしまうようなことのないよう、賛成者の方々の行動に対して、市は協力をすべきだと思います。市は、反対者に配慮して手を出さないのではなく、人数の多い賛同者に配慮して、市も一緒になって反対者に対して説得をしていただき、なおかつだめなときには、賛同者の部分だけでも道路拡幅をしてもらえると非常にありがたいと思います。それから、先ほどお話しした道路位置指定の件で、困っているところについてもご一考をお願いしたいところであります。人間の交流や生活は、まず道路から始まり、まちの発展・繁栄は道路なくしてはあり得ません。昔から私たちの生活に密着したこの狭い道路を、今の自動車社会に適応し得る道路に、市長の力でぜひ実現してほしいと願っております。市長のお考えをお聞かせください。
 次に、介護保険についてですが、現在、5人に1人が高齢者と言われ、10年後には4人に1人となります。当然、この4人の中には、子供も含まれております。そこで、支え手が少なくなる中、第1号被保険者及び要介護者がますます増え続けていく現状と今後の進む方向をどのようにとらえておるのか伺います。
 最後になりますが、将来に向かっての交通政策をどのようにお考えか、市長のご所見をお願いいたしまして、私の質問を終わります。
○議長(荒井昭男) 清水市長。
◎市長(清水聖義) 1点目の狭隘道路950キロメートル、その中で生活に直結するのは、きょう議員皆さん方は、あの道路、あの道路ということを多分たくさん感じているのではないでしょうか。特に火災事故があったりすると、そのときは広げなければならないなということを地区住民もみんな感じるわけです。でも、3日後にはもう忘れてしまって、狭いままでいいのではないか、地域全体が狭い道路を容認する、何の機運も盛り上がらない、こういった事例は私も幾つか知っております。
 後退した後の処理について、法律で決められていないというのが難点でありまして、常に前提となるのは本人同意、いわゆる杭は打つけれども、後退するかしないか、そしてそこのところを舗装する、あるいは側溝をつける、あるいは寄附をするということについては、本人同意というのが前提になっている。これが法律の隘路でありまして、条例では何ともすることができない。つまり地域でその問題を考える。この問題の根本は個人、いわゆる家を建てかえたりするという個人の利益に関することですが、終わってみれば地域の問題に変わっていってしまう。ところが、この地域というのが難しい問題で、私はそういった犠牲の中に入りたくないという人たちが非常に多いから、火災があったときは広げようとみんなで言うけれども、3日経つと、もう広げないことに、知らない間になってしまう。これが地域の問題と個人の利益の問題がかみ合わない事例だと思うのです。
 そこで、私は今の議論を聞いていて思いましたが、きょうは議員も各地域から随分出ておりますので、区長と相談をして、自分のエリアはそういったエリアにしよう、狭隘道路を拡幅する際には、地域として取り組もうという場所が仮にできたとするならば、ブロック塀があればブロック塀を壊していただいて、その規定の中心部から2メートルのところにブロック塀を建てかえてもらう。建てかえてもらうのは個人の力でやっていただく。そのかわり、広げられた土地は市がすべて測量登記事務をやって、市が舗装をかける。それで一定の距離数だけ確保できれば側溝のつけかえを行う、これは市の義務とする、というようなことで、もう地域の問題ですから、同意が得られた地域からそういったことをやって、地域の安全を図っていくということはどうか。これは買い上げではなく寄附です。買い上げというのは一般の道路拡幅と全く同じことで、建てかえがあろうがなかろうが関係ないわけですが、報償費という程度のものは考えてもいいかもわかりませんが、原則は寄附でみんなの安全のためにやるということだと思うのです。
 もともと狭隘道路で満足するなら、火事になればみんな火事になってしまうわけですから、それは仕方がないでしょう。でも、みんなの力がなければ、やはり道路は広がりません。行政が強制執行みたいな形でだあーっと広げようというやり方というのはどうかな。これは法律を照らして、行政が最大限の力を発揮する。ただ、先ほど言いましたように、地域の問題としてとらえてもらうということです。個人は個人の利益だけではなくて、ぜひ地域の問題としてとらえて、指定地域とか、そういう形で相談していきたいと思っています。これは大変なところがいっぱいあります。例えば、旧太田市内でも由良、これは有名な場所です。あるいは、私が感じるのは、なかなか区画整理がならなかった鳥山とか、あるいは泉町、東別所、東矢島、西矢島と、もう議員のご近所も大体すべてそう、議員の家のところもそうですね。問題とするところは本当に多いと思います。今後とも地域の区長等々とも話し合いをやっていきたいと思っております。
 2点目の介護保険ですけれども、先ほど部長の方から話がありましたように、要介護の認定者は、当初に比べて、もう既に2倍になっている。当初、値段設定をしたときに比べて、もう要介護者が2倍になっている。これはすべて介護を必要とする人で、この人たちがすべてお金がかかるわけですから、かかる経費も約2倍になっている。これはもう仕方がないし、恐らく1、2年の間に介護保険100億円時代が到来する、私はそんなふうに思っています。これは支払っていた人の権利でありますから、私にだけ施設を利用させない、そういうルールはないわけで、払っていた人はすべてが権利者ですから、その施設を使う、あるいはデイサービスに通う、あるいはいろいろな形での支援を受ける。つまりお金を使う。これはお金を使うのが権利でありますから、どんどん膨らんでいくことはやむを得ない、仕方がない。これは国が決めた事業でありまして、話が長くなって申しわけないのですが、随分昔は施設に入れることがはばかられて、隣の家に対して、見られたら嫌だなとかみっともないとか、そういう感覚になったわけです。今はもう、我が家もそうですけれども、正々堂々と施設に入れるのです。病院から施設に行くのです。我が家もそのとおりです。正々堂々とこうやって大きな声で言っても平気なのです。昔なら、市長の婆ちゃんはどこかへ行っているのだってねと言うだけで、選挙で落っこちてしまいます。今はそういう時代です。だから歳出を縮めていくということは恐らく不可能でしょう。
 さて、そこで何をやるかというのが国が考えていることで、消費税の値上げをすることによって、介護保険あるいは医療関係、社会保障関係、そういったところに充てようかということを考えているのは、今の日本の福祉のあり方に、幾らかどん詰まりの状態になっていることを国が察しているのではないでしょうか。国がやろうとしていることに、私どもがさらに上乗せをして、足らない分を税金からどんどん投入し始めれば、今、言ったような状況ですから、権利者をすべて満たすということは、とても不可能な話でありまして、ぜひ国の制度の方で対応してもらいたい。我々はもう精一杯、健康保全のために頑張っていく、もらう市民をたくさんつくるということでやっていきたいというふうに思っています。この間もゲートボールやグラウンドゴルフをやっている人が非常に多くて、グラウンドゴルフは健康を守って介護保険にかからなくて、医療にかからなくていいなと思っていたら、健康な状態をつくるためにお医者さんにかかって、元気さを取り戻してグラウンドゴルフをする。だからもう逆の構図でありますので、延々と増えていくということであります。
 交通事故の問題ですけれども、交通事故はやはり抜け道が非常に多いですね、人命を失うときには、非常に交通弱者に対する配慮が最も必要だと思います。抜け道してぶつかったりするのは自業自得、仕方がないのではないですか。ですから、弱者を守るために、まず一番大事なのは、朝の学校周辺はみんな交通閉鎖するのがいいのではないかと思うのです。抜け道として学校の周辺を使うというのが、この近辺では結構多いです。だから、一定のところはむしろ交通封鎖して、これはPTAの皆さん方が危険だと思えば前面に出て、その周辺はある意味で理解いただくというようなことを立ち上げる。あとは高齢者ですけれども、高齢者もいろいろな場面での徹底的な教育が必要ではないでしょうか。道路横断あるいは交通死亡、これはもう高齢者が非常に多いですから、やはりいろいろな機会での教育徹底というのが大事だと思います。
 総体的に難しい問題でございますけれども、行政がやれるもの、アイデアの出せて実行できるものを率先してやっていきたいと思っております。今後ともご指導ください。ありがとうございました。

     ◎ 休     憩

                                     午前10時50分休憩
○議長(荒井昭男) この際、暫時休憩いたします。

     ◎ 再     開

                                     午前11時10分再開
○議長(荒井昭男) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 次に、30番市川隆康議員。
◆30番(市川隆康) 自民クラブの市川隆康です。質問に入る前に、4月27日の臨時議会におきまして選任されました荒井昭男議長、小林邦男副議長、橋本寛監査委員のご就任を心からお祝い申し上げます。健康に十分留意なされまして、太田市発展のため、ご手腕を遺憾なく発揮なされ、ますますのご活躍をご祈念申し上げます。
 それでは、通告に従いまして、一括質問方式で質問をさせていただきます。
 1点目のシングルファザー支援について、市民生活部長と教育部長にお伺いいたします。今年の3月2日、NHKテレビの特集で、シングルファザー支援に取り組んでいる栃木県鹿沼市役所が放映されました。ごらんになった人もいるかと思いますが、私も偶然に見まして深く感銘を受けました。そして6日後に、ある市民から手紙が届きました。その概要は、離婚調停で別れた妻のせいで、家を売り、2人の子供を育てながら働いているが、収入が少なく、生活がとても苦しい現状なので、就学援助制度について相談に乗ってほしいとありました。私はその方に会って詳しい実情を知りました。そして準要保護児童就学援助の手続きのため関係部署に相談に行き、生活保護法に規定する保障額の算定をしてもらいました。片親世帯児童2人の場合、年収相当は238万320円となり、この方の年収見込み額200万円から基準額を引くと38万320円の不足となり、給食費として月4,000円が扶助されたとしても、かなり苦しい生活となっている現実を知りました。さらに、この方の場合は、家庭裁判所を通じて約束した母親に養育費を督促しても、働いていないとのことで支払われておりません。子供たちの心身ともに健やかな成長を願い、何とか支援してあげられないかとの思いから質問に立ちました。そこで、太田市の現状を市民生活部長に、離婚の実態と生活相談課に相談があった件数、母子家庭と父子家庭の実態をお伺いいたします。教育部長に、児童扶養手当認定状況と一人親家庭医療費受給者数から見た母子・父子世帯数とファミリーサポートセンターの利用状況から見た母子・父子家庭の実態、母子・父子家庭招待事業についてお伺いいたします。
 次に、2点目の全国山城サミットの開催について、教育部長にお伺いいたします。この全国山城サミットは、全国の山城が存在する市町村及び関係団体が、情報交換を通じて親睦と交流を深め、山城の保存方法や観光資源としての山城を生かした地域の活性化を図り、潤いのある豊かなまちづくりを進めることを目的に開催され、昨年は90団体、約400人が参加して、滋賀県高島市で開催されたと伺いました。今年度の第13回全国山城サミットは、10月14日から15日に太田市で開催が予定されていると聞いておりますが、その取り組みはどのようになっているでしょうか。
 私はこの全国山城サミットを通して、市民参加と協働のまちづくり、郷土の歴史と誇りを再認識すると同時に、合併した新太田市を全国にアピールできる絶好の機会と考えて、これまでに関係者や市民からさまざまなご意見や提言をいただきました。その魅力は、金山城には7つもの登城口があること、巧妙に設計された通路や堀切、石垣等があり、上杉謙信や武田勝頼が攻めても攻め落とすことができなかった難攻不落の名城であったこと。そして、現在においても整備事業が完成した箇所と整備中の箇所、まだ未整備の箇所など、3つの姿が同時に見られること。それに、清掃ボランティア金山城保存会の活躍もあり、「関東の富士見百景」に選定されております。加えて、日本城郭協会から「日本百名城」の一つに選定され、市民憩いの場になっていることなどです。
 全国山城サミットは、このように太田市民から親しまれている金山を全国にアピールすると同時に、広く市民にも郷土の歴史と誇りを再認識できる絶好の機会であります。サミットを開催するに当たり、事務局としてどのような事業内容を考えておられるのか、部長のお考えをお伺いいたします。
○議長(荒井昭男) 浅海市民生活部長。
◎市民生活部長(浅海崇夫) 私に対します離婚の実態と相談件数に関するお尋ねをお答え申し上げたいと思います。市民課の窓口で受ける婚姻と離婚の届け出件数及び生活相談課で受ける離婚の相談件数でお答え申し上げたいと思います。まず、婚姻件数でございますが、平成16年度1,380件で月平均115件、平成17年度1,436件で月平均120件、前年度に比べまして約4%の増加となっております。また、離婚件数では、平成16年度437件で月平均36件、平成17年度455件で月平均38件と、前年度に比べて約4%の増加となっております。一方、離婚の相談件数ですが、平成16年度63件で月平均5件、平成17年度70件で月平均6件と、前年度に比べて約11%の増加となっております。ちなみに、生活相談課で相談を受けた中で、さらに詳細にわたっての相談を希望する方には、弁護士による無料法律相談を紹介しております。そうした中で、離婚に関する相談も平成17年度で192件と、相談件数の22%を占めております。
 なお、父子家庭と母子家庭の実態とのお尋ねをいただきましたけれども、国の定めている統計となっていないことや、婚姻や離婚、出生や死亡などと異なり、個別の事情が多く実態が把握しにくいため、統計がとりにくくなっております。市民課では、こうした統計が作成されておりませんので、よろしくご理解のほどをお願い申し上げます。
○議長(荒井昭男) 岡島教育部長。
◎教育部長(岡島幸雄) 市川議員のご質問に順次お答えをいたします。初めに、シングルファザー支援につきまして、お答えいたします。児童扶養手当の認定状況につきましては、平成18年3月分の報告状況で申し上げますと、手当の支給者数は全部支給・一部支給者数が1,441人、全部支給停止者数は179人で、合わせて受給資格者数は1,620人でございます。
 次に、太田市における母子・父子世帯数につきましては、特段の調査はしておりませんが、福祉医療受給者数からの母子・父子世帯数につきましては、平成18年3月末日現在、母子家庭1,927世帯、父子家庭154世帯でございます。また、ファミリーサポートセンターの利用状況から見た母子・父子家庭の現状でございますが、平成18年3月末日現在の太田市ファミリーサポートセンターの会員数は698人で、支援を依頼する「おねがい会員」は437人でございます。「おねがい会員」のうち母子家庭は50人、父子家庭は6人で、昨年1年間の利用状況は、母子家庭が22人で1,124時間利用しており、1人当たり年間約51時間となります。父子家庭は5人で877時間利用しており、1人当たり年間175時間となっております。ちなみに、ファミリーサポートセンター全体では、延べ利用者は678人で6,688時間の利用があり、年間では約10時間となっております。このことから、母子家庭では平均の約5倍、父子家庭においては約17倍の利用時間となっており、幼稚園・保育園などへの送迎や父親が帰宅するまでの預かりなど、父子家庭での子育ての苦労が推察されます。
 母子・父子招待事業につきましては、市としては事業を実施しておりませんが、市から太田市母子会に母子家庭福祉向上のための補助金を交付し、太田市母子会で母子福祉諸事業を実施しているのが現状であります。母子福祉事業として参加者負担金が生じますが、母子・父子家庭の集い、母子生活学校などの事業を行い、参加者を募りました。この事業における平成17年度の参加負担金、参加人数につきましては、母子・父子家庭の集いの参加負担金は、会員である大人は3,000円、中学生2,500円、小学生2,000円であり、参加者数は母子世帯24組59人、父子家庭は当日キャンセルのため参加者はありませんでした。また、母子生活学校につきましては、参加負担金は会員の大人は4,000円、中学生3,000円、小学生2,000円で、参加人数は母子世帯15組39人が参加しております。
 以上、現状をご説明申し上げましたが、よろしくご理解のほどをお願い申し上げます。
 続きまして、第13回全国山城サミットの事業内容について、ご答弁を申し上げます。ただいま議員からもお話がありましたが、全国山城サミットは、山城を有する市町村等が情報交換等を通じて親睦と交流を深めるとともに、山城を観光資源として生かしながらまちづくりを進めることを目的として開催されているものであります。今年度、山城サミットが太田市で開催されますことを光栄に思いますとともに、市民との協働を目指し、整備・活用に取り組んでおります太田市を全国に発信するよい機会であるととらえております。太田市のシンボルである金山は、多くの人たちが訪れる場でもあります。金山を訪れた人たちに、「こんなにも広いのにきれいに手入れがしてある」とか、「よく整備がされていて太田市はすごいですね」、と喜んでいただいております。これも金山城保存会の皆様や市民の方たちが金山を愛し、支えてくださっているおかげと、日ごろから感謝をしているところでございます。
 さて、山城サミットの事業内容ですが、全国から訪れる市町村の方たちに、「おもてなしの心」を基本にお迎えをしたいと思っております。10月14日の土曜日、第1日目については、まずサミットのメインであります金山城跡を見ていただきたいと考えております。金山城跡の整備箇所を中心に、ボランティアガイドの方たちに説明をしていただきながら、現地を視察していただければと思っております。現地で説明を聞きますと、印象の深さはひとしおと考えますし、太田市の誇りの一つであります金山をじっくり見学していただきたいと考えております。その後、自治体の参加者によります山城紹介や意見交換会、情報交換会を考えております。
 2日目は、山城整備とその管理や活用にかかわるボランティアとの協働のあり方についての基調講演やまちづくりの記念フォーラムを考えております。自治体からの参加者が、今後のまちづくり・人づくりに生かせるようなノウハウを持ち帰り、それぞれの地域で山城を核としたまちづくりができるようなものでありたいと考えております。また、市民との協働関係が、よりよい形で機能するよう多くの市民の方々にも聞いていただきたいと考えております。
 議員ご指摘のように、全国山城サミットは金山城跡を全国にアピールする貴重な機会と考えております。議員からも貴重なご意見をいただきましたので、より効果的に、かつ全国から来てくださった方たちに満足していただけるような事業内容とすべく、ただいま検討を重ねているところでございます。今回の全国山城サミットが成功裏に終わりますように、議員各位の一層のご協力をお願い申し上げたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(荒井昭男) 30番市川隆康議員。
◆30番(市川隆康) ただいま教育部長から明快なご答弁をいただきましたが、教育長に全国山城サミットを教育にどう活用していかれるのか、学校との連携等についてお伺いいたします。
 この全国山城サミット連絡協議会加盟自治体は42あり、次の順番が来るのは数十年後になると思います。そこで私は、子供たちや市民に参加していただく方策として、かつての7つの登城口をハイキングコースとして、大手門御城道コース、大光院コース、長手搦め手コース、十八曲コース、松風峠コース、表参道コースなどが整備されておりますので、山頂までの所要時間を考慮して、順次、ホラ貝の合図で山頂まで攻め上がる体験を通して、難攻不落の金山城を満喫するイベントはいかがでしょうか。それと、目で見る金山城として、コンパネによる絵画展で沿道を飾れば、金山のアカマツと相まって見事なコントラストが演出できるかと思います。これは「昭和の街.青梅」としてレトロな昭和時代の映画看板を展示して脚光を浴びている東京都青梅市を視察して考えました。子供たちが参加すれば、必ず親やおじいさん、おばあさんも見に来ます。たくさんの作品が寄せられれば、大門通りまで飾られ、観光客も増え、まちおこしにもつながるかと思いますが、教育長のお考えをお伺いいたします。
 次に、シングルファザー支援について市長にお伺いいたします。市民から現実を訴える手紙をいただいてからこの3カ月、多くの方から、母子家庭も大変だが、父子家庭はもっと大変だとの声が聞かれます。私は鹿沼市を視察し、担当者から詳しく母子家庭支援の取り組みを聞いてきました。「母子家庭と父子家庭とも、片親という同じ環境の中で子供たちは育っていくのに、父子家庭に支援制度がないのは、児童扶養手当制度としておかしい。同じ環境なのに子供たちに差をつけていることになる」との観点から、阿部市長が市議会議員時代から相談を受けており、合併以前の人口9万4,000人の鹿沼市役所は、1階部分がワンフロアのため、戸籍係と児童福祉係がお互いに見える位置にあり、戸籍係のところに父親の姿が気になるほど多く見られ、2つの係と連携して、児童福祉課に必ず寄ってくださいと案内しており、この制度について手紙を出しているとのことです。
 この鹿沼市児童育成手当は、「母と生計を同じくしていない児童が育成される家庭の生活の安定と自立の促進に寄与するため、当該児童について児童育成手当を支給し、もって児童の福祉の増進を図ること」を目的に条例で定め、母子家庭の児童扶養手当と同じ基準で支給されております。現在の鹿沼市の人口は10万4,000人で、父子世帯数124世帯で受給資格者数62人、所得制限で実際の支給は38人、支給年額は年間1,620万円余りです。太田市の実数はつかめないとのことですが、仮に人口比率で試算しますと、約80人が対象で、年間3,401万円の予算が必要になるかと思われます。先ほど話しました手紙の父子家庭を例に、年間収入金額200万円で子供2人で試算しますと、月々4万3,210円の支援となり、生活保護法に規定する保障額の算定の不足分を月1万1,000円余りプラスとなります。しかし、平成20年度から国の方向として、児童扶養手当を受給して5年が経過すると、半分までにはしないが減額する方向とは、半分になるということなので、国が言う自立とは現実離れだとの悲痛な声が聞かれます。鹿沼市は、この制度を始めて5年となり、視察は年間7件くらいあり、今までに問い合わせは200件を超え、鹿沼市と同様に千葉県野田市、滋賀県大津市、福井県越前市、岡山県新見市が実施しており、このほか2、3の自治体が実施していると思われるとのことです。
 市長は、これまでも特に子供たちの育成には斬新で画期的な改革を数多く成し遂げてきました。そのご功績は、市民とともに私も高く評価する一人です。この父子家庭・母子家庭とも、子供たちにとって片親は同じ環境なのに、子供に差をつけていることになる現行の児童扶養手当を補い、救いの手を求めている子供たちを今、救うのか。それとも、苦境の中で成人し、刑事施設で受刑者の更生のために税金を投入することになるような心配はないでしょうか。シングルファザー支援の取り組みについて市長のご所見をお伺いいたします。
○議長(荒井昭男) 相澤教育長。
◎教育長(相澤邦衛) それでは、市川議員のご質問についてお答えをいたします。金山城の史跡整備が進むにつれまして、金山には年間10万人が訪れるようになったと聞いております。したがって、そのように整備されてきましたものを十分活用しなければいけないなと思っておりますし、それには学校現場が考えられる。と同時にまた、子育連なども呼びかければ結構対応してくれるのではという感じの中で、これからご答弁申し上げますけれども、市川議員からご提案いただきました7つの登城口を利用しての体験学習ということでございますけれども、ちょっと心配な点もあるのです。というのは、多くの人たちがそこに集まりますと、まず駐車場確保の問題があります。と同時に、細い山道のために、長い列ができた場合には、参加している人に緊急事態も予想されますので、そういったことが生じた場合の対応が、ちょっと大変になるかとも考えられます。それからまた、全国山城サミットが開催されます10月でございますけれども、聞くところによりますと、マムシやヤマカガシやスズメバチ、いずれも毒を持っておりまして、非常に活発な動きをする時期のようです。これらを外せばいいわけですけれども、そんなことも考えられます。
 いずれにしろ、そういった心配事の対策も十分考えながら、大変このご提案は、私はいいなと思っておりますので、ぜひこれも、先ほど申し上げましたように学校や子育連などに話しかけて、せっかく整備されております金山ですので、いろいろな体験ができます。自然のすばらしさや体力増強だとか、二次・三次的な効果も非常にあろうと思いますので、この辺は積極的に検討していきたいと思っております。
 また、コンパネによる絵画展でございますけれども、金山は子供たちにも愛されておりますし、このことを表現するのにもよいものと考えております。最近では、金山を保育園や幼稚園の園児までも遠足で訪れたりするケースが非常に増えている状況もあるようでございますので、市内の保育園や学校等に働きかけをしたいと思っております。これが継続されれば、議員のおっしゃるように、絵画で埋め尽くされます折には、観光資源の一つともなり得ると私も考えております。大変いいご提案をいただきましたので、積極的に取り組んでいきたいと思っております。
 以上、答弁とさせていただきます。
○議長(荒井昭男) 清水市長。
◎市長(清水聖義) 今、担当部長から父子家庭の現況の説明がありましたけれども、びっくりしましたと言うのはおかしいですけれども、母子家庭が平成18年3月で約2,000名近く、父子家庭が150名、離婚するということは2人とも瞬間的には父子家庭と母子家庭になるわけです。でも、現状では男は大体再婚してしまうということなのでしょうか。母子家庭が今のところ1,927名、父子家庭が154世帯ということは、子供がいなくなるということですか、男の方が環境として見つけやすいのでしょうか。それともう一つ、数字で感じたのは、ファミリーサポートセンターにお願いをしている人が、この中で5名。ファミリーポートセンターで子供たちの送迎をお願いするというのは、やはり自分自身に時間がないからセンターに送り迎えをお願いするとか、あるいはほかの活用の仕方もあるのでしょうが、どうしても自分に時間がないということのあらわれだと思うのです。でも5名なのです。ですから、この父子家庭対策というのがどうしても遅れ気味というのは、まず絶対数が、必要だ、どうしてもないと生活していけない、という人が非常に少ないということではないでしょうか。たまたま市川議員に手紙を寄こした人は、まれなる人たちの中の1人であったというふうに思うのです。やはり男は比較的強いのではないかと思います。
 そこで、育成手当を80何名ぐらいに出せという話なのですけれども、もちろん県内でそういったことをやっているところはありません。全国でも事例として今の5市がやっているくらいである。また、国も父子家庭に対する対策というのは、子供たちに対する対策はもちろん持っていますけれども、お金を配るというやり方はやっていないということです。想定される80人ぐらいの人にこれから手当を配るのが、父子家庭施策として適切かどうかというのは、これは判断の違いだと思うのですけれども、子供たちに対する環境は、もちろん平等に、だれしもみんなということで整えていきたいと思うのですけれども、特別お金を出してということについては、現段階では、やはり消極的にならざるを得ない。希望に沿った答えが出ないので不満かと思いますけれども、いかがなものかな。お金で解決することも当然大事ですけれども、むしろ私は時間で解決してやる。男性が一番困るのは、やはり時間的な余裕が非常に少なくなってしまうということではないでしょうか。ですから、ファミリーサポートセンターと父子家庭との連結というものを中核に考えて、当面は父子家庭対策をつくっていく、そのことがいいのではないかなと思います。いろいろ視察をされているということですけれども、私は視察の手当がないものですから、見てはいられないのですけれども、またこれからもぜひ教えてください。
○議長(荒井昭男) 30番市川隆康議員。
◆30番(市川隆康) 市長に再度お伺いいたします。私がシングルファザー支援について議会で質問する当たり、父子家庭だった3人の市民から、4、50年前の父子家庭で育った苦い体験を涙ぐんで語っていただきました。また、足利市では父子家庭巡回指導員が嘱託職員でいることを聞き、視察してきました。足利市ひとり親家庭等実態調査によりますと、父子家庭483世帯、希望する支援策は、「子供が病気の回復期に子供の世話をしてくれる人や場所」、「さまざまな場所で支援策について情報が提供されること」が強く望まれています。また、35.5%が相談相手がいないと回答しています。足利市の人口は15万8,000人なので、仮に人口比率で試算しますと、太田市も約666世帯と、かなりの父子家庭があると思われますので、市民課と保険年金課など、関係課との連携を深め、市民サービスの向上に努めるとともに、父子家庭巡回相談員を設けて、相談体制の充実を図っていただけないでしょうか。そして、県が行っている母子家庭支援資金と同様の、太田市独自の経済的支援策はできないでしょうか。
 私は父子家庭支援について、県の保健福祉事務所や社会福祉協議会を尋ね、生活福祉資金貸付について相談しましたが、現行の制度では援助できません。せめて義務教育期間の就学資金制度をつくり、子供たちの健やかな育成を行政としてバックアップできないでしょうか。実施となれば多分、全国初の取り組みとなることでしょう。父子家庭で育った市民から、「人を育てる経済投資をしてください、片親という物差しではかってはいけない、50年間言い続けている、財団をつくってでもすぐやってください」というメッセージをつけ加えさせていただきまして、清水市長のシングルファザー支援についてのご所見とご英断をお伺いいたします。
 次に、全国山城サミット開催についてお伺いいたします。史跡金山城跡環境整備事業は、平成7年度より国庫補助事業で整備が進められ、平成18年度から第二期整備事業で歴史的建造物の復元、遺構全体模型の設置、ガイダンス施設建設等の事業が予定されております。この全国山城サミット開催の取り組みを生きた教材として録画して、ガイダンス施設が完成したら放映できるようなお考えは既にお持ちでしょうが、群馬テレビやエフエム太郎だけでなく、太田市独自の収録や市民からの映像募集や作品展はいかがでしょうか。それに、都合で会場に行けなかった子供にもビデオで見られるように、学校や一般家庭にも安価で配付できれば、元も取れるし、一石三鳥となり、参加者も無限大に広がります。
 私は金山にはよく登っておりますが、歩いておりますと整備されてから数年が経ったためか、至るところで修理が必要と思われる箇所が目につくようになりました。南曲輪から石敷き遺構展示施設を見下ろすと、屋根の傷みがひどく、日ノ池の周囲にめぐらされております杭などの腐食もひどくなっております。全国山城サミット前に修理をし、全国から訪れる方たちに、よりよい状態で金山城跡を見ていただきたいと願っております。
 また、毎年9月の第1日曜日に行われております金山清掃は、約3000人のボランティアが参加をして定着した感もありますが、一部には金山ハイキングというような様相も見受けられます。金山清掃をするときに7つの登城口から清掃をしながら上がるというような見直しと、未達成の部分を重点に関係業者へ依頼をして、下草刈りと整備を実施する方法も考えていただけたらと思いますが、いかがでしょうか。
 市長におかれましては、第13回全国山城サミット連絡協議会会長として、また記念フォーラムのパネリストとして、この大会を契機に、市民に文化を高め、全国にどのように太田市並びに金山城をアピールしていかれるのか。そして、このまたとない全国大会に臨む意気込みとご所見をお伺いいたしまして、私の質問を終わります。
○議長(荒井昭男) 清水市長。
◎市長(清水聖義) 父子家庭に対する対策は、子供たちが勉強ができないとか、何かほかの子供たちと違う、父子家庭だからという理由で困難が生じるということであれば、これはもう私どもは相談を受け付けて、その中で対応をしていく。十把一絡げの、父子家庭だからお金を出すとかという環境にはしたくない。困った方は、議員のところに相談に来られた方も、ぜひ子供たちのことであれば教育委員会とか、もっと小さい子であればこども課とか、そういったところにぜひ来ていただいて、何が困っているか、これを具体的に表現してもらえれば、私どもは十分に対応していきたいと思います。十把一絡げ方式というのは、どうもちょっと今のところ私どもでは考えていないということで、ご理解いただければありがたいわけであります。また、貸付制度等々についても、低所得者であるということが対象になりますので、これについても相談をしていただければ、多分、十分な対応ができると思っています。
 また、先ほど申し上げましたように、時間的な制約のもとに子供を育てなければいけない。だから、そういう環境であるならば、ファミリーサポートセンターを十分に活用していただいて、時間を行政が提供する、そういうお手伝いができるのではないか、そんなふうに思っております。テーマとしたら、新しいテーマでもありますけれども、特に子供たちが、このことによって困ったということを言わないような環境づくりのために、これはちゃんと努力していきたいと思っております。
 山城サミットですけれども、これは文化庁が各山城を歩きながら、文化財の保存の必要性をある意味で説いていく。放っておくと予算が削られてしまう。ある意味で、みんなでその意識を高めて、文化庁に対する財政的な援助を今後とも維持していくということが、もともとはねらいなのです。ですから、今、議員がおっしゃるような大々的なイベント、これを2日間ですべて完結させようという事業ではない、ぜひそういう認識をしていただければと思うのです。これはイベントとしては全国という名前がつきますけれども、今、言ったようなことが背景にありますので、太田市挙げて何々、子供たちをみんな引き連れて何々、そういうイベントではない。私はこの金山城というのは、今のままをもっとレベルアップしていくことがいいのではないか、そういった意味では、今、登山口、これを整備して、みんなにいろいろなところから登っていただくということも非常に大事であります。金山清掃もスバル交流会がこの間やってくれましたけれども、スバル交流会の春の事業、それに秋の市民全体参加の大イベント、行政が音頭をとってやるわけではない、市民が中心になって下草を刈ったり、登山道をきれいにしたり、こういった事業は今後とも十分に展開することに行政は一生懸命サポートしていきたい。そんな形になってきましたので、行政が音頭をとらなくても市民団体が動いてくれる、これを生かしていければというふうに思っております。
 また、金龍寺のカラタチ沢の裏手といいますか、南からの正面口ですけれども、そこには交付金を使ってビジターセンター、ガイダンスができる所をつくりますので、そこに山城サミットを映すだけではなくて、金山そのものの成り立ちだとか、金山そのものの自然だとか、やはり金山そのものの持てる文化を表現できるような映像をつくりたい。そこでガイダンスをやれる環境をつくりたい、言葉だけでなくて映像も含めた全体のことをビジターセンターで行っていきたい、そういうことをやっていこうというふうに思っています。だから、イベントそのものをそんなに大きく考える必要はないのではないか。我々の日常の中に金山があるわけで、我々がふるさとを感じるのが金山であって、イベントはある意味でそんなばかでかい位置づけに私はあまりしていないのですけれども、できるだけ市民活動の拠点であったり、今、言ったように私たちのふるさとを感じる金山であったり、そういうことのために一歩一歩積み上げていくことが大事だ、そんなふうに思っております。

     ◎ 休     憩

                                    午前11時52分休憩
○議長(荒井昭男) この際、暫時休憩いたします。

     ◎ 再     開

                                        午後1時再開
○議長(荒井昭男) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 28番富宇賀肇議員。
◆28番(富宇賀肇) 梅雨のような天気が続いておりますが、きょうは私も一般質問をさせていただきます。一問一答方式ですが、まだ慣れないところがありますのでご了解願います。
 議席28番葵クラブの富宇賀肇です。本日は産業経済の振興について質問を行います。特に政府や行政に見放されている農業政策と市内農協の統一合併について、久保田産業経済部長に質問いたします。去る3月8日、朝日新聞の政治面に「地方は置き去りか」との大見出しで、「全国2,109の集落は住民の高齢化で消滅の危機にある。」とありました。村を支えた農業など、第一産業の就業者は1950年には49%だったが、2000年には5%にまで落ち込み、集落の農業も崩落の危機にある。秋田県東成瀬村の村長は当面合併をしない方針を打ち出したが、三位一体の改革に伴う交付税削減で村の財政は先細りになるばかり、国土の均衡ある発展は国の理念だと思っていたが、その理念はいつ消されたのだろうか。また、3月5日付の朝日新聞の報道では、中国人民代表者大会が始まり、そこでは農村のシェアは中国にとって内なる脅威であり、農業人口7億5,000万人の農村をどう立て直すか、農業・農村・農民の三農問題の解決が同大会の焦点だとありました。中国全体では2桁近い経済成長を続けながら、農村では衣食住の最低レベルの生活すらできない人が2,000万人もいるそうです。経済発展の陰で泣くのは、どこの国でも農村なのです。日本でも農産物輸入自由化の名のもとに、農産物価格の低迷が続き、農業での自活に危惧しているのが現状です。
 ところで、太田市商工会議所役員と市民経済委員会委員・市役所幹部との交流は毎年定期的に行われており、また忌憚のない意見等も出ておるそうです。しかし、農業団体・農協等との関係は委員会として藪塚本町農協のスイカ出荷場を視察しただけにとどまりました。交流会は1年間のうちに一度もありませんでした。これは農業団体や農協等の消極性にもよると思いますが、何か腑に落ちないものを感じております。議会定例会では、毎回、真剣な農業政策推進論が提案されているのにもかかわらず、具体的な政策が実行に移されているものは数少ないのが現状です。市内の農業政策の討議の場の一つとして、実行団体の農協との交流会設定について提案したいと思いますが、どうお考えかお伺いします。また、新太田市は農業振興についてもどう考えているかお伺いします。それから、太田市の農業産出額は群馬県下2位ですが、これを維持発展する計画をお持ちでしょうか。
 以上を久保田産業経済部長にお伺いします。
○議長(荒井昭男) 久保田産業経済部長。
◎産業経済部長(久保田幹雄) 農政関係につきまして、3点ほど私にご質問がありましたので、順次ご答弁申し上げたいと思います。まず、農業関係団体との交流につきましては、議員ご指摘のとおり、農業政策の討議の場の一つとして、認定農業者をはじめ関係団体や農協等主催の会議や各種イベントに、市長をはじめ担当職員が積極的に参加して、意見交換や貴重な経験談などをお聞きしているところでございます。今後につきましても、ご提案いただいたように、意見交換の機会の場を積極的にとらえまして、交流を図り、農業振興に反映していく考えでございますので、よろしくご理解いただきますようお願い申し上げます。
 次に、現在の農業振興につきましてでありますが、合併時の新市建設計画を基本といたしまして、認定農業者の確保、地産地消あるいは循環型農業の推進等を課題として取り組んでいる状況でございますが、現在、新太田市総合計画を策定しているところでございますので、この中で今後の農業振興施策について十分検討してまいりたいと考えております。
 次に、農業産出額の維持発展についてでございますが、本市の農業産出額、平成15年度では第1位が前橋市、300億円、第2位が太田市でございまして、200億8,000万円、第3位伊勢崎市、172億4,000万円で、平成16年度では、前橋市、318億8,000万円、太田市、203億9,000万円、伊勢崎市、177億円と県内第2位を位置しております。本市は、野菜・畜産、それから米麦の順に産出額の大きなウエートを占めておりますので、今後ともこれらを中心に生産者やJAの協力を得ながら産出額の増大を図ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(荒井昭男) 28番富宇賀肇議員。
◆28番(富宇賀肇) 交流会の件については、バランスのことについても言っているわけでもあります。その辺はどう考えているのでしょうか。手短に話せば、商工業と農業とのバランスの関係です。
○議長(荒井昭男) 久保田産業経済部長。
◎産業経済部長(久保田幹雄) 商工業と農業等でございますけれども、やはり商工業も私の範疇から見ますと、地産地消が農協関係、あるいは商工業ですと地場産品の推進だとか、あるいは商工業等の場にも、特に会議所あるいは商工会等の会議等にできるだけ出席して、そういった情報をつかんで、いろいろな中で市政に反映していきたい。それから、農協等についても、今現在、3農協ございますけれども、それらの会議あるいは認定農業者団体あるいは市が行う優良農業者等の表彰式とか、そういった中でいろいろな意見交換を持っておりますので、そういった中で統括的にやっていきたい、そういうふうに考えております。
○議長(荒井昭男) 28番富宇賀肇議員。
◆28番(富宇賀肇) それから、農業産出額の維持発展については、農協や農家に対し行政のてこ入れをしていかなくては無理ではないでしょうか。何か具体案はないか、そんなことを質問したわけであります。行政にできるのは、小玉スイカや大和芋、それから尾島ネギ等の消費宣伝等を行えないのかというわけですが、その辺はどう考えていますか。
○議長(荒井昭男) 久保田産業経済部長。
◎産業経済部長(久保田幹雄) 小玉スイカ等のPR販売、こういったことについても、過日、市の緑化祭等でも藪塚のJAにご協力をいただきまして、そういったPRを行った。また、生産者も自ら東京都に出向いてスイカ等をPRしているということを伺っておりますので、よろしくご理解いただきたいと思います。
○議長(荒井昭男) 28番富宇賀肇議員。
◆28番(富宇賀肇) 引き続き、太田市農業振興地域整備計画について、久保田産業経済部長に質問いたします。平成18年度予算案に上程された地域農政推進事業は、合併後、初めて取り組む事業なわけです。今年は資料集めや調査が重点だと思いますが、どんな計画案か、重点は何かをお伺いいたしたい。なお、今回の地域整備計画に当たって私なりの提言をいたしたいと思います。
 1.太田市農業振興地域整備計画はいつごろ取りまとめされるのか。2.農業政策に県から任命されている農業経営士・青年農業経営士・農村生活アドバイザー等の声を生かすことができないか。3.認定農業者については、地域拠点づくりのリーダーとしての自覚を持たせたり、将来は集落営農法人等の幹部として育成してほしいと考えるが、どうでしょうか。4.地域農政推進事業の目玉の一つは、市内農協の統一合併を促すことだと思います。特に青果物流通合理化計画の一つとして、産地間競争の解決があります。合併すれば、出荷総量の増大によって、市場占有率が高まり、これが荷受市場主体から産地側主体の値決めを取り戻すことになり、出荷価格に有利な条件になるわけです。ひいては、市場の信頼性にもつながることにもなります。
 以上、産業経済部長のお考えをお聞きしたい。
○議長(荒井昭男) 久保田産業経済部長。
◎産業経済部長(久保田幹雄) まず、農業振興地域整備計画についてでございますけれども、この計画は昭和47年に制定されました農業振興地域の整備に関する法律に基づき定められたものでございます。圃場整備等が行われた優良な農用地について、将来的にも農用地として保全すべき土地として位置づけられております。この計画は5年に一度、農振地域の見直しをするということとなっておりますので、今年度、農振農用地、いわゆる青地の見直しを進めているところでございます。今後、県と協議し、必要に応じて農家へのアンケート調査等を実施しながら計画を策定する予定でありますので、ご理解いただきたいと思います。
 次に、農業経営士あるいは青年農業経営士等々の声を生かすことについてでございますけれども、これらの人たちは県知事が認定するものでございまして、非常に優れた技術や見識を持った農業者でございますので、今後、意見交換の機会を設け、市農政に反映していくよう考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
 続きまして、認定農業者についてでございますが、認定農業者は将来の地域農業の担い手であり、農業者の模範的存在であります。地域のリーダーとして認定農業者を育成していくことは重要な課題ととらえておりますので、今後は認定農業者協議会等と協力、連携し、研修会等を開催しながら、リーダー育成を図ってまいりたいと考えております。
 最後に、農協合併についての現状でございますけれども、新聞等で発表されているとおり、新田郡農協と藪塚本町農協の2つの農協が、来年3月の合併を目途に合併協議会を設立し協議に入ったと聞いております。農協の合併については、農産物有利販売等組合員にとってもメリットが非常に大きく、市の農業政策の推進においても農協が一本化されることが望ましいと思っております。農協の経営等にかかわる問題でもありますので、今後、各農協の動向等を十分見守っていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(荒井昭男) 28番富宇賀肇議員。
◆28番(富宇賀肇) 2問目については、異論のない答弁でしたので、産業経済部長への質問を以上で終了いたします。
 続いて、清水市長に質問いたします。中国の温家宝首相は、去る3月の全国人民代表者大会の席上、「工業が農業を養うようにし、都市による農村支援を貫徹する。」と約束しました。日本も工業製品の輸出でもうけた金額を農村に還元する政策をと言いたい。輸出のひずみを農村がこうむっているからであります。清水市長がよくおっしゃる地方分権をここで生かせないでしょうか。政策的には、専業農家の所得課税の減免制度ができれば、農業崩壊も食い止められると思います。また、ご承知だとは思いますが、中国では農産物に税の減免が図られているのであります。
 市長は総括質問や一般質問の答弁で、国の産業政策は砂漠の道をさまよっている状態で、確固としたものはない。よって、市の農業振興政策も先が見えない状態だと繰り返し述べておられます。言わずもがなですが、我が国の農林水産省主導の農業政策は、畜産をはじめとして大型農業を目指した計画はすべて失敗に帰したと言っていい。だからといって、ここで手をこまねいているわけにはいきません。太田市には県から認定された農業経営士が12人おります。また、青年農業経営士が25人おります。また、本年度3月末には認定農家が325戸になったようです。以上の方々は集落の中でも先覚的な方々ばかりです。この方たちと腹を割って話し合えば、太田市の農業の前途は開けてくるはずです。ご承知だとは思いますが、同僚の小暮議員も農業経営士であります。ハウスでのトマト栽培が中心のようですが、年間雇用人員は1,000人になるそうです。また、私が新田郡農協の役員をしていたころ、新田町の青年農業経営士との懇話会がありました。その中の1人は、有機農業で米をつくり、最終的に自家精米して、消費者に配送、配達までしている方がありましたが、先進的な考えに感心したことがあります。「三人寄れば文殊の知恵」と申します。新農業政策のあり方は、あぜに出て市民農業者の声を聞くことです。
 私は、太田市の農業関係施設の取り組みで注目しているものがあります。その1つは、社団法人太田市農業振興公社の取り組みです。主な事業は水稲育苗ですが、園芸作物育苗事業(欲をいえばネギ苗ポット事業にも取り組んでいただきたい。)、それから農作業自由委託事業として、耕起、代かき、田植え、稲刈り、麦刈り、休耕田の草刈り等に取り組み、一時的にしろ、農家の代行を行っていることです。お互い助け合いが薄れた現状において、農作業を請け負うことは時代を先取りしている行為です。年間500万円の補助金はまことに生きた金額だと思っております。また、注目しているもう一つの取り組みは、新田郡農協の子会社の農業生産法人の実験であります。これは従業員、すなわち社員に給料を支払っても経営が可能かを世に問うわけです。これからの集落営農法人の先駆けになるもので、ぜひ成功させたいものです。代表者の金谷組合長も名誉農業経営士なので自信はあるのでしょう。計画書で見ますと、4年目から剰余金を見込んでいるようですが、温かく見守りたいと思います。
 農村の高齢化はいや応なく進んでおります。ここ4、5年が節目だと思いますが、その受け皿を早急につくらなければなりません。その一つがさきの生産法人であり、認定農家であります。この人たちの受け皿として農協が2つも3つもあっては戸惑うばかりだと思います。現在、組合員が最も必要としているのは、体験に基づく指導事業であり、先進地視察であり、農作業の一端を担う利用事業です。幸い、太田市農協・新田郡農協とも、それぞれ農業振興公社の一部と農業生産法人マルイチファームを持っています。それらの特徴を合体することによって、その役目を倍増することができるのではないでしょうか。群馬県農協中央会では、昨年6月に県内6農協の合併再編案を打ち出しました。現在、東毛地区は7農協ですが、これを2つの農協にする案です。中央会では2010年までにと考えているようです。
 藪塚本町農協は、過日、新田郡農協に合併を申し入れたようですが、市内の3農協ともそれぞれ特徴を持っております。藪塚本町農協は小玉スイカとハウスホウレンソウ、新田郡農協は畜産と大和芋、ゴボウ、ネギ、ハウス栽培の野菜、太田市農協は信用事業と葬祭事業が突出しています。平成16年度末の正組合員数は、太田市農協4,731人、新田郡農協3,500人、藪塚本町農協736人、合計8,967人となります。貯金残高は、太田市農協721億800万円、新田郡農協495億8,100万円、藪塚本町農協136億6,100万円、合計1,353億5,000万円です。販売品販売高は、太田市農協18億6,700万円、新田郡農協87億1,600万円、藪塚本町農協21億8,100万円、合計127億6,400万円。それから、平成16年度末の自己資本比率は、太田市農協10.64%、新田郡農協16.78%、藪塚本町農協12.13%、それぞれ経営診断基準を上回っております。この経営診断の資本比率は最低でも10%以上なければならない、こういうわけであります。基準目標であります20%にはいずれも達していない、このあたりの数字が合併を進める判断の一つになると思います。
 なお、ご存じのことと思いますが、桐生市農協と大間々町農協が合併して渡良瀬農協となりましたが、あまりにも大きな不良資産を抱えていたため、隣接の農協等でも受け入れ先がなく、ついには解散の運びとなったようです。原因は長年にわたる資産管理が行き届かなかったと承っております。また、3年前までは、常勤理事は組合長・専務だけだったけれども、農協法の改正があり、現在は組合長・専務のほかに金融担当常務を置くことになりました。また、貯金残高500億円以上の農協は、常勤監事も置くことを義務づけられたのです。つまり常勤役員は4人体制となったわけです。そのほかに貯金業務を扱うところは、組合員外からの監事就任も義務づけられました。このようにして、経営管理に万全を期すことになったわけです。統制を図るのには小規模事業体、家族的規模の事業体がやりやすいけれども、役員四、五人の人件費を捻出するには1万人近い組合員規模が必要です。
 それから、参考までですけれども、3農協の現在の役員数を申しますと、太田市農協31人、新田郡農協30人、藪塚本町農協11人で、合計すると72人です。不思議にも合併後の在任特例の市議会議員数と同様に近い状況です。農協の合併によって役員数の削減も図られるのではないかと思います。これからの農協は利益追求のみの団体ではなく、安心・安全を第一にして組合員から信頼を勝ち取ることが大切です。そして、農作業支援、農業経営支援団体でなければ組合員から批判されてしまうでしょう。3農協ともそれぞれよいものを持っているのですから、合併を進めて、今以上の信頼を得る農協になってもらいたいと思います。
 戦国時代の武将、毛利元就は兄弟を前にしていわく、「1本の矢では折れてしまうが、3本の矢では折れない。」と説きました。金融業界でも覇権を目指すためには、三井も住友も合併する時代です。
 以上ですけれども、市長のお考えをお伺いいたしたい。
○議長(荒井昭男) 清水市長。
◎市長(清水聖義) 農業が大変な環境にあるということは私も知っておりますし、おととい、藪塚本町の大久保という地域の農業青年というか、若向きの人たちとちょっと話し合いをしてきました。やはり地域のことがみんな大好きでありまして、自らのことももちろんですけれども、大久保という地域をどうしていくかというようなことまで言及されていました。また、藪台の水をどう使うかというようなことも話の中にありました。また、新田町についても、農業経営者の若手の皆さん方と話す機会がたくさんあります。いろいろな課題が出てきます。一つ一つ行政がどこまでかかわり合いが持てるかというのは、なかなか難しい問題が多いのですが、具体的なテーマにはできるだけ具体的な答えを出すというようなことで、一つ一つ丁寧にお答えをしている段階であります。
 また、畜産等においても、やはりにおいというものがあるわけでありまして、これについても畜産振興ということと地域住民との共存というようなことから、今、悪臭対策等々についても具体的に取り組んでおるところであります。まだ結果は出てきませんけれども、どんな対策がとれるものか、これについてできるだけ早く答えを出していきたい、そんなふうに思っています。
 また、今の質問の中に、農業ということで税の減免の話がありました。農業であるから税の減免ということが果たしていいのだろうか。私はそうは思いません。減免措置されるというのは、特別に悪条件の中でやっていたり、業そのものが業でない、やはり減免措置というのは特別なものでありまして、むしろ農業というものを育成するために行政がサポートしていくことの方が大事ではないだろうか。税は要らない、それは逆の方から見れば農業をばかにしたものではないか、そう思います。
 また、認定農業者等々、意欲的な人たちとの意見を収集して行政施策に移さなければということでありますけれども、これはそうしていきたい。先ほど部長が答弁しましたように、協議会等々を通じて、農業がいかにあるべきかということを一歩でも前に行けるようにしたい。ただ、この農業は本当に国の政策が年中変わってしまう、きょう行く入口とあした行く入口が全く違うような方向に行きますので、地方自治体としても非常に難しいテーマであります。ただ、農業をやっている人がみんな元気で笑顔でいられるように最大限の努力はしていきたいと思います。
 農協でありますけれども、合併するということになれば我々も必要なサポートをする。ただ、農協は組合員によって成り立っておりますので、組合員の意思決定が先でありまして、行政がとやかく言うものではない、そういうふうに思っています。ただ、合併するとなれば、その組合員の利益を保障するために行政も支援をしていくということはやぶさかではありません。先ほどいろいろいただいた意見は、できれば農協の理事会でお話しされる方が有効かなと、今、私は思いましたけれども、理事の皆さん方が議員の中にいれば、理事会の中で今の農協の現況をお互いに再確認されるのがいいのではないでしょうか。将来の一本化というのは私も賛成でございます。
○議長(荒井昭男) 28番富宇賀肇議員。
◆28番(富宇賀肇) 農業所得税の減免の関係で市長の考えをいただきましたけれども、私といたしましては、現在の農業の状態で行きますと、農業就業者がいなくなる、そのために農業の崩壊につながる、そんなことを強く思っておりますので、先ほども申し上げましたように、専業農家を優先というような関係でそのようなことができないか、そのようなことが必要だと私は考えているわけです。
○議長(荒井昭男) 清水市長。
◎市長(清水聖義) 税の減免をやると、それは福祉施策そのものになってしまいます。ですから、農業を福祉ととらえてしまうような感覚になりまして、やはり業は業でありまして、そこで利益を得て、生活をし、社会貢献していく、そういう道筋がやはり正しい。ですから、認定農業者なり、農業経営士なりが考えていることを我々行政はサポートしていくというのが道ではないかなというふうに思います。
○議長(荒井昭男) 28番富宇賀肇議員。
◆28番(富宇賀肇) それから、合併の方の関係ですけれども、農業は時代の潮流に取り残されているわけであります。しかし、心を癒すには農村や農業が一番です。そういう大切な農村を守るためには、農協が健全経営でいなければならない、その意味で合併の推進をお願いしているのであります。自然の流れに任せていたのでは、いつになるか心配であるわけであります。先ほども申し上げましたとおり、桐生市農協・大間々町農協のようなことになってしまっては大切な農村環境が守れない、そんな意味で積極的に働きかけていただきたい、こう強く思っているわけであります。この考えは農業経営士とも話をいたしまして、そういう答えが返ってきているわけであります。念のため、もう一度お願いします。
○議長(荒井昭男) 清水市長。
◎市長(清水聖義) 農協の組合員の代表者が理事で出ているわけでありまして、行政がそこに足を突っ込んで、「合併しろ、合併しろ。」ということを言うことはいかがなものか。やはり代表者である理事の皆さん方が今のようなことを十分に議論して、桐生市の状況が悪くなったとするならば、そうならないために何をすべきかということを責任ある立場でご議論されたらいいのではないでしょうか。そういう中で行政がサポートする、何ができるか、これはまた話し合いによって、合併するに際してやるべきことを私たちがお手伝いさせていただくという立場だというふうに思います。
○議長(荒井昭男) 28番富宇賀肇議員。
◆28番(富宇賀肇) 私の手元にありませんけれども、よその地区の農業振興条例等があるところは市が農協を監督、指導するというような文章があるわけであります。私としましては、その辺の関係から出ているわけであります。太田市は農業振興条例がありませんので、何とも言えません。それでは、農業政策と市内農協の合併についての質問は以上で終わりにします。
 次に、2の南前小屋地区の埼玉県深谷市編入については、1市3町合併時から現在までの経過措置について、竹吉総務部長に質問いたします。
 この編入合併については、平成16年9月の尾島町議会に南前小屋区長野村守治氏から陳情書が提出されました。当町の前小屋地区は、大正時代の利根川河川改修により利根川南地区と利根川北地区に分断されました。南地区は通称南前小屋地区と呼称しており、現在、36戸の集落です。小・中学校の生徒は深谷市の明戸小中学校に通学するなど、深谷市との結びつきが強い地区です。陳情書は平成16年8月に提出されました。翌年の1市3町の合併後に県境の境界変更をもって深谷市に編入を希望する旨の住民総意の趣旨でした。その結果、尾島町議会定例会において全員賛成により採択となりました。深谷市サイドからも地区の意向を尊重し、合併後の新市で協議を進めたいとの回答をいただいております。当太田市も合併が一段落し、また深谷市でも1月1日付にて周辺との合併が完了、新市に移行しているところです。それに対し、南前小屋地区の編入合併は県境を越えて境界変更も伴うもので、手続も容易ではないと思われますが、深谷市の意向や群馬県の意向なども考慮して進めていただければと思います。今までの経過と今後の予定について説明をお願いいたします。
○議長(荒井昭男) 竹吉総務部長。
◎総務部長(竹吉弘) お尋ねの南前小屋地区でありますけれども、大正時代の利根川改修によりまして埼玉県側にできた集落で、北を利根川、南を小山川に囲まれた特異な地形で、小・中学校あるいは電話回線等、深谷市との結びつきが非常に強い地域というふうに認識をしております。平成18年4月末現在で、36世帯150人が住民登録をしております。これまでの経過につきましては、議員ご説明のとおりでありまして、新太田市といたしましても住民の意思を尊重していかなくてはならないというふうに考えております。
 今後の予定といたしましては、新太田市と新深谷市が並行して事務を進めていくことになりますけれども、合併による県境変更は例がありますけれども、編入による県境変更はあまり例がないということでありますので、県・国の指導を得ながら進めることになるというふうに思います。いずれにいたしましても、住民の意向を十分に尊重して、議会のご議論をいただきながら進めてまいりたいというふうに考えております。事務手続につきましては、両市で実務的協議により両市の議会の議決、その後、群馬県・埼玉県両県の議会議決、そして総務大臣への申請、決定告示への流れとなります。その過程の中で、財産処分の協議ですとか、太田市に食い込んでいる深谷市分等の調整事務、こういったものが予想されますので、ちょうど合併のミニ版というふうにもとらえることができると思います。そのため順調に進んだとしても、おおむね3年くらいの期間を要するというふうに思われますので、今後は庁内にその担当者による調整会議等を設置して対応していきたいというふうに考えております。そういった意味合いでご理解をいただきたいというふうに思います。
○議長(荒井昭男) 28番富宇賀肇議員。
◆28番(富宇賀肇) 総務部長への質問は以上で終了いたしたいと思います。
 続いて、清水市長に質問いたします。南前小屋地区の埼玉県深谷市編入については、1市3町の合併協議会会長宛てに報告いたし、また新市への引き継ぎがなされているものであります。さらに、私たち議員在任特例期間中にある程度の目途をつけていただければと思っております。新生太田総合計画での編入計画はどのようなことになっているのでしょうか。また、分割編入が長引く場合は、排水溝改修の陳情が同地区から2件出ておりますので、これから着手の検討をお願いいたしたいと思います。市長のお考えをお願い申し上げます。
○議長(荒井昭男) 清水市長。
◎市長(清水聖義) 今、部長から答弁したとおりでありまして、改めて議会でも検討していただいて、尾島町当時の議会での採択、これを尊重しながら、もちろんそれが住民の意思でもありますので、その方向で遺漏なきよう深谷市に合併できるように、太田市の方でも努力をしていきたい。ぜひ研究をしていただければというふうに思います。私どもも同時並行的にやっていきます。
 あと、側溝の陳情等々については、ほかの町内にもきっとあると思うのです。もちろん南前小屋だけではなくて、尾島地区内や旧太田市のまちの中と同じように扱っていきたい、そんなふうに思っています。
○議長(荒井昭男) 28番富宇賀肇議員。
◆28番(富宇賀肇) 南前小屋地区の埼玉県深谷市編入についての質問は以上で終了いたしたいと思います。
○議長(荒井昭男) 質問される方及び答弁される方にお願いがございます。座っていますと、こちらからではよく見えませんので、手を高く挙げるか、声を出していただければ大変ありがたいと思います。よろしくお願いします。
 次に、61番本田一代議員。
◆61番(本田一代) 議席番号61番、藪塚クラブ本田一代でございます。通告を申し上げておりますとおり、一問一答で質問をさせていただきます。
 出産祝い金早期支給について、教育部長にお尋ねいたします。太田市まちづくり基本条例が施行され、市民・市長・市及び市の執行機関、市議会と自らの責任を自覚し、住みよい、住んでよかったまちづくりを進めているところでございます。さて、女性1人が生涯に産む子供の数、これは合計特殊出生率というのだそうです。きょう発表されました新聞によりますと、1.32、去年より0.04ポイント下がっているということが発表されました。県の発表では、県内でも晩婚化が進み、出産年齢が高くなっていると分析しています。太田市では、出産祝い金として第3子以降の出産に対しお祝いをしています。とてもよい制度だと思います。平成17年度実績、そして現状の様子、申請方法、申請者に対する支給説明など、どのようになされているのかお尋ねいたします。
○議長(荒井昭男) 岡島教育部長。
◎教育部長(岡島幸雄) お答え申し上げます。太田市出産祝い金は、第3子以上の出産に対しまして出産祝い金を支給することにより、出産の奨励及び次世代を担う児童の増加を図り、もって地域社会の活性化に寄与することを目的として、20万円を出産祝い金として支給しております。お尋ねの平成17年度における出産祝い金支給対象者は230人、支払い金額は4,600万円であります。出産祝い金の申請手続方法及び手元に届くまでの支払い期間につきましては、対象児、第3子の出生に伴い申請者が出生の日から60日以内に出産祝い金受給資格認定申請書に必要書類を添えて申請をし、担当課であります、こども課にて受理、審査、認定いたしております。支給日につきましては、申請完了月の翌々月の10日に支払い、申請者の指定銀行等の口座に振り込まれます。
 以上、ご説明申し上げましたが、よろしくご理解のほどお願い申し上げます。
○議長(荒井昭男) 61番本田一代議員。
◆61番(本田一代) 少子化ということで、太田市でも合計特殊出生率が1.42と年々落ちている中、3人、4人と産んでくれる人は本当に貴重な存在です。しかし、申請し手元に届くまで時間がかかり過ぎるという声があります。事務手続の改革等で短縮できないものなのかをお尋ねします。
○議長(荒井昭男) 岡島教育部長。
◎教育部長(岡島幸雄) お答え申し上げます。申請者に早期に届くようにというお話ですが、この対策のことですが、出産祝い金申請完了月ごとの審査、認定ということになりまして、支払いに伴う会計事務手続等を考慮いたしますと現状の期間が必要となっておりますが、今後、さらに検討を重ねて事務手続等の迅速化が図れるよう努力していきたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。
○議長(荒井昭男) 61番本田一代議員。
◆61番(本田一代) 出産3人目以上がこの施策の対象者でございます。230人ということで、月割りでも、前年度は月平均20人ということを見ても、総合支所の月ごとのまとめをその都度とか、出生届と一緒に出産受給資格認定申請書を受け付けるとか、方法があるのではないかと思います。戸籍ができてからという規制を緩める方法とか、取り組んでいただきたいと思います。受け取る人と払ってあげる人との差を感じます。3人目以上を産む人は本当に貴重な存在です。だれでも二の足を踏んで実行できていないのが現実ではないでしょうか。そして、経済負担も大きな理由になっていると思います。受け取る人の満足度を与え、何をすべきかの自覚を常に感じ取り、市民が相談しやすい雰囲気づくりをと思います。受け取る人の満足度を満たしていくためには、どのように考えているのかお尋ねをいたします。
○議長(荒井昭男) 岡島教育部長。
◎教育部長(岡島幸雄) 受け取る人の満足度を上げられるようにという議員のご質問ですが、公金の支出というのは、やはり事務手続に関する期間は必要だ、そんなふうに思います。所管の条例とか規則だけではなくて、会計処理上の財務規則とか、そういういろいろなものがあります。また、申請をチェックする中には、市税を完納しているかとか、若干プライバシーにはかかわりますけれども、そういうこともきちんとやった中で事務を適正に進めていくという必要があるわけでございます。そういうことから申し上げまして、可能な限り申請者の考え方に報いたいとは思いますけれども、必要最小限の期間は必要ですので、今後も事務処理の迅速化、それから正確さ、そういうことに努めてまいりたい。そういう中で、市民サービス対応を何ができるかということについて、さらに努力をしていきたい、そんなふうに考えておりますので、よろしくお願いします。
○議長(荒井昭男) 61番本田一代議員。
◆61番(本田一代) 岡島部長には以上で質問を終了します。
 次に、出産育児一時金の早期支給について健康福祉部長にお尋ねをいたします。内容・申請方法・平成17年度実績、そして現況、支給日までのおよその日数などをお尋ねいたします。
○議長(荒井昭男) 早川健康福祉部長。
◎健康福祉部長(早川充彦) お答え申し上げます。初めに、出産育児一時金につきましては、平成17年度支払い実績で432件、総額で1億2,963万円となっております。支払い方法につきましては、通常払いと受領委任払いという2つの方法をとっております。平成18年度の申請につきましては、5月分までの2カ月間で41件となっております。申請手続につきましては、現在、本庁及び3支所で受付を行っておりまして、通常払いにつきましては10日、20日、30日払い、3回の指定支払日に合わせまして申請締切日を設けて支払い事務を進めております。
 以上でございますが、よろしくお願いいたします。
○議長(荒井昭男) 61番本田一代議員。
◆61番(本田一代) 出産育児一時金については、申請時点とかに改善できないものか。戸籍に記載された日からを計算いたしますと、そういう時点もできるのではないか。これは死産でも支給されます。申請時点での支給日だと1週間くらいの短縮はできるのではないかと思いますが、早期支給のお考えについてお尋ねをいたします。
○議長(荒井昭男) 早川健康福祉部長。
◎健康福祉部長(早川充彦) お答えいたします。先ほど申し上げましたとおり、支払日は月3回、10日、20日、30日の3回となっております。申請につきましては、出生届に合わせまして、それと一緒に申請をしていただいております。そういう手続の中で、日数の短縮ということなのですが、財務会計規則の支払日ということで、合わせましてその締切日等を設けておりますので、大体3週間ないし4週間というのは、事務的な処理のためにどうしても必要な期間となっておりますので、その辺についてはご理解をいただきたいと思います。
○議長(荒井昭男) 61番本田一代議員。
◆61番(本田一代) 事務手続の簡素化や規制の緩和の添付書類の内容検討などで改善ができる部分があるのではないでしょうか。この制度は本当によい制度です。早く市民が満足できるようにつなげていく、これがよりよい事務方式だと思います。今、閣議決定されまして、10月より35万円に増額されます。国が子育て支援として支給するのに金額も増えております。この制度の対象者の満足度について、どのように感じているのかお尋ねいたします。
○議長(荒井昭男) 早川健康福祉部長。
◎健康福祉部長(早川充彦) 満足度というお話でございますけれども、先ほど申し上げましたとおり、今、私どもでは支払い方法を2通り設けておりまして、通常払いと受領委任払いということでございます。通常の支払いでは、出産育児一時金が支払われるまでの間は出産費全額を一時自己資金で賄うということになっておりますけれども、先ほど申し上げましたとおり、現行制度では申請開始されるまで期間がおおむね三、四週間かかるということでございます。また、受領委任払いにつきましては、出産育児一時金を病院に直接支払いますので、申請者は出産費と出産育児一時金との差額を病院に支払えば済むということでございますので、即時払いと同様の利便性を持っておるというような形で、今、そういうシステムがあります。
 そういう中で、手続等の関係につきましては、先ほど会計システム上の問題で一定の期間というのはどうしてもやむを得ない事務処理ということになっておりますので、そういうような制度をご理解いただいて使っていただくような形の中で、ぜひご利用していただければと思います。受領委任払いにつきましては、妊娠4カ月以上の出産予定者が出産以前に申し出をしていただきまして、それによって直接病院に支払うという形になっておりますので、ぜひそのような制度を周知、普及していくように、これからも努力してまいりたいというふうには考えております。
○議長(荒井昭男) 61番本田一代議員。
◆61番(本田一代) 早川部長は以上でございます。
 次は、市長にお願いします。藪塚本町当時は、出産育児一時金については申請時に現金で渡していた経緯があります。お祝いは早くというのが原則です。敬老祝い金は現金で渡しています。滞納などは関係しているのでしょうか。調べているのでしょうか。出産も母子手帳をつくったときからわかっております。貴重な制度、貴重な人たち、そして早期支給の事務手続を、月ごとにまとめてをその都度に改善するとか、申請時にするとか、少しでも早く支給できる努力していただければと思います。出産祝い金の増額等の要望も含め、早期支給を希望する人たちの声を受け止め、満足度とよりよいサービスの向上に努力していただきたいと思いますが、市長のご所見をお伺いいたします。
○議長(荒井昭男) 清水市長。
◎市長(清水聖義) どうしてそんなに急ぐのですか。最も急ぐ人は出産時にお金が行くわけであります。先ほど言ったように、お産が終わって病院でお金を支払うときに、そのときに既に支払う方法があります。ですから、その間、申請をしなければ、自己申告になるわけでありますけれども、最も早い方法は赤ちゃんを産んで精算をするときには、支払いの中に充てることが一番早くて、一番いいのではないですか。
 あとは今の方法で、どうしても月に1回の集計で審査をして、審査というのは税金を払わないで補助金だけもらうというのはどうかということで、市では税金の滞納あるなしのチェックを補助金については全部やっていますので、その対象になるということであります。妊娠4カ月目にチェックするか、あるいは申請時にチェックするか、いずれにせよ、どちらかでチェックしなければいけない。大急ぎでお金が欲しい人は4カ月目に申請をするということはいいのではないでしょうか。最も早く、生まれてすぐにお金が出ます。そういう方法が一番いいのではないでしょうか。
○議長(荒井昭男) 61番本田一代議員。
◆61番(本田一代) この前、4月に生まれた人のところへ行って聞いてまいりました。これは出産祝い金の方ですが、生まれてから60日以内に申請なのです。そして、それを月ごとにまとめて、支所から本庁の方に書類を送るのです。4月に生まれても、いただくのが7月だというようなことなのです。3人目なので、もう少しありがたみがわかるように早めにどうでしょうかということなのです。3人目以降の出産祝い金の方です。その相談を受けましたので、もう少し早くできるのではないか、簡素化を市長の方から促していただけたらなというふうに感じますので、もう一度ご答弁お願いします。
○議長(荒井昭男) 清水市長。
◎市長(清水聖義) 祝い金と一時金と2つあるのですか。そうですか、すみません。藪塚本町は一時金の申請をしたらお金を払うというやり方ですけれども、これはルール違反なのです。来たらすぐにお金を払うというのは、会計処理も何もなく、そこでお金を払うというのはルールからすればどうなのですか。滞納なども調べて、その場で払うのですか。あまり出産者がいなかったのではないですか。いずれにしましても、担当の方でも議員の意向を受けて、可能な限り早く処理するようにしたいというふうに、今、言っていますので、そういうふうに頑張ると思いますので、よろしくお願いします。
○議長(荒井昭男) 61番本田一代議員。
◆61番(本田一代) 市長から前向きな答弁をいただいたので、ありがとうございます。どうぞお帰りください。
 教育委員会における情報提供と地域との連携について、教育部長にお尋ねをいたします。
 教育現場の個人情報の現状と取り組みについてお尋ねをいたします。
○議長(荒井昭男) 岡島教育部長。
◎教育部長(岡島幸雄) 議員お尋ねの個人情報の現状についてお答えいたします。学校の持つ児童・生徒にかかわる個人情報は、児童・生徒の氏名をはじめ住所・電話番号・家族構成・成績・身体に関することなど、その扱いに厳重な注意を払わなければならないものが多くあります。また、最近では、住所等の個人情報が目的外に使用されるという事例があり、各学校ではその扱いがより慎重にならざるを得ないという現状もあります。そのようなことから、各学校では児童・生徒の名簿の配布を必要最小限度にとどめたり、名札の着用は校内のみにしたりという対策が行われております。しかし、このような対策は消極的な対応であり、児童・生徒自らが自らの力によって自らの個人情報を守るという積極的な対応ができるようにすることは、この情報化時代においての生きる力であり、そのような力を身につけさせることも教育の重要な役割であると認識しておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
○議長(荒井昭男) 61番本田一代議員。
◆61番(本田一代) 3月の卒業文集のことで保護者から質問を受けました。生徒の住所録が載っていない。今まではあったそうです。そして、学校指導としては、「お友達同士、自分で調べて連絡し合いなさい。」ということの指導だったそうです。今まで不都合なことがあったのかということを保護者も言っております。住所録が載っていない理由はどうしてなのか。
 そして、これは私が実際に体験したことですが、名札です。現場は、今、書いていません。書いてある子もいるのです。どうして書かないのかと聞いたら、「個人情報が盗まれるから、書かなくてもいい。自由なのだよ」ということです。たまたま名前を書いている子がいたので、「何々ちゃん」と言ったら、その子は違う子の名札のついた体操着を借りていたということで、「おれはそういう名前じゃない」、そういうことで名札を書かないのかと納得したような、しないような、そういう現場を見てきました。やはり名札という意味は何なのか。これは責任を持って、私はだれであるということをアピールするためにつけるのではないかということを感じます。名札をつけないのは、やはり責任感が薄れて、他人のせいにしたりすることも出てくるのではないか。そして、引きこもりやニート、フリーター、そういうものにも関連していく一つの要因にもなってくる。私は、名札はすごく重要だと思います。市役所の人たちも名札をしている人が多いと私は思います。それは自分の仕事に責任を持ってやっているからだというふうに感じます。
 それと、一つは情報に惑わされない、だまされない子供を育てていくのも教育現場の立派な使命だと思います。命にかかわる事件が実際に起きている今、親の考え方も多種多様で難しい選択があります。親も含め、強い意思と判断をはぐくんでいってほしいと思います。今までどおりの文集のように住所を入れてほしいと希望する保護者がいることを知ってほしいと思います。個人情報の流出とか、保護法とか、どこかおかしいという声を私が、今、伝えたいと思いましたので、この対応についてお尋ねをいたします。
○議長(荒井昭男) 岡島教育部長。
◎教育部長(岡島幸雄) お答え申し上げます。議員が学校の方から、または地域からのいろいろな話の中での実例を挙げてのお尋ねであります。私ども教育委員会の方でも調査、その資料によりますと、今、お話にありました文集、卒業文集だとか卒業アルバム、こういったものに対する住所録の記載、これについては、先ほど申し上げましたとおり、それを不正に使用するような人がいるということで、住所・氏名・電話番号をすべて記載している学校は、小学校では27%、中学校では13%、この春の状況では氏名のみというのが、小学校では54%、中学校では49%ということですから、ほとんど名前だけというのが圧倒的に多くなっているのが実情です。
 先ほどの危険な状況ということですけれども、クラスの友達の電話番号を聞き出そうとするとか、そういう話も学校現場ではいろいろあるように聞いておりますので、学校では見ず知らずの人には友達の番号を教えないとか、住所を教えないとか、そういうことも指導している、そういう実態があるわけであります。
 それから、学校によって、当然今まであったのだから従来どおり載せた方がいいとか、あるいはそれは個人のプライバシーだから載せてほしくない、そういう保護者の声は両論あるのだろうというふうに思います。議員のお話にもありましたとおり、最近の社会の状況から見ますと、やはり慎重にならざるを得ないのが実態だろうということをぜひご理解をいただきたい、そんなふうに思います。
 それから、名札の着用の実態のことについてですが、現在、小学校では常時着用させている学校はありません。学校にいるときのみ着用したり、あるいは名札がないという学校があるのが実態であります。先ほど実例にありました体操着などに縫いつけてあるのは取り外しできませんから、そういうものはあると伺っております。私どもも名札をしておりますけれども、名札をすることによって自己責任、他者に対してしっかり責任を持つ、あるいは自己の表現でもある、アイデンティティー、いろいろな考え方があるかと思いますけれども、学校内での名札の着用については、これからまた学校長等と研究をしてまいりたい、そんなふうに思います。学校・保護者、いろいろな中で連携をとりながら、この問題については、やはり学校が持っているいろいろな個人情報等、それから学校が教育していく、あるいは行政が進めていく中での情報公開等のバランス、これが個人の認識あるいは今の社会の状況を見ると、そこに幾らかずれがあって、こういう社会問題になってきているのかな、そんなふうに考えますので、よろしくご理解のほどお願い申し上げます。
○議長(荒井昭男) 61番本田一代議員。
◆61番(本田一代) 住所録については、たまたま5月に体験したことですが、卒業して10年が経過し、藪塚本町でも太田市でもありませんが、現職の53歳の先生がお亡くなりになったということで、住所録があったので滞りなくお友達に全部連絡がついてよかった、こういう活用方法もあるということでございます。
 学校支援ボランティア等の公募の方法とか、今、学校ではどんな人がいてくれたら助かるとか、通学路に目を配ってほしいとかの発信はどのようにしているのか、情報を発信して地域の援助を求める方法についてどのように対応しているのか、お尋ねをいたします。
○議長(荒井昭男) 岡島教育部長。
◎教育部長(岡島幸雄) 議員お尋ねの学校協力者への情報提供のことについてお答え申し上げます。現在、多くの学校でたくさんの方々がボランティアとして児童・生徒の教育活動に携わり、大きな成果を上げております。学校内に部外者が入ることには一定の条件が必要となりますけれども、地域の方々のお力添えを適正にいただくことは、学校活性化の大きな原動力となっております。また、ボランティアの方々のかかわりは学校内ばかりではなく、最近のいろいろな悲惨な事件もありますけれども、こういう痛ましい事件を未然に防ぐためにも地域の協力は欠かせない状況でありまして、各学校では学年・学校・学級通信等の児童・生徒の保護者あての便りをはじめ、地域の回覧板などでボランティアの方々の募集を行い、学校ごとに名称等は異なりますけれども、さまざまな組織を立ち上げ、児童・生徒の安全確保に向けた取り組みを行ってきております。今後も地域の方々のご理解をいただくことができるように、より具体的でわかりやすい情報の発信に向けて連携を図ってまいりますので、よろしくお願いを申し上げます。
○議長(荒井昭男) 61番本田一代議員。
◆61番(本田一代) 教育部長の質問を終わります。
 次は、教育長にお願いします。地域との連携についてお尋ねをいたします。合併前、人材バンクの登録、そして生涯学習で募集をいたしました。そして、人材登録証をつくった経緯があります。この活用等はどのようになっているのでしょうか。土曜スクール、体験学習に私は大賛成です。保護者も一緒に体験学習の機会をつくっていただく、そういうことも必要なのではないでしょうか。覚えたこと、そして体験、これは成長につながる一生忘れないものだと思います。それから、夏休み学童保育などの現場で担当している人は大変視野が狭くなってきます。いろいろな人との交流が必要ではないでしょうか。人材バンクに登録した人たちも土曜スクールに採用するのであれば、その人たちの研修の場も必要になってくるのではないでしょうか。学童保育を見学したり、そして普通の授業の見学をしたり、ほかの指導者との交流も図る方がいいのではないか。ほかの指導者のよいところを勉強し、土曜スクールに還元できるのではないでしょうか。児童館などでも同じことが言えると思います。その橋渡しを教育委員会ができる立場であると思いますが、取り組み等、考え方についてお尋ねをいたします。
○議長(荒井昭男) 相澤教育長。
◎教育長(相澤邦衛) それでは、本田議員のご質問でございます。趣旨といいますか、今、議員がおっしゃるとおり、全く私も同感でございますし、そんな方向でいろいろ対応していきたいというふうに考えております。地域には多くの貴重な人材がおります。これらの方々は市の人材バンクだとか、あるいは各学校の人材リストに登録されておりますし、同時に登録されていなくても、PTAの役員さんなどに聞けば、「ここにはこういう人がいるよ。」という情報を学校はかなり得られます。そんなことも絡めまして、日ごろから各学校においてはそういった方々が結構活用されている。例えば部活動ももちろんそうなのですけれども、そんな中で活用されておりますし、非常に力が発揮されている、そういうことでございます。
 したがって、これらの人材につきましては、現在、太田市がこれから進めようとしている仮称ですが体験型土曜スクール、そういうところでも大いに力を発揮していただけるだろうと思っておりますし、今、いろいろな形で呼びかけているところでございます。したがって、議員おっしゃるように、土曜日のみならず長期休業中における活用もあろうというふうに考えられますし、さらに内容によっては児童・生徒だけでなく、これもただいま議員がおっしゃいましたけれども、保護者もいろいろ共同参加でやっていきながら、お互いに自己を高める、そういう手段にもなろうかと思っております。いずれにせよ、それぞれの指導者の研修、当然そんなものも十分考えながらやっていかなければいけないというふうに思っておりますし、今後、これが実現したときにはそんな方向でぜひやっていきたいというふうに思っております。
 いずれにいたしましても、多くの大人の目で子供を見ることは子供の可能性を引き出す、いろいろな方々が「この子はいいものを持っているよ。」、学校サイドのものの見方、考え方だけで子供を見るのではなくて、いろいろな違った視点で見ていただきながら、その子供のいい面も、また思わぬ発見ができるのだろうなというふうに思っております。今後、いろいろな方々の協力をいただきながら、いい意味での学校教育、それによる子供たちの健全育成につなげていきたいというふうに思っておりますので、よろしくご理解をいただければありがたいというふうに思っております。
○議長(荒井昭男) 61番本田一代議員。
◆61番(本田一代) 教育長、ありがとうございました。
 次は、市長にお願いします。情報の流出を心配するあまりに、欲しいという人の意を汲めていないのではないかと思える場面が多々あります。情報の発信を一般の人にもわかるように伝えてほしい、そういうときもあります。何かの役に立っていることが生きていることの証だと思います。市長のご所見をお伺いいたします。
○議長(荒井昭男) 清水市長。
◎市長(清水聖義) まちづくり全般について言えば、情報の開示がなければ市民の協力は得られない。私たちが情報のクローズを徹底的にやればやるほど、市民との乖離は出てくる。非常に残念な結果になるわけで、今の私どもの姿勢は情報公開、これを可能な限りやろう。もちろん個人情報については、今、ISO27001ということで私たちの規範、標準となる、そういうものをつくろうとしていますが、やはり情報開示は大前提であります。
 今、お話をお伺いしていて、学校の中が過度に、適正なのでしょうけれども、だれにも自分の存在を知られないようにしてしまうという方向に向かっている。悲しいことです。ということは、あと30年経った後に、小学校6年生のみんなが集まって同級会をやろう。ある人は大阪府、ある人は東京都、ある人は北海道、だれも集まれなくなってしまう。あるいは、親がいるうちは、でも親も関心がないかもしれないので連絡がとれないかもしれませんけれども、一切そういったものがクローズされてしまって、個人個人が大事にされて、その中の組織だとか、そういうものすべてを無視してしまう。それで、組織全体に情報開示すると、その組織者のだれかから情報が悪用されてしまうというような悲しい社会を迎えた、今の議論を聞いているとそういうことです。どうしていいのかわかりませんが、少なくとも学校で名札をつけない、自分が学校のほかの先生から名前を呼ばれて、名前がわからないのですから、「清水、お前は何やっているのだ。」ということが言われないわけです。学年が違えば全然わからない。こういう中で本当に教育というのができるのかなということを「いいのですか」と言いたくなりますけれども、教育長に私が質問したくなるような感じです。これは、やはり常識があると思うのです。例えば今の土曜スクールにしても、体験型をやって、ジャガイモを植える。では、ジャガイモをみんなで植えよう、「何々ちゃん、植え方がおかしいのではないの」、そういうことも名前で言えないような環境づくりをしていくというのは、本当に教育的であるかと非常に疑問に思います。
 今、文部省が何を考えて、個人情報というのはどうあるべきなのか、これはやはり議員がおっしゃったように、もっともっと議論されて、いつまでも、あるいはこれからもどんどんクローズされる学校教育の現場、これはやはり何か改善しなければいけないのではないか。これは成績がいいとか悪いとか、そんなことは開示する必要はないのです。名札だとか、住所だとか、あるいは連絡先だとか、お互いが情報交換し合えるような環境は学校がつくるべきだと私は思っています。それが違反するのかしないのか私はわかりませんけれども、そういう学校でなければつまらないし、将来がないような気がします。これからも機会があれば、国会議員と朝食を食べる会というのが近々ありますので、私も国会議員に個人情報とは何ぞやと尋ねてみます。多分だれも答えられないかもしれないけれども、また返事をします。よろしくお願いします。
○議長(荒井昭男) 61番本田一代議員。
◆61番(本田一代) 市長から前向きなご答弁をいただきましたので、私の質問は以上で終わらせていただきます。ありがとうございました。

     ◎ 休     憩

                                     午後2時28分休憩
○議長(荒井昭男) この際、暫時休憩いたします。

     ◎ 再     開

                                     午後2時50分再開
○議長(荒井昭男) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 17番深澤直久議員。
◆17番(深澤直久) 議席番号17番自民クラブの深澤直久でございます。通告に従い順次質問をいたします。
 初めに、土地開発部長にお聞きいたします。1番、Pal Town城西の杜開発に伴う周辺農用地の安全について、このPal Town城西の杜の販売なのですけれども、驚異的なペースで目をみはるほどの成果を上げ、ほとんど完売に近い状況だと聞いております。一番北側の方に商業地ができるということで、これは皆さんご承知だと思うのですけれども、これからの進み、オープンまでの計画等をお聞きしたいと思います。
○議長(荒井昭男) 桑子土地開発部長。
◎土地開発部長(桑子秀夫) 商業用地はご案内のとおり株式会社とりせんが出店いたす予定でございます。そこの会社の事業計画によりますと、現在は基本的な計画を策定中である。そして、10月までに必要な建築確認等の許認可をとって、11月に工事着工し、翌年3月までに竣工する、そして4月にオープンしていきたい、そのような話で承知しております。
○議長(荒井昭男) 17番深澤直久議員。
◆17番(深澤直久) この商業地の集客範疇というのですか、どこら辺くらいまでをターゲットにこのポジションを得たか、わかればお聞きしたいと思います。
○議長(荒井昭男) 桑子土地開発部長。
◎土地開発部長(桑子秀夫) 計画の商業地につきましては、近隣型のショッピングセンター、いわゆる3キロメートルから5キロメートルを範囲とした商業圏ということでありまして、日常の生活を支援するお店だということでございます。おおむね3キロメートルを基準として円をかきますと、東は鶴生田町、北は成塚・天良町、それと西の新田市野井・反町町、南が宝町・由良町の一部がこの3キロメートル区域に入ります。そして、世帯数はおおむね1万2,000世帯、人口が3万5,000人というふうに推定されてきております。また、5キロメートルでは世帯数で1万8,000世帯、人口で5万3,000人という形の集客を考えております。
○議長(荒井昭男) 17番深澤直久議員。
◆17番(深澤直久) ある程度小さい範囲でいけば3キロメートル程度、5キロメートル程度になりますと藪塚本町から尾島町から四方からという集客を予定しているようです。そうしますと、あそこは北西部に鉄塔もありまして、どんな入口になってくるかお知らせください。
○議長(荒井昭男) 桑子土地開発部長。
◎土地開発部長(桑子秀夫) 出入口につきましては、大変重要な問題でございまして、来客用といたしましては、今、議員のおっしゃいました北側、鉄塔を挟んでそれぞれ1カ所ずつで2カ所、それと西側の脇屋寺井線、ここに1カ所の計3カ所が考えられております。
○議長(荒井昭男) 17番深澤直久議員。
◆17番(深澤直久) 今、聞くと、北側・西側という形ですけれども、そうすると南側は住宅地があるために開けない、そんなような考え方でいいのでしょうか。
○議長(荒井昭男) 桑子土地開発部長。
◎土地開発部長(桑子秀夫) 基本的には議員がおっしゃったとおりでございますけれども、南側につきましては商品搬出入の専用口として1カ所を考えております。これは来客と商品専用の入口を別にすることによって、搬入ルートが別になるわけですから、当然そこにおいて交通事故等を未然に防ごうという形の中で分離を考えております。それと住宅の方が徒歩あるいは自転車で買い物ができるように、その専用の入口はあわせてつくっていきたいと考えております。
○議長(荒井昭男) 17番深澤直久議員。
◆17番(深澤直久) ここで私が聞きたかったのは、開発地区と守っていかなければならない農村地区とちょうど端境期のために、ここ数年のそれぞれの考え方、安全対策を現状よりとっていかないと大変だ、事故が起きてからでは嫌だということから聞いております。周辺の交通対策というのか、私も持論はあるのですけれども、現状で考えている交通対策がございましたらお願いしたいと思います。特に交差点部分は難しいところかなと思っているのです。
○議長(荒井昭男) 桑子土地開発部長。
◎土地開発部長(桑子秀夫) あの周辺の交通対策というのは、大変重要になってくるというふうに思っております。現在、あの周辺につきましては、県道足利伊勢崎線並びに藪塚幹線・西部幹線の基幹道路として通ってくるというふうに考えますと、総合的に重要な位置になってくるというふうに考えております。まして、そのような通行量が増えることによって、今、議員がおっしゃいましたようなPal Townの信号が一番問題になってくるというふうに考えております。私どもの方は、それを将来的に、今、あるPal Townの信号から西に拡幅された場合、それに対応できるように既にシフトできるセットバックの用地を確保してきておりますので、それらを合わせて、今後、道路行政が重要になってきますので、出店する店に対しても万全を期すように、各担当課と協議調整していくように指導していきたい、そんなふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(荒井昭男) 17番深澤直久議員。
◆17番(深澤直久) 以上で土地開発部長への質問を終了いたします。
 続いて、産業経済部長にお聞きいたします。関連のところで、周辺がほとんど農業地なものですから、今度は農村地についてお聞かせいただきたいと思います。農業分野のところでお尋ねしますけれども、先ほど土地開発部長の方でも、道的には太田生品線といったらいいのか、藤阿久小金井線、それから脇屋大原線というのか、それがクロスしたところなのですけれども、それが中心にほとんど農用地がまだ占めております。ここの中でも寺井地区は北側に位置はしているのですけれども、ここの農地の種類といったらいいか、分け方、青地・白地があるのですけれども、そこら辺はどのようになっているかお聞かせください。
○議長(荒井昭男) 久保田産業経済部長。
◎産業経済部長(久保田幹雄) 寺井あるいは小金井等もあろうかと思いますけれども、通常、都市計画上では市街化調整区域になっておりまして、特にPal Town城西の杜の周辺の農用地、これにつきましては農業振興地域、いわゆる青地となっております。今後とも農用地として保全し、有効利用していただく箇所と考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(荒井昭男) 17番深澤直久議員。
◆17番(深澤直久) 青地というと、白地よりもよほど規制が強い、農業優先にやってくださいというところなのですけれども、ここは将来的にいろいろな道ができたときに、沿道サービス業とかそういうものはだめなのですか、それとも出られるところなのですか。
○議長(荒井昭男) 久保田産業経済部長。
◎産業経済部長(久保田幹雄) 青地につきましては、やはりその条件等に合ったものでないと沿道サービスであっても保全すべきところは農地として守っていかなければならない、そういうふうに考えております。
○議長(荒井昭男) 17番深澤直久議員。
◆17番(深澤直久) 実は、今朝、私も苗運びをしてきて、家の田植えがございました。朝の通勤時間は確かに命がけでございます。そこで、今年より寺井地区で集落営農、そういう組織が立ち上がって、今後は集団化が図られる。片や商業地があって人が来られる、片や集団化になるような将来計画ができるのですけれども、この寺井地区がやろうとしている集団営農、どういうものかちょっとお知らせをしていただきたいと思います。
○議長(荒井昭男) 久保田産業経済部長。
◎産業経済部長(久保田幹雄) ご案内のとおり、平成19年度産の農産物、米・麦等、品目横断的経営安定対策、これに基づきまして認定農業者や集落営農でなければ、そういった国の助成等が得られないということで、農協等のいろいろな指導によりまして、本年4月26日に寺井地区集落営農組合として、農家数32戸、それから耕作面積27ヘクタールということで、東毛地域の特産である麦作を対象として設立されました。5年後の計画では30ヘクタールに拡大し、組合農家の所得アップを図っていこうとするものでありまして、耕作に使用する農機具、これらにつきましては、当面は組合農家が所有しているものを借り上げて対応するとのことであります。また、法人化につきましては、今後の展開を見ながら将来的には検討してまいりたいというような状況でございます。
○議長(荒井昭男) 17番深澤直久議員。
◆17番(深澤直久) 想定される農業者の農業形態というか、農家の形式というのか、今までは個人が機械を持ってきた。今後、集団化を図った場合、その景色というのか、農業形態がどのように変わってくるか、作業機械だとか運搬車が大型になるのか、小型でいいのか、そこら辺なのですけれども、推測で結構なのですけれども答弁いただきたい。
○議長(荒井昭男) 久保田産業経済部長。
◎産業経済部長(久保田幹雄) 先ほど言いましたように、これからの農業は非常に大きな変革期を迎えております。そういった中で、やはり認定農業者の確保がまず一点だと思います。集落営農については、先ほど同じ議員からご質問がありましたけれども、やはり地域のリーダーが必要でございます。中にはそういった認定農業者がリーダーとなって集落営農等もやっております。そういったことでございますので、認定農業者、それから集落営農等を進めていきまして、本市の農業振興等を図っていきたい、そういうふうに考えておりますので、よろしくご理解いただきたいと思います。
○議長(荒井昭男) 17番深澤直久議員。
◆17番(深澤直久) 私の質問は、どんな景色かということなのですけれども、当面は現状と変わらないということでよろしいのですか。
○議長(荒井昭男) 久保田産業経済部長。
◎産業経済部長(久保田幹雄) 現状と変わらないというか、兼業農家とか、そういった部分については非常に厳しくなってくるということでご理解いただきたいと思います。
○議長(荒井昭男) 17番深澤直久議員。
◆17番(深澤直久) 以上で産業経済部長への質問を終了いたします。
 続きまして、都市整備部長に質問をいたします。今度はこの農用地の道のことでちょっとお聞きします。この道は、地区の農業者というのは土地改良のときからつくっておりますので、農作業のための道であり、車等を置くのは当たり前だと思っているのですけれども、道路の種別とか、どのような道なのかお知らせください。
○議長(荒井昭男) 大槻都市整備部長。
◎都市整備部長(大槻重吉) 土地改良で整備された道路といえども、帰属されまして農耕者専用ではなくて一般道路という形で取り扱いを行っております。
○議長(荒井昭男) 17番深澤直久議員。
◆17番(深澤直久) 実はこの質問の一番根源である、たまたまなのですけれども、この商業地に3本、本当に真っすぐな道が通っておりまして、中でもこんなに見通しのいいところでどうして事故が起きるのだということで、死亡事故まで起きたところだったものですから、農家の方、また一般の通勤の方の安全を確保していかなければならないというところから質問を考えております。安全を確保していくために、こういうところでどんな方法が現状として考えられるか、お聞かせ願いたいのです。
○議長(荒井昭男) 大槻都市整備部長。
◎都市整備部長(大槻重吉) 現状では、議員が指摘されるように、商業施設、大型であるものですから、交通渋滞等を予測するという考えはあります。しかしながら、現状では具体的な整備はないということであります。しかしながら、先ほど土地開発部長が答弁したように、一部分では道路にできるようにセットバックしてあるという箇所もありますので、それらの渋滞等の状況を把握して、今後、検討をしたいということであります。よろしくお願いします。
○議長(荒井昭男) 17番深澤直久議員。
◆17番(深澤直久) ここのもうちょっと北側になるのですけれども、地区の総会のときに決議されているのですけれども、数年前に子供の通学に危険なために歩道整備をしてくれないかという陳情を出しました。そのときに、これから建設になるのでしょうけれども、県道太田藪塚線の計画がされておりまして、そのとき、その建設に伴って整備するのがよろしい、二重投資をしなくてよいのではという返答がございました。地元とすると、ちょうどそれが今だというふうに思っているのですけれども、そこら辺の陳情は受け付けられたのですけれども、まだいろいろな兼ね合いがある、こういうことに関していかがお考えですか。
○議長(荒井昭男) 大槻都市整備部長。
◎都市整備部長(大槻重吉) この件に関してでございますが、歩道整備ということになりますと、歩道だけでなく、道路的なもの、かなり多額な金額もかかるということもございます。そんなわけで、今後は大規模店舗というようなことでございますので、変則とされる交差点改良、これにはこの春の予算のあらましの地区懇談会でも地元の質問等もございました。これらにつきましては、近々のうちに整備を図っていければ、このように思っております。
○議長(荒井昭男) 17番深澤直久議員。
◆17番(深澤直久) その周りにもし歩道等ができたりするのであれば、水路等がありますので、これも多額にかかるかと思うのですけれども、今後を踏まえて、やはり作業道の確保をしませんと、片や1級の農村地帯でありますし、守っていかなくてはならない部分だとすると、そのようなスペースが必要だと常々思っておりました。その補佐道をつけるということに関しても、私はつけた方がいいと思っているのですけれども、何かご答弁がありましたらお願いしたい。
○議長(荒井昭男) 大槻都市整備部長。
◎都市整備部長(大槻重吉) あの近辺の道路整備状況を見ますと、館林前橋古河線と言われますが、その南を西部幹線、現状では用地買収を進めながら建設をしているということ。それともう一つは、桐生新田線、それと太田西部幹線・鳥山脇屋幹線を結ぶ道路、今、半分ほど進捗しておりますけれども、これらの進捗を見、そしてまた藪塚幹線の進捗を見、これらとあわせた中で早めのうちに検討させていただきたいと思います。
○議長(荒井昭男) 17番深澤直久議員。
◆17番(深澤直久) 以上で部長に対する質問を終わりにいたします。
 続いて、市長に質問をさせていただきたいと思います。今までの議論を聞いて重複にならないようにお聞きしますけれども、農業の根幹である米麦生産をこの地区及び周辺で守っていこうという動きで集団化を図ってきておりますけれども、ここら辺の地域に対しての地産地消等を含めて、市長は米麦をいかがお考えかお聞きしたい。
○議長(荒井昭男) 清水市長。
◎市長(清水聖義) 政府の方針で、弱小というのか、規模の小さいものについては切り捨てをする。小麦について、そういう方針が出されて、営農集団をつくる。寺井については非常に先駆的な取り組みだというふうに思っています。それで、今後の米麦でありますけれども、多分見通しは暗いです。政府が希望を持たせるような言葉を発しようが何をしようが、現状を見ると明るさは見えない。ただ、その中で経営改善をしながら農業は進まなければならない。しかも土地改良をやった青地のところは専用地域でありまして、従来の苦しい中で農業を続けていくということであります。そういった意味で、先ほど農協の話も出ましたけれども、農協あるいは行政、そういう施策の中で、税金をただにしようとか、そういうことはできませんけれども、可能な限りの支援を行っていきたい、そんなふうに思っております。いずれにいたしましても、寺井に営農集団、27ヘクタール、これはすばらしいことだというふうに思っています。
○議長(荒井昭男) 17番深澤直久議員。
◆17番(深澤直久) あの周辺を見ますと、今後、藪塚及び北部開発が進むようでございます。高速道路も進んでくる中で、私もあそこで生まれて現状を見てみますと、蛇川本流の排水のために、普通は遊水地というのがあるのですけれども、あえてあそこにないというのは、この田んぼを将来的にも利用して、治水もあるのかなというふうに思っておりました。そこをきちんと農業として守らせておかないと、こちらの太田市の中心部にどうしても水が出てしまうという勾配がございますので、先ほど福祉、農業は福祉ではないのですけれども、防災及び国土保全の観点であそこを見たときにどう思われるか。また、周辺の農家の人がみんな高齢者になってきているのですけれども、やはりこういう交通対策、危険区域での道路改良というのをぜひしていただきたいと思っているのですけれども、そこら辺に関してお答えをいただきたいと思います。
○議長(荒井昭男) 清水市長。
◎市長(清水聖義) これは土地改良事業に対する補助金等々を見てもわかりますように、ダム機能とか治水機能とか、ある意味でこういったものは農家に課しているというか、お願いをしているという筋合いのものでもあります。特にあの地域は地形上、そんな感が非常に強くあります。蛇川を隣に持っていますので、排水等々についてもうまい具合にいっている、水については多方面にわたって優れている、特に農業をやるには優れている地域だというふうに思っております。田んぼがすべて埋まったというようなことになれば、これは太田市がパンクでありますので、大変重要な役割を担っているという認識であります。
 交通対策でありますけれども、先ほど部長の方から答弁がありましたように、あの交差点は変則交差点であります。変則交差点の解消のために、今年度の予算説明会でも申し上げましたけれども、あそこはやはり抜本的な改善をしなければいけない。かといって、寺井の集落のあるところまでやろうという気はありません。どうしてもあの交差点周辺で右折路線がとれるような形にはしなければ、そういうことであります。
○議長(荒井昭男) 17番深澤直久議員。
◆17番(深澤直久) 以上でPal Town城西の杜周辺農用地の安全についての質問を終了いたします。
 次に、2番、鳥山地区の整備について、都市づくり部長にお聞きいたします。鳥山地区の区画整理事業の太田市としての現状の考え方をお聞きいたします。
○議長(荒井昭男) 土田都市づくり部長。
◎都市づくり部長(土田隆一) それでは、ご答弁申し上げます。鳥山地区の区画整理事業ですが、ご承知のとおり平成4年の4月に都市計画決定を行いまして、以後、地元と調整を行ってきたわけでありますが、大きな伸展を見ないまま現在に至っておるということでございます。既に計画決定以来14年の歳月が経過し、地区の都市化も進んでいる状況であるということでございます。
 こうした中で当地区における生活環境改善の遅れ、特に道路拡幅や排水整備の問題は大きな懸案事項として浮上しているところでございます。市といたしましては、今後土地区画整理事業にかわる方法を地元と協議しながら鳥山土地区画整理事業の都市計画決定の廃止に向け、その方策等につきまして県と協議を進めているところでございますので、ひとつよろしくお願い申し上げます。
○議長(荒井昭男) 17番深澤直久議員。
◆17番(深澤直久) いつもあそこから電話がかかってくると怒られ、しかりの電話でした。水があって雷があると長靴をはいても長靴の中に水が入ってしまうということでしたが、最近、褒められました。随分補修をしていただいたようで、前から比べると大変水のはけもよくなったということでありました。そこで、これは多分区長を中心として整備の方の話し合いが進んでいるのかというふうに考えていたのですけれども、鳥山地区の各区長とのこの地区の整備における進捗状況がわかりましたらお聞きしたいと思います。
○議長(荒井昭男) 土田都市づくり部長。
◎都市づくり部長(土田隆一) ご答弁申し上げます。土地区画整理事業の伸展が見られない中、これまで鳥山の上町・中町・下町の各区長と協議を重ね、また県の指導を受けながら、去る平成17年1月に鳥山地区まちづくり検討委員会が発足されました。この検討委員会におきまして既に10回ほど会議を開催していただき、土地区画整理事業の代替案等について協議をいただいてまいったわけでございます。こうした中、平成18年3月20日、鳥山地区まちづくり検討委員会を主体とする鳥山土地区画整理事業を見直しし、新たな道水路整備の着手に関する陳情書ということが市に提出されましたが、この陳情書によりますと、地権者の約7割の方々がこの案に賛同をし、署名をいただいている状況であるということでございます。
 また、特にこの地区の排水対策につきましては、同検討委員会を主体として庁内関係部局との協議連携のもとに進めてまいりたいというふうに考えておりますので、今後ともご理解よろしくお願い申し上げます。
○議長(荒井昭男) 17番深澤直久議員。
◆17番(深澤直久) 都市づくり部長への質問を終了いたします。
 続きまして、都市整備部長に質問をいたします。今、都市づくり部長のお答えのように幾ばくか進んで、陳情をというところの部分ですけれども、今後それは都市整備部長の分野ではどのように進められるのか、お聞きしたいと思います。
○議長(荒井昭男) 大槻都市整備部長。
◎都市整備部長(大槻重吉) この件に関しましては、都市づくりの方と鋭意その打ち合わせをしながら、地元の人に迷惑がかからないように努力しているところでありますけれども、区画整理をやらないという前提のもとに、私どもの方に現状においての狭隘道路の拡幅とか、それらを地元民に対して今、区画整理課の方で内約を得ているような状況でございます。その話がつけば道路河川課の方で今後順次やっていきたいということです。
 ただ、道路もそうなのですが、ずっと前から関連しておりますけれども、水路の問題等も県道が高いというようなことで水の流れが悪い、この辺もあわせて検討をしております。
○議長(荒井昭男) 17番深澤直久議員。
◆17番(深澤直久) 都市整備部長への質問を終わります。
 続きまして、市長にお聞きをします。今、都市づくり部の方は計画進行が、それができなければ動けないということなのですけれども、特に危険区域がございます。消防が入っていかなかったり、消防で認めている中の危ない所というのが2カ所、上と下にありましたけれども、それを含めて今後ここの区画整理事業は、多分私、もう280軒以上を超えて300軒に迫る勢いかと思うのですけれども、どうされていくのか、その1点だけ市長の答弁をいただきたいと思います。
○議長(荒井昭男) 清水市長。
◎市長(清水聖義) 鳥山については、もう長年進捗なしのまま今日まで来ておりまして、一昨年ごろですか、地域の皆さん方にこのままずっといってしまうのがいいのか、もう区画整理の抜本的な見直しといいますか、もう中止を含めた見直しをやる方がいいのか、問いかけたわけであります。その経過については議員も知っていると思うのですが、結論的には区画整理はやめようということに地域の皆さん方のほとんどの方の合意が得られた。
 そこで、道路拡幅の問題とあそこの一番の問題点であります排水路の問題、これが取り上げられて、今、部長から話がありましたように地域で会合を重ねて、対応策について、今、検討している最中であります。中でも時間をあまり待ってくれないのは、やはり排水路だと私は思っています。排水路については非常に問題が、どこに末路を見出すかというのが問題でありまして、水の行き先がないまま排水路はできないわけでありますから、これを県道を横切る、それで県道の下を通って導水管を通して、あるいはボックスカルバートか何かの埋め込みになるか、わかりませんが、蛇川の西の水路に放流するというようなことをメーンに上から下まで通そうということで今、基本的には動いています。
 また、中の道路については、これも地域の皆さん方の協力なくしてできるわけではありません。土地は出さない、道路はつくれという、こんなことはできるはずがありませんので、解決をした所からこれから道路の拡幅、側溝の附帯工事、これを順次やっていくというような段取りになっておりまして、地域の皆さん方もほとんどが現状に不満足でありますので、協力をしていただけるような形になっていくと大変ありがたいことだというふうに思っています。
 区画整理を始めてとんざしてしまうというのは、これからもあると思うのです。これはとんざというよりも時代の変化というのが実は先にありまして、今、言った鳥山は特に、もう構わないから家をつくってしまうという、非常に私なんかに言わせれば地域住民も、あるいは地主さん方もいいかげんということはないですけれども、決めておいてどんどん家をつくってしまっている。色が変わったら、もうこれは売った方がいいというのでどんどん家を建てる。ちょっとルールがどうかなと思うのですけれども、そういう方向を今回のいろいろな諸問題解決に向けての会議が何かいい方向に向かっていく、そういうふうに確信を今、しているところです。
○議長(荒井昭男) 17番深澤直久議員。
◆17番(深澤直久) 以上で鳥山地区の整備について質問を終わります。
 続きまして、群馬大学工学部の誘致における対応について企画部長に質問をいたします。太田市の準備とその施策、進捗状況をお知らせください。
○議長(荒井昭男) 小暮企画部長。
◎企画部長(小暮和好) ご答弁申し上げます。
 この群馬大学の誘致の関係につきましては、仮称でありますけれども、ものづくり教育研究施設の設置ということで、本市が実施してまいりました太田駅周辺、あるいは本町地区中心市街地の活性化事業とともに、地元の産業界や地域からの要望等もありまして、産学官共同によるこのものづくり教育研究棟を整備することに至ったということでございます。
 予定地につきましては太田市本町29番1号ということで、本町公園、旧太田女子高校跡地でございまして、面積約7,000平米となっております。工事費につきましては、おおむね10億円から15億円程度が予測されておりますけれども、大学へは有償で貸し付けをしていきたいという状況でございます。また、建物の規模につきましては約6,000平米ということで、おおむね3階建て、あるいは4階建てぐらいになるかと考えております。
 また、今議会にも上程させていただきましたが、6月補正では設計委託料を計上させていただきましたけれども、9月あるいは12月には工事費を上げていきたいと考えております。そして、昼間部につきましては、平成20年の4月から開校を考えておりますけれども、1年生につきましては教養課程ということなので前橋市の荒牧キャンパスの方で講義があるということで、実際この人たちは2年生、平成20年の4月から入るということでございます。また、夜間部につきましても平成19年の4月から開校する予定で考えておりますけれども、本校舎につきましては仮校舎ともなりますので、経費等を考えながら、現有の公共施設の中で今、協議をしているところでございます。そして、講義ができるように鋭意進めているところでございますので、よろしくお願いします。
○議長(荒井昭男) 17番深澤直久議員。
◆17番(深澤直久) 現有施設の用地及び建物、また附帯するものについてどうなるか、お聞きをしたいと思います。あそこには児童館がございます。周辺で使っている公園もあるようですし、桜の木もありますし、旧太田女学校の跡地の建物もございます。ここら辺はどうなるのか、また、できたときに近隣の住民の方たちはオープンキャンパスであってくれれば使えるのではないかと、そこら辺もちょっとお聞きをしたいと思います。
○議長(荒井昭男) 小暮企画部長。
◎企画部長(小暮和好) まず、現有施設、本町公園内にあります児童センターがございますけれども、これにつきましては存続していきたい、こう考えております。また、高等職業訓練校もございますが、これは本年の9月まで使いまして、その後につきましては西新町にあります旧東毛建設事務所に移転する予定でございますので、そこは空いてくるということでございます。また、ご質問のありました桜の木等々の話でございますけれども、この辺の樹木につきましてもできる限りは残していきたいと思っておりますが、事情によっては剪定だとか伐採もあるかと思いますけれども、現有施設の桜も景観等も考えてやっていきたい。また、公園等もありますけれども、できる限り存続をさせていきたいという中と、この産学官ができた場合には当然地元の方、地元に限りませんけれども、建物の中にも入れるオープン的なことで利用できるように考えております。
○議長(荒井昭男) 17番深澤直久議員。
◆17番(深澤直久) 今回できる大学というのは、その大学の施設も一般の方がある程度、校庭だろうが建物だろうが申し込んだりすれば使えると、そういう考え方でよろしいのですか。
○議長(荒井昭男) 小暮企画部長。
◎企画部長(小暮和好) そのとおりでございます。
○議長(荒井昭男) 17番深澤直久議員。
◆17番(深澤直久) 企画部長への質問を終わります。
 続きまして、都市整備部長にお聞きをいたします。都市公園用地の確保とその条件、また候補地をお知らせください。
○議長(荒井昭男) 大槻都市整備部長。
◎都市整備部長(大槻重吉) 公園の廃止できる場合ということがありますが、これはかわるべき都市公園が設置される場合ということになります。かわるべき公園につきましては、東本町の場所を予定しております。
○議長(荒井昭男) 17番深澤直久議員。
◆17番(深澤直久) 東本町の場所というのをもうちょっと詳しくお願いします。
○議長(荒井昭男) 大槻都市整備部長。
◎都市整備部長(大槻重吉) 太田公民館東別館用地ということでございます。
○議長(荒井昭男) 17番深澤直久議員。
◆17番(深澤直久) そうすると、附帯面積、同等ということで聞いておりますので、向こうの用地はどのくらいを公園というふうにされるのか、お聞きをいたします。
○議長(荒井昭男) 大槻都市整備部長。
◎都市整備部長(大槻重吉) 東別館のこの関係につきましては、学童保育が大きな面積の中に一部含まれておりますけれども、それを除いて7,200平米という形で取り組みたいと思います。
○議長(荒井昭男) 17番深澤直久議員。
◆17番(深澤直久) 私も行ってみましたら、太田公民館東別館というものがございます。北側には東小学校との間に学童保育があります。駐車場がその間にございます。こちらには広場と言ったらいいのでしょうか、そういうものがございます。全体的にはあそこで、駐車場がありますので、駐車場は東別館で使うとどのくらい使うのかというのを次に聞きたかったのですけれども、正形な形をとるとなると非常に難しいのではないかと思うのですけれども、そこら辺はどうなのでしょう。駐車場に関してもちょっと触れていただければと思います。
○議長(荒井昭男) 大槻都市整備部長。
◎都市整備部長(大槻重吉) その辺につきましては、本町公園は現状では青々とした緑に囲まれた公園として非常に重宝されております。今後予定される公園につきましては、何もないさっぱりした公園ということでございます。ただ、誘致距離も街区公園の中で予想される距離ということを認識しておりますので、その辺については、利用者については同等の人が利用するということもありますので、ワークショップを完全な形で実施をし、よりよい公園にしたい。その中で駐車場等についてもやはり利用するいろいろな方たちの頻度によって、また大きさも変わるかと、そんなふうに考えています。
○議長(荒井昭男) 17番深澤直久議員。
◆17番(深澤直久) 公民館東別館等を残す、それから学童を残すと、それで6月1日から駐車違反の取り締まりが強化になりました。これからやはり駐車場というのはある程度必要ではないかと思うのですけれども、現状の駐車場よりも台数は減るというふうに考えてよろしいのでしょうか。
○議長(荒井昭男) 大槻都市整備部長。
◎都市整備部長(大槻重吉) 議員もご承知かと思いますが、児童公園の定義が街区公園ということになりました。なぜなったかというと、もっぱら児童に遊ばせる公園というのが廃止になりまして、やはりこれから高齢化社会を迎えるということで高齢者がともに遊べるような公園、それには、やはり遊戯施設でなくていろいろな緑化された公園とか、そういうものになりますので、ただ街区公園というのは、やはり歩く範囲でということもうたってありますので、その辺もあわせた中で駐車場の大きさについては考えていきたい、こんなふうに思います。
○議長(荒井昭男) 17番深澤直久議員。
◆17番(深澤直久) 以上で都市整備部長への質問を終わります。
 続きまして、市長にお聞きをいたします。先ほど街区公園と言いましたけれども、この街区公園というと大体250メートルから500メートルぐらいでございます。それが今の所から東に動くということなのでしょうね。そうすると、近くに来た人はいいけれども、遠くにいってしまった人というのは、やはり近くに欲しいということになると思うのですけれども、ほかの所でそういう公園の増幅というのができないかどうか、整備ができないかどうか、お聞きをしたい。
 例えば高山神社からずっと金山がございまして、どういうふうにそれをつなげていくかということも考えたり、街区公園だと0.25ヘクタールということがあるのですけれども、ちょっとまとまるといいのかとか、そんな法律があるようですけれども、ほかのところにそれを助けるような、近い所に公園をつくったらどうかというふうに思うのですけれども、そこら辺に関することをちょっとお願いします。
○議長(荒井昭男) 清水市長。
◎市長(清水聖義) 言っている意味が、平坦地で求めようとしているのか、丘陵地で求めようとしているのか、私にはよくわかりません。丘陵地とすれば金山全体が公園化されておりますし、風致地区にもなっています。ですから、現状でも十分対応できる、そんなふうに思っています。仮に平坦地という意味で言われるならば、平坦地であの中で近隣にはありません。それだけのものを確保しようとしても、これはどだい無理でありまして、求める方が無理ということだというふうに思います。
○議長(荒井昭男) 17番深澤直久議員。
◆17番(深澤直久) 時間も最後になってきましたから、最後にお聞きをいたします。官の今、使っている現有施設が使用がなかなか難しくなるような兆候があるとすれば、違う所に移してみてもいいかと、東別館の中の障害者のものも今年できてああいう状態ですから、手狭でなければそれでも構わないのですけれども、まずそういう施設についてお聞かせ願いたいということと、全体的には太田駅の周辺が整備される。ただ、ユニーが撤退という大きい見出しがありましてショックだったのですけれども、今後太田市の中心部というのですか、いろいろなものが統廃合だとか集約をして、そういう時代が必ず来るな、もう来ているのだなというふうに思いました。全体を含めて将来の太田市の中心街の要素、中心街をこういう姿にしたいというのをお聞きしてみたいと思います。
○議長(荒井昭男) 清水市長。
◎市長(清水聖義) 支援センターについては手狭でありまして、さらに増やさなければいけないということが1つあります。もう1つ、中心街については、これは私の考え方でずっとやってきたのですが、住宅を増やしたいということで、一連の中心街の住宅政策を市営住宅で担当してきました。あとは中については、もう住民が変わるしかないと私は思うのです。住民が変わらずして役所の投下資本だけでまちの中を云々なんてことはなかなか難しいと、そういうことをぜひご理解いただければと思います。
○議長(荒井昭男) 次に、8番福井宣勝議員。
◆8番(福井宣勝) 議席番号8番、市民の目線の福井です。通告に従いまして太田市立商業高等学校の運動部活動と体育施設等について教育部長、教育長、市長に順次質問させていただきます。追求型の質問ではありませんので、旧太田市の従来の一括での質問とさせていただきたいと思います。
 初めに、教育部長に伺います。太田市が教職員の人件費、設備施設費、管理費等のすべてを賄って、実質的に太田市が運営している太田商業高等学校が特にここ数年、体育・文化・学習など多方面で活躍している様子が頻繁に新聞等で取り上げられておりまして、市民の多くが非常に気をよくしているのではないかというふうに思っています。
 また、時々運動部の試合を観戦させてもらったり、あるいは商業高校に行く機会があるのですが、行き交う生徒たちがみな比較的礼儀正しくて、身なりもきちんとしていて、いかにも高校生らしく好感が持てて、いきいきと充実した学校生活を送っている印象を受けております。そこには適切な学校運営、学習指導、生徒指導、部活動の指導などがなされているということをうかがい知れるのですが、改めて太田市立商業高等学校の生徒たちの学校生活の様子、学習の様子、運動部や文化部の活動の状況、資格取得の状況、卒業後の進路状況等々について、他の高校との比較を交えながら部長より報告をお願いいたしたいと思います。
○議長(荒井昭男) 岡島教育部長。
◎教育部長(岡島幸雄) ご答弁を申し上げます。
 初めに、太田市立商業高等学校の生徒の学校生活でございますが、生徒自身の基礎学力や専門教育の向上と基本的生活習慣の確立を目指して指導をしております。朝読書の励行に始まり、先生方の工夫を凝らした真剣な授業やあいさつの励行と服装などの生活指導を受け、規則正しい学校生活を送っております。また、出席率の高さでは平成17年度まで5年間、県内で1番を維持しております。
 続きまして、運動部や文化部の活動の状況でございますが、平成17年度実績では女子バスケットボール部、女子ソフトボール部、男子ダブルスのバトミントン部がそれぞれ全国大会へ出場しております。関東大会へは女子サッカー部、レスリング部、陸上競技部が出場しております。特に陸上競技部においては、東日本女子駅伝競走大会及び全国都道府県対抗女子駅伝競走大会へ群馬県の代表選手として1名出場しております。また、硬式の野球部は夏季大会において順調に勝ち進む健闘を見せましたが、惜しくも決勝戦において涙の敗戦となってしまいました。しかし、その選手の中から本校開校以来初めてのプロ選手が一度に2名誕生いたしました。今後の活躍を大いに期待しているところでございます。
 文化部でも運動部同様活躍が目覚ましく、群馬県高等学校商業競技大会においてワープロ部、コンピューター部が優勝、珠算部が準優勝、簿記部が3位の見事な成績により、県立前橋商業高校の7連覇を阻止して団体総合優勝を果たしております。
 また、各種資格の取得状況は、国家試験で最も難関でありますソフトウェア開発技術者試験に県内高校生でただ1人合格したのをはじめ、経済産業省の国家試験に23人の合格者を出しております。その他簿記・情報等の資格についても多くの生徒が取得をいたしております。
 次に、生徒の進路の状況でございますが、平成18年3月の状況では、大学・短大を含めた進学が34.4%、専修学校・各種学校への進学が28.6%であり、就職が36.2%という状況であります。昨年に比べまして進学率が5%程度増加をいたしております。なお、先日開催されました本年度の高校総体におきましては、史上初の女子総合優勝を獲得する優秀な成績をおさめることができ、バスケットボール部女子、ソフトボール部女子、バトミントン部男女、剣道部女子、レスリング部男子が関東大会への出場を決めております。陸上競技部も多くの選手が関東大会への出場を決めております。以上が部活動を中心とした太田商業高校の状況でございますので、よろしくお願いを申し上げます。
○議長(荒井昭男) 8番福井宣勝議員。
◆8番(福井宣勝) 次に、教育長にお伺いします。部長からすべての教育活動において商業高校は県下に誇れる高校になってきているという実情報告がありました。実に喜ばしい限りであります。このことは生徒たちの自覚と意欲はもとよりですが、校風と指導者を求めて優れた子供たちが太田商業高校に集まってきていると考えられます。3月議会の折、県教育委員会に提出した太田市体育協会の請願に紹介議員の一人として名を連ねた関係から今回の質問をさせてもらっているのですが、あの請願は、とりもなおさずスポーツの振興が青少年に夢や希望を持たせ、青少年の健全育成とまちの活性化や市民の士気を鼓舞するということに貢献することを期待して、そして太田市のスポーツの振興の中核に太田商業高校を置くことを願っているものだというものです。
 部長からの報告にありましたが、今春2人の卒業生が球児あこがれのプロ野球に入団、また、今年度の高校総体では総体で7連覇し、女子バスケットボール界に君臨していた市立前橋高校を、3年前までは弱小チームだった小柄な太田商業高校チームが破って優勝、また、男子バトミントン部が29年ぶりの優勝、女子ソフトボールが準優勝、陸上も多くの種目で上位入賞、女子サッカーも3位、女子は開校以来初めての総合優勝という栄冠を勝ち得たということの報告がありました。そのほか硬式野球が1年生大会で優勝に輝くなど、生徒たちの活躍には目をみはるものがあります。これらの成果はおのずと在校生徒たちの自信と自覚と誇りに連動し、卒業生や市民に感動と喜び、誇りと郷土愛を持たせ、小中学校の児童・生徒に多大な影響や刺激を与え、応援をしていくものと思っています。
 また、スポーツには青少年等に与える影響に大きなものがあると思っています。例えば規則や礼儀の遵守、長幼の序の自覚、仲間への気づかいや思いやり、体力や健康への関心、意欲や忍耐などを身につける、健全育成に絶好のものではないかというふうに思っています。このように考えたとき、太田商業高校の果たす役割や優位性について教育長の考えをお聞かせ願います。
 また、太田商業高校のスポーツの振興を推進するには指導者の人材不足もあるようですが、スポーツ施設が少々不足していることに気がつきます。特に体育館は幾つもの運動部が使っていて、交替で使うと工夫しても週に二、三回、それもフロアの片面か4分の1の面しか使えないというありさまのようです。運動部の中には郊外の体育館を探して練習をしてくるという寂しい話も聞いています。こんな状況の中でも幾つかの運動部は県で優秀な成績をおさめていて頭の下がる思いがしていますが、今後は限られた部だけでなく、もっと多くの運動部が実績を上げられるようにしなければなりません。そのためには運動部活動の練習場の整備をしなくてはならないと考えていますが、あわせて教育長の考えをお聞かせ願います。
○議長(荒井昭男) 相澤教育長。
◎教育長(相澤邦衛) それでは、福井議員のご質問についてお答えをいたします。全く私もいい校風であり、いい学校だというふうに思っておりますし、非常に目覚ましい活動をしていると、特に服装の面は、もう女子の生徒は目を覆いたくなるようなスカートの丈の短いようなものもよく見ますが、太田商業へ行ってみますと全然そういうことはないのですね。これだけでも本当にもういい生徒指導や何かやられているなと、そういうことで私はよく言うのですけれども、学校は地域の顔だと、まさしく太田商業は太田の顔になっていると私は自負しておりますし、そんなふうに言って差し支えないと思っております。
 そういう中で、部長からも今、るる説明がありました。文武両道の活躍、すばらしいものがありますし、生徒たちの立派な活動のかげには、やはり当然保護者の皆さんの献身的な協力だとか、また顧問だとか、いずれにしろ指導者の地道な努力、そういうものがあっての結果だろうというふうに思っておりますし、非常にいろいろな面で支援体制も整っているというふうに考えております。そういった中で非常に生徒たちにも自信がみなぎっておりまして、何事にも積極的に取り組んでいる、そういう学校生活に非常に好ましいものを感じております。ぜひそういうものが引き続いて行われると同時に、またそういったいい伝統ができましたので、そのものは売り物にしながら、もちろん市民の方々にもいろいろ応援をしていただく、そういう中ですばらしい学校に成長していけばいいというふうに思っております。
 そして、そのことが議員おっしゃるように、スポーツばかりではないのですけれども、特にスポーツの振興につきましてはまちづくりだとか地域づくり、これはもう一番私はスポーツは基本だと思っているのです。その辺、非常に目覚ましい活動をしている、そういうことでございますし、そういった太田商業の活動もこれから小中学生、高校の進学を目指す者につきましては、やはり地元の学校はこういうすばらしいものがあるのだと、そういうものもあわせてやはり情報提供等も十分しなければいけないのだろうというふうに思っておりますし、そういう中で自分の適当な進路といいますか、そういうものを選べるように、特に小中学生の段階から太田商業等も十分アピールしながら学校現場でもやっていくように指導していきたいというふうに思っております。
 それと同時に、また練習場もやはり私どもの管轄下でございますし、体育館が1つしかないのです。体育館についても、高等学校はもう大体2つぐらい県立も持っていますから、その辺についてもやはりすぐ体育館の方をつくってもらいたいと実際思っているわけでございますし、サッカーグラウンドの整備につきましては県の農地防災事業に伴う整備計画の中であるようでございますけれども、やはりもう少し運動面の条件整備、これも必要だろうというふうに思っております。
 太田市もこれから群馬大学の新設の学科の工事や何かでお金がかかるような、そういう状況でございますけれども、ぜひ市長には、それだけ一生懸命やっている太田市の顔の、特に太田商業である、そういう中で不足している運動面の条件整備、特に体育館、その辺を早急に私もやってもらいたいというふうに思っておりますし、財源の問題は私が心配をする立場ではありませんし、あとは市長がいろいろな関係でやってくれるのだと、そういうことを期待しながら、強く私も議員同様条件整備を一生懸命やってもらうと、この後、市長がどういう答弁をするか、わからないのですけれども、私はその辺のことでご答弁させていただきます。よろしくお願いします。
○議長(荒井昭男) 8番福井宣勝議員。
◆8番(福井宣勝) 私にかわって教育長が市長に質問してくれたみたいで私が言うまでもないかもしれませんけれども、教育長、非常に太田商業に気を入れてくれているようで本当にありがたく思っていますし、最近、商業高校で学んでいる子供たちの親に会うと親が非常に誇らしげです。うちの子は商業に行っているのだよ、と言うようになりました。昔はあまりそういうのは見えなかったのですけれども、最近はそういう状況が非常に見えるようになってきたので、ぜひこれからもよろしくお願いしたいと思います。
 最後に市長に、教育長と同じ願いを込めて質問をさせていただきます。太田市は、まちと市民の元気にあわせるようにして少年スポーツから社会人スポーツまで、非常にスポーツが年々盛んになってきているように感じています。このことは市民の誇りと郷土愛に大きく貢献しているものと考えていますが、市民の体育活動を支援している太田市体育協会は、太田商業高校を中核として太田市のスポーツをますます振興させたいと切実な願いがあります。もちろん太田商業の願いでもあるわけですが、先ほども話しましたが、教育長の話にもありましたけれども、東毛地区では幾つもの高校が部活動が増えたがために充実した体育活動ができないという理由で第2体育館を持っている。これに比べて太田商業高校は体育施設などの練習環境が十分に整っていないように思います。これは市長も先刻ご承知のことと思いますが、そこで、サブ的なものでもいいです、決して豪華なものでなくて、もちろんステージなどの附帯設備は必要ありません。床さえしっかりしていれば、雨風が避けられる程度のもので結構ですので、太田商業高校に第2体育館の建設をぜひお願いしたいというふうに思います。市長のお考えを伺います。
 なお、それに関連して提案があるのですが、西に商業高校、東に福祉作業所と市立・県立養護学校、北に第一老人センター、まだ開所していませんが、第一老人センターと関東学園大学に囲まれている、現在田畑になっている土地があります。ここはちょっと地形が、土地の形があまりよくないのですけれども、できればこの場所に商業高校の第2体育館を建設し、あわせてそこを教育福祉ゾーンとして総合的に整備してもらいたいと思っておりますが、いかがでしょうか。市長のお考えをお聞きして私の質問とさせていただきます。
○議長(荒井昭男) 清水市長。
◎市長(清水聖義) きのうの夕方、ユニクロにちょっと買い物に行ったのですけれども、そのときに太田商業高校のバスケット部のお母さんとお父さんにお会いしました。今、部活をやるのに際して、関東大会へ行くのにやはりお金がかかる。それでバザーを、もう学校の中だけでなくて外へ出て行って、きのうは大間々町とか何かでやってきたと言いました。外へ出て行って物を売って資金にしていると、14万円売り上げがあったとかという話をきのうはしてまいりましたけれども、本当にお母さん方、もちろんこれはバスケットだけでなくてほかのスポーツについてもお母さん方、お父さん方、非常に熱心に取り組んでおります。また、教員もそれぞれ自分の力を十分に発揮して子供たちに対して全力で当たっている。ああいった姿を見ていると、今回の太田商業全般にわたってスポーツで優秀な成績が残せた、何か結果がわかるような気がします。
 そこで、今の体育館の話でありますが、これについては私も実は考え方としては持っております。どうせできることなら着工を早められればいいなというような気持ちでもいるのですが、財政当局がどういう顔をするかだけが実は心配でありまして、多分総務部長もスポーツ大好き人間でありますので、まちはスポーツを中心にして笑顔がいっぱいになる、そんなまちをつくる、本当に高校生は基軸になるわけです。今、お話ありましたように関東学園大学は今、校庭の整地をやっています。今年度約100名近いスポーツをする子供たちをとったと、それでスポーツ学校が片方にある。それで真ん中が、ちょうど中核に太田商業高校があるわけで、やはりそこを力を入れることによって、その前も後も頑張れるまちになるのではないかと私は思うのです。今の提案いただいた体育館については本当に前向きに、できるだけ早くそういったことが実現するように頑張っていきたい、そんなふうに思っています。
 また、土地の場所についてでありますが、場所については1カ所に絞ろうということはなかなか難しいと思うので、できるだけ近接地で地主さんの合意が得られる、そういった場所を選びたい。ご希望の場所になるかどうか、これはわかりません。まとめて、極めて安い値段で譲っていただければ別にいいのですけれども、できるだけ近接地で土地を求めていきたい、そんなふうに思っています。今後とも太田市がスポーツや文化の中核に、特にソフトの部門で充実したまちになることを心から願っていますし、そのつもりで頑張っていきたい、そう思っております。
○議長(荒井昭男) 8番福井宣勝議員。
◆8番(福井宣勝) 前向きなご答弁をいただきまして本当にありがとうございました。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(荒井昭男) 次に、51番斎藤光男議員。
◆51番(斎藤光男) 51番、自民クラブの斎藤です。通告に従い、順次質問をいたします。
 初めに、1%まちづくり事業の活用促進について地域振興部長にお尋ねをいたします。市長が施政財政方針で述べられていた参画と協働というキーワードでありますが、まさにこれを具体的にあらわした事業が1%まちづくり事業と思っております。私も、これからのまちづくりという観点から見れば、地域活動に対して市民が参加しやすくなるために行政が財源手当をしようとする手法は理にかなったものと受け止めているところでございます。しかしながら、受け手である地域や住民が市の考え方と同じ歩調でとれるかというと、残念ながら考え方の違いや誤解など、温度差があることも現実ではないかと危惧をいたしているところでございます。そこで、初めに1%まちづくりの進捗状況及び今後の事業の見込みなどについてお聞かせをいただきたいと思います。
 次に、道路補修時の残土処理について、同じく地域振興部長にお尋ねをいたします。道路や側溝などは日常生活に密着しており、補修時の地域要望も数多くの声を耳にしております。こうした要望を迅速に対応することは合併効果として最もわかりやすい事例であり、市民が実感できるものとして私たちも大いに期待しているところであります。
 そこで、最初に地域要望に対する処理体制でありますが、どのような方法で行っているのでしょうか。また、合併の効果はいかがでしょうか。今回の組織機構改革により都市整備部から地域振興部に所管が移りましたが、その結果はいかがでしょうか。
 2番目に残土処理について伺います。ある地域で維持補修をお願いしたところ、近隣に残土捨て場を確保できないことを理由に工事をしていただけなかったという話を聞いたことがあります。このことを踏まえますと、残土捨て場が確保できるまで工事ができないことになりますが、今後の対応はどのように考えているのか、お聞きいたします。また、区画整理区域内への搬入、発生材を発生させず現道で舗装する方法はとれないのですか。
 3番目に、今回のこの質問の内容を踏まえた中で需要と供給の仕組みをつくっていただき、意思疎通を図る意味からも残土が必要な人にあげるようなことはできないのか、お聞きしたいと思います。
 次に、スクールバスのその後について教育部長にお尋ねいたします。新聞報道等でもご存じのとおり、小学生児童の殺人事件も連日のように発生いたしております。子供たちの安心・安全が犯罪によって危うくなっている状況には大変心が痛んでおります。その意味からも社会全体でサポートする体制が強く求められておりますが、本市では今年度より2.5キロメートル以上の遠距離通学児童を対象にスクールバスを運行しておりますが、児童の保護者の皆さんからは全体的に見ると大変よかったと感謝をしている声も聞いております。そこで、運行してから2カ月が経ちましたが、現在の運行状況、また、運行してからの課題等をお聞かせください。
 以上で1回目の質問を終わります。
○議長(荒井昭男) 石川地域振興部長。
◎地域振興部長(石川典良) 斎藤議員からの私に対します2項目のご質問に順次ご答弁を申し上げたいと思います。まず、1%まちづくり事業の進捗状況についてでございますが、1次募集を2月10日から3月20日まで行い、合計で157件もの提案をいただきました。当初予想していた以上に多くのご提案をいただき、地域や団体の本事業に対する期待の大きさを感じたところでございますが、最終日に80件もの提出がありまして、そのほとんどが書類の不備であったことから、1%まちづくり会議での審査に時間を要したところでございます。当初は、できるだけまちづくり会議では、門戸を広くして採択へのサポートをきちんとしようと1件審査等を考えておりましたけれども、先ほど申し上げたとおり、多くのご提案をいただいたことで方法を変えまして、審査を迅速にかつ公平に行うために1%まちづくり事業の採択基準を定めまして、先月の25日までに4回の審査を行い、81件を審査し、47件が採択されました。採択率は58%となります。
 採択された提案の事業費で申し上げますと4,967万8,699円、そのうち補助金額は2,206万円、補助率44%であります。なお、不採択となった提案が34件、提案者からの取り下げが6件、先ほど申し上げました書類の不備等による再提案を依頼したものが70件となっております。したがいまして、提案件数に比べて採択件数が少ないような印象を持たれるかもしれませんが、第1次募集ということでとりあえず提出をとの提案もございまして、本事業の趣旨からはかけ離れた内容のものが多かったことに起因するものと思われます。
 次に、今後の事業見込みについてでございますが、第2次募集といたしまして5月29日から6月20日まで提案受付を行っておりますが、今後も提案状況に応じて3次、4次と順次募集を行う予定でございます。なお、1次募集で採択となった提案につきましてはホームページなどでお知らせするとともに、全市的な展開を期待する事業などを積極的にPRさせていただき、第2次募集での参考となるよう周知を行っているところでございます。
 また、本年度は本事業の初年度ということもあり、予算の執行だけに意を注ぐのではなく、本事業の理解を進めることで参画と協働の意識醸成が図られるよう努めてまいりたいと思いますので、引き続きご支援賜りますようよろしくご理解のほどを申し上げたいと思います。
 次に、道路補修時の処理体制あるいは残土処理についてのご質問にご答弁申し上げます。市民要望であります道路補修等の生活基盤整備の処理体制につきましては、残土が発生する道路補修は主に直営舗装班で実施をいたしておるところでございます。今年度は職員の欠員補充がありませんでしたので、従来は2班体制で行っておりましたが、1班体制に組み替えを行いました。直営舗装班の主たる工事施工区域につきましては旧3町をエリアといたしまして、本年度につきましては藪塚本町支所、新田支所、尾島支所の順に舗装工事を巡回実施していきたいと考えております。旧太田市内につきましては、1年に二、三地区ずつ業者発注方式で4年サイクルで巡回補修、舗装する予定でございます。なお、直営舗装班の人員体制につきましては、年々職員の高齢化や補充措置が見込めないこと等から、後日総務部門あるいは企画部門とも協議しなければいけませんが、今後は段階的に業者発注に移行せざるを得ない状況であるというふうに現時点では感じております。
 次に、所管替えの効果でございますが、地域要望につきましては生活道路の補修が主でありますので、総合支所や行政センターを経由してのものが多数ございます。要望窓口が広くなり、支所等と連携の強化が図られまして、従来にも増しての迅速な対応が図られることが組織機構改革の効果として思われますので、現実に2カ月間経過する中ではそのような体制で今、進んでおるというふうに認識はいたしてございます。
 2点目の残土処理につきましては、昨年まではご質問のとおり区長との連携や区域の協力を得まして、ほとんどその区域で捨て場を確保していただき処分してまいりましたが、確保できないときは保留としてまいりました。しかし、今年度からは努力していただいても残土置き場の確保ができない地区でも、住宅地であって緊急度の高いと思われる場所につきましてはできるだけ早い時期に業者発注の方向で工事の施工を対応したいと考えておるところでございます。また、残土の区画整理区域への搬入でございますが、現状では受け入れられる区域がないと聞いておりますので、ご理解いただきたいと思います。
 また、発生材を発生させず現道のまま舗装する方法は可能かというご質問でございますが、現道のまま舗装できる道路ももちろんございますが、中には路盤の支持力のないことから掘削をして置きかえる必要性の部分が多いというふうに承知しておりますので、特段のご理解をお願いしたい、こんなふうに思います。
 3点目の需要と供給の仕組みづくりにつきましては、ストック場所を確保しなければなりませんし、積み込んで運搬する費用を考えると、ご提案の部分につきましては非常に難しいというふうに考えてございます。このようなことから、発生現場で処理することが好ましいと考えておりますので、この点につきましてもご理解を賜りますようお願いを申し上げたいと思います。
 以上でございます。よろしくお願いします。
○議長(荒井昭男) 岡島教育部長。
◎教育部長(岡島幸雄) ご答弁申し上げます。
 スクールバスの運行状況につきましては、現在13校の小学校において14台のバスが約800名の児童を乗せて運行しております。このうち業務委託による運行が9台、学校配置の公務員による運行が3台、市管財課対応による運行が2台となっております。対象となる児童ですが、おおむね2.5キロメートル以上の通学距離がある児童、身体的理由がある児童、通学路において危険が予想される児童のほか、学校長からの要望が認められた場合についてもスクールバスでの通学を対象としております。お話によりましたとおりスタート以来2カ月を経過いたしましたが、事故もなく、ほぼ順調に運行できておりますのも、それぞれ地域の議員の皆様はじめ関係者の皆様のご協力のおかげとお礼を申し上げたいと思います。
 お話にありました課題でございますが、より安全な乗降バスの選定や限られた予算や車両の台数の中で乗車を希望する児童に対していかに希望に沿うかなど、直面しているものがございます。長期的には、新聞報道にもありましたが、今まで通学路の中で培われた季節感だとか子供同士の連帯感とか、そういうものがバスに乗車することで喪失しがちにあるのではないかということもありますし、集団登下校で培われた危険を回避する術をいかに育てるかなどが挙げられますので、保護者及び学校とともに必要な対応と運行の充実に今後も努めてまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。
○議長(荒井昭男) 51番斎藤光男議員。
◆51番(斎藤光男) 2回目の質問を再度させていただきます。地域振興部長にお伺いいたします。1%まちづくり事業の現状については、第1次募集ということもあり、まだまだ予算の執行額としては少ないように思われます。1つには、この事業に対する理解が乏しいことが考えられます。2つには、旧市町間での行政区活動の違いがあって、合併により一気に変えるということもままならないということでありますが、その結果、採択率の低さにも影響しているのではないかと思っております。
 そこで、区制事務委託料を統一したことに対する地域の声をどのように受け止め、感じられているのか、また、行政区活動への1%まちづくり事業の活用についての考え方、あわせて1%まちづくり事業の予算を行政区へ一定割合で交付、配分していただきたいと思っておりますが、このことについてお考えをお聞かせください。
 次に、助役に質問をいたします。事務を統括する立場として、道路補修と残土処分の方法についてのお考えをお聞かせいただきたいと思います。
 次に、スクールバスの実施に当たり再度教育部長にお伺いをいたします。新年度予算のあらまし、地区懇談会の会場でも議論がありましたが、市長は弾力的な運用を行いたいとの答弁をされ、会場からも賛意を示す声がありました。私もしゃくし定規に、2.5キロ以上の乗車はもちろんですが、距離に固執することなく、2.5キロ前後であってもその地域の通学児童のコミュニケーションを寸断することのないよう配慮されることが望ましいと考えております。また、遠距離児童においては校門まで送迎されているようでありますが、登校時は他の徒歩通学児童と同じようにある程度の安全な場所で降車し、集団徒歩通学を行ってもよいのではないかと思ってもおります。下校時には、犯罪から児童をサポートする意味からもある程度集団で送っていただけたらと思っております。弾力的な運用がどの程度図られているか、お聞かせください。
 これで2回目の質問を終わります。
○議長(荒井昭男) 石川地域振興部長。
◎地域振興部長(石川典良) 再度のご質問にご答弁申し上げたいと思います。1%まちづくり事業につきましては、地域の皆さんが考え、行動し、汗を流すということを基本に事業の周知を進めてまいりました。採択基準が事前に定められていなかったことから、受け止める側にも温度差があり、多くのご意見をちょうだいしたところであります。特に旧4市町の区制関係事務を合併により一元化され、市からの区制事務委託料なども今年度から全市統一した算定基準でお願いすることになったため、新田及び藪塚地域で大幅な減額になった行政区があることも事実であります。これにより行政区の運営が難しくなったとの声もいただいております。しかしながら、委託内容が同じでありながら異なる2制度の運用につきましても現実的には理解が得られないところでありまして、合併を契機に行政区の運営につきましても見直しや工夫をお願いしているところでございます。
 この経過の中で、減額となった経費の一部を1%まちづくり事業の活用によりまして補っていただければよいのではないかという議論もなされましたが、原資である税金の使われ方という側面もありまして、一定の基準の中で活用していただくことで理解をお願いしているところであります。なお、区制事務委託料につきましては昨年度、区長会長会議のご理解もいただいており、現段階での増額の考えにつきましては特に持っておりません。
 また、議員ご指摘の1%まちづくり事業の財源を区に一定割合で配分することにつきましても、自ら考え、行動するという参画と協働の趣旨を考慮いたしますと、2次募集を現在始めている現段階では難しいものと考えておりますので、この点につきましても特段のご理解を賜りますようお願いいたします。
○議長(荒井昭男) 岡島教育部長。
◎教育部長(岡島幸雄) 再度の質問にご答弁申し上げます。スクールバスのより弾力的で柔軟な運行につきましては、日々また季節ごとに変わる交通量に対応し、より安全な乗降バスの選定を学校とともに模索してきており、道路幅など現地の確認や地権者の了解ができたものについては逐次変更してきているところでございます。議員ご提案のとおり、児童の運動量も勘案いたしまして、今後とも安全な乗降バスを検討してまいりたいと考えております。市教委の方にも議員をはじめ地域の区長、交通指導員等が子供のことを思い、いろいろなバスのルートのこと、乗降人数のことについていろいろなご提言をいただいております。1つ1つ担当の方ではきめ細かに対応していくように今、指導もしておりますし、たまたま直接来るというお話については、学校の方へ話してもなかなからちがあかないというおしかりも受けておりますので、その点については校長等、学校の方にもしっかり指導していきたい、そんなふうに考えております。
 そういう中で、学校においてやはり子供たちのバスの通学について、乗車の状況をしっかり把握していく、こういうことが重要でありまして、利用したいとの希望があった場合には学校を通して地域の皆様と協議しながら可能な限り利用できるように今、努めているところであります。今後、一層学校との連携調整を密にすることにより、安全安心した通学ができるように教育環境を整備し、保護者及び関係者をはじめ議員の皆様方のご理解とご協力をいただきながら、太田市の将来を支える子供たちのために努力をしてまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解のほどをお願い申し上げます。
○議長(荒井昭男) 林助役。
◎助役(林弘二) お答えいたします。まず、道路補修の方法の問題でございますが、直営で事業を施工する利点は、住民の方々の要望にすばやく、そして細やかな対応ができることでありまして、今後とも条件が許す限りは直営舗装班による体制を維持してまいりたいと考えているところでございますが、一方、厳しい財政状況から行財政のスリム化、これにつきましても大変市民から期待されているところでありまして、民間でできるものは民間へという大きな流れもございまして、先ほど地域振興部長が答弁いたしましたように、今後は段階的に業者委託を進めていかなければならないというふうにも考えております。
 次に、残土処分の方法でございますが、現状では需要と供給のスムーズな連結体制をつくることは、なかなか困難なことではないかと考えております。残土を置きます場所の確保やその土地の除草、不法投棄防止等の適正な管理をしなければなりませんので、相当な費用も必要となってまいります。現在、太田市では発生材の抑制、関係課、連携協力いたしまして発生材の再利用等を実施しているところでありまして、こうした取り組みの中で経費節減や廃棄物抑制に努めておるところでございます。残土処理につきましては、お話の行政だけではなくて、地域の協力を得まして再利用できればその効果が大変増大するものと考えておりまして、今後もこのようなことから地域と連携して残土処理を適切に進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
○議長(荒井昭男) 51番斎藤光男議員。
◆51番(斎藤光男) 3回目の質問をさせていただきます。1%まちづくりについて市長にお伺いをいたします。現在の状況で事業が推移しますと、恐らくかなりの執行残が生じると思われます。地域が考えて行動するという趣旨にもかかわらず、事業の採択制度があるために本事業への不信感のようなものが地域によって生じているものかもしれません。そこで、地方分権、自己責任という観点からすれば地域に任せるということも必要ではないのでしょうか。地域のための1%まちづくり事業予算も執行残が見込まれそうですので、早目に地域へ交付し、活用していただくということはいかがでしょうか。行政区への委託料が大幅に減額されている状況を見れば、そうした考えもぜひ検討いただきたいと思います。市長のご所見を伺います。
 次に、道路補修と残土処理について地域振興部長、そして助役の答弁をいただきましたが、都市整備部に引き続き前向きに対応していただいておりますので、助役の答弁は結構でございます。今回の組織機構改革において都市整備部から地域振興部に所管が移ったということで、各総合支所や行政センターを経由しての地域要望が数多い中、迅速な対応をしていただいており、今後も総合支所と連携を強化して地域の要望にこたえていただきたいと思います。トータル的に見ますと旧3町には直営班はなかったので、私個人としては大変感謝いたしておるところでございます。これからも地域の皆さんに喜んでいただけるようにお願いをしたいと思います。
 次に、スクールバスの実施について市長にお伺いをいたします。木崎地区での1%事業である通学支援事業のように、ボランティア活動や地域ぐるみで通学する児童を見守る事業もあるようですから、こうした活動とのタイアップを図ることでバスの効率的な運行を図ることが必要かと思いますが、市長のご所見をお聞かせいただき、私の質問を終わります。
○議長(荒井昭男) 清水市長。
◎市長(清水聖義) 1%の執行残をご心配されているようですが、私は、この1%については私とか、あるいは行政サイドの人間が判断をすることを避けて、市民が市民の活動について自ら決めていくというシステム、これが一番えこひいきのない公正なやり方であるというふうに思って、私は口を挟まないということを大前提にやってきました。にもかかわらず1%で評判を落としたねと、よく言われます。でも、そういうものではないと私は思うのです。これは自分のエリアとか自分の団体とかが社会貢献をしようということで汗を流そう、私はこういう分野でこういうふうにやっていきたいというような意思があれば、それをまちづくり委員会に伝えて、そこで採択をしていただく。
 それで、もしも不採択であるならば、それは明確な理由がなければいけませんから、これは明確な理由を述べていただいて、理解をしていく。仮にそのお金が3,000万円で終わったか、5,000万円で終わったか、これは私は全く問題ないというふうに思うのです。予算は組んだら執行しなければならないというのは、これは昔流の考え方でありまして、使いようがないお金は無理やり使うことはない。翌年度は反省をして、上期・下期と2つに分けて、あるいは補正で対応するとかという方法をとっていけばいいのではないか。あるいはまた1%の中で恒常的にやらなければならない事業も多分出てくるでしょう。こういう恒常的なものは、1%まちづくりから別の予算の方に枠組みを変えてそちらの方で執行していく。
 あるいは、先ほど話がありましたように全市的に展開すべき、これはいい事業だということであれば、これは別の項目に来年度は置きかえて全市的に今度は政策として展開していく、そういう流れではないかと私は思うのです。ですから、予算が出たら全部使い切る、こういう考え方は私はいかがなものかというふうに思っています。あまり1%については議員も我々も口を挟まない、市民の皆さん方が自分たちで運営して規則に基づいてやっていく、不採択になれば明確な理由をもらうというふうにしていくのが、この1%の趣旨かというふうに私は思います。
 それから、区制事務の問題ですけれども、これは合併した翌年度、つまり昨年度、移行期間として満額を実は移行しました。今年度になって初めて全体調整をやったわけでありまして、1年間の猶予期間がありました。ただ、これについても一部の区長から不平が出ている、不満があるということは私も知っています。でも、それをいつの時期に均一化すべきなのか、これは5年か10年かということでなくて、すべてのものは可能な限り早く均一化していくのがいいのではないか、私はそんなふうに思います。
 ですから、そのためにでは自分たちは何を、どういうまちにしていかなければいけないか、これは一方的にその担当部、あるいは区長会、その決めた本人を批判するのではなくて、むしろやはり自分たちが変わらなければいけないことも感じる必要があるのではないかというふうに思います。これは旧新田町や、あるいは旧藪塚本町は、ある意味で区制事務に関しては随分レベルの高いというのですか、金額的にも多くのお金が出ていたわけであります。でも、今の太田市の現況で見て、前橋市と、あるいは高崎市等とちょっと比較してみますと、これは住民1人当たりで出ているのですが、太田市は1人当たりで805円、これが平均であります。前橋市が808円、あるいは高崎市は733円、これが1人当たりの水準でありまして、決してほかのまちに比べてよくないというわけではありません。
 私も今、議員が話したようなことについては重々承知しておりまして、ちょっと頭の痛い問題でもあることは確かであります。当面、現在の体制でやらなければなりませんので、ぜひ区の中で検討してみんなで知恵を出してもらえるようにぜひお願いしたいものだと、現段階ではそういうことをお願いさせていただきたい、そう思っております。
 スクールバスも、新しく立ち上げた事業というのは、やらなければよかったなというぐらい批判が結構あるのです。やっておいて批判をいただくというのは非常に不満なのですけれども、この間も不満のファックスが来ました。でも、その内容を見てみますと、何かといいますと、お母さん方やお父さん方が協力をしていないのではないかと、例えばバスの運転手さんが来ればありがとうございますとか、子供たちをよろしくお願いしますとか、あいさつとして必ず普通なら言うわけですよ。あるいは子供たちにも、バスを降りたときにはありがとうございましたというふうにして降りればいいものですね。それが何かそういうルールができていないような手紙の内容でありました。
 ですから、不平不満が仮にあるならば、これは先生と保護者で相談をして、降りる場所にしても相談をして、みんなで決めていけばいいのではないでしょうか。何も教育委員会が押しつけてあそこで降りろとか、そんな指図をしても、いやこっちよりこっちの方がずっと便利ですよということであれば、そういうふうに変えていけばいいのだと私は思うのです。もう固定的に考えずに、あるいは先ほど言いましたように、あなたは2.2キロだからと、今までの通学班が一緒なのにあなたは別枠と、歩いていきなさい、こういうやり方をやったらこれはもう最低に近い状態ですね。やはり一つの通学班とかエリアとか決まっているわけですから、そこは1カ所に集まったらみんなで、親は行ってらっしゃいといってバスに乗っていくのがルールではないでしょうか。
 だから、こういう常識範囲内というのが運用されないというのが何かいかがなものかと、私ども客観的に見ていてそう思います。これからは地域と学校とバスの運転手さんとスクールバスで通っているみんなが、そういう運転手さんを中心とした連携というのを上手に図って、やはりバスも教育の一環です。バスは、ただ乗せて送るだけの道具ではありません。あれは、やはり目上の者に対する尊敬とか、ありがとうという気持ちとか、これはもう教育の一環でありますので、ぜひそんな体制をバスを通じてつくってもらえればありがたい、そう思っております。

     ◎ 延     会

○議長(荒井昭男) お諮りいたします。
 本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。これにご異議ございませんか。
     (「異議なし」の声あり)
○議長(荒井昭男) ご異議なしと認めます。
 よって、本日はこれをもって延会することに決定いたしました。
 あすは午前9時30分から会議を開きますのでご出席願います。
 本日はこれをもって延会いたします。
                                     午後4時42分延会