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群馬県 太田市

平成16年度決算特別委員会−09月20日-03号




平成16年度決算特別委員会

 平成16年度決算特別委員会記録(第3日)

平成17年9月20日(火曜日)
〇出席委員(20人)
 委員長       武 藤   泰   副委員長       富 田 泰 好
 副委員長      室 田 尚 利   委員         藤 生 昌 弘
 委員        木 村 康 夫   委員         五十嵐 文 子
 委員        越 塚 順 一   委員         根 岸   昇
 委員        高 田 勝 浩   委員         栗 原 宏 吉
 委員        市 川 隆 康   委員         荻 原 一 雄
 委員        山 鹿 幸 男   委員         岩 松 孝 壽
 委員        高 橋 孝太郎   委員         福 井 宣 勝
 委員        鈴 木 信 昭   委員         飯 塚 勝 雄
 委員        高 橋 美 博   委員         加 藤 光 夫
〇オブザーバー(2人)
           青 木   猛              小 林 佐登子
〇説明のため出席した者
 市長        清 水 聖 義   助役         林   弘 二
 収入役       清 水 計 男   教育長        相 澤 邦 衛
 水道事業管理者   小 川   卓   企画部長       小 暮 和 好
 総務部長      竹 吉   弘   市民生活部長     大久保 義 忠
 地域振興部長    石 川 典 良   健康福祉部長     早 川 充 彦
 産業経済部長    久保田 幹 雄   環境部長       金 子 一 男
 都市づくり部長   滝 沢 光 栄   都市整備部長     土 田 隆 一
 土地開発部長    桑 子 秀 夫   行政事業部長     天 笠   彰
 消防長       石 原 康 男   水道局長       小宮山 善 洋
 教育部長      岡 島 幸 雄   監査委員事務局長   石 井 俊 夫
 秘書室長      上 原 隆 志   企画部副部長(企画担当)
                                岩 崎 信 廣
 企画部副部長(行政経営担当)      総務部副部長(総務担当)
           北 澤 潤 一              塚 越 敏 行
 総務部副部長(税務担当)        総務部副部長(税滞納整理担当)
           高 橋 秀 雄              高 田   隆
 総務部副部長(税滞納整理支所担当)   市民生活部副部長(市民生活担当)
           大 矢 光 衛              大 槻 憲 一
 市民生活部副部長(安心安全担当)    市民生活部副部長(文化スポーツ担当)
           福 澤 善 明              清 水 正 道
 地域振興部副部長(行政センター担当)  地域振興部副部長(尾島総合支所担当)
           堀 江   久              松 島   茂
 地域振興部副部長(新田総合支所担当)  地域振興部副部長(藪塚本町総合支所担当)
           木 村   浩              桑 原   精
 健康福祉部副部長(高齢者担当)     健康福祉部副部長(健康福祉担当)
           毛 呂   実              小 林   治
 産業経済部副部長(農政担当)      産業経済部副部長(商工観光担当)
           富 岡 英 夫              菊 地 孝 壽
 環境部副部長(環境担当)        環境部副部長(下水道担当)
           前 嶋   進              矢 島 政 充
 都市づくり部副部長(都市建設担当)   都市整備部副部長(土木建築担当)
           大 槻 重 吉              松 井 儀 継
 土地開発部副部長(土地開発担当)    消防次長       岡 部 隆 弘
           樋 澤 三四郎
 太田消防署長    岡 部 隆 司   水道局副部長     浅 海 崇 夫
 教育部副部長(教育指導担当)      教育部副部長(青少年育成担当)
           澁 澤 啓 史              小 野 善 孝
 教育部副部長(文化財・生涯学習担当)  農業委員会事務局長  高 橋   猛
           諏 訪 和 雄
 企画課長      岡 田 辰 雄   人事課長       荒 木 建 夫
 政策推進室長    蓮 沼 重 好   英語特区校支援担当課長坂 本 博 明
 企画部参事(行政経営課長)       情報管理課長     久保田 孝 明
           北 村 哲 夫
 総務課長      茂 木 正 則   財政課長       北 爪   宏
 管財課長      松 本 幸 晴   契約検査課長     金 田 正 明
 文化課長      柴 宮 千恵子   スポーツ課長     新 井 俊 博
 沢野行政センター所長中 島 徹 理   宝泉行政センター所長 伴 場 敏 彦
 用地管理課長    半 田 昭 夫   用地開発課長     下酒井 栄 一
 消防本部総務課長  武 内 秀 雄   消防本部参事(消防団課長)
                                園 田 精 一
 消防本部予防課長  大 谷 成 守   消防本部消防課長   青 木 節 雄
 消防本部通信指令課長野 村 恒 男   水道局参事(水道総務課長)
                                福 島   修
 工務課長      木 村 栄 市   給水課長       服 部 光 昭
 水づくり課長    新 島 博 基   水道局課長      木 暮   清
 教育総務課長    新 島 昌 三   教育部参事(学校管理課長)
                                石 原   仁
 教育部指導参事(学校指導課長)     教育部参事(市立商業高校事務長)
           大 澤 範 之              岡 田 義 久
 こども課長     阿 藤 節 次   青少年課長      小 林 忠 昭
 文化財課長     宮 田   毅   生涯学習課長     長谷川 幹 男
 生涯学習課主幹   赤 石 みち子   監査委員事務局次長  茂 木   均
 総務課法制係長   薊   貞 春   財政課長補佐(財政一係長)
                                久保田 義 美
 財政課財政二係長  赤 坂 高 志   出納室長補佐(出納係長)
                                蛭 川 信 一
 水道総務課長補佐(財政係長)
           大 隅 良 也   総務課係長代理    荒 木 清 志
 財政課主任     鹿 目 隆 史
〇事務局職員出席者
 事務局長      吉 田   稠   議会総務課長     八 代 敏 彦
 議事調査課長    石 川   茂   議事調査課議事係長  板 橋 信 一
 議事調査課調査広報係長         議事調査課係長代理  大 槻 みどり
           岡 島 善 郎
 議事調査課係長代理 飯 塚 史 彦   議事調査課主任    中 島 孝 之
 議事調査課主任   大 橋 隆 雄



           会議に付した事件

議案第76号 平成16年度旧太田市歳入歳出決算認定について
      ・一般会計
      (教育に係る歳入・歳出)
議案第77号 平成16年度旧太田市水道事業会計の決算認定について
議案第84号 平成16年度太田地区消防組合歳入歳出決算認定について
議案第86号 平成16年度太田市歳入歳出決算認定について
      ・一般会計
      (消防・教育に係る歳入・歳出)
議案第87号 平成16年度太田市水道事業会計の決算認定について



     ◎ 開     議

                                     午前9時30分開会
○委員長(武藤泰) おはようございます。ただいまから本日の会議を開きます。
 3日目の審査を行います。

     ◎ 新旧太田市 9款消防費、太田地区消防組合会計、10款教育費、水道事業会計に係る歳入・歳出に対する質疑

○委員長(武藤泰) 新太田市・旧太田市分の9款消防費、太田地区消防組合会計、10款教育費及び水道事業会計に係る歳入・歳出についての審査を行います。
 ご質疑ありませんか。
◆委員(荻原一雄) おはようございます。決算書325ページの10款2項3目、小学校施設整備事業のうち、調査委託料109万2,000円の内容について、さらに、この調査委託料の中に沢野小学校の建設計画が含まれているのかについて、学校管理課長にお伺いします。
◎教育部参事(石原仁) ご質問の調査委託料109万2,000円の中に沢野小学校の建設計画が含まれているかでございますが、この調査委託料につきましては、宝泉東小学校の屋内運動場の耐力度調査委託であり、沢野小学校の建設計画のものではありませんので、含まれておりません。
◆委員(荻原一雄) 私の地元の沢野小学校が地域の児童数の増加に対応するため、沢野小学校から分離して沢野中央小学校が平成15年4月に開校いたしました。現在の沢野小学校も建てかえや移転の計画が進んでいると認識をしておりますが、沢野中央小学校が分離した後、すなわち15年度からの沢野小学校の推移について学校指導課長にお伺いします。
◎教育部指導参事(大澤範之) それでは、沢野小学校の平成15年度以降の児童数の推移について申し上げます。平成15年度の児童数は455人、15学級、平成16年度は508人、17学級、平成17年度は531人、19学級、平成18年度は581人、21学級と年々増加傾向であります。
◆委員(荻原一雄) 去る7月に平成17年度の予算のあらまし、地区懇談会が沢野行政センターで開催された際に、地元からも沢野小学校の移転について質問があり、これに対して清水市長も明確なご答弁をされておりました。現在、沢野小学校の移転の問題が区長会やPTA、そして保護者などの関心の的となっております。そこで、沢野小学校の移転新築の計画の現況について及び学校区の考え方について担当課長にお伺いいたします。
◎教育部参事(石原仁) 最初に、移転新築の計画でありますが、沢野小学校は第2校舎が昭和44年に建築され、老朽化が著しいことや運動場が狭いことなどから全面移転の計画をしております。今年度より具体的な検討を行い、移転場所の選定や通学区の検討を行い、来年度より設計、工事を実施したいと考えており、平成20年度に開校を目指して計画してまいりたいと思っております。
◆委員(荻原一雄) たしか地区懇談会では、清水市長も沢野小学校は現在整備中の東毛幹線の周辺に移転する方向であり、現在の校舎については沢野行政センターとして再利用すると答弁しておられたように記憶しております。沢野行政センターとして再利用する場合の行政のセンターの考え方について、沢野行政センター所長にお伺いします。
◎沢野行政センター所長(中島徹理) 行政センターの移転でございますが、沢野行政センターは昭和47年に完成しまして三十余年経過しておりますので老朽化も進んでおり、駐車場も狭隘でありますので、早期の移転をお願いしたいと思っているところでございますが、新市の実施計画では平成19年度に用地取得と設計委託、新築計画を出しましたが、本年2月と7月に開催されました市長の地区懇談会で、荻原委員がおっしゃったとおり、清水市長が沢野小学校の移転後の跡地と校舎利用を打ち出されておりますので、私どもといたしましても、沢野小学校の跡地を含めまして、地域の皆さんの要望を聞きながら、多くの市民が利用できるような施設を考えておりますので、よろしくお願いします。
◆委員(荻原一雄) 先ほど来、各担当課長に伺ってまいりました。沢野小学校は歴史と伝統のある母校であります。移転するとなると、何とも複雑な気持ちです。決算委員会も大詰めを迎えようとしております。そこで、教育長・教育部長・地域振興部長にコメントをいただいて、この項の質問を終わります。
◎教育部長(岡島幸雄) ただいま担当課長の方からご答弁申し上げましたし、またこの本会議の中でも沢野小学校の問題については354バイパスの開通をめどとして新築移転をしていく方向で努めていくとしているところであります。移転場所の問題あるいは通学区など、いろいろ地元の事情もあるかと思いますけれども、子供たちの安全、あるいは教育環境全体を整備していく、そういった視点から、この事業を推進していきたいと思っております。今後とも、地元の皆さんとも十分協議して推進してまいりたいと思っておりますので、よろしくご理解のほどをお願い申し上げます。
◎地域振興部長(石川典良) 沢野行政センターの整備計画につきましては、ご案内のとおり9つある行政センターの最後の一つの施設ということで位置づけられておるわけでございます。先ほど中島所長より答弁がありましたとおり、施設につきましては三十余年を経過している施設でございまして、老朽化もかなり進んでおる状況でございます。沢野小学校の移転計画の推移を見ながら、地域の要望あるいは利便性の高い施設として、なるべく早期の整備につきまして事業推進を図ってまいりたい、こんなふうに思っております。
◎教育長(相澤邦衛) 沢野小学校の移転問題というのは、周知のとおりでございますし、私もあそこをよく通るのですけれども、今の状況ですと教育環境条件として非常に悪いです。道路から校庭も低いし、校庭も狭い。そういう中で移転の問題が出てきておりますし、分離をした学校、沢野中央小は、うれしい悲鳴といいますか、人口が減る中で児童が増えている。これは喜ばしいことでございますし、やはりそれに対応すべく教育環境条件の整ったところに、私は移転するのがよいのではないかと思っております。荻原委員がおっしゃるように歴史と伝統、これは欠かせないことかもわかりませんけれども、歴史や伝統そのものは精神的に守っても、子供たちの本当の教育ということを考えると、学校区が何だ、向こうへ行ってだめだとか、そういう大人の立場で物事を判断してはいけないだろう。将来的なものを見据えた中で、やはり子供たちの教育ですから、その辺を大人が歴史や伝統、かつてはおれたちが学んだところで、そこから移っていくのは寂しいと、寂しい気持ちはわかるのですけれども、寂しさや何かだけで教育はできない、きっぱりと情も捨て去って、実質的なものを考えながらやっていく必要があるだろう。したがって、これからはそういった区民の沢野小学校に対する愛着、そういうものはよいのですけれども、そればかりでは教育はできない。そういうことで、ぜひ話し合いながら、皆さんが納得できるような、そういう場所を選んでやっていきたいと思っておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。
◆委員(荻原一雄) 次に、水道に移ります。平成16年度太田市水道事業会計決算書の21ページ、24番、東部地域水道受水施設、供給事業の関連で質問いたします。東毛地域の都市化に伴い、生活用水の需要の増大が予想される中、平成13年に国が指定した関東平野北部地盤沈下防止等対策要綱で東毛地域は地盤沈下対策を重点的に行う地域に指定されたため、水源を地下水から表流水に転換していくことが強く要望され、そうした中、太田市・館林市をはじめとする東毛の8市町に安定的かつ安全な水を確保という目的で地下水利用の適正化事業が展開され、現在、吉沢地区で施設工事が始まっております。太田市では、八ツ場ダムをはじめとする水の供給量は十分な状況にあると聞いておりますが、東部地域水道用水の受水計画は昭和58年に認可され、何度か変更され、現在に至っております。平成13年12月25日の状況では、3期の計画があり、平成23年度に完成ということもありましたが、平成16年10月に基本的な協定書が締結され、満水時期は平成27年度にし、平成13年度には1万300立方メートルだったものが、平成16年度には5,250立方メートルに変更された中で、吉沢地区では今、工事が進められております。そこで、これまでの経緯を踏まえ、最終的にはどのような状況が予想されるのか、お伺いしたいと思います。
◎工務課長(木村栄市) 東部地域水道受水施設の建設につきましては、平成18年8月の使用開始に向けて現在事業執行を進めております。現在までの経過ですけれども、平成15年度には牛沢町に建設予定地、面積1万1,696平方メートルの取得を行いました。平成16年度におきましては、建設地内の既存道路、水路のつけ替え工事を終了しております。
 そして、今回、前期の事業として平成17年8月12日から平成18年7月31日までの工期で受水施設の築造工事を発注し、県の企業局の東部地域水道の受け入れ準備をしております。受水施設につきましては、建設用地に受水槽、当初は2基ですけれども、容量1,300立方メートル、それから送水ポンプ設備等を築造し、送水管で西部配水塔に送ります。そこから配水管で供給をいたします。
 また、後期の工事としましては、受水槽をもう1基と防災倉庫の建設を予定しております。
◆委員(荻原一雄) ただいまの説明で大方の理解はできました。そこで、本来3基、1万300立方メートルの水を県から買うということでありましたけれども、それが半分になるということであります。その内容につきましては、八ツ場ダム建設基本計画の見直し案に伴う県の受水参画量の見直しによるということでありますが、本来3基の計画で広大な敷地も用意されたところに1基ないし2基では、余剰の土地が出てくることが考えられます。
 そこで、余剰の土地を利用する意味においても、地域の要望を取り入れながら、地域の人たちに開放できればと思います。雑草が生い茂り、手入れの行き届かない公共施設を多く見かけますが、地域の人たちの管理のもとに利用するということになれば、有効な土地利用になると思います。9月に説明会が行われる予定だと聞いておりますが、地域の要望をぜひとも取り入れていただきたいと思っております。水道施設においては、水の安全性を考慮すると、不特定の人々が立ち入りすることには問題点も出てくると思いますが、その辺をクリアしながら地域に開放していくことは大変大事だと思いますが、水道局長のご所見をお伺いいたします。
◎水道局長(小宮山善洋) 最終的な太田市の水源が完成するという形で、水はあるのではないかという議論の中で、セーフティネットワークが構築されるという形で昭和58年から計画をし、引き延ばし、引き延ばししてきた事業が来年から受水をする。当初計画の段階で用地を取得しましたので、将来計画としては、ここは市内の南半分の災害時の応急給水拠点にも考えております。しかしながら、現状においては、来年からは最低限の水を受水する施設にとどめておいて、後期事業で応急給水拠点等を考えるということで、当然用地の一部があくということが考えられます。それまでの間は、地区の方たちが使いたいということであれば十分管理をしていただいて、不特定多数の方がというお話も議員の方からありましたけれども、それらをクリアできれば地元開放も前向きに考えていきたい、そんなふうに思っております。ただ、ルール違反、ごみの放置だとか立入禁止のところに入ったり、そういうことが起こり得れば直ちに閉鎖ということも念頭に置いて、地元の要望には極力こたえていきたい、こんなふうに考えております。
◆委員(荻原一雄) ただいま水道局長から前向きな答弁をいただきました。現在の工事場所から、最終的には西新町にあるタンクに接続するということであります。そうなりますと、かなり距離もありますので、地域の道路の安全性を考えていかなければならないと思います。特に工事が終わった後、仮舗装は1年くらい経たないと本舗装できないという状況であり、凹凸の目立つ場所も多くなりますが、その辺も十分考慮しながら、地域の人たちに迷惑をかけないように心がけていただき、また水道料金に関しても整合性を持たせ、できるだけ安く設定するよう努力をしていただくことを要望して、今回の質問を終わります。
◆委員(五十嵐文子) 旧太田市一般会計決算書313ページ、奨学資金助成事業についてお伺いいたします。こちらは3種類ございますが、助成金・貸付金の条件と金額、それから平成16年度に貸し出した人数がわかれば、教えてください。
◎教育総務課長(新島昌三) 奨学資金の助成事業でございますが、最初に太田市笹川清奨学資金助成金の関係でございますが、貸し出した人数は、11名の申し込みがございましたが、2名でございます。それから、太田市の奨学資金の貸付状況でございますが、新規では19名でございます。高校生2名、大学生12名、大学院生2名、専門学校生3名でございます。それから、入学奨励助成金については、高校生5名、1名につき5万円ということで、計25万円でございます。これにつきましては、平成18年度からは廃止の予定でございます。合併協議に基づきまして、今の時代に合わない、奨学資金を利用していただくということで、合併協議の中で18年度からは廃止という方向性が出ております。
◆委員(五十嵐文子) 滞納が多いと伺っているのですけれども、滞納はどのくらいあるのでしょうか。また、その対策はどのようにされていらっしゃるのでしょうか、お伺いいたします。
◎教育総務課長(新島昌三) 滞納でございますが、平成16年度決算ベースで未済額は441万5,400円でございます。主な理由としますと、再就職により生活が不安定、あるいは給与減額、出産費用のためにどうしても返済ができないという者もございます。
 未納者への対応状況でございますけれども、納期後3カ月を経過した方につきましては、電話や催告書等で納付指導をしております。それでも納付がない者につきましては訪問指導を実施いたしまして、未納額の圧縮に努めているところでございます。
◆委員(五十嵐文子) 先ほど平成18年度から廃止とお伺いいたしましたけれども、これはきっぱり廃止ということでよろしいのでしょうか。
◎教育総務課長(新島昌三) これにつきましては、合併協議で廃止という方向でございますので、よろしくお願いいたします。
◆委員(五十嵐文子) 旧太田市一般会計決算書341ページ、おおた芸術学校運営費補助金についてお伺いいたします。まず、芸術学校の設立経過と現状についてお伺いいたします。
◎企画部副部長(北澤潤一) おおた芸術学校の設立経過と現状ということでございますが、平成8年度に太田市民芸術学校ということで、文化のまちづくり事業の一環として開設をされました。そのときには、専従職員あるいは決まった練習場所というのはございませんでした。公民館等をお借りして、オーケストラの楽器教室を開催いたしておりました。その後、平成10年度におおた芸術学校ということで名称を改めまして、次代の芸術文化を担う青少年の育成を図るということで、音楽と演劇を中心に指導するという独特の、全国的にも例のない取り組みを始めたものでございます。そして、その後、平成12年度に200名ぐらい、平成14年度には300名を超すという経過を経ております。平成17年度につきましては、合併に伴いまして、事前に旧3町の地域にもアンケート調査を行いながらやってきましたが、希望者が多かったために新田総合支所の西庁舎にバイオリン教室を開設し、また活動の拠点を市民会館隣の旧中島図書館に移しまして、活動しております。現在450名を超すということで、大人のウインドオーケストラあるいは市民の混声合唱団も一部指導するということで、500名以上の指導を今行っております。
◆委員(五十嵐文子) 学校運営の基本的な考え方と姿勢についてお伺いいたします。
◎企画部副部長(北澤潤一) おおた芸術学校は、今、申し上げたように子供たちを中心にということで、音楽は今、言ったようにバイオリンとかいろいろなものを扱っておりますけれども、小・中学校にはそういうクラブがないし、専門の指導者もいませんから、放課後、音楽・演劇に接する機会のない子供たちに対して、市が専門の講師をそろえて、学校教育では行えない部分を指導していく。また、専門講師をそろえて、安い教材費で運営している学校でございます。また、楽器を購入するのも場合によってはかなり高いですから、楽器を希望する児童・生徒には無償貸与し、保護者の経済的負担をできるだけ軽減を図って、より多くの子供が練習できるように配慮しております。広く市民の皆さんに周知して、スポーツ学校・IT学校ともに行政の一つの施策として事業を展開してまいったところでございます。何にいたしましても、明るく元気な太田の子供として積極的な人づくりの場に供していきたいと思っております。
◆委員(五十嵐文子) 次に、市補助金と自己負担の考え方について教えてください。
◎企画部副部長(北澤潤一) ただいま申し上げましたように、経費は楽器等を買えばかなりかかるのですが、できるだけ安価に参加をしていただくということで、事業の運営に当たっては市の補助金をいただいております。それ以外は自己負担ということでございます。保護者が負担するのは教材費・団費、あるいは各種イベント等の参加のとき、それから定期公演等のチケット売り上げで賄っております。現在、保護者には応分の負担をしていただいているわけですが、平成16年度は全体経費が約4,600万円でしたが、そのうちの約半額が市の補助金、そのほかが保護者負担等でございました。
◆委員(五十嵐文子) 次に、今までの活動について教えていただけますか。
◎企画部副部長(北澤潤一) 活動としては、当たり前のことですが、ふだんの授業・練習、こういう中で日ごろの成果を発表する定期演奏会とか、そういう発表会を行っております。もう一つは、今、国内の友好都市との交流等もございますが、そういう中で都市交流、音楽を通した子供たちの都市間交流、友好交流、また青少年交流ということで成果の発表を行っております。過去に、ジュネスがアメリカ、インディアナ州で公演を行ったことがございます。また、国内では北海道稚内市あるいは今治市、それと今年ですが富士宮市、あるいは群馬県内では勢多東村で東村公演等々を行っております。それと以前、平成13年度には国民文化祭がございました。そのときのオーケストラの祭典、あるいは創作楽劇等にも参加しております。もう一点ございまして、市あるいは公共機関から要請があった場合の協力ということで、先日もありましたが金婚式のアトラクションとして、あるいは以前、この議場での演奏、太田市の大事な式典のときの演奏ということで、実演をしながら学んでいる状況でございます。
◆委員(五十嵐文子) では、今後の学校運営の考え方についてお伺いしたいのですが、それにプラスしまして、芸術学校がこんなに発展をしておりますので、今後は美術関係、絵画とか彫刻、また音楽に関しては日本古来のお琴や三味線とか、そういうものを取り入れる予定があるかということもお伺いして、質問を終わります。
◎企画部副部長(北澤潤一) まず、美術あるいは日本古来の楽器というお話ですが、教育委員会の範囲もあると思います。ただ、美術等、学校の教育の中でやっていただける部分が、かなり多いと思います。最初に申し上げましたように、学校の中でそろえられない楽器あるいは専門性を持った部分をとりあえずおおた芸術学校という形でやっております。美術の部分は学校教育の中でかなりできるのではないか。あるいは、和楽器等は私の方では扱っておりませんが、以前、学校教育の中で文部科学省の指導の中でそういうものがあったやに聞いております。そういうことでご理解をいただきたいと思います。
 今後の学校運営ということですけれども、一つには先ほど申し上げたように、合併いたしまして範囲も広くなりまして、これが近隣の市町村にはない、独特な行政施策だということもありますので、今後とも希望者が増えると思います。そのようなことも踏まえて、太田市に定着した事業だということで事業を充実、継続させていきたいと思っております。また、これは大人、社会人の芸術文化振興事業とは違います。そういう意味で、児童・生徒を対象といたしておりますので、練習の機会、発表の場としての演奏会を基本に、そういうもので事業を推進していきたい。そして、こういうことは教育の一環ですから、効果があらわれるのに時間がかかります。そういうことでご理解いただいた上で、潤いのある生活文化都市づくりに向けて地道に活動を続けていきたいと考えております。
◆委員(五十嵐文子) 古楽器の方は、ぜひ考えていただければと思います。太田市に国際アカデミーができまして、国際交流のまちになりました。外国のお客様をお招きしたときに、やはり日本文化というものをちょっと披露したいという気持ちがありますので、どこかで取り入れていただけたらと希望しまして、終わりにいたします。
 次に、旧太田市決算書355ページ、成人を祝う集い実行委員会委託料の内訳についてお伺いいたします。
◎青少年課長(小林忠昭) 成人を祝う集い実行委員会委託料は、成人式の運営のために要した経費であり、新成人と今年、また再来年に成人式を迎える成人者による実行委員会に委託しております。決算額は378万5,795円で、その内訳といたしましては次のとおりでございます。会場使用料、パーティー費、記念写真代で229万円です。参加費126万円を加えた経費は355万円、パンフレット印刷費30万5,910円、実行委員謝礼が12万6,575円です。記念品代75万6,000円、消耗品費16万1,448円、看板代8万9,250円、ハンドマイク5万6,616円となっております。
◆委員(五十嵐文子) 来年1月にまた成人式がございますが、旧太田市で成人式を迎える人数はわかりますか。
◎青少年課長(小林忠昭) 今、出欠をとっておりますが、該当者は2,600から700人だと思います。
◆委員(五十嵐文子) 毎年思うのですけれども、会場に入り切れないとか諸問題がございます。そういう意味では、今後は旧太田市では学校区単位で成人式を迎えられたらとも思うのですが、その辺のご意向はいかがでしょうか。
◎青少年課長(小林忠昭) 今のところ、考えておりません。私どもは、いろいろ検討していきたいのですが、とりあえず平成18年の成人式から平成22年までの5年間の成人式については旧市町ごとの分散開催とし、それ以降は新市としての一体感を醸成する意味から、同一会場での開催を考えております。
◆委員(五十嵐文子) ということは、新太田市全体でやる方向を考えていらっしゃるということでよろしいのでしょうか。
◎青少年課長(小林忠昭) そのとおりでございます。
◆委員(五十嵐文子) その場合、人数がかなり多くなってくることもございます。きょう広報おおたを読んだときに、実行委員の募集がございましたけれども、成人式を迎える青年たちの声をよく聞きながら、どんな成人式をやりたいのか確認をしながら、よい成人式、太田市らしい成人式を迎えられたらと希望しますが、このことについて教育長のご意見をお伺いして、質問を終わります。
◎教育長(相澤邦衛) 成人式そのものには、いろいろな問題があります。なかなか会場に入らなかったり、どこの自治体でもそういう見直しの時期に来ていると思います。課長が今、答弁したのですけれども、行く行くは新市になったから全体でと、それは別に私も否定しないのですけれども、私の考えは基本的に課長と異なりまして、やはり学校単位がよいと思うのです。みんなで集まって、わいわい、わいわいしてもどうしようもない。主催者も笑われてしまうし、子供たちも笑われる。早稲田大学の考古学者の大先生が、仙台へ行って一喝、どなった。これは、どなった先生はすばらしい先生ですけれども、私は惨めだなと思っておりますし、叱られる子供たちも惨めだ。惨めだから、大勢の成人者を集めてやらないということでなくて、現実を見たときには、学校単位が一番いいと私は思っているのです。それが、本当に意味がある。わいわい、わいわい集まって、彼らは同窓会みたいな雰囲気で、人の言うことも何も聞かない、そういう現実があるわけです。聞かないからやめるというのではなくて、聞くようにすればよいのですけれども、現実はだれがやっても、これも何十年もやってきて、成人式そのものがますます問い直される、そんな式になっています。だから、私は学校単位で、そんなに大げさにやらなくてもいいわけですよ。それぞれ体育館があるわけですから、そんな方向でやっていった方がよいと思っております。その辺で課長と意見が違うのですけれども、私がずっと教育長をやっているわけではないし、私の考え方を述べさせていただきました。
◆委員(福井宣勝) 旧太田市決算書、10款教育費の323ページと327ページ、小学校費、中学校費、学校管理費の備考の小学校・中学校の施設補修工事費についてお伺いします。各小中学校から補修工事等についての要望が、年度当初にかなり上がってくるのではないかと思いますし、緊急を要するものが途中で発生して、それに対する要望などもあろうかと思いますが、昨年度1年間で何件ぐらいあったのかお聞かせください。
◎教育部参事(石原仁) 平成16年度におきまして、旧太田市の小・中・養護学校31校からの修繕等の依頼数及び緊急修繕箇所調査や電話等によるものは、約260件ほどありました。そのうち、約半数につきましては、修繕や補修工事等で対応してきている状況でございます。しかし、約半数の修繕等の対応ができなかった部分については、平成17年度で引き続き対応している状況でございます。緊急的な故障等が発生した場合には補正予算等でも対応しておりまして、今後も行っていきたいと考えている状況でございます。なお、今年度の旧太田市の補修工事費につきましては、前年度当初予算に比べまして倍増している状況でございます。
◆委員(福井宣勝) ざっと計算しますと、旧太田市には小学校19校、中学校11校で、約63万円の工事予算の計上ですね。これでは到底賄い切れないと思っています。工事だとかなり予算もかかります。昨年度、市長の発案でエアコンを設置するという話が出まして、計画どおりにいくと約10億円の予算を使うことになっていたようですが、各中学校区で座談会等を持って、林教育長を中心にいろいろと話し合いを進める中で、エアコン設置は必要ない、その予算があるのだったら、もう少し学校設備の修繕等に力を入れてほしいという話から扇風機に変わったと思います。市長がそんな話をしていたので、これには私も大賛成なのですが、エアコン設置をする場合に10億円、扇風機を設置して8,000万円から9,000万円ですね。この差額の9億円について、地域の方たちや父母、保護者は学校の修繕費に回してくれ、この金を使ってくれという切実な要望があったと思うのですけれども、それがどこかへ行ってしまったようです。
 例えば、学校で湯沸かし器が壊れたといっても直してもらえない、お客さんを接待できない状況、あるいは門扉の開閉に不具合が生じてもなかなか直してもらえない。不審者の侵入を防ぐために、市で相当力を入れて門扉を改修したのですが、壊れても直してくれない、直せない。あるいは、水洗便所の水が出ないままだ、臭くてどうしようもない、子供たちも使わない。教頭先生や生徒たちが紙やすりで黄色くなった便器を一生懸命にこすって、それを落として、そこは一切使わせないようにしたり、あるいは水を流して使ったりしたこともあります。けさの上毛新聞に、南中学校でガラスが割られたことと落書きの記事が出ていましたけれども、きのう校長に会っていろいろ話を聞きましたら、ガラスの方はすぐに対応してくれたと喜んでいたのですが、落書きの方については、対応がない。学校は動いていますから、きょうは子供が来るわけですよ。その子たちに見せまいとして、学校としても何とか市に対応してもらいたいと要望を出したようですけれども、見積もりを出してくれ、そうでなければ落書きは消せない。きょうの上毛新聞には、職員が一生懸命落書きを消している写真が出ていましたけれども、素人がやったのではまた浮いて出てくる可能性が非常に強いです。すぐに専門の業者を派遣して、子供の目に見えないように……。
○委員長(武藤泰) 時間が来ておりますので手短に願います。
◆委員(福井宣勝) すぐに補修をすることができないのか。合い見積もりをとってどうのこうのでは、3日も4日もかかってしまうでしょう。そんなばかな話はない。
 緊急のときにすぐに対応できる、そういう予算を教育委員会が常に持っていて、教育長の権限、裁量ですぐに業者を派遣したり、予算をつけたりしてもらわなければ、学校というのは運営できなくなってしまうのですよ。子供たちが生きて、動いている現場ですから、そういうこともしっかりできるようにしないと、学校の職員も校長も教育活動に専念できない、そういう状況が発生してしまいますので、ぜひともこの辺をご答弁願いたいと思いますし、財政当局にも働きかけてもらいたいと思います。その辺の答弁を部長、教育長からいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
◎教育部長(岡島幸雄) 福井委員のお話ですが、東中、また南中等の事件がいろいろ報道されたことにつきましては、今後、生徒指導対策をさらに強化してまいりたいと考えております。
 そういう場合の緊急対応ですけれども、これまでにもガラス等については即日修繕して、教育環境に悪影響を与えないような方向で努力はしてきております。また、大きな修繕になりますと、契約の状況とかいろいろなものがありますから、教育委員会だけですぐに対応することが難しい場合もありますけれども、これについてはまた契約担当課ともよく協議をしてまいりたいと思っています。
 義務教育施設の老朽化への対応としては、昨年度、緊急補修箇所の調査等を精力的に行って、逐次整備ができるように、それらの資料をもとに財政当局の方にもお願いし、先ほどの課長答弁のように今年度は昨年にも増して多くの予算をいただいたと思っております。その予算をもってして、今年度は緊急かつ重要なところから、各学校を重点的に整備してきている現状にございます。エアコンの財源と扇風機の財源については、直接の財源的な関連はございません。それから、できれば私どももそういう緊急補修、修繕、突発の事故に対する予算等についてストックをして、学校現場にご迷惑がかからないような形で今後整備をしてまいりたい、そんなふうに思っております。
◎教育長(相澤邦衛) 福井委員は、学校現場の管理をやっておられたし、その辺は非常によくわかっておいでです。福井委員の言うとおりに事が運べばよいと、私も実際には思っているのです。エアコンの問題から扇風機、浮いた金を学校施設へと、それは十分わかるのですけれども、何せ生徒数も増えている状況で、学校を増改築たり、古い学校を新築したり、市長としてもその辺は大変頭が痛いのだろうと思っております。いずれにしろ、エアコンは新設の学校などでは恐らく上がっているよ、そんな考え方があるのだと思います。
 そういう中で、湯沸かし器が壊れたとか、学校現場で教頭、校長も大変な思いをしているのだろうと思います。これまた余談になるのですけれども、学校に消耗品補給がないので、新聞を集めて売らなくてはならないとのことで、私の姪などもPTAの本部役員をやっているので、新聞と広告を別にしてくれなどと言っています。そんなにお金がないのかと思っているのですけれども、実際に学校現場に携わっている教職員にしてみると、そういう消耗品が少ないというのです。私もその辺はよく調べて、ふだんの学校教育活動が遅滞するようではしょうがないし、その辺は十分考えたいと思っております。
 緊急の場合でも、職員は皆さんに叱られないように、轍を踏んで書類を集めたり何かをするという感覚なのです。けれども、学校現場というのは、明日生徒が来るよ、変なところを見せたくない、すぐに必要だ、その辺のギャップがあります。ですから、勇気を出して、後で怒られてもいいやという形で、学校の現場の先生がやってしまう方がいいのではないか、私ならやってしまうのです。先生方は結構遠慮していますが、実際に説明すれば財政担当者もわかると思うのですよ。だから、これからはそういうことも含めながら、教員にも指導したいと思っております。どうしてもお金がかかるのは、しょうがないですね。一々合い見積もりだとか、そういう面倒くさいことはよして、これは言葉が過ぎるかもわからないけれども、緊急の場合はやはりそのくらいの融通性のある対応はお互いに必要だと思いますので、その辺が十分うまくいくようにやっていっていただければありがたいと思っております。
◆委員(市川隆康) 9款消防費、旧太田市決算書310ページ、企業消防組織について。企業消防組織の現状ですが、古くなった消防車を企業に譲渡した台数と、企業ポンプ操法競技会の開催等、防火指導について伺います。
◎予防課長(大谷成守) 譲渡した台数は、昭和62年11月24日から平成17年4月27日までの間に36台であります。
 次に、競技会の開催につきましては、平成12年度までは太田地区防火管理協会主催で年に1回実施しておりましたが、参加台数の減少等により、平成13年度からは研修会として実施し、消防署に来庁、または消防署から企業に出向いての指導に変更し、現在も継続実施しております。
◆委員(市川隆康) 市役所職員による、庁舎内における消火体制と訓練状況を伺います。
◎管財課長(松本幸晴) 職員による消火体制ですが、庁内においては総務部長を自衛消防隊の本部長とする自衛消防隊を組織しております。その内容ですが、地下1階から12階の階層別に防火担当責任者、火気取締責任者を指名し、職務分担を定めております。なお、多数の人が出入りするほかの公共施設においても、所属長を長とする消防計画書を作成し、訓練を実施しているところでございます。
 次に、訓練状況ですが、昨年7月と本年3月に2回、前もっての予告はせずに、突然勤務終了後において行っております。まず、訓練の方法ですが、ある階の部屋から火災が発生した場合を想定し、5分以内に市民と職員が安全かつ的確に避難をすることができるか、課題を持って実施をしております。具体的には、指揮班・通報連絡班・消火班・避難誘導班・安全防護班・応急救護班に分け、実施しているところでございます。この訓練では、まず緊急時における避難の仕方を体験すること、消火器や消火栓の取り扱いや所在の再確認することが求められ、今後、大規模地震が予測される日本列島ですが、地震発生後においてもこれらの体験が生かされるように職員一人一人が真剣に取り組んでおりますので、よろしくご理解のほどをお願い申し上げます。
◆委員(市川隆康) 企業などへ行くと、目に見える形で責任者があると思うのですけれども、太田市にはなかったものですから、詳しく答えてもらってありがとうございます。
 モデルケースとして市役所内に古いものでよいから消防車を配備し、防災に備えて企業消防組織を推奨してはどうかと思いますが、消防長と助役に伺います。
◎消防長(石原康男) 市川委員の大変指導になるお言葉でございますが、委員には消防団員として大変ご活躍いただいてきたということで、その辺の経験から私への質問ではないかと思います。非常によいご意見でございますけれども、消防車を取り扱う隊の編成について、非常に難しい部分もあるのではないか。委員も今、おっしゃいましたように、消防隊員であったときにポンプ操法であるとか、その辺で活躍なされたと思いますが、そこに至るまでの訓練、組織の確立、これらには非常に経験を有することも必要かと思います。それに伴い、万が一その職員にけが等が発生した場合の措置の難しさもあろうかと思います。もう一つは、そこに備えるに有事を想定したときの費用対効果といいますか、あるかわからないものの年間維持といいますか、これらの問題等もあるかと思います。それと、実際に起きた場合の消火に対する支障と言うと言葉が過ぎるかもしれませんけれども、常備消防、そして今の消防団員等の活動に対する支障を来すようなおそれもあるかと思います。まして、市役所には今、飲料水兼用の耐震性の防火貯水槽もございますけれども、これらの扱い方についてもプロの認識といいますか、これらも必要になるかと思いますので、それも踏まえますと、非常に難しい部分があるかと思います。廃車となった消防車の取り扱いについては、一般住民、また企業、役所、これらで有効に活躍をしてもらえるような措置を考えたいと思います。
 それとともに、災害の起きないまちといいますか、予防行政といいますか、これらについてまた別の角度からいろいろな意味でご指導いただければと思いますので、今後の指導をよろしくお願い申し上げたいと思います。
◎助役(林弘二) 自衛消防のための企業内組織と申しますか、そうしたものについては今、時代や社会が責任と分担を分かち合っていく、自分のところは自分でしっかり責任を果たしていくという時代の要請ということからして、そうした組織内の自衛消防組織というものは大変重要な方向にあるのだろうと思っております。そうした観点に立って、市役所内の消防組織につきましても、これからもいろいろな関係部局が協力して充実させていく必要があると思っているわけですが、消防車の配備につきましては、今、消防長が話しましたようにいろいろな課題もあります。そして、九合分署から約1キロという極めて近い位置にありますので、現時の段階では配備については難しい判断かと思っている次第であります。
◆委員(市川隆康) 今後私も検討してまいりたいと思いますので、またよろしくお願いいたします。
 次に、消防組合決算書8ページ、罹災証明手数料について、件数と1件当たりの金額を伺います。
◎予防課長(大谷成守) 罹災証明手数料の件数と金額ですが、平成16年度では327件で3万2,700円の収入済額となっております。
◆委員(市川隆康) ほかの消防組合の罹災証明の金額と減免状況を伺います。
◎予防課長(大谷成守) 前橋消防の罹災証明手数料は350円となっておりますが、現在の状況は減免措置が適用され無料です。それと、高崎市等広域消防・伊勢崎市消防・桐生広域消防の罹災証明は無料となっております。
◆委員(市川隆康) 罹災証明の申請なのですけれども、私も昨年と今年、頼まれまして、実際に伺いました。そうしたら、申請には印鑑が必要だと言われましたけれども、私はその現場で担当の人に伺いました。「消防署が全焼ということで証明してくれたのだから、判子もなくなってしまったのだよ。」と言ったところ、「これは監査委員会で指摘された。」と言われました。「もう一度、判子をもらってきてください。」と頼まれました。どうしてなのでしょうか。資産税課では、建物がなくなった場合には証明書は本人でなくても、区長さんでも、あるいは近隣の人でも、減免の申請書に印鑑は要らないですよと優しく応対してくれました。私は、無理にそこで印鑑を強要することはないと思いましたので、これは要望としておきます。
 そこで、質問ですけれども、かつては私に一番近い消防署は毛里田消防署だったのですけれども、合併で分署になってしまいました。知らなくて分署に行ったところ、「罹災証明書の発行は、今度は消防署だけになってしまったので、そちらに出向いてください。」と言われましたけれども、市民の利便性あるいは不慮の事態なので、証明書の発行は分署、出張所でもできるようにしてもらいたいと思いますが、いかがでしょうか。
◎予防課長(大谷成守) ただいまの罹災証明書を分署、出張所でも発行できるようにということですが、現状は消防署での発行のみとなっておりますが、市民に支障を来さない方法を検討していきたいと思います。
◆委員(市川隆康) 罹災証明手数料は、減免をして今までは100円だったのですけれども、やはり私は不慮の事態なので、ここは励まして、頑張ってくださいということで無料まで減免してはどうかと思います。聞くところによりますと、今まで100円だったものが合併により、そういうことになったということなのですけれども、ここで再検討をしていただきたいと思います。減免について、どう考えているのかお伺いいたします。
◎予防課長(大谷成守) 罹災証明手数料の減免についてですが、太田消防は現在、1件300円いただいておりますが、減免について現在適用はしておりません。今後、関係部局と協議して、減免等の必要性があるかどうかを検討していきたいと思います。
◆委員(市川隆康) よろしくお願いいたします。
 次に、10款教育費、旧太田市決算書310ページ、教育総務費の中で中学校用教科書の採択問題について、太田市の公立中学校で来年度から使われる教科書を選ぶ審議会は既に開催され、教科書選定が終了しているのか、それと常任委員会への報告はどうなっておるのか、また審議会は公開なのか非公開なのか、担当副部長に伺います。
◎教育部副部長(澁澤啓史) 教科書を選ぶ審議会は、正式には私どもは教科書採択協議会と呼んでおりますが、これにつきましては7月11日に開催され、教科書の採択は終了しております。また、常任委員会への報告についてですけれども、今までも報告をした経緯がない関係から、今回についても報告はしておりません。なお、参考なのですけれども、近隣の市におきましても、同様でございます。また、採択協議会の公開・非公開につきましては、非公開にて行っております。
◆委員(市川隆康) 特に問題となっている歴史教科書についての教育委員会としての見解を教育長に伺います。
◎教育長(相澤邦衛) 特に問題になっている歴史教科書というのは、皆さんも大体おわかりになっているかと思うのですけれども、その辺の見解につきましては、いずれにしろ社会科の免許を持つ先生方に調査研究員を委嘱して、時間をかけてそれぞれ検討するわけです。8社の教科書がありますので、先生方も大変ですが、それぞれ研究をしたものについて、先生方の順位はつきません。これを採用したいとか何とかということはありません。全教科ありますし、それぞれ8社の教科書に対する各先生方の意見を十分吟味し、我も教科書を実際に研究して、最終的には我々で決めた。したがって、特に問題になっている、世間で問題になっている教科書についても、我々のところは特別扱いとか、そういうことはしないで選定をいたしました。
◆委員(市川隆康) その上に立って、どこの発行者のものを選定したのか、担当副部長に伺います。
◎教育部副部長(澁澤啓史) 今、教育長が申し上げた経過のもとで、最終的に東京書籍が採択をされました。
◆委員(市川隆康) 次に327ページ、同僚委員からもありましたが、中学校施設補修工事費について、具体例として毛里田中学校のプールの浄化装置の老朽化、プールサイドのタイルがはがれて危険な状態なので、生徒会で直してもらおうと議決しました。そして、学校長から市に申請したことをどう把握しているのか伺います。
◎教育部参事(石原仁) 中学校施設補修工事費の関係ですが、毛里田中学校のプールの状況については学校より報告があり、また昨年6月に各学校の緊急点検箇所調査を実施し、その中にプールサイドタイルの張りかえやプールろ過装置の老朽化等についての報告がありました。そこで、現地調査を行い、昨年緊急的に修繕を行ってきた状況でございます。学校からの要望などの対応については、危険箇所や授業への支障状況などを考慮して対応してきております。また、今後においても老朽化の対応や学校等からの要望を踏まえ、積極的に対応していきたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
◆委員(市川隆康) 積極的によろしくお願いいたします。そこで、他の学校でも同じような話を聞きますが、問題の財政担当としての学校施設補修工事費についてどう対処なされるのか、担当副部長に伺います。
◎総務部副部長(塚越敏行) 学校設備の老朽化等の対策は、今、教育委員会でも調査しておりますので、年次計画で緊急度あるいは危険度に応じて計画的に実施していきたいと考えております。
◆委員(市川隆康) よろしくお願いします。次に332ページ、養護学校費について、養護学校の送迎用バスの更新計画について伺います。
◎教育部参事(石原仁) 現在、太田養護学校においては、平成3年7月と平成6年11月に購入した中型バス2台と平成7年9月に購入したマイクロバス1台、合わせて3台のバスを所有しております。正規職員1名と臨時嘱託職員等2名の運転手により児童・生徒の送迎用としての運行をしております。ご質問の3台のバスとも、購入後10年以上を経過し、なおかつ走行距離も12万キロから17万キロぐらいとなっております。車両の老朽化に伴う修繕費等の経費も学校現場においては毎年負担となっており、各車両とも更新の時期を迎えております。児童・生徒の通学時の安全性と利便性の確保を最優先し、買いかえによる更新や他の方法も含め検討し、今後対応していきたいと考えております。
◆委員(市川隆康) そこで、運転手を含めて送迎用バスを民間委託してはどうかと考えますが、民間委託について部長にお伺いします。
◎教育部長(岡島幸雄) ただいま課長が答弁申し上げましたとおり、養護学校の3台のバスについても老朽化が進んでいる、更新が必要な時期を迎えてきているということでありますけれども、財政の状況等を総合的に勘案して、買いかえによる更新、それから今、お話のありました送迎業務を民間に委託するということも選択肢の一つとして、今後調査研究していきたいと思います。いずれにしても、障害を持つ子供たちの送迎という事情も十分考慮した上で今後は対応していきたいと考えております。
◆委員(市川隆康) 養護学校の増築、校舎設計ですが、他の事例で好評であります、光触媒でにおいを消す効果があると言われるトイレには明るい蛍光灯を使う計画になっているのか伺います。
◎教育部参事(石原仁) 養護学校増築工事につきましては、現在取り組みが進められているわけですけれども、トイレの光触媒の塗装については現在計画をしておりません。養護学校のトイレにつきましては、車いすでも使用できるように段差をなくして、身障者用の便器を設置し、体の不自由な人が使用できるように計画しております。床は、抗菌性の素材を使い、水で洗わない乾式としております。また、トイレ内にもエアコンを設置するとともに、トイレの奥にシャワー室を設置している状況でございます。トイレ内の照明につきましては蛍光灯器具を使用し、明るくなるように設計をされております。
 また、光触媒の塗装の関係につきましては、昨年度に小学校について1校、中学校について1校において試験的ににおいの対策として実施してきました。現在、その後の状況を調査しておりますが、臭気をほとんど感じない、あるいは臭気を感じるものの、光触媒未塗装のトイレに比較すれば弱いとの回答を得ております。今後も引き続き状況の把握に努めていきたいと思いますが、この様子を見ながら既存の学校トイレにも使用を考えていきたいと思います。
◆委員(市川隆康) よろしくお願いします。20分で全部質問するのは厳しかったのですけれども、これで質問を終わります。
◆委員(鈴木信昭) 新太田市決算書の10款教育費、226ページになります。埋蔵文化財発掘調査委託料が載っていますけれども、内訳をまず教えてください。
◎文化財課長(宮田毅) この中には、史跡金山城跡第2期整備基本構想策定委託料315万円が入っております。
◆委員(鈴木信昭) 今、お話しいただきました第2期の金山城跡の整備計画基本構想についての概要、全体像とか計画の年度ごとの内容等々、詳細な説明をお願いします。
◎文化財課長(宮田毅) まず、第2期整備基本構想策定の経緯についてでございますが、昭和63年度に策定した整備基本構想や平成4年度に作成いたしました整備基本計画は、いずれも昭和9年に史跡指定されました御城から西城にわたる尾根部の18.3ヘクタールに係るものでございましたが、平成14年度に史跡の追加指定を受けまして、あわせて史跡の公用地化事業に着手することによりまして、八王子山のとりでや侍屋敷・北城など、従来の約5倍となります97.8ヘクタールの史跡範囲全体について、その保存管理計画や整備基本計画、または活用計画等を策定する必要が生じてまいりました。また、松風峠切り通し箇所の架橋設置事業や御城道整備事業など、金山及び周辺におきまして他部局によります事業計画が具体的になってまいりまして、金山城跡の整備事業についてもこれら事業との一体性や連動性を図ることが早急な課題となってまいりました。このような背景の変化を踏まえまして、平成16年度に第2期整備基本構想の策定を行ったものでございます。
 なお、薬泉跡地につきましては平成13年度に文化財センター用地として公有地化を図りまして、建設基本構想の策定を行っておりましたが、平成15、16年度継続の文化庁補助事業採択において藤岡市に先行されることとなりまして、次年度待ちの状況にあったところでございます。国の補助事業見直しの中で、出土文化財管理センター建設費国庫補助金が平成16年度で廃止となりまして、また合併により収蔵する出土品の量が大幅に増えるなど、用地変更を含めた基本構想の抜本的な見直しが必要となってまいりました。したがいまして、文化財センター用地につきましては、文化財センター基本構想に盛られました歴史学習機能とビジターセンター機能を継承するとともに、第1期基本計画にありました金山城跡のガイダンス施設を引き継ぎ、第2期整備基本構想に盛り込んだところでございます。また、ガイダンス施設につきましては、史跡金山城跡地域活用センターとの複合施設といたしまして、金山の管理やガイドボランティアの拠点となるような地域活用センターの建設事業としてまちづくり交付金事業、仮称太田市中心市街地地区に取り込みまして、事業申請を行っているところでございます。
 次に、第2期整備基本計画の全体像についてでございますが、第1期整備事業におきましては、城跡遺構の復元整備に重点を置き、当時の通路形態を復元することによりまして金山城の特徴的な空間を再現してまいりましたが、第2期整備基本構想におきましては、史跡の活用に重点を置きまして、全域をめぐることのできる園路、散策路の整備や平坦なくるわ面を利用しました遺構広場を点在的に整備するとともに、史跡の導入口となります太田口山すそ、旧金山薬泉跡でございますが、先ほど申し上げましたようにガイダンス施設を建設いたしまして、金山を中心とした文化活動の拠点、またビジターセンターとして活用の拠点施設を建設する構想となっております。整備手法といたしましては、遺構の復元を重点とした手法から、遺構の現状保存を主とした整備シフトに切りかえ、自然との共生に配慮いたしました広い範囲の整備を目指しているところです。年度事業計画につきましては、全体の事業計画を3期に分けておりまして、第1ステップとしましては平成19年度からおおむね5カ年を予定しており、史跡の導入口となります太田口山ろくに導入広場やガイダンス施設の設置、侍屋敷の整備やガイダンス施設から月の池への大手道整備などを計画しております。第2ステップ、第3ステップ等を5年計画等で順次整備していく計画になってございます。
◆委員(鈴木信昭) 金山城跡整備で山頂は本当にきれいになって、私もたまに登って、そこから見る関東平野は本当にすばらしいものがあります。問題というのは、下と上がつながっていないところがあると思うのですけれども、今、お話のあった第2期の整備基本構想を聞きますと、その中間点にガイダンス施設ということでありますけれども、ふもとと上を結ぶ拠点として、また園路整備をするということで、本当に期待できる整備計画ではないかと思うのです。あと、今、お話にはありませんでしたけれども、そのガイダンス施設の下には太田市のシンボルであります大光院もありますし、これはまだ富士重工の所有ですので何とも言えませんけれども、北工場、中島飛行機発祥の地も下の方には控えているということで、この第2期の整備構想というものが金山山頂の城跡から下のふもとの大光院とか周辺の大きな開発整備の飛躍、突破口になるのではないかと思い、期待をしているわけです。
 今、いろいろ細かい話はありましたけれども、北工場は富士重工のものでありますけれども、大光院も含めた金山全域のこれからの構想、ぜひこの金山城跡を生かしたまちづくりも含めて、担当副部長の将来構想をお話ししていただいて、質問を終わります。
◎教育部副部長(諏訪和雄) 金山につきましては、古来、万葉集東歌等に新田山とうたわれておりますように、当地域のシンボル的な存在でございます。そういった状況がございますので、金山全体を自然的な、また歴史的な空間として整備するということにつきましては、時宜にかなった整備事業であると考えているところでございます。委員のご指摘がありましたように、その金山に存在する城跡の整備事業と金山周辺に存在いたします大光院・金龍寺、そしてお話のありました北工場等がありますので、大手口周辺の遺跡を活用いたしました、そういった整備事業につきましては、城と城下を結ぶ、つまり金山と市街地を結ぶという観点で、まちづくりあるいは地域活性化などの地域づくり構想として意義のある事業ではないかと考えているところでございます。その実現に向けました構想が、ただいま課長が答弁いたしました金山城跡の第2期整備基本構想であるかと考えてございますので、まちづくりをコンセプトとして金山の活用が一層図られるように、これからも考えてまいりたいというふうに思っております。ご理解いただければありがたいと思います。
○委員長(武藤泰) 他にご質疑ございますか。
     (「なし」の声あり)
○委員長(武藤泰) 他にご質疑もないようですから、以上で委員の質疑を打ち切ります。
     (「なし」の声あり)
○委員長(武藤泰) オブサーバー、ご質疑ありませんか。
     (「なし」の声あり)
○委員長(武藤泰) 以上で質疑を打ち切ります。

     ◎休     憩

                                     午前10時53分休憩
○委員長(武藤泰) この際、暫時休憩いたします。

     ◎ 再     開

                                     午後1時30分再開
○委員長(武藤泰) 休憩前に引き続き会議を開きます。

     ◎ 総 括 質 疑

○委員長(武藤泰) ただいまから総括質疑を行います。
 通告がありますので、順次発言を許します。最初に加藤委員。
◆委員(加藤光夫) 49番、朋友クラブの加藤光夫です。会派を代表して、平成16年度決算についての総括質問をさせていただきます。
 質問に入る前に、執行の方々に感謝を申し上げたいと思います。平成16年度の決算は、合併直前と直後の慌ただしい中での処理を余儀なくされて、大変な苦労があったと考えます。特に通常ではない年度途中の打ち切り決算と新市での決算処理が重なり、複雑な事務処理の中で決算処理に当たられたご苦労に感謝をし、厚くお礼を申し上げます。
 早速質問に入らせていただきますが、まず平成16年度一般会計決算について、何点かの質問をさせていただきます。決算処理につきましては、合併前の旧市町ごとの打ち切り決算と新太田市(暫定)に区分をされておりますが、打ち切り決算の状況について見ますと、1市3町の歳入決算額の合計は643億239万3,000円となっております。これに対し、歳出決算額の合計は635億6,014万9,000円となっており、この時点での単純差し引き額は7億4,224万4,000円となります。打ち切り決算における合併前の各市町ごとの実質収支額は、太田市3億8,428万8,000円、尾島町マイナス1億2,711万円、新田町6億7,866万円、藪塚本町マイナス1億9,359万5,000円となっております。新太田市(暫定)の歳入決算額は131億4,876万2,366円で、これに対する歳出決算額は92億8,793万9,426円となり、差し引き残額は38億6,082万2,940円となっております。差し引き残額から翌年度への繰り越し財源を差し引いた実質収支額は34億4,796万3,000円となり、このうち33億円は基金繰入金として処理をされておりますが、この剰余金につきましては今後、市民生活に役立つ方向で積極的な活用をお願いするものであります。
 平成16年度旧太田市・尾島町・新田町・藪塚本町・太田市歳入歳出決算報告書93ページには、平成16年度普通会計決算状況が示されておりますが、この中から今後の考え方を含めて幾つかをお聞きいたします。1.わずかな字の誤差はありますが、この表による実質収支額は35億6,052万4,000円の黒字であり、標準財政規模に対して実質収支額の割合を示す実質収支比率も9.4%となっており、比較的高い率を示しております。単年度収支は14億4,105万1,000円の黒字となっており、このことを踏まえれば各市町とも健全な財政運営がなされたものと考えます。しかし、事業の実施に際して平成15年度決算額の約1.8倍となる36億7,396万3,000円の基金の取り崩しが行われております。このことから、実質単年度収支は21億5,406万1,000円の赤字が生じております。16年度は合併を控えた年度であることから、多少駆け込み的な事業の実施があったものと考えれば、今後の事業の実施に当たってすべて16年度をベースにした事業の実施を図ることは難しいと思いますが、合併に伴う市民の期待にこたえていくためには、今後の財政運営において当面は実質単年度収支が赤字になっても、基金の取り崩し等を考えて対応していただきたいと考えます。このことについて、本決算において基金繰り入れとなった33億円を含めて、どのような対応を考えておられるかお伺いをいたします。
 2.次に、地方債についてお聞きいたします。この表による地方債現在高は768億836万4,000円となっております。本市の起債制限比率は12.0%、許可制限とする20%にはまだほど遠いものではありますが、公債費の一般財源に占める割合を示す公債比率は16.8%、公債費に充当した一般財源が一般財源の総額に示す割合を示す公債費負担比率は14.9%と高くなっており、経常収支比率への影響も多いと考えます。このことにつきましては、6月定例会予算委員会でも朋友クラブの同僚議員より会派を代表して質問をし、年度内償還金を超える起債はしないとの答弁をいただきましたが、再度今後の起債計画と償還計画についてお聞きいたします。
 3.財政力指数と経常収支比率等について、関連をしてお聞きいたします。地方公共団体の財政力の強弱をはかる財政力指数は0.919で、より1に近い状況となってきております。また、標準財政規模に対して経常一般財源の割合を示す経常一般財源比率は100を超えて103.7となっており、経常一般財源に余裕のあることを示しております。このことを踏まえれば、本市の財政基盤はしっかりしたものがあると考えます。しかし、地方公共団体の財政構造の弾力性をはかる経常収支比率は91.8で非常に高く、財政の硬直化が進んでいることをうかがわせております。このことにつきましては、既に6月議会の総括質疑におきましても朋友クラブの同僚議員から質問し、10年間で400人の職員の削減を図るとの市長答弁を得ました。経常経費には人件費のほか、扶助費、公債費等の義務的経費をはじめとする経費がありますが、経常収支比率の引き下げに向けて今後どのような取り組みをしていくのか、お聞きいたします。
 以上3点について、第1回の質問といたします。
◎市長(清水聖義) 全体の財政について3点のご質問でございましたが、第1点目の実質単年度収支の赤字ということが今、指摘されましたが、これについては今、委員の方から話がありましたように、合併による特殊事情ということも、実は1点にはございます。と同時に、話がありましたように、取り崩しが非常に多かった。財調の取り崩しが多くなる、結果として実質単年度収支が赤字になってしまうということでありまして、現実に取り崩し額が36億7,000万円、非常に多額に上ったわけであります。旧藪塚本町はよく土地を買ったのだと思いますけれども、10億円と非常に多額な取り崩しをされた。旧太田市でも17億円、旧尾島町は1億円弱、旧新田町でも7億円、新田町に至っては前年度ゼロであったものが、平成16年度は特に7億円と大変大きな額になった。こういうものが大きく影響して、単年度収支が赤字になったというわけであります。でも、幸いなことに実質収支で余剰金を持つことができた。
 今の質問の中で主なものは、この余剰金についてあまりちゅうちょせずに各町の生活を維持するために、あるいは合併効果を生み出すために使えばという話だったと思うのですが、私自身もマニフェストを出しておりまして、年次計画をどうするかはこれからの問題でありますが、適正な執行であると議会に認められるような順序でやっていきたい。そのときに、平成16年度に余剰を生じた、特に財調では33億円を積むわけですけれども、適切に使っていきたいと思っています。課題は、実はいっぱいありまして、ハードものの課題もかなり残っておりますので、10カ年の総合計画を今、つくっておりますけれども、具体的な形で示し、3カ年ごとに刻んで実施計画を具体的に出していきたいと思っております。そういう中で調整をさせていただきたい、そう思っています。
 2点目の起債のことですけれども、私が市長になってから何年か経って、これはどうしてもやらなければいけないというのが元本返済以内の借入金であります。ただ、状況が幾らか変わっておるというのは、臨時財政対策債です。これが地方自治体にかなり圧迫を加えておりまして、我々が借りられる範囲ということですので、さほど問題視することもないのですけれども、これともう一つは減税補てん債、この2つが実は我々が好きで借金をした額ではないということがありまして、どうしても元本以内におさめるということには非常に無理がある。数年間この対策債あるいは補てん債、これらは一応取り除かせていただいて、できるだけ配慮しながらもちろん財政運営していきますけれども、元本返済以内で借りるという鉄則は続けさせていただきたい、そんなふうに思います。財政上、非常に難しいこともありますが、今までやってきたことでありますので、ぜひ今後ともやっていきたい。ちなみに、この減税補てん債と臨時財政対策債がうちの借金に占める割合はどのくらいあるかといいますと、171億円以上あるわけです。これが本来であれば、減税をされないのであれば、私たちは財政の中に取り込むことができたわけであります。あるいはまた、臨時財政対策債においても交付税で我々の手元に戻ってきた。国の財政状況の中でやられた話でありまして、仕方がないと言えば仕方がないのですけれども、これを入れ過ぎますと本当に太田市の元気がなくなりますので、これは別物という感覚でしばらくの間はやっていきたい、そう思っております。
 3点目は、経常収支比率が91.8というのはかなり高い、どんな改善をしていくかということですけれども、やはり起債を減らすということが一つですが、やはりこの中では人件費が改善の最大目標ではないかと思います。人件費につきましては、今、お話がありましたように削減計画を立てて、10年間で400名、もう一つは市民の皆さん方にやっていただけるものは市民の皆さん方にできるだけ自主的な活動あるいは1%まちづくり会議等を通じて、行政の分野であっても市民の皆さん方に担当してもらうことをやっていくのが大事だと思うのです。
 もう一つは、収入を増やすということです。収入を増やすというのは、役所で持っている土地があります。ですから、土地の放出等も、タイミングが当然ありますけれども、これは十分に考えていかなければならない。と同時に、土地造成もあります。例えば、Pal Town城西の杜は40ヘクタールありましたけれども、畑とか田んぼのままでしたらほとんど税は入ってこなかった。あれを開発することによって多額の税が入ってくる。つまり、役所や田んぼにしておいたままではお金にならないけれども、その上に建物を建てることによって税収が増える。もう一つは、北関東自動車道に提供する約40ヘクタールの工業団地予定地であります。これも3年ぐらいで計画を立てて、計画さえできれば、前もって販売をかけていく。分譲の前に、自分の好きなだけ買ってもらう。つまり我々が分譲の面積区割りをしないで、お客様に面積を決めてもらってやっていく、そういう予約販売を可能な時期に、例えば来年か再来年にはできると思いますが、そういう形で販売をしてしまうことも大事だと思っています。
 いずれにしましても、収入を増やすということもすごく大事なことでありますので、収入を増やすということは、太田市の元気さにつながるわけでありますから、そんなことを考えて税収を増やして、歳出を減らしていくという鉄則を心得てきちんとやっていきたい、そう思っています。
◆委員(加藤光夫) 2回目の質問は、国民健康保険特別会計についてお聞きいたします。
 合併前の打ち切り決算による1市3町の合計額は、歳入決算額で144億8,939万6,424円となっており、歳出決算額では144億7,423万2,842円で、差し引き残額は1,516万3,582円となっております。また、新市移行後の1市3町合計による決算額は歳入決算額で23億5,557万639円となっております。歳出決算額は17億5,175万7,491円で、差し引き残額は6億381万3,148円となっております。また、1市3町の各会計を見ましても、実質収支額は黒字となっており、財政運営については健全であると考えます。しかし、平成16年度新太田市全体での収入済額は66億5,460万7,000円で、調定額に対する割合は64.5%で極めて悪い状況にあり、収納率向上に向けて積極的な対応が必要と考えます。
 このことにつきましては、去る6月定例会予算委員会及び本定例会において総括質疑及び一般質問を通して朋友クラブ同僚議員より質問をいたしましたが、その後の取り組み等を含め、再度考えをお聞きいたします。また、同様に、去る6月議会予算委員会で質問いたしました国民健康保険税の不均一課税の対応について、その後どのように取り組まれておられるか、あわせてお聞きいたします。
◎市長(清水聖義) 国保につきましては、全体で約100億円という、大変大きな数字になっているわけでありますが、年々この医療費も上がっているということで、今、お話がありましたように、収納率の向上をしていかなければならない。現在、市民税が約35億円、国保税も約35億円の滞納がある。これは非常に大変な話でありまして、私どももあらゆる方策を考えながらやっていきたいと思っています。大事なことは、早いうちに滞納整理をしていくということです。滞納を何年も何年も蓄積されると、納税意欲もなくなってしまうということがありますので、早い段階での滞納整理をやる。
 それから、特に我々公務員は税金で生活をしている人間です。あるいは、まだ担当とも話していませんが、特別公務員に対しては差し押さえを即刻やっていきたい、そういうふうに思います。個人情報云々ということで、なかなか公開ができないので難しいのですが、差し押さえなら全く問題ありませんので、差し押さえを積極的にやっていく。特に職員、我々、特別公務員、これは自分でわかっているわけですよ。ですから、差し押さえられても問題ない。やはりそういう身近なところから始めなければいけない。
 もう一つは、生活困窮者に対する相談を積極的にやっていく。今でも税滞納に対して、私どもは相談に乗って、特に太田市の場合にはサービスの制限をやっていますので、相談に乗りながらサービスの制限があることを知らせていく。税金を払わないことによって不利益が生じるということをよくお話しをして、納得してもらい、分納であろうが、何であろうが払っていただくことが大事だというふうに思います。
 それから、これもよく議論になるのですが、健康のために保険証の発給をすべきだとか、あるいはこれをすべきだという議論も実は前に何度もいただいたのですが、やはり滞納者に対しては短期保険証あるいは資格者証を交付して、やはりこういったものを通じて納税指導していくことが大事だと思います。
 もう一つ、これも過日お話ししましたけれどもコールセンター、私はやはり相手にこちらの気持ちが伝わらないということが一つありますので、私の方から滞納者に対して電話をする。そして、できるだけ早いうちに、滞納があっても忘れているケースなどがありますので、税の納付を勧めるということでコールセンター的な仕事も役所の中でやっていきたい、そう思っております。
 大きく分けた対策の2番目ですが、これは今、やっている収納率向上対策推進本部、これをもっと積極的に、前向きに行っていく。これはやはり全庁的に税に対しては相談訪問、滞納者のところへ行ってお願いをする。あるいは、先ほど申し上げた行政のサービス制限、税金を納めていないのにサービスだけ受ける、これは非常にけしからん話でありますので、これを徹底していきたい、そう思っています。また、窓口も土日だとか、時間帯等々も広めていきたい。また、今、成果を上げています税滞納整理担当が一生懸命やっていますけれども、これも充実させていくということであります。
 次に、2点目の質問で不均一課税でございますが、これはたびたび質問いただいていますけれども、5年をめどに均一化させていきたい。平成22年には均一課税をやっていくということであります。このことについては、国保運営協議会で今、審議をしているわけでありまして、国保運営審議会からの答申を多分いただけると思いますが、既に2回も開催をして、今、協議をしている最中であります。今後、均一化に向けて調整が必要になりますけれども、仮に調整がどうしてもできないようであれば、これは不自然な形で市税から税金で補てんするということは、芳しくありません。でも、やむを得ぬ金額であるならば、これは税で対応していく。そして、均一化を図ることが必要かというふうに思っています。
 ちなみにお話ししますが、現在、制度上の問題で約7億円、税から国保の方へお金を移していますけれども、今後、これを10億円、20億円にしていくということは、やはりよろしくないと思うのです。私も議会でよく言いますけれども、社会保険にかかっている人はいいです。その人は、税金を納めている。社保を払った残りで税金を納めて、その税金を納めたところから、今度は国保に移すわけですから、ある意味で税金の二重払いということもありますので、可能な限りこれに制限を加えて、でも必要であるならば均一化を図るために税金から国保の方に投入する。そんなべらぼうな額ではなくて、リーズナブルな額を中に入れていく考えでいるということであります。
◆委員(加藤光夫) 朋友クラブを代表して、平成16年度決算のうち、一般会計決算と国民健康保険特別会計に関連して何点かの質問をさせていただきましたが、いずれも今後の重要な課題でありますので、執行の方々のご努力をお願いし、質問を終わります。
○委員長(武藤泰) 次に鈴木委員。
◆委員(鈴木信昭) 清和クラブの鈴木信昭です。平成16年度決算認定について総括質疑をします。
 質問は5項目、すべて市長にお伺いします。項目は、英語教育特区校、灰溶融炉、合併事務、特区構想、そして中心市街地から金山にかけての事業であります。
 まず1番目に、英語教育特区校についてお尋ねをします。平成15年4月1日に構造改革特区申請をし、わずか2年後の本年、平成17年4月1日に群馬国際アカデミー初等部が開校しました。特に平成16年度における関係者のご努力は、私の想像をはるかに超えるものがあったと察します。具体的には、プレスクールの開校、校舎建設、教職員の採用及び教育、指導教科書作成等々、そして何よりも入学をされる生徒や保護者への対応とさまざまな準備がなされました。そこで、市長にお伺いします。これら準備過程を振り返って、特に印象として深く思い出されることや評価をする点をお聞きします。
 2番目に、灰溶融炉についてであります。灰溶融炉の取得は、平成16年12月議会で審議をし、私を含む9名が賛同をしませんでした。基本的に、灰溶融炉の機械そのもの、そういったシステムを導入することは賛成でありました。ただ、この予定されていた灰溶融炉に対して反対したのは、性能が不十分であったこと、これは主灰のみで、飛灰は溶融しないこと、また焼却灰を埋めている長野県小諸市でありますけれども、最終処分場に私が直接電話で確認をしましたが、しばらく余裕があるということなどで反対をさせていただきました。しかし、議会の賛成多数で可決し、購入したわけですから、過去の経緯よりも、この溶融炉が安全で安定した運転ができるよう見守ってまいりたいと考えています。そこで、市長にお伺いします。実証試験過程から購入を決定した理由と灰溶融炉に期待することをお聞かせください。
 次に、3番目として合併に向けての最終仕上げについてであります。本年3月28日の新市誕生に向けて、全庁的な統合事務がなされてきたわけです。その事務量は合併協議会から送られる膨大な資料を見ても相当なご苦労があったと思います。特に、新市発足と同時にスタートする各窓口業務の電算統合については、待ったなしであります。今決算委員会でも同僚委員からスムーズにスタートしたことへの質疑と評価がありました。その答弁の中には、電算業務の危機管理マニュアルを作成し、万が一に備えていたとの答弁がありました。スムーズにできて当たり前で、万一何かトラブルが発生すると何だかんだと指摘される中で、万全の対応をされていたことに改めて敬意を申し上げます。そこで、市長にお伺いします。平成16年度はこの電算統合事務に限らず、あらゆる面の最終仕上げの年でありました。市長として、また合併協議会会長として振り返ってのご所見をお伺いします。
 次に、4番目として特区構想、地域再生構想の提案についてであります。平成16年度は新たな特区構想1件及び地域再生構想4件を内閣府へ提案し、外国人登録における職権による居住の削除構想と公営住宅整備事業補助金の差額交付金化構想の2件が採用され、全国に発信されたことは、大いに評価できることであります。残念ながら採用されませんでしたが、地ビールの酒税を2分の1に引き下げるという構想は、全国どこでも第三セクターによる地ビールの経営が厳しいという話を聞く中で、勇気ある提案でありました。これらの提案と採用結果等、また全国に発信していることについての市長の所見をお伺いします。
 最後に、5番目として中心市街地から金山にかけての事業についてであります。平成16年度は連続立体交差事業の中でも最大の難関の工事であります国道407号跨線橋の解体工事が国道を全面通行止めにして進められました。また、旧市街地の長年の懸案であった本陣跡地に太田地区行政センターが1階部分に、2階以上には市営住宅を建設されました。また、本町通りのナカムラヤ書店の東側でありますけれども、昔の酒造の石蔵がありました。煙突があったときはなかなか風情もありましたけれども、その後、煙突が取り壊されて、一つだけ残っていたわけなのですけれども、その石蔵が残念ながら建築的な問題、安全性もあって取り壊して、そこに新たにまちなか交流館くらっせとして建設されました。そのくらっせを使って、今、地域のまちづくり、まちおこしが着々と進んでいるところであります。また、そのくらっせから金山へ向かう、北に延びる一方通行の道でありますけれども、これは市長が提案された御城道と言われている道で、最近では御城道というのが本当に一般的にはなってきましたけれども、この御城道の一部整備もされました。
 さらに、午前中の私の質疑の中でも伺いましたが、史跡金山城跡第2期整備基本構想が平成16年度に出され、これは御城道から大手道、そして金山城跡に続く金山全域を構想化したものであります。この構想が具体的に出されたわけであります。そういった意味で、平成16年度は太田駅から本町通り、御城道、そして金山城跡へと事業や構想が進められました。これらの事業成果と連携についての市長のご所見を伺い、1回目の質問とします。
◎市長(清水聖義) 英語教育特区校でございますが、これは随分苦労して、文部省の抵抗に遭いながらも成し遂げた充実感が実はあるのです。印象的なことと言えば、まだ建設費補助金を支払い終わっていないのですが、その途中で公的支援を反対する運動を、最近、何かやっている。これが非常に印象的であります。従来型といいますと、建物ができ上がれば支援決定を決めた金額については支払い終わっていなければいけない。それにもかかわらず、まだ約束を履行していない。その途中にお金を払わないというのは、昔はよくやみ夜で遊びましたけれども、追い込んでひもか何かを張っておいて、そこでひっくり返すようなもので、非常に卑怯な考え方であります。あとは、この間、入学説明会に行きましたけれども、本当に応募が多くて、期待するものが非常に多いということを強く感じました。過日も体育館にいっぱいお父さん方やお母さん方が集まって、この学校に対する期待度は非常に高くなっている。別に募集広告をしているわけではありません。どこからどういう話で来ているのかわかりませんが、大勢の人たちが学校に対して期待している。試験をやって落とすのは気の毒だという気持ちで、実はいっぱいであります。ただ、問題としてこれからは高校を開設しなければいけないということがありますので、現在でも非常にいじめられているという言い方はおかしいですけれども、苦労しているのですが、さらにもう一層頑張らなければいけないと、皆、教職員、あるいはきのうは父母会の人たちとも話しましたけれども、そんな決意で、今、やっている。しっかりした学校にしなければ太田市としてもみっともないという気持ちで頑張っていきたいと思っております。
 灰溶融炉につきましては、山が空いているから山に捨てればいいという発想ではなくて、可能な限り循環型社会を目指したいということであります。直接溶融炉の議論がありましたが、現在、施設があるものを否定して新たにつくるというのは、とてもできる話ではない。今、ある炉が壊れた、あるいは壊れるかもしれないという段階で直接溶融炉を導入するか、あるいはまた現在いろいろなところで直接溶融炉の方向に動いていますから、そういうところに委託をしていくか、これはその段階で考えるべきであって、現段階では可能な限り循環型の中に入れたい。現在2,800、約3,000トンぐらいが処理されているわけですけれども、この処理量を何とか維持して、あとはつくったものの維持管理をちゃんとして成果を上げていきたいというように思っております。いずれにしましても、社会は環境の時代です。オゾン層もやられているとか、南極ではもう既にオゾン層の一部に穴が空いて大変なことになったとか、温暖化によって地球全体がおかしくなっていくという時代でありますので、その中の一環であるということであります。ぜひ反対されたことが間違いだったということを認識していただければありがたい。
 電算の統合等でございますけれども、電算は本当に大変でした。それで、当時私の頭の中にあったのは、みずほ銀行です。合併した途端に混乱を起こした。今は、もちろんみずほ銀行も健全でありますけれども、やはり合併というのは何が起こるかわからない。特に電算関連というのは非常に大変だと思います。しかも、お金がそんなにあるわけではありませんから、コストを削減して対応しようということで、委託業者には大変申しわけなかった。無理をしたと思いますが、実際には議会に提案した予算は20億7,000万円でした。結果的には16億2,000万円、総事業費の総額で目標の4億5,000万円のローコストで我々は一応発注できた。しかも、混乱もなかった。大変私としてはよかったという気持ちでいっぱいであります。これからもこの電算というのは、片方で情報開示というのがありますけれども、片方で個人情報の保護ということがありまして、両方を抱えている非常に難しい問題があるわけです。存分にケースバイケースで情報開示の問題、あるいはプライバシーの問題をやっていく基礎になるものですから、やはり大事に維持管理をしていきたいというふうに思います。
 今の特区構想でございますけれども、私が特区の中で特に印象的なのは、太田市ではできませんでしたけれども、高崎ナンバーができるということです。これを非常にうれしく思っています。陸運特区というのは、前に議会でもお話ししましたように、太田市のスタートでありました。なかなか国土交通省が言うことを聞いてくれなかった。結果的にはご当地ナンバーだけが認められた。残念ながら太田市では独自ナンバーができなかったわけですけれども、高崎でできたり、いろいろなところで太田市の提案を受け継いでくれた。非常にうれしいことでございます。
 今後の地域再生のことですが、ぜひ議会でも提案してもらえればありがたい。私どもは提案があれば積極的に出していくということでありますので、認められようが、認められまいが、我々が、「これは矛盾しているのではないか。」という問題は、ぜひ今の内閣の中で投げかけていきたい。それで、先ほど話がありましたように、外国人というのは太田市にいてもいなくても、どこにいても構わないという、そんなつまらなくておかしな法律はないのでありまして、これを突破できただけでも非常によかったというふうに私は思うのです。いないやつは、やはり「そこはいないのです。」とちゃんと言えるように、台帳から外すというようなことができるようになったということも、すごい進歩だと思うのです。昔であれば、日本に入ってきたら、もう日本国じゅうどこへ外国人が行っていようが、我々はどこにいるか全然確認できないまま、また国勢調査をやっても、本当にそこにいるのか、いないのかわからない状態で、実は不安を持ちながら国に報告するということがあるわけで、これは非常にいい、うちの提案だったというふうに思うのです。やはり地方も、国が矛盾していることは積極的に進言して、変えてもらうということが必要でありまして、ぜひ議会と協力し合いながら、矛盾点は変えてもらうという方向で動きたいと思っております。
 最後に、中心市街地です。気分の悪い地域だからやらない、何かそんなようなことをどこかで言ったような気がするのですけれども、それは全く何となく言っただけの話で、本心は、街の中が元気でなければ太田市はだめですよということです。今、郊外店がいろいろ指摘されていますけれども、やはり真ん中がしっかりしないと、例えば南一番街を見ても、太田市という街はああいう街だと言われる。でも、ああいう街だと言われるようになってしまうのは、やはり我々行政もいけないのかもわかりませんが、地域の人たちにもその意識がないということです。ですから、今度北口をつくって本町南通りを重視したいと思うのですけれども、御城道から大光院、金山というようなルート全体は、やはり太田市の命の中心の一つです。ですから、人口が増えるような仕組みもしました。あとは商店が繁盛するためには、やはり万徳みたいに頑張るお店がなければいけない。頑張らないのに文句ばかり言うお店ばかりだったら、絶対に街は繁栄しません。私はそう思うのです。ですから、そういう街の中を全部雰囲気で、行政も頑張ります、でも地域の人たちも一緒に一生懸命やってくださいという協働関係がなければ、旧太田市街地はだめだと思うのです。ですから、今、質問のあった交付金でやろうというテーマは、約十二、三億円ですが、この十二、三億円をまた投入しようというのは、やはりみんな一緒に頑張ってくださいよという気持ちが行政の表現の仕方というふうに思っていただきたい。だから、みんなでやらなければ街はだめです。
 この間、伊勢崎市内に行ったらびっくりしました。中心商店街の中に風俗ができ始めてしまった。あの非常にいい場所のど真ん中です。羽衣なんていうお店です。羽衣だったと思います。ど真ん中にでんと位置して、その周辺がだんだん侵食されつつある。あれは本当に街を好きな街の人がいないということです。私はそう思うのです。ですから、今回のこの事業を通じて、ぜひ街の中をもう一度元気にしていただくように、リーダーとして頑張ってほしいと思います。
◆委員(鈴木信昭) それでは、2回目の質問を、同じようにすべて市長にお伺いします。
 まず、英語教育特区校についてであります。教育は、とにかく年月がかかりますし、とまることはできません。常に前進し続けなければなりません。これからも関係者の知恵と労力の結集が本当に必要だと感じるわけであります。さて、今後の最大の課題でありますけれども、私は県の私学助成金への対応だと思っております。計画では、生徒1人当たり年間27万4,000円を予定しておりました。それが、県の答えは4万3,000円ということで、差額は生徒全員ですから総額で3,400万円ということであります。新聞報道によりますと、残念ながら9月の県の補正にも計上されなかったということで、現在もその方針は変わっていないということであります。これは、今後生徒が毎年増え続けるわけでありますから、資金計画に与える影響は非常に大きなものがあります。この英語教育特区校については、市議会としても市補助金や校舎用地として市有地の無償貸与、職員派遣を議会として承認してまいりました。私も当然承認してまいりました。ですから、これは単に私立の学校経営の問題ではなく、これを支援している太田市の問題でもあり、承認している市議会としても真剣に対応しなくてはならないと私は考えます。さまざまな打開策はあるでしょうが、とにもかくにも県の私学助成金を他の私学と同様にしていただくのが一番であります。そこで、今後の対応について市長のお考えをお聞かせください。インターネットで市長の「とれたて日記」を読ませていただきました。最近の日記には、さまざまな打開策を模索しているようにも読み取れましたが、これからの考え方をお伺いします。
 2番目として、灰溶融炉の購入のことであります。今年3月15日付で溶融スラグの早期JIS化を求める意見書を関係大臣に太田市議会議長名で提出しました。もちろん全会一致によるものでございます。聞くところによりますと、近いうちにJIS化も実現できるということであります。いずれにしても、溶融炉にとって排出されるスラグが再利用されるということが、大きな意味を持ってくるわけであります。その活用を補完するための、つまりJIS化が求められているわけであります。そこで、市長にお伺いします。現在、法整備も進められつつある中、太田市で稼働中の溶融炉は、順調に動いていると報告もありますが、排出されるスラグの活用についての所見をお伺いします。
 3番目として、合併についてであります。統合事務については、本当に関係者のご苦労があったということであります。無事にスタートしたことは、本当にすばらしいことではなかったかと改めて感じております。一般市民にはそれが当たり前ですので、ではどれだけ努力したかというのがなかなか実感として伝わらないのが残念なところではありますけれども、普通にいって当たり前のところもありますけれども、そういうところは議会としてもしっかりと評価をしていかなければならない点ではないかと思います。さて、この合併したメリットを最大限に生かすべく、さまざまな取り組みが現在も進行中であります。水道料金の均一化とか、1%まちづくり事業等、まだ検討中でありますけれども、本日発行の太田市広報には、「お伺い市バス」が10月1日から運行するなど、新太田市の新しい事業も着々と進んでいるように思われます。そこで、市長にお伺いします。合併してよかったという具体的な成果を市民が実感できる政策、いわば合併満足度とでも言うのでしょうか、そういった満足度を高める政策についての市長の考えをお聞かせください。
 次に、特区構想地域再生構想の提案についてであります。今、市長の方から高崎ナンバーはもうスタートしたということで、これは太田市ではありませんけれども、太田市もいろいろな点で全国に発信し続けているわけであります。今回の総選挙でも郵政民営化が争点となり、今後は年金とか医療も改革のメスがどんどん入ります。しかし、改革は中央から、上からおりてくるものではなく、現場から、地方から発信しなくてはならないと私は考えます。決算審議にも取り上げましたけれども、国民健康保険事業の高額医療費の問題についてであります。むだな医療がされないように、医療費が高騰しないようにというこの制度も、一旦、患者に払わせるということでそういった抑制をねらう。私は、こんな制度では医療の適正化は図れないと思っています。患者は検査や手術を自分では選択できないのでありますから、この適正な改革には医師自らの改革が重要であると思います。逆に、これらを取り扱う自治体の窓口業務はますます増え続けてしまい、国民健康保険を取り扱う窓口職員が健康を損なうというような笑えない現実があります。そのような現場の声が、今後さまざまな改革に生かされるべきだと私は考えます。そこで、市長に伺います。危機的とも言える日本の国、それを支える地方自治体はさまざまな改革が必要であります。それも、現場から、地方から発信しなくてはなりません。新たな市長の提案があれば、ぜひとも聞かせていただければと思います。
 最後に、中心市街地から金山にかけての事業であります。先ほどまちづくり交付金の話を市長の方からしていただきました。このまちづくり交付金というのは、私もしっかりした知識を持っていませんけれども、地域の創意工夫を生かしたオーダーメイド型の計画を実現するというもので、計画年数も3年から5年と短期間で年度を区切っております。そういった意味では、このまちづくり交付金というのがこれからの新しいまちをつくるためにも、本当に役立つ突破口になる交付金ではないかと私は考えます。そこで、再度になりますけれども、このまちづくり交付金を使って、中心市街地から金山も含めた太田市の新しいまちづくりの構想をお話しいただいて、2回目の質問とします。
◎市長(清水聖義) 一点一点みんなご理解のある質問で、恐れ入りましたという感じです。本当にご理解いただいているということをすごく感じます。
 群馬国際アカデミーですけれども、県についてはこれからも粘り強くいろいろな形で、特に義務教育でありますから、専門学校とか各種学校でも、うちは補助金を出しております。例えば看護学校なんかは大体各学校六、七百万円を多分出しているのだと思うのです。あるいは、群馬松嶺福祉短大の話はよくしますけれども、関東学園大学とか、あるいはもっと言えば課外活動であるかのような「おおたスポーツ学校」とか、「おおた芸術学校」とか、皆3,000万円という単位で子供たちの育成のためにお金を出しているわけです。この義務教育の段階でもとを締めてしまうというのは、私は考え方が違うと思うのです。やはり教育をしなければならない。それで、子供たちの学校を選ぶ権利ということを考えれば、「あの学校へ来たあなたが悪いのだよ。」という言い方はないと思うのです。義務教育というのは、私たちが施さなければならない義務なのです。これが市町村であるか、県であるか、国かというのはともかくとして、やはり権利があって、我々には義務があるのですから、放置しておくのが正しいという判断を、「いや、そうではないのです。これは我々がやらなければならない義務なのです。ただし私立に通うのですから、自分が負担しなければならないのがこのくらいの額なので、あなたも負担してください。」という話だと思うのです。ぜひこれからも県にそのことをよくお話しし続けて、納得してもらってというふうに、今、思っているところです。全力を尽くしたいというふうに思っています。
 2点目のスラグですけれども、今、お話がありましたように、JIS化で対応しようということで、11月の予定ということをちょっと聞きました。今では大体埋め立てをやる場合に下に入れたり、骨材として混入したり、あるいは埋め戻しでやるとかということをやっていますけれども、やはりJISという認定をいただく中でやれば、もっと範囲を広く使えるということで、非常にメリットがあります。また、使う方も、これが規格の中に入っているからという、ただそういうだけではなくて、やはり一つの紋所があれば、この紋所というのはやはりみんなに安心を与えるものでありますので、ぜひ早期にとって、そして広範囲に使えるようにこれからも努力していきたいと思っております。今のところは順調に来ておりますので、11月ごろをめどにという話は多分実現するだろうというふうに思っております。これからの社会というのは、生ごみをそのまま捨ててしまうとか、ごみを何か山へ捨てていってしまうとか、どこかへどうのこうのという時代ではないのです。すべての物は資源化する、できるだけ化石燃料を使わない社会をつくっていく、この二本立てというのを大事にして、この環境を守っていく。結果的に環境を守るということになるわけで、ご理解いただきたいというふうに思います。
 合併ですけれども、すぐに満足感が上がるかというと、なかなかそうは上がらないです。まだ半年で、これからであります。ですから、今年度やれるもの、例えばバスなんかについてはやれますので、あるいはまた子供たちを送り迎えする通学バスについてはすぐに対応できますので、できるだけ早くやっていく。あるいは、新田町で、「清水がバスをとめた。」と言われましたけれども、福祉バスも動き出していますし、あれは私がとめたわけでも何でもない。でも、そういうふうになってしまったのですが、今は復元をして動いています。あとは水道も可能な限り早くに答えを出して、太田市に大体合わせて、あまり高い低いのないような水道料金体系にする。ですから、効果はできるだけ近い方がいいのですけれども、あとはやはり長い目で見て、3カ年でどう変わっていくかというようなことが勝負だというふうに思います。何とかできるだけ早く満足度調査等々もできるように、計画をきちっとつくって市民に示して、これは私もマニフェストにほとんど書いてありますので、その中で特別に矛盾するものは、やりませんけれども、可能な限りそれに近づけて仕事をやっていきたい。満足の高い結果をどうしても出したいと思っております。
 次に、改革ですけれども、確かに医療費が100億円にもなって、毎年10億円ぐらいずつどんどん上がっているというのは異常事態です。別にお医者さんが悪いのではなくて、患者も悪いのです。お医者さんにも責任がないわけではないでしょうけれども、我々もやはり努力が足らないのではないでしょうか。無理やり医者に行かないというのもよくないと思うのですが、でも昔を考えれば、今は安易に医者に通うのが美徳になってしまったのは事実です。ですから、昔ならば100億円の医療費なんかが出たら、絶対に「だれが払うのですか。」という話になったのではないですか。今は、もう自然に100億円だろうが110億円だろうが120億円だろうが、これはもう知らない間に払わなければならないというふうになっているわけで、国の方も幾らか躍起になって医療費を縮めようとして、いろいろな努力を、今、始めています。ですから、肝心なところに使われない医療体制はよくないわけでありますので、私どもとすれば地方からの新たな改革とは言いながら、例えば市民の安全だとか安心とかを守るような体制をやはり地道につくっていくのがいいと思います。
 私のことを「あいつはよくアイディアがある。」とかどうのこうの、思いつきというのが昔はよくありましたけれども、そうではなくて、必要なものだから考えて、出ていって、具体化していくということです。あまり思いつきというほどの大した頭は持っていないのですけれども、そうではなくて、本当に必要なものだから、それが表に出てくると、結果的にはあいつは思いつきだとか、アイディアだとか、多分ばかにされるような言葉を使われるわけです。でも、やはり必要なものをやらなければいけない。そのために私たちは内部の改革をやっていく。私にとって改革は何かといいますと、簡単な話がサービスを拡大するためには、やはり経費節約なのです。サービス拡大というのは、やはりこれも改革なのです。何もみんなちょん切ってしまうことが改革ではないと思います。ちょん切った後に必ず市民が満足を得られる、あるいはそういうサービスが得られる、そういう状況にすることが改革なのです。サービスなくして、首だけちょん切って、お金だけちょん切っていく状態というのは、決して改革ではないと私は思います。だから、郵政民営化もそうですけれども、民営化されたら我々にどれだけ利益があるのか、国民全体にどれだけ利益があるのか。我々の子が勝負ではないでしょうか。これからだと思います。
 まちづくり交付金は、税源移譲を我々が9兆6,000億円要求したのです。ところが、国は金をよこさない。何か補助金という形にどうしてもしたがる。お金をくれてしまえば、市町村の首長はあまり頭のいいのはいないから、勝手に、いい加減にお金を使ってしまう。だから、縛りをかけていこうというのがまちづくり交付金なのです。今まで補助金をくれていた。何か物をつくれば、では4割の補助、5割の補助と金をくれていた。これでは地方は満足しない。だから、この建物と人間の動きとを一つにして、それで全体に対して計画性、連携性を持たせてお金を出しますよというのが交付金の精神なのです。今までは補助金ですから、建物一つ一つに対して何%、5割などと言った。今度はこれをひっくるめて全体の動きの中でやる。だから、道の駅なんかは、もう単独では補助金は出ない。世良田とか、あるいは尾島全体の中で果たしてどうであるか、どう位置づけするかというのが非常に大事だと私は思います。何年続くかわからない交付金でありますので、ぜひ太田市一帯の改革については計画的に国と相談し、県にもいろいろお世話いただきながら、実行に取りかかっていきたいと思っています。区画整理全体は、やはり見直さなければいけないです。ですから、南通りをどうやって充実させるかということもポイントになってくるのではないでしょうか。一生懸命やっていきます。
○委員長(武藤泰) 以上で通告による質疑を終わります。
 他にご質疑ありませんか。
     (「なし」の声あり)
○委員長(武藤泰) 他にご質疑もないようですから、以上で総括質疑を打ち切ります。

     ◎ 討     論

○委員長(武藤泰) お諮りいたします。
 議事の都合により、本委員会に付託されました議案第76号から第88号までの13議案についての討論は一括して行うこととし、採決は議案ごとといたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
     (「異議なし」の声あり)
○委員長(武藤泰) 別にご異議もないようですから、討論は一括で行うこととし、採決は議案ごととすることに決定いたしました。
 これよりただいま決定いたしましたとおり議案第76号から第88号までの13議案に対する討論に入ります。
 通告がありますので、順次発言を許します。
◆委員(市川隆康) 仁生クラブの市川隆康です。通告に従いまして、平成16年度太田市歳入歳出決算書の審査、太田市水道事業会計、太田市下水道事業等会計の決算及び太田市外三町交通災害共済組合、太田地区農業共済事務組合、太田地区消防組合歳入歳出決算認定に当たりまして、賛成の立場から討論させていただきます。
 我が国の平成16年度における経済情勢は、記憶にあると思いますが、一年間の世相をあらわす漢字が「災」だったように、真夏日が連日40日間続き、記録的な猛暑となり、7月の台風による集中豪雨や10月の新潟中越地震で自然災害の恐ろしさを痛感させられました。また、アテネオリンピックで日本選手が大活躍をする明るい話題もありましたが、政府の景気回復に向けた経済政策の効果があり、緩やかな回復傾向にあると言われておりますが、果たして庶民が実感するまでには至っていないかと思われます。
 このような社会情勢の中、本市における一般会計の歳入面では、決算額が前年度と比較すると9.2%減の428億131万9,426円と、全体予算が縮小する中、市税を中心とする自主財源が前年度比1.7ポイント増の67.0%となり、依存財源33.0%のうち地方交付税が18.7%減、県支出金が60.6%減と大幅な減少となり、前年度と比較して依存財源は1.7ポイント低下となりました。これは国や県の財政が極端に厳しくなる中ではあっても、本市においては市税を中心とする自主財源が堅持されていることを示しており、厳しい経済情勢の中でも市民や関係各位のご努力の賜物と高く評価いたします。
 また、普通会計の財政力指数は0.919と、1に近いことは財源に余裕があることを示しています。しかし、この数値は計算上のことで、国が進める三位一体改革での地方交付税の縮小による影響が大きく、算式の分母である基準財政需要額が減少となったことが主な要因ですので、決して喜べないことです。また、別の指標である財政構造の弾力性を判断する理想の自治体の指数と言われる自治体の普通会計の経常収支比率は91.8%となり、おおむね70から80%が望ましいという数値からは後退しています。また、公債費比率は10%までが健全とされる中で16.8%となり、15%を超えると要注意、20%を超えると危険と言われる中で、今後の財政運営に大きな足かせとならないように、執行者や関係各位のさらなるご努力と改善をお願いいたします。
 歳出において、総務費では国の規制緩和の構造改革特区第1号の認定を受けた太田英語教育特区校設立事業を補助して建設工事が完成しました。この事業は、これまでの概念を根底から変え、国語などを除きほとんどの授業を英語で行う国際人の養成であり、その波及効果が全国から注目されております。工事完成までこぎ着けた関係者のご尽力に敬意を表します。また、防犯対策として、青色の回転灯をつけた防犯パトロールカー5台を防犯協会で運営する事業を開始しました。また、太田地区行政センターと市営住宅を併設するなど、中心市街地の活性化にも大きな進展がありました。
 民生費では、各障害者支援に加えてねんりんピックぐんま大会が行われ、旧太田市もグラウンド・ゴルフ交流大会の会場となり、全国に太田市をアピールできました。大会を成功裏に導きました関係者のご努力に敬意を表します。
 衛生費では、焼却灰の灰溶融炉購入について議会でも議論がなされ、生産性が低いという指摘もありましたが、地元の産業育成ということもあり、他の業者より低価格の値段で購入できました。これまでの焼却炉の耐用年数を考慮する中で、万能ではないにしても環境を大事にする観点から、太田市も灰溶融炉が整備できたことは大きな成果だと思います。
 農林水産業費では、認定農業者協議会を組織してジャガイモやサツマイモ掘りや料理教室を企画し、一般市民の親子農業体験を開催するなど農業に理解を深めましたが、今日の農業を取り巻く環境は厳しく、地産地消の推進や営農集団整備対策事業を強化して、農業振興における行政の手腕が期待されます。
 商工費では、郊外型大型ショッピングセンターのオープンにより市外からの集客も予想以上と聞いておりますが、反面、中心商店街における客足が遠のき、小売商業振興に課題が残りました。
 土木費では、太田駅周辺の連続立体交差事業で伊勢崎桐生線が高架化して、市内中心部を南北に分断し、交通渋滞の要因になっていた踏切17カ所が廃止されるなど、新市に向けた変貌が成されました。今後は、表玄関として駅北口周辺の再開発整備事業の早期完工が待たれます。
 教育費では、外国語指導助手設置事業できめ細かい英語指導を行い、外国人児童生徒日本語指導事業で1人から3人の外国人生徒に1人の先生が習熟度別に授業を行っております。そして、生徒指導充実事業で、小学校は国語と算数、中学校は数学と英語を対象に20人程度の少人数授業を実施するなど、教育の充実に向けた諸施策を高く評価すると同時に、その成果を期待しております。
 次に、特別会計の国民健康保険特別会計は、収入未済額を前年と比較しますと18億2,974万8,000円の増で70.8%の増加となっています。これは、年度途中の打ち切り決算のためと思われますが、予算現額に対する収入率は86.0%で年々悪化しており、国民の相互扶助の趣旨からも引き続き収入未済額の縮減に向け、より一層のご努力をお願いいたします。
 次に、特別会計ですが、競輪特別会計は支出済額を前年度と比較すると1億5,081万9,000円の増加となっています。昭和30年より自転車競争事業を実施してきましたが、前橋市に平成16年度以降における競輪の肩代わり開催を要請し、開催経費負担金1億5,000万円を負担することで合意に至り、競輪事業から撤退したことに清水市長の英断を高く評価いたします。
 八王子山墓園特別会計では、収入済額は前年度比22.3%増の2,395万9,000円の増加となっていますが、前年度までに2,059区画が完成し、このうち1,942区画が分譲済みとのことであり、合併によりさらに需要が増すと思われますので、計画的な造成をお願いいたします。
 次に、企業会計ですが、下水道事業等会計では、経営状況は総収益15億4,542万5,779円に対し総費用19億4,365万4,144円となり、差し引き3億9,822万8,365円の当年度純損失となっておりますが、前年度と比較しますと24%に当たる1億2,603万9,000円純損失を減らしており、経営努力が顕著にうかがえます。
 水道事業会計の経営状況は、総収益35億52万7,196円に対し総費用33億4,329万4,303円となり、差し引き1億5,723万2,893円の純利益となっており、企業努力を高く評価いたします。水道料金については、新市として合併した効果をいち早く感じていただき、不均一な状態から最低水準に一日でも早く均一化できますように要望いたします。
 次に、平成17年3月28日に1市3町の合併により各組合が解散し、新太田市へ引き継がれた各組合会計の決算ですが、太田市外三町交通災害共済組合歳入歳出決算では、歳入総額6,708万7,135円、歳出総額2,550万1,061円で、前年度と比較し、給付件数では841件の減少、給付額では3,428万2,500円の減少となり、差引残額4,158万6,074円は新市に引き継がれました。
 太田地区農業共済事務組合会計決算では、収入決算額2億407万7,512円、支出決算額1億9,741万4,780円で、差し引き666万2,732円の純利益となっており、農産物共済、家畜共済、畑作物共済、園芸施設共済とも円滑な運営がなされていると評価いたします。
 次に、太田地区消防組合会計決算では、歳入決算額は34億6,350万8,627円、歳出決算額は31億4,994万1,742円で、差引残額3億1,356万6,885円は解散に伴う清算金として太田市に2億6,225万2,576円引き継がれました。主な事業として、山林火災用可搬式水装置などを新規に配備するなど、整備面の充実に努められました。非常備消防費でも消防団の装備の充実に努められましたが、合併後の消防団車両の装備や服装の違いが散見されます。装備については地域性もありますが、早急な装備の均一化が望まれます。また、合併の枠組み外の大泉町でしたが、委託を受けて大泉消防署も太田市消防本部としたことに関係者のご尽力を高く評価いたします。
 このような厳しい財政運営の中で、「品格ある生活文化都市」実現のために、市民要望を踏まえて、「市役所はサービス産業である」という理念のもと、市民満足度の高い市政運営を目指して、清水市長、合併前の旧尾島町の相澤町長、旧新田町の山崎町長、旧藪塚本町の桐生町長を先頭に、職員が一丸となって行政運営されてこられ、こうしてめでたく合併を迎えられましたことに心から敬意と感謝を申し上げます。
 最後になりましたが、この3日間における審査に当たりまして、委員のさまざまな意見、提案、要望を十二分に検討していただき、平成18年度の新予算編成に反映していただきたいと思います。加えて、執行者の皆様には明快に、的確にご答弁いただきましたことに感謝を申し上げまして、私の賛成討論とさせていただきます。ありがとうございました。
◆委員(根岸昇) 葵クラブの根岸昇でございます。通告に従いまして、平成16年度旧1市3町及び新太田市の歳入歳出決算審査の認定に当たりまして、賛成の立場から討論させていただきます。
 国の経済は、生産や設備投資が増加するなど、企業部門の改善により民間需要を中心に緩やかな回復を続け、先日の新聞報道にもありましたが、景気も回復基調にあります。しかしながら、国が進める三位一体改革による国庫補助負担金の削減と、それに伴う税源移譲、地方交付税改革、さらには少子高齢化への対応など、地方財政を取り巻く環境は依然として厳しい状況となっております。こうした中、平成16年度につきましては、1市3町の合併により人口21万7,000人の新太田市が誕生いたしました。振り返りますと、尾島町と藪塚本町については明治22年の町制施行後115年間、新田町においては昭和31年の町制施行後48年間、旧太田市においては昭和23年の市制施行後56年間というそれぞれの歴史に幕をおろし、新太田市として新たな第一歩を踏み出したところであります。新市におきましても、それぞれの伝統と歴史を継承し、新市として新たな発展を切に望むところであります。
 さて、平成16年度の決算状況を見ますと、一般会計の打ち切り決算と新市の決算の合計の通年決算の状況でありますが、1市3町別に見ますと、尾島町については歳入総額54億4,882万9,000円、歳出総額52億1,324万円、差引額2億3,558万9,000円となり、新田町については歳入総額110億6,611万2,000円、歳出総額104億6,555万1,000円、差引額6億56万1,000円、藪塚本町については歳入総額79億6,621万2,000円、歳出総額72億9,493万1,000円、差引額6億7,128万1,000円、太田市については歳入総額515億5,076万1,000円、歳出総額491億9,736万9,000円、差引額23億5,339万2,000円となっており、1市3町とも黒字決算となっております。また、特別会計及び企業会計においてもすべて黒字決算となっております。このことは、厳しい財政状況ではありますが、旧1市3町がそれぞれ適正な予算執行に努め、限られた財源を有効配分し、効果的かつ効率的な財政運営に努めた結果であるととらえており、評価するものであります。
 一般会計の歳入について通年決算で見ますと、市税については全体で前年度比2.8%の増となっておりますが、質疑の中でもありましたが、収入未済額が多くあり、税の公正性の面からもその対応を強く望むところであります。地方交付税については前年度比16.8%の大幅な減となっており、これは三位一体改革の影響であると思われます。今後も国の動向に注視していく必要があると思います。市債については、前年度比33.4%の大幅な増となっており、この要因は減税補てん債借換債の32億1,670万円が含まれているとのことでありますが、平成16年度末の市債残高は762億7,970万8,000円となっており、大変危惧しているところであります。償還元金を超えない市債の発行に努めるとのことでありますが、合併特例債の発行にも慎重を期し、市債残高の縮減に向けての取り組みを切に要望するものであります。
 歳出面を見ますと、1市3町が合併前の最終年度としてそれぞれの総合計画を基本に諸事業を推進し、市民福祉の向上に努めているとともに、例年にはない年度途中の打ち切り決算が生じたにもかかわらず、適正な予算執行に努め、また合併に向けた準備も着実に進め、円滑な新市への移行が図られたことにつきまして大いに評価するものであります。
 次に、普通会計の主な財政指標で見ますと、財政力指数は0.919となり、財政力の高さがうかがえます。経常収支比率は91.8%となり、財政構造の弾力性を示す指標であり、一概には言えませんが、75%以下が望ましいとのことであり、財政構造の硬直化にもつながりますので、段階的な改善を求めるものであります。公債費比率は16.8%となり、10%を超えないことが望ましいとされており、質疑の中でもありましたが、公債費の抑制と市債残高の縮減を求めるものであります。
 以上、平成16年度の決算の概要を述べましたが、地方分権の進む中、さらに三位一体改革の影響など、平成16年度の決算については厳しい財政環境と合併という特殊事情もありましたが、安定した歳入の確保と歳出予算の効率的な執行により健全な財政運営が行われたものととらえており、評価するものであります。
 終わりになりますが、この3日間における審査に当たりまして、委員の意見や要望などを十分に検討され、新年度予算に反映させていただきたいと思います。また、今後の新市の市政運営に当たりましては、長い歴史に培われてきたそれぞれの地域の特性を生かし、調和のとれたまちづくりを進めるとともに、健全財政を堅持し、新市全体の一体感の醸成と均衡ある発展に向けて努力されることを要望いたしまして賛成討論とさせていただきます。
○委員長(武藤泰) 以上で通告による討論を終わります。
 他に討論はありませんか。
     (「なし」の声あり)
○委員長(武藤泰) 他に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。

     ◎ 表     決

○委員長(武藤泰) これより採決いたします。
 最初に、議案第76号を原案のとおり認定することに賛成の方は挙手願います。
     (挙 手 全 員)
○委員長(武藤泰) 挙手全員、よって本案は原案のとおり認定することに決定いたしました。
 次に、議案第77号の採決をいたします。
 本案を原案のとおり認定することに賛成の方は挙手願います。
     (挙 手 全 員)
○委員長(武藤泰) 挙手全員、よって本案は原案のとおり認定することに決定いたしました。
 次に、議案第78号の採決をいたします。
 本案を原案のとおり認定することに賛成の方は挙手願います。
     (挙 手 全 員)
○委員長(武藤泰) 挙手全員、よって本案は原案のとおり認定することに決定いたしました。
 次に、議案第79号の採決をいたします。
 本案を原案のとおり認定することに賛成の方は挙手願います。
     (挙 手 全 員)
○委員長(武藤泰) 挙手全員、よって本案は原案のとおり認定することに決定いたしました。
 次に、議案第80号の採決をいたします。
 本案を原案のとおり認定することに賛成の方は挙手願います。
     (挙 手 全 員)
○委員長(武藤泰) 挙手全員、よって本案は原案のとおり認定することに決定いたしました。
 次に、議案第81号の採決をいたします。
 本案を原案のとおり認定することに賛成の方は挙手願います。
     (挙 手 全 員)
○委員長(武藤泰) 挙手全員、よって本案は原案のとおり認定することに決定いたしました。
 次に、議案第82号の採決をいたします。
 本案を原案のとおり認定することに賛成の方は挙手願います。
     (挙 手 全 員)
○委員長(武藤泰) 挙手全員、よって本案は原案のとおり認定することに決定いたしました。
 次に、議案第83号の採決をいたします。
 本案を原案のとおり認定することに賛成の方は挙手願います。
     (挙 手 全 員)
○委員長(武藤泰) 挙手全員、よって本案は原案のとおり認定することに決定いたしました。
 次に、議案第84号の採決をいたします。
 本案を原案のとおり認定することに賛成の方は挙手願います。
     (挙 手 全 員)
○委員長(武藤泰) 挙手全員、よって本案は原案のとおり認定することに決定いたしました。
 次に、議案第85号の採決をいたします。
 本案を原案のとおり認定することに賛成の方は挙手願います。
     (挙 手 全 員)
○委員長(武藤泰) 挙手全員、よって本案は原案のとおり認定することに決定いたしました。
 次に、議案第86号の採決をいたします。
 本案を原案のとおり認定することに賛成の方は挙手願います。
     (挙 手 全 員)
○委員長(武藤泰) 挙手全員、よって本案は原案のとおり認定することに決定いたしました。
 次に、議案第87号の採決をいたします。
 本案を原案のとおり認定することに賛成の方は挙手願います。
     (挙 手 全 員)
○委員長(武藤泰) 挙手全員、よって本案は原案のとおり認定することに決定いたしました。
 次に、議案第88号の採決をいたします。
 本案を原案のとおり認定することに賛成の方は挙手願います。
     (挙 手 全 員)
○委員長(武藤泰) 挙手全員、よって本案は原案のとおり認定することに決定いたしました。

     ◎ 委員長報告の作成について

○委員長(武藤泰) 以上で本特別委員会に付託されました議案の審査を終了いたしますが、委員長報告の作成につきましては正副委員長に一任されたいと思います。これにご異議ありませんか。
     (「なし」の声あり)
○委員長(武藤泰) ご異議なしと認めます。
 よって、委員長報告の作成につきましては、正副委員長に一任することに決定いたしました。

     ◎ 閉会のあいさつ

○委員長(武藤泰) 決算特別委員会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
 本委員会に付託されました平成16年度の決算認定にかかわる議案第76号から議案第88号までの13議案は、3日間にわたる慎重な審査の結果、おのおの原案のとおり認定されました。委員の皆様の事前の準備と執行者の皆様の的確な答弁により効率的に審査を行うことができました。関係各位の熱意は本市行政の発展に大きな成果をもたらすものと確信するものでございます。
 審査の内容につきましては、副委員長と協議の上、整理をいたしまして本会議の場で委員長報告をさせていただきます。3日間の審査により多くの示唆に富んだ意見や要望が出されておりますので、執行者の皆様にはこれらの意見、要望を十分尊重し、来年度予算編成の参考とされまして、今後の行政執行と運営の中に積極的に生かし、飛躍する太田の市民に夢と希望を与えるべく、一層のご努力をお願いするものであります。
 最後になりますが、この3日間、常に真摯な態度で審査に当たられ、円滑な進行にご協力をいただきました委員及び執行者の皆様、また連日熱心に傍聴されました議員各位に対しまして富田副委員長、室田副委員長ともども心からの御礼を申し上げまして、閉会のごあいさつとさせていただきます。本当にありがとうございました。

     ◎ 市長あいさつ

○委員長(武藤泰) 市長からあいさつがあります。
◎市長(清水聖義) 全員の挙手によって、審査に付した案件はすべて通させていただきまして、本当にありがとうございました。私のところに皆様方の発言とか、あるいは要望とか、注意しなければいけない点とかが、実は逐次来ているわけでありまして、本当に皆さん方が熱心に審議をしていることを大変ありがたく思いました。特に平成16年度は打ち切りということで、合併による決算でいろいろ審査も難しい点があったかというふうに思います。各町それぞれがやってきたものを、すべて一括して審議をいただいたわけであります。これからはそういった中で、今、委員長からも話がありましたように、地域地域でやはり夢を持ってこの合併に臨んだわけでありますので、私どもも住民の満足度を高めるために、そして自分たちの夢の一つでもかなえられるように、職員全員で事に当たっていきたいというふうに思っております。
 難しい点は、今、国の状態も経済改革が進んでいるというふうには言われますけれども、財政的には七百数十兆円という国・地方を合わせての借金を抱えているわけで、厳しい環境というのは相変わらずだというふうに思っています。そういった中で、先ほど申し上げましたような合併という、本当に何十年に一回、百年に一回とか言われるようなことによる合併効果というものを住民の満足度につなげるという大変大事なことがあります。ぜひ委員の皆さん方、あるいは議会の皆さん方と一緒になって、そのことの解決のためにこれからも頑張っていきたい。いろいろな意見をいただいたことを私どもは肝に銘じながら、これからも一生懸命やっていきたいと思っております。長い期間、長い時間を本当にありがとうございました。今後ともよろしくどうぞお願いします。

     ◎ 閉     会

○委員長(武藤泰) 以上をもちまして本特別委員会の議事すべてを終了いたしましたので、これをもって閉会いたします。
                                     午後3時10分閉会



       太田市議会委員会条例第30条第1項の規定によりここに署名する。


           太田市議会決算特別委員長  武  藤     泰