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群馬県 高崎市

平成26年  7月15日 建設水道常任委員会−07月15日-01号




平成26年 7月15日 建設水道常任委員会

  平成26年高崎市議会建設水道常任委員会会議録
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                                 平成26年7月15日(火曜日)
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                  建設水道常任委員会次第
                                   平成26年7月15日(火)
                                  第1委員会室 午後1時30分
1 報告事項
(1)鼻高町地内建設残土処分場の応急安全対策工事の実施について          (建 設 部)

2 そ の 他
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出席委員等(11人)
  委 員 長   高  井  俊 一 郎  君     副委員長   田  角  悦  恭  君
  委  員   林     恒  徳  君     委  員   追  川  徳  信  君
  委  員   依  田  好  明  君     委  員   石  川     徹  君
  委  員   丸  山  和  久  君     委  員   高  橋  美 奈 雄  君
  委  員   柴  田  正  夫  君     委  員   木  暮  孝  夫  君
  議  長   (委         員)     副 議 長   松  本  賢  一  君

欠席委員(なし)
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説明のため出席した者
  副市長     松  本  泰  夫  君   建設部長    田  村  利  夫  君
  管理課長    宮  石     修  君   土木課長    清  水     薫  君
  道路維持課長  田  中  光  男  君   建築住宅課長  渡  辺  敬  一  君
  建築指導課長  佐  藤  伸  一  君   開発指導課長  梅  山  和  彦  君
  都市整備部長  山  口     聡  君   都市計画課長  植  原     隆  君
  景観室長    宮  下  好  史  君   都市集客施設整備室長
                                  後  閑  善  行  君
  産業・流通基盤整備室長             市街地整備課長 武  井  利  訓  君
          小 野 里  つ よ し  君
  区画整理課長  佐  藤  善  信  君   都市施設課長  岡  田  賢  司  君
  公園緑地課長  内  山     匡  君   倉渕支所農林建設課長
                                  清  水  雅  夫  君
  箕郷支所建設課長町  田  一  幸  君   群馬支所建設課長本  田  時  人  君
  新町支所建設課長外  所  広  昭  君   榛名支所建設課長吉  岡  和  雄  君
  吉井支所建設課長内  田  昌  孝  君   上下水道事業管理者
                                  石  綿  和  夫  君
  水道局長    清  塚  隆  弘  君   経営企画課長  石  村  和 多 留  君
  料金課長    代  田  孝  二  君   工務課長    網  野  良  彦  君
  浄水課長    落  合  洋  之  君   下水道局長   猿  渡     猛  君
  総務課長    高  橋  義  信  君   整備課長    井  草  修  一  君
  維持管理課長  井  艸  弓  月  君   施設課長    山  崎  啓  志  君
  財務部長    北  島     晃  君   契約課長    新  井  俊  光  君
  技術監理課長  轟     利  彦  君
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事務局職員出席者
  事務局長    田  口  幸  夫      庶務課長    田  中  謙  一
  議事課長    佐  藤     誠      議事課議事担当係長
                                  村  上  正  和
  議事課主任主事 野  口     洋
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△開会
 午後 1時27分開会
○委員長(高井俊一郎君) ただいまから建設水道常任委員会を開会いたします。
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△諸般の報告
○委員長(高井俊一郎君) この際、諸般の報告を申し上げます。
 傍聴はあらかじめ許可してあります。
 以上で諸般の報告を終わります。
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△報告事項 ・鼻高町地内建設残土処分場の応急安全対策工事の実施について
○委員長(高井俊一郎君) それでは報告事項に入ります。
 鼻高町地内建設残土処分場の応急安全対策工事の実施について説明をお願いします。
◎土木課長(清水薫君) 鼻高町地内建設残土処分場の応急安全対策工事の実施について御報告させていただきます。お手元の資料をごらんください。
 当該残土処分場は、事業者により平成24年6月に森林法に基づき民有林を伐採し、畑とするための伐採届けが出され、同月から土砂の搬入が始まりました。当時本市には、違法な土砂搬入を規制する条例が無く、平成25年9月までの間に、事業者によって首都圏から約16万立方メートルもの建設残土が搬入されました。残土が搬入された範囲は、当初森林法による伐採届けが出された範囲を大幅に超えて、県の管理する砂防指定地内にまで及んでおります。本市では、このような違法に搬入された土砂の流出等による災害発生が懸念されることから、群馬県と連携し、森林法や砂防法などに基づく指導を口頭及び文書で事業者や土地所有者等に行ってきました。雨季に入り、また今後の台風等による土砂の崩落が危惧されることから、寺沢川下流の住民の方の安全と財産を守るために、応急安全対策として資料に記載の排水路設置等の工事を実施いたしました。なお、本件の処分場は、本市の残土条例が制定される前の処分場でございます。
 応急安全対策工事の概要でございますが、工事期間は平成26年7月1日から7月4日まで、排水路設置約170メートル、のり面上部の土砂の一部除去等を施工いたしました。
 事業者等への通知は、資料に記載した7件でございます。森林法に基づく指導書、農地法に基づく勧告書、砂防指定地の原状回復について、法定外公共物の原状回復について、市道の原状回復について、宅地造成等規制法に基づく指示書及び勧告書、高崎市土砂等の堆積の規制に関する条例に基づく指示書でございます。
 1枚おめくりください。資料上段の図が今回工事を行った箇所でございます。凡例が記載されておりますが、赤い線で囲まれた区域が残土処分場でございます。青い線が今回工事をした排水路で、赤いメッシュ部分が崩落防止のためにのり面上部を削った部分でございます。
 資料の中下段の左側の写真が工事前、右側が工事後の状況でございます。中段右側の写真で、のり面の肩を削って、勾配がなだらかになっているのがおわかりいただけると思います。下段右側の写真では、今回工事した水路がおわかりいただけると思います。
 以上、簡単ではございますが、鼻高町地内建設残土処分場の応急安全対策工事の御報告とさせていただきます。なお、この資料につきましては、本委員会終了後に全議員の方に配付させていただきますので、よろしくお願いいたします。
○委員長(高井俊一郎君) 説明は終わりました。
 本件に対し御質疑等がありましたらお願いします。
◆委員(依田好明君) 2ページ目に図面があるのですけれども、ここの広さはどれくらいの面積があるのでしょうか。
◎土木課長(清水薫君) 全体の面積は約2万7,000平米でございます。
◆委員(依田好明君) 1ページ目の3行目くらいに、「平成24年6月に森林法に基づく民有林を伐採し、畑とするための伐採届けが出され、同月から土砂の搬入が始まりました」というのですけれども、伐採のところはわかるのですが、土砂の搬入っていうのがすぐ許されるのが、あれっと思ったのですが、それも認可の中にあったのですか。
◎土木課長(清水薫君) 伐採届けにつきましては、平成24年6月7日に農林課のほうへ届け出がされております。その後、雑木等を伐採しまして、同月11日から残土の搬入が開始されたということになっております。
◆委員(依田好明君) 16万立方メートルというと、畑にする目的にしては量が多すぎる、客土とかそういうのとは全く異質の状況なのですけれども、16万立方メートルというと重さにすると20万トン以上あると思うのですけれども、それを気がつかなかったのでしょうか。
◎建設部長(田村利夫君) 先ほどの説明にもあったとおり、当時としては森林法だとか砂防法だとか関係法令は下に書いてありますけれども、これで即ストップをするということがなかなかできない状態で、本市におきましては急遽残土条例を制定しましてとめたというのが実態でございます。
◆委員(依田好明君) こういう案件があったから残土条例の必要性もあったということでよいのでしょうか。
◎建設部長(田村利夫君) そのとおりでございます。
◆委員(依田好明君) この事業者への通知の中で聞きたいのは、6番目の宅地造成等規制法に基づくというのは、もともとは畑が目的だったのにそういう勧告もあるのでしょうか。
◎開発指導課長(梅山和彦君) お答えいたします。
 委員さんおっしゃるとおり、もともと畑ということで始まった工事でございます。しかしながら実態を見ますと、それから実際に造成を行った方に接触をいたしますと、つい最近になりまして畑以外のものに利用したいという証言もございました。それから実態も勘案して、この地域については宅地造成等規制法ということで、宅地にする場合に造成がある場合には許可を取ってくださいという地域でございまして、その地域の中で農地ではない利用をするというような観点から宅地造成等規制法の措置をしたということでございます。
◆委員(依田好明君) いずれにしても市民の方の安全にもかかわることなので、今後とも監視とこういう工事ですか、市民のために進めてください。
◆委員(木暮孝夫君) 結果的に今回安全対策ということでやっていただいたことは、地元の住民の皆さんに少しでも安心が確保されたということで評価しております。もともとこれが、例えば残土を入れるといっても、宅地開発であればしっかりとした法規制があったわけですけれども、この農地をつくるということだと、ほとんど法規制がない中で、業者がどんどん勝手に進めていく中で、後追いで市でも何とかできないかということで、県も含めて行政にいろいろお願いしてきたところでありますけれども、結果的にこれを契機に残土条例ができたということで、それも評価をさせていただきますし、特に関係する職員の皆さんには本当に御尽力いただいてここまできたということではよかったと思います。県内でもこれを契機にいろいろと残土条例ができるような、そういう機運にもなりましたし、県でも県としての条例をつくったということでは、首都圏の残土の置き場として狙われていたのが少し食いとめられたかなという点では、よい契機になったものだと思うのですね。そういう中で、依田委員からもお話がありましたけれども、もともと畑をつくるということで申請が出ていて、結果的に今の状態は全く畑とは見られないものなのですが、そういう意味では罰則規定があってもいいし、もっと厳しく行政も、ここについては強く言っていかないと住民の安心・安全が守れないのではないかと、こういうことを1年たった現在でも感じるわけなのですね。この点については、市としては立場的には大変難しいのですが、県とかの立場からしても、これだけの無法なあり方で勝手に首都圏からわけのわからない残土を積み立ててそのまま逃げてしまったというような状況に対して行政は、そこら辺についての罰則というのを何か考えられないのかというところについてはお聞きしておきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
◎副市長(松本泰夫君) お答えさせていただきますけれども、この書類にもお示ししたとおり森林法、農地法、砂防法などいろいろな法律に違反しておりまして、特に砂防法については、寺沢川については砂防河川として、下流の地域住民ですね、この砂防河川が、例えばこの間の台風のように土石流が出た場合については、こういう被害が想定されるだろうというシミュレーションまで群馬県はしておりまして、そういった砂防地域にまた残土が捨てられたということで、これは群馬県にも強くお願いをしまして、とにかく砂防法から入っていただきたいと。これについては群馬県も了解をいただきまして、徹底的に群馬県と高崎市は調査しましょうということで、先週の金曜日も高崎土木事務所の所長と私で話をしまして、今後のことをとにかく考えないと、冒頭、課長からも説明させましたけれども、これから雨季に入ったり、時間当たり50ミリから80ミリが集中的に降った場合については、相当危険な可能性もあるという意見も、群馬大学の先生であるとかいろいろな方に見ていただいていますので、早めに調査をかけて県と次の安全対策をやっていきたい。ただ法律については、これは先ほど申し上げましたように、ここに載せてある法律で、徹底的に事業者に申し入れを行っています。ただその事業者が、大体こういう案件については、残土を持ち込むときには会社はあるのですが、その後、会社がどこかへ行ってしまうのです。また責任者も連絡がつかなくなるというのが、これは全国的な事例でございますけれども、そういった形が多いわけでして、今回もそれに該当するわけで、そういった意味ではいろいろ文書を出していますけれども、着かなかったりするケースが多いわけですけれども、これについてはまだ1回文書を送っただけでございますので、何回も送らせていただくと。そして最終的にはこの法律に基づいて撤去してもらうというお願いをしてまいる予定です。ただその能力があるかどうかというところもありますので、能力がない場合については、下流の住民の安全を考えた場合は、行政のほうで何らかのことをやらないと解決しないだろうということでございまして、これについてはこれだけの法律に違反していますので、法律に基づいて事業者にきちっと改善命令を出していくということで、これは諦めずにやっていきますのでよろしくお願いしたいと思います。
◆委員(木暮孝夫君) 市長も現場を見ていただいて、副市長も本当にこれまでいろいろ取り組んでいただいて今回の結果になっているということについては、その御努力は大変評価したいと思います。ただ本当にその法令がない中で、結果的にこうなるよというのは去年の段階でも強く主張してきたところでございまして、やはりなかなか市の行政では難しいところであったわけですが、例えば警察ですとか、ダンプが搬入してくるにも積載オーバーだとかいろいろなことがあったり、また近隣住民の方々の不安、あるいは搬入アクセス市道がぼこぼこになってしまって、今もその状態で舗装が全くない状態できているわけでありますけれども、そういう中で、高崎市にとっては被害ですよね。やはり関係法令をきちっとして罰則規定もきちっとしながら、やはりこういうことをやった人は罰せられるということも私は必要だと思いますし、あるいは被害に対してどう補償してもらえるのかと、結局は税金の投入ということで終わってしまうということはとても残念で悔しいですよね。恐らく職員の皆さんもそういうふうに思ってらっしゃると思いますし、そういう中でこの1年間、副市長中心に取り組んできたということについては、私もその御努力は評価したいと思っておりますので、どうか今後ともこの状態からさらに解決し、住民の方の不安が取り除かれるようなことについては、ぜひ汗をかいていただきたいということはお願いしたいと思います。
◆委員(追川徳信君) 先ほどの関連ですが、これだけ16万立方メートルの残土を首都圏から持ってくるにせよ、かなりの大型事業ではないのかなと思うのですよね。1カ所ではないにしてもね。その辺のところの、例えば元請なり、そういうところは調べられないのでしょうか。そういうところが調べられれば、元請にある程度責任を負ってもらうということもできるのかなと思うのですけれども、その辺はいかがなのでしょうか。
◎副市長(松本泰夫君) そういったことも助言いただいておりますけれども、先ほど申し上げましたとおり、聞く相手がいないのです。これは相手のプライバシーの問題がありまして、どこにいるということはわかっていますけれども、ちょっと申し上げられない状況のところにいらっしゃるみたいですので、話が直接できるようになれば、これは当然そういったことを確認したいと思います。ただ土砂自体に危険な物質が入っているかどうかというのは、表面的な検査をとりあえず行いまして、その結果では特に危険な物質は入っていないと、ただ中の奥のほうまでは調べておりませんので、奥のほうはちょっとわかりませんけれども、表面の調査ではそういったことはないということでして、いずれにしろお答えがずれましたけれども、相手が、あるいは会社がないという状況ですので、これについては相手と話ができる状態になりましたらきちっと確認はしたいと思っております。これは警察のほうと、この件については話をさせていただいていますし、現場のほうの安全管理だとかも警察のほうが巡回もしていただいていますし、警察とも連携をとっていますので、そういう時期になればきちっと対応していきたいと思いますのでよろしくお願いしたいと思います。
◆委員(追川徳信君) ぜひともいろいろ調べていただきたいなと思うのですが、もう1点、この場所は現実にわかっていますけれども、他に高崎市も広いですから、同じような不法投棄をしているところというのは、ここ1カ所のみなのですかね。
◎開発指導課長(梅山和彦君) お答えいたします。
 もしも違法にそのような処分がなされているということが発見されましたら、私どものほうですぐに対応いたしまして、今のところ特段ここはというものはございません。何かそういうものがありましたらすぐ措置をいたしますのでよろしくお願いいたします。
◆委員(追川徳信君) ぜひとも地域の区長さんですとか地元の方々と連携して、そういうことがないようにこれからもお願いします。
○委員長(高井俊一郎君) ほかにありませんか。────なければ本件を終結いたします。
 以上で報告事項を終わります。
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△その他 ・上信線南高崎・根小屋間新駅「佐野のわたし駅」の駅施設デザインについて
○委員長(高井俊一郎君) 次に、その他として執行部から何かありましたらお願いします。
◎都市施設課長(岡田賢司君) 上信線南高崎・根小屋間新駅「佐野のわたし駅」の駅施設デザインについて御報告させていただきます。
 このことにつきましては、新しく建設される新駅が駅を利用される皆様に親しまれ、また愛される駅となることを目的に、駅の名称及び駅施設デザインの募集を行わせていただいておりましたが、その結果を受けまして佐野のわたし駅、この駅名にふさわしいイメージの駅となるよう事柄の整理を行ってきたものでございます。このたび駅施設のデザインが決まりましたので御報告をさせていただきます。
 お手元の新駅のイメージパースと、葛飾北斎の「上野佐野舟橋」という絵がございますが、これをあわせてごらんいただきながらの御説明とさせていただきます。1番の選考結果につきましては5月の委員会にて御報告をさせていただいておりますが、1の駅の名称は佐野のわたし駅、2の入場門は渡し船のデザインが入っております。3の駅名標は上信電鉄の機関車デキのデザインでございます。4のイラストパネルは謡曲「鉢の木」のデザイン画でございます。
 2番のデザイン等の選定理由としましては、この佐野地区におきます歴史的な背景について御説明をさせていただきます。お手元にお配りをさせていただきました葛飾北斎の絵にもございますが、上毛野佐野の舟橋として、古くは万葉集の歌にも詠まれておるものでございます。また万葉集の後、平安時代の中期以降におきましても数多くの歌人の方々によりまして、この舟橋を題材にした歌がたびたび詠まれております。またこの葛飾北斎の「諸国名橋奇覧」とございまして、全国の11の変わった橋を葛飾北斎が描いたもので、そのうちの1枚でございます。昔はこの場所に渡船場「佐野窪渡」というものがあったりとか、この新駅の付近でございますが、地名が上佐野町字舟橋であることなど歴史的な背景がございます。
 また3番の御説明でございますが、上信電鉄の機関車デキのイメージにつきましては、大正13年、ドイツのシーメンスシュッケルト社から3両を上信電鉄が購入しまして、我が国で最も古い電気機関車として、現在も2両が活躍しておるものでございます。この凸形の車体を持ち、鉄道ファンの間では「上州のシーラカンス」の愛称で呼ばれ、上信電鉄の名物の電車でございます。
 また4番のイラストパネルでございますが、謡曲「鉢の木」のデザイン画でございますが、これは謡曲「鉢の木」の主人公として登場いたします佐野源佐衛門常世の住まいがあったとされる場所に、常世神社が建てられておりましたりとか、またこの「鉢の木」の物語を少し御説明させていただきますが、「いざ鎌倉」という号令によりまして鎌倉にはせ参じたことを褒めたたえ、常世が住んでいた上野国佐野荘の安堵に加え、雪の降る寒い夜に常世が北条時頼の暖をとるためにまきとして使った大切な鉢植えの梅と松と桜があるのですが、これにちなみまして加賀国梅田荘、上野国松井田荘、越中国桜井荘を常世に与えたと言われております。この話の舞台となった地でございます。加えましてこの話は佐野地区では特に有名な話でございまして、佐野中学校の校章がございますが、このデザインにもこの物語のものが使われております。校章の説明を読ませていただきますが、「佐野地区は忠節を重んじた鎌倉武士のかがみとされる佐野源佐衛門常世が住んでいたところと言い伝えられている。校章は、その「鉢の木」の話にちなむ梅の花、松の葉、桜の花をかたどり、佐野地区の伝統の気風をあらわしている」とあります。駅の名称等の応募をいただいた生徒さんの中からも、この歴史的な舟橋や佐野の渡し船、現在におきましてはこの鉄道などもそうなのですが、川を挟んだ地域と地域を結ぶ、人と人を結ぶものとして、この名称を選んだとの考えをお持ちの生徒さんもおりました。子どもたちの考えと、またこの地区の多くの歴史的な背景を持ちました地域につくる駅として、この背景にふさわしい和の風合いを多く取り入れた和風のイメージとしたものでございます。
 絵柄の御説明は以上でございます。なお、この資料、本委員会終了後、全ての議員の皆様にお配りをさせていただきます。
○委員長(高井俊一郎君) 説明は終わりました。
 本件に対し御質疑等がありましたらお願いします。
◆委員(木暮孝夫君) 今の課長のお話を聞きまして、市民経済常任委員会になったのか総務教育常任委員会になったのかというような感じの、非常に内容の濃いお話をいただきましてありがとうございました。勉強になりました。この北斎の絵は私も初めて見るのですが、仮にもし今、烏川に橋をかけるとしてこの舟橋というようなものをかけることを国土交通省は認めないのでしょうね。この辺はどうなのでしょうか。
◎都市施設課長(岡田賢司君) ここから徒歩で3分くらいのところに例の佐野橋もございますので、あれもなかなか本当の橋ではない、たまに沈んでしまうような橋ですので、ちょっと不適格なのかなとは思います。あと舟橋自体は全国にもいくつかありまして、ネットでいくつか見てみたのですが何個かあったらしいです。これが古くからあったということで万葉集にも詠まれていたらしいですが、済みません、回答が回答になってなくて申しわけありません。
◆委員(木暮孝夫君) 北斎の絵なので想像画ではなくて恐らく現場を見て、当時、写生をしたのかなと思うと、こんなに船が並んでいてということで、なるほどなと、昔の人は頭がいいなと思いながら、これは幾つくらいの船があったらここまでかかるのかなと思ったんですが、わからないですか。
 それから歌謡曲で「矢切の渡し」ってあって、これは江戸川にかかっている渡しなのですけれども、ここに演歌みたいなものをつくってもらうとものすごく有名になるなと思うのですけれども、課長、演歌をつくって有名にする気はないでしょうか、お尋ねしたいのですが。
◎都市施設課長(岡田賢司君) まず何そうくらいかということなのですが、ネットで見てみましたらちょうど絵くらいの感じで、やはり大きめの川にかかっております。多分今は使われていることはないのでしょうけれども、非常に古い白黒の絵みたいなものが、やっぱりこういう舟橋とされているものが全国にも幾つかあったという記録があるみたいで、船の感じが本当にこの絵のような感じで写真で残っております。
 あと歌でございますが、歌心がなくて申しわけありません。
◆委員(木暮孝夫君) 雑談になってしまって申しわけないです。この馬が乗れるくらい、ある程度強固なというか大きな橋だったんだなと思いますけれども、これはあくまでも群馬県だから馬が乗っていたということではないのですよね。それはわからないですか。でも実際、北斎が描いたということは、現実のものを見ていてそれを写しとった絵ということで理解してもよろしいのでしょうか、それだけは確認したいと思うのですが。
◎都市施設課長(岡田賢司君) この後に平安時代以降もたびたび詠まれておりまして、この万葉集の「上野佐野の舟橋」というのが本当にたびたび出てまいります。それを解説する解説者の弁みたいなのが書いてありますが、やはりあったのではないかと。もともとはこの物語自体が、恋する男女がいて、男の人が渡って女の人のところに行っていたのですが、それをよく思わない親が、夜、板を外してしまって男の人が落ちて溺れてしまったよという、それが地獄へ落ちて旅の山伏が魂を救ったというのがもともとの物語らしいのですが、それが万葉集で歌われた後、平安時代になってくると悲恋の歌という歌われ方をしまして、この佐野の舟橋というのが恋愛物の歌に変わってきているのですが、歌で長く詠まれているということで、恐らく長くあったのではないかと思われます。済みません、思われますだけなのですが。
◆委員(木暮孝夫君) 総務教育常任委員会になってきちゃったなという感じがしますけれども、いずれにしてもそのくらい物語のある地域でございますし、議長さんの御地元なので特にこの辺の御理解は深いかと思いますが、ぜひこの佐野のわたし駅、新駅でございますけれども、そのような物語も表示していただくような駅にしていただけるとよろしいかなと。特に上野三碑に先ほどの佐野橋を渡って歩いていけるようなルートもつくっていただくと、とても物語がある歴史街道、歴史電鉄になっていくわけでございますので、そういう点からも単なる駅ということではなくて歴史感のあふれる駅にしていただきたいということをお願い申し上げておきたいと思います。
○委員長(高井俊一郎君) ほかにありませんか。────なければ本件を終結いたします。
 ほかにその他として執行部から何かありますか。
 なければ、この際、委員の方々から執行部に対し、お聞きしたいことがありましたらお願いします。
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△閉会
○委員長(高井俊一郎君) なければ、以上で本日の建設水道常任委員会を閉会いたします。
                                      午後 2時00分閉会

高崎市議会委員会条例第30条第1項の規定によりここに署名する。
 平成26年7月15日

                      建設水道常任委員会 委 員 長  高  井  俊 一 郎