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群馬県 前橋市

平成21年第1回前工団 全員協議会(第1日目) 本文




2009.03.27 : 平成21年第1回前工団 全員協議会(第1日目) 本文


             ◎ 年長議員の紹介

【福島書記】 全員協議会の前にご説明いたします。本協議会は、前橋市議会選出の組合議員さんにおきましては、当選後、初の協議会でありますので、正副議長が欠員となっております。したがいまして、年長の議員さんに座長の職務をお願いしたいと思います。なお、従前より市選出の年長議員さんにその職務をお願いしておりますが、そのように進めさせていただくことでよろしいでしょうか。
               (「異議なし」の声あり)


【福島書記】 それでは、市選出の出席議員さんの中で、大崎議員さんが年長議員でありますので、大崎議員さんに座長をお願いいたします。



             ◎ 開       議

                                       (午前9時56分)
【大崎座長】 暫時座長を務めさせていただきます。よろしくお願いします。
 それでは、ただいまから前橋工業団地造成組合議会全員協議会を開きます。
 議題に入る前に、組合議会議員に異動がありましたので、ご報告いたします。
 初めに、県選出の組合議員についてでありますが、去る2月17日付で山本議員が当選されました。
 次に、市議会の改選に伴い、去る3月3日付で中道議員、安孫子議員、中里議員、宮田議員、私大崎、以上5名が当選いたしました。
 以上のとおり、県、市それぞれ組合議員に異動がありましたので、よろしくお願いいたします。



             ◎ 協       議

【大崎座長】 それでは、お手元にご配付してあります議題に従い、順次ご協議をお願いしたいと思います。



             ◎ 正副議長の選挙について

【大崎座長】 まず初めに、本会議における正副議長の選挙の方法と人選についてあらかじめお決め願っておきたいと思います。選挙の方法については、指名推選としたいと思いますが、いかがでしょうか。
               (「異議なし」の声あり)


【大崎座長】 ご異議もないようですので、指名推選としたいと思います。
 それでは、ここで正副議長をどなたにするか、ご意見を伺いたいと思います。


【狩野議員】 議長に安孫子議員、副議長に大崎議員をお願いします。


【大崎座長】 ご意見をお聞きしましたところ、議長に市議会選出の安孫子議員、副議長に同じく市議会議員の私大崎ということでありましたが、このとおり、それぞれ指名推選するということでよろしいでしょうか。
               (「異議なし」の声あり)


【大崎座長】 ご異議もありませんので、このように選任することで進めさせていただきます。
 なお、本会議においては、議長については臨時議長から指名することとし、副議長については議長から指名することでよろしいでしょうか。
               (「異議なし」の声あり)


【大崎座長】 それでは、そのように進めさせていただきます。



             ◎ 議事日程第1号について

【大崎座長】 次に、議題の2、今期定例会の議事日程についてご協議願います。
 これは、全員協議会終了後に開催します本会議の進行についてご協議いただくものです。資料2枚目の議事日程第1号とあわせてごらんください。
 初めに、議席の指定についてですが、県議会並びに市議会選出の組合議会議員の異動に伴い、新たに選出された3番 山本議員以下6名の議席を別紙議席一覧表のとおり指定しようとするものです。なお、議場ではあらかじめ議席一覧表のとおり、ご着席いただくことになりますので、ご承知おきください。よろしいですね。
               (「はい」の声あり)


【大崎座長】 次に、議長の選挙及び副議長の選挙については、先ほどご協議いただきましたとおり、指名推選により行うことといたします。なお、当選されました新議長及び新副議長には、登壇し、ごあいさつをお願いいたします。よろしいですね。
               (「はい」の声あり)


【大崎座長】 次に、会期の決定についてですが、今期定例会の会期は本日1日とすることでご確認いただきたいと思います。よろしいでしょうか。
               (「はい」の声あり)


【大崎座長】 次に、会議録署名議員の指名についてですが、先ほどご協議いただきましたとおり、安孫子議員が議長に就任する予定のため、6番 中道議員、8番 中里議員の2名を指名する予定ですので、よろしくご承知おきください。
               (「はい」の声あり)


【大崎座長】 次に、提出議案の上程については、議案第1号から第3号まで、以上3件を一括議題といたしまして、説明、質疑、討論、表決の順で行う予定です。なお、表決は1件ずつ行う予定です。以上、ご確認ください。
               (「はい」の声あり)


【大崎座長】 次に、本会議での一般質問については、なしという扱いでよろしいでしょうか。
               (「異議なし」の声あり)


【大崎座長】 ご異議もないようですので、そのように進めさせていただきます。
 次に、議題の3、提出議案に対する説明、質疑については、この全員協議会において議案第1号から第3号まで、以上3件の説明を受け、ご審議いただきたいというものです。よろしいでしょうか。
               (「はい」の声あり)



             ◎ 提案理由の説明

【大崎座長】 それでは、提出議案について当局から説明をお願いいたします。


【眞塩総務部長】 本日、本会議に提出を予定しております議案は、平成21年度予算及び20年度補正予算並びに旅費に関する条例の改正の3件であります。お配りをいたしました議案書によりまして、順次ご説明申し上げます。
 まず、1ページの議案第1号、平成21年度予算であります。第1条は予算規模でありまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ58億2,003万9,000円に定めようとするものであります。
 次に、第2条は、地方債の関係であります。4ページをごらんください。工業団地造成事業債を表に記載の金額、条件により起こそうとするものであります。
 恐れ入れますが、また1ページにお戻りいただきたいと思います。第3条は、一時借入金の最高額を58億円に定めようとするものであります。
 続きまして、予算の主な内容につきましてご説明を申し上げます。10ページをごらん願います。10ページから歳入の主なものをご説明いたします。1款財産収入、2項財産売払収入につきましては、五代南部工業団地及びローズタウン住宅団地を中心とした工業団地及び住宅団地の継続分譲分の売払収入等でありまして、27億3,708万1,000円を計上しております。
 次の2款負担金につきましては、群馬県及び前橋市からの事務費負担金であります。
 次に、12ページをごらん願います。5款組合債は30億8,000万円で、朝倉工業団地拡張事業に係る組合債を計上したものであります。
 次に、歳出でありますが、14ページをごらんいただきたいと思います。1款議会費及び2款総務費は、組合運営上、必要な経費並びに住宅団地の分譲促進や、工業団地への企業誘致に必要な経費を15ページの説明欄に記載の内容でそれぞれ計上したものであります。
 次に、16ページをごらんください。3款用地費、1項用地費の1目用地管理費は、造成が完了している既存の団地の維持管理に必要な経費を17ページの説明欄の内容のとおり計上したものであります。
 2目買収費27億5,350万円は、17ページの説明欄に記載のとおり、朝倉工業団地拡張事業に係ります用地取得費25億円と文化財調査費2億5,000万円などを計上したものであります。
 3目造成費3億6,110万円は、主に朝倉工業団地拡張事業の経費であります。土地の買収に伴う建物等移転補償費、現況地測量及び事業計画や街路、調整池の設計費用などを計上したものであります。五代南部工業団地につきましては登記費用を、またローズタウン住宅団地は仮設水路補修工事費をそれぞれ計上したものであります。
 次に、一番下の4款公債費につきましては、組合債の元利償還金及び一時借入金の利子を計上しております。18ページに記載のように、公債費の合計額は25億6,150万2,000円になります。以上が平成21年度予算の概要であります。
 続きまして、27ページをお開きいただきたいと思います。議案第2号、平成20年度補正予算につきましてご説明申し上げます。第1条は、補正予算の規模でありまして、今回1億2,757万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ37億9,567万7,000円に定めようとするものであります。
 第2条は、地方債の補正であります。恐れ入りますが、30ページをごらんいただきたいと思います。表に記載のとおり、造成事業費の減に伴い、工業団地造成事業債及び住宅団地造成事業債をそれぞれ減額補正するものであります。
 次に、主な補正予算の内容についてご説明いたします。36ページをごらんください。1款財産収入、2項財産売払収入は決算を見込み、17億381万円を減額しようとするものであります。
 2款負担金は、組合運営の支援として、前橋市から16億5,000万円の負担金を受け入れようとするものでございます。これはここ数年来、地価の下落や景気の停滞を受け、住宅団地及び工業団地の販売価格について原価を下回る値下げを行ってきたことなどにより、平成14年度から収支不足が続いております。このため、総務省の指導により、平成18年度から20年度までの3年間にわたる経営健全化計画を策定し、収支の改善に努めてきたところであります。しかしながら、これまでの財政赤字に加え、財産収入のところでご説明しましたとおり、収入が大きく不足する見込みであります。このため、総務省の指導やこれまで当組合が果たしてきた前橋市の財政への貢献をしんしゃくいただき、初めて前橋市から運営費の支援を受けようとするもので、組合債の返済にも充てられ、組合債残高の縮減にもつながることになります。なお、組合の20年度決算に剰余が見込まれるときは、剰余金分は市へ返還するものであります。
 次に、5款組合債につきましては7,400万円の減で、先ほどご説明しましたとおり、事業費の減に合わせ、それぞれ減額しようとするものであります。
 続きまして、歳出でありますが、40ページをごらんいただきたいと思います。1款議会費及び2款総務費は、いずれも決算を見込み減額しようとするものであります。
 3款用地費、1項用地費、1目用地管理費につきましては、既存団地の維持管理費の決算を見込み、減額しようとするものであります。
 40ページの一番下から43ページにわたります用地費の2目造成費につきましては、五代南部工業団地の道路工事費用とローズタウン住宅団地の設計費用等を減額するものであります。
 また、42ページの3目諸費は、分譲土地の買い戻し費用を全額減額するものであります。
 4款公債費につきましては、組合債利子及び一時借入金利子の決算を見込み、1,700万円ほどを減額するものであります。以上が補正予算の概要であります。
 次に、46ページをごらんください。議案第3号は、前橋工業団地造成組合職員等の旅費に関する条例の改正についてであります。これは組合が準用しております前橋市職員等の旅費に関する条例の改正に伴い、所要の改正を行うものであります。
 改正内容につきましては、保健所の設置に伴い、旅費条例の日当及び宿泊料の支給区分が改正されることから、読みかえ規定を改めるものでございます。
 施行期日につきましては、平成21年4月1日とするものであります。
 以上で議案3件の説明を終わります。よろしくご審議のほど、お願い申し上げます。


【大崎座長】 以上で提出議案についての説明は終わりました。



             ◎ 質       疑

【大崎座長】 ただいまの説明に対してご質疑等がありましたらお願いいたします。発言に当たっては、マイクのスイッチを入れてお願いいたします。


【中村議員】 10ページの負担金の説明のところで、県及び市という説明があったと思うんですけども、これは内訳はどういうふうになっているんですか。


【福田総務部次長】 10ページの負担金120万円の内訳でございますが、これは前橋市が80万円、群馬県が40万円でございます。


【中村議員】 はい、わかりました。
 それから、36ページの市からの負担金、この負担金は法的にはどういう形になっているんでしょうか、寄附とか。


【福田総務部次長】 この負担金につきましては、前工団の規約第11条に組合の経費は基本的には財産収入、その他の収入で支弁をすると、これが基本になっておりますけれども、不足するときには群馬県及び前橋市で負担をすると、そういうことになっております。負担の割合については、群馬県と前橋市が協議をして定めるということになっております。
 ただ、この前工団設立が昭和35年でございまして、この当時、設立当初に群馬県知事、それから前橋市長、それから群馬県議会議長、それから前橋市議会議長、この4者で覚書を交わしておりまして、不足が生じる場合には前橋市が負担をするという覚書がございます。これに基づきまして、今回不足が生じる見込みでございます16億5,000万円を前橋市のほうから負担をするというものでございます。


【中村議員】 わかりました。
 それで、そういう覚書に基づいて市が負担する。そうしますと、私がさっき質問した10ページのこの負担金は40万円と80万円、これは今の覚書との関係でいうと、これは不足が生じた場合ではないということでこういうふうに県も負担しているという、そういうことになるんでしょうか。


【福田総務部次長】 この先ほどの10ページの負担金でございます。これは先ほど申し上げたとおり設立が昭和35年でございますが、35年から38年度までは本市のみの負担でございましたが、昭和39年度から本市と群馬県で負担をそれぞれしておりまして、群馬県のほうでこの負担金の交付要綱というのを前橋工業団地造成組合だけではなく、工業団地造成組合負担金交付要綱ということで定めておりまして、事務費に充てるという部分で、この交付要綱は定められておりまして、これに基づいて、市と県でそれぞれ負担をし合っているというものでございます。


【中村議員】 もう一度ちょっと確認させていただきますけれども、覚書で市が負担するというのは昭和35年から38年までというような説明だったと思うんですが、それでよろしいんですか。


【福田総務部次長】 事務費部分の負担金ということで負担金を支弁しておりましたのは、前橋市のみが負担をしておりましたのは35年から38年度までと、39年度には今ご説明申し上げました交付要綱が県のほうで定められましたので、それに基づいて39年度から群馬県と前橋市とでそれぞれ負担金を支出しているというものでございます。


【宮田議員】 何点かお伺いしてまいりたいと思います。
 今答弁の中にもございましたけれども、当組合が設立されたのが昭和35年ということでございまして、今日まで営々として工業団地分譲あるいは住宅団地分譲ということでご努力をいただいてまいりました。面積にいたしますると、工業団地関係では約400ヘクタールあるいは住宅団地では100ヘクタールを超えるような分譲を行ってきたわけでございますが、ご案内のように、今日的にはなかなか分譲が思うように任せない、とりわけ説明ございましたように、平成14年度から収支不足が生じているという状況の中で、18年から20年に3カ年ということで経営健全化計画ということで、総務省の指導を仰ぎながら、今日まで立ち至っているということでございます。
 昨日閉会をいたしました前橋市議会におきまして、21年度予算ということで確定をいたしました。あるいは、補正予算も既に議決いたしておるわけでございますが、本組合に対して16億5,000万円支出をすると、こういうふうな中身であったわけでございますが、今日的な現状はご案内のように、五代南部工業団地あるいはローズタウンの住宅団地、この販売不振が極めて大きな要因であるということはだれしも承知をいたしていることだと思っております。この計画は、そもそもが高木市長のもとで計画された事業ではないということは承知をしておりまして、ある意味では行政の継続性、ある意味では逆に言うと負の遺産というふうな状況にあるわけでございまして、議会の中でも前工団の役割、こういったものを考えたときに、今後のあり方としては、ある意味ではもう清算段階に立ち入るような状況にありつつあるというふうな認識も持たざるを得ないような状況にあろうかというふうに思っているところでございます。
 そこで、お伺いをいたしてまいりたいわけでございますが、今負担金についてご質問がございました。私もこの負担金のあり方というんでしょうか、性格、端的に申し上げれば、今答弁いただいたように事務負担金というふうな性格にあるというふうに思っているんですが、この事務負担金の内訳とは何ぞやといったときに、単純に事務作業にかかわる事務用品物品等にかかわる負担金なのか、あるいは当組合の事業でございます販売促進にかかわる事業費、こういったものも負担金というふうに位置づけられるとするならば、今日の21年度予算でいくと、40万円と80万円、120万円なんです。今申し上げた広告宣伝費等を見ると、1,000万円以上の金額、これで十分かというと、私はまだまだ不十分だというふうに思っているんです。
 ただ、今答弁いただいた内容で、要綱に基づく上限が県が250万円、市の負担はその倍額の500万円ということが上限だとすると、なかなか本事業、好調なときで売れ行きがいいときなら問題ないわけでございますが、一たん下降線をたどりますると、ある意味では宣伝しなければ売れない、だけども、宣伝費を賄えるような負担金が見出せない、負のサイクルに陥っているという状況だと思うんです。したがって、この負担金のあり方の性格、もう一度単純に事務だけなのか、広告宣伝費を含めて事業費というふうにみなされて、負担金というものは算出されるべきものなのか、明確にお答えいただければと、こういうふうに思っておりますが、いかがでございますか。


【福田総務部次長】 先ほども中村議員さんにお答えをさせていただきましたけども、前工団規約の第11条に負担金の考え方がございます。組合の経費というふうな言い方をされておりまして、これについての群馬県と前橋市の負担ということでございまして、今宮田議員さんのほうからお話のあったとおり、明確にはこの辺、定められておらないわけでございますけれども、一般的には事務費ということで負担金を支弁しておりますので、販促経費について、そういった部分で負担をしているものというふうに考えております。


【宮田議員】 そうしますと、販促経費の部分が先ほどもお話ししましたが一千何百万円というふうな経費になっています。これ見ると、総務管理費で単純に1,078万円、それから議会の関係でいきますと運営事業費で47万円ということです。そういう意味合いからすると、必ずしも現在の県の負担金交付要綱、いつの段階で公布されたという話になりますると、多分39年当時なのかどうかわかりませんが、重ねてお伺いしますけれども、負担金の直近までの、経年度的にどういう状況だったのかというのをおわかりになりましたら教えていただきたいと思います。


【福田総務部次長】 負担金の推移ということで、平成11年度からの推移をお答えさせていただきます。
 平成11年度から13年度、この3年間につきましては群馬県が150万円、本市はその倍の300万円でございます。平成14年度が群馬県が100万円、前橋市が200万円、15、16年度が群馬県が80万円、前橋市は160万円、17年度は群馬県70万円、前橋市140万円、18、19年度は群馬県が60万円、本市が120万円、20年度は群馬県が50万円、前橋市が100万円でございます。21年度は予算書に計上してございますとおり、群馬県40万円、市が80万円の予定でございます。


【宮田議員】 お伺いいたしました。前工団事業は営々として継続されてきたと、一方事務負担金といいながら、一方では極めて4分の1近くに漸減をしていると、こういう状況があるわけです。そうしますと、物価の高騰等も含めますと、これは単純に4分の1じゃなくて、実数値はもっと減っている、こういうふうな要素で受けとめざるを得ないわけでございますが、この負担金の交付要綱、これは補助金とは全く性質が違う、補助金ならば財政厳しいからということで、諸団体に対する補助金カットというのはあり得るかもしれませんが、当然組合を維持していく上で必要な支出ということで、負担金をこれだけ多く減らされる要素というのは何かあるんですか、特別に。


【福田総務部次長】 これにつきましては、年々減額をしておりますけれども、これにつきましては、事業の進捗状況あるいは事務費等に応じまして、群馬県と前橋市とで協議をして、それぞれ減額をしたものというふうに認識をしております。


【宮田議員】 1つだけ申し上げておきたいのは、1つは負担金の性格、これは補助金とは意味合いが違うというふうな認識をぜひ県当局にもお願いをいたして、事務諸経費あるいは広告宣伝費までにかかわる部分、額は少のうございますけれども、そういう努力も私は必要だなと思っておりますし、せっかく県会議員さんも5名いらっしゃるわけでございますので、そういう立場でこの負担金のあり方についてもご努力いただければなと、こんなふうに思っているのが1つでございます。
 次に、先ほど事務負担金ということでございますけれども、当然広告宣伝ということになりますると、スタッフ含めて相当な人件費も必要になろうかと、人を割いて人件費に当たる要素はあろうかと思いますが、負担金はそういう人件費というのは一切加味されないで、あくまでも事務の負担金ということの理解でよろしいわけですね。


【福田総務部次長】 そのとおりでございます。


【宮田議員】 次に移ります。
 次に、21年度予算の中で、朝倉工業団地の部分が用地取得、それから造成ということで計上されております。両方合わせますると約30億円の支出ということになるわけでございますが、これは従前の五代東部の分譲と違いまして、進出企業の一定の目星がついているというんでしょうか、進出企業の意向を受けて造成をするというふうな話になろうかと思うんですけれども、そういった意味合いでは、今日的な経済環境の中で、以前はお願いしたけれども、とても進出できる状況じゃないよということになりますると、この予算で用地を取得して造成して、またさらに売れ残って、さらに組合債を発行しなければいけないと、こういう状況になりますると、文字どおり前工団は健全じゃなくて破綻の方向に行かざるを得ないと、こういうふうな金額だと思うんですけれども、用地を取得あるいは整備するに当たって、進出企業との間で事前に何らかの確約といいますでしょうか、こんな部分も必要かというふうに思うわけでございますが、事業の進め方として、その辺は今後どういうふうにお考えになっているのか、お伺いをしておきたいと思います。


【諸岡業務部長】 宮田議員さんのご指摘のとおりでありまして、一応進出企業さんは決まっておりますので、用地買収に着手する前にある程度、今進出企業さんとは覚書等を結んで事業に着手したいと思っております。


【宮田議員】 ぜひそういう方向でご努力をいただきたいと思います。
 次に、公債費の関係でお伺いしたいんですが、21年度予算の公債費が約25億円ということでございます。それに対して土地の売払収入が27億円、文字どおりこの計画に基づいて売らなければ、また公債費の費用が捻出できない、結果として一時借り入れすることによって、また利子を生んでくると、こういうことになるわけでございます。そういう意味合いからすると、今日的な情勢の中で、27億円の売払収入というのは大変目標値が高いわけです。これは20年度の販売実績からいっても17億円上回ると、こういうことでございますから、そういった意味合いでは希望的観測の数値ではなくて、こういう手段を講じて27億円を売るんだと、こんなような施策展開だとかという部分があれば、ぜひ披瀝いただければありがたいと思いますが、いかがでございますか。


【諸岡業務部長】 去年の秋口からこういう大変厳しい状況になりまして、去年につきましても先ほど総務部長のほうから説明がありましたけれども、五代南部で2社、城南で1社、ちょっと先に延ばしてくれと、その3社だけでも約8億円ぐらいありまして、だから一応その企業さんにもアタックしながら、またあらゆる面で企業誘致の活動、金融機関とも連絡をとりながら進めていきたいと思っております。以上です。


【宮田議員】 それから1点、参考にお聞きしておきたいんですが、県では企業局がメーンで工業団地分譲等含めて県下一帯ですから、そういう意味合いではかなり大々的にパンフレット、宣伝活動、誘致活動、こういった施策展開をされていると思うんですけれども、県内のいわゆる一部事務組合というのは前工団と高工団、2つでございます。したがって、県との誘致にかかわる協調というんでしょうか、合同の施策というんでしょうか、パンフレット1つでも結構でございますし、あるいはDVDも結構でございますし、そういった部分での企業局との関係というのはどんなことで今取り組まれておられますか。もしないとすれば、私はぜひ県の企業局のパンフレットのたとえ半面でも、前工団の分譲地はこういうのがあるよと、あるいは高工団にはこういうのがありますよと、ぜひ県の企業局の分譲とあわせて、群馬県全体として対応すべき部分もあるのかなというふうに思っているんですが、その辺はどういうふうな施策展開をなされておられますか。


【諸岡業務部長】 県の企業局のパンフレットにも前工団の事業団地は載せていただいておりまして、県の勧めで企業立地説明会には声をかけていただきまして、一緒に協調してやらせていただいております。以上です。


【宮田議員】 わかりました。
 ぜひ戻るわけではございませんが、負担金の問題も含めて、結果的に前工団が誘致に成功するというんでしょうか、分譲がうまく促進されることによって、仮に工業団地であったとするならば、群馬県に対しては法人事業税というある意味収入がふえるという要素もあるわけです。そういった意味合いでは企業局だけでなくて、ぜひ前工団、高工団の分譲にかかわる部分についても県として少なくとも一定の努力をいただく、その成果は法人事業税として県の歳入で見込めるわけですから、そういった意味合いでは、そんな努力もぜひ県に求めていただければと。用地費取得どうのこうのという事業までのことは申し上げませんが、いずれにしても前橋市が成功する、あるいは高崎市が成功することは、県の歳入増につながるという基本認識を持っていただいて、ぜひ企業局だけの事業でなくて、広範囲の中で県のほうにもお願いをしていったらいかがかと、こう思っておりますので、特に申し上げておきたいと思っております。
 それから、最後になりますけれども、いずれにいたしましても、今健全化計画ということで、今般一般会計から16億5,000万円も投入するということでございます。それは、私どもも言ってみれば過去に固定資産税の増に貢献しているとか、あるいは居住人口の増に貢献しているというふうないろんな意味合いの貢献があるわけでございますが、しかし今日的に至ってはこういう状況と。
 そこで、私は見直さなければいけない視点の一つというのが、議会のあり方、とりわけ前工団議会にかかわる議員の定数あるいは議員報酬、多分長年にわたって報酬についても見直しはされておらないというふうに思っているんです。少なくとも事業自体が黒字であれば、一定の市民の理解も得られるかもしれませんが、一般会計からつぎ込んでいる状況の中で、議会のほうもまるっきり人員もかわりません、報酬も全く変わりませんということでは、議会の議員としての姿勢というものも問われかねない。したがって、報酬の部分についても切り込んで対応する必要があるだろうというふうに思っております。
 ただ、このことは当局から、じゃどういうふうにするよというのは言いにくい部分でございます。したがって、1つのあり方としては、1つの自治体と同じように、報酬等審議会ということが可能なのか、あるいは議員の協議の中で自発的に決めるということがベストなのか、その辺の見解は当局はお示しはいただけますか。それは議員さんの中でやっていただくということがいいのか、第三者にやはり報酬等審議会というところで議論いただくことがよろしいのか、その辺はいかがでございますか。


【福田総務部次長】 今お話のありました議員報酬あるいは議員定数の関係、それぞれ条例で定めがございます。そうした場合に、議員提案ということも可能というふうにも聞いておりまして、そういった場合には議員さんのほうからご提案をいただけるのかなと。当局側からそれぞれご意見を聞かせていただいて、調整した上で当局側からということであれば、報酬審を開いて、条例改正と、そういった手続になろうかというふうに思います。


【宮田議員】 方法論はいろいろあろうかというふうに思いますけれども、きょうせっかく新しい体制で議長も選任されるということでございますので、その辺の扱いについて、ぜひ議長のもとで議員の意見等をおまとめいただく、こんな努力もいただきながら、ぜひ定数、報酬のあり方についても私は見直すべきと、こんなことを申し上げて、私の発言は終わりにしたいと思います。以上でございます。ありがとうございました。


【中道議員】 いろいろお聞きした中で、私たちが前橋市議会で3月定例会の補正予算で16億5,000万円についての態度は管理者さんもご存じのとおりだと思います。
 前工団議員として伺うわけですけれども、前工団組合が前橋市政に一定の貢献をされてきたということは私どもも認めているわけですが、しかし今に至っては、前工団の財政は今るる宮田議員さんのほうからも話がありましたけれども、立ち行かないほど破綻状態になっているというようです。08年度、つまり20年度については黒字化ということで、健全化の対処をしました。来年度以降についても工業団地や住宅団地がどれだけ売却できるのかわかりません。目標どおり売却できなければ、黒字化するために、またこの前橋市の一般会計から前工団ヘの受け入れをすることになるのか、この件についてお伺いします。


【福田総務部次長】 今お話のありました件につきましては、まず基本的には今造成をしております分譲中の工業団地あるいは住宅団地、これを売り切ると、こういった姿勢でまず売払収入の確保を図るということが第一だというふうに考えております。その上で、どうしても収支不足が発生をするというような事態になれば、そういった場合には国、それから群馬県さんのほうにもご相談をさせていただきながら、どういう形で収支不足を埋めることがいいのかというのは十分慎重に検討させていただいて、方向性を出していきたいというふうに考えております。


【中道議員】 100年に1度という不景気の中で、企業も大変なときでもあるし、新たに新しい工場を建てる方向が出てくるのか、あるいは市民が積極的に住宅ローンを組むという方向が見出せるのか、景気に明るい展望が見えて、財政が健全化する方向が見えてくればいいんですけれども、今この現状で管理者とすればどのように考えているのか、見解をお聞かせください。


【高木管理者】 今の話に出ておりますように、この前橋工業団地造成組合の収支が合わない、厳しい状況にあるということは、1つは五代南部の販売促進によって埋め合わせることができる。一番大きいものは、ローズタウンの住宅団地、これが当初から計画どおりいっても、議会で中道議員さんにも申し上げてまいりましたけれども、この2つの団地だけで100億円に上る赤字が出るということが一番大きいんです。ですから、その大きい原因であるものをどう解決するか、解決方法は幾つか私なりに指示もし、検討もさせていただいておりますけれども、ぜひ議員の皆さん方にもこの2つ、特に大きいローズタウンの住宅団地の赤字発生を何とか食いとめる、またはこれをできるだけ早く販売をする、処理をする、こういう方策をいろんな意見を聞かせていただいて、いつまでも足りないからということで、そちらに頼るんではなく、やはり自主努力、この2つの原因である団地の販売促進方策を考えるということが基本だというふうに私は考えております。この点についてもいろんな角度から検討はさせていただいておりますので、ぜひまた前工団議会の議員の皆さん方にもご提案をいただいたり、ご検討いただければありがたい、こんなふうに思っております。


【中道議員】 景気悪化の中で、毎年前橋市財政から赤字分を入れるというようなことになった場合は、市財政も大変厳しいと思われます。08年度、つまり平成20年度以降、各年度ごとに返すべき償還金、昨日説明を受けて、年度ごとに幾らというふうにお聞きしたんですけれども、まとめて償還金はお幾らになるのかお伺いします。


【福田総務部次長】 20年度末の組合債の残高でございますが、これは約103億4,000万円でございます。これは五代南部とローズタウン、この2つの団地の組合債だけが残っております。この償還が平成30年度で終了する見込みでございますけれども、これに償還する場合には利子が加わるわけでございますけども、その利子が両団地合わせまして約5億円弱ございます。そうしますと、利子を合わせ108億円ほど償還が予定をされるところでございます。


【中道議員】 大変な金額になると思うんですけれども、今後については目標どおり分譲地が売れなければ、毎年市の一般会計から受け入れを余儀なくされるということにもなりかねないですけれども、それはかなり心配なことに受けとめています。
 ところで、朝倉工業団地造成なんですけれども、新年度から着手しようと考えているようですけれども、用地買収や団地造成費などかかる費用、先ほど説明がございましたが、30億8,000万円でよかったですか。


【福田総務部次長】 今議員さんのほうからお話がありました30億8,000万円というのは、組合債の借り入れは30億8,000万円ということでございます。朝倉工業団地の造成の来年度の事業費については約31億円ほどというふうに見込んでおります。


【中道議員】 この31億円についてですが、全部借り入れる考えだと聞いておりますが、どうでしょうか。


【福田総務部次長】 できるだけこういった前工団の財政状況でもございますので、財源が確保できるものにつきましては、できるだけ確保したいと。組合債については、先ほどお話ししたとおり30億8,000万円をほぼ100%に近い形の借り入れを予定しております。


【中道議員】 ほぼ全部借り入れだということなんですけれども、そうしますと、これまでの赤字にさらに31億円という上乗せになるわけですけれども、先ほど宮田議員からの質問に対する答弁の中でオーダーメードの朝倉工業団地で覚書をした上で造成するというお話もあったんですけれども、会社や企業も生き物ですから、どのように覚書したとしても、絶対に安心して買い取ってくれるということにならない場合も多くあるのではないかというふうに危惧するわけです。その点については、どうでしょうか。


【諸岡業務部長】 市内の企業さんでありまして、区画整理の関係の移転と、あと事業拡大ということでありますけども、こういう時期は時期ですけども、こういう時期だからこそ、また買えればいいかなと企業さんも思っているところもあると思いますんで、その辺は十分協議しながら詰めていきたいと思っています。


【中道議員】 思いどおりにいけばいいですけれども、なかなかそういうことまで考えると、新たに団地造成に着手するということについても大変危惧するわけですけれども、私どもはこれ以上借金を膨らますべきではないというふうに考えております。また、分譲地が売れるか売れないか、はっきりせず、売れなければ先ほど来、市の一般会計からの受け入れをお願いするようなことになるという考えがあるとすれば、思い切って早い段階で前工団は終息の方向を検討すべきだと考えていますが、先ほど来お話が出ていますが、私は早い時期に終息を考えたほうがいいと思っているんですが、見解をお聞かせください。


【高木管理者】 先ほど申し上げたように、団地を計画して、今までの方式ですと、造成をしてから売る相手を探すと、ですからダブルで用地費はもちろんですけれども、造成費まで寝かせていかなければならない、投資をしていくわけです。ですから、そういう点で非常にこういった事業は販売できない、分譲できない、こういうことが一番の問題でありますので、先ほど申し上げたように、ローズタウンについても工区を切って、できるだけマイナス要因を抑えて、今まで工夫をしてやってきているわけです。ですから、今話に出ている朝倉工業団地の拡張については、そういうことをしっかり踏まえて、オーダーメードで今こういう経済情勢だというご心配もいただいておりますけれども、そういう心配を一つ一つ慎重にクリアしながらやっていくことが、ある面では我々にとって大事なことだと。前橋工業団地造成組合が果たしてきた役割、また今果たそうとしている役割、そういうものを考えると、私はここで今出ているようなことを超えられれば、ある面では明るい展望に向かえると、こういうふうにも思っております。ですから、今100億円ある赤字を、組合債を何とか圧縮できるように、それも分譲収入によってすることが一番大事なんです。土地はあるんです。ですから、それをできるだけ早く分譲できる方法を先ほども答弁させていただいたように、考えていくことが今重要だと、このように思っております。ですから、そういったものをクリアしないと、今解散ですよと、終わりですよという時点ではないというふうに思っています。


【中道議員】 管理者のお考えはわかりましたけれども、かなり土地はあって分譲していくこと、売れることが大事だという発想で、ここでストップしたほうがいいという考えはちょっとお聞きできなかったんですけれども、これが超えられれば明るい展望があるというような、かなりばくち的な答弁かなというふうに聞こえたんですけれども、社会情勢がどのように変化するかわかりませんし、好景気に向かう要素が今のところは全く見えないし、そういう中でそこを展望して、事業を続けるということがかなり厳しい話ではないかなというふうに受けとめました。
 前橋市議会では土地を買収し、造成し、分譲するような工業団地の役割は終わらせる方向で検討すべきという意見が出ていることも聞いております。私どももこれ以上、工業団地も住宅団地も造成は、それこそ民間に任せればいいのではないかなと考えています。16億5,000万円を市の一般会計から受け入れはすべきではないという態度をとりました。したがって、質問はこれで終わりにしますが、私どもの考えとすれば、出された議案、議案第2号と、それに連動する議案第1号については賛成できないものというふうに思われますので、以上で質問を終わります。


【宮田議員】 2点だけ忘れてしまったんですが、これから分譲するに当たって、今清算というふうな方向云々という話も出ました。私もできれば早くというふうな思いもあるわけでございますが、それには現在の手持ちの部分をできるだけ売って、できるだけ負債というんでしょうか、少なくするということが必要だと思うんです。ご案内のように、昨今の地価についても、また公示価格が下落をいたしました。そういった意味合いでは、今のままの分譲価格で持っていて利子がかさむよりは、若干安くしてもできるだけ早く売ってしまうということも一つの施策だというふうに思っているんですが、そのことを1つお聞きしておきたい。
 それと、先ほど申し上げた定数と報酬の関係、これは次の議会へという話になりますると、これ大分先の話になってしまいます。したがって、もし議長のもとでまとめられるんであれば、臨時会というふうなことも含めて条例改正、こんなことの努力もぜひ議員の共通認識としてお持ちいただいて、議長のもとでおまとめいただければありがたいなと、こう思っておりますので、あえて発言をしておきたいというふうに思います。以上です。


【高木管理者】 宮田議員さんからの重ねての質問ですけども、今確認をしましたら、時価でいくと、今前橋工業団地造成組合が保有している土地は107億円分ほど持たせていただいております。ですから、いつまでも簿価で持っているもの、時価で持っているものを飾っておいても財政的によくなるものではありませんので、売る方法をいろんな面でもう一度見直し、検討し直してやるということだと思います。
 例えばローズタウンもあれだけ造成しても、本当に3割、4割というような分譲率でいくということは、全くの赤字をずっと続けていくということなので、また次にいけば、全くこれはもう事業にならない、収支は合わないということははっきりしています。ですから、今造成しちゃったものは、ある程度既に分譲をして取得されている市民の皆さんも多いわけなんですけども、あくまでも不動産鑑定、時価に見直していく、やっぱりそういう工夫をしないと、価格面もいつまでたっても飾っておいても売れるものではないというところはしっかり今後とらえて、見直しして早く売るということがこの収支を合わせていく、結果としてマイナスを小さくしていくということにつながると思いますんで、その辺をしっかりやっていきたいと、時代も見ながらしっかりやっていきたいと思っています。


【山本議員】 用意していた質問ではなくて、今の宮田議員のご提言に対しては一言だけ申し上げたいと思いますけれども、おっしゃるとおりだと思っています。熱心な健全化に資する意思というものを宮田議員が表明されたわけですから、それを議会として真剣に受けとめて協議する、しかも直ちに機会を見つけてやるべきだと、山本龍としては思っておることを表明したいと思います。以上です。


【狩野議員】 それでは、朝倉工業団地の件についてお聞きをしたいと思います。
 前回の議会のときも問題になっておりましたノウソウ、農桑ファーム2社の土地の関係でありますけれども、この関係については、今議会で予算が可決されてから、朝倉工業団地のほかの地権者も含めて具体的な交渉に入るという認識でよろしいんでしょうか。


【諸岡業務部長】 朝倉工業団地につきましては、地権者のほうと、また進出企業さんのほうと話がまとまれば、買い入れについてもまた前工団議会にかけて、それから買収ということになると思います。


【狩野議員】 そうしますと、不動産鑑定価格というんですか、それは今の段階では当然またこれから価格等も下落をし続けている情勢の中で、また新たに不動産鑑定を依頼して価格を出すということでよろしいんでしょうか。


【諸岡業務部長】 これから鑑定価格のほうは。それから、買収価格につきましても今現形測量等も入りましたので、ある程度造成費のほうもはっきりして、おおよその造成費ができて、買収価格等折り合って、それでおよその分譲価格というのをある程度示さなければ企業のほうも覚書締結も難しいと思いまして、その辺はあわせてやっていきたいと思います。


【狩野議員】 ノウソウ、農桑ファーム2社の理解、協力がないと、やはり同一価格取得ということも困難なことでありますが、この2社に対しての感触というのはどうでしょうか。


【諸岡業務部長】 その後まだ単価交渉については一切やっておりませんので、一応同一価格ということでお願いをしていきたいと思っています。


【狩野議員】 そういうことで、接触はしていないということですか……わかりました。


【大崎座長】 ほかにご質疑ありませんか。


【狩野議員】 今後のスケジュール的な部分で、こう進まないとという今後のスケジュール等がわかればお願いいたします。


【諸岡業務部長】 ことしの8月ごろ、市街化編入になる予定ですので、その後買収に入るんですけども、一応ことしの4月から8月ごろにかけては地区界とか現況測量に入ります。それから、8月に市街化編入に入りまして、一応単価の交渉等が成立すれば、前工団議会の議決を得て用地買収のほうに着手していきたいと。その後に文化財の調査に入っていきたいと。一応事業年度といたしましては、平成21年度から24年度ぐらいまでで終わらせたいと思っています。


【狩野議員】 早期にやるなら進めるべきだというふうに考えておりますので、やはりこの部分について、なるべく早いほうが企業もいいわけなので、そういった部分でスケジュール的には何か支障に、問題になる点があればどんなところがあるのかお聞きをしておきたいと思います。


【諸岡業務部長】 一番の問題というのは、やっぱり地元との単価の交渉だと思います。


【狩野議員】 ですから、今議会でこれが議決をされるということになれば、早急にやはり事務方として地権者を初め、関係する皆様方との協議に入っていただきたいと思います。以上です。


【山本議員】 前橋市長として、今まで健全な前橋市政づくりに取り組んでこられている市長が管理者なわけです。今回の債務の問題というのは心を痛められていると思います。宮田議員のおっしゃっているとおり、これは歴代の政治の流れの中で積み上げてこられた負の部分だと思っています。また同様に、光の部分もあって、それなりの貢献もあったんだと私は考えております。それでありながら、結果的には長い歴史の中で現在の状況になっているということです。決してマイナスの負債だけに光を当てるのでなくて、プラスの光、我々前橋市、そして同様に群馬県政においても大変な寄与をいただいたわけですから、そういう部分にも注目をしなければならないとは思っています。
 そこで、お尋ねでありますが、100億円余の債務残高、これがどのような形での債権、いわゆる相手先金融機関あるいは利率、その辺のことがわかれば教えていただきたいと思います。そして、それが多分年度別にふえていると思っておりますので、先ほど宮田議員が質問したように11年度ぐらいからの発行額だけ、ざっとざっくりな数字で結構でございますので、教えていただければと思います。


【福田総務部次長】 ちょっと手持ちの資料で細かい資料はちょっと持っておりませんので、持っている範囲でお答えをさせていただきたいと思います。
 借り入れはすべて銀行から、民間の金融機関からの借り入れでございます。残っている残高が103億円ほどでございますけれども、割合でいいますと、群馬銀行さんが約23%、東和銀行さんが9%、これは国のほうの昔は金融公庫と呼んでおりましたけれども、今は少し組織が変わっておりますけれども、公的資金部分の公庫部分が7%、それから前橋市農協、JAさんが28%、それから見積もり合わせを借り入れに当たってやっておりまして、それで最近借り入れを起こしております桐生信用金庫さん、これが32%ほどでございます。
 11年度からの発行額というのは、ちょっと手持ちがございません。発行額につきましては、ちょっと今お答えができないんですけども、後ほど資料を整えさせていただいて、ご報告させていただくということでよろしいでしょうか。


【山本議員】 本当に多分私の考えでは十数年前ぐらいからふえてきつつあるんじゃないかとは考えていますけれども、資料を、またでは後で結構でございます。
 そんな中、今回16億円余のお金が前橋市のほうから繰り入れられている。これは、いわば売れなかった分の補てんなわけだと私は感じておりますけれども、16億円ぐらいの団地の売り上げ見込みを立てておりましたけど、これが売れていたら入れなくて済んだわけですよね。いいですか、そうだと思います。


【福田総務部次長】 議員さんのおっしゃるとおりでございます。目標としては財産収入を見込んでおりましたので、それが業務部長のほうからもお話があったとおり、引き合いが今年度の上半期はございました。そういった部分が一斉に見送りをされたというふうなこともございまして、収支不足が16億5,000万円ほど生じてしまったという状況でございます。


【山本議員】 だから、今回の21年度当初予算案ですけれども、今度もし予定どおり売れなければ、中道議員や宮田議員のご指摘のように、また繰り入れざるを得ないという状況になると思いますけれども、そのあたりの見通し、売れなければ繰り入れることになるというのは、これ論理的に正しいと思いますけれども、いかがですか、管理者。


【福田総務部次長】 先ほどもちょっとお答えさせていただきましたが、これはまだこれから21年度事業を始めて販売促進にも努めるということでございます。宮田議員さんのほうからもお話のあったとおり、こういった地価の下落傾向もございますので、販売価格についても検討して、できるだけ売っていくという方向も考えなければいけないということもございます。そういった場合、どうしてもそれでも収支不足が発生するというようなことであれば、これは市のほうから単純に補てんをするということではなくて、その点につきましては、当然借り入れの許可をいただいています国、それから構成団体である群馬県さんと慎重に検討させていただいて、方向性を出していきたいと、こんな形です。


【山本議員】 もちろん仮定です。仮定の中で論理的に聞きますと、売れなければやっぱり繰り入れざるを得ないというのは当然の帰結だと思います。これはどなたも避けられないですよね。総務部次長さんがお答えになっておるとおりだと思います。
 ただ、そのときにもちろん国や県、みんなでそのときの問題を考えなくてはいけないということは当然だと思います。
 そこで、ご確認しますけれども、冒頭中村議員からご説明があった昔の覚書、もう手書きですね、昭和35年ですから、ちょうど我々の世代が生まれたときですけれども、このときに書かれている覚書というのは、どのような認識を持って、もしそういう不測の事態、団地の売れ残りが出て赤字が出て、そのとき解散しなくちゃいけない、いろんな不測の事態が起きたときに、私はやっぱりこの覚書というのがすごく協議の中で皆さんの思っていることを私は規定しちゃうんじゃないかと思うんだけれども、群馬県及び前橋市は云々云々、不足が生じた場合は前橋市において全額を負担する、昭和35年、というのは、これはどのように認識をされていますか、今お尋ねをしたいと思います。


【眞塩総務部長】 この覚書が締結されたその経緯というのはちょっと詳しくはわからないんですけども、収入不足が生じた場合には前橋市が全額負担をするんですよという確認になっております。これも当時の県のほうからも、あるいは県議会さんのほうでご心配をされたということも聞いておりますが、もともと前橋工業団地造成組合の事業の方法というのが、自己資本金があって始めている事業じゃございませんで、借り入れを起こして買収をし、造成をし、そしてそれを分譲することによって、その分譲収入によって返済をしていくという、そういう形で始まった事業でありますので、恐らくそういう事態も想定がされたのかなというふうに思います。
 ただ、幸いその後、土地というのは地価の上昇とともに前工団は買収、造成、分譲というこのサイクルがずっとうまく進んできたわけでありますけれども、それがここローズタウン、五代において地価の下落によって、このサイクルが全く今までと変わってしまった、逆に地価をいわゆる原価計算に基づいて分譲するというのが原則です。かつてはそれに事務費をのせておりました。ですから、群馬県、前橋市からの負担金をいただいておりますが、またそのほかに事務費の分も十分賄えたという時代もございました。ただ、それも分譲価格を下げざるを得ない中で事務費をのせることも不可能になった。さらに、その原価計算を割って売らなくては売れなくなったという事態の中で、今回の収支不足が生じてきた。さらに、この経済的な環境の中で分譲自体も進まなくなってきたというダブルのマイナス要素があったということでございまして、当時は恐らくそういう認識の中で、前工団の事業もそういう可能性があるという中でそういう覚書が交わされてきたのかなというふうに、これは推測でございますけれども。


【山本議員】 そうすると、この覚書というのはどのように認識しているかが大事だと思います。きっと余りどうでしょうか、変な言い方かもしれませんが、それなりに清算をする時期が私は来るのかなと思っております。自治法上の一部事務組合なんですから、やっぱり目的を達成した段階では解散しなくてはいけませんし、またそれは改めて管理者にどういう形が組合の目的、貫徹の時期だという、その姿だけは後で組合管理者に示していただきたいと思いますが、いい形で清算できるにしろ、不幸な形での、負債を抱えた形での清算になるにしろ、私はしかるべき時期があると思います。そのときに、今改めて48年たった覚書でございますけれども、中途での確認として、これを市はどのように考えているのか、群馬県に対して、応分の負担を求める意思があるのか、やっぱり覚書というものをきちんと遵守して、すべて前橋市の財源によって処分するのかということだけ、私はちょっと今ここで現時点でのお考えだけ明確にしておいたほうがいいと思います。そうでなければ、我々がこの覚書を、我々というのは群馬県議会議員、山本龍ですが、群馬県の人間としてこの覚書を盾にとって、前橋市がやっていることだから、いいんじゃないかということではいけないと思います。
 冒頭言ったように、群馬県に法人事業税が入る、そういう意識を群馬県が本当に持っているのか、きちんと前工団の団地も一生懸命売ろうという意識に立っているのか、そういうことも含めてこの覚書を前橋市がどういうふうに認識しているのかを私は中途で確認するべきだと思っております。以上です。


【高木管理者】 前橋市選出の県会議員さんとして、大変心強いご意見をいただきました。
 それはそれとして、今論議をしてきたように、残されている前工団の分譲予定の土地をいかにスピーディーに分譲することができるか、また分譲する努力をした結果を受けないと、なかなか今相談に乗ってもらうとは言ったものの、相談を持ちかける時点ではないというふうに思っておるんです。
 また、今ご審議をいただいているものを、計画したものをやはりなかなか思ったようにいかないのが時代背景ですけれども、しっかり計画どおりオーダーメードで分譲し、整理を一つ一つ積み重ねていくという結果として、どういう形をとるかということになろうかと思いますので、まだ過程であり、努力をこれから大いにしていく時点だと、このように認識しております。ぜひ今後ともご支援をお願いしたいと思います。


【山本議員】 わかりました。覚書に対するきちんとしたご答弁はなかったわけだけれども、それはそれでまた清算が確定している状況じゃないから、そのとおりだと思っています。
 私が言いたいのは、群馬県としてもきちんとやっぱり責任を持つ、売る努力をする、そういう努力の中にはそれなりの責任という所在も私自身はあるような気はしておりますが、結構でございます。
 それよりも何よりも、今時点どういうふうにやっていくかということです。これからちょっと細かい質問を何点かさせていただきたいと思います。
 オーダーメード型と言いました。それについての危惧も、心配の質問も以前にやりました。実際に状況が変わっているのに、本当に出てくれるのかということですけれども、覚書はまだ結んでおらないですね、これから結ぶということです。とすると、私とすると、進出される会社が本当に来てくれるんだろうか、また負債の積み増しになってしまうんじゃないかと。今回の25億円の団地取得の起債が利息分だけまた垂れ流すことになってしまうんじゃないかとすごく不安です。きちんとして進出するところが出る段階で、私は補正予算なりでこの問題を予算化するべきではないかと考えているんですけれども、私は全協というのは初めてなので、皆さんの意見を聞く立場ではございませんが、そういうことも私は可能性として、手法としてあるんじゃないかなと思います。市の方が覚書を結んでいただいて、実際前金を払っていただいてとかわかりませんが、そういう形になってからでも十分に間に合うような気がしますけれども、そういう手法はとれないんでしょうか、いかがでしょうか。


【福田総務部次長】 今回買収時期、先ほど業務部長のほうからもスケジュールをご説明させていただきましたけれども、通常の前工団の議会の日程を考えますと、当初予算に計上しておきませんと、起債の協議にも入れないというようなこともございますので、計上させていただいたものでございます。


【山本議員】 私は、不安感がぬぐい得ない。だとすれば、22年度だっていいような気がしますけれども、それだと企業のスピードにはついていけないかもしれませんが、私はやっぱり危惧をせざるを得ません。
 そこで、確認しますけれども、持っている土地を処分すれば健全化になると私は今までの答弁で、皆さんから聞いてきたような感じがします。今簿価で100億円のお金を持っていて、100億円の借金を持っているんだから、決して債務超過に陥る一歩手前でとどまっている、ここが頑張りどころだなと思います。私は、むしろ今回のお金、造成の31億円を1年やめて、その分、今手持ちのお店の商品の販売を一生懸命やる、そっちのほうに1年間政策転向してみたらどうかと私は提案するものですけれども、いかがでしょうか。


【諸岡業務部長】 販売のほうは、もちろん一生懸命鋭意努力させていただきます。


【山本議員】 わかりました。お考えの違いだと思います。
 冒頭、狩野議員のほうから質問があった土地のことですけれども、2つの土地についての質問があったけれども、それというのは新聞記事に載っていた、いわゆる問題のある土地、新聞記事に載っていた土地ということなんですね、そのことを言っておられるわけですね。そうすると、その土地が今回の計画に入っているということなんですか。


【諸岡業務部長】 入っております。


【山本議員】 私は、本当に出戻りで、また一部事務組合の議員も初めてなので、よくルールもわかっていなくて、イリーガルだったら怒ってください、指摘してください。
 新聞記事を持ってきておりますけれども、この新聞記事を見た市民というのは、農業施設用地を資材置き場に、工業団地予定地も市長支援企業が事前取得、この土地が今回言われている朝倉工業団地に含まれているとすれば、僕はとても市民のコンセンサスというのは得られづらいと思います。今、狩野議員のほうから価格交渉についてだけのご発言があったと思いますけども、価格があろうとなかろうと、ここを排除するべきだと私は考えますけれども、いかがですか。
               (「今は終わっている」の声あり)


【山本議員】 だから、出戻りで、ここに突然初めての前工団議会として……
               (何事か声あり)


【山本議員】 そうですか。


【大崎座長】 じゃ、そういうわけで、その件につきましては……


【山本議員】 でも、口頭で僕に説明……少なくとも議事録、これから本会議があるんでしょう。僕はそれを理解しないままだとすれば、なかなか賛成できないですもんね。もし山本龍に賛成を求めたいのならば、ご答弁いただいたほうがいいと思いますが。


【諸岡業務部長】 前工団としては問題ないと考えていますし、地形的にも除くことはできないと考えています。


【山本議員】 なるほど、そういうことですか。
 じゃ、最後に、大きな質問を管理者に。管理者として、先ほど私が予告をしていた質問でございますが、この一部事務組合の目的達成の姿というのはどういう形なのかだけお尋ねをしたいと思いますけれども。ちょっと漠然とした質問なんですけど、一部事務組合の目的終了というのはどういう形になったときに、管理者とすると目的が終了されたとお考えになりますか。


【高木管理者】 これはずっと継続してきた、先ほどから申し上げておりますように、昭和35年に設立をされて、歴代の管理者がそれを引き継いで今日まで来ました。そして、この一部事務組合の成果も皆さん方ご案内のとおり、ありました。そして、現在社会情勢、経済情勢の急激な変化によって、このような状況にあるわけですけれども、先ほどから説明させていただいているように、今抱えている課題、問題、こういったものを大いにスピーディーに整理をする、こういうことが私は大事だというふうに思っております。その上で、そういったものがどの程度で解消できるのか、解決できるのか、解決できた時点で今後この議会のご意見等もいただき、また私の考えもしっかりまとめて、皆さん方にご提案する、こういう形になろうかと思いますけども。


【山本議員】 そのとおりだと思います。私なりにこの目的というのは、やっぱり優良な工業団地を用意して、雇用の確保だとか、そして勤めをされる方々の住宅の確保だとか、最後には前橋市がにぎやかな活力のある都市に生まれ変わろうという目的、これが達成されたときに、この工業団地造成組合というのは目的を達成し、解散をする、それが最良の形だと思っています。
 ただ、残念ながら、そうでなくて、経済的な要因や、あるいは財政的な問題で継続が困難になるという悪いシナリオも当然考えなくてはいけないと思います。だから、私はどちらのシナリオも果たせるように、やっぱりお金がないときは我慢するとか、あるいは景気のいいときは用意する、そういう弾力的な運用を常に心がけていればいいんだとは思いますが、でもできるだけ悪いほうのシナリオも想定の中に入れて行動していっていただければと思っています。
 最後に、門外漢でございましたので、議員にご迷惑をかけるような質問や運営があったかもしれません。おわびをいたします。
 私の発言の最後に、どういう形か私はわかりませんが、宮田議員からご提案をいただいた議員の報酬のことについては、私は皆さん個々の意見を発言し合うような場をつくるべきだと思います。ツーレイトにならないように、やっぱりやっていただけたほうがいいと思います。16億円ものお金を入れていただく前橋市民に対して、私はそれが私たち議会の責任だと思っていますし、管理者なんかは多分無給でやられているんだと思いますが、そういう状況にやっぱり議会としても対応するべきだと思いますので、どういう形かお諮りをいただければありがたいと思います。以上です。


【大崎座長】 ほかにご質疑はありませんか。
               (「なし」の声あり)


【大崎座長】 ないようですので、質疑を終わります。
 なお、本会議での質疑、討論については、なしという扱いでよろしいでしょうか。
               (「異議なし」の声あり)


【大崎座長】 ご異議もないようですので、そのように進めさせていただきます。



             ◎ 散       会

【大崎座長】 以上で全員協議会の議事全部を終了いたしましたので、会議を閉じます。
 なお、この後直ちに本会議を開きますので、ご配付した資料をご持参の上、議場にお集まり願います。
                                      (午前11時25分)