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群馬県 前橋市

平成20年前工団 全員協議会(第1日目) 本文




2008.06.18 : 平成20年前工団 全員協議会(第1日目) 本文


             ◎ 開       議

                                       (午前9時58分)
【立見議長】 ただいまから前橋工業団地造成組合議会全員協議会を開きます。
 本日の欠席者は、中沢議員です。
 議題に入る前に、組合議会議員に異動がありましたので、ご報告申し上げます。さきに1名欠員となっておりました市議会選出の組合議員におきましては、去る6月2日付で新たに長谷川議員が当選されました。



             ◎ 朝倉工業団地の拡張について

【立見議長】 それでは、議題に入ります。
 朝倉工業団地の拡張につきましては、さきの3月議会、また5月12日の全員協議会におきまして、その取り扱いに係るご協議をいただいてまいりましたが、本日は引き続きご協議をいただいた上で、一定の結論を見出したいと考えております。
 そこで、まず当局よりこれまでの協議を踏まえての対応、また考え方などについてお伺いし、その後議員からの質疑を行いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、まず当局から説明をお願いいたします。


【高木管理者】 おはようございます。本日の全員協議会における説明に当たりまして、私から先に発言をさせていただきたいと思います。
 朝倉工業団地の開発につきましては、前橋工業団地造成組合議会の同意をいただきながら進めてきたわけでありますが、本年2月の市長選挙後に一連の報道があり、3月の市議会や前工団全員協議会において、開発区域内に土地を所有する2社への利益供与ということを指摘されました。私としては、利益供与など一切ないと断言させていただき、またそういう誤解を抱かれない開発の方法について発言をさせていただき、最終的には組合議会に朝倉工業団地の開発について判断をお願いした経過がございます。その際、私は当該2社の土地を買収せずに区域外の代替地と交換する方法や区域内の隅に移す方法などを当初は申し上げましたが、その後事務局、関係部課で検討する中で、それぞれの方法についての実現可能性や長所、短所等も明らかになってまいりました。そこで、今回は5月12日の全員協議会でのご指摘を踏まえ、この方法でお願いしたいということではなく、大きく3つの方法をそれぞれご説明をさせていただき、議員の皆さんにご審議をいただき、どの方法で進めるのがよろしいのか、ぜひ方向性を出していただければありがたいと思います。具体的にはこの後業務部長から説明をさせますので、よろしくお願いをいたします。以上でございます。


【諸岡業務部長】 朝倉工業団地の拡張予定地内の有限会社ノウソウと有限会社農桑ファームが所有する土地の取り扱いについて、関係部課長会議等を開催し、検討いたしました内容について説明をさせていただきます。
 ご配付してあります資料をごらんください。黒塗りの1として、2社の所有土地の取り扱いについて、2社の土地を買わない場合、(1)区域内へ換地する方法と(2)区域内から除外する方法が考えられます。(1)区域内へ換地する方法については、減歩率に応じて面積は縮小しますが、市街化区域に編入されます。市街化区域編入により、土地の評価額が上がりますが、面積は減ります。換地完了後は宅地並みの条件で売却が可能となりますが、区域中央から区域の端の不整形地になります。例といたしまして、後ろに別添図面を添付いたしましたので、ごらんください。
 (2)区域内から除外する方法については、3つの選択肢が考えられます。1)の第三者が2社の土地を買収する方法、2)の区域外の農地と交換する方法、3)の区域外の農地以外の土地との交換がございます。いずれも農家資格のある買収や交換に応じていただける相手が必要でございます。2)の区域外の農地との交換については、交換により取得する農地の再度の転用許可が必要となりますが、2社が現在、所有地の転用目的行為が実行されていない状況を踏まえると、新たな転用許可を受けることは難しいと予想されます。また、交換には次ページの下段に記載してありますとおり、所得税法上の交換特例が認められる要件がございます。その要件を満たさない場合は、交換が認められず、譲渡所得税が課税されることになります。3)の区域外の農地以外の土地との交換については、農地法の適用は受けませんが、2)と同様に所得税法上の交換特例の要件がございます。
 (3)前工団が2社の土地を買収する方法については、2社の理解を得て、周りの地権者と同一価格で買収をする。また、前工団と2社との土地売買契約書等については、必要に応じまして情報開示及び説明、報告を行います。
 それから、黒塗りの2として、都市計画関係の(1)特定保留による編入手続について、制度上は特定保留への変更手続はありますが、即時編入か、特定保留にするかの判断を夏ごろまでに結論を出す必要がございます。この朝倉地区は、農政局協議で位置選定や農業への影響のほか、事業実施の確実性及び実施時期も重要な協議項目であり、即時編入地区として、市街化区域編入と同時の事業実施スケジュールで、前橋南部地区や県内の他地区と歩調を合わせて進めてきた経緯がございます。協議終了間近になった現時点での特定保留地区への変更は、前橋市だけでなく、群馬県の姿勢も問われ、すべての即時編入地区で事業実施の確実性及び実施時期について再協議が必要となることも予想され、それに伴う市街化編入時期のおくれも予想されるところでございます。
 それから、黒塗りの3といたしまして、農地法違反の是正措置の進捗状況でございますが、農業委員会の行政指導により、順調に進んでいると聞いております。
 以上、説明させていただきましたが、2社の所有土地の取り扱いについては、幾つかの選択肢が考えられます。ご審議のほどよろしくお願いします。以上でございます。


【立見議長】 説明は以上のとおりです。
 それでは、議員の皆様からご質疑等がありましたらお願いをいたします。なお、発言に当たりましては、マイクのスイッチを入れてお願いいたします。


【布施川議員】 この朝倉団地の拡張事業については、前回の協議の中でも、このノウソウと農桑ファームの2社の土地の取り扱い、大変これがネックでまとまるのが難しかったという経緯がありますが、今回3つの選択肢を出しております。いろいろ検討させていただきましたが、私とすれば(3)の前工団による2社の土地買収が最もベターだというふうに考えましたが、3つの選択肢のうち、特に当局ではできるならばどれが一番理想と考えているのか、伺いたいと思います。


【諸岡業務部長】 (1)につきましては、買わないで済むんですけども、一応換地後につきましては、地価の評価が上がるとか、また宅地並みで売却になるとか、いろいろまた評価が上がったりとか、2社に対しての利益が出るんじゃないかと、そういうことも懸念されるところでございます。(2)につきましては、可能性はありますけども、いろんな交換にも条件がございまして、それから、あと農家資格でやっぱり交換とか、買収に応じてくれる相手が要ることから、これはちょっとまた時間がかかるかなと考えています。(3)につきましては、当初の目的のとおり買うのが一番いいのが(3)ではないかと、個人的には思っております。


【布施川議員】 当局も私どもと同じように、できれば(3)の方法が一番いいという今見解のようであります。ぜひきょうは関係傍聴者も大勢来ているようですし、進出企業も地権者も本当にもう参っているような状況のようでありますので、早くに決着をつけることが必要だというふうに思っていますので、議長どうかこの(3)できょうはまとまるように努力していただきたいということをお願いしておきます。以上です。


【中里議員】 私のほうから1点申し上げておきたいと思います。
 3月28日の全員協議会での細野議員の発言についてなんですが、議事録でいいますと、15ページになります。私なりに調べたことについてと前置きをされた報告の内容について、一部事実誤認があったと考えられますので、私のほうから指摘をさせていただきたいと思っております。以上です。


【細野議員】 今中里議員からそういったお話をいただきました。これについて、3月28日に開催された全員協議会の席上で、私が朝倉工業団地の問題について疑惑だとか、いろんな論議がされておりましたので、この件について私なりにいろんな方にお話を聞いて調べた結果について質問ということではなく、調査報告をさせていただきました。また、その内容について先月6月3日に元上川淵農協の笠原栄氏から電話、訪問を受けました。その中で、その内容は中沢県議から議事録を見せていただいたんだけれど、事実と違う部分があるので、訂正削除をお願いしたいという申し出がありました。その内容というのは、元組合長さん、高木建設の社長さんとお会いしたこともないし、あと細野さんが調査されたような事実はないということでありました。特にこの報告について、私もいろんな方との聞き取りの中で、私の主観だとか、あるいは客観的な判断から報告をした内容ですので、行き過ぎた部分、表現もあったかと思いますので、元組合長の言われる事実と違うという部分については、この辺については真摯に受けとめて、訂正方についてはやぶさかでないということを申し上げさせていただいて、この協議会でまた訂正をさせていただきたいというふうに考えております。


【立見議長】 議長から確認をさせていただきますが、さきの3月の議会の細野議員の発言は、笠原栄さんとの話はなかったということなんですね。


【細野議員】 笠原栄さんは、私の報告をした中からいくと、要するに高木建設さんと会ったかのような話にとれる部分があるかもわかりませんけど、組合長としては高木建設の社長さんとは会ったことがないし、またいろんなことをお願いした事実もないということでありました。


【立見議長】 ということは、3月の議会において、細野議員が発言をしたということについては、事実誤認もあるよということで確認させていただいてよろしいですか。


【細野議員】 それは、私もだからいろんな方とお話をした中で、お聞き取りをさせていただいた中で、もちろん自分の主観だとか、客観的、いろんなそういったものもあったんですけれど、報告した内容の中で、今申し上げましたけど、行き過ぎた部分については、組合長の言われるように、事実と違うという部分については、訂正することにやぶさかでありませんので、この中で訂正をさせていただこうかなというふうに思っています。


【中里議員】 今の点でございますが、一応議事録を見ますと、細野議員の発言の私なりに調べたことについてちょっと報告をさせていただきたいと、そのところからJA前橋市から県信連の役員というふうに転出を図られたというふうに推測をされております。この部分までが好ましくないかなと私は考えておりますので、議長のほうで取り計らいを願いたいと思います。


【狩野議員】 2点、その細野議員の発言について趣旨の1つは、やっぱり上川農協長から高木建設に対して土地の購入の依頼はしていない。これがまず1点であります。それと、県信連からの高木建設の融資には、一切かかわっていないと、その2点をやはり事実誤認があったということで、この議事録をやっぱり訂正するなり、削除するなりしていただければと思います。


【立見議長】 それでは、議長のほうから申し上げますが、議事録は3月の議事録でできてしまっておりますので、ここで削除ということはできません。そういうことで、細野議員さんは前橋市議会選出の前工団議員さんでありますので、この件については、まずしかるべきときに前橋市の各派代表者会議なりにもお話をしなければならないと思いますので、そういう経過を踏まえながら、きょうはその議事録の訂正の発言があったということでとどめておきたいと思いますが、よろしいですか。


【狩野議員】 それでは、この全員協議会でそういった先ほど私が申し上げました2点について誤認であったということをやっぱり確認を議長していただきたいと思いますけども、よろしくお願いいたします。


【立見議長】 じゃ、細野議員その辺のとこ、再度。


【細野議員】 私の議事録の中で、そういった確かに私なりに推測をした部分触れておりますけれど、その件についてははっきりと組合長からも要するにお会いしてそういったことを依頼したことがなかったと、これ自信を持って言えるというふうにもご本人言っておりましたので、それは私も今申し上げましたように、私のいろんな方とお話をする過程の中で、私なりに私の主観だとか、客観だとか、そういったものを入れてつくった部分もありますので、それはだから事実と反する部分については、訂正をすることにやぶさかでありませんということを今この中で申し上げたわけです。


【狩野議員】 しっかりその辺は精査して、また次の議会のときにでもご報告願いたいと思います。


【長谷川議員】 最初に、今3案の提案を受けましたけども、それに関連して業務部長に質問いたします。
 私もしばらく前工団議員ではなかったもんですから、ちょっとその経過も含めての質問になるんですけども、上毛新聞がこの拡張予定地の購入意思を撤回された。そして、その後群馬酒販が新たな購入希望をされているようですけれども、前橋は五代南部もまだ残っているわけで、群馬酒販さんにはほかの工業団地のあっせんというか、紹介というか、それはされたんですか。


【諸岡業務部長】 一応うちのほうは五代南部工業団地も、城南もありますんで、資料等については企業さんは見ていると思います。以上です。


【長谷川議員】 見ているんではなくて、ほかのところの希望もされませんかということで、ただホームページにも、資料にももちろんあるわけですから、ちゃんとそういう意思を表明されたかどうかということをお聞きしているんです。ちゃんと答えてください。


【諸岡業務部長】 群馬酒販さんについては、上毛新聞さんが間に合わないんでほかを探しますということでありましたんで、4,000坪あいちゃったわけです。そういうことがありましたんで、希望があったときに、五代だとか、城南については特にどうですかとはお勧めしませんでした。


【長谷川議員】 実は、私平成18年の12月のこの前工団議会の全協だったと思うんですけども、そのときに農地法第5条違反の土地が含まれた地域を拡張地域として購入し、造成し、販売するということについては、問題があるという発言をはっきりさせてもらいました。そのときに管理者である市長は、農地法違反については、農業委員会の所掌事務だから、そちらでしかるべき対応がされているし、今後もされると認識しているというふうにその旨の答弁をされました。しかし、その後も朝倉工業団地の拡張については、いただいた前回の全協のときの資料にもありますが、経過を見ますと、さらに開発区域が3万6,000平米も拡張され、そして私が心配したその2社の土地についての心配な点は全く意に介さず、地域も広げ、そして上毛新聞さんが断念をされるというような中で、例えばその区域を狭める検討とか、あるいは拡張区域を変更するというような検討も場合によってはできたんじゃないかというふうに思うんですけども、心配したことを一切余り心配しないで、私が指摘したことを心配しないで、そのままオーダーメードの団地を当初の計画どおり、しかもそれを広げながら推進したというのは、どういうことなんでしょうか。部長さんお願いします。


【諸岡業務部長】 当初サンヨーラーメンの南で、端気川の左岸側ですか、この部分を計画します。先ほど群馬酒販さんについてはそういうことでございます。右岸側のその広がった部分、これにつきましては市のほうの都市計画のほうで線引き見直しをサンヨーラーメン含めた区域だけじゃなく、西側の既存の建物が図面にありますけど、そこまで計画区域に編入するということでございましたので、一応そこには道路等もありませんので、この部分も一体的にじゃ入れて、工業団地として開発したらいいんじゃないか、そういうことで追加をしたような経過です。


【長谷川議員】 私がお聞きしたのは、群馬酒販まで広げないで、吉田鉄工さんとマニハ食品さんにとどめておけば、問題になった2社の農地を除外して拡張するということも検討材料になったんじゃないか、検討することができたんじゃないか、改めて前工団にそういう案も提起できたんではないかというふうに思うんですけど、そういうことは一切検討されなかったんですか。


【小池施設部長】 ただいまの市街化区域編入に当たっての面積等についての検討ということでございますが、市街化区域編入に当たりましては、飛び市街地で編入する場合、工業用地の場合20ヘクタールという面積要件がございます。そういった中で公園をとったり、調整池をとったりということでございますので、実際に企業に分譲できる面積等は、もう少し少なくなるということになります。そういった状況の検討と、また端気川の右岸側につきまして、既に市街化された区域がございまして、サンヨー食品とあわせて工業専用地域を設定する場合、一体の区域として市街化区域編入することが将来の土地利用の規制を図る上でも適正ではないかということが判断をされました。そういったことを総合的に判断をいたしまして、今回の市街化区域の編入区域といたしました。


【長谷川議員】 ちょっと納得はできないんですけども、質問もう少し先に進めたいと思います。
 きょう議長さんのほうから、一定の方向性を示してほしいと、簡単に言うと、この提起された1案、2案、3案のどこかにまとめてほしいと、そして今お話がありましたとおり、進出希望されている3社もあるいは農地を提供したいという意思を表明されている農家の皆さんも、方向性が示されなければもう本当に先の計画が立たないというような状況にあるということは承知しているんですけども、しかし冒頭に管理者である高木市長が表明されたとおり、やはり市民の中にはこの開発区域内に問題の2社があると、これに対する利益供与があったのかないのかということを心配されている市民の方が大勢いるというふうに思いますので、私は改めてこの疑惑の2社の土地の問題について管理者に質問させていただきたいと思います。
 それで、そもそもこの拡張予定地に含まれる現所有者であるノウソウと農桑ファームの土地約5,539坪、坪のほうがわかりやすいので、坪で申し上げさせていただきますけど、高木建設が1991年、平成3年ごろ地権者から購入して、農地法第5条の許可がすぐに得られなかったために、仮登記という形になった。同時に県信連から融資を受けて8億7,500万円の根抵当を設定していた。そういう土地を当時朝倉工業団地の周辺、東側だと思うんですけど、東芝が進出するという話もあって、そしてバブルの時代に土地の投機を目的に先行取得をされたというふうに思います。当時今からもう20年前ですから、高木管理者は県議会議員の時代で、当時は高木建設の経営に監査役としてかかわっておられた。そういう経緯で高木建設さんがあの土地を保有していた。それは間違いないんですか。それは事実でしょうか、お聞きしたい。東芝などの進出を期待して、高木建設さんが先行取得をされたのかどうか、そこはどうなんですか。


【高木管理者】 東芝の話と今拡張予定地になっている土地とは、話が一緒になって長谷川議員お話がありますけれども、私は東芝の話はそういう経緯じゃないと思うんです。長谷川議員が言っているような経緯じゃなくて、私もこれも記憶ですから、東芝は一時そういう話があったぐらいであって、その後東芝の企業としての考えに基づいて全然違う方向へ進んだということだと思います。ですから、東芝と今予定地になっているところとの関連はない、このように思っております。


【立見議長】 その前に長谷川議員、今回議題にのっている朝倉工業団地拡張に関することでの質問ということでよろしくお願いをいたします。


【長谷川議員】 それでは、絞ります。当時のあの土地が2社に渡る経緯を少しお聞きしたいなと思って、ちょっと広がりましたけれども、質問が。率直に言って管理者の実兄である俊一さんが経営されていた高木建設及びアーバンプランさんは、バブル期に県内の各地、前橋市を中心にしながら、農家との間で活発に農地の取引を行って、そしてかなりの面積の農地を抱えておられた。ところが、1991年を境にバブルが崩壊をして、そして地価も下落が始まり、そして保有していた大量の農地をどうするかと、借金もして購入した農地をどうするかというのがあって、そして長年にわたって農地をどう処分するかということで苦労されていて、そしてその中で平成13年に県信連が今回問題になっている約5,500坪の土地を差し押さえて競売もしたと。しかし、競売で安く売却するよりは、少しでも任意処分をして、損害を少なくしようという県信連の意向に基づいて、ノウソウと農桑ファームに売却をされたというふうに思うんですけども、そういう経過は当然ご存じでしょうか、管理者は。


【高木管理者】 細かい経過は、私は存じ上げておりません。ただ、今長谷川議員が言われるように、高木建設がこの農地をそういった開発目的で取得をしたということは承知をしております。ただ、個々の案件について、特別相談に乗ったわけでもありませんので、細かい内容については私は存じ上げておりません。今お話にあったように、それぞれ時代の流れの中、経済の流れの中で、当事者同士ができるだけ今企業、それなり金融機関ということですから、そういう中で知恵を絞って対応は協議をされて、今日に至っているということだと私は思います。


【長谷川議員】 いろいろ会社経営の中で苦労があって、そういう負債をどう減らすかということで、土地の売却の努力をするというようなことは当然あると思うんですけども、この拡張予定地の2社の経緯を見てみますと、高木建設の社長さんである高木俊一さんの親友である井上勝太さんが高木建設さんの苦しい経営状況を救済しようという思いでその取得をされたと。そして、同時に取得すれば将来その土地が購入価格よりも下がるんじゃなくて、幾らかでも高く売れるだろうという値上がりを期待した面もやはりあったと思うんです。しかし、どちらも農業経営をされている会社ではないということで、農地法第5条の所有権移転の許可を受けながら、シイタケ栽培の施設をつくらないで、建設残土だとか、砂利などを置く違法状態をずっと五、六年続けてきたと。井上勝太さんは、ノウソウと農桑ファームという2つの会社に会社を分けて、途中で平成19年の11月ごろノウソウのほうの代表者は、この間支援企業などとマスコミなどで報道された宮田コンクリートの社長である宮田一秀さんに井上勝太さんから代表者がかわった。農桑ファームのほうは、平成16年の9月に不動産会社アストの社長である鷹橋さんというんでしょうか、鷹橋昌克さん、管理者の弟さんに当たる高木逸雄さんがそのアストは取締役もされているんですけども、そこにかわると。ですから、法人の名前は変わらないけれど、代表者がかわるということは、その間で何らかの土地の売買契約みたいなものが結ばれたんじゃないかというふうに思います。高木管理者は、市長になってから代表者がそういうふうにかわっているわけですけれども、管理者はこの2社の代表である宮田さんや鷹橋さんと面談する機会とか、そういうものは今までなかったんですか。


【高木管理者】 この件についてはありません。


【長谷川議員】 全然ない。


【高木管理者】 はい、全くないです。


【長谷川議員】 ないというお返事いただくと、この2社から前工団のほうで早く拡張についての事務を進めてほしいという要請も全然なかったし、それにこたえての約束もなかったということですか。


【高木管理者】 そういうことはありません。まず、こういう土地が拡張予定地がこういう動きをしたこと自体、私は今長谷川議員が何名か固有名詞を挙げておりますけれども、井上さんという方も特別存じ上げている方ではありません。


【長谷川議員】 前回の全員協議会で、管理者は当時の買収価格よりも場合によっては不動産鑑定評価が下がって、購入価格より下がった損売りをお願いすることになるかもしれない。だから、利益供与には当たらないんだというような説明をされているんですけども、議会の質問、これは私どもの会派ではなくて、ほかの会派の議員さんが質問したときに、この2社が購入したときの価格は、承知していないというふうに答えておられるのに、どうして損売りとかということが言えるのか。何か話し合いが事前にあったんじゃないかという疑いがあるんですけど。


【高木管理者】 それは、この拡張問題が出てきたときに、今業務部長いますけれども、業務部長はこの2社との面談をされています。その中で、正確なものではありませんけれども、おおむねのこの2社が購入したときの値段を坪単価を業務部長は聞かれました。業務部長から私は聞いた。そうすると、今不動産鑑定を市は行いましたので、そのときの価格差はかなりあったということで、私は答弁をさせていただいております。特別この2社から私が直接聞いたわけではありません。


【長谷川議員】 3月議会での管理者の市長としての答弁だったわけですけれども、この問題が市民から疑惑の対象として出されてからは、再度前工団組合議会で協議をいただいてと、その言葉の裏には、前工団としてその2社の土地は買わないことも含めて真剣に模索していただくというふうに、そういう趣旨で答弁されたというふうに私は受けとめたんです、買わない方向で。つまりさっき言われたいろんな条件、区域外からの除外だとか、そういうのがかなり現実的な可能性があるのかというふうに私たち受けとめたんですけれども、どうも結局今冒頭の説明でも3の前工団が2社の土地買収のほうが一番よいと個人的には思っているというふうに部長さん答えられましたけども、何か市長の答弁とは異なるような方向がぐっと今強まっているように思うんですけど。


【高木管理者】 長谷川議員のご指摘でありますけれども、業務部長と私は考え方は一致しています。と同時に、私は当初からこの前工団議会でも、また前橋市議会でも申し上げてまいりましたけれども、この2社に利益供与をしない、利益供与にならないようにするということが私の一番の基本であります。ですから、その基本の上に立って先ほど冒頭話をさせていただきましたけれども、その利益供与にならないようにする方法を考えると、この3つに当たると。結果的にこの3番についても、今長谷川議員から質問があったように、業務部長からの報告を受けると、利益供与にはならない、こういうことでありますから、この3つとも利益供与にならないようにということで考えて、検討させていただいた結果なのでありますから、あくまでも一致しておりますので、その辺はぜひご理解をいただきたいと思います。


【長谷川議員】 それもちょっとおかしな話で、じゃ1番の提案を見ますと、結局当該農地を区画整理手法のような、再開発手法のような手段で換地によって、若干飛び換地的なことをやって、買収対象から外す。そして、結局造成は前橋市がして、市街化区域内農地として、宅地並み課税が課税されるとしても、まことに2社が売りやすい条件を調えて、買わないけれども、場合によっては前工団が買収する価格より高い価格で売却できるという、買収以上の優遇措置、この1番なんていうのは、利益供与というんですか、当たるような検討案なんじゃないですか。


【高木管理者】 ですから、ここにも最初はそういうふうに発言をさせていただいたんで、検討はさせていただいた。ですから、ここに正直に検討結果は書いてあります。評価額は上昇するが、減歩により面積は減ると。ただ、換地完了後は宅地並みの条件で売却が可能となる。こういうことですから、それは結果ですから、わかりませんけれども、そういう利益が当初ここでお話ししたより高くなることは、これはあるということは、この文面からも皆さんにご理解いただけるようにということで、ですから全く今長谷川議員がお話しいただいている心配も私どもも出していただいて、正確に正直にこのように書かせていただいているんです。ですから、これがそうでないと判断材料もなくて、3つの中から選べと。ただ、やみくもに選ぶんじゃなくて、正確に検討結果を表現させていただいて、ここに集約をして申し上げているんで、今のご質問のように利益供与に私は基本的にならないようにすることが私の責任だと、このように考えておりますので、この3つの中で利益供与にならないことをやはり前工団議会としてもご審議をいただいて、できればその選択をお願いしていると、こういうことです。


【長谷川議員】 次に、この2の区域内からの除外案ですけれども、これももうまことにこれは非現実的な提案であって、そもそも農地法第5条の違反を続け、是正指導にもなかなか従わないで、農業用施設を建設する意思もない、営農の意思もない、そういう企業に対して代替地、外に提供するから再出発しろとか、それから交換についても今度は税金が付与されるみたいな、課税負担が重いというような、そういう提案にこの2社が乗るはずもない、現実的に考えられない提案を私たちにしていますけど、この1)、2)、3)は。どうですか。


【高木管理者】 どうですかと言われても、外へ出す場合は、こういうことですよと。ですから、今長谷川議員が言われているのと全く同じことが、新たな農地転用の許可を受けることは難しいと。受けられないということなんです。ですから、この幾つか私が3月の議会のときに申し上げてきたこと、これは3つなんです、おおむね集約すると。それぞれを検討したことをそのまま検討結果をここへ記載してありますので、長谷川議員がおっしゃるとおり私どもも思っているわけです。この方法は、なかなか選択できない。ただ、結果として過日の協議会でも狩野県議からもご質問がありましたので、協議、検討は十分させてもらって、ここにそのままその結果を載せさせていただいているということです。


【長谷川議員】 1案だめ、2案現実的ではない、だから3案がいいというのは、全く私同調できません。3案を選択するんじゃなくて、2社を拡張区域から外す、買わないという選択肢がここに全然ない。つまり本当にただただ予想される前工団の朝倉工業団地の拡張のための買収を待っていたという事実がもう明らかになっている。そして、そのような開発利益を求めて、農地法違反を続けていた。場合によっては、許可の取り消し、原状回復命令、罰則として3年以下の懲役または100万円以下の罰金を科せられるという、そういう状況の2社をもう差し迫った市街化編入の時期、農振除外の時期のこと、それから進出予定企業や地権者の心配を優先して、違法なことを続けてきた、そして取得の経緯から見ても、不可解なそういう農地を公の前工団組合が購入するには、もう絶対にふさわしくない。農家の方との下話が既に進んで、農家の方は本当に心配をされていると思うんですけど、あそこの南側の拡張以外にも、あの図面見ますと、サンヨーラーメンの東側は、ちょうど区画が20ヘクを確保するような土地もありますし、そういう検討もしなければならない。この2社の土地はもう買わざるを得ないというような結論をきょうもう出すということは、市民は納得しないというふうに思いますので、ぜひ買わない案の検討、買わないで拡張の業者の要望にこたえるような計画も俎上にのせて検討する。都市計画変更だとか、農振除外の手続がおくれることは、前工団の責任じゃなくて、2社の違法な農地の使用の行為が原因であるわけですから、それはもうやむを得ないと。焦って不法な状態をずっと続けた土地を購入するということについては避けたほうがいいというふうに思います。それについての見解を管理者はどういうふうにお考えになるのか。


【高木管理者】 今長谷川議員からいろいろお話が最初からずっとありましたけれども、私は当初から皆さん方に申し上げてまいりました。利益供与にならないようにするべきだ。結果として、真摯に検討もさせていただき、このようにその結果を皆さん方にペーパーにしてご配付をさせていただいておるわけでありますけれども、この中で今長谷川議員がいろいろ話をしておりますけれども、これを今言う除外をして団地にはならないということが1点あると思います。真ん中がこのように抜けていて、これ団地にならない。ですから、長谷川議員が話をするその後から東、さらにはちょうどいいのがあるというようなことですけど、例えばの話ですけど。だけども、それはなかなかこういう状況で前工団議会で20億円の予算の可決もいただいて、結果として3月に20億円の減額補正をしてきているんですけども、ここに至るまでの私どもも前工団議会の議決、全員協議会での結果、そういうものを受けて、今日まで活動してまいっておりますので、これを除外して団地をつくるということは、選択肢としてはなかなか選べない。そうかといって、今までの経過からすると、他の場所に長谷川議員が例えばの話ですけども、東に移すとかいうことも、これはなかなか今までの経過からすると選択できない、こういうことになってきて、この3つをやっぱり検討結果の中で、前工団の中で協議をしていただいて、ご審議をいただいて、できるだけ結論を出してほしいという私は考え方に変わりはありません。


【長谷川議員】 開発利益を期待して、農地法違反を6年余り続けてきた2社の土地をたまたま土地が下落しているために、開発利益は実際上は生まないかもしれないけれども、しかしそういう土地転がしの疑惑が濃厚な2社の土地を前工団が買うということは認められない。市民の疑惑が深まっている土地を買えば、前工団組合に対する市民の不信はますます拡大をする。一たん前工団で議決して、農家や進出予定の企業3社には、結果的に迷惑をかけるということになるかもしれないけれども、私は現状では拡張計画を白紙に戻して、再検討することが必要だというふうに思いますので、そのことをはっきり申し上げておきたいと思います。


【細野議員】 業務部長にお聞きしたいんですけど、前回の会議の中で、ノウソウと農桑ファーム、あそこの残土がありました。あれは、農業委員会が要するに撤去という指導をされているというふうにお聞きをして、現実山そのものは小さくなってきているんですけど、そのレベルというんですか、それはどの程度のもので考えておられるのかということをお聞きしたいと思います。


【諸岡業務部長】 その辺につきましては、農業委員さんが現地を視察して、それで現地確認の上で判断すると聞いております。


【細野議員】 それと、前回の中でも例えば2社の土地について、例えば代替地だとか、端に持っていった場合には利益供与になるよという指摘も確かにあったと思うんです。今回この3つの案が出されておるわけであります。私としては、周りの地権者と同一価格でやはり購入をするということであれば、私は要するに現状の進出企業さんの意向だとか、あるいは地権者等々の意向、さらにはこういった要するに今の経済社会の中で、前回も申し上げましたけど、やはり地域間の格差がそういった部分から出てきている部分も顕著にあらわれているということを考えてみますと、やはりこの周りの地権者と同一価格で回収をしていただいて、ぜひこの事業を進めていただきたい。この会議の中でひとつそういった方向性を出していただきたいということと、私個人としてみれば、この中でそういった方向性を出していただいて、さらに言えば補正予算でも組んでもらって、ステップを一つ進められるような形で、これからやはり協議をしていっていただくということが必要ではないかなというふうに考えておりますけど、その辺について。


【諸岡業務部長】 一応買収価格につきましては、この2社特にということじゃありませんで、鑑定価格をもとに、区域の権利者全員の了解をいただきまして、農地については同一価格で買わせていただきたいというふうに考えています。


【狩野議員】 今長谷川議員の言われていることには、本当に私も共鳴するところもあります。しかしながら、進出したいという要望のある企業、また地権者の皆様方の思いを察すると、やはりこの問題は早急に結論を出したいというのが私の本音であります。そういう中で、管理者は前橋市議会、前工団議会の質問の中で、やはり2社に対しての利益供与は絶対にしない。また、当初は土地を買わないというようなことも答弁の中で言っておりましたけれども、冒頭の発言の中で、いろんなことを検討する中でこの3案を提示したということでありますので、そういうことで基本的に私としてはやはりこのノウソウ、農桑ファーム2社に対して、利益供与をしないということが確認をできる状況をしっかりつくっていただくことが私は一番だというふうに考えております。
 そこで、業務部長はノウソウ、農桑ファーム2社と面識があって、ここで公に公言できない部分もあるかというふうに思いますけれども、ある部分ここにも書いてあるとおり2社の理解を得て周りの地権者と同一価格で購入をすると、買収をするということが書かれておるんですけれども、この2社に対しての感触というのは業務部長、協力は得られるということでよろしいんでしょうか。


【諸岡業務部長】 今狩野議員さん言ったとおりなんですけど、一応その辺の細かなことにつきましては、これから交渉に入ってからと考えております。


【狩野議員】 基本的にはここで結論を出すとしても、この2社の理解が得られないと、やはりこの問題は進まないということが前提でありますので、その辺の感触はもし差し支えなければいけそうだとか、だめだとか、その辺はいかがなんでしょうか。


【諸岡業務部長】 今回は、この2社の土地の取り扱いについて2社のと書いてありますけれども、現実的には95人、右岸側を入れると110人の権利者がおります。基本的にはまだ単価の提示等も、交渉もしておりませんので、基本的には皆さん全員のご理解をいただくと、そういうことでございます。


【狩野議員】 今後やはりこの拡張の具体的な交渉に入っていった場合に、やはりこの2社に対しての利益供与がなかったということをやはり我々議会側に対して明確に示していただくということが必要になってくるというふうに考えておりますけども、そういったことは可能なんでしょうか。


【諸岡業務部長】 資料にも記載させていただきましたけれども、契約書等につきまして、必要があれば情報開示、また説明、報告はさせていただきたいと思います。以上です。


【狩野議員】 じゃ、そういうことでこの(3)の前工団との契約等については、必要に応じて情報開示及び説明、報告をできるということでよろしいわけですね。じゃ、それでいいです。わかりました。


【中村議員】 利益供与がなかったということをはっきりさせるということは、もちろん必要なことでありますけれども、今長谷川議員が指摘されたような、そういう農地法上の違法状態が続いたということをやはりそのままにして現実論に立って前向きに進めていいのかという、やはりその点は非常に大切なことであるというふうに思います。私も今いろいろ議論があったことを踏まえて、現実的な解決方法というのは私は必要だなというふうに思うわけですけれども、しかしそのためには、農地法違反、先ほども話もありましたように、非常に大きな責任や罰則も科されている、そういう違反が行われてきたということに対して、何らかの目に見える指導なり、ペナルティーなりというものが必要じゃないか。そうでないと、市民の理解というのも得られないのではないか、私はそういうふうに考えておりますが。


【諸岡業務部長】 資料にも農地法違反についての進捗状況ということで記載させていただきましたけども、市の農業委員会の行政指導のもと、違反の是正措置のほうは順調に進んでおると聞いております。また、前工団側の買い取りを行う時期というのは、21年の市街化編入後でありますし、了解後であります。そのころまでには解消され、また農用地から除外されるものと考えております。以上です。


【中村議員】 行政指導により是正措置が順調に進んでいるというわけですけれども、これは非常にあいまいな表現で、どのような行政指導がいつまでに行われるのかとか、そういうことも含めてきちんとしなくちゃならないことかなというふうに思います。ここで解決できる範囲を超えることがあるかもしれないけれども、私はその点をもう少しきちんとしたほうがいいんじゃないかなという意見を持っております。


【中里議員】 初めに今の是正措置についてですが、この問題については5月1日の全協の事前説明会の折に、原状復帰について質問をした際、業務部長はゴールデンウイーク明けから始めますという回答だったわけで、今に至っては山が少し低くなっているという、そんなお話も聞くんですが、余りにこの措置については甘過ぎる、そんな思いが強く持たれるところであります。
 もう一つは、今までいろいろ当局から2社の土地取引について説明資料を出していただきまして、(1)、(2)については、挙げていただいたわけですが、長谷川議員の言うように現実実施するには困難であると。唯一(3)前工団による2社の土地買収、これについてのみ可能な線が具体的に出されたわけであります。議会として、今までいろいろな議論を進めてくる中で、事業をおくらせるとか、中止にしようとか、そういった目的は一切なく、いわゆる報道によるこの2社の土地買収における利益供与があってはならない、そういう観点から議論を進めてきたわけです。ですから、あえておくらせたわけでもないし、時間をかけたわけでもない、この点をまず申し上げて、さまざまな議論を経て今日を迎えたわけでありまして、今後この本事業を進めるに当たっては、この(3)としての前工団による2社の土地買収、この説明が当局からもありましたが、重複をするようで、または(3)を選択するようで思われたくはないんですが、私の考えとしては、この項目はある意味では今回議会としての附帯事項としても取り上げるべき問題だったと私も考えてきました。そこで、改めて言わせていただきますが、1つとしては、ノウソウ、農桑ファーム所有の土地については、支援企業または利益供与等の報道が今までされてきました。よって、土地買収については鑑定士の評価のもと、区域内の農地と同一価格で買収をし、利益供与を生まない、疑われないよう具体的に進めていくこと、もう一つは、売買金額を含む一連の契約事務に関して、先ほども狩野県議が言われましたが、随時情報開示して、また議会への説明、報告も細かく行っていただく、この2点をもって前工団議会としての当局への要望として提案をさせていただこうと思っておりますので、よろしくお願いいたします。


【岩上議員】 今いろいろとお話も伺って、議論も出尽くしたかなというふうにも私は思っております。そんな中で、冒頭からお話もされていただいていますけれども、利益供与があってはならないというその観点の中で、今のご説明の中で、やはりそういうものがない、またそういうふうにしっかりやるということのご発言もしっかりといただいたというふうに私は受けとめさせていただいております。そんな中で、やはりこの1案、2案、3案を見た中で、この3案がやはり一番現実的であるし、市民理解も得られる、そういう観点の中で、私はこの3案でぜひ進めていただければというふうに強い思いを持たせていただいております。今傍聴の方もたくさん見えていただいております。やはりそういう中で、地権者の方も大変困っています。さらには、進出企業の方もどうなるか不透明であれば、やはりなかなかその先も進めない、そんな状況でもありますので、やはり早期解決を私はしていきたいし、していかなければならない問題だというふうにとらえさせていただいております。よろしくお願いします。


【立見議長】 ほかにご質疑はございますか。
               (「なし」の声あり)


【立見議長】 それでは、今いろいろご協議をいただきましたが、最後のほうで中里議員のほうからこの前工団議会の附帯決議というようなこととして、今当局から示されました第3案、これについてきちっと今言ったような利益供与等々ないように、またそれをきちっと今後証明できるような方法で取りまとめをしたいと思いますが、いかがなものでしょうか。


【長谷川議員】 私は、この第3案に附帯条件をつけて、この方向で合意するということについては反対です。あくまでも先ほど中村県議さんからもお話がありましたとおり、本当に違法な農地法違反の状態を続けてきた2社、そして利益供与はない現実的な方法だという話がありましたけど、買うこと自体が利益供与になると。価格が下がったら利益供与にならないというものじゃないわけで、市民は前工団、公がこんな違法状態を放置というか、無視してきたこの土地を購入する、疑惑だらけの土地を購入する、許さないという声が本当に強いと思いますので、附帯決議じゃなくて白紙に戻して再検討、現実的な対応がその白紙に戻して買わないということも含めた再検討するということを強く求めて、そしてもしそうだとすれば、もう一回まだ7月でもいいわけですから、全員協議会を開いていただきたいということです。以上です。


【立見議長】 今長谷川議員のほうから、7月にまた開いてくれというお話がありましたが、議論を聞いていますと、基本的に長谷川議員はこの件についてはやらないということですね。そうなりますと、7月に全員協議会を開いても何の意味もない、こう考えさせていただきます。そこで、長谷川議員からありました農地法違反、この件については、当局から農業委員会のほうに徹底的に申し入れをし、農業委員会のほうで改善命令を出されるぐらいのことをきちっとやって、その線引き以前にきちっとやっていただくというようなことで進めていただければと思います。
 そこで、今議論をお聞きしていますと、第3案というような形で進めていきたいというご意見も多数ありますし、長谷川議員だけもう白紙だということになりますと、これは議論がかみ合わないということでございますので、ここで今第3案と中里議員が言った議会としての決議というものをここで決めていただきたいと思います。3案で進めるということに賛成の議員の方の……


【中村議員】 繰り返しになりますが、私は農業委員会による行政指導是正措置を前工団として強く求めるということも加えた上で、この3案に私は賛成したいというふうに思います。


【立見議長】 わかりました。では、この3案の中にそれを加えるということでよろしいですか。
               (「異議なし」の声あり)


【立見議長】 それでは、この朝倉工業団地の拡張について、前橋工業団地造成組合で進めるということで賛成の議員の皆さんの挙手を求めたいと思います。
               (挙手多数)


【立見議長】 賛成多数でありますので、進めるということで議決をさせていただきました。
 そこで、この際ですが、何か当局から説明等がありましたらお伺いをしておきたいと思います。


【諸岡業務部長】 ただいまの朝倉工業団地の開発を進めてよろしいとの一応結論をいただきましたんで、今後の進め方について、何点かお願いをしたい事項がございます。
 1つは、開発の方法を決めていただきましたので、これから用地買収に向けて地元地権者との交渉を始めたいと思っています。議員の皆さんには、地元対応を含め、引き続きまたご理解とご協力をお願いいたしたいと思います。
 それから2つ目は、都市計画上の手続について予定どおり平成21年の夏ごろの市街化区域編入に向けて、地元説明会や公聴会、縦覧等一連の対応を図ってまいりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。



             ◎ 散       会

【立見議長】 それでは、これにて前橋工業団地造成組合議会の全員協議会を閉じたいと思います。
                                       (午前11時13分)