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群馬県 前橋市

平成20年前工団 全員協議会(第1日目) 本文




2008.05.12 : 平成20年前工団 全員協議会(第1日目) 本文


             ◎ 開       議

                                       (午前9時58分)
【立見議長】 ただいまから前橋工業団地造成組合議会全員協議会を開きます。
 議題に入る前に、組合議会議員に異動がありましたので、ご報告いたします。
 去る3月31日付で市議会選出の関谷議員から辞職願の提出があり、閉会中でありますことから、議長において許可いたしましたので、ご報告いたします。



             ◎ 朝倉工業団地の拡張について

【立見議長】 それでは、議題に入ります。
 さきの3月議会時の全員協議会におきまして、議員より朝倉工業団地の拡張については、後日改めて協議の場を設けてほしい旨の提案をいただいておりました。
 そこで、本日はまず当局より拡張を行うに当たりましての方針や考え方などの説明を受け、その後議員からの質疑を行いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、まず当局の説明をお願いいたします。


【諸岡業務部長】 朝倉工業団地の拡張につきまして、経過と現状につきまして資料により説明をさせていただきます。
 通し番号で1から27までございます。1ページをごらんください。平成17年12月に企業より、南部方面に工業用地の確保をしてもらいたい旨、依頼が前橋市のほうにございました。それを受けまして、平成18年1月17日、関係課長会議を開催し、1月25日に基本方針を掲げました。開発方法につきましては、農振除外を受けた開発行為による団地造成でございます。
 4番として、4月30日に下朝倉町の地権者説明会を開催いたしました。


【立見議長】 業務部長、この件の説明については、前回も説明を受けたところでありますので……
               (「議長、新たに変わった提案説明について説明をお願いいた
                します」の声あり)


【立見議長】 今ご提案のあったように、新たに変更になったところ等々ありましたら説明をお願いしたい、こう思いますので、よろしくお願いします。


【諸岡業務部長】 そうしたら、2ページの25番から説明をさせていただきます。
 ことしの3月28日の全員協議会におきまして、先ほど議長さんから話がありましたとおり、そういう提案がありました。それで、4月18日の日にそれを受けまして、関係部課長会議を開催して課題点等、検討いたしました。1番として、朝倉以外の工業団地の開発及び朝倉工業団地開発の中止をした場合について検討いたしました。その中で、市経済の振興、市税収入及び雇用の確保には市内企業の市外への転出を防止する必要があるということ、それから進出企業さんは約3年前から進出を計画し、設備投資への抑制や取引先との協議を進めており、中止は考えられないこと、また地権者から3月24日に開発継続についての陳情があったこと、それから特定保留による編入手続もございますけれども、定期見直しの即時編入として、この地区については協議を進めてきた経緯がありまして、特定保留の手続を行うと、この地区だけでなく、他地区も含め、前橋市だけでなく、群馬県の姿勢も問われ、今後の協議に大きな影響を及ぼすため、特定保留手続以外は困難であるということ、以上のことから、事務局といたしましては、平成21年度の線引き見直しによる現在地の工業団地開発がベストであると考えております。
 2)の検討としまして、開発を進める場合の有限会社ノウソウ及び有限会社農桑ファームの所有地の取り扱いについて検討いたしました。まず最初に、農地法違反の是正指導でございます。違反者に対し、口頭で是正指導を行っているが、転用目的の実行がされず残土置き場として利用され、いまだ農地法違反の状態になっており、今後も是正措置を講じない場合には、文書による是正措置について農地部会で検討することになっている。
 ロとしまして、区域以外の農地と交換する場合について検討いたしました。両法人とも農業用施設建設を目的に現有地の農地転用許可を受けているが、転用行為の実行がなく、現に違反状態にあるため、他の場所の農地と交換する場合には、新たに農地転用許可が必要であり、現状では認められないと考える。
 ハとしまして、区域内へ換地する場合でございます。市街化区域への編入後は、区画整理手法による開発が可能となるため、2法人の土地を減歩し、区域内の隅に換地することが可能でございます。しかし、事業完了時には当該土地は減歩等により面積は減るものの、結果として市街化区域に編入されてしまうため、不適当となる。
 以上の検討結果から、開発を進める場合には2社の所有する土地は農業委員会による農地法違反の是正確認を前提として、他の地権者と同一単価、同一条件で買収することがベストであると考えます。ただし、買収するためには不動産鑑定による買収単価が2社の取得価格を下回る価格でも協力を得られることが条件でございます。
 4ページをごらんください。26番として、ことしの5月8日の日に市長あてに、旧上川淵地区自治会連合会と朝倉工業団地地権者の代表者より、工業団地開発の推進についての要望書が提出されました。
 27番として、5月8日、平成20年第5回農地部会が開催され、協議した結果については、1)、2)でございます。まず最初、是正指導について、違反者が始期を示して是正措置を講じるとの意思表示をあらわしたことから、経過を注視するとともに、是正措置が進展しない場合には農地法にのっとり、文書による指導を開始することに決定された。
 2)としまして、是正措置の確認でございます。是正の確認については農業委員会が行うが、是正の程度については残土の撤去と重機の撤去により、資材置き場として利用していない状況と認められること。
 2として、農業施設用地として転用許可を得ていることから、耕作できる状態までの原状回復を求めないことということでございます。
 以上で説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いします。


【立見議長】 説明は以上のとおりです。
 ただいまの説明に対しましてご質疑等がありましたらお願いいたします。
 なお、発言に当たりましては、マイクのスイッチを入れてお願いをいたします。


【狩野議員】 今、当局から説明がありました。特に私ども前工団議員の一員として、今回の朝倉工業団地は進出希望されている企業の今までの経緯を踏まえて、やはり早期に着工できるよう、21年度の線引き編入に間に合うよう、しっかりと取り組んでいただきたいし、実現をさせたいという思いでおることをまず冒頭申し上げたいというふうに考えております。
 そういう中で、前回のこの会議の中で、高木管理者のほうが、やはり疑惑を持たれないようにやると。2社についても利益供与がなされないようにやるという、この2点を私ども前工団議員として聞いておりまして、今回の提案説明の中において、そういった是正が図られるような努力がされていないというふうに私は考えておりまして、高木管理者の思いを前工団事務局側として、もうちょっと真摯に受けとめて、やっぱり我々市民、前工団議会が理解、納得できるような提案説明を私はしていただきたかった、そういう思いでございます。
 そういう中で、5月1日の日にも事前説明会ということで、1から8までいろんなことが我々のほうに説明があったんですけれども、やはり一番の核心に触れる部分の問題解決にはほど遠い内容であって、ただ単に今の説明もそうなんですけども、今までの状況があるから、ここでやるのがベストなんだから、前工団の議会の皆さん、同意してくださいよ、納得してくださいよというような説明内容でありまして、市長が発言された疑惑を持たれない、利益供与を農桑ファーム、ノウソウに与えない、この2点をしっかりクリアできるような方法をぜひ考えていただきたいと思いますけれども、そのことについてノウソウ、農桑ファームには理解を求めるべく、事務局側としてどのような働きかけをされてきたのか、まずお伺いをいたします。


【高木管理者】 狩野議員からの今の質問なんですけども、業務部長も私の意を受けて、またこの問題の重要なことをしっかり踏まえて、いろいろと検討していただいていると思います。
 今、業務部長から説明がありましたように、2ページの後半から3ページにかけて、皆さん方に今説明をさせていただきました。3ページの一番最後に書いてあるとおりなんですけれども、結果として私はこの2社に利益供与にならないということが私の基本的な姿勢であります。ですから、最後のほうに書いてありますように、買収のためには不動産鑑定による買収単価が2社の取得価格を下回る価格、現在地権者の皆さん方にはまだ発表していないわけでありますけれども、私どもとしては不動産鑑定はしてあります。そうしますと、この2社が取得した価格をかなり下回る、こういう結果になっているわけであります。ですから、この2社が損失を覚悟で土地提供をしていただかないと、この話は進まないということであります。ですから、今狩野議員から話がありました利益供与に結果として、今の不動産鑑定価格、2社が当時取得した価格、差があるんです。2社のほうが高かった、それもかなりの額だということなんで、それをあえて損をして協力をしてくれるかどうか、ここにこの2社に対してはかかっている。その説得は、交渉はこれからしっかりこの結果が出ればさせていただかなくちゃならない。もちろん地権者の皆さん方、数多いわけでありますから、今言う不動産の鑑定結果に近い数字でご協力をいただかなければ、何しろ団地造成はスタートしないということになるわけです。ですから、基本的には利益供与をしない、ならない、そういうふうにしっかり私は考えて、これを進めていくという考えでおります。


【狩野議員】 確かに利益供与にならないという方法の一つに、今の方法が考えられるわけでありますけれども、農桑ファーム、ノウソウの2社が、やはり前橋工業団地造成組合の考え方に同意を得られないとできないわけであります。
 もう一つ、同一価格で買うという中で、私どもはっきりさせていただきたいのが、やはり農桑ファーム、ノウソウがこの土地を幾らで取得したか、前橋市も不動産鑑定士によって、この価格がもう既に出ているということでありますので、ぜひそういった売買をしたときに、1,500万円控除、税制上の優遇措置もあるわけですから、それらも含めてやはり間違いなく利益供与には当たらない、そういったことを数字で議会側にお示しをしていただくことも必要になってくるんじゃないかというふうに思いますけども、その前の条件として、農桑ファーム、ノウソウの2社がそういったことも含めて、前回の会議の中でも代替という話も管理者のほうがしているわけであって、そういった代替も含めてこの2社が前工団の考え方に賛同をしていただけるか、いただけないかということが、まず一番のキーポイントになってくるというふうに考えておりますので、ぜひそういったことも含めて、この議会側に出していただくときには、あらかじめもうそういった方向をある程度出していただいてから提案していただいたほうが、我々も議論をしやすいし、市民理解も得られやすいんではないかというふうに思いますが、その辺はいかがでしょうか。


【高木管理者】 それは順序の問題で、ここで、じゃそうしてくれよと。何しろ損切りしても、今のでいきますと、今価格を出せというようなお話もありましたけれども、坪当たりにすると1万円を超える差があるんです。ですから、そういう中で、ここで先にその2社と交渉しなさいというのは順序が違うんだと思うんです。やはりある程度この造成の見通しが立った時点でないと、交渉して、じゃ相手が損切りをしても協力するよと、売るよと言ってくれても、開発が進まないということになるんで、これはある程度見通しが立たないと、それはほかの地権者もそうだと思うんです。初めに価格交渉しちゃって、結果的にバツだと、開発は拡張はできないということになれば、それは騒がせだけで終わってしまいますので、それは狩野議員の今発言されていることもわからないわけではないんですけども、それぞれの地権者とすれば、順序をしっかりしてほしいというふうに過日も陳情を受けたときに話をいただいていますんで、ぜひその辺はご理解いただきたい。
 ただ、今言うように、価格では坪当たり1万円以上の差があるというふうに私は承知しています。


【狩野議員】 確かに管理者の言われていることも理解できますけれども、やはりそういった前提がないと、我々議会のほうも結論出せないわけでありますから、やはり事務局がそういった部分で正式な交渉ではないとしても、打診ぐらいはこういうことも考えられるんだけれども、話に応じてくれますかねというぐらいな根回しは当然できるというふうに考えておりますけれども、こちらで提案されて、そういうことでいいですよとも、これでは言える内容ではありませんので、提案する責任者として、ある程度そういった交渉過程だとか、見込みを持って、我々議会側に提案をしていただいたほうが、この議会においては我々も理解はしやすいというふうに考えておりますけれども、その辺は順序が違うということになりますと、今回のこの会議では当然結論も出ませんし、8月のタイムリミットの時期まで、やはり努力をしていただかなければ、我々も理解はできないというふうに思いますけれども、その辺はいかがでしょうか。


【高木管理者】 ですから、先に交渉しちゃって、じゃ今言う議会の決定をいただかないうちに、じゃどんどん進めなさいということであれば、それはそういうことで決定いただけば、それはどんどん進めたいと思います。
 ただ、進めて、まだ丸にするかバツにするかわからない状態の中で、どんどん交渉しちゃって、果たしてこの2社だけでなく、ほかの地権者もそうはいかないと思うんです。その気になっちゃうわけですから。今度買収してくれるんだなと、こういう価格交渉まで入っていくということになれば、必ず買ってくれるんだ、必ずここには団地をつくってくれるんだ、拡張してくれるんだということになっちゃいます。それは後戻りできない状態にしなさいというように私は聞こえるんです。


【狩野議員】 確かにそういった部分で配慮しなくちゃならない部分もあるんですけども、管理者という中じゃなくて、事務局側として今までの経緯を含めて、ノウソウ、農桑ファーム2社に対しては、ある程度本音でやっぱり下交渉をしていかないと、私はこの話はどうにもならない話だと思いますので、そういった部分で5月1日の1から8項目の説明についても、もう事務局側は本当にこの団地を求めなければ、前工団の皆さん、認めなければ、もうだめですよというような内容の説明書類をつくって、事務局側が努力した経緯が我々に伝わってきませんし、またきょうはもうちょっと代替等も含めていろんな方法がここに示されている以外にもあるんではないかというふうに私は考えておりまして、今回提案された同一単価、同一条件で買収することがベストであるという1点だけに絞られているんで、例えば代替をするに当たってこの2)ですか、区域内への換地じゃなくて、区域外での代替の提供というのも私は考えられるのではないかというふうに思いますけれども、そういった部分において、本当にこの場所でもうやるんだということが先行していて、今まで私どもの前工団議会が納得いかない2つの問題について、もうちょっと提案をするときに理解が得られるような方法を講じていただきたかったというのが私の思いでありますので、ぜひこの方法ありきじゃなくて、これがベストだということじゃなくて、この区域外の代替についても検討をしていただいて、やはりベスト、ベター、これがだめなら、この方法もあるよというぐらいの内容の提案をしていただかないと、我々も理解に苦しむというのが現状であるというふうに思いますので、もうちょっとこの方法について知恵と工夫、努力をしていただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。


【高木管理者】 ですから、ここに書いてあるように、ロに区域以外の農地との交換、これは現状では大変困難だというふうに我々もいろんな検討した結果をここに書かせていただいておるんです。これをしっかり私どもが検討したというふうにご理解をいただきたいと思います。
 それと、狩野議員のご意見ですけれども、2社が今のような価格差がある、損切りしても売る、協力するという返事をした場合は、じゃ団地は進めるんだということであれば、それはどんどん交渉したいと思います。でも、結果はまだ皆さんから決められていないことなんで、これをどんどん私どもで価格交渉していくということは、それは順序が違うと私は思います。それは努力といっても、じゃこの2社が返事をしてくれていますよ、内々という発表をすれば、じゃどんどんいきなさいと、こういうことになってしまいますんで、そうではないと私は思います。ですから、その辺は慎重に進めていく必要があると思っています。ですから、そういうことでまだ地権者に価格を示しているわけではありませんし、この2社に対してはそれなりに今までの経過の中では、お話は業務部のほうとしてはしてきたと思います。このように経過がずっと説明してあるとおりなんで、地権者説明会の中で個々にお話はしてきたというような経緯がありますので、その中でご理解いただくしかない。ですから、これを拡張していくということになれば、その2社がどういう形であろうが、損切りをしてでも協力をしてくれるということが前提でありますから、それは私どもこれだけ議会にお願いをしているわけですから、議会で拡張ということになれば、説得をし、お願いをし続ける以外にない。それで、ほかの地権者もこれはまだ価格が決まっていないわけですから、できるだけそういうものを進めるように、ここでご判断をいただきたいということであります。


【狩野議員】 その2社に対しての交渉、また価格については、順序が前工団の了解を得て進めるという管理者の話でありますけれども、これは私一人だけで決められるものではありませんので、ぜひ前工団全体として、やはり結論は出すべきだというふうに思っております。
 それと、やはり特定保留の手続が群馬県全体のことだからだめだよとか、ロの農地との交換も、今こういう現状で、簡単にもうこれはできないんだよという結論ありき、もうやりたいんだということが出ていて、やはりこういうことで特定保留についてもやる気になればできない話ではないわけでありますし、ロの区域以外の農地との交換についても、たまたま農地法違反をしているから現状では無理だということであるんですけれども、実質的にノウソウと農桑ファームの2社も農地を取得している経緯から考えれば、しっかりとしたやはり前橋市の農業委員会なりの判断をいただければ、区域以外でも農地は取得できるというふうに私は考えますけれども、その辺のやはり特定保留だとか、区域以外の農地との交換はもうだめなんだというようなことも早期に事を、団地造成を早くやりたいという中でやっているように私はとらえるんですけれども、いろんな選択肢をやはり我々前工団議会にも提案をしていただいて、その中で我々が議論をして決定をしていく、そのほうが8月のタイムリミットを見据えたときに、いい方向が見出せるんではないかというふうに思いますので、事務局側として早く我々を説得させてやりたいというのはわかりますけれども、しっかりとしたやっぱり幅を持たせた選択肢を私どものほうに提案をしていただくほうが、私はよろしいんではないかというふうに思いますけれども、もうこれでこれしかないんだという考え方でいいんですか。


【高木管理者】 ですから、議員さん方が選択するための資料をここに示しているわけなんです。今狩野議員がおっしゃることをここに検討結果として示してあるんです。ですから、これをご理解いただくしかないんです。選択をどちらにしようか、今迷っている、考えている、検討する、そのための選択をするための材料としてこういうふうにまとめて、私ども検討結果をこういうふうに示しているわけです。ですから、これをよくご判断をいただく以外にないと思います。これが選択するための材料なんです。区域外、区域内、買収単価の問題、それをしっかり判断をいただくべく、材料としてここのように示しているんです。これをご理解いただいて判断をいただきたい、これが私どもの考え方なんです。


【狩野議員】 私としては、もうちょっとやっぱり幅広い選択肢もあるんじゃないかと。
               (「だから、3つ出ているんじゃないですか。区域内、区域外」
                の声あり)


【立見議長】 ちょっと待ってください。狩野議員どうぞ。


【狩野議員】 その3つの方法があるんですけども、そのやり方についてもやはりいろいろもうちょっと努力をしていただければ、方法があるんではないかと。本当にこの選択肢以外ないということでいいですか。


【諸岡業務部長】 先ほど狩野議員さんのほうで農地区域外の交換ということ、これも一つの選択肢だと。これにつきましても、これは事務局の考えじゃなくて農業委員会のほうで難しいんじゃないかということでこういう提案をさせてもらいましたけど、管理者が先ほど言いましたけど、物には順序がありまして、やはり進めるという話になって交渉が正式に入ってくれば、企業さんからこういう方法にしてくれということもあると思うんです。中には、いや売るだけでいいよ、土地は自分で探すよという場合もあるかもしれない。ですから、結局今のこの段階で開発を進めるか進めないかがまだわからない段階でこの話が進んでいきますと、結局中には売ってもいいという人もいますよね、区域外の人でも。結局その気になっちゃったら、騒がせれば関係者がふえちゃう話じゃないですか。だから、結局ある程度方針が出てから、企業さんによっては詰めていく場合もあると思います。以上です。


【狩野議員】 だから、やはり提案をしていただくときに、もうちょっと慎重議論をしていただいて、提案をしていただければ、こういった問題も発生しなかったのではないかという私なりに思いがありますが、現状としてもここまで来たからには、私どもとしてもやはり8月をめどに、ある一定の結論は出さなければならないという思いでいっぱいでありますが、私自身、きょうのところは選択肢が今当局が示されたこれだけのことしかないという中においては、ちょっと私も疑問を感じる部分もありますので、またちょっと協議をさせていただきたいということであります。
 また、特定保留についても、これを見ると、計画は群馬県一体でやるということは理解できますけれども、特定保留ということについてもやはりしっかりとした裏づけがあって、管理者が決断をすればできないことはないというふうに考えておりますけれども、この辺についてはまた私どものほうで、私は協議をさせていただきたいと思いますので、議長、私自身の感想では、きょうの全員協議会で結論を出したいのはやまやまでありますけれども、やはりもうちょっと議論をさせていただきたいというふうに思いますので、それを要望して私の質問を終わります。


【中里議員】 いろいろさまざま狩野議員から質問もあるんですが、若干重複もするかと思います。
 まず初めに、今回の工業団地の推進については、私も推進の立場は変わらないわけでありますけれども、先ほど管理者が選択する材料として上げたというお話がありました。
 まず、5月1日に事前説明会があって、そのときに当局から提出をされたA4判の1番から8番、これについてはもちろん管理者も承知の上だと思いますが、その時点では選択をする材料としては、かなり乏しい、厳しい内容であったと私は感じております。例えば中止した場合の他都市への転出の影響が出るとか、または吉田鉄工さんが損失補償請求される可能性があるとか、まして2社が他市に転出した場合、職場を失う従業員が出るとか、そういったある意味では憶測も含んだ形の資料だったのかなと。もうこれを進めない限りはあり得ないんだというような資料として私は受けとめたので、私も業務部長に確認をさせていただきました。12日全協のときに、これ以上の細かい具体的な資料が出たり進展したりするんですかと。これ以上ありませんという言葉を伺っていたもんですから、今回、きょういただいた書面については、その1日の段階の資料と比較をすると、かなりソフトに細かく検討をされたと言われればそのとおりかもしれませんが、こういうものは本来であれば事前説明会やっているわけですから、具体的な細かい資料もやっぱり事前に出てくるべきだったのかなと、そんなことを最初に申し上げておきます。
 それで、市長、管理者については、以前端へ寄っていただこうとか、そういう考えを私なりに持っていたことが失敗だったのかなと、そういう発言もされております。ましてや報道による問題視、これもされているわけで、市民感情からすると、その報道しか見ない方々については、その問題視されている土地を含めて、市街化編入を進めるしかない、そういったニュアンスであると、かなり理解が難しいのかなと、私もそう思っているわけですけれども、できれば問題視されている土地については除くと、除く努力をする、これが一番理解が得られる方法だ、そんなことも思っております。管理者についても疑いを持たれるようなことはしない、買わない、やらない、そういう発言もされているわけですから、そのための努力として、前にも管理者がお話をされた、私も質問しましたが、代替について、これはできない、できないという資料が1日、今回も提出をされていますけれども、代替交換をし、その問題の土地を除く、これを最大限努力をしなければいけない、そんな思いがあります。そうでなければ、なかなか今回の問題については、進めたいのはやまやまだけれども、難しい、これが私の感じているところなんですが、もう一度代替についての、ここに文書として上げられている、現に違反状態にあるため、できないと、これは読めばわかるんですけれども、農地部会の結論もわかるんですが、この代替についてもう一度見解をお聞かせいただきたいと思います。


【高木管理者】 中里議員から今お話があった代替については、前からいろんな検討はしてきました。可能性があるかどうか、また今言われているように、代替で対応していくことが議会の理解や市民理解も得られるということはおっしゃるとおりだというふうに思います。しかし、いろいろ検討した結果は、ここに書いてあるとおりなもんですから、そしてあそこを全く区域から外すということも一つの選択肢として考え、検討もしました。そして、結果として、ああいう形、虫食い状態でありますので、なかなか現状のまま外すというのは、これは現実的でない、また団地造成という面から、策としてはよくない。こうなりますと、今言われたように端に寄せて、そのまま線引きの中から外すというようなこともいろいろ検討は前々からしたんです。でも、これも線引きということで、市街化編入ということからすると、ああいった地形の中で端に寄せても線引きから外すというのはなかなか現実的でない、策としてよくない、こういうことになってきたわけなんです。
 これは中里議員もいろいろ考えた中でご理解をいただけることだと思うんですけれども、それでは最終的に残されたこととして、結果は代替になるかどうか、これは個人の選択ですから、特に2社の選択ですから、中には数多い地権者の中ではそういう方もいると思うんですけども、どうしても土地で持っていたいと、お金にしたくないという方も最終的には出る可能性があるんです。不在地主というか、東京に住所を持っていて所有している方もいますんで、そういう場合に、今後そういう問題が発生した場合にどうするか。それは民民の中でいろいろ市も協力をして、何しろ地権者の意向に沿った形で、できる限り協力をしてあげる。ですから、その2社については、市はそういう協力でなく、個人の選択としてどうしても自分で取得した価格より安い価格になるんですね、結果的に今の見通しですと。かなりの額なんです、それも。100、200の額ではなく、大きな額をこうむっても自分の力で他の土地を自分で取得してもらう、これのほうが市民の皆さんの理解は得られるのではないかというのが私の現在の考え方なんです。ですから、この団地拡張については、この2社の問題をよりベターな選択肢の中で解決をし、拡張に向けてご理解をいただきたいというふうに思って、私はいろんな検討もさせて、今日に至っております。集約して、ここにそういうことを書かせていただいていますので、ぜひこの辺のところはご理解いただきたい。
 考えられる方法は、先ほども狩野議員からありましたけれども、いろんな検討はもうこの団地計画が始まったときから、この経緯の中であるように、検討はしてきたというふうに私は考えておりますので、ご理解いただきたいなと、こういうふうに思っております。


【中里議員】 私の思いとしては代替が無理だという、そういう理由づけはわかるんですけれども、基本的に問題になっている土地をクリアする、これしかない。このクリアするための方法を探るしかないというのが私にとっては結論なんですけども、そのためにまだまだ私のほうも勉強しなくちゃなんない点もありますけれども、当局のほうにとっても、もっとこの土地をクリアするためにどうしたらいいか、その積極的な検討努力というのがなされてほしいなと、そんな思いでおります。
 もう一つは、管理者のほうから前回の全協のときにイエスかノーか、2つに1つ、そういう極論的な発言がありました、議会に対して。あれはいかがかなと。ましてや、提案をされた前工団当局のほうからすれば、最後まで責任を持って議会に投げかけて済む問題でもないし、そのための努力ももっともっと必要じゃないのかなと申し上げておきます。以上です。


【布施川議員】 この問題は、17年の12月からスタートして、しかも市内企業の要望によって進められてきたんですが、少し長引いてきて、もう1社は間に合わなくて、ほかへ行ってしまったという経緯もあります。
 それで、もうこの辺ではっきりと、やや方向づけ、目安を示さないと、まだ進出を予定している企業や地権者も大変な気持ちでいるんじゃないかと思うんです。そういう中で、今ノウソウや、あるいは農桑ファームの関係が話題になっておりますが、私はこれはやはり買い上げて一緒の開発が最もベターだというふうに思っております。先ほどから価格等がいろいろ言われておりますが、この価格等については、もう鑑定制度というしっかりした制度があるわけですから、他の土地と若干価格等が違っても、鑑定制度を基準にしてやっていけば、ほかからも利益供与とかいろいろの問題は出てこないというふうに思っておりますが、現時点でノウソウや農桑ファームの関係は鑑定基準とかなりかけ離れているのかどうか、ちょっとお聞きしておきたいと思います。


【高木管理者】 先ほども狩野議員の質問に答えたとおりなんですけども、私どもこの一連の土地についての土地評価、鑑定は既に過日行っております。そして、この2社から事務サイドで聞かせていただいたところ、今私どもが地権者全員にお示しをしようとしている価格と2社が買収した価格には、先ほど言ったような開きがあると。ですから、最終的には損失を持っても協力をしていただけるかどうか、これが決め手になるというふうに思います。


【布施川議員】 鑑定基準が出ているとすれば、いろいろ2社の考え方もあると思うんですが、その鑑定基準にのっとって、ぜひ説得をしていただいて、前橋が買い上げて一体的な開発が最もベターだと思っていますので、さらなる努力をしていただきたいとお願いしたいと思います。以上です。


【細野議員】 大変いろいろ論議をされておりますけれど、1つには前回お配りされた資料に比べれば、今回の内容としては十分かなり子細にわたって説明をされて、当局のほうはそういう努力というものはある一定評価できると思います。
 それと同時に、基本的に前工団の中でも朝倉工業団地の拡張の問題については、要するに早期に進めていきたいというのが恐らく前工団の議会の中の総意ではないかなというふうに考えております。そういったことを考えてみますと、1つには5月8日に農地部会での協議をされた、この項目が具体的にこういったことがきちんと担保されていくということがまず第一でありますし、こういったことをきちんとやはり協議をして決定をされた以上は、まず進めていただきたいということが第一であると同時に、今何点かやはり県議会の狩野議員のほうからも出ましたけれど、現在検討されていたものの中で、何点か当局のほうでも詰めていけるものがあるのかないのか。価格の問題は、今管理者からお話がありましたんで、そのとおりかなと思いますし、いずれにしても、8月がタイムリミットということを考えていきますと、もう時間がないわけでありますから、早急にこの議会の中でのやはり論議を深めていく、そのための資料というものが、これ以上、これからも出すことが可能なのかどうなのか、その辺について一言ちょっとお聞きしたいんですけど。


【諸岡業務部長】 一応いろいろ検討した結果、ここに書かせていただきました。それで、一応今後の検討といたしますと、狩野議員さんも言ったように地区外との交換だとか、そういうことにつきましては先ほども答弁いたしましたけども、仮に進める進めないは別にして、じゃこの2社分だけ先に先行して交渉していいのかとか、また交渉した中ではぜひ土地を探してくれと言われた場合に、具体的に、じゃ地区外の権利者に諮って、こういう交渉していいのかどうか、その辺についてはどのようにしたらいいんだろう、こちらのほうが提案をお願いしたいような感じでありまして。


【細野議員】 確かに議会の中で決定をされていないものを前もって事前にいろいろと価格交渉をしていくということは、これは要するに大きな問題かなと思います。いずれにしても、私としては進出予定の企業の問題だとか、あるいは地権者の問題等々含めていきますと、やはりこの中でできれば結論的なものを出していただいて、早急に、さらにその内容を詰めていっていただくということが必要ではないかなというふうに考えておりますけれど。


【立見議長】 答弁よろしいですか。


【細野議員】 はい、いいです。


【立見議長】 ほかに質問ございますか。よろしいですか。
               (「なし」の声あり)


【立見議長】 それでは、今いろいろ議論を聞いておりますと、当該の開発について、さらなる議論も必要であると。そしてまた、今後提案者のほうから出されることもあるのではないかというご意見も伺っております。
 しかし、8月が農林調整のタイムリミットということを考えますと、早急に結論も出さなければならないと思います。そういう中で、再度全員協議会を近々に開きたいと思いますが、どうでしょうか。
               (「賛成」の声あり)


【立見議長】 よろしいですか。


【中村議員】 前回を踏まえて、今回いろいろ中身に踏み込んだ議論ができて、提案もできて、私は一定の前進であるというふうに思います。
 しかしながら、ここへ出された提案資料がすべてだというようなニュアンスの意見がありましたけれども、やはりまだまだ不十分じゃないんかなというふうな感じを受けます。相手に対する、業者に対する話というのも、ここの議会で、この場でこういう議論が出されたけれどもということで、可能性として選択肢があるんだけれども、というような形で私はもう少し議論を進めるということが、こういう議会が意思決定をしたというのじゃなくて、意思決定はしないけれども、議会に説明をして、こういう議論が出ているということで、もう少し詰めれる、そしてその状況をこっちで説明してもらうということが必要ではないか。また、代替の土地の取得のぎりぎりの可能性とか、そういうことも含めて、きょう出された議論を私たちもいろいろ踏まえて検討する必要もあると思いますので、議長のもう一度というのは私も賛成です。


【細野議員】 今、中村県議、先ほどは中里議員からも話があったんですけど、いずれにしても、要するにこの問題は前回の前工団議会の中で方向としてはっきり出されたものを進めてきた結果として、いろいろとそういった問題があるということで、管理者が議会のほうにもう一度再検討していただきたいという話ではないかなと思うんです。そういった経過でここにあるわけですから、いずれにしても、8月のタイムリミットということを考えてみますと、やはり議会としていろいろと協議して決定したものが、さらに再検討してもらってもいいですよといったことで議会に投げかけられたということを考えてみると、この議会の中でももう少し短い時間の中で、きちっと8月に実施していけるという方向性でやはり進めていくべきではないかなと思うんですよ。


【立見議長】 それこちらに振られても困るんだけど、それは……


【細野議員】 議会の中で決定をしたから、管理者が要するに拡張のそういったあれを出されているわけですよ。


【狩野議員】 前工団として、朝倉工業団地に進出する企業のことも考えて、早期に結論は出さなくちゃならない、それは我々も同じ気持ちでいますけれども、我々議会、市民理解が得られるような方法をやはり一番ベスト、ベターを目指してやるために、再度協議をしていただきたいというのが私の思いであります。


【立見議長】 いいですか。
 ではそういうことで、後日改めて全員協議会を開きたいと思います。その中で、提案者側とする当局としては、きょうの議論を再度かみしめていただいて、もっと解決するべきことがあるかないか、協議するべきことがないかということを考えて、再提案の準備もよろしくお願いをしたいと思います。
 それでは、後日改めて全員協議会を開くということでよろしいですか。
               (「異議なし」の声あり)



             ◎ 散       会

【立見議長】 それでは、以上で会議を閉じます。
                                       (午前10時55分)