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群馬県 前橋市

平成17年第2回前工団 全員協議会(第1日目) 本文




2005.12.22 : 平成17年第2回前工団 全員協議会(第1日目) 本文


             ◎ 開       議

                                       (午後1時30分)
【高橋議長】 ただいまから前橋工業団地造成組合議会全員協議会を開きます。



             ◎ 協       議

【高橋議長】 それでは、お手元に配付してあります議題に従い、順次ご協議をお願いしたいと思います。



             ◎ 議事日程第1号について

【高橋議長】 まず初めに、議題の1、今期定例会の議事日程についてご協議をお願いいたします。
 これは、全員協議会終了後に開催します本会議の進行についてご協議いただくものでございます。資料2枚目の議事日程第1号とあわせてごらんください。
 初めに、会期の決定についてでございますが、今期定例会の会期は本日1日といたしたいと思います。ご確認をお願いいたします。よろしゅうございますか。
               (「はい」の声あり)


【高橋議長】 次に、会議録署名議員の指名についてですが、順番によりまして、8番 町田徳之助議員、9番宮田和夫議員の2名を指名する予定です。よろしゅうございますか。
               (「はい」の声あり)


【高橋議長】 次に、提出議案の上程については、議案第3号及び第4号並びに報告第1号及び第2号を議題といたしまして、説明、質疑、討論、表決の順で行う予定です。なお、表決は1件ずつ行う予定です。よろしゅうございますか。
               (「はい」の声あり)


【高橋議長】 次に、本会議での一般質問については、なしという扱いでよろしゅうございますか。
               (「異議なし」の声あり)


【高橋議長】 ご異議もないようですので、そのように進めさせていただきます。
 次に、議題の2、提出議案に対する説明、質疑については、この全員協議会において議案第3号及び第4号並びに報告第1号及び第2号の説明を受け、ご審議をいただきたいというものです。よろしゅうございますか。
               (「はい」の声あり)



             ◎ 提案理由の説明

【高橋議長】 それでは、提出議案について当局から説明をお願いいたします。


【飯塚総務部長】 本日提出予定の議案4件につきまして説明を申し上げます。
 本日、本会議に予定をしておりますのは、平成16年度組合会計の決算認定、それから同じく17年度の組合会計の補正予算、その2件と、5月27日付で行いました繰上充用金の予算措置に関する17年度組合会計補正予算の専決処分、それと10月26日付で行いました一時借入金の借り入れの最高額の変更に関する補正予算の専決処分の報告で2件、合計4件でございます。
 初めに、議案第3号の16年度決算についてご説明を申し上げます。お手元に配付してございます資料の中の組合会計決算書をごらんいただきたいと思います。
 1ページであります。16年度の組合会計決算は、歳入決算額が32億7,509万9,259円、歳出決算額が48億7,507万3,122円、歳入歳出差し引きの不足額は15億9,997万3,863円でございます。繰越明許費の繰越額として、132万7,000円を財源として翌年度に繰り越しをいたしましたので、実質収支では16億130万863円の赤字であります。このため平成17年度の歳入を繰り上げ充用して補てんをさせていただきました。収支不足の主な原因といたしましては、住宅団地分譲の低迷が続き、当初予定をしておりました歳入が入らなかったことによるものであります。
 主な内容についてご説明いたします。8ページ、9ページをごらんいただきたいと思います。歳入であります。1款の財産収入は収入済額欄に記載のとおり、27億5,373万1,529円となっております。このうち第2項の財産売払収入は27億4,243万1,354円でありまして、上増田工業団地、それからローズタウン住宅団地など合わせて面積にして7万1,554平方メートルの分譲収入であります。分譲団地などの詳細につきましては、別冊の決算に関する報告書に記載をさせていただいておりますので、後ほどごらんをいただきたいと思います。
 次に、4款の繰越金は、この全額が繰越明許費の財源として前年度から繰り越しをしたものであります。
 次の10ページをお開きいただきたいと思います。組合債は5億600万円であります。五代南部工業団地の造成事業債が3億4,600万円、ローズタウン住宅団地造成事業債が1億6,000万円であります。以上が歳入の主なものでございます。
 続きまして、歳出であります。14ページをごらんいただきたいと思います。3款の用地費でございます。決算額6億4,753万602円となりました。2目の買収費でありますが、2,823万7,684円の決算額で、ローズタウン西地区の通学路整備工事に係る前橋市への負担金と、同じく西地区におけるプロパンガス集団供給基地設置工事に係るガス事業協同組合への負担金支出が主なものでございます。
 16ページにまいりまして、3目の造成費の決算額は6億404万787円であります。主な内容は、17ページの備考欄に記載してございますとおり、現在造成中の五代南部工業団地とローズタウン住宅団地の造成工事に係る経費が中心となっております。五代南部工業団地では、道路整備工事や配水管の整備工事、ローズタウン住宅団地では宅地造成工事や道路整備工事などを実施したものでございます。各地区における事業実績につきましては、決算に関する報告書に記載してございますので、後ほどごらんをいただきたいと思います。
 次に、4款公債費の決算額が29億270万2,814円でありまして、上増田工業団地、城南工業団地の再拡張分、五代南部工業団地、ローズタウン住宅団地に係る組合債の元利償還金であります。
 次に、18ページをごらんいただきたいと思います。6款の繰上充用金が13億1,058万344円の決算になっております。これにつきましては平成15年度決算の歳入不足額を補うため、16年度の歳入を繰り上げて充用したものであります。以上が16年度決算の内容であります。
 次に、議案第4号につきましてご説明申し上げます。恐縮でございます。別冊になりますが、表紙に組合議会議案という冊子をごらんいただきたいと思います。最初に、2ページであります。17年度組合会計補正予算であります。今回の補正予算は、債務負担行為の変更であります。3ページに記載のとおり、ローズタウン住宅団地の造成事業で債務負担行為の額を1億880万円から1億7,000万円に、配水管の整備事業で1,950万円から2,300万円にそれぞれ変更をしようとするものであります。これらにつきましては、16年度から17年度にかけて施工中のローズタウン住宅団地の東地区の第3工区前期工事と17年度から18年度にかけて施工いたします、同じく第3工区の後期工事の施工場所が隣接しているために、後期工事の搬入路の確保が困難なことから、後期工事の施工時期を遅らせる必要が生じたためであります。
 なお、債務負担行為の変更に伴いまして、本年度の歳出予算につきましては減額となるわけでございますが、今後他の事業費の変動も予定されますので、あわせて3月補正で対応をさせていただきたいと思います。
 続きまして、報告2件についてご説明申し上げます。8ページをお開きいただきたいと思います。まず、報告第1号、補正予算の専決処分であります。内容は、16年度決算の歳入不足を補てんするための繰上充用金の予算措置であります。議案第3号でご説明いたしましたが、平成16年度決算における実質収支不足額16億130万863円でありまして、この不足額を平成17年度予算から繰り上げ充用する必要が生じました。この予算の補正につきましては急施を要したことから、17年5月27日付で専決処分をさせていただきました。ここに地方自治法第179条第3項の規定に基づき報告をし、議会の承認をお願いするものであります。
 次に、12ページの報告第2号であります。補正予算の内容は、一時借入金の借り入れの最高額の変更であります。17年度の当初予算におきましては、借り入れの最高額を40億円と定めておりますが、歳計現金の不足からこれを超えた借り入れが必要となったことから、10億円増額して50億円に変更したものであります。この補正予算につきましても急施を要したことから、17年10月26日付で専決処分をさせていただきましたので、地方自治法第179条第3項の規定に基づき報告をし、議会の承認をお願いするものであります。
 以上が本日提出予定の議案4件の説明でございます。よろしくお願いいたします。


【高橋議長】 以上で提出議案についての説明は終わりました。



             ◎ 質       疑

【高橋議長】 ただいまの説明に対しましてご質疑をお願いいたします。なお、発言に当たっては、マイクのスイッチを入れていただきますようにお願いをいたします。
 それでは、ご質疑をどうぞ。


【中村議員】 住宅団地の売れ行きが不振であるという話がありましたが、どんな状態なんですか。


【諸岡業務部次長】 今議員さんからありましたとおり、余り好調ではないんですけど、この12月現在の状況では、東善住宅団地、芳賀東部住宅団地、ローズ住宅団地全体で727区画を分譲いたしまして、607区画分譲済みでありまして、残区画が120戸、率にして83.5%でございます。


【中村議員】 見通しはどうなんですか、これからの。


【諸岡業務部次長】 ぼちぼちでありますけども、申し込みに来ております。


【宮田議員】 決算に絡んで何点かお伺いをしておきたいと思います。
 一つは、事業の実態でございますけれども、財産収入にかかわる売り払いじゃなくて貸付収入の主なものというのは実態的にどのようなものがあったのか、まずお尋ねをしておきたいと思いますが、いかがでございますか。


【諸岡業務部次長】 中身的には公共事業の資財置き場だとか、あと現場小屋等が主なものでございます。


【宮田議員】 ということは、この貸付収入については、あくまでも臨時的な貸し付けということで、恒常的な貸し付けになっていると、こういう現状はないということで理解してよろしゅうございますか。


【諸岡業務部次長】 この貸付収入の中で芳賀北部住宅団地内の土地につきましては、市営住宅の中にあります駐車場管理運営委員会の方に貸し付けております。


【宮田議員】 前橋市の市営住宅の場合、市営住宅にかかわる駐車場ということでの理解でよろしいんですか。そうじゃなくて、市が分譲した方たちの利便性を高めるための管理組合ですか、どちらですか。


【諸岡業務部次長】 市営住宅の方でございます。


【宮田議員】 特に前橋市の市営住宅の駐車場の扱いについては、昔は1戸について1台と、こういうふうな駐車場を含めながら入居をしていただいていたと、こういう経過があるわけでございますが、1戸について今1台では足らないと、こういう状況の中で、多分管理組合をつくって、でき得れば民有地も含めて駐車場を配置しておるというのがそれぞれの市営住宅の周辺の実態かなと、こういうふうに思うわけでございますが、例えば前工団で仮に管理組合に継続的に、あるいは長い間、長期にわたって貸し付けると。そのことが前工団の財政運営上、是なのか非なのか、こういう部分についても私は検討すべき課題だというふうに思っていますし、前橋市が仮に2戸必要だということになれば、前工団が当然のごとく前橋市の方に購入をお願いして、前橋市がそれぞれの市営住宅に入っている入居者に対して駐車料金を徴収しながら運営をするということも私は考えられるというふうに思うんですけれども、その辺についての検討というのはなされておるのかどうなのかお伺いをしたいと思いますが、いかがでございますか。


【諸岡業務部次長】 今議員さんのおっしゃるとおりでございまして、前工団としても恒久的な貸し付けというのは趣旨に反しますので、一応市の方、建築住宅課の方に引き取ってもらうように依頼をしてございます。


【宮田議員】 依頼はしてあるということでございますが、いずれにしても前工団の財政運営という部分からはそうあるべきというふうに思っていますので、前橋市は前橋市の、また一般会計とのかかわりがあって、どうかという部分もあろうかと思いますが、前工団の財政運営の状況からすれば、そういう努力はすべきだということだけ一応申し上げておきたいと、こういうふうに思います。
 次に、除草の管理料の関係でございますけれども、工業あるいは住宅団地につきましても、相当多くの箇所に散らばって除草作業というものを実態としては行っているというふうに理解をいたしておるわけでございますが、聞き及ぶところによりますると、年2回行って、その財政支出が839万円余ということになっているわけでございますけれども、多分発注方式は年2回ということですから、これは業者に発注をして委託して除草と、こういうことだと思うんですが、そういうことでご理解してよろしゅうございますか。


【諸岡業務部次長】 業者に依頼しているところもありますし、職員がやっているところもございます。


【宮田議員】 特に職員がやっていれば、これは無料ということでございますけれども、発注額が839万円、これが業者委託の分と、こういうふうに理解をいたしますると、年2回で必ずしも除草が万全かというと、疑わしい部分もある。したがって、より効果的に除草作業を進めるという観点に立てば、ある意味では嘱託職員を雇用して年間ですべての工業団地あるいは住宅団地の除草委託をすることによって、少なくとも1人の嘱託職員を仮に採用したとしても、年間300万円、仮に倍額掛けても600万円、こういう経費の中でこれ除草作業は完遂できるというふうに私自身は考えるのですけれども、そういった視点というのは検討なさった経緯がございますか。


【諸岡業務部次長】 除草につきましては、面積的にかなり広範囲なものでありまして、時期が一緒でございますので、ある程度方面別に業者委託をして嘱託を頼んでやろうということは検討したことはございません。


【宮田議員】 時期が一致をするというふうなこと、私はそのことは否定をいたしませんが、もう少し除草のあり方についても提言できる要素はあるのかなと、こう思っておりますので、別途またご検討いただければと、こういうふうに思っています。
 それから、あと2点だけお尋ねしたいんですが、監査意見書の中で特に住宅団地について、今後も分譲促進のため価格の見直しを行いと、こういうふうな監査委員の指摘になっておるんですが、これは全体の協議会の中ではなかなか直近の住宅団地についての値下げというのは難しい要素があるなということは否定をいたしませんが、ただ監査委員からの指摘を受けて、当局はこのことについてどのように検討なされておるのかお伺いをしておきたいと思います。


【諸岡業務部次長】 一応分譲が続いておりますので、先に買った方との調整がありますけども、これは分譲価格について時価が下がっておりますので、今後検討していきたいと考えております。


【宮田議員】 最後になります。
 それから、同じく監査委員の指摘の中で、長期にわたり所有している土地で道路敷地等を既に利用もしくは云々と、こういう指摘もあるんですが、実態を見ますと、決算書の24ページに工業団地、とりわけ私どもの視線というのがある意味では五代南部であったり、既存の今売れぐあいのある団地のところに目が向いておって、ほかの工業団地には向いておらないと、こういう実態があるわけでございますが、この財産目録というんでしょうか、明細表を見ますと、かなり多くの団地に残地が残っておる。状況によると、もう既に前橋市として道路敷地で使っている部分があるんだよとか、あるいは隣地の事業者に対して買っていただくような交渉もしておるということなんですが、なかなか現行の職員体制の中で細かくやられているのかなと、こういうふうに思いますと、限界もあるということは承知をしつつも、現実に既存の古い団地の中の残地、そしてまた住宅団地についても、例えば光が丘で20.14平米だとか、緑が丘で49平米だとか、あるいは清里前原団地で171.80平米だとか、こういうふうな極めて小さい用地についても残っておると。当然これは前工団が抱えている以上、その利払いといった部分もやっていかなければいけない。逆に分譲できないことによって、前橋市としての固定資産収入にしても歳入として見込めないと、こういう部分があるわけでございまして、この辺の現状は一体どうなっておるのかなと、こういうふうに思うわけでございますが、まず実態と今後の考え方についてお伺いをいたしたいと思いますが、いかがでございますか。


【諸岡業務部次長】 この普通財産明細表は、各団地について面積的にはかなり大きくなっておりますけども、それぞれ筆がかなりございまして、全部で200筆ぐらい全体でございます。中には区画整理の換地不交付だとか、あとは河川用地だとか、古い団地では実際に道路になっておるんですけども、洪水になって現地確認不能地だとか等がございます。
 それで、今後の考え方ですけども、一応道路予定地や区画整理地区の用地については、市の方に譲渡をしたり、引き取りについての要請を行っております。また、残地の小さい物につきましては、隣地の方に売れるものについては売るような交渉を行っておりまして、1団地として使える用地につきましては、一般公募による処分だとか、あとは大きな区画につきましては一般競争入札によって分譲促進を図っていきたいと考えております。以上でございます。


【宮田議員】 道路等というふうな言い方で収束したんですけれども、以前前工団ではございませんが、土地開発公社と言われる部分の組織のときに、既に前橋市が先行して利用しているけれども、引き取りは後回しと、こういうふうな実態があったわけでございます。これは塩漬けとは別で、塩漬けというのは買って使わないのを塩漬けと言っているんですが、行政が既に利用しているけれども、引き取りをしなかったと、こういう土地がございまして、これはいわゆる公社の財政健全化計画ということで、逐一前橋市が引き取りをして土地開発公社の健全化を促してきたと、こういう経過があるわけでございますが、前工団の用地について、今ご答弁あったような等という中に、道路以外で既に前橋市がいわゆる前橋市の行政財産として利活用しているような形態というんでしょうか、施設というのがおありでございますか、ございませんか。


【諸岡業務部次長】 今前橋市の方で実際に使っておるというのはないと考えます。


【宮田議員】 思いますでなくて、あるのかないのか断言いただければと思うんですが、本当にないんならば私がここにありますよということを申し上げてもいいんですけれども、いかがでございますか。


【諸岡業務部次長】 詳細につきまして、今把握しておりませんので、後日報告したいと思いますが、よろしいでしょうか。


【戸塚業務部長】 もしよろしければ、議員さんの方でお話しいただけると大変助かるんですが、そこら辺ちょっと確認をしますので、よろしくお願いします。


【宮田議員】 一部お聞きするところによると、前橋の前橋青果ですか、市場の一角、こういう用地がございますが、記憶にございませんか。


【諸岡業務部次長】 記憶にありますが、それは前工団が市場の方に貸しております。


【宮田議員】 それは貸付収入というふうな部分に入っているんですか。


【諸岡業務部次長】 貸付収入に入っておりません。無償で貸しております。


【宮田議員】 そうしますと、例えば前橋工業団地造成組合財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例というのがございます。したがって、他の公共団体あるいは公共的団体等に云々と、こういう部分があるわけです。少なくとも前工団という形の中で財政運営をするとすれば、例えば前橋青果に無償でずっと継続して貸すということが是なのか非なのかという、まず財政運営上から。仮に無償で譲渡したとしたら、固定資産税というのは入ってくるんですね。前工団でずっと無償で貸すことが、前工団の財政運営あるいは前工団のあり方、根本的な部分ですけれども、そういう部分というのは検討なさったことはございませんか。
 あるいは逆に、前橋市が既に道路用地として使っていますよという部分があれば、前工団として無償譲渡をするということもあり得るし、先ほど答弁いただいたように、前橋市の各部局に対して買い取ってほしいという要望を出すことも私はあり得ると思うんですが、それは少なくとも内部において政策の整合性なり基本的な考え方というのは私は持つべきだと思うんですが、その辺はいかがでございますか。


【高木管理者】 今の青果市場の無償貸し付けについては、宮田議員のおっしゃることもよくわかりますので、今後前橋市がある面で政策的に貸すとすれば、前橋市が引き取って前橋市から貸し付ける方がよくご理解がいただけると思うんで、その辺を含めて検討してまいりたいと存じます。工業団地、前工団として貸し付けるよりも、その方が道理が通ると思いますし、その辺については検討の余地は十分あると思っていますので、検討し直していきたいと思います。


【宮田議員】 市長からご答弁いただいたんですが、貸し付けということの前提がよろしいのかどうかです。逆に言えば、前工団では無償譲渡もできるという条例まであるわけです。したがって、無償でも譲渡して、事後の固定資産税収入というふうなものを見込んだ方がよろしいのか、あるいは前橋市に戻したとしても、仮に無償でやるとすれば、それまた固定資産税収入にはならないわけです。したがって、その譲渡のあり方も含めてぜひご検討いただければと、こういうふうに思っております。以上です。


【長谷川議員】 議案4件に関連しまして質問させていただきます。
 決算書に示されているとおり、16年度の当局といいますか、関係部の努力にもかかわらず、工業団地も住宅団地も目標面積の分譲が進まなかったと。そういうことで、売払収入は予算額の約6割ということで、若干支出を抑えたけれども、16億円の収支の赤字が出たということなんですが、それでぜひ端的にお聞きしたいんですが、この16年度の収支結果をどのように評価し、そして既にもう17年度もあと第4四半期で終わりですが、この17年度にどういうふうに反映をさせてきたのか、そこをまずひとつお聞かせいただきたいと。
 それから、二つ目は、16年度の販売実績、分譲実績を踏まえて、17年度は新たな視点での分譲の方向性を模索したのか、あるいはそういう努力をされたのか、それが二つ目です。
 それから、三つ目は、きょう補正もしましたけれども、残り第4四半期の3カ月間にどんな努力をして、17年度は収支は黒にできるのか、やはり赤字なのか、赤字の様相が強いわけですけども、その辺三つの点を端的にお答えいただきたいと思います。


【飯塚総務部長】 前橋工業団地造成組合は単一の会計でございますから、資金をまずは持っていない。その資金を地方債ということで、長期債を調達して土地を買い、造成をして、分譲をすると。分譲して資金が回収できて、決算がどうであるかということになるわけであります。したがって、今までの決算状況をこう見ていきますと、確かにずっと赤字ではなくて、それなりに分譲ができているときには、当然その決算も黒という状況はあったわけでございまして、それが続いていたわけですが、14年度から三角、要するに赤字が生ずるということになっております。
 今申し上げましたような資金を調達して造成をする、それで分譲するということですから、分譲が済まない限りは、やはり赤の要素が強くなるということでございます。今の状況ですと、城南はおかげさまで再拡張の部分を含めて比較的分譲が進んでおります。今進めております五代南部は造成途中でありますし、それからローズタウンについても西地区の状況は前々からお話ししたとおりの状況でございます。あとは東地区が約40ヘクタール以上残っておりまして、その1期工事、東側の南から進めておりますけれども、五代とローズの今後の造成と、それから分譲の状況が今後の決算に大きくかかわってくると思っております。そういう点では、市長がかわってローズの造成については西地区はこのような状況から、東の造成は一たん進めておりますけれども、その状況等も工夫をして、できるだけ分譲を促進するということがまず何より決算をよくするということになろうかと思っています。そういう点では、かなり厳しい状況でございまして、17年度は赤字というのはもう当然だと思います。
 ただ、先ほどの決算の中でもありましたように、前年度が赤字ですから、その補てんをするために後年度、当該年度の補正予算を組んで予算措置をして、前年度の赤字分を補てんするという操作をやってきております。ですから、その前年度の赤字が少なくなってくれば、当該年度にそれも好影響を与えてくるということになるかと思っています。そういう意味では、17年度は間違いなくというのはちょっと語弊があるんですけれども、赤字にはなってしまうであろうという感じは持っております。
 ただ、これから先かなり厳しい状況が好転するかというのは、やはりかなり難しい状況ではあるのは事実であると思っています。そういう意味では、できるだけ販売促進をすると。既に造成して完成しているところ、それから今は造成しているところも販売促進をするということを真剣に考えていかなければならない。そのためには先ほど監査委員の中にもありましたが、単価の見直しということもやはり考えざるを得ないだろうと。地価が上がっているときにはお買い得感というのが当然出るわけなんですけども、逆に今地価が下がっているような状況では、下げること自体もなかなか難しいんですが、やはりここはある程度の英断をして、その分譲価格を下げて販売促進をするということも一つの方策として重要なことではあると思っております。いずれにしても、できるだけ早く処分をするということで、議員さん方にもよろしければ販売促進のためにご協力をいただきたいと、このように思っているわけでございます。


【長谷川議員】 今お答えいただいたとおり、経済情勢もやや好転したとはいえ、中小企業はまだまだ大変な状況ですし、勤労者所得もずっと低迷していますから、工業団地も住宅団地も非常に分譲する側にとってみれば困難な条件が横たわっているというふうに思うんです。
 それで、例えばローズタウンの販売については、東部地区の造成に合わせて、とりせんを誘致したということもあって、一定の条件の好転に結びつくかなというふうに思うんですけども、まだまだお金をかけないでやれる取り組みが十分ではないんじゃないかというふうに思いますので、ちょっと2点ばかりお聞きしたいんですが、一つはローズタウンの方からですけれども、ローズタウンの子供たちが通う桂萱東小学校、非常にマンモス化して、せっかく県が30人学級制度をスタートさせて教員の人件費を県がもつということでスタートしたんだけれども、前橋市内45校ある中で5校、教室不足で実施できなかったと。その一つがローズタウンの子供たちが通う桂萱東小学校と。ですから、前工団としても部長、管理者、前橋市の職員ですから、教育委員会に対してこのローズタウン団地を販売する上で、若年層が購入する人が多いわけですから、学校が手狭でせっかく広がった30人学級が実施できなくて、あそこじゃまだ学校も大変だし、ちょっとあそこは手控えようということになって、みすみす販売条件を悪くしているというのが一つあります。
 それから、もう一つは、大室公園からローズタウンを経由して、そして前橋駅、それから前橋公園までつながっている中央バスの路線、あそこは1時間に1本、非常に不便だということで、少子高齢化社会で住宅団地を分譲している割には、これから相当な、1,000区画を販売するかもしれないところについては、公共交通の政策が非常に弱いと。全然変化していない。県立心臓血管センターは、あそこからバスでおりて上電の駅から行くしか公共交通ないんですよね、大胡県道はバスはないですから。そういう意味では、縦横斜めの連携というか、せっかくローズタウン団地で定住をして子育てをし、あるいは老後を過ごそうという人たちにとっての配慮が非常に少ない。やはり住宅を購入する場合には、住みよいか、生涯そこで住めるか、安心して暮らせるかということが購入の意欲につながってくるというふうに思うんです。そういう点では非常に弱いと思うんだけれども、幹部の皆さんがそろっているんですが、教育委員会や交通政策担当課に対して、ローズタウン団地販売に向けてのそういう調整、努力を一体されているのかどうなのかと。余りされていないような気がするんですが、その辺どうですか。


【戸塚業務部長】 今議員さんご指摘の桂萱東小学校の関係、確かに手狭になるとか、若い人がかなり購入をしている実態がございます。それから、あとは通学路等の問題も恐らく出てくるだろうということで、我々としますと、教育委員会に販売状況、今後の計画、そういったものを今から検討していただきたいということで投げかけてございます。
 それから、バス路線もご指摘をいろいろいただいておりますので、やはり今後の少子高齢化を考えますと、バス路線も現在検討しております。以上でございます。


【長谷川議員】 通学路はわかりましたけれども、教室の増設なんかはどうですか、教室の増設。


【戸塚業務部長】 それも教育委員会で予測を立てて、年齢層とかということから割り出して、そういうことも配置計画とか今後の増設とか、それも見て……


【長谷川議員】 検討中。


【戸塚業務部長】 はい、検討させていただいているというような状況です。


【長谷川議員】 ぜひそういう連携を図っていただきたいというふうに思います。期待をしております。
 それから、五代南部工業団地の方ですけれども、ここは内陸ですから、城南団地や道路アクセスのいいところと比べて、上武道待ちということになっていて、ここでの分譲というのが非常に悩みを抱えているところだというふうに思うんですけども、そこで全国の内陸型の工業団地の分譲の状況を見てみますと、必ずしも今企業がグローバル化して海外にどんどん進出しているという状況の中で、外から企業を誘致していこうということはなかなかやっぱり困難が伴うということで、地場産業育成というような観点で、市内企業あるいはJAなどと連携して農産物の加工施設なんかをつくって、それで地域経済も振興するし、工業団地も販売が促進されるというような方向の模索が始まっているんです。
 既にその他の場でエコ団地なんかの議論もありましたけれども、ちょっといろいろ調べてみましたら、三重県の鈴鹿市というのが市内の工業団地がなかなか売れなくて、ほとんどつくったけれども、企業が誘致できないというようなところで困って、7年前に自動車リサイクル工場を誘致したんです。それは外の企業じゃなくて、市内を中心にして、県内も入っています、市外も入っていますけども、県内企業が協同組合をつくって、そして自動車のリサイクルセンターをつくって、大体年間3万台を目標に県内の使用済み自動車を解体して分解、再生産、再使用する工場で、資源として販売するプラントをつくっていったら、とにかく解体過程でごみは出ないし、周りへの公害も発生させない。それで、その協同組合の周りに関連の企業が誘致されて、完売して、もうえらくいい販売促進になったというぐらいなことをやっているわけです。これ紹介なんですが、そういうふうに地場産業育成というような観点で、ただ外から企業を待つというんじゃなくて、もう少し戦略を立てて、雇用もふえるし、その経営も強化されるというような企業誘致の方向をもう少し出して、一般論で引き合いを待つというんじゃない方がいいと思うんですが、その辺の努力はどうですか。


【戸塚業務部長】 今議員さんがご指摘のとおり、21世紀は循環型社会になると言われておりますので、そういった点も大いに取り入れて現在検討しております。
 それから、市内の企業との連携をというお話もありましたが、ことしの8月でしたか、前橋市の商工会議所の会員の方々と新産業誘致プロジェクトというものを立ち上げて、それぞれ持っているノウハウあるいは企業との関連でいろいろ企業の方は顔が広いもんですから、そういうところで全国へ投げかけたりする方法を今模索して検討しております。近々いろんなパンフレットをつくったり、名刺を議員さんに持ってもらって、そういう企業活動もしていただくというような活動も今考えておりますので、近々動き出すと思いますので。


【長谷川議員】 企業誘致条例で固定資産税の減免だとか水道料の減免などという誘致企業が喜ぶような対応をされていますけれども、それだけではやはり今のこのような経済状況の中では進まないと思いますので、ぜひ誘致戦略を一般論じゃなくてこの前橋の地域経済が同時に進行するような方針を立てて、それで誘致を進める努力をぜひ尽くしていただきたいと思います。以上です。


【高木管理者】 先ほどの宮田議員さんの青果市場の関係なんですけれども、貸借関係は昭和56年9月11日から発生しています。最初は1年ごとの使用貸借、無償ということでやっておりました。
 それから、平成6年4月1日になって、平成26年3月31日までの20年間の使用貸借、無償でありますけれども、結んでおります。
 税の関係についてですけれども、平成17年の税額ですけれども、土地について706万円、市場として。建物が83万円、償却資産が22万円ということです。年税として811万円お支払いいただいていると、こういうことになっております。ご指摘をいただいたときに、少しお話をしましたけれども、政策的な部分も市場という今運営の内容からしてこういう形をとってきたと思います。ですから、今無償譲渡でもある部分で固定資産税、それなりにある程度上がるとは思うのですね、そういう場合に。それと、その貸借で政策的にやるのと、どちらが重いか、またどちらがやはり市場の活性化、市場の運営の云々ということもありますし、あれが市民生活にどういう寄与をしていただいているかというようなことも含めて、または今言う前橋工業団地造成組合の財政ということを考えますと、いろんなことをシミュレーションして、またこの前工団議会とも相談をしながら進めていくことがいいかなというふうに今思っておりますので、先ほどの答弁の不足部分を申し上げたわけでありますけれども、よろしくお願いしたいと思います。


【高橋議長】 ほかにご質疑はよろしゅうございますか。
               (「なし」の声あり)


【高橋議長】 質疑もございませんので、以上で質疑を終わります。
 なお、本会議での質疑、討論については、なしという扱いでよろしゅうございますか。
               (「異議なし」の声あり)


【高橋議長】 ご異議もないようですので、そのように進めさせていただきます。



             ◎ 散       会

【高橋議長】 以上で全員協議会の議事全部を終了いたしましたので、会議を閉じます。
 なお、この後直ちに本会議を開きますので、ご配付をした資料をご持参の上、議場にご参集をお願いいたします。
                                       (午後2時20分)