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平成20年  9月 定例会−10月10日-05号




平成20年 9月 定例会
群馬県議会会議録  第5号
平成20年10月10日        出席議員 48人 欠席議員 0人 欠員 2人
   田島雄一  (出席)       中村紀雄  (出席)
   原 富夫  (出席)       早川昌枝  (出席)
   関根圀男  (出席)       中沢丈一  (出席)
   腰塚 誠  (出席)       塚越紀一  (出席)
   南波和憲  (出席)       黒沢孝行  (出席)
   五十嵐清隆 (出席)       小野里光敏 (出席)
   真下誠治  (出席)       金田克次  (出席)
   松本耕司  (出席)       金子一郎  (出席)
   久保田順一郎(出席)       長谷川嘉一 (出席)
   須藤昭男  (出席)       岩井 均  (出席)
   金子浩隆  (出席)       平田英勝  (出席)
   大沢幸一  (出席)       塚原 仁  (出席)
   村岡隆村  (出席)       織田沢俊幸 (出席)
   中島 篤  (出席)       狩野浩志  (出席)
   新井雅博  (出席)       福重隆浩  (出席)
   橋爪洋介  (出席)       岩上憲司  (出席)
   今井 哲  (出席)       関口茂樹  (出席)
   舘野英一  (出席)       久保田 務 (出席)
   萩原 渉  (出席)       星名建市  (出席)
   大林俊一  (出席)       茂木英子  (出席)
   角倉邦良  (出席)       井田 泉  (出席)
   笹川博義  (出席)       須藤和臣  (出席)
   あべともよ (出席)       水野俊雄  (出席)
   後藤克己  (出席)       石川貴夫  (出席)
説明のため出席した者の職氏名
   知事         大澤正明
   副知事        茂原璋男
   副知事        稲山博司
   教育委員長      杉原みち子
   教育長        福島金夫
   選挙管理委員長    ?山 ?
   人事委員長      福島江美子
   代表監査委員     富岡惠美子
   公安委員長      阿久澤 浩
   警察本部長      折田康徳
   企業管理者      篠?健司
   病院副管理者     小出省司
   総務部長       中山博美
   企画部長       石田哲博
   生活文化部長     小川惠子
   健康福祉部長     下城茂雄
   環境森林部長     入沢正光
   農政部長       林 宣夫
   産業経済部長     柿沼伸司
   県土整備部長     川瀧弘之
   会計管理者      鈴木恵子
   財政課長       細野初男
   財政課次長      友松 寛
職務のため出席した者の職氏名
   局長         須田栄一
   総務課長       川田恵一
   議事課長       緑川善彦
   議事課次長      中島三郎
   議事課係長      内田善規
   議事課主幹      佐藤彰宏
   議事課副主幹     堀 和行
    平成20年10月10日(金)
                  議  事  日  程  第 5 号
第1 委 員 長 報 告
 第90号議案 平成20年度群馬県一般会計補正予算(第2号)
 第91号議案 平成20年度群馬県流域下水道事業費特別会計補正予算(第1号)
 第92号議案 平成20年度群馬県中小企業振興資金特別会計補正予算(第1号)
 第93号議案 平成20年度群馬県工業用水道事業会計補正予算(第1号)
 第94号議案 平成20年度群馬県病院事業会計補正予算(第1号)
 第95号議案 群馬県特別職報酬等審議会条例及び群馬県議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例
 第96号議案 公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例
 第97号議案 群馬県県税条例の一部を改正する条例
 第98号議案 群馬県特定非営利活動促進法施行条例の一部を改正する条例
 第99号議案 群馬県保健師助産師看護師法関係手数料条例の一部を改正する条例
 第100号議案 群馬県墓地、埋葬等に関する法律施行条例の一部を改正する条例
 第101号議案 群馬県立農林大学校の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例
 第102号議案 群馬県畜産関係手数料条例の一部を改正する条例
 第103号議案 勢多郡富士見村を廃し、その区域を前橋市に編入することについて
 第104号議案 地方財政法第27条の規定による市の負担について
 第105号議案 土地改良法第90条の規定による市村の負担について
 第106号議案 独立行政法人水資源機構法第26条の規定による市町の負担について
 第107号議案 旧農用地整備公団法第27条の規定による市町村の負担について
 第108号議案 群馬県土地開発公社定款の一部変更について
 第109号議案 請負契約の締結について
 第110号議案 請負契約の締結について
 第111号議案 損害賠償の額を定めることについて
 第112号議案 群馬県病院事業欠損金の資本剰余金による処理について
                          以 上 知 事 提 出
   ・請願
第2 発議案の付議
   ・議第14号議案から議第19号議案について
第3 特定事件の継続審査
第4 追加議案の上程
   ・平成19年度群馬県一般会計歳入歳出決算、同特別会計歳入歳出決算の認定について
                          以 上 知 事 提 出
                            (提 案 説 明)
    午前10時2分開議
 ● 開     議
○腰塚誠 議長 これより本日の会議を開きます。
 ● 諸 般 の 報 告
○腰塚誠 議長 日程に入る前に、諸般の報告をいたします。
 去る10月8日、群馬県人事委員会委員長から議長あてに、地方公務員法第8条第1項及び第26条の規定に基づく職員の給与等に関する報告及び勧告がありました。その写しをあらかじめ配付いたしておきましたので、御了承願います。
 ● 新任者の紹介
○腰塚誠 議長 次に、新任者の紹介をいたします。
 去る10月3日付けをもって就任されました杉原みち子教育委員会委員長御登壇願います。

         (杉原みち子教育委員会委員長 登壇)
◎杉原みち子 教育委員会委員長 おはようございます。ただ今紹介いただきました杉原みち子と申します。ただ今、目まぐるしく変化する教育行政やモンスターペアレントなどの社会現象、そして教育委員会にも大きな関心が寄せられております。群馬県が大好きな私といたしましては、委員の方々、事務局の皆様との活発な議論を重ね、信頼関係を築き、群馬の教育の一助となりますよう取り組んでまいりたいと存じます。御指導のほどよろしくお願いいたします。(拍手)
○腰塚誠 議長 次に、去る10月2日付けをもって就任されました井上惠津子教育委員会委員御登壇願います。

         (井上惠津子教育委員会委員 登壇)
◎井上惠津子 教育委員会委員 おはようございます。ただ今御紹介いただきました井上惠津子と申します。10月2日付けをもちまして教育委員に就任させていただきました。私は37年間の教職生活を平成18年度末をもって定年退職いたしました。この間、小学校、中学校、養護学校と子どもたちからたくさんの感動をもらいました。今の私にとっては、子どもたちからもらったこの感動が宝物でございます。今、子どもたち一人ひとりにとって、学校が本当に心の居場所があって、活動の場があって、そして学校へ行くのが楽しい、友達がいて楽しい、そんな学校であってほしいなというふうに思っております。金子みすゞさんの「みんなちがって、みんないい」という言葉がありますけれども、私はこの言葉が大好きです。一人ひとりの子どもたちにとって学校が本当に楽しいところであるようにと願っております。
 今、社会の変化に伴いまして、教育行政もいろいろと本当に目まぐるしい変革をしているところだというふうに思います。私は、本当に微力ではございますけれども、今までの自分の経験と体験を活かして、そして子どもたちの健全な育成のために、子どもたちを中核に据えて、今この責務をしっかりと果たせるように取り組んでまいりたいと思います。今、本当にこの重責に身が引き締まる思いでおります。皆様方の御支援と御鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げまして、簡単でございますが、ごあいさつにかえさせていただきます。どうぞ皆さん、よろしくお願いいたします。(拍手)
○腰塚誠 議長 次に、同じく10月2日付けをもって就任されました荒川香苗教育委員会委員御登壇願います。

         (荒川香苗教育委員会委員 登壇)
◎荒川香苗 教育委員会委員 おはようございます。ただ今御紹介いただきました荒川香苗と申します。10月2日付けをもちまして就任いたしました。私は、自らの子育てとともに15年間子育て支援活動に関わってまいりました。そのことで今回御推薦いただいたかと思っております。私は、人はより良い明日を築くために誰もが成長していける、そう信じて子育て支援活動を行ってまいりました。次世代の育成に大きく影響のある教育委員という大切な任務をいただいたことは大変身が引き締まる思いです。気持ちを新たに一所懸命取り組んでまいりたいと思います。皆様、御指導、御鞭撻のほどどうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
○腰塚誠 議長 次に、去る10月1日付けをもって就任されました横田秀治監査委員御登壇願います。

         (横田秀治監査委員 登壇)
◎横田秀治 監査委員 おはようございます。10月1日付けで監査委員に選任されました横田秀治であります。謹んでごあいさつ申し上げます。監査委員の重責を全うするために皆様の御指導をお願いし、私自身もさらに研鑚に努め、職責を全うしたいと思っております。前任の岸監査委員を見習って、皆さんのお役に立てるようにと願っております。どうぞ今後ともよろしく御指導いただきますようお願い申し上げ、ごあいさつとさせていただきます。よろしくお願いいたします。(拍手)
 ● 委 員 長 報 告
○腰塚誠 議長 
△日程第1、第90号から第112号までの各議案及び各請願を議題とし、委員長の報告を求めます。
 厚生文化常任委員会村岡隆村委員長御登壇願います。

         (厚生文化常任委員会 村岡隆村委員長 登壇 拍手)
◎厚生文化常任委員会(村岡隆村 委員長) 厚生文化常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について御報告申し上げます。
 案件の詳細につきましては、お手元に配付の報告書のとおりでありますが、本委員会におきましては、審査に先立ち付託議案について当局から説明を受けた後、質疑を行いましたので、以下その大要を申し上げます。
 初めに、生活文化部関係でありますが、まず、消費者行政に関して、消費者庁設置に対応した体制整備及び多重債務者対策を含めた消費者教育の取り組み状況について質疑が行われました。
 次に、男女共同参画に関して、ぐんま男女共同参画センター――仮称であります――設置に向けた準備状況が質されたほか、群馬県女性会館の指定管理者である財団法人群馬県女性会館の今後や、当該団体の基本財産の扱いについて当局の見解が求められました。
 続いて、少子化対策について、少子化対策推進本部における検討状況や、ぐーちょきパスポート事業の取り組みについて質疑が行われました。
 次に、国際交流に関して、アジアとの交流、特に中国との交流状況について質疑が行われたほか、多文化共生に関して、外国人集住地域における外国人児童・生徒に対する教育問題への対応や、当該地域への支援について質疑が行われました。
 続いて、文化振興に関して、文化振興基本条例の制定や、伝統文化継承事業について議論が交わされたほか、近代美術館と歴史博物館両館の総務部門の統合化について担当部局の見解が求められました。
 そのほか、生活関連物資価格調査の調査対象品目の追加、各種審議会等における女性の登用状況、NPO法人の設立状況や、その支援など様々な観点から議論が交わされました。
 次に、健康福祉部及び病院局についてでありますが、まず、災害避難時における要援護者の支援に関して、市町村における要援護者の名簿作成の実態や整備完了の見込みについて当局の見解が求められました。
 続いて、前橋市の中核市移行に伴う県全体の保健所のあり方の検討状況について質疑されました。
 次に、ドクターヘリのエレベーター設置経費について、ドクターヘリの配備が予定されている前橋赤十字病院の移転計画との整合性について説明が求められました。
 続いて、施設監査について、介護報酬の返還措置の状況が質されたほか、近年参入が増えている営利法人に対する指導監査の状況について質疑されました。
 次に、特別養護老人ホーム整備緊急対策事業について、その進捗状況が質されたほか、介護人材確保に関して就職相談など当局の取り組みが質されました。
 続いて、助産所における妊婦健診について、市町村と助産所との契約における県の関与が質されたほか、助産所と医療機関との健診内容の違い、健診費用の支払い方法について質疑されました。
 次に、新型インフルエンザ対策について、県民や関係機関に対する啓発の取り組みや危機管理室との連携、また、本定例会で補正計上された新型インフルエンザ対策費における公的発熱外来のスタッフの体制や、対応患者数の見込み及び運営方法等について質疑されました。
 続いて、県立病院の看護師確保に関して、配置の実態や定着率について質疑されたほか、看護師募集の取り組みについて質疑が行われました。
 また、県立がんセンターについて、まず、未利用が指摘されていた高額医療機器の利活用の状況が質されるとともに、損害賠償事案に対する対応が質疑されたほか、婦人科の再開に向けた取り組みについて見解が求められました。
 そのほか、ぐんま認定介護福祉士制度の意義等や、こんにゃく入りゼリーの窒息事故に関わる県内業者への対応、メラミンが混入した中国産加工食品事案に対する当局の対応について質されるとともに、医療観察病床に関わる地元との調整の経過、重粒子線治療施設に係る周知の取り組みが質疑されたほか、認知症対策、自殺防止対策、保育大学校の廃止後の対応など、各般にわたり議論が交わされました。
 以上で質疑を終結し、採決いたしました結果、本委員会に付託されました各議案は、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 引き続き行いました請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおり決定いたしました。
 最後に、意見書の発議でありますが、本委員会では、「重粒子線治療に対する早期の健康保険適用を求める意見書」、「介護従事者確保に関する意見書」及び「地域医療の堅持に関する意見書」を別途発議いたしました。
 以上、申し上げて委員長報告といたします。(拍手)
         ──────────────────────────
             厚生文化常任委員会議案審査報告書
      (予 算 議 案)
 第90号議案 第1表 歳入歳出予算補正のうち
  2 歳  出  中
        第 4 款 生 活 文 化 費
        第 5 款 健 康 福 祉 費
        第 12 款 教 育 費 中 の
         第 8 項 大  学  費
                 歳入歳出補正予算事項別明細書中
                  第2目県民健康科学大学費
 第94号議案 平成20年度群馬県病院事業会計補正予算(第1号)
      (事 件 議 案)
 第98号議案 群馬県特定非営利活動促進法施行条例の一部を改正する条例
 第99号議案 群馬県保健師助産師看護師法関係手数料条例の一部を改正する条例
 第100号議案 群馬県墓地、埋葬等に関する法律施行条例の一部を改正する条例
 第104号議案 地方財政法第27条の規定による市の負担について
 第111号議案 損害賠償の額を定めることについて
 第112号議案 群馬県病院事業欠損金の資本剰余金による処理について
                            【以上、全会一致可決】
         ──────────────────────────
             厚生文化常任委員会請願審査報告書
┌───┬─────────────────────────┬─────┬─────────────┐
│番 号│     件        名          │ 区 分 │  意      見   │
│   │                         ├─┬─┬─┤             │
│   │                         │採│不│継│             │
│   │                         │択│採│続│             │
│   │                         │ │択│ │             │
├───┼─────────────────────────┼─┼─┼─┼─────────────┤
│健福11│全額国庫負担の「最低保障年金制度」創設を政府に求 │ │ │○│引き続き調査研究を要する │
│   │める請願                     │ │ │ │             │
├───┼─────────────────────────┼─┼─┼─┼─────────────┤
│健福14│中学校卒業までの子どもの医療費無料化を求める請願 │ │ │○│     〃       │
├───┼─────────────────────────┼─┼─┼─┼─────────────┤
│健福16│障害者の教育と生活の充実を求める請願〈4項、9項 │ │ │○│     〃       │
│   │1号、10項2号、11項〉              │ │ │ │             │
├───┼─────────────────────────┼─┼─┼─┼─────────────┤
│ 1 │介護従事者確保についての請願           │○│ │ │願意妥当         │
├───┼─────────────────────────┼─┼─┼─┼─────────────┤
│ 2 │精神保健福祉諸施策等の充実に向けての請願〈1項  │ │ │○│引き続き調査研究を要する │
│   │〜3項、5項〜8項〉               │ │ │ │             │
├───┼─────────────────────────┼─┼─┼─┼─────────────┤
│ 3 │障害者施策に関する請願〈1項〉          │○│ │ │願意妥当         │
│   │                         │ │ │ │結果の報告を求める    │
├───┼─────────────────────────┼─┼─┼─┼─────────────┤
│ 4 │利根沼田地域の総合開発についての請願〈4項〉   │○│ │ │  〃           │
│   │                     (趣旨)│ │ │ │     〃       │
├───┼─────────────────────────┼─┼─┼─┼─────────────┤
│ 5 │消費者行政の体制・人員・予算の抜本的拡充を求める │ │ │○│引き続き調査研究を要する │
│   │請願                       │ │ │ │             │
├───┼─────────────────────────┼─┼─┼─┼─────────────┤
│ 6 │生活品の物価高騰に対する緊急対策を求める意見書採 │ │ │○│     〃       │
│   │択についての請願                 │ │ │ │             │
├───┼─────────────────────────┼─┼─┼─┼─────────────┤
│ 7 │社会保障関係費の2200億円削減方針の撤回を求める意 │ │ │○│     〃       │
│   │見書採択についての請願              │ │ │ │             │
├───┼─────────────────────────┼─┼─┼─┼─────────────┤
│ 8 │地域医療を守る自治体意見書の採択に関する請願   │○│ │ │願意妥当         │
└───┴─────────────────────────┴─┴─┴─┴─────────────┘
         ──────────────────────────
○腰塚誠 議長 環境農林常任委員会狩野浩志委員長御登壇願います。

         (環境農林常任委員会 狩野浩志委員長 登壇 拍手)
◎環境農林常任委員会(狩野浩志 委員長) 環境農林常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について御報告申し上げます。
 案件の詳細につきましては、お手元に配付の報告書のとおりでありますが、本委員会におきましては、審査に先立ち付託議案並びに所管事項について当局から説明を受けた後、質疑を行いましたので、以下その大要を申し上げます。
 初めに、環境森林部関係でありますが、まず、地球温暖化対策については、太陽光発電などの新エネルギー問題や、CO2 排出量削減に関わる数値目標などを条例に反映させるかが質疑され、条例制定に向け全庁的体制による取り組みが要望されました。
 また、県内のCO2 排出量の増加の原因が問われ、CO2 排出量削減に向けた抜本的な対策が求められました。さらには、CO2 の吸収源対策である森林の間伐の現状や、そのための作業道建設について質疑されました。
 そのほか、公共施設への太陽光発電施設導入やコンビニの24時間営業への規制など、温暖化防止に向けた施策について幅広く議論が交わされ、その財源としての森林環境税について当局の見解が求められました。
 次に、有害鳥獣対策については、まずその生息数が問われ、増加する被害に対する迅速な対応が求められました。また、駆除の観点から狩猟者の確保策について質疑され、被害防止の観点から県の主体的な対応が要望されました。
 そのほか、不法投棄事案の経緯や産業廃棄物処分場設置の事前協議制度における地元の合意取得についての見解、東毛地区の河川浄化への取り組み状況、地下水汚染調査内容、県内市町村におけるBDFへの取り組み状況、さらには今年度から始まった尾瀬学校への参加校数や評価、環境教育に対する考え方など、様々な環境問題について議論が交わされました。
 次に、指定管理者制度については、モニタリングの実施内容について質疑され、財務状況等の確認も必要との意見が述べられました。特にクレー射撃場について、現状と今後の考え方などが質疑されました。
 続いて、林業関係については、ぐんまの木で家づくり支援事業の実績が問われ、補助申請の手続きの簡素化が求められました。
 また、きのこ・省エネルギー施設導入緊急支援事業の対象施設や補助制度内容が質疑され、廃棄物処理法等との整合性について当局の見解が求められました。
 さらには、B・C材について、建設が予定されている加工工場の処理能力や活用方法などが質疑されました。
 次に、農政部関係ですが、まず、先日、築地市場で行われた知事のトップセールスの感想が求められ、ぐんま農産物のブランド化推進や、消費者を意識した販路拡大の戦略について質疑され、ぐんまブランド推進・野菜王国ぐんま実現に向け、行政の強い指導力が求められました。
 また、ぐんまブランドである「やよいひめ」の全国展開の現状や今後の取り組みについて当局の見解が求められました。
 次に、飼料、燃料、原材料価格の高騰による農家の窮状について見解が求められ、軽油引取税の課税免除対応の状況や、生産コスト低減技術マニュアルへの反応、総合農政推進資金融通対策事業の追加策など具体的な対策について質疑され、農家への明快な一貫した支援が要望されました。
 また、米の作柄状況が問われ、地球温暖化による米の品質の低下は、価格の低下も招く悪循環となることから、新品種の積極的な開発について要望されました。
 さらに、米の品種まで特定できるDNA検査について質疑されました。
 続いて、有害鳥獣対策については、被害の現状と対策内容が質疑され、野生動物対策研究センター設置の進捗状況や、農林大学校での履修について議論されました。
 次に、養蚕関係については、人工飼料の安定的な養蚕農家への供給のほか、国の新蚕糸対策の重点や群馬県産シルクの販売戦略について質疑されました。
 また、老朽化が進む農業技術センターの改修について質疑され、研究面だけでなく、消費者が訪問しやすい施設となるよう要望されました。
 そのほか、畜産コントラクターの利用問題、獣医師の確保、卸売市場での取引方法、有機農産物の販路拡大、担い手を育成するための基盤整備等、様々な問題が質疑され、現在の農業情勢を窮地から救うべく、21年度当初予算に向け農業予算の増額が強く要望されました。
 以上で質疑を終結し、採決しました結果、本委員会に付託されました各議案は、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
 請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおり決定いたしました。
 最後に、意見書の発議でありますが、生産者が安全・安心な農産物を将来にわたって安定して供給できるよう「農業経営の安定対策に関する意見書」を委員会より別途発議いたしました。
 以上、申し上げて委員長報告といたします。(拍手)
         ──────────────────────────
              環境農林常任委員会議案審査報告書
      (予 算 議 案)
 第90号議案 第1表 歳入歳出予算補正のうち
  2 歳  出  中
        第 6 款 環 境 森 林 費
        第 8 款 農  政  費
      (事 件 議 案)
 第101号議案 群馬県立農林大学校の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例
 第102号議案 群馬県畜産関係手数料条例の一部を改正する条例
 第105号議案 土地改良法第90条の規定による市村の負担について
 第106号議案 独立行政法人水資源機構法第26条の規定による市町の負担について
 第107号議案 旧農用地整備公団法第27条の規定による市町村の負担について
                           【以上、全会一致可決】
         ──────────────────────────
              環境農林常任委員会請願審査報告書
┌───┬─────────────────────────┬─────┬─────────────┐
│番 号│     件        名          │ 区 分 │  意      見   │
│   │                         ├─┬─┬─┤             │
│   │                         │採│不│継│             │
│   │                         │択│採│続│             │
│   │                         │ │択│ │             │
├───┼─────────────────────────┼─┼─┼─┼─────────────┤
│ 10 │西毛地区開発に関する請願〈1項1号〉       │ │ │○│引き続き調査研究を要する │
├───┼─────────────────────────┼─┼─┼─┼─────────────┤
│ 11 │利根沼田地域の総合開発についての請願〈3項〉   │○│ │ │願意妥当         │
│   │                         │ │ │ │結果の報告を求める    │
└───┴─────────────────────────┴─┴─┴─┴─────────────┘
         ──────────────────────────
○腰塚誠 議長 産業経済常任委員会織田沢俊幸委員長御登壇願います。

         (産業経済常任委員会 織田沢俊幸委員長 登壇 拍手)
◎産業経済常任委員会(織田沢俊幸 委員長) 産業経済常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について御報告申し上げます。
 案件の詳細につきましては、お手元に配付の報告書のとおりでありますが、本委員会におきましては、審査に先立ち付託議案及び所管事項について当局から説明を受けた後、質疑を行いましたので、以下その大要を申し上げます。
 初めに、産業経済部関係でありますが、まず、現下の原油・原材料価格高騰の影響を受けている本県経済の状況を踏まえ、制度融資に関して、経営サポート資金のうち原油高関連の利用状況やセーフティネット保証要件及び申請要件などについて質疑がなされたほか、財団法人群馬県産業支援機構における原油・原材料高騰対策に係る経営相談の体制について質疑が行われました。
 とりわけ制度融資に関しては、その周知に当たり、税理士会などの協力を得て今まで以上に積極的に取り組むことや、中小企業者の意見を直接聞く場を設けることについて、また、貸し渋りが起きないよう県内金融機関へ要請するとともに、金融の円滑化について国へ働きかけるよう要望がなされました。
 次に、観光に関して、観光客数、消費額調査の状況を受けたはばたけ群馬観光プランの目標値のあり方などについて質疑がなされるとともに、観光立県ぐんまを目指す本県として、しっかりとした観光の定義、基準を持つことが必要であるとの意見が述べられました。
 さらに、群馬の観光イメージアップに係る観光PRのためのぐんま大使の選考状況、県観光土産品公正取引協議会の活動状況、伝統工芸品であるこけしの販売動向、海外から来県する教育旅行の内容、ぐんま総合情報センターにおける群馬の地酒in銀座の概要など、本県の観光振興方策について様々な角度から質疑がなされました。
 続いて、人材育成に関して、独立行政法人の整理合理化方針を受けた雇用・能力開発機構の見直しによる県への影響の有無、群馬工業高等専門学校が行っている中小企業の人材育成講座などについて質疑がなされるとともに、技術力を有する若い人材を積極的にPRする機会のさらなる充実について要望がなされました。
 また、企業誘致に関して、ぐんま企業立地セミナーin名古屋の概要や本年2月の企業立地セミナー開催後の企業誘致の成果、シーテックジャパン2008への対応について質疑が交わされました。
 このほか、八ッ場ダム生活再建支援に係る経営相談の概要、太田国際貨物ターミナルへの支援、行政事務所の労働相談員の配置状況など、各般にわたって質疑が行われました。
 続いて、企業局関係でありますが、まず、板倉ニュータウン建設の見直しに関して、宅地の販売面積と販売価格、当初と見直し後の販売計画、あるいは駅南商業系地区における開発見通しや東洋大学の学生の動向などについて質疑がなされるとともに、計画変更についての住民への丁寧な説明を行うことの必要性について意見が述べられたほか、当初計画に比して計画戸数、計画人口を半減、また販売価格の減額をせざるを得なくなったことに対する公共性、公益性を持つ企業局としての総括的見解が求められました。
 また、北部産業系地区への企業誘致方針について質疑がなされ、現下の経済社会情勢や県全体への波及効果も考慮したうえで、板倉ニュータウン全体のまちづくりに資する特色ある企業を早期に誘致することの必要性について意見が述べられたほか、今後の事業推進に当たっては、県及び地元板倉町をはじめとする広域的な推進体制の構築などによるまちづくりの政策的な方針が必要であるとの意見が述べられました。
 このほか、企業誘致に関して、工業団地の分譲・造成状況や北関ベルトゾーン開発構想と企業局工業団地開発との関連、さらには、景気動向を踏まえ、今後、各県間でますます激化するであろう企業誘致競争に立ち向かうための対抗策について質疑がなされたほか、群馬ヘリポート格納庫事業とドクターヘリとの関係などについて質疑がなされました。
 以上で質疑を終結し、採決いたしました結果、本委員会に付託されました各議案は、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおり決定いたしました。
 以上、申し上げて委員長報告といたします。(拍手)
         ──────────────────────────
              産業経済常任委員会議案審査報告書
      (予 算 議 案)
 第90号議案 第1表 歳入歳出予算補正のうち
  2 歳  出  中
        第 9 款 産 業 経 済 費
 第92号議案 平成20年度群馬県中小企業振興資金特別会計補正予算(第1号)
 第93号議案 平成20年度群馬県工業用水道事業会計補正予算(第1号)
                             【以上、全会一致可決】
         ──────────────────────────
              産業経済常任委員会請願審査報告書
┌───┬─────────────────────────┬─────┬─────────────┐
│番 号│     件        名          │ 区 分 │  意      見   │
│   │                         ├─┬─┬─┤             │
│   │                         │採│不│継│             │
│   │                         │択│採│続│             │
│   │                         │ │択│ │             │
├───┼─────────────────────────┼─┼─┼─┼─────────────┤
│ 7 │「協同労働の協同組合法(仮称)」の速やかな制定を求│ │ │○│引き続き調査研究を要する │
│   │める意見書についての請願             │ │ │ │             │
└───┴─────────────────────────┴─┴─┴─┴─────────────┘
         ──────────────────────────
○腰塚誠 議長 県土整備常任委員会橋爪洋介委員長御登壇願います。

         (県土整備常任委員会 橋爪洋介委員長 登壇 拍手)
◎県土整備常任委員会(橋爪洋介 委員長) 県土整備常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について御報告申し上げます。
 案件の詳細につきましては、お手元に配付の報告書のとおりでありますが、本委員会におきましては、審査に先立ち付託議案について当局から説明を受けた後、質疑を行いましたので、以下その大要を申し上げます。
 初めに、県発注公共工事に係る提出書類の簡素化について質疑され、個々の書類の必要性や検査項目を検証し、さらなる改善につなげてほしい旨、要望されました。
 次に、工事で発生する残土の処分場が不足傾向にあることが挙げられ、将来的に大きな問題になると思われることから、早期の対応に着手するよう求められました。
 続いて、市町村の小規模公共工事に対する補助事業について、使い勝手がよくないという意見があるとして、補助事業の現況について質疑されるとともに、必要性の高い小規模公共工事に対して柔軟な対応が可能となるよう、県の支援について要望されました。
 また、建築資材の単価設定に関して、地区別に格差があることが指摘され、特に中小の建設業者の立場に立った建設産業への支援が求められました。
 次に、補正予算に計上された単独交通安全対策事業及び単独道路維持修繕事業について、その内容や補正の理由が質疑されるとともに、事業執行の方法や今後のスケジュールなどについて確認されました。
 また、今回の補正予算で生活再建緊急支援予算が計上されている八ッ場ダムについては、ダムの治水機能が議論されました。
 その中で、利根川の治水計画の概要について質疑され、計画の有効性や八ッ場ダムの治水効果について疑問が示されるとともに、治水機能を過度にダムに依存するのは現実的でないとして、治水対策を根本から再考すべきとの意見が述べられました。
 また、付け替え国道145号について、暫定2車線で整備した後に4車線化するための事業の進め方や、事業主体について質疑がなされました。
 続いて、公共交通機関の整備について取り上げられ、市町村の乗合バス補助金の執行状況や補助の考え方などが質疑されるとともに、今後の公共交通のあり方について議論が交わされました。
 また、公共交通の環境整備に関連して、将来の道州制を見越したときに、本県が州都を目指すうえで公共交通の整備は欠かせないとして、他県での新交通システムの導入事例が紹介され、そのメリットについて論じられました。
 さらに、本県の鉄道にそれらを導入していけば大きな効果が期待できるとして、今後、夢のある公共交通のビジョンを考えるべきであるとの見解が述べられました。
 以上で質疑を終結し、採決いたしました結果、本委員会に付託された議案は、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおりであります。
 最後に、意見書の発議でありますが、採択した請願第9号の願意を受けて、本委員会では、「タクシー事業の規制緩和の再検討を求める意見書」を全会一致をもって発議することと決定いたしました。
 以上、申し上げて委員長報告といたします。(拍手)
         ──────────────────────────
              県土整備常任委員会議案審査報告書
      (予 算 議 案)
 第90号議案 第1表 歳入歳出予算補正のうち
  2 歳  出  中
        第 10 款 県 土 整 備 費
        第 13 款 災 害 復 旧 費
 第90号議案 第2表 債務負担行為補正のうち
  1 追  加  中
        ・公共事業等電子入札システム(CALS/EC)入札参加資格申請受付業務労働者派遣業務委託契約
        ・水源地域整備工事請負契約
  2 変     更
 第91号議案 平成20年度群馬県流域下水道事業費特別会計補正予算(第1号)
      (事 件 議 案)
 第108号議案 群馬県土地開発公社定款の一部変更について
 第109号議案 請負契約の締結について
                              【以上、全会一致可決】
         ──────────────────────────
             県土整備常任委員会請願審査報告書
┌───┬─────────────────────────┬─────┬─────────────┐
│番 号│     件        名          │ 区 分 │  意      見   │
│   │                         ├─┬─┬─┤             │
│   │                         │採│不│継│             │
│   │                         │択│採│続│             │
│   │                         │ │択│ │             │
├───┼─────────────────────────┼─┼─┼─┼─────────────┤
│ 9 │タクシー事業の規制緩和の見直しについての請願   │○│ │ │願意妥当         │
├───┼─────────────────────────┼─┼─┼─┼─────────────┤
│ 16 │都市計画道路3・3・16号「122号線」の早期着工につ │ │ │○│引き続き調査研究を要する │
│   │いての請願                    │ │ │ │             │
├───┼─────────────────────────┼─┼─┼─┼─────────────┤
│ 18 │公共事業等における織物残糸の活用促進に関する請願 │○│ │ │願意妥当         │
│   │(趣旨)                     │ │ │ │結果の報告を求める    │
├───┼─────────────────────────┼─┼─┼─┼─────────────┤
│ 19 │西毛地区開発に関する請願〈1項2号〜5号、2項〉 │○│ │ │  〃           │
│   │              (1項2号・4号)  │ │ │ │    〃        │
├───┼─────────────────────────┼─┼─┼─┼─────────────┤
│ 20 │県道小根山森林公園線の抜本改修についての請願   │ │ │○│引き続き調査研究を要する │
├───┼─────────────────────────┼─┼─┼─┼─────────────┤
│ 21 │利根沼田地域の総合開発についての請願〈2項〉   │○│ │ │願意妥当         │
│   │                  (2項1号) │ │ │ │結果の報告を求める    │
│   │                         ├─┼─┼─┼─────────────┤
│   │                  (2項2号) │ │○│ │実施困難         │
└───┴─────────────────────────┴─┴─┴─┴─────────────┘
         ──────────────────────────
○腰塚誠 議長 文教警察常任委員会中島篤委員長御登壇願います。

         (文教警察常任委員会 中島 篤委員長 登壇 拍手)
◎文教警察常任委員会(中島篤 委員長) 文教警察常任委員会に付託された案件の審査経過と結果について御報告申し上げます。
 案件の詳細につきましては、お手元に配付の報告書のとおりでありますが、本委員会におきましては、審査に先立ち付託議案について当局から説明を受けた後、質疑を行いましたので、以下その大要を申し上げます。
 初めに、教育委員会関係であります。管理職の資質向上に関連して、管理能力を高めるための研修の状況について質疑されるとともに、若い教員に対しての指導の徹底が必要であり、あいさつができない教員が増えている例を中心に議論が交わされました。
 次に、教員免許更新制について、制度の周知徹底の状況や、更新の対象となる教員の負担が軽減できるような講習のあり方などが質疑されるとともに、万全な体制で臨むよう要望されました。
 また、教育振興基本計画に関して、核家族化による影響や命の尊厳についても重要課題として取り組むべきことや、基本計画の達成目標などが質疑されました。
 続いて、教員採用試験の改善について質疑されるとともに、管理職選考や事務職員の昇任について、公正な人事や、優秀な教員を採用できるような選考内容の見直しについて要望されました。
 また、中学校と高校の入学式が同日となっていることから、実施日について質疑されました。
 次に、埋蔵文化財調査事業について、県財政の負担軽減や土地開発事業の推進等の観点から発掘調査費の軽減策について質疑されるとともに、学校運営費の補正予算について、原油高騰を十分反映した内容となっているか議論が交わされました。
 また、全国学力学習状況調査における本県の特色について質疑されるとともに、いわゆるモンスターペアレンツが社会問題となっており、本県における具体的な事例について意見が交わされました。
 さらに、来年度大学受験等を迎える県立中央中等教育学校の生徒の進路指導について、十分に状況を把握するよう要望されました。
 その他、複式学級の状況、平成22年に開催される国体関東ブロック大会に伴う施設整備、防犯メールの活用、通学路の安全対策などについて活発に議論が交わされました。
 続いて、警察本部関係でありますが、交通関係では、道路標識の整備について、大型標識や高輝度標識の設置状況や設置基準について質疑されるとともに、消えかけたセンターラインや古くなった道路標識が多いため、その補修などが要望されました。
 次に、視覚障害者の信号機について、音響式信号機の設置状況や、異種鳴きかわし方式信号機への切り換えの状況などが質疑されるとともに、視覚障害者が安心して市街地を歩けるよう、音量を考慮した設置を心がけるよう要望されました。
 また、運転免許証については、即日交付拡大の準備状況について質疑されるとともに、交通安全協会への加入状況や加入することのメリット、視覚障害者の免許取得状況などについて議論されました。
 さらには、交通機動隊について、訓練箇所が手狭となっているため、環境整備の必要性について質疑されるとともに、暴走族の取り締まり状況や暴力団による関与の状況について意見が交わされました。
 続いて、みなかみ町で発生したレイブによる薬物事件について、その対応策や地元自治体との連携などについて質疑されました。
 また、桐生第一高校の不祥事について、県警本部が学校を直接指導することとなった経緯や、改善指導の状況などについて活発に議論されました。
 次に、変死体の死亡原因特定のため、群馬大学Aiセンターに新たに設置されたCTスキャンの有効活用が要望されるとともに、解剖率の向上について議論されました。
 また、市街地の防犯対策として、パトロール強化や防犯灯の整備について要望がされました。 さらには、振り込め詐欺の状況や、銀行員を装って現金を引き出す新たな手口について質疑されました。
 そのほか、スタートして10カ月が経過した上州くん安全・安心メールの事業効果や、警察本部で実施されている省エネ対策などについて質疑されるとともに、玉村町交番の増員について要望されました。
 以上で質疑を終結し、採決いたしました結果、本委員会に付託されました議案は、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおり決定をいたしました。
 以上、申し上げて委員長報告といたします。(拍手)
         ──────────────────────────
             文教警察常任委員会議案審査報告書
      (予 算 議 案)
 第90号議案 第1表 歳入歳出予算補正のうち
  2 歳  出  中
        第 11 款 警  察  費
        第 12 款 教  育  費
               ただし、次の事項を除く
                第 8 項 大  学  費
 第90号議案 第2表 債務負担行為補正のうち
  1 追  加  中
        ・運転者管理システム改修委託契約
      (事 件 議 案)
 第110号議案 請負契約の締結について
                              【以上、全会一致可決】
         ──────────────────────────
              文教警察常任委員会請願審査報告書
┌───┬─────────────────────────┬─────┬─────────────┐
│番 号│     件        名          │ 区 分 │  意      見   │
│   │                         ├─┬─┬─┤             │
│   │                         │採│不│継│             │
│   │                         │択│採│続│             │
│   │                         │ │択│ │             │
├───┼─────────────────────────┼─┼─┼─┼─────────────┤
│ 5 │西毛地区開発に関する請願〈3項〉         │ │ │○│引き続き調査研究を要する │
├───┼─────────────────────────┼─┼─┼─┼─────────────┤
│ 6 │子どもひとりひとりをきめ細かくケアするための教育 │ │ │○│     〃       │
│   │環境の整備を求める請願              │ │ │ │             │
├───┼─────────────────────────┼─┼─┼─┼─────────────┤
│ 10 │西毛地区開発に関する請願〈3項〉         │ │ │○│     〃       │
├───┼─────────────────────────┼─┼─┼─┼─────────────┤
│ 11 │利根沼田学校組合立利根商業高等学校の県立移管につ │ │ │○│     〃       │
│   │いての請願                    │ │ │ │             │
└───┴─────────────────────────┴─┴─┴─┴─────────────┘
         ──────────────────────────
○腰塚誠 議長 総務企画常任委員会新井雅博委員長御登壇願います。

         (総務企画常任委員会 新井雅博委員長 登壇 拍手)
◎総務企画常任委員会(新井雅博 委員長) 総務企画常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について御報告申し上げます。
 案件の詳細につきましては、お手元に配付の報告書のとおりでありますが、本委員会におきましては、審査に先立ち付託議案について当局から説明を受けた後、質疑を行いましたので、以下その大要を申し上げます。
 初めに、企画部関係でありますが、今年7月にオープンしたぐんま総合情報センターに関し、企業誘致活動の基本的な戦略等について質疑されたほか、イベントを行う際のPRやチラシの活用、職員の人選方法や情報発信の最前線として運営していくに当たっての決意などについて議論が交わされました。
 また、県の知名度向上や観光客誘致に向けて設置が検討されているぐんま大使の活用方法について質疑されました。さらに、大阪事務所について、企業誘致や情報発信などを行うために、十分機能させるべきであるとの見解が述べられました。
 次に、赤城山南面の地域振興に関し、農業や観光と連携した取り組みの検討や、赤城山南面の活性化に向けた仕組みづくり等について議論が交わされ、上武国道や北関東自動車道の整備により人の交流が進む可能性があり、前向きに検討するよう要望されました。
 続いて、情報通信白書について、行政サービスの情報化調査の結果に関する当局の見解や、県内市町村の情報化の状況等について質疑されたほか、県と市町村の連携について議論されました。
 また、県のイメージアップ戦略に関連して、戦略会議の開催状況や意見の活用、ぐんま総合情報センターとの連携の必要性について質疑されました。
 さらに、県ホームページについて、リンク設定の状況等について議論が交わされ、トータルなコンセプトを持って情報発信するよう意見が述べられました。
 また、県民リポーターに関し、県の施設や行事のページとのリンクや、リポート等の活用について質疑されました。
 次に、世界遺産登録に向けて、平泉の登録延期を受け、延期になった理由や本県への影響などについて質疑されるとともに、他地域との連携や類似遺産との比較研究などについて議論され、登録活動のコンセプトや軸足をどこに置いているのかが見えるようにしてほしい旨、意見が述べられました。
 さらに、はばたけ群馬構想について、次の時代を見据えたビジョンの必要性について当局の見解が質され、財政面での検証や、県民や議会等の意見聴取が必要であるとの意見が述べられました。
 続いて、八ッ場ダムに関して、藤岡市が川筋の異なる八ッ場ダムに水源手当てをすることにより神流川から取水できる理由や、都市化の進展に伴う夏季の農業用水から水道用水等への合理化転用などについて議論が交わされました。
 このほか、職員提案のアイデアや改善の提案状況などについて質疑されたほか、県のシンクタンクである企画部としての取り組み状況、県政世論調査における調査目的や結果の活用について議論されたほか、県政モニター制度や出前なんでも講座の実施状況等について質疑されました。
 続いて、総務部関係でありますが、まず、職務に関する不当な働きかけについて、働きかけの定義や判断基準について質疑されたほか、働きかけについての記録や公表等の取り扱い、責任の所在などについて議論が交わされました。また、公益通報者保護制度に関わる職員の外部通報窓口の設置等に関して、これまでの内部通報の実績等について質疑されました。
 次に、危機管理に関して、新型インフルエンザの流行が危惧される中、過去の流行事例であるスペイン風邪の本県死者数について質疑されるとともに、市町村や関係機関との連絡体制の構築や訓練の実施並びに防災情報通信ネットワークシステムに県・市町村間のテレビ会議システムを検討することなどについて議論されました。
 また、ぐんま国際アカデミー関連では、アカデミーの現況や私学振興会との関係、県の助成等について質疑されるとともに、教職員の年金や処遇、さらに高等部建設に対する対応等について当局の見解が求められたほか、私学経営に関して、生徒数の確保や県の支援の必要性などについて議論が交わされました。
 続いて、農業に関わる軽油引取税の課税免除に関し、申請件数や手続きの状況、農協等関係団体との連携の状況について質疑され、制度の改正や申請の簡略化に取り組むよう要望されました。また、不正軽油対策に関し、撲滅対策の現状や摘発状況について質疑されました。
 次に、消防団の活動に関連して、県内各消防団の1人当たりの運営費や報酬について質疑されるとともに、団員の高齢化が進む中、入団促進に向けた勧誘や補助制度、さらに報酬支給額の一元化に向けた県の役割などについて当局の見解が求められました。
 また、119番通報におけるGPS(位置情報通信)システムについて、一元化に向けた現状や早期導入の検討について意見が交わされました。
 続いて、今年6月に導入したふるさと納税に関し、現状や今後の取り組み状況について質疑されたほか、5年先には全国のトップになるよう知恵を出してもらいたい旨、要望されました。
 また、条例指定寄附金について、県税条例の改正案が提出されている中、当局の基本的な考え方や、個別規定の状況等について見解が求められました。
 さらに、選挙管理委員会の投票啓発活動に関し、活動の取り組み状況や出前講座による啓発活動の実施状況、啓発活動の工夫の必要性について議論され、若いうちに選挙の大切さを知ってもらうよう取り組んでほしい旨、要望されました。
 このほか、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく県内市町村の健全化判断比率の状況をはじめ、県の財務規則の改正や債権回収の状況、県立女子大学と大連外国語学院との提携のほか、市町村合併講演会の開催など、幅広い観点から意見が交わされました。
 以上で質疑を終結し、討論を省略して採決した結果、本委員会に付託された議案は、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおり決定いたしました。
 最後に、意見書の発議でありますが、「新たな過疎対策法の制定に関する意見書」を委員会により別途発議いたしました。
 以上、申し上げて委員長報告といたします。(拍手)
         ──────────────────────────
              総務企画常任委員会議案審査報告書
      (予 算 議 案)
 第90号議案 本文
 第90号議案 第1表 歳入歳出予算補正のうち
  2 歳  出  中
        第 2 款 総  務  費
        第 3 款 企  画  費
        第 12 款 教 育 費 中 の
         第 8 項 大  学  費
                歳入歳出補正予算事項別明細書中
                 第 1 目 女子大学費
 第90号議案 第1表 歳入歳出予算補正のうち
  1 歳     入
        第 5 款 地 方 交 付 税
        第 7 款 分担金及び負担金
        第 8 款 使用料及び手数料
        第 9 款 国 庫 支 出 金
        第 10 款 財 産 収 入
        第 13 款 繰  越  金
        第 14 款 諸  収  入
 第90号議案 第2表 債務負担行為補正のうち
  1 追  加  中
        ・県税電算総合システム改修委託契約
 第90号議案 第3表 県債補正
      (事 件 議 案)
 第95号議案 群馬県特別職報酬等審議会条例及び群馬県議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例
 第96号議案 公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例
 第97号議案 群馬県県税条例の一部を改正する条例
 第103号議案 勢多郡富士見村を廃し、その区域を前橋市に編入することについて
                             【以上、全会一致可決】
         ──────────────────────────
              総務企画常任委員会請願審査報告書
┌───┬─────────────────────────┬─────┬─────────────┐
│番 号│     件        名          │ 区 分 │  意      見   │
│   │                         ├─┬─┬─┤             │
│   │                         │採│不│継│             │
│   │                         │択│採│続│             │
│   │                         │ │択│ │             │
├───┼─────────────────────────┼─┼─┼─┼─────────────┤
│総務3│高崎競馬場跡地の土地所有権の整備と有効利用につい │ │ │○│引き続き調査研究を要する │
│   │ての請願                     │ │ │ │             │
├───┼─────────────────────────┼─┼─┼─┼─────────────┤
│ 1 │西毛地区開発に関する請願〈4項〉(趣旨)     │○│ │ │願意妥当         │
│   │                         │ │ │ │結果の報告を求める    │
├───┼─────────────────────────┼─┼─┼─┼─────────────┤
│ 2 │精神保健福祉諸施策等の充実に向けての請願〈4項〉 │ │ │○│引き続き調査研究を要する │
├───┼─────────────────────────┼─┼─┼─┼─────────────┤
│ 3 │障害者施策に関する請願〈2項〉          │○│ │ │願意妥当         │
│   │                         │ │ │ │結果の報告を求める    │
├───┼─────────────────────────┼─┼─┼─┼─────────────┤
│ 4 │利根沼田地域の総合開発についての請願〈1項〉   │ │ │○│引き続き調査研究を要する │
└───┴─────────────────────────┴─┴─┴─┴─────────────┘
         ──────────────────────────
○腰塚誠 議長 行財政改革特別委員会長谷川嘉一委員長御登壇願います。

         (行財政改革特別委員会 長谷川嘉一委員長 登壇 拍手)
◎行財政改革特別委員会(長谷川嘉一 委員長) 行財政改革特別委員会における審査の経過について御報告申し上げます。
 本委員会におきましては、当局から資料説明を受けた後、質疑を行いましたので、以下その大要を申し上げます。
 初めに、職務に関する不当な働きかけに対する対応について、各般にわたり議論が交わされました。
 まず、要綱を制定する契機について質され、続いて、判断基準に関して、不当か否かの定義はどのようなものか、また線引きは可能か、議員活動を萎縮させるものにならないか、もっと議論を深めるべきで拙速になっていないかなど多くの意見が出されるとともに、不当であるか否かは、当局の判断によるものではなく、県民にとって不利益か否かで判断されるべきではないかとの意見が述べられました。
 続いて、公共施設のあり方検討委員会に関して、その検討状況が質されるとともに、事業評価との関連が質疑されたほか、中でも審議対象施設であるぐんま昆虫の森に関しては、これまで存在価値を高める取り組みを行ってきたのか、地元に不安を与えているのではないか、開園してまだ日が浅く見直しが拙速ではないかなど、各般にわたり議論が交わされました。
 また、あり方検討委員会の審議対象施設に教育施設が多いが、教育ということが錦の御旗になっていないかとの指摘がなされ、見直しに当たっては、そうした観点とは異なった視点で検討をすることも必要ではないかとの意見が述べられました。
 次に、県税の収入が当初予算に計上した額を約160億円下回る見通しとなったことについて、その原因や財源確保について質され、昨今の景気状況を踏まえ、今後の税収面での見通しが質疑されたほか、年度途中における事業の見直し状況や、減収補てん債の発行に関して当局の見解が求められました。
 続いて、道州制に関して、当局の基本的な認識が質されたほか、早くから準備に向けて検討を重ねるべきとの意見や、本県の立地条件の優位性から、州都を目指すべきとの意見が述べられました。
 次に、県立病院に関して、まず、医師確保に対する当局の取り組みが質され、続いて、欠損金の資本剰余金による処理の内容について説明が求められました。
 また、県立病院改革については、経営形態に関する当局の見解が求められたほか、旧改革ヴィジョンの目標が達成できなかった点に対する当局の認識が質されるとともに、がんセンター新病院開設後の経営状況を踏まえ、病院の建物や医療機器の設備投資については十分慎重に検討すべきとの意見が述べられました。
 続いて、土地開発基金に関して、運用可能な現金の保有状況、保有土地の現在の評価額、長期間塩漬けになった理由について質疑が行われるとともに、今後の利活用の検討状況について説明が求められました。
 次に、公社・事業団への県職員の派遣について、派遣されている職員の今後の処遇について質疑が行われるとともに、派遣の方針について当局の見解が求められました。
 その他、指定管理者制度に関して、モニタリングの必要性について見解が述べられるとともに、引き継ぎに関する事項の導入について質疑が行われたほか、企業局については、経営改革の内容について質疑が行われました。
 以上で質疑を終結し、審査を終了いたしました。
 なお、閉会中の特定事件につきましては、別途議長あてに申し出ておきました。
 以上、申し上げて委員長報告といたします。(拍手)
         ──────────────────────────
○腰塚誠 議長 地域活性化対策特別委員会岩井均委員長御登壇願います。

         (地域活性化対策特別委員会 岩井 均委員長 登壇 拍手)
◎地域活性化対策特別委員会(岩井均 委員長) 地域活性化対策特別委員会における審査の経過について御報告申し上げます。
 本委員会におきましては、当局から資料説明を受けた後、質疑を行いましたので、以下その大要を申し上げます。
 初めに、企業誘致について、11月に行われる中京圏でのトップセールスに関連し、名古屋地域における取り組み状況や企業誘致の進め方について質疑され、環境や景観への配慮、進出後のアフターフォローなど、総合的な対応が必要との意見が述べられました。
 次に、産業振興については、食品製造業者と農業者が連携したバイオマス事業をコーディネートする考えが質疑され、東洋大学生命科学部も含めた産学官連携事業の可能性について当局の見解が求められました。
 また、信用保証協会と金融機関が連携した責任共有制度導入による保証への影響について議論され、中小企業の厳しい経営状況を考慮した融資が要望されました。
 次に、環境面においては、京都議定書第1約束期間の目標達成について質疑されるとともに、排出権取引の状況や企業間ゼロエミッションへの取り組み、廃棄物の燃料化への取り組みなど、地球温暖化防止に向けた様々な施策について議論が交わされました。
 続いて、農業面については、農産物の輸出状況が問われ、輸出地域の拡大等、農家が希望を見出せる市場開発・開拓が求められました。
 また、県産米を使った非常食米への取り組み状況や農業への新規参入者の現状、担い手経営革新促進事業の周知、さらには耕作放棄地の活用など、各種問題について質疑されました。
 次に、観光面においては、観光客数の減少について理由が問われるとともに、北関東や新潟との観光の広域化や、観光と農業の連携、湯ノ沢トンネル開通のPRなど、海外誘客を含めた様々な議論がなされ、誘客目標達成に向けた当局の見解が求められました。
 続いて、群馬に関する情報発信については、ぐんま総合情報センターの情報発信力強化が問われるとともに、県や市町村のホームページの充実に向けた施策について意見が交わされました。
 また、幹線交通対策については、北関東道全線開通に向けた進捗状況が質疑され、早期完成に向けた積極的な取り組みや、渋滞解消を目指した高速道路網の整備等が求められました。
 さらには、群馬がはばたくための7つの交通軸の整備に要する予算額など、県の将来計画を実行するための予算規模を明確にして議論をすることが求められました。
 次に、世界遺産登録推進については、6月の知事のユネスコ本部等訪問以降の新たな取り組みについて質疑されました。
 このほか、山村振興策の二地域居住事業への取り組み、中山間地域再生への支援策、多田山地区の進捗状況など、地域活性化に向けた問題について幅広く質疑が行われ、審査を終了いたしました。
 なお、閉会中の特定事件につきましては、別途議長あて申し出ておきました。
 以上、申し上げて委員長報告といたします。(拍手)
         ──────────────────────────
○腰塚誠 議長  安全・安心なくらし特別委員会関根圀男委員長御登壇願います。

         (安全・安心なくらし特別委員会 関根圀男委員長 登壇 拍手)
◎安全・安心なくらし特別委員会(関根圀男 委員長) 安全・安心なくらし特別委員会における審査の経過について御報告申し上げます。
 本委員会におきましては、当局から資料説明を受けた後、質疑を行いましたので、以下その大要を申し上げます。
 初めに、警察関係についてですが、まず、硫化水素自殺の防止対策が質疑されるとともに、運転免許証自主返納をはじめとした高齢者の交通事故対策の取り組みと効果などについても議論がされました。
 次に、薬物犯罪は再犯率が高いため、再犯防止対策として、県薬務課との連携のほか、民間組織や医療機関との幅広い連携の必要性が質疑されました。
 続いて、増加傾向にある振り込め詐欺の具体的な手口や被害状況、犯罪組織の実態、振り込め詐欺に対する被害防止のための県の取り組みなどについて質疑されました。
 続いて、教育関係についてですが、学校の教室内の空気環境検査結果の状況と、今後の対策について質疑されました。
 また、福祉・芸術・スポーツ分野を対象とした高等学校への特別講師派遣の実施状況や、継続的な学習指導を図るため、今年度から開始された幼小中学校間連携事業の実施状況についても質疑されました。
 さらには、私立幼稚園の耐震診断の状況や耐震化の推進に対する支援についても議論されました。
 続いて、健康福祉関係についてですが、まず、認知症高齢者の現状と専門医の研修やサポーター養成の取り組み状況、徘回する高齢者の早期発見への対応などが質疑されるとともに、携帯メールを活用した徘回高齢者の捜索方法の検討などが要望されました。
 また、食育の推進について、市町村や学校との連携、学校の担当教諭や栄養士への研修状況などが質疑されるとともに、食育の効果を上げるため、食品安全局と教育委員会との連携強化が要望されました。
 さらには、本県における救急医療体制の現状についても質疑されました。
 次に、救急隊が傷病者を緊急度、重傷度によって選別する、いわゆるトリアージの本県における状況が質疑されるとともに、より一層の消防体制の強化が要望をされました。
 また、災害発生時においてコミュニティFM放送が有用であることから、災害発生時の迅速な情報提供について意見が述べられました。
 その他、水銀剤などの使用禁止農薬の農業技術センターでの保管状況や、ぐんま男女共同参画センター(仮称)設置に向けた県の対応など、各般にわたり議論が交わされました。
 以上で質疑を終結し、審査を終了いたしました。
 なお、閉会中の特定事件につきましては、別途議長あて申し出ておきました。
 以上、申し上げて委員長報告といたします。(拍手)
         ──────────────────────────
○腰塚誠 議長 県有地等の取得・処分に関する特別委員会中沢丈一委員長御登壇願います。

         (県有地等の取得・処分に関する特別委員会 中沢丈一委員長 登壇 拍手)
◎県有地等の取得・処分に関する特別委員会(中沢丈一 委員長) 県有地等の取得・処分に関する特別委員会における審査の経過について御報告申し上げます。
 本委員会では、閉会中の7月7日、8月11日及び9月9日に審査を行いましたので、以下その概要を申し上げます。
 7月7日に開催した委員会では、住宅供給公社の役職員及び元公社役職員を参考人として招致し、前橋市の元総社県営住宅用地及びみずき野分譲住宅予定地の取得処分の経緯等について意見聴取を行い、その後、執行部に対し付議事件全般に関わる質疑を行いました。
 まず、元総社県営住宅用地に関しては、元県議の親族企業から購入を持ちかけられたときの当該土地の状況、県営住宅用地として適地と判断した理由、また取得に際し、不動産鑑定を2者からとった理由、前知事の関与について質疑されたほか、新規の団地建設をしないとした県の方針転換に対する公社の認識、現在の含み損額、塩漬け状態になっていることの責任の所在について公社の認識が質疑されました。
 また、みずき野分譲住宅予定地に関しては、初めて雨水浸透工法を採用することに至った経緯、契約解除に伴う損害賠償責任の所在が質されるとともに、元県議の親族企業の関連企業に売却した際に、鑑定評価をせず、随意契約で売却した理由、元県議の関与が質疑されました。
 続いて、土地開発基金による土地購入に関して、土地評価の方法、保有土地の現在の評価額、庁内手続きについて説明が求められました。
 8月11日に開催した委員会においては、県住宅供給公社の役職員、元土木部長及び元土木部住宅課長を参考人として招致し、元総社県営住宅用地及びみずき野分譲住宅予定地の取得処分の経緯等について意見聴取を行い、その後、執行部に対し付議事件全般に関わる質疑を行いました。
 まず、元総社県営住宅用地に関しては、住宅供給公社に当該土地を取得させた理由、事務処理が極めて短期間で行われた理由、元出納長からの指示の内容が質されるとともに、塩漬けとなり、大きな評価損が生じたことに対し、責任の所在はどこか、当時の担当者としてこの問題に対する認識が質されました。
 続いて、みずき野分譲住宅予定地について、契約解除に当たり、元県議の関与が質されたほか、元県議の親族企業が地権者の契約解除に伴う債務を引き受けたことについて、公社の認識が問われるとともに、産業廃棄物が投入されていたことに関して意見が求められました。
 次に、土地開発基金に関して、中でも東芝南の土地について、その含み損失等について説明が求められたほか、取得目的が別に達成されていることについて当局の見解が求められるとともに、土地の取得目的の変更手続きについて質疑が行われました。
 また、これまでの経過から、働きかけによる行政の関与に関わる取り扱いについて、当局の取り組みが質疑されました。
 9月9日に開催した委員会においては、執行部に対して付議事件全般に関わる質疑を行いました。
 まず、元総社県営住宅用地に関しては、外部監査に対する対応が質されたほか、公社から買い取る意思や、利活用に関する考え方について説明が求められるとともに、最終的な責任の所在について当局の見解が求められました。
 また、土地開発基金に関しては、東芝南の土地及び前橋警察署用地の取得に関して、当時の担当者に意見聴取した結果が執行部から報告され、当該土地の取得目的や購入に至る経緯をはっきりさせていく必要があるとの意見が述べられました。
 その他、県有地利用検討委員会の検討状況や、政治家の働きかけに関する要綱制定の進捗状況について質されました。
 以上、これまでの審査経過について報告いたしましたが、県住宅供給公社の土地の取得処分の経緯及び土地開発基金の保有土地に関わる取得経緯について、すべて詳細に明らかにするに至りませんでした。
 本委員会としては引き続き調査することが必要との認識に立って、閉会中においても付議事件について引き続き審査することとし、閉会中の特定事件につきましては、別途議長あてに申し出ておきました。
 以上、申し上げて委員長報告といたします。(拍手)
○腰塚誠 議長 以上で委員長報告は終了いたしました。
 ● 討     論
○腰塚誠 議長 これより討論に入ります。
 通告がありますので、発言を許します。
        ――――――――――――――――――――――――――
               本 日 の 発 言 通 告
┌──────────┬──────────────────────────────────────────┐
│氏     名   │     発 言 通 告 内 容                          │
│( 所属会派 )   │                                          │
├──────────┼──────────────────────────────────────────┤
│早川昌枝      │第90号議案、第91号議案、第103号議案〜第105号議案                  │
│(のぞみ)     │健康福祉第11号、第14号、第16号                           │
│          │厚生文化第2号、第5号〜第7号                           │
│          │県土整備第21号2項1号、第21号2項2号                       │
│          │文教警察第6号の各請願の委員長報告に対する反対討論                 │
└──────────┴──────────────────────────────────────────┘
        ――――――――――――――――――――――――――
○腰塚誠 議長 委員長報告に対する反対討論者早川昌枝議員御登壇願います。

         (早川昌枝議員 登壇)
◆早川昌枝 議員 私は、のぞみの早川昌枝です。
 通告に従い、委員長報告に反対の討論をいたします。
 まず、第90号議案、一般会計補正予算に反対の理由を2点申し上げます。
 その1つは、伊勢崎市の立体交差事業に関する1億9000万円の減額補正です。こうした大規模開発は、事業の進捗があまり望めないにもかかわらず、年度当初に多大な予算を組み、結局、予算執行できずに減額するという財政運営を繰り返しています。財政の効率化と逆行するのではないでしょうか。また、地方道整備に関わる予算は、住民の反対が根強い区画整理事業と連動するため同意できません。
 反対の2つ目は、債務負担行為に関わる補正です。入札参加資格申請受付業務を来年度も労働者派遣業者と委託契約を結ぶための債務負担です。働く貧困層を生み出し、労働者を細切れに使い捨てにする労働者派遣法の抜本的な改正が緊急に求められています。財政が厳しいとはいえ、職員が行ってきた業務を派遣労働に置き換えるなどは容認できません。深刻な雇用の改善は県政の最重要施策ではありませんか。派遣された労働者は研修を経て業務に従事するとのことですが、入札業務の安全性、公共性という面から見ても職員が行うべきと思います。また、水源地域整備工事請負契約の債務負担行為追加補正及び道路改築工事請負契約の変更補正は、いずれも八ッ場ダム建設に関わる工事であるため同意できません。
 八ッ場ダムに反対する論拠については繰り返し申し上げてまいりましたが、この際、あえて申し上げたい点があります。──────────────────────────────────101字削除───────────────────────────────────────────────────────────────
 第103号議案は、合併に伴い、勢多郡富士見村を前橋市に合区するものです。合併に際しては、その是非を判断する正しい情報の提供が必要と思います。しかし、富士見村では、村長選挙を前にして、とんでもない宣伝がされました。救急車も消防車も来てくれない、保健所も利用できないなどはその典型です。命と財産を守るためのサービスも受けられなくなる。住民の不安が広がったのも当然です。今でも合併反対の声は大きいとお聞きしています。住民自治を守る立場からも本議案には賛成できません。
 次に、請願について申し上げます。
 厚生文化2号は、精神障害者の支援の充実を求める請願です。精神障害者を取り巻く環境は厳しいものがあります。医療費や施設利用などの負担軽減、施策の充実などは本当に切実なものがあります。継続に反対、採択を主張いたします。
 5号は、消費者行政の充実を求める請願です。今、食品偽造、食品や米などの汚染、悪徳商法の増加などなど被害が広がり、市民生活にも深刻な不安を与えています。こうした状況を踏まえ、県でも消費生活課を立ち上げ、国でも消費者庁創設の準備が進んでいるとのことです。議会としても消費者行政の体制、人員、予算の確保など拡充のために努力すべきではありませんか。採択を求めます。
 6号は、物価高騰から低所得者の生活を守るために所得減税や生活保護費の上乗せなどを求める請願です。緊急な支援が求められており、意見書の提出が急がれます。継続ではなく採択といたします。
 7号は、社会保障関係費2200億円削減方針撤回の意見書提出を求める請願です。小泉構造改革以後、この削減方針が強行されてまいりました。その結果、貧困と格差が広がり、地域医療の崩壊、高齢者福祉の削減と負担増、障害者や母子家庭施策の切り下げ、介護分野の労働強化や人材不足などが広がっており、県民生活にも重大な影響を与えています。政府は来年度も最大限の削減方針をするとの閣議決定をしております。この削減方針の撤回は県民にとっても切実な願いであり、採択を強く求めます。
 県土整備21号のうち椎坂トンネル事業の促進は、多大な予算を必要とする大規模開発であり、より慎重な検討が必要なため、採択に反対、継続を求めます。また、広域基幹農道望郷ラインは、関係市町村に多額な負担を強いただけではなく、その後の維持管理の負担も重く、財政的にも深刻な事態となっています。計画は県が誘導したわけですから、県道昇格の要望は当然です。実施困難では市町村は救われません。願意は妥当であり、採択を主張いたします。
 以上で私の反対討論を終わります。(「議長」と呼ぶ者あり)
○腰塚誠 議長 以上で討論を終結いたします。
 ● 動     議
○腰塚誠 議長 南波議員。
◆南波和憲 議員 ただ今、早川議員の討論の発言の中で、知事が八ッ場ダムについて、これをパフォーマンスであるというふうに発言したというふうに言われたわけですけれども、私どもはそのようには聞いたような記憶がございません。議長において知事の答弁の中での発言内容を改めて精査していただいたうえで、そのような発言がなかった場合には、その部分の取り消しをしていただきますように申し入れをいたします。
○腰塚誠 議長 賛成か反対かは。

         (「賛成」と呼ぶ者あり)
○腰塚誠 議長 ただ今南波議員からお聞きのとおり動議が提出され、所定の賛成者がありますので、動議は成立いたしました。
 ● 休     憩
○腰塚誠 議長 この取り扱いを協議するため、暫時休憩いたします。
   午前11時25分休憩


   午後0時4分開議
 ● 再     開
○腰塚誠 議長 休憩前に引き続き会議を続行いたします。
 ● 発言の取り消し
○腰塚誠 議長 休憩中の議会運営委員会において、早川昌枝議員から、八ッ場ダムに反対する論拠の中で、ダムの反対はパフォーマンスである、知事の真意を疑う趣旨の発言があり、この部分については事実誤認であり、陳謝するとともに、すべて取り消したい旨の申し出がありました。この申し出を許可することに御異議ございませんか。
         (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○腰塚誠 議長 御異議なしと認めます。よって、早川昌枝議員からの発言取り消し申し出を許可することに決定いたしました。
 ● 採     決
○腰塚誠 議長 採決に移ります。
 第90号、第91号、第103号から第105号の各議案及び健康福祉第11号、第14号、第16号、厚生文化第2号、第5号から第7号、県土整備第21号2項1号、第21号2項2号、文教警察第6号の各請願を採決いたします。
 これを委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
         (賛 成 者 起 立)

○腰塚誠 議長 起立多数であります。よって、各議案及び各請願は委員長報告のとおり可決及び決定いたしました。
 次に、ただ今採決いたしました各案件を除く上程中の各議案及び各請願につきましては、いずれも委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
         (賛 成 者 起 立)

○腰塚誠 議長 起立全員であります。よって、各議案及び各請願は委員長報告のとおり可決及び決定いたしました。
 ● 発議案の付議
○腰塚誠 議長 
△日程第2、議第14号から議第19号までの各発議案を議題といたします。
 議案提出書を職員に朗読させます。
                 職  員  朗  読
         ──────────────────────────
議第14号議案 タクシー事業の規制緩和の再検討を求める意見書
 上記の議案を別紙のとおり、地方自治法第109条第7項及び会議規則第14条第2項の規定により提出します。
 平成20年10月2日
 群馬県議会議長 腰 塚   誠 様
                    提出者 県土整備常任委員長 橋 爪 洋 介
議第14号議案
          タクシー事業の規制緩和の再検討を求める意見書
 改正道路運送法が施行されて6年になるが、タクシー事業の経営は、参入規制等の緩和を受けて、全国的な規模で大幅な事業者数、及び車両数の増加が著しく、各地で供給過剰が進展し、事業経営を圧迫している。
 また、一部地域では無理な料金値下げが行われ、タクシー乗務員の長時間労働、過重労働による健康破壊や、収入の低下による生活破壊がもたらされ、さらには交通事故を誘発する危険性も指摘されている。
 こうした状況に鑑み、今後ともタクシーを、安全で快適な公共性の高い交通機関として確保するため、これまでの規制のあり方について再検討がなされるべきである。
 よって、国においては、タクシー事業を巡る諸問題の解決がはかられるよう、これまでに実施してきた規制緩和の検証及び再検討を行うよう要望する。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 平成20年10月10日
                                群馬県議会議長 腰 塚   誠
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣  あて
国土交通大臣
         ──────────────────────────
議第15号議案 新たな過疎対策法の制定に関する意見書
 上記の議案を別紙のとおり、地方自治法第109条第7項及び会議規則第14条第2項の規定により提出します。
 平成20年10月2日
 群馬県議会議長 腰 塚   誠 様
                    提出者 総務企画常任委員長 新 井 雅 博
議第15号議案
             新たな過疎対策法の制定に関する意見書
 過疎対策については、昭和45年の「過疎地域対策緊急措置法」制定以来、3次にわたる特別措置法の制定により、総合的な過疎対策事業が実施され、過疎地域における生活環境の整備や産業の振興など一定の成果を上げたところである。
 しかしながら、引き続き、人口減少と高齢化は過疎地域において特に顕著であり、公共交通機関の廃止・縮小、医師及び看護師等の不足などによる生活基盤の弱体化、耕作放棄地の増加、森林の荒廃や鳥獣被害の著しい増加などによる農林業を中核とした生産基盤の弱体化が一層進むなかで、多くの集落がその機能を低下させるだけでなく、消滅の危機に瀕しており、また、同様の問題が、やがて過疎自治体における基幹的な集落にも及びかねないなど、過疎地域は極めて深刻かつ緊急的な状況に直面している。
 過疎地域は、我が国の豊かな自然や歴史・文化を有するふるさとの地域であり、また、本県では特に首都圏に対して、食糧及び水資源を供給し、都市住民に自然環境と「いやしの場」を提供するとともに、森林の保全により地球温暖化の防止に貢献するなどの多面的・公共的機能を担っている。過疎地域は、国民共通の財産であり、国民の心のより所となる美しい国土と、豊かな環境・歴史・文化を未来の世代に引き継ぐ努力をしている地域である。
 都市・地方間の格差拡大や利害対立が問題となる中で、現行の「過疎地域自立促進特別措置法」は平成22年3月末をもって失効することとなるが、過疎地域が国民生活全体に対して果たしている多面的・公共的機能を今後も維持していくためには、引き続き、国家的な立場から総合的な過疎対策を講じ、過疎地域の振興を図り、そこに暮らす人々の生活を支えていくことが重要である。過疎地域が、誰にとっても安心・安全に暮らせる地域として健全に維持されることは、同時に、都市をも含めた国民全体の安心・安全な生活に寄与するものであり、引き続き過疎地域に対する取組みを充実強化することが必要である。
 よって、新たな過疎対策法の制定を強く要望するものである。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 平成20年10月10日
                                群馬県議会議長 腰 塚   誠
衆 議 院 議 長
参 議 院 議 長
内閣総理大臣
総 務 大 臣   あて
財 務 大 臣
農林水産大臣
国土交通大臣
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議第16号議案 重粒子線治療に対する早期の健康保険適用を求める意見書
 上記の議案を別紙のとおり、地方自治法第109条第7項及び会議規則第14条第2項の規定により提出します。
 平成20年10月2日
 群馬県議会議長 腰 塚   誠 様
                    提出者 厚生文化常任委員長 村 岡 隆 村
議第16号議案
        重粒子線治療に対する早期の健康保険適用を求める意見書
 がんは、本県はもちろん我が国全体においても死亡原因の第一位であり、県内で年間約5千人、全国では年間30万人以上の国民が亡くなっており、がんによる死亡者数は、高齢化の進行と合わせて今後とも増加していくものと推測されている。
 このため国では、平成19年4月に施行されたがん対策基本法に基づき、同年6月、がん対策推進基本計画を閣議決定し、放射線療法・化学療法の推進やがん登録の推進等を重点課題としてがん対策に取り組んでおり、本県においても、本年3月、群馬県がん対策推進計画を策定し、がん対策の総合的かつ計画的な推進を図っているところである。
 こうした中で、第3次対がん10か年総合戦略において戦略目標に掲げられている粒子線治療に関し、重粒子線治療については放射線医学総合研究所と兵庫県立粒子線センターの2か所ですでに稼働して、適応となるがんの種類等に限定はあるものの、その高い治療効果が報告されている。現在本県においても、群馬大学と共同して小型重粒子線照射施設の整備を進めており、今後他県においてもその設置が進むものと見込まれている。
 しかし、この重粒子線治療については、保険診療との併用は認められるものの先進医療としての位置づけにとどまり、先進医療部分で必要となる多額の費用はすべて自己負担とされている。
 よって、すでに優れた実績が認められている重粒子線治療については、より多くの国民がその恩恵を享受できることが求められるものであり、早期に健康保険を適用されるよう強く要望する。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 平成20年10月10日
                                群馬県議会議長 腰 塚   誠
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣  あて
厚生労働大臣
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議第17号議案 介護従事者確保に関する意見書
 上記の議案を別紙のとおり、地方自治法第109条第7項及び会議規則第14条第2項の規定により提出します。
 平成20年10月2日
 群馬県議会議長 腰 塚   誠 様
                    提出者 厚生文化常任委員長 村 岡 隆 村
議第17号議案
             介護従事者確保に関する意見書
 我が国は、21世紀の半ばには国民の3人に1人以上が65歳以上の高齢者になると予想されており、世界にも例を見ない超高齢社会を迎えようとしている。そして、高齢者の増加に伴い介護を必要とする方々が増加しており、その対策として、社会全体で高齢者介護を支える介護保険制度という仕組みが創設されたところである。
 この介護保険制度において、指定介護老人福祉施設については、介護保険サービスを提供する中核的施設として、在宅で介護を行うことが困難な高齢者に対し、手厚い介護サービスを提供してきたところである。しかし現在、介護現場は厳しい状況にさらされているのが現状であり、とりわけ介護人材の確保が非常に困難な状況になっている。この原因の一つとして、介護報酬の切り下げなどにより施設の経営が厳しくなっており、介護職員の処遇改善を図ることが難しいと指摘されているところである。
 ついては、将来にわたり良質な介護サービスの提供を図るため、下記事項について実現するよう要請する。
                    記
 1 利用者本位の良質なサービスを提供するため、介護の専門性・重要性に見合った賃金水準が確保されるよう「介護報酬設定基準」を定め、それを明らかにすること。
 2 当面の対策として、来年度実施される介護報酬の改定にあたっては、介護サービス従事者給与と民間企業従事者との格差是正について十分に配慮すること。
 3 国民の誰もが、高齢になっても安心して暮らせるためには、介護を担う人材の確保が重要なことから介護人材の地位向上などの対策に積極的に取り組むこと。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 平成20年10月10日
                                群馬県議会議長 腰 塚   誠
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣  あて
厚生労働大臣
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議第18号議案 地域医療の堅持に関する意見書
 上記の議案を別紙のとおり、地方自治法第109条第7項及び会議規則第14条第2項の規定により提出します。
 平成20年10月2日
 群馬県議会議長 腰 塚   誠 様
                    提出者 厚生文化常任委員長 村 岡 隆 村
議第18号議案
             地域医療の堅持に関する意見書
 急速に進む少子・高齢化、医療ニーズの多様化など我が国の医療を取り巻く環境は大きく変化し、地域や診療科における医師の不足及び偏在や看護師をはじめとした医療スタッフの不足の解消が大きな課題となっている。
 国においては、医師確保対策等、一定の財政措置や「5つの安心プラン」によって地域医療とその担い手に対する支援策を公表しているが、地域医療サービスや医療財政の確保は喫緊の課題となっている。現在、各地方公共団体において公立病院改革プランの策定作業が進められているが、へき地医療・周産期医療・高度先進医療・救急医療など、いわゆる不採算医療といわれる分野への医療提供に関わる公立病院の存続と医療サービスの継続的提供が地域にとって生命線とも言える重要な課題となっている。
 地域医療は、住民の生命・健康に直結する不可欠な基礎的公共サービスであり、住民が安心と信頼の上に地域医療にアクセスできる医療提供体制を確保することは、地方公共団体の責務となっている。
 ついては、地域住民が良質な医療を安心して継続的に受けられるよう、次の事項を強く要望する。
                   記
 1 地域医療を守るための適切な医療財源の確保を図ること。
 2 地域医療を担う医師・看護師等の確保と養成のための支援体制を強化し、予算措置を講じること。
 3 「公立病院改革プラン」の策定については、地域住民が安心して身近で継続的に医療サービスを受けられるよう、住民・利用者・医療関係者等の意見を十分に踏まえて策定・実施が図られるよう支援すること。また策定に関し、地域医療の後退を招くことの無いよう、医療機能の維持・強化を前提とし、必要な予算措置を行うこと。
 4 地域医療支援病院の機能を十分に発揮するため、地域の医療機関との連携強化を図ること。なお、地域住民に対するより一層の理解を深めるために尽力するとともに、医療従事者への教育・研修を実施し、知識・技術力の向上に努めること。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 平成20年10月10日
                                群馬県議会議長 腰 塚   誠
衆 議 院 議 長
参 議 院 議 長
内閣総理大臣   あて
総 務 大 臣
厚生労働大臣
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議第19号議案 農業経営の安定対策に関する意見書
 上記の議案を別紙のとおり、地方自治法第109条第7項及び会議規則第14条第2項の規定により提出します。
 平成20年10月2日
 群馬県議会議長 腰 塚   誠 様
                    提出者 環境農林常任委員長 狩 野 浩 志
議第19号議案
             農業経営の安定対策に関する意見書
 農業は、本県の基幹産業であるとともに県民に食料を供給する重要な役割を担っており、生産者は安全安心な農産物の安定供給に努めているところである。
 しかし、世界的な穀物需給の逼迫や原油価格高騰により、飼料、肥料並びに燃料などの農業生産資材価格が高騰し、県内の農業経営は、かつてない厳しい状況に追い込まれている。
 特に、本県は農業産出額の8割を畜産と園芸作物が占める生産構造であるため、これら生産資材等の高騰による打撃は、農業経営を危機的状況に追い込んでいるところである。
 ついては、生産者が安全安心な農産物を将来にわたって、安定して供給できるよう、農業経営の安定対策に関する次の事項を要望する。
                   記
1 飼料価格の高騰及び肥料、農業用燃料価格の高騰に対する適切な支援対策を講じること。
2 生産コストを適切に農産物販売価格に転嫁できるような制度を確立すること。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 平成20年10月10日
                                群馬県議会議長 腰 塚   誠
衆 議 院 議 長
参 議 院 議 長
内閣総理大臣   あて
財 務 大 臣
農林水産大臣
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 ● 提案説明の省略
○腰塚誠 議長 お諮りいたします。
 ただ今議題といたしました議第14号から議第19号までの各発議案につきましては、会議規則第38条第3項の規定により、提出者の説明を省略いたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。
         (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○腰塚誠 議長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 ● 採     決
○腰塚誠 議長 直ちに採決いたします。
 議第14号から議第19号の各発議案を一括して採決いたします。
 これを原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
         (賛 成 者 起 立)
○腰塚誠 議長 起立全員であります。よって、議第14号から議第19号までの各発議案は原案のとおり可決いたしました。
 ● 条項、字句、数字、その他の整理について
○腰塚誠 議長 お諮りいたします。
 ただ今可決されました議第14号から議第19号までの各発議案について、その条項、字句、数字、その他の整理を要するものにつきましては、その整理を議長に委任されたいと存じますが、御異議ございませんか。
         (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○腰塚誠 議長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 ● 特定事件の継続審査の付託
○腰塚誠 議長 
△日程第3、特定事件の継続審査の件を議題といたします。
 各委員長から、会議規則第74条の規定により、閉会中の継続審査特定事件について、お手元に配付の一覧表のとおり申し出がありました。
 お諮りいたします。
 本件は、各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
         (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○腰塚誠 議長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
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            閉会中継続審査(調査)特定事件申出書
 総務企画常任委員会
  総務第3号 高崎競馬場跡地の土地所有権の整備と有効利用についての請願
  総企第2号 精神保健福祉施策等の充実に向けての請願〈4項〉
  総企第4号 利根沼田地域の総合開発についての請願〈1項〉
  1 自主財源の伸長について
  2 県立女子大学の管理運営について
  3 公有財産の維持管理について
  4 私学の振興並びに充実について
  5 防災対策について
  6 総合行政の推進について
  7 市町村の振興について
  8 地域づくりの推進について
  9 新たな重要施策の企画・立案について
 厚生文化常任委員会
  健福第11号 全額国庫負担の「最低保障年金制度」創設を政府に求める請願
  健福第14号 中学校卒業までの子どもの医療費無料化を求める請願
  健福第16号 障害者の教育と生活の充実を求める請願〈4項、9項1号、10項2号、11項〉
  厚文第2号 精神保健福祉諸政策等の充実に向けての請願〈1項〜3項、5項〜8項〉
  厚文第5号 消費者行政の体制・人員・予算の抜本的拡充を求める請願
  厚文第6号 生活品の物価高騰に対する緊急対策を求める意見書採択についての請願
  厚文第7号 社会保障関係費の2200億円削減方針の撤回を求める意見書採択についての請願
  1 県民生活・消費者行政の推進について
  2 治安回復の推進について
  3 県民の自発的な活動との連携について
  4 人権・男女共同参画政策の推進について
  5 少子化対策・青少年健全育成の推進について
  6 国際交流の推進について
  7 芸術文化の振興と文化づくりの推進について
  8 保健・医療・福祉の総合調整について
  9 社会福祉・社会保障の充実について
  10 保健医療対策の充実について
  11 食品の安全確保・安心の提供について
  12 生活衛生対策の充実について
  13 県立病院の充実について
 環境農林常任委員会
  環農第10号 西毛地区開発に関する請願 〈1項1号〉
  1 環境対策について
  2 林業振興対策について
  3 食料・農業・農村振興対策について
  4 農林漁業災害対策について
 産業経済常任委員会
  産経第7号 「協同労働の協同組合法(仮称)」の速やかな制定を求める意見書についての請願
  1 中小企業の振興について
  2 企業誘致の推進について
  3 観光物産の振興について
  4 労働者支援と労働環境整備について
  5 公営競技の振興について
  6 公営企業の推進について
 県土整備常任委員会
  県土第16号 都市計画道路3・3・16号「122号線」の早期着工についての請願
  県土第20号 県道小根山森林公園線の抜本改修についての請願
  1 道路・橋梁の整備促進について
  2 交通対策について
  3 河川・砂防対策の促進について
  4 都市計画・建築・住宅・緑化対策について
  5 災害復旧対策について
 文教警察常任委員会
  文警第5号 西毛地区開発に関する請願〈3項〉
  文警第6号 子どもひとりひとりをきめ細かくケアするための教育環境の整備を求める請願
  文警第10号 西毛地区開発に関する請願〈3項〉
  文警第11号 利根沼田学校組合立利根商業高等学校の県立移管についての請願
  1 教育施設の整備促進について
  2 教育体制の確立について
  3 社会教育の推進について
  4 文化財の保護管理について
  5 スポーツ振興について
  6 青少年の非行防止対策について
  7 警察体制の確立について
  8 警察署等の整備促進について
  9 交通事故防止対策について
  10 災害救助対策について
  11 高齢者犯罪対策について
 議会運営委員会
  1 定例会・臨時会の開催に関すること
  2 会期に関すること
  3 会議における質問者の数、時間及び順序並びに緊急質問に関すること
  4 委員その他役員の各党派又は会派の割り振りに関すること
  5 常任委員会の調査に関すること
  6 特別委員会の設置及び廃止に関すること
  7 議長の諮問に関すること
  8 その他議会運営上必要とする事項に関すること
 行財政改革特別委員会
  1 行財政改革、公社・事業団等改革に関すること
  2 道州制等、地方分権に関すること
 地域活性化対策特別委員会
  1 企業誘致による地域活性化に関すること
  2 産業振興による地域活性化に関すること
  3 基盤整備等、地域振興の推進に関すること
 安全・安心なくらし特別委員会
  1 安全・安心な生活環境の整備に関すること
  2 質の高い医療サービスの確保に関すること
  3 食の安全対策に関すること
  4 子育て環境の整備に関すること
 決算特別委員会
  1 平成19年度群馬県公営企業会計決算の認定に関すること
  2 決算に関わる調査研究に関すること
 県有地等の取得・処分に関する特別委員会
  1 県有土地及び県有建物の取得・処分並びに有効利用に関すること
  2 県が出資する公社・事業団等の土地及び建物の取得
    ・処分並びに有効利用に関すること
         ──────────────────────────
 ● 諸 般 の 報 告
○腰塚誠 議長 次に、諸般の報告をいたします。
 追加議案の送付書を職員に朗読させます。
                 職  員  朗  読
         ──────────────────────────
                                   財 第62−3号
                                   平成20年10月10日
 群馬県議会議長 腰 塚   誠 様
                            群馬県知事 大 澤 正 明
             平成19年度歳入歳出決算の認定について
 このことについて、県議会の認定を得たいので別冊のとおり提出します。
 別冊
 平成19年度群馬県歳入歳出決算書
 平成19年度群馬県土地開発基金運用状況書
 平成19年度群馬県美術品等取得基金運用状況書
 平成19年度群馬県歳入歳出決算及び基金運用状況書
 平成19年度群馬県決算に関する付属書類
 平成19年度行政報告
         ──────────────────────────
○腰塚誠 議長 議案は、あらかじめお手元に配付しておきました。
 ● 追加議案の上程
○腰塚誠 議長 
△日程第4、平成19年度群馬県一般会計歳入歳出決算、同特別会計歳入歳出決算認定の件を議題といたします。
 ● 提 案 説 明
○腰塚誠 議長 知事から提案理由の説明を求めます。

         (大澤正明知事 登壇)
◎大澤正明 知事 本日、追加提出いたしました議案について御説明申し上げます。
 追加提出議案は、決算の認定についてであります。
 これは、平成19年度の一般会計及び12の特別会計の歳入歳出決算について認定をお願いするものであります。
 以上が追加提出いたしました議案の内容であります。よろしくお願いいたします。
○腰塚誠 議長 知事の提案説明は終わりました。
 なお、報第6号の報告書をあらかじめお手元に配付しておきましたので、御一覧願います。
 ● 決算認定の特別委員会付託
○腰塚誠 議長 お諮りいたします。
 ただ今議題となっております平成19年度群馬県一般会計歳入歳出決算、同特別会計歳入歳出決算認定の件につきましては、決算特別委員会に付託し、閉会中の継続審査案件としたいと存じますが、御異議ございませんか。
         (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○腰塚誠 議長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 ● 閉     会
○腰塚誠 議長 以上をもって、今期定例会に付議されました案件はすべて議了いたしました。
 よって、ただ今をもって平成20年9月定例会を閉会いたします。
 ● 閉会のあいさつ
         (腰塚 誠議長 登壇)
○腰塚誠 議長 閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。
 秋の彩りが日々深まる中、今期定例会は、県政の緊急課題に係る補正予算をはじめ、予定されたすべての案件を滞りなく議了し、ここに無事に閉会の運びとなりました。
 定例会中は、終始熱心な御審議を賜りました議員各位をはじめ、執行部並びに報道関係の皆様の御協力に対し厚く御礼を申し上げます。
 昨今の社会情勢を見ますと、世界的な金融不安への懸念が強まる中で、我が国経済への影響や食の安全・安心を揺るがす事件が相次ぐなど、憂慮すべき事態が起きております。これらは県経済や県民生活に直接大きな影響を及ぼす問題であり、抜本的な解決策が強く望まれるところであります。県議会としても、経済の活性化をはじめ、県民が安全で安心して暮らせるよう、全力で県政の諸課題に取り組んでまいる所存であります。
 議員各位におかれましては、閉会後も委員会の審査や県外調査など議員活動が予定されております。また、総選挙が話題となっており、多忙のことと存じますが、健康には十分御留意のうえ、存分に御活躍されますことを心から御祈念申し上げまして、閉会のごあいさつといたします。(拍手)
   午後0時14分閉会

会議録署名議員
議長  腰塚 誠
副議長 小野里光敏
    久保田順一郎
    塚原 仁
    村岡隆村