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平成19年  2月 定例会−03月09日-06号




平成19年 2月 定例会

群馬県議会会議録  第6号
平成19年3月9日        出席議員 50人 欠席議員 0人 欠員 6人
   松沢 睦  (出席)       角田 登  (出席)
   田島雄一  (出席)       青木秋夫  (出席)
   矢口 昇  (出席)       中村紀雄  (出席)
   原 富夫  (出席)       早川昌枝  (出席)
   大澤正明  (出席)       関根圀男  (出席)
   中沢丈一  (出席)       小林義康  (出席)
   長崎博幸  (出席)       腰塚 誠  (出席)
   塚越紀一  (出席)       金子泰造  (出席)
   荻原康二  (出席)       安樂岡一雄 (出席)
   南波和憲  (出席)       亀山豊文  (出席)
   黒沢孝行  (出席)       五十嵐清隆 (出席)
   星野 寛  (出席)       木暮繁俊  (出席)
   小野里光敏 (出席)       真下誠治  (出席)
   金田克次  (出席)       松本耕司  (出席)
   田所三千男 (出席)       金子一郎  (出席)
   久保田順一郎(出席)       長谷川嘉一 (出席)
   須藤昭男  (出席)       岩井 均  (出席)
   金子浩隆  (出席)       平田英勝  (出席)
   大沢幸一  (出席)       桑原 功  (出席)
   塚原 仁  (出席)       織田沢俊幸 (出席)
   中島 篤  (出席)       伊藤祐司  (出席)
   狩野浩志  (出席)       新井雅博  (出席)
   福重隆浩  (出席)       橋爪洋介  (出席)
   中島資浩  (出席)       岩上憲司  (出席)
   今井 哲  (出席)       須藤日米代 (出席)
説明のため出席した者の職氏名
   知事         小寺弘之
   副知事        高木 勉
   教育委員長      桑原保光
   教育長        内山征洋
   選挙管理委員長    河村昭明
   人事委員長      大河原清一
   代表監査委員     富岡惠美子
   公安委員長      末村重雄
   警察本部長      折田康徳
   企業管理者      関根宏一
   病院管理者      谷口興一
   理事(総務担当)   加藤光治
   理事(企画担当)   横尾恒夫
   理事(健康福祉担当) 福島金夫
   理事(環境・森林担当)大木伸一
   理事(農業担当)   田中 修
   理事(産業経済担当) 大崎茂樹
   理事(県土整備担当) 川西 寛
   財政課長       高草木方孝
   財政課GL(次長)  塚越昭一
職務のため出席した者の職氏名
   局長         齋藤 ?
   総務課長       高橋秀知
   議事課長       栗原弘明
   議事課次長      中島三郎
   議事課GL(係長)  小茂田誠治
   議事課主幹      今泉一幸
   議事課副主幹     堀 和行
    平成19年3月9日(金)
                  議  事  日  程 第 6 号
                                 午 前 10 時 開 議
第1 委 員 長 報 告
   第1号議案 平成19年度群馬県一般会計予算
   第2号議案 平成19年度群馬県母子寡婦福祉資金貸付金特別会計予算
   第3号議案 平成19年度群馬県災害救助基金特別会計予算
   第4号議案 平成19年度群馬県農業改良資金特別会計予算
   第5号議案 平成19年度群馬県農業災害対策費特別会計予算
   第6号議案 平成19年度群馬県県有模範林施設費特別会計予算
   第7号議案 平成19年度群馬県県営競輪費特別会計予算
   第8号議案 平成19年度群馬県小規模企業者等設備導入資金助成費特別会計予算
   第9号議案 平成19年度群馬県用地先行取得特別会計予算
   第10号議案 平成19年度群馬県収入証紙特別会計予算
   第11号議案 平成19年度群馬県林業改善資金特別会計予算
   第12号議案 平成19年度群馬県流域下水道事業費特別会計予算
   第13号議案 平成19年度群馬県公債管理特別会計予算
   第14号議案 群馬県副知事の定数に関する条例
   第15号議案 群馬県公益認定等審議会条例
   第16号議案 群馬県青少年健全育成条例
   第17号議案 群馬県留置施設視察委員会条例
   第18号議案 群馬県探偵業の業務の適正化に関する法律関係手数料条例
   第19号議案 群馬県知事の権限に属する事務の処理の特例に関する条例の一部を改正する条例
   第20号議案 群馬県地域機関設置条例の一部を改正する条例
   第21号議案 知事、副知事、出納長、企業管理者及び病院管理者の諸給与支給条例等の一部を改正する条例
   第22号議案 地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例
   第23号議案 群馬県職員定数条例の一部を改正する条例
   第24号議案 群馬県職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例
   第25号議案 都市的施設その他の都市としての要件に関する条例等の一部を改正する条例
   第26号議案 学校教育法の一部改正に伴う関係条例の整理に関する条例
   第27号議案 群馬県感染症診査協議会条例及び群馬県保健所使用料及び手数料条例の一部を改正する条例
   第28号議案 群馬県立医療短期大学条例の一部を改正する条例
   第29号議案 群馬県林業試験場手数料条例の一部を改正する条例
   第30号議案 群馬県森林整備地域活動支援基金条例の一部を改正する条例
   第31号議案 群馬県家畜伝染病予防法関係手数料条例の一部を改正する条例
   第32号議案 群馬県自転車競走実施条例の一部を改正する条例
   第33号議案 群馬県立産業技術センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例
   第34号議案 群馬県立産業技術専門校の設置及び運営に関する条例の一部を改正する条例
   第35号議案 群馬県建築基準法施行条例の一部を改正する条例
   第36号議案 群馬県立学校授業料等徴収条例等の一部を改正する条例
   第37号議案 群馬県立学校職員定数条例及び群馬県市町村立学校職員定数条例の一部を改正する条例
   第38号議案 群馬県学校職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例
   第39号議案 群馬県教育職員免許法関係手数料条例の一部を改正する条例
   第40号議案 群馬県立学校設置条例の一部を改正する条例
   第41号議案 群馬県警察本部の組織及び定員に関する条例の一部を改正する条例
   第42号議案 群馬県道路交通法及び自動車の保管場所の確保等に関する法律関係手数料条例等の一部を改正する条例
   第43号議案 群馬県木材業者、製材業者及びチツプ業者の登録に関する条例を廃止する条例
   第44号議案 全国自治宝くじ事務協議会規約の一部変更について
   第45号議案 関東・中部・東北自治宝くじ事務協議会規約の一部変更について
   第46号議案 下水道法第31条の2の規定による市町村の負担について
   第47号議案 包括外部監査契約の締結について
   第48号議案 平成19年度群馬県電気事業会計予算
   第49号議案 平成19年度群馬県工業用水道事業会計予算
   第50号議案 平成19年度群馬県水道事業会計予算
   第51号議案 平成19年度群馬県団地造成事業会計予算
   第52号議案 平成19年度群馬県駐車場事業会計予算
   第53号議案 群馬県企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例
   第54号議案 群馬県公営企業職員定数条例の一部を改正する条例
   第55号議案 群馬県工業用水道条例の一部を改正する条例
   第56号議案 平成19年度群馬県病院事業会計予算
   第57号議案 群馬県病院事業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例
   第58号議案 平成18年度群馬県一般会計補正予算(第6号)
   第59号議案 平成18年度群馬県災害救助基金特別会計補正予算(第1号)
   第60号議案 平成18年度群馬県農業改良資金特別会計補正予算(第1号)
   第61号議案 平成18年度群馬県農業災害対策費特別会計補正予算(第1号)
   第62号議案 平成18年度群馬県県有模範林施設費特別会計補正予算(第1号)
   第63号議案 平成18年度群馬県小規模企業者等設備導入資金助成費特別会計補正予算(第2号)
   第64号議案 平成18年度群馬県用地先行取得特別会計補正予算(第2号)
   第65号議案 平成18年度群馬県流域下水道事業費特別会計補正予算(第2号)
   第66号議案 平成18年度群馬県公債管理特別会計補正予算(第1号)
   第67号議案 平成18年度群馬県電気事業会計補正予算(第1号)
   第68号議案 平成18年度群馬県工業用水道事業会計補正予算(第2号)
   第69号議案 平成18年度群馬県水道事業会計補正予算(第2号)
   第70号議案 平成18年度群馬県団地造成事業会計補正予算(第2号)
   第71号議案 平成18年度群馬県病院事業会計補正予算(第3号)
   第72号議案 群馬県障害者自立支援対策臨時特例基金条例
   第73号議案 群馬県職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
   第74号議案 群馬県職員退職手当に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例
   第75号議案 群馬県国民保護対策本部及び緊急対処事態対策本部条例の一部を改正する条例
   第76号議案 群馬県道路占用料徴収条例の一部を改正する条例
   第77号議案 公立学校職員退職手当支給条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例
   第78号議案 群馬県公立学校職員の給与に関する条例及び群馬県義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置に関する条例の一部を改正する条例
   第79号議案 群馬県病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例
   第80号議案 地方財政法第27条の規定による市町村の負担について
   第81号議案 地方財政法第27条の規定による市町村の負担について
   第82号議案 地方財政法第27条の規定による市町村の負担について
   第83号議案 地方財政法第27条の規定による市村の負担について
   第84号議案 地方財政法第27条の規定による市町村の負担について
   第85号議案 地方財政法第27条の規定による市町村の負担について
   第86号議案 地方財政法第27条の規定による町の負担について
   第87号議案 地方財政法第27条の規定による市町村の負担について
   第88号議案 地方財政法第27条の規定による市町の負担について
   第89号議案 土地改良法第91条の規定による市町村の負担について
   第90号議案 土地改良法第91条の規定による市町の負担について
   第91号議案 下水道法第31条の2の規定による市町村の負担の変更について
   第92号議案 請負契約の締結について
   第93号議案 請負契約の締結について
   第94号議案 請負契約の変更について
   第95号議案 訴えの提起について
   承第1号 専決処分の承認について
                          以 上 知 事 提 出
   ・請願
第2 発議案の付議
   ・議第1号議案から議第4号議案について
第3 特定事件の継続審査付託
    午前10時開議
 ● 開     議
○議長(大澤正明 君) これより本日の会議を開きます。
 ● 委 員 長 報 告
○議長(大澤正明 君) 
△日程第1、第1号から第95号までの各議案及び承第1号並びに各請願を議題とし、委員長の報告を求めます。
 保健福祉常任委員長金田克次君御登壇願います。

        (保健福祉常任委員長 金田克次君 登壇 拍手)
◎保健福祉常任委員長(金田克次 君) 保健福祉常任委員会に付託されました案件の審査の経過と結果について御報告を申し上げます。
 案件の結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおりでありますが、本委員会におきましては、審査に先立ち付託議案及び所管事項について当局からそれぞれ説明を受けた後、質疑を行いましたので、以下、その大要を申し上げます。
 まず、障害者自立支援法に関して、臨時特例基金を設けた目的や事業年度が問われ、法の撤廃やさらなる支援策を国に求めていくべきとの意見がありました。
 また、小児救急医療電話相談事業が県の直営から民間会社へ委託される理由及び実施方法が変更されることについて質疑され、より充実した体制づくりが要望されました。
 全部改正が提案されている青少年健全育成条例に関しては、県民意見の反映状況や深夜外出制限の根拠及び外出を制限することの基準が質され、警察の関与や県民に責務を課すことの妥当性を懸念する意見がありました。
 国が進めている療養型病床の転換については、転換による入所者の行き場の確保、経費負担増についての見解が質され、低所得者対策として、他施設に転換する際の県による支援について要望がなされました。
 医療現場における労働力不足の質問では、県立病院の看護体制に関して、夜勤回数の増加や休暇取得が困難といった現場の現状が問われ、7対1看護による看護師不足が引き起こす過酷な勤務状況について意見が交わされました。
 医師不足が及ぼす地域医療への影響については、がんセンターの婦人科医や利根中央病院の透析医の引き揚げに対する県の対応について質疑され、県民が安心して医療を受けられる対策の必要性が要望されました。
 子育て環境の充実に関連した質問も様々な形でなされました。
 まず、保育所については、入所定員を拡大できる制度が活用されていない状況が質され、待機児童の解消に応えられる方策が求められました。
 また、女性医師が働きやすくなるための施策として、病院内の保育所整備についての県の取り組みや、それ以外の支援の内容が質疑されました。
 今定例会で提案されております県立保育大学校の授業料の改定に関しては、改定する理由、改定しない場合の影響、県立高等学校の授業料との関連などについて質され、簡潔明瞭な説明をされるようにとの指摘がありました。
 保育士に関しては、県内の養成校における現状、卒業後の就職状況などが質疑され、卒業後の就職率が100%を誇る県立保育大学校においても、子育て環境が大きく変わろうとしている現在、行く末が懸念される旨の意見が示され、県立の養成校として重要な地位を示されたい旨の意見がなされました。
 19年度における県政の重点事項にも挙げられている特別養護老人ホーム700床の整備については、賛同する旨の意見が多数寄せられました。当初予定していた数の10倍に相当するベッド数の整備に当たり、需要の多い都市部への割り振りや既存法人以外の新規参入者への配慮、個室ユニット型のみではなく、多床室をも整備していく必要性について質疑されたほか、大事業となることから、整備することについての県の理念や目的など基本的な方針を示し、公表していくべきとの意見がありました。
 さらに、当初予算のうちから整備費全額を繰り越すことの理由が質され、事務的な手法として理解する意見と、何としてでも整備を進めようという県の強い意気込みが伝わりづらいのではないかという意見があり、公共事業と同じように、事業の進捗を勘案し、年度途中に考えるべきとの指摘がありました。
 その他、近年、交通事故死亡者数をはるかに上回る自殺の予防に関しては、その要因と対策及び残された家族への支援が問われたほか、感染症診査協議会条例の一部改正に伴う医療機関への周知徹底の必要性、がんセンターに設置が予定されている総合相談支援センターの具体的な役割、アスペルガー症候群の児童への対応、特に学校側の受け入れ態勢の問題等について意見が交わされました。
 以上で質疑を終結しましたが、特別養護老人ホームを700床整備するための予算編成における繰越明許費に関しては、これを削除する修正案が提出されました。
 事業開始以前から整備費全額を繰り越すことについて、執行機関側の確固たる意気込みを期待するうえで、当初予算における全額繰り越しを見合わせられたい旨の説明がされた後、執行機関の強い決意のあらわれと解して、了とすべきとの意見もなされました。
 採決いたしました結果、本委員会に付託されました議案のうち、第1号議案の第2表「繰越明許費」については多数をもって修正可決、第36号議案のうち第2条及び附則中本則第2条に該当する部分については賛成少数をもって否決するものと決定いたしました。
 また、修正した部分を除く第1号、第16号、第20号、第27号、第56号、第57号、第71号、第79号及び承第1号の各議案については多数をもって可決、承認すべきもの、第2号、第28号、第58号及び第72号の各議案は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 引き続き行いました請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおり決定いたしました。
 最後に、意見書の発議でありますが、「臓器の移植に関する法律」の早期見直しを求める意見書を、本委員会に所属する議員全員と真下誠治議員により別途発議いたしました。
 以上、申し上げて委員長報告といたします。(拍手)
         ──────────────────────────
            保健福祉常任委員会議案審査報告書
     (予 算 議 案)
 第1号議案 第1表 歳入歳出予算のうち
   歳  出  中
        第 3 款 健 康 福 祉 費
        第 10 款 教 育 費 中 の
         第 8 項 大  学  費
                歳入歳出予算事項別明細書中
                 第2目県民健康科学大学費
                                【多数をもって可決】
 第1号議案 第2表 繰越明許費
                              【多数をもって修正可決】
 第2号議案 平成19年度群馬県母子寡婦福祉資金貸付金特別会計予算
                                  【全会一致可決】
 第56号議案 平成19年度群馬県病院事業会計予算
                                【多数をもって可決】
     (事 件 議 案)
 第16号議案 群馬県青少年健全育成条例
 第20号議案 群馬県地域機関設置条例の一部を改正する条例
 第27号議案 群馬県感染症診査協議会条例及び群馬県保健所使用料及び手数料条例の一部を改正する条例
                             【以上、多数をもって可決】
 第28号議案 群馬県立医療短期大学条例の一部を改正する条例
                                  【全会一致可決】
 第36号議案 群馬県立学校授業料等徴収条例等の一部を改正する条例のうち
        第2条
        附則中
         本則第2条に関する部分
                                  【賛成少数否決】
 第57号議案 群馬県病院事業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例
                                【多数をもって可決】
     (予 算 議 案)
 第58号議案 第1表 歳入歳出予算補正のうち
  2 歳  出  中
        第 3 款 保健・福祉・食品費
        第 10 款 教 育 費 中 の
         第 8 項 大  学  費
                歳入歳出補正予算事項別明細書中
                 第2目県民健康科学大学費
 第58号議案 第2表 繰越明許費補正のうち
  1 追  加  中
        第 3 款 保健・福祉・食品費
                                  【全会一致可決】
 第71号議案 平成18年度群馬県病院事業会計補正予算(第3号)
                                【多数をもって可決】
     (事 件 議 案)
 第72号議案 群馬県障害者自立支援対策臨時特例基金条例
                                  【全会一致可決】
 第79号議案 群馬県病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例
 承第1号 専決処分の承認について
                             【以上、多数をもって可決】
 第1号議案 平成19年度群馬県一般会計予算に対する保健福祉常任委員会の修正案
       第2表を削る
         ──────────────────────────
              保健福祉常任委員会請願審査報告書
┌─┬────────────────────────┬─────┬────────────┐
│番│     件        名         │ 区 分 │  意      見  │
│ │                        ├─┬─┬─┤            │
│号│                        │採│不│継│            │
│ │                        │択│採│続│            │
│ │                        │ │択│ │            │
├─┼────────────────────────┼─┼─┼─┼────────────┤
│45│緊急に就学前までの子どもたちの乳幼児医療費無料化│ │ │○│引き続き調査研究を要する│
│ │を求める請願                  │ │ │ │(多数をもって決定) │
├─┼────────────────────────┼─┼─┼─┼────────────┤
│50│全額国庫負担の「最低保障年金制度」創設を政府に求│ │ │○│    〃 │
│ │める請願                    │ │ │ │(   〃    ) │
├─┼────────────────────────┼─┼─┼─┼────────────┤
│51│障害児教育・福祉の充実を求める請願〈4項、8項1│ │ │○│    〃 │
│ │号、9項2号、10項〉              │ │ │ │(   〃    ) │
└─┴────────────────────────┴─┴─┴─┴────────────┘
┌─┬────────────────────────┬─┬─┬─┬────────────┐
│52│障害者自立支援法利用者負担軽減についての請願  │○│ │ │願意妥当 │
│ │                    (2項)│ │ │ │結果の報告を求める │
├─┼────────────────────────┼─┼─┼─┼────────────┤
│53│群馬県青少年保護育成条例の改正案に反対し、慎重な│ │○│ │実施困難 │
│ │取り扱いを求める請願              │ │ │ │(多数をもって決定) │
├─┼────────────────────────┼─┼─┼─┼────────────┤
│54│緊急に就学前までの子どもたちの乳幼児医療費無料化│ │ │○│引き続き調査研究を要する│
│ │を求める請願                  │ │ │ │(多数をもって決定) │
├─┼────────────────────────┼─┼─┼─┼────────────┤
│55│利根中央病院透析室に引き続いて医師の派遣をお願い│○│ │ │願意妥当 │
│ │する請願                    │ │ │ │結果の報告を求める │
├─┼────────────────────────┼─┼─┼─┼────────────┤
│56│群馬県青少年保護育成条例改正案についての請願  │ │○│ │実施困難 │
│ │                        │ │ │ │(多数をもって決定) │
└─┴────────────────────────┴─┴─┴─┴────────────┘
         ──────────────────────────
○議長(大澤正明 君) 環境農林常任委員長木暮繁俊君御登壇願います。

        (環境農林常任委員長 木暮繁俊君 登壇 拍手)
◎環境農林常任委員長(木暮繁俊 君) 環境農林常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について御報告申し上げます。
 案件の詳細につきましては、お手元に配付の報告書のとおりでありますが、本委員会におきましては、審査に先立ち付託議案並びに所管事項について当局から説明を受けた後、質疑を行いましたので、以下、その大要を申し上げます。
 初めに、環境・森林局関係でありますが、まず、県産木材の需要拡大の取り組みについて質疑されるとともに、景気が拡大している中国への木材の輸出について見解が求められました。
 次に、森林整備に関して、作業の効率化の観点から近年採用されている列状間伐について、その実施状況が質されました。
 さらに、地球温暖化防止対策としての森林整備計画の状況が質疑され、森林組合の経営向上や担い手対策への貢献について質疑がなされました。
 そのほか、キノコ振興対策や、山林から市道、県道への土砂の流出などが質疑されました。
 次に、廃棄物問題について、PCB廃棄物の現状と処理の状況及び今後の県の対応について見解が求められました。
 また、生活排水対策として、浄化槽管理の現状と法定検査の実施状況について質疑されました。
 そのほか、環境・森林局関係の許認可事務の効率化について、県民局への権限移譲の状況が質され、より一層の効率化を図るよう要望されました。
 続いて、農業局関係でありますが、まず、県立農林大学校授業料の改定について、値上げの理由や講師の状況などが質疑され、学校予算編成の中で十分な議論を行ったのか、また、依然として厳しい社会情勢の中で、授業料の値上げを家庭に負担させてよいのかなど様々な議論が行われました。
 次に、鳥獣害対策について、ベアドッグやモンキードッグ事業の内容や家畜を活用した緩衝帯づくりに対する見解が求められ、各農業事務所に設置される有害鳥獣対策専門官など地域における総合的な取り組みの必要性が述べられました。
 さらに、狩猟免許の取得経費や狩猟税について、スポーツや娯楽としての狩猟捕獲と鳥獣害対策としての農家が行うイノシシ等の捕獲は、その目的が異なっており、被害農家に対しては、経費の補助や狩猟税の減免措置などの対策を検討すべきとの意見が述べられました。
 また、LDC、いわゆる後発開発途上国の無税無枠措置により、ミャンマー産の安いコンニャク原料が輸入されると県内コンニャク産業へ大きな影響を与えることについて県としての見解が質され、生産農家への対応が要望されました。
 そのほか、議会に対する情報提供のあり方について当局の対応が質されるとともに、ぐんまフラワーパークの今後の経営に対する見解や群馬県農業のこれからの方向性、また、集落営農の次の目標や海外市場への戦略など幅広く議論が交わされました。
 最後に、農業は群馬県の発展に欠かせない基幹産業であるとの認識のもと、農業局が中心となり、今後、群馬県農業の発展の道筋をつけてほしいと県の農業政策に対する期待が述べられ、質疑を終結いたしました。
 引き続き行った討論では、本委員会に付託された第36号議案の農林大学校授業料の改定部分について、現在、戦後最長の景気拡張局面と言われているが、県民の個人所得は伸びておらず、ほとんどの県民は景気拡張の恩恵を受けていない。このような社会情勢の中、農林大学校授業料の改定を行い、県民に負担増を求めることはあまりにも安易ではないか。執行部は、より一層の行財政改革に取り組むことにより、安易な授業料の改正に頼ることなく農林大学校を運営する体制を築くべきであると議案に対し反対の討論がなされました。
 以上で討論を終結し採決をいたしました結果、本委員会に付託された第36号議案は賛成少数をもって否決、そのほかの議案は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 引き続き行いました請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおり決定いたしました。
 最後に、意見書の発議でありますが、本委員会に所属する議員全員により、「LDC無税無枠措置の拡大に関する意見書」を別途発議いたしました。
 以上、申し上げて委員長報告といたします。(拍手)
         ──────────────────────────
             環境農林常任委員会議案審査報告書
     (予 算 議 案)
 第1号議案 第1表 歳入歳出予算のうち
   歳  出  中
        第 4 款 環境・森林費
        第 6 款 農  業  費
        第 11 款 災害復旧費中の
         第 1 項 農林水産施設災害復旧費
         第 2 項 公共土木施設災害復旧費
             歳入歳出予算事項別明細書中
              第1目林地荒廃防止施設災害復旧費
 第1号議案 第3表 債務負担行為のうち
        ・ぐんま自然環境カレンダー作成委託契約
        ・農林漁業金融公庫(甲)の社団法人群馬県林業公社(乙)に対する貸付についての損失補償契約
        ・社団法人群馬県林業公社の農林漁業金融公庫借入金に対する利子助成契約
        ・農地保有合理化関連事業の融資に対する損失補償契約
        ・農業近代化資金融資に対する利子補給契約
        ・中山間地域活性化資金融資に対する利子補給契約
        ・農業経営負担軽減支援資金融資に対する利子補給契約
        ・総合農政推進資金融資に対する利子補給(助成)契約
        ・大家畜経営改善支援資金融資に対する利子補給契約
        ・養豚経営改善支援資金融資に対する利子補給契約
 第4号議案 平成19年度群馬県農業改良資金特別会計予算
 第5号議案 平成19年度群馬県農業災害対策費特別会計予算
 第6号議案 平成19年度群馬県県有模範林施設費特別会計予算
 第11号議案 平成19年度群馬県林業改善資金特別会計予算
     (事 件 議 案)
 第19号議案 群馬県知事の権限に属する事務の処理の特例に関する条例の一部を改正する条例
             群馬県の生活環境を保全する条例に
             基づく事務に関する部分
 第29号議案 群馬県林業試験場手数料条例の一部を改正する条例
 第30号議案 群馬県森林整備地域活動支援基金条例の一部を改正する条例
 第31号議案 群馬県家畜伝染病予防法関係手数料条例の一部を改正する条例
                              【以上、全会一致可決】
 第36号議案 群馬県立学校授業料等徴収条例等の一部を改正する条例のうち
        第3条
        附則中
         本則第3条に関する部分
                                 【賛成少数否決】
 第43号議案 群馬県木材業者、製材業者及びチツプ業者の登録に関する条例を廃止する条例
     (予 算 議 案)
 第58号議案 第1表 歳入歳出予算補正のうち
  2  歳  出  中
        第 4 款 環境・森林費
        第 6 款 農業費
        第 11 款 災害復旧費中の
         第 1 項 農林水産施設災害復旧費
         第 2 項 公共土木施設災害復旧費
             歳入歳出補正予算事項別明細書中
              第1目林地荒廃防止施設災害復旧費
 第58号議案 第2表 繰越明許費補正のうち
  1  追  加  中
        第 4 款 環境・森林費
        第 6 款 農業費
 第58号議案 第3表 債務負担行為補正のうち
  1  追  加  中
        ・森林居住環境整備工事請負契約
        ・山地治山工事請負契約
        ・特定流域総合治山工事請負契約
        ・畑地帯総合整備工事請負契約
        ・経営体育成基盤整備工事請負契約
        ・国営附帯県営農地防災工事請負契約
        ・農村振興総合整備工事請負契約
  2  変  更  中
        ・ 農林漁業金融公庫(甲)の社団法人群馬県林業公社(乙)に対する貸付についての損失補償契約
        ・単独治山工事請負契約
 第60号議案 平成18年度群馬県農業改良資金特別会計補正予算(第1号)
 第61号議案 平成18年度群馬県農業災害対策費特別会計補正予算(第1号)
 第62号議案 平成18年度群馬県県有模範林施設費特別会計補正予算(第1号)
     (事 件 議 案)
 第81号議案 地方財政法第27条の規定による市町村の負担について
 第82号議案 地方財政法第27条の規定による市町村の負担について
 第83号議案 地方財政法第27条の規定による市村の負担について
 第84号議案 地方財政法第27条の規定による市町村の負担について
 第89号議案 土地改良法第91条の規定による市町村の負担について
                              【以上、全会一致可決】
         ──────────────────────────
             環境農林常任委員会請願審査報告書
┌─┬────────────────────────┬─────┬────────────┐
│番│     件        名         │ 区 分 │  意      見  │
│ │                        ├─┬─┬─┤            │
│号│                        │採│不│継│            │
│ │                        │択│採│続│            │
│ │                        │ │択│ │            │
├─┼────────────────────────┼─┼─┼─┼────────────┤
│31│西毛地区開発に関する請願〈1項1号〉      │ │ │○│引き続き調査研究を要する│
├─┼────────────────────────┼─┼─┼─┼────────────┤
│32│平成19年度群馬県林業施策に関する請願      │○│ │ │願意妥当 │
│ │            (1項趣旨)(2〜10項)│ │ │ │結果の報告を求める │
├─┼────────────────────────┼─┼─┼─┼────────────┤
│33│日豪EPA・FTA交渉に対する請願          │○│ │ │    〃 │
│ │            (1項趣旨)(2項)  │ │ │ │    〃 │
└─┴────────────────────────┴─┴─┴─┴────────────┘
         ──────────────────────────
○議長(大澤正明 君) 産業経済常任委員長田所三千男君御登壇願います。

        (産業経済常任委員長 田所三千男君 登壇 拍手)
◎産業経済常任委員長(田所三千男 君) 産業経済常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について御報告申し上げます。
 案件の詳細につきましては、お手元に配付の報告書のとおりでありますが、本委員会におきましては、審査に先立ち付託議案並びに所管事項について当局から説明を受けた後、質疑を行いましたので、以下、その大要を申し上げます。
 まず、産業経済局関係でありますが、労働問題について、フリーターの現状や若者の正規雇用に対する考え方などが質疑され、正規雇用拡大に向けて、今後の一層の取り組みが求められたほか、若者の職業観の現状が取り上げられ、学校での職業教育のあり方などについて議論されました。
 また、現在の有効求人倍率が好調な一方で、人手不足との見方もあることが指摘され、景気の指標としての認識が当局に問われるとともに、有効求人倍率の捉え方はどうあるべきか検討が求められました。
 続いて、中小企業の支援策について、ニーズに即したきめ細かな対策が求められたほか、制度融資に関しては、経営環境が厳しい中で、中小企業の経営の安定や発展に大きな役割を果たしている一方、貸付金の県予算に占める割合が高くなってきていることから、貸付金予算の計上のあり方などについて議論がなされました。
 このほか、地域ブランドの活用方策や観光振興、また、カウントダウンイベントに対する補助金のあり方などについて幅広く議論されました。
 次に、企業局関係でありますが、まず、板倉ニュータウンの販売実績や今後の販売戦略について質疑され、新年度に導入予定の販売代理制度についても、制度の概要や業者選定の方法などが確認されました。さらに、ニュータウン事業の今後の長期的な見通しが質疑されるとともに、計画の実現に向けた一層の尽力が要望されました。
 また、指定管理者制度が導入された県営ゴルフ場について議論され、各ゴルフ場が県に支払う納付金の額や施設整備に対する県費負担の考え方などについて質疑されました。
 さらに、工業団地から撤退する企業が土地を転売したことにより、売却先の企業と地元住民の間に摩擦が生じている事例が取り上げられ、分譲者としての企業局の対応を求める要望がなされました。
 このほか、伊勢崎三和工業団地の分譲状況や多田山団地の利活用などについて質疑が行われました。
 続いて、付託議案に関する審査でありますが、第34号議案に関連して、産業技術専門校の授業料値上げの是非が議論されました。
 まず、値上げの理由や改定額の適用される対象者などが質疑され、当局より、改定理由として、実習用原材料費の高騰や全国専修学校各種学校総連合会から、国に対し受益者負担の観点から適正に見直すよう要望があったことが説明されました。
 これに対し、授業料は物価に連動して定められているのか、また、見直しの時期はどのような考え方に基づくのかなどの質疑が行われ、複数の委員から、現在の景気は未だ回復途上であり、大幅に好転しているわけでもないことや、若者を育てる観点からも、現時点での改定は時期尚早であるとの意見が述べられました。
 こうした議論を経て、質疑を終了した後、第34号議案について、授業料の改定部分を削除する修正案が委員から提出され、この修正案を採決した結果、賛成多数で可決することと決定いたしました。
 そして、第34号議案中、修正可決した以外の部分については、全会一致をもって可決いたしました。
 なお、本委員会に付託されたその他の議案は、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 以上が本委員会の審議の概要であります。この旨、申し上げて委員長報告といたします。(拍手)
         ──────────────────────────
             産業経済常任委員会議案審査報告書
     (予 算 議 案)
 第1号議案 第1表 歳入歳出予算のうち
 歳  出  中
        第 5 款 労  働  費
        第 7 款 産 業 経 済 費
 第1号議案 第3表 債務負担行為のうち
        ・失業者緊急教育資金融資の保証に対する損失補償契約
        ・産業技術専門校実習用機械リース契約
        ・群馬県火災共済共同組合の火災共済事業に対する貸付契約
        ・特別小口資金融資の保証に対する損失補償契約
        ・小規模企業事業資金融資の保証に対する損失補償契約
        ・経営強化支援資金融資の保証に対する損失補償契約
        ・セーフティネット資金融資の保証に対する損失補償契約
        ・緊急経営改善資金融資の保証に対する損失補償契約
        ・中小企業再生支援資金融資の保証に対する損失補償契約
        ・創業者支援資金融資の保証に対する損失補償契約
        ・中小企業災害復旧資金融資の保証に対する損失補償契約
 第7号議案 平成19年度群馬県県営競輪費特別会計予算
 第8号議案 平成19年度群馬県小規模企業者等設備導入資金助成費特別会計予算
 第48号議案 平成19年度群馬県電気事業会計予算
 第49号議案 平成19年度群馬県工業用水道事業会計予算
 第50号議案 平成19年度群馬県水道事業会計予算
 第51号議案 平成19年度群馬県団地造成事業会計予算
 第52号議案 平成19年度群馬県駐車場事業会計予算
     (事 件 議 案)
 第32号議案 群馬県自転車競走実施条例の一部を改正する条例
 第33号議案 群馬県立産業技術センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例
                               【以上、全会一致可決】
 第34号議案 群馬県立産業技術専門校の設置及び運営に関する条例の一部を改正する条例
                              【多数をもって修正可決】
 第53号議案 群馬県企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例
 第54号議案 群馬県公営企業職員定数条例の一部を改正する条例
 第55号議案 群馬県工業用水道条例の一部を改正する条例
     (予 算 議 案)
 第58号議案 第1表 歳入歳出予算補正のうち
  2  歳  出  中
        第 2 款 総 務 費 中 の
         第 3 項 国  際  費
         第 8 項 地 域 創 造 費
             歳入歳出補正予算事項別明細書中
              第1目地域創造総務費
        第 5 款 労  働  費
        第 7 款 産 業 経 済 費
 第58号議案 第3表 債務負担行為補正のうち
  2  変  更  中
        ・経営強化支援資金融資の保証に対する損失補償契約
 第63号議案 平成18年度群馬県小規模企業者等設備導入資金助成費特別会計補正予算(第2号)
 第67号議案 平成18年度群馬県電気事業会計補正予算(第1号)
 第68号議案 平成18年度群馬県工業用水道事業会計補正予算(第2号)
 第69号議案 平成18年度群馬県水道事業会計補正予算(第2号)
 第70号議案 平成18年度群馬県団地造成事業会計補正予算(第2号)
                                【以上、全会一致可決】
 第34号議案 群馬県立産業技術専門校の設置及び運営に関する条例の一部を改正する条例に対する産業経済常任委員会の修正案
       第7条第1項の改正規定を削る。
       附則第3項中「平成19年3月31日に現に群馬県立前橋産業技術専門校及び群馬県立太田産業技術専門校の普通課程に在校する者並びに」及び「、改正後の第7条第1項の規定にかかわらず」を削る。
         ──────────────────────────
○議長(大澤正明 君) 県土整備常任委員長金子一郎君御登壇願います。

        (県土整備常任委員長 金子一郎君 登壇 拍手)
◎県土整備常任委員長(金子一郎 君) 県土整備常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について御報告申し上げます。
 案件の詳細につきましては、お手元に配付の報告書のとおりであります。
 本委員会におきましては、審査に先立ち付託議案の概要及び群馬県住宅マスタープラン(2006)案について当局から説明を受けた後、質疑を行いましたので、以下、その大要を申し上げます。
 初めに、入札契約制度の改革について、改革は契約の透明性や公平性の向上に資するとの見方がある一方、地元業者には負担が増すということであり、一般競争入札の拡大による県内業者への影響を中心に議論が交わされました。
 まず、県内・県外業者別の受注件数、受注額、それぞれの割合が質され、5000万円まで一般競争入札を拡大した場合における地元業者の受注割合の変化予測について当局の見解が求められました。そして、対象者を県内業者とする地域要件の設定などにより、県内業者の受注が現状に近い水準で維持されるよう要望をされました。
 続いて、ぐんま建設産業再生支援プランのこれまでの取り組みが質疑され、事業の成果について説明が求められました。
 次に、72日間で100万人の来場を見込んでいる全国都市緑化ぐんまフェアについて、来場者の受け皿整備の状況が質されました。
 また、県外からの誘客対策、メイン会場やサブ会場以外の県内各地の取り組みについて質疑がされました。
 続いて、道路関係では、東毛広域幹線道路の進捗状況について質されるとともに、高崎玉村バイパス、特に高崎工区の状況について説明が求められました。
 次に、国道50号前橋笠懸道路の進捗状況が質疑され、渋滞が常態化している現状を踏まえ、整備に向けての取り組みが要望されました。
 続いて、高崎ジャンクションから伊勢崎インターチェンジ間で進めてきた北関東自動車道のこれまでの側道整備について当局の評価が求められました。
 なお、関連して、関越自動車道の側道についても、幅員が狭く、機能的でないとの見方もあることから、再整備について要望がなされました。
 次に、平成19年度から実施される新町駅付近連続立体交差事業調査に関して説明が求められ、今後の進め方について質疑がされました。
 続いて、住宅関係でありますが、群馬県住宅マスタープラン(2006)案について、市町村との連携や県庁関係部局との調整の状況について質疑がされました。
 続きまして、耐震偽装問題を起こした設計事務所が関係した県内のホテルやマンションについて安全確認状況が質疑されました。
 次いで、県営住宅に関して、制度創設の経緯をはじめ、県内の整備状況、全国的な動向、入居待機者の状況、民間賃貸住宅状況などが質疑されるとともに、県営住宅の今日的な役割など質疑がされました。
 また、民間賃貸住宅がこれほど整備されている現在、公営住宅はその役割を終えており、民間住宅を活用した家賃補助制度を創設したらどうかなど様々な観点から議論が交わされました。
 次に、栃木県小山市で東北新幹線の高架橋から防音壁が落下した事故に関連して、県内の新幹線で同様の事故が発生した場合の対応やJRとの連携について質疑がされました。
 続いて、県と前橋市とJR及び前橋商工会議所で組織するJR両毛線活性化研究会の現在の状況やその取り組みについて説明が求められました。
 次に、電線の地中化事業の整備方針や優先度などについて質され、現在の計画年度以降も整備を進めていくよう要望がされました。
 続いて、今年度は大変暖冬であったことから、除雪予算の未執行分の扱いや、未執行が発生したことによる新年度予算への影響について質されました。
 その他、新交通システムに対する県の所見が求められたほか、北関東自動車道の完成の見通し、県道前橋高崎線の振動対策、前橋駅周辺の駐車場整備などについて質疑がされました。
 以上で質疑を終結し、討論を省略し採決をいたしました結果、本委員会に付託されました各議案はいずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 引き続き行いました請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおり決定をさせていただきました。
 以上、申し上げて委員長報告といたします。(拍手)
         ──────────────────────────
              県土整備常任委員会議案審査報告書
     (予 算 議 案)
 第1号議案 第1表 歳入歳出予算のうち
  歳  出  中
        第 8 款 県 土 整 備 費
        第 11 款 災 害 復 旧 費
         第 2 項 公共土木施設災害復旧費
             歳入歳出予算事項別明細書中
              第2目土木施設災害復旧費
 第1号議案 第3表 債務負担行為のうち
        ・第25回全国都市緑化ぐんまフェア実行委員会事業に要する経費の負担に関する協定
        ・全国都市緑化祭実行委員会事業に要する経費の負担に関する協定
        ・土木総合システム機器リース契約
        ・建設業許可申請等処理事務スタッフ派遣委託契約
        ・土地開発公社の借入金に対する債務保証
        ・地方道路整備(交付金事業・道路新設改良)工事委託契約
        ・八ッ場ダム生活再建対策資金融資に対する利子補給契約
        ・地方道路整備(交付金事業・街路)工事請負契約
        ・建築確認支援システム機器リース契約
        ・住宅供給公社の借入金に対する損失補償契約
        ・県営住宅建設工事請負契約
 第9号議案 平成19年度群馬県用地先行取得特別会計予算のうち
  本     文
   第1表 歳入歳出予算中の
    歳  出  中
        第 1 款 県 土 整 備 費
        第 2 款 公 債 費 中 の
         第 1 項 公  債  費
             歳入歳出予算事項別明細書中
              第3目公債諸費
        第 3 款 予  備  費
 第12号議案 平成19年度群馬県流域下水道事業費特別会計予算
     (事 件 議 案)
 第19号議案 群馬県知事の権限に属する事務の処理の特例に関する条例の一部を改正する条例
             ただし、次の部分を除く
             群馬県の生活環境を保全する条例に基づく事務に関する部分
 第35号議案 群馬県建築基準法施行条例の一部を改正する条例
 第46号議案 下水道法第31条の2の規定による市町村の負担について
     (予 算 議 案)
 第58号議案 第1表 歳入歳出予算補正のうち
  2  歳  出  中
        第 8 款 県 土 整 備 費
        第 11 款 災害復旧費中の
         第 2 項 公共土木施設災害復旧費
             歳入歳出補正予算事項別明細書中
              第2目土木施設災害復旧費
 第58号議案 第2表 繰越明許費補正のうち
  1  追  加  中
        第 8 款 県 土 整 備 費
        第 11 款 災 害 復 旧 費
  2  変     更
 第58号議案 第3表 債務負担行為補正のうち
  1  追  加  中
        ・電線共同溝整備工事請負契約
        ・沿道環境改善工事請負契約
        ・単独道路景観整備工事請負契約
        ・踏切除却工事請負契約
        ・通常砂防工事請負契約
  2  変  更  中
        ・単独道路維持修繕工事請負契約
        ・単独交通安全対策工事請負契約
        ・単独地域道路管理工事請負契約
        ・道路改築工事請負契約
        ・単独河川局部改良工事請負契約
        ・単独河川環境整備工事請負契約
        ・河川維持補修工事請負契約
        ・単独砂防施設工事請負契約
        ・単独砂防維持管理工事請負契約
 第64号議案 平成18年度群馬県用地先行取得特別会計補正予算(第2号)のうち
  本     文
     第1表 歳入歳出予算補正中の
  2  歳  出  中
        第 1 款 県土整備費
        第 2 款 公債費
 第65号議案 平成18年度群馬県流域下水道事業費特別会計補正予算(第2号)
     (事 件 議 案)
 第76号議案 群馬県道路占用料徴収条例の一部を改正する条例
 第85号議案 地方財政法第27条の規定による市町村の負担について
 第86号議案 地方財政法第27条の規定による町の負担について
 第87号議案 地方財政法第27条の規定による市町村の負担について
 第88号議案 地方財政法第27条の規定による市町の負担について
 第90号議案 土地改良法第91条の規定による市町の負担について
 第91号議案 下水道法第31条の2の規定による市町村の負担の変更について
 第92号議案 請負契約の締結について
 第93号議案 請負契約の締結について
 第94号議案 請負契約の変更について
                               【以上、全会一致可決】
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               県土整備常任委員会請願審査報告書
┌─┬────────────────────────┬─────┬────────────┐
│番│     件        名         │ 区 分 │  意      見  │
│ │                        ├─┬─┬─┤            │
│号│                        │採│不│継│            │
│ │                        │択│採│続│            │
│ │                        │ │択│ │            │
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│28│県有の総合(自然)運動公園整備についての請願  │ │ │○│引き続き調査研究を要する│
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│39│西毛地区開発に関する請願〈1項2号・3号、2項〉│ │ │○│  〃 │
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│42│わたらせ渓谷鐵道存続についての請願(趣旨)   │○│ │ │願意妥当 │
│ │                        │ │ │ │結果の報告を求める │
├─┼────────────────────────┼─┼─┼─┼────────────┤
│43│上信自動車道(高規格道路)整備促進についての請願│ │ │ │ │
│ │(「本路線の早期整備促進」)(「安定的な道路財源│○│ │ │  〃 │
│ │の確保」趣旨)                 │ │ │ │  〃 │
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│44│大川橋架け替え事業の早期実現についての請願   │○│ │ │  〃 │
│ │                    (趣旨)│ │ │ │  〃 │
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         ──────────────────────────
○議長(大澤正明 君) 文教警察常任委員長真下誠治君御登壇願います。

        (文教警察常任委員長 真下誠治君 登壇 拍手)
◎文教警察常任委員長(真下誠治 君) 文教警察常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について報告いたします。
 案件の詳細につきましては、お手元に配付の報告書のとおりであります。
 本委員会においては、審査に先立ち付託議案について当局から説明を受けた後、質疑を行いました。以下、その大要を申し上げます。
 警察本部関係では、まず、来年度、国費による更新が予定されている警察ヘリコプターについて、その価格、性能、年間の維持経費などに関して当局の説明が求められました。
 また、今回の更新に伴い、操縦士、整備士が新たに資格を取得することが必要になることから、研修の内容や経費の妥当性などについて質疑がなされました。
 続いて、刑法犯認知件数が減少していることに関し、その原因を科学的に分析することの必要性が指摘されるとともに、犯罪防止推進条例の活用のあり方について議論が交わされました。
 また、警察官増員の効果がパトロール活動などにどのようにあらわれているのか、当局の見解が求められました。
 次に、第17号議案「群馬県留置施設視察委員会条例」を巡っては、被留置者に対して問題のある取り扱い等が懸念されているとの指摘がなされ、委員会の活動内容、委員選任の方針などについて詳細な質疑が行われました。
 続いて、今定例会に上程されている青少年健全育成条例について、警察の果たすべき役割や青少年の深夜外出を制限する規定の運用方針などに関して議論が交わされました。
 次に、市町村の合併に伴い、行政と警察の管轄区域にねじれが生じていることから、警察署再編に対する考え方について当局の見解が求められました。
 また、交番・駐在所の設置基準や再編整備の方針について質疑が行われる一方、前橋市街地の3交番が1カ所に統合されることは、時代に逆行するのではないかという意見が述べられました。
 さらに、交番に関しては、空き交番の現状、交番相談員の配置状況、民間ボランティア活用の考え方などについて議論が交わされました。
 続いて、昨年12月に発足した「来日外国人共生対策推進本部」の目的、活動状況、今後の施策の方針などについて質疑が行われました。
 また、振り込め詐欺の発生状況や被害防止対策の現状などについて当局の説明が求められました。
 このほか、警察官の大量退職時代に向けた対策、高齢者が関係した事故の現状と防止対策、スクールサポーターの活動状況とその成果、伊勢崎市内の風俗店の現況とその取り締まり状況などについて質疑が行われました。
 次に、教育委員会関係ですが、まず、第36号議案「群馬県立学校授業料等徴収条例等の一部を改正する条例」について、高校授業料の値上げの是非を巡り、詳細な質疑が行われました。
 その概要を申し上げますと、格差社会が指摘され、給与水準が下落している今日、定期的に値上げを行うことは安易ではないのか。値上げによる4000万円余の増収は、県財政にとってどの程度の効果があるのか。値上げの決定は、家庭の負担能力を考慮してなされているのか。値上げを行わない場合、減収分の財政負担はどうなるのか。第36号議案に関する質疑の概要は以上のとおりであります。
 続いての質疑内容でありますが、まず、教育委員会の意義について教育委員長の見解が求められるとともに、教育委員会が「教育の日」を要綱により制定する方針であることを巡り、県議会で請願が趣旨採択されたことの重要性を認識し、条例で制定すべきとする意見が述べられました。
 続いて、この1月に本県で冬季国体が開催されたところであるが、冬季国体は開催可能な場所が限定されており、本県では既に数回開催されている一方で、開催を辞退する県もあること。また、参加しない県もあることから、冬季国体の意義や本県の負担の大きさについて質疑が行われました。
 次に、非行防止プロジェクトで、問題の多い中学校に配置されている生徒指導嘱託員の状況や非行防止プログラムの内容などについて質疑が行われました。
 また、昨年4月から始まった教職員の人事評価制度の成果をどのように評価するのか、当局の見解が求められました。
 続いて、公立図書館や学校図書の充実について、本県における学校図書標準の達成状況、学校図書館への専任司書の設置状況、県立図書館の新館設置についての考え方、県立図書館長の役割などについて質疑が行われました。
 次に、国が実施する全国学力学習状況調査、いわゆる全国一斉学力テストは、学校や子どもたちにプレッシャーを与えるものであり、個人情報保護の点からも問題があるなどの指摘がなされ、テストに対する教育長の見解が求められました。
 続いて、来年度、さくらプランの拡充により、大量に採用される非常勤講師の処遇などについて質疑がなされるとともに、正規教員の採用を進めるべきとする意見が述べられました。
 このほか、伊勢崎市への高等養護学校設置についての考え方、道徳教育の重要性、休息時間が廃止されることの影響、いじめを定義することの重要性、全国高等学校総合文化祭の事業内容、上毛学舎の入居状況などについて幅広く質疑が行われました。
 以上で質疑を終結し、討論を行いました。
 討論は第36号議案について行われましたが、議案に反対の立場からは、所得が減少しているこの時期に、県民の負担増を求めるのは忍び難い。公共料金の見直しに当たっては、父母の負担能力を考慮すべきであるといった意見が述べられました。
 また、議案に賛成の立場からは、値上げを行わない場合、結局、県の一般財源で負担することになる。この金額であれば、受益者に負担してもらうことは理解を得られるのではないかといった意見が述べられました。
 討論終了後、採決を行った結果、本委員会に付託された議案のうち、第36号議案については賛成少数により否決すべきものと決定いたしました。
 また、第1号、第17号、第37号、第40号、第41号及び第78号の各議案については多数をもって、その他の議案については全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 請願の審査結果については、お手元に配付の報告書のとおり決定をいたしました。
 以上、委員長報告といたします。(拍手)
         ──────────────────────────
               文教警察常任委員会議案審査報告書
     (予 算 議 案)
 第1号議案 第1表 歳入歳出予算のうち
  歳  出  中
        第 9 款 警  察  費
        第 10 款 教  育  費
             ただし、次の事項を除く
              第8項大学費
 第1号議案 第3表 債務負担行為のうち
        ・警察本部電子計算機(駐在所)リース契約
        ・警察本部汎用機等リース契約
        ・警察本部デジタルステレオカメラ解析システムリース契約
        ・警察本部電子計算機等(更新サーバ・クライアント)リース契約
        ・組織犯罪総合情報管理システム機器リース契約
        ・携帯型コンピュータ機器リース契約
        ・遺失物法改正に伴う電子計算機等リース契約
        ・運動能力判定用運転適正検査装置リース契約
        ・ICカード化運転免許証追記装置リース契約
        ・警察本部航空隊電源車リース契約
        ・情報管理システム(駐在所)通信回線利用契約
        ・情報管理システム(高速分駐隊、交番、駐在所)通信回線利用契約
        ・ひき逃げ車両塗膜短時間解析機器リース契約
        ・駐車違反車両確認事務委託契約
        ・ぐんまスクールネットシステムリース契約
        ・前橋商業高等学校校舎等新築工事監理委託契約
        ・前橋商業高等学校校舎等新築工事請負契約
        ・北毛青年の家体育館新築工事請負契約
        ・ぐんま昆虫の森映像ソフト作成委託契約
        ・ぐんま昆虫の森案内業務委託契約
        ・ぐんま昆虫の森企画展実施委託契約
     (事 件 議 案)
 第17号議案 群馬県留置施設視察委員会条例
                              【以上、多数をもって可決】
 第18号議案 群馬県探偵業の業務の適正化に関する法律関係手数料条例
 第26号議案 学校教育法の一部改正に伴う関係条例の整理に関する条例のうち
        第2条
        第3条
        第4条
        第3条
        第4条
        第5条
        附則中
         本則第2条から第5条に関する部分
                                【以上、全会一致可決】
 第36号議案 群馬県立学校授業料等徴収条例等の一部を改正する条例のうち
        第1条
        附則中
         本則第1条に関する部分
                                   【賛成少数否決】
 第37号議案 群馬県立学校職員定数条例及び群馬県市町村立学校職員定数条例の一部を改正する条例
                                 【多数をもって可決】
 第38号議案 群馬県学校職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例
 第39号議案 群馬県教育職員免許法関係手数料条例の一部を改正する条例
                                【以上、全会一致可決】
 第40号議案 群馬県立学校設置条例の一部を改正する条例
 第41号議案 群馬県警察本部の組織及び定員に関する条例の一部を改正する条例
                              【以上、多数をもって可決】
 第42号議案 群馬県道路交通法及び自動車の保管場所の確保等に関する法律関係手数料条例等の一部を改正する条例
                                   【全会一致可決】
     (予 算 議 案)
 第58号議案 第1表 歳入歳出予算補正のうち
  2  歳  出  中
        第 9 款 警  察  費
        第 10 款 教  育  費
             ただし、次の事項を除く
              第8項大学費
 第58号議案 第2表 繰越明許費補正のうち
  1  追  加  中
        第 9 款 警  察  費
        第 10 款 教  育  費
 第58号議案 第3表 債務負担行為補正のうち
  1  追  加  中
        ・学校施設特別維持整備工事請負契約
     (事 件 議 案)
 第77号議案 公立学校職員退職手当支給条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例
                                【以上、全会一致可決】
 第78号議案 群馬県公立学校職員の給与に関する条例及び群馬県義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置に関する条例の一部を改正する条例
                                 【多数をもって可決】
         ──────────────────────────
               文教警察常任委員会請願審査報告書
┌─┬────────────────────────┬─────┬────────────┐
│番│     件        名         │ 区 分 │  意      見  │
│ │                        ├─┬─┬─┤            │
│号│                        │採│不│継│            │
│ │                        │択│採│続│            │
│ │                        │ │択│ │            │
├─┼────────────────────────┼─┼─┼─┼────────────┤
│15│すべての子どもがひとしく育つ教育環境を求める請願│○│ │ │願意妥当 │
│ │〈2項〜8項〉           (3項趣旨)│ │ │ │結果の報告を求める │
│ │                        │ │ │ │(多数をもって決定) │
├─┼────────────────────────┼─┼─┼─┼────────────┤
│17│国道406号線北久保町出入口の交通信号機設置に関す │ │ │○│引き続き調査研究を要する│
│ │る請願                     │ │ │ │(多数をもって決定) │
├─┼────────────────────────┼─┼─┼─┼────────────┤
│18│群馬県立伊勢崎工業高等学校工業デザイン科募集再開│ │○│ │実施困難 │
│ │を求める請願                  │ │ │ │(多数をもって決定) │
├─┼────────────────────────┼─┼─┼─┼────────────┤
│22│平成19年度県当初予算編成における予算措置等につい│○│ │ │願意妥当 │
│ │ての請願〈4項〉(「高等部の設置について」趣旨)│ │ │ │結果の報告を求める │
├─┼────────────────────────┼─┼─┼─┼────────────┤
│25│障害児教育・福祉の充実を求める請願〈1項〜3項、│○│ │ │    〃 │
│ │5項〜7項、8項2号、9項1号〉(2項趣旨)  │ │ │ │    〃 │
├─┼────────────────────────┼─┼─┼─┼────────────┤
│27│ぐんまの子どもたちにゆきとどいた教育をすすめるた│ │ │○│引き続き調査研究を要する│
│ │めの請願〈1項〜4項、6項〜9項1号〉     │ │ │ │(多数をもって決定) │
├─┼────────────────────────┼─┼─┼─┼────────────┤
│28│県道12号線群馬県社会福祉総合センター前交差点の信│ │ │○│    〃 │
│ │号機についての請願               │ │ │ │(   〃    ) │
├─┼────────────────────────┼─┼─┼─┼────────────┤
│29│高校再編整備計画に伴う沼田高等学校、沼田女子高等│○│ │ │願意妥当 │
│ │学校の統合についての請願            │ │ │ │結果の報告を求める │
└─┴────────────────────────┴─┴─┴─┴────────────┘
         ──────────────────────────
○議長(大澤正明 君) 総務常任委員長松本耕司君御登壇願います。

        (総務常任委員長 松本耕司君 登壇 拍手)
◎総務常任委員長(松本耕司 君) 総務常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について御報告申し上げます。
 案件の詳細につきましては、お手元に配付の報告書のとおりであります。
 本委員会におきましては、審査に先立ち付託議案について当局から説明を受けた後、質疑を行いました。以下、その大要を申し上げます。
 初めに、平成19年度当初予算に計上されている特別養護老人ホーム整備緊急対策事業について、緊急に入所が必要な在宅待機者に対応するため、補助枠を700床に大幅拡大した件で、事業費全額を「繰越明許費」に計上することとした理由や、平成19年度の事業実施見込みなどについて質疑されました。
 そして、「繰越明許費」の設定は、当初予算ではなく補正予算で対応すべきであり、現時点においては、700床すべてを年度内に完了するよう最大限努力すべきであると指摘されました。
 次に、第14号議案群馬県副知事の定数に関する条例について、副知事を2人とすることに伴う財政負担について質疑されるとともに、三位一体改革で財政状況が厳しい中にあっては、トップマネージメントはスリムな方が良いのではないか、また、理事制の導入や県民局の設置、知事室長の設置についても検証できていない状況であり、現時点で副知事を2人とする必要性は理解し難いとの意見が述べられました。
 そして、今任期中の議会で、副知事2人制については一度否決した経緯があり、今年7月の県知事選挙後に改めて議論するべきではないかとの意見が述べられました。
 続いて、ぐんま国際アカデミーに対する私学助成問題について、昨年2月定例会で早急な解決を求める附帯決議をしたところであるが、当事者間の話し合いは中断となったままであり、9月定例会では、知事、太田市長出席のもと、集中審議まで行い、増額補正を求める決議もしたが、その後も予算措置はされていないとの状況が説明され、一連の経過について担当理事の見解が質されました。
 そして、学校運営に危機的状況が迫っているとの認識が示され、この問題については、今定例会中にきちんとした形で解決の一助を図る必要があるとの意見が述べられました。
 また、本県の私立学校児童・生徒等に対する振興費補助単価、基準財政需要額の算定基礎額について質疑されたほか、全国の私学振興費補助の状況が紹介され、副知事、理事に対して、解決に向けた努力が要望されました。
 そして、この問題解決に向けて、今定例会で予算の増額修正をするべきであるとの意見が述べられました。
 最後に、知事の退職手当の件では、特別職報酬等審議会からの答申を受けて、支給割合の見直し等について提案されている議案について、各県知事の退職金が住民感情からかけ離れているとのマスコミ批判等に対し、理事の認識が質されました。
 そして、全国的に知事の退職手当の支給割合の見直しが行われている中で、島根県や山形県のように過去の任期にさかのぼって支給割合を引き下げる県もあることが紹介され、本県の対応について理事の見解が質されました。
 また、知事の退職手当の算定方法などについても質疑され、特権的な算定の形であり、恵まれた環境であるとの意見が述べられました。
 そして、今年4月に過去3期分、今任期終了後に今期分の退職金がそれぞれ支払われるとの報告があり、まだまだ景気の回復が地方の末端まで行き届いていない状況にあることから、県民サイドに立った対応について要望され、質疑を終結いたしました。
 続いて、付託議案に関連して、「ぐんま国際アカデミー問題の早期解決を求める決議」について提案があり、提案説明の後、採決を行った結果、決議案は賛成少数により否決することに決定いたしました。
 次に、付託議案の採決の結果でありますが、第1号議案平成19年度群馬県一般会計予算については、保健福祉常任委員会で第2表「繰越明許費」を削除する修正案が可決されたことに伴う本文の修正と、ぐんま国際アカデミーの問題について、当事者間の対話を促す観点から、児童1人当たりの補助単価を、せめて私立幼稚園児並みの単価で予算措置すべきとの予算修正が提案され、第1表歳入歳出予算歳出中、総務費の文教費を6542万9000円増額し、予備費を同額減額する修正案を賛成多数で可決いたしました。
 そして、第1号議案中、修正可決した以外の部分については、全会一致をもって原案のとおり可決することを決定いたしました。
 なお、修正案の提案説明で、知事に対しては、増額修正が可決された場合には議決どおり予算執行すること、そして、太田市長に対しては、今後、知事としっかりと話し合うことをそれぞれ期待するとの意見が述べられました。
 次に、第14号議案群馬県副知事の定数に関する条例についてでありますが、理事制の導入、県民局の設置、知事室長の設置について検証できていないこと、副知事を2人とすることは経費の面から容認できるものではないこと、トップマネージメントはシンプルであった方が良いということ、そして、改革の時代にあっては、小さな県庁を目指すことが重要であるということ、以上、現時点では1人を維持し、県知事選挙後の新体制で再度議論すべきであるとの理由から、副知事2人案を1人案とする修正案が提案され、賛成多数で修正案を可決し、修正可決した以外の部分については、全会一致をもって原案のとおり可決することを決定いたしました。
 続いて、平成18年度関係議案及び第1号議案、第14号議案を除く平成19年度関係議案について採決した結果、全会一致をもって原案のとおり可決することを決定いたしました。
 請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおり決定をいたしました。
 以上、申し上げまして委員長報告といたします。ありがとうございました。(拍手)
         ──────────────────────────
               総務常任委員会議案審査報告書
     (予 算 議 案)
 第1号議案 本文
                               【多数をもって修正可決】
 第1号議案 第1表 歳入歳出予算のうち
  歳  出  中
        第 1 款 議  会  費
                                   【全会一致可決】
 第1号議案 第1表 歳入歳出予算のうち
  歳  出  中
        第 2 款 総  務  費
                               【多数をもって修正可決】
 第1号議案 第1表 歳入歳出予算のうち
  歳  出  中
        第 10 款 教 育 費 中 の
         第 8 項 大  学  費
             歳入歳出予算事項別明細書中
              第1目女子大学費
        第 12 款 公  債  費
        第 13 款 諸 支 出 金
                                   【全会一致可決】
 第1号議案 第1表 歳入歳出予算のうち
  歳  出  中
        第 14 款 予  備  費
                               【多数をもって修正可決】
 第1号議案 第1表 歳入歳出予算のうち
  歳     入
        第 1 款 県     税
        第 2 款 地方消費税清算金
        第 3 款 地 方 譲 与 税
        第 4 款 地方特例交付金
        第 5 款 地 方 交 付 税
        第 6 款 交通安全対策特別交付金
        第 7 款 分担金及び負担金
        第 8 款 使用料及び手数料
        第 9 款 国 庫 支 出 金
        第 10 款 財 産 収 入
        第 11 款 寄  附  金
        第 12 款 繰  入  金
        第 13 款 繰  越  金
        第 14 款 諸  収  入
        第 15 款 県     債
 第1号議案 第3表 債務負担行為のうち
        ・県庁舎維持管理委託契約
        ・県民駐車場等整理誘導業務委託契約
        ・総務事務センター人材派遣委託契約
        ・職員研修委託契約
        ・住民基本台帳ネットワークシステム県サーバー機器等リース契約
        ・庁内ネットワーク用パソコン等リース契約
        ・統合型GIS構築運用保守委託契約
        ・消費生活協同組合の火災共済事業に対する貸付契約
 第1号議案 第4表 県     債
 第3号議案 平成19年度群馬県災害救助基金特別会計予算
 第9号議案 平成19年度群馬県用地先行取得特別会計予算のうち
      第1表 歳入歳出予算中の
  歳  出  中
        第 2 款 公 債 費 中 の
         第 1 項 公  債  費
             歳入歳出予算事項別明細書中
              第1目元金
              第2目利子
  歳     入
        第 1 款 財 産 収 入
        第 2 款 繰  入  金
        第 3 款 繰  越  金
        第 4 款 諸  収  入
        第 5 款 県     債
      第2表 県     債
 第10号議案 平成19年度群馬県収入証紙特別会計予算
 第13号議案 平成19年度群馬県公債管理特別会計予算
                                【以上、全会一致可決】
     (事 件 議 案)
 第14号議案 群馬県副知事の定数に関する条例
                               【多数をもって修正可決】
 第15号議案 群馬県公益認定等審議会条例
 第21号議案 知事、副知事、出納長、企業管理者及び病院管理者の諸給与支給条例等の一部を改正する条例
 第22号議案 地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例
 第23号議案 群馬県職員定数条例の一部を改正する条例
 第24号議案 群馬県職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例
 第25号議案 都市的施設その他の都市としての要件に関する条例等の一部を改正する条例
 第26号議案 学校教育法の一部改正に伴う関係条例の整理に関する条例のうち
        第1条
        附則中
         本則第1条に関する部分
 第44号議案 全国自治宝くじ事務協議会規約の一部変更について
 第45号議案 関東・中部・東北自治宝くじ事務協議会規約の一部変更について
 第47号議案 包括外部監査契約の締結について
     (予 算 議 案)
 第58号議案 本文
 第58号議案 第1表 歳入歳出予算補正のうち
  2  歳  出  中
        第 1 款 議  会  費
        第 2 款 総  務  費
             ただし、次の事項を除く
              第3項国際費
              第8項第1目地域創造総務費
        第 10 款 教 育 費 中 の
         第 8 項 大  学  費
             歳入歳出補正予算事項別明細書中
              第1目女子大学費
        第 12 款 公  債  費
        第 13 款 諸 支 出 金
 第58号議案 第1表 歳入歳出予算補正のうち
  1  歳     入
        第 1 款 県     税
        第 2 款 地方消費税清算金
        第 4 款 地方特例交付金
        第 5 款 地 方 交 付 税
        第 6 款 交通安全対策特別交付金
        第 7 款 分担金及び負担金
        第 8 款 使用料及び手数料
        第 9 款 国 庫 支 出 金
        第 10 款 財 産 収 入
        第 11 款 寄  附  金
        第 12 款 繰  入  金
        第 14 款 諸  収  入
        第 15 款 県     債
 第58号議案 第2表 繰越明許費補正のうち
  1  追  加  中
        第 2 款 総  務  費
 第58号議案 第4表 県債補正
 第59号議案 平成18年度群馬県災害救助基金特別会計補正予算(第1号)
 第64号議案 平成18年度群馬県用地先行取得特別会計補正予算(第2号)のうち
      第1表 歳入歳出予算補正中の
  2  歳  出  中
        第 4 款 総  務  費
      第1表 歳入歳出予算補正中の
  1  歳     入
        第 1 款 財 産 収 入
        第 3 款 繰  越  金
        第 5 款 県     債
      第2表 県 債 補 正
 第66号議案 平成18年度群馬県公債管理特別会計補正予算(第1号)
     (事 件 議 案)
 第73号議案 群馬県職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
 第74号議案 群馬県職員退職手当に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例
 第75号議案 群馬県国民保護対策本部及び緊急対処事態対策本部条例の一部を改正する条例
 第80号議案 地方財政法第27条の規定による市町村の負担について
 第95号議案 訴えの提起について
                                【以上、全会一致可決】
 第1号議案 平成19年度群馬県一般会計予算に対する総務常任委員会の修正案
       第2条を削る。
       第3条中「地方自治法」の次に「(昭和22年法律第67号)」を加え、「第3表債務負担行為」を「第2表債務負担行為」に改め、同条を第2条とする。
       第4条中「第4表県債」を「第3表県債」に改め、同条を第3条とする。
       第5条を第4条とし、第6条を第5条とする。
       第1表の一部を次のように修正する。
      第1表 歳入歳出予算
      歳 出
       ┌──────┬──────┬───────────┐
       │款     │項     │ 金額(千円)     │
├──────┼──────┼───────────┤
       │2 総務費 │      │     48,014,994 │
       │      │      │(消し線)47,949,565 │
│ ├──────┼───────────┤
       │      │2 文教費 │      9,022,155 │
       │      │      │(消し線) 8,956,726 │
       └──────┴──────┴───────────┘
┌──────┬──────┬───────────┐
       │14 予備費 │      │       134,571 │
       │      │      │(消し線)  200,000 │
│ ├──────┼───────────┤
       │      │1 予備費 │       134,571 │
       │      │      │(消し線)  200,000 │
└──────┴──────┴───────────┘
       第3表を第2表とし、第4表を第3表とする。
 第14号議案 群馬県副知事の定数に関する条例に対する総務常任委員会の修正案
       「2人」を「1人」に改める。
         ──────────────────────────
              総務常任委員会請願審査報告書
┌─┬────────────────────────┬─────┬────────────┐
│番│     件        名         │ 区 分 │  意      見  │
│ │                        ├─┬─┬─┤            │
│号│                        │採│不│継│            │
│ │                        │択│採│続│            │
│ │                        │ │択│ │            │
├─┼────────────────────────┼─┼─┼─┼────────────┤
│29│安中市下秋間地内の花火製造工場及び火薬庫建設に反│ │ │○│引き続き調査研究を要する│
│ │対する請願          │ │ │ │ │
├─┼────────────────────────┼─┼─┼─┼────────────┤
│33│利根沼田地域の総合開発についての請願〈1項1号〉│ │ │○│   〃 │
├─┼────────────────────────┼─┼─┼─┼────────────┤
│35│平成19年度県当初予算編成における予算措置等につい│○│ │ │願意妥当 │
│ │ての請願〈2項〉            (趣旨)│ │ │ │結果の報告を求める │
├─┼────────────────────────┼─┼─┼─┼────────────┤
│37│ぐんまの子どもたちにゆきとどいた教育をすすめるた│ │ │○│引き続き調査研究を要する│
│ │めの請願〈5項、9項2号〉          │ │ │ │ │
└─┴────────────────────────┴─┴─┴─┴────────────┘
         ──────────────────────────
○議長(大澤正明 君) 予算特別委員長矢口昇君御登壇願います。

        (予算特別委員長 矢口 昇君 登壇 拍手)
◎予算特別委員長(矢口昇 君) 予算特別委員会における審査の概要について御報告を申し上げます。
 本委員会では、新年度予算及び県政の重要課題について審査をいたしましたので、以下、その大要を申し上げます。
 初めに、耕作放棄地の増加が取り上げられ、その理由や新年度の対策が議論されるとともに、バイオ作物への積極的取り組みや耕作放棄地の有効活用などが提案されました。
 続いて、重粒子線治療について、運用のためのスタッフの確保や育成が質疑されたほか、高額な治療費が必要となることから、患者負担軽減の方策について議論をされました。
 次に、特別養護老人ホームの待機者解消の予算が取り上げられ、補助枠が大幅に増額された理由や計画実現の見込みが質されるとともに、その全額が繰越明許費とされていることについて当局の説明が求められました。
 また、非常勤講師による「さくらプラン」の充実について、正規雇用促進の観点から、産業経済担当理事と教育長の見解が求められたほか、今後の正規雇用拡充について要望されました。
 次に、県立病院の栄養調理部門の外部委託化に関連をして、病院の食事と治療についての認識などが質疑されました。
「ぐんま国際アカデミー」の問題については、知事の認識や交付金制度などが議論されるとともに、今後の予算執行の考え方について質されました。
 続いて、若年認知症対策に係る新年度の施策について活発に議論されるとともに、専門医の確保やヘルパーの研修の充実などの意見が述べられました。
 次に、子育て支援に関して、経済的負担軽減のための施策のあり方や乳幼児医療費補助の拡大について質疑されたほか、障害児保育の助成についても、予算が減少していることに対する当局の見解が求められ、その拡充について要望がなされました。
 また、企業局造成の工業団地に産業廃棄物が埋め立てられた問題が議論され、過去の経過や調査結果について質疑されるとともに、今後の対応が質されました。
 次に、職員の人事管理に関連して、勧奨退職の基本的な考え方について質疑されたほか、個別の事例が取り上げられ、手続きが適正であったか質されました。
 続いて、行財政改革について、職員が能力を発揮するための組織のあり方が議論され、わかりやすく合理的な組織づくりが求められるとともに、県債の返済計画が質疑され、明確なビジョンと目標設定が必要であるとの意見が述べられました。
 さらに、本県の下水道普及率が全国的に見て低水準であるとして、その整備に力を入れることや、石綿水道管の敷設がえを急ぐことなどが要望されました。
 次に、「道普請型ぐんまクリーン大作戦」について、補助額の低下に合わせて参加団体も減少傾向にあることが指摘され、地域の活動に対する一層の支援が求められました。
 最後に、有害鳥獣被害対策が取り上げられ、今後の対策に真剣に取り組むよう要望され、質疑を終結いたしました。
 本委員会における質疑の概要は、以上のとおりであります。これをもって委員長報告といたします。(拍手)
○議長(大澤正明 君) 決算・行財政改革特別委員長原富夫君御登壇願います。

        (決算・行財政改革特別委員長 原 富夫君 登壇 拍手)
◎決算・行財政改革特別委員長(原富夫 君) 決算・行財政改革特別委員会における審査の経過について御報告を申し上げます。
 まず初めに、昨年4月に指定管理者制度を導入し1年が経過することから、施設運営面等の検証状況について質疑されるとともに、しっかり検証し、次年度以降の運営に活かしてほしいとの意見が述べられました。
 次に、夕張市の財政破綻事例が紹介され、本県の市町村に対する行財政改革に関する指導の状況について質疑されました。また、関連して、自治体の財務チェックの仕組みなどについて質されました。そして、市町村合併に対する県の対応や合併後の市町村の将来展望、さらに、合併特例債の運用実態について担当理事の見解が質されました。
 続いて、行政事務の外部委託に対する考え方や課題などについて質疑されるとともに、外部委託をする場合には、業務の担い手として誰がふさわしいかということを意識しながら進めることが重要ではないかとの意見が述べられました。また、佐賀県で行われている「県民協働化テスト」に対する当局の見解が質されました。
 次に、行政事務手続きに時間がかかるとの県民意見もあるとの指摘があり、行政手続条例の運用状況について質疑されるとともに、行政サービスの向上について要望されました。
 続いて、職員の定員管理について、それぞれの業務に必要な人員の積算がなければ、人員配置が適正かどうかの判断ができないと指摘されるとともに、人事評価制度を機能させるためにも、個々の職員の業務に対する負荷を把握する必要があるのではないかとの意見が述べられました。
 次に、県民局の機能強化など地域完結型の行政執行について要望されたほか、東毛地域における県境振興対策及び隣接県と連携した広域行政の検討などについて質疑されました。
 続いて、県税の滞納状況や収納未済額の縮減対策について質されるとともに、納税し易い環境づくりについて要望されました。
 次に、来年度、「さくらプラン」の充実として、490人の非常勤講師を配置することについて、正規職員を配置すべきではないかとの意見が述べられ、行革の観点から担当理事の見解が質されました。
 また、今回提案されている県立学校の授業料値上げについて、見直しに当たっては、県民の負担能力を勘案し対応する必要があるとの意見が述べられました。
 このほか、行政改革における人材改革、予算附属説明書の記載方法、事業評価制度と決算審査のあり方、小児救急電話相談事業の外部委託などについて質疑・要望されました。
 以上が、本委員会の審査の概要であります。
 なお、閉会中の特定事件につきましては、別途議長あて申し出ておきました。
 以上、申し上げて委員長報告といたします。(拍手)
○議長(大澤正明 君) 地域活性化対策特別委員長腰塚誠君御登壇願います。

        (地域活性化対策特別委員長 腰塚 誠君 登壇 拍手)
◎地域活性化対策特別委員長(腰塚誠 君) 地域活性化対策特別委員会における審査の経過について御報告申し上げます。
 本委員会におきましては、当局から所管事項の説明を受けた後、質疑を行いましたので、以下、その大要を申し上げます。
 初めに、観光振興についてでありますが、外国人観光客のための通訳案内士について県内の状況が質疑され、都道府県単位で地域限定の通訳案内士の登録が行えるようになったことから、今後の積極的な取り組みについて要望されました。
 また、県内外で行われる物産展について開催実績と成果が問われるとともに、出展者の選定方法について質疑され、より多くの事業者が参加できるよう、今後の取り組みと出展者への支援について要望されました。
 さらに、観光関係団体が統合されることについて、今後県とどのように連携していくのか当局の見解が求められ、新団体がより戦略的に観光振興を推進するためには、新たな視点による取り組みが必要であるとして、これまで以上の強い支援が要望されました。
 また、「ウェルカムトゥぐんま」の推進について質疑され、観光局と県民局、県と市町村が連携しながら観光振興に取り組むよう、一層の尽力が求められました。
 続いて、市町村合併後の地域振興について議論が交わされました。
 まず、伊勢崎市の合併特例債事業に関連して、国との折衝の経緯や起債の手続きなどが質疑され、合併後の地域づくりが今後円滑に進められるよう県の助言について要望されました。また、合併特例債に関連して、これまでの実績や対象となる事業等について質疑が行われました。
 次に、「地域振興調整費」の補助事業について、住民負担を一層軽減していくような制度の運用が要望されたほか、吾妻地域で計画されているイノシシの獣肉加工施設の進捗状況と今後の運営について質疑が行われました。
 続いて、中心市街地活性化対策の関連で、「まちづくり3法」の改正内容について地元で誤解を招いている事例が挙げられ、県としても、市町村や地元に理解を深めてもらうため、十分な説明を行うよう要望されました。
 次に、地域経済活性化の観点から若者の就労支援が取り上げられ、ジョブカフェの業務委託業者の募集要件について質疑されるとともに、民間就職支援事業者のノウハウを積極的に活用していくことについて意見が述べられました。
 このほか、産業技術センターで実施している公募型研究開発の現状や研究テーマなどが質疑されたほか、繊維工業試験場の地元中小企業に貢献する運営のあり方について要望が述べられ、審議を終了いたしました。
 なお、閉会中の特定事件につきましては、別途議長あてに申し出ておきました。
 以上、申し上げて委員長報告といたします。(拍手)
○議長(大澤正明 君) 教育環境づくり特別委員長中沢丈一君御登壇願います。

        (教育環境づくり特別委員長 中沢丈一君 登壇 拍手)
◎教育環境づくり特別委員長(中沢丈一 君) 教育環境づくり特別委員会における審査の経過について御報告申し上げます。
 本委員会におきましては、所管事項について質疑を行いましたので、以下、その大要を申し上げます。
 初めに、本委員会のテーマである学校・家庭・地域社会の連携による教育環境の整備について、本委員会におけるこれまでの議論を踏まえ、具体的な取り組みや地域への働きかけについて教育長の所見が求められました。
 また、地域社会との連携を図るうえで、地域に開かれた学校づくりが必要との認識のもと、学校評価制度や学校への関心を高めるための取り組みについて議論が交わされました。
 次に、いじめ、未履修など教育現場で問題が相次ぐ昨今、県教委の指導のあり方について議論が交わされ、県教委は権威を持って指導に当たるべきとの意見がありました。
 続いて、私立学校に対しては、教育内容まで踏み込んで指導すべきとの見解や、学事法制課に指導主事を置くべきとの意見が述べられたほか、私学も県民教育として一体であり、県教委も連携していくべきとの意見が示されました。
 次に、教員の多忙に関して、多忙の原因について質疑されるとともに、給食費の集金など多忙の要因を解消する必要性が述べられ、教師と生徒が触れ合う時間を増やしていくことが重要との意見がありました。
 続いて、教師のメンタルヘルスの取り組みについて質疑されたほか、教師も労働者であり、学校の安全衛生委員会を機能させるよう要望されました。
 次に、公立高校の学区が廃止され、全県一区になった19年度入学選抜に関して、現時点での状況が質されました。
 続いて、高校生の自転車運転のマナーの悪化、違法駐輪などが周辺住民に迷惑をかけ、学校に苦情が寄せられている実態を把握しているか質され、地域との相互理解を深めるためにも、適切な対応に努めるよう要望されました。また、自転車運転マナーの悪化は不測の事故に結び付くことから、マナーアップ運動の実施にとどまらず、社会規範やルールを遵守させる指導の徹底が必要との見解が述べられました。
 次に、19年度予算におけるスポーツ振興の重点事項について説明が求められ、学童、生徒の体力向上は重要課題であり、積極的に取り組むよう要望されました。
 続いて、各地域で行われている「スポーツ少年団」に関して、学校との関係について質疑されたほか、主な活動場所が学校であり、児童の体力向上に貢献している実態を踏まえ、もっと連携をすべきとの意見が述べられました。
 最後に、昨年の一般質問で「高校の夜間の部活動の10時以降の活動について指導する」との教育長答弁に関して、その後の指導状況について質疑されるとともに、深夜外出を禁ずる青少年健全育成条例が制定されることから、適正な指導が要望されました。
 以上で質疑を終結し、審査を終了いたしました。
 なお、閉会中の特定事件につきましては、別途議長あてに申し出ておきました。
 以上、申し上げて委員長報告といたします。(拍手)
○議長(大澤正明 君) 安全・安心なくらし特別委員長小林義康君御登壇願います。

        (安全・安心なくらし特別委員長 小林義康君 登壇 拍手)
◎安全・安心なくらし特別委員長(小林義康 君) 安全・安心なくらし特別委員会における審査の経過について御報告申し上げます。
 初めに、居住区域における生活道路の交通安全対策について、歩道が狭く歩きにくいところや電柱などが障害物となっているところなど歩行者にとっての危険箇所や、ガードレールの反射板や道路照明の欠損など、道路の危険箇所の迅速な補修について質疑がなされ、警察と道路管理者の連携について見解が求められました。
 また、自転車の交通安全対策について、自転車の通行に関わる危険箇所の点検を行うとともに、歩行者や自転車など交通弱者に対する安全対策が質され、積極的な対応が要望されました。
 そのほか、山間部の交差点などで道路の構造や交通量の変化により新たに危険が生じている箇所が指摘され、生活道路や農道としての役割をもう1度見直す必要性が述べられました。
 次に、高度先進医療に関する審議の際、参考人として群馬大学関係者の出席を求め、がんの最先端治療施設として県内外から大きな期待が寄せられている重粒子線照射施設の今後の運営計画や資金計画について質疑がなされるとともに、施設稼働後の経常経費に対する問題とともに、患者の見込み数や患者確保の施策など、経常収支の見通しについて群馬大学の見解が求められました。
 また、1人当たりの治療費が約314万円かかることについて、患者の負担を軽くする施策を行うなど、より多くの県民が安心して治療を受けられるよう、大学と自治体との十分な連携が要望されました。
 そのほか、食の安全・安心の観点から、食品安全会議のこれまでの取り組み状況や今後の方針が質疑されるとともに、農薬の使用が制限される中で、農産物の病害虫被害の状況や対応策が質疑されました。
 また、福祉のまちづくりに関して、県有施設のバリアフリーへの取り組み状況が質疑され、さらに生活習慣病の予防の観点から、食生活改善への取り組み状況などについて幅広く意見が交わされ、審査を終了いたしました。
 なお、閉会中の特定事件につきましては、別途議長あて申し出ておきました。
 以上、申し上げまして委員長報告といたします。(拍手)
○議長(大澤正明 君) 以上で委員長報告は終了いたしました。
 ● 討     論
○議長(大澤正明 君) これより討論に入ります。
 まず、総務常任委員長から報告のありました第1号議案第1表歳入歳出予算のうち、歳出中第2款総務費第2項文教費、第14款予備費第1項予備費の修正案について討論をいたします。
 通告がありますので、発言を許します。
         ──────────────────────────
               本 日 の 発 言 通 告
┌───────┬─────────────────────────────────────────┐
│氏     名│     発 言 通 告 内 容                         │
│( 所属会派 )│                                         │
├───────┼─────────────────────────────────────────┤
│長崎博幸   │第1号議案第1表歳入歳出予算のうち歳出中、第2款総務費第2項文教費、第14款予備費第│
│(フォーラム │1項予備費の修正案に対する反対討論 │
│ 群馬)   │ │
├───────┼─────────────────────────────────────────┤
│長谷川嘉一  │第1号議案第1表歳入歳出予算のうち歳出中、第2款総務費第2項文教費、第14款予備費第│
│(自由民主党)│1項予備費の修正案に対する賛成討論 │
├───────┼─────────────────────────────────────────┤
│岩上憲司   │第1号議案第1表歳入歳出予算のうち歳出中、第2款総務費第2項文教費、第14款予備費第│
│(オンリーワン│1項予備費の修正案に対する反対討論 │
│ 県政)   │ │
├───────┼─────────────────────────────────────────┤
│伊藤祐司   │第1号議案第1表歳入歳出予算のうち歳出中、第2款総務費第2項文教費、第14款予備費第│
│(日本共産党)│1項予備費の修正案に対する賛成討論 │
└───────┴─────────────────────────────────────────┘
         ──────────────────────────
○議長(大澤正明 君) ただ今議題となっております第1号議案第1表歳入歳出予算のうち、歳出中第2款総務費第2項文教費、第14款予備費第1項予備費の修正案に関する委員長報告に対する反対討論者長崎博幸君御登壇願います。

        (長崎博幸君 登壇 拍手)
◆(長崎博幸 君) フォーラム群馬の長崎博幸でございます。
 ただ今の第1号議案平成19年度群馬県一般会計予算第1表歳入歳出予算のうち、2款総務費2項文教費の修正案に対する委員長報告に反対の討論を行います。
 この修正案は、ぐんま国際アカデミーへの補助金を増額しようとするものであります。我が会派としても、これまで機会あるごと増額すべきとの立場から質疑を行ってまいりましたし、議会決議にも賛成していることからも明らかなように、基本的な思いは県として増額するべき、あるいは増額する意思のあることをもっと明確に、より具体的に示すべきだと考えております。同時に、今議会の一般質問でも取り上げましたが、県に対する一方的な増額要求は、真に歩み寄りの成果を得られるのかという点で修正案とは異なる考えを持つものであります。
 まず、この問題に対する知事の解決に向けた姿勢でありますが、議会答弁、再三再四の議会からの増額要求に対する対応では、最初に太田市が設置者として責任を果たすべきとの一点張りで、歩み寄る姿勢を明確には感じることが残念ながらできませんでした。私どもの会派としても、このままでは予算原案に全面的には同意できないとの考えであり、一般質問で提案したように、私立学校に対する公的な支援額の半々を県と太田市が負担する独自の修正案を提案することも模索いたしました。
 私どもの主張のポイントは、補助金の増額に加え、太田市がこれまでの主張に固執しないで、運営費への財政支援に道を開く柔軟な姿勢を示すことができるかどうかであります。しかしながら、太田市のスタンスは、議会の縛りがあって、現時点では柔軟な考えを出せる状況にないと伺っており、私どもが打開策として考えている公的支援のスキーム、具体的には、太田市も運営費を負担するという枠組みそのものが成立する可能性が極めて低いと判断せざるを得ない状況であります。
 また、予備費が2億円計上されており、増額修正をする、しないに関わらず、執行権者である知事の判断いかんで財源手当には柔軟に対応できる予算案となっております。
 したがって、県議会が太田市に対して直接働きかける立場にないことを踏まえ、あくまで中立の立場から、県と太田市との話し合いの早期再開、県の補助金増額の意思を明確にすべしとのこれまでの主張に加え、新たに太田市にも運営面の財政的支援に柔軟な対応を求める決議にとどめるべきとの立場から決議案を提案いたしましたが、残念ながら同意を得るには至りませんでした。
 私どもとしては、早期解決に向けては、あくまで双方が歩み寄るべきとの基本的なスタンスであり、異例とも言える修正案は、県執行部と県議会との対立という図式に歪曲化されかねないことに違和感があり、決して県民にとって望ましいことではないと考えますし、必ずしも話し合いの糸口にならないのではとの懸念を抱くことから、修正案に同意できません。
 本修正案は、可決されることが明白な情勢でありますが、これまでの知事答弁からしても、実行性には依然疑問が残ります。これまでにも申し上げたとおり、この問題の解決には、県民でもある太田市民の意思が重要なかぎを握っているものと考えます。私は、太田市民共通の誇るべき教育環境として捉え、大切な子どもたちのために、市民こぞって守り育てていく決意を持って、7月に予定をされている知事の改選を契機に、早期解決のため議会としても柔軟な姿勢が示されることを強く期待して反対討論といたします。
 以上です。(拍手)
○議長(大澤正明 君) ただ今議題となっております第1号議案第1表歳入歳出予算のうち、歳出中第2款総務費第2項文教費、第14款予備費第1項予備費の修正案に関する委員長報告に対する賛成討論者長谷川嘉一君御登壇願います。

        (長谷川嘉一君 登壇 拍手)
◆(長谷川嘉一 君) 自由民主党の長谷川嘉一でございます。私は自由民主党を代表して、上程中の第1号議案平成19年度一般会計予算について、総務常任委員会の委員長報告に賛成の立場から討論をいたします。
 ぐんま国際アカデミーに対する私学助成金の増額修正であります。この問題については、平成17年12月定例会において補助額の増額等を求める請願を採択し、そして、平成18年2月定例会においては、当事者間において早急な解決を図り、9月定例会までに議会に報告するよう附帯決議したところでございます。しかし、県と太田市による当事者間の話し合いは中断されたまま今日に至っております。
 この問題については、異例とも言える2回の全員協議会や総務常任委員会における集中審議なども開催し、解決の糸口を模索してまいりましたが、当事者の主張は平行線のままであります。ぐんま国際アカデミーも、今年4月にはいよいよ1年生から6年生までがそろいます。学校運営に危機的状況が迫っているという認識の中で、学校に通う子どもたちのことを最優先に考えなければなりません。議会としても、今定例会中にきちっとした形で解決の一助を図る必要があると考え、知事と太田市長による解決に向けた対話を促すという観点から、増額修正を提案するものであります。
 修正額については、お互いの歩み寄りを期待し、平成19年度当初予算で計上されている学校法人立の私立幼稚園児1人当たりの単価で計算したものであります。ここに改めて、知事におかれましては、増額修正案が可決された場合には、議決どおり予算執行されますよう要望いたします。そして、太田市長には、この問題解決に向け、今後知事としっかりと話し合いを行い、県民の理解を得る努力を期待するところであります。
 終わりに、今までの一連の経緯、そして本定例会における一般質問及び総務常任委員会における審議等踏まえまして、議員全員の賛同により、委員長報告のとおり可決、成立いたしますことをお願い申し上げて、討論といたします。(拍手)
○議長(大澤正明 君) ただ今議題となっております第1号議案第1表歳入歳出予算のうち、歳出中第2款総務費第2項文教費、第14款予備費第1項予備費の修正案に関する委員長報告に対する反対討論者岩上憲司君御登壇願います。

        (岩上憲司君 登壇 拍手)
◆(岩上憲司 君) オンリーワン県政の岩上憲司でございます。
 第1号議案平成19年度一般会計予算のうち、第1条第2項第1表歳入歳出予算中、歳出第2款総務費の増額及び第14款予備費の減額を内容とする修正案について反対の立場から討論を行います。
 ぐんま国際アカデミーについては、実質的な設立者である太田市がまず責任を果たすべきであり、それが果たされていない現段階で県が支援を行うことは適当でないと考えます。ぐんま国際アカデミーは、構造改革特区制度を利用して太田市長が発案し、市長自らが学校法人と学校の設置を承認し、申請し、太田市の私学審議会の審議を経て太田市長が許認可を行ったものであり、通常の私学学校とは大きく異なっていることは明らかであります。知事が、まず太田市が設置責任を果たすべきと話されているのはそのとおりと考えます。
 現状、太田市が具体的にどのような責任を果たすのか、市長は知事に何ら説明をされておりません。太田市の平成19年度当初予算にもアカデミー支援のための予算は計上されていないとのことです。9月議会での早期解決に関する決議では、お互いの歩み寄りによりこの問題は解決されなければならないとされておりました。太田市が19年度予算で支援のための方策を何ら示さず、市長からの具体的な説明がないという状況で、一方的に県の予算だけ修正を行い、アカデミーの財政責任を県に担わせることが果たして適切でしょうか。
 修正案は、地方交付税制度及びその単価を増額修正及び修正額積算のひとつの根拠にしております。これは交付税制度を誤解しているものであり、地方交付税は法律に明記されているとおり、交付条件をつけたり、使途を限定したりしてはならないことであるわけです。したがって、今回の予算修正に関しては、幼稚園の18万9296円を補助単価に採用していることから、小学校の交付税単価24万900円との差額分については太田市の責任を求めているとの考えがあるとすれば、これについても合理性がありません。太田市の責任を求めるべきこと自体は私も全く同感でありますが、これをきちんと担保するために、太田市におけるアカデミー運営費等に対する責任ある助成が措置されることを確認することが必要です。この確認の後、県として対応を考えるのが筋であります。
 以上申し上げたとおり、ぐんま国際アカデミー支援のための予算増額修正案は適切でないものであると表明をして、私の反対討論といたします。(拍手)
○議長(大澤正明 君) ただ今議題となっております第1号議案第1表歳入歳出予算のうち、歳出中第2款総務費第2項文教費、第14款予備費第1項予備費の修正案に関する委員長報告に対する賛成討論者伊藤祐司君御登壇願います。

        (伊藤祐司君 登壇 拍手)
◆(伊藤祐司 君) 日本共産党の伊藤祐司です。
 議題となっております第1号議案該当部分の修正案についての賛成討論を行います。
 この修正案は、この間繰り返し議論され、議会と知事との対立点の中心のひとつとなってきたぐんま国際アカデミーへの助成金を増額しようとするものです。日本共産党県議団は、小学校段階から英語漬けにして教育しようという同校の教育方針を肯定する立場ではありません。日本語で考え、議論する能力の習得などに不安を持つものであります。まして、公が関与してこのような実験的な学校を設立すべきではないと考えました。ですから、小寺知事が太田市への私立学校許認可権の移譲を議会に提案したとき、私たちはこれに反対したのです。
 ところが、知事は、自分で許認可権の移譲を提案しておきながら、後になって教育内容に問題があるなどという行政のトップとしてあまりにお粗末ではないでしょうか。ぐんま国際アカデミーは、国の特区構想に沿って設立されました。特区構想には特別な財源手当てはなく、既存の財政体系に沿って助成金等の措置が行われることを前提にしています。日本の学校には、公立学校と私立学校、そして国立学校の3種類しか定義はなく、法律上私立の学校ならば、その流れに沿って助成しなくてはならないのです。太田市側も当然そうしたことを前提に構想を進めたものです。それを開校する段階になって、事実上の太田市立などという法律解釈にない勝手な位置付けをして助成金を大幅に差別するなど、これは想定外の行為を続けてきました。相次ぐ批判に対しても持論を曲げず、提案された来年度予算案でも差別はそのままでした。
 私たちはアカデミーを特別扱いするよう求めているわけではありません。あくまでも他の私学と同程度の県の支援を行うべきだと主張するものであります。知事自身が太田市に許認可権の移譲を提案している点、知事の言う法律上は私立だが、事実上の太田市立という解釈は法的には通じない点、これ以上の議論を行っても知事の考えは変わらないであろうという点、4月からは452人の子どもが通う学校である点を考えれば、他の私立学校に類似した助成を与えようというこの修正案は妥当なものであり、賛成をいたします。(拍手)
○議長(大澤正明 君) 以上で、第1号議案第1表歳入歳出予算のうち、歳出中第2款総務費第2項文教費、第14款予備費第1項予備費の修正案についての討論を終結いたします。
 ● 採     決
○議長(大澤正明 君) 直ちに採決いたします。
 本修正案について採決いたします。
 本修正案に賛成の諸君の起立を求めます。
        (賛 成 者 起 立)

○議長(大澤正明 君) 起立多数であります。よって、総務常任委員長から報告のありました修正案は可決されました。
 ● 討     論
○議長(大澤正明 君) 次に、保健福祉常任委員長から報告のありました第1号議案第2表繰越明許費及び本文の修正案について討論をいたします。
 通告がありますので、発言を許します。
         ──────────────────────────
               本 日 の 発 言 通 告
┌───────┬─────────────────────────────────────────┐
│氏     名│     発 言 通 告 内 容                         │
│( 所属会派 )│                                         │
├───────┼─────────────────────────────────────────┤
│黒沢孝行   │第1号議案第2表繰越明許費及び本文の修正案に対する反対討論 │
│(フォーラム │ │
│ 群馬)   │ │
├───────┼─────────────────────────────────────────┤
│星野寛    │第1号議案第2表繰越明許費及び本文の修正案に対する賛成討論 │
│(自由民主党)│   │
├───────┼─────────────────────────────────────────┤
│早川昌枝   │第1号議案第2表繰越明許費及び本文の修正案に対する反対討論 │
│(日本共産党)│  │
├───────┼─────────────────────────────────────────┤
│岩上憲司   │第1号議案第2表繰越明許費及び本文の修正案に対する反対討論 │
│(オンリーワン│ │
│ 県政)   │ │
└───────┴─────────────────────────────────────────┘
         ──────────────────────────
○議長(大澤正明 君) ただ今議題となっております第1号議案第2表繰越明許費及び本文の修正案に関する委員長報告に対する反対討論者黒沢孝行君御登壇願います。

        (黒沢孝行君 登壇 拍手)
◆(黒沢孝行 君) 第1号議案のうち、保健福祉常任委員長報告の中で、繰越明許費を削る委員長報告に反対する討論を行います。
 特別養護老人ホームの入所待機者は、高齢政策課の調査で、平成18年5月1日現在7090人、そのうち緊急に入所が必要とされるのが709名となっています。そこで、緊急に700床を増床することは、県民にとって大変朗報であり、やればできるのかと改めて思い、知事の英断を評価するものであります。
 そこで問われるのは、現実に700床ができるのかが問われているのであり、通常、工期が半年程度ということからして、事業者のセーフティネットとして繰越明許にしておくことで、安心して特養のベッド増床に取り組めるとの判断は納得できるものであります。要は、いかにして700床をつくるかであり、市町村、事業者と一体となり、全力を挙げて取り組むことを強く要望して討論を終わります。(拍手)
○議長(大澤正明 君) ただ今議題となっております第1号議案第2表繰越明許費及び本文の修正案に関する委員長報告に対する賛成討論者星野寛君御登壇願います。

        (星野 寛君 登壇 拍手)
◆(星野寛 君) 自由民主党の星野寛であります。
 私は自由民主党を代表して、上程中の第1号議案平成19年度群馬県一般会計予算のうち、第2表繰越明許費について修正案に賛成の立場から討論いたします。
 特別養護老人ホームのベッド数を700床増床することは、平成19年度における県政の目玉事業であり、最重点事項のひとつであります。この事業そのものは、我が党としても従来より最重点課題として取り組んできたところであり、大いに評価し賛同するところであり、また、県民の期待も非常に大きい事業であります。県当局におかれましても、700床の整備実現に向けて鋭意努力していただけるものと強く期待をしております。
 しかしながら、当初予算を計上する段階で、事業費全額を繰越明許費として計上するという手法については、いささか疑念、違和感を感じざるを得ません。この点については、本会議や常任委員会でも質疑されたところであります。当局の説明には、繰り越すことで2カ年計画の事業執行が可能になること、福祉的な公共事業のようなものなので、2カ年という期間があれば新規参入を希望する事業者にもメリットがあること等の説明がありました。事務手続き上のメリットが強調されておりましたが、当局の姿勢として、でき得る限り早く700床整備したいという熱意が弱かったように感じられたのは私だけでしょうか。これで県民の大きな期待に応えられるのでしょうか。
 本来、公会計は1年度ごとの単年度で執行するのが原則であり、公共事業であればなおさら1年度ごとに着実に進めていくうえで、年度途中にある程度事業進捗状況の見込みがついた時点で、必要があれば繰り越しを行うということが妥当であると思料いたします。ぜひ、年度当初から全額繰り越しを見込むなどという弱気にして変則的な対応をもくろむことのないよう要望するところであり、総務常任委員会においても補正予算で対応すべきとの指摘もあったことを申し添える次第であります。
 県当局の英断と熱意を認めることに決してやぶさかではありませんが、冷静な判断のもと、万全な体制を整えて19年度中に700床整備実現を目指し、最大限努力していただきたいというふうに思います。一日も早い入所を望む待機者とその御家族の切実な願いを思うとき、強い決意のもと、この事業の推進に当たるのが我々の責務であり、我々はその声に応えなければなりません。
 我が党において、協議の中で、この問題に対してひとつの考え方が浮上してまいりました。それは、待機者に対して、緊急措置として、一時的に既存の特別養護老人ホームで受け入れをしようとするものです。今年度末には7007床、119施設となる予定です。そこで、これらの既存施設において暫定的にショートステイの空きベッドを活用し、1施設当たり3ないし5名の待機者を受け入れたらどうかとの考えであります。おおむね450人から500人程度の受け入れが可能になると考えられます。提案をさせていただきます。
 以上、申し上げて私の委員長報告に対する賛成討論とさせていただきます。(拍手)
○議長(大澤正明 君) ただ今議題となっております第1号議案第2表繰越明許費及び本文の修正案に関する委員長報告に対する反対討論者早川昌枝さん御登壇願います。

        (早川昌枝さん 登壇 拍手)
◆(早川昌枝 さん) 私は日本共産党の早川昌枝です。
 当県議団を代表し、第1号議案第2表繰越明許費及び本文の修正案について反対の討論をいたします。
 私どもは16年前の県会議員選挙で、全国最下位の特別養護老人ホームの増設を中心的な政策に掲げ、県民との協働でこの要求実現のために取り組んでまいりました。当局や関係者の御努力もあり、やっと全国平均の施設整備率に持ってくることができたわけです。しかし、待機者の急増に施設整備が追いつかず、ついに施設数の総ベッド数を上回る7000人を超える待機者を生み出したわけです。こういう状況でいつ入所できるかわからない、入所を待ち続けることがどんなにつらく苦しいことか、皆さんにもおわかりいただけると思います。
 私は12月議会で緊急な支援策を知事に求めました。今回の特別養護老人ホームの700床の増床は、緊急に入所が必要と判定された700人余りのお年寄りとその家族を救済するため県がとった特別対策であり、こうした人々に明るい希望の灯となったわけです。
 自民党の皆さんは、年度当初から繰越明許にしたのはおかしいと修正案を出しました。しかし、担当理事が説明したように、開設にこぎつけるには市町村への説明、配分、参入業者への配慮など、それ相応の時間がかかるものです。私は、あらかじめ繰越明許として関係者にも県のやる気を示すこうしたやり方は納得のいくものです。しかも、県単独補助であるため、これまでのような個室一辺倒の建設から、申し込み者が殺到している多床室も許可するなど、現場をよく知った実態に見合った対策です。そのうえ、来年度以降の増床も約束しているわけですから、県議会としてもこの立場を尊重し、応援するというのは当然だと考えます。
 自民党は繰越明許費を削除するという修正によって、当局のこうした対応を頭から否定しようとしていますが、まさに反対のための反対と受け取られても仕方がないのではないでしょうか。よって、本修正案には強く強く反対するものです。(拍手)
○議長(大澤正明 君) ただ今議題となっております第1号議案第2表繰越明許費及び本文の修正案に関する委員長報告に対する反対討論者岩上憲司君御登壇願います。

        (岩上憲司君 登壇 拍手)
◆(岩上憲司 君) オンリーワン県政の岩上憲司でございます。
 第1号議案平成19年度一般会計予算のうち、第2表繰越明許費及び本文の修正案について反対の立場から討論を行います。
 平成19年度当初予算の中で、特別養護老人ホーム700床整備の予算を確保したことは、県民からの要望が大きい待機者の解消に向けて大きな前進になるものであります。700床の整備は、可能な限り早く整備されることが必要であります。そのためには、特養をやりたいと希望する事業者が取り組み易い環境づくり、安心して手が上げられる環境をつくることが不可欠であります。
 繰越明許費を当初予算から計上することは、計画が少し来年にかかってしまうが、手を上げてもいいのだろうか、補助金は受けられるのだろうかなどと心配する事業者にとって、安心して希望が出せることとなります。こうした環境をつくることは、今回の700床の緊急整備にはぜひとも必要なのではないかと思います。
 繰越明許費を、繰り越しをすることが決まってから補正予算で計上すればいいという議論もあったようですが、当初予算から削除した場合には、事業者が安心して希望が出せないばかりか、事業の採択に機動性がなくなってしまい、整備をかえって遅らせる結果を招くのではないかと大きな危惧を抱いております。
 以上、繰越明許費の当初予算からの必要性を表明し、私の討論といたします。(拍手)
○議長(大澤正明 君) 以上で、第1号議案第2表繰越明許費及び本文の修正案についての討論を終結いたします。
 ● 採     決
○議長(大澤正明 君) 直ちに採決いたします。
 本修正案について採決いたします。
 本修正案に賛成の諸君の起立を求めます。
        (賛 成 者 起 立)

○議長(大澤正明 君) 起立多数であります。よって、保健福祉常任委員長から報告のありました修正案は可決されました。
 ● 討     論
○議長(大澤正明 君) 次に、ただ今修正議決いたしました部分を除く第1号議案について討論をいたします。
         ──────────────────────────
               本 日 の 発 言 通 告
┌───────┬─────────────────────────────────────────┐
│氏     名│     発 言 通 告 内 容                         │
│( 所属会派 )│                                         │
├───────┼─────────────────────────────────────────┤
│早川昌枝   │第1号議案第1表歳入歳出予算のうち歳出中第2款総務費第2項文教費第14款予備費第1項│
│(日本共産党)│予備費、第2表繰越明許費及び本文を除く第1号議案に対する反対討論 │
├───────┼─────────────────────────────────────────┤
│南波和憲   │第1号議案第1表歳入歳出予算のうち歳出中第2款総務費第2項文教費第14款予備費第1項│
│(自由民主党)│予備費、第2表繰越明許費及び本文を除く第1号議案に対する賛成討論 │
├───────┼─────────────────────────────────────────┤
│塚越紀一   │第1号議案第1表歳入歳出予算のうち歳出中第2款総務費第2項文教費第14款予備費第1項│
│(フォーラム │予備費、第2表繰越明許費及び本文を除く第1号議案に対する賛成討論 │
│ 群馬)   │ │
├───────┼─────────────────────────────────────────┤
│岩上憲司   │第1号議案第1表歳入歳出予算のうち歳出中第2款総務費第2項文教費第14款予備費第1項│
│(オンリーワン│予備費、第2表繰越明許費及び本文を除く第1号議案に対する賛成討論 │
│ 県政)   │ │
└───────┴─────────────────────────────────────────┘
         ──────────────────────────
○議長(大澤正明 君) ただ今議題となっております修正議決した部分を除く第1号議案に関する委員長報告に対する反対討論者早川昌枝さん御登壇願います。

        (早川昌枝さん 登壇 拍手)
◆(早川昌枝 さん) 私は日本共産党の早川昌枝です。
 当県議団を代表し、議案第1号の修正部分を除く一般会計予算に反対の討論をいたします。
 知事は、予算説明に際し、県民生活を取り巻く状況について、地域経済はマクロで良くなっているが、中小零細企業はまだ厳しく、県民生活には景気回復の実感がないと言いました。しかし、ではなぜそうなっているのか、その根源がどこにあるのかについては一言も触れませんでした。
 今、社会的な格差と貧困が大きく広がり、生活不安を訴える人が68%にも達しています。まじめに働いても、生活保護水準以下の生活を余儀なくされる貧困層が急増し、10世帯に1世帯、実に400万世帯にも広がっているのです。貧困は一部の国民の問題ではなく、失業、病気、介護、老いなどの身近な出来事がきっかけで国民の誰にでも起こり得る問題となっています。さらに、この貧困はすべての階層を捉えて進行し、日本社会をむしばんでいます。
 こうした深刻な事態になったのは、専ら大企業を応援し、その横暴を野放しにしながら、庶民には増税や社会保障の改悪による負担増、労働法制の改悪による雇用破壊など次々に押し付けてきた政治、まさに自民・公明政権の政治の結果ではないでしょうか。この仕組みにメスを入れない限り、いつまで待っていても県民レベルの暮らしの向上を望むことはできません。こうした現状認識に立てば、貧困と格差の是正を重要な課題とし、地方自治法が言う住民福祉の機関としての本来の役割を果たすこと、弱者に対する温かい福祉の心を貫くことこそ県政が第一になすべきことだと思います。
 新年度予算には特別養護老人ホームの700床増床、障害者自立支援法による負担増の軽減対策など評価できる部分もありますが、今申し上げた観点から見ると、とても認められない内容が多々あります。その要点を申し上げます。
 この間の定率減税の半減、廃止や公的年金控除の廃止などで県民税は約50億円の増税となり、それと連動して介護保険や国保税も大幅に上がり、まさに雪だるま式の負担増となりました。その一方で、年金は削減され、年寄りは早く死ねと言うようなものだと怨嗟の声が広がっています。国も地方も庶民には大幅に増税をしておきながら、大企業や大金持ちへの特別減税は継続し、さらに新たな減税策も導入するというのですから、これほど不公平、不公正はないではありませんか。県は、少なくとも、こうした逆立ちした税制への抗議の姿勢を示すとともに、県民福祉の施策向上によって、増税分の県民への還元を行うべきではありませんか。そうした姿勢は残念ながらみじんも感じられないのが新年度予算です。
 子育て支援策はどうでしょうか。子どもの医療費無料制度は99年に入院が4歳まで無料になった以後、一歩も前進していません。にも関わらず、知事は予算特別委員会の私の質問に対して、群馬の制度は第一級などと答弁し、改善する姿勢すら示しませんでした。この制度は、県と市町村が折半で支えるものとしてつくられたものだったのではありませんか。しかし、県が一歩も前に進もうとしない中で、市町村は住民の強い願いに応え、やむにやまれず単独で前進させてきました。それを市町村の勝手であるかのように言ってのける県の姿勢には大きな問題があります。
 3歳未満児の保育料軽減対策も事業開始時点のままです。太田市が導入する方向を示している3番目の子どもの出産、保育、教育費無料化は全国の注目を集めています。お会いする多くのお母さんが、太田はうらやましい、引っ越したいくらい、ここまで支援してもらったら、3人目も安心して産めると言います。知事が英断を持って実施すれば、少子化対策として抜群の効果を持つはずです。太田市にできて県政にできないはずがないではありませんか。
 また、障害児保育の補助金を今年も削減いたしました。5年連続で引き下げで、とうとう1日わずか90分の人件費分きり出ない冷たい仕打ちです。また、小児救急電話相談も職員削減のあおりで、これを受けて県外業者に委託。相談時間は3分の1に減り、予算は3倍以上に増えるという本当にちぐはぐさです。こんなことでは、「子どもを育てるなら群馬県」という看板は直ちにおろすべきです。
 相次ぐ社会保障の改悪から、県民の暮らし、福祉を守るのも県政の今の重要な役割です。介護保険料を払っても、負担が高過ぎて十分なサービスを受けられないお年寄りが年々増え続けています。また、介護予防で自立した生活をなどという理由で、介護ベッド、車いす、在宅サービスが取り上げられたお年寄りも6000人を超えました。しかし、この人たちに対する具体的な支援策は何もありません。
 相次ぐ医療改悪によって、治療を中断するお年寄りも増えています。国の方針を受けた療養病床の削減計画が医療費適正化のもとに予算化されています。これは新たな医療難民を多数生み出すものであり、到底容認できません。県は特別養護老人ホーム個室型や介護施設、保健施設、グループホームなどが病院を追い出された高齢者の受け皿だと言いますが、こうした施設は部屋代、食事代が全額自己負担となったため、月に13万円から17万円も負担しなければなりません。負担軽減対策はなく、生活保護を受けている人や所得の少ない人は、入りたくても入所できません。そのための緊急な支援策も予算化されていないわけです。弱者が福祉から排除されるような状況を放置していいはずがありません。にも関わらず、県当局は財政が厳しい、お金がないと言って、再三再四の要請にも関わらず、背を向けてきたわけです。
 地域経済、農業に元気を取り戻すには、あまりにも不十分な予算です。地域経済振興策は工業立地などの融資制度が中心です。大型店の進出も相変わらず野放しであり、このままではさらに多くの商店が廃業に追い込まれ、まちの空洞化や疲弊が進むでしょう。地域経済への波及効果が大きい県営住宅の建てかえも1年間でわずか24戸、過去最低です。
 農業も相変わらず農業土木偏重であり、県民が願っている食糧自給率の向上やWTO路線の荒波から家族農業を守り、希望の持てる農業を維持発展させるうえでは、実効性に乏しい予算と言わざるを得ません。
 雇用対策も重要です。違法・脱法雇用を正し、安定した雇用を拡大することは格差と貧困を是正し、地域経済に活力を取り戻すためにも最重要課題のはずです。しかし、知事は群馬の有効求人倍率は全国的にトップクラスと自慢をするばかりで、求人数に占める正規職員の割合が全国最下位クラスという群馬のゆがんだ雇用環境を改善していくことには何らの配慮も行われておりません。
 暮らしや福祉、子育て、雇用、地域経済など、どの分野をとっても県民の切実な願いが渦巻いています。県はなぜこうした住民の声に応えられないのでしょうか。確かに、小泉自民・公明内閣が推進してきた三位一体改革によって、地方財政が大きな打撃を受けてきたことが県単独の政策展開にブレーキをかけていることは事実だろうと思います。こういうときだからこそ、なおさら税金の使い方を抜本的に見直し、無駄な大型公共事業、不要不急の事業に大胆にメスを入れるとともに、県民の暮らしや福祉は何があっても守り抜くという県政の確固とした姿勢の確立こそが求められているのではないでしょうか。
 本予算には、要らない水をつくり出し、治水にも利水にもほとんど役に立たないダム、いわば目的を失った八ッ場ダムや増田川ダム建設関連予算をはじめ、広域幹線道路や農業振興とはかけ離れた広域農道など、無駄な大規模公共事業が相変わらず温存されています。こうしたものを思い切って見直し、福祉の心、弱い立場の人たちへの温かいまなざしの感じられる県政へと転換することを強く求めるものです。
 最後に、教育予算について触れます。今予算では、知事は3年生へのさくらプラン拡大を実質30人学級と大宣伝しました。しかし、中身は非常勤講師の配置による少人数授業などの展開であり、学級そのものの定員減ではありませんでした。当初、さくらプランが1年生に導入された当時は、少ない教職員採用枠に対し、教師志望の若者に一定の教育経験を積ませる役割も持っていたものであり、多忙化の中で少しでも教師が欲しい学校にとってもプラス面があり、一歩前進と評価をしてまいりました。しかし、今、少人数授業は万能ではなく、一定の条件のもとでの導入、実施でなければ教育的効果が薄いとされ、とりわけ習熟度別授業が子どもたちから学ぶ喜びや意義を見失わせる弊害もあると指摘されています。
 今回のさくらプラン拡大で、中学校のわかばプランと合わせて500人を超える非常勤講師となります。1日8時間、週4日の勤務でわずか年収160万円、何年勤めても正規の先生への保障もない、まさにワーキングプアとも言うべき低賃金の先生に群馬の教育の重要な部分を担わせることになるのです。これらの先生方がいかに情熱と責任感を持っていたとしても、これに頼るやり方は、若い教師たちを使い捨てにするものと批判されても仕方がないのではないでしょうか。義務教育、とりわけ小学校低学年では、先生と子どもの信頼関係が教育の成否の大きな部分を握ります。正規の先生の増員で学級単位を小さくする、本来の30人学級の拡大で教育の充実を進めていくことを強く求めるものです。
 また、本予算には全国一斉学力テスト実施が含まれています。いじめの要因として、子どものストレスの大きさが指摘をされ、その内容として、早くから競争的な教育やテストの点数をとることに偏った授業の展開が指摘されています。全国一斉学力テストは、このテストでいい点をとるプレッシャーを学校に、子どもに、親に与えていくことになります。さらに、文科省から採点や集計を委託されるのは民間の受験産業であり、詳細な個々の子どもの情報が民間企業に集中されることになるわけです。このような一斉学力テストに参加するべきではないということを強く指摘をいたしまして、私の反対討論といたします。(拍手)
○議長(大澤正明 君) ただ今議題となっております修正議決した部分を除く第1号議案に関する委員長報告に対する賛成討論者南波和憲君御登壇願います。

        (南波和憲君 登壇 拍手)
◆(南波和憲 君) 自由民主党の南波和憲でございます。
 私は、修正部分を除いた第1号議案に委員長報告のとおり賛成する立場から討論を行います。
 国の平成19年度の経済見通しでは、企業部門、家計部門ともに改善が続き、物価は安定しており、自立的、持続的な経済成長によって、実質経済成長率は2%程度になる見込みとのことであります。
 国は地方に対し、活力ある日本経済は活力ある地域経済に支えられるとの認識のもとで、魅力ある地方の創出を施策のひとつとして掲げています。その一方で、国と地方の役割分担や国の関与のあり方を見直し、さらなる三位一体の改革を進めることとしており、結果として国に依存する地方の財政は極めて苦しい状況が続いています。
 本県経済に目を転じると、企業の生産や企業収益が増加するなど回復傾向が継続し、明るい兆しが見えてきています。しかしながら、勝ち組、負け組が言われ、地域間格差や企業間格差の拡大、努力の報われないロストジェネレーションの存在、ワーキングプアの出現などによって、中山間地域の人々を中心に、また企業にあっては、中小企業が依然として厳しい状況に置かれております。
 これらのことから、平成19年度の県政運営では、経済状況の持続的な安定、県民の安全・安心の確保、各種福祉対策の実施などの課題に全力で取り組むことが強く要請されております。そして、同時に行財政改革を積極的に進め、より効率的な行政運営を図っていくことが強く求められております。
 知事は新年度、予算総額を8080億円余りとし、そのニックネームを「元気すみずみ」型予算と名付けられました。前年度に比べて1.3%の伸びとなり、5年ぶりに8000億円を上回りました。国の予算も、他県でも一般的に縮小傾向にある中で、群馬県では前年比プラスの予算が編成されました。
 我が党では、昨年来、前年度と同様に政調会を中心として19年度施策について検討を行い、52項目にわたる最重点施策と602件の重点要望を知事あて提案いたしました。県民局調整費の増額、重粒子線治療に対する支援、国立病院機構高崎病院に対する補助、特養ホーム入所待機者の解消対策、国の地球温暖化防止森林吸収源対策への協調、農業担い手支援の充実強化、ニート・フリーター対策、信号機の増設、警察署の建てかえ計画等、おおよそ34項目にわたり、私どもの重点要望事項に応えた予算となっております。
 中でも、公共事業費については、平成12年以来、7年ぶりに対前年比プラスとなる予算を計上しました。前年までの事前折衝方式とは異なりましたが、これらの点については大いに評価するところであります。
 以下、数点について意見を申し述べさせていただきます。平田議員が一般質問で申し上げましたが、知事の提案説明では、昨年に引き続き農業のことに一切触れられておりません。国の農業政策の変更に対し、農業関係者は厳しい中で頑張っておりますし、農業関係部局も真剣に捉えている中、肝心の提案説明の中で触れられていないことは誠に残念であります。また、環境対策についても同様に触れられておりません。
 次に、昨年の討論においても述べましたが、本年も制度融資の伸びは著しく、予算総額の20%近くを占め、総額で1600億円台となってきています。商政課の所管する融資のうち、平成17年度の予算対決算について主なものを見ますと、セーフティネット資金が予算474億円、決算371億円、経営強化資金215億円が207億円、小規模事業資金238億円が196億円、3つの事業を見ただけでも、予算に比べ決算では153億円が減少しています。予算と決算の乖離があまりに大きく、年度の予算総額を対比するうえで実態を見誤ってしまうおそれがあります。
 また、制度融資は長期貸付が主であり、毎年の債務残高は当然増えていきます。その累積される性質によって、毎年100億円近い金額が自然増となります。貸付金の変遷を見ても、16年1249億円、17年1424億円、18年1513億円、19年1621億円となっています。つまり、他の歳入や歳出が同額で変わりがなくても、毎年群馬県の予算規模は約100億円ずつ増えていくことになるのです。
 19年度の群馬県の予算は、18年度に比べ107億円増えました。しかし、貸付金は108億円増えているのです。あえて言えば、かつて土木関係予算、主として公共事業費が平成10年前後において予算と決算の乖離が非常に大きく、決算委員会において問題視されたこと等が連想され、制度資金の導入によって落ち込みがちな予算規模を底上げし、平準化するための方策として考えられているのではないかとの疑念すら浮かんできます。このままでは、一般会計当初予算の正確な数字をあらわすことができなくなるのではないか、他県と、あるいは過年度と比較できなくなるのではないか、むしろ制度資金のシステムを特別会計に変更し、運営することの方が適切と思われます。
 3点目は、常に知事が発言の都度取り上げられる指標のひとつとして、先ほど早川議員も述べられましたが、有効求人倍率が挙げられます。求職者よりも求人の数がどの程度上回っているかを示す割合ですが、毎月これが1を超え続けているということは、人手不足の深刻さを意味し、中小企業においては極めて大変な状況を意味します。本年1月の有効求人倍率は1.48倍、全国2位とのことです。これを喜んではならないと思います。例えば、医療、福祉業の求人は16カ月連続で増えています。極端な人手不足に陥り、医師、看護師や介護の人材が枯渇しています。700床の特養には280人の介護従事者と30名以上の看護師を必要とします。現在でも毎月1000人以上の不足があることを、有効求人倍率を報ずる労働局の求人情報で同時に示しているところであります。一朝一夕に人は得られません。有効求人倍率が高いということは、これら憂慮すべき事態の集積であるとも言えます。
 良いデータには危険が、悪いデータには改善のかぎが潜んでいます。かつてユニクロを経営するファーストリテイリング社では次のような募集広告を出しました。「弊社製品の悪いところを教えてください。最も悪い点を指摘してくださった方には100万円を贈呈します」。企業が自社の品質向上のために払う努力を象徴しています。ISO9000シリーズ2000年バージョンでは、顧客本位、苦情解決はトップの仕事と位置付けています。県行政においても、全国上位に目を奪われることなく、下位のものをどのように引き上げるかに努力を払うべきと思います。水道管の鋳鉄管普及率が低ければ、それを上げる努力をする。それは市町村営であるからやらないということではなく、普及率を上げるための政策誘導をどのように図るかであります。IT関係の普及率、特に大容量ブロードバンドの普及率が低いことも同様であります。こうした方向性を持つことが行政に求められていると考えます。
 また、昨年11月18日、上信自動車道の早期実現を求める県民決起大会が中之条町にて開かれ、知事にも御出席をいただきました。大会終了後いただいた書類に、東京都区部と群馬県の1世帯当たりの道路特定財源の税負担が、東京区部3万6000円、群馬県13万9000円で、群馬県民は約10万3000円多く負担している。家計に占める県民負担は東京区部の約4倍と書かれていました。国も地方も一体となって互いに協力し、道路特定財源をより多く受けるよう努力しようとのことでありました。大切なことと思います。
 最後に、予算編成について述べさせていただきます。予算編成は、現在予算編成本部で行われ、平成16年度に理事制が導入されて以来、知事、副知事と各理事が部局横断的に検討され、決定されていると聞いております。19年度の予算編成に当たって、執行部は我が党に対しても、また報道機関に対しても、予算編成本部で協議中であるとのことで、進捗状況を開示しませんでした。予算の提案権は知事にありますが、県民に直接影響があり、関心の高い予算編成は、その過程において多くの県民の意見に耳を傾けながら編成されるべきと考えます。鳥取県では予算の編成過程をホームページで公開しています。予算は県行政を行ううえで最も重要なものです。行政がその集めたお金を再配分していくうえで、わかり易い情報の公開が求められています。現在の予算編成本部による方式が、かえって従来よりも閉鎖性を増してしまった、透明性が薄れたとの批判に耳を傾けるべきであります。世の中の流れ、改革に逆行しているとの批判も出ています。
 いずれにしろ、知事は事前折衝によって予算を決める方式から、議会開会中の審議による議会側の予算修正を求める方式へ変更するとの道を選択されました。先に進む鳥取県では、提出議案のかなりの部分が議会において改正され、あるいは継続審議となり、予算も修正されているとのことであります。群馬県もいよいよ同様の道を歩むこととなります。議会制度のうえで当然のことであります。執行部におかれては、議会において様々に議論し、決定された事項について、これを誠実に執行していただくことをお願いして賛成討論といたします。ありがとうございました。(拍手)
○議長(大澤正明 君) ただ今議題となっております修正議決した部分を除く第1号議案に関する委員長報告に対する賛成討論者塚越紀一君御登壇願います。

        (塚越紀一君 登壇 拍手)
◆(塚越紀一 君) フォーラム群馬の塚越でございます。
 私は会派を代表いたしまして、修正部分があったものを除く第1号議案につきまして、各委員長の報告のとおり取り扱うことに賛成する立場で討論をいたします。
 我が国の経済は、昨年に続き堅調に推移しているものの、日本銀行は量的金融緩和政策を実行し、金利上げによる国民生活、企業活動に与える影響については、未だ未知的な部分も多く、識者による様々な議論が展開されておりまして、国民の大きな関心が寄せられているところであります。
 反面、私も昨年の12月議会で指摘いたしておりますが、80%を超える国民は景気回復を実感しておらず、都市と地方の格差、大企業と中小零細企業の格差、雇用の形態による、すなわち正規・非正規社員等による格差はますます広がりつつあると実感されているところであります。
 私たちフォーラム群馬は、本年度も知事に対しまして多岐にわたって政策要望を提出いたしました。また、我々の仲間であります連合群馬も、1万人を超える県民意識調査をもとに、政策制度についての要求を知事に提案いたしました。県内くまなく、隅々まで景気回復の明るさを行き渡らせることが県民のまさに願いでありまして、この基本的な認識に立ちまして、予算編成に当たりましては、勤労者や生活者の視点からめり張りをつけた予算の作成をしてほしいとの願いであります。
 県内企業の生産、企業収益が増加するなど群馬県経済も堅調に推移し、個人資産の伸びも見られるようでありまして、ようやく遅まきながら県内にも景気回復の波が押し寄せつつあるのかなという感じが見受けられるわけであります。
 知事は、本議会に8080億円規模の前年を1.3%上回る予算を提案されました。「元気すみずみ」型予算と命名され、マクロで良くなっている経済の元気さを県内の隅々にまで行き渡らせたい。経済のみならず、福祉、教育、医療、子育てなど、県民生活全般に隅々まで浸透させたいと考え、命名したというふうに述べておられます。私どもフォーラム群馬も、隅々まで元気を実感できる群馬県をつくっていくことを評価したいというふうに思います。
 次に、知事が立てておられます3つの柱について、逐次主要科目について発言をしてまいりたいと思います。
 第1の柱は、「すみずみまでの景気回復」であります。県内の産業や雇用対策への施策であり、制度融資を中心に、中小零細企業への支援を広げているということであります。先ほど南波議員からは、この弊害もあるんだという御指摘がなされましたけれども、私はやはり必要があってこの制度融資が存続をしている、拡大をしているというふうに認識しておりますし、さらには道路などの社会基盤を整備しながら企業誘致に取り組むということを申されておりますし、新たな工業団地の造成を進める考えが表明されておるわけでありまして、今後の群馬県の発展を考えるとき、ぜひ頑張って長期的な展望を持ちながら実行をお願いしたいというふうに思っております。
 雇用対策については、若者就職支援センター、ジョブカフェを3カ年の国の施策が切れる来年度から県単独事業として継続されることになっており、常任委員会でも審議をされましたけれども、その中で資料が提出されてまいりました。本県でも約3万人のフリーターが存在すると推測されておりますし、この3年間で5万7000人が3カ所のジョブカフェに訪れ、うち3900人を超える若者が丁寧なカウンセルのうえでの就職ができたようでありまして、離職率も本当に少ない、90%以上が定着をするというふうに聞いております。ぜひこういったジョブカフェをこれからも続けていただきたいというふうに思いますし、高崎、桐生、沼田だけでなく、5つの県民局があるところの中心にもぜひこういった施策をやっていただけたらというふうに要望をいたしておきます。
 第2の柱は、「弱者を守る」であります。その1つは、障害者自立支援法の施行に伴い生じる利用者の負担軽減、そして事業者の支援に25億4000万円弱が投入されております。これは評価をしておきたい。同時に、今後も国に対しまして、利用者の負担軽減等について適切な対策を強く求めることを要望いたします。
 そして、先ほども議論にありました特別養護老人ホームの700床を超える増床の問題であります。700人を超える緊急に入所を要する人々に対しての思い切った措置であり、高く評価するとともに、一日も早い施設の完成に向けて、創意工夫ある実行を求めておきたいというふうに思います。
 その3つ目は、小児科医、産科医を確保するための女性医師の子育て、診療の両立を支援し、安心して子どもを産み育てることのできる県土をつくるための施策でありまして、これは評価していいと思います。さらには、不足しがちの精神神経科、神経内科医確保のための手だても求めていきたい、要求しておきたいというふうに思います。
 第3の柱は、「子どもと未来」であります。その中で、基礎的な教育の充実に向け、小学校3年生まで実質30人学級を充実されたことを一定の評価をしたいというふうに思っております。同時に、正規教職員の採用を大幅にふやすなど、教育先進県として、ぜひ30人以下学級実現に努力していかれることをここで求めておきたいというふうに思います。
 予算全体について総括いたしますと、プライマリーバランスは3年連続で黒字となっておりますし、39年ぶりに県債残高を減額したことなどは大いに評価するところであります。しかしながら、県債残高は依然9589億円あるわけでありまして、今後とも圧縮に向け努力をされることを要望しておきたいというふうに思います。
 いくつか要望を含め申し上げましたが、多くの施策や考え方について、私たちフォーラム群馬の提言や考え方と一致をいたしておりまして、知事をはじめ、執行部におかれましては、迅速にして的確な判断に立たれ、諸施策を実行されますよう強く要望いたしまして、賛成討論とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
○議長(大澤正明 君) ただ今議題となっております修正議決した部分を除く第1号議案に関する委員長報告に対する賛成討論者岩上憲司君御登壇願います。

        (岩上憲司君 登壇)
◆(岩上憲司 君) オンリーワン憲政の岩上憲司でございます。
 第1号議案平成19年度一般会計予算のうち、歳入歳出予算の修正、繰越明許費の修正を除く部分について賛成する立場から討論を行います。
 平成19年度当初予算は8080億1015万円、18年度に比べて1.3%増と積極的な「元気すみずみ」型予算になっております。
 第1の柱の「すみずみまでの景気回復」では、単独公共事業について地方財政計画の水準を大きく上回る前年度比105%の増額確保をはじめ、県単独事業によるジョブカフェ3カ所の継続運営、制度融資の拡充など、景気回復を社会の隅々まで行き渡らせ、本県のさらなる経済発展のための成果が盛り込まれております。
 また、麦作対策については、これまでの事業に加えて、集落営農組織を支援する新たな取り組みを行うほか、森林整備予算を大幅に拡充し、ぐんまの木で家づくり支援事業で県産材利用を促進するなど、農林業の分野についても細かな配慮がなされているものであります。
 第2の柱の「弱者を守る」では、特別養護老人ホームの緊急整備費や障害者自立支援緊急対策、いよいよ建設の始まった重粒子線治療施設の整備など、思い切った政策、予算措置が講じられております。これは、他の都道府県に誇り得る群馬県独自の取り組みであり、高く評価できるものであります。
 第3の柱である「子どもと未来」においても、さくらプランの大幅拡充や様々な子育て支援策が講じられております。また、ふるさとづくりにおいては、全国都市緑化ぐんまフェアの開催、尾瀬単独国立公園化、暫定リスト登載により本登録への道筋が見えてきた世界遺産登録推進事業など、誇りあるふるさとの群馬を全国に発信し、未来へ明るい展望を開くことを大いに期待しているところであります。
 一方、行財政改革に積極的に取り組み、県債残高を昭和43年度以来39年ぶりに減少させることができました。9500億円を超える県債残高は、将来世代の負担を考えると決して妥当な水準とは考えられず、これらを減らす方向に持っていくことができたのは、県民にとってはまさに朗報であります。本県の財政の健全度は全国第3位ということですが、健全な財政運営を維持しながら、さらなる群馬県の発展と県民生活の向上に努められますようお願いを申し上げます。
 以上申し上げ、私の賛成討論といたします。(拍手)
○議長(大澤正明 君) 以上で、修正議決した部分を除く第1号議案についての討論を終結いたします。
 ● 採     決
○議長(大澤正明 君) 直ちに採決いたします。
 修正議決した部分を除く第1号議案について採決いたします。
 これを原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
        (賛 成 者 起 立)

○議長(大澤正明 君) 起立多数であります。よって、修正議決した部分を除く第1号議案につきましては、原案のとおり可決されました。
 ● 休     憩
○議長(大澤正明 君) ここで暫時休憩いたします。
 午後0時45分から再開いたします。
   午後0時30分休憩


   午後0時45分開議

 ● 再     開
○議長(大澤正明 君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
 ● 討     論
○議長(大澤正明 君) 総務常任委員長から報告のありました第14号議案の修正案について討論をいたします。
 通告がありますので、発言を許します。
         ──────────────────────────
               本 日 の 発 言 通 告
┌───────┬─────────────────────────────────────────┐
│氏     名│     発 言 通 告 内 容                         │
│( 所属会派 )│                                         │
├───────┼─────────────────────────────────────────┤
│桑原功    │第14号議案の修正案に対する反対討論 │
│(フォーラム │ │
│ 群馬)   │ │
├───────┼─────────────────────────────────────────┤
│中島篤    │第14号議案の修正案に対する賛成討論 │
│(自由民主党)│   │
├───────┼─────────────────────────────────────────┤
│岩上憲司   │第14号議案の修正案に対する反対討論 │
│(オンリーワン│ │
│ 県政)   │ │
├───────┼─────────────────────────────────────────┤
│伊藤祐司   │第14号議案の修正案に対する賛成討論 │
│(日本共産党)│   │
└───────┴─────────────────────────────────────────┘
         ──────────────────────────
○議長(大澤正明 君) ただ今議題となっております第14号議案の修正案に関する委員長報告に対する反対討論者桑原功君御登壇願います。

        (桑原 功君 登壇 拍手)
◆(桑原功 君) フォーラム群馬の桑原功でございます。
 会派を代表いたしまして、第14号議案の委員長報告に反対の立場で討論いたします。
 最近の地方分権の流れの中で、財政の厳しさもありますが、県が取り組むべき重要な課題も山積をしています。また、行政需要は多岐にわたります。そのためには、県の組織や持てる能力や機能を十分に発揮することが重要であります。
 我が会派は、一昨年の9月議会でも、副知事の空席は異常な事態であり、早急に1人でも選任して、県民のための県政を確立すべきという立場から賛成を表明いたしましたが、結果的に否決された経緯もあります。副知事2人制の場合、例えば危機管理の点から言えば、他県では危機管理の担当幹部を配置している事例もありますし、多くの都道府県で副知事の配置も複数制が採用されています。栃木県や茨城県でも2人制であります。2人制の都道府県の中でも、人口規模、財政規模が群馬県よりも小さい県もあります。確かに、2人制にした場合、コスト面での指摘もありますが、副知事のほか出納長がいたことを考えれば、負担はそれほど大きくないと考えます。むしろ、副知事を2人とすることで緊急時の県民の安全を守ることなど、期待に応える県政の推進がされると考えます。副知事の2人制は妥当と考えます。
 以上の点から、副知事の定数2人案を1人に修正することには反対する討論といたします。(拍手)
○議長(大澤正明 君) ただ今議題となっております第14号議案の修正案に関する委員長報告に対する賛成討論者中島篤君御登壇願います。

        (中島 篤君 登壇 拍手)
◆(中島篤 君) 自由民主党の中島篤であります。
 私は、自由民主党を代表して、上程中の第14号議案群馬県副知事の定数に関する条例について、総務常任委員会の委員長報告に賛成する立場から討論をいたします。
 地方自治法の改正に伴い、副知事の定数を2人と定める条例の提案に対し、1人と改める修正であります。
 まず、行財政改革という大きな流れの中で、本県においても簡素で合理的な行政を推進するため、様々な改革を実行しているところであります。理事制の導入、さらには県民局の設置など大幅な行政組織改革もそのひとつに挙げられるんだろうと思います。そして、職員数の計画的な削減も行政改革の一環であります。少ない経費で大きな効果が得られるよう取り組んでいる中、副知事の定数を1名から2名にするということは、当然財政負担が伴うわけでありますから、流れに逆行するのではないでしょうか。
 さらに、今任期中の議会で、副知事2人制については1度否決された経緯もあります。三位一体改革等で依然として厳しい財政環境にあるわけですから、現時点においては、1人でやっていくべきではないかと考えます。知事も、条例は制定するものの、人事については7月に実施される県知事選挙後とおっしゃっているわけでありますから、新体制のもとで改めて議論すれば良いのではないでしょうか。なお、その際には、理事制や県民局などについてもしっかり検証していく必要があるのではないかということを申し添えておきたいと思います。
 以上をもって、私からの賛成討論とさせていただきます。(拍手)
○議長(大澤正明 君) ただ今議題となっております第14号議案の修正案に関する委員長報告に対する反対討論者岩上憲司君御登壇願います。

        (岩上憲司君 登壇)
◆(岩上憲司 君) オンリーワン県政の岩上憲司でございます。
 第14号議案群馬県副知事の定数に関する条例、副知事の定数2人を1人にする修正案に反対の立場から討論を行います。
 県行政を執行する責任の重大なこと、この仕事が激務であることに関しては、ここにいる議員各位はもちろん、県民の中に異を唱える人はいないはずであります。特に最近の地方分権の流れ、地方財政の厳しさの中、21世紀の県づくりなど県が取り組むべき重要課題が山積しており、以前にも増して職務の重大性、困難性は増しております。このような県政運営を知事及び副知事が今2人で担っているのであります。ほかの都道府県では、既に過半数の団体において副知事複数制を採用しており、栃木県や茨城県では2人、東京都では4人となっております。また現在、各団体において条例の制定や改正が進んできている中、今後8割の団体において2人以上と見込まれている状況であります。
 2人以上とする団体の中には、群馬県よりも人口規模、財政規模の小さな団体も存在する中で、群馬県が2人制を採用することはむしろ自然なことであります。2人制に反対する中でコスト面を強調しておりますが、制度的には、先ほど申されたとおり、これまで三役として副知事のほか出納長が置かれていたのであり、出納長が廃止されて2人目の副知事が置かれると考えれば、コスト論は成り立ちません。コストがかかるから1人でいいのだという理屈は短絡過ぎますし、より良い県政運営を図るためにはいかにあるべきかという本質を見失ってはならないと思っております。
 確立されたマネージメント体制のもと、全職員が県の組織が持っている機能と能力を遺憾なく発揮して県行政に当たることが県民にとってより有益であります。また、絶対あってはなりませんけれども、万が一災害やテロが起こった場合、県民生活や混乱が停滞しないよう、迅速かつ的確に対応することのできる行政や執行体制、危機管理体制の整備は今や当たり前のことであり、そのためにも副知事2人制が必要であります。
 副知事2人制については、既に1回否決されているとの議論もありますが、この度の提案は、地方自治法の改正に伴う制度システムづくりに関する提案であります。知事は責任を持って県政を推進していくためにも、トップマネージメント体制として、他団体の例を見ても標準型と言える副知事2人制が必要であり、人選は今後別に行うとして、まず体制づくりを行いたい旨の表明をされております。これは県政責任として、ごく真っ当な考え方であって、何ら否定すべきものではありません。
 以上の諸点を鑑み、副知事の定数2人を1人に修正することに反対をいたします。(拍手)
○議長(大澤正明 君) ただ今議題となっております第14号議案の修正案に関する委員長報告に対する賛成討論者伊藤祐司君御登壇願います。

        (伊藤祐司君 登壇 拍手)
◆(伊藤祐司 君) 日本共産党の伊藤祐司です。
 第14号議案の修正案に対する賛成討論を行います。
 第14号議案は、副知事2人制の制定であります。副知事2人制については、一昨年の議会でも提案されました。当時、私たちは、副知事2人制そのものには、地方分権の流れの中、検討の余地はあると考えましたが、知事の提案が特定の人物の人事と強く結び付いたものだったため、採決には加わらず、棄権いたしました。前回の提案から1年半たちましたが、提案が特定の人物と関連していることに変化はありません。しかも、任期あとわずかという時期での提案であります。通常、こうしたときには、選挙によって審判を得てからというのが当然です。
 さらに、この間の知事の言動を総合的に考えたときに、今回の提案を、本来の副知事2人制の提案としてまともに受け取ることはできません。あえて言えば、選挙を目前にして、議会との対立を県民に印象付けるためのパフォーマンスと言い得るものであります。これが、今回は棄権ではなく、あえて現状維持の副知事1人制とする修正案に賛成することとした第1の理由であります。
 第2の理由は、行革の名で連続して大幅な職員の削減を強行し、現場の多忙化と県民サービスの低下を招く一方で、知事の側近だけ増やすというのは、職員にとっても、県民にとっても、にわかに理解が得られるとは考えにくいという点であります。
 いずれにしても、このような提案は、知事選が終わってから晴れて当選なさった場合、その段階で改めて提案していただいて、私たちとしても審議させていただくのが良いことだと思います。
 以上であります。(拍手)
○議長(大澤正明 君) 以上で、第14号議案の修正案についての討論を終結いたします。
 ● 採     決
○議長(大澤正明 君) 直ちに採決いたします。
 本修正案について採決いたします。
 本修正案に賛成の諸君の起立を求めます。
        (賛 成 者 起 立)

○議長(大澤正明 君) 起立多数であります。よって、総務常任委員長から報告のありました修正案は可決されました。
 ● 討     論
○議長(大澤正明 君) 次に、産業経済常任委員長から報告のありました第34号議案の修正案及び修正した部分を除いた第34号議案について討論をいたします。
 通告がありますので、発言を許します。
         ──────────────────────────
               本 日 の 発 言 通 告
┌───────┬─────────────────────────────────────────┐
│氏     名│     発 言 通 告 内 容                         │
│( 所属会派 )│                                         │
├───────┼─────────────────────────────────────────┤
│岩上憲司   │第34号議案の修正案と修正した部分を除いた第34号議案に対する反対討論 │
│(オンリーワン│ │
│ 県政)   │ │
├───────┼─────────────────────────────────────────┤
│橋爪洋介   │第34号議案の修正案と修正した部分を除いた第34号議案に対する賛成討論 │
│(自由民主党)│   │
├───────┼─────────────────────────────────────────┤
│伊藤祐司   │第34号議案の修正案と修正した部分を除いた第34号議案に対する賛成討論 │
│(日本共産党)│   │
└───────┴─────────────────────────────────────────┘
         ──────────────────────────
○議長(大澤正明 君) ただ今議題となっております第34号議案の修正案に関する委員長報告に対する反対討論者岩上憲司君御登壇願います。

        (岩上憲司君 登壇)
◆(岩上憲司 君) オンリーワン県政の岩上憲司でございます。
 第34号議案群馬県立産業技術専門校の設置及び運営に関する条例の一部を改正する条例の修正案に反対の立場から討論を行います。
 条例改正の内容は、産業技術専門校の授業料を年額11万5200円、月額9600円から年額11万8800円、月額9900円へ値上げし、改正しようとするものです。産業技術専門校では、前回授業料を改正した3年前と比べて、金属の材料の価格や石油製品の価格など、実習で使う材料の価格が大幅に上昇しています。こうした材料費の増加を受益者に負担していただくため、授業料を引き上げるものであります。
 産業技術専門校の授業料は、高等学校の授業料引き上げとのバランスを考慮して、年額3600円、月額300円の引き上げとなっております。材料費の上昇を考えれば、今回の授業料の引き上げは妥当であるものと考えております。
 以上申し上げたとおり、今回の授業料の改定は妥当であると考え、反対討論といたします。
○議長(大澤正明 君) ただ今議題となっております第34号議案の修正案に関する委員長報告に対する賛成討論者橋爪洋介君御登壇願います。

        (橋爪洋介君 登壇 拍手)
◆(橋爪洋介 君) 自由民主党の橋爪洋介でございます。
 私は自由民主党を代表して、上程中の第34号議案群馬県立産業技術専門校の設置及び運営に関する条例の一部を改正する条例について、修正案に賛成の立場から討論いたします。
 この条例案の中で、産業技術専門校の授業料について、年額3600円の値上げが提案されておりますが、昨今の景気状況は全般的に回復傾向にあると言われているものの、未だ中小企業の収益状況は弱含みであり、個人の所得についても景気の回復を実感するほどに恩恵が行き渡っていないのが現状であります。
 そもそも、産業技術専門校に入校するのは喫緊に技術習得を必要とする人たちが多く、フリーターやニートの増加など若者の就労が懸念される中、県もジョブカフェ事業の継続等で就労支援を強化する施策を展開しているところであります。
 このように、景気の動向がもう一息であることに加え、若者就労支援の側面からも、家計に直接影響を及ぼす改定は避け、もう一段の景気回復を待つべきものではないかと考えております。
 さらに、改定額についても、なぜ産業技術専門校の改定額として年間3600円という額が算出されるのか、この根拠もいま一つ判然といたしません。授業料を改定するのならば、金額について精査するとともに、その時期をしっかりと見極めたうえで改定すべきものであります。
 したがって、今の時点での授業料値上げについては時期尚早であると考えます。
 これらのことから、私は授業料を改定しないこととする本修正案に賛成するものであります。
 以上をもって、私の賛成討論といたします。ありがとうございます。(拍手)
○議長(大澤正明 君) ただ今議題となっております第34号議案の修正案及び修正した部分を除いた第34号議案に関する委員長報告に対する賛成討論者伊藤祐司君御登壇願います。

        (伊藤祐司君 登壇 拍手)
◆(伊藤祐司 君) 日本共産党の伊藤祐司です。
 第34号議案に対する修正案に賛成の立場から討論をいたします。
 34号議案は県立産業技術専門校の授業料の値上げ案で、修正案はこの値上げを取りやめようというものであります。今、政府の規制緩和政策のもとで、派遣労働などの不安定な雇用が急速に広がり、若い世代を中心として、働いても働いてもまともな生活水準に達しないワーキングプアと呼ばれる階層が増え続けています。とりわけ、中卒、高卒、中退あるいは資格を持たない、そういう青年の雇用は深刻であります。
 一昨日、民放の特集で、家賃が払えずにアパートを追い出され、コインロッカーをたんすがわりにして日雇いの派遣で仕事をし、深夜のインターネットカフェで仮眠する青年たちの様子が特集、放映されていました。300円のお弁当を数回に分けて食べていました。番組のディレクターは、これは氷山の一角であり、全国に同じように苦しむ若者がたくさんいること、政治が今こそこの若者たちを救っていかなければならないことを強調しておりました。全く同感であります。
 県立産業技術専門校は、本来こうした人たちにも広く門戸を開く就職のための学校でなくてはなりません。これほど深刻な青年の雇用を前にして、わずかな値上げだからいいなどとは、私にはとても認められないのであります。この値上げで県の増収はわずか50万円程度ではありませんか。予算の工夫次第でどうにでも吸収できる額であります。県の若者雇用対策の貧困さを批判する観点からも、この値上げを取りやめにする修正案に賛成することを表明いたします。(拍手)
○議長(大澤正明 君) 以上で、第34号議案の修正案及び修正した部分を除いた第34号議案についての討論を終結いたします。
 ● 採     決
○議長(大澤正明 君) 直ちに採決いたします。
 まず、第34号議案の修正案について採決いたします。
 第34号議案の修正案について賛成の諸君の起立を求めます。
        (賛 成 者 起 立)

○議長(大澤正明 君) 起立多数であります。よって、産業経済常任委員長から報告のありました修正案は可決されました。
 次に、修正議決された部分を除いた第34号議案について採決いたします。
 修正議決された部分を除いた第34号議案について賛成の諸君の起立を求めます。
        (賛 成 者 起 立)

○議長(大澤正明 君) 起立全員であります。よって、修正議決された部分を除く第34号議案については可決されました。
 ● 討     論
○議長(大澤正明 君) 次に、保健福祉、環境農林及び文教警察の各常任委員長から報告のありました第36号議案について討論をいたします。
 通告がありますので、発言を許します。
         ──────────────────────────
               本 日 の 発 言 通 告
┌───────┬─────────────────────────────────────────┐
│氏     名│     発 言 通 告 内 容                         │
│( 所属会派 )│                                         │
├───────┼─────────────────────────────────────────┤
│塚原仁    │第36号議案の委員長報告に対する反対討論 │
│(フォーラム │ │
│ 群馬)   │ │
├───────┼─────────────────────────────────────────┤
│織田沢俊幸  │第36号議案の委員長報告に対する賛成討論 │
│(自由民主党)│   │
├───────┼─────────────────────────────────────────┤
│岩上憲司   │第36号議案の委員長報告に対する反対討論 │
│(オンリーワン│ │
│ 県政)   │ │
├───────┼─────────────────────────────────────────┤
│伊藤祐司   │第36号議案の委員長報告に対する賛成討論 │
│(日本共産党)│   │
└───────┴─────────────────────────────────────────┘
         ──────────────────────────
○議長(大澤正明 君) ただ今議題となっております第36号議案に関する委員長報告に対する反対討論者塚原仁君御登壇願います。

        (塚原 仁君 登壇 拍手)
◆(塚原仁 君) フォーラム群馬の塚原仁です。
 第36号議案群馬県立学校授業料等徴収条例等の一部を改正する条例に関して、委員長報告に反対の立場から討論をいたします。
 まず、基本的には、こういった値上げに関しては、極力県民負担が増えないようにするべきと思います。しかしながら、今回の授業料値上げは、地方財政計画における授業料の値上げに基づいて提案されたものであります。地方財政計画で授業料が値上げをされるということは、その値上げによって増収となる分だけ全国的に地方交付税が減額になるということです。すなわち、授業料の値上げをしない場合は、県の一般財源が圧迫されることになります。それを考えると、この授業料値上げ分は金額としても理解を得られる範疇であり、受益者負担の観点から、在学する方が負担することで理解が得られるものと考えます。
 よって、36号議案に対する委員長報告に反対をいたします。(拍手)
○議長(大澤正明 君) ただ今議題となっております第36号議案に関する委員長報告に対する賛成討論者織田沢俊幸君御登壇願います。

        (織田沢俊幸君 登壇 拍手)
◆(織田沢俊幸 君) 自由民主党の織田沢俊幸でございます。
 私は自由民主党を代表して、上程中の第36号議案群馬県立学校授業料等徴収条例等の一部を改正する条例は否決すべきとする委員長報告に賛成の立場から討論いたします。
 この第36号議案は、県立学校、保育大学校、農林大学校の授業料等を地方財政計画に準拠して値上げしようとするものであります。内閣府の月例経済報告によれば、平成14年2月に始まり、今日に至る今回の景気拡張局面は、昭和40年代前半のいざなぎ景気を超え、戦後最長ということであります。しかしながら、この好景気を一体どのくらいの人々が享受できているのか疑問を感じることが少なくありません。格差社会の拡大が指摘されている今日、好景気を実感できているのはほんの一握りで、残りの大部分の人々は苦しい生活を強いられているのが現実ではないでしょうか。
 そのような中、地方財政計画に準拠しているとはいえ、この時期に授業料の値上げという形で県民の負担増を求めることは納得し難いものがあります。全日制高等学校の場合、入学料は平成13年度に改正されて以来、5650円のまま据え置かれております。また、受験料についても、平成9年度の改正以来、2200円のままです。その一方で、授業料に関しては3年ごとに定期的に見直すというのは、あまりにも安易ではないでしょうか。執行部におかれましては、県民の目線で物を見るようにしていただきたい、そして、一層の行政改革に取り組むことにより、授業料を据え置いても対応できる体制を築いていただきたいと考えます。
 以上申し上げ、第36号議案は否決すべきとする委員長報告に対する賛成討論といたします。(拍手)
○議長(大澤正明 君) ただ今議題となっております第36号議案に関する委員長報告に対する反対討論者岩上憲司君御登壇願います。

        (岩上憲司君 登壇 拍手)
◆(岩上憲司 君) オンリーワン県政の岩上憲司でございます。
 第36号議案群馬県立学校授業料等徴収条例等の一部を改正する条例を否決すべきものとの委員長報告に反対の立場から討論を行います。
 条例改正の内容は、県立高等学校、保育大学校、農林大学校の授業料を年額11万5200円、月額9600円から年額11万8800円、月額9900円へ値上げし、改正しようとするものであります。これらの授業料の改定は妥当なものであると考えますので、以下理由を申し上げます。
 まず、それぞれの学校における授業料の引き上げの理由であります。高等学校、保育大学校では、生徒数、学生数が減少する傾向にある一方で、教育水準を維持するために、教育関係の費用が確保されていることから、生徒1人当たり、学生1人当たりの費用が4.1%、5.2%増加していること、農林大学校では、新たにフラワー装飾技能士、造園技能士の資格が取得できるような講座を設けるため、講師費用が年間48万円増えることとなっておりまして、いずれの学校においても、授業料を年額3600円、月額300円引き上げるという理由は十分に妥当性があり、県民の理解が得られるものだと考えております。
 授業料の改定額は、地方公共団体の予算編成の目安となる地方財政計画の金額とも合致し、多くの県においても同様に引き上げが議会に提案されておると聞いております。また、高校における公立と私立の授業料の格差を見ても、公立高校の授業料が月額9600円であることに対して、私立学校の平均は1万5400円程度となっております。公立高校と私立高校とで金額として月額6000円程度、率として1.6倍ほどの開きがあります。仮に授業料の改定が行われなければ、県立高校の生徒、学生1人当たりの単価が上昇していること、公立と私立との格差が1.6倍であることなどを考え合わせますと、受益者負担の観点から公平性を欠くものと言わざるを得ません。
 また、地方財政計画で授業料が引き上げられる分、地方交付税が減額となりますので、交付税の減額分は、結局、授業料として受益者に負担をしていただくか、県税などの一般財源で補うか、どちらかになります。この場合に、私は授業料として受益者に負担していただくことがより妥当ではないかと考えております。
 さらに見逃してはいけないのは、当初予算の歳出におきまして、高校図書館の図書費がかなり充実している点であります。このことからも、生徒、学生やその保護者に対して十分な配慮がなされているとうかがえます。
 以上申し上げたとおり、今回の授業料の改正は妥当な内容であり、改正されるべきであると考え、反対討論といたします。(拍手)
○議長(大澤正明 君) ただ今議題となっております第36号議案に関する委員長報告に対する賛成討論者伊藤祐司君御登壇願います。

        (伊藤祐司君 登壇 拍手)
◆(伊藤祐司 君) 日本共産党の伊藤祐司です。
 第36号議案に対する委員長報告に賛成の討論をいたします。
 この議案は、県立高校、県立保育大学校、県立農林大学校の授業料を値上げしようとするもので、各委員長の報告は値上げを否決するものであります。当局は、値上げについて、3年ごとの公共料金見直しの一環であることを強調しています。私はこの3年ごとの公共料金見直しそのものに疑問を呈したいのであります。
 バブル崩壊以降、この3年ごとの見直しは毎回行われてきました。そのたびに、勤労者の所得が下がろうが下がるまいが、見直しの結果は料金値上げ一辺倒であります。それは公共料金見直しの計算式の中身が、例えば高校授業料ならば、かかった教育費用を生徒数で割り返すだけで、幾らかかったかだけが反映され、幾ら払えるのかという県民の側の負担能力は全く考慮されていないためであります。この公共料金見直しのあり方は、県民の所得が右肩上がりのときには矛盾はあまりないでしょうけれども、所得が下がる今となっては矛盾だらけであります。
 今議会でもるる話があったように、格差拡大の政治のもとで、低所得者層が増え続けています。県民の負担能力は下がる一方、そのことは、平成15年度には1500件程度だった高校授業料の免除が、今年度は2200件に迫る勢いで増え続けていることにもあらわれております。格差社会の再生産ということも語られてまいりました。そのような社会にさせないためにも、公の教育の受けやすさは守っていかねばなりません。
 今回の値上げによる増収はわずか4100万円程度とのことであります。比較するのにいい例かどうかわかりませんけれども、先頃、旧群馬町で開店したイオンのところから関越自動車道の側道までつながる1.64キロメートルの道路が出来上がりました。まるでイオンのための道路だというふうにうわさされていますが、この道路には72億円もの税金が投入されました。1メートル当たり440万円になります。今回の値上げなど、この道路の10メーター分であります。県政として配慮するべきはどちらで、節約するべきはどちらでありましょうか。
 今回の各委員長報告は、格差拡大の社会のもとで県政がとるべき当然の方向であり、歓迎いたします。願わくば、これが今回限りのパフォーマンスに終わらず、これからもあるであろう公共料金の見直しの際にこのような賢察がされ、県民の立場に立った態度がとられることを願って賛成討論といたします。(拍手)
○議長(大澤正明 君) 以上で、第36号議案についての討論を終結いたします。
 ● 採     決
○議長(大澤正明 君) 直ちに採決いたします。
 第36号議案について採決いたします。
 委員長報告は原案を否決でありますが、これを委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
        (賛 成 者 起 立)

○議長(大澤正明 君) 起立多数であります。よって、第36号議案の原案は委員長報告のとおり否決されました。
 ● 討     論
○議長(大澤正明 君) 次に、ただ今採決いたしました各案件を除く上程中の各議案及び各請願について討論をいたします。
 通告がありますので、発言を許します。
         ──────────────────────────
               本 日 の 発 言 通 告
┌───────┬──────────────────────────────────────────┐
│氏     名│     発 言 通 告 内 容                          │
│( 所属会派 )│                                          │
├───────┼──────────────────────────────────────────┤
│早川昌枝   │第6号議案〜第10号議案、第12号議案、第13号議案、第15号議案〜第17号議案、第20号議案、│
│(日本共産党)│第23号議案、第27号議案、第32号議案、第37号議案、第40号議案、第41号議案、第46号議案、│
│       │第48号議案〜第54号議案、第56号議案〜第58号議案、第65号議案、第71号議案、第73号議案、│
│       │第75号議案、第78号議案、第79号議案、第85号議案、第88号議案〜第94号議案の各議案、承 │
│       │第1号 │
│       │保健福祉第45号、第50号、第51号、第53号、第54号、第56号 │
│       │県土整備第39号2項、第43号 │
│       │文教警察第15号、第17号、第18号、第27号、第28号 │
│       │総務第29号、第37号の各請願の委員長報告に対する反対討論 │
├───────┼──────────────────────────────────────────┤
│南波和憲   │第2号議案〜第13号議案、第15号議案〜第33号議案、第35号議案、第37号議案〜第95号議案 │
│(自由民主党)│の各議案、承第1号、全請願の委員長報告に対する賛成討論 │
├───────┼──────────────────────────────────────────┤
│塚越紀一   │第2号議案〜第13号議案、第15号議案〜第33号議案、第35号議案、第37号議案〜第95号議案 │
│(フォーラム │の各議案、承第1号、全請願の委員長報告に対する賛成討論 │
│ 群馬)   │ │
└───────┴──────────────────────────────────────────┘
         ──────────────────────────
○議長(大澤正明 君) ただ今採決いたしました各案件を除く上程中の各議案及び各請願に関する委員長報告に対する反対討論者早川昌枝さん御登壇願います。

        (早川昌枝さん 登壇 拍手)
◆(早川昌枝 さん) 私は日本共産党県議団を代表し、通告してあります議案及び請願について委員長報告に反対の討論をいたします。
 第15号公益認定等審議会条例は、県が社団法人と財団法人の公益性を審査し、公益法人に認定するものですが、認定されない法人は税制優遇がなくなるなど、民間の非営利法人の活動抑制となる危険性があるので反対いたします。
 第16号は青少年健全育成条例です。もとより、青少年が健全に成長することは、県民共通の願いであり、そのための支援を行うことは当然です。しかし、何を健全とするか、どう支援するかについては様々な見解、方法論があることもまた現実です。こうした課題について、たとえ出発点は善意であったとしても、強制力を持った条例によって一定の方向付けを行うのは、思想・信条の自由を阻害し、人権を侵害する新たな問題を引き起こすことにつながるものです。
 午後10時から午前4時までの外出に対する制限規定については、一部に罰則さえ導入されます。にも関わらず、法律関係者、教育関係者、青年諸団体などとの時間をかけた協議の場もなく、多くの県民は未だにその内容すら知らない状況です。なぜ10時なのかの合理的な理由も挙げられておらず、不当に嫌疑をかけられた場合の救済規定もありません。こんな条例が乱用されれば、青少年及び保護者、また善意の第三者に対する重大な人権侵害につながるものです。時間の関係でこれ以上触れませんが、再三指摘しているように、このような様々な問題を包含するこの条例案は、将来に大きな禍根を残すものであり、断固反対いたします。
 第17号留置施設視察委員会条例は、国の法改正に伴うものですが、強制的な自白、冤罪の温床として悪名高い留置所を温存することを前提とするものであり、反対です。
 第20号地域機関設置条例の一部改正条例は、生活保護などの窓口がますます遠くなるため、賛成できません。
 第23号、第37号、第54号、第57号、第78号は、県職員や教職員の削減、病気休暇の条件切り下げであり、賛成できません。
 第56号病院事業会計予算は、消費税が含まれること、さらに心臓血管センターにおける検体検査契約に重大な疑義があるため、同意できません。
 第75号国民保護対策本部及び緊急対処事態対策本部の一部改正条例は、防衛省への昇格そのものに反対する立場から同意できません。
 第79号病院事業の設置に関する一部改正条例は、がんセンターの特別室の差額ベッド使用料を定めるものですが、新病院といえども、1日2万3000円、8500円は高額であるため、反対です。
 第92号、93号の請負契約は、流域下水道事業の環境問題をはじめとするスケールデメリットに反対する立場から同意できません。
 第94号吾妻川橋梁工事の請負契約は、八ッ場ダムに関わるものであり、反対です。
 承第1号は重粒子線治療施設の製作について、19億3039万1000円で群馬大学と委託契約を結ぶものです。重粒子線による治療は保険適用とならず、1回の治療費が300万円以上と言われています。軽減対策もなく、これではごく限られた県民以外利用することはできないでしょう。多額な県税をつぎ込んで、先進高度医療に重大な格差を持ち込むことになるものであり、とても同意できません。なお、7日の特別委員会で、年間の運営費は約18億円との見解が大学側から示されました。5年間ぐらいは実証試験となり、現時点では国からの運営費補助の見通しも不鮮明であり、巨額の赤字経営すら予測されるものです。これによって、大学職員の処遇、医療や研究に支障を来すことも危惧されるものであり、こうした面からも反対です。
 その他の議案については、かねてからの理由により反対するものです。
 次に、請願についての反対の理由を申し上げます。
 保健福祉第45号は就学前までの乳幼児医療費無料化を求める請願です。先ほどの討論でも申し上げましたように、子育て支援は党派を超えた施策だと思います。皆さんも今あちこちでお話をされているのではないでしょうか。なぜ素直に応えていくことができないのでしょうか。県議会で総力を挙げて取り組む課題であるということを再度強調して、継続に反対し、採択を強く求めます。
 同第51号は障害児教育、福祉の充実を求める請願ですが、卒業後の進路保障や放課後の学童保育を保障することは緊急の課題であり、継続に反対し、採択を主張いたします。
 県土整備43号は上信越道の早期整備や財源確保を求める請願です。この建設は、少なくとも数千億円を超える高額な予算になることは必至です。今からこの建設をするということは、県民生活のための予算をそれこそ大きく圧迫することになるのではないでしょうか。今はそういう状況にないということを強く主張して、採択に反対、不採択を求めます。
 文教警察第15号は、すべての子どもが等しく健やかに成長できるよう、その条件整備を求める請願です。一部採択をした第3項は、伊勢崎、館林地域に高等養護学校の建設を求めるものです。これは、私どもも一貫して主張しているものであり、この部分の採択については同意するものです。しかし、30人学級という、県民のより大きな願いを葬り去る一部採択は到底容認できません。全部採択を求めます。
 第28号は県社会福祉センター前の交差点等の安全対策に関わる請願です。この施設は、多くの障害者が利用する施設でもあり、住民や利用者の意見も入れた交通安全対策を講じることは緊急であり、採択を主張いたします。
 総務第37号は行き届いた教育を求める請願です。格差と貧困が広がる中、父母負担を軽減するため、就学援助や授業料免除、奨学金制度の充実は重要です。2万人を超える署名も提出されています。継続ではなく、採択を主張いたします。
 その他の請願については、かねてからの理由で反対です。
 以上で私の討論といたします。(拍手)
○議長(大澤正明 君) ただ今採決いたしました各案件を除く上程中の各議案及び各請願に関する委員長報告に対する賛成討論者南波和憲君御登壇願います。

        (南波和憲君 登壇 拍手)
◆(南波和憲 君) 自由民主党の南波和憲でございます。
 私は党を代表し、これまでに採決された以外の各議案に対し、委員長報告に賛成する立場から討論を行います。
 以下、3点について申し上げます。
 まず、第16号議案群馬県青少年健全育成条例についてであります。これまでの群馬県青少年保護育成条例を全部改正し、青少年の健全な育成を図ろうとするものであります。時代の大きな変遷の中で、情報源の発達や様々な性風俗産業の網の目をくぐる事業の多様化等青少年を巡る環境は大きく変化し、加えて道徳観の欠如もあり、これまでの保護育成条例では、青少年の健全な成長のために、また、青少年を守ることも難しくなってまいりました。
 一面、個人の生活まで入り込まねばならぬ面もありますが、今回の条例変更は、現状において様々な青少年の不良化を防止するための方策を結実したものと考えます。同時に、青少年を食い物にする大人たちを取り締まること、また、大人たちもしっかりとした使命感を持ってこの条例を具現化することが要請されると考えています。
 次に、第21号議案知事、副知事、出納長、企業管理者及び病院管理者の諸給与支給条例等の一部を改正する条例について申し上げます。言うまでもなく、知事の退職金についてであります。このことについては、一般質問において、私からも、また、松沢睦議員からも質問させていただいたところであります。私どもは、この退職金を受け取ることは、知事の極めて政治的な決断に係ることと申し上げました。知事のお考えは、第三者機関において決定されたことであるから、それを実行するとのことであります。4期目の任期満了までまだ時間もございます。熟慮していただきたいと思います。私どもは、知事御自身が判断されることとして、この議案に賛成いたします。
 また、23号議案、37号議案は、それぞれ県職員定数、学校職員定数を減らし、41号議案は警察官を増員するものであります。賛成いたします。しかし、定数を減らすことが目的であってはなりません。人件費を削減する、行政コストを減額することが目的であります。
 かつて、江戸時代の改革者、上杉鷹山は、米沢藩の立て直しに当たって、まず自分自身の衣服を質素にし、また、食事も一汁一菜として、体の弱い奥方に対しても、できる限りのことを自分自身で行うよう腰元の数を減らしました。さらに、藩士たちには現場に出ることを勧め、殖産を奨励し、ある者には縮みの技術を学ばせ、ある者にはコイを飼わせ、そして荒れ野を開拓させ、それが藩住民のやる気を引き出し、藩の行政改革をなし遂げました。知事のとっておられる手法もまた、入るをはかって出るを制するという手法であると感じます。それが改革に当たっての最も効率的な手法であるからです。どの部門の出るを制するかが課題であります。ぜひとも群馬県の行財政改革がうまくいき、群馬県においても小さな県庁、チープガバメントが実現できますよう、御努力をお願い申し上げます。
 まず隗より始めよです。「なせば成る、なさねば成らぬ何事も、成らぬは人のなさぬなりけり」、鷹山、上杉治憲の言葉であります。
 その他の議案につきましても、原案のとおり可決することをよしとする委員長方向に賛成し、討論といたします。(拍手)
○議長(大澤正明 君) ただ今採決いたしました各案件を除く上程中の各議案及び各請願に関する委員長報告に対する賛成討論者塚越紀一君御登壇願います。

        (塚越紀一君 登壇 拍手)
◆(塚越紀一 君) フォーラム群馬の塚越でございます。
 ただ今上程されました議案に対しまして、何点か賛成の立場から討論をいたしたいというふうに思います。
 まず、第16号議案でございます。今南波議員の方からも賛成の討論がされました。青少年保護育成条例でございました。これは、時代の変遷といいましょうか、変化に則ったようないろいろな犯罪も起こってまいります。そういった中で、ほぼ46年ぶりという改正の提案がなされたというふうに承知をいたしております。ただ、個人の生活とか個人の権利、こういうところにまで介入といいましょうか、関連が出てくるわけでありまして、その運用に関しましては、ぜひ慎重な運用をしていただきたいという意見を述べて、賛成の討論とさせていただきます。
 また、第41号は警察本部の組織、定員に関する一部改正でございます。御存じのように、22名の警察官が増員をされるというところであります。今、犯罪も減少傾向にあるわけでありまして、ぜひこの増員によりまして、あと一押しというところで犯罪の撲滅に進んでいただきたいというふうに思いますし、特に犯罪多発地域に重点的に警察官を配置する22人の増員であってほしいというふうに願っているところであります。これも賛成をさせていただきます。
 それから、請願でございます。環境農林常任委員会の第33号は、日豪EPA・FTA交渉に対する請願であります。オーストラリア政府は、日本との関税完全撤廃に向けて様々な要求をいたしておりますし、そのことはまさに食糧自給率の低下など、日本の農業と食糧は、オーストラリアの立場に立つと壊滅的な打撃を受けることになるわけであります。そういった中で、環境農林常任委員会では、この33号の請願に対しまして一部採択をしていただきました。ぜひこういった意味では、この請願を採択したからにはしっかりと実現ができるような、そういった施策をやっていただきたいというふうに申し上げまして、それから、触れませんけれども、そのほかの委員長から提案されておりますそれぞれの議案に対しましても、賛成の立場で討論をいたしたいというふうに思います。ありがとうございました。(拍手)
○議長(大澤正明 君) 以上で、ただ今採決いたしました各案件を除く上程中の各議案及び各請願についての討論を終結いたします。
 ● 採     決
○議長(大澤正明 君) 直ちに採決いたします。
 まず、第6号から第10号、第12号、第13号、第15号から第17号、第20号、第23号、第27号、第32号、第37号、第40号、第41号、第46号、第48号から第54号、第56号から第58号、第65号、第71号、第73号、第75号、第78号、第79号、第85号、第88号から第94号、承第1号の各議案及び保健福祉第45号、第50号、第51号、第53号、第54号、第56号、県土整備第39号2項、第43号、文教警察第15号、第17号、第18号、第27号、第28号、総務第29号、第37号の各請願を採決いたします。
 これを委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
        (賛 成 者 起 立)

○議長(大澤正明 君) 起立多数であります。よって、各議案及び各請願は委員長報告のとおり可決、承認及び決定いたしました。
 次に、既に採決いたしました各案件を除く上程中の各議案及び各請願につきましては、いずれも委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
        (賛 成 者 起 立)

○議長(大澤正明 君) 起立全員であります。よって、各議案及び各請願は委員長報告のとおり可決及び決定いたしました。
 ● 発議案の付議
○議長(大澤正明 君) 
△日程第2、議第1号から議第4号の各発議案を議題といたします。
 議案提出書を職員に朗読させます。
                  職  員  朗  読
         ──────────────────────────
 議第1号議案 「臓器の移植に関する法律」の早期見直しを求める意見書
  上記の議案を別紙のとおり、会議規則第14条の規定により提出します。
  平成19年3月5日
  群馬県議会議長 大 澤 正 明 様
                        提出者 群馬県議会議員 金 田 克 次
                        同           平 田 英 勝
                        同           原   富 夫
                        同           早 川 昌 枝
                        同           金 子 泰 造
                        同           黒 沢 孝 行
                        同           星 野   寛
                        同           福 重 隆 浩
                        同           須 藤 日米代
                        同           真 下 誠 治
         ──────────────────────────
 議第1号議案
         「臓器の移植に関する法律」の早期見直しを求める意見書
 平成9年7月16日に「臓器の移植に関する法律」が制定され、移植によってしか病の回復が望めない患者とその家族に、希望と生きる勇気が与えられた。
 しかしながら、現行法では多くの制限があり、国内で移植手術を受けられず、莫大な費用と時間をかけ、海外での移植手術に希望を託す患者も増大している。臓器移植を必要とする国内患者が、日本国内で移植医療を幅広く受けられるような措置を講じること、特に15歳未満の子供にも心臓等の移植手術の機会の道を開くことや、家族の同意で臓器提供が出来るようにするなど、現行「臓器の移植に関する法律」の見直しを強く要望する。
 なお、「臓器の移植に関する法律」には、「3年で必要な措置をとる」という附則があることに鑑み、早急な見直しを重ねて要望する。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 平成19年3月9日
                               群馬県議会議長 大 澤 正 明
 衆議院議長
 参議院議長
 内閣総理大臣 あて
 厚生労働大臣 
         ──────────────────────────
 議第2号議案 LDC無税無枠措置の拡大に関する意見書
  上記の議案を別紙のとおり、会議規則第14条の規定により提出します。
  平成19年3月6日
  群馬県議会議長 大 澤 正 明 様
                        提出者 群馬県議会議員 木 暮 繁 俊
                        同           狩 野 浩 志
                        同           青 木 秋 夫
                        同           腰 塚   誠
                        同           安樂岡 一 雄
                        同           岩 井   均
                        同           大 沢 幸 一
                        同           今 井   哲
         ──────────────────────────
 議第2号議案
             LDC無税無枠措置の拡大に関する意見書
 平成17年12月のWTO香港閣僚宣言に基づき、昨年12月の財務省関税・外国為替等審議会において、本年4月からのLDC無税無枠措置の拡大が答申されたところであり、関連法案は現在開会中の国会において審議中である。
 しかし、この度のLDC無税無枠措置の拡大では、ミャンマー産こんにゃく粉の輸入増大によるこんにゃく価格の暴落等が懸念され、こんにゃく生産農家をはじめ、関連産業に与える影響は計り知れないものがある。
 こんにゃくは、本県中山間地域の畑作における基幹作物であるとともに、全国の生産量の約90%を占める重要な特産物であることから、本議会は、こんにゃくの生産体制及び生産農家等の経営を安定的に維持するため、下記の事項について強く要望する。

 1 関連措置である「緊急特恵停止措置(エスケープクローズ)」の発動基準を明確にするとともに、調査期間の短縮等による機動的・効果的な発動を行い、国内産業への影響を防止すること。
 2 中国産こんにゃく粉等がミャンマーを迂回して輸入される恐れもあることから、原産地規則の適正な設定とその運用等により、迂回輸入防止対策を徹底すること。
 3 国産のこんにゃくいもが今後も安定的に生産されるよう、産地における構造改革を支援し、生産体制の強化を推進すること。
 以上のとおり、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 平成19年3月9日
                               群馬県議会議長 大 澤 正 明
 衆議院議長
 参議院議長
 内閣総理大臣
 外務大臣   あて
 財務大臣
 農林水産大臣
         ──────────────────────────
 議第3号議案 群馬県議会会議規則の一部を改正する規則
  上記の議案を別紙のとおり、会議規則第14条の規定により提出します。
  平成19年3月8日
  群馬県議会議長 大 澤 正 明 様
                        提出者 群馬県議会議員 五十嵐 清 隆
                        同           小野里 光 敏
                        同           松 沢   睦
                        同           角 田   登
                        同           早 川 昌 枝
                        同           長 崎 博 幸
                        同           腰 塚   誠
                        同           金 子 泰 造
                        同           安樂岡 一 雄
                        同           南 波 和 憲
                        同           黒 沢 孝 行
                        同           星 野   寛
                        同           織田沢 俊 幸
         ──────────────────────────
 議第3号議案
             群馬県議会会議規則の一部を改正する規則
 群馬県議会会議規則(昭和三十一年群馬県議会規則第一号)の一部を次のように改正する。
 群馬県議会会議規則目次中「第五十四条(質疑の回数)」を「第五十四条 削除」に改める。
 第十四条に次の一項を加える。
 2 委員会が議案を提出しようとするときは、その案を備え、理由を付け、委員長名をもつて、議長に提出しなければならない。
 第三十八条中第二項を第三項とし、第一項の次に次の一項を加える。
 2 前項の規定にかかわらず、委員会提出に係る議案は、委員会に付託しない。ただし、議会の議決で付託することができる。
 第五十四条を次のように改める。
 第五十四条 削除
 第六十二条中「第五十四条《質疑の回数》及び」を削る。
 第七十二条第二項中「第百九条の二第三項」を「第百九条の二第四項」に改める。
 第九十九条及び第百十条中「第三十八条第二項」を「第三十八条第三項」に改める。
   附 則
 この規則は、平成十九年四月一日から施行する。
         ──────────────────────────
 議第4号議案 群馬県議会委員会条例の一部を改正する条例
  上記の議案を別紙のとおり、会議規則第14条の規定により提出します。
  平成19年3月8日
  群馬県議会議長 大 澤 正 明 様
                        提出者 群馬県議会議員 五十嵐 清 隆
                        同           小野里 光 敏
                        同           松 沢   睦
                        同           角 田   登
                        同           早 川 昌 枝
                        同           長 崎 博 幸
                        同           腰 塚   誠
                        同           金 子 泰 造
                        同           安樂岡 一 雄
                        同           南 波 和 憲
                        同           黒 沢 孝 行
                        同           星 野   寛
                        同           織田沢 俊 幸
         ──────────────────────────
 議第4号議案
           群馬県議会委員会条例の一部を改正する条例
 群馬県議会委員会条例(昭和三十一年群馬県条例第三十号)の一部を次のように改正する。
 第五条に次のただし書を加える。
  ただし、閉会中においては、議長が指名することができる。
 第五条に次の三項を加える。
 2 議長は、常任委員の申出があるときは、会議に諮つて当該委員の委員会の所属を変更することができる。ただし、閉会中においては、議長が変更することができる。
 3 第一項ただし書の規定により委員を指名したとき及び前項ただし書の規定により委員の所属を変更したときは、議長は、その旨を次の議会に報告しなければならない。
 4 第二項の規定により所属を変更した常任委員の任期は、第三条第二項の例による。
   附 則
 この条例は、平成十九年四月一日から施行する。
         ──────────────────────────
 ● 提案説明及び委員会付託の省略
○議長(大澤正明 君) お諮りいたします。
 ただ今議題といたしました各発議案につきましては、会議規則第38条第2項の規定により、提出者の説明と委員会付託を省略いたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。
        (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大澤正明 君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 ● 採     決
○議長(大澤正明 君) 直ちに採決いたします。
 議第1号から議第4号の各発議案について、これを原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
        (賛 成 者 起 立)

○議長(大澤正明 君) 起立全員であります。よって、各発議案は原案のとおり可決いたしました。
 ● 条項、字句、数字、その他の整理について
○議長(大澤正明 君) お諮りいたします。
 ただ今可決されました各発議案について、その条項、字句、数字、その他の整理を要するものにつきましては、その整理を議長に委任されたいと存じますが、これに御異議ございませんか。
        (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大澤正明 君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 ● 特定事件の継続審査の付託
○議長(大澤正明 君) 
△日程第3、特定事件の継続審査の付託でありますが、各委員長から、会議規則第74条の規定により、閉会中の継続審査特定事件について、お手元に配付の一覧表のとおり申し出がありました。
 お諮りいたします。
 本件は、各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ございませんか。
        (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大澤正明 君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
         ──────────────────────────
             閉会中継続審査(調査)特定事件申出書
総務常任委員会
 1 自主財源の伸長について
 2 県立女子大学の管理運営について
 3 公有財産の維持管理について
 4 私学の振興並びに充実について
 5 防災対策について
 6 総合行政の推進について
 7 市町村の振興について
 8 治安回復の推進について
 9 人権・男女共同参画政策の推進について
 10 県民の自発的な活動との連携について
 11 新たな重要施策の企画・立案について
保健福祉常任委員会
 1 保健・医療・福祉の総合調整について
 2 社会福祉・社会保障の充実について
 3 保健医療対策の充実について
 4 食品の安全確保・安心の提供について
 5 生活衛生対策の充実について
 6 県立病院の充実について
環境農林常任委員会
 1 環境対策について
 2 林業振興対策について
 3 食料・農業・農村振興対策について
 4 農林漁業災害対策について
産業経済常任委員会
 1 中小企業の振興について
 2 産業集積の促進について
 3 観光物産の振興について
 4 国際交流の推進について
 5 地域・文化づくりの推進について
 6 労働者支援と労働環境整備について
 7 公営競技の振興について
 8 公営企業の推進について
県土整備常任委員会
 1 道路・橋梁の整備促進について
 2 交通対策について
 3 河川・砂防対策の促進について
 4 都市計画・建築・住宅・緑化対策について
 5 災害復旧対策について
文教警察常任委員会
 1 教育施設の整備促進について
 2 教育体制の確立について
 3 社会教育の推進について
 4 芸術文化の振興と文化財の保護管理について
 5 スポーツ振興について
 6 青少年の非行防止対策について
 7 警察体制の確立について
 8 警察署等の整備促進について
 9 交通事故防止対策について
 10 災害救助対策について
 11 高齢者犯罪対策について
議会運営委員会
 1 定例会・臨時会の開催に関すること
 2 会期に関すること
 3 会議における質問者の数、時間及び順序並びに緊急質問に関すること
 4 委員その他役員の各党派又は会派の割り振りに関すること
 5 常任委員会の調査に関すること
 6 特別委員会の設置及び廃止に関すること
 7 議長の諮問に関すること
 8 その他議会運営上必要とする事項に関すること
決算・行財政改革特別委員会
 1 行財政改革に関すること
地域活性化対策特別委員会
 1 世界遺産登録推進に関すること
 2 地域の連携による広域的な観光振興の推進に関すること
 3 地域経済活性化の推進に関すること
 4 市町村合併後の地域振興に関すること
 5 産学官連携による産業振興に関すること
 6 自然共生型の地域社会形成に関すること
教育環境づくり特別委員会
 1 学校、家庭、地域社会の連携による教育環境の整備に関すること
 2 職業教育、専門教育に関すること
 3 生涯を通じた教育・自己啓発に関すること
 4 少子化に対応した施策の推進に関すること
 5 スポーツ振興に関すること
安全・安心なくらし特別委員会
 1 安全・安心で、快適なまちづくりに関すること
 2 高齢者・障害者にやさしいまちづくりに関すること
 3 こどもの安全な環境づくりに関すること
 4 食の安全対策に関すること
 5 高度先進医療に関すること

 ● 閉     会
○議長(大澤正明 君) 以上をもって、今期定例会に付議されました案件はすべて議了いたしました。
 よって、ただ今をもって、平成19年2月定例会を閉会いたします。
 ● 閉会のあいさつ
        (議長 大澤正明君 登壇)
○議長(大澤正明 君) 閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。
 去る2月16日に開会されました今期定例会も、上程されたすべての案件を滞りなく議了し、閉会の運びとなりました。この間、議員各位には熱心に審議を尽くされるとともに、議会運営に特段の御尽力を賜り、御礼申し上げる次第でございます。
 時の流れは誠に速く、平成15年4月、県民の熱き期待を胸に秘め、希望と使命感に燃えて登庁した日から早くも4年が過ぎ去ろうとしております。この間、議員各位には、県民の負託に応え、熱心に議会活動に取り組まれ、県政発展のために多大なる御尽力を賜りましたことに、心から感謝を申し上げる次第でございます。
 さて、私どもの今任期を顧みますと、耐震強度偽装問題をはじめ、食品の安全を巡る事件、企業倫理の欠如や社会の道徳、規律が緩んだ事件が相次ぎ、また、幼児、児童に対する犯罪や虐待、教育現場におけるいじめ問題など、心を痛める事件が多発したところであります。社会全体のありようが問われるとともに、親子の絆や人を思いやる気持ちが喪失していることが大きな社会問題となりました。
 さらに、イラク戦争終結後の宗教、民族の対立によるテロ行為や北朝鮮によるミサイル発射、地下核実験など我が国の安全保障に直接脅威を与える問題も発生し、国民、県民の安全・安心ということの大切さも痛感させられたところであります。
 現在、企業努力と国の経済再生、構造改革への取り組みと相まって、全体としては景気は明るい兆しの中で推移しておりますが、景気の回復が隅々まで行き渡るとともに、県民一人ひとりが人を思いやる気持ちを大切に、安全に安心して暮らせる我がふるさとの実現に向けて、県議会としてもなお一層尽力してまいる所存であります。
 また、今任期中には、県内市町村が昭和の大合併以来、半世紀ぶりに大きく再編され、70市町村から38市町村となる平成の大合併が行われました。今後、各市町村において地域住民がいきいきと暮らせる個性豊かな郷土づくりが進められることを大いに期待しております。
 県議会におきましては、地方分権の進展により、国から県への権限や財源の移譲が進む中で、議決機関としての県議会の担う役割が高まっていることから、県民に関心の高い行政課題の解決に向けて集中審議や全員協議会を開催し、活発な審議を行うとともに、委員会活動を積極的に行い、多くの成果を得ることができました。
 さらに、議会運営委員会の諮問機関として議会改革検討委員会を設置し、県議会の機能強化と活性化を図ってまいりました。本会議一般質問における対面演壇、一問一答方式の導入をはじめ、県民に開かれた議会を実現するため、インターネットの中継やテレビ生中継の開始、さらに予算特別委員会設置など本県議会に新たな歴史の1ページが築かれたところであります。
 また、行財政改革の観点から、議員の定数を56から50に削減するとともに、政務調査費の透明性や費用弁償についても改革が行われたところであります。
 それぞれの議員が十二分に御活躍いただいたこの任期でありましたが、誠に残念なことといたしましては、小島明人議員、大林喬任議員が御逝去されました。心からお二人の御冥福をお祈り申し上げる次第であります。
 なお、お聞きするところによりますと、松沢睦議員、角田登議員、矢口昇議員、長崎博幸議員、須藤日米代議員におかれましては、今任期をもって御勇退するとお伺いしております。さらに、安樂岡一雄議員、亀山豊文議員には新たな道を目指して進まれると伺っております。県政発展のため、多大なる御尽力をいただきました皆様方に心からお礼を申し上げますとともに、今後とも健康に十分御留意され、引き続き県政発展のためお力添えを賜れば幸いでございます。
 また、引き続き県政に参画するため、この度の選挙に立候補される議員各位におかれましては、再び県議会議員として御活躍できますことを心から御祈念申し上げる次第であります。
 なお、私ごとではありますが、既に皆様御案内のとおり、この任期をもって新たな道を目指すことといたしております。任期最後の議長を無事務めることができましたのも議員各位のおかげでありまして、心より感謝を申し上げます。
 最後に、この4年間、議会運営万般にわたり御協力を賜りました知事はじめ執行部の皆様、報道関係の皆様、さらに県民の皆様に対し感謝を申し上げ、閉会のごあいさつとさせていただきます。
 この際、申し上げます。4年間の締めくくりといたしまして、ここで群馬県と群馬県議会の発展を祈念いたしまして、万歳を三唱いたしたいと思います。御唱和いただきたいと思います。
 群馬県並びに群馬県議会の発展を祈念して、万歳(万歳三唱 拍手)
 ありがとうございました。
   午後1時53分閉会

会議録署名議員
議長  大澤正明
副議長 関根圀男
    星野 ?
    田所三千男
    塚原 仁