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平成17年  9月 定例会−10月17日-05号




平成17年 9月 定例会

群馬県議会会議録  第5号
平成17年10月17日        出席議員 53人 欠席議員 0人 欠員 3人
   松沢 睦  (出席)       角田 登  (出席)
   田島雄一  (出席)       青木秋夫  (出席)
   大林喬任  (出席)       岩井賢太郎 (出席)
   矢口 昇  (出席)       中村紀雄  (出席)
   原 富夫  (出席)       早川昌枝  (出席)
   大澤正明  (出席)       関根圀男  (出席)
   中沢丈一  (出席)       小林義康  (出席)
   長崎博幸  (出席)       腰塚 誠  (出席)
   石原 条  (出席)       岡田義弘  (出席)
   塚越紀一  (出席)       金子泰造  (出席)
   荻原康二  (出席)       安樂岡一雄 (出席)
   南波和憲  (出席)       亀山豊文  (出席)
   黒沢孝行  (出席)       五十嵐清隆 (出席)
   星野 寛  (出席)       山本 龍  (出席)
   木暮繁俊  (出席)       小野里光敏 (出席)
   真下誠治  (出席)       金田克次  (出席)
   松本耕司  (出席)       田所三千男 (出席)
   金子一郎  (出席)       久保田順一郎(出席)
   長谷川嘉一 (出席)       須藤昭男  (出席)
   岩井 均  (出席)       金子浩隆  (出席)
   平田英勝  (出席)       大沢幸一  (出席)
   桑原 功  (出席)       塚原 仁  (出席)
   織田沢俊幸 (出席)       中島 篤  (出席)
   伊藤祐司  (出席)       狩野浩志  (出席)
   新井雅博  (出席)       福重隆浩  (出席)
   橋爪洋介  (出席)       中島資浩  (出席)
   岩上憲司  (出席)
説明のため出席した者の職氏名
   知事         小寺弘之
   出納長        後藤 新
   教育委員長      石原總一
   教育長        内山征洋
   選挙管理委員長    河村昭明
   人事委員長      大河原清一
   代表監査委員     岸  賢
   公安委員長      青木次男
   警察本部長      高橋泰博
   企業管理者      関根宏一
   病院管理者      谷口興一
   理事(総務担当)   高木 勉
   理事(企画担当)   山本 明
   理事(保健・福祉・食品担当)
              福島金夫
   理事(環境・森林担当)大木伸一
   理事(農業担当)   加藤光治
   理事(産業経済担当) 池田秀廣
   理事(県土整備担当) 川西 寛
   財政課長       嶋 一哉
   財政課GL(次長)  深代敬久
職務のため出席した者の職氏名
   局長         齋藤 ?
   総務課長       小見輝夫
   議事課長       高橋秀知
   議事課GL(補佐)  中島三郎
   議事課GL(係長)  得地雅彦
   議事課主幹      今泉一幸
   議事課主任      堀 和行
    平成17年10月17日(月)
                  議  事  日  程 第 5 号
                                 午 前 10 時 開 議
第1 議会運営委員会委員長報告
第2 委員長報告
 第139号議案 平成17年度群馬県一般会計補正予算(第6号)
 第140号議案 平成17年度群馬県用地先行取得特別会計補正予算(第1号)
 第141号議案 平成17年度群馬県病院事業会計補正予算(第1号)
 第142号議案 群馬県副知事の定数に関する条例
 第143号議案 群馬県市町村合併審議会条例
 第144号議案 群馬県退職一時金等を受けたことのある者に係る普通年金又は遺族年金の年額の特例に関する条例
 第145号議案 群馬県国民健康保険調整交付金条例
 第146号議案 群馬県職員退職手当に関する条例の一部を改正する条例
 第147号議案 群馬県県税条例の一部を改正する条例
 第148号議案 法人等の県民税の特例に関する条例の一部を改正する条例
 第149号議案 群馬県食品衛生法施行条例の一部を改正する条例
 第150号議案 群馬県交通安全対策会議条例の一部を改正する条例
 第151号議案 群馬県県営住宅設置条例の一部を改正する条例
 第152号議案 公立学校職員退職手当支給条例の一部を改正する条例
 第153号議案 群馬県立学校設置条例の一部を改正する条例
 第154号議案 警察署の名称、位置及び管轄区域に関する条例の一部を改正する条例
 第155号議案 群馬県警備業法関係手数料条例の一部を改正する条例
 第156号議案 群馬県核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律関係手数料条例の一部を改正する条例
 第157号議案 拡声機による暴騒音の規制に関する条例の一部を改正する条例
 第158号議案 群馬県病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例
 第159号議案 群馬シンフォニーホールの設置及び管理に関する条例を廃止する条例
 第160号議案 土地改良法第90条の規定による市村の負担について
 第161号議案 独立行政法人水資源機構法第26条の規定による市町の負担について
 第162号議案 旧農用地整備公団法第27条の規定による市町村の負担について
 第163号議案 請負契約の締結について
 第164号議案 請負契約の締結について
 第165号議案 請負契約の締結について
 第166号議案 工事委託契約の締結について
 第167号議案 損害賠償の額を定めることについて
 平成16年度群馬県公営企業会計決算の認定について
 平成16年度群馬県競馬組合一般会計決算の認定について
                          以 上 知 事 提 出
  ・請願
第3 発議案の付議
   ・議第9号議案から議第12号議案について
第4 特定事件の継続審査付託
    午前10時開議
  ● 開     議
○議長(中村紀雄 君) これより本日の会議を開きます。
  ● 諸 般 の 報 告
○議長(中村紀雄 君) 日程に入る前に、諸般の報告をいたします。
 去る10月13日、群馬県人事委員会委員長から議長あてに、地方公務員法第8条第1項及び第26条の規定に基づく職員の給与等に関する報告及び勧告がありました。その写しをあらかじめ配付いたしておきましたので、御了承願います。
        ──────────────────────────
  ● 新任者の紹介
○議長(中村紀雄 君) 次に、新任者の紹介をいたします。
 去る10月5日付をもって教育委員会委員長に就任されました石原總一君を御紹介します。
 石原總一君御登壇願います。

         (教育委員会委員長 石原總一君登壇)
◎教育委員会委員長(石原總一 君) 去る10月5日の教育委員会におきまして委員長に選任されました石原でございます。
 今日、克服すべき課題山積する中で、この大役をお受けすることは非常な緊張感と同時に選ばれたことに対するやりがい、こういったものを感じているところでございます。もちろん問題解決につきましては多々困難なことがあるわけでありますけれども、どうか先生方の忌憚のない御意見、御示唆、こういったものを承りながら、委員会、事務局ともども問題解決のために全力を尽くして当たる所存でございますので、どうか今後ともよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○議長(中村紀雄 君) 次に、去る10月5日付をもって教育委員会委員に就任されました杉原みち子さんを御紹介します。
 杉原みち子さん御登壇願います。

         (教育委員会委員 杉原みち子さん登壇)
◎教育委員会委員(杉原みち子 さん) 初めまして。杉原みち子でございます。
 私、21年間、地域づくりに関わってきたということで、もしかしたら推薦いただいたかと思いますけれども、かつて明治天皇が鈴木貫太郎氏に、君の中学が見てみたいということで富士見にある前中に行幸されたということを伺っております。その当時、「教育は群馬にあり」と言われて、全国でも最高の教育をされたというこの群馬県におきまして、教育委員を請け負いますことは非常に身の引き締まる思いでございます。精一杯全力を尽くして考え、行動してまいりたいと思います。皆様の御指導をよろしくお願いいたします。(拍手)
  ● 議会運営委員会委員長報告
○議長(中村紀雄 君) 
△日程第1、10月4日の本会議中における原富夫議員の一般質問に対する知事の答弁を議題とし、議会運営委員長の報告を求めます。
 議会運営委員長石原条君御登壇願います。

         (議会運営委員長 石原 条君登壇)
◎議会運営委員長(石原条 君) 議会運営委員会の審議結果につきまして報告をいたします。
 10月4日の本会議、原富夫議員の一般質問における知事の答弁中の発言について、10月6日に議会運営委員会を開催し、協議いたしました。その結果、知事の発言には質問の趣旨から外れ、また、事実と相違する発言部分が認められましたので、お手元に配付の資料のとおり当該部分を削除すべきものと決定をいたしました。
 なお、知事に対しまして、会議規則を十分尊重するとともに群馬県のホームページについても的確に対応するよう強く要望する次第であります。
 以上です。
○議長(中村紀雄 君) 以上で委員長報告は終了いたしました。
  ● 採     決
○議長(中村紀雄 君) お諮りいたします。
 本件について委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
         (賛 成 者 起 立)
○議長(中村紀雄 君) 起立全員であります。よって、委員長報告のとおり決定いたしました。
 ついては、議長において会議録を精査のうえ、該当する部分を取り消すことといたします。
  ● 委 員 長 報 告
○議長(中村紀雄 君) 
△日程第2、第139号から第167号までの各議案及び請願を議題とし、委員長の報告を求めます。
 保健福祉常任委員長長谷川嘉一君御登壇願います。

         (保健福祉常任委員長 長谷川嘉一君登壇 拍手)
◎保健福祉常任委員長(長谷川嘉一 君) おはようございます。保健福祉常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について御報告を申し上げます。
 案件の詳細につきましては、お手元に配付の報告書のとおりでありますが、本委員会におきましては、5月定例議会終了後、県内外調査活動、そして県が策定いたしました「県立病院改革ヴィジョン」がスタートした今年度における各県立病院の取り組みの状況について調査を追加し、9月22日に県立精神医療センターと県立がんセンターについて現地調査を行いました。審査に先立ち付託議案について当局から説明を受けた後に、こうした調査活動等をもとに活発な質疑がなされましたので、以下、その大要について申し上げます。
 最初に、病院局関係でありますが、まず「県立病院改革ヴィジョン」について、これまでの進行状況と今年度の達成見込みについて当局の見解が求められました。続いて、ヴィジョンを達成するための取り組みとして、職員の理解と意識改革が十分に進んでいるか、また、人件費や職員数は適正であるか、さらに、患者数を増やすための対策や医療機器の効率的な購入について十分に検討がなされているかなど、幅広く意見が交わされました。
 次に、精神医療センターについては、他病院と連携し患者の転院を進めるとともにリハビリ病棟を廃止するなど抜本的な改革を行うべきとの意見が述べられ、しっかりとした責任体制を確立し、改革を進めるべきとの点で議論が交わされました。
 続いて、心臓血管センターについては、損害賠償事案が発生した状況と原因が質されるとともに、再発防止のための取り組みと医療事故の報告を迅速に行うよう要望がありました。また、このほか、検体検査管理加算を辞退した理由と経緯について当局の説明が求められたほか、緊急時の検査体制に不都合が生じていないか質疑がなされました。
 次に、がんセンターについては、急遽検査システムが変更されたことに関して、その理由が質されるとともに、変更により業務に支障が生じているとの事例が紹介され、もとのシステムに戻すべきとの意見が述べられました。しかしながら、一方では検査システムの変更は経費削減に寄与するものであり、従来の方針どおり改革を進められたいとの要望もありました。
 続いて、保健・福祉・食品局関係では、まず介護保険制度改革に関して、10月から食費や居住費の見直しが施行になったことについて、施設や利用者の受け止め方はどうであったか、また、平均の食費や居住費はどのくらいになっているか、さらに、見直しの影響について実態調査をすべきではないかなどについて議論されました。このほか、利用者への激変緩和策や収入減となる施設への支援策及び今後の施設整備の考え方などについて当局の見解が求められました。
 次に、利根沼田地域における小児科医の確保については、地域から繰り返し請願が出されているが、巡回や健診面での工夫などにより対応できないか議論が交わされました。
 続いて、施設の指導監査について、監査機能の強化がどのように図られたか、また、16年度から導入された自主点検表の効果はどうか、さらに、ケアプラン作成に関する指導監査の状況について質疑されました。
 このほか、子育て支援については、児童相談所の体制整備や一時保護所の増築などが質疑されたほか、小児医療費については現物給付方式により行っている等の理由により国民健康保険国庫負担金の削減措置を受けているが、償還払い方式等へ支払い方法を変えることにより解消することができないか、当局の取り組みが求められました。
 さらに、アスベスト問題に関しては、特別対策本部を立ち上げてその対策を行う考えがあるか、また、中皮腫や肺がんのその後の調査を行う考えがあるか、県当局の見解が求められました。
 以上で質疑を終結し、討論を省略して採決いたしました結果、本委員会に付託されました議案のうち第141号は多数をもって、その他の議案は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
 引き続き行いました請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおり決定いたしました。
 以上、申し上げまして委員長報告といたします。(拍手)
        ──────────────────────────
            保健福祉常任委員会所属議案審査報告書
      (予算議案)
 第139号議案 第1表 歳入歳出予算補正のうち
   2 歳  出  中
        第 3 款 保健・福祉・食品費
 第139号議案 第2表 債務負担行為補正のうち
   1 追加中
        ・県民健康科学大学情報科学室機器リース契約
                                 【全会一致可決】
 第141号議案 平成17年度群馬県病院事業会計補正予算(第1号)
                               【多数をもって可決】
      (事件議案)
 第145号議案 群馬県国民健康保険調整交付金条例
 第149号議案 群馬県食品衛生法施行条例の一部を改正する条例
 第158号議案 群馬県病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例
 第167号議案 損害賠償の額を定めることについて
                              【以上、全会一致可決】
         ──────────────────────────
              保健福祉常任委員会請願審査報告書
┌─┬────────────────────────┬─────┬────────────┐
│番│     件        名         │ 区 分 │  意      見  │
│ │                        ├─┬─┬─┤            │
│号│                        │採│不│継│            │
│ │                        │択│採│続│            │
│ │                        │ │択│ │            │
├─┼────────────────────────┼─┼─┼─┼────────────┤
│21│利根沼田地域の総合開発についての請願〈5項〉  │○│ │ │結果の報告を求める │
│ │                  (1号趣旨)│ │ │ │ │
├─┼────────────────────────┼─┼─┼─┼────────────┤
│25│西毛地区開発に関する請願〈3項〉        │ │ │○│引き続き調査研究を要する│
│ │                        │ │ │ │(多数をもって決定) │
└─┴────────────────────────┴─┴─┴─┴────────────┘
┌─┬────────────────────────┬─┬─┬─┬────────────┐
│26│障害児教育の充実を求める請願〈7項1号、8項、9│ │ │○│引き続き調査研究を要する│
│ │項〉                      │ │ │ │(多数をもって決定) │
├─┼────────────────────────┼─┼─┼─┼────────────┤
│29│子どもたちの健やかな発達のために保育施設の充実を│ │ │○│    〃 │
│ │求める請願                   │ │ │ │(   〃   ) │
├─┼────────────────────────┼─┼─┼─┼────────────┤
│32│「米国産牛肉の拙速な輸入再開に反対し、BSEの万全 │ │ │○│    〃 │
│ │な対策を求める?意見書採択についての請願    │ │ │ │(   〃   ) │
├─┼────────────────────────┼─┼─┼─┼────────────┤
│34│精神障害者の社会復帰施策についての請願〈1項、2│○│ │ │結果の報告を求める │
│ │項〉                (4項趣旨)│ │ │ │ │
├─┼────────────────────────┼─┼─┼─┼────────────┤
│35│利根沼田地域の総合開発についての請願〈5項〉  │○│ │ │    〃 │
│ │                  (1号趣旨)│ │ │ │ │
└─┴────────────────────────┴─┴─┴─┴────────────┘
         ──────────────────────────
○議長(中村紀雄 君) 環境農林常任委員長久保田順一郎君御登壇願います。

         (環境農林常任委員長 久保田順一郎君登壇 拍手)
◎環境農林常任委員長(久保田順一郎 君) おはようございます。環境農林常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について御報告申し上げます。
 案件の詳細につきましては、お手元に配付の報告書のとおりでありますが、本委員会におきましては、審査に先立ち付託議案並びに所管事項について当局から説明を受けた後、質疑を行いましたので、以下、その大要を申し上げます。
 最初に、環境・森林局関係でありますが、まず、尾瀬にかかる国立公園の名称変更について、これまでの経緯や課題について質疑がなされ、関係自治体など地元の理解が不可欠であるとの認識のもと、「尾瀬国立公園」の実現に向けて今後一層積極的な取り組みがなされるよう当局に要望がなされました。
 また、昨年本県議会から意見書を提出した国民の祝日としての「山の日」の制定について、県のこれまでの取り組みについて質疑され、制定のためには幅広い県民の機運の高まりが必要であることから、その実現に向けて当局のさらなる努力が求められました。
 次に、硫酸ピッチの不適正処理事案に関連して、不適正処理発見のためには取り締まりの強化が重要であるとの観点から、現在の体制について質されるとともに、今後、監視や通報を含めた情報収集体制の強化を通じて、廃棄物不法投棄に積極的に対応していくよう要望されました。
 続いて、県産材の利用について、普及の状況やこれまで実施されてきた事業の効果等について質疑されるとともに、今後の利用促進に向けたPRの徹底や「群馬の杉のブランド化」についての意見が述べられました。
 次に、太田市石田川河川敷不法投棄事案について、県が行政代執行で汚染修復措置を実施する意向が示されたことに伴い、その方法や地元との調整、安全の確保などについて議論が交わされました。さらに、不法投棄事案の全容を明らかにするため、関係者からの聞き取り調査の実施や担当職員の増員について当局の見解が求められました。
 また、アスベスト対策に関連して、県内のアスベスト取り扱い事業所や在庫の状況把握の方法、民間施設の調査の進行状況などが質疑され、解体に伴う飛散防止措置についても、大気汚染防止法対象外の建築物への対応や、震災により大規模な建物倒壊が生じた場合の対策などについて議論が行われるとともに、これまでのアスベスト対策にかかる庁内の体制について当局の見解が求められました。
 続いて、山林の間伐について、実施の規模や取り組みの状況について質疑されるとともに、他県で実施されている放置された山林での列状間伐の実施について意見が述べられました。
 次に、来年度の植樹祭が邑楽館林地区の平地林で実施されることから、その準備の状況について質疑がなされ、地元住民や関係団体の意見を幅広く取り入れながら、平地林の特色を生かし、その魅力が十分発揮されるような植樹祭となるよう要望がなされました。また、近年、暴力団による行政対象暴力が増加傾向にあることが指摘され、県としても不法投棄事案などについて細心の注意を払いながら、適切な対応がなされるよう求められました。
 その他、絶滅危惧種に対する保全対策、浄化槽の法定検査の内容、「群馬県地球温暖化防止活動推進センター」の利用状況、硫酸ピッチ撤去事業にかかる財源などについて幅広く議論が行われました。
 続いて、農業局関係でありますが、まず、国が策定した「食料・農業・農村基本計画」における新たな経営安定対策について、麦作農家が国の助成金を受給するためには一定の要件を満たす担い手となることが必要であり、本県農業に多大な影響が予想されることから、県の基本的な取り組み姿勢や地域における推進の考えについて質疑がなされました。また、株式会社の農業参入に対する県の支援策や県内の輸入野菜の流通状況などについて質疑されたほか、9月から始まった旧境町トレーニングセンターの競走馬育成事業について、運営の状況や今後の支援について質疑がなされました。
 次に、中山間地園芸研究センターにかかる予算や人員等の研究体制について質疑されるとともに、地域に密着した運営の推進と普及指導の充実について要望がなされました。
 また、農業関係の試験研究に対して、農業者や消費者などから提案や助言を受ける「農業研究サポーター制度」の取り組みについて質疑されるとともに、幅広い意見を聞くためにこの制度を拡充することについて当局の見解が求められました。
 次に、平成17年度の新規事業として実施されている「菜の花エコプロジェクト」の取り組み状況が質疑され、今後も環境に配慮した農業を推進するよう要望されました。
 続いて、カワウによる漁業被害が昨今著しいことから、その対策について議論が交わされるとともに、対策が難しい面はあるものの、今後ともこの問題に対して真剣に取り組むよう強く求められました。
 また、旧境町のトレーニングセンター宿舎において、アスベストの使用が確認されたことに関連して、入居者に対する健康調査の実施について質疑されたほか、川場村で姉妹提携を行っている世田谷区の商店街に産地直送の野菜を出荷し、好評をもって受け入れられていることから、この成功事例を研究し、今後の地域農業の振興に活かしていくよう要望されました。
 次に、国の新たな経営安定対策について、国の政策方針に対する質疑や広範な家族農業を守っていく視点の重要性について指摘がなされ、本県としても、他県との連携を図りながら国に対して働きかけを強化していくよう要望されました。
 以上で質疑を終結し、討論を省略して採決いたしました結果、本委員会に付託されました議案のうち、第162号は多数をもって、その他の議案は全会一致をもって原案のとおり可決、認定すべきものと決定いたしました。
 引き続き行いました請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおり決定いたしました。
 最後に意見書の発議でありますが、「WTO農業交渉に関する意見書」及び「新たな農業経営安定対策に関する意見書」を本委員会に所属する自由民主党及びフォーラム群馬の議員により別途発議いたしました。
 以上、申し上げて委員長報告といたします。(拍手)
        ──────────────────────────
             環境農林常任委員会所属議案審査報告書
      (予算議案)
 第139号議案 第1表 歳入歳出予算補正のうち
   2 歳  出  中
         第 4 款 環境・森林費
         第 6 款 農  業  費
                                  【全会一致可決】
      (事件議案)
 第160号議案 土地改良法第90条の規定による市村の負担について
 第161号議案 独立行政法人水資源機構法第26条の規定による市町の負担について
                               【以上、全会一致可決】
 第162号議案 旧農用地整備公団法第27条の規定による市町村の負担について
                                【多数をもって可決】
 平成16年度群馬県競馬組合一般会計決算の認定について
                                  【全会一致認定】
        ──────────────────────────
            環境農林常任委員会請願審査報告書
┌─┬─────────────────────────┬─────┬────────────┐
│番│     件        名          │ 区 分 │  意      見  │
│ │                         ├─┬─┬─┤            │
│号│                         │採│不│継│            │
│ │                         │択│採│続│            │
│ │                         │ │択│ │            │
├─┼─────────────────────────┼─┼─┼─┼────────────┤
│18│利根沼田地域の総合開発についての請願〈3項、4項〉│○│ │ │結果の報告を求める │
│ │(3項3号前段)(3項2号・4号、4項2号「抜本的│ │ │ │ │
│ │な対策の促進」趣旨)   │ │ │ │ │
├─┼─────────────────────────┼─┼─┼─┼────────────┤
│19│WTO農業交渉に関する請願              │○│ │ │結果の報告を求める │
│ │                         │ │ │ │(多数をもって決定) │
├─┼─────────────────────────┼─┼─┼─┼────────────┤
│20│新たな経営所得安定対策の確立に関する請願     │○│ │ │    〃 │
│ │                         │ │ │ │(   〃    ) │
└─┴─────────────────────────┴─┴─┴─┴────────────┘
        ──────────────────────────
○議長(中村紀雄 君) 産業経済常任委員長須藤昭男君御登壇願います。

         (産業経済常任委員長 須藤昭男君登壇 拍手)
◎産業経済常任委員長(須藤昭男 君) 産業経済常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について御報告申し上げます。
 案件の詳細につきましては、お手元に配付の報告書のとおりでありますが、本委員会におきましては、審査に先立ち付託議案について当局から説明を受けた後、質疑を行いましたので、以下、その大要を申し上げます。
 最初に、産業経済局関係でありますが、まず、大学発ベンチャー企業及びベンチャー企業を育成するインキュベーション施設の現況と県の取り組みが質されました。そして、県が力を発揮して産業界や大学等のノウハウを活用し、オンリーワン企業を育成するとともに、そのノウハウを経済界以外にも波及させるようにとの意見がなされました。
 次に、県庁前大通り活性化事業の具体的な内容が問われ、事業範囲の中心を定め、商店主や住民と連携して取り組まれたい旨の意見がなされました。
 また、企業誘致においては、地道な対外折衝のほか、メディア等を活用し、明るく広く周知していくことの必要性が質され、当局の日頃の取り組みに激励がなされました。
 次に、商店街の活性化に関し、大型店進出のプラス面とマイナス面が質されるとともに、出店の規制に対する当局の見解が質され、個人事業者が事業意欲を高められるような支援が求められました。また、大企業の撤退と中小企業の参入が見受けられる昨今の雇用環境及び業種別の雇用状況が問われ、努力している企業を取り上げて広く周知・宣伝されたい旨の意見がありました。
 次に、産業技術センターにおける収入の一つである「競争的資金」の性格及びこれを活用した研究事例が問われました。
 また、本県が実施している企業誘致支援制度の現状とその特典が質され、市町村と連携した優遇措置や企業に対する効果的な宣伝が求められました。
 さらに、去る8月に開催された5県知事会議における観光物産振興の議論の内容が問われ、観光の広域的な取り組みの重要性が指摘されました。
 次に、今定例会に上程されている補正予算案に係る制度融資枠拡大の背景、企業立地の地域的・業種別の特徴及び立地に伴う経済への波及効果が質されるとともに、その原因を究明して、さらなる誘致につなげていくよう意見がなされました。また、創業者支援資金の申請に見受けられる傾向が質され、若い世代への周知徹底が求められました。
 次に、旅館などで配膳されている料理について、海産物に頼らない、群馬を特徴づける料理の創作や研究について質疑されました。
 このほか、指定管理者制度の進捗状況や群馬の知名度アップへの取り組み、外国人観光客の誘致、観光行政に携わる職員の人事異動のあり方について、さらには本委員会が訪問した青森県の企業の代表者を招へいして、本県の経営者との交流を図る催しが提案される等、多岐にわたり議論されました。
 続いて、企業局関係では、最近になって契約、申し込みが増加してきた工業団地について、今後の取り組みが問われ、市町村との役割分担を踏まえて取り組まれたい旨、意見がありました。
 次に、経営改革実行年にある企業局が、過去に実施してきた経営改革状況及び今後の組織や職員定数等の具体的な計画が質されました。また、環境に配慮した事業や施設があることなど、企業局の取り組みを県民に対しさらにPRすべき旨の意見がありました。また、企業局が制定した「監察実施要綱」の制定理由やその目的、実施方法及び職員に対する周知徹底の状況について質疑され、信用失墜行為等の予防防止の徹底が求められました。
 次に、最近の企業立地の地域的及び業種的な特徴が問われ、企業立地が好調な中、地域の特色やメリットを分析して、さらなる販売促進につなげてもらいたい旨の意見がありました。
 続いて、指定管理者制度の進捗状況に関して、選定基準、選定委員の公表、指定後の管理機能評価委員の人選、予想を超える収益の取り扱いなどが質され、制度導入により一層のサービス向上が図られるよう要望がありました。
 さらに、水道事業について、給水計画の見直し状況及びその影響、並びに水道料金の過去の見直し経過及び今後の基本的な考え方、実施時期等が質され、受水団体の負担軽減が要望されました。
 以上で質疑を終結し、討論を省略して採決いたしました結果、本委員会に付託されました議案は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 引き続き行いました請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおり決定をいたしました。
 最後に意見書の発議でありますが、「日本自転車振興会交付金制度の見直しを求める意見書」を本委員会に所属する議員全員により別途発議いたしました。
 以上、申し上げて委員長報告といたします。(拍手)
        ──────────────────────────
             産業経済常任委員会議案審査報告書
      (予算議案)
 第139号議案 第1表 歳入歳出予算補正のうち
   2 歳  出  中
        第 5 款 労働費
        第 7 款 産業経済費
 第139号議案 第2表 債務負担行為補正のうち
   2 変  更  中
        ・創業者支援資金融資の保証に対する損失補償契約
                                  【全会一致可決】
        ──────────────────────────
             産業経済常任委員会請願審査報告書
┌─┬────────────────────────┬─────┬────────────┐
│番│     件        名         │ 区 分 │  意      見  │
│ │                        ├─┬─┬─┤            │
│号│                        │採│不│継│            │
│ │                        │択│採│続│            │
│ │                        │ │択│ │            │
├─┼────────────────────────┼─┼─┼─┼────────────┤
│15│ILO第175号条約及びILO第111号条約の早期批准を  │ │ │○│引き続き調査研究を要する│
│ │求める意見書採択についての請願       │ │ │ │ │
├─┼────────────────────────┼─┼─┼─┼────────────┤
│17│利根沼田地域の総合開発についての請願<1項2号>│ │ │○│     〃 │
└─┴────────────────────────┴─┴─┴─┴────────────┘
        ──────────────────────────
○議長(中村紀雄 君) 県土整備常任委員長岩井均君御登壇願います。

         (県土整備常任委員長 岩井 均君登壇 拍手)
◎県土整備常任委員長(岩井均 君) 県土整備常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について御報告申し上げます。
 案件の詳細につきましてはお手元に配付の報告書のとおりでありますが、本委員会におきましては、審査に先立ち付託議案について当局から説明を受けた後、質疑を行いましたので、以下、その大要を申し上げます。
 初めに、北関東自動車道に関連して、道路公団の民営化に伴う新会社の取り組みや今後の進捗状況について質疑されるとともに、早期完成に向けての県の対応について要望がありました。
 次に、アスベスト対策に関連して、民間建築物の使用の現状や県の取り組みについて質されたほか、住宅のアスベスト除去費用の融資制度について質疑されました。また、県民の健康被害防止のため、民間業者への指導について要望がありました。
 続いて、補正予算案に関連して、県土整備局の予算編成の考え方や県民局の予算権限について質疑されるとともに、補助公共道路改築事業の大幅な減額理由について論議が交わされました。
 次に、汚水処理事業に関連して、普及率を引き上げるための県の取り組みについて質疑されたほか、下水道施設に負担が生じると言われている直接投入型ディスポーザーの規制の必要性や今後の対応について質疑が交わされました。さらに、設置業者への指導及び周知について要望がありました。
 続いて、八ッ場ダムの生活再建対策に関連して、国の対応が遅れている現状から、国に対する県の姿勢について質されるとともに、県の関連事業のさらなる努力について要望がありました。
 次に、地理情報システムである統合型GISの県の導入状況や技術者の有無について質されたほか、市町村への指導について質疑されました。
 続いて、ザスパ草津の県営陸上競技場等の使用料の未納問題について、県の減免の取り扱いや今後の対応について質されました。
 次に、県営住宅に関連して、家賃滞納徴収に携わる職員数や滞納対策の一環として、民間保証会社の活用について質疑されるとともに、今後、その活用について検討を願いたい旨要望がありました。
 また、本年7月から実施された建築基準法の中間検査制度について、実施に至った理由や具体的な内容について質疑されたほか、中古住宅の安全性の担保について論議が交わされました。
 さらに、高齢者へのリフォーム詐欺が多発している中で、これらを未然に防ぐためには悪質な業者への指導、監督が欠かせないことから、県の対応について質されました。
 そのほか、土地開発公社のプロパー職員数や公社が5年以上保有している土地の有無について質疑されました。
 以上で質疑を終結し、討論を省略し、採決いたしました結果、本委員会に付託されました各議案はいずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 引き続き行いました請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおり決定いたしました。
 以上、申し上げて委員長報告といたします。(拍手)
        ──────────────────────────
             県土整備常任委員会議案審査報告書
      (予算議案)
 第139号議案 第1表 歳入歳出予算補正のうち
   2 歳  出  中
        第 8 款 県土整備費
 第139号議案 第2表 債務負担行為補正のうち
   1 追  加  中
        ・広域基幹河川改修工事委託契約
   2 変  更  中
        ・土地開発公社の借入金に対する債務保証
 第140号議案 平成17年度群馬県用地先行取得特別会計補正予算(第1号)のうち
        本文
        第2表 債務負担行為
      (事件議案)
 第150号議案 群馬県交通安全対策会議条例の一部を改正する条例
 第151号議案 群馬県県営住宅設置条例の一部を改正する条例
 第166号議案 工事委託契約の締結について
                              【以上、全会一致可決】
        ──────────────────────────
             県土整備常任委員会請願審査報告書
┌─┬────────────────────────┬─────┬────────────┐
│番│     件        名         │ 区 分 │  意      見  │
│ │                        ├─┬─┬─┤            │
│号│                        │採│不│継│            │
│ │                        │択│採│続│            │
│ │                        │ │択│ │            │
├─┼────────────────────────┼─┼─┼─┼────────────┤
│14│群馬県東毛広域幹線道路整備事業の促進に関する請願│○│ │ │結果の報告を求める │
│ │(「東毛広域幹線道路整備事業の促進」)     │ │ │ │ │
├─┼────────────────────────┼─┼─┼─┼────────────┤
│15│県有の総合(自然)運動公園整備についての請願  │ │ │○│引き続き調査研究を要する│
├─┼────────────────────────┼─┼─┼─┼────────────┤
│16│榛名南麓広域農道(フルーツライン)建設促進につい│ │ │○│     〃 │
│ │ての請願       │ │ │ │ │
├─┼────────────────────────┼─┼─┼─┼────────────┤
│17│一般国道353号鯉沢バイパス二期工区の事業促進に関 │○│ │ │結果の報告を求める │
│ │する請願   │ │ │ │ │
├─┼────────────────────────┼─┼─┼─┼────────────┤
│18│利根沼田地域の総合開発についての請願〈2項〉  │○│ │ │     〃 │
│ │(2項18号)(2項4号・5号・7号趣旨)   │ │ │ │ │
└─┴────────────────────────┴─┴─┴─┴────────────┘
        ──────────────────────────
○議長(中村紀雄 君) 文教警察常任委員長金子浩隆君御登壇願います。

         (文教警察常任委員長 金子浩隆君登壇 拍手)
◎文教警察常任委員長(金子浩隆 君) 文教警察常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について御報告申し上げます。
 案件の詳細につきましては、お手元に配付の報告書のとおりであります。本委員会におきましては、審査に先立ち付託議案について当局から説明を受けた後、質疑を行いましたので、以下、その大要を申し上げます。
 初めに教育委員会関係でありますが、まず、退職手当の早期退職割増措置に関して、目的、対象者数、過去の早期退職者の実態、今回の割増措置に伴う早期退職者数の見込み及びその所要額について質疑されるとともに、団塊の世代が一斉に退職を迎える「2007年問題」についても質されました。
 また、勧奨退職制度については、新陳代謝を促進し、組織を活性化させるという目的もあることから、指導力不足教員にも適用すべきであるとの意見が述べられました。さらに、指導力不足教員の問題では、教員を評価するシステムの内容について質されるとともに、厳しい教員採用試験に合格して採用されながら、指導力不足の評価を受けてしまう教員がいる実態について、教育長の見解が求められました。
 次に、教員には強い使命感が大切であると考えるが、最近は感じられないとの指摘がなされ、教育長の見解が求められたほか、教員養成については学歴重視を見直す視点が必要ではないか、また、教員免許制度を見直す必要があるのではないかとの意見が述べられました。
 続いて、館林地区への養護学校高等部分校設置に関して、その検討状況について質されたほか、早期開校に向けた取り組みが要望されました。
 次に、「県教育委員会が、授業内容に対する理解の浅い児童・生徒の支援策として週6日制を検討している」との新聞記事に関して、構造改革特区の対象となるのか、また、こうした理解の浅い児童・生徒がいる現状をどう考えているのか質されました。
 続いて、前橋商業高校と前橋東商業高校の統合に関して、統合の時期や跡地利用の問題などについて質疑が交わされました。
 次に、教科書採択制度に関して、採択地区協議会委員の選任方法及び任期、また、委員氏名の公表などについて質されるとともに、採択地区協議会が組織される手順や、委員と市町村教育委員会との関係について質疑が行われたほか、採択制度については引き続き議論したいとの意見が述べられました。
 このほか、高等学校の進路追跡調査研究事業の具体的内容と進捗状況、県立学校施設でのアスベストの使用実態、朝夕の部活動を自粛する旨通知した後の部活動の状況、夢実現・進路プラン事業の成果、運動会で集団演技が減っている現状など幅広く議論されました。
 続いて、警察本部関係でありますが、まず、世界中でイスラム過激派による国際テロが発生していることから、国際テロに対する当局の認識及び本県におけるテロ発生の可能性と警備体制について質疑されたほか、警戒警備の一層の強化について要望がなされました。
 次に、都市部に単身高齢者が多いことから、高齢者に対する防犯対策及び交通事故防止対策について質疑が行われました。
 続いて、駐車違反取り締まりの民間委託制度導入に関して、その目的や内容、また、委託の規模や委託に向けた準備の状況について質されたほか、制度導入によりどの程度の警察官業務が省力化され、その警察力をどう振り向けるのかなど幅広く議論が交わされました。
 次に、本県の刑法犯認知件数が減少傾向であることから、減少している犯罪種別や効果を発揮した対策、さらに、他県の状況等について質疑が行われました。
 続いて、栃木県、埼玉県との県境に位置する東毛地区で発生している犯罪の現状と対策について質疑されたほか、館林西南地域への交番新設について、当局の見解が質されました。
 このほか、本県警察官の増員の必要性や通訳謝金の執行額と外国人犯罪との関係、県内の防犯カメラの設置状況及び今後の設置予定、警察職員の職務執行に当たっての応接マニュアルなど幅広く議論が行われました。
 以上で質疑を終結し、討論を省略して採決いたしました結果、本委員会に付託されました各議案は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおり決定いたしました。
 最後に意見書の発議でありますが、本委員会に所属する議員全員により「警察官の増員に関する意見書」を別途発議いたしました。
 以上、申し上げて委員長報告といたします。(拍手)
        ──────────────────────────
             文教警察常任委員会議案審査報告書
      (予算議案)
 第139号議案 第1表 歳入歳出予算補正のうち
   2 歳  出  中
        第 9 款 警  察  費
        第 10 款 教  育  費
             ただし、次の事項を除く
              第 8 項 大学費
 第139号議案 第2表 債務負担行為補正のうち
   1 追  加  中
        ・駐車違反車両確認事務委託契約
        ・自然史博物館資料借用運搬業務委託契約
      (事件議案)
 第152号議案 公立学校職員退職手当支給条例の一部を改正する条例
 第153号議案 群馬県立学校設置条例の一部を改正する条例
 第154号議案 警察署の名称、位置及び管轄区域に関する条例の一部を改正する条例
 第155号議案 群馬県警備業法関係手数料条例の一部を改正する条例
 第156号議案 群馬県核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律関係手数料条例の一部を改正する条例
 第157号議案 拡声機による暴騒音の規制に関する条例の一部を改正する条例
 第159号議案 群馬シンフォニーホールの設置及び管理に関する条例を廃止する条例
 第164号議案 請負契約の締結について
 第165号議案 請負契約の締結について
                                【以上、全会一致可決】
        ──────────────────────────
             文教警察常任委員会請願審査報告書
┌─┬────────────────────────┬─────┬────────────┐
│番│     件        名         │ 区 分 │  意      見  │
│ │                        ├─┬─┬─┤            │
│号│                        │採│不│継│            │
│ │                        │択│採│続│            │
│ │                        │ │択│ │            │
├─┼────────────────────────┼─┼─┼─┼────────────┤
│5│障害児教育の充実を求める請願〈1項〜6項、7項2│ │ │○│引き続き調査研究を要する│
│ │号〉       │ │ │ │ │
└─┴────────────────────────┴─┴─┴─┴────────────┘
        ──────────────────────────
○議長(中村紀雄 君) 総務常任委員長小野里光敏君御登壇願います。

         (総務常任委員長 小野里光敏君登壇 拍手)
◎総務常任委員長(小野里光敏 君) 総務常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について御報告申し上げます。
 案件の詳細につきましては、お手元に配付の報告書のとおりであります。本委員会におきましては、まず、塚越委員から知事に対する委員会への出席要求を求める動議が提出されましたが、採決の結果、当該動議を議題としないことに決定いたしました。以下、本委員会で行われた質疑の大要について申し上げます。
 本委員会では、初めに、第142号議案「群馬県副知事の定数に関する条例」について集中的に質疑を行いました。
 まず、知事に対する委員会への出席要求を行わなかったことについては、委員の間で知事出席に向けた意見調整が整ってきていたが、原議員の一般質問に対して質問の趣旨を大きく逸脱した知事答弁がなされたことにより出席要求を断念せざるを得なくなったという説明がなされました。
 次に、去る7月25日の記者会見で知事が「庁内担当の副知事については、理事等の県幹部の中から兼務の形で併任をするというふうにしたい」と発言していることは、副知事の兼職を禁止した地方自治法の規定に違反しているのではないかという観点から議論が交わされ、法に違反するおそれのある条例案を取り下げる意思があるか、知事に確認するよう当局に対し要望がなされました。これに対して、当局から、条例案を取り下げるつもりはないという知事の意思を伝える答弁がなされました。
 続いて、庁内担当の副知事については、事務取扱ではなく専任とすることや、渉外担当副知事の選任に先立ち、まず、県職員のOBから庁内担当副知事を選任したらどうかといった提案がなされました。また、現在の県の執行体制では、トップマネージメントが十分でないことから、渉外担当副知事を置くことはトップマネージメント強化に有効であるという意見が述べられました。
 次に、副知事不在で2年が経過した中、2名の副知事を置こうとするのは時代にそぐわないこと。また、既に議会で否決された人の選任を前提とするのではなく、本県出身者や女性の選任を検討すべきであるという意見が述べられました。そして、現行条例の中で副知事を早期に選任すること自体は誰も異存がないことから、問題解決に当たる必要があるという指摘がなされました。
 続いて、知事が特定の人の選任にこだわり、議会側の意見を取り入れようとしないことが批判されるとともに、上からでなく下から物を見ることのできる人材の登用を求める意見が述べられました。
 また、副知事複数制を採用している他の自治体の例を見ると、派閥が生じるなど、必ずしもうまくいっていない例が多いという指摘がなされました。
 さらに、知事が副知事2人制導入のかわりに出納長を置かないことを検討する旨発言していることは、現在の地方自治法では不可能であることから、遵法精神を求める行政として法律を守る姿勢を示すことが重要であるという見解が述べられました。
 第142号議案に関する質疑の概要は、以上のとおりであります。
 次に、第148号議案「法人等の県民税の特例に関する条例の一部を改正する条例」について、超過課税を継続するメリット・デメリットを巡り白熱した議論が交わされました。そして、企業を誘致することは、言うまでもなく企業の流出を阻止することが本県の大きな課題となっていることから、中長期的な視野に立って産業政策を展開することの重要性が指摘されました。
 続いて、太田市の「ぐんま国際アカデミー」に対する県補助金を巡る問題について質疑がなされ、学校教育法に基づく「学校」でありながら、補助金が減額されている理由について当局の見解が求められました。
 また、朝鮮初中級学校に対する助成のあり方について議論が交わされました。
 次に、指定管理者制度の導入に当たっては、施設ごとの性質を考慮し、慎重な対応が必要であるという観点から当局の見解が求められるとともに、現在の管理受託団体が選定に漏れた場合の従業員の雇用対策について質疑が行われました。
 また、県職員に対する勤務評価制度の導入が検討されていることから、人事委員会が果たすべき役割などについて質疑がなされました。
 続いて、現在選任されている行政委員については、地域バランスが欠けているという指摘がなされ、委員選任の考え方に関する当局の見解が求められるとともに、選任に当たっては地域格差が生じないよう配慮を求める要望がなされました。
 また、緊急防災体制の整備に当たっては、県内各地に在住する県職員OBを活用すべきとする意見が述べられました。
 さらに、今年度予算の執行状況についての質疑や来年度予算の編成に当たっては、県の売り込みにつながるような事業計画の検討を求める要望がなされました。
 このほか、市町村への収税要員派遣による支援の考え方、市町村の防災力向上のための評価システムの状況、市町村に対する合併勧告の考え方、警察組織に対する関与のあり方、議会事務局職員の人事のあり方などについて幅広く議論が交わされました。
 最後に、今定例会で行われた一般質問のうち、一部議員の質問とそれに対する知事答弁のみが県のホームページに掲載されたことについて質疑が行われ、掲載の考え方などに関する当局の見解が求められました。そして、議員にとっては一般質問は極めて重要な意味を持つものであり、当局が話題性などについて簡単に判断すべきではないとする強い意見が述べられました。
 また、議会運営委員会で議事録からの削除が決定された知事の発言がホームページに掲載されているなど、広報のあり方に関するルールづくりが必要なことから、議会と当局との間で検討を行う場を設ける旨、合意がなされました。
 以上で質疑を終結し、討論を省略して採決しましたが、本委員会に付託された議案のうち、第142号議案「群馬県副知事の定数に関する条例」については賛成少数により否決すべきものと決定いたしました。また、その他の議案については全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおり決定いたしました。
 以上、申し上げて委員長報告といたします。(拍手)
        ──────────────────────────
              総務常任委員会議案審査報告書
      (予算議案)
 第139号議案 本文
 第139号議案 第1表 歳入歳出予算補正のうち
   2 歳  出  中
        第 1 款 議会費
        第 2 款 総務費
        第 10 款 教育費中の
         第 8 項 大学費
 第139号議案 第1表 歳入歳出予算補正のうち
   1 歳     入
        第 5 款 地方交付税
        第 7 款 分担金及び負担金
        第 8 款 使用料及び手数料
        第 9 款 国庫支出金
        第 10 款 財産収入
        第 11 款 寄附金
        第 13 款 繰越金
        第 14 款 諸収入
 第139号議案 第3表 県債補正
 第140号議案 平成17年度群馬県用地先行取得特別会計補正予算(第1号)のうち
  第1表 歳入歳出予算補正
                              【以上、全会一致可決】
      (事件議案)
 第142号議案 群馬県副知事の定数に関する条例
                               【多数をもって否決】
 第143号議案 群馬県市町村合併審議会条例
 第144号議案 群馬県退職一時金等を受けたことのある者に係る普通年金又は遺族年金の年額の特例に関する条例
 第146号議案 群馬県職員退職手当に関する条例の一部を改正する条例
 第147号議案 群馬県県税条例の一部を改正する条例
 第148号議案 法人等の県民税の特例に関する条例の一部を改正する条例
 第163号議案 請負契約の締結について
                              【以上、全会一致可決】
        ──────────────────────────
               総務常任委員会請願審査報告書
┌─┬────────────────────────┬─────┬────────────┐
│番│     件        名         │ 区 分 │  意      見  │
│ │                        ├─┬─┬─┤            │
│号│                        │採│不│継│            │
│ │                        │択│採│続│            │
│ │                        │ │択│ │            │
├─┼────────────────────────┼─┼─┼─┼────────────┤
│17│ぐんまの子どもたちにゆきとどいた教育をすすめ心の│ │ │○│引き続き調査研究を要する│
│ │かよう学校をつくるための請願〈6項、9項2号〉 │ │ │ │ │
├─┼────────────────────────┼─┼─┼─┼────────────┤
│18│定率減税の縮小・廃止を中止することを求める意見書│ │ │○│     〃 │
│ │採択についての請願       │ │ │ │ │
├─┼────────────────────────┼─┼─┼─┼────────────┤
│19│地域経済の活性化等を求める意見書提出についての請│ │ │○│     〃 │
│ │願       │ │ │ │ │
├─┼────────────────────────┼─┼─┼─┼────────────┤
│20│利根沼田地域の総合開発についての請願〈1項1号〉│ │ │○│     〃 │
└─┴────────────────────────┴─┴─┴─┴────────────┘
        ──────────────────────────
○議長(中村紀雄 君) 地域活性化対策特別委員長岩井賢太郎君御登壇願います。

        (地域活性化対策特別委員長 岩井賢太郎君登壇 拍手)
◎地域活性化対策特別委員長(岩井賢太郎 君) 地域活性化対策特別委員会における審査の経過について御報告を申し上げます。
 本委員会におきましては、当局から所管事項の説明を受けた後、質疑を行いましたので、以下、その大要を申し上げます。
 初めに、蚕糸振興に関連して、県の碓氷製糸協同組合の運営支援について質疑されるとともに、養蚕文化継承地域育成事業の実施状況や養蚕農家の支援に対する県の所見が質されました。さらに、養蚕農家が減少している現状やその理由、生糸の研究開発の状況について質疑が交わされました。
 次に、県民に多くの感動を与えた連続テレビ小説「ファイト」に関連して、「ファイト」支援県民会議の活動状況や観光振興策の具体的な成果について質疑がなされました。さらに、番組タイトル画の原画展や原作者を招いたトークショーなどの開催について要望がありました。
 続いて、「国民文化祭記念・地域創造基金」の運営に関連して、団体への交付実績や活動状況について質疑されるとともに、県のさらなる支援について要望がありました。
 次に、旧富岡製糸場の世界遺産登録推進に関連して、片倉工業株式会社に対する県の顕彰や今後の管理体制、保存方針について質疑され、さらに関連遺産の位置付けや、それらの連携について論議が交わされました。また、世界遺産と関連して、養蚕・製糸、織物の産業クラスターの再生整備について県の考え方が質されました。
 続いて、地域交通対策に関連したパークアンドライドの整備状況や民間業者とのすみ分けについて質疑されたほか、地元住民の意向を踏まえたうえで、さらなる整備について要望がありました。
 次に、地域農業の振興策に関連して、園芸作物の流通システムの構築や今後の振興策について質疑されるとともに、新たな経営安定対策の導入に伴う県内製粉業者等の影響について論議されました。さらに、その実績や影響調査について要望がありました。
 また、農村地域の活性化について県の見解が質されるとともに、農家数の推移や県産リンゴの販売方策等、幅広く質疑が交わされました。
 続いて、構造改革特区に対する県の取り組み姿勢について、理事制が十分に機能していない点が指摘され、太田市に設立された「ぐんま国際アカデミー」に関連して、義務教育の観点から、県の補助金支出のあり方や考え方について質されたほか、補助金額の見直しの必要性について質疑されるとともに、補助金の増額について強く意見が述べられました。
 次に、市町村合併に伴う今後の広域消防行政について質されるとともに、消防・救急無線のデジタル化を踏まえた常備消防組織の一元化について質疑がなされました。
 さらに、三位一体改革に関連して、国の交付金化に伴い、一定の人口、面積の要件を満たさない市町村にはし尿、ごみ処理等衛生施設の事業補助がなくなることから、今後の県の対応について論議がなされました。
 続いて、観光振興に関連して、千客万来支援事業の補助対象団体や補助対象限度額の緩和について質疑がなされましたほか、「鉄道文化むら」のトロッコ列車の延長について意見がありました。
 次に、高崎競馬場の跡地利用に関連して、土地の権利関係の事務処理状況や進展していない現状について質されるとともに、県の企画分野における対応の必要性について質疑がなされました。
 そのほか、県水産試験場で選抜育種したニジマス「ギンヒカリ」の販路拡大やフィルムコミッションの市民運動に対する県の支援策をはじめ、県民局の地域振興調整費や地域コミュニティ支援事業の執行状況等、多岐にわたり論議が交わされました。
 さらに、「市町村行政コンサルティング」について、要請のあった市町村名や診断における民間コンサルタントの有無について質疑が行われ、審査を終了いたしました。
 なお、閉会中の特定事件につきましては、別途議長あて申し出ておきました。
 以上、申し上げて委員長報告といたします。(拍手)
○議長(中村紀雄 君) 教育環境づくり特別委員長関根圀男君御登壇願います。

         (教育環境づくり特別委員長 関根圀男君登壇 拍手)
◎教育環境づくり特別委員長(関根圀男 君) 教育環境づくり特別委員会における審査の経過について御報告申し上げます。
 初めに、「学校警察児童生徒健全育成推進制度」が創設されて1年が経過したことから、その成果や情報管理のあり方について質疑がなされ、本制度推進のためにも情報管理の厳格な運用を求める要望がなされました。
 次に、県教委が今年度作成した「ぐんまの子どものためのルールブック50」の一般配布の時期が遅れたことから、その経緯と対応の状況について当局の説明が求められました。また、事前に議会に対する説明がなかったことから、善処を求める意見が述べられました。
 続いて、学校・家庭・地域の三者連携に関する本県の取り組み状況が質疑されました。そして、家庭の教育力が著しく低下していることから、その対応策について当局の見解が求められました。また、学校における社会人講師の実施状況や部活動への地域指導者への受け入れに関する質疑が行われ、地域の人材や学校OBの活用について要望がなされました。さらに、学校と地域住民による合同運動会の推進について提案がなされました。
 次に、校長に対する評価のあり方、評価に当たっての県教委の関わり方や経営力不足の校長の現状について議論が交わされました。そして、校長次第で学校運営が左右されることから、県教委の積極的な関与が求められるとともに、校長に対する部外研修にも力を入れるべきであるという意見が述べられました。
 また、生徒指導困難校に対する教師の重点的配置の必要性が指摘されるとともに、教師の社会的地位を向上させるための取り組みについて当局の見解が求められました。
 続いて、ぐんま国際アカデミーを巡る問題の進捗状況について当局の説明が求められるとともに、長期に問題を残すことのないよう、子どもを大切に育てる視点での対応を求める要望がなされました。
 次に、文部科学省が来年度予算の概算要求に計上した「環境整備交付金」について、その内容や県教委としての取り組み方針を巡り、質疑が行われました。
 また、インターネットや携帯電話の危険性から子どもを守る対策について議論が交わされ、小学校低学年からの指導や、親に対する教育の重要性が指摘されるとともに、細心の情報に基づいた分析が必要であるという見解が述べられました。
 次に、小中学校における司書教諭の現状等の質疑がなされました。
 また、「群馬県子ども読書活動推進計画」の目標達成状況を巡る議論が交わされ、計画達成のために年度ごとに目標を設定して、課題の把握に努めることが重要であるという指摘がなされました。
 続いて、「総合的な学習の時間」の実施による教師の負担増について、当局の見解が求められるとともに、教師に対する研修の実施状況などについて質疑がなされました。そして、「生きる力を育む」という目標の達成度を検証する方法の確立が必要とする意見が述べられました。
 このほか、来年4月開校予定の安中総合学園高校のPRのあり方、開校2年目を迎えた中央中等教育学校の現状と課題などについて質疑が行われました。
 最後に、年配者の人生経験を子や孫の世代に伝える教育の必要性が指摘されるとともに、県外の高校に進学する本県生徒が多いことから、群馬の教育水準を高め、魅力ある学校づくりに取り組むよう、当局に対する要望がなされました。
 なお、閉会中の特定事件につきましては、別途議長あて申し出ておきました。
 以上、申し上げて委員長報告といたします。(拍手)
○議長(中村紀雄 君) 安全・安心なくらし特別委員長腰塚誠君御登壇願います。

         (安全・安心なくらし特別委員長 腰塚 誠君登壇 拍手)
◎安全・安心なくらし特別委員長(腰塚誠 君) 安全・安心なくらし特別委員会における審査の経過について御報告申し上げます。
 本委員会におきましては、当局から所管事項の説明を受けた後、質疑を行いましたので、以下、その大要を申し上げます。
 初めに、交通弱者にやさしい安全対策についてでありますが、交通弱者の交差点横断の時間を確保するための信号機について質疑がなされ、状況に応じて青信号の時間が変動する歩行者感応式など交通弱者に配慮した信号機の増設を求める意見が述べられました。また、信号機の新設の要望が高いことから、資源利活用の観点からも、建て替えにより撤去された信号機の使用可能な部分を再利用して、信号機の整備を推進してほしい旨要望がなされました。
 次に、高齢者ドライバーによる交通事故の発生状況や高齢者の免許返納の状況について質疑がなされ、返納制度の普及のため、一時預かりによって本人が様子を見極めた後、正規に返納する制度の検討について提案されました。
 続いて、交通事故のうち、道路の状況に起因するものが占める割合について質疑がなされ、路面整備のあり方について論議が交わされました。さらに、信号を避けて車が生活道路や農道に日常的に進入する事例が増加していることが指摘され、その対策がどのようになされているかについてもあわせて質疑されました。
 次に、石綿セメント水道管についてでありますが、健康への影響はないとされているものの、大規模災害時には破損の可能性が高く、ライフラインの影響が懸念されることから、石綿セメント水道管の布設替えの促進に向けた県の姿勢について質されるとともに、既存事業を見直すなどして必要な予算を確保するよう当局に求められました。
 あわせて、石綿セメント水道管の問題が健康面への影響だけでなく災害時のライフラインに対する問題であることを県民に正しく周知するよう、情報提供のあり方について当局に要望がなされました。
 また、アスベスト対策について、最近、アスベストの検査依頼が増加し、民間の検査機関が対応に時間を要していることに関して質疑されたほか、今後、予想された健康被害などに個別に対応していくためには、現在のアスベスト対策連絡会議の構成員が多数であることから、機動性に疑問があるとして、作業部会の設置による機動的な対応について当局の見解が求められました。
 さらに、県として、独自に何ができるのかを検討し、行動を起こすべきだとの意見が述べられ、今後、解体や処理が進んでいくことを見越した指導体制の強化や罰則等の規制の必要性についても論議がなされました。一方、解体等によって発生したアスベストが不法投棄されることがないよう、廃棄物処理の観点からも適切な対応を行うよう要望されました。
 続いて、食の安全についてでありますが、貿易の自由化の進行により、輸入食料品の増加が見込まれる中で、加工輸入食品にかかる安全対策について質疑されるとともに、国内農産物についても、直売所や個人出荷の農産物に関して、使用農薬の安全性を確保するため、どのような対応がされているのかについて質疑がなされました。
 農薬の問題については、ポジティブリスト制が来年5月から導入されることに伴い、生産者が受ける影響や残留農薬自主検査への支援策が質疑されたほか、検査センターで行う残留農薬検査の検体数について、さらに増加すべきであるとの意見が述べられました。
 食の安全・安心を考えるうえで重要となる食育の推進については、まず地元群馬の食文化を再認識する必要があり、これらを群馬県の財産として継承していくべきであるとの意見が述べられ、食育推進計画における位置付けや「学校給食ぐんまの日」を定めて地場産物を学校給食に活用した取り組みにかかる効果について質疑されました。
 そのうえで、文化財として食の技を守っていくことや、学校給食においても、地元食文化を積極的にメニュー化していくことが求められるとともに、食育とは、食を通じて人を育てる教育であるとの認識のもと、「ぐんま型食育」の推進に取り組むよう要望がなされました。
 このほか、野生キノコの食中毒防止対策、レジオネラ症対策にかかる条例案の概要、都市公園の遊具の安全管理などについて質疑が行われ、審査を終了いたしました。
 なお、閉会中の特定事件につきましては、別途議長あて申し出ておきました。
 以上、申し上げて委員長報告といたします。(拍手)
○議長(中村紀雄 君) 環境共生社会特別委員長角田登君御登壇願います。

         (環境共生社会特別委員長 角田 登君登壇 拍手)
◎環境共生社会特別委員長(角田登 君) 環境共生社会特別委員会における審査の経過について御報告申し上げます。
 本委員会におきましては、今定例会における審査項目を「循環型社会形成の推進に関すること」、「環境教育の推進に関すること」の2項目とし、当局から当該項目に関する所管事項の説明を受けた後、質疑を行いましたので、以下、その大要を申し上げます。
 初めに、群馬県地球温暖化対策推進計画、いわゆる「コツコツプラン」に関して、県民1人当たりの二酸化炭素排出量の削減が進まない要因について質疑されるとともに、現行計画の評価と現在行われている計画見直しの要点について質されました。
 また、県民1人当たりの二酸化炭素排出量の削減に向けて、行政の取り組みをより一層徹底するよう強く要望されました。
 次に、廃棄物政策関係では、まず廃棄物処理行政の問題点について質されたほか、不法投棄の現状や不法投棄行為者に対する指導、取り締まりの実施状況と効果、また、県民からの通報のシステムなど幅広く議論が行われました。
 続いて、群馬県地球温暖化防止活動推進センターの設置の経緯と活動状況、また、環境サポートセンターの設置目的と利用状況について質疑されるとともに、両センターの連携と機能強化について要望されました。
 次に、地球温暖化対策の一環としての新エネルギーの導入に関連して、県民駐車場屋上の太陽光発電の運転状況や県庁のビル風を利用した風力発電の可能性などについて当局の見解が求められるとともに、太陽光発電などを公共施設に率先して導入するなど、採算性を度外視しても新エネルギーの普及促進に積極的に積極的に取り組むよう要望されました。
 また、下仁田町における木質バイオマス発電事業の研究について、進捗状況及び県からの支援状況について質されました。
 続いて、リサイクルを推進するため、県内市町村のごみ処理の分別基準を統一するべきであるとの意見が述べられるとともに、ごみ処理施設の広域化、適正配置について質疑が行われました。
 また、県庁で行われているごみ減量化の具体的な取り組みについて質されるとともに、リサイクル率の高い県庁の取り組みを広く県民に報告することは、ごみ減量化の啓発につながるのではないかとの意見が述べられました。
 次に、関越交通が始めた環境定期券の導入について当局の見解が求められるとともに、この取り組みは公共交通機関利用のインセンティブになると考えられることから、交通政策所管課と連携した支援等が要望されました。
 続いて、県産木材振興に関して、「杉百本家づくり推進事業」の利用状況について質されたほか、県産材の利用推進は、公共事業を通して行政が本気で取り組むことが重要であるとの意見が述べられました。
 次に、林業経営が厳しい状況の中、今後の林業政策について理事の見解が求められるとともに、木質バイオマスエネルギーの開発について質疑が交わされました。また、過去に白根山で行われた地熱の調査・研究について質疑が行われるとともに、地熱発電についての検討が要望されました。
 このほか、県庁のISO取得に対する考え方や京都議定書発効に伴う県の取り組み方針、河川の除草等、河川管理の取り組み状況や木製道路標識と木柵などについて質疑され、審査を終了いたしました。
 なお、閉会中の特定事件につきましては、別途議長あて申し出ておきました。
 以上、申し上げて委員長報告といたします。(拍手)
○議長(中村紀雄 君) 以上で委員長報告は終了いたしました。
 なお、議会運営委員会の請願の審査結果に関する委員長報告は、その報告書の写しをお手元に配付しておきましたので、会議規則第40条第3項の規定により省略いたします。
         ──────────────────────────
               議会運営委員会請願審査報告書
┌─┬────────────────────────┬─────┬────────────┐
│番│     件        名         │ 区 分 │  意      見  │
│ │                        ├─┬─┬─┤            │
│号│                        │採│不│継│            │
│ │                        │択│採│続│            │
│ │                        │ │択│ │            │
├─┼────────────────────────┼─┼─┼─┼────────────┤
│2│平成19年群馬県議会議員選挙のあり方を見直す請願 │ │ │○│引き続き調査研究を要する│
│ │                        │ │ │ │(多数をもって決定) │
└─┴────────────────────────┴─┴─┴─┴────────────┘
         ──────────────────────────
  ● 討     論
○議長(中村紀雄 君) これより討論に入ります。
 通告がありますので、発言を許します。
        ──────────────────────────
              本 日 の 発 言 通 告
┌───────┬────────────────────────────────────────┐
│ 氏   名 │     発   言   通   告   内   容              │
│ (所属会派) │                                        │
├───────┼────────────────────────────────────────┤
│伊 藤 祐 司│第139号、第140号、第141号、第143号、第146号、第152号、第157号、第162号、第166号 │
│(日本共産党)│の各議案 │
│       │保健福祉第26号、第29号、第32号 │
│       │環境農林第19号、第20号 │
│       │県土整備第16号、第18号第2項18号 │
│       │総務第18号 │
│       │議会運営第2号の各請願に対する反対討論 │
├───────┼────────────────────────────────────────┤
│南 波 和 憲│第139号議案から第141号議案及び第143号議案から第167号議案に対する賛成討論並びに │
│(自由民主党)│第142号議案に対する反対討論 │
└───────┴────────────────────────────────────────┘
        ──────────────────────────
○議長(中村紀雄 君) ただ今議題となっております各議案及び各請願に対する討論者伊藤祐司君御登壇願います。

         (伊藤祐司君登壇 拍手)
◆(伊藤祐司 君) 日本共産党議員団を代表して、通告いたしました議案及び請願について、委員長報告に反対する討論を行います。
 まず、139号議案、平成17年度一般会計補正予算ですが、議会費に海外視察のための予算2800万円余りが計上されています。我が党は、地方議会といえども、場合によっては海外視察の必要性もあり得ると考えています。しかし、それは審議上の必要性から認められるものであって、先に海外視察の実施を決め、場所とテーマは後からついてくるという現在の海外視察のあり方には強く反対するものです。それは県民の目線に立てば、1人100万円、任期中に1回という議員の特権が先にあるかのように見えるのはごく自然で、「県議さん任期中1度の楽しみ?」と新聞に書かれるのも当然であります。一般質問の中では、海外に大いに出かけて見分を広めることの重要性を強調する発言もありましたが、どの階層の県民にも当てはまる一般論です。ましてや、必要な場合には県政調査費を活用する道もある県議の海外視察を容認する理由にはなり得ません。多くの県民が納得し得ない支出であり、このような予算は認められません。
 また、補正予算には駐車違反の取り締まりを民間業者に委託する予算も含まれていますが、公権力の行使を民間にゆだねるもので、不測の事態やトラブルを招きかねず、これらの対処が十分に議論されていない現段階での実施は認められません。
 140号議案、用地先行取得会計補正予算は、債務負担行為の中に八ッ場ダムの生活再建用地を国にかわって県が先行取得する予算9億1000万円余りが含まれています。国の責任に属するものをなぜ県が肩がわりしなくてはならないのでしょうか。必要ならば、国が補正を組むべきではありませんか。八ッ場ダム建設の目玉だった現地ずり上がり方式の生活再建は、今や水没住民の3分の1も残らないのではないかと言われるくらい破綻しています。その原因のひとつが生活再建用地の整備の遅れにあることは間違いなく、今回の事態などは国の無責任ぶりの典型であります。認められません。
 141号議案は、がんセンターにおける検体検査のシステムと検査を外部の業者に委託しようとするものです。ところが、この予算は本日が議決日にも関わらず、現場では事実上事業執行がされているのです。地方自治法違反の疑いもあり、認められません。このがんセンターの検査システムについては、現場職員らの合意と努力で立ち上げた検査システムを稼働日前日に病院管理者名で一方的にほごにして外部委託に切りかえるものです。こうしたトップダウン方式の強権的なやり方では、真の病院改革にはつながらないことは明らかです。しかも、現在、新たに委託した業者のシステムが正常に稼働せず、現場は大混乱で、患者にも影響が出ている状況です。現場の総意に基づいて、この業者への委託を中止し、従前の方針に戻すよう強く求めます。
 143号議案の市町村合併審議会の設置条例は、知事が市町村合併に介入する仕組みづくりであります。日頃、合併は市町村の自主性を尊重するとしている知事の言葉とは矛盾します。実際、全国にはこの条例をつくっていないところもたくさんあるわけです。上からの合併押しつけに反対する立場から認められません。
 146号、152号の退職手当支給条例の改正案は、勧奨退職の推進につながる側面があり、反対します。
 157号議案は、拡声器規制条例そのものに反対してきた我が党の立場から反対をいたします。
 162号議案は、望郷ライン建設に伴う市町村負担です。無駄な大型公共事業に反対する意味合いで反対いたします。
 166号議案は、流域下水道工事の契約締結です。かねてから主張していた流域下水道の財政・環境、両面へのスケールデメリットに加え、13億円を超える事業にも関わらず、またも下水道事業団への丸投げ随意契約であり、認められません。
 次に、請願について申し上げます。
 保健福祉26号、障害児教育の充実を求める請願は、政府の障害者自立支援法によって障害者の生活が危機に陥れられようとしているときに、悪政から県民を守る防波堤としての県政の役割を発揮する内容であり、継続ではなく採択を求めます。
 同29号、子どもの健やかな発達のための保育施策の充実を求める請願は、少子化対策に力を発揮すべき観点から見て、当然採択すべきであります。継続に反対します。
 同32号、米国産牛肉の拙速な輸入再開に反対し、BSEの万全な対策を求める請願は、食の安全を標榜する群馬県議会として、まさに取り組むべきであり、採択を求めます。
 環境農林19号、20号は、WTO農業交渉及び新たな経営所得安定化対策について、県内農業への劇的な影響を緩和させようという配慮を求める内容です。とりわけ経営安定対策については、群馬の二毛作の存亡に関わる問題であり、緊急避難的な措置として、その趣旨は理解できます。しかし、そうした農業危機の大もとにある国の農政の基本に賛同しているという弱点を持っていることを指摘する意味合いで、趣旨採択にとどめるよう求めます。
 県土整備16号は、フルーツラインの建設促進を求めています。不要不急の公共事業の典型であり、不採択を求めます。
 県土整備18号2項18号は、椎坂トンネルの開設等を求めるものですが、費用対効果や緊急性などの面で研究が必要なため継続を求めます。
 総務18号は、定率減税の縮小・廃止を中止することを求める請願です。小泉自民党が選挙中には断じてやらないと言っていた庶民増税を、公約を破って次々進めようとしている今、県民の圧倒的な声として採択することを求めます。
 議運2号は、次期県議選の区割りを市町村合併後の現状に合わせることを求めています。合併は推進しておきながら、県議選の区割りだけは昔のままというのは、県議の御都合主義のそしりを免れません。まして、新しい市町村の一体感も阻害するものです。少なくとも趣旨採択し、区割りの再検討をするべきです。継続に反対します。
 残余の議案、請願についての反対理由は、かねてからの主張のとおりであります。
 以上で私の討論を終わります。(拍手)
○議長(中村紀雄 君) 次に、ただ今議題となっております各議案に対する討論者南波和憲君御登壇願います。

         (南波和憲君登壇 拍手)
◆(南波和憲 君) 自由民主党の南波和憲でございます。私は、党を代表いたしまして、上程中の全議案並びに請願について、各委員長の報告に賛成する立場から討論させていただきます。
 小泉自民党の大勝から1カ月、郵政民営化法案も瞬く間に成立いたしました。株価の上昇も連日大きく報道され、景気の指標もそれぞれよい方向に向かっております。地価の下落もおさまりを見せてまいりました。公共事業に依存する産業を除けば、景気が回復しているとの見方が有力であります。群馬県においても同様の傾向であること、景気の回復と雇用の増大を第一義に掲げてきた我が党としても、大変喜ばしい限りであります。これからも200万県民の幸せのため、福祉対策、治安対策、県土整備などの重要施策の充実・強化に力を入れていただきたいと存じます。
 以下、本定例会に提出された議案について意見を述べさせていただきます。
 まず、第139号議案、一般会計補正予算であります。元気回復型予算と名付けられた当初予算に77億6799万円を追加しようとするものであります。非常にタイトな状況の中で、企業立地促進資金の融資枠拡大や子育て関係施設の緊急支援、県産材センター整備費の補助をはじめ、様々な分野にわたり早急に必要とされるものに取り組んだ予算であり、我が党が重要事項と考えているアスベスト対策や単独公共事業の増額などにも配慮している点は大きく評価されることであります。
 次に、第167号議案であります。県立心臓血管センターにおける医療行為についての損害賠償の額を定めるものであります。誠に残念と思う事件であります。医療の世界においても、患者に、あるいは患者の家族に万一のことまで想定した対策が必要とされる時代となってまいりました。信じて頼られることが信頼であります。信頼される県立病院であってほしい。再びこのようなことのないよう、対策を切望するものであります。
 次に、第142号議案について申し上げます。副知事を2名までとする条例であります。
 やはり副知事に理事を兼任させるというのは無理があるのではないかと思います。副知事の職務は、地方自治法に規定するように、知事を補佐し、その補助機関たる職員の担任する事務を監督することにあります。理事の中で、事故や長期の出張、病気等によって、その業務が遂行できないときに緊急やむを得ざるものとして兼ねるということならばわかるのですが、一般職を兼務する特別職を恒久的に配置するということは、やはり法の趣旨に反しているように思います。
 第2に、小さな政府を志向することは、国においても地方にあっても最も必要とされている事項であります。県債残高が本年度末には9634億2770万円と予定され、1兆円に近づいている群馬県にあっては焦眉の急であります。
 平成15年4月、病院局が新設され、新たな管理者が生まれました。知事部局職員の約6分の1が病院局職員となりました。約1000人の職員が副知事の所管から離れたわけであります。また、知事以下全職員の御努力によって、知事部局職員も大幅に減員してきております。さらに、理事制の施行や県民局の設置によって、行政組織の簡素化と権限の委譲を進めているわけであります。
 このような中で、あえて理事以下の職員を監督する職務である副知事を2名としなくてもよいのではないかと思います。既に局長を兼務しない形でその職に当たっている理事が配置されており、その力量を十二分に発揮しております。トップマネージメントはシンプルな方がよいと思います。
 これから日本の人口は減少していきます。今、改革の時代にあって小さな県庁を目指すこと、それこそが最も重要であり、それに反する方向へのどのような制度の変更も許されないのであります。私どもは、現時点において、副知事は1人でやっていくべきと考えております。
 最後に、議会の同意権について触れさせていただきます。政治は人が行っています。政治家である知事の補佐役である、時として代理する副知事の選任は極めて政治的な作業であります。正副の知事がペアで立候補し、直接県民から選ばれる方式でない以上、副知事は県民から選挙によって選ばれた議会の同意が必要であります。県民の投票行為にかわって議会が代議し、決定すること。それが議会に与えられた同意権であります。戦後の一時期、教育委員は公選であったと聞いています。この時期、当然、議会の同意も必要なかったことでしょう。そして、今日、こちらにおられる行政委員の皆様方も、同様の意味から議会の同意を受けて選任されております。
 地方自治を担うそれぞれの立場で、それぞれに専横を戒め、チェックする。議会と執行者、あるいは行政委員とが、それぞれの立場を尊重しながら、なおかつ緊張感を持った関係で選挙民の方を向いて仕事をする。それが民主主義の原点であると考えます。
 以上、各議案について意見を申し上げました。他の議案についてもそれぞれ重要であると認識しておりますが、討論を省略させていただきます。
 知事には、「豆を煮るに豆殻をたくことをしないでいただきたい」と思います。また、孫子は、「兵は拙速を聞く」と言っております。「徳は孤ならず必ず隣あり」と申します。富国有徳の群馬県づくりを目指していただくようお願いいたします。
 以上申し上げまして、上程されておりますすべての議案並びに請願について、委員長報告のとおり決しますようお願い申し上げまして、自由民主党を代表しての討論といたします。ありがとうございました。(拍手)
○議長(中村紀雄 君) 以上で討論を終結いたします。
  ● 採     決
○議長(中村紀雄 君) 直ちに採決いたします。
 まず、第142号議案、群馬県副知事の定数に関する条例を採決いたします。これを委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
         (賛 成 者 起 立)
○議長(中村紀雄 君) 起立多数であります。よって、第142号議案は委員長報告のとおり否決されました。
 次に、議会運営第2号の請願を採決いたします。これを委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
         (賛 成 者 起 立)
○議長(中村紀雄 君) 起立多数であります。よって、議会運営第2号の請願は委員長報告のとおり決定いたしました。
 次に、第139号から第141号、第143号、第146号、第152号、第157号、第162号、第166号の各議案、及び保健福祉第25号、第26号、第29号、第32号、環境農林第19号、第20号、産業経済第15号、県土整備第16号、第18号2項18号、文教警察第5号、総務第17号、第18号の各請願を採決いたします。これを委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
         (賛 成 者 起 立)
○議長(中村紀雄 君) 起立多数であります。よって、各議案及び各請願は委員長報告のとおり可決及び決定いたしました。
 次に、ただ今採決いたしました各案件を除く上程中の各議案及び各請願につきましては、いずれも委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
         (賛 成 者 起 立)
○議長(中村紀雄 君) 起立全員であります。よって、各議案及び各請願は委員長報告のとおり可決及び決定いたしました。
  ● 発議案の付議
○議長(中村紀雄 君) 
△日程第3、議第9号から議第12号までの各発議案を議題といたします。
 議案提出書を職員に朗読させます。
                職  員  朗  読
        ──────────────────────────
 議第9号議案 日本自転車振興会交付金制度の見直しを求める意見書
 上記の議案を別紙のとおり、会議規則第14条の規定により提出します。
 平成17年10月6日
 群馬県議会議長 中 村 紀 雄 様
                     提出者 群馬県議会議員 須 藤 昭 男
                     同           狩 野 浩 志
                     同           角 田   登
                     同           中 沢 丈 一
                     同           亀 山 豊 文
                     同           田 所 三千男
                     同           大 沢 幸 一
                     同           中 島 資 浩
 議第9号議案
           日本自転車振興会交付金制度の見直しを求める意見書
 競輪事業は、レジャーの多様化や長引く景気の低迷等から売上額が大幅に減少しており、各施行者は、事業運営の見直し等による経費削減やファンサービスの向上等を図り、収益の確保に懸命な努力をしている。しかし、収支状況は大変厳しく、「地方財政の健全化」という競輪事業本来の目的が果たせない状況である。
 日本自転車振興会交付金は、収益状況に関わらず売上に応じて一定額を納付するものであり、経営を圧迫する大きな要因となっている。
 こうした中で、平成14年に「自転車競技法及び小型自動車競走法の一部を改正する法律」が施行され、日本自転車振興会に対する交付金がこれまでより軽減されたが、この改正内容は、依然として交付金制度が競輪事業運営のうえで大きな負担となっている。
 よって、平成18年3月31日までに行われる見直しの中で、次の事項を反映した制度の見直しを行うとともに、交付金の算定にあたっては、売上ではなく収益に応じた算定へと制度改正されるよう強く要望する。
 なお、施行者の拠出した交付金の不適正な執行については、この交付金が大半の施行者の苦しい経営の中で拠出した資金であることに鑑み、厳正に執行・管理を行うとともに、適正な情報開示がなされるよう要望する。
                  記
 1 交付金の使途である「機械産業の振興」事業に対する補助は、本来、国家予算に基づいて行うべきであり、1号交付金の使途は、自転車競技法制定当時の本来の趣旨である「自転車産業の振興」に限定し、更に減額すること。
 2 「体育事業その他の公益の増進」のため、体育・社会福祉・医療・文教・環境等の事業補助に使われているが、これらの事業は本来、国や地方自治体が地域の特性や独自の計画に基づいて実施すべきものであり、2号交付金は廃止すること。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 平成17年10月17日
                             群馬県議会議長 中 村 紀 雄
 衆議院議長
 参議院議長
 内閣総理大臣  あて
 財務大臣
 経済産業大臣  
        ──────────────────────────
 議第10号議案 警察官の増員に関する意見書
 上記の議案を別紙のとおり、会議規則第14条の規定により提出します。
 平成17年10月6日
 群馬県議会議長 中 村 紀 雄 様
                     提出者 群馬県議会議員 金 子 浩 隆
                     同           中 島   篤
                     同           青 木 秋 夫
                     同           長 崎 博 幸
                     同           腰 塚   誠
                     同           荻 原 康 二
                     同           金 田 克 次
                     同           松 本 耕 司
                     同           岩 上 憲 司
 議第10号議案
               警察官の増員に関する意見書
 本県においては、首都圏域という地理的条件、高速交通網の発達、都市化・国際化の進展等を背景に、昨年中の刑法犯認知件数が42,643件と4年連続で戦後最悪を記録したが、本年上半期においては、17,384件と昨年同期に比較して21.0%の減少に転じ、ここ数年間連続していた著しい増加傾向に一定の歯止めが掛かりつつあるように見受けられる。しかしながら、その内容を見ると、社会的反響の大きい重要犯罪が増加しているほか、暴力団、来日外国人等による組織犯罪、振り込め詐欺等の知能犯罪等の多発、さらに、少年犯罪の低年齢化に加え、人口10万人当たりの交通人身事故件数及び負傷者がともに全国ワースト2位となるなど、本県における治安情勢はいまだ予断を許さない状況にある。
 このような情勢の下、国においては、平成13年度から継続して地方警察官の増員に取り組み、この間、本県においても警察官の増員がなされたところであるが、本県の警察官1人当たりの人口負担率は、依然として高い水準にあることから、今後も、治安回復に向けた取組みを強力に推進し、犯罪の減少傾向を定着させ、県民の不安感を解消するためには、更なる人的基盤の強化が必要不可欠である。
 そこで、国においては、本県の厳しい治安情勢を踏まえ、県民共通の願いであり県勢発展の基盤である良好な治安を維持し、県民が安心して暮らせる社会を確立するため、本県警察官の大幅な増員が図られることを強く要望する。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 平成17年10月17日
                              群馬県議会議長 中 村 紀 雄
 衆議院議長
 参議院議長
 内閣総理大臣
 総務大臣         あて
 財務大臣
 国家公安委員会委員長
 警察庁長官
        ──────────────────────────
 議第11号議案 WTO農業交渉に関する意見書
 上記の議案を別紙のとおり、会議規則第14条の規定により提出します。
 平成17年10月6日
 群馬県議会議長 中 村 紀 雄 様
                     提出者 群馬県議会議員 久保田 順一郎
                     同           新 井 雅 博
                     同           田 島 雄 一
                     同           小 林 義 康
                     同           石 原   条
                     同           安樂岡 一 雄
                     同           星 野   寛
                     同           塚 原   仁
 議第11号議案
              WTO農業交渉に関する意見書
 WTO農業交渉は、本年12月の第6回閣僚会議におけるモダリティ(各国の共通のルール)確立に向け、現在交渉が進んでいるが、特に、市場アクセス(輸入機会)分野について各国の主張が最も対立しており、今後の交渉が極めて重要となっている。
 ついては、「多様な農業の共存」を基本理念とする我が国の主張が反映されるよう、下記事項の実現に向けて交渉を進めることを強く要望する。
                     記
 1 多様な農業の共存を促進する農産物貿易ルールの確立
 (1) 食料安全保障や農業の多面的機能などの非貿易的関心事項が具体的に反映されたモダリティとすること。
 (2) 特別品目や特別セーフガード措置の取扱いも含め、食料輸入開発途上国の懸念を十分踏まえ、開発途上国に対する特別な配慮を行うこと。
 2 将来にとって不安のない国境措置の確保
 (1) センシティブ品目(重要品目)については、一般品目と明確に異なる柔軟な取扱いが確保されること。また十分な数の品目を各国の裁量により選択可能とすること。
   特に、本県特産のこんにゃくについて、引き続きセンシティブ品目として位置付けること。
 (2) 関税割当約束の取扱いについては、関税割当数量、枠内税率、関税割当運用の適切な組合せを確保すること。
 (3) 関税割当数量に関しては、最近の消費量の変化や、食料純輸入国で自給率が低い事情等に考慮し、一律的な拡大のみによる対応を断固阻止すること。
 (4) 上限関税の設定は、輸入国に過大な負担を強いるものであり、断固阻止すること。
 (5) 一般品目の階層方式による関税削減については、品目ごとの事情が反映可能となるよう、十分な柔軟性を確保すること。とりわけ、米国等が主張するスイス方式に断固反対すること。
 (6) 特別セーフガードについては、輸入急増を適切に調整する機能を果たしていることから、これを維持すること。
 3 新たな基本計画の具体化に支障のない国内支持ルールの確保
 (1) 農政改革の円滑な転換を可能とする国内支持ルールを実現するとともに、「緑」の政策のもとで、万全な経営所得安定対策を確立すること。
 4 効果的で厳格な輸出規律の確立と食料援助の確保
 (1) 輸出信用、輸出国家貿易等の輸出規律を強化するとともに、開発途上国の貧困解消・飢餓撲滅に向けた積極的な食料援助を可能とするものにすること。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 平成17年10月17日
                              群馬県議会議長 中 村 紀 雄
 衆議院議長
 参議院議長
 内閣総理大臣
 外務大臣     あて
 財務大臣
 農林水産大臣
 経済産業大臣
        ──────────────────────────
 議第12号議案 新たな農業経営安定対策に関する意見書
 上記の議案を別紙のとおり、会議規則第14条の規定により提出します。
 平成17年10月6日
 群馬県議会議長 中 村 紀 雄 様
                     提出者 群馬県議会議員 久保田 順一郎
                     同           新 井 雅 博
                     同           田 島 雄 一
                     同           小 林 義 康
                     同           石 原   条
                     同           安樂岡 一 雄
                     同           星 野   寛
                     同           塚 原   仁
 議第12号議案
            新たな農業経営安定対策に関する意見書

 国は、本年3月に策定した新しい「食料・農業・農村基本計画」において、農業の担い手を明確化して支援を集中化・重点化することや、品目横断的な新たな経営安定対策を講じることを打ち出した。
 このことは、基本的に農業の持続的な発展のため必要なものであるが、実施にあたって問題となる事項も存在している。
 ついては、円滑な対策の実施のため、下記事項の実現を図ることを強く要望する。
                   記
 1 地域の実態を踏まえた「担い手」基準の設定
  地域実態を踏まえ、かつ農地の面的な利用集積を図るうえでは、地域で特定・明確化された担い手とすることを基本に、認定農業者をはじめ、育成すべき者、法人化前の集落営農、受託組織などを「担い手」として位置付けるとともに、地域の実情を十分勘案した規模等の要件設定とすること。
 2 「米」の位置付けなども踏まえた具体的な仕組みの構築
  国際化の進展のもとで、畑作輪作や水田作の「担い手」の経営所得が将来にわたって真に安定しうる仕組みとすることを基本に、現行制度の有する需給調整等の機能や米政策改革の検証を踏まえ、構造改革や需給安定に資する具体的な仕組みを構築すること。
 3 資源保全・農業環境政策の仕組みの構築
  農地・水路・畦管理などの農業資源保全対策については、地域の「協同」の取組みを全国的に支援する対策として構築するとともに、農業環境保全対策についても、環境保全型農業の全国的な取組み拡大に資する対策として、新たな経営安定対策と同時に措置すること。
 4 新たな政策転換にかかる財源の確保
  新たな政策転換にかかる万全の予算確保措置と安定的な制度の確立対策への取組みを強化すること。
 5 経過措置の設定
  19年度から導入される新たな経営安定対策は、実施までに期間が短いことから、一定の経過措置を設け環境整備に努めること。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 平成17年10月17日
                              群馬県議会議長 中 村 紀 雄
 衆議院議長
 参議院議長
 内閣総理大臣  あて
 財務大臣
 農林水産大臣
        ──────────────────────────
  ● 提案説明及び委員会付託の省略
○議長(中村紀雄 君) お諮りいたします。
 ただ今議題といたしました議第9号から議第12号の各発議案につきましては、会議規則第38条第2項の規定により、提出者の説明と委員会付託を省略いたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。
         (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(中村紀雄 君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
  ● 採     決
○議長(中村紀雄 君) 直ちに採決いたします。
 まず、議第10号議案を採決いたします。これを原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
         (賛 成 者 起 立)
○議長(中村紀雄 君) 起立多数であります。よって、議第10号議案は原案のとおり可決いたしました。
 次に、議第9号、議第11号及び議第12号の各発議案について採決いたします。これを原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
         (賛 成 者 起 立)
○議長(中村紀雄 君) 起立全員であります。よって、議第9号、議第11号及び議第12号の各発議案は原案のとおり可決いたしました。
  ● 条項、字句、数字、その他の整理について
○議長(中村紀雄 君) お諮りいたします。
 ただ今可決されました議第9号から議第12号の各発議案について、その条項、字句、数字、その他の整理を要するものにつきましては、その整理を議長に委任されたいと存じますが、御異議ございませんか。
         (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(中村紀雄 君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
  ● 特定事件の継続審査の付託
○議長(中村紀雄 君) 
△日程第4、特定事件の継続審査の付託でありますが、各委員長から、会議規則第74条の規定により、閉会中の継続審査特定事件について、お手元に配付の一覧表のとおり申し出がありました。
 お諮りいたします。
 本件は、各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ございませんか。
         (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(中村紀雄 君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
        ──────────────────────────
            閉会中継続審査(調査)特定事件申出書
 総務常任委員会
  1 自主財源の伸長について
  2 県立女子大学の管理運営について
  3 公有財産の維持管理について
  4 私学の振興並びに充実について
  5 国際交流の推進について
  6 防災対策について
  7 総合行政の推進について
  8 地域・文化づくりの推進と市町村の振興について
  9 治安回復の推進について
  10 人権・男女共同参画政策の推進について
  11 県民の自発的な活動との連携について
  12 新たな重要施策の企画・立案について
 保健福祉常任委員会
  1 保健・医療・福祉の総合調整について
  2 社会福祉・社会保障の充実について
  3 保健医療対策の充実について
  4 食品の安全確保・安心の提供について
  5 生活衛生対策の充実について
  6 県立病院の充実について
 環境農林常任委員会
  1 環境対策について
  2 林業振興対策について
  3 食料・農業・農村振興対策について
  4 農林漁業災害対策について
 産業経済常任委員会
  1 中小企業の振興について
  2 産業集積の促進について
  3 観光物産の振興について
  4 労働者支援と労働環境整備について
  5 公営競技の振興について
  6 公営企業の推進について
 県土整備常任委員会
  1 道路・橋梁の整備促進について
  2 交通対策について
  3 河川・砂防対策の促進について
  4 都市計画・建築・住宅・緑化対策について
  5 災害復旧対策について
 文教警察常任委員会
  1 教育施設の整備促進について
  2 教育体制の確立について
  3 社会教育の推進について
  4 芸術文化の振興と文化財の保護管理について
  5 スポーツ振興について
  6 青少年の非行防止対策について
  7 警察体制の確立について
  8 警察署等の整備促進について
  9 交通事故防止対策について
  10 災害救助対策について
 議会運営委員会
  1 会期に関すること
  2 会議における質問者の数、時間及び順序並びに緊急質問に関すること
  3 委員その他役員の各党派又は会派の割り振りに関すること
  4 常任委員会の調査に関すること
  5 特別委員会の設置及び廃止に関すること
  6 議長の諮問に関すること
  7 その他議会運営上必要とする事項に関すること
 地域活性化対策特別委員会
  1 世界遺産登録推進に関すること
  2 地域の連携による広域的な観光振興の推進に関すること
  3 地域経済活性化の推進に関すること
  4 市町村合併後の地域振興に関すること
 教育環境づくり特別委員会
  1 学校、家庭、地域社会の連携による教育環境の整備に関すること
  2 職業教育、専門教育に関すること
  3 生涯を通じた教育・自己啓発に関すること
  4 少子化に対応した施策の推進に関すること
  5 スポーツ振興に関すること
 安全・安心なくらし特別委員会
  1 安全・安心で、快適なまちづくりに関すること
  2 高齢者・障害者にやさしいまちづくりに関すること
  3 こどもの安心な環境づくりに関すること
  4 食の安全対策に関すること
 環境共生社会特別委員会
  1 循環型社会形成の推進に関すること
  2 環境教育の推進に関すること
  3 安全な水の確保、良質な水を育む循環系の整備・森林保全に関すること
  4 平野部における緑化の推進に関すること
  5 自然環境・景観に配慮した公共事業のあり方に関すること
 決算特別委員会
  1 群馬県公営企業会計決算の認定に関すること
  2 群馬県一般会計歳入歳出決算、同特別会計歳入歳出決算の認定に関すること
  3 決算認定の調査研究に関すること
        ──────────────────────────
  ● 諸般の報告
○議長(中村紀雄 君) 次に、諸般の報告をいたします。
 追加議案の送付書を職員に朗読させます。
                職  員  朗  読
        ──────────────────────────
                                  財 第62―3号
                                  平成17年10月17日
 群馬県議会議長 中 村 紀 雄 様
                           群馬県知事 小 寺 弘 之
            平成16年度歳入歳出決算の認定について
 このことについて、県議会の認定を得たいので別冊のとおり提出します。
 別冊
 平成16年度群馬県歳入歳出決算書
 平成16年度群馬県土地開発基金運用状況書
 平成16年度群馬県美術品等取得基金運用状況書
 平成16年度群馬県歳入歳出決算及び基金運用状況審査意見書
 平成16年度群馬県決算に関する付属書類
 平成16年度行政報告
        ──────────────────────────
○議長(中村紀雄 君) 議案は、あらかじめお手元に配付しておきました。
  ● 追加議案の上程
○議長(中村紀雄 君) お諮りいたします。
 ただ今追加提出された議案を本日の日程に追加し、議題とすることに御異議ございませんか。
         (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(中村紀雄 君) 御異議なしと認めます。よって、日程に追加し、議題といたします。
  ● 提 案 説 明
○議長(中村紀雄 君) 知事から提案理由の説明を求めます。

         (知事 小寺弘之君登壇)
◎知事(小寺弘之 君) 本日、追加提出いたしました議案について御説明申し上げます。
 追加提出議案は、決算の認定についてであります。これは平成16年度の一般会計及び12の特別会計の歳入歳出決算について認定をお願いするものであります。
 以上が追加提出いたしました議案の内容であります。
○議長(中村紀雄 君) 知事の提案説明は終わりました。
  ● 決算認定の特別委員会付託
○議長(中村紀雄 君) お諮りいたします。
 ただ今議題といたしました平成16年度群馬県一般会計歳入歳出決算、同特別会計歳入歳出決算認定の件については、決算特別委員会に閉会中の継続審査案件として付託いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
         (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(中村紀雄 君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
  ● 休     憩
○議長(中村紀雄 君) 議事の都合により、暫時休憩いたします。
   午前11時43分 休憩


   午後2時29分 開議
  ● 再     開
○議長(中村紀雄 君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
  ● 諸般の報告
○議長(中村紀雄 君) 諸般の報告をいたします。
 追加議案の送付書を職員に朗読させます。
                職  員  朗  読
        ──────────────────────────
                                  財 第106 ― 16号
                                  平成17年10月17日
 群馬県議会議長 中 村 紀 雄 様
                           群馬県知事 小 寺 弘 之
             定例県議会追加提出議案について
 副知事の選任についての議案を別冊のとおり提出します。
        ──────────────────────────
○議長(中村紀雄 君) 議案は、あらかじめお手元に配付しておきました。
  ● 追加議案の上程
○議長(中村紀雄 君) お諮りいたします。
 ただ今追加提出された議案を本日の日程に追加し、議題とすることに御異議ございませんか。
         (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(中村紀雄 君) 御異議なしと認めます。よって、日程に追加し、議題といたします。
  ● 提 案 説 明
○議長(中村紀雄 君) 知事から提案理由の説明を求めます。

         (知事 小寺弘之君登壇)
◎知事(小寺弘之 君) 本日、追加提出いたしました議案について御説明申し上げます。
 追加提出議案は、副知事の選任についてであります。これは、現在空席となっている副知事に高木勉氏を選任しようとするものであります。
 本件は、人事に関する案件でありますので、早急に御議決くださいますようお願い申し上げます。
○議長(中村紀雄 君) 知事の提案説明は終わりました。
  ● 委員会付託の省略
○議長(中村紀雄 君) お諮りいたします。
 ただ今議題となっております第169号議案、副知事の選任につきましては、会議規則第38条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
         (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(中村紀雄 君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
  ● 採     決
○議長(中村紀雄 君) 直ちに採決いたします。
 第169号議案、副知事の選任につき同意を求める件について、原案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
         (賛 成 者 起 立)
○議長(中村紀雄 君) 起立全員であります。よって、第169号議案は原案に同意することに決定いたしました。
  ● 閉     会
○議長(中村紀雄 君) 以上をもって、今期定例会に付議されました案件はすべて議了いたしました。
 よって、ただ今をもって平成17年9月定例会を閉会いたします。
  ● 閉会のあいさつ
         (議長 中村紀雄君登壇)
○議長(中村紀雄 君) 閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。
 秋の気配が日に日に深まりつつある中、今期定例会は予定された案件すべてを議了し、ただ今をもって無事閉会の運びとなりました。定例会中、終始熱心な御審議を賜りました議員各位をはじめ、執行部並びに報道関係の皆様の御協力に対し厚く御礼を申し上げます。
 今期定例会におきましては、議会改革検討委員会からの第1次答申をいただきました。答申では、本会議のあり方について、よりわかりやすい運営に努めるよう、対面演壇形式による一問一答方式の導入などについて早急に取り組むべきとの提言がなされております。議会の活性化に向けての斬新な試みとして期待されるところであります。議会といたしましては、答申の趣旨を大いに尊重し、一日も早い改革の実現に尽力してまいる所存でありますので、議員各位におかれましても引き続き御協力を賜りますようお願い申し上げます。
 10月1日には、新しいみなかみ町が発足いたしました。今後も藤岡市をはじめとして多くの合併が予定されているところであり、県勢の枠組みが大きく変わる中で、県行政のあり方についても大きな変革期を迎えているものと実感いたしております。
 議員各位におかれましては、閉会後も委員会の調査活動や決算審査など諸般の議会活動が予定されており、何かと御多忙のことと存じますが、健康には十分御留意のうえ、存分に御活躍されますことを心から御祈念申し上げまして、閉会のごあいさつといたします。(拍手)
   午後2時35分閉会
会議録署名議員
議長  中村紀雄
副議長 中沢丈一
    黒沢孝行
    長谷川嘉一
    中島 篤