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栃木県 那須町

平成28年 12月 定例会(第4回) 12月08日−委員長報告、質疑、討論、採決−04号




平成28年 12月 定例会(第4回) − 12月08日−委員長報告、質疑、討論、採決−04号







平成28年 12月 定例会(第4回)





          平成28年第4回那須町議会定例会議事日程(第4号)

          平成28年12月8日(木曜日) 午前10時開議

日程第1 議案第7号 平成28年度那須町一般会計補正予算(第2号)について
日程第2 議案第8号 平成28年度那須町介護保険特別会計補正予算(第2号)について
日程第3       委員会付託案件の審査報告(請願・陳情)

〇出席議員(16名)
     1番  茅 野   健 君       2番  薄 井 博 光 君
     3番  高 久 淳 平 君       4番  室 井 ? 男 君
     5番  池 澤 昇 秋 君       6番  ? 久 一 伸 君
     7番  竹 原 亞 生 君       8番  小 野 曜 子 君
     9番  大 島 光 行 君      10番  齊 藤 隆 則 君
    11番  松 中 キミエ 君      12番  平 山   忠 君
    13番  三 上 公 博 君      14番  大 森 政 美 君
    15番  荒 木 三 朗 君      16番  平 山 幸 宏 君

〇欠席議員(なし)
                                           
〇地方自治法第121条第1項により説明のため出席した者の職氏名
         町     長      高  久     勝  君
         副  町  長      山  田  正  美  君
         教  育  長      平 久 井  好  一  君
         総 務 課 長      常  盤  隆  道  君
         税 務 課 長      佐  藤  昌  一  君
         企 画 財政課長      池  澤  幸  雄  君

         会 計 管理者兼      大  森  信  男  君
         会 計 課 長

         住 民 生活課長      小 仁 所  君  江  君
         保 健 福祉課長      ?  久  秀  樹  君
         こども未来課長      渡  邉  登 志 雄  君
         環 境 課 長      佐  藤  英  樹  君
         学 校 教育課長      岩  瀬  孝  男  君
         生 涯 学習課長      齋  藤  憲  彦  君
         観 光 商工課長      高  内     章  君

         ふ る さと定住      米  山  新  治  君
         課     長

         建 設 課 長      山  田  浩  二  君

         農林振興課長兼      大  沼  和  彦  君
         農 業 委 員 会
         事 務 局 長

         上 下 水道課長      矢  村  浩  一  君
                                           
〇職務のため出席した事務局職員
         事 務 局 長      高  宮  悦  郎
         書     記      鈴  木  栄  一
         書     記      ?  ?  智  行



                                           



△開議の宣告



○議長(平山幸宏君) 皆さん、おはようございます。ただいまの出席議員は16名で、定足数に達しております。

 よって、本日の会議を開きます。

                                (開議 午前10時00分)

                                           



△議事日程の報告



○議長(平山幸宏君) 本日の議事日程は、配布議事日程のとおり運営していきたいと思いますので、ご承認の上、ご協力をお願いいたします。

                                           



△議案第7号の質疑、討論、採決



○議長(平山幸宏君) 日程第1、議案第7号 平成28年度那須町一般会計補正予算(第2号)についてを議題といたします。

 本案は、提案理由の説明が済んでおりますので、これより質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

 齊藤隆則議員。



◆10番(齊藤隆則君) 2つお聞きしたいのですけれども、28ページの観光費の中の山の日の記念全国大会負担金1,000万という大きいものがあります。これについて、具体的に何に使われるのか教えてください。

 もう一点、32ページになります。保健体育総務費の中のサイクルツーリズム推進協議会負担金100万円とありますが、これの内訳の2点お願いします。



○議長(平山幸宏君) 観光商工課長。



◎観光商工課長(高内章君) ただいまの質問でございますが、山の日全国大会に向けましての負担金1,000万についてでございますが、まずこの第2回山の日全国大会につきましては過日栃木県実行委員会が設立されました。そちらへの負担金という形になります。県におきましては3,000万の負担金、那須町につきましては1,000万の負担金というような内訳でございます。

 その用途でございますけれども、まずはその実行委員会の運営に関する費用、それから記念式典、それから祝祭行事の事業に関するもの、それから広報活動、それから実行委員会の事務局の運営費というようなものにつきまして今後支出をするわけでございます。

 なお、この負担金につきましては、地方創生推進交付金により交付金が受けられるというようなことで過日内示も受けているところでございます。

 以上です。



○議長(平山幸宏君) 生涯学習課長。



◎生涯学習課長(齋藤憲彦君) それでは、サイクルツーリズム推進協議会負担金についてご説明いたします。

 この事業につきましては、一般質問の中でも触れさせていただきましたが、現在西郷村、それから白河市と地方創生加速化交付金を活用しましてサイクルツーリズムを推進しているというところでございますが、この事業につきましては、それとは別に矢板市との連携によりましてサイクルツーリズムを推進するものでございます。

 中身につきましては、大きく2つのことを目的としております。1つにつきましては、矢板市、それから那須町についてはサイクルツーリズムのノウハウをそれぞれ共有しているということで、そういった共有、さらには観光資源を、サイクル人向けにウェブで共通のサイトを作成しまして、発信するというような事業が1点。もう一つがスポーツボランティアの登録、育成、派遣ということを目的としております。これを実施することによりまして、例えばサイクルレースやサイクルイベントの安全性の向上、さらには地域への来訪者全体へのおもてなしといったことを目的として協議会を設立して取り組んでいくものでございます。

 以上です。



○議長(平山幸宏君) ほかに質疑はありませんか。

 大島光行議員。



◆9番(大島光行君) 20ページ、全国的にはふるさと納税も過熱しているところもあるというふうなテレビ報道も拝見をしております。当町にあってはそんなに過熱はしていないだろうというふうには思っておりますけれども、寄附者及び返礼品等の傾向についてお尋ねをいたします。

 あと1点、26ページ、農業振興対策及び家畜生産基盤育成強化事業、これらはいずれも国庫支出金による事業かというふうに理解をしているところでありますが、事業費に対して町が、農業振興、農林業振興の観点から補助が町単費として組み込まれているのかどうか。組み込まれていないとすれば、町で事業費、また補助残に対する3%でも5%でも補助する考えがあるかないか、お尋ねいたします。



○議長(平山幸宏君) 企画財政課長。



◎企画財政課長(池澤幸雄君) ふるさと納税につきましてご回答いたします。

 昨年度、27年度ですが、約1億6,000万ほどの寄附があったところで、件数にしまして3,752件でございました。本年度につきましても9月までで4,700万ほど寄附がされておりまして、11月、12月が一番多い時期となりまして、見込みといたしましては1億7,000万程度見込んでいるところでございます。返礼品につきましても約4割から5割程度寄附者のほうに返しているところでございますが、応援券のほうが実際に特産品よりは多い割合でお返しをしているというようなところでございます。

 以上です。



○議長(平山幸宏君) 農林振興課長。



◎農林振興課長兼農業委員会事務局長(大沼和彦君) 26ページの農業振興対策費の担い手確保経営強化支援事業費補助金6,118万1,000円でございますが、こちらは国の9月の補正メニューでございます。農業経営体の機械導入補助でございまして、対象農家は5件でございます。補助率につきましては、国が50%というようなことで、町の上乗せはないのが現状でございます。あわせまして、家畜生産基盤育成強化事業費1億2,300万でございますが、こちらも国の9月補正メニューでございます。こちらは畜産農家と耕種農家との連携によるパッケージ事業というようなことで、酪農事業者2件と耕種農家との連携事業でございます。補助率につきましては、施設の内容によってちょっと違いますけれども、約45から50%の補助でございます。

 議員ご質問の町の上乗せでございますが、現在町のほうで上乗せといいますか、補助事業の制度上負担が生じるものは土地基盤整備に関するもの、例えば圃場整備とか排水事業、農道整備事業、そういったところについては負担がありまして、10%から15%上乗せをして施行しているところでございますが、現在この機械導入とか畜産系の施設整備の補助事業については制度上はちょっと上乗せ制度はございません。ただ、この上乗せにつきましては、県のほうも上乗せはないというふうな状況でございますので、今後こういった制度の部分も含めまして、内部でちょっと検討させていただければと考えております。

 以上です。



○議長(平山幸宏君) ほかに質疑はありませんか。

 小野曜子議員。



◆8番(小野曜子君) 29、30ページ、9款1項4目の防災費のところです。防災対策費として補助金が新設され、今回補正で20万円計上されたと聞きました。新しい要綱ができたことは画期的だと思います。ことしの夏、8月17日の夜、伊王野に集中豪雨があり、水路や農地に集中的に被害が広がりました。伊王野の大和須地区では神戸の伐採の影響かと思われる大水が出て、1軒の家で家の屋敷内で家屋に接するほどの崖崩れが起こって、土砂災害が発生しました。しかし、農地でも水路でもなく、こういうケースは見舞金が上限1万円ぐらいだというふうな状況であったものを、今回土砂災害撤去費用として助成をする新しい要綱を新設したと聞きましたが、今まではどういう補助制度であったか、そして今回どう変わったのかお聞かせください。



○議長(平山幸宏君) 総務課長。



◎総務課長(常盤隆道君) ただいま大野議員のご質問でございますが、現在まで町におきましては災害見舞金というのがございまして、これはあくまでも家屋、または納屋等の家屋に対しての災害見舞金でございまして、最低で1万円、全壊で10万円というのが、限度額がございました。あと一つが農地等の災害復旧事業補助金、こちらは1カ所の工事が10万以上で40万以下ということで、国のほうの補助対象とならないものについて事業費の2分の1を補助するという制度がございましたが、今回新設しました土砂災害等による土砂の撤去等のものは今までございませんでした。近年土砂災害、台風とかゲリラ豪雨が頻発していますので、それに対応するような補助金は今まで那須町はございませんでしたので、今回、今後も土砂等の、今回の補助金については宅地内、住宅地または納屋等とか車庫等の敷地内に流入したものについて補助するということでございまして、こちらは事業費が5万円以上で2分の1を補助するということで、限度額2分の1という新たな補助でございます。こちらの補助については県内でも那須町が初めての補助ですので、ご理解をお願いしたいと思います。



○議長(平山幸宏君) ほかに質疑はありませんか。

 大島光行議員。



◆9番(大島光行君) 先ほどの26ページ、再質問をさせていただきます。

 それぞれの事業に対しまして補助残は受益者負担ということになろうかと思うのですが、仮に制度資金、近代化資金等を使った場合には利子補給があるかどうかお尋ねいたします。



○議長(平山幸宏君) 農林振興課長。



◎農林振興課長兼農業委員会事務局長(大沼和彦君) ただいまのご質問ですが、補助残の部分につきましては、それぞれの経営体によりまして、スーパーL資金とか、貸借につきましては公害防止資金などが考えられますけれども、それぞれ利子補給制度がございますので、農家負担のほうはそれで借り入れの部分についての利子の部分は軽減されるものと考えております。

 以上です。



○議長(平山幸宏君) ほかに質疑はありませんか。

 竹原亞生議員。



◆7番(竹原亞生君) 22ページ、2款2項。22ページの上に賦課徴収費ということで過誤納還付金が入っておりますけれども、これの内容、それから件数等お知らせください。



○議長(平山幸宏君) 税務課長。



◎税務課長(佐藤昌一君) 過誤納還付金のご説明をいたします。

 こちらにつきましては、先月の11月25日の議会全員協議会でご説明いたしましたとおり、ホテルの過誤納還付金1件、固定資産税の還付金がございます。こちらが約3,960万になります。それ以外につきましては、主に法人町民税、また個人町民税の所得申告の更正減に伴う還付金となります。

 以上です。



○議長(平山幸宏君) ほかに質疑はありませんか。

 平山 忠議員。



◆12番(平山忠君) 28ページなのですけれども、河川総務費の中で河川改修用地測量業務委託費ということで、下川地区の不沢川だと思うのですけれども、これらの現在の進捗状況並びにいつまでに終了するかをお尋ねいたします。



○議長(平山幸宏君) 建設課長。



◎建設課長(山田浩二君) 不沢川につきましては、町道の黒田原―高久駅線の橋梁付近の部分で、従来から大雨の際冠水してしまうということで改修を進めている事業でございます。工事につきましては、6年間程度で終わる予定をしておりますが、27年度から開始いたしまして、本年度で2カ年目ということでございますので、あと今年度を含まず4年程度かかるのかなというふうに考えております。

 以上です。



○議長(平山幸宏君) ほかに質疑はありませんか。

          〔「なし」と言う者あり〕



○議長(平山幸宏君) 質疑を終わり、討論に入ります。

 ご意見はありませんか。

          〔「なし」と言う者あり〕



○議長(平山幸宏君) ご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。

 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と言う者あり〕



○議長(平山幸宏君) ご異議なしと認めます。

 よって、議案第7号 平成28年度那須町一般会計補正予算(第2号)については、原案のとおり可決されました。

                                           



△議案第8号の質疑、討論、採決



○議長(平山幸宏君) 日程第2、議案第8号 平成28年度那須町介護保険特別会計補正予算(第2号)についてを議題といたします。

 本案は、提案理由の説明が済んでおりますので、これより質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

          〔「なし」と言う者あり〕



○議長(平山幸宏君) 質疑を終わり、討論に入ります。

 ご意見はありませんか。

          〔「なし」と言う者あり〕



○議長(平山幸宏君) ご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。

 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と言う者あり〕



○議長(平山幸宏君) ご異議なしと認めます。

 よって、議案第8号 平成28年度那須町介護保険特別会計補正予算(第2号)については、原案のとおり可決されました。

                                           



△請願・陳情の委員長報告、討論、採決



○議長(平山幸宏君) 日程第3、請願・陳情についてを議題といたします。

 本件は、所管の常任委員会に審査を付託してありますので、委員長の報告を求めます。

 産業建設観光常任委員長、平山 忠議員、報告願います。

          〔産業建設観光常任委員長 平山 忠君登壇〕



◆産業建設観光常任委員長(平山忠君) ただいま議題となりました請願・陳情について報告いたします。

 本委員会は、第4回定例会において審査を付託されました受理番号3番、那須町ふるさと道普請事業原材料支給要綱に関する陳情書について、12月5日、委員会を開催し、審査をいたしました。

 その結果、那須町ふるさと道普請事業原材料支給要綱については、協働のまちづくりを趣旨に、自治会その他の団体が町道等の整備、いわゆる道普請事業をするため、原材料支給の要綱を設置したものである。また、道路法に定める道路内の道について、いわゆる赤道などの認定外道路については地方自治体が管理をし、私道については原則道路の利用者等が管理するものである。町は赤道などの認定外道路の管理に関し、傷みや通行困難な状況になった場合には補修整備等を行っており、また私道についても、使用料または管理料等を徴収している道路を除き、当該道普請事業により原材料支給を実施できることとしているなどの意見が出され、審査及び採決の結果、本陳情については委員全員をもって不採択すべきものと決定されました。

 以上、審査の経過及び結果を申し上げ、報告を終わります。審議のほどよろしくお願いいたします。

 平成28年12月8日、産業建設観光常任委員長、平山 忠。



○議長(平山幸宏君) 続きまして、民生文教常任委員長、松中キミエ議員、報告願います。

          〔民生文教常任委員長 松中キミエ君登壇〕



◆民生文教常任委員長(松中キミエ君) ただいま議題となりました請願・陳情について報告いたします。

 本委員会は、第4回定例会において審査を付託されました受理番号4番、「高額療養費」「後期高齢者の窓口負担」に関する陳情書について、12月6日、委員会を開催し、審査をいたしました。

 その結果、政府は財政健全化のため、国費で賄う社会保障費の圧縮を目標に、公的医療保険制度の見直し案を提示しているものである。所得水準による高額療養費自己負担限度額については、課税世帯370万円層までの一般外来で約2倍の負担となる方向性を打ち出している。現行制度における医療費の一部自己負担割合については、現役世代が高齢者を支えるという制度設計の中で、いかに若者世代の負担を抑制し公平感を確保するかということは大変難しい問題でもある。さらに、公的医療保険制度については、高齢者等の患者が適切な診療を受けることが最も重要であり、加えて国財政からも応分の負担をしなくてはならないということから、国の動向も重要なところである。しかしながら、現段階での制度見直しについては最終決定ではなく、また児童負担のあり方や自治体負担のあり方など明確でない部分も多く、今後国の動向を見守る必要があるなどの意見が出され、審査及び採決の結果、本陳情については委員全員をもって継続審査とすべきものと決定されました。

 以上、審査の経過及び結果を申し上げ、報告を終わります。

 平成28年12月8日、民生文教常任委員長、松中キミエ。



○議長(平山幸宏君) 委員長の報告が終わりました。

 これより受理番号3、那須町ふるさと道普請事業原材料支給要綱に関する陳情について、質疑に入ります。質疑については、審議結果のみになります。

 質疑はありませんか。

          〔「なし」と言う者あり〕



○議長(平山幸宏君) 質疑を終わり、討論に入ります。

 ご意見はありませんか。

          〔「なし」と言う者あり〕



○議長(平山幸宏君) ご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。

 本件は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と言う者あり〕



○議長(平山幸宏君) ご異議なしと認めます。

 よって、受理番号3、那須町ふるさと道普請事業原材料支給要綱に関する陳情については、委員長報告のとおり決定されました。

 次に、受理番号4、「高額療養費」「後期高齢者の窓口負担」に関する陳情について、質疑に入ります。質疑については、審議結果のみになります。

 質疑はありませんか。

          〔「なし」と言う者あり〕



○議長(平山幸宏君) 質疑を終わり、討論に入ります。

 ご意見はありませんか。

 小野曜子議員。



◆8番(小野曜子君) 受理番号4、「高額療養費」「後期高齢者の窓口負担」に関する陳情書は採択すべきであると考え、継続審議という常任委員会の結論に反対する立場から討論します。

 安倍自公政権の方針は社会保障予算の自然増を削減する方針であり、高齢者の増加によって当然必要とされる医療、年金などの社会保障の自然増の予算を圧縮削減する、こういった大改悪を次々と打ち出しています。こうした国民の生存権を脅かすような国の方針は転換しなければなりません。財源は生み出すことができます。富裕層、大企業に応分の負担を求める税制改革を進め、国民の所得をふやす経済改革による税の増収を図る中で安定した財源を確保していき、社会保障、特に医療保障の再生と拡充を図っていかなければなりません。

 医療制度を見ますと、一昨年2014年度からは、高齢者70歳から74歳の方々において医療費の窓口での負担が1割だったものを、2割への引き上げが始まりました。毎年対象年齢を1歳ずつ引き上げる形で実施され、既に70歳から72歳の方々が2割負担になっています。また、厚生労働省は今回、75歳以上の高齢者の方々まで窓口負担を1割から2割に引き上げること、高齢者の高額療養費の自己負担額を引き上げ、現役世代と同水準の負担を求めること、一般病床の入院患者からも療養病棟と同様の水光熱費などの、つまり居住費を徴収すること、入院患者から預貯金に応じて食費、居住費を徴収することなどについて具体的検討に入っています。さらには、後期高齢者医療保険料の特例軽減を撤廃し、低所得者の保険料を現行の2倍から10倍に引き上げるという方針を打ち出しました。

 このような中で、地域医療を支える中小の町のお医者様の団体である栃木県保険医協会が今回の陳情で、高齢者のこれ以上の医療費の負担の増加は深刻な受診抑制につながると指摘していること、国がこれ以上の制度の改悪は行わないように地方議会にもその声を上げてほしいと陳情で求めてきたのは当然のことと思われます。

 陳情が受理された直後の11月末から12月にかけて、これらの国の動きは一般の新聞でも大きく報道されました。報道では、少なくとも75歳以上の329万人にも及ぶ医療費や保険料の負担の増加が及ぶとしています。今まさに、これらの負担増加による受診抑制などが起こる制度の改悪が検討されています。今すぐに、国のそれらの方針に待ったをかける必要があります。地方議会から真剣に声を上げる必要があります。このことから、今回の陳情について、継続ではなく、採択を求める立場で反対を表明します。



○議長(平山幸宏君) ほかにご意見はありませんか。

 池澤昇秋議員。



◆5番(池澤昇秋君) 委員長の継続審査に賛成の立場で討論をいたします。

 高齢者は収入がふえない中でどのような負担が必要か、また制度の持続可能性を考えつつ世代間の負担の公平性を検討する中、国の制度が議論の途中であり、もう少し国の動向を注視しながらの判断でよいのではないかと思われます。さらに、今後調査研究する必要があることから、継続審査に決することに賛成をいたします。



○議長(平山幸宏君) ほかにご意見はありませんか。

          〔「なし」と言う者あり〕



○議長(平山幸宏君) ほかにご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。

 本件は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

          〔起立多数〕



○議長(平山幸宏君) 起立多数であります。

 よって、受理番号4、「高額療養費」「後期高齢者の窓口負担」に関する陳情書については、委員長報告のとおり決定されました。

                                           



△町長挨拶



○議長(平山幸宏君) 以上をもって、本会議に付議されました案件の審議は全部終了いたしました。

 各位のご協力により、提出されました全議案が全て議了いたしましたので、今期定例会は本日をもって終了いたします。

 町長、挨拶願います。

 町長。

          〔町長 高久 勝君登壇〕



◎町長(高久勝君) 平成28年第4回那須町議会定例会の終了に当たりましてご挨拶を申し上げます。

 本議会にご提案申し上げました案件につきましては、議員各位の慎重なご審議をいただき、全て原案のとおりご決定を賜りましたことに、改めて心から感謝を申し上げる次第であります。

 また、一般質問におきましても、議員の皆様から町政の各分野にわたりまして多数のご質問を賜りました。議員の皆様からいただきましたご意見、ご提言を踏まえまして、これまで以上に行財政改革に取り組むことはもとより、町民を初め多くの皆様にとりまして本町が魅力ある町として輝き続けるよう誠心誠意取り組んでまいる所存であります。今後とも、那須町発展振興のために、議員各位の特段のご支援とご協力を心からお願いを申し上げるところであります。

 さて、全日本実業団自転車競技連盟が主催をいたします自転車ロードレース、いわゆるJプロツアーでございますが、この件につきまして両日中に、来年那須町での開催が正式発表されるということになりましたので、議員の皆様にお知らせをしたいというふうに思います。内容につきましては、これまで説明してきたとおり、来年の6月11日、日曜日ですが、黒田原地区を中心といたしましたロードレース、また前日の10日、土曜日には、那須塩原駅前でクリテリウムを開催するツーインワンレースということになっている予定であります。町といたしましては、黒田原地区を初めとする那須町の地域活性化を図るため、よりよい大会となりますよう支援をしてまいりたいと考えておりますので、議員各位のご協力をよろしくお願い申し上げるところであります。

 結びになりますが、平成28年も残すところあとわずかということになりました。議員各位におかれましては、これから年末年始に向かう折、寒さも一層厳しくなってまいりますので、健康には十分留意をされまして、よい年をお迎えくださいますようお願い申し上げまして、閉会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。

                                           



△閉会の宣告



○議長(平山幸宏君) これをもって平成28年第4回那須町議会定例会を閉会いたします。

                                (閉会 午前10時34分)