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栃木県 那須町

平成28年  3月 定例会(第1回) 03月23日−委員長報告、討論、採決−05号




平成28年  3月 定例会(第1回) − 03月23日−委員長報告、討論、採決−05号







平成28年  3月 定例会(第1回)





          平成28年第1回那須町議会定例会議事日程(第5号)

          平成28年3月23日(水曜日) 午前10時開議

日程第1 議案第36号 平成28年度那須町一般会計予算について       
日程第2 議案第37号 平成28年度那須町国民健康保険特別会計予算について 
日程第3 議案第38号 平成28年度那須町後期高齢者医療特別会計予算について
日程第4 議案第39号 平成28年度那須町介護保険特別会計予算について   
日程第5 議案第40号 平成28年度那須町下水道事業特別会計予算について  
日程第6 議案第41号 平成28年度那須町観光事業特別会計予算について   
日程第7 議案第42号 平成28年度那須町宅地造成事業特別会計予算について 
日程第8 議案第43号 平成28年度那須町水道事業会計予算について     
追加議案                                 
日程第9 議案第44号 町有財産の取得について                     

〇出席議員(16名)
     1番  茅 野   健 君       2番  薄 井 博 光 君
     3番  高 久 淳 平 君       4番  室 井 ? 男 君
     5番  池 澤 昇 秋 君       6番  ? 久 一 伸 君
     7番  竹 原 亞 生 君       8番  小 野 曜 子 君
     9番  大 島 光 行 君      10番  齊 藤 隆 則 君
    11番  松 中 キミエ 君      12番  平 山   忠 君
    13番  三 上 公 博 君      14番  大 森 政 美 君
    15番  荒 木 三 朗 君      16番  平 山 幸 宏 君

〇欠席議員(なし)
                                           
〇地方自治法第121条第1項により説明のため出席した者の職氏名
         町     長      高  久     勝  君
         副  町  長      山  田  正  美  君
         教  育  長      平 久 井  好  一  君
         総 務 課 長      平  山  公  一  君
         税 務 課 長      伊  藤  晴  康  君
         企 画 財政課長      常  盤  隆  道  君

         会 計 管理者兼      大  島  美 智 子  君
         会 計 課 長

         住 民 生活課長      岩  瀬  孝  男  君
         保 健 福祉課長      ?  久  秀  樹  君
         こども未来課長      渡  邉  登 志 雄  君
         環 境 課 長      佐  藤  英  樹  君
         学 校 教育課長      益  子  英  夫  君
         生 涯 学習課長      池  澤  幸  雄  君
         観 光 商工課長      大  沼  和  彦  君

         ふ る さと定住      米  山  新  治  君
         課     長

         建 設 課 長      山  田  浩  二  君

         農 林 振興課長      鬼  澤     努  君
         補     佐

         上 下 水道課長      矢  村  浩  一  君
         監 査 委 員      ?  藤  昭  夫  君
                                           
〇職務のため出席した事務局職員
         事 務 局 長      高  宮  悦  郎
         書     記      鈴  木  栄  一
         書     記      薄  井  宏  美



                                           



△開議の宣告



○議長(平山幸宏君) ただいまの出席議員は16名で、定足数に達しております。

 よって、本日の会議を開きます。

 本日の会議に高内 章農林振興課長兼農業委員会事務局長が欠席し、代理に鬼澤 努農林振興課長補佐が出席していることをご承知おきください。

                                (開議 午前10時00分)

                                           



△議事日程の報告



○議長(平山幸宏君) 本日の議事日程は、配布議事日程のとおり運営していきたいと思いますので、ご承認の上、ご協力をお願いいたします。

                                           



△議案第36号〜議案第43号の委員長報告、討論、採決



○議長(平山幸宏君) 日程第1、議案第36号 平成28年度那須町一般会計予算から日程第8、議案第43号 平成28年度那須町水道事業会計予算までの8件について、予算審査特別委員会に審査を付託してあります。

 予算審査特別委員会委員長より本職宛て、審査結果の報告書が提出されております。

 審査結果報告書を配布してありますので、ご確認いただきたいと思います。

 予算審査特別委員会は、議員全員で構成されておりますので、質疑を省略し、これより議案ごとに討論、採決をいたします。

 日程第1、議案第36号 平成28年度那須町一般会計予算についてを議題といたします。

 質疑を省略し、討論に入ります。

 ご意見はありませんか。

 8番、小野曜子議員。



◆8番(小野曜子君) 日本共産党の小野曜子です。2016年平成28年度の一般会計予算に対し、反対の立場から討論します。

 新年度予算審議に当たり、福島原発事故の被災自治体である那須町として、あの原発事故からちょうど5年目の今の現状、原発再稼働を進める安倍政権、原発再稼働に対する町民の不安と怒り、こうしたことに対する町の見解をまず伺いました。「脱原発をめざす首長の会議」に町長として参加しておられること自体が、会の目指す将来的な脱原発の社会の実現に資すると考えるとのお答えでした。私も原発のない日本の実現のため、那須町の果たすべき役割には大きなものがあると考えます。那須町として、未来に希望の持てるまちづくりに全力を挙げるなら、放射能の除染や子供たちの健康問題に正面から向き合うことが特に大切と思われます。

 今年度関係する自治体が進めた除染の事業、風評被害対策、健康調査などの費用のほぼ全額を国と東電が持つ費用補填されていることが議論の中で明らかにされてきました。町民、国民の運動のたまものであり、当然国と東電が支出すべきものであります。町としては今後も財政上の負担を負わずに放射能対策を進められることになったわけであり、要求のあるところの全ての除染を町民の自己負担のない形で実施する。また、希望する子供さんたち全てを対象とした健康調査実施などの新年度予算にこれらを盛り込むべきでしたが、それがなされていないことは大きな問題と言わざるを得ません。

 また、予算編成の基本方針では、特に若者や子育て世代から選ばれる町、魅力あるまちづくりの実現を打ち出しました。こども医療の窓口無料化の県内最高水準への拡大など評価されるべき点もありますが、一方では保育園の統合、民営化が明確に打ち出されました。統廃合、民営化の方向は、保育環境の後退を招くことが懸念され、またこれは町民から出た要求でもありません。到底容認できるものではありません。

 また、まちづくりや高齢者福祉に欠かせない、誰もが使いやすいデマンド交通の実現への施策の不足、また文化センター使用料の減免改定による社会教育活動にとって、逆行となる施策の推進などは容認できません。これらは町の予算の基本方針、いわゆる定住促進、産業の活性化、子育て支援、教育などの方向とは相入れないものであります。

 よって、2016年平成28年度一般会計予算に反対であることを表明し、反対討論とします。



○議長(平山幸宏君) ほかにご意見はありませんか。

 大島光行議員。



◆9番(大島光行君) 本議案に対し、賛成の立場で討論いたします。

 本町の行財政事情は、歳入の根幹、自主財源である町税は、前年比0.3%の減と、引き続き景気低迷により減少傾向にあり、厳しい状況下であります。

 また、歳出面では、放射能対策を初め拡大する少子高齢化対策や、公共施設及びインフラ資産の老朽化対策など喫緊の課題が山積しているところでもあります。特に人口減少克服のため、定住促進を初め地方経済の活性化、観光及び農林業の産業強化、加えて子育て支援や教育環境対策などなど新たな課題対応が求められております。そのため、一般会計前年比20%の減、総額123億6,300万円は、将来を見据えた各種施策、事務事業等を実施するに必要不可欠な予算であると認識するものであります。

 また、歳出面の主なものは、今年度最終を目指す放射能対策事業7億9,300万円、地域公共交通の再構築ほか都市基盤整備事業2億6,000万円、グリーンハイツ田中内戸建て定住促進住宅の建設ほか、生活環境整備事業3億2,800万円、子ども・子育て支援関連事業ほか福祉の充実14億2,600万円、学校適正配置整備事業ほか教育振興5億3,900万円、農業公社設立事業ほか農林業振興1億7,700万円であります。

 さらに、221件に及ぶ事務事業の積極的予算は、第7次那須町振興計画の実現と、地方創生元年、新たなスタートにふさわしい各施策がうかがえるものであります。

 つきましては、本予算執行が次世代に過度な負担とならないよう、ポスト行財政改革アクションプランに基づき、財政健全化と「選択と集中」による挑戦的なまちづくりを大いに期待し、平成28年度一般会計予算に賛成するものであります。



○議長(平山幸宏君) ほかにご意見はありませんか。

          〔「なし」と言う者あり〕



○議長(平山幸宏君) ほかにご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。

 本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

          〔起立多数〕



○議長(平山幸宏君) 起立多数であります。

 よって、議案第36号 平成28年度那須町一般会計予算については、原案のとおり可決されました。

 日程第2、議案第37号 平成28年度那須町国民健康保険特別会計予算についてを議題といたします。

 質疑を省略し、討論に入ります。

 ご意見はありませんか。

 小野曜子議員。



◆8番(小野曜子君) 2016年平成28年度国民健康保険特別会計予算案に、反対の立場から討論します。

 町の国民健康保険の加入世帯は、2016年平成28年3月1日現在で5,379世帯、全世帯の53%で、町民の半分が加入しています。加入者は社会保険に入れない非正規労働者や自営業者、年金生活者、低所得者や失業者が多いと見られます。国保加入者の年収を調べると、ゼロ円から200万円までの低所得者世帯の方々が国保加入世帯全体の76%(2014年時点)になります。国は、社会保障を年々大幅削減する中で、この28年間で見ると、市町村国保の総収入に占める国庫支出金の割合を50%から23%に半減させました。これが国保税を払い切れないほど高くしている根本原因の一つです。国保税を払えなければ、加入者には厳しいペナルティーが科されます。払えなければ短期しか使用できない短期保険証や、窓口でまず医療費を全額払わなくてはならない資格者証の発行になります。

 今年度この国保の予算を見ても、滞納繰越分は一般被保険者分で5,441万円余り、退職被保険者分で127万円余り、合わせて5,567万円を超えます。これだけの滞納があるということが、いかに国保税が高過ぎるかということを如実にあらわしているのではないでしょうか。

 今、自治体に求められるのは、国に国庫補助率の引き上げを求めつつ、町の一般会計からの繰り入れによって、国保税の引き下げを図ることではないでしょうか。予算審議の中では、町の財政事情から見て、いずれ町民の皆さんに負担を分かち合ってもらうことになるなどとの姿勢が打ち出されましたが、払い切れないほど高い国保税の水準を変えようとする姿勢は見えません。

 国民健康保険は、加入者の命綱です。地方公共団体は、住民の福祉の増進を図ることを基本とする地方自治の本旨に立ち返るならば、住民の命と健康を守るためには、町はあらゆる努力と工夫によって国保税の負担を軽減すべきです。そのようになっていない2016年度平成28年度国保会計には反対であることを明確にして討論とします。



○議長(平山幸宏君) ほかにご意見はありませんか。

 三上公博議員。



◆13番(三上公博君) 議案第37号 平成28年度那須町国民健康保険特別会計予算につきまして、賛成の立場で討論をいたします。

 平成28年度本予算は、総額歳入歳出44億4,300万であります。繰入金が約2億7,600万で、年々増加し、一般会計の圧迫への一因となっておりますが、この保険は国民健康保険に基づく社会保険で、相互扶助の精神に基づく日本の医療保険制度の根幹をなすものであります。本町の予算の中で、歳出の中心は24億9,300万余りに上る病気や、けが等への保険給付であります。ほかに後期高齢者、介護者、介護等への支援金や給付金を支出し、さらに出産費用、訪問介護、人間ドック受診などの保健事業にも支出がなされております。滞納案件もありますが、これらについては徴収アドバイザーによる納税相談が丁寧に行われております。

 これらのことから、本予算は町民の健康づくりの増進にとって欠かせない予算であると思われますので、平成28年度国民健康保険特別会計予算に賛成いたします。



○議長(平山幸宏君) ほかにご意見はありませんか。

          〔「なし」と言う者あり〕



○議長(平山幸宏君) ほかにご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。

 本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

          〔起立多数〕



○議長(平山幸宏君) 起立多数であります。

 よって、議案第37号 平成28年度那須町国民健康保険特別会計予算については、原案のとおり可決されました。

 日程第3、議案第38号 平成28年度那須町後期高齢者医療特別会計予算についてを議題といたします。

 質疑を省略し、討論に入ります。

 ご意見はありませんか。

 8番、小野曜子議員。



◆8番(小野曜子君) 2016年平成28年度後期高齢者医療特別会計予算に反対の立場から討論します。

 後期高齢者医療制度は、2008年平成20年から施行され、75歳以上の高齢者は家族の扶養に入れなくなりました。協会けんぽなどの公的医療保険や国民健康保険から切り離され、この制度のもと、75歳以上の方々は、重い保険料の自己負担に苦しんできました。また、高齢者にとって余りの自己負担の重さへの批判があり、現行の制度では低所得者の保険料については軽減する特例の措置がありますが、国は2年前から軽減措置の廃止の方針を打ち出してきており、今後大きな争点になるでしょう。高齢者にとって苛酷な制度であるこの予算には反対せざるを得ません。高齢者の医療を保障することに逆行するこの制度、予算には反対を表明します。



○議長(平山幸宏君) ほかにご意見はありませんか。

 池澤昇秋議員。



◆5番(池澤昇秋君) 議案第38号 平成28年度那須町後期高齢者医療特別会計予算につきまして、賛成の立場で討論をいたします。

 後期高齢者医療制度につきましては、高齢化社会が今後とも急ピッチで進むことが見込まれ、高齢者の医療費が増大する中、75歳以上の高齢者世代と、それ以下である現役世代との医療費負担を区分し、75歳以上の高齢者に対するサービスの質を維持向上するためには、医療制度を改革、根本的に見直さなければならないということで、平成20年4月から施行されているものであり、本予算においては、収入として徴収保険料が1億9,631万2,000円、基盤安定繰越金等繰入金8,288万6,000円で、歳出においては、広域連合納付金2億7,919万8,000円、ほかに事務的経費等を計上されたもので、特別会計の性格上、不足金については繰入金で補填するものであります。

 私は、高齢者の医療、介護サービスの充実を図る目的である本予算に賛成の立場で討論いたします。



○議長(平山幸宏君) ほかにご意見はありませんか。

          〔「なし」と言う者あり〕



○議長(平山幸宏君) ほかにご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。

 本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

          〔起立多数〕



○議長(平山幸宏君) 起立多数であります。

 よって、議案第38号 平成28年度那須町後期高齢者医療特別会計予算については、原案のとおり可決されました。

 日程第4、議案第39号 平成28年度那須町介護保険特別会計予算についてを議題といたします。

 質疑を省略し、討論に入ります。

 ご意見はありませんか。

 8番、小野曜子議員。



◆8番(小野曜子君) 2016年平成28年度介護保険特別会計予算に反対の立場から討論します。

 2014年施行の医療介護総合確保推進法により、介護保険が改悪され、利用者とその家族に大きな負担が広がっています。介護認定の要支援1、2の方々は、2017年度までに訪問介護と通所介護を保険給付から外し、市町村が主体である地域支援事業へと移行させるとの国の方針は、那須町でも大きな矛盾を引き起こすことが懸念されます。今回の予算審議では、要支援の方々がもし既存の介護施設で支援を受けたら単価はどのぐらいになるかもまだ定かでないことが明らかになりました。

 こういう中での受け皿づくりは果たしてどうなるのか。介護事業者は昨年4月に国が強行した介護報酬の2.27%もの切り下げで、既に大きな打撃を受けている上に、要支援者の介護保険外しの中で、サービスの水準を維持できるのかが大問題になります。さらに、特養入所者を要介護3以上に限定し、また一定収入以上の利用者に利用料2割負担が押しつけられました。

 これらのサービス切り捨て、利用者の負担増の一方で、町民の支払う介護保険料は、2015年4月から第1号被保険者基準額は月5,021円となり、それ以前より24%もの大幅な引き上げが強行されました。国の姿勢は、介護保険の改悪によるサービスの切り捨てと保険料の高騰など、ますます町民に負担増を強いる方向に向かっており、自治体はこれから町民を守る防波堤となる施策をとるべきでありますが、本予算はその立場ではなく、国の方向に沿うものであって、賛成できません。

 以上、反対討論とします。



○議長(平山幸宏君) ほかにご意見はありませんか。

 竹原亞生議員。



◆7番(竹原亞生君) 平成28年度那須町介護保険特別会計予算につきまして、賛成の立場で討論を行います。

 介護保険制度は、高齢化に伴って必要となってくる介護を社会全体で支え合う仕組みとして広く町民の間にも定着しているものと思います。介護保険制度が創設された16年前の町の高齢化率は約22%でしたが、現在は34%となっており、今後も毎年上昇し、10年後には40%を超えると想定されています。平成28年度介護保険特別会計予算額は、前年度比9.4%増加し、24億4,600万円が計上されています。総額の94.9%を占める保険給付費は、前年度比2億500万円、9.7%増加しています。高齢者の増加に比例し、保険給付は増加しております。年々ふえ続ける介護事業費に対応しているものであり、また事務的経費についても、介護保険制度を運営するために必要なものと理解できるものであります。今後高齢者が住みなれた地域で安心して暮らし続けることができるよう、第6期高齢者福祉介護計画をしっかりと推進することが望まれます。

 また、介護保険法改正による介護保険制度改革のさまざまな施策については、町としての主体性が問われております。平成29年度よりの介護予防日常生活支援総合事業への移行に対し、平成28年度は総合事業への移行が円滑に行えるよう、そして介護を必要とする方に安心して利用していただけるよう準備をする年であります。地域包括ケアシステムの整備、地域包括支援センターの機能強化、地域見守り支え合い体制の構築など多くの課題があります。その課題に対して迅速に取り組み、高齢者の方が安心して平成29年度を迎えられる体制を整備することを要望しまして、賛成討論といたします。



○議長(平山幸宏君) ほかにご意見はありませんか。

          〔「なし」と言う者あり〕



○議長(平山幸宏君) ほかにご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。

 本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

          〔起立多数〕



○議長(平山幸宏君) 起立多数であります。

 よって、議案第39号 平成28年度那須町介護保険特別会計予算については、原案のとおり可決されました。

 日程第5、議案第40号 平成28年度那須町下水道事業特別会計予算についてを議題といたします。

 質疑を省略し、討論に入ります。

 ご意見はありませんか。

          〔「なし」と言う者あり〕



○議長(平山幸宏君) ご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。

 本案は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と言う者あり〕



○議長(平山幸宏君) ご異議なしと認めます。

 よって、議案第40号 平成28年度那須町下水道事業特別会計予算については、原案のとおり可決されました。

 日程第6、議案第41号 平成28年度那須町観光事業特別会計予算についてを議題といたします。

 質疑を省略し、討論に入ります。

 ご意見はありませんか。

          〔「なし」と言う者あり〕



○議長(平山幸宏君) ご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。

 本案は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と言う者あり〕



○議長(平山幸宏君) ご異議なしと認めます。

 よって、議案第41号 平成28年度那須町観光事業特別会計予算については、原案のとおり可決されました。

 日程第7、議案第42号 平成28年度那須町宅地造成事業特別会計予算についてを議題といたします。

 質疑を省略し、討論に入ります。

 ご意見はありませんか。

          〔「なし」と言う者あり〕



○議長(平山幸宏君) ご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。

 本案は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と言う者あり〕



○議長(平山幸宏君) ご異議なしと認めます。

 よって、議案第42号 平成28年度那須町宅地造成事業特別会計予算については、原案のとおり可決されました。

 日程第8、議案第43号 平成28年度那須町水道事業会計予算についてを議題といたします。

 質疑を省略し、討論に入ります。

 ご意見はありませんか。

          〔「なし」と言う者あり〕



○議長(平山幸宏君) ご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。

 本案は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と言う者あり〕



○議長(平山幸宏君) ご異議なしと認めます。

 よって、議案第43号 平成28年度那須町水道事業会計予算については、原案のとおり可決されました。

                                           



△日程の追加



○議長(平山幸宏君) お諮りいたします。

 町有財産の取得について追加議案1件を日程に追加議題とすることにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と言う者あり〕



○議長(平山幸宏君) ご異議なしと認めます。

 よって、本日の日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。

 事務局より追加議案を配布させます。

          〔事務局日程・追加議案配布〕

                                           



△議案第44号の上程、説明、質疑、討論、採決



○議長(平山幸宏君) 日程第9、議案第44号 町有財産の取得についてを議題といたします。

 提案理由の説明を求めます。

 町長。

          〔町長 高久 勝君登壇〕



◎町長(高久勝君) 議案第44号 町有財産の取得について、提案理由の説明を申し上げます。

 本件は、那須町、特に黒田原地区の地域振興策において大変重要な場所に位置する土地及び建物を取得し、本町における定住化の推進及び地域活性化対策の中心施設として活用するため、財産取得契約を締結するものであります。

 取得する財産の内訳といたしましては、土地が800.97平米、建物につきましては、旧室井金物店の建物で、構造は鉄骨造ルーフィングぶき2階建て、床面積は877.6平米でございます。

 本議案は、土地については500平米以下であり、議決案件ではございませんが、建物につきましては、取得金額が5,000万円であり、議決要件の700万円を超えることとなるため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づきまして、議会の議決を求めるものでございます。

 よろしくご審議の上、ご決定をくださいますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明といたします。



○議長(平山幸宏君) 本案に対する質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

 ?久一伸議員。



◆6番(?久一伸君) ただいま配布されました文書資料によりますと、6番、用途、地域活性化対策事業等の施設として活用とありますが、この地域活性化のための具体的な事業の計画、それをご説明いただきたいと思います。

 以上です。



○議長(平山幸宏君) 町長。



◎町長(高久勝君) 今回の建物の取得につきましては、その利用目的が明確でないというようなことで、いろいろと私ども指摘をいただいておるわけですけれども、以前の質問のときにもお答えしたかと思いますけれども、行政として今後のその町の活性化を図るために、全て利用目的が明確でないものは取得してはならないということになりますと、その時期というものを逸してしまったり、町の振興策、活性化対策、こういうものがおくれることにもつながる。場合によっては利用目的が明確でないときにも、その地域の活性化、将来にわたっての活性化のために必要であれば取得するというのも、これも行政の責任であろうというふうに私は思っております。

 今、今回取得いたしました旧室井金物店の建物につきましては、幾つか考えてございます。皆さんも耳にしているところかというふうに思いますが、今のところまだ検討の時期というようなことでございますので、議場で明確に申し上げるような内容ではないということでありますので、今後有効に活用させていただくことは間違いないということだけ申し上げて、答弁とさせていただきます。



○議長(平山幸宏君) ほかに質疑はありませんか。

 荒木三朗議員。



◆15番(荒木三朗君) この件につきましては、先日ですか、全員協議会の中で説明を受けたところでございます。その中で、今回の説明の中で議決事項として土地が含まれないというようなお話がございました。通常土地の売買あるいは家屋の売買という場合に、私は一戸建ての場合を考えますと、金額は土地込みの金額で大体土地売買されるというのが一般的な常識ではないかというふうに思います。

 そういう中で、この取得金額5,000万については、建物だけだということになると、土地の価格が入っていない。そういう中で常識的に私はもしこの取得金額ということであれば、全協で提示されました2,000万円を追加して7,000万円の取得金額として議題に諮るべきではないかと思いますが、通常私、一般的な考え方として、不動産屋さんの一戸建ての売買も当然込みでして、これをもし建物だけ買いますよ、その後また途中で土地もお金かかりますよというような状態が出たときに、これは何とも言いがたい私としては不条理な話だというふうに思います。そういう中での考え方を改めてお聞きしたいというふうに思います。



○議長(平山幸宏君) ふるさと定住課長。



◎ふるさと定住課長(米山新治君) ただいまの件ですけれども、基本的に財産の取得については町長の専権事項であるわけです。その専権事項ではありますけれども、地方自治法によって、一部議会の同意を得なければならないという条項があって、それに基づいて町の契約条例というのは作成されているのです。そのときに、これは今の議員さんではありませんけれども、その当時の議会に提案をして、こういう建物については700万以上の契約で、土地については5,000平米以上ですよという、これはいわゆる執行側と議会側の協議の上に定めた条例ですので、今回こういった形の議案提出となっております。

 以上です。



○議長(平山幸宏君) ほかに質疑はありませんか。

 荒木三朗議員。



◆15番(荒木三朗君) 関連なのですけれども、土地と建物は基本的には別個に考えるべきではないかというふうに思います。条例の中で1件5,000平米以上のものに限るという内容になっています。これは、明らかに私はこの数字から見ますと、いわゆる更地であったり、山林、立ち木が若干あるとしても、そういう建物が建っていない土地についての考え方に基づくものではないかというふうに思います。この点についてお伺いいたします。



○議長(平山幸宏君) ふるさと定住課長。



◎ふるさと定住課長(米山新治君) どういうふうに解釈するかはともかくとして、自治法ではこういった決まりになっているので、その土地が更地であるとか、原野であるとか、山林であるとかという縛りそのものについては、法律上規定はございません。

 以上です。



○議長(平山幸宏君) ほかに質疑はありませんか。

 竹原亞生議員。



◆7番(竹原亞生君) 今回の建物の購入価格ですが、全協での説明によると、不動産鑑定士1者の鑑定結果に基づき5,000万円という鑑定結果が出た。それで、今回の購入について鑑定結果と同額の5,000万円で購入するとされています。3月17日にさくら市浄水場訴訟の宇都宮地裁判決が出ました。この訴訟は、旧氏家町が浄水場用地として不動産鑑定士1者の鑑定結果に基づき、購入した価格が不当に高いというもので、最初は旧氏家町の元町長に賠償を命じましたが、今回鑑定士に1億3,000万円の賠償命令を求めたものであります。

 しかし、この判決のときに旧氏家町が1者鑑定により不動産を購入したことに対し1割の行政側過失を認めております。今回、旧室井金物店の購入に関し、1者鑑定結果で購入価格を決めているということについて地裁判決をどう受けとめているのか。

 それから、取得価格は高過ぎるとして住民訴訟されたさくら市浄水場の場合ですら、鑑定結果の91%で購入しています。鑑定結果というのは、あくまで価格決定のための参考になるものであり、価格の最終決定責任は町にあります。購入価格は妥当なのか。町民から見て公正な価格なのかお尋ねします。



○議長(平山幸宏君) 町長。



◎町長(高久勝君) 今、竹原議員がさくら市浄水場の新聞に掲載された件についてどう考えるのかというようなまずお尋ねでございました。これはさくら市での問題であり、那須町とは何ら関係がないというふうに思っておりますので、それによって那須町がどうこう影響するということはございません。

 また、今回1者の鑑定ということで、不動産鑑定士にしか依頼しなかったということも多少ご指摘のようでございますけれども、今回の那須町で行っていただいた宇都宮の不動産鑑定士は優秀な不動産鑑定士というようなことで、那須町の不動産鑑定もこれまでは1者で行ってまいりましたし、近隣市町の例などを見ましても、ほとんどが1者でやっているというようなことからすれば、1者が妥当ではないという指摘には当たらないというふうに思っております。

 また、その取引価格でございますけれども、不動産鑑定額と同額ではないかというようなことでございますけれども、所有者との兼ね合いというものもございまして、一番は最後にはそこでの妥当な線を摸索するということになりますので、その結果として5,000万というものが出たということになります。5,000万が高いのではないかということで、よく皆様方がその議論をされているようでありますけれども、以前私が例として申し上げましたけれども、学童保育の35坪の建物が3,000万を超えるというときに、この建物は築後何年かもうたっておりますけれども、床面積でいきますと265坪もある。それが5,000万が決して高いというふうには私は思っておりません。そういうことを考えますと、今回また周りの建物の取得金額、こういったものを考えますと、私は今回のものは妥当だというふうに考えているところであります。



○議長(平山幸宏君) ほかに質疑はありませんか。

 小野曜子議員。



◆8番(小野曜子君) 3月3日の補正予算では、49ページ、土木費、ふるさと定住対策費の公有財産購入費として7,000万の計上でありました。それで、3月14日、予算審議が始まり、このところこの予算審議で質問しましたところ、定住対策として地域おこし協力隊について、室井金物店の土地・建物をどう使うのか質問したら、課長からはふるさと定住課所管の事業ではないとの答弁でした。

 では、今後本予算、109ページの商工振興促進費とか、黒田原駅前店舗活性事業などとして、今後この土地・建物の活用を進めるのかなと、いろいろ考えましたが、買ったときにふるさと定住対策で、今後住居には使わないとの話です。1、2回、そのほかにふるさと定住の事業で使うのかもしれませんけれども、こういうふうに使途の点でも変わってくるというのはどういうことなのか、ご説明願います。



○議長(平山幸宏君) ふるさと定住課長。



◎ふるさと定住課長(米山新治君) 最初に、借用の時点で2階に住居部分があったので、その部分だけを協力隊の居住部分として使わせてほしいということでお借りをしたわけです。その後、将来的にわたっては、全区画、大体4つぐらいの区画なのですけれども、その部分を開放して、先ほど町長が言ったように、地域振興として全面的に使いたいということで、協力隊についてはその旨お話をして、今年4月以降には別の場所に移っていただくということの進め方であって、地域振興の全体像として我々の課でそのときにはどうこう言えるものではないというお話をしたかと思います。

 以上です。



○議長(平山幸宏君) ほかに質疑はありませんか。

 竹原亞生議員。



◆7番(竹原亞生君) 平成22年に新しく町長になった高久町長のもとで、行財政改革アクションプランが策定されました。プランには、平成27年度までの5年間の行財政改革の目標、目標達成のための取り組みを定めています。那須町には町債という借金があります。平成27年度の借金、いわゆる町債残高は120億円になります。これは、行財政アクションプランの見通し、83億円を大幅に超過し、1.5倍に増加しています。借金が1.5倍にふえるということです。健全財政の指標である経常収支比率も平成26年度は90.2%で、見通しの85.8%を4.4%悪化しています。このように高久町政6年間で町長の定めた行財政アクションプランを達成できていません。

 また、行財政アクションプランの取り組みとして、町有地等町有財産の処分と有効活用の推進を施策として取り上げています。しかし、実際には逆に町有財産をふやしています。さらに、今後那須町の人口減少により、ダウンサイズしていくことを考慮すると、さらに厳しい財政政策をとる必要に迫られています。行財政アクションプランを達成できず、那須町の財政健全化が急務となっている中、町有財産を減らす方針に逆行し、旧室井金物店を取得し、借金をふやそうとしていることになります。

 町長は、15日の予算特別委員会において、財政悪化を認め、町が元気になったら緊縮財政に切りかえると答弁しています。旧室井金物店を購入したら、町が元気になるのでしょうか。では、いつ町が元気になるのでしょうか。町が元気になるまで財政問題を放っておくのか。今回の不動産購入では、先ほどの答弁でも黒田原活性化に結びつくということが明確に説明されておらず、また具体的な利用方法も決まっていない事業であります。町運営の根幹となる財政健全化と、この目的が不明確あるいは使い方が不明確な不動産購入事業、どちらを選ぶかということになると思います。わかっているのは、旧室井金物店を取得すれば、借金が7,000万円ふえ、固定資産税収入が約120万円減ります。いわゆる町の収入が減ります。要はマイナス面だけははっきりしていますが、プラス面がはっきりしていないということであります。財政健全化はあしたに引き延ばすものではなく、きょう、今からやらなくてはできません。

 まず、町長は本議案を撤回する考えはないのか。もし撤回しないのであれば、財政健全化より不動産購入を優先すべき理由を、傍聴に来られている那須高の皆さん、町民の皆さんが納得できるような説明をお願いしたいと思います。



○議長(平山幸宏君) 町長。



◎町長(高久勝君) 今、行財政改革アクションプランについてお触れになりました。確かに行財政改革アクションプランにつきましては、職員も減らす、そして借金も減らすというような方向で、そういったプランを立てました。当時は財政のスリム化であったり、行政のスリム化、コンパクト化というようなことがうたわれておりましたので、そういった方向で健全財政を目指そうということで、そういったものを作成したわけですが、その後、あの東日本大震災が発生してしまったということ、またこの間の予算審査特別委員会のときにも申し上げましたけれども、当時はさほど急務ではないというふうに思っておりました小中学校の適正配置等が行われたということによりまして、こういったことを推進するだけでも、耐震も含めますと30億近い予算が必要だというようなことを考えますと、やはり時期に合わせてやるべきことをまず優先するということになりまして、行財政改革アクションプランの予定どおりに進まなかったということになるわけであります。

 いかに私は大事なことは、やはりそのときに合わせて、町民の最大のそのサービスといいますか、町民のためになること、これを選択してやることだろうというふうに思っておりまして、それが行政の責任だというふうに思っております。確かに行財政改革アクションプランに沿った形での財政健全化は達成しておりませんけれども、これももう予算審査特別委員会のときに申し上げましたけれども、後年に負担を残さないということを考えますと、いずれの時期ではその財政健全化に向けてかじ取りを切らなければならないというふうに思っておりまして、そのためには時期を見誤らないような時期を定めて、緊縮財政、そういった形に持っていきたいというふうに思っております。

 ただ、先ほど申し上げました東日本大震災等の風評被害等もありまして、大変那須町は落ち込んだ時期がありましたので、そういったことを考えますと、まだまだ那須町は元気を取り戻したというふうに、活気が取り戻せた時期であるというふうには判断しておりません。もう少しやはりてこ入れが必要なのだろうというふうに思っておりまして、そういった意味でこれからも時期を見誤らずに財政運営をしてまいりたいというふうに思っております。

 今回のその室井金物店の取得でございますけれども、確かに取得をするためには借金をして、固定資産税が減るということになりますが、違った形であそこが更地になってしまえば、また同じようなことになりかねないということですから、決して固定資産税だけで見るものではないというふうに思いますけれども、あの周りを高校生が毎日通るわけです。高校生の皆さんもあの建物が毎日シャッターが閉まっているよりは、やはり有効活用して高校生が寄れるような、そういった例えば店にするということによれば、高校生の皆さんも那須町、まして黒田原に魅力を感じてくるのかなというふうに思っておりまして、それが一番手っ取り早くできるのは、行政が目をきくところ、これでやっていただくのが一番だというふうに思っておりまして、不特定のところに我々が関与できないところの方があそこを取得しまして、我々で関与できないような方向性になってしまうということは避けたいというふうに思っております。そういった意味も含めて、今回のその室井金物店の旧建物、敷地につきまして取得したことにつきましては、黒田原活性化の一つの切り口だというふうに思っておりますので、今議案を撤回するつもりはございません。



○議長(平山幸宏君) 竹原亞生議員。



◆7番(竹原亞生君) 再質問させていただきます。

 確かにこれまで町債が膨らんできたというには、いろいろ理由があったと思います。ただ、現在見通しに対して大幅にふえているという現状は事実でございます。もうそれに対して今後どう対応していくかというのが今、町にとって大事なところだと思います。

 それで、そういう状況にあって、この今回の不動産の購入をする、これは現状を踏まえた上で、さらに借金を積み増しするということなので、そういう意味では現在まで積み上がってきた、借金がふえたことについてはともかく、これからお金を投入する場合、借金する場合に重々考えた上でやっていく必要があると思います。ただ、今のご説明だと、余り重々考えた、あるいはそれほど必要性が納得できるような説明がいただけていない。

 それと、現在その室井金物店は、町が借用して、現在町が使える状態になっています。それなのにシャッターが閉まったまま有効活用されていないと。本当に有効活用しようとするのであれば、現段階でもあの建物を自由に使えるわけですので、シャッターを開いて、それこそ高校生が立ち寄れるような場所にすべきなのに、現在できるのにそれをやっていない。本当に町が本気であそこを有効活用しているのか、それも疑問であります。本当に有効に活用するのか。それから、現在町債がふえている段階で、さらにこの借金をする必要があるのか。要はその財政の健全化を重視するのか、あるいは脇に置いたままで運営していくのか、その辺のお考えを聞かせていただきたいと思います。



○議長(平山幸宏君) 町長。



◎町長(高久勝君) 今、竹原議員がおっしゃるように、本当に室井金物店の取得に関しましては、取得した後には本当に喫緊の課題というようなことで、シャッターをあけて利用活用していくこと、これが一番の急務だというふうに思っておりますので、それを実現してまいりたいというふうに思っております。

 その中で、また今、財政健全化と、また不動産の取得についていろいろご質問はいただきました。両方とも私は那須町にとって必要ということでありますので、財政健全化を達成しながらも、時期に応じて必要なものはこれからも取得していかなければならないというふうに思っております。

 今、財政が大変昔から比べますと、少しずつ上がってきております。かつては100億を超えない時期もあったわけですが、今、恒常的に110億から120億近いのが那須町の財政ということになっておりまして、これを住民の方々からいろいろな要望をいただく、これを実現するとこういった予算になるというようなことで、やみくもに大型予算を組んでいるということではありません。少しの例えば障がい者向けの制度というものもやはり必要とあれば復活をさせなければならないというようなことの積み重ねによりまして、財政が必要な額に来ているというふうに、そういうことになりますので、今後におきましても、そういった必要な行政ということで、必要なことはやってまいりたいというふうに思っております。

 また、今回の室井金物店の取得につきましては、ただいま借金がふえるというようなことを申し上げましたけれども、7,000万につきましては、繰越金の中で買うということになりますので、新たな起債はしないということになりますので、ご理解をいただきたいと思います。



○議長(平山幸宏君) ほかに質疑はありませんか。

          〔「なし」と言う者あり〕



○議長(平山幸宏君) 質疑を終わり、討論に入ります。

 ご意見はありませんか。

 ?久一伸議員。



◆6番(?久一伸君) まず、今回の町有財産の取得についてという案件なのですが、まず確認すべき点として……



○議長(平山幸宏君) ?久一伸議員、反対討論でしょうか。



◆6番(?久一伸君) 失礼しました。反対の立場から討論いたします。

 今回の町有財産の取得についてということですが、まず第1に、私は再三再四にわたって、先月、2月下旬の議会の全員協議会の場でも真っ先に質問いたしましたように、具体的な利用、活用の計画、目的ということをまず第1に問うております。実際、地方自治体というのは、民間企業ではありませんので、必ずしもその費用対効果、投資したお金に対する金銭的な効果までを第一に考えるべきではないということについては、私も同意しております。

 しかしながら、確認すべき観点として、自治体を経営するというような考え方に今立たなければ、先ほど来、竹原議員からもありましたように、財政の健全化、安定化ということが今現在のこの那須町においても求められております。したがいまして、今回の町有財産の取得については、まず第1にしっかりとしたこの利活用についてのことも含めまして、事業計画を具体的にしっかりと立てるということが第一だと思います。そのことを抜きにして、購入金額を云々することも私は単なる空論ではないかというふうに考えます。

 先ほど来、町長初め町執行部の答弁は、そうした具体的な事業計画ということについて明確な答弁がなされておりません。したがいまして、私は今回のこの町有財産の取得については反対せざるを得ないということを重ねて表明いたしまして、反対討論といたします。

 以上です。



○議長(平山幸宏君) ほかにご意見はありませんか。

 齊藤隆則議員。



◆10番(齊藤隆則君) 本案に賛成の立場で討論いたします。

 まず、建物についてですが、先ほど町長答弁にもありましたが、現在築14年を経過しておりますけれども、延べ床面積は約870平方メートル、坪換算ですと約270坪の建物であります。270坪の建物はかなり通常の家としても4倍近い面積であると考えられます。金額から換算しますと、坪単価に直しまして19万円程度であります。もし今現在、同程度の建物をどこかの場所に新築すると考えると、坪単価は少なくとも倍の1坪40万円から50万円程度と想定されます。家屋調査等におきましても、まだまだ30年から40年にわたって使用できる物件でありますので、これは適正であると考えられます。

 また、先ほど来出ております本案件の土地についてでありますけれども、約800平方メートル、坪ですと約240坪であります。27年度の地価公示価格では、駅前の坪において坪単価約9万9,800円でありまして、本物件は単価8万5,400円であり、公示価格を下回っておりますので、これも適正であると考えられます。

 鑑定評価額は、もちろん売りたい方と買いたい方、この双方が適正な金額を知りたいときには、国の基準から導き、鑑定を出していただくものであります。

 また、購入目的としましては、高久町長も基本方針において何度も明言されておるとおり、民意をもってまちおこしとするとされております。本物件を購入し、町民の意向を十分に聞き取り、利用目的を明確にしていくことは決して間違っていることではありません。かえって黒田原地区の意見交換が活発になるものと考えられます。

 よって、原案に賛成いたします。



○議長(平山幸宏君) ほかにご意見はありませんか。

 荒木三朗議員。



◆15番(荒木三朗君) 私もいろいろこれまでの議論を聞いていまして、やっぱり町民から見て非常に疑問を感じるところがありまして、本案件に対して反対の立場で討論いたします。

 まず最初に、購入物件に対しまして、全協で説明された資料等がありますが、不十分だというふうに考えています。なぜならば、全員協議会での説明の中で、非常に高額な取得金額にもかかわらず、建物の築年数も表示されない。また、平面図も添付されなかった。言ってみれば、こういう案件に対しては説明が十分されていないというふうに思います。このことは購入か否かにかかわる重要な物件情報であります。

 2点目として、取得価格についてでございますが、償却資産の残債の金額が築年数を考慮して、若干高目の金額は想定はできますが、ここ数年、土地・建物の売買価格は従前に比べて極めて低く、超低金利時代の現状を見て、実情に沿った時価にあることが購入要件として大切なことであります。鑑定士の意見も重要でありますが、全てでないこと、税金投入の観点からも再考の余地があると思います。

 3点目に、先ほど来活用の件で話ありましたが、公有財産としての利用価値について、黒田原商店街の活性化にどれだけ貢献するか不明確であります。交流人口の増加なのか、あるいは商店街の復活なのか、議論の余地が多分にあります。利用目的が曖昧なままでの財産取得がどういう意味を持っているか、原点に帰って考えるべきことで、先行投資という話がございましたが、民間の不動産業者であれば受け入れられますが、行政としてはいわゆるPDCAサイクルが基本であります。活性化に疑問があると感じているところであります。

 4点目として、人口減少化の波は全国的な現象で、那須町だけあるいは黒田原地区だけの問題ではありません。今後の町財政に関しまして、税収見込みの落ち込みや医療、介護費用等の増加を考えてみますと、決して税金の無駄遣いはできません。

 よって、この案件について反対討論といたします。



○議長(平山幸宏君) ほかにご意見はありませんか。

 平山 忠議員。



◆12番(平山忠君) 賛成の立場で討論させていただきます。

 先ほど来、各議員、また執行部のほうから回答等が出ておりますが、黒田原地区の有効利用ということで説明不足だと言っておりますが、私は地元議員としてこれから黒田原活性化のためには必ず必要な場所であると思っております。また、町長は3日の議会のときにも、高いとは思わない。黒田原地区活性化の拠点となり、将来に向けて必要な先行投資だということで、私はもっともだと思っております。

 これから私ども黒田原地区の住民として、昨日も議論をいたしました。もしこちらが購入された場合のことを考え、やはり我々も先を見た会議をしております。ぜひ今回はこの物件を購入していただき、黒田原地域活性化のために、一歩でも二歩でも前へ出ていく必要があると思います。

 また、先ほど齊藤議員からも出ましたが、本日公示価格が下野新聞のほうに掲載されました。土地に関しては、前年からするとマイナス1,000円ぐらいだということで、やはり土地の価格についても妥当性十分だと思っております。

 ですから、ぜひ今回の購入に対しては賛成ということで討論させていただきます。



○議長(平山幸宏君) ほかにご意見はありませんか。

 竹原亞生議員。



◆7番(竹原亞生君) 町有財産の取得について反対の立場から討論します。

 本議案で最大の焦点は、財政健全化をとるか、不動産を購入するかにあります。財政健全化については、先ほども言いましたが、平成22年に高久町長が定めた行財政アクションプランを高久町政6年間で達成できず、今後いかにフォローしていくかが急務であります。まずやることは、今、不急不要の支出を抑えることです。不動産購入については、先行投資ということで、黒田原の活性ができるかどうかもわからない。具体的利用方法も検討されていません。このような事業を認めてよいのでしょか。

 先ほど町長の答弁で、繰り延べから出すから借金はふえないという答弁がありました。平成27年度は、平成26年度に比べ町債、借金は10億円増加しています。だから、この投資をしなければ10億円から7,000万円少なくなる。将来に借金を残す。将来に負担をかける、そういうことは避けるべきではないでしょうか。私たち議員は、町民の方の負託を受けて議場に立っています。今、議会の真価が問われています。将来を担う那須高生も見ております。議員の皆さんが町のために財政健全化と不動産購入のどちらが大切かを考え、正しい判断をすることを信じて、反対の討論といたします。



○議長(平山幸宏君) ほかにご意見はありませんか。

          〔「なし」と言う者あり〕



○議長(平山幸宏君) ほかにご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。

 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

          〔起立多数〕



○議長(平山幸宏君) 起立多数であります。

 よって、議案第44号 町有財産の取得については、原案のとおり可決されました。

                                           



△町長挨拶



○議長(平山幸宏君) 以上をもって本会議に付議されました案件の審議は全部終了いたしました。

 各位のご協力により、提出された全議案が全て議了いたしましたので、今期定例会は本日をもって終了いたします。

 町長、挨拶願います。

 町長。

          〔町長 高久 勝君登壇〕



◎町長(高久勝君) 平成28年第1回那須町議会定例会の終了に当たりまして、一言ご挨拶並びに御礼を申し上げさせていただきます。

 本議会に提案申し上げました全議案につきましては、慎重にご審議を賜り、全て原案のとおりご決定をいただきましたことに衷心より感謝を申し上げるところであります。

 また、総括質疑や一般質問、そして予算審査特別委員会におきましては、町政の各分野におきまして多数のご質問やご提案をいただきましたが、いずれも厳正かつ真摯に受けとめ、現状並びに課題の所在を十分に認識した上で、町政発展のため努めてまいる所存でございます。

 さらには、ご決定いただきました平成28年度予算に基づき、インバウンド、道の駅を核とした観光誘客の促進や人口減少問題を克服するための定住対策、子育て支援、教育環境の充実等を着実に実施するとともに、第7次那須町振興計画や、まち・ひと・しごと創生那須町総合戦略等各種計画に基づき、さらなる那須町の振興、発展に努めてまいりたいというふうに考えているところであります。

 平成27年度も残すところ8日余りということになりましたが、年度末に朗報が届きました。平成27年度の国の補正予算の加速化交付金につきましては、単独申請と共同申請、2つを那須町で行っておりましたけれども、満額とはなりませんでしたけれども、両方とも採択になりまして、約6,800万、これが交付金として交付されることが決定されたということになりました。この国の補正予算につきましては、那須町版CCRC、そしてインバウンドの誘致というようなことでも補正予算が認められたというようなことになりまして、大変那須町のこういった提案というものは、今注目をされているということでございますので、こういった姿勢で28年度も取り組んでまいりたいというふうに考えているところであります。

 結びになりますが、那須町議会のますますの発展をご祈念申し上げますとともに、議員各位の今後のますますのご活躍と町政への力強いご支援とご協力をお願い申し上げまして、閉会の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。

                                           



△閉会の宣告



○議長(平山幸宏君) これをもって平成28第1回那須町議会定例会を閉会いたします。

 ご苦労さまでした。

                                (閉会 午前11時14分)