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栃木県 那須町

平成28年  3月 定例会(第1回) 03月04日−総括質疑−02号




平成28年  3月 定例会(第1回) − 03月04日−総括質疑−02号







平成28年  3月 定例会(第1回)





          平成28年第1回那須町議会定例会議事日程(第2号)

          平成28年3月4日(金曜日) 午前10時開議

日程第1 総括質疑(施政方針:町政運営並びに予算編成の基本方針)
日程第2 予算審査特別委員会審査付託について

〇出席議員(16名)
     1番  茅 野   健 君       2番  薄 井 博 光 君
     3番  高 久 淳 平 君       4番  室 井 ? 男 君
     5番  池 澤 昇 秋 君       6番  ? 久 一 伸 君
     7番  竹 原 亞 生 君       8番  小 野 曜 子 君
     9番  大 島 光 行 君      10番  齊 藤 隆 則 君
    11番  松 中 キミエ 君      12番  平 山   忠 君
    13番  三 上 公 博 君      14番  大 森 政 美 君
    15番  荒 木 三 朗 君      16番  平 山 幸 宏 君

〇欠席議員(なし)
                                           
〇地方自治法第121条第1項により説明のため出席した者の職氏名
         町     長      高  久     勝  君
         副  町  長      山  田  正  美  君
         教  育  長      平 久 井  好  一  君
         総 務 課 長      平  山  公  一  君
         税 務 課 長      伊  藤  晴  康  君
         企 画 財政課長      常  盤  隆  道  君

         会 計 管理者兼      大  島  美 智 子  君
         会 計 課 長

         住 民 生活課長      岩  瀬  孝  男  君
         保 健 福祉課長      ?  久  秀  樹  君
         こども未来課長      渡  邉  登 志 雄  君
         環 境 課 長      佐  藤  英  樹  君
         学 校 教育課長      益  子  英  夫  君
         生 涯 学習課長      池  澤  幸  雄  君
         観 光 商工課長      大  沼  和  彦  君

         ふ る さと定住      米  山  新  治  君
         課     長

         建 設 課 長      山  田  浩  二  君

         農林振興課長兼      高  内     章  君
         農 業 委 員 会
         事 務 局 長

         上 下 水道課長      矢  村  浩  一  君
         監 査 委 員      ?  藤  昭  夫  君
                                           
〇職務のため出席した事務局職員
         事 務 局 長      高  宮  悦  郎
         書     記      鈴  木  栄  一
         書     記      薄  井  宏  美



                                           



△開議の宣告



○議長(平山幸宏君) 皆さん、おはようございます。ただいまの出席議員は16名で、定足数に達しております。

 よって、本日の会議を開きます。

                                (開議 午前10時00分)

                                           



△議事日程の報告



○議長(平山幸宏君) 本日の議事日程は、配布議事日程のとおり運営していきたいと思いますので、ご承認の上、ご協力をお願いいたします。

                                           



△総括質疑(施政方針:町政運営並びに予算編成の基本方針)



○議長(平山幸宏君) 日程第1、総括質疑に入ります。

 総括質疑は、町政運営の基本方針並びに予算編成の基本方針といたします。

 最初に、町政運営の基本方針に対する質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

 荒木三朗議員。



◆15番(荒木三朗君) 1番バッターで質問をしたいというふうに思います。

 まず、6ページの農業公社の設立について進めているということで、きのうですかの説明では、29年度の4月をめどにということでございますが、その間情報収集とか、いろいろあると思います。そういう中で、公社において農地の集積を推進あるいは遊休農地の利活用ということで、あるいは担い手の育成等々農業関係に関する重要な公社の業務内容といいますか、そういうところに取り組むということでございますが、この件について、今の現在の考えについてまずお伺いしたいと思います。



○議長(平山幸宏君) 町長。



◎町長(高久勝君) ただいまの荒木議員の農業公社についてのご質問にお答えをしたいというふうに思っております。

 今、議員ご指摘のように、29年4月を目途といたしまして、那須町でもようやく農業公社、これを設立する動きとなってまいりました。この背景というのは、もうもともとこれまで、これ以前にこの農業公社の設立というものは望まれておりました。と申しますのは、大変農業が厳しくなってきております。その背景といたしましては、農業の従事者が高齢化している、担い手が少なくなっている、農業後継者が不足している、こういったことで農地が年々荒廃していく、またこれから厳しいコスト戦争の中で、農業が存続していくためには、コスト削減を図らなければならない。そういったためには、農地の集積、こういったものが必要だろうということは前々から言われておりました。

 それを円滑に行うために、今、農業委員会や農協等で行っている、そういった事務を一括化して、農家にとりましても、申請しやすいような、そういった組織をつくろうということで始めたものでございまして、今後の那須町の農業を見据えての今回の動きということでご理解いただきたいというふうに思っております。



○議長(平山幸宏君) 荒木三朗議員。



◆15番(荒木三朗君) まだ今の段階では、なかなか具体的な事業を説明するというわけにはいかないでしょうが、ほかの既に農業公社が設立されているほかの自治体等ありまして、そういう中で特に兵庫県のある市では、遊休農地の特区を活用して、かなり農地転用のこととか、いろんな事業の展開をできるという、そういう特区申請によってしているところがありますし、今後TPPの関係で町長お話しされましたように、農業は非常に危機的な状況になるという中で、やはり環境の問題とか、それから含めて食料の自給率等もありますが、そういう中で農業の一つの考え方として、6次産業化がぜひ必要であろうというふうに思います。

 そういう中で、例を挙げますと、例えば6次産業化の加工場を一括して農業公社でやるとか、それから学校給食の野菜あるいは米の一括納入とか、それから観光事業との連携して体験農場とか、研修農場をつくるとか、そういうのをやはり1人、一戸一戸の家庭ではできないところをやっぱり組織的に動くということが大事だというふうに思います。

 そういう点で、農業公社が早期に活動できることを期待しているわけですが、改めてそれ以外の、今、町長がお話しされた内容以外に、もう少し事業として取り組みたいものがあればお願いしたいと思います。



○議長(平山幸宏君) 町長。



◎町長(高久勝君) 今、荒木議員から全国的に先進事例というようなことでご紹介がございました特区などを利用して、いろいろなさまざまな取り組みをしている。また、例えば農産物の加工場であるとか、学校給食の一元集配であるとか、そういったことを行ってはどうだというようなご提案でございまして、行く行くはそういったことも視野にこの公社というものを考えていきたいというふうに思っております。

 かつてから私の公約の一つでありました物流システム、農産物の物流システムの一本化ということでやっておりますけれども、これもこの公社でやっていきたいというふうに思っております。ただ、今、農業を取り巻く環境というのは、本当に現場では大変厳しい状況に追いやられております。特に中山間地はその傾向が強いというようなことで、実は過日この那須町で関東中山間の総会が開かれまして、その中で東京農大の大学の教授に来ていただきまして、「那須町の将来像」という講演をしていただきました。そのときに、今の農業従事者は20年後にはもう皆さんリタイアするわけですから、そのときに農業後継者がいるかどうかというようなことで計算していきますと、那須町の20年後の農業後継者は酪農家を除いて39人しかいないというようなことの試算が出ました。こういうことで、今本当に危機的な状況、しかも今この農地が分散化している。他市町にも流れているというようなことを考えますと、今、那須町の農業を守るためには公社による一元管理、これが必要ではないかというふうに思っておりまして設立をしたところでありまして、そのほかにつきましては、順次取り組んでまいりたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(平山幸宏君) ほかに質疑はありませんか。

 大島光行議員。



◆9番(大島光行君) 町政運営の基本方針でお尋ねをいたします。

 施政方針、このたび5点の骨格で構成をされております。

 まず1点ということで、定住対策、これらを順位として上位として1点目に挙げられたのかなとすれば、これを右足に例えれば、やはり那須町が今、喫緊の課題である将来人口減少に向けては、この後に来る4点目の子育て支援、これを左足、1が定住対策、2番目の順位が子育て支援という、こういうふうな骨格のスタンスが私としては望ましかったのかなというふうに考えるところでありますが、内容についてお尋ねをさせていただきたいというふうに思います。

 特に若者の定住、さらには転入を促進するために、グリーンハイツ田中、今回戸建て住宅を建設をしていくと、また募集もしていきたいと、こういう考えが盛り込まれております。今後の中で需要が仮にあった場合、単年度で終わるのか、継続的なことを考えているのか、お尋ね、まず1点をさせていただきます。

 さらに、子育て支援、4点目の子育て支援の充実ということで、特に現状若い世代がこの那須町を見た場合に、その捉える視点によっては、自然は大変いいな。子育て支援環境についてはいまいちだねなどなどあろうかと思います。

 そうした中で、やっぱり選ばれるまちづくりをモットーにするわけでありますが、この中でも子育て支援の若者を対象に、雇用の機会を創出していきたいと、このように述べておられます。1つとしては考えられるのは、小規模企業または事業者等が考えられてくると思いますが、その辺どのようにお考えか、2点お尋ねをいたします。



○議長(平山幸宏君) 町長。



◎町長(高久勝君) ただいまの大島議員のご質問にお答えをしたいというふうに思っております。

 町政運営の5つの基本の中で、1番目が定住対策、4番目がこの子育て支援、むしろそれが1番、2番目に来るべきだろうというようなご指摘でございまして、順序が言われればそのとおりだというふうに思っておりまして、気持ちの中ではこの2つのことがやはり軸足としてこれからしっかりと町政を見詰めていきたいというふうに思っているところであります。

 那須町の財政も限界がございます。ですから、こういったものにやはり軸足を置くということになれば、ほかのところから少し皆さんに我慢をしていただいて、「選択と集中」ということで、これからはそういう予算配分も必要だろうというふうに思っておりまして、そのためにもこの2つの定住対策と子育て支援、このことに軸足を置いて今後ともやっていきたいというふうに思っております。

 また、グリーンハイツ田中に町が戸建て住宅を建てて若者を対象とした住居の提供をするということですけれども、これは前々からやりたかったことですけれども、一部事業の外部評価、こういったことを行った結果、なかなか町でやることにはふさわしくないだろうというような指摘がありまして、数年見合わせてまいりました。しかし、ここに来てはそうも言っていられませんので、思い切って今回、どれぐらいやれるかどうかわかりませんけれども、一歩踏み出したところでありまして、これは単年度で終わらせるつもりはございません。好評であれば数年続けていきたいというふうに思っております。

 といいますのは、実はあたごハイツございますけれども、これまでなかなかエレベーターもないし、少し古くなっているというようなことで入居率が悪いということですけれども、ことし一気に価格を下げました。それによりまして、今の入居率97%、1室しか余っていないというようなことを聞いておりまして、そういったことをすれば若者もこちらに住んでくれるのかなというふうに思っておりまして、そんなことでも継続的にやってまいりたいというふうに思っております。

 また、若者に雇用の機会を与えるというようなことですけれども、決して那須町は雇用の場所が少ない場所ではないというふうに思っております。大きな工場こそありませんが、雇用の機会はあるというふうに思っております。一例を申し上げますと、那須町から那須塩原に通勤に出ている方は、一つの数字、詳しいことはあれですけれども、2,500人程度、しかし那須塩原から那須町に来ている人は3,700人もいるということですから、それなりの雇用は那須町にはあるのだということでありますので、そういったことで、それを今後ともさらに進めてまいりたいというふうに思っております。

 ただ、もっと魅力ある町にするために、全国各地でいろいろ取り組みがなされておりますけれども、那須町で起業をする、仕事を起こす人、起業家に対しまして支援をする自治体がありますので、そういった制度を取り入れて、那須町で起業、それを起こすような若者、そういったことを受け入れるものを今後検討してまいりたいなというふうに思っております。

 以上です。



○議長(平山幸宏君) ほかに質疑はありませんか。

 小野曜子議員。



◆8番(小野曜子君) 町政運営の基本方針について、特に原発問題、放射能除染などについてお尋ねします。

 所信では、町長から我が国の政治経済、それに関連して、我が町の今後の進む方向について述べられました。安倍政権の暴走とも言える政治のもとで、町民の暮らしも非常に厳しくなり、暗い影が落とされています。少子高齢化を食いとめ、若い世代や移住者に魅力のあるまちづくりが今ほど求められているときはありません。

 こうした中で特に指摘しなくてはならないのは、未来に希望の持てる那須町にしていくために重要なこととして、福島第一原発事故以来の放射能汚染の除染の徹底と健康問題への政策、対策であると思います。今ある課題に正面から向き合い、放射能の除染や子供たちの健康問題のきちんとした検査などを進めることが求められているのではないでしょうか。町長の見解をお示しください。

 また、あの未曽有の原発事故から5年目、事故から真に学ぶなら、原発のない社会に向け力を尽くしていくことではないでしょうか。福島原発の汚染水はとまらず、凍土壁も効果が上がらない。事故の被害はいまだに拡大し続けていると言えます。安倍政権は、原発再稼働路線をひた走っています。そうした中で福井県の高浜原発が事故でストップする。原発再稼働という政府の姿勢に町民の不安と憤りの声が上がっています。福島原発事故の5年後の今の現状、原発再稼働を進める安倍政権、原発再稼働、この問題に対する町民の不安と怒り、こうしたことに対する町長の見解をお尋ねします。



○議長(平山幸宏君) 町長。



◎町長(高久勝君) 今、小野議員から放射能の対策についてのご質問ございましたので、お答えをしたいというふうに思います。

 今後の放射能対策に対する見解ということですけれども、振り返ってみますと、5年前に福島原発の事故によりまして、日本人として初めて経験する放射能の汚染ということにこの那須町も残念ながら襲われてしまったということになりました。当初は原発から90キロ以上も離れておりましたので、那須町はさほど影響はないだろうというように思っておりました。ところが、あの東日本大震災、そして福島原発の事故以降、だんだん、だんだんそういった実態が明らかになるにつれて、この那須町は決してそんな侮れない地域だなというふうに思っておりました。そのことから、私はこれまで果敢に放射能対策はこの県内切って先頭に立ってやってきたつもりであります。それが功を奏して今日に至っているというふうに思っております。

 放射能除染につきましては、残念ながらいろいろ私も環境省に申し入れを行ってまいりました。それは福島と同じ高線量メニューで住宅除染は行ってほしいということでやってきたわけですけれども、残念ながらこれも最後まで受け入れられなかったということでございました。しかし、それを苦渋の選択といたしまして、那須町独自の低減化施策というようなことを行ってまいりましたけれども、これがだんだん環境省、また総務省のほうから認められることによりまして、震災復興特別交付金ということで認められるようになったということで現在進めているところでありまして、ことし、28年度、1年ぐらい経過すればおよそ鎮静化するのではないかなというふうに思っております。

 今、放射能対策に対する見解というようなお尋ねでございましたけれども、今までやってきたことの積み重ねで、今、町民の皆さんの放射能に対する考え方といいますか、そういったものは大変冷静になってきているというふうに思っておりますし、また行動その他のことも落ちついた町民感情になっているということになっておりますので、私としては那須町の地場産業、そういったことの振興も一方にはありますので、このままの形で放射能対策は進めてまいりたい。それで十分子供たちの健康、町民の健康は保てるものというふうに思っております。

 また、もう一方、原発のない社会を目指すための動きをすべきではないかというようなお尋ねでございますけれども、何度か申し上げているとおり、私は全国で組織いたします「脱原発をめざす首長会議」、ここに所属しておりまして、折に触れて総会等を通じまして、政府に申し入れを連名でしております。そういったことが将来的に原発が縮小して、脱原発につながる動きだろうというふうに思っておりまして、この動きは今後とも続けてまいりたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(平山幸宏君) ほかに質疑はありませんか。

 三上公博議員。



◆13番(三上公博君) 7ページの観光業の強化という点でちょっとお伺いしたいと思います。

 逆に言うと、那須町の観光の弱点というか、私なりに思うのは、やはりインバウンドと修学旅行生、また大学のゼミ合宿とか、学生の団体旅行というのが今まではちょっと弱かったのではないかと思います。これで、今までインバウンドに関しては、一般質問でも申し上げていたように、ゼロに近い団体客とかがいたということで、この修学旅行生とインバウンドのお客様をどのように集客し、ふやしていくか、これをまず1点お伺いをいたします。

 それと、ここにあるように近隣市町との連携というふうにありますけれども、福島空港、茨城空港と2つの空港、あと高速道路、新幹線、アクセスとしては那須町は非常に便利だというふうに思います。2つの空港も使って、このアクセスのいい那須町を利用しながら、他市町村との連携ということで、この2点をお伺いしたいと思います。



○議長(平山幸宏君) 町長。



◎町長(高久勝君) 三上議員の観光に関する質問についてお答えをしたいというふうに思います。

 今、日本の観光客は本当に訪日外国人旅行客ですか、インバウンドがもう大変な勢いでふえているということで、毎日テレビをにぎわせているところであります。平成27年のインバウンドの数が2,000万人に達するだろうというふうに言われておりまして、それにあやかった地域は大変な好景気であるということを言われておりまして、大変うらやましい限りであります。

 一方、那須町は観光地ということでありますけれども、例えばそのインバウンドの方々が移動するゴールデンルート、そういったところから少し外れているというようなこともありまして、なかなかこの栃木県、まして那須町、この方面には足を向けてくれないということで、残念な思いをしているところであります。これまで那須町はいろいろな過去に経緯がございまして、外国人旅行客に対する抵抗もあったようですけれども、ここ外国人のその旅行客のマナーもよくなってきたということで、那須町のそういった宿泊業関係の人たちが真剣にインバウンドの受け入れ体制、これを考え始めたということで、そういった協議会をつくって、本当に年に何回も外国にキャンペーンに行っているということでありますので、ぜひそういった那須町の観光関係者が一丸となって、その外国にキャンペーンを張るとか、また誘客の促進のためのいろいろなイベントを打つと、そういったことによって少しでもそういった那須町というものの知名度を上げて、こちらにインバウンドの皆さんに来ていただくような方策を行政とともにとっていきたいなというふうに思っております。

 幸いなことに、いろいろなニュース等を聞いておりますと、これまで外国人の旅行客は日本の有名なところばかり求めて歩いていたものが、一巡してきたために、今後はそういったところでないところに目を向けてということですから、今後は那須町にも多くの方が来ていただけるチャンスが来たというふうに思っておりますので、ぜひ観光協会、そしてそういった観光関係者、こういった方々と力を合わせてこのインバウンドの推進を図っていきたいというふうに思っております。

 それと、教育旅行等については、残念ながらほとんど那須町には受け入れが実績がないということで、現在も1つの女子学園ですか、それがやってきていただいているだけだということで、これもやっぱり行政が先頭に立つよりは、むしろその観光の宿泊関係者の方が積極的に営業するということのほうが成功につながるのではないかというふうに思っておりまして、そういった意味で、そういった宿泊関係者の皆さんとこれからはもう少し情報を交換しながら進めてまいりたいというふうに思っております。

 それと、やはり圏央道ができたり、また茨城空港ですか、そういったものができて、栃木県のアクセス、これが大変よくなったというふうに聞いておりまして、その交通量の動きなどを見ても、北関東がこれから大いに期待される状況が生まれているということでございますので、そのためには那須だけでそういう受け入れ体制をつくっても恐らく魅力のある商品というものはできないというふうに思っておりますので、県北はもちろんですけれども、県北、ひいては北関東、そういったところで連携をして、新しい魅力発信、こういったことを摸索していく必要があるのだろうということで、そういった動きを強めてまいりたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(平山幸宏君) ほかに質疑はありませんか。

 竹原亞生議員。



◆7番(竹原亞生君) 基本方針で、昨年の施政方針の中にも5つあったのですけれども、高齢者対策というのは含まれておりませんでした。それで、ことしは期待していたのですけれども、ことしも基本政策の中には含まれていないと。町民の方は町長の施政方針の中に高齢者対策は含まれていない。要は弱者を支える施策は軽視されているのではないかと非常に不満に感じているという声を聞いております。

 那須町は高齢者がふえ、重要な課題になっています。特に28年度は介護保険制度の改定により、新たに地域包括ケアシステム体制を整備することになっている特別な年であります。その中で制度の改定を含め、高齢者対策にどのように取り組んでいくのかお尋ねします。



○議長(平山幸宏君) 町長。



◎町長(高久勝君) 竹原議員のご質問にお答えをしたいと思います。

 施政方針の5つの中に、高齢者対策という言葉がないから、それについてのお尋ねでございますけれども、文言としては高齢者対策というのが抜けているかと思いますけれども、5つの基本の中に全てを盛り込むというのは、なかなか難しいということで、やはり例えばほかの見方からすれば抜けている文言もあろうかと思いまして、その中に高齢者対策が仮にあったにしても、決してその高齢者の方々のいろいろな対策を怠るというようなつもりではございません。

 と申しますのは、今、竹原議員ご指摘がありましたように、高齢者対策の一環といたしまして、介護保険事業というものがありますけれども、これは平成16年に6億で始まりました。それが28年度の予算24億4,000万ということで、もう4倍以上になっている。そういったものにきちんと対応しているということをやっておりますし、また介護施設もついこの間、介護施設を回ってまいりましたけれども、待機者が随分減ってきたということで、そういった施設入所希望者の方々も以前ほどは待たなくて入所できるというような体制も整えているということですし、また見守りネットワークというようなことで、いろいろな業者の方々と連携をしながら、日ごろの独居の世帯であるとか、そういった方々の安全見守り、こういったことも進めていきたい。もちろん敬老祝金、こういったことも継続してやっていく。そして、28年度からは現金化して配布するというようなことも含めまして、決してその高齢者のことをないがしろにしているつもりはございませんので、ご理解いただきたいというふうに思っております。



○議長(平山幸宏君) ほかに質疑はありませんか。

 竹原亞生議員。



◆7番(竹原亞生君) 再質問させていただきます。

 高齢者対策に取り組んでいるというお答えですけれども、29年度から新しい介護保険法改正のもと、新しい体制になることになっています。そのための準備を今年度しなければいけないのですが、その地域包括ケアシステム体制を整備することについてどのように進めていくのかお答え願います。



○議長(平山幸宏君) 町長。



◎町長(高久勝君) ただいまの竹原議員の質問にお答えさせていただきます。

 議員ご指摘のように、平成29年度から那須町が独自に地域ケアシステムというものをつくっていかなければならないというものは十分承知しておりまして、今それに向けて着々と準備を進めているところであります。

 これまで地域包括ケアセンター、これは嘱託の職員というようなことで運営をしていたわけですけれども、今後はやはり今後の那須町の独自のその地域包括ケアシステムをつくらなければならないということで、町職員をそこに配置をして、十分な対応をしていきたいというふうに思っておりますし、またこのシステムを構築するための新たな係、これをつくりまして、29年4月に滞りのないようなスタートを切りたいということで今進めておりますので、ご理解いただきたいというふうに思います。



○議長(平山幸宏君) ほかに質疑はありませんか。

 茅野 健議員。



◆1番(茅野健君) 改めまして、おはようございます。昨日、町長から本年度の施政方針をお聞かせいただきました。さらに、第7次那須町振興計画も議決されたところであります。いわば町民の方たちが進むべき道が示されたと言っても過言ではないと思われます。これらの町長や執行部の方々を初めとする多くの関係者の思いをいかに一人でも多くの町民の方々に共有していくかが今後10年の大きな課題だと思われます。

 ある例として、島根県海士町という小さな島では、町長の施政方針や振興計画を絵本仕立てにして島民と共有しているというような例もございます。リーダーの思いを共有することにより、みんなが同じ方向へ目を向け、同じ歩みをしていくということが大事になってくるかと思います。ここで、施政方針や振興計画をより広く町民の方々へ伝えていくのか、どのようにお考えになっているのかお聞かせいただきたいと思います。



○議長(平山幸宏君) 町長。



◎町長(高久勝君) 今、茅野議員からご指摘をいただきました施政方針や予算編成の基本方針、こういったことを冊子にして配ってはどうかというようなご提案でございました。私どもこれまで正直申し上げまして、施政方針等は皆様方にお示しし、また例えば「広報那須」やホームページ等でお知らせすればいいかということでとどまっておりましたけれども、今ご指摘のように、冊子にして町民に1世帯に配るというような発想がございませんでした。こういったことによりまして、町民の方が広く町の考え方、これを把握できるとすれば、そういったことも一つの手段ではないかなというふうに思いまして、検討してまいりたいというふうに思っております。

 ただ、今一つの例といたしまして挙げましたその海士町でありますとか、また山陰あたりの自治体は、先ほど申し上げました例えば起業をするための補助金制度、そういったことも含めたり、また若者がIターンで定住する町として上位にあるのは山陰の町であるというようなこともありまして、人口も少ない山陰は、それこそ本当に必死の思いでやることによって、そういった一体感ある、そしてまた魅力ある、そういう自治体に創出しているということを考えますと、大いに検討する余地があるのではないかというふうに思っておりまして、検討させていただきたいというふうに思っております。



○議長(平山幸宏君) ほかに質疑はありませんか。

 大島光行議員。



◆9番(大島光行君) 町長就任して2期目、折り返しだと。これらを別な言い方をすれば、脂の乗った時期と、このようにも理解されるところであります。

 そこで、今年度はインバウンド事業関係でトップセールスが実施されておりますが、新年度についてトップセールスをどのように予定されているかお尋ねいたします。



○議長(平山幸宏君) 町長。



◎町長(高久勝君) ただいまの大島議員のインバウンドに対するトップセールスのあり方等についてのご質問にお答えをしたいというふうに思っております。

 昨年、私も初めてインバウンドを売り込むためにトップセールスということで、8月に台湾に行ってまいりました。それで感じたことは、まず1つは台湾まで行くと那須というのは全く無名であるということに驚きました。日本全国歩いておりますと、御用邸の那須というと、ほとんどの方が納得してくれるということで自信を持っておりましたけれども、台湾に行くと、那須というのは大げさに言うと、観光関係者、旅行代理店でも知らない人がいるというようなことで驚きを隠せませんでした。そういったことで、やはり那須を広くPRするということが必要なのだろうというふうに思っております。

 それともう一つ、行って感じたことは、やはり担当の職員が行くのと首長が行くのでは全くインパクトが違うというものもわかりました。そして、今回も皆様方にご理解をいただいて、台湾に限っての旅行客に対して補助金をつけるというような制度をつくりましたけれども、あれも現地でトップ診断というようなことで、それの状況に応じて判断できるということなども含めますと、トップセールスの有効性というのは今回十分承知いたしましたので、28年度におきましても、時間と財政的な調整がつけば、ぜひ行って那須町のPRしてまいりたいというふうに思っています。

 以上です。



○議長(平山幸宏君) ほかに質疑はありませんか。

 大島光行議員。



◆9番(大島光行君) 再質問させていただきます。

 観光事業については、トップセールスを予定したいということですが、観光事業以外、ここも那須ブランド品ということで、農畜産物等推進、振興を図っているところであります。私が申し上げることなく、栃木県知事については、いろんな場面でトップセールスをし、栃木県の知名度アップを図っているところであります。

 つきましては、那須町においてもそういったことに取り組んでいただけることが、また農林業振興の中でも、那須町の存在価値をアピールするにしても、いろんな意味で効果が期待されるのではないかというふうに思いますが、再度お尋ねします。



○議長(平山幸宏君) 町長。



◎町長(高久勝君) 今、大島議員からご指摘のとおりだろうというふうに思っておりました。先ほど言葉足らずに、農産物等のPRということについて言及するのを言い足りませんでしたけれども、もちろん外国にトップセールスを行った際には、やはり那須町の魅力、それを総合的にアピールしてくるということが目的でございますので、農産物等の那須町の特産品、こういったものも広くPRをしていきたいというふうに思っております。

 ただ、私思うのですけれども、農産物に関してトップセールスというか、外国にPRをしてくるということであれば、那須町だけではなくて、なすの農業管内というぐらいの大きな気持ちで行かないと、向こうは恐らく例えば量的なことも含めて魅力に乏しいのかなというふうに思っておりまして、そういった際には、なすの農協の関係者とか、近隣市町の首長と力を合わせて、そういったことを実現してまいりたいというふうに思っております。



○議長(平山幸宏君) ほかに質疑はありませんか。

 荒木三朗議員。



◆15番(荒木三朗君) 定住対策に関してお伺いしたいと思います。

 高齢者の移住施策について協議検討ということで、那須町版のCCRC構想ということで、今後、今は調査の段階であろうと思いますが、石破大臣も当町に来て、都市部の高齢者の受け皿として、まだ元気なうちに地方へ行って、豊かな老後生活、すなわち動ける間は地元住民とのコミュニケーションをとりながら、またボランティア活動を積極的にしようとする老後の生活設計を手助けするというのがCCRCの考え方だというふうに思います。

 町として、大体どれぐらいな規模でまた受け入れ体制の充実を図ろうとしているのか。この件につきましては、町が動くということではなしに、ある事業体としてやるというふうに思いますが、なかなかこういうコアな計画というのは、地元住民との関連にどのような接点があるか非常に疑問とするところであります。その中で、どういうところが開発視点になるのか、あるいは別荘の地帯を一つのCCRC構想の中に組み込んで、そしてそこでのいわゆるCCRCの構想に即した体制づくりができるのか、その辺もちょっと今考える必要があると思います。

 さらに、その後、5年とか10年、20年先のことを考えると、高齢者の定住者がいるということで、介護保険料の負担あるいは後期高齢者の医療の問題、それからその地域の外出支援とか、いろいろ高齢者対策あると思いますが、こういうような中で、少し長いスパンで見て、この対策についてのどういうような考え方で描いているのかお伺いしたいというふうに思います。



○議長(平山幸宏君) 町長。



◎町長(高久勝君) 荒木三朗議員の那須町版CCRC構想についてのお尋ねにお答えをしたいというふうに思っております。

 今回、那須町は今、政府も注目しております日本版CCRCというのですか、そういったものを積極的に受け入れようということで、基本構想等に掲げてこれを推進しようということにいたしました。これまで那須町はおかげさまで別荘地ということで、多くの方々に那須町に移住していただいている、そういう地域でありまして、交流人口を受け入れるという体制はできていたというふうに思っております。

 その中で、ここに来て少し弊害が出てまいりました。と申しますのは、やはり先ほど高齢者の見守りとか、安全・安心の確保というようなご指摘もいただきましたけれども、ここに那須町に住んでいる方々が高齢になられると、その人たちの安全を確保する。また、それを把握するということは大変困難になってくるということになりました。その中で、このCCRCというのは、サービスつき高齢者住宅ですか、ですからサ高住ですから、そういった意味では、高齢になってもそういった安全であるとか、そういったものの情報、こういったものがきちんと把握できるということで、今後例えば10年後、20年後を見たときに、大変すぐれたシステムであろうというふうに思っておりまして、そういった意味で、これまでの弊害をなくすことができるのだろうというふうに思っております。

 那須町の受け入れる体制、規模でございますけれども、新聞に出ましたように、今回CCRC、全国的にアンケートをとったところ、全国で3,500人程度受け入れると、28自治体でしたか、ちょっと自治体数は忘れましたけれども、3,500人を受け入れるという中にあって、那須町と山梨県の巨摩郡のどこだったかは一気に1,000人を受け入れるということですから、突出している数ということですけれども、これは一気に1,000人が行くというわけではありません。ただ、一つ一つそういった事例が優良で、それが定着してくれれば、最終的には1,000人程度を受け入れていきたいというふうに思って掲げたものでございます。もちろん地元の医療関係者であるとか、いろいろなところの連携が必要だというのは十分承知しておりますけれども、高齢者になりましても、かつての高齢者と今の高齢者は全然違うということで、65歳、70歳でもまだまだ活力ある、そして活動的な方が多いということですから、そういった方が那須町に移住していただければ、地域経済に与える影響というものは決してマイナスはないというふうに思っておりますので、そういった意味も含めてこれからもこのCCRC、地域の地元にある施設関係者との協議、また検討委員会、そういったものを交えながら慎重に進めてまいりたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(平山幸宏君) ほかに質疑はありませんか。

 竹原亞生議員。



◆7番(竹原亞生君) 7番。7ページに観光業の強化について述べられていますけれども、那須高原友愛の森の施設整備に向けた計画策定を進めていると。現在のところまだ計画案というのが示されていないわけなのですが、現時点での基本構想がどうなっているのか。それから、この計画案をいつごろ開示し、どのような手続により最終案を決めていくのかお尋ねいたします。



○議長(平山幸宏君) 町長。



◎町長(高久勝君) 竹原議員の友愛の森に関する今後の動きについてのご質問にお答えをしたいというふうに思っております。

 友愛の森の再整備につきましては、早い時期から再整備をするということで皆様方にご提示を申し上げてまいりました。その一環といたしまして、隣接する土地の取得、これをすることによって、さらに充実した機能を持つ道の駅にしたいということで進めてきたわけであります。本来ですと、もう既に議員の皆様方や町民に基本計画、もっと進めば詳細設計等をお示しする時期ではあるわけですが、なかなかいろいろな意味で、少し難航しておりまして、現在皆様方にまだ基本設計もお示しできないという状況にあります。ただ、ここに来まして、かなりそのこれまでのいろいろ難航していたものが整理がつきまして、一歩進んできた地点まで来たということでございますので、近々議員の皆様方にもそういった基本設計等はお示しできるかなというふうに思っております。そんな中で、この友愛の森を進めていきたいというふうに思っております。

 いずれにいたしましても、この友愛の森は、重点「道の駅」にも選ばれたということ、またあれだけの観光の中心地に広大な土地を持つ敷地もできたということでございますから、那須町の観光の拠点、ここに寄ることによって周遊性ができて、他の施設、他の観光施設、そういったところにもいい影響が出る、そういう道の駅をつくってまいりたい。それが新たなその観光客を創造する一つだというふうに信じておりますので、そういった意味で、できるだけ早くそういった基本構想等をお示しできるように努力してまいりたいというふうに思っております。



○議長(平山幸宏君) ほかに質疑はありませんか。

 平山 忠議員。



◆12番(平山忠君) 13ページなのですけれども、先ほど……

          〔何事か言う者あり〕



◆12番(平山忠君) 失礼しました。ページは済みません。先ほど竹原議員のほうからも介護の高齢者対策について質問がございましたが、そこで町長は今、那須町の職員を配置するということを答弁されたと思います。これらにつきましては、私も携わった人間として持っておりますが、今後この職員に対して資格を持っている、福祉、介護資格、例を言えばヘルパー2級とか、3級とか、そういう資格を持った職員を配置するのか、また現場教育、やはり介護は何事も現場が大切です。ですから、ペーパーでやるような介護というのは、なかなか現場ではできません。それを考えると、やはり現場の教育、実地教育とか、そういうことも必要だと思いますが、その点についてはどうお考えかお伺いいたします。



○議長(平山幸宏君) 町長。



◎町長(高久勝君) 平山 忠議員の質問にお答えをしたいというふうに思っております。

 どの部署でもそうですけれども、いかに職員が現場を把握しているかというのが大変重要になってくるかというふうに思っております。その中で、介護という現場ほど現場を知るかどうかということが大きくその介護を理解する上でも、また推進する上でも必要なことかというのは、いろいろなところから耳にしているところでありまして、そういった意味で職員教育というのは必要だろうというふうに思っております。現在のところ、今回配置する職員につきましては、資格は取得しておりませんけれども、今後そういった資格を取得できるかどうか、それも検討してまいりたいというふうに思っておりますし、またそういった介護に携わる人間に定期的に現場を見てもらって、そういったものを実体験する。そういったことによりまして、現場の皆さんとの課題を共有できると、そんな体制も今後検討してまいりたいというふうに思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。



○議長(平山幸宏君) ほかに質疑はありませんか。

          〔「なし」と言う者あり〕



○議長(平山幸宏君) ほかに質疑はないものと認め、これで町政運営の基本方針についての総括質疑を終わります。

 次に、予算編成の基本方針に対する質疑に入ります。

 質疑は、基本的な考え方とし、全予算議案を一括して行い、詳細な説明は除くことといたします。

 質疑はありませんか。

 大島光行議員。



◆9番(大島光行君) 予算方針の基本的な考え方で1点だけお尋ねをさせていただきます。

 町税の自主財源の関係については厳しいということについては、共有化されているかというふうに思います。そういう中で、積極的な28年度当初予算を計上されていることは高い評価をするところでありますが、財政事情を申し上げれば、昨日も町税の減額補正があり、さらには決算において不納欠損額が計上され、そういった不足等については、財政調整基金、また町債を発行して何とか進めていると、こういう状況であるというふうに認識しております。

 やはり来年、特に来年から消費税のさらなる引き上げ、そういったものが予測されていく中で、今年は特に7次振興計画のスタート年ということでありますから、長期的に見れば健全財政にも影響がしかねない内容かなということで考えるところでありますので、その辺について特に健全財政の維持についてお尋ねをさせていただきます。



○議長(平山幸宏君) 町長。



◎町長(高久勝君) 大島光行議員の財政の健全化に向けた考え方のお尋ねにお答えをしたいというふうに思っております。

 議員ご指摘のとおり、本当に町の財政は大変年々厳しくなっております。歳入が景気は少しずつ回復をしているのですけれども、人口減少したり、いろいろな背景から、税収が年々下がっているというようなことになっております。ただ、これはいろいろな要因はあるわけですけれども、もう少しすると下げどまるのではないかというふうに言われておりまして、その中でいかに税収を確保するかということは、やはり徴収率を上げるということ、それともう一つ、一番問題は、現年度分で徴収できずに、過年度分になって滞納繰越にしてしまう。こうなりますと、なかなか税収がもう上がってこないということになりますので、税金の過年度への滞納繰越にしない。こういうことに最大の努力を図ることによって、少しでも徴収率を上げる、このことが税収を確保する一つの方法だろうというふうに思っておりまして、そういうことは税務課の職員に今後とも指導してまいりたい。もちろん今、最大限の努力はしているわけですけれども、もう一歩努力をしていただいて、これを徹底してまいりたいというふうに思っております。

 もう一方、やはりいろいろな今住民サービスとか、制度が変わって、いろいろな財源を必要とする時代になってきまして、そういった意味で歳出が膨らんでいるというふうになっております。これも子育て支援でありますとか、定住対策、こういったことを進めていくということになりますと、やむを得ない歳出というものは出てまいります。先ほども申し上げましたように、全てやっていただくには、やはり財政が危機的な状況になるということですから、どこかは削っていかなければならないということですので、そういった意味では今後本当に「選択と集中」ということを徹底して、これまで行ってきたことを厳しく律して、その意味では町民の皆様にもご負担をおかけするようになるかもしれませんけれども、ご納得をいただきたいというふうに思っております。

 本来ですと、町債残高というものも年々減らさなければならなかったわけですけれども、いかんせん、小中学校の統廃合、これを推進している中で、この統廃合の費用だけでも耐震も含めますと25億以上もかかっているということで、今、町債残高が減らない状況にありますので、ただいま申し上げました学校の適正配置であるとか、保育園の適正配置、こういったことが一応落ちつきといいますか、一段落つけば町債残高の減少、こういったことを実現して、健全な財政バランス、こんなことを実現してまいりたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(平山幸宏君) ほかに質疑はありませんか。

 松中キミエ議員。



◆11番(松中キミエ君) 12ページのふるさと定住対策事業の中に、地域おこし協力隊、新たにサイクルスポーツ推進をするということで、地域活性化に向けて活動されるということが出ておりますけれども、どのような考えを持ってされるのかお伺いしたいと思います。



○議長(平山幸宏君) 町長。



◎町長(高久勝君) 今、松中議員の地域おこし協力隊、新たに28年度に何名か採用予定だということで、その考え方についてというような質問でございました。今回はまだ採用する地域おこし協力隊については、サイクルスポーツの推進と、あと湯本と黒田原でしたか、の限定した地域おこしということで採用するということになりました。

 まず、サイクルスポーツの推進ということは、皆さんちょっと違和感を覚えるかもしれません。地域おこしなのに、なぜサイクルなのだということで、ちょっと皆様方にも疑問を持たれるところがあるかと思います。しかし、今、那須町は栃木県はもちろんですけれども、首都圏でも注目されるサイクルスポーツの盛んな町ということで、大変今、注目度を浴びております。これまでにプロができたり、全日本選手権が開かれたり、またNHKでドラマができたりというようなことで、これまでにないサイクルスポーツの動きが那須町で展開されておりまして、これは千載一遇のチャンスだろうというふうに思っております。ですから、例えば湯本とか芦野という地域ではなくて、那須町全体の地域をおこすために一つのツールといたしまして、このサイクルスポーツ、これは有効な手段だというふうに思っておりまして、そういった意味で、もっともっとこれを加速化させるために、2人の職員を地域おこし協力隊を雇いまして、もっと注目される地域、ひいてはそのことが地域経済に大きな影響を与えてくれるのだというふうに思っていまして、採用してまいりたいというふうに思っております。

 それと、今、残りの湯本であるとか、黒田原、これはなかなか今までも採用しておりますけれども、人数が少ないというようなことで、面的な地域おこしにつながっていないということもありますので、もうちょっとこういった地域おこし協力隊を入れることによって、力を総合的に結集して、その地域を支えてまいりたいということで採用していくものでございますので、ご理解いただきたいというふうに思っております。



○議長(平山幸宏君) ほかに質疑はありませんか。

 松中キミエ議員。



◆11番(松中キミエ君) 再質問させていただきます。

 先ほど町長の答弁のとおりだと思いますけれども、その中でお子さんたちから大人まで一体になっての自転車サイクルの町として発信できるものになるようなお考えがあるのか、追加してお伺いします。



○議長(平山幸宏君) 町長。



◎町長(高久勝君) 今の松中議員の質問にお答えをさせていただきます。

 おっしゃるとおり、ややもすると今までの那須町のそのサイクルスポーツの脚光を浴びていたというのは、イベントであったり、全日本選手権であったりということで、では果たしてその中で町民で自転車をやっている子供がふえたかというと、なかなかふえていない。町民の方もなかなか自転車というのはまだハードルが高いというか、敷居が高いというようなことで取り組んでいないというようなこともありますので、それを何とか是正したいということで、実は今担当課に言って早急につくるよう指摘していることは、那須町サイクル協会というものをつくって、そこに自転車を愛好する人たちは、本当に老若男女、本当に自転車を始めた人から、上はもう本当に高齢者の方々まで声をかけて入っていただいて、自転車サイクルスポーツの底辺の拡大、これを図っていきたいというふうに思っておりまして、この4月からこれを軌道に乗せたいということで、そのサイクルスポーツに対する町民への浸透、これを図ってまいりたいというふうに思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。

 以上です。



○議長(平山幸宏君) ほかに質疑はありませんか。

 竹原亞生議員。



◆7番(竹原亞生君) 竹原です。11ページ、ここでクリーンステーション那須について、管理運営業務を委託する。これによって行財政改革を図るということが述べられています。きのうの行政報告の中で、クリーンステーション那須の業務委託業者選定に当たり、プロポーザル方式により、那須未来株式会社に決定したとの報告がございました。このクリーンステーション那須の管理業務について、専門業者のほうが効率的運用ができるのではないかと、そういうぐあいに思うところはあるのですが、このプロポーザル方式で何社がプロポーザルし、那須未来のプロポーザルの内容及び選定された理由についてお聞かせ願えますか。



○議長(平山幸宏君) 町長。



◎町長(高久勝君) 竹原議員の質問にお答えをします。

 今回クリーンステーション那須を業務委託をするということになったときに、これまでも行政のスリム化というようなことで、いろいろなその民間に委託できるものは民間に委託をしてまいりました。その一つがこのクリーンステーションだろうというふうに思っております。これまでは職員を配置いたしまして、このクリーンステーションの業務に当たっていたわけですけれども、やはり時代的にこの民間に委託する時期に来たのだろうということで、今回プロポーザル方式ということで募集をいたしました。プロポーザル方式で募集をいたしましたところ、応募した業者が2社だったわけであります。その採択に当たりましての採択に当たった担当は、副町長を初め担当の職員ということで、その職員が妥当性、いろいろなところから妥当な判断、点数によって妥当な選定をしたというふうに思っておりまして、そういった意味で今回那須未来に決まったということでございまして、決してそこには何ら意図的なものはないということをご理解いただきたいというふうに思っております。

          〔「私は入っていませんので」と言う者あり〕



◎町長(高久勝君) ごめんなさい。済みません。副町長は入っていないそうです。申しわけありませんでした。そういった選定委員会で適正に処理した結果だということでご理解いただきたいと思います。



○議長(平山幸宏君) ここで休憩いたします。

          休憩 午前11時03分

                                           

          再開 午前11時15分



○議長(平山幸宏君) 休憩前に引き続き再開いたします。

 ほかに質疑はありませんか。

 三上公博議員。



◆13番(三上公博君) 14ページの観光についてお伺いしたいと思います。

 中段に先ほどもお伺いしましたけれども、教育旅行誘致事業として修学旅行生やスポーツ合宿先として積極的に誘致するというふうにございます。先ほど町長の答弁でも、修学旅行生は少ないということで、私が思うにはやっぱり修学旅行とインバウンド、こういったスポーツ合宿とか、受け入れることによって、500万人も夢ではないのかなと。それと、宿泊数です。これも伸びていくのではないかと、こういうふうに思います。

 そこで、スポーツ合宿という点でお伺いしたいと思います。スポーツ合宿受け入れの際に、当然宿泊先としては、オーソドックスなスポーツ団体としては、やっぱり野球、サッカー、ソフトボールとか、そういった合宿があります。うちでも毎年引き受けておりますけれども、このスポーツ合宿を受け入れることによって、やはり運動公園と、ハード的なものがなかなか借りられないという点が実際あります。

 それで、例えば以前だと那須小学校とか、今の那須高原小学校、池田小学校、そういったところは観光地に近いということで、ある程度大目に見ていただいて、グラウンド、体育館は貸していただいたという経緯はあるのですけれども、ここに来て、なかなか去年あたりも借りられなかったというのが現状であります。ただ、統廃合であいている学校とか、そういったのをどうですかという案内もありました。ただ、そのグラウンドに関しては、どうしても草が生えていて、なかなかグラウンドとしてすぐには使えないという状況もあったというふうに記憶しております。

 そこで、スポーツ合宿を受け入れることに対して、ハード的な整備と、そういった点をひとつお伺いしたいと思います。



○議長(平山幸宏君) 町長。



◎町長(高久勝君) 先ほどこれからの観光客を誘致するため、また宿泊者であるとか、入り込み数、これをふやすためには、あらゆる手段を講じていきたいと。その一環として教育旅行とか、スポーツ合宿という、那須町にはこれまでなかった、こういった分野を切り開いていく、このことが必要なのだろうということで、今こういったことを掲げているわけでございます。もちろんこれまで余り経験がないということですから、いろいろと勉強していかなければならないというふうに思っておりますけれども、今、三上議員がご指摘がございましたように、これまでにスポーツ合宿ということで、かなりの実績を残しております議員ならではのいろいろなこれまでの経験則に沿ったご意見であるというふうに思っておりまして、そういったこれまでの実績等をよく拝聴しながら、何が不足しているのか、そして何をすることによって、より効果的なスポーツ合宿を受け入れることができるのか、そういったことは、そういった経験のある方々と協議を進めながら進めてまいりたいというふうに思っております。

 ただ、総合運動公園、これにつきましては、前にお話ししましたように、余りにも少し現実離れした金額になってしまったために、当面先送りということになりましたので、現有施設を利用していただくことによって受け入れ体制、これをつくっていく。そのためにはどういうことが現実的だか、このことをいろいろとこれから協議を進めてまいりたいというふうに思っておりますので、その節はご指導をお願いしたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(平山幸宏君) ほかに質疑はありませんか。

 小野曜子議員。



◆8番(小野曜子君) 8番。13ページの母子の健康支援事業のところの前後なのですが、25日の全協で説明があった概要では載っていたこのこども医療助成を18歳まで全ての対象者について、県内の医療機関で一部自己負担金を支払わずに受診できるよう制度を拡大したという話を聞きまして、これも子育て支援、それから福祉の前進ということの中に入っているのだというふうに解釈します。それで、その説明では1,300万近くの予算を投入して、この窓口無料化を拡大したと、これは本当に大きな前進だと思いますが、子育て支援対策、地方創生予算でこのこども医療の窓口無料化を進めているのも全国で次々とあらわれているということを聞いております。

 このこども医療前進について町長の見解を、さらに進めることも含めまして、見解をお尋ねしたいと思います。



○議長(平山幸宏君) 町長。



◎町長(高久勝君) 今、小野議員から今回の那須町が踏み切りましたこれまで18歳のこども医療費につきましては無料化ということで始まったことに対しまして、今年度から県内の全ての医療機関にかかった場合にも現物支給というようなことで、親御さんの負担をなくするということになりました。これによりまして財政負担はただいまご指摘のように1,300万がふえるということですけれども、こういったこれからのお子さんを持つ皆さんにとって、支援策の一環とすればそういった方向性に進むのかなということであります。県内におきましても、この18歳までの医療費無料化、しかも県内全域の現物支給というのは、かなり進んだ制度であるというふうに自負しておるところであります。

 こどもの医療の無料化につきましては、大体この辺が限界かなというふうに正直思っております。ただ一方で、この間那須町の先生方、お医者さんとの予防保健の推進の計画会議がございまして、それによりまして、ある指摘がございました。それはインフルエンザの予防接種、これをなぜ大人だけだけなのだ。高齢者だけなのだ。むしろ子供のそのインフルエンザの接種料の補助でも出したらどうだというようなご指摘をされまして、なるほどそのとおりだなというふうに思っておりまして、今インフルエンザも複雑化しているというようなこともありますので、そういったこともこどもの医療の子育て支援の一環かなというふうに思っておりまして、財政的なこともありますので、今後どういった形で進められるのだか、そういった点につきましても検討してまいりたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(平山幸宏君) ほかに質疑はありませんか。

 ?久一伸議員。



◆6番(?久一伸君) 17ページの関連ですが、文化の振興ということで、スポーツあるいは教育関連については、昨日来町長からいろいろお考えというのを聞いておるわけですけれども、その中で、文化の中でも、この芸術の振興ということについてどのようなお考えかお尋ねします。



○議長(平山幸宏君) 町長。



◎町長(高久勝君) ただいまの?久一伸議員のご質問にお答えをしたいというふうに思っております。

 今、那須町は文化・芸術の高い町だというふうに私も感じております。と申しますのは、私どもでも把握していないようなアーティストであるとか、芸術家、これが多くお住まいになって、いろいろな発信をしているということでありまして、それがその那須町の総合的な魅力につながっていないのではないかということで、少し残念な思いをしております。そういった国際的な芸術家もいて、むしろ那須町では知られなくても、外国で有名な方もたくさんいらっしゃるということですから、そういった方々にお声がけをしたり、また協力していただいて、那須町を総合的なそのアートの町にしようというふうに思っております。

 そういった意味で、昨年少し私もいろいろなところを見て回ってまいりました。そんなことを含めまして、ただいま申し上げましたその那須町をアートの町にするということで、数年後には大規模なアートイベント、こんなことを開催したいということで、現在もそのチームを新年度からつくって、検討に入りたいというふうに思っております。具体的なものは幾つか持っているのですけれども、まだここで申し上げるようなところではないというふうに思っておりますけれども、よそからそのアートを目指して、多くの方々が今度那須町に来ていただける。そのことでその那須町の観光客の一人としてふやしたい、そんなことも考えて、文化・芸術、これについては積極的に取り組んでいきたいというふうに思っております。



○議長(平山幸宏君) ほかに質疑はありませんか。

 平山 忠議員。



◆12番(平山忠君) ただいまの16ページですが、防災計画についてちょっとお伺いいたします。

 先日来、2月27日にゆめプラザで防災会議がございました。これは県の防災士の理事長であります稲葉茂氏を招いて行われたことですが、そこで防災士の方が申しておりましたが、やはりまずは自分の命を守る。これがまず第一だと。その後にほかの方々の救助に回るということなのですけれども、那須町でも実際防災訓練はやっております。前にも私一般質問させていただきましたが、そのときに町長の答弁で、やることはやっていると、でももし今のやり方でまずければ対応は考えると言われましたが、再度ちょっとお聞きしますが、防災訓練について町全体でということの考えがあるか、再度お尋ねいたします。



○議長(平山幸宏君) 町長。



◎町長(高久勝君) 今、平山議員のご質問、防災訓練について全町的な取り組みはどう考えているのかというご質問にお答えをしたいというふうに思っております。

 確かにあれほどの震災であります東日本大震災、その直後から全町を挙げた防災訓練を行えばよかったわけですけれども、あの震災直後ということで混乱もしていたということもありまして、なかなかそれが実現しなかったということもございまして、大規模総合訓練というようなことを言っても、なかなか全町を挙げてというわけにはいきませんでした。しかし、いろいろなこれまでの被災に遭ったそういった経験からすると、やはり日ごろからの反復訓練、これが一番被災から難を逃れるということにつながるということを言われておりますので、特にこれからは小中学校や保育園、こういったところも含めて総合的な防災訓練、これが実施が可能かどうか、現在担当の職員には指摘、指導しておりますので、これをいち早い時期に実現できるかどうか検討してまいりたいというふうに思っております。



○議長(平山幸宏君) ほかに質疑はありませんか。

 竹原亞生議員。



◆7番(竹原亞生君) 11ページの地球温暖化対策に関して質問します。

 バイオマスについて述べられているのですけれども、バイオマス発電については今回は触れられていません。きょうの下野新聞あるいは日経などに栃木県で今、木材の切り出しを今までは間伐でやっていたのを皆伐でやることによって、林業を改革するということが進められています。この全部を切るために機械化ができ、いわゆる伐採コストが4割以上安くなるということであります。ただ、皆伐すると、いわゆる使用できない木材とか、あるいは先端部、根っこ、そういうものが出てくるわけなのですけれども、そういうものがバイオマス発電に使えると、現在栃木県でその皆伐を推進する、そういう施策を打ち出し、それでそれに対する補助金等も出しているように報道されております。ということで、それでから、あと当然那須町の森林組合もこの皆伐に現在取り組んでいるということが報道されております。ただ、この皆伐をするに当たって、そういう使用されない木材の用途というのが大事になってきます。これを捨てたのでは林業のほうが成り立たない。これをお金にかえられる施策が必要だと。そのためにバイオマス発電というのがいい受け皿になると思うのですが、地球温暖化対策の一環として、かつ林業のその皆伐施策を進める上で、バイオマス発電を導入する考えはないのか。

 それで、既に那珂川町ではバイオマス発電、トーセンの会社と一緒になって進めております。ここでは30人の雇用が創出できたという話も出ております。その辺も踏まえてバイオマス発電についての考えをお聞かせいただきます。



○議長(平山幸宏君) 町長。



◎町長(高久勝君) 竹原議員のバイオマス発電についてのご質問にお答えをしたいというふうに思います。

 確かに原発事故以降、再生可能エネルギーの開発というようなことで、那須町でもそういった協議会をつくりまして、これまで検討してまいりました。その中で、例えば畜産排せつ物の発電であるとか、いろいろと検討してもらった中にあって、那須町に最もふさわしいのは、バイオマス、木材バイオマス発電だろうということで、ある程度の一定の結論は出されました。しかし、今なぜ那須町がそれを取り組まないかというのは、今、竹原議員がご指摘になりました那珂川町で大規模にバイオマス発電、これを行ったその業者が、実は原料となりますその木材、これの供給計画を見ると、県北の木材を全て原料としている。そうでないと採算に合わないぐらいな、大変な規模のそのバイオマス発電ということになりまして、その中で那須町で新たにそのバイオマス発電を稼働しても、恐らく採算に合わないだろうというようなことで、今見合わせているような状況でございます。ですから、果たして今この那須町でそのバイオマス発電というのが今後の森林業に対するその影響というのは、少し慎重に見ていかなければならないのではないかというふうに思っております。

 今、バイオマスだけを見れば、その皆伐というのは実に効率的ということになろうかと思うのですが、一方では皆伐が林業をだめにしているというような指摘もございまして、自伐型林業というようなことで言われております。皆伐することによって、いろいろな弊害が出てくるというようなことも指摘されておりまして、こんなことも少し那須町で研究した時期もございました。そんなことも含めますと、今、一気にその木材バイオマスだけに偏った施策というものはいかがなものかというふうに思っておりますので、少し推移を見守ってまいりたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(平山幸宏君) 竹原亞生議員。



◆7番(竹原亞生君) 再質問させていただきます。

 確かに今までは、今、町長のお答えになられたとおりだと思うのですが、今現在、県のほうで皆伐での林業改革ということを進めて、これから皆伐というのがどんどん拡大されてくる形になると思います。

 それで、そうすると当然従来よりも発生する余剰材というか、使用できない木材、根っこも含めて出てくるわけで、そういう意味では、そのバイオマス発電する燃料というか、原料の確保というのは、従来の試算とはちょっと違ってくるのではないかと思うので、その辺は再考の余地があるのではないかと思うので、ご検討をお願いできるかどうか。



○議長(平山幸宏君) 町長。



◎町長(高久勝君) 私も皆伐に対しての的確な情報を把握していないのかもしれませんけれども、これまでも森林組合が伐期といいますか、適齢期にある山は全部皆伐です。木を残すようなことはありませんから、これまでも同じことです、皆伐というのは。ですから、それと同じで、その用材に足りないものは今までは捨てていたわけですけれども、それをこれからはバイオマスに使えるということになるわけですけれども、その使えない用材だけを、用材とは言わないですね。その材料だけをバイオマスにしたのではとても足りないぐらいの規模の今バイオマス発電が行われているのです。ですから、むしろ用材すら不足するのではないかというような指摘もあるぐらいですから、そういったことからいたしますと、皆伐だから新たなその何かが生まれるというのは、もう少し私も勉強してまいりたいというふうに思っております。



○議長(平山幸宏君) ほかに質疑はありませんか。

 松中キミエ議員。



◆11番(松中キミエ君) 13ページのところにございます健康増進法に基づく保健事業として、町民の健康づくりを推進していくとございますが、今まで多くこの件に関しまして、町民の方が自分から推進して体の健康のためにスポーツをするということを進めていくような一般質問をかなりさせていただきましたけれども、どういったものをここで推進していくお考えなのかお伺いいたします。



○議長(平山幸宏君) 町長。



◎町長(高久勝君) 申しわけございません。最初のところをちょっと聞き逃したものですから、もう一度質問していただけますか。



○議長(平山幸宏君) 松中キミエ議員。



◆11番(松中キミエ君) 11番。13ページでございます。最初からでしょうか。

 健康増進法に基づく保健事業など、町民の健康づくりを推進していきますというふうにございますが……

          〔「下のほう」と言う者あり〕



◆11番(松中キミエ君) はい。

          〔「わかっていない」と言う者あり〕



◆11番(松中キミエ君) 13ページの下のほう、6行ぐらいですか、下から6行ぐらい。今までかなり一般質問の中に健康に推進することで病気にならない。例えば歩くことで、足を鍛えることで認知症も少なくなるというようなことも含めて一般質問させていただきましたが、この健康づくりというものをどのようにお考えなのでしょうか。



○議長(平山幸宏君) 町長。



◎町長(高久勝君) 大変聞き逃して失礼をいたしました。

 健康増進法に基づく健康事業などというようなことでございますけれども、そういった法律に頼らなくても、やはり町民の健康増進、これはもう当たり前のことでございまして、これまでもいろいろなその健康増進策というものをやってまいりました。その中で、なかなか例えば予防策であったり、健康のそういったサークル活動とかというものは定着しなかったということで、効果が出なかったというようなこともありまして、それを少し推し進める形で何か健康増進を図るための対策はとれないかというようなことで、今考えておりますのは、ほかの市町村で始まりましたけれども、健康マイレージというようなことをやって、健康事業、いろんな取り組みをやったことによって、マイレージ制にして、そのことによって特典があって、そのことで健康を維持してもらう。みずから健康に取り組んでもらう。そんなことも一環として進めてまいりたいというふうに思っておりまして、その他の細かいことにつきましては、これまでの施策をより充実した形で進めることによって、町民の健康をこれからも増進してまいりたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(平山幸宏君) ほかに質疑はありませんか。

 高久淳平議員。



◆3番(高久淳平君) 12ページ、第3の取り組みに関してですけれども、放課後児童クラブ室、学びの森小学校としましては、4月からスタートするわけですけれども、これからの取り組みということで、少しおくれを感じているのですけれども、今後どのような計画があるのかお聞かせください。



○議長(平山幸宏君) 町長。



◎町長(高久勝君) 今、学びの森小学校の放課後児童クラブ室、これの対策がおくれているのではないかということで、まさにおっしゃるとおりだというふうに思っております。これまで統廃合、適正配置を進める上では、学びの森小学校がスタートする時点において、その学童保育、これもスタートさせるというような約束のもとで、これまで住民説明会や保護者との話し合い、こういったものを進めてきましたので、それからいたしますと、少しおくれているということはおっしゃるとおりだというふうに思っております。

 言いわけになりますけれども、校舎の増築、そして体育館、屋内運動場、ああいったものを建設することによりまして、両方合わせますと4億以上の費用は要したというようなことで、また学童保育を建設する用地に対しても、いろいろ少し動きがありまして、そんなことで最終的にどこに建設をするかというようなことがおくれていたために、今日になってしまったということで、おわびを申し上げたいというふうに思っております。

 つきましては、28年度については、その建設に向けて進んでまいりたいというふうに思っておりますので、その完成の間は大島小学校と朝日小学校の生徒の皆さんは、那須幼稚園の学童保育に通っていると思いますので、暫時それを活用していただいて、完成後にはその学びの森の学童保育、これに移動していただければというふうに思っておるところであります。

 以上です。



○議長(平山幸宏君) ほかに質疑はありませんか。

 竹原亞生議員。



◆7番(竹原亞生君) 7番、竹原です。ページ17で協働のまちをうたっておりますが、地域活動の活性化がなければ、協働のまちというのは進みません。地域づくり委員会活動や自治会活動の支援を図るとしていますが、具体的に何をするのか、それが1点です。

 それから、それだけでは地域活動の活性化は図れないと思うが、地域活動の活性化を図るため、地域見守り隊編成についてどのように取り組んでいくのかお尋ねします。

 2点お尋ねします。



○議長(平山幸宏君) 町長。



◎町長(高久勝君) 今の竹原議員のご質問にお答えをいたします。

 地域づくりということは、これまでもいろいろな形で進めてまいりました。数年前までは行政指導による地域づくりというようなことで進めてきたり、また自治会にお願いをして、自治会運営で地域を守っていただく、そういった形でやってきたわけですけれども、手法を変えて他の地域の魅力、こういったものをみずから発掘して育ててもらうというようなことで、地域づくり委員会というようなものを設けて、これまで数年取り組んでいただいたところであります。これも随分効果が出てまいりましたし、またその各地の地域づくり委員会も自立してきたというようなこともありまして、これまで町の職員がお手伝いをしていたわけですけれども、28年度からは自治体にお任せを、そういった委員会にお任せをして活動をしていただこうということで、そういった形で進めてまいりたいというふうに思っております。もちろん自治会運営につきましても、そういった地域づくり委員会につきましても、支援体制というものはこれまでと同じようにしてまいりたいというふうに思っております。

 それと一方、これまではそういった形ではなくて、NPO法人であるとか、いろいろな形でその地域づくりとか、那須町のために貢献していただいている組織がございますので、そういったその組織に対しては新たな助成制度、助成対象として認めることによって、そういった皆様方を支援することによって、新たな視点からの地域づくり、また那須町づくり、こんなことを目指していきたいということで、そんな形でこれも動いてまいりたいというふうに思っているところであります。

 以上です。



○議長(平山幸宏君) 竹原亞生議員。



◆7番(竹原亞生君) 特に大田原なんかで進んでいる地域見守り隊、それについてはまだ那須町では見守り隊の仕組みというのがないのですが、その辺については取り組まれる考えはあるのかどうかお尋ねします。



○議長(平山幸宏君) 町長。



◎町長(高久勝君) 地域見守り隊というのは、これまで高齢者を対象にといたしまして、民生委員であったり、社協役員であったりというような形にお願いをして、見守り隊というような形で、そういったことを行ってきたわけですけれども、それとまた各業者さんにお願いをして、業者と提携をいたしまして、日常の業務の中でそういった方々を見守っていただくということで、安全の確保に努めてきたわけでありますけれども、今後におきましては、一歩進めまして、高齢者だけでなく、地域の総合的な安全、こういったものを考えるための見守り隊というものは必要になってくるかというふうに思っておりますので、そんなことを実現するための検討、これを入ってまいりたいというふうに思っております。



○議長(平山幸宏君) ほか質疑はありませんか。

 竹原亞生議員。



◆7番(竹原亞生君) 2月3日に議会より提言書というのが町に出されています。町としても重く受けとめられていると思います。今回の予算編成に当たり、議会提言書の項目で、28年度に実施できない内容というのは、実施できない項目ですか、提言書にあった項目で実施できない項目、それからあと、それを実施できない理由を教えていただきたいと思います。



○議長(平山幸宏君) 町長。



◎町長(高久勝君) 今の竹原議員のご質問ですが、もちろんそれは施政方針や予算の基本方針と相通じるところがあろうかと思いますが、提言書に対する答弁というのは、この場での質問とはちょっと違うのかなというふうに思っておりますので、後ほど機会を得てお答えをしたいというふうに思っております。



○議長(平山幸宏君) ほかに質疑はありませんか。

          〔「なし」と言う者あり〕



○議長(平山幸宏君) ほかに質疑はないものと認め、予算編成の基本方針についての総括質疑を終わります。

                                           



△予算審査特別委員会審査付託について



○議長(平山幸宏君) 日程第2、予算審査特別委員会審査付託について。

 お諮りいたします。議案第36号 平成28年度那須町一般会計予算及び議案第37号から議案第42号までの平成28年度6特別会計並びに議案第43号 平成28年度那須町水道事業会計予算に対する詳細審査は、予算審査特別委員会が設置されておりますので、付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

          〔「異議なし」と言う者あり〕



○議長(平山幸宏君) ご異議なしと認めます。

 よって、本案は予算審査特別委員会に付託することに決定いたしました。

 会期日程に従い、審査願います。

                                           



△散会の宣告



○議長(平山幸宏君) これをもって本日の日程は全部終了いたしました。

 本日はこれにて散会いたします。

 ご苦労さまでした。

                                (散会 午前11時45分)