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栃木県 那須町

平成23年  7月 臨時会(第6回) 07月13日−議案説明、質疑、討論、採決−01号




平成23年  7月 臨時会(第6回) − 07月13日−議案説明、質疑、討論、採決−01号







平成23年  7月 臨時会(第6回)





          平成23年第6回那須町議会臨時会議事日程

          平成23年7月13日(水曜日) 午前10時開会

日程第1       会議録署名議員の指名                        
日程第2       会期の決定                             
日程第3 議案第1号 那須町災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の専決処分に
           ついて                               
日程第4 議案第2号 平成23年度那須町一般会計補正予算(第5号)の専決処分について   
日程第5 議案第3号 東北線黒田原こ線人道橋撤去工事の施行協定の締結について       
日程第6 議員案第1号 農業委員会委員の推薦について                   
日程第7 議員案第2号 那須町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する
            条例について                           

〇出席議員(16名)
     1番  大 島 光 行 君       2番  齊 藤 隆 則 君
     3番  松 中 キミエ 君       4番  平 山   忠 君
     5番  三 上 公 博 君       6番  斎 藤 剛 郎 君
     7番  大 森 政 美 君       8番  大 場 宏 雄 君
     9番  平 山 幸 宏 君      10番  白 井 正 則 君
    11番  平 山 泰 紀 君      12番  尾 台 一 成 君
    13番  荒 木 三 朗 君      14番  ? 久 一 郎 君
    15番  深 沢 宏 美 君      16番  広 川 辰 也 君

〇欠席議員(なし)
                                           
〇地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名
         町     長      高  久     勝  君
         副  町  長      山  田  正  美  君
         教  育  長      平 久 井  好  一  君
         総 務 課 長      阿  部  拓  志  君
         税 務 課 長      中  川  好  雄  君
         企 画 財政課長      塩  田     誠  君
         住 民 生活課長      井  上  二 美 子  君
         保 健 福祉課長      平  山  公  一  君

         農 業 委 員 会      若  井  昭  男  君
         事 務 局 長 兼
         農 林 振興課長

         建 設 課 長      益  子  英  夫  君
         観 光 商工課長      常  盤  隆  道  君

         会 計 管理者兼      菅  野     操  君
         会 計 課 長

         上 下 水道課長      鍋  島  利  信  君
         学 校 教育課長      大  島  一  人  君
         生 涯 学習課長      益  子  一  郎  君
                                           
〇職務のため出席した事務局職員
         事 務 局 長      中  村  祐  治
         書     記      山  田  雅  夫
         書     記      中  島  亜  紀





                                           



△開会の宣告



○議長(広川辰也君) ただいまの出席議員は16名で、定足数に達しております。

 よって、平成23年第6回那須町議会臨時会は成立いたしましたので、開会いたします。

                                (開会 午前10時00分)

                                           



△町長あいさつ



○議長(広川辰也君) 町長、あいさつ願います。

 町長。

          〔町長 高久 勝君登壇〕



◎町長(高久勝君) 皆さん、改めておはようございます。平成23年第6回那須町議会臨時会を開催するに当たりまして、議員各位のご出席をいただき、開催できますことに対し心から感謝を申し上げます。また、日ごろから町政の振興、発展にご理解とご協力をいただき、円滑な行政運営が推進できますことに対し心から厚く御礼を申し上げるところでございます。

 さて、3月11日発生いたしました東日本大震災からはや4カ月が過ぎたところでございます。本町では、いち早い災害復旧に向け、これまで議会を幾度となく開催させていただき、復旧関連予算のご決定のもと、現在全力で復旧事業を進めているところであります。

 一方、東京電力福島第一原子力発電所の事故による放射能の影響について、那須町は放射線量低減対策といたしまして、保育園及び小中学校の園庭、校庭の表土の除去を進め、児童生徒の安全、安心の確保を図っているところであります。また、先ほど皆様方にご議論いただきました全員協議会において、過日伊王野小学校校庭において実施いたしました放射性物質の吸着除去の実証実験の結果についてご報告を申し上げたところでございます。

 このような状況の中、新たな問題といたしまして、福島県産の肉用牛の中から国の暫定基準値500ベクレル、キログラム当たりですけれども、を上回る放射性セシウムが検出され、那須和牛の産地である当町にとりまして他人事ではない、済まされない大きな問題であると認識しているところであります。特に農畜産物につきましては風評被害等の影響を受けやすく、今後牧草等の給餌を初め飼養管理等について県及び関係機関と連携を強化し、指導の徹底を図ってまいりたいと考えております。

 さて、本日の臨時会での案件につきましては、地方自治法第101条第3項の規定により、議員の皆様方からの招集請求に基づく議員案2件と本職がご提案申し上げます工事施行協定の締結1件及び専決処分の承認2件でございます。各議案につきまして、よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いを申し上げまして、あいさつとさせていただきます。

                                           



△開議の宣告



○議長(広川辰也君) これより本日の会議を開きます。

                                           



△会議録署名議員の指名



○議長(広川辰也君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第118条の規定により、議長において、11番、平山泰紀君、12番、尾台一成君を指名いたします。

                                           



△会期の決定



○議長(広川辰也君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。

 お諮りいたします。今期臨時会の会期は、本日1日間といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と言う者あり〕



○議長(広川辰也君) ご異議なしと認めます。

 よって、会期は本日1日間と決定いたしました。

                                           



△議事日程の報告



○議長(広川辰也君) 本日の議事日程は、配布議事日程のとおり運営していきたいと思いますので、ご承認の上、ご協力をお願いいたします。

                                           



△議案第1号の上程、説明、質疑、討論、採決



○議長(広川辰也君) 日程第3、議案第1号 那須町災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の専決処分についてを議題といたします。

 事務局長より議案を朗読いたさせます。

 事務局長。

          〔事務局長朗読〕



○議長(広川辰也君)  提案理由の説明を求めます。

 町長。

          〔町長 高久 勝君登壇〕



◎町長(高久勝君) 議案第1号 那須町災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の専決処分について、提案理由の説明を申し上げます。

 本議案は、東日本大震災に対処するための特別の財政援助及び助成に関する法律の施行に伴い、那須町災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正するものでございます。

 主な改正内容は、災害援護資金の貸し付けについて、償還期間を10年から13年とし、据置期間を3年から6年とするものであります。また、据え置き期間経過後の償還利率を年3%から1.5%、保証人がある場合には無利子になりますが、に引き下げるなどの措置を講ずるものであります。

 なお、本議案は、当該法律の適用期日が平成23年3月11日であることから、条例の一部改正につきまして、地方自治法第179条第1項の規定により、平成23年6月20日付で専決処分いたしましたので、同条第3項の規定によりこれを報告し、議会の承認を求めるものでございます。

 よろしくご審議の上、ご承認くださいますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。



○議長(広川辰也君) 本案に対する質疑に入ります。

 深沢宏美君。



◆15番(深沢宏美君) 3点お聞きします。

 まず、著しい被害とは、どのような被害のことをいうのか。

 また、貸付金の上限があるのか。

 3点目として、現在住宅ローン等を利用している方の二重ローンについて借りかえ等はできるのか。

 3点お願いします。



○議長(広川辰也君) 保健福祉課長。



◎保健福祉課長(平山公一君) それでは、災害援護資金の概要について、まず説明したいと思います。こちらにつきましては、都道府県内で災害救助法が適用された市町村が1ある災害につきまして適用になるという、そういうものでございまして、先ほどの説明の著しい被害というのは、世帯主の1カ月以上の負傷、あるいは家財の3分の1以上の損害、あるいは住居の半壊、あと住居の全壊、そういったものが該当になるところでございます。その貸し付けの上限でございますが、今回那須町では世帯主が1カ月以上負傷したとかそういった方はございませんので、そういった形でない場合につきましては、住宅が全壊した場合には原則250万円、さらにすべて取り壊さなければならないという場合につきましては350万円、こちらが限度額になっております。半壊につきましても、原則は170万円で、取り壊さなければならない、そういった場合には250万円まで出るということになっているところでございます。

 それから、二重ローンの問題がございますけれども、こちらにつきましてはあくまでもこの融資、貸付制度につきましては生活が困っている方に対する融資、貸し付けという形になりますので、その使途については二重ローンのほうの支払いに充てると、そういうことも可能性としてはできるかというふうに考えております。

 以上です。



○議長(広川辰也君) ほかにございませんか。

          〔発言する者なし〕



○議長(広川辰也君) それでは、質疑を終わり、討論に入ります。

 ご意見はございませんか。

          〔「なし」と言う者あり〕



○議長(広川辰也君) ご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。

 本案は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と言う者あり〕



○議長(広川辰也君) ご異議なしと認めます。

 よって、議案第1号 那須町災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の専決処分については、原案のとおり承認されました。

                                           



△議案第2号の上程、説明、質疑、討論、採決



○議長(広川辰也君) 日程第4、議案第2号 平成23年度那須町一般会計補正予算(第5号)の専決処分についてを議題といたします。

 事務局長より議案を朗読いたさせます。

 事務局長。

          〔事務局長朗読〕



○議長(広川辰也君) 提案理由の説明を求めます。

 町長。

          〔町長 高久 勝君登壇〕



◎町長(高久勝君) 議案第2号 平成23年度那須町一般会計補正予算(第5号)の専決処分について、提案理由の説明を申し上げます。

 平成23年度一般会計予算は、東日本大震災の発生により、これまでその災害復旧、復興対策として数次にわたり補正予算を編成しているところでございます。

 今回報告いたします一般会計補正予算(第5号)につきましては、児童生徒の受ける放射線量を可能な限り低く抑えるため、町内の保育園10カ所の園庭及び小中学校17校の校庭の表土除去工事を実施するものであります。

 また、今回の震災で被害を受けた低所得者の世帯に対し、その生活の立て直しを支援するため、災害援護資金貸付事業を行うため、これらに要する必要な経費について補正予算を編成したものでございます。

 本議案は、この予算措置について、地方自治法第179条第1項の規定により、平成23年6月20日付で専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定によりこれを報告し、議会の承認を求めるものでございます。

 主な事業につきましては、災害援護資金貸付事業費といたしまして2,300万円、保育園表土除去事業費といたしまして940万円、学校教育施設表土除去事業といたしまして7,260万円を計上したところであります。

 これにより歳入歳出予算の補正は、歳入歳出それぞれ1億500万円を追加し、予算総額を歳入歳出それぞれ117億4,000万とするものでございます。

 第2表、地方債補正は、災害援護資金貸付事業を実施するに当たり、必要な財源の確保を図るため、地方債2,300万円を新たに追加するものでございます。

 よろしくご審議の上、ご承認くださいますようお願いを申し上げまして、説明といたします。



○議長(広川辰也君) 本案に対する質疑に入ります。

 深沢宏美君。



◆15番(深沢宏美君) 放射能汚染の第2回調査で県のほうから補助金が出ているわけですけれども、那須町としては先進的に全小中学校、保育園を放射能除去ということで対策費に充てているわけですけれども、近隣または県内の市町村ではどういう形でやっているのかわかるところ伺います。



○議長(広川辰也君) 学校教育課長。



◎学校教育課長(大島一人君) 議員の質問に対しては、県の補助ということでよろしいのですね。県の補助金、対する補助金ということで……



◆15番(深沢宏美君) 県の補助金はここに出ているので、那須町は全校土壌入れかえやるわけですけれども、ほかの市町村ではどういう形で対応しているのか、参考までに。



○議長(広川辰也君) それにつきましては、近隣では大田原市が補助対象をとっております。ただ、それについては申請主義ということで、必要なことに応じて重機等についての支出があればその重機代を払うというのが大田原方式でございまして、那須塩原に関しては、情報的には1.0マイクロシーベルト以上の施設をやるというふうには聞いておりますが、県内においては、その他校庭の除去等については、現在私のほうでは把握しておりません。

 以上でございます。



○議長(広川辰也君) ほかに質疑ありませんか。

 荒木三朗君。



◆13番(荒木三朗君) 保育園並びに小中学校の表土除去に関連する質問をしたいと思います。

 まず、放射能で実際にもう放射能がある程度那須町にも飛来しているという事実はもう否めない事実というふうに思っています。そういう中で、今後どういうふうな対応をするかということで、今回小中学校の子供たちの安全、安心を最優先して表土除去、やる時間、その生活する時間が非常に多いところを優先してやっているということについては評価したいというふうに思います。その中で、今後、福島方式といいますか、埋設方式でやるという方針がなされたと思いますが、埋設することによって当然国が撤去の対応をするまでどこか近くに埋めておかなければいかぬというような、そういう現状の中で、数字的なものははっきり理解できませんが、いわゆるホットスポット的な一つの埋め立て場所はそういうふうになるのではないかというふうに思います。そういう中で、埋設箇所の選定と、例えば子供たちの安全のために立ち入り区域を何メーターぐらいのアドバンテージといいますか、置いて設定するか。また、校庭内のホットスポット的なところは数あるように思います。そういう中での対応をどうするかが1点。

 それから、2点目に、放射線の被曝量というのは、年間の被曝線量によって大きな健康被害が生じるというふうに一般的には言われています。それが低ければ低いほどいい。自然の放射能に匹敵するものであればいいのですが、実際に若干高い値を示している中で、これから年間の被曝量ということを考えますと、やはり子供たち、あるいは大人も含めてどういう生活をしていったらいいかという、そういう行政としての指針といいますか、そういうのは必要になってくるのではないかというふうに思います。国の指針としては、最初は300ミリシーベルトとか高いときはありました。だんだん減ってきて、今100ミリシーベルト以内だったら確率的に大丈夫だというような、そういう意見も出ていますが、やはり年間の被曝量を国際的な基準として1ミリシーベルト以下に抑えるという、そういう一つの被曝線量を受けないような、そういうような対応も必要になってくるのではないかというふうに思います。そういう中で、そういう生活指導の面をどう今後取り組んでいくかということ。健康についてですね。

 それから、もう一点は、国の基準が非常にあいまいであります。いろんな原発の周辺においては、避難区域あるいは避難勧奨区域とかそういう形で出ているわけですが、那須町として今後の基準として何ミリシーベルト以下での対応をしていくのかという点について、これから不測の事態が起こる可能性もあるわけですね。そういう中で、危機管理として放射能の基準値というのをはっきり明示していく必要があるのではないかと思います。そういう中で、今後の放射能対策の対応として、その基準値をどのように定めていくかについて、3点お伺いしたいと思います。



○議長(広川辰也君) 学校教育課長。



◎学校教育課長(大島一人君) それでは、最初の質問にお答えしたいと思います。

 まず、学校の表土の埋め立て場所については、各学校ともそれぞれ支障のないような場所を選定いたしまして、覆土を1メーターということで考えております。1メーターの覆土につきましては、いろいろなデータをもとにいたしまして、約100分の1程度に下がるというようなことで、ほとんど1メーター覆土すれば上には出てこないというような措置でございまして、そういう意味で3メーターで2メーター表土を入れまして、1メーター覆土すれば校庭等には支障ないというふうなことで考えております。

 それと、もう一つは、学校のいろんな場所での放射線量が高いところがございますが、これに関しましては短時間でやっていただいたわけですが、保護者等に極力協力いただきまして、それを校庭のわきに出していただいて、そして埋設、穴埋めですね、埋め立てと同時にそれらも入れるというような方法で、極力そういった高いところについてはそういった除外をしているところでございます。

 また、それでもなお高いところについては、学校からもいろいろ、芝の上とか非常にしにくいところがあるのですが、それについては学校等から問い合わせございますが、極力子供たちが当面立ち入らないようにする方法とか、あとは土をまけば少し下がるというようなこともいろいろありますので、今後そういった場所については工法等があればいろいろ採用して、なるべく放射線量を低減するような方法を学校とともに考えていきたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(広川辰也君) 住民生活課長。



◎住民生活課長(井上二美子君) では、2番目のことについてお答えしたいと思います。

 今のところ、年間の被曝量をどのようにして生活していったらよいかということなのですけれども、今高いところは伊王野とか簑沢地区のほうなのです。最初測定して、5月初めのころには1.0マイクロシーベルトですね、1時間に、これを超えていたのですけれども、今のところ0.9くらいに下がっております。はかったときによりますと0.7幾つ、8を切ることも最近の測定では出ております。その中で年間の被曝量をどのぐらいにしたらよいのかというのは、まだ国のほうでも基準を出していないわけなのです。その中で、私たちは自然の放射線、これは年間に世界の平均ですと2.4、日本で多分年間で1.48ミリシーベルトぐらいかなと思います。そこに自然の放射線量以外に1ミリシーベルト以内の放射線量を浴びた場合には2.48ぐらいになるのかなと思うのですけれども、その中で抑えられれば一番いいのだと思うのですけれども、なかなか今の状況、0.6から7ぐらいの1時間にマイクロシーベルトの放射線量が出ているという中では難しいと思うのですけれども、それでも多分年間でそんなに高い数字にはならないと思います。ここで、申しわけありません、資料がないので、きちんとした数字は言えないのですけれども、多分6ミリシーベルト以下ぐらいで抑えられるのではないかなと思います、年間では。そういう中で、後でもしあれのときには私のほうできちんとした数字お答えしますけれども、そういう中で町としましては、3番のほうにもかかってくるのかなと思うのですけれども、これからは空間放射線量だけではなくて内部被曝、口から入って中で被曝するとか、それが健康にどういうふうに影響していくかということもあるかと思いますので、そういうことは課を超えて、まち全体として放射線関係に係る、プロジェクトチームと仮に言わせていただきますけれども、そんなものをつくって、町民の方がより安全に生活できるような対策を講じていきたいと思っております。

 以上です。



○議長(広川辰也君) 副町長。



◎副町長(山田正美君) 若干補足をしたいと思います。今住民生活課長の答弁の中では、実は3番目も含まれてはいますが、基本的に国からのはっきりした数値の指針がまだ出ていない中、表土関係には1.0とかという基準の中で動いていますが、今ご指摘のように、町全体の生活の中ではどうするかという部分では、ご質問のように町の基準的なものを早く設けるべきかなというふうに理解はしております。ただ、現実に今この答弁の中、また現時点の中で基準値の数字はまだ申し上げられませんが、先ほど答弁にありましたように、課を超えた中で、例えば健康的な部分であれば保健福祉課、例えば農林業関係、野菜関係であれば農林振興課とか、そういう役場の中で課を横断的に超えて、専門的なプロジェクトチームと先ほど仮に言いましたが、そういった部署をつくって対応を考えていく必要があるかなと思います。一般の町民の皆さんにも、こういったことで気をつけたほうがいいというようなチラシを配布したり、またそのチラシの内容にしましても、横断的に各課で集まって作成する必要があるかと思いますし、また1年で終わる放射能の問題ではないかというふうに理解しております。これから町で対応する放射能の施策については、やはり横断的なスタッフを集めた中で、那須町の役場の中で専門的に放射能対応できる、そんなチームをつくった中で施策を立ち上げていく、そういう考えも必要かなと思っております。その中に、重複しますが、それらの基準値の発表といいますか、そういった取り決めというのは含まれているかと思いますので、ご理解をいただきたいと思います。

 以上です。



○議長(広川辰也君) 深沢宏美君。



◆15番(深沢宏美君) 那須町では基準値以下の学校また保育園に対してもすべて表土除去するということで評価はするわけですが、特に那須町は県を福島県と接しているというところにおいては、栃木県の中でも一番風評被害が大きな地域でもあります。そういった中で、これまでの東電関係の補助金、そういった面でも県ではとっていないし、那須町においても何の恩恵も受けていないと。そういったところがなぜこれだけ県と同じ風評被害を受けなければいけないのかというところに立って、また子供たちの安心、安全にとっても一番被害を受けているのは那須町でありますし、そういった面では基準値以下のこうした表土除去の費用についても、国や東電にきっぱりと補償をこれからも上げていく必要があると思うのです。今回の予算とは関係ありませんけれども、いろんな観光、農作物の風評被害についてもきっぱりと町でも把握して、県や東電に損害賠償を求めていく、これが町民に対する責務だと思うのですけれども、これについて伺います。



○議長(広川辰也君) 町長。



◎町長(高久勝君) 今回の福島原発の放射能に関する損害賠償ということでございますけれども、しかるべき時期にしかるべき対応をとりたいということで、ご意見としてお受けしたいというふうに思っています。



○議長(広川辰也君) 尾台一成君。



◆12番(尾台一成君) 1点だけ。関連するのですが、県のほうの予算化がなっていないのかどうなのか。要するに知事の方針として、県の補助金として半分を、1マイクロシーベルト以下の園庭、校庭除去には補助する考えがあるということが表明されていますが、これはこの後の第3次補正等で県なりの歳入は入ってくるのかどうなのか。あるいはまた、今の深沢議員と同じなのですが、国への強力な働きかけ、補助の働きかけをすべきだというふうに考えていますが、この認識。この2点についてもう一度お願いいたしたい。



○議長(広川辰也君) 学校教育課長。



◎学校教育課長(大島一人君) 議員さんのご質問でございますが、県のほうでは6月の時点での測定の値が1.0を超えている施設について県は助成するというようなことで表明されております。現在那須町では4保育園、東陽中学校、伊王野小学校、美野沢小学校、公立ではですね、それに私立では那須海城中高、これらが当たっておりますが、現在県と調整はしているのですが、県のほうではそういった補助要綱等がまだ確定されていないという地点でございますので、今後これらについて歳入としては補助要綱が確定次第こちらのほうとしては対応したいというふうに考えております。



○議長(広川辰也君) ほかにございませんか。

          〔発言する者なし〕



○議長(広川辰也君) それでは、質疑を終わり、討論に入ります。

 ご意見はございませんか。

          〔発言する者なし〕



○議長(広川辰也君) ご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。

 本案は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と言う者あり〕



○議長(広川辰也君) ご異議なしと認めます。

 よって、議案第2号 平成23年度那須町一般会計補正予算(第5号)の専決処分については、原案のとおり承認されました。

                                           



△議案第3号の上程、説明、質疑、討論、採決



○議長(広川辰也君) 日程第5、議案第3号 東北線黒田原こ線人道橋撤去工事の施行協定の締結についてを議題といたします。

 事務局長より議案を朗読いたさせます。

 事務局長。

          〔事務局長朗読〕



○議長(広川辰也君) 提案理由の説明を求めます。

 町長。

          〔町長 高久 勝君登壇〕



◎町長(高久勝君) 議案第3号 東北線黒田原こ線人道橋撤去工事の施行協定の締結について、提案理由を申し上げます。

 本議案は、東日本大震災により、東北線黒田原こ線人道橋が被災し、通行が不能となったことから、人道橋の撤去工事を行うものでございます。

 撤去工事につきましては、土木、電気等各分野において専門的知識及び技術を有する東日本旅客鉄道株式会社と8,317万1,000円で工事施行の仮協定を平成23年6月24日に締結をいたしました。

 よって、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。

 よろしくご審議の上、ご決定くださるようお願いを申し上げまして、提案の説明とさせていただきます。



○議長(広川辰也君) 本案に対する質疑に入ります。

 深沢宏美君。



◆15番(深沢宏美君) 人道橋は撤去して、利用者の不便、便利性はどうなるのでしょう。

 もう一つ、鉄道にかかるこういった歩道については、町が負担するということになっているのでしょうか。



○議長(広川辰也君) 建設課長。



◎建設課長(益子英夫君) ただいまの撤去により利用者の利用の件でありますが、利用者につきましては、周辺の住民の方の利用状況というのを確認しております。周辺の利用者につきまして、週に数回利用している方が2件ほどございます。あと年に数回という方が1件ほどございます。あとは全く利用していないという方が8件、そういったことから、それと人道橋を撤去した後、仮にここから利用している方については、ほとんどが散歩、あるいはたまに買い物に出かけるということなのですが、これにかわるものとして、現在黒田原の、これは県道の大子―那須線、そこの小島街道の踏切の移設工事を県のほうで進めております。この人道橋を利用しないで買い物を仮に新しく移設する踏切を利用した場合には、そちらのほうが距離的にも時間的にも近いのですね。そういったことから、特にこれによって不便を来すということはないというふうに理解をしております。

 それと、今回のこの撤去に関して、これが町がやるのかということでありますが、これは昭和53年当時これを設置したときに、町と当時の国鉄、今のJRですね、そことの協定で維持管理については町が行うということになっておりますので、今回町のほうで撤去するものでございます。

 以上です。



○議長(広川辰也君) 深沢宏美君。



◆15番(深沢宏美君) こういった震災時期ですから、財政的に非常に厳しい町財政があるわけですが、私も現地を見ていないのでわかりませんが、これは撤去しなければならない状況にあるのでしょうか。



○議長(広川辰也君) 建設課長。



◎建設課長(益子英夫君) この場所は、まずは駅の北側にあるのですが、人道橋そのものが、これ現地で確認していただけばわかるのですが、かなりの部分において腐食をしております。今回の地震におきまして、それぞれ茶臼側、あと西田側に階段があるのですが、その階段そのものが腐食によってずり落ちて、とても渡れる状態にありません。さらに、人道橋の本体においても床部分がかなり腐食をしております。よって、この人道橋については、学校、黒田原小学校がほとんどなのですが、つくった当初は利用していたのですが、そういった危険もあること、あるいは防犯上の問題もありまして、もうここ7、8年は全く利用していないという状況にあります。



○議長(広川辰也君) 深沢宏美君。



◆15番(深沢宏美君) これは、JRのほうから要請があって撤去するという。



○議長(広川辰也君) 建設課長。



◎建設課長(益子英夫君) これは、JRということもありますが、町のほうとしても当然管理者としてそういう危険な人道橋を放置できないということで、今回撤去するということになりました。



○議長(広川辰也君) 町長。



◎町長(高久勝君) ただいま深沢議員の質問ですけれども、こういった東日本大震災で費用がかさむときにわざわざやらなくてもいいのではないかというふうなご提案だと思いますけれども、このまま放置した場合に、もしそこを走行していた列車に大きな地震等があって崩落したというようなことになりますと、町としてはとても補償し切れないということでございますので、それに耐えかねるような今状況になっていないということでございますので、この時期に不測の事態を予測して、費用はかさみますけれども、撤去せざるを得ないということですので、ご理解いただきたいというふうに思います。



○議長(広川辰也君) ほかに質疑ありませんか。

          〔発言する者なし〕



○議長(広川辰也君) 質疑を終わり、討論に入ります。

 ご意見はありませんか。

          〔発言する者なし〕



○議長(広川辰也君) ご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。

 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と言う者あり〕



○議長(広川辰也君) ご異議なしと認めます。

 よって、議案第3号 東北線黒田原こ線人道橋撤去工事の施行協定の締結については、原案のとおり可決されました。

                                           



△議員案第1号 農業委員会委員の推薦について



○議長(広川辰也君) 日程第6、議員案第1号 農業委員会委員の推薦についてを議題といたします。

 事務局長より議員案を朗読いたさせます。

 事務局長。

          〔事務局長朗読〕



○議長(広川辰也君) 本案は、平山泰紀君外4名の提案であります。

 提案理由の説明を求めます。

 平山泰紀君。



◆11番(平山泰紀君) 農業委員会委員の推薦について、提案の理由を説明申し上げます。

 農業委員会委員の任期満了に伴い、農業委員会等に関する法律第12条第1項第2号の規定により、議会が推薦する農業委員に大島芳子氏、和知伸子氏の2名を推薦するものであります。

 よろしくご審議の上、ご決定くださるようお願い申し上げまして、説明を終わります。



○議長(広川辰也君) 本案に対する質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

 深沢宏美君。



◆15番(深沢宏美君) 経歴書を見まして、大島芳子さんですか、職業が農業兼会社員とありますが、農業に携わる比率というのはどんなものなのでしょう。



○議長(広川辰也君) 平山泰紀君。



◆11番(平山泰紀君) 大島芳子さんに関しましては、本人確認いたしましたが、農業に60日以上従事しているということでご了解をいただいております。

 以上でございます。



○議長(広川辰也君) ほかに質疑ありませんか。

          〔「なし」と言う者あり〕



○議長(広川辰也君) 質疑を終わり、討論に入ります。

 ご意見はありませんか。

          〔「なし」と言う者あり〕



○議長(広川辰也君) ご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。

 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と言う者あり〕



○議長(広川辰也君) ご異議なしと認めます。

 よって、議員案第1号 農業委員会委員の推薦については、原案のとおり可決されました。

                                           



△議員案第2号 那須町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について



○議長(広川辰也君) 日程第7、議員案第2号 那須町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。

 事務局長より議員案を朗読いたさせます。

 事務局長。

          〔事務局長朗読〕



○議長(広川辰也君) 本案は、荒木三朗君外5名の提案であります。

 提案理由の説明を求めます。

 荒木三朗君。



◆13番(荒木三朗君) 議員案第2号 那須町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について、提案理由の説明を申し上げます。

 去る3月11日に発生いたしました巨大地震、東日本大震災は、各地に大きな被害をもたらし、加えて想定をはるかに超える大津波が岩手、宮城、福島の3県を中心に、東北、関東各県の太平洋沿岸の市街地をのみ込み、壊滅的な大災害になってしまいました。犠牲者の皆様のご冥福を衷心よりお祈り申し上げますとともに、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。

 今回の地震では、本町でも震度6弱という激しい揺れにより、住宅等建物の全壊、大規模半壊等の大きな被害があり、また学校等の公共施設にも甚大な被害がありましたことはご承知のとおりであります。今回の震災は、平成10年の那須水害にも匹敵するほどの被害となることも懸念されております。

 これらの難局を乗り切るため、那須町においては、現在本格的な復旧工事及び災害復興に向けた事業の実施、さらには福島第一原子力発電所の放射能漏れ事故による風評被害を払拭すべく、観光、農畜産業等町内主要産業の活性化に資する事業等を積極的に実施するため、当初予算の組み替えなどによる財政確保に全力を傾注しているところでございます。本議会におきましても、町及び町民の皆様とともに協働のまちづくりを推進し、後世に誇れる那須町に再生するため、全力で取り組んでまいりたく考えているところでございます。

 つきましては、復旧工事や災害復興に充てるための財政捻出について、議長初め議員各位と協議しましたところ、議長及び副議長、議員の報酬月額を本年8月から平成24年3月までの間10%削減することといたしました。この10%削減後の報酬月額を附則において定める同条例の一部を改正するものであります。

 よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願い申し上げまして、説明を終わります。



○議長(広川辰也君) 本案に対する質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

          〔「なし」と言う者あり〕



○議長(広川辰也君) 質疑を終わり、討論に入ります。

 ご意見はありませんか。

          〔「なし」と言う者あり〕



○議長(広川辰也君) ご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。

 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と言う者あり〕



○議長(広川辰也君) ご異議なしと認めます。

 よって、議員案第2号 那須町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決されました。

                                           



△町長あいさつ



○議長(広川辰也君) 以上をもって本会議に付議されました案件の審議は終了いたしました。

 各位のご協力により、提出された議案が議了いたしましたので、今期臨時会は本日をもって終了いたします。

 町長、あいさつ願います。

 町長。

          〔町長 高久 勝君登壇〕



◎町長(高久勝君) それでは、一言ごあいさつを申し上げます。

 本臨時会にご提案申し上げました議案につきまして、慎重にご審議をいただき、すべて原案のとおりご承認、ご決定を賜りましたことに対し、心から感謝を申し上げます。審議の過程で賜りましたご意見やご助言につきましては、真摯に受けとめさせていただくとともに、本日ご承認並びにご決定いただきました災害復旧関連予算並びに事業につきまして、さらに早急な実施に努め、町民の皆様の安全、安心の確保に努力してまいる所存でありますので、議員各位の一層のご支援とご指導を賜りますようお願い申し上げます。

 また、本年度改選期を迎えました那須町農業委員会委員選挙につきましては、第1選挙区におきましては、委員定数と届け出定数が同数だったために、5日の告示日に12名の当選が確定いたしました。第2選挙区におきましては、定数5に対しまして届け出数が6名と上回ったことになりまして選挙戦となりましたが、10日、無事新しい農業委員が確定をしたわけでございます。これらに加えまして、本日議会推薦の農業委員2名が追加になり、ご承認をいただきました。また、農業関係機関等の農業委員もあわせまして新しい農業委員会委員の構成が固まったということでございまして、さらなる那須町の農業発展にご尽力いただけるものというふうに思っているところであります。

 また、先週梅雨が明けまして、これから連日暑い日が続いておりますけれども、猛暑の夏本番となります。議員各位におかれましては、健康に十分ご留意されまして、ますますのご活躍を心からご祈念を申し上げ、閉会に当たりましてのあいさつといたします。ありがとうございました。

                                           



△閉会の宣告



○議長(広川辰也君) これをもって平成23年第6回那須町議会臨時会を閉会といたします。

 ご苦労さまでした。

                                (閉会 午前10時51分)