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栃木県 高根沢町

平成27年  6月 定例会(第366回) 06月04日−03号




平成27年  6月 定例会(第366回) − 06月04日−03号










平成27年  6月 定例会(第366回)



              第366回高根沢町議会定例会

議事日程(第3号)

                    平成27年6月4日(木)午前10時開議

第1 一般質問

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出席議員(17名)

     1番  佐藤晴彦君      2番  鈴木伊佐雄君

     3番  渡邉 俊君      4番  中山喜美一君

     5番  加藤 章君      6番  齋藤武男君

     7番  川面充子君      8番  梅村達美君

     9番  齋藤誠治君     10番  横須賀忠利君

    11番  小林栄治君     12番  加藤貞夫君

    13番  森 弘子君     14番  松本 潔君

    15番  野中昭一君     16番  鈴木利二君

    17番  阿久津信男君

欠席議員(なし)

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地方自治法第121条第1項の規定により説明のため出席した者の職氏名

 町長       加藤公博君   会計管理者    齋藤耕太郎君

 総務課長     加藤敦史君   夢咲くまちづくり推進課長

                           牧野雄一君

 企画課長     菊地房男君   地域安全課長   福田光久君

 住民課長     鈴木晴久君   税務課長     阿久津 靖君

 健康福祉課長   荻原敏子君   環境課長     金澤公二君

 都市整備課長   鈴木 忠君   上下水道課長   糸井鉄夫君

 産業課長     小菅真守君   教育長      小堀康典君

 こどもみらい課長 阿久津径行君  生涯学習課長   戸井田和明君

 監査委員事務局長兼選挙管理委員会書記長

          若色三男君

                  農業委員会事務局長

                           山野井紀泰君

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職務のため出席した者の職氏名

 議会事務局長   小池哲也    書記       古口節子

 書記       阿見有子



△開議 午前10時00分



△開議の宣告



○議長(加藤貞夫君) おはようございます。

 ただいまの出席議員数は17人です。定足数に達しておりますので、ただいまから第366回高根沢町議会定例会を再開します。

 これから本日の会議を開きます。

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△議事日程の報告



○議長(加藤貞夫君) 本日の議事日程は一般質問であります。

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△一般質問



○議長(加藤貞夫君) それでは、順次発言を許します。

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△加藤章君



○議長(加藤貞夫君) 5番、加藤章君の発言を許します。

 5番、加藤章君。

     〔5番 加藤 章君 登壇〕



◆5番(加藤章君) それでは、質問を行います。

 さきに提出いたしました通告書に従い、質問をさせていただきます。

 グリーン・ツーリズムの振興についてお伺いいたします。

 町長の答弁をよろしくお願いいたします。

 農林水産省が提唱するグリーン・ツーリズムの構想は、1992年、農村地域政策として提唱され、施策として、プログラムは農家宿泊をメーンに組み立てられております。教育、農業体験、自然体験、歴史文化、工芸クラフトの5つの体験をメーンとして組み込まれているようであります。

 この構想に、大田原市は2012年に着手し、大田原市グリーン・ツーリズム推進協議会を発足して、大田原市が持つ伝統文化や寺社仏閣、さらに工芸クラフトなどを活用し、地域資源を生かして人や資源の自立環境を促し、活力ある地域づくりを構想して、都会の人を呼び込むべき活動をしているようであります。

 本町は、平地における水田農業を中心とした、歴史的にも全国的にも、農として戦前から全国有数の地位を占めてきた地域であります。町内には、これまで、御料牧場、本田技研研究所などが立地され、新しくは農林水産省のリフレッシュビレッジ構想により設置された豊富な温泉資源を生かした「元気あっぷむら」があります。

 全国有数の米どころであるたんたんたんぼの高根沢町、恵まれた農地を生かし、1戸当たりの尺のある間取りでゆったりとした居住環境の農家民泊と農業体験をセットで提供できる地域として、全国に売り込むような新しい施策を振興してはいかがかと思います。

 そこで、高根沢町定住人口プロジェクトのトレンド調査によると、本町の都市イメージとして、「東京や宇都宮に近く、地理的な優位性が高い」「豊かな田園風景など自然環境に恵まれている」であります。

 このような中、地理的条件や自然環境を利用して、交流型・体験型観光を進め、高根沢町の魅力を体験してもらうことで、愛着や一体感の醸成を図り、交流人口を増やすために、グリーン・ツーリズムの振興を図ってはいかがかと思うが、そのような取組みを実施する考えはあるかを伺います。



○議長(加藤貞夫君) 加藤章君の質問に対し、当局の答弁を求めます。

 町長、加藤公博君。

     〔町長 加藤公博君 登壇〕



◎町長(加藤公博君) 加藤章議員の一般質問に対し、答弁を申し上げます。

 いわゆるグリーン・ツーリズムとは、農山漁村地域において、自然、文化、人々との交流を楽しむ滞在型の余暇活動のことであり、我が国で初めて公式に用いられたのは、平成4年7月にまとめられた「グリーン・ツーリズム研究会中間報告」においてであります。

 その中で、農村と都市が相互に補完し合い、共生していくことにより、国土の均衡ある発展を目指すことを基本とし、農村地域における開かれた美しい村づくりに向けた意欲と、都市住民の側に芽生えた新たな形での余暇利用や農村空間への思いとに橋を架けるものとして、グリーン・ツーリズムが提唱されています。

 グリーン・ツーリズムの滞在期間は、日帰りの場合から、長期的または定期的・反復的な場合まで様々ですが、本町では、既に「元気あっぷむら」や観光ブドウ園等を始めとして、主に日帰り型のグリーン・ツーリズムの形態が定着しており、本町と他の市町村の交流がなされていると認識しております。

 その中で、グリーン・ツーリズムを、定住人口4万人の交流人口増加のための1つのアイテムとして具体的に申し上げますと、町外の方々が高根沢町を評価していただける、そして、その評価された方々が定住先として本町を選択していただける、また、本町を活性化する、そのようなアイテムとして活用していきたいと考えております。

 都市と農村の共生社会の創造、これが今非常に大切なことだと感じております。特に、子育て世代の方々へのアンケート、こういったものを見ますと、女性の方は、農山村の志向がかなり高まっているという現状があります。男性の場合は、世代でかなり分かれるんですが、ただ、20代の若者の方々は、全国でも47%程度が移住をしたいという、そういったデータが出ております。つまり、都市住民の方々が、農村の宝を見出す、それは今殺伐としているこの社会の中でも、暮らしの物差しを探している、そういう傾向が出ていると私は認識しております。

 ゆえに、ホスト、つまりこれは農村地帯になると思いますけれども、ホストとゲスト、これは都会というイメージですが、学び合いというその場が提供されることで、農村地域の付加価値が生み出される。そして、その付加価値を感じた方々が深いリピーターとなっていくことで、農村の成長産業という道筋がつくられる。私は、それが地域、地方の再生のフレームワークになっていくのだろうと、私はそんなふうに感じております。

 ついては、本町の現在ある観光資源のPRや本年2月に開催した東京日本橋の新生銀行本店におけるPR活動などの機会を捉え、まずは都市の方々に本町に興味を持っていただく、そして、評価され、交流が行われることで定住人口増加につなげていく、そのために、町としても積極的にグリーン・ツーリズムの機会の創出のサポートを行い、対外的PR活動を行ってまいりたいと考えております。

 以上で、1回目の答弁を終わります。



○議長(加藤貞夫君) この後、一問一答による質疑に入ります。

 5番、加藤章君。



◆5番(加藤章君) 「元気あっぷむら」に整備されたロッジ利用と現状の中で、農家民泊への新たな需要見込みとして、施策の展開の可能性を伺います。



○議長(加藤貞夫君) 町長、加藤公博君。



◎町長(加藤公博君) 今回の議会においての「元気あっぷむら」の利用状況が報告をされました。ロッジの活用、まだまだ稼働率からすれば余裕があるわけでありますから、当然農家の民泊というところは、農家の方々のご協力、またそういうグループの方が立ち上がっていただかないと、これ1軒、2軒ではできないと思うので、最低でも10軒とか20軒ぐらいの方々がそういう試みに興味関心を持って、そして一緒になってやろうと、そういう動きになってくれることを期待しながら、先ほど発言で申し上げたように、町として、私としても、グリーンツーリズムということを、これはやはり推進をしていく必要性があるということを強く感じております。その一つの農家民泊以外の場所としてのロッジの活用、これも大変元気あっぷの活用につながるいい機会になるだろうと思いますので、そういう仕組みの中の一つとして、活用を考えていくことは大切だと思っています。



○議長(加藤貞夫君) 産業課長、小菅真守君。



◎産業課長(小菅真守君) それで、先ほど、コテージひばりのほうの元気あっぷの利用状況ということでお尋ねがありまして、コテージひばりにつきましては、平成9年11月にオープンしておりまして、ピーク時につきましては、平成12年、13年に1万人を超える利用者がございました。現在、平成26年におきましては、7,149人ということで、当時から比べますと、3割ほど減少しているような状況でございます。

 以上です。



○議長(加藤貞夫君) 5番、加藤章君。



◆5番(加藤章君) これは2012年12月に載っていた農業新聞です。その「ひと」というところに載っていたものなんですが、この人は、静岡県の名倉光子さんという人かな。息子が20年ほど前にパリのほうへ行って民泊したということなんですが、ちょっと読んでみますと、海外視察研修に訪れ、そこでジェットと呼ばれる農家民泊を見せてもらった。納屋を改造し、ベッドと簡単な炊事ができる台所がついているだけ。どこまでも続く麦畑で観光地でもない普通の農村。それでも、都会から来る客が1週間ほど泊まっていく。農家はこれといった世話もしない。時々、畑を散歩しながら、何もしないで過ごす。そのことが好きで来る人ばかりだという。そんなことで、外でぼおっとしていてください。この田んぼは、とうもんから来る風の気持ちよさ、香り、自然、季節の匂い、色、鳥の声、それを感じ取っていってほしい、それが、ここの一番のおすすめです。というようなことで、載っています。

 自分たちは、ふだん生活している農村地域では、自然のものであるということで気がつかない。自分たちにとっては当たり前に見えるものが、実は宝だったということで、近所の人も、できれば地域をディズニーランド化してやっていきたいと。そのような地域の人もいるものですから、そんなことで、要望なんですが、グリーン・ツーリズムのメニューを展開させて、既存の施策や事業にこだわらない、本町独自性を発揮できるよう要望したいと思います。短い時間なんですが、いいですか。



○議長(加藤貞夫君) 町長、加藤公博君。



◎町長(加藤公博君) グリーン・ツーリズム、以前は、私はあまりグリーン・ツーリズムも本町において積極的に取組むということの考えは示さなかったかもしれません。でも、今、私はすごくその考え方を変えています。やはり、この町の魅力を伝えていく、一つのこれは間違いなくグリーン・ツーリズムという手法をとるべきだということを、強く今感じているんです。

 やはり、高根沢町の良さを感じてもらうのに、例えば、高根沢町の農産物をやはり広く知って買っていただきたいということ、それもなるべく高い値段で買っていただきたいという思い。しかし、PRだけではだめなんですね、物を売るということは。PRだけでは多分だめです。やはり、皆さん方も、例えばいろいろな場所に出かけられたときに、押し売りとは言いませんけれども、これ買ってこれ買ってと、多分強く言われると、何となく足が後ろに引いてしまうということは経験されていると思います。やはり物を買ってもらうためには、一番体験をしてもらうということ。体験をしてもらった先に、その価値観をしっかりと理解をしていただければ、買っていただけるんだと私は思っています。

 わかりやすく言うと、スーパーとかデパ地下とかで、ああいうところで試食を必ずやっていますよね。あれは一つの体験なんです。その体験をしてもらって、その食べてもらったことによって、その味、そのもののその値段と自分が判断をして、そして、あっ、この値段でこれは買ってもいいという、その体験をするのが試食なんです。ですから、この高根沢町の良さを理解してもらうためには、この高根沢町に来てもらって、この高根沢町がどういう地域なのか、そしてその農業体験を通じながら、その価値を感じてもらってお帰りいただく。それを繰り返していくこと、それが例えば株式会社大田原グリーン・ツーリズムでは、もう中学生を民泊で2泊3日、ずっとやっています。それをやって繰り返していくことによって、その中学生たちの保護者やおじいちゃん、おばあちゃんやそういう方たちが、うちの子どもたちはどこに行っているんだ、「栃木県の大田原」、それを繰り返していくと、その地域の方々が栃木県の大田原というところの農業というものを知ったり、その価値を感じてその地域に、例えば大田原のものを持っていけば、やはり買ってもらえる確率はどんどん増えていくわけですね。ただ単に、そういう交流を持たないで、高根沢町のものを東京のあるところに例えば持っていって、そこでPRをしても、なかなかそれは購入にはつながらない。つまり、そういうことの大切さ、まさに大田原はよくやっていると思います。

 ですから、私も大田原のような、その仕組みがこの町にもつくれたらなと思っておりますので、加藤章議員の思いを実現に向けていくためにも、ぜひ加藤章議員にも地域の方々、高根沢の農業の方々、もうたくさんお知り合いが多いわけですから、そういうまとめをしていただいて、町も協力していく、そんな関係になれたらいいと思っています。よろしくお願いします。



○議長(加藤貞夫君) 5番、加藤章君。



◆5番(加藤章君) よろしくお願いします。

 短い時間なんですが、わかりましたので、よろしくお願いします。終わります。



○議長(加藤貞夫君) 5番、加藤章君の質問に対し、当局の答弁が終わりました。

 ここで暫時休憩します。再開は10時半とします。

     〔「続けてやってはどうか」と呼ぶ者あり〕



△休憩 午前10時19分



△再開 午前10時21分



○議長(加藤貞夫君) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。

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△横須賀忠利君



○議長(加藤貞夫君) 続いて、10番、横須賀忠利君の発言を許します。

 10番、横須賀忠利君。

     〔10番 横須賀忠利君 登壇〕



◆10番(横須賀忠利君) 皆さん、おはようございます。

 第366回議会定例会一般質問を通告に従って質問をさせていただきます。

 質問事項、財源の健全化を目指して。

 質問内容は、安心・安全な行政経営に向けた財政健全化を図るため、歳出時の確認内容と認識に関し、次の項目に従ってお伺いします。

 1.町契約事務規則に関し、対価の支払い(第65条)、監督職員等の一般的職務(第66条)、検査職員の設置及び検査担当区分(第68条)、検査職員の一般的職務(第69条)、検査調査の作成(第72条)について伺う。

 2.町建設工事等検査規程に関し、検査の実施(第6条)について伺う。

 もう一つ、阿久津小学校新築校舎に関して。

 質問内容、平成26年2月に竣工した阿久津小学校の現状と今後使用していく上で問題点があるかどうか、お伺いします。



○議長(加藤貞夫君) 横須賀忠利君の質問に対し、当局の答弁を求めます。

 町長、加藤公博君。

     〔町長 加藤公博君 登壇〕



◎町長(加藤公博君) 横須賀議員の一般質問に対し答弁を申し上げますが、今回の私への質問の内容が、いわゆる規則、規程の条項について伺うということなので、そのまま基本的に条文に書かれているものだけを答弁させていただきます。

 はじめに、町契約事務規則の対価の支払い及び検査職員等に関連する条項についての質問にお答えいたします。

 まず、監督職員の一般的な職につきましては、請負者等に対する必要な指示、工程管理、立ち会い、工事実施状況の確認、工事材料の試験または検査の実施、工事の内容変更、一時中止、打ち切りの必要がある場合における当該措置を必要とする理由並びに監督員業務の処理及び実施結果の報告があります。

 次に、検査職員の設置及び検査担当区分につきましては、検査員については、高根沢町建設工事等検査規程の規定に基づき、予定価格130万円以上の工事では総務課契約担当職員、130万円未満の工事では、工事発注担当課の職員が検査員となり、検査を行う体制をとっており、このほか専門的な知識を要する検査については、職員以外の者に委託することができます。

 次に、検査職員の一般的な職務につきましては、契約についての履行の完了の確認につき、契約書や設計書、施工計画書、使用した材料の納品記録、工事記録、検査報告書、記録写真などの関係書類に基づき検査を行い、検査完了後に検査調書を作成することです。

 なお、検査の結果、工事目的物が契約内容に適合しないときは、請負者に対して、補修または改造の指示をし、補修等の終了後に再検査を行います。

 検査につきましては、これらの町契約事務規則にのっとり実施され、検査に合格したものに当該契約に係る支払いをしていると認識しております。

 続きまして、町建設工事等検査規程、第6条の検査の実施に関する質問についてお答えします。

 この条項では、検査職員は、先ほど述べました関係書類などに基づき、当該工事の内容を把握し、厳正かつ公正に検査を行わなければならないとされ、具体的には、検査部分が地下または水中に埋没している等の理由より、外部から検査をすることができない場合には、工事写真、その他の工事記録によるほか、工事の施工に立ち会った監督職員から工事の施工状況を聴取することにより、その適否を判定するものとすると規定しています。

 検査の実施に関しましては、この規定に基づき、適正に行われているものと認識しております。

 以上で、私からの答弁を終わります。

 次の阿久津小学校校舎新築に関しては、教育長から答弁を申し上げます。



○議長(加藤貞夫君) 教育長、小堀康典君。

     〔教育長 小堀康典君 登壇〕



◎教育長(小堀康典君) 横須賀議員の一般質問に対し、答弁を申し上げます。

 はじめに、阿久津小学校の現状についてお答えいたします。

 第361回及び前回の第364回定例会においても答弁いたしましたが、昨年の夏季休業期間中に6カ月点検を実施し、補修を行いました。また、今年の3月には、1年点検を実施し、6カ月点検と同様に補修を行いました。具体的には、照明スイッチの調整や、屋上ふれあい広場の芝生の張り替え等を行っております。

 今年の夏季休業期間中には、3月にできなかった補修工事で、屋上ふれあい広場の樋受け等について補修を実施する予定であります。また、来年の3月頃には、2年点検を実施し、今までに確認したコンクリートのひび割れ状況の変化や、その他不具合などを確認し、補修を実施する予定であります。

 続きまして、今後使用していく上で問題あるかについてお答えいたします。

 竣工後6カ月点検及び1年点検を実施し、点検結果を基に補修を行い、安全・安心の確保に努めてまいりました。来年の3月にも2年点検を実施することから、さらなる安全・安心の確保に努めてまいりたいと考えております。

 日頃より、議員におかれましては、学校施設のご指導、ご助言をいただいております。今後も引き続き、子どもたちに安全で安心な学び舎として、学校施設の維持管理に努めてまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(加藤貞夫君) この後、一問一答による質疑に入ります。

 10番、横須賀忠利君。



◆10番(横須賀忠利君) 通告に従って、再度、確認と質問をさせていただきます。

 これは先ほど町長のほうから答弁いただきましたけれども、これは先月の30日、26年度の繰越明許費ということで説明があったと思いますけれども、これはあくまでも、私は例規、総務費総務管理費、例規集管理ということで、400万円以上のお金が計上されておりますよね。そういったことで、高根沢町の今後の政策課題を簡潔にやっていくためには、こういうしきたり、決まり、こういう規則を守っていかなければ、町の公共物に対しては負の財産になってしまうので、相手の今度、総務課長が変わったので、高根沢町も27年度には170億近いお金の予算が計上されていますよね、一般、特別会計、その他もろもろ。そういった中で、あくまでも、この例規集に関してそれを実行していかなければ、今後、公共物、物、建設産業に関するものに対しても、負の財産、満足できるサービスができないというような考えを私は持っていますので、総務課長が変わった時点で、今の現在の総務課長がこの私の質問に対してどのような考えと認識を持っているか。

 特に、町長のほうから説明というか答弁がありましたこの5項目、対価の支払いというもの、これは当然、合格しなければ支払うことができないという認識なんですが、その前に、対価の支払い、合格ということに対して、いろんなもろもろの流れがあると思います。

 そういった中で総務課長にお伺いしたいんですが、財政の健全化を目指していくという中身なので、財政及び健全化、そして、例規、この町の心臓部である、それに対してどのような認識を持っているか、ちょっとお伺いしたいんですけれども。



○議長(加藤貞夫君) 総務課長、加藤敦史君。



◎総務課長(加藤敦史君) 当然我々は、上位法をもとより例規集に記載してあります町の関係条例、規則、それに従って事務を進めておるところであります。

 ですので、今回、ご指摘いただいています65条の対価の支払いということに関しましても、当該契約に関する検査を適切に行いまして、これも同様に規則等を持っておりますので、規則に基づいて検査をし、厳格な審査をした上で支払いをしていく。そうしなければ、ご指摘いただいているとおり、財政の健全化など毛頭できないことになりますので、基本に従って事務を進めていくというふうな考えでおります。

 以上です。



○議長(加藤貞夫君) 10番、横須賀忠利君。



◆10番(横須賀忠利君) ただいま課長に答弁していただいた内容と同じなんですけれども、財政、そして健全、例規というものをどのように、別に課長さんが言ったことは間違っていると私は思っていませんが、私の認識では、財政というものは国や地方団体が主になり、そしてそのお金を管理、支出を行うのが経済行為ということで、財政に関してはそのように私は認識しています。ましてや、健全ということは、物事が正常に機能しているかということです。これが正常に機能していれば健全だと言えるんですけれども。

 そして、例規、例規というものは、非常に幅が広い行政の内容なので、これは一つといって説明を求めてもなかなかできないと思いますけれども、ただ単に、例規というものは、それ以後の関連と規則、これですよね。この関連に基づいての規則をいかにして正しく行うかということだと私は思っております。まして、なかなか、慣れというんですか、慣例とは同じことを繰返しながら行っていくということなんですよね。そうすると、私以上に皆さんは数十年かかわっているものですから、あえて見逃すことはないと思いますが、慣れによって見逃してしまうことがあるんではないかと私は思っているんですよね。

 そういうことに対して、私は今回、確認として質問を行っているんですけれども、それに対して、実施をすることによって、物事を予定どおり、予定されていたことが実際に行われているかいないかによって、町の財政の健全化というかな、正しく利用してもらっている。それによって、町民にどれだけのサービスができるかということですよね。町も町民に負の財産を残さないという私の考えなんですけれども。

 そういった中で再度質問したいと思うんですけれども、最初に言った例規集管理、管理が先ほど言った400万円以上ですね、26年度計上しているということで数字の説明があったと思うんですけれども、これをすぐに活用していただかなければ、正しい公平な町民に対するサービスができないと私は思っているんですよね。

 そういった中で、これ、私が一部、これ例規集というものを持っているんですけれども、この例規というのは高根沢町の法律ですよね。決まり、規則、しきたり、そういうことを重視して今回質問しているんですけれども、対価、対価というのが65条の中に、町長に説明してもらったんですけれども、これを読み上げると時間がかかってしまうので読み上げませんが、65条の対価というのは、労力、材料などを人に提供して、提供した報酬、こういうことですよね、対価とは。そういうものをいかにして受取る団体側の例規ですか、こうものを必ず割り当てていると思うんです。これは総務課、総務課、企画課、今年度予算に170億余りのお金が計上されていますけれども、それを本当に正しく、先ほど言った決裁規程、各部署によって決裁規程の範囲、責任というのは違うと思うんですが、何もかも総務に準ずるのではなくて、各部署の担当課でそれはできると思うんですけれども、それにはそれなりの理由というものがあると思うんですよね。内訳がね。それに準じてやっていると思うんですけれども、私が言いたいのは、最後にこれ話にきりがないんですけれども、ただ、私が一つのお願いとして質問しているのは、こういう決まりをいかにして守っていただけるか。もう一度、申し上げますが、仕事というのは、慣れというのは一番恐ろしいんですよね。目に見えなくなりますから、やっていることが。

 その中で、2つ目の町建設工事等検査規程に関し、検査の実施(第6条)、これが主に公共施設の入札に関して、契約行為、これが遵守しなければ意味がないと思うんですよね。ただ、だんべー、言葉悪いんですけれども、だんべーで慣れ、だんべーという内容で黙認、確認、これがされているかいないかというと、私の考えでは、されていない部分が往々にして見られると思うんですよ。私ら議会議員というのは、成案のチェック機関の一員としてやっているんですけれども、皆さんも執行の中で、いかにして決まり、しきたりに基づいてやっているかということもチェックの一つだと私は思っているんです。

 そういった中で、今回、町長のほうからも説明があったと思うんですが、検査の実施、この検査の実施ということで確認したいんですけれども、これは検査の実施に対して、総務課長のほうはどのように感じているのか。町長ではなくて、総務課長にお伺いしたいんですけれども。



○議長(加藤貞夫君) 総務課長、加藤敦史君。



◎総務課長(加藤敦史君) 検査の実施につきましても、同様に、建設工事等検査規程を設けております。先ほどの町長の答弁と同じになってしまうんですけれども、ここに記載してあるとおり、契約書、設計図書、それから関係書類に基づいて、当該工事の内容をきちんと把握して、厳正かつ公正に工事目的物の検査を行わなければならない。これを繰返し繰返し、関係各課もそうですし、我々総務課のほうでもチェックをしていくというふうな考えで進めております。



○議長(加藤貞夫君) 10番、横須賀忠利君。



◆10番(横須賀忠利君) 総務課長に一つ参考にお伺いしたいんですけれども、各部署から上がってくるもの、予算要求、そして、総務課長というのはそれを承認しながら最終的に町長に決裁判をもらうと思うんですよね。一番大切な、今回一番大切な総務課長ということで、この工事検査規程というのがあるんですけれども、先ほども私言ったと思うんですけれども、規程というのは決まりですよね、決まり。これ約束事を決めて、事務を取り上げて行う基準として定められた一連の事項だと思うんですよね。

 こういったときに、先ほど、町長の質問にあったと思うんですけれども、一番大事なのは、現場において、歳出する前に何を確認するかというと、するものは、先ほど町長が言った工事写真、公共事業に関しては工事写真ですね。工事写真というものは、この例規の中にもうたっているんですよね。これは相手方が、これはプロですが、現場によってはなかなかプロじゃないというのは私も認識を持っているんですよ。それは皆さんがやっていることだからわかるでしょうが、しかし、そうかといって、執行機関の一員としては許される問題じゃないんですよね。

 そういうことで、適か不適かということを確認しなくてはならない立場であるので、それを皆さんいるということは、各部署の決裁権を持った方々はみんな一緒なんです。別に総務課長が全てのことを決裁すると私は思っていませんので、これは一員としてこれは皆さんに言えるんだと思うんですが、その中で、今回の工事写真というもの、以前にも何年か前に、現場においては半年も指名停止になった業者もいましたよね、下水道関係で。そういうことで、やはり、後に残るもの、黙視できないもの、地下に埋まってしまうもの、そういうものは、あくまでも事例としては黙視できるものをちゃんと置かなきゃならないということなんですよね。

 私が、あえて総務課長に、これ、お願いなんですが、ほかの部署で決裁規程、契約書の裏に要綱がありますけれども、それ以外のもので、課長が上がってきたもので差戻しはできるんですか。それを聞いておきたい。



○議長(加藤貞夫君) 総務課長、加藤敦史君。



◎総務課長(加藤敦史君) 差戻しというか、合議という形で総務課長のほうに回ってくるものがたくさんございますが、その段階で疑義があるというか、中身が不明瞭な部分がある場合には、決裁は当然せずに、もう一度説明を求めたりする場合はございます。

 以上です。



○議長(加藤貞夫君) 10番、横須賀忠利君。



◆10番(横須賀忠利君) 課長に、私の個人的な考えというか、一般的な議論の中で言わせていただくんですけれども、皆さんプロとして各部署を預かっているんだと思うんですよね。裁判ごとじゃないんで、差戻しというのはなかなかできないと思うんですよ。それはなぜかと言ったら、各担当部署でかかわったものを申請して、総務課長というのはそれに承認しなければ決裁認定をすることはできないと思うんですよ。そのときに、疑義というのは疑いがあるというような言葉に聞こえたんですが、それは基本としてなかなか難しいと思うんですよ。これをやりなさいということは。

 だから、その辺をないようにただお願いしたいんですよ。というのは、差戻しとか繰戻しとかいう言葉がありますけれども、行政においてはあってはならないと思うんですよ。それだけ皆さん、プロとしての責任があると思いますので、差戻しはできないと思いますので、その辺を今後、職員同士の協議の中でそういうことがないように、これはちょっとお願いを、これはお願いですよ。



○議長(加藤貞夫君) 町長、加藤公博君。



◎町長(加藤公博君) 今、横須賀議員は差戻しという言葉を使われていますけれども、それは横須賀議員がそういう仕組みを差戻しということに位置づけただけなんですよ。別にこれは差戻しとかそういうことをやっているわけではなくて、当然決裁の仕組みの中で、上位者は当然スルーするわけじゃないんです。当然確認をして、いろいろな自分の中で、きちっと内容に即して問題ないという、その上で、例えば決裁書が私のところ、町長のところにあれば、そこまでのところできちっと内部で順番に積み上げてきた結果、問題ないという判断をして持ってくるわけですから、そこの中で十分かどうかということは、当然、課長とか補佐とか係長とか役職がついている方々の職務の責任として、それをやっていただくことなんです。

 だから、それは、たぶん横須賀議員は、裁判とかそういうふうな言葉で差戻しという定義づけをされている言葉の使い方なんだろうと思うんですが、別に、役所の中は差戻しとかそういうことではないんです。これは当たり前のこととして、業務上、職責としてそういうことの確認をしながら、そして上位者に上げていく、これは当然のことなんです。

 それと、先ほどからちょっと私聞いていて、少し、私もやはり町長として職員を守る立場もありますから、ちょっと私の考えを言わせていただきたいんですが、いわゆる、先ほどのお話を聞いていると、慣習とか慣れとか、それで職員が何か見逃しをしているということを、もう既に横須賀議員はそういうことがあるんだという前提で、だから例規集とかそういったものをきちっとちゃんと守ってやるような体制はどうなっているんだというふうなご質問をされているように受け止められました。だから、そういったところも、これは具体的に、これがこの例規の規程に違反をして、そして例えば対価の支払いのみならず、いろいろな手続上、まさに例規に違反をしたということが具体的にあれば、それはそのことについてという話になると思うんですが、憶測の中で、例えば職員がそういう可能性がある、これは議会というこの議場の場では私は適正を欠いていると思いますので、それについて、逆に横須賀議員のお考えがあるならばお伺いをさせてください。



○議長(加藤貞夫君) 10番、横須賀忠利君。



◆10番(横須賀忠利君) 町長のほうから、私が説明不足というようなところでお話をしますが、ただ具体的にと言われると具体的に説明しなければならないと思いますので、具体的に。

 なぜ、今回、総務課長にこれだけのお願いと確認をしているかというと、私は前から何度も阿久津小学校に関しては答弁を求めているんですよね。そのときに、まさに先ほど町長が申されたように、例規に反していると私は思っています。これは認識の違いがあると思いますが、例規において、例規の中には検査の実施の中に4項目あるんですよね。4項目あるうちの3番目、検査職員、担当部署の立場の人、その検査職員は、検査部分が地下または水中に埋没している旨の理由により外部から検査をすることはできない場合は、工事写真というものが例規の中に載っているんです。これは、私は以前から何度も質問しているんですけれども、何の問題もないということは、先ほど言ったように認識が違うと思うんですけれども、あくまでも例規の中に、後から確認ができない、黙視ができないところに対しては工事写真。工事写真というのは、設計図、施工図の中に特記事項として仕様書の中に寸法数値が出ているんですよね。それを確認できなければ駄目なんですよ。ということは、当時の担当部署の課長が、今度総務課長になったんで、私はそういうことを気にしているわけですよ。失礼な話ですけれども。

 だって、先ほど言ったように、170億近いお金が、町長に正しい立場として承認を決した立場ですから、こういうものを決まり規程を守られない。守っていると言えば、それは認識の違いですが、私はそういう認識です。私は、例規に準じて、こういうものを提出してくださいと言っているのに、全然提出されていないですよね、これは事実だから。一般質問の答弁の中に載っていますから、これは。

 だから、こういうことが守られていないから、今、そこまで私は言うつもりなかったんですけれども、具体的に言ってみればそういうことなんで。今後どういうふうな考えを持って、それを遵守するかはわかりませんけれども、例規にあるもの、数多く例規というのはあると思いますよ。全てそれを知り得ようというとなかなか難しいと思います。それは、そのために担当部署があるので、担当部署でそれを見返しながら、やっぱり進めていただきたいと思うんですけれども。

 阿久津小学校に関しては、例規に違反していると私は思っている。先ほど言った差戻しというのは、私の認識なんですけれども。これは違った簡単な例で言わせてもらいますけれども、差戻しができるかと言ったのは、担当部署がその上の役職の人間に何も問題ありませんと言えば、それ以上要求できないと思うんですよ。今までに質問の中で、担当部署で前教育長も例規に基づいて何の問題もありませんと言っているから、当然、これは最終決裁する町長は、担当者が何の問題もありませんと言えば、町長はありませんとしか言えないですよね。これはそういう流れだと思うんですよ。だから、それを二度とないようにということで私は思っているんですけれども、担当部署で問題ありません、ましてこういう例規、私の一般質問には、前教育長が町の例規に基づいて問題ありませんと言っているんですよ。これは例規に載っているんですよ、こういうものが。これに準じてやるから、私は何回も質問をして、町長にも失礼だけれども質問をした結果、何の問題もないということを言われちゃう、それで町長も何にも言えないと思うんです。それを二度とないようにということで、私はこれを質問しているんですけれども。

 だから、町長、そういうことなんです。例規に従ってやる行為だと私は思っているので、別に担当を責めているわけじゃないですよ。町長はさっき言ったように、差戻しとか何とかというのはお互いの認識の違いがあるので、その辺はそういうことなんです。



○議長(加藤貞夫君) 町長、加藤公博君。



◎町長(加藤公博君) 横須賀議員が感じていることを横須賀議員はお話をされているわけですね。もうこの問題については、今までも何回もこの議会で質問がされ、そして執行部としてもお答えをしてきているわけです。

 ですから、この問題は、たぶん横須賀議員の個人的な判断基準の中で行っていることの繰返しだと私は思っていますので、どこまでいっても、我々執行部とそこは相交えることはないところなので、これは、いわゆる個人の判断で、議会でお話をされているという認識でしか、我々、私もまた執行部も思っていないので、これはどこまでいっても平行線なんでしょうね。

 でも、我々は、横須賀議員はその規程とか例規に基づいてやっていないというふうにお感じになる、それも個人の感覚ですけれども、我々は組織として、それに準じてきちっと仕事をしている、それが我々の仕事の環境として日常的にきちっとやっているということですから、これについては、どうにもならない。横須賀議員との話はどうにも、これ、議会で話をする内容としては、私は全く適切を欠く話にならざるを得ないのだと、私はそう思いますよ。



○議長(加藤貞夫君) 10番、横須賀忠利君。



◆10番(横須賀忠利君) 町長、非常に町長に反論というか、町長に言うわけじゃないですけれども、私は先ほど例規と言いましたよね。これは決まり。この決まりによって質問をしているわけですよ。決まりによって質問しているにもかかわらず、その決まりのあかしがないということを私は申し上げているんです。

 だから、この中身では、ないものを私は求めているんでは仕方ないですけれども、あるものを求めて、そのあるものを提示できないということは、申しわけないけれども、個人的には違反しているんじゃないかと、納得できないという内容なんですね。

 だから、例規を見てみると、町建設工事等検査規程に関し、検査の実施(第6条)、これがおおむねの例規の心臓部だと思うんですよ。この4項目あるうちの3項目、検査職員は検査部分が地下または水中に埋没しているなどの理由により、外部から検査をすることができない場合は、工事写真をと明記されているんですね。明記。これは私が個人的に言っているわけじゃないですよ。明記されているものです。

 それで、今の現状ということで、この後教育長に質問するんですが、この工事写真があれば何の問題もないんですよ。正直のところ。これは約30mm以上の間隔にということ、細かく言わせてもらうと、約2,000本の鉄筋が溶接されているんですよね、特許60cmの中に。その写真が1枚もない。これは設計図、仕様書特記に、15cmの12mmという数字が出ているんです。それも約30万かかるので撮影をしなさいというものが出ているんですよね。これは国土交通省、国の税金をもらっていますから。そういった中で、ただ、それを安全のために提示してくださいとしか私は言っていないですよね。それがないので、申しわけないけれども、今の現状じゃないですかと私は言いたいわけ。

 だから、それが証明できない。証明できれば、後は何の問題もないんですが。そのときに、担当部署が決裁判を押す人に何の問題もありませんと言うと、一々今度は決裁判持っている人が行って現場を確認することはできないと思うんですよ。そのために、言葉の、認識が違うかもしれないけれども、その内容を戻すことはできるんですかということをさっき聞いたんですけれども。私の考えでは、それは戻すことはできないというような手法じゃないかと思っているので。だから、現場を扱っている人がこういう例規というもの、一般財源でも計上しているんだから、そういう大事なものは使用してもらわないと困りますという私の考えなんです。

 これを、まだこれは解決はしていないですけれども、解決はしていないですけれども、今度はどういう考えでやるか、それはわかりませんが、ただ、具体的にと言われるとそういう説明になっちゃうんで、こういうことがないようにこれは要望しなきゃならないんですが、ということなんですけれども。

 総務課長、これに対して今後どうですか。



○議長(加藤貞夫君) 総務課長、加藤敦史君。



◎総務課長(加藤敦史君) 阿久津小学校の建設工事に関しましては、当時、3月まで私はこどもみらい課長で責任ある立場におりましたので、これまでの議会の中の答弁でも申し上げてきましたけれども、そのご指摘いただいている写真の件に関しましては、1カ所はあるんだけれども、横須賀議員からすると、それは写真にあたらないというご指摘があったかと思います。

 ただ、工事の責任ある立場としては、管理業務そのもの、業務委託ということで、その専門性を信頼して業者にお願いをして、その業者から提出された書類を確認し、また監督職員、現場監督として職員もそこに立ち会い、協議しながら一つ一つ確認をして、まさに例規に基づいて確認行為をし、その後、総務課のほうで検査をして、完了に対し、支払いを済ませたという結果であります。ですので、当時も責任ある立場に私はいましたので、そこは規則に基づいて着実に業務は進めてきたというふうに認識しています。

 以上です。



○議長(加藤貞夫君) 10番、横須賀忠利君。



◆10番(横須賀忠利君) 大方は質問をした内容、5項目中、幾つかの足りないところありますけれども、この大方の最終結論は第6条につながっているんですよね。検査の実施、第6条の1項目の検査職員は、契約書、設計図書及びその他関係書類に基づき、あらかじめ当該工事の内容を把握し、厳正かつ公正に工事目的物の検査を行わなければならないということを例規にうたっているんですよね。これが例規にうたっているように、例規どおりにやっていれば何の問題もないんですよ。完全に、完璧に監視した部分もどんな状況があろうと、これは質問する内容じゃないですけれども、例規にうたっているものが事実、完結かと言われると、3項目めにあるように、その検査の部分、後から目視できないところに対しては工事写真というものが載っているんですよね。先ほど、後から6枚もらいましたが、400枚も500枚もあるうちの6枚がこれですと言われても、仕様書、図面の特記にうたっているものが明解になっていないということは、今ある問題、どうなっているんだということを逆に疑いたくなるんです。それで安心・安全な学校生活ができるのかということがあるんですけれども。つくっちゃったものはしようがないよね。しようがないという言葉はいけないんですけれども、今後、先輩議員からも、鈴木議員からも東小学校に関しての老朽化のために今後いろんな問題、課題があるんですけれども、こういうことが例規を守られないで、また二度同じことをやられたら、これは危険でしようがないですよね。公金の無駄遣いになってしまうんじゃないかと私は思うので、一つとしては、こういうことがないようにということが私の意見なんですけれども。



○議長(加藤貞夫君) 町長、加藤公博君。



◎町長(加藤公博君) 町執行部と横須賀議員のそこのところの考え方が根底のところがなかなか交わらないということ、これが前提ですけれども、ただし、私のほうでも、やはり今回そういうような横須賀議員のご指摘を受けるような可能性を残したということ、これについては、やはりこれから考えていかなきゃいけない部分だという理解はあるんです。

 つまり、いわゆる職員の監督といっても、いわゆる特殊な工事、特に専門性の高い内容等について職員がつぶさに全ての状況を検査に行っても、理解できる、把握できるということではないということは、私も認識をしておりますので、これは、今総務課長に指示をしてあるんですが、いわゆるその専門性の高い工事発注、そういったもの、これはある程度ルールづけを今してくれということを今頼んでいますけれども、外部に向けてそういった監督の仕事の発注ということも、今視野に入れて、そしてルールづくりを今総務課長のほうに指示をしているところでありますので、その辺はご理解をいただければと思います。



○議長(加藤貞夫君) 10番、横須賀忠利君。



◆10番(横須賀忠利君) 町長の答弁、理解しました。

 そして、私の一つのお願いなんですが、公共施設発注工事に対して、国などがダンピングで90%ということですか、予算の予定が。高根沢町も、できれば準じた、いい仕事してやってもらわなければ、安かろう悪かろうではしようがないので、これは私のお願いですよ。できるだけ執行部でそれは考えていただきたいんですけれども、いい仕事やるには、やっぱり90%、あとは、プロポーザル方式、中身の問題だと私は思っていますので、その辺を考えていただければ。



○議長(加藤貞夫君) 町長、加藤公博君。



◎町長(加藤公博君) 90%がどうかとか、そういうことを議論することが私はおかしいと思っていて、いわゆる町のほうでもその積算をする根拠があって、それに基づいて各業者の入札がある。つまり、国のほうでも品確法が施行されて、要するに歩切りとかそういうことも一切まかりならんという状況でありますから、予定価格のものであれば、その中で一番安い方が落札をするという基本の考え方だと思うので、90%がどうかとか、それをあえてまた統一すること自体がおかしな話になってしまうと思うので、またそこはご理解をいただけるのではないかと思うんです。



○議長(加藤貞夫君) 10番、横須賀忠利君。



◆10番(横須賀忠利君) まさに、町長がおっしゃっていることはごもっともだと思うんですけれども、ただ、私らチェックする機関で、今までにも公共発注工事において、単価が安くて負の財産になるようなものでも、私個人で考えさせていただければ、そういう問題もあったと私は思っているんですよね。そういうことが二度と、町の公共事業には負の財産を残さないためには、ある程度の予定価格も必要じゃないかと私は思ったんでお願いしただけであって、それを判断するのは執行部のその人たちにお願いしたいと思います。

 続いて、教育長に最後の質問をさせてもらいますけれども、昨年6カ月点検、補修して大分過ぎたと思うんですが、今現在見て、安心・安全という言葉を残されるんですけれども、本当に問題がないんでしょうか、現に。



○議長(加藤貞夫君) 教育長、小堀康典君。



◎教育長(小堀康典君) それでは、非常に、立場的には今年の3月31日まで阿久津小学校の校長をしていたという立場、それと4月2日からは教育長というふうなことで、両面の立場でこれをお答えをしなくてはいけないかと思いますけれども、まず前もって、この両方の立場で、阿久津小学校は安心・安全な施設であるということを十分認識しておるということでお話をさせていただきたいと思います。

 まず、校長としてどのように考えていたかという部分でありますけれども、平成26年2月19日に阿久津小学校は竣工式を迎えました。午前中10時から竣工式が終わりまして、午後、はじめて子どもたちを新校舎に入れるというときになったときに、6年生を校舎に入れたいということで、本当にこれは申しわけないお話かもわかりませんけれども、全部の電気をつけて、明かりを真っぴかにして、子どもたちを、すみません、ちょっとそのときの気持ちが今込み上げてきてしまいまして、本当に感謝と感動があったというのが本当であります。恐らく子どもたちも、走り回っていいんだよというふうに言ったんですが、子どもたちは静かに校舎を眺め、一つ一つ触れながら、とてもいとおしそうに見ておりました。この子たちは3年間非常に苦しい思いをしながらプレハブ校舎、そして新校舎の引っ越し、そして、たった18日しか入れない子どもたちであったわけですけれども、この子たちが本当にその校舎をいとおしく思っていた姿というのが、本当に今も目に焼きついております。「まるでアウトレットみたい」、これは栃木テレビの取材に子どもたちが答えた言葉でありますけれども、本当に最高の施設をつくっていただいたなと思っております。

 卒業式の式辞の中にも、私は、この年の、平成26年度の卒業式の式辞の中にこんな文章を言ったことを覚えております。この素晴らしい校舎を母校とすることを誇りとして頑張ってくださいというようなことを、卒業式の式辞の中で言いました。

 そういったことで、本当にこの校舎をつくっていただいたことについては、子どもたちとともに感謝をして、校長というふうな職務を全うすることができました。その後、1年間、その新校舎の中で過ごすことができました。私は1年2カ月、その子どもたちと一緒に生活をすることができましたけれども、当然、その中では、6カ月点検、1年点検ということで、子どもたちの教育活動上、支障となる不具合な部分は多々ありました。そのことにつきましては、常にこどもみらい課と連絡をとり合いながら、早急な対策をしていただいたり、先ほど申し上げましたように、6カ月点検の中でしていただく、あるいは1年点検というようなことで早目早目の対応をとっていただいたことに、大変私は感謝をしておりました。

 現在、教育長になりました。教育長になりまして、先ほど申し上げましたように、この阿久津小学校の施設の安全については、さらなる安心・安全な施設になるように、これからも当然、学校職員も通常、安全点検というのを行っておりますし、当然PTAの方々もこの学校施設については非常に関心を持って、これは当たり前の話なんですけれども、お子さんが通っている学校だということでありますから、安全・安心については、さらに検討し、そして改善していくと、このような姿勢で臨んでいきたいなと思っております。

 ちょっと感情的な発言になってしまったことをおわび申し上げます。

 以上であります。



○議長(加藤貞夫君) 10番、横須賀忠利君。



◆10番(横須賀忠利君) 教育長には、最初からかかわった校長で、今度は教育長ということで、教育長の思いが今伝わってきましたけれども、先ほどちょっと不具合という言葉も出ましたが、あえて私は今回不具合について聞くつもりはございませんが、子どもたちの安心・安全、学び舎として、今後使いやすい、子どもたちが学ぶ場として期待をしていますので、その辺はよくご理解していただいておきたいと思いますので、これで私の一般質問は終わりにしたいと思います。



○議長(加藤貞夫君) 10番、横須賀忠利君の質問に対し、当局の答弁が終わりました。

 ここで暫時休憩します。再開は11時15分とします。



△休憩 午前11時08分



△再開 午前11時15分



○議長(加藤貞夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△森弘子君



○議長(加藤貞夫君) 続いて、13番、森弘子君の発言を許します。

 13番、森弘子君。

     〔13番 森 弘子君 登壇〕



◆13番(森弘子君) さきに提出しました通告書に従いまして、順次質問をいたします。

 1項目めとして、人にやさしいまちづくりの推進について、2項目めは、教育環境の充実についてです。

 1項目めの、人にやさしいまちづくりの推進なんですけれども、人にやさしいまちづくりを推進していくためにも、4年前に起きた東日本大震災、災害が起きると本当に人々の暮らしが一転してしまいます。私のふるさと福島県では、いまだに12万人の方々が避難生活を余儀なくされて、日々、災害及び地震がここ何日間も起きております。

 そういう中で、安倍政権は、原発再稼働、そして集団的自衛権行使によって多くの若者たちを戦争に送ろうとしている。こういう政権では、本当に人にやさしいまちづくり、国づくりはしていけません。これを前段として、質問に入らせていただきます。

 1項目めの、人にやさしいまちづくりの推進について。

 栃木県では、平成11年10月に「栃木県ひとにやさしいまちづくり条例」を施行いたしました。人にやさしいまちづくりとは、高齢者や障害のある方、妊産婦、幼児など誰もが安心して暮らし、積極的に社会参加できるよう生活環境を整備していくことです。

 条例では、県民、市町村、事業所等の責務が明文化されており、本町においても公共施設や道路、公園等の点検を行い、計画的に整備していくことが求められております。

 町として、人にやさしいまちづくりを推進していくために、現状と今後の課題及び広報活動をどのように推進していくのか伺います。

 2項目めは、3点にわたってお伺いいたします。

 教育環境の充実について。

 1点目として、就学援助制度の拡充について。

 政府が進めてきた雇用社会福祉の切り捨てによって、日本の子どもの貧困率は、OECD加盟国34カ国中、ワースト9の深刻さで、子どもの6人に1人が貧困に陥っています。特に、ひとり親家庭の貧困率は54.6%になり、政治と社会が総力を挙げて子どもたちの貧困対策に取り組むことが急務となっています。特に日本は、子育てにお金がかかる国で、多くの先進国は教育費の無償化が進んでいます。日本の公的支出は、OECD加盟国中、5年連続最下位です。子どもの貧困対策法も2013年6月に成立しています。しかし、実効性ある施策が乏しく、一部の大企業を除いては、経済状況の悪化からさらに貧困と格差が拡大しています。子どもと貧困問題で、特に学習支援事業については、今年の3月定例議会で提案させていただきました。今回は、就学援助制度の拡充について、これもこれまで再三質問いたしました。

 就学援助制度は、教育を受ける権利と義務教育の無償を定めた憲法26条と、教育基本法に基づいて、経済的に困難を抱える小・中学生のいる家庭に学用品や学校給食費などを市町村が援助する制度です。高根沢町では、小・中学生合わせて平成26年4月で100人、平成27年4月で110人が該当し、支給を受けています。

 文科省では、就学援助の中にPTA会費や生徒会費、クラブ活動費なども対象に加えていますが、これは自治体の裁量に任せられています。子どもたちがお金のあるなしでクラブ活動の選択を狭めることがないよう、本町では援助費の中に加える考えはあるのか。これも再三質問をしてきましたが、今後、加える考えがあるのか伺います。

 また、就学援助制度には、就学前の子ども、小・中学校の新1年生が入学前に準備する学用品やランドセル、学生服、体育着などを購入する費用、入学準備金が用意されております。しかし、これは就学援助の申請は入学後のため、実際に支給されるのは7月頃、1学期終わり頃になってしまいます。支給時期を早めることはできないのか、伺います。

 2点目は、禁煙教育の取組みについて。新しい教育長になりましたので、これもこれまで取り上げてきましたが、取り上げさせていただきました。

 2003年、平成15年5月に健康増進法が施行されたことを受け、私は直ちに一般質問で取り上げ、本町では、平成15年9月から小・中学校が敷地内全面禁煙となりました。その全面禁煙となった目的としては、学校は、子どもたちの喫煙防止教育と薬物乱用防止教育を含めた健康教育を積極的に推進する機関であり、子どもたちに健全な教育環境を整備推進するために実施したという目的が書かれております。

 禁煙教育について、次の2点を伺います。

 ?受動喫煙による子どもへの害は、呼吸器疾患の罹患率や呼吸器機能の低下、発がん、身体発育への影響など、成長過程にある子どもの健康に大きく影響を及ぼすことが報告されています。学校における子どもたちや保護者に対して禁煙教育の取組みが行われているのか、伺います。

 ?としては、小・中学校における教職員の禁煙状況と喫煙場所を伺います。

 3点目としては、中学生の学生服の購入について。

 町内の中学校の学生服は、それぞれの家庭で町内の衣料品店で購入しています。各小学校における新中学1年生の学生服及び体育着等の購入について、現在どのような方法で各家庭に周知を行っているのか。また、採寸及び販売などを学校の体育館などで実施できないのか伺います。

 積極的なご答弁、よろしくお願いいたします。



○議長(加藤貞夫君) 森弘子君の質問に対し、当局の答弁を求めます。

 町長、加藤公博君。

     〔町長 加藤公博君 登壇〕



◎町長(加藤公博君) 森議員の一般質問に対し、答弁を申し上げます。

 はじめに、人にやさしいまちづくりの推進についてのご質問にお答えします。

 「栃木県ひとにやさしいまちづくり条例」とは、高齢者、障害者、病弱者、妊産婦、幼児等の行動を阻む様々な障壁を取り除き、全ての県民が自らの意思で自由に行動でき、積極的に社会参加ができるよう生活環境を整備していくために、ソフト面及びハード面からのバリアフリー化を進めるため、国・県・市町村の責務を明文化し、整備基準を定めたものです。

 町の公共施設については、平成15年から第1庁舎1階の総合窓口において、来庁者の主な用件が解決できるよう「ワンストップサービス」を導入するなど、ソフト面でのバリアフリー化を図るとともに、窓口カウンターを低くするなど、ハード面でのバリアフリー化を進め、平成18年からは、宝積寺駅東口整備事業においてエレベーター等の公共施設の整備を進めてまいりました。

 社会教育・体育施設については、平成25年から洋式トイレ・身体障害者用トイレ・スロープの設置を行うなど、順次整備を図っており、洋式化率は46.88%、身体障害者用トイレ設置率は92.31%となっております。

 道路についても、平成13年から着工した宝積寺駅西第一土地区画整理事業や、平成14年からは仁井田中央通りの整備において、段差のない歩道を整備するなど、バリアフリー化基準に適合するよう努めております。

 また、平成20年からは、町道494号線(コミセン道路)の通学路の自歩道の段差解消を始め、交通安全プログラムによる取組みに先行して整備を図り、現在も交通安全対策事業を進めている状況であります。

 町の公園については、平成25年度に「高齢者、障害者等の移動等の円滑化のために必要な特定公園の設置に関する基準を定める条例」を定めており、本年度からは公園長寿命化計画を策定いたしますので、公園の点検等を行い、この中でバリアフリー化の見直し等について、順次、計画的に取り組んでいきたいと考えております。また、新たな道路整備においては、バリアフリー新法に基づき、道路の構造基準等に準じた道路整備を進めているところでありますが、財政計画により、順次整備を進めている状況にあります。

 これらの整備の結果、施設整備等のハード事業においては、徐々に改善されてきているものと考えております。

 また、人にやさしいまちづくりの取組みにおいては、ハード面ではできない部分での周りの人々の支え合いや、ちょっとした心遣いが全体的なバリアフリーのまちづくりを進めていくために大切なことであると考えています。

 そのため、町・事業者・町民が協働し、さらなる理解の推進に向けて、例えば「社会を明るくする運動」や「人権の講演会」などのソフト事業を進めてまいりました。

 そのほか、町においては、障害者が暮らしやすい環境づくりに向けた「高根沢町障がい者元気プラン」や、様々な資源を活用して工夫を凝らし、安心して子育てできる町、みんなで子どもたちを見守るまちづくりを目指す「高根沢町子ども・子育て支援事業計画」を策定しております。

 これらの内容をさらに周知することで、人にやさしいまちづくりに反映することができるものと考えております。

 また、学校においては、福祉体験として、車いす体験・アイマスク体験・手話体験・高齢者疑似体験などの実体験を通じて考えてもらう機会を設けており、それ以外にも、人権教育や福祉講話を通じて、高齢者や障害者に関する福祉の実態を知ってもらい、人の心の温かさ、優しさを大切にする気持ちや他者へのいたわりの気持ちを育む教育に取り組んでいます。

 なお、次期地域経営計画においては、基本計画の中に豊かな心の育成を図るため、道徳教育の充実を上げております。

 ひとにやさしいまちづくり条例は、高齢者、障害者等の弱者救済のみを目的としたものではなく、全ての人が安全で快適な生活を営むことを目的としたものです。そのためには、人にやさしいまちづくりに対して、町民がさらに理解を深め、意識を醸成することが必要であり、それぞれの事業について5年・10年という長期的な活動が重要となります。

 今後については、子どもたちに照準を合わせ、様々な体験を通じてバリアフリー化の必要性を感じてもらうことなどにより、人にやさしいまちづくりの裾野が広がることを期待して、地道に活動を進めてまいります。

 以上で、私からの答弁を終わります。

 次の、教育環境の充実については、教育長から答弁を申し上げます。



○議長(加藤貞夫君) 教育長、小堀康典君。

     〔教育長 小堀康典君 登壇〕



◎教育長(小堀康典君) 森議員の一般質問に対して、答弁を申し上げます。

 はじめに、教育環境の充実についての質問のうち、就学援助制度の拡充についてお答えをします。

 日本の子どもの貧困率は、森議員が心配されているとおり、国の各種調査結果から深刻な状況と推察されます。この調査結果等を踏まえ、国では「子どもの貧困対策の推進に関する法律」が施行され、子どもの将来が生まれ育った環境によって左右されることがないよう、また、貧困が世代を超えて連鎖することがないよう、全ての子どもたちが夢と希望を持って成長していける社会の実現を目指し、平成26年8月に「子どもの貧困対策に関する大綱」が定められたところであります。

 しかし、国は、生活保護制度の総合的な見直しにより、平成25年度から3年間の期間を設けて、段階的に生活保護基準額の減額を実施しており、町はこの生活保護基準額をもとに運用していることから、就学援助対象者の縮小が危惧されているところであります。

 就学援助制度は、学校教育法の規定に基づき、経済的な理由によって就学困難と認められる児童・生徒及び保護者に対し、義務教育の円滑な実施に資することを目的としておりますので、生活保護の基準引き下げに伴い就学援助制度の基準も引き下げることは、特定の世帯状況に置かれている家庭を不利にすることになり、制度の趣旨に反すると捉えております。

 そこで、町は今年度より、子どもの貧困対策の推進に関する法律が施行されたことや、生活保護の基準額引き下げの影響によって就学援助制度の適用外となる方が増加しないよう、認定基準となる所得要件の倍率を、これまでの1.3倍から県内トップクラスの1.5倍に引き上げ、就学援助の受給範囲をより広いものとし、学校生活において就学困難となる児童・生徒への対策を強化しております。

 このように、援助の対象に新たな項目を増やすことよりも、受給対象者を増やすことへの取組みを強化していることから、PTA会費等の新たな品目を就学援助に加える予定はございません。

 また、小学1年生や中学1年生となる対象者への入学準備金についてですが、要保護者への支給は教育扶助からの支出となり、3月頃には振り込まれております。準要保護者の支給については、規則の中で「新入学児童・生徒学用品等」となっておりますが、現在のところ、支給時期は7月としております。

 新中学1年生の認定者は、小学校から継続で把握できますが、新小学1年生につきましては、人数の把握の問題もあり、また、教育委員会において決定が必要であること、国からの予算が示される時期などのこともあり、現状の7月支給が妥当であると捉えております。

 続きまして、禁煙教育の取組みについてお答えいたします。

 禁煙教育の取組みについては、第353回定例会でも答弁いたしましたが、あらためてお答えいたします。

 学校では、喫煙について健康被害と依存症の危険性について、各教科で学習しております。小学校5、6年生の保健の授業では、「喫煙の害と健康」と題して、喫煙及び受動喫煙により健康に影響を及ぼすことや、低年齢からの喫煙が特に影響が大きいこと、未成年の喫煙が法律で禁止されていることを学んでおります。

 中学校では、保健の授業の中で「喫煙の害と健康」と題して、たばこの煙に含まれる有害物質の作用による健康被害だけでなく、その依存性からがんになりやすくなることなどを学んでおります。

 また、特別活動の時間に、喫煙・飲酒・薬物乱用などの害に関することを扱い、自らの健康状態について理解と関心を深め、望ましい生活態度や習慣の形成を図っていけるよう学習しております。

 さらに、本町の中学校では、専門医を講師に招いて講話を聞き、たばこの害について知識を深めたり、県の事業と連携して薬物乱用防止のための啓発演劇を鑑賞して、喫煙から薬物乱用へつながる怖さと、誘惑に負けない心の大切さを学んだりしております。

 昨年6月には、北高根沢中学校におきまして「夜回り先生」で有名な水谷修さんを講師に招き、青少年の喫煙問題や薬物依存など、青少年が抱える諸問題について講話を聞く機会を設けるなど、生徒自らが健康についての理解と関心を高められるような行事を、各学校で計画的に実施しております。

 また、5月31日から6月6日までは禁煙週間となっており、この時期に合わせ、町の喫煙予防事業の一環として「たばこは絶対だめ」という喫煙予防に関するリーフレットが、保健センターより中学生を対象に配付されました。町教育委員会では、各学校に対し、これらの資料を活用し喫煙予防教育を実施するよう指示いたしました。この取組みが、保護者の喫煙マナー向上につながればと考えております。

 保護者に対しては、運動会や体育祭などの学校行事の案内の中に明記するなど、学校敷地内禁煙について周知を図っております。保護者の皆様には、ご理解をいただき、敷地内での喫煙は控えてくださるなどのご協力をいただいております。

 続きまして、小・中学校における教職員の喫煙状況と喫煙場所についてですが、現在、教職員の18名が喫煙しており、前回調査より減少していると報告を受けております。喫煙場所については、敷地の外で喫煙している状況です。

 今後も学校教育の中で、喫煙防止教育や薬物乱用防止教育を積極的に推進していくとともに、敷地内禁煙については、町のホームページや案内通知などを通して、引き続き、保護者や地域の皆様にご理解とご協力をお願いしていく所存でありますので、ご理解くださるようお願いいたします。

 続きまして、中学生の学生服の購入についてお答えいたします。

 各小学校では、例年、1月から2月に中学校入学説明会を実施しております。その際、中学校の担当者が小学校を訪問し、小学校6年生とその保護者に対して、中学校の学習や生活について説明しております。

 その中で、制服や体育着の必要性についても説明をしておりますが、学校から制服等の購入先の紹介などはしておりません。家庭によっては、進学に向け新しい制服などを購入する場合もあれば、兄弟や親戚関係、知り合いなどから制服等を譲り受ける場合もあります。そのため、購入に関しては、各家庭の判断にお任せしている状況です。各家庭が実情に合わせ、無理のない方法で入学準備を行える環境は、町内全ての子どもたちが夢や希望を持って中学校生活を迎えられることにつながると考えております。

 そのようなことから、小学校の体育館などで一斉に採寸や販売等を実施することは、実施しておりません。

 以上であります。



○議長(加藤貞夫君) この後、一問一答による質疑に入ります。

 13番、森弘子君。



◆13番(森弘子君) それでは、1項目めの、人にやさしいまちづくりの推進について再質問をさせていただきます。

 先ほど町長から、ハード面とソフト面について高根沢町の取り組まれている状況、現状などの報告がありました。それで、ハード面につきましては、公共施設とか社会教育施設、庁舎、駅、公園などの今後の整備目標とか現状などの報告がありました。

 それで、この人にやさしいまちづくりというかなり抽象的なスローガンの中で、じゃ、具体的にどうするかといった場合には、県の条例に沿って町は実施しているという状況なんでしょうけれども、この県には「ひとにやさしいまちづくり条例」ということで、県民に対して、市町村に対して、事業者に対してということで、条例の中で文書化して明文化されております。

 この「ひとにやさしいまちづくり条例」、県により条例に沿って県内では宇都宮市などが同じような条例を、宇都宮市に合ったような条例をつくっているんです。それなので、本町としては、先ほどはソフト面、ハード面について、町長のほうから、高根沢町の現状、今後の地域計画によって取り組む、財政計画に合わせて取り組む計画などが報告されたんですけれども、条例できちんと町民に啓蒙思想を植えつける意味でも、また、町民の認識、町行政としての責任、明文化、それを条例として今後つくっていくということは考えていないのかどうかお伺いします。



○議長(加藤貞夫君) 町長、加藤公博君。



◎町長(加藤公博君) 国とか県とかとして、そういう上部団体といったらいいんでしょうか、条例化される、そして、県の条例に基づいて、町が具体的に今こういう形で進めている。

 この森議員の質問の中でも広報活動ということにもつながるという位置づけで、町で条例を制定してはどうかという趣旨かと思うんですが、条例をつくることがいわゆる具体的に人にやさしいまちづくりになるのかどうか、やはり実感度として、私は、ハード、ソフト両面ありますけれども、個々の町民の方々が、高根沢町のバリアフリー化が実感として進んでいる、その実感度を上げていくことが、私は一番大切なことであるし、その実感度が広がるということが、つまりそれがイコール広報というか、町民の方々の多くがそれを体感することで、それが実感度、つまり広報という位置づけにもなっていくというふうに考えておりますので、今、即座にひとにやさしいまちづくり条例を町独自法として制定するというところまでには至っておりません。



○議長(加藤貞夫君) 13番、森弘子君。



◆13番(森弘子君) 上部団体、県のほうから県のほうの条例に沿って、町の取組みが町長のほうからハード面、ソフト面を報告されて、それをきちんと町民に対して文書化する、条例として制定してはどうかという質問だったんですけれども、即座に、じゃ、町でも条例を今後制定していきますというのは、即座に答弁というのは無理は無理なんですね。ただ、本当に今後、町の地域経営計画、それにあわせて財政計画を立てる上で、ハード面の部分については、本当に財政状況を考えながら実行していく、整備していくということが求められるんですけれども、それもやっぱりきちんと町民がいろんな部分で利用をして、ここがバリアフリーになっていないんじゃないかという、実感として感じるのが一番大事なんですね。ただ、そういう条例として文書化して、町民に啓蒙するというのも一つの手だと思うんで、これは、条例をすぐ作ってくださいというのは即座に答弁は無理なんで、これは要望とさせていただきます。

 それで、ハード面の中で、先ほど道路面の整備なども報告されたんですが、道路面の中でも本当に人にやさしい、子どもたちにやさしい、高齢者に、妊産婦にやさしいまちづくりとなると、かなり道路整備をしていく上では、財政的な問題がネックとなってくると思うんですけれども、一番ネックとなる中でも緊急にしなくちゃならない問題としては、子どもたちが安心して通学できる道路整備、これが一番緊急の課題ではないでしょうか。

 それで、先ほど町長のほうからも、高根沢町の通学路は交通安全プログラムが、高根沢町でも26年9月に通学路安全推進会議が開かれて、高根沢町として、子どもたちが安心して通学できる、そして危険な場所はどこかということで、町内の小・中学校、きっと子どもたちが通学するマップ、危険な箇所等、町としては整備していかなきゃならない箇所を策定して、そして、実施状況などもホームページには掲載されておりました。

 その場で、この間、議会報告会の中で、私はきちんとこういう策定されて、町でも整備されているという状況の中で、じゃ、幾らかは安心して子どもたちが通学できるのではないかということもあったんですけれども、議会報告会の中で町民の中から出たのが、危険箇所、とても子どもたちが安心して通学できないじゃないかというのが、348号線の並塚踏切、南踏切のところなんですね。348号線と350号線の交差点、県道南踏切の部分が、ちょうど新しく西側に行く道路とが交差する部分で、かなり子どもたちの混雑と車の往来があって、そういう場所が、じゃ、道路をすぐ整備ができるかというと無理なんで、交通指導員を何とか配置してほしいという要望が出たんです。

 交通指導員に対しては、昨年1月にも交通指導員を、ここは危ないということで募集なんかもかけられたんですけれども、そこは入っていなかったようなんですね。そういうことが町民の中から、子どもたちが車と交差する中で踏切もあって危ないから、せめて交通指導員ぐらいは配置をお願いしたいということがあったんで、その辺、ハードな部分じゃないんで、危ないという箇所には要所要所に交通指導員を配置するということを、もう一度点検をしたほうがいいのではないかと思うですけれども、その辺、町長及び地域安全課のほうではどのように考えているかお伺いします。



○議長(加藤貞夫君) 町長、加藤公博君。



◎町長(加藤公博君) 通学路の安全点検、3年サイクルでやるわけですね。もちろん、町、それから学校、保護者がいろいろかかわっていただいて、通学路の安全点検をやっているわけです。

 今、森議員のおっしゃるように、そういう本当に今までその枠組みの中で、じゃ全部吸い上げられるかというと、全部が全部必ずしもその危険箇所は、やはりその地域に住んでいる方のほうがより詳しくわかっていたりとか、やはり危険な箇所の認識はあっても、それを伝える場所がなかったりとかということがあるんだと思います。ですから、見直しをやっているわけなんですが、そういった地域の方、また議会報告会でそういうふうな要望のお話があれば、そういったことも当然尊重をさせていただいて、次なる安全点検のプログラムの中でどういうふうに反映していけるのか、そういう組み立てをしていければいいなと思っております。



○議長(加藤貞夫君) 地域安全課長、福田光久君。



◎地域安全課長(福田光久君) 先ほど町長が申し上げたとおり、交通安全点検プログラムにつきましては、3年サイクルで点検を行っていくということになっております。

 今年度につきましては、今こどもみらい課を通じまして、各学校のほうに危険箇所がどこか。当然学校、保護者だったり、地域のスクールガードをやっている方々もいらっしゃいますから、そういった方を踏まえた上で危険箇所の点検を今行っていただいている途中であります。

 当然、交通指導員の配置につきましても、そういった危険箇所に合わせて、配置が望ましい箇所については当然配置が必要だと思っておりますので、その辺、点検箇所が上がってきた次第で検討していくことだと思っております。

 以上です。



○議長(加藤貞夫君) 13番、森弘子君。



◆13番(森弘子君) 今町長のほうと地域安全課長さんのほうからも、やはりお金が、指導員に対するお金は人件費等などで必要かもしれないですけれども、道路を整備して舗装して拡幅してというお金よりはずっと少なくて済むと思うので、きちんと、この交通安全プログラムに基づいて、3年のサイクルで見直しと先ほど言われましたけれども、それは緊急にできる問題ではないかと思うんです。交通安全指導員を、この場所が危ないよという町民からの声があれば、即座に指導員を、状況を見て、じゃ、ここに一人置きますねというのはすぐにできる仕事だと思うので、そういうところは3年サイクルと言わず、去年の26年9月にできていることですから、それを3年後に延ばすことではなく、膨大にかかるお金ではないので、それは緊急にしたほうがいいのではないでしょうか。



○議長(加藤貞夫君) 町長、加藤公博君。



◎町長(加藤公博君) 基本が3年なんですよね。その危険性の状況というのが、やはり緊急的な必要性があるものは当然対処していく必要性があるということだと思います。

 そして、決して私もそのお金のことについては一言もまだ触れておりません。当然、子どもたちの安全の必要性にとっては、それはお金の云々ではないので、当然皆さんたちの声として、多くの方がそれをやっぱり必要だという認識があれば、それに手を打っていく、それだけであります。



○議長(加藤貞夫君) 13番、森弘子君。



◆13番(森弘子君) それでは、この部分について要望とさせていただくのは、まず、通学路は法の安全点検、これは、よく本当に建築確認の危険箇所を調べて、文書化して、それをじゃ、実施状況、今後は追い越し場所を実施していくというので文書化されてホームページに出ていたんですけれども、こういう形で、町内の部分、ハードの部分に関しては、きちんと子どもたちが安心して生活できるように、通学できるように、これまでもいろんな地域、いろんな町などで、通学路に車が突っ込んで子どもたちが亡くなってしまうという痛ましい事件が起きていますので、こういう本当にきちんとした調査に基づいた、今度はそれに基づいた中で、それの整備をきちんと財政計画も立てながらやっていただければと思います。これは要望とさせていただきます。

 それで、教育長への質問にかわらせていただきます。

 教育長のほうの再質問の中で、就学援助の問題があるんですけれども、この就学援助の問題、子どもたちが6人に1人の貧困という状況の中で、下野新聞の中でも「希望って何ですか」というのがずっと連載をされている中で、県内の子どもたちが本当に貧困の家庭の中で、特に母子家庭の子どもたちの生活状況が、余りにも、本当に私たちの今の自分の生活を考えると、母子家庭のおうちは本当に大変だなというのが、下野新聞の「希望って何ですか」にずっと連載されていました。本当に子どもたちの貧困問題、生活、暮らしが、親がお金がない、大変だということで、どれほど大変な生活をしているかというのがわかるんですけれども。

 それで、学習支援は3月に取り上げて、今回は就学援助の問題であるけれども、就学援助を受けている子どもたちの約95%は要保護生活保護の家庭じゃなくて、準要保護の家庭が主だということなんですね。それで、要保護家庭の場合には、生活保護の中からもこういう学校に必要なものなどが支給されるんですけれども、ただ、その国の政策の中で生活保護基準が引き下げられるという中で、縮小にもなってくる状況の中で、先ほど教育長さんは1.3倍から1.5倍に高根沢町は引き上げて、就学困難に、これまで受けていたのが受けられなくならないように、受給対象者をふやす努力をしているということなんで、私としては、要保護の場合には生活保護家庭なんで、生活保護の引き下げをしない中で制度としてずっと今まで維持してほしいというのがあるんです。

 ただ、準要保護世帯、一番問題になるのは準要保護世帯なんです。準要保護世帯の場合には、これ国庫負担金が平成11年(2005年)に廃止されてしまったために、用途等限定されない交付金として一般財源化されたために、高根沢町の就学援助のお金もほとんど町の財源から出しているんですよね、これ。国が廃止してしまった経緯があるので、この財源は国からではなく町のお金なんですよ。

 じゃ、町のお金、町民の税金を使って就学援助を準要保護の子どもたちに、ほかの子どもたちと大差がない生活を送っていくのには、といった中で、やはり不公平がないような形で町民の税金は使われるべきですけれども、準要保護の子どもたちの中には、先ほど言ったPTAのお金とか、生徒会とかクラブ活動とか、こういうのが、特にクラブ活動の場合には、今とてもお金がかかる状況になっているんですよね。部活という形の一環ではなく、本当に親も巻き込んだクラブ活動というか、何ていうか運動クラブというか、そういうので、かなりお金がかかる状況の中で、自分はお金がないから諦めようということになりかねないので、その辺は準要保護の世帯の子どもたちに、せめてクラブ活動のお金などを支給ということはならないでしょうか。どうでしょうか、教育長さん。



○議長(加藤貞夫君) 教育長、小堀康典君。



◎教育長(小堀康典君) 先ほども答弁いたしましたように、高根沢町の子どもたちが均衡に教育の機会を得られるようにということで、これは町として考えています。

 詳細については、課長のほうから答えさせます。よろしくお願いいたします。



○議長(加藤貞夫君) こどもみらい課長、阿久津径行君。



◎こどもみらい課長(阿久津径行君) 準要保護、先ほど教育長が答弁、今もなされたと思うんですが、所得要件の倍率1.3倍から県内トップクラスの1.5倍に引き上げた。これは町の方針といたしましては、個別の方に対して厚くするよりも、もっと援助が必要な方がいるということが考えられますので、その受給範囲をより広げるということで、この1.3から1.5倍ということでいたしました。

 それで、今のところは、先ほども申し上げましたように、PTA会費等の新たな品目の就学援助のほうは加える予定はないということでございます。



○議長(加藤貞夫君) 13番、森弘子君。



◆13番(森弘子君) 何と言ってもこれを拡充するということは難しいようなので、その就学援助の中でも、じゃ入学準備金、先ほど入学準備の中で生活保護の方、要保護の家庭の場合では3月中に支給になるので、入学に必要な子どもたちの体育着などを購入するお金などは、要保護世帯の子どもたちは安心かなと思うんですけれども、準要保護世帯の子どもたちは、今までどおり7月頃になるということなんですね。

 それで、県内では日光市がいち早く取り上げて、入学準備貸付制度というのが今年の1月から実施されたんです。それで、そういう、いつなら7月頃に入るということもあるんだけれども、実際必要なお金は、入学に必要になってくるのは2月、3月なんですよ。そのときにお金がない。じゃ、どうするかという世帯を対象に、入学準備金貸付制度というのがあるんですね。それで上限が、小学生は5万円、中学生は10万円で、貸付金は1年以内で、利息は無利息。それで、その準要保護世帯の場合には、お金は後で戻ってくるんで、貸付けしても大丈夫ということと、準要保護以外の人たちにも入学準備貸付制度を利用できるというふうな制度なんですけれども、そういうのは、やはり入学に必要な貧困家庭の人たちが、入学に必要なものを買うのにお金が大変だという世帯に、こういう貸付制度があれば安心して子どもたちを新しい小学校や中学校に学ばせられるのではないかと思うんですけれども、その辺はどのようにお考えでしょうか。



○議長(加藤貞夫君) こどもみらい課長、阿久津径行君。



◎こどもみらい課長(阿久津径行君) 確かに、今、県内のほとんどの市町村では7月に交付しているというのが実情だと思うんですよ。早いところでは、たしか日光市、あと、日光市と5月に支給しているというところが3カ所なんで、ほとんど、25カ所のうち15市町については7月が現状でございます。

 それで、そういう貸付制度、ちょっと私も勉強不足で申しわけなかったんですが、日光市でそういうことをやっているということであれば、今後研究はしていきたいとは思いますが、早急にということはちょっと難しいことになるかと思います。

 以上でございます。



○議長(加藤貞夫君) 13番、森弘子君。



◆13番(森弘子君) 今、私が言った入学準備貸付金がありますよ、じゃ実行しますと、先ほどの話じゃないけれども、すぐには無理ということなんで、来年の入学、子どもたちが小学校・中学校に上がるにあたって、入学に必要なお金が準備金として必要なのが来年ですから、それまでに何とか、こういう貸付制度が実現できるようにすることを要望いたしまして、調査研究をお願いいたします。

 それで、2点目の禁煙教育なんですけれども、新しい教育長さんになったんで、私、教育長さんが変わるたびにこの禁煙の問題、たばこの害については質問をさせていただいているんですね。教育長さん、たばこはお吸いになるんでしょうか。



○議長(加藤貞夫君) 教育長、小堀康典君。



◎教育長(小堀康典君) これは本当に偶然ではありますけれども、私は、以前は喫煙しておりました。ですが、森議員さんのお嬢さんを担任したときから禁煙をしております。本当にこれは偶然でありますけれども、39歳のときから禁煙をしております。

 以上です。



○議長(加藤貞夫君) 13番、森弘子君。



◆13番(森弘子君) そうなんですよ。うちの娘、今トリマーやっていて、担任だったんですよ、小学6年のときに。何だかちょっと懐かしいんですけれども、教育長さんに関しては。

 それで、やはり教育長の先ほどの答弁にもありますように、町・小学校・中学校においては、かなり熱心に禁煙教育と薬物乱用をしないようにということで、講演などを取り組んでいるということを先ほど答弁されました。それで、本当に子どもたちに対しての、特に赤ちゃんから小さい子どもたち、18歳以下の子どもたちには、このたばこの害というのは体にかなり悪い影響があって、がんにも早くつながるということで、先ほどありましたように、禁煙教育というのは本当に学校の現場では必要ではないかと思うんですね。

 それで、その答弁もよくお話ししてくださいましたので、私がさらにこれを問題にしたいのは、小・中学校の教職員の禁煙状況なんです。以前、手塚教育長さんのときには、3月のときには20名いたということなんですけれども、人事異動もあったり、また止めたという人もいるのかもしれないですけれども、今回は喫煙しているのは18名ということなんですけれども、教育長さんのお話にもあったように、たばこの害に関して、それから薬物乱用に関しては、学校では子どもたちに一生懸命、健康を害するんだよという教育をしているんですね。その教育をする、講師を呼んだりはしているんですけれども、教員は、自分はこれは駄目だということを子どもたちには言えないんじゃないかと、たばこを吸っていて害のあるものを。

 ですから、教育長としては、そういう嗜好品とは言えども、体の害になるようなもの、特に教員という立場を考えたら立派な方じゃないですか。子どもたちに教育する立場の教員はやはり止めるということで、だんだん、すぐにではなくて、徐々に止めていくということを教育長さんのほうから徹底して指導をしてもらわないと、禁煙教育にはならないと思うんですけれども、その辺はどうなんでしょうか。



○議長(加藤貞夫君) 教育長、小堀康典君。



◎教育長(小堀康典君) 喫煙に関しては、今森議員さんがおっしゃいましたように、嗜好の部分が大変あるということで、立場的な状況からは禁煙ということはなかなか難しいと思うんですが、私たちは、教育を指導している、先ほどおっしゃられたように、このことについて指導している立場でありますので、こういった中で、人数が減少したというのはそういったところもあると思うんですね。

 ですから、今後とも継続して、こういった禁煙教育あるいは喫煙防止教育に関して進めていくことによって、さらに減少していく、理解をして減少するというようなことを計画をしていきたいなと思っております。



○議長(加藤貞夫君) 13番、森弘子君。



◆13番(森弘子君) よろしくお願いします。

 それで、喫煙をしている方の、今度は敷地内全面禁煙というもとで、喫煙する場所は、結局職務を放棄して敷地の外に出て吸っていると思うんですね、敷地内は一切吸っては駄目なんですから。そうすると、道路とか、ある程度の場所、どっかの土地をかりて吸っているとかあると思うんですけれども、その辺の周りの方から見ると、私がいつも感じているのは、宝積寺の大きな中学校、裏に行って、空き缶の中にたんまりとたばこの吸い殻があるんですよ。近所の人たちが、何の時間だろう、これを吸っているのは、と思うような喫煙をしているのは甚だおかしいのではないかと思うんですけれども、ただ、そういうことも含めて、徹底して禁煙を指導してもらう。その場所についても、いろんな小学校・中学校であると思うんですけれども、教育長さんが把握している範囲でよろしいですけれども、職員が吸っている場所をお伺いします。



○議長(加藤貞夫君) 教育長、小堀康典君。



◎教育長(小堀康典君) 先ほどの発言の中で、職務を放棄してということではなくて、これは私たちに与えられた休憩時間の中でたばこを吸っているということであります。この辺を確認させていただきます。

 当然、教職員ですから、そういった規律というのは非常に守ります。必ず敷地外ということで、各学校でも指導はしておりますけれども、ただ、周りの住民の方からそういうふうに見られてしまうということは、やはり心苦しい部分もあるかと思いますので、場所等については検討してまいりたいなと考えております。



○議長(加藤貞夫君) 13番、森弘子君。



◆13番(森弘子君) わかりました。

 それでは、最後の学生服の購入についてなんですけれども、この学生服は、家族の中でお兄ちゃんからもらうとかそういう話の例は出されたんですけれども、まず、学生服は中学校の制服ですよね。その辺の認識が学校では足りないのではないかというふうに感じたんですね。

 なぜならば、説明会、1月、2月の中学校の入学説明会のときには、この制服に関して説明はしたとしても、文書というものが出ないんですね。ですから、町内の取り扱っている衣料品店では、結局文書というものが出されないので、以前は門の外に行って、十何年前はちゃんと学校の中で文書を配付して採寸するとかできたんですけれども、池田小学校の事件があってからは一切学校内ではそういうことはしてはいけないということで、文書すら保護者に手渡せられない。となると、中学校の学生服をつくる上では、業者は個人情報保護だということで、学校からも新しく中学1年生になる名簿も渡されない。それでどうやって制服を注文に来るのかといった場合には、自分たちでしようがないから個人情報を業者から取り寄せるんですって。でも、それは100%、新しく中学1年生になる人の家庭の情報ではないので、それでも情報をもらいながら、業者からはがきで個人の家に通知して、何日頃に採寸に行くとか注文を受けるとか、そういうことをしているんですという話をされたんですね。

 何とかこれを改善して、学校のほうから、体の大きい子の場合だと1カ月かかるんですって、その洋服をつくるまでに。そうすると、3月10日の卒業式に間に合わせるには、せめて2月10日、最低でも1月の下旬までには子どもたちの採寸ができていないと駄目だそうなんですけれども、そういう文書、一人一人に行く、該当する子どもたちに行く文書が学校内では配付できない。これはとっても問題ではないか。中学校の学生服なのに、何でそういう学校の外の門でチラシを配ってくださいとか、それから、それぞれの洋服屋さんで買ってくださいと。だけれども、洋服屋さんで買ってくれと言っても、その情報を取り寄せた中で、個人のうちに行くと、どういう情報でうちに来たんですかと逆に言われてしまうということもお話ししていたんですね。その情報、うちの情報を何で中学1年になるのをわかっているんですかという保護者もいたということなんで、その個人情報だからということで、学校から文書にできないというのはとてもおかしいので、せめて文書だけでも各家庭の保護者に新しく中学1年になる家庭の保護者に、12月の末か1月の頭頃に出してくださればありがたいというのを業者の方が言っているんですけれども、その辺はそういう改善はないでしょうか。



○議長(加藤貞夫君) 教育長、小堀康典君。



◎教育長(小堀康典君) この学生服の採寸につきましては、確かに、本当に以前はやっておったと聞いておりますけれども、その中止になったいきさつについては詳しいことはわかっておりません。

 それと、今各小学校でも、必ずしも地元の公立中学に行くというお子さんが全員ということではない。いろんな場所に行くということもありまして、やはりそういったことも配慮して、学校側からのそういった文書、あるいはお知らせ等はしていないというのが実情であります。この辺のところをご理解いただければと思います。



○議長(加藤貞夫君) 13番、森弘子君。



◆13番(森弘子君) 学校等の文書は配付していないということなんですけれども、子どもたちが阿久津中学、北中学校に皆さんが全員行くとは限らないし、宇都宮や、また転勤でほかに行く人たちも中にはいるかもしれません。でも、大方は地元の中学、阿久津中、北中に行くと思うんですね。

 そうした中で、中には2月頃、中旬頃とかに衣料品店に来る人がいるんですって。結局、文書がないから、ここで取り扱っているんだろうと看板見る人がいるんですけれども、それでは全く間に合わないということなんですね。だから、せめて中学校の制服ですから、阿久津中学校と北中学校の制服ですから、それを取り扱っているどこどこということでなくてもいいから、そういう採寸、こういう制服がありますのでこういう場所で採寸してくださいという文章ぐらいは、後はほかの中学校へ行こうとどこであろうと、それは保護者の選択ですけれども、せめて一人一人に行くような文書を配付していただければというのが地元の洋服屋さんの要望なんです。

 それで、体育館で別に採寸するとか、そこまでいかなくていいんです。せめて文書だけでも配付してほしい。自分たちがもう本当に情報を業者から取り寄せているという、そういうことを言われてびっくりしました。だから、そこら辺はもうちょっと前向きに、文書ぐらいは保護者に行くようなことはできるんではないかと思うんですけれども。あと選択するのは保護者ですから、どこの学校に行くかは。そういうのはどうなんですか。



○議長(加藤貞夫君) 教育長、小堀康典君。



◎教育長(小堀康典君) それでは、お答えをしますけれども、実はいろんな各学校で小学校では、一つの例を挙げますと、阿久津小学校の例を挙げますと、阿久津小ナビというものをつくっております。この中で、体育着、そういった小学校生活に必要なものについては、こういうお店で買えますよという情報を出しております。その中に学生服ということも入っておりますので、他の学校も同じような通知の仕方をしていると思います。

 ですから、改まってこちらのほうで買ってくださいとか、採寸してくださいというような場所についてはお知らせをしておりませんが、どこで買ったらいいのかということは保護者の方は当然承知をしていると思います。

 ですが、転校して間もないお子さんとか、そういったお子さんに関しては、転入手続をしている際に、体育着、あるいはいろんなものについてはこういった町内のお店で買えますよというようなことをお知らせしております。

 以上です。



○議長(加藤貞夫君) 13番、森弘子君。



◆13番(森弘子君) 阿久津小ナビというのは、阿久津小学校のホームページでも見させていただきましたけれども、全員が全員ホームページを見て、それと携帯とかスマートフォンで見てという判断の上で、阿久津小ナビを利用しながら、保護者は町内の衣料品店、販売しているところで買ってくれるだろうということなんですけれども、文書1枚出すことは困難なんでしょうか、各小学校へ。阿久津小ナビとかほかのところでも使っているのかもしれないですけれども、阿久津小とは限らず、町内全域が中学校の学生服というのは使っているんですね。ですから、その文書1枚が、その地域によって西小学校、阿久津小学校区の衣料品屋さん、中央小学校の衣料品屋さん、それから北小、それぞれの地域で衣料品屋さんが受け持って、それで自分たちで情報を取り入れながらその自宅を訪問するという状態なんで、せめて文書だけ、紙1枚だけ出してくれと言っているんですよ。だから、それはできないんですかと私は何度も言っている。



○議長(加藤貞夫君) こどもみらい課長、阿久津径行君。



◎こどもみらい課長(阿久津径行君) 先ほどちょっと一番はじめの答弁の中で、小学6年生の保護者に対して、中学校の学習や生活について中学校の担当者が説明して、その中で必要性を説明しておりますので、その中でそのようなことを出すことは可能だと思います。

 ただ、今ちょっと森議員がおっしゃったように、エリアを定めてここのお店ということはやっていませんので、今、町のほうで把握しているのは6社です。その扱っている業者では、どちらの中学校も扱えるという状況でございます。



○議長(加藤貞夫君) 13番、森弘子君。



◆13番(森弘子君) じゃ、最後になってしまいましたが、その中学校の学生服については、教科書もそうなんですけれども、以前中学校に業者が入れなくなった背景には、そういう子どもたちの小学校に不審者が乱入して子どもたちが亡くなったりけがをしたりということがあって、それ以来、校長会では一切校舎に入れないということになったそうなんですけれども、教科書の業者は入っているんですよね。おかしいとは言われるんですけれども、ただ、せめて文書だけでも出してくれればという要望が、地元の衣料品店から出されておりますので、その辺を酌み取っていただきまして、保護者にわかるような、一人一人に手元にいくような通知を出していただければと思いまして、質問を終わらせていただきます。



○議長(加藤貞夫君) 13番、森弘子君の質問に対し、当局の答弁が終わりました。

 ここで暫時休憩します。

 再開は午後1時10分とします。



△休憩 午後零時16分



△再開 午後1時10分



○議長(加藤貞夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△小林栄治君



○議長(加藤貞夫君) 続いて、11番、小林栄治君の発言を許します。

 11番、小林栄治君。

     〔11番 小林栄治君 登壇〕



◆11番(小林栄治君) 第366回議会定例会に臨み、我が町の新たな元気を生み出すため、我が町の特性を踏まえ、通告の2点にわたり、町当局の考え方をただします。

 質問事項は、宝積寺商店街の活性化とまちづくりについて、そして、食育施策の実情についてであります。

 さて、はや六月であります。1年のうちで初夏は私の最も好きな季節であります。我が町の光景は、水田の緑とビール麦の黄金色のパッチワークのようなコントラストが描かれています。これから本格的な夏に向かって、行動的な活動的な季節を迎えたと言えます。高根沢町の水田の緑が一段と濃く、子どもたちの動きも活発化してきます。まさに「動く」という文字がぴったりです。漢字で「動」、英語の「DO」の発音こそ違い、同じ意味合いです。町民一人一人の動きがこの町の活性化につながっていく、そういう思いがふつふつと湧いてくる季節です。

 しかし、社会の現実に目を向けますと、都市と地方の生活格差、少子高齢の進行、人口減少など、地方を取り巻く環境は将来に向けて不透明な部分が漂っております。

 実際、私たちの身辺を見回してみると、空き家が目につくようになり、青年たちの姿もどこに行ってしまったのかと思うほど、見当たりません。若いと思っていた自分も、気がついたら前期高齢者の仲間入りです。我が町の基幹産業の米も、全国的に見た場合、年間8万トンも消費が落ちてきているようで、農家の元気が失われつつあります。田んぼは日本の原風景であり、美しい緑はただの景観ではありません。そこには農民の額に汗した労働があり、相互扶助の農耕文化が築かれてきたのではないでしょうか。グローバル化による食生活や地方社会の生活環境の変化を、多様化という言葉で単に片づけていいのでしょうか。

 このような事象を含めて、今紙上をにぎわせているのは、地方の人口減少問題に伴う自治体の存立のことであろうと、私は思います。人口がこれまでに比して減るということは、単純に考えても、その自治体の活力の低下につながっていくことは間違いありません。

 例えば、総務省の日本創成会議の増田レポートによると、2040年までに896自治体が消滅可能性都市と言われております。この報道に大きなショックを受けているのは私だけでしょうか。

 このように、地方の存立が脅かされる中、加藤町長は積極的に町人口4万人構想を掲げ、夢咲くまちづくり推進課を庁内に設置し、民間機関との協働も推し進めています。ここでも、「動」がキーワードと言えるでしょう。

 今般も、「まちなか再生支援事業」の指定を受け、「ふるさと財団」から400万円の補助金を獲得し、その上で宇都宮大学との連携を図り、宝積寺商店街の活性化にあたろうとしていることは、評価に値するものと言わざるを得ません。町長としての主体性だと私は思います。

 そこで、次項の3つについて伺います。

 最初に、まちなか再生支援事業は、高根沢町定住人口プロジェクトに基づくものであり、事業目的の達成には相当なエネルギーが必要であると思いますが、事業の取組みの見通しについて伺うものであります。

 全国津々浦々、小さな町の商店街は、郊外に隣接する大型ショッピングセンターの影響を受けて、廃業に追い込まれているケースを目の当たりにしています。どこに行っても画一的な大型ショッピングセンターでは、その土地のカラーが失われてしまうのではないかと、私はいささかの疑問を思っておりますが、このような流れは止めようがないというのが現実ではないでしょうか。だからこその質問です。当局の強い強い思いを聞きたいものです。

 2つ目ですが、まちなか再生支援事業のコアは、宝積寺駅が中心であろうと考えます。その観点から、他都市との住民の交流拠点としての機能を始め、町の玄関口としての役割について伺います。

 その国の若者の様子を見れば、その国の将来がわかる、役場の玄関をくぐれば、その町の文化のレベルがわかるという言葉を耳にしていますが、それを当てはめれば、町玄関口の宝積寺駅周辺の様子を見れば、高根沢町の活力がわかると言っていいでしょう。その意味で、当局の考え方を確認したいと思います。

 3つ目には、商業振興機能を鑑み、地域通貨の発行は話題性と商店の活性化の1つの手段として考えられますが、その見解を求めるものであります。いわゆる高根沢通貨です。何をやっても手詰まり感があり、素人の考え方だと言えばそのとおりかもしれません。しかし、何かにトライしていくことは大事なことだと言いたいと思います。全国的に見ても、小さな商店街で流通している例があります。早急に研究してみるのも一考でしょう。いかがでしょうか。この件についてお伺いいたします。

 2点目の質問は、本町の食育施策の現状についてであります。

 ご承知のとおり、高根沢町には「ハートごはん条例」があります。その前文で、「土が食べものを育て、人の命と健康は食べもので支えられています。ハートを込めて育てた農産物を、ハートを込めて料理し、ハートをもってご飯を頂くということを大切にして、高根沢町の食文化を伝え育んでいくことが、これからの私たちの責任です」とうたっています。

 そこで伺います。米づくりを主幹としてきた本町農業を踏まえ、ハートごはん条例の実効性をどう捉えているかということです。今、私たちの身の回りは、世界中から輸入された食料にあふれています。お金さえ出せば、いつでもどこでも食べ物が手に入る環境にあります。

 久しく飽食の時代と言われ、ホテルなどで提供される食事の豊かさの一方で、残飯も相当の量だと言われています。数字であらわすと、日本の家庭が1年間に捨てる食べ残しの量は約900万トン、売れ残りや賞味期限により捨てられるスーパーなどの残飯量は年間約700万トン。世界には、栄養不足人口が約8億人もいるというのに、相当量の食事を捨てていることになると言われています。

 しかし、飽食の実態の反面、フードマイレージという言葉であらわされるように、遠くのものよりも身の回りで生産された顔の見える農産物を消費する言葉、健康上でも、生産者の労働に報いるためにも、地域の伝統食を伝えていくためにも、必要なことだと言えるのではないでしょうか。そして、地産地消を進めることは食の安全保障につながるということを考えることができます。何しろ、食の自給率は、カロリーベースで約39%なのですから。

 加えて、食育を踏まえてハートを込めて生産した地元の農産物の消費を進める食育プロジェクトチームを庁内に設置することは、命を育む食の重要性を考える上でも、町の生活文化を考える上でも、時宜を得たことだと私は思います。食というのは神聖なものだという思いが、私にはあります。食と健康は切り離せない関係にあり、町民の健康増進は町にとっても大きな財産ではないでしょうか。食育のPT(プロジェクトチーム)を配置することへの見解を求めるものであります。

 以上2点、5項目にわたり質問をしてまいりましたが、平成28年度よりまちづくりの基本となる新たな地域経営計画があらわされています。地方分権が押し出される中、この町の主体的な取組みが地方のまちづくりのよき先例となるよう、一つ一つの動きを積み重ねていくことを大切にする必要があります。キーワードは「高まる」、そのためには「動」が大切であります。当局の大局的見地、かつ積極的な答弁を期待して質問といたします。



○議長(加藤貞夫君) 小林栄治君の質問に対し、当局の答弁を求めます。

 町長、加藤公博君。

     〔町長 加藤公博君 登壇〕



◎町長(加藤公博君) 小林議員の一般質問に対し、答弁を申し上げます。

 はじめに、宝積寺商店街の活性化とまちづくりについてのご質問のうち、1つ目の「事業目的の達成には相当なエネルギーが必要と思われるが、その見通しは」にお答えいたしますが、高根沢町まちなか再生事業の直接的、一義的な目的は、宝積寺商店街の活性化に特化したものではなく、宝積寺地区、すなわち宝積寺駅を中心としたまちなかにおいて、高根沢町民の皆さんの買い物利便性を向上させること、そして、賑わいを取り戻していくことであります。

 そして、間接的、二義的な目的としては、この事業を実践していく過程の中で、多様な主体の柔軟な連携、あるいは地域に入る大学生による地域イノベーションといったものをやりながら、形あるものにしていくことであり、さらにはこういった取組みを継続的にやっていくことで、定住人口増加に向けた一助、つまり交流人口への訴求へとつなげていきたいと考えているところであります。

 以上を前提としてお答えしますと、こういった新たな取組みにチャレンジしていくということは、行政も、そして町民の皆さんもこれまで以上に知恵を絞り、既成概念に捉われない柔軟な発想で考え、それぞれの立場で自らかかわっていくことが求められていることからも、議員ご指摘のとおり、相当なエネルギーが必要であると思います。

 ただし、他方で、確かに相当なエネルギーを要しますし、高いハードルを超えていこうとするものかもしれませんが、そのことについては受け身として、ノルマとして重荷に考えるのではなくて、緩やかに楽しく取り組んでまいりたいというのが、私の思いであります。

 今回、町は、高根沢町まちなか再生事業を立案し、ふるさと財団のまちなか再生支援事業補助金を確保した上で、宇都宮大学を始め、多様な主体に対して、こういう取組みをしてみませんかという投げかけを行わせていただきました。いわば、種まきをさせていただいたわけであります。

 この種に対して、この事業にかかわるであろう多くの皆さんが、「あれをしなければならない」「いつまでにしなければならない」というプレッシャーを感じながら息切れしてしまうようなエネルギーの費やし方をするのではなく、それぞれの知恵を持ち寄りながら、また、時として年齢や性別、職業など、これまでのしがらみにとらわれることなく、さらに多くの方々を柔軟に取り込みながら、楽しくエネルギーを費やしていき、時には失敗をしても構わないから、成功事例を一つ一つ積み上げていくことがこの事業を実のあるものに、そして、息切れしない継続的な取組みとして見通すことができるのではないかと感じているところであります。

 議員におかれましても、ご理解、ご協力を賜りますとともに、中・長期的な視点で温かく見守っていただきますよう、お願い申し上げます。

 続きまして、宝積寺駅を中心とした他都市との住民交流拠点と町の玄関口としての役割についてお答えいたします。

 JR宝積寺駅は、老若男女を問わず大勢の方が利用する本町になくてはならない交通拠点であります。その交通ネットワークは、日本全国と高根沢町を結んでおり、議員ご指摘のとおり、町の玄関としての役割を果たしているものと考えております。

 この町の玄関としてのJR宝積寺駅を活用し、町外の方に高根沢町の魅力をまず知ってもらう場として、また、本町のまちづくりの一環である中心市街地を活性化させるアイテムとして、東口に「ちょっ蔵広場」を併設しております。

 「ちょっ蔵広場」では、その立地を生かし、NPOや商工会が、商工祭やイルミネーションを始め、フリーマーケットなどの新たな取組みによるイベントを展開しておりますが、「ちょっ蔵広場」内のにぎわいにとどまっており、JR宝積寺駅を利用する方を巻き込んだPR活動に進展していないことが、現状の課題であります。

 そのような中、5月に高根沢町まちなか再生事業をスタートさせ、賑わいを取り戻していくことを目標に、宇都宮大学やまちづくり団体がそれぞれのノウハウを持ち寄り、これまでと違った目線での取り組みをスタートさせたところであります。

 まちなか再生事業による取組みは、これから様々な案を模索し、展開していくことになりますので、議員の皆様におかれましても、ご協力を賜りますようお願いいたします。

 続きまして、地域通貨による商業振興についてお答えをいたします。

 本町でも、過去平成16年度から17年度にかけて、生涯学習課を中心として地域通貨の取組みに向けた研究会を立ち上げ、一定期間、試験的に運用を始めましたが、ボランティアをやってほしい人とやってあげたい人の需給バランスが整わず、結果的に地域通貨の流通に至りませんでした。

 しかしながら、定住人口増加プロジェクトの分析で判明したとおり、身近な場所での買い物の利便性が低いといった課題を克服するためにも、商業振興に対する対策は非常に重要と考えております。

 このことは、高根沢町商工会においても重要であると認識してくださっており、国の経済対策事業が公表される前から、町商工会からプレミアム付き商品券発行事業の提案がなされ、町では平成27年度に予算計上を検討していました。

 今回、国の補助事業を活用したプレミアム付き商品券が町商工会から発行されることになり、消費者の購買意欲が喚起され、地域経済の活性化を図ることができるものと期待しております。

 さらに、この事業の実施に伴い、町商工会で利用者にアンケート調査を行うことから、町でもその結果を分析することにより、次年度以降の事業手法等について検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りますようお願いを申し上げます。

 次に、食育施策の実情についてお答えいたします。

 まず、「ハートごはん条例の実効性をどう捉えているか」についてですが、本町では、平成19年9月に高根沢町ハートごはん条例を制定し、その条例の考え方を実践していくための具体的な行動計画としまして、平成21年3月に「食育、地産地消推進行動計画」を策定しました。この推進行動計画では、5つの行動目標を設定しています。

 1つ目は、「食で健康・規則正しい食習慣を身につけましょう」です。

 保健センターで実施している栄養士による料理教室や、保育園栄養士による園児を対象とした食指導、小・中学校においては、全てのクラスごとに年齢に応じた食指導を行っております。

 2つ目は、「食を感じる・自然の恩恵に感謝する心を育みましょう」です。

 推進行動計画が指標とする「野菜好きを増やす」取組みとしまして、小・中学校の家庭科時の料理を給食献立にアレンジすることや、旬の地元野菜の積極的活用を行い、給食を食べやすくする工夫を行っております。

 3つ目は、「食を知る・郷土料理や伝統料理を学び伝えましょう」です。

 推進行動計画が指標とする「学校給食好きを増やす」取組みとしまして、郷土料理である「しもつかれ」の材料に、サケの頭を使用せず、切り身を使用し、酒かすの量を控えて食べやすく工夫していることから、給食残食は少ない状況にあります。

 4つ目は、「食材に感謝・旬の食材を食卓にのせましょう」です。

 毎週4回実施している米飯給食では、減農薬・減肥料で栽培された給食用米を使用しております。この給食用米は、精米で年間約31トンを使用しております。また、野菜・味噌は、可能な限り町内産を使うこととして、JA塩野谷、たんたんプラザ、農産物直売所、町内生産者から納品をいただいております。

 5つ目は、「地元農産物を知る・生産者と消費者のコミュニケーションを深めましょう」です。

 保育園・幼稚園では、町4Hクラブ会員が、サツマイモの植え付けから収穫までの体験の支援を行っています。小学校では、地元の農家の協力を得て、ジャガイモ等の栽培管理や収穫時の試食などの取組みを実施しております。

 小学5年、6年生、中学1年生に対しては、「生産者、提供者との触れ合い給食会」を開催し、生産にかかわる話を聞くなど、児童・生徒と楽しく給食時間をとり、また、参加いただいた方々には大変好評で、生産等に携わる者として安心・安全なものの提供の必要性を強く感じたとの意見をいただいております。

 以上、申し上げました推進行動計画の5つの取組みについては、これまでの実績から着実に成果が出ていることなどから、実効性のあるものと考えておりますが、引き続き、各世代に対する事業の展開が必要であると考えております。

 続きまして、食育プロジェクトチームの設置についてお答えいたします。

 推進行動計画に掲げる目標の実現に向けて、庁内関係課の連携・協力体制のもと、より効果的な推進を図るために「食育、地産地消プロジェクトチーム」が、既に平成21年4月に設置されております。このチームは、教育長を班長とし、こどもみらい課、生涯学習課、健康福祉課、産業課の職員で組織しており、役割としましては、食育と地産地消施策の点検及び関係課との調整や「食育、地産地消推進委員会」からの提案に対する具体的な対応策について検討しております。

 例えば、アユやサケが生まれた川に戻るように、子どものときの体験が生涯にわたり影響を受ける、それはまさに食だと私も考えます。本町で生まれ育った子どもたちが末永く健康で生活できるよう、食育プロジェクトチームの活動にこれからも大いなる期待を寄せるものであります。

 以上で1回目の答弁を終わります。



○議長(加藤貞夫君) この後、一問一答による質疑に入ります。

 11番、小林栄治君。



◆11番(小林栄治君) 答弁いただきました。再質問をさせていただきたいと思います。

 まちなか再生支援事業の見通しについて、宝積寺駅を中心とし、宝積寺地区の買い物の利便性、賑わいを取り戻すということを目的として、これからそういった事業に取り組んでいくということでございます。それがこれからの継続的な定住人口の促進につながっていくのではないかというようなことだったと思います。

 考え方としては、これまでと違った目線で、既成にとらわれないまちづくりをしていきたい、そのために、宇都宮大学とも連携を図っていくということだと思います。私は、画期的な取組みだと思います。

 そこで、若い人たちの目線をそういった賑わいを取り戻すために、若者の知恵を拝借し、若さを生かしていくということは大変素晴らしいことだと思いますが、肝心の何かの委員会も、当然、TMも始め委員会を立ち上げるでしょう。そのときに、私どもの町の直接的にかかわるメンバーの方々が受け身の形であっては、やっぱりまずいんだと思うんです。その意識というのは、非常に私は大事だと思うんです。

 その意識づけなんですけれども、どうしても私たちというのは、町の職員さんには申しわけないんだけれども、役所の人たちは特にそうなりがちですけれども、与えられた仕事というのは、自分にできることと、そして与えられるとこれだけはやらなければならないことというような意識になります。これは当然です。だけれども、今の今後のまちづくりはそうじゃなくて、横文字で言いますと、ウィル、シャルという、こうしたい、ああしたいという思いが、やらなければならないこと、マストとか、できること、キャンですとか、それらにプラス、シャル、ウィルという、これから自分たちはこうしていきたいという気持ちがやっぱり大事なんだと思うんですよ。それが出ないことには、やっぱり受け身ですから、やっぱり継続はしていかないと私は思うんで、その意識づけをどんなふうに考えるか、町長にその思いをちょっと聞かせていただきたいと思います。



○議長(加藤貞夫君) 町長、加藤公博君。



◎町長(加藤公博君) 非常に難しい部分ですよね、その意識を変えていくということ。私も何とか、職員を否定しているとか、能力がないとかそういうつもりではなくて、どうしても行政職員の方というのは、やはり決められた枠組みの中でルーチンの中の業務をきちっとこなすという能力は長けています。ただし、やはり創造性豊かに、新たなチャレンジをしていくというその部分、これは弱いというか、そこの発想の基点を持つことなく、やっぱり仕事の環境上そうなっている。これはやむを得ない部分だと思うんですね。ある意味、今までは競争という、自治体間の競争というか、いい意味でそういうことって余り考えてこなかった部分は、これは本町のみならず、全国的にそういう傾向があったと思うんですが、まさに今それでは駄目だということなので、私も自然にそういう意識が立ち上がってくればいいと思っていたけれども、なかなかこれは難しいし、既存の課に新たな展開を期待する仕事の部分を持たせても、やはり優先するのは、毎日必ずやらなきゃならないことが優先される。新たなそういう創造性の部分というのは、時間があればという、やっぱりそういう形にならざるを得ないのかなと。なので、昨年、夢咲くまちづくり推進課、ある意味ルーチン業務を持たない課を創設したという経緯があります。

 今回の宇都宮大学との連携という、このふるさと財団というのも、やはりそういう新しい課ができたことによって、新たにどういうことをつくり出していったらいいのか、それから、国とかそういうところを含め、どういういろんなメニューがあるのか、やっぱりそういうものを探し出していく。そして、チャレンジするためには、やはり町の財源を100%最初から投入するというのは、これは危険性、リスクも伴うので、なるべくならば補助金の活用を優先的に、そこに足りない部分は町が財源を投入するという、そういう仕組みということで、やはりその基点が、夢咲くまちづくり推進課という課ができたことによって基点ができたんだと思います。

 今回の宇都宮大学の構想とかいうことも、やはり、そういうふうな事前にいろいろと準備を重ねていく、宇都宮大学のご厚意もあったんですが、やはり若い人たちの視点、まさにエネルギーになる。それと、失敗ということを恐れないというか、例えば大人になるといろいろな経験値があるので、できないこと、駄目なこと、そういうことの理由づけは、大人は上手になります。でも、学生はそういうことは全く考える必要性がないので、やはりそのエネルギーをもって、若い感覚でもって、新たな我々にない視点が今回のまちづくりの中に生かされる可能性が高いだろうということに、私は期待をしています。

 そして、やはり夢を語らずして絶対に運は向いてこない、私はそう感じていて、それを少しでも若い人の力をかりながら、町内のいろんな関係団体と大人の方たちが、そのエネルギーを受けながら、そこにいい意味で巻き込まれていく、そういうエネルギーを期待しています。



○議長(加藤貞夫君) 11番、小林栄治君。



◆11番(小林栄治君) 宝積寺辺りでいろんな方とお話をする機会がありますが、本当に町外からこの町に、町を考えるような方々というのは、この町の良さをもっともっとアピールしていくために、いろんな取組みが必要だという話をされることがあります。

 私は、町長が先ほど言いましたけれども、この事業はノルマだけではなくて、やっぱり事業を楽しく取り組むような意識で仕事ができればいいなと思います。どうしても、役人だけではないですけれども、地方圏政治をして後はどうぞというのが多いんですけれども、プラス、やっぱりさっき言った、こうしたい、ああしたいという思いをみんなで意見交わしてするようなそんな取組みがやっぱり根底になければ、この事業はやっぱり前に進まないような気がします。

 そこで、宝積寺駅周辺のことになるんですが、どうしても地方の商店街はどこでも同じようで、なかなかシャッター通りで、なかなか再生していくのは難しいというのが本音の話ですが、やっぱりこの町を考えたときには、宝積寺駅が玄関で中心です。だから、ここが元気がなければやっぱり高根沢全体が同じような空気であることには、私は変わりはないと思うんです。

 そこで、宝積寺商店街といっても、ちょっ蔵に続くストリートがあるわけでございますけれども、とにかく、東口のちょっ蔵広場で、さっきの答弁の中に、年末のイルミネーションの点灯とか、商工祭りなんかであったり、フリーマーケットの場になったりという答弁がありましたが、やはり宝積寺の商店街をリードしていくのには、やっぱりあの広場がいろんなところに取り組んでいくということが、まず私は大事だと思うんです。全体に全部よくなるということはないんで、最初は、やっぱりちょっ蔵広場で、いかに、その取り組みのカラーがあそこにあらわれるようにいろんな取組みをしていただきたいと思うので、私は商店街をリードしていくことが、ちょっ蔵広場にはそういう役割があるんではないかなと思うんですけれども、その辺いかがですか。



○議長(加藤貞夫君) 町長、加藤公博君。



◎町長(加藤公博君) 平成19年にあの宝積寺駅が新しくなり、そしてちょっ蔵広場が整備され、本当に高根沢町の宝積寺駅の景観が全く変わりました。そして、隈研吾という設計士のデザインが入った、それの地名度ももちろんあるし、やはりそのセンスが生かされたあの景観になったと思います。

 そして、今小林議員ご指摘のように、そこから先について、今TMOとか一生懸命頑張って、いろいろ若者たちのイベントとかいろいろやってくださっていますし、かなりTMOのマネージャーもまちづくりという視点に立って、あのちょっ蔵広場の活性化、賑わいということ、いろいろ頑張って構想を持ってやってくれています。

 ただ、なかなかそこから多分賑わいという一つの若い世代の音楽とか、そういったところの賑わいの拠点になりつつあるけれども、もう少し商工的なイメージからすると、せっかくあそこに商工会館があるわけですけれども、そこまではいいんだけれども、そこから商売になかなかつながっていくイメージにならない状況はあります。

 ただ、やはりあそこの軽トラ市とか、商工会も頑張っていろんなものを取り組んでくれていますけれども、もっともっと活用という点に立つと、東口のあのちょっ蔵のエリア全体がそういう場となって展開していくのには、やや面積とか道路づけだとか、ハードルが残っています。

 だから、そういった環境が整うような条件になるべく近づけていきたいという気持ちはありますけれども、当然、地権者とかいろんな方々とそういう状況がどう変化していくのか、まだこれは読めない部分があるので、現状のちょっ蔵広場の中の活用という視点に立っていうと、もう少し、今、今回たかラボでも考えてくれているようですけれども、いろいろなマルシェがあるという形で西口とか東口で個別にやっている状況は生まれてきています。そういったものが、あの場所でもそういう方々が合同で集まってマルシェがあの場所で開かれるような、そんなこともこれからなっていただければ、またそこに賑わいがつながっていく、そんなことに期待をしています。



○議長(加藤貞夫君) 11番、小林栄治君。



◆11番(小林栄治君) ぜひ宝積寺駅東口が宝積寺商店街をリードしていくような形で期待をしておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

 いろんなことが私は取り組む必要があると思いますが、若い人たちがあそこで、ちょっ蔵館の中で音楽などを中心に活動しているようですが、そのちょっ蔵館の利活用ですが、限定的になっているのではないかなと、使っている人のメンバーが限定的であるのではないかなという思いがありますが、その辺いかがでしょうか。



○議長(加藤貞夫君) 都市整備課長、鈴木忠君。



◎都市整備課長(鈴木忠君) ただいまのご質問につきましては、一部音楽関連が突出しているというふうでありますが、実績報告等を見ますと、半分ぐらい、51%ぐらいが音楽関連になってございます。全体では、91件ぐらいのイベントが開催されている中での音楽という部分でございますので、特色ある施設づくりや展開というふうなことであれば、やむを得ないかなというような気がします。

 以上でございます。



○議長(加藤貞夫君) 11番、小林栄治君。



◆11番(小林栄治君) 約半分が音楽関係で、また、違うことも半分あるというようなことになるようでございますが、私はあの建物がやっぱり注目に値する建物だと思います。あの広場自体もそうですけれども。だから、町の取組みというのは、ここに住んでいる住民一人一人の毎日の動き等によって積み重ねられて、この町の文化とか生活とかが形成されていくんですけれども、先日たまたま、元気あっぷむらのちゃんぽんのニュースが読売新聞に大きく取り上げられました。これを見たときに、高根沢町もなかなかやるなと、こういうことで元気あっぷもどんどんこれからだと思いましたけれども、今はこっちの話をしているんですけれども、やっぱりあの宝積寺駅東口は、あのロケーションは素晴らしいと思います。そこで様々なことをやっていく、取り組んでいくということが、やっぱり内外から評価されるというんじゃなくて、注目されるようなことにつながっていく玄関口ですから、そういったこともやっぱり認めながらやっていく必要があると思うんです。

 そういうことを考えたときに、私は以前にも言ったんですけれども、我が高根沢町はもはや私みたいな昔からのその土地っ子と、よそからおいでになった新しい住民の方が今かなり融合して、新しい文化というか、そういうのができつつあります。そんなことも含めて、私は一つの交流拠点とか、いろんな産物の交流でも何でもいいんですけれども、ちょっ蔵館を活用したそういった人々の交流、シンポジウム的なものをやっぱりやる、それが注目されるというような、そういうことにつながっていけばよろしいんではないかなと思うんです。もったいないなと、つくづく、あの施設、あのロケーションはそれだけの価値があると思っていますが、それとやっぱり都会の著名人に来ていただいて、あそこでシンポジウムをやっていく、高根沢町の地を食べていただくというようなことで、あの場所をもっともっとそういった点でも利活用していく必要があると思いますが、いかがでしょうか。



○議長(加藤貞夫君) 町長、加藤公博君。



◎町長(加藤公博君) 町も都市整備課、また産業課が中心にいろいろと組み立てをして、そしてまたTMOも参入して管理などをお願いしてという組み立てをしております。

 今、小林議員がおっしゃるようないろいろな活用の仕方、そういう意味では、町の今の組み立てた中で、なかなか十分にいくわけにもいかないと思いますので、むしろそういう企画とか活用の仕方、むしろ、議員からそういう企画なりご提案、こういったものを投げていただいて、ちょっ蔵広場、またちょっ蔵館の活用という意味でのご助言、ご協力をいただければありがたいと思います。



○議長(加藤貞夫君) 11番、小林栄治君。



◆11番(小林栄治君) そうですね、私もここで口にしているだけではやっぱり駄目だなというふうには感じます。やっぱり自分でも発想を生み出さなきゃいけないという思いがあります。そういうことで、できるだけ、情報をやりとりしながら、できることは皆さんとともに手を合わせてやっていきたいと思います。

 さて、東口は玄関口で大事なところであるというような話をしているわけでございますが、やっぱり玄関口の元気をやっぱりつくっていかなければ、町全体にそれだけのものがないという話もしましたけれども、やっぱり玄関口の元気ができれば、今日も、今朝一番、加藤章議員が質問したように、グリーン・ツーリズムという話にもつながっていくんですよね。人が来なければやっぱり話になりませんので、全てはリンクしているので、やっぱりそこが元気であれば、やっぱりそのグリーン・ツーリズムにもつながっていきます。私はそういう思いがありますけれども、そこで、東口の元気を取り戻すことが一番大事だと言っていますけれども、商店街についても、皆さんも夢咲くまちづくり推進課でいろんなことを考えていらっしゃると思うんですけれども、私は一つのこの宝積寺を考えたときに、どのようにして町の賑わいを取り戻していくか、なかなか難しい問題だなと思うんですけれども、1つは、車が通らないような小さなストリートでいいです。ここは全く、自転車と歩き、歩行だけのストリートをつくっていく、そういうことが大事だと思います。

 そこで、もう一つは、高根沢の21%ぐらいが65歳以上の方になりました。高齢者の方というのは、非常にやっぱりひとりぼっちになりやすいです。今までは、町もやっていますけれども、宅配とか何かいろんなことをやっていますけれども、そういうところへ出てきてもらって、歩行者天国じゃないけれども、歩いてショッピングができるような、ストリートの中のどこかに高齢者のサロンの場があって、そういうところにみんな集いながら、例えばお弁当を食べながらとか、高齢者に特化した商品を買って帰るような、そんなストリートとか若者に特化したものでも何でもいいです。そんなストリートが私はあっていいと思うんです。多分ロードマップも、これから活性化すると思うんで、そのようなストリートをつくっていくことも一つの方法ではないかなと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(加藤貞夫君) 町長、加藤公博君。



◎町長(加藤公博君) 全国いろいろなところに古き時代から今日の何とか通りという通りができて、そこにやはり時代の変化を伴いながらも、やはり何とか通り、いわゆる路地裏的な景観の場所というのが、今も栄えているところがあります。

 例えば、京都先斗町もしかり、祇園もそうですよね、歴史的な景観の中で、道幅が狭くて、車もほとんどは入れない。入れたとしても一方通行というような、そういう場所、今でも賑わいがあって、お店の形態が変わりつつあっても、やっぱりそういう人が、肩が触れ合うぐらいの通り幅、ここにやはり会話が生まれるというその場所が、人が集まりやすくなるというのもあります。鹿沼は根古屋路地、鹿沼にもありますよね。だから、やはりそういったことを一つ、先ほど言ったように正しく、いろいろやっていこうということなので、今回も図書館指定管理者の流通センター、図書館の指定管理も入ってもらっておりますけれども、例えば高根沢町は図書館の利用率で栃木県一高い、やっぱり図書館と駅東口、こういったところがどういうふうな、例えば賑わいの場所としてできるのか、そんなことも考えてもらえればという期待感は持っております。



○議長(加藤貞夫君) 11番、小林栄治君。



◆11番(小林栄治君) 夢をかなえるというか、まちづくりを楽しく語れるというのは、私は本当に楽しいものだと思います。その楽しさがなければ前に進まないと思うので、ぜひそういうことで学生さんともども、ぜひ研究していただきたいと私は思います。

 先ほど高齢者の話をしましたけれども、今日、大型のショッピングセンターがいっぱいありますよ。でも、そういうところに行くのには交通手段は車。高齢者の方というのは自転車が多いかな。そういう人たちとって、今私が話をしているようなことは非常に必要だと思うんです。ぜひ検討していただきたいと思います。

 そこで、これから質問することは、地域通貨の話なんですけれども、先ほど、以前に生涯学習課で研究した経緯があるというような答弁がありました。名前を申し上げると、当時住民課にいた今の鈴木住民課長が生涯学習課にいて、私も何らかの形でそこにちょっとだけ一緒にいて、千葉大学の隣に「ゆりの木商店街」というところがありまして、そこでピーナッツという、千葉県ですから落花生のピーナッツという単位の通貨を発行して、まちづくりの賑わいを取り戻しているところに、グループでお邪魔したことがあるんです。鈴木現課長は覚えていると思うんですけれども、そこでも言っていたことは、目的はやっぱり町の賑わいを取り戻す、人々のコミュニティの場として具体案を上げているんですけれども、一方では、高齢者の方々が、今はどうしてもさっき言ったように、うちの中で閉じこもっていたりすると、町の場なんだけれども、そこへ出てきてもらう、出てきて人々と交流してもらうということも含めて、非常に、あれから十数年たっているかもしれないけれども、今でも元気でこのピーナッツが流通している話をこの質問に当たって調べたら、出ていましたので、頑張っているんだなと思いましたけれども、そういったプレミアム商品券みたいなもののあれは高根沢町でもやっていましたけれども、スタンプ券みたいなものですけれども、これを発行しながら、賑わいを取り戻していく。

 例えば、ちょっと余談になってしまいますけれども、そのピーナッツというお金は形がないんですね。要するに、発行しているところでピーナッツのお金を出していけば、1,000円の買い物をしたときに、そこで200円分ピーナッツを出すと800円にしてくれるんですよ。だけれども、現実は200円おまけしてくれている形なんですけれども、ただ、それを発行することによって人々の交流が盛んになっていくというような、そういうようなやり方をしているんだと私はそのとき思ったんですけれども、それによって人々が千葉大学との交流が、この町も宇都宮大学との関係がありますように、千葉大学との交流が生まれたり、人々の動きがよくなったりして、今でも頑張っている事例があります。

 東京の高田馬場辺りでも、鉄腕アトム、手塚治虫さんがかかわりがあって、それでアトム通貨というのがあるらしいですけれども、私はこういった土地の、単純に商品のショッピングだけではなくて、地域の人々の交流の場になっていくというようなことも地域通貨の中にはあるようなので、ぜひ地域通貨についての研究をしていただいたほうがいいかなという思いがあります。

 結構、これを発行することによって、まちづくり、商店街がやっぱりおもしろいものになっていくんではないかなと、そんな気がしてなりません。なので、私はそういうことでぜひこのことに取り組んでいただきたいと思いますが、どなたか、町長でもいいんですけれども、答弁をお願いします。



○議長(加藤貞夫君) 町長、加藤公博君。



◎町長(加藤公博君) 私のほうから話をした後、当時地域通貨を担当した住民課長、最後、多分地域通貨が流通をさせることなく終わらせたのは議会事務局長だと思うんですが、議会事務局長は答弁できないので、最終的には住民課長のほうで補足をお願いできればと思いますけれども。

 地域通貨については、ここでまちなか活性化というそういうことで事例的にうまくいっているのか、継続しているところがあるのは私も知っています。地域通貨はいろいろな多分仕組みのつくり方で、中身は変わるものだという認識もあります。多分町がやろうとしたのは、住民課長が説明するでしょうけれども、そのボランティア云々で需給のバランスがうまく合わなくて、結果的にできなかったということのそういう仕組みのあり方も1つあるし、例えば、それを今小林議員がお話されたようなピーナッツ通貨みたいな形、もうちょっとまた形を変えて、商工会が立ち上げたスタンプ券みたいな形態のものをある。

 ただ、通貨ですから、通貨という視点に立つと課題もあるんだと思います。やはり、通貨という以上は、これは普遍的な価値がないものは、本当は通貨じゃないという枠組みになろうかと思うんです。地域通貨というのは、そういう意味では普遍的な価値があるものにはならない。

 例えば、昭和天皇在位60周年か何かのときに、10万円の金貨を発行しました。あれは10万円は10万円の価値がいつでもあります。今はプレミアかもしれませんけれども、明治時代の1円銀貨か何かは通貨マニアからすれば数十万の価値があっても、貨幣価値としては1円の価値しかない。これが普遍的な貨幣価値ですよね。だから、地域通貨という部分は、普遍価値がないのが弱点なんだけれども、実はその弱点が強みの部分もあるんですよ。つまり普遍的な価値がないから、いわゆる流通速度が速まるということですね。普遍的な価値があるものは、たんすの奥やいろんなところに閉まっておいてもいいわけですけれども、地域通貨というのは、そういう普遍的な価値が伴わないので、結果的にそれを早く使う。つまりそれが地域の経済活性化に変化を及ぼすという、たしかそういうメリットはあろうかと思うので、調査研究をした経緯があると思うので、私が今調査研究するとは言いませんけれども、そういう強み、弱みと両方あるという認識を持っているので、地域通貨について、即座に研究を重ねるとは申し上げにくいですが、いろいろな商工会の活性化という意味では、今回のプレミアム商品券、それの継続とか、そういったところをまず財政的に取組みながら、その先にそういったものがあるかどうかという認識は私はあります。

 住民課長ありますか。



○議長(加藤貞夫君) 住民課長、鈴木晴久君。



◎住民課長(鈴木晴久君) 地域通貨の失敗事例をご紹介させていただければ。

 当時、生涯学習課で私は担当させていただいていたんですが、そのとき、その一番初めの提案というのが、生涯学習推進協議会、また社会教育委員会等でそういう話が出まして、事の起こりがそこから研究を始めようというのが始まりでありました。

 そこから、北海道の当時はクリンと、さっき小林議員さんがおっしゃられましたピーナッツとか、随分見て回りまして、どうしても現金に絡めたくないというような研究委員さんのご希望もありまして、ボランティアの交換ということで実験を始めたわけなんですが、どうしても提供する方が多くて、やってもらいたいという方が少なかったというのが現実でありました。たまにいますと、例えば病気の子どもを見ててくれとか、非常に、それボランティアの世界でできる話じゃないよということで、非常にその辺がアンバランス、最初の町長の答弁にもあったようにアンバランスな状態でありました。それで、うまくいかなかったということで、ただ、これが例えば行政で指導をして政策的にやった場合にはどうなのかという検証までは至らなかったんですが、あくまでもグループ内の流通に終わったというのが現状であります。

 以上です。



○議長(加藤貞夫君) 11番、小林栄治君。



◆11番(小林栄治君) ぜひ、私としては、検討する余地が、そんな一つの方法、手法だと持っていますので、よろしくお願いしたいなと思います。私も何らかの形で協力できるところがあれば一緒になってやっていきたいと、このように考えております。

 時間がなくなってまいりましたので、食育についてちょっと触れたいと思うんですけれども、給食センターの運営審議会というのがあって、そこでたまたま私、教育福祉常任委員会に入っているので、その席に出席する機会があったときに、センターのアンケート結果の話を受けたことがあります。教育長、そのとき阿久津小学校の校長でありましたけれども、毎朝、朝食をとってくる子どもの割合、どのぐらいかという報告がありましたけれども、90%か92%という報告があったと思います。私は高いなと思ったんですけれども、主食とは何ですかと言ったら、でん粉質ですと言って、でん粉質とは何ですかと言ったら、ご飯とパンと麺類だと、こういうことだったんですね。私は、ハートごはん条例というのがありますし、中途半端なアンケートだなと思いました。ご飯、パン、麺類、何でもいいんですが、朝食でご飯何%の子が食べてくるのか、麺類は何%の子が食べてくるのか、その辺を調査しないと、ハートごはん条例の、やっぱり主要なところですので、目的には達せないという思いがしました。その辺どうなんですか、ご飯何%ぐらい食べているか、わかりますか。



○議長(加藤貞夫君) こどもみらい課長、阿久津径行君。



◎こどもみらい課長(阿久津径行君) 先ほど、今小林議員がおっしゃったように、確かに朝食を食べる割合というのが96.2%ということで、平成26年度小・中学校合わせてです。うち、99.1%が主食を食べている。その主食というのが、ご飯、パン、麺。やはり、この26年度もアンケートをとってしまったんで、主食の内訳の統計をとっていないというのが現状でございます。確かに、ハートごはん条例等ございますので、この割合についても、次回からはとるようにさせていただきたいと思います。

 以上です。



○議長(加藤貞夫君) 11番、小林栄治君。



◆11番(小林栄治君) ぜひその統計をとって、これからの食育にやっぱり役立ててほしいと思います。やっぱり、農林省のモニターをやっている37歳の主婦の方が、ネットで出てきたんですけれども、朝食にご飯を食べなくては米の消費量は一向に上がらないと思います。米だけは100%なのに、実際に食卓に並んでいないのは悲しいというようなことが、主婦の方で、ちょっと拾っていくとありますけれども、これに対して、農林省では、ご飯には、低下していた血糖値と体温を上げ、栄養バランスを保ち、体内リズムのペースメーカーになるという生理面の効用のほか、家族などのコミュニケーションの一端にもなるということも見逃せないと言っています。朝ご飯を食べると学校の勉強の理解も深まるし、体力も上がってきますし、ぜひこの町の基幹はご飯ですので、年間8万トンの日本でご飯食べなくなっているのは、非常にこの町の人間としては悲しいです。ぜひ、この辺検討していただきたいなと思います。

 時間がなくなってしまいましたが、私は今日、やっぱり「動く」ということをテーマに質問をしました。やっぱり目的ではなくて、「DO」という字を今回のキーワードにして質問をしたんですけれども、こうやりたい、ああやりたいという思いがやっぱり大事なんだと思います。

 1カ月前になるんですけれども、たまたまNHKのテレビ小説、ちゃんとした名前はわからないですが、ほとんど見ないので、まれちゃんという「まれ」というのが出てくるみたいですけれども、たまたまテレビをつけていたら、まれが輪島市の市役所の職員、今はどうなっているかわからないですけれども、市民観光課か観光市民課か、そんな中のメンバーなんですけれども、上司から、いつも失敗続きなんで、お前は何のために仕事しているんだということを言われていたんですね。そのときに、彼女が、私は応援するためです、熱い思いを持った市民の方々の仕事を応援するのが役所の仕事です、こんなことを答弁したのを強烈に覚えているんですけれども、やっぱりやれること、キャンですね。あと、やらなければならないことだけではなくて、ウィル、こうやりたい、ああやりたいという思いを持って仕事に臨むべき、そんなことが必要かなと思います。

 以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(加藤貞夫君) 11番、小林栄治君の質問に対し、当局の答弁が終わりました。

 これで一般質問を終わります。

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△散会の宣告



○議長(加藤貞夫君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。

 これで散会します。

 大変ご苦労さまでした。



△散会 午後2時10分