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栃木県 矢板市

平成17年  6月 定例会(第270回) 06月15日−04号




平成17年  6月 定例会(第270回) − 06月15日−04号







平成17年  6月 定例会(第270回)



◯議事日程                 (6月15日〔水〕午前10時開議)

第1 一般質問

第2 議案第1号から議案第3号まで及び議案第7号について質疑、委員会付託

第3 陳情委員会付託

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◯本日の会議に付した事件

 第1から第3まで議事日程のとおり

 日程の追加 議会運営委員の選任について

 日程の追加 塩谷広域行政組合議会議員の選出について

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◯出席議員(21名)

     1番  中村久信君       2番  宮本妙子君

     3番  村上金郎君       4番  中村有子君

     5番  石井侑男君       6番  山口司郎君

     7番  山本元之君       8番  守田浩樹君

     9番  大谷 勇君      10番  渡邉孝一君

    11番  関  清君      13番  大島文男君

    14番  今井勝巳君      15番  斎藤宇一君

    16番  関谷秀雄君      17番  大森義仁君

    18番  石塚和正君      19番  宮沢昭夫君

    20番  高瀬和夫君      21番  野滝庄平君

    22番  室井 祐君

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◯欠席議員(1名)

    12番  大貫雄二君

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◯説明のための出席者(11名)

          市長        遠藤 忠君

          助役        吉澤恒雄君

          教育長       大森 敏君

          秘書政策室長    佐藤 勤君

          総務部長      佐藤通芳君

          市民福祉部長    池田公夫君

          経済建設部長    鈴木哲雄君

          教育次長      坂井隆雄君

          上下水道事務所長  川島基義君

          財政課長      富川 薫君

          総務課長      兼崎公治君

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◯事務局職員出席者(3名)

          事務局長      江面和彦

          主幹        村上乃文

          主査        佐藤賢一

              午前10時00分 開議



○議長(関谷秀雄君) ただいまの出席議員は21名で、定足数に達していますから、会議は成立しております。

 これより直ちに本日の会議を開きます。

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△議事日程の報告



○議長(関谷秀雄君) 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。

 事務局長をして朗読いたさせます。

 事務局長。

          〔事務局長朗読〕

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△一般質問



○議長(関谷秀雄君) これより日程第1、一般質問を行います。

 本日質問の通告をしてありました12番、大貫雄二君が身内の不幸により欠席しておりますので、順次繰り上げて発言を許可いたします。

 2番、宮本妙子君。

          〔2番宮本妙子君登壇〕



◆2番(宮本妙子君) おはようございます。

 議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従いまして質問いたします。わかりやすい答弁をお願いいたします。

 さて、ことしも天候不順な4月、5月と続き、特に5月、田植え後の低温に稲作農家の皆さんが成長を心配していると聞き、私も大変気がかりでおります。早く作物が立ち直ってくれればと切に願います。また、長峰公園でのつつじまつりは花と開催時期がマッチして、例年になく盛況で、訪れた皆様が感動したと報道がありました。矢板市のよいPRになったことと思います。反面、駐車場の問題は快しとしない方々が大勢いたと聞きます。関係者の皆様に感謝申し上げるとともに、これからの対策を望みます。

 花といえば矢板市の花レンゲツツジ、昨年のボランティアによる枯れ枝除去作業のおかげで、ことしは自然の大地、八方ヶ原をオレンジ一色に染め、きれいに見られているとのこと、鑑賞に来られる多くの方々が感動を得られてお帰りになられることを期待するとともに、また、皆様の安全を祈ります。これまた関係者の皆様に感謝申し上げます。

 質問に入らせていただきます。

 1、道路行政について。

 道路の維持管理について質問いたします。

 生活道路整備状況について、市道ではないが、住民の方が生活のために行き来している道路の整備、舗装、簡易舗装などの要請が数多くあると聞きますが、その実態はどのようなのか。いわゆる市道、里道などの認定外道路、地域で利用している道路は大分傷んできた、市道でないので地域住民の方はどうしたら整備できるのか、心配の声が聞こえます。

 そこで、このような認定外道路は何線ぐらいあるのか、その舗装状況はどれくらいか、特に毎日の生活に密着していると思われる生活道路の舗装状況はどうなのか、今後の整備予定、計画はどうなのか、市長の考えをお伺いいたします。

 次に、市道沿いの管理について。

 市道沿い、歩道の傷みや草の対策について質問いたします。

 この問題につき、まず冒頭に、毎年見かける職員の作業の様子、少ない人数で気の毒な状況であると思いますので、私はこれ以上職員に負担をかけてはならないと考えるので、それにかわる対処法が必要ではないかと訴えたいと思います。

 毎年市内一斉のごみ拾い、空き缶拾いが実施されます。ことしもつい先日、5月29日日曜日にありました。特に農村部の地域の道路沿いは草の茂りが物すごいです。また、歩道内の雑草もひどい。何か管理対策が必要ではないかと思います。

 現在、職員による草刈りなどの作業をしている姿が見受けられますが、少ない人数での作業には限りがあると思います。これ以上職員に負担をかけることなく、維持管理をしていく方法を考えていかなければと思います。住民の皆様と一緒になってできないものか、長井地区では年1回区民総出による道路沿いの草刈りを実施しています。長年の経験を生かし、よりきれいにと、今では草刈りがま班、スコップ班、草刈り機械班に分けて、とても効率よくやっています。このような参考例を挙げながら、市内一斉のごみ拾い、空き缶拾いの日に、また新たな日を設けて、矢板市の事業として少々の予算措置をとり、行政と住民が一体となり協力し合い、市政に住民参加型を取り込めたらすばらしい道路の維持管理ができるのではないかと思い、市長の考えを伺います。

 次に、矢板市交通学童指導員の安全対策について質問いたします。

 指導員の皆さんには、児童・生徒が交通事故などに見舞われないで登校できるよう、天候のよしあしにかかわらず、毎日誘導していただいていることに心より感謝申し上げます。ご苦労さまです。

 さて、このごろ児童・生徒の交通学童指導員ではありませんが、交通指導に携わっている方の事故が時々聞かれます。また、道路を歩いていての不慮の事故、自動車の飛び込みにあって最悪死亡してしまうことなどが報道されています。自分に過失がないもらい事故が後を絶ちません。交通学童指導員の皆様は常に危険と隣り合わせの中で児童・生徒の安全を守ってくれています。特に天候が悪く、雨の日など、道路へ出て誘導してくださっている姿を見受けるとき、とても危険を感じます。もし間違って自動車やオートバイなどに接触してしまったらと思うと、とても怖いです。ヘルメットの着装を考えなければと思うのですが、こうした中、指導員の安全面での対策はどのようになっているのか、万全か、ヘルメットの着装は必要ないのか、お伺いいたします。

 次に、教育行政について。

 高原公民館について質問いたします。

 市内55地区にある自治公民館は、地域活性化のために大変重要な拠点としての役割を持っています。今、自治公民館活動なくしての地域活動は考えられません。それほど重要なまでになっています自治公民館、これらはすべて一切の管理、運営を自治会でしています。

 さて、高原公民館、各地域で建設し、管理運営している自治公民館と同じ性格、役割を持っていると思われる高原の公民館は、矢板市で唯一管理運営をしている矢板市泉公民館高原分館です。この分館も築41年を経過し、老朽化が進み、これまで幾度となく修繕を重ね使用してきましたが、ここに来て、大規模な修繕をしなければ使用できないほど状態が悪くなってきてしまったと聞いております。

 そこで、地元高原行政区では、市に全面的に頼るのではなく、何とかしようとの機運が高まり、分館を廃止し、地元負担、市の助成金、補助金との折り合いがつけば、地元が管理運営する自治公民館を新規建設しようということになったと聞きます。高原分館は、昭和38年に高原行政区が婦人ホームとして単独で建設し、昭和41年10月10日に土地とともに矢板市に寄附、その後、矢板公民館、高原公民館、泉公民館、高原分館として現在に至っていますが、これまで幾度となく、修繕には材料、手間など地元負担で協力してきました。もし自治公民館建設後、維持管理が地元負担になったら、小世帯数の高原行政区としては大変なリスクを背負うことになることを覚悟の上で自治公民館を建設しようとする住民の心意気のようです。

 高原小・中学校跡地利用も一緒に考えた中で、今、果たして高額な経費をかけて修繕し、これからも市の公民館として維持管理していくのがよいのか、それともこれまでの経緯、地域状況を考え、建設費用の面で市に少々のリスクが生じてもお互い理解し、折り合いがつけば、高原自治公民館を建設して維持管理運営を地元に任せた方がよいか、いつかは市から切り離さなければならないと思っていた分館、私は市から切り離し、自治公民館として巣立ってもらうことがよいと思います。そうすることによって学校跡地もきれいに整備維持されるのではないかと思います。それには、今この機会がチャンスかもしれません。専門家でもある市長の判断をお伺いしたいと思います。

 次に、学校教育について質問いたします。

 教職員の資質を含む管理について。

 変革している学校教育の中、教職員の皆様には児童・生徒の学力向上はもちろんのこと、学校生活全体にわたりご指導いただき、感謝申し上げます。おかげさまで、これといった問題も耳にすることはありません。先生方が子供たちに対し誠意ある態度で接してくれているからだと思います。

 さて、教育現場が変革期の大変な中、教職員の方は一般の方より生活の面で、その資質が厳しい目で人々から判断されるのは常でありますが、学校内での生活に教職員として範囲を超えているようなことはないか、教職員の資質の面での管理体制はどのようなシステムになっているのか、異変が教育長にまで届くのにどんな流れになっているのか、校長先生あるいは教頭先生でとまってしまうこともあるのか、もしとまるようなことがあったら、どのように対処していくのか。報告には、見て見ぬふりなどはないのか。最後に、現在、特に細かい点での問題で、教育長が指導していることはないか。具体的にとは申しません。これからもこの報告が滞りなくスムーズに教育長まで来るようにして、管理の強化をお願いしたいと思います。

 最後に、泉地区小学校の統廃合について質問いたします。

 地域住民の皆様から、このことについて数多く声が聞けるようになりました。もう決まったんだねという声、いわゆる憶測にすぎない、よい悪いにせよ、うわさが先行しています。「もう近くの学校がなくなってしまうので、子供のために引っ越さなくちゃ」と言っている人もおります。「泉診療所がなくなり、ことし4月泉郵便局の配達業務がなくなり、郵便局もなくなるわ」の話。「来年4月には農協泉支所がなくなり、今度は4つの小学校が3つなくなって1つになってしまう。泉地区も寂しく過疎化してしまう」などと聞かれるようになりました。

 話題が小学校の統廃合に絡み合わせ、地域の問題として大きな関心事になっています。この問題に真剣に取り組んでいく姿勢において、混乱を避けるため早目に対処すべきであると思います。矢板市の考え方をより具体的にし、住民の皆様に不安を感じさせないことを第一に、統廃合という世紀の大事業について理解していただけるようにしなければならないと思います。子供たちの教育を第一に考え、子供たちのための新しい学校づくりのために避けては通れない重要な課題、統廃合へ向けて今後の進め方、特に住民が知りたいことは実施時期だと思います。考えをお伺いいたします。

 以上、明快な答弁を市長にお願いいたしまして、私の質問を終わります。



○議長(関谷秀雄君) 2番、宮本妙子君の質問に対し、答弁を求めます。

 市長、遠藤忠君。

          〔市長遠藤 忠君登壇〕



◎市長(遠藤忠君) 宮本妙子議員の道路行政についての質問のうち、生活道路の舗装状況についてお答えをいたします。

 認定外道路につきましては、一般に赤道とか、あるいは里道と言われる道路があります。これらの道路は路線数あるいは舗装状況について把握が非常に困難でありまして、現在、把握している状況ではございません。既に舗装された道路につきましては、破損などがある場合は穴埋めやオーバーレイなどによる修繕を行うなどして維持管理に努めておるところでございます。また、赤道などで市民生活に密接に関係のある生活関連道路で、いまだでこぼこな砂利道などにつきましては、利用状況あるいは財政状況を考慮いたしまして、計画性を持って順次舗装整備を進めていく考えでおります。

 次に、市道沿いの管理についてのお尋ねでありますが、草刈りなどの維持管理作業は、現在、職員、臨時職員2班5人体制で、幹線市道や生活に密着した主な認定外道路を中心に実施をしております。その作業内容は、草刈りだけではなく、道路の清掃、穴埋め、路肩補修あるいは側溝修繕など維持管理のため多くの作業がありまして、なかなか行き届かないのが現状であります。

 議員ご提案の、限られた職員の中で、もっと市民と行政が一体となって行える方策については、市内全域の協力を得て、現在美化キャンペーンとして5月30日にごみゼロの日、あるいは7月に河川愛護会が一斉清掃、8月には道路愛護会の一斉清掃、12月には市内一斉清掃などが実施されております。

 これらの機会に行政はもとより、市民の方々にも積極的に参加いただいて、市民力アップにつながるような方向性を今後探ってまいりたいというふうに思っております。

 以下の質問につきましては、教育長以下、担当部長をして答弁いたさせます。

 以上でございます。



○議長(関谷秀雄君) 教育長、大森敏君。

          〔教育長大森 敏君登壇〕



◎教育長(大森敏君) 次に、教職員の資質を含む管理についてのご質問にお答えします。

 各学校の所属職員及び児童・生徒の非行、その他の事故があったとき、校長は速やかに教育長に報告しなければならないことが矢板市学校職員服務規程第33条に示されております。したがいまして、教職員に何か問題が起こった場合も校長から教育長に速やかに報告されることになっております。

 教職員の問題が校長や教頭の段階でとまってしまうことがないのかというご質問ですが、問題の内容、程度、影響にもよりますが、現場での校長や教頭の適切な指導により解決され、判断の結果、教育委員会へ報告されないケースもあろうかと思います。各学校では、常日ごろから教職員の意思疎通をより円滑にし、信頼し合える人間関係づくりを進めることによって問題が埋もれてしまわないよう努めております。

 また、毎月開催される校長会を通じて教職員の服務の厳正、使命感の自覚や児童・生徒理解、指導の理解に努め、問題行動の防止の観点からも継続的に指導しておりますので、重大な問題が起こっているのに校内だけで処理されているような、議員が危惧されているようなことがないと受けとめております。

 県内では、昨年度は教職員の不祥事が連続して起こったことを受け、去る2月14日、県では臨時小・中学校長研修会を開き、本市におきましても5月12日、矢板市小・中学校長研修会でも教職員の服務の厳正について討議を行いまして、各校の取り組み、教職員の問題行動や不祥事の防止に向けて研修を行ったところでございます。教職員一人一人の自覚を高めることにより、問題行動や不祥事を防ぐべく県教委や市教委などによる校長・教頭研修を初め、各校の校内研修においても、毎回服務の厳正を呼びかけているところでございます。

 教職員による不祥事は、児童・生徒、保護者からの信頼を失うだけでなく、学校教育全体の信頼、信用を失墜することにつながります。今後も市内の小・中学校におきまして、教職員同士がよりよい人間関係を築くことによって、子供たちのよさを伸ばし、みずから学ぶ力を育てる教育を実践するために、教育委員会としましても各学校への支援を行っていきたいと考えております。

 次に、泉地区の小学校の統廃合についてですが、6月10日の全員協議会でもご説明しましたとおり、矢板市小学校適正配置検討委員会を設置し、この委員会で、子供たちにとってのよりよい教育環境はどうあるべきかについて、矢板市全体の小学校の適正な規模や配置の検討をしていただくことになっております。検討の期間はおおむね平成17年度中と考えており、教育委員会では報告をいただいた内容を基本的に尊重し、審議したものを市及び議会へ報告したいと考えております。

 泉地区では統廃合のうわさが先行しているとのことですが、教育委員会としましては現時点で、どことどこの小学校を統合しようなどと具体的に決めておりませんし、審議もしておりません。議員から住民の不安を取り除くためにも統廃合の時期を早目に打ち出した方がよいのではないかというご意見をいただきましたが、教育委員会としましては、小学校適正配置検討委員会で審議された内容を基本に、庁内でさまざまな角度から検討を加え、構想案を策定したいと考えております。その後、できるだけ早い段階で地域説明会を実施し、地域住民の皆様からご意見をいただき、十分なコンセンサスを得てから実施計画を策定したいと考えており、慎重な対応を図っていきたいと考えております。

 本市内における学校教育の総合的な効果、調和を考え、将来を担う子供たちの秘めた可能性を高めるためにはどうあるべきかを慎重に考えてまいりたいと思います。

 以上でございます。



○議長(関谷秀雄君) 市民福祉部長、池田公夫君。

          〔市民福祉部長池田公夫君登壇〕



◎市民福祉部長(池田公夫君) 次に、交通学童指導員の安全対策についてお答えをいたします。

 まず、交通学童指導員への安全対策についてでございますが、任期の更新時や新規での採用の際には、交通学童指導員としての職務について研修を実施しております。あわせて交通学童指導員としての規律や心得などの説明も行っており、また、機会あるごとに自分自身の事故防止と児童・生徒の安全な誘導はもちろんのこと、交通誘導に際し安全な場所で行うよう現場の状況に応じた実地研修も実施しているところでございます。現状において、装備等で交通学童指導員と一目でわかる制服で立哨しており、また、横断旗や停止棒を携帯してドライバーの注意を促しているところでございます。

 次に、交通学童指導員の安全対策としてヘルメット着用を考えられないかとのことでございますが、議員ご指摘のとおり、ヘルメット着用は交通学童指導員自身の身を守るための安全対策の一つの方法と考えられます。今後、警察や交通学童指導員の意見等を聞きながら協議してまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(関谷秀雄君) 教育次長、坂井隆雄君。

          〔教育次長坂井隆雄君登壇〕



◎教育次長(坂井隆雄君) 次に、泉公民館高原分館を自治公民館にする考えはあるかについてのご質問にお答えいたします。

 現在の泉公民館高原分館の経過につきましては、ただいま宮本議員の言われたとおりでございます。昭和50年3月に新高原小・中学校が廃校になった際、公共施設を一つでも残しまして地域づくりの拠点とすることで、泉公民館高原分館として活用してきた経緯もございます。しかし、議員ご指摘のとおり築後40年以上を経過し、老朽化したことや日当たりが悪く排水もよくないことから、大規模修繕をしなければならない状況にもなっております。しかし、修繕には多大な経費が想定されているところでございます。

 このようなことから、高原行政区におきましても何とかしようとの機運が高まりまして、今後の対策について協議した結果、地元負担があっても地元主体の自治公民館を建設しようとの結論に達し、市に対し要望がなされたところでございます。市といたしましても、地域住民の方々の意を酌み、ご要望をかなえるべく協議を進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

 以上でございます。



○議長(関谷秀雄君) 2番、宮本妙子君。



◆2番(宮本妙子君) まず、道路行政についてですが、認定外の路線の数も状況も把握が困難だというようなお答えでありましたが、大変これは困っている方がたくさんおられるということをご承知おきいただきたいと思っております。

 それで、この整備については市の方で全面的に負担などをしていただけるのでしょうか。



○議長(関谷秀雄君) 市長。

          〔市長遠藤 忠君登壇〕



◎市長(遠藤忠君) まず第1点の認定外道路の把握が非常に困難だというのは、いわゆる赤道と、それから里道、これは膨大な数でありまして、これを把握するというのは現実的に非常に難しい。したがいまして、舗装されている認定外道路とか、そういうところの把握はこれは可能であろうと思いますので、今後そういうことに努めてまいりたいと思っております。

 それから補修あるいは新たに舗装するとか、そういうときの費用の問題ですが、現在、区長さんを通じまして幾つかの地域から要望が出されております。その要望につきましても内部で検討しまして、いわゆる優先順位を決めまして、順次取り組むことにしております。と同時に、ある地域においては、道路の補修に当たって市が材料を提供して、市民の方々が補修に当たったというケースもございます。状況によってその対応策を検討してまいりたいと思いますので、ご理解をいただきたいと思います。



○議長(関谷秀雄君) 2番、宮本妙子君。



◆2番(宮本妙子君) では、今後予想されますけれども、今現在においての整備予定とか計画はどのくらいあるんでしょうか。



○議長(関谷秀雄君) 経済建設部長。

          〔経済建設部長鈴木哲雄君登壇〕



◎経済建設部長(鈴木哲雄君) 宮本議員の再質問にお答えをいたします。

 認定外道路の舗装等の整備計画でございますが、ちょっと今手元にはどのくらい来ておるという数字はないんですが、今、市長さんから言われたように、生活関連道路あるいは利用頻度の高いそういう道路につきましては、計画を立てながら順次舗装をしておるという現状でございまして、今後もそういう方針で進めていきたいなというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。



○議長(関谷秀雄君) 2番、宮本妙子君。



◆2番(宮本妙子君) 次に、市道沿いの管理についてですが、今、市の方では5人体制でやっていらっしゃる、また多くの作業が含まれているということですが、先ほど私は長井の例を具体的に申し上げたのですが、市長さんとしては、市の体制としてこのような内容でやっていけるか、具体的にどのようにお考えになっているか、今の現時点でお考えになっていることで結構ですので、お願いいたします。



○議長(関谷秀雄君) 市長。

          〔市長遠藤 忠君登壇〕



◎市長(遠藤忠君) 再質問にお答えをいたします。

 道路沿いの草刈りあるいは道路の維持管理、これは議員ご指摘のように、今の市の体制でもっては非常に困難な状況にあります。私がこれまで何度か申し上げましたように、いわゆる地域のことは地域で、地域住民の力によって守っていくという、いわゆる市民力の育成をこれまでずっとお話ししてまいりました。やはりこれからはすべて行政が対応するという、そういう状況は非常に難しくなってまいります。したがいまして、本来の地域の実態あるいは地域の生活は自分たちで守るんだという自治の精神というものを何とかしてよみがえらせたい、そういう心を育てていきたい。ご案内のとおり、かつては住民総出で道普請をやったり、堰普請をやったりいろいろやってきた経緯がありますし、また、結いという制度もありまして、お互いに地域の方々が支え合い、助け合うという精神がありました。今こそこういうことが求められているんだろうというふうに思います。

 先ほどご紹介しました、材料を市が提供して、補修は地域の方々が労力奉仕でやられたという例もございますし、宮本議員が挙げておられました長井の例などもございます。こういう形が最も望ましい形だろうと思いますので、こういうものを積極的に奨励していくとか取り組んでいただくために、もう少しこういう活動事例というものを市民の方々に大きく報道するといいますか、紹介する、そういうことによって市民の方々の意識も変わってくるんではないかと思っております。

 そういうことに少し力を入れてみたいというふうに思いますし、それからご案内のように、近く高根沢町では町普請市民の会、こういうものがつくられまして、個人、地域、行政がどのような役割を担う必要があるかということを町民全体で話し合って、将来の高根沢町のまちづくりの方向性を模索している例がございます。矢板市としましてもこうした市民会議、そういうものを立ち上げることも今後検討していく必要があろうというふうに思っておりますので、今後の課題として検討させていただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(関谷秀雄君) 2番、宮本妙子君。



◆2番(宮本妙子君) 次に、教職員の資質を含む管理について、これについてちょっと再質問させていただきます。

 教職員の管理指導で最も大切なことは、校長先生の適切なアドバイスや対処ではないかと私は常々思っております。対処できる校長先生によって、教職員の方も救われ、子を持つ親も救われ、そして一番は子供たちの心が和らぎ、正常になり、普通の学校生活ができる。これが一番の私は理想だと思っております。

 こうしたときに、学校生活に不安を感じたり、また、心が荒れたり、保護者ともいがみ合いがあったりとかいろいろなことが出てきた場合、本当に責任を持って指導できる校長先生というのが私は大切だと思います。そうした指導ができる校長先生、それを管理するということで教育長さん自身が先頭になって、そういった校長先生の指導なりをやっていただきたいと思っておりますが、そういった点で問題は今はございませんでしょうか。



○議長(関谷秀雄君) 教育長。

          〔教育長大森 敏君登壇〕



◎教育長(大森敏君) ただいまの再質問にお答えいたします。

 確かに各学校において校長の立場、役割というのは大きい存在だなと、このように議員お話しのように同感いたします。それで、先ほども申し上げましたけれども、各校長はそれぞれやはり校長としての資格あるいは指導力、こういうことが認められて校長になっているわけですので、基本的にはそういう校長としての資質能力は持っているものと思いますけれども、やはり教職員の研修とともに、校長もそういう経営者として研修をしていくということは引き続き大切なことではないかなと思っております。

 特に毎月の校長会で私が申し上げていることは、まず1点は、校長として、学校経営者として、責任者として、総合的な立場でどう校長力を発揮するかということをお願いをしているところでございます。また、県でもやはり校長を対象にした研修、トップセミナーと称しておりますけれども、これなども行われておりますので、そういうことを含めて市教育委員会としましてどう校長を支援できるか、こんなことも具体的にこれから考えていきたいと、このように思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。



○議長(関谷秀雄君) 2番、宮本妙子君。



◆2番(宮本妙子君) もう1点お聞きしたいことは、きょう6月15日、今夜、ある中学校で校長先生の謝罪の会議があるとお聞きしておりますが、教育長さんの方にも連絡があってしかりだと思うんですけれども、ご承知のことと思って、当然立ち会うことと私は思っておりますが、その時点で十分なお話を聞き、対処をお願いしたいと思っております。

 見て見ぬふり、聞いて聞かぬふりは、私はちょっとできませんので、その辺を教育長さんにもう一度答弁をお願いいたします。



○議長(関谷秀雄君) 教育長。

          〔教育長大森 敏君登壇〕



◎教育長(大森敏君) ただいまの再質問にお答えします。

 議員のお話の件でございますけれども、確かに本日ということは直接的には私の手元には届いておりませんけれども、間接的にそのような話は伺っております。

 ただ、その以前に校長から何度か報告あるいは相談を受けたこともございますので、継続的にこれは学校長のもとで指導されていることだと確信しておりますし、私の立場からできることについては支援し、指導していきたいと、このように思っておりますので、ご理解賜りたいと思います。



○議長(関谷秀雄君) 2番、宮本妙子君。



◆2番(宮本妙子君) では、この問題に関しては、子供たちの心の動揺、親の動揺などをちょっと耳にしておりますので、親としてみれば、子供を考えて受験を前に校長先生に指摘するということがどんな心情でやらなければならないかということを察した場合、とても親の立場としては言いたいことも言えない、先ほど申し上げましたように、言いたいことを言わず、見ても見ぬふり、それを強いられている状況でいるというふうなPTAの方たちのお話をちょっと耳にいたしまして、とてもこれは残念なことだなと思いまして、教育長さんの心ある対応をぜひお願いしたいと思いまして、答弁をもう一度お願いしたいと思います。



○議長(関谷秀雄君) 教育長。

          〔教育長大森 敏君登壇〕



◎教育長(大森敏君) ただいまの再質問にお答えします。

 確かに議員お話しのように、保護者あるいは子供たちにとって、学校で安全・安心ができる環境を整えていくということは、学校の最低の務めでございますけれども、そういう中で特に校長の立場と子供たち、それから保護者あるいは地域の方々との信頼、こういう関係を損なうようなことがあっては、これは大変な問題でございますけれども、具体的に校長の立場として、これまでの指導のあり方、それから、これからの対処の仕方、こんなことも十分見きわめまして、私たち教育委員会としまして、私、教育長としても個人的に校長の考えも十分理解し、また子供たち、地域、保護者の方の話も直接伺いながら対応していきたいと、このように思っておりますのでご理解を賜りたい、このように思っています。

 以上です。



○議長(関谷秀雄君) 2番、宮本妙子君。



◆2番(宮本妙子君) ぜひそのようにお願いいたしまして、私の質問を終わりにしたいと思います。

 ありがとうございました。

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○議長(関谷秀雄君) 1番、中村久信君。

          〔1番中村久信君登壇〕



◆1番(中村久信君) おはようございます。

 第270回矢板市議会定例会において、議長の許可がありましたので、通告に従って質問をいたします。

 私が議員になって2年が過ぎ、任期の折り返し点を迎えました。ここに心新たにし、夢と笑顔のあるまちづくりを目指し取り組んでいく決意であります。

 今回は、子育て環境の充実に関してと行財政改革に関しての大きく2項目について質問をいたします。

 まず、子育て環境の充実に関しての泉教員住宅跡地の利用についてであります。

 この件に関しましては、2年前、私が議員になってから初めて質問をしたものであり、泉教員住宅の跡地を泉保育所の運動場として有効活用すべきというものであります。この土地については、泉421番地及びその周辺でありまして、教職員の住宅用地として利用されてきましたが、既にその役目を終え、矢板市が購入をし、現在は住宅が取り壊され空き地になっているものであります。片や隣接地にあります泉保育所は、現在48名の幼児が入所しておりますけれども、敷地は変則的な形をしており、運動場も狭く、運動会用のトラックもうまくとれない状態であります。

 そこで、第258回定例会の一般質問において、教員住宅の跡地を泉保育所の運動場として利用してはどうかということを質問し、このときにいろいろな課題はあるが、運動場としての利用も含め検討していく旨答弁がありました。その後、跡地の一部を泉保育所の運動場として利用することを決定し、今年度整備が実施されることになっていると確認をしております。

 そこで、これらのことを踏まえ以下の質問をいたします。

 1点目は、実施時期についてであります。

 ことしの運動会は10月1日に実施される予定になっていると聞いています。市長が時に触れ申されているように、大人と違い子供たちは1年1年が成長の大切な過程であり、子供たちにとってよいこと、必要なことは可能な限り早く実施することが大切であります。泉保育所のことしの年長幼児12名は最後の運動会であり、新しく整備された広い運動場で思い出に残る運動会ができることを楽しみにしていることと思います。

 今年度整備することで予算措置されているということは、運動会が一つの目途になっていることと推察をするところではありますが、改めて実施時期について答弁を願います。

 2点目は、保護者や地域住民のボランティアでの参加についてであります。この運動場の整備に当たっての遊具の移設などにおいて、保護者や地域住民の協力を求めることは、その保育所に対する愛着を高めると同時に、市政に対する関心を高め、市長の申されている市民力の向上にもつながっていくのではないかというふうに思っておりますが、当局はどのようなお考えがあるか答弁願います。

 3点目として、残りの土地の利用方法はどうなっているのかお伺いをいたします。

 次に、行財政改革に関しての財政健全化計画についてであります。

 経済環境の悪化や国の施策の影響を受け、矢板市の財政状況は極めて厳しい状態にあると言わざるを得ません。今こそ従来の考え方ややり方を改め、抜本的な行財政改革を行い、健全な形で次代を担う子供たちにバトンタッチができる道筋をつけていかなければならないときであります。

 遠藤市長も、17年度は改革の年と位置づけ、精力的に取り組んでいく旨の答弁をされており、心強く感じており、大きく期待をするところであります。既に何名かの議員の方の一般質問において考え方が示され、重複する部分があると思いますが、ご容赦をいただき、以下順次質問をいたします。

 最初に、人口フレームについてであります。

 人口フレームは今後の歳入歳出に大きな影響を及ぼすことになりますが、当初の設定と大きな差異があると言わざるを得ません。これから財政健全化計画を策定していく上で、どのように考えていくのかお伺いいたします。

 次に、歳入歳出のシミュレーションについてお伺いいたします。

 過日実施されました地域懇談会等においても意見としてあったように思うところでありますが、現在の財政状況とこれまでの推移だけを示したのでは、今後これからの、また今現在の危機的な状況というものはわかりにくいのではないかというふうに思います。このまま成り行きに任せると5年先、10年先にこうなってしまう、そういったシミュレーションを示すことも必要であります。今後、市民参加の委員会等を立ち上げていくわけですが、このようなシミュレーションを情報として提供していくお考えがあるのか否かお伺いいたします。

 次に、この財政健全化計画により、つくり上げていく商品ともいうべき持続可能な財政についてお伺いいたします。

 商品に例えれば、性能や品質、価格や使い勝手など総合的にすぐれ、お客様に満足していただけるものを目指し設計をしていくわけであります。したがいまして、持続可能な財政という目指すべき姿が明確にならないと設計そのものができないと思うわけであります。持続可能な財政とはどのようなものなのか答弁をいただきたいと思います。

 続いて、市債についてお伺いいたします。

 市政運営において無借金経営が望ましいことは言うまでもありませんが、現在及び将来を見越した市民福祉の向上のためには、市債を発行してでも今やらなければならないことはあるわけでございます。したがって、返済可能な歳入に見合った、ある程度の市債はやむを得ないと思うところでありますが、矢板市の市債発行残高は一般会計だけで見ても、平成16年度末約122億7,000万円あり、平成13年度以降だけでも約10億円の増加となっています。また、平成15年度からは一般会計当初予算よりも市債残高の方が多くなっています。

 これらのことを踏まえ、以下の質問をいたします。

 1点目として、17年度一般会計当初予算114億1,000万円に対し、17年度末市債残高見込み額が約124億6,000万円という額になっていますが、このことをどういうふうに考えているのかについてお伺いいたします。

 2点目といたしまして、適正な発行残高とはどの程度というふうに考えておられるのかお伺いをいたします。

 3点目といたしまして、健全化計画において市債発行残高を今後どのように持っていくおつもりなのかお伺いをいたします。

 次に、各種補助金についてであります。

 補助金についてはさまざまな性格のものがあり、それぞれの分野で市民福祉の向上や自然環境の保全、また活性化などに生かされてきているものと思うところであります。しかし、今日の財政状況をかんがみたとき、抜本的な見直しをせざるを得ない状況にはございます。市当局の地域説明会において見直しをする旨示されています。ここではその取り組みスタンスなどについてお伺いをいたします。

 見直しに当たって、すべての補助金に関する棚卸しを行い、これまでの評価を行うとともに、できる限りゼロベースからスタートし、必要性や金額の妥当性とその効果及び必要な期間などを十分精査していくことが必要と考えますが、当局はどのようなスタンスで望まれるのかお伺いをいたします。

 また、抜本的な見直しといっても、その性格上、かなりの困難が予想されるところでございます。したがって、利害関係の薄い学識経験者など第三者の評価も取り入れてはどうかと思いますが、あわせて答弁願います。

 次に、税の徴収についてであります。

 矢板市は平成15年度決算において約12億円の滞納繰越額があり、ゆゆしき状態にあると言わざるを得ません。税金は市政運営を行う貴重な財源であることはもちろんですけれども、国民の義務であり、社会の仕組みの根幹をなすものであります。生活に困窮し保護を受けなければならないような場合は逆に税金で救済しなければなりませんが、納められるのに納めない場合、こういった場合には強い態度で臨むことも必要であります。このことは、生活を切り詰めてでも納めるべきものを納めている人が大半であることを考えれば当然のことであります。このようなことから、矢板市としては、昨年市税特別徴収班を設置し、精力的に取り組んできているところであります。

 これらのことを踏まえ、以下の質問を行います。

 第1点目は、この特別徴収班の効果をどのように評価されているのか。次に、2点目として、その評価に基づく今後の課題と方針について。3点目として、国税や県税の徴収業務に従事された専門家のOBを招いて手ほどきを受けたり、直接、その徴収班のメンバーに加わって徴収業務に当たるなど、さらに強化を図っていってはどうかと思いますが、当局のお考えについて答弁を求めます。

 次に、人員の適正配置であります。我々議員も含め、一般会計予算の5分の1強を占める人件費の削減は大きな課題であります。議員にかかわる定数や報酬、政務調査費などについては議員全員で構成する特別委員会を設置して取り組むことが確認されましたので、これから市民の皆さんの評価、納得を得られる結果を早急に出していかなければならないと考えています。

 職員の人件費削減については、将来的に職員数の自然減で対応していくことになるというふうに思いますし、ここでは、将来のスリム化に向けた体制づくりと地方分権に対応し、自立し得る体制づくりについて私の意見を述べ、幾つかの質問をいたします。

 地方分権ということを考えれば、今まで国や県の方針や指導のもと画一的に行ってきた事務事業について、これからは市が独自に法律に基づいて何をしなければならないのか、また、何ができるのかを考え、市政運営をしていかなければならなくなってくるというふうに思っています。このことは、結果として自治体間で大きな格差が発生する可能性を秘めており、そのために、市民満足度を高めるためには政策の立案と遂行が重要になってくると思うわけであります。今からそれらに対応できる職員を育てなければなりません。すなわち、現在の事務事業における市民サービスの質を落とすことなく、スリム化を図りながらも新たな業務に取り組む、そういったことが求められているというふうに思います。

 このようなことを踏まえ、1点目として、現在、職員が行っているすべての業務の棚卸しを行い、効率を高めるために徹底したむだを排除し、重複しているものを統廃合するなど、また、それぞれの業務に優先順位を設け、業務の質及び量に適した人員配置をしてはどうかと考えますが、いかがでしょうか。ここで申しました業務の質、量に適した人員配置とは、個人の成長ややりがい、達成感などを考えれば、適度なストレスが感じられるものであります。

 2点目として、その棚卸しと同時に業務の分類をし、例えば公でやらなければならないもの、公が望ましいもの、民で可能なもの、民が望ましいものなどに分類するとともに、順次望ましいもの、可能なものについて民間の活用を推進していってはいかがでしょうか。

 このように抜本的に業務を見直し、効率を高め、スリム化を図りながら人件費を削減していくとともに、将来の地方分権に対応し、自立に備えた人材の育成を図っていくことも必要と考えますが、いかがでしょうか。

 最後に、目標の設定であります。

 目標の設定は、市民に対する情報提供において理解が深まると同時に、推進する側においても進捗状況がチェックでき、業務がやりやすくなります。るる申し上げました項目なども含め数値化された目標設定をすることと、その単年度ごとの棚卸し及び公表することが必要と考えますが、いかがでしょうか。

 当局のやる気と意識改革を感ずる積極的かつ明快な答弁をお願いいたしまして、総括質問を終了いたします。



○議長(関谷秀雄君) 1番、中村久信君の質問に対し、答弁を求めます。

 市長、遠藤忠君。

          〔市長遠藤 忠君登壇〕



◎市長(遠藤忠君) 中村久信議員の行財政改革に関して、財政健全化計画についてのご質問にお答えいたします。

 まず、第1点の人口フレームについてでございますが、この件につきましては、石井議員の質問にお答えしましたように、人口フレームについては、総合計画の基本構想にある数字と実態がかなりかけ離れたものとなっておりまして、見直しを行わなければならないというふうに認識をしております。財政健全化計画においても、この人口フレームはすべての基礎になり、極めて重要なものでありますので、総合計画基本構想の人口フレームを決定し、この計画に反映させていく考えでおりますので、ご理解をいただきたいと思います。

 次に、2つ目の歳入歳出についてでありますが、社会経済が低成長に転じ、国の行財政改革によるさまざまな制度改革が行われている現在、地方公共団体は将来の財政予測を的確に行うことが非常に難しい状況になっております。本市の財政は、市税の伸び悩みなど財源の伸びが鈍っている一方、財源不足のため発行された臨時財政対策債、減税補てん債などの公債費の増加、少子・高齢化に伴う福祉需要の増加などの行政経費の増加によりまして、真に必要な行政サービスを提供するための財源の確保が年々困難になってきております。改善の兆しが見られない状況は、今後事業を行うために必要な財源と現実に収入される財源がますます乖離するものと予測されまして、市の主要な施策への影響が懸念されております。

 したがいまして、財政健全化計画の策定に当たりましては、歳入歳出両面から本市の財政の現状分析を徹底的に行い、将来にわたり可能な財源と行財政需要を的確に把握して、限られた財源の中で財政の健全性を保ちながら、最も効率的な財政運営をしていかなければならないということになります。

 乖離を埋める方策としまして、歳入面での財源対策、歳出面での歳出抑制が考えられますが、まず財源対策といたしましては、市税については課税客体をさらに的確に把握し、適正な課税を図り、特に収入率については徴収体制を整備強化し、収入率の向上に努め、一般財源の確保を図ってまいります。また、現在市が保有している公有財産のうち未利用地につきましては、一般会計、特別会計を問わず積極的な処分あるいは活用を推進し、財産収入及び税財源の確保を図ってまいります。平成16年度に見直しを行いました使用料、手数料等の市民サービスを提供するに当たりましての住民の負担につきましても、受益と負担の原則にのっとりまして、定期的に見直しを行い、適正な負担に努めてまいります。さらに、企業誘致につきましては、自主財源及び定住人口の増加を図る上で最善の策と考えますので、誘致体制のさらなる充実を図り、積極的に推進してまいります。

 一方、歳出抑制としましては、財政の硬直化につながる人件費、公債費などの義務的経費については特に縮減に努めてまいります。人件費については、矢板市定員適正化計画に基づきまして、一層の定員管理適正化を図ってまいります。公債費につきましては、市債の役割を踏まえた上で、税財源の充実及び事業の選別により市債の抑制を図ってまいります。また、市が行う施策・事業につきましては、その必要性、効率性、妥当性、優先性などを行政評価により評価して、事業の峻別を行い、予算、実施計画へのフィードバックにより、真に必要なサービスに重点的に予算を配分してまいります。さらに、各種団体への補助金、個人への給付事業につきましては、ゼロベースでの見直しを図り、補助の必要性、妥当性、費用対効果、公平性などのさまざまな観点から検討を行います。特に歳出については、徹底した取り組みを行っていかなければならないことから、「スクラップ、スクラップ・アンド・ビルド」により歳出の縮減に努めてまいります。

 以上によりまして、積極的な施策の展開を図るための財政の適正化を図り、税財源を基軸とした持続可能な財政を構築しまして、財政が破綻することのないよう収支の均衡を図っていきたいと考えております。

 次に、3点目の市債についてでありますが、本市の市債残高は、地方交付税の代替財源としての臨時財政対策債の発行、地方の公共投資が国の経済政策や景気対策と連動して展開されることに起因した地方単独事業に充当される市債の増加などによりまして年々増加の傾向をたどり、平成16年度末一般会計の市債残高は122億円を超え、本年度末にはさらにふえる見込みであります。市債残高の伸びによる公債費の増加は、安定した財政運営を行う上で負の要因となるものでありまして、財政の弾力性を失わせるものであることから、市債残高の増加には財政の健全性の見地からも危機感を抱いておるところでございます。

 市債は、社会資本形成の財源調達としての役割を持つとともに、後年度にわたって住民の世代間負担の公平化、長期的な負担の平準化を図る役割もあわせ持っております。他方、国の景気対策の実効性の確保のために、地方債の発行は地方債計画を通じて国の諸施策と連動している面もあります。このため、国の景気対策との整合性や税などの一般財源の不足が慢性化した状況では、健全な財政運営が後年度負担に配慮した適正な借り入れが必要であると考えておりますが、市債は端的に申し上げまして借金ですので、残高は少ないことにこしたことはありません。しかし、その適正規模は、標準財政規模に対する割合や住民1人当たりの残高など、幾つかの測定方法はありますが、団体の財政事情、社会資本の整備率などのさまざまな要素がかかわってまいりますので、一概に申し上げることはできないかと思います。しかし、発行に当たりましては、公債費の増大が財政運営を圧迫することのないよう財務指標には十分留意した上で活用を図っていかなければなりません。

 したがいまして、財政健全化計画の策定に当たりましては、行政需要量の的確な推計を行い、将来における公債費比率、起債制限比率などの予測を行うことが必要となってくるわけであります。本市におけるこれらの数値は、平成15年度決算では、公債費比率が12.3%、起債制限比率が7.6%となっております。公債費比率は、人口、産業構成により都市を分類した全国の類似団体の中では、38市中低い方から5番目となっており、市債の指標に限っては比較的良好であると言えますけれども、起債制限比率は20%を超えると一部の地方債の許可が、さらに30%を超えるとほとんど地方債の許可が制限されるため、本市においてもこれらの指標が近年上昇傾向にあることから、今後とも動向には十分注意をし、危険ラインに達することのないよう市債の発行を制限してまいりたいと考えております。

 さらに、市債発行額の決定に当たりましては、適債性を有している事業についても、事業の緊急度、事業効果、施設水準の適正化などの客観的な必要性、税などの一般財源による代替財源の可能性、地方交付税措置の有無などを十分検証した上で、財源としてコントロール可能な市債発行を抑制する方向で市債残高の減少に努めてまいりたいと考えております。

 次に、第4点目の補助金についてのご質問でございますが、財政健全化計画策定に係る住民説明会を5月24日に矢板公民館、27日に片岡公民館、31日に泉公民館において説明会を開催したところであります。この説明会においても、補助金・個人給付事業等の見直し計画についても基本方針の説明をさせていただきました。住民の方の中には、聖域なく補助金の交付については見直した方がよいとの意見もありました。今後は、この住民説明会の結果を受けまして、各重点事項項目ごとに具体的な内容について作業を行うこととしております。

 議員のご提案のように、すべての補助金をゼロベースで考え、それから精査を行い、利害関係のない第三者による評価を行い決定してはどうかという案につきましても、今後の補助金・個人給付事業等見直し計画の具体的な策定の際に、市民の代表で組織する県財政健全化対策推進委員会において検討いただく考えでおりますので、ご理解をいただきたいと思います。

 次に、5点目の税の徴収についてお答えをいたします。

 初めに、市税特別徴収班の実際の効果についてでありますが、昨年4月の設置以降、まず新規滞納者をふやさないよう現年課税分の徴収に重点を置きまして、でき得る限り納税者との接触を図ってまいりました。また、滞納者の滞納原因を見きわめ、その原因ごとに分類をし、滞納者の実情に合った適切な徴収対策を講じてきたところ、納税相談に来庁される方や分納に応ずる方が少しずつふえてきている状況であります。しかし、依然滞納者の一部には、納付能力がありながら一切の連絡や相談のない方もおります。幾度かの催告にもかかわらず納付に応じない場合には、滞納処分を行いました。平成16年度は、不動産、電話加入権または電話利用権、預貯金、生命保険、売掛金等を差し押さえ強制徴収するなど、前年度に比べまして37件多い94件の滞納処分を職員が実施しております。

 その結果、平成16年度の現年課税分の収納率は、前年度に比べまして0.3%高い96.2%となる見込みであります。そのほか、平成16年度は、特に法人の大口滞納者の経営状況や財産状況を把握するために、所管の税務署に出向きまして確定申告書の調査を進めるなど、滞納整理に向けた事前の調査を行ってきたところであります。今後の具体的な滞納処分方針が決まり次第、執行する考えでおります。

 次に、滞納処分を行うに当たりまして、国税や県税事務所等の退職者など専門家を活用してはどうかとのご質問でありますが、市税特別徴収班の職員7名のうち3名が宇都宮県税事務所等で幅広い税務研修を受けておりまして、本年度も職員1名を派遣する予定であります。この税務研修は、実際に差し押さえを行うなど実務も兼ねた研修でありまして、徴税吏員としての知識や技術を修得し、ひいては市町村の収納率向上に寄与することを目的としております。このようなことから、特殊なケースは県税事務所等に協議や相談をするにしても、滞納処分は基本的には職員が行っていく考えであります。

 次に、滞納整理の課題と今後の方針についてであります。

 以前から本市の徴収率の悪い要因となっております大口滞納者に対しましては、経営状況や財産状況等の調査も終えておりまして、今後は顧問弁護士や県税事務所など税徴収のスペシャリストと滞納者ごとに協議しながら、慎重かつ的確に処理できるよう進めていく考えであります。

 また、現年度分の100%徴収とのご提言でありますが、納税者の一部には、リストラや企業の倒産など社会問題を原因とする方がおりますし、納付能力がありながら納税意思がない者もおります。まだまだ厳しい経済情勢でありますが、納税者の多くが納期限を守り納税しておりますので、公平、公正な市政を運営するため、特に悪質な滞納者や大口の滞納者に対しましては、さらに積極的に滞納処分を行い、でき得る限り徴収率100%に近づけられるよう滞納整理を進めてまいります。

 次に、6点目の人員適正配置についてお答えをいたします。

 中村議員のすべての事務事業についての洗い出しの必要性はご意見のとおりであります。市といたしましても、その作業はぜひ必要なものと考えております。人件費の削減のため、定員管理をしていくためには避けて通れない過程と考えております。ただ、公務には公権力を伴う業務や市民からの信用、信頼のもと、初めて円滑な執行が可能となる業務、経済性や合理性からすると、市で行った方がよい業務といったような多種多様な業務があります。また、行政と市民との協働のまちづくりの観点から、市民みずからに担ってもらう方が、市民の市政参加意識の向上、あるいは市民力の向上が図れるもの等もあると思われます。

 以上のように業務の棚卸しと分類にはいろいろな角度からの検討も必要となります。この検討を行いまして、民間でできるものや民間で行った方が合理的あるいは効率的である事務については、早い機会に民間に任せていきたいと考えております。

 市では、このようなさまざまな観点から事務事業を見直すためのシステムとして、行政評価を実施してきておりますので、人員の適正配置にもその成果を活用していきたいと考えております。

 新たな業務に的確に対応できる自立のための人材育成につきましては、業務を進めながらでも取り組まなければならないことでありますので、実務を通して、また研修等の受講等、自己啓発や意識改革の手助けをしながら、中村議員がおっしゃるように将来の矢板市を担える職員を育てていかなければと思っております。

 次に、7点目の財政健全化計画についての目標についてのご質問にお答えをいたします。

 さきの石井議員の質問にお答えしましたように、現時点では、各重点事項項目において現状と課題及び方針まで策定したところであり、住民説明会における住民の方々のご意見を参考にしながら、今後、具体的に内容を策定していくところであります。この策定を行っていく中におきまして、可能な限り数値化できるものは数値化を行い、各年度ごとに数値目標を設定できるものについて設定していく考えであります。また、結果につきまして、市の広報及び市のホームページ等により、市民に公表してまいりたいと考えております。

 以上でございますが、以下の質問につきましては、市民福祉部長をして答弁をいたさせます。

 以上でございます。



○議長(関谷秀雄君) 市民福祉部長、池田公夫君。

          〔市民福祉部長池田公夫君登壇〕



◎市民福祉部長(池田公夫君) 次に、泉教員住宅跡地の利用についてのご質問にお答えをいたします。

 この質問につきましては、昨年の9月、第266回定例会の一般質問で、跡地の一部を泉保育所の運動場として利用する旨答弁をしたところでございますが、まず、第1点目の運動場拡張工事につきましては、平成17年度当初予算に計上しておりますので、地域関係住民と早急に協議を進め、運動会実施時期に間に合うよう努力をしてまいる所存でございます。

 2点目の遊具や樹木等の移設について、ボランティアを活用してはとのことですが、地域に密着した愛着の持てる施設として利用してもらうためにも、議員ご提案のように、保護者会やボランティアに協力を得られるものは呼びかけをして協力を仰ぎたいと考えております。

 3点目のその他の部分の利用計画についてのご質問にお答えいたします。

 泉保育所の運動場として利用する以外の土地の利用についての利用計画は未定でありますが、土地の形状を使いやすい形状にするなど、地域と協議をしながら有効利用を図ってまいる考えでおります。

 以上でございます。



○議長(関谷秀雄君) 1番、中村久信君。



◆1番(中村久信君) それでは、ちょっと何点か再質問させていただきます。

 まず、1点については質問ではないんですが、運動会には間に合わせるという話を聞きましてうれしく思っているところですが、結果として、不測の事態が起きてというようなことにならないようにだけ十分注意をしていただいて、間に合わせていただきたいというふうに思います。

 それから、財政健全化計画についてでありますけれども、人口フレームについての見直しは行うということと、市長答弁にありましたように、すべての基礎になるというふうに思います。これの見直しについては何人かの議員の方の答弁にも出ているんですが、要はすべての基礎になるということは、これから財政健全化についての設計を行う上で、当然ながら、もとになる資料ですので、これを、財政健全化計画は9月までにある程度つくり上げるという話はあるんです。そうすると、この基礎になる人口フレームについては、いつごろをめどに策定するというか、そういったことになっているかについて、ちょっとお尋ねをいたします。



○議長(関谷秀雄君) 市長。

          〔市長遠藤 忠君登壇〕



◎市長(遠藤忠君) 中村議員の再質問にお答えします。

 現在策定しようとしております総合計画改定後期計画、この計画と財政健全化計画の整合性を図るというのは、これは当然であります。したがいまして、ただいまのご指摘のように、人口フレームを基礎とするわけですから、総合計画も健全化計画もこの人口フレームをもとにするということが求められてまいります。したがいまして、人口フレームの策定は7月中には策定していかなければと思っております。

 既に全員協議会でもご説明しておりますように、総合計画後期計画は9月議会で議決していただく予定であります。したがいまして、その時点ではもう人口フレームはきちっと定められていなければならないわけでありまして、健全化計画も来年度の予算に反映していくということですから、そういうタイムスケジュールで取り組んでいくということでご理解をいただきたいと思います。



○議長(関谷秀雄君) 1番、中村久信君。



◆1番(中村久信君) それでは、次に市債の件でございますが、先ほど私が伺った件に対して、日本語での回答はいろいろあったわけでありますけれども、これから財政健全化計画を策定するに当たって、当然ながらこうしよう、ある程度の目標、市債に対してはこういうふうにしよう、したいというものがあると思うんです。5年後にはどういう姿を描いているのか、こういったものがないと計画そのものをどうしていったらいいかというのがあいまいなものになってくるというふうに思うわけですが、この市債の残高について、私は伺いましたので、残高について今後どういうふうに持っていこうとして考えておられるのか、ある程度の高さの目安になるような、はっきりした数値ではなくても高さが感じられるような答弁をいただきたいというふうに思います。



○議長(関谷秀雄君) 市長。

          〔市長遠藤 忠君登壇〕



◎市長(遠藤忠君) ただいまの市債についての再質問でございます。

 市債の残高については、先ほど答弁の中でお話ししたとおりでありますし、それから市債が、これはやはり借金ですから、これがふえると財政の硬直化、財政運営が難しくなるということもお答えいたしました。市債についての考え方としましては、国の制度改革に伴いまして、補助金は出さないけれども、そのかわりに起債でやりなさいという、そういうものもございます。交付金、補助金の代替財源として、この臨時財政対策債、こういう方策が講じられておるわけです。

 ということで、起債は多くなる。しかし、その残高が多いだけで判断できないケースも出てまいります。額から見るとふえているけれども、起債制限比率に影響しないものも出てまいりますし、つまり交付金比率に加味されるものもあって、制度上起債でやらなければならないというケースもございます。そういうことを考えると、市債をゼロにするということは必ずしも必要ではないんではないかというふうに考えております。

 しかし、しょせん借金でありますから、残高の少ないことにこしたことはないというふうに思いますし、財政運営を圧迫することにならないようにしなければならないわけですが、残高の目標につきましては、具体的な数字は示せないわけでありますけれども、公債費比率、起債制限比率、これが一つの目安というふうになります。危険ラインに達することのないように、財政計画に基づく行政経営を行っていくというのが我々行政に当たる者の責任であるというふうに思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(関谷秀雄君) 1番、中村久信君。



◆1番(中村久信君) 市債については、私もゼロにすべきだというふうに言っているわけではありませんので、そこは誤解のないように受け取っていただきたいというふうに思います。

 ただ、財政健全化計画をつくる、このつくるというのは最終的に、さきの総括質問でも行いましたが、最終的に持続可能な姿をつくるというのが最終目的であります。そうするために計画をつくるわけなんで、その計画をつくるに当たっては、どういう姿を描いてその設計をしていくかというのが重要なところなんですね。そういったことから伺っているわけで、先ほどから公債費比率とか起債制限比率、そういったことで答えられていますので、これは当然ながらそれで了解をいたしました。

 その臨時対策債とか、そういったものも含めて、当然ながら、国からある意味保証されている市債というのがあります。そういう観点からすると、私の通告にはないんですが、17年度の見込み残高に占める、国から保証されているものが、そのうちに幾つあるんでしょうか。



○議長(関谷秀雄君) 市長。

          〔市長遠藤 忠君登壇〕



◎市長(遠藤忠君) ただいまの質問につきましては、わかりません。今のところ調査をしておりませんので、わかりません。担当部長にわかるのかどうか、改めて問いたいと思います。

 今の質問に関連するわけですが、公債費比率の問題はやはりこれから5年、10年後の矢板市の財政状況というのをシミュレーションしていくわけでありまして、その中で見込める収入あるいは予想される支出、そういうものを勘案しながら、その中で公債費比率というものを検討していかないと、取り返しのつかないことになってしまうわけでありまして、先を見通して事務事業をしっかりと考え、年度ごとの位置づけというものをしていかなければならないというふうに、これは当然のことですが、そういうふうに思っております。

 どのぐらいあるのかということについては、私、現在把握しておりませんので、総務部長がわかれば、わからなければ後ほど答えさせていただきたいと思います。



○議長(関谷秀雄君) 総務部長。

          〔総務部長佐藤通芳君登壇〕



◎総務部長(佐藤通芳君) 再質問にお答えをいたします。

 先ほどの制度的な起債関係でございますけれども、現在231本ほど起債がありまして、それを1本1本拾わないと数字的に幾つというのが固まりません。この場では、ちょっとその辺の数字が出ないものですから、申しわけありませんけれども、よろしくお願いいたします。



○議長(関谷秀雄君) 1番、中村久信君。



◆1番(中村久信君) この場では了解いたしますが、国から保証されているということは、当然ながら、それを差し引いたら純粋な矢板市の負担となる借金でございますから、当然ながら、それは常々把握はされているんだろうというふうに思いますが、この場ではないということですので、改めてお聞かせいただければというふうに思います。

 続きまして、補助金の件でございますけれども、先ほど市長の答弁の中で、ゼロベースを考えながらやっていくという答弁がございましたので、ぜひお願いしたいんですが、全体の中で検討委員会をつくって当然ながらやっていくということで、第三者評価というのがそういったことにも当たるんだろうという形での答弁だったというふうに思っているわけなんですが、検討委員会に参加される方、もっと広く言えば矢板市に住んでおられる市民の方、または矢板市に勤めを持っておられる方、そういった場合は何がしかの利害関係というものが生じている可能性というのは当然あるわけであります。そういった面から、そういったところをできるだけ排除した形で、私の言う第三者評価というのは意図しているものですから、この辺についてのお考えがあればもう一度お聞かせいただきたいというふうに思います。



○議長(関谷秀雄君) 市長。

          〔市長遠藤 忠君登壇〕



◎市長(遠藤忠君) この補助金の問題というのは大変困難な作業だというふうに認識をしておるわけですが、削減に当たっては、適正な評価のもとに総合的に審査をすることになるわけですが、補助団体も生き物ですので、その生成発展の過程というのがあるわけであります。したがって、発達段階の団体もあれば成熟段階の団体もある。そういう団体の個別性というものもある程度は考慮しなければならない。今、第三者情実に動かされない客観的な判断を下せる、客観的というのがこれ非常に難しいんですが、情を含めないで理詰めでやるというようなこともあるんだろうと思うんですが、しかし、行政はやはり顔が見える行政、心が通う行政も求められる。と同時に団体の活動を盛んにさせるということが、まちづくりにとって非常に有効であって、行政のみが対応するのではなくて、団体それ自体がそれぞれの目的に応じて積極的に活動することによって町全体が活発になり、まちづくりに大いに貢献するわけですから、そういう要素も加味しなければならない。

 ある町では一律にゼロベースからやって削減をした経緯がありますけれども、決していい評価はなされていないという事例もよく認識をしております。そういうことを踏まえた上での団体補助、ゼロベースから出発しますけれども、その過程でどういう判断を下していくのかということは、これは大変難しい、相当の覚悟が必要だというふうに認識をしております。

 第三者の評価、これは行政の責任を逃れるために第三者を入れて評価させるというようなことがあってはならないというふうに思っておりますし、最終的には行政の責任でやらなければならないということになりますので、その点も加味して十分検討してまいりたいと思っております。



○議長(関谷秀雄君) 1番、中村久信君。



◆1番(中村久信君) 私の質問の仕方も、ある意味ちょっと誤解を招いている部分もあるのかなというふうにも思いますが、私の意図するところも、先ほどの補助金についてすべてを減らす、すべてをなくすとは言っておりません。当然場合によっては、集中的に今よりもふやして、その効果をより多く導き出して、時期を限って早いうちに自立の道へ持っていかなければならない、またはみずからの活性化を求めていくような場合も当然あると思います。そういった場合には、当然ながら、今よりもふえることも当然考えられます。そういったことを客観的に判断していくということで、客観的というのは、血も涙もなく、すべてそういったふうに見てしまうということではありません。その辺については誤解のないようにしていただいて、とはいえ、非常に難しいことだというふうには思っておりますので、いろいろな面で市長の決意というか、そういった面には触れておりますので、その意気込みでぜひお願いをしたいというふうに思います。

 それから、税の徴収についてでありますけれども、先ほどの説明の中では、16年の現年徴収分において一定の成果が出ているというふうに感じました。専門家の活用についても職員の方が研修をされていると、向こうで実地研修も含めてされているということで安心をしているわけでありますけれども、ただ、国税等のOBの方、OBの方と言うとちょっと失礼かもしれませんが、いろいろなノウハウを培った方が、中には仮に無報酬でもそういった自分の知識、技能を伝授したい、社会に還元したい、そういう方も広くおられるのではないかというふうに思いますので、ぜひそういう知識、技能等を修得する上で、そういった方の活用もぜひ考えていっていただければというふうにも思っているところであります。これについては答弁は結構でございますが、よろしくお願いします。

 それと、先ほどの人員の適正配置に関する、トータル的な人員削減の件でありますけれども、これについても市長は業務の洗い直し、すべての棚卸しが必要であると感じて実施されるというふうに私も感じましたけれども、実際には行うことはかなり困難が予想されるわけであります。具体的にこういう作業にどういった体制でいつからかかられるのかについてお考えがあればお聞かせいただきたいというふうに思います。



○議長(関谷秀雄君) 市長。

          〔市長遠藤 忠君登壇〕



◎市長(遠藤忠君) 人員の適正配置についての再質問ですが、いつからこういった作業にかかれるんだという質問ですが、今、財政健全化計画策定中でありまして、具体的にいつからということはなかなか言い切れない状況にあります。しかし、今の思いは、これからそれぞれ市町村の実力が問われてくる、それぞれ自治体間の善政競争が行われてくる、いかにして生き残るかという大きな課題が私どもに課せられておるわけです。

 したがいまして、企画力、創造力、実行力にすぐれた職員を育てていくというのは、これは最大の課題になってまいりますので、こういう点をないがしろにするわけにはいかないわけであります。私どもも若い職員といろいろ話している中で、特に若い職員の独創性、豊かな発想、企画力、これはすばらしい職員も中にはおりますので、こういう職員をさらに育てて、この難局を乗り切るため、矢板を背負って立てるような職員に育てていきたい。できるだけ早い機会にそういうふうに取り組んでいかなければならないというふうな思いでございます。

 具体的な時期について明示できないことは大変申しわけありませんが、以上でご理解をいただきたいと思います。



○議長(関谷秀雄君) 1番、中村久信君。



◆1番(中村久信君) それについては了解いたしましたが、なぜ伺ったかといいますと、市の業務を全部洗い出す、それを目の前に出すということは、これから行う健全化計画の市民が入った形での委員会等にも情報の提供として必要だと思うんですね。そうすれば市民の方から見て、いろいろ知らない業務がいっぱいあると思うんです。そうしたときに、いろいろな形でそれに対してアイデアが出る可能性も当然ながら秘めているわけです。ですから、そういったものを早くした上で、そういった会議にも委員会にも提示していく必要があるということから伺いましたので、改めて、そういう委員会にそういう情報を提供するお考えがあるかどうかについてお伺いいたします。



○議長(関谷秀雄君) 市長。

          〔市長遠藤 忠君登壇〕



◎市長(遠藤忠君) これからの財政健全化計画策定の中では、特にこれまで矢板市が取り組んできております行政評価をもとに見直しをしていくということですから、当然そういった資料は提示されることになるというふうに思っております。資料がどの程度のものになるか、はっきり明言できませんけれども、判断材料となる資料は提供していかなければならないというふうに思っています。



○議長(関谷秀雄君) 1番、中村久信君。



◆1番(中村久信君) それでは最後に、市長が、17年度は改革の年ということで一昨日答弁されまして、意識、考え方を改める、またいろいろな工夫をしていく、そういった形で非常に決意をされているということはうかがい知ることができましたので、ぜひそれを実のあるものにしていっていただきたいということ、そういったことに大きな期待をしているということを申し添えまして、一般質問を終了させていただきます。



○議長(関谷秀雄君) 暫時休憩をいたします。再開は午後1時といたします。

              午前11時49分 休憩

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              午後1時00分 再開



○議長(関谷秀雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△(議案第1号)から(議案第3号)まで及び(議案第7号)について質疑、委員会付託



○議長(関谷秀雄君) 次に、日程第2、議案第1号から議案第3号まで及び議案第7号について質疑、委員会付託を議題といたします。

 質疑の通告がありますので、発言を許可いたします。

 6番、山口司郎君。

          〔6番山口司郎君登壇〕



◆6番(山口司郎君) 議案第1号 矢板市個人情報保護条例の制定について、次の内容を質疑します。

 1番目に、この条例については、矢板市が制定がおくれた事実が新聞報道でされたこともありまして、市民より議会は何をやっているのかとの批判がありましたので、県内他都市に比べてこの条例の提出がおくれた理由について質疑します。

 2番目に、条例の内容について。

 目的の項に「個人の人格尊重の理念に基づき」というのがありますけれども、この部分を「個人の尊厳と基本的人権の尊重に基づき」というふうに修正すると、他都市の保護条例なんかを見ましたけれども、すばらしい内容になるんですけれども、当局の見解を質疑します。

 次に、実施機関についてです。

 すぐもう指定管理者制度が発足しますが、指定管理者に個人情報保護が必要になってくる可能性が出てくるのではないかと思われますが、これらの問題についてはどういうことを考えておられるのか質疑します。

 次に、この実施機関の中で、投書を見ておりましたら民生委員の位置づけなんかはどうなっていくのかと。なぜかというと、母子家庭の情報を知られると嫌だという母子家庭の投書がありましたので、これらについての実施機関との関連で、やはりこの民生委員も市長が実施機関になるのかどうかを質疑します。

 それから3番目に、情報管理のコストの削減に向けてなんですけれども、どういうのがあるかよくわかりませんけれども、申込書や依頼者などの例から考えますと、電子情報と文書によるマニュアル情報があるとしますと、二重の管理コストと漏洩のリスクを抱えることになります。そうしますと、民間なんかでは電子情報にインプットしたら、文書によるマニュアルはもうすぐシュレッダーで廃棄しまして、管理コストとか漏洩リスクを減らすということをやっておりますけれども、法令上いろいろあると思いますけれども、そういう行政上は情報保護コストと漏洩リスクを減らすために、そういう情報管理コストをどういう形で削減していくか検討なされているかを質疑します。

 以上です。



○議長(関谷秀雄君) 6番、山口司郎君の質疑に対し、答弁を求めます。

 総務部長、佐藤通芳君。

          〔総務部長佐藤通芳君登壇〕



◎総務部長(佐藤通芳君) 議案第1号 矢板市個人情報保護条例の制定につきましての山口議員の質疑にお答えをいたします。

 まず初めに、条例制定がおくれた理由につきましてでございますけれども、本市におきましては塩谷町との合併を進めておりましたが、事務レベルでのすり合わせの中、例規や事務事業については、片方にあって片方にないものは、ある方を尊重して生かすという基本方針がありまして、個人情報保護条例につきましては、本市になく塩谷町にありましたので、ことしの2月28日の新市誕生と同時に塩谷町の条例を生かして施行される予定でありました。しかしながら、平成16年12月28日に合併協議会が正式に解散したために、急遽矢板市として独自に条例を整備する必要に迫られました。その後条例策定に取りかかったわけでありますが、この条例の重要性を考慮すると、条例の内容を十分検討する必要があるとの判断から、市民の意見を反映するために、公募委員を含めた策定委員会における検討、パブリックコメント制度の活用、また検察庁との協議などの一定の事務手続を行った結果、今回の提案となったわけでございますので、ご了承願いたいと思います。

 2番目の「個人の尊厳と基本的人権の尊重」とする方がよい条例になるのではないかというご質疑でございますが、これにつきましては、基本理念の部分になりますけれども、国の考え方を引き継いだものでございまして、国の基本法的性格を持つ個人情報の保護に関する法律から引用したものでございます。また、この意味するところは、「個人の人格尊厳の理念に基づき」とは、憲法第13条との関連を示唆するものでありまして、当然に憲法第13条から導き出される基本理念であります。考え方はいろいろあるかと思いますけれども、本市では国の基本理念を踏襲いたしたところでございます。

 3つ目としての指定管理者に関する措置でございます。

 議員ご案内のとおり、指定管理者制度につきましては、現時点では導入されておりませんで、9月以降に制度の導入を検討しているところでございますので、指定管理者への個人情報保護措置につきましては、導入とあわせまして対処してまいる考えでございます。

 それから、4つ目の情報管理コストの削減に向けての質疑でございますが、管理コストや漏洩リスクを考えますと、電子情報に記録した後に文書を削除すべきでないかとのことでございますけれども、文書の管理規定によりまして、保存についてはまず文書で保存することとなっておりますので、電子情報として保存後、原本である文書を直ちに処分するということはできませんので、適正に文書管理をしているところでございます。また、電子情報による保存のみで済む簡易文書につきましては、保存の後、管理コストや漏洩リスクを考慮いたしまして、シュレッダーにて処分を行っております。

 今後の情報管理コスト削減の取り組みにつきましては、電子情報は容易にコピーが作成されてしまう可能性がありますので、原本性を完全に確保する全庁的な文書管理システムの構築が必要となります。しかしながら、このシステム構築につきましては多額な費用を要しますので、今後の検討の課題と考えております。

 なお、今回提案の個人情報保護条例では、安全確保ということで、第7条に文書の廃棄義務を定めております。

 以上でございます。

 それから、民生委員の関係につきましては、市民福祉部長の方で答弁いたします。



○議長(関谷秀雄君) 市民福祉部長、池田公夫君。

          〔市民福祉部長池田公夫君登壇〕



◎市民福祉部長(池田公夫君) 行政と民生委員との密接な協力関係と基本ルールにつきましては、民生委員法の定めのとおり実施をしております。また、民生委員の職務内容につきましては、民生委員法第14条第1項に「住民の生活状態を必要に応じ適切に把握しておくこと」とあり、民生委員は、その担当区域内の実情を掌握することにより、地域住民に対し適切に相談、援助を行える体制を整える必要があることから、住民の生活状態を日ごろから全般的に把握するとともに、個別の援助が必要な人については、援助を必要とする情報を収集して、緊急の場合に備え、資料をまとめておくことを規定しております。したがいまして、援助を必要としている市民と行政との連絡調整役となっております。

 その情報の秘密の厳守でございますが、民生委員法第15条に定められており、民生委員は、その職務を遂行するに当たっては、個人の人格を尊重し、その身上に関する秘密を守り、人種、信条、性別、社会的身分または門地によって、差別的または優先的な取り扱いをすることなく、かつ、その処理は、実情に即して合理的にこれを行わなければならないこととなっております。

 なお、民生委員の委嘱は厚生労働大臣によりなされますが、選任の主体は知事にあると考えられ、法令により設けられた委員の職で非常勤の者に当たり、身分は特別職の地方公務員となっております。

 以上です。



○議長(関谷秀雄君) 15番、斎藤宇一君。

          〔15番斎藤宇一君登壇〕



◆15番(斎藤宇一君) 議案第3号について質疑を行います。

 矢板市駐車場条例の一部を改正する条例についてであります。

 まず、第1点としまして、今回、矢板駅前の駐車場と片岡駅前の駐車場の使用料金が200円から300円に値上げの提案がございましたけれども、この提案の理由と100円を上げた場合にどの程度の経済的な効果があるのかということをお聞きしたいと思います。

 と申しますのは、この機械のリース代が1,840万円もかかりまして、2カ所のいわゆる使用料金が1,099万1,400円ということになりますと、700万円も今までもう既にオーバーをしているというようなことでございますので、これはどういうことなのかなというふうに思っております。さらには、管理者はだれもいないのか、機械だけでいいのか、管理者費用が一銭もかかっていないのかということも非常に気になるところであります。したがいまして、それらの説明をいただきたいなと思っております。

 加えまして、土地が矢板の駅前と片岡駅前となりますと、かなり坪単価も高いのではないかなというふうに思いますので、それらをどのように見てこの値段の設定をしたのかなというふうに思っております。できればもっと安い機械で、券売機だけでも間に合うような考えはするんですが、そんなようなことを考えてはいなかったのかどうかであります。

 加えまして、今までにいたずらなどはなかったのかなと。機械でございますから、いたずらなどがありまして、高くなったんじゃおもしろくないからといたずらするような人がいないとは思いますけれども、いた場合、困るなというふうに思っております。

 また、矢板市本町と片岡のコミュニティーの前にある、いわゆる駐車場の件につきましては、なぜ200円のまま据え置くのかなと。今の状況を見ますと、利用状況が悪いからやむを得ないのかなと思いますけれども、この理由をお聞きしたいなと思っております。

 値上げに当たりまして、例えばさくら市や西那須野とか東那須野など、今非常に駐車場が込んでいるというふうに伺っていますけれども、値上げするならば当然それらについても調べたのかなというふうに思うんですが、これらについて、当局が今回の上程をしたのに当たりまして、どういうふうなことを考えまして、この件を上程したかをお伺いします。

 以上であります。



○議長(関谷秀雄君) 15番、斎藤宇一君の質疑に対し、答弁を求めます。

 経済建設部長、鈴木哲雄君。

          〔経済建設部長鈴木哲雄君登壇〕



◎経済建設部長(鈴木哲雄君) 斎藤議員の質疑にお答えをいたします。

 まず、現在の駐車場の現状を申し上げたいと思います。

 この4つの駐車場、特に矢板駅前、それから片岡駅前の駐車場でございますが、いずれも設置以来21年が経過しておるというような状況下にございまして、非常に故障も多いと。故障も大変多いんですが、どういうのかというと、入場券が、お金を入れても出てこないような状況にありまして、特に片岡地区につきましては機械が壊れてしまったと。非常に古いものでございまして部品もないということで、温泉センターの機械を借りてきてくっつけておくと、こんな状況下にございます。それと、現在の機械でございますが、満車の表示が出ない。朝急いで通勤者の方が来られると。券を買って入ったところが、全部見渡してから入るわけではございませんので、駐車スペースが見つからない、またはないというようなことでご不便をおかけしておるような現状にもございます。それから、現在の機械というのは旧500円、それと100円、10円、これしか使えないと。新しい500円、当然1,000円札も使えないと、こんな現状なので、ちょっと利用しづらい。そんな環境下にございます。

 それと同時に、ご存じのように出入り口が開放状態にございます。そんなことで、若干中には、公平な利用でないような方も見受けられるというような報告も承っております。

 このような現状にございまして、今回、新しい機械を設置してはどうだろうかということで、機械設置を考えておるわけでございますが、今度設置する機械についての利用方法でございますが、ご存じのように、駐車場に参りまして、券売機というか駐車チケットを取りますとバーが上がると。中に入って駐車をしまして、一定の時間が過ぎまして戻ってきまして精算をすると、切符を入れまして精算をするとバーが上がると、こういうシステムでございます。と同時に、満車の表示がなされますので、利用者には迷惑がかからないのかなと。それとお金の使用方法でございますが、先ほど言ったように1,000円、500円、それから100円、それと10円も利用できると、こういうものでございます。

 そういうことで、今回そのような機械を設置させていただくと。ご存じのように、市の使用料というのは、昨年度全部見直し、検討させていただきました。この駐車場料金につきましては、機械の設置を予定しておったものですから、今回改正をさせていただくと、そんな経緯もございます。

 200円から300円にする料金設定なんですが、この料金設定につきましては一定の基準がございまして、使用料原価算定表というものがございまして、これに基づいて算定をしてございます。

 それから、当然のことながら近隣市町とも比較をしてございます。黒磯におきましては、同じく12時間に換算をいたしますと、中央駐車場というのがございまして、ここが300円、駅西というのが400円、那須塩原駅東・西というところ、これが1,100円というような表示になってございます。それから西那須野の駅前には650円、さくら市におきましては、上町第一というところが60分間は無料でございますが、1,100円、それから駅東が300円、30分間は無料と。このような近隣市町の状況にありまして、今回200円を300円にすると。

 それと、なぜ本町と片岡駐車場を上げないのかということでございますが、今、矢板駅前と片岡駅前につきましては満車状態です。そういうことで、片方を値上げすることによって、片方は3分の1ほどの利用状況にございますので、向こう側へ誘導するという、そういう考え方もございます。

 それから、機械設置後の管理者の問題でございますが、とりあえずどのぐらいの事務量が発生するのか、その辺も見きわめたいということで、今年度中については職員が料金の回収等々管理をさせていただきまして、その辺を見きわめてから今後どうすべきかを検討したいと、このような考え方で現在進めておるわけでございます。

 そういうことでございますので、ひとつご理解を賜りたいと、このように思うわけでございます。

 以上でございます。



○議長(関谷秀雄君) 15番、斎藤宇一君。



◆15番(斎藤宇一君) 再質疑を行いたいと思います。

 私が一番気にしているのは、機械がリースということで1,840万円もかかっているという状況を見まして、今度の新しい機械は、恐らくいろいろな大きい病院とか、それからいろいろなところに行くと新しい機械が入っているからだと思うんですが、幾らぐらいかかるのかということの話が出なかったなというふうに思っているんですが、この辺についてお伺いをしていきたいなと思っております。

 と申しますのは、費用対効果ということを考えまして、当然利用する利便性を考えたから、ああいうふうに駅前に駐車場を設けたと思うんですが、余りにも持ち出しが多いということもいかがなものかと思うものですから、この辺についてお伺いしたいと思います。

 以上です。



○議長(関谷秀雄君) 経済建設部長。

          〔経済建設部長鈴木哲雄君登壇〕



◎経済建設部長(鈴木哲雄君) 斎藤議員の再質疑にお答えをいたします。

 今1,840万円、設置費用がかかり過ぎるのではなかろうか、高いのではなかろうかというお話がございました。これは、今言われた数字につきましては、設置に伴う債務負担の限度額でございます。これは5年間、2台ということになるわけでございます。それで、あくまでもこれから設置につきましての一連の事務手続を踏みまして工事を発注すると。それから十分な市民への周知期間をとりまして進めていくと、そういう工程がございます。

 そういうことで、この金額についてはそういうことでございます。と同時に、今回設置することによってお金が200円から300円に上がります。そういうことで、当然収入も多くなってまいります。そういうことで、この機械の上がった分程度は回収できるのかなと、そういう見込みをしておりまして、作業を進めておると、こういう現状でございます。

 よろしくお願いいたします。



○議長(関谷秀雄君) 以上で通告による質疑は終わりました。

 ほかに質疑はありませんか。

          〔「質疑終結」「賛成」と言う者あり〕



○議長(関谷秀雄君) 20番、高瀬和夫君より質疑終結の動議が提出され、所定の賛成者がありますので、動議は成立しております。

 本動議を議題といたします。

 動議のとおり決することにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と言う者あり〕



○議長(関谷秀雄君) ご異議なしと認めます。

 よって、質疑を終結されたいとの動議は可決されました。

 質疑を終結いたします。

 続いて、議案の審査を所管の常任委員会に付託したいと思います。

 この際、お諮りいたします。

 ただいま議題となっております議案第1号から議案第3号まで及び議案第7号については、お手元に配付の議案付託表のとおり、総務常任委員会及び建設経済常任委員会に付託したいと思いますが、これにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と言う者あり〕



○議長(関谷秀雄君) ご異議なしと認めます。

 よって、議案付託表のとおり、総務常任委員会及び建設経済常任委員会に付託することに決しました。

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△陳情委員会付託



○議長(関谷秀雄君) 次に、日程第3、陳情の委員会付託を議題といたします。

 本定例会において受理した陳情は、お手元に配付の陳情文書表のとおりであります。

 陳情文書表のとおり、所管の常任委員会に審査を付託いたします。

 暫時休憩いたします。

              午後1時18分 休憩

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              午後1時20分 再開



○議長(関谷秀雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△日程の追加



○議長(関谷秀雄君) ただいま14番、今井勝巳君から議会運営委員の辞職願が提出されました。

 お諮りいたします。

 この際、議会運営委員の選任の件を日程に追加し、選任を行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と言う者あり〕



○議長(関谷秀雄君) ご異議なしと認めます。

 よって、この際、議会運営委員の選任の件を日程に追加し、選任を行います。

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△議会運営委員の選任について



○議長(関谷秀雄君) 議会運営委員の選任については、委員会条例第5条第1項の規定に基づき、議長より指名いたします。

 議会運営委員に12番、大貫雄二君を指名いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議場において指名いたしました12番、大貫雄二君を議会運営委員に選任することにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と言う者あり〕



○議長(関谷秀雄君) ご異議なしと認めます。

 よって、ただいま指名いたしましたとおり選任することに決しました。

 暫時休憩いたします。

              午後1時27分 休憩

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              午後1時27分 再開



○議長(関谷秀雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△日程の追加



○議長(関谷秀雄君) ただいま11番、関清君から塩谷広域行政組合議会議員の辞職願が提出され、塩谷広域行政組合議会議員5名のうち1名が欠員となりました。

 お諮りいたします。

 この際、塩谷広域行政組合議会議員選出の件を日程に追加し、選出を行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と言う者あり〕



○議長(関谷秀雄君) ご異議なしと認めます。

 よって、この際、塩谷広域行政組合議会議員選出の件を日程に追加し、選出を行います。

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△塩谷広域行政組合議会議員の選出について



○議長(関谷秀雄君) 選出の方法については、投票、指名推選のいずれの方法といたしますか、お諮りいたします。

          〔「議長から指名」「賛成」と言う者あり〕



○議長(関谷秀雄君) 21番、野滝庄平君より、選出の方法は指名推選の方法をとられたい旨の動議が提出され、所定の賛成者がありますので、動議は成立しております。

 本動議を議題といたします。

 動議のとおり決することにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と言う者あり〕



○議長(関谷秀雄君) ご異議なしと認めます。

 よって、選出の方法は指名推選によることに決しました。

 お諮りいたします。

 指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と言う者あり〕



○議長(関谷秀雄君) ご異議なしと認めます。

 よって、議長において指名することに決しました。

 塩谷広域行政組合議会議員に14番、今井勝巳君を指名いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議長において指名いたしました14番、今井勝巳君を塩谷広域行政組合議会議員の当選人と定めることにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と言う者あり〕



○議長(関谷秀雄君) ご異議なしと認めます。

 よって、ただいま指名いたしました14番、今井勝巳君を塩谷広域行政組合議会議員の当選人と定めることに決しました。

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△休会について



○議長(関谷秀雄君) 以上で、本日の議事日程は全部終了いたしました。

 この際、お諮りいたします。

 6月16日から21日までは各常任委員会、土曜日及び日曜日並びに議事整理のため休会にいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と言う者あり〕



○議長(関谷秀雄君) ご異議なしと認めます。

 よって、6月16日から21日までは休会とすることに決しました。

 なお、6月22日午前10時から本会議を開きますので、ご参集ください。

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△散会の宣告



○議長(関谷秀雄君) 本日はこれにて散会いたします。

 大変ご苦労さまでした。

              午後1時31分 散会