議事ロックス -地方議会議事録検索-


栃木県 真岡市

平成13年  6月 定例会(第3回) 06月20日−議案質疑、一般質問−03号




平成13年  6月 定例会(第3回) − 06月20日−議案質疑、一般質問−03号







平成13年  6月 定例会(第3回)





    平成13年
 
        真岡市議会定例会会議録 (第3号)
 
    第 3 回                          
 議 事 日 程 (第3号)

                       開 議 平成13年6月20日 午前10時

日程第1 議案第41号から議案第44号まで及び報告第3号から報告第7号まで並びに一般質
     問                                     
日程第2 議案第45号                                
日程第3 議員案第1号                               

本日の会議に付した事件
議案第41号 真岡市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて  
議案第42号 土地の処分について                           
議案第43号 市町の境界変更について                         
議案第44号 訴えの提起について                           
議案第45号 真岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正
       について                                
報告第 3号 平成12年度真岡市繰越明許費繰越計算書の報告について          
報告第 4号 平成12年度真岡市水道事業会計繰越計算書の報告について         
報告第 5号 平成13年度もおか鬼怒公園開発株式会社営業計画及び予算書の提出について 
報告第 6号 平成13年度真岡市土地開発公社事業計画及び収支予算書の提出について   
報告第 7号 平成13年度財団法人真岡市農業公社事業計画及び収支予算書の提出について 
議員案第1号 各常任委員会の調査事件について                    

6月20日(水曜日)
 出 席 議 員 (27名)
    1番 古 橋 修 一 君
    2番 白 滝   裕 君
    3番 布 施   實 君
    4番 大根田 幹 夫 君
    5番 上 野 玄 一 君
    6番 佐 藤 和 夫 君
    7番 鶴 見   真 君
    8番 大田和 正 一 君
    9番 稲 見 幸一郎 君
   10番 染 谷   功 君
   11番 小 野 聖 義 君
   12番 浅 山 俊 夫 君
   13番 堀 口 和 男 君
   14番 手 塚 廉 一 君
   15番 大 滝   盛 君
   16番 村 田 弘 之 君
   17番 蕎麦田 公 一 君
   18番 細 谷   進 君
   19番 飯 田 一 郎 君
   20番 田 上   稔 君
   21番 大 滝 弘 明 君
   22番 西 田 一 之 君
   23番 豊 田   守 君
   25番 鈴 木 俊 夫 君
   26番 飯 野   守 君
   27番 橋 本 寛 治 君
   28番 上 野 仁 治 君

 欠 席 議 員 (1名)
   24番 仙 波 恒 雄 君

 地方自治法第121条の規定に基づき出席した者の職氏名
 市     長  福 田 武 隼 君
 助     役  田 上 進 一 君
 収  入  役  行 川 至 孝 君
 教  育  長  沼 生 圭 市 君
 総 務 部 長  細 谷 勝 實 君
 保 健 福祉部長  篠 崎 邦 夫 君
 産 業 環境部長  竹 澤 新一郎 君
 建 設 部 長  柴 山 時 男 君
 水 道 部 長  中 里 朋 三 君
 教 育 次 長  高 橋   恒 君
 教 育 指導次長  田 宮 與四郎 君
 秘 書 課 長  小 松 廣 志 君

 企 画 課 長  馬 場 照 夫 君
(兼  情  報
 セ ン ター所長
 兼高等教育機関
 設 立 準備室長)

 総 務 課 長  細 谷 勝 實 君
(兼 三 つ子の魂
 育 成 推進室長
 事 務 取 扱 い
 総 務 部 長)

 税 務 課 長  直 井 欽 司 君
 市 民 課 長  細 谷   繁 君
 検 査 室 長  松 本   操 君
 電 算 室 長  日下田 富 義 君
 会 計 課 長  飯 塚 征 司 君
 健 康 増進課長  金 子 典 夫 君
 保 険 年金課長  大 滝   仁 君
 社 会 福祉課長  石 塚 光 清 君
 高 齢 福祉課長  瀬 尾 隆 昭 君
 商 工 観光課長  山 口 嘉 治 君
 農 政 課 長  大 塚 哲 雄 君
 農 村 整備課長  大 塚 政 行 君
 環 境 課 長  竹 澤   信 君
 建 設 課 長  薄 井 慶 二 君
 都 市 計画課長  細 谷 勇 一 君
 み ど りの課長  柴 山 子太郎 君
 区 画 整理課長  広 瀬 國 昭 君
 下 水 道 課 長  濱 野 修 一 君

 真 岡 インター  増 田 宗 弘 君
 チ ェ ンジ周辺
 開 発 事務所長

 教 務 課 長  福 村 典 正 君

 社 会 教育課長  天 川   充 君
(兼 美 術館建設
 準 備 室 長)

 社 会 体育課長  鶴 見 勲 夫 君

 学 校 給 食  永 井 忠 彦 君
 セ ン ター所長

 公 民 館 長  橋 本 利 雄 君
(兼 市 民会館長
 兼 少 年 指 導
 セ ン ター所長)

 図 書 館 長  荒 井 宗 明 君

 自 然 教 育  久 保 文 雄 君
 セ ン ター所長
(兼 根 本山自然
 観 察 センター
 所     長)

 科 学 教 育  後 藤 盛 雄 君
 セ ン ター所長

 農 業 委 員 会  仙 波 勝 衛 君
 事 務 局 長

 監 査 委 員  椎 貝 省 市 君
 事 務 局 長
(併 選 挙 管 理
 委 員 会書記長)

 消  防  長  柴 山 裕 功 君

 本会議に出席した事務局職員
 事 務 局 長  伊 藤 芳 夫

 事務局長補佐兼  川 上 英 男
 庶 務 係 長

 議 事 調査係長  田 口   司
 書     記  上 野 公 男







△開議の宣告



   午前10時00分 開議



○副議長(手塚廉一君) 開議に先立ちご報告を申し上げます。

  議長が本日所用のため欠席いたしますので、副議長が議長の職務を行います。よろしくご協力のほどをお願いを申し上げます。

  ただいまの出席議員数は27名であります。

  これより本日の会議を開きます。

  直ちに会議に入ります。





△議案第41号〜議案第44号及び報告第3号〜報告第7号の質疑、一般質問





○副議長(手塚廉一君) これより日程に入ります。

  日程第1、議案第41号から議案第44号まで及び報告第3号から報告第7号まで並びに一般質問を議題とし、前回に引き続き継続いたします。





△村田弘之議員





○副議長(手塚廉一君) 発言通告者に対し順次発言を許します。

  16番、村田弘之君。

   (16番 村田弘之君登壇)



◆16番(村田弘之君) おはようございます。議席16番、村田弘之です。

  一般質問2日目に入りましたけれども、最初の登壇の栄を与えていただきましたことに議員の皆様方に感謝を申し上げます。

  質疑に入る前に、先般の市長選挙に際し、厳しい戦いを勝ち抜かれましたことを心より新市長にお祝いを申し上げます。おめでとうございます。あわせ、今日における社会的及び経済的情勢におきまして、難しいかじ取りを臨まれ、そして全く違った政治の世界に身を投じられましたこと敬意を表する次第であります。真岡市においても、財政状況は楽観を許されず、平成13年度予測については、公債比率15.2%、経常収支比率82%となり、信号機で言えば黄色に近い状態と言えるでしょう。また、中央政界では、地方交付金、補助金の付与について検討をするということでありますし、先般地方分権に関する最終報告が出されましたものの、減税の移譲は遠く、分権社会の実現は始まったばかりであります。このことが真岡市においてどのような影響が財政の中に出てくるのか、あるいは財政のみなのか、予測は現在成り立たないものとしても、実施となれば苦慮することになります。いずれにしても、限られた予算の中での公約の実現には紆余曲折があると思われます。私は、地方議員は党利党略のための議員であってはならないと思っております。そのために支援をしたわけではありません。市長の掲げられた公約に対し、共鳴をしたからであります。私の議員としての基本理念は、住んでよかったというまち、住んでみたいというまちづくりであります。市長の所信表明にも市民だれもが真岡市に生まれてよかった、移り住んでよかったというまちにしたいと述べられていますし、理念は同じであると思っております。前市長は、教育日本一を目指されました。この思想を受け継ぎながら、新市長の医師としての経験を生かされ、日本一の福祉のまちが実現すれば、さらに全国的に認知され、安心して住めるまちとして安定した人口増へと期待されます。私は、議会人として是々非々の立場にはあるとしても、公約実現のためご精励されんことを強く要請をするところであります。少し長くなりましたが、それでは質疑に入らせていただきます。

  平成13年度第3回市議会定例議会付議事件、報告第5号 平成13年度もおか鬼怒公園開発株式会社営業計画及び予算書のゴルフ場部門、温泉部門、宿泊部門の予算について質問をいたします。税引き前利益が大幅な減となっています。私たちには、予算書が手元にありますけれども、経営者としての感覚でどう判断されているのか、ありますれば三、四点を上げて説明を願います。

  また、ゴルフ場部門、温泉部門、宿泊部門について、おのおの取り組む計画が提示されております。特にゴルフ場部門、温泉部門については、この表示されておる取り組みをされてなおかつ前年比大幅減と計画をされていますが、平成12年度に取り組まれました内容とどこが違うのか、また重点施策は変更になったのか、具体的にあれば二、三点お聞かせください。

  次に、温泉部門重点事項3、子供料金、夜間料金など、価格政策の再検討とありますが、価格政策とは何を意図するのか、また夜間とは何時ごろなのか、お尋ねをいたします。

  次に、一般質問に入らせていただきます。第1点目につきましては、市長は所信表明5点述べられました。また、昨日は政治姿勢の質問に対し、見解が表明をされたところであります。私は、2点目の所信表明であります市民の声をよく聞き、市職員に研究させ、自由な討論と市民の参画を得て政策を決定することであります。今市政に必要なのは、形だけの市民参加でなく、だれもが自由に討論できる場の確保であります。単に行政側の考えを一方的に市民に説明する従来の話し合いのスタイルを改め、それ以前に市民が自由に討論できる場と、意見を聞く場を設けたいと考えておりますと表明されております。市民中心として考えられ大衆の中にある、まさにそのとおりであると私は思います。このことをいま一度ひもときますと、基本認識は民主主義をさらに進めるという理解であるとするならば、私見を交えながら少し考え方を述べてみたいと思います。私が申すまでもなく、民主主義、デモクラシーは、イギリス語のデモス、いわゆる人民とクラシア、権力とを結合したもので、すなわち人民が権力を所有し、権力をみずから行使する立場を言います。近世に至っては、市民革命を起こした欧米諸国家に至り、基本的人権、自由権、平等権あるいは多数決原理、法治国家などが主たる特性であり、その実現が要請され、いまだその過程にあることは周知のとおりであります。私たちも民主主義たる基本理念をまだまだ研さんしなければならないと思っております。

  先般ある情報誌の中で、刈羽村の住民投票に対し疑問が投げかけられました。新潟県刈羽村が柏崎刈羽原子力発電所のプルサーマル計画について賛否を問うため、住民投票が行われ、1,925名、投票数の53%が反対をいたしました。結果に拘束力はないものの、これを受けて刈羽村村長、新潟県知事は東京電力に対し、今夏の実施の見送りを要請、東京電力は見送りを決定したとありました。このことは、既に皆さんご承知のとおりでありますけれども、これをもって21世紀のエネルギー政策は深刻な事態を迎えることになるわけです。住民投票と議会と民主主義をどう理解するのか。原子力発電に関しては、国際原子力機関は日本の原発を世界一安定していると評価しているものの、国や電力会社、関連企業が住民の安全に万全の配慮をし、住民の理解を得るために最大限の努力するとは当たり前のことであります。この面で、必ずしも適切な措置や真剣な対応をしてこなかったのは、もんじゅの事故、その後対応、東海村の臨界事故などの例を見ても住民が不安を感じるのは当然であります。その上に立っても、なおかつ今後100年のエネルギー政策にかかわる大問題を一町村の住民の賛否が決定的な意味を持つこと自体民主主義の履き違いではないか、また住民を代表する議会という立場はどうなのかという疑問が呈されました。少し話はそれますが、中国の長江にあります山峡ダム建設は、長さ六百数十キロの人工湖が誕生し、この中に水没する地域に住んでいる128万余の住民は強制的に移住させられる。これは独裁政権がゆえに可能であり、民主主義の下では絶対に不可能なことであります。片や日本はどうか。冒頭申したとおり、我が国では一部住民が反対すると国全体から見て不可欠の重要プロジェクトであってもとんざしてしまい、国や社会に甚大な損失を与えることが多くあります。成田空港を初め例を挙げれば切りがありません。幸いか不幸かは別として、真岡市は国を左右する内容のあるものはありません。しかし、強力な行政力の欠如と行き過ぎた住民の権利尊重ゆえに、都市計画も実行できないケースも全国に多くありますし、真岡もそれに準ずる例もあります。民主主義とマスコミュニケーション、大衆迎合をどう整合させるのか。時に企業は強力なリーダーシップが必要です。痛みを伴う経営をも政策として取り入れなければならない状況のときもあります。話を聞くということは非常に重要なことではありますが、大局を失ってはならないわけであります。市長の考え方の根底にある認識を少しお聞かせ願いたいと思います。

  2点目については、市長は公約の中に市長交際費は個人のプライバシーに関するもの以外は公開を原則とする旨表明されております。およそ組織を運営する全社会、あるいは個々の過程においても必要経費は計上されています。社会的常識の幅では認知されているわけであります。さらに、検討すべき点について見解をお聞きしたいと思います。それは、弔意に関するものであります。この世に生を受け、残念ながらも人間として避けて通れない事柄でありますが、それに対し弔意をあらわすため、直接の市民代表として市長、住民の代表機関として議長名で弔電が発せられ、大部分の葬儀において公表されております。このこと自体は一連の流れの中で定着をしていますし、市民の中にも理解をされていると認識をしております。市長みずからが参列されます葬儀と新盆にお参りされるケースでありますが、公費を含めて以前よりくすぶっている問題であります。ご不幸があった場合、市長並びに議長がすべての葬儀、新盆に出席されること、特に市長の職務の内容から到底不可能なことであります。私ごとと公ごとをどう区別するのか、判断基準をどうするのか、立場上悩ましいところでありましょう。鹿沼市は新しい市長誕生を契機に、葬儀及び新盆には参列しないという方針が出されています。私も原則として参列すべきではないと思っております。殊に新盆のお参りについては、公としては廃止すべきであります。日本は、社会通念として義理を重んじる社会であります。この義理を重んじることにより、日本を支える重要な人間関係をつくり上げてきたのも一つの要因であります。このよい意味での義理という感情が希薄となり、民主主義という内容を履き違えて、すなわち権利と義務という根本たることを忘れ、権利のみを主張し日本社会が崩壊しつつあるのは承知のとおりであります。義理の中にも保っていかなければならない義理と、義理を欠いても社会的公平性があるならば、これを先行させなければならないと私は思います。この習慣を断ち切るためには、大変な勇気と決断力が必要となり、また陰口も言われるでしょう。真岡市は、さらに発展するべき第8次市勢発展長期計画を作成し、人口も将来は8万都市、10万都市を目指しております。不公平感がさらに増します。公費の使い方が問題視されます。私は、そのような時間があれば別の立場から職務を遂行され、ご自身の次の仕事に対しご静養に充ててほしいと思っております。当然のことながらも、個人の立場ということは別の問題であります。葬儀参列の基本的原則、また新盆のお参りの虚礼廃止という点についてのお考えをお聞きをいたします。

  3点目は、鬼怒公園開発株式会社の経営運営についてお尋ねいたします。1点は、ゴルフ場部門、温泉部門、宿泊部門について、会社は鬼怒公園開発株式会社、名前のとおり一つでありますが、今後の運営について各部門が合同で話し合われ、平成13年度基本方針がなされたかどうか、お尋ねをいたします。

  次に、ゴルフ場部門が企画課担当、温泉部門が健康増進課、宿泊部門が商工観光課の対応となっております。縦割り行政の現状組織の中では、会社運営は希薄となります。私は、3部門を統括する課あるいは部、ないし統括できる権限のある人材を配置するべきであると思います。もちろんのこと、会社の社長は市長でありますが、実質の運営が整理されていなければ、結果として無責任体制となり、業者間の癒着の温床となりかねません。そのチェックはどこが行うのか。私は、このことは行政改革の一環として位置づけ、早急に実施すべきだと思いますが、市長の考え方をお聞かせください。

  次に、ゴルフ場部門の返済金額であります。おのおのの部門が独立採算制を目指し、経営努力をするのが当然のことであります。13年度の返済金1億3,700万円余の返済であります。返済金の計画はバブル期の絶頂であり、今後も返済計画が現行どおりでいけるのかどうか、変更の必要はないのか、会社全体で運営を処理しなければならない状況にあるのかどうか、お尋ねをいたしたいと思います。

  以上で私の質疑及び一般質問は終わりでありますが、市長並びに関係者各位の前向きかつ責任ある回答を要請するところであります。ご清聴ありがとうございました。(拍手)



○副議長(手塚廉一君) 16番、村田弘之君の質疑、一般質問に対し答弁を求めます。

  市長、福田武隼君。

   (市長 福田武隼君登壇)



◎市長(福田武隼君) 村田議員の質疑、一般質問に対し順次お答え申し上げます。

  まず、質疑の報告第5号 平成13年度もおか鬼怒公園開発株式会社の営業計画及び予算書についてであります。子供料金と夜間料金などの価格政策の再検討についてでありますが、井頭温泉は今年で開館5周年になりますが、この間ことし4月末現在で約240万人の入館者がありました。入館者を年度ごとに比較しますと、平成10年度をピークに、平成11年度から減少傾向にあります。このため、利用者数をふやす対策の一つとして、近隣にできている温泉施設の利用料金体系より高い料金となっている子供料金、これは中学生以下、の価格の引き下げと、比較的利用客の少ない夕方、つまり5時から閉館までの時間帯に新たな夜間料金の設定等、集客対策を総合的に検討してまいりたいと考えております。

  次に、民主主義と大衆社会の基本認識についてでありますが、私は市政における民主主義の実現は市民の市民による市民のための市政であると認識しております。したがいまして、所信表明でも触れましたように、まず第一に市民の声をよく聞くことが大切であろうと考えております。市民フォーラムの開催や対話集会の拡充などにより、多くの市民の皆様の意見をお聞きし、これを具体的に施策に取り入れるかどうかを判断するに当たりましては、だれもが公平で時宜を得た質の高いサービスが受けられることを基本とし、第8次市勢発展長期計画との整合性を図ることはもちろん、議会の意向を尊重し、総合的に判断してまいります。

  次に、葬儀参列と新盆あいさつについてでありますが、市勢の発展に大きな功績のあった方々に対しまして、葬儀に際し、市民を代表し、生前のご功績をたたえ、弔意を表しているところであり、社会通念上許される範囲内で、かつ必要最小限で行っておりますので、ご理解いただきたいと存じます。また、新盆あいさつにつきましては、昨年来宮城県での公職選挙法違反事例を受けて、県内各市において自粛、縮小傾向が検討されておりますので、本市におきましても自粛する方向で検討してまいります。

  次に、もおか鬼怒公園開発株式会社の3部門間での会議についてであります。3部門の連携強化を図るため、その都度取締役会、株主総会の開催にあわせて支配人会議を開き、議案等内容の検討、運営方針の確認などを詳細にわたり行っております。また、社員の勤務評定、定期人事異動の際には、各支配人が一堂に会して適切な対応ができるように行ってまいりました。今後もなお一層密接な連絡強化を図りつつ、3部門が一体として有効な運営ができますよう努力してまいりたいと考えております。

  次に、3部門を統括する職位の設置もしくは部、課の設定が必要ではないかとのご質問についてであります。現在担当課が企画課、健康増進課、商工観光課と、それぞれ異なった管理体制をとっているため、連絡調整について不合理であると私も認識しております。会社一体としての意思統一、スムーズな運営を図るためには、担当課の一本化や役職の配置は必要なことと考えておりますので、今後十分検討、研究してまいります。

  次に、長期借入金についてであります。もおかパブリックゴルフ場の長期借入金につきましては、NTT資金の無利子融資であります民間都市開発推進機構及び市内金融機関から借り入れたもので、平成12年度末現在における借入金総額は34億5,740万円、これまでの返済額は10億4,611万1,000円、借入金残高は24億1,128万9,000円となっております。民間都市開発推進機構からの借入金につきましては、20年償還、5年元金据え置きで最終償還期日は平成23年3月であり、民間金融機関の借入金については30年償還、2年元金据え置きで最終償還期日は平成32年12月となっております。当初の長期収支計画は、年間の利用客を5万5,000人と想定し、策定しておりましたが、特に近年の利用客の減少などで利益も減少したことなどにより、平成11年度に今後10年間を見通した新たな長期収支計画を策定いたしました。その策定の中で、借入金返済の資金対策については、他の部門の収益からの充当、償還機関の延期、新たな借り入れなど、種々の検討を重ねてきたところでありますが、当初11年度から民間都市開発推進機構の借入金返済については、民間金融機関から借り入れを行い償還していくこととしたところであります。

  次に、もおか鬼怒公園開発株式会社のゴルフ場部門、温泉部門、宿泊部門について、収支が赤字になった場合の対応についてでありますが、会社の経営は一体なものでありますので、他の部門から支援していく考えであります。今後も利用客の誘客やより一層の経費節減等に努め、経営の安定化を図ってまいります。

  以上です。



○副議長(手塚廉一君) 総務部長、細谷勝實君。

   (総務部長 細谷勝實君登壇)



◎総務部長(細谷勝實君) 村田議員の質疑にお答えいたします。

  まず、ゴルフ場部門における税引き前利益でありますが、平成12年度が663万円、13年度が160万6,000円で、12年度と比較して502万4,000円の減少となっております。この減少の主な要因といたしましては、厳しい経済環境の中で、ゴルフ場利用者は減少しており、入場者数を12年度に比べて1,000人ほど低く見込んでいるためであります。

  次に、温泉部門の税引き前利益でありますが、平成12年度が4,600万8,000円、13年度が2,085万円で、12年度に比べ2,515万8,000円の減となっております。減少の主な要因につきましては、近隣、真岡市周辺に同類の施設ができたことなどにより、入館者が減少しており、13年度の入館者数を12年度に比べ3万人ほど低く見込んでいるためであります。

  次に、平成12年度と平成13年度の経営方針の相違点についてでありますが、先ほど村田議員から重点施策と、このようなお話をいただきましたが、会社の基本方針に前年度と変わりはありませんが、ゴルフ場部門ではことし10周年に当たりますので、10周年記念事業を行いまして集客の強化を図ると。それに温泉部門は顧客ニーズに応じたサービスの実践による満足度の向上、それから宿泊部門は開業2年目に即した運営体制の確立、顧客第一主義の運営とサービスの提供等を目標に掲げております。

  以上、ご答弁申し上げます。



○副議長(手塚廉一君) 16番、村田弘之君。

   (16番 村田弘之君登壇)



◆16番(村田弘之君) ただいまの答弁ありがとうございます。

  2点要望意見を添えて終わりにしたいと思います。私は、ゴルフ場部門、そして温泉部門、いわゆる宿泊部門、井頭温泉チャットパレス、この経営は名前のとおり一体でなくてはならないと。したがいまして、3部門で話をされた経過がありますかということを質問をしたわけであります。私の手元に、皆さんの手元には鬼怒公園開発株式会社という計画書が配られております。私儀の45年のサラリーマンのいろんな経験の中で話をしますと、このもおか鬼怒公園開発株式会社というのは企業であるわけですが、やはり営利産業ですから利益が出なければならない。そのためには、会社が一つである以上はやはりうたい文句である経営方針は1点か2点、それらが中心となって初めて各部門の営業方針が出てくるのではないかと私は思っておるわけであります。すなわち、この3部門はサービス業であるわけですから、サービス業たるものはやはり従業員のサービス業の訓練と、そしてその三つの部門の横の連絡、それらを深めての連絡をとり、そしてお互いの欠点を補い、長所を伸ばすための会議が開催をされる必要があるということを感じたからであります。私は、少なくともこの方針を見ますと、そういう思いが伝わってこないわけです。したがって、お尋ねをいたしたわけであります。今後統括される部門、あるいは人材があるということですから、ぜひとも検討をされまして、早急に対応ができるようにお願いをしたいというふうに思います。

  それと、2点目要望いたしておきたいというふうに思います。昨日も第5工業団地、さらには第5工業団地の議論がなされました。まさに真岡市の発展は農業、商業、そして工業の調和のとれた発展をされてきているのも事実でありますし、またその中で大きな要因を占めておるのはやはり工業団地の造成とそこに働く人たちの努力でもあります。これから先第5工業団地を造成されるに当たりましては、大変厳しい状況の中にあっても、そこは工場を建てても人が来なければ工場は操業できません。よその地に行くというこのつらさは、一言でつらいということはでは言いあらわせません。私も過去45年のサラリーマン生活の中で、工場の閉鎖に幾度も立ち会いをいたしました。お母さんが病気、おばあちゃんが病気、やむなくその工場を退職され、あるいは単身赴任で対応しなければならない人たちが、これから先はすべてであろうというふうに思います。もちろんそういう条件でない人も真岡市に転勤をされてくると思いますけれども、そのためにはどうしても安心して暮らせる、いわゆる福祉の充実のまちをなし遂げていただきたいわけであります。ぜひとも市長の方針であります、ここにお持ちしておりますけれども、私の約束その1、緊急医療体制の充実し、緊急システムを近代化し、市民の安心を守ります。約束その2、保育料大幅減、幼稚園奨励補助を引き上げます。6歳以下の医療無料化を早急に進めます。その3、年をとって安心して暮らせるように在宅介護の充実、施設介護を完備して福祉のまちづくりに力を注ぎます。この3点をぜひ重点的に進まれ、そして私たちが安心して住めるまちにしていただきたいということを強く要請をいたしておきたいというふうに思います。

  どうもありがとうございます。





△細谷進議員





○副議長(手塚廉一君) 18番、細谷進君。

   (18番 細谷 進君登壇)



◆18番(細谷進君) 私は、さきの通告に従い、一般質問4件について福田市長にお尋ねいたします。

  一般質問の1件目、真岡市の借金852億9,300万、この借金の額は真岡市の財政運営上どのような問題点があるのか、行政執行で住民サービスの低下が心配されないのか、そのような心配は一つもないということなのか、この点市長にお尋ねいたします。まず、この852億有余の毎日600万の利子を払っているわけです。そういう点を考えて大変だと思います。

  次、その2ですが、この額をどのように償還していく考えなのか。その財源はどこに求めるのか。自主財源だけで償還できるのか。借金に借金を重ねっ放しなのか。これが倍になって1,500億か。1日の利払いが1,000万も超えるような状況になるのか。菊地市政の上で元金だけでも約400億ぐらい借金しました、20年で。そのツケが今回っているわけです、これ。それで自主財源、一般会計と分担金でいろいろなそういうものの自主財源の中で158億6,000万、公共下水道の手数料、使用料6億3,900万、農業集落排水で6,200万、水道事業で13億800万、全部合わせて178億しかないのです、自主財源というのは。大体歳出でいろいろ義務的経費というものは支出しなくてはならない、経常経費で支出なるものは約158億8,000万、それを差し引いたって19億ぐらいしかいろいろなものに使えない。どのようにして返済するのかその財源。

  その3、平成13年度末までに市債、一般会計、特別会計で43億2,500万、長田、下高間木、東光寺区画整理組合の市の負担分15億2,200万、第4工業団地の売れ残り約53億、商工ニュータウンの売れ残りが約2億円、先ほど村田議員が質問をしたゴルフ場の借金返済、今25億だと言いましたが、元利合計で31億あります、ゴルフ場に。その13年度に1億5,000万返さなくてはなりません。それと、市直営でやりました西真岡土地区画整理事業の売れ残りの保留地8億4,300万あります。合計しますと123億4,000万。これを平成13年度で返さなくてはならない。債務補償しているからと言うが、しかしこの東光寺だとか長田、下高、これは単年度で市が負担して出さなくてはらないの。債務負担でなくてどんどんこれ金利ついてしまうわけです。財政が悪化しているからこういう予算編成ができないのです、債務保証なんて。今年度中にまず第4工業団地、53億売らなくてはならない。それと商工ニュータウンの2億、それと市直営の西真岡で8億4,000、これも売らなくてはならない。これ福田市長はどのようなこの返済計画や財源をどこに求めるのか、借金に求めるのか。

  その4、無理、むら、むだのない行政運営をするか。事業の中止、見直しについてどう考えているのか、お尋ねしたいと思います。まず、インターチェンジですが、250億の事業です。よく見て見直すのですが、即刻中止すべきだと思います。第4工業団地を53億でしか売れないのに、この売却費は220億ぐらいだと想定されます。それと、パーキングエリアはやるということですが、これだって中心市街地の活性化なんていうの片方でやっていながら、八木岡の田んぼの真ん中に魚屋さんだか八百屋さんつくるなんていうのですが、こんなことが市民サービスにつながるのか。6億8,000万とかと言いましたが、それ以上かかりますと思います。武士の商法で恐らくゴルフ場と同じような、チャットパレスと同じようになっていくのではないかと思います。それと、美術館も中止ということですから、今年度予算、調査費等は380万もありますが、これも執行停止。金鈴荘用地2億7,000万で予算化されていますが、これも何らの市民に必要ない。それと大学等設置の調査にも108万ありますが、これらも大学なんていうのもできる可能はないと思うのです。今国立大学だって合併する状況なのです。それと、そういうものをすべてやめるべきだと思うのです。そうしないと、すごい泥沼になって赤字再建団体になるのではないかと思うのです。これらをあれするのには相当なあれがあります。

  一般質問の2件目、第4工業団地18.3ヘクタール、43億円について、前菊地市長は絶対売れるということで約5年間やりました。それを引き継いだ福田市長は、きのうも論議がありましたが、あのくらいの論議ではとてもではないが売れないと思うのです。どのような妙案があるのですか。5年経過して売れない。これは、売り出したときは9万弱でした。今は10万近くになってきました。いろいろありますが、下げてまで売るのか。先ほど言いました平成13年の借金を返すのにもこれ必要です。それと、事業中に第4工業団地の利子12億4,600万は、用地費39億7,300万、工事費26億1,800万、計65億9,000万の利子と思いますが、その利率と元金額と支払いした利子額の年度別、すべて聞きたいと思います。

  一般質問の3件目、インターチェンジ周辺の開発事業ですが、これも中でしゃべりましたが、まず売れない理由、工業団地売れない理由だと思います。5年もたったって18.3ヘクタールも工業団地売れないのに、250億、事業費。70ヘクタールの工業団地をつくるわけですが、半分も売れないし、まず10ヘクタール売れれば今のような状況では大変だと思います。これは、前市長、菊地恒三郎市長の置き土産というかツケです。そのツケを福田市長がしりぬぐいしなくてはならないのです。だから、早いうちに29億の土地を買ったのもいいがそれより先に中止すべきだと思います。予算大分あります。約2億かそこらできかないのかな、借入金などいろいろあると。こんなこと始まったら最後、真岡市やっていけないです。

  一般質問の4件目、土地開発公社の運営について。1点目、平成13年度で公社は市に1万4,573平米、4億5,300万でどことどこの土地を真岡市に売るのか。

  2点目、開発公社が保有している平成7年度に買った市営住宅荒町用地4,030平米、2億円、平成8年総合運動公園用地17万6,158平米、7億6,000万と、その他取得年数が1年から2年経過しているのが約30億か35億ぐらいあります、精査しないとわかりませんが。全体で保有しているのが70億です。隠れた借金だと思います、これ。これを開発公社で真岡市にいつ売れるのだか、田上理事長さんに、あなたはずっと前からこの理事長でしばらくやっていましたから、すべてのことに対してお願いします。

  それと3点目、金鈴荘用地について取得の理由はいかなる理由なのか。買収単価についてなぜ必要なのか。公社は、必要ではないものは拒否すべきだと思うのです、公社の理事長として。市民のためにならないものは買わないと思うのはあれだと思います。

  以上で終わります。



○副議長(手塚廉一君) 18番、細谷進君の質問に対し答弁を求めます。

  市長、福田武隼君。

   (市長 福田武隼君登壇)



◎市長(福田武隼君) 細谷議員の一般質問、ご心配について順次お答え申し上げます。

  まず、細谷議員の通告にありました852億9,300万円の借金についてでありますが、これは真岡市の全部の会計に加え、芳賀地区広域行政事務組合や真岡・二宮清掃事務組合等、他団体への将来への負担金、もおか鬼怒公園開発株式会社の借入金などが含まれており、多額のものとなっております。確かに市の全会計の市債元利償還残高で見ても、約668億円と多額なものでありますが、これらについてはそれぞれの会計でその償還計画に従い償還していくものであります。また、団体、組合、会社等においては、市の負担を含めてそれぞれの予算執行の中で返済等されていくものであります。平成13年度の償還や返済についても、それぞれの予算執行の中で償還し、あるいは返済されていくものであります。

  次に、ムリ、ムラ、ムダのない行財政運営についてと事業の中止見直しについてでありますが、これまでの市の政策及び行財政運営を分析、評価し、見直すべきはきちんと見直して市民生活重視のまちづくりを進めてまいりたいと考えております。具体的には、大型開発事業については十分検討の上見直すべきものは見直すなどとしてまいりたいと思います。

  次に、第4工業団地についてでありますが、企業を取り巻く経済環境が依然として厳しい状況にあることから、年々工業団地への誘致が難しくなっているのは現状であります。従来の企業誘致の活動は、アンケート調査、企業への説明会、ホームページ、新聞広告の活用、企業訪問などにより積極的に推進してきたところであります。従来とは異なる対応策とのご質問でありますが、先般の新聞報道により、県の企業庁関連の工業団地についてリース方式の導入や分譲価格の見直し、他市町の一般財源投入による分譲価格の引き下げなど、本市の企業誘致に少なからず影響を受けている内容となっております。これらの事実を踏まえ、助役を委員長に関係部課長で組織しております企業誘致調査委員会において、企業誘致を推進する上で他市町との価格バランスを考慮した上で十分対応できる価格の設定、これらに伴う財源、進出の可能性のある企業の要望の把握、宅地建物取引業協会などとの業務委託、現在借り入れしている市中銀行への借りかえの交渉など、あらゆる可能性を模索、検討しているところであります。また、企業誘致を促進するための優遇政策、施策についても、県における施策とは別に本市独自の優遇措置として、補助金、融資、奨励金などの措置について企業誘致調査委員会の中で検討してまいりたいと考えております。さらに、企業誘致のための組織の強化についても十分検討してまいります。

  次に、支払い利子12億4,600万円についてでありますが、第4工業団地の造成事業の費用はすべて市債で賄われており、その借り入れ総額で77億7,630万円であります。その借り入れ先の内訳は、足利銀行が37億3,220万円、常陽銀行が40億4,410万円で、借り入れ利率は年次により異なり4.5%から2.0%まで幅のあるものであります。事業を開始した平成6年度から12年度までの支払い利子合計額は約12億4,600万円で、その内訳は造成工事を終了した9年度末までで約6億4,800万円、分譲開始した10年から12年度までの利子支払額は約5億9,800万円であります。平成10年度に分譲した全国農協食品株式会社と株式会社カナエ、株式会社吉野工業所の売却額の一部、約14億3,400万円のうち約11億3,400万円を元金返済に充て、残金約3億円は10年度の事業費、利子などの返済に充てたところであります。11年度につきましては、吉野工業所に10年度売却した猶予分等、約20億300万円のうち15億2,000万円を元金返済に充て、残金約4億8,300万円のうち約2億9,500万円を11年度の事業費、利子などの返済に充て、残金差額の約1億8,800万円は12年度の事業費、利子などの返済のため留保したところであります。

  次に、インターチェンジ周辺開発事業についてお答え申し上げます。完売できる見込みがないから事業は中止すべきであるについてでありますが、事業に対します基本的な考え方は、昨日の大滝議員、橋本議員の質問でお答えしたとおりであります。土地区画整理事業の認可を受けた段階での中止については、関係地権者や及び関係機関への影響が多大であると考えられます。シンクタンクなどの活用により、完売できるにはどのようにすればよいのか、企業要望は何かなどを十分検討、研究してまいりたいと考えております。

  以上です。



○副議長(手塚廉一君) 助役、田上進一君。

   (助役 田上進一君登壇)



◎助役(田上進一君) 細谷議員の質問に対しお答えいたします。

  平成13年度の公有用地の売却につきましては、平成7年度取得の市道第12号線道路改良事業用地、平成8年度取得の大野原一般道道路改良事業用地、荒町一般道、亀山一般道、市道第10号線、市道第27号線、市道第52号線の各道路改良事業用地1万1,260.72平方メートル及び金鈴荘用地3,312.36平方メートル、都合1万4,573.08平方メートル、4億5,339万5,347円を市に売却する予定であります。

  次に、平成7年度取得の市営荒町団地用地、平成9年度以降取得の道路改良事業用地、既に供用開始しております用地につきましては、今年度から3年間で計画的に市に売却する予定であります。

  なお、総合運動公園整備事業用地につきましては、用地買収が完了しておりませんので、事業実施の時期までに処分してまいりたいと、このように考えております。

  次に、金鈴荘用地の取得についてでありますが、本年3月定例市議会におきましても、取得目的等につきましては詳細に細谷議員にご説明申し上げたところでありますが、改めて重ねて申し上げたいと思います。岡部記念館金鈴荘は、明治初期に岡部呉服店3代目岡部久四郎氏が10年余りの歳月をかけて建築された土蔵海鼠仕上げの邸宅建築であり、北関東では余り見られない貴重な遺構でもあります。また、内部造作にも床の間廻りやふすまの枠等にシタン、コクタン、タガヤサン等の唐木がふんだんに使われ、多数の文化的価値の高い美術品が残されております。このような貴重な建造物であることが認められ、平成12年1月県指定文化財に指定されたことを契機に、真岡木綿問屋の面影を残す店舗や日本庭園、周囲の石塀とあわせて一体的に保護、保存するため、市から用地の取得依頼があり、取得したものであります。

  なお、買収単価につきましては、鑑定評価書を参考に、県道石末・真岡線に接しております土地は1平方メートル当たり11万1,000円、それ以外は1平方メートル当たり6万8,100円で買収し、3,312.36平方メートル、2億6,818万854円で取得したものであります。

  以上、答弁を終わります。



○副議長(手塚廉一君) 18番、細谷進君。

   (18番 細谷 進君登壇)



◆18番(細谷進君) 再質問いたします。

  852億の借金は、福田市長は大物政治家というか市長さんですから、たまげないようですが、非常に困っているのではないですか、これ。これだけ借金で。利払いも1日で600万も払っている。自主財源で賄えるのは19億。今のそれ自身おかしいと思うのです。認識が不足しているのではないですか、本当に。市役所の職員はそういう形で今まで20年もやってきたから、借金をつくればえらくなれるのだか。そうですよ、そこらにいる部長さんなんかそうだよ。そんなこといいから、まず。しかし、そういう執行体制でやったからこんなにふえたのです。余計ではないです。

   (「定期的に払うんだよ、一概に

     払うんじゃなくて」と呼ぶ者

     あり)



◆18番(細谷進君) 一概に払うといったってほかは仕事何もない。



○副議長(手塚廉一君) 私語は慎んでいただきます。



◆18番(細谷進君) 私は事実を言っているのです、今困っていること。何で長田だの下高など、債務負担行為なんかしているのだ。市長そうでしょう。財源があんたそうでしょう。売れる売れるという工業団地といったって、第4いつになったら売れるのか。43億。これだって1日43万ぐらいの利子払っているわけです。1日です。そういうことを職員の方はみんな見ていると思うのです、助役さんもいるしだれもいるし。全然そんなこと考えない。それが公僕と言えますか。市長、こんなにやったら市の運営はだめなのよ、そういう意見を言う職員がいなかったのだか、助役さんがいなかったのだか、収入役さんがいなかったのか。ここにおりますから、皆さんにわかるようなことでも言ってください。



○副議長(手塚廉一君) 細谷議員に申し上げます。

  その質問は差し支えて、再質問の本筋に戻ってください。



◆18番(細谷進君) これその点、認識。これ借金で返すのか。借金をしないで第4工業団地、商工ニュータウン、ゴルフ場を設けて1億5,000万。

  それと、市営の西真岡の区画整理、これいつ売れるのだか、これも。8億4,300万。これは今年度中に払わなくてはならない、みんな。このほかにありますよ、先ほど広域だなんだかと。あれだって恐らく何千万とかいろいろなことがあります。それが3点目です。その点、これどうして売れるか。今言ったやつ。

  それと、長田、高間木、下高、東光寺も含んで、これの債務負担ではなくて一般財源から補助金出すべきだと思います、15億。そういう後送りばかりしていないで、これ菊地市政のツケです、みんな。にっちもさっちもいかないから。それをどう返すのですか。返さなくてはならない。組合にも補助金をやらなくてはならない。

  それと、その4ですが、ムリ、ムラ、ムダのない行財政、インターチェンジを進めるというが、区画整理ができたからやるのだと。民間がおりてしまったから、それは前任者のことですよね。福田市長になったときは変わるのです、見直すと。だから、ああ、あんなような大きな事業やって、いまだに第4だって売れないから見直すと、ああ、では福田市長に入れようと、そういうことがあるわけです。期待感、住民は。6万有余の住民はそう思っているわけです。パーキングエリアも中止しない、インターチェンジも中止しない、中止しなければ大変なことです。美術館は中止しますが、大学等でも同じです。今の金鈴荘の問題だってそうです。それならもっと早くやるべきものあります。まず、荒町保育所、きょうも新聞に出ていましたが、子育ての支援、待機する赤ちゃんや幼児を共稼ぎができるようにとか、それとか学童保育、そういうものに使うべきだと思うのです。間違っているのではないですか。基本的に考え直してください。それと、大田山の市営住宅も老巧化が激しくて、改築しなくてはならないです、大田山。荒町もあります。そういうものも金が要るわけです。それと、都市計画税を三十有余年払っている八木岡、熊倉、上高の一部だか熊倉と、西郷の一部の市街化区域、いまだに生活道路も非常に狭い、下水もない、上水道は入っていますが。そういうところを公平な観点から目的をとっているのだから、そういうのが先、優先だと思うのです。金鈴荘の土地なんか何で要るのですか、これ。どういう見直しするのですか。あそこ相当要望あったわけです、争点にもなったわけです、そういうところが。工業団地、これはなかなか売れないないと思うよ、おれ。菊地市長は命にかけも売ると言うのですが、やめてしまったのだ。それを引き継いで売らなくてはならない福田市長、早期診断なんて言っていられないのだ、これ。末期症状だから、福田市長の後援会会報見たらこれ、私が当選すれば第4工業団地に株式の上場されているような製薬会社が契約することになっておりますなんていう会報を出したそうですね。事実ですか、その点。そういう企業があればぜひ。市長が言ったのだと思うのだ、これ。市長が当然すればと、なおさら当選したのだから。その製薬会社とあれしてもらいたいと思います。よろしくお願いします。早く売らないとこれ毎日45万も利息ついてしまうのです、どんつかどんつか。待ったなしだから、日曜、祭日も何にもなし。夜だって払わなくてはならないのだから。

  インター周辺もそうです。まず、今企業は海外行っているの。労賃高い、土地代も高い、10万出したらこれ1町歩も買えるようなのです、海外に行くと。そして、投下資本相当な何百億とかそういう投下資本をしないで、海外のメーカーにつくってもらって売ればそれで利益上がるの、金は要らない。そういうときだもの、今。どんどん今同じ会社だってこっちは能率が悪いからこっちにしようと。今村田さんが言いましたが、配置転換だとかそういうのいっぱいあります、工場閉鎖。新聞に毎日書いてあります。そういう時代で、70ヘクタールなんていう土地が売れる見込みがあるのですか、本当に。都市計画が決定されようが何しようが、30億弱の保留地を買ったが、それでやるなんていうの真岡市のトップである市長が、これでは判断が足りないと思います。サービスエリアも含めて。あの中心市街地活性化なんてやっていて、片方では市が直営で税金も払わないのだか何だかわからないけれども、第三セクターなのだと思うのですが、第三セクターなんかやってどうしてやっていける。ゴルフ場だめでしょうに。立派なのつくると、40億もかけたの、あれ。チャットパレス、12億だかかけたのです。それでその事業費の返済なんかしなくたって今度の事業計画書を見たら、約2,000万ぐらいの赤字。初めからです、まだ1年たたないの。そういうのが実態。どうしてつくるなんて言うの。私は就任したのが5月の14日ですからなんて言われては終わりですけれども、しかしそれでは済まないのです、あと4年やってもらわなくてはならないのだから。福田市長に生命、財産全部預けていると同じですから。どうなのですか。恐らくできないと思うよ、サービスエリアも中止すべきだと思います。むだな、無理な事業だと思います、インター周辺も。

  金鈴荘用地ね、公社の理事長、これ買えと言って、買ってくろ買ってくろと菊地恒三郎市長がやったのです。これ約10年余たっているのかな、借りていたわけです。固定資産と両方で約一千何百万ぐらいかな、予算化していると。ここへきて2億7,000万近くで買う、公社に買えと、置き土産、土産ではないのだな。こんなに財政が破綻していて金どこにもないのに、これ全額借金で買うわけです。これ返し終わるまでに恐らく、今の金利ならあれですが、そのうち上がりますから、恐らく倍にはならないと思いますが4億近くになります。4億の余超えるのではないですか。それで何でこれ必要なの。年間に幾ら行っているというの、だれも行っていないよ。そういうむだな土地を買う、借りていたら、まず。何で理事長そんなの買うというの、借りた方がいいのではないですかと、市民のためにはいいのではないですかと何で言わなかったの。あんたにも責任あるよ。何言っているのだ、そんなの。ただでも働いているわけではないでしょう。責任ですよ、あとの職員たちよく考えてくださいよ、本当に。こんなにふやしたのみんな職員だから、560人もいる。

  以上、終わります。



○副議長(手塚廉一君) 18番、細谷進君の再質問に対し答弁を求めます。

  市長、福田武隼君。

   (市長 福田武隼君登壇)



◎市長(福田武隼君) 細谷議員の再質問につきまして、貴重なご意見をいただいたわけですけれども、各種事業につきましては議会の承認も得られているようでもありますし、そうであっても見直すということも考えての答弁もしてまいりましたけれども、とにかくいつもムリ、ムラ、ムダのないようにということなのですが、健全財政を頭に置きながら市政執行を行ってまいりたいと思っております。これからの事務事業につきましても十分検討というか、その都度議会とも相談しながら、後に憂いを残さないような、そういった施策をやっていくつもりでおりますので、よろしくご協力をお願いしたいと思います。



○副議長(手塚廉一君) 助役、田上進一君。

   (助役 田上進一君登壇)



◎助役(田上進一君) 金鈴荘の用地につきましては、ことしの3月の定例議会のとき既に議員の皆さんからご承認をいただいているところであります。



○副議長(手塚廉一君) 18番、細谷進君。

   (18番 細谷 進君登壇)



◆18番(細谷進君) 再々質問をします。

  まず、福田市長の市の借金の認識、健全財政だと思っているのか。何だか思っているような気がするのだな。どういう観点でそういう考え持っているのですか。

  それと、さっき言いましたインター周辺、幾らそんな認可おりたといったって、苫小牧だってあんなにだめになったし、むつ小川原だって何千億も失敗、失敗しないために早く取りやめるべきだと思うのです。

  それと、今の金鈴荘ですが、議会の承認を受けた、しかしその理事長とあるものが、絶対こんな2億7,000万も買わなくてはならないという理由、市民は借りておいた方が安いのではないかと、そんな意見も何にもしないでぱっと買った。市長のつまらない置き土産。



○副議長(手塚廉一君) 感想はお控えください。



◆18番(細谷進君) 責任を聞いています。理事長、そういう責任はおかしいと思うのです。ただ議会の承認を受けたから、それで済むわけないと思います。



○副議長(手塚廉一君) ただいまは要望ですね。





△上野仁治議員





○副議長(手塚廉一君) 28番、上野仁治君。

   (28番 上野仁治君登壇)



◆28番(上野仁治君) 私は、通告いたしましたとおり、政友会を代表いたしまして新福田市長の政治理念、政治姿勢、所信表明における基本政策、公約実現のための具体策、あるいは中心市街地活性化の問題、高齢者向け優良賃貸住宅建設について、あるいはまた最後に本市の財政問題について、順を追って質問をしてまいりますので、福田市長の誠意のある答弁を期待するものであります。

  そこで、失礼とは存じますが、福田丸が船出してからまだ1カ月少々であり、それらの立場はよく理解をしておりますので、簡単明瞭で結構ですのでお答えをいただきたいと存じます。そこで、昨日登壇されました同士議員の皆さん方と同じ論旨が二、三ありますので、重複される面もあるかと存じますが、その点につきましてはご理解をいただきたいと存じます。

  さて、皆さん、21世紀を迎えた今日、21世紀とは一口で申し上げますと希望と不安の入りまじった新しい世紀であると言われております。そこで、過ぎ去った20世紀を静かに振り返ってみるときに、あの100年間は人類がかつて経験したことのない激動の世紀であり、戦争の世紀であったと言われております。一方、我が国の政治の面におきましては、国民の声が政治に届かない状況が続き、政治に対する信頼が失われていった、そのやさきに本市の福田政権が誕生し、時あたかも二、三日後に、あわせて小泉政権が誕生したところであります。そこで、皆さんご案内のように、小泉政権は聖域なき構造改革を旗印に、日本列島津々浦々に至るまで小泉人気は上昇いたし、支持率85%を超える勢いであると言われております。そこで、小泉政権によって21世紀初頭における自民党の古い体質を変えることができるかどうか、あるいはまた国際社会の中で日本の政治を変えることができるかどうか、まさに正念場の時期を迎えていると言われております。

  それでは、一般質問に入りますが、福田市長の政治理念と政治姿勢についてでありますが、新福田武隼氏は、去る4月22日の市長選において、かつてない激戦の末6,505票という大差をもちまして初当選され、まことにおめでとうございました。そこで、昨日染谷議員さんよりお話がありましたように、去る5月15日、福田丸のかじ取り役として、いや船長として航海に船出したところでありますが、前途には大きな波もあり、あらしの日もありますが、私どもは福田丸が安全航海できますようにと見守っているところでございます。そこで福田市長、ご案内のように現在の真岡市は先代の市長を初め議員各位並びに市民総参加による市政の展開によって、農、商、工という調和のとれた大真岡市として、いや青年都市としてすばらしい発展を続けております。しかしながら、発展の裏側には、あるいはまた物質文明社会のひずみの中には、いろんな問題が山積しております。すなわちかわいいお子さん方の学校教育の問題を初め、生活環境整備の問題、北関東自動車道建設問題、パーキングエリア建設問題、あるいはまた超高齢化社会を迎えての介護を初め医療と福祉の問題等々、課題が山積しておりますが、これらの大型プロジェクトはすべて政治の力により解決されていくところであります。ですから、6万3千有余の市民は、福田新市長に大きな期待を寄せているところであります。

  そこで皆さん、これは投票日の次の日の23日のある新聞に掲載された記事でありますが、2点ほどございましたが、その1点は福田市長は温厚な人柄で敵がいないと言われ、広く市民の声に耳を傾ける方であり、市民の融和をモットーに市政に取り組むと言われましたが、行政と政治手腕を一日も早く身につけてほしいと書かれてあったところでございます。このような環境の中で、福田新市長にお伺いをいたしますが、山積する課題を解決するために、あるいはまたただいま申し上げましたとおり現在の市長の立場から、どのような政治理念を持って取り組むのか、あるいはまたどのような政治姿勢で取り組む決意であるのかをお伺いするものでございます。

  それでは、今後福田市長が市政を運営するに当たり、考え方の原点となる五つの基本姿勢についてお伺いをいたします。まず第1点は、行財政の見直しについてでありますが、長引く景気の低迷が続く中、少子高齢化社会、高度情報化社会、環境重視型社会等々の変貌によりまして、市民のニーズが大きく変化し、将来への生活の不安を増大していると言われております。このような環境の中で、市長はこれまでの市の政策及び行財政運営をきちんと分析、評価し、見直すべき点はきちんと見直すと言っておられましたが、主にどのような点を見直そうとしているのかをお聞かせいただきたいのでございます。

  第2点は、ガラス張りの市政実現のための手法についてでございますが、一口で言うならば市民総参加による市政の展開と言われておりますが、現在までは縦割りの行政と申しますか、市長の考え方や行政側の考え方を一方的に職員や市民に説明するようなスタイルが多かったところでありますが、従来までのようなスタイルを改め、名実ともにガラス張りの開かれた市政の展開をすると市長は言っておられますが、どのような手法でガラス張りの市政を実施させようとしているのかをお伺いするものでございます。

  第3点は、情報公開制度の問題でございます。市長は、市民側からの情報公開制度を利用して、情報の公開を求められるのを待つのではなく、行政の透明性と信頼性を一層高めるためにも、市長は行政の責任者として行政側から積極的に情報を公開する考えであると言われましたが、まずどのような点から積極的に情報を公開していく考え方なのかをお伺いするものでございます。

  第4点は、市民生活重視のまちづくりを進めるための施策についてでございますが、市長は開発型のまちづくりから市民生活重視のまちづくりを進めることであると言っておりますが、私も前段申し上げましたとおり、北関東自動車道のインター周辺開発事業、パーキングエリア整備事業、総合運動公園整備事業が短期間の中にメジロ押しに計画をされておりますが、現在の社会経済情勢、あるいはまた本市の厳しい財政状況の中においては、市民の間からも大型事業の全体の中における優先性の度合いを総合的に再検討する必要があるという声も聞こえてくるところでありますので、市長にとりましては極めて難しいかじ取りが要求されているところでございます。

  そこで、市長にお伺いをいたしますが、今後本市の健全財政を堅持しながら、市民生活重視のまちづくりを進めるためには、これらの問題に対しどのような考え方で取り組んでいくのかをお尋ねするものでございます。

  第5点は、公約いたしました介護を初め、医療と福祉のまちづくりについてでございますが、市長は選挙戦に出馬する前は医者として病院長を務めておりましたので、私はあえて申し上げますが、市長も皆さん方もご承知のとおり、医者というものは市民の皆さん方の命を守ることであります。一方、政治の道も6万3,000市民の生活を守ることでございます。ですから、どちらをとっても責任の重大さというものは地球よりも重いと言われております。そこで皆さん、超高齢化社会を迎え、介護を初め医療と福祉の問題は国や県を初め各地方自体においても避けて通れない課題であります。そこで、本市におきましても、これらの問題は最重要課題として取り組んでいるところでありまして、本市の本年度の予算の中でも民生費は前年度より2億円も増額したところであり、これからの効果に期待をしているところでございます。そこで、少子高齢化社会を迎え、テレビや新聞等でご案内のように、あと20年、30年後には若い方1人の働きによってお年寄りを5人も6人も面倒を見る時代の到来が来ると言われております。ですから、今からそれらに対する中長期的な施策や計画が必要に迫られているところであります。そこで、私は過日来の市長選の際にも、福田は介護を初め医療と福祉の専門家であるので、今真岡市民は福田を必要としているのだと訴え続けてきたところでございます。ですから、福田市長、福田を選んでよかった、福田を市長にしてよかったと言われるような市政のかじ取り役をしなければならないはずであります。また、市長、6万3千有余の市民が真岡市に生まれてよかった、住んでよかった、長生きをしてよかったと言われるような安らぎのまち、福祉のまちをつくってくれることを市民は大いに期待をしているところでございます。

  そこで、市長にお伺いいたしますが、全市民の期待にこたえるために、福田丸の独自色や福田カラーをどのようにして出していくのか、あるいはまた選挙戦を通して介護を初め、医療と福祉の問題を公約として訴えてきたところでありますが、まずどのようなことから手がけていく考えでいるのか、お示しをいただきたいのでございます。

  次に、中心市街地活性化の問題である市商業タウンマネジメント、TMOの発足についてでありますが、これらの問題につきましてはバブルの崩壊と長引く景気の低迷により、本市ばかりでなく国家的な政治課題であると同時に、各地方自治体においてもこれといった処方せんもなく、即効薬もなく、ただ共通の課題として取り上げられているのが現況であろうと思います。そこで、商業行政を初め私どもの中小企業にとりましても、これから先の経済の天気予報によりますと、8月より秋口にかけては土砂降りの雨であろうとも言われており、まさに厳しい経済環境が続くそうでございます。そこで、十数年来の間に郊外を初め至るところに大型店が進出をいたし、本市ばかりでなく全国的に中心市街地の空洞化が進んでいるところであります。そこで、本市では最近の調査によりますと、高寺下より市役所までの間に約30軒近いお店が閉店したと聞こえておりますが、それらは30軒の明かりが消えたということでありまして、皆さんご案内のように高寺下から市役所までは真岡市の顔であり、玄関口でもありますので、私ども市民にとりましてはまことに寂しい限りでございます。そこで、過日来の報道によりますと、真岡市の中心市街地の活性化を目指す市商業タウンマネジメント、期間が早ければ8月ごろまでに発足するということをお聞きいたしましたが、当面は真岡商工会議所が組織のリーダーとなり、数年後に第三セクターに移行する予定であると言われておりましたが、そこで市長にお伺いをいたしますが、第1点はどのような組織構成の中でスタートするのか、第2点はどなたが企画をするのか、第3点はどなたが指導力というか機関車になって引っ張っていくのかをお伺いするものでございます。

  そこで、私は失礼とは思いますが、非常に心配をしていることがあります。それはあくまでも一般論でございますけれども、第三セクターのプロジェクトの中で失敗した例はたくさんありますが、成功例が極めて少ないのが現況でございます。それは何を言うかといいますと、寄り合い世帯であること、体を張ってやる人がいないこと、あるいはまた機関車になって引っ張る人が少ないとも言われておりまして、厳しい環境の中で発足されますので徹底した議論の中でスタートするよう要望するものでございます。

  次に、コロムビアの跡地の問題についてでございますが、昨日田上議員より質問がありましたが、私は別の角度から質問を行いたいと思いますが、これらの開発につきましては、真岡市台町のマグネプロダクツ約7万平方メートルの跡地に大手商社である日商岩井が大商業施設の建設を計画しておったが、市や商工会議所、地元の商店会等が反対運動を展開いたしまして、大規模小売店審議会関東部会も店舗面積を異例の45%削減を求めたために、日商岩井は大店法では当初計画した予定面積が確保できなくなったと、このようなことで、あるいはまた地元にも反対され、強引な開店することは極めて難しいと判断をいたしまして、ついに出店を断念したと言われております。そこで、これらの断念の結果、地元の商店会等は反対運動が実りまして満足しているとも言われております。そこで、日商岩井が断念したことによって、当初計画予定地だった約7ヘクタールの工場跡地の問題が必然的にクローズアップしてくるところでございます。これらの跡地の問題の中でいろいろと話が出ておりますが、それらの中で皆さんご案内のように、総務省は2005年3月までに特例法の期限が迫る中で、全国三千二百余の市町村を1,000に再編しようという目標を立て、強力に推進しているところであります。本県におきましても、合併推進本部を設置し、県市町村合併推進要綱を策定したところでありまして、このような考え方に基づき、近い将来芳賀広域行政事務組合である1市5町が合併することを想定して、市民の一部からの意見として将来への市庁舎建設の候補地としては立地条件としても最適地であるという意見が出ておるところでございます。

  そこで、市長にお伺いいたしますが、これらの考え方を含め、市長はどのような考え方を持っているのかをお伺いするものでございます。

  次に、高齢者向け優良賃貸住宅についてでございます。さて、厳しい経済環境の中にあっても、民間における賃貸住宅状況はぽつぽつと空室が見受けられるようになり、最近の住宅行政はまずまず充足されていると私は考えているところでございます。そこで、私は二、三年、ここ市営住宅の選定委員をしておりますので、簡単に本市の市営住宅の概況を申し上げますと、三ノ宮団地を含め7団地でありまして、総戸数は390戸を有するものであり、市営住宅行政はまずまずに推移しているものと申し上げるところでございます。そこで、皆様方ご案内のように、超高齢化社会が急速に進行していく中にあって、若い方々と老人が別々に暮らす傾向が強まり、あるいはまたひとり暮らしの老人が年々増加すると言われております。あるいはまた、かねてから着実に進行している高齢化社会の到来が叫ばれておったところでありますが、これらの対策をどうするのか、さまざまな意見が出されてきたところでありますが、このような環境の中にあって、このたび初めて県が認定をいたしました高齢者向けの優良賃貸住宅が近いうちに小山市内に建設されると言われ、全室バリアフリー設備で通報装置も設置され、建設者には国、県からの建設費や家賃補助が支払われるそうでありますが、国と県の補助はどの程度出るのか、あるいはまた家賃はどのくらいになるのかをお尋ねするものであります。また、前段申し上げましたとおり、超高齢化社会が急速に進行していく現況を踏まえ、これからの本市の市営住宅行政の中にあっても大いに検討し、取り入れる問題であると私は考えるものでありますので、市長の考え方をお尋ねするものであります。

  最後に、本市の財政問題についてでございますが、冒頭にも申し上げましたとおり、去る23日のある新聞の記事でありましたように、現在直面している厳しい財政問題について、市長はきちんと市民に対し方向性を示さなければならないと書かれてありましたが、私も同感でございます。そこで、これらの問題については、昨日の大根田議員さんの質問にもありましたように、政府におきましても国の財政を立て直し、660兆円余の大借金を後世にツケを残さないためにも、国債の発行額を30兆円以下に抑えると言っております。そこで、国債の発行額を30兆円以内に抑えるためには、地方交付税の交付金を1兆円以上削減しなければならないと言われておりまして、地方自治体への影響が心配されているところであります。このような現況の中にあって、長引く景気の低迷により経済活動が停滞する中、本市の市債残高が585億円余とも言われるように、財政硬直化の克服も大きな政治課題となっております。そこで、公債費の問題でございますが、自治省は全都道府県の6割以上に相当する35%の道県が警戒水域と言われる15%を突破し、借金の返済負担が膨らみ、各地方自治体が一段と厳しい財政運営を迫られる姿が浮き彫りになったと報道されております。ちなみに本市の公債比率の推移を見ますと、平成8年が11.2%、平成9年が12.4%、10年が13.7%、11年が14.1%、12年度が15.3%となっておりまして、平成12年度においてはいわゆる警戒水域である15%をオーバーしてしまったところであり、この辺で何が何でも歯どめをかける必要があると私は考えるものであります。そこで、前段申し上げましたとおり、景気の先行きはまだまだ不透明であり、あらゆる税収が落ち込んだ場合は公債比率がさらにはね上がりまして、警戒水域を一段とオーバーすることも考えられますので、福田市長の決断をする時期が来ていると思うのでございます。

  そこで、市長にお尋ねいたしますが、公債比率を抑えるために、何%ぐらいに目標を設定するのか、数字をもってお示しをいただきたいのでございます。

  次に、市債の発行についてでありますが、本市の市債発行額の推移を見ると、一般会計では平成11年度をピークにして減少傾向にありますが、一方においては大型プロジェクト事業、あるいは市民生活の基礎となる社会資本の整備等も必要であり、市長にとりましては極めて難しいかじ取りであろうと存じますが、前段申し上げたとおり、子供たちや孫たちに大きなツケを残さないためには、健全財政を堅持ながら市債の発行額を抑えることでありますので、多少の上下の振幅があっも公債比率と同じように数字をもってお示しくださるようお伺いするものであります。

  そこで、最後に一言申し上げますが、前段申し上げましたとおり、福田政権は小泉政権と時を同じくしてスタートしたところでありますので、6万3,000市民の期待にこたえるべく精いっぱい汗を流すことができるならば、福田政権も小泉政権と同じように必ずや人気が上昇するものと私は確信をしておりますので、どうか自信を持って今後とも頑張ってくださるようお願いを申し上げ、私の一般質問を終了させていただきます。長らくのご清聴ありがとうございました。(拍手)



○副議長(手塚廉一君) 28番、上野仁治君の質問に対し答弁を求めます。

  市長、福田武隼君。

   (市長 福田武隼君登壇)



◎市長(福田武隼君) 上野議員の質問に順次お答えしてまいります。

  まず、私の政治理念は、安心とゆとり、健康で豊かな市民生活を重視した住みよいまち、住んでよかったまち真岡を築くことであります。

  次に、政治姿勢についてでありますが、第1点は市民一人一人が市政に参画し、市民とともに築く新しい真岡市づくりを目指す未来志向型の市政の展開であります。第2点は、市民の声を聞き、職員に研究させ、自由な討論に基づく市民参加の政策決定であります。第3点は、情報公開を積極的に行い、説明責任のある行財政運営を行う透明性のある行財政運営。第4点は、後年度負担の少ない財政構造と健全財政の堅持を目指す市民生活重視のまちづくりであります。第5点は、医師の経験を活かし、だれもが健康で安心して生活できる健康と福祉のまちづくりであります。これらにつきましては、市政運営の基本方針として先日の臨時議会で所信の一端を申し上げたところでございますので、ご理解いただきたいと存じます。

  次に、インターチェンジ周辺開発などの大型プロジェクトの対応につきましては、大滝議員や橋本議員並びに細谷議員にご答弁申し上げましたので、ご了解いただきたいと存じます。

  次に、行財政の見直しについてでありますが、現在各課から事務事業の説明を受けておりますので、必要に応じ見直してまいりたいと考えております。

  次に、ガラス張りの市政実現のための考え方についてお答えいたします。よりすばらしい真岡市をつくり上げていくためには、行政の透明性と信頼性を一層高めていくとともに、市民参加による市政運営が重要と考えております。そのために、積極的に市民に行政情報等を公開するとともに、市民フォーラムや対話集会を拡充し、多くの市民のご意見や議員各位のご提言をいただきながら、市民本位のまちづくりを進めてまいります。

  次に、どのような点から情報公開をしていくかについてお答えいたします。現在市においては、情報公開条例に基づき、請求に応じて情報公開しているところでありますが、私の公約の一つでもある情報公開については、「広報もおか」、「ウイークリーニュースもおか」、真岡ケーブルテレビ、市長との話し合い事業等を通して、市民の側から情報公開制度を利用して情報の公開を求められるのを待つのではなく、私は行政の責任者として行政側から積極的に情報を提供していく考えであります。行政の透明性と信頼性を一層高めるためにも、また市民が生活の場で適時適切な判断を下すことを容易にするためにも、行政のタイムリーな情報提供が重要と考えております。

  次に、市民生活重視のまちづくりであります。限られた財源の中で将来を見据え、市民生活の向上、市民福祉の増進などにつながる事業を実施してまいりたいと考えておりますが、健全財政を堅持する観点から、事業の緊急性、優先性等を十分検討し、各施策を進めてまいります。

  次に、医療と福祉のまちづくりについてお答えいたします。健康づくりは、市民一人一人がみずからの責任で実践することを基本とし、各種保健事業の充実が必要であると考えられております。今後の健康づくりを進めるに当たっては、自発的な住民参画による健康づくりがなされるよう地域ぐるみのヘルスプロモーションを推進してまいりたいと考えております。具体的には、自治会ごとに健康づくり推進員を置くなどして、市民みずから、自治会みずからが自立し、健康づくりが実践できる体制づくりを進めていくものであります。今年度は、講座を実施し、推進員を養成してまいりたいと思います。また、安心して生活が送れるよう、救急医療体制の強化や救急通信システムの近代化もあわせて検討してまいります。また、福祉については、ともに生きるを基本理念とし、質の高い福祉社会の実現を目指します。介護を必要とする方や障害を持つ方、その家族が安心して生活できるように地域福祉、在宅福祉サービスの充実を図り、社会参加を進めてまいります。一方、高齢者が健康で生きがいを持って生活ができるよう、健康づくりの指導はもちろん、老人クラブなどの活動やシルバー人材センターの活動を支援してまいります。また、子育て支援策の充実や、最近増加傾向にある児童問題に対応するための地域ぐるみの運動を展開してまいります。ほかに社会保障や公的扶助制度の円滑、適正な運用に努め、市民が家族や地域社会の人々と心豊かな触れ合いを保ちながら安心して子供を産み育て、老後を迎えることができるようなまちづくりを推進してまいります。

  次に、中心市街地活性化問題についてであります。まず、市商業タウンマネージメント、TMOの発足についてであります。市商業タウンマネージメントいわゆるTMOは、中心市街地活性化基本計画の中で商業活性化の事業推進を受け持つ機関であり、中心市街地活性化法によりTMOになることのできるのは商工会、商工会議所、第三セクターの特定会社、そして第三セクターの財団法人と定められております。また、TMOがなすべき事業などの基本構想づくりにつきましても、今申し上げました四つの組織しか作成することができませんので、本市におきましては真岡商工会議所が国と市の補助を受け、平成12年度にこの策定が完了しており、本年度中に市が認定をし、国に報告する予定になっております。TMOの組織構成につきましては、当面企画調整中心の比較的小規模事業所が主体となると思われますので、真岡商工会議所が担い、事業の必要性に応じて第三セクターを設立していく方式で考えているようであります。TMOは、中心市街地の商業活性化を促進する企画づくりと事業の実施主体であるばかりでなく、まちづくりそのものにかかわっていくような重要な位置にあり、その組織につきましては直接利害関係者である商業者を中心として、本気で意欲のある人材で構成させる必要があります。その人選につきましては、慎重に審議し、決定すべきものと思われますし、ましてやそのリーダーになる代表者の選任につきましても、極めて重大なことであると考えております。

  次に、コロムビア跡地についてであります。市庁舎の建設につきましては、市町村合併をめぐる国、県の動向及び社会経済情勢等を踏まえて、総合的に考える必要があると認識いたしておりますので、上野議員のご質問に対してはご提言として受けとめてまいりたいと存じます。

  次に、高齢者向け優良賃貸住宅についてお答えいたします。この制度については、高齢者の安全で安定した居住を確保するため、建設費の補助や家賃対策補助等を行うことにより、民間の土地、住宅所有者などの経営意欲を誘導する目的で国が平成10年度に新規施策として創設したところであります。この施策の対象者は、高齢単身者と高齢夫婦世帯者などで、事業主体は原則として民間の土地所有者などによる供給となっており、認定の手続は事業主体が供給計画書を申請し、知事が認定するもので、認定基準についてはバリアフリー及び緊急時対応サービスが義務づけられております。建設費の補助については、廊下や階段などに共用部分とバリアフリーの設備などの整備に対し、国と県がおのおの3分の1補助するものであります。また、家賃対策補助については、応能応益家賃、いわゆる立地条件など住宅の便益に応じて設定される家賃と、契約家賃の差額の2分の1を国と県がおのおの4分の1補助するものであります。また、入居者の家賃についてでありますが、先ほどの応能応益家賃と契約家賃の差額の2分の1に応能応益家賃を併せた額が家賃となります。わかりにくいと思いますので、実例でご説明します。本県の小山市に、民間土地所有者が事業主体で県住宅供給公社が管理運営する民間活用型の高齢者向け優良賃貸住宅が県内の第1号として建設されております。概要につきましては、鉄骨造2階建て、550平方メートル、1棟12戸の建物で、総事業費が約8,000万円、このうち共用部分とエレベーターの設置や緊急通報システムなどの補助対象部分720万円について国と県がおのおの3分の1、240万円ずつ補助しております。また、住宅の家賃については、1DKの間取りで月5万5,000円のところを国、県が5,000円ずつ補助し、本人負担は4万5,000円と聞いております。我が国におきましては、21世紀半ばには3人に1人が65歳以上の高齢者となることが予測されております。この高齢社会において、福祉医療施設と連携するバリアフリー化された住宅政策は大変重要であると認識しております。したがいまして、高齢者向け優良賃貸住宅建設において、市が建設費の補助を行うことや事業主体に加えることが可能となった場合は、十分検討してまいりたいと考えております。

  次に、財政問題について、まず健全財政の堅持についてであります。昨日の橋本議員の質問にお答えいたしましたから、行政運営には健全財政の堅持が不可欠であり、財政弾力性の維持向上に努め、財政体質の強化を図る必要があると考えております。そのためには、財源の確保はもちろんでありますが、所信表明で申し上げました五つの基本姿勢のもと、各種施策の推進に当たっては優先順位についての厳しい選択を行い、限られた財源の重点的配分と経費支出の効率化に努めることであると考えております。

  次に、公債比率と今後の市債の発行についてであります。公債費比率につきましては、上昇傾向にあり、また過去の市債発行の影響を受ける今後数年間は上昇の可能性が強いと見込んでおります。健全財政の堅持には、公債費を抑制し、15%以内を目標にしていきたいと考えております。そのためには、市債残高の減少に努めなければなりませんが、具体的には毎年度の市債額を公債費の市債元金より低い額に抑制していく必要があると考えております。国の財政構造改革による地方交付税の影響につきましては、財政構造改革の詳細が不明でありますが、少なからず影響があるものと予想しているところであります。

  以上、ご答弁します。



○副議長(手塚廉一君) この際、暫時休憩をいたします。

  再開は午後1時10分といたします。

   午後 零時04分 休憩



   午後 1時10分 再開



○副議長(手塚廉一君) 出席議員数を報告いたします。ただいまの出席議員数は27名であります。

  休憩前に引き続き会議を開きます。





△会議時間の延長





○副議長(手塚廉一君) 本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめこれを延長します。

  質疑、一般質問を続けます。





△稲見幸一郎議員





○副議長(手塚廉一君) 9番、稲見幸一郎君。

   (9番 稲見幸一郎君登壇)



◆9番(稲見幸一郎君) 去る4月の市長選挙では見事に当選の栄誉に輝かれ、まことにおめでとうございました。4年前僅差で次点の苦杯をなめただけに、喜びはひと味もふた味も違うものであったと思うのであります。一転して厳しい選挙戦でありました。私は、どなたが市長に選ばれたにしても、堂々と政策を掲げ、市民はいずれを選ぶのか真意を問うべきであると思います。ましてや新人であります。今回の選挙は、そういう意味では大変意義の深いものであったのではなかったかと思う次第であります。それだけに、未知数の魅力にかけるというか、市長、あなたに寄せる市民の期待は極めて大きなものがあります。期待が大きいだけに、責任はさらに重いものがあるはずです。選挙戦が厳しいほど後々までしこりが残るはずです。福田さんを知る人は、一様に温厚で懐の広い人だからうまくやってくれるだろうと、その面でも期待をしております。まず、平和でなければ、どんな立派な人でも、どんなにすばらしい政策の持ち主でも、その成果は望めません。福田さん、市民はあなたに真岡市政を託しました。よろしくお願いをいたします。

  それでは、通告に従いまして、本論に入らせていただきます。私は、福田市長公約として市民に約束をした5大ビジョン実現の方策について、まず具体的にお聞きしたいと思います。その中でも、特に農、工、商の振興と雇用の場確保に努めますとの関連と、真岡、二宮を合併し、さらに芳賀郡市の合併問題についてでありますが、私なりの考え方も述べての質問となりますので、よろしくお願いをいたします。

  新しい工業団地のことでありますが、第4工業団地への企業誘致もままならない状況の中で、第5工業団地を引き続いて造成するとのことでありますが、行政の継続性の問題はあるにしても、現在の環境下の中ではだめだとは言い切れませんが、まず至難の事業であることは間違いありません。一部の企業を除いてはリストラの最中であり、既存の設備と人員を縮小しながらも生産を維持する方向にあることや、超優良企業と言われる自動車や家電を初め、製造業各社が賃金の安い事業先や輸送コストのかからない現地生産に切りかえつつあるのが現状であります。一部には、製造業空洞化を心配している論調もありますが、そのことについてはご所見を伺うと同時に、最近新聞記事に県の工業用地価格見直しの必要があり検討しているとありましたが、値段を設定した時期などもあるかと思われるが、過去に売却益を出していれば痛みは伴っても始末はつけられるが、第4工業団地の価格は公示価格が年々安くなっている中でどうなのか、お聞きしたいと思います。

  次に、真岡、二宮合併、さらに芳賀郡市の合併とのことですが、昨日大滝議員の質問の中でも触れましたが、別な観点から質問をいたします。今県も国も市町村の行政財政運営を合理化させて簡素で強力な自治体をつくるには、市町村の合併が最善とのことで指導を強化しようとしております。芳賀郡市の合併はまず先に譲るとしても、二宮との問題でありますが、利害得失を双方の住民によく理解してもらう必要があることは当然のことでありますが、現時点で何らかの打診をしているのかどうか、これらどのように筋道をつけていくのか、説明をお願いしたい。

  次に、企業誘致活動についてでありますが、執行部と議会が一体となって誘致活動をすることは、売り手市場の現状であっても企業の良否を選別する上で望ましいことと思っておりますが、それに加えて経済的な知識のある人や特定の企業に働きかけのできる人など、さまざまな人脈を生かした情報収集や運動など、市内外のすぐれた人たちの知恵をおかりする必要があると思うが、いかがなものか。私は、企業誘致の成否が多額の造成費を投入しているだけに、財政上の面からも市の運命にかかわる問題と認識しているからであります。

  次に、財政状況の公表についてでありますが、このことにつきましては財政状況公表に関する条例により、毎年5月1日並びに11月1日、文書をもって行うと決められておりますが、福田さんが市長に就任したときの財政状況はどうであったのか、財政問題が常に市民の関心事であり、話題になっていることはご承知のとおりです。本市の財政力指数など、一般会計や特別会計など、ちょっと見ただけでわかる人はいないのではないかと思われます。他会計の起債に対し、一般会計から通常的に繰り出しているものは実質的には一般会計の負の資産であることがわかるような仕組みで公表されてはいかがですか。例えば区画整理事業としても、清算のとき保留地価格の値下がりによって当初の収入見込みと違っていることが予想されるものについては、現時点で見て幾らの繰出金を必要とするのか、組合施行も含めていずれ一般会計から繰り出すものを総括してはどうですか。

  次に、開発公社の事業別借入金でありますが、一般会計と表裏一体と見なければなりませんので、その残高や債務保証の額、次に第三セクターの経営状況と市からの財産貸与の状況、市の債務保証の額など対象として、市全体で実質的には債務と称する借金は幾らあるのか、そのために毎年幾らぐらい返済しなければならないのか、市の広報で素人の人にもわかりやすいよう詳細に公表したのがよろしいのでは。というのは、福田はここから市長として出発したのだとわかるようにしたのがよいのではと私は思うからであります。

  次に、各部各課の横の連携について。極めて一般的なことでありますが、例えば放置自転車は撤去との立て看板が色あせたり倒れているものがあります。カーブミラーの見にくいもの、道路標識の支柱の曲がったもの、道路の壊れている箇所、市の施設の手入れを要するものや公園施設で危険になっているものなどなど、ハート、ソフトを問わず日常の仕事や通勤途中で見かけたならば、市の職員は担当外であっても所管課や部署に連絡をし、速やかな対応ができるよう態勢をとることが必要ではないかと思います。ぜひそのような相互連絡を心がけていただきたいと思います。

  次に、仏生寺周辺開発についてでありますが、質問というよりは地元議員の豊田議員とも相談の上、事情を申し上げてのお願いでございます。仏生寺については、今さら私が申し上げるまでもなく、日光を開山した勝道上人の誕生地であります。栃木県の指定史跡、天然記念物、有形文化財、真岡市指定有形文化財、古器、名木等、数多くの文化財があり、市内の寺院としても最も古い歴史を残しているものではないかと思うのであります。この仏生寺周辺開発については、栃木県並びに真岡市のご配慮により、新四国八十八カ所めぐりの遊歩道整備、薬師如来の改修、薬師如来像並びにその守り仏である日光月光菩薩の修復、仏生寺公園の整備をしていただきました。地元といたしましても、手打ちの仏生寺そばの製造、仏生寺公園祭の開催を行い、山里を利用した地域づくり、情報発信に努力しているところであります。

  さて、仏生寺周辺開発については、県並びに市のご協力により大方の整備が進んでいるところでありますが、勝道上人が誕生したときの産水に利用したと言われる産水の池がかれてしまい、訪ねてきた方が残念に思われる姿を何人も見ているところであります。市内の有識者からもぜひ整備をすべきであるとの声を聞くのであります。また、産水の池の真下を通る市道130号線は、幅員が狭く、車1台の通過がやっとであります。同市道改良については、関係地権者の同意を得て平成12年度初めに市長あて改良申請済みであります。そこで、私は仏生寺周辺開発の一つとして、産水の池の整備と市道130号線の改良を同時に進めていただきたいと考えるのでありますが、産水の池の整備計画と市道130号線の道路改良計画について、市長の考えをお尋ねします。



○副議長(手塚廉一君) 9番、稲見幸一郎君の質問に対し答弁を求めます。

  市長、福田武隼君。

   (市長 福田武隼君登壇)



◎市長(福田武隼君) 稲見議員の一般質問に対し順次お答え申し上げます。

  まず、第5工業団地継続の所見につきましてですが、基本的な考え方につきましては昨日の大滝議員、橋本議員、先ほどの細谷議員にお答えしたとおりでありますが、この事業を成功させるためにはまずコストの削減を重点とし、競争力のある分譲価格設定を行うことのほか、シンクタンクなどの活用により市場調査を行い、これをもとに北関東自動車道及び鬼怒テクノ通りを有効に活用できる工業団地として完売を目指して誘致活動を行ってまいりたいと考えております。

  次に、第4工業団地の分譲価格についてでありますが、昨日の橋本議員、先ほどの細谷議員にもご答弁申し上げたところであります。分譲価格の設定は、平成10年度の総事業費を基本にして設定しております。したがいまして、設定後誘致分譲の成果が得られなかった場合、利子及び事務費などの経費分が翌年度に上乗せになり、その分分譲価格は年々上昇していくことになります。さらに、価格とは逆に地価の動向は下降している状況にあります。国内の経済状況が依然として厳しい状況にあり、多くの企業が設備投資の凍結や見直しを検討しているのが現状であります。そのためバブル期以降全国で造成された工業団地については、未分譲が大きな問題となっております。この未分譲の問題は、いずれの自治体も苦慮しているところであり、そのため県の企業庁はその対策としてリース方式の導入や分譲価格の見直しなど、また一部の市町では一般財源投入による分譲価格の引き下げなどを検討しているなどの情報を得ております。これら情報を踏まえ、本市としても助役を委員長に関係部課長で組織しております企業誘致調査委員会において、企業誘致競争に十分対応できるよう組織の強化を図るとともに、有利に進めるための価格の見直しや新たな優遇施策について十分検討してまいりたいと考えております。

  次に、二宮町との合併問題についてであります。この件につきましては、昨日大滝議員の質問にお答えしておりますが、今後栃木県知事が合併推進に向けて県内の首長との懇談会を開催するとの考えでありますので、その結果を踏まえて推進方法等を検討してまいりたいと考えております。

  次に、企業誘致活動についてでありますが、依然として厳しい経済環境にあることから、年々企業誘致が難しくなっているのが現状であります。このような中にあって、従来の誘致活動はアンケート調査、企業などへの説明会、ホームページ、新聞広告の活用、訪問などを行い、積極的に実施してきたところであります。具体的に申し上げますと、アンケート調査や企業への説明会により情報を得、新規進出や移転などの動向を把握し、訪問による本市の工業団地の利便性、将来性などをPRして誘致を進めてきたところであります。誘致活動にとっていち早く進出の可能性のある情報の得られるのが最も大切なことであり、活動の出発点となるものであります。このことから、工業団地管理協会を初め関連企業の役職者、銀行、大手建設会社など、多方面にわたり情報の提供をお願いしてきたところであります。したがいまして、より一層の積極的な誘致活動を進めるため、組織の強化とあわせ有利な情報を提供していただける方の発掘につきましても、企業誘致調査委員会において検討してまいりたいと考えております。

  次に、財政状況の公表についてであります。財政状況の公表は、毎年度2回告示により公表しておりますが、このほか予算、決算についても広報紙で情報の提供を行っております。稲見議員のご提言は、土地区画整理組合に対する負担金や市の債務負担行為などについてもわかりやすく公表してはどうかということと思います。透明性のある行財政の運営のためには、財政状況の公表を含め情報公開は重要でありますので、わかりやすい公表に努めてまいります。

  次に、市各部各課の横の連携についてでありますが、市民生活に直接関係ある交通安全施設や道路、公園などの維持管理につきましては、設置した目的を十分発揮できるよう担当課において巡回し、必要に応じ修繕などを実施しております。そのほか、地域の区長さんや市民の方、真岡警察署、真岡土木事務所、真岡郵便局などからの通報など、関係機関との緊密な連携を図り、修繕などを実施しております。ご質問の各部各課の横の連携につきましては、毎週開催される課長会や日常の仕事、通勤途上において道路や交通安全施設などの破損や危険と思われる箇所を発見した場合は、担当課に連絡するよう職員に周知徹底を図っておりますので、庁内での横の連携は図られていると考えております。今後も機会あるごとに各課の連携を密にし、速やかな対応が図れるよう努力してまいります。

  次に、仏生寺周辺開発についてでありますが、今までに山門への歩道、公園、駐車場、接続道路などの整備をしてまいりました。仏生寺は、勝道上人の生誕の地として知られており、県の指定史跡、有形文化財、天然記念物など、数多くあります。中でも勝道上人が使用したと言われる産水の池につきましては、地域の要望として当時仏生寺の壇家壇長であった豊田議員を通じて整備の要請があったものであります。そのため、平成11年度において整備を計画していましたが、地元の諸般の事情により整備を見送った経緯があります。しかし、本市の貴重な観光資源でもあり、この地域の活性化の面からも、今後十分検討してまいりたいと考えております。

  次に、市道第130号線の拡幅整備についてであります。県道真岡・岩瀬線に至る生活道路であり、平成12年7月に隣接地主の同意書を添え、南高岡区長より要望書の提出がなされております。また、仏生寺周辺への進入道路としての整備につきましては、市道第3号線として拡幅7メーターで既に整備してあります。したがいまして、市道第130号線の整備につきましては、産水の池の整備とは別に道路改良事業の生活道路の拡幅整備事業として取り組む予定であり、事業化する時期としましては今後の課題となりますが、公共性、緊急性、地域性を考慮しながら進めてまいりたいと考えております。

  以上です。



○副議長(手塚廉一君) 9番、稲見幸一郎君。

   (9番 稲見幸一郎君登壇)



◆9番(稲見幸一郎君) ただいま意のあるご答弁ありがとうございました。

  要望を1点、仏生寺周辺の市道130号線は、消防車も通れない危険な道路ですので、よろしくお願いをいたしまして、私の要望といたします。

  以上で私の一般質問を終わらさせていただきます。ご清聴ありがとうございました。(拍手)





△鶴見真議員





○副議長(手塚廉一君) 7番、鶴見真君。

   (7番 鶴見 真君登壇)



◆7番(鶴見真君) 今般福田市長が誕生して初めての定例議会。その定例議会において、こうして質問ができますことに対し、議員として光栄に思い、また登壇の期を与えてくださいました議員各位のご配慮に心より感謝を申し上げたいと思います。

  さて、私からはさきの通告書に基づき、福田市長の選挙時の公約及び過般の所信表明を受け、今後の市政運営に対する考え方、基本的なスタンスについて4件の質問をしてまいりたいと考えております。

  まず1点目、救急救命医療受け入れ態勢の充実及び強化の件についてであります。市長の前職はお医者さんでありまして、医師でもある市長がこのたび真岡市民6万4千有余のかじ取り役になったわけでありますが、その医療のエキスパートとして今後我々市民に対しての医療について、特に救急救命医療受け入れ態勢の充実並びに強化について、どのような考え方を持っているのかお伺いしたいと思います。この件につきましては、市民の間には以前から市内大手病院に救急救命センターなるものを設置し、多発しております交通事故や緊急な病気にすぐ対応できるようにしてほしいとの強い要望があると聞いております。市長が選挙公約の中で訴えておりました安心して住めるまちづくりには言うに及ばず、我々6万4千有余の全市民が望んでいることでありまして、このことはその前提として市民がいつまでも健康で、そして安全に日常の生活が送れるであるということは論をまたないわけであります。でありますが、万に一つ不慮の事故や急病等で命が危ぶまれたとき、即時に近接の病院で救急救命医療が受けられるような施設の充実、強化は先ほど申し上げました安心して住めるまちづくりのための大切なファクターなのではないでしょうか。そこで、今この真岡市において、そのような救急救命医療受け入れ態勢は十分に整っているのかどうか、また不十分と思われるならどのようにその態勢の充実、強化を図っていくのか、お伺いいたします。私は、何事にもかえがたい人の命、生命の大切さはどのような施策よりも優先されるべき施策と思うのでありますが、この件に関しましてはさきの村田議員からも強い要望がありましたが、改めてここで市長の考えを率直にお伺いしたいと思います。

  次に、行財政改革についてであります。バブル崩壊後、我が国の経済は長引く不況で、特に民間においては会社の倒産、そしてリストラと、全く暗いニュースばかりが目につく昨今でございます。行政においてもしかり、その不況のあおりで地方税、とりわけ法人関係の税収が極端に落ち込み、それに特別減税などの景気対策に伴う減収も加わり、また皆さんがご存じのとおり高齢社会の進行に伴って、介護保険に代表される社会福祉関連の費用も年々増大し、構造的な財政の硬直化が進み、財源不足が深刻になってきております。いわゆる地方財政危機と言われているゆえんでございます。そんな中、本市においても財源不足の深刻化は決して予断を許さない状況下にあることは他の市町村と同じでありまして、資料によりますと全国地方自治体全体の1998年度末での借入金額は180兆円に達し、今年度の国家予算の一般会計約85兆円に比べ、地方自治体全体のその借金の今後の返済のことなどを考えると、地方自治体の財政危機の深刻化が本当に表面化してくるのはむしろこれからであろうと言われております。市長は、さきの所信表明の中で、だれもが公平で質の高い行政サービスが受けられるよう政策及び行財政運営のきちんと分析、評価し、事務事業等評価により見直すべき点はきちんと見直すと述べております。そこで、それら市長の掲げた公約を実現するためには、即効性のある改革が必要と思われます。そういう意味で、本市において今後進むであろう事務事業等のむだな出費をチェックするため、第三者的な機関による行政評価制度について、市長の考え方と導入に向けての意思があるのかないのか、お伺いいたしたいと思います。

  次に、3点目、市町合併問題についてでございます。この件につきましては、昨日の大滝議員、そして先ほどの稲見議員からも質問されたわけでありますが、私なりの思い入れもありますので、再々度質問をさせていただきます。政府は、今ある全国三千二百有余の市町村を1,000程度に再編する平成の大合併に向け本格的に動き出し、それを受けまして47都道府県についても合併パターンを明示した市町村合併推進要綱がことしの3月までにすべて出そろったわけであります。個々の都道府県においては、それぞれの事情により温度差はあるにしても、いよいよ皆さんご存じのとおりことし1月の省庁大再編に続き、平成の大構造改革の一端が動き出したわけであります。本県においては、既に新聞報道等でご承知のとおり、ことし1月にその要綱が策定され、既に小山市と栃木市の2市、そして佐野市と田沼町、葛生町の1市2町がそれぞれに合併を前提に模索するため、合併協議会なるものを設置しているところでございます。本市においても、郡内1市5町の合併や本市と隣町の二宮町との合併等は以前から皆さんの話題になってきたところでありますが、市長は今回の選挙においてまず真岡、二宮を合併し、将来的には芳賀1市5町の合併を目指すと公約しております。合併問題につきましては、そうすることによりその市町の行政能力を高めたり経費の効率化等、メリットも十分考えられますが、反面合併により削減対象となる首長や議員、そして各種委員、それと役所の職員をどうするか、大変難しい問題がございます。それぞれの地域間によってそのメリット、デメリットの違いが大きく、市民、町民のコンセンサスを得るためには十分なる時間をかけた議論が必要であることは論をまたないところでございます。そこで、市町のこれら合併問題について、どのような考えをお持ちなのか、また合併後の都市像についてどのようにビジョンをお持ちなのか、忌憚のない考えをお伺いしたいと思います。

  最後に、教育行政の学校評議員制度についてでございます。この件につきましては、昨年の6月議会において私が、そしてことしの3月議会において佐藤議員が質問したところでありますが、その当時の岡本教育長の答弁は次のようでありました。運用面での基準となる学校管理規則の改正や学校評議員設置要綱の作成に向け、その作業を進めているところであり、さらに市内校長会に諮り、それぞれの学校の必要性を検討させているところである。今後は、その結果を踏まえ、できるだけ早く対応していきたいとの答弁でございました。この制度の内容につきましては、今さら私がここで述べる必要はないと思うのでありますが、要は開かれた学校づくりのための制度であり、過般の新聞報道によりますと昨年度からモデル校方式として導入しています宇都宮市、小山市は、今年度からはさらに実施校を拡大する方針と聞いております。また、鹿沼市においては、今年度から全小中学校31校で一斉に導入を決定、隣町でもあります上三川町でも全小中学校10校で導入するとのことであります。これらを合わせますと、県全体で22市町、146校がこの学校評議員制度が導入されることになります。現在県内12市において導入を表明していない市は、本市を初め黒磯市、大田原市、今市市の四つの市でありますが、黒磯市においては評議員制度にかわる地域の住民が参画する組織が全小中学校に組織され、また今市市においては内部の手続が終了すれば年度途中においても導入する方針と聞いております。私は、この学校評議員制度の導入がすぐさま今問題となっておりますいじめ、校内暴力、不登校、そして学級崩壊等、学校現場での社会問題の解決に直結し、成果がすぐさま出るというような短絡的な考え方は持っておりません。がしかし、昨年度から、先ほど申し上げましたようにモデル校方式で導入しております小山市のある校長先生がいみじくも次のように述べております。「評議員の会議内容が地域に伝わると、それぞれの住民からそれに関する意見が学校に寄せられ、地域の情報もふえ、今まで保護者ばかり見ていかに地域に閉鎖的だったか気がついた」と述べております。つまり子供たちの健全育成の基本であります学校、家庭、地域社会の三位一体の協力体制をより以上緊密、強固なものとするためにも、この制度は大変意義のある制度と私は思うのであります。先日大阪の池田市において、ある意味においてはその開かれた学校があだになってしまったような極めて悲惨な事件が起きてしまいましたが、私はこれにより今後その開かれた学校づくりを進める上で、地域社会と学校の間に高い障壁が生まれてはこないかと大変危惧している一人でもあります。そこで、新たに教育長になられました沼生教育長に本市におけるこの学校評議員制度についてどのようにお考えなのか、導入する考えはあるのかないのか、ここで改めて率直なお考えをお聞きしたいと思います。

  以上、4点につきまして救急救命受け入れ態勢の充実、強化、そして行政評価制度の導入、市町合併問題、そして学校評議員制度の4件について質問をさせていただきましたが、今日の我が国を見る限り、多くの課題が山積していることは論をまたないところであります。本市においても、それは例外ではなく、小泉総理が言われるとおり、今平成の大構造改革が断行できなければ、終局的にはこれからの日本を背負っていく子供たちに負の遺産を残しかねない状況下にあると私は思うのであります。そういう意味で、市長は医師でもありますので、是々非々主義的にその患部にメスを入れていただき、市長の基本姿勢でもあります安らぎや潤いを生む新しい風土づくりを目指し、市民の目線で事業を行っていただきたいと思うのであります。市長及び教育長の簡潔明瞭で一歩踏み込んだ答弁を期待し、私の一般質問とさせていただきます。(拍手)



○副議長(手塚廉一君) 7番、鶴見真君の質問に対し答弁を求めます。

  市長、福田武隼君。

   (市長 福田武隼君登壇)



◎市長(福田武隼君) 鶴見議員の一般質問に対して順次お答えいたします。

  まず、医療対策についてであります。栃木県における救急医療は、全県を10の救急医療圏に分けて、初期、二次、三次の救急医療体制が整備されております。初期救急医療機関は、在宅当番医制、休日夜間急患センターなどにより行われており、二次救急医療体制はそれぞれの救急医療圏ごとに病院群輪番制によって入院治療の必要性な重症患者を対象として行われております。三次救急医療体制は、全県域を対象として栃木県救命救急センター、これは済生会病院にあります、これを宇都宮市設置し、地域的に補完するため、両毛地区には足利赤十字病院、県北地域には大田原赤十字病院に救命救急センターを設置し、重篤な救急患者の救命医療に当たっております。本市の救急医療体制は、芳賀医療圏に属し、初期救急医療体制は市内の医療機関の協力を得、在宅当番医制を実施しております。二次救急医療体制は、芳賀管内で唯一の公的医療機関である芳賀赤十字病院が病院群輪番制病院に指定されて実施されております。さらに、救急隊により搬送させる傷病者に関する医療を担当する救急告示医療機関制度があります。円滑な救急業務を図るため、医療機関から知事に対して救急業務に関し協力する旨の申し出があり、必要と認定された救急病院であります。市内では、芳賀赤十字病院、真岡病院、福田記念病院が認定されております。12年中の市内の救急車による医療機関への搬送数を申し上げますと、芳賀赤十字病院に1,125件、真岡病院65件、福田記念病院98件であり、全体の8割を占め、残りの大半は近隣の大学病院に搬送されております。救急医療体制の充実は、市民生活の基盤でもあります。今後とも市民が安心して生活できるよう初期救急医療体制については地元医師会とも相談し、充実を図っていく考えであり、二次救急医療については広域行政の中で検討するとともに、栃木県の第三次救急医療については関係機関に対し積極的に要望を行い、救急医療の充実、強化を図ってまいります。また、救急通信システムの近代化もあわせて検討してまいりたいと考えております。

  次に、第三者的機関による行政評価制度の導入でありますが、昨日の橋本議員の質問にお答えしたとおり、効率的な行財政運営、政策形成能力の向上、行政資源の最適配分、職員の意識改革、行政サービスの質的向上などの成果が期待できますので、導入に向けて研究、検討してまいりたいと考えております。

  なお、制度導入に当たっては、公約にもありますように市民の意見を市政に反映させ、政策決定の透明性を図るため、各種審議会、各委員会などの委員を公募し、また女性の参加比率も高めていく考えでありますので、導入の時期とあわせ検討してまいります。

  次に、市町合併問題についてでありますが、この件につきましては昨日大滝議員に、そして先ほど稲見議員のご質問にお答えしたおとり、今後栃木県知事との懇談会の結果を踏まえて検討してまいりたいと考えております。したがって、合併後の都市像、これは推移を見て適時お答えしたいと思います。

  以上です。



○副議長(手塚廉一君) 教育長、沼生圭市君。

   (教育長 沼生圭市君登壇)



◎教育長(沼生圭市君) 鶴見議員の一般質問にお答えいたします。

  学校評議員制度については、地域に開かれた学校づくりの一層の推進を図ることを目的として、昨年4月1日施行されたものであります。既にご案内のとおり、学校評議制度は校長がその必要に応じ、みずから行う学校運営に関し、保護者や地域の意見を聞くためのもので、意思決定を行う理事会とか諮問機関のようなものとは制度的に異なるものであります。また、必ず置かなければならないというものではなく、校長の判断により学校や地域の実情に応じて置くことができるものである。類似する仕組みがある場合はそのままでよく、切りかえる必要はないと、こうされております。本市では、従来より独自に小学校単位では青少年健全育成連絡会、中学校単位では教育懇話会をそれぞれ設置し、地域の方々との連携を図りながら開かれた学校づくりに努めてきたところであり、また各学校においても学校だより等により積極的に情報を発信し、家庭や地域の声を学校経営に取り入れる努力をしているところであります。したがいまして、これらの従来からの取り組みや組織との整合性を十分に考慮しながら、学校評議員制度については平成14年度からモデル校指定により実施してみたい。そして、その中でさまざまな課題や問題点を検討しながらより実効性のある制度の確立に努めてまいりたい、こう考えております。

  以上、ご答弁申し上げます。



○副議長(手塚廉一君) 7番、鶴見真君。

   (7番 鶴見 真君登壇)



◆7番(鶴見真君) 市長並びに教育長の建設的なご答弁ありがとうございました。

  学校評議員制度につきまして、今回明快に14年度からモデル校方式で導入すると今教育長のご答弁をいただきましてほっとしております。ちょっと遅かったかなという感じもしないわけでもありませんけれども、とりあえずありがとうございました。

  最後に、要望を1点申し上げまして、私の一般質問を終わりたいとは思うのですけれども、まずその要望と申しますのはまた教育行政に関しましてでございますけれども、よろしくお願いしたいと思います。それは、さきの臨時議会におきまして、市長の今後4年間の屋台骨と申しますか、一番基本になります所信表明をお聞きしたわけでありますが、その中で私一つだけ残念なことがあります。それはどういうことかと申しますと、あの所信表明、教育についての表明がありませんでした。教育の重要性、必要性等につきましては、今さら私がここで論じることは全然必要ないとは思いますけれども、その件に関しまして市長は教育の重要性についてあの所信表明であえて言うには及ばないという認識のもとで表明されなかったとすれば、それはそれで理解に値することだと私は思っております。がしかし、さきの米100俵の話ではありませんが、国の基本は人づくり、つまり教育以外何物でもなく、その件につきましては皆さんも多分同じだろうと思いますけれども、私も強く確信している一人でもあります。菊地市政で醸成されました日本一の教育都市を目指し、その理念をぜひ福田市長にも引き継いでいっていただき、近い将来この真岡から日本をも動かすような人材が輩出できますよう、福田市長には鋭意市政運営に当たっていただきたく、ご期待と要望申し上げまして、今回の私の一般質問を終了させていただきます。ありがとうございました。





△飯野守議員





○副議長(手塚廉一君) 26番、飯野守君。

   (26番 飯野 守君登壇)



◆26番(飯野守君) 冒頭福田市長におかれましては、おくればせながらでありますがご当選まことにおめでとうございます。また、市長就任に当たり、今後の本市発展のためにご尽力とご活躍をご期待いたしております。

  私は、さきに通告いたしました質疑1件、一般質問6件、都合7件につきまして、私見を交えながら順次質問をいたしてまいります。市長の勇気ある決断のもと、積極的で意のあるご答弁を期待するものであります。今定例会は、新福田市長に最初の考えをお伺いする機会でありますので、近年にない12名の登壇者となり、私が最後の登壇者であります。長時間でお疲れのこととは存じますが、できるだけ単刀直入に質問をいたしてまいりますので、議員各位並びに執行部の皆様には、いましばらくのご清聴のほどをお願いいたしまして、質疑、質問に入ります。

  最初に、質疑の議案第44号の訴えの提起についてでありますが、本市において初めてのことであります。市営住宅の入居者は低所得者で、家賃の支払い可能な諸条件のもとに市内居住の利便性が図られており、このような理由から若年家族や高齢者の入居者が多いものと推測するところであり、入居者家族の不慮の事故やリストラあるいは長期療養の病気等により、滞納者の発生が生じることが予想されるところであります。そこで、今回の提起に踏み切るまでには滞納の期間あるいは金額、入居者の滞納の理由など、さまざまな判断の条件があったものと思われますが、その基準となるものがあるのか、あるとすればどのような基準なのか、また現在滞納者はどのくらいいるのか、その滞納者の程度はどのようになっているのか、市長にお伺いをいたします。

  次に、所信表明について質問をいたします。既に多くの議員が所信表明に関連しての質問があり、私は重複をできるだけ避けるため、視点を変えて質問をいたしますが、答弁の聞き漏れがある場合もありますので、重複する部分も出てくるかと思いますけれども、そのときはよろしくお願いを申し上げます。

  その第1点目は、政策及び行財政運営についてであります。市長は、分析、評価し、事務事業と評価により見直す点はきちんと見直すことでありますと表明されておりますが、私も全く同感であります。既に継続中のもの、計画されているもの、あるいは構想に上げられているものなど、どのような基準で見直すのか、そして結論結果が出されるのはいつごろになるのか、どのように公表するのか、市長にお伺いをいたします。

  その2点目は、市民参加と政策の決定についてでありますが、市長は市民の声をよく聞き、職員に研究させ、自由な討論と市民の参画を得て政策を決定すると表明されております。そして、市民フォーラムの開催や対話集会の充実を掲げておりますが、どのような市民の参加のもと、どのような方法で実施し、どのように政策を決定していくのか。また、すべての行政は市民のために執行されるのが基本原則でありますので、毎年毎年市民の声を重視して政策を決定することになりますと、本市の第8次市勢発展長期計画との整合性はどうなるのか、場当たり主義の政策にならないのか、あるいは市長も議員も市民の代表であります。どちらも公約を掲げて活動をしておりますが、市長の公約は議員、議会との整合性はどうなるのか、市長にお伺いをいたします。

  その3点目は、大型プロジェクト事業についてであります。市長は、開発型のまちづくりから市民重視のまちづくりを進めるとのことであり、また開発型すべてを否定するものではないと表明されております。私も同調するものであります。それでは、これらの大型プロジェクト事業で、既に進行中の事業や計画あるいは構想に上げられている事業、どのように見直していくのか質問をいたしてまいります。

  その一つ目は、北関東自動車道インターチェンジ周辺開発事業についてであります。これは、既に進行中の事業であり、昨日、また本日もそれぞれの登壇者の議員の発言の中で答弁されておりまして、ほぼ了解をするものでありますが、我が国の企業も国際競争に打ち勝つために、低賃金で便利な条件の外国に製造部門の大半が移行しつつあり、工業団地に企業の誘致ができるのか心配するものであります。用地面積71.6ヘクタールを縮小するか、あるいは計画どおり実施する場合、造成費約86億円のうち用地買収費の約50億円と基本設計だけにとどめ、造成費の36億円は進出企業がある場合にはその企業と相談の上、双方のどちらかが造成をするか決めて、用地価格を提示する方法をとってはどうか。そうすることによって先行投資の減額と利息の支払いの軽減が図られるし、用地売買価格の引き上げ抑制もある程度可能になると思いますが、市長の考えをお伺いいたします。

  その二つ目は、パーキングエリア周辺開発整備事業についてであります。この事業も既に進行中であり、平成12年度までに構想、調査委託等に約2,920万円の費用が支出されており、1期工事だけで概算予算が昨日の答弁で3.8ヘクタールの用地費を含めて約6億8,000万円と、そのほかに道路公団関連で本市から支出しなければならない約3億3,000万円を合わせた約10億2,000万円近く見込まれております。前市長の構想の23ヘクタールの用地に魚や農産物市場など、すべてを実現させることになりますと、グレードの問題もありますが、何十億とも予想されます。私は、この事業の投資効果に疑問を持つものであります。そのような観点から、道路公団との約束事があるようでございますので、それらを踏まえた上での最小限度の事業に縮小すべきと考えるのでありますが、市長の考えをお伺いいたします。

  その三つ目は、総合運動公園についてであります。この件につきましても、昨日答弁がなされておりますが、本市にとって岩崎市長時代からの長年の懸案事項であり、芳賀郡市の中心をなす本市において、屋内運動施設は充実しており不足はありませんが、屋外運動施設は小規模で分散型であります。郡内の屋外種目の開催などは学校のグラウンドを借りて使用をしております。その他は、ほかのまちの施設で開催しているのが現状であります。1,934平方メートルのうち、未契約地は5件で156平方メートルと契約面積は大体全体の92%でありますので、用地買収もほぼ完了すると思いますので、いつごろまでに年次計画を作成し、積極的に推進していくのか、市長の考えをお伺いいたします。

  その四つ目は、大学設置構想についてであります。全国で少子社会の到来にもかかわらず、近年大学設立が増加し、10年後にはかなりの大学が減少すると見込まれており、先ほども話がありましたが、文部科学省は今後国立大学の統廃合を検討していると聞き及んでいるところであります。そんな状況の中で、設置か誘致か中止か、慎重に検討をしていくべきと思いますが、市長が考えをお伺いいたします。

  その五つ目は、美術館の設置構想についてでありますが、この件については長年検討され、賛否両論があり、構想の域を出ないまま現在に至っておりましたが、昨日の答弁の中で県立の美術館の分館にその構想をゆだねたいというような意味の答弁がありました。そこで、お伺いいたしますけれども、県立美術館の分館設置の計画があるのか、あるとすればいつどこへできるのか、市長にお伺いをいたします。

  その4点目は、参議院議員の選挙についてであります。昨日の答弁でこれまた了解するところでありますが、市民党として一党一派に偏らない、公正公平を貫く旨の答弁でありますので、国政の衆議院議員や県政の県会議員にも同じ考えで臨むものか、市長の考えをお伺いいたします。

  次に、タイムカプセルの設置についてであります。21世紀の初年度あり、市政も福田市長に交代したのを機会に、現在の真岡市の政治経済や文化風俗など、生活用品などの物品等、本市の現状全般にわたり収納して、なおかつ本市の50年、100年後の姿を想像した作文を小中学生や一般市民から募集し、あわせて収納してはいかがなものでしょうか。現在の未来への想像とその次点の現実との比較をしていただくのも興味があるものと考えるものでありますが、市長の考えをお伺いいたします。

  次に、市職員の派遣についてであります。その1点目は、派遣の適正についてでありますが、現在本市の行政業務以外に派遣しているのは、真岡商工会議所、芳賀日赤病院、勤労者宿泊研修施設のチャットパレス、農業公社等であります。その大半が部長級であります。私は、派遣先によっては好ましくないと思うところもあり、課長や係長クラスでも十分に対応をできるところもあると考えるのであります。また、できるだけその場の業務はその職員、社員を継続的に充てていただく方が業務効率が上がることが予想され、より適正であると考えるものでありますが、市長の考えをお伺いいたします。

  その2点目は、給与支払い条件と影響についてであります。給与の支払いは、市の財源から支払われ、その分を派遣先から負担していただく方法がとられているものと思いますが、部長クラスの高額職員と、事務事業の内容や入れかわりの職員派遣による能力の発揮が十分に発揮されないことが予想されるし、反面それぞれの職場の専従職員や社員あれば、専門職員や適正職員が継続的に業務を行うことによって、適切な判断と能率の向上が期待できるものと考えるものでありますが、市長の考えをお伺いいたします。

  次に、IT講習会の受講者の現状と今後の対応について質問をいたします。近年における情報、通信分野で世界的に、加速度的に発達、インターネットの普及、発展は著しいものがありますことは周知のとおりであります。まさに革命であり、ITなくしては社会の営みが麻痺する状態になると言っても過言ではないと思うのであります。本市においても、これらに対応していかなければならないと思うのでありますが、それには老若男女を問わず、その使用技術の習得及び向上に積極的に対応していかなければならないと思うのであります。本年度から国の政策で全国的にIT講習会が展開されておりますが、本市において現在までの受講者数やその内容と募集定員2,400名に対して、今年度中にどの程度を見込んでいるのかについてお伺いをいたします。

  また、諸般の事情により今年度中に受講をしたくても受講できない市民のために、来年度も国に対して施策の継続を要望するとともに、既に宇都宮市では独自でも実施すると表明しておりますが、本市独自でも講習会の開催を実施するべきと考えるのでありますが、市長に考えをお伺いいたします。

  次に、子どもの森の事業について質問をいたします。この事業は、前市長が構想を打ち出し、途中で凍結とした事業でありますが、既に県の子育て総合支援事業補助金600万円を差し引いても、調査、設計等で2,200万円の財源を費やしておりますが、この構想の総事業費は用地取得を含めて約9億円を見込んでおり、現在初歩の段階にあります。この近くには県の施設の井頭公園があり、この事業の推進には疑問を感じるものであります。今後事業が推進される総合運動公園の中で対応すればよいと思うのであります。少子社会の現在、子供の健全育成事業の遂行を意図するところは理解いたしますが、財政運営の厳しい状況であり、財源負担も大きく、投資効果がそれほど期待ができないものと私は思うのであります。目的は同じでも、少ない予算で大きな効果が得られる施設がほかにあるものと考えられるのであります。このような観点から、この事業の凍結を思い切って廃止とすべきと考えるのでありますが、市長の英断を期待してお伺いをいたします。

  最後に、もおか鬼怒公園開発株式会社、営業計画及び予算書のゴルフ部門について質問をいたします。その第1点は、出向費についてであります。予算書によりますと、1,545万8,000円が計上されておりますが、現在出向者がいないと思うし、今年度途中にして出向をさせるのか、またその必要性があるのか、なければ全額不用額となるのになぜ計上をしたのか、お伺いをいたします。

  その2点目は、交際接待費についてであります。予算書によりますと、666万1,000円が計上されておりますが、温泉部門では81万円、チャットパレスの宿泊部門では44万3,000円であり、ゴルフ部門だけが突出しております。3部門の経営形態が異なるとはいえ市長交際費より多く、必要性についても疑問であり、なぜ多額を計上したのか、その必要性についてと、交際接待費の内容と効果についてお伺いをいたします。

  その3点目は、営業外経費の支払利息、保証料費の4,438万7,000円であります。これは、長期借入金の利息等であり、借り入れ元金が多額であればそれに比例して多くなるのは当然であり、また借り入れ元金を早期に減少させるためには、より多くの収益を得なければならないのは周知のとおりでありますが、本日の質問の中でもありましたけれども、社会経済情勢の低迷により、利用客の減少と利用料金の引き下げなどによる収益の悪化を来しており、返済額の縮小による返済計画の延長、利払いの増加と、悪循環に陥っており、前支配人を初めスタッフによる営業分野の強化や経営体質改善に積極的に努力されましたが、その域を脱し切れないのが現状であります。そこで、収益を上げるための努力はもちろんのことでありますが、会社とはいえ市が保障しているも同然でありますので、限界までの利率の引き下げ交渉を行うべきであり、またNTT株売却益の民間都市開発推進機構の借入金は無利息でありますので、返済期限延長の交渉の努力もすべきと思うのでありますが、市長の考えをお伺いいたしまして、私の質疑、一般質問を終わります。ご清聴まことにありがとうございました。(拍手)



○副議長(手塚廉一君) 26番、飯野守君の質疑、一般質問に対し答弁を求めます。

  市長、福田武隼君。

   (市長 福田武隼君登壇)



◎市長(福田武隼君) 飯野議員の質疑、一般質問について順次お答えいたします。

  まず、議案第44号 訴えの提起についての基準につきましては、平成11年10月に真岡市営住宅家賃滞納者明け渡し請求訴訟要綱が整備され、滞納者とは家賃滞納額が20万円以上の者、12カ月以上滞納を続けている者となっております。滞納者が滞納家賃の納付の督促や住宅の明け渡し請求に応じないときは、真岡市営住宅入居者選定委員会の意見を聞き当該滞納者に対する滞納家賃の納付及び市営住宅明け渡しにかかわる訴訟を提起することができるものであります。今回の訴訟の相手方につきましては、58カ月で77万4,000円の滞納額であり、平成13年2月5日、真岡市営住宅入居者選定委員会を開き、意見を聞いたところであります。

  次に、滞納者の現状でありますが、家賃滞納者に対する措置については、電話による催告、文書による催告、夜間訪問など、早期対応に心がけ、収納率の向上に努めておりますが、平成13年5月31日現在、滞納者49名で未済額は1,437万4,470円であります。そのうち、家賃滞納者明け渡し請求訴訟要綱の家賃滞納額が20万円以上の者、または12カ月以上滞納を続けている滞納者は25名であります。今回訴訟相手を除く24名の滞納者については、家賃納入誓約書などが提出され、履行されるところであります。今後も同様、こちらから支払いの催促などを全く無視するなど、誠意がないと判断されるときは公平性の確保を図る意味から、管轄の裁判所に支払い督促の申し立てや市営住宅の明け渡しにかかわる訴訟を提起してまいりたいと考えております。

  次に、政策及び行財政運営についてでありますが、これまでの市の政策及び行財政運営を分析、評価し、事務事業内容の見直しを実施し、健全財政の堅持に努め、市民生活重視のまちづくりを進めてまいります。第8次市勢発展長期計画の見直しについては、昨日田上議員の質問にお答えしたとおりであります。

  次に、市民参画と政策決定についてでありますが、市民フォーラムの開催や対話集会の拡充、適時適切な行政情報の公開等を実施し、多くの市民の意見を聞いて市政に反映できるよう市民協働のまちづくりを進めてまいりたいと考えております。また、行政の基本となる重要事項については、当然のこと議会と十分議論の上進めてまいります。

  次に、大型プロジェクト事業についてでありますが、大型プロジェクト事業や各種施策の推移に当たっては、限られた財源の重点的配分と経費支出の効率化に努め、優先順位については慎重に検討の上選択してまいります。今後の大型プロジェクトにつきましては、前の質問にダブってきますけれども、インターチェンジ周辺につきましては議員ご指摘のように工業団地の要請の方法等を踏まえながら慎重に工業団地の売れ行きの見通しなどを検討しながら無理がいかないような方法でやっていきたい、そのように考えております。また、パーキングエリアにつきましても、大きな仕事でありますし、当座は1次計画のみの3.8ヘクタールについて、これも調査検討しながらやっていく。あと運動公園につきましても、これも非常に財政の負担があるものであって、前にお答えしたように年次計画をきちんとした上で計画をしながらやっていきたい。あと大学についても、ご指摘のように需要がどうであるかということと今後の推移を見ながら、コンピュータ・カレッジを核とした大学という話もありますけれども、これは菊地市長さんからの申し送りでもあり、これはよく検討していくということにしておきたいと思います。美術館についても申し送りみたいなものなのですが、県立美術館の西分館として井頭につくるという話聞いておりますけれども、県で話したときは余りよく聞いていないようなこと言ったので、これについても再度検討していくということになると思います。

  次に、所信表明での選挙についてですけれども、次の7月に行われる予定の参議院選挙につきましては、昨日田上議員にお答えしたように、市民党として一党一派に偏しないというそのスタンスで通したいと思います。特定の候補者を推薦、支援する考えはありません。また、次の県議選についても同じことが言えるかと思います。

  次に、タイムカプセルの設置についてでありますが、本市におきましては市制施行20周年の昭和49年9月に100年後に開封するということで真岡市に関する資料、当時の生活用品、市民の手紙などを入れたタイムカプセルを埋設いたしました。21世紀を迎え、新しくタイムカプセルを埋設してはどうかとの質問ですが、平成16年に市制施行50周年を迎えることから、そのときに合わせてタイムカプセルを埋設する方法で検討したいと今思っていますが、ご相談していきたいと思います。

  次に、市職員の派遣についてであります。現在真岡市職員の派遣につきましては、派遣先の要請に応じ、人的援助が必要であると認めた一部事務組合、第三セクター、公益法人への派遣をしております。派遣要請の理由は団体によって異なりますが、業務のノウハウを求めるもの、リーダーシップを求めるもの、ポストに合った年齢階層の職員を求めるもの、一時的に人材が必要な場合など、さまざまであります。これらの要請に対し、職員の派遣を決定するに当たりましては、市の事務事業と密接な関係があり、市の施策推進を図る上で人的援助が必要であると総合的に判断したものに対して行っているものであり、現状では適切な派遣がなされていると思われますが、なお検討の余地はあるかと思います。

  また、給与の支払い条件と影響につきましては、要請団体側は団体みずからが人材を採用するよりも、市職員の派遣により対応した方が事業執行上ベターであると判断した結果と考えております。

  なお、職員の派遣に関しましては、平成14年4月1日から公益法人等への一般職の地方公務員の派遣等に関する法律が施行されることになります。これは、職員の派遣について統一的なルールを設定し、派遣の適正化、手続の透明化、派遣職員の身分取り扱いの明確化を図るとともに、地域における人材の有効活用を通じた行政と民間の適切な連携協力による地方公共団体の諸施策の推進を図ることを目的として制定されたものであります。この法律の施行によりまして、公益法人などへの職員の派遣は条例で定めることが必要となり、今年度中に条例案を提出する考えでありますので、その中でまた十分検討していかなければいけないと思っております。

  次に、IT講習会の現状と今後の対応でありますが、IT講習会は国民550万人を対象に全国的に進められており、県から本市への割り当てが2,400人となっております。そのため、情報センター、公民館西分館、コンピュータ・カレッジ、商工会議所の4カ所で5月から来年2月まで132講座を開催していきます。6月13日現在の申し込み状況は940人で、募集定員の39.2%となっております。性別で見ると、女性が66.3%と多く、年代別では40代、50代が61.2%を占めています。70代で20人、80代で3人の申し込みがあります。職種別に見ますと、会社員が32.9%、主婦25.4%、無職13.4%となっております。既に講座を終了した5月に受講した人のアンケートを見ると、約80%の方が満足と回答しており、インターネットを利用していきたいと答えています。今後の対応でありますが、IT講習会と銘打った講座は今年度で終了しますが、来年度以降も地域情報化の核となる情報センターでパソコンの初級講座やインターネット、ワード、エクセルなど、講座を実施してまいります。

  次に、子どもの森事業についてでありますが、今後十分検討してまいりますが、他に類似施設があることや財政負担などを考慮し、当面凍結してまいりたいと思います。

  なお、先ほどご指摘の総合運動公園のさきの検討の中で再検討の余地もあるかなというふうに思っております。

  次に、もおか鬼怒公園開発株式会社ゴルフ場部門の出向費でありますが、市から出向していた支配人と常陽銀行から出向している総務課長の人件費でありますが、市出向の支配人は5月に異動しておりますので残りは不用の額となっております。

  次に、交際接待費でありますが、ことし開業10周年を迎えるため、その記念事業費で418万9,000円を予算化いたしました。ほかにコンペ客へのサービスの提供、誘客活動費など247万2,000円を計上したところであります。これは、本ゴルフ場をPRし、今後の誘客にもつなげることを目的として行う事業のため、予算化したものであります。

  なお、この交際接待費というのは科目が少しおかしいかと思うのですが、確かに値段が高過ぎる。調べてみましたら、何か女子プロを呼んで何十人かで交流会を計画してというか、10周年事業の中身だそうです。

  もう一つ、次にゴルフ場の営業外経費についてでありますが、まず長期借入金の返済につきましては、平成11年度策定をいたしました長期収支計画に基づき返済していくものであります。借入金の金利につきましては、毎年変動金利で対応しているところであります。また、保証料につきましては、NTT資金の無利子融資であります民間都市開発推進機構からの借入金の債務保証について、銀行の債務保証が必要でありますので、その保証料を計上したものであります。

  以上です。



○副議長(手塚廉一君) 26番、飯野守君。

   (26番 飯野 守君登壇)



◆26番(飯野守君) 再質問をしたいと思うのですが、ちょっとあやふやな答弁の箇所も何カ所もあるものですから、後で文書をもって私の方へ報告していただきたいと思います。それでないと、特に鬼怒公園開発株式会社の、今市長が交際費ではない部門の費用かもしれないなんていう話が、これはあくまでも宣伝費の言葉も出ましたけれども、広告宣伝費は295万円を別に計上してあります。だから、これは宣伝費ではありません。あくまでもこの項目の中で、これ総会資料ですから、株主からの、広告はこれ予算書ですから、それにこれこういうことではないと思いますという答弁では、ちょっとこれ納得できない面もありますので、特に高額な交際接待費というのは、これ効果が多分ないと私は、ゴルフ場においてないと。宣伝費はどんどんかけるべきだと思いますけれども、接待交際費に666万1,000円も積算しておくというのは非常にこれは納得できない予算でありますので、よくその点を書類をもってご説明をお願いしたいと、そう思っております。

  それから、大型プロジェクト事業、これ既に進行中のものが幾つかあるわけであります。そういうものは後で優先順位、効率、いろいろ検討をして決定するというよりも、現時点が進行中でありますので、これは速急にこの事業はどうするか、もう決定を、結論を、決断を出していかなければ、これは後の祭りで遅かったというような結果にもなりかねないので、その点慎重に、速急にまず調査検討、結論を出していただきたいと、質問というよりは要望になりますけれども、本当にこれは細谷議員も指摘しておりましたけれども、確かに健全財政を堅持するのに公債比率が15%超えたと。あと2年ぐらいはもっとそれよりもパーセントがふえてくる予測がもう既にできているわけで、これいい意味ではありませんが、新福田市長ができるだけその健全財政運営に目を向けて、公債比率もそれ以上に上がらないように注意して財政運営やっていくということでありますので、とにかく進行中の大型プロジェクトについては速急結論を出すことを考えているかいないか、これは質問にしたいと思いますので、ご答弁をお願い申し上げたいと思います。



○副議長(手塚廉一君) 26番、飯野守君の質問に対し答弁を求めます。

  市長、福田武隼君。

   (市長 福田武隼君登壇)



◎市長(福田武隼君) このプロジェクトの中で、インターチェンジ周辺の件は昨日橋本議員のときにお答えしていますけれども、調査検討という中にコンサルタントとシンクタンク等の考えを早急に導入しながら、特に売れ筋型の検討と造成の仕方等早急に検討したい、そういうふうに思っております。今の交際費については、文書でやります。

  それでは、以上です。



○副議長(手塚廉一君) 以上で発言通告による質疑及び一般質問は終了いたしました。

  これをもって質疑及び一般質問を終結いたします。





△議案第41号の討論、採決





○副議長(手塚廉一君) お諮りいたします。

  議案第41号 真岡市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて、本案は委員会の付託を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○副議長(手塚廉一君) ご異議なしと認めます。

  よって、本案は委員会の付託を省略し、採決することに決しました。

  本案に対する討論の通告はありません。

  よって、直ちに採決いたします。

  議案第41号 真岡市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて、本案は起立により採決いたします。本案を原案のとおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。

   (賛成者起立)



○副議長(手塚廉一君) 起立全員。

  よって、本案は原案のおとり同意することに決しました。





△議案第42号〜議案第44号の委員会付託





○副議長(手塚廉一君) 次に、議案第42号から議案第44号までの3案につきましては、お手元に配付いたしました議案付託表のとおり所管の委員会に付託いたしました。ご了承願います。





△議案第45号の上程、説明、質疑、委員会付託





○副議長(手塚廉一君) 日程第2、議案第45号を議題といたします。

  提案者の説明を求めます。

  市長、福田武隼君。

   (市長 福田武隼君登壇)



◎市長(福田武隼君) ただいま上程になりました議案第45号 真岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてご説明申し上げます。

  国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律の一部を改正する法律が6月7日に可決され、13日に公布、施行されました。法律の改正に伴い、本市においても非常勤特別職である選挙の際の投票管理者、投票立会人、選挙長、開票管理者、選挙立会人及び開票立会人の報酬日額を引き上げようとするものであります。内容は、投票管理者が1万2,300円を1万2,700円に、投票立会人が1万500円を1万800円に、選挙長及び開票管理者が1万400円を1万700円に、選挙立会人及び開票立会人が8,600円を8,900円に、それぞれ報酬日額を引き上げるものであります。

  なお、報酬改正後も現計予算で対応できますので、予算の補正は考えておりません。

  以上で説明を終わります。よろしくご審議の上、議決賜りますようお願い申し上げます。



○副議長(手塚廉一君) 以上で提案者の説明は終了いたしました。

  これより本案に対する質疑を行います。別に質疑はありませんか。

   (「なし」と呼ぶ者あり)



○副議長(手塚廉一君) 質疑なしと認めます。

  本案につきましては、お手元に配付いたしました議案付託表別紙のとおり所管の委員会に付託いたしました。ご了承願います。





△議員案第1号の上程、質疑、採決





○副議長(手塚廉一君) 日程第3、議員案第1号、これを議題といたします。

  既にお手元に配付になっておりますとおり、大滝盛君外3名からその案が提出されております。

  この際、印刷物の朗読は省略いたします。

  お諮りいたします。本案については、会議規則第36条第2項の規定により、提案理由の説明を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○副議長(手塚廉一君) ご異議なしと認めます。

  よって、本案については提案者の説明を省略することに決しました。

  これより質疑を行います。質疑はありませんか。

   (「なし」と呼ぶ者あり)



○副議長(手塚廉一君) 質疑はないものと認めます。

  お諮りいたします。本案は直ちに採決したいと思います。これにご異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○副議長(手塚廉一君) ご異議なしと認め、採決いたします

  本案はそれぞれ申し出のとおり決定することにご異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○副議長(手塚廉一君) ご異議なしと認めます。

  よって、本案はさよう決定いたしました。





△次回日程の報告





○副議長(手塚廉一君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。

  次回の会議は6月27日午前10時からといたします。





△散会の宣告





○副議長(手塚廉一君) 本日はこれにて散会いたします。

   午後 2時58分 散会