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栃木県 鹿沼市

平成20年第3回定例会(第5日 7月28日)




平成20年第3回定例会(第5日 7月28日)




     平成20年第3回鹿沼市議会定例会会議録(第5日)





開  議  平成20年7月28日(月)午前10時






 日程第 1 認定第1号及び議案第52号から議案第73号まで並びに議案第78号に


       ついて(委員長報告、質疑)


 日程第 2 議案第61号について(採決)


 日程第 3 認定第1号及び議案第52号から議案第60号まで、議案第62号から議


       案第73号まで並びに議案第78号について(採決)


 日程第 4 議案第79号及び議案第80号について(提案理由の説明)


 日程第 5 議案第79号について(採決)


 日程第 6 議案第80号について(採決)


 日程第 7 議員案第10号について(採決)


 日程第 8 議会運営委員会委員及び特別委員会委員の選任について


 日程第 9 旧ジャスコ解体工事に関する調査特別委員会付託調査事項について(委員


       長報告、質疑)





会議事件


 認定第 1号 平成19年度鹿沼市水道事業会計決算の認定について


 議案第52号 専決処分事項の承認について(平成19年度鹿沼市水道事業会計補正予


        算(第2号))


 議案第53号 専決処分事項の承認について(平成19年度鹿沼市一般会計補正予算


        (第5号))


 議案第54号 専決処分事項の承認について(平成19年度鹿沼市国民健康保険特別会


        計補正予算(第3号))


 議案第55号 専決処分事項の承認について(平成19年度鹿沼市公共下水道事業費特


        別会計補正予算(第3号))


 議案第56号 専決処分事項の承認について(平成19年度鹿沼市簡易水道事業費特別


        会計補正予算(第3号))


 議案第57号 専決処分事項の承認について(平成19年度鹿沼市老人保健特別会計補


        正予算(第3号))


 議案第58号 専決処分事項の承認について(平成19年度鹿沼市農業集落排水事業費


        特別会計補正予算(第3号))


 議案第59号 専決処分事項の承認について(平成19年度鹿沼市介護保険特別会計


        (保険勘定)補正予算(第3号))


 議案第60号 専決処分事項の承認について(平成19年度鹿沼市介護保険特別会計


        (サービス勘定)補正予算(第2号))


 議案第61号 専決処分事項の承認について(鹿沼市税条例の一部改正)


 議案第62号 専決処分事項の承認について(鹿沼市都市計画税条例の一部改正)


 議案第63号 専決処分事項の承認について(鹿沼市国民健康保険税条例の一部改正)


 議案第64号 辺地に係る総合整備計画の変更について


 議案第65号 市道路線の廃止について


 議案第66号 市道路線の変更について


 議案第67号 市道路線の認定について


 議案第68号 鹿沼市監査委員に関する条例の一部改正について


 議案第69号 鹿沼市遺児手当支給条例及び鹿沼市こども発達支援センター条例の一部


        改正について


 議案第70号 鹿沼市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について


 議案第71号 鹿沼市農林業地域生活改善施設条例の一部改正について


 議案第72号 鹿沼市市営住宅条例の一部改正について


 議案第73号 鹿沼市地域下水処理施設条例の一部改正について


 議案第78号 鹿沼市副市長定数条例の一部改正について


 議案第79号 鹿沼市副市長の選任について


 議案第80号 鹿沼市副市長の選任について


 議員案第10号 国による公的森林整備の推進と国有林野事業の健全化を求める意見書


         の提出について





出席議員(28名)


   1番   瓦  井  伸  一


   2番   谷  中  恵  子


   3番   小  島     実


   4番   大  越  正  啓


   5番   筧     則  男


   6番   湯  澤  英  之


   7番   松  井  正  一


   8番   増  渕  靖  弘


   9番   横  尾  武  男


  10番   関  口  正  一


  11番   鰕  原  一  男


  12番   大  島  久  幸


  13番   赤  坂  日 出 男


  14番   橋  本  正  男


  15番   大  貫  武  男


  16番   冨 久 田  耕  平


  17番   鈴  木  章  由


  18番   塩  入  佳  子


  19番   飯  塚  正  人


  20番   小  松  英  夫


  21番   阿  見  英  博


  22番   荒  井  令  子


  23番   小  川  清  正


  24番   小 野 口  幸  司


  25番   鈴  木     貢


  26番   寄  川  フ ユ 子


  27番   船  生  哲  夫


  28番   芳  田  利  雄





欠席議員(なし)





地方自治法第121条の規定による出席要求によって出席した者


 市 長    佐  藤     信     環境対策部長 出  張  千  史


 企画部長   福  田  康  行     都市建設部長 宮  本  秀  夫


 総務部長   金  子  孝  之     水道部長   襲  田  利  夫


 市民生活部長 宇 賀 神  正  雄     消防長    岩  出  勝  美


 保健福祉部長 柴  垣  重  司     教育次長   大 久 保  憲  治


 経済部長   高  田  久  男





事務局職員出席者


 事務局長   福  田     孝     事務局次長  高  田  良  男








〇議長(小松英夫君) ただいまから本日の会議を開きます。


 (午前10時00分)


○議長(小松英夫君) 現在出席している議員は28名であります。


 それでは、本日の議事日程を事務局長に朗読させます。


○事務局長(福田 孝君) 議事日程を朗読。


○議長(小松英夫君) 日程の朗読は終わりました。


 日程第1、認定第1号 平成19年度鹿沼市水道事業会計決算の認定について及び議案第52号 専決処分事項の承認について(平成19年度鹿沼市水道事業会計補正予算(第2号))から議案第73号 鹿沼市地域下水処理施設条例の一部改正についてまで並びに議案第78号 鹿沼市副市長定数条例の一部改正についてを議題といたします。


 各委員長の報告を求めます。


 総務常任委員会委員長、飯塚君。


○総務常任委員長(飯塚正人君) おはようございます。ただいまから総務常任委員会の審査結果について報告いたします。


 今議会におきまして本委員会に付託された案件は、議案6件でありました。これに対し、去る23日、委員会を開催し、執行部から詳細な説明を求め、慎重に審査を行いました結果、議案第53号中関係予算、議案第61号、議案第62号につきましては、全会一致で原案を承認すべきものと決しました。また、議案第64号、議案第68号、議案第78号につきましては、全会一致で原案を可とすべきものと決しました。


 何とぞ議員各位のご賛同をお願いいたしまして、総務常任委員会の審査結果についての報告を終わります。


○議長(小松英夫君) 続きまして、文教民生常任委員会委員長、冨久田君。


○文教民生常任委員長(冨久田耕平君) おはようございます。ただいまから文教民生常任委員会の審査の結果について報告をいたします。


 今議会におきまして本委員会に付託されました案件は、議案7件でありました。これに対し、去る23日、委員会を開催し、執行部から詳細な説明を求め、慎重に審査を行いました結果、議案第53号中関係予算、議案第54号、議案第57号、議案第59号、議案第60号及び議案第63号につきましては、全会一致で原案を承認すべきものと決しました。また、議案第69号につきましては、全会一致で原案を可とすべきものと決しました。


 何とぞ議員各位のご賛同をお願いいたしまして、文教民生常任委員会の審査結果についての報告を終わります。


○議長(小松英夫君) 次に、環境経済常任委員会委員長、大島君。


○環境経済常任委員長(大島久幸君) ただいまから環境経済常任委員会の審査の結果について報告をいたします。


 今議会におきまして本委員会に付託された案件は、議案6件でありました。これに対し、去る24日、委員会を開催し、執行部から詳細な説明を求め、慎重に審査を行いました結果、議案第53号中関係予算、議案第55号及び議案第58号につきましては、全会一致で原案を承認すべきものと決しました。また、議案第70号、議案第71号、議案第73号につきましては、全会一致で原案を可とすべきものと決しました。


 何とぞ議員各位のご賛同をお願いいたしまして、環境経済常任委員会の審査結果についての報告を終わります。


○議長(小松英夫君) 建設水道常任委員会委員長、大貫君。


○建設水道常任委員長(大貫武男君) おはようございます。ただいまから建設水道常任委員会の審査の結果について報告いたします。


 今議会におきまして本委員会に付託された案件は、認定1件、議案7件でありました。これに対し、去る24日、委員会を開催し、執行部から詳細な説明を求め、慎重に審査を行いました結果、認定第1号については、全会一致で認定を可とすべきものと決しました。議案第52号、議案第53号中関係予算、議案第56号につきましては、全会一致で原案を承認すべきものと決しました。また、議案第65号から議案第67号及び議案第72号につきましては、全会一致で原案を可とすべきものと決しました。


 何とぞ議員各位のご賛同をお願いいたしまして、建設水道常任委員会の審査結果についての報告を終わります。


○議長(小松英夫君) 各委員長の報告は終わりました。


 各委員長の報告に対し、ご質疑はありませんか。


 (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(小松英夫君) 別段ご質疑もないようですので、以上で各委員長に対する質疑を終結いたします。


 続いて、日程第2、議案第61号 専決処分事項の承認について(鹿沼市税条例の一部改正)を議題といたします。


 お諮りいたします。議案第61号については、討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。


 (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(小松英夫君) ご異議なしと認めます。


 したがって、直ちに採決いたします。


 お諮りいたします。議案第61号については、委員長の報告どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


 (起立多数)


○議長(小松英夫君) 起立多数であります。


 したがって、議案第61号については、委員長の報告どおり決しました。


 続いて、日程第3、認定第1号 平成19年度鹿沼市水道事業会計決算の認定について及び議案第52号 専決処分事項の承認について(平成19年度鹿沼市水道事業会計補正予算(第2号))から議案第60号 専決処分事項の承認について(平成19年度鹿沼市介護保険特別会計(サービス勘定)補正予算(第2号))まで、議案第62号 専決処分事項の承認について(鹿沼市都市計画税条例の一部改正)から議案第73号 鹿沼市地域下水処理施設条例の一部改正についてまで並びに議案第78号 鹿沼市副市長定数条例の一部改正についてを議題といたします。


 お諮りいたします。認定第1号及び議案第52号から議案第60号まで、議案第62号から議案第73号まで並びに議案第78号については、討論を省略し、直ちに一括採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。


 (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(小松英夫君) ご異議なしと認めます。


 したがって、直ちに一括採決いたします。


 お諮りいたします。各付議案件については、委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。


 (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(小松英夫君) ご異議なしと認めます。


 したがって、各付議案件については、各委員長の報告どおり決しました。


 続いて、日程第4、議案第79号及び議案第80号 鹿沼市副市長の選任についてを議題といたします。


 市長から提案理由の説明を求めます。


 市長、佐藤君。


○市長(佐藤 信君) 追加議案についてご説明申し上げます。


 議案第79号及び議案第80号につきましては、鹿沼市副市長の選任であります。


 まず、議案第79号は、本市副市長として福田康行氏を選任するためのものであります。


 次に、議案第80号は、本市副市長として宮本秀夫氏を選任するためのものであります。


 以上で説明を終わります。


○議長(小松英夫君) 提案理由の説明は終わりました。


 続いて、日程第5、議案第79号 鹿沼市副市長の選任についてを議題といたします。


 お諮りいたします。本件については、人事案件でありますので、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。


 (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(小松英夫君) ご異議なしと認めます。


 したがって、直ちに採決いたします。


 お諮りいたします。議案第79号については、原案どおり福田康行氏の選任に同意することにご異議ありませんか。


 (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(小松英夫君) ご異議なしと認めます。


 したがって、議案第79号については、原案に同意することに決しました。


 この際、福田企画部長から発言を求められておりますので、これを許します。


 企画部長、福田君。


○企画部長(福田康行君) おはようございます。就任前ではございますが、貴重な時間をおかりいたしまして、一言ごあいさつを申し上げます。


 ただいまは議員の皆様の格別のご高配をいただきまして、私に関する副市長の選任の議案にご同意を賜り、まことにありがとうございます。


 私にとりまして、身に余る光栄と存じますとともに、その職責の重大さを痛感し、今改めて身の引き締まる思いをいたしております。もとより浅学にして非才の身で、極めて不備な私でございますけれども、日々精進を重ね、職責を誠実に努めてまいる所存でございます。


 佐藤市長のもと、ご指導をいただき、市制60周年を迎える本市のさらなる発展を目指しまして、この後、選任同意をいただく予定であります宮本氏と十分連携を図りながら、微力ではございますが、職務に精励する決意でございます。


 どうか議員の皆様におかれましては、今後とも温かいご指導、ご鞭撻を賜りますよう心からお願いを申し上げまして、あいさつとさせていただきます。まことにありがとうございました。よろしくお願い申し上げます。(拍手)


○議長(小松英夫君) 続いて、日程第6、議案第80号 鹿沼市副市長の選任についてを議題といたします。


 お諮りいたします。本件については、人事案件でありますので、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。


 (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(小松英夫君) ご異議なしと認めます。


 したがって、直ちに採決いたします。


 お諮りいたします。議案第80号については、原案どおり宮本秀夫氏の選任に同意することにご異議ありませんか。


 (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(小松英夫君) ご異議なしと認めます。


 したがって、議案第80号については、原案に同意することに決しました。


 この際、宮本都市建設部長から発言を求められておりますので、これを許します。


 都市建設部長、宮本君。


○都市建設部長(宮本秀夫君) 貴重な時間をおかりしまして、一言ごあいさつを申し上げます。


 ただいまは議員皆様の格別のご高配を賜り、私に関する副市長選任の議案にご同意いただき、心より感謝申し上げます。


 身に余る光栄でありますとともに、職責の重大さを痛感し、身の引き締まる思いであります。私もとより浅学非才の身でありますが、精進を重ね、佐藤市長が目指します花と緑と清流のまち、そして笑顔あふれる優しいまちの実現のため、佐藤市長のご指導のもとに福田氏と連携を密にして、微力ではありますが、誠心誠意取り組んでまいる所存であります。


 つきましては、今後とも議員の皆様のご指導、ご協力を心からお願い申し上げまして、あいさつといたします。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。(拍手)


○議長(小松英夫君) 続いて、日程第7、議員案第10号 国による公的森林整備の推進と国有林野事業の健全化を求める意見書の提出についてを議題といたします。


 お諮りいたします。議員案第10号については、提案理由の説明、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。


 (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(小松英夫君) ご異議なしと認めます。


 したがって、直ちに採決いたします。


 お諮りいたします。議員案第10号については、原案どおり決することにご異議ありませんか。


 (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(小松英夫君) ご異議なしと認めます。


 したがって、議員案第10号については、原案どおり決しました。


 続いて、日程第8、議会運営委員会委員及び特別委員会委員の選任についてを議題といたします。


 この件につきましては船生哲夫氏より、7月16日付で議会運営委員会委員の辞任願が、また7月17日付で交通ネットワーク調査特別委員会委員の辞任願が提出され、鹿沼市議会委員会条例第11条の規定に基づき、これを許可いたしましたから、報告を申し上げます。


 したがって、鹿沼市議会委員会条例第5条第1項の規定により、小島実君を議会運営委員会委員に指名いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。


 (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(小松英夫君) ご異議なしと認めます。


 したがって、ただいま指名いたしました小島実君を議会運営委員会委員に選任することに決しました。


 次に、交通ネットワーク調査特別委員会委員に鹿沼市議会委員会条例第5条第1項の規定により、赤坂日出男君を指名いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。


 (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(小松英夫君) ご異議なしと認めます。


 したがって、ただいま指名いたしました赤坂日出男君を交通ネットワーク調査特別委員会委員に選任することに決しました。


 なお、交通ネットワーク調査特別委員会につきましては、船生哲夫君が副委員長に就任していたため、7月17日、委員会を開催し、副委員長の互選を行い、鰕原一男君が副委員長に就任いたしましたので、ご報告申し上げます。


 暫時休憩といたします。5分後開催といたします。よろしくお願いいたします。


 (午前10時22分)


○副議長(船生哲夫君) 休憩前に引き続き再開いたします。


 (午前10時28分)


○副議長(船生哲夫君) 続いて、日程第9、旧ジャスコ解体工事に関する調査特別委員会付託調査事項についてを議題といたします。


 旧ジャスコ解体工事に関する調査特別委員会委員長の報告を求めます。


 旧ジャスコ解体工事に関する調査特別委員会委員長、小野口幸司君。


○旧ジャスコ解体工事に関する調査特別委員長(小野口幸司君) 旧ジャスコ解体工事に関する調査特別委員会の結果について報告をいたします。


 私たち委員会に付託された案件は、旧ジャスコ解体工事入札をめぐる暴力団との会合の問題について及び再発防止策についてであります。


 第1回は、平成20年4月22日に設置された後、正副委員長の互選を行い、委員長に小野口幸司、副委員長に鈴木章由君を選出いたしました。


 第2回は、委員会の今後の進め方や聞き取り調査対象者などを決定いたしました。


 第3回、第4回は、聞き取り調査を中心に進めました。また、第6回でも聞き取り調査を行いました。業者への聞き取り調査は、入札指名関係業者11社がありましたが、応札をした9社中落札した中津工業、失格基準価格以下で失格となった伊藤技建、山和技建、富泉興業、中津工業より高い値段を入れた神谷建設、佐野屋建設に対し行いました。また、職員においては、入札当時の総務部長、契約検査課長、都市建設部長、設計課長に対し聞き取り調査をいたしました。


 第5回、第6回は、4月22日に行われた臨時議会での阿部市長及び執行部の答弁などを含め、官製談合はなかったのか、なぜ市長は暴力団と会ったのか、副市長はなぜとめなかったのか等々問題点についての精査を行いました。


 第7回、第8回におきましては、報告書のまとめについて協議をしました。なお、委員会の中で小松議員に関する鹿沼市議会議員政治倫理審査会の設置が議論されておりますので、触れておきます。


 小松議長の責任についてですが、暴力団との会合は、当初暴力団が市長に会いたいとの意を受けた小松議長が報告をし、一たんは、市長は断りますが、新井元県議会議長に相談し、その後新井元県議会議長の仲介により、市長が参加することになります。


 その会合に小松議長も参加をしており、その責任は重いとし、既に議会において議員辞職は決議されていました。そうした中、小松議長に係る鹿沼市議会議員政治倫理審査会が請求されました。この審査会設置については、既に議会での決議がされ、また条例の不備も指摘されておりましたので、こうしたことが委員会での論議を呼ぶことになりました。


 入札の問題について、旧ジャスコ解体工事入札をめぐる暴力団との会合の問題は、官製談合を疑われたことであります。この原因は、鹿沼市の入札制度にあると思われます。


 1点目として、失格基準価格及び低入札基準価格が示されておらず、不透明であります。問題の旧ジャスコ解体工事で見てみると、執行部の説明では、落札した中津工業の1億2,890万円は63.3%である。失格基準価格以上、低入札基準価格未満だったとして保留扱いとなり、その後の調査委員会の調査を経て、落札となったとしております。


 平成19年度の低入札調査制度の保留となった落札についての調査では25件が該当し、最高落札率66.5%から最低落札率53.4%となっています。その差は実に13.1%もあり、執行部の説明では、工種によって失格基準価格が違うといいます。ジャスコ解体工事で失格となった富泉興業65%、山和技建は60.64%、伊藤技建は58.98%であり、失格3社ともすべてが平成19年度の低入札価格調査制度の保留となった落札の落札率の中に入るものです。ここに疑問が残ります。


 聞き取り調査では、きょうは入札に行っても無駄だよ。今回は中津工業で決まりだよといったことを入札の日に業者仲間から聞いたといった発言や、出来レースだといった発言もありましたが、それを確証するものは見出せませんでした。市長を初め執行部の説明では、官製談合はありませんと言っていますが、これを明らかにするのは、失格基準価格などについて、基準を明らかに示すこと以外ありません。


 2点目として、低入札価格調査保留期間での調査が適切に行われたかとの疑問があります。本件では、土曜日、日曜日を入れた4日間が調査期間でありますが、月曜日の午前9時に中津工業から履行可能申立書の提出を受け、書類審査を行い、その後事情聴取や下請予定業者、機材借り上げ業者などについて聞き取り調査をするとともに、工事費積算根拠などの調査や履行能力について審査をし、翌日持ち回り調査委員会を行い、決定したというものであります。これも平成19年度低入札価格制度の保留となった落札についての調査では、25件の平均保留期間は約17日となり、土、日を入れての4日間は極めて短期間であるとの疑問については、当局の説明では、書類が整っていたというものであります。


 しかし、我々委員会の調査では、履行申立書の書類、様式8号において、手持ちの機械の状況の調査をすることになっていますが、これによると油圧式バックホー11台、すべてを落札した中津工業が保有していることになっていました。ヒアリング後の調査委員会に提出された低入札価格調査結果報告書においても、入札者からの聴取内容では、「バックホーを11台保有し」と記載されてありました。しかし、実際には、後に提出される特定自主検査記録表にあるように、この工事に使用していたのは、すべてが下請他社のバックホーでありました。


 「これは虚偽記載ではないか」との委員の質問に対し、聴取した職員も、「業者が勘違いしていた」との答弁でありました。このように低入札調査での聞き取り調査とは、書類のみの調査で、書類さえ整っていればよしとする、実態確認のない、まさしくうのみと言われても仕方がない調査が行われていました。


 この工事は、工事といっても、建設工事のような手持ち資材を使うことなどによる単価軽減を見込むことのできない解体工事であり、63.3%の落札は、予定価格との差が大きく、慎重な審査があるべきと思いますが、実質2日、しかも委員会は持ち回りで行われており、改善の必要を感じました。


 これら2点による入札にかかわる疑問があり、官製談合が疑われ、元請である中津工業と暴力団とのもめごとが始まったと思われます。阿部市長が暴力団と密会した経緯は、暴力団組長からの市長面会要請を受けた小松議長の報告に対し、一たんは断ったようですが、官製談合疑惑によるうわさが業者間に流れ、街宣活動や暴力団が庁内に来たことを理由に、職員が恐ろしがっていたことや、新井元県議会議長の仲介もあり、副市長には報告をしたが、暴力団と会合したとしています。


 聞き取り調査では、談合疑惑情報があった場合には、入札適正化委員会に報告することになっていますが、その報告をしておりません。街宣車による談合を糾弾する内容が市中に流されている状況においても、報告をしていないことについて、委員からの抽出された案件ではなかった、談合情報の条件を満たしていないとしていますが、到底理解ができません。暴力団との会合について、不当要求マニュアルに基づきどうしてできなかったのか。


 議会でも質問が相次ぎましたが、答弁では、元請と下請との問題として、ISOでの対応として、不当要求と判断できなかったと言っていますが、街宣車は談合疑惑を流し、暴力団関係者が庁舎に乗り込んでくるという状況においては、不当要求マニュアルに基づき対応を図るべきであり、入札適正化委員会にも報告すべきであります。


 市長が組長と会うことを副市長に告げても、副市長はとめなかったのであり、さらにそこでの市長の発言などは、問題を残すことになりました。暴力団組長との会合について、ジャスコ解体工事を落札した中津工業と暴力団とのもめごとに対し、暴力団組長の会談要請を受けた小松議長は市長に報告をしました。市長は、一たんは断りましたが、新井元県議会議長の仲介もあり、暴力団組長との会合に参加をしました。1回目は12月12日、2回目は12月20日、重ねて2回にわたり会合に参加をしています。そのうち20日に行われた会合が録音され、テープ起こしの文書とともに市中に出回ったものであります。


 委員会は、この文書を見ながら、録音された会合の話を聞きました。発言の特徴的な要旨を報告します。市長「前から会いたかった。何かあったらじかでもいいですし、言ってきてください。一市民とすれば何を話そうとおれとしては構わないと思うんですよ」。商工会議所会頭、市長後援会会長「市長を中心に新井さん、議長、会頭、違った道の連中が手を組めば何だって鹿沼市を持っていける」。商工会議所会頭の聞き取り調査では、「鹿沼のために」と言ったのが削除されているので、文書、テープは改ざんされていると発言しております。


 また、「心からおわび申します。早い話で、この業界の昼も夜もそのあれを皆さんとともにやれば、すべてね、解決つくものよ」。市長は法令を遵守し10万余の市民の代表として、市民の生命、財産を守る役割があるにもかかわらず、反社会的団体の暴力団組長との会合に参加したことは、許されるはずはありません。


 折しも、この時期は小佐々さんがただ一人、不当要求に立ち向かい、無惨にも暴力団らに殺害された事件により、市が責任を追及され、裁判所の勧めによる和解に向け動いていたときでもあります。市では、小佐々さんの命を守ることができなかったことを教訓に、市長等政治倫理条例や職員等公益通報条例、不当要求対応マニュアルを整備し、暴力団などの不当要求に組織として対応しようとしてきました。これは暴力団などの不当な要求は断じて許さないとの行政としての当然の態度であり、一人の職員が暴力団に立ち向かうのではなく、組織として反社会的団体である暴力団に対応し、職務を全うする手段でもあります。


 これを守るべき、指導すべき立場にある市長が、暴力団と会うという逸脱した行為をするならば、職員は何を信じて、暴力団と対峙すればよいのでしょうか。暴力団を前にして苦しんでいる職員は何を頼りに行動すればいいのでしょうか。


 一たんは、組織的対応するように指示をした副市長が、なぜ会合参加をとめなかったのでしょうか。副市長の責任も重大であり、暴力団組長と会った市長の責任も重大であります。市長は、落札をめぐる暴力団関係者の来庁や街宣活動に職員が恐怖心を抱いていたことを挙げ、1回目は副市長に報告はしたものの、密室での会合に参加をしました。


 さらに、2回目は副市長の病気治療のため連携はとりませんでしたが、暴力団組長と密会をしました。このことは鹿沼市の名をおとしめ、職員の不安を増幅させるものであり、職員の盾となったという市長の発言は、到底認められるものではありません。


 一方で、市長は暴力団との密会に対し、「軽率であった」「深く反省はしている」と言うものの、「責任感から行ってしまった」「悪いことをしたとは思っていない」と言っており、本当に反省しているとは思えません。


 また、副市長は、「職員からのたび重なる暴力団の来庁報告や市長からの暴力団と会うとの報告を受けているにもかかわらず、会ったことに対しとめることができなかった、慚愧に耐えない、深く責任を感じている」と言っていますが、責任のとり方では、市長は、市長選において市民の判断を仰ぐ、是か非かというものがはっきりするとしております。副市長は、職務を全うすることが責任をとることとしており、これも責任を感じての発言とは思えません。


 既に阿部市長は5月25日に行われた市長選挙において落選し、また副市長は辞職をしていますが、我々委員会として市長及び副市長の行動は、重大な倫理違反であったとするものであります。


 提言及び再発防止策について、これまで調査をして述べてまいりましたことを主な理由に下記提言とし、再発防止策といたします。


 記、入札関係。


 1、旧ジャスコ解体工事疑惑解明のため、失格基準価格及び低入札基準価格について、基準及び金額の公表をすること。


 2、入札制度の改善について。


 ?、入札制度の透明化のため、競争入札により行う予定価格130万円以上の工事または製造の請負において、予定価格と同様に失格基準価格については、事前及び事後の公表をすること。


 ?、入札において保留となった場合の調査資料の提出日数を明確にすること。


 ?、低入札価格調査保留の調査期間を明確にし、審査マニュアルを作成すること(提出書類の事実確認)。


 ?、原則として、調査委員会の持ち回りは認めないこと。


 ?、市中にビラや宣伝車等で談合疑惑情報が流されたときも入札適正化委員会に報告をすること。


 ?、電子入札制度の拡大を図ること。


 ?、130万円以上の公共工事については、一般競争入札制度を導入すること。


 暴力団関係について。


 1、市長等政治倫理条例及び議員の倫理条例や不当要求マニュアルの改正を求める。


 ?、市長等政治倫理条例の改正、不当要求マニュアルを遵守することを加える。


 ?、不当要求マニュアルの周知徹底を図ること。


 ?、鹿沼市議会議員の倫理に関する条例を早急に改正すること。


 ?、暴力追放、暴力団と決別のための決別の日を制定し、年1回の総会を行うこと。


 以上。結びに、本件問題の官製談合疑惑については、我々調査委員会としましては、入札の問題についてで述べましたように、疑惑があったといたしましても、それを確証するものは見出せませんでした。本件の官製談合疑惑を解明するかぎは、失格基準価格を明らかにすることです。特に本件の問題については、早期の公表を求めるものです。


 また、鹿沼市議会議員の倫理に関する条例については、1、議長が該当議員でも議長が選任できるのか。2、委員数について及び委員の定数を満たして審査会を進めていくのかについて。3、報告については、本会議場での報告を義務づけるべきではないのか。


 以上3点の問題があり、このような理由から、鹿沼市議会議員の倫理に関する条例を早期に改正すべきであります。


 最後に、市長及び議長が暴力団組長と会合を持ったことは、市民に大きな不安を与えました。再びこのようなことを起こすことのないよう市長及び議員や職員の倫理観を確立し、綱紀粛正を図られるますよう提言いたします。


 平成20年7月28日、鹿沼市議会議長、小松英夫様。


 旧ジャスコ解体工事に関する調査特別委員会委員長、小野口幸司。


 追記、下記参考資料を提出いたします。


 参考資料、1、平成20年第2回鹿沼市議会臨時会会議録、2、旧ジャスコ解体工事調査特別委員会会議録、3、特別委員会問題点の精査、4、暴力団との会合の録音CD、録音起こし文書、5、鹿沼市議会議員政治倫理審査会報告書、役職名については事件当時の役職名といたしました。


 以上をもちまして旧ジャスコ解体工事に関する調査特別委員会の報告とさせていただきます。


○副議長(船生哲夫君) 委員長の報告は終わりました。


 委員長の報告に対し、ご質疑はありませんか。


 松井正一君。


○7番(松井正一君) 1点質疑をさせていただきます。


 基本的に報告書の趣旨には賛同する立場からの発言といたします。書き損じと思われるのですけれども、1ページと2ページのところで、中津工業さんのところの落札率が63.3%と出てくるのですが、2ページの記載の2行目で、失格になった富泉興業、山和技建、伊藤技建の落札率と比較をして、富泉興業さんよりも率が低いので、これでは違うかなという、ちょっと素朴な疑問からの質疑でございます。


○副議長(船生哲夫君) 答弁を求めます。


 委員長、小野口幸司君。


○旧ジャスコ解体工事に関する調査特別委員長(小野口幸司君) ただいま松井議員のほうから質疑がありました。全体的に賛同する立場だということで、ありがとうございます。


 ただいま質疑ありました数字におきまして、確かに言われてみれば間違いかなと思います。この点につきましては、今資料を手放しておりますので、正しく直して、後刻報告したいと思いますけれども、それでよろしいでしょうか。


 (「はい」と呼ぶ者あり)


○副議長(船生哲夫君) 委員長の答弁は終わりました。


 ほかにご質疑はありませんか。


 (「なし」と呼ぶ者あり)


○副議長(船生哲夫君) 別段ご質疑もないようですので、以上で委員長に対する質疑を終結いたします。


 以上で本日の日程は全部終了いたしました。


 これをもちまして平成20年第3回鹿沼市議会定例会を閉会いたします。


 (午前10時53分)








 上記会議録を証するため、下記署名いたします。





  議 長   小  松  英  夫





  副議長   船  生  哲  夫





  署名議員  湯  澤  英  之





  署名議員  小  川  清  正