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栃木県 鹿沼市

平成20年第1回定例会(第3日 3月 6日)




平成20年第1回定例会(第3日 3月 6日)




     平成20年第1回鹿沼市議会定例会会議録(第3日)





開  議  平成20年3月6日(木)午前10時






 日程第 1 議案に対する質疑並びに市政一般質問





会議事件


 議案第 1号 平成20年度鹿沼市一般会計予算にいて


 議案第 2号 平成20年度鹿沼市国民健康保険特別会計予算について


 議案第 3号 平成20年度鹿沼市公共下水道事業費特別会計予算について


 議案第 4号 平成20年度鹿沼市簡易水道事業費特別会計予算について


 議案第 5号 平成20年度鹿沼市公設地方卸売市場事業費特別会計予算について


 議案第 6号 平成20年度鹿沼市見笹霊園事業費特別会計予算について


 議案第 7号 平成20年度鹿沼市老人保健特別会計予算について


 議案第 8号 平成20年度鹿沼市農業集落排水事業費特別会計予算について


 議案第 9号 平成20年度鹿沼市介護保険特別会計(保険勘定)予算について


 議案第10号 平成20年度鹿沼市介護保険特別会計(サービス勘定)予算について


 議案第11号 平成20年度鹿沼市後期高齢者医療特別会計予算について


 議案第12号 平成20年度鹿沼市財産区管理会特別会計予算について


 議案第13号 平成20年度鹿沼市水道事業会計予算について


 議案第14号 平成19年度鹿沼市一般会計補正予算(第4号)について


 議案第15号 平成19年度鹿沼市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について


 議案第16号 平成19年度鹿沼市公共下水道事業費特別会計補正予算(第2号)につ


        いて


 議案第17号 平成19年度鹿沼市簡易水道事業費特別会計補正予算(第2号)につい


        て


 議案第18号 平成19年度鹿沼市公設地方卸売市場事業費特別会計補正予算(第2号)


        について


 議案第19号 平成19年度鹿沼市見笹霊園事業費特別会計補正予算(第2号)につい


        て


 議案第20号 平成19年度鹿沼市老人保健特別会計補正予算(第2号)について


 議案第21号 平成19年度鹿沼市農業集落排水事業費特別会計補正予算(第2号)に


        ついて


 議案第22号 平成19年度鹿沼市介護保険特別会計(保険勘定)補正予算(第2号)


        について


 議案第23号 平成19年度鹿沼市水道事業会計補正予算(第1号)について


 議案第25号 栃木県後期高齢者医療広域連合規約の変更について


 議案第26号 工事請負契約の締結について


 議案第27号 鹿沼市指定金融機関の指定について


 議案第28号 市道路線の廃止について


 議案第29号 市道路線の変更について


 議案第30号 市道路線の認定について


 議案第31号 団体営土地改良事業の計画概要について


 議案第32号 鹿沼市グリーン・ライフ審議会条例の廃止について


 議案第33号 鹿沼市消費生活条例の制定について


 議案第34号 鹿沼市水源地域対策施設条例の一部改正について


 議案第35号 鹿沼市職員の育児休業等に関する条例等の一部改正について


 議案第36号 鹿沼市職員の修学部分休業に関する条例の一部改正について


 議案第37号 鹿沼市職員の自己啓発等休業に関する条例の制定について


 議案第38号 鹿沼市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の


        一部改正について


 議案第39号 鹿沼市職員の退職手当に関する条例等の一部改正について


 議案第40号 基金の設置、管理及び処分に関する条例の一部改正について


 議案第41号 鹿沼市学校給食共同調理場条例の一部改正について


 議案第42号 鹿沼市重度心身障害者医療費助成に関する条例及び鹿沼市ひとり親家庭


        医療費助成に関する条例の一部改正について


 議案第43号 鹿沼市休日夜間急患診療所条例及び鹿沼市休日急患歯科診療所条例の一


        部改正について


 議案第44号 鹿沼市後期高齢者医療に関する条例の制定について


 議案第45号 鹿沼市国民健康保険条例の一部改正について


 議案第46号 鹿沼市介護保険条例等の一部改正について


 議案第47号 鹿沼市都市公園条例の一部改正について


 議案第48号 鹿沼市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について


 議案第49号 鹿沼市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正に


        ついて





出席議員(28名)


   1番   瓦  井  伸  一


   2番   谷  中  恵  子


   3番   小  島     実


   4番   大  越  正  啓


   5番   筧     則  男


   6番   湯  澤  英  之


   7番   松  井  正  一


   8番   増  渕  靖  弘


   9番   横  尾  武  男


  10番   関  口  正  一


  11番   鰕  原  一  男


  12番   大  島  久  幸


  13番   赤  坂  日 出 男


  14番   橋  本  正  男


  15番   大  貫  武  男


  16番   冨 久 田  耕  平


  17番   鈴  木  章  由


  18番   塩  入  佳  子


  19番   飯  塚  正  人


  20番   小  松  英  夫


  21番   阿  見  英  博


  22番   荒  井  令  子


  23番   小  川  清  正


  24番   小 野 口  幸  司


  25番   鈴  木     貢


  26番   寄  川  フ ユ 子


  27番   船  生  哲  夫


  28番   芳  田  利  雄





欠席議員(なし)





地方自治法第121条の規定による出席要求によって出席した者


 市 長    阿  部  和  夫     環境対策部長 出  張  千  史


 副市長    大  橋     勲     都市建設部長 渡  辺  政  夫


 企画部長   福  田  康  行     水道部長   襲  田  利  夫


 総務部長   栗  坪  建  雄     消防長    宮  本  秀  夫


 市民生活部長 宇 賀 神  正  雄     教育長    小  林     守


 保健福祉部長 柴  垣  重  司     教育次長   金  子  孝  之


 経済部長   高  田  久  男





事務局職員出席者


 事務局長   福  田     孝     事務局次長  高  田  良  男








○副議長(赤坂日出男君) ただいまから本日の会議を開きます。


 (午前10時00分)


○副議長(赤坂日出男君) 現在出席している議員は27名であります。


 それでは、本日の議事日程について事務局長に朗読させます。


○事務局長(福田 孝君) 議事日程を朗読。


○副議長(赤坂日出男君) 日程の朗読は終わりました。


 日程第1、議案に対する質疑並びに市政一般質問を行います。


 昨日に引き続き、順次発言を許します。


 9番、横尾武男君。


○9番(横尾武男君) 皆さん、おはようございます。今回は3件の一般質問を通告しておりますけれども、通告順に従いまして質問をしていきますので、よろしくお願いいたします。


 質問に入る前に一言申し上げます。旧粟野町北半田出身の卓球の平野早矢香選手につきましては、北京オリンピックが決定していることは既に皆さんもご承知のことと思います。現在鹿沼市では、平野選手とタレントのガッツ石松氏の両氏を鹿沼市民栄誉賞として表彰すべく準備を進めているところであります。また、平野選手は今回中国広州で開催されました世界選手権では大変すばらしい活躍をされ、テレビや新聞等で連日報道されたところであります。平野選手は、6歳のころから卓球の指導を受け中学、高校と親元を離れ、厳しい練習に耐え、現在の栄冠を勝ち取ったところでありますが、まだまだ進化し続けており、世界の頂点を目指しているところだと思います。そんな活躍をしている平野選手を鹿沼市民が応援するため、後援会の設立の準備をしていると伺っております。一日も早い結成がなされ、市民が一丸となって応援できる体制ができることを心から願いまして、私の一般質問に入らせていただきます。


 初めに、(仮称)ハーベストセンター事業について伺います。この事業は設備整備の目的として3つの項目を掲げております。1つとして、水源地域対策特別措置法に基づく地域整備事業として、南摩ダムの整備に伴い、周辺地域の生産機能や生活環境が著しく影響を受けるのを緩和するため、下流県から財政的な支援を受け実施されるものであると聞いております。


 2つとして、交流人口の拡大のため、第3子対策の総合的な展開や、団塊の世代を初めとした流入の拡大を図ることを目的とした施策を進めており、またこうした人口の対策のみでなく、都市と農村の交流や、お互いの文化を享受し合うといった取り組みも進めています。南摩ダム整備に関連するこの地域は、穏やかで勤勉な地域と河川、山林、田園が織りなす農村として、その風景が残されているところであります。私たちの暮らしの中で忘れかけている憩いや安らぎを感じさせてくれる空間であると思います。


 3つとして、グリーンツーリズムの拠点として、(仮称)ハーベストセンターの建設予定地である南摩ダムの水源地域については、第5次鹿沼総合計画基本構想の土地利用基本方針において、前日光フォレストリゾートゾーンの中に位置づけられています。当ゾーンは、豊かな緑と美しい清流に囲まれた快適な住環境を創出するとともに、都市と農村の交流を促進する地域とされており、温泉施設やそばどころ、自然を生かした観光施設等が数多く存在しております。当計画地域の南摩地区は、鹿沼市内のほぼ中央に位置しているため、市内にある観光施設等を見学したり、お祭りなどのさまざまなイベントを体験する最適な場所であるといえます。緑豊かな農村において、その地域の自然、文化や人的交流を楽しむ滞在型の余暇活動ができる施設としても位置づけられています。


 これらの3つの目的を達成するため、現在事業を推進しているところであります。その点について伺いたいと思います。平成19年度中における事業、整備事業の進捗状況について、(1)、事業用地について、地権者及び関係者との調整は現在どのようになっているのか、お伺いします。


 2つ目、温泉源調査の内容と源泉の発掘位置が選定できているのかどうか、お伺いします。


 3、地元との協力体制と協力内容について、基本的な考えを伺います。


○副議長(赤坂日出男君) 当局の答弁を求めます。


 経済部長、高田君。


○経済部長(高田久男君) おはようございます。(仮称)ハーベストセンターの平成19年度中における事業の進捗状況についての質問にお答えします。


 まず、事業用地の地権者等との調整についてでありますが、水没移転者、上南摩町、西沢町の3地区代表者への説明会の開催、その後地元上南摩町全戸を対象に説明会を開催いたしました。また、その後、候補地地権者に対しまして、用地・地形測量の実施に当たりまして戸別訪問を行い、境界立ち会いを現在実施しております。


 次に、温泉源調査の内容と掘削位置についてでありますが、上南摩町の平場のほぼ全域、すべてを対象とする地域において自然放射能探査100か所、電磁探査30か所を実施いたしました。掘削位置につきましては、候補地、字沢口付近の南側のエリアに複数の有力な温泉源のポイントがあるため、来年度掘削に向けて最適地を絞り込んでいきたいと考えております。


 次に、地元との協力体制と基本的な考え方についてでありますが、現時点では基本計画の中で地域の方々が深くかかわれる仕組みを構築することを検討しております。具体的な協力内容といたしましては、農作業や体験の指導、農地の管理、直売所、農村レストランの運営などを提案しております。具体的な機能規模を精査する基本設計等の作業と並行して、さらに進めてまいります。


 以上で答弁を終わります。


○副議長(赤坂日出男君) 横尾武男君。


○9番(横尾武男君) それでは、2点ほど再質問をしたいと思います。


 1点につきましては、温泉でありますけれども、本市ではつつじの湯交流館また出会いの森温泉センターと2つの温泉があるわけでございます。今度この場所にできるとすれば3か所ということになりますけれども、やはりどの温泉も同じような温泉の仕組みでは、なかなか集客はできない、そのように考えております。やはり特色のある、そういう温泉施設などをつくっていかないと、その意味はないのかなというふうに思っておりますので、その点についてひとつ伺いたいと思います。


 もう一点については、先ほど部長の答弁の中で、地元との協力体制ということで、十分に話し合いを持っているというような答弁がございましたけれども、地元の人たちにお話を聞いてみますと、やはりまだまだ説明の中で地域が納得してない面も幾つかあるんだというような話もされております。やはり地元の人たちと、十分話し合って、納得いく状況の中でこの施設をつくっていかないと、後々いろいろ問題が出るのではないかと、こんなふうな心配もしているところでありますので、この点について2点お答えを願いたいと思います。


○副議長(赤坂日出男君) 当局の答弁を求めます。


 経済部長、高田君。


○経済部長(高田久男君) ハーベストセンターの進捗状況についての再質問にお答えいたします。


 まず、温泉についてですけれども、横尾議員の今の質問では2か所ということですが、現在鹿沼市内には出会いの森福祉センターと前日光つつじの湯交流館、それからウェルサンピア栃木の3つの温泉施設があります。それぞれに特色があり、立地条件や利用者も、利用者層も異なっております。今後は、ハーベストセンターは新たな温泉として独自の特徴を持たせると同時に、既存施設との機能的なすみ分け、あるいは湯めぐりなど、お互いの施設、魅力が増加し、利用効果が上がっていくような方法について十分検討していきたいと考えております。


 それから、関係者、2点目の関係者との調整ですけれども、全体的な調整といたしましては、計画の段階から事業に対する意見、要望を聞くために説明会等を開催いたしまして、事業の進捗によりましても開催をしてまいりました。来年度行う基本設計等につきましても、地元の方々の意見を取り入れ、よりよい施設をつくるために多くの説明会の場を設けていきたいと思います。


 また、候補地にかかわる部分ですけれども、3地区いわゆる水没地区と上南摩、西沢地区ですけれども、3地区あるいは代表者説明会、上南摩の説明会などを行いまして、より具体的な質問もいただき、候補地につきましては、おおむねよいのではないかというような感触も受けとめております。その後、現在用地、地形測量等に入っておりますけれども、ほとんどの方に快く理解をいただき、現在進行しているところでございます。その中で、ご意見のように、反対等の意見がある場合には、より一層の理解がいただけるような説明会あるいは説明を行って、事業を進めていきたいと考えております。


 答弁を終わります。


○副議長(赤坂日出男君) 横尾武男君。


○9番(横尾武男君) ひとつそういうことでよろしくお願いを申し上げます。


 次に、今後の整備事業計画について伺いたいと思います。1つとして、貸し農園の予定整備箇所、農地としての区画整備と作物ができるだけの日照時間等の確保が得られているのかどうか伺いたいと思います。


 2つ目、農村レストランの事業内容と運営方法について伺います。


 3つ目、ダム湖周辺の山林道を利用したサイクリングコースは、公式競技ができるようなコースも検討してみる必要があるかなというふうに思うんでありますけども、その点についてもお考えをお聞かせ願います。


 4点目、管理運営経費でありますが、宿泊機能つき貸し農園、体験農園、交流施設のそれぞれの収支計算による経費の算出や適正な使用料や入場料を想定することが、この事業を推進するに当たり非常に重要なことと思いますけれども、どのような方法になっているのか、これらについて伺いたいと思います。


○副議長(赤坂日出男君) 答弁を求めます。


 市長、阿部君。


○市長(阿部和夫君) おはようございます。


 冒頭、平野早矢香選手の活躍について話があったわけでありますが、私も横尾議員と同感でありまして、鹿沼市の全市民挙げて応援をしていこうと、このようなことで後援会づくりに今邁進をいたしているところでございます。特にもうポスターもごらんになったかと思いますが、「この輝きが、鹿沼市の誇り」というようなポスターの中に、平野早矢香さんにご協力をいただいて、さらに鹿沼市のスポーツの振興、さらにはスポーツ文化の振興に活躍、役立てていきたい、このようにも思っているところでございます。議員各位におかれましても、絶大なるご支援とご協力を賜りますように心からお願いを申し上げたいと思います。


 (仮称)ハーベストセンターの今後の整備計画についての質問にお答えします。本事業は、水源地域対策特別措置法に基づく事業として、ダムの影響緩和と地域の活性化という大きな目的を持っており、本市全体への波及効果ということからも、今後も着実な推進を目指してまいります。来年度につきましては、いよいよ事業の核心に入っていくわけでありますが、現在の基本計画をもとに、施設の適正な規模や機能をより具体的に精査していくための基本設計書及び実施設計書を作成してまいります。


 まず、貸し農園予定箇所及び日照時間についてでありますが、今申し上げました基本設計、実施設計作成の中で、それらについても十分検討していく予定であります。


 次に、農村レストランにつきましては、現時点では基本設計の中で地産地消や安全安心、健康に視点を置いた自然食等の提供とともに、地元の運営、雇用などを提案しており、事業内容、運営方法ともに、来年度施設全体の機能、規模を具体化する基本設計の作業と並行して検討してまいります。


 次に、サイクリングコースの整備についてでありますが、周辺道路の活用が図れるかも含めて関係機関等と協議をしていきたいと考えております。


 次に、管理運営経費につきましては、平成20年度の基本設計、実施設計の中で、機能、規模の精査とあわせて算出していきたいと考えておりますが、その中で建設費の低減や完成後の健全な維持管理の方策、採算性などについても十分検討を行い、最少の経費で最大の効果が得られるよう努めてまいります。


 以上で答弁を終わります。


○副議長(赤坂日出男君) 横尾武男君。


○9番(横尾武男君) それでは、1点だけ再質問したいと思います。


 農村レストランでありますけれども、昨年の春に、我々農業士会の中で視察に茨城県のほうに行ってまいりました。その中にですね、ポケットファームどきどきというところの中にある森の家庭料理レストランという中で、地産地消の取り組みをしておりまして、地元産を使った料理でバイキング方式のレストランを見学してまいりました。その中に、平日ではあったんですけれども、大変行列の中で、人が多く来ているというような形の中で、我々も食事をしたのですけども、非常に栄養のあるといいますか、地元のものをふんだんに取り入れた、そういう中ですばらしい料理があったなというようなことも考えたり、そういう中で、そういうものを取り入れましてそういう形を、ほかのそういうその地域のレストランにないような、そういうものをつくっていただければいいんじゃないかというふうに思いますので、その点について答弁をお願いします。


○副議長(赤坂日出男君) 答弁を求めます。


 市長、阿部君。


○市長(阿部和夫君) 再質問にお答えします。


 農業士のお仲間でポケットファームどきどき、茨城県でしょうか、の見学をされたということでございます。まさしく地産地消、そういうことでございまして、単にそばだけを売るということではなくて、地域の産物いわゆる農産物を十分に活用した、そのようなことを進めていくことによって、安全安心な農作物あるいはそのメニューというものをつくり上げていくことが大切だと思っているところでございます。今後、農村のレストランとして、さらに発展が遂げられるような、そんなことを計画の中に盛り込んでいきたいとも思っているところでございます。


 再質問に対する答弁を終わります。


○副議長(赤坂日出男君) 横尾武男君。


○9番(横尾武男君) わかりました。それでは、次の質問に入りたいと思います。


 次に、粟野総合運動場の施設整備について、お聞きをしたいと思います。当総合運動場は、野球場、陸上競技場とサッカー場の兼用競技場やテニスコート、ゲ−トボール場等が整備され、多くの市民が利用し、市が掲げている1人一スポーツの普及に貢献をしております。当サッカー場においては、毎年他市町との交流事業や招待サッカー等のイベントを開催しております。特に粟野地区はJリーガーを4人も輩出するなど、昔からサッカーが盛んで、過去にはサッカーによるまちおこしを行ってきたという経緯があります。


 今、サッカーをよりコンパクトにしたフットサルが、だれでも簡単に参加でき、年齢や性別に関係なく、みんなで一緒に楽しく楽しめる数少ないスポーツとして、フットサルの愛好者がふえております。しかし、県内には公共、民間ともフットサル場がなく、なかなか予約がとれないという状況であります。愛好者が手軽に楽しめるというわけにはいきません。よって、スポーツを通して青少年の健全育成の観点からも、当総合運動場の公園内のテニスコートとして予定をしている空きスペースがありますが、そこにフットサルの練習場をつくってほしいという地元の多くの要望がありますので、ぜひご検討を願いたいと思いますので、よろしくお願いします。


○副議長(赤坂日出男君) 答弁を求めます。


 市長、阿部君。


○市長(阿部和夫君) フットサル場の建設についての質問にお答えします。


 粟野総合運動公園は野球場、多目的広場、陸上競技場、テニスコート、ゲートボール場などの施設があり、平成11年4月にオープン以来、多くの市民に利用されております。陸上競技場内のサッカー場も毎年他市町のチームを招いて開催される粟野招待サッカーを初め、墨田区との親善交流大会などで大いに利用されております。また、平成18年6月にオープンした自然の森総合公園サッカー場の平成19年度稼働率は100%であり、フットサルコートについても94%とほとんど毎日利用されているところであります。このようにサッカー熱は、年を追ってますます高くなってきており、練習場等の施設整備は必要なものと考えております。このような状況において、粟野運動公園内のフリースペースの活用として、フットサル場の建設に向けて検討をしてまいります。


 以上で答弁を終わります。


○副議長(赤坂日出男君) 横尾武男君。


○9番(横尾武男君) よくわかりました。ぜひ前向きに検討していただいて、よろしくお願いしたいと思います。


 次に、農林業の振興について伺います。まず初めに、小規模農家の支援について伺います。本年、本市に割り当てられた転作面積は、作付面積の半分であります。転作率は47%となります。米価が低迷をしないための施策として、政府が転作を奨励をしてきたところでございますけれども、昨年の米価につきましても随分値下がりをしているところでございます。それにあわせて、原油高や飼料の高騰により、農家の負担がますます多くなり、厳しい状況であります。日本の農産物の自給率は39%台になり、一層の農家離れになっているのが現状であります。


 昨年7月に行われた参議院の選挙においては、政府が打ち出した大規模農家の支援や4ヘクタール以上の担い手の育成等が全国的に批判を受け、自民党が大敗をしたところであります。また、本年1月の末には、中国産輸入冷凍ギョーザから殺虫剤が混入し、何人かの人たちが重体となったり、その食品会社が生産した商品を県内の学校給食で使っていたことを聞き、さらにショックを受けたところであり、これらを思うときに食の安全と安心がいかに大事かを改めて考えさせられたところであります。私も、農家の一人として、地域の農業は担い手を育てることと、農家が一丸となって農業を守っていくことが重要であると考えております。


 そこで、お尋ねをいたします。政府では、大規模農家の重点支援を打ち出しておりますけれども、本市としては小規模農家の支援も必要であると思いますが、市ではどのように考えているのかを伺いたいと思います。


○副議長(赤坂日出男君) 答弁を求めます。


 経済部長、高田君。


○経済部長(高田久男君) 小規模農家の支援についての質問にお答えいたします。


 国におきましては、平成19年度からスタートしました品目横断的経営安定対策の面積要件の緩和などの支援制度を見直すとともに、新たな制度を導入し、経営規模が小さい認定農業者への支援の検討が進められております。本市といたしましても、新たな小規模農家対策といたしまして、米の需給調整における市独自の産地づくり交付金を新設し、小規模農家を初めとする農業者の生産意欲の向上を図り、耕地の有効活用と特定農産物などによる産地形成を図るものであります。


 さらに、将来にわたり農業で自立し、安定的に食料を供給できるよう農業農村ビジョンを着実に推進し、より安全で安心な食料生産基地の確立と魅力的で元気な農村づくりを目指してまいりますので、栃木県農業士でもあります議員におかれましても、ご助言のほどお願いしたいと思います。


 以上で答弁を終わります。


○副議長(赤坂日出男君) 横尾武男君。


○9番(横尾武男君) 要望でありますけれども、やはり小規模農家を守っていくのには、新規就農者や担い手の育成の部分にも十分気を使って、最大の支援をしていかなくてはならないということもございますので、どうかこの点についても、今後よろしくお願いを申し上げたいと思います。


 次に、耕作放棄地の今後の取り組みについて伺います。この件につきましては、何回となく質問が出されておりますが、大変重要なことでもありますし、既に重要なことでもありますので、質問をさせていただきます。先ほど申し上げましたように、自給率の低下は農業者の高齢化と生産意欲の低下であります。本市においても、耕作放棄地の対応として、ソバ、サツマの栽培や昨年から行われております和牛繁殖雌牛の放牧等が行われて、事業に取り入れられているところであります。荒れ地の解消ができ、大変好評であると聞いております。よって、昨年度実施した耕作放棄地対策については、一定の成果が見られたことと思います。今後の取り組みについてどのように考えているのかをお聞かせ願いたいと思います。


○副議長(赤坂日出男君) 答弁を求めます。


 経済部長、高田君。


○経済部長(高田久男君) 耕作放棄地の今後の取り組み、対策についての質問にお答えいたします。


 中山間地域における耕作放棄地解消の新たな解消方策といたしまして、和牛繁殖雌牛による移動放牧事業を板荷地区、永野地区の2か所で実施いたしました。来年度は、板荷地区で拡大していくとともに、新たに加蘇地区の上久我で実施する予定をしております。農地リニューアル事業におきましては、従来耕作放棄地を解消し、農地流動化を進める農業者の申請により推進してまいりました。


 今年度においては、新たな取り組みといたしまして上板荷、下永野モデル地区内の耕作放棄地の現地調査、耕作放棄地所有者に対する解消や作付意識に対するアンケート調査、農地相談会等を実施するとともに、耕作放棄地の解消と農地流動化を具体的に進めるため、耕作放棄地の解消者、後作を作付けてくれる担い手を募集し、耕作放棄地解消と農地流動化を推進しております。耕作放棄地解消の決め手は、後作作物の選定と農地流動化の担い手をいかに見つけるかであり、地区住民との連携が必要不可欠と考えております。


 来年度におきましても、新規地区における和牛繁殖雌牛移動放牧事業と農地リニューアル事業をあわせて推進するとともに、地区住民の方々による耕作放棄地解消を実施する農地・水・環境保全向上対策事業との連携などにより、解消に努めていきたいと考えております。


 以上で答弁を終わります。


○副議長(赤坂日出男君) 横尾武男君。


○9番(横尾武男君) 1点だけ再質問させていただきます。


 本市は、焼き肉のまち・かぬまの推進をしており、和牛牛肉の生産に力を入れ、そしてまた和牛貸し付け牛の事業も取り入れております。繁殖牛の放牧地をもっとこれからも、ふやしていくというような状況の中で、畜産農家の協力を得て、もっとPRをして面積をふやしていける可能性もあるかと思いますので、そこらについてちょっと一言だけ答弁をお願いをします。


○副議長(赤坂日出男君) 答弁を求めます。


 経済部長、高田君。


○経済部長(高田久男君) 耕作放棄地の今度の取り組みについての再質問にお答えいたします。


 和牛繁殖雌牛による移動放牧事業でございますが、本事業の1つの特色と申しますか、それは単なる放牧をして牛が耕作放棄地の草を食べて、それで終わりと、そういうことじゃなくて、地元に入っていって、それを作付してくれる方を見つけるというようなことをしております。そういうことで、単なる放牧してくれるという方と農地を持っている方ではなくて、地域全体の方にかかわってもらって進めているというのが特徴かなと、職員も苦労していますけれども、そこが特徴かなと考えております。そういうことで、単なる点ではなくて、そこからある程度広げていって、地域の中でそういう耕作放棄地に対する解消の意識を盛り上げてもらうと、そういうものが1つの大きな何といいますか、効果ではないかなと、こんなふうに考えています。


 そこで、放牧するのは和牛の雌牛なわけです。繁殖雌牛なわけです。したがいまして、この放牧する牛が健康で、いい子牛を生産することが重要でございます。したがいまして、ことし実施しました永野、板荷につきましても、上都賀農業振興事務所あるいは畜産試験場と連携いたしまして、いわゆる健康状態を調査をいたしました。その結果におきましては、受胎率もいいと、それから血液ですか、そのものの状況もいいと、そのような結果も得られております。したがいまして、今後先ほど申し上げましたような地域の理解が得られる中で事業がさらに拡大していければいいなと、このように考えております。


 答弁を終わります。


○副議長(赤坂日出男君) 横尾武男君。


○9番(横尾武男君) よくわかりました。今後ともひとつよろしくお願いを申し上げたいと思います。


 次に、山ヒル対策についてお聞きをしたいと思います。横根高原から上粕尾地域にかけて、山ヒルが急速に増殖しているという話を聞いております。もともと奥山には、昔から少しはいたそうでありますけれども、年々山里におりてきているそうです。シカ、イノシシの体やひづめの中に寄生し、動物や人間の血を吸って増殖をする。そういう状況の中で、山作業をする人たちはもちろんでありますけれども、地域の人たちも畑などに野菜をとりに行くときも大変気を使っていると聞いております。


 被害に遭った人の話を聞きますと、ヒルに吸われたときは気がつかなかったが、シャツが真っ赤になりびっくりした。傷口は浅かったけれども、出血がしばらくとまらなかったというような、そういう状況も聞いております。地域の人たちも、非常に不安な思いで生活をしているのが現状であります。そこで、この上粕尾地内の山林及び道路等にも山ヒルが生息し、被害は子供から大人までに及んでいる状況でございますけれども、何か対策があるかどうか、お尋ねをしたいと思います。


○副議長(赤坂日出男君) 答弁を求めます。


 経済部長、高田君。


○経済部長(高田久男君) 山ヒル対策についての質問にお答えいたします。


 私も質問をいただくまで、この山ヒルというのを知らなかったんで、いろいろ情報を収集しましたところ、ヤマビルと言うようです。ヤマビルということでお答えをさせていただきます。ヤマビルは、吸血対象となる野生動物がいる森林に生息をしておりまして、シカなどの野生動物を媒体として生息域を拡大していると推測されております。手元の資料ですと、塩谷町から旧藤原、それから今市の藤原寄りといいますか、あの辺の場所と、それから加蘇と、それから佐野の奥のほうです、が生息地というようなデータがあるようです。


 このようなことから、本市におきましては県とともに昨年度鹿沼市林業振興会と鹿沼地区林業振興会が合同で開催いたしましたヤマビル被害対策学習会の支援を行いました。ヤマビル対策といたしましては、森林整備の推進や個体数調整、また有害鳥獣駆除を行うなどのほか、県あるいは農林業関係機関と連携をしていきたいと、このように考えております。


 以上で答弁終わります。


○副議長(赤坂日出男君) 横尾武男君。


○9番(横尾武男君) 本来であれば、山に入ってヒルをとってくればよかったのですが、地元の人に聞きましたら4月ごろにならないと出てこないと、今何ぼ山に行って網を持っていっても、今はとれないよというような形の中で、今回のサンプルは持ってこられませんでしたけれども、そういう中で、要望として、この地域のほかにも、そういう地域があるというお話を聞いております。何かいい対策があれば、ぜひそういう形の中で地域の対策をとっていただきたいと、そのように思いますので、よろしくお願いしたいと思います。


 次に、とちぎの元気な森づくり県民税の導入について伺いたいと思います。この事業は、県民の負担により奥山林道の整備、森をはぐくむ人づくり、市町交付金の3つの事業に取り組むと聞いております。交付金は、明るく安全な里山林の整備や子供たちに対しての森林環境学習や木にふれあう機会の創出、また中山間地域の活性化に伴う事業が盛り込まれていると思います。奥山林についても年々荒れてきており、鳥獣の被害も深刻になってきております。そこで、鹿沼市の森林面積は本市総面積の69%を有しております。森林環境税の本市への交付額、またこの交付額による事業はどのようなことを考えているのか、お尋ねをしたいと思います。


○副議長(赤坂日出男君) 答弁を求めます。


 経済部長、高田君。


○経済部長(高田久男君) とちぎの元気な森づくり県民税の導入についての質問にお答えをいたします。


 本市は、民有人工林が2万4,450ヘクタールでありまして、県内随一であることから、市町の、市、町の民有林面積を根拠として、いわゆる本税に基づく交付金や事業の配分をするよう県へ要望をいたしたところであります。とちぎの元気な森づくり県民税による事業につきましては大きく元気な森づくりと森を育む人づくりに区分されます。それぞれ県事業と市町村交付金事業に分類されます。市町村交付金事業につきましては、元気な森づくりのうちの明るく安全な里山林整備事業で、昨日もお答えいたしましたが、貴重な動物が生息、生育したりしていたり、古くから地域住民に親しまれている里山林の整備、通学路や住宅周辺のやぶ化した里山林の整備、及び獣害けだもの害が発生するおそれがある田畑周辺の里山林の整備等の事業であります。


 また、森を育む人づくりのうち、市町村交付金事業につきましては、森づくり活動や森林を活用した取り組みに対するみんなの元気な森づくり支援事業、森林観察会や森づくり体験活動に対する森林環境学習支援事業、公共施設の木造・木質化や公共オープンスペースでの木材利用に対する木の香る環境支援事業、及び地域の創意工夫を凝らした取り組みに対する特色ある緑豊かな地域推進事業となっております。具体的な事業につきましては、現在整備中でありますけれども、広大な森林面積を持つ本市といたしましては、市町村交付金事業の積極的な導入を図るとともに、県が行います奥山林の整備事業についても積極的な実施を要望していきたいと考えております。


 以上で答弁を終わります。


○副議長(赤坂日出男君) 横尾武男君。


○9番(横尾武男君) それでは、1点だけ再質問をしたいと思います。


 ただいま部長の答弁の中で奥山林の整備というようなことがありましたけれども、基本的には、この事業は山林の整備という形の中で林道の整備が急務であろうかと思います。そういう中で、大きな林道、1級、2級の林道につきましては補助があって整備をされる状況でありますけども、それより小さい林道については、なかなか個人負担でないと整備ができないというような状況があるわけであります。こういう中で、林道があって中に入っていくわけでございますので、その林道の整備等につきましても、そういう形の中で整備をしていただければありがたいと思いますので、その点についてだけお答えを願いたいと思います。


○副議長(赤坂日出男君) 答弁を求めます。


 経済部長、高田君。


○経済部長(高田久男君) とちぎの元気な森づくり県民税の導入についての再質問にお答えをいたします。


 いわゆる作業道かなと思いますけども、さらに細かい部分もあるかもしれませんが、作業道につきましては昨日もお答えしましたとおり、平成20年度におきましては11路線の予算化をいたしております。これらを進めますとともに、このとちぎの元気な森づくり県民税の中で、奥山林の整備につきましては全体の事業費の中の46%が使用される予定であります。全体の事業の中の46%ということです。この元気な森づくりの、この46%の事業内容が、もちろん奥山整備ということでございますが、間伐であるとか、あるいはそういう間伐するために当然道路、路線の整備でありますので、そういうものも含んでいるかと思いますけども、そういうものについてはまだちょっと明確になっていない部分がありますので、今後確認をしていきたいと思いますが、とにかく大部分が約半分が奥山林の整備に使われるということですから、それらについての今のような質問につきましては県のほうに間伐等とあわせての要望等はしていきたいと考えております。


 答弁を終わります。


○副議長(赤坂日出男君) 横尾武男君。


○9番(横尾武男君) 大変ありがとうございました。


 以上で私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。


○副議長(赤坂日出男君) 引き続き、発言を許します。


 15番、大貫武男君。


○15番(大貫武男君) おはようございます。私は、今議会4件の一般質問を通告しておりますので、通告順に質問をしてまいります。


 1件目ですが、磨き合う文化都市づくりです。鹿沼において文化、芸術を語るときに、なくてはならない人であった柳田先生が先ごろお亡くなりになりました。まことに残念であり、本市にとって大きな損失であります。心よりご冥福をお祈りをいたします。


 1点の指定文化財の保護政策の取り組み、また今後の文化財の指定の考え方についてお伺いをいたします。多くの文化財は、その地方の歴史があり、また多くの特色を兼ね備えています。文化財にも有形民俗文化財、無形民俗文化財、天然記念物などに分かれており、それぞれ歴史の重みのあるものばかりであります。先日、奈佐原文楽の公演を見ることができましたが、その公演は本当にすばらしく、拍手がやまなかった会場の熱気に感動をいたしました。本市には、このように民俗文化財は数多くあります。また、よく道端に見かける野仏や双体道祖神など、目立たなくても歴史ある有形民俗文化財などは散失してからでは手遅れになる心配などもありますので、早期のうちに保存や保護は必要なことだと思います。


 また、有形文化財の保存や保護も、今はその対策などはその地域の人たちに頼っている状態ではないかと思います。もちろんその文化財は、多くの場合神社やお寺にあるわけですから、しようがない事実であるということは私も思っております。私が心配している1つに、高齢化や人口減少地区の神社などにある文化財の保存、保護は、その地区の人達だけにお願いをするのは、これからは大変厳しいものが生まれてくると思うので、行政としてもその対策をしっかりとしておくべきではないかと思いますので、考え方をお伺いをいたします。また、貴重な文化財を市民の共有財産として守っていくためには、文化財として指定をしていくべきではないかと思いますので、その基本的な考え方についてお伺いをいたします。


○副議長(赤坂日出男君) 当局の答弁を求めます。


 教育次長、金子君。


○教育次長(金子孝之君) 指定文化財の保護施策の取り組みと今後の指定の考え方についての質問にお答えします。


 地域の歴史や文化は、市民共有の財産であるとともに、まちづくりの基礎でもありますので、それらを保護していくことは市の責務であると考えております。中でも指定による保存、保護は特に有効な手段であると認識しており、市ではさまざまな資料の調査を進め、文化財指定の推進を図っているところであります。指定された文化財につきましては、文化財保護条例に基づいて保護されることになり、指定の種別に応じて保護施策が講じられております。特に、指定文化財は古いものが多く、修理、修繕や後継者育成のための補助制度を設け、必要に応じた支援を行っております。各地域で保護される文化財は、長きにわたり祖先から伝えられてきたもので、市民の心のよりどころとなるものであることから、今後の文化振興、まちづくりに生かされるものと考えております。


 以上で答弁を終わります。


○副議長(赤坂日出男君) 大貫武男君。


○15番(大貫武男君) 1点だけ再質問をさせていただきますが、指定文化財の指定なんですが、指定したっきりということではなくて、先ほど次長のほうから説明あったように、補助とかいろんな援助をするというようなお話をいただいたんですが、本当に高齢化の地域、その神社仏閣がたくさんあるんですが、そのことを守っていくのが本当にこれから至難のわざだろうと。指定がされると、いろんな面で制約を受けるというような心配も当然してきます。


 そういう点において、指定をしたけれども、補助はきちんとした体制をつくっていっていただきたいというふうに思っておりますし、年代物が数多くあるわけですから、一たん破損したり、いろんな形で壊れていくということになりますと、大変本市にとっても貴重な財産ですから、まずいと思いますので、その指定はするということと同時に、しっかりとした補助をしていく、保護をしていく、そういう体制をしっかりつくっていただきたい。どのような形で、その体制づくりをしようとしているのかについて、お伺いをいたします。


○副議長(赤坂日出男君) 答弁を求めます。


 教育次長、金子君。


○教育次長(金子孝之君) 指定文化財の保護施策の取り組みについて、についての再質問にお答えします。


 ただいま指定をした文化財の、その高齢者等の対応とか、そういったものを守っていく具体的な方法というふうに理解しておりますが、まずは指定をするというふうな方向で、いろいろな推進を図っているところでございます。指定されたものにつきましては、ただいま答弁いたしましたように、必要に応じて補助制度はあります。国、県、市というようなことで、それ相応の率で補助制度をつくっております。しかしながら、その伝承技術や、あるいは古いものでありますから、当然既存の修理をしなくてはならないというようなことも認識をしております。


 特に、高齢者等の関係している獅子舞とか、あるいは奈佐原文楽もそういった1つの例に挙げられるかもしれません。そういうふうな体制についても、それぞれの技術の伝承や、あるいは道具類の修理に対する補助、現在ではこの補助制度をもって保存をしているという政策になろうかと思います。と同時に、これからもやはり文化財係としては、そういった方たちへの指導といいますか、助言といいますか、そういうふうな相談の相手、あるいはこちらから指導していく、このようなこともきめ細かくやっていく必要があるかと思います。したがいまして、その辺のところも十分に頭に置きながら進めていきたいというふうに考えております。


 以上で答弁終わります。


○副議長(赤坂日出男君) 大貫武男君。


○15番(大貫武男君) ありがとうございました。


 今次長のほうから答弁いただきましたように、相談窓口をきちんとしていただくということを要望しておきたいと思います。


 次に、質問に入りたいと思います。さまざまな調査によって収集された資料の保存と活用についてであります。本市においても、開発などによって多くの発掘調査などが実施され、出土した遺物も多数あります。また、多くの民具なども市民の協力で集められていると思いますが、その活用なども大切なことだと思いますが、どのように考えておられるのかを質問をいたします。


○副議長(赤坂日出男君) 答弁を求めます。


 教育次長、金子君。


○教育次長(金子孝之君) 収集された資料の保存と活用についての質問にお答えします。


 調査によって収集された資料は、市史編さん事業の過程で収集した古文書、発掘調査などによって出土した土器や石器、市民から寄贈された民具など、数多くあります。これら収集された資料の活用については、文化活動交流館の郷土資料展示室、粟野歴史民俗資料館などでの展示や鹿沼市史などの刊行物、市のホームページで指定文化財の紹介など、さまざまな形で市民への提供を図ってきたところであります。今後は、さらに収集した資料のデータ化など、調査の成果をまとめ、教育分野や研究活動などで利用していただくとともに、さまざまな展示や公開を含め、より多くの市民が活用できる方法を検討していきたいと考えております。


 以上で答弁を終わります。


○副議長(赤坂日出男君) 大貫武男君。


○15番(大貫武男君) 今、答弁いただきました。今、次長の答弁の中にもあったように、資料の収集されたものが、あっちこっちに今あるわけなんですが、そういう形ではなく、今次長が答弁で述べられたように、教育的な効果を考えるときには、やっぱり1か所にきちんとした形で収集をしたものを展示する、そして教育関係においては活用していただく、そういう形の場をきちんとつくっていただかなければ、せっかく集めていただいたもの、民具についても何についてもそうですが、活用には成りにくいのではないかというふうに考えていますので、その点についてどのようにお考えか、お聞かせください。


○副議長(赤坂日出男君) 答弁を求めます。


 教育次長、金子君。


○教育次長(金子孝之君) 収集した資料の活用方法についての再質問にお答えします。


 資料の量につきましては、先ほど申し上げましたように、市史編さん等で収集したものなど、相当な数に上っております。この資料の活用につきましては、1つはまず保存ということがあろうかと思います。保存につきましては、それは物理的なものですから、ちゃんとした保管庫、その保管の方法、これをまず確保するということかと思います。それともう一つは、これは活用の方法の中での展示等を含めた、さまざまな市民の方にそれを利用してもらうというようなことかと思います。


 この展示等の活用につきましては、1つは資料の目録等をつくりまして、データ化を進めるというようなこと、それからさまざまなこの場所での1つは文化活動交流館とか、そういうことを申し上げましたが、そういう施設での展示利用、というようなことがあろうかと思います。あとは学校あるいは研究機関の活用、こういうこともあろうかと思います。そういうことを全部含めまして、現在まちなか歴史博物館構想を、素案を今現在つくっておりますので、この中でもこの資料の保管、保存、それから活用と、そういったものも含めまして、総合的にどういう方法がいいかと、こういったものをその中で十分検討していきたい、こういうふうに思っております。


 以上で答弁終わります。


○副議長(赤坂日出男君) 大貫武男君。


○15番(大貫武男君) わかりました。今、最後に述べたように、まちなか歴史博物館の中で検討しているという、ぜひ、一たんなくなってしまったもの、なくなってしまうと大変貴重なものですから、損失が大きいと思いますので、そういう点についてもよく配慮して、教育に十分に活用できるような方策をとっていただきたいと思います。


 次に、ハーベストセンター整備事業についてであります。この点の質問では、さきの横尾議員の質問で多くの点が質疑をなされましたので、私は1点目の本事業の進捗状況については質問を省いていって、2点目の今後のスケジュールについてを質問をしてまいりたいと思います。


 本事業の説明をされたときの話では、私の理解するところでは、この事業の推進に当たってはまず地元の協力がなくてはならないことであり、ぜひとも地元の協力体制をつくっていきたいとの強い期待を込めた説明であったと私は理解をいたしております。この地元の協力を得るための取り組みはどのように進んでいるのか、また今後どのように進めていこうとしているのかが大変重要な事柄になると思います。この事業を進める中でも、地元の雇用の場の確保を推進するのに大きな要素だろうと思っています。また、地域住民の協力をいただくだけでなく、どのような形で地域住民が主体的に携わる仕組みづくりをしようとしているのかをお伺いをしたいわけです。


 特に、雇用の場の確保には、地域住民の主体的な取り組み、この事業の最初から参加をしていただかなければ、この事業はうまくいかないのではないかと思います。この事業をやる意味がないような気がいたします。いかに水特法による事業とはいえ、市費が約3割支出されるわけでありますので、よく考えていかなければならないと私は考えています。初めに申したとおり、地元の人の意見をより多く反映させるようにしなければならないと思います。その地元の声を聞いた結果、基本計画の内容が変更になったとしても、私は当然であると思います。それらに対してどのように考えておられるのかをお伺いをいたします。


○副議長(赤坂日出男君) 答弁を求めます。


 経済部長、高田君。


○経済部長(高田久男君) (仮称)ハーベストセンター整備事業の今後のスケジュールについての質問にお答えいたします。


 まず、地元の協力体制の取り組みと、その内容についてでありますが、整備構想策定の段階から本年度まで、地元の協力をいただきながら、地域の方々が主体となった組織を設立していくということで、クラインガルテンでの農作業の指導や農村レストランの運営等で可能な部分については直接の運営や協力をしてもらうということで検討しております。平成20年度には基本・実施設計の段階で施設規模の検討とあわせて、具体的な組織づくりなどを地元と連携を図りながら進めていきたいと考えております。


 次に、基本計画の変更についてでありますが、基本計画を基本といたしまして、各機能や個別施設の規模等については、平成20年度に実施する基本設計及び実施設計の中で精査、検討していきたいと考えております。


 以上で答弁終わります。


○副議長(赤坂日出男君) 大貫武男君。


○15番(大貫武男君) 今、部長の答弁いただきました。その中で、私も地元の協力体制ということについて質問したいんですが、ちょっと私の理解力不足なので、もう一度お伺いしますけれども、この部長が持っておられるこのハーベスト整備事業、仮称です、このパンフレットの中にもあるんですが、地元住民が主体となって組織を設立するということが前提条件で、このいろんな形の計画ができ上がる、それが前提だと思うのです、私は。先ほど横尾議員もちょっと触れていましたけれども、地元住民も、なかなかその概要についての理解度が深まっていないというふうに、私は何人かの人に聞いたところではそういうふうに考えています。


 そういう点におきまして、例えば農村レストランにおいても、間近にあるレストランが休業しているような状態、そして貸し農園についても多くの自治体が努力をしているんですけれども、なかなか満杯にならないというような話もよく聞きますけれども、この大変すばらしい冊子なんですが、この冊子の、大部分はやっぱり地元対策、水特法による地元対策のためにこれやるわけですし、農村と都市との交流ということが付加価値になってついてくるんだろうというふうに思うし、そういう人たちがお金を出し合うわけです。しかし、地元の雇用、地元の人たちが喜ぶような、そして夢を見られるような施設にしなければならないというふうに考えている。


 私は、地元の対策ということをこだわるのは、例えば堆肥化、これから議論しますけど、堆肥化センターにおいても十分に協力体制をつくるという形でやっていったんですが、今のような状態になっているということを考え合わせると、本当に地元対策、地元の人たちの協力、地元の人の組織づくりについてのケアを十分にしていかなければ、大変厳しいものになっていくのではないかなというふうに私は考えざるを得ないんです。そういう点について、この地元の組織づくりについて、もう少し詳しく地元に対しても説明をしていただきたいし、この私の質問に対してももう少しこうわかるような説明を、対策、地元の組織づくり、運営、主体的に携わる、かかわっていくためにどのような方法を考えているのかという点について、もう一度示していただきたいと思います。


○副議長(赤坂日出男君) 答弁を求めます。


 経済部長、高田君。


○経済部長(高田久男君) (仮称)ハーベストセンターの今後のスケジュールについての再質問にお答えいたします。


 基本的には先ほど横尾議員の質問に市長がお答えしたとおりでございます。私どもは、この整備構想ができた時点、それから基本計画ができた時点、それから候補地を決めた時点で、議会に対しましても議員全員協議会で説明をしてまいりました。その都度都度、地元に対しても、これを、構想を持っていって説明をいたしております。


 その中には、運営については各地元の人にかかわっていただくんですよということが入っているわけですから、そういうものをもとにして説明会をやって、現在候補地を絞り込んで、測量ということでの協力いただいているわけですから、議員のところにはその理解していないという方のあれが行ったかもしれませんけども、もしそういうことであれば、私どもは別に情報を提供するということは積極的にやっていきたいと思いますので、どういう機会でも、例えば鹿沼市でやっております出前講座であっても行って説明してまいりますし、ただ具体的にどういう組織が立ち上げられるかということにつきましては、やはり設置の規模とかがわかってきませんと、具体的な組織というのは難しいかもしれませんけども、いわゆるこれを市の考え方にまとめた構想を、基本計画をもって説明している、よって今の協力、今の事業が進んでいるわけでありますので、ご理解をいただきたいと思います。


 答弁を終わります。


○副議長(赤坂日出男君) 大貫武男君。


○15番(大貫武男君) よくわかりました。ただ、この組織運営をつくる上に、地元組織、地元住民が深くかかわるような方式をとるというような文言も入っておりますので、ひとつ地元に対しても積極的な、今部長が言われたような情報開示をしていただいて、説明会を数多く開いて、地元の組織づくりの一助になるようにしていただきたいというふうに思っています。


 次の質問に入らせていただきます。次に、農業の振興策についてでありますが、1点目は安全安心な農産物推進策についてであります。昨年は本市の農業においては大変心配したイチゴの農薬問題が起きましたが、幸いなことに発覚後のJAのイチゴ部会、本市行政との連携がうまくいって、被害を最小限に済ますことができました。関係者の努力を高く評価をしたいと思います。そのときの教訓として、農薬の恐ろしさを強く感じました。また、安全安心な農産物の生産をしなければいけないと思います。今度は中国産の食の安全が問題になっております。その原因には、今日本、中国においてそれぞれが努力をしていますが、見方が分かれているようであり、私は困ったことだと思っています。


 その原因のいかんにかかわらず、消費者にとっては安全安心なものを食べたいと願っているわけでありますので、それにこたえる農産物をつくっていかなければならないと思います。私は中国産の問題が起きたことにより、安全安心なものは高くつくものだということが消費者に理解をしていただいたと思っています。本市にとっても教訓があるわけでありますから、それらを活用した本市の農産物の安全安心への取り組みについて、その政策についてお伺いをいたします。


○副議長(赤坂日出男君) 答弁を求めます。


 市長、阿部君。


○市長(阿部和夫君) 安全安心な農作物推進策についての質問にお答えします。


 国内外における、国の、食の安全安心がマスコミ等でも大きく取り上げられて、消費者の信頼を得ることは最重要課題であると考えております。そのような中、本市におきましては消費者に安全安心な農作物を提供するために、昨年度策定しました鹿沼市農業農村ビジョンにおいても安全安心な農産物づくりの具体的な取り組みを掲げております。


 具体的には、堆肥化センターで製造する堆肥は、剪定木を炭化した粉末を含んでおり、土壌改良剤としても有効であることから、積極的な利用を図っております。また、生産工程を遡及する、できるトレーサビリティシステムの導入、粉ジラミ類の増殖を長期間抑制するラノーテープの導入への補助、生産者と出荷日を特定できるシリアルナンバーの導入などについて、関係機関との連携のもと、研修会等を開催して生産者への啓発や支援を図ってまいりました。さらに、平成19年度からイチゴにおいて農業生産工程を管理するGAPへの取り組みを推進しており、生産者への説明会の実施を初め、導入に対する支援を図っております。来年度以降は、トマト、ニラ等についても導入の支援を図り、安全安心な農作物の供給を推進してまいりたいと考えております。


 以上で答弁終わります。


○副議長(赤坂日出男君) 大貫武男君。


○15番(大貫武男君) ありがとうございました。積極的に、安全安心な農産物の向上に努力しているということ、よくわかる。これからも、市長がトップセールスをして、鹿沼市の農産物の販売拡大に努力をしていただきたいと思います。


 次に、本市の農産物のブランド力向上への取り組みについてであります。本市には、全国において引けをとらない多くの農産物があります。しかし、どの地方においても、それぞれに品質の向上策また生産の拡大策に努力をしております。まさに今、産地間競争になっております。それに勝ち抜くために、その対策をしっかりとしなければなりません。その先頭に行政は立たなくてはならないと思います。多くの情報を農家に提供していかなければならないと思います。新聞を見ておりますと、多くの地方でそれぞれの特色ある農産物の紹介がされ、またそれに付加価値がつけられた加工品の販売の記事を多く見かけます。それに対抗するためにも対策をしていかなければならないと思います。その政策をどのように考えておられるのかを質問をいたします。


○副議長(赤坂日出男君) 答弁を求めます。


 市長、阿部君。


○市長(阿部和夫君) 農産物のブランド力向上への取り組みについての質問にお答えします。


 産地間競争が激しくなる中、安全安心な農産物や知名度の高い産地の農産物が市場、消費者から求められております。現在、8品目の農畜産物がかぬまブランドの認定品に、3品目が推奨品の認定を受けており、そのPRに努めているところであります。ブランド力をさらに高めるためには、産地間競争に負けない農産物やトレーサビリティ、先ほど言いましたが、シリアルナンバーにより生産工程や生産者がわかることが安全安心な農産物として重要であり、堆肥化センターのほっこりー1号の積極的な活用により、産地づくりに対する地域全体の底上げとかぬまブランドのイメージアップを図ります。さらに、農産物の新たなブランド化に向け努力するとともに、産地情報の提供やかぬまブランドのPR等を積極的に行ってまいりたいと考えております。


 以上で答弁を終わります。


○副議長(赤坂日出男君) 大貫武男君。


○15番(大貫武男君) 産地間競争に打ち勝つためには、本市の農産物のPRもしていかなくてはならないと、市長もよく理解していただいているんですが、鹿沼は、関東一のそばの産地というふうに話をされて、そば天国とか、いろんな形でそばの普及拡大に努めているわけですが、どこの市町村かちょっとど忘れしたんですが、新聞に載っていましたけど、そば焼酎なども開発したというふうに新聞報道に載っておりました。


 芋焼酎、ハトムギの焼酎とかいろいろ、私はお酒は飲めないんでよくわかんないんですが、大変その鹿沼産の焼酎が好評だということを伺っておりますので、そのそばの、付加価値をつけるためにも、そばの産地のPRのためにも、いろんな形でやる1つの中に、市長、焼酎大変好きだというふうに伺っていますんで、そういう点についても、そのそば焼酎なんかの検討も、十分に付加価値の向上にはなるのではないかというふうに思っています。そういう点も含めて、このそばの拡大、そして鹿沼の農産物のより一層の、販路拡大についての市長の決意をお伺いをいたします。


○副議長(赤坂日出男君) 答弁を求めます。


 市長、阿部君。


○市長(阿部和夫君) ブランド化の中のそばについての拡大をどう考えているかと、こういうことだと思います。まさしく旧粟野町と合併をいたしまして、作付面積、生産量とも栃木県一を誇るというそばの産地となったわけでございまして、それにちなんでそばをやはり関東一のそばの産地あるいはそばの名所としていくべき努力をいたしているところでございまして、それに先駆けたのが昨年12月8日、9日に実施をいたしましたそば天国、鹿沼そば味比べと称して実施をいたしたところでございます。


 ご存じのとおりでありますが、2日間で2万2,000人を超える方々が県内外、市内外を問わず参加をいただいたところでありまして、1つの店のそばを食べるのに1時間から1時間半かかったということでございます。そのアンケートもとらせていただいたところでありますが、今集計中であります。非常に鹿沼のそばというのはおいしいという評判もいただいているところでございます。さらに、そのそばの産地として知名度を上げるべく、これからも努力をしていきたい、そのように思っておりますし、その協議会が発足されておりますので、そことの連携を図りながら、さらに進んでまいりたい、このように思っております。


 さて、そば焼酎の話になるわけでありますが、先ほど話に出されたそばについてのそば焼酎をつくるのだということは茂木町でございまして、今農業委員会では鹿沼市農業委員会と茂木の農業委員会が非常に連携、密接に連携をされているところでございまして、実はこのそば焼酎につきましても、名前を募集をされた状況がございまして、これに応募もさせていただいたところでありますが、残念ながらそれには採用はなかったと、そういうことでございます。農業委員会の名のもとでモッキリなどという名前で応募したということも伺っているところでありますが、いずれにしましてもこの焼酎につきましてはやはり販路の拡大あるいは地産地消、そしてこのブランド化を考えていく上にはハトムギが生産量で、またブランドの数も小山市に抜かれたというところもございますが、やってきた経緯等がありますので、そば焼酎のうまさというものも醸造の仕方によってはいろいろ味も変わるということも聞いているところでありますので、そのようなことも調査研究をしてまいりたいと、このように思っているところであります。


 再質問に対する答弁終わります。


○副議長(赤坂日出男君) 大貫武男君。


○15番(大貫武男君) ありがとうございました。


 ソバのまちづくりについて、お話がありましたけど、こういう問題は、継続性が大切なんだろうと、続けていくこと、例えば、焼き肉のまち鹿沼という形で起こしたんですが、何かこういつの間にかなくなっちゃったなというふうに私理解、なくなんないんです、なくなんないんだけども、何かこう元気がなくなっちゃったなというふうに私思っています。そういう点においても、先ほど産地間競争と言ったんですが、特にそばなんかはこの鹿沼市においても産地間競争が大変激しい作物の1つなんです。ですから、鹿沼のそばを売り込む、これ大変な重要なことだし、そして休耕地、荒廃農地対策にも私は大変貴重な作物の1つであろうというふうに理解していますので、市長におかれましては、ぜひとも、焼き肉のまちの二の舞にならないように、継続性のある政策をこれからもしっかりとやっていただきたいということを要望して、次の質問に入らせていただきます。


 堆肥化センターの活用策についてであります。この問題については、多くの議員が質問しております。私も毎回質問をしているわけであります。それだけに、この事業は本市の政策の中でも私は重要な問題と認識をいたしております。堆肥化センターの運営が、初めの計画どおりになるようにしなければ、また市民に負担がかからないようにするための努力をしていかなければならないと思っています。さきに申したような、安全安心な農産物の生産に、このセンターが大きな原動力になるようにしていかなければならないと考えています。


 そこで、3点ほどお伺いをいたします。本市の農業振興策を考えるとき、堆肥化センターの活用は重要なものと考えますので、その活用方法についてお伺いをいたします。センターの堆肥を使用した農家の反応、また利用拡大の方策はどのように考えているのかをお伺いをいたします。堆肥の販売の状況や、またその見通しについてお伺いをいたします。


○副議長(赤坂日出男君) 答弁を求めます。


 経済部長、高田君。


○経済部長(高田久男君) 堆肥化センターの活用策についての質問にお答えいたします。


 まず、活用方法についてでありますが、環境型農業の確立及び良質な土づくりによる売れる農産物づくりを推進するため、堆肥化センターの堆肥を積極的に活用されるよう、各生産団体や生産者に利用を促しております。また、圃場整備後の土地改良剤として検討しておりましたところ、直近の情報といたしまして、圃場整備を実施いたしました北赤塚2区で使用を開始したと、130トンほどを、現時点で130トンほど使用いただいたと、このような報告も受けております。


 次に、利用した農家の反応、利用拡大の方策についてでありますが、堆肥の販売開始から1年が経過しておりません、昨年6月からですから。したがいまして、収穫についての事例報告は少ないという状況です。購入、散布の反応といたしましては、成分的には問題ない、使いやすいといった意見もいただいております。また、試験圃場における生産者からも良質な堆肥であるとのお話もいただいております。今後におきましては、利用者の調査を行うとともに、農協各生産部会等を通じ、利用拡大を推進してまいります。


 販売状況でありますけれども、昨年6月から販売を開始し、ことしの1月までの販売実績は174万円、販売量は405トンとなっております。今年度は販売を開始いたしまして最初の年ということでもあり、周知、PRの不足もいまだあります。また、品質に対して農家がどうなんだろうかという不安もあるかもしれません。そのようなことから、販売が伸びなかったと考えておりますが、今後におきましては先ほど申し上げましたように、使用後の検証やPRの徹底を行いまして、販売の促進を進めてまいりたいと考えております。


 以上で答弁終わります。


○副議長(赤坂日出男君) 大貫武男君。


○15番(大貫武男君) この問題については、大変心配、昨日の質問の中でも、大越議員のほうから倒産するというような危険性もあるというような、私も同じ認識なもんですから、私一人だけじゃないんだなという意を強くしたんですが、オープンして今部長のほうから言われましたように、1年が経過していないというような状況の中で、そういう心配することは心配性なことだけじゃないというふうに私は理解しているんですが、先ほど部長のほうで半年しかたっていないから、生産者のほうから反応がまだ来てないというようなお話をされたんですが、私の聞くところでは、3軒の農家へ約1トン、750キロぐらい、使ってみてくださいというようなお話をされて運んでくれたそうなんですが、その農家には、アクションは起こしてくれた、どんなふうですか、使ってくれたんですか、使ってくれてないんですかという、少なくとも、そのような確認はされたんでしょうか。そういう点も含めて、ちょっとお聞きしたいんですが。


 それと、堆肥を利用する人たち、そういう人たちを、組織づくりをこれ早急にしていかなければ、なかなか個人個人に対して、販売ルートを確立するというのも大変な努力を要すると思うし、センターの職員だけではとても対応し切れない、そういうふうに思っています。JAや鹿沼市花木センター、そして農業公社等、大きな利用を見込めるところとのタイアップについても、十分な組織づくりをしていかなければならない。この堆肥化センターができる前までは、多分堆肥利用組合というような大枠の鹿沼市においての組織づくりもされていたというふうに私理解しているんですが、そういう組織づくりにも、積極的に行政が携わっていかないと、販売については大変厳しいものがある、そういうふうに私思っています。大口の人にいかに利用していただくかという努力をもっともっとしていただきたいし、いろんな形の組織づくりをしていっていただきたいというふうに思っているんです。そういう点について、部長の答弁をお聞きしたいと思います。


○副議長(赤坂日出男君) 答弁を求めます。


 経済部長、高田君。


○経済部長(高田久男君) 堆肥化センターの活用策についての再質問にお答えいたします。


 まず、1点目の3軒の農家の件ですけども、大変申しわけありませんが、それらについて私報告を受けていませんでしたので、お答えができませんので、後日成果等について確認をしたいと思います。


 それから、組織づくりの関係ですけども、鹿沼市におきましてはナシ部会でありますとかトマト、イチゴ、各作物ごとに生産団体ができておりますので、そのような団体には常日ごろ機会をとらえまして利用促進をお願いしております。その組織づくりについては、実は私どもも課題としてとらえておりまして、時期はまだわかりませんけれども、そのようなことも考えていかなくてはならないだろう、そのようなことで進めております。


 なお、利用促進を図るという意味では、行政と、それから関係団体、行政団体というのは行政というのは市とか県の振興事務所とか、あるいは関係団体というのは栃酪さんとかが入って堆肥化、利用促進するための協議会は編成しておりますけれども、現実生産団体は入っておりませんので、そのような生産団体を含めた組織づくりについては課題として考えております。


 答弁を終わります。


○副議長(赤坂日出男君) 大貫武男君。


○15番(大貫武男君) ありがとうございます。


 販売する努力というのは、よくわかります。そういう努力をしていただきたいんですが、もう一点、この活用策について、昨日の大越議員のほうからもお話がありましたように、3割しか予定をしていた原料が集まらないという状態は、今の酪農家、ほかの大きな人たちの、養豚農家についてもそうですけれども、肥育農家についてもそうだと思うのですが、労働力の問題等、いろんな問題があるんだろうと思うんですが、1つの考え方としては集める努力、これは農家に持ってきてくださいではなくて、1つの考え方としてはセンターが、自ら足を運ぶ、そういう方法もここまで来てはもう組み込まなきゃなんないんじゃないかな、そういう方法も考えていく時期に来ているんではないかなというふうに私は思うんです。今の形のままでは、値段が安い、半分にする、昨日の話では2割という話ですが、そういう問題ではなくて、いかに出していただけるかという体制づくりの中では、私は自らが収集する方法にせざるを得ない、これもうつくってしまった、いかに赤字を少なくするか、そして稼働率を上げるか、そのためには原料を確保しなければならないというふうに考えているんであれば、私はきちんとした集める方法についても検討する時期に来ているんではないかというふうに考えますので、部長のお答えをお伺いします。


○副議長(赤坂日出男君) 答弁を求めます。


 経済部長、高田君。


○経済部長(高田久男君) 堆肥化センターの活用策についての再質問にお答えいたします。


 まず、先ほど答弁を保留した件ですけども、この件につきましては試験的に北犬飼の方1名、それから南摩の方1名、それから南摩小学校にお願いをしたということでございます。結果の確認はこれからということでございます。


 それから、堆肥化センターの運営方法として、いわゆるセンターが自ら収集に当たったらどうかと、こういうことかと思います。堆肥化センターにつきましては、私所管をいたしましてから、建設も含めまして毎回複数の質問をいただいております。経緯につきましては何度も話しておりますけれども、鹿沼市としてはこういう堆肥化センターの運営をするという中で施設を整備してきたわけです。ところが、違ってきたのが、いわゆる経済情勢変わってきて畜産農家の経営が厳しくなってきた。このことは私も毎朝農業新聞を見ているもんですから、農業新聞の1面には2日に1回、3日に2回ですか、畜産農家のいわゆる厳しいという状況なんです、いわゆる経営が難しい。そういうことから、こういう状況になっていると、そういうことでございます。


 当然方法とすれば、今議員がおっしゃるような方法も1つかと思いますけども、当然そのためには人件費、一番大きな人件費という管理経費がかかってまいりますので、一概にその方法に踏み切るということについては慎重にならざるを得ない、こういうことで答弁をさせていただきたいと思います。


 答弁を終わります。


○副議長(赤坂日出男君) 大貫武男君。


○15番(大貫武男君) 答弁いただきました。


 先ほどの3件という話なんですが、持ってきたきり、何の話もないと、使ってくださいといって持ってきたんだけど、何のアクションも起きてこない、それじゃね、確かに部長が言うように6か月しかたっていないんだから、結果が出ないというのはよくわかる。でも、持ってきたからには例えば散布しやすいですかとか、使いやすかったですかとか、においはどうだったですかとかいうぐらいなアクションを起こしていただかないと、販路拡大にはならない。部長もよくわかると思うんですが、農家の人たちは同じ作物をつくっている人との連携は密です。いや、今度堆肥化センターで持ってきてくれたんで見たんだけど、いいから使ってみたらとか、そういう形にどんどん、どんどんなると思う。


 これは、堆肥化センターの人に任せていたって、あれだけの人数であれだけの敷地を管理運営するのは至難のわざです。私も何回か行ってます。本当に大変な作業をしています。そういう中にあって、そういうことは無理ですから、行政の中でそれこそ自衛隊じゃないけど、制服組じゃなく背広組がもっと積極的にタッチしなければ、販路拡大には私はつながらないというふうに思っています。


 先ほど、とにかくそういうことなんですけれども、部長の答弁にあったように、市が、センターが独自に集めると、当然赤字は人件費とか何かでかかると思うんです。しかし、現実の問題として1億数千万円の経費が当然経費としてかかってくる。だけれども、原料が集まらなければセンターが機能しないわけです。


 そういうことを考えるときに、例えば5,000万円の赤字と7,000万円の赤字じゃ5,000万円の赤字のほうがいいわけですから、最初から5,000万円ぐらいの赤字ということは覚悟してつくっているわけだし、環境問題とか農産物のブランド化に向上するという、付加価値の向上があるから、そこら辺はしようがないだろうというふうに私も判断していたわけですけれども、そういうときにあって、これだけの施設がうまくいかないというふうな形になっていることは大変残念であります。そういう点を含めると、私は原料の集め方についても一工夫も、二工夫もあってもいいのだろうというふうに思いますし、試しに、試算でもいいですから、経済部のほうで、どの程度の人件費になるのか、私は試算すべき時期だというふうに私は思っていますので、もう一度部長の答弁をお伺いします。


○副議長(赤坂日出男君) 答弁を求めます。


 経済部長、高田君。


○経済部長(高田久男君) 堆肥化センターの活用策についての再質問にお答えいたします。


 まず、1点目の堆肥を渡したままでナシのつぶてということにつきましては、私も反省をいたしまして指導をしてまいります。


 それから、次の点ですけれども、今の議員の質問の中にもありましたとおり、建設当初からいわゆる循環型の社会を目指すということでの目的と、それから従来からの木工の木くず関係も処理していますから、それらから焼却施設への負担軽減を考えると、約5,000万円です、約5,000万円程度の負担はやむを得ないだろうというようなことで進んできておりますので、いわゆる平成18年度の決算で、あるいは平成19年度の決算が間もなく上がってまいりますので、そのような中で十分検討はしていきたいと考えております。


 答弁を終わります。


○副議長(赤坂日出男君) 大貫武男君。


○15番(大貫武男君) わかりました。


 今の部長の答弁についてですけれども、これからよく精査するということでございます。私は計画時の想定から大変大きく外れ、想定外のことがたくさんできてきているわけですから、私はこの問題、堆肥化センターについては、抜本的な物の考え方、改革をする必要があるのではないかというふうに考えていますので、そういう点について要望して、次の質問に入らせていただきます。


 次に、子供公園の建設についてであります。私は、よく子供を育てている年代の人に言われているのですが、鹿沼には子供を安心して遊ばせる場所が少ない、身近にあれば大変うれしいのだがとよく言われています。確かに千手山公園など、子供中心の公園になっているとは思いますが、駐車場や坂の多い公園であるために利用しづらい面もあると思います。安心して子供を育てられる環境づくりは、行政にとって一番重要な政策であろうと思います。何よりも鹿沼で安心して子供を産み、安心して子供を育てられる環境づくりを進めなければならないと思いますので、早急に子供公園の充実を図る必要があると思いますので、その考え方をお伺いをいたします。


○副議長(赤坂日出男君) 答弁を求めます。


 都市建設部長、渡辺君。


○都市建設部長(渡辺政夫君) 子供公園の充実についての質問にお答えをいたします。


 市街地の公園整備については、これまでも緑の基本計画に基づき整備を進めてまいりましたが、用地の確保が一番の課題となっております。その中で、現在の公園整備状況は、貝島西及び新鹿沼駅西土地区画整理事業の中で整備を進めているところであります。また、その他の地区については、適地の確保ができれば順次整備を進めてまいります。また、市内には小規模ながら市街地を中心に開発行為で設置された開発公園もあることから、開発公園のリニューアル等を検討し、親子が安心して楽しめる身近な公園として充実させていきたいと考えております。


 以上で答弁を終わります。


○副議長(赤坂日出男君) 大貫武男君。


○15番(大貫武男君) ありがとうございました。


 市長にお伺いいたしますが、市長の力の入れようで第3子対策も順調に進んでいるというふうに思っているんですが、第3子対策で多くの子供が誕生して喜ばしいんですが、その誕生した後、親子で遊べる場所というものは大変必要なことであり、喫緊の問題だと思うんです。これはどこの自治体でも、子供をたくさん産んでいただきたい施策をたくさんやっています。そういう点においても、子供公園というものは、重要な問題になってくるのではないかというふうに思うんです。


 例えば、花木センターのリニューアルの中に、子供も一緒になって遊べる、つくるんだというふうな形の説明をなされたというふうに思っているんですが、今部長のほうから答弁があったように、街区公園とか、いろいろな形の公園を充実させていくと、開発地区の問題についても前向きに検討するという答弁がありましたけれども、そういう公園も含めて、私は親子が一緒に遊べる場所、安全安心な公園、そういうものはきちんとした形の公園づくりをしていかなければならないというふうに思っていますので、市長のその決意を、お聞かせ願いたいと思います。


○副議長(赤坂日出男君) 答弁を求めます。


 市長、阿部君。


○市長(阿部和夫君) 再質問にお答えします。


 ただいま子供の公園、いわゆる遊び場がもっとあったほうがいい、こういうことで、第3子対策事業について、その後すくすく育つ、元気にはぐくんでいくということが、その子供公園を通してなるだろうと、そういうご提案でございますが、まさしくそのとおりだと思います。やはり今いろいろの市民の中からの要望などに耳を傾けているところでありますが、子供たちと一緒になって遊べるような、例えば壬生にあるような、あのような公園があったらなと、このような要望が前々から出されているというのも私はお聞きをいたしているところでありますし、さらに大貫議員にありましても、そのような声があるということを今聞かされたわけでありますが、この必要性というのは十分認識をいたしているところでございます。


 その花木センターのリニューアルの対策の中で、公園たるもの、いわゆる子供たちも一緒になって対応できるような、そんな場所も必要だと思っておりますし、さらには芝生公園、いわゆる子供と一緒になって芝生の中で寝ころんだり走ったり、いろいろの器具を使わなくても、親子のふれあいというのができる、こういうことも考えているところでありまして、また健康的にも健全な子供が育成できる、このように思っております。そのようなことを含めて、(仮称)ハーベストセンターの中に芝生公園というのも整備をしようと、このように計画もいたしているところでありまして、まさしくこれからの子供の健全な育成のためには運動も大切、あるいは親子のふれあいも大切、そしてこれから生まれる地域の今の格差といいましょうか、地域に根差した子供ということも育っていくだろうと、そのようなことを思いながら整備に努力をしていきたい、こういうふうに思っているところでございます。


 再質問に対する答弁を終わります。


○副議長(赤坂日出男君) 大貫武男君。


○15番(大貫武男君) ただいまの市長の答弁で私の質問を終わらせていただきます。


 ありがとうございました。


○副議長(赤坂日出男君) 昼食のため、休憩といたします。


 再開は、午後1時ちょうどといたします。


 (午前11時50分)


○議長(小松英夫君) 休憩前に引き続き再開いたします。


 (午後 1時00分)


○議長(小松英夫君) 引き続き、発言を許します。


 25番、鈴木貢君。


○25番(鈴木 貢君) 25番、民主市民ネットワークの鈴木貢でございます。


 けさ起きて、新聞をいつも持ってきて読むんですが、けさの下野新聞は鹿沼市職員、小佐々さんの殺害事件で裁判所が遺族と鹿沼市が和解をしたとの1面での報道がありました。私たちの民主市民ネットワークの塩入佳子議員、そして松井正一議員が2月26日の本会議において質問をしました、その趣旨であります事件の予見をできれば事故を防げた。しかし、鹿沼市は事件を予見できなかったと、事故発生と市の因果関係はないとし、形式的な謝罪による和解をしたのではないかと、このような疑問について遺族の小佐々さんの思いは、予見できたことを認めるから謝罪すると考えていたようですから、和解条項の解釈に鹿沼市と小佐々さんの考えに大きな溝を残した和解であり、非常に残念に思ったところでございます。


 同じく下野新聞の報道を引用いたしますが、識者の反応、自治体の姿勢、条例化を「行政が加害者に」と警鐘との見出しで、岐阜県の柳川前町長は沈黙は、黙っていることは共謀、傍観は、ただ見ていることは加担であるとして、不当要求に対する組織的な対応を定めた条例をしたとあります。また、日弁連民事介入暴力対策委員会副会長の三井義広弁護士は、鹿沼事件訴訟の和解は行政は被害者にもなるが、加害者にもなり得ることを示したと、自治体の姿勢に警鐘を鳴らすとありました。


 私たちは、このような事件を二度と繰り返さないことを決意をし、小佐々洌子さんの思いが達成されなかったことについての思いを共有をし、小佐々守さんのご冥福をお祈りをいたします。岐阜県の柳川前町長の沈黙は共謀、傍観は加担であるという言葉を自分自身しっかりとかみしめ、本日3件の市政質問を通告してあります。1件目の阿部市長の政治姿勢について早速質問に入ります。


 1、市長の政治姿勢についてであります。中項目、1、大型の施設整備と緊急の課題である地域医療、子育て、教育、福祉など、生活関係政策のいずれを優先していくのかについてであります。その1点目は、市長は「ここが一番、まして一番、さすが一番」と一番を強調されております。市民を取り巻く情勢は、小泉元総理が改革なくして成長なしと構造改革を強行しましたが、国民の前に姿をあらわしたものは期待とは大きく違い、痛みの拡大でありました。地方分権といいながらも、三位一体改革は名ばかりで、地方財政の削減を強行し、規制緩和の名のもとに労働法の改悪を強行し、ワーキングプアと言われる働く貧困層を拡大し、格差社会をつくり上げました。また、アメリカの要請に基づく郵政民営化は地方の格差を拡大をし、生活を大きく圧迫をしております。ごく一部の人たちが巨万の富を得る一方で、大部分の国民は年収の削減、相次ぐ増税で可処分所得を減らし、苦しい生活を強いられております。


 さらに、企業が正社員を減らし、非正規社員、派遣、請負等の雇用形態をとり、人件費を削減したため、最低限の生活すらできない貧困層が拡大してしまいました。かつては1億総中流社会と呼ばれるくらいの平等性がありましたが、リストラや倒産の不安、医療、子育て、老後の不安を抱える弱肉強食の格差社会となってしまいました。つい10年ほど前までは、行政に対する一定の信頼がありましたが、今は大きく崩れ去っているのが実情かと思います。多くの国民は、国、県、市に対する信頼を失い、政治の転換を、そして市民自ら情報を集め、自分の人生における課題を整理をし、自らその課題に対して考えていかなければならない。そうしないと、自分自身の生活を支え、さらに子や孫を育てていけないと考えるような、そんな社会に大きく変化しています。


 このような変化の中では、ナンバーワン、1番よりオンリーワンの思想で一人一人の市民、それぞれの地域を尊重し、経済や文化を発展させる市政が望まれると考えます。市長の見解を示していただきたいと思います。


 2点目は、施設を利用する市民の声を積み上げ、計画し、整備していかないと、運営や目的を達成することはできない。費用対効果を実現することもできないのではないかと考えます。このことについても市長の見解を示してください。


 3点目は、緊急性のある施設整備以外は、地域医療、子育て、教育、福祉など生活関係政策を優先すべきと考えますが、このことについても市長の見解を示していただきたいと思います。


○議長(小松英夫君) 当局の答弁を求めます。


 市長、阿部君。


○市長(阿部和夫君) 大型施設整備と緊急の課題についての質問にお答えします。


 まず、市民、地域を尊重して発展させる市政についてでありますが、私は市長として市政運営を推進する立場から、市民一人一人が生きがいを持って暮らして、そしてそれぞれの家庭や地域に愛着を持って幸福に暮らせるまちづくりを目指しております。この実現を図るため、第5次鹿沼市総合計画「KANUMA“ステップ・アップ”ビジョン」を策定し、計画に位置づけた各種施策を推進しているところであります。この中で、市民生活に密着した諸課題に対しては、多種多様な施策を計画に盛り込み、優先的に対処することとしており、市民にとって住んでみたいまち、住み続けたいまちとして、総合的に市民満足度の一番高いまちを推進しているものであります。


 次に、施設整備に関する市民の声の反映についてでありますが、大型の施設整備に当たっては、その都度おのおのの施設の最も関係の深い団体や利用頻度の高い団体の代表者や公募などにより関心のある市民などを委員とする検討委員会を設置し、開催をするほか、アンケート調査や懇談会などを実施して、住民の意向を十分把握し、整備計画に反映させているところであります。また、施設整備後の管理運営などについても、費用対効果を勘案し、その計画を樹立し、あわせて関係住民等の参画を促しております。


 次に、市民生活関係施策の優先についてでありますが、厳しい財政状況の中においても、市民生活に密着した施策については積極的に推進するため、地域医療や子育て、教育、福祉などの分野には十分配慮した予算配分を心がけております。施設の整備に際しては国県補助の導入など、財源の確保に努めるとともに、特に市民からの要望の高いものを厳選し、優先度の高いものから重点的に予算配分し、整備に当たっているところであります。


 以上で答弁を終わります。


○議長(小松英夫君) 鈴木貢君。


○25番(鈴木 貢君) ただいま市長から答弁いただきましたが、再質問をいたします。


 まず、1点目の市長がなぜ、こう1番ということを重視し、また市民一人一人の要望といいますか、生き方を尊重することが私は必要だということで、市長はそのことについては市民の意見を尊重するというふうに答弁をいただきました。さらに、そのことがどのように、この間の市長の8年間の中であらわれてきたのかなということと、市民はなかなか市長になり市に対してこう伝え切れない部分があるかと思います。それを補うのが各種の調査だと思います。


 今回議会に当たり、当局から基礎調査の資料をいただきました。第5次鹿沼市総合計画策定基礎調査、これは平成18年に調査をされたものであります。この項目に、市の効率的な行政運営のため、何が重要だと思いますかという設問があるわけですが、ここの回答は一般市民と有権者と職員と3つのランクで回答がされておりますが、この行政の運営体制などを見直すということについて、一般市民は31.3、有識者の回答では33.2%で、一番多く回答を寄せているところでございます。ですので、ただいま市長は一人一人の市民にも目を向けてとおっしゃいましたが、市長の答弁とはまだまだ市民の率直な状況からは開きがあるんじゃないかなと、この開きについて再度お答えをいただきたいなと思います。


 さらに、2点目の、費用対効果や市民の声を積み上げることについてでありますが、このことについてはやはり調査結果がありましたので、引用させていただきます。中心市街地活性化アンケートにおいては、これは平成15年に実施をされ、これは市全域を対象にし、回答は複数で行われております。このアンケートの中の質問の5、9の5で今後大型店跡地とその周辺地域整備を進めるためには、市民の皆様の積極的なご協力が不可欠です。どのような形で市民の協力や参加を得るべきと思いますかの問いに対しまして、第1に回答があったのは、第1番に、多く回答があったのは企画立案の段階からの参加62%、第2のでき上がった施設の管理や運営の参加、これが42%であり、ポイントでは186ポイントの差、パーセントで言えば20%の開きがあります。この数字は、市民が企画の段階から、スタートの段階から参加したいと考えていることを明らかにしていると考えますが、この件についても市長の見解を示していただきたいと思います。


 さらに、市長はこの間、メールや直接ファクス等を受け、市民の声を聞いて来られたと思いますが、この市民の声をどのような形で市政に取り込んできたのか、また他市の状況の中では、市長へのそういった要望については、市長としてはこのように市民に答えをしますということを情報公開をして、そしてより一層の市政に対する透明性や市民との合意を推進しておりますが、この件についても答弁をお願いしたいと思います。


 そこまで、そのことについて答弁を求めます。


○議長(小松英夫君) 答弁を求めます。


 市長、阿部君。


○市長(阿部和夫君) まず、1番というのをなぜ重視するのかと、こういうことになるかと思います。私は、今地方の時代あるいは地方分権の時代を迎えていて、それぞれの地域というものが独自性を持った施策を実施をしていかなければならない、地域間に生き残っていかなければならない、そのようなことを考えれば、他市に先駆けた数々の施策も実施をしていくことによって、その知名度あるいは地方分権の中で生き抜いていくということに相なってくるかと思います。そういうことで、「ここが一番、まして一番、さすが一番」をキャッチフレーズに、鹿沼市の元気なまちをつくる、そしてその知名度のアップをし、その自治体の生きる意気込みというものを感じるためにも、そのようなことで臨んできているということでございます。


 ただいま鈴木議員が言われているナンバーワンより、ここに書いてあるんですが、オンリーワンということでありますが、オンリーワンこそ、そのナンバーワンに持っていく基礎でありまして、そのオンリーワンそのものが培っていく、あるいはつくられていくことによって、鹿沼市という自治体がそのナンバーワンに向かっていると、こういうふうに言っても過言ではない、そのように思っているところでありまして、そんなことを考えながら、この1番を重視してきた、そういうことでございます。


 さらに、8年間でどのような政策に反映してきたのか、こういうことでありますが、この市民の中にはいろいろ要望がございました。どういう形でかということをまず申し上げますと、まちづくり懇談会の実施をしたり、さらにはDラインファクス、Dラインメールなどによって市民の声を受けとめている。さらには、各種団体の集まりにも率先して私は参加をいたしておりますし、そういう中で市民の声に直接耳を傾けながら、その施策の展開に反映をしてきたということであります。


 例えば、8年間といえば先ほど言いましたように、市民の声を吸い上げるということでDラインファクスをいち早くに立ち上げさせていただいたこともありますし、さらには休日に窓口を開いていただきたいという声もあったし、挙げれば数々あるわけでございますが、そういう中で自治会であれば、自治会の声とすれば自治会への補助事業、いわゆる公民館の建設あるいは修繕するのに多額の費用がかかるんだと、電気料、街灯についても大変な費用負担になっているんだと、そういうことが数々声として受けさせていただいたところでありまして、そういうことを実施することによって、やはり鹿沼市の元気なまち、あるいは地域というものができていくんだと、このように思っているところでありまして、この施策にはそういう市民の声を各部署において吸い上げさせていただいて、その計画に盛り込んでいると、こういうことでございます。


 続きましては、基礎調査の市民の声でありますが、この第5次の鹿沼市総合計画策定基礎調査の中にあって、このアンケートの調査を生かしたところであります。それぞれ有権者、さらには市民や職員という声に差異はあるわけでございますが、こういうことについてもやはりそれぞれの立場の方々のご意見ということで、十二分にこの声を、アンケートを市民の声と受けとめ、あるいは有識者の声と受けとめ、あるいは職員の声と受けとめて、その計画の中に反映をさせていると、こういうことでご理解がいただけるかと思っているところでございます。


 特に、その中では先ほど大貫議員の質問にもありましたが、子供たちが集えるような公園が欲しいという要望が非常に多いということも受けている、受けとめているところでありまして、その実施計画の中にはその部分も盛り込まさせていただいて、ハーベストセンター、仮称でありますが、そういうところに整備をする、こういうことでございます。まさしくアンケートに対する考えから、企画の段階から市民の皆さん方の声を受けとめて、この計画の中に反映をしているということでございます。


 質問に対する答弁を終わります。


○議長(小松英夫君) 鈴木貢君。


○25番(鈴木 貢君) 再質問の折に、市長から市長へのメールなりDライン、そしてそれをどのようにしてきたかについては答弁いただきましたが、それに続けて他市の例で、その市長が受けた要望を市長としてこのように市民に説明しましたということを情報公開をしている例があるが、市長としてはどのように考えるのかについても、次の質問とあわせて答弁をいただきたいと思います。


 それで、市長が1番、ナンバーワンを言うことと市長の説明を聞いていますと、私はいわゆる全国一でも関東一でも1番になるということは、これはお互いに名誉なことだと思うんです。ただ、1番を目的にするのか、結果、市民が住みよいまちなり皆さんで努力してつくった結果が1番になることであって、市民の目的はやはり一人一人の市民、地域の特性が生かされて住みよいまちができた、その結果が1番でついてくればいいというふうに私は考えるんです。そこの部分で理解に違いがあるのかなというふうに思いますので、再度答弁をお願いしたいと思います。


 以上です。


○議長(小松英夫君) 答弁を求めます。


 市長、阿部君。


○市長(阿部和夫君) 再質問にお答えします。


 情報公開についてでありますが、この情報公開については情報公開制度に基づく、市民の方にはこれはこたえているということもありますが、今後この施策が第5次の総合計画、“ステップ・アップ”ビジョンを着実に推進をする中にあって、それは逐次公開もしていきたい、このように思っているところでございます。


 さらには、地域がよくなって、それが形上はナンバーワンに地域がなるんだろうと、こういう考えでありますが、まさしくそれも1つだと思います。それはなぜかというと、オンリーワンの考え方でありまして、まさしくそれぞれの地域に根差した、それぞれの文化資源やいろいろの資源を活用した中で、それを活用してまちの元気さ、地域の元気さができてくる。そのことによって鹿沼市というのはナンバーワンのまちになってくる。いわゆる「ここが一番、まして一番、さすが一番」ということになるわけでございまして、こういうことをも頭に入れながら、進めていかなければならないと思っているところであります。


 さらには、行政としてどうあるべきかということも、やはりこの鹿沼市の行政を預かる中では大変重要なことだと、このように考えているところでございます。そういうことが地域間に勝ち抜くための、いわゆるここしかない鹿沼市というのが各市に及ぶ、あるいは地域間の競争に勝つということになるんではないかと思っているところでございます。


 質問に対する答弁終わります。


○議長(小松英夫君) 鈴木貢君。


○25番(鈴木 貢君) 再々質問の中で、市長から答弁をいただいたわけですが、おおむねは理解できたところでございますが、大型の新規施設整備と緊急の課題であります地域医療や子育て、教育、福祉など生活関連政策のいずれを優先していくのかについては、まだまだ消化不良のことが、ところがございますが、多くの質問をしていきたいと思いますので、次の課題に移ります。


 中項目2、健全財政についてであります。1点目は、新年度予算は6%増、381億円の積極型といたしましたが、地方経済の低迷、ワーキングプア、国の予算削減の中で、市債を拡大をしていくことはすべきでないと考えますが、市長の考えを示していただきたいと思います。


 2点目ですが、本来の健全財政をいたすのであれば、市債ゼロを目指し、利息の支払いをなくし、その分事業を行うなど、着実な行政運営についてはどのように考えているのか。栃木県内の例ですと、壬生町では実質公債費比率8%台まで下げております。全国の中でも、市においても10%を割っているとこは幾つかございますが、そのような考え方について答弁を、考え方を示していただきたいと思います。


○議長(小松英夫君) 答弁を求めます。


 市長、阿部君。


○市長(阿部和夫君) 健全財政についての質問にお答えします。


 まず、市債を拡大すべきでないとのことについてでありますが、国の平成20年度予算は歳出改革を軌道に乗せる上で極めて重要な予算と位置づけ、これまで行ってきた改革の努力を緩めることなく、国、地方を通じて引き続き削減を行うとされています。本市財政においても、三位一体の改革後の市税収入や地方交付税等の主要な一般財源の確保に当たっては予断を許さない状況にあります。さらに、公債費や扶助費などの義務的経費が増大するなど、厳しい状況にあります。このような中で、平成20年度は「KANUMA“ステップ・アップ”ビジョン」が2年目に入り、元気なかぬまの実現には安定的な財政運営が必要となります。そのため歳入歳出両面から財政の健全化を図りつつ、交付税や合併特例債など合併後10年間の特例期間を有効活用するとともに、より一層徹底した行財政改革を推進し、事業の見直しなどにより限られた財源を真に必要なニーズにこたえ、重点化、効率化に努めた予算といたしました。


 この中には、市街地の活性化を図るため、「まちの駅“新・鹿沼宿”」の整備や南摩ダム建設に伴う地域振興のための(仮称)ハーベストセンター整備事業、中央小学校や粟野第一小学校等の老朽化した校舎の整備事業など、いずれも総合計画において予定されたものを計上しております。これらの財源としての市債発行の全体計画は、既にお示ししてありますが、第3期財政健全化推進計画において平成19年度から平成23年度までの建設事業債を100億円以内とする目標を掲げ、本年度の市債も予定した額以内であります。また、発行いたします、普通建設債は、その大部分が合併特例債でありますので、後年度にその元利償還金の70%が普通交付税に算入されるものであります。


 次に、市債ゼロを目指すことについてでありますが、本市が明るく元気な住みよいまちとして、将来にわたり持続的、継続的な発展をしていくためには、インフラ整備等の普通建設事業はまだまだ必要であります。その財源としての市債発行をなくすことは、現在の財政事情からいたしますと困難な状況にあります。市債は建物や道路、上下水道など、長期間にわたり効果を生ずるものについて発行するものであります。その償還については、将来にわたり平準化をし、世代間負担の公平性を図るものです。また利息の支払いを少なくするために、今回の予算において公的資金の補償金免除繰上償還を実施し、将来の利子償還の負担を減らすこととしております。今後も、適債事業を厳選しながら、合併特例債の有効活用を図るなど、第3期財政健全化推進計画に基づき抑制に努めてまいります。


 以上で答弁を終わります。


○議長(小松英夫君) 鈴木貢君。


○25番(鈴木 貢君) 再質問をいたします。


 2の健全財政について、市長から答弁をいただきました。このことについても、本市におきましては、市長から説明が、答弁があったように、本市の実質公債費比率は指標からすれば、昨日も説明があったところでございますが、トップの状況にあり、この間の市長初め職員の努力には敬意をあらわすところでございます。しかし、冒頭にも申し上げましたように、今の経済情勢は一人一人の家庭、市民にとっては大変節約をし、厳しい生活を強いられている、そういう自らの家庭の財政を考えて、それを市の財政に二重写しにして心配をいただいている例がたくさんございます。とりわけ昨年の北海道における破綻をした市の状況と鹿沼の状況はどうですか、大丈夫なんですかということで、前向きに心配をたくさんの市民からいただいております。


 そういう観点からも、いろいろ事業、市民の要望に答えるために、少しでも安い利子で借りられるものを使うなり、元気債も含めて活用はしておりますが、市民がやはりゼロに目指して方向性として、ゼロに目指して努力してほしいという要望が集中すれば、なお一層鹿沼市における一般会計、特別会計、財産区なども含めた借り入れ額を市民にわかりやすく、1回だけの広報でなく、何回か市民に具体的に説明をして、今の市債なり借り入れは返済するには何年かかりますとか、利子についても十分理解をいただけるよう示すことが、市長としても市民に対する責任を果たすことになるかなと思いますので、この件についての、そういう考え方についての答弁を求めます。


○議長(小松英夫君) 答弁を求めます。


 市長、阿部君。


○市長(阿部和夫君) 再質問にお答えします。


 ただいま鈴木議員のほうから、その財政状況などについても市民に公開をすべきだと、こういうお話かと思います。まさしく我々は行政としては当然これは必要なことだと思っておりまして、「広報かぬま」において年に2回広報もいたしておりますし、ホームページによって見ることができるようにもしているところでございます。やはりそういう状況、いわゆる厳しい状況の財政を強いられているわけでございまして、これの重点かつ有効に配分をしていかなければならないと、そういうふうに思っているところでございます。


 その財政状況については、公開もいたしておりますし、一市民、そして家庭の苦しさというのも十分わかっております。それも行政としても厳しい状況にある。そこをいかに有効に活用して、市民のサービス、福祉の向上に努めていくかということが行政に課せられた責務であるということも認識をいたしているところでございまして、これからもそのようなことを肝に銘じながら、鹿沼市は元気なまち、そして夕張市のように、破綻するようなことのないよう、努力をしていきたい、そういうふうに思っているところであります。


 再質問に対する答弁終わります。


○議長(小松英夫君) 鈴木貢君。


○25番(鈴木 貢君) 健全財政について、なお一層努力していく、そういう決意については理解をできたところでございますが、家庭や地方自治体においても子や孫に残してよいものは豊かな自然や水、自然環境であり、決して残していけないものが借金であると言われております。このことについて、なお一層市としての説明責任と市民の合意が得られるような努力を求めて、次の質問の項目に入りたいと思います。


 中項目3、法令遵守についてであります。1点目は、かぬま21世紀学びのまち推進構想検討委員会は、生涯学習振興のあり方について答申をまとめ、市長に提出したと新聞報道がありました。市長、教育長の職務権限につきまして、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の第23条、第24条について、どのように考えているのか、考えを示していただきたいと思います。


 2点目は、鹿沼市民生委員児童委員協議会連合会の市長推薦についてであります。民生委員法第16条について、市長はどのように考えているのかについて、示していただきたいと思います。


 3点目は、推薦は選挙活動を行うものではないので、問題はないと思ったと新聞の報道に市長のコメントがあったわけですが、このコメントの、根拠となる考え方を示していただきたいと思います。


 4点目は、鹿老連会報第73号2ページの掲載文に、見出しとして「5月の市長選に阿部現市長を推薦」とあり、続いて「市長の推薦を決定しました。ご協力をお願いします」とありましたが、鹿沼市老人クラブ連合会の掲載について、市長はどのように考えているのかについて示していただきたいと思います。


○議長(小松英夫君) 答弁を求めます。


 市長、阿部君。


○市長(阿部和夫君) 法令遵守についての質問にお答えします。


 まず、生涯学習振興のあり方の答申についてでありますが、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第23条は教育委員会の職務の権限について、第24条は市長の教育に関する職務権限を規定したものであります。第23条第12号の規定により、青少年教育、女性教育及び公民館の事業、その他社会教育に関することは教育委員会が処理する事務であり、社会教育は学校教育として行われる教育活動を除いた組織的な教育活動を対象とするものとして、位置づけされております。一方、生涯学習は人々が生涯のさまざまな時期に行われる学習を総称したもので、社会教育を含むより大きな概念であると認識しております。生涯学習は、一人一人が自主的、自発的に行うことを基本とする学習活動であり、学習によって自己を高め、学んだ成果をボランティア活動や地域の中で活動に生かし、市民が主体的にまちづくりに参加することが求められております。


 このようなことから、本市では平成15年4月から部設置条例の見直しを行い、議会の議決を得て、生涯学習の施策を総合的、一体的に推進するため、市長部局に移管し、総合行政として推進することといたしました。また、社会教育に関する事務は、従来どおり、教育委員会事務局において執行しております。したがいまして、これからの生涯学習のあり方についての答申は、私が受けたものであります。


 次に、鹿沼市民生委員児童委員協議会連合会の推薦について、民生委員法第16条をどう考えるかでありますが、民生委員法第16条には、民生委員はその職務上の地位を政党または政治目的のために利用してはならないとあります。これは個々の職務規範について述べたものであり、民生委員が職務遂行上、政党または政治目的のために、それぞれが担当する地区内での活動を禁止したものであると聞いております。しかし、今回は任意団体である民生委員児童委員協議会連合会の新年会において、推薦をいただいたものは連合会内部での活動であり、関係する市民への働きかけを行うものではないと思われますので、法第16条に抵触するものではないと考えております。


 さきの新聞報道の根拠でありますが、先ほど申し上げましたとおり、推薦は民生委員児童委員連合会においてなされたものであり、このことは組織内の活動であり、選挙活動には当てはまらないと思われますので、問題ないと取材に答えさせていただいたところであります。


 次に、鹿沼市老人クラブ連合会の掲載についてでありますが、老人クラブは居住地域を基盤として、おおむね60歳以上の方により構成される高齢者の自主組織であり、その連合体が鹿沼市老人クラブ連合会となっています。鹿沼市老人クラブ連合会は、高齢者の自主組織であり、組織として自主決定を行ったものであり、法的に問題があるとは考えておりません。


 以上で答弁を終わります。


○議長(小松英夫君) 鈴木貢君。


○25番(鈴木 貢君) 議長にお伺いするんですが、今法令遵守について4点質問し、市長から4点答弁いただいたんですが、1点ずつ、1点目を聞いて、その後2点目と3点目が関連するんで、それをお聞きし、最後に4点目をお聞きしたいんですが、それでよろしいでしょうか。1点目を聞いちゃって、次の2点目に移ると、全部一緒にやりますか。


○議長(小松英夫君) 再質問をですね。


○25番(鈴木 貢君) ええ、再質問。


○議長(小松英夫君) はい、いいですよ。


○25番(鈴木 貢君) 1点目ずつでよろしいでしょうか。


○議長(小松英夫君) はい。


○25番(鈴木 貢君) じゃ、議長にご了解いただきましたので、1点目について質問をいたします。


 1点目の、詰めて言いますと教育委員会のあり方、権限と長たる市長の職務権限のあり方について市長に答弁を求め、市長からは市長部局としての任務を議会においても確かに私たちも説明を受け、確認をして進めてきたという答弁がございました。まず、確認しておくことは、1点目として教育委員会という制度の置かれている状況といいますか、なぜこのように特別に、市長部局とは別に教育委員会が置かれてきたかということについては、教育に関する事務を措置するために設置をされ、なおかつ合議制の機関として一般で、しかも非常勤の人の委員により構成をした委員会が、大所高所から基本方針を決定をするための委員会、そしてそれを教育行政の専門家である教育長が事務局を指揮監督し、執行している。そして、すべての事務を教育委員会の会議によって決定するのではなく、日常的な事務は教育次長、教育長が委任をされてやっていく。


 そのことについて地方教育行政の組織及び運営に関する法律の第3章、教育委員会及び地方公共団体の長の職務権限では、これも先ほど市長から説明があったとおり、23条において教育委員会の職務権限は教育機関や社会教育機関、社会教育について具体的に10項目、説明があったとおりやっている。その内容は教育に関する計画権、事務管理権の執行権を示している。第24条で長の権限として財産権の取得や教育委員会の所管する事項のうちの予算を執行する権利、教育の財産や予算を執行する、いわば財政権の執行権であるというふうに定めております。


 市長は、教育委員会の教育に関する計画権、事務管理等の執行権と市長の権限であります財政にかかわる執行権を、この理解が、不十分な中で運用されたことが今日の教育行政の鹿沼の中で課題となっております、例えば板荷における自然体験交流センターの設置の部分は市長部局でやられたかと思いますが、その計画なり運営について、ややもすると教育委員会における運営や計画について弱さがあったんじゃないか。あるいは、学校の通学区の選択制においても、小中学校の選択制においても自由制をこの間取り入れてまいりましたが、その部分についても教育委員会としての、教育委員としての総論や指導、運営についての部分と市長としての部分、それは市長として大きく定めているのは、市長は財政権の執行権を優先しているわけですから、そこに中身の具体的な交通整理の部分は私たちも全部議会で委託、議決したその部局の割合と、その教育委員会の権限としての権限を、すべて私たちは把握できませんから、あえて聞くわけですが、そのことに教育委員会の権限が端的に言って弱い。その分、市長が教育委員会の権限である計画性や運営権までもし飛び越えていたとすれば、今日の問題になっている部分にも影響があるんじゃないかなと、こんなふうに考えますので、そこの部分についての市長の考え方を示していただきたいと思います。


○議長(小松英夫君) 答弁を求めます。


 市長、阿部君。


○市長(阿部和夫君) 再質問にお答えします。


 その地教行法、いわゆるこの法律によっては23条では教育委員会の、それに関する事務ということで、すべて19項目が上がっております。さらに、長としての24条では項目としてこの中には5項目が掲げてあるところでございます。この飛び越えているんではないかと、こういうことになるわけでありますが、その後、中教審でこの関係の首長に関する地方公共団体における体制について、教育委員会と首長との関係についてということで規定しているところでございます。教育委員会の所掌事務のうち、文化(文化財保護を除く)、スポーツ、生涯学習支援に関する事務(学校教育、社会教育に関するものを除く)は、地方自治体の判断により首長が担当することを選択できるようにすることが適当であると提言がされております。これは平成17年の中央教育審議会の答申であります。さらには、平成19年の中央教育審議会の答申では、教育委員会の所掌事務のうち文化(文化財保護を除く)、スポーツ(学校における体育を除く)に関する事務は、地方公共団体の判断により、首長が担当できるものとすることが適当であると提言されております。


 そのようなことによりまして、これまで本市議会の答申においては、生涯学習支援にかかわる行政では、行政が行うことが可能としつつ、社会教育に関する事務は教育委員会が担当することが適当であると示されているところであります。特に、この条例を改正するに当たっては、平成15年だったでしょうか、平成15年の3月議会でこの条例の改正案を議長としてやっていただいたのが鈴木貢議員でございまして、これは十二分に把握していなければ条例の議決、要するに原案どおり決議するということには相ならないんではないかと思います。その当時からもう既に鈴木貢議員については理解もされていたんだろうと、このように私は理解をいたしているところでございます。要は議長としていろいろのことを知った上で、その職務を全うするということも大切だと思っておりますので、理解もされていたと、このように理解をしているということでございます。


 質問に対する答弁を終わります。


○議長(小松英夫君) 鈴木貢君。


○25番(鈴木 貢君) ただいま市長から答弁をいただきましたが、私の入手しました地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律について(通知)なんですが、これは平成19年の7月31日に発行されていまして、これによりますと先ほどの市長の言われたことと私の理解と言ったのは、詳細なる、ここまでが教育委員会で、ここまでが市長という、その詳細なる状況については把握してなかったということで、市長の言われている趣旨のことについては、生涯学習に関連するものについてはあるんかなという理解はしてましたが、でも再度この今言った平成19年7月に出された法律をもう一回読み返してみますと、やっぱり市長が間違っているんじゃないかというふうに思うんです。


 といいますのは、法をちょっと読み上げてみますが、教育長に委任することができない事務の明確化という部分が1(2)でありまして、ずっと続きまして、そこに初めて大きい数字の3、教育における地方分権の推進というのがございまして、その(3)で初めてスポーツ及び文化に関する事務の所掌の弾力化というのが示されていまして、先ほど市長が言ったような文化とかスポーツについて、いわゆる市長部局といいますか、教育委員会にかかわらなくてもよいということで、なおかつこれについても実施に当たっては十分審議会なり議会なりに諮った上で進めなさいということで、新たな改正案が出ているんです。


 それで、やっぱりこれまで私たちも見逃した部分があるかもしれませんが、市長が教育委員会からすべて仕切っちゃうとしたら、それはやっぱり権限を超えているんじゃないかなという理解になったものですから、質問をいたしたところでございまして、この法改正に基づく施行は4月1日からなんです。ということは、今回のまたもとに戻して言えば、生涯学習の方針を市長が受けちゃうというのは、この法律が施行されて、そのことが議会において確認された上であれば正当であるけども、この法律の理解についても若干理解が違うんじゃないかなと、このように思いますので、この点について答弁を求めます。


○議長(小松英夫君) 答弁を求めます。


 市長、阿部君。


○市長(阿部和夫君) 今、平成19年の4月1日からの施行ということでございますが、全く同じだと思うんです、この中教審が出した平成19年度の内容と今言われているのは項目別に分かれておりますが、すべてを網羅した中では先ほど答弁したとおりでございまして、この教育委員会に関する所掌事務のうち文化財保護を除く文化とか、学校における体育を除くスポーツと、こういうことでうたってありまして、これに基づいてできるわけだと、こういうことになるわけでございます。いずれにしましても法を超えて、こういうことをやろうということはまかりならぬわけでございまして、法は我々としても厳守をして、守っていかなければならないし、遵守をしていかなければならないし、こういうことについては十分配慮をした上で生涯学習を市長部局に持って来て現在も続いていると、こういうことでご理解をいただきたいと思います。


 質問に対する答弁終わります。


○議長(小松英夫君) 鈴木貢君。


○25番(鈴木 貢君) ただいま基本的な考え方として、私の質問したように法令遵守という、このことについては答弁はいただきましたので、次の質問に移りたいと思います。


 2点目と3点目に関します民生委員児童委員協議会連合会の推薦の関係についてでありますが、これも確かに、民生委員の人が政治的な目的のために利用してはならないという定めでございまして、その会の人が市長を推薦したことですから、この法のこれもまた理解になるわけですが、市長は自主的に民生委員の方がやったんだという趣旨の答弁があったかと思いますが、しかし市長はやはり市民のリーダーでありますし、少なくともその民生委員の方が全員で言ったとしても、民生委員の活動について政治を規制しているわけですから、とすれば市長の倫理観として、市長ご自身のお考えとして推薦ありがたいけど、そういう法の定めもあるから、ありがたく遠慮するよという姿勢があってもよろしいんじゃないかなと。そのことは、まさに市長自身の政治倫理でありまして、そのことの裏づけとして、鹿沼市においても鹿沼市長等政治倫理条例ということを定めております。


 この中で、市民全体の奉仕者として、自ら守るべき政治倫理の基準を定めることにより、市政に対する市民の信頼にこたえるとともに、市民の市政に対する正しい認識と自覚を促すとあるんです。もって、公正で開かれた民主的な市政の発展に寄与することを目的としますとして、その4条では市民全体の奉仕者として、その品位及び名誉を害するような一切の行為を慎み、その職務に関し疑惑を持たれるおそれのある行為をしないことと定めております。この鹿沼市の市長の政治倫理条例について、市長はどのように受けとめ、考えているのか、お示しをいただきたいと思います。


○議長(小松英夫君) 答弁を求めます。


 市長、阿部君。


○市長(阿部和夫君) 民生委員の推薦の件につきましてでありますが、この16条の解釈あるいはその倫理に問題があるのではないかと、こういうご指摘でございます。その16条につきましては、職務上の地位をということでありまして、利用してはならない、こういうことになっておりまして、これはそれぞれの地位を利用して、それぞれの地域によって活動をするというのはいかがなものかと、いわゆる民生委員として、例えば、鈴木貢議員が民生委員だとすると、鈴木貢議員は議員じゃないと置きかえてです、そうするとその方が例えば緑町一帯において行動をするという、民生委員たるものがそれが仕事をやる、いわゆる地域という地位を使った地域で、こういうことに相なるかと思います。


 ただ、今回の推薦につきましてはその組織内部のおのおのが全員が民生委員の中で、新年会という場所を利用して推薦といったことでありまして、これは法に抵触しないと、こういうふうに私は理解をしておりまして、倫理観には、の中で判断もできたと、こういうことになっているところであります。


 再質問に対しての答弁を終わります。


○議長(小松英夫君) 鈴木貢君。


○25番(鈴木 貢君) ただいま市長より答弁いただきましたが、昨日の塩入議員の質問に対しても、推薦を自主的にいただき、活動するということで、その言葉どおりであれば問題ないわけですが、ただ民生委員の方も多分不安というか、自分たちの活動に不安を持っているかなと思います。そういう立場にあって、市長の倫理観、私の受けとめている倫理観からすれば、ご辞退申し上げるのが筋かな、私はそのように理解をします。いずれにしましても、時間も限られておりますので、次の課題について質問をいたします。


 鹿老連の会報にかかわる掲載についてでございますが、鹿老連につきましては市としても補助金を交付している団体でございます。鹿沼市としてはたくさんの補助団体がある。これも昨日も副市長のほうから答弁があったところでございますが、補助金に対する補助というものは、その事業、その団体の事業目的、効果を総合的に判断をし、公共的な必要性あるいは公平性を十分判断をして、交付をしているというふうに思うんです。


 その点について、これはもう昨日もそのこと、そういうふうにやっていると、各部から上がっているもので、それを判断し、最終的に市長が決定をしているというふうにございますが、この鹿老連の掲載されている内容につきまして、短い文章なんですが、市長の推薦を決定します。ご協力をお願いしますと掲載されているうちに、ご協力をお願いしますということは、現に後援会カードが各会員に、しかも鹿沼老人会というゴム印が押されて、配付をされている。ということは、単に言葉だけの推薦じゃなくして、後援会加入活動を通して投票を依頼する行為につながり、その行為は事前運動、選挙運動またはこれに類似する活動とみなされる可能性があると私は考えられるので、ここの部分について市長の考えを示していただきたいと思います。


○議長(小松英夫君) 答弁を求めます。


 市長、阿部君。


○市長(阿部和夫君) 再質問にお答えします。


 鹿老連の推薦についてでございますが、先ほど答えたとおりでございまして、鹿老連は高齢者の自主的な組織だと、そしてその自主決定に基づいて、この行動を移されているわけでございまして、その記事がいかがなものかと言われても、その実際にお答えをいただかなければ、私も答えられないと、こういうことになるかと思います。いずれにしましても、法的に問題があれば、私もそれなりの行動はとったでしょう。しかし、法的に問題は考えられないという判断に立っている。いわゆる倫理的にも問題がないと、こういうことでありまして、その中で行われているものだと、このように思っているところでございます。それ以上のことは、ちょっと申し上げることはできないわけでございまして、ご理解をいただきたいと思います。


 質問に対する答弁を終わります。


○議長(小松英夫君) 鈴木貢君。


○25番(鈴木 貢君) 再質問させていただきますが、推薦関係については市長の言われるとおりかと思いますが、公職選挙法の129条の政審やこれまでの判例から判断しますと、要するに協力をしてくださいということは、選挙行動にまつわることを要請したことになりますので、鹿老連の老人会の責任追及あるいは推薦については違法性ないとしても、公職選挙法の選挙については違法性を帯びるんじゃないですかということをお聞きしているんで、公職選挙法について市長の理解を再度答弁願いたいと思います。


○議長(小松英夫君) 答弁を求めます。


 市長、阿部君。


○市長(阿部和夫君) 質問にお答えします。


 先ほども述べたとおりでありまして、これ自主的な決定に基づいてやっているわけでございます。特に公職選挙法の129条に抵触するんではないかと言われましても、これについてはそれは組織というものの中でどういう文章で書いてあったかということも、鈴木貢議員の質問を受けてから文章を確認するざまでございまして、それがどう書いてあるとかということは、今知り得ることであります。


 その出た時点で、私が推薦をしてくださいとお願いしたのならそこにもあるでしょうが、自主的に推薦をしていただいていると、こういうことも事実でございますので、それをとやかく私が申し上げることはない、こういうふうに思っているところであります。かえって推薦をされるということは、市会議員であっても、その選挙に出るためには、推薦があるとなれば、自治会の推薦とかいろいろあるかと思います。そういうことを取りつけながら、選挙に臨んでいるんだろうと思います。そういうことで、私としてはこれについてはありがたく推薦をいただいたと、そういうことでございます。


 質問に対する答弁を終わります。


○議長(小松英夫君) 鈴木貢君。


○25番(鈴木 貢君) 市長の政治姿勢について、多くの項目について質問をし、今の公職選挙法の理解、法の遵守も含めた答弁をいただいたわけですが、どうも私にとっては、私の理解と市長の理解には乖離があるようでございます。私の求めた、政治姿勢をぜひとも確立をしていただく、是正をしていただくことを求めて、次の質問に入りたいと思います。


 2点目は、ハーベストセンターの整備についてであります。今回の予算案を審議する議会においては、ハーベストセンター整備については多くの議員が質問をし、午前中も2人の議員から質問があったところでございます。私は、なお一層議論を深め、より費用対効果の出る、より市民に親しまれる施設とするために、施設をつくるために質問をいたします。


 まず、1点目は事業の目的と運営についての中項目に対して1点目、総事業費約23億4,000万円の事業の目的と事業効果について示していただきたいと思います。


 2点目は、運営方法について示していただきたいと思います。


 3点目は、1年間の管理費、維持費について示していただきたいと思います。


○議長(小松英夫君) 答弁を求めます。


 経済部長、高田君。


○経済部長(高田久男君) (仮称)ハーベストセンター整備事業の目的と運営についての質問にお答えをいたします。


 まず、目的と効果についてでありますが、本事業は水源地域対策特別措置法、いわゆる水特法に基づく地域整備事業として実施するもので、その目的はダム建設による生活環境や生産基盤などへの多大な影響を緩和すること、そして地域の歴史、自然、文化を生かし、下流県などとの交流を通じて地域の活性化を図ることであります。加えて、グリーンツーリズムの拠点としての本市全体にその効果を波及してまいります。


 次に、運営方法についてでありますが、現時点では基本計画の中で地域住民の方々が深くかかわれる仕組みを構築することと同時に、民間の専門性と機能の分担について検討するとしております。これらを踏まえて、今後基本設計等の中で検討をしてまいります。


 次に、年間の管理費、維持費についてでありますが、施設の具体的機能や規模など、来年度予定の基本設計の中で十分な検討、精査をしてまいります。したがいまして、管理費、維持費につきましても、それらの作業の中で十分検討していく予定であります。


 以上で答弁を終わります。


○議長(小松英夫君) 鈴木貢君。


○25番(鈴木 貢君) まず、目的と運営についての中で、総事業費約23億4,000万円の事業の目的と事業効果について、部長から答弁をいただきましたが、どうも総体的でこうわかりづらいので、私としての位置づけについて述べながら質問いたしたいと思います。


 今回のハーベストセンターの整備事業の中核的な機能となっておりますクラインガルテンは、ドイツで1814年に協会がつくられ、それ以後各地に広まり、続いています。当時のドイツの状況は、工場労働者の労働環境が非常に悪く、健康を回復することを目的として、経済的にも苦しかったので、子供たちのレクリエーションとして週末、自然にふれあうことが役割でありました。私もおかげさまで議会の推薦をいただいて、海外視察の折、ドイツに行ったときにクラインガルテンを見てまいりましたが、畑を区切られたその中に小さな物置の小屋のようなものがある質素なものであります。


 日本の歴史では、長野県松本市の四賀地区に2001年4月につくられ、また近隣では茨城県笠間市において平成11年から利用が開始をされております。四賀地区と笠間地区共通していることは、農村地域の人々と都市部の人たちの家族とともに土に親しみ、心地よい汗を流して、都市生活者のストレスをいやし、心身ともにリフレッシュをしながら、地域の歴史や文化と融合したさまざまな事業を実施していることであります。大型バスで乗り入れて、温泉に入って体を休める施設ではなく、自然や農作業や地域での文化を通して交流をして、そして活力を生み出すことを目的としております。


 笠間のクラインガルテンの状況ですが、平成8年からしっかり準備をし、そして平成11年に利用開始をしています。ラウベ、宿泊施設が50区画の中に1棟ずつ建てられ、交流を図るクラブハウス、農産物直売所、そば所、炭焼き、ジャム工房、堆肥舎、収納庫、乗用車の駐車場、日帰り市民農園等が敷地面積にして4ヘクタール、そして総事業費は約8億円で整備をされております。50区画のラウベはありますが、温泉施設は全くありませんが、毎年満杯で、多いときは抽選をしているそうです。


 鹿沼のハーベストセンターの計画は、ラウベは20区画、そこに温泉をつけて23億円の予定をしているわけですから、これは過大な設備ではないでしょうか。温泉を掘る費用だけで800万円のラウベであれば12から13棟は建てられます。ラウベが多いことによって運営も安定をします。笠間の施設と比べても、ハーベストセンター整備に3倍の費用をかけるということは、これは私としては理解ができる範囲ではありません。やはりいわゆる温泉施設で誘客するとするのか、特色のあるクラインガルテン、そして地域の文化や地域の農産物が生かせるハーベストセンターにするか、このどちらを示すのかについて方向をお示しいただきたいと思います。


○議長(小松英夫君) 答弁を求めます。


 経済部長、高田君。


○経済部長(高田久男君) (仮称)ハーベストセンター整備事業の目的と運営についての再質問にお答えいたします。


 まず、冒頭に説明いたしますけれども、本事業につきましては今日まで段階を経て、構想、基本計画、そして先ほども説明しましたけども、候補地の選定ということで、段階を経て説明をしてきたことをまずご説明申し上げたいと思います。クラインガルテンと、それから温泉の関係ですけれども、まずクラインガルテンのほうですけども、いろいろドイツ云々の説明がありましたけども、今回の質問に当たりましては、平成17年の9月14日に鈴木貢議員がクラインガルテンについて質問された会議録等も読んでまいりました。そういう意味では、趣旨の合うものかと思います。


 温泉との関係ですけれども、やはりクラインガルテンに付加価値をつける、また下流県との交流というような大きな視点が、また地元の働く、地元の方々の雇用の確保の場という大きな広い目的を、機能を持たせよう、持たせての整備事業ということでありますので、ご理解がいただけるものと思っております。


 答弁を終わります。


○議長(小松英夫君) 鈴木貢君。


○25番(鈴木 貢君) 次の質問項目に移ります。


 基本、実施設計について、1点として事業の具体的な内容について示してください。


 2点として、設計の根拠となるものについては何かを示してください。


 3点として、温泉掘削工事の事業内容について示してください。


 4点目として、温泉源の用地の規模や場所について示していただきたいと思います。


○議長(小松英夫君) 答弁を求めます。


 経済部長、高田君。


○経済部長(高田久男君) (仮称)ハーベストセンターの基本・実施設計についての質問にお答えいたします。


 まず、具体的な内容についてでありますが、基本設計では各施設の適正規模や配置等の基本検討を行い、基本設計図を作成します。また、実施設計では基本設計に基づき、各施設の詳細設計図を作成します。それらに加えて、完成後の維持管理や運営方法についても検討をしてまいります。


 次に、設計の根拠についてでありますが、基本計画等をもとに来年度発注に向けて、設計書作成のための参考見積もり等の準備を進めております。


 次に、温泉掘削工事の事業内容についてでありますが、あくまでも現時点ですが、掘削方法については回転式機械による垂直掘削ロータリー式を、また掘削深度、深さにつきましては、温泉源調査の結果等から1,500メートル程度までを想定しております。


 次に、温泉源用地の規模や場所についてでありますが、温泉源調査の結果等から、候補地、字沢口付近の南側のエリアに複数の有力ポイントがあるため、来年度掘削工事に向けて、規模とともに最適地を絞り込んでいきたいと考えております。


 以上で答弁を終わります。


○議長(小松英夫君) 鈴木貢君。


○25番(鈴木 貢君) 部長から基本、実施設計について説明をいただきました。私は、基本的に温泉についてはこの費用をもっと施設のほうに回し、もしおふろをつくるのであれば、薬草の湯とか、その薬草に入れる野菜類、ユズとか、それこそウコンとかショウブとかバラとか、そういったものを地元でつくって、そこで薬草の湯にする。そして、その余った生産されたものは物産としてお土産等に売るとか、もっと地元で密着したものでおふろは十分楽しめると思うんです。というのは、1億円かけて1,500メートル掘って、そこに完全に出るという保障はないわけでして、出会いの森においても確かに温泉は出ましたが、湯の量が少なく、温度も低いということで、なかなか拡張できなかったという例もございますし、もう現に使える温泉が出会いの森なり粟野地区のつつじの湯なり、あるいは団体は違いますが、ウェルサンピア等にもありますんで、そちらを回っていただくということが重要かと考えます。


 そのことを述べて、3の観光、地域振興について伺います。1点目は、ハーベストセンターと観光、地域振興との関係について示してください。


 2点目は、グリーンツーリズム、既存農家との連携、ネットワーク化について示していただきたいと思います。


 3点目は、旧東大芦川ダム予定地の公園整備との連携について示してください。


 4点目は、観光、地域振興、地域交流を目指すには過大な事業であり、運営や維持していく上での財政や市民合意について、どのように考えているのか、再度詳しく説明を求めます。


 以上です。


○議長(小松英夫君) 答弁を求めます。


 経済部長、高田君。


○経済部長(高田久男君) (仮称)ハーベストセンターと観光、地域振興との関係についての質問にお答えをいたします。本事業は、交流人口の拡大や雇用の場の確保など、地域活性化を図ると同時に、グリーンツーリズムの拠点として本市全体にその効果が波及することを目指しております。


 次に、既存農家との連携ネットワーク化についてでありますが、基本計画の中でもグリーンツーリズムの拠点として位置づけており、他の市内拠点施設などと連携してネットワークを構築していきたいと考えております。


 また、既存周辺農家との連携につきましては、現時点では貸し農園、農村レストランなどでの管理指導や地元農産物の供給、販売などを想定しております。


 次に、旧東大芦川ダム予定地の公園整備との連携についてでありますが、現時点で直接的な連携は考えておりません。


 次に、財政や市民合意についてでありますが、本事業は水特法によりダムの多大な影響を緩和し、地域の活性化を図るための事業でありまして、市全体の波及効果も大きな事業であると認識しております。財政的には、水特事業としての特殊性により、下流からの負担もありますが、事業を進める上では最少の費用による最大の効果と、完成後の健全な維持管理を目指してまいります。また、水特事業として、現在までダムにより多大な影響を受ける水源地域、上南摩町、水没関係者、西沢地区への説明会を主に進めてまいりました。一般市民への情報提供は、市長記者会見や「広報かぬま」により周知を図ってまいりました。今後におきましても、事業の進捗にあわせて、地元関係者を含めた市民の方々への周知広報も行ってまいりたいと考えております。


 以上で答弁を終わります。


○議長(小松英夫君) 鈴木貢君。


○25番(鈴木 貢君) 部長から答弁いただきましたが、いずれにいたしましても水特事業であったとしても、温泉というのは非常に危険な設備投資でございます。栃木県内でも、温泉をつくって、今やその設備が閉鎖に追い込まれているところもございます。その件については、私のこれまで述べた考え方からすれば、ぜひ温泉を取りやめて、おふろにする。沸かし湯であれば、そういう危険性から免れるし、冒頭にも言いましたように、健全財政をうたうなら、幾ら水特事業なり基金事業があったとしても、市税を負担する部分が当然含まれてくるわけですから、そのことについて十分配慮を願いたいと思います。


 次の質問に移ります。最後、3件目の鹿沼そば振興事業についてであります。1点目は、事業の目的、そば天国の状況について示してください。


 2点目は生産と販売体制について示してください。


 以上です。


○議長(小松英夫君) 答弁を求めます。


 経済部長、高田君。


○経済部長(高田久男君) 鹿沼そば振興事業についての質問にお答えをいたします。


 まず、目的、開催状況についてでありますが、昨年9月に策定をいたしました鹿沼そば振興計画に基づきまして、県内一の生産量を誇る市といたしまして、うまい鹿沼そばを市内外の多くの人々に周知し、誘客を行うことで、関東一のそばの郷を目指すとともに、地域の活性化を目的に実施したものであります。


 そば天国は、昨年12月8日、9日の2日間、それぞれ午前11時から午後3時まで、鹿沼市花木センターにおいて開催し、2日間で約2万2,000人の来客がありました。鹿沼そばを提供するそば店10店や製麺業者1店を初め、市内の物産店18店の出店があり、鹿沼ブランド品の販売や花木販売などを行い、大盛況のうちに開催ができました。


 次に、生産と販売体制についてでありますが、鹿沼そば振興計画は鹿沼そばを扱う生産者、流通業者、飲食店である認証店を含めた振興策であります。これらの関係者により、昨年11月に鹿沼そばの振興を目指し、鹿沼そば振興会が結成されました。生産者については、JAかみつがのそば部会が中心となって生産振興を図ることとしております。流通業者は、JAかみつがと製粉業者が連携して、鹿沼そば流通協議会を結成し、鹿沼そばの安定供給等の役割を担うこととしています。販売体制といたしましては、鹿沼そばを年間通して提供する認証店を募集しており、現在28店舗が認証を受け、うまい鹿沼そばを安定して提供できるよう取り組んでいるところであります。


 以上で答弁を終わります。


○議長(小松英夫君) 鈴木貢君。


○25番(鈴木 貢君) 部長から答弁いただきまして、そのことについて再質問いたします。


 まず、そば天国については2万2,000人を超す来場者で、関係者の皆さんのご努力に感謝を申し上げます。ただ、大事なことは1年間通して鹿沼の地に来て、おいしいそばを、鹿沼のそばが食べられる、そのための生産体制をどう確立するのか、そしてそのための流通、そして販売、そして初めて鹿沼のそばが全国に認知をされ、消費されることになります。ただいまも部長から認証店の話がありましたが、せっかく認証店を決めても、鹿沼のそばのそば粉がなかったら、鹿沼のそばは認証店で出せないわけです。


 何が基本かといえば、やっぱり生産体制をどう築くのか、今回も示されるかなと思って期待して待っていましたが、そばの生産体制に対する指導は1点もございませんでした。地元の生産者は、そばの特性を生かして、危険性を、種をまいても雨が降ると、つぶれるとゼロになっちゃう、そういう危険性を冒しながらも組合をつくって、きちんとしたそばを供給したいと言っているわけですから、この事業の成功の成否は生産にかかっているわけですから、生産に対する体制をもっときちっと説明していただきたいと思います。


○議長(小松英夫君) 答弁を求めます。


 経済部長、高田君。


○経済部長(高田久男君) 鹿沼そば振興事業についての再質問にお答えいたします。


 そばを愛するという立場から、一番痛いところの質問をいただきました。実は作付、それから生産量も、県内一ということなんですけど、このそばの振興計画を立てる当初から、一応いろんな検討を進めてきたんですけど、実際鹿沼市で生産されるそばが、表へ行っちゃう、流れちゃうと、そのことも心配だったわけです。そういうことも含めて検討をしてまいりました。特に今、ただいまは生産という部分ですので、その辺に着目いたしますと、まず1つには米の需給調整の中で産地づくり交付金がございます。この産地づくり交付金の基礎部分あるいは担い手部分については、そばについてはほかの作物と違う上乗せを講じております。これは、まだ制度がまだ新しいんで、これは平成19年度はこの制度でしたけども、まずそれを積極的に進めていきます、1つ。


 2つにつきましては、昨日来質問いただいております小規模農家の支援策の中に、従来から1,500円上乗せするという制度を発足させました。これについても振興策の1つになるかと思います。それから、3つ目、耕作放棄地対策です。午前中のご質問に対しましてもお答えしましたけども、板荷、永野地区等で繁殖雌牛の移動放牧事業をお話ししました。この中で後作が大事だということを話しましたけども、こういうところへの作付の拡大です。それから、4つ目、来年はそばコンバインに対する補助を検討していきたい、このようなことを考えております。


 そのような中でつい最近ですけれども、その方の会話として聞いてください。部長、来年10町歩そば作付するからというような、これは実際にわかりませんが、そんな心強い反応も返ってきました。そんなことで議員が心配されるそばの生産体制につきましても、徐々に体制を整えていきたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。


 答弁を終わります。


○議長(小松英夫君) 鈴木貢君。


○25番(鈴木 貢君) 部長から再質問に対する答弁いただきましたが、いずれにしても生産がなくして、幾らせっかく販売を努力しても、それは逆の目に遭うことにもなりますので、生産体制についての組織化なり、またきょうの最初の市長の政治姿勢においてもそうですし、ハーベストセンターにおいても、その利用者なり鹿沼市民の声を十分吸収し、練り上げていく、そのことなくして市政の成功はないというふうに思いますので、このことを再度求めて私の3件の質問を終わります。


○議長(小松英夫君) 引き続き、発言を許します。


 3番、小島実君。


○3番(小島 実君) こんにちは。議長の許可をいただきましたので、通告順に従って私の一般質問をさせていただきます。


 まず最初に、標題1の前日光つつじの湯交流館について質問いたします。中項目の1、交流館の充実と管理について、小項目の1、今後の施設改修の計画はあるかについて質問いたします。前日光つつじの湯交流館は、平成12年4月のオープン以来、泉質がよいとの評判で毎年10万人を超す来館者があり、県内はもとより東京、埼玉、茨城、遠くは千葉県からも訪れています。近年、公共の湯も利用者不足また経済的な理由で閉鎖されるところもあると聞いております。その中で、鹿沼市にとっても優良な観光拠点の温泉施設であると言えます。オープンから8年が経過する中、施設の一部が老朽化し、前日光県立自然公園の観光振興の観点からも、また地元住民や温泉利用者から施設の整備を強く望む声もあります。そこで、市の観光振興策として、当施設の整備計画があるか、またあれば、どのような計画かお尋ねします。


 小項目の2、運営について今後どのように考えているか。交流館は、地域住民により組織された団体の積極的な取り組みにより、地場農産物販売や農村レストランのおいしいそばを初め、山菜料理など、お客様に地元でとれた季節の料理を提供し、もてなし、お客様とふれあいながら、楽しく運営しています。また、地元住民の雇用の面でも大きく地域に貢献しているつつじの湯交流館は、今地域に、地元にしっかり密着し、地元の皆様の仕事を通し、生きがいの場でもあります。今後の運営について、どのような考えか、お伺いいたします。


○議長(小松英夫君) 当局の答弁を求めます。


 経済部長、高田君。


○経済部長(高田久男君) 前日光つつじの湯交流館の充実と管理についての質問にお答えいたします。


 まず、温泉施設の改修計画についてでありますが、当温泉施設は木造施設であり、特におふろの周辺などが傷みやすく、危険防止の視点からも必要に応じて修繕などを行っております。平成12年のオープンの後、10年が経過していることを踏まえ、施設全体の改修方法などについて平成20年度から検討を始めたいと考えております。今後も、より多くの市民や観光客に親しまれる温泉施設にしたいと考えております。


 次に、今後の運営についてでありますが、整備に至る経過や地元住民の方々の協力を得て運営していることなどから、当面は施設の充実を図りながら、直営により運営してまいりたいと考えております。


 以上で答弁を終わります。


○議長(小松英夫君) 小島実君。


○3番(小島 実君) 答弁、ありがとうございました。


 私も、月に1回もしくは2回ぐらい温泉を利用するんですけど、柱など木材を用いているところはどうしても湿気もあり、今部長が言うように、ふけてしまい、これ年数もたつからやむを得ないかなと、そんなふうに考えております。それと、つつじの湯交流館は、先ほども言いましたように、すばらしい温泉施設と、何といっても自然環境の美しい中にある人気のある温泉施設で、今現在社会、目まぐるしく変化していく社会人に疲れた体をいやす場となっている。また、アルカリイオン泉、肌がすべすべになって気持ちがいいと、特に女性の客から評判の温泉です。神経痛、冷え性を初め慢性消化器病、特に痔などにも効くこの温泉、草津の湯にも勝るとも劣らぬ名湯であると、名前はちょっと忘れてしまったんですけど、温泉博士がそんなことを話しておりました。改修整備にあっては、地域住民、今部長が申されたように、またつつじの湯の各種団体と、よく相談、検討され、よろしく整備を願い、強く要望しておきます。


 次の質問に入ります。続いて、標題2のリーバスの利用促進策についてお伺いします。鹿沼市は、県内でも他市に抜け出て生活路線バスが整備されていると聞いています。しかしながら、本市は地形的にも粟野地域、西大芦地区、また板荷地区、加蘇地区、沢沿いに集落が奥深くまで点在している地形の面からも、運行に際しては費用もかかり、また本数も少なく、利用者の満足のいかないのが実態かと思います。中山間地の路線バスは、1人か2人しか乗っていないバスもあります。路線やダイヤの見直しが必要かと思われます。一方、リーバスは交通弱者の足となり、必要欠かすことのできないものであり、これはこれからの5年後、そして10年後の負担を考えると、リーバスのネット網は鹿沼市の大きな課題になると思われます。


 このことから、リーバスについて、基本的な考えと費用と効果の面から、利用促進について、中項目の1、リーバスの現状について3つ質問いたします。小項目1、利用実態はどのような状況なのか、利用者の多い路線、少ない路線はなどをお示しいただきたい。


 小項目の2、リーバスの収支はどうか。運行をバス会社に委託していることですが、リーバスの収支はどのように、どのような状況か、お示しください。


 小項目の3、市の補助金の支出状況についてでありますが、市は年間各路線ごとにどのくらいな補助をしているのか、お示しください。


○議長(小松英夫君) 答弁を求めます。


 市民生活部長、宇賀神君。


○市民生活部長(宇賀神正雄君) リーバスの利用状況についての質問についてお答えします。


 まず、リーバスの利用実態についてでありますが、平成19年度における年間利用者数は、合計で約36万1,000人であります。最も利用者の多い路線は、JR鹿沼駅と粟野地域を結ぶ口粟野線で、年間の利用人数は8万3,000人、1便当たりの利用人数12.7人となっております。また、最も利用者の少ない路線は、旧粟野支所と東武金崎駅を結ぶ東武金崎駅線で、年間の利用人数が1,800人、1便当たりの利用人数が0.8人となっております。無料デーなどの利用促進策の実施により、前年に比べ利用者数は増加しましたが、ここ数年を見ると年々減少する傾向にあります。


 次に、リーバスの収支についてでありますが、リーバスの運行はアイケー観光バス、平和タクシー、関東自動車の3社に運行を委託しています。リーバス15路線の収支状況は、平成19年度の補助実績で運行経費が年間2億1,924万2,000円、運行収益が6,298万4,000円であり、1億5,625万8,000円の赤字となっています。


 次に、市の補助金の支出状況についてでありますが、運行赤字額を補助金として運行会社に支出しています。平成19年度の補助額は1億5,624万9,000円でありますが、県から2,591万2,000円の補助金と日光市からの負担金143万1,000円があるため、実質市の負担は1億2,890万6,000円となっています。なお、県では乗車率が一定基準以下の路線について、今後補助の打ち切りを検討しており、またこのところの原油高騰による運行経費の増加や利用者数の減少などもあり、今後補助額が増加していくことが予想される状況であります。


 以上で答弁終わります。


○議長(小松英夫君) 小島実君。


○3番(小島 実君) 答弁ありがとうございました。


 一番多いのはJR鹿沼駅から粟野、そして一番利用の少ないのは粟野から西方、東武金崎駅と、何かちょっと粟野まで来て、粟野から今度は東武金崎駅のほうにはいなくなったと、非常にわびしい気持ちもあるんですけど、そして収支のことでは赤字の分だけ市のほうで補助をしているんだということで、それはご理解いたしました。


 そこで、ちょっと再質問するんですけど、その赤字の分を市で補助をするのは、これもうまさしくそのとおりなんですけど、今運行バス会社も油の高騰で、事業も何かと大変かと思います。そういう中で、市の支払いについてですが、支払い方法というか、支払い方というか何といいますか、例えばその赤字の1億6,000万円補助するに対して、年に1回で一括して払っているのか、何回かに分けているのか、お知らせください。


○議長(小松英夫君) 答弁を求めます。


 市民生活部長、宇賀神君。


○市民生活部長(宇賀神正雄君) それでは、答弁いたします。


 バス補助金の算定期間は、10月1日から9月末までで算定をしております。現行の補助金の支払いの流れにつきましては、バス会社で決算確定後、県補助金の申請を県に行い、補助額が確定後、不足額を3月議会で補正し、支払い処理を行うということで行っておりますので、4月末の支払いとなっております。補助金は、そもそも終了後に、その結果を確認してから支払いするというのが手続の手順であります。始まる前に補助金をもらわなくては運行できないというような状態では、安全で確実なバス運行の確保に先行き不安が起きてしまうということにもなってしまいます。しかしながら、議員ご指摘のとおり、最近の燃料費の急激な値上がりが事業者の経営を圧迫しているということもありますので、申請があれば、手法として前払い金の支払いについて、今後検討してみたいと思います。


 以上で答弁終わります。


○議長(小松英夫君) 小島実君。


○3番(小島 実君) ありがとうございました。


 補助金の趣旨、よくお話いただきまして、私もよく理解いたしました。そういう中で、また行政としても申請すれば、何ですか、前倒しして、今この厳しい油の高騰の中でそういうことも考えているということで今聞きまして、安心いたしました。


 続いて、次の質問に入ります。次の質問の中項目の2、今後の利用促進について2つ質問をいたします。小項目の1、リーバス利用者をふやすために、どのような促進策を考えているかと、小項目の2、路線の全体的な見直し、必要かと思いますが、いかがか。過日、下野新聞に池ノ森地区への路線延長や高齢者の運転免許証返還時の回数券補助など、リーバスの利用促進策に関する記事が掲載されていました。リーバスの運行を継続するためには、多くの方にリーバスを利用していただくことが必要と考えています。リーバスをふやすために、促進策について詳細にお示しいただきたい。また、利用者をふやすためには、大局的な観点に立って路線を見直すことも必要だし、利用者、交通弱者の意見、要望、ニーズに応じてルートを見直しするべきと思いますが、見解をお聞かせください。


○議長(小松英夫君) 答弁を求めます。


 市長、阿部君。


○市長(阿部和夫君) 今後の利用促進策についての質問にお答えします。


 まず、利用者増の促進策についてでありますが、昨年地域の代表者などから成るリーバス利用促進検討委員会を立ち上げまして、利用促進策をまとめたところであります。内容といたしましては、みなみ町経由線の池ノ森地区への延伸、高齢者の運転免許証返還時のリーバス回数券の配付のほか、松原団地内のフリー乗降化、1日フリー乗車券の発行、バス停への路線表示の工夫、地域別時刻表の配付などを新年度以降順次実施してまいります。


 次に、路線の見直しについてでありますが、古峯ケ原宮通りの上野町への開通や東武新鹿沼駅前広場の整備による駅構内へのバスの乗り入れなど、平成23年度までにリーバスの運行環境が改善されますので、これにあわせてバス路線の全体的な見直しを行いたいと考えております。今後の高齢社会に向け、生活の足としてリーバスの果たす役割はより重要になってくるものと思われますので、見直しに当たっては地域ごとの市民の声を聞きながら、検討してまいりたいと考えております。


 以上で答弁を終わります。


○議長(小松英夫君) 小島実君。


○3番(小島 実君) 答弁ありがとうございました。


 高齢社会とか今、例えばバスを利用して地球温暖化防止の面からも、また市街地の交通渋滞しているところですか、そんなところ、例えば私なりに提案すれば、例えば、毎日一定の通勤している、そんな方に、お年寄りが免許証返還時じゃなく、月に1回ぐらいはリーバスを利用するノーマイカーデーなども考えていっていただけるとありがたいかなと。そして、そういう免許証を持っている人に対しても何回かリーバスを利用することによって、リーバスも利益が上がる、そして市の補助金の負担も少なくなると、そんなふうにいけばいいなと考えております。引き続きリーバスの補助、またいろいろ問題もあるかと思いますが、よろしくお願いいたしまして、次の質問に入ります。


 標題3、マイチャレンジ促進事業について、中項目の1、マイチャレンジ事業での効果と今後の取り組みについて質問いたします。小項目の1、今高等学校を卒業しても、また大学を卒業しても就職しない、いわゆるニートとかフリーターとか年々ふえているような現状、社会的経済情勢の影響とバブルの崩壊後の平成4年ごろから毎年上昇していると言われています。このような状況の中で、児童、生徒に望ましい職場体験学習マイチャレンジ事業を、本市全中学校2年生を対象に連続3日間、社会体験を実施することは、生徒たちの勤労観、さまざまな職業を通しての社会ルールを養うことで、非常に意味もあり、大事な事業と思います。そこで、お伺いします。体験したからといって、すぐに効果はないと思いますが、生徒、家庭、地域、学校において効果、特に生徒にとってはどのように効果が見えてきたか、お聞かせください。


 2の体験場所について、受け入れ拡大をどのように働きかけているかということと、3の体験した生徒が地域のボランティア活動への参加がどのように見られるか、お聞かせください。


○議長(小松英夫君) 答弁を求めます。


 教育長、小林君。


○教育長(小林 守君) マイチャレンジ事業についての質問にお答えします。


 まず、生徒、家庭、地域、学校への効果についてでありますが、生徒については、人の優しさに触れ、感謝の心を持てるようになった、働くことの喜びや苦労を実感した。家庭においては、働くことの意義や大切さを家庭内で話し合う機会となった。地域としては、学校教育や中学生への理解を深め、地域で子供を育てるという機運が醸成できた。最後に、学校については、大きな声であいさつをする生徒がふえたことや不登校ぎみの生徒が登校できるようになったことなどの事例が挙げられております。


 次に、体験場所の受け入れの拡大についてでありますが、各学校ではこれまでの6年間の実績として多くの体験場所を確保してはおりますが、その年の中学2年生の希望に沿った体験場所が確保されるよう、新たな体験場所の開拓にも努めております。また、教育委員会としても学校からの要望に応じ、関係各課への協力を呼びかけ、より多くの職種の確保に努めております。


 次に、体験した生徒による地域へのボランティア活動についてでありますが、生徒は地域の人々とのふれあいを通し、感謝の心や働くことの意義、大切さなどを学び、学校内や地域においてもあいさつや礼儀など、心の成長を見ることができるようになっております。学校では、ボランティア活動へ積極的に参加する生徒も見られてまいりました。本事業との関連についても、今後とも検証を進め、勤労観、職業観だけでなく、心の教育を目指して、この事業を展開してまいります。


 以上で答弁終わります。


○議長(小松英夫君) 小島実君。


○3番(小島 実君) 小項目の1の生徒、家庭、地域、学校、どのような効果が出ているかについて再質問をします。


 昔は家の手伝い、また近所の手伝いなどをしながら、勤労意欲や社会のルールを自然と覚えたものです。毎日が体験学習です。そういう中で、互助の精神や社会に貢献するボランティア、奉仕の精神をはぐくんできたのです。特に農家では、農繁期には子供までどこの家でも学校を休んでまで家の手伝いをしたものです。ところが、社会経済がよくなるとともに、だれもが少しでもよい暮らしがしたいという意欲が、自分さえよければよい、自己中心な社会形成をしてしまったのではないでしょうか。その欲が人間関係まで悪くして、トラブルを起こしているのでしょう。


 そうした社会を改善する意味でも、このマイチャレンジの事業の当初の目的、心の教育の意義、そして将来社会に出て、たとえ失敗しても負けない強いチャレンジ精神をつくっていくべきなのです。生徒が多くの体験をすることで、より心の教育を推し進めるためにも、2年でマイチャレンジなら1年生ではどんなチャレンジがあるか、また3年生ではどんなチャレンジがあるか、鹿沼市独自の体験事業は行っているのか、既に実施しているならば、それをお示しください。


○議長(小松英夫君) 答弁を求めます。


 教育長、小林君。


○教育長(小林 守君) 再質問にお答えをいたします。


 現在、中学2年生を対象にマイチャレンジ事業を実施し、職場体験的な社会体験をいただいておるところでございます。先ほども答弁しましたとおり、いろんな事例に見られるような効果が見られるというふうに言えると思いますし、職業観や勤労観をしっかりと身につけていかせる意味でも、大変重要な事業だろうと、このように考えているところでありますが、それでは例えば中学1年生や3年生ではどういうような観点での取り組みがあるかというようなことかと思います。


 実際に、そのマイチャレンジ的な職場体験事業というのは、中学2年生に限って取り組んではおるところでございますけれども、社会体験とか勤労体験とかというような視点で考えるならば、特に議員の指摘されている心の教育的な、社会規範を身につけていくような視点での取り組みとしてとらえていくならば、第1学年においては鹿沼市においては自然体験交流センターにおける宿泊生活体験、自然体験学習というものが位置づけられることになっております。


 それから、中学の3年ではどういうのがあるかということになりますと、修学旅行、これが1つの大きな位置づけになっているのではないかなと、このように思います。いわゆる体験的な、宿泊を伴う体験的な活動というのは1年では自然体験交流センターにおける宿泊体験、そして2年におきましてはマイチャレンジ事業における職場体験、それから3学年におきましては、修学旅行的な体験です、それが中学校1年から3年にわたっての体系的な、系統的な体験学習というふうに位置づけているところでございます。


 再質問に対する答弁を終わります。


○議長(小松英夫君) 小島実君。


○3番(小島 実君) 答弁ありがとうございました。


 受け入れにしても拡充しているということですし、1年生では自然体験、3年生では修学旅行と、そういう自然体験の中からも心の教育なんかもなお一層はぐくんでいるんだろうと思います。また、仲間意識、互助の精神なんかも強くなっていくんじゃないかというふうに考えております。いずれにしても、中学生のときからいろいろ社会に出て柔軟に判断ができ、かつ対応できる人間をつくっていかなければなりません。体験を通して、しっかり人をつくっていくべきと思います。そして、鹿沼市から将来立派な企業人を多く出したいものです。教育の原点は人づくりです。よろしくお願いいたします。


 時間も3時過ぎまして、若干時間残っていますが、通告どおり私の質問終わりましたので、以上もちまして小島実の質問終わりにさせていただきます。ありがとうございました。


○議長(小松英夫君) それでは、暫時休憩をいたします。


 再開は、午後3時20分といたします。


 (午後 3時05分)


○議長(小松英夫君) 休憩前に引き続き再開をいたします。


 (午後 3時20分)


○議長(小松英夫君) 本日の会議時間は、議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。


 引き続き、発言を許します。


 12番、大島久幸君。


○12番(大島久幸君) 本日最後の質問者となりました。いましばらくおつき合いを願いたいと思います。


 さて、新年度の予算案を見て思ったことがあります。自主財源の根幹である市民税が増収見込みということで、明るい兆しを感じたところであります。しかし、三位一体の改革が進み、地方分権が進む中で、今後地方交付税などが減少するだろうことが予想をされてきます。この合併による特例措置にしても、担保があるわけではなく、いつ国に裏切られるかわからないと言われています。今後深刻な問題は、人口減少と地球温暖化だと私は考えています。自主財源の源泉は市民であります。つまり納税者の人数、人口をいかに減らさずに保てるか、特に生産人口の割合を多く保てるかがポイントだと考えています。自主財源を確保し、それを有意義に使うこと、そうしながら市債を少しずつ減らしていくことも重要だと考えています。自主独立の精神で財政運営をしていくことだと感じています。


 重大な環境問題である地球温暖化に関しても、人類存亡の危機ととらえるべきと思います。今注目していることが実はあります。CO2排出量取引制度というのがございまして、これが企業間で成立をし、拡大をされていけば、例えば今後行政や市民活動の中で実績を出したCO2排出量削減分が取引に用いられるような時代が今後来るかもしれない、これは仮定の話でもありますけれども、さて、新年度予算は人口問題に対しては少子化対策や企業誘致、定住化施策など、環境問題に対してもごみの5種13分別など努力が認められるところであります。


 そのような中で、インフラ整備や施設整備に関しては、負の資産にならないよう、また各種振興施策や活性化計画においても、将来確実に効果を出せるように、十分市民と合意形成を図りながら実施すべきと考えています。今回特に旧市街地に大きな整備予算が組まれました。私も中心市街地を活動の拠点とするものとして、大変うれしく思うとともに、しっかりと実施していかねばならない、決意を新たにしているところです。そのような観点から、今回の一般質問は市街地整備に関する事業を主に伺ってまいります。


 まず、1件目の一般質問、中心市街地新拠点整備事業について6項目お伺いをいたします。1項目、新拠点形成の考え方と位置づけについて、これを確認したいと思っています。1つは、新・鹿沼宿という考え方を市民に理解されているかどうかということです。もう一つ、新拠点と周辺全体が道の駅的機能を持つということ、おもてなしの地域づくり、そういった考え方についてお伺いをするものです。


 「まちなか創造“夢”プラン」、この中で市長も言っています。特に、都心部である大型店跡が長年空き店舗状態として続いていることは、周りの市民の皆さんは、長い間何とかならないかと切望してきました。そこで、鹿沼市は市の特色を生かして新たな拠点形成を図るとしたわけです。このプランの中でも、趣旨とテーマとキーワードがあると思うんです。その趣旨の中には、例えばまちの顔となる中心市街地、単なる鹿沼市の顔でなく、上都賀圏域の中心だ、そういうふうにも言っています。その中で、屋台を使ったイベントを全国的に広めたいと、市民とともにその多くの意見を交換しながら、計画を策定していく、そういった趣旨のもとにテーマとして言っています。


 歴史に思いをはせ、先人が残した有形、無形の遺産を大切にしながら、多彩な交流によって新しい文化と産業を生み出すと、つまり現在の宿場町である。例幣使街道、新・鹿沼宿だと言っています。その中でのキーワードというのが、中心市街地の住環境の調和と観光客がスムーズに回遊できること、観光客の回遊ということです。道の駅的な機能ということで、つまり鹿沼市はまちの駅について力を入れています。まちの駅がキーワードになっていると思うんですけれども、その中でおもてなしの地域づくりを目指すとしています。それらのことを踏まえ、考え方、この位置づけを確認するものです。お答えをお願いいたします。


○議長(小松英夫君) 当局の答弁を求めます。


 市長、阿部君。


○市長(阿部和夫君) 新拠点形成の考え方、位置づけについての質問にお答えします。


 まず、新・鹿沼宿に対する市民の理解についてでありますが、「まちなか創造“夢”プラン」では計画策定の趣旨において、計画は市民とともに策定し、その具現化に当たっても市民主体で進めることを基本とするとしており、一般市民や地元自治会、計画懇談会、市政モニター、その他観光物産協会などの関係団体、関係機関に対するアンケート調査や意見交換会などを実施しながら策定した経緯があります。また、計画策定までの節目においては、「広報かぬま」やホームページに計画の案を掲載し、市民の意見を聞く機会を積極的に設けております。さらに、計画策定後におきましても、ホームページなどにプランを掲載することはもちろん、地元自治会や商店会との意見交換、出前講座での説明などを実施しており、市民に理解されていると考えているところであります。


 次に、道の駅的機能を持つことについてでありますが、おもてなしの地域づくりの考えについてであります。新拠点には大型バスもとまれる駐車場や来訪者に対してトイレや観光案内、物産販売などを提供する道の駅的な施設を整備することにより、多くの観光客を誘導してまいります。また、新拠点に整備する主な施設をまちの駅“新・鹿沼宿”と位置づけて事業を展開しており、まちの駅は人との出会いを大切にするおもてなしの心を持った地域の人と来訪者との交流の場ともなります。平成17年度から市が設置を促進している民間施設などのまちの駅は、現在83か所でありまして、まちの駅ネットワークかぬまとして、スタンプラリーなどの自主事業を実施しており、既におもてなしの地域づくりに取り組んでおります。今後この民間施設のまちの駅と新拠点に整備するまちの駅“新・鹿沼宿”とが連携し、観光情報などを総合的にPRをしながら、おもてなしとにぎわいのあるまちづくりを進めていきたいと考えております。


 以上で答弁を終わります。


○議長(小松英夫君) 大島久幸君。


○12番(大島久幸君) 再質問いたします。


 市長のほうからいろいろ今言っていただきました。策定の過程で地元の方、自治会の方、商店会の方と十分話をしてきたと、確かに話をしてきたと思うんですけども、やっぱりちょっと理解がまだ足りないと私は思っているんです。この計画、これ本当に上から見ても下から見ても、どこから見ても観光を主体にまちづくりをするという計画だと私はとらえているんですね。地元の商店街の人は、例えば、この買い回りの商売で、例えば生活ができればいいかな、後でまたお話ししますけども、そんなイメージであったものが、このまちなか創造“夢”プランの計画は、観光で食べていこうということを目指していると私は思うんです。


 それをまちなかの人は本当に理解をして一緒にやっていこうと、足並みをそこでそろえて、これからいけるのかどうかというのは、大きな施設をこれからつくっていくわけですから、それが将来負の資産にならないためには、本当に市民の合意を得て、自分たちが食べていくのは、これからは観光が主と、お客さんに来てもらって食べていくんだよ、まちの中で自分たちが商売するのに、まちの中の人を相手にするんじゃなくて、外から来てもらってお金を落としてもらうんだよ、そういう考え、それを本当に理解しているんですかということをお伺いをしたいわけなんです。もう一度お答えを願いたいと思います。


○議長(小松英夫君) 答弁を求めます。


 市長、阿部君。


○市長(阿部和夫君) 大島議員の再質問にお答えします。


 まさしくまちなか創造“夢”プランにつきましては、観光を主体ということになっているということでありますが、これは計画的な問題の中で進められていく、やはり観光と、中心市街地観光拠点整備事業という位置づけをしておりまして、この観光について十二分に配慮をしながら進めているということが1つの大きなウエートを占めていることは事実でございます。特に鹿沼市の中だけで、その商業の振興というのが図られるかというと、やはり外部から来た方々がいかに鹿沼市に財を投げるというか、あるいは財を買い込んでいくかと、こういうことにつながってくるかと思います。そういうことによりまして、鹿沼市の中心市街地の活力が増してくる、あるいは経済力が増してくると、こういうことになってくるかと思います。


 さらに、先ほど地域の方々のコンセンサスのこともあるわけでありますが、これにつきましては何度となく地元の方々と会議も重ねておるところでございまして、そういう中でその地域の活力という部分について地域独自の活力というものを出すためには、どういうことがあるかということも十分話し合いもされてきていると、このようにも思っております。


 大島議員のほうではまだその意味たるものがわかっていないという話もございましたが、観光を主体とした地域づくりをしていく、そのためには誘客も図る、さらにはそこで財を投じてもらうということは買い物もしてもらう、そしてまたその地域の方々がお互いの競争心といいましょうか、共存心といいましょうか、そういうものをはぐくんでいくということでは、十分に盛り込まさせていただいて、この計画を進めていくと、こういうことになるかと思います。このようなことをご理解いただいて、さらに大島議員、中心市街地の住民ということもございますので、このようなことをご理解をいただいて、地域にお話をしていただければありがたいと思っているところでございます。


 再質問に対する答弁終わります。


○議長(小松英夫君) 大島久幸君。


○12番(大島久幸君) お答えをいただきました。


 私は、中心市街地に居を構える議員として、この計画を十分理解し、一緒にやっていこうと思っています。ただ、話を聞く中で、なかなかやっぱりその観光で生きていこうという、まだ覚悟がないといいますか、市の説明を受けて受け身なんです、まだ。こういうふうに旧ジャスコがなくなっていく、きれいになるんだろうな、だけどもそこで商売する相手は、例えばもう他県から呼んでくるお客さんだよと、そういう覚悟がまだないような気がするんです。鹿沼の人はどちらかというと観光に行って楽しむのは得意だけども、お客さんに来ていただいて、楽しませて帰してあげる、おもてなしの心、なかなかこれは、これつくるのは難しいかなと思っています。


 商店の人は、当然お客様をお迎えする心はあってやっているんだと思うんですけども、中心市街地まち全体としてそれをやるというのは、非常に難しいところがあると思っているんです。職人のまちとよく市長も言うじゃないですか。なかなか職人の気持ちからおもてなしの心、難しいと思います。これ議論しているとなかなか大変なんで、まちの駅の整備、1つ1つ整備していきますから、それをお伺いをしながら検証していきたいと思うんですけども、中項目の2項目めです、まちの駅の整備について4点、これはお伺いをするものです。


 まず、1点目、ジャスコ跡地のまちの駅広場と駐車場の整備についてであります。現在、解体工事が順調に進んでいるようです。その現況報告と今後の予定について、お聞かせ願いたいと思っています。市長、私のところの子供、小学校5年生で中央小に通っていまして、いつだったかわかんないんですけども、お父さん、きょうは怖かったよ、大きい車が来て大きい声を出していったんだよ、何だっただろうねと聞かれたわけです。私も想像するにいろいろありますけども、いや、実はお父さんはね、鹿沼市で一番偉い市長と話ができるから、今度会ったら市長によく聞いておくよ、子供たちの安全は市長が図ってくれるから、阿部市長がね、よく教えてくれるよという話で来たんですけれども、そこら辺のことも含めて、もし子供たちにわかるような話をしていただけたらありがたいと思っています。


 2点目、まちの駅の1号館ですか、旧あさひ銀行の改修内容について、これにつきまして小野口議員の質問にもありましたけれども、平成20年度の予算にも組み込まれ、その施設の整備内容、時期的なことについて、もう少し詳しくお聞かせを願いたいんです。この何ですか、エリア全体が観光拠点になるエリアということですから、そこら辺もこう踏まえて、どのような内容の整備なのかということです。


 それと、3点目、まちの駅3号館のリニューアルについてですけども、これも今までの、その観光拠点になる1つである、それを踏まえて、その内容をお聞かせ願いたいと思います。


 それで、4点目です、(仮称)鹿沼お祭り館について、これお伺いするんですけども、これについては、名称にあるように、鹿沼の祭りをアピールすることが一番の目的かと思っています。屋台を五、六台展示をして、新造屋台をつくって、観光客が体感できるように、そんなイメージでつくるようでありますけれども、計画書、このプラン読んでみますと、実はもうその建物自体が産業展示品となるようなつくり方をしたいと言っているんです。鹿沼の木工、建具、家具を用いた、その建物自体が産業展示品としてつくるという計画、じゃその計画を具体的に教えてください。規模や管理運営や活用について、そういったことをお聞かせ願いたいと思います。お答え願います。


○議長(小松英夫君) 答弁を求めます。


 企画部長、福田君。


○企画部長(福田康行君) まちの駅の整備についての質問にお答えします。


 まず、まちの駅広場、駐車場の整備についてでありますが、現在ジャスコ建物の解体工事及び広場、駐車場の実施設計を行っているところであり、それぞれ年度内には完了する見込みであります。広場、駐車場につきましては、平成21年度に工事に着手する予定であります。


 ただいまの質問の中に、広場、駐車場はどういうものをということがございましたので、今のところの考え方を申し上げたいと思いますけれども、広場、駐車場等につきましては、大型バスが入る、進入できるような駐車場にしていきたいということでございまして、大体平常時に5台大型バスがとまる。あるいは、場合によっては10台程度可能なスペースを設けていく。そのほかに、乗用車約70台ぐらいがとめられる駐車場ということで現在設計をしているわけでございます。


 次に、まちの駅1号館の改修内容についてでありますが、先日24番、小野口議員に答弁いたしましたとおり、現在耐震補強及び建物改修のための実施設計を行っており、エレベーター設置など施設のバリアフリー化に努めるとともに、周辺の環境に合わせた外観に配慮しながら、検討を行っているところでございます。整備内容につきましては、現在作業中の実施設計において、市内外から訪れる人たちに対し、観光案内などの情報や休憩スペース、特産品の展示販売、軽飲食などを提供し、本市の先人や偉人を紹介、学習できる施設として検討を進めるところであります。なお、改修工事は平成20年度から2か年の継続事業により実施する予定であります。


 次に、まちの駅3号館のリニューアルについてでありますが、柳田商店跡の店蔵を活用する3号館につきましては、休憩や案内、飲食、物産販売などのサービスを来訪者に提供できる施設として計画をしております。平成20年度に店蔵改修の実施設計を行う予定であります。また、国道293号の拡幅工事等とも調整を行い、平成21年度には着工したいと考えております。


 次に、(仮称)鹿沼お祭り館についてでありますが、柳田商店跡地に整備するお祭り館は、鹿沼ぶっつけ秋祭りをメーンに、市内の伝統的な祭り等を紹介する施設といたします。特に、彫刻屋台展示収蔵の中核的な施設として、数台の彫刻屋台を展示するとともに、映像システムの導入や実物大の新屋台作成により、市民の観光客が、市民や観光客が秋祭りを体感できるものとしていきたいというふうに考えているところでございます。現在、庁内で観光関係計画推進委員会を組織をいたしまして、関係自治会等の意見を聞きながら、(仮称)鹿沼お祭り館整備計画を策定しております。平成20年度当初に計画をまとめ、基本設計に着手をいたしまして、平成23年度の開館を目指してまいります。


 以上で答弁終わります。


○議長(小松英夫君) 大島久幸君。


○12番(大島久幸君) 議長、今のまちの駅の整備(1)、まちの駅広場と駐車場の中で、ジャスコの解体の状況をちょっと私の子供のことでお話をしましたけれども、もし今市長の好意でお話が伺えるんだったら、これは伺いたいなと思っています。子供に約束をしてしまいまして、私が通告を忘れてしまったもんですから、もし市長のほうでお答えをいただけるんでしたら、お願いしたいと思っています。


○議長(小松英夫君) はい。ただ、質問の内容には入っておりませんので、私から今度は市長に聞いてよろしいですかという話になってしまうんですが、それをやると切りがありませんので、きょうのところはそれはなしということで、よろしく進んでください。お願いいたします。


○12番(大島久幸君) わかりました。帰ってから子供にお父さんが失敗したよと謝っておきます。


○議長(小松英夫君) いや、失敗ではないですよ。


○12番(大島久幸君) はい。


 それでは、まちの整備について再質問しますけれども、それぞれに整備が進んでいく答えをいただきました。実はその整備の中で、最初にお伺いをした、この観光がメーンの考えをどういうふうに生かしているかというのが問題なんです。この間も(仮称)お祭り館の整備について、実は文化財の屋台を持っている町内の皆さん集まってくださいとお話をいただきまして、そこでお話をさせていただく機会がありましたけども、実は屋台を持っている町内、屋台を貸してくれ、貸す、結構大変なことなんですけども、だけど鹿沼市のことじゃ町内の財産である屋台を貸して、そこで展示しましょうと、展示するけども壊さないでくれよねと、そういう考えになっていきます。


 それが、実はもう全国に観光案内をして多くの皆さんに来てもらう、そのために皆さんの屋台を出してもらうんだよと、もともとのその意味の部分を、よくやっぱり話をしないと、このお祭り館にしても、じゃどういったものをつくればいいのか、単なる保存をする蔵だけでいいのか、そういう話になってしまうものですから、(1)から(4)までそれぞれの整備進んでいますけども、将来こういうふうに使われるんだよという、将来の姿をよく念頭に置いて計画をしていただかないと、違った方向に行ってしまう、そういうふうに思うものですから、再度その部分の確認をして整備をしていくことについてお伺いをしたいと思います。


○議長(小松英夫君) 答弁を求めます。


 企画部長、福田君。


○企画部長(福田康行君) まちの駅の整備についての再質問にお答えをいたします。


 まず、それぞれの、広場、駐車場の整備の将来の姿と申しますか、どういう意図に基づいてそれらを整備するのかということでございますけども、先ほど来大島議員からも出ておりますように、この新拠点整備事業につきましては市内外から鹿沼を訪れる方、あるいは日光とかそちらの観光に、ルートとして鹿沼を通過する人。そういう人たちを一度この新・鹿沼宿のほうにお寄りをいただくという、それが1つ大きな意味合いがあるわけです。そこがいわゆる交流人口の増をここで図っていくわけです。その広場、駐車場等につきましては、そういう人たちをおもてなしするための駐車場ということでございますので、道の駅的な役割もそこで果たしていくということになるわけです。


 そのほか1号館等につきましては、鹿沼の物産であるとか、あるいは先ほども答弁いたしましたように、偉人等を検証する、そういう施設をつくる、さらにはその中に観光の案内の総合的なものをそこに配置をするとか、そういうことでもって、まずまちの駅の総合的な会館という1つの大きな目的を持って、これらの計画をしていくわけです。


 それから、3号館等につきましても、これもまちの駅の1つの施設ということでございますので、おいでをいただく方に観光の案内をしたり、あるいは物産を販売したり、あるいは休憩をしてもらったりということで、いわゆるまちの駅的なものもそこの要素の中にあるわけでございます。全体がまちの駅的な要素をまず持っているということでございます。


 それから、将来的にはそういった人のにぎわいがありますならば、そこに商業も発展をすると、あるいは雇用の拡大もそういう中でできてくるんではないかというようなことでございますけれども、基本的にはほかの市内外からそこにおいでをいただいて、そしてその中で、交流をしていただくと、その1つの建物という形でもって整備をしていくということでございます。ですから、定住人口をふやすということの考え方になりますならば、この新拠点のエリア外に関連エリアがございます。そういう中では、例えば下横町の区画整理事業、そういう中で良好な住環境をその中で整備をいたしますので、こちらのほうで今度は人口の増対策をしていくということになります。ただいま申し上げましたような関連エリアと、それから新拠点エリアの相まった中で中心市街地の発展を遂げていきたいという、そういう考えということでおります。


 以上で答弁終わります。


○議長(小松英夫君) 大島久幸君。


○12番(大島久幸君) よくその気持ちは私はわかるんです。それを周りのその中心市街地の周りの人がどこまでわかってくれているかなというのが問題なんです。定住人口の話ありましたけども、定住人口をもしふやすんだったら、ジャスコ跡地に高層マンションでもつくって、何百戸もそこに持ってきたほうが一挙に500人ぐらい中心市街地の人口がふえるわけですから、それが買い回りをしてくれれば、そのほうが助かるよと思っている商店主もいるかもしれない。ただ、もう観光立国といいますか、国もやってます、ようこそジャパン、公明党の皆さんもビジットジャパンとかやってますけども、そういう外から連れてきてお金を落としてもらうという方向性が出たわけですから、やっぱりそこできちんと理解を得て進めていくべきかな、そういうふうに思っています。よく住民合意を得て進められることを願って、3項目め、お伺いをいたします。


 3項目めは、今宮神社の参道について、1点これお伺いするものです。ちょうど中央小やジャスコ周辺の整備工事と時期が重なるように思われるので、改めてここで聞くわけなんですけれども、この計画の中で今宮参道の整備も入っていましたから、いつかはやると思っていました。ただ、ジャスコ周辺と中央小の工事がもう既にあるので、まさかここに重ねてくるという考えなかったもんですから、集中的にやっていただくのは大変ありがたいことなんで、ぜひお願いしたいと思うんですけども、子供への安全と住民への安全、交通安全、そういったものを十分配慮して、今宮参道の整備をやっていただきたい。ですから、その整備内容と時期を含めてお話を願いたいと思います。


○議長(小松英夫君) 答弁を求めます。


 都市建設部長、渡辺君。


○都市建設部長(渡辺政夫君) 今宮参道の整備についての質問にお答えします。


 市道5101号線、今宮参道は中心市街地新拠点整備計画の中で、住環境に配慮した安全な道として、また歩いて楽しめるにぎわいの道として、そして秋祭りを演出するメーン通りとして位置づけられております。整備内容につきましては、延長約310メートルで、現況の約7メートルの幅員を活用し歩車道をフラット化したバリアフリーな道路に整備をいたします。さらに、秋祭りのメーン通りとしての機能と景観に配慮した舗装にあわせて、無電柱化を図っていきます。平成19年度から事業に着手しており、地形・縦横断測量や実施設計、及び電線地中化の検討を行っております。平成20年度中に道路設計を進める中で、地元関係者などとの協議や説明会などを実施するなど連携を図り、整備工事に着手し、平成21年度完成を目指しております。


 なお、本路線は中央小学校の建て替え事業やそのほかの拠点整備事業の工事用道路となることから、関係各機関などと調整を図りながら整備を進めていきたいと考えております。


 以上で答弁終わります。


○議長(小松英夫君) 大島久幸君。


○12番(大島久幸君) ご説明をいただきました。


 電線の地中化とか、いろいろその整備をやっていただきます。その中で平成21年度完成、しかも途中中央小の整備と重なって、当然中央小の工事の搬入路になることが予想される、そういうふうなこともわかっていらっしゃるようですから、十分子供たちの安全に配慮をしてやっていただきたいと思います。


 4項目めの中央小の整備についてに移ります。これもみんな関連しているんですけども、前回も伺いましたけれども、平成20年度、来年度の予定をもう少しく詳しくお伺いをしたいと思っているんです。実は学校自体でも校舎改築を考える会というのが一生懸命やっていまして、何とかもう140年近くたつ校舎ですから、校庭にも記念品の樹木、思い出のこもった樹木がたくさんあるんです。その樹木を残したい、そういう気持ちがあったんですけれども、なかなか残すのは難しい、じゃ形を変えて生きたまま残せないものは、何か違う形で残そう、そんな運動もあります。実はこの中央小の整備の予定を見ながら、粟野第一小学校がこの後整備されていきますから、ぜひそこら辺の計画にも生かしていただきたいと思って、毎回この予定を聞きますけれども、中央小学校の平成20年度の予定をまずお聞かせ願いたいと思います。


○議長(小松英夫君) 答弁を求めます。


 教育次長、金子君。


○教育次長(金子孝之君) 中央小学校整備についての質問にお答えします。


 平成20年度につきましては、校舎改築工事に着手し、地盤改良、基礎工事から鉄骨柱、はりの建て方工事を予定しております。また、改築工事の事前工事として、建設予定地にあるプールや屋外トイレ、体育倉庫などの構造物の解体、それから樹木の伐採工事を予定しております。


 以上で答弁を終わります。


○議長(小松英夫君) 大島久幸君。


○12番(大島久幸君) プールの解体と樹木の撤去についてはわかっているんですけども、例えば、いつ確認申請がおりて、いつ入札になって着工するのかというのは、まだなんですか。もし教えていただければ、お願いいたします。


○議長(小松英夫君) 答弁を求めます。


 教育次長、金子君。


○教育次長(金子孝之君) 中央小の整備についての再質問にお答えします。


 1点目といいますか、入札関係のご質問がありました。これにつきましては、現在契約検査課と協議をしておりまして、まだいつ、どういうふうにやるかというのは協議中でございます。


 それから、あとは、先ほど申し上げましたような基礎工事から工事を順次進めてまいります。一番、議員のほうからも、前々から言われております児童の安全確保という点につきましては、先ほど都市建設部長がお答えいたしましたが、十分な協議、調整をしながら進めてまいりたいと思います。


 以上で答弁終わります。


○議長(小松英夫君) 大島久幸君。


○12番(大島久幸君) 5項目めの質問に移ります。


 中心市街地活性化ネットワークの形成について2点お伺いをいたします。これは先に伺った4項目、これはいわばハード面の整備でありまして、ここで伺うのは、それらを運用、活用するソフト面の施策であります。伺うのは、1つ目として他施設とのネットワークと回遊ルートについて、それと2つ目として広域連携などによる誘客システムの構築についてということを、それぞれお伺いをいたします。ご答弁お願いします。


○議長(小松英夫君) 答弁を求めます。


 企画部長、福田君。


○企画部長(福田康行君) 中心市街地活性化ネットワークの形成について、質問にお答えいたします。


 まず、他施設とのネットワークと回遊ルートについてでありますが、「まちなか創造“夢”プラン」では、市内外から訪れる人々が市内の観光施設などをスムーズに回遊できるように、まちの駅“新・鹿沼宿”1号館を総合案内機能を持つ施設と位置づけており、観光情報等、特に旬の情報を集約し、来訪者に提供してまいります。また、各施設にも同様の情報を発信をし、来訪者がどの施設でもリアルタイムの、同じ内容の情報が得られるようにしたいと考えております。


 回遊ルートについては、バリアフリー化に配慮した道路整備や公共交通のネットワーク化、案内サインの設置などを進めるとともに、季節やテーマ、所要時間などによって来訪者が選択できるようなルートを設定し、マップを作成するなど、楽しく回遊できるような施策を推進してまいります。


 次に、広域連携等による誘客システムの構築についてでありますが。JRや東武などの鉄道の沿線市町との連携は既に実施しており、今後も既存の協議会などを活用しながら、PRの強化、それから連携イベントの開催などを推進してまいります。今後は、周辺市町のまちの駅や道の駅、観光施設との連携や日本ロマンチック街道及びそば街道など、鹿沼とテーマを同じくする街道の地域との連携、さらには日光街道の宿場町・千住を持つ足立区など、特に首都圏各都市との連携を図ることにより、相互PRのシステムをつくり、広域的な誘客を図っていきたいと考えております。


 以上で答弁を終わります。


○議長(小松英夫君) 大島久幸君。


○12番(大島久幸君) 再質問をいたしますけれども、他施設のネットワークとか回遊ルートというのはつくりやすいと思うんです。花木センターとかつつじの湯とか、鹿沼市にはたくさんその資源がありますから、問題なのはこの誘客システムだと思うんです。来訪するお客さんがどのような交通手段で来るのか、電車なのかバスなのか、マイカーなのか飛行機なのか、いろいろあると思うんですけども、来てくれるお客さんが、じゃどんな年齢層なのか、性別は、家族旅行なのか卒業旅行なのか、友達同士なのか1人でふらっと来たのか、そういったものを想像して積極的にアプローチをすることが誘客システムだと思うんです、マップを置きました、インターネットで情報を流します、だれかが見てくれるから、それは受け身なんです。それだけではお客さんは私は呼べないと思っています。


 1年を通して、いかにしたら観光客が鹿沼に呼べるんですか、仕組んでいかなかったら呼べないですよ、これは。バス会社や旅行会社へ鹿沼のパック旅行を提案したらいいじゃないですか。もちろん商業ベースに乗ってもうかるように、これはやらないとだめだと思うんです。バス会社ももうかるし、我々鹿沼市の市民ももうかる、そういう旅行、もうセットで提案していく、そういうことかなと思っています。どうしたらお客さんが呼べるかというのは、市民と徹底的にこれは議論すべきなんです。市民が盛り上がらなければ、もう市の担当者が命をかけて死ぬくらいに、真剣にだれかが熱くやらなければ、それは失敗してしまうと思います。これだけの大きなお金をかける施策ですからぜひ成功させたい、その願いは一緒ですから、受け身でなくて攻めの誘客システムをぜひ構築をしていくべきだと思っています。


 そこで、6項目めとして、他施策との連携についてを伺っていくわけですけれども、例えば6項目め、まちなか商業活性化推進事業とか商業振興推進事業とか、観光物産宣伝普及事業とか観光アピール事業など、ほかの施策があります。ですから、これらとの連携をどのように進めるかということが、今後ポイントになってくるのかなと思っています。そのことを含めてお答えをいただきたいと思います。


○議長(小松英夫君) 答弁を求めます。


 企画部長、福田君。


○企画部長(福田康行君) 他施策との連携についての質問にお答えいたします。


 まちなか商業活性化推進事業などとの施策との連携についてでありますが、まちなかの商業活性化や商業振興における推進においては、まちの駅“新・鹿沼宿”に来訪者がとまれる駐車場やイベントなどができる広場を整備する予定であり、整備後は近接するまちなか交流プラザやふらっと、中心商業地の商店会等と駐車場の相互利用や観光客がまちなかを楽しく回遊できるイベント等の開催を図っていきたいと考えております。


 また、観光のPRや物産の宣伝においては、まちの駅“新・鹿沼宿”が新たな観光交流の拠点となることにより、今後は総合的なPRや情報発信を推進していくことになります。


 以上で答弁を終わります。


○議長(小松英夫君) 大島久幸君。


○12番(大島久幸君) いろいろこの他に施策がありますから、なかなかここでは全部をひっくるめて言うのは大変だと思うんですけども、私が言いたいのは、“新・鹿沼宿”として大きなお金をかけてインフラ整備をするわけです。今現在空き店舗がございます。耕作放棄地の話がありましたけども、まちの中の空き店舗はまさに耕作放棄地ですから、そこに牛を連れてくるわけにはいかないんですけども、人が集まるか真剣な問題です。果たして中心市街地の商店主の方が、身の回りの買い回り品を主に商売していたのが、今度観光物産に変わっていくわけです、そういうイメージを持てるのかどうか、それをきちんと行政がてこ入れをして、この計画にのっとって新しい鹿沼の将来像を描けるのかどうか、そういうことが問題だと思うんです。


 今まで市役所の人の食堂だったのが観光客の食堂に変わっていくのか、そういったことが現実的な問題になってくるわけですから、きちんとその将来像をやっぱり見据えるべきだと思いますし、民間の自主的な機運も盛り上げていくべきかなと思っています。そこに、具体的にお客さんをどうやって連れくるのかという手段をきちんと構築すること、それがこの6項目めでお話をした関連施策だと思っていますので、その仕組みをやっぱりきちんとつくっていかないと、せっかく整備したところが無駄な施設になってしまうおそれもありますんで、これは一緒に真剣にやっていきたいと思います。


 博物館の整備について、次にお伺いをいたします。2件目、博物館の整備ですけれども、まちなか歴史博物館の整備について、これは今議会の冒頭で市長の施政方針の中にまちなか歴史博物館に関する基本計画を策定する、そういうふうにありました。先人による貴重な文化遺産の保存、活用に努める、そういうことであります。建設するとなると、その場所や規模、そういったことがどうなるのかなと思うわけです。どのような収蔵品を集めるのか、そういったことについて基本的な考え方や概要を教えていただきたいと思います。


○議長(小松英夫君) 答弁を求めます。


 教育次長、金子君。


○教育次長(金子孝之君) まちなか歴史博物館の整備についての質問にお答えします。


 まちなか歴史博物館は、本市の歴史、文化について調査、学習、展示を行う場として整備するもので、現在庁内の事務レベルで構想の素案を検討しております。その内容は、歴史、文化を継承するために、必要な調査が継続的に行えるよう拠点施設を整備し、既存の展示施設などとネットワーク化することによって、収集した資料と施設の有効な活用を図るものであります。基本計画につきましては、今後市民や学識経験者を含めた委員会やパブリックコメントなどによって事業全体の構想を検討し、幅広い意見を反映させた計画として策定していきたいと考えております。


 以上で答弁を終わります。


○議長(小松英夫君) 大島久幸君。


○12番(大島久幸君) 12番、大島です。


 博物館に関しては、ぜひ中途半端でなく、やっぱり文化財はきちんとお金をかけないといいものができませんから、予算をちゃんとつけていただいて、すばらしいものをつくっていただきたいと思います。


 3件目の防災対策の推進について2項目お伺いをいたします。まず、1項目、災害時要援護者支援体制について2点お伺いをいたします。これは、直下型の大地震、そういった大災害を想定したもので、独居老人やシルバー世帯、障害を持った方に対する支援措置であると理解をしています。1つとして、地域の協力体制についてですけども、自治会単位に自主防災組織や婦人防火クラブ、民生委員の皆さんの協力を得て、行政と連携をして体制づくりを進めるものと思われていますその目指す姿をお示し願いたいと思っています。


 2つ目として、避難支援個別プランの作成ということです。主にこれも自治会に任されています。昨年の11月、「広報かぬま」と一緒にアンケートを回して、自主申告でこの支援プランを上げてください。その時点ではなかなかやっぱり理解されずに、申告が上がってこなかったようなんです。周りが見て、どうしてもこのおじちゃん、ちょっと何かあったときには心配だよな、そういうふうに思える人でも申告書が上がってきていない、そういう状況があります。そこで、民生委員さんたちと協力をして戸別訪問をしながら、聞き取り調査を今行っているところであります。今後これらについて、いざというときに生かされるものとすること、それと個人情報保護の観点から運用についても注意をすべきかなと思いますので、その2点について教えていただきたいと思います。


○議長(小松英夫君) 答弁を求めます。


 保健福祉部長、柴垣君。


○保健福祉部長(柴垣重司君) 災害時要援護者支援体制についての質問にお答えいたします。


 まず、地域の協力体制についてでありますが、災害時の要援護者支援については、昨年7月に策定しました鹿沼市災害時要援護者対応マニュアルに基づきまして、市内全域において自治会を中心に協力をいただいて進めているところでございます。このマニュアルの大きな柱は、災害時に1人で避難できない方々について、地域の協力をいただきながら、犠牲者を1人も出さない体制を整備することであります。このためには、地域の多くの団体、個人の協力が不可欠であり、自治会を中心に民生委員児童委員、自主防災会、婦人防火クラブ等の団体や医療機関、福祉関係機関等との連携を図ってまいりたいと考えております。


 次に、避難支援個別プランについてでありますが、このプランは要援護者一人一人について作成するもので、内容は緊急時の家族の連絡先や避難所、家族構成、居住建物の概要、さらに災害時に要援護者を支援する避難支援者などが記載されております。このプランを作成するためには、個人情報の問題があるため、本人または家族の承諾を得て作成しており、作成後は地元自治会と共有して、いざというときの災害に備えてまいります。


 以上で答弁を終わります。


○議長(小松英夫君) 大島久幸君。


○12番(大島久幸君) 災害時要援護者の支援体制については、これからつくっていくもので、その内容についてはよく私は理解しています。実はこれがその台帳でありまして、私たち民生委員の皆さんと今歩ってます。ケーブルテレビを見ているおじいちゃん、おばあちゃんにお願いしたいんですけども、ぜひ遠慮しないでここに書いて入っていただきたいと思っています。私たちが回っても、へそくりのあり場所とか、通帳のありかを言ってくれとは言いませんから、災害のときに助けてもらいたい、そういうことを自己申告していただいて、ただそのとき一番身内の人には連絡をしてほしい、うちの様子はどうかな、そういったことを民生委員の皆さんと私たちがお伺いをしますので、どうか協力をしてスムーズな運営をしていただきたい。お願いでありますけれども、よろしくお願いをいたします。


 次に、ハザードマップの作成についてお伺いをしていきます。今回、地域の防災計画の見直しが大きくなされました。風水害に関する項目や洪水、土砂災害に関する項目が多く追加をされて直されてきています。一昨年ですか、私も現在のハザードマップでは急傾斜地や河川の浸食箇所など、そういった予想される場所がありますけども、実は鹿沼は山間部が多いですから、どこに土石流が発生しやすいのか、発生した場合はその範囲はどういう範囲なのか、洪水になったらどこが浸水するのか、そういったことをもっと具体的に示していただかなかったら、逃げるときにも逃げられないよ、浸水した場合には当然避難ルートが今までと変わりますから、そのときの避難ルートやライフラインの確保、そういったことが問題になるよと、私も問題を提起いたしました。


 そのときの答弁で、今後それらの調査を県で行い、マップを作成するということでした。多分去年からやられているんだと思うんですけれども、平成20年の予算にハザードマップ作成が計上されましたので、改めてそれをお伺いするものです。3点お伺いします。


 洪水、土砂災害の調査について、その調査方法や時期などについてを伺うものです。


 2点目は、作成したハザードマップの配布時期とそれらを市民にどのように周知するか、その周知活動、方法についてお伺いするものです。


 3点目としては、ハザードマップに表示されるだろう洪水、土砂災害、風水害の危険箇所が当然出てくると思うんです。その防災工事を計画的に行うべきだと思うんですけれども、実はその管轄が県ということですから、県に対して計画的に行うよう働きかけることが重要だと思いますので、その3点についてをお伺いいたします。


○議長(小松英夫君) 答弁を求めます。


 総務部長、栗坪君。


○総務部長(栗坪建雄君) ハザードマップの作成についての質問にお答えをいたします。


 まず、洪水、土砂災害の調査についてでありますが、洪水につきましては水防法の規定により、国土交通大臣または県知事が浸水想定区域を指定するために、浸水想定区域図を作成することになります。この作成において、100年に1回の大雨により河川が氾濫した場合を想定し、堤防が壊れて水があふれる地点を設定し、その地点ごとに浸水の範囲と浸水の深さを計算し、それらの浸水の最も広い範囲と浸水が最も深い範囲を重ね合わせるという作業を行います。本市の浸水想定区域図の作成は、思川が平成17年度、黒川が平成18年度に実施され、どちらの河川も完了しております。本市における思川の作成範囲は、深程の大芦川との合流点から下流の市境まで、黒川の作成範囲は富岡の行川との合流点から下流との市境までとなっています。思川の浸水想定区域は、平成19年5月に指定されており、黒川の浸水想定区域はこれから指定される予定となっております。


 土砂災害につきましては、県が土砂災害警戒区域の基礎調査を実施しております。土砂災害警戒区域とはがけ崩れ、土石流、地すべり等の土砂災害のおそれがある区域をいい、その区域の中でも建物が破壊され、住民に大きな被害が生じるおそれがある区域を土砂災害特別警戒区域としています。これらの区域は、土砂災害防止法の規定により、県知事が指定するもので、そのため今までも公表されていた土砂災害危険箇所において、渓流や斜面及びその下流などの土砂災害により被害を受けるおそれのある区域の地形、地質、土地利用状況等について基礎調査を実施しております。


 土砂災害警戒区域として県が指定する区域とは、急傾斜地の崩壊の場合には傾斜度が30度以上で、高さが5メートル以上の区域、急傾斜地の最上部の端から水平距離が10メートル以内の区域、のり面の下の端から急傾斜地の高さの2倍以内の区域を指定します。土石流の場合には、土石流の発生のおそれがある渓流において、扇状地の頂上部から下流で勾配が2度以上の区域を指定します。地すべりの場合には、地すべりしている区域または地すべりするおそれのある区域、地すべり区域の下の部分の端から地すべりする区域の長さに相当する距離の範囲内の区域を指定します。本市における基礎調査は、人家、人が住む家です、5戸以上または学校や社会福祉施設等がある土砂災害危険箇所において、平成14年度から平成18年度にかけて実施され、これから土砂災害警戒区域等が指定される予定となっております。


 次に、ハザードマップの配布時期と市民周知についてでありますが、洪水ハザードマップに関する調査費用につきましては、国土交通省所管の補助金を活用する予定であり、県が実施した調査結果をもとに、市が来年度中に作成し、来年度末にはハザードマップを市内全戸に配布する予定であります。これにより、洪水や土砂災害に関する情報と避難に関する情報等が市民に事前に周知されるため、人的被害の発生を未然に防ぐことが期待されております。市民への周知方法につきましては、広報紙及び市ホームページにハザードマップに関する記事を掲載して周知をしてまいりたいと考えております。


 次に、危険箇所の防災工事の県への働きかけについてでありますが、河川や土砂災害危険箇所の管理者である県に対して、防災工事の実施を要望し、特に避難所等の公共施設を含む区域につきましては、優先的な工事の実施を要望してまいりたいと考えております。


 以上で答弁を終わります。


○議長(小松英夫君) 大島久幸君。


○12番(大島久幸君) ハザードマップの作成については大体わかりました。既に調査をされて、これからマップを作成する。今マップの配布時期が来年度末、平成20年度末ということです。実は、多分そういったハザードマップがつくられると、こういった危険箇所には建築制限とか、いろいろ余波の部分があると思うんです。当然災害時に安全を確保する、大事ですけれども、ふだんから市民のその理解を得る、そういった活動もあわせてお願いしたいと思います。


 次に、駅周辺の整備事業について2項目お伺いをいたします。1つは、1項目、JR鹿沼駅周辺区画整理事業について、そのそれぞれの事業の進捗について伺うものです。


○議長(小松英夫君) 答弁を求めます。


 都市建設部長、渡辺君。


○都市建設部長(渡辺政夫君) JR鹿沼駅周辺区画整理事業についての質問にお答えをいたします。


 本事業は、現在JR鹿沼駅の駅前広場に隣接する西側及び北側の部分、面積約1.1ヘクタールの区域で土地区画整理事業を施行しております。事業の進捗についてでありますが、現在仮換地指定に向け、建物の移転などを含め換地割り込みの案を関係権利者に説明し、交渉している状況であります。平成19年度末の事業進捗率につきましては、事業費ベースで約10.9%を予定しております。


 次に、駅東地区の整備についてですが、上野町、下武子町、東町の各一部約30ヘクタールの区域を対象として、関係権利者とのまちづくり懇談会を平成18年度から実施してまいりました。今年度も11回開催し、土地区画整理事業などの整備手法や地区の課題について話し合いを行い、またあわせてまちづくりに関するアンケート調査を実施いたしました。今後も、住民の意向や地区の状況を踏まえ、良好な住環境の整備を図るため、住民と協働して事業を進めていきたいと考えております。


 なお、中心に位置しますJR鹿沼駅につきましては、平成21年度までに駅構内にある跨線橋にエレベーターを設置し、また車いすなどが利用可能な多目的トイレを設置することなどによりバリアフリー化を図っていくことで鉄道事業者と協議を進めております。


 以上で答弁を終わります。


○議長(小松英夫君) 大島久幸君。


○12番(大島久幸君) ありがとうございました。


 このJR駅の問題を含め、区画整理に関連してたしか小松議長も前に質問したり、松井議員も質問したりしていまして、そういったことが実って今回エレベーターがつくということかなと思うんですけれども、区画整理においては東側の計画が今進んでいるんだと思うんですけども、やっぱりだんだんその減歩率なんかがこう高くなってきて、住民の皆さんの負担も高くなってきますから、なかなかその踏み込めない、そういった部分もあるのかなと、そういうふうに思っています。原油高なんかの影響も出てくると、なかなか工事費も安くできない事情もありますから、十分に住民の方に区画整理事業の説明をして、これも進めていただきたいと思っています。


 2項目めの新鹿沼駅周辺事業について3点お伺いをいたします。1点目は、新鹿沼駅前広場整備事業について、既に用地交渉が進んで、一部工事をしているようです。現在の進捗状況と平成20年度の予定をお聞かせ願いたいと思います。


 2点目、新鹿沼駅西通りの整備ということで、新鹿沼駅西土地区画整理事業について、あわせてそれぞれの進捗と新年度の予定をお聞かせ願いたいと思います。


 そして、3点目として富士山公園の整備事業についてお伺いをいたしますけれども、その整備内容と整備時期についてをお示し願いたいと思います。


○議長(小松英夫君) 答弁を求めます。


 都市建設部長、渡辺君。


○都市建設部長(渡辺政夫君) 新鹿沼駅周辺の整備事業についての質問にお答えをいたします。


 まず、新鹿沼駅前広場整備事業の進捗と平成20年度予定についてでありますが、東口駅前広場は本市の玄関口として市街地拠点機能、交通結節点機能、景観形成機能、サービス機能、防災機能などを兼ね備えた環境空間の整備を目的として実施しているところであります。広場には、2つのロータリーを配し、バス、タクシーの乗降場、タクシープール、送迎用駐車場としての一般車用、マイクロバス用、身障者用等の施設を計画し、平成18年度から国庫補助を導入しており、平成22年度末の完成を目指しております。平成19年度は、用地買収、物件補償を実施するとともに、駅舎の将来計画を踏まえた東西自由通路の基本計画を作成し、東武鉄道と協議を行っているところであります。駅前広場の平成19年度末の進捗状況は、事業費ベースで約35%、平成20年度の予定は引き続き駅前広場の用地買収、物件補償を行い、東西の駅前広場を連絡する自由通路の実施設計委託を東武鉄道に委託したいと考えております。


 次に、新鹿沼西通りの整備、新鹿沼駅西土地区画整理事業の進捗と平成20年度の予定についてでありますが、都市計画道路3・4・212号新鹿沼西通りは、西口駅前広場を起点として、都市計画道路3・4・2号南大通りまで延長約670メートル、幅員20メートルで街路樹の植栽、電線地中化、バリアフリー化を計画しております。完成後は、鹿沼市西北部地域の玄関口、交通結節点として重要な役割を果たす路線となります。本道路は、全線670メートルのうち区画整理地区内部分は540メートルを新鹿沼駅西土地区画整理事業で整備し、区画整理地区外部分130メートルを街路事業として整備をしています。区画整理地区外部分130メートルについては、物件補償、用地買収、工事を実施しており、平成19年度末の進捗状況は事業費ベースで全体の34%を見込んでおります。また、区画整理地区内部分については、平成20年度より工事に着手してまいります。平成22年度には、駅前広場周辺までの整備を完了させ、平成23年度の全線開通を目指していきます。


 新鹿沼駅西土地区画整理事業は、東武新鹿沼駅西側に隣接し、北側には富士山公園、西側には都市計画道路3・4・2号南大通りに囲まれた28.9ヘクタールの区域であります。事業の進捗ですが、区画整理仮換地指定は96%指定し、移転補償、区画道路工事等は事業費ベースで平成19年度末で17.3%を見込んでおります。平成20年度は、県立鹿沼商工高等学校東側から新鹿沼駅西口広場、南側方面の区画道路と小藪川の遊歩道の築造、それに伴う移転補償を主な事業として予定しており、平成24年度完成を予定しております。


 次に、富士山公園整備事業の内容と工期についてでありますが、富士山公園は昭和33年に整備を開始し、約8.5ヘクタールの緑豊かな総合公園として長く市民に親しまれてきました。しかし、樹木の成長などで公園全体が暗く、防犯上の問題や施設の老朽化による安全面の問題、またニーズに合った公園という市民の声も聞かれるようになりました。また、市街地に隣接した豊かな自然を残していることから、総合公園としての機能を高め、市民の利用促進を図ることを目標として新たに整備をいたします。


 事業内容としては、富士山公園西側斜面を桜に樹種転換して、多くの市民が花見を楽しめる空間を整備いたします。また、古くなったトイレなどの各施設をリニューアルし、子供から大人まで安心して利用できるようにいたします。さらに、園内道路は幅員が狭いため、車両のすれ違いが困難でありましたが、一部すれ違いができるように改善し、また歩行者が容易に散策を楽しむことができるような園路の改修や新設を行います。事業期間につきましては、平成20年度から平成24年度の5か年間で、国庫補助を導入して整備を進めます。全体的には、四季を通じて多くの市民が樹木や草花を楽しめる、安全で安心な自然豊かな公園として整備をしてまいります。


 以上で答弁を終わります。


○議長(小松英夫君) 大島久幸君。


○12番(大島久幸君) いろいろと内容を教えていただきまして、ありがとうございます。


 私は、実は1件目で伺った中心市街地の新拠点整備事業と、この駅周辺の整備事業、大変関連の深いものととらえています。なぜなら、JRの鹿沼駅と東武新鹿沼駅に挟まれた地区が、まさに中心市街地であるからであります。この中心市街地で観光施策を強力に進めるためには、まずこの交通のアクセスが最も重要なポイントだと思っているからです。


 そのような中で、駅をきちんと整備し、今富士山公園のリニューアルについて伺いましたけれども、この駅の近くにある市民に親しまれてきた富士山公園が、桜の木にリニューアルをされていくと、市民が楽しむだけでなく、きっとこれは多くの観光客も楽しめる、そういったものになっていくのかな、そんな想像ができます。鹿沼インターからおりて、南大通りを来ると、栄町、西茂呂の桜並木を通って富士山が見えるころには、満開の富士山と御殿山と千手山、そんな風景が目に浮かびます。東武線で上がってきても、樅山駅から鹿沼駅に向かう途中に富士山の桜が茂っている姿が目に浮かびます。ぜひこれはもう強力な観光資源となる1つですから、春は富士山の桜、さつき祭りと、それと秋祭りと通年を通したそういう観光資本になっていく、そのように感じました。


 1つ、ここでちょっと確かめたいのは、今連絡通路、エレベーター、バリアフリー、そういった言葉がありました。駅舎にそういった施設をつくっていただけるのは大変ありがたいことであります。しかし、願うことなら、10万都市にふさわしい駅舎、駅の顔というのがあると思うんです。できれば、その点についてもそれぞれの鉄道会社とお話をしていただきたいと思います。その点、もう一度お聞かせ願いたいと思います。


○議長(小松英夫君) 答弁を求めます。


 都市建設部長、渡辺君。


○都市建設部長(渡辺政夫君) 再質問にお答えいたします。


 駅舎の今後の将来の雰囲気ですか、今東武鉄道と細かく協議を進めておりますが、まずイメージ的に浮かべてもらいたいのは、今の駅舎があります。そうしますと、エレベーターブリッジといいまして、あの跨線橋です、エレベーターで上がって線路の上を通って2番線のホームに行くと、それをまず今の駅舎の一番南側、駅舎に近い南、駅舎に隣接する南側に22年度までにつくるための協議を東武鉄道としています。こういうわけです。それで、それは東武鉄道が国のほうと協議をしまして、協議が済みますと、国から3分の1、鉄道事業者が3分の1、鹿沼市が6分の1、栃木県が6分の1、こういう事業になって動いてくるかと思います。


 それから少し離して、将来の橋上駅化、イメージ的に、このブリッジが1つできます。すると、空間、上です、これ。そうすると、このところに将来何というんですか、駅舎ができる可能性の空間を残して、こちらの鹿沼市が行う連絡通路、これ55メートル、幅員4メートル、エレベーター付きです両方、西口と結びます。とりあえずこの2つを平成22年までにやっていく目的でやっているんです。将来には、この2つのブリッジ、エレベーターブリッジと連絡通路が駅が上に上がったときに、これとこれの上空に上がれるように、構造を考えて設計をしていただきます。


 以上で答弁を終わります。


○議長(小松英夫君) 大島久幸君。


○12番(大島久幸君) 今部長、教えていただいたようなイメージになってくれば、10万都市にふさわしいような駅舎になってくるのかな、そういうふうに思います。駅舎の使い方もその時点である程度工夫できればいいなと思っています。地元の方、広場の整備だけでなく、その物産が置けるようなスペースとか、そういった要望も地元のほうであるようですから、駅舎の整備にあわせてそういったものも入ってくればいいのかなと、これは願いでありますから、聞いていただければと思いますけども、そのように願っています。


 5件目の質問、養護学校についてをお伺いいたします。これは塩入議員もお伺いをして、ほとんど答弁をいただいているようですので、私にも答弁をいただければと思うんですけども、これは、1項目伺います。養護学校の鹿沼誘致についてということで、多くの皆さんがこの養護学校、特別支援学校の必要性、訴えているのは言うまでもありません。富屋養護学校、富屋特別支援学校の鹿沼分校、平成20年度の県の予算に計上され、今県議会で承認をされると聞いています。小学部と中等部がまず分校として来る、そういうことでありますけれども、この間お答えいただいた中に、その空き教室の利用と利便性の問題と、あとは移転してくる校舎の耐震性の問題、それを検討して、それがそろって県のほうで受ける、そんなことかなと思っています。平成20年度に設計をして、平成21年度に工事をして、平成22年の4月に開校する。受け入れる鹿沼として、具体的にどうしていくのかというのを私にも教えていただけたら、お願いします。


○議長(小松英夫君) 答弁を求めます。


 教育長、小林君。


○教育長(小林 守君) 養護学校の鹿沼誘致についての質問にお答えします。


 これまで本市は特別支援教育の充実のため、特別支援学校の設置を県に要望してまいりました。また、現在富屋養護学校に在籍する児童生徒の保護者からも、本市に対し要望が出されております。そういった要望に対し、このたび県から本市に学校の空き教室を利用した分校を設置するという方針が示されました。昨日塩入議員に答弁しましたように、現在県から示された条件に基づき、具体的な候補校を検討しているところであります。


 以上、答弁を終わります。


○議長(小松英夫君) 大島久幸君。


○12番(大島久幸君) 養護学校については、わかりました。


 6件目、最後の質問を行います。高等学校の統合についてとしまして、1項目、鹿沼農業高校と粟野高校の統合についてお伺いいたします。ちょうど3月3日、県内それぞれの高校で卒業式が行われました。新聞記事を読みました。喜連川高校と藤岡高校が廃校になったと、卒業生一人一人の最後の言葉に同窓会会長は、閉校は断腸の思いだと、流れる涙をこらえることができなかったとありました。そういう思い、そういうものをなかなかぬぐい去ることができない。また、教育とはそういう思いを大切にすることを教えていく場でもあるかなと思っています。小学校にしろ中学校にしろ、高等学校にしても地域のシンボルであり、卒業した人の数だけ思い出の詰まったものであります。社会情勢の変化とはいえ、統廃合される学校にとって大変心の痛む問題であります。


 しかし、現実的な問題として鹿沼農業高校と粟野高校が統合に動き出している今、平成21年度の開校に向けて、例えばその名称などが地域のシンボル的なものになったり、同窓生の思いの詰まったものになるよう、願うものです。そして、設置される学科についても、総合学科選択制と伺っていますけれども、地元の特性や産業、文化を継承していくような学科があってもよいのではないかと思っています。そして、同校の設置場所が交通の便のよいところではないことから、交通機関の整備としてリーバスなどの通学手段を考慮したり、県に対してもそれらのことを要望していくべきと思いますが、どのように考えているのかを伺うものです。


○議長(小松英夫君) 答弁を求めます。


 教育長、小林君。


○教育長(小林 守君) 鹿沼農業高校と粟野高校の統合についての質問にお答えします。


 まず、平成21年度からの開校予定に向けた県への要望についてでありますが、鹿沼農業高等学校と粟野高等学校の統合については、県立高校再編前期実行計画に位置づけられ、平成21年度の統合により総合選択制高校の設置が示されております。この統合は、新しいタイプの学校設置となることでもあり、市においてもその開校に大きな関心を持っております。現在、開校に向け準備が進められていると聞いておりますが、名称、学科等については粟野高・鹿沼農業高校新校設立準備委員会において検討中でありますので、市として要望は行っておりません。


 次に、この統合等に伴う交通機関などの整備に関する市の対応についてでありますが、新しい学校が既存校に設置されることや在校生は卒業まで通学先が変わらないことから、既に一定の交通手段が確保されているものと理解しており、現状においては、市としてそれに対する特段の対応は考えておりません。なお、今後新しい学校の開校において、県教育委員会などから市にかかわる交通機関等について要望があれば、対応を検討してまいりたいと考えております。


 以上で答弁終わります。


○議長(小松英夫君) 大島久幸君。


○12番(大島久幸君) 教育長は、この設立準備委員会の、なんか実行委員だってお伺いをしまして、ということは多分教育長はもう新しい名前の候補を幾つか知っているんだろうと思うんですけども、なかなかここでは言えないんだと思うんです。ぜひすばらしい名前を決めていただいて、学科についても、私が申したように、その地元に関連するような学科ができればいいなと思っていますので、実行委員会である教育長に一任をいたします。


 ただいまの答弁をもちまして、私の一般質問を終わります。


○議長(小松英夫君) それでは、お諮りいたします。


 本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。


 (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(小松英夫君) ご異議なしと認めます。


 したがって、そのように決定をいたしました。


 なお、あすは定刻から本会議を開きます。


 本日はこれで延会いたします。


 ご苦労さまでした。


 (午後 4時47分)