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栃木県 鹿沼市

平成19年第3回定例会(第2日 6月 5日)




平成19年第3回定例会(第2日 6月 5日)




     平成19年第3回鹿沼市議会定例会会議録(第2日)





開  議  平成19年6月5日(火)午前10時






 日程第 1 議案に対する質疑並びに市政一般質問





会議事件


 議案第66号 専決処分事項の承認について(平成18年度鹿沼市一般会計補正予算


        (第4号))


 議案第67号 専決処分事項の承認について(平成18年度鹿沼市国民健康保険特別会


        計補正予算(第4号))


 議案第68号 専決処分事項の承認について(平成18年度鹿沼市公共下水道事業費特


        別会計補正予算(第4号))


 議案第69号 専決処分事項の承認について(平成18年度鹿沼市簡易水道事業費特別


        会計補正予算(第3号))


 議案第70号 専決処分事項の承認について(平成18年度鹿沼市老人保健特別会計補


        正予算(第3号))


 議案第71号 専決処分事項の承認について(平成18年度鹿沼市農業集落排水事業費


        特別会計補正予算(第3号))


 議案第72号 専決処分事項の承認について(平成18年度鹿沼市介護保険特別会計


        (保険勘定)補正予算(第4号))


 議案第73号 専決処分事項の承認について(平成18年度鹿沼市介護保険特別会計


        (サービス勘定)補正予算(第1号))


 議案第74号 専決処分事項の承認について(鹿沼市税条例の一部改正)


 議案第75号 専決処分事項の承認について(鹿沼市都市計画税条例の一部改正)


 議案第76号 委託契約の締結について


 議案第77号 物品購入契約の締結について


 議案第78号 物品購入契約の締結について


 議案第79号 鹿沼市有財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部改正につい


        て


 議案第80号 鹿沼市手数料条例の一部改正について


 議案第81号 鹿沼市農林業地域生活改善施設条例の一部改正について


 議案第82号 鹿沼市市営住宅条例の一部改正について





出席議員(30名)


   1番   横  尾  武  男


   2番   鰕  原  一  男


   3番   駒  場  一  男


   4番   湯  澤  英  之


   5番   松  井  正  一


   6番   増  渕  靖  弘


   7番   津 久 井  健  吉


   8番   関  口  正  一


   9番   前  田  敏  通


  10番   大  島  久  幸


  11番   赤  坂  日 出 男


  12番   橋  本  正  男


  13番   大  貫  武  男


  14番   冨 久 田  耕  平


  15番   鈴  木  章  由


  16番   塩  入  佳  子


  17番   飯  塚  正  人


  18番   山  田  利  英


  19番   小  松  英  夫


  20番   阿  見  英  博


  21番   荒  井  令  子


  22番   小  川  清  正


  23番   小 野 口  幸  司


  24番   鈴  木     貢


  25番   寄  川  フ ユ 子


  26番   手  塚  久  寿


  27番   船  生  哲  夫


  28番   鈴  木  幸  夫


  29番   山  崎  正  信


  30番   芳  田  利  雄





欠席議員(なし)





地方自治法第121条の規定による出席要求によって出席した者


 市  長   阿  部  和  夫     経済部長   高  田  久  男


 副市長    大  橋     勲     環境対策部長 出  張  千  史


 収入役    鈴  木     茂     都市建設部長 渡  辺  政  夫


 企画部長   福  田  康  行     水道部長   襲  田  利  夫


 総務部長   栗  坪  建  雄     消防長    宮  本  秀  夫


 市民生活部長 宇 賀 神  正  雄     教育長    小  林     守


 保健福祉部長 柴  垣  重  司     教育次長   金  子  孝  之





事務局職員出席者


 事務局長   福  田     孝     事務局次長  高  田  良  男








○議長(阿見英博君) ただいまから本日の会議を開きます。


 (午前10時00分)


○議長(阿見英博君) 現在出席している議員は29名であります。


 それでは、本日の議事日程を事務局長に朗読させます。


○事務局長(福田 孝君) 議事日程を朗読。


○議長(阿見英博君) 日程の朗読は終わりました。


 日程第1、議案に対する質疑並びに市政一般質問を行います。


 それでは、お手元に配付してあります発言順序表のとおり、順次発言を許します。


 21番、荒井令子君。


○21番(荒井令子君) おはようございます。久々のトップということで、少し緊張しておりますが、通告に従いまして質問をさせていただきます。


 まず最初に、かぬま元気もりもりプランについてお伺いをしていきたいと思います。最初は、食育推進の目標及び達成のプログラムについてお伺いをします。食生活は、生活環境や経済問題など社会状況の変化に伴い、生活習慣病への影響が大きいものです。現代社会は、食の欧米傾向、外食や加工食品の利用の増加、不規則な食事時間等、食生活にも大きな変化があり、生活習慣病の増加を招いています。また、朝食の欠食や孤食など、大人だけでなく子供にも食生活への課題がありますが、いろいろな観点から食を考えることが大切なときを迎えてています。私も何度か食育についてこの場で発言をしてまいりましたが、本市においても国の食育基本法の施行に伴い、指針において地方公共団体にもその推進が求められていることから、食育の推進を図るため、食育推進計画、かぬま元気もりもりプランが策定され、市民に生活リズムの見直しや自分の適正体重を維持する食事情を知ること、食材への関心を持ってもらうことなど、食育の大切さを知ってもらう機会がふえることは、とても意義があるものと思います。


 今回推進に当たり、項目別に数値目標を掲げ、着実に達成されるよう取り組むことは大切なことだと思っております。この数値目標を見ますと、一覧の中の選択目標の中に、「幼児の9時までに就寝する割合」と、「朝食の3つの器の実践割合」の数値、これがほかのものに比べて非常に数値が低くなっておりますが、低い設定になっているのはなぜなのでしょうか。そしてまた、この全体の数値目標が年度ごとに掲げてありますけれども、この数値目標の検証はどのようにしてなされているのか、お聞かせをいただきたいと思います。


○議長(阿見英博君) 当局の答弁を求めます。


 保健福祉部長、柴垣君。


○保健福祉部長(柴垣重司君) おはようございます。食育推進の目標及び達成プログラムについての質問にお答えいたします。


 まず、「幼児の9時までに就寝する割合」についてでありますが、幼児期の睡眠は、成長に欠くことのできないものであり、早寝早起きという生活リズムを整えることは、朝食の摂取、食事内容を初めとする正しい食習慣の定着にもつながる重要なものであります。幼児期は、成長ホルモンの分泌などから、9時までの就寝が望ましいとされておりますが、平成18年10月、市内保育園・幼稚園、乳幼児健診受診者を対象に、鹿沼市食育推進計画作成の基礎調査として実施いたしました子どもの食生活に関する調査では、25%にとどまっております。幼児期の全国調査として10年ごとに行われております幼児健康度調査からも、9時に就寝する3歳児の割合は、昭和55年50.9%、平成2年46%、平成12年39%と減少傾向にあります。生活リズムの背景には、養育者の認識、意識が大きく影響するため、家庭への食育活動を踏まえ、効果があらわれてくるものと考えます。そこで、当初5年後の目標数値を平成12年度の全国調査時の40%といたしました。


 次に、「朝食の3つの器の実践割合」についてですが、これにつきましても鹿沼市食育推進計画作成の基礎調査によるものです。アンケート調査から、朝食に主食、主菜、副菜とバランスよく3つの器がそろっている割合は、17%という低い結果でした。20歳以上を対象にした県生活習慣調査でも、上都賀管内で9.7%、県17.9%とともに低い値となっております。朝食に主食、主菜、副菜の3つの器を実践し、習慣化した食生活を改善するには、時間がかかると予想されます。宇都宮において実施された調査では、平成13年19%であったものが、平成18年度には31%と5年間で12%の改善が見られております。鹿沼市におきましても、宇都宮市の状況を参考にし、5年後の目標数値を35%といたしました。


 今後の数値目標の検証についてでありますが、幼児の就寝時間については、3歳児健診時に就寝時間についての項目を加えたアンケートを全数実施しておりますので、その中で把握いたします。3つの器につきましては、進行管理のためにアンケート調査を実施し、検証を加え、目標値の改善を図っていきたいと考えております。


 以上で答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 荒井令子君。


○21番(荒井令子君) わかりました。ただ、この今部長がおっしゃっていただいた平均を出したということなのですが、このもりもりプランの94ページのアンケートの結果なんかを見ますと、幼児の就寝時間については、現在それまでに寝ているよというのが23.3%、9時から10時までに寝ているよというのが50.5%ぐらいあるのですよね。そうすると、合わせると70%を超えることになるわけですが、少しその辺のところも考慮して、やっぱりこの5年後の40%、平均値を目指すということなのですけれども、やっぱりこれからするとまだもう少しいけるのではないかなというふうな私は推測ができるのですけれども、その辺についてのお考えを伺いたいと思います。


 同じように、その朝食の内容についても、現時点で3つの器で召し上がっているのが16.6%なのですが、その中でも主菜、要するにたんぱく質系統ですか、そういうものをとっているものが39.7%というふうに出ているのです。これは、8ページの方に載っておりますけれども、ですからそこに例えば副菜を加えれば3つの器になるという改善ができるわけなのですね、簡単に言ってしまえば。なかなかそうは言っても朝のお忙しいときですし、なかなかそうはいかないとは思いますけれども、この同じような考え方で、やっぱりもう少し頑張れるのではないかなというふうに思いますので、その辺の考え方をもう少しお聞きしたいと思います。


 それと、ちょっと私の通告の出し方が悪かったのだと思うのですが、数値目標にどのように検証するか、二つだけを今おっしゃっていただいたのですけれども、本当は全項目に対してのその検証をどういうふうにしていくのかということをお尋ねしたかったのですが、もしその辺、もう一度お答えできればよろしくお願いします。


○議長(阿見英博君) 保健福祉部長、柴垣君。


○保健福祉部長(柴垣重司君) ただいまの再質問にお答えいたします。


 幼児の9時までに就寝する割合、それから3つの器の実践割合、これらについて、もちろんこの二つではありません。その他の目標値についても、今後毎年度アンケート調査なりなんなりの調査をやりまして、当然修正を加えるものが出てくれば、その段階で検証して修正は加えていきたいというふうに思いますので、とりあえず当初の目標値を、このように当初が低かったものですから、いきなりたくさんの数値は持っていけないということで、このような設定をしました。それなので、来年度、再来年度と、2年後、3年後もそのような検証をしながら、その数値目標を変更する場合もあるということでご理解をお願いしたいと思います。


 ですから、この2項目だけではなくて、その全数についても、ほかにも調査たくさんやっていますので、それらもあわせて、できるものについては、アンケート調査等をやっていきたいというふうに考えております。


 以上で答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 荒井令子君。


○21番(荒井令子君) わかりました。極力これよりもアップができるように是非よろしくお願いしたいと思います。


 次に、朝ごはんコンテストの実施についてに移ります。早寝早起き朝ごはんという国民運動を展開して、生活のリズムをつくるとともに、朝ごはんの欠食を少なくし、健康づくりを推進しているところでございます。朝ごはんを食べることは、健康づくりにおいても欠かせません。教育委員会でもこの運動を推進目標にして取り組んでおられますけれども、特に子どもの朝食は、成長期でもあり、大変重要であります。しかしながら、朝はとても忙しく、落ちついて朝食をつくって食べることが難しい人もいるかと思います。今それぞれの市で健康づくりに取り組んでおりますけれども、先日、私、兵庫県の丹波市に行ってまいりました。ここでも市内の状況を分析して、健康寿命日本一というスローガンを掲げて、健康たんば21という計画を策定しておりました。市民に配布した、その中で計画書は、うちみたいにこういう計画書なのですけれども、それをダイジェスト版にしたものを市民に、各戸別に配布したというものをいただいたのですが、うちのが悪いということではないので、是非ご参考までにちょっとこれを広げたいと思うのですけれども、健康たんば21ということで、ここに市の目標が書いてあるのです、左の方に。それで、こちらの方に朝のチェック、昼のチェック、夜のチェックというのが出ていまして、朝はさわやかに目覚めたでしょうかとか、ごはんは食べましたかとか、鏡に向かってにっこりできましたかとか、そんなふうなチェック項目が六つから7項目ぐらい書いてあるのです。一番ここのところで、とっても興味深かったのは、平成18年度朝ごはんコンテスト最優秀賞というのが写真版で出ていたのです。一つは標語の部分、それから次はレシピの部分、そしてポスターといいますか絵の部分ということで、この三つが出ていたので、この辺のところをちょっと伺ってみましたら、やはりどこでも今、朝ごはんを食べるということに物すごく力を入れておりまして、ここでもこの企画は健康まつりに合わせて、この朝ごはんの大切さを知ってもらうことのため、朝ごはんの大切さを認識してもらうこと、それからまたそのための啓発だったり、それから今言ったように健康まつりの新たな企画として実施されたようなのです。コンテストは、大人と子供に分けまして、今言ったように三つの部門に募集されていたそうなのですが、レシピの部分には、最優秀の部分で元気が出る朝ごはんというのと、簡単スピードレシピというのが2種類、これが最優秀賞になったのだそうなのです。この3部門で全部子供も対象となって、レシピの方も子供も対象となっていたので、夏休みにかけて行ったそうなのです。そして、初めは写真と作り方で書類選考して、その中でこれぞと思うものを10件選んで、実際にレシピどおりに調理をしていただいて、審査員が食べて、そして審査をしてこれが選ばれたということなのだそうですが、全部で40件ぐらいそのレシピについては集まったそうで、親と子がわきあいあいでつくったりするメニューなんかもあったのだそうなのです。そういうことで、これをやってそれを全部、優秀賞だけでなく全部のものを健康まつりに掲示をしたそうです、写真で。そうしましたところ、健康まつりに新たな人がお出でになって、それから子供もそれを見るために来られたりということで、健康まつりそのものも少しにぎわいを見せたというふうなお話も伺いました。そういうこともありますので、本市におきましても、こういうふうなものを企画の一つとして取り入れてはどうかなというふうに思うのですが、いかがでしょうか。


○議長(阿見英博君) 答弁を求めます。


 保健福祉部長、柴垣君。


○保健福祉部長(柴垣重司君) 朝ごはんコンテストの実施についての質問にお答えします。


 「朝食の充実を目指し、市民に広く知ってもらうために一般、小中学生を対象として朝ごはん献立標語、ポスター等の朝ごはんコンテストを実施しては」についてでありますが、本市における朝食の摂食率は、乳幼児94.6%、小学生90.9%、中学生86.3%、成人85.8%というような状況にあります。朝食は、1日のエネルギー源でもありますし、特に日々成長している子供たちにとっては、大切な一食であり、欠食率を減らしていくようさらに普及啓発をしていきたいと考えております。


 また、かぬま元気もりもりプランの中に新たな施策を掲げておりますので、朝ごはん献立、標語、ポスター等のコンテストについてもその中で検討していきたいと思います。


 以上で答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 荒井令子君。


○21番(荒井令子君) よろしくお願いをいたします。


 次に、メタボリックシンドローム予防対策の推進について伺います。このかぬま元気もりもりプランの計画によりますと、メタボリックシンドロームを含む生活習慣病について、予防策や改善策等普及啓発し、食生活改善の実践を支援することとし、5か年の主な取り組みの項目の一つとして、新たに健康診査受診者への保健指導、栄養指導の強化が挙げられておりまして、個別指導、訪問指導が計画されているようでございます。私は、かねてより生活習慣病の対策として個別指導かつ継続的に保健指導がなされることが重要だと考えております。その意味で、今回のこの取り組みについては、とても喜んでいるところです。とはいうものの、現在の保健師の職務は、かなり多種になっておりまして、この上個別指導となりますと、本当に大丈夫なのかなというふうに心配をしております。健康診査受診者すべてに指導するわけではもちろんありませんけれども、個別指導というのは、集団による教室形式と違いますから、その人、その人に適切な指導をしなければいけないということがあるわけです。当然時間もかかってまいります。この体制を整えるために現在の保健師の人数で大丈夫なのかどうか。保健師の増員、またこれを実施していく時期などは、具体的に検討されているのでしょうか。ちなみに、本市の保健師の人数というのは、何人ぐらいおられるのか、お示しをいただきたいと思います。


○議長(阿見英博君) 答弁を求めます。


 保健福祉部長、柴垣君。


○保健福祉部長(柴垣重司君) メタボリックシンドローム予防対策の促進についての質問にお答えいたします。


 「個別指導、訪問指導の体制を整えるために保健師の増員、実施する時期等を具体的に検討しているのか」についてでありますが、国は医療費の適正化を目指し、平成18年6月に医療制度改革法を成立いたしました。医療費適正化の具体的な目標としては、生活習慣病患者及び予備群を平成27年度までに25%減少させることとし、平成20年度より医療保険者の責任による新しい健康診断「特定健診・特定保健指導」を実施することになります。これまでの健診、保健指導は、個別疾病の早期発見、早期治療が主な目的となっており、健診後の保健指導は、高血圧、高脂血症、糖尿病などの疾患を中心とした保健指導を行ってまいりました。平成20年度からの健診、保健指導は、メタボリックシンドロームに着目し、その要因となっている生活習慣を改善するため、対象者が自分の健康に関する自己管理ができるよう、行動変容につながる保健指導を行うことになっております。


 本市における実施に向けた整備といたしまして、平成18年度基本健康診査受診者1万4,318人の分析を行います。このため、平成19年度に保健師1名、栄養士1名を採用し、保険年金課を中心に特定健診等実施計画を策定します。したがいまして、特定健診・特定保健指導を実施するための組織体制は、実施計画を構築する中で検討してまいります。


 また、本市の保健師の人員につきましては、現在健康課13名、高齢福祉課5名、介護保険課1名、障害福祉課1名、保険年金課1名、職員課1名の計22名であります。


 以上で答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 荒井令子君。


○21番(荒井令子君) そうしますと、保健師は1名の増ということでよろしいのですよね。本当にこれで大丈夫なのでしょうか。大丈夫なようにしていくのだと思いますが。


 それと、今答弁の中に特定健診、それから特定保健指導という言葉が出てきたのですが、ちょっとそれについてもう少し詳しく教えていただけますか。


○議長(阿見英博君) 答弁を求めます。


 保健福祉部長、柴垣君。


○保健福祉部長(柴垣重司君) 再質問にお答えをいたします。


 先ほど述べました平成18年6月21日に成立いたしました医療制度改革法、これについては、健康保険法等の一部を改正する法律ということで、まず一つに医療費適正化の総合的な推進がございます。これが先ほども言いましたが、平成27年度までに25%減少させること、これが保険者への義務化、生活習慣病予防の徹底等が定められております。


 二つ目といたしまして、新たな高齢者医療制度の創設ということで、老人保健医療制度から後期高齢者医療制度に移行する際に、高齢者の医療の確保に関する法律に改正されたものであります。


 三つ目として、平成20年度から健診、保険指導事業の義務化となりまして、平成25年度からは、後期高齢者医療支援金の加算、減算を開始され、保健指導の結果により10%のペナルティーが加算、減算されるということでございます。特定健診につきましては、この3番目の保健指導の結果で10%のペナルティーを課せられるということがございますので、これが保険料にも影響してくるということでございますので、当然先ほどの平成27年度までに25%減少させるということが目標値となっております。これが達成されませんと最大で10%のペナルティーを課せられるというような内容でございます。したがって、これらに目標を達成するために特定健診、それから保健指導というものを実施をして、先ほど議員がおっしゃったとおり、個々の保健指導を実施することによってこれを減らしていくということの内容でございます。


 以上で答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 荒井令子君。


○21番(荒井令子君) わかりました。これは要望なのですけれども、先日伺いましたこの丹波市では、保健師さんやっぱり22名ほどいらっしゃいました。うちの方は、ちょっとどういう体制になっているかちょっとわかりませんが、あちらの方では、人数を分けまして、二つのグループといいますか二つに分けて、一つのグループは集団健診、教室ですとかそういうものに携わる、そしてもう一つのグループは、そういう基本健診とか、そういうふうなものをやったときの個別指導に徹底してやっているというふうなことがありました。やっぱりそういうふうにしていかないと仕事が物すごく、これ私もいただきましたけれども、本当に多いのですよね。ですから、あちらもこちらもというふうになると、仕事も煩雑になりますし、徹底してやっぱりやれない、そして今部長がおっしゃったように27年までに25%の減少というふうになりますと、1回だけの指導では、やっぱり改善はされないのだろうと思うのです。やっぱり継続的に見ていく必要もあると思いますので、そちらの方にかかる人を専門的にやっぱりグループ化して、そして取り組まれるのがいいのではないかというふうに思いますので、是非そんなことも検討していただければありがたいなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。これは要望としておきます。


 以上でかぬま元気もりもりプランについては終わります。


 次に、保育料の滞納についてお伺いをします。本市の実態についてまず伺いたいと思います。5月24日付下野新聞に、「保育料滞納3億円超」という大きな見出しが載りました。そして、保育料滞納について報道がされました。公費が投入されている認可保育園で2006年度に繰り越された保育料の滞納額は、県内で3億2,000万円を超え、徴収すべき額に対する割合は3.5%というふうに載っておりました。保育料は、前年度所得が算定基準になりますので、支払うときの収入状況と当然違っている場合も多々あるかと思います。保護者にとっては、場合によっては過大負担となるケースも出ているのだろうとは思いますけれども、支払い能力があって納めない保護者も目立っているというふうな内容の記事でございました。鹿沼市の実態について詳細な説明をお願いいたします。


○議長(阿見英博君) 答弁を求めます。


 保健福祉部長、柴垣君。


○保健福祉部長(柴垣重司君) 保育料滞納についてのうち、本市の実態についての質問にお答えします。


 5月24日付下野新聞で報道されました本市の実態の詳細についてでありますが、平成17年度決算において、滞納世帯数191世帯、滞納保育料額2,134万5,400円となっております。内訳につきましては、平成13年度が43世帯、457万円、平成14年度が38世帯、331万6,500円、平成15年度が33世帯、292万9,000円、平成16年度が41世帯、323万8,500円、平成17年度が114世帯、729万1,400円となっております。


 なお、平成17年度決算の滞納世帯数191世帯は、平成13年度から平成17年度の世帯数の中から同一世帯を除いた世帯数となっております。


 また、不納欠損額につきましては、平成10年度から平成12年度までの3年間分で658万8,000円となっております。徴収率につきましては、現年分が98.17%、滞納繰り越し分が10.89%、合計93.36%となっております。


 以上で答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 荒井令子君。


○21番(荒井令子君) ありがとうございました。今この明細といいますか、内容をお聞きしたのですが、平成17年度は13年から17年の同一世帯を除くということで、一挙に3けたの数字になってきているのですが、それについて考えられる理由をお示しください。


 それと、滞納繰り越し分10.89%、現年分は本当に徴収率結構いい数値でいっているのですが、滞納繰り越し分10.89%、これは部長から見てどうなのでしょうか。いい数字という言い方おかしいのですけれども、適当な数字、適当というのもちょっと言葉違いますね。繰り越し分としては、この数値というのは低いのでしょうか、それともまあいいのではないのという数字なのでしょうか。その辺のところをちょっとお聞かせください。


○議長(阿見英博君) 答弁を求めます。


 保健福祉部長、柴垣君。


○保健福祉部長(柴垣重司君) 再質問にお答えいたします。


 17年度についてなのですが、これは17年度の決算ということで、17年度末でとらえたものでありまして、17年度分については114世帯、729万1,400円ということでかなり金額多いのですが、今現在もう徴収なっておりまして、今現在にすれば大体16年度程度の金額になっているということでございます。時期が3月で切っておりますので、当然その繰り越し分といいますか、残った分が多いのですが、それは年度を超えて収入と歳入となっておりますので、平成17年度決算額というお答えをしましたので、17年度の3月で切った時点では、この数字だったということで、今現在はもう大分歳入になっているということの内容でございます。


 それから、滞納繰り越し分の10.89%が多いのか少ないのかという件なのですが、どうしても滞納繰り越し分の内容を見ますと、どうしても当然生活困窮者の方が納めないわけですので、苦しい状況だと思いますが、どうしても卒園してしまうとか、鹿沼にいなくなるとかそういった関係で、なかなか滞納整理が困難になってくると。現年の場合ですとまだ保育園に入っているというようなことがございまして、徴収率は高いのですが、どうしてももう卒園してしまったとか、そういった方たちがおりますので、このような数字になってしまうと。決してこの徴収率いいとは思っていませんので、当然徴収努力をして100%にしたいという気持ちはございます。


 以上で答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 荒井令子君。


○21番(荒井令子君) 極力努力の方よろしくお願いいたします。これに基づいてといいますか、関連して滞納者への取り組みについてお伺いをしたいと思うのですが、新聞によりますと、滞納額一番多いのは宇都宮市でした。次、足利市、小山市、それで鹿沼市と4番目にうちの方も多かったわけですけれども、今も申し上げましたように、滞納者はそれぞれの理由があることは、私も承知はしておりますけれども、相談体制も含めて、どういうふうな対応をなさっておられるのか。今おっしゃった滞納繰り越し分徴収率10.89%という数字もありますが、現年度はかなり高いわけですけれども、この滞納率というのはかなり低い数値にもなっておりますし、この辺の相談体制というのはどんなふうになさっているのか。


 また、宇都宮市なんかでは、悪質なものに対しては、財産の差し押さえができるような保育費徴収規則というのを改正したり、収納を専門にする嘱託員も増員したというふうに載っておりましたけれども、本市における今後の対応についてお聞かせをいただきたいと思います。


○議長(阿見英博君) 答弁を求めます。


 保健福祉部長、柴垣君。


○保健福祉部長(柴垣重司君) 滞納者への取り組みと今後の対応についての質問にお答えいたします。


 今までどのような取り組みをしてきたかについてでありますが、滞納者に対して催告書を6月と10月の年2回送付し、滞納保育料の納付を呼びかけております。さらに、在園児のいる滞納者に対しては、継続申し込み申請時に未納保育料の納付や、一括納付困難な場合には分納計画の作成を実施しております。また、上の子の保育料が滞納しており、下の子の入園申し込みがある場合は、受け付けの際、滞納保育料の納付や分納計画による納付を指導しております。なお、卒園児童に対しても電話や郵便による催促を実施しておりますが、難しい状況にあります。


 次に、今後の取り組みについてでありますが、保育料の滞納額を圧縮するために、保育料滞納整理計画に基づき徴収の強化を図ってまいります。内容といたしましては、毎月未納者に対し督促状を送付し、さらに年3回の催告書を送付し、納付を促します。それでも納付していただけない場合には、各施設長などによる催促を実施したいと考えております。


 なお、理由なく納付いただけない場合や分納計画にも応じない場合には、納税課と連携を図りながら情報を収集し、財産の差し押さえ等法的手段も検討してまいりたいと考えております。


 以上で答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 荒井令子君。


○21番(荒井令子君) 財産の差し押さえもおやりになるということなのですが、本市では、こういう悪質なケースというのは、おありになるのでしょうか。


○議長(阿見英博君) 答弁を求めます。


 保健福祉部長、柴垣君。


○保健福祉部長(柴垣重司君) 再質問にお答えをいたします。


 ただいまお答えしたとおり、分納計画にも応じないとか、そういった方ももちろん何名かはいらっしゃいます。ですから、そういった方には根気強く現在督促をやっておるのですが、そういった中で例えばどうしても滞納が悪質だというふうなものがある場合は、滞納整理も考えていきたいと。今後の検討課題ということでありますが、そのような分納計画に応じられないというような方も中にはいらっしゃいます。


 以上で答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 荒井令子君。


○21番(荒井令子君) わかりました。大変な中、本当にけなげに保育料を納めておられる方もいらっしゃるわけですから、ぜひ不公平感のないような対応をよろしくお願いしたいと思います。


 次に、出会いの森福祉センターの利用についてお伺いをしていきたいと思います。出会いの森福祉センターの利用の粟野地域の送迎バス運行についてお尋ねをいたします。出会いの森福祉センターは、高齢者の憩いの場、交流の場、また温泉を活用したリハビリなど、とても喜ばれている施設で、私の地域でもバスの運行される日は、皆さん楽しみに連れ立って待っておられるのを見かけます。ここは温泉だということで、高齢者以外でも利用されている方もいますし、特に夏はキャンプをする人の利用も多いというふうに聞いております。そういうことで、いろいろな人に親しまれている施設ですけれども、何といっても高齢者の方は、送迎バスがあるからこそここに来るのを楽しみにしているというのが多いと思います。現在旧鹿沼市内におきましては、週に2日ずつ、大体全域カバーされているのかなというふうに思っております。


 しかしながら、今回合併になりました粟野地域につきましては、南摩コースに組み入れて運行をされています。このバスを利用するには、この南摩・粟野コースの発着するところまでは、リーバスなり、またおうちの方から送っていただくなり、何らかの交通手段を講じないとこのコースを利用することが現在できません。リーバスの場合には、このコースのバスに接続できるような運行時間になっているようなのですが、しかしながら高齢者というのは、乗り継ぎは大変身体的にも負担のようでございます。各々の地域から直で現地まで行かれるようなバスが欲しいと、そういうふうな要望もございますので、この辺についての考え方をお聞かせいただきたいと思います。


○議長(阿見英博君) 答弁を求めます。


 保健福祉部長、柴垣君。


○保健福祉部長(柴垣重司君) 粟野地域の送迎バスの運行についての質問にお答えいたします。


 出会いの森福祉センターでは、現在2台のバスを用いて11コースで週2回を目安に送迎バスを運行しております。この中で粟野地域へは、平成18年1月5日に従来の南摩地区コースを南摩・粟野地区コースに変更し、旧粟野支所まで延伸するとともに、本年4月にさらに清州方面まで延伸をいたしました。


 なお、送迎バスの運行をされていない粟野地域の方につきましては、旧粟野支所でリーバスから乗りかえ、送迎バスをご利用いただくことになっております。送迎バスの運行に当たっては、利用者が高齢であり、トイレの課題もあることから、運行時間はおおむね1時間を目安にしております。また、出会いの森福祉センターで4時間程度の滞在時間が確保できるようにしております。現在の2台のバスで粟野全地域を直で運行するには限界があります。2台のまま運行コースを見直す場合には、全路線での再編成が必要となります。


 なお、粟野地域への延伸を検討する場合には、前日光つつじの湯交流館及びリーバスとの関係も考慮する必要があると考えております。このようなことから、当面は現行のとおり進めていきたいと考えており、将来的には検討をしていきたいと思います。


 以上で答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 荒井令子君。


○21番(荒井令子君) 今つつじの湯の兼ね合いもあるということですけれども、つつじの湯と出会いの森福祉センターの目的というのは、おのずと違っていることは、部長もよくご存じだと思うのですが、確かに合併になったばかりでいろいろ整わないことは、私も承知しているのですが、でも旧鹿沼市内の方は無料で利用できるわけですよね。片方の方は途中から無料で、そして利用できますけれども、そこまでは何らかの手段を講じなくてはいけないということで、当然考え方によっては、ちょっとサービスに不公平なのではないのというふうな部分もあるかと思うのですが、将来的にというふうにおっしゃいましたけれども、将来的というのは、いつごろの将来を将来的というのか、ちょっとその辺のところをお示しいただけますでしょうか。


○議長(阿見英博君) 答弁を求めます。


 保健福祉部長、柴垣君。


○保健福祉部長(柴垣重司君) 再質問にお答えいたします。


 先ほども述べましたが、粟野地域の延伸を検討する場合には、ただいまご質問にありましたとおり、つつじの湯交流館、それからリーバスとの関係も考慮する必要があるということもありますので、当然その辺の動向によって、この温泉行きのバスをどういうふうに回転させていったらいいのかというふうなことを考えていきたいというふうに思いますので、いつまでにと言われましても、ちょっと時期的に今現在お答えはできないところでございます。


 以上で答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 荒井令子君。


○21番(荒井令子君) いつまでというのは答えられないというふうにおっしゃったのですが、なるべく早い時点で検討をしていただきたいと思います。バスをふやすということになると、市長のご判断もあるかと思いますが、市長の方のお考えはいかがなのでしょうか。


○議長(阿見英博君) 答弁を求めます。


 市長、阿部君。


○市長(阿部和夫君) 荒井議員の再質問にお答えします。


 ただいまの部長が申し上げましたとおりリーバスの関係やらつつじの湯の利用者の関係、いろいろ精査をしていかなければならないということは、先ほど答えたとおりでございます。いずれにしましても、市民サービスの向上という観点において、いろいろな面から、多方面から検討していかなければならないということでありまして、時期につきましてはどうだと、こういうことになりますが、保健福祉部の方でそれに見合った時期に実施をすると、こういうことでご理解をいただきたいと、こういうふうに思っているところでありますので、お願い申し上げたいと思います。


○議長(阿見英博君) 荒井令子君。


○21番(荒井令子君) 極力早い検討をよろしくお願いいたします。


 最後の質問に移ります。災害情報の携帯電話によるメール配信について伺います。最近携帯電話の機能が充実されてまいりました。暮らしの中で携帯電話の中でスケジュール管理やiモードによる情報収集、また人によっては目覚まし等、それぞれの生活に合わせてその機能が発揮されております。本当に便利なツールになっているのだなというふうに思っております。


 ところで、本市においては、この機能を生かして教育委員会から不審者情報というのがメール配信をされております。現在災害情報としては、火災情報がケーブルテレビで流されております。しかしながら、ケーブルテレビは在宅でないと見れません。こういうこともありますので、これから集中豪雨ですとか台風の季節になってくるわけですけれども、局地的な降雨量の予測ですとか、河川の増水とか、こういうものがあらかじめ地域に予測できて伝えられれば、地域の中においては、独居老人ですとか、シルバー世帯の人に、早目に伝えて早目に対応していただけるというふうに思うのですけれども、そういう自治会長さんあたりにこのメール配信というのはできないものでしょうか、お考えを伺います。


○議長(阿見英博君) 答弁を求めます。


 市長、阿部君。


○市長(阿部和夫君) 自治会長等への災害情報のメール配信についての質問にお答えします。


 まず、本市の市民への災害情報の伝達体制についてでありますが、避難勧告等の災害時の情報は、防災行政無線、消防サイレン、広報車、市職員や消防団員の巡回、鹿沼ケーブルテレビを利用した文字情報システム、その他の報道機関、自治会や自主防災会の連絡網などのさまざまな情報伝達手段により、市民に災害情報を伝達することになっております。特に火災情報につきましては、議員もご指摘でありますが、消防署テレフォンサービスや鹿沼ケーブルテレビの文字放送と音声放送による提供をしており、雨量情報や河川水位情報につきましては、本市に設置されている土砂災害情報相互通報システムにより、身近な地域の情報を電話自動応答で提供をしております。また、栃木県が管理するリアルタイム雨量河川水位観測情報というインターネットサイトにより、栃木県内の最新情報が即時に提供されております。さらに、本市からの緊急情報につきましては、鹿沼ケーブルテレビを利用した文字情報システムにより、随時文字放送による情報提供をしております。


 現在、宇都宮地方気象台では、災害の未然防止を図るため、よりわかりやすい警報の発表を目指した改善を進めており、栃木県も新庁舎に栃木県危機管理センターを設置し、宇都宮地方気象台と連携した防災行政ネットワークの機能強化を進めております。


 これらの防災に関する周辺環境が大きく変化する中、本市における市民への災害情報の伝達につきましては、本市の防災行政無線のデジタル化など、さまざまな情報伝達手段の特性を踏まえ、現在行われている不審者情報等メール配信システムの再構築を含め、携帯電話によるメール配信という情報伝達手段を検討してまいりたいと考えております。


 以上で答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 荒井令子君。


○21番(荒井令子君) ありがとうございました。今、検討していくという前向きのご答弁いただきました。この時期については、もうお考えでいらっしゃいますか。


○議長(阿見英博君) 市長、阿部君。


○市長(阿部和夫君) 再質問にお答えします。


 時期という問題でございますが、これにつきましては、不審者情報メール配信のサーバーの利用料などの関係もありますし、さらにはそこに登録している方のメールアドレスの動向というのも非常に考えていかなければならないということがございます。そういうことを考えていきますと、今年中は検討をかけていって、そして来年度の新予算の中に取り込めればと、このように考えているところでございまして、できれば多くの費用をかけないで情報提供しようということでございます。いずれにしましても、サーバーを変えるとなると多額の費用がかかるということになりますので、これは単独のサーバーをつくるとなるとまた費用がかかると、こういうことでありまして、いろいろな点で検討して進めていこうと、そういうふうに考えております。いずれにしましても、来年度の中に新予算の中に盛り込めればと、このように考えているということで、ご理解をお願いしたいと思います。


 再質問に対する答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 荒井令子君。


○21番(荒井令子君) ありがとうございました。以上で私の質問を終わらせていただきます。


○議長(阿見英博君) 引き続き発言を許します。


 24番、鈴木貢君。


○24番(鈴木 貢君) 24番、鈴木貢です。私は、4件の質問を行いますので、執行部の具体的でしかもわかりやすい答弁を求めながら、早速質問に入ってまいります。


 まず、1件目ですが、子ども読書活動の推進についてということで、私は読書活動、読書の推進につきましては、昨年の3月の定例会におきまして不登校、いじめ、校内暴力の基本的な解決と基礎学力やコミュニケーション能力の向上に向けて、読書活動を推進してはどうかということで質問をいたしました。そのときの教育長の答弁は、平成13年の子ども読書活動の推進に関する法律の施行を受け、鹿沼市子ども読書活動推進計画を平成18年度に作成する予定であり、学校、図書館の整備、充実の方策なども検討対象となるものですということでありました。子どもの読書活動は、言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、さらに想像力などを豊かにしていくもの、そして人生をより深く生きる力をつけていくという大きな意義と、現在の学校におけます不登校、いじめ、そして校内暴力など、基本的な問題の解決、さらには基礎学力の向上、児童や生徒間、そして家族や地域のコミュニケーション能力を大きく前進させる、そのために非常に重要であるというふうに考え、質問をいたします。


 まず、1項目めでありますが、子ども読書推進に関する推進計画についてであります。少子高齢化、核家族化など社会構造の変化による価値観や生活スタイルの変化が子どもの成長に大きく影響し、さらにインターネット、メール等による情報メディアの急速な発展が、子どもたちの読書離れや国語力の低下、理解不足、それに伴った誤った利用、さらには殺人などの事件も起き、非常に事故が多発しているのも現状であります。テレビゲーム、DVD、インターネットは、情報関連産業から24時間、子どもたちから高齢者まで、嵐のような勢いで宣伝をされ、生活の中に浸透してきています。このような社会の流れの中で、子供の読書習慣を身につけるということは、困難な課題がたくさんあるかと思いますが、その困難な課題を一つ一つ乗り切る、そのことが今日の問題の解決の糸口、解決に向けたことにつながるというふうに思います。そういう視点から、まず1点目は、推進計画策定に当たっての鹿沼市としての重点的な課題はどういうことなのかについて示していただきたいと思います。


 2点目は、第5次鹿沼市総合計画との位置づけはどのような連携で、どのような考えのもとに今回策定されたのかについて伺います。


○議長(阿見英博君) 当局の答弁を求めます。


 教育長、小林君。


○教育長(小林 守君) 子ども読書活動の推進計画についての質問にお答えをいたします。


 まず、推進計画策定の重点的な課題についてでありますが、子どもの読書活動は、子どもが言葉を学び、感性を磨き、また想像力などを豊かにし、人生をより深く生きる力を身につけていく上で欠かすことのできないものと考えております。このため、本市では家庭、地域、学校、図書館等が連携しながら、子どもが読書に親しむ機運を高めるとともに、市民全体が読書に親しみ、読書を通して心豊かな生活を送ることができるような環境や施策の推進に努めることを目的として、子どもの読書活動推進計画を策定したところであります。


 推進計画策定の重点的な課題といたしまして、第1に、家庭における読書活動の推進を掲げており、保育園、学校等の保護者会等を通して、家庭での読書や読み聞かせの重要性を理解していただけるよう努めてまいります。


 第2に、地域における読書活動の推進を掲げ、図書館本館、東分館、粟野館及び各コミュニティセンター図書コーナーの図書の充実を図るほか、お話し会等を開催し、地域における読書普及を推進してまいります。


 第3に、学校における子どもの読書活動の推進を掲げ、朝の一斉読書や読み聞かせ及び学校図書館の蔵書の充実を図ってまいります。


 第4に、図書館と学校の連携を掲げ、子どもたちの図書館見学や職場体験活動を積極的に受け入れるとともに、図書館の団体貸し出し制度の利用促進を図ってまいります。


 第5として、読書活動に関する啓発及び広報等の推進を掲げており、広報かぬま、鹿沼ケーブルテレビほか各種メディアを利用しまして、啓発の充実を図ってまいります。


 次に、第5次鹿沼市総合計画での位置づけについてでありますが、第4章、「歴史が育み地域が支える“磨きあう文化都市づくり”」の4、市民活動の支援における読書普及推進の中で、重点事業として位置づけております。


 以上で答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 鈴木貢君。


○24番(鈴木 貢君) まず、今、推進計画策定の重点という課題についてお聞きしたのですが、ちょっと大体5項目、6項目、教育長から説明をいただきましたが、その中でもまず私はやはり教育長とも一番に挙げられた家庭における読み聞かせ、ブックスタートから始まって読み聞かせ、この推進を重点に置いて、そしてそれを一定程度進んだ段階で今度は地域にそれをどう広げるのかということで、さらに絞って、いわゆる初年度の重点としてはどのようなことに力を入れ、この計画を推進するのか、そういう意味で初年度、1、2年目はここをポイントにやるという絞りがありましたら、それをお聞かせ願いたいと思います。


○議長(阿見英博君) 答弁を求めます。


 教育長、小林君。


○教育長(小林 守君) 5か年計画には位置づけをさせていただき、そして基本的な方向性を定めた読書活動推進計画を策定いたしました。平成18年度でございますが、19年度はそれの具体化を進めていく年度になるわけであります。もちろん1年次ごとの計画を策定しながら、さらに年次ごとに中間的な見直しをしながら5か年計画を達成していくように図っていくわけでございますけれども、5か年の数値目標をより具体的に掲げながら進めていかなければならないだろう、こんなふうに考えているところでありまして、初年度におきましては、やはり市立図書館3館ございますけれども、その図書館の機能と各学校やそれぞれの幼稚園とか保育園とかコミュニティセンターとか、そういうような市民への読書活動推進のステーションとか、そういうところの機能がしっかりとネットワークが結べるようなシステムを、あるいは体制をつくっていくということが最大の課題かなと、このように思います。その上に立って具体的な数値目標を達成させていこうと、こんなふうに考えているところでございます。


 以上で答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 鈴木貢君。


○24番(鈴木 貢君) 続きまして、2点目の第5次鹿沼市総合計画等の位置づけについて、もう少し明確に、推進計画の想定、読書の推進計画についてはわかったのですが、そのことに、例えばなぜ第5次計画かというと、もっと市民全体等にかかわる部分については、どのように連携をとるのかということが今の答弁であったということになれば、そのとおりだとなるのですが、もう少しそこの第5次計画の予算づけなり位置づけ等の関連で、大きく見た場合、鹿沼市の子育ての全体の環境という位置づけでは、どのように第5次総合計画の方で位置づけるのかなというふうにちょっと思ったものですから。


○議長(阿見英博君) 答弁を求めます。


 教育長、小林君。


○教育長(小林 守君) 再質問にお答えしたいと思いますが、必ずしも議員の求めている再質問の趣旨に答えることになるかどうかよくわかりません。しかし、いずれにしても、議員が当初指摘いたしました少子化、核家族化、人間関係の希薄の中で、読書活動の果たす役割は極めて大きいということ、さらには今日の情報化社会の中でメディアのもたらしているさまざまな弊害、デメリットの部分、弊害の部分については、やはり読書活動をしっかりと定着させることによって、その弊害を除去していくというようなことになるのであろうというご指摘はもっともなことであろうというふうに考えておりまして、そういう視点に立って第5次総合計画をしっかりと実現していきたい、このように考えているところでございます。


 先ほどのご指摘の中でも基礎学力の向上にもつながるというような卓見というか、そういう識見を持たれたところでありますけれども、私どももいろんな政策研究、あるいは公的機関における調査研究、それの成果を踏まえ見ますると、まさにそういうことにもつながるというようなデータも得ておるわけでありまして、そういう視点に立って教育再生というような課題の中の大きな柱として読書活動推進を位置づけていきたいなと、このように考えているところでございます。


 以上で再質問に対する答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 鈴木貢君。


○24番(鈴木 貢君) ただいまの教育長の答弁で、大きな位置づけも含めて推進されるということが理解できましたので、2項目の図書館本館、分館として子ども読書活動を具体的にどのように推進していくのか。そういう中にありまして、1点目は子ども向けの図書の充実について、2点目は幼児期の読書と保護者対策について、3点目にはコミュニティセンターとの連携等について答弁を求めます。


○議長(阿見英博君) 答弁を求めます。


 教育次長、金子君。


○教育次長(金子孝之君) 図書館(本館、分館)における子ども読書活動の推進についての質問にお答えします。


 まず、子ども向け図書の充実についてでありますが、先ほど教育長からお答えしたとおり、子どもの読書活動は、子どもの成長に大変重要な役割を果たすことから、特に東分館を新設する際には、児童向け図書の充実に重点を置いて整備を図ってまいりました。今後もその重要性を認識し、本館、東分館、粟野館において計画的に整備をしてまいりたいと考えております。


 次に、幼児期の読書と保護者対策についてでありますが、子どもが本と出会うことで想像力を高め、読書の楽しさに気づくことは、読書習慣を身につけていく上で大変重要なことであります。幼児期の読書推進については、10カ月児と保護者を対象にしたブックスタート、ゼロ歳児から2、3歳児と保護者向けに赤ちゃんとおかあさんのためのお話し会、幼児から小学校低学年向けのお話し会などの事業を定期的に行っております。今後も図書館ボランティアなどの協力を得ながら、さらに充実させてまいります。


 なお、保護者対策といたしましては、お話し会とは別に、こころ育て講座を開催し、子どもが本に興味を持てるような読み聞かせの方法を身につけてもらうとともに、児童書の紹介などを行っており、保護者に対する大きな支援となっているところであります。


 次に、コミュニティセンターとの連携についてでありますが、各コミュニティセンターには、図書コーナーが設置され、図書館が定期的に配本をしております。また、現在、鹿沼市のネットワークを介して蔵書の検索や予約ができるとともに、子どもの読みたい本のリクエストなどにも速やかに対応できるようになっております。さらに、地域のボランティアの協力によるお話し会なども実施をしております。今後さらにコミュニティセンターとの連携を深め、事業の充実を図ってまいります。


 以上で答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 鈴木貢君。


○24番(鈴木 貢君) ただいま図書館として子ども読書をどのように推進していくのかということで、3点について具体的に答弁をいただきまして、理解ができたところでございます。それで、次の項目とも若干関係するのですが、学校と家庭の中間に現在例えば学童保育とか、そういう施設で勉強したりとか遊んだりとかという時間帯がありますが、いわゆる学童保育に対する支援なり実情、今日的状況と今後支援としてどのようなことが考えられるのかについて示していただきたいと思います。


○議長(阿見英博君) 答弁を求めます。


 教育次長、金子君。


○教育次長(金子孝之君) ただいまの学童保育との関係、支援状況についてお答えいたします。


 先ほどの答弁の中に、各コミュニティセンターに対する支援、配本状況もちょっとお話をいたしましたが、実はそれ以外でも学童保育関係、それから現在ですと4か所ですか、それとかアメニティーホームなどの、あるいは南部地区会館等にも配本をいたしております。それらのことも現在実施をしておりますので、今後もさらにそういうふうなところの増加、あるいは配本の増本、それから要求に対する速やかな対応、これも充実をしてまいりたいと考えております。


 以上で答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 鈴木貢君。


○24番(鈴木 貢君) ただいまの答弁で理解しました。


 続きまして、3項目めの小中学校での取り組みについて質問をします。


 1点目は、学校の読書活動推進計画についてどのように検討され実行しようとしているのか。


 2点目は、司書教諭が働きやすい、動ける環境をどのように保障していくのか、つくっていくのかということであります。


 3点目は、子ども読書活動を推進できる家庭、地域、学校の連携、人的なもの、あるいは予算的なものを含めて具体的にどのようにつくり出していくのかということについて伺います。


 以上です。


○議長(阿見英博君) 答弁を求めます。


 教育長、小林君。


○教育長(小林 守君) 小中学校での取り組みについての質問にお答えします。


 まず、学校の読書活動推進計画についてでありますが、現在市内の小中学校では学校独自の年間指導計画に基づき、学校図書館の計画的な利用による読書活動の推進や朝の読書活動、読み聞かせなどの取り組みが行われています。今後は、本年3月に策定しました子どもの読書活動推進計画に示された計画を具体化していくことにより、学校図書館の図書の整備とともに、読書活動や学習、情報収集などの機能をさらに充実し、児童生徒の主体的な読書活動を推進していきたいと考えております。


 次に、司書教諭が働きやすい環境をどうつくっていくのかについてでありますが、昨年度まで12学級以上の学校で発令していた司書教諭を、今年度は11学級以下の学校においても発令し、現在38校中26校に司書教諭が配置されております。現在のところ、司書教諭は、各学校において学級担任等を兼務しながら、児童生徒の読書への関心を高め、読書のよさを感じさせ、動機づけをしていく等の役割を担っております。今後は、司書教諭のリーダーシップのもと、学校図書館ボランティアとの連携をさらに深めるとともに、新たに学校図書館支援員を配置することにより、学校の読書活動の推進体制を整えていきたいと考えております。


 次に、家庭、地域、学校の連携についてでありますが、家庭教育学級や学校だより等において、家庭における読書活動の啓発を推進し、家庭で読書をする習慣や雰囲気を高めていきたいと考えております。


 また、学校図書館のさらなる活性化を目指し、保護者や地域住民による図書館ボランティアとの連携、協力を一層図っていきます。これらの取り組みを通して、子どもの読書活動が推進できる家庭、地域、学校の連携体制をつくってまいります。


 以上で答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 鈴木貢君。


○24番(鈴木 貢君) ただいま教育長より答弁をいただきまして、基本的な部分で了解を、理解をしたところでございますが、まず再質問したいのは、この今、教育長が言われたようなボランティアなり学校における計画というのは重要でありますが、現在の例えば図書のボランティアを進めている方のお話を聞きましたが、現状の本の補修とか、今の支援でなかなかもう手がいっぱいだということもお聞きしておりますので、一つにはこの推進計画を進めるに当たって、学校であれば一学校ごとに、例えば読書推進委員会とか、協力会みたいなものを新たに枠を広げてつくりながら、司書教諭がリーダーシップなり校長がリーダーシップをとるにしても、図書館にだれか交代で詰められる人とか、休憩時間のときとか昼休みの長い時間に詰められるようにするとか、児童生徒たちが気軽に図書館に来て、自分の思っていること、調べたいこと、悩んでいることを連携できるような、そういう体制をつくることが重要かなというふうに思いますので、現状の組織なり現状のボランティアを生かしていくということも当然重要かと思いますが、もう一歩、もう一回り大きな読書推進体制といいますか、協力体制を構築することも非常に重要ではないかなというふうに一点思いますので、そのことについて質問をし、もう一点は、やはりせっかく5年計画で行うのでありますから、他市の先進的な状況を見ますと、もう進んでいる学校では、児童が年間に1人130冊、160冊と読んでいるところもあります。当市の場合は、もうこのデータは今回の計画策定を読ませてもらって、非常に現在まだまだ寂しい状況でありますので、1年ごとに、例えば1年目は児童生徒の目標数値として1人30冊を目標にする。年々上げて最後の5年目には100冊に到達するというふうな、そういう数値目標なりをつくる、それを支えるのが読書推進委員会というか協力会というふうにして、やはり更新があって、それを支える人があって、それを必要な予算は市長にも十分配慮してもらうという、そこをやっぱり三位一体そろわないと、やはり読書、特に今いろんな課題がたくさんあるので、ここの難局を乗り切るためには、その三位一体の行動が必要かなと思いますので、そういう体制についてと、目標数値といいますか、年間100冊程度の目標数値をどこら辺まで徹底できるのか、そういう考え方について答弁を求めます。


○議長(阿見英博君) 答弁を求めます。


 教育長、小林君。


○教育長(小林 守君) 再質問にお答えしたいと思います。


 ご指摘なりご提言をいただいた各学校区における読書活動の推進委員会的な学校と地域の保護者、地域の人たち、ボランティア、児童生徒というような構成による三位一体の読書活動推進委員会なるものを設置して、より一層学校における児童生徒の読書活動推進に弾みをつけてはどうかというようなご提言かと思います。大変貴重なご提言として認めさせていただきたいというふうに考えているところでございます。従来から大変、学校図書館においての市民ボランティアをいただきまして、本当に子どもたちの読書活動を支えていただくというのが現状ではないかなと、このように考えているところでありまして、そういうその読書ボランティアの皆さん方の声をお聞きしますと、確かにご指摘のような点でこれ以上は手いっぱいなんだというようなお話も承っているところであります。


 つきましては、先ほどの答弁の中にもありましたように学校図書ボランティアの皆さん方がその役割をより一層発揮していただけるような条件整備という形で、学校図書館支援員なるものを仮称ではございますが、そのようなものを位置づけることによって、司書教諭と、それから学校図書ボランティアの皆さんとのコーディネートの役を果たしていただく、あるいはその方は市立図書館等との連携もしっかりと担っていただくというような役割の学校図書館支援員なるものを実施していきたいというようなことを答弁をさせていただいたところでありまして、またその読書活動推進委員が読書活動推進委員会の事務局的な役割を果たすことにもなるのかなと、このようにも考えられるわけでありまして、大変意義のあるご提言をいただいたという形で受けとめさせていただきたいなというふうに思います。


 なお、1人何冊までとか、読書目標ですね、数値目標については、これから検討していただこうというようなところであります。先ほども答弁いたしましたけれども、法的には12学級以上には司書教諭の発令が必要であるというふうになっておりますけれども、11学級以下においても、鹿沼においては、有資格者のいる学校においては、司書教諭を発令させていただいているというような現状でありまして、そういう点からも一歩前進というような方向性を示すことができたのではないかというふうに思います。5か年計画の中で議員がご指摘の目標数も含めて、それぞれの学校においてそれが達成できるように、それがまた大きな子どもたちの教育的な人づくりに果たせるように効果も見ながら取り組んでいきたいと、このように考えているところであります。


 以上で答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 鈴木貢君。


○24番(鈴木 貢君) ただいまの教育長の答弁をもって是非とも実数が、数値目標が具体的に上がり、そのことによって子供たちの社会的な生きる力なり知識が構築する総体的な学力の向上も含めて前進されることを望みながら、次の項目の質問に入ります。


 2件目は、食育推進計画についてであります。先ほど荒井議員の方からもこの新たにできました市の計画について質問があり、一部理解できたところもあるし、私としては、幅広い部分で質問をしていきたいと、このように思っています。食育につきましては、昨年の6月の定例会におきましても、私としては、早寝早起き朝ごはんなどの食育について質問をし、これも教育長から欠食を減らすことや朝食の重要性、3度の食事など、規則正しい生活リズムを守ることを含め、保護者等を対象に指導してまいりました。今後も食育推進基本計画の中で重点指導項目として取り組んでまいりますという答弁をいただいております。また、再質問に対する答弁としては、食育の推進基本計画を経済部所管で策定していくことになっており、その中で教育委員会として子どもたちの食事について、できるだけ目標値をしっかり定めて取り組んでいきますという答弁もあったところであります。今年の3月に鹿沼市食育推進計画かぬま元気もりもりプランが策定をされ、配布され、一生懸命読ませていただいたわけです。


 そういう立場で、1項目めの質問は、食育推進計画についてであります。1点目は、計画作成に当たっての重点的な課題について示していただきたいと思います。2点目は、鹿沼市の食育の特徴的な問題点、課題はどのようなものなのかについて示していただきたいと思います。


○議長(阿見英博君) 答弁を求めます。


 経済部長、高田君。


○経済部長(高田久男君) 食育推進計画についてのご質問にお答えをいたします。


 平成17年の食育基本法の施行に伴い、子どもたちを初め市民一人ひとりが食べる力を身につけ、生涯を元気に暮らすことを目指した食育推進計画、かぬま元気もりもりプランを策定いたしました。


 まず、ご質問の重点課題についてでありますが、近年の食生活を取り巻く状況は、朝食の欠食や孤食の増加、不規則な食事、生活習慣病の増加、さらには食の安全、安心など、多くの課題があります。このような状況の中、家庭や保育園、学校、地域における食育の推進、食育の運動の展開、農産物の地産地消など、食と農業との交流促進、食文化の継承、食の安全安心などが重点課題であります。


 次に、特徴的な問題点でありますが、これは本市に限ることではありませんが、家庭における食への意識低下により、特に食事を楽しく感じる子どもたちが減少しているようでございます。食育における家庭の役割が十分に果たせていない状況が問題でありました。そのために子どもたちのおいしい笑顔、そして食する楽しさを実感して、食べ物をもりもり食べ、心も体も元気がもりもりあふれるような計画としております。


 以上で答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 鈴木貢君。


○24番(鈴木 貢君) ただいま重点課題なり鹿沼としての特徴的な問題点と大きな目標について答弁をいただき、理解をしたところでございます。2項目めの、そのようなことを受けて、食育推進計画の具体的な推進について伺いたいと思います。


 1点目は、食育推進活動推進の上で、今説明もあったとおり、多くの部署で関係してきます。その連携を図るため、また市民との質問や指導に当たっても、どうしてもセンター的な機能がないとばらついてしまうかと思うのです。そういう意味で、今回の推進計画を指導していくセンター的な機能はどこの部署で行うのかについて具体的に示していただきたいと思います。


 2点目は、早寝早起き朝ごはん運動のやはり推進、具体的などのような方法で行うということについて示していただきたいと思います。


 3点目は、この食育推進計画を実行するため、やはり全体的な盛り上がりといいますか、行動体にするためには、何としても家庭、地域、学校の連携が重要でありまして、そういう動ける、この計画が形になるためにどのように考え、どのように指導していくのかについて伺います。


 以上です。


○議長(阿見英博君) 答弁を求めます。


 経済部長、高田君。


○経済部長(高田久男君) 食育推進計画の具体的な推進についての質問にお答えいたします。


 計画書の中で、具現化に向けた推進体制という項目を設けまして、具体的に整備をいたしております。まず、全庁的な推進体制につきましては、昨年8月に設置いたしました食育推進本部会議を基本として、食育推進計画検討委員会、これは計画を策定する段階の委員会でございます。を改変いたしまして、総合調整を図る(仮称)食育推進連絡調整委員会を設置したいと考えております。この委員会の事務局は、経済部農政課内に置き、進めてまいります。


 次に、早寝早起き朝ごはん運動の推進につきましては、計画の食の活力ある市民運動を展開する中で、早寝早起き朝ごはん運動を位置づけております。市民、関係団体、行政が連携して市民運動を進めていく具体的な取り組みにつきましては、啓発の推進として保育園等における保育活動による指導や講演会の開催、小中学校においては、学級活動等による指導や家庭教育学級の取り組みの強化、健康教育においては、地区コミュニティセンターの健康づくり活動啓発や、バランスのとれた朝食の指導強化等を進めてまいります。


 市民参加による運動の推進として、広報、ホームページによる情報提供やかぬま食育の日として、毎月19日及び食育月間として毎年10月を設定するとともに、講演会やパンフレットなどによる普及啓発を強化してまいります。


 食育PRの活性化といたしまして、多様な学習機会の際の調理実習やのぼり旗など、啓発グッズの作成配布を行い、食育アピールを推進してまいります。


 朝食は一日のスタートであり、家族のきずなを深めることにもつながり、特に心身の成長期である子どもたちの正しい食習慣の形成のためにも、早寝早起き朝ごはん運動を地域、市民、行政が一体となり進めてまいります。


 次に、計画の実行における家庭、地域、学校の連携につきましては、乳幼児、児童生徒から壮年、高齢者まで、市民一人ひとりが食に興味を持ち、食育への理解を含めながら推進しなければならないと考えております。そのために、密接に連携し、必要に応じ柔軟に実行できる組織として、関係団体などで構成する実践スタッフ的な組織を設置し、実践に向けた具体的な検討を進め、連携協力しながら市民との協働で進めてまいります。


 以上で答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 鈴木貢君。


○24番(鈴木 貢君) ただいま部長から推進計画に当たっての具体的な進め方について答弁をいただきました。その中で一つだけお聞きしたいのですが、今、早寝早起き朝ごはん運動についても、説明があったとおりなのですが、実はその学校、例えば児童を対象にそのことを推進するということでいいますと、この間の私の経験からいいますと、私、東部台地区の食生活改善推進員として活動しているのですが、たまたま推進員の中にサッカーをやっている保護者がいまして、そこで食生活改善推進員として、では学校に行って練習の時間をちょっとお借りして説明しようということで、お話ししてきたのですが、そこのつなぎが、例えば食生活改善推進員であれば、その推進員が学校にそういう、学校というか子どもたちとつながりがあったのでできたのですが、そこの担当、経済部と教育委員会と、そして所属するのは食生活改善の方は経済部の方だと思うのですが、学校へ行って活動すると。ここの部分をもっともっと太いパイプにしていかないと、3番目に言ったように、家庭なり学校なり地域とのつながりがいかないので、そういうつながり、具体的に言えば、では食生活改善推進員がどこまで連携をとれるのかなということについてお考えがあれば示していただきたい。


○議長(阿見英博君) 答弁を求めます。


 経済部長、高田君。


○経済部長(高田久男君) 食育推進計画の具体的な推進についての再質問にお答えいたします。


 具体的な事例といたしまして、食生活改善推進員という役割が出てまいりました。食生活改善推進員につきましては、具体的には保健福祉部で所管しておりますし、それらを学校、あるいは私ども経済部が所管いたします地産地消とどういう安全な農作物ですね、そういうものをどのように結びつけていくかということになりますけれども、本計画を策定する過程で、市民会議の委員さんからも多くの意見を出されました。食育という範疇も極めて幅が広い、どこまで私ども市に計画を立てるのだというようなご意見もいただきました。そのような極めて幅広い範囲ということで食育をつくっておりますので、議員ご指摘のように、食生活改善推進員を直接する所管と、ほかの部局の連携というものにつきましては、極めて重要になってくると思います。


 そのようなことから、先ほども説明しましたけれども、具現化に向けた推進体制の中で、計画の中の推進体制図というものがあります。この中の食育推進プロジェクトというものを3本立てで進めてまいりますけれども、この中にそれぞれのプロジェクトの中に関係課との連携、調整を行うための組織をつくると、このようなことになっておりますので、これらを生かして不十分な分についてはフォローをしていきたい、このように考えております。


 答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 鈴木貢君。


○24番(鈴木 貢君) ただいまの答弁で大筋理解ができましたので、次の項目に移りたいと思います。


 3項目めは、家庭の食育を具体的にどのように推進していくのかということで、1点目は家庭での3食、朝、昼、晩の3食の実態をどのように分析し、また今後具体的にどう指導していくのかについて。2点目は、食材や料理を家庭でつくるための指導をどうしていくのかと。今、スローフードということで、食材から始まって調理をし、そしてみんなでいただく、そのことによって健康や家庭内のコミュニケーションが高まってくるかと思いますが、それらについて具体的な考え方がありましたら、示していただきたいと思います。


○議長(阿見英博君) 答弁を求めます。


 保健福祉部長、柴垣君。


○保健福祉部長(柴垣重司君) 食育推進計画について、家庭の食育をどう推進していくかについての質問にお答えします。


 まず、家庭での3食の実態をどう分析し、指導していくのかについてでありますが、平成18年10月に実施した食に関するアンケート調査結果によりますと、朝食を毎日食べるが90.2%と多いのですが、朝食に主食、主菜、副菜をそろえて食べている人の割合が16.6%と低い現状にあり、食事バランス的にはよいとは言えない状況にあります。また、生活リズムについては、遅寝、遅起きの生活の傾向にあります。市としましては、健康教育時、乳幼児健診時等、食に関する指導を実施しておりますが、今後さまざまな事業を通し、正しい食生活習慣が身につくよう、かぬま元気もりもりプランの各種事業を通し、啓発に努めるとともに、指導していきたいと考えております。


 次に、食材や料理を家庭でつくるための指導をどうしていくのかについてでありますが、家庭菜園や家庭における地産地消の推進、親子による農業体験などを通して食と農を結びつけ、食材とふれあう学習機会の提供により、家庭教育への支援、指導を進めてまいります。また、地域におきましては、食生活改善推進員を中心とし、料理講習会などを充実していきたいと考えております。そのためにも食生活改善推進員を対象とした研修会を充実させ、質を高めていきたいと思います。


 なお、子どもを通して親子が食への興味を持てるような事業を展開し、食生活の推進を図っていきたいと考えております。


 以上で答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 鈴木貢君。


○24番(鈴木 貢君) ただいま部長から食育を具体的に進めるに当たっての具体的な中身なり分析について聞かせていただきました。やはり心配しているとおりに、非常に家庭においては、バランスのとれた食事がとりにくい状況で、保護者が遅く起きてきて、なかなか食事をきちんとつくれていないという状況も聞いているところであります。そういう意味で、是非二つのところで食材をつくるというか、一つは、学校におきましても、学校は今完全給食で、パンなりご飯がきちんと出されているわけですが、これもある市では、わざわざ教室でご飯を炊いて、そしてみんなで米をといで、炊飯器で、二つぐらいの炊飯器で間に合うそうですが、続いてあと給食のおかずで食べるなりということで、わざわざご飯を炊く作業を各教室持ち回りでやったりして、それが一つの食育の基本になる。例えば、小学校に上がれば、両親が例えばご飯食べなくても、そのことを通してみずからがご飯を食べる、あとおかずについては、つくるなり惣菜を買ってきても食事ができるということで、基本の「き」の字になるのですが、学校で言えばそういうことが当然教科として取り入れている部分もあるし、総合的な教育の部分に取り入れていると思いますが、意識的にそういう炊飯事業みたいのを取り入れることはできないのかどうなのかというのが一つです。


 もう一つ、家庭におきましては、是非とも野菜嫌いの子というのは、非常に多いかと思うのですが、これもお聞きした例なのですが、ピーマンが嫌いな子がいまして、その子と一緒に農産物の直販所へ行って、たまたま野菜の苗、キャベツとかピーマンとか買ってきて、近所の畑を借りてつくった。そして、その成長を見てきてピーマンが実る、それを親子で収穫してきて、油でいためて食べたら、もうそれ以来ピーマンが好きな子供に変わったというお話も聞いたのですが、家庭でも身近な家庭の庭で、プランターでもできるし、今進めている市民農園とか、そういう部分をお借りしてもいいと思うのですが、具体的に一つでもいいから野菜をつくって、それを親子で調理して、それを食べるということをもっともっと強く提起できないのか、この辺について、考え方で結構ですので、示していただきたいと思います。


○議長(阿見英博君) 答弁を求めます。


 教育長、小林君。


○教育長(小林 守君) 再質問の中で、学校教育にかかわるところについて、私の方からお答えをさせていただきたいと思います。


 現在、学校における食育の取り組みにつきましては、学校栄養職員、あるいは新たに設置されました栄養教諭などが中心となりまして、それぞれにおける食育の意味についてお話をしたり、実践を褒めてそれぞれ取り組んでおられるところであります。また、家庭教育学級などにおいても、保護者、父兄、地域の人たちに対して、いわゆる早寝早起き朝ごはんを共通の、各学級共通のテーマとして掲げて取り組んでほしいという形でお話をさせていただき、それぞれの家庭教育学級48学級ございますけれども、その中でもそれぞれ意図的に取り組まれてきているというふうに言えると思います。学校だよりなどを見ますると、そのような取り組みの状況や呼びかけが、各学校から家庭に対して送る家庭の文書の中に随分出てきているなというふうに見ているところでありまして、そういう点で着実に前進しているなというふうには見ているところでありますけれども、議員がご指摘の、学校において実際に食事をつくるようなモデル的な食事のつくり方というようなものの実践、そういうものを取り入れてはどうか。あるいは学校農園というふうに言っていいと思うのですが、自分たちが育てて収穫をして、それで調理して食べるというようなことは、地産地消にもつながることだとは思いますが、学校農園という一つの活動の中で取り組まれているところでありまして、さらに鹿沼市内の小中学校においては、特に小学校が中心ですけれど、かなり進んで取り組んでいるなというふうに言えるとは思うのですが、さらにそういう食育の一環として位置づけのもとに、目的意識的に取り組んでいただけるように進めていきたいなというふうには考えているところでございます。いずれにしても、学校栄養職員や栄養教諭の設置のもとで、指導のもとで、学級が担任の先生方を中心としてこのような取り組みがさらに進むように、実践的な活動も含めて勧奨していきたいと、このようには考えております。


 以上で答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 保健福祉部長、柴垣君。


○保健福祉部長(柴垣重司君) 地域における取り組みということで、もうちょっと詳しくということがありましたので、先ほど食生活改善推進員を中心として料理講習会などを実施していくということ、それから食生活改善推進員を対象とした研修会を実施するということで、議員も推進員のお一人ということでご存じかとは思うのですが、去る5月の21日に食生活改善の推進員会の総会がございまして、その中に平成19年度の食生活改善推進員育成研修というものがもう計画されております。二、三紹介をさせていただきますが、7月の26日には、体の仕組みと栄養ということで、これは飯田女子短期大学の非常勤講師の方に来ていただいて講演会を実施するという内容でございますし、また8月21日には、体にいい食事をつくろう、ふだんの食生活を見直そうということで、これらの研修会を開催いたします。また、9月の18日には食生活プランづくりと、それから10月には自分たちの献立をつくろうということで調理実習を実施するというような、7月から11月まで月2回平均で研修会、講習会等を予定をしております。このような講習会の中で、先ほども野菜嫌いとか、肉の嫌いな方もいらっしゃるかと思うのですが、そういったものをバランスよくとれるようにこのような研修会を実施して、地域の中でこれらを広げていきたいというふうに考えております。


 以上で答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 鈴木貢君。


○24番(鈴木 貢君) ただいまの部長の答弁で理解できたところでありますが、是非市民農園の拡大についても、この食育の推進とあわせて取り組まれることを要望しながら、次の項目に進めてまいりたいと思います。


 3件目は、子育て支援の推進についてであります。子育て支援の条例化や宣言についても、昨年の3月の定例会において質問し、市長から第3子対策事業に取り組むことで出産意欲と出生率の向上を図り、少子化に歯どめをかけるとともに、住んでみたい魅力あるまちになるよう、活力あるまちづくりを推進することといたします。という答弁をいただきました。子育てに優しいまちづくりを推進していく条例の制定や、この間の数々の施策が功を奏して、少子化に一定の歯どめがかかる、かかりつつあるといいますか、そういうことで新聞報道にもありましたが、一つひとつ実を結びつつあるのかなというふうに思っております。しかし、鹿沼市のこれは平成17年に策定されました次世代育成支援対策行動計画ももう一度じっくり見直させてもらったのでありますが、その中には、子育てサロン広場の整備ということで示されてはいるのですが、中身というか鹿沼市の実態を見てみますと、土曜、日曜日や祝日、あるいは平日でも夕方、親子で安心して遊べる施設が余りにも不十分ということで、多くの市民から要望をいただいているところでありまして、第3子対策事業が非常に光っている分、この子どもたちの遊び場といいますか、子どもたちの遊び場とお母さん同士、保護者の連携とか指導の部分をやられていると思うのですが、今の要望、市民の要望からすると、ちょっと大きく足らないのではないかなというふうに私自身も率直に思いまして、次の項目について質問をいたします。


 1項目めですが、子育て環境の充実ということで、屋内外で子どもが安心して遊べる施設の整備をどのように今後推進していくのか、具体的に説明をいただきたいと思います。


 以上です。


○議長(阿見英博君) 答弁を求めます。


 市長、阿部君。


○市長(阿部和夫君) 子育て環境の充実の質問にお答えします。


 本市におきましては、本年度から第5次鹿沼市総合計画により新たな市政がスタートしました。5か年の基本計画における重点、重要な施策の一つとして、児童福祉・子育て支援の充実を図るため、少子化対策として、議員ご指摘のとおり第3子対策事業、保育サービスの充実として休日、夜間、病後時保育や、つどいの広場の設置などの事業を、厳しい財政状況でございますが、真に必要なサービスや社会資本の整備として重点化や効率化を徹底しながら進めていきたいと考えております。


 さて、屋内外で子供が安心して遊べる施設の整備をどのように推進していくかについてでありますが、現在市内には保育園に併設した子育て支援センターが3か所あります。子育てに関する相談指導や子育て情報の発信基地として、多くの親子に利用されておりますが、この子育て支援センターとは別に、公共施設内のスペースや商店街の空き店舗、児童館、公民館などを利用して、雨の日でも遊べる施設の整備を検討してまいります。また、施設の敷地内に遊具などを整備し、子どもが安心して楽しく遊べるようにして、子育て環境の充実を図ってまいりたいと思っております。


 以上で答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 鈴木貢君。


○24番(鈴木 貢君) ただいま市長から答弁をいただいたわけなのですが、私は市長の今の答弁をもう一歩進めてほしいという立場で、これは北海道の恵庭市の例でありますが、恵庭市では、えにわ子どもセンター整備基本計画というのを今策定し、今市民の意見を求めている状況なのです。それを見ますと、子育て支援機能のうちのプレイセンターという機能がありまして、そこでは基本的に子どもの創造性、自主性を伸ばす自由遊びを基本とする場。二つ目には、親も学習に参加して育児を学べる場。三つ目には、その運営を協働で、保護者も地域も、子どももという意味だと思いますが、協働でセンターを運営するということで、一つの総合センター的なプレイセンター、遊び場、そういう相談の場、そしてそれを協働で運営する総合的な施設を一つつくる。それは、鹿沼市で言えば、市長から言われたように空いている庁舎、庁舎というか市の建物でも、それはどこでもいいと思うのです。あと機能として、鹿沼市全体のまとめる総合的な支援をするセンターが必要ではないか。というのは、その恵庭市では、その支援センターの中に遊び場が見つからないという問い合わせがあったら、それに答えるえにわ子ども情報センター案内というのをやっているのです。そこへ電話すれば、では私緑町ですけれども、緑町にいるのですが、どこに児童公園があったり、どこにありますかということをお知らせできる、そういうセンター機能。あとこれ情報センターの中でもっと細かに子どもに関する、病院とか図書館とか、そういうすべてのものが指導できる、連携できるような、そういう情報にかかわる部分、遊びだけではなくて子育てに必要な情報提供できるセンター的機能とプラス少し広めの遊び場ということがあって、そしてその下に今度は各地域ごとにまたやはりこのプレイセンターをつくっていくのです。そういう意味では、市長から答弁いただいた部分でいくと、今もう既に何か所か保育園と併設でやられて、それが盛況であるというか、その内容についても報告読ませてもらいましたが、でも今の子どもの実態なり離れ過ぎていたりして、なかなか施設だと、それが子どもたちが遊ばせられる施設だったらいいけれども、保育園であるということになれば、やっぱり当然一定の利用上の制限というのが出てきてしまいますので、そういう意味で、例えばコミュニティセンターの範囲ぐらいに、そういう地域にこういうセンター、総合的な遊び場、広場と、今度はその地域ごとを整備をしていく、そういう考え方について、市長としてどのようにお考えになっているか。いわゆるセンター的機能とこの各地区にこじんまりした部分を設置していくということについて、どのようにお考えになっているか、考え方を聞かせていただきたいと思います。


○議長(阿見英博君) 答弁を求めます。


 市長、阿部君。


○市長(阿部和夫君) 鈴木議員の再質問にお答えします。


 ただいまセンター的な役割をする施設を考えるべきだろうと、こういう集約効果だと思うわけでございます。いずれにしましても、各施設、いわゆる今3か所支援センターがあるわけでございますし、それから次世代育成支援対策行動計画の中にあっては、施設を整備をしようという計画がございます。ただいま答弁いたしましたとおりに空き店舗を使ったり、さらにはこれから建設する場所において、その施設たるものを整備をしようという計画もございます。そういうものをネットワーク化をするという、いわゆる情報提供の共有ということが必要だということがセンターの役割だと思っております。そういうことで、今後整備がされるに当たっては、それぞれのコミュニティセンターにおいて、その情報が発信できるような方策も考えていきたい、こういうふうに思っているところでございます。


 それから、今、北海道の恵庭市の話がございましたが、このプレイセンター、いわゆる情報センターとも言われるプレイセンターも兼ねた施設ということでありましたが、鹿沼にありましてもそのような施設をつくろうではないか、このような広場を持った、あるいはそのプレイセンターを併設した、このような施設をつくろうという考えはあったわけでございました。いわゆる多目的公園、県に要望をしていたところでありますが、やはり公園の箇所数というのは、県でそれなりの配備は終わったと、整備は終わったということでありまして、この事業が取り上げられなかったと、こういうことでございまして、さてそれでは、国で計画をされているその整備、いわゆるこの子どもの環境整備を取り入れられる施策を取り入れて整備をしようということで、このようなことをこれから実施をしようというふうに思っているところでございます。ご理解をお願いしたいと思います。


 答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 鈴木貢君。


○24番(鈴木 貢君) ただいまの市長の答弁の方向性については理解できたのですが、いかんせん今本当に子供を遊ばせたいと抱えている人は、本当に時間が待っていられないので、是非その方向性が早く実現できるように、これを求めておきたいと思います。要望とします。


○議長(阿見英博君) 昼食のため休憩といたします。


 再開は、午後1時といたします。


 (正  午)


○議長(阿見英博君) 休憩前に引き続き再開いたします。


 (午後 1時45分)


○議長(阿見英博君) 質問を始める前に議長より、午前中の鈴木貢議員の子ども読書活動の推進についての再質問の中で、不穏当な発言がありましたので、議員各位にお手元に配付してあります資料のとおり発言の取り消しの許可をします。


 続いて、鈴木貢君。


○24番(鈴木 貢君) 2項目めのつどいの広場の設置について質問をいたします。


 つどいの広場事業は、地域の親子の居場所として、すべての子育て家庭を対象に、親子のきずなを深め、親の子育て力を高めることを目的にしています。整備については、今後需要を見きわめながら施設の空きスペースや新たな施設の中で検討していきますという計画であります。したがいまして、次の項目について質問いたします。


 1点目は、つどいの広場事業の目的は何かについて。2点目は、設置箇所や設置目標については何かについて質問いたします。


○議長(阿見英博君) 答弁を求めます。


 市長、阿部君。


○市長(阿部和夫君) つどいの広場の設置についての質問にお答えします。


 まず、つどいの広場事業の目的についてでありますが、主に乳幼児、ゼロ歳から3歳児を持つ子育て中の親子が気軽に集い、打ち解けた雰囲気の中で語り合うことで精神的な安定感をもたらし、問題解決の糸口となる機会を提供することや、地域の親子の居場所としてすべての子育て家庭を対象に、親子のきずなを深めるとともに、親の子育て力を高めることを目的としております。


 次に、設置箇所や設置目標についてでありますが、平成17年3月に策定しました次世代育成支援対策行動計画において、施設の空きスペースや新たな施設の中に設置する計画となっており、平成20年度に1か所開設する目標となっております。設置箇所としましては、平成20年度から戸張町・日吉町北市営住宅の建てかえとして、西鹿沼地内で整備を予定している市営住宅を子育て支援住宅と位置づけ、その1階部分につどいの広場を設置し、子育て親子の交流、集いの場の提供、悩みの相談、地域の子育て関連情報の提供などを実施したいと考えております。


 以上で答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 鈴木貢君。


○24番(鈴木 貢君) ただいま市長より答弁をいただきました。是非一つひとつこのような広場の整備を進めていただきたい、このように思います。


 さらに、午前中に市長からも答弁いただきましたが、過日議員全員協議会におきましても花木センターの再整備ということで、計画を説明いただきましたが、その中にたしか記憶では冒険広場というか、子供が遊べる広場の整備もありましたが、それとは、つどいの広場事業とは違うかと思うのですが、そこら辺の整合性というか考え方ありましたら示していただきたいと思います。


○議長(阿見英博君) 答弁を求めます。


 市長、阿部君。


○市長(阿部和夫君) 再質問にお答えします。


 まず、花木センターの芝生広場につきましては、表においてその芝生を有効に活用して、親子が集ったり、さらには地域の方々がともにその芝生を使いながら地域の環境を担いながら、そして地域の人とふれあいながら、そして親子のきずなを深めていただきたいという屋外型と、このように理解をいたしているところであります。


 また、今、申し上げました20年度に整備をする市営住宅につきましては、簡単に言えば屋内型と、こういうことになるわけでございまして、つどいの広場といっても屋外型の問題はない、こういうふうに考えているところであります。要は、表と中ができるということでありますし、つどいの広場につきましては、20年度に1か所整備するわけでございますが、その後年次的に計画の次世代育成支援対策行動計画の中の経過に基づいて整備をしようと、このように思っているところでございます。再質問に対する答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 鈴木貢君。


○24番(鈴木 貢君) ただいまの市長の答弁で理解できましたので、次4件目の質問に入ります。


 4件目は、庭園のまち推進についてであります。この庭園のまちづくりに関係しまして、これは6月2日の下野新聞、「読者投壇」、読者の投書欄にこのような投書がありました。「ふるさとづくりへ花の栽培提唱」ということで、宇都宮市の方が投稿されたのです。その一文を紹介しますと、「ふるさとをきれいにすることの一環として、花いっぱいにして楽しもうと提唱したい」ということで、少し飛ばしますが、「しば桜、マツバギクなどを栽培して、人々を喜ばせようとする家がふえてきたことはうれしい。以前私が田んぼの回りにヒガンバナを植えると毎年開花し、多くの人を喜ばせるようになった。遠方から来た人からも好評で、ことしは農道までヒガンバナを植えたので、秋の彼岸が待ち遠しい」ということで、途中また省略して、最後の締めくくりとして、「ふるさとを花いっぱいにしたいものである」というふうに締めくくっております。このように花はいろいろ人の心に安らぎや、あるいは環境問題も含めた幅広い効果がある、このように思っています。そういう意味で、今回提案されています庭園のまち推進については、賛成の立場で、推進する立場で質問をしたいと思います。


 まず1点目は、計画の目的は何なのかについてであります。


 2点目は、フラワーロードの整備をどのように推進していくのか。


 3点目は、オープンガーデンの理解と推進を市民にどのように働きかけていくのかについて伺います。


○議長(阿見英博君) 答弁を求めます。


 市長、阿部君。


○市長(阿部和夫君) 庭園のまち推進計画についての質問にお答えします。


 まず、計画の目的についてでありますが、本市は花木産業である全国でも有数のまちであり、古くから三名園と呼ばれる庭園もあり、緑とともに発展をしてまいりました。庭園のまち推進計画は、市民一人ひとりが花木を大切にし、守り育てていくことで、潤いと安らぎの中で、安全、安心な暮らしができるまちづくりを目標として、市民参画を基本とした各種事業を展開することで、心安らぐ花と緑のまちづくりを推進しようとするものであります。


 次に、フラワーロードの整備をどう推進していくかについてでありますが、本事業は、まず中心市街地周辺のエリア内の幹線道路をフラワーロードと位置づけ、市民参加により歩道や公共施設にフラワーボックスを配置し、色彩豊かなまちづくりを推進するものであります。本市の象徴である花木を生かしたまちづくりを、市民の主体的な参加、参画により実施するため、推進組織を立ち上げて市民と行政が協働でフラワーロードの整備を行い、事業を進めていきたいと考えております。


 次に、オープンガーデンの理解と推進を市民にどう働きかけていくのかについてでありますが、オープンガーデンは、個人や団体の庭を一般に公開するものであり、イギリスの慈善事業に端を発し、日本国内でもガーデニングブームによって広がりつつある活動であります。個人の庭を一般に公開するという特性上、本事業を実現するためには、市民の事業への理解と協力が不可欠であります。そのため、本事業に関する情報配信や中心市街地周辺の対象エリア内の市民から参加者を広く募るため、説明会の開催やPR活動、市民の関心を高め、積極的な参加を促すため、ガーデニングコンテストを実施していきたいと考えております。今後、市民と行政の協働による美しいまち並みを目指し、地域住民はもちろんのこと、ほかから来る人にも楽しめるように、人と自然が調和した“元気なまち・かぬま”のまちづくりを進めてまいります。


 以上で答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 鈴木貢君。


○24番(鈴木 貢君) ただいまの市長の答弁について質問いたします。2点ほど質問をします。


 1点目は、私、この春に福島県の三春町へ行って滝桜を見てきたのですが、あの周辺は、それぞれ民家の庭先、あるいは公的な、ダムのそばとか、道路のそばにも多くのしだれ桜が植えてあり、非常に滝桜は1本大きな木があって有名なのですが、その周辺が非常に桜と、そのほかの三春と言われるぐらいで、梅と桜と桃三つの花が一緒に咲くということで、非常にきれいなまちだなということを深く感銘を受けたのです。


 そこで、ただいま質問というか市長の答弁があったフラワーロードとオープンガーデンにしても、鹿沼市の市花であるさつきをやはりメーンとした位置づけをどのように考えたらいいのか。現にさつき通りとか、今きれいな花を、赤い花とか白い花をつけて、大分整備はされてきているのですが、鹿沼市の市花であるさつきとの関連をどのように協調していくのか、考え方を聞かせていただきたいと思います。それが一点です。


 もう一点は、やはりこれも市長から市民と行政による協働による作業でということで、提案がありましたので、私もそのとおりだと思います。この現状を見てみますと、例えば国道や市道のあいているスペースに老人会やあるいは自治会や各種団体で協力していただいているところもあると思いますが、是非この新たな庭園のまちを推進していくに当たっては、その地域における状況を調査しながらも、例えば仮称になりますが、花のまちづくり推進協議員みたいな、有志なり希望者なり、新たな団体なり既存の各種団体との連携をさらに密にして、市民と行政による協働がなお一層進展するようにしていく考えはないかどうかについて、その2点について再度お伺いいたします。


○議長(阿見英博君) 答弁を求めます。


 市長、阿部君。


○市長(阿部和夫君) 再質問にお答えします。


 まず、最初の2点のうちの一つでございますが、さつきの扱いをどう考えるのか、フラワーガーデニングあるいはフラワーロードの中にどう取り組んでいくのかということでありますが、現在市花であるさつきにつきましては、街路樹の下草として多く利用をいたしておるところでございまして、特にオオサカヅキや鹿沼に白い光とか、そういうものが利用をされていると理解をいたしているところであります。


 さらに、やはりこのさつきにつきましては、現在販売ということも低迷はしているところでありますが、ここのところ幾分グローバルの社会に向けた動きなどもしてありまして、これからも利用度が増してくるものと思っているところでございます。そういう中で、フラワーロードやガーデニングコンテスト、オープンガーデンなどには、このさつきを一部には取り入れながら進めていかなければならないと思っているところであります。特にさつきは、冬には青い葉を、そして春には花を、こういうことで四季折々楽しむことができるということもございますので、この中にはさつきも取り込んでいきたいと、このように思っているところであります。


 さらに、空きスペースを利用したときに、その利用と、さらにはそういうことを推進するための推進委員会などを設置してはと、こういうご提言でございますが、現在緑をふやそうということで、花もしくは花木を利用した学校での緑の少年団の活躍などによって、花なども、そのスペースなども活用いただいて、さらには老人クラブや、さらにはその地域に花を愛する、あるいは地域を環境美化をしようという団体もございまして、そのような方々にご利用いただいて、花のきれいな美しいまちを目指していっているところでもございます。さらに、そのような推進体制につきましては、今後この取り組みに当たってどう対応すべきかということを検討の課題として、その委員会などについても、この中で検討を加えていきたい、このように考えているところでありますので、ご理解をお願いしたいと思います。


 再質問に対する答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 鈴木貢君。


○24番(鈴木 貢君) ただいまの市長の答弁をもちまして、私のすべての4件にわたる市政一般質問を終了いたします。


○議長(阿見英博君) 引き続き発言を許します。


 5番、松井正一君。


○5番(松井正一君) 議席番号5番の松井正一です。私が今議会に発言通告いたしました質問は、一般質問4件であります。主にこの平成19年の4月からスタートしました「KANUMA“ステップ・アップ”ビジョン」の5か年基本計画の内容を中心に、執行部の皆さんに質していきたいと思っております。あらかじめお願い申し上げますが、明快な答弁をお願いを申し上げまして、早速通告順に質問に入っていきたいと思います。


 1点目であります。市長の政治姿勢について、2点につきまして質問をしていきたいと思います。1点目は、参議院議員選挙について質問をしていきたいと思います。7月5日公示、22日投票の参議院議員選挙が行われます。現在の国会の情勢は、大変不安定な状況であります。現職の農林水産大臣の自殺や年金の強行採決など、国民生活を守る政治が不可欠にもかかわらず、極めて乱暴な部分があると言わざるを得ません。全国的にも本県は大変注目を浴びています。現職の2名を初め、複数の方の立候補の予定があるようでありまして、大変な激戦も予想されております。そのようなさなか、参議院議員選挙に対する市長のコメントが新聞に掲載をされました。私自身極めて違和感を感じざるを得ない内容でありましたので、確認の意味も含めまして、以下の点質問をしたいと思います。


 1点目は、下野新聞5月23日号に掲載されました記事内容、市長のコメントが幾つか載ってございました。この内容については本当なのか。仮に本当であれば、その根拠を再度説明を求めたいと思います。


 2点目であります。私は、市長の立場としましては、鹿沼市民10万余いらっしゃるわけでありますが、いろいろな考え方の市民がいる中で、余り政治的な自分の意思表示を強くするべきではないと思っておりますので、その点についてどのように考えるか、市長の見解を求めます。


○議長(阿見英博君) 答弁を求めます。


 市長、阿部君。


○市長(阿部和夫君) 参議院選挙についての質問にお答えします。


 地方分権の推進に伴いまして、各都市間の競争が激しくなってきています。国の三位一体の改革などにより、地方財政は依然として厳しい状況にあります。このような中、市政を預かる者として、その責任において市民福祉の向上のため、最大の努力をしているところでございます。これまでも大きな事業の実施に当たっては、政権与党の先生方にご支援をいただいてきております。本市の特色を生かした施策を推進し、他の都市にまさる市民サービスを提供し、住んでよかったと言われる鹿沼市を創造するためには、今後も県、国との連携が必要であり、与党の先生方のご協力をいただくことが不可欠であると考えております。そのようなことから、今回の参議院議員選挙におきましては、国井正幸農林水産副大臣を支援することといたしました。


 以上で答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 松井正一君。


○5番(松井正一君) ただいまの市長の答弁に対しまして、再質問をしたいと思います。


 コメントの中でも今の市長の答弁については触れられておりました。今、答弁の中でも政権与党の先生方に世話になっているという話がありましたが、私は決してそうではないと思っています。政権与党だけではなくて、国会議員であればいろいろな分野で地域のことに携わって法律をつくっているわけでありますから、与党、野党は、私は関係ないと思います。その点について改めて再答弁を求めます。


 もう一点、答弁がなかったのですが、私の質問の中で、いろいろな考え方の市民がいる中でという具体的な聞き方をいたしました。市長は、この間市長ご自身の開かれた市政の推進ということを今回の「KANUMA“ステップ・アップ”ビジョン」の中でも、この冊子の中の200ページの中に触れられております。市政モニター制度、パブリック・コメント制度、Dラインメール・ファクス、市内17地区でのまちづくり懇談会により広く市民の皆さんの声を聞いてくるということは、市長みずからおっしゃっていると思います。それにもかかわらず、特定の候補者の支援を公にするということは、おかしいと私は思います。改めて市長の見解をお聞きします。


○議長(阿見英博君) 答弁を求めます。


 市長、阿部君。


○市長(阿部和夫君) 松井議員の再質問にお答えします。


 例えば政権与党でなければ与党、野党の関係ということでありますが、要はその市民の皆さんから要望をいただいたときに、どうあるべきか。やはり事業というものは、補助がなければなりません。市独自の財源では一般財源、いわゆる皆様方に納税をいただく市税というのは、約半分程度でありまして、あとの半分については、補助とかあるいは国県の支援をいただかなければならないとなれば、やはり今政権である与党の先生の力を借りるということが大変重要であると思っているところであります。また、特にこの過去を振り返ってみれば、やはり堆肥化センターしかり、さらに自然体験交流センターについても同じ、さらにはサッカー場についても同じ、そのようなことで支援をいただいているということは、やはりその政権を握られている与党の皆さん方が力を貸して、鹿沼市の元気なまちづくりに力を貸していただいていると、こういうことを考えれば、当然支援をしていくということになろうかと思っているところであります。


 さらに、200ページのこのステップアップビジョンの中に、市民とともにつくる市政が出ているところでありますが、それにつきましては、やはり市民の皆さん方が広く多くご意見をいただいているところでございまして、当然まちづくり懇談会や、さらには市政モニターなどのご意見をいただきます。その事業が将来的に発展する事業であるとなれば、やはり市単独ではでき得ない事業もあるということもご理解をいただきたいと思います。そのときには、やはり県と国の力をいただかなければならない、支援をいただかなければならないということであります。市民の意見には忠実にこたえる、あるいは市民とともにつくる市政というのをいかに実現していくかというときには、それなりの考えを呈していかなければならない、こういうふうに首長としての責任を、また行使していかなければならないと思っているところでありますので、ご理解をいただきたいと思います。


○議長(阿見英博君) 松井正一君。


○5番(松井正一君) ただいまの答弁に対しまして再度お伺いします。


 確かに補助金の獲得、市の財源をきちんとこれからの地方分権の中において市民の皆さんに負担をかけないように努力をすること、それは市長がおっしゃったとおりだと思います。ですけれども、平成19年度の予算の歳入の内訳を見ても明らかでありますが、360億円の予算の中には、市民の皆さんが日々ご努力をされて納められている税金が145億円もあります。また、公の仕組みの中に成り立っている地方交付税、さらにはさまざまないろいろな負担金も含めてこの予算が成り立っているわけであります。


 私は、市長がご自身のお考えで今回の選挙にどういうふうな支援をするか、これは当然政治家という立場も踏まえればあるとは思います。ですけれども、公の立場で市民の、まさにこの市政を預かるということで考えれば、あえてこういう形で公にすべきではないのではないか。そのことを私は問いたいのであります。でなければ市民の中にはそのことに対する誤解が生じる。ですから、私はそういう意味で公にすべきではないということを申し上げました。答弁は結構であります。私の考えとしましては、いずれにしましても、そのことは大変おかしいということをつけ加えさせていただき、いろいろな市民の声を引き続き聞いていただきながら市政にご努力いただくことをお願い申し上げまして、次の項目に移りたいと思います。


 2点目です。平和都市宣言と憲法9条についての質問をいたします。鹿沼市は、戦後50年を契機に平和都市宣言を行っております。時間の関係上、文章は読みませんけれども、非核三原則の堅持や日本国憲法の精神である世界の恒久平和を達成するため努力するということが明記されております。私は、大変すばらしい宣言だと思っているところであります。そこで、質問でありますけれども、この点につきまして、市長の見解をお示しを願いたいと思います。


 2点目でありますが、平和都市宣言を掲げている鹿沼市の市長として、憲法9条を守るべきであると考えます。この点についても見解を求めたいと思います。


○議長(阿見英博君) 答弁を求めます。


 市長、阿部君。


○市長(阿部和夫君) 平和都市宣言と憲法9条についての質問にお答えします。


 まず、平和都市宣言についてでありますが、鹿沼市は第2次世界大戦が終了し、50年の節目の年であります、平成7年8月15日に平和都市宣言を行っております。これは、この戦争によって世界中で多くの人々が亡くなり、特に広島、長崎では原爆により一瞬のうちに多くの命が失われるなど、今日の平和がこうした上に、尊い犠牲の上に築かれたものであり、戦争を知らない多くの市民に平和の尊さを認識していただき、二度とこのような悲惨を、悲劇を繰り返さないということを願い、非核三原則を堅持して、日本国憲法の精神である世界の恒久平和を誓ったものであります。


 次に、憲法9条を守るべきと考えることについてでありますが、憲法9条は、我が国の平和主義の理念を具現化した非常に重要な条文であると認識をしております。しかし、今回の改憲論争等の背景には、時代の変化に伴う国民の意識の変化など、さまざまな要因があると考えております。憲法9条も含めた憲法改正につきましては、国会内だけにとどまらず、広く国民を交えた活発な議論がなされるものと理解をしており、世界の恒久平和を願い、平和都市宣言を行った地方自治体の長として、今後の動向について見守ってまいりたいと考えております。


 以上で答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 松井正一君。


○5番(松井正一君) ただいまの答弁に対しまして再質問させていただきます。


 もう一度お伺いします。平和都市宣言の中では、鹿沼市民は非核三原則を堅持し、日本国憲法の精神である世界の恒久平和を達成するため努力するということを決意するとあります。私は、今市長の答弁にもありましたが、国民の意識の変化、それは当然いろいろあると思います。ですけれども、平和都市宣言を宣言している鹿沼市だからこそ国民の意識の変化云々ではなくて、鹿沼市は平和都市宣言をしている自治体であるのだから、この憲法9条を守る、そのことを断言してもいいのではないかと思います。その点について改めて答弁を求めます。


○議長(阿見英博君) 答弁を求めます。


 市長、阿部君。


○市長(阿部和夫君) 松井議員の再質問にお答えします。


 9条を堅持すべきだろうと、こういうご意見でありますが、先ほど答弁で申し上げましたとおりに、社会はいろいろと変遷をしている。市民の感情あるいは国民の感情というのも変化をしているという中で、この改憲論がなされているわけでございまして、その憲法をつくる立場を見守っていきたいと、こういうことを申したところでございまして、これがいい方向に進むであろうということを願いながら、見守っていくということをご理解をいただきたいと思います。


 再質問に対する答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 松井正一君。


○5番(松井正一君) 今の答弁に対しまして、私の考えを若干申し述べたいと思います。


 私もまだまだ勉強不足な面もあり、また自分の知識の中でも不明な面もあるわけでありますが、この間の経験の中では、例えば沖縄や広島やいろいろな各地の方々のさまざまな声を、例えば平和学習、こういった場において確認をしてきました。沖縄においては、例えば読谷村なんかでは、読谷村の役場をわざわざ基地の中につくって、日米の地位協定には違反しつつも、基地の中に役場をつくることで、村民総ぐるみで反基地、反戦運動をしている、そういう実情もあります。私は、その学習に行ったときに沖縄の方にも言われました。やはりそういう運動を本土の方でも広めていかなければならない。その理念には憲法9条を守ってほしいということがあるのであります。阿部市長は、今動向がよい方向に進められることを期待するという話もございましたけれども、やはり私からすれば、この平和都市宣言イコール9条については守ってもらいたい、そのことをお願いをしたいのであります。そのことについて再度答弁を求めます。


○議長(阿見英博君) 答弁を求めます。


 市長、阿部君。


○市長(阿部和夫君) 9条を強く守れと、こういうことを再度申されているところでございますが、先ほど申しましたとおりに、先ほど松井議員の方では、沖縄の悲惨な状況、あるいは広島の、あるいは読谷村にはそのような状況になったと。やはりこれは今までの9条のあるべき姿の中と、さらにはこれがいい方向と言っているのは、こういう部分において手厚いことがあるだろうと、こういうことも含めながら考えているということでございまして、我々も憲法をつくる立場ということではないわけでございまして、意見などもあるときには述べていきたいと、こういうふうに思っているところでございます。これは、私見的に私の考え方も含めながら述べていこうと、このように思っておりますが、それが取り入れられるか入れないかは別問題といたしまして、いつになってもその憲法改正再建論については、今見守っていくしかない、こういうふうに思っているところでございます。


 再質問に対する答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 松井正一君。


○5番(松井正一君) 私の言いたいことは、伝わったとは思ってはおりますけれども、いずれにしましても、私自身もこの後、前田議員や芳田議員からも同じような質問があるということも聞いておりますし、鹿沼においても九条の会的なものができてきましたので、私もその中には今後参画しながら頑張っていこうとは思いますけれども、いずれにしましても、市長の私見でも構いません。やはり平和都市宣言というのは、私はすばらしい宣言だと思いますから、その辺を重視して、市民の皆さんにも納得いく平和行政の推進、これを要望しまして次の項目に移っていきたいと思います。


 2点目であります。粟野町との合併の効果の検証についてということで、二つの項目について触れていきたいと思っております。


 まず1点目は、旧粟野町の行政課題の進捗状況についてお願いをしていきたいと思います。粟野町と鹿沼市が合併をしまして1年余たったわけであります。この間この合併後の市政運営につきましては、阿部市長を含め執行部の皆さんのご努力によりまして、この19年4月から始まった「KANUMA“ステップ・アップ”ビジョン」の中でも幾つかの項目が掲げられ、運営が進められているということは、認識しております。しかしながら、合併というものは、歴史的に見てもなかなかこういう経験は忘れないものでもありますし、またこの間合併の際に度々言われてきました鹿沼の一体化、またはお互いの住民の融和、そういう部分については、今後とも永久的な課題になっていくのではないかとも認識しております。そのようなことも含めまして、まず1点目の行政課題の関係について質問していきたいと思います。


 まず、一つ目としましては、旧粟野町の行政課題にはどのようなものがあったのか、説明をしていただきたいと思います。


 2点目でありますが、合併後の、今申し上げた行政課題につきましては、この間解決に向けてどのように進捗してきたのか、答弁を求めます。


○議長(阿見英博君) 答弁を求めます。


 企画部長、福田君。


○企画部長(福田康行君) 旧粟野町の行政課題の進捗状況についての質問にお答えします。


 まず、旧粟野町の行政課題にはどのようなものがあったかについてでありますが、平成16年6月に旧粟野町から合併協議の申し入れがありました背景に、国の三位一体の改革に伴う地方交付税の削減などで旧粟野町は、平成17年度から歳入不足になる厳しい財政シミュレーションによる課題がありました。


 また、旧粟野町の人口は減少が続いており、少子高齢化が深刻な状況であることから、都市部からの交流人口の増加策や高齢者、女性の能力発揮の場の確保、子育て支援や子供が伸び伸びと過ごせる環境づくりが課題となっておりました。


 また、中山間地域の活性化対策では、就労の場や就業者の住環境の確保、都市的生活環境の整備を図るとともに、地域住民と転入者や企業の交流を通した相互理解や自治意識の高まりによる地域コミュニティの確立が課題となっておりました。


 観光資源の活用においては、前日光県立自然公園に含まれる高原地域など、豊富な観光資源が全域に分布しているため、これらのネットワーク化による有効な活用と貴重な自然の保護育成が課題となっておりました。


 また、公共交通の問題では、町営バスが地域住民の足の確保として重要な役割を果たしておりますが、他市町村や公共公益施設等へのアクセス等の課題がありました。


 次に、合併後これらの行政課題について、解決に向けてどのように進捗してきたかについてでありますが、行財政問題につきましては、新市発足後の行政改革を推進する中で、粟野地域の公共施設の適正配置や空き施設の有効活用を図るとともに、鹿沼市第3期財政健全化計画に基づき、健全な財政運営に努めております。


 次に、人口問題でありますが、本市は子育て世代支援の全市的な取り組みとして、総合的な少子化対策事業、すなわち第3子対策事業を平成18年4月にスタートさせました。さらに、中山間地域の活性化対策でありますけれども、新市の一体化と均衡を図るため、ケーブルテレビの普及などによる地域情報化を推進するとともに、住民サービスの向上と地域振興を図る拠点施設としてコミュニティセンターを旧町村単位で開所し、地域コミュニティ基盤の強化を目指して、自治会の再編を支援いたしました。


 また、雇用の場の確保や周辺の地域産業の振興を促進するため、宇都宮西中核工業団地への企業誘致を強化するとともに、粟野地区に若年勤労者用住宅建設や(仮称)ふる里あわの館の整備を支援するほか、産業の振興や定住化も促進を図る事業や山村振興計画の策定を第5次総合計画に位置づけました。


 次に、観光資源のネットワークについてでありますが、山間部では辺地計画に基づき、道路のネットワークの整備の推進を図っておりますが、今後も継続的に進めてまいります。


 また、粟野地域のイベントの開催に支援をいたしました。公共交通につきましては、旧町営バスからリーバスへの移行により、口粟野線の外4路線、6系統が運行し、とりわけ高齢者の方々など地域住民の足を確保しておりますが、今後は利用促進を図りつつ空白地帯の解消や利用者の実態に応じたアクセスや時間等についても検討してまいりたいと考えております。


 以上で答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 松井正一君。


○5番(松井正一君) ただいまの答弁に対しまして何点か再質問したいと思います。


 行政課題については、多面的な課題をとらえまして、またそれに対する課題の解決ということで、その内容については大筋理解ができました。私も地域を歩いていまして、本当に極めて少ない意見ではありましたけれども、一つ荒井議員もバスの件とか質問されておりましたけれども、町営バス、今はリーバスの関係でありますが、一つ具体的な課題を投げかけられたものがございます。粕尾線とか永野線の乗りかえということで、現在一部ではあると思うのですが、粟野中学校の北側のバスの乗りかえ所で行っているようであります。現地私も調査というか見に行ってみたのですが、休憩所というのが、その業者の詰所とともにあるのですが、窓がなく、ドアがあるだけで窓がなく、大変狭いスペースのところにいすが一つ置いてあるだけでありまして、リーバスの利用のお客さんにつきましては、大体の方が待っている最中、外で立って乗りかえを待っているという状況があるそうであります。この際、本来であれば、この間議会でも出ているように、直通で行ければ一番いいのでしょうけれども、なかなかそれもリーバスのダイヤ上難しいということも聞いておりますから、現状の中で例えば今申し上げた粟野中学校北側の場所のところに、利用客の皆様のための休憩所を整備したらどうかと思いますので、この件企画部長の答弁になるか市民生活部長の答弁になるかわかりませんが、お願いをしたいと思っております。


 あと、もう一点は観光計画、これはネットワークということで大変ありがたいと思います。私もよく横根高原のハイキングコースには訪れるのですが、案内看板を更新をしていってもらいたいという意見を何人かの方から伺いました。もしこの案内看板の更新について何か計画がありましたらお示しを願いたいと思います。


○議長(阿見英博君) 答弁を求めます。


 市民生活部長、宇賀神君。


○市民生活部長(宇賀神正雄君) 松井議員の再質問にお答えいたします。


 リーバスの待合室についてでございますが、現状は先ほど質問の中でお話があったように、バス会社の建物でございまして、そこを管理をしているという状況でございます。私ども行きまして、ちょっと現地を調査してきましたが、ドアが1枚、それから窓が南側と東側になるでしょうか、ございまして、これは運転手の詰所と一緒に使っているということでありますので、この辺につきましても利用客が非常にそういう窮屈な思いをしているということがあるようでございますので、改造について同社に要望をしてまいりたいと思います。


 以上で答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 経済部長、高田君。


○経済部長(高田久男君) 旧粟野町の行政課題の進捗状況についての再質問にお答えいたします。


 粟野地域の観光施設のネットワーク、あわせて案内板等の整備ということでございますが、議員の発言の中にもありましたとおり、粟野地域を含めた全市域の観光資源というものを洗い出しをいたしまして、それらの観光ネットワークも含めた観光計画の策定を予定しております。したがいまして、そのような中で粟野地域、鹿沼地区を含めた全体的なネットワークづくりを構築してまいりたいと思います。


 なお、案内板等の整備でございますが、これにつきましては、3月議会か12月議会だったかと思いますけれども、別の議員からもご質問等いただきまして、ただの基幹林道と記憶しておりますけれども、県に要望するもの、あるいは場合によりましては、予算の範囲内で市で対応しておりますので、もし具体的な場所等がありましたらばご相談をいただきたいと思います。また、その基幹林道につきましては、県の管理になっておりますので、それらにつきましては、必要に応じて、県の方に要望していきたいと。また、さらに観光客により前日光高原が、あるいは鹿沼市内も含めてですけれども、訪れやすい、あるいはその観光地に行けるようなものについては、具体的には観光計画の中でより具体的にしていきたいと考えております。


 答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 松井正一君。


○5番(松井正一君) ありがとうございました。今、後から答弁いただきました看板の件は、これは要望でありますけれども、私が指摘しましたのは、横根高原のハイキングコース、具体的には横根高原のハイランドロッジにまで行きまして、そこから象の鼻とか井戸湿原とか歩くコースが何コースかございます。その辺で随分朽ちているところもあるということですので、調査をいただければと思います。これは要望といたします。


 市民生活部長の方に再度ご質問いたしますけれども、バス会社の方に改造について要望するということでございましたが、市の方でつくる考えはないかどうか、再答弁を求めます。


○議長(阿見英博君) 答弁を求めます。


 市民生活部長、宇賀神君。


○市民生活部長(宇賀神正雄君) それでは、再質問にお答えいたします。


 現在その待合室がそういうことで利用されているわけですから、これが利用できない、あるいは狭い、あるいはこれを撤去するというような状況であればまた話は変わるかと思うのですが、現時点では、この建物を活用して待合室に使っていただきたいというふうに考えております。


 以上で答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 松井正一君。


○5番(松井正一君) 今の休憩室は、窓が2か所という話もあったのですが、現地に行ってみるとわかるのですが、ドア1か所のみで、窓というのは詰所側の部分でありまして、会社の方の関係もありますから、その辺よく調整の方をお願いしたい。これは要望といたします。


 次の質問に移りたいと思います。合併の効果の検証のうち、新市のまちづくりにおける合併効果ということで、2点聞いていきたいと思います。先ほど申し上げた、また答弁をいただきました課題や具体的な改善策も含めまして、今年度より新しい鹿沼市の総合計画「KANUMA“ステップ・アップ”ビジョン」によりますまちづくりもスタートしております。私は、旧粟野町の特色を生かしたまちづくりを求めるものでありますが、どのような考えか、お示しを願いたいと思います。


 2点目であります。旧粟野町の方々が合併してよかったと感じられるまちづくりが不可欠であります。そのためには、合併の効果を明らかにすることも重要であります。現時点でどのような効果があらわれているかを説明を求めます。


○議長(阿見英博君) 答弁を求めます。


 企画部長、福田君。


○企画部長(福田康行君) 今後の新市のまちづくりにおける合併効果についての質問にお答えします。


 まず、本年度よりスタートした第5次鹿沼市総合計画「KANUMA“ステップ・アップ”ビジョン」において、旧粟野町の特色を生かしたまちづくりについてどのように考えるかについてでありますが、本総合計画を策定するに先立ちまして、合併に際し、新市のまちづくりの指針とする新市建設計画、「かぬま・あわの新市まちづくりプラン」を作成いたしました。この計画は、これまでの鹿沼市の総合計画や都市イメージ、また新・健康都市、環境都市など、両宣言の理念等に旧粟野町の総合計画である「ふるさとあわの創造計画」の内容や、「水と緑のふるさと宣言」の都市イメージ等を引用し、それらを基本として作成したものであり、合併前の粟野町のまちづくりを十分尊重して作成したものであります。このたびの新たな総合計画「KANUMA“ステップ・アップ”ビジョン」は、合併した新市・かぬまとして最初のビジョンでありますので、当然のこととして「新市まちづくりプラン」の理念を踏襲し、それを土台として策定しております。したがいまして、旧粟野町の特性である水と緑に象徴される豊かな自然や歴史に支えられた独自の伝統、産業等を十分活用し、今後のこの地域のまちづくりに生かしていきたいと考えております。


 次に、現時点でどのような合併の効果があらわれているのかについてでありますが、これまで新市・かぬまにおきましては、先ほど触れました「新市まちづくりプラン」に基づきまして、旧粟野町民の利便性の向上や福祉の向上を図るための各種施策を展開し、新市の速やかな一体感の醸成を基本と考え、進めてまいります。


 具体的な効果といたしましては、粟野地域内の4地区に新たにコミュニティセンターを整備したことにより、身近な窓口として行政に関する諸手続の迅速化が図られ、市民サービスが向上するとともに、地域住民の活動拠点が形成されました。


 次に、光ファイバーの整備に伴うケーブルテレビの普及や、鉄塔整備による携帯電話不感地区の解消等により情報の平準化が進み、タイムリーにより多くの行政情報を提供することができるようになりました。


 次に、現在最重要課題の一つである少子化対策について、子育てに優しいまちとして、平成18年度より第3子対策として全市的に取り組んでおり、結婚から出産、育児、そして住宅取得まで、全18事業にわたる支援により子育て環境が充実いたしました。一例として、旧粟野町において平成16年度57件ありました母子健康手帳の交付件数が、平成17年度には23件、半減しておりますが、平成18年度には倍増し、64件の交付件数を数えております。


 次に、道路や上下水道等のインフラ整備を着実に進め、清洲保育園の改築も完了いたしました。また、辺地計画の推進により中山間地域の格差是正に努めております。今後さらに山村振興計画を策定し、インフラ整備を進めるとともに、粟野第1小学校の整備等にも着手をいたします。そのほかにも「“ステップ・アップ”ビジョン」には、粟野地域の振興に関する多くの事業を掲載しており、住民の方々には合併してよかったと実感していただけるよう、これからの施策の着実な推進に努めてまいります。


 以上で答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 議長より申し上げます。


 室内が非常に蒸しておりますので、執行部の皆様、また議員各位、上着を脱ぐことを許可します。どうぞ。執行部の皆さんもよかったらどうぞ。


 松井正一君。


○5番(松井正一君) 答弁ありがとうございました。具体的な答弁なので、大変よくわかりました。


 1点要望いたしますけれども、今まで合併の協議会段階のときには、合併協議会だよりとか、そういう形でいろいろ市民の皆さんに、また粟野地域の皆さんにも情報の啓発をされてこられました。これ誤解がないように申し上げますと、合併をしましたから粟野地域だけという意味ではなくて、鹿沼市の一体化、または融和を図るという意味で、随時特徴的な記事については、「広報かぬま」やインターネット等で今後も情報の発信のほどをよろしくお願い、これは要望といたしたいと思います。


 次の項目の質問に移ってまいりたいと思います。大きな項目の3点目であります。「KANUMA“ステップ・アップ”ビジョン」の新規施策について、三つ聞いていきたいと思っております。


 1点目は、JR新駅・粟野地域20分構想についてお尋ねをいたしたいと思います。「KANUMA“ステップ・アップ”ビジョン」の新規施策としまして、同ビジョンの冊子の中の61ページの中にも載っているわけでありますが、JRの新駅、それと粟野地域を20分で結ぶということなのだと思います。去る6月の2日だったのですが、私も参加をしてきましたが、東武の日光沿線のサミットというものがありました。阿部市長も名誉会長になられていると思いますけれども、午後半日ではありましたが、沿線の各自治体で頑張っていらっしゃる方々の事例発表やさまざまな取り組み事例について、大変勉強になってまいりました。東武の会社の山崎さんという方も、最初に発表なさったわけなのですが、大変喜ばしいのは、新宿駅とこの東武線が直通化になりましてから、東武の日光駅や鬼怒川温泉駅の方に入り込み客、入ってこられる客が平成17年と18年で比較をしまして、いずれも伸びている。大変好調であるという発表がありました。または、昨年の鹿沼ぶっつけ秋祭りにおける東武健康ハイキングにおきましては、1,864名の方が乗ってこられたという情報もございました。今後東武線の方では、観光文化や観光経済というものを念頭に置きながら、連携ということをキーワードに置きながら頑張っていきたい。または、まだ具体的に建設計画は見えていない面もございますが、東京に新しくできる新東京タワー、これが台東区、墨田区あたりにできるという方向ですので、さらにそういった方々の流れが来るのではないかと、非常にありがたい限りであります。


 早速ですが、質問に移りたいと思いますが、JR新駅・粟野地域20分構想につきまして、まず1点目は、この施策の概要をお示し願いたいと思います。


 2点目です。東武線の主要駅、例えば新鹿沼駅や樅山駅などを指していますけれども、そのアクセス構想はどのように考えているか。


 3点目、粟野地域の方々の意見は、この新規施策にどのように反映してきたのかをお尋ねいたします。


○議長(阿見英博君) 答弁を求めます。


 都市建設部長、渡辺君。


○都市建設部長(渡辺政夫君) JR新駅・粟野地域20分構想についての質問にお答えいたします。


 まず、施策の概要についてでありますが、本構想は、粟野地域の交通の利便性向上と地域間の連絡強化を目的とし、旧粟野支所周辺地域から主要地方道鹿沼・足尾線の塩山地区大社久保、市道0003号線、主要地方道宇都宮・楡木線を経て、JR新駅に至る既存道路を活用した整備構想であります。


 次に、東武線の主要駅とのアクセス構想でありますが、東武新鹿沼駅へのアクセスにつきましては、新鹿沼駅西土地区画整理事業が完成することにより、新鹿沼駅西口広場、新鹿沼西通りが整備され、市道0002号線、一般県道鹿沼・粟野線の栗沢峠を経由して、粟野地域を含む本市西北部地域の交通ネットワーク機能が向上いたします。また、東武樅山駅につきましては、従来どおり主要地方道鹿沼・足尾線を活用したアクセスを考えております。


 次に、粟野地域の方々の意見は、この新規施策にどのように反映しているかについてでありますが、平成14年度に上都賀地域振興推進協議会が行った公共交通ネットワーク整備モデル事業のアンケート調査によると、旧粟野町において駅までの交通機関は何を使いますかという問いに対し、自家用車を利用するという回答が73.1%と最も高い結果となっております。したがいまして、JR新駅・粟野地域20分構想は、粟野地域住民の鉄道との結節手段として有効な構想となります。


 以上で答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 松井正一君。


○5番(松井正一君) 今、都市建設部長から答弁をいただいたのですが、一応確認を一つだけしたいのですけれども、いずれにしましても、この私が単刀直入に考えましたのは、新駅が深津地内に予定されておりますから、楡木街道を使ってというようなイメージがついたわけでありますが、そこから楡木の地区のところで丁字路へぶつかっているわけですが、その辺を抜いてしまうのかなみたいなことを実は考えてしまったわけです。そうではなくて、既存の道路でつなぐということで、結局整備、未整備はございますけれども、その区間の未整備については整備をしていくということでよろしいのですね。


○議長(阿見英博君) 答弁を求めます。


 都市建設部長、渡辺君。


○都市建設部長(渡辺政夫君) 再質問にお答えいたします。


 今議員がおっしゃるように、楡木街道というのですか、あれを真っすぐ抜くという新しい新道という考えではありません。今の構想は、大社久保という表現しましたけれども、県の方で今あそこの地域が公図困難地域という形で今調査をして、整備の方針を固めていますが、その辺の今後の県の道路整備のことは幾らか関係しますが、それ以外の部分は、今の既存の道路を活用していく構想ということで考えられます。


 以上で答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 松井正一君。


○5番(松井正一君) わかりました。これは要望であります。私自身は、先ほど東武線の主要駅という表現も使ったのですが、いわゆる合併のときにも県道2路線、鹿沼・粟野線と鹿沼・足尾線の整備というものが大変クローズアップされてきたと思います。いわゆるその2路線の交通結節点は、まず目の前にある東武線の各主要駅でないかと思ったわけであります。したがいまして、粟野地域の方々の意見が、先ほどアンケートという話もございましたけれども、平成14年ということもありましたから、今後のこの構想策定については、当然そういった粟野地域の方々の意見も聞きながら、私は個人的には東武線沿線との接続、それをまず優先すべきでないかと思いますので、慎重に検討を求めまして、次の質問に移ります。


 2点目です。かぬま楽市についてお尋ねをしていきたいと思います。この件につきましては、やはり「“ステップ・アップ”ビジョン」の冊子の87ページに掲載をされておりますけれども、中心商店街の活性化対策として掲載されたものを認識をいたしました。私自身このかぬま楽市という言葉そのものが初耳でもありまして、計画の中身がわかりませんので、以下の点についてお尋ねをいたします。


 1点目は、この施策の概要についてお示しをください。


 2点目は、周辺住民の利便性について検討という表現が使われておりますが、現時点ではどのような考えかをお尋ねします。


 3点目です。市内外から来街者の集客誘導を検討という表現が使われておりますが、現時点ではどのような考えか、答弁を求めます。


○議長(阿見英博君) 答弁を求めます。


 経済部長、高田君。


○経済部長(高田久男君) かぬま楽市についての質問にお答えいたします。


 「KANUMA“ステップ・アップ”ビジョン」の数多い事業の中から、(仮称)かぬま楽市の開催に意をとめていただきました。まず、施策の概要についてでありますが、中心市街地においてジャスコ跡地に整備する広場等を活用して、市内外から多くの方が集まる定期的な市を開催し、これを本市の魅力をアピールする新たな事業としたいと考えております。今年度から事業実施に向け検討を進めてまいります。


 次に、周辺住民の利便性の向上についてでありますが、多種多様な品ぞろえにより周辺住民に喜ばれ、楽しみとなるような市を想定するとともに、地元商店街への波及効果を生むような取り組みも検討したいと考えております。市内外からの集客誘導につきましては、出店者の公募も含めて雑誌やテレビ等のメディアを活用し、市内外に広く周知をいたします。また、地域のイベントや周辺施設の連携により、来場者が鹿沼を回遊して楽しめるような幅広い事業展開ができればと検討していきたいと考えております。


 以上で答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 松井正一君。


○5番(松井正一君) ただいまの答弁に対しまして再質問いたします。


 冒頭数多くという言葉をつけていただきまして、お褒めの言葉ありがとうございます。5か年計画で実施する事業内容に掲載をされましたから、5か年のうちに実施されるのであろうなということを含めますと、今まで聞いたことがなかったということで聞いたわけであります。そこでお尋ねをしますが、まずこの施策の概要に対する答弁では、今年度から検討とありました。あらかじめ検討していないとこの計画書には載ってこないのではないかと私は思いますから、その点再度答弁を求めます。


 2点目です。地元商店街への波及効果、これは大変喜ばしいことであります。どの程度の波及効果を予測しているのか、今年度から検討するということですから、波及効果の予測は難しいとは思いますが、答弁を求めます。


 以上2点です。


○議長(阿見英博君) 答弁を求めます。


 経済部長、高田君。


○経済部長(高田久男君) かぬま楽市についての再質問にお答えいたします。


 まず、5か年間の中でということで前置きしてありましたけれども、2005年の4月に策定いたしました鹿沼市中心市街地新拠点整備事業、いわゆる「まちなか創造“夢”プラン」の中には、まちの広場、駐車場の整備ということで、その規模と機能と活用というものが位置づけられておりまして、その中で広場という部分がございます。この中では、楽市という言葉は使っておりませんが、ぶっつけなどのお祭りイベントや市(農産物直売やフリーマーケット)などの定期的な開催ができるよう基盤を整備します。こういうことがありますので、これに基づきまして位置づけたものでございます。


 次に、どのぐらいの波及効果ということでございますが、これについては、数値的にはなかなか難しいものがございますが、市といいますと現在各地でフリーマーケットというものが開かれております。概念といいますか、イメージ的にはそういうものが近いかなと思いますけれども、鹿沼市、本市におきましては、いわゆる単なるフリーマーケットではなくて、本市の物産やブランドをアピールできるようなものにしていきたい、このような思いがございます。


 答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 松井正一君。


○5番(松井正一君) 答弁ありがとうございました。私も一昨年総務常任委員長のときに、総合計画の審議会の委員を務めさせていただきました。そのときには、このような話もありませんでしたし、また現在はまちなか総合活性化調査特別委員会委員でもありまして、その辺も含めて質問したわけであります。いずれにしましても要望でありますが、数字的には難しいという地元商店街の波及効果でありましたが、是非ともここが一番重要でありますので、波及効果が多く出るように頑張っていただけるようお願い申し上げます。


 私は、個人的に調査をしましたが、お隣の日光市におきましては、にぎわいのあるまちづくり研究会様が実施をされておりますが、六斎市というものが毎月第3土曜日にJRの今市駅前の土地区画整理事業で新しくなったまち並みを利用して、地元の方々のご努力により、25回の市を開催しております。運営主体などをこれから検討課題も多いと思いますので、ご参考にいただければ幸いでございます。


 以上要望にいたしまして、次の項目に移ります。


 3点目です。青少年が集いふれあう環境づくりについてお尋ねをいたします。このたび私も委員で参画をさせていただきましたけれども、鹿沼市青少年健全育成プラン2007が策定をされました。今回の新規施策は、この育成プランにも大いに関係があると認識をいたした次第であります。私自身この項目については大変ありがたい、賛成の立場で質問をするものでありますが、以下の点につきまして答弁をお願いを申し上げたいと思います。


 まず、1点目ですが、若者が集い、ふれあい、議論する場の創出ということが書いてございます。ちなみに、「“ステップ・アップ”ビジョン」167ページにも載ってございます。どのような考えかをお尋ねをいたします。


 2点目であります。こども議会などの企画によりまして、青少年に政治や市政に関心を持っていただく場を提供してはどうか、お尋ねをいたします。


○議長(阿見英博君) 答弁を求めます。


 市民生活部長、宇賀神君。


○市民生活部長(宇賀神正雄君) 青少年が集いふれあう環境づくりについての質問にお答えします。


 まず、若者が集い、ふれあい、議論する場の創出についての考え方でありますが、この事業は、本年3月に策定した「青少年健全育成プラン2007」の重点事業と位置づけ、青少年が集いふれあう環境をつくり出すことで、若者に本来ある活力と行動力、生き生きとしたアイデアを本市の地域づくりに反映させることを目的としております。事業の核となるふれあいをつくり出す場として、青年層によるワーキンググループの立ち上げを計画しており、その中で青少年が集い、交流し、議論することによって生まれる提案を市の事業として具体化していきたいと考えております。年度計画としては、まず平成19年度において、本年度において公募などにより青少年のワーキンググループ組織を立ち上げます。20年度、来年度ではグループによる調査研究などの活動を経て事業の提案をいただき、市は提案の実現性などについて検討を行います。21年度では事業の実施計画を策定するための詳細な検討を行い、22年度の事業実施を予定しています。


 次に、こども議会など青少年が政治や市政に関心を持てる場の提供についてでありますが、こども議会は、平成11年度に小学生36人が、また平成12年度に中学2年生31人が参加し、実施いたしました。その後は行っておりませんが、政治や市政に対する実践的な学習の機会として実施したいと考えています。これまでの取り組みとしては、青少年に政治や市政に関心を持ってもらうため、国や県選挙管理委員会が実施している明るい選挙推進運動青年リーダー研修会に毎年2名の青年が参加しています。また、毎年1月に新成人が市長、教育委員長を囲んで行うはたちの座談会では、市政へのさまざまな提案や質問をいただくなど、若年層の市政への関心を高めることに努めております。先ほどの青少年が集いふれあう環境づくり事業の推進とあわせて、今後も青少年の発言の場の拡充、市政への参加促進策の実施に取り組んでいきたいと考えています。


 以上で答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 松井正一君。


○5番(松井正一君) 答弁ありがとうございました。内容についてはよくわかりました。是非、今後の実施に向けてよろしくお願い申し上げたいと思います。


 最後の項目に移ってまいります。4点目は、教育施設、保育施設の整備についてということで、大きく4項目お尋ねをしていきます。


 早速1点目、教育施設の整備についてお尋ねをいたします。私は、この間私の基本理念としまして、まちづくりには人づくりが不可欠であるということを肝に銘じながら活動してきたつもりであります。この間も議会でそうした視点に立って質問をしてきたわけでありますが、この教育施設の整備については、いま一つ根拠や具体的な考え方がわからない面もありますので、以下の点についてお尋ねをしたいと思います。


 1点目、鹿沼市の教育施設、これは特に学校などを指しておりますけれども、の整備計画の立て方については、どのような根拠があるかお示しを願います。


 2点目、鹿沼市には、大変多くの教育施設があります。しかしながら、次世代の子どもたちの人づくりを考慮しますと、なるべく早く計画的に整備をしてあげるべきであると考えております。今後の予算措置の考え方についてお示しを願います。


○議長(阿見英博君) 答弁を求めます。


 教育次長、金子君。


○教育次長(金子孝之君) 教育施設の整備についての質問にお答えします。


 まず、教育施設の整備計画の根拠についてでありますが、鹿沼市には小学校が28校、中学校が10校、合計38校の小中学校を有し、校舎や屋内運動場のほか、プールなどの附帯施設を備えております。これらの施設の改築及び改修など、学校施設の整備につきましては、経過年数だけでなく、施設の老朽化の度合いや強度などを総合的に判断し、施設整備計画を策定しております。


 次に、施設整備の予算措置の考え方についてでありますが、市の財政は、依然として厳しい状況ではありますが、良好な教育環境の整備は大変重要なことでありますので、施設整備計画をもとに総合計画に重点事業として位置づけ、国の補助制度の積極的活用を図りながら順次整備を進めているところであります。


 以上で答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 松井正一君。


○5番(松井正一君) 今の答弁に対しまして再質問させていただきます。


 今の答弁の整備計画の立て方の中で、経過年数、老朽化もしくは強度ということで具体的にお示しをいただきました。今回の「“ステップ・アップ”ビジョン」の中では、学校施設耐震化の推進というのが新しい施策で載っておりまして、多分関連があるのだと思います。今回の数値目標でいきますと、耐震診断率が現状は36%、それに対して23年度では89%という数字が出ているのですが、これは学校数に換算すると大体小学校何校、中学校何校みたいなものが出るのかどうか、答弁を求めます。


○議長(阿見英博君) 答弁を求めます。


 教育次長、金子君。


○教育次長(金子孝之君) ただいまの耐震診断についての質問にお答えします。


 耐震診断につきましては、昭和56年以前の建築というような条件もございまして、平成17年度現在では全校を終了しております。ただし第1次診断もしくは一部によっては第2次診断も終了しているところがありますが、この老朽化の状況によっては、次の2次診断、3次診断、次のまた体力度調査というところに移ってまいります。そのような仕組みで耐震診断を実施しております。総合計画の中の学校に換算する数字というのは、もちろん現在ある学校に対する耐震診断の数というものを上げた計算もございますが、全体的な実施率というものを上げたかと記憶しておりますので、議員ご指摘のような何校に換算するというふうなちょっとお答えはできない状況だと思いますので、ちょっとご理解をいただきたいと思います。


 以上で答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 松井正一君。


○5番(松井正一君) わかりました。恐らく第1次と第2次と重複したりとか、そういうこともあるので、学校数は出ないということでよろしいですかね。わかりました。


 次の質問に移りたいと思います。今度は、保育施設のことについてお尋ねをします。保育施設につきましては、老朽化が甚だしいと認識をしております。認可状況によりますと、昭和30年代、もしくは昭和40年代に認可を受けた公立保育園、これは鹿沼、粟野含めてです。というふうな状況だと思います。公立保育園の園舎は古いばかりでなく、子供たちや保育士にとっても不便を来していると思います。早期に改築計画を策定していただきたいと思っておりますので、以下の点について質問をいたします。


 1点目、老朽化した公立保育園が大変多いわけでありますが、今後の整備計画についてお尋ねをいたします。この件につきましては、2004年の12月議会におきましても、老朽化した園舎整備計画の必要性を私は唱えております。しばらく期間もたっておりますので、その辺も含めて答弁を求めます。


 2点目です。遊具の点検による修理や交換について予算措置は十分に行われているのか、お尋ねをします。


○議長(阿見英博君) 答弁を求めます。


 保健福祉部長、柴垣君。


○保健福祉部長(柴垣重司君) 保育施設の整備についての質問にお答えいたします。


 現在公立16施設のうち経過年数40年以上が5施設、35年以上が5施設あります。各施設とも建築後経過年数に応じて維持補修を順次実施しております。今後の整備計画についてでありますが、第4期鹿沼市行政改革実施計画の中で掲げているとおり、補助制度のある民間施設を積極的に支援し、縮小、統合、廃止を含め検討してまいります。また、今後公立保育園の拠点化や民間委託を進めていくために保育士等を含めたワーキンググループにおいて検討してまいりたいと考えております。


 次に、遊具の点検による修理や交換の予算措置についてでありますが、保育園等の遊具については、毎年定期的に全遊具を対象に点検を実施しております。本年度においても25万6,000円の予算を計上し、実施いたします。この点検結果をもとに、保育園施設整備による修繕や緊急を要する場合の修繕、撤去を実施しております。本年度は当初予算で施設整備費138万4,000円、備品購入費68万9,000円を計上しており、順次実施してまいります。また、当初予算において対応できない修繕、撤去、交換などについては、補正予算を要求し、実施しております。さらに、毎年鹿沼建設技能組合員の方々のボランティアにより、遊具の補修や塗装、施設の軽微な修繕等でご協力をいただいております。


 以上で答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 松井正一君。


○5番(松井正一君) ただいまの点について再質問させていただきます。


 今、部長からも答弁があったように、経過年数が大変古いものがもう10か所ぐらいあるということです。私は、この2004年の12月議会でも同じこと言ったと思いますが、確かに今回行政改革実施計画書の中では、63ページに民間保育園の活用ということで、平成19年、22年、23年ころに公設民営も含めて載っているわけであります。ですけれども、今がもう既に古いわけでありまして、大変な状況で現場は対応しているわけであります。しかしながら、保育料、これはいろいろ問題もありますけれども、そういうふうな負担の中で成り立っていることや、昨今の情勢の中で公立保育園の園舎整備に対する国の整備に対する補助金、これがなくなったという以上、やはり新たにそのことについて予算も含めて積極的に整備計画を立てていただかなければならないのだと思います。一つ喜んだのは、「“ステップ・アップ”ビジョン」の121ページに公立、私立の総合的な保育園整備の推進ということが載っております。したがいまして、すべての保育園を民間委託するわけではないでしょうから、特に古い保育園も含めて、先ほど拠点化みたいなことがありましたが、早急に園舎整備計画つくってもらいたいと思うのですが、再度答弁を求めます。


○議長(阿見英博君) 答弁を求めます。


 保健福祉部長、柴垣君。


○保健福祉部長(柴垣重司君) 再質問にお答えいたします。


 今、総合計画のお話の中でも総合的に整備をしていくということでございますが、先ほど答弁したとおり、拠点化、それから民間委託を進めるということで、市長の方からも早急にやれという指示が出ていますので、大至急検討に入りたいというふうに思います。


 以上で答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 松井正一君。


○5番(松井正一君) これは要望といたしますけれども、私はその民間委託ということを早急にということを言っていません。園舎整備計画を早急に立ててくださいということを言っています。これは、やはり過去において、議会において、鹿沼市の保育のあり方について考えていくべきであろうと。これは、鹿沼の保育の現状が公立も民間も含めてあるわけですから、その中で保育のあり方を考えた上で、恐らく拠点化という話が出てきたのだと思います。ですから、もう一声、そこを園舎整備計画ということで立ててもらいたい。とにかく子供たちに本当によい環境を与えてもらいたいという切実な願いがありますので、ご努力していただくよう要望といたします。


 3点目に移ります。教育施設や保育施設の設計についてお尋ねをいたします。私は、この教育施設や保育施設の整備には設計業者の協力が不可欠であると考えております。また、私自身できることならば設計についても施工についても実施可能なものは、極力地元の業者にゆだねてやっていただくべきと考えております。そのためには、関係業者の方々のスキルアップ、これは担当職員も含めてでしょうけれども、スキルアップが大切だと思っております。やはり文部科学省や厚生労働省のさまざまな基準も含めて、基本的にこういう内容だよということはあるわけでありますから、その辺を随時重んじて進めてもらいたいという思いであります。


 早速質問に移ります。教育施設や保育施設の設計について、地元業者のスキルアップも考慮をしながら、整備に関する設計ガイドラインを整備してみてはどうか、お尋ねをいたします。


 また、市内関係業者への説明や指導の機会を設けてみてはどうか、お尋ねをいたします。


○議長(阿見英博君) 答弁を求めます。


 教育次長、金子君。


○教育次長(金子孝之君) 教育施設及び保育施設の設計についての質問のうち、教育施設の設計についてお答えします。


 まず、地元設計業者のスキルアップのための設計ガイドラインの整備についてでありますが、学校施設の整備基準については、施設の規模や教室数、設備など、義務教育国庫負担法及び公立学校施設関係法令等により定められております。設計に当たりましては、これらの基準に加え、建築基準法や設備等の関係法令、整備基準を遵守し、設計を行っております。また、受託業者に対しては、委託作業仕様書に基づきまして随時協議をしながら実施をしております。なお、市内関係業者への説明や指導の機会につきましては、関係各課と連携を図りながら研究をしてまいります。


 以上で答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 保健福祉部長、柴垣君。


○保健福祉部長(柴垣重司君) 教育施設、保育施設の設計についての質問のうち、保育施設の設計についてお答えいたします。


 保育施設の整備においては、児童福祉法第45条第1項の規定に基づき、厚生省令によって児童福祉施設最低基準が定められております。この最低基準において乳児または満2歳に満たない幼児のための乳児室、これは乳児1人につき1.65平方メートル以上確保しなけばならない。または、ほふく室、幼児1人につき3.3平方メートル以上、満2歳以上の幼児のための保育室、または遊戯室、これは幼児1人につき1.98平方メートル以上、野外遊戯場、幼児1人につき3.3平方メートル以上、医務室、調理室、トイレ等の設備を設けることとされております。さらに、保育園の施設、野外遊戯場は、子供の活動が豊かに展開されるためにふさわしい広さを持ち、遊具、用具、その他の素材などを整え、それらを十分に活用されるように配慮するよう、平成11年厚生省児童家庭局長通知の保育所保育指針で示されております。したがいまして、保育施設においては、これら最低基準及び保育指針に基づき設計することとなっております。


 なお、市内関係業者への説明や指導の機会につきましては、関係各課と連携を図りながら研究してまいりたいと考えております。


 以上で答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 松井正一君。


○5番(松井正一君) ありがとうございました。答弁についてはわかりました。私は、この間限られた現場の実情しか知らない中でのいろいろと自分なりの調査ということもありましたから、まだまだその辺は不利な部分があるわけでありますが、いずれにしましても、いろいろなこういう教育施設や保育施設を、これから鹿沼においてもつくっていくに当たっては、より充実したものをつくるという意味で、そういう関係業者の方々に連絡の機会を、連携の機会をつくっていくという意味での質問でありました。その辺、今後、各課研究、または検討していくということでありましたので、よろしくお願いしたいという要望としたいと思います。


 最後の項目に移ります。教育施設や保育施設の維持管理についてお尋ねをいたします。鹿沼市におきましては、この間施設の木質化などの独自の整備を推進してきているわけであります。しかしながら、こうした施設は、長期間使用する公共施設でもあるわけでありまして、教育保育施設、場合によってはほかの施設も絡むわけでありますが、維持管理というものは、大変重要なこととなってくると思います。数だけ考えても、相当多くのものがこれからできてくるわけでありますし、そういう意味ではこの維持管理、重要なのではないかと私は認識しております。そうした視点に立って、今回は教育施設や保育施設ということで、この整備後の維持管理に関する基本的な考え方をお示しを願います。


○議長(阿見英博君) 答弁を求めます。


 教育次長、金子君。


○教育次長(金子孝之君) 教育施設及び保育施設の維持管理についての質問のうち、教育施設についてお答えします。


 維持管理の基本的な考え方についてでありますが、施設や設備の定期的な保守点検の実施により、良好な教育環境の維持確保、さらには児童生徒の安全確保に努めております。もし不具合等が発生した場合には、迅速な改修、修繕に努めてまいります。


 なお、本年度は安全・安心な学校づくり事業においても予算を確保し、施設及び設備等の整備、改修を実施してまいります。


 以上で答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 保健福祉部長、柴垣君。


○保健福祉部長(柴垣重司君) 教育施設、保育施設の維持管理についての質問のうち保育施設の維持管理についてお答えします。


 既存の保育施設については、児童福祉法第45条第1項の規定に基づき、児童福祉施設最低基準が定められており、その中で整備後においても常時遵守されていることが必要であるとされております。その最低基準を維持し、施設の維持管理を実施してまいります。


 また、遊具等におきましては、今後も毎年保守点検を実施し、維持補修を図ってまいります。


 以上で答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 松井正一君。


○5番(松井正一君) ただいまの答弁に対しまして質問をしたいと思います。


 これは教育次長にお尋ねしたいのですが、学校の方になります。実はこれ基本的な考え方という聞き方をしたのは、とりあえず見解を聞いた上でということで、一つ具体的な提案があったのです。例えば実際の維持管理ということで、例えば学校施設は放課後等については、社会体育などで開放がされているわけでありまして、いろいろな団体の方が登録をして、当該施設を使っている経緯があります。当然その団体の方々のご意向もあるので、一概にはまとまらないかもしれませんが、例えばその該当場所の学校とか校庭とか体育館、年に1回ないし2回、その実際登録をしている団体に呼びかけて、清掃活動ぐらいはできるのではないのかという提案があったのです。ですので、この点については、ちょっと考えられるかなと思いまして、急な話で恐縮ですが、見解を求めたいと思います。


○議長(阿見英博君) 答弁を求めます。


 教育次長、金子君。


○教育次長(金子孝之君) 基本的には行政、市が責任を持って維持補修を図っていくというのが、先ほどの基本的な考え方でございます。ただいま議員からのご提案につきましては、学校でもPTA等、保護者、PTAですか、関係する団体、組織からご協力をいただいて、そういったご協力をいただいている状況もございます。まことにこれは大変ありがたいとは思いますので、いろんな程度の問題もありますし、量的な問題もありますし、全部が全部私どもで甘えるというふうなわけにはいきませんが、是非子どものためにというふうなことで、ご協力いただければ大変ありがたいというふうには考えております。


○議長(阿見英博君) 松井正一君。


○5番(松井正一君) ただいまの教育次長の答弁をもちまして私の一般質問を終わりにしたいと思います。ありがとうございました。


○議長(阿見英博君) 暫時休憩いたします。


 再開は、3時40分といたします。


 (午後 3時25分)


○議長(阿見英博君) 休憩前に引き続き再開いたします。


 (午後 3時40分)


○議長(阿見英博君) 本日の会議時間は議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。


 引き続き、発言を許します。


 16番、塩入佳子君。


○16番(塩入佳子君) 16番、塩入でございます。今議会、私は3点の質問を通告しております。通告順に従いまして質問いたしますので、よろしくお願いいたします。


 初めに、養護学校、今は特別支援学校というふうに呼んでおりますけれども、の誘致について伺います。ことしの4月15日の「県議会とちぎ」という広報紙によりますと、3月の県議会において鹿沼地区選出の県会議員から次のような質問が出されました。その内容は、鹿沼市などから宇都宮市など、周辺の盲学校、聾学校、養護学校に108人の児童生徒が通学しており、鹿沼市への特別支援学校の設置は、極めて高いと考える。本来新設を望むところであるが、財政的に厳しいのであれば、特別支援学校の分校や分教室の設置も検討すべきと考えるがどうかというものであります。それに対しまして、県の平間教育長は、養護学校のない地域での障害のある児童生徒に対する効果的な教育のあり方、例えば特別支援学校の分教室あるいは分校による教育のあり方については、その設置及び管理運営の実態など、他県の状況も十分調査して検討作業に入りたいと答弁しております。


 鹿沼市から多くの児童生徒が通学している富屋養護学校は、宇都宮にあるのですけれども、年々入学者が増加し、鹿沼市を運行するスクールバスは、従来には乗車させてもらえた高等部の生徒が、乗車できない状況になっています。県議の議会質問をきっかけに、特別支援を必要とする子どもを持つ保護者たちからは、地元にぜひ養護学校、今後は特別支援学校となっていくと思いますが、現に宇都宮大学の附属養護学校は、ことしの4月から宇都宮大学教育学部附属特別支援学校というふうに呼び方を変えたと聞いております。その養護学校の誘致、設置をと求める声が一層高くなっています。


 私は、平成16年の9月の定例議会において、養護学校の誘致について質問をいたしております。その折、当時の教育次長の答弁では、鹿沼市から養護学校に通学、通級する児童生徒は、盲学校、聾学校も含めると、当時ですが、小学部児童が23名、中学部生徒が29名、高等部41名で、合計93名であること。宇都宮市にある富屋養護学校は、鹿沼市内にスクールバスが運行されており、小学部児童14名、中学部生徒17名がスクールバスで通学をしていること。それ以外の盲、聾、養護学校へ通学する児童生徒は、電車通学や自家用車による保護者の送迎によっていること。養護学校の誘致については、県教育委員会と関係との協議を行うとともに、養護学校に通学する児童生徒の保護者の意見も聞きながら、中期的課題として検討を行っていきたいと考えているとのことでした。特別支援学校の誘致に関心を持っている人々にとって、中期的ということだったので、そろそろこの問題が具体化してくる頃かなと考えておりましたところだったので、そういうタイミングのときの質問でしたので、鹿沼市の対応に大きな関心と期待を持って注目をいたしております。


 障害を抱える子供を持つ保護者、特に送迎にかかわるのは、ほとんどが母親ですので、子どもの送迎に要する時間と手間は、子どものためにも何とか働かなければと、仕事も頑張る母親の状況を一層厳しいものにしています。富屋養護学校の保護者の間では、鹿沼農業高校と粟野高校との合併によって廃校となるであろう粟野高校を養護学校、特別支援学校とする案が浮上しているらしいとしきりにささやかれておりますが、このことも含めて、鹿沼市としては、現在どのような状況にあるのでしょうか。県議の質問書を取り寄せて拝見しましたところ、「鹿沼市の教育長からも、県の方には要望が上がっていると思いますので」とありました。鹿沼市としてはどのような方向性を打ち出しているのか、伺います。


○議長(阿見英博君) 当局の答弁を求めます。


 市長、阿部君。


○市長(阿部和夫君) 養護学校の誘致に関する本市の方向性についての質問にお答えいたします。


 先ほど塩入議員の方から県議の質問がということがございました。これにつきましては、鹿沼市の選出の議員と連携を深めて、鹿沼市の意向を伝えるべきその質問ということで、ご協力をいただいているということも重要でもありますし、さらには18年度の鹿沼市の重点要望事項ということで、それに値すべき方策をということでお願いもしてございます。さらには、19年度の県への要望事項の中にあっても、鹿沼市の要望として重点事業の一つとして位置づけをして、今、提出をしているということでございます。そのようなことを踏まえながらお答えを申し上げたいと思います。


 特別支援学校においては、整った施設設備の中で、専門的な知識や技術を持った指導者により、少人数での指導が受けられるなど、児童生徒一人ひとりの障害の種類や程度に応じたより専門的な教育を受けることが可能になっております。5月1日現在、本市から県内の特別支援学校に通っている児童生徒数は110名で、そのうち約半数の57名が富屋養護学校に在籍をしております。しかしながら、富屋養護学校の高等部のみならず、他の特別支援学校においても、児童生徒の送迎は保護者が行わなくてはならない状況にあり、大きな負担になっているところでございます。実は、富屋養護学校の送迎につきましては、現在まで富屋の送迎バスというのが運行されている中にありまして、特に今まで空き席があるということで、高等部の皆様方もこれを利用しておったと、こういうことでございます。しかしながら、小中学生の利用というのが約39名だったでしょうか、の方々が利用するということになってしまったということで、高等部の皆様方が利用できないということで、実は山崎議員の方から、これを何とかせよと、こういうことで要望をいただいておりまして、それをヤングリーブスの車も富屋養護学校に運行されているということもございまして、それが利用可能かどうかということを検討もいたしているところでもございますし、さらにはこの支援学級に通われるとなれば、不公平を来してはならないということもございまして、全体的な中でどうあるべきかということも検討をいたしているところでもございます。特に富屋養護学校については、現在使われているヤングリーブスのバス、いわゆる送迎をいたして、迎えに行っているわけでございまして、そういうバスの活用をすれば、富屋養護学校の57名の支援はできるだろうと、このようにも今考えさせていただいて、検討をしているということでございます。したがいまして、57名の皆様方には負担がないような施策を実施すべき方法を今検討をしているということをつけ加えさせていただきたいと思います。


 また、多くの保護者が地元の学校との交流学習を深め、地域で育てたいという意向も持っております。さらに、本市の小中学校にも個別の支援が必要な児童生徒が在籍しており、こういった児童生徒一人ひとりに対する指導をさらに充実していくためにも、特別支援学校が身近にあることが必要です。以上のような点から、本市に特別支援学校を誘致する必要性があることは、十分認識をしております。特別支援学校の誘致につきましては、本市の重点事業として位置づけられており、これまでも県に積極的に働きかけて要望をしてきておるところであります。特に非公式ではありますが、知事にも会うたびに特別養護学校の誘致を早くにお願いをしたいと、こういうことも申し添えていることも事実でございます。そういった本市からの働きかけに対して、ことしの3月の県議会において、地元の県議から質問があり、県教育長から先ほどご指摘がございましたとおりに、「特別支援学校の分教室や分校における教育のあり方について検討作業に入りたい。」と答弁があったところであります。今後さらに県の検討状況や動向を見守りながら、特別支援学校の誘致を積極的に働きかけていきたいと考えております。


 以上で答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 塩入佳子君。


○16番(塩入佳子君) ご答弁ありがとうございます。鹿沼市も積極的に働きかけをしてくださっていると。そして、内々でしょうけれども、知事の方とも連携ができるということで、大変心強く思っているところでございます。この前、3年前の答弁で周期的ということがあったのですけれども、そこまで盛り上がってきているところでしたら、大体どの辺というめどはついているのでしょうか。その辺のところをお伺いしたいと思います。


○議長(阿見英博君) 答弁を求めます。


 市長、阿部君。


○市長(阿部和夫君) 再質問に答弁いたします。


 これは、鹿沼市は要望していく、いわゆる県立高校を鹿沼市、あるいは支援学校を、分校であっても鹿沼市で設置をするというのは、非常に難しいということはご理解をいただけるかと思います。ですから、県でどのような位置づけをしていただけるかということで考えているところでありまして、県がどこにつくるか、何年につくるかということは、県サイドの事業でありまして、私たちは行政としては、鹿沼市としては、強く要望をしていくことにとどまるかなと、こういうふうに思っているところであります。いずれにしましても、誘致ができるように大いに頑張ってまいりたい、このように考えているところでありますので、ご理解をいただきたいと思います。


 再質問に対する答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 塩入佳子君。


○16番(塩入佳子君) 市長の答弁はわかりました。ただ、県の方で調査をして視察をしていくという話も聞いておりまして、それが5月中だったということだったものですから、その辺の情報が市長の方にも入っているのかなと期待をしたのですが、その辺はいかがでしょうか。


○議長(阿見英博君) 市長、阿部君。


○市長(阿部和夫君) 再々質問にお答えいたします。


 ただいま5月中に県がということでありますが、神谷県議の質問、今回恐らく小林県議もやるでありましょう。そういうことを踏まえると、早目に県にやっていただこうと、こういうふうに思っているだけでありまして、5月に調査に来たということは、粟野高等学校の行く末をどうあるべきかということの調査に来たのだろうと、このように私は理解をいたしているところでありまして、今それが養護学校になるかどうかということは、県がこれから検討に入ることでありまして、5月がそれに値するかというと、幾分疑問にも感じる、そういうことでございます。


 再々質問に対する答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 塩入佳子君。


○16番(塩入佳子君) 県議のお名前を挙げていただいて、またこの次の県議会にもよく注目をしたいと思っておりますが、ただ粟野高等学校のことですね。粟野高等学校につきましては、高等学校ということで、市の管轄ではないというのは、承知しておりますけれども、大変うわさが広がってしまっているので、その辺のことについて、もし差し支えなければお聞かせいただければ。


○議長(阿見英博君) 市長、阿部君。


○市長(阿部和夫君) 質問にお答えいたします。


 粟野高等学校の行く末ということでございますが、それが養護学校に、こういうことになろうかと、こういうことでありますが、現在のところうわさは出ているようでありますが、県からのはっきりとした返事をいただいているわけではありませんし、質問をされたその両県議、これからするでありましょうが、その方々の話を聞くと、まだこの方向性が固まらないという状況にあるのではないかなというふうに思っております。私は、できれば新たな学校として鹿沼市の養護学校、県西地区にはないわけでございますので、こういうことも一つの方策だろうということの要望も中には加えさせていただいているということをご理解をいただきたいと思います。


 質問に対する答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 塩入佳子君。


○16番(塩入佳子君) できれば市長が今最後におっしゃられましたような新たなということで、私も非常にこのことを切望しております。数少ない市長との接点で賛同するところでございますので、ぜひ実現するとうれしいなと思っております。


 以上をもちまして、次に移らさせていただきます。


 2番のやまびこ荘についてお伺いいたします。昨年やまびこ荘が久我から市街地の日吉町に移転、新築されました。市街地といっても緑豊かな見晴らしのよい高台にありまして、好ましい環境の中で順調な再スタートを切ったようです。ただ、施設入所者も平均年齢が多分57歳とおっしゃったと思いますけれども、高齢化が進み、もともとの目的である入所者の更生に必要な生活支援と機能訓練を行い、社会適応性を養うことがなかなか難しい面も見られるように思います。また、せっかくのすばらしい施設ですので、デイサービス機能も十分に生かされてほしいと思います。


 しかし、このデイサービスの定員割れも生じているようですが、18歳以上という年齢制限を緩和して、年齢的に幅広く利用者の門戸を広げてはいかがでしょうか。養護学校、特別支援学校において、長期休業中などの児童生徒の留守家庭児童生徒支援は、受け皿が不足をしております。先ほどヤングリーブスという言葉が答弁の中にありましたけれども、希望の家のヤングリーブスくらいしか長期休業に対応できる体制がありませんので、子供が夏休みとか冬休みなど長期休業に入ると、保護者は仕事にも出にくく、困難な生活を強いられることになります。やまびこ荘においては、大変意欲的で優秀な職員がそろっているようですし、ぜひ18歳以下にも利用者に門戸を広げ、利用を望む保護者の利便を図るようしていただきたいと思いますが、そのことについてお尋ねをいたします。


○議長(阿見英博君) 答弁を求めます。


 保健福祉部長、柴垣君。


○保健福祉部長(柴垣重司君) 障害児の放課後児童支援体制としてのやまびこ荘の利用についての質問にお答えいたします。


 本市では、障害児の放課後児童支援対策として、障害を持つ小中学生、高校生の学校終了後の放課後や長期休みの日常生活の基本動作や集団生活の適応訓練を行うことを目的に、民間施設に事業を委託しております。利用状況につきましては、定員19名に対して利用登録者は35名で、1日平均では15名が利用をしております。そのほかに平成18年10月から障害者自立支援法の施行に伴いまして、市の地域生活支援事業として、委託により日中一時支援事業を実施しており、半年の実績では、全体で44名の利用があり、そのうち小中学生、高校生の利用が約8割の34名となっております。


 やまびこ荘につきましては、知的障害者更生施設の入所施設として市において設置した施設で、平成18年4月1日に現在の日吉町に移転しております。また、移転に伴い、新たに平成18年の5月から短期入所とデイサービスの福祉サービスを開始しており、利用状況については、現在入所が定員30名のところ30名の入所、短期入所が定員6名で3名が利用されております。デイサービスについては、定員15名に対して5名の利用となっておりますが、今後養護学校の卒業生の利用などが見込まれ、利用者は増加していくものと予想しております。やまびこ荘での放課後児童支援体制の実施については、担当職員の増員や施設の拡充が必要となることや、現在委託により事業を実施していることから、各委託施設での十分な活用を図ってまいりたいと考えております。


 以上で答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 塩入佳子君。


○16番(塩入佳子君) やまびこ荘についてお尋ねをしたわけですけれども、デイサービスの定員が15名のところが5名ということで、今後は養護学校、特別支援学校の卒業生などの利用が見込めるとのことですけれども、現実に特別支援学校の生徒たちが、先ほども申しましたように、長期休業中などは、全部引き受けていただけているような状況ではないので、ぜひやまびこ荘には受け入れをお願いできないかという切実な希望がございます。施設の充実及び職員の増員などが図られねばならないということでしたけれども、今現在10名ほどの空きがあるわけですが、それでもやはりその施設充実、どんな充実が必要なのか、そして増員が今現在のあと10名ということであっても必要なのでしょうか、その点を再質問させていただきます。


○議長(阿見英博君) 答弁を求めます。


 保健福祉部長、柴垣君。


○保健福祉部長(柴垣重司君) まず、この18歳未満の子供たちを預かるということについては、県の許可が必要なことがまず一つあります。これは、申請をして許可を得なければならない。その許可をもらうときにも当然施設、どういう状態でその子供を預かるのだということもございます。ですから、先ほどの施設についても、デイサービスの方と一緒に、ただ広い部屋があればいいというのではなくて、そういった児童対策の用としての部屋が、施設が必要ということと、それからやはり預かる以上、職員もついていなければなりません。それから、送迎もしなければ、自分1人では来られませんので、そういった諸々のことを考えると、現在ここの施設は成人18歳以上の方の施設ということで考えております。


 それともう一つは、やはり民間の委託施設、先ほどヤングリーブスと言いましたけれども、希望の家のですね、そこに委託をしているという兼ね合いもございますので、現在のところそれらの充実を図ってまいりたいということでご理解をいただきたいと思います。


 以上で答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 塩入佳子君。


○16番(塩入佳子君) ただいまの民間委託ということでヤングリーブスという名前を出しましたけれども、ヤングリーブスの場合は、週3回、3日しか受け入れていないのですよね。ただし休業中は毎日休みなわけですから、そういったところが充実しないといいますか、不備であるということですので、全く今15名中の5名ということで10人分あいているので、そこを何とかならないのかなと。そして、18歳以下の場合には、県の許可、申請、許可が要るというお話でしたけれども、鹿沼市やまびこ荘デイサービス事業実施要綱新旧対照表というのを、これを見たところ、旧要綱と新要綱の違いというのは、旧の方は出ていないのですが、新しい方に、主に在宅の知的障害者に対しということで、学校という在宅ではない、学校に行っているのですが、そういう子供も対象に門戸を広げることできるのではないかなということと、それから第4条の方に「満18歳以上の在宅の知的障害者を主なものとする」ということで、主なものということは、そのほかにも幅があるということですよね。ですから、そこら辺のところを規制を緩和していただいて、受け入れができないものか、再度質問をさせていただきます。


○議長(阿見英博君) 答弁を求めます。


 保健福祉部長、柴垣君。


○保健福祉部長(柴垣重司君) 再々質問にお答えしたいと思います。


 ここで鹿沼市やまびこ荘デイサービス事業実施要綱をごらんになっているのかと思いますが、ここの中で「主なもの」というものについては、これは知的障害者だけではなくて、例えば精神とか身体障害者の方とか、そういった障害者の方も受け入れるというのが主なものという、その言い方のその内容でございまして、年齢を主なものなので18歳未満もということではないので、これについては、先ほど申し上げましたとおり、県の方に申請をして、そのような施設であるという認定をもらってやらなければならないということでございます。


 それと、やはり民間施設の経営もありますので、その辺も視野に入れて考えていただきたいというふうに思いますので、答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 塩入佳子君。


○16番(塩入佳子君) 民間とせっかく市の施設があるのですから、市の施設を利用したらいいのではないのかなと思うのですけれども、民間の方との兼ね合いというのは、ちょっとその辺が理解できないのですけれども、民間で全部受け入れていただける、そして月火水木金と預かってくれるのならいいのですけれども、そういう状況にないという場合に、やっぱり鹿沼市の方として、そこら辺を充実させるような考えはないのか。そして、県の方に要望が必要ということですけれども、県に要望して許可ができるのでしたら、ぜひそうしていただけるような方向性を考えられないものか、もう一度質問いたします。


○議長(阿見英博君) 答弁を求めます。


 保健福祉部長、柴垣君。


○保健福祉部長(柴垣重司君) 民間施設の利用の充実を図ってまいりたいと私先ほど言いましたけれども、やはり民間ですので、当然経営がございます。民間ですから、当然そこから収入を得ているわけですので、それらに対して市の方から助成金を出しておりますので、それが例えばなくなると、仮にやまびこ荘で全部預かるということになれば、今現在かかわっている職員の方々、あるいはバスを運行している運転手とか、そういった雇用の問題までありますので、これは当然民間企業という考え方ですので、その辺も視野に入れて今現在考えているということでございますので、ご理解願いたいと思います。


 以上で答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 塩入佳子君。


○16番(塩入佳子君) 企業であるということもわかりますけれども、月水金というところしか、週3回だから多分そうなのかなと思うのですけれども、間の3日間をこちらで請け負うとか、そういうことはできないのでしょうか。


○議長(阿見英博君) 保健福祉部長、柴垣君。


○保健福祉部長(柴垣重司君) 再々質問にお答えしたいと思います。


 そういうすみ分けといいますか、するというお話なのですけれども、先ほど申し上げたとおり、やはり1日でも2日でも預かる場合には、職員の雇用もしなければならないし、それから送迎も考えなくてはなりません。それから部屋も用意しなくてはなりません。これは1日、週に例えば3日預かるとか、そういうことではなくて、やはり民間施設の方の充実を図ってまいりたいと、先ほど言いましたのは、そういった意味も含めて、例えば曜日が通してできないと、月曜日から土曜日までできないということになれば、それらの充実も視野に入れて、それはヤングリーブスの方と話し合いをしながら、その辺の充実を図ってみたいということで、施設をやまびこ荘の方に改めてそういった施設をつくるとか、そういうことではなくて、今あるヤングリーブスの施設の充実を図っていきたいという考えでございますので、その辺ご理解願いたいと思います。


 以上です。


○議長(阿見英博君) 塩入佳子君。


○16番(塩入佳子君) では、確認をいたします。


 民間であるヤングリーブスの方に週3日しか今は対応できていないけれども、市の方としては、週全部できるように働きかけをするということになりますか。


○議長(阿見英博君) 保健福祉部長、柴垣君。


○保健福祉部長(柴垣重司君) ヤングリーブスは、土日はやっておりませんが、月曜日から金曜日まで5日実施しております。また、それと日中一時支援というようなこともありますので、そういった利用の方法もあります。それから、デイサービスもそれぞれ行っておりますし、それから鹿沼市内ではありませんが、ほかにも9か所、日中一時支援事業をやっているところが市外にもありますので、そういう利用も考えていただきたいというふうに考えております。


 以上で答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 塩入佳子君。


○16番(塩入佳子君) どうしてもやまびこ荘は使いたくないというようなのですけれども、せっかく空いているのにもったいないなという考え方なのですが、どうしても嫌だというものは仕方がありませんので、民間の充実を要望いたしまして、次に移りたいと思います。


 では、最後になりますが、なごみ館の利用についてお尋ねをいたします。先ほど1番目に荒井議員からも出会いの森の福祉センターの利用について、バス便のことの要望、質問がありました。私の方も同じところに設置されているのですけれども、なごみ館の利用について伺います。


 出会いの森にあります高齢者福祉センターへの利用者に対する旧鹿沼市からのバス便は、比較的充実しております。先ほどのとおりでございます。時々は路線の見直しなどもされ、より利便性が向上していくのは、市民にとってありがたいことだと思います。しかし、粟野地区からの交通の便はよくありません。先ほどのとおりです。温泉施設は、答弁にもありましたが、粟野地区にもあり、良質な温泉が確保されておりますけれども、リハビリができるなごみ館のような施設は、粟野地区にはないので、粟野地区住民も利用できるよう、運転できない高齢者も多いわけですから、粟野地区から循環する、あるいは運行できるようなバス便を考えられないかについて質問をいたします。


○議長(阿見英博君) 答弁を求めます。


 保健福祉部長、柴垣君。


○保健福祉部長(柴垣重司君) なごみ館の利用について、粟野地区住民の利便性を考慮して、交通の便の確保が必要ではないかとの質問にお答えします。


 現在、なごみ館では、バス等の運行は行っておりません。昨年9月1日から9月30日までの一般高齢者トレーニング事業参加者を対象とした調査では、なごみ館への来館者の交通手段は、自家用車が78.4%、リーバスが11.3%、隣接する出会いの森福祉センターの送迎バスが5.7%、自転車が2.3%、バイクが2.3%という結果でありました。


 なお、自家用車につきましては、自分で運転する場合、家族の運転による場合、友人の運転による場合が含まれております。


 なごみ館では、パワーリハビリ事業や一般高齢者トレーニング事業などを開始時間を決めて実施しております。しかし、事業の実施に当たり、あらかじめ参加者が出会いの森福祉センターの送迎バスやリーバスを使ってくることがわかっている場合は、他の参加者の了解をいただき、到着時間に合わせて開始時間を調整しながら事業を実施しております。鹿沼市全域を網羅するなごみ館独自の公的な交通機関を運行するという選択肢もありますが、なごみ館の利用者数や運行効率、運行に要する経費等を考えますと、公的な交通手段を確保することは、現在のところ困難であると考えております。


 以上で答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 塩入佳子君。


○16番(塩入佳子君) というさっぱりした回答でしたけれども、先ほどの答弁にもありましたように、医療費の改革プランによって、平成27年度までに医療費の25%を削減するのが目標となっているということもありまして、このリハビリの施設というのは、大きくこれを向上させるものではないかというふうに思われるのですが、医療費を減らすためにここにお金をかける。こちらにあるお金をこちらに使う。無駄なところに使う必要はないですね。ソフト面でここにお金を入れたらここが浮くという、もっと浮くというふうなお金の使い方が望ましいと思うのですが、経費がと言われてしまうと、お金がないのではしようがないかなというふうに思いがちですけれども、でもお金は使いようで、生かして使うということを考えて、バス1台と言わないまでも、いろいろ方法があると。マイクロもあるでしょうし、タクシーみたいな小さな乗り合わせのタクシーみたいのもあるでしょうし、何らかの方法でこの医療費を減らすためにも、粟野からの使用者の平等な利用ができるような方法を考えていただきたいと思いますが、その辺もう一度お伺いします。


○議長(阿見英博君) 答弁を求めます。


 保健福祉部長、柴垣君。


○保健福祉部長(柴垣重司君) 再質問にお答えいたします。


 なごみ館では、現在パワーリハビリ事業、それから一般トレーニング事業など開始時間を定めて実施しております。その中で、一般トレーニング事業といいますのは、1日に4回講座を開いております。9時半から、それから11時から、それから1時半から、3時から、これが金曜、土曜、日曜、それと火水木では、午後の1時半からと3時からと、このようなトレーニング時間帯で、大体おおむね1時間程度のトレーニングが必要だということでございます。ですから、その1時間の1講座に対して10人程度の受け入れを現在やっております。その10人の方々は、もちろん粟野からも来る方もいらっしゃるかと思うのですが、北犬飼、板荷、西大芦と、こればらばらでございますので、それらの方々が1時間に10人程度といいますと、1日に4便往復出さなくてはならないと。これは、当然粟野だけを考えているわけではありませんので、鹿沼市全体を考えなくてはならないということになりますと、これをなごみ館のためにバスを用意して、それで1日のうちに4回、5回、6回とバスの運行を全地域を動かすということになりますと、お金の問題で言っているだけではなくて、ちょっと無理があるのかなと。このバス方式でやるのは、ちょっとなじまないのではないのかなというふうに考えております。温泉の方のバスというのは、あれは温泉専用ですので、このなごみ館は場所は一緒ですけれども、使用形態が全然中身が違いますので、その辺ご理解を願いたいと思います。


 以上で答弁を終わります。


○議長(阿見英博君) 塩入佳子君。


○16番(塩入佳子君) だんだん年をとっていくと、車を運転できた人もできなくなるとか、それから高齢者の方に聞いてみると、お嫁さんとか息子さんとかに、ちょっと送っていってくれないかいと頼むのも、なかなか頼みにくいという事情もございます。その辺のところを配慮して、これは要望でございますが、将来的に、特に粟野は合併をしていろいろと大変な面もございますので、温かい配慮をしていただきたいと要望いたしまして、私の質問を終わります。


 ありがとうございました。


○議長(阿見英博君) お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。


 (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(阿見英博君) ご異議なしと認めます。


 したがって、そのように決定いたしました。


 なお、明日は定刻から本会議を開きます。


 本日はこれで延会いたします。


 (午後 4時23分)