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栃木県 鹿沼市

平成19年第1回定例会(第5日 3月16日)




平成19年第1回定例会(第5日 3月16日)




     平成19年第1回鹿沼市議会定例会会議録(第5日)





開  議  平成19年3月16日(金)午前10時






 日程第 1 議案第1号から議案第55号までについて(委員長報告、質疑、討論)


 日程第 2 議案第1号及び議案第2号について(採決)


 日程第 3 議案第3号から議案第55号までについて(採決)


 日程第 4 議案第63号について(提案理由の説明、採決)


 日程第 5 議員案第1号及び議員案第2号について(採決)


 日程第 6 市行政推進調査特別委員会委員の選任について





会議事件


 議案第 1号 平成19年度鹿沼市一般会計予算について


 議案第 2号 平成19年度鹿沼市国民健康保険特別会計予算について


 議案第 3号 平成19年度鹿沼市公共下水道事業費特別会計予算について


 議案第 4号 平成19年度鹿沼市簡易水道事業費特別会計予算について


 議案第 5号 平成19年度鹿沼市公設地方卸売市場事業費特別会計予算について


 議案第 6号 平成19年度鹿沼市見笹霊園事業費特別会計予算について


 議案第 7号 平成19年度鹿沼市老人保健特別会計予算について


 議案第 8号 平成19年度鹿沼市農業集落排水事業費特別会計予算について


 議案第 9号 平成19年度鹿沼市介護保険特別会計(保険勘定)予算について


 議案第10号 平成19年度鹿沼市介護保険特別会計(サービス勘定)予算について


 議案第11号 平成19年度鹿沼市財産区管理会特別会計予算について


 議案第12号 平成19年度鹿沼市水道事業会計予算について


 議案第13号 平成18年度鹿沼市一般会計補正予算(第3号)について


 議案第14号 平成18年度鹿沼市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について


 議案第15号 平成18年度鹿沼市公共下水道事業費特別会計補正予算(第3号)につ


        いて


 議案第16号 平成18年度鹿沼市公設地方卸売市場事業費特別会計補正予算(第2号)


        について


 議案第17号 平成18年度鹿沼市見笹霊園事業費特別会計補正予算(第2号)につい


        て


 議案第18号 平成18年度鹿沼市介護保険特別会計(保険勘定)補正予算(第3号)


        について


 議案第19号 財産の取得について


 議案第20号 損害賠償の額の決定及び和解について


 議案第21号 辺地に係る総合整備計画の変更について


 議案第22号 宇都宮西中核工業団地事務組合規約の変更について


 議案第23号 栃木県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び栃木


        県市町村総合事務組合規約の変更について


 議案第24号 上河内町及び河内町が栃木県市町村総合事務組合から脱退することに伴


        う財産処分について


 議案第25号 栃木県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体の数の減少及び


        栃木県後期高齢者医療広域連合規約の変更について


 議案第26号 下水道資源化工場施設の建設及び維持管理に関する事務の委託に関する


        規約の変更について


 議案第27号 鹿沼市指定金融機関の指定について


 議案第28号 市道路線の廃止について


 議案第29号 市道路線の変更について


 議案第30号 市道路線の認定について


 議案第31号 鹿沼市公告式条例の一部を改正する等の条例の制定について


 議案第32号 地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する


        条例の制定について


 議案第33号 鹿沼市与洲多目的集会センター条例の制定について


 議案第34号 鹿沼市安全安心なまちづくり条例の制定について


 議案第35号 鹿沼市人権尊重の社会づくり条例の制定について


 議案第36号 鹿沼市副市長定数条例の制定について


 議案第37号 鹿沼市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正について


 議案第38号 鹿沼市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について


 議案第39号 鹿沼市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について


 議案第40号 鹿沼市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の


        一部改正について


 議案第41号 鹿沼市議会議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一


        部改正について


 議案第42号 基金の設置、管理及び処分に関する条例の一部改正について


 議案第43号 鹿沼市手数料条例の一部改正について


 議案第44号 鹿沼市立教育研究所条例の一部改正について


 議案第45号 鹿沼市青年会館条例の廃止について


 議案第46号 鹿沼市重度心身障害者福祉手当支給条例の一部改正について


 議案第47号 鹿沼市重度心身障害者医療費助成に関する条例及び鹿沼市ひとり親家庭


        医療費助成に関する条例の一部改正について


 議案第48号 鹿沼市こども医療費助成に関する条例の一部改正について


 議案第49号 鹿沼市妊産婦医療費助成に関する条例の一部改正について


 議案第50号 鹿沼市予防接種健康被害調査委員会条例の一部改正について


 議案第51号 鹿沼市ペットの管理及びペット愛護等施設の設置に関する条例の一部改


        正について


 議案第52号 鹿沼市粕尾ふれあいの郷交流施設条例の一部改正について


 議案第53号 鹿沼市有肉用繁殖雌牛貸付条例の一部改正について


 議案第54号 鹿沼市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正


        について


 議案第55号 鹿沼市都市公園条例の一部改正について


 議案第63号 鹿沼市副市長の選任について


 議員案第1号 市行政推進調査特別委員会の設置について


 議員案第2号 日豪・EPA交渉に関する意見書の提出について





出席議員(29名)


   1番   横  尾  武  男


   2番   鰕  原  一  男


   3番   駒  場  一  男


   4番   湯  澤  英  之


   5番   松  井  正  一


   6番   増  渕  靖  弘


   7番   津 久 井  健  吉


   8番   関  口  正  一


   9番   前  田  敏  通


  10番   大  島  久  幸


  11番   赤  坂  日 出 男


  12番   橋  本  正  男


  13番   大  貫  武  男


  14番   冨 久 田  耕  平


  15番   鈴  木  章  由


  16番   塩  入  佳  子


  17番   飯  塚  正  人


  18番   山  田  利  英


  19番   小  松  英  夫


  20番   阿  見  英  博


  21番   荒  井  令  子


  22番   小  川  清  正


  23番   小 野 口  幸  司


  24番   鈴  木     貢


  25番   寄  川  フ ユ 子


  26番   手  塚  久  寿


  28番   鈴  木  幸  夫


  29番   山  崎  正  信


  30番   芳  田  利  雄





欠席議員(1名)


  27番   船  生  哲  夫





地方自治法第121条の規定による出席要求によって出席した者


 市  長   阿  部  和  夫     収入役    鈴  木     茂


 助  役   渡  邉  南  泱     企画部長   大  橋     勲


 総務部長   栗  坪  建  雄     都市建設部長 渡  辺  政  夫


 市民生活部長 古  澤  正  己     水道部長   襲  田  利  夫


 保健福祉部長 柴  垣  重  司     消防長    宮  本  秀  夫


 経済部長   高  田  久  男     教育長    小  林     守


 環境対策部長 宇 賀 神  正  雄     教育次長   金  子  孝  之





事務局職員出席者


 事務局長   福  田  康  行     事務局次長  福  田     孝








○議長(阿見英博君) ただいまから本日の会議を開きます。


 (午前10時00分)


○議長(阿見英博君) 現在出席している議員は29名であります。


 それでは、本日の議事日程を事務局長に朗読させます。


○事務局長(福田康行君) 議事日程を朗読。


○議長(阿見英博君) 日程の朗読は終わりました。


 日程第1、議案第1号 平成19年度鹿沼市一般会計予算についてから議案第55号 鹿沼市都市公園条例の一部改正についてまでを議題といたします。


 各委員長の報告を求めます。


 総務常任委員会委員長、関口君。


○総務常任委員長(関口正一君) おはようございます。ただいまから総務常任委員会の審査の結果について報告いたします。


 今議会におきまして本委員会に付託されました案件は、議案17件でありました。これに対し、去る13日委員会を開催し、執行部から詳細な説明を求め、慎重に審査を行いました結果、議案第1号中関係予算、議案第11号、議案第13号中関係予算、議案第21号、議案第23号、議案第24号、議案第27号、議案第31号から議案第33号まで、及び議案第36号から議案第41号まで、並びに議案第43号については、全会一致で原案を可とすべきものと決しました。


 何とぞ議員各位のご賛同をお願いいたしまして、総務常任委員会の審査結果についての報告を終わります。


○議長(阿見英博君) 文教民生常任委員会委員長、津久井君。


○文教民生常任委員長(津久井健吉君) おはようございます。ただいまから文教民生常任委員会の審査の結果について報告いたします。


 今議会におきまして本委員会に付託されました案件は、議案23件でありました。これに対し、去る13日委員会を開催し、執行部から詳細な説明を求め、慎重に審査を行いました結果、議案第1号中関係予算、議案第2号、議案第6号、議案第7号、議案第9号、議案第10号、議案第13号中関係予算、議案第14号、議案第17号から議案第20号、議案第25号、議案第34号、議案第35号、議案第44号から議案第51号につきまして、全会一致で原案を可とすべきものと決しました。


 何とぞ議員各位のご賛同をお願いいたしまして、文教民生常任委員会の審査結果についての報告を終わります。


○議長(阿見英博君) 環境経済常任委員会委員長、増渕君。


○環境経済常任委員長(増渕靖弘君) おはようございます。ただいまから環境経済常任委員会の審査の結果について報告いたします。


 今議会におきまして本委員会に付託されました案件は、議案12件でありました。これに対し、去る14日委員会を開催し、執行部から詳細な説明を求め、慎重に審査を行いました結果、議案第1号中関係予算につきましては、賛成多数で原案を可とすべきものと決しました。議案第3号及び議案第5号、議案第8号、議案第13号中関係予算、議案第15号、議案第16号、議案第22号、議案第26号、議案第42号、議案第52号並びに議案第53号につきましては、全会一致で原案を可とすべきものと決しました。


 何とぞ議員各位のご賛同をお願いいたしまして、環境経済常任委員会の審査についての結果報告を終わります。


○議長(阿見英博君) 建設水道常任委員会委員長、湯澤君。


○建設水道常任委員長(湯澤英之君) おはようございます。ただいまから建設水道常任委員会の審査の結果について報告いたします。


 今議会におきまして本委員会に付託されました案件は、議案9件でありました。これに対し、去る14日委員会を開催し、執行部から詳細な説明を求め、慎重に審査を行いました結果、議案第1号中関係予算、議案第4号、議案第12号、議案第13号中関係予算、議案第28号から議案第30号、議案第54号及び議案第55号につきましては、全会一致で原案を可とすべきものと決しました。


 何とぞ議員各位のご賛同をお願いいたしまして、建設水道常任委員会の審査結果についての報告を終わります。


○議長(阿見英博君) 各委員長の報告は終わりました。


 各委員長の報告に対し、ご質疑はありませんか。


 (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(阿見英博君) 別段ご質疑もないようですので、以上で各委員長に対する質疑を終結いたします。


 これより討論に入ります。


 発言の通告がありましたので、順次発言を許します。


 9番、前田敏通君。


○9番(前田敏通君) おはようございます。


 私は、議案第1号 平成19年度鹿沼市一般会計予算と議案第2号 平成19年度鹿沼市国民健康保険特別会計予算についての反対討論を行います。


 まず一般会計ですが、来年度の予算につきましては、高齢者福祉、教育などの中には、市民の要求にこたえた企画もあり、その点については評価をしたいと思います。しかし、その一方で、ダム関連予算や燃えるごみ有料化に伴う予算が含まれております。ごみ有料化については、市民の今の暮らしをどう守るかという点で大変重要な問題であります。また、ダムの問題は、水と環境という命の根源にかかわる問題であり、将来の市民生活にとって欠かすことのできない極めて重要な問題であります。この二つの事業について反対の理由を述べて、一般会計の予算に対する反対討論といたします。


 まず、南摩ダムについてですが、この事業については、9年前に東京都が事業からの撤退を表明しました。南摩ダムは、そのことによって建設目的を失ったにもかかわらず、事業だけがひとり歩きしているということが最大の問題点です。さらに、南摩ダムは、大谷川から年間6,000万トンの水を持ってくるということで水収支が成り立っていましたが、今市地区住民の反対で大谷川からの取水を断念する結果となったわけです。この時点で南摩ダム建設は中止するべきであったと思います。しかし、中止することなく事業計画を進めてきたため、今では南摩ダムは水収支が成り立たないダム事業と言われています。


 具体的に指摘しますと、南摩ダムの事業計画には致命的な問題点が明らかとなっています。ダムには水がたまらないという問題です。南摩ダム事業をいかに見直し、規模を縮小したとしても、大芦川と黒川の二つの河川を流れる流量では賄い切れないということであります。水問題研究家の嶋津暉之先生は、最近19年間のこの二つの河川の流量をもとにして運用計算をしております。その結果は、この19年間でダム貯水量5%を下回る延べ日数は1,567日に及び、実に4年3か月というものであります。この5%というのは、ダムの底があらわになる状態であり、渇水対策としてのダムにもかかわらず、その利水機能が成立していないというものであります。この事業自体の破綻が明らかです。


 企画部長は議会答弁で、水資源機構が南摩ダムに水はたまると、こう言っているから水はたまるんだと答弁しています。水がたまる根拠となる資料については、水資源機構を信頼しているから、資料の要求はしないとも答弁しておりました。しかし、水問題研究の専門家が河川流量の統計資料をもとに科学的な分析を行った結果、水はたまらないと、こう言っているわけですから、水がたまるというのであれば、その根拠となる科学的データを示すべきと考えます。このままでは、南摩ダムをあてにした鹿沼市の上水道第5次拡張計画も重大な事態になりかねないのではないのでしょうか。


 2月15日付の読売新聞には、「許可取水量を超えて水を取り過ぎた場合でも、自動的にデータを許可値内に修正する違法なプログラムが組み込まれ、取水データが改ざんされていた」と、こういう報道がありました。こういうことが一度や二度でなく、何と40年間にわたって行われてきたというものです。大芦川や黒川でいえば、ふだんの場合は毎秒2.5トン、かんがい期には6トンの水を流すことになっております。しかし、今回報道された事件を見る限り、このような約束事は一切守られないということになります。


 7年前、南摩ダム事業が大谷川からの取水を断念したことで、今度は大芦川と黒川からの取水量が多くなることを心配し、阿部市長は、大芦川や黒川からの同量の取水は絶対に認められないと答弁しておりました。また、水資源機構に対して、二つの河川からの増量の取水は認められない申し入れまで行っております。今回のデータ改ざんや違法プログラムが明らかになったことで、行政は何らかのアクションを起こすべきと考えますし、これらの問題が解決するまでは行政として南摩ダム建設には手を貸すべきではないと考えます。


 次に、ごみの有料化についてであります。ごみ有料化は昨年10月から実施されましたが、指定袋は正しく使われ、ごみの不法投棄もなく、心配された混乱もなかったと、こう報告されました。清掃ボランティアが集めたごみや落ち葉については、行政側に一時混乱があり、初めは有料ということでしたが、その後無料となりました。このことについては、市民は大変喜んでおります。しかし、ごみの有料化についての市民の反応は、指定袋が高過ぎるというものです。このことについては、日本共産党市議団が12月の議会で指摘したところですが、これまでの部長答弁では、指定袋を高くすることでごみの減量をもくろんだと。そして、40円にしたら、もくろみどおりごみは減っている。だから、40円は適正だと、こういう答弁だったと思います。また、指定袋20円でスタートした自治体では、実施後3年目からはごみはふえている。だから、20円ではだめだという答弁でした。これまでごみの有料化を実施してきた自治体は、有料化に踏み切った時点でかなり困難が見られます。しかし、鹿沼市の場合は、ごみステーションには指定袋がきちんと使われ、不法投棄もなく、何の混乱もなく実施されてきたと思われます。このことは、市民の環境に対する倫理観が高いあかしだと思います。この市民の倫理観を信じることこそ、行政のとるべき道であり、袋代を高くして市民をおどかすというのは恫喝行政であり、市民の倫理観、善意を無視したものであります。この考えに立つと、有料化の目的である減量をさらに進めるためには袋をもっと高くするということになり、結局はこの事業が破綻することになってしまいます。したがって、現在の40円を20円に引下げてもごみの減量は進むと、こう確信を持って取り組むべきと考えます。


 もう一つの問題点は、袋代は原価に益金を上乗せするという考え方、これは間違いだと考えます。益金は市民の負担ですから、新たな財源対策、新たな税金という意味を持ちます。益金は手数料、手数料は特定財源だから、ごみ処理手数料に充てることができるということですが、ごみ有料化に便乗した益金づくりは、行政がやってはならない禁じ手であります。行政運営は、税金は税金として納めてもらって、ごみに関する事業費は一般財源として充てる。どうしても必要な袋代は原価で販売する。これが行政運営の原則だと思います。手数料だとか、特定財源だとかいってその都度益金を出していたら、税金など要らないということにもなってしまいます。地方自治法が手数料に便乗して益金をつくる権限など持っていないはずであります。したがいまして、ダム関連予算と燃えるごみ有料化に伴う予算を含む一般会計予算に反対をするものであります。


 次に、議案第2号 国民健康保険特別会計予算ですが、鹿沼市の国保税は、県内14市の中で1世帯当たりに対して一番高いと、これが平成16年度の決算資料であります。隣の日光市との比較でも、1世帯当たりについて約5万円も鹿沼市の方が高くなっています。高過ぎて払い切れない滞納世帯は約3,500世帯にもなっており、これは国保加入世帯の20%を占めることになります。保険証の取り上げは800世帯を超え、短期保険証の発行は1,000世帯を超えています。高過ぎることが滞納者を生み、その結果、保険証取り上げにまで及ぶという、国民皆保険制度の根幹を揺るがす異常な事態が生まれています。その一方で、国保財政は黒字が続き、基金積み立ては7億円にも及んでおります。日本共産党市議団は、これまでこのため込んだ基金を取り崩しと国保税の引下げを求めてきました。鹿沼市の国保加入者は全世帯の60%を占めており、国民健康保険は、鹿沼市民の命と健康を守る社会保険制度であります。したがって、一般会計からの国保の繰り入れを行い、基金を取り崩して、高い国保税の引下げを行うべきと考えます。また、滞納したからといって保険証の取り上げはやめるべきです。我が党の調査でも、保険証が取り上げられたため、病状が悪化して重症化したケースが全国で930件、受診がおくれて死亡した人が25名という、極めて深刻な事態が生まれております。国保税の引下げと保険証の取り上げをやめること、さらに減免制度を求めて、私の反対討論といたします。


○議長(阿見英博君) 引き続き、発言を許します。


 15番、鈴木章由君。


○15番(鈴木章由君) おはようございます。私は、今議会に提出されました議案第1号 平成19年度一般会計予算、議案第2号 国民健康保険特別会計予算について、原案に賛成をする立場から意見を申し上げます。


 今議会に提出されました予算案は、本市が希望と活力に満ちあふれた「元気なまちかぬま」の実現に向けた予算であり、議会といたしましても、各委員会を初め、さまざまな議会活動を通して真剣に議論を重ねたものであります。また、第5次総合計画前期5か年計画のスタートの年として、その計画に盛り込まれたまちづくりを的確に反映した予算であると、私は大きな評価と、あわせて絶大なる賛意を表するものであります。


 平成19年度一般会計予算につきましては、予算総額が360億円、前年度対比5.3%減であります。歳入については、三位一体の改革による国庫支出金や交付税など主要財源の確保が大変厳しい中、苦しいやりくりを迫られたようでありますが、このような状況においても、市債の発行に当たっては、合併特例債や辺地債等有利な起債を厳選し、基金からの繰入金を極力抑制するなど、後年度負担の軽減と年度間調整財源の確保が可能な限り図られたものと私は考えます。また、定着してまいりました市民参加型市場公募債「かぬま元気債」を継続的に発行することにつきましても、評価をいたします。


 次に、歳出につきましては、限られた財源を対応すべき課題に重点的かつきめ細かに配分され、各分野にわたり施策の推進が図られたものと考えております。その中でも、第3子対策関連事業として、全国に先駆け実施いたします幼児インフルエンザ予防接種の助成への取り組みは、「元気なまちかぬま」を実現するものであり、まさに市長の英断であったと私は考えます。これらのほか、新鹿沼西通り整備事業、ハーベストセンター整備事業、菜園付き住宅推進事業、戸張町・日吉町北市営住宅建替事業、粟野地域の移動通信用鉄塔整備事業、環境都市推進事業、放課後子ども教室推進事業などの新規事業や新鹿沼駅前広場整備事業、千寿荘改築事業、南摩地区農村公園整備事業、安全安心な学校づくり事業、鹿沼ブランド推進事業、各土地区画整理事業など、市民の多様な要望にこたえ、教育、福祉、環境施策の充実や都市基盤の整備が図られたものと考えております。また、議会から要望いたしました政策予算に対しましても、的確に計上されておりますことも評価するものであります。


 次に、ダム関連予算についてでありますが、市としての水源地域及び取水、導水地域に対する予算であり、ダム関連地域が不利益をこうむらないよう対策を講じる意味からも、重要な予算であると考えます。ご承知のように、南摩ダム事業につきましては、起業者であります水資源機構によって進められておりますが、水没地においても全世帯の移転が完了し、黒川、大芦川に設置される取水・放流口の事業用地につきましても、用地取得が完了していると聞いております。また、東大芦川ダム中止によりまして、本市の水道水や大芦川及び黒川流域の農業用水等につきましては、南摩ダムによって対応されることになったわけですが、このことによりまして、今まで以上に本市の市民生活や経済及び農業が安定するものと理解しております。さらに、ダム事業によって地域整備等が行われておりますが、ダム関係地域の生活基盤の充実や地域の発展にも大きな貢献をするものと考えております。


 次に、一般家庭ごみ有料化についてでありますが、20世紀における大量生産・大量廃棄型の社会は、化石燃料を初めとした限りある資源を浪費することにより、温室効果ガスを増大させて地球温暖化を招くとともに、各地においては不適正なごみ処理問題を引き起こし、環境への負荷を与えてまいりました。このような状況の中で、国においては、経済的に持続可能な循環型社会への転換をすべく、リサイクル関連の法整備を図ってきており、さらに昨年3月には第3次環境基本計画を策定して、経済と環境の好循環をテーマとして、リサイクルに要する社会全体のコストの効率化を目指しています。この4月に施行される改正容器リサイクル法も、循環型社会に向けた方策の一つであり、レジ袋対策や質の高い分別収集を進めることによって再商品化を促進しようとするものであります。


 一方、自治体においては、ごみ減量化を目指して生活系ごみを有料化していくことが全国的な趨勢となっておりますが、国、自治体、事業者、そして国民がそれぞれの責任を分かち合うことにより、限りある資源と地球の恵みを次世代に引き継いでいかなければなりません。鹿沼市においては、平成18年1月に環境審議会から、1年をかけた調査、審議の結果、ごみ減量化、減量努力に対する負担の公平感の確保、そしてリサイクル推進のために燃やすごみ有料化の答申がなされ、さらに手数料審議会を経て、昨年3月に可決したものであります。議決に当たっては、ごみ処理費用の使われ方やリサイクル処理の内容、減量化の達成状況など、市民に十分理解が得られるような周知の徹底を図るよう要望したわけですが、昨年10月からの実施までに約240回にも及ぶ市民説明会がなされ、実施後においてはほとんど違反がない状況から、市民への理解は得られたものと私は理解しております。


 以上、平成19年度当初予算は、阿部市長のモットーであります「市民と共につくる市政」をもとに、「元気なまちかぬま」を実現するために、限られた財源の中でめり張りのついた、まさに緊縮実行型の予算であると私は考えております。


 次に、国民健康保険特別会計についてでありますが、国民健康保険は、我が国の医療保険制度の中核的役割を担い、地域住民の医療の確保と健康の保持・増進に大きく貢献をしております。しかしながら、医療保険制度をめぐる情勢は、急速な人口の高齢化や医療技術の高度化などにより、高齢者の医療費を中心に増加しており、加えて経済基調の変化に伴い、我が国の経済成長と国民医療費の伸びとの不均衡が拡大している現状であります。こうした状況におきまして、医療保険制度全体の中でもとりわけ高齢者の加入率が高い国民健康保険は、その財政基盤が脆弱であるという構造的問題を抱えながら、年々その深刻さが増大しており、大変厳しい状況にあります。また、昨年6月に国会で成立した医療制度改革関連法によって、医療費適正化の総合的な推進、新たな高齢者医療制度の創設、保険者の再編・統合など、今後もさまざまな制度変更が行われることが予定されておりますが、本市においても、この法改正への適切な対応が極めて重要な課題であると私は考えます。


 さて、全国の市町村国保は、現在の経済情勢を反映して国保税収入額が伸び悩む反面で、歳出の中心である保険給付費の増加傾向が継続する状況により、その財政運営は大変厳しい局面が続いております。こうした中で、本市の国民健康保険特別会計当初予算は、歳入においては、国保税の収入額を的確に見積もり、退職者医療制度の適用を推進することによって療養給付費交付金の伸びを確保しながら、歳出においては、経費の節減、合理化を図り、保険給付費や老人保健拠出金はもとより、国保加入者の健康保持・増進のための保険事業費の必要額が確保されており、国民健康保険の独立採算の原則に立ち、健全な財政運営を具現化したものであると私は考えます。


 以上、各議案に対しまして賛成の立場で討論を申し上げましたけれども、既に各常任委員長の報告のとおり、可とすべきものと私は考えます。議員各位におかれましては、ご賛同賜りますようお願いを申し上げまして、賛成討論を終わります。


 ありがとうございました。


○議長(阿見英博君) 以上で討論を終結いたします。


 続いて、日程第2、議案第1号 平成19年度鹿沼市一般会計予算について及び議案第2号 平成19年度鹿沼市国民健康保険特別会計予算についてを議題といたします。


 お諮りいたします。議案第1号及び議案第2号については、直ちに一括採決いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。


 (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(阿見英博君) ご異議なしと認めます。


 したがって、直ちに一括採決いたします。


 お諮りいたします。各付議案件については、委員長の報告どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


 (起立多数)


○議長(阿見英博君) 結構です。起立多数であります。


 したがって、議案第1号及び議案第2号については、委員長の報告どおり決しました。


 続いて、日程第3、議案第3号 平成19年度鹿沼市公共下水道事業費特別会計予算についてから議案第55号 鹿沼市都市公園条例の一部改正についてまでを議題といたします。


 お諮りいたします。議案第3号から議案第55号までについては、直ちに一括採決いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。


 (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(阿見英博君) ご異議なしと認めます。


 したがって、直ちに一括採決いたします。


 お諮りいたします。各付議案件については、委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。


 (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(阿見英博君) ご異議なしと認めます。


 したがって、各付議案件については、各委員長の報告のとおり決しました。


 続いて、日程第4、議案第63号 鹿沼市副市長の選任についてを議題といたします。


 市長から提案理由の説明を求めます。


 市長、阿部君。


○市長(阿部和夫君) 追加議案についてご説明申し上げます。


 議案第63号 鹿沼市副市長の選任につきましては、本市副市長として大橋勲氏を選任するためのものであります。


 以上で説明を終わります。


○議長(阿見英博君) 提案理由の説明は終わりました。


 お諮りいたします。本件については、人事案件でありますので、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。


 (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(阿見英博君) ご異議なしと認めます。


 したがって、直ちに採決いたします。


 お諮りいたします。議案第63号については、原案どおり大橋勲氏の選任に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。


 (起立多数)


○議長(阿見英博君) 結構です。起立多数であります。


 したがって、議案第63号については、原案に同意することに決しました。


 この際、大橋企画部長から発言を求められておりますので、これを許します。


 企画部長、大橋君。


○企画部長(大橋 勲君) 就任前ではございますが、貴重なお時間をおかりいたしまして一言ごあいさつを申し上げたいと思います。


 ただいまは議員大多数のご高配をいただきまして私の副市長選任の議案にご同意を賜りまして、まことにありがとうございます。このような大役を仰せつかり、身に余る光栄と存じております。しかし、このような職責の重大性を考えますとき、身の引き締まる思いでございます。もとより浅学非才の身、いろいろなことで不案内な私ではございますが、合併を機に10万人余となりました新生鹿沼市のさらなる発展を目指し、阿部市長のもと、ご指導をいただきながら、微力ではありますが、誠心誠意職務に精励する決意でございます。何とぞ議員の皆様におかれましては、旧にも倍しましてご指導ご鞭撻を切にお願い申し上げまして、ごあいさつとさせていただきます。


 まことにありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。(拍手)


○議長(阿見英博君) 続いて、日程第5、議員案第1号 市行政推進調査特別委員会の設置について及び議員案第2号 日豪・EPA交渉に関する意見書の提出についてを議題といたします。


 お諮りいたします。議員案第1号及び議員案第2号については、提案理由の説明、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに一括採決いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。


 (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(阿見英博君) ご異議なしと認めます。


 したがって、直ちに一括採決いたします。


 お諮りいたします。議員案第1号及び議員案第2号については、原案どおりに決することにご異議ありませんか。


 (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(阿見英博君) ご異議なしと認めます。


 したがって、議員案第1号及び議員案第2号については、原案どおり決しました。


 続いて、日程第6、市行政推進調査特別委員会委員の選任についてを議題といたします。


 お諮りいたします。特別委員会委員の選任については、鹿沼市議会委員会条例第5条第1項の規定により、議長において指名したいと思いますが、ご異議ありませんか。


 (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(阿見英博君) ご異議なしと認めます。


 したがって、特別委員会委員の選任につきましては、議長において指名いたします。


 市行政推進調査特別委員会委員に議員30名を指名いたします。


 委員の指名は、議員全員でありますので、省略をいたします。


 ただいま指名いたしました議員30名を市行政推進調査特別委員会の委員に選任することにご異議ありませんか。


 (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(阿見英博君) ご異議なしと認めます。


 したがって、議員30名を市行政推進調査特別委員会の委員に選任することに決しました。


 続いて、市行政推進調査特別委員会の委員長並びに副委員長の互選をお願いいたします。


 暫時休憩いたします。


 (午前10時45分)


○議長(阿見英博君) 休憩前に引き続き再開いたします。


 (午前10時59分)


○議長(阿見英博君) ただいま市行政推進調査特別委員会の委員長並びに副委員長の互選の結果報告がありましたので、事務局長に報告させます。


○事務局長(福田康行君) 報告いたします。敬称は略させていただきます。


 市行政推進調査特別委員会


        委員長  鈴木 幸夫


        副委員長 手塚 久寿


 以上です。


○議長(阿見英博君) 互選の結果報告は終わりました。


 以上で本日の日程は全部終了いたしました。


 続いて、助役渡邉南泱君から発言を求められておりますので、これを許します。


 助役、渡邉君。


○助役(渡邉南泱君) 貴重な時間を割いて一言退任のごあいさつを申し上げる機会をいただきましたことに対しまして、まずもってお礼を申し上げたいと存じます。


 私こと、このたび3月31日付をもちまして助役の職を退任することを阿部市長にお願いを申し上げ、阿部市長のご高配をいただき退任することになりました。


 私は、平成9年3月10日、福田前市長の意をいただきまして、もとよりその器もないまま助役を拝命いたしました。平成12年6月21日、阿部市長が誕生し、阿部市政がスタートいたしましたが、阿部市長の温かいご理解と深い信頼を賜りまして、引き続き助役を務めることとなり、微力ながらその職責を果たすため、また阿部市政の推進と体制の安定、さらに充実の手足として全力を傾注してまいりましたが、このたび就任満10年を節目として退任をお願いした次第であります。この間、議員の皆様には温かいご指導と公私にわたるご口授を、そして節目節目のさまざまなサポートをいただき、10年の長きにわたり重責を務めることができたのも、ひとえに皆様のお力添えのたまものと深く感謝とお礼を申し上げるものであります。


 急激な社会構造の変化の中で、国を挙げて構造改革が進められているこのとき、鹿沼市は、さまざまな困難と課題を克服し、今まさに新しいスタートを切るときであります。地方分権が推進され、特色ある強固な自治体の確立が求められている現在、合併という大事業を成し遂げ、新市建設計画の礎となる第5次総合計画が策定され、阿部市長のもと、10か年のまちづくりの方向づけができ上がりました。さらに、このたびの地方自治法改正を節目として、新しい体制を整え、強力で風通しのよい組織体制をもって均衡のとれたまちづくりに向けて、市民とともに効率的、着実に推進することを心より願うものであります。


 私は、昭和39年に鹿沼市に奉職以来43年間、生活信条として常に考えておりましたことは、与えられた仕事に一心に打ち込み、与えられた役割をきちんと果たすということでした。その間、すばらしい上司、先輩に恵まれ、すばらしい同僚、仲間に恵まれ、そしてすばらしい部下、後輩に恵まれ、与えられた仕事と役割に一心に打ち込むことができました。静かに43年間を振り返り、今まさに心はさわやかであります。今後は穏やかな生活を送ることを心がけ、今までのおのれの反省を踏まえつつ、一市民として、阿部市長が掲げ、推進する「元気なまちかぬま」づくりに微力ながら協力してまいりたいと存じますので、議員各位におかれましても、変わらぬご厚誼とご厚情をお寄せいただきますよう、心からお願いを申し上げます。


 間もなく市制60周年という記念すべき年も迫っております。これを契機として鹿沼市が大きく発展し、輝きますこととあわせて、議員の皆様と関係者の皆様のご健勝、ご活躍を心よりご祈念を申し上げまして、退任のあいさつとさせていただきます。大変長い間まことにお世話になりました。ありがとうございました。(拍手)


○議長(阿見英博君) 大変長い間ご苦労さまでございました。


 これをもちまして平成19年第1回鹿沼市議会定例会を閉会いたします。


 (午前11時05分)








 上記会議録を証するため、下記署名いたします。





  議長    阿  見  英  博





  副議長   小 野 口  幸  司





  署名議員  増  渕  靖  弘





  署名議員  寄  川  フ ユ 子