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栃木県 佐野市

平成16年  2月 定例会(第1回) 02月27日−議案上程・説明−01号




平成16年  2月 定例会(第1回) − 02月27日−議案上程・説明−01号







平成16年  2月 定例会(第1回)





         平成16年第1回佐野市議会定例会会議録(第1号)

2月27日(金曜日)
 出席議員(28名)
    1 番   岡  村  恵  子  君       2 番   大  川  圭  吾  君
    3 番   若 田 部  治  彦  君       4 番   藤  倉  義  雄  君
    5 番   林     敬  忠  君       6 番   川  田  キ ヨ 子  君
    7 番   井  川  克  彦  君       8 番   春  山  敏  明  君
    9 番   平  塚  敏  夫  君      10 番   金  子  康  弘  君
   11 番   篠  原  一  世  君      12 番   金  子  保  利  君
   13 番   荒  居     聰  君      14 番   山  口     孝  君
   15 番   寺  内  冨 士 夫  君      16 番   義  本  美 智 江  君
   17 番   島  田  一  男  君      18 番   佐  瀬     實  君
   19 番   金  井     弘  君      20 番   久  保  廣  志  君
   21 番   野  口  仙  一  君      22 番   小  林  勝  治  君
   23 番   金  子     裕  君      24 番   飯  塚  昭  和  君
   25 番   笠  原  敏  夫  君      26 番   吉  川  貞  夫  君
   27 番   寺  内  一  夫  君      28 番   小  野  一  郎  君

 欠席議員(なし)

 地方自治法第121条の規定に基づく出席要求による出席者
  市   長   飯  塚  昭  吉  君     助   役   岩  上  伊 久 男  君
  収 入 役   出  井     修  君     企 画 部長   佐  藤  浩  司  君
  総 務 部長   田  村  一  幸  君     市 民 部長   飯  田  眞  一  君
  保   健   石  田  正  巳  君     経 済 部長   田  村  浩  史  君
  福 祉 部長

  建 設 部長   小  林     晋  君     都   市   須  藤  作  次  君
                             開 発 部長

  水 道 局長   小  暮  敏  夫  君     教 育 長   落  合  一  義  君
  教 育 次長   磯  田     守  君     監 査 委員   山  崎  和  男  君
                            事 務 局長

  消 防 長   村  野  國  高  君     農業委員会   鷲  尾  八  郎  君
                            事 務 局長

 事務局職員出席者
  事 務 局長   熊  倉  勝  幸  君     議 事 課長   杉  山     博  君



 議事日程第1号
  日程第1  会期の決定について
  日程第2  会議録署名議員の指名について
  日程第3  議案第 1号 固定資産評価審査委員会委員の選任について
  日程第4  議案第 8号 佐野市、安蘇郡田沼町及び同郡葛生町の廃置分合について
   〃    議案第 9号 佐野市、安蘇郡田沼町及び同郡葛生町の廃置分合に伴う財産処分に関する
               協議について
   〃    議案第10号 佐野市、安蘇郡田沼町及び同郡葛生町の廃置分合に伴う議会の議員の定数
               に関する協議について
   〃    議案第11号 佐野市、安蘇郡田沼町及び同郡葛生町の廃置分合に伴う農業委員会の選挙に
               よる委員の任期等に関する協議について
  日程第5  議案第23号 平成16年度佐野市一般会計予算
   〃    議案第24号 平成16年度佐野市国民健康保険事業費特別会計予算
   〃    議案第25号 平成16年度佐野市公共下水道事業費特別会計予算
   〃    議案第26号 平成16年度佐野市老人保健事業費特別会計予算
   〃    議案第27号 平成16年度佐野市農業集落排水事業費特別会計予算
   〃    議案第28号 平成16年度佐野市市民保養施設事業費特別会計予算
   〃    議案第29号 平成16年度佐野市介護保険事業費特別会計予算
   〃    議案第30号 平成16年度佐野市水道事業会計予算
  日程第6  議案第 2号 佐野市議会政務調査費の交付に関する条例の改正について
   〃    議案第 3号 佐野市部並びに行政機関等設置条例の改正について
   〃    議案第 4号 佐野市特別職の職員の給与に関する条例及び佐野市教育長の給与、勤務時間
               その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例の改正について
   〃    議案第 5号 地方独立行政法人法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律の施行に
               伴う関係条例の整理に関する条例の制定について
   〃    議案第 6号 佐野市職員の退職手当に関する条例の廃止について
   〃    議案第 7号 佐野市都市公園条例の改正について
   〃    議案第12号 財産の取得について
   〃    議案第13号 訴えの提起について
   〃    議案第14号 佐野市指定金融機関の指定について
   〃    議案第15号 栃木県市町村職員退職手当組合への加入について
   〃    議案第16号 市道路線の認定について
   〃    議案第17号 市道路線の廃止について
   〃    議案第18号 平成15年度佐野市一般会計補正予算(第6号)
   〃    議案第19号 平成15年度佐野市国民健康保険事業費特別会計補正予算(第3号)
   〃    議案第20号 平成15年度佐野市公共下水道事業費特別会計補正予算(第3号)
   〃    議案第21号 平成15年度佐野市農業集落排水事業費特別会計補正予算(第1号)
   〃    議案第22号 平成15年度佐野市市民保養施設事業費特別会計補正予算(第2号)
  日程第7  陳情第 1号 性同一性障害を抱える人々が、普通に暮らせる社会環境の整備についての
               国への意見書提出を求める陳情について

 本日の会議に付議した事件
  日程第1  会期の決定について
        (平成16年2月27日〜3月22日)25日間
  日程第2  会議録署名議員の指名について
        (7番 井川克彦君、21番 野口仙一君)
  日程第3  議案第1号について
        (提案説明、質疑、表決)
  日程第4  議案第8号から第11号までについて
        (提案説明、質疑、討論、表決)
  日程第5  議案第23号から第30号までについて
        (提案説明)
  日程第6  議案第2号から第7号まで及び議案第12号から第22号までについて
        (提案説明)
  日程第7  陳情第1号について
        (委員会付託)
  日程追加  議案第31号 佐野市職員の特殊勤務手当に関する条例の改正について
        (提案説明)




                                                   



○議長(飯塚昭和君) 開会に先立ち、事務局長をして出席議員数並びに本日の議事日程について報告いたさせます。

  事務局長。



◎事務局長(熊倉勝幸君) ご報告申し上げます。

  ただいまの出席議員数並びに本日の議事日程についてご報告申し上げます。

  ただいまの出席議員数は28名全員でございます。

  なお、本日の議事日程につきましては、お手元に配布してございます議事日程第1号のとおりでございます。日程第1、会期の決定について、日程第2、会議録署名議員の指名について、日程第3、議案第1号について、日程第4、議案第8号から第11号までについて、日程第5、議案第23号から第30号までについて、日程第6、議案第2号から第7号まで及び議案第12号から22号までについて、日程第7、陳情第1号について、以上のとおりでございます。

  次に、本日お手元に配布いたしました文書につきましては、ただいまご報告申し上げました議事日程のほか、会議予定表、事務報告書、地方自治法第121条の規定に基づく出席要求による出席者一覧表、陳情文書表、一般質問通告一覧表及び佐野市振興計画実施計画書、以上の文書でございますので、お改めをいただきたいと思います。

  以上で報告を終わります。

                                                   

          午前10時04分開会



○議長(飯塚昭和君) ただいまより平成16年第1回佐野市議会定例会を開会いたします。

  これより本日の会議を開きます。

                                                   



○議長(飯塚昭和君) 本定例会開会に当たり、2月20日及び本日、議会運営委員会を開催いたしました。よって、その結果を委員長より報告を求めることにいたします。

  議会運営委員会委員長、笠原敏夫君。

          (委員長 笠原君登壇)



◎議会運営委員会委員長(笠原敏夫君) 皆さん、おはようございます。

  平成16年第1回佐野市議会定例会開会に当たり、去る2月20日に開催されました議会運営委員会の結果についてご報告申し上げます。

  まず、議案第1号の固定資産評価審査委員会委員の選任についての人事に関する議案については、先例により提案理由の説明、質疑の後、委員会の付託、討論を省略し、即決することに決定いたしました。

  次に、議案第8号から第11号までの合併に関する議案については、早急に議決をお願いしたい旨の申し出がありましたので、提案理由の説明、質疑の後、委員会の付託を省略し、即決することに決定いたしました。

  次に、議案第2号から第7号まで、議案第12号から第17号まで及び議案第19号から第22号までについては、いずれも所管の常任委員会に付託して審査をお願いし、議案第18号の一般会計補正予算(第6号)については、関係部分を所管の常任委員会に分割付託して審査をお願いすることに決定いたしました。

  次に、議案第23号から第30号まで、以上8件の平成16年度一般会計予算、各特別会計予算及び水道事業会計予算については、先例により議員全員をもって構成する予算審査特別委員会を設置し、これに付託して審査をお願いすることに決定いたしました。

  次に、陳情第1号については、所管の常任委員会に付託して審査をお願いすることに決定いたしました。

  会議予定、議事日程については、本日お手元に配布してありますとおりでございます。

  以上を勘案して、今期定例会は本日から3月22日までの都合25日間と決定した次第でございます。

  引き続いて、本日本会議開会前に開かれました議会運営委員会の協議の結果についてご報告申し上げます。本日議案第31号 佐野市職員の特殊勤務手当に関する条例の改正についてが追加提出されました。この取り扱いについては、本日の日程に追加し、所管の常任委員会に付託し、審査をお願いすることに決定いたしました。

  以上、当委員会の決定に対し、議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、報告とします。



○議長(飯塚昭和君) 以上で議会運営委員会委員長の報告は終わりました。ご了承願います。

                                                   



○議長(飯塚昭和君) この際、日程に入るに先立ち、事務局長をして諸般にわたり報告いたさせます。

  事 務 局長。



◎事務局長(熊倉勝幸君) ご報告申し上げます。

  平成15年第6回佐野市議会定例会以降の事務取り扱いにつきましては、お手元に差し上げてございます事務報告書のとおりでございますので、朗読を省略させていただきまして、本報告書をもってご了承いただきたいと思います。

  次に、地方自治法第121条の規定に基づく出席要求による出席者につきましては、お手元に配布してございます一覧表のとおりでございますので、ご了承をいただきたいと思います。

  以上で報告を終わります。



               事 務 報 告 書

                                     佐 野 市 議 会

  平成15年12月5日開会し、12月19日閉会した平成15年第6回佐野市議会定例会以降の取扱事項を次のとおり報告します。

                    記

1 議長会議について

 ・1月20日 文化会館において栃木県市議会議長会新任議員研修会が開催され、「地方議会の制度と運営について」と題しての研修を行いました。

2 報告受理について

 監査委員から次のとおり報告を受理しました。

 ・平成15年度11月分、12月分及び1月分例月出納検査結果報告

 ・平成15年度11月分、12月分及び1月分例月出納検査結果報告(水道事業会計)

 ・平成15年度定例監査結果報告

   保健福祉部(福祉課、隣保館、高齢福祉課、介護保険課、国民健康保険課、健康対策課、保健センター、こどもの街推進課、こどもの国管理事務所、児童館、児童福祉課、保育所)

   経済部(商工観光課、市民会館、共同高等産業技術学校、万葉自然公園かたくりの里、勤労者会館、観光物産会館、みかも山観光物産会館、勤労青少年ホーム、農林課、土地改良課)

   農業委員会事務局、議会事務局、出納室、選挙管理委員会、監査委員事務局、公平委員会

   教育委員会事務局(管理課、学校教育課、教育センター、第1学校給食センター、第2学校給食センター、生涯学習課、集会所、図書館、視聴覚ライブラリー、公民館管理室、公民館、文化課、郷土博物館、体育課、武道館、運動公園管理事務所、文化会館)


3 他市議会等議員が次のとおり来庁されました。
 ・1月21日 長野県北佐久郡御代田町議会議員一行      9名
 ・2月5日 茨城県水戸市議会議員一行           25名
 ・2月24日 東京都多摩市議会議員一行           2名
                                        (以  上)






○議長(飯塚昭和君) これより日程に入ります。

  日程第1、会期の決定を議題といたします。

  お諮りいたします。今期定例会の会期は本日から3月22日までの25日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(飯塚昭和君) ご異議なしと認めます。

  よって、会期は25日間と決定いたしました。

                                                   



○議長(飯塚昭和君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。

  会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、7番、井川克彦君、21番、野口仙一君を指名いたします。

  以上のとおりお願いいたします。

                                                   



○議長(飯塚昭和君) 日程第3、市長提出議案第1号を議題といたします。

  本案は、固定資産評価審査委員会委員の選任につき議会の同意を求める案件であります。

  これより当局の提案理由の説明を求めます。

  市長、飯塚昭吉君。

          (市長 飯塚君登壇)



◎市長(飯塚昭吉君) 議案第1号について提案理由の説明を申し上げます。

  本案は、固定資産評価審査委員会委員の選任について議会の同意をお願いする案件でございます。

  本市の固定資産評価審査委員会委員であります木村利雄様は、本年3月31日で任期満了となりますので、その後任者を選任する必要があるわけでございます。そこで、私は新たに市川建司様を選任したいと考えるものでございます。市川建司様は、市の行政につきまして豊富な識見と経験があり、固定資産評価審査委員会委員としてまことに適任であると考え、提案するものでございます。

  どうぞよろしくご審議をいただき、ご同意くださいますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明といたします。



○議長(飯塚昭和君) 以上をもって当局の説明は終わりました。

  これより質疑に入ります。

  ただいまのところ通告はありません。質疑はありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(飯塚昭和君) 質疑なしと認めます。

  この際、お諮りいたします。ただいま議題となっております本案は、人事に関する案件でありますので、委員会の付託及び討論はこれを省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(飯塚昭和君) ご異議なしと認めます。

  よって、本案は委員会の付託及び討論は省略することに決定いたしました。

  これより議案第1号を採決いたします。

  本案は、同意することに賛成の諸君の起立を求めます。

          (賛成者起立)



○議長(飯塚昭和君) 起立全員であります。

  よって、議案第1号は同意することに決定いたしました。

                                                   



○議長(飯塚昭和君) 日程第4、市長提出議案第8号から第11号まで、以上4件を一括して議題といたします。

  当局の提案理由の説明を求めます。

  市長、飯塚昭吉君。

          (市長 飯塚君登壇)



◎市長(飯塚昭吉君) 議案第8号から議案第11号までについて提案理由の説明を申し上げます。

  議案第8号から議案第11号までについては、佐野市、田沼町及び葛生町の合併に関する議案でございます。佐野市・田沼町・葛生町合併協議会におきましては、新市建設計画、その他合併に関する協議が調いまして、2月19日に合併協定書に調印をしたところでございます。合併協議会における合意に基づきまして、合併するための所要の手続をすることになりますので、その手続に必要な案件について議会の議決をお願いするものでございます。

  初めに、議案第8号 佐野市、安蘇郡田沼町及び同郡葛生町の廃置分合についてでございますが、佐野市、安蘇郡田沼町及び同郡葛生町の合併について、栃木県知事に申請をしたいので、提案するものでございます。

  次に、議案第9号 佐野市、安蘇郡田沼町及び同郡葛生町の廃置分合に伴う財産処分に関する協議についてでございますが、佐野市、安蘇郡田沼町及び同郡葛生町の合併に伴う財産処分について協議したいので、提案するものでございます。

  次に、議案第10号 佐野市、安蘇郡田沼町及び同郡葛生町の廃置分合に伴う議会の議員の定数に関する協議についてでございますが、佐野市、安蘇郡田沼町及び同郡葛生町が合併することにより、新たに設置する佐野市の議会の議員の定数について協議したいので、提案するものでございます。

  次に、議案第11号 佐野市、安蘇郡田沼町及び同郡葛生町の廃置分合に伴う農業委員会の選挙による委員の任期等に関する協議についてでございますが、佐野市、安蘇郡田沼町及び同郡葛生町が合併することにより、農業委員会の選挙による委員の任期等について協議したいので、提案するものでございます。

  以上が議案4件についての提案の理由でございます。どうぞよろしくご審議をいただき、原案どおりお認めいただきますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。



○議長(飯塚昭和君) 以上をもって当局の説明は終わりました。

  これより質疑に入ります。

  質疑の通告がありますので、発言を許します。

  15番、寺内冨士夫君。

          (15番 寺内君登壇)



◆15番(寺内冨士夫君) おはようございます。

  それでは、何点か質疑をさせていただきたいと思いますけれども、1市2町の合併については今月の19日に調印式も終え、本日の議決を迎えたわけですが、何点か質疑したいと思います。

  まず、議案第9号、現在の町立県南病院は毎年大きな赤字を抱えて大変と聞いております。多くの市民も心配しているようです。合併すれば、当然佐野市立病院ということになるかと思いますが、合併協議会の中では県南病院の現状や合併後の方向性は協議したのかどうか。もし協議しているとすれば、協議の主な内容とその結果についてお聞かせ願いたいと思います。

  次に、議案第10号、議員の定数関係ですが、どうしても公式の場で確認しておきたいことがありますので、よろしくお願いしたいと思います。25回にわたる合併協議会の中では、議員の在任特例を議員に使わせるか使わせないかということが最後まで大きな論点となりまして、大変時間がかかったかと思います。そもそもこの件に関しましては、合併協議会の会長であります飯塚市長の方から昨年8月1日付で佐野市議会の飯塚昭和議長あてに、合併に伴う議会議員の定数及び任期の取り扱いに関する意見についてということで、「盛夏のころ、貴職ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。さて、当協議会では行政の各分野にわたり合併の際の取り扱いについて協議を進めているところです。また、合併協議会において協議すべき重要事項である標記の議会議員の定数及び任期の取り扱いについては、第1小委員会への付託事項となっております。小委員会では、協議方針として各市町議会間で統一された意見を踏まえて協議を行うこととなりました。つきましては、ご多忙のところ恐縮ですが、別添「協議会等の意見」また、住民懇談会等での意見を参考に、下記の事項について貴議会及び3市町の議会間で協議の上、「3市町議会の統一した意見」を9月末日までにご回答いただきますようお願いいたします」ということで、合併後の議会議員の条例定数について、合併の際の在任適用について、これは適用するのかしないのか。適用する場合の根拠とする法令についてということで、定数条例、在任特例、選挙区の特例、特例を適用する場合の期間についてということで、佐野市、そして田沼町、葛生町の議会に合併協議会の会長、いわゆる飯塚市長名でこういう要請があったかと思います。そういう中で、議会としてはいろいろと協議をして、佐野市は佐野市、田沼町は田沼町、そして葛生町は葛生町という考え方が出てきたわけであります。佐野市議会においては即選挙、田沼町議会が在任特例を2年間使いたい、葛生町につきましては約1年間使いたいということで、この1市2町ばらばらの意見だったわけであります。しかし、市長名で合併協議会の会長名でこの1市2町の意見を統一してくれということですから、これは大変な苦労があったわけでありまして、9月末日までにはまとめることができずに、これは1カ月おくれの10月23日になったかと思います。それだけ考えの違うものを一つにまとめるということは、大変なことだったと思うのです。どれかに偏って決めることはできないわけで、どうしてもこれは中間をとらざるを得ないというのが実態だったかと思います。

  そこで、約2カ月かけて決めたものが、最終的には全員協議会の中で飯塚議長に一任をしていったわけですが、その条件としては、私も意見述べたのですが、この一任することによって合併が円満に解決するのですねと、そういうことであるならば私はお任せいたしますということを言っております。そういう中で、数日後これが飯塚議長の方から各議員に合併後の議会議員の条例定数については30人、合併の際の特例適用については特例を適用する。特例を適用する場合の期間としては1年2カ月、そういうことで1市2町がまとまりましたというようなことが各議員に配られたわけです。そういう中で、第1小委員会の中に諮られて、合併協議会にこれが提出されたわけでありますけれども、合併協議会の中では反対の声もあってこれが継続協議になったという経過があるわけであります。そこで、私は結果的に見れば、この1市2町の違う考えを一本にまとめろと、そういうことが今考えればこれは無理だったのではないかなというように思うわけですけれども、合併協議会の会長であった市長は、このような混乱のもととなるような統一意見を1市2町の議会に要請した目的は一体何だったのか、これを確認しておきたいと思います。

  それと、合併協議会の中で、先ほども触れたように、第1小委員会が出したものがその日にはこれが結論がつかなかったわけであります。その原因の中に、第1小委員会で出しておきながら、第1小委員会の委員の何人かがこの第1小委員会が出した議会の統一意見に反対をしたと、そういう経過があるようでございますけれども、そういうことになりますと、この市長名で要請のあった議会の統一意見が第1小委員会ではどのような論議のもとどのような審議がなされて、そしてこの合併協議会に提出されたのでしょうか。第1小委員会ではこの案が承認されたのでしょうか、それとも承認されなかったのでしょうか。私は、合併協議会の委員の皆さんだって、第1小委員会が出しておきながら第1小委員会の委員が反対しているのでは、これはその日に決まらないのは当然だと思います。また、1市2町の議会が2カ月もかけて決めた統一意見であります。それに対して、第1小委員会は何時間ぐらい審議をしたのでしょうか。もし私はわからないことがあれば、1市2町の議長を呼ぶなり何なりして事情を聞いて、そしてそこで反対の声があってこれはどうにもならないということであれば、どうしても反対の声が多いですよと、そういうことで1市2町の議会に返せばいいと思うのです。しかし、そういうこともなさらずに合併協議会の中で何か中途半端な形になっていったという経過があるわけですが、それだけでとどまらず、次の合併協議会には今度は第1小委員会のこれが追加提案だということで、定数34人で即選挙という追加提案が出てきたわけです。これは、ますます合併協議会を混乱させる私はもとになったかと思うのです。それでは、一体この1市2町の合併協議会の決めたものは何だったのか。そしてまた、第1小委員会が出してきた追加提案というのは、何を根拠にして出してきたのであるか。もし第1小委員会が何でも出せるという権限があるのだというのであれば、最初から1市2町の議会に頼む必要ないわけでありますけれども、そういうことが合併協議会の会長名で1市2町の議会に出てきたわけですから、これは真剣に考えざるを得ないし、また田沼町や葛生町の議員の皆さんが、合併しなければ4年間議員ができるわけですから、それを合併することによって1年10カ月しかできないわけです。こういう中で、これは当然在任特例を少しでも使いたいのだというようなことは別に無理なことでもないし、きちんと法律でも認められているわけです。しかし、そういう中にあっても佐野市議会は、市民の声を重視して即選挙という決断を下しているわけなのです。しかし、一つにまとめろと言うからそういう形で出したにもかかわらず、議員が何か踏みつけにされたような、議員の尊厳を無視するような、そういう扱いを私は受けたとしか思えません。

  また、合併協議会の中で合併協議会の委員が議会が出した統一案は落第点だなどという発言もあったわけで、こういうことは聞くにたえないことであり、本来ならば1市2町の議会にこういうことを要請した市長が注意すべきであります。しかし、そういう注意も何も与えずに、議会が市民から見たらただ欲の皮突っ張って議員長くやりたいのかなというような印象を受けてしまったと思うのです。そういうことに対して、なぜこの1市2町の考えが違うものを一つにまとめてくれなどと議会に申し入れをしたのか、この目的をはっきりと市長の方から申していただきたいと、そういうことをお聞きしまして第1回目の質疑を終わりたいと思います。



○議長(飯塚昭和君) 当局の答弁を求めます。

  市長。

          (市長 飯塚君登壇)



◎市長(飯塚昭吉君) 寺内冨士夫議員の議案質疑にお答えをいたします。

  まず、3市町議会が意見を統一する必要性は何だったのかというご質問でございますが、昨年7月28日に開かれました第19回合併協議会において、第1小委員会委員長から7月1日及び10日に小委員会を開催し、議会の議員の定数及び任期の取り扱いの進め方について協議をしたとの報告がありました。そして、3市町議会の見解をお聞きしないわけにはいかないという点で委員の意見が一致したので、それぞれの議会及び各議会間で相談をしていただき、3市町議会の統一された意見を回答していただき、その回答を踏まえ再度協議をしたいとの報告がございました。この報告を受け、合併協議会で協議を行い、3市町議会に意見を照会することとなったものでございます。

  次に、3市町の統一意見が合併協議会に出されたとき、小委員会の委員が反対したのはどういうことだったのかとのご質疑でございますが、10月31日に開催されました第21回合併協議会において、議会議員の定数及び任期の取り扱いについて3市町の議会から新市の議会議員の条例定数30人、合併の際の特例適用については在任特例を適用する。特例期間は1年2カ月とした統一された回答があったことから、10月27日に開催された第11回第1小委員会で協議をし、統一意見を合併協議会に報告することとなったと第1小委員会委員長から報告がありました。この報告を受け、当日の合併協議会で協議をした際、第1小委員会の委員から反対する意見がございました。

  次に、第1小委員会は統一意見をどのように協議し、合併協議会に提出したのかとのご質疑でございますが、10月31日に開催されました第21回合併協議会において、議会議員の定数及び任期の取り扱いを10月27日に開催された第11回第1小委員会で協議し、委員からさまざまな意見が出されましたが、統一意見を合併協議会に報告することとなったと第1小委員会委員長から報告がありました。合併協議会では、議会議員の定数及び任期の取り扱いと議会議員の報酬については密接な関係がある等の意見が出され、第1小委員会の議会議員の報酬の協議結果を待ち、再度合併協議会で協議することとなりました。

  次に、合併協議会の中で継続協議となった統一意見に対し、第1小委員会が追加提案することがなぜ認められたのかというご質疑でございますが、11月25日に開催されました第22回合併協議会において議会議員の定数及び任期の取り扱いについては、11月10日に開催された第12回第1小委員会において協議されたことの報告がありました。当日の小委員会では、議会議員の報酬については佐野市の報酬を基本として調整することになりました。また、議会議員の定数及び任期の取り扱いについては、設置選挙を実施し、新市の議会議員の定数は34人とする調整方針を追加提案させていただくとの報告がありました。そこで、合併協議会で取り扱いについて協議をしたところ、委員から異議もなく、熱心な協議がなされました。

  議案第9号に関連する寺内冨士夫議員の議案質疑にお答えをいたします。まず、合併協議会の中で県南病院の現状や合併後の方向性等は協議したのかとのご質疑でございますが、昨年8月28日に開催されました第20回合併協議会において、一部事務組合等の取り扱いの中で栃木県県南病院組合で協議がなされました。協議の内容でございますが、第1小委員会から協議の状況の報告があり、あわせて合併協議会企画専門部会員から経営状況等詳細な説明がありました。委員からは県南病院を充実し、これからも運営をきちんとしてもらいたいとの意見もありましたが、第1小委員会から報告された栃木県県南病院組合は合併の前日をもって解散する。組合の事務は新市に引き継ぐ。組合の財産と職員は新市に引き継ぐという調整方針で承認されました。その際、副会長である田沼町長さんから今後の対応として平成15年度中に県南病院組合内に、仮称でございますけれども、病院運営委員会を設置し、経営の改善に努めるとのお話がございました。私といたしましては、経営健全化に向けた検討組織がぜひとも必要と考え、病院の組合長さんに申し上げていたところでもございます。この病院運営委員会で運営について十分検討していただき、健全な運営が図れるよう期待をするということでございます。

  以上で寺内冨士夫議員のご質疑に対する回答といたします。



○議長(飯塚昭和君) 以上で当局の答弁は終わりました。

  15番、寺内冨士夫君。

          (15番 寺内君登壇)



◆15番(寺内冨士夫君) 大変ご丁寧なご答弁ありがとうございました。

  今の市長の答弁で、1市2町の議会に統一見解を出すようにという要請をしたのが第1小委員会であるということがはっきりわかったわけでありますけれども、私は議会と、そして第1小委員会、そしてまた合併協議会の中でこの統一意見をめぐっては大きな開きがあったのかなというふうに感じております。議員の身分に関することであるので、こういうことは議員自身が考えて考えをまとめろと、そういうふうに議員の多くが受けとめたと思うのです。それだからこそ、2カ月もかけて慎重に審査をした結果、そういう結論を出したのだと思います。今までの過程の中でのような取り扱いをされるのであれば、統一する必要はなかったと思うのです。佐野市は佐野市、田沼は田沼、議会は議会で相談をして、そしてこの考えを合併協議会に出していけば、私はもっとすっきりしたわかりやすい結果が出たかと思うのです。それを、合併協議会の中では在任特例を使った方がよいか使わない方がよいかなどという比べ方をすれば、ほとんどの市民の方はこれは合併に対して議員の在任特例なんか使わない方がいいと、そういうふうに決まるのは私は当然だと思うのです。そういう議員にとっては議員の任期が長い方がいいか短い方がいいかと聞かれれば、だれだって本音は長くやっていた方がいいと思うのはこれは当然であります。しかし、そういう中にあっても佐野市議会は即選挙を選んだということを忘れていただいては、私はこれは困ると思うのです。それなのに、そういう形で佐野市議会も何かみんなと一緒になって攻撃をされてしまうようなことになってしまったわけです。それでは、在任特例を使いたいと言った田沼や葛生が間違っているかというと、これは全く間違っていないと思うのです。やはり在任特例というのは、合併をスムーズに進ませるために議員に与えられた権利でありますから、そういう権利を使いたいという議員がいてもこれは当然であって、それを第三者が在任特例は使わせないようにしようなどという署名活動などをやった。そういうことに合わせるかのごとく、今回の合併協議会とそういうものが連動していったような気がしてなりません。

  ですから、この議会が出した統一意見がこれがだめなのであれば、議会へ先ほど言ったように返せばいいわけであって、それを宙ぶらりんにされたまま署名活動とかそういうものが行われて、議員は一度決めてしまったものですから、自分の意見が言えなくなって、どうしても統一した意見しか言えないわけです。私も、そういう中ではいろいろとご質問等もありました。ですから、在任特例はこうして決まったのだということでいろいろご回答したりしたわけですが、そういうことだから前に言っていることと違うなんていうことまで私は言われたわけですけれども、確かに個人的にはこう思っていても、議会全体で決めればそれを守るのがこれは民主主義のルールだと思うのです。そういうものも覆される。そういうことを理屈をつけて説明しようにも、そういう場もなかった中で最終段階を迎えたわけであります。そこで市長に、結果的には1市2町の議員が意見を統一しろという市長の要請によって、大変私は多くの議員が迷惑をこうむったと思うのです。そのことについてはどう思うのかです。この第1小委員会が出したことについては、これはそれでわかりましたけれども、それとこの第1小委員会の要請というのは先ほど委員会の中で述べられたようですけれども、口頭であったのか、それとも文書でそういうことをしてほしいという要請だったのか、これはどちらなのでしょうか、その辺をお伺いしたいと思うのです。

  それと、合併協議会の中で、最終的には合併協議会の正副会長の調定案ということでこれを1市2町の議会は受け入れたわけですが、その過程の中で田沼の久保二六子議長さんが佐野市には申しわけないことをしたと。佐野市は最初から即選挙だったと。田沼と葛生が在任特例を使いたいということで申し入れたために、佐野市は田沼と葛生に協力をして、佐野市には迷惑かけましたねというふうな発言がありました。しかし、ああいう発言があったからこそ、少しずつ市民の中にはああ、そういう論議だったのかと。ただ単に議員が在任特例使いたい。一日でも長く議員をやりたいというだけで固めたのではないのだなと、そういうふうに受けとめたとは思うのですけれども、そういう人は私は一部の人だけだと思うのです。ですから、やはり市民の多くは新聞等の報道等で知るわけですから、何か在任特例対在任特例を使わないという対立の構図が生まれてしまったと。そういうことで、小委員会がやったことは一体何のために、2カ月以上もかけたものを粗末に扱い過ぎたのではないか、私はそのように思うのです。ですから、どのようにこれは考えても、やはり第1小委員会の委員長も議員でありますから、議員でみんなと一緒に決めたのに、自分は議員という立場があるにもかかわらず別の市民受けするような案を出して、そしてどっちがいいかなどという対立の構図をつくって、これは私に言わせれば人気取りの一つだなというふうに思うわけでありますけれども、こういうことでいかに議員個人ではなくて佐野市、田沼町、葛生町の議会までもが踏みつけにされたか、このことが大変大きいマイナスに議会にはなってしまったのではないか。そんなことだから、議員を減らせ、減らせなんて声が日増しに大きくなっていくことを私も肌で感じたわけであります。

  そういうことで、市長から今私はどんな答弁返ってきても討論では賛成するという通告を出しておりますので、安心して答えてもらいたいと思うのですけれども、市長が経過のこれは答弁しかできないと思うのです。やはりそういう中で、今回の合併に至るまでの間に大変多くの議員が屈辱的な思いをした。しかし、合併は壊してはいけないということであるから、最終的に調定案をのんだのだと、そういうことを私はここで申し上げまして、2回目の質疑とさせていただきます。

  どうぞよろしくお願いいたします。



○議長(飯塚昭和君) 当局の答弁を求めます。

  市長。

          (市長 飯塚君登壇)



◎市長(飯塚昭吉君) 寺内議員の議案質疑に関する再質問にお答えをいたします。

  合併協議会会長として、各市町の議会に議員の身分に関する統一見解を求めたことについてどう思うかとのご質問でございますが、結果として議員各位に対しまして大変なご苦労をおかけいたしましたにもかかわらず、ご迷惑をおかけしてしまい大変申しわけない、このように思っております。しかしながら、第1小委員会から追加の意見が提出されましたことについて、合併協議会の会長としては合併協議会に付議せざるを得なかったということについてはご理解をいただきたいと思います。

  なお、統一見解について第1小委員会からの要請は、口頭と文書ということでございます。

  以上でございます。



○議長(飯塚昭和君) 当局の答弁は終わりました。

  以上で通告による質疑は終わりました。

  ほかに質疑はありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(飯塚昭和君) これをもって質疑を終結いたします。

  この際、お諮りいたします。ただいま議題となっております本案は、いずれも委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(飯塚昭和君) ご異議なしと認めます。

  よって、本案はいずれも委員会の付託を省略することに決定いたしました。

  これより討論に入ります。

  討論の通告がございますので、順次発言を許します。

  13番、荒居聰君。

          (13番 荒居君登壇)



◆13番(荒居聰君) では、討論をさせていただきます。

  議案第8号、佐野市、田沼町、葛生町の廃置分合について、議案第9号、佐野市、田沼町、葛生町の廃置分合に伴う財産処分に関する協議について反対を申し上げます。議案第10号、佐野市、田沼町、葛生町の廃置分合に伴う議会の議員の定数に関する協議について及び議案第11号、佐野市、田沼町、葛生町の廃置分合に伴う農業委員会の選挙による委員の任期等に関する協議について、この二つの議案については賛成を申し上げます。

  これらの議案は、合併協議会の協議結果を受けて合併協定書が取り交わされ、栃木県知事あてに合併の申請をするためそれぞれの議会での議決を求めています。ここで改めて合併協定書を取り交わし、議会の議決を求めるに至った経過について振り返りながら、議案第8号、第9号に対する主な反対の理由を申し上げたいと思います。

  合併を考える際に、四つの視点が大切だと思っています。一つは、合併によって住民自治が、住民民主主義が拡充されるのかどうか、この点が第1点です。二つ目には、合併によって住民福祉が向上できるのかどうか。三つ目に、地域の将来は、地域の経済や旧市町村はどうなるのか。四つ目に、自治体の財政は改善をされるのかどうか、この視点から見ることが必要だと考えてきました。さて、合併協議会は住民発議によって求められ、合併の是非を論ずるところとして設置をされた、一般的にはこう言われます。しかし、そうは言っても総務省の合併協議会のマニュアルでは合併は避けて通れないとして、合併を前提にした機関として協議会が明確に位置づけされています。合併協議会では、まず新市建設計画の案をつくり、住民の意見を聞き、次に合併協定項目の協議に入るという合併を前提とした機関である、こんなふうに位置づけがされているわけです。しかし、そんな合併協議会の中でも、合併協議会の運営のマニュアルの中でも合併協議会は原則公開で、合併のメリットやデメリットなどを明らかにすること、このようにもしています。つまり、合併を前提とする合併協議会の役割でも関係住民にすべての情報を公開する。将来のまちのあり方について十分な判断の材料を提供し、住民自身の選択の機会と権利を保障すべきものでした。しかし、長い時間をかけて協議をしてきたのは事実でしょうが、現在進められている合併の本質が多くの市民にどれだけ伝えられてきたか疑問が残るところです。関係住民に情報の多くが伝えられるようになったのは、新市建設計画案が出てきて市民に配布をされ、約2カ月ほどの短い期間で住民懇談会が開かれるようになってからのことです。結局受けとめた多くの住民の方々は、限られた情報を未消化のままに受けとめ今日に至ったと。結局合併を既成の事実として受け入れざるを得ない状況に至ったと言うべきだと思います。重大な将来のまちのあり方を論ずるときに、十分な時間をかけ大多数の住民みずからの参加と、そして将来のまちづくりの決定に当たっては住民みずからが決定に参加をする、そのための制度上のシステムをつくる努力をしなければいけなかったと、こんなふうに私は考えます。

  具体的には、全住民へのアンケートの実施や有権者に、年齢的に有権者というふうに限定をしない若い層も含めた住民投票、これらを実施すべきだったと思います。これらのシステムを抜きに幾ら協議会の協議を重ねても、本当に住民が主人公と言えるまちづくりにはならないと言わなければなりません。地方分権の時代と言われて久しいものがあります。この考え方の意味するところは、住民自治の拡大にいかにつなげるかという点です。この点で、これまでの経過は大きな問題点を残したと指摘をしたいと思います。

  次に、合併について住民の関心事は財政運営の効率化、自治体職員の削減等に集中していることは、安佐に限らずどこでも共通をしているようです。財政の効率化については、市民の関心の高さは不況のもとで現在の住民負担の重さ、住民福祉が不十分であることへの批判的な思いから屈折した形であらわれているように思います。当然私たちは、財政運営の効率化に努力をしなければなりません。しかし、それは住民福祉の向上のためであります。この点で明確に合併協議の内容は示すことができないでいたと思います。恐らくこの安佐でもアンケートを実施すれば、アンケートの内容ととり方にも大きく左右されるでしょうが、共通した結果が出るとは思います。しかし、その一方で高齢化、少子化を迎え福祉の充実を求める声も大変大きく、自治体の責任も一層強く求められているところです。つまりこれからの自治体には住民福祉の充実について大きな役割と責任が求められているときに、その担い手である自治体職員の削減や財政運営の効率化ということで、福祉や暮らし向けの財源の削減につながりやすい自治体リストラを進めるという大きな矛盾の中にあると言わなければなりません。その矛盾を一層深めるその大元が今日の国による合併の押しつけにあると考えます。住民福祉の充実を住民の多くが求めながら、一方で自治体リストラを行う、この矛盾に改めて私は警鐘を鳴らしたいと考えます。不況だから自治体職員を減らせ、民間活力の導入をというスローガンは地方にとってはもろ刃のやいばだと考えます。今まで行ってきた住民福祉の事業を民間に移す。できることは民間にというのは大変わかりやすい言葉ですが、これも効率化がその中心にあります。結局近い将来、採算の合わないものは、効率化の名のもとに次第に手が引かれていくということになると思います。

  住民が福祉や暮らしに関心が高く、合併にもこの点で期待をする面がありますが、ではどれだけ具体的に安佐合併が住民福祉の向上に役立つと説明がこれまでできたでしょうか。1市2町のそれぞれの事業の調整と財政規模が大きくなるからという程度の説明にとどまっていたと、こう思います。合併に大きな夢があるかのように描かれていた割には、将来の住民福祉の向上に展望を示すことが大変不十分だったと、このように指摘もしたいと思うのです。その裏返しに、合併後の財政に象徴的なことは新市建設計画です。この新市建設計画の中では、10年間に約179億円という合併特例債を活用すること、借金をすることが示されています。そのほかの起債も含めれば、今後の10年間の起債総額は約359億円と示されています。しかし、合併特例債等のこの借り入れの根拠は説明がほとんどされずに、具体的に市民の福祉や暮らしの増進のために必要な事業を積み上げた結果でないことは、今までの議会の中でも既に明らかにされています。この使途目的が明確でないままに財政計画が組まれる。つまり、必要な事業が積み上げられての結果ではなく、起債、借金が先にありきという考え方になっています。これは、地方財政の困難が重大視される中、新たな開発のために借金を積み増しすることになり、住民が求める真の財政運営の効率化とは相反するものになるでしょう。もし住民福祉のための借金だというのであれば、具体的にこれを示し、住民の納得を得る努力が必要だったと思います。その点でも十分に財政内容にまで立ち入った市民的な議論がされてきたのかどうか、改めて振り返る必要があると思います。

  ただ、皮肉なことに市民の皆さんの関心、意識が合併協定項目の1点に集中をしました。大変皮肉にもと言わなければなりません。それは、議員の定数と任期についてどう取り扱うという点でした。財政の効率化、削減を合併の主要な目的として説明をして住民の納得を得ようとしながら、議員の身分だけは在任特例を使って特別扱いをするという点には、かつてない多くの住民、市民の方々の批判が集中をしました。これは当然だと思います。住民は、合併によってさまざまなデメリットが伴うことを直感で感じ取っています。財政効率化と言うが、本当のところは住民サービスが後退をするだろう。また、地域によっては一層の過疎化が進行するだろう。また、私たちの地域は全体のまちの片隅の一地域になってしまうだろう。新しい大きなまちになり、一部の地域にはさらなる開発のために資金が集中するようになるだろう。あるいはまた、1市2町がそれぞれこれまで進めてきた独自のまちづくりは忘れられていくのではないだろうか等々です。結局は、今後大きな不安をもたらしながら地域審議会も設置をせずにという進め方では、事実上休止をされる地域のことも考慮し、合併を見届けたいと、議員の在任特例の必要性を幾ら説明をしても、議員の利己的な身分の保全でしかないと住民の目に映るのは当然だったと思います。つまり、合併による財政効率化を説く議員や議会に対して多くの住民が信頼を寄せていなかった、このことのあらわれだと受けとめなければなりません。それは、全住民へのアンケートも実施をしない。住民投票についても検討もしない。つまりは、住民自治を本気で拡充しようとしない議会と議員に対する批判でもあったと受けとめなければなりません。

  財政を議論しながら、合併特例債について具体的に示すことができない。ただ単に、合併特例債を活用して地方交付税措置を受ければ有利だと。だから、合併特例法の期限内に合併を決めなければ、これらの考え方は地方財政の本来のあり方からも逸脱をした、いわばモラルハザードだという批判もあるくらいです。国は、合併を進める自治体に対しては特例債に対する交付税措置というアメを与える。そして一方では、困難でも住民に身近で何よりも暮らしを支える、そういう努力をしている小さな自治体に対して、交付税を削減するなどムチの政策をとっています。これは、国から地方への財政支出を削減することがねらいです。本来あってはならない地方いじめのやり方です。結局この国のやり方に従い、財政上有利なうちに合併を急ぐなどは、本来の地方分権と地方自治の理念とは相反するものだと言わなければなりません。確かに合併をしなければ自治体として成り立たない、そういう自治体も生まれる可能性も将来あるかもしれません。しかし、佐野市や田沼町、葛生町が差し迫ってそんな状況にあるのでしょうか。それぞれのまち、それぞれの問題や課題はあるでしょうが、独自に存立をし、努力をしてきている。合併をしなければ将来がないという状況では決してないと思います。確かに国の政策のもとで財政は困難だとは思います。しかし、合併することが現在の財政上の困難を救うものではないこと、合併後10年以降の財政シミュレーションを試みれば、これは明らかです。議会の中でたびたびこのことを要求しました。しかし、とうとう合併後の財政シミュレーションについては、10年間のシミュレーションしか示せませんでした。それ以降明らかにしなかった、こういうことがあったではありませんか。一時的に合併特例債で交付税措置がされても、数年後には返済が大きくのしかかってくる。合併特例債の交付税措置が有利だと言いますけれども、同時に地方交付税全体の削減措置を並行して国は進めていますから、合併、非合併どちらを選択しても国は地方の財政を困難にする、こういうレールを敷いていると言えます。このような国の地方財政措置に批判精神を持たなければ、本来の地方自治は取り戻せない、このようにも考えるところです。

  合併をこのように考えれば、バラ色に描く根拠はどこにもありません。合併による自治体リストラは一層の住民の負担を求めることになるでしょう。私は、合併するもしないも住民みずからがすべての情報を共有して、住民みずからが選択できる機会と権利を保障してこそ将来のまちづくりに積極的に参加をできるものだとたびたび主張してきました。確かに住民参加はなかなか困難な仕事ですが、合併問題を契機に発展をできる条件があったと、このようにも考えていました。結果として、今回合併を選択することも選択しないことも、住民自身が判断をすることが大切だったということを改めて感じています。合併協議会で議論を重ね今日に至ったことが住民自治と住民福祉の拡充と向上に貢献できるかどうか今後試され、私たちの新たな課題となると受けとめています。

  今回の合併の決議を求める議案、8号と9号については、以上申し上げたような理由から反対をするものです。そして、設置選挙で32名の定数でという議案第10号については、これは合併を選択するのであれば当然のこととして在任特例は適用すべきでないという立場から賛成を申し上げます。あわせて、議案第11号についても賛成を申し上げて、私の討論といたします。



○議長(飯塚昭和君) 15番、寺内冨士夫君。

          (15番 寺内君登壇)



◆15番(寺内冨士夫君) ただいまから議案第8号 佐野市、安蘇郡田沼町及び同郡葛生町の廃置分合について、議案第9号 佐野市、安蘇郡田沼町及び同郡葛生町の廃置分合に伴う財産処分に関する協議について、議案第10号 佐野市、安蘇郡田沼町及び同郡葛生町の廃置分合に伴う議会の議員の定数に関する協議について、議案第11号 佐野市、安蘇郡田沼町及び同郡葛生町の廃置分合に伴う農業委員会の選挙による委員の任期等に関する協議について、以上4件について賛成の立場で討論を行ってまいりたいと思いますが、まず安佐の合併が何とかここまでこぎつけた要因の一つには、何といっても佐野市の新清掃センター建設の見通しが立ったということが大きいと思います。もし新清掃センター建設の見通しがいまだ立っていなければ、ここまで順調に進まなかったのではないかと思うわけであります。そういうことを考えると、新清掃センター建設に全力を尽くした飯塚市長の功績は、ただ単に新清掃センターの建設にとどまらず、これらのことが合併に関してもよい方向に働いたと評価できるところであります。

  ただ、今回の合併をめぐっては、最後の段階に来て協議会の進め方のまずさ等から議員側から見るとはらわたの煮えくり返るような場面もあり、後味の悪い部分もあるわけです。それは、議員の身分に関してのことですが、大きく分けますと佐野市議会が合併後即選挙という考え方、それに対し田沼町の議会は合併後在任特例を2年間使いたいという考え、葛生町の議会は在任特例を1年間ぐらい使いたいという考えで、1市2町の議会の考え方がそれぞれ違っていたわけです。今になって考えれば、1市2町の議会がそれぞれの考えを主張していれば、今回のように混乱せずにすっきりした形で決まったのではないかと思います。そういう点から見ると、1市2町の議会の意見を統一させたということは、結果的には大変な罪つくりだったと思います。先ほどの質疑の中でも申し上げましたように、合併協議会の会長である飯塚市長から1市2町の議会の意見を統一するようにという要請が各議会に出されたわけです。しかし、佐野市と田沼町、葛生町の間には考え方に大きな開きがあったわけですが、合併協議会の要請にこたえるため1市2町の議会は正副議長会議や議員全員協議会を何回も開き、約2カ月もかけて1市2町の統一意見をまとめたわけです。その中身は、定数30人で在任特例を1年2カ月適用する。佐野、田沼、葛生の議員64人の考えを一つにまとめるということは、どうしても平均化してしまうのは当然のことだったと思います。議員にしてみれば、合併協議会の会長である市長名での要請ですから、議員のだれもがこの統一意見は合併協議会の中でも尊重され、在任特例が実現すると信じていたのではないでしょうか。ところが、実際には尊重されるどころか合併協議会の中で統一意見は袋だたき状態となり、そのどさくさに紛れて第1小委員会から定数34人で即選挙という追加提案が出され、1市2町の議会がまとめた統一意見と第1小委員会が追加提案した案の2案が合併協議会のテーブルに乗せられたことは、今考えても異常としか思えません。1市2町の議会に統一意見を出すように合併協議会の会長である飯塚市長に要請したのが第1小委員会の委員長、追加提案を出したのも第1小委員会の委員長、第1小委員会の委員長は一体何をたくらんでいたのでしょうか。そして、第1小委員会から追加提案が提出された時期に合わせるかのごとく始まった某団体の議員の在任特例適用に反対する署名活動、これらのことを振り返ってみると、1市2町の議会に統一意見を出させたり、追加提案を出したり、署名活動したりの一連の行動は、だれかが何らかの目的を持って描いたシナリオだったのでしょうか。もしそうだとすれば、統一意見に賛成した1市2町の議員は、そういう人たちのためにピエロにされてしまったとしか言いようがありません。

  何回目かの合併協議会の休憩時間に、協議会の委員であった某町会議員が私の前に来て、「寺内さん、こんなやり方はおかしいでしょう。おかしいと思いませんか」と問いかけてきたので、私は「おかしいと思いますよ。だから、かわら版でおかしいと書いているではないか。だけど、私は傍聴人だからここで発言できないんだよ。〇〇さんは委員なんだから、おかしいと思ったら発言してください」というようなやりとりがありました。残念ながら、この某町会議員は会議が始まっても合併協議会のやり方はおかしいという発言はありませんでした。それに対し、合併協議会や第1小委員会のおかしな部分を堂々と指摘した民間の委員さんがおりました。その方は、佐野市地域女性連絡協議会会長の小野ナツさんです。小野ナツさんは、「昨年12月22日に開催された第23回合併協議会の席で、10月31日に第1小委員会から付託されました調整項目、議会議員の定数及び任期の取り扱いについては、1年2カ月の特例を適用、合併後の議会議員の条例定数は30人とするとの調整案がこの協議会に報告されました。この調整に至るまでには、1市2町の議員統一意見をまとめるなど、議員間でも繰り返し、繰り返しの会議を持っての並々ならぬ労苦があったものであると思います。そして、それをさらに受けての小委員会の激しい論議を交わしての上での調整項目と受けとめておりましたので、私どもも少々異議があったとしても、これはその経緯をたどれば重視すべきと理解しておりましたところ、意外にも第1小委員会の委員さんから反対の意見が出され、一瞬なぜ小委員会でまとまらなかったことを報告されたのか、このこと自体何か無責任であり、協議会としては大変迷惑であり、残念に思いました」等の発言があったわけであります。小野ナツさんの言うとおり、おかしな話だったわけです。第1小委員会が統一意見を調整し、みずから提出したはずの定数30人で、在任特例1年2カ月という案をほかの委員会の人たちが反対するのならいざ知らず、合併協議会に提出した第1小委員会の委員が反対しているのですから、小野ナツさんが第1小委員会はまとまっていないものを合併協議会に報告したと言って迷惑がるのは当然のことだったと思います。だからこそ、合併協議会としては第1小委員会が最初に出してきた定数30人で在任特例1年2カ月という案をその場で決めることができずに、継続して協議するということにしたのだと思います。

  しかし、第1小委員会は自分たちで最初に調整して出した定数30人で在任特例1年2カ月という案が合併協議会では継続協議という取り扱いになっていたにもかかわらず、定数34人で即選挙という別の案を追加提案してきたわけです。なぜこのようなことになったのか、今でも理解に苦しむところですが、よく考えてみますと先ほども触れたように、1市2町の議会に統一意見を出すように合併協議会の会長に頼み込んだのが第1小委員会の委員長であり、追加提案を出したのも第1小委員会の委員長というのですから、だれが考えてもおかしな話なのです。仮に1市2町の議会が決めた統一意見が反対が多くてだめだというのなら、このままでは賛成が得られそうもないから、再検討してほしいと言って各議会に差し戻せばよかったと思うのです。1市2町の議会としても、統一意見が合併協議会の中では継続協議となっているうちは、どうにもならなかったわけです。そのような中、これらのすきをねらうかのごとく追加提案を出し、統一意見と追加提案どちらがよいかという対立の構図に持ち込んできたわけです。ここで合併協議会の会長が追加提案など頼んでいないと言って相手にしなければ、混乱は避けられたと思うのですが、二つの案を比べてどちらがよいかなどということにしてしまったのは、合併協議会最大のミスだったと思います。だからといって、この件を差し戻して初めからやり直せなどとは申しませんが、今回の一件は1市2町の議員をだましてでも安佐合併の主役になろうとした人たちが策略をめぐらせたのではないかと思えてなりません。以前議員の報酬値上げや市会議員の選挙の際の一部公費負担に反対して会派を追われた議員がいましたが、そういう個人的なパフォーマンスなどとは比べ物にならないほど重要なことだったかと思います。最終的には、合併協議会正副会長の定数32人で即選挙という、在任特例を一切認めないという議員側にとっては最悪の調定案が出されましたが、この調定案にしても合併協議会の2日も前に新聞で発表されてしまって、その後議員全員協議会が開かれて調定案をどうするかなどと言われても、調定案をのまざるを得ない環境に追い込まれてしまったわけであります。

  私は、過日の議員全員協議会の中で、個人的にはいろいろと言いたいことは山ほどあるけれども、議員の身分のことだけでこれ以上長引かせることは合併に対する1市2町の住民に不信を抱かせることになると思い、調定案に賛成はいたしましたが、合併協議会の運営のまずさは1市2町の多くの議員の間に不満をくすぶらせる結果を生んでしまったと思います。その上、今回の一件で事情をよく知らない住民からは議員がすっかり悪者にされ、議会も軽く見られてしまったかと思いますが、私たち議員にとって本来ならば4年任期のところを1年10カ月に短縮され、来年市長選挙と同時に市会議員の選挙をやることになりますが、残された1年間の間に一人でも多くの市民に真相を知っていただき、市議会の信頼回復、そして市会議員としての存在価値を高めるため、全議員が最大限の努力をしていかなくてはならないのではないかということを申し上げまして、討論を終わります。



○議長(飯塚昭和君) 1番、岡村恵子君。

          (1番 岡村君登壇)



◆1番(岡村恵子君) それでは、討論を行わせていただきます。

  議案第8号 佐野市、安蘇郡田沼町及び同郡葛生町の廃置分合について、議案第9号 佐野市、安蘇郡田沼町及び同郡葛生町の廃置分合に伴う財産処分に関する協議については反対を申し上げます。議案第10号 佐野市、安蘇郡田沼町及び同郡葛生町の廃置分合に伴う議会の議員の定数に関する協議について、議案第11号 佐野市、安蘇郡田沼町及び同郡葛生町の廃置分合に伴う農業委員会の選挙による委員の任期等に関する協議については賛成を申し上げます。

  それでは、議案第8号、第9号の反対の理由を申し上げます。まず、反対の理由の一つ目に、この安佐合併は国、県の押しつけによるもので、決して住民が求めたものではないこと、住民の意思を聞いた結論ではないことが一つ目です。さらに、この国が進めております平成の大合併は、住民の利益とは真っ向から対立する中身でもあるということを指摘しなければなりません。小泉内閣の2001年6月26日に閣議決定された骨太方針、経済財政運営及び経済社会の構造改革に関する基本方針の中で、明確に市町村合併が位置づけられているものになっていることから見ても、国の強い方針であり、その実行であることは明らかだと言わなければなりません。その基本方針の第4章の中に、(1)として国の過度の関与と地方の個性の喪失として、国、地方の間では地方自治と言いつつローカルな公共事業にまで国が実態的には関与している。また、教育や社会保障についても国が仕組みや基準を決めて、地方自治体が苦労しながらその実施に当たっている。国は、こうした関与に応じて補助金や地方交付税によりその財源を手当てし、全国的に一律の行政サービスが提供されてきた。しかし、こうした仕組みは一方で地方自治体が独自に地域の発展に取り組む意欲を弱め、地方は中央に陳情することが合理的な行動ということになりがちである。また、国の非効率が地方の非効率につながる仕組みである。その結果、全国で同じような町並みや公民館ができ、個性が失われ、効果の乏しい事業までが実施されるという弊害も見受けられる。引き続いて、この基本方針の(2)で次のように述べています。さらに、こうした仕組みのもとでは歳出の抑止力が働きにくく、結果として国も地方も政府の規模が膨らみ、財政赤字に苦しむという悩みを抱えている。そして、これまで均衡ある発展が重視されてきた。今後は、均衡ある発展の本来の考え方を生かすためにも、個性ある地域の発展、知恵と工夫の競争による活性化を重視する方向へと転換していくことが求められる。国が地方に対して広範な関与をすると同時に、その財源をも手当てをし、画期的な行政サービスを確保する時代から、次の時代へと歩みを進めていくべきである。自助と自立の精神のもとで、各自治体がみずからの判断と財源で行政サービスや地域づくりに取り組める仕組みに是正する必要がある。自助と自立に基づく新たな国、地方の関係の実現には、まず受け皿となる自治体の行財政基盤の拡充と自立能力の向上を促し、国に依存しなくても自立し得る自治体を確立しなければならない。そして、その結論として市町村合併や広域行政をより強力に促進し、目途を立てて速やかな市町村再編を促すと、この基本方針の骨太方針の中で市町村合併を明確に位置づけております。これでわかるとおり、国はこの方針に沿って今全国の中で市町村合併を進めてきていると言わなくてはなりません。

  この安佐の合併も、合併協議会設置が住民発議だったということで、合併することそのものを住民の自発的なものだとしていることは、大変な問題のすりかえだと言わざるを得ません。1998年4月1日に法定合併協議会が設置をされ、遅々として進まなかった合併協議が2001年12月になって合併の方向での協議が一挙に進んだことから見ても、国、県主導で進められてきたことは明確だと思います。これは、地方分権どころか地方自治の破壊そのものであると言わなければなりません。到底住民の意思が反映されたものと言えるものではありません。このように、強引に進められている合併は、自主的な地域の発展、そして暮らしの向上を妨げて、地方自治を侵すものだと厳しく指摘をしなければなりません。

  そして、反対の理由の二つ目として、国の言うとおり合併すれば地域の活性化が図れるのかどうかという問題についてですが、今の地方の産業基盤であります農業や製造業、地場産業の衰退は、国の経済政策の失敗であって、この今の経済政策の転換なしには活性化を図れる道はないのではないでしょうか。そして、地域経済を強くしていくことについて、合併が果たしてプラスの効果をもたらすものなのか。特に山間部においては、はっきりとマイナスの効果が出てくることは明確であります。そして、この旧市街地についてもさらに空洞化の拍車がかかってくるのではないかと思います。一方で、大型公共事業や都市再生として莫大な税金の投入があり、このための背景をつくり出すものとして市町村合併や三位一体の改革での財源確保があると言わざるを得ません。

  そして、反対理由の三つ目として、今述べたことと関連しておりますが、合併の最大の理由として国から地方への支出を大幅に削減することにあり、地方交付税の大幅削減は避けられないということです。ですから、合併後の財政の問題についても合併後の仕組みとして地方交付税を一定の期間そのまま保障する合併算定替えが10年後までで、10年後以降は段階的に縮小し、15年後には合併算定替えがなくなる。一本算定になれば、1人当たりの地方交付税は縮むことになります。このネックになっている財政の問題、財政シミュレーションも10年間しか示されず、それ以後は一切明らかにしてきませんでした。県の資料でも、年間この安佐合併で約9億5,000万円の削減になることも明らかになっております。市民にとってこのような大事な情報を明らかにせずに進められてきたことを指摘しなければなりません。そして、地方交付税が減らされてしまうから合併やむなしという考えは、合併すればそれ以上に交付税が減らされる道をみずからが進んでいくことになります。それでなくても、昭和の大合併で合併が進んだ栃木県は、隣の県と比較するだけでも1人当たりの交付税が大きく落ち込んでおり、今回の合併でこれに輪をかけて落ち込むことということになります。平成大合併で、国全体で4兆円から5兆円の交付税の削減を政府はねらっていると言われております。

  反対理由の四つ目に、住民サービスについて、負担は低い方にサービスは高い方にということで、これは他の合併した多くの自治体では初めはそうであったが、1年後になるとすぐに崩れてくる。公共料金の値上げや福祉切り捨てがされている例がたくさんあります。ですから、負担増とサービス低下があり得るということです。合併直後の公共料金の格差の調整に対応するためなどとして、特別交付税での措置をしておりますが、これは5年間に限られたものになっております。多くの部分が合併後に協議する、検討する、調整すると言っておりまして、合併後住民にとって負担は低くサービスは高くの何の保障もなく、住民にとってはこの範囲のみしか判断材料がないということ、住民にとってはこれからの暮らしがどうなっていくのか、このままいけば先の見通しもないままの合併となります。

  反対理由の五つ目に、合併特例債についてですが、合併市町村まちづくりのための建設事業と合併市町村振興のための基金造成の二つであります。建設事業の促進と公共事業の奨励策であるとも言えます。この合併特例債は、有利な借金だと説明されてきましたが、新市の財政負担が伴うことには変わりはありません。国も地方も、財政が大変だからといって市町村合併を進めていながら、支援策が公共事業の拡大誘導策、借金をふやすものであるということは大きな矛盾です。数年後には残ったのは大きな借金と大型施設の維持管理費だけ、そのツケが住民に回ってくるのではないかという不安を持つのは当然の話ではないでしょうか。

  私は、以上の理由で安佐合併を認めるわけにはいきません。よって、議案第8号 佐野市、安蘇郡田沼町及び同郡葛生町の廃置分合について、議案第9号 佐野市、安蘇郡田沼町及び同郡葛生町の廃置分合に伴う財産処分に関する協議については反対を申し上げます。

  以上で討論を終わりにいたします。



○議長(飯塚昭和君) 以上で通告による討論は終わりました。

  ほかに討論はありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(飯塚昭和君) これをもって討論を終結いたします。

  これより議案第8号から第11号まで、以上4件を採決いたします。

  議題のうち、まず議案第8号及び議案第9号、以上2件について採決いたします。

  本案は、いずれも原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

          (賛成者起立)



○議長(飯塚昭和君) 起立多数であります。

  よって、議案第8号及び議案第9号、以上2件はいずれも原案のとおり可決されました。

  次に、議案第10号及び議案第11号、以上2件について採決いたします。

  本案は、いずれも原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

          (賛成者起立)



○議長(飯塚昭和君) 起立全員であります。

  よって、議案第10号及び議案第11号、以上2件はいずれも原案のとおり可決されました。

                                                   



○議長(飯塚昭和君) 日程第5、市長提出議案第23号から第30号まで、以上8件を一括して議題といたします。

  当局の提案理由の説明を求めます。

  市長、飯塚昭吉君。

          (市長 飯塚君登壇)



◎市長(飯塚昭吉君) 議案第23号から議案第30号までについて提案理由の説明を申し上げます。

  議案第23号から議案第30号までにつきましては、既にお配りしてあります平成16年度予算(案)の大綱についてを朗読し、提案に当たっての説明とさせていただきます。

  議案第23号から議案第30号までの平成16年度佐野市一般会計、各特別会計並びに水道事業会計の予算を提出するに当たり、その大綱を申し上げ、議員各位のご理解とご協力をお願いするものでございます。

  現在、我が国の経済状況は、世界経済が緩やかな回復基調にあることに伴い、輸出や生産が増加傾向にあるなど、一部企業部門には前向きの動きが見られております。しかし、家計部門においては、雇用、所得環境の厳しさは解消されておらず、個人消費は横ばいの動きが続くと見られております。さらに、物価の下落幅は縮小していくものの、デフレ傾向は継続すると言われております。

  また、我が国の財政状況は、バブル経済崩壊後、総じて景気回復を優先した財政運営を行ってきた結果、債務残高は先進諸国と比較いたしましても上位に位置し、極めて厳しい状況にあります。

  こうした背景を踏まえた国の平成16年度予算は、これまでの「改革断行予算」という基本路線を継続し、構造改革の一層の推進と、活力ある経済社会の持続的な財政構造の構築を図るため、歳出全体にわたる徹底的な見直しを行い、歳出改革を一層推進することを基本に編成されたものであります。

  このように、厳しい国内経済の中で、国の予算の枠組みに連動する地方財政対策もまた厳しい状況にあり、財源不足額は、前年度より削減されたものの、14兆円を超えるものとなっており、この影響などから、平成16年度末の地方の借入金残高は、204兆円程度と見込まれております。さらに、三位一体の改革では、一部に税源移譲がなされるものの、国庫補助負担金の一般財源化や削減、地方交付税の削減といった影響が予想以上に出ており、極めて厳しい状況になっております。

  以上申し上げましたように、財政を取り巻く環境は極めて厳しい中、本市におきましては、ごみ問題という市制施行以来最大の課題に引き続き取り組むとともに、新しいまちづくりに向けて、合併への対応もしなければなりません。このため、平成16年度の予算編成に当たりましては、新清掃センター建設に加えて、ごみ全量委託という財政運営を圧迫する大きな課題を乗り切り、新しいまちづくりへのかけ橋とするために、「平成16年度予算編成方針」、「今後の財政運営の基本方針」を示し、編成したところであります。このようにして編成いたしました平成16年度当初予算の規模は、一般会計289億8,000万円、特別会計212億8,130万円、水道事業会計につきましては、収入21億5,620万3,000円、支出27億2,964万2,000円とさせていただいた次第でございます。

  それでは、平成16年度予算(案)の概要につきまして、主要な施策を中心に説明申し上げます。

  初めに、地域基盤でございますが、新市計画街路事業としまして、県道赤見本町線に接続し、中心市街地と朱雀土地区画整理事業地区を結ぶ都市計画道路3・4・206号線新設事業につきましては、付近の朱雀交差点を含め道路アクセスの円滑化を図るため、平成14年度から着手しておりますけれども、道路交通網の改善に向けて引き続き整備をしてまいります。また、主要地方道佐野古河線に接続し、既成市街地と佐野新都市土地区画整理事業地区を結ぶ、都市計画道路3・4・204号線新設事業(馬門地区)につきましては、佐野新都市との一体性を確保するため、平成15年度から着手しておりますけれども、平成16年度末の開通に向けて整備してまいります。

  次に、快適環境でございます。

  初めに、都市計画事業でございますが、地域公団が高萩・越名地区に整備を進めております佐野新都市土地区画整理事業につきましては、昨春、佐野プレミアムアウトレット及びイオン佐野新都市ショッピングセンターが相次いでオープンするとともに、周辺には商業施設や住宅なども建設され、活気にあふれております。今後、交通アクセスの円滑化を図りながら、隣接する組合事業の高萩南部土地区画整理事業とともに、一体的なまちづくり事業として、さらに注目を集める地域にしてまいりたいと考えております。

  次に、環境・ごみ対策でございますが、現清掃センターでのごみ焼却処理などができない状況にありますので、昨年に引き続き、可燃及び不燃ごみの処理委託費用の予算を計上いたしました。なお、この委託費用が財政運営を圧迫しておりますので、市民や事業所の皆さんに協力していただき、「ごみ減量化30作戦」を展開しているところでございますが、ごみの減量化はなかなか難しいものがあります。このため、昨年10月に設置させていただきました「女性モニター60会議」より、ごみ減量化の推進に関する提言をいただきまして、さらにごみ減量化に取り組むための予算を計上いたしました。

  一方、新清掃センター建設につきましては、昨年12月にごみ処理施設整備計画書を国に提出したところでございます。年度当初には国庫補助の内示が得られるものと考えておりまして、9月ごろには建設に着手できる予定でございますので、この建設のための予算を計上いたしました。また、これに関連いたしまして、地元周辺住民に配慮した地域振興策の予算を計上いたしました。なお、周辺の道路や公園整備などの地域振興策につきましても、それぞれ予算措置をしたところでございます。

  次に、都市公園整備事業でございますが、朱雀土地区画整理事業地区には、未整備の公園用地が3カ所ございまして、宅地化が進んでおります南側の地域については、子供や高齢者が安心して集えるような公園整備が求められておりますので、朱雀南公園整備事業として予算を計上いたしました。

  次に、人権・生活・健康福祉でございます。

  初めに老人福祉でございますが、「高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画」に基づき、民間活力を積極的に生かした老人保健福祉施設の整備を図るため、補助金などの所要額を計上いたしました。

  次に児童福祉でございますが、児童手当制度につきましては、児童養育家庭の生活の安定に寄与することなどを目的に、平成16年度から支給対象年齢が引き上げられることになりましたので、その所要額を計上いたしました。また、子育ての援助を受けたい人とその援助ができる人が会員となり、子育てを助け合う会員組織「ファミリー・サポート・センター」につきましては、社会福祉協議会に委託して実施いたしますので、その費用を計上いたしました。

  次に、文化・教育でございます。

  初めに、生涯学習関係でございますが、地域の活動拠点であります地区公民館につきましては、施設の状況を見ながら改修を行っております。城北地区公民館及び犬伏地区公民館について、老朽化している冷暖房設備の改修費用を計上し、利用者環境の改善を図ってまいります。また、義務教育関係におきましては、小・中学校の各種施設について、耐震補強事業や各種設備等の改修費用を計上し、施設の延命を図るとともに、障害児等の学習環境を改善するための施設整備費を計上し、児童・生徒の学習環境改善や安全確保に努めてまいります。

  次に、スポーツ・レクリエーションの振興でございますが、現在、小・中学校にナイター照明設備を設置し、ソフトボール等に利用していただいておりますが、設備の老朽化により照度が低下している学校が幾つかございますので、この改修費用を計上いたしました。また、陸上愛好者が安心して練習できる環境を整備するため、運動公園内の陸上競技場にナイター照明設備を設置する予算を計上いたしました。

  次に産業でございます。

  初めに、農林関係でございますが、JA安佐が事業主体で進めている園芸施設整備の苺栽培低コスト耐候性ハウス建設につきましては、一定の補助を行うことで、農業の振興に寄与してまいりたいと考えております。また、堆肥利用組合が事業主体で進めている家畜ふん尿処理施設建設につきましても、一定の補助を行うことにより、資源循環型農業の確立に寄与してまいりたいと考えております。

  次に、商工業関係でございますが、中小企業対策といたしまして、厳しい経済状況に加え、足利銀行破綻による影響もございますので、融資面で引き続き支援してまいります。

  次に、観光関係でございますが、平成15年度は、中心市街地の商店に家紋入り日除け暖簾を設置する費用を補助いたしまして、誘客に寄与してまいりましたが、さらに、多くの人に訪れていただくために、中心市街地活性化対策といたしまして、人間国宝である田村耕一氏等の作品を常設展示する、ギャラリー中心の誘客施設整備を図ってまいります。これにより、中心市街地への誘客が図られ、活気が出てくるものと期待しております。

  次に、地域づくりと行財政でございます。

  初めに、佐野市・田沼町・葛生町の合併についてでございますが、平成17年2月28日に新しい佐野市が誕生する予定となっております。現在、事務事業の一元化につきまして調整を行っているところでございますが、市民生活に支障を来さないよう、合併に向けた準備経費を計上いたしました。

  次に、行政の合理化でございますが、昨今、自治体の行政システムの抜本的改革が求められており、本市におきましても、従来の事務事業の見直しを行うため、平成15年度から行政評価システムの構築に取り組んでおります。平成16年度につきましても、引き続き予算を計上し、全事務事業について評価を行い、事業の改善や再編、職員の意識改革や組織体質の改善を図るとともに、評価結果を公表し、市民の皆さんとの協働を推進してまいりたいと考えております。

  最後に、現佐野市は、平成17年2月27日をもって61年余の歴史に幕を閉じることになりますので、閉市式を開催するための所要額を計上いたしました。

  以上、平成16年度市政執行に当たり、主要な施策について申し上げました。

  さて、昨年も申し上げましたが、本市の最重要課題は、新清掃センターの早期建設であると考えております。建設用地確保に当たりましては、紆余曲折があったものの、地域住民の皆さんのご協力をいただいて、平成15年に用地を取得することができましたので、平成16年9月ごろには建設に着手できる予定となっております。しかし、建設費だけでも今後3カ年で約104億円、国庫補助金や市債といった財源を活用しても、一般財源が約11億円必要となります。

  また、平成17年2月28日には、佐野市・田沼町・葛生町の1市2町が一つになって新しいまちづくりがスタートいたします。平成16年度予算には、そのための準備経費を盛り込むとともに、体制や組織づくりにも取り組み、合併を確たるものとして迎える必要があると考えております。

  一方、さきに申し上げましたように、三位一体改革の影響で、国庫補助負担金や地方交付税については、一般財源化や削減されるといった状況にあり、財政運営は非常に厳しいものとなってきております。

  そのため、今後はさらに踏み込んで徹底した歳出の削減や行財政の効率化を図ってまいりますが、市民福祉につきましては、できる限り支障を来さないよう、限られた財源を有効かつ合理的に執行するため、職員と一丸となって最大限努力してまいりたいと考えております。

  以上、平成16年度予算編成に当たりましての大綱とさせていただきます。議員各位におかれましては、大綱の趣旨を十分にご理解いただきまして、今後の財政運営にご支援とご協力を心からお願いをいたしまして、説明を終わらせていただきます。



○議長(飯塚昭和君) 以上をもって当局の説明は終わりました。

  この際、お諮りいたします。ただいま上程中の案件は審議を中止し、事後の審議に繰り延べたいと思います。これにご異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(飯塚昭和君) ご異議なしと認めます。

  よって、本日程の審議を繰り延べ、改めて議題とすることに決定いたしました。

                                                   



○議長(飯塚昭和君) 日程第6、市長提出議案第2号から第7号まで及び議案第12号から第22号まで、以上17件を一括して議題といたします。

  当局の提案理由の説明を求めます。

  市長、飯塚昭吉君。

          (市長 飯塚君登壇)



◎市長(飯塚昭吉君) 議案第2号から第7号まで及び議案第12号から第22号までについて、順次提案理由の説明を申し上げます。

  初めに、議案第2号 佐野市議会政務調査費の交付に関する条例の改正についてでございますが、政務調査費を減額するため、本条例を改正したいので提案するものでございます。

  次に、議案第3号 佐野市部並びに行政機関等設置条例の改正についてでございますが、組織機構の整理再編を実施するため、本条例を改正したいので提案するものでございます。

  次に、議案第4号 佐野市特別職の職員の給与に関する条例及び佐野市教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例の改正についてでございますが、市長、助役、収入役及び教育長の期末手当に関する特例措置を延長するため、本条例を改正したいので提案するものでございます。

  次に、議案第5号 地方独立行政法人法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定についてでございますが、地方独立行政法人法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律の施行により、関係条例の整理を行うため本条例を制定したいので提案するものでございます。

  次に、議案第6号 佐野市職員の退職手当に関する条例の廃止についてでございますが、栃木県市町村職員退職手当組合に加入することにより、本条例を廃止したいので提案するものでございます。

  次に、議案第7号 佐野市都市公園条例の改正についてでございますが、開発行為により設置され佐野市に移管された公園を都市公園とするため、本条例を改正したいので提案するものでございます。

  次に、議案第12号 財産の取得についてでございますが、佐野市一般廃棄物処理施設建設用地として取得するため提案するものでございます。

  次に、議案第13号 訴えの提起についてでございますが、佐野市営住宅の明け渡し及び滞納家賃の支払いについて、訴えの提起をしたいので提案するものでございます。

  次に、議案第14号 佐野市指定金融機関の指定についてでございますが、佐野市指定金融機関について、株式会社足利銀行への指定期間が本年3月31日で満了となるため、これを指定したいので提案するものでございます。

  次に、議案第15号 栃木県市町村職員退職手当組合への加入についてでございますが、栃木県市町村職員退職手当組合に加入したいので提案するものでございます。

  次に、議案第16号 市道路線の認定についてでございますが、佐野新都市土地区画整理事業地内の道路、県道バイパス事業による旧道予定の道路、寄附による道路及び改良整備による道路について、市道として認定したいので提案するものでございます。

  次に、議案第17号 市道路線の廃止についてでございますが、佐野新都市土地区画整理事業地内の道路整備により、従来の市道路線の廃止及び一部廃止をしたいので提案するものでございます。

  次に、議案第18号 平成15年度佐野市一般会計補正予算(第6号)につきまして説明を申し上げます。第1条、歳入歳出予算の補正としましては、2ページから5ページにかけての第1表、歳入歳出予算補正のとおり1億170万2,000円の減額をお願いするものでございます。

  第2条、繰越明許費の補正としまして、6ページから7ページにかけての第2表、繰越明許費補正のとおり、高萩南部土地区画整理事業外2件について追加をお願いするものでございます。

  第3条、債務負担行為の補正といたしまして、同じく6ページから第3表、債務負担行為補正のとおり、佐野市農業経営近代化資金利子補給金を追加し、佐野新都市土地区画整理事業基本事業費負担金を変更するものでございます。

  第4条、地方債の補正としましては、8ページから9ページにかけての第4表、地方債補正のとおり、ごみ処理施設整備事業費外7件について変更をお願いするものでございます。

  それでは、14ページをお開きください。歳入から説明を申し上げます。1款市税でございますが、2億909万4,000円の追加でございます。内容は、市民税、市たばこ税及び特別土地保有税の現年課税分でございます。

  次に、10款分担金及び負担金でございますが、128万6,000円の追加でございます。内容は、支援センター運営負担金でございます。

  次に、12款国庫支出金でございますが、773万6,000円の減額でございます。主な内容は、身体障害者福祉費補助金でございます。

  次に、13款県支出金でございますが、1,009万8,000円の減額でございます。主な内容は、身体障害者保護費補助金でございます。

  次に、16ページ、14款財産収入でございますが、35万2,000円の追加でございます。主な内容は、有価証券売払収入でございます。

  次に、15款寄附金でございますが、179万4,000円の追加でございます。内容は、社会福祉事業基金寄附金でございます。

  次に、16款繰入金でございますが、3億7,243万円の減額でございます。主な内容は、財政調整基金繰入金でございます。

  次に、18款諸収入でございますが、18ページ記載のとおり633万6,000円の追加でございます。主な内容は、損失補償金でございます。

  次に、19款市債でございますが、6,970万円の追加でございます。主な内容は、臨時財政対策債でございます。

  次に、20ページをお開きください。歳出について説明を申し上げます。2款総務費でございますが、2億3,402万1,000円の追加でございます。内容は、職員人件費でございます。

  次に、3款民生費でございますが、1,107万2,000円の減額でございます。主な内容は、障害者生活支援センター運営事業費でございます。

  次に、4款衛生費でございますが、1億4,276万1,000円の減額でございます。主な内容は、一般廃棄物処理施設建設に伴う地域振興事業費でございます。

  次に、22ページ、6款農林水産業費でございますが、2,764万9,000円の減額でございます。主な内容は、県営かんがい排水事業吾妻地区負担金でございます。

  次に、8款土木費でございますが、24ページ記載のとおり1億4,375万7,000円の減額でございます。主な内容は、公共下水道事業費特別会計繰出金でございます。

  次に、9款消防費でございますが、179万円の減額でございます。内容は、防火水槽設置事業費でございます。

  次に、10款教育費でございますが、1,507万7,000円の追加でございます。主な内容は、私立幼稚園施設設備整備費補助金でございます。

  次に、26ページ、12款公債費でございますが、2,377万1,000円の減額でございます。主な内容は、市債償還利子でございます。

  次に、33ページからの議案第19号 平成15年度佐野市国民健康保険事業費特別会計補正予算(第3号)につきまして説明申し上げます。第1条、歳入歳出予算の補正としましては、34ページから35ページにかけての第1表、歳入歳出予算補正のとおり2,920万円の追加をお願いするものでございます。

  それでは、40ページをお開きください。歳入から説明を申し上げます。4款国庫支出金でございます。1,168万円の追加でございます。内容は、現年度分の療養給付費等負担金でございます。

  次に、10款繰入金でございますが、2億9,106万6,000円の減額でございます。内容は、国民健康保険財政調整基金繰入金でございます。

  次に、11款繰越金でございますが、3億858万6,000円の追加でございます。内容は、その他の繰越金でございます。

  歳出について説明を申し上げます。2款保険給付費でございますが、2,920万円の追加でございます。主な内容は、一般被保険者診療報酬給付費でございます。

  次に、43ページからの議案第20号 平成15年度佐野市公共下水道事業費特別会計補正予算(第3号)につきまして説明を申し上げます。第1条、歳入歳出予算の補正としましては、44ページから45ページにかけての第1表、歳入歳出予算補正のとおり145万4,000円の追加をお願いするものでございます。

  第2条、繰越明許費の補正としましては、46ページから47ページにかけての第2表、繰越明許費補正のとおり、公共下水道建設費を追加するものでございます。

  第3条、債務負担行為の補正としましては、同じく46ページからの第3表、債務負担行為補正のとおり、公共下水道建設費を追加するものでございます。

  次に、第4条、地方債の補正としましては、同じく46ページからの第4表、地方債補正のとおり、公共下水道事業費を変更するものでございます。

  それでは、52ページをお開きください。歳入から説明を申し上げます。1款分担金及び負担金でございますが、2,230万2,000円の追加でございます。内容は、公共下水道受益者負担金でございます。

  次に、5款繰入金でございますが、1億1,758万円の減額でございます。内容は、一般会計繰入金でございます。

  次に、6款繰越金でございますが、1億1,113万2,000円の追加でございます。内容は、前年度繰越金でございます。

  次に、8款市債でございますが、1,440万円の減額でございます。内容は、公共下水道事業債でございます。

  次に、54ページをお開きください。歳出について説明を申し上げます。1款公共下水道総務管理費でございますが、300万円の追加でございます。内容は、受益者負担金前納報奨金でございます。

  次に、4款流域下水道費でございますが、154万6,000円の減額でございます。内容は、流域下水道建設負担金でございます。

  次に、59ページからの議案第21号 平成15年度佐野市農業集落排水事業費特別会計補正予算(第1号)について説明を申し上げます。第1条、歳入予算の補正としましては、60ページから61ページにかけての第1表、歳入予算補正のとおりでございます。

  それでは、64ページをお開きください。歳入について説明を申し上げます。3款繰入金でございますが、358万3,000円の減額でございます。内容は、一般会計繰入金でございます。

  次に、4款繰越金でございますが、358万3,000円の追加でございます。内容は、前年度繰越金でございます。

  次に、67ページからの議案第22号 平成15年度佐野市市民保養施設事業費特別会計補正予算(第2号)につきまして説明を申し上げます。第1条、歳入予算の補正としましては、68ページから69ページにかけての第1表、歳入予算補正のとおりでございます。

  それでは、72ページをお開きください。歳入について説明を申し上げます。2款繰入金でございますが、424万3,000円の減額でございます。内容は、一般会計繰入金でございます。

  次に、3款繰越金でございますが、424万3,000円の追加でございます。内容は、前年度繰越金でございます。

  以上が議案17件につきましての概要でございます。どうぞよろしくご審議いただき、原案のとおりお認めくださいますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明といたします。



○議長(飯塚昭和君) 以上をもって当局の説明は終わりました。

  この際、お諮りいたします。ただいま上程中の案件は審議を中止し、事後の審議に繰り延べたいと思います。これにご異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(飯塚昭和君) ご異議なしと認めます。

  よって、本日程の審議を繰り延べ、改めて議題とすることに決定いたしました。

                                                   



○議長(飯塚昭和君) 日程第7、陳情第1号を議題といたします。

  この際、陳情文書表の朗読はこれを省略し、要旨を会議録に登載のことといたします。




                陳   情   文   書   表
                               平成16年第1回佐野市議会定例会 
┌──────┬───────────────┬───────────────┬─────┬─────┐
│ 種   別 │   要       旨   │    提出者住所氏名    │受理年月日│関係委員会│
├──────┼───────────────┼───────────────┼─────┼─────┤
│      │性同一性障害を抱える人々が、普│               │     │     │
│      │               │神奈川県大和市下鶴間2―6―34│     │     │
│      │通に暮らせる社会環境の整備につ│               │平成   │     │
│陳情第 1号│               │プレジャーガーデン大和 301号 │     │厚   生│
│      │いての国への意見書提出を求める│               │16.2.27 │     │
│      │               │松 村 比奈子        │     │     │
│      │陳情について         │               │     │     │
└──────┴───────────────┴───────────────┴─────┴─────┘







○議長(飯塚昭和君) 本件は、お手元に配布の陳情文書表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。

                                                   



○議長(飯塚昭和君) この際、申し上げます。

  ただいま市長から議案が追加提出されました。この際、職員をして議案第31号を配布いたさせます。

          (職員配布)



○議長(飯塚昭和君) お諮りいたします。

  この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(飯塚昭和君) ご異議なしと認めます。

  よって、議案第31号を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。

  議案第31号を議題といたします。

  当局の提案理由の説明を求めます。

  市長、飯塚昭吉君。

          (市長 飯塚君登壇)



◎市長(飯塚昭吉君) ただいま追加提出いたしました議案第31号 佐野市職員の特殊勤務手当に関する条例の改正についてにつきまして提案理由の説明を申し上げます。

  本案は、職員の特殊勤務手当のうち変則勤務手当及び自動車運転手当を廃止するため、本条例を改正したいので提案するものでございます。

  どうぞよろしくご審議をいただき、原案のとおりお認めくださいますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。



○議長(飯塚昭和君) 以上をもって当局の説明は終わりました。

  この際、お諮りいたします。ただいま上程中の案件は審議を中止し、事後の審議に繰り延べたいと思います。これにご異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(飯塚昭和君) ご異議なしと認めます。

  よって、本日程の審議を繰り延べ、改めて議題とすることに決定いたしました。

                                                   



○議長(飯塚昭和君) この際、申し上げます。

  明2月28日は休日のため、29日は日曜日のため休会といたします。

  以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。

  次回は3月1日月曜日午前10時より本会議を開きます。ご了承願います。

  本日はこれをもって散会いたします。

          午後 零時14分散会