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栃木県 佐野市

平成 8年  6月 定例会(第2回) 06月10日−議案質疑・委員会付託−02号




平成 8年  6月 定例会(第2回) − 06月10日−議案質疑・委員会付託−02号







平成 8年  6月 定例会(第2回)



             平成8年第2回佐野市議会定例会会議録(第2号)
 
6月10日(月曜日)
 出席議員(27名)
    1 番   山  口     孝  君       2 番   荒  居     聰  君
    3 番   久  保  廣  志  君       4 番   義  本  美 智 江  君
    5 番   笠  原  敏  夫  君       6 番   金  子     裕  君
    7 番   飯  塚  昭  和  君       8 番   野  城  平 四 郎  君
    9 番   佐  瀬     實  君      10 番   吉  川  貞  夫  君
   11 番   寺  内  一  夫  君      13 番   島  田  昭  雄  君
   14 番   寺  内  冨 士 夫  君      15 番   林     邦  英  君
   17 番   島  田  一  男  君      18 番   小  菅  良  男  君
   19 番   新  井  重  光  君      20 番   森  下  光  子  君
   21 番   仲  山  太  一  君      22 番   篠  崎  貞 一 郎  君
   23 番   柿  沼  誠  二  君      24 番   寺  嶋  勝  豊  君
   25 番   金  井     弘  君      26 番   野  口  仙  一  君
   28 番   青  木     務  君      29 番   小  野  一  郎  君
   30 番   金  子  和  衛  君
 
 欠席議員(1名)
   27 番   新  井  作  二  君


 地方自治法第121条の規定に基づき出席要求による出席者
  市   長     毛  塚  吉 太 郎  君   助   役    古  橋  亮  一  君
  収 入 役     横  田  勲  夫  君   企画部長     青  木     隆  君
  総務部長      遠  藤  紀  夫  君   市民部長     川  嶋  一  雄  君
  経済部長      関  口     清  君   建設部長     大  石  武  一  君
  都市開発部長    篠  原     晟  君   福祉事務所長   鈴  木  正  男  君
  出納室長      小  川  次  郎  君   水道局長     五 月 女  和  雄  君
  消 防 長     木  島  正  治  君   監査委員     川  崎  研  一  君
                            事務局長
  教 育 長     田  沼     清  君   教育次長     船 渡 川     實  君
  農業委員会     籾  山     功  君
  事務局長
 
 事務局職員出席者
  事務局長      竹  石  庄  平  君   議事課長     須  藤  修  男  君

 議事日程第2号
  日程第1  議案第 8号 佐野市有給吏員恩給条例等の一部を改正する条例の改正について
   〃    議案第 9号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の改正について
   〃    議案第10号 平成8年度佐野市一般会計補正予算(第2号)
   〃    議案第11号 平成8年度佐野市水道事業会計補正予算(第1号)
 
 本日の会議に付議した事件
  日程第1  議案第8号から第11号までについて
        (質疑、委員会付託)





 



○議長(金子和衛君) 開議に先立ち、事務局長をして出席議員数並びに本日の議事日程について報告いたさせます。

 局長。



◎事務局長(竹石庄平君) ご報告申し上げます。

 ただいまの出席議員数並びに本日の議事日程についてご報告申し上げます。ただいまの出席議員数は27名でございます。なお、本日の議事日程につきましては、お手元に配付してございます議事日程第2号のとおりでございます。日程第1、議案第8号から第11号までについて、以上のとおりでございます。

 次に、本日お手元に配付いたしました文書につきましては、ただいまご報告を申し上げました議事日程のほか議案付託表、議案第10号 平成8年度佐野市一般会計補正予算(第2号)の関係部分一覧表及び佐野市議会役員一覧表でございますので、お改めをいただきたいと思います。

 以上で報告を終わります。

 

         午前10時04分開議



○議長(金子和衛君) これより本日の会議を開きます。

 日程第1、議案第8号から第11号まで、以上4件を一括して議題といたします。

 ただいま上程中の各案についてこれより質疑に入ります。ただいまのところ通告はありません。質疑はありませんか。

 2番、荒居聰君。

         (2番 荒居君登壇)



◆2番(荒居聰君) では私の方からは、議案第11号 佐野市水道事業会計補正予算(第1号)についてお尋ねをしておきたいと思います。この補正予算書の6ページ、補てん財源明細書にかかわってお聞きをしておきます。資本的収支の各基金の補てん、いわば基金の取り崩しということになりますが、減債積立金については、当初予算では2,243万2,838円の補てんをということになっていました。今回の補正でこれをゼロにすると。減債積立金については手をつけないと。建設改良積立金については、当初の予算の取り崩しについては3,462万3,162円だったわけですが、これを6,850万2,000円にふやしております。それから、収益的収支の方の利益積立金については、当初のこの補てん財源として当初予算では5,877万740円ということだったですが、これもやはりゼロにしたと。そして、建設改良積立金の取り崩しを4,800万円ほど充てていたわけですが、これについてもゼロと。このような補てん財源の明細が内容変わったわけですが、この処理の仕方について考え方をぜひご説明願いたいと思うのです。

 今度の補正で資本的収入及び支出の関係で企業債の償還金について1,144万6,000円の補正増額をするということになっているわけですが、内容としては減債積立金、決してこれ額が大きいものではありませんけれども、本来ならこれを充てるというのが基本的な考え方ではないのかなというふうに思うのですが、任意の積立金である建設改良積立金の取り崩しを中心にして行ったと。利益の積立金については手をつけないという形になっているわけですが、この辺のご説明をお願いしたいと思うのです。

 以上です。



○議長(金子和衛君) 当局の答弁を求めます。

 水道局長。

         (水道局長 五月女君登壇)



◎水道局長(五月女和雄君) 荒居聰議員の質疑にお答え申し上げます。

 補てん財源の明細について、内容が変わったわけでございますが、これにつきましては、2月定例会で水道料金の引き上げをお願いしたところでございます。今回それについての補正をお願いしてあるわけでございますが、まず3条の収益的収支から申し上げますと、当初予算では税抜きで1億717万5,000円の赤字を予定していたところでございますが、今回の補正によりまして70万9,000円の一応黒字になるという予定でございます。そういう中で3条にかかわります補てん財源につきましては、当初予定しておりました利益積立金並びに建設改良積立金の補てんを補正し、ゼロとしたものでございます。

 次に、資本的収支の補てん財源の明細でございますが、これにつきましては、今回企業債の償還ということで1,144万6,000円の補正をお願いしてございますが、これにつきまして当初予算にプラスをして補てん財源を計上しているところでございます。先ほど申し上げましたように、3条で建設改良積立金の取り崩しをやめましたので、この分について4条の方で補てんをするということで補正をお願いしているものでございます。

 次に、企業債の償還の内容でございますが、これにつきましては、旗川改修事業に伴いまして高橋町地内の築堤工事が予定されております。これに関しまして建設省の方へ3,940平米ほどを買収されました。これに伴いまして繰上償還が出てきたものでございまして、今回補正をお願いするものでございます。

 これにつきまして、減債積立金を充てない理由でございますが、減債積立金につきましては、現在法律では企業債の残高があるところまで積めというふうになっております。佐野市の水道事業における企業債の平成7年度末の元金の残高はかなりまだございまして、そこまで積むということはまだ不可能でございますし、何かの折に減債積立金を活用したいと思っておりますので、今回につきましては取り崩しをしないものでございます。

 以上でございます。



○議長(金子和衛君) 答弁は終わりました。

 ほかに質疑はありませんか。

 15番、林邦英君。

         (15番 林君登壇)



◆15番(林邦英君) それでは、水道会計の方をお尋ねしたいわけですが、その前に1点だけ第10号についてちょっとお聞きしたいと思うのです。平成8年度の佐野市の補正予算ですが、ページは10ページ、11ページ、商工費の商店街活性化アドバイザー事業費で25万6,000円、報酬やそれから旅費等などで節の説明がありますが、この事業の内容をひとつ説明していただきたいと思うのです。それから、それぞれの節に基づく補正の金額の支出についても、できればご説明をいただきたいというように思います。

 それともう一つは、その下になりますが、文化財の保護費の56万円、これは県の方から28万円財源が支出されまして、主に補助金として56万円ですが、どこの文化財でどういう内容で、そして全体のこの保護費に伴う財政計画、そしてその56万円の位置づけというか割合、この基準をひとつ説明していただきたいと思うのです。

 水道の方ですが、議案第11号の平成8年度佐野市水道事業会計補正予算(第1号)、今荒居議員の方からご質疑がありまして、主に3条ですね、補てん財源の明細にかかわるご質疑があったわけです。そこで、長い間値上げを佐野市の水道事業はしなかったということから、これまでの水道事業の企業としての努力によって一般市民に対する水道事業としての本旨を全うしてきたという点があります。いよいよ行き詰まってここで値上げをせざるを得なくなったということですが、値上げに伴って市民に対するPR、周知徹底ということが大変必要だということも含めて、今年度の4月からの値上げを控えて8月からという、7月ですか、8月からですか、することになったわけです。8月ですね。そこで、値上げをすることによって今後の水道会計の事業の財政計画、収支のバランスや財政計画がどうなるのか、そういう見通しについてご検討されていると思うのです。これ表流水のときの検討委員会の中で若干資料をいただいて、ほとんど質疑ありませんでしたけれども、財政計画について一定程度の提示がありました。これでいきますと、今度の値上げ15%ですが、それを超えますけれども、この値上げによって相当程度将来にわたって値上げをしなくて済みそうだという財政計画だと思うのですが、水道局としては今度の値上げの8年度の会計に対する影響力と、それと今後の財政計画、この見通しについてはどのように位置づけされているのか、それが第1点です。

 それから、補正の内容を見ますと、補正予定額は1億1,112万円、一応黒字になるということで値上げをされました。そこで、収入の内訳をひとつご説明していただきたいと思うのです。もちろん予測しがたいことですけれども、昨年あるいは一昨年ということをベースにして今の不況や何かの問題ではさまざまな問題が絡んでいますから、計算しにくい、推計しにくい状況があると思うのですが、補正の予定額を立てておりますので、収入の内訳はどのように算出されたのか。それから三つ目は、事業の計画については変更はないのかどうか。現在は水道山の配水池ですか、改修事業を今進めているということだと思うのですが、その後の事業計画を見ますと、老朽管の布設替えあるいはその他の事業を予定しております。ことしの予算見ますと、予算の10ページですけれども、継続費に関する調書ということで、上水道の第4次拡張事業と、後期ということで平成6年度から8年度まで、今年度までは3年間示されていますけれども、6年度で1億2,000万円、それから7年度で3億8,000万円、8年度今年度が3億円、そして9年度、10年度、11年度というふうにして堀米の配水池が終わるとその後主に老朽管のこの布設替えといいますか改修事業を進めるということで、恐らく3億円前後の金額が毎年の事業計画として立てられているのではないかというふうに思うのです。私たちは、全戸給水で市民の人たちに水道法に基づく低廉でしかも安全な水の供給という立場から事業を進めてほしいということで、主にそういう基本的な立場で事業を進められておりますけれども、事業のいわゆる計画については、今の経済状況、とりわけ長期にわたる不況という状況やあるいは市民生活や企業の全般的な活動状況、それからこれまでの実績、そういうものを踏まえて、これはもう決めたものをやるのだということではなくて、一定程度やっぱり見直す必要あるのではないかと。そうでなければ、財政計画に対して大きな影響力を与える。ひいては結果的にまた値上げをせざるを得なくなるというふうに申し上げてきたわけです。そういう点で、今度の値上げに伴って現在進められている事業計画の変更はどのように考えておられるのか。そして、主な事業はどういう内容なのか。

 それから四つ目は、これは荒居議員の方から一般質問でされますけれども、水道の場合は比較的金利が非常に高いのですね。低利への借りかえは実際に考えているのかどうか。これは予算のときもご質疑しましたけれども、主に利息の減収が非常に大きな予算上に対する影響力を与えているということは明白です。そういう点で全く努力しないということは、会計事業を預かるそういう立場からいっても問題ではないかというふうに私は思うのですが、その考え方や努力はどのようにされているのか。

 それから五つ目に、市の補助金の推移とその内訳。これはなぜそういうふうにお聞きしますかというと、表流水の検討委員会の中でも今までもいろいろご意見がありました。今の主にダム建設費負担金、こういうものに対して市の方は補助金を出しております。そのほか普及を高めるために計画外に対しての市の補助金がありますが、ダムの建設費は将来にわたってずっと進めていくとこれはその分の補助金は軽減されますから、非常に少なくなっていくということであります。そこで、市の基本的なこのそういう問題にかかわって補助金はどのように推移されているのか、そしてその内訳はどのようになっているのか。

 それから六つ目に、表流水の計画についての考え方ですね。これは検討委員会があるのですからいいのですけれども、結局結論から言えば、その方向については一定の方向が出されております。保有をすると。そして、将来に備えておくと。しかし、一番大きな問題は、それを抱えることによって出てくる矛盾、財政的負担の問題です。そういう問題について、結論が出ないまま料金の値上げに発車してしまったというところに、私は検討委員会は設けているけれども、一つの大きな矛盾をはらんでいるのではないかと思うのです。これは検討委員会でも非常に大きな指摘がされているわけですが、しかしこの間局長の答弁は、積極的に、私はそう一応評価するのですけれども、市への補助金、この関係の補助金をやっぱりふやすようにしていきたいということですけれども、そうなると結果的には市長の考え方次第と。全戸給水、それから表流水の計画、水道事業からはみ出たそういった市全般の施策について、そういう認識があったからこそ今まで補助金を出してきたわけですが、現状では建設仮勘定についてもそのままになっているという状況です。そういう点で、財政的結論がないまま料金の発車がされたという点で、この点についてはどのように局としては具体的に市長の方にその申請というか意見を申し上げているのか。市としてはどういう考え方で受けとめているのか。料金の値上げという重大な一つのきっかけですから、ひとつその点を明確にしていただきたいというふうに思うのです。

 以上です。



○議長(金子和衛君) 当局の答弁を求めます。

 まず、市長。

         (市長 毛塚君登壇)



◎市長(毛塚吉太郎君) 私の方からは特に水道事業に対する市の一般財源からの持ち出しの件についてのお話をさせていただきます。なお、料金の値上げ等につきましては、先ほど来お話がございますように、十数年来佐野市では大変努力をし、耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍んで値上げをしないというような状況でまいりましたけれども、もうこれ以上やはり時間をかけますと大変なこれは水道事業のピンチを招くというようなこともございますし、また水道事業というのは、これはほかの事業もそうなのですけれども、一たん緩急ある場合にいかに速やかに対応できるかということが非常にこれはいっぱいいっぱいの仕事をやっていきますと万が一というときには対応できなくなってしまうというおそれもありますので、やはり十分な先見性を持ち、しかも佐野市民のいろんな構造上の問題等につきましても考えをいたしまして、それらに対する対応というものを十分考えていかなければならないというのが水道事業の根本にあるはずでございます。私どもといたしましては、今いろいろご審議をいただいている機関もございますので、その審議をされております機関の最終的な結論も待たなければならないと思いますが、先ほど来お話のございますように、水道事業に対しましては私どもといたしましても十分検討を加えて対応するつもりでもおりますので、ぜひご理解をいただきたいと思っております。大変財政的な問題というのは非常にこれは大きな課題として残ってまいりますけれども、やはり水道というのは空気に次ぐというところがあります。今は空気も実は黙っていても空気が吸えますけれども、水は金をかけなければある程度これを確保することはできません。この問題につきましては大変重要な私は行政の一つであるというふうに考えておりますので、これからも鋭意努力をして水道事業に対する考え方をまとめていきたいと思っております。どうぞご理解をいただきたいと思っております。



○議長(金子和衛君) 次に、経済部長。

         (経済部長 関口君登壇)



◎経済部長(関口清君) 林議員の議案第10号 平成8年度佐野市一般会計補正予算の7款商工費につきましての質疑にお答え申し上げます。

 この商店街活性化アドバイザー事業でございますが、これにつきましては、ことしの2月21日付新聞に十字屋さんが8月に撤退だという記事が出まして、市といたしましては4月15日に佐野市商店街活性化検討協議会というのをつくりました。これの構成メンバーといたしましては、当然商店連合会なりそれから中心市街地の各通りの商店会の会長さんなりあるいは佐野南商店街研究会の実行委員会の副委員長さんなり商工会議所なり市の職員等で構成した22人の構成メンバーで結成したわけでございます。その中で今回の商店街活性化アドバイザー事業につきましては、国の方でやっております財団法人地域活性化センターというのがございまして、ここの活性化センターにおいては助成限度額を25万円を限度といたしまして地域づくりのアドバイザーを派遣するという事業でございます。全般的な講演会とかそういうのは出ませんが、今回のこの検討委員会にお招きいたしまして、その中でいろいろな佐野市の中心商店街の活性化につきましてのアドバイスを受けるというのが今回のねらいでございます。節の区分の8節報償費でございますが、これにつきましてはアドバイザーの派遣の講師謝礼金2人分でございます。それから、2人ということは1人で同じ講師が2回来てもいいということでございます。それから、9節旅費については、これは当然費用弁償の旅費でございます。内容的には以上でございます。

 以上でご答弁といたします。



○議長(金子和衛君) 次に、教育次長。

         (教育次長 船渡川君登壇)



◎教育次長(船渡川實君) 林議員のご質疑にお答えを申し上げます。

 私からは、10款教育費の文化財保護費56万円の追加補正についてのご質疑でございます。この文化財保護事業費は、市指定文化財芦畦の獅子舞の保存整備事業でございます。ご案内のとおり、この芦畦の獅子舞は市指定民俗無形文化財として昭和33年の1月に指定をされておりまして、花岡町会によって保存伝承をされております。この獅子舞は、10年目ごとに後継者を育成する稽古流しと称して大祭を実施しており、今年度はこの大祭の年に当たり8月中に行われる予定になっております。この獅子舞に使用する獅子をはじめとする衣裳、諸道具などは長年使用しておりまして、獅子の羽が抜ける、あるいは道具が破損するなど老朽化しておりますので、県の地域文化遺産保護事業費の補助金を導入いたしまして獅子の保存修理及び道具や衣裳等の修理など保存整備を行うものでございます。保存整備を行うための補助事業費は80万円でございます。その内訳としましては、所有者負担金が24万円、総額の30%、それから佐野市の助成が56万円でございますが、その内訳としますと佐野市の負担が28万円、35%、それから県の先ほど申し上げた補助金が28万円予定をいたしておるところでございます。なお、大祭での総予算は約180万円というふうに聞き及んでおります。

 以上でございます。



○議長(金子和衛君) 最後に、水道局長。

         (水道局長 五月女君登壇)



◎水道局長(五月女和雄君) 林議員の質疑にお答えします。

 初めに、料金値上げに関しましてのPRについてのお尋ねがございました。PRにつきましては、5月に1度「広報さの」に掲載をさせていただきました。その後6月の初めに1回当たりの請求する使用水量500トン以上使用している方についてはすべて個人あてに通知を差し上げました。また、6月1日号の「広報さの」では、特集号といいますか、そういうものを組みましてPRをしたところでございます。

 それと、今後の財政の見通しということでございますが、今回料金の改定をお願いする際、料金審議会にもお話を申し上げたところでございますが、一応平成8年から11年までの財政計画に基づきまして今回料金の改定をお願いしたところでございます。この内容につきましては、前にも申し上げてありますが、平成7年度現在の過去の蓄積4億5,800万円がすべて取り崩さなければ事業が行えないということで今回料金の改定をお願いしたところでございます。そういう中で、いわゆる内部の留保資金をどこまで持っていればいいのかということが一つの話題、議題になったわけでございますが、平成7年度末持っている額を平成11年度末持つということはかなり厳しい料金の改定を行わなければできないということで、財政計画の中では平成11年度の留保資金は1億3,900万円程度になるということで15.98%の引き上げをお願いしたところでございます。ただ、平成7年度8,900万円の赤字が予定されておりましたが、水道使用料の伸び等によりまして約5,200万円ほどの赤字に縮小されました。この部分につきましては3,700万円ほどになりますが、留保資金がふえるものと思っております。今後につきましても水の使用量等にかなり影響されますので、水の使用量等そういうものについて留意していかなければならないかと思っております。

 それと、若干答弁順序が逆になるかと思いますが、事業計画の変更についてどう考えているかということでございますが、第4次拡張事業の2次変更の中で平成6年から8年までいわゆる堀米配水場の改修ということで継続費を8億800万円ほど組んでおります。平成8年度以降の事業についてどのように考えているかということでございますが、平成9年度から仮称でございますが、第5次拡張事業ということで国の認可を得るために現在事務を進めているところでございます。その中では、いずれにしましても、議員からご指摘がありました老朽管の布設替え、特に石綿管が現在七十七、八キロ残っておりますので、これについては今後の拡張事業の中で布設替えを行っていかなければならないものと思っています。また、それ以外に大橋の浄水場から堀米へ送っております送水管の布設替え並びに堀米の配水場、水道事業創設当時から布設されております配水管等古い配水管については、石綿管以外のものについても今後布設替えが必要になってくるかと思っております。そういう中で第5次、仮称でございますが、拡張事業の中では古い配水管等の布設替えが主な事業になろうかと思っております。

 次に、金利のことでございますが、確かに一般会計等に比べますと水道事業の企業債の借入金利は高いものが多くなっております。これは第4次拡張事業後期の中で昭和52年から63年まであるわけですが、その中で52年から五十六、七年にかけて事業が多かったために金利の高い時期に事業が多かったということで、高い金利のものがあるわけでございます。これについて、借り替えとかそういうものをしないのかということでございますが、借り替えには一定の条件がございまして、平成7年度末で申し上げますと資本費が平成7年度で150円以上、それと給水原価が258円以上のものについては、公営企業金融公庫の企業債については借り替えが認められますが、佐野市についてはいずれにしましてもこれに該当しませんので、借り替えをすることは現在のところ不可能でございます。

 それと、収入の内訳ということでございますが、平成8年度当初予算におきましては、平成7年度の予算の積算990万トンに対しまして、1.5%の伸びを見まして1,005万トンの有収水量を計上してございます。今回の補正におきましては、8月以降納付される料金から料金を引き上げるということでございますので、平成6年度の実績に基づきまして7月までの分と8月以降の使用水量を超過水量等それおのおのに案分をいたしまして今回1億1,112万円の補正をお願いしたものでございます。ちなみに、当初予算に対しまして11.8%の伸びになるかと思っております。

 以上でございます。



○議長(金子和衛君) 当局の答弁は終わりました。

 15番、林邦英君。

         (15番 林君登壇)



◆15番(林邦英君) まず、水道の問題ですが、最初に市長の方からご答弁がありまして、水道は市民生活にかかわる重大な事業だというそういう立場で草木ダムの水利権やそれに伴う一般会計からの補助等の問題について、今後どのようにするかという点については慎重なお答えがありましたけれども、具体的なそういう答弁は避けられているわけです。その問題に関連して、この検討委員会ではまずその前段で庁内の検討委員会に出されて一定の方向がされているわけです。それはさまざまな要件があって、現実には施設の取り壊しだとかあるいはダムの取水権の放棄、こういう問題については非常にできないと、危険であると、できるだけ管理費の節減を図りながら当分の間は現状のまま保有するというのはやむを得ないという、我々もこういう方向は現状を踏まえたときに妥当ではないかというふうに申し上げてきましたけれども、ダムの取水権あるいは既存の施設の取り扱いについてはそういう方向を打ち出している。しかし、現実には財政計画見ると、細かい点は言いませんけれども、ダムにかかわるさまざまな負担金は非常に大きな水道会計に対する影響力を与えていると。そういう点で市からの補助金がされていますけれども、これは年々補助金が減少するというのはこれまでの取り組みからやむを得ないと。それから、一方かかる管理やその他の問題についてはむしろそれほど大きくありませんが、ふえていくという可能性があります。では将来どういうことを予測されるのか、雨も降らない、地下水もなくなる、川の水もなくなるというふうになったときに、まさに今国連や何かで論議されているように地球そのものの崩壊という状況になると。そこまで予測してやる必要はないと思うのです。調査可能なところの30年サイクルのもとで、地下水は十分あると、南の方の地下水の浅いところは地下水が減少しているというそういう心配あるけれども、水道事業をやる上では大きな問題はないと。そういう立場から、いわば確信的に一つの大きな展望を持って地下水でこれからも将来にわたって佐野の事業はそれを水源として望んでいるという方向が明確にされているわけです。ですから、水道事業は本当にこれからずっと一貫して続けていくということになれば、やっぱり従来のやり方ではなくて、この問題に対していずれ決着させる。料金の値上げの前に本当はその方向を打ち出すというのが当然だと思うのですが、なかなか検討委員会ではそこまでいきませんから、この機会にお尋ねしておきますが、そういう立場からなお一層の水道会計に対する市の補助金の増額、企業会計を守るという立場からのそういうお考えあるのかどうか、これはもう一度市長にお尋ねしておきたいと思うのです。

 それで、財政計画で今お話があったのは、確かに水道料金は13年間にわたって今日まで現行料金で事業を運営してきたということで、非常に大きな努力をされてきたということははっきりしているのですが、そして赤字が出るというそういう状況のもとで、当初よりも若干減ったというお話ですけれども、事業がふえたので値上げはやむを得ないということですけれども、この事業計画で見ると現時点で水道局が計算されている将来の見通しは一応12年までと。しかし、その時点で前後して既にもう財政計画では値上げの用意をされているのです。次も15%。15%になるかどうか、収入の見込額としては約1億5,000万円。ですから、さまざまな形で企業努力をされる、それからできるだけ経費は節減する、それから一般会計からの補助金もふやしていくということによって、市民生活を守る上での水道事業というのはそういう立場から努力することは必要だろうと思うのですが、その点で値上げをされて、あとはもう当分やっていけるから心配ないということでは本当に困ると思うので、水道企業としての姿勢、考え方をもう一度お聞きしておきたいと思うのです。

 それから、事業の計画について若干お尋ねしたのは、私はこれもう何度も言ってきているのですが、必要な事業はもう当然やらなくてはいけない。今は堀米配水場の問題としては平成8年度予定されているのは2億4,500万円ですね。そのほかもちろんこれは拡張事業費ですけれども、建設改良事業費として特にその中で負担割合の大きいのは草木ダムの建設費等があります。あるいは老朽管の布設替えがあるわけです。特に平成8年度の事業計画は非常に建設改良費が高くて、一応拡張事業は抑えてあると。堀米の配水事業については積極的に進めるけれども、その他の老朽管の更新だとか配水管、幹線の配水管の更新だとか、先ほどお話があったような送水管の改良だとかいう点についてはほとんど予算を事業計画としては持っていないと。9年度以降になると、9年、10年、11年、俄然金額をふやして、これは確かに老朽管の石綿管などの布設替えは当然必要ですけれども、一気に毎年2億円からの計上と、拡張事業では、という大きな事業をやるわけです。こういうふうにしていくと、結局限られた財源、それからまだまだ不透明な経済状況という状況から、予定どおりの財政計画では進まないのではないか。もっと早めた料金の値上げということが予測されるのではないかというふうに思うのです。そういうことを心配するわけですが、その意味で慎重な検討はされていると思うのですが、建設改良費あるいは拡張事業費等についてはやっぱり見直しをするということが必要だろうというふうに思うのです。その点についてももう一度お聞きしておきたいと思うのです。

 それから、これは荒居さんの方で具体的にお聞きしますから、私はちょこっとだけ聞きたいのは、一定の条件がなければ低利の借り替えはできないと言うけれども、そんな法律があるのかどうか。供給単価あるいは原価等の非常に高い金額以上でなければ認めないというのは、企業努力そのものを認めないということになるし、現在の状況から考えても各自治体がさまざまな形で努力されて借り替えは現実に進んでいるという状況です。その点でこれは法律上のそういう措置でできないのか、市の方が努力しないのか、また国がそういうことを厳格な意味で指示をしてさせないように歯どめをしているのか、どうもその辺が理解できません。したがって、もう一度ご答弁をお願いしたい。

 以上です。



○議長(金子和衛君) 当局の答弁を求めます。

 市長。

         (市長 毛塚君登壇)



◎市長(毛塚吉太郎君) 本年度につきましても、既に予算等でお手元に差し上げてありますが、草木ダム建設費補助金並びに管理費の補助金等を合わせますと約1億円になります。第4次拡張事業費の補助金につきましては約8,000万円、さらには計画外配水管工事費等につきましても1,275万2,000円の予算をことしは計上しておるわけでございます。合計いたしますと約2億円近くの水道事業に対する補助金を持っているわけでございます。なお、本市の特徴は老朽管が非常に多いということでございまして、これは大変私ども頭の痛い問題でございまして、70キロ以上あるということです。ちなみに、1メーター当たりの単価を言いますと約4万円ぐらいかかると、こういうことをひとつご認識いただいて、かなりな金がかかるということだけはひとつご理解をいただきたいと思っております。

 私の方からは以上でございます。



○議長(金子和衛君) 水道局長。

         (水道局長 五月女君登壇)



◎水道局長(五月女和雄君) 林議員の再質疑にお答え申し上げます。

 料金の引き上げのことでございますが、当然安易に引き上げを考えているわけではございませんし、今後とも料金の改定等につきましては慎重に対応していきたいと思っております。また、前回の料金審議会の答申書の中に附帯意見といたしまして、値上げするしないはいずれにしましても、水道事業の財政関係について3年または5年ごとに報告といいますか、報告をして、その中で見直しをしていくようにというご提言もありますので、今後につきましてはそういう中で対応をしていきたいというふうに思っております。

 それと、事業についての質疑がありましたが、市長もお答えしましたとおり、石綿管、先ほど申し上げましたように78キロ近くまだ残っております。今回来年度からの事業認可を受ける中では、必ず国の方ではその石綿管については今後の拡張事業の中ですべて布設替えをするようにというような指導が必ずあるものと思っておりますし、石綿管についてはできるだけ早い機会にいずれにしましても布設替えをしたいと思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

 それと、金利についてでございますが、これにつきましては国の方からの通知がございまして、毎年資本費並びに給水原価についての単価を指示されまして借り替えが認められるようになっておりますので、これについてもご理解をいただきたいと思います。

 以上です。



○議長(金子和衛君) ほかに質疑はありませんか。

         (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(金子和衛君) これをもって質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第8号から第11号まで、以上4件については、お手元に配付の議案付託表のとおり所管の常任委員会に付託して審査をお願いすることにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(金子和衛君) ご異議なしと認めます。

 よって、議案第8号から第11号まで、以上4件についてはいずれも所管の常任委員会に付託をして審査をお願いすることに決定いたしました。

 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。

 次回は6月11日火曜日午前10時より本会議を開きます。ご了承願います。

 本日はこれをもって散会いたします。

         午前10時51分散会