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栃木県 佐野市

平成 8年  2月 定例会(第1回) 02月29日−一般質問−05号




平成 8年  2月 定例会(第1回) − 02月29日−一般質問−05号







平成 8年  2月 定例会(第1回)



             平成8年第1回佐野市議会定例会会議録(第5号)
 
2月29日(木曜日)
 出席議員(26名)
    1 番   山  口     孝  君       2 番   荒  居     聰  君
    3 番   野  口  仙  一  君       4 番   義  本  美 智 江  君
    5 番   笠  原  敏  夫  君       6 番   金  子     裕  君
    7 番   飯  塚  昭  和  君       8 番   野  城  平 四 郎  君
    9 番   佐  瀬     實  君      10 番   吉  川  貞  夫  君
   11 番   寺  内  一  夫  君      12 番   田 名 網  輝  一  君
   13 番   島  田  昭  雄  君      14 番   寺  内  冨 士 夫  君
   16 番   小  野  一  郎  君      17 番   島  田  一  男  君
   18 番   小  菅  良  男  君      19 番   新  井  重  光  君
   20 番   森  下  光  子  君      21 番   仲  山  太  一  君
   22 番   篠  崎  貞 一 郎  君      23 番   柿  沼  誠  二  君
   24 番   寺  嶋  勝  豊  君      26 番   金  井     弘  君
   28 番   青  木     務  君      30 番   金  子  和  衛  君
 
 欠席議員(3名)
   15 番   林     邦  英  君      25 番   久  保  廣  志  君
   27 番   新  井  作  二  君

 地方自治法第121条の規定に基づき出席要求による出席者
  市  長     毛  塚  吉 太 郎  君   収 入 役    横  田  勲  夫  君
  企画部長     青  木     隆  君   総務部長     遠  藤  紀  夫  君
  市民部長     川  嶋  一  雄  君   経済部長     関  口     清  君
  建設部長     大  石  武  一  君   都市開発部長   篠  原     晟  君
  福祉事務所長   鈴  木  正  男  君   出納室長     小  川  次  郎  君
  水道局長     五 月 女  和  雄  君   消 防 長    木  島  正  治  君
  監査委員     川  崎  研  一  君   教 育 長    田  沼     清  君
  事務局長
  教育次長     船 渡 川     實  君   農業委員会    野  城  良  弘  君
                           事務局長  

 事務局職員出席者
  事務局長     竹  石  庄  平  君   議事課長     椎  名  勇  平  君







 議事日程第5号

  日程第1  一般質問

 

 本日の会議に付した事件

  日程第1  一般質問

  



○副議長(柿沼誠二君) 開議に先立ち、事務局長をして出席議員数並びに本日の議事日程について報告いたさせます。事務局長。



◎事務局長(竹石庄平君) ご報告申し上げます。

 ただいまの出席議員数並びに本日の議事日程についてご報告申し上げます。

 ただいまの出席議員数は25名でございます。

 なお、本日の議事日程につきましては、お手元に配付してございます議事日程第5号のとおりでございます。日程第1、一般質問、以上のとおりでございます。

 次に、本日お手元に配付いたしました文書につきましては、ただいまご報告を申し上げました議事日程のほか、各委員会会議日程表でございますので、お改めをいただきたいと思います。

 以上で報告を終わります。

 

         午前10時03分開議



○副議長(柿沼誠二君) これより本日の会議を開きます。

 日程第1に入ります。昨日に引き続き市政に対する一般質問を行います。

 順次質問を許します。

 15番、林邦英君欠席のため、通告順位を繰り上げて行います。

 1番、山口孝君。

         (1番 山口君登壇)



◆1番(山口孝君) おはようございます。ただいまから通告いたしましたとおり、(仮称)なんでもダイヤル相談の設置について、市道の維持・管理についての2点について質問させていただきますが、質問に入る前に一言市長を初め教育長並びに関係者にお礼申し上げたいと思います。

 と申しますのは、けさも新聞で大きく報じられておりましたし、昨日の青木大先輩議員の質問されました学校区の見直しに対して、本当に市長並びに教育長のご答弁、大きな第一歩を踏み出していただいて、心から感無量で、昨日からずっと春一番の風に吹かれたような面持ちでございました。本当にこの課題というのは、昭和40年代から多くの先輩議員が取り上げてきた課題でありまして、非常に難しい面もあろうかと思います。しかし、市民の中には熱いまなざしで見詰めている方も多いと思いますし、とりわけ6月定例会や12月定例会で質問させていただいたことがこんなに早く決断されて、英断をしていただくということは、本当に感無量でございます。

 とりわけ入学シーズン、卒業シーズン控えて、この時期に調査を開始していただくというのは、本当に一番市民が関心を持っている時期で、的を射た時期ではないかなというふうに考えておりますし、かつ官公庁というのは一番1年で忙しいのはこの年度末ではないかと思うのです。そういう忙しい時期に、この3,000名という多くの市民を対象に意向調査を始めるということで、本当にできれば七重のひざを八重に折ってでもお礼を申し上げたいという気持ちで、きょう一言お礼を申し上げさせていただきます。本当にありがとうございます。

 早速一般質問に入らせていただきます。まず、仮称でありますが、市民なんでもダイヤル相談の設置についてであります。私も、議員になりまして、約1年になろうとしておりますが、つくづく感じますのは、市の行政機構は幅広く、広範多岐にわたっているということであります。現在でも、一つの案件に対してどこが所管の課、係なのか、またその担当課はどこにあるのか、時々先輩議員や市職員に教えを請うときもあります。まして、一市民ともなれば、市政や行政に対して要望や苦情、相談など市役所のどこへ連絡すればよいのかわからないことが多々あるのではないでしょうか。

 最近でも、2回ほど「カーブミラーのポールが曲がっていて見づらいが、どこへ連絡すれば直してもらえるのか。市役所か、警察か」と聞かれたことがあります。「わかった、市役所の担当課に話しておくよ」と答えて、私も議員になって初めて市役所の交通生活課が担当しているということを知ったわけですから、市民がもしかしたら警察に連絡すればよいのかなというふうに考えるのもやむを得ないことだと思います。

 また、去る24日、先週の土曜日ですが、午前10時ごろ知人から電話がありまして、朝から水が出ない。変だと思ったら、近くの幹線水道管から水があふれ出している。どこへ連絡すればよいか教えてほしいとの内容でございまして、私からすぐ電話帳から水道局の電話番号を調べ、その内容を連絡しましたが、私自身ダイヤルしながら、土曜日でも本当に水道局に出勤者がいるかどうか不安でしたが、結果は水道局の職員の素早い電話応対と業者への連絡により、短時間で修理して正常に戻ったわけでございます。そして、知人からは、「本当にどこへ話せばいいかわからなくて、とにかくおめえが家にいてくれて助かったよ」という赤見弁でお礼を言われたわけでございます。あわせて、「水道局に本当に即応してくれて助かったということで、お礼を言ってくれ」とも言われておりまして、昨日の一般質問においても民主クラブ代表の寺内冨士夫議員も、水道局の先行投資に対する先見性について最大級の賛辞を述べられておりましたが、私も内容は違いますが、当日水道局の職員がすぐに現地へ駆けつけ、水道がストップした各家庭を1軒ずつ訪問して対応状況を説明するなど温かい配慮をしていただき、おくればせながら改めて水道局の関係職員の皆さんに心より感謝申し上げます。この種の出来事は、日常的に間々あることだと思います。

 また、例えば犬や猫が道路上で死んでいるのを見かけたら、清掃センターへ連絡することを知っている市民は少ないと思います。私自身も、昨年5月31日の公共施設視察のときに教えていただいて初めて知ったところです。ですから、連絡先を知らない、連絡先がわからないために、せっかくの親切心も薄れてそのまま道路上に放置されることにもなりかねません。このように、市民がいざというときの連絡先をPRすることも大切ですが、それよりも市政や行政に対する市民の要望や苦情、相談事、また先ほど述べた漏水などの緊急を要する出来事、さらには最近深刻化しているいじめ問題の悩みなどをそっと打ち明ける等々、市政行政全般何でも電話で受け付けて処理する課、係を設置していただき、さらに連絡電話番号も一本化していただけるならば、そしてそれをPRすれば市民から非常に喜ばれると思います。そして、できれば土曜日、日曜日、平日も一定時刻まで受け付け、即応できない内容についてはすぐ所管の課、係と相談して、折り返し連絡するなど温かい配慮面を見せることにより、市民が市政を身近に感じるものと考えます。そして、受け付ける電話番号も市民から覚えやすいように、フリーダイヤル0120を活用することも一方法ですし、ぜひ市当局のご検討をお願いいたしたいと思います。

 次に、2番目の質問であります。市道の維持・管理について5点お伺いしたいと思います。

 なお、振興計画の基本構想や基本計画の中でも、幹線道路や生活道路の整備、施策が述べられておりますが、当面する課題として当局の見解を承りたいと存じます。

 その一つは、市道中央部と道路の端までの勾配が大きい市道の維持管理についてであります。特に市道20号線の一部には、道路中央部と道路の南端までの勾配があり過ぎて、通称かまぼこ型的な段差が生じております。そのため、通行人はもとより、車両も荷崩れ等の心配があり、また雨や雪の日の通学時は、行きは右側、帰りは左側を通るよう教える親もいると聞きます。さらに、地域の生活道路の一部でも、道路と側溝間に段差の大きい場所が散見され、近隣の人たちからは夜間等では徒歩や自転車通行に危険があり、何とかしてほしいとの声も聞かれます。しかし、平成8年度の予算でも小規模改良側溝舗装整備事業費は4億5,000万円と財政的に限界があるのもわかりますが、これらの道路の維持管理について当局の見解をお伺いいたします。

 次に、2点目は凍結防止策を初めとした道路管理のあり方についてであります。幹線1級16号線のうち、市道153号線との交差点の手前約500メーターの区間はスロープがきつく、かつ南側が山のために年に数回の降雪時には凍結状態になりやすく、昨年12月下旬の降雪時は車両の追突事故が多発したと聞きました。今週の月曜日の朝も、夜半からの雪が残りましたが、現在では路面凍結スリップ注意の看板とスリップ防止の砂袋が置かれてありまして、市当局の素早い対応に心から敬意を表しますが、この砂袋あるいは看板、だれが設置し、まただれが片づけるのか等、具体的対応策についてお伺いいたします。

 あわせて、佐野は寒冷地と違いますので、市民も降雪時の運転は苦手だと思います。例えば幹線2級120号線の一部等、地方の日陰になりやすい道路では、雪が解けるのに日数もかかり、朝晩は凍結してスリップ事故が起こりやすい場所があります。これら降雪時における市内各所のアイスバーンになりやすい箇所の凍結防止策を初めとした道路管理のあり方についてお伺いいたします。

 3点目は、境界確認の申請書に対する対応策をお伺いいたします。去る1月31日の下野新聞の浅沼町の道路整備の記事について、一昨日の荒居議員も質問の中で触れられておりましたが、私も新聞に掲載された直後に、同地区を車で通りかかったとき、車1台がぎりぎり通れる通路幅の場所のために、慎重に運転しながら見ず知らずの婦人とすれ違いましたら、「この辺は、道路が本当に狭いでしょう。特にあの家のブロック塀は道路側に出過ぎているのですよ」と言いながら通り過ぎました。住宅密集地等においては、緊急車両の進入さえも困難な場所が数多くあると思いますが、その道路幅がないところに新築や塀を建てており、市当局の境界確認申請書に対する対応策、指導等についてどのようにしているのか、お伺いいたします。

 4点目は、都市計画道路についてであります。既に道路網の整備については、一昨日の吉川議員や義本議員も質問しており、また昨日の青木議員の都市計画街路事業計画について、雄弁迫力ある質問に感銘を受けたところでございます。このように、市の道路網をずっと見ますと、数多くの都市計画道路が記載されております。そして、それぞれの計画道路が何年ごろから具体的な動きがあるのか、周辺の住民にとっては大きな期待と不安があります。まして、計画道路の線上の市民からは、せめて10年先か20年先かマクロ的でもいいから、工事開始の時期が知りたいという要望も聞かれます。さらには、全然知らない人もいるわけで、私自身も出流原を通る県道山形寺岡線が都市計画道路に指定されていたのは、南北の市道路線網図をいただいて初めて知ったところです。今後の振興計画にも関係しますが、同じ計画道路でも当面の実施計画にのりそうな道路と、平成12年までの前期基本計画に入りそうな道路と、基本構想でいう平成17年までには何とかなりそうな道路、さらにはそれ以降になりそうな道路等を区分けして、当該の地域住民に対して早目に周知説明しておくなら、新築や塀を建てる上で参考になり、安心するのではないでしょうか、市当局の見解をお伺いいたします。

 最後の5点目については、道路の調整会議のあり方についてであります。去る2月4日付の読売新聞に、「舗装直後また掘るのでは……水道管交換に待った」という見出しで宇都宮市の記事が載っておりました。土木事務所の考えもわかりますし、同市の水道局の気持ちもわかります。しかし、一番困るのは市民であり、せっかく道路工事が終了し、騒音や渋滞が解消してよかったと思ったら、また数カ月で公共施設の工事のため道路を掘り返すということになると、市民はうんざりです。この問題が生じないよう、万全の対応をされていると確信いたしておりますが、改めて本市における電気、電話、ガス、水道、下水等、関係機関との調整会議のあり方について具体的な対応策などをお伺いいたしたいと存じます。

 以上で第1回目の質問を終了させていただきます。



○副議長(柿沼誠二君) 当局の答弁を求めます。

 市長。

         (市長 毛塚君登壇)



◎市長(毛塚吉太郎君) 山口議員のご質問に答えさせていただきます。

 私の方からは、市民なんでもダイヤル相談の件でございますが、市民からの現在のところ苦情相談等につきましては、交通生活課の方で相談員が対処しているところでございます。市民の方が直接相談に見えられるほかに、電話による相談もかなりあることも事実でございまして、その場合に電話を市役所にしていただいてきております。

 今の山口議員のお話ですと、それ一括して市民何でも相談ができるところを特設したらばというご意見のようでございますが、実はかなりベテランの職員を配置しないと、これは大変受けとめ方がまた、かなりの指導のできる職員でないと相談に乗れない部分も実は出てくるのです。今は電話、いわゆる5111番という代表電話ございますので、その電話をしていただきますと、今おります交換手はかなりベテランでございますから、佐野市の仕事の内容を熟知している方でございますので、その担当課の方に電話を回せるということもございます。しかし、担当課を判断できない場合には、先ほどお話しいたしましたように、女性生活係の相談員の方につなぐように実は内容はなっているわけでございます。

 実は、福祉事務所の中には福祉110番という制度とっておりまして、これは2年ぐらい前からでございますが、福祉110番という制度で、これはやはり佐野市の代表電話を通して入ってくる電話でありますが、福祉のことだけにつきましては、そこで一括してお受けするというふうになっております。

 一つの考え方でございますけれども、この代表電話制による手法としては、そういうものが一番妥当であるかと思うのです。県庁のように、それぞれの部や係、担当のところに直通の電話が入ってきますと、これはもう完全に独立したなんでもダイヤル相談の電話が仮設、つくられると思うのですけれども、今のところ私ども佐野市の庁内電話の問題につきましては、いろいろな財政的な事情等もございまして、今は代表電話制をとっておりますので、特別な財政的な支援がNTTさんからいただけますと、これは変わった形で判断できると思うのでありますが、今のところ私の方では代表電話制をとらざるを得ないということがございますので、特に受け付ける電話番号が市民の皆さん方に周知をされているということも一つの利点につながるかと思いますので、市役所の代表電話番号で対応していこうという考え方を持っているところでございます。

 実は、この問題は私どもの佐野市の中では話し合いをされている部分なのですけれども、どういうメリットがあり、どんなデメリットがあり、将来直接ダイヤルで電話が入ってくるようにするためにはどんなことをしなければいけないのか、また実際は代表電話でなくて、直接入ってくる電話の方に切りかわりつつあることも事実のようでございますので、そういう時期を待って私の方も今の山口議員のお話なども、これは充足することができるかなというふうに思っているところでございますので、また専門的な立場からいろいろご指導もいただければと思っております。

 その他の点につきましては、部長から答弁をいたさせます。



○副議長(柿沼誠二君) 次に、建設部長。

         (建設部長 大石君登壇)



◎建設部長(大石武一君) 山口議員の一般質問にお答えいたします。

 私の方からは、市道の維持・管理についてでございます。市道の延長は736キロにわたりますが、この道路の維持管理について、基本的な考えについて申し上げたいと思います。道路の維持修繕等の管理につきましては、円滑な交通の確保するために常に万全を期し、道路の破損箇所等、速やかに補修すべく対応しております。しかし、限られた予算の中では、まず危険箇所と緊急性を重視して実施しております。さらに、各町会に道路保全委員を委嘱し、道路パトロール等をお願いいたしまして、不良箇所等の的確な把握に努めているところでございます。ご理解いただきたいと思います。

 まず、市道赤見20号線の道路面のかまぼこ状による荷崩れ等の心配についてのご質問でございますが、この道路につきましては国道293号から名水百選で名高い出流原弁天へ通ずる観光道路として多くの方々に利用されておりますので、これまでもそのような考えの中で注意を払いながら順次整備を進めてきたところでございます。ご指摘の道路につきましては、現地を調査を行い、対処していきたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。

 次に、市道1級16号の凍結対策のご質問でございますが、特にことしの冬は寒波が厳しく、佐野市の道路の凍結が3回ほどありました。ご指摘の16号線のほか、凍結の危険箇所が高い箇所につきましては、翌朝の凍結が予想される場合には、前日に職員が凍結防止剤を散布いたしまして、危険を未然に防止しておりますが、夜間等の勤務時間外の対応といたしましては、あらかじめ地元の業者に凍結防止作業をお願いしているところでございますので、ご理解お願いいたしたいと思います。

 次に、市道境界確認申請書に対する対応策とのご質問でございますが、市道との境界に塀等の構築物を建てる場合には、境界確認が必要となります。本市では、市道と民有地との境界を確認する場合は、市道に隣接する土地所有者に市道現況調査願を申請していただき、現地立ち会いをして市道との境界を確定することになっております。平成6年度は、179件の境界確認を実施しており、今後ますます増加する傾向にあると思われます。しかし、いまだこの境界確認を行わないで、市道と官地に接している土地に塀等の構築物を建てられるケースが見られるところから、今後は官地に隣接している土地に構築物等建てる場合には、境界確認を行うことについての市民へのPRを進めるとともに、官地の適正な保全管理に努めていきたいと考えております。

 次に、道路箇所終了後、数カ月でまた工事とならないよう、電気、電話、ガス、水道、下水道等関係機関との調整会議のあり方についての市当局の見解というご質問でございますが、これにつきましては県、佐野市、田沼町、葛生町が管理する道路に係る地下埋設工事、その他の道路の掘り返しを伴う占用工事による道路交通の障害、道路の不経済な損傷を防止するため、関係機関密接な連絡のもとに、地下埋設工事等の施工時期、施工方法について合理的な調整を行うことにより、道路の構造の保全、円滑交通の確保及び事故防止を図ることを目的といたしまして、安佐地区道路占用連絡協議会が設立されております。この安佐地区道路占用連絡協議会の中で、佐野土木事務所、佐野市役所、田沼町役場、葛生町役場の関係各課並びに東京電力、NTT、佐野ガス、東京ガス等で協議を行い、道路工事及び地下埋設工事等の施工時期等の調整、事故防止対策の協議、安全管理対策のための事業実施等を協議するとともに、綿密な連絡調整を図りながら道路の掘り返し等のないように実施しているところでございます。

 以上でございます。



○副議長(柿沼誠二君) 続いて、都市開発部長。

         (都市開発部長 篠原君登壇)



◎都市開発部長(篠原晟君) 山口議員の一般質問にお答えいたします。

 私からは、都市計画道路に関してのお尋ねでございますが、山口議員からご指摘のように、都市計画決定されてもその整備がかなり遠い将来になるという場合に、その沿線の方には土地利用について一部制限が働くわけでございまして、大変ご迷惑をおかけする点もあるわけでございます。

 ただ、一般木造の2階建てあるいは鉄骨の程度であれば、県知事の許可を受けることにより建物は建つわけでございますけれども、しかし固い建物を建てる場合は計画線までバックしなくてはいけないというような規制も働きますので、その都市計画決定された沿線に住む方にとっては大変なことになると思います。今後その都市計画道路のご指摘の周辺の方がいつごろ整備されるのか、どうなっているのかなかなかわからないというご指摘でございますので、その点につきましては平成8年度から作成予定となっております道路網整備基本計画の中で、近い将来に整備する道路あるいは比較的長期に整備する道路、この辺を整理いたしまして、その整理の結果を何らかの形でやはりその周辺の人あるいは全市民の方にお知らせするという方法が、当然そうすべきだと思いますので、その周知の仕方、これなども十分これから考えていきたいと思っております。

 以上でございます。



○副議長(柿沼誠二君) 以上で当局の答弁は終わりました。

 1番、山口孝君。

         (1番 山口君登壇)



◆1番(山口孝君) 市長を初め、各部長さんのご答弁いただきまして、ありがとうございます。

 2回目の質問は、あくまで要望ということでお願いしたいと思いますが、市長からも本当になんでもダイヤル相談の設置についてそれぞれ見解をいただきまして、ありがとうございます。とりわけなんでもダイヤル相談という仮称で出して、相談というのが全面によかったかどうかというのがありまして、イメージとしては交通生活課へ連絡して相談するような、もっともっと軽い、例えば市民ハローダイヤル的なイメージでぜひ今後考えていただけるならばというふうにお願いしたいと思います。

 例えば福祉の関係での相談とかそういうのではなくて、もっと私が触れましたようにカーブミラーが曲がってしまっているけれども、あれどこへ行くのだろう。市役所のあそこへ、あるいは本当に犬、猫が死んでそのままになっていて、あれどうしようか、どこへ連絡すればいいのか。清掃センターとわからなくても、市役所へとにかく連絡すればいいやという、そういう市民、つまり緊急、何かあったら、あるいはちょっとしたことでも市役所の窓口、どこかへ一つにしておいてもらって、ですから市長が言いましたように、当面今は交通生活課でやっているというふうにありましたけれども、交通生活課ではなくて、例えば、では内線で「何でもいいよ」というので、114とか、福祉110番ではないけれども、わかりやすいような内線電話を一つ設定しておいて、市民の皆さんに何かあったら、あるいは市に対して協力するようなことが何かあったら、内線114、「何でもいいよ」というようなごろ合わせの内線を持ってくるとか、110番というのは使われているようでございますから、そういう内線の移動をして、交換手に困ったときはもう何番何番というふうなPRも含めて、気軽に、本当に簡単なものでも困り事あるいは緊急を要した、漏水を見つけたよ、すぐに連絡しようと。水道局の番号知らなくても、市役所24局の5111回して内線何番と言っていただけるような、そういう方法のことも、今後ぜひ市長が言いましたように切りかえる時期等々、節々を見てぜひ参考にご検討いただければというご要望をお願いしたいと思います。

 それから、市道の維持管理についてでございますが、それぞれご答弁いただきまして、ありがとうございました。一番心配しておりますし、それから建設部長も凍結防止策について、本当に先ほども言いましたように素早い対応していただきました。そして、地元の業者等にも凍結防止剤を散布するのを委託しているということでありまして、非常に場合によったらば佐野市内、結構そういう場所はあるのではないかと思いますし、これからもそういう拡大が、例えば1カ所そういうことで看板立てたり、それから砂袋置いたりするということになると、本当に市民が助かって、それが拡大するのではないかと思いますが、今後とも拡大する地域、今言いましたように町会に道路保全の委嘱している人たちからもそういう申し入れがあるのではないかと思いますが、ぜひこれからも交通安全のためによろしくお願いしたいなというふうに考えている次第でございます。

 それから、あわせて本当に要望でございますが、一番市民が不安に思っているのは、計画道路に指定されている人は本当にどうしようかということで、市役所に家を建てるときに話せば、今言ったように許可大丈夫ですよということになるが、それさえも知らない人たちがいるわけでございまして、よく言われるのは、これはお茶飲み話ですけれども、知っていたら塀を建てなかったよという人もいるし、いや、もう20年先だったらばいいやと、塀建ててしまって、そのときに市役所から拡幅と言われた場合には、壊しても惜しくないよという、だから早目にその展望というか、マクロ的なスパンが知りたいという人もいますので、ぜひそれらも含めて周知していただくということでございますから、それらも踏まえ、ぜひよろしく市民周知の方お願いしたいと思います。

 以上、それぞれ要望ということで、よろしくお願いいたします。

 では、1点のなんでもダイヤル相談の、本当にそういう市民ハローダイヤル的な関係については、ぜひもう一度ご見解をお願いしたいと思います。ありがとうございます。



○副議長(柿沼誠二君) 当局の答弁を求めます。

 市長。

         (市長 毛塚君登壇)



◎市長(毛塚吉太郎君) 志願をして答弁させていただきます。

 「何でもいいよ」ということで、そういうような内線の設置ということでございますので、これは私の方でも検討をさせていただきますが、「何でもいいよ」というのは114番が一番いいかなと思っておったのですが。

 それから、特に私の方からお願いをしておきたい、お願いというかお話ししなければなりませんのは、実はさっきの道路の段差の問題等について、かまぼこ型と。道路は、大体かまぼこ型につくるのです。これは、雨水排水の点でどうしてもそういう形になります。ところが、オーバーレイといいまして、今までの舗装されている上に舗装、もう一層上げるというのが一番金がかからなくて、道路きれいになってという形のものが多いものですから、そういうふうになりますと、先ほどの一番すその部分で段差ができてしまうということになります。

 例えばことし平成8年の計画でございますが、実はこれは舗装工事については2,810メートルを予定しておるのでありますが、そのうちオーバーレイ、いわゆるその上に1層乗せるのが680メートルを私の方では今予定をしているところでございます。問題は、金の問題が一つ絡んでまいりまして、本当はオーバーレイでなくてもとから入れかえをして、きちんとするということが一番いいのですけれども、議員さんや一般市民の皆さん方から家の前の舗装がもう古くなったから何とかしてほしいという要望が実はかなりな延長になります。限られた予算の中でこれらを処理しなければいけないということがございますが、先ほどお話しいたしましたように、入れかえをして舗装をするという金額と、オーバーレイでの金額では約3倍、3分の1で済むということになりますと、3倍の面積の舗装ができるということになります。そういう時間的な余裕といいますか、それから金銭的な問題の余裕があれば、本来は下から入れかえをしていくというのが一番望ましい姿ではありますけれども、どうしても要望と現実に実施をする延長等ではかなりな差があります。そこで、オーバーレイで済むところについてはオーバーレイをしていこうという形になりますが、今議員からご指摘をいただきましたように、一番端の部分で、のりの部分で実は問題が出てまいります。そういうことで、私の方といたしましても、できるだけオーバーレイでなく入れかえの舗装をしたいという希望持っているわけでありますが、皆様方からの要望等も非常に強いものがございますので、どうしてもオーバーレイをしなければならない、やらなければならないというところも出てくるということのご理解をこれひとつお願いをしておきたいと思っております。時間がかかってもいいから、おれのところは後まわしで中からよくやってよと言われれば、そういう方法もとれないわけではございませんけれども、地域住民の皆さん方は雨が降ったときに、例えば水たまりができているとか、子供の通学路にそういう水たまりなどがあれば、やはり一刻も早くそれを直してほしいという要望も出てまいりますので、そのような形で今進んでいることもご理解をぜひお願いしたいと思っております。

 以上で答弁といたします。



○副議長(柿沼誠二君) 3番、野口仙一君。

         (3番 野口君登壇)



◆3番(野口仙一君) おはようございます。ただいまから通告に従い、市政に関する一般質問を行います。どうぞよろしくお願いいたします。

 まず初めに、佐野新都市整備事業に伴うまちづくり委員会設置についてでございます。この事業につきましては、佐野市が第3次振興計画の中で県南の中核都市として発展するためには、経済の活性化、就業機会の増大、教育文化の振興を図ることが本市の主な施策とされてきました。また、昭和40年代に開発された犬伏工業団地の開発以来、工業開発が行われる開発の提供者による両毛沿線各都市からの立ちおくれから脱却するために、工業開発への要望が高まってきました。これらの状況から、市では幾つかの開発の可能性を検討する中で、地域振興整備公団による開発の可能性が示されたところであります。

 これを受けまして、本市で昭和62年、佐野新都市開発整備に関する予備調査というものが行われました。当時は、面積約300ヘクタールであります。しかも、全面買収ということで、地元では地権者の猛反対がありました。その中で、いろいろ研究しました。また、当時の地域公団の茂串総裁なども現地を訪れ、私も案内した覚えがありますけれども、やはり物件が多いということで、昭和63年、佐野新都市開発整備に関する基本調査というのが行われました。その中では、やはりいろいろ問題がある中で、どうしても300ヘクタールではちょっと大き過ぎるということで、150ヘクタールに縮小されたわけでございます。

 また、平成元年、佐野新都市開発整備に関する事業計画調査というのが行われまして、現在に至っているわけでございます。そして、最初は全面買収ということでございましたけれども、あくまでも地権者は反対ということで、私も地元議員ということで、また地権者ということで板挟みになり、随分苦労しました。当時の担当責任者である現在の船渡川次長さんなども、随分苦労し、努力したことと思います。したがいまして、6割買収ということになり、そしてお互いが3割型減歩ということで、土地区画整理法が取り入れられたわけでございます。

 そして、その後幾つかの調整を経て、平成2年から事業用地の先行取得に着手、用地についてはほぼ見通しの立ったことから、平成元年7月に栃木県と佐野市では地域振興整備公団に正式に事業要請をしたところでございます。地域公団は、事業要請を受けて平成6年4月に市内に公団の事務所を開設、本格的な事業着手に向けて国、県等との調整、事業実施に必要な調査、計画などの作成を実施、そのほか平成6年、7年度では埋蔵文化財の調査など実施したところでございます。

 そこでお尋ねするわけでございますが、この平成6年以後から2年になろうとしておりますが、この地域公団事業としての進捗状況はどうなのかをお尋ねするわけでございます。まず一つ目としまして、公団の事業計画、事業スケジュールはどうなっているのか。一つ、事業要請前に示された事業スケジュールと比べてどうなのか。一つ、実際の造成工事に着手するのはいつごろなのか、お願いいたします。また、新都市開発整備事業の事業主体は地域公団であると思いますが、公団が事業主体ということは公団が自由に事業を進められることも考えられますので、事業を進めることに関して地域公団と人はどのような関係になっているのかをお伺いいたしたいと思います。また、事業を進めることについての連絡協議会のような組織があるのかないのかをお尋ねします。

 ここで私の言いたいのは、このためにまちづくり委員会を設置してほしいということでございます。そして、新都市事業を成功させるためには、地元の関係者あるいは佐野市や県の意見を取り入れて、佐野市の将来に役立つ事業内容とすることが大事であります。市長も申しておりますように、本年度の予算大綱の中で佐野市に住んでよかった、佐野市に住みたいというようなまちづくり、しかもグレードの高い、質の高いということもうたっておりますし、ぜひこの委員会設置を取り入れていただきたいと思います。特に高萩、越名地区については、区画整理事業で整備されていくことになります。区画整理事業とは、地権者の合意形成が最も重要なことであり、また将来は整備された新都市の区域内に地元の地権者が生活することとなります。したがって、新都市は地元の地権者にとっても住みやすいまちでなければならないと思います。

 そこで、住みやすいまちをつくるためのまちづくり委員会をつくっていただきたいということでございます。そして、公団と人、権利者とでつくることが、また学識経験者なども入っていただきまして、特に今回この全国で新都市の関係の事業が16カ所ございますが、やはり市長の申すように日本一のまちをつくり、21世紀のまちをつくる、安心して住めるまち、これが佐野市の21世紀のまちづくりかと思いますので、よろしくお願いいたします。

 また、高萩、越名地区ではなく、町谷地区や西浦、黒袴地区についても、新しいまちづくりのために地元佐野市の意見を取り入れた事業とするために、新都市全体としての委員会の設置が必要と考えられますが、いかがなものでございましょうか。特に150ヘクタールという大規模な開発に、今後佐野市がということは容易ではないと考えられます。いずれにしましても、北関東自動車道の沿線開発も検討されていることでございますし、それらを踏まえて新都市を進めてきた中での反省の点、特に将来の開発などに役立てる意味で、反省の点をお聞かせ願いたいと思います。

 以上のことから、この佐野市のニュータウン、このまちづくりがせめて21世紀に住む人が喜んでいただけるようなまち、しかも災害のないということでありますし、昔の殿様は枕を高くして寝るということがございますけれども、今日の世の中でも火災や地震、そして交通事故、やはり夜ゆっくりと休めるようなまちづくりが必要かと思いますので、ぜひともお願い申し上げます。

 次に、佐野市、田沼町、葛生町の合併についてお伺いいたします。このことにつきましては、金子裕議員や、またいろいろの多くの議員さんも質問しておりますし、また市民の方も関心を持っております。特にこれからは、21世紀に向かってはご承知のように少子化問題、そして高齢化の問題が訪れております。特に空洞化の時代も来ております。したがいまして、経済の面でも低下しております。こういうときに、やはり行政が一つになって、1市2町が一つになって、やはり市民のために行政を行うことがこれからの21世紀の姿勢かと思いますので、ひとつお考えいただきたいと思います。

 特に私がお聞きしたいことは、この合併によりましてメリットとデメリットがあるかと思います。特に人件費の問題や、特に一番市民の関心深いのは市税の問題でございます。そして公共事業の問題あるいは公営施設、例えば文化会館とか陸上競技とか、そういう問題などもどうなのか、そして福祉の問題、特に教育の問題なども考えられます。そういったいろいろな問題で、1市2町が合併になった暁には、どのようなメリットとデメリットが市民に向かうのか、ひとつお伺いするわけでございます。

 ただ、これからはご承知のように、北関東横断道路が平成十七、八年から20年の間には完成するかと思われますので、それまでにできますれば合併などができればよいかと思いますけれども、ただ先ほど申しましたように、合併した後、市民に生活の負担がのしかかるのでは意味がございませんので、その点もひとつよろしくお願い申し上げまして、私の1回目の質問を終わります。どうもありがとうございました。



○副議長(柿沼誠二君) 当局の答弁を求めます。

 まず、市長。

         (市長 毛塚君登壇)



◎市長(毛塚吉太郎君) 野口議員の質問に答えさせていただきます。

 私の方からは、いわゆる安佐は一つという合併問題でございますけれども、この問題はもう何回も何回も、また多くの議員から何回もお話をいただきまして、私はそのたびに極めて細かくお話を申し上げたつもりでもございます。いわゆる地方分権の時代に入りまして、また北関東自動車道の関連におきましても、私ども佐野市と田沼町、葛生町という安佐は一つという合併の問題につきましては、これから大変発展的な意味からも重要な課題であるというふうに考えております。また、私はこのたびの第4次振興計画の中にもそのことはうたわさせていただいているわけでございます。

 しかし、議員からお話のメリット、デメリットという部分でございますけれども、これはなかなかお話を申し上げにくいところもございますし、特に議員から一番最後の方で佐野市民の生活の負担にかかわるようではというようなこともございましたけれども、ある面では犠牲も払い、ある面ではメリットもありというのが私はこの合併についての考え方だと思うのです。いい点だけ私どもだけがとってしまうということは、これは合併の趣旨に反します、はっきり言いますと。お互いに助け合う、補い合うという精神がまず基本的には必要であるというふうに私は考えているわけでございます。市、町の合併につきましては、何といいましても重要なことは、住民の方々の意向、意思というものが尊重されることが前提であるというふうに考えておりますので、今後におきましても広域事業などの機会をとらえまして、合併の機運のいわゆる高まりをつくっていきたいと考えているところでもございます。

 例えば市議会の皆さん方が、田沼や葛生の議員の皆さん方とゴルフというスポーツを通してお互いに理解を深めるとか、ボウリングなどやってお互いにあるときを、ひとときを過ごす、いわゆるこれも一つはそういう高まりをつくっていく一つの方策であるというふうに思ってもおります。お互いに歴史的、文化的、地理的な条件が非常にそろっておりますこの安佐につきましては、格別な私はそういう機運といいますか、気持ちというものをお互いに持ち合っているものだというふうに理解をしているところでございます。先ほどお話しいたしましたように、お互いが補い合う、助け合うという部分が基調になければ合併問題は処理できないというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

 その他の件につきましては、部長から答弁をいたさせます。



○副議長(柿沼誠二君) 次に、都市開発部長。

         (都市開発部長 篠原君登壇)



◎都市開発部長(篠原晟君) 野口議員の一般質問にお答えいたします。私の方からは、新都市開発整備事業に関しましてのご質問にお答えいたします。

 まず、新都市開発整備事業の現況あるいは今後の事業の進め方などのご質問いただきましたが、これにつきましてはさきの予算大綱質疑の中でもお答えしておりますけれども、また改めてお答えいたしますけれども、現在の進捗状況申し上げますと、現在まず用地取得を重点に行っておりまして、町谷地区につきましては85.7%、黒袴、西浦地区につきましては79.1、高萩、越名地区につきましては80.7、全体では81.5%の用地取得及び同意をいただいているわけでございます。今後のスケジュールといたしましては、まず地域公団におきまして平成8年度に高萩、越名の区画整理事業を始めるための事業認可をいただく手はずを整えているわけでございまして、ご承知のように土地区画整理事業というものは実際にブルドーザーといいますか、そういう現地に入らなくても事業認可をいただけば着手という形になるわけでございます。事業認可をいただいた後、換地計画の問題やらいろんな問題が入るわけですが、そういう机上の計画づくりも含めて、事業認可いただくことによって着手になります。実際の事業認可いただいて、では現地に工事にかかれるのはいつごろかということになりますと、8年度の末ごろには一部調整池等の工事が可能かというふうに考えているわけでございます。

 また、市におきましては、平成8年度中に黒袴、西浦地区につきまして市街化区域編入をするための都市計画決定に向けて、用地買収に全力を挙げているところでございます。

 それから、地域公団と連絡協議会のあり方についてお尋ねですが、連絡協議会があるのかというお尋ねでございます。実は、地域公団と市との協議会組織はございません。ただ、事業進めるに当たりまして、その都度現在は協議を行っている状況でございます。その地元住民のよかったなという、そういうまちづくりを行うためには、やはり先ほど野口議員からお話のありましたまちづくり委員会というものも必要ではないかという考えも持っておりますので、今後その点については地域公団と十分検討させていただきたいと思います。

 以上でございます。



○副議長(柿沼誠二君) 以上で当局の答弁は終わりました。

 3番、野口仙一君。

         (3番 野口君登壇)



◆3番(野口仙一君) 2回目の質問をいたします。よろしくお願いします。

 新都市のまちづくりについては、一番大切なのは一般住宅地だと思います。企業用地というのは、やはり整備公団の方で自由にやるのではないかと思いますので、一般住宅地、保有地の問題と住宅地の問題の道路の関係とか、それから家をつくるときの問題とか、またあと換地の問題、農家の地権者の換地の問題、これなどについてもやはりまちづくり委員会というのがないと、どうしても公団サイドでやられてしまうのではないかと思います。

 先日、いわき市なども視察に行ってきましたけれども、あそこは佐野市とはまた事業内容が微妙に違いますけれども、住宅の跡、結論的にはどうしても反省する点が多いということを聞いておりますので、やはり公団サイドでやられたのでは地元のためにはならないと思うわけでございます。そういう中で、やはりまちづくり委員会というのがどうしても必要だと思います。日本の国は、ご承知のように地震とか災害、例えば酒田の大火のようなああいうことにならないようなまちづくり、そして地震なども起きたときには、やはり交通の支障のないような道路のつくり方とか、そういったの。現在の新都市の地形的にはそのような心配はないようには見えますけれども、でもこれからはやはりそういったのを十分に研究していただかなければ、そこに住む人が佐野市に来て失敗したなということがないようなまちづくりをお願いしたいわけでございます。ですから、市長の申すとおりでございますので、危険のない、災害のない、そして住んでよかったと言われるようなまち、これが21世紀のやはり快適環境都市の基本かと思いますので、ぜひこの地権者、公団、市の職員、そして学識経験者等によるまちづくり委員会を設置していただきたいと思いますので、お願いいたします。

 次に、1市2町の合併、安佐は一つのことでございますけれども、これからはやはり北関東横断道路が開通するまでには、ひとつ研究して委員会などをつくりまして、どうしても市民の意向がだめならばいたし方ございませんけれども、何の手も尽くさないで、ただ時代の流れを待つだけでは、やはり経済の発展のためにはならないかと思います。いろいろ模索しまして、そして市民の意向、市長の言うように意向を聞いて、やはり一人一人の市民の税が軽くなるような施策、税の負担をかけないような行政の施策が1市2町の合併の基本かと思います。あくまでも、それが負担になるようでは、やはりこれからの日本経済の中では無理かと思いますので、できますればこの1市2町の中での委員会などを設置できますよう、ひとつ要望としましてお願い申し上げまして、一般質問を終わります。

 1番目は答弁をお願いしまして、二つ目は要望でございますので、よろしくお願いします。



○副議長(柿沼誠二君) 当局の答弁を求めます。

 都市開発部長。

         (都市開発部長 篠原君登壇)



◎都市開発部長(篠原晟君) 野口議員の2回目のご質問にお答えいたします。

 野口議員からは、新都市開発整備事業を進める中で住んでよかったと、そう思えるまちをつくるためにも、まちづくり委員会が必要ではないかと、こういうお尋ねでございます。このまちづくり委員会につきましては、先ほど申し上げましたけれども、今後地域公団と十分検討させていただきまして、委員会の設置について考えてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○副議長(柿沼誠二君) 以上で当局の答弁は終わりました。

 13番、島田昭雄君。

         (13番 島田君登壇)



◆13番(島田昭雄君) では、一般質問を行ってまいります。

 今回の私の質問は、佐野駅周辺と自由通路について、それから子供の遊びの実態とその対策についてであります。

 佐野駅周辺と自由通路についてお伺いしてまいります。本市の中心市街地の活性化、近代化など推進するためには、佐野駅の見直しは必要かつ重要な課題であります。その推進事業とは、連続立体交差化事業、駅舎と自由通路が線路上をまたぐ橋上駅化事業であります。ご存じのとおり、本市の中心街はJR両毛線と東武佐野線、この二つの鉄道線路で分断されており、周辺に幾つもの踏切があります。南北へ連絡する道路もなく、特に北側に居住する人たちは買い物や駅利用に大変不便な思いをしているのでございます。

 今年1月10日水曜日付の下野新聞の見出しに、「佐野駅立体交差化は断念」、市長表明ということで、橋上化で通路整備への記事が載っておりました。その内容は、長いこと懸案だった連続立体交差化事業を市は事実上凍結し、それにかわって佐野駅を線路上を駅舎と自由通路がまたぐ構想で橋上駅にする方針を固めたということであります。

 また、それより先の1月1日の佐野商工ニュースには、「夢の橋をかけよう」という表題で、佐野駅の橋上化推進提言についてのチラシが発行されております。このことは、以前にもこのニュースも出ておりましたし、全市民に広がってきていることだろうと思います。私も、この事業を駅北側の住民の一人として積極的に進めていくことを希望するものであります。

 それから、私が心強く思うのは、私は昭和62年から、つまり議員になってからでございますが、連続立体交差化事業以外の問題についても何件か取り上げてまいりましたけれども、主として連続立体交差化事業問題と、それから佐野駅北側地域開発につながる施策として鉄道高架もさることながら、跨線橋とは言いませんでしたけれども、それに似たようなものを想定しながら、駅南から駅北へ通じる通路について取り上げてまいりました。しかし、今日ほど市民の盛り上がりは余り感じられませんでした。長いこと懸案となっていた連続立体交差化問題は、話が出てきたのが昭和四十八、九年、具体的に動き始めたのが昭和50年代でありますけれども、その間昭和54年から57年の途中4年間は休止の状態でありました。実際休止だったのかどうかは私にははっきりわかりませんけれども、再度この問題が浮上してきたのが昭和59年であります。

 私が昭和62年からこの問題を取り上げたその時期、既に話が出てから15年経過しているわけであります。そんな中で、周囲の状況は全く変わってしまっていたということでございますし、また市長もかわっておりました。踏切遮断によるいわゆる渋滞の時間だとか、自動車の停車台数とか、あるいは通過台数あるいは遮断回数、それらが建設省との規定範囲の違いや、そして貨車中継の廃止あるいは輸送体系も変わってきたことであります。高架問題から連立問題、そして橋上駅までの24年間に至る経過や周辺の状況などについては、私も私なりに資料などを取り寄せて見てはきましたけれども、寺内冨士夫議員さん、青木議員さんの質疑や一般質問に触れられていた話を聞いていて、なるほど、なかなかこれが進展しないというような事情も正直言ってよくわかったような思いをしている次第でございます。

 鉄道高架から連続立体交差化問題について、私も市当局の取り組みについて当時から姿勢と考え方などを取り上げてきたわけですが、市当局の対応、言い分はいろいろ調査はしていたようであります。ただ、一つの問題として、建設大臣から認定されているシェイプアップマイタウン計画の中の核的事業、その核事業として本市のいわゆる連続立体交差の問題も位置づけられているというので、その意味においても事業主体は県だということで、建設大臣の認定を得ているわけであるから、県が建設省にその話を持ち上げていくものと受けとめていると、また県自体もそのつもりでいるのではないか、そのように市当局では理解していたようでございます。

 また、駅の北側開発についても、駅南とのアクセスを図るなどで城山公園整備に絡んで整備調査研究委員会で検討されることになるだろうというようなことでございました。要するに、寺内議員さん、青木議員さんがいろいろ話をされた中で、この事業は具体的には前進はなかったように感じられたというふうに思うわけでございます。

 それから、商工ニュース、チラシの裏面、これは埼玉県の北鴻巣、それから熊谷、篭原、本庄各駅の橋上化された駅舎の写真が載っておりますけれども、実は私もよそへ出かけていくたびに、時間があればそれなりのまちの顔とも言われる駅舎を見てまいります。ただし、私は足と目だけでありますから、ただ見てくるだけでございます。口と耳を使っていけば、もっと参考になるのではないかな、今後そのようにも心がけていきたい、そのような気持ちでございます。いずれも、この四つの駅、これは高崎駅経由で上越沿線の駅でございます。この上越沿線、上野から高崎間で高崎近辺の駅などを見てみますと、高崎のすぐ隣の駅は倉賀野といいます。新町、本庄、岡部、深谷、篭原、熊谷などの駅がございますけれども、いずれも橋上駅でございますし、またそうでないところは跨線橋が設置をされておりますので、要するに両側へは出られるというような状況になっております。

 橋上駅と言えば、県内では県都宇都宮のJR駅だとか、両毛沿線の駅では小山、新前橋、高崎の各駅は橋上駅になっておりますけれども、また本市と似たような駅、これはJRと東武線の二つの駅舎を持つ埼玉県の久喜駅、これは駅舎と自由通路がJR線と東武線の線路上をまたいでいる橋上駅であります。本市にあるのだから、この駅などが大分参考になるような駅のような気がします。市長も、他市あるいはそのまちの駅舎をかなり見ていると思いますので、市長が見てきて参考になる橋上駅について、どこの駅が本市にとってこれはと思うのがあれば、お聞かせ願えればありがたいというふうに思います。

 それから、佐野駅でございます。これは、明治21年に開設されてから1世紀以上に及んで今日まで通勤あるいは通学客を主体に、およそ1日1万2,000人からの重要な交通拠点として、我がまちも佐野駅を拠点として発展をしてきたのではなかったかというふうに思います。またその反面、周囲の幾つかの踏切あって、列車の通過のときなどは踏切が遮断されるので、通行に不便な思いをしている人も数多くいるということは事実でございます。

 佐野駅は、東西に走る線路に沿って側道がなく、駅北から来る駅の利用者、これ駅がすぐそばに見えていても、結局わざわざ遠回りしなければ駅前通りに出られないと。そして、逆に学生のバスの発着場などは北側にあるために、南からわざわざ遠回りしているというような状況でございます。とにかく佐野駅を利用する人たちは、いや応なく、例えば西から来る人などはいわゆる駅前通りから駅に入るにはどうしてもそこの道を通らなければならないところ、殿町通りとか昇栄通り、特に北側から来る人などはそういうことでございますし、また駅の構内が通れれば非常に便利になると思うのですけれども、今のところそういう状況ではございません。また、東側から来る人については、唐沢観光通りから大正通り、それで駅前に出てくるわけですから、駅利用者はこの道順を踏まなければ駅へは来られないというような状況であります。

 このような状況を踏まえた中で、少しでも時間短縮、短時間に駅へ来られるような側道交通対策についてお尋ねをしたいと思います。この駅の西側についてでありますが、清算事業団管理地の開放であります。佐野イン北側通りを利用する人、旧田沼街道踏切を渡る人たちに、これは開放されれば大変便利になるのではないのかというふうに思います。それから、いわゆる佐野インと線路を挟んだ北側でございますが、これは製氷会社のあったところで、現在村樫さんの所有地になっております。この敷地の買い取りと利用方法なんかでありますけれども、ここからふみきり寿司さんのところを通りながら城山ハイツの前を通って、その踏切を渡ることなくそのまま真っすぐに東へ向かってくると、佐野プラスチック工場の門前、つまり唐沢観光通りに出てくるところでございますが、実はこの間は踏切の敷地内でありますから、貨物の取り扱いなども廃止をされて線路も取り外されているために、このJRホームと東武線ホームとの間がかなりあいているわけです。この敷地の利用方法についてでありますけれども、実は一般質問をやりますよと通告した日に、関係当局から電話いただいて、こういうものが今できますということで、きのう青木議員さんも触れられておりました城山のすぐ南のいわゆる東武線と並行している道路、それからこれで見ると税務署通り、この地域に測量を始めているのだというような話もありましたが、実は今私が申し上げているのは、もう私が連続立体交差化事業の問題取り上げている間に、この問題なんかも一体どうなのだというようなことで、いろいろ周辺の人たちからも話は言われておりました。恐らく今言ったようなところを市長も耳にしているのではないかと思うのです。こういうことで、たまたまいわゆる佐野駅の橋上化の問題が出てきたものですから、この際に私もひとつ、では尋ねてみようかというようなことで、これを提案というような形で出させてもらったわけでございます。

 そういうことで、橋上駅化事業に伴う南北自由線路に接続させた東西への通路、東武線ホームが今私が言ったところへ移設するような場合なども想定しながら、それらも含めてこういったいわゆる跨線橋的みたいなものを設置してみてはどうかというようなことで当局の所見などをお伺いしておきたいと思います。

 それから、我がまちを表現するときに、それぞれのまちでございますが、そのまちの顔とも言われる駅の名前が大概出てまいります。我がまちの表玄関何々駅はというようなことでございます。今の佐野駅なら、その表現はぴったり当てはまるのではないかというふうに思いますけれども、高架駅とかあるいは橋上駅、そして跨線橋などが設置をされているところは東口とか西口、南口、北口というふうな表現であります。本市も橋上化そのものが実現すれば、南口とか北口というふうになるのではないのかなと。

 実は、きのう青木議員さんが触れておりました中で、当然北口の広場などはそれも検討してもらえるのだろうというようなことは、実は私もそういうふうに受けとめておりましたし、青木議員さんがその問題を触れていただいたので、これはあえて私が触れることはないと思うのですけれども、いずれにしてもそれぞれの出口の前は大体駅前広場ということで、どこのまち、そのまちの今言った東西南北の口については、広場というのはちゃんと完成をされております。

 また、本市における橋上駅の事業化についてお尋ねしてまいります。これは、都市計画決定の上でということもありますが、平成9年度に着手を目指す方向でJRと本格的な協議に入るとのことでございますけれども、いつごろから協議に入るのか、それとも既に協議に入っているのか、その具体的な内容と進捗状況等をお伺いいたします。

 それから、テニスコートというようなことでございます。これは、私が周辺の人たちから聞いた話なのですけれども、テニスコートを移設するのだというようなことを耳にしたわけですが、いろいろこれからは自由通路、橋上駅との問題でそういった問題も恐らく関連すること等ございますけれども、実は私も自分が想像的なもので知っている範囲では、駅広から城山公園直結ということでテニスコートなど含まれているけれども、それが移設するかどうかということは別に全く私はわからないし、ただただ実際我々市民が全くわからないところで行政は動いているよというような話はしたわけなのです。というのは、城東中のプールの上なんかとると、あそこは体育館と立体化であるので東側へ行ったというようなこともございますので、実際我々は知らないところで行政も動いているから、これは確かなものではないけれども、このテニスコート等の問題についても機会があれば尋ねてみたいというふうなことで、私に話ししてくれた方にはそのようなことで話をしておきました。

 それから、通行対策に伴う自由通路の利用について、通行できる人たちの利用者の範囲についてでありますけれども、駅の橋上化事業は、自由通路なしでは全く意味がございません。この通路は、歩行者あるいは自転車、自家用車通行などに対応しての施策なのかどうかをお伺いしたいと思います。

 それから、佐野駅橋上化事業推進についてでありますけれども、連立か、自由通路による橋上駅かの選択すべき時期がもう私は来たというふうに思います。その背景には、どちらも県の事業にかかわるのでありますから、いわゆる連立事業の凍結、断念も凍結も似たようなものかもしれませんが、凍結ではどうも意味が薄いと。断念するならば断念とはっきり決断するときが来ているのではないか。その事業に取り組む決意についてお伺いしたいと思います。

 連立も自由通路、橋上駅、これも県にかかわるものでございますけれども、橋上駅と連立ということならばその話は残っているかもしれません。しかし、自由通路、橋上駅ということになれば、この話は消えていくわけでございます。市長は、この連立問題についてやめたわけではないと常々言っておりました。しかし、すぐにできるような状況ではないので、これは長期的な課題と位置づけていたわけであります。それで、見通しが立つまでは、この跨線橋設置も考えていたようでございますが、そしてまたいわゆる連立の見通しがつき次第、跨線橋を設置したときにはこうだと言うけれども、今言った長い間これはもう時期は相当かかるというようなことでしたけれども、要するに今言った連立のいわゆる事業の見通しあるいはそういった目鼻がつけば取っ払ってもいいではないかというような考えも持ち合わせていたようであります。

 また、自由通路、跨線橋となれば、話が違ってくるわけでございます。連立の凍結、断念、似たようなものかもしれませんけれども、突き詰めれば受けとめ方は違うと思うのでございます。ということは、連立問題は打ち切ることが断念であり、凍結は一定の期間そのままにしておくということにつながるのではないでしょうか。これでは、果たして県は受け入れるかどうかであります。自由通路、橋上駅事業化を進めるということで連立は中止する、橋上化に踏み切ると、新聞報道に出ていたようなことで理解をしてよろしいのかどうかであります。

 次に、子供の遊びの実態とその対策についてであります。最近子供が遊べなくなったという話をよく耳にします。なるほど、そう言えば近くの路地や空き地などで子供が遊んでいる姿はほとんど見かけられず、一体どこで遊んでいるのかもわからない状況であります。では、なぜ子供が遊べなくなってしまったのか、その要因は何なのか、まずその点についてお尋ねいたします。

 塾通いとか習い事で忙しくて遊ぶ時間がないと、遊ぶ間もないと。空き地などが駐車場か何かできてしまっているために、遊ぶすき間もなくなっている。子供同士、お互いにスケジュールに追われていて遊ぶ仲間がいないなどなど、それらの要因がそうさせてしまったのだろうかでございます。子供が遊べなくなったということは、今私が申し上げました三つの間の欠如、つまり3間がなくなった状況かと思うのでございます。また、子供が遊べなくなったということは、今や疑う余地のない社会的通念となってしまったようでございます。そのことは、統計学的な調査でそうした傾向が裏づけられております。

 しかし、ここで誤解してはならないのは、子供が遊べなくなったということは子供を取り巻く社会環境が子供を遊べなくさせてしまっているということであり、決して子供が遊ぶ能力を失ったということではないという点ではないだろうかということでございます。たとえ受験体制の中にあっても、子供が遊べなくなったという状況の中にあっても、なおすき間を見つけて遊んでいる子供たちも結構いるようであります。どこかすき間を見つけて遊べるところが彼らの世界であり、それが外遊びであります。

 子供の外遊びについてお尋ねいたします。本市の小学生や中学生が家に帰ってから毎日外で遊ぶ時間、それからその場所場所、またその内容についてであります。子供と外遊びでありますが、戸外での外遊び、年々著しく減少の傾向にあるようであります。これは95年、昨年5月、北海道札幌市の西区西町の青少年育成委員会で、子供たちの生活と遊びの実態調査が行われ、その調査によりますと、家に帰って毎日外で遊ぶ子は19%であるということです。7年前の調査のときは57%であったということで、戸外での遊びはこのことからしても減少していることが明らかであります。よくする遊びが男女ともテレビゲームが1位ということでございます。また、外遊びは地方の子の方がよく遊ぶのかというとそうではなくて、都会の子の方が地方の子供よりも多いということが調査の結果でも明らかになっております。

 プレースクールというところがございます。具体的なものはわかりませんが、そこで運営している遊び場にやってくる子供たちは、皆勇気に満ちていて元気いっぱいであるということでございます。受験戦争をくぐり抜けてきた大学生の話や、またある学生など、あるいは30代、40代の大人たちの話などでは、子供時代は日が暮れるのも忘れるほど外で遊び、いたずらなども結構してきたということでございます。

 この年ごろの子供たちは、好奇心旺盛で、スリルと悪さを求めるのであり、ギャングエイジとか、悪餓鬼時代とか呼ばれたりしますけれども、その大きな特徴は、大人が形づくる秩序、つまり社会のすき間、これ外れたところでございますが、そういうところに自分たちの世界を持つことであろうかと思います。それが子供の外遊びの本質であり、また自立しようとする子供たちの成長の一つのプロセスでもございます。

 お尋ねいたしますけれども、子供が元気に遊べるような環境づくりに必要な施策についてでございます。社会的な子供たちの遊べるすき間は失われる一方で、よい遊び場だった山や川などは、今では危険だから子供同士で勝手に行ってはいけないというような場所になってしまい、子供たちの好奇心とスリルへの要求はますます電子ゲームへと流されていきそうであります。いろいろなことから、体で覚えるという意味においても、大人としては子供たちが伸び伸びと自然の中で遊べるような環境について改めて考えていかなければならないと思うのでございますが、この点についてお伺いしたいと思います。

 それから、子供たちが自由に遊びに行けるような目立った施設がないのでございますが、学童保育所とは全く別なものでございます。子供主体の遊び場として児童館の建設についての構想も計画にありますが、いつごろになったらこのめどが出てくるのか、それもお伺いしておきたいと思います。

 また、これは以前からですが、篠崎議員さんが取り上げている市立自動車学校跡地についてであります。子供の国という構想で、市立自動車学校跡地を活用できないものかと。あそこの地域は、近くには田中正造の生家あり、人丸神社の水辺公園、そして三毳山に次ぐ万葉の赤見山などなど、自然に親しめる地域でもございます。市立自動車学校跡地をあのまま放置しておくのもいかばかりかであります。児童館問題をもし取り上げる機会があるならば、この問題にも触れるようにとの篠崎議員さんの意向を踏まえて、自動車学校跡地事業についてもお伺いしたいと思います。

 以上であります。



○副議長(柿沼誠二君) 当局の答弁を求めます。

 まず、市長。

         (市長 毛塚君登壇)



◎市長(毛塚吉太郎君) 島田昭雄議員の質問にお答えをさせていただきます。

 まず、佐野駅の問題でございますけれども、これは先日来この話にもかなり細かく私の方はお話をしてきたわけでございますが、何点かご提案などもいただいておりますので、大変私興味深く聞かせていただきました。

 昨日の青木議員の一般質問の中にも駅北の広場の問題等もございましたが、私の方では新年度予算編成をするときに、いわゆる弓道場の移転問題を掲げてあります。これは、ただ単にあそこの場所は弓道場が古くなったからという意味ではございませんで、弓道場そのものも古くなりましたけれども、将来の自由通路等をにらんで、どのような形にあそこをしておくことがいいのかという一つの考え方がありまして、それで弓道場の移転を考えているわけでございまして、物事を詰めていく場合に、端的にそのものずばりということでなくて、その前提条件としてなるものを一つ一つ解決をしていくという努力が必要なわけでありますので、そういう中から私どもの方といたしますと、例えば専売公社の跡地を今確保させていただいたり、今の弓道場の問題などもそういう意味も含めてやっておりますので、深い思惑があるというふうにご理解をいただければと思っております。

 なお、村樫さんのところの土地の問題を、西の方に道路としていかがなものかというお話でございますが、これは大変興味深い話でございますので、相手もあることですし、将来の計画の中で、ともかく今は自由通路を確保し、そしてできれば橋上駅を完成させるというところがまず第一義的な問題だというふうに思っておりますし、それらに合わせていろいろな条件整備を整えていくことが行政としてとるべき道であるというふうに理解をしているところでございます。

 さらに、東の方にというお話もいただきましたが、東の方がむしろ大変な努力が必要かと思われますので、その辺も十分心していきたいと思っております。

 名称の話も出ておりましたが、北口、南口というような使い分けができるようになるかと思いますが、私どもといたしましてはもう少し時間をかけますが、そういう名称に恐らくなるであろうと思いますが、これはJR等も十分話し合いをしながら、決定をしていきたいと思っております。

 それから、議員のお話の中で駅舎の問題がございまして、議員も何カ所かごらんになっていただいているようでございますし、それぞれ思惑が交差するわけでありますけれども、いわゆる自由通路があって、そこに橋上駅ができてというだけではおもしろくない。やはり佐野市の顔としての駅というものが創造されるわけでございまして、その問題につきましてはまだ十分な検討は実はされておりません。

 しかし、昨日もお話を申し上げましたように、観光の拠点というようなものも考えられますし、またコミュニティプラザとしての役割を果たせるような施設も考えられますし、中には森の木陰をイメージした図書館が誕生している駅などもございますし、さらにはステーションギャラリーというようなことをおやりになっているところもございますし、郷土資料館が歴史の里をイメージアップをしたような、そういう施設をつくられているところもございますし、いろんな手法といいますか、考え方はあるようでございますし、私どももその資料につきましては十分今収集の段階でございますので、これはもちろん費用の分担の問題がございまして、当然仕掛けた方が金払わなくてはなりませんので、私の方からやれば佐野市の負担ということになりますし、でき得ることならばこういう施設をつくっていくときに行政だけがかかわりを持つのではなくて、昨日の青木議員のお話の中にもありましたが、いわゆる民力、民間活力を導入するということが一つの大きな私は要素があった方が、むしろそういう施設が市民みずからのものという考え方に立って利用される価値もあるだろうと思っております。ややもしますと、行政主導側の品物につきましては、市民がそっぽを向いてしまう場合もありますので、その辺は十分将来像を考えていきたいと思っておりますので、ご理解をいただきたいと思っております。

 もう一つ、連続立体をどうするのだというお話でございまして、1月10日の下野新聞のお話などもありましたけれども、この問題は非常に難しい発電の問題でございまして、私ども佐野市が事業主体でないということが一つ難しさあります。県、そして市、さらにはJR、東武等鉄道側、国等の絡みもございますし、今後の自由通路や橋上駅を実現させるためにも、私は十分この問題につきましては検討を加えて判断をする時期があるであろうと思っております。

 なお、今までどのような形でこの問題について進められてきたかといいますと、平成7年にはもう既に県の都市施設課とも十分協議も進めておりますし、またことしに入りましても関係者が佐野市にお集まりをいただきまして、協議をしたこともございますし、私どもから県並びにJR、東武本社に対しましても十分話をしていくように今努力をしているところでございます。もう少し時間をかけ、私ども誤りのないように将来の決定を見たいと思っているところでございます。

 なお、自由通路でございますけれども、自由通路はどういう人が使えるのか、どういう人といいますか、どういうものなのか。まず、基本的には歩行者であります。

 なお、車いすは通れます。これは、自動車は通れません。二輪車等につきましても、恐らく不可能かと思いますが、自転車を転がして歩く程度のことはできるかもしれませんというようなものになるであろうと今想像をしているところでございまして、決定ではありませんので、念を押しておきたいと思います。

 それから、遊びの問題をちょっとお話いただきました。これは、教育委員会の方からお話があるだろうと思うのでありますが、90年5月の札幌の調査というお話をいただきました。実は、佐野市でも遊びについての実態調査というのを、これちょっと古くなっておりますが、私が市子連の会長当時、こんなものを報告をまとめさせていただいたこともありますので、参考までに申し上げておきますが、あとの不足の部分は教育長の方から話があるだろうと思うのでありますが。今の子供の特徴なのですが、今の子供の特徴はいわゆる同じ年齢の子供同士が遊ぶということが一つあります。

 遊ぶ時間がないというお話でございますが、これは大変心配をしている事実でもございます。佐野市の子供たちの実態調査につきましては、恐らくこれが最初で最後になっているだろうと思っているのですが、ほとんど遊ばないという子供も大変多いのですけれども、16%ぐらい男の子にはおりまして、女の子の方が33%、実はほとんど遊ばないというのがあります。1時間から2時間ぐらい遊ぶというのが比較的遊ぶ方では多いわけでございますが、ただ日曜日とか休日につきましては、2時間以上遊ぶという数字が実は80%超えている状況でございまして、いわゆる日曜日、休日の日には子供たちはかなり遊んでいるようでございます。

 そして、その遊びのどこで一体遊ぶのかという話でございますが、男の子と女の子では大変これは差がございまして、女の子は約半分が自分の家を中心にして遊ぶということです。それから、友達の家を中心にして遊ぶということでございます。男の子は、友達の家が一番でございまして、これが27%を占めておりますが、自分の家でが20%ぐらい、そして神社とかお寺とか公園とか学校の庭、空き地などが男の子の遊びの主体になっているようでございます。

 それから、何人ぐらいで遊んでいるかというと、大勢で遊ばない、二、三人で遊んでいるというのが多いようでございます。

 そして、一番先ほど申し上げました特徴ある遊ぶ相手というのが同級生とか、大体兄弟とか同じクラスの子供というのが多いのですけれども、これは今の子供の特徴なのです。いわゆる異年齢との遊びというのがほとんどない、上下の関係が薄らいでいるというのが特徴でございます。

 遊びの中身でございますけれども、女の子は縄跳びとかボール遊びとかブランコとか鉄棒、鬼ごっこ、自転車乗りというような順序でございますが、男の子の方はやっぱりボールを使った遊びとか、野球とかそういうものです。それから、自転車とかゲームとかというのが多いようであります。そして、家の中の遊びは何かというと、テレビを見ることとゲームで、これが約55%を占めるようでございます。女の子も大変多いのですけれども、女の子の方にはトランプとか読書とかというものが入ってくるようでございます。

 これが今の実態のようでございますけれども、私の方でも子供会活動というのに佐野市は特別力を入れてきているわけでありますが、こどもの街宣言と同時に、それ以前からもう二十数年、子供会活動を積極的に取り進めております。その一番のねらいは何かといいますと、実は異年齢集団の遊びというところに期するわけであります。先ほど申し上げましたように、同じクラスの子供としか遊ばないという現在の子供たちの中に、いわゆる異年齢の、小学校の1年生から6年生ぐらいまで幅の広い遊びというものができないのだろうかというのが子供会活動の実は中心なのです、本当のこと言いますと。この辺がなかなか理解されない部分でございますけれども、そういうものを進めていくということは大変大切であるというふうに思っております。

 そこで、私どもといたしましては、昨日来前からお話ししてまいりましたけれども、いわゆる子供の国構想というのはその辺に大きな期待をかけられる場所として提供できるものというふうに私は考えているところでございます。

 児童館のお話出ましたが、児童館につきましては平成8年度予算の中にいわゆる建設調査費を盛らせていただいているわけでございますが、土地の手当てさえできれば、平成8年度中にでもつくるつもりでおります。まだ土地の問題が、手当てができないというところにちょっと時間がかかっているわけでありますが、土地の問題ができれば、ぜひつくりたい、8年度中にでもつくりたい、こんなふうに思っておりますが、一応私の方といたしましては、ことしは平成8年度は調査費、9年度建設というふうに考えておりますので、土地の取得ができれば議員の皆様方にお諮りをいただきまして、そのような予算措置も考えるというところまで腹の中では詰めておりますので、よろしくお願いしたいと思います。積極的な取り組みを児童館についてはやりたいと、こういうわけでありますから、答弁は要らないと思うのですが、後の。ひとつよろしくお願いしたいと思っております。

 それから、自動車学校の跡地の問題に触れておりますけれども、自動車学校の跡地につきましては、あれだけ大きくまとまった土地でございますので、細切れにしたりしないように、十分生かしていきたいというのが基本的な考え方でございますので、なお研究をしていきたいと思っているところでございます。

 以上、私の方からお話を申し上げまして、答弁を終わらせていただきます。



○副議長(柿沼誠二君) 次に、教育次長。

         (教育次長 船渡川君登壇)



◎教育次長(船渡川實君) 島田昭雄議員の質問にお答えをいたします。

 私の方からは、子供の遊びの実態とその対策のうちの子供を遊べなくさせた要因あるいは外遊びについてでございます。先ほど市長の方からご答弁あったわけですので、あるいは重複をするかもしれませんが、現在子供を取り巻く環境は決して良好とは言えません。むしろ、悪化の一途をたどっているというふうに考えております。このことは、戦後日本の高度経済成長に伴う社会の変貌、高学歴化の偏重社会の形成に伴う塾通いやゆとりの欠如あるいは無気力化、家庭の教育力の低下、遊び場の不足あるいは屋外での遊びや異年齢間の遊びの欠如などにあらわれていると思っております。

 ご質問の遊べなくさせている要因はということでございますけれども、子供を取り巻く環境の変化が最大の要因ではないかというふうに考えているものでございます。世の中の変貌による生活水準の向上に伴い、子供たちの物質的環境が向上いたし、効率的で便利な生活となり、人と人との触れ合いやつながりが欠けて、あるいはまた塾通いなどで遊びの時間がとれないものと思っております。

 次に、子供の外遊びについてでございますけれども、最近の調査結果はございませんけれども、先ほど市長申し上げたとおり、昭和53年には市子連が行った実態調査がございますし、平成5年にはこどもの街推進会議が行った基礎調査がございます。その動向から、一部を除きまして平日屋外で遊ぶ子供はほとんど見当たりません。中学生における部活動や塾通い、小学生における塾と習い事などで毎日の生活が忙しい、つまりゆとりがないためと思っております。

 一方、家庭での余暇時間では、電子機器類の発達に伴いまして、ファミコンやテレビ鑑賞などが中心となっているようでございます。また、休日はどうかと申しますと、中心が家族や友達同士の遊びが主でございまして、大方はやはり室内でのファミコンやゲームなどのようでございます。また、第2、第4の土曜日及び日曜日などの休日は、屋内のゲーム遊びなどのほか、友達同士の買い物などでスーパー等の大型店に行っているものと、こんなふうに考えているわけでございます。

 以上で答弁とさせていただきます。



○副議長(柿沼誠二君) 以上で当局の答弁は終わりました。

 以上をもって一般質問を終結いたします。

 この際、お諮りいたします。議事の都合により3月1日から3月20日まで20日間を休会といたします。これにご異議ありませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○副議長(柿沼誠二君) ご異議なしと認めます。

 よって、3月1日より3月20日まで20日間を休会することに決定いたしました。

 なお、委員会開催予定につきましては、お手元に配付の各委員会会議日程表のとおりでございます。それぞれ定刻までにご参集いただきますようお願いいたします。

 なお、各委員長より委員会の審査の経過並びにその結果についての報告は、3月21日開会予定の本会議の際にご報告をお願いいたします。

 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。

 次回は3月21日木曜日午前10時より本会議を開きます。ご了承願います。

 本日はこれをもって散会いたします。

         正  午散会