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栃木県 足利市

平成23年  9月 定例会(第4回) 09月21日−委員長報告・質疑・討論・採決−05号




平成23年  9月 定例会(第4回) − 09月21日−委員長報告・質疑・討論・採決−05号







平成23年  9月 定例会(第4回)





            平成23年
            足利市議会定例会会議録(第5号)
            第 4 回
                                        

9月21日(水曜日)
 出 席 議 員 (24名)
         1番 杉 田   光           13番 中 島 由美子
         2番 金 子 裕 美           14番 小 林 克 之
         3番 小 林 雅 明           15番 渡 辺   悟
         4番 小 林 貴 浩           16番 尾 関 栄 子
         5番 横 山 育 男           17番 黒 川 貫 男
         6番 吉 田 晴 信           18番 中 山 富 夫
         7番 冨 永 悦 子           19番 河 内 利 雄
         8番 大 島   綾           20番 酉 田 智 男
         9番 栗 原   収           21番 藤 生 智 弘
        10番 荻 原 久 雄           22番 平 塚   茂
        11番 柳   収一郎           23番 常 見   登
        12番 塩 田   等           24番 石 川 博 康

 欠 席 議 員 (なし)

 地方自治法第121条の規定による会議事件の説明のため出席要求によって出席した者
    市     長  大豆生田  実       上 下 水道部長  柴 田 正 幸
    副  市  長  松 澤 一 廣       消  防  長  森 田 政 雄
    改革推進担当監  ? 木 弘 志       教  育  長  岩 田   昭
    政 策 推進部長  茂 木 俊 彦       教 育 次 長  川 田 陽 一

    総 務 部 長  菊 地 一 彦       行 政 委 員 会  萩 原 正 男
                           事 務 局 長         

    福 祉 部 長  松 山 善 弘       農 業 委 員 会  熊 井 佳壽裕
                           事 務 局 長         

    生 活 環境部長  大 垣 栄 治       秘 書 広報課長  岡 田 和 之
    産 業 観光部長  坂 上   隆       経 営 管理課長  大 滝 康 裕
    会 計 管 理 者  原 田 民 男                       

 議会事務局職員出席者
    事 務 局 長  飯 塚 利 明       議 事 調査担当  吉 澤   勇
                           副  主  幹         

    議 事 課 長  安 田 浩 一       書     記  澁 澤 尚 也

 本日の会議に付した事件

( 1) 議案第58号 平成23年度足利市一般会計補正予算(第3号)について
( 2) 議案第59号 足利市職員共済組合条例の改正について
( 3) 議案第60号 足利市税条例等の改正について
( 4) 議案第61号 平成23年度足利市介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予算(第1号)について
( 5) 議案第62号 平成22年度足利市一般会計決算について 
( 6) 議案第63号 平成22年度足利市介護保険特別会計(保険事業勘定)決算について 
( 7) 議案第64号 平成22年度足利市介護保険特別会計(介護サービス事業勘定)決算について 
( 8) 議案第65号 平成22年度足利市国民健康保険特別会計(事業勘定)決算について 
( 9) 議案第66号 平成22年度足利市老人保健特別会計決算について 
(10) 議案第67号 平成22年度足利市後期高齢者医療特別会計決算について
(11) 議案第68号 平成22年度足利市公設地方卸売市場事業特別会計決算について 
(12) 議案第69号 平成22年度足利市農業集落排水事業特別会計決算について 
(13) 議案第70号 平成22年度足利市公共下水道事業特別会計決算について
(14) 議案第71号 平成22年度足利市堀里ニュータウン下水処理事業特別会計決算について 
(15) 議案第72号 平成22年度足利市水道事業会計決算について 
(16) 議案第73号 平成22年度足利市工業用水道事業会計決算について
(17) 議案第78号 財産の取得について 
(18) 議案第79号 教育委員会委員の任命について
(19) 報告第16号 市長専決処分事項報告について
(20) 報告第17号 平成22年度足利市決算に係る健全化判断比率及び資金不足比率について 
(21) 意見書案第1号 速やかな取り調べの可視化(取り調べの全過程の録画)の実現を推進する意見書について 





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◎事務局長(飯塚利明) 報告いたします。

  ただいまの出席議員24名、全員であります。   

  次に、本日の議事日程を申し上げます。

  日程第1 議案第58号から第73号まで及び第78

       号について             

  日程第2 報告第16号及び第17号について  

  日程第3 議案第79号について        

  日程第4 意見書案第1号について       

  以上であります。               

                        

   開議 午後2時00分



○議長(河内利雄) ただいまから本日の会議を開きます。

  日程第1 議案第58号から第73号まで、及び第78号についてを議題といたします。

  委員会付託の各案については、お手元に配付のとおり審査報告書が提出されておりますので、朗読を省略して会議録に登載のことといたします。

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    審 査 報 告 書

  本議会において、平成23年9月9日総務企画常任委員会に付託された案件は、審査の結果、次のとおり決しましたから報告します。

   平成23年9月12日

  足利市議会

        河 内 利 雄 様

  議   長

           足利市議会総務企画常任委員会

           委 員 長  塩 田   等

          記

 1 審査事件

  ( 1) 議案第58号 平成23年度足利市一般会計補

            正予算(第3号)について

  ( 2) 議案第59号 足利市職員共済組合条例の改正

            について

  ( 3) 議案第60号 足利市税条例等の改正について

 2 結  果

  いずれも原案を可とする。

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    審 査 報 告 書

  本議会において、平成23年9月9日民生環境常任委員会に付託された案件は、審査の結果、次のとおり決しましたから報告します。

   平成23年9月12日

  足利市議会

        河 内 利 雄 様

  議   長

           足利市議会民生環境常任委員会

           委 員 長  小 林 克 之

          記

 1 審査事件

  ( 1) 議案第61号 平成23年度足利市介護保険特

            別会計(保険事業勘定)補正予

            算(第1号)について

 2 結 果

  原案を可とする。

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    審 査 報 告 書

  本議会において、平成23年9月9日建設防災常任委員会に付託された案件は、審査の結果、次のとおり決しましたから報告します。

   平成23年9月13日

  足利市議会

        河 内 利 雄 様

  議   長

           足利市議会建設防災常任委員会

           委 員 長  柳   収一郎

          記

 1 審査事件

  ( 1) 議案第78号 財産の取得について

 2 結  果

  原案を可とする。

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    審 査 報 告 書

  本議会において、平成23年9月9日決算審査特別委員会に付託された案件は、審査の結果、次のとおり決しましたから報告します。

   平成23年9月15日



  足利市議会

        河 内 利 雄 様

  議   長

           足利市議会決算審査特別委員会

           委 員 長  渡 辺   悟

          記

 1 審査事件

  ( 1) 議案第62号 平成22年度足利市一般会計決

           算について

  ( 2) 議案第63号 平成22年度足利市介護保険特

           別会計(保険事業勘定)決算に

           ついて

  ( 3) 議案第64号 平成22年度足利市介護保険特

           別会計(介護サービス事業勘定)

           決算について

  ( 4) 議案第65号 平成22年度足利市国民健康保

           険特別会計(事業勘定)決算に

           ついて

  ( 5) 議案第66号 平成22年度足利市老人保健特

           別会計決算について

  ( 6) 議案第67号 平成22年度足利市後期高齢者

           医療特別会計決算について

  ( 7) 議案第68号 平成22年度足利市公設地方卸

           売市場事業特別会計決算につい

           て

  ( 8) 議案第69号 平成22年度足利市農業集落排

           水事業特別会計決算について

  ( 9) 議案第70号 平成22年度足利市公共下水道

           事業特別会計決算について

  (10) 議案第71号 平成22年度足利市堀里ニュー

           タウン下水処理事業特別会計決

           算について

  (11) 議案第72号 平成22年度足利市水道事業会

           計決算について

  (12) 議案第73号 平成22年度足利市工業用水道

           事業会計決算について

 2 結  果

  いずれも認定するものとする。

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○議長(河内利雄) これより委員長の報告を求めます。

  総務企画常任委員会委員長、塩田 等議員。

   (総務企画常任委員会委員長

    塩田 等議員登壇)



◎総務企画常任委員会委員長(塩田等) 総務企画常任委員会に付託されました案件の審査の概要について御報告申し上げます。

  本委員会に付託されました案件は3件でありまして、去る9月12日委員会を開催し、慎重な審査の結果、いずれも原案を可とすることに決定した次第であります。

  以下、その審査の概要について申し上げます。

  まず、議案第58号 平成23年度足利市一般会計補正予算(第3号)についてでありますが、今回の補正は、4月の市議会議員選挙期間中における選挙運動用自動車の使用を自粛する申し合わせによる公費負担予算の残額について、震災に伴う復興支援や防災対策等の震災関連事業を行うための財源とする追加等であり、歳入歳出予算については、予算総額に歳入歳出ともに、7,200万円を追加し、補正後の額を501億500万円にしようとするものであります。

  審査の過程におきましては、「市議会議員選挙執行費について、東日本大震災で被災した地域へ送金するため、議員の総意により選挙用自動車を自粛し予算を残したものであるが、被災地に送金されなかった理由を聞きたい。」との質疑に対し、当局から「市議会からの申し入れは、震災に伴う復興支援、あるいは、避難された方々への支援ということで承っているが、被災地へ送金しなかった理由としては、足利市自体もこの大震災において約3,000件を超える家屋が被害を受け、国からも特定被災区域の指定を受けていることから、市民への支援とのバランスも考慮したこと。また、本市から寄附を行う場合には自治体を特定しなければならず、多くの自治体が被災している中から特定の自治体を指定することが困難であったこと。さらには、3月に被災者の方々を受け入れた際、防災倉庫に備蓄していた毛布や資材を避難所で活用させていただいたことなどの観点から、被災地への送金ではなく、今回の提案のような形になった。」との答弁がありました。

  また、「防災倉庫の備蓄品、ボランティアバスに対する経費、放射線測定器の購入など、非常にタイムリーでよいことだと思うが、被災者支援や被災地の復興に充てるといった議員の申し入れを重視するならば、使い道について、もう少し議員との協議を行ってからでもよかったのではないか。」との質疑に対し、当局から「市議会の申し入れの趣旨を生かすために、平成23年度の予算で適切な執行ができるようにと考え、この9月市議会定例会で補正予算を提案させていただいた。また、今回の事業以外にも震災関連の事業で早急な対応を必要とするものもあったが、今回の申し入れの趣旨に沿った事業を検討し、この3つの事業を選択したものである。」との答弁がありました。

  また、「防災倉庫の食糧の備蓄について、現在1日分の備蓄しかないと聞いているが、最低でも3日分の備蓄が必要だと考える。今回、新たに防災倉庫が設置されるが、具体的な内容を聞きたい。」との質疑に対し、当局から「現在、6,000人の1日分として約2万食の食糧を備蓄しているが、これを2日分4万食にふやし、今年度中には民間企業との協定による流通備蓄と合わせて、3日分を確保しようとしているものである。また、防災倉庫の設置場所については、足利赤十字病院の西側の敷地であり、ヘリポートも備えており、適切な場所であると考えている。」との答弁がありました。

  その他、ボランティアバスの派遣方法、また、放射線測定器の整備方針などについて、活発な質疑応答が交わされましたが、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。

  次に、議案第59号 足利市職員共済組合条例の改正についてでありますが、本案は財政健全化計画に基づき、足利市職員共済組合に対し負担する給与金の限度額を引き下げるため、条例を改正しようとするものであります。

  審査の過程におきましては、「市が負担する給与金を組合員給料総額の100分の0.3を上限とした金額とするという形であるが、それ以下の金額の場合があるのか。それとも100分の0.3が自動的に給与金の額になるのか。」との質疑に対し、当局から「今回の改正では、上限を100分の0.3ということで定めるわけであるが、今までの事業の見直しを進めてきた中で、実質的にはこれより低い金額で給与することになると思う。具体的には、平成23年度は100分の0.25程度になると考えている。」との答弁がありました。

  また、「100分の0.25程度というのは、金額的にはどれくらいか。」との質疑に対し、当局から「概算であるが、1,700万円から1,800万円程度となる。」との答弁があり、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。

  次に、議案第60号 足利市税条例等の改正についてでありますが、本案は、地方税法等の改正に伴い、寄附金税額控除の適用下限額の引き下げ、市民税、固定資産税に係る不申告に関する過料の引き上げ、肉用牛の売却による農業所得の課税の特例の範囲の縮減及び特例期間の延長など、並びに引用条項の整理等を行うため、条例を改正しようとするものであります。

  審査の過程におきましては、「申告しなかった場合の過料というものが、3万円から10万円に引き上げられるが、今まで過料というものがどれくらいあったのか。また、引き上げによってふえる可能性があるのか。」との質疑に対し、当局から「今までに不申告により過料を科したという経過はないので、今後の過料がどうなるか予測はできないが、税の一層の信頼の確保に向けて努力していきたいと考えている。」との答弁がありました。

  また、「肉用牛関係で、今回、対象となる頭数が少なくなるといった条文の改正だと思うが、市内の肉用牛を生業にしている農業の方の数と年間の出荷頭数はどれくらいになるのか。」との質疑に対し、当局から「市内の肉用牛の経営者については、十数軒いると思う。しかし、足利市の場合は規模が小さく、免税対象となる売却頭数が1年間で1,500頭まで販売する農家の方は、平成22年を調べたところでは、該当者はいない。」との答弁がありました。

  その他、寄附金税額控除の対象となる団体等について、活発な質疑応答が交わされましたが、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。

  以上が本委員会に付託されました案件の審査の概要であります。

  よろしく御審議の上、本委員会決定のとおり御賛同くださるよう希望いたしまして、私の報告を終わります。



○議長(河内利雄) 民生環境常任委員会委員長、小林克之議員。

   (民生環境常任委員会委員長

    小林克之議員登壇)



◎民生環境常任委員会委員長(小林克之) 民生環境常任委員会に付託されました案件の審査の概要について御報告申し上げます。

  本委員会に付託されました案件は1件でありまして、去る9月12日委員会を開催し、審査を行った結果、原案を可とすることに決定した次第であります。

  以下、その審査の概要について申し上げます。

  議案第61号 平成23年度足利市介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予算(第1号)についてでありますが、本案は、歳入歳出予算の総額にそれぞれ4,160万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ106億8,360万円にしようとするものであります。

  この補正につきましては、国庫支出金等の精算による償還金の追加を内容とするものであります。

  審査の過程におきましては、「今回の補正は、平成22年度の介護給付費負担金等の精算に伴う超過交付分を返還するものだが、どこにいくらずつ返還するのか。」との質疑に対し、当局から「国へ258万9,668円、社会保険診療報酬支払基金へ1,640万8,145円、県へ2,252万8,221円、合計で4,152万6,034円を返還するものである。」との答弁がありました。

  また、「毎年、このような返還金が生じているのはなぜか。」との質疑に対し、当局から「3月分介護保険サービス提供分は、通常、支払いまでに2カ月かかるため、総額の確定時期は5月になる。これに対して国等の負担金の請求は、通常、年度当初の4月に申請をして翌年1月に決算を見込んだ変更申請をする形となっているが、当然、実績とは誤差を生じ、この誤差については国等の精算を年度内に終わらせることができないため、毎年、精算が翌年度ということになる。また、市の当初予算で返還分を見込むことができないので、毎年このような形で補正予算を計上することとなる。」との答弁がありましたが、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。

  以上が本委員会に付託されました案件の審査の概要であります。

  よろしく御審議の上、本委員会決定のとおり御賛同くださるよう希望いたしまして、私の報告を終わります。



○議長(河内利雄) 建設防災常任委員会委員長、柳 収一郎議員。

   (建設防災常任委員会委員長

    柳 収一郎議員登壇)



◎建設防災常任委員会委員長(柳収一郎) 建設防災常任委員会に付託されました案件の審査の概要について報告いたします。

  本委員会に付託されました案件は1件でありまして、去る9月13日委員会を開催し、慎重な審査の結果、原案を可とすることに決定した次第であります。

  以下、その審査の概要について申し上げます。

  議案第78号 財産の取得についてでありますが、本案は、災害対応特殊救急自動車1台を栃木トヨタ自動車株式会社足利店から3,759万円で取得することについて議会の議決を求めるものであります。

  審査の過程におきましては、「今回、議案の提出が急遽となったが、これは、どのような理由によるものか」との質疑に対し、当局から「当初、国庫補助事業の導入を予定しており、本件が補助対象になるかを見極めていたが、最終的に、平成23年度の国庫補助事業の導入が難しく、市単独事業での購入となったため、この時期の提案となった。」との答弁がありました。

  また、「今回導入する災害対応特殊救急自動車は通常の救急自動車と違いはあるのか」との質疑に対し、当局から「現在配備されている救急自動車と同様の仕様である。しかしながら、本件については、予算書上、国庫補助事業名である災害対応特殊救急自動車と記載しているため、今回、補助事業の導入ができなくなったが、予算書と同様の名称としたものである。」との答弁がありました。

  また、「現在、所有している救急自動車の台数及びその配備状況について聞きたい」との質疑に対し、当局から「中央消防署、河南消防署、東分署、西分署及び南分署に各1台ずつ配備している。その他に、車検等の整備の際の予備車として、中央消防署に1台配備しており、全体で6台である」との答弁があり、討論なく、原案を可とすることに決定いたしました。

  以上が本委員会に付託されました案件の審査概要であります。

  よろしく御審議の上、本委員会決定のとおり御賛同くださるよう希望いたしまして、私の報告を終わります。



○議長(河内利雄) お諮りいたします。

  議案第62号から第73号までの審査のために設けられた決算審査特別委員会の審査状況については、議員全員が構成員となり、既に承知されておりますので、委員長報告を省略いたしたいと思います。

  これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(河内利雄) 御異議なしと認めます。

  よって、決算審査特別委員会の委員長報告は、省略することに決定いたしました。

  以上で、委員長報告を終結いたします。

  これより委員長報告に対する質疑を行います。

  ただいまのところ通告はありませんので、質疑なしと認めます。

  これより討論に入ります。

  討論の通告がありますので、順次発言を許します。16番、尾関栄子議員。

   (16番 尾関栄子議員登壇)



◆16番議員(尾関栄子) 議案第60号 足利市税条例等の改正について反対し、議案第62号 平成22年度足利市一般会計決算について、議案第63号 平成22年度足利市介護保険特別会計(保険事業勘定)決算について、議案第64号 平成22年度足利市介護保険特別会計(介護サービス事業勘定)決算について、議案第65号 平成22年度足利市国民健康保険特別会計(事業勘定)決算について、議案第66号 平成22年度足利市老人保健特別会計決算について、議案第67号 平成22年度足利市後期高齢者医療特別会計決算について、議案第70号 平成22年度足利市公共下水道事業特別会計決算についての認定に対して、反対の立場で討論を行います。

  まず、議案第60号 足利市税条例等の改正については、上場株式等の配当所得及び譲渡所得等に対する税率を20%を10%に軽減する特例期間をさらに2年間延長する内容が含まれています。政府は、貯蓄から投資を旗印に、この軽減税率を2003年から時限措置を続けてきました。国税庁の申告所得税標本調査をもとに我が党の試算によりますと、申告所得の合計が高いほど優遇されますが、減税額は2,320億円です。株式などの売買所得のあった人は総数で26万人、このうち申告所得の合計が1億円を超える人数は5,019人、2%弱ですが、この階層の減税総額は1,420億円で、減税額の61%を占めます。高額所得者を優遇する減税措置はやめ、負担能力に応じた課税方法の総合課税に改めるべきです。

  議案第62号 平成22年度足利市一般会計決算については、歳入は約512億円、平成21年度に比べて国の経済対策により地方交付税15.3%増加し、法人税は22%増加したものの、全体の市税は2.9%減少し、個人市民税は10.6%減少しました。歳出は、約491億円で、差し引き残額21億円となり、9億円を財政調整基金、減債基金にそれぞれ繰り入れを行いました。しかし、公債費は7.5%減らしたものの、約51億円と借金財政が重くのしかかっています。長引く経済不況や大震災の影響で所得が減り続ける一方で、定率減税の廃止などの増税が続き、市民生活はますます苦境に追い込まれています。こうした市民生活を一歩でも前に進める平成22年度の決算になったでしょうか。

  民生費は、平成21年度に敬老年金から祝金にかえて、85歳から5年ごとの支給に削減されたばかりで、これを一挙に100歳に引き上げたことは、この制度の目的である長寿を祝うことからも逆行します。

  また、自動車税の減免を受けている障害者、高齢者の方、約600人が福祉タクシー券の交付が受けられなくなりました。

  介護慰労金と福祉用具給付事業予算を介護保険特別会計に組み入れています。これは、介護保険料の値上げと給付の抑制につながります。福祉用具、紙おむつ券は、介護3から介護2の方に拡大されましたが、介護慰労金は、1人当たり年間2万円も削減されました。

  子供の医療費無料化を中学3年生まで対象年齢を引き上げられました。しかし、これまで市が負担していた自己負担分の助成を廃止し、特に重度障害者、ひとり親家庭の対象者からも自己負担金を取ることは問題です。重度障害者の非課税世帯は除かれましたが、負担を弱者から求めて実施するやり方は、前進とは言えません。

  商工費では、企業誘致事業費に9,000万円を計上し、中小企業にも優遇措置が拡大される予定ですが、新たな事業への優遇施策であり、既存の中小業者への優遇施策はありません。このような優遇施策をすべての中小業者へも拡大するべきです。

  土木費では、鹿島橋山下線街路事業は、財政状況が厳しい中、急いで進める必要があるのでしょうか。事業を凍結し、生活道路の整備こそ優先するべきです。

  議案第63号 平成22年度足利市介護保険特別会計(保険事業勘定)決算については、利用料が高いためにサービスが受けられないお年寄りが後を絶ちません。減免制度を拡充する必要があります。そして、ショートステイなどの介護サービスの利用制限が行われています。実態に合った介護サービスを提供するべきです。

  議案第64号 平成22年度足利市介護保険特別会計(介護サービス事業勘定)決算では、単価が安く実情に合っていないため、サービス業者の経営を圧迫しかねない状況になっています。実情に見合った単価に引き上げるべきです。

  議案第65号 平成22年度足利市国民健康保険特別会計(事業勘定)決算では、基金を取り崩して歳入に加えていますが、高過ぎる国民健康保険税が払えないという深刻な状況が続いています。国民健康保険税の引き下げは、急務です。また、病院窓口での医療費を全額自己負担となる資格証の発行は、やめるべきです。

  議案第66号 平成22年度足利市老人保健特別会計決算と、議案第67号 平成22年度足利市後期高齢者医療特別会計決算では、滞納者に対して6カ月短期保険証を発行しています。高齢者には、全員正規保険証を発行すべきです。後期高齢者医療制度は廃止して、お年寄りの医療費を無料とした老人保健制度を確立するように国に働きかけるべきです。

  議案第70号 平成22年度足利市公共下水道事業特別会計決算では、公共下水道料金を約1億7,000万円の引き上げとなりました。一方で、一般会計からの繰入金を約1億6,000万円削減しました。雨水及び不明水が44%もあります。不況で苦しんでいる市民に対して料金の引き上げを安易に行うべきではありません。

  以上の理由から、議案第60号に反対し、7つの決算の認定に反対して討論といたします。



○議長(河内利雄) 22番、平塚 茂議員。

   (22番 平塚 茂議員登壇)



◆22番議員(平塚茂) ただいま16番、尾関栄子議員から、議案第62号に対する反対討論がありましたが、私は賛成の立場から意見を述べるものであります。

  議案第62号 平成22年度足利市一般会計決算についてでありますが、当局から提出された決算報告書によれば、歳入においては、主要財源である市税収入が、景気悪化の影響で、3年続けて減少し、歳出においては、扶助費が増加するなど厳しい財政状況の中で、教育環境の整備や経済対策を最優先に取り組むとともに、こども医療助成の対象年齢拡大や、子宮頸がん等のワクチン助成、新足利赤十字病院建設に対する補助など、医療・福祉の充実に焦点を当て、施策の推進に努めた結果がうかがえるものであります。

  また、市債残高は平成21年度決算に比べ約14億円減少し、企業会計を除く特別会計を加えると約31億3,000万円減少し、市債残高は約968億円となったほか、地方財政健全化法に基づく健全化判断比率は、いずれも平成22年に引き続き早期健全化基準を大きく下回り、「健全」との判断がなされたところであります。

  事業の執行面を見ると、小中学校施設の耐震化事業や雇用対策事業など、国の経済対策に呼応した事業を実施したほか、第6次総合計画で描く将来都市像の具現化のため、生活路線バスの運行見直し、鹿島橋山下線などの都市基盤の整備、融資預託や信用保証料補助による中小企業支援、ごみ減量・再資源化などの環境対策、山辺小学校プール改築などの教育環境の充実を図るなど、大きな成果を挙げた1年であったと認められるものであります。

  また、監査委員の審査意見書では、経済不況により市税等が減少する中で、必要な行政サービスの水準が維持され、収支の均衡が保持されていると評価されております。

  以上のようなことから、私は、平成22年度一般会計決算は、適正な予算執行の結果であると判断するものであります。

  当局におかれましては、今後も、市税等の収入未済の解消などの財源確保に全力で取り組むとともに、財政の効率化とさらなる市債残高の削減に努め、真に市民にとって何が必要かを基準として、事業の選択と財源の重点的配分を行い、市民が活力と希望を持つことのできるまちづくりを推進するよう求めるものであります。

  以上、議案第62号について、賛成理由を申し上げました。皆様におかれましては、認定することに御賛同をいただきますようお願い申し上げまして、私の賛成討論といたします。



○議長(河内利雄) 4番、小林貴浩議員。

   (4番 小林貴浩議員登壇)



◆4番議員(小林貴浩) ただいま16番、尾関栄子議員から議案第63号、第64号、第65号、第66号、第67号、第70号の反対討論がありましたが、私は視点を変えまして賛成の立場から意見を述べるものであります。

  初めに、議案第63号 平成22年度足利市介護保険特別会計(保険事業勘定)決算についてでありますが、平成22年度はゴールドプラン21(第4期計画)の2年目にあたり、歳出において、保険給付費が増加する中、歳入においては、国・県・保険料等の確保を図ったほか、計画に沿って、介護給付費準備基金を取り崩しており、適正な予算執行がなされたものと考えるものであります。

  次に、議案第64号 足利市介護保険特別会計(介護サービス事業勘定)決算についてでありますが、歳入においては、足利市地域包括支援センターにおける介護予防サービス計画費収入であり、歳出においても、介護予防対象者への介護予防計画作成費が主なもので、適正な予算執行がなされたものと考えるものであります。

  次に、議案第65号 平成22年度足利市国民健康保険特別会計(事業勘定)決算についてでありますが、歳入においては、国、県支出金など所要財源の確保が図られているほか、歳出面では保険給付事業のほか、保健事業の中で、生活習慣病の予防・改善を目的とした特定健康診査・特定保健指導の実施や、人間ドック、国保30歳代健康診査の実施など、被保険者の健康保持・増進並びに医療費適正化対策に取り組んでおり、適正な予算執行の結果であると考えるものであります。

  次に、議案第66号 平成22年度足利市老人保健特別会計決算についてでありますが、歳出については、平成20年4月1日から、後期高齢者医療制度が実施されたことに伴い、平成20年3月診療分までの医療費の支払いが行われたものであります。

  また、歳入については、老人保健法の定めるところにより、社会保険診療報酬支払基金交付金、国庫負担金等で賄われており、適正な予算執行であると認められるものであります。

  なお、本会計は平成23年3月31日をもって、特別会計の設置義務がなくなったことから、平成22年度をもって廃止となったものであります。

  次に、議案第67号 平成22年度足利市後期高齢者医療特別会計決算についてでありますが、後期高齢者医療制度は、平成20年4月1日から実施されているものであり、この特別会計において、保険料を徴収し、一般会計からの保険基盤安定繰入金と合わせ、栃木県後期高齢者医療広域連合へ納付しており、歳出の主体はこの広域連合納付金となっております。

  また、歳入については、後期高齢者医療保険料、一般会計繰入金等で賄われており、適正な予算執行であると認められるものであります。

  次に、議案第70号 平成22年度足利市公共下水道事業特別会計決算についてでありますが、公共下水道は、市民生活のインフラとして重要な機能を果たしているものであります。

  本市の下水道整備状況は認可面積の約90%となり、生活環境の改善や浸水対策、水質保全など、環境と共生する安全なまちづくりが進められております。

  財務管理については、繰入金の抑制や市債残高の削減を図りながら、収支のバランスを図っており、適正な予算執行であると認められるものであります。

  以上、議案第63号、第64号、第65号、第66号、第67号、第70号について、賛成理由を申し上げましたが、その趣旨をお酌み取りいただき、認定することに御賛同を賜るようお願い申し上げまして、私の賛成討論といたします。



○議長(河内利雄) 6番、吉田晴信議員。

   (6番 吉田晴信登壇)



◆6番議員(吉田晴信) ただいま16番、尾関栄子議員から、議案第60号 足利市税条例等の改正について反対の討論がありましたが、私は視点を変えまして賛成の立場から意見を述べるものであります。

  このたびの平成23年度税制改正における地方税法等の改正に伴い、足利市税条例等の関係規定を整備するため、条例を改正しようとするものであり、その内容を見てみますと、主な項目としては、寄附金税額控除の適用下限額の引き下げ、市民税、固定資産税等に係る不申告に関する過料の引き上げ、肉用牛の売却による農業所得の課税の特例の範囲の縮減及び特例期間の延長、上場株式等の配当所得及び譲渡所得等に対する軽減税率の特例期間の延長等並びに引用条項の整理等を行うため、条例を改正しようとするものであります。

  これらは、現在の経済状況が厳しい中、今後、東日本大震災の復興に向け、財源の確保のための税体系の抜本的改革を実現させるまでの間の暫定措置としての地方税制の改正であり、それをうけての条例の一部を改正しようとするものであります。

  以上、議案第60号について、賛成の立場で意見を述べさせていただきましたが、その趣旨をお酌み取りいただき、改正することに御賛同くださるようお願い申し上げまして、私の賛成討論とさせていただきます。



○議長(河内利雄) 以上で、通告による討論を終わりましたので、これをもって討論を終結いたします。

  これより表決に入ります。

  まず、議案第62号から第67号まで及び第70号について起立により一括して採決いたします。

  議案第62号 平成22年度足利市一般会計決算に

         ついて             

  議案第63号 平成22年度足利市介護保険特別会

         計(保険事業勘定)決算について 

  議案第64号 平成22年度足利市介護保険特別会

         計(介護サービス事業勘定)決算に

         ついて             

  議案第65号 平成22年度足利市国民健康保険特

         別会計(事業勘定)決算について 

  議案第66号 平成22年度足利市老人保健特別会

         計決算について         

  議案第67号 平成22年度足利市後期高齢者医療

         特別会計決算について      

  議案第70号 平成22年度足利市公共下水道事業

         特別会計決算について      

  以上、各案に対する委員会の審査報告は、いずれも認定すべきものとする報告であります。

  委員会の審査報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。

   (賛成者起立)



○議長(河内利雄) 起立多数であります。

  よって各案は、いずれも委員会の審査報告のとおり認定することに決定いたしました。

  次に、議案第68号、第69号、第71号、第72号及び第73号について一括して採決いたします。

  議案第68号 平成22年度足利市公設地方卸売市

         場事業特別会計決算について   

  議案第69号 平成22年度足利市農業集落排水事

         業特別会計決算について     

  議案第71号 平成22年度足利市堀里ニュータウ

         ン下水処理事業特別会計決算につい

         て               

  議案第72号 平成22年度足利市水道事業会計決

         算について           

  議案第73号 平成22年度足利市工業用水道事業

         会計決算について        

  以上、各案に対する委員会の審査報告は、いずれも認定すべきものとする報告であります。

  委員会の審査報告のとおり認定することに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(河内利雄) 御異議なしと認めます。

  よって各案は、いずれも委員会の審査報告のとおり認定することに決定いたしました。

  次に、議案第60号について起立により採決いたします。

  議案第60号 足利市税条例等の改正について 

  本案に対する委員長報告は、原案を可とする報告であります。

  委員長報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。

   (賛成者起立)



○議長(河内利雄) 起立多数であります。

  よって本案は、委員長報告のとおり可決されました。

  続いて、残余の議案を一括して採決いたします。

  議案第58号 平成23年度足利市一般会計補正予

         算(第3号)について      

  議案第59号 足利市職員共済組合条例の改正につ

         いて              

  議案第61号 平成23年度足利市介護保険特別会

         計(保険事業勘定)補正予算(第1

         号)について          

  議案第78号 財産の取得について

  以上、各案に対する委員長報告は、いずれも原案を可とする報告であります。

  委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(河内利雄) 御異議なしと認めます。

  よって各案は、いずれも委員長報告のとおり可決されました。

  日程第2 報告第16号及び第17号についてを議題といたします。

  提出者の説明を求めます。

  大豆生田 実市長。

   (大豆生田 実市長登壇)



◎市長(大豆生田実) ただいま上程されました各報告について、順次御説明いたします。

  まず、報告第16号 市長専決処分事項報告についてですが、本報告は、平成23年7月20日、相生町地内で発生いたしました、市が当事者である交通事故に係る示談及び損害賠償の額の決定に関する専決処分の報告でありまして、平成23年9月15日に、地方自治法第180条第1項の規定に基づく議会の委任による市長の専決処分によって措置いたしましたので、同条第2項の規定により御報告申し上げるものでああります。

  次に、報告第17号 平成22年度足利市決算に係る健全化判断比率及び資金不足比率についてですが、本報告は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、平成22年度の本市決算に係る実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率及び将来負担比率並びに公営企業の資金不足比率について御報告するものであります。

  以上で説明を終わりますが、よろしくお願いいたします。



○議長(河内利雄) これより質疑に入ります。

  ただいまのところ通告がありませんので、質疑なしと認めます。

  よって、ただいま議題となっております報告第16号及び第17号については、質疑を終わりましたので、受理となりました。

  日程第3 議案第79号についてを議題といたします。

  提出者の説明を求めます。

  大豆生田 実市長。

   (大豆生田 実市長登壇)



◎市長(大豆生田実) ただいま上程されました、議案第79号 教育委員会委員の任命について、御説明いたします。

  本案は、本市教育委員会委員のうち、笠原健一委員の任期が平成23年10月9日に満了となりますが、同委員は、平成19年10月10日に就任して以来、本市教育行政の執行に積極的に意見を提言するなど多くの貢献をされていることは、御案内のとおりであります。

  つきましては、笠原健一委員を引き続き教育委員会委員として任命いたしたいと存じます。

  原案のとおり御同意を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(河内利雄) これより質疑に入ります。

  ただいまのところ通告はありませんので、質疑なしと認めます。

  お諮りいたします。

  ただいま議題となっております本案は、委員会への付託を省略いたしたいと思います。

  これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(河内利雄) 御異議なしと認めます。

  よって本案は、委員会への付託を省略することに決定いたしました。

  これより討論に入ります。

  ただいまのところ通告はありませんので、討論なしと認めます。

  これより表決に入ります。

  議案第79号について採決いたします。

  議案第79号 教育委員会委員の任命について

  本案は、これに同意することに決し、御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(河内利雄) 御異議なしと認めます。

  よって本案は、これに同意することに決定いたしました。

  日程第4 意見書案第1号についてを議題といたします。

  本案については、お手元に配付のとおり意見書案が提出されておりますので、朗読を省略して会議録に登載のことといたします。

  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


                  意見書案第1号
   速やかな取り調べの可視化(取り調べの全
   過程の録画)の実現を推進する意見書につ
   いて
  地方自治法第99条による別紙意見書を会議規則第14条により提出する。
  平成23年9月21日 提出
  提出者 足利市議会議員     酉 田 智 男
   同              平 塚   茂
   同              塩 田   等
   同              小 林 克 之


   速やかな取り調べの可視化(取り調べの全

   過程の録画)の実現を推進する意見書

  平成21年5月に、市民が刑事裁判に参加し、裁判官とともに被告人を裁く裁判員裁判が開始された。この制度は、法律の専門家ではない市民が裁判員として裁判に参加することで、裁判に健全な市民感覚及び社会常識を反映し、もってその内容を適正化することが期待されている。

  裁判員である市民の意見を最大限反映し、裁判員裁判を円滑に実施するためには、裁判が市民にとってわかりやすいものである必要がある。裁判で供述調書の任意性や信用性が争われたような場合でも、裁判員がその判断に窮することのないよう、適切な方策が講じられなければならない。

  このような見地から、取り調べの可視化(取り調べの全過程の録画)は不可欠なものである。なぜなら、取り調べをすべて録画することで、取り調べの状況が検証可能となり、これにより初めて裁判員が供述調書の任意性や信用性の判断を容易に、かつ正確になし得るようになるからである。

  また、取り調べの可視化は、これを行うことで、密室での取り調べに伴って発生する捜査官の暴行・脅迫・利益誘導等による自白強要や虚偽自白とともに、氷見事件や志布志事件、足利事件に代表されるように現在も後を絶たない冤罪を防止することができ、被疑者・被告人の人権保障を図る上でも不可欠なものである。

  現在、検察庁では、裁判員裁判対象事件につき、検察官の裁量により取り調べの一部の録画が行われており、また、警察庁でも一部録画の試行がなされているが、すでに裁判員裁判が実施されていることも踏まえて、速やかに取り調べの全過程の録画を行うよう、取り調べの可視化を強く要望する。

  以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出する。

  平成23年9月21日

                足 利 市 議 会

   内閣総理大臣

   法務大臣

            あて

   衆議院議長

   参議院議長

  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(河内利雄) お諮りいたします。

  本案は、説明、質疑、委員会への付託並びに討論を省略し、直ちに表決に付したいと思います。

  これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(河内利雄) 御異議なしと認めます。

  よって本案は、説明、質疑、委員会への付託並びに討論を省略し、直ちに表決に付することに決定いたしました。

  これより表決に入ります。

  意見書案第1号について採決いたします。

  意見書案第1号 速やかな取り調べの可視化(取り

          調べの全過程の録画)の実現を推

          進する意見書について     

  本案は案のとおり可決することに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(河内利雄) 御異議なしと認めます。

  よって本案は、案のとおり可決されました。

  以上で本日の日程は全部終了し、今期定例会に提出された全案件を議了いたしました。

  これをもって、平成23年第4回市議会定例会を閉会いたします。

   閉会 午後2時51分