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栃木県 宇都宮市

平成18年第1回定例会(第1日目 2月28日)




平成18年第1回定例会(第1日目 2月28日)





 
平成18年  第1回  宇都宮市議会定例会会議録(第1号)





 2月28日(火曜日)


  出 席 議 員 (45名)


   1番 山 本 直 由 君    24番 大 竹 清 作 君


   2番 山 口 恒 夫 君    25番 小 林 睦 男 君


   3番 渡 辺 通 子 君    26番 今 井 恭 男 君


   4番 金 沢   力 君    27番 藤 井 弘 一 君


   5番 半 貫 光 芳 君    28番 工 藤 正 志 君


   6番 中 島   宏 君    29番 山 本 正 人 君


   7番 阿久津   均 君    30番 阿久津 善 一 君


   8番 塚 田 典 功 君    31番 大 貫 隆 久 君


   9番 熊 本 和 夫 君    32番 岡 本 治 房 君


   10番 渡 辺 道 仁 君    33番 今 井 昭 男 君


   11番 小 倉 一 智 君    34番 小野里   豊 君


   12番 杵 渕   広 君    35番 黒 後   久 君


   13番 遠 藤 和 信 君    36番 篠 崎 光 男 君


   14番 西   房 美 君    37番 福 田 浩 二 君


   15番 福 田 久美子 君    38番 金 田 貞 夫 君


   16番 荒 川 恒 男 君    39番 山 崎 美 高 君


   17番 塚 原 毅 繁 君    40番 諏 訪 利 夫 君


   18番 真 壁 英 敏 君    41番 細 谷 美 夫 君


   19番 小 林 秀 明 君    42番 中 山 勝 二 君


   20番 綱 河 秀 二 君    43番 山 崎 守 男 君


   21番 金 子 和 義 君    44番 高 橋 森 一 君


   22番 南 木 清 一 君    45番 鎌 倉 三 郎 君


   23番 浅 川 信 明 君





  欠 席 議 員


      な   し





 地方自治法第121条の規定に基づき出席を求めた者


市     長  佐 藤 栄 一 君  商 工 部 長  沼 尾 博 行 君


助     役  高 梨 眞佐岐 君  農 務 部 長  渡 辺 政 行 君


収  入  役  五十畑 伸 一 君  建 設 部 長  森   賢一郎 君


上下水道事業   今 井 利 男 君  都市開発部長   野 澤 省 一 君


管理者                 消  防  長  坂 本   浩 君


総合政策部長   栗 田 幹 晴 君  行政経営部次長  浜 崎 道 夫 君


行政経営部長   永 沼 憲 雄 君


理 財 部 長  五井渕 治 夫 君


自治振興部長   横 松   薫 君


市民生活部長   木 村 光 男 君


保健福祉部長   加 藤 俊 夫 君  教  育  長  伊 藤 文 雄 君


環 境 部 長  橋 本 正 志 君  代表監査委員   須 田 章 市 君





 事務局職員出席者


事 務 局 長  溝 口 博 司 君  事務局副参事   佐 藤 守 男 君


事務局次長    平 石 邦 昭 君  議 事 課 長  小 林 一 雄 君


総務課長兼務








○議長(諏訪利夫君) おはようございます。平成18年第1回宇都宮市議会定例会はここに開会される運びとなりました。


 この定例会は、平成18年度の施策全般を審議する重要な会議であります。


 市長から、平成18年度当初予算案を初め、条例案、事件議決案、平成17年度補正予算案などが提出されることになっているほか、市民から陳情書が提出されております。


 慎重に審議を尽くされ、市民の負託にこたえられますよう期待いたしますとともに、議会運営につきましても御協力をお願い申し上げまして、開会のあいさつといたします。


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   午前10時 開会


○議長(諏訪利夫君) ただいまから平成18年第1回宇都宮市議会定例会を開会いたします。


 本日の会議を開きます。


 ただいま出席している議員は45名であります。


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○議長(諏訪利夫君) 会議録署名議員の指名を行います。


 会議録署名議員に


  18番  真 壁 英 敏 君


  19番  小 林 秀 明 君


  20番  綱 河 秀 二 君


を指名いたします。


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○議長(諏訪利夫君) 日程に入る前に報告いたします。


 最初に、地方自治法第121条の規定に基づき出席を求めました者の名簿は、お手元に配付のとおりであります。


 次に、監査委員から報告書が提出されております。お手元に配付のとおりであります。


 次に、市長から報告第1号が提出されております。市長の報告を求めます。


  〔市長佐藤栄一君 登壇〕


○市長(佐藤栄一君) 御報告いたします。


 報告第1号専決処分の報告についてでありますが、交通事故2件、マンションの外壁の損傷事故、負傷事故及び自動車の損傷事故3件に係る損害賠償の額の決定及び和解並びに立体交差擁壁築造工事(西側工区)に係る議決議案の変更につきましては、議会の委任により専決処分いたしましたので、御報告するものであります。


○議長(諏訪利夫君) 以上で報告を終わります。


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○議長(諏訪利夫君) 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。事務局長に朗読させます。


  〔事務局長 朗読〕


日程第1 会期の決定について


日程第2 議員案第1号について


日程第3 議案第1号と第2号について


日程第4 議案第3号から第19号までについて


日程第5 議案第20号から第68号までについて


日程第6 陳情第39号について


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○議長(諏訪利夫君) それでは日程第1、会期の決定についてを議題といたします。


 お諮りいたします。この定例会の会期は、本日から3月24日までの25日間とすることに御異議ありませんか。


  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(諏訪利夫君) 御異議ありませんので、そのように決定いたしました。


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○議長(諏訪利夫君) 次に日程第2、議員案第1号についてを議題といたします。


 提案理由の説明を求めます。19番小林秀明君。


  〔19番小林秀明君 登壇〕


○19番(小林秀明君) ただいま議題となりました議員案第1号宇都宮市議会議員の報酬、費用弁償等に関する条例の一部改正について、提案の理由を説明いたします。


 本市の財政状況は、国の三位一体改革に伴う国庫補助負担金の減少や児童手当、生活保護費などの扶助費の増加、国民健康保険の保険給付費などの増加により極めて厳しい状況にあります。


 このような中、議員みずからが経費の節減に努めるべきであるとの判断に立ち、議長、副議長及び議員の報酬月額について、平成17年度に引き続き、平成18年4月1日から1年間5%減額するため、この案を提出するものであります。


 これをもちまして、提案理由の説明を終わります。


○議長(諏訪利夫君) 提案理由の説明は終わりました。


 ただいま議題となっております議員案第1号について、質疑と討論の通告はありません。委員会付託を省略し、採決したいと思います。御異議ありませんか。


  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(諏訪利夫君) 御異議なしと認めます。


 それでは、議員案第1号について採決いたします。


 ただいまの議員案を原案のとおり可決することに賛成する諸君の起立を求めます。


  〔賛成者 起立〕


○議長(諏訪利夫君) 起立多数であります。したがって、ただいまの議員案は原案のとおり可決されました。


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○議長(諏訪利夫君) 次に日程第3、議案第1号と第2号の議案2件を一括して議題といたします。


 市長の提案理由の説明を求めます。


  〔市長佐藤栄一君 登壇〕


○市長(佐藤栄一君) ただいま議題となりました議案第1号及び第2号宇都宮市公平委員会委員の選任についてでありますが、公平委員会委員北村光弘氏及び櫻井清氏は、来る3月31日をもって任期満了となりますが、北村氏にあっては引き続き同氏を、櫻井氏にあってはその後任に白井裕己氏を選任するため、同意を求めるものであります。何とぞよろしくお願いいたします。


○議長(諏訪利夫君) 提案理由の説明は終わりました。


 ただいま議題となっております議案第1号と第2号の議案2件は、人事案件でありますので、質疑、委員会付託、討論を省略し、採決したいと思います。御異議ありませんか。


  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(諏訪利夫君) 御異議なしと認めます。


 それでは、議案第1号と第2号の議案2件を一括して採決いたします。


 ただいまの議案を原案のとおり可決することに御異議ありませんか。


  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(諏訪利夫君) 御異議なしと認めます。したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。


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○議長(諏訪利夫君) 次に日程第4、議案第3号から第19号までの議案17件を一括して議題といたします。


 市長の提案理由の説明を求めます。


  〔市長佐藤栄一君 登壇〕


○市長(佐藤栄一君) ただいま議題となりました議案第3号から第19号までの議案17件につきまして、順次提案の理由を御説明いたします。


 まず、議案第3号平成17年度宇都宮市一般会計補正予算(第7号)についてでありますが、今回の補正予算は、歳入歳出それぞれ34億1,367万4,000円を追加計上し、予算総額を1,526億9,888万1,000円に補正しようとするものであります。


 以下、その概要につきまして、歳出から御説明いたします。


 まず、第10款総務費におきましては、退職者の増加に伴う職員給与費その他を追加計上したほか、事業費の確定に伴う情報化推進費、横川地区市民センター建設事業費の確定に伴う地区市民センター建設費その他を減額いたしました。


 第15款民生費におきましては、医療扶助件数の増加に伴う扶助費、国庫補助事業費の追加決定に伴う児童福祉施設運営等助成費その他を追加計上したほか、受給件数が当初見込みを下回ったことに伴う妊産婦医療費助成費、介護保険特別会計の補正に伴う同会計への繰出金その他を減額いたしました。


 第20款衛生費におきましては、老人保健特別会計の補正に伴う同会計への繰出金を追加計上したほか、日本脳炎予防接種の小中学校における集団接種中止に伴う予防接種費その他を減額いたしました。


 第25款労働費におきましては、基金運用益の増加に伴う雇用支援対策基金費を追加計上したほか、雇用助成制度の申請件数が当初見込みを下回ったことに伴う雇用支援対策費を減額いたしました。


 第30款農林水産業費におきましては、県営圃場整備事業費の確定に伴う土地改良費その他を追加計上したほか、農業集落排水事業特別会計の補正に伴う同会計への繰出金その他を減額いたしました。


 第35款商工費におきましては、企業立地育成促進事業補助金の申請件数が当初見込みを上回ったことに伴う産業奨励費その他を追加計上いたしました。


 第40款土木費におきましては、下水道事業会計の補正に伴う同会計への補助金その他を追加計上したほか、事業費の確定に伴う準用河川等整備費、公園緑地整備費、鶴田第1土地区画整理事業特別会計の補正に伴う同会計への繰出金その他を減額いたしました。


 第45款消防費におきましては、事業費の確定に伴う消防施設建設費その他を減額いたしました。


 第50款教育費におきましては、西原小学校、陽北中学校の校舎耐震補強事業及び横川中学校屋内運動場改築事業に対する国庫補助事業費の追加決定に伴う学校建設費その他を追加計上したほか、事業費の確定に伴う幼児教育助成費、育英事業特別会計の補正に伴う同会計への繰出金その他を減額いたしました。


 第60款公債費におきましては、NTT無利子貸付金の繰上償還実施に対する国庫補助金の追加決定に伴う市債償還金を追加計上したほか、市債借入額の確定に伴う市債支払利子を減額いたしました。


 第65款諸支出金におきましては、土地取得事業特別会計の補正に伴う同会計への繰出金を減額いたしました。


 以上が歳出予算の補正の概要でありますが、これらの経費支出に必要な歳入につきましては、国庫支出金、県支出金、繰入金その他を追加計上したほか、利子割交付金、地方消費税交付金その他を減額いたしました。


 次に、継続費につきましては、事業費の確定に伴い、横川地区市民センター建設事業ほか8件の総額及び年割額を変更しようとするものであります。


 繰越明許費につきましては、年度内の完了が見込めない公共的施設バリアフリー化推進事業ほか24件について、これを設定しようとするものであります。


 債務負担行為につきましては、国庫債務負担の内示に伴う横川西小学校防音校舎冷房化工事を新たに設定するとともに、平成16年度宇都宮市土地開発公社による公共用地先行取得ほか10件の期間または限度額を変更しようとするものであります。


 また、地方債につきましては、今回の補正に伴い、コミュニティ施設整備費ほか12件の限度額を変更しようとするものであります。


 次に、議案第4号から第19号まで平成17年度宇都宮市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)ほか15件の特別会計補正予算についてでありますが、国民健康保険特別会計補正予算(第3号)につきましては、歳入歳出それぞれ2,532万3,000円を減額し、予算総額を369億5,136万1,000円に補正しようとするものであります。


 歳出におきまして、支払基金への拠出金の確定に伴う介護納付金その他を追加計上したほか、申請件数が当初見込みを下回ったことに伴う出産育児一時金その他を減額し、歳入におきまして、県支出金を追加計上したほか、国庫支出金及び繰入金を減額いたしました。


 介護保険特別会計補正予算(第4号)につきましては、歳入歳出それぞれ8億8,437万5,000円を減額し、予算総額を155億5,557万2,000円に補正しようとするものであります。


 歳出におきまして、平成16年度介護給付費交付金の精算に伴う過年度補助等返還金その他を追加計上したほか、サービス受給者が当初見込みを下回ったことに伴う居宅介護サービス給付費その他を減額し、歳入におきまして、繰越金及び諸収入を追加計上したほか、国庫支出金、県支出金その他を減額いたしました。


 老人保健特別会計補正予算(第3号)につきましては、歳入歳出それぞれ15億3,900万5,000円を追加計上し、予算総額を307億946万5,000円に補正しようとするものであります。


 歳出におきまして、医療費が当初見込みを上回ったことに伴う医療給付費その他を追加計上したほか、受給件数が当初見込みを下回ったことに伴う医療費支給費を減額し、歳入におきまして、国庫支出金、繰入金その他を追加計上いたしました。


 農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)につきましては、歳入歳出それぞれ504万8,000円を追加計上し、予算総額を5億9,806万7,000円に補正しようとするものであります。


 歳出におきまして、分担金の一括納付者が当初見込みを上回ったことに伴う報償金を追加計上し、歳入におきまして、分担金及び負担金を追加計上したほか、繰入金を減額いたしました。


 競輪特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ2億4,806万円を追加計上し、予算総額を201億9,311万円に補正しようとするものであります。


 歳出におきまして、場外車券発売日数の増加に伴う開催事務費その他を追加計上したほか、選手出場報償金その他を減額し、歳入におきまして、事業収入その他を追加計上したほか、諸収入を減額いたしました。


 駐車場特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出それぞれ1,856万8,000円を追加計上し、予算総額を3億3,579万7,000円に補正しようとするものであります。


 歳出におきまして、利用台数が当初見込みを上回ったことに伴う一般会計繰出金を追加計上したほか、業務管理費を減額し、歳入におきまして、事業収入及び繰越金を追加計上いたしました。


 鶴田第1土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出それぞれ1,004万6,000円を減額し、予算総額を5億9,395万1,000円に補正しようとするものであります。


 歳出におきまして、事業費の確定に伴う土地区画整理事業費その他を減額し、歳入におきまして、財産収入を追加計上したほか、繰入金を減額いたしました。


 繰越明許費につきましては、年度内の完了が見込めない土地区画整理事業について、これを設定しようとするものであります。


 鶴田第2土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)につきましては、歳入歳出それぞれ1,504万1,000円を減額し、予算総額を13億3,315万9,000円に補正しようとするものであります。


 歳出におきまして、事業費の確定に伴う土地区画整理事業費その他を減額し、歳入におきまして、財産収入及び繰入金を減額いたしました。


 繰越明許費につきましては、年度内の完了が見込めない土地区画整理事業について、これを設定しようとするものであります。


 城東土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出それぞれ2億3,972万4,000円を減額し、予算総額を10億5,026万6,000円に補正しようとするものであります。


 歳出におきまして、事業費の確定に伴う土地区画整理事業費その他を減額し、歳入におきまして、財産収入及び繰入金を減額いたしました。


 繰越明許費につきましては、年度内の完了が見込めない土地区画整理事業について、これを設定しようとするものであります。


 宇大東南部第1土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出それぞれ192万1,000円を減額し、予算総額を17億1,601万8,000円に補正しようとするものであります。


 歳出におきまして、市債借入利率の確定に伴う市債支払利子を減額し、歳入におきまして、国庫支出金を追加計上したほか、繰入金及び市債を減額いたしました。


 繰越明許費につきましては、年度内の完了が見込めない土地区画整理事業について、これを設定しようとするものであります。


 また、地方債につきましては、今回の補正に伴い、土地区画整理事業費の限度額を変更しようとするものであります。


 宇都宮駅東口土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入におきまして、国庫支出金その他を追加計上し、市債を同額減額する歳入予算の補正であります。


 繰越明許費につきましては、年度内の完了が見込めない土地区画整理事業について、これを設定しようとするものであります。


 また、地方債につきましては、今回の補正に伴い、土地区画整理事業費の限度額を変更しようとするものであります。


 育英事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ1,972万8,000円を減額し、予算総額を2億5,132万6,000円に補正しようとするものであります。


 歳出におきまして、貸付額の確定に伴う奨学資金貸付金を減額し、歳入におきまして、貸付金収入及び繰越金を追加計上したほか、繰入金を減額いたしました。


 土地取得事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ3,339万7,000円を減額し、予算総額を6,493万円に補正しようとするものであります。


 歳出におきまして、市債借入利率の確定に伴う市債支払利子を減額し、歳入におきまして、使用料及び手数料を追加計上したほか、繰入金を減額いたしました。


 水道事業会計補正予算(第4号)につきましては、収益的支出におきまして1億2,660万6,000円を、資本的支出におきまして4億4,462万7,000円をそれぞれ減額し、予算総額を180億171万円に補正しようとするものであります。


 まず、収益的支出におきまして、今回の補正に伴い消費税及び地方消費税その他を追加計上したほか、西の宮配水池解体工事の契約額の確定に伴う配水費その他を減額し、収益的収入におきまして、水道加入金その他を追加計上したほか、水道料金その他を減額いたしました。


 また、資本的支出におきまして、NTT無利子貸付金の繰上償還実施に対する国庫補助事業費の追加決定に伴う企業債償還金その他を追加計上したほか、国の道路改築工事の遅延に伴う配水管整備費その他を減額し、資本的収入におきまして、国庫補助金を追加計上したほか、水道改良工事負担金その他を減額いたしました。


 下水道事業会計補正予算(第5号)につきましては、収益的支出におきまして440万7,000円を追加計上し、資本的支出におきまして6億7,415万9,000円を減額し、予算総額を230億3,989万6,000円に補正しようとするものであります。


 まず、収益的支出におきまして、今回の補正に伴い消費税及び地方消費税その他を追加計上したほか、企業債借入額の確定に伴う支払利息その他を減額し、収益的収入におきまして、一般会計補助金を追加計上したほか、下水道使用料その他を減額いたしました。


 また、資本的支出におきまして、下水道分担金の一括納付者が当初見込みを上回ったことに伴う報償金その他を追加計上したほか、事業費の確定に伴う特定環境保全公共下水道建設費その他を減額し、資本的収入におきまして、企業債、国庫補助金その他を減額いたしました。


 債務負担行為につきましては、事業費の確定に伴い、平成17年度宇都宮市公共下水道川田処理場汚泥処理設備建設工事委託ほか2件の期間または限度額を変更しようとするものであります。


 また、企業債につきましては、今回の補正に伴い、公共下水道建設費ほか2件の限度額を変更しようとするものであります。


 中央卸売市場事業会計補正予算(第2号)につきましては、収益的支出におきまして3,127万6,000円を、資本的支出におきまして2,686万6,000円をそれぞれ減額し、予算総額を8億9,300万8,000円に補正しようとするものであります。


 まず、収益的支出におきまして、水産卸売棟屋根改修工事の契約額の確定に伴う施設費その他を減額し、収益的収入におきまして、売上高使用料その他を減額いたしました。


 また、資本的支出におきまして、青果棟卸売場エレベーター設置工事の契約額の確定に伴う市場整備費を減額いたしました。


 以上が議案17件についての提案理由の概要でありますが、何とぞよろしくお願いいたします。


○議長(諏訪利夫君) 提案理由の説明は終わりました。


 ただいま議題となっております議案第3号から第19号までの議案17件について、質疑の通告はありません。それぞれの常任委員会に付託いたします。


 付託表を配付させます。


  〔書記 配付〕


○議長(諏訪利夫君) ただいま配付いたしました付託表に誤りがあった場合は、議長が処理することに御異議ありませんか。


  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(諏訪利夫君) 御異議ありませんので、そのようにいたします。


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○議長(諏訪利夫君) 次に日程第5と第6、議案第20号から第68号までと陳情第39号の議案49件と陳情1件を一括して議題といたします。


 日程第5について、市長の提案理由の説明を求めます。


  〔市長佐藤栄一君 登壇〕


○市長(佐藤栄一君) 平成18年第1回市議会定例会の開会に当たり、私の市政運営に対する所信の一端を申し上げるとともに、議案第20号から第38号までの平成18年度宇都宮市一般会計予算及び特別会計予算について、その大綱を御説明申し上げ、議員各位を初め、市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。


 まず、私の市政運営の基本方針について、述べさせていただきます。


 昨今の情勢を見渡しますと、さまざまな分野で社会経済環境が大きく変化している中にあって、本市におきましては、今後も厳しい財政環境が見込まれる一方で、少子・高齢化の急速な進展や市民のライフスタイルの多様化などを背景に、行政ニーズはますます多岐にわたり、子供の健全育成、保健福祉の充実、防犯など地域の安全対策、中心市街地の活性化、産業・経済の活性化などの行政課題が山積しております。


 私は、こうした行政課題に的確に対応しながら、本市が着実に発展を遂げていくためには、従来にも増して、市民・地域・企業・行政が一体となって、みずからの責任において必要な方策を考え、決定し、実行する、真の意味での自治体の力量を備える必要があると考えております。


 本年は、市制110周年という節目を迎える年でありますが、本市が将来にわたって持続的に発展できる魅力と活力あるまちづくりを進めるに当たって、私は、本年を「『人間力』、『都市力』向上元年」と位置づけ、私自身が強いリーダーシップを発揮しながら、全市一丸となり英知を結集して「市民一人ひとりが輝く、活力あふれる新しい宇都宮の創造」を実現していく所存であります。


 そのため、まず、本市の持つ地域特性や資源を最大限に生かすことができる、人やものを大切にする心を持ち、体力・知力・感性・対人関係力など、自立した人間として力強く生きていくための総合的な力である「人間力」の高い人材の育成を進めてまいります。


 そのためには、私たちに最も身近でかけがえのない存在である家族や友達・隣人とのきずな、私たちの生活や活動の舞台となる地域とのきずな、本市ににぎわいや活気をもたらすお客様とのきずな、さらには、あらゆる生命の存在の源である地球とのきずなづくりを推進することが重要であると考えております。


 あわせて、人間力を備えた人々がそれぞれの持つ力を十分に発揮できるよう、安全性・快適性などの住みよさ、文化・風格などの魅力、豊かさ、美しさ、楽しさなどを総合した力、いわゆる「都市力」をさらに高めてまいります。そのためには、本市の顔である都心部はもとより、各地域の底力、都市の活力の礎となる産業の底力、そして、行政改革などによる本市の行財政の底力の向上に今まで以上に力を注いでいかなければならないと考えております。


 このような認識のもと、平成18年度の市政運営の基本的な考え方につきまして、述べさせていただきます。


 まず第1は、「人間力の向上のための取り組みの推進」であります。


 まちが輝き、発展し続けていくための原点はまさに人であり、だれもが夢を持ち、自己実現を図ることのできる明るい社会を築いていくためには、市民一人ひとりが人や社会との基本的な関係やきずなを再認識することにより、「人間力」を向上させていくことが不可欠であります。そのためには、まず、人間形成の基盤である家庭において健やかな心身をはぐくみ、生きていく上での基礎的な力を身につけていくことが大切であります。そのため、家族とのふれあいや対話を通して対人関係力や社会性の基礎を培い、家族とのきずなづくりを進めていくとともに、特に、生きる上での基本である食を通して人を育てる食育を全市を挙げて推進してまいります。


 また、さまざまな人とかかわりながら社会の一員として生きていくためには、同世代や異世代、同じ目的を持つ者同士などが交流・協力し合う中で、協調性や思いやり・助け合いの心をはぐくむことが重要であると考えております。そのため、児童の健全育成のための環境づくりや子育て支援機能の充実、青少年の社会性や自主性をはぐくむ居場所づくりなど、友達・隣人とのきずなづくりを進めてまいります。


 また、人々が住みなれた地域において、安全に安心して快適に暮らせるまちづくりを進めるためには、さまざまな知識や経験を有する人材など地域の力を結集し、地域住民や企業、行政が連携・協力しながら取り組むことが必要であります。そのため、地域主体の安全確保対策への支援の充実や地域と学校が連携した魅力ある学校づくり、地域の大人たちの力を結集して子供たちを育てるとともに、みずからも学ぶ地域の教育力の向上など、地域とのきずなづくりを進めてまいります。


 また、今後、さらに進行する少子・高齢、人口減少社会の中でも、本市が活気にあふれ、持続的に発展していくためには、多くのお客様に本市を訪れていただくことにより交流人口をふやし、にぎわいをつくり出していくことが不可欠であります。そのため、本市を訪れるお客様を感謝の心でお迎えするおもてなしの向上を目指し、民間と行政が連携しながらおもてなし運動に取り組むなど、お客様とのきずなづくりを進めてまいります。


 また、すべての生命の源である美しい地球を守り、次の時代に引き継いでいくためには、まずは日常の生活や活動の中でできる身近な取り組みを実践することが必要であります。そのため、すべてのものを大切する「もったいない」の精神に基づき、廃棄物の発生抑制・再利用・再生利用のための意識啓発や本市としての地球温暖化防止対策を計画的に推進するなど、地球とのきずなづくりを進めてまいります。


 第2は、「活気とにぎわいのあるまちづくりの推進」であります。


 新たな時代を切り開き、将来にわたって本市が着実に発展し続けていくためには、人・もの・情報・文化が集うまちの魅力づくりや、それらが活発に交流する機会や場の創出とともに、地域経済を発展させ、都市の活力を高めていく産業の育成が必要であります。そのためには、まず、本市はもとより県都の顔としてふさわしいにぎわいと風格のある都心部づくりが重要であります。そのため、広域交流機能や交通結節機能など、高次な都市機能を備えたJR宇都宮駅東口地区の整備に着実に取り組むとともに、馬場通り中央地区や馬場通り西地区における市街地再開発事業が円滑に進むよう支援してまいります。


 また、多くの人々が集い、楽しくまちなかを回遊できるよう、宇都宮城址公園や109宇都宮跡地、二荒山神社前広場などの拠点整備などを進めるとともに、お客様が満足し、また来てみたいと思っていただけるよう、本市の地域資源を生かした都市観光を推進するなど、ハード・ソフト両面から都心部の底力を向上させてまいります。


 また、本市全体の発展のためには、都心部のみならず、周辺地域がともに発展していくことが必要であり、そのためには、自分たちの地域は自分たちでつくることを基本に、市民協働により自主的・自立的な地域づくりを進めていくことが重要であります。そのため、より身近な場所での行政サービスの展開や地域まちづくり組織の支援など、地区市民センターの機能を強化することなどにより、地区行政をより一層推進するとともに、特に雀宮地区におきましては、雀宮駅周辺地域において、宇都宮工業高校の移転にあわせて、図書館整備や駅周辺の整備など、本市の南部地域の拠点にふさわしい整備を進めるなど、地域の底力を向上させてまいります。


 また、都市の活力を維持・向上させるには、商・工・農の産業全体が特色を持ちながらバランスよく発展していくことが不可欠であります。そのため、商業面では、商店街の集客力を高め、にぎわいを創出できるよう、商店街が主体となった取り組みを支援するとともに、工業面では、航空宇宙、自動車、ロボット関連産業などの次世代モビリティ産業の集積促進に向け取り組んでまいります。


 また、農業面では、消費者を意識すること、戦略的な農業を展開すること、これらを重点的にとらえながら、担い手の育成・確保や集落営農の組織化、都市との交流による農村の活性化を進めるなど、産業の底力を向上させてまいります。


 また、地域の発展や産業の底力を支えるとともに、超高齢社会の到来や地球環境に一層配慮したまちづくりを進めるためには、機能的な公共交通ネットワークの形成が必要となります。そのため、LRTの導入に向け社会実験に取り組むほか、生活交通の確保に向けた取り組みを進めるなど、総合的な公共交通体系の整備を推進してまいります。


 また、まちづくりを着実に進めていくためには、厳しい財政環境が見込まれる中にあっても、行政ニーズに的確かつ迅速に対応できる弾力的な行財政運営が不可欠であります。そのため、自主財源の確保や財源配分の選択と集中により健全財政を堅持するとともに、行財政改革により、スピードと成果を重視した市民に満足いただけるサービスの提供に努めるなど、行財政の底力を向上させてまいります。


 また、市町合併につきましては、宇都宮を中心とした圏域全体の持続的発展が本市の発展につながるという基本認識のもと、政令指定都市も視野に入れ、河内町との合併協議に向けて具体的に意見交換を行ってまいります。


 次に、平成18年度の予算編成の基本的な考え方につきまして、御説明申し上げます。


 まず、地方公共団体の予算編成に影響を及ぼす国の予算案につきましては、三位一体の改革の総仕上げとして位置づけられ、公共投資関係費などについて厳しく抑制するとともに、義務的経費についても、制度などの抜本的な見直しを行い、厳しく抑制を図った結果、一般会計の規模は、前年度比3%の減となったところであります。


 また、地方財政計画では、法人税などの国税の伸びが見込まれるものの、公債費が高い水準で推移することなどにより、依然として大幅な財源不足が生じるものと見込んでおり、国と歩調を合わせて歳出を見直すこととし、給与関係経費や地方単独事業費の抑制により、歳入歳出規模は前年度比0.7%の減となったところであります。


 このような中、本市の財政につきましては、市税収入の伸びが見込めるものの、三位一体の改革に伴い、国庫補助負担金が減少するとともに、児童手当や生活保護費などの扶助費の増に加え、国民健康保険などの給付費が増加するなど、極めて厳しい状況となっております。


 このため、新年度の予算編成に当たりましては、将来に負の遺産を残さないなど、健全財政の維持を基本に、収納対策の強化による市民負担の公平性の確保や行財政改革の推進、さらには、スクラップ・アンド・ビルドの徹底などにより、限りある財源を効果的・効率的に活用しながら、直面する緊急かつ重要な課題を解決するための各種施策・事業に取り組んだところであります。


 このような基本的な考え方のもとに編成いたしました平成18年度の一般会計当初予算案は、前年度当初予算額1,490億400万円に対しまして、0.2%増の1,493億円を計上いたしました。


 その概要でありますが、まず、歳入におきまして、税制改正による個人市民税や企業業績の向上による法人市民税の増収など、市税収入の増が見込める一方で、三位一体の改革により国庫支出金などが減額となったところでありますが、財政調整基金などの活用により一般財源の確保に努めたところであります。


 また、歳出におきましては、平成17年度に引き続き療育拠点施設・西部保育園の整備を行うとともに、新たに宇都宮駅東西自由通路の整備に着手するほか、防犯対策の推進や教育環境の充実、さらには、中心市街地の活性化などに向けた経費を計上したところであります。


 次に、主な特別会計についてでありますが、まず、国民健康保険特別会計につきましては、給付件数の増加などに伴い保険給付費などが増加することから、予算額は前年度比4.6%増の386億円余を計上いたしました。


 また、介護保険特別会計につきましては、認定者の増加などに伴い保険給付費が増加するとともに、制度改正に伴い、新たに介護予防事業などの地域支援事業を実施することから、予算額は前年度比8.1%増の180億円余を計上いたしました。


 競輪特別会計につきましては、特別競輪の開催に伴い事業費が増加することから、予算額は前年度比45.3%増の289億円余を計上いたしました。


 宇都宮駅東口土地区画整理事業特別会計につきましては、事業の本格化に伴い土地区画整理事業費が増加することから、予算額は前年度比111.6%増の8億円余を計上いたしました。


 土地取得事業特別会計につきましては、市債の元金償還額の増加に伴い公債費が増加することから、予算額は前年度比599.2%増の6億円余を計上いたしました。


 水道事業会計につきましては、建設改良費が減少したことなどから、予算額は前年度比4.2%減の173億円余を計上いたしました。


 最後に、下水道事業会計につきましては、支払利息が減少したことなどから、予算額は前年度比0.8%減の212億円余を計上いたしました。


 この結果、特別会計の合計は1,638億5,790万4,000円となり、一般会計と特別会計を合わせた予算の総額は、前年度の当初予算総額2,998億1,451万7,000円に対しまして、4.5%増の3,131億5,790万4,000円を計上したところであります。


 次に、平成18年度の主要な施策につきまして、第4次総合計画改定基本計画の施策の体系に基づき、その概要を御説明いたします。


 第1は、「都市自治を確立する」についてであります。


 まず、市民の主体的なまちづくりを推進するにつきましては、平成18年度の市制110周年を全市を挙げて祝い、まちづくりについて考え、将来への夢や希望をはぐくむ契機として、1年を通してさまざまな記念事業を実施してまいります。


 また、自治会活動の促進や地域コミュニティーの形成を図るため、従来の地域集会所等建設費補助額の充実に加え、建設が困難な自治会に対しまして、賃貸などにより集会所が確保できるよう、新たに家賃補助制度を創設してまいります。


 また、特色ある地域づくりを目指し、市内37のそれぞれの地域が個性や特色のある地域づくり事業などを展開するための支援を行ってまいります。


 次に、市民と協働のまちづくりを推進するにつきましては、安全で安心なまちづくりを推進するため、通学路など地域の安全・安心診断の実施や警察官OBを配置しての防犯パトロールの強化、防犯対策の支援窓口の設置などを行うとともに、通学路の安全を確保するため、全中学校区にスクールガードリーダーを配置してまいります。


 次に、都市経営基盤を確立するにつきましては、本市のまちづくりの指針、市政運営の基本となる第5次総合計画の策定を進めるとともに、本市の自治の理念や市政運営の基本原則などを定める「自治基本条例」の制定に向けて、市民とともに検討を深めてまいります。


 また、行財政運営において自主財源の確保は大変重要なことでありますことから、新たに、庁舎及び公用車への民間広告の導入を図り、収入の確保に努めてまいります。


 次に、都市連携を強化するにつきましては、課題案件の整理や方針策定など、市町合併について協議を進めてまいります。


 第2は、「個性と創造性を育むまちづくり」についてであります。


 まず、生涯学習を推進するにつきましては、宇都宮工業高校の移転にあわせ、雀宮駅東口地区における第3図書館の整備に取り組むほか、地域教育力の向上を図るため、地域が一体となり、力を結集して子供たちを健全に育成するための仕組みづくりに取り組んでまいります。


 また、図書館の本を学校においても利用できるような体制を整えるとともに、子供たちが本に興味を持ち、本に親しめるよう、読書相談や本の紹介、魅力ある学校図書館づくりを行う専任の司書を全小中学校へ配置してまいります。


 次に、学校教育を充実するにつきましては、地域と連携し、信頼と魅力のある学校となるよう、魅力ある学校づくり地域協議会の設置に取り組んでまいります。


 また、習熟度別学習や学習内容定着度調査、さらには、児童生徒の学習意欲や家庭で食事や睡眠時間などの学習及び生活の意識調査を実施し、児童生徒の学力向上を図ってまいります。


 また、城山西小学校と清原北小学校の2校におきまして、平成17年度に引き続き小規模特認校制度を実施してまいります。


 また、地震発生時において、児童生徒の安全性を確保するとともに、地域住民の避難場所となります小中学校の耐震化事業に取り組んでまいります。


 次に、市民文化を振興するにつきましては、ふるさと宇都宮において、守り伝えられてきた民俗芸能、伝統行事などの継承に取り組んでまいります。


 次に、生涯スポーツを推進するにつきましては、インターハイを初めとする各種大会の開催が予定されておりますスケートセンターに観客席を設置し、スポーツ環境の整備に努めてまいります。


 次に、健全な青少年を育成するにつきましては、今日的な課題でありますニート対策を初め、地域や中心市街地における青少年の居場所づくりに取り組んでまいります。


 次に、男女共同参画社会を実現するにつきましては、女性を配偶者などの暴力から守るため、警察や県、民生委員など関係機関とのネットワークの構築や専用の女性相談室の設置などを行うほか、だれもがその個性と能力を発揮でき、生き生きと暮らせる男女共同参画社会の構築に向け、市民意識調査の実施や全国都市会議の開催などを行ってまいります。


 第3は、「健康で幸せなまちづくり」についてであります。


 まず、保健・医療を充実するにつきましては、家庭や地域、学校、生産者、企業、行政などが連携・協力しながら、健全な心身を培い、豊かな人間性をはぐくむ食育の推進に取り組んでまいります。


 また、自動体外式除細動器AEDを、多数の市民が利用する文化施設や体育施設などに新たに45台設置してまいります。


 次に、地域福祉を推進するにつきましては、高齢者や障害者、子供たちなど、すべての市民が住みなれた地域で安心して生き生きと暮らせるよう、「やさしさをはぐくむ福祉のまちづくり推進計画」を策定してまいります。


 次に、高齢者福祉を充実するにつきましては、介護保険制度の改正にあわせて、新たに設置される地域包括支援センターを中心に、介護予防事業も含めた各種事業を一体的に実施するなど、高齢者が生き生きと住みなれた地域で生活が送れるよう、在宅福祉サービスの充実に努めてまいります。


 次に、障害者福祉を充実するにつきましては、障害者が必要なサービスを利用しながら、安心して生活ができるよう、権利擁護など、必要な地域生活支援の方策を検討してまいります。


 また、幼児期から継続的かつ一貫性のある相談・支援機能を充実するとともに、障害の重複化や多様化に対応した療育拠点施設を、西部地区保育園との合築により、平成19年度の開園を目指して取り組んでまいります。


 また、従来の知的障害者施設での放課後預かり事業に加え、これまで保護者会に支援していたのざわ養護学校の放課後預かり事業を、新年度からは市が実施主体として取り組んでまいります。


 次に、児童福祉を充実するにつきましては、子供の豊かな感性と創造性をはぐくみ、心身の健全な育成を図るための拠点施設として、各種の育成機能を備えた子どもセンターの整備に取り組んでまいります。


 また、疾病の早期発見、早期治療を促進するとともに、保護者の負担軽減を図るため、県と同一歩調で小学3年生までの通院費及び入院費を助成するとともに、3歳未満の幼児につきましては、医療機関での自己負担の支払いを必要としない現物給付を行い、さらには、本市独自の制度として、小学4年生から6年生までの入院費の助成を実施してまいります。


 また、3歳児の健康診査以降、集団生活の中で明らかになる軽度発達障害などについて、早期発見や適切な対応を図るため、5歳児発達相談事業を市内のすべての保育園、幼稚園での実施に向けて取り組んでまいります。


 第4は、「安全で快適なまちづくり」についてであります。


 まず、美しい都市景観をつくるにつきましては、公共施設や文化施設などをわかりやすく案内するとともに、まちなかを楽しく散策するための都心部景観サインを整備してまいります。


 次に、災害に強い都市をつくるにつきましては、東部地区における消防力の充実強化を図るため、平成20年度の開署に向けて東消防署を整備してまいります。


 次に、環境にやさしいまちづくりを推進するにつきましては、人やものを大切に思う心をはぐくむ「もったいない」の精神についての意識啓発や、学校間において物品の共有化に取り組み、楽器などの有効活用など「もったいないうつのみや推進事業」に取り組んでまいります。


 次に、生活衛生を向上するにつきましては、平成20年度の供用開始を目指して、用地取得を進めるとともに、本市初のPFI事業として新斎場の整備を進めてまいります。


 次に、緑豊かなまちをつくるにつきましては、史実に基づいた宇都宮城の復元を図り、本市の新たなシンボルとして魅力ある公園とするため、市制110周年となる平成18年度末のオープンに向けて宇都宮城址公園を整備してまいります。


 次に、ゆとりある住生活を実現するにつきましては、中心市街地への居住促進を図るため、平成17年度に引き続き、40歳未満の若年夫婦世帯に対し家賃の一部を助成してまいります。


 次に、人にやさしいみちづくりを推進するにつきましては、道路の新設改良や自転車道路の整備のほか、都心部道路景観の整備を進めてまいります。


 次に、上水道を安定供給するにつきましては、未給水地域の解消に向けて、第6期水道拡張事業を進めるほか、安全で良質な水の安定供給を推進してまいります。


 次に、下水を適切に処理するにつきましては、公共下水道や特定環境保全公共下水道の整備を進め、生活排水を適正に処理するとともに、浸水被害の解消に向けて雨水対策にも取り組んでまいります。


 第5は、「豊かさと活力のあるまちづくり」についてであります。


 まず、商業・サービス業を振興するにつきましては、オリオン通りの再生に向けて、国のタウンマネージャー派遣事業を活用し、にぎわいと活気の回復を目指し、魅力ある商店街づくりに取り組んでまいります。


 次に、工鉱業を振興するにつきましては、企業立地への補助の限度額を、これまでの1億円から2億円に拡大するとともに、増設に伴う土地、建物、設備の拡大に対する補助を創設するなど、産業基盤の充実を図ってまいります。


 次に、農林業を振興するにつきましては、地域内で生産される農産物を利用した特産品づくりや、農産物の加工・流通・販売等に地域が一体となって取り組むために必要な農産加工施設の整備への助成をしてまいります。


 次に、観光を振興するにつきましては、本市を訪れるお客様などを心を込めてお迎えし、本市のイメージアップを図り、リピーターや新たなお客様の増加につながるよう、全市を挙げておもてなし運動を進めてまいります。


 また、都市観光を推進するため、地場産業や伝統工芸、ものづくり達人など、本市の持つまちなかの観光資源を公開し、体験できるよう、店舗などの改装費用の助成をしてまいります。


 第6は、「機能的で秩序あるまちづくり」であります。


 まず、総合的な交通体系を確立するにつきましては、関係機関と連携を図りながら、大通りのトランジットモール化など、LRTの導入に当たっての交通の変化や周囲への影響などを検証する社会実験に取り組むとともに、県と連携しながら、総合的な公共交通ネットワーク形成に向けた都市交通戦略の策定に取り組んでまいります。


 次に、市街地整備を推進するにつきましては、本市の新たな都市拠点として、県都の玄関口にふさわしい宇都宮駅東口地区の整備を推進するため、東西自由通路の工事などに取り組むとともに、本市南部の都市拠点としてふさわしい雀宮駅周辺地域の整備を推進するため、宇都宮工業高校の移転とともに、各種施設の一体的な整備に向け、駅周辺関連施設の設計などを実施してまいります。


 また、都市の魅力と風格を高め、にぎわいのある都心部再生を目指し、引き続き、馬場通り中央地区の再開発事業に取り組むほか、新たに馬場通り西地区、宇都宮駅西口第四B地区の再開発事業に取り組んでまいります。


 さらに、回遊性の向上やにぎわいの創出を図るため、109宇都宮跡地を各種イベントの会場や人が集い、にぎわう拠点広場として整備するほか、駅東地区、鶴田地区など、各地区の土地区画整理事業を推進し、市街地の整備を計画的・段階的に進めてまいります。


 最後に、平成18年度の執行体制についてでありますが、依然として厳しい行財政状況の中、人間力の向上や活気とにぎわいのあるまちづくりなど、重要な行政課題に的確に対応するため、最小の資源で最大の効果を発揮できるよう執行体制を整備してまいります。


 初めに、組織機構についてでありますが、農業、商業、工業及び観光などの既存の産業分野にとらわれない、産業経済全体の総合的な振興策の展開を図るとともに、生産から消費に至るまで一貫して消費者の視点を重視した、戦略的な農業を展開するなど、産業構造の変化や新たな行政課題に迅速かつ柔軟に対応するため、商工部と農務部を再編し、新たに経済部を設置いたします。


 この経済部におきましては、産業政策の立案や新事業の創出などを担う産業政策課を筆頭に、商業や工業の振興、中小企業の経営基盤の強化などを担う商工振興課、都市観光の推進や農業・農村ふれあい交流の推進などを担う観光交流課、生産性や収益性の高い農業の確立、担い手の育成などを担う農業振興課、土地基盤の整備や森林資源の保全などを担う農村整備課の5課を新たに設置してまいります。


 また、LRTの早期導入に向けて、県との連携を図りながら、事業運営主体の設立や都市計画決定に向けた準備などを担うため、新たにLRT導入推進室を総合政策部に設置してまいります。


 また、児童生徒に対する食育の推進やアレルギー対策などの充実を図り、これまで以上に学校において健康教育を推進するため、新たに学校健康課を教育委員会事務局に設置してまいります。


 次に、平成18年度の人員体制につきましては、外部委託の推進に関する指針で示した「民間でできることは民間で」との考え方を踏まえ、小学校やちとせ寮などの給食調理業務、下水処理場における機械操作業務など、現業業務の民間委託を積極的に進め、職員数の縮減に努めてまいります。


 また、現在、直営で管理運営を行っている北山霊園につきましても、民間の経営手法を取り入れながら、多様化する市民ニーズに効率的かつ効果的に対応するため、新たに指定管理者制度を活用してまいります。


 このほか、本市が抱える多様な行政課題に対して的確に対応していくためには、人材育成のより一層の強化が重要でありますことから、平成18年度は新たに内閣府や文部科学省などに職員を派遣することにより、地方分権時代の自治体職員としてふさわしい政策形成能力の向上を図ってまいります。


 以上、市政運営に関する私の所信の一端と平成18年度予算案の大綱等について申し上げました。


 これらの施策・事業を進取の精神をもって着実に推進することにより、「人間力」と「都市力」という「チカラ」をあわせ持った「チカラもち宇都宮」を築き、だれもが幸せを感じられ、後々の世代も誇れるような、北関東の中枢拠点都市としての揺るぎない地位と存在感を確立していく所存であります。議員各位を初め、市民の皆様方の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。


 次に、その他の案件につきまして、提案の理由を御説明いたします。


 まず、議案第39号から第60号までの議案22件は、条例の制定及び一部改正についてでありますが、宇都宮市消費生活の安定及び向上に関する条例ほか4件の条例を制定するとともに、宇都宮市部課設置条例ほか16件の条例の一部を改正しようとするものであります。


 次に、議案第61号栃木県市町村総合事務組合の設立に係る協議についてでありますが、これまで栃木県市町村消防災害補償等組合及び栃木県自治会館管理組合で処理していた事務を、これらの組合を含む県内4組合を統合する一部事務組合において共同処理するため、平成18年4月1日に栃木県市町村総合事務組合を設立することについて、当該組合を組織する地方公共団体と協議しようとするものであります。


 次に、議案第62号包括外部監査契約の締結についてでありますが、包括外部監査人による監査を受けるため、包括外部監査契約を締結しようとするものであります。


 次に、議案第63号財産の取得についてでありますが、仮称総合運動公園用地を取得しようとするものであります。


 次に、議案第64号指定管理者の指定についてでありますが、農林公園ろまんちっく村の指定管理者を指定しようとするものであります。


 次に、議案第65号市道路線の認定についてでありますが、道路改良工事等に伴い、新たに4路線を市道として認定しようとするものであります。


 次に、議案第66号栃木県市町村消防災害補償等組合の解散に係る協議についてでありますが、平成18年4月1日に栃木県市町村総合事務組合が設立され、当該組合において栃木県市町村消防災害補償等組合で処理していた事務を共同処理することから、同年3月31日をもって栃木県市町村消防災害補償等組合を解散することについて、当該組合を組織する地方公共団体と協議しようとするものであります。


 次に、議案第67号栃木県市町村消防災害補償等組合の解散に伴う財産処分に係る協議についてでありますが、栃木県市町村消防災害補償等組合の解散に際して、当該組合の財産をすべて新設する栃木県市町村総合事務組合に帰属させることについて、栃木県市町村消防災害補償等組合を組織する地方公共団体と協議しようとするものであります。


 次に、議案第68号訴えの提起についてでありますが、宇都宮清原球場などの野球場使用料及び照明設備使用料を滞納している宇都宮市野球連盟に対し、当該使用料及び延滞金の支払いを求める訴えを提起しようとするものであります。


 以上が今回提出いたしました付議案件の概要でありますが、何とぞよろしくお願いいたします。


○議長(諏訪利夫君) 提案理由の説明は終わりました。


 お諮りいたします。本日の会議はこれで延会したいと思います。御異議ありませんか。


  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(諏訪利夫君) 御異議ありませんので、そのように決定いたしました。


 次に、お諮りいたします。3月1日から5日までは、常任委員会の審査と議案調査のため休会したいと思います。御異議ありませんか。


  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(諏訪利夫君) 御異議ありませんので、そのように決定いたしました。


 なお、3月6日午前10時から本会議を開きます。


 本日はこれで延会いたします。


   午前11時08分 延会