議事ロックス -地方議会議事録検索-


栃木県 宇都宮市

平成17年第5回定例会(第1日目 8月30日)




平成17年第5回定例会(第1日目 8月30日)





 
平成17年  第5回  宇都宮市議会定例会会議録(第1号)





 8月30日(火曜日)


  出 席 議 員 (44名)


   1番 山 本 直 由 君    23番 浅 川 信 明 君


   2番 山 口 恒 夫 君    24番 大 竹 清 作 君


   3番 渡 辺 通 子 君    25番 小 林 睦 男 君


   4番 金 沢   力 君    26番 今 井 恭 男 君


   5番 半 貫 光 芳 君    27番 藤 井 弘 一 君


   6番 中 島   宏 君    28番 工 藤 正 志 君


   7番 阿久津   均 君    29番 山 本 正 人 君


   8番 塚 田 典 功 君    30番 阿久津 善 一 君


   9番 熊 本 和 夫 君    31番 大 貫 隆 久 君


   10番 渡 辺 道 仁 君    32番 岡 本 治 房 君


   11番 小 倉 一 智 君    33番 今 井 昭 男 君


   12番 杵 渕   広 君    34番 小野里   豊 君


   13番 遠 藤 和 信 君    35番 黒 後   久 君


   14番 西   房 美 君    36番 篠 崎 光 男 君


   15番 福 田 久美子 君    37番 福 田 浩 二 君


   16番 荒 川 恒 男 君    38番 金 田 貞 夫 君


   17番 塚 原 毅 繁 君    39番 山 崎 美 高 君


   18番 真 壁 英 敏 君    40番 諏 訪 利 夫 君


   19番 小 林 秀 明 君    41番 細 谷 美 夫 君


   20番 綱 河 秀 二 君    42番 中 山 勝 二 君


   21番 金 子 和 義 君    43番 山 崎 守 男 君


   22番 南 木 清 一 君    45番 鎌 倉 三 郎 君





  欠 席 議 員


   44番 高 橋 森 一 君





 地方自治法第121条の規定に基づき出席を求めた者


市     長  佐 藤 栄 一 君  商 工 部 長  沼 尾 博 行 君


助     役  高 梨 眞佐岐 君  農 務 部 長  渡 辺 政 行 君


収  入  役  五十畑 伸 一 君  建 設 部 長  森   賢一郎 君


上下水道事業   今 井 利 男 君  都市開発部長   野 澤 省 一 君


管理者                 消  防  長  坂 本   浩 君


総合政策部長   栗 田 幹 晴 君  行政経営部次長  浜 崎 道 夫 君


行政経営部長   永 沼 憲 雄 君


理 財 部 長  五井渕 治 夫 君


自治振興部長   横 松   薫 君


市民生活部長   木 村 光 男 君


保健福祉部長   加 藤 俊 夫 君  教  育  長  伊 藤 文 雄 君


環 境 部 長  橋 本 正 志 君  代表監査委員   須 田 章 市 君





 事務局職員出席者


事 務 局 長  溝 口 博 司 君  事務局副参事   佐 藤 守 男 君


事務局次長    平 石 邦 昭 君  議 事 課 長  小 林 一 雄 君


総務課長兼務


──────────────────────────────────────────────────────








○議長(諏訪利夫君) おはようございます。平成17年第5回宇都宮市議会定例会はここに開会される運びとなりました。


 この定例会には、市長から、条例案、補正予算案、人事案、専決処分承認案、事件議決案が提出されることになっているほか、市民から陳情書が提出されております。


 慎重に審議を尽くされ、市民の負託にこたえられますよう期待いたしますとともに、議会運営につきましても御協力をお願い申し上げまして、開会のあいさつといたします。


─────────────────────────


   午前10時 開会


○議長(諏訪利夫君) ただいまから平成17年第5回宇都宮市議会定例会を開会いたします。


 本日の会議を開きます。


 ただいま出席している議員は44名であります。


─────────────────────────


○議長(諏訪利夫君) 会議録署名議員の指名を行います。


 会議録署名議員に


  9番  熊 本 和 夫 君


  10番  渡 辺 道 仁 君


  11番  小 倉 一 智 君


を指名いたします。


─────────────────────────


○議長(諏訪利夫君) 日程に入る前に報告いたします。


 最初に、地方自治法第121条の規定に基づき出席を求めました者の名簿は、お手元に配付のとおりであります。


 次に、議員派遣1件がありましたので、会議規則第110条第1項ただし書きの規定に基づき、お手元に配付のとおり議長が決定し、派遣いたしましたので、御報告いたします。


 次に、監査委員から報告書が提出されております。お手元に配付のとおりであります。


 次に、市長から報告第7号と第8号の2件が提出されております。市長の報告を求めます。


  〔市長佐藤栄一君 登壇〕


○市長(佐藤栄一君) 御報告いたします。


 報告第7号専決処分の報告についてでありますが、交通事故、灯籠等の損傷事故及び自動車の損傷事故3件に係る損害賠償の額の決定及び和解につきましては、議会の委任により専決処分しましたので、報告するものであります。


 次に、報告第8号継続費の精算報告についてでありますが、平成16年度の一般会計予算における最終処分場建設事業ほか3件及び水道事業会計予算における上下水道庁舎建設事業の継続費の継続年度が終了しましたので、報告をするものであります。


○議長(諏訪利夫君) 以上で報告を終わります。


─────────────────────────


○議長(諏訪利夫君) 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。事務局長に朗読させます。


  〔事務局長 朗読〕


日程第1 会期の決定について


日程第2 議員案第9号について


日程第3 議案第118号について


日程第4 議案第119号について


日程第5 議案第120号について


日程第6 議案第121号から第143号までについて


日程第7 陳情第34号、第35号と第37号について


─────────────────────────


○議長(諏訪利夫君) それでは日程第1、会期の決定についてを議題といたします。


 お諮りいたします。この定例会の会期は、本日から9月27日までの29日間とすることに御異議ありませんか。


  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(諏訪利夫君) 御異議ありませんので、そのように決定いたしました。


─────────────────────────


○議長(諏訪利夫君) 次に日程第2、議員案第9号についてを議題といたします。


 提案理由の説明を求めます。31番大貫隆久君。


  〔31番大貫隆久君 登壇〕


○31番(大貫隆久君) ただいま議題となりました議員案第9号宇都宮市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について、提案の理由を説明いたします。


 本市の安定的な資源物のリサイクルシステムを阻害し、市民のリサイクル意識を低下させるおそれがある集積所からの資源物の持ち去り行為について禁止するとともに、違反者に対し禁止命令を出した上で、禁止命令違反者には20万円以下の罰金に処すことなどを定めることにより、資源物の持ち去り行為をなくし、もって資源循環型社会の形成を推進するため、この案を提出するものであります。


 以上をもちまして、提案理由の説明といたします。


○議長(諏訪利夫君) 提案理由の説明は終わりました。


 ただいま議題となっております議員案第9号について、質疑の通告はありませんので、環境経済常任委員会に付託いたします。


─────────────────────────


○議長(諏訪利夫君) 次に日程第3、議案第118号についてを議題といたします。


 市長の提案理由の説明を求めます。


  〔市長佐藤栄一君 登壇〕


○市長(佐藤栄一君) ただいま議題となりました議案第118号専決処分した事件の承認についてでありますが、衆議院議員総選挙及び最高裁判所裁判官国民審査に係る歳入歳出予算の補正を内容とした平成17年度宇都宮市一般会計補正予算(第3号)につきましては、議会を招集するいとまがないと認め、専決処分しましたので、これを報告し、承認を求めるものであります。


 何とぞよろしくお願いいたします。


○議長(諏訪利夫君) 提案理由の説明は終わりました。


 ただいま議題となっております議案第118号は、専決処分承認案件でありますので、質疑、委員会付託、討論を省略し、採決したいと思います。御異議ありませんか。


  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(諏訪利夫君) 御異議なしと認めます。


 それでは、議案第118号について採決いたします。


 ただいまの議案を原案のとおり承認することに御異議ありませんか。


  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(諏訪利夫君) 御異議なしと認めます。したがって、ただいまの議案は原案のとおり承認されました。


─────────────────────────


○議長(諏訪利夫君) 次に日程第4、議案第119号についてを議題といたします。


 市長の提案理由の説明を求めます。


  〔市長佐藤栄一君 登壇〕


○市長(佐藤栄一君) ただいま議題となりました議案第119号宇都宮市教育委員会委員の任命についてでありますが、教育委員会委員塚田宗雄氏は、来る9月30日をもって任期満了となりますので、その後任に藤原宏史氏を任命するため、同意を求めるものであります。


 何とぞよろしくお願いいたします。


○議長(諏訪利夫君) 提案理由の説明は終わりました。


 ただいま議題となっております議案第119号は、人事案件でありますので、質疑、委員会付託、討論を省略し、採決したいと思います。御異議ありませんか。


  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(諏訪利夫君) 御異議なしと認めます。


 それでは、議案第119号について採決いたします。


 ただいまの議案を原案のとおり可決することに賛成する諸君の起立を求めます。


  〔賛成者 起立〕


○議長(諏訪利夫君) 起立多数であります。したがって、ただいまの議案は原案のとおり可決されました。


─────────────────────────


○議長(諏訪利夫君) 次に日程第5、議案第120号についてを議題といたします。


 市長の提案理由の説明を求めます。


  〔市長佐藤栄一君 登壇〕


○市長(佐藤栄一君) ただいま議題となりました議案第120号宇都宮市固定資産評価審査委員会委員の選任についてでありますが、固定資産評価審査委員会委員鈴木泰彦氏は、来る9月17日をもって任期満了となりますので、その後任に櫻井基雄氏を選任するため、同意を求めるものであります。


 何とぞよろしくお願いいたします。


○議長(諏訪利夫君) 提案理由の説明は終わりました。


 ただいま議題となっております議案第120号は、人事案件でありますので、質疑、委員会付託、討論を省略し、採決したいと思います。御異議ありませんか。


  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(諏訪利夫君) 御異議なしと認めます。


 それでは、議案第120号について採決いたします。


 ただいまの議案を原案のとおり可決することに賛成する諸君の起立を求めます。


  〔賛成者 起立〕


○議長(諏訪利夫君) 起立多数であります。したがって、ただいま議案は原案のとおり可決されました。


─────────────────────────


○議長(諏訪利夫君) 次に日程第6と第7、議案第121号から第143号まで、陳情第34号、第35号と第37号の議案23件と陳情3件を一括して議題といたします。


 日程第6について、市長の提案理由の説明を求めます。


  〔市長佐藤栄一君 登壇〕


○市長(佐藤栄一君) ただいま議題となりました議案第121号から第143号までの議案23件につきまして、順次提案の理由を御説明いたします。


 まず、議案第121号平成17年度宇都宮市一般会計補正予算(第4号)についてでありますが、今回の補正予算は、歳入歳出それぞれ2億5,728万8,000円を追加計上し、予算総額を1,494億526万7,000円に補正しようとするものであります。


 以下、その概要につきまして、歳出から御説明いたします。


 まず、第10款総務費におきましては、駅東第3土地区画整理事業施行区域の住居表示実施時期の延伸に伴う住居表示等整理費を減額いたしました。


 第15款民生費におきましては、介護保険特別会計の補正に伴う同会計への繰出金を減額いたしました。


 第20款衛生費におきましては、民間事業者が建設する事業系生ごみ堆肥化施設への県補助金の交付決定に伴うごみ減量推進費、資源ごみの持ち去り行為を規制するために必要な経費を追加計上したほか、水道事業会計の補正に伴う同会計への出資金を減額いたしました。


 第40款土木費におきましては、国庫補助金の追加決定に伴う総合公園建設費その他を追加計上したほか、鶴田第2土地区画整理事業特別会計の補正に伴う同会計への繰出金を減額いたしました。


 第45款消防費におきましては、幼年消防クラブ鼓笛隊の楽器購入に対する財団法人日本防火協会からの助成金の交付決定に伴う火災予防費を追加計上いたしました。


 第50款教育費におきましては、小学校の安全対策のための地域学校安全指導員の配置に対する県委託金の交付決定に伴う学校安全対策費を追加計上いたしました。


 以上が歳出予算の補正の概要でありますが、これらの経費支出に必要な歳入につきましては、市税、国庫支出金、県支出金その他を追加計上したほか、繰入金及び市債を減額いたしました。


 次に、債務負担行為につきましては、平成17年度住居表示実施業務委託を新たに設定するとともに、平成17年度宇都宮市土地開発公社による公共用地先行取得の限度額並びに都市計画道路産業通りB立体交差工事負担金の期間及び限度額を変更しようとするものであります。


 また、地方債につきましては、今回の補正に伴い、水道事業会計出資金ほか2件の限度額を変更しようとするものであります。


 次に、議案第122号から第125号まで平成17年度宇都宮市介護保険特別会計補正予算(第2号)ほか3件の特別会計補正予算についてでありますが、介護保険特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出それぞれ2億5,192万2,000円を減額し、予算総額を164億4,922万9,000円に補正しようとするものであります。


 歳出におきまして、介護保険制度の改正に伴い、施設入所者の食費及び居住費にかかる施設介護サービス給付費の減額及び低所得者対策としての補足給付を行うための特定入所者介護サービス等費を追加計上したほか、平成16年度介護給付費交付金の精算に伴う過年度補助等返還金を追加計上いたしました。


 歳入におきましては、繰越金を追加計上したほか、支払基金交付金その他を減額いたしました。


 鶴田第2土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ5,000万円を追加計上し、予算総額を13億4,875万1,000円に補正しようとするものであります。


 歳出におきまして、国庫補助金の追加決定に伴う土地区画整理事業費を追加計上し、歳入におきまして、国庫支出金を追加計上したほか、繰入金及び市債を減額いたしました。


 地方債につきましては、今回の補正に伴い、土地区画整理事業費の限度額を変更しようとするものであります。


 水道事業会計補正予算(第2号)につきましては、1億5,790万1,000円を減額し、予算総額を186億1,030万円に補正しようとするものであります。


 資本的支出におきまして、湯西川ダム建設費負担金の確定に伴う水源開発費を減額し、資本的収入におきまして、企業債、国庫補助金及び出資金を減額いたしました。


 企業債につきましては、今回の補正に伴い、水源開発費の限度額を変更しようとするものであります。


 下水道事業会計補正予算(第2号)につきましては、1,175万円を追加計上し、予算総額を237億155万3,000円に補正しようとするものであります。


 資本的支出におきまして、下栗平松本町土地区画整理事業地内における国庫補助事業の工事契約解除に伴う国庫補助金返納金を追加計上し、資本的収入におきまして、出資金を追加計上いたしました。


 債務負担行為につきましては、事業費確定に伴い、平成15年度都市基盤整備公団宇都宮テクノポリスセンター地区区画整理事業公共施設管理者負担金の限度額を変更しようとするものであります。


 次に、議案第126号から第130号までの議案5件は、条例の一部改正についての案件でありますが、宇都宮市手数料条例ほか4件の条例の一部を改正しようとするものであります。


 次に、議案第131号から第134号まで工事請負契約の締結についてでありますが、仮称子ども療育センター等新築工事ほか3件に係る請負契約を締結しようとするものであります。


 次に、議案第135号財産の取得についてでありますが、宇都宮市土地開発公社が先行取得した仮称子ども療育センター等新築用地を取得しようとするものであります。


 次に、議案第136号町及び字の区域の変更についてでありますが、宇芳真地区土地改良事業の施行に伴い、施行区域内の町及び字の区域を変更しようとするものであります。


 次に、議案第137号市道路線の認定及び廃止についてでありますが、土地区画整理事業の施行等に伴い、新たに24路線を市道として認定し、6路線を廃止しようとするものであります。


 次に、議案第138号栃木県市町村消防災害補償等組合を組織する地方公共団体の数の減少に係る協議についてでありますが、平成17年10月1日から湯津上村及び黒羽町を廃し、その区域を大田原市に編入し、南那須町及び烏山町を廃し、その区域をもって那須烏山市を設置し、馬頭町及び小川町を廃し、その区域をもって那珂川町を設置することに伴い、同日から栃木県市町村消防災害補償等組合を組織する地方公共団体の数を44から40に減少させることについて、当該組合を組織する市町村と協議しようとするものであります。


 次に、議案第139号下水道資源化工場施設の建設及び維持管理に関する事務の委託に関する規約の一部変更についてでありますが、平成17年10月1日の湯津上村及び事務の委託の参加団体である黒羽町の大田原市への編入合併、平成18年1月1日の当該参加団体である粟野町の鹿沼市への編入合併並びに同年3月20日の今市市及び足尾町並びに当該参加団体である日光市、栗山村及び藤原町の合併による日光市の新設に伴い、事務の委託の参加団体に変更が生じることから、黒羽町、粟野町、栗山村及び藤原町を削除し、大田原市を加える規約の一部変更について、栃木県と協議しようとするものであります。


 次に、議案第140号から第143号まで決算の認定についてでありますが、平成16年度宇都宮市一般会計決算及び国民健康保険特別会計ほか13件の特別会計決算、水道事業会計決算、下水道事業会計決算並びに中央卸売市場事業会計決算を議会の認定に付するものであります。


 以上が今回提出いたしました付議案件の概要でありますが、何とぞよろしくお願いいたします。


○議長(諏訪利夫君) 提案理由の説明は終わりました。


 この際、議案第140号から第143号までの議案4件について、代表監査委員に審査結果の報告を願います。


  〔代表監査委員須田章市君 登壇〕


○代表監査委員(須田章市君) 平成16年度宇都宮市一般会計・特別会計歳入歳出決算及び基金運用状況並びに宇都宮市公営企業会計決算の審査意見書を市長に提出しましたので、監査委員を代表いたしまして、その審査結果の概要を報告いたします。


 まず、一般会計及び14の特別会計の歳入歳出決算についてでありますが、決算と関係書類は、いずれも法令に準拠して調製されており、計数は証書類と符合し、正確であり、予算の執行につきましても、おおむね適正であると認められました。また、基金運用状況につきましても、設置目的に従い、適正に運用されているものと認められました。


 一般会計につきましては、市税や市債等が増加となりましたが、地方交付税のほか、国庫支出金や繰入金等が減少したことなどから、歳入総額は前年度を下回りました。歳出総額におきましても、エコパーク板戸建設事業が終了したことや都市計画道路整備事業費などが減少したことから、前年度を下回りました。


 また、特別会計におきましては、JR宇都宮駅東口地区の整備を推進するため、土地取得事業特別会計が新たに設置されたことや競輪特別会計等が増加したことなどから、歳入歳出ともに決算総額は前年度を上回りました。


 このような状況にありますが、本市の財政につきましては、景気が緩やかに回復していることなどから、今後、市税収入の伸びが期待できるものの、国の三位一体の改革の具体化に伴う国庫支出金、地方交付税の減少などにより、歳入全体としては多くの伸びは期待できない中で、少子・高齢化への対応、環境問題への取り組み、きめ細やかな教育の推進、地域経済や中心市街地の活性化など、緊急かつ重要な行政課題が山積している状況にあります。


 したがいまして、市民のニーズの多様化やライフスタイルの変化に的確に対応し、行政課題を解決していくためには、徹底した行政改革に取り組むほか、市民満足度の高い行政サービスを提供する新たな事業手法の展開や施策・事業の重点化を図るなど、財政の健全性に配慮しながら行財政運営を行うことが重要であると考えます。


 今後の財政運営に当たりましては、歳入では、景気や三位一体の改革の動向を見きわめ、収入見込み額を的確に把握するとともに、市税、国民健康保険税及び使用料等の収入未済額の解消に向けて、引き続き口座振替の拡大による自主納付の推進や効果的な滞納処分の実施による収納対策の強化を図るなど、自主財源の確保に努められるよう要望いたしました。


 また、歳出では、スクラップ・アンド・ビルドの徹底、公共工事のコスト縮減、補助金の見直し、指定管理者制度等民間委託の推進などにより経費の削減に努めるとともに、適正かつ効率的な予算執行に取り組むなど、健全で安定した財政運営に努められるよう要望いたしました。


 次に、水道事業、下水道事業及び中央卸売市場事業の公営企業会計でありますが、決算と関係書類は、いずれも法令に準拠して調製されており、計数は証書類と符合し、正確であり、会計事務につきましても、適法な手続により処理されているものと認められました。予算の執行はおおむね適正であり、経営成績と財政状態の表示も適正であると認められました。また、各企業とも、地方公営企業法に定める経営の基本原則である経済性の発揮及び公共の福祉の増進という目的に従って運営されているものと認められました。


 なお、水道事業と下水道事業につきましては、平成16年4月より組織と業務の一元化が図られました。


 水道事業会計につきましては、水道料金の収入が増加となったことや企業債利息等の費用が減少したことなどから、総収益から総費用を差し引いた純利益は前年度に比べ増加いたしました。このような中、今後、減価償却費の増大や企業債の償還、配水管布設工事、老朽鋳鉄管布設がえ工事等の建設改良事業の実施などによる支出の増加が見込まれ、厳しい経営環境が続くものと思われます。


 したがいまして、今後の水道事業の経営に当たりましては、未加入者の加入促進の徹底や収納率の向上による収入確保等に努める一方で、職員定数の削減や外部委託化の推進等、引き続き財政構造改革を実施し、さらなる経営の合理化による経費の削減に努め、水道事業の健全な経営を図り、将来にわたり良質な水道水を安定的に供給できるよう要望いたしました。


 また、下水道事業会計につきましては、下水道使用料の増加などにより純利益が前年度を上回っておりますが、依然として企業債の支払利息が経営の重い負担となっており、今後、老朽施設の修繕・更新や雨水整備事業などに多額の費用が必要とされるため、引き続き厳しい経営状況が続くものと思われます。


 これらのことから、さきに策定した宇都宮市下水道事業財政構造改革計画に掲げる水洗化の促進、収納率の向上、高金利企業債の借りかえ、公共下水道建設費の平準化などの各種施策の着実な実行により、下水道事業の長期的、安定的な運営に向けた経営体質の構築に努められるよう要望いたしました。


 次に、中央卸売市場事業会計につきましては、事業収支では純利益を生じておりますが、市場外流通の増加などにより、その取扱数量、取扱金額ともに年々減少の傾向にあり、今後も使用料収入の大幅な増加は見込めない状況にあります。一方では、食品の安全性の確保や多様化する消費者ニーズへの対応など、時代の要請に基づく新たな機能も求められており、今後の設備投資に多額の財源が必要になると思われます。


 このようなことから、今後の事業経営に当たりましては、規制緩和による新規取引や民間による市場施設整備制度の活用による施設整備を促進するとともに、使用料収入等の財源確保や運営コストの抑制などを図り、経営の安定化に努められるよう要望いたしました。


 また、今後、市場間の競争が厳しさを増すと思われることから、他市場との差別化・高付加価値化への取り組みなど、第2次宇都宮市中央卸売市場再整備基本計画の具体的な実施計画を策定し、各種施策の実現に努められるよう要望いたしました。


 なお、各会計の決算状況、財政状況等の審査の詳細及び意見につきましては、平成16年度宇都宮市一般会計・特別会計歳入歳出決算及び基金運用状況審査意見書並びに平成16年度宇都宮市公営企業会計決算審査意見書に記載のとおりでございます。


○議長(諏訪利夫君) 審査結果の報告は終わりました。


 お諮りいたします。本日の会議はこれで延会したいと思います。御異議ありませんか。


  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(諏訪利夫君) 御異議ありませんので、そのように決定いたしました。


 次にお諮りいたします。8月31日から9月4日までは、議案調査等のため休会したいと思います。御異議ありませんか。


  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(諏訪利夫君) 御異議ありませんので、そのように決定いたしました。


 なお、9月5日午前10時から本会議を開きます。


 本日はこれで延会いたします。


   午前10時34分 延会