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茨城県 大子町

平成25年 12月 定例会 12月10日−03号




平成25年 12月 定例会 − 12月10日−03号







平成25年 12月 定例会



          平成25年第4回大子町議会定例会

議事日程(第3号)

                   平成25年12月10日(火)午前10時開議

 日程第1 一般質問

本日の会議に付した事件

 議事日程のとおり

出席議員(15名)

      1番  菊池靖一君     2番  櫻岡義信君

      3番  中郡一彦君     4番  岡田敏克君

      5番  大森勝夫君     6番  金澤眞人君

      7番  齋藤忠一君     8番  佐藤正弘君

      9番  鈴木陸郎君    10番  藤田友晴君

     11番  藤田 稔君    12番  野内健一君

     13番  藤田 健君    14番  吉成好信君

     15番  小林秀次君

欠席議員(なし)

地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名

 町長          益子英明君   副町長         成井重美君

 教育長         都筑 積君   会計管理者兼会計課長  佐藤 守君

 総務課長        笠井喜好君   企画観光課長      菊池章夫君

 財政課長        石井 收君   税務課長        神長 敏君

 農林課長兼農委局長   小野瀬昭一君  建設課長        沼田一男君

 福祉課長        塚田洋一君   健康増進課長      清水一光君

 環境課長        菊池 智君   町民課長        栗田嘉文君

 学校教育課長      菊池敏幸君   生涯学習課長      齋藤裕也君

 水道課長        益子啓明君   消防長         石井 修君

 企画室長        深谷雄一君

職務のため出席した者の職氏名

 事務局長        永山公一    事務局次長       嘉成信夫



△開議 午前10時00分



△開議の宣告



○議長(吉成好信君) おはようございます。

 ご報告いたします。ただいまの出席議員数は15人です。

 定足数に達していますので、直ちに本日の会議を開きます。

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△諸般の報告



○議長(吉成好信君) 地方自治法第121条第1項の規定により、町長、副町長、教育長、会計管理者、総務課長ほか関係各課長、局長、消防長、室長の出席を求めています。

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△議事日程の報告



○議長(吉成好信君) 日程はお配りしたとおりです。

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△一般質問



○議長(吉成好信君) 一般質問を許します。

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△岡田敏克君



○議長(吉成好信君) 4番、岡田敏克君。

     〔4番 岡田敏克君 登壇〕



◆4番(岡田敏克君) 皆さん、おはようございます。

 今回、地元の方並びにいろいろな方が傍聴に来ていただきましてまことにありがとうございます。議長のほうから許可がおりましたので、ただいまから一般質問を行いたいと思います。

 まず、私は、「大子のうた」CD制作について、それから東日本大震災に対し子供の健康不安の解消について、最後に、道の駅「奥久慈だいご」についての3点について質問をしたいと思います。どうか最後まで傍聴していただきますようお願いいたしまして、次からは質問席で質問をさせていただきたいと思います。



○議長(吉成好信君) 4番、岡田敏克君。



◆4番(岡田敏克君) まず、「大子のうた」CD制作についてお伺いをいたします。

 これは大子町民の税金65万2,510円をかけて「大子のうた」CD制作を行ったわけですが、町は町に住む受託者に対して責任をとらない態度に納得できるものではないため、あえて質問をするものであります。この問題については約1年を迎えますが、町行政に対し不信感が一層湧くもので、公務員としての考え方、とりわけ都合の悪いことに手をつけない、放置しておく、そういう考えに強く抗議し、反省を求めるものであります。今回の数度の責任をお伺いするもので、特にこの65万2,510円というのは町民の血税であります。その観点から質問させていただきます。

 まず、職員の決裁欄の押し印ですね、どのような意味から職員が捺印するのかお伺いしたいと思います。業務の確認の意味だけなのかどうか、それについてお答え願います。



○議長(吉成好信君) 町長。



◎町長(益子英明君) 岡田議員の質問にお答えしたいと思います。

 今現在、役場の中で扱っているものについて、私も首長になって初めてそういった決裁をしているわけでありますけれども、それぞれの担当が認めて内容を了解したといった意味合いで印を押すというように考えておりまして、当然、私も回ってきた書類に対して決裁をするときには内容を精査して、疑問な点等に関しては担当職員を呼んで質問し、そして最終的に決裁印を押すという流れになっております。



○議長(吉成好信君) 4番、岡田敏克君。



◆4番(岡田敏克君) 先ほど言いましたように、業務の確認だけなのかということを言ったわけなんですが、それで問題が生じた場合、要するに金額的な損害が生じた場合には決裁者もしくは捺印した者にどのような責任を負わすのか、それについて聞きたいと思います。



○議長(吉成好信君) 町長。



◎町長(益子英明君) 問題が生じた場合はどういう対処をするのかというような質問だと考えての答弁ですけれども、問題が発生した折にはまず人事調整委員会を開いての決裁になるということであります。



○議長(吉成好信君) 4番、岡田敏克君。



◆4番(岡田敏克君) それでは、9月の一般質問のとき、著作権侵害であるということで、これまでに著作権者、それから町、それから町に住む受託者、そういう三者が五、六回話し合ったというわけですよね。そこで、平行線でいまだに解決に至っていないと。その後の経過についてはどうなんだろうと。

 9月の質問に対しまして、そのときに町はこういうことを言っているんですね。「著作権者から町の対応が求められ、発注者としての道義的責任から町も一緒になって和解に向けた協議を進めてきた」、「現在、協議は中断しておりますが、今後の状況を見ながら判断をしていきたいと考えている」、そういうふうに答えているわけです。私はさらに、町民に損害、迷惑をかけた職員に対して条例・規則違反だということで懲戒処分ではないかと、そういうことで質問したわけです。そのときに、「決裁をした場合の責任についてはまだ把握していないというのがありますので、よく精査していきたいと思います」と、こう町長は答弁しているんです。また、責任について、「町の条例、法令等をしっかりと中身を精査しまして検討していきたい」と、そういうふうに答えているんですね。

 そこで、ことし9月以降、町は町に住んでいる受託者並びに著作権者への対応についてどう努力をしたのか、その辺を聞きたいと思います、町長。



○議長(吉成好信君) 町長。



◎町長(益子英明君) 「大子のうた」カバーCD制作に係る著作権の問題については、受託者と著作権者の問題であると考えております。町は発注者として道義的責任から和解に向けた協議を進めてきましたが、著作権者から協議は持たないという申し出があり、その後の協議は行っておりません。受託者には早期の解決に向けて対応してほしいということをお願いしているところであります。



○議長(吉成好信君) 4番、岡田敏克君。



◆4番(岡田敏克君) ですから、それは9月以前のことです。私が質問したときに町長は私が今言ったように答えているわけですね。問題は、9月以降、3カ月たってどう努力したのかと先ほど聞いたわけです。ですから、全然話が違っているわけです。この件について、町、それから町に住んでいる受託者、これは血税を使ったということに対し全然責任を感じていないばかりか、理解することや謝る気もないのがこれまでの姿勢であったわけです。

 著作権者は、この件について水戸簡易裁判所に、大子町並びに町に住んでいるCD受託者を相手取って、連帯で謝罪文と20万円の調停申し立てを11月中旬に起こしたわけであります。その呼び出しが12月26日、そういうようになっているわけですが、それに間違いはないですか。町長、答えてください。



○議長(吉成好信君) 町長。



◎町長(益子英明君) そのように伺っております。



○議長(吉成好信君) 4番、岡田敏克君。



◆4番(岡田敏克君) 実はこの件について、弁護士及び調停委員の見解によりますと、ここではっきり言っているんですね。よく聞いてください。大子町は頒布権侵害罪、それから大子町に住む受託者は著作者人格権侵害罪に当たるとはっきり言っているわけです。ですから、簡易裁判所で折り合わないと、要するに和解が成立しないということは、今後、訴訟に発展するものと予想されます。

 ですから私はこの事態、状況について町は責任をとって和解すべきであると。これははっきり言って町の責任もあるんですよ。65万2,510円というのを町がお願いしたわけです。受けたほうの責任もあります。ですから、これは両方に問題があるんです。そういう状況で私は言っているわけです。

 そこで、先ほど言ったように、決裁責任者または職員が捺印したことはどういうふうに責任があるんですかと最初に私は求めたわけです。先ほど言いましたように、ただ仕事を認めてただ単に押しているのかと。そうじゃないわけですよ。これは責任が伴うから押しているわけですよ。ですから、そういう責任をどうとるのかということです。そういうことをやられたのでは町民全体が困るんです。ただ単に捺印してあとは知らないと、責任もとらない、そういう公務員は町民に対しては要らないんですよ。ですから、そういうことでその責任はどうするのかと。

 要するに、教育としては家読とか朝読とかありますが、やり得はだめですよと言っているわけですね、同じ「トク」でも。やり得はだめだと、私はそういうふうに考えております。ですから、私は先ほどから何遍も言っていますが、町長、これは何らかの責任をとらなければならないと、示しがつかないんじゃないかということです。懲戒処分を行い責任をとらせるべきであると私は思っていますが、どう考えていますか、町長。



○議長(吉成好信君) 町長。



◎町長(益子英明君) 現在、この「大子のうた」CD制作について、著作権者から水戸簡易裁判所のほうに町と受託者の両方が調停の申し立てをされている、そういう状況にございます。そういった点を考えますと、調停中であるということでありますので答弁は控えさせていただきたいと、このように思います。



○議長(吉成好信君) 4番、岡田敏克君。



◆4番(岡田敏克君) 実は、町長はきのうの小林議員さんの質問にこういうことを言っているんですね。皆さんも聞いたと思うんですが、職員の責任は、いざというときには全ての責任は私がとるときのうの一般質問で答えているわけです。そういうことをきのう皆さん聞いているわけですが、いろいろなことわざにもありますが、口は災いのもとだということもありますので、ひとつそういうことで、責任は全部私がとるんだということをきのう言っているので、できるだけ和解に向けて町は真剣に考えていただきたい。

 それから、職員に対して懲戒処分を何らかしていただきたいというのが私の提案であります。その辺、今後ひとつ考えていただければと思っていますが、どうでしょうか。



○議長(吉成好信君) 町長。



◎町長(益子英明君) 和解に向け協議を進めてきた経緯から、町としましても真摯に今後も引き続き対応していきたいと考えております。



○議長(吉成好信君) 4番、岡田敏克君。



◆4番(岡田敏克君) 「大子のうた」CDについてはこの辺でいいと思います。どうか真摯に受けて、ひとつ和解に向けて努力してほしいと、これからの行政の責任のあり方も含めて考えていただきたいと思っております。

 次に、東日本大震災に対し子供の健康不安の解消についてということに移りたいと思っています。

 町は希望者にホールボディカウンター、これはWBCというんですが、これによる内部被曝検査を実施してはどうですかという提案なんです。この検査の目的は、東京電力福島原子力発電所事故で環境に放出された放射性セシウムなどの体内への取り込み状況を確認するために、それらの放射性物質から一生の間に受けると思われる線量を推計するための検査であります。

 例として、隣の町の矢祭町ではホールボディカウンターの車があるんですが、内部被曝検査として、平成24年4月1日以前に出生し、4歳児未満の保育園児及びそれ以外の児童に対しまして12月16日から12月20日まで、今月ですね、5日間、町を通じて検査が行われます。これは無料であります。要するに、ホールボディカウンター車で隣町では実施をするということです。

 そこで、このホールボディカウンターなんですが、検査については、大子町から車で1時間半かけて行けば、平田村に公益財団法人震災復興支援放射能対策研究所という機関があります。それで、先ほど言いましたように、申し込みすれば、そこにある救急医療機関の医療法人誠励会ひらた中央クリニックで検査が受けられます。ここは全国の誰でも無料で受けられるという仕組みになっています。大子町から行っても東京から行っても無料で受けられるところであります。

 そこで、放射線または原発が大体おさまってきますと今後は健康的な問題が浮上してくると、私はそういうように思っております。そこで、町は希望者に対して実施してはどうかと。県内では有料でやりますと1万円から2万円費用がかかります。今後は、そういうわけで健康問題の対応に対して、無料ですので希望をとって、町で公用車を出して希望者に受けさせてはどうかという提案でありますが、どうでしょうか。



○議長(吉成好信君) 町長。



◎町長(益子英明君) 東日本大震災による原発事故に伴う子供たちへのホールボディカウンターを用いた内部被曝検査等については、平成24年第3回大子町議会定例会において佐藤議員の質問に答弁させていただいておりますが、茨城県議会において、県としては健康影響調査を実施する必要はないと考えている旨、茨城県知事が答弁をしております。

 町としましては、現時点では茨城県が必要ないと判断していることも踏まえて、ホールボディカウンターを用いた内部被曝検査及び検査に対する助成措置について実施することは考えておりませんが、今後、国から示されます各施策や基準、茨城県及び県内各自治体の動向を注視しながら適切に対応してまいりたいと考えております。

 なお、窓口や乳幼児健康診査等において健康不安に対する相談には引き続き取り組みまして、日常生活での放射線による影響に対する不安の軽減に努めてまいりたいと考えております。



○議長(吉成好信君) 4番、岡田敏克君。



◆4番(岡田敏克君) ホールボディカウンターに付随するんですが、甲状腺検査というものがあるんですね。これも私の提案なんですが、町は希望者に甲状腺検査を行うべきではないかと、そういうことで提案するものであります。

 これは、チェルノブイリ原発事故後明らかになった健康被害として、放射性ヨウ素の内部被曝による子供の甲状腺がんというものがあるわけですが、今回の原発事故によって放射性ヨウ素被曝量は、ここが大事なんですね、健康に影響を及ぼすほどではないと、そういうふうに多くの専門家が口をそろえて見解を示しているわけなんですが、しかし、目に見えない放射線は被曝量やその影響について、いまだ解決されていないのが現状であります。

 そこで、現在、子供の状態を知る機会として検査を受けることが多くなってきている状況であります。しかも、先ほど言ったように大子町は隣接する矢祭町で実施している以上、希望者に対し検討すべきではないかと、そういうふうに私は提言するものであります。矢祭町では平成4年4月1日から平成23年4月10日生まれまでを対象に、小・中学校、幼稚園、保育所で10月に行われております。この検査は5分以内で終わる本当に簡単なものですね。

 そこで、なぜ私が提案するかというと、県内では8市村が実施しているんですね。そこら辺をちょっと言いますと、東海村は無料でやっています。それから、龍ヶ崎市は1回3,000円、それから常総市も1回3,000円で補助が出る。それから、高萩市は無料ですね。それから、北茨城市も無料です。それから、つくば市も3,000円で市が補助していると、それから、かすみがうら市も助成額は検査費用の2分の1、上限額5,000円ということで実施していて、8カ所目は牛久市ですね、これも助成費は3,000円ということになって、現在、県内ではふえているということですね。さきにも言いましたように甲状腺がんの検査は簡単で、しかも、ホールボディカウンターと同じように平田村で無料でやってくれるということであります。

 ですから、今後この原発事故等がだんだん鎮静化していくと、全ていろんな人がこれから健康に対して恐らくそこに目が移ってくるんじゃないかと。そこで、今のうちならば平田村で無料でできるわけですから、先ほど言いましたように希望をとって町が公用車を出してやれば、1時間半かけて行けば無料でできるんですよということでの提案なんです。

 そういうことで、ぜひとも子供の命を守るためにも今後積極的に町としては考えてもいいんじゃないかと、前向きな考えをしていってはどうかということであります。町長、考えはどうでしょうか。



○議長(吉成好信君) 町長。



◎町長(益子英明君) 甲状腺検査についても、現時点では町として独自に検査及び検査に対する助成措置を実施することは考えておりませんが、窓口や乳幼児健康診査等において健康不安に対する相談には引き続き取り組みをしまして、日常生活での放射線による影響に対する不安の軽減に努めてまいりたいと考えております。

 議員のお話がございましたように、実施している市町村は今、茨城県内にも幾つかありますけれども、そういった市町村は放射線量の高い市町村であったということで進めているんではないかなというように推測しております。そしてまた、矢祭町で今回この甲状腺の健康診断をしたところ異常者がなかったというようなお話も伺っておりまして、大子町はそういった中でも特に放射線量は少なかったということで、先ほどお話ししましたような考えで今後も進めていきたいと。

 しかし、その中において保護者の中で、どうしてもうちの子供が心配だと、だからこういったものをやってくれないかというようなお話があれば町としても考えたいと考えております。



○議長(吉成好信君) 4番、岡田敏克君。



◆4番(岡田敏克君) 要するに、子供のことが心配だという保護者とかそういう方が大勢いると思います。教育長、学校のほうとしてはどうでしょうか。



○議長(吉成好信君) 教育長。



◎教育長(都筑積君) 前回もお答えしましたように、福島原発の事故とは直接関係ありませんが、東海村で行われました陸上競技大会のときに保護者から検査の要請がありまして、そのことについて教育委員会としましては、やはり要望が強かったためにJ−PARCとかけ合いまして検査を実施し、教師を含めて合計19名の検査を実施したところでありますが、町長の答弁のとおり、健康を最優先すればそういう検査を実施することは極めて有効だと考えております。



○議長(吉成好信君) 4番、岡田敏克君。



◆4番(岡田敏克君) 私が言いたいのは、県がやらないからどうだ、それからそういう話がないからどうだと、そういうことじゃないんですね。要するに、放射能についてはかぶっているかもしれないと、そういうことで安心するためにもそういうふうに希望者に対してやったらどうですかと言っているわけです。お金をかけてこうだからとかというんじゃなくて、無料であるんだから希望者に対しては呼びかけてやったらいいでしょうと、そういうことを言っているんです。周知もしないで、ないからいいんだとか、ある部分だけやったんだとか、こういうことは不公平ですよ。きちんとやっぱり公平に扱うのが教育であり、それが町の態度だと思います。あくまで私が言うのは希望者に対してはやったらどうですかといって対処を言っているわけですから、そこを周知させて、そして異常がなければ一番いいことですから、町民の安全・安心を守るためにもぜひ呼びかけて希望者にやってくださいと言っているわけです。その件についてどうでしょうか。



○議長(吉成好信君) 町長。



◎町長(益子英明君) 希望者を募ってという質問でございますけれども、先ほどの教育長の答弁の中にありましたJ−PARCの対象になったお子さんの健康診査というのは、当初、放射線漏れがあったということが大変時間がかかって発表になりまして、町としましても、それは実態というものをつかんでいなかったということで、果たしてどうなんだということでお願いして健康診査をしたということでございますけれども、甲状腺検査につきましては、保護者の方々から希望があるということがあれば実施をしていきたいと考えております。



○議長(吉成好信君) 4番、岡田敏克君。



◆4番(岡田敏克君) くどいようですが、何もやりましょう、やりましょうということを言っているんじゃなくて、周知をして希望者があくまでもいればということでお願いしたいと思っているわけです。希望者を募ってじゃなくて、希望者がいればぜひ対応していただきたいと言っているわけです。ですから、希望者もとか希望者を募ってとかとそういうんじゃなくて、周知をして希望者があればということで考えていただきたいということです。その辺、もう一度答えてください。



○議長(吉成好信君) 町長。



◎町長(益子英明君) はい、承知しました。



○議長(吉成好信君) 4番、岡田敏克君。



◆4番(岡田敏克君) その件でひとつ町のほうでは検討していただきたいと思っております。

 次に、3項目めにいきますが、道の駅「奥久慈だいご」についてお伺いしたいと思います。

 前回、やはりこれも9月の一般質問の折、藤田健議員が道の駅について質問しております。さらに突っ込んで私は質問させていただきたいと思います。

 現在、県内には道の駅として10カ所あるわけです。それらは、かつら、みわ、さとみ、さかい、しもつま、たまつくり、いたこ、ごか、こが、だいごの10カ所であります。これらに加えて平成27年度末に常陸太田市、常陸大宮市それぞれに道の駅が完成し、2年後のこの県北地域はどうかといいますと、県北地域では道の駅戦国時代を迎えることになると思っております。

 道の駅だいごは、平成10年10月にオープンして以来、当初の20万人から現在15万人前後となっている状況です。しかし、行楽シーズンになりますと駐車スペースが、現在77台分ありますが、特に乗用車71台分については100%以上、1日に10回以上、統計をとりますと満車になっている状況であります。

 そこで、駐車スペースの増を図ることが急務になっているんじゃないかと、そういうふうに考えられます。要するに、行楽シーズンに駐車スペースが不足する、そして現在77台の駐車台数を有している道の駅「奥久慈だいご」では、このような台数では10カ所の道の駅の中で8番目になっている状況なんです。先ほどの10カ所の中ではいたこが283台というように大きな駐車スペースを有しています。その次に225台がこがの道の駅であります。そういうような状況で、このだいごが非常に厳しいスペースであるということになっているわけです。一番少ないのは、さとみの25台であります。

 平成20年にスペースを増設した経過があるんだということで9月の段階で町長は説明しましたが、このときに実は住民と私が町議員じゃないんですが県にかけ合いまして、11台ふやしたというのが現実なんです。そのときに町は全然やらなかったんですよ。これは町民がやったんです。町はほとんど対応しなかったと、そういう状況だったんです。

 今後、駐車スペースとしてどういうところが考えられるかということですが、町長からは、架台をつくって、要するに調整池ですね、考えられるんじゃないかという前回の答弁があったと思うんですが、私は今のままでは誘客の増はもう頭打ちなんではないかなというふうに思っているんですね。ですから、開発公社の事務局と真剣にこの駐車スペースについて話し合ったことはあるのか、そして県のほうに打診をしたことはあるのか、この辺についてどうでしょうか。



○議長(吉成好信君) 町長。



◎町長(益子英明君) 駐車場のスペースの拡張に関しましては、過去の質問においても答弁しているかと思いますけれども、調整池の面積の部分に鉄骨により架台を設置してそこに駐車スペースを確保しようというようなお話を、県ではなく国交省の職員の方にご相談しているところであります。

 以上です。



○議長(吉成好信君) 4番、岡田敏克君。



◆4番(岡田敏克君) 最終的にはもちろん国・県といくんでしょうが、ある程度、県のほうに打診すべきだと私は思っているんですね、直接の関係があるわけですから。その次に、駐車スペースについてもちろん県に対して打診してもらいたいということなんですが、さらに食堂のメニューの見直し、それから工夫、そういうものをやるべきじゃないかと。特に近辺の道の駅で、はなわ、ばとうでかなりお客さんの評判がよくて、その辺の工夫もひとつやっていただきたいと思っているんですが、その辺についてはどうでしょうか。



○議長(吉成好信君) 町長。



◎町長(益子英明君) 先ほどの質問に対して若干の補足ですけれども、久慈川河川敷も含めて駐車場のスペースを考えている、これは県に対しましても話は行っている、通しているということであります。

 そしてまた、レストランのメニューに関してでありますけれども、これまでのレストランのメニューの中で品切れが連日のように、ある品目についてありました。そういったものに対しては品切れがないような指導をしたところでありますけれども、もっと大子町の特産品を活用した、例えばシャモなりを使ったメニューの開発といったものにも努めていきたいと考えております。



○議長(吉成好信君) 4番、岡田敏克君。



◆4番(岡田敏克君) 今の町長の答弁を実は待っていたんですが、そこで、前回の質問の中で藤田健議員から出たんですが、食の文化ということで、そのときに成井副町長はこういうことを言ったんですね。ブランド協議会をことしから立ち上げて、生産から食事までの提供をしたいというふうに答弁したんですね。3カ月たっています。その後、その検討はどうなっているのかお聞かせください。



○議長(吉成好信君) 副町長。



◎副町長(成井重美君) 協議会を立ち上げまして、認証の制度の具体的な内容について現在詰めているというところでございます。また、先進地の道の駅ということで栃木県矢板市の道の駅を視察してきまして、そういうものも参考にしながら年度内にはブランドの選定、そしてできれば認証まで持っていきたいなと思っております。最初はたくさんの品目ではないですけれども、幾つかの候補の品目がございますので、まずできるところから申請してもらうようなことを考えたいと思っております。



○議長(吉成好信君) 4番、岡田敏克君。



◆4番(岡田敏克君) わかりました。

 実は私が聞いている話では、今のとちょっと内容が違うんですが、これまでの責任者が、公務員をしていた方が天下りで現場の責任者になって来ている。成井副町長もそうでしたよね。それから、その次の総務課長も恐らく道の駅へ行って責任者としてやってきたわけですが、極端に言えば現場の人たちの声が生かされない。要するに、アイデアを出してもなかなか取り上げてくれないんだと。そういう話も実は聞いているんです。現場の公社の職員がいろいろアイデアを出しているにもかかわらず全然受け付けてくれないと。

 そういうような態勢では私はこれはよくならないと思うんです。要するに公務員発想はだめだということです。一生懸命に職員は頑張っているんですから、やはり実際にやっている方の意見を聞いたり、そういうことが大事じゃないか。少し目線が違っているんじゃないかと私は思っているんです。その辺はどうなんでしょうか。



○議長(吉成好信君) 町長。



◎町長(益子英明君) 私のほうに開発公社の理事長として、私も今、籍を置いているわけですけれども、現場からの声を直接上げていただくように理事会なりそういったときもお話をしておりますけれども、その途中でそういう意見がなくなっているというようには私は捉えておりません。



○議長(吉成好信君) 4番、岡田敏克君。



◆4番(岡田敏克君) もう少し職員の話をよく聞いたほうがいいと思います。

 それでは、誘客をふやすためには不足している施設があるんじゃないかと、現在の道の駅の施設としては何か足りないものがあるんじゃないかなと私は思うんですが、道の駅というのは社会資本の中で、駐車場、トイレ等のサービスももちろん、情報発信の場だということでありますので、もう少し観光、誘客のために、町民にとってもお客さんにとっても今何が道の駅の施設として不足しているのか、それをちょっとお聞きしたいと思いますが、どうでしょうか、町長。



○議長(吉成好信君) 町長。



◎町長(益子英明君) まず考えられますのが、先ほどお話ししました駐車スペースの問題だと思います。平成20年に増設し、現在77台の駐車スペースがありますが、行楽シーズンには一時的でありますが混雑し、国道まで渋滞が発生するといった状況になっております。駐車場の拡張や情報発信コーナーの整備、魅力あふれる地元特産品の展示・販売、大子町の道の駅の特徴を生かした温泉施設の充実等が検討されるかと思います。

 また、道の駅の新たな役割として、非常電源として活用できるEV充電施設の整備も推進していきたいと考えております。



○議長(吉成好信君) 4番、岡田敏克君。



◆4番(岡田敏克君) 町長、何かもっとないですか。



○議長(吉成好信君) 町長。



◎町長(益子英明君) 岡田議員の今現在お考えになっているすばらしい案をご提案いただきたいと思います。



○議長(吉成好信君) 4番、岡田敏克君。



◆4番(岡田敏克君) それでは、すばらしい案を提案したいと思います。観光地であり、しかも温泉の町であると。これは足湯ですよ。足湯を何で当初から設けなかったのか。これはやっぱり、私がいつも言うように公務員の発想から起きたことだろうと、不足だろうというふうに思っています。

 現在一番大事なのは、もちろん駐車スペースを含めて足湯です。それで、この足湯について開発公社の事務局から聞いたことはありませんか。



○議長(吉成好信君) 町長。



◎町長(益子英明君) 先ほども答弁の中でお話しをさせていただきました。もう一度お話しします。大子町の道の駅の特徴を生かした温泉施設の充実等が検討されるかと思いますというような、はっきりと明確に足湯というようなお話はしませんでしたが、そういった答弁をさせていただきました。

 これは現場の職員から上がってきた話でありまして、今検討して、どういった場所にどういった規模でつくるかといった段階に来ております。



○議長(吉成好信君) 4番、岡田敏克君。



◆4番(岡田敏克君) そのとおりなんですね。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−この件について、やはり具体的に協議して足湯を進めてもらいたいと思っておりますが、どうでしょうか。



○議長(吉成好信君) 町長。



◎町長(益子英明君) ただいまの質問に関しましては答弁を差し控えさせていただきます。



○議長(吉成好信君) 4番、岡田敏克君。



◆4番(岡田敏克君) わかりました。それ以上は考えもあるでしょうから、後でそれは内部で話し合ってください。

 そこで、次に移ります。今後、常陸太田市と常陸大宮市に道の駅が整備されることになっていますが、ここでちょっと説明したいと思います。

 道の駅「奥久慈だいご」に対しては、私は非常に危機感を持っている一人であります。それはなぜかというと、常陸太田市では整備目的として地域産業の活性化、それから交流人口の拡大を掲げ、常陸太田市下河合町の国道349号のバイパス沿いに、面積約2.5ヘクタール、約1,400平米の屋内施設のところに、総事業費約10億円をかけてつくるわけであります。先ほどからたびたび出ていますが、駐車台数は223台を整備、複合型交流拠点施設を平成27年度に完成しまして、平成28年度から運用されるということになっています。

 一方、常陸大宮市では計画地として辰ノ口堰から上流3キロメートルの地の国道118号線と久慈川との間に、災害時防災拠点としての役割をあわせ持つ、ヘリポート等を含めた道の駅が整備されることになっています。恐らくこれも10億円以上、もっとかかるかもしれませんが、完成はやはり常陸太田市と同じように平成27年度を目標にして、平成28年度から運用される運びとなっております。

 そこで、この施設について9月議会で町長がいろいろ藤田健議員のときに答えておりますが、まさにそのとおりです。私も同じ書類を持っておりますので、そのとおりなんですね。特に私が危機感を持っているのは、乗用車と大型車が交錯しないような設計なんですね。大型車は大型車で入ったり出ていったりする、それから普通乗用車は普通乗用車で入ってきて出るようになっていると、要するに交わらないというんですか、そういうような設計になっています。それから、特に身障者、それから自転車、バイク、こういうものが屋根つきの駐車場として、しかもバリアフリーになっているというような状況になっているんです。

 それで、これは常陸太田市も常陸大宮市も大体似たようなあれなんですが、特に常陸大宮市の場合は親水公園が整備されるということになっていて、大子町の道の駅「奥久慈だいご」は素通りされる心配が大であるということで、私は危機感を持っているわけです。

 そこで、道の駅だいごについて、先ほど言った考えられるものをできるだけ至急に内部協議、それから県との協議、もちろん国とも協議して、予算もあるんでしょうが、常陸太田市、常陸大宮市ができる前に一年でも早く施設をつくっていただいて、そして対抗できるようなものにしていただきたいと、そうじゃないと恐らく太刀打ちできないと私は思うんですね。恐らく大子町を素通りして常陸大宮市に行ってしまおうと、それから大子町を素通りして常陸太田市まで行ってしまおうと、恐らくそうなると思います、距離的にも時間的にも。充実した施設のあるところを観光客は恐らく狙うと思います。ですからそういう意味で、先ほど町長が言ったように駐車場についてのできるだけ早急な対応、それから足湯の早急な対応をひとつお願いしたい。

 私がなぜこんなことを言うかというと、常陸太田市も常陸大宮市も道の駅の計画には足湯が入っていないんです。これを早くつくってほしいと私は言っているわけです。ほかにないものをつくるべきだよと言っているわけです。ですから、そういうような状況になっていますので、早急に足湯の建設というのは大事だろうと私は思っています。それは、観光客ばかりじゃなくて町民もそこへ行って、憩いの場になるし、それから情報の発信場所にもなるんじゃないかと、そういうことで提案するものであります。どうかこの辺の内容をやっていただきたい。できればいつやるのかということですが、どうでしょうか。



○議長(吉成好信君) 町長。



◎町長(益子英明君) 足湯あるいは駐車場のスペースの拡充、そういったものをもっと進めて常陸大宮市あるいは常陸太田市の道の駅に対して差別化を図るべきだというご質問かと思います。行政の進めるスピードというのは皆様にとりまして若干歯がゆく感じられるのは重々承知しておりますけれども、それらに照らし合わせて行政としても進めていきたいと考えております。そういったことを考えまして先ほどの足湯についても内部で検討してきたわけでありますので、ご理解いただきたいと思います。



○議長(吉成好信君) 4番、岡田敏克君。



◆4番(岡田敏克君) 時間もあと少しですが、私は町長は下手だと思うんです。というのは、議員が皆さんこうやっているわけですから、やっぱり議員の後押し、協力してくれないかと、県でもどこでも一緒に行ってやってくれないかと、そういうふうな相談をしてくれなくてはだめですよ。そのためにみんな議員が一つになっているわけですから、議員の力もかりて、町のためにやりますので、ひとつその辺のご相談もしてくださいということです。その辺はどうでしょうか。



○議長(吉成好信君) 町長。



◎町長(益子英明君) 岡田議員の心強いご支援ありがとうございます。全議員が岡田議員と同じお考えであると信じて皆様に今後ともご相談なりさせていただきたいと思いますので、皆さんよろしくお願い申し上げます。



○議長(吉成好信君) 4番、岡田敏克君。



◆4番(岡田敏克君) 5分前ですので、皆さん大体わかったと思います。了解だと思います。よろしくお願いします。



○議長(吉成好信君) 4番、岡田敏克君の一般質問は終わりました。

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△大森勝夫君



○議長(吉成好信君) 次に、5番、大森勝夫君の一般質問を許します。

     〔5番 大森勝夫君 登壇〕



◆5番(大森勝夫君) 議席番号5番、大森勝夫です。

 今回の質問ですが、大きく3つに分けての質問をしていきたいと考えております。まず1つ目が定住自立圏構想について、そして2つ目が地域おこし協力隊の進捗状況について、3番目がFMだいごについて、大きな枠ではそういった3つの質問をしていきたいと考えております。

 まず、定住自立圏構想についての質問をしたいと思います。

 この第4回定例会で栃木県大田原市との八溝山地域定住自立圏の形成に関する協定の議会承認が行われる流れになっているんですが、まず定住自立圏構想がどういったものであるかという部分を、やはり議会承認の前に確認しなくてはならないのかなというふうに思います。

 定住自立圏構想は、少子・高齢化、地方の疲弊によりなかなか定住ができない、そういった中でどうすれば人々が定住してその地方が自立していけるか、そういった構想の考え方だと思います。表向きにはやはりお互いに協力していきましょうと、簡単に見ればそれぞれの地域、近隣自治体で協力し合って定住できる環境をつくっていきましょうと、こういった部分なんですが、総務省の資料を見ていきますと、定住自立圏構想でお互いに協力し合うのは協力し合うんですが、この定住自立圏という発想の中には、国の考え方としては一つの中心市、中心となる、核となる市が中心市宣言をします。そちらの市に連携する、賛同する周りの市町村が協定を締結して、協力していくという発想なんですね。ですから、考え方によればお互い対等ではあるんだけれども、実際はこの中心市の主導権のもとに整備が進んでしまうのかなという危惧もあるわけなんです。

 今回、その中心市宣言をしたのは栃木県大田原市です。そして、その栃木県大田原市に近接する市町村、大子町、そして矢祭町、塙町、棚倉町、那珂川町、那須町、あと那須塩原市、中心市が大田原市になります。それぞれの形で連携をとっていくんですが、今度、大子町で協定を結ぶ、そういった部分を見ますと、無難な形でお互い協力していきましょうというような形になっております。その協定の内容なんですが、協定の締結についての部分は、その中心市と大子町が協定を結んでそれぞれに協力していきましょうと、そういった部分が3つの柱において各分野で定められています。

 大きくその3つの分野というのは、1つが生活機能の強化に係る政策分野についてそれぞれ細かく取り決められていて、大田原市も大子町も協力していきましょうという内容はそれぞれ全く同じです。2番目の分野、結びつきやネットワークの強化に係る政策分野、これもそれぞれの分野があるんですが、やはり大子町、大田原市で全くその役割としては同じことがうたわれています。そして、3番目の圏域マネジメント能力の強化に係る政策分野も全く同じなんですね。

 ですから、この協定書の文を見ただけだと対等なのかなとは思うんですが、総務省で出している国の考え方というのは、あくまで中心市の整備という考え方の部分がやはり原点にあると思うんです。これは、今まで地方交付税によって地方自治体それぞれに機能を整備させるために交付金を落としてきたけれども、やはりそれはばらまきになるんではないかと、そういった部分で効果的に国は交付金を落としていったほうがいいと。そうすると、中心となる、核となる市に対してその補助はするけれども、近隣の市町村はそちらに通えばいいだろうというような、そういったとり方もできるんですね。

 そういった中で締結していく中で、大子町はその中心市との関係の中でどういった部分を強化していかなくてはならないか、またその中心市に対してどういった部分、大子町が自立していくためには何の分野が必要なのか、何の分野を大事にしていかなくてはならないのか、その部分を明確にしていかなくては、やはりこの大子町が自立していけるという部分はなかなか実現しないと思うんです。

 ですから、議会承認の前に、この大子町ではこの協定書の中で一体どの部分を大事にすべきなのか、それを執行部ではどのように考えているか、その辺のお考えをお聞かせ願いたいと思います。



○議長(吉成好信君) 町長。



◎町長(益子英明君) ご質問にお答えいたします。

 八溝山周辺地域定住自立圏の形成に関する協定では、生活機能の強化、結びつきやネットワークの強化、圏域マネジメント能力の強化の3分野のうち、地域医療ネットワークの充実やインフラ整備に関する要望活動など、定住自立圏を構成する8市町において検討した75の連携施策の中から実現可能であると判断した全23項目について、大田原市と目的達成のため連携して取り組むこととしておりますが、どの取り組みも非常に重要なものであるという認識をしておりまして、圏域全体の活性化に向けて連携できるものから順に実施していきたいと考えております。

 そして、先ほど大森議員の質問の中で協定を結ぶ上で中心になるのは大田原市だということでありますが、この中心市になるためには条件がいろいろありまして、大子町ではその対象から外れているものもあるんだということもご理解いただきたいと思います。



○議長(吉成好信君) 5番、大森勝夫君。



◆5番(大森勝夫君) おっしゃるとおり、その中心市というのは条件があります。昼間の人口の動きとか、近隣の中で言ってみれば自立できるようなところを核として周りの弱いところに手を差し伸べてくれよと、定住自立圏構想というのはこういった形の発想だと思うんですね。

 ですから、この定住自立圏構想は、近隣の各市町村と中心市が協定を結んでいって、その広範囲の中で構想の中、活性化なり生活環境の整備を進めていこうと行った場合、それに関する例えば国からの助成金であるとか交付金、いろんなメリットの部分というのはやはりその中心市に落ちてくるわけなんですね。大子町がその定住自立圏構想の中で行う事業に対して落ちてくるんではなくて、やはりそういった事業を行っていくその中心市の部分に恐らく落ちてくると。そうすると、大子町はこういった部分を重点化しているんだと、皆さんと手を結ぶためにはこの部分の整備をしていきたいんだと、そういった部分を明確にしていないと、その中心市の整備、例えば福祉関係の整備に使われてしまって、我々大子町に対して余りメリットがなくなってしまうんではないかと、そういった部分を私は危惧しているんです。

 ですから、そういった部分で、これを締結していく中で大子町にとってのメリットというのはどこの部分だとお考えかお聞かせ願いたいと思います。



○議長(吉成好信君) 町長。



◎町長(益子英明君) 定住自立圏形成協定が締結されますと、新年早々には、具体的に取り組み内容を盛り込んだ定住自立圏共生ビジョンの策定に取り組んでまいります。共生ビジョンに基づいて予算化された事業については、国の支援策として、特別交付税として中心市に4,000万円、そして連携市町には1,000万円を基本として算定する包括的財政支援措置があります。また、国庫補助事業の優先採択といったメリットもございます。

 定住自立圏構想は、中心市と周辺市町がそれぞれの地域特徴を生かし、お互いに役割分担をしながら定住に必要な生活機能等の確保を図り、魅力ある圏域をつくっていくという仕組みであります。本協定は、中心市の大田原市と協定を結ぶことにより、町民の暮らしに必要な生活機能を確保することができます。

 したがって、この制度により中心市に全ての都市機能が集約されるというものではなく、周辺市町が衰退するということでもございません。今後は、圏域全体としてメリットとなるような施策を展開する必要があると考えております。

 以上です。



○議長(吉成好信君) 5番、大森勝夫君。



◆5番(大森勝夫君) では、そのメリットとなる部分が福祉の分野なのか、観光とか産業の分野なのか、またはインフラ、道路整備の部分なのか、そういった部分というのはある程度、大子町としてもやはりこの段階で重要政策として考えておくべきだと思うんですね。その点についてはどのようにお考えでしょうか。



○議長(吉成好信君) 町長。



◎町長(益子英明君) では、一つ一つ読ませていただきますけれども、まず一つ、保健医療に関しましては健康増進事業の推進、福祉に関しましては子育て支援の充実、介護予防の充実、障害者社会参加の促進、教育に関しましては小・中学校の情報通信技術整備等の促進、産業振興に関しましては広域観光の推進、特産品の販路拡大、同じく特産品の販路拡大の中に道の駅の相互連携等が入っております。環境に関しましては電気自動車等の導入促進、防災に関したもの、その他に入りますけれども、情報発信システム等の充実、インフラ整備等の推進、圏域内の交流促進、これには各種イベントの情報等の共有や活用といったもの、あるいは人材育成に関するもの、これは外部からの人材確保に関しても進めるということ、そのほかコンピューターシステムの共同利用、あるいは地域人材の活用、こういった合計17項目について中心市の大田原市と協定を結ぶということであります。



○議長(吉成好信君) 5番、大森勝夫君。



◆5番(大森勝夫君) 今、町長からそれぞれの事業内容を答弁いただきましたが、ではなぜ八溝山周辺地域定住自立圏構想なのかという部分を私は今回確認したいんですね。結局、一つ一つの事業は当然どの自治体でも必要な部分です。それはやらなくてはならない部分なんです。ただ、今回、八溝山地域という中で輪を組んで、確かに大子町と大田原市は一対一かもしれないけれども、中心市があってその周りの自治体も協力して大田原市と結んでいくわけなんですね。その中で、では何で八溝山というこの地域があるのにと、これは独自性がないんではないかと、そこの部分に私はちょっと疑問があるんです。

 そういった部分で、主導権を大田原市が握ってくる中で、この構想を使って近隣の自治体が手をつなぐ部分にメリットの部分を確実に持ってこれるのか。それというのは、やっぱり我々側からの要望がなくてはそういった部分が見えてこないんではないのかなというふうに思うんです、実現しないんではないかと。そういった部分で危惧する部分があるんですが、いかがなものでしょうか。



○議長(吉成好信君) 町長。



◎町長(益子英明君) 若干話が足りなかったということで、先ほど答弁した内容なんですけれども、これは、中心市を中心としまして那須塩原市、那須町、那珂川町、棚倉町、矢祭町、塙町、そして大子町、これらが一緒になって進めていく協定の内容であります。先ほどその点を抜かしてしまいました。申しわけありません。



○議長(吉成好信君) 5番、大森勝夫君。



◆5番(大森勝夫君) この定住自立圏構想を推進していく中で、やはりその中心市が中心市宣言をして初めて進んでいくわけですね。大田原市はその中心市宣言書を平成25年3月4日に出しております。それで、その中心市宣言書を出す前にやはり調査研究をしなくてはならない、そういった形で八溝山周辺地域定住自立圏の形成に関する研究報告書というものを出しています。

 こちらは町当局は関連してきたので当然おわかりだと思いますが、そういった定住自立圏構想研究会というものを大田原市、棚倉町、矢祭町、塙町、大子町、那須町、那珂川町のそれぞれの関係する部課長級または担当者で組織して、この中でどういった会議が行われたか。定住自立圏分科会というのを行って、6つの分科会に分かれてそれぞれの分野をどういうようなことができるか研究していったわけです。

 第1分科会は健康・福祉について話し合う部会、そして第2分科会は道路・建設に関して話し合う分科会、第3分科会は生活、交通に関し話し合いをする分科会、そして第4分科会は産業・観光に関する分科会、第5分科会が教育、第6分科会が圏域マネジメント、職員関係の教育という部分ですね、この6つの分野について話し合っている。

 ただ、この分科会の座長というのは当然、中心市となる大田原市の担当課長が座長を務めるわけですね。そうすると、どうしても中心市寄りの議論に進展していってしまうのではないかなと、そのように危惧しまして、この経過の資料を見ているんですが、大子町は第2分科会と第4分科会に参加しております。大田原市の近隣の那珂川町、那須塩原市、大田原市は6分科会全部にスタッフが入っております。ですから、大子町としては道路・建設に関する部分と産業・観光に関する部分については物を申したのかなというふうにこの資料の中で思うんですね。

 それで、第2回、第3回の議事録的な資料が残っているのでその中をざっと見て私が感じるのは、やはり第1分科会の健康・福祉分野というのは非常に重点的に盛り上がって話しているのかなと。ただ、この健康・福祉分野というのは連携をしても、では遠方の地域というのはどこまでメリットを享受できるのか。大田原市の中で例えば今、大子町でやっているドクターヘリの救急医療とかそういった部分を整備しようと、確かにこの中心市構想というものの国の考え方というのは、中心市を整備することによって近隣の福祉も整備できるんではないかという発想があります。

 ただ、それは中心市があくまで平地の中央のところにあって、近隣が外周的に平地で囲んでいる自治体の場合にはそれが可能なんですが、今回は八溝山周辺地域なんです。八溝山という山があるんですよ。西側と東側ではやはりなかなか交流が難しい。そういった中で、健康・福祉分野を大田原市が整備してもなかなか反対側の矢祭町、塙町というのはメリットを享受できないんではないかなという疑問があるわけです。

 そういった部分で考えると、例えば第2分科会の道路・建設分野の部分で、では八溝山を中心とした連絡道路を整備しようよということが私は話されているのかなと思ったんですね。ところが、この第2分科会で話された内容としては、重要的な整備道路、黒磯棚倉線、これは黒磯市から棚倉町に抜ける部分ですね。当然、棚倉町と大田原市の部分なので、これは道路的には納得できる部分なんですね。あと国道461号、これは大田原市のほうの道路です。そして国道294号、これはやはり縦に大田原市から伊王野までずっと縦に流れる国道なんです。その次に那須黒羽茂木線というのが入っているんですね。これは栃木県道の27号なんですが、国道294号の東側の道路なんですね。要は那珂川を挟んで右と左、これは非常に中心市有利の考え方ではないかなと。そして、大子町にとって関連するのは大子黒羽線、でも大子黒羽線というのは上金沢から黒羽を通っていく道なので、大子町のエリアは本当に少ないんですね。ほとんど大田原市なんです。

 それで、国道118号線も重要道路であるというのはうたってあるんですが、当然118号線は重要です。こういったメーンの部分というのは何もこういった広域の部分でうたう必要のあるものなのか、こういった主要国道というのはそこでうたわなくても当然整備は進んでいるし、整備されている部分がうたわれているんです。

 私が思うのは、もっと八溝山であればそちらを中心として、整備されていない部分をこの輪の中で整備していくことをうたい込むのかなと思ったら、この中でこういうふうに書かれているんですね。「道路建設で周辺市どうしの協定はできないことから、他分科会の協議決定によりその協定市との必要路線を整備推進(要望)する」と。結局、この分科会ではそういった考え方はないような感じなんですね。そして、「第2分科会の道路・建設は、関係する道路がすべて国県道であり、管理する県がどのように考えているのか不明である。したがって、協定を結んでも県が理解していなければ非常に難しいと考える」と。

 そうすると、こうやって連携をとって県をまたがって協定してそこの部分を整備しようというよりは、やはり今ある部分、例えば道路の部分は今ある部分を整備しようかなということがこの分科会の流れで見るとかいま見えるんですね。そうすると、本来の手をつなぎ合ってお互いに伸びていこうという部分よりは、どうしてもこの部分で中心市に主導権を握られて進んでいってしまうんではないかなと、非常に私はここの部分を危惧しています。

 そして、今回の協定の中ではその部分まではうたい込んでいませんが、先ほど町長がお話しされたとおり、年明けから定住自立圏共生ビジョンの作成にかかると。やはりこの共生ビジョンという中で初めてそういった細かい部分がうたい込まれていくと思うんですね。ですから、そういった中で大子町はここの部分が大事なんだということを訴えていかなくては、大子町にとってのメリットがこの八溝山周辺地域定住自立圏という中で生きてこないと思うんです。

 ですから、この定住自立圏共生ビジョンの中にうたい込まなくてはならないという重要項目、そういったお考えがありましたらお聞かせ願いたいと思います。



○議長(吉成好信君) 町長。



◎町長(益子英明君) 初めに、もう少しつけ加えたいんですけれども、今、18の分野について大田原市を中心とした8つの市町で協定を結ぶ、そういった中で、もし大子町が例えばここの部分の協定に関してこれはメリットがないという場合、抜けられるというようなこともあります。それにまた、途中で、今協定を結んでいないんだけれども、ここの部分と協定を結ぶことによって町はよい方向になるんではないかと考えられるようなものは急遽協定を結ぶこともできると、そういうことであります。

 今後、いろんな事業が各町村から出てくると思います。こういった協定を結ぼう、ああいった協定を結ぼうと。今、大森議員のお話ししていただきましたのは会議の議事録のお話かと思いますけれども、皆さんに改めてこういった資料を後日お渡しできると思いますので、そういった資料を見ることによって理解を深めていただけるんではないかなと思います。ご理解いただきたいと思います。



○議長(吉成好信君) 5番、大森勝夫君。



◆5番(大森勝夫君) この定住自立圏構想そのものに私は反対しているんではなくて、せっかくこれを結ぶ中でやはりこれを効果的に使っていかなくてはならないと。一つの、茨城県として水戸市を核として118号の水郡線ルートの経済圏というのがあるんだから、新たな経済交流圏で観光、誘客の流れをつくれるんではないかという部分で、この八溝山周辺地域定住自立圏構想を有効に使っていただきたいと思うんですね。

 ですから、黒沢から、蛇穴から黒羽に抜ける大子那須線ですか、あの部分が例えば大田原市側が狭隘で整備が進んでおりません。そういった部分を、八溝山周辺地域定住自立圏構想なんだからぜひその辺の中心となる、核となる八溝山周辺の道路を整備しましょうと、そしてお互いの交流を密にしましょうと、それによって新たな人の流れ、物の流れが生まれることで本当に八溝山の定住自立圏構想というのができるんだよと、そういった部分を今後の共生ビジョンを策定していく中で大子町のやはり核として進めていっていただきたい、いただけないかなという部分での考えでございます。その辺のインフラ整備に対してのお考えはいかがでしょうか。



○議長(吉成好信君) 町長。



◎町長(益子英明君) 全く議員の質問のとおりというように考えております。今、インフラ等に関してこの協定の中に入っていない部分も議員のお話の中にはあろうかと思いますけれども、そういったものも含めてこれからの協定を結ぶときに新たな協定として結ぶことができるんだということでありますので、ご理解いただきたいと思います。



○議長(吉成好信君) 5番、大森勝夫君。



◆5番(大森勝夫君) 大子町にとってのメリットは何なのか、そしてその広域的な中でのメリットは何なのか、その2つの共存共栄できるような発想でこれを進めていっていただきたいと思います。八溝山地域の定住自立圏という、大田原市が中心市となっているんであれば、例えば高規格道路がなかなかできないという部分で、じゃ常陸那珂港からの高規格道路を通して中心市に持ってこようよといった構想もあっていいのではないかとか、そういったいろんな発想というのができると思いますので、ぜひともそういった部分は前向きに執行部側、町長のリーダーシップをお願いしたいと思いましての質問でございました。

 次の質問に移ります。

 地域おこし協力隊の進捗についてということなんですが、地域おこし協力隊は総務省の事業で、地方自治体、過疎地域で活動する協力隊の方たちの費用を自治体が持ってくれるという部分ですね。地域おこし協力隊を募集して都市部から参加する人たちが来て、住民票を移してそこの町民になるということですね。そういうような形で地域協力活動を実施すると。こちらは自治体の持ち出しがなく、総務省からの補助で運営できる非常に効果的な事業だと思います。

 先ごろの第3回定例会の補正予算で募集に係る費用の予算が組まれましたので、その部分が進展しているのかなと思いますので、この地域おこし協力隊のその後の動きをお聞かせ願いたいと思います。



○議長(吉成好信君) 町長。



◎町長(益子英明君) 来年度、町では交流人口の拡大、経済活性化、町の賑わいづくり、Uターンを含む移住者の増加などによる地域の活性化を図ることを目的に、総務省が推進している地域おこし協力隊の採用を予定しております。都会に住む若者に大子町に住民票を移していただき、最長3年間地域おこし活動に従事していただきます。空き店舗、廃校の木造校舎、そのほかの遊休施設、特産品などを利活用することで特色ある事業実施を目指しております。

 現在の進捗状況でありますが、その募集に向けた調整を行っております。フジテレビのドラマ「遅咲きのヒマワリ」の影響もあり全国的に知名度が高まっており、市町村間で隊員の獲得競争が始まっております。町では、総務省の外郭団体である移住・交流推進機構に募集業務を委託し、他町村と差別化を図った募集を進めております。先日も募集用のPR映像を撮影したところであります。



○議長(吉成好信君) 5番、大森勝夫君。



◆5番(大森勝夫君) 隊員の募集の準備が着々と進んでいると、そのように伺いました。では、いつごろ募集して実際に隊員が活動できる、大子町に住民票を移して活動が始まるんだよというのはどの辺の目安をお考えになられているかお聞かせ願います。



○議長(吉成好信君) 町長。



◎町長(益子英明君) 採用までのスケジュールでありますが、今月中に、移住・交流推進機構が運営する地域おこし協力隊ポータルサイトに募集要項とPR映像を掲載します。1月19日に、PRのため東京ビッグサイトで開催される地域おこし協力隊全国合同説明会に出展いたします。また、大学、専門学校、大子町出身者などに募集チラシを配布し、2月2日に大子町で現地説明会を開催いたします。2月16日に申し込みを締め切り、書類審査を行います。2月23日には東京都日本橋にある地域活性化センターで面接を行い、2月中には隊員の意思を確認し採用決定を行います。

 また、並行して、隊員の住居や活動の拠点施設となる空き家、空き店舗などの確保を行ってまいります。採用後については、隊員はそれぞれ地域に入っていただき、地域おこし活動に従事していただきます。

 行政としては、隊員と地域の住民、生産団体との橋渡しや生活面での支援を行ってまいります。近隣市町村の地域おこし協力隊との交流会や、総務省や移住・交流推進機構が主催する隊員向けのセミナーへの参加機会を提供して、隊員のスキルアップやモチベーションの維持も必要であると考えております。

 以上です。



○議長(吉成好信君) 5番、大森勝夫君。



◆5番(大森勝夫君) 大体2月中ぐらいに隊員の募集、選定が決まるのかなと、そうすると新年度には活動ができるのかなというふうに受け取ったんですが、この地域おこし協力隊の事業目的、地域おこしの協力活動、これはやはりある程度の定義をしなくてはならないというふうに総務省のほうの条件の中にあると思うんです。この大子町ではどういった地域おこし協力活動をテーマとして考えられているか、その辺のご説明をお願いいたします。



○議長(吉成好信君) 町長。



◎町長(益子英明君) 大子町では、起業・事業化型地域おこし協力隊として全国でも初めての取り組みを行います。隊員の任期は最長3年となりますが、先行事例では任期満了後の去就が決まらないなどの問題点が指摘されております。町では、起業や事業化を通じて定住してもらうことを前提条件として隊員の募集を行います。

 今回募集する地域おこし協力隊には、大子町のお茶、リンゴ、ワサビその他の特産品を用い、中心市街地の空き店舗、廃校等の遊休施設を活用してその加工品開発や販売などの起業や事業化を行っていただきます。具体例として、大子町の特産品だけを提供する廃校の木造校舎を利用した地産地消レストラン、奥久慈りんごの全品種が楽しめる搾りたて、添加物なしのアップルジュースバーの運営とジュースの製造販売、あるいは奥久慈茶を利用したアップルパイに合う紅茶づくりなどが挙げられます。

 また、起業・事業化だけでなく、この事業の趣旨である地域おこしのため、地域の空き家等に居住いただき住民活動の支援を行っていただきます。具体例として、地域コミュニティーの活性化、地域資源の発掘、イベントの企画などが挙げられます。さらに、現在中心市街地の活性化を検討しておりますので、空き店舗の活用や各種イベントの支援も担っていただきたいと考えております。

 以上です。



○議長(吉成好信君) 5番、大森勝夫君。



◆5番(大森勝夫君) 地域おこし協力活動、起業型、やはり何らかの事業を自営業的に仕事を起こしていくと。この大子町の宝といいますか特産品を、外からの目線で見た人たちがこの町にはこれがいいというのを見つけてもらって起業してもらうという趣旨だと思います。とても発想的にはおもしろい、可能性のある部分だと思うんですね。そして、地域コミュニティーの部分のそういった活動も期待していると。例えばイベントの企画というのが町長の話の中でもあったんですが、それを聞いてふと思ったのは、昨日の一般質問で小林議員から結婚相談事業とかそういったイベントというのもありました。

 ほかから来たそういった人たちに町のいろんなイベントに対して裏方的な企画をしてもらうと、そういった中で例えば結婚相談事業的なちょっと違った発想でできるかもしれない、またそういった人たちのネットワークが使えるとか、そういった部分も可能性としてはできるんではないかなと思うんですが、そういった方面というのはいかがなものでしょうか。



○議長(吉成好信君) 町長。



◎町長(益子英明君) まさしくそういった方向になるのをこの地域おこし協力隊に期待しているところであります。やはり地域に根差した活動が一番大事なのかなというように思います。当然この結婚問題にも、外部からいらっしゃるということはそれだけ多くの人脈とかネットワークをお持ちになっているわけでありますので、そういったものも十分に活用させていただきたい、あるいは地域の組織、例えば消防団にも入ってそういった活動もしていただきたい、いろんなことが考えられるんではないかなと思います。

 以上です。



○議長(吉成好信君) 5番、大森勝夫君。



◆5番(大森勝夫君) さまざまな事業の可能性というのは期待されるんですが、この地域おこし協力隊は募集枠というのは何名程度で考えられていますか。ちょっとその点を伺ってなかったものですからお聞かせ願いたいと思います。



○議長(吉成好信君) 町長。



◎町長(益子英明君) 現在のところ5名であります。



○議長(吉成好信君) 5番、大森勝夫君。



◆5番(大森勝夫君) 5名ということで、そしてこの募集の部分というのは、都市部から田舎に来てもらうというのが原則なんですが、最近になって多少の見直しが図られて、受け入れる側が過疎地であれば余り都市部じゃなくても近隣から来てもいいよという部分の緩和がされてきていると思うんですね。

 隊員の中で効果的にいい人材をいかに確保するかというのがやはり課題だと思うんです。これはふたをあけてみなくてはわからないんですが、募集をかけてどのくらい来るかという部分も非常に大事なので、やはりまず広報を大事にするという部分と、あとは、この地域おこし協力隊活動を近隣の市町村で行って効果を上げている地域も確かにあります。隣になりますが常陸太田市は、常陸太田市になる前に多分、里美村のときにもうやっていたのかなと思うんですが、非常に地域の方たちと交流して効果を上げていると。

 ですからそういった部分の、例えば5人の中でノウハウを持った方も募集の中に想定できたり、やはりある程度の経験者というのも、入ってきた中のリーダーとして動いてもらうという部分でもそういった方向性、考え方というのも必要ではないかなと思うんですが、そういった部分に関しての障害というか、法的に難しいとかそういった部分というのはないとは思うんですが、いかがなものでしょうか。



○議長(吉成好信君) 町長。



◎町長(益子英明君) 他町村での地域おこし協力隊の経験者は、任期満了後1年以内であれば地域要件に関係なく大子町で採用することができることになっております。他町村で実績を残された隊員を採用して、大子町でそのノウハウを活用することも十分考えられます。隊員の募集に当たってはこれらの経験者にも呼びかけをしていきたいと考えております。



○議長(吉成好信君) 5番、大森勝夫君。



◆5番(大森勝夫君) 地域おこし協力隊は、大子町民の目線ではない、違った目線での活動という部分で新たな地域おこしというのが非常に期待できますので、やはりそういった人材確保の部分ですね、本当にいい人材を確保して効果的な事業にしていってほしいなと思いましての質問でございました。

 最後の質問に移ります。

 FMだいごについての質問でございます。コミュニティFM、FMだいごですね、今仮免許がおりまして試験電波が流されております。間もなく正式な免許での正式な開局になるのかなと思うんですが、コミュニティFM放送局とはいっても、やはりこの大子町の場合、防災無線の役割もあわせてFMだいごには持たせております。そういった流れで、防災無線となるための受信ラジオを無償貸与、貸し出すという形だと思うんですが、各世帯に配付予定ということになっております。FMだいごの放送局が開局というのは町民にも大体浸透してきたと思うんですが、そのラジオの配付という部分ではまだまだ理解度が低いのではないかなと思います。

 そして、例えば7,000世帯ある中、事業所にも配付しますよと、こういった配付の手法ですね、どのような形でその受信機、ラジオの配付を考えているのか、その辺をお聞かせ願います。



○議長(吉成好信君) 町長。



◎町長(益子英明君) この緊急告知FMラジオにつきましては無償配付をすることとしておりまして、その配付方法としまして幾つかの配付パターンを計画しております。

 まず初めに、配付する対象を申し上げますと、平成25年12月2日現在において本町住民基本台帳に登録のある世帯、また本町地域防災計画で定めた各地区の避難場所、避難所、各地区にある公共施設及び本町に法人登録のある事業所等を配付対象にしております。

 ご質問にある配付方法でありますが、基本的にはこの配付についての委託契約を取り交わした郵便事業株式会社による宅配を中心としているところでありますが、避難場所となる地区の集会所につきましては各地区の行政区長にお願いするとともに、75歳以上の高齢者ひとり世帯につきましては、本町の行政職員が配付し、取り扱いについての説明をすることとしております。

 なお、12月24日には大字大子奉行平に設置しました親局アンテナからの放送開始が予定され、これに伴ってこの受信エリア内の世帯へのラジオの配付を予定しておりますが、大字単位で配付することとしておりまして、おおむね大字の全域が受信できると見込まれる大字大子、浅川、上岡、山田、田野沢、上金沢、相川、下金沢、塙、芦野倉、初原、川山、冥賀、矢田、下津原、久野瀬、南田気、北田気、池田の19の大字内の世帯及び事業所等、合わせておおむね4,100台について12月13日から配付を予定しております。

 また、このほかのサテライト中継局である頃藤、高柴、町付につきましても1月から3月までに順次放送できるよう準備を進めているところでありますが、これらの地域へのラジオの配付につきましても、準備が整った中継局に合わせて、親局アンテナからの受信エリアの配付と同様の方法による配付を予定しております。

 以上です。



○議長(吉成好信君) 5番、大森勝夫君。



◆5番(大森勝夫君) 基本的には郵便物で届くと。ただ、75歳以上のひとり暮らしの家庭には職員が持っていって説明しますよと、そのような形かと思います。

 この点で私がちょっと不安だった部分というのは、今回はそういった形で対応はできると思うんですが、郵便物でぽんと来てしまうと、正しく理解していない家庭では、例えば75歳より若い方であってもひとり暮らしもいますよね。無償での貸し出しですよということを理解していないと、例えばある地域にある日どんと配られるわけですよね。そうするとそれを見越して、悪いことを考えた方が、ラジオが届いたでしょうと、これは町からなんですが、すみませんが保証金をもらうようなんですよと、各戸5,000円です、お隣でももらってきましたと、そういうようなことをされてしまうと、考え過ぎかもしれないんですが、そういった犯罪的な部分の可能性もなきにしもあらずと。

 そういった部分で、あくまでこれは無料なんだよと、そういった告知とかをしっかりしないとまずいのかなと思うんですね。あとは、届かない地域で、俺のうちのほうはまだ届いていないよとかそういった誤解が起きるとしようがないので、その辺のしっかりした対応というのは考えられていますか。



○議長(吉成好信君) 町長。



◎町長(益子英明君) 無償貸与であることを正しく広報しなければ誤解やトラブルが起こる心配もあると、そういった対策はどうなっているのかといった議員の質問でありますけれども、今回配付します緊急告知FMラジオについては、平成25年12月2日現在、住民基本台帳に登録のある世帯、また各地区の避難場所、避難所、各地区の公共施設及び本町に法人登録のある事業所にそれぞれ1台を無償配付し、活用いただけるよう計画しております。

 議員からのご指摘にもございますように、本町としましては誤解が生じないように広報してまいりたいと考えております。その一つの方法としまして、配付する緊急告知FMラジオの梱包に張りつけるゆうパック宛名ラベルに「無償配付」と明記することとしております。また、緊急告知FMラジオの梱包にゆうパック宛名ラベルとは別に、要は箱の外に「無償配付」という文字を明記することとしております。特に75歳以上の高齢者ひとり世帯については職員による配付を行うため、誤解が生じないよう職員に対して胸名刺を携行させ、2人一組で訪問することにしております。

 さらに、開局後は放送を通じて緊急告知FMラジオについての広報をしていただく予定になっております。

 以上です。



○議長(吉成好信君) 5番、大森勝夫君。



◆5番(大森勝夫君) 12月24日に開局予定のFMだいごは防災無線の役割も併設しておりますが、やはりメーンとなるコミュニティFMとして地域コミュニティー力の強化と、そしてこの大子町の例えばほかから見た目線でのイメージのアップとか、そういった部分を非常にこのFM局には期待しております。この町の活性化の一つの事業として効果的な運営をしていただきたいと思います。



○議長(吉成好信君) 町長。



◎町長(益子英明君) 議員のお話のように、このFMラジオを適切に活用して町の情勢等を町民お一人お一人に的確に発信していきたいと考えておりますけれども、今後、FMラジオについて議員の皆様にぜひ一言PRといいましょうか、議員としてこのFMラジオを町と協力して立ち上げたと、整備することができたということで、議員お一人お一人のコメントなどもFM放送で流していただければ幸いかなというように考えております。

 以上です。



○議長(吉成好信君) 5番、大森勝夫君の一般質問は終わりました。

 午後1時まで休憩いたします。



△休憩 午前11時52分



△再開 午後1時00分



○議長(吉成好信君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 ただいま4番、岡田敏克君から、本日の会議における発言について、会議規則第64条の規定によって−−−−−−−−−−−−−−−−−−の部分を取り消したいとの申し出がありました。

 お諮りします。

 これを許可することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(吉成好信君) 異議なしと認めます。

 したがって、4番、岡田敏克君からの発言取り消しの申し出を許可することに決定しました。

 一般質問を行います。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△佐藤正弘君



○議長(吉成好信君) 8番、佐藤正弘君の一般質問を許します。

     〔8番 佐藤正弘君 登壇〕



◆8番(佐藤正弘君) 8番、佐藤正弘です。

 きょうの質問は4つです。1つ目が大子町中心市街地活性化基本構想(素案)について、また2つ目は大子町行政評価報告書について、3つ目がコミュニティFMについて、そして最後に教育、子育て支援について、という大きな項目の中から質問を行っていきたいと思います。

 まず最初に、11月14日に開催された全員協議会において中心市街地活性化基本構想(素案)が報告されました。今後の推進計画を見ると、今年度25年度に基本構想を策定する、そして議会、町民への説明を行うと、また平成26年度には基本計画を策定すると。この中には拠点施設の建築、道路・市街地関係基本計画、そして道路・市街地実施測量設計及び工事費等、また平成27年度には拠点施設である歴史民俗資料館の建築基本設計、建築工事、平成30年度までに図書館を含め建設工事を推進するというようにされています。

 そこで、大子町中心市街地基本構想(素案)を策定するに至った理由、背景、経過はどのようなものかお答え願いたいと思います。これ以降の質問は質問席でさせていただきます。



○議長(吉成好信君) 町長。



◎町長(益子英明君) 佐藤議員の質問にお答えをいたします。

 大子町中心市街地活性化基本構想策定に至った経緯でありますが、国道461号整備事業に伴う町有地残地の有効活用とあわせ中心市街地のにぎわい創出と活性化を図る目的で、策定業務委託料を平成25年度当初予算に計上し、議会の承認をいただいて進めてまいりました。

 中心市街地活性化基本構想策定業務の業者選定につきましては、公募型プロポーザル方式により実施し、6社からの提案があり、選定委員会において1社の提案書を特定し、業務委託契約をして進めてまいりました。このたびその素案が示され、町議会議員の皆様を初め町内会及び町民の方々へ説明した次第であります。

 今後、皆様からのご意見を賜り、平成26年1月末日までに大子町中心市街地活性化基本構想を策定したいと考えております。



○議長(吉成好信君) 8番、佐藤正弘君。



◆8番(佐藤正弘君) 株式会社ミカミに依頼したわけですけれども、一定の条件なり設定ですね、どのような形という町の意向は最初の段階でここに伝えてあったのかどうかお聞きしたいと思います。



○議長(吉成好信君) 町長。



◎町長(益子英明君) 大まかなところはお話をしてあります。



○議長(吉成好信君) 8番、佐藤正弘君。



◆8番(佐藤正弘君) その大まかな内容というのを、本当に大まかでいいですからお答え願いたいと思います。



○議長(吉成好信君) 企画室長。



◎企画室長(深谷雄一君) お答えします。

 この公募型プロポーザル実施に当たりましては、策定のための実施要領を作成しまして周知を図り、公募しております。その実施要領につきましては、大まかにご説明しますと、業務の概要、そして参加資格、また手続等、業務提案書等の作成要領、また審査基準、審査方法、そして審査の結果等、または契約方法、その他の事項ということで、そのような内容での実施要領を作成して公募しております。

 以上です。



○議長(吉成好信君) 8番、佐藤正弘君。



◆8番(佐藤正弘君) わかりました。では、地理的条件とか自然の条件は初めから設定の条件として出したわけではないということだと思います。

 この素案の中に目的と目標というところがありますけれども、その中で、「町民の知的好奇心を刺激する場を生み出し、住民同士、住民と観光客が集い、交流できる空間の創出をきっかけとした中心市街地の活性化を目指す」というふうな文言がうたわれています。

 小林議員も言われましたけれども、今、大子町の高齢化率は40%になろうとしていると、その人たちが実際にそのような中心市街地活性化の構想、中身が実現すればそれについていけるかどうかというのが問題になるのではないかと思いますけれども、これについて高齢者の現状から見てどのように考えるかお答え願いたいと思います。



○議長(吉成好信君) 町長。



◎町長(益子英明君) 先ほども答弁させていただきましたが、議会の皆さんを初め町民の皆さんからご意見をいただきながらこれを策定していくということでございますので、まずその点をご理解いただきたいと思います。当然、高齢化になっていくこの大子町の人口構成等も配慮した計画をつくりたいと考えております。



○議長(吉成好信君) 8番、佐藤正弘君。



◆8番(佐藤正弘君) はい、結構です。あくまでもこれは素案ですからこれが煮詰められるというふうに思いますけれども、幾つかこの中でまた質問していきたいと思います。

 2つ目として、そのまちづくりの具体的な例として幾つか挙げられているところがあります。例えば滋賀県近江八幡市、長野県小布施町、岐阜県郡上八幡、岐阜県高山市、島根県津和野町、また県内では石づくりの旧真壁郵便局とか、つくば市、土浦市の蔵とか、そういうふうに他の自治体の事業を見本としているものがかなりここには列記されているわけです。それが実際に大子町の地域性や独自性、町民の意識を集約するのに役に立つのかどうかということですけれども、それについてどのように考えているのかお答え願いたいと思います。



○議長(吉成好信君) 町長。



◎町長(益子英明君) 中心市街地活性化基本構想の策定業務に当たりましては、専門的な見識を持ったコンサルティング業者の支援をいただくことで、外から見た町の魅力を最大限に生かせる構想が策定できるものと考えております。策定に当たっての実施方針につきましては、各種地域資源の状況整理や上位関連計画等における方向性の整理をした上で検討を進めてきております。

 素案において示した他自治体事業の見本については整備事業のイメージでありまして、各事業の具体的なものについては今後の基本計画において検討されることになります。中心市街地活性化基本計画の策定においては、町民参加のワークショップ等を実施し、町民のまちづくりへの参加意識の醸成を図りながら意見を集約した基本計画を策定したいと考えております。



○議長(吉成好信君) 8番、佐藤正弘君。



◆8番(佐藤正弘君) これからその基本構想が策定されるということですけれども、推進計画の中で平成25年度の部分で先ほど言いましたように議会への説明、そして町民への説明というふうなものが書かれていますけれども、11月14日に先ほど言いましたように議会の全員協議会には一応の説明はあった、多分それも一つの説明には変わりはないと思います。

 また、11月30日、文化遺産を活かした地域活性化シンポジウムというのが開かれましたけれども、この中でも一定の町民への説明は行われたというふうに思います。このシンポジウムで報告されたわけですけれども、このシンポジウムに何名の方が参加して、これに対してどのような意見があったか、また発言があったかお聞かせ願いたいと思います。



○議長(吉成好信君) 企画観光課長。



◎企画観光課長(菊池章夫君) ご質問にお答えしたいと思います。

 人数につきましては手持ちがございませんので後ほど答弁させていただきますけれども、シンポジウムの内容につきましては、議会の報告と同じようにミカミのほうから直接来ていただきまして、議会報告と同じような内容につきまして報告させていただきました。

 以上でございます。



○議長(吉成好信君) 町長。



◎町長(益子英明君) そのフォーラムにおいてどういったご意見が出たかという反響のことかと思いますけれども、一つには、この基本構想の素案というものを理解なさらずに、この金額は幾らほどかかるんだ、莫大な金がかかるんではないかと、そういう余りにも単純な質問をされた方がいらっしゃいます。過去の職歴を考えますととても考えられないような質問をなさった。そしてそのほかに、町内の女性の方からこの基本構想をぜひ前向きに進めていただくようにというようなお話もございました。それに対しましては会場にいらした多くの方から拍手が送られたと、そういうことであります。

 以上です。



○議長(吉成好信君) 8番、佐藤正弘君。



◆8番(佐藤正弘君) 当日、4名の方が発言したというふうな話を聞いて、実際はそれ以上いるのかもしれませんけれども、町民に一応素案の説明を行ったということは理解しました。

 今後、議会、町民への説明というのは、先ほどの1月26日以降だと思うんですけれども、どのような形で進めていくのかお答え願いたいと思います。



○議長(吉成好信君) 町長。



◎町長(益子英明君) 今の段階では町のホームページ等で知らせていきたいと、あるいはホームページのほかにも、広報だいごお知らせ板でもお知らせしたい。ただ、先ほども申し上げましたように、ある程度の町民の方の参加をいただいてのワークショップも開催する考えでおります。



○議長(吉成好信君) 8番、佐藤正弘君。



◆8番(佐藤正弘君) 昨日の藤田議員の質問でも同じように、ホームページ、広報等を活用して住民に知らせていきたいということですけれども、毎回ホームページというふうな形は出てくるんですけれども、地域の人たちでホームページを利用している人はかなり少ないというふうに思うので、そのホームページと広報という形ではなくてそれ以外にも、町長はことし各地域で懇談会をしている、まちづくりには重要な課題だと思うんですけれども、その点については地域に拠点の場所をつくって説明していくとか、積極的に出ていく必要があるのではないかというふうに思いますけれども、そのようなことは考えられるのかどうかお聞かせ願いたいと思います。



○議長(吉成好信君) 町長。



◎町長(益子英明君) 25年度は地区別懇談会を11カ所において開催させていただきました。新年度の26年度におきましては老人クラブを対象にした行政報告を進めていきたい。そしてあともう一つ、若い子育て世帯の方々とも幾つか開催できるかなというような考えで今計画しております。



○議長(吉成好信君) 8番、佐藤正弘君。



◆8番(佐藤正弘君) 来年は町長選挙が行われますけれども、ぜひ町民に理解を得られるような施策をやっていただきたい、またその住民への説明も丁重に行っていただきたいというふうに思います。

 この中に書かれている部分、素案ですけれども、従来の観光客の誘致とは若干違ったような、もちろん中心市街地の活性化ということですけれども、従来は、例えば袋田の滝、男体山、八溝山、茶の里公園、おやき学校、森林の温泉、あとフォレスパとか、各地域に拠点を設けて各地域に誘客するというのを前面に掲げてきたような部分があると思うんですけれども、今度の中心市街地活性化基本構想というのはその逆に中心市街地に観光客を呼び寄せるというふうな形で、これが実現すれば地域のほうの観光客自体が、誘客が減ってくると、ますます地域が過疎化になる可能性もあるのではないかというふうに思いますけれども、その点についてはどのような考えを持っているのか。



○議長(吉成好信君) 町長。



◎町長(益子英明君) 私は、全く佐藤議員とは考えが相反するところがございます。袋田、男体山、そして北は茶の里、そして東の憩いの森等々、中心部近辺にもいろんな観光施設はあります。当然そこには多くの観光客がお見えになっていると、そこの観光客の方々がそのまま町から離れていくというか、そこで終わりになって帰っていただくのではなくて、せっかくどこか一部の大子町内の観光施設に来たお客さんに町内の他の観光施設を周遊していただこう、その中でこの中心市街地も一つの核となるようなものにしておけばもっともっと多くの客を集めることができ、そして町内に点在している観光施設にも流れていく、そういう相乗効果というのがあるんではないかなという考えのもとにこういった構想をつくって計画を立てている次第でございます。



○議長(吉成好信君) 8番、佐藤正弘君。



◆8番(佐藤正弘君) あくまでも素案ですから私も素案に基づいて言っていますけれども、この中で図書館のことが触れられています。まさに大子町は「読書のまち」というのを宣言しておりますけれども、年間3万冊以上が町民に貸し出されているということを見ますと、図書館の整備というのは大変歓迎すべきことではないかというふうに思います。

 また、民俗資料や文化の継承というのは、高齢化が進む中で伝承できなくなってくるとか資料を集めることができないと、そういうことも十分予想される。また、その中で継承できなくて物によっては廃棄されるようなものもあるので、早目に収集なり展示というのは必要かもしれません。その部分は必要だというふうに思いますけれども、新しい施設をつくってやるべきものかどうか、お金をかけなくても町有施設の中でそれができるのではないか、その活用も検討する価値があるのではないかというふうに思いますけれども、これは答えなくて結構です。

 また、この素案の中で6次産業化というのと、あと産業の活性化と特産物を生かすというふうな形が触れられていますけれども、中心市街地の活性化と同時に、単にその建物だけではなくて周りの人たちも一定の生活が向上できるような形の6次産業をぜひ柱としてその中に入れるべきではないかというふうに思いますけれども、この点についてはどのような考えをお持ちでしょうか。



○議長(吉成好信君) 傍聴席、静かにしてください。

 町長。



◎町長(益子英明君) 大子町の特産品でありますお茶、コンニャクというものは、生産から販売までを通してやっているので、ある意味で6次産業というふうに捉えておりますので、そういったものもその中に組み入れていきたいとは当然考えております。

 そこで、私はいつも議員の皆さんにお願いしております。こういった計画を立てたとき、ぜひ議員の皆さんから提案していただきたい。ただ単にここの部分がどうだ、ああだでなく、これをこういうふうにすることによってもっとよくなるんではないかと、そういったご提言的なご意見をぜひ議員の皆さんにいただきたい、そしてよりよい計画のものにつくり上げたい、このように考えておりますので、ご協力をよろしくお願い申し上げます。



○議長(吉成好信君) 8番、佐藤正弘君。



◆8番(佐藤正弘君) 今、町長が言われたことは議会基本条例で各常任委員会も力量を高めるというのでやっていますから、そのうち成果があらわれるのではないかというふうに思います。

 この基本構想の素案の中に、私有財産のところ、例えば板倉、板塀とか、あと私有地の部分がかなり含まれますけれども、その部分がもし実際に基本構想の中に含まれるとなるとかなり大変な状況が出てくると思うんですけれども、その辺の考え方はどのように考えているのかお答え願いたいと思います。



○議長(吉成好信君) 町長。



◎町長(益子英明君) 前々から私は、こういう計画を進めていく中で極力財政に負担のかからないような計画を立ててきたつもりです。一つの例を挙げますと、今、議員のお話にありましたような板塀をやろうと、そういった場合は当然町の行政側だけでなく、その関係する区とか個人とかそういった方々の協力もいただいて、例えば大工さんにやってもらうよりもそういった方々と一緒に協働して、協力していただいて設置するとか、ペンキを塗るにしてもそういった方々に協力をいただくとか、いろんな手法があろうかと考えておりますので、極力お金のかからないまちづくりをしたいと考えております。



○議長(吉成好信君) 8番、佐藤正弘君。



◆8番(佐藤正弘君) かなり時間が押していますので、次に、先ほどの答弁からいうとまた素案でありますから、3番目の質問項目に出しています同一施策を行っている自治体の検証というのは当然やっていないということですね。それは結構です。

 4つ目として、構想が町の事業として実施された場合、もちろん先ほどの答えではその事業費等がどうなるのか皆目見当がつかないと、またその段階ではないということですけれども、運営主体はどのように考えるのか。それは財政とはまた別なので町独自でできるというふうになればそれで結構なんですけれども、それをお答え願いたいと思います。



○議長(吉成好信君) 町長。



◎町長(益子英明君) 簡単にお話をしてしまうとせっかくの議員に対しての答弁が短くなってしまいますので。

 中心市街地の活性化基本構想が策定された後、基本計画の策定に取り組むことになります。基本計画の策定において町民の意見を集約し、整備計画の規模や方針が決定されることになります。現時点では理想的な形での内容の構想であり、事業費や運営主体を示すものではなく、基本計画の策定を進める中での検討になるかと考えております。



○議長(吉成好信君) 8番、佐藤正弘君。



◆8番(佐藤正弘君) 今のお答えでいいますと、基本構想は町の有効活用できるようなものを例に挙げただけで、町民の意見によっては実際にそれが実現するかどうかわからないし、100分の1になるかもしれないと、ですね、そういうふうに理解していいんですか。

     〔「はい」と言う人あり〕



◆8番(佐藤正弘君) わかりました。

 では、この中心市街地の活性化の関係でもう一つ、最後の質問になりますけれども、この事業は、実際には大風呂敷を広げたのから小さくなるかもしれませんけれども、実際にそれが実現した場合、町民の生活、また少なからず町の財政が出るはずですから、そういう状況の中で、観光施設がメーンでありますけれども、前回の議会の中でも観光にはブームがあるんだと副町長が答えました。たまたま新しい施設、観瀑台のときは104万人来たけれども78万人に減ったと、その中でブームという言葉が出ましたけれども、施設をつくる場合は一時的なものであってはならないと思います。持続性がなければならない、そしてその施設がつくられた場合、将来維持できるのかどうかということが大変心配されるということで、どういう形にしろ、町民に対してどのような利益があるのか、財政はどういうふうな状況なのかというのを調べる必要があると思うんですけれども、その点についてお答え願いたいと思います。



○議長(吉成好信君) 町長。



◎町長(益子英明君) 素案に示されました基本方針は、住民の暮らしを良好に保つことと観光客を市街地に誘客すること、そういう2つの目的を持っております。すなわち、新たな拠点施設整備や住環境の整備により住民同士の交流促進を図り文化的生活に寄与すること、そして交流人口増加による地域経済の活性化であります。

 また、この構想では、今後、各種整備計画を検討する中で、町民が一体となった協働のまちづくりにも寄与できるものと考えております。それによって自立した持続可能なまちづくりのための人材育成もできるものと考えております。

 国勢調査、国立社会保障・人口問題研究所が発表しました人口推移と将来推計において、大子町の2040年の人口は1万327人と推計されております。このまま何の手当てもせずじっと大子町民が半分になっていくのを待っているのか、もしくは少子化と言われる中でも将来を担う世代がおります。5年、10年先を、またその先を見越した大子町が町として生き残る方策を考えるときであると、このように考えております。町財政は厳しいものがありますが、将来の大子町のために町民とともに十分に検討して推進計画に取り組んでいきたいと考えております。

 ちなみに、町の現在の財政状況は、私が就任しました約3年前、財調は、財政調整基金でありますが、当時10億5,000万円でありました。その後、私は5億円を積み足しまして、今年度の25年度末までにも1億円余りを積み増す、プラス予定であります。そのほか減債基金も、これも財調と同じような考えでよろしいかと思いますけれども、就任当時1億5,000万円でありました。それを7億円をプラス、積み立てをさせていただきまして、そういう状況になっております。



○議長(吉成好信君) 8番、佐藤正弘君。



◆8番(佐藤正弘君) 確かに今の現状を見ますと若干は回復しているものの、町の財政というのは裕福ではないというふうに思います。将来にわたって、大規模な工事なり町民のための施設であっても今の財政の範囲をきちっと守っていくと。平成24年度の決算では大子町の一般会計は100億円ぐらいだと思いますけれども、11億円ですか、公債費が出ていますけれども、依然として町の財政は厳しいということです。

 町長が選挙時のチラシの中で町民の皆さんにアンケートをとったと。そのときはたまたま給食費と保育料の無料化の問題でアンケートをとったんですけれども、その中にもこれと同じような状況が、中心市街地活性化構想が実現した場合、できる可能性もあると私は思っているんです。このアンケート自体は、給食費の無料化や保育料の無料化よりも働く場所の確保を全力でと、これは町民の声なんですよ。そしてまた、ここにこういうふうに書いてあります。もっと優先してやるべきことがあると、これだけ投資しても何人が町に残るのかと、将来ツケが子供たちに重い負担とならないかと。この施設をつくることは将来にわたって責任を負うということですから、このこともぜひ考えていただきたいというふうに思います。

 次の質問に入っていきたいと思います。

 大子町行政評価報告書というのが報告されました。昨日の一般質問でもありましたけれども、この第5次総合計画が今実施されているわけですけれども、毎年度検証し、活動内容を評価し、次年度以降の取り組みに反映させるというふうなことで、数値目標が幾つか設定されているものがあります。その施策を実現させるためにどのような努力をしてきたかお答え願いたいと思います。



○議長(吉成好信君) 町長。



◎町長(益子英明君) 大子町の第5次総合計画の基本計画で定めた施策を計画的かつ効果的に実施するため、本計画に位置づけた具体的な事務事業については、財政状況や社会情勢を考慮しながら毎年ローリング方式により見直しを行っております。総合計画において数値目標を掲げた項目については、これまでは主に担当部署において達成状況等を管理しておりましたが、今後は行政評価の手法にのっとり、まずは担当者が数値目標の進捗状況の確認や前年度の活動内容を目的妥当性、有効性、効率性、公平性の観点から評価し、またそれらを担当課長及び評価委員会が総合的に評価することで次年度以降の取り組みに反映させたいと考えております。

 なお、その評価については町のホームページ等で広く住民に公表し、情報の共有を図ってまいります。



○議長(吉成好信君) 8番、佐藤正弘君。



◆8番(佐藤正弘君) 先ほどもホームページの話が出ましたけれども、ぜひ広報でもわかるような形をお願いしたい。

 副町長に対しての質問ですが、評価対象事業を40事業というふうにしていますけれども、なぜこの40事業が評価対象として選ばれたのかお聞きしたいと思います。



○議長(吉成好信君) 副町長。



◎副町長(成井重美君) ご質問にお答えいたします。

 大子町の行政評価につきましては、平成24年度に本格実施を前提とした試行を行い、平成23年度に実施した事業の中から担当課が選定した22の事務事業について評価いたしました。事業の選定に当たっては、継続して実施されている事業であること、課またはグループが抱える問題の解決を目的とすることなどを考慮いたしました。また、事業実施に当たり町の裁量の余地がないものは対象外といたしました。

 本格実施となった今年度平成25年度は試行の結果を踏まえ、大子町第5次総合計画に掲載された約250の事業の中から、総合計画の政策体系ごとに町民の関心が高いと思われる事業について選定しております。全ての事業について1年間で評価するということは時間的に困難なことであることから、25年度におきましては40の事業に絞って評価したところでございます。

 なお、今回対象にならなかった事業につきましては次年度以降評価することとしております。



○議長(吉成好信君) 8番、佐藤正弘君。



◆8番(佐藤正弘君) 第5次総合計画は平成31年までですので、ちょうど半分になるということで前回も質問させていただきました。実際に行政評価というような形で今回は職員さんが評価しましたけれども、第5次総合計画作成においては町民の代表、幾つかの団体の人たちも入っています。ぜひこの評価をするのにはその人たちも含めて、第5次総合計画が計画されたということから見れば、策定に当たった人たちも実際に自分たちのつくり上げたものの評価をしていくというのは当然のことだと思いますので、その点で外部も含めた評価をする組織が必要ではないかというふうに思いますけれども、その点についてはどのように考えているのかお答え願いたいと思います。



○議長(吉成好信君) 町長。



◎町長(益子英明君) 行政評価につきましては、今回初めての本格実施でありまして、まだまだ制度が浸透していない状況でございます。内容等については、今後も皆さんからご意見をいただきながら進めていきたいと考えております。外部評価制度の導入につきましても、先進地の事例を調査研究し、検討をさせていただきたいと思います。

 以上です。



○議長(吉成好信君) 8番、佐藤正弘君。



◆8番(佐藤正弘君) ぜひ職員以外の人も含めた検討委員会ができるようにお願いしたいと思います。

 次に、コミュニティFMの問題です。

 この問題についてはほかの議員も質問しました。12月からラジオが戸別配付されるということでもうすぐ始まると思うんですけれども、使用方法の徹底というのは先ほど町長が答弁しましたので、これは結構です。

 また、国が実際に進めているデジタル放送というのがありますけれども、今現在でも受信できないような世帯があると。これは別の話なんですけれども、国がやってできなかったけれども、今度のコミュニティFMというのは町主体ですから、町民が受信できないようなことがないようにぜひ確実に対応していただきたいというふうに思いますけれども、その点についてお答え願いたいと思います。

     〔「何を聞きたいのかわからない」と言う人あり〕



◆8番(佐藤正弘君) FM放送を確実に町民全体が受信できるようにすると。



○議長(吉成好信君) 町長。



◎町長(益子英明君) 今現在、奉行平の親局から発信しておりますけれども、当初考えていた以上に受信エリアが広いというのも確認ができております。議員がおっしゃいますように、町内325平方キロメートルに点在する七千数百世帯の全家庭が受信できるように、100%達成できるようにこの整備を進めていきたいと考えております。



○議長(吉成好信君) 8番、佐藤正弘君。



◆8番(佐藤正弘君) 一戸も漏れることのないようにお願いしたい。

 次ですけれども、開発公社への委託というふうな形になりましたけれども、放送内容とか安定した経営、そして町の財政負担ということですけれども、そのことについて簡単にお答え願いたいと思います。



○議長(吉成好信君) 町長。



◎町長(益子英明君) ちょっと長くなろうかと思います。

 開発公社におきまして、11月26日に委嘱いたしました5人の放送番組審議委員による第1回目の放送番組審議会が開催されまして、放送番組の編集の基準を定め、放送番組の編集に関する基本計画が策定されたところであります。これにより具体的な週間放送番組の編集に関する事項を決定し、放送されることとなっております。

 まず、放送時間については1日24時間放送を行い、通常放送では行政情報番組を初め報道番組、地域情報番組、教育・教養番組、観光情報番組、娯楽番組等を放送予定となっておりますが、段階的に内容の充実を図ってまいりたいと考えております。3月いっぱいまでは段階的な内容で放送していきたいということでございます。

 次に、FMだいごの安定した経営、町の財政負担はどのようになるかという質問でありますけれども、コミュニティFM放送局運営につきましては、主に収入として見込まれるものには個人あるいは法人等による広告料収入及び受託料収入があります。これらの収入を伸ばすことが、一般企業と同様、安定した経営体系につながるものであります。

 一方で、不足する場合は町の一般会計より補助を予定しておりますが、その補助金の額につきましては膨大な金額にならないよう十分精査をいたしまして、経営体系のスリム化を図り、経費の節減に努めていただけるよう協議をしてまいりたいと考えております。



○議長(吉成好信君) 8番、佐藤正弘君。



◆8番(佐藤正弘君) 独自に広告と事業収入を自分たちで確保していくということと、それでも不足すれば町の財源が充てられるということですけれども、この間、私たち議員がエフエムあまがさきを視察しました。たしかエフエムあまがさきでは年間1,000万円の広告収入を得ているというような報告があったんですけれども、FMだいごの場合、広告料とその事業収入というのはどのぐらいを見込んでいるのかお答え願いたいと思います。



○議長(吉成好信君) 総務課長。



◎総務課長(笠井喜好君) ただいまの広告料等の収入でございますが、平成26年度について現在見込んでいるものがございます。CM放送収入で約690万円程度、それからその他の収入といたしまして放送の受託収入を450万円程度見込んでいるということでございます。

 以上でございます。



○議長(吉成好信君) 8番、佐藤正弘君。



◆8番(佐藤正弘君) では、その予測の基準になったCMということでちょっとお聞きしたいんですけれども、今の形でいくと、例えば1分間の番組なり1分間のCMを貸し切るというふうになると大体どのぐらいの見積もりを立てているのかお答え願いたいと思います。



○議長(吉成好信君) 総務課長。



◎総務課長(笠井喜好君) このCM放送の広告料でございますが、幾つかのパターン等がございますが、1本当たりの料金として1,000円程度、それからそのCMの制作料に約1万円から3万円程度を見込んでおります。事業者等にもよりますけれども、その回数によって大まかに広告料の金額も変わってくるかと思いますが、現在見込んでいるものの中では年間に10万円から20万円程度、そういった金額が算出されております。

 以上でございます。



○議長(吉成好信君) 8番、佐藤正弘君。



◆8番(佐藤正弘君) 10秒単位、1分単位とかかなりあるみたいですから、個別にそれは後で聞きに行きたいと思います。

 最後の質問になりますが、教育、子育て支援について。時間がないので、1つ飛ばしましてこの質問に入りたいと思います。

 来年4月に、小学校6年生と中学校3年生を対象にした全国学力テストというのが行われます。この小学校6年生と中学校3年生ということになると、例えば大子町の小学校でいくと、だいご小が55名、依上小が14名、袋田小が4名、黒沢小が6名、さはら小が7名、上小川小が10名、生瀬小が10名ということで合計で106名、かなり大規模な学校から袋田小みたいに4名しかいない学校もあるということ、また中学校では大子中が72名、大子西中が17名、南中が16名、生瀬中が19名ということで生徒数が少ない学校もある。

 そして、場合によっては、例えば人数が少ないところで休んだりするとその平均の点数が、個人個人が特定されたりする可能性もあるのではないかというふうに心配されるわけですけれども、かつて全国ではその学力テストの成績を上げるために特定の生徒を休ませるとか、実際に起こったことですけれども、あと学力テストのための勉強をさせるとか、そういう悪いことも実際に行われた。それから、そのテストを見て、テストの平均点が高い学校に子供たちが入っていくというようなことも行われたと、この町のことではありませんけれども、そのような弊害もあったということですけれども、テストそのものと学校別の公表についてどのように考えているのか、教育長、お答え願いたいと思います。



○議長(吉成好信君) 教育長。



◎教育長(都筑積君) 佐藤議員のご質問にお答えいたします。

 まず、この調査は国が行う調査でございます。したがいまして、そこで得た結果を有効に活用すれば私どもが行っている教育改善につながる、その資料としては極めて有効な資料だと捉えております。学校においても、学校が行う指導、それから施策等についてこの結果を活用すれば、極めて指導上の教育改善が図られると期待しております。

 なお、結果の公表でございますが、議員ご指摘のように、そういう事案も過去には報告されております。したがいまして、今回、教育委員会レベルで各学校ごとの結果を公表することができるというように実施要項が変更になりましたが、目的等については何ら、平成19年度から開始されたその実施要項の目的に反するものではございません。改善を図るためにこの調査を行うと。

 したがいまして、私どもが気をつけなければならないのは、個人情報の保護という立場を十分考えてあげて、例えば、先ほどお話にありましたように、ある学年の人数が4名という学校があります。その4名が特定できるおそれがあるときには学校ごとの公表は、私は現時点では行うべきではないというふうに考えております。

 以上です。



○議長(吉成好信君) 8番、佐藤正弘君。

 あと4分弱であります。



◆8番(佐藤正弘君) その点を十分に検討をお願いしたいと。できれば学校ごとの公表はするべきではないというふうに思います。

 次に、最後の質問ですけれども、子供たちに関係があるんですけれども、子育て支援住宅というのが3地域であります。この子育て支援住宅は、地域の活力と少子化対策、そしてコミュニティーを守る上では重要な町の施策だと思います。それで、今、えのき台住宅、ふくろだ駅前住宅、上小川住宅というのがありますけれども、建設課長、それぞれこの世帯には子供たちが何人いるかお答え願えますか。



○議長(吉成好信君) 建設課長。



◎建設課長(沼田一男君) ではただいまのご質問にお答えします。

 えのき台住宅には小学生6名、未就学児12名で合わせて18名の子供さんがいます。ふくろだ駅前住宅には小学生7名、未就学児21名で合わせて28名がおります。上小川住宅には小学生2名、未就学児15名、合わせて17名おります。3住宅を合わせまして小学生、未就学児を合わせて63名の児童がおります。

 以上です。



○議長(吉成好信君) 8番、佐藤正弘君。



◆8番(佐藤正弘君) 今、建設課長から答えがありました。私も、その3地域の子育て支援住宅に63名の子供たちがいるということなので、この子育て支援住宅というのは当初の目的を十分達成しているのではないかというふうに思いますけれども、その点は建設課長どうですか。



○議長(吉成好信君) 町長。



◎町長(益子英明君) 子育て支援住宅はあくまでも子育ての世帯を募集して入れたわけでありますから、当然そういう結果になるのは当たり前だと考えております。

 今現在、池田住宅の建てかえの準備を進めているわけでありますけれども、この中では3DK、2LDKの面積の広い、約76平米といった面積の子育てのしやすい住宅への建てかえという計画も立てておりますので、子育て住宅だけでなくそういった住宅においても対応ができるんではないかなと考えております。



○議長(吉成好信君) 8番、佐藤正弘君の一般質問は終わりました。

     〔「議長、答弁漏れについて」と言う人あり〕



○議長(吉成好信君) 企画観光課長。



◎企画観光課長(菊池章夫君) 申しわけありません。先ほどの答弁漏れの部分につきまして、お答えしたいと思います。

 シンポジウムの参加者数でございますけれども、当日の資料の配布状況から約150人と捉えております。

 以上です。

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△散会の宣告



○議長(吉成好信君) 以上で本日の日程は全部終了しました。

 本日はこれにて散会いたします。

 ご苦労さまでした。



△散会 午後2時01分