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茨城県 東海村

平成28年  6月 定例会(第2回) 06月01日−01号




平成28年  6月 定例会(第2回) − 06月01日−01号









平成28年  6月 定例会(第2回)



東海村告示第87号

 平成28年第2回東海村議会定例会を次のとおり招集する。

  平成28年5月17日

                            東海村長 山田 修

1 期日  平成28年6月1日

2 場所  東海村議場

          平成28年第2回東海村議会定例会

                会期日程



日次
月日
曜日
開議時刻
区分
摘要


第1日
6月1日

午前10時
本会議
会議録署名議員の指名
会期の決定
諸般の報告
行政報告
議案上程及び議案説明
請願


第2日
6月2日


休会
 


第3日
6月3日


休会
 


第4日
6月4日


休会
 


第5日
6月5日


休会
 


第6日
6月6日


休会
 


第7日
6月7日


休会
 


第8日
6月8日


休会
 


第9日
6月9日

午前10時
本会議
一般質問


第10日
6月10日

午前10時
本会議
一般質問


第11日
6月11日


休会
 


第12日
6月12日


休会
 


第13日
6月13日

午前10時
本会議
一般質問


第14日
6月14日


休会
 


第15日
6月15日


休会
 


第16日
6月16日


休会
 


第17日
6月17日


休会
 


第18日
6月18日


休会
 


第19日
6月19日


休会
 


第20日
6月20日

午前10時
本会議
追加議案上程及び議案説明
議案審議
閉会中の継続審査・調査申し出



          平成28年第2回東海議会定例会

                         平成28年6月1日(水曜日)

1.議事日程(第1号)

   第1 会議録署名議員の指名

   第2 会期の決定

   第3 諸般の報告

   第4 行政報告

   第5 議案上程及び議案説明

   第6 請願

2.会議に付議した事件

   議事日程第1 会議録署名議員の指名

    7番 植木伸寿議員 8番 岡崎 悟議員 10番 吉田充宏議員

   議事日程第2 会期の決定

    6月1日から6月20日までの20日間

   議事日程第3 諸般の報告

   議事日程第4 行政報告

    報告第3号〜報告第8号(別掲)

   議事日程第5 議案上程及び議案説明

    承認第3号〜承認第8号(別掲)

    議案第49号〜議案第54号(別掲)

   議事日程第6 請願

    請願第28−1号(原子問題調査特別委員会委員長報告)

    請願第28−3号・請願第28−4号(別掲)

3.出席議員は次のとおりである。(20名)

    1番  新垣麻依子議員      2番  清宮寿子議員

    3番  笹嶋士郎議員       4番  寺門定範議員

    5番  阿部功志議員       6番  村上 孝議員

    7番  植木伸寿議員       8番  岡崎 悟議員

    9番  舛井文夫議員      10番  吉田充宏議員

   11番  武部愼一議員      12番  恵利いつ議員

   13番  江田五六議員      14番  大名美恵子議員

   15番  河野健一議員      16番  越智辰哉議員

   17番  大内則夫議員      18番  村上邦男議員

   19番  飛田静幸議員      20番  鈴木 昇議員

4.欠席議員は次のとおりである。(0名)

5.説明のため会議に出席した者は次のとおりである。

 村長      山田 修       副村長     萩谷浩康

 教育長     川崎松男       村長公室長   箭原智浩

 総務部長    佐藤文昭       村民生活部長  川崎明彦

 福祉部長    中村正美       建設農政部長  荒川直之

 会計管理者   永井 明       教育次長    大内伸二

 監査委員               農業委員会

         川崎秀雄               澤畑佳夫

 事務局長               事務局長

6.本会議の書記は次のとおりである。

 議会事務局長  河野通則       次長      関田砂織

 主任      片野智康       主事      佐藤直哉



△開会 午前10時00分



○舛井文夫議長 おはようございます。ご参集ご苦労さまです。

 ただいまの出席議員は20名であり、定足数に達しておりますので本定例会は成立しております。

 それでは、ただいまから平成28年第2回東海村議会定例会を開会いたします。

 これより本日の会議を開きます。

 議事日程を報告いたします。

 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付しました日程表により議事を進めたいと思います。

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△議事日程第1 会議録署名議員の指名



○舛井文夫議長 日程第1、会議録署名議員の指名を議題といたします。

 会議録署名議員は、東海村議会会議規則第126条の規定により3名を指名いたします。

 7番、植木伸寿議員、8番、岡崎悟議員、10番、吉田充宏議員。

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△議事日程第2 会期の決定



○舛井文夫議長 日程第2、会期の決定の件を議題といたします。

 お諮りいたします。

 会期につきましては、お手元に配付しました会期日程案のとおり、本日から6月20日までの20日間としたいと思いますが、ご異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 異議なしと認め、本定例会の会期は本日から6月20日までの20日間と決定いたしました。

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△議事日程第3 諸般の報告



○舛井文夫議長 日程第3、諸般の報告を行います。

 監査委員から平成28年1月分から3月分までの出納検査結果及び平成27年度定期監査結果の報告がありましたので、その写しをお手元に配付してあります。ごらんおきをお願いします。

 以上、諸般の報告を終わります。

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△議事日程第4 行政報告



○舛井文夫議長 日程第4、行政報告を議題とします。

 行政報告を許します。

 村長。



◎山田修村長 (登壇)おはようございます。

 平成28年第2回東海村議会定例会の開会に当たり、行政報告等を申し述べさせていただきます。

 初めに、先の平成28年熊本地震によりまして亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様に謹んでお見舞いを申し上げます。今後は一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。

 それでは、第1回定例会後の状況につきまして3点ほどご報告させていただきます。

 まず、中丸小学校の新校舎につきましては約3年間の工事期間を経て完成し、3月19日には新校舎完成を祝して記念式典を開催いたしました。議員の皆様におかれましても、ご出席ありがとうございました。

 新校舎は、中丸小学校のシンボルである「花と本と絵」が各所に演出され、木のぬくもりを感じることのできる温かみのある校舎となっており、子どもたちも生き生きと学校生活を送っております。現在はサブグラウンドや職員駐車場等の外構整備工事を進めており、この6月末には全ての工事が完了する予定でございます。

 次に、東海村広域避難計画に関する住民意見交換会を先月、各コミュニティセンターにおいて開催いたしました。188名の方々にご参加いただき、広域避難計画案の内容に関しまして多くのご意見やご提案をいただくことができました。今後はさまざまな事業者、団体関係者など、より多くの方々への丁寧な説明を重ねるとともに、関係機関との協議を着実に進めてまいります。

 なお、現在行っておりますパブリックコメントによるご意見とあわせて内容を精査し、原子力災害時における1つの基本形としてお示しする広域避難計画をより実効性の高いものにしてまいりたいと考えております。

 最後になりますが、先月16日、村内30の各単位自治会及び東海村自治会連合会と「協働の事業」に関する協定を締結しました。また、同日、日本赤十字社東海村分区、青少年育成東海村民会議及び東海村社会福祉協議会におきましても、同様の協定を締結したところであります。

 村は今年度から行政協力員制度を廃止したところでありますが、昨年度まで行政協力員へ依頼した業務を精査し、各単位自治会及び村が協働で行う必要があると認める事業について協議し、互いの連携のもと協定に基づき推進することといたしました。

 今後は毎年度、各単位自治会との協議により事業の見直しを行っていきたいと考えております。

 なお、協定の締結については、広報とうかい及び村公式ホームページでご紹介させていただきます。

 それでは、行政報告の案件を申し上げます。

 報告第3号 平成27年度東海村一般会計継続費繰越計算書につきましては、平成25年第2回及び第3回、平成26年第1回及び第4回、平成27年第1回並びに平成28年第1回定例会で議決をいただきました平成27年度継続費予算現額8億9,502万1,100円につきまして、17万6,960円を平成28年度へ逓次繰り越しましたので、地方自治法施行令第145条第1項の規定により報告するものでございます。

 報告第4号 平成27年度東海村一般会計繰越明許費繰越計算書につきましては、平成28年1回定例会で議決をいただきました繰越明許費5億2,585万5,000円につきまして、5億2,310万4,000円を平成28年度へ繰り越しましたので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により報告するものでございます。

 報告第5号 平成27年度水戸・勝田都市計画事業東海駅西第二土地区画整理事業特別会計繰越明許費繰越計算書につきましては、平成28年1回定例会で議決をいただきました繰越明許費2,330万6,000円につきまして全額を平成28年度に繰り越しましたので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により報告するものでございます。

 報告第6号 平成27年度水戸・勝田都市計画事業東海中央土地区画整理事業特別会計繰越明許費繰越計算書につきましては、平成28年1回定例会で議決をいただきました繰越明許費2億8,000万4,000円につきまして全額を平成28年度に繰り越しましたので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により報告するものでございます。

 報告第7号 平成27年度水戸・勝田都市計画事業東海村公共下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書につきましては、平成28年1回定例会で議決をいただきました繰越明許費1億1,308万1,000円につきまして、1億958万1,000円を平成28年度に繰り越しましたので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により報告するものでございます。

 報告第8号 平成27年度東海村一般会計事故繰越し繰越計算書につきましては、平成27年中に988万2,000円の支出負担行為を行いました東海十二景看板設置工事が、看板資材の不足により看板制作・納品に遅延が生じ、年度内完成が見込めなかったため、598万2,000円を平成28年度に繰り越しましたので、地方自治法施行令第150条第3項の規定により報告するものでございます。

 以上で行政報告といたします。



○舛井文夫議長 行政報告は終わりました。

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△議事日程第5 議案上程及び議案説明



○舛井文夫議長 日程第5、議案上程及び議案説明を議題といたします。

 今定例会に提出された議案につきましては、お手元に配付しました村長提出議案等一覧表のとおりであります。

 上程議案の提案理由の説明を求めます。

 村長。



◎山田修村長 (登壇)平成28年第2回東海村議会定例会に当たり、提出いたしました議案の概要についてご説明申し上げます。

 今回提出いたしました議案は、専決処分の承認6件、条例の廃止1件、条例の改正4件、協定の締結1件の合計12件でございます。

 承認第3号から承認第5号までは、地方税法等の一部を改正する等の法律及び地方税法施行令等の一部を改正する等の政令の施行に伴い、東海村税条例等の一部を改正する条例、東海村都市計画税条例の一部を改正する条例及び東海村国民健康保険税条例の一部を改正する条例について専決処分をいたしましたので、地方自治法第179条第3項の規定により報告し、承認を求めるものでございます。

 承認第6号 東海村復興産業集積区域における固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例につきましては、東日本大震災復興特別区域法第43条の地方税の課税免除又は不均一課税に伴う措置が適用される場合等を定める省令の一部改正に伴い、専決処分をいたしましたので、地方自治法第179条第3項の規定により報告し、承認を求めるものでございます。

 承認第7号 東海村立幼稚園保育料等徴収条例の一部を改正する条例につきましては、子ども・子育て支援法施行規則の一部改正に伴い、専決処分をいたしましたので、地方自治法第179条第3項の規定により報告し、承認を求めるものでございます。

 承認第8号 平成27年度東海村一般会計補正予算(第8号)につきましては、継続費を変更するため専決処分をいたしましたので、地方自治法第179条第3項の規定により報告し、承認を求めるものでございます。

 議案第49号 東海村立中丸小学校建設基金の設置、管理及び処分に関する条例を廃止する条例につきましては、東海村立中丸小学校建設完了による基金目的達成に伴い、条例を廃止するものでございます。

 議案第50号 東海村東海駅コミュニティ施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例につきましては、東海駅コミュニティ施設の待合室の使用時間を延長し、利用者の利便性の向上を図るため、条例の一部を改正するものでございます。

 議案第51号 東海村スポーツ施設条例の一部を改正する条例につきましては、スポーツ施設の適正利用及びスポーツの振興を図るため、施設及びその敷地内における禁止行為を追加し、東海南中学校夜間照明グラウンドを通年利用とするほか、所要の改正を行うため、条例の一部を改正するものでございます。

 議案第52号 東海村放課後児童健全育成事業の設置及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例につきましては、学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴い、放課後児童支援員の要件として、義務教育学校の教諭となる資格を有する者であって、都道府県知事が行う研修を修了した者を加えるため、条例の一部を改正するものでございます。

 議案第53号 東海村立学校等設置条例等の一部を改正する条例につきましては、公の施設の位置について公図との整合性を図るほか、所要の改正を行うため、条例の一部を改正するものでございます。

 議案第54号 茨城県央地域定住自立圏の形成に関する協定の締結につきましては、茨城県央地域定住自立圏を形成するに当たり、総務省が定める定住自立圏推進要綱に基づき、中心市宣言を行った水戸市との間において協定を締結するため、地方自治法第96条第2項の規定による議会の議決すべき事件を定める条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。

 以上、提出いたしました議案について概要を申し上げましたが、詳細につきましてはお手元の議案書等によりご審議の上、適切なる議決を賜りますようお願い申し上げます。

 また、今会期中に補正予算1件、工事請負契約の締結8件、工事請負契約締結事項中の変更1件、人事案件1件を追加提出いたしたく準備中でございます。後ほど提出いたしますので、よろしくお願いいたします。

 以上で提案理由の説明を終わらせていただきます。

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△議事日程第6 請願



○舛井文夫議長 日程第6、請願の件を議題といたします。

 請願第28−1号 東海第二発電所の安全審査を早急に行うことを国に求める請願については、去る3月1日の本会議において原子力問題調査特別委員会に付託し、本日、原子力問題調査特別委員会委員長より審査終了の報告を受けております。

 それでは、原子力問題調査特別委員会委員長の報告を求めます。

 村上邦男委員長。



◆村上邦男原子力問題調査特別委員長 (登壇)おはようございます。

 それでは、請願審査報告をさせていただきます。

 平成28年6月1日、東海村議会議長、舛井文夫様。原子力問題調査特別委員会委員長、村上邦男。

 請願審査報告書。

 本委員会に付託されました請願を審査した結果、次のとおり決定したので、東海村議会会議規則第100条第1項及び第2項の規定により報告いたします。

 受理番号、請願第28−1号、平成28年3月1日に付託を受けました。件名、東海第二発電所の安全審査を早急に行うことを国に求める請願。審査の結果、採択すべきものということで、本請願は東日本大震災後、東海第二原子力発電所の運転が停止され、新規制基準に基づく安全審査申請が平成26年5月に国に提出されましたが、国による審査の進展が見られず、今後の本村の進むべき方向性を早急に考えるために、東海第二発電所の安全審査を早急に進めることを国に求めるものであります。

 本委員会では、請願者から請願理由について説明を受け、請願に至った経緯、村商工会における関連事業者の経営状況、東海第二発電所の今後の方向性について議論が深まらないことへの懸念等について確認をしました。

 東日本大震災から5年を経過する中、国の審査のおくれは本村における安全対策をさらに停滞させることになり、本村の方向性について議論の停滞を招くことから、国は早急に東海第二発電所の安全審査を進めるべきである。

 よって、本請願は採択すべきものと決定しました。よろしくお願いします。



○舛井文夫議長 報告は終わりました。

 委員長の報告について質疑を行います。

 質疑ございませんか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 質疑なしと認めます。

 これで質疑を終了します。

 これから討論を行います。

 討論はございませんか。

 じゃ、大名議員。



◆14番(大名美恵子議員) (登壇)おはようございます。日本共産党の大名美恵子です。

 請願第28−1 東海第二発電所の安全審査を早急に行うことを国に求める請願の採決に当たり、反対の立場から討論を行います。

 まず、請願書は九州電力川内原発1号機及び2号機が地元の了解を得て再稼働し、現在も安全に運転を継続していると述べています。

 九州電力は川内原発の重大事故時の拠点施設、免震重要棟建設を前提に川内原発を再稼働させました。しかし、規制委員会の審査後、免震重要棟建設を撤回し、現在ある代替緊急時対策所と新たな耐震支援棟に置きかえるとし、原子力規制委員会から理由が不明確だと批判を受けていました。しかし、九電は同等の安全性が確保できるとして、方針は変えない方向です。九電のこの対応は適合性審査の意義を真摯に捉えない傲慢さがうかがえます。電力会社のこうした姿勢は福島第一原発事故に学んでいるとは考えられず、新たな事故を起こしかねないと不審を大きくします。

 加えて、昨年8月25日付朝日新聞発表によれば、川内原発の再稼働に対する全国世論調査の結果は「再稼働してよかった」は30%、「よくなかった」が49%以上となっており、再稼働に地元の了解を得ていると言いながら、住民の意思が反映されているとは言えないものです。

 次に、同じく関西電力株式会社高浜発電所3号機は地元の了解を得て再稼働し、現在も安全に運転を継続していると述べています。請願提出時とのタイムラグがあったとは思いますが、現実と大きく違っています。

 高浜原発3、4号機は2015年2月12日、適合性審査の結果、基準を満たしているとされたものですが、4号機が再稼働準備中の2月20日、放射性物質を含む水漏れ、29日には原因不明の原子炉自動停止となりました。そして、今年3月9日、大津地裁が高浜原発3、4号機の運転差しとめの仮処分決定を出され、稼働中の3号機も10日から運転停止となっています。

 これらは、適合性審査の終了が安全確保を意味するものではないこと、地元了解を得て再稼働という手続も十分な議論が必要とされていることが証明されたと言えます。審査を早めることは事故の引き金となりかねないと言わざるを得ません。

 さらに請願は、原子力規制委員会の審査の遅延等により、プラントの安全性が確認されていないため、村内経済の多くの業種で売り上げが減少し、経営が大変厳しくなっている、請願者としては、震災以前のように定検や補修作業による仕事の確保、流入人口の増大による宿泊者増などで収益拡大を図りたいと考えている。そのことが東海村の発展に結びつくと結論づけています。つまり村内商工業の振興を原発に大きく依存して進めようとしている請願です。再稼働に頼る村づくりを進めることは、使用済み核燃料の増大など行き場のない放射性廃棄物の問題ほか過酷事故は当然想定され、福島原発事故から何も学べないまま、同じことが繰り返されることになります。

 東海第二原発は福島第一と同型のBWRです。福島原発の過酷事故の解明が進んでいない中で、今年11月で稼働38年を迎える老朽原発です。この東海第二原発の審査を慎重に進める規制委員会に、村議会が審査を急げと求めることが適切かどうか、大きな疑問を抱かざるを得ません。

 本請願の請願者である東海村商工会は、本村が一自治体としてあり続ける上で、これまでも、そしてこれからも行政も村民も大変お世話になっている事業者の方々で構成されていることは誰もが理解するところです。構成される各事業者さんには、ぜひとも活発な事業展開を望むものです。

 一方で、朝日新聞取材班が書籍にまとめ、2014年2月7日に発売された「それでも日本人は原発を選んだ」は、今を生きる私たちに学ぶべき重要な事実と視点を提供しています。本村に原研設置が決まった後、国の原子力委員会は、初の原子力施設集積地の都市計画が一地域だけの問題ではないことから、1962年に専門部会を設置し、地帯整備に乗り出した。2年後の答申は、原子力施設周囲は居住にふさわしくないと結論づける内容であった。また、専門部会、小委員会の松井達夫委員長は、原子力事業所は現在この地域に集団住宅を設けておるのは望ましくないし、児童集団施設や小児病院等も好ましくないので、この地域から去るべきであると発言をしていた。しかし、村としての当時の理解は、安全を前提にしたものに落ち着いたと、今は亡き須藤浩三氏の言葉「安全な施設だということで受け入れたのだから、人口抑制は困る」と答申は受け入れなかったと紹介をしています。

 答申を蹴ってから47年後に福島原発事故が起きましたが、甚大な住民犠牲の解決と事故収束の方向性を見出すことができないでいます。今、ここまで人口過密の東海村となり、東海第二原発から30キロ圏内には94万人が住むとも言われる立地環境の中で、本村の地域経済の発展及び村の財源確保とまちづくりを考えるなら、東海第二原発の再稼働は求めず、原発を中心とする原子力に依存しない村づくりと商工業の振興を図ることに踏み切ることこそ、村としての住民の命と暮らし、環境を守る最良最善の道ではないでしょうか。村も議会も商工業者も、この視点で力をあわせることこそ重要と考えます。

 以上述べまして、本請願に反対する討論といたします。



○舛井文夫議長 ほかにございませんか。

 阿部議員。



◆5番(阿部功志議員) (登壇)5番、阿部功志です。反対の立場から討論いたします。

 意見書の話し合いのときにも述べたことですけれども、基本的に原子力規制委員会は3条委員会に属しており、国から規制委員会にあれこれと、いわば圧力をかけるような形になるような要請をすることは許されるものではありません。これがまず1つです。

 もう一つ、審査は安全を何よりも優先すべきものであって、早急に審査を行うという要求は適切なものとは思えません。

 3つ目に、商工会の請願を出した根拠、理由としては、東海第二原発の将来によって、自分たちの生活が左右されるというものです。大震災を踏まえて、どのようにそれまでのあり方を見直したのか、考えを変えたのか、何を学んで、どう生かしたのか、これをなかなか見ることはできないわけですが、そもそもが原発にむしろ依存しない将来のあり方をこそ村全体で今後考えていくべきものであって、東海第二原発が将来どうなるかということを決めなければ先が見えないというふうなそういう、いわば思考停止したような考え方ではなくて、東海第二原発の将来にかかわりなく村の将来をやはり考えていくべき姿勢が何よりも求められているというふうに考えます。この請願はしたがって、今申し上げたような理由により私としては反対いたします。

 以上です。



○舛井文夫議長 ほかに討論はございませんか。

 清宮議員。



◆2番(清宮寿子議員) (登壇)議席番号2番、清宮寿子です。請願第28−1 東海第二発電所の安全審査を早急に行うことを国に求める請願に反対の立場から討論を行います。

 東海村は原発立地のパイオニア的存在であり、原子力産業が集積している村であるからこそ、村民の安全確保のためのルールづくりを率先して行う必要があると考えます。福島原発事故から5年以上も経過しているのに、いまだに10万人の避難者がいるという現実を見れば、避難計画も含めた安全性をいかに確保するかを最優先に考えなければならないと思います。

 当請願は、商工業者が経営的に厳しい状況にあるから、早急に規制委の判断を求めるというものです。そこには村民全体の安全を確保するという視点が見えません。

 また、請願には、規制委の審査結果に基づき東海村の発展、村内経済を見据えた議論を進めてほしいとあります。審査結果に左右されることなく、原発マネーに頼ることなく、東海村の商工業を発展させていくためにどうしたらよいか議論し、試行錯誤していくことこそが今求められていると考えます。

 以上の点から、私は採択に反対いたします。



○舛井文夫議長 ほかに討論はございませんか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 これで討論を終了します。

 これから請願第28−1号 東海第二発電所の安全審査を早急に行うことを国に求める請願について採決します。

 この請願に対する委員長の報告は採択すべきものです。

 請願第28−1号について採択することに賛成の方は起立願います。

     〔起立多数〕

 よって、請願第28−1号は委員長の報告どおり、起立多数で採択することに決しました。

 次に、本会期までに受理した請願についてです。

 本会期までに受理した請願は、お手元に配付した請願書一覧表のとおりであります。

 請願第28−3号 「地域と住民の安全確保を強めるために日本原電が『安全協定』を見直すよう求める行動を要請する意見書」の採択を求める請願書につきましては、原子力問題調査特別委員会に付託したいと思いますが、ご異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 異議なしと認めます。請願第28−3号は原子力問題調査特別委員会に付託することに決しました。

 請願第28−4号 東海村広域避難計画の策定にあたり、「『現実的な避難訓練の実施』と『計画の検証機関』を、茨城県及び東海村に求める意見書採択」を早急に求める請願については、建設農政委員会に付託いたします。

 以上をもちまして、本日の議事日程に記載された事件につきましては全て終了いたしました。

 本日はこれをもちまして散会といたします。

 ご苦労さまでした。



△散会 午前10時35分