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茨城県 小美玉市

平成23年 12月 定例会(第4回) 12月16日−04号




平成23年 12月 定例会(第4回) − 12月16日−04号







平成23年 12月 定例会(第4回)



          平成23年第4回小美玉市議会定例会

議事日程(第4号)

                  平成23年12月16日(金)午前10時開議

 日程第1 一般質問

 日程第2 議案上程

      議案第89号 小美玉市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について

      議案第90号 小美玉市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について

      議案第91号 小美玉市スポーツ振興審議会条例の全部を改正する条例について

      議案第92号 平成23年度小美玉市一般会計補正予算(第4号)

      議案第93号 平成23年度小美玉市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)

      議案第94号 平成23年度小美玉市後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第2号)

      議案第95号 平成23年度小美玉市下水道事業特別会計補正予算(第4号)

      議案第96号 平成23年度小美玉市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)

      議案第97号 平成23年度小美玉市戸別浄化槽事業特別会計補正予算(第3号)

      議案第98号 平成23年度小美玉市介護保険特別会計補正予算(第2号)

      議案第99号 平成23年度小美玉市病院事業会計補正予算(第3号)

      議案第100号 平成23年度小美玉市水道事業会計補正予算(第2号)

      議案第101号 市道路線の認定について

      請願第6号 「東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う小美玉市放射能対策」に関する請願書

      陳情第2号 「東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う小美玉市の子どもへの安全対策」に関する陳情書

      陳情第3号 「緊急事態基本法」の早期制定を求める意見書提出に関する陳情書

  (議案質疑)

  (委員会付託)

  (散会)

出席議員(20名)

      1番  谷仲和雄君        2番  長島幸男君

      3番  中根要樹君        4番  岩本好夫君

      5番  山本信子君        6番  福島ヤヨヒ君

      7番  藤井敏生君        8番  小川賢治君

      9番  大槻良明君       10番  萩原 茂君

     11番  加藤吉博君       12番  関口輝門君

     13番  笹目雄一君  (副議長)15番  戸田見成君

     16番  田村昌男君       17番  市村文男君

     18番  木名瀬幸吉君      19番  中村 強君

     20番  荒川一秀君   (議長)21番  村田春男君

欠席議員(2名)

     14番  古谷庄二君       22番  野村武勝君

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説明のため出席した者

 市長          島田穣一君   副市長         鶴町和夫君

 教育長         沼田和美君   市長公室長       金子政巳君

 総務部長        伊野美也君   市民生活部長      長谷川正典君

 保健福祉部長      樽見博文君   産業経済部長      東ケ崎文則君

 都市建設部長      森島和久君   小川総合支所長     根崎宏二君

 玉里総合支所長     近藤敏夫君   教育次長        小松修也君

 水道局長        藤田幸生君   消防長         重藤 勤君

 会計管理者       清水章夫君   監査委員事務局長    滝ケ崎文雄君

 農業委員会事務局長   島田誠志君   秘書広聴課長      白井福夫君

 総務課長        藤枝 誠君   財政課長        田中正志君

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議会事務局職員出席者

 議会事務局長      長谷川 進   次長          平本喜代治

 書記          菊田裕子    書記          平 喜代志

     午前10時00分 開議



△開議の宣告



○議長(村田春男君) おはようございます。

 この際、発言する議員の皆さんにお願いします。一般質問では通告の範囲内での発言をお願いします。さらに、再質問の発言の際は、項目ごとに、再質問か要望かを明確に発言するようお願いいたします。また、執行部においては簡潔・明瞭なる答弁をお願いいたします。

 また、昨日の山本議員の冒頭の発言については、議事録から削除します。

 ただいまの出席議員は19名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。

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△一般質問



○議長(村田春男君) 日程第1、一般質問を行います。

 通告順に従い、順次発言を許します。

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△谷仲和雄君



○議長(村田春男君) 谷仲和雄君。

     〔1番 谷仲和雄君 登壇〕



◆1番(谷仲和雄君) おはようございます。

 1番、谷仲和雄、通告に従いまして1点目、スポーツシューレ公園について、2点目、これからの小美玉市の小・中学校のあり方について、3点目、敬老の日のお祝い品について。以上、3点を質問いたします。

 まず、質問に至ります経緯からご説明させていただきます。

 小美玉市は豊かな自然と恵まれた土壌、日本第2の湖である霞ヶ浦を有し、茨城空港の開港、常磐高速、北関東自動車道の高速道路網にもアクセスがよく発展する可能性を十分に秘めた地域であります。現在、小美玉市総合計画に基づき、まちの将来像である「人が輝く 水と緑の交流都市」の実現に向けた施策が具体的な事業となって動き出しているところであります。

 市北部にスポーツシューレ公園、茨城空港周辺地域に空の駅、そして、霞ヶ浦沿岸地域交流施設、これら3つの交流施設は人の流れ、交流人口の拡大による地域振興、地域特性を活かした小美玉市の一体化と均衡ある発展を目的に計画されたものです。

 小美玉市が誕生し、6年目を迎え、今までに築いたまちづくりの基礎、基盤の上に具体的なまちの骨格を固めていく、これからの4年間が小美玉市にとって極めて重要な時期であることは、皆様ご承知のとおりでございます。これからは、地域間競争の時代であります。ほかの地域との差別化、オンリーワンのまちづくりを推進しなければ、私たちの暮らすまち小美玉市の発展はあり得ません。

 私は、持続可能な小美玉市の構築と子供からご高齢者まで各世代の皆様がいきいきと暮らせる地域社会の実現を政策に掲げております。そして、これからの行政は、シンプルに行うべきという持論を展開しております。行政は、義務教育、消防、防災、生活保護を初めとする福祉、生活基盤の整備など、市民生活に必需性の高い事業に特化する一方、趣味、娯楽性の高いスポーツ、文化、保養施設に代表される福利厚生事業は、自主運営が可能な運営形態へと改善を図った上で、民間委託を積極的に推進する、すなわち、官と民の役割分担の明確化が必要であると考えております。

 持続可能な行財政の構築には、選択と集中のもと、しっかりと生活の足元を固めつつ、10年、20年先のビジョンを選びながら行財政のスリム化と市の成長戦略、この両面からのアプローチが必要となります。

 行財政改革の推進はもとより、財源の拡大方策、成長戦略への構想がなければ市財政の先細りは明白であり、それらの観点からスポーツシューレ公園整備事業については、重複した類似の公共施設のあり方を含めた合併効果の検証、小美玉の資源を生かした地域振興、子供たちの健全育成、ランニングコストなど、これらを踏まえ客観的に論点を整理し、大局観を持って建設的な議論をするべきと考えております。

 そこで1点目の質問です。スポーツシューレ公園整備事業についてお伺いいたします。

 スポーツシューレ公園の施設形態には宿泊機能が備わっており、小美玉市民の利用はもとより、市外からの集客及び集客効果による外貨獲得の手段を持ち得ている点において既存の運動公園との差別化が図られております。

 また、合併後、重複した運動公園維持による恒常的な赤字収支の改善を図るべく、スクラップ・アンド・ビルドという発想のもと、体育施設整備基金、約3億7,000万円を活用し、段階的に体育館などを整備することにより運動公園再編の一助にもなると考えます。

 その一方で、3月に起きた福島第一原子力発電所の事故を受け、Jヴィレッジが原発事故対応の拠点となっていることは、皆様ご承知のとおりでございます。

 茨城県にも東海第二原子力発電所があり、半径30キロ圏外に位置するスポーツシューレ公園は高速道路網にも近く、緊急時の広域避難場所としての位置づけが可能であると考えます。

 それらを踏まえ、スポーツシューレ公園、サッカーの特化施設からのスタートですが、段階的に体育館などを整備し、複合的な運動施設とすることで、運動公園の再編につなげる選択肢はございますか。また、緊急時、県の防災公園としての活用を茨城県と協議してはどうでしょうか。答弁をお願いいたします。

 次に、子供からご高齢者まで各世代の皆様がいきいきと暮らせる地域社会の実現という観点から、まず、学校耐震化の早期完了と、すべての教室にエアコンを設置し子供たちの学習環境の改善を求めます。

 小美玉市内小・中学校の学校耐震化率は、平成22年度末で58.8%、幼稚園を含めると57.6%であります。小・中学校における全国平均80.3%、茨城県平均64.1%と比較すると、おくれている状況であります。

 また、少子化の影響による児童・生徒数の減少から教育委員会において小美玉市学校規模学校配置適正化検討委員会が設置され、これからの小美玉市の小・中学校のあり方、小学校、中学校の規模と配置のあり方についての検討がなされているところであります。

 ここで2問目の質問をいたします。学校耐震化の完了予定と今後の児童・生徒数の推移を含め、学校規模、学校配置適正化検討委員会における検討状況、そして学習環境の改善という点から、すべての教室にエアコンの設置の検討がなされているか、ご答弁をお願いいたします。

 最後の3問目は、質問というよりは要望でございます。

 敬老の日のお祝いの品について。例年の傾向を見ますと特産品の一つであるヨーグルト製品であります。毎年、皆様が楽しみになされている敬老の日のお祝いの品を納豆や霞ヶ浦産の佃煮など現行のヨーグルト製品を含め毎年交代、3年ごとのローテーションで進呈することは可能であるかご検討を賜りますようお願い申し上げまして、1回目の質問を終わらせていただきます。



○議長(村田春男君) 谷仲和雄君の質問の1点目、スポーツシューレ公園について並びに質問2点目、これからの小美玉市の小・中学校のあり方についての答弁を求めます。

 小松教育次長。

     〔教育次長 小松修也君 登壇〕



◎教育次長(小松修也君) 改めまして、おはようございます。

 それでは、谷仲議員の最初のご質問、スポーツシューレ公園について答弁をいたします。

 小美玉スポーツシューレ公園につきましては、小美玉市総合計画に基づきまして、サッカーを初めとするスポーツレクリエーション施設として整備し、市民のスポーツ活動や健康づくりの振興を初め、内外から多くの利用客が訪れることによる経済効果や交流人口の拡大、さらには次代を担う子供たちの人格形成を図るなど、小美玉市の地域活性化と新たなまちづくりの大きな起爆剤とすることを目的に、その実現のため今日まで事業を推進してまいりました。

 スポーツシューレ公園の整備につきまして、議員のほうから段階的に体育館等整備をとのご提案をいただきましたが、現段階では、まず現在の計画を実現することが基本として考えておりまして、開設後にさらなる需要が高まるなどの状況に応じまして対処していくべきかなというふうに考えてございます。

 また、既存の運動公園の再編についてのご提案もございましたが、既存の運動公園は、市民にとりまして、日常的で身近な活動の場として今後も必要な施設であるととらえております。

 その上で、スポーツシューレ公園は、民間の指定管理者による運営方式を取り入れる、この辺については、これまでの説明の中でもさせていただいている一つの考え方でございますが、この民間の指定管理者による運営方式を取り入れ、その効果を既存の運動公園にも波及させ、これらを相互に連携させることで、効率のよい活力ある新たな運営形態を実現し、これまで以上に市民の皆さんに喜んでご利用いただける施設へと発展させることができるものと考えております。

 さらに議員からご提案をいただきました広域的な避難所、あるいは防災拠点としてスポーツシューレ公園を位置づける考え方は、このたびの東日本大震災や原発事故などを教訓にしつつ、今後も起こり得る災害対策を考えた場合、大変意義のある重要なことだと考えます。

 このため、今後、本事業を進めていく上では、防災機能を充実させることも重視をし、議員や市民の皆様のご理解をいただきながら、県との連携につきましても模索してまいりたいと存じます。

 続きまして、2点目のこれからの小美玉市の小・中学校のあり方につきましてのご質問にお答えをさせていただきます。

 初めに、学校耐震化の完了予定はというお尋ねでございますが、本市の耐震改修促進計画に基づきますと、平成27年度末で学校の耐震化率を90%に引き上げることを目標としておりますが、お尋ねの耐震化の完了はいつかという部分につきますと、この次に答弁をさせていただきます学校適正化の今後の方向性と密接に関連いたしますことから、現時点で明確に完了年次を定めていないという状況でありますことをご理解願いたいと存じます。

 とは申しましても、このたびの大震災、これを教訓にこれまでの文部科学省の補助制度とあわせて、現在、国で計画をされております復興財源などの活用も念頭に置きながら、状況に応じて事業の前倒しを行うなど、学校耐震化の早期達成に向け、全力を挙げていく所存です。

 次に、今後の児童・生徒数の推移を含め、学校規模学校配置適正化委員会における検討状況というお尋ねについての答弁をさせていただきます。

 まず、児童・生徒数の推移ですが、近年、全国的に少子化が進んでいる中で、小美玉市の児童・生徒数も減少している状況でございます。合併直後の平成18年度の小・中学校児童・生徒数は4,817名でございましたが、本年度5月1日現在でこれが4,529名と、5年間で288名減少しており、6年後の平成29年度には約4,200名になるものと、さらに300名以上減少するものと推定されています。

 このような状況を重く受けとめまして教育委員会では、これからの子供たちにとってよりよい教育環境はどうあるべきかという観点から、これからの学校のあり方を検討するため、昨年11月に学校規模学校配置適正化検討委員会を設置をしまして、学校適正化に関する基本的な考え方となる基本方針及び学校適正化の具体的方策となります実施計画の2案についてまとめ、教育委員会に提言していただくことを諮問しております。

 検討委員会の委員は、学識経験者、議会代表、学校長代表、小・中学校の保護者代表及び関係団体の代表者、現在、合わせて18名で組織をされ、これまで14回の会議が開催されてきたところでございます。

 その主な検討状況について申し上げますと、まずは委員の皆さんが今日の学校教育の現状や課題について共通の認識を持つべく、さまざまな視点からの勉強会や学校視察等を行うところから始められ、それだけでも5回にわたって行われてまいりました。その上で、学校適正化の基本方針案づくりに向けた協議がなされてまいりましたが、その中で広く市民の意見を把握するため、小・中学校の保護者、教職員全員を初め市民1,000名など、合わせて5,000名近くに上る方々を対象とする市民意向調査を実施し、その結果も参考にしながら協議が重ねられてまいりました。

 また、会議は公開方式で開催され一般の傍聴もいただいているほか、市のホームページでも会議録や関係資料等を公開し、市民の皆様への情報提供にも努めております。

 現在の進捗状況からいたしますと、年明けには教育委員会に基本方針案の答申がなされるものと思われますので、これを踏まえ教育委員会としての基本方針案を提示し、パブリックコメントにより市民の皆様からご意見をいただき、本年度中を目途に基本方針をまとめてまいりたいと考えております。

 また、その後は、基本方針に基づき、学校適正化の具体的な方策を示す実施計画につきまして引き続き検討委員会に素案づくりをお願いし、答申をいただきながら教育委員会でまとめていく考えでございます。

 学校適正化は、地域の歴史や住民生活に密接につながっている大変デリケートな問題ですが、あくまでこれからの子供たちのためという観点に立ちまして、市として避けては通れない重要なテーマととらえております。

 ただ、その実施に当たりましては、地域の皆様と対話を重ね、十分なご理解を得ながら進めてまいりたいと考えております。

 続きまして、すべての教室にエアコン設置の検討がなされているかというお尋ねについてでありますが、まず、現在の小・中学校のエアコンの設置状況について申し上げますと、小学校が下吉影小、橘小、玉里小、玉里北小、玉里東小学校と、改築によりこのたび新校舎が完成をいたしました堅倉小の合わせて6校、中学校が玉里中の1校に設置をされております。また、改築工事に着手したばかりの小川北中につきましてもエアコンを設置をいたします。

 近年は気象状況の変化に伴いまして、夏の猛暑日が大変多くなり、その対策としてのエアコンは、とても重要な設備ととらえております。したがいまして、市といたしましては新しく学校をつくる、あるいは改築する場合は必ずエアコンを設置していく方針としております。

 先ほど申し上げましたとおり、現在は、まず学校の早期耐震化を最優先に取り組んでいる状況でございますが、子供たちの健康を守る施設環境づくりにつきましてもできる限り努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。

 大変長くなりましたが、以上で答弁を終わります。



○議長(村田春男君) 谷仲和雄君の質問の3点目、敬老の日のお祝いの品について答弁を求めます。

 樽見保健福祉部長。

     〔保健福祉部長 樽見博文君 登壇〕



◎保健福祉部長(樽見博文君) 谷仲議員ご質問の3点目の、敬老の日のお祝いの品についてお答えをいたします。

 敬老会の記念品につきましては現在、各行政区の区長さんや地域住民の方の協力を得て、地区敬老会の開催などにあわせまして70歳以上の方に配付しているところでございます。

 ご質問のありました一般高齢者の方への記念品の配付の件につきましては、現在は小美玉市の特産品であります小美玉市食品公社のヨーグルトセットを配付しているところであります。

 記念品の選定に当たりましては、食品公社のヨーグルト製品であれば、小美玉市の地場産もので本市の特産品であることと、整腸作用や大腸がんの予防、また、インフルエンザの抑制効果があるすぐれた製品であることや、偏った食生活になりがちな高齢者の方にとって栄養バランスがすぐれていることから、選定をさせていただいております。

 さて、納豆や霞ヶ浦の佃煮などを現行のヨーグルトを含め毎年交代で進呈することは可能かとのご質問でございますが、これまでにも敬老会記念品につきましては、区長会や老人クラブの方々などにご意見などをいただいておりますが、なかなかお一人お一人の嗜好や考え方が違うため、記念品の選定については大変難しく、事務局といたしましても苦慮しているところでございます。

 また、1人当たりの予算も限られているため、事業者の方の採算の問題や地区敬老会開催に合わせて配達が可能であるかどうか、また、衛生上の問題など商品によっては対応が困難なものや、敬老会記念品としましてなじまないものも出てくるものと考えておりますので、ただいまご要望ということでございましたが、ただいまの件につきましては、今後の研究課題ということで検討させていただきたいと思いますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げまして、答弁とさせていただきます。



○議長(村田春男君) 再質問はありますか。

 谷仲和雄君。



◆1番(谷仲和雄君) それでは、先ほどの答弁に対しまして3点ほど。

 まず、スポーツシューレに関しまして1点、そしてエアコンの設置について、そして敬老の記念品、これにつきましては再度のお願いということでさせていただきます。

 まず1点目、スポーツシューレ公園につきまして、先ほどのご答弁、スポーツシューレ公園を核に既存の運動公園、この利活用というお話でございますが、この利活用に際しまして現在の施設の運営形態からどのような形、どのような手法で利活用を図っていくか、また、その利活用に当たって収支の面で現時点のあり方と、例えば総合型地域スポーツクラブというのが国の施策として文部科学省がこの施策を推進しております。これは各自治体、地区におきまして1つ設置するということで、何年も前から国のほうでそういう動きをしているということでございます。その総合型地域スポーツクラブの運営形態として、まず多世代、多種目、多趣向という、この3つの多様性があると思います。子供からご高齢者まで世代を超えた交流、そして、さまざまなスポーツを愛好する人々が初心者からトップレベルまでそれぞれの趣向、レベルに合わせて参加できるというメリット、さらに、今までと一番違う点は、地域の住民の皆様が会員として活動へ参加、または、クラブ運営の参画により会員による自主的、主体的な運営が可能となるという点だと思います。

 また、もう一点は、受益者負担の考えに基づき、皆さんが会費を出し合う、そういう形で主体的な運営、そうとらえております。

 やはり既存の運動公園、つくられた当時は右肩上がりの経済成長の時代でもありました。行政が市民の福利厚生を、行政がすべて面倒を見るというのが当たり前の時代であったのですが、これから低成長の時代において、いかに市民の皆様の健康管理、健康増進、そしてスポーツを通しての、やはり青少年の健全育成、そういうものに寄与することが大変多いと思います。

 そこのところを含めまして、その運営、どういう形でと申しますか、どういう行程を踏んで、例えばスポーツシューレ公園を核にそういう設置の準備を進めるとか、そういう形で、なるべく主体的な運営ができる形、そういうものをきちっとつくっていくことが必要だと思います。その辺につきまして、1点お伺いさせていただきます。

 そしてあと2点目、エアコンの設置についてですが、先ほどのご答弁、現在ついている小・中学校、また、この後、改築を行うところはつける予定があると。また、ほかにも改築が順次、進んでいく段階で、まだ改築予定のない学校が幾つか点在するかと思います。その学校においては、例えば空調という形で埋め込むのではなく、どこか教室の端に置くような形、そういう空調の設置と申しますか、そういう形で、また、それを年間のリースということで、その改築まで対応して各学校同じ条件でその設置が可能であると私は考えております。

 また、これに関して国の交付金ですとか、それに該当するもの、例えば、これは今年度まだかと思うんですが、地域活性化交付金のきめ細やかな交付金というところで、そういうところを、あらゆる交付金を英知を絞り出していただいて、まずは見つけてきていただく。そういう行政マンとして英知をいかに発揮していただくか、そういうところにかかってくるかと存じます。そういうところで、そういうエアコンの設置の仕方も検討していただくということをお考えいただきたく存じます。

 そして、敬老の日の記念の品でございますが、例えば、現在のヨーグルトと同等の予算の範囲内でバリエーションのある形、そういうものを、毎年同じではなくて3年に1回違うものというところで、改めてご要望させていただきます。

 以上、3点でございます。



○議長(村田春男君) 再質問の1点目並びに2点目について答弁を求めます。

 小松教育次長。

     〔教育次長 小松修也君 登壇〕



◎教育次長(小松修也君) 谷仲議員のご質問、再質問の1点目、2点目について述べさせていただきたいと思います。

 初めのスポーツシューレ関連の再質問についてでございますが、今、議員のほうから総合型スポーツクラブのご案内をいただいて、ご説明いただいたとおりの総合型スポーツクラブというのはこういうものという題がついて、そのとおりの中身となってございます。

 スポーツシューレ公園には、これまでご説明申し上げてきた考え方の中には、そこのスポーツシューレ公園を整備とその運営の部分については、何とかそこに総合型スポーツクラブの設置をというような考え方がございましたが、今ご説明、議員のほうからいただいたとおり、基本的にはその地域、あるいは民間といいますか、地域の住民の方が主体になり会員制でもって受益者負担で運営をしていくというスタイルですので、これはスポーツシューレに限らず小美玉市のそれぞれ地域であれば、どこでも設置は可能性は秘めているものかなというふうに思います。

 やはり、これを実際にボランティアとかそういう感覚ではなくて、一つの収支も考えた上でこのスポーツクラブというものを運営を考えた場合には、なかなかそう簡単にはできないのかなと思いますし、また、これまでの従来のスポーツクラブというものとは若干意を異にしますので、行政がすべてこれまでのような形で音頭とりをしてやってもらうというのも、長続きをさせるという部分では、かなり大変なものがあるのかなというふうに思います。

 ただ、やはり、こういう総合型スポーツクラブを市町村に1つの設置というのは必ず、これは目標として市のほうにも掲げてありますし、また、国の制度の中でもそのようにうたってございますので、これについては何とか実現を目指したいなというふうに思ってございます。

 それで、この総合型スポーツクラブというふうな運営の考え方、あるいは、これがそのままイメージが今後の運動公園の再編というものと直結するかというところは、いろいろ議論の余地があろうかと思いますが、先ほど申し上げさせていただいたように、ご質問のように、どういうふうな行程を踏んでいくのか、スポーツシューレと既存の運動公園をどういう形で再編といいますか、新たな形で結びつけていくかという部分については、具体的にこうしますという明らかな形ではございませんが、やはり今後のスポーツシューレをどうしていくかという基本的な考え方と並行しまして、できるだけ多くの方々といろいろ議論を交わさせていただいて、そういう中で運営のあり方、事業そのもののあり方というものを検討させていただいて、それが、先ほど私が申し上げました、運営の形態としてスポーツシューレが指定管理者制度というのがやはり一番いいものだというふうな形になってきた場合には、その考え方を導入しながら、指定管理者制度というものを、一つのイメージですが、既存の、今、市が直営でやっておる運営の、そこにもできれば波及をさせて、民間が運営する効率のよい、また、事業展開もいろいろ幅広く多くの地域のためにやっていけるような、そういう民間のノウハウを導入をし、また、収支面でもそういう民間の省力化といいますか、そういうような部分で、今のような形でない新たな、負担の部分はそれで果たしてふえるかどうかというと、むしろ出ていく部分を民間の民間力で抑えて、いわゆる収支の面も改善を図っていく、そういうのが一つの考え方かなと思いますが、いずれにしても、その辺の仕組みについては行政オンリーで考えていくということではなくて、本当に市民との協働でそこの部分の仕組みを考えていければいいかなというふうに考えてございます。

 それから、2点目のエアコンの対応についての問題でございます。

 確かに、今、議員のほうからご提案ありましたような、そういうリース方式の、いわゆる固定式でない簡易式のそういったものも、いろいろ設備もございますので、いろいろご提案ありましたように、幅広い財源を見つけながら、新しい学校、建てかえる学校だけを設置して、ほかは何もしませんよということでは決してございませんので、いろいろな形でやはり子供の健康を守る、そういう対応はできる限りしていきたいと考えてございますので、よろしくお願いしたいと思います。

 以上です。



○議長(村田春男君) 再質問の3点目については、要望であります。

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△中根要樹君



○議長(村田春男君) 続いて、次の通告者の発言を許します。

 中根要樹君。

     〔3番 中根要樹君 登壇〕



◆3番(中根要樹君) おはようございます。

 中根要樹でございます。まだまだ勉強不足でわからない点が多々ございます。市民に信頼される議員活動をしていく所存でありますので、議員各位、あわせて市執行部の皆さんのご指導をよろしくお願いいたします。

 質問が重複いたしますが、ご理解をいただきたいと思います。

 まず、最初に小美玉市スポーツシューレ公園整備事業についてご質問いたします。簡潔に申し述べます。

 市では当事業につきまして、事業着工に向けて着々と準備を進めておりますが、私たちは当初よりこの事業に対しましては事業中止を訴えてまいりました。ご承知のとおり、当事業に対しましては多くの市民が反対を表明し、そのあかしとして一万五千有余名の署名を添えて市に対し事業中止の嘆願、議会にも中止を求める請願書を提出いたしました。

 にもかかわらず市では事業を進めるとのこと、また、議会は不採択の決定をし、今日に至っております。なぜ反対なのかは多くの方々がいろいろな場で意見を述べ、また、説明をされておりますので省かせていただきます。

 市ではこれだけ多くの市民が反対を表明しているのに、なぜ耳を傾けようとしないのでしょうか。この事業をどうしても進めなければならない、何か理由があるのでしょうか。どうしても納得できません。市民が本当に納得できる回答を求めます。

 また、当事業に対しましては賛成されている方もおりますが、その声がなかなか伝わってまいりません。どのような事業においても賛成、反対はつきものですが、これだけ市民が関心を持った事業は今まであったのでしょうか。市ではこれをないがしろにするのではなくて、真の市民の声を聞くべきためにも賛否のアンケート調査を実施し、その結果を尊重すべきであります。

 よって、アンケート調査をする考えはあるのかどうか、お答えいただきます。

 次に、空の駅建設事業についてお伺いいたします。

 当事業については、市報等で建設の概要は知らされておりますが、その内容等については、まだ詳細に示されておりません。今後、茨城空港を核とした市の振興とにぎわいをいかに進めていくことが重要であると、だれもが認識していることは承知のとおりでございます。これらを踏まえ、当事業は大変重要であることは言うまでもありません。市の産業の発展、地産地消、雇用の拡大等、大きな貢献が期待されると思っております。

 しかしながら、当事業には多額の事業費が必要であることは間違いないと思っております。これらを踏まえ、事業内容を詳細に市民に説明し、理解を得ることが肝要であると思います。当事業に対しましても疑問を抱いている市民がいることは間違いありません。今、問題になっているスポーツシューレ公園整備事業の二の舞を踏まないように願うものであります。当事業の内容の説明と今後、事業を進めるに当たって市はどのような対応をしていくのか、お答えいただきます。

 以上です。



○議長(村田春男君) 中根要樹君の質問の1点目、小美玉スポーツシューレ公園整備事業について答弁を求めます。

 小松教育次長。

     〔教育次長 小松修也君 登壇〕



◎教育次長(小松修也君) 中根議員のご質問、小美玉スポーツシューレ公園整備事業についてお答えをいたします。

 まず、なぜ市民の声を真摯に受けとめることができないのかとのお尋ねでございますが、この件につきましては、昨日、福島議員のご質問の中で、沼田教育長の答弁のありました繰り返しのようになりますが、改めて申し上げます。

 市としまして今日まで小美玉スポーツシューレ公園整備事業を推進してまいりましたが、その趣旨が市民の皆様に伝わらず、本事業に対する厳しいご意見をいただいておりますことは、これまでの進め方が十分でなかった点があったと真摯に受けとめております。

 私たちは、これまで事業の進行に合わせて、その都度市民説明会を行ってまいりましたので、市民への説明は丁寧に行ってきたと申し上げてきましたが、多くの方々から説明はほとんどなされていないに等しいとのご意見を何度も伺いました。

 本事業の市民説明会は、ご承知のとおり開催回数が多かったということは事実でございますが、この事業が未来指向型の新しい形の事業であるという性質を勘案いたしますと、確かに、これまでの説明が十分と言えるものではなかったと振り返っております。

 加えて説明会は行政側からの説明が中心となった感があり、市民からの意見や提案、要望などを十分伺う機会が少なかったと感じております。したがいまして、市民の声を聞くためのアンケート調査を実施する考えはあるかとのお尋ねにつきましては、ただいま申し上げましたことを踏まえますと、本事業の趣旨が十分伝わっていない現段階でアンケート調査を行いましても正確な市民の意向を把握することは困難であると思いますので、今後はまず1人でも多くの市民の皆様と接する機会を模索しながらさまざまなご意見等を出していただき、それをもとに論点を整理してまいりたいと考えております。

 また、同時に市民が主体的に事業にかかわる環境づくりに努めたいと思います。その上で、議会を初め市民レベルで議論を重ねていただき、事業内容を固めていきますとともに、広く情報公開を図りながら、市民のコンセンサスを得てまいりたいと存じますので、どうか深いご理解のほど、お願い申し上げます。

 以上で答弁を終わります。



○議長(村田春男君) 中根要樹君の質問2点目、空の駅建設事業について答弁を求めます。

 東ケ崎産業経済部長。

     〔産業経済部長 東ケ崎文則君 登壇〕



◎産業経済部長(東ケ崎文則君) 中根議員のご質問の2点目、空の駅建設事業についてお答えいたします。

 仮称小美玉市空の駅整備事業は、小美玉市総合計画により空港の利用促進、有効利用を目的とし、茨城空港周辺地域を空のゾーンをして位置づけ整備方針が定められております。

 これは、空港の利用促進とあわせ地域固有の地場産業、観光資源、歴史、風土などの歴史資源を有効に活用し、市町村の地域環境が厳しさを増す昨今、小美玉市の特徴として存在する茨城空港を核とした地域振興策の拠点として整備するものであります。

 具体的には、建設予定地は茨城空港沿いの小美玉市山野地内に2万5,809平米の土地を求め、整備を行います。現在、地権者との交渉を進めており、収用法に基づく事業認可申請に向け手続きを行っております。

 また、施設の用途につきましては、直売所及び物販施設、レストラン、多目的室、情報発信の拠点であるウェルカムセンター、トイレ、加工施設、広場、駐車場など、複合施設を整備いたします。平成25年度中のオープンを目指し、取り組んでいるところでございます。

 以上のように、これまでの公共施設とは全く違い、商業施設としての機能を有する面を持ち、さらに安定した経営状態を恒久的に継続しなければなりません。市の対応といたしましては、この施設を小美玉市の農畜産物から生まれる食の文化施設として食をテーマとした多機能施設を整備することで、単なる商業施設を整備するものではなく商品開発の工房であり、また、子供たちへの食育の拠点として位置づけます。また、市民参画による市民の支援体制の構築が必要不可欠であり、市民が支えるコミュニティビジネスの拠点として、この施設に参画する市民の所得向上を目指します。

 今後は、空の駅の支援者づくりを推進するとともに、総務省アドバイザーである金丸弘美氏を招へいし、地域食材を取り入れた観光ブランド化振興事業に着手いたします。

 この施設が市民に愛され、小美玉市を訪れる人々が最終目的地となるよう、本事業へのご支援、ご協力を賜りたいと思います。

 以上をもちまして答弁とさせていただきます。



○議長(村田春男君) この際、議事の都合により午前11時15分まで休憩といたします。

     午前10時53分 休憩

     午前11時13分 再開



○議長(村田春男君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。

 再質問はありますか。

 中根要樹君。



◆3番(中根要樹君) 最初に、小美玉スポーツシューレ公園事業につきましては、私の意見を述べさせていただきます。

 これまで何度となく話し合い、それから議会等の質問を皆さんがしておりますけれども、今まで聞いたところによりますと平行線をたどっているだけでございます。これは決して交わらないと思います。こういうことのないように、今後とも市のほうでは市民への説明、それから我々に対しても、もっと明快な説明を求めます。

 次に、空の駅建設事業でございますけれども、これは質問させていただきます。

 事業年度並びに事業費がわかっていればお知らせいただきたい。それとあわせて事業費の内訳がわかれば、これもお教えいただきたい。

 また、今後これを進めていく上でどのような方法をとっていくのか、あくまでも市民の理解を得られることが大きな要点でございますので、説明会等は細かに実施していっていただいて、市民の納得を得ていただきたい。

 以上です。



○議長(村田春男君) 第1点目は、要望でよろしいですか。

     〔「はい」と呼ぶ声あり〕



○議長(村田春男君) 再質問の2点目について答弁を求めます。

 東ケ崎産業経済部長。

     〔産業経済部長 東ケ崎文則君 登壇〕



◎産業経済部長(東ケ崎文則君) 中根議員の再質問についてお答えをいたします。

 第1点目、事業年度でございますが、事業年度につきましては、25年度中のオープンを目指すということで、24、25でこの事業を実施する予定で、24年度に工事着工、25年度にオープンの予定でございます。

 事業費につきましては、基本設計を得た段階での概算ではありますが、約17億5,000万円でございます。内訳といたしましては、工事費に14億5,000万円、設計及び測量試験費1億円、用地費及び補償費で2億円を想定しております。

 続きまして、今後の予定ということでございますが、策定されました基本設計の内容について、市民説明会の開催、広報紙ホームページを通しての周知をしてまいりたいと考えております。

 また、今後はさらにミニ集会や地区の集会でも空の駅の事業のコンセプトをご理解いただきたいということで、地元集会にも入っていきたいと思いますので、ご支援とご協力のほうをよろしくお願いいたします。

 答弁を終わらせていただきます。

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△長島幸男君



○議長(村田春男君) 続いて、次の通告者の発言を許します。

 長島幸男君。

     〔2番 長島幸男君 登壇〕



◆2番(長島幸男君) 議席ナンバー2番、長島幸男でございます。

 通告に従い、一般質問をいたします。

 小美玉市空の駅整備事業についてお伺いをいたします。

 これは私の地元の事業であります。また、地元民の方々が大変注目をしております。

 1点目は、事業概要についてお伺いをいたします。

 2点目は、完成、運用開始は平成25年9月を予定していますが、現在の事業の進捗状況についてお伺いをいたします。

 3点目は、茨城空港との連携についてお伺いをいたします。

 4点目は、交通網の整備、特に近隣の道路等整備がまだまだのようであります。例を挙げれば市道小20269号線は南に300メートル程度行きますと車が通れないような狭い道になっております。地元では道路拡張を市に要望済みであります。また、この施設の周辺道路もまだまだ狭い道路になっております。そのほか、周辺の環境面に配慮していることがありましたら、お聞かせをいただきたい。

 5点目は、これが私の一番重要な点でありますが、大きな事業計画のときは市民の意見、要望等、話し合いの場を持ち、昨日、教育長の答弁にもありましたが、市民との合意の上での施設づくりということで努めてほしいと思います。

 私は、政治の基本は市民一人一人が主人公をモットーに、そこに住んでいる人の声を大切にした市民の喜び、悲しみを共有すること、こういうことを考えながら市政の発展に尽くしたいと思います。

 また、茨城空港を訪れる観光客を対象にしていると思いますが、小美玉市はもちろん、周辺町村からの客を対象に地元の方々が常時利用していくことが重要であると思います。地元の方々が仕事が終わった後でここで飲み物や食事をする、地元の人が利用しやすいような施設を希望します。

 また、雇用については物産展、レストラン等、地元の雇用をお願いしたい。空の駅は、茨城空港及び周辺地域の活性化を促進し、空港を中心とした魅力あるまちづくりとして私は期待しております。

 以上で質問を終わります。



○議長(村田春男君) 長島幸男君の質問、空の駅整備事業について答弁を求めます。

 東ケ崎産業経済部長。

     〔産業経済部長 東ケ崎文則君 登壇〕



◎産業経済部長(東ケ崎文則君) 長島議員のご質問、小美玉市空の駅整備事業の概要についてお答えいたします。

 事業概要は、先ほどの中根議員への答弁により説明を申し上げましたが、具体的にこの施設の特徴と各施設の機能についてご説明申し上げます。

 まず、この施設の最大の特徴は2つの円の回廊で構成しており、この回廊を各施設が取り囲むことで、小さな商店街を歩くイメージで構成しております。ほかの道の駅では箱形の建物の前に駐車場を整備し、正面と裏手が存在いたしますが、円形にすることによりすべての施設が正面となります。また、この円形の中庭は子供たちの遊びの場として提供し、イベント時にはステージを使用したにぎわいの演出のほか、出店者、テントは回廊沿いに設営することが可能であり、施設全体がにぎわいを演出いたします。この回廊により、雨天時でもお客様が施設をめぐることができる。可動式のイス、テーブルを設置することにより、施設全体がフードコートとなるよう工夫をされております。この人が集まるにぎわいこそが施設への誘導装置となるよう、沿道から見ることが特徴です。

 各施設の特徴として、まずこの施設の最大の顔となるべき直売、販売施設は、地元農畜産物生産者の所得向上に直結し、さらには農業育成の拠点として地元の新鮮な野菜や果物を基本とし、また、金丸ワークショップにより誕生した空の駅限定の二次加工品を販売する地域参加型直売施設といたします。

 また、地元由来のおみやげの販売や茨城県の顔として、県内のセレクトされた一品を揃え販売する物販施設を整備いたします。

 レストランにつきましては、訪れたお客様に空ビルにはないゆっくりとした時間が過ごせるような工夫を施し、また、小美玉市の誇る食材をじかに味わってもらうため、地産地消、地元農畜産物、霞ヶ浦の水産物を食材として活用したメニューを提供し、小美玉市の食文化の魅力向上とPRを推進します。

 多目的施設につきましては、地域及び空港利用者とコミュニティを育む場として、また、食文化施設の文化、すなわち市民の活動や交流を具現化する場所として設置します。ウェルカムセンターにつきましては、小美玉市の情報発信基地として来店するお客様のおもてなしや案内、情報提供はもとより、市民自らが行うという交流型のサービスを実践する施設です。

 また、グリーンツーリズムの駅と位置づけることにより、小美玉市内の各地区へ誘導機能として役割を担います。

 また、乳製品加工施設は、小美玉市の特産品である苺や新規作物として生産に力を注いでいるブルーベリー、高い生産力を誇る生乳、鶏卵など小美玉市ならではの豊かな地域の資源を活用し創出した小美玉ブランドを製造し、ここから全国に向け発信する小美玉農畜産物商品開発工房として整備いたします。

 また、空の駅との連携強化をするため、ヨーグルトやアイスの手づくり体験、できたて乳製品の試食、購入等、見て・作って・味わうことのできる機能を取り入れ、子供たちの食育体験を実践いたします。

 このほか多くの人々が気軽に利用できる駐車場やトイレ、広場等を震災の経験を踏まえた今、震災発生時の地域防災拠点として位置づけ、災害時の復旧支援活動の拠点、あるいは支援物資の供給場所として活用できるよう準備をいたします。

 次に、2点目の進捗状況についてお答えいたします。

 (仮称)小美玉市「空の駅」の基本計画及び基本設計につきましては、これまで議会、市内3つのJA、農業委員会、商工会、観光協会の代表者で構成する(仮称)小美玉市「空の駅」整備推進委員会を5回開催し、事業コンセプトから施設のゾーニング、さらには基本の設計案の検討を行いました。また、この施設を利用する視点、この施設で商売をする視点からの意見を集約するため、農業担い手育成団体、消費者団体、食育団体などの市民団体代表者19名で構成する建設検討部会を8回開催し、道の駅の視察、講演会を通し、設計業者からの提案について検討を重ね、基本設計が策定されました。今後は、この基本設計に基づき、実施設計の策定に着手いたします。本格的な建設工事につきましては24年度からの着工を目指し、25年度中のオープンに向け取り組んでまいります。

 次に3点目の茨城空港との連携についてお答えいたします。

 茨城空港は昨年3月11日に開港し、1年目に89万人の来場者があり、11月末現在ではおよそ155万人が小美玉市にある茨城空港に訪れております。開港1周年記念日に未曾有の東日本大震災を受け、その後の放射線による風評被害や就航路線の減便、運休がある中で、復興イベントの開催に加え、茨城県や関係者団体のお力添えをいただいた結果、現在、昨年度を上回る来場者となっております。

 また、就航便につきましても上海便の週5便に加え、来年3月1日からはスカイマークによる神戸便が毎日2往復する増便を決定いたしました。好調の札幌便とあわせ利用向上に向けた事業施策の推進、茨城空港を核とした地域振興策を講じてまいりたいと存じます。

 このような状況のもと、茨城空港ターミナルビルの機能は、食事どころやおみやげ販売店が不足しているため、来場者への十分なおもてなしができない状況にあります。空の駅は、茨城空港ターミナルビルを補完しつつ、地元が通過点とならない対策、茨城空港を核としたにぎわいづくり、地元ならではのおもてなし機能の充実を図るとともに、空港との共存共栄となり得る施設として重要な約割を果たすものと考えております。

 また、一般的な道の駅ではなく、茨城空港という付加価値を生かし、全国初の空の駅として個性豊かな施設整備を実践いたします。空というキーワードから発想するものを施設誘導サイン、キャラクター、愛称など、ほかの道の駅にはない新しい発想を、ソフト、ハードの両面において市民の皆様とともに検討してまいります。

 次に、4点目の市民の意思、要望等、話し合いを十分に理解いただき進めてほしいとの質問にお答えいたします。

 策定されました基本設計の内容について、市民説明会や広報紙、ホームページを通じて、周知してまいりたいと考えております。また、事業説明と同時に、これからは市民参画による空の駅の運営を具現化する必要があります。策定した基本設計、コンセプトは、市民が主役の施設として、1、市民の思いが十分に反映される施設、2、市民の参画で運営される施設、3、市民の顔を見えるメッセージ性の高い商品開発、4、地域や地域のもの、ことに対する尊厳の醸成、この4つのコンセプトを決定いたしました。

 この4つのコンセプトを具体化するためには、まず、空の駅は空っぽの駅として市民の皆様で埋めていただく作業をしていただかなければなりません。直売所の野菜の品揃えから、この施設でしか手に入らない二次加工品の開発、さらには小美玉市という地域の広報を担える人づくりなど、さまざまな課題がある中で、今後はミニ集会や地区の集会でも空の駅の事業コンセプトをご理解いただき、この施設で商売する市民を初め、活躍する市民の参画を促してまいります。

 次に、5点目の周辺地域への配慮についてお答えいたします。

 まず、整備するに当たり、周辺地域への一番の配慮としては交通安全対策と存じます。現在、施設の入口から進入路及び茨城空港からの誘導を想定し、さらには茨城空港線を整備した県との調整を踏まえ、県警及び地元警察との協議を進め、より安全に集客できる施設を目指し検討しております。

 また、この茨城空港はヘルスロードとしても認定されており、安全にウォーキングができる健康づくりを視野に入れ、この施設と健康づくりを連携するため、公衆トイレ及び歩道の設置、さらには健康器具の設置を計画しております。さらには、10年後、20年後の将来を見据えた場合、広大な農地を活用した多様な農作物の生産が特徴の周辺地域にとって、農業従事者の高齢化や後継者不足により経営規模面積が減少すると予想されます。(仮称)小美玉市「空の駅」の整備につきましては、地元市民のニーズに対応した価値のある施設とするため、グリーンツーリズムや体験農園などの農村地域資源を活用した機能を重視し、一次産業から三次産業をこの施設で取り入れ、独自産業の具現化により、もうかる農業を目指していきたいと存じます。

 次に関連事業として市道小20269号線の道路改良工事につきまして申し上げます。

 議員ご指摘の当路線は、小美玉市山野地内から外之内地内の茨城空港線を結ぶ総延長1943.7メートルの道路と思われますが、一部は整備が完了しておりますが、大部分が砕石道路と簡易鋪装の老朽化し破損の多く見られる、幅員も2メートル程度の狭あいな道路でございます。

 議員ご指摘のとおり、本路線が整備されれば現在計画中の空の駅への小川、市外からのアクセスとしても十分に利用できる重要な路線となることが考えられます。

 本路線は、外之内、羽木上、山野の3地区から強い要望があり、小美玉市総合計画の中での実施計画により調整を行っているところですが、防衛省補助金を活用した事業として隣接する市道小20284号線が事業化され進行中のため、地域格差をなくし均衡のとれた整備計画を進めていく中で、現在、整備中の道路を優先と考え市道小20284号線の完了を視野に入れながら前向きに検討しているところでございますので、今後ともご理解とご協力をお願いいたします。

 以上をもちまして答弁とさせていただきます。



○議長(村田春男君) 再質問はありますか。

 長島幸男君。



◆2番(長島幸男君) 3点お伺いします。

 1点目は、どういう経緯でここの場所になったのかなという点でございます。

 2点目は、この運営会社についてどのような考えを持っていますか。

 3点目は、敷地は購入なのか、借地なのか。

 また、建物についてはどのような、市のほうの所有にするのか、運営会社のほうなのか、この点についてお聞きしたいと思います。



○議長(村田春男君) 再質問について答弁を求めます。

 東ケ崎産業経済部長。

     〔産業経済部長 東ケ崎文則君 登壇〕



◎産業経済部長(東ケ崎文則君) 長島議員の再質問についてお答えいたします。

 どういう経緯でここに決定したのかということでございます。

 茨城空港は、まだ就航線も少なく未熟でありますが、必ず10年後、20年後を見据えたローコストキャリアの拠点空港として、また、首都圏第3の空港として発展し、空港を核とした地域振興の拠点として存在するものと考えております。今後の空の駅の整備を考えるにつき、茨城空港とのかかわり、連携は必須であり、ハード的連携とソフト的連携があると思いますが、場所の選定はハード的連携であり、茨城空港から近いこと、茨城空港が見えること、茨城空港の音が聞こえること、茨城空港のにおいがすることを最大限考慮した結果であります。茨城空港のわきに建てればという意見もありましたが、制約事項が多く、自由な活動ができないということから選択肢から外しました。

 また、美野里地区にはスポーツシューレ、玉里地区には霞ヶ浦沿岸構想、そして、この小川地区には空の駅の構想と市の均衡ある発展という意味も含んでおります。

 第2点目の施設運営計画でございますが、この施設運営計画については今、建設検討部会、推進委員会のほうで現在進めている最中でございまして、現在、空の駅整備推進委員会を中心に検討中でございます。恐らく公設民営方式となるのではないかと考えております。第3セクターを設立しての運営か、あるいは公募により民間企業に包括的に管理を代行させる方法があります。しかしながら、この空の駅では地元市民の所得向上に直結し、地元の地域振興を図ることができる運営を目的としておりますので、さまざまな形態のメリット、デメリットを検討し最善のものを選択したいと考えております。

 続きまして、土地の購入なんですが、ここにつきましては今、土地収用法の認可の手続き中でございます。したがいまして、全筆買収という予定で現在、進めております。

 あと、建物についてでございますが、建物については今現在、基本設計ができ上がりまして、その中で今後、説明会を通して周知のほうをしていきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。



○議長(村田春男君) この際、議事の都合により午後1時30分まで休憩といたします。

     午前11時40分 休憩

     午後1時29分 再開



○議長(村田春男君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。

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△戸田見成君



○議長(村田春男君) 続いて、次の通告者の発言を許します。

 戸田見成君。

     〔15番 戸田見成君 登壇〕



◆15番(戸田見成君) ただいま議長のほうから通告順に許可がありましたので、ただいまから一般質問をさせていただきます。8番目になりますか、戸田でございます。よろしくお願いします。

 まず、多くの市民の反対にあるサッカー場は今後どうされるつもりですかということで1番。

 2番目は復興基金等についてということで。

 3番といたしましては、新市建設計画、これは総合計画と読み直していただければというふうに思っております。見直しについてと。

 そして、4番目には人口等についてということで、3つほど掲げて質問をいたします。

 その中の1、多くの市民の反対のあるサッカー場は今後どうなりますかということで、4つの方法があるかなと、こういうふうに思って、中止にしますか、凍結にしますか、見直しにしますか、その他の方法。きのう、きょうと質問がありまして、推進するという方向であるようでありますので、ここで答弁をいただかなくてもいいんですが、とりあえず私のほうから意見を述べさせていただきたいと思います。

 私は、この3年間にわたって十数回、一般質問でこのサッカー場問題については質問をしてきたわけであります。それなりに、私なりにいろいろな角度から質問をし、幾らかでも訂正をしてもらおうということでやってまいりましたが、一度も訂正もなければ私どもの意見などは聞いてもらえなかった。去年の12月ですか、県会議員の選挙の後、ことしの3月に訂正を行ったわけでありますけれども、その後、今回の市会議員の選挙の後、先ほどの答弁によりますと皆さんのお話をもっとよく聞いてというような大分柔軟な態度に変わったな、こういうふうに聞いておったわけであります。そういう中で、私としては、市会議員が幾ら質問をしても何も変わらない。本当に無力感を感じながらこの3年間、この質問をしてきたわけであります。そこを通じるものは詭弁と強弁、これに尽きると、こういうふうに思っておるんです。市会議員が何を言っても犬の遠吠えだと、そのぐらいのことしか考えてもらえなかったと、こういうふうに思っているわけです。

 そういう中に、やはり、きのうも福島議員のそれに対する答弁でも、一般市民に対する説明が不足していたと、初めてそんなことを言っているようでありますが、私は、こういう問題は一般市民に説明をしてなかった、一般市民が理解していなかったというような言い方になっていますね。一般市民を幾らか見下げている物の言い方だなと、こういうふうに思って、感じて受け取ったんです。

 それは、一般市民もいろいろとある方向から、この方向から聞いていたわけです。これは、説明不足だと、説明が足りなかったと、そういうことではないと思うんですね。やはり、これは市民にとって納得する内容がなかったと、納得できなかった、こういうことではないか。幾ら説明を、どんな場所でやっても、やはり聞いて納得できないという問題だと思いますね。

 まことになんですけれども、ことしの8月だったと思います。テレビでこのサッカー場問題が2局から放映されました。その中にありましたけれども、まちの幹部の職員が公共施設というのは収支とはまた別のものがある、こういうような発言をした。民間ならば黒字を追求するということですけれども、そういう意味の自信を持った話でありましたけれども、これを機会に市民が爆発的に反対の方向に動いていったと、私はそんなふうに思った。

 この発言は、今回の大きなうねりをつくった発言だと、市民の中には、この職員を更迭しろと、そういうようなうわさは、いまだに残っています。非常に大きな発言だったと。テレビを通じてですから、市民の多くが聞いていたと思いますね。そういう重要な、要するにこの事業に慎重な態度ではなかったと。余りにも強がり、強弁、詭弁を通じてこの3年間やってきたと先ほど私が申しておりますけれども、まさにその強弁ということではないかと、こういうふうに思っています。

 これは、やはり市民を考え、市民の心を受け取る気持ちがないんだと、こういうふうに思っているんですね。自分たちは有能なエリートであり職員であると、自信に満ちあふれている。いつも私はそう感じています。しかし、市民を思うという心が足りなかった、それに尽きると思うんですね。

 去年の12月の選挙、そして、ことしの11月の選挙、これを通じてやっと、幾らか反省の色が見えてきたのかなと、こういうふうに思っているわけです。先ほどの答弁の中で言いますと、あの答弁はもう中止だと言っても過言でないほどの反省をしているように聞こえました。そういう中に、もう一度お聞きします。

 きょうもですけれども、きのうは続行していく、推進していく、こういう答弁でありましたけれども、私としては一般質問の最後でありますので、もう一度考えていただいて、市民の声を聞いて、どういう結論を出してくれるのか。先ほど挙げました4つのうちどれなのか。中止するのか、凍結するのか、見直しするのか、それとも、その他ですから推進するのか、議会とよく話をしようというのか、その辺のことだろうと思いますけれども、明確に、いろいろな説明は要りませんから、推進するとか、いや、見直しとか中止とか、一言答弁をしていただければそれで結構だと、こういうふうに思っています。

 我々も、このたびの選挙では市民の声が非常に反対論が強かったですね。私どももいろいろと悩んで選挙に臨みましたけれども、議会の中で賛成の人ももちろんいます。それから、反対論を唱えた方ももちろんいるわけです。それから、凍結というようなことを申し上げた人もいると思います。しかし、このたびの選挙は、市民からの信託を受けた。この信託を我々は破るわけにはいかない、裏切りはできないと、こういう気持ちでいるわけです。ですから、執行部はしっかりこの市民の声を受け取っていただいて、そういう中に、答えを出していただきたい、こういうふうに思っているわけであります。

 非常に執行部の幹部連中の問題は、本当に市民をもう少し考える心があったらこんなことにならなかった。私は、何遍もこれは、市民がこれだけ声を出しているんだから十分に考え、凍結し、あるいは中止しやっていくべきだと、こういうふうに話をしたつもりです。質問でも何遍もしてきたつもりです。そのことは一切聞き入れることがなく、今日に至ってこういう結果が出て、議会の中もがらっと変わりました。これは市民の声です。市民に我々は信託を受けたということで変わったと、こういうふうに思っているわけであります。どうぞ誠意ある答弁をお願いしたいと、こういうふうに思っております。

 2番目の復興基金等についてというところで、復興基金について。これは、県のほうから140億という基金があって、そのうち70億が各自治体に配られると、まだ配って……。きのうの答弁の中でもありましたので、多くは言いません。災害復興交付金というのと、これはまた別のものらしい。これは1兆9,000億という第3次補正の中で出てきた交付金の問題でございますけれども、これは、私が聞くところによると災害地というところの中では、ある自治体では3,000億くらい計画を立てたと。それほど膨大な計画です。茨城県ですから、災害と言っても東北とは大分違うでしょうから。それにしても、この金額というのは、1億、2億ではないんだろうな、こういう感じ方をしているわけです。私の、いろいろな話を聞くと、100億、あるいは200億といったような数字ではないかと、こういうふうに勝手に考えているわけですけれども、例えば、そういう何十億という単位としますと、これは市としてはきちっとした計画を立てていかなければならない、こういうふうに思っているんです。

 国としては、この緊急災害時というとらえ方ですね。今は緊急災害時というとらえ方の中にこの災害復興交付金というのが出てきたと、こういうふうに考えられるわけでありますけれども、小美玉市では緊急災害だという感覚はないのかなと、こういうふうに思っているんですけれども、しかし国のこの交付金というのはそういう概念に当たる、そういうことですので、6月に、私は、こういう災害時なんだから、どうか災害復旧、そして復興、まちの安全と安心を与えるような、そういう施策をしてほしいと。特にまちの庁舎が電源が切れ、通信網が途絶え、混乱を3日ぐらいしていたという状況からいって強化すべきだというような質問をしたつもりでいるわけです。そのときにも何ら答えはありませんでした。心配ないよというような程度のこと。

 私はあのとき、できればこの庁舎を取り壊して新しい庁舎でもつくって、きちっとしたまちづくりをすべきではないかと、そういう腹づもりがあって質問をしたわけですけれども、今こそそういう概念に立って、この復興をする計画を立てていただきたいと、こういうふうに思うわけであります。

 そこで、まず3番の問題に入りますけれども、2番の問題と3番の問題はつながっておりますので、答弁の方はお気をつけになって聞いていてほしいというふうに思います。

 3番は、新市建設計画の見通しについてということでありますけれども、この新市というのを総合計画と読みかえていただければというふうに思っています。

 現在は、2008年からこの計画は進められて、ことしはもう4年を過ぎようとしているわけですね。10年計画ですから、かなり進んでいるのではないかと、こういうふうに思っておるわけですけれども、余りこの計画が進んでいるようには感じてないということなんですね。

 例えば、空のエリアというのがありますね。あるいは陸の、水の交流区間というような、この総合計画の中にわるわけです。果たしてその3つの大きな事業と考えられるわけですけれども、それが何が行われているのかな。ほとんどないです。私は、きょうも空の駅の事業ということでお二人の方が質問をされているようでありますけれども、この問題だって、とらえ方としては空港前のエリアですね。空のエリアウエイというんですか、そこの全体の計画というのがあってしかるべきだと、そういう質問もしてきたつもりなんですね。道路もありますよ、百里飛行場道という道があります、広い道路が。この全体を一つの振興地域にして、そしてやるべきだと、こういうような質問をしたつもりがあるわけですけれども、その中に空の駅の駅構想というのを私は産業経済の常任委員会の中で推進してきたわけですよ。しかし、これが何かこじんまりとした計画であって全体像が見えてこないと、こういうふうに思っているんですね。

 また、羽鳥駅のまわり、陸のエリアウエイとかなんとかと言うんですけれども、そこの空間についてもまだ何にもない。あの当時、4年前でしょうか、署名運動があって1万8,000とかという署名で、駅の橋上化というのが出てまいりまして、ああいうものもあのままになっておりますね。そういうのを含めて、果たしてこれは動いているのかな、この総合計画というのはどこで実行されているのかなというような疑念があるわけですね。ですから、これを推進していくのには、やはり一番大事なのは、ここで申し上げておりますけれども3番の3、企画課、財務課の能力充実を図らなければならないと、こういうふうに掲示したわけです。

 これは、やはり頭脳部分である公室長の部の中、その中の企画課というのは、やはり最大の能力を発揮しなければならないと、こういうふうに思っているんですね。今もそれなりに頑張っているわけですけれども、しかし、先ほど申し上げました復興基金とか、災害復興交付金のようなものを取り入れて事業を行うということになりますと、さきの総合計画というものをある程度計画を見直ししなければならないということではないかと、こういうふうに思っているんですね。いや、これは関係ないんだよ、計画は計画だよ、災害は災害だよと、そういう考え方もあるかもわからないですね。

 しかし、やはり、この大きな資金が今流れてくるという状況を考えたとき、総合計画と復興計画をミックスして、そして、まちの発展の起爆剤にすると、こういう大きなチャンスが訪れたんですから、これを生かさない法はないんです。それにはやはり企画、これをきちっとすることだと、そして財務のほうがそれを応じるだけの知恵を絞ると。財務の人が、今、不景気だからあれもやるな、これもやるな、何でもやるなとやっているらしいですけれども、しかし、災害に関するお金を、今回の予算、24年度の予算の中で、例えば削減しているとしたら、これは逆行することになるわけです。今、国が緊急災害時だと、こういうことを述べて交付金も出そうという段階で、災害に関するお金を少し、1年分、2年分に分けようじゃないかなどという話が例えばあったとしたら、これは認識が足りないと、こう言わざるを得ないですね。それにはやはり、これは能力を上げることだと。企画というところは、やはり公室長の全体ですね。企画とは限らないですけれども、その能力を高める必要がある、こういうふうに私は考える。そこで、市長さんにそういうところの人事はどうなるのかということをお聞きしたいということなんです。

 私は、全体的に見ると、この五百数十名の職員がおられるようですけれども、みんな何かこまこまして自分の責任だけを守っていると、そういうような感じがするわけですね。これをやはり活性化する必要がある。それには、やはり適材適所、市長さんも遠慮なく、そういう人事の面でどうか活性化を図るような人事を断行していただきたいと、こういうような思いでおりますけれども、それは先ほどの総合計画の進捗状況がどうなんだろうなと。今度の震災に関する災害復興交付金、そういうものを組み合わせたときには、やはりこの組み合わせをもう一度直さなければならないという状況だろう。そういう中に、やはり職員の使い方、それが今、このまちに一番問われるところではないかと、こういうふうに思っています。いろいろな補助金とか、いろいろありますけれども、結局は企画し、そしてそれを動かしていく、この能力がなければまちの動きは決して前に進まない。

 また、職員が優秀過ぎて独断専行して独善居士になっても、これはいけないわけですよ。そういう意味では、どうか市長さんの指導力を高めていただいて、やはり今回のいろいろな問題、サッカー場問題、どうなるかわかりませんけれども、そういう中に市長さんに対する批判もあるのかなと。ですから、ここで起死回生するのには、市長さんが踏ん張っていただいて、頑張っていただくというのが一番大切だと、こういうふうに思っているわけです。

 3番目の質問についてはあれこれになりましたけれども、今申し上げましたことでお願いをしたいという。はっきりわからないといけないので、新市計画、総合計画はどこまで達せられましたか、それから2番としては、その災害交付金というのをどういうふうに総合計画と組み合わせてやるんですか、それには能力を高めなければならないので、職員の配置転換をして活性化を図るべきではないんですかと、この3つの点で3番は質問をさせていただく。

 その中に、あと一つ、民間の力を利用する政策が足りないと思うのでありますということなんですけれども、それは、例えば百里飛行場の付近、そういうところを今度、空の駅をつくるのに土地を買ったり建物を建てたり、そして事業を興していくわけですけれども、そういうところへ民間の資金を投入したらどうだろうかと私は思うんですね。税金を使うばかりが能ではないと。やはり民間の力を大いにかりて、そして最小限の資金で、税金で、そして最大の効率を上げるというのは、やはり民間の協力が一番いいのではないか。そういう体制づくりがこれからの行政の中心でなければならないと、こういうふうに思っているんですね。

 きょうの答弁の中にも、未来指向型のサッカー場なので市民には理解ができなかったのではないかと、簡単に言うとそういう意味ですよね。市民をばかにしているのかなという。未来指向なんて難しいことを言うけれども、未来指向ならば税金を使わず民間の資金を使ってやる、これが未来指向ですよ。そんな難しいことはないんだ。もう一回その点を考え直していただいて、ひとつ、いいまちづくりに専念をしていただきたいと、こういうふうに思っています。

 それから、4番は人口減等についてということで、今、人口が多少減っているのではないかと、こういうふうに思っているんですね。それは高齢化社会になって、高齢化ですから、どんどん80、90になると、お年寄りの方が結構亡くなっているんですね。80、90の方がね。その数と生まれてくる人、それから流入する人のバランスが幾らか変わっているのではないかと、こういうふうに思うんですね。けさほどの質問に対する答弁の中でも、600人くらい減るだろうというような答弁だったろうと思います。既に400人ぐらい減ったと、今後、あと200人ぐらい減るんじゃないかというような見通しのようなお話でありましたね。これは、やはり、さっきの新市総合計画というか、新市建設計画というものは、もともと魅力ある、このまちに住みたいな、そういう理念で計画が立てられているわけですよ。

 そういう中からいくと、減っているというのはまあまあのまちなのかな、魅力はどうなのかな、点数をつけると70点かなとか60点かなというところだろうと思うんですね。ですから、やはり魅力あるまちづくりは総合計画をいかに達成するか、これを行うかにかかっていると、こう思うんですね。やはり、そういう観点から人口減について推移と、それから、これからの見通しをどのように立てるのかというようなことを、前にもこれは質問したことありますけれども、再度お答えを願いたい。

 それから、道路整備等の計画はどうなっていますかということですけれども、幹線道路の計画は、それなりに進んでいるのかなと、こういうふうに思っています。困難な部分もあるわけですけれども、努力されていると、こういうふうに思うんですけれども、それにかかわる生活道路というところがやはり置き去りにされているのかなと、こんなふうに思っているんですね。それは、生活道路というのは、美野里では今まで4メートル道路、そして、そこに排水路とか何かをつくってやるわけですね。基準はできている。すると、小川とか玉里の場合は現道舗装と、集落の中を、その中を通る道は細いですね。2メートルとか、2メートル50ぐらいしかないのかな。そういう道路に限って、基準からいくといつになってもアスファルトの立派な道路にはならないということになるんですね。そういう意味で、この基準をもう少し緩和していただいて、基準どおりに道路をやっていったら100年たっても200年たっても、このまちの道路はよくならないと。やはり生活、身近なところはそれなりに緩和していただいて、住民の声に耳を傾けて道を少しでも改造してもらうと、これが大事ではないかと。

 実際に、私は今回、何百キロとまちの中を歩かせていただきました。全くアスファルトがひんむけて、人が余り通らないのかなというような気もしますけれども、40年も前にアスファルトをやったのがそのままに放置されていると。その住民たちも、あきらめて問題も提起しないということなのかと。頼まれたわけではない。あちこち歩いているうちに、直さないでこれはひどい、こういうふうに思うんですけれども、きっと要望もなければ見る人もない、そういう道が生活道路という中に相当ある。それを、どうか担当の部あるいは課では、そういうものを市民のサイドに立って、どこか悪いところはないかと少し見て歩く、調べて歩く、あるいはアンケートでもいいでしょう、要望でもいいでしょう、そういうものをもう少しきめ細かにしていただいて全体の道をよくしていただいたらと。今回の復興交付金なんかでは、やはりそういう全体、何十キロというのを計画を立てていただいて、そういう全体を直すんだと。それは、やはり震災の場合どうして逃げるか、どうしてこの避難地域に行くかというような、迷路があったり何かするわけですから、そういうのは整理したり、そういうのが大事なんじゃないかと、こういうふうに思うんですね。

 ぜひ、今回のそういう復興交付金なんかを使ってやってもらったら皆さんよくなるんじゃないかと、こういうふうに思うんですね。大体歩いてみると、議員さんのいない地域が悪いですね。ここはだれも出てないななんて、そんなところが大体道路が悪いようです。ですから、だれも面倒を見てくれない地域というのがありますから、どうか謙虚にこれを受け取っていてやっていただけたらということで、整備道路計画をもう一度考え直していただきたいということで、どのような考えがあるかお聞きしたいというようなことです。

 それから、待機児童の推移についてということで、1番と多少関係はしますけれども、幼稚園とか保育園の事業というのは、大変推進してこられて、もう待機児童がいないのかななんて、実際は私も思っておりました。ところが、まだ50人くらいいるんだよなんていう話をちょっと聞いたものですから、まだまだなんだな、これからもそういう行政をどのように進めていくのかなというような疑問がちょっとありましたので、ご答弁願えたらということで、以上、1回目の質問を終わらせていただきます。



○議長(村田春男君) 戸田見成君の質問の1点目、スポーツシューレの今後について答弁を求めます。

 沼田教育長。

     〔教育長 沼田和美君 登壇〕



◎教育長(沼田和美君) 戸田議員からのご質問、スポーツシューレに関しまして、お答えをさせていただきます。

 この件に関しましては、昨日の福島議員のご質問にもお答えをさせていただきましたが、本事業につきましては、これまでの取り組みの反省に立って、より多くの市民の皆様方からご意見を伺い、それをもとに論点を整理した上で、議会を初め市民の皆さん方との議論を丁寧に重ねさせていただきながら事業内容を固めてまいりたいと、このように考えてございます。

 今、議員ご質問の中で、中止なのか凍結なのか、あるいは見直し、その他の方法、この4つの中から明確に市の考え方を答弁いただきたいということでございますので、申し上げますと、今申し上げましたような、論点を整理をして議論をしていくということになりますと、現在の内容等についての見直しというふうに、これに当たっていくのかなと、このように考えているところでございます。

 さて、私たちは本事業を進めるに当たりまして、当初、これからの時代に即応した新しい公共事業のあり方を目指す、こういった高い目標を掲げてきたわけでございます。しかし、今振り返ってみますと、肝心なところが抜けていたように感じてございます。それは、これからの行政の役割は住民が主人公になれるようなきっかけづくり、場づくり、仕掛けづくり、これを行うことであると、このように思案しつつも、実際にはこれが不十分であったというところでございます。

 このため、今後は多くの方々からご意見をお聞かせいただくこととあわせまして、市民が主体的に本事業の推進に参画できる環境を整えまして、小美玉市自治基本条例の基本原則でございます情報共有、参画及び協働の、この実践につなげてまいりたいと、このように考えております。

 また、新しい公共事業のあり方ということでは、今まさに改革や変革が時代のキーワードとなっておりますことから、この点を十分意識しながら事業の展開を図ってまいりたいと、このように考えております。

 この件に関しまして、具体的な内容の一部を申し上げさせていただきますと、これまで行政は、事業に予算をつけて完了させたことをもって実績としてしまって、実施した効果や改善点などには関心がなかなか向いていかなかった、こういうような面があったと、このように思っています。

 したがいまして、本事業に関しましては完成後の成果を測定することを議会とそれから参画いただいた市民の皆様方、そして行政の3者で協議を行って、これを広く市民に周知することも視野に入れていきたいと、このように考えてございます。

 計画内容が実現できたのか、あるいはできなかったのかは成果を測定してみなければ判断できないと、このように思います。また、その成果は数字で、いわゆる数値であらわすこと、はかることができる場合と、そうではなくて市民の満足度のように感覚的なものがありますから、測定基準につきましては着工前を目安に、先ほど申し上げました3者の代表でまとめておく必要があると、このように考えております。こうした新たな観点を持ち込むことで事業の妥当性をより高めてまいりたいと、このように考えてございます。

 結びになりますが、これからに向けましてはより多くの市民の方々の知恵と工夫、そういったものをじっくりと拝聴させていただくことを念頭に市民主体の事業展開を目指してまいりたいと、このように考えてございますので、どうかご理解とご支援を賜りますよう心からお願いを申し上げまして、私からの答弁とさせていただきたいと思います。

 よろしくお願いを申し上げたいと思います。



○議長(村田春男君) 戸田見成君の質問、2点目から4点目の復興基金等について、新市建設計画の見直しについて、人口減等についてのうち、市の考え方の答弁を求めます。

 金子市長公室長。

     〔市長公室長 金子政巳君 登壇〕



◎市長公室長(金子政巳君) 戸田議員のご質問、復興基金等についてお答えいたします。

 1点目の復興基金についてでございますが、これは、震災の復興に向け自治体の実情に合わせ弾力的に対処するための基金であり、茨城県には140億円交付されると10月17日、総務省が発表したものでございます。県はその半分の70億円を市町村に配分するものでございます。

 一方、震災復興交付金は、12月7日、国会において成立した東日本大震災復興特別区域法に盛り込まれた交付金でございます。交付金の対象区域は1道10県と222市町村になり、著しい被害を受けた区域で面的な復興に必要な基幹事業と効果促進事業に充てられるもので、基幹事業は学校や道路などのハード事業として5つの省、40の事業が対象となります。また、効果促進事業は、基幹事業に関する効果的な事業として基幹事業費の35%を上限とされております。

 この交付金の5つの省、40事業の要綱につきましてはまだ示されていないため、具体的な事業が示されておりませんが、現在、茨城県と打ち合わせを行いながら事業の洗い出しを行っているところでございます。また、この復興交付金事業は、集中交付期間の5年間を計画期間とするものでございます。

 次に、新市建設計画の見直しについてお答えいたします。

 新市建設計画につきましては、小美玉市の将来ビジョンを明らかにするとともに、新市の速やかな一体性の確立、地域の均衡ある発展と住民福祉の向上を図るもので、合併後10年間に合併特例債を活用して行う事業となります。合併特例債の発行可能額219億5,000万円のところ、135億円以内にとめ、将来に向けまして健全な財政運営をしていくために限度額を極力抑えて事業を推進していく必要があります。

 平成22年度末までの合併特例債起債額は約38億円で、このうち完了した事業は小川地区統合幼稚園整備事業、給食共同調理場整備事業、上吉影小学校耐震補強整備事業であり、合併特例債の起債額は18億3,540万円となっております。

 今後の事業推進と計画の見直しでございますが、まず、今回の震災に伴いまして被害を受けた合併市町村に係る地方債の特例に関する法律の一部改正がことしの8月24日に成立し、合併特例債の発行期間を10年から15年に延長することができることとなり、県との協議でさらに5年の延長措置があるようでございます。

 先ほど申し上げましたように、今回の震災で、復興交付金事業や復興基金などを総合的に整備していく中で、新市計画に予定していた事業の中で復興交付金事業に振りかえられるものは振りかえた復興交付金事業計画を作成し、あわせて新市建設計画につきましても期間の延長や必要に応じて事業内容の変更を検討し、さらに交付された復興基金を有効に活用し、効率的な財源の確保に努めてまいりたいと考えております。

 次に、企画課と財政課の能力充実と市役所全体の職員の活性化についてでございますが、現在、市では総合計画の基本構想と基本計画を具体的に事業実施へとつなげる企画調整課と、市の財政状況を勘案しながら健全な財政運営を推進する財政課が置かれていますが、これは企画立案から事業実施までの流れにおいて、それぞれの立場と観点から多様な議論を行い、あわせて市民の皆様の意見と取り入れた魅力ある事業を計画実行していくという考えに基づいたものでございます。

 こうした趣旨を達成するためにも、業務の見直しやさらなる人材の強化を図るとともに、職員全体の活性化として能力開発研修などを積極的に取り入れながら職員の資質向上と意識改革を促し、諸般の課題に取り組んでまいりたいと考えております。

 次に、民間の力を利用する政策でございますが、第2次行財政改革が平成23年から5カ年計画で実施されており、この実施計画の中でも民間活力の導入を推進項目に位置づけて施設の管理運営に民間の力を導入し、市民サービスの向上と経費の削減に努めており、また、事業の実施等におきましても民間活力を生かしたさまざまな手法を検討してまいります。

 最後に、人口の減少でございますが、5年ごとに実施しております国勢調査の平成22年の調査結果で小美玉市の人口は5万2,279人と、前回の平成17年調査と比較しまして986人の減少となっております。しかし、世帯数におきましては1万7,207世帯と、前回より643世帯増加しており、世帯分離や核家族化が進んでいるのかと推測されます。

 こういった現象は全国、また県内各市町村で同様でございますが、現在の家族構成など市民のニーズに合った市民の皆様が住みやすい安心・安全なまちづくりを実現するための計画と、その事業執行を効率かつ効果的に推進することによって、小美玉市の人口の増加にもつながるものと考えられます。

 以上、答弁させていただきましたが、すべて関連された内容であり、今後の小美玉市のあり方につきまして、総合計画の後期計画を策定していく中で、復興交付金事業計画や新市建設計画など関連性を整理しながら進めてまいりたいと考えておりますので、今後ともご理解、ご協力をお願いいたします。



○議長(村田春男君) 戸田見成君の質問4点目のうち、道路整備等計画の現状についての答弁を求めます。

 森島都市建設部長。

     〔都市建設部長 森島和久君 登壇〕



◎都市建設部長(森島和久君) 戸田議員のご質問、道路整備計画についてお答えをさせていただきます。

 最初に、地域間を結ぶ広域的な幹線道路の整備計画と進捗状況でございますが、小美玉市合併時に合併特例債を活用した道路ということで5路線の指定を受けまして整備を行っているものと、国等の補助を受け整備を行っている路線がございます。

 合併特例債を活用した道路につきましては、当初目標であります平成27年度の供用開始に向けまして鋭意事業に取り組んでいるところでございます。

 また、地域からの要望により進めております主に生活道路と言われる道路の整備状況でございますが、市全体で着手中の路線が30路線及び現在未整備の路線が95路線となっております。

 主要な地域を結ぶ幹線道路や直接住民が日々の生活に密着している生活道路などはどちらも省くことのできない重要な道路として位置づけをしております。これらの道路整備の優先度ですが、限られた財源の中で整備を実施していくわけでありますが、地域からの要望時期や地域格差に留意をしまして、財源の確保はもとより安全面などの緊急性及び整備効果などの必要性など総合的に検討いたしまして、小美玉市道路整備指針に基づきまして総合計画3カ年の実施計画により適切な計画のもと整備を進めてまいりたいと考えております。

 しかし、小美玉市道路整備指針に合致せず、舗装等の整備の対象外となる道路のうち豪雨等の影響で土砂等が流され、また、道路自体が損壊する危険性や道路に隣接する農地や宅地などに土砂が流入し二次被害を及ぼすようなおそれのある道路につきましては、本来の道路整備とは別に生活道路の臨時的整備に関する指針を設けまして簡易舗装により対応しております。

 さらに、被災地において平成27年度までを期間とします新たに創設されました5省40事業におけます災害復興交付金事業につきましては道路の整備などにも活用できるようになっておりますが、いまだ事業の詳細な要綱が示されてございません。内容に不透明な部分もありますが、これから本市の復興計画を策定する上で、今後、国より示されます事業実施要綱に合致する道路等の選定作業を進めて整備を行ってまいりたいと思いますので、今後ともご理解とご協力をお願いをいたしまして答弁とさせていただきます。



○議長(村田春男君) 戸田見成君の質問4点目のうち、待機児童の推移についての答弁を求めます。

 樽見保健福祉部長。

     〔保健福祉部長 樽見博文君 登壇〕



◎保健福祉部長(樽見博文君) 戸田議員ご質問の待機児童の推移について、お答えをいたします。

 戸田議員からご指摘のとおり本年10月1日現在における小美玉市の保育所の待機児童数につきましては、50名となっております。

 本市のこれまでの待機児童数の推移につきましては、平成19年度には49名だったものが20年度には27名、21年度は24名、22年度は23名というふうに減少傾向にありましたが、先ほど申し上げましたように、今年度につきましては50名と増加をしております。

 増加の背景としましては、平成22年度に国におきまして制度の見直しが行われたことや、長引く景気の低迷などもありまして夫婦の共働きの世帯が増加していることや、核家族化、また、女性の社会参加などが大きな要因というふうに考えております。今後もこれらの状況については続いていくものと考えられますので、さらに保育ニーズは高まっていくものと考えております。

 本市といたしましては待機児童の解消に当たっては、保育士や施設整備など保育環境が整っている認可保育所で行われることが望ましいというふうに考えておりまして、従来より認可保育所の整備や従来の認可保育所における定員増に努めているところでございます。

 特に認可保育所における定員増につきましては、受け入れ児童の認可定員を超えている状況が恒常的にわたる認可保育所につきましては、定員の見直しを積極的に取り組まれるよう、平成22年度に国において制度の見直しが行われました。

 このことから、四季の杜保育園につきましては60名の定員でありましたが70名に、また、玉里第二保育園におきましては90名であったものが100名と本年4月より定員増を行っていただき、児童の受け入れを実施していただいているところでございます。

 本市では、少子化の流れを食いとめ、子供が健康に生まれ育ち、育む環境整備を推進することを目的としまして、小美玉市次世代育成支援地域行動計画後期計画を平成21年度に策定をいたしまして、平成22年度からこの計画に基づき待機児童の解消を含め、子供と子育て家庭を支援するための各種事業を展開をしているところでございます。

 今後も本計画の具現化に努めるとともに、国の施策などを踏まえ、市民の皆様方からの保育需要に対応した保育環境が進められますよう努めていきたいというふうに考えておりますが、そのためには民間保育園のご理解とご協力が大変重要であるというふうに考えておりますので、引き続き民間保育園との連携を深めながら待機児童の減少に努めていきたいというふうに考えておりますので、何とぞご理解をお願いを申し上げまして答弁とさせていただきます。



○議長(村田春男君) この際、議事の都合により午後2時45分まで休憩といたします。

     午後2時28分 休憩

     午後2時42分 再開



○議長(村田春男君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。

 議場内の皆様にお願いします。携帯電話はマナーモードにするか電源を切るよう、お願いいたします。また、傍聴規則を遵守し傍聴するよう、お願いいたします。

 再質問はありますか。

 戸田見成君。



◆15番(戸田見成君) それでは、再質問をさせていただきます。簡単に申し上げます。

 1番の問題ですけれども、中止あるいはということで質問を申し上げまして、先ほどのお話では見直しということというふうに受け取りましたけれども、私どもはこのたびの選挙で凍結か中止ということで住民の皆さんから信託をいただいたということ、先ほど申し上げたとおりでありますけれども、これを裏切るわけには、我々はいかない。私どもは年が上ですからなんですけれども、若い方は特に、これを裏切るようなことがあれば再度ここに出てこられないという覚悟をしておられると思いますけれども、そういう中に、ぜひ住民の皆さんの声というものを大切にしていただいて結論を出していただきたいと、こういうふうに思っております。その辺の、再度これをご質問申し上げます。

 それから、先ほど市長さんにお願いをしたわけですけれども、人事の問題ですね。やはり人事は市長さんが掌握していくということでありますので、これからの市政をリードしていく上で、ぜひこの人事を刷新して、市長さんがやりやすいようにつくりかえていく必要があるのではないかと。

 この多難な状況を、やはりこれだけの五百数十人の能力のある職員がいるわけですけれども、その編成の仕方ではかなり有効にこのまちをよくすることができるのではないかなと、こういうふうに思っておりますので、市長さんのその辺の考えをお願い申し上げたいと思います。

 以上、2点についてご質問申し上げます。よろしくお願いします。



○議長(村田春男君) 戸田見成君の再質問の1点目について答弁を求めます。

 沼田教育長。

     〔教育長 沼田和美君 登壇〕



◎教育長(沼田和美君) 戸田議員の再質問にお答えをさせていただきたいと思います。

 住民の声を十分に聞いて、事業の進行等については検討するようにというふうなことでございます。答弁の中でも申し上げさせていただきました。まさに市民が主体になる事業展開をそこに図っていくというからには、市民の皆様方の声を十分お聞かせをいただいて、その上でその論点整理というものをしながら進めていくというふうなことでございますので、住民の声を十分重視するということ等については、執行部といたしましても心して、その点に異論のなきよう十分な意識を持って取り組んでまいりたいと、このように思いますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。

 以上でございます。



○議長(村田春男君) 再質問の3点目について答弁を求めます。

 市長。

     〔市長 島田穣一君 登壇〕



◎市長(島田穣一君) ご苦労さまでございます。

 戸田議員さんの再質問にお答えを申し上げます。

 新市建設計画、いわゆる総合計画の見直しという中での企画課と財政課の能力充実を図れということでございますが、私はこの組織機構改革をその都度行って、やはりそれぞれの能力発揮ができるように進めてきているところでございまして、合併当時は財政課は総務部にあったわけであります。そういう中で、市長公室に企画があって総務に財政があるということはやはり一体性がないだろうと、仕事のスピーディーな、さらには企画能力とお金を工面すると申しますか、健全財政を堅持する必要性があるということで、市長公室に企画課、財政課ということで持ってきて、一緒に知恵をしぼりながら能力発揮をできるように考えて機構改革をいたしました。

 先ほどおっしゃられた、その能力が十分発揮されていないのではないかということのお話でございますが、職員は非常に優秀な職員が大分いる中でございます。そういう中では、さらにこの研修をして能力アップを図っていただいたり、また、職員全体の活性化を図るべく講師を招いて職員の勉強会をしていただいたり、また、派遣事業、県派遣、さらにはそれぞれの出張所がありますけれども、そういうものに派遣して勉強していただいて、そういう研修の成果をその現場で発揮していただけるような体制をとりながら努力をしている最中でございますので、どうか、総合計画に基づいての今6年目を迎えて事業執行しているわけであります。確かにおくれているところ、目立つところがあろうかと思いますが、今までは計画づくりに専念をしているということでございますので、これから実施の段階に入れば、例えば道路1本見ていただければ、用地買収すればもう工事は1年でぱっと発注ができるような体制がとれているということでございますので、少し議員の皆さん方にも側面からご支援をしていただいて、そういう体制の中でご指導いただく、そういうことがこれからの小美玉市の職員のレベル、やる気というものが出てくるのであろうと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

 一生懸命職員と一体となって努力をしてまいりたいと思いますので、ご理解のほどよろしくお願いしたいと思います。



○議長(村田春男君) これにて一般質問を終了いたします。

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△各議案に対する質疑



○議長(村田春男君) 日程第2、議案第89号 小美玉市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についてから陳情第3号 「緊急事態基本法」の早期制定を求める意見書提出に関する陳情書まで、計16件を一括議題といたします。

 これより議案に対する質疑に入りますが、通告がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

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△委員会付託



○議長(村田春男君) この際、お諮りいたします。

 ただいま議題となっております議案第89号 小美玉市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についてから陳情第3号 「緊急事態基本法」の早期制定を求める意見書提出に関する陳情書までの計16件については、会議規則第37条及び第134条の規定によりお手元に配付した議案審査付託表、請願・陳情文書表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託したいと思います。

 これにご異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ声あり〕



○議長(村田春男君) ご異議なしと認めます。

 よって、計16件の議案等につきましては、各常任委員会に付託することに決しました。

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△休会について



○議長(村田春男君) お諮りいたします。

 来たる12月17日から21日までの5日間は委員会等のため、本会議を休会いたしたいと思います。

 これにご異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ声あり〕



○議長(村田春男君) ご異議なしと認めます。

 よって、12月17日から21日までの5日間は休会と決しました。

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△散会の宣告



○議長(村田春男君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。

 次回は12月22日午後1時30分から全員協議会を開催し、終了後、本会議を開きます。

 本日はこれにて散会いたします。

 ご苦労さまでした。

     午後2時52分 散会