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茨城県 稲敷市

平成23年第 4回定例会−12月08日-02号




平成23年第 4回定例会

                平成23年第4回
            稲敷市議会定例会会議録 第2号
       ─────────────────────────
         平成23年12月8日 午前10時00分開議
       ─────────────────────────
1.出席議員  22名
      1番  岡 沢 亮 一 君    2番  篠 田 純 一 君
      3番  松 戸 千 秋 君    4番  山 本 彰 治 君
      5番  根 本 光 治 君    6番  伊 藤   均 君
      7番  大 湖 金四郎 君    8番  関 川 初 子 君
      9番  高 野 貴世志 君   10番  柳 町 政 広 君
     11番  篠 崎 力 夫 君   12番  浅 野 信 行 君
     13番  木 内 義 延 君   14番  坂 本   源 君
     15番  根 本   保 君   16番  山 下 恭 一 君
     17番  堀 口 正 良 君   18番  長 坂 太 郎 君
     19番  根 本 勝 利 君   20番  黒 田   正 君
     21番  遠 藤 一 行 君   22番  山 口 清 吉 君

1.欠席議員
       な  し

1.出席説明員
       市長               田 口 久 克 君
       副市長              坂 本   進 君
       教育長              坂 本   繁 君
       市長公室長            沼 崎 忠 夫 君
       総務部長             親 見 清 志 君
       市民生活部長           栗 山 照 夫 君
       保健福祉部長           大 島   功 君
       産業建設部長           大 竹 克 己 君
       教育部長             飯 田 光 男 君
       会計管理者            内 田 恒 雄 君
       農業委員会事務局長        森 川 春 樹 君
       監査委員事務局長         上 山 成 夫 君
       秘書広聴課長           高 山   久 君
       企画課長             川 崎 忠 博 君
       総務課長             川 上 俊 夫 君
       水道局業務課長          仲 川 一 夫 君

1.出席事務局職員
       議会事務局長           津 本 義 衛
       書記               坂 本 浩 一
       書記               萩 原 隆 行

1.議事日程
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              議 事 日 程 第 2 号
                        平成23年12月8日(木曜日)
                             午前10時00分開議

日程第1 一般質問

1.本日の会議に付した事件
 日程第1 一般質問
       ──────────────────────────
                午前10時00分開議
○議長(長坂太郎君) おはようございます。
 ただいまの出席議員は22名であります。
 地方自治法第113条の規定により定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりでございます。
 なお、稲敷市秘書広聴課から本会議の写真撮影を行いたい旨の申し出があり、傍聴規則第8条の規定により許可しておりますので、ご報告いたします。
       ──────────────────────────
○議長(長坂太郎君) 日程第1、一般質問を行います。
 発言の通告が議長の手元に提出されておりますので、これを許可いたします。
 なお、発言の順序は通告順といたし、質問の回数については、質問事項の大きな項目について3回までとし、持ち時間は40分であります。また、質問は演壇で行い、再質問以降については自席で発言されますようお願いいたします。
 なお、要望については、一般質問の趣旨から外れますので、一般質問の趣旨を遵守の上、質問されるようお願いいたします。
 初めに、13番木内義延君。
               〔13番木内義延君登壇〕
◆13番(木内義延君) おはようございます。13番木内義延でございます。
 通告に従い、一般質問を行います。12月定例議会、一般質問の先陣を切ってトップバッターとしてやらせていただきますので、よろしくお願いをいたします。
 早速質問に入ります。
 3月11日の東日本大震災以来、稲敷市の皆さんには多事多難な年であったと思います。特に農家の皆さんには、生産手段である農地などに甚大な被害が発生しました。家屋や農地など、被災された皆さんには心よりお見舞いを申し上げます。
 震災の被害により農地、用排水機場、排水路、パイプライン等の被害が大きく、作付不能といわれた水田が当初540ヘクタールもありましたが、関係機関各位の努力により、作付不能地は360ヘクタールまで減りました。このうち、機場、パイプラインの切断による用水不能のため米の作付ができなかったのは202ヘクタールで、残りの158ヘクタールが液状化が原因となるものです。自分の水田で米づくりができないというのは、転作制度を除いては有史以来のものではないでしょうか。米づくり農家の1人として、ことしは米づくりができないという事態になったときの心情は察するに余るものがあります。しかしながら、現実を見据えて、未曽有といわれる大震災の後ですので、ことし1年は水稲の作付不能もやむを得ない、しかし来年こそはという強い思いがあったと思います。
 そこで、復旧工事についてお尋ねをします。
 まず工事の発注状況そして工事がどの程度進んでいるのか、進捗状況を教えてください。
 二つ目に、来年24年の水稲の作付時期までに復旧工事が完了するのか、作付に間に合うのか、この2点をまず大竹産業建設部長にお尋ねをします。
 三つ目に、万一復旧工事がおくれて来年の米の作付に間に合わなかった場合の対策と責任について、田口市長にお尋ねをします。よろしくお願いをします。
○議長(長坂太郎君) 産業建設部長大竹克己君。
             〔産業建設部長大竹克己君登壇〕
◎産業建設部長(大竹克己君) おはようございます。
 木内議員の現在の工事の発注とその進捗状況についてという質問にお答えをさせていただきます。
 工事の発注状況でございますが、農業関連の災害復旧工事発注予定件数は71件でございます。それに対しまして、11月30日現在、13件発注をしております。率で言いますと、まだ20%にちょっと満たない部分でございます。
 工事の進捗状況ですが、国の災害査定を6月から9月まで受けまして、実施設計書の完成を待ちながら工事発注をしております。現時点では、工事発注件数も少なく、全体的な復旧工事のおくれは否めませんけれども、今後も迅速な工事発注とともに、工程表に基づく適切な施工管理をしていきたいというふうに思っております。
 続きまして、平成24年度の作付が例年どおり実施できるのかという質問でございますけれども、平成23年度は震災によりまして農地の液状化あるいは用水施設の被害によりまして、市内で540ヘクタールの農地の作付が不能ということになりました。平成24年度の作付に向けましては、被災農家の不安を払拭すべく、農家の方々のご協力を得ながら、災害復旧を進めているところでございますけれども、被害箇所、被害額も膨大でございます。来年の作付を可能とすることを第一ととらえまして、工事の優先順位をつけながら工事発注をしておりますので、よろしくご理解のほど申し上げます。
○議長(長坂太郎君) 市長田口久克君。
               〔市長田口久克君登壇〕
◎市長(田口久克君) 改めましておはようございます。
 木内議員の工事の大幅な遅延等が発生した場合の対策と責任についてのご質問にお答えをさせていただきます。
 去る3月11日に発生しました東日本大震災は、稲敷市にも甚大な被害をもたらしております。特に農業施設であります用排水機場やパイプラインの損傷、さらには農地の液状化によりまして約1,000ヘクタールもの水田が被害を受けました。このような危機的状況の中、稲敷市の基幹産業であります農業を守り、再生させ、農家の方々の負担軽減を極力図るため、災害復旧事業につきましては、本来、土地改良区が事業主体となり実施すべきではありますが、市が事業主体となることとし、鋭意取り組んでいるところであります。
 また、震災直後におきましては、応急復旧可能な農地については、工事を事前着工することにより、今年度作付可能な状態に回復してもらいたいとの耕作者の方からの強い要望もあり、積極的に事前着工することにより540ヘクタールの作付不能となった水田以外は今年度作付可能となったところであります。
 今回の農業関連の災害復旧工事は過去に経験のない非常事態であると受けとめております。事業量から見ても稲敷市単独では負担も大きく、茨城県の技術的指導などの人的支援を受けながら進めておりますが、今後も関係土地改良区等の関連機関との連携を図りながら、工事の進行管理をさらに徹底し、大幅な遅延等が発生しないよう全力で取り組んでまいりたいと考えております。よろしくご理解のほどお願いを申し上げます。
○議長(長坂太郎君) 13番木内義延君。
◆13番(木内義延君) 再質問いたします。
 答弁を聞いて大変驚いています。もう既に8割か9割の工事が発注済みであり、工事は遅くとも3月か4月までに完了するものと思っていました。が、ただいま大竹部長の答弁を聞いて暗たんたる気持ちになりました。全体の件数のうち、発注したのはまだ2割弱なのですよね。発注件数が多いこと、そして査定のおくれや実施設計の作成おくれなど、そういうことがあったのでしょうが、そしてまたうわさでは工事発注の入札を予定しても施工業者の応札がなく入札不調を繰り返すとか、あるいは落札をして工事を始めようと思っても資材が手に入らなくて着工ができないとか言われています。関係者に確認をしていませんので、うわさという言い方をしましたが、多分本当のことなのでしょう。そういう考慮すべき諸般の事情があるのでしょうが、大変おくれていますよね。市内を歩いても、道理で被災農地の復旧工事や重機の姿を余り見かけないはずですよね。
 市長にも詳しく答弁をいただきました。稲敷の基幹産業である農業の再生、農業を守って再生をさせていく、これは行政のトップとしては常に考えていかなければならないことであると思うのですが、それにしても私にとってみれば市長の危機意識が薄弱に過ぎるのではないか、そんな感じがします。市長も多分、稲敷の基幹産業と農業を認めているわけですので、これが2年続けて作付ができないかもしれないという、まだ仮定の話ですが、現実となる可能性が非常に高い。そういう状況にあって考えが甘いというか、市内の総耕地面積から見たら液状化現象を起こした水田は一部にすぎないというような考えでもお持ちなのではないでしょうか。
 本来、稲敷市長としては相当な覚悟を持って震災からの復旧復興に当たらなければならない、そういう立場と思いますが、市長の覚悟を再度お尋ねします。
○議長(長坂太郎君) 市長田口久克君。
               〔市長田口久克君登壇〕
◎市長(田口久克君) お答えをさせていただきます。
 国、県そして土地改良区の皆さん、そして関係機関の皆さんと、あと耕作者の皆さん、ご協力をお互いにしながら、来年度作付ができるように最大限に努力をしてまいりたい、そう考えております。ベストを尽くしたい、そう思っております。よろしくお願いをいたします。
○議長(長坂太郎君) 13番木内義延君。
◆13番(木内義延君) 最近の市長の答弁としてはまあまあ、今までは簡単に、ごく簡単に一言で片づけられていたような気がするのですが、きょうはまあまあ、思ったよりは、このくらいと思ったらこのくらいになっていたような。もう少し長い時間で答弁していただくようになればもう少し人気が出てくるのかな、そんな気もします。
 私が心配するのは、水田耕作者の平均年齢が非常に高くなっていて、私ごとなのですが、私はもう60半ば、還暦を大分過ぎています。それでも、そういう私でも平均年齢よりは下なのです。そうらしいです。耕作者の中ではまだ若いうちに入るらしいのです。そういう状況にあって、ことしは米づくりができない、しようがないと震災の後そういうあきらめがあったかもしれませんが、これが2年も続くと、高齢化ということとも相まって、もういいや、米づくりはもうやめよう、そういう離農者が出てくるのではないか、そういうことを心配しています。そして、その結果として耕作放棄地がふえてくるのではないか、そういう事態にならないことを祈っているものであります。
 そういう耕作放棄地の出現とか、そういう事態になったとき、行政のトップとしての責任をどう考えているのかもう一度お尋ねをします。
 そして、当然、予算を伴う対策等も考慮すべきと考えますが、いかがでしょうか。例えば、手立ての一つとしては、6月、7月までに工事がおくれたときは、完了しないときは、その地域の希望者には優先的に飼料稲、飼料米を配分するのも方策かと考えます。私は今、来年度も作付できないかもしれないとの推測で質問しています。仮定の話にははっきりした答弁ができないということであれば、目鼻がつく来年3月の定例議会、あるいは結果が多分出ているでしょう、6月の定例議会でももう一度この問題で質問できればよいなと考えています。
 最後の質問ですので、さっきにも増して懇切丁寧な答弁をお願いして、今回の質問を終わります。
○議長(長坂太郎君) 市長田口久克君。
               〔市長田口久克君登壇〕
◎市長(田口久克君) 木内議員から少しでもお褒めの言葉をいただいたというのは、市長に当選をさせていただいたとき以来、初めてでございます。どうもありがとうございます。まずお礼をもってお答えさせていただきます。
 まず災害復旧工事のうち作付に必要な箇所、これはやはり優先的に工事をして作付ができるように取り組んでまいりたい、そう思っております。とにかくもう第一優先的にやってまいりたい、そう思っております。
 それから、いろいろお話のありました飼料用稲とか、万が一の場合、そういうのを考えたらどうかというようなお話も検討しながらやってまいりたい、そう思っております。
 やはり農業は稲敷という町の中の大変な基幹産業でありますので、十分私も理解をしているつもりでございます。一生懸命そういうことについてやってまいりたいというふうに思っております。
 そして、もう何度もお話しさせていただいていますけれども、稲敷市がこういうことについて事業主体となって率先して手を挙げさせていただいて、土地改良区の皆さんと一緒になってこういう作付、それから農地がこういう状況になったことに対しまして、私は稲敷というのは茨城県の中でも画期的なことに対して手を挙げることができたのではないかなというふうに思っております。そういうことも含めまして、国、県、何度でも私は足を運ぶつもりでございます。予算的なものにつきましても何度でもお願いに伺うつもりでおります。そういう気持ちで一生懸命やらせていただきたい、そう思っております。ご理解のほどよろしくお願いをいたします。
○議長(長坂太郎君) 以上で木内義延君の質問は終わりました。
 次に、1番岡沢亮一君。
               〔1番岡沢亮一君登壇〕
◆1番(岡沢亮一君) おはようございます。
 議員番号1番岡沢亮一でございます。ちょっと風邪ぎみですが、一生懸命頑張って質問させていただきます。
 ことし最後の定例会でございます。ことし1年を振り返りますと、災害、水害と全国的に大変厳しい1年だったと思います。我が稲敷市でも同じことが言え、今まで経験しなかったことの連続でした。そういった中で、職員の皆様方には全力で対応していただきましたこと、改めて感謝申し上げたいと思います。
 しかしながら、まだまだ問題も山積みの状態でございます。先ほど木内議員がご指摘の問題、放射線の問題もまだまだ解決の見通しがついておりません。しかしながら、稲敷市としてこういった問題について一致団結して一つ一つの事案に取り組んでいきたい、そういったことを申し上げさせていただきまして、質問に移らせていただきます。
 今回、質問させていただきますのは、AEDに関する質問です。
 心肺停止者の救命率の向上を図るには居合わせた人による素早い救命措置が不可欠であり、AEDを活用して心肺蘇生を行うことは現場でできる応急手当の手法の一つでございます。本市でも、公共施設や学校などへの設置は進んでいると思いますが、その数はまだまだ足りているとは言えず、どこにあるか知らない人も多いのではと思います。自救自助、すなわち自分たちで命を救うことが重要であり、家族であったりご近所の方々がみんな心肺蘇生法ができ、さらにはAEDを操作できれば多くの命が救えるのではないのでしょうか。また、実際の活用を考えた場合、どの施設にあるかがわかっても、その施設のどこのどの場所にあるかがわからないケースもあり、非常口の案内板のようにすぐ目につくようなマークを設置したり、またインターネット、携帯電話から設置情報が見られるようなシステムがあればかなり有効だと思われます。
 我が市では平成18年から導入を開始し、随分普及してきましたが、学校や医療機関など公共施設だけではなく、企業などにも設置を進めてもらわなければならないと私は思っております。なぜなら、公共施設は夜間、土日が閉まっているからです。コンビニ、ファミレス、ガソリンスタンドなどに設置を進めていけば、いざというときの救命率が大分変ってくるのかなと考えます。
 以上のことは人命を救う上で予防としてできることでもございますから、ぜひ取り入れていくべきだと私は思っております。そこで、AEDの配置推進、計画的配置と活用についてどのように取り組んで進めていくのかお伺いいたします。
○議長(長坂太郎君) 保健福祉部長大島 功君。
             〔保健福祉部長大島 功君登壇〕
◎保健福祉部長(大島功君) おはようございます。
 岡沢議員のAEDについてのご質問にお答えをさせていただきます。
 全国では病院以外で約2万人の方が心身細動などによる突然の心肺停止で亡くなっております。心肺停止後に救命措置が1分おくれると救命率が10%減少するといわれております。命を救うには救急隊員が到着するまでの間のAEDによる救命措置が有効な手段であります。設置の推進は、市民の安全、安心を守るという観点からも重要なことであると認識しております。
 稲敷市では平成18年度から、ふれあいセンターを初めとして各庁舎や幼稚園、小中学校、公民館等の公共施設に順次AEDの設置を進めてまいりました。現在までに稲敷市で設置した3カ所のショッピングセンターを含めて42カ所の施設にAEDは設置されております。そのほかに、江戸崎福祉センターにはイベント等があるときの貸し出し用として3台が用意されてございます。また、民間でもAEDの設置は進んでおりまして、稲敷広域消防本部の調べによりますと、市内19カ所の事業所でも設置されておりまして、市内の設置箇所は先ほどの数字を含めますと61カ所となってございます。
 AEDの使用法につきましては、救命の実技訓練と一緒に消防署による普通救命講習の中で指導を受けることができます。これまで市内の教職員を含め315名の職員が受講し、普通救命講習修了証が交付されてございます。そのほかに、社会福祉協議会で実施しましたヘルパー研修時や、民生委員児童委員協議会、またボランティア団体、各企業、一般市民のグループ等でも独自に講習を受講しております。
 今後とも市民の方が多く集まる施設等に設置を進め、あわせて定期的に救命講習を実施することで、最初に申し上げましたように、市民の安心、安全を推進していきたいと考えておりますので、よろしくご理解のほどお願い申し上げます。
○議長(長坂太郎君) 1番岡沢亮一君。
◆1番(岡沢亮一君) ご答弁ありがとうございました。
 積極的に取り組んでいただいて、本当に感謝申し上げる次第でございます。しかしながら、設置数で各施設1台というのは少ないのではないかと私は思っています。ある小学校の話ですが、プールの横の小屋にAEDのシールが張ってありました。しっかり行き届いているのだなと思ってよくそのシールを見てみると、小さく職員室と書いてありました。学校などは広いですし、そういった非常事態というのは時間と場所を選んでくれないので、いろいろなケースを考えると1台ではなく2台、3台あってもいいのかなと思っております。
 例えば、この議場で使用する事態が起きたとすると、正面玄関までとりにいくのに時間が大分かかってしまうと予想されます。やはり、こういったことをカバーする意味でも再度設置台数について見直す必要があるのかなと感じます。今後として、市はそういった考えがおありなのか伺わせていただきます。
○議長(長坂太郎君) 保健福祉部長大島 功君。
             〔保健福祉部長大島 功君登壇〕
◎保健福祉部長(大島功君) 岡沢議員の再質問にお答えをさせていただきます。
 今、議員の方から指摘がありましたように、各施設ほとんど1台の設置かと思います。シール等は張られておりますけれども、大体職員室、あと庁舎ですと庁舎入口、総合窓口付近ということでございます。
 この東庁舎の方も、2階、分庁舎の方は3階であります。3階というようなこともありますので、そういうところですと1台では数的には少ないかなという、先ほども申し上げましたように、1分おくれると10%の救命率が下がるといわれております。そういう点を踏まえますと、設置が進んでいる施設でも階数や形状、広さなどによって複数のAEDを設置すべき施設も出てくるかと思います。これらの施設につきましては、新規の部分とあわせて、優先順位を見ながら増設を検討していきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(長坂太郎君) 1番岡沢亮一君。
◆1番(岡沢亮一君) ご答弁ありがとうございました。
 先日の茨城新聞に載っていたのですが、ある企業から県庁にAEDが寄附されたという記事が載っていました。今回の震災で改めて命の大切さ、とうとさを感じたわけでございますけれども、こういったときだからこそ官民協力し合っていくべきかと私は感じます。我が市でも企業と協力して設置状況などの情報を共有したり、また夜間帯の使用を考えて設置推進をお願いしていくべきだと思っております。設置台数ナンバーワン、受講者数のナンバーワンを目指して、近隣の市町村をリードしていくのだという、そういった目標のもとに頑張っていただきたいと私は思っております。
 最後になりますが、そういった強い気持ちみたいなのを改めてちょっと、決意みたいなものをちょっとおっしゃっていただいて、私の質問は最後にさせていただきます。よろしくお願いします。
○議長(長坂太郎君) 保健福祉部長大島 功君。
             〔保健福祉部長大島 功君登壇〕
◎保健福祉部長(大島功君) 岡沢議員の再々質問にお答えをさせていただきます。
 設置場所等もわからない方がいるということであります。ホームページとか広報紙等には前にお知らせはしたのですけれども、そのほか企業と事業所等につきましては、お知らせはさせていただいていなかったかと思います。県の方の茨城マップですか、あの部分もあるかと思います。そういう部分も、県の認証制度登録とあわせて周知を図っていきたいと。
 あと夜間の使用ができるような形での設置の推進ということでございます。先ほど議員の方からありましたように、コンビニまたは24時間営業のスタンドとか、そういう部分があるかと思いますけれども、そういう部分についてはそのスタンドないしコンビニ、そういうところにも一応話をさせていただいて、協力いただけるかどうか、その部分も含めて検討していきたいと思います。
 あと講習の方ですけれども、また職員ばかりではなくて、一般の市民の方々にも講習を受けていただけるような講習会の方をセッティングさせていただければと考えております。講習の方も、1回受けている方も3年ぐらいをめどに再度講習を受けていただければというような消防署の考えもございますので、消防署の方からもちょっと聞きましたらば、できれば再度受けるときは3年ぐらいで再度講習を受講していただければありがたいなということがありましたので、そういう部分も考えて、これからも講習会の方を開催していく予定でございますので、よろしくお願いいたします。
○議長(長坂太郎君) 以上で岡沢亮一君の質問は終わりました。
 休憩いたします。
                午前10時37分休憩
         ──────────────────────
                午前10時50分開議
○議長(長坂太郎君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 引き続き一般質問を行います。
 17番堀口正良君。
               〔17番堀口正良君登壇〕
◆17番(堀口正良君) 改めましておはようございます。
 前段、議長の許可を得ておりますので、今カウントしていませんから、皆さんに御礼かたがたご報告申し上げたいと思います。
 本定例会の初日、皆さんの満場一致で監査委員ということで推挙されました。早速、市長から人事発令通知を受けまして、皆さんの期待と市長の命に従い、職務精励し職責を全うしたいと思っておりますので、何とぞよろしくお願いしたいと存じます。
 早速、通告内容に従って一般質問を行いたいと思います。
 冒頭申しますけれども、私が一般質問を通告したのは、締切11月25日の前日、10時55分、いわゆる締切の29時間5分前であります。したがって、25日の未明から26日の早朝にかけての職員による酒気帯び運転による事故等につきましては知る由もなく、あるいは予想すらさえ覚えておりませんでしたので、私の一般質問の内容が非常にタイムリーで、あるいは時期を得ているというふうに思っておりましたので、質問に対する答弁者の順序、本来は副市長から始めるところでありましたのですが、急遽市長から、内容には変わりありませんが、そういう順序でひとつ取り計らいのほど、よろしく議長お願いしたいと存じます。
 さて、この間の11月28日の臨時会、臨時会の冒頭において、この26日未明の職員の不祥事、いわゆる道交法に違反した非常にお粗末な事由に関して、その事故のてんまつを、事件のてんまつを市長から報告を受けました。市長のその報告の途中、市長、突然胸に迫り涙したと、ハンカチで眼鏡を外して涙をぬぐうシーンが見られたのでありますけれども、その真相心理は市長の何ぞやということを改めて本会議で問いただしたいなというふうに思っております。結局、これが監督の管理責任ということとなれば、市長にとっては非常にざんきにたえない思いであったかということはある程度参酌できますが、この本会議の演壇で、しかもインターネットで閲覧できるこのご時世の中で、市長が嗚咽に近いほどの中でその事故のてんまつを報告したと、このことについて改めて本会議でその市長の涙した理由、それを質問したいというふうに思っております。
 次に、これは質問内容であります訓令第18号というのがあるのですが、この訓令第18号は稲敷市職員分限懲戒等審査委員会規定というやつであります。稲敷市には例規集が、条例や規則や、あるいは規定やあるいは要綱等々含めると、千とは言わないまでも千になんなんとするほどの例規があると。当然ながら、その例規全部把握している、掌握している職員は皆無であります。ですから、その例規集を、その例規をよく咀嚼しても、なかなかその例規の内容が非常に、私にとっては非常にその解釈によっては齟齬が出るのではないかというふうに疑問を呈しているところであります。その審査委員会の委員長が副市長でありますから、副市長に訓令第18号に対する改めて見解を聞きたいというふうに思っておりますので、何とぞ納得できる答弁がされますよう、改めてお願いしたいなというふうに思っております。
 さて、きょうは12月8日であります。私が議長のとき、21年の第4回定例会の初日がちょうど本日12月8日でありました。私、議長のあいさつで本日は真珠湾攻撃の日だと、いわば先の大戦の勃発した日だというふうに申しましたのですが、21年の12月8日は、ここにいる坂本副市長がこの本会議場において同意議決されたと、稲敷市の副市長として山あり谷あり、非常に難産の末、副市長に就任されたわけでありますが、その定例中、12月16日に辞令を交付され、そしてその本会議の最終日に、私議長でありましたから、私自分で言うのもなんですが、特別な計らいで、委員長報告が終わって審議が終わった時点で坂本新副市長の本会議場の入場を認め、ここであいさつをしていただいたというような経緯がありました。それから、ちょうどきょうは2年でありますから、この2年間の副市長が稲敷市の執行者としてどういうお考えでいるのか、そして自己採点したら何点なのだろうか、あるいはこれからどう稲敷市の行政に携わっていくのか、副市長の本来の権限である以上に副市長に課せられた課題は大だというふうに思っておりますので、その点も勘案して、忌憚のないご答弁を賜りますようお願い申し上げて最初の質問といたします。よろしくお願いいたします。
○議長(長坂太郎君) 市長田口久克君。
               〔市長田口久克君登壇〕
◎市長(田口久克君) まず、堀口議員からいろいろお話ありまして、まずお詫びを申し上げます。これが順序だろうというふうに私は思っております。職員による飲酒運転という不祥事が続きまして、わずか3カ月の間に2回ということが起きましたことに対して、市政の責任者として深く反省をし、おわびを申し上げたいと思います。大変本当に申しわけございません。
 それで、今お話しさせていただきましたように、これ3カ月の間に2回ということが続きまして、やはり職員に対する指導が徹底していなかったということに対する、私自身に対するふがいのなさ、そして職員といいますか、議会の皆様そして市民の皆様方に対する信頼を裏切ったということで、職員の皆様方には肝に銘じてしっかりしていただきたい、そして皆さんの信頼回復に努めてもらいたいという気持ちでああいう感情になってあらわれたのだろうと自分でも思っております。正直言いまして悔しさもあります。もうちょっとしっかりしろと私は言いたいです。そういうことからこういうことになりまして、申しわけないなというふうに思っております。
 それで、私自身の監督責任ということで、本人の処分が確定次第、みずからの給料を減額したい、そう考えております。以上であります。大変申しわけございません。
○議長(長坂太郎君) 副市長坂本 進君。
              〔副市長坂本 進君登壇〕
◎副市長(坂本進君) 改めましておはようございます。
 ただいま堀口正良議員からご質問ありました、まず稲敷市職員分限懲戒等審査委員会規定の解釈についてということにご答弁させていただきます。
 その答弁の中に入る前に、ただいま市長が皆さんに謝罪しましたとおり、私も職員の監督責任者として、今回の飲酒運転という不祥事、2回も続いたこと、非常に重大に責任を感じているところでございます。これからは職員一人一人が徹底的に自覚していただいて、そういう不祥事を二度と起こさないように指導してまいりたいと考えております。皆様方にもよろしくお願い申し上げます、ご指導よろしくお願いしたいと思っております。心からおわびを申し上げます。申しわけございませんでした。
 さて、先ほどのご質問の内容にお答えをさせていただきます。
 稲敷市職員分限懲戒等審査委員会規定の解釈にかかわることについてでございますが、稲敷市職員分限懲戒等審査委員会は、地方公務員法第6条の規定によりまして、権限を有する任命権者がそれぞれの一般職の職員の分限、懲戒等処分の公正と統一を図ることを目的に設置してあります。これによりまして、それぞれの任命権者、任命権者は市長、場合によっては議会の議長、教育委員会、公平委員会等が任命権者ということで地方公務員法に定めてありますが、それぞれの任命権者が統一的に判断して公正な処分ができるように、それを目指してこの審査委員会があるものでございます。
 委員会は、任命権者が行う職員に対する懲戒処分の案について審査をいたします。委員の構成につきましては、私、副市長が委員長を務めまして、部長並びに、審査該当者が教育委員会の事務局職員の場合には教育長と教育部長も充てまして、農業委員会事務局の職員と議会事務局の職員にありましてはそれぞれの事務局長の職にあるものを委員に充てることとしております。
 審査会は、事案の発生後、速やかに関係者を招集し開催することが慣行として行われておりまして、事案ごとに稲敷市職員の懲戒処分に関する指針に基づきまして審査に当たっております。
 合併後の開催の状況でございますが、4案件、延べ7回開催をしている状況でございます。よろしくご理解のほどお願い申し上げます。
 なお、先ほど冒頭申し上げるのを忘れましたが、私の給料の削減につきましても、本人の処分が決まり次第、それにあわせて実施したいと考えているところでございます。ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
 1点目の質問につきましては以上でございます。よろしくお願いします。
○議長(長坂太郎君) 副市長坂本 進君。
              〔副市長坂本 進君登壇〕
◎副市長(坂本進君) それでは、第2点目のご質問ですね。副市長として自分の事業をやってきたことについてどう評価しているのか、これからどういうふうに仕事をしていくのかというご質問でございます。
 堀口議員ご指摘のとおり、私、この12月で副市長に就任させていただきまして2年目という、4年間の任期の中では節目の時期になっております。みずからの評価というお話でございますけれども、現在のところ、任期半ばでいろいろな幅広いことに取りかかっているところでございまして、その評価は実績を見ないとなかなか自分では言えないのかなという気持ちでおります。結果が出てこないことがたくさん今のところまだあります。自己採点は難しい状況にございますので、その点よろしくご理解いただきたいと思います。評価というのは後からついてくるものだと思いまして、毎日毎日ひたすら一生懸命職務に精励していきたいと考えております。
 副市長の任務についてどう考えているかというお尋ねでございますが、副市長制というのは市長を支えるマネジメント機能の強化を図るという趣旨で導入されたものでございます。その職務の内容も以前の制度よりも明確にされまして、ハードからソフト全般にわたるまちづくりの分野で政策の企画立案、さらにはマネジメントをする役割が与えられたと考えております。
 稲敷市は合併して7年目を迎えております。まだまだ稲敷市として取り組む課題が山積しております。中でも、特に3月11日の東日本大震災によりましても、市内の至るところで大きな被害が生じております。この災害からの早期復旧、これが非常に喫緊の課題となっていると認識しております。円滑な復旧に努めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 さらに、中長期的には、稲敷市の人口の減少、そして少子化、高齢化、これが年々進展してございます。これらの状況を踏まえまして、やはり本当に暮らしやすいまちづくり、これを心がけていかなければならないというふうに認識しているところでございます。市民の皆さんのニーズとかご意見をよく伺いながら、実際にどういうことが必要なのか、暮らしやすくするにはどうすればいいのかを十分に分析しながらまちづくりを進めていく必要があると考えております。
 さらに、首都圏中央連絡自動車道の開通、成田までつながるという時期も迫ってきております。これらを踏まえまして、もう少し稲敷市だけにとどまらないで、つくば市やら成田市、さらに首都圏、そういう幅広い地域との連携を持った中での産業の振興のあり方、そして交流人口の拡大なども図りまして、稲敷市を活性化していくことが必要であるというふうに考えております。
 ほかにも工業団地への企業の誘致、これも取りかかっていることでございます。まだ成果を皆さんに発表できる状況にはなっていないわけですが、ぜひとも企業誘致を決めまして、地域経済活性化の起爆剤となってもらう、そういうことで取り組んでいきたいと考えております。
 多くの課題がございますが、市議会の協力そして関係機関との連携を強化いたしまして、迅速な取り組みを行ってまいりたいと考えていますので、よろしくご協力をお願いしたいと思います。今後とも田口市長を補佐しまして、職責を果たしてまいる所存であります。ご理解のほどよろしくお願いを申し上げます。
 以上でございます。
○議長(長坂太郎君) 17番堀口正良君。
◆17番(堀口正良君) 市長の答弁、ちょっとうるうるとしたようなところがありましたのですが、前回の轍をまた踏んでしまったという、職員のいわば社会規範の薄さとか、あるいはそれ以上に公序良俗、モラルの低下が招いたといわれればそれまででありますが、そこにそういうふうな監督責任者にトップはなっているわけでありますから、先ほどの答弁を8月26日に起きたときに職員に訓令、訓示すれば、職員はそこに忠誠心とかインセンティブを与えられて士気が高まったのではないかというふうに思っております。
 今回も、聞くところによると訓令、市長が今回に限っては管理職を呼んで訓令をなさったというような話を伺っておりますが、管理職いわく、ほとんどの方々が心に響かなかったと。5分間でぺら1枚読んで、それではという話ではないという話をされたわけでありますから、今のような言葉で自分の言葉で職員に訓令すれば、恐らく琴線に触れたのではないかというふうに、職員の琴線に触れて、そこに市長のために、いやこの難局を打破しようというような職員の意識の高揚にまさしくつながったのではないかというふうに私は思っております。武士の情けでありますから再質問はしませんが、8月26日の事案のときも、私、そのとき市長の報告でも同じようなことを市長は述べているのですよ。二度も過ちを繰り返しているような状況、そのことを踏まえれば、今回のときこその監督管理責任の重さ、みずから処分が出る前に私みずから減給するというような市長の今発言がありましたのですが、当然ながら自分を戒める部分もこれ監督責任として大いにあるわけでありますから、副市長も含めて、職員に対する意識づけを徹底的に周知徹底されますよう、まずお願いしたいなというふうに思っておりますし、市長においては最終的には今回もその処分を下さなくてはならない、いわば苦渋の選択というか、あるいは何ですか、中国の逸話ではありませんが、泣いて馬謖を斬るという、時の武将、諸葛孔明は、自分が一番溺愛し重用した部下の馬謖、その馬謖が軍法に背いて隊と兵を敵に突入させた結果、大惨敗を期したと。それで結局、そのとき諸葛孔明はその馬謖をその要職から外したと。情に駆られることなく公平公明にその馬謖を斬ったというところで、みずから諸葛孔明も自分の監督責任を問うたというような逸話がありますので、そういう意味からも、よもやここで、この本会議で市長の答弁、あるいは副市長の答弁でみずからを律し、そしりは免れないというような思いでいるということを聞きましたのですが、ぜひその姿勢が必ずや職員に感化されますことを改めて徹底してほしいなというふうに思っております。
 さて、訓令第18号の話でありますが、訓令第18号は、今回も前回も、委員会も一度開いたようでありますが、稲敷市の例規が、先ほど千になんなんとするほど例規がある中で、酒酔い運転とか酒気帯び運転、あるいは同乗者等々は、審査委員会を開かないまでにも、即懲戒解雇というような文言があるのですが、それは、ここに資料があるのですが、資料がいっぱいで、これは訓令第22号ですね、稲敷市職員の交通事故等に係る懲戒処分等基準とある。これに照らし合わせれば、審査委員会の有無にかかわらず、審査委員会の結果にかかわらず即解雇だよと、懲戒だよと、酒気帯びは。十分酌量の余地がない場合だよ。そこに摘発されて検挙された場合においても即解雇だという文言があるのですが、それに照らし合わせれば、審査委員会で、任命権者が部局が違うから教育委員会の方で人事命令書を出せと、あるいは議会事務局でも議長をしてその処分をしてくれと、あるいは農業委員会等においても農業委員会で処分してくれと。監査委員会といっていますけれども、監査委員会は例規集の中に入っていないのですが、これはどういうふうに解釈したらいいかわからないのですけれども、いずれにしても任命権者は任命権者であるのですが、いずれにしても市長部局から出向されている職員でありますので、職を解いて、身分を解いて、市長部局に戻して審査の対象とするべきだというふうに私は思っているのです。となると、そこにこの間の責任の問題があるのですが、いずれにしても採用権者は市長でありますから、トップでありますから、この間の事案、8月26日の事案の結果が非常に直接的ではないということで、事の重大さをどうも軽んじていたのではないかというふうに思われて仕方がないのであります。ですから、あのとき副市長に、私から全協でも聞いたのですが、副市長、自責の念はあるのですか、引責はどうであれ、自責の念はあるのですかと私が問いただしたところ、自責の念はあると、教育長もしかりであります。そうしたら、帰り際に、これ真なのか何なのかわかりません、真でしょうね、ある議員が副市長に謝ったらいいのにと、謝ってしまえばよかったのにといったら、いや謝る必要はないというような、私にとっては暴言を吐いたというようなこと。そこらの認識が前段そういうことがあったから今回の事案が起きたといってもこれは過言ではないのでしょうか。ですから、そこら辺の事の重大さを改めて、今思うのはやはり後の祭りで、やはりそのときみずからを律してそれなりの処分をしてトップもこういうふうに、同じように同じ戒めをして同じような処分をされたのだよと、その一遍、責任の一遍を感じてそういう処分をしたのだということがあれば、職員の間にもそういう意識がついたと思っておるのですが。
 今副市長に改めて問いますが、その自責の念があるのかと私が問うとき自責の念はありますと。がしかし、全協が終わったとき、オフレコなのでしょうけれども、私に責任はないと、謝る必要はないと、その齟齬は何だったのでしょうかということを改めて問いたい。ひとつよろしくお願いします。
○議長(長坂太郎君) 副市長坂本 進君。
              〔副市長坂本 進君登壇〕
◎副市長(坂本進君) お答えを申し上げます。
 自責の念はそのときにもありました。申しわけないという気持ちでいっぱいでございました。あと、謝ったらいいのではないかというお話は、私、堀口議員と任命権者が処分することについてのお話をしていたことについてのそういうご指摘かなと思って、任命権者が処分するというのがこれは法律上の決まりなので、特に間違ったことはお話はしていないという認識はあったと思います。ただ、そのように受けとめられたということは、私もちょっと言葉には気をつけなくてはいけないなとは思っております。そういうことで、私は任命権者が処分をするわけですけれども、市長、副市長、こういう監督責任は私にもあります。恐らく市長もそのようにさっきおっしゃったと思うのですが、それはもう間違いなく責任は感じております。よろしくご理解のほどお願いします。
 交通事故を起こした職員に対する処分基準が、先ほど堀口議員からお話あったように、あります。その中で、飲酒運転とか酒気帯び運転、これはもう懲戒免職というふうに一応処分の中身は決まっております。ただし、減免規定というのもございまして、状況を見て、いろいろな勤務の状況とか、今までの事故歴とか、いろいろなことを見て加重、重くしたり軽くしたりすることができるという規定もございまして、全体的に判断することになっております、規定上は。そういう意味で、審査会でいろいろと調べたりはしております。各市町村の処分状況なども参考にさせていただきながら判断しているところでございます。以上でございます。
○議長(長坂太郎君) 17番堀口正良君。
◆17番(堀口正良君) 先ほどの解釈の問題、副市長、謝らなくてもいいと、自責の念の解釈の相違、あるいは規定の解釈の相違、訓令22号が生きていれば訓令18号にかかわることなく飲酒運転は即解雇でしょう。そうなっているのでしょう。飲酒運転あるいは酒気帯び運転、酒酔い運転、あるいは同乗しても解雇でしょうよ。その加重、減免する部分、情状する部分というのは、これは有無を言わさずではないですか、飲酒運転に限っては。いずれにしても、また今度そういう審査委員会、まだ決定を見ていないわけでありましょうけれども、道交法の行政処分が下り次第正式に発表するのか、その前に市の方で審査委員会等でそれなりの処分を出すのか。飲酒運転は罪万死に値しますから、言語道断、情状の余地はないと思いますよ、私は。これは公僕として非常にモラルの欠如以前の問題ですから、人格を疑われます。幾ら差し引いても、気の毒だとなかなか思いたくもないのでありますけれども、そこらを考えれば、その辺の周知徹底をしていれば、二度と過ちを起こさないのではないかというふうに思っておるのですが。
 さらに、議会事務局で任命権者だから処分を決定してくれよと、これ議長なかなか判断できないですよね。最終的には審査委員会から行くのでしょうけれども、結局議会事務局も農業委員会も、あるいは教育委員会も追認でしょうよ、追認。審査委員会の追認で結局それが妥当か相当かということで、その委員会での決定と審査委員会と、あるいは教育委員会等々の結果に齟齬が生じることはないのでありましょうが、全協のとき、親見部長は、もし齟齬が生じた場合にどちらが優先だといった場合は任命権者の方が優先だというようなことが出ましたのですけれども、ですから、先ほど言ったように、職員は市長部局から出向されているわけですから、その職務を解いて改めて市長部局で審査すると、そこで責任の所在を明確にすべきだというふうに私は思っております。
 例規の解釈は、地方公務員法の中で例規をつくるのでありますけれども、これ微妙に稲敷市とほかの隣接の自治体で違うところがあります。この例規は非常にあいまいもこで、その詳細まで、ディテールまで踏み込んでいない、ですから解釈が分かれてしまうのでありますから、これも一つの課題として例規を改めて見直して、例規ですからそう効力はないのでありましょうが、条例、規則、規程、要領、要綱なのですか、その中での規定の位置づけでありますが、1人の人生を左右する、泣いて馬謖を斬るわけではありませんが、苦渋の選択をした市長に言わせれば、非常に重い処分をしなくてはならない場合があるわけでありますので、どうかその例規ももう少し強固な、盤石とした例規を構築すべきだというふうに思っておるのですが、ましてや教育長は特別職でも何でもありません、一般事務職の公務員ですよ。教育委員長は特別職の公務員なのかな、地方公務員。そうすると、この間も、本来は教育長ではなくて教育委員長がそれら任命権者を代表して本当は事の説明、事件の経緯、処分のあらましを本来は出すべきであって、さらに市長が人事発令を出したのも、市長があくまでも教育委員会の代読としてやったわけですから、それもなかなか非常に首をかしげる部分があるように思っております。ですから、法で縛れとは言いませんが、やはり同じ過ちを繰り返さないためには万全な例規の中でその部分を職員に周知徹底して事に当たるという必要性が改めて問われるのではないかと思いますけれども、再度副市長にその辺の見解を聞きたいと思います。
○議長(長坂太郎君) 副市長坂本 進君。
              〔副市長坂本 進君登壇〕
◎副市長(坂本進君) 例規を見直してきちっと体制を強化すべきだというご指摘でございますが、確かに職員の処分ということは職員の人生を左右する問題でございます。ただ、処分に当たっては慎重に審査、検討する必要がございます。そのために、よりどころとする例規が不十分とか足らない面があれば、納得のいく審査ができなくなるおそれがございます。現在のところは今の決まりの中でその基準に従って、先ほど申し上げましたように判断をして処分に至っているわけでございますが、それと法律の定めに従いまして任命権者が処分をするという、これは地方公務員法に定まっていますが、その辺の解釈が確かに一般的に認識されていない面があるかもしれないなという気持ちはしています。しかし、その点も周知は徹底していかなければならないと考えております。あとは、どういう違反をした場合はどういう処分になるということも明確になるように、職員に対しても周知徹底をしていく、そういうことが絶対的には必要だなという感じを持っております。そういうことで、体制を強化してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(長坂太郎君) 17番堀口正良君。
◆17番(堀口正良君) 最初の質問は終わりにしますが、いずれにしても言葉の重さも十二分に改めて認識していただいて、やはり言うはやすし行うはがたしではしようがありませんから、どうぞその趣旨徹底、綱紀粛正に改めて果敢に取り組むようにお願いしたいというふうに思っております。
 さて、第2の質問でありますが、副市長坂本 進なる方をインターネットで私調べて、どういう履歴があるのかやってみたのですが、アップしてありませんから坂本 進が出てこない。出てきたときは定例会での、それこそ平成21年12月8日に同意議決されたという部分。私の議長のときになられた方ですからある程度のうろ覚えで、坂本副市長の履歴、学歴を含んだ履歴は、うろ覚えでありますよ、間違っていたらごめんなさいでありますけれども、認識していたわけでありますが、江戸崎生まれで江戸崎中学校を卒業して、県下有数の進学校の土浦一高を卒業して、昔で言う国立?期、新潟大学の人文学部に入学され、そして何と刑事訴訟法をゼミで受講したと。そして茨城県庁にお入りになって、最後は土浦県税事務所の所長をもって勇退なされた、退官なされたという経歴の持ち主でほぼ間違いありませんか。
 それで、そういう非常に私は聡明な方だというふうにその履歴を見て思っておりました。ちなみに、そのとき坂本 進は茨城県に何人いるのだろうかなと思ったら、茨城県に何人だったかな、ちょっと私メモしてありますから、これに、余計なことになってしまうのですが、稲敷市に4人なのですよ、同じ漢字で坂本 進という方は。ネットでアップしていなければ出てこないのですが、4人だけなのですけれども、4人いました。ちなみに田口久克は全国で1人ですよ、田口久克は。私、堀口正良は全国に2人いました。非常に複雑な、もっといるのかなと思ったのですが、それは冗談はともかくとして。
 その聡明な方、その平成21年の最終日、この演壇で、坂本新副市長のごあいさつを賜ったと。すばらしいなと、自分の言葉でおっしゃってすばらしい人だなというふうに私期待も込めたのです。それで、恐らく江戸崎中学校時代の同級生が坂本 進氏を田口市長に、優秀な方がいるからぜひ副市長に登用したらという話が市長のところに前段来ていたと私は思うのですね、察するに。当時は市長のところに自薦、他薦問わず、あれが副市長にいいのではないか、私を副市長にしたらいいというような、あまたあったのではないかというふうに察するのでありますが、そういう中で坂本 進氏を指名したと。
 先ほども言いましたように、副市長の座につくときは艱難辛苦でありますが、非常に難産な末、本当の僅差で同意されたということでありますが、そのときのあいさつを伺ったときに、これは聡明で、この田口新体制の補佐役としてすばらしい方が来たのだなと、議会もなかなか手ごわいぞというふうに思ったところがあったのですが、やはり優秀な方は優秀な方なのでありましょうが、どうも先ほどの答弁を聞いていたら、地方自治法の文言を読んでいるだけで、本来は、何で自分の言葉で副市長とは何ぞやといわれたときに、地方自治法以外に大事なところを欠如しているのではないかと私は思っているのです。田口市長を本来はサポートするべきなのに、田口市長が一番求めているところにどうも副市長が関与していないのではないかと、そこが非常にお二方の、何なのでしょう、悩みなのかなというふうに思っているわけでありますが、先ほどの問題もそうでありますし、さらには特別委員会98条がある中、100条に転化するような、決議されるのでしょうけれども。
 これ稲敷、今の行政を見ると異常事態ですよ、いろいろなことが番たび降ってきて。そういう中で、副市長は本来は、さっきの綱紀粛正、職員の綱紀粛正の先頭になって職員にインセンティブを与える、あるいは議会と今しっくりいっていないというのは市長もよく存じ上げているでしょうから、その議会との交渉の先兵となるべき、木内議員が先兵などと言っていましたのですけれども、そのくらいに気概があってもよろしいのではないでしょうか。そこが非常に、そこの齟齬が生じてしっくりいっていない。一番必要とされている部分の職責、地方自治法外の副市長とは何ぞや以外の部分において非常に欠落しているのではないかというふうに私は思っているのでありますが、私の思いが一方的であったら申しわけないと思うのでありますけれども、その点も含めて改めて答弁いただきたいのですが、そこでひとつ答弁願いたいというふうに思います。
○議長(長坂太郎君) 副市長坂本 進君。
              〔副市長坂本 進君登壇〕
◎副市長(坂本進君) ただいま地方自治法の決まりに従っているだけではなくて、副市長としてもっと議会との関係とか踏み込んだ仕事をすべきではないかというご指摘をいただきまして、私もできるだけのことはやっていきたいという気持ちはございます。これから議会の皆さんといろいろな場で、今までもいろいろな場でお話しする機会はございましたが、なるべくそういう場をつくるようにして、どんどんと執行部と議会の間の円滑な関係が構築できるように努力していきたいというふうに考えてございます。
 あとは市長に対する補佐する意気込みみたいなもの、これがやはり皆さんにも感じていただけるような思い切った仕事をしていきたいなと今痛感しているところでございます。今後ともよろしくお願いいたします。
○議長(長坂太郎君) 17番堀口正良君。
◆17番(堀口正良君) 副市長、風評、批評はあっという間に稲敷市内駆けめぐりますから、それの真偽のほどはどうであれ、火のないところに煙は立たずというものがありますから、その件もよく留意されて、議会のみならず、一番大事な部分は職員のさっき言った意識づけ、公序良俗、社会規範、綱紀粛正等々のモラルの向上に一役を担うべきではないかというふうに思っております。
 いずれにしても、すべての教訓が生かされていない。教訓を生かされるたがを締めるのはお二方ですから。たがを締める責任者は。もっと強い発令をするとか、あるいはリーダーシップを発揮するとか、そのくらいの気構えがなくてはなかなかまだ、また同じことが繰り返されたのではもう看過できませんよ。職員は罪万死に値しますから、職員の責任は当然でありますが、未然に防ぐ、そういう違反をしないように抑止とか啓蒙、啓発等々についての、ここで答弁するのはいとも簡単でありますから、早速庁議に、今復興災害はもちろんのこと、同時進行で職員のモラルの向上等々の規律に対する、やはり庁議にかけるぐらいの迅速な対応は必要ではないかというふうに思います。
 最後になりますけれども、いずれにしても例規を見たり、例規の中での副市長の存在はいろいろなところで、契約審査会の委員長もなさっておりますし、るるたくさん責任の一端があります。さらには、地方自治法の改正で副市長という立場は以前の助役という概念とまた違った意味で付加価値がつけられているわけでありますから、単に市長をサポートするばかりではなく、マネジメント、トップマネジメントは当たり前ですから。もっともっと大事な部分で関与し存在を示すような副市長であってほしい。
 先ほども言ったように12月8日、平成21年のここでのあいさつの、私は少なくとも歓迎した1人でありますから、あの意気込みがなぜ今生かされていないのか。何か竜頭蛇尾で、頭は竜で何か蛇になってしまっている部分がありますから、その点を勘案して、今後の抱負と、改めて自己採点、忌憚のない自己採点を、今までを自己採点して、百点まで目指せとは言いませんから、その意気込みと抱負をお伺いして、最終の質問にいたしたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(長坂太郎君) 副市長坂本 進君。
              〔副市長坂本 進君登壇〕
◎副市長(坂本進君) 改めて副市長としての決意を述べていただきたいというご指摘でございます。
 確かに私2年前、議会におきまして皆様方にごあいさつを申し上げまして、稲敷市の発展に向けまして必死に仕事をさせていただきますという趣旨のことを申し上げたと思うのですが、それは今でも変わりはございません。これからも、先ほど堀口議員からいろいろとご指摘なり激励なりいただきましたけれども、そのことを胸にしながら、日々の仕事に精励してまいりたいと感じております。どうぞよろしくご指導のほどお願いしたいと思います。よろしくお願いします。
              〔「自己採点は」と呼ぶ者あり〕
◎副市長(坂本進君) 自己採点、先ほど申し上げましたとおり、やはり採点するには実績、それの積み重ねで、30点、そのくらいかもしれません、今の段階では30点という評価もあるかもしれませんし、これは一生懸命やった中で皆様方が採点して点数をつけられるのかなという気持ちで、自分は自分のことを採点するよりも目の前の課題、これに向かって必死になって仕事をしていきたいと考えております。よろしくお願いいたします。
○議長(長坂太郎君) 以上で堀口正良君の質問は終わりました。
 休憩いたします。
               午前11時47分休憩
         ──────────────────────
               午後 1時00分開議
○議長(長坂太郎君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 午前に引き続き、一般質問を行います。
 7番大湖金四郎君。
              〔7番大湖金四郎君登壇〕
◆7番(大湖金四郎君) 7番、公明党大湖金四郎でございます。
 通告に従いまして一般質問を行います。私もことし最後の質問になりますので、張り切ってやりますので、どうぞ、ご飯を食べた後、目をぎらっとあいて聞いてください。
 二つほど質問がございます。一つは小型巡回バスの運行とバス路線廃止について、もう1点は歩道延長についてでございます。
 去る10月17日に路線バスが運行開始となりました。これにより路線バスがなかった桜川方面地域の整備は一応めどが立ったのかなと思っております。今後は利用促進に向け、いかに地域の皆様の協力が得られるかにかかっていると思います。そうした中、この路線バスの運行に伴い、以前より主張しておりました小型巡回バスの運行を一日も早く実現してほしいと、10日過ぎに私のところに電話が10本くらいかかってきました。本当に切実な願いでありました。何とか早く実現してほしいのだよという声が日に日に一段と多くなっているのが現状です。
 都会を離れて、自然のいっぱいなところに来て、いいところだなと思って生活していたのですが、年々年を重ね、70歳近くなって、運転免許証を返さなければならないと、そういう方が多くいます。しかし、バスがないために運転の方は心配だと思いながらも買い物に行っている状況、そういう方がたくさんおります。何としてもバスがないところでは車が頼りで、いついかなるときでも車を運転して夜遅くでも用足しに行かなくてはならない、本当に目も余り見えなくなっているというような、そういう環境の中で生活している方、非常におる次第でございます。
 これまでに市長の方にも300を超える署名を渡してあります。何とかこの巡回バスを通してほしい、ほしい、ほしいと、もう渇望です。300名を超えるこの署名を、市長、何とか聞いてくださいと、きのうもそのエールを受けた次第であります。
 次に、また、江戸崎・荒川沖バス路線が廃止になり、東京方面への通勤や通学者に負担が非常にかかっております。これはバスがなくなったために奥さんが朝早く起きて、それでだんなさんを荒川沖まで車で送っていって、帰ってきてまた今度は自分のことをやって勤めに行く、そういう方がおります。なかなか乗らないから廃止、本当にそういう状況です。
 また、君賀地区においても過去にバスが運行された経緯があります。下君山、上君山、この人たちは龍ケ崎また牛久方面にいろいろ用事があって行くわけなのですが、そのアクセスがなくなったために本当に不便な思いをしております。
 駅や隣接する市へのアクセスが本当に必要なときであります。この問題については非常に財政の面いろいろあると思いますが、市長の思い、また今後の計画をお尋ねいたします。
 2番目の歩道延長について、市道江戸崎3001号線、沼里小学校から稲敷インターに向かう途中、800メートルくらいの区間に歩道がなく、道路幅も狭いため、歩行者や中学生が危険な目にさらされております。安全確保のためにも歩道を延長すべきと考えておりますが、市としてはどのくらい把握をしているのか、またこれからの対応をお伺いいたします。
 以上、よろしくお願いいたします。
○議長(長坂太郎君) 市長田口久克君。
               〔市長田口久克君登壇〕
◎市長(田口久克君) 大湖議員の小型巡回バスの運行とバス廃止路線についてのご質問にお答えをさせていただきます。
 稲敷市における公共交通の対策状況でありますが、まず市内におけるバス路線の再構築を図っていくため、近隣の鉄道駅とを結ぶ基幹交通網との連結整備、並びに新規路線の整備に着手し、本年10月17日より運行を開始しているところであります。このことによりまして、市内全体の骨格となり得る基幹交通網の整備は一定のめどがついたものと考えております。今後は、これら整備したバス路線を市民全体で守り、育てていくという気運の醸成や、基幹交通・地域間交通網ではカバーできていない市民の交通手段を確保していく地域内補完交通の充実に努めてまいりたいと考えております。
 議員ご指摘でありますように、市内の人口集積が高い地域における小型巡回バスの運行につきましては、現在、市民ニーズに基づき、来年度の運行開始に向け、路線や乗降場所、ダイヤ、使用車両など、具体的な運行システムの構築を検討しているところでございます。実際に利用される方々の立場で日常生活を過ごす姿を具体的に思い描き、市街地への買い物、医療機関への通院、通学、乗継地点の移動、市外へのアクセスなど、市民視点に立った利用しやすい体系の構築を地域の皆さんと一緒になってつくり上げてまいりたいと考えております。
 また、路線バス廃止に伴う首都圏などへのアクセス対策でありますが、鉄道駅を持たない稲敷市にとっては広域的・幹線的なバス路線の維持・構築は重要な課題であります。廃止となりました江戸崎・荒川沖間のバス路線及び江戸崎・正直間のバス路線を再度運行させるには関係市町村やバス事業者などとの協議が必要であり、運行体制、運行費用などに関する合意形成も大きな課題となっていますことから、現状では稲敷市単独による対応はできない状況にありますが、今後も関係機関と協議を行ってまいりたいというふうに考えております。よろしくご理解のほどお願い申し上げます。
 次に、歩道延長についてのご質問にお答えをさせていただきます。
 まず、市道江戸崎3001号線の現状についてでございますが、この道路は蒲ケ山地先の広域農道交差点から西町地先の県道稲敷・阿見線交差点までの延長3.8キロメートルの市道でございます。幹線道路間を結ぶ補完的道路でありまして、圏央道稲敷インターチェンジに近接するとともに、沿線に沼里小学校が立地するなど、江戸崎地区の重要路線となっております。また、沼里小学校や江戸崎中学校、さらには高等学校など多くの児童生徒が通学に利用するとともに、通行車両も比較的多い市道であります。
 大湖議員からご指摘ありましたとおり、広域農道から沼里小学校付近までの区間と圏央道稲敷インターチェンジ付近から県道稲敷・阿見線交差点までにつきましては歩道が整備されておりますが、残り約700メートルの区間については歩道が未整備の状況となっております。圏央道インターチェンジ付近につきましては、今後アクセス道路の整備も進んでまいりますが、ご指摘の区間における道路の安全確保対策につきましても、今後、整備に向けた前向きな検討を進めてまいりたいと思います。よろしくご理解のほどお願い申し上げます。
○議長(長坂太郎君) 7番大湖金四郎君。
◆7番(大湖金四郎君) それでは再質問をさせていただきます。
 ただいまの市長の答弁によりますと、来年を目指して中身の検討をしているということでございますが、過去に合併前には福祉タクシーということで無料の福祉タクシーが運行されて、そういうのがありまして、合併後なくなりましたけれども、あのときもやはり非常に乗っている人は結構多かったのですよね。あのときから考えると、大分年数もたっているし、高齢者がふえているのが現状です。タクシー券があるではないかと前にも言いましたけれども、そういう話をしてもやはりバスが出ていることであれば自由に自分もその時間に合わせて行けるのだということで、10月17日のバスが開通された途端に、では私たちも何とかしてほしいという声が非常に多くなっております。これはできるだけ早く住宅集合地域を回る、それで買い物に行ける、病院等に行けるとか、これは本当に日常の中で本当に欠かせないことであるし、少しでも早く実現してほしいという皆さんの意見でありますので、ぜひとも早期実現のために頑張ってほしいなと思います。
 それから、廃止路線バスについて、江戸崎・荒川沖、それから過去には君賀地区の廃止路線のバスがありまして、なかなか不便な思いをしている。しかしながら、本当に乗る人がいないということで、荒川沖の場合は阿見町も一応お金を出していたのですよね。でも阿見町も利用者が少ないということでカットされて、稲敷だけでは無理だということで、そういう経緯があります。
 だから、問題は、私はこの巡回バスを有効に使って、駅につなげる区間、駅までバスが行かなくても巡回バスをうまく使って、現在ある、例えば江戸崎から関鉄が龍ケ崎の方に行っていると。東京方面に行くとか龍ケ崎方面に行くのはそれにうまく接続するような方法だとか、やはりそういうことも必要ではないかと思います。特に江戸崎・荒川沖というのは、バブルのときには荒川沖駅から30分でこういうすばらしい物件がありますといううたい文句で来た人が結構多いのですよ。それが今度は荒川沖駅まで行くバスがなくなったということで、やはり先月もちょっと呼ばれて行きましたら、法事があるのだけれども、親戚が来るのだけれども、こちらがタクシーで迎えに行かなくてはならないと。前は高速バスがあったからよかった。高速バスはなくなるわ、荒川沖までのバスもなくなった、本当にそういう思いで大変だよなというような状況で、そういう思いで行きますと、うまく巡回バスを早期実現しながらも、そういう東京方面とか牛久とか龍ケ崎とか、そういう行けるところの現在通っているバスをうまく接続すれば、私はそんなにお金をかけなくてもいいのではないかと、そういう発想を持っています。その辺を再度お伺いいたします。
○議長(長坂太郎君) 市長公室長沼崎忠夫君。
             〔市長公室長沼崎忠夫君登壇〕
◎市長公室長(沼崎忠夫君) 大湖議員の再質問にお答えさせていただきます。
 先ほど市長から言われました、市内交通網整備についてでございますけれども、地域の拠点間を結ぶ基幹ルートの確立は既に今年度でほぼ完了するというような内容でございます。今後は、この生活周辺に入り込む支線ルート、生活地域を巡回するような交通網を整備していくものでございます。来年度よりこの生活地域に入り込む小型の巡回車両を実施していきたい、このように考えております。
 また、実施に当たっては、地元の要望が高く、また要望書が出ていたり、また人口集積の高いにもかかわらず、公共交通の充実度が低い地域を把握した上で実施していきたい、このように考えております。
 また、今まで江戸崎・荒川沖のバス路線でございますが、利用者の減少から平成23年3月に廃止になったわけでございます。また、江戸崎の君山地区を通り牛久方面へ運行していた江戸崎・正直路線につきましては、同じく利用者の減少から13年5月に廃止になっているわけでございます。今後でございますが、今後はこの東京方面への交通手段としてはJR常磐線への路線は今後の稲敷市の発展において必要なことでございます。土浦駅及び佐貫駅までのアクセスを重要路線と位置づけ、その中で医療機関等への路線も検討していかなければならないと考えております。また、将来に誇れる稲敷市の公共交通体系の構築についても今後努めていきたいと考えております。よろしくご理解のほどお願い申し上げます。
○議長(長坂太郎君) 7番大湖金四郎君。
◆7番(大湖金四郎君) 再々質問いたします。
 ただいまの説明で了解はしたのですが、巡回バスでなくても巡回車両というか、別にそれはいいのですけれども、今後、やはりコース、それがやはりいろいろ問題になってくると思いますよね。成功させるためにはやはり小型で、例えば今の介護関係の車など小型で本当に狭いところまで入ってきているような状況です。そういう細かいところ、1軒1軒回るような、そういうコースの検討とか、そういうのも必要になってくると思います。
 だから、巡回バスでなくても、大まかに私はいろいろ考えますと、今、各病院などでは送迎をやっていますよね。それから、ほかの業種の団体で連合で車を動かしているようなところ、そういういろいろな運行に携わっているような業者が結構いますから、やはりこういう方たちとも声をかけ合って、それで何でもかんでも稲敷で全部やるのではなくて、現在あるものを稲敷市も一緒に多少なりとも補助金を出すとか何かでやった方が、財政的に私はいいのではないかと思っております。ともあれ、一日も早い実現を目指していきたいと思います。これで、この件につきましては一たん終わります。
 第2番目の歩道延長についてであります。この件については、実は合併前に当時高速道路の建設の話、始まっていたときだったかな、そのときにショッピングセンター・パンプから今の稲敷インターに向かった坂道で、やはり重大事故が発生したのですよ、中学生がはねられまして、たしか3名か4名けがしたと思う、重症なのですよ。そのとき、私一般質問で、非常に危ないからそこに歩道をつくりなさいと言った。そうしたら、その当時、町長が、圏央道開設に伴い、そのときに一緒にやりますからということで、その質問をしたたしか10日ぐらい後にそういう事故があったのですよ。それですぐに慌ててそこの部分だけ歩道をつくった経緯があるのですよ。圏央道開通になりました。私もそれから、今も通りながら見ると、かなり2メートルぐらいの歩道があって大分よくなった、よかったなと思う。
 そうしたら、今度は逆に圏央道を出た沼里小学校へ入る方が道路が狭くて歩道がないところがあるのです。そこがいつも私危ないなと思って、そのお話でいろいろ関係者から相談を受けまして、実際どのくらい危険なのか私も2日間見ましたよ。そうしたら、4時過ぎに、中学生がもう20人ぐらいかな、自転車でだっと来るのですよ。そうすると、車が行くと、とにかく歩道がないから、中学生も1列になればいいけれども、なかなか2列ぐらいなので、対向車というのがとまるくらいの速度で行くのですよね。ひどい人はばっと行くのですよ。これはまた二の舞が起きたら大変なことだなと思いまして、これはやはり学生それから年配の人も朝散歩していますし、安全面からすれば、この区間はつなげてほしいなと、そういう相談も受けまして、私も実際そういう事例を見ましたので、ぜひ検討していただきたいなとそう思います。その辺もう一度お伺いします。
○議長(長坂太郎君) 産業建設部長大竹克己君。
             〔産業建設部長大竹克己君登壇〕
◎産業建設部長(大竹克己君) 大湖議員の再質問にお答えをいたします。
 先ほど市長の方から答弁ございましたように、この市道3001号線、広域農道から沼里小学校まで、それから圏央道のインターから県道稲敷・阿見線までにつきましては歩道が整備をされている。そのちょうど中間、先ほど議員の方から800メートルというお話がございました。はかったところ700メートルくらいだと思います。
 この区間につきましては、安全対策としてこの未整備の700メートルについて、ここのところ実は民家も少ないというようなこともございます。歩道の整備をするということですと、歩道だと原則自転車が通行できないというような制限がされますので、拡幅をしまして路側帯の確保をとるというのも一つの方法かなというふうに考えております。整備方法についても有効な方法を検討して、先ほど市長が前向きに検討するということでございましたので、担当課としましても早期に整備を進めていきたいというふうに考えておりますので、よろしくご理解のほどお願いいたします。
○議長(長坂太郎君) 以上で大湖金四郎君の質問は終わりました。
 次に15番根本 保君。
              〔15番根本 保君登壇〕
◆15番(根本保君) こんにちは。15番の根本 保であります。
 私は激甚被災地の代弁者として、通告に従い質問をさせていただきます。
 3月11日の東日本大震災により、稲敷市においても南東部の利根川流域を中心にして甚大な被害が発生してしまいました。家屋など地上の構造物はもちろんのこと、地中に埋設された上下水道等のいわゆるライフラインもまた想像以上の損傷を受けたのであります。あれから9カ月が経過した現在の復興状況と今後の対応策につきまして、3点ほど質問をいたします。
 初めにライフライン、特に下水道管の埋設工事、及び水田の管路埋設についてであります。
 ご存じのように、当該地区は液状化現象が甚だしく、非常に劣悪な土壌条件のもとで本格的な復旧工事が懸命にとり行われておりまして、まさに難攻不落、一進一退の難工事であります。地下4メートル以上掘り下げて、管路を敷設している現場をのぞき見るときがありますが、水を含んだ砂がどんどんわき上がり、まさに液状化との戦いであります。現場責任者に聞いたところ、もとあった場所に埋設しなければならないとの話でありまして、私は労災事故が発生しなければいいなと毎日祈るような気持ちでおります。水田のパイプライン埋設工事についても同様のことが言えるのであります。
 そこで私は、国の災害査定を受けての工事は原則として原状復帰、もとどおりに直せということでございますが、地中の状態や周囲の地形によってはとても無理な話であります。市の担当者におかれましては、国や県との連携を密にして、工法等にも工夫をしながら、一日も早い本格復旧につなげていただきたいのであります。
 次に、一般住宅の瓦れき処理についてお伺いいたします。
 先ほど申し上げましたように、ライフライン等の復旧には工区が細分化されて、それぞれに業者が入り、懸命の作業が現在行われておりますけれども、遅々として進まないのが被災した民間住宅の復旧であります。特に屋根がわらについては深刻であり、被災直後にかけられたブルーシート、土のう袋等が、今では破れてしまって、そこにペンペン草が生えているありさまでございます。いつ来てくれるかもわからないかわら職人であります。中にはこのような窮状につけ込んで法外な金額を請求する業者も横行しているとのことであります。
 さて、私の集落内でも家の解体を予定している人、また傾きを直す人、その家々によって事情は異なりますが、いずれも復旧が進まないいらだちを抱え込んでおります。
 そこで、市当局におかれましては、被災家庭の実情をご賢察いただいて、当分の間は屋根がわら等の瓦れき処理につきましては特段の対策を講じていただき、随時受入態勢をとっていただきたいと強く申し上げるものであります。
 次に3番目ですが、被災された独居老人、いわゆる生活弱者家庭の支援策につきましてお伺いいたします。
 あの大震災に遭遇してからは、普通の健常者でさえも心身に変調を来すものが多かったと聞いております。ましてや、生活弱者といわれる方々の不安ははかり知れないものがあると思います。私の家の近くにもひとり暮らしの女性が住んでおりますが、震災以降は認知症と思われるような症状が時々あらわれるようになりまして心配しております。このような家庭に対しての支援策についてお伺いいたします。
 以上、答弁により再質問を行います。
○議長(長坂太郎君) 市長田口久克君。
             〔市長田口久克君登壇〕
◎市長(田口久克君) 根本 保議員のライフラインの復旧状況と今後の取り組みについてのご質問にお答えをさせていただきます。
 まず下水道関連のものからご説明を申し上げます。
 震災により被害を受けた下水道管の総延長は、約13キロメートルでございます。すべての箇所において工事は発注済みとなっております。その復旧状況でございますが、11月末現在で約3キロメートル本復旧をしております。率で申し上げますと23%の進捗となっております。下水道管の全体的な復旧につきましては、今年度末までにはすべて完了させる予定で進めているところでございます。
 なお、今回の震災による被害要因は、地盤が悪いこと、さらに液状化ということが挙げられます。復旧工事に際しましては、国の災害査定を受けまして、認められた工種工法により対応しているところであります。しかしながら、復旧施工地の一部におきましては、当初予定していた工法による実施が非常に困難な箇所が発生しております。市としましても、その状況に即応した適切な工法を取り入れながら、変更できるところは変更し、早急に本復旧が完了できるよう対応していく考えでございます。
 次に農業用施設関連についてご説明をさせていただきます。
 農地及び農業用施設等の被害査定額は17億3,000万円となっております。工事の発注予定件数71件に対しまして現在13件の発注となっております。
 液状化した地域の工法の質問でございますが、管路の開削工事につきましては、掘削幅、地盤の状況等を考慮して設計を組んでおりますが、わき水などにより施工方法の変更が必要となった場合には、設計変更にて工法を適宜変更対応してまいります。
 今後も早急な工事発注と適切な施工管理に努めてまいりますので、ご理解のほどよろしくお願いを申し上げます。
 次に、大震災により派生した住宅の瓦れきの受け入れについては、当分の間、期限を設けず随時受け入れるべきであるとのご質問にお答えをさせていただきます。
 東日本大震災による瓦れき処理は、緊急措置として、県養豚研究所南側の市有地において収集を行っております。受入期限につきましては、広報稲敷により来年1月31日をもって終了する旨を周知いたしたところであります。
 周辺自治体の状況といたしましては、潮来市が平成24年3月初旬、香取市はことしの12月中旬をもって終了を予定しております。
 今回の震災による瓦れきの受け入れにつきましては、緊急措置としての対応であることから、予定どおり1月末日をもって終了といたしますが、一方では瓦れきの回収が進まず、収集期限の延長を求める要望が寄せられているところでもあります。今後の受け入れのあり方につきましては、市民の方々のご要望、議会の皆様方のご意見を伺いながら、適宜対応してまいりたいと考えております。よろしくお願いを申し上げます。
 次に、被災した独居老人家族の支援策についてのご質問にお答えをさせていただきます。
 現在、被災したひとり暮らし高齢者世帯に限らず、物的援助を含め、ひとり暮らし高齢者の安否確認を目的に、給食サービスやヤクルト配布等の事業を実施しているところであります。今回被災された一般世帯並びにひとり暮らし高齢者世帯等では、震災後も続く余震や目に見えない放射線等の恐怖など、不安や孤独感が増し、精神的なケアが重要視されております。今後、さらに安否確認とあわせた定期的な話し相手や見守りなど、人と人との触れ合いやかかわり合いを持ったボランティア活動の促進を関係各課や稲敷市ボランティアセンターなどと協議連携した体制を図ってまいりたいと思います。また、全地区の民生委員児童委員の皆様に協力を依頼し、ひとり暮らし高齢者の実態把握なども兼ねた独居台帳の再点検を行い、災害等の際に関係機関等が情報を共有し、迅速な対応や支援ができるよう整備中であります。よろしくご理解のほどお願いを申し上げます。
○議長(長坂太郎君) 15番根本 保君。
◆15番(根本保君) ご答弁ありがとうございました。
 それでは、再質問に入らせていただきます。
 まず初めにライフライン関係についてでありますが、市長ただいまご答弁のように、地盤が悪い、液状化ということで掘削してみなければわからない、このような状況のもとでも安全第一に工事を進めなければならないのであります。時には適切な工法をとりながらということでございますが、工程表にも当然のことながら狂いが生じてくるのではないかと思います。特に水田へのパイプライン埋設工事につきましては、水稲という適作が求められている作物でもございます。先ほど木内議員からも強いご指摘がございましたが、工事の遅延は絶対に避けなければならないと思います。これが2年も続いたら本当にこの米どころの稲敷はどうなってしまうか、先が真っ暗になってしまいます。
 そこで、万が一にも工事がおくれて用水の供給が遅くなるような場合には、あらかじめ地元の受益者に対しまして早目の情報開示をしていただきたいのでございます。ちなみに、ことしの稲作では用水の情報が混乱いたしまして、種まきを始めたが田植えができないというようなわけで、田植え資材をむだにしてしまったという農家がかなりありました。
 次に瓦れきの受入態勢についてでありますが、市長答弁によりますと、緊急措置の対応でありますゆえに、予定どおり1月末日をもって受け入れ終了ということでありますけれども、受け入れが1月末日だからといって、それまでに工事を集中的に済ませるという状況ではとてもないのであります。既にこのことは長坂議長からも強い要請があったと伺いましたが、全くそのとおりであります。
 実は、先日喪中の葉書をいただきましたので、稲敷地区の開拓農家を尋ねました。夫はもともと持病があったのでございますが、あの大震災の直後、適切な治療も受けられないまま亡くなってしまったのでございます。残された老妻、もう80歳を過ぎておりますけれども、その人が言うには、この家を解体して実家や親戚のある山形へ引っ越すことになったそうです。大きな2階の家であります。とても1月末までには解体できないと涙ながらに、根本さん、何とかしてくださいと訴えられました。雪の山形から来て60年、こっちは天国だと話しておられましたが、80歳を過ぎてまたすみかを変える、まさに断腸の思いであると思います。伺うところによれば、普通なら坪3万円かかる解体費が市で瓦れきを受け入れてもらえればその半分で済むというのです。またこれで稲敷市から人が1人いなくなってしまうなと、そう思いながら家路についたのでありますが、ぜひとも市民の要望、窮状を踏まえて、柔軟な対応を求めるものでございます。
 次に3番目、生活弱者の支援策について伺います。
 皆さんもご存じかと思うのですが、かつて松戸市においてすぐやる課という課が創設されて、当時はそれが話題になりまして、同様の課があちこちに誕生いたしました。それにならうわけでもございませんか、この際、稲敷市においても、私の考えですが、困りごと引受隊のような組織を編成して、不安な毎日を過ごしている家庭に対して物質的な面また精神的な心のケアの面にも取り組んでみてはいかがでしょうか。ご存じのように、どこの集落におきましても同様だとは思いますが、少子高齢化が進むにつれて、お年寄りの家庭がふえている状況にあります。私は、震災以降は、先ほど市長が触れておりましたけれども、これまで以上に訪問回数を多くするなどして、まさにかゆいところに手が届くように行政の手を差し伸べてみてはいかがかと提案するものであります。
○議長(長坂太郎君) 産業建設部長大竹克己君。
             〔産業建設部長大竹克己君登壇〕
◎産業建設部長(大竹克己君) 根本 保議員の再質問にお答えをさせていただきます。
 工事の進捗状況を知らせてくださいよというような内容だろうと思います。現在、市が事業主体となりまして、来年の作付に向けて災害復旧、全力で取り組んでいるところでございます。現時点で来年作付ができないというようなことは想定しておりません。工事の進捗状況につきましても、逐次農家の皆様にお知らせをしていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いをいたします。
○議長(長坂太郎君) 市民生活部長栗山照夫君。
             〔市民生活部長栗山照夫君登壇〕
◎市民生活部長(栗山照夫君) それでは、根本 保議員の再質問にお答えします。
 瓦れきの収集の延長の件ですが、3月の東日本大震災では市内に多くの家屋等に被害がありました。瓦れき収集につきましては、先ほど市長の答弁にありましたように、震災の緊急措置といたしまして、最初、各地区に集積所を設けましたが、すぐに満杯となり、その後、現在の江戸崎地内の市有地の方へ場所を移動して収集を行っております。現在、週4日、火曜、木曜、土曜、日曜の週4日間受け入れて、現在多くの瓦れきが搬入されているところでございます。
 この瓦れきの収集期限につきましては、市の災害対策本部の了承を得まして1月31日までとし、市民には広報等により周知しているところでございます。市といたしましては、広報で周知した1月31日をもって収集を終了といたしまして、2月より収集した瓦れきの粉砕処理を現地で行わなければなりません。ですので、現地での1月31日以降の延長はちょっと無理となっております。
 先ほど再質問にありました高齢者宅等については、特別な事情がある場合につきましては、また別途相談に応ずるほかないかと思いますが、市民より延長してほしいというような意見がございますので、後日協議しまして、新年度で再度再開できるような方向で進めたいと考えております。よろしくご理解のほどお願いします。
○議長(長坂太郎君) 保健福祉部長大島 功君。
             〔保健福祉部長大島 功君登壇〕
◎保健福祉部長(大島功君) 根本 保議員の被災した独居家族への支援策の再質問にお答えをさせていただきます。
 先ほども市長答弁の方にありましたように、物質的な援助も含めて、高齢者の安否確認ということなのですけれども、給食のサービスとかヤクルト配布ということで、独居の部分を回らせていただいておりますけれども、あくまで安否確認ということですので、いろいろ話をされる時間帯的には短いかもしれません。その中で、独居の方の不安、孤独感を解消するまでには至っていないかと思います。
 それで、心のケア、それに対して訪問回数をふやしていただけないかということでございました。先ほど、市長からもありましたように、人と人との触れ合い、かかわり合いを持っていきたいということで、地区担当の民生委員の方々にも訪問回数をふやしていただくように話すとともに、また独居の方の健康状態を把握する部分もありますので、保健師の方の訪問も考えて実施していきたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(長坂太郎君) 15番根本 保君。
◆15番(根本保君) それでは、最後の質問に移らせていただきます。
 先ほど大竹部長から工事の遅延は絶対しないという力強い宣言が出されまして、内心ほっとしているところでもあります。また、大島部長からは、これからはまめに訪問介護等を実施してまいりたいということでございました。
 震災瓦れきについて、その受け入れについてはどこの自治体にとりましても大きな悩みの種となっております。
 先日、お隣の香取市議会の一般質問の通告書がうちに配られまして、それを見たところ、やはり瓦れきの処理が一つの通告内容になっておりました。持ってきた人の話によりますと、とても12月いっぱいではしようがないよと話しておりました。
 しかしながら、ここに読売新聞を持参しましたけれども、この震災瓦れきを有効に活用して市民に喜ばれている自治体が県下にもあるのです。ごらんになった方もあると思いますが、これは数カ月前にNHKテレビ、夕方ニュースで放映され、その後ずっと気になっていたのですが、11月16日付の読売紙上に、震災瓦れきガーデニングという見出しのもと、下妻市の事例が掲載されました。震災かわらをクラッシャーにかけてチップ状にしたものを市民に無料で配布するというものであります。それを広報で流したところ、県内はもとより、県外からも多くの問い合わせがありまして、住民に喜ばれているとのことでありました。下妻市の市の担当者は、震災瓦れきという負の遺産を再活用することでプラス思考につながればとのコメントを述べておりました。
 このように、発想の転換によってはいろいろな方向性が見えてくるものだと思います。稲敷市も500人の職員を抱えており、その皆様の英知を結集すればいろいろな方向性が見えてくるのではないかと思います。
 さて、百聞は一見にしかずとの思いから、先日、遅くなってしまいましたが、震災瓦れき置き場を見てきました。係員の説明によると、敷地は7ヘクタールといいますから、東京ドームの2個分です。幅100メートル、長さ700メートルもあるのです。その一角にかわらやコンクリート片が野積みされておりまして、ほかの敷地のほとんどはぼうぼうとしたススキが原でございました。置き場が満杯と聞いておりましたもので、まだまだ十二分に余裕があるなと私には見えました。
 話によりますと、龍ケ崎市や阿見町では瓦れきの受け入れをとめたということでございますが、被害の程度が軽微な自治体ならともかくとして、イコール稲敷市ではありません。被災地の実情をおくみ取りいただきたいと思います。
 とにもかくにも、幸か不幸かと申しますか、田口市政は千年に一度のこの大震災に遭遇してしまったのでございます。その田口市政の名は後世にも伝えられると思いますが、その評価は後の人にゆだねたらいかがかと私は思うのでありますが、最後に市長のご所見をお聞きして、私の質問を終わります。
○議長(長坂太郎君) 市長田口久克君。
               〔市長田口久克君登壇〕
◎市長(田口久克君) 根本 保議員のご質問にお答えをさせていただきます。
 ご指摘のとおり、被災した家屋、特にかわらの修繕というのは業者さんが間に合わない状況であります。ほとんどの方々が修繕できない状況でありまして、私も当事者であります。ですので、本当に大変だなということは十分私も理解をしているつもりでございます。
 受け入れにつきましては、来年度の4月以降、収集箇所をどこにするのかも含めまして、早急に結論を出し対応したいというふうに考えております。
 先ほど担当部長の方からも答弁がありましたように、4月からそういうことをやりますよということを部長も話しておりますので、市民の皆さんの大変さをよく考えながらやってまいりたいと。ただし、今申し上げましたように、収集箇所、収集方法についてはこれから十分協議をしてまいりたい、そう思っておりますので、よろしくお願いをいたします。
○議長(長坂太郎君) 以上で根本 保君の質問は終わりました。
 休憩をいたします。
                午後2時01分休憩
         ──────────────────────
                午後2時14分開議
○議長(長坂太郎君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 次に、3番松戸千秋君。
               〔3番松戸千秋君登壇〕
◆3番(松戸千秋君) 皆様こんにちは。3番、公明党の松戸千秋です。
 ことしも早いもので、あと3週間足らずとなりました。本格的な冬の到来で、寒さも一段と厳しくなってきておりますが、被災されました皆様におかれましては、いまだ遅々として進まない支援に対して憤りを覚えるところでございますが、一日も早い復興をお祈りするとともに、心からお見舞いを申し上げます。
 それでは、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。
 初めに、循環型社会形成推進のための当市の現状と今後の取り組みについてです。
 限りある資源を大切にする、むだは出さない、使い捨てせず再利用できるものは再利用する、今ではエコバッグは当たり前になりました。少しずつ環境破壊への歯どめになるための認識の変化が起こっております。そうした一人一人の小さな努力の取り組みは間違いなく進んでおります。その上で、私たちの最も身近であるごみの減量化は関心ごとの高い一つであります。広報で周知されております平成25年度から新たなごみの分別をしていくとの内容が掲載されてありました。ちなみに、我が稲敷市の現在の分別ランキングはワーストワンであります。かなり恥ずべき状況であります。まず取り組みに向けての現状をお聞かせください。
 また、稲敷市と美浦村で年間1万9,000トンの燃えるごみが排出されており、内訳は40%から50%が生ごみであり、その約80%は水分と言われているそうです。計算すると年間約7,000トンもの水分を燃やしていることになります。生ごみの水切りが非常に重要になることがわかります。ただしかし、このけたでは大き過ぎてわかりにくい分もありますので、1人当たりのデータをぜひ示していただきたいと思います。
 一つ、1人当たりの出すごみの量、二つ、1人当たりの処理するための費用、三つ、1人当たりのごみの減量目標、以上3点に分けてお願いいたします。
 次に、介護支援ボランティア制度についてお伺いいたします。
 我が国の平均寿命は世界でも最高レベルに達しており、長生きされる高齢者の方がふえております。高齢期となる長い人生をどのように過ごすのか、大きな課題であります。元気に希望を持って少しでも人のために社会のために貢献できる生活を送ることができれば、それはとても幸せなことではないでしょうか。人は自分が頼りにされていると感じることができれば、それで精神的にも身体的にも満たされるのではないでしょうか。
 そこで、地域貢献とみずからの介護予防に取り組んでいく、予防に力を入れるという発想の転換ともいうべき制度がボランティアポイント制度ではないでしょうか。
 詳しい制度の内容は昨年の3月定例議会で浅野議員が一般質問されて説明されましたので詳細は申しませんが、もう一度簡単に説明しますと、この制度は65歳以上の人生経験豊かな皆さんが介護サポーターとなって積極的にボランティア活動に参加してもらい、活動実績としてポイントが交付されます。そのポイントは、介護保険料や介護サービス利用料に充てることができます。実質的な保険料の負担軽減にもつながることになります。
 初めてこの制度の内容を聞いたときは画期的な制度だと、65歳を過ぎた皆さんが大変喜ばれていたのが心に強く残っています。介護予防の効果だけでなく、地域が活性化し、住民のつながりが強くなれば、これからの高齢化社会を乗り切っていく地域づくりにつながると思いますが、市としてのご見解をお伺いいたします。
 また、浅野議員の答弁で市長は関係機関と協議を図ってまいりたいと思っておりますと言われましたが、具体的にどのような協議がなされたのかお伺いいたします。
 以上、わかりやすい納得のできるご答弁をよろしくお願いいたします。
○議長(長坂太郎君) 市長田口久克君。
               〔市長田口久克君登壇〕
◎市長(田口久克君) 松戸議員の循環型社会推進のための当市の現状と今後の取り組みについてのご質問にお答えをさせていただきます。
 現在のごみ分別状況は可燃ごみ、金属類、ガラス・ビン類、ペットボトル、粗大ごみの4種5品となっております。このうち、可燃ごみにつきましては、平成25年度より細分化をし、紙類とプラスチック製容器包装を分別収集し、資源物ごみとしてリサイクルを図り、また生ごみの水切りなどを奨励し、ごみの減量化と資源化を目指しているところでございます。
 今後さらにごみ分別の細分化を図るための準備といたしまして、平成23年9月から平成24年2月までの6カ月間、市内6地区にてモデル事業を実施し、新たなごみ分別体制の検討と収集体制の整備検討を進めているところであります。
 現在、分別収集された資源物を保管するための施設として屋内ストックヤードを江戸崎地方衛生土木組合内に建設中であり、平成25年度からは新たな分別収集体制のもと、可燃ごみの資源化を促進し、ごみ処理費用の低減に取り組んでまいりたいと考えております。
 資源循環型社会の推進につきましては、関係する江戸崎地方衛生土木組合や構成団体である美浦村との連携を図りながら、よりよい循環型社会構築に向け、ごみの減量化を含めた各種施策を積極的に推進してまいりたいというふうに考えております。
 1人当たりの分別のデータなどについては、担当部長より答弁をさせますのでよろしくお願いいたします。
 次に、介護支援ボランティア制度についてのご質問にお答えをさせていただきます。
 介護支援ボランティア制度につきましては、元気な高齢者の方々が介護支援などのボランティア活動に参加することにより、地域貢献や社会参加をするとともに、高齢者みずからも健康で生きがいを持って暮らすことができ、介護予防にも資するものとして創設されたところであります。具体的には、地域でボランティア活動に取り組む高齢者の活動実績をポイントとして評価し、蓄積されたポイントを換金して介護保険料や介護サービス利用料に充てることができるものであります。
 現在、稲敷市のボランティア団体の状況でございますが、54団体のボランティアの登録があり、個人登録を含めまして800名以上がボランティア登録をされております。ボランティアには多くの高齢者の方も登録されておりまして、介護支援も含め、さまざまな分野で基本的に無償活動を行っていただいております。
 介護支援ボランティア制度導入に当たりましては、現在既に介護支援のためのボランティアを無償で行っていただいている皆様のご意見なども踏まえ、活動全体を考慮しながら、制度導入に向けた協議が必要であると考えております。今後、制度導入に当たっての課題などを整理するなど、早急に検討作業に入りたいというふうに考えております。ご理解のほどよろしくお願いをいたします。
○議長(長坂太郎君) 市民生活部長栗山照夫君。
             〔市民生活部長栗山照夫君登壇〕
◎市民生活部長(栗山照夫君) それでは、松戸議員のごみの1人当たりの量と費用、それと削減率についてのご質問にお答えいたします。
 正確な数字は出ておりませんが、先ほど松戸議員の質問の中にあった衛生土木組合で総トン数が1万9,000トンの総排出量でして、そのうちの約半分が生ごみ、その生ごみのまた80%は水分だというようなことで、1人の総排出量にしますと、1人1日914グラムぐらいのごみが排出されております。その中で、同じ割合で行きますと、生ごみの割合は410グラム程度、それからそのうち生ごみの水分が80%としますと大体328グラムあたりが水分になってくるということでございます。
 それで、このごみ処分の費用でございますが、おおむね1人当たり、ごみにつきましては7,599円、年間1人7,599円程度見込まれております。その中で、生ごみ分として割合計算しますと、1人3,475円というような計算になるかと思います。
 あと削減率ですが、ごみの削減率につきましては正式に何%という数字がありませんが、ごみの処理につきましては、江戸崎地方衛生土木組合でごみ処理計画が平成22年に出されております。その計画の中では目標数値は出ておりまして、その数値を比較しますと、25年の分別によります削減が約3%ぐらいと記憶しております。
 以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(長坂太郎君) 3番松戸千秋君。
◆3番(松戸千秋君) ご答弁ありがとうございました。
 それでは、初めに循環型社会推進のための当市の現状と今後の取り組みについての再質問をさせていただきます。
 現在、燃えるごみは組合の指定袋を使用しております。以前からこのごみ袋が大変使いづらい、何とか改善していただけないかとの声を数多く伺っております。私も議員さんに頼んでとか、何度かお願いをした経緯はありますが、今まで聞き受けてはいただけませんでした。1年じゅう台所で、家族の健康のために料理をつくるお母さんたちは常時ごみと向き合って生活をしております。この生ごみの水切り、ごみの分別、ごみを袋に詰めてごみを出す、こういう些細なようで、袋が大変縛りにくかったり持ちづらい、これが意外とストレスになってまいります。また、ご高齢の方には大変不便であります。特にひとり暮らしのご高齢の方が距離のある集積所まで持っていけない場合は、市としては何か対応策を考えているかお伺いをいたします。
 また、25年度からは資源ごみの袋を用意するということでしたので、このタイミングで燃えるごみの袋を使いやすく改善をしていただくお考えはおありでしょうか。今、市民が切望しております。また金属類とガラス・ビン類も指定袋に入れて現在は出しておりますけれども、この袋もなくして、ごみステーションにコンテナのようなものを設置し、そこへ出していくような形態にしてはいかがでしょうか。極力むだをなくす努力を市全体で取り組むべきだと考えますが、市としてのご見解をお聞かせください。
○議長(長坂太郎君) 市民生活部長栗山照夫君。
             〔市民生活部長栗山照夫君登壇〕
◎市民生活部長(栗山照夫君) 松戸議員の再質問にお答えします。
 まずごみの袋の形状の案件でございますが、これにつきましては、このごみ処理に関する案件につきましては、全体的に江戸崎衛生土木組合の方で所管をしておりまして、その中で形状等を協議しているところでございます。使いづらいというようなことでございますので、これらの意見につきましては私たち事務方と組合と、あとは構成市町村であります美浦村、そのような協議会、会議等がありましたらば、その中で意見を1案として出していきたいと考えているところです。
 それから、高齢者が自宅から集積所への運搬については、これにつきましては今のところ、現在ではこれといった策は考えてございません。これらについてもごみの集積所のあり方とか、あとは地域のボランティア、そういうものにある程度お願いするような形になるかとは思いますが、これはそれぞれの地区のボランティアさんと協議していくほかないかと考えております。
 あと燃えないごみとか、ビン類とかのごみのステーションですか、そういうのを袋を使わないでステーションに集めたらという意見ですが、ステーションをつくる場合にはある程度のスペースが必要となってきます。稲敷市でたとえますと、かなり細い路地等にもごみの集積所がありまして、そこへ大型の収集車が入ってきます。ですから、ぎりぎりの線でやっている箇所が多いものですから、そこへステーション等の構築物をつくりますと、通行、運搬業務に若干の支障が出るかと思われますので、またこれらにつきましても衛生土木組合の方と協議しなければ即答できませんので、よろしくご理解のほどお願い申し上げます。
○議長(長坂太郎君) 3番松戸千秋君。
◆3番(松戸千秋君) ありがとうございました。
 再々質問をさせていただきます。
 今のお話ですと、組合の方が所管ということではありますけれども、稲敷市と美浦村の人口も考えて比較しますと、圧倒的に稲敷市が人口的にも大きいわけですし、今の質問させていただいた等の内容は、ぜひ市としての考えのもとでぜひとも協議していただきたい、協議というよりは決めていただきたいなという、そんな思いでいっぱいであります。
 ごみステーションに関しては市の管理下のもとと、あと地元の行政というふうに伺ってまいりましたけれども、今現在、狭いのであれば、この25年度からの大きな改革になると思いますので、これにあわせてこのステーションの、そういうスペースのとり方の考え方等も含めて考えていったらいいのではないかというふうに感じております。
 まずこの燃えるごみの袋ですけれども、ある課長もおっしゃっていましたけれども、その課長はすばらしかったのですが、結婚以来、毎日……。
                〔発言する者あり〕
◆3番(松戸千秋君) ある課長です。奥さんは1回もごみ出ししないで私が現在までごみ出ししているからよくわかりますと言っておりましたけれども、ぜひともこの燃えるごみの袋の改善を、これは長きにわたっての主婦の願望です。主婦は敵に回さない方がいいかなというふうにも思いますけれども、強い訴えをぜひともよろしくお願いしたいと思います。
 それと、市としてその減量に向けての今後としての取り組みについてお伺いいたします。
 具体的な案をぜひ提示していただけないでしょうか。循環型社会推進のための工夫というのは間違いなく必要なことであります。周知方法も、例えば文字の羅列は広報でも周知しているところではありますけれども、なかなか読んでいただけない部分もあります。わかりやすいイラストチラシなどをつくって、いつも目につく冷蔵庫に張っていただくとか、市民の皆さんから減量化のアイデアを募集するとか、また分別のガイドブックなどをつくってみるとか、また先ほどもありましたように、最重要であります水分を減らしていくための工夫、これは例えば民間の業者に委託をしていくとか、市としての具体的な取り組んでいる事柄が多分おありだと思いますので、ぜひお聞かせいただきたいと思います。積極的な姿勢を見せていただければ、市民もごみ減量への意識啓発に必ずつながってまいると確信いたしますので、あわせて最後に市長の意気込みもぜひお聞かせいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(長坂太郎君) 市長田口久克君。
               〔市長田口久克君登壇〕
◎市長(田口久克君) お答えをさせていただきます。
 先ほどのごみ袋の作成なのですが、実は私も我が家でごみ当番でありまして、自分で出しているのですよね。それで、以前にもちょっと気がついたところはありまして、縛るときが中にいっぱい入っているときというのは物すごい力を要するのですよ。端から攻めていって、全部うまくやらないとなかなか縛れないというのは、私も実感としてそれは感じております。ただ、担当部長が言いましたように、これはやはり江戸崎地方衛生土木組合というのがありまして、うちの方でも議員さん出ていただいていますし、管理者が美浦村の村長さんにやっていただいていまして、私が副管理者ということでありまして、この話はしていきたいというふうに思っております。結果がどうなるかはちょっとわかりませんけれども、こういう話がうちの方でもありましたと、私も個人的にはちょっとやりづらい面、実際に自分でやってみてそういうことは感じていますと。ただ、これにつきましてはいろいろなものがあるのだろうというふうに推測をします。私の推測ですね。それは、やはり地元産業の育成とか、そういうことも含まれているのかなという気がしているのですよね。そういうことができる業者さんがもしかすると稲敷、美浦地内にはないのかなという気がしないでもないですよ。これはちょっと憶測でそんなことを言ってはいけないのでしょうけれども……。
               〔「あるよ」と呼ぶ者あり〕
◎市長(田口久克君) あるの、本当。ちょっとそういうものも含めまして話をしてみたい、そう思っておりますので、よろしくお願いいたします。
 それと何でしたか。
◆3番(松戸千秋君) スペースがないとさっきおっしゃっていましたけれども、ステーションの整備について。
◎市長(田口久克君) 要するにそういうのをきちんとやれるようにということですね。
 これは、稲敷はこういうのがスタートするのは遅いです。東京の方はもう全部それをやっていますので、私も東京で泊まったりするときに、うちの子供のところに泊まったときにごみ出しをやはりやるのですよ。幾つもに分かれていましてわからないというのが正直言ってそのとき感じましたので、そういうわかりやすさとか、そういうのももう一度、今テスト的にやっているのですよね。たしか来年の、先ほどのお話の中で、23年9月から平成24年2月までの6カ月間。実は私のところもこのテスト区間に入っておりまして、私がそれをやっております。そういうのも含めまして考えていきたい、そういうふうに思っております。皆さんにわかりやすい方法をこのテスト期間が終わって、多分議員さん含め皆さんと話をしていくようになるのだろうというふうに思っております。そのときまでどうぞひとつよろしくお願いをいたします。
○議長(長坂太郎君) 市民生活部長栗山照夫君。
              〔市民生活部長栗山照夫君登壇〕
◎市民生活部長(栗山照夫君) 松戸議員の再々質問にお答えをさせていただきます。
 大半はただいま市長の方より答弁があったかと思いますので、私の方からは啓発活動について説明していきたいと思います。
 25年度から細分別のごみ収集が始まるわけなのですが、ことしの11月の文化祭で、江戸崎衛生土木組合で文化祭の会場でごみ分別のキャンペーンを実施しております。稲敷市としましても、24年度は市で主催するイベント等では、同じように、衛生土木組合と連携しながらキャンペーンを実施していきたいと。また、各区長会に説明をいたしまして、各地区で住民説明会を実施していきたいと考えております。また、先ほどのガイドブック、チラシ等の作成でございますが、写真、イラストを多く使って、高齢者等でもわかりやすい分別ガイドブック、それからチラシ等を作成して各戸配布したいと考えております。
 また、市の方でも広報紙の方へ数回に分けて掲載してPR、啓発活動に努めたいと考えております。よろしくご理解のほどお願い申し上げます。
○議長(長坂太郎君) 3番松戸千秋君。
◆3番(松戸千秋君) 市長がごみ袋をよくわかってくださっていたので、間違いなく改善できると確信をいたしました。ありがとうございます。よろしくお願いいたします。
 それでは、介護支援ボランティア制度について再質問をさせていただきます。
 近隣地域では土浦市、石岡市が導入、そしてスタートをさせております。石岡市の方では一般質問がされてから直ちに市長から検討指示が出されまして、先進地の視察また検討委員会が発足、大体約1年でこの制度が導入をされております。前回の質問から約1年9カ月が経過し、今回私で2度目の質問をさせていただいております。やる気があれば既に導入がされていてもいい状況であると思いますが、いまだ何も動きがないように思われてなりません。もう一度お伺いをいたしますので、現段階までの浅野議員が質問されてからの状況、経緯をお聞かせいただきたいと思います。
○議長(長坂太郎君) 保健福祉部長大島 功君。
             〔保健福祉部長大島 功君登壇〕
◎保健福祉部長(大島功君) 松戸議員の再質問にお答えをさせていただきます。
 昨年、浅野議員から同じ質問を受けまして、その後協議等していきたいということでお答えをさせていただいております。その中で、今回、社会福祉協議会の方でことしの4月にボランティアセンターが開設されました。先ほど市長が述べましたように54団体、個人を合わせて800人以上のボランティアさんが登録されてございます。そのボランティアさん方はさまざまなところで無償での活動を今されているところでございますけれども、うちの方も社会福祉協議会の方と協議をさせていただいて、そのボランティアセンターの方で登録のある方々の部分で対象となる65歳以上の方の部分で考えていこうかということで話したのですが、社会福祉協議会としては、今までの無償活動をされているボランティアさん方の部分と、この介護支援ボランティアさんの部分はポイント制をとって後で換金するというようなことがありますので、社会福祉協議会にあるボランティアの部分とは切り離していただきたいという話をいただきました。
 そこで、うちの方としましても、それでは新たに、向こうに登録されている人とダブる人もいると思うのですけれども、新たに介護支援ボランティアの方々、制度を実施するに当たってはボランティアを募集するような形をとるような形になるかと思います。
 それで、浅野議員から質問を受けたときも、浅野議員の方から、東京の稲城市、あの当時は、その部分で実施をしているのでその辺を参考にしてはどうかということで、うちの方も稲城市の方の要項とか、いろいろ調べさせていただきました。その中で、介護ボランティアをする場合に、介護ボランティアの対象となる事業及び活動を市長が指定しているという部分、それから協力いただける、ボランティアを受け入れてくれる機関についても市長が指定をするというようなことでございますので、その事業それから受入機関等につきましても、先ほど市長の方からも早急に検討作業に入るということでございますので、その部分を調べ上げて対応していければと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(長坂太郎君) 3番松戸千秋君。
◆3番(松戸千秋君) ご答弁ありがとうございました。
 4月に社協の方にボランティアセンターが開設になったというお話でしたけれども、ことしの4月。そうすると、質問からの約1年間というのは何もなく、何の協議もなく1年が経過したのかなと。そしてことしの3月11日には未曽有の大震災が起こりましたので、本当にそこで、とにかくいろいろな対応をせざるを得ない状況もあったので、そこから以降はなかなか大変だったような気もしますけれども、その間の1年というのはもう何もないで終わってしまったような気もしておりまして残念であります。
 社協の方からも切り離して、無償ボランティア、有償ボランティアの話は確かにございます。でもボランティア精神のある方というのはかなり意欲的な方が多いのではないかというふうにも察するのですけれども、この制度は予防対策なのですね。今までの行政や制度というのは、何か起こってからそこへ対応していくというものが大半でありましたので、私が考えるには、この予防に力を入れていくということは、これも今後のことには大変大きな意味があるのではないかと思います。
 私もこの一般質問いろいろさせていただいて、まだまだ勉強不足ですけれども、もう1回この予防ということの意味も電子辞書で引っ張ってみまして、わざわざ改めて言わなくてもおわかりだと思いますけれども、あえて言います。この予防という意味は悪い事態が起こらないように前もってそれを防ぐことなのです。ですから、ご高齢の方がふえていくということで、その方々が一生懸命働いてくださって、そして最後の人生を本当に生き生きと生きていただくためにこういう制度がつくられてきたということを考えますと、すごく大事であるし、画期的な制度になるのではないかというふうにも思います。ここをよくご理解いただければというふうに思います。我が稲敷市としても、高齢者の方がたくさんふえておりますし、この大切な、ご高齢の方を大切にできるやさしさと、また生き生きと生きられる環境づくりは市として真剣に実行に移すべきだと強く訴えます。
 市長、制度導入は実行されますでしょうか。誠意あるご答弁をご期待申し上げて、以上で再々質問を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(長坂太郎君) 市長田口久克君。
               〔市長田口久克君登壇〕
◎市長(田口久克君) お答えをさせていただきます。
 先ほど申し上げましたように、制度導入に当たっての課題など整理しまして早急に検討作業に入りたい、そう思っております。よろしくお願いいたします。
○議長(長坂太郎君) 以上で松戸千秋君の質問は終わりました。
 以上で、本日の日程は終了いたしました。
 次の本会議は、明日9日、午前10時から本議場において再開いたします。
 本日はこれにて散会いたします。大変ご苦労さまでした。
                午後2時51分散会