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茨城県 稲敷市

平成21年第 4回定例会−12月11日-03号




平成21年第 4回定例会

                平成21年第4回
             稲敷市議会定例会会議録 第3号
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         平成21年12月11日 午前10時00分開議
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1.出席議員  25名
      1番  根 本 光 治 君    2番  伊 藤   均 君
      3番  大 湖 金四郎 君    4番  関 川 初 子 君
      5番  平 山   寧 君    6番  山 下 恭 一 君
      7番  高 野 貴世志 君    8番  浅 野 信 行 君
      9番  柳 町 政 広 君   10番  山 本 祐 子 君
     11番  篠 崎 力 夫 君   12番  木 内 義 延 君
     13番  坂 本   源 君   14番  根 本   保 君
     15番  本 橋 秀 夫 君   16番  堀 口 正 良 君
     17番  長 坂 太 郎 君   18番  根 本 勝 利 君
     19番  河 内 喜 和 君   20番  宮 本 隆 典 君
     22番  黒 田   正 君   23番  埜 口 正 雄 君
     24番  遠 藤 一 行 君   25番  池 田 忠 雄 君
     26番  山 口 勝 夫 君

1.欠席議員
     21番  井戸賀 吉 男 君

1.出席説明員
       市長               田 口 久 克 君
       教育長              小 川   孝 君
       市長公室長            川 嶋   修 君
       総務部長             岩 瀬 和 男 君
       市民生活部長           卯 月 好 男 君
       保健福祉部長           大 島   功 君
       産業建設部長           久保木 善 信 君
       教育部長             中 澤 幸 一 君
       水道局長             大 竹 克 己 君
       会計管理者            秋 本   隆 君
       農業委員会事務局長        内 田 和 雄 君
       監査委員事務局長         上 山 成 夫 君
       企画課長             飯 田 光 男 君
       総務課長             沼 崎 忠 夫 君

1.出席事務局職員
       議会事務局長           三ツ井 洋 平
       書記               坂 本 浩 一
       書記               萩 原 隆 行

1.議事日程
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              議 事 日 程 第 3 号
                       平成21年12月11日(金曜日)
                             午前10時00分開議

日程第1 一般質問
日程第2 議案第 119号 稲敷市税条例等の一部改正について
     議案第 120号 稲敷市国民健康保険税条例の一部改正について
     議案第 121号 平成21年度稲敷市一般会計補正予算(第4号)
     議案第 122号 平成21年度稲敷市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
     議案第 123号 平成21年度稲敷市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)
     議案第 124号 平成21年度稲敷市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)
     議案第 125号 平成21年度稲敷市介護保険特別会計補正予算(第2号)
     議案第 126号 平成21年度稲敷市浮島財産区特別会計補正予算(第1号)
     議案第 127号 平成21年度稲敷市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
     議案第 128号 不動産の買入れについて
     議案第 129号 訴えの提起について
     議案第 130号 あらたに生じた土地の確認について
     議案第 131号 字の区域の設定について
     議案第 132号 市道路線の認定について
     議案第 133号 市道路線の変更について

1.本日の会議に付した事件
 日程第1 一般質問
 日程第2 議案第 119号
      議案第 120号
      議案第 121号
      議案第 122号
      議案第 123号
      議案第 124号
      議案第 125号
      議案第 126号
      議案第 127号
      議案第 128号
      議案第 129号
      議案第 130号
      議案第 131号
      議案第 132号
      議案第 133号
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               午前10時00分開議
○議長(堀口正良君) おはようございます。
 きのうに引き続き、足元の悪い中、ご参集、大変ご苦労さまでございます。
 ただいまの出席議員は25名であります。21番井戸賀吉男議員が欠席であります。したがって、定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりでございます。
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○議長(堀口正良君) 日程第1、昨日に引き続き一般質問を行います。
 初めに、1番根本光治君。
               〔1番根本光治君登壇〕
◆1番(根本光治君) おはようございます。ご声援ありがとうございます。1番根本光治でございます。
 通告に従いまして、一般質問を行います。市長の誠意ある、またわかりやすい答弁、よろしくお願いをいたします。
 今回の質問事項は二つであります。
 まず1点目、これからの行政運営についてであります。
 今から8カ月前、町村合併後の市政に対する有権者の強い不満、そして不信を背景に、すばらしいマニフェストを掲げ新しい体制がスタートいたしました。市長は、市民と幾つもの約束をいたしました。新市長は何をしてくれるのだろうか、一抹の不安と違和感を覚えつつも、大きな期待をかけました。新庁舎建設の凍結、入札制度改革、行財政の抜本的改革等々、公約の目玉について期待したのであります。むだの排除と市民協働の市政運営を掲げている市長ですが、なかなかマニフェストで市長の約束したことが見えてこないのも現実です。市長になられ、理想と現実のはざまで苦労なされ、バランスをとるのが精いっぱいで来られたのではないかとも感じております。しかし、劇的な首長交代だっただけに、市民から期待が大きいのも現実でございます。
 そんな中、現在、スピードが求められる待ったなしの財政改革、特に市長になられて初となる新年度の予算編成では何を重要ととらえ、何を削減していくのか、そして、職員に対してどのように指導していくのか、市長の考えを伺いたいと思います。
 次に2点目は、職員の対応についてであります。合併してから職員と地域、職員と市民、強いて言えば稲敷市と市民との関係が希薄になっていると感じるのは私だけではないと思っております。合併前は窓口に行けば知り合いがいて、地域の職員に聞けば行政の大体のことがわかったと、住民とのコミュニケーションは非常に密だったと思っております。しかし、合併の弊害として、市民からは行政との関係が薄くなり非常にレスポンスが悪くなる、行政サービスが停滞していると感じているのではないかと思います。
 市民満足度100%を目指す市長は、このような問題点をどうとらえ、住民サービスをどのようにしていくのか伺いたいと思います。
 以上2点、よろしくお願いをいたします。
○議長(堀口正良君) 市長田口久克君。
               〔市長田口久克君登壇〕
◎市長(田口久克君) おはようございます。根本(光)議員のこれからの行政運営についてのご質問にお答えをさせていただきます。
 平成20年秋以降の世界同時不況の影響から、本市の財政運営もかつてない非常に厳しい状況となっております。本年度の財政状況におきましても、景気悪化の影響を大きく受けた結果、市税収入が当初予算の歳入見込みを超えて落ち込み、現時点で2億円を超える減収となる見込みであります。来年度の予算編成につきましても、急激な景気回復が見込めない以上、本年度当初よりさらに大幅に市税が減少することは避けられない状況であります。
 議員ご指摘のとおり、この状況を前提に、例年にも増してむだな支出を徹底的に削減し、事業の重点化を図った行財政運営が不可欠であると考えております。この非常事態とも言える状況を克服するには、職員全員が市政を取り巻く状況や財政状況をみずからの問題として十分に理解し、共通の認識に立つことが平成22年度予算編成や執行体制づくりを進める上でのスタートラインであると考えております。このような状況の中で、私としては市財政の健全化に向けて抜本的な行財政改革を断行していかなければならないと考えております。
 一つは事業の選択と予算の集中、予算をあまねくつけていく、あまねく減らしていくという手法はもはや限界に来ていると考えております。そして、あった方がいいのか悪いのかではなく、必要であっても優先順位が低いものは諦めるという決断が求められているわけであります。このことは市民の皆様にある意味で痛みを感じていただくこともあるかもしれませんが、施策としての選択と集中はやらざるを得ないし、やっていこうと思っております。まずは、人件費も含めた経費の計画的削減を具体的に実行しなければならないと考えているところでございます。
 次に、市職員の対応についてのご質問にお答えをさせていただきます。
 平成17年に4町村が合併し、分庁方式を基本に本市の行政運営がなされてきたところでありますが、平成の合併におきましては、総務省も示しているとおり、厳しい行財政状況などに対応できる基礎自治体の形成がメーンテーマであったように、行財政運営の効率化が大きな柱の一つとされているところでありました。そのため、全国的なことであろうと思いますが、合併効果の発揮、イコール事務事業の効率化とされ、経費縮減等ばかりに力が注がれている感は否めないと思っております。
 このような中で、住民サービス低下という事態を避けるため、市民の皆様との対話など、あらゆる機会を通じて各地域の行政ニーズを把握し、地域性を踏まえた施設及び機能の配置と事業実施に努めてまいりたいと考えております。
 このような観点で、10月から再開した新庁舎建設事業に関連して、公共施設の再編についても検討に着手しているところでございます。この公共施設の再編においては、当然ながら市内に同様の施設が四つずつあるような状況に対して、施設及び機能の適正配置を行うことが基本でありますが、今回の施設再編計画では単に統廃合を行うばかりでなく、地域にあるべき機能は地域にある施設を活用しながら配置していこうという視点で、現在プロジェクトチームにおける検討を行っているところでございます。
 この地域性といった視点を大切にした公共施設の再編の方針策定と合わせて、機構改革も行う予定でございます。抜本的な機構改革は新庁舎の供用時点に行うこととなりますが、来年度からでもできることから進めていこうと考えているところでございますので、ご理解のほどよろしくお願いを申し上げます。
○議長(堀口正良君) 根本光治君。
◆1番(根本光治君) それでは、再質問の方をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
 まず、私がこれ質問に立とうと思ったのは、予算査定、もう始まっていて、来年部長査定、そして市長査定と続いていくと思うのですけれども、その中で、昨年同様に事務レベルでは一律の5%カットというような形を出しながら、そのほか、市長もご存じのように、私の議員活動は365日、役所が開いているときはどちらか、出先機関でもどこかのところに顔を出しながらいろいろお話を聞いているという議員活動をしているのですが、その中で非常に感じたことが、そこの時点で方向性とかそういうものが出ていない。となると、今までのように職員の方々は予算を組んでいくであろうと、それが上がってくる。そして、市長のところに来たときにはほとんど固まっているような案件になっていると思うのですよね。となると、要は予算査定の一番最初のときに方向性、何が必要で何がむだだ、もしくは何を残す、これをやめていくという、そういうものが明確になっていなければいけないのかなと、なかなかそれでなくては予算を組んでいけないのではないかなというのが疑問に思いまして、質問に立たせていただきました。
 一番その中で、市長になられて、政策の中で、選挙の争点にもなったのですけれども、政策的に180度違うというか、結構違いを盛り込んだマニフェスト等々が出まして、それで市長になられて、それで役所に迎えるというか、そのときに役所に迎え入れる役所の方々も非常にある程度混乱をしたと、そういうふうに考えております。
 なかなかそこら辺のところで、例えばそこら辺で市職員の意見を聞いていくというよりも、ある程度市長の方がプレゼンというか方向性を示していかないとまとまっていかないのではないかなと、そういうのがなかなかうまく機能していないことが今年度予算の査定にあらわれているのかなというふうにも感じております。
 望むことというわけではないのですけれども、職員の方々、得意分野、不得意分野、となると、今までずっと私も議員をやらせていただいていろいろなところを見させていただいたときに、見取り図がないとなかなか行政運営というか、そういうものができないと。まさに見取り図をつくるのはだれなのだといったときに、市長だと思うのですね。その見取り図があって、それを与えたときに職員の方に本当に120%働いていただける、それは私もわかっているのですけれども、下から吸い上げる意見も必要、そして上からトップダウンをすることも必要、ケース・バイ・ケース、それをやっぱり、そこの部分のトップダウン、その方向性というのが非常に見えていないのではないのかなと。私がそれは考えているだけで、来年度予算の中にいろいろ組み込まれているのかなとも思うのですけれども、私個人的には、きちんとそういうことがかみ合ったときには、新年度予算書をあけたときにそういうものが見えるようになっているというのが本来だと思うのです。頑張っています、やっていますというのは、見えないことは今までの経験の中ではやっぱり頑張っていないことであったり、それがやっぱりきちんと見えてくる、そして短期的、中期的、長期的の短期的な部分ではきちんと見えるようになってくるし、職員の方々も理解をしてきちんとそれは組んでくると。
 そうすると、先ほど市長が答弁の中でありましたように、来年度事業選択、いろいろあるのですけれども、職員の方々は田口市長になられる前も現在も同じ方なのです。となると、私が危惧するところは、幾ら市長のその思いがあってもなかなかそこら辺の部分が機能していかないのではないかなと、機能するならば、今回の当初予算できちっとそういうものが出てくるのだろうなというふうに思っております。
 そこら辺というのも、非常にちょっと広くなってしまいましたけれども、ご答弁を願えればありがたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(堀口正良君) 市長田口久克君。
               〔市長田口久克君登壇〕
◎市長(田口久克君) 今、議員がおっしゃるように、きのうもお話をさせていただいたのですけれども、半年を過ぎたばかりというところも多少あるのかなということも私は思っております。議員のおっしゃることを私も素直に聞きたいというふうに思っておりまして、そういうふうに見えていないということであれば、やはり見えるようにしていかなきゃいけないのかなというふうに思っております。
 それで、今予算を編成中であります。重要政策を重点的に実施できるようにということで、ちょっと違ったところは市長政策枠というものを設定しております。今、事業の洗い出しを行っているところでありまして、私の考えているところを少しずつ実行できないものだろうかということで、今検討をしていただいております。
 あと、これ今テレビでよく出ています経営戦略会議という言葉をそのまま使うわけではありませんけれども、民間のパワー、そして経営感覚を行政に取り入れて、仮称でありますけれども、今申しましたように、経営戦略会議というようなそういうものを設置して、この中でいろいろご議論をいただいたり、私もいろいろな点で教えていただいたり、そういうことをやりながら行財政構造を抜本的に見直す作業に着手していきたいなというふうに思っております。
 あと、市の職員の方はかわらないということでありまして、かわったのは私だけだということでありまして、まことにそのとおりでありまして、それで、市の職員の皆さんには、今こういうことをやっております。まず、コミュニケーションを図るために市長ミーティングというものをやっておりまして、私も弁当を持ってきたりしておりますので、お昼休みのときに各庁舎を回りまして、係長以上の職員とそれから、あと若い方もそうですけれども、かなりやっているつもりであります。私の考えも伝えさせていただいたり、職員の話も聞かせていただいたり、やっているところであります。
 それから、もう1点やっていることは、直接内線電話を担当の方のところにかなり電話をしております。もう、そうですね、50回ぐらいは電話しているのではないのでしょうかね。どういうふうにそうしてやっているかといいますと、決裁が大分ありますので、決裁を押すのは、私は○○○○はやりませんので、わからないことがたくさんあるのです。それで、担当の方にお聞きをする、教えていただくというような気持ちで、その担当者のところへ電話をしております。そして教えてもらったり、そこでいろいろな話をしたりしております。
 そして、私の机の上に乗っていますパソコンはただ置いてあるわけではありませんので、課長以上の在籍が全部パソコンの中に出ております。きょうは誰々課長は午前中在籍、午後から外へ出かけます、何々部の部長はきょうは1日席に座っていますよというようなことをやっております。なぜかといいますと、私、最初は携帯電話をかけていたのです、その担当の方に。そうしますと、携帯電話をかけますと、お客さんといいますか市民の方とお話をしている最中にかけてしまったり、重要な会議をやっているときにかけてしまったりしていまして、それで市長からの電話ということであれば無理に出るわけですよ。そうしますと、やはり業務に支障を来すということがわかりまして、そういうことをちょっと考えました。パソコンの中で、強制はしていませんけれども、なるべくこの時間は外に出ています、この時間は午前中は部屋の中にいますよというようなことをパソコンの中で表示していただければ、私がそこへ内線電話番号を使ってかけるようにしています。今申し上げましたようにもう50回ぐらいやっているでしょうね。私がわからないことにつきましてはその場で教えていただきます。部長とも話ができます、課長ともできます。担当者ともできます。そしていろいろなことが当然わかってきます。そして、話もさせていただいています。
 その前は、何かちょっと疑問なことがありますと、各分庁舎から江戸崎庁舎の方へ来ていただいたりしていたこともあるのですよ。そうしますと時間のむだになります。これは、今もありますけれども、大分少なくなっているのであろうというふうに思います。それで、そういうことを大分今やっている最中であります。ちょうど期間的にはもう2カ月ぐらいになるのだろうと思います。職員とは今そういうことを進めております。いろいろな意見も聞きながらやっていこうというふうに思っております。
 それで、議員がおっしゃるように、いろいろな面で不足する点はあるかもしれません。そういう点につきましては、よく私の頭の中に入れまして対応していきたい、そう思っております。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(堀口正良君) ただいま市長の発言について、後日会議録を調査して、不穏当発言があった場合には善処いたします。
 根本光治君。
◆1番(根本光治君) それでは再々の質問をよろしくお願いいたします。
 今回の質問で一番、先ほど自分の再質問でまとまらなかったのですけれども、一番重要で聞きたいというところは、予算編成の中で何のために何をやるのか、要は何をやるためにここは削るのだとか、そういう意味合いなのですけれども、そういうものがはっきり示せるような予算編成をぜひぜひやっていただきたいというのがお願いでございます。
 先ほども言いましたように、私、ずっと回らせていただいていろいろなお話を聞いている中でも、やっぱり今の稲敷市の中で市長がどのように考えを持たれて、市長がいろいろやっているというのはわかったのですけれども、大変失礼なのですけれども、市長、そこら辺は当たり前といえば当たり前で、やっぱりコミュニケーションをとっていくことが非常に大事だから、そこら辺は特別すばらしいことではないと思うのですけれども、まずそこの中で職員の方々が市長の考え、意思ですね、意思が、どのように思っておるのかというのはまだまだ伝わっていない。となると、その中で予算を上げてくるのは今までどおりに上がってくるわけですね。そして、そこの中で幾ら後からつくったいろいろな機能であっても、一回でき上がったものをやっていく、ことしはできなくても来年度になった場合でも、ことしができなければ来年度はもっとできないと思います。来年できなければ再来年はもっともっとできないと思います。それは行政のあれだと思うのですね。
 なぜして市長が選挙で選ばれてというところに戻ると、やっぱりそこら辺が一番重要になってくるのではないかなと。期待が大きいだけにすぐという皆さんの希望があって、なかなかそういうふうにならないという市長のジレンマも十分わかるのですけれども、市長が細かいところまでというより、きちっとした方向性だけを出せば、職員の方は優秀ですから、何の方向性だと、どのように稲敷を持っていくのだと、5年後10年後どうするのだというのを市長自身の意思とかその考えをきちっと伝わるような形にしていただければ、非常にスムーズにいくのではないのかなと。
 何回も言いますけれども、まだまだそこら辺の部分が足らず、何をどういうふうにしていきたいのかというところが見えない、というのがここにいる幹部職員の方を初め、稲敷市全職員の方、強いて言えばそういうことを言う、いろいろな情報をいただいてバッジをつけさせていただいて仕事をしている私自身がそこら辺がわからないというならば、市民の方が幾らタウンミーティングをやろう、何をやろうがわからないと思うのですね。せめてまずここにいる議場の中の人がいろいろなことが理解をできるような予算編成であったり、そしてそれが見えるような数字になってきたり形になってきたり項目になってきたり、そういうふうに見えるような予算編成、ぜひぜひお願いしたいと思います。その点について市長の方から、もう一度よろしくお願いいたします。
○議長(堀口正良君) 市長田口久克君。
               〔市長田口久克君登壇〕
◎市長(田口久克君) お答えをさせていただきたいと思います。
 基本的には、財政が豊かになるということが私は基本だというふうに思っております。それで、いろいろなところでお話をさせていただいているのですけれども、きのうもお話をさせていただきましたけれども、やはり基本は今申し上げましたように財政でありますので、江戸崎の工業団地におきましては、これは県の所有地でありますけれども、お互いに県と稲敷市が協力し合いましてこれからやっていきましょうということがほぼ固まってきておりますので、これが私は財政を潤せる最大のチャンスかなと個人的には思っております。そして、その財政が潤うことによって周りにいろいろなものが附随してできてきていただければいいなと、そして市民の皆さんが勤める場所ができてくればいいなと。これがいろいろな点でいい方に波及していっていただければいいなと。例えば、少子化の問題もいろいろありますので、こういうところで何とか防げたらいいのかなというような気持ちでおります。1点は、その財政が非常に大切であろうというふうに私は思っております。
 その反面、やはりいろいろな面で今度は削減をしていかなきゃいけない。今申し上げましたように、事業の選択と予算の集中ということを私今答弁させていただきましたが、やはりどこがいいのか、どこをふやしていくのか、どこを削っていくのかということもやっていかなきゃいけないというふうに思っております。
 基本的にはそういう2点、プラスもう1点挙げさせていただければ、やはり教育であろうというふうに思っております。大きな柱としてはそういうことになるかなというふうに思っております。以上であります。
○議長(堀口正良君) 根本光治君。
◆1番(根本光治君) それでは、職員の対応について再質問をさせていただきます。
 これも私が昔から考えて、田口市長になる前から、ずっと江戸崎時代から思っていることの一つなのですけれども、行政サービスの中でずっと、稲敷市になりましてだんだん行政サービスというより職員との人間関係が非常に希薄になってきたと、地域、市民の方々。では、それを何で補うのだろうと、あしたからでもできることといえば、やっぱり本当に現場第一主義、職員の方々が現場に出ていっていただいて、そして市長のごあいさつでも、いろいろなところでごあいさつを聞いていてもそうなのですけれども、やっぱり市民が役所に来てくれという話なのですね、ほとんどが。そうではなく、市民とコミュニケーションする中でも、まず最初にやることというのは自分の身内の方からだと思うのですね。となれば、職員の方々が現場に出ていく。今、現場に出ていないとは言わないのですけれども、昔よりは出ていないと思うのですね。出づらいというのもあると思います。地域の関係が薄くなってきて、問題というのは今まで以上に想定以上な各問題がある中で。そうすると、やっぱりそこら辺の部分が希薄になってくると。
 そうすると、市長がおっしゃったように建物とかそういうもの、それはそれとして置いておいても、まずやることの第1番目というのは、稲敷市職員の方々がどのように市民と接するかというのをやっぱり首長の命令、命令というのは失礼ですけれども、号令でやっていくべきだろうと、まさに今それをやるときなのではないかと。
 いろいろなことがあるのですけれども、それは当たり前というか、いろいろなことというのは先ほどの、例えばコミュニティ施設があったらいいなとか、何があったらいいな、ずっと昔はそんなものは何もなかったのですね。それでもコミュニティは保っていたわけなのです。となれば、今まさにやることというのは、お金をかからずしてやることというのは、きっちりした現場第一主義としてやっぱり現場に出向けと。現場で、役所のテーブルの上でと、どこかのドラマではないですけれども、役所のテーブルの上で何か物事が起こっているわけではなく現場ですべて起こっているわけですから、現場第一主義というのを徹底していただいて把握していただく。となれば、その管理をしている幹部職員の方々は、その現場にどのようなことが行われているかというのをみっちりできるだろうし、そうすると意見の吸い上げ、そして意見をおろしていくというのは非常にスムーズになっていくのではないのかなと。
 その中で一番大切なもの、これは当たり前のことですけれども人間関係だと思うんですね。先ほどの質問にもリンクするのですけれども、人間関係、職員との人間関係、いろいろなところで市長今お話あったようにやっていると。それで、私にしてみればやっているのはわかったと、それで本当にその人間関係がきちっとできるのかというのが問題であって、それができるとなれば別にいいのですけれども、私はそういうので絶対なかなかそういうものではうまくいかないのではないのかと、きちっとしたそういう、もう少し踏み込んでいただいて、どうやったら人間関係ができるのだろうというものを再度検証していただきながら、現場第一主義というのをやっていただきたいと。
 例えば、例えばの話ですけれども、それぞれの地域で運動会など昔ありましたよね。運動会もそれはなくなりました。いろいろな集まりごとも少なくなってきました。地域おのおの、地域の方々一人一人、個ができないものをやることが行政だと思うのですね。行政サービスの本当の基本中の基本だと思います。ならば、例えばそういう体育祭であったり、人が集まることであったり、率先して地域の職員の方々が自分の地域のことをやっていくというのも一つの手ではないのかなと。どうしても役所の縦割りの中で担当としては動くのですけれども、現実そこで薄くなっているといわれているのならばそれではだめだと、では違う手は何かあるのだろうかと。私がずっといろいろなイベントを見させていただいて、新利根のよいとこまつり、桜川のチューリップ、江戸崎の花火、これ合併前はその地域の方々が自分たちでつくっていたのですけれども、現実は今は担当であったりその課であったり、その庁舎の方であったりという、それはそれで一つとしてそれでいいのならばいいのですけれども、それを越していくというならば地域の職員を利用していくとか、もっともっと入り込むことはいっぱいあると思うのですね。
 そういうことを、まずお金のかからない、そこの部分を強く押し出していただきながら、そういうコミュニティ施設であったり、どういうものを残していくかという議論だったらば非常にスムーズにわかりやすいのですけれども、それが先行していって、すごい建物が立派だったり、すごいいいものが残っていても、それを利用していく心がなかったらば何にもならないし、市長の思いとは全然違う方向に行ってしまうと思うのですね。となれば、一番最初に、本当に何回も言うのですけれども、一番最初にやることは人と人との携わりで人間関係をきちっとつくっていただきながら、市の職員の方々にきちっと現場に出ていっていただく、それで問題を解決していくということはどうだろうかと市長にお伺いしたいのですけれども、よろしくお願いいたします。
○議長(堀口正良君) 市長田口久克君。
               〔市長田口久克君登壇〕
◎市長(田口久克君) 今、議員がおっしゃるとおり、ご指摘をいただいたとおりでございます。
 私は、いろいろな地域に一生懸命溶け込もうというところで、ハイキングとかいろいろなスポーツ大会とか、バレーボール大会とか、議員と一緒になったりしますけれども、そういうところに参加をさせていただいているわけなのですが、今議員がおっしゃったように、職員もという、確かに私もそのとおりだと思います。担当課の方は確かにそういうところに出向いたりしていますが、その地域の方は、参加をしていただくところもありますけれども、どうしてもやはり少ないことはあるかもしれません。確かにそうだと思いますので、それはこれからいろいろなことを検討しながら進めていければというふうに思っております。そして、今おっしゃったように、人間関係が一番大事だということでありまして、私もまさにそのとおりだというふうに思っております。この辺も十分気をつけてやっていきたい、そう思っております。
 それからもう1点、現場第一主義である、私は議員がおっしゃったように現場第一主義でいるつもりであります。これは今まで長い間サラリーマン生活をやってきたものですから、やはり現場へ行ったりなどもしていましたので、そういうのはよくわかっているつもりですけれども、私も含めまして職員もそういうふうな気持ちで進めていきたい、そのように思っております。どうぞよろしくお願いをいたします。
○議長(堀口正良君) 根本光治君。
◆1番(根本光治君) それでは、最後の質問をさせていただきます。
 ご理解をいただきありがとうございます。本当に市長1人で人口4万7,000人、これみんなを補おうと、これは到底無理です。幾ら市長がタウンミーティングやろうが何をしようが、これは無理なのですね。頑張る頑張るといってもなかなかそこが機能しないのが当たり前であって、その市長の今のお考えをいかに幹部職員、そして市の職員全体に広げるかというのが重要であります。ぜひぜひ本当にそこの部分をまず重要視していただきながら進めていただければ非常にスムーズに進行するのではないのかなと思っております。
 なかなか質問しないと議長に怒られますので、一応質問をいたしますけれども。
 その中で、一番私が重要なのは、やります、何をしますではなくて、それによってどうなるかというのがいつも聞きたいお話なのですね。その部分で、いつも市長のお話の中でちょっと欠ける部分がそこの部分なので、何をします、これをしますではなくて、それによってどうなるのだと、どうしていきたいのだと、そういうお話の仕方であったり、そういうような会議、多分会議でもそうだと思うのですけれども、そういうような会議の進め方をしていただければ非常にわかりやすいのではないのかなと。
 その中で、現場第一主義、例えば今、市長が思うに、職員の方々、現場に出ていくためにはどういうような方策があるだろうかと、あると思うのですけれども、お話をお伺いさせていただければありがたいと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(堀口正良君) 市長田口久克君。
               〔市長田口久克君登壇〕
◎市長(田口久克君) 私の考えを市の職員に広げるようにということでありますので、今まで以上に私の考えを職員に伝えていきたい、そう思っております。
 そして、今その方策があるのかなとおっしゃったので、方策を、今やっていますのは、例えばいろいろな説明、答弁をさせていただきましたけれども、地デジなどの説明会などについては、私とそれからもう1人職員がついていっていただきまして、そして、別なものも当然いろいろな総会とかありますから、そういうことにつきましても私とあと職員が2人、3人一緒に行っていただきましてやっているのですけれども、今おっしゃったように、ちょっと今考えているのは、そういう席へ私と政策審議室といいますか、秘書広聴課といいますか、そこの課の職員と、それとあと別なところの課の若い方も一緒に行っていただいて、そういうことも見たり聞いたりしていろいろ覚えていっていただければというような、ちょっと今そういうことを思いついたりもしました。
 それで、この具体的な方策といいますと、ちょっと今すぐこうだということもなかなか出てきませんので、ちょっとこれから検討させていただいて進めていきたいなというふうに思っておりますので、もしいいアイデア等がありましたら教えていただきたい、そう思っております。どうぞひとつよろしくお願いをいたします。
○議長(堀口正良君) 以上で、根本光治君の質問は終わりました。
 暫時休憩します。
               午前10時41分休憩
         ──────────────────────
               午前10時41分開議
○議長(堀口正良君) 再開します。
 次に、10番山本祐子君。
               〔10番山本祐子君登壇〕
◆10番(山本祐子君) おはようございます。公明党の山本祐子でございます。
 通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。
 1点目は消費生活センターについてでございます。
 平成19年9月に一般質問をさせていただいたときには、市民の皆様から場所がわからない、車がないから行けない等、さまざまなご意見をいただきました。現在では周知されているようです。担当課のPRの効果があったと思います。ありがとうございます。
 そこでお尋ねします。
 平成19年に提案いたしました訪問相談日は現在も有効利用しているのでしょうか。
 2点目として、青色防犯パトロールについてでございます。
 ?として、稲敷市職員全員に青色防犯パトロール車の講習を受講させる考えはないでしょうか。本来は担当課だけでいいのですが、人数が600人集まらないと講習ができないと伺いました。それでは職員が異動になったときに青色パトロール車運転の際には実施者証の携行の義務があります。職員がいつ異動になっても運転できるようにぜひ受講させるべきではないでしょうか。
 ?は青色防犯パトロール車のミニパトロール車、軽自動車を、旧4町村に1台ずつ4台購入する考えはないでしょうか。狭い山道で車と車がすれ違うことができない道路にはミニパトロール車が小回りがきいて大変便利です。地域の安全のため、安心のため、犯罪抑止の効果が期待され、また不審者の出没減少、子供たちの安全確保に回転灯を点灯させながら稲敷じゅうを青色防犯ミニパトロール車を走らせるべきと考えます。
 以上3点、市長の見解を伺います。
 以上、よろしくお願いいたします。
○議長(堀口正良君) 市長田口久克君。
               〔市長田口久克君登壇〕
◎市長(田口久克君) 山本議員の消費生活センターについてのご質問にお答えをさせていただきます。
 市消費生活センターは、平成18年10月に開設しまして、相談日は月・水・金曜日の週3日体制で実施しております。開設年度の平成18年度は相談件数46件、平成19年度は69件、平成20年度は137件、本年度は11月末現在までの相談件数は118件でありまして、年々相談件数も増加している状況であります。主な相談内容につきましては、架空請求や商品に対する苦情、多重債務であります。
 平成19年9月にご質問の、諸事情により東庁舎へ相談に行けない方のため、相談日3日以外の2日を訪問相談日にしてはどうかということにつきまして、週3回の相談日の中で訪問相談も検討してまいりたいと回答しております。
 今回のご質問の訪問相談の進捗状況についてでありますが、特定の訪問相談日は設けておりませんが、必要に応じ、現状の体制の中で訪問相談を実施しております。これまでの訪問相談の件数につきましては、平成19年度から現在までで10件であります。主な相談内容につきましては、多重債務、訪問販売のクーリングオフ、架空請求の相談であります。訪問先は自宅、または自宅への訪問が無理な場合には近くの庁舎等で実施をしております。相談内容や相談者の状況によりましては、立会人や補助者の同席が望ましい場合もあるため、地域で活躍する民生委員さんと連携を密にしながら、消費者行政の充実・強化を図ってまいりたいと考えております。ご理解のほどよろしくお願いを申し上げます。
 続きまして、青色防犯パトロールについてのご質問にお答えをさせていただきます。
 青色防犯パトロール車の青色回転灯を点灯させての走行については、講習を受講しパトロール実施者証を受給した者が運転または添乗していることが条件となっており、回転灯を回さずに走行する場合は、パトロール実施者証を受給した者がいなくても可能となっております。
 茨城県の講習会は、今年度は4回開催され、県南地区では2回の実施で250人と500人の受講受付となっております。稲敷市においては、平成17年度以降、防犯連絡員及び交通安全推進員、スクールガードリーダー、スクールサポーターの方々に優先的に受講いただき、現在100名の方がパトロール実施者証を受給しています。市職員におきましては、交通・防犯担当者が講習を受講し、現在7名が受給しております。今後につきましても、防犯連絡員、交通安全推進員の未受講者、または新たに任命された方々、及び交通・防犯担当者を優先的に受講させていきたいと考えております。
 また、青色パトロール車については、現在各庁舎に1台ずつ配備されております。使用状況については、防犯連絡員は支部ごとに日程を決めて小中学校の下校時に合わせて地区内の巡回パトロールを実施しています。交通安全推進員におかれましては、交通安全運動期間中に広報活動を行っております。スクールガードリーダー、スクールサポーターの方におかれましても、随時市内の巡回パトロールを実施していただいております。
 今後、市職員の講習会受講、巡回パトロールの実施についても、各団体の活動状況を踏まえ検討してまいりたいと考えております。ご理解のほどよろしくお願いを申し上げます。
 次に、青色防犯パトロール車のミニパトロール車への変更についてのご質問でございますが、現在、各庁舎に青色パトロール車は普通のバンタイプの車がそれぞれ一台ずつ配備されております。江戸崎庁舎の車は購入後17年経過、新利根庁舎の車は15年が経過しておりますので、来年度以降に順次更新したいと考えております。更新の際にミニパトロール車への変更も検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。
○議長(堀口正良君) 山本祐子君。
◆10番(山本祐子君) ありがとうございました。
 まず1点目の消費生活センターの件なのですが、きめ細やかにいろいろ対処していただいて、また各庁舎で受け付けていただいたりして本当にありがとうございます。
 ただ1点、こういう状況でありますと、今の危機的な状況の中で人数的にも足りなくなると思いますし、また相談日に関しては今までの週3回だけではなくて、またふやす予定はあるのでしょうか、その1点、よろしくお願いいたします。
○議長(堀口正良君) 産業建設部長久保木善信君。
            〔産業建設部長久保木善信君登壇〕
◎産業建設部長(久保木善信君) 質問についてお答えいたします。
 相談日をふやすことについてでありますが、これまで年々相談件数ふえておりますが、月水金以外の、相談日以外につきまして、例えば相談員がいるわけでありますが、その方がスキルアップ研修あるいはセミナーなどの研修に参加することもありますので、当面は現在の週3日相談の中で今後対応していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(堀口正良君) 山本祐子君。
◆10番(山本祐子君) わかりました。
 では、当面は週3回ということで、ふやす予定はないということで理解してよろしいのですね。
○議長(堀口正良君) 産業建設部長久保木善信君。
            〔産業建設部長久保木善信君登壇〕
◎産業建設部長(久保木善信君) 質問にお答えいたします。
 今申し上げましたように、確かに年々増加しておりますので、当面はこのまま対応をしていきたいと思います。これが、例えば200件、300件とふえてくるようになりましたら、そのときはまた検討していきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
○議長(堀口正良君) 山本祐子君。
◆10番(山本祐子君) ありがとうございました。
 では、この件はこれで終わりにします。
 2点目の防犯パトロール車の講習を受講させる考えについては、順次やっていただけるということで理解しました。
 青色パトロール車は回転灯を点灯させないときには担当課が運転できるわけですけれども、やっぱり犯罪の抑止力とか不審者の人たちにわからせるため、また何かあったら子供たちが青色パトロールが点灯することによってその場所がわかる、声も出しやすい、そういう点では点灯させて回っていただきたいのが私の思いなのですが、その点はいかがでしょうか。
○議長(堀口正良君) 市民生活部長卯月好男君。
             〔市民生活部長卯月好男君登壇〕
◎市民生活部長(卯月好男君) 青色パトロールカーでございますけれども、今現在、一般の市職員は特別の、どうしても緊急に必要な車両状況のとき以外は使わず、すべて交通もしくは防犯関係の方々に使っていただいておる状況でございます。
 あと、議員さんがおっしゃっておられましたのは、質問の中で職員の人事異動等があったときのための備えというような意味合いの質問内容でございましたけれども、これはそれ相応のまた対応を市の執行部側として今後いたしていきたいと思っている次第でございます。
○議長(堀口正良君) 山本祐子君。
◆10番(山本祐子君) ありがとうございました。
 懇切丁寧に本当にありがとうございます。
 2点目の青パトについて、これミニパトなのですが、これもちょうどタイミング的に15年、17年と、一番江戸崎地方はかなり山の中というような状況で、かなり道路も狭くて込み入っています。やっぱりそういうところまで安全安心のために入り込んでいただければなと思いますので、一番早くに新利根地区とか江戸崎地区の方に買いかえの予定を検討しているということで理解しますので、また、早く待っておりますので、よろしくお願いいたします。
 私の一般質問はこれで終わりますので、一言確認を含めてお願いいたします、購入の。
○議長(堀口正良君) 市民生活部長卯月好男君。
             〔市民生活部長卯月好男君登壇〕
◎市民生活部長(卯月好男君) 市長答弁の内容のとおりでございまして、非常に古い車を使っている現状でございますので、その買いかえの際には議員のご意見のとおり、ミニパトというようなことの検討も含めて対応してまいりたいと思っております。
○議長(堀口正良君) 以上で、山本祐子君の質問は終わりました。
 ここで休憩いたします。
               午前10時57分休憩
         ──────────────────────
               午前11時15分開議
○議長(堀口正良君) 引き続き、再開いたします。
 次に、9番柳町政広君。
               〔9番柳町政広君登壇〕
◆9番(柳町政広君) 9番、柳町でございます。
 私の一般質問は、稲敷市における事業仕分け導入についてであります。
 それでは、通告に従いまして質問を始めさせていただきます。
 先日まで政権与党により行われておりました事業仕分け作業は、テレビなどで私たちも連日見る機会があったことと思います。事業仕分けとは、行政の事業が本当に必要かどうか、役所から独立した立場の人たちが公開の席で役所の担当者と議論した上で結論を出す作業であります。これらの様子をテレビや新聞等で見ておりましても、今まで役所で行われていた予算づくり作業が公開された点は評価に値すると考えております。ただ、作業部会が短時間で結論を出すのは、余りにも短絡で乱暴過ぎると思いました。その上、委員の言動に疑いたくなるような場面を見てしまい、せっかくの公開の原則に水を差された思いがして残念でなりません。
 私の常々の考え方をさきの議会だより編集後記にも書かせていただきましたが、あれもこれもではなく、あれかこれかの選択の時代に来ているのではないでしょうか。しかも、何でもかなえてくれる時代背景ではないのは、私たち議員を初め市民も、行政に携わる方々はなおのことわかっていながらも言い出せない、そのうち赤信号みんなで渡れば怖くない的意識が大勢を占め、前例踏襲主義の行政を粛々と遂行しているのではないでしょうか。
 そこで、優先順位で行政の事業すべてを網羅していくのではなく、事業を具体的な手段や方法で、かつ現場の視点でやらないこと、やれないことをまず洗い出すべきではないでしょうか。その手法の一つが非営利団体構想日本が7年前から呼びかけ、各地の自治体で行われているのが事業仕分けであります。
 そこで、限られた財源を有効に使うため、稲敷市で実施しているさまざまな行政サービス事業や、そもそも必要なのか、必要であるならば市で行うべきか、民間に任せてもいいのではないか、効率的に行われているのか、といった視点で事業のあり方そのものを外部の視点を取り入れて考え直す事業仕分けの導入について市長にお尋ねいたします。よろしく答弁の方をお願いします。
○議長(堀口正良君) 市長田口久克君。
               〔市長田口久克君登壇〕
◎市長(田口久克君) 柳町議員の稲敷市における事業仕分け導入についてのご質問にお答えをさせていただきます。
 先般、国において事業仕分け作業が行われ、多くの方々から注目と期待を集めております。自治体におきましても既に事業仕分けを実施しているところがあり、公共事業費の削減や情報公開、あるいは市民参画という観点からは有効な手段の一つであると認識いたしております。
 市町村においては、合併後、間もない自治体において類似する事業を精査するためなどの手法として用いられたケースが多かったようであります。
 本市におきましても、合併後、これまで総合計画、実施計画策定においては、各課から上がった重点事業の評価を行った上で優先順位を決定し、予算に反映させるという政策重視の手法を採用してまいりました。議員ご指摘のとおり、昨年末からの経済情勢の悪化を含め、一層厳しい財政の中で、行政サービスの維持向上やまちづくりの推進等、今後行財政改革を遂行するに当たっては、聖域を設けず、あらゆる事業を見直すことが喫緊の課題でございます。
 一般論ではございますが、私としては地方議会が行政のチェック機関という機能だけでなく、行政経営に積極的に参画し、提言をいただけるような仕組みづくりが重要であると考えております。事業仕分け導入につきましては、制度面も含め検討いたしてまいりたいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いを申し上げます。
○議長(堀口正良君) 柳町政広君。
◆9番(柳町政広君) 再質問に入らせていただきます。
 今回、長らく続いた自民党政権が民主党政権にかわり、事業仕分けの公開により、私たち国民及び市民が税金の使い方や行政のあり方を考えるよいきっかけになっていると思います。2002年に始めた行政の事業仕分けも、最近は歳出の削減の切り札のように言われていますが、廃止とか予算見送りとか改善とか、あと不要などと文字が乱舞しておりますが、当初は予算削減ではなくて行政の改革を目的としてスタートしたわけですから、行政改革の視点からもぜひ導入を急ぐべきではないでしょうか。
 なお、市長はただいま議会に対しチェック機能だけではなく行政経営に積極的に参画し云々という提言をされているようでしたが、その仕組みづくりが重要であると考えるようですが、私はむしろ市民も含めた専門的知識賢者にこの仕分け人に参画していただき、住民参加型の地方自治のあるべき姿を模索していくべきではないかと考えております。その手法がまさしく、今国で行われ、また地方にもおりてきている事業仕分け導入であると考えますが、いかがでしょうか。
○議長(堀口正良君) 市長田口久克君。
               〔市長田口久克君登壇〕
◎市長(田口久克君) それではお答えをさせていただきます。
 事業仕分け導入に対する私の考えということでございますので、柳町議員ご指摘のとおり、事業仕分けというのは、公共事業の削減、そして情報公開、あるいは市民参画という視点から見ますと大変有効な手段であるのかなというような認識はしているつもりであります。しかし、国政における予算編成と地方自治体が行っている予算編成は作業過程が異なっているというふうに私思っておりまして、でも制度面での検討が必要であるというふうに考えております。
 しかしながら、予算が有効に執行されているか、あるいは事業が効果的に執行できているかなどなどが市民の皆様に広く情報が提供されるということの重要性は考えております。私としては、先ほども、きのうですか、答弁をさせていただきましたが、事業評価制度というものを前提としまして予算編成へ移行してまいりたい、そういうふうに考えております。ご理解のほどよろしくお願いをいたします。
○議長(堀口正良君) 柳町政広君。
◆9番(柳町政広君) 最後の再々質問かと思います。
 導入できない、導入できないというよりは政権を持つ議員の事業仕分けに対する位置づけと、地方議員の事業仕分けに対する位置づけの違いというのは大きな違いがあるところは、予算の関係上あろうかと思います。ただ、私が言っている気づきというか、そこに何を見出すかという、行政改革から見た場合には必要な論点ではあろうかと思いまして、今回は質問させていただいているわけであります。
 よく今回も一般質問の中に出ましたように、皆さん、マニフェストではありませんけれども、事業仕分けをこれから現実に向けやる上にも、やはりマニフェストと同じように期限をつけて、いついつまでにどの程度やれるか、100%云々ではなく、まず何から始めるか、レッツ・ビギンであって、常に何を始めるかというところが私は大事ではないかと。市長みずからの責任のもとに実行されることを願うものでありますが、一つ例として、何日か前の新聞ではありませんが、笠間市が今年度から、事業仕分けではありませんけれども、比較的高額な事業や、また市民生活に身近な10個の事業の補助金審査会を公開し、今までは公開ではなかったのですが、公開し、予算編成の透明化を図ろうと動き出しております。審査会の公開は大変意義があるものと私は思うのでありますが、予算編成を透明化することによって職員が、先ほど言われたように気づきが生まれ、大きな市民の税金を編成しているとの使命感が芽生えるならば、事業仕分け導入にこだわりませんので、市長初め稲敷市職員が市民に背を向かれない市政運営を心がけていくための施策をお持ちでしたらお聞かせ願いたいと思います。
○議長(堀口正良君) 市長田口久克君。
               〔市長田口久克君登壇〕
◎市長(田口久克君) 今、議員のご質問にお答えをさせていただきます。
 確かに柳町議員のご指摘のとおり、予算編成作業のみならず、情報を徹底的に公開していくということでは、今までわからなかった、もっと言えばわかろうとしなかったことがわかることができるということで、職員の資質の向上の一番の早道であるかなというふうに考えております。ご指摘の点につきましては、十分検討していきたいというふうに思っております。
 そして、これから経営戦略会議を設置したいというふうに、私、先ほど答弁をさせていただきました。これがやはり具体的なものということでありますと、これは仮称でありますけれども、そういうことが一つ含まれていくのかなというふうに思っております。そして、多分、柳町議員がおっしゃるのは透明化ということだろうというふうに思っております。そういう点も十分踏まえまして進めていけたらいいなというふうに思っております。十分検討させていただきたいというふうに思っております。よろしくお願いをいたします。
○議長(堀口正良君) 以上で、柳町政広君の質問は終わりました。
 暫時休憩します。
               午前11時29分休憩
         ──────────────────────
               午前11時30分開議
○議長(堀口正良君) 再開します。
 ここで議会運営委員会を急遽開きますので、議会運営委員のメンバーは第4委員会室に即集合してください。
 その間休憩です。
               午前11時30分休憩
         ──────────────────────
               午後 1時00分開議
○議長(堀口正良君) 再開いたします。
 一般質問の前に、先ほど行われました議会運営委員会の結果について、議会運営委員長長坂太郎君より報告を求めます。
 長坂太郎君。
            〔議会運営委員長長坂太郎君登壇〕
◎議会運営委員長(長坂太郎君) 休憩中、議会運営委員会を開き、柳町議員の一般質問通告一覧表の質問要旨について協議を行いました。
 協議の後、柳町議員に出席を求め、内容についての確認の結果、柳町議員から一般質問通告一覧表の質問要旨欄に一部不適切な表現があったため訂正したいと申し出があり、議長が許可いたしましたので報告いたします。
○議長(堀口正良君) 以上で議会運営委員長の報告が終わりました。
 次に、8番浅野信行君。
               〔8番浅野信行君登壇〕
◆8番(浅野信行君) 通告に従いましてお伺いいたします。
 初めに、発達障害についてお伺いいたします。
 発達障害とは、精神面、運動面の発達に問題があって、日常生活に支障があり、社会適応に向け支援が必要であることです。LD(学習障害)とは、知的発達のおくれは見られないが、特定の能力に著しい困難を示すものです。また、ADHD(注意欠陥多動性障害)とは、発達段階にふつり合いな注意力や衝動性、多動性を特徴とする行動の障害です。両者とも脳などの中枢神経に何らかの機能障害があると推定され、発達障害に分類されます。
 LD、ADHDに共通するのは、失敗や叱責を受けるなどの経験が多いために、自分の能力を発揮できず、あらゆる面で意欲を失っている点です。そのため、自力でやり遂げた経験を積み、自信を取り戻していくことが大切だと思います。
 また、友達との人間関係がうまくつくれないことも見受けられます。LDの場合は、他者の表情や会話に含まれる言外の意味や、その場の雰囲気などがわからないために、ADHDの場合は、相手の話を遮る、友達に対してかっとなるなどがその理由です。そのため、ソーシャル・スキル・トレーニングと呼ばれる社会生活上の基本的な技能を身につけるための学習や、ストレスマネジメントと呼ばれるストレスへのよりよい対応の仕方を学ぶ学習を行う場合もあるそうです。
 LD、ADHDについては、平成18年度から通常の学級の中で十分な配慮を行った上で、必要であれば通級による指導を行うことができるようになったと聞いております。
 そこで、小川教育長に、稲敷市に発達障害のある児童生徒はどれくらいいるのか現況をお伺いいたします。また、稲敷市としての取り組みをお伺いいたします。
 続きまして、特別支援教育の推進についてお伺いいたします。
 特別支援教育は、障害のある幼児、児童生徒の自立や社会参加に向けた主体的な取り組みを支援するという視点に立ち、幼児、児童生徒一人一人の教育ニーズを把握し、その持てる力を高め、生活や学習上の困難を改善または克服するため、適切な指導及び必要な支援を行うことです。また、特別支援教育は、これまでの特殊教育の対象の障害だけでなく、知的なおくれのない発達障害も含めて特別な支援を必要とする幼児、児童生徒が在籍するすべての学校において実施されると聞いております。
 特別支援教育を行うための体制として、特別支援教育コーディネーターと特別支援教育支援員は絶対必要だと思います。文部科学省の特別支援教育の推進について(通知)には、各学校の校長は、特別支援教育のコーディネーター的な役割を担う教員を特別支援教育コーディネーターに指名し、校務分掌に明確に位置づけること。特別支援教育コーディネーターは、各学校における特別支援教育の推進のため、主に校内委員会、校内研修の企画・運営、関係諸機関・学校との連絡・調整、保護者からの相談窓口などの役割を担うこととあるように、とても重要だと思います。また、特別支援教育支援員も、障害のある幼児、児童生徒の学習上、生活上の支援には必要であると思います。
 特別支援教育を行うための体制の整備及び必要な取り組みと、特別支援教育コーディネーター、特別支援教育支援員の現況を、小川教育長にお伺いいたします。
○議長(堀口正良君) 教育長小川 孝君。
              〔教育長小川 孝君登壇〕
◎教育長(小川孝君) お答えをいたします。
 まず初めに、稲敷市における発達障害のある児童生徒の現況に関するご質問にお答えをいたします。
 小中学校においては、保護者の承諾がありますと、知的なおくれのある児童生徒は知的障害特別支援学級に、自閉症等の場合は自閉症・情緒障害特別支援学級に在籍し、学習することになっております。
 現在、稲敷市内におきまして、保護者の承諾を得て特別支援学級で学習を進めている生徒は、小学校で2.0%、人数で言いますと47名、中学校で1.9%、人数では25人となっております。また、特別支援学級には在籍せず、通常の学級で在籍している発達障害を持つ児童生徒の数は、小中学校ともに1.6%になっております。平成16年5月に文科省から出されたもので見ますと、平均6.3%になっておりますので、それと比べると稲敷市は低い在籍率かな、そんなふうに思っております。
 このような発達障害のある子に対しては、議員ご指摘のように、早期発見それから早期支援が重要です。市内の園それから学校において、特別支援教育はすべての学校、学級で行われるものであるということを周知徹底し、発達障害についての研修の機会を設け、早期発見、早期支援に努めているところでございます。
 市では、発達障害のある児童生徒に対して、適正な就学指導ができるよう稲敷市障害児就学指導委員会を設置し、調査審議をしております。委員会の具体的な内容といいますと、発達障害のある児童生徒の状況を把握することと、その子がよりよい教育を受けるための場や方法を保護者に勧めることでございます。
 今後も発達障害のある子の早期発見と一人一人の教育的ニーズに応じた支援ができるように、教育委員会と健康増進課、児童福祉課等との共通理解を図り、連携を密にしながら、充実した支援ができるよう努めてまいりたいと考えております。
 次に、二つ目のご質問である特別支援教育の推進につきましてお答えをいたします。
 園それから学校におきましては、特別教育支援コーディネーターを中心として、一人一人の教育的ニーズを十分に把握した上で、その持てる力を高め、生活や学習上の困難を改善または克服するために、支援の方法や内容についての検討を重ねていただいております。さらに、一人一人に対して具体的な個別の計画を作成し、子供の障害に応じてきめ細かな支援がされるように努めているところでございます。
 特別支援コーディネーターにつきましては、現在、市内すべての園それから学校において校務分掌に位置づけをされております。教頭や特別支援教育に深い見識を持つ教職員が担当しております。この特別支援コーディネーターは、園とかそれから校内委員会、それから校内研修の企画・運営、それから関係諸機関、学校との連絡・調整、介助員との連携、保護者からの相談窓口などの役割を担っております。また、稲敷市障害児就学指導委員会の調査員としての役割も担っております。発達障害のある子の教育的ニーズが多様化する中で、その役割も年々大きなものとなってきております。
 校内における支援体制の例としましては、LDのように特定の教科にのみ著しいおくれが見られる場合には、保護者との連携を密に図り、特別支援学級でその教科の学習を受けられるようにするといったこともなされております。また、特別支援学級の担任が該当児の在籍する学級へ出向いて支援に当たるということもされております。
 市としましても、発達障害のあるお子さんがよりよい教育を受けるために整備している事業の一つとしまして、稲敷市小中学校障害児介助員派遣事業というのがございます。本市におきましては、特別支援教育支援員としての役割を介助員が担当しております。学校長の教育方針のもと、学校という組織の一員として発達障害のある児童生徒の支援を行っていただいております。
 介助員派遣の対象児童生徒としましては、原則としまして、稲敷市障害児就学指導委員会において肢体不自由、養護学校での就学が適当であるとの判断を受けた者のうち、保護者が稲敷市立小中学校に就学を希望し、かつ保護者から介助の要望が出された児童生徒となっております。また、稲敷市障害児就学指導委員会において特別支援学級が適当と判断された児童生徒の中で、ADHDあるいはアスペルガー症候群等の障害を持つお子さんが通常学級で授業を受ける際には、学習全般に著しい支障を来すといった場合がございますので、このような場合におきましては、教育委員会が特に介助の必要があると認め、介助員の派遣をする場合がございます。
 いずれの場合におきましても、保護者の承諾を受けて教育委員会が審議した上で派遣するということになっております。現在、市で介助員として派遣しておりますのは、小学校で10名となっております。そのほかに、学校教育支援員として3名の方を学習指導を含めた児童生徒の支援のために派遣しております。派遣先の園や学校からは、介助員や支援員の学校の方針への共通理解と献身的な支援のおかげで、発達障害のある児童生徒に対する個別指導が充実して、この1年間での成長が著しい等のうれしい話も伺っております。また、個別指導が少しでも多くできるように、社会人TT等で複数の教師で授業を協力して行えるような体制も定着しております。
 このように、県南教育事務所や市の指導主事の訪問による研修の実施だとか、県の巡回相談、それから特別支援学校への講師養成等による専門的な機関との連携など、学校側への支援体制の充実にも努めておるところでございます。
 課題といたしましては、本来身辺介護中心の介助を目的としている介助員派遣事業が発達障害のある児童生徒の介助につくというケースがふえているために、介助員の方々の負担が大きくなっていることがございます。そのために、園や学校では定期的に介助員を交えたケース会議を開くことで具体的な支援について事あるごとに検討していただいております。市としましても、介助員の研修を行って、支援方法等学ぶ機会を設けているところですが、さらに充実していく必要がある、そんなふうに考えております。
 今後、発達障害のある児童生徒に応じたよりきめ細かな支援ができるように、教育委員会と園と学校が連携を密に図り、特別支援教育コーディネーターの研修の機会を充実させていくことはもちろんのこと、多様なケースに応じた介助員の派遣、教職員に対する発達障害についての理解及び支援についての研修等につきましても、より一層教育委員会として学校への支援と体制の整備に努めてまいりたいと考えております。よろしくご理解をいただきたいと思います。
○議長(堀口正良君) 浅野信行君。
◆8番(浅野信行君) 小川教育長から積極的に取り組んでいただいているとのご答弁をいただきまして、本当にありがとうございます。
 それでは、発達障害について再質問させていただきます。
 答弁の中でちょっと気になった点があるのですが、一応、現在稲敷市内で発達障害の特別支援学級で学習を進めている児童生徒は小学校で47人、中学校で25人、特別支援学級には在籍せず、通常の学級で在籍している発達障害を持つ児童生徒数は、小中学校ともに1.6%となっており、文科省からの平均として示された6.3%に比べると低いということでした。
 これは、少し認識がちょっと甘いと思います。教育長も本当に十分わかっていると思いますが、発達障害の症状が表に出ていないだけで、これからはこういう発達障害、どんどんふえていくと思います。また、早期発見が重要であるとありましたが、これは担任だけでは発見するというのは本当に難しいと思います。本当に教職員だけでなくて、教育委員会、保護者や地域の皆様、すべての市民の皆様にこの発達障害ということを理解していただいて、取り組んでいくべきと思います。
 こういう部分を踏まえて、教育長のご所見をお伺いしたいと思います。
○議長(堀口正良君) 教育長小川 孝君。
              〔教育長小川 孝君登壇〕
◎教育長(小川孝君) お答えをいたします。
 議員ご指摘のように、確かに私個人的にも普通学級の中でちょっと発達障害ぎみなのかなという子供たちも最近多く見られるような気がいたしております。これはもう専門家に見ていただかないとそれは判断はできませんけれども、ご指摘のように、これまでも各学校におきまして校長の指導のもとに精いっぱい特別支援教育に取り組んでいるところでございますけれども、教育委員会としましても、再度周知徹底を図りながら、各学校で校長のリーダーシップのもと、さらに認識を深め、より組織的な取り組みが展開されるようにしていけたら、そんなふうに考えております。
 そのためにも今後の取り組みとしまして、今ご指摘ありましたように、県内の各種専門機関との連携も一層深めていって、特別支援教育に見識の深い専門家が各学校を巡回して指導や方法に関する指導助言を行う巡回相談とか、そういうものの実施等も検討しながら、早期発見、早期支援に努めていければ、そんなふうに考えております。以上でございます。
○議長(堀口正良君) 浅野信行君。
◆8番(浅野信行君) さらに教育長に頑張っていただきたいと思います。
 発達障害支援法ができたのは平成16年、通級による指導を行うことができるようになったのが平成18年から、まだまだ本当に発達障害に関しては国も一般の人も余り理解していないといいますか、理解や認識が本当に浸透していないというのが現状で、先ほど教育長が答弁でおっしゃった取り組みも、これが最高だということは言えないと思います。本当に現場では試行錯誤、いろいろな課題が出てきていると思います。
 実は、茨城県にもこういう茨城県発達障害者支援センターというのがあるのですね。この間もちょっと教育長にはお話ししましたけれども、社会福祉や臨床心理士などの専門職員が自閉症など発達障害のある方や保護者の方の相談にも応じ、専門的な発達検査や療育支援等を行いますと、またご本人の状態に応じた修業支援や教育機関、福祉施設などの関係機関の連絡調整、障害についての普及啓発や研修などを行いますということで、利用対象者が県内にお住まいの自閉症や高機能自閉症、アスペルガー症候群、学習障害、注意欠陥多動性障害などの発達障害のある方やその保護者の方と、発達障害にかかわる関係機関、市町村、障害児施設、幼稚園、保育園、教育関係などと、こういうことでありますので、こういう茨城県発達障害者支援センター、こういうものを利用していただいて、障害のある児童生徒がよりよい教育を受けられるような取り組みを教育長にはぜひつくり出していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
 この件に関してもちょっと、もし教育長、ご意見があれば、ご所見があればお伺いします。
○議長(堀口正良君) 教育長小川 孝君。
              〔教育長小川 孝君登壇〕
◎教育長(小川孝君) お答えをさせていただきます。
 議員ご指摘のように、本当に障害のある児童生徒の自立やそれから社会参加に向けた主体的な取り組みを支援するというふうなことで、これはこれからどんどん力を入れていかなければならないことだと思います。
 それから、やはり認識不足ということもまだまだ、学校も含め、それから一般社会もあるかと思いますので、これからもっともっと認識を深めていって、みんなで社会全体でその子供たちを育てていくという、そういう気持ちが必要なのだろう、そういう社会が必要だろう、共生の社会ということで考えております。
 これからも専門家の意見を、今ご紹介いただきましたセンター等も連携をとりながら、これから一人一人の子供の支援に当たっていければ、そんなふうに思っています。よろしくお願いします。
○議長(堀口正良君) 浅野信行君。
◆8番(浅野信行君) ありがとうございました。
 続きまして、特別支援教育推進についての再質問をさせていただきます。
 特別支援教育コーディネーターに対しては積極的に取り組んでおり、また特別支援教育支援員に関しては、稲敷市小中学校障害児介助員派遣事業ということで、介助員で担当していただいておりますので、本当にありがとうございます。
 この、先ほどもいろいろ参考にさせてもらっております文科省から出ています特別支援教育の推進についてという通知の中で校長の責務というところがあります。ちょっと参考に読ませてもらいたいと思います。
 この特別支援教育に関しては、校長先生が本当に一つのポイントとなると思いますので、ちょっと読まさせていただきます。
 校長の責務ということで、校長は、特別支援教育実態の責任者として、みずからが特別支援教育や障害に関する認識を深めるとともに、リーダーシップを発揮しつつ、次に述べる体制の整備を行い、組織として十分に機能するよう教職員を指導することが重要である。また、校長は、特別支援教育に関する学校経営が特別な支援を必要とする幼児、児童生徒の将来に大きな影響を及ぼすことを深く自覚し、常に認識を新たにして取り組んでいくことが重要である。また、体制の整備の中でも、各学校においては校長のリーダーシップのもと、全校的な支援体制を確立し、発達障害を含む障害のある幼児、児童生徒の実態掌握や支援方策の検討を行うということもあります。
 本当に現場では校長先生が一つのポイントになると思います。この辺も踏まえて、教育長のご所見をお伺いしたいと思います。
○議長(堀口正良君) 教育長小川 孝君。
              〔教育長小川 孝君登壇〕
◎教育長(小川孝君) お答えをさせていただきます。
 今、議員さんおっしゃられましたように、平成19年4月1日付で特別支援教育の推進についてという通知の中で、校長の責務というふうなことで、今お話しされていましたように、リーダーシップを発揮するようにというふうなことがいわれております。やはり、学校は校長のリーダーシップ、これは特別支援教育ばかりではなくて、すべてがそうですけれども、校長のリーダーシップを十分に発揮していただくということが大変大事なことかと私も認識しております。特別支援教育におきましても、この校長の責務ということをもう一度校長方にも確認をしていただき、各学校での、先ほどもちょっと申し上げましたが、リーダーシップを発揮していただいて、さらに認識を深め、より組織的な取り組みが展開できるように指導を、助言をしていきたい、そんなふうに考えております。よろしくお願いします。
○議長(堀口正良君) 浅野信行君。
◆8番(浅野信行君) これは質問でないので、最後に特別支援教育の推進をさらに積極的に取り組んでいただき、障害を持っている児童生徒、また障害を持っていない児童生徒、すべての児童生徒が充実した教育を受けられるよう取り組んでいただきまして、先ほども言いましたけれども、この特別支援教育というのはまだまだ未知数であり、ほかでは確立しているというのがまだないと思いますので、まず稲敷市が先進的な特別支援教育を確立していただくよう提言して、質問を終わります。以上です。
○議長(堀口正良君) 答弁もらいますから。
 教育長小川 孝君。
              〔教育長小川 孝君登壇〕
◎教育長(小川孝君) お答えをさせていただきます。
 おっしゃるとおり、これからやはり一人一人の子供が、稲敷市の子供たち、健やかに明るく元気に生き生きと成長できますように、先ほども申し上げましたが、共生社会の形成ということも含め、その基盤になるものですので、一生懸命学校と教育委員会も主導性を発揮しながら頑張っていきたいと思います、よろしく、いろいろな面でご指導もお願いしたいと思います。以上です。
○議長(堀口正良君) 以上で、浅野信行君の質問は終わりました。
 次に、6番山下恭一君。
               〔6番山下恭一君登壇〕
◆6番(山下恭一君) 6番議員、山下恭一です。
 通告に従いまして、一般質問を行います。市長並びに関係各課の、市民にわかりやすい誠意ある答弁、よろしくお願いいたします。
 私の質問は2点であります。
 1点目は、稲敷産農作物のブランド化についてであります。
 今日の日本の農業は、構造自体が脆弱化し、それに伴い地域農業も衰退傾向にあります。特に高齢化が著しく、担い手不足が問題となっております。担い手不足が深刻化することで高齢化や耕作面積の減少、及び耕作放棄地面積の問題が併発しております。地域農業振興に最も有効的なのは、担い手を確保することであります。担い手確保には、まず農業の魅力を伝えることが重要であり、農業に興味、関心を持ってもらう必要があると考えます。
 今日の農業は、消費者の需要やニーズが重視されています。しかし、農業は生産者である農家と消費者が存在してこそ意味をなすものであります。そのため、これからの農業について考える際には、農作物の販売、マーケティングが重要となってきます。そこで考えられるのが農作物のブランド化であります。
 農作物ブランド化は農作物販売戦略の中で差別化を図るものであります。食の安全性が問われている今、消費者は農作物に対し安全、安心を求めており、安全という付加価値のついたものが絶対的に求められております。有機栽培や減農薬栽培などが普及し、安全を掲げた農作物が流通しておりますが、実際それらに取り組むことは容易ではありません。農作物ブランド化は農作物販売戦略の一つとして効果的であるといえるが、市場に浸透していくことや一定量を確保することが難しいなどの課題も多くあります。取り組むことが容易ではないと考えます。
 では、最初に地域ブランド、ブランド化とは何かについて考えてみたいと思います。
 特産品や商品などに付加価値がつき、消費者に高く評価され、それが高値で取り引きされることにより、地域ブランドにかかわる人々の所得がふえ、地域全体に所得の向上をもたらす、そういうことではないでしょうか。
 そこで第1点目の農業生産者や関係機関に頼るだけでなく、行政として稲敷ブランドの確立などをどう考えているのかお伺いいたします。また、市の基幹産業である農業の担い手不足や荒廃農地対策などをどう考え、利活用し、市としてどのような取り組みをしているのかお伺いいたします。市長、関係部長のご答弁、よろしくお願いいたします。
 次に、2点目は子供議会の実施についてであります。
 授業でする政治教育と違い、実体験での子供議会は、政治の仕組みなどを知る上で身近な政治教育を体験させるよい機会だと考えます。また、子供議会を開催して全生徒たちで地域の問題点や稲敷市への未来に向けての提案を考えることも大切な学習の一つであると考えます。各グループでテーマごとに分かれて全員で学習課題を決め、意見交換をしながら、市政への興味を持っていただけたらと思います。市長並びに教育長のご答弁、よろしくお願いいたします。
 以上2点であります。よろしくお願いいたします。
○議長(堀口正良君) 市長田口久克君。
               〔市長田口久克君登壇〕
◎市長(田口久克君) 山下議員の地域農業の発展として稲敷産農産物のブランド化についてのご質問にお答えをさせていただきます。
 初めに、農業生産者や関係機関に頼るだけでなく、行政として稲敷ブランドの確立などをどう考えているかについてでございますが、本市は恵まれた気候、そして首都東京という大市場に近接することなどから、米、かぼちゃ、そしてレンコン、ブロッコリーなど特色ある作目構成がつくり上げられ、その一部は市場で高い評価をいただいているところであります。
 議員ご指摘のとおり、本市には経営の規模が小さな農家であっても、野菜や付加価値の高い農産加工品を生産し、販売を積極的に取り組む農業者が多数いらっしゃいます。農産物のブランド化を推進する上では、市場で評価される統一した品質の確保や向上対策がブランド化を確立する上での課題の一つであると考えているところでございます。
 現在、市ではブランド化による競争力のある産地の育成を図るため、また消費者などから高く評価されるためにも、県の銘柄産地の指定を受けるべく推進しているところでございます。また、稲敷産農産物を幅広く消費者に知ってもらうこともブランド化にとって重要な点でございますので、私みずからのトップセールスやマスメディアを通じてのPR、さらには生産者とともに都心部へ出向いて販売促進活動を行ってまいりたいと考えております。
 今後とも経営規模の小さな農家でも力が発揮できるよう、農産物の直売など、多様な農業に取り組んでまいりたいと考えております。そして、重要なことは、産地間競争に打ち勝つためにも、農産物のブランド化を戦略的に進めていかなければならないと考えております。その一環として、来年度、農業団体と連携を図り、首都東京で定期的にキャンペーンを実施したいと考えているところでございますので、ご理解を賜りたいと思います。
 次に、市の基幹産業である農業の担い手不足や、荒廃農地対策などをどう考え、利活用し、市としてどのような取り組みをしているのかについてでございますが、議員ご指摘のように、当市におきましても、ほかの市町村同様、農業従事者の高齢化や後継者不足、耕作放棄地の増加等の課題が山積しているのが現状であります。これらの対策につきましては、喫緊の課題であると認識いたしているところでございます。
 取り組み内容につきましては、所管部長に答弁させますが、いずれにいたしましても農業担い手の減少や耕作放棄地の増加対策につきましては、先ほどの稲敷ブランド確立にもつながるのですが、農業所得の増強を図り、農業を他産業と比較いたしましても遜色のない魅力ある産業として確立することが最も重要なことであると思いますので、今後とも皆様方のご意見、ご提案を賜りながら施策を推進してまいる所存でありますので、よろしくお願いを申し上げます。
 続きまして、子供議会の実施についてのご質問にお答えをさせていただきます。
 稲敷市の将来を担う子供たちに、稲敷市の将来についての考えや夢を出していただくことは大変有意義なことであります。子供たちには政策決定の過程や議会活動に関心を持っていただくことができます。また、行政側としてもまちづくりのヒントをちょうだいする絶好の機会であろうと考えております。現在、稲敷市の総合計画では、広聴の基本として住民提案制度の拡充に努めるなど、より手軽に市民が意見を述べられる環境づくりを推進しますとあります。また、市民協働の推進の基本方針には、広く市民からの意見を取り入れ、まちづくりへの参画を促進するとあります。ぜひ、稲敷市の子供たちの目線の意見を拝聴したい、そう思っております。
 現在、小学校、中学校の社会科において、政治や地方自治の学習をしていると思います。子供議会がそれを体験していただく学習の場となり、また子供たちが稲敷市の情報を収集し、共同作業することが郷土愛を深めることにつながるものと考えております。
 子供議会開催につきましては、学校や子供のニーズなどを把握し、また議会の皆様方のご意見を拝聴した上で、実施の方向で検討させていただきたいと存じます。今後もよりよい広聴活動の推進及び市民参画のまちづくりができますように、ご協力をお願い申し上げます。
○議長(堀口正良君) 産業建設部長久保木善信君。
            〔産業建設部長久保木善信君登壇〕
◎産業建設部長(久保木善信君) 山下議員の農業の担い手不足や荒廃農地対策について市としてどのような取り組みをしているかについてお答えいたします。
 農業担い手不足の取り組みにつきましては、市における多様な担い手育成の一環といたしまして、平成20年度より定年帰農者等を対象にしました「いなしき農業基礎講座」を毎月開催しております。そして、現在は25名の受講生の登録をいただいております。また、新規に就農したい方や農業法人化を目指す方の相談を随時、農業改良普及センターと協力のもとに開催をしております。そのほかに、担い手への農業制度資金利子助成や農地の集積補助金の交付、市認定農業者連絡協議会運営支援をしております。
 平成18年よりは市地域担い手育成総合支援協議会を組織しまして、アクションサポート事業などの担い手への国の補助事業施策の展開を図っているところであります。
 今後の担い手対策につきましては、戸別農家における対策はもとより、農業法人などの大規模経営体の育成、支援につきましても検討してまいりたいと考えております。
 次に、耕作放棄地対策の取り組みにつきましては、平成18年度に国の事業を活用しまして、遊休農地を利用した市民農園、しばさきふれあい農園を開設し、平成19年度には特定法人貸付事業を実施しているところであります。また、平成20年度には耕作放棄地への電気牧柵による和牛放牧事業に対する助成も実施しております。
 現在、市内には512ヘクタールの耕作放棄地が存在し、その内、農振農用地区域内におきましても125ヘクタールの耕作放棄地がある現況であります。
 このような現状に対しまして、市といたしましても、今年度中には稲敷市耕作放棄地対策協議会の設立を予定しておりまして、この協議会により利活用に向けた調査検討を実施し、国の耕作放棄地再生利用交付金を活用するなど、少しずつでも放棄地の解消を図ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(堀口正良君) 補足答弁で、教育長小川 孝君。
              〔教育長小川 孝君登壇〕
◎教育長(小川孝君) 子供議会の開催を実施する考えはとのお尋ねでございますが、広く市民各層の声をお聞きすることは、市民が主役の市政を推進するための基本と考えております。子供議会の開催も、未来を担う子供たちが市政に何を感じ、どのような意見を持っているかを知る上での一つの方法と考えております。
 また、子供議会は子供たちがみずからまちづくりについての意見や要望を発表することを通じ、市の姿を知り、郷土を愛する心、これを高めるといった教育の一環としてのねらいもあるかと思います。そのほかに、市政の課題についてのテーマを設けることによって意識啓発が期待できる側面もあるのではないか、そんなふうに考えます。
 今後、市執行部及び市校長会等と協議、検討してまいりたいと考えております。ご理解のほどをよろしくお願いいたします。
○議長(堀口正良君) 山下恭一君。
◆6番(山下恭一君) それでは、再質問をしていきたいと思います。
 まず、稲敷ブランドの確立、大変市長にすばらしいご答弁をいただきまして、ありがとうございました。
 どうして私がこういった農業に関して、今まで私は決して専門ではありませんから農業のことなどなかなかわからないのですが、かれこれさかのぼること5年ほど前に、一緒に農業法人をお手伝いした経緯がありまして、そのときに私にいろいろな農業のことを教えてくださった、皆さんも1回ぐらいはそこのレストランでお食事をしたことがある、ある大手のレストランチェーンの社長の影響が私はすごく大きいです。そこで初めて作物をつくるすばらしさを教わり、そしてそれがまた一般の市民が食べて、一般の国民が食べて、おいしいと言われる顔を見ることのすばらしさを教わったのもその方であります。
 それで、私はなぜ稲敷ブランドなのか、今、先ほどご答弁にあったように、かぼちゃ、レンコン、ブロッコリーですか、これはもう皆さんもご存じですし、江戸崎かぼちゃといえば押しも押されもしないブランドなのですが、これは知ってか知らないか、全国的には決して有名ではありません。ちょっと静岡の先の方に行くと江戸崎かぼちゃ、ああそうですか、というような感じですね。私たちは、ブランドということで1個1,500円もするのですよね、立派なかぼちゃですよね。見た目、多分一般の市民の人はなかなか好きでもなければ食べられないと思うのですが、あれだけのものを一生懸命つくっている農家、そしてそれだけのものを流通していろいろな形で売っていく販売者、そういう方々もそうですけれども、そういう感じのブランドで、まるきりこれ行政として何か加味してやってきたのかということになってくると、これまことに、言ってみれば関係機関であったり、生産者は一生懸命ですよ、生活がかかっていますから。
 では、ここでどういうふうに行政は手を差し伸べてもっと江戸崎かぼちゃをPRするのか。これかぼちゃだって茨城でいったら1番でなくなってしまうかもしれないですよね。明野も頑張っていますよね。ブロッコリーにしてみれば、今売り出し中で市場でも大変評判がいいと聞いています。私もブロッコリーを箱詰めしてお店に出すのを手伝いました。ブロッコリーは一種独特のにおいがするのですね、とってすぐ箱詰めしないと。袋にもハチミツのような甘いにおいがしているのですよ。うん、うんとうなずいている職員の方いますけれども、だてや酔狂に勉強していないですよ。やっぱり現場に行ってやっているからこそ、こうやって意見も言えれば、新たなきょうは一つ市長にブランドの提案をして私はこの質問は終わろうかなと思っているのですが。
 やはりそこは現場主義なのですよ、どこまで行っても。帳面の上だけでお話しできるような話ではないですし、しっかりした核になっているような江戸崎かぼちゃがもっと全国にPRできるように、これ市長がいつも言っているようにトップセールスですよね。言ってみれば東京に何回も足を運んでいろいろな形でやっている、ではそこにどういう付加価値のついたものがくっついていくのか。ブロッコリーは確実に負けていますよ。レンコンも確かにおいしいですけれども、正直言ってまだ全国に威張れるほどではありません。では、そこを死守しながら、新しい稲敷ブランドをどうつくっていくのだといったときに、答えられる方といったら、私は微妙だと思うのですけれども。
 ことしですか、ことし私、黒小玉スイカというのをご存じですか。ひとりじめボンボンというのです。黒い、真っ黒い、普通の大きいスイカではなくて、5個入りぐらいで入っていまして、一番高いときで3,500円ぐらいするそうです。それを、私収穫をお手伝いして、一生懸命茎を切って、時間があるときはスイカを一生懸命磨いていました。作業としたら結構大変ですよね。大規模ではできません。目いっぱい、一生懸命つくっているところはどこか、茨城県桜川市です。これは、ひとりじめボンボンはブランド化しようとしています。今、スイカ部会はJA稲敷だと7軒ぐらいですか、七、八軒ぐらいだと思います。若い方が1人入っていったので応援よろしくお願いしますというような形でいろいろな方に頼んで、なかなかかぼちゃ部会などは新しい新規産業では入れていただけません。確かに部会としてはきちっと成り立って仕事をしていますから、そんなに余計な人が入ってきてまた生産をふやしたり何だりというわけにもいかないのでしょう。
 では、新たな取り組みとして、行政としてそこの部分をどう利活用して稲敷市をPRするのだ。みんな工業団地だ、やれ何だと言うのですけれども、結局ここの基幹産業は何かとったら農業なのですよ。私が言うのもおかしいですけれども。でも実際問題としてはそういうことですよね。お米をつくっている方ばかりですよね、畑は少ないかもしれないですけれども。では、そういう生産者の方に少しでも何か行政として助言をしたりPRのお手伝いをしたり、補助金を出すばかりが行政の仕事ではないですからね。
 では、荒廃農地はどうするのだと、その荒廃農地を荒廃農地でなくしてそこで作物をつくってもらえば、十分そこで生産性が上がるわけですよ。どう売るかもわからない、生産者は自分で開拓先を見つけたり、つくり方もそう、ではその販売路だって自分で開拓しろといったら、こういうことができると思いますか。
 皆さん役所に来て、8時半から5時15分、5時半ですけれども、農家の人は朝から晩まで大変ですよね。私が、名前こそ言いませんけれども、その作物をつくっている私の支持者の方がいろいろなことを教えて、農業のお手伝いを私もしていますから、いろいろな助言を聞くと本当に大変だと思いますよ。
 そういうときに、行政は、今あるブランドでさえ危ないのに、それを守ることもできない、そして新たにそこからまた違うブランドを見つけることもできない。そこで、さっきもありましたけれども、荒廃農地が512ヘクタールもある。基幹産業が農業なのに、その荒廃農地をどう利活用してどうビジネスチャンスにつなげるか。隣の牛久市さんなどはイオンと提携した、和民と提携した、みんな荒廃農地対策をやっていますよね。私が何かをすると金もうけをしているのではないかなどと言うような人もいますけれども、とんでもない話ですよ。
 いろいろ意見は皆様よりたくさん持っていますから、そういう意見を私のところに聞きに来るわけでもない、農政課の課長が、あんなに議員さん農家のこと詳しくてどうしてしまったのだろうとびっくりしてしまったという話をしていましたけれども、やっぱり一緒になって地域のために何かしようと思えば一生懸命勉強して少しでもいい作物をつくるお手伝いをする、そのために何か新しいブランドづくりをして、市としてPRしていかなければ何もできませんよね。
 これに関してはいろいろ考えていくと問題が深くなってしまうので、改めて、例えば市長もそうですし、関係課の部長もそうです。今言ったような、これから売り出そう、例えばさっきのスイカなどは茨城県の桜川市ですから。今始まったばかりですから負けていないですよね。耕作面積頑張れば何とかなりますよね。私、つくった方に、ある中部地区で大きくカット野菜の市場取引をしている会社の社長さん、そこの営業マンの方に食べていただきました。私が口をきいてお話ししましたら、糖度が13から15あったそうです。こんなおいしいスイカは食べたことがない。さあ、それについてどういうふうにそのスイカを稲敷市でPRするのですか、私もさすがに言葉に詰まってしまいました。いや、これからです。いやあ、もったいないですね。
 みんなどこをやっても出おくれて、これから新たに飛び出していこうなどとできないですよね。今そうやって、大きな作物、大きな市場ではできないですけれども、ここから先はどうするかといったら、付加価値なのですよ。江戸崎かぼちゃが売れるのはなぜかと、付加価値ですよね。高い、ある意味ブランド。
 私、ここで一つ例を挙げてお話ししたいと思うのですが、長野県の小布施町、ここは江戸時代から栗が有名です。栗と、たまたま葛飾北斎の肉筆画というのがあって、その栗をPRしながら、栗に葛飾北斎をセットして呼び込んで地域の活性化をしている。要は、今は単に一つのかぼちゃというブランドがあるから、それだけで稲敷ブランドと言えますか、稲敷かぼちゃとは言わないですからね、あれは江戸崎かぼちゃというのですから。では、稲敷としては何なのといったときに、ある意味ほかから見たらば十分負けていますよね。
 そういうことを踏まえて、これいろいろやって、実際のことを言えば、きょう、あしたやってやれることではないのですよ。皆さんご存じの魚沼産コシヒカリ、皆さんご存じですよね、みんなお米というと魚沼産コシヒカリ。この魚沼産コシヒカリが全国にこれだけ名前が知れるまで幾らかかっていると思いますか、PR費用に。10億円、20億円ではきかないですよ、年数もさることながら。そのぐらい時間をかけてブランドをつくる。だから、きょう言ったからあしたできるというものではないのですよ。そこを行政はどう生産者に手を差し伸べて、農協とタイアップしながら事業をしていくのだと。
 私、ある農協の、今現職の理事さんです。その理事さんに、ちょっとたまたまお会いする機会があったのでインタビューをしてみました。そうしたら、農協の理事さん、私こういうわけでこういう一般質問をするのです、農協さんはどうお考えですか。いや、うちの方もいろいろ模索中だけれども、よろず相談になってしまうのだと。みんな農家の人、やれ関係部署でやってもさっぱり結論が出ない。何か行政としても知恵をかしてくれと。これは農協さんにしてみれば正直言って切実な問題だと思いますよ。
 では、行政として何ができるのか。私は各部署にいれば各部署のスペシャリストですから。農政課といえば農政のスペシャリスト、教育といえば教育のスペシャリスト、そういう方は答えてしかるべきでありますし、勉強してしかるべきだと思うのですよ。それは、ただ部署に来て、1年半、2年いたら転勤してしまうからわからない、それではだめだと、言い方かえれば、役所にいる人は全部のスペシャリストでないといけないのですよ。いろいろな生産者からご意見とか、いろいろなことがあって、それをどう答えてどういうふうに市長は、たしかにこれ東京に行って売るというのは本当に大事なことですよ。やっぱり市場はすべて東京にありますし、なかなか田舎だけで売るというのも大変ですから。そこは、逆の言い方をすれば、何というのですかね、ちょっと変化球を投げかけてまた違った催しをして、私、一つ、浅草に、仲見世のところにおかみさん会といって、ずっと仲見世があるのですね。そこに私がお世話になっている、元スチュワーデスのきれいなおかみさんがおりまして、その方が、山下さんはご実家はどこですかと、茨城県の稲敷です。そうですか、うちの仲見世を利用して稲敷市の農産物をPRしたらどうですかというようなお話をいただきました。結構です、そうですか、では4トン車1台に野菜でも積んできて配りましょうと、あはははと笑われました。なぜか、1日何人来るか知っていますかと言われ、1日多いときで3万人も来ますよ。野菜配るぐらいでは追いつきません、でもその地道な活動もPRの一つではないですかと、そういうふうにお話しされました。これは、行政を挙げて、やはり市長が東京へ行って頻繁に足を運んでいっている以上、やはりそこに何かしらの皆さん付加価値をつけて、ただ行ってやってくるのではない、団体と組むのではない、市独自のノウハウでやるというのも一つあると思うのですよ。そこのところをまずひとつ市長に答弁をいただくのと、もう1点、荒廃農地、これ部長にさっきご答弁いただきまして、農家を新たに始めたいと、しかし土地がありません、荒廃農地があるのですけれども土地がありません。私のところにご相談に来た方がこういう方がいらっしゃいました。農地を貸してくれるように頼んでください、議員さん、わかりましたと。そうしたら、行って話したら1町歩10万円でいいよと言われたそうです。ありがとうございますと言われた。そうしたら、農業生産法人、会社で借りますと言ったら、いや、それでは50万円と言われたそうです。もうその時点でお手上げですよね。普通大体1反歩1万円ぐらいではないですか、きっと畑として借りているところ。その後、すごい善意の方が、ではうちの3反歩年間3万円でいいよ、大変だから3万円で貸してあげるよ、これは本当にありがたいなと思いました。
 でも、そういうことが現実で、行政がリーダーシップをとって荒廃農地、大体基幹産業が農業だというのに、これ多分田んぼもみんな入っているのですよね、きっと、いろいろすべて含んでいるのだと思うんですよ。私は今畑のことを主に話していますから。実際問題として、そういうことを考えたときに、いろいろ諸事情はあるのでしょうけれども、でも本当は有効活用するのは荒廃農地を有効活用するわけですよ。みんながつくっている農地へ行って貸してくれというわけにはいきませんから。そこをもう一度市長と部長にご答弁をいただきたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(堀口正良君) 市長田口久克君。
               〔市長田口久克君登壇〕
◎市長(田口久克君) 山下議員のご質問にお答えをさせていただきます。
 まず初めに、すばらしいご意見です、本当に、参考にさせていただくと同時に、浅草のおかみさん会、機会がありましたら議員と一緒にお邪魔をさせていただいて、ご意見などを伺ったりさせていただければというふうに思っております。
 そうしまして、皆さん、まず最初に、ここ四、五日ですかね、新聞をごらんいただいたかと思うのですが、東地区の農業をされている方が七色のお米をつくっていただいているということで、稲敷の七色ですか、幸せを運ぶ何とかというふうにちょっとうちの方でつくりまして、それを取材していただきました。たしか常陽新聞にも大きく載ったと思います。産経新聞にも載ったと思います。そして、ちょっと間違ったらごめんなさい、朝日新聞にも載ったのではなかろうかというふうに思っております。今まで、こういうお米に対しまして新聞に載らなかったのではなかろうかと、これは載せていただきまして稲敷米ということでコマーシャルをさせていただいたのではなかろうかと。これは全く個人的なことになりますが、私のうちにも市民の方から電話をいただいております、どこでつくっているのですかと。当然、新聞に載っていましたので、もう一度ごらんいただけますかというお話をさせていただきましたけれども、結構やはり反響がありました。
 これにつきましても何かいい方法がないかなと、今、議員がおっしゃっているここからが問題なのです。何かいい方法がないかなというのが正直なところであります。そういうことにつきましては、議員と一緒にまた考えさせていただいたり、ご提案をいただければ非常にありがたいなというふうに思っております。
 そして、やはり私も東京の方へ行ってお米の販売などなど、実際にやってきております。そして、もう1点、今進めさせていただいているのは、やはり東京なのですが、これは関係者の方たくさんいらっしゃいまして、関係者の方に大分助けていただきました。ご紹介をいただいたり、そういう方が先頭に立っていろいろやっていただきました。それで、東京の関係者の方とお会いをさせていただきました。私は、個人的にはこういうふうに思ったのです。お話をさせていただいて、来年から稲敷の農産物を販売していいよというふうに、私はそういうふうに言っていただいたというふうに個人的には理解しております、これはまだ確定ではありませんから。それに伴って、やはり関係者の方がたくさんいらっしゃるのです。これはありがたいです。茨城県でない方も当然います。こういう方のご協力をいただいて、何とか来年、稲敷産のブースを出店できるのではなかろうかというふうに期待をしております。そういう話も、また別なところからもいただいております。
 今、やはりPRを少しずつ少しずつ、新聞に載ったりしているものですから、そういう知っていらっしゃる方が名乗りを上げてきてくれているのです。ありがたいことだと思います。そういうことをこれからも生かしてやっていきたい、そう思っております。
 ひとついろいろな知識等についてはこれからも教えていただきたい、そしていろいろな方がいらっしゃれば声をかけていただきたい。私は、今おっしゃいましたように現場第一主義ですから、何とかしてやっていきたい、そう思っております。
 そして、荒廃農地の答弁は、ちょっと担当部長に答弁させますので、よろしくお願いをいたします。
○議長(堀口正良君) 産業建設部長久保木善信君。
            〔産業建設部長久保木善信君登壇〕
◎産業建設部長(久保木善信君) 山下議員の質問にお答えします。
 先ほども申し上げましたが、耕作放棄地対策協議会により耕作放棄地の事業につきましては中心になるかと思いますが、具体的な取り組み内容としましては、今年度江戸崎地区におきまして地元改良区の協力をいただき、現在、耕作放棄地になっております水田30ヘクタールでありますが、耕作放棄地等再生利用緊急対策交付金を活用して解消する予定であります。
 今後、稲敷市の耕作放棄地を解消し、農産物の生産拡大を図るためにも、小規模でありますが、まずはモデル的に取り組みを行い、耕作放棄地を解消していくための費用や労力等のデータを蓄えて、稲敷市全体の解消に向けた取り組みを推進してまいりたいと考えております。
 また、農業法人の育成支援策の一環として、大規模拡大を望む農業法人の貸付など、いろいろな活用施策も考えられますので、今後も関係機関と連携の上、検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いします。
○議長(堀口正良君) 山下恭一君。
◆6番(山下恭一君) それでは、最後の再々質問ですね。
 いろいろご答弁ありがとうございました。
 先ほど市長の方が現場主義ということで、いろいろお骨折りをいただいてくれるということで、それはやはり稲敷市で一生懸命農家をやられる方は大変うれしい言葉だと思いますし、少しでもいい品物が高く売れる、一生懸命愛してつくった、自分の心を込めてつくった作物が少しでも評価されて高く売れる、これは生産者の切実な思いですから、そこを十分くみ取っていただいて、引き続きトップセールスで協力していただきたいと思います。
 それと、先ほどちょっと紹介が漏れてしまったのですが、インターネットで農水省の耕作放棄地解消事例集というのがあるのですよ。最近、私の愛読書は現代農業です。毎月買って現代農業を読んでいる。すっかり農家に魅せられて少しでも勉強しようと思いまして、愛読書はここ一、二年ぐらいは現代農業でございますので。
 そこで、今言ったような、部長、ちょっと農水省の耕作放棄地解消事例集というのがありまして、これ全国版で、要は宮崎県であれば遊休農地を解消して担い手を集積して農家をやらせたとか。これ私参考になるなと思ったのは、埼玉県の上尾市に、これ現代農業などにも載っていたのですが、農業生産法人による耕作放棄地の解消ということで、小松菜を90ヘクタールもつくっているのですよ。私、ここに遠回しに知り合いに社長に紹介してもらって視察に来ないかと言われているのですが、これ稲敷市でも大変ためになるだろうなと思ってきょうご紹介するのですけれども。
 要は、使わない本当の耕作放棄地ですよね。ここを1年ぐらいかけて畑にして、そこに小松菜をまくわけですよ。これ何がすごいかというのは、その小松菜をまいたらパートが1日130人いるのですよ。おじいちゃん、おばあちゃんです、これも。65歳以上。時給です。とった分だけお給料が出る。健康な人は毎日来る。これは立派な、市長、言ってみれば地域活性化になりますよね。すごいことにバスで来るのですよ。年商2億円も2億5,000万円も仕事をするのですから。小松菜ですからぼんぼん毎日生えるわけですよ。夢中になってとっていますから、みんな、お年寄りは。そういうビジネスモデルもあるということです。それを行政がいち早く知らないというのは、正直言ってちょっとクエスチョンなのかなと、ある意味、今までの殻を破って、私も質問の中で市長にいろいろ農業の知恵をつけながら、市長もその次愛読書が現代農業だというぐらいの感じでやりたいなと思いまして、これをちょっと一番手短で一番地域のためになっているなというような感じがするので、これをご紹介して1回目の質問は終わりにします。ありがとうございました。
 次に、2点目の子供議会の実施について。これは、市長と教育長に大変すばらしい、また前向きなご答弁をいただきまして本当にありがとうございました。
 私、先日子供の授業参観に行ってきました。今の子供たちはどういうことを考え、どういう生活をしながら毎日を過ごしているのかなと。
 そしてまた、今もう地域のコミュニティというのはすごく少ないですよね。昔だったら悪いことをすれば近所のおばちゃんに頭をひっぱたかれたり、お尻をたたかれたりしましたよね。私も本当の町の中に住んでいましたから、町の中だったらきょうはカレーをつくり過ぎてしまったからおすそ分けですというような時代でした。しかし、今の子供たちは外で缶けりをすることもしない、隠れんぼうをすることもしない、毎日帰って塾、ゲーム、あとは親と出かける、それだけで本当にこれからのこの私を初め市長も愛する稲敷市はこのままでいいのかと。そう思ったときに、これもうはっきり言って子供議会はどこでもいろいろやっているのですよね。しかし、それをやっているのですけれども、そういう場を与えてあげない私たち議員、行政、それには大きな責任があると思うのですよ。
 これはなぜかと言ったら、私が子供のころ、ここに私ちょっとアンケートがありまして、これをちょっと市長にご紹介しようかなと思いまして、なりたい職業ランキング、男子小学生、第3位学校の先生、第2位お医者さん、歯医者さん、薬剤師、第1位スポーツ選手。第10位までに政治家が1個も入っていないのですよ。女子にしてみたら、3位が画家、2位は看護師、1位は幼稚園の先生。これずっと見て、この小学生のときにもっとすごいなと思って私びっくりしてしまったのは、○○○○○になりたいというのがありましたから。これ皆さんご存じですよね、私も嫌いではないですけれども、○○○○○になりたい、将来の職業が○○○○○だと、うなずいている職員の方いますけれども、そういう時代で本当にいいのかということですよ。それを私たちが一生懸命子供たちに教えてあげなくていいのかということです。
 そういう未来が、もう何ががっかりしたかって、中学生にしたらもっとがっかりしてしまったのですよ。男子中学生、3位コンピュータ関係、2位会社員、1位がスポーツ選手。2位会社員、ここで何がすごいって、政治家が1個もいないのですから。私、山下恭一の将来の夢、総理大臣。30代で代議士で40代で大臣で50代で総理大臣、そういう夢を持ってやっていた。私のころはいっぱいいたのですよ、政治家になりたい。スポーツ選手は確かに1位でした。でも、そういう夢もないような子供たち、ちょっと異常だと思いませんか、2位が会社員とか。そういうことをやはり考えて、これ教育長本当に、さっき市長も教育長も前向きにご答弁いただいて、これはぜひ実施したいと。
 私、もう一つ今回の質問をご相談するに当たってどういうことを言ったらいいでしょうか、ある方にアドバイスをいただきました。これは、例えば中学生だったら卒業していくのに思い出づくりだと、稲敷市でだれが議長になるかわかりません、市長がしっかり答弁するわけですよ。多分、一生興味のない子はそういうことも知らずに一生終わってしまうのでしょう。でも、そうではなくて、どこのだれにチャンスがあるかわからないわけですよ。せめてそういうことを考えて、子供たちが、おれはきのう議長だったと、一生懸命質問してあれが嫌いだから指してやったと、そうしたら答えられなくて困っていたと、何かそういう楽しみ方はいっぱいあると思うのですよ。そういうことを、教育とは何ぞやと考えたときに、やはり明日の自分たちの、確かに世の中世知辛いですよ。すごい厳しい世の中ですよ。でも、子供たちに夢も希望もあっていいのですよ。そういう教育を志して稲敷市はやってくれなくてどうするのだと。
 私は、○○○○○と言われたときに本当にがっくり来ましたから。うちも上の子供、娘ですからがっくり来てしまったのですよ。少しはいろいろなことに興味を持ってやれと、勉強しろとも言っていますけれども、でもそれはお家だけではないですよ、行政とか周りの大人がこういうこともやってみなさいと教えてこそ、初めてそういうことになるわけですよね。
 先ほど本当に実施してくれる、でも市長、今の新しい政権のある大臣は何でも検討します大臣で、その前は何でもやります大臣ですから、そうではなくて、これはお金がかかることではないです。確実に子供たちに答えが出る、来年からといったらがっかりしてしまう子供もいるかもしれない。そういうことを踏まえて、何とか、例えばこれ私、小中学生と書いてあるのですよ、質問に。これは小学生がいいのか中学生がいいのか、これは私も迷ってしまったので、小中学生と書いてしまいました。小学生がやって、そこで言い方をかえれば、子供たちはいろいろなテーマづくりをしながら勉強できるわけですね。選ばれなかった子供もグループごとに分けて、そこで何を聞くと、田口市長に何を聞こうかと。そういうことも大事なことですよね。だって、子供など突発的にすごい発想をして、すごい私たちよりもたくさん可能性があってアイデアがあるわけですもの。それをどう聞くのかというのは、それはある意味市長の腕ですから。もうにこにこしながら一生懸命子供たちからいい質問を引き出してもらって、逆にそれは教育の場として大変重要だと思うのですよ。そこのところをもう一度市長と教育長にご答弁をいただきたいと思います。やる気のある答弁をよろしくお願いします。
○議長(堀口正良君) ただいまの山下議員の発言に、職業のべっ視ととられる差別用語がありましたので、これ不穏当発言として後で善処しますので、よろしくお願いします。
 市長田口久克君。
               〔市長田口久克君登壇〕
◎市長(田口久克君) 山下議員のご質問にお答えをさせていただきます。
 中学生、小学生のなりたい職業ランキングに政治家がない、私も正直言って、がっかりするというところまではいきませんけれども、残念だなというふうに思っております。でも、時代の流れ、人それぞれ、皆さんやはりいろいろあるでしょうから、これは素直に受けていきたいというふうに思っております。
 そして、これは私ごとになりますが、私も年に1回から2回、ここ四、五年くらいですかね、江戸崎総合高等学校で1年生の生徒さん約200名、講演をちょっとやらせていただいています。それで、その中で、一番最後には必ず勉強してくださいという話はしてきます。その間、過程はいろいろありますけれども、山下議員と同じであります。お嬢さんに勉強しなさいよという話と、もう私は子供が大きくなってしまいましたので、やはりその生徒さんを見ていまして勉強してくださいという話は常にしております。同じだろうというふうに思っております。
 そして、子供議会については、大賛成であります。私も稲敷市の子供さんからいろいろ教えていただきたい、子供さんは子供さんなりの考えがあるのだろうと思います。議員がおっしゃるように、どんなご意見が出てくるかわかりません。だから、もしそういうふうになればやっぱり緊張して臨むだろうなというふうに思っております。これはぜひ実現をさせていただきたい、そう思っております。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(堀口正良君) 山下恭一君。
◆6番(山下恭一君) 不適切な発言があったことをお詫び申し上げます。
 ありがとうございました。ぜひ、本当に市長、そういった形で実現をしていただいて、やはり私たちには後進を育てるという責任もありますし、自分の子供とか家族だけを見ていればいいということではないと思います。皆さんきちんとここにいる議員は、地域のためと思い、志を持って政治活動に励みながら地域の諸問題、市長においては稲敷市の大きな諸問題を解決しながら、行政運営、議会運営をしているわけですよね。だからこそ、やはりそうやって、いずれ稲敷市を担うであろう子供たちが、全然政治、教科書だけの本当のそういうのだけではなくて、やはり現場に来て、私できないというのであれば、市長やっていただくということですからあれですけれども、やはり現場を、こうやってやっている現場を見ていただいても、これ十分社会勉強になるのではないかなと思うのですよ。ただ、大勢全部の学校が入れというのは難しいですけれども、ちょっと私たちがやっているところを静かに素通りしながら行くとか、いろいろ学校の勉強、テーマを持ってやることは十分可能だと思うのですよ。私の子供のころは、私などそういうことは実際は考えもしないですよね。今、やはりそういう子を持つ親の立場になってみれば、この子供たちはどういう人生を歩んでどういう大人になって、どうやって地域のため、ふるさとのために頑張っていくのかなということを考えると、やはり市政に興味を持ってもらう、議会に興味を持ってもらう、近い将来おれは市長になるのだと、そういう志を持ってもらうような子供がたくさん出てきて一生懸命地域のために頑張ってくれる、そういうことは私は本当に心から、市長にも何回もすばらしい答弁をいただきましたので、もうありがとうという言葉でしかないのですが、やはりなかなか世の中は私たちが思うようにはいかないと思います。でも、これは問題を提起するというより、時間とある程度学校のやりくりがきけば十分可能でありますし、この経験がきっと育っていく子供たちに生きると思いますので、そのことを再度教育長にご答弁いただいて、これ教育長、何とか実現できるよう、市長も大変貴重な言葉をいただいて、前向きに考える、一生懸命やろうということを言っていただいたので、教育長もひとつ、ここはトップダウンで何とか校長先生初め、お時間をつくっていただいて、実施していただけるようお願い申し上げまして、ご答弁を聞いて私の質問を終わります。ありがとうございました。ご答弁のほど、よろしくお願いします。
○議長(堀口正良君) 教育長小川 孝君。
              〔教育長小川 孝君登壇〕
◎教育長(小川孝君) お答えをさせていただきます。
 私たち小さいころ、よく少年よ大志を抱け、クラーク博士の言葉が今頭によぎりました。夢を語れる子供、将来の夢を語れるような子供を私たちつくっていきたい、そんなふうに思っております。それはやはり大人の責任である、そんなふうに考えております。
 21世紀は共生の世界、時代である。共に生きるということですので、これから子供たちを学校だけでなく社会全体で見守っていけるような社会をつくっていくと同時に、こういう経験をどんどん体験をさせて、そういう夢を語れるような子供にしていきたいと思っていますので、検討してぜひ実現をさせていけるように頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(堀口正良君) 山下恭一君の質問は終わりました。
 以上で通告による一般質問はすべて終了いたしました。
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○議長(堀口正良君) 日程第2、議案第119号から議案第133号までの15案件を一括して議題といたします。
 9日正午までに、議案質疑の発言通告はありませんでしたので、質疑なしと認めます。
 ここで、ただいま議題となっております議案につきましては、会議規則第37条第1項の規定により、お手元に配付しました議案付託表のとおり、それぞれの所管の常任委員会に付託いたします。
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○議長(堀口正良君) 次の本会議は、18日午前10時から本議場において再開いたします。
 散会後、各常任委員会協議会を開催し、日程等の調整を行いますので、委員会室へご参集願います。
 本日はこれにて散会いたします。
 ご苦労さまでした。
                午後2時31分散会