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茨城県 稲敷市

平成21年第 3回定例会−09月11日-03号




平成21年第 3回定例会

                平成21年第3回
            稲敷市議会定例会会議録 第3号
       ─────────────────────────
         平成21年9月11日 午前10時00分開議
       ─────────────────────────
1.出席議員  26名
      1番  根 本 光 治 君    2番  伊 藤   均 君
      3番  大 湖 金四郎 君    4番  関 川 初 子 君
      5番  平 山   寧 君    6番  山 下 恭 一 君
      7番  高 野 貴世志 君    8番  浅 野 信 行 君
      9番  柳 町 政 広 君   10番  山 本 祐 子 君
     11番  篠 崎 力 夫 君   12番  木 内 義 延 君
     13番  坂 本   源 君   14番  根 本   保 君
     15番  本 橋 秀 夫 君   16番  堀 口 正 良 君
     17番  長 坂 太 郎 君   18番  根 本 勝 利 君
     19番  河 内 喜 和 君   20番  宮 本 隆 典 君
     21番  井戸賀 吉 男 君   22番  黒 田   正 君
     23番  埜 口 正 雄 君   24番  遠 藤 一 行 君
     25番  池 田 忠 雄 君   26番  山 口 勝 夫 君

1.欠席議員
       な  し

1.出席説明員
       市長               田 口 久 克 君
       教育長              小 川   孝 君
       市長公室長            川 嶋   修 君
       総務部長             岩 瀬 和 男 君
       市民生活部長           卯 月 好 男 君
       保健福祉部長           大 島   功 君
       産業建設部長           久保木 善 信 君
       教育部長             中 澤 幸 一 君
       水道局長             大 竹 克 己 君
       会計管理者            秋 本   隆 君
       農業委員会事務局長        内 田 和 雄 君
       監査委員事務局長         上 山 成 夫 君
       企画課長             飯 田 光 男 君
       総務課長             沼 崎 忠 夫 君

1.出席事務局職員
       議会事務局長           三ツ井 洋 平
       書記               坂 本 浩 一
       書記               萩 原 隆 行

1.議事日程
       ──────────────────────────
              議 事 日 程 第 3 号
                        平成21年9月11日(金曜日)
                             午前10時00分開議

日程第1 一般質問
日程第2 議案第 80号 稲敷市立保育所一時保育事業実施条例の一部改正について
     議案第 81号 稲敷市国民健康保険条例の一部改正について
     議案第 82号 訴えの提起について
     議案第 83号 訴えの提起について
     議案第 84号 損害賠償額の決定及び和解について
     議案第 85号 平成21年度稲敷市一般会計補正予算(第3号)
     議案第 86号 平成21年度稲敷市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
     議案第 87号 平成21年度稲敷市老人保健特別会計補正予算(第1号)
     議案第 88号 平成21年度稲敷市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)
     議案第 89号 平成21年度稲敷市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)
     議案第 90号 平成21年度稲敷市介護保険特別会計補正予算(第1号)
     議案第 91号 平成21年度稲敷市基幹水利施設管理事業特別会計補正予算(第1号)
     議案第 92号 平成21年度稲敷市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
     議案第 93号 平成21年度稲敷市水道事業会計補正予算(第1号)
     議案第 94号 平成20年度稲敷市一般会計歳入歳出決算認定について
     議案第 95号 平成20年度稲敷市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について
     議案第 96号 平成20年度稲敷市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について
     議案第 97号 平成20年度稲敷市、稲敷郡町村及び一部事務組合公平委員会特別会計歳入歳出決算認定について
     議案第 98号 平成20年度稲敷市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について
     議案第 99号 平成20年度稲敷市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
     議案第 100号 平成20年度稲敷市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について
     議案第 101号 平成20年度稲敷市浮島財産区特別会計歳入歳出決算認定について
     議案第 102号 平成20年度稲敷市古渡財産区特別会計歳入歳出決算認定につい

     議案第 103号 平成20年度稲敷市基幹水利施設管理事業特別会計歳入歳出決算認定について
     議案第 104号 平成20年度稲敷市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について
     議案第 105号 平成20年度稲敷市水道事業会計決算認定について
     議案第 106号 平成20年度稲敷市工業用水道事業会計決算認定について
     議案第 107号 動産の買入れについて
     議案第 108号 市道路線の認定について
     議案第 109号 市道路線の変更について
     議案第 110号 市道路線の廃止について
     議案第 111号 損害賠償額の決定及び和解について

1.本日の会議に付した事件
 日程第1 一般質問
 日程第2 議案第 80号
      議案第 81号
      議案第 82号
      議案第 83号
      議案第 84号
      議案第 85号
      議案第 86号
      議案第 87号
      議案第 88号
      議案第 89号
      議案第 90号
      議案第 91号
      議案第 92号
      議案第 93号
      議案第 94号
      議案第 95号
      議案第 96号
      議案第 97号
      議案第 98号
      議案第 99号
      議案第 100号
      議案第 101号
      議案第 102号
      議案第 103号
      議案第 104号
      議案第 105号
      議案第 106号
      議案第 107号
      議案第 108号
      議案第 109号
      議案第 110号
      議案第 111号
       ──────────────────────────
               午前10時00分開議
○議長(堀口正良君) おはようございます。
 朝夕めっきり涼しくなりましたけれども、各位には体調に十分留意されますよう、開会に先立ち一言申し上げます。
 ただいまの出席議員は26名であります。よって、定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の議事日程は、既にお手元に配付されたとおりでございます。
       ──────────────────────────
○議長(堀口正良君) 日程第1、昨日に引き続き一般質問を行います。
 初めに、8番浅野信行君。
               〔8番浅野信行君登壇〕
◆8番(浅野信行君) おはようございます。通告に従いまして、安心安全な学校づくり、AED、自動体外式除細動器についてお伺いいたします。
 初めに、安心安全な学校づくり、校庭の芝生化についてお伺いします。
 近年、校庭の芝生化が進んでいます。文部科学省としても次のような芝生化の効果を挙げて整備推進を図っているそうです。1、教育上の効果、芝生の弾力性がスポーツ活動に安全性と多様性をもたらす、環境教育の生きた教材として活用できる。2、環境保全上の効果、強風時における砂じんの飛散防止、降雨時における土砂の流出防止、夏季における照り返しや気温上昇の抑制。3、地域のスポーツ活動の活発化、幼児から高齢者までのさまざまなスポーツを安全かつ快適に実施できるとありました。
 校庭の芝生化について、文科省は安心安全な学校づくり交付金における屋外教育環境施設の整備で補助を行っています。しかしながら、芝生化は高コストで維持管理も大変ということで足踏みする自治体も少なくなく、校庭の芝生化は全国の公立小中高校約3万6,000校の約4%にとどまっているのが現状だそうです。
 先日、認定こども園えどさきを視察したとき、運動場の周りに芝生が植えてあり、そばに足洗い場があって、はだしでも遊べるようになっていました。どうせなら運動場すべて芝生化でもよかったのかと感じました。
 そこでお伺いします。
 環境保全や教育上の効果のある校庭の芝生化について、小川教育長のご所見をお伺いいたします。
 続きまして、AED、自動体外式除細動器についてお伺いします。
 AEDについてはこれで3回目の質問になりますので、詳細は省略させていただきます。
 ことしの東京マラソンでタレントの松村邦洋さんが心肺停止になり、AEDの迅速な処理により命を取りとめたという話は記憶に新しいところです。AEDの必要性が証明された話題でした。稲敷市においてもAEDの導入推進、救命講習の実施を進めていただいていると思います。
 そこでお伺いします。
 稲敷市のAEDの設置と救命講習の現況を大島保健福祉部長にお聞きいたします。
○議長(堀口正良君) 教育長小川 孝君。
              〔教育長小川 孝君登壇〕
◎教育長(小川孝君) おはようございます。
 浅野信行議員の安全安心な学校づくりについてのご質問にお答えをさせていただきます。
 まず校庭の芝生化についてでございますが、昨今、たくましく心豊かな子供たちを育成するために校庭の芝生化や自然体験広場など、学校の屋外教育環境の整備充実が求められているところでございます。議員ご指摘のように、校庭の芝生化などにより教育環境の充実など、教育上の効果やスポーツ活動の活性化、環境保全上の効果などが期待されるものでございます。文科省でも、公立学校の校庭芝生化などを国庫補助の対象としておりまして、幾つもの学校が国庫補助を受けて芝張りを初めております。
 校庭を芝生化することにより、教育面や環境面での幾つかのメリットがあるわけでございますが、芝生は感触が気持ちよく、けがが減ることや転んでも痛くないということなどから子供たちの運動意欲が増進し体力の向上につながること、また芝生の管理に子供たちがかかわることなどにより緑に接する機会がふえることで、教育環境や情操教育に役立つというようなことが挙げられるかと思います。
 校庭の芝生化には幾つかの工法があると同時に、健全な土壌による生育環境の確保や芝の生育期間中の維持管理などの課題もあるようでございます。今後は、校庭の芝生化を導入している先進学校の視察、管理面や費用面、また子供たちの活用面などを検証しながら芝生化を研究していきたいと考えておりますので、ご理解を賜りたく、よろしくお願いを申し上げます。
○議長(堀口正良君) 保健福祉部長大島 功君。
             〔保健福祉部長大島 功君登壇〕
◎保健福祉部長(大島功君) おはようございます。
 それでは、浅野信行議員のAED、自動体外式除細動器の設置と救命講習の現況をお伺いしたいという質問にお答えいたします。
 初めにAEDの設置でございますが、稲敷市は平成18年度から公共施設等にAEDの設置を始めました。現在までに各庁舎、小学校、中学校、それから幼稚園、体育館、公民館、福祉センター、それと市内3カ所のショッピングセンター等、42カ所の施設に常設をさせていただいております。また、江戸崎福祉センターには、休日等を利用して開催されていますイベント等への貸出用としまして3台の貸出用のAEDがございます。
 次に、救命講習の現況につきまして申し上げます。
 市の職員を対象に、消防署の職員を講師に迎え、普通救命講習会にAEDの使用方法、実技訓練を取り入れ、職員研修の充実に努めております。平成19年度から現在までの3年間で、市の職員また市内の教職員の方を含めて315名の職員が受講してございます。その受講をしまして普通救命講習修了証が交付されてございます。
 また、そのほかに、社会福祉協議会で実施しておりますヘルパー研修時や各地区の民生委員児童委員協議会、また子育て支援センター、それと市内の企業、それとボランティア団体、それから一般市民のグループ等でもこの講習会を独自で受講してございます。
 今後も市民の皆様が多く利用される公共施設等にAEDを設置していくとともに、同時に職員への救命講習を実施することで皆様の安心安全を推進してまいりたいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
○議長(堀口正良君) 浅野信行君。
◆8番(浅野信行君) ありがとうございました。
 再質問をさせていただきます。
 最初にAEDに関して再質問させていただきます。
 大島部長の答弁で、42カ所の施設、また江戸崎福祉センターには休日等の開催イベント用に貸出用として3台のAEDが設置されている、もうかなり推進していただいております。本当にありがとうございます。
 そこで質問ですけれども、これからさらに設置する予定が先ほどもちょっとあると言っていましたけれども、どの辺まで設置するのか、また市民の皆様がどこにあるのかまだまだ知らない人が多いと思います。周知はどのようになっているのかお聞きいたします。
○議長(堀口正良君) 保健福祉部長大島 功君。
             〔保健福祉部長大島 功君登壇〕
◎保健福祉部長(大島功君) これからのAEDの設置でございますけれども、先ほど42カ所の設置場所の中で市の方で設置した部分とそれから善意銀行、これ社会福祉協議会の方でやっているのですが、その部分で設置された部分があります。これからも市それから善意銀行さんの方の部分と合わせまして、今設置されている部分以外の部分で、先ほども申し上げましたけれども、皆様が利用される施設等、そういうところがございましたら、随時調べて設置に向けて考えていきたいと思います。
 また、市民の皆さんへのAEDの情報提供ですけれども、設置したときに稲敷市の広報紙、それから善意銀行ですと社会福祉協議会の広報紙等でお知らせはしておりますけれども、ばらばらに出ているものですから、全体的な部分ではちょっととらえられなかった部分があるかと思います。今後とも、全体の今ある部分についてのAEDの設置箇所の部分について、マップ等か、これからも広報紙それから市のホームページ等にも掲載をしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(堀口正良君) 浅野信行君。
◆8番(浅野信行君) かなり推進に努力していただいているということで、答弁を受けとめました。
 また、救命講習の方についてもかなり徹底してやっていただいているので、これでいいと思います。
 救命講習については私も1回受けたことがあるのですが、それで実際現場でできるのかといったらなかなか私もちょっとできないという、実際その現場に当たったらできないというのが現状だと思いますので、救命講習については今もかなりやっていただいていますけれども、定期的にやっていただくようお願いいたしたいと思います。
 次に、安心安全な学校づくり、校庭の芝生化について再質問させていただきます。
 校庭の芝生化を導入している先進校の視察、子供たちの活用面などを検証しながら芝生化を研究していきたいとの前向きな答弁、小川教育長、本当にありがとうございました。
 芝生化のメリットは、クッションとなり転んでもけがをしない、砂ぼこりを静める等、ヒートアイランド現象を緩和するなどが挙げられますが、施工費用は1平方メートル当たり5,000円から1万円ほどかかり、施工費が高く維持管理が大変というイメージがあり、なかなか取り組みにくいのが現状だと思います。
 こうした中、コスト面の問題を解消する手法が注目を集めているそうです。これは、通称鳥取方式と呼ばれ、1平方メートル当たり50円から100円程度で済むそうです。この鳥取方式の概要をお聞きいたします。
○議長(堀口正良君) 教育部長中澤幸一君。
              〔教育部長中澤幸一君登壇〕
◎教育部長(中澤幸一君) 再質問にお答えいたします。
 一般的に芝生を張るということは施工にお金がかかる、維持管理費も高く、雑草もどんどん生えてきて管理が大変であると考えられ、それが障害となっているのが現状でなかろうかと思います。
 このコスト面の障害を低くした芝植え方法が、浅野議員からのお話にありました鳥取方式でございます。この方式の大きな特徴は、一つにはポット苗植えつけ、二つ目といたしましてテフトン芝の使用、三つ目といたしまして芝刈りの管理でございます。
 まず施工方法でございますが、バミューダグラス系のテフトンと呼ばれる芝をポットに植えつけ苗をつくります。この芝は横に伸びる特性を持っており、すり切れや踏み締めにも強く、成長が早いといった特徴を持っておりますので、およそ2カ月から3カ月ほどで表面が芝に覆われ、校庭の芝生が完成をいたします。
 次に管理方法でございますが、週に一、二回ぐらいの頻度で刈り込みと水やりを行います。そして、手間のかかる雑草抜きはしないで雑草も芝生の一部とみなして活用していきます。雑草は芝が密になればなるほど抑制されていきますので、通常は補修する必要もありません。このようなことで、管理費用を極力抑えることができる工法でございます。
 先進地の事例を見てみますと、植えつけの作業では、必要なことだけ業者にお願いをして児童生徒が苗づくりや植えつけを行ったり、地域の住民を巻き込んだイベントとして行ったりと、自分たちで作業したことで愛着を持ち、地域住民の学校教育への関心を高めるなどの活動が行われております。
 鳥取方式による校庭の芝生化の概要につきましては以上のとおりでございます。よろしくお願いを申し上げます。
○議長(堀口正良君) 浅野信行君。
◆8番(浅野信行君) 詳しい答弁ありがとうございました。
 鳥取方式であれば校庭の芝生化は推進できるということは十分理解していただけたと思います。龍ケ崎市では既にこの芝生化を推進したところがあるそうですので、ぜひ視察、研究をしていただきたいと思います。
 今回、私、安心安全な学校づくりの一環としての校庭の芝生化を質問しました。答弁が視察研究との答弁をいただきましたが、なぜ積極的に取り組むというそういう答弁にならないのかなとちょっと今疑問に思いました。それは、きっと学校の適正配置の議論が進んでいないからではないかなと思います。この適正配置の結論が出れば、芝生化も積極的に取り組んでいただけると思いますし、さきの政府が打ち出したスクールニューディールでは、耐震化にあわせて太陽光発電、電子黒板などの整備を推進できると聞いております。太陽光発電は東中に設置されるとも聞いております。これはすべての学校が対象になると思いますが、なかなか適正配置の結論が出ないので取り組めないのではないかと思います。適正配置の結論が出れば、いろいろな問題に取り組めると思います。
 田口市長は、6月の定例会で、学校の適正配置は子供たちによりよい教育環境を提供するためには急務の施策であると考えておりますので、統合した場合の効果検証や適正配置実施の際に考慮すべき事項など、多面的な検証を行い速やかに対応してまいりたいと考えておりますと答弁していただいております。あれから3カ月が過ぎています。稲敷市の宝であります子供たちのためにもこの適正配置の問題に早急に取り組んでいただきたいと提言して終わります。
 もし、この適正配置の答弁をいただけるのでしたら、ぜひ田口市長にお願いしたいと思います。
○議長(堀口正良君) これは安全安心な学校づくりということで聞けばいいのですね。
◆8番(浅野信行君) はい。
○議長(堀口正良君) 市長田口久克君。
               〔市長田口久克君登壇〕
◎市長(田口久克君) お答えさせていただきます。
 6月に私、述べさせていただいたとおりでございまして、いろいろな市庁舎問題についても私なりに述べさせていただきましたし、そして、議員の皆様からもいろいろなご意見をいただいておりますので、そういうことも参考にさせていただきながら、十分適正配置の問題については前向きに急いで進めていきたいというふうに思っております。よろしくお願いをいたします。
○議長(堀口正良君) 以上で、浅野信行君の質問は終わりました。
 ここで休憩します。
               午前10時25分休憩
         ──────────────────────
               午前10時38分開議
○議長(堀口正良君) 再開いたします。
 次に、6番山下恭一君。
               〔6番山下恭一君登壇〕
◆6番(山下恭一君) 改めまして、おはようございます。
 6番議員山下でございます。
 通告に従いまして一般質問を行います。市長並びに関係各課の、市民にわかりやすい誠意ある答弁、よろしくお願いいたします。
 私の質問は、2点であります。
 1点目は、市の営業力強化に対する考え方についてであります。
 昨今の市の重要施策または課題を見ますと、市内だけで解決することが非常に厳しく、その目を市外へ向けなければ活路を見出せないのが現状であると考えます。
 例えば、宮崎県の東国原知事などは圧倒的な営業力により宮崎県が全国にPRされる現状を見ても、営業力の有無が今後の自治体運営を大きく左右する要素の一つと考えます。また、営業力強化を行うためには、まず現状を各課がどういった考えで、どういった活動をしているのか把握する必要があります。
 そこで各課における営業に対する考え方をお伺いし、その中で工業団地への企業誘致の取り組みについて、各種施策の市外へのPRについて、イベント等の宣伝活動についてなどをお伺いいたします。
 次に、2点目は、稲敷市の地域資源の発掘についてであります。地域の資源は自然や景観などの環境資源、歴史や郷土料理などの文化資源、さらに環境に働きかけたり文化を継承していく地域の人々の思いや活動といった住民資源の三つに大別されると考えます。そして、地域資源の発掘とは、本質的には価値の発掘であります。また、地域資源の発掘はだれもが驚くような奇抜な資源を発見しようとするものではなく、あくまで自分たちの足元を見つめ直す作業であると考えられます。
 そこでまず、稲敷市をよく知り、地域資源のすべてを洗い出し、どんな特性、長所、短所を持っているかを分析することが大切であると考えます。例えば、どこにでもあるようなものしかないと諦めないでいただきたいと思います。夕日が沈む景観、映画の看板を描く職人さん、そういうこと、物、ことですね、そういうものでも地域資源の核になった事例はたくさんございます。日ごろ生活している中では当たり前のことでも、地域外の人から見ればすばらしい価値を持つものはたくさんあるはずです。
 以上のことから、稲敷市の地力、産業基盤、観光資源をどのようにとらえているのかお伺いいたします。また、その中で、不利な要素をどのようにとらえているのか改めてお伺いしたいと思います。
 市長並びに関係各課のご答弁、よろしくお願いいたします。以上です。
○議長(堀口正良君) 市長田口久克君。
               〔市長田口久克君登壇〕
◎市長(田口久克君) 先ほどごあいさつさせていただくのを、ちょっとうろたえたものですから忘れてしまいまして、大変失礼いたしました。
 改めておはようございます。
 それでは、山下議員の市の営業力強化に対する考え方についてのご質問にお答えをさせていただきます。
 稲敷市の魅力を総合的に計画的に全職員が一丸となって全国にアピールしていくことは市を挙げて推進すべき重要施策であると認識をしております。圏央道開通のさまざまな効果を一過性のものにしないためにも、戦略的視点から関係機関と一体となった展開をしていかなければならないと考えております。特に、各種施策とPRを結びつけ、市内外に向けて一体的に情報を発信することが企業誘致、定住、集客の促進につながるものと考えております。
 現在、具体的にこれらを進めるため、庁内に横断的な組織となる協議機関の設置を検討しております。今後、検討結果を踏まえた上で、職員が一丸となって稲敷市をPRするような体制や関係機関や圏央道沿線自治体とのPR協同体制を構築するとともに、稲敷市の一体的なシティセールスの指針となる、仮称ではありますが総合PR戦略プランの策定も検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いを申し上げます。
 特に、議員ご指摘のとおり、私は長く報道関係の仕事に携わってまいりました。長年、培った宣伝に対するノウハウやこれまで築いてきた人脈を最大限活用しまして、市のPRを積極的に行ってまいりたいと考えております。
 現在、NHK水戸放送局と交渉中ではありますが、稲敷市と共催で公開番組を開催いたしたいと考えております。最も有名なところでは、テレビ番組ではNHKのど自慢、そしてNHK歌謡コンサートなど、ラジオ番組ではラジオ体操、そしてふるさとうた自慢などがございます。現段階でどのような番組とタイアップできるかまだわかりませんが、ぜひこの機会に稲敷の観光や農産物などの地域資源を全国的にPRできないかと思案しているところでございます。ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
 また、工業団地への企業誘致につきましても、現在、茨城県開発公社が事業主体であった江戸崎工業団地が今年度中に茨城県企業局に事業の継承がなされるため、市と県との連絡協議会設置の準備を進めているところでございます。私みずからがトップセールスを積極的に行い、各種経済団体などへのPRや情報収集を担当職員一丸となって進めてまいりたいと考えております。また、議員の皆様からの情報提供協力もいただきながら、誘致活動に取り組んでまいりたいと考えておりますので、ご協力のほどよろしくお願いを申し上げます。
 続きまして、稲敷市の地域資源の発掘についてのご質問にお答えをさせていただきます。
 初めに、稲敷市の地力をどのようにとらえているのかということについてでございますが、本市は業務核都市を周辺に持ち、広域交通ネットワークの整備が期待され、かつ豊かな自然環境に恵まれており、歴史、文化、すばらしい水辺空間など、さまざまな分野における可能性と潜在力を持ち合わせている市と認識いたしているところでございます。
 次に、その中で不利な要素があるとすればどのようにとらえているかについてでございますが、まず本市の農業につきましては、ご承知のとおり、市の基幹産業でありますが、農業従事者の高齢化や後継者不足といった問題があります。今後は、関係団体などとの連携を一層密にするとともに、生産者組織の強化などを促進し、さらなる稲敷ブランドの開発や付加価値の高い農産物の生産を目指して、農業が後継者、若者を引きつける魅力的産業となるような施策の展開が必要であると考えておるところでございます。
 商業につきましては、市街地商店街などあき店舗の問題がありますが、今後まちづくりの拠点として笑遊館の整備を行い、市内外の来訪者との交流を図り、商店街の活性化を促進してまいりたいと考えております。
 観光資源につきましては、霞ケ浦などの自然環境や周辺の歴史的遺産を観光資源として活用してまいりたいと考えております。特に、観光ルートの設定は重要であり、施設へのスムーズなアクセスを図るためには周辺道路の整備を図ることが急務であり、早急な対応が必要であると考えております。また、観光案内板を設置し、観光客の利便性を高めることが必要かと思います。さらには各地区における伝統的な行事、美しい景観などの新たな観光資源、地域資源の発掘に努めたいと考えております。
 今後は、稲敷市の認知度アップを図るため、きめ細かな情報発信が必要であり、そのためにもPRにつきましては、県内外の観光客を市内に誘導すべく、高速道路サービスエリアや道の駅などで観光パンフレットを配布するとともに、情報誌などへの掲載によるPR活動をより推進してまいりたいと考えております。さらに、インターネットを活用し、情報発信体制の強化を図るとともに、市内外に情報を発信し、市外からの来訪者による交流人口の拡大を図ってまいりたいと考えております。
 どうかご理解のほどをよろしくお願いを申し上げます。
○議長(堀口正良君) 山下恭一君。
◆6番(山下恭一君) それでは、再質問をさせていただきたいと思います。
 まず初めに、市の営業力強化に対する考え方についてということで市長からさまざまなご意見が今出たわけでございますが、やはり私が当選したころから大きく世の中の流れとか風潮は変わりまして、行政は多分ここにおられる幹部の方々は営業するなどということは役所に入ったときから考えてもみなかったのではないかなと。しかしながら、今は行政は外から、私たちの税金を取るだけではなくて、外からお金を集めてこなければ行政運営は成り立たない、成り立っていかないというのが現状であります。やはり市民の皆さんの大事な税金を扱う以上はいろいろな項目を明確にしなくてはいけません。そうなってきたときに、例えばいろいろな施策をアピールしていろいろな事業を成功させることによって市民の方々に逆に十分な潤いを与える、いろいろな要望にもこたえられる、それ以上にも増して稲敷市がいろいろな意味で発展することができる。そのためには、ここは先ほど来市長がおっしゃられたとおり、十分な営業力を持って、東京から60キロ圏内ですよね。圏央道も開通しますよね。今は稲敷でとまっておりますから、最終地点はそこですので、皆さん利用すればおりるしかありませんよね。しかしながら、東関道につながったときに果たして、ここにおられる執行部の皆様が大きな期待をしている圏央道自体は十分皆様の期待にこたえるような活躍をしてくれるのか。私はそうではないと踏んでおります。だから、今回はまず1点目も市の営業力強化ということで挙げさせていただきました。
 先ほど来、市長からたくさんポイントを出していただきました。やはりさすが報道関係ということで人脈、経験を生かしてNHK水戸で、また私と先日ゲートボールで早朝お会いしたときに、市長、NHKですからのど自慢などを呼んでみたらどうですかということも忘れずに記憶していただいて、大変ありがとうございます。
 でも、これはやっぱり多くの首長さんよりは確かに前進していることだと思うのですよね。でもそれ以上に、では市としてどういう営業力を持ってどういうことをやっていくのか、ある意味これはこれで悪いことではないんですよ。それ以上に、やっぱりどうしても他力だと、本当の稲敷市の地力ではないのではないかと、そういう意味での市のポテンシャルはどこにあるのですかということを聞かれると、今の内容ですと周りにいる方々ありきで、なかなか自分たちみずから動いて営業したというような感じではないと思うのですよね。
 私が言っているのは、かばんを持って外の企業を1件1件歩いてこいというような話ではないと思うのですよ。これ皆さんもうご存じだと思うのですけれども、先ほど来も市長からシティセールスというような言葉が出ました。私もそれ前から、きょうもまたそれを言おうと思ってここに立っているわけですが、シティセールスとは都市を売り込むという意味だけではなく、町を豊かにしていくために効率的なPRをすることにより都市の活性化につなげることを目指す取り組みだということをうたっているわけですよね。あくまでも他力ではないと、自分たちで何か切り開いて営業して稲敷のことをPRしていきましょう、このことが一番重要であって、ではそれに向けて何をしていくのかと、どんな取り組みなのですかと、町の潜在能力を見出し、魅力や特性のある地域資源などの情報を市内外へ効果的に発信していく取り組みがまさにシティセールスだと。今後は、私どものような決して大きくないような自治体でも十分それに耐え得る、また必ずアピールできるところはたくさんあると思うのですよね。
 先ほど、工業団地も始まりますと、皆さん大分期待しているようですが、私一つその例を挙げさせていただきますと、例えば工業団地一つとっても、では企業に来ていただいた、それだけでは普通の工業団地の誘致と同じですよね。では、どうするのだと。そしたら、そこに働いていただく方に市で土地を提供したりして、相当な優遇措置をとる、そういうことであれば100人雇う企業がくれば100人人口がふえるわけですから、そこに奥さんと子供が来れば少子化など一気に解決するわけですよね、少子化というか人口減が十分解決すると。私も、何回もここでほかの方が一般質問して企業誘致、企業誘致といっていますけれども、掘り下げている方は1人もいないですよね。
 極端な言い方をすれば、今の内容で、まず企業が来ていただきました。500人の雇用が生まれます。そこで住宅を持って勤めていただければ、極端な話、固定資産税は無料にしますよ、いろいろな免除も図りますよ。そうしたら十分そこに張りついて、稲敷市で定住していただいて住んでいただく、子供もふえる、地域の活性化もできる、そういうところまで皆さん掘り下げていただいて、ただアピールして県がこういうことになりましたからそれでいいというような状況ではないと思うのですね。
 そこはやっぱり私は、田口市長、東京でお住まいになられていたのが大変長いですから、逆に私などからすれば、私たちのような稲敷市というよりは東京目線で物事を見ていただいて、東京はこうだよ、稲敷はこうかもしれないけれども東京はこうだよ、無理に稲敷目線にしなくても十分行政運営はできると思うのですよ。必ずやはり人口の多いところでなければビジネスは成功しません。これはもう大企業が一番発展しているとおり、東京に人口が集中するとおり、なかなか田舎に来てビジネスをするというのは大変厳しいことですから、そういうことを十分考えていただいて、市長にはどちらかというと、生まれ育ったというよりもふるさとですから、その部分は十分大事にしていただいて、改めて東京にお住まいになられた経験を各職員の方に、東京はこうだと、こういうふうな形でやっていった方がいいのではないのということをアピールしていただければ一番いいのではないかなと思います。
 そこで、これは再質問なのですが、営業課ですね、営業課とまではいかないと思います。川嶋室長がおられます政策審議室でも結構ですし、そういうところで営業グループで情報収集をするというような形で企業とのタイアップをしていろいろな形でアピールをしていただく。なかなか前回の企業誘致課というような、課というような名目で、正直職員の方がそこに配置されても何をしていいのか、どうやって営業していいのか正直言ってわからないんですよね。私もそれは前回、なるほど大変厳しいし、正直かわいそうだなという思いがあったので、今回はもっとグループというような中で動き出してみればどういった形でもマイナスということにはならないと思うのですね。そういうことをひとつ検討材料に考えていただきたい。
 それともう一つ、先ほど市長からもシティセールスというような言葉が出ましたので、神奈川県の三浦市、ここは平成16年度に営業開発課というのをつくっております。これは言ってみれば今私がずっとお話ししたようなことをやって5年間で約100億円近い市に対する、100億円と綿密に算定したわけではないと思うのですが、そういうような経済効果をもたらしたと。実例を申しますと、毎日営業して歩いているわけではないですね。言ってみれば映画やドラマとか、市長などはご存じのようにフィルムコミッションですよね。それがまず一つですね。そして、例えば地場産業の消費拡大、ここで言えばみうら元気屋というような、とろまんとか、そういうのをつくって地域をアピールする。
 例えば、三浦市東京支店などというのを置きまして、そこで直売所、それもなごみま鮮果というような直売所をつくっている。それで市の特産、名物、稲敷はいっぱいありますよね、江戸崎かぼちゃもそうですし、ブロッコリーもそうですし、イチジクもそうですし、やはり合併すれば合併したなりにすばらしい効果はあるということなんですね。それをアピールせずに埋もれていること自体が私はいささかかなと。
 あとは先ほどおっしゃられたとおり、市長の言うとおりメディアを上手に利用してやっていただければ一番いいかなと思うのですが、改めて室長の方にそういう今後の展望というものをお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(堀口正良君) 市長公室長川嶋 修君。
             〔市長公室長川嶋 修君登壇〕
◎市長公室長(川嶋修君) おはようございます。
 山下議員の市の営業力強化に対する考え方につきまして、ただいまは市長の方から答弁を申し上げましたが、再質問ということで、私の方から事務サイドとしまして認識していること、そして考えていることをご答弁させていただきたいと思います。
 市の営業、すなわち自治体の営業ということにつきましては、今や、山下議員が申されましたように、全国の市町村が取り組んでおられます。その手法、そのケースも千差万別でございます。
 我が稲敷市におきましても、田口市長はみずから先頭に立って地域の物産販売や企業誘致などをPRするトップセールスに大変意欲的でございます。私ども市長公室を初め、各部局、そして幹部職員等にもその意識を持っていただくよう常々話されているところでございます。
 山下議員申されるとおり、自治体も今や競争だというふうに実感をしております。人口減少の中、財源確保も大変難しくなってきている時代でもあります。その中、地域間競争に臨んでいかなければなりませんので、各部局、各担当課ということになりますが、それぞれのポジションの中で市のイメージアップの戦略を立てて積極的にアピールしていきたいと考えております。
 先日は、山下議員の方からもいろいろと参考になるお話を聞かせていただき、大変よい知恵、よいアドバイスをいただきましたこと大変ありがたく思っております。稲敷市をセールする上で何がポイントなのかよく整理をし、よく考えながら、今後取り組んでまいる所存でございます。
 また、企業誘致につきましては、産業政策の中でも大変ウエートが大きい、熱心に取り組まなければならないと思っております。市長も人脈を駆使し、答弁ありましたようにトップセールスにもう既に動いておられます。私ども担当者もセールスマン精神に徹して企業に働きかけ、また情報収集にも徹底して動いていくつもりでございますので、どうか議員の皆様方にもいろいろと知恵をおかしいただき、情報紹介等のご支援をよろしくお願い申し上げます。
 山下議員の、市の外に発信していくということがこれから必要であると、そして営業部、営業課ということの行政の組織としても十分対応すべく必要性があるということでございますが、本当に私どもそのとおりだと思っておりますし、これからの市の営業強化につきましては、行政テーマの重点事項であると考えておりますので、これからもご指導いただきますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(堀口正良君) 山下恭一君。
◆6番(山下恭一君) それでは、再々質問をさせていただきます。
 今、ご答弁にもあったように、なかなか自治体の中で、市長がおっしゃるとおり、実際すぐ現場でやっていこうというのは、正直言って皆さんそういう意味での経験というのはございませんから、なかなか厳しいものがあると思いますし、ならば、例えばそういうのにたけている講師を呼ぶとか、何人か興味のある職員は大学院でも行って勉強してくるとか、これはどういうことかというと、結局外からいかに情報をとって、いかにそういう人たちと連携して自治体としての仕事をするかということですね。これは、今まで皆さんが一生懸命勉強したこととはちょっとずれがありますから、なかなかきょう言ってあしたやれというのは、これは厳しいものがあるのは私も重々承知しているのですが、やはり世の中はもう、ああいう芸能人が出てきて知事になって、圧倒的な集客力で県が一気に全国の知名度のトップに躍り出ると、だれも考えないことですよね。
 それをやはり芸能人でなくても十分私はできると思っているんですよ。それは、大変すばらしい志を持って市長にご当選されました田口市長を初め、皆さんのすばらしい職員の潜在能力があればこそなし得ることですし、そういうことをもう一度、ですから、当初言ったように、企業推進室とか、そういう難しい名称は抜きにして、興味のある若手の方でもいいです、管理職の方でもいいと思います。何人か歩かせて、先ほど言われたような三浦市にも研修に行ってみる、宇都宮もそうですね、ほかのところでも話を聞いてみる、そういうことが一番重要であると思いますし、議員は視察に行ったり何かして見聞を広げるというのがありますけれども、職員の場合はなかなかそういう機会は少ないですから、どちらかというと外を歩いている私たちの方が情報が豊富で、意外と皆さんの方がそういうことに関しては手薄だというようなこともなきにしもあらずだと思うんですよね。
 そういうことをちょっと考え方を変えて、上から見れば丸いものもちょっと横から見たら細長く見えたり、ある意味下から見れば四角のものもちょっと角度を変えれば楕円形に見えたり、いろいろな見方とか考え方がありますから、そのことを今、先ほど市長がおっしゃられたような何項目にもわたるPR、これはもうこれから絶対やっていかなければいけないことなんですね。常に二番せんじで、どこどこもやっているからうちも、牛久市の隣だから稲敷市の工業団地は牛久が満杯になればおのずとこっちへ来ますよなどということはあり得ませんから。そういうことをするのではなくて、先ほど言ったような、企業を誘致するのにも、働く人間が住んで住みたいというような付加価値をつけていくことによって稲敷市のPRもできる、いろいろな問題を解決することを私は切に言いたいと思います。
 そこで、市長に、例えば先ほど市長の言葉からシティセールスということでお話が出ましたので、そういう、言い方を変えれば特命大使、稲敷市シティセールス特命大使、例えば市にゆかりのある方、だれかちょっとでも、これは知名度にすがるしかないかと思いますが、そういう方、あとはすごく営業力にたけている方、これは一般の人でもいいと思います。そういう人を設けて、行政だけではできない部分を市民の皆様にも少しはお力をおかしいただくということを前提に考えていただいて、私の再々質問として市長のご答弁をいただきたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(堀口正良君) 市長田口久克君。
               〔市長田口久克君登壇〕
◎市長(田口久克君) 山下議員の質問にお答えをさせていただきます。
 まず、その前に、議員おっしゃるとおり、工業団地につきましては、全く私と同じ意見であります。それで、それに何がプラスされるかといいますと教育なんです。稲敷市にお住まいの方が工業団地へ立派な会社が来たということですと、恐らく入っていっても対応できないのではないかということがちょっと心配な点がありまして、そういうことについても教育をプラスしてやっていかないと会社の中でやっていけないのではなかろうかというちょっと心配があります。
 このお話は、法人会で私がお話をさせていただいたときに、経営の方がやはり質問をしまして、市長、企業だけではだめだよと、教育もきちんとそれにつけ加えていかないとやっていけなくなりますよというアドバイスをいただきました。議員と全く同じことをたくさんの方が考えていらっしゃるというふうに私も思っておりますので、その意見については全く同感であります。
 それから、お話のありました特命大使、それからそういうことにたけている方というお話、これ私も全くそのとおりであります。それで、今、お話をしているのが、各銀行さんにそういう方が何人かいらっしゃるんですよね。ちょっとお話を聞かせていただきたいということは今お願いをしているところであります。それ以外にも、今おっしゃったように特命大使、そしてこういうことにたけている方については十分検討しましてやっていきたい、そう思っております。本当にいろいろなすばらしいご意見ありがとうございます。
○議長(堀口正良君) 6番山下恭一君。
◆6番(山下恭一君) 大変お褒めいただきまして、ありがとうございました。
 それでは2点目の稲敷市の地域資源の発掘についてということで質問をさせていただきます。
 先ほどもお話ししたとおり、やはりいろいろと稲敷市を見渡しますと資源ということで、皆さんがふだん、例えば通勤するに当たってあそこの夕日はきれいだなと、これ多分東京の方から見れば、一昔前は、バブルのころは住宅を建てて人口増加だということで一生懸命開発行為をどんどんして人口増加、人口増加とやったんですね。昨年ですか、私、総務委員会にいるときに犬山市に行ったときに、そこの市の担当者の方が何もしない、行政というよりも市自体が開発も何もしない、もう当時のままから残っていた、これが言ってみれば今、私どもの立派な財産です、へたに開発をしたり、人口増加ということでもがくばかりでなくて、逆に言えば何もしない、自然を生かす、夕日一つの景観を見ても、私たちは毎日見なれている光景でああと思いますけれども、東京の方から見たらきれいだなあ、東地区の田んぼは稲穂がすごいです、東京の方から見たら、もうコンクリートジャングルにいるわけですから、いやすばらしい景色だな、空気がいいな、これも立派な資源になるわけです。これは、先ほどの話と違って、皆さん、各役所の職員の方も大いに腕を回すような勢いで、それだったらいろいろ考えられるのではないかと、私はそう思うのですよ。先ほどみたいに、足らないことであれば私たちもいろいろご支援することはできます。しかしながら、例えば2点目に関しては皆さん十分ポテンシャルを持っていろいろな事業をしてきているわけですから大いにわかると思いますし、十分対応できるのではないかなと思います。
 そこで、私、まず、こんなこと言っては失礼かもしれませんけれども、商工観光課ですよね。予算、これ例えば役所でどのくらい重きを置いているのということになれば、正直ちょっと格づけも低いと、言ってみればかやの外ではないけれども少々やらせておけばいいかなと、言い方を変えれば、もっと箱物ではありませんね、道路整備をしたりほかにもやることがあるだろうと、そっちを優先してちょっと商工観光課は年間行事に追われるようなイベントでそのままやっていればいいというような状況ではなかなかやはり地域資源、私たちが本当に気がつかないこと、何十年も住んでいてもわからないことをある日突然ぱっと見ていやすばらしいというようなことがたくさんあるわけですよね。
 市長はNHK出身ですから、NHKの職員が明るい農村という番組である地方に行ったときに、いや、ここの夕日はすばらしいですねと言ったらそれが評判になって、あっという間にテレビ局やいろいろな人たちが取材に来るようになった、その一言だけで成り立っている。
 もう一つは、徳島県の上勝町ですか、あそこは落ち葉をお年寄りが拾って、それでもう何億円も商売にした。これだって、隣にいる娘さんとお母さんが、お母さん、この料理もおいしいけれども、ここについているもみじがきれいだねと、その言葉をたまたまそこにいた人が聞いたから、その言葉だけでなるほど、そうか、これでヒントを得て商売にしているわけですよね。やはりそこは皆さん毎日通勤している中にもちょっとしたことで違う視点から物事を見るだけで大きく考え方が変わったり、なるほどとアピールできることがたくさんあると思うんですよ。例えば、それは皆様方だけではなくて、子供たちに聞いてもいい、小学生でもいいです、中学生でも。県立高校があるのですから高校生のみんなに稲敷市に通っているのですからアンケートをとって何か目ぼしいものはありませんか、また大人とは違う発想でおもしろい答えがいっぱい出てくるかもしれない。そういうことをしてみて初めて地域資源が生まれたり、今あるような既存のものは、これはすばらしいのですよ、ここに有名なものはいっぱいありますよね。大福屋さんもそうです、私どもの先輩がやっているかぼちゃパイもそうです、江戸崎まんじゅうもそうです、大杉神社さんもそうです、もっとほかにたくさんあると思うんですよ。しかし、そこでまた埋もれているような地域資源はまだまだ無数限にあると。
 北海道など、美瑛町ですか、あそこなどは畑の真ん中に木が1本立っているだけで写真家が写真を撮ってそれを額に入れて出したら、こんなすばらしい景色はない、年間何十万人という観光客が行く。それだって、本当にだれも苦労しているわけではないですよね。だれが働きかけたわけではないですよね。えらくお金がかかったわけではない。それでも自分たちでやろう、常にちょっと気にかけてやろうということを考えれば十分対応できる、そのことを私は大きく言いたいのと、やはりもっと商工観光課というところは地域のイベントに追われてなかなか大変ですけれども、花火も定着した、チューリップまつりもしかり、お祭りもそうですね、お祭りなどは聞いたところによるとあのポスターすごく評判がよかったと聞いています。やはりそれもいろいろな人のアイデアを盛り込んだ中での成果ですよね。そういうことを踏まえて、改めて私が再質問したいのですが、ここの総合計画に載っています新たな観光資源の発掘ということで133ページにあるんですよね。そこに、例えば稲敷景観名所30選とか、いろいろアイデアが出ているんですよ、いいアイデアが。そういうことをただつくって埋もれさせてしまうのではなくて、十分そのアイデアを理解して、そして少しでもそれに、皆さんこれお金かからなくて毎日通っていて、毎日、何かないかなと探しているだけで十分対応できるわけですから、そのことを再度市の意気込みといいますか、そういうことをお伺いしたいと思いますので、田口市長のご所見をお願いいたします。
○議長(堀口正良君) 市長田口久克君。
               〔市長田口久克君登壇〕
◎市長(田口久克君) 質問にお答えをさせていただきます。
 たしかにおっしゃるように、自然を生かす、先ほどの開発とは全く逆になりますけれども、やはり稲敷市においてもすばらしいところがたくさんあるというふうに私も思っております。商工観光課の予算がどうだという話が出ましたので、そういうことも含めまして、改めて私もそういう予算についてももう一度見てみたいというふうに思っております。
 それから、今徳島県の落ち葉拾い、この話も大分いろいろなところから私も聞きまして、ちょっとしたアイデアからいろいろな発展が出てくるということでございますが、十分私もそういうものを参考にさせていただきながらやっていきたい、そういうふうに思っております。
 今おっしゃったように、美しい自然景観、それから市内の文化財、ちょっとしたものをやはり何と言いましょうか、市の広報紙なども含めまして、もうちょっとアピールできるように、議員がおっしゃったように自然なものも、あっというのをそういうところに載せられたらいいなというふうに思っております。
 十分検討しまして、前へ進んでいきたい、そう思っております。どうぞよろしくお願いをいたします。
○議長(堀口正良君) 6番山下恭一君。
◆6番(山下恭一君) 答弁ありがとうございました。
 やはり今、市長がおっしゃられたとおり、一番大事なことは物の見方とか考え方とか、固定観念にとらわれない、そういう部分においては多少の路線が違うような形でもそこから見出せるものもたくさんあると思うんですね。私も行政運営はなかなかその大きな殻を破っていろいろなことをやろう、職員の方々そういうことも言いたいけれども、なかなか役所としては厳しいのではないかなと思うようなことも、私も何期も議員をやっていますから十分承知しておりますが、だからこそ田口市長には今しかできないことがあるわけですよね。これが4年間の中で、なるほど行政運営はこうなのか、そうするとその殻の中にすっぽりとおさまってその中で運営していくと、正直言って、私たちはともかく、私たちの子供、孫、何の魅力もない、またどこかと合併すればいい、そういうような町に埋没してしまうのではないかなと。私も毎日こういう問題取り上げてやっているのに、学生のころもっと勉強していればもっといい大学に行けたし、もっといい企業に就職できたのではないかなと思うくらい勉強していると、やっていていろいろなことが楽しいですし、ある意味情報を発信することによっていろいろな方が気づいていただいたり、考え方を変えていただいたり、なるほどなと、きょう皆さん車に乗って帰るときに、そうか、たまにはちょっと外れて違う道を通って帰ろうかなと、ここにはこういうことがあって、ああいうことがあった、これだけではない、もっと市民の方にいろいろ知恵をおかりしながらいろいろなことがやれるのではないかなと、そういう努力が足らないというのも私一つあると思うんですよね。きれいごとで役所は、正直言って、これは自治体ですからなかなか民間企業のように破天荒のことはできないですよね。しかし、でもこれはずっと今はもう時代とか大きく流れが違いますから、極端なことをいえば、稲敷市がどうアピールして地域資源を利用して、浮島にあるような和田公園の景観のところで篤姫が撮影に来ているわけですよね。そういうことだって、私などは何ということなく通っていますよね。でも向こうにしてみればああいう稲敷市の景色がドラマの中に流れる、歴史をさかのぼってそういうところに入っていると全国の人がだれが思うかということですよね。そこにちょっとしたアイデアやメディアの力というのがあるわけですよね。それをやはり大きく皆さんには考えていただいて、やっていただければいいのではないかなと。
 なかなかこの場で答えを導き出すというのは難しいですよね。私、一番やってほしいのは、こういう発掘ですよね、再発掘。市内のあらゆるものを対象にする、そしてどれがPRできるかを考える、そして新しいもの、いいものをまた新たに発見して、ほかの市町村に先駆けて稲敷市のさらなる特産品を目指す、そして売り出してほしい、そういうことを考えていただきたいなと。これは二番せんじではなくて、いいものはほかにたくさんあると思うのです。そこをもう一度皆さんのすばらしいお力をおかりしながら、市民の皆さんと協力しながら、目標に向かって新しい稲敷市のPRの資源を探していっていただきたいと思います。
 最後に、先ほど市長も答弁ちょっと苦慮しておりましたので、ご答弁は要りません。そのかわり部長の方に、これは管轄ですから。商工観光課、正直言って先ほど言ったような予算ではなかなか、市長わかっていただきたいと思うのですけれども、一番市民の方がある意味溶け込みやすくて、ある意味一番苦慮しているところはそこなんですよね。そこを行政が上手に力をかす、手を差し伸べる、それは今新たに市長になられた田口さんでなければできないわけですよ。変な行政経験が邪魔をする場合もありますから、そこをあえて英断と強いリーダーシップを発揮して、私はやっていただきたいと思いますし、ずっと私も外を出て歩く限りアンテナを高くして、市のために一生懸命情報収集はしたいと思います。皆さんだけにご迷惑をかけるのではなくて、ここにいる議員さんみんな思っているんですよ。何としても市がよくならなければいけないと。それはやっぱり年間ずっと来ているようなイベントだけではなくて、もう少し予算どりをしていただいて、その中で商工観光課、先ほどもまた言われたように、営業力、これはもうこっちの地域資源の方にも十分リンクします。そこを改めて担当課の部長の方から意気込みを伺って、私の一般質問を終わりたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(堀口正良君) 産業建設部長久保木善信君。
〔産業建設部長久保木善信君登壇〕
◎産業建設部長(久保木善信君) 質問にお答えいたします。
 まだ稲敷の観光資源、地域資源とありますが、市長が申し上げましたように、また議員が同じように申し上げましたように、先人がこれまで築き上げました歴史、文化、すばらしい水空間、豊かな自然環境だと思っております。この大切な今ある財産を再発見し生かすことが大切であると考えております。さらには、この地域資源、観光資源等、ゴールデンゴールズなどの地域資源との結びつけを設けましてネットワークをつくっていきたいと考えております。
 それと、観光課の予算なのですが、確かにイベント以外には予算的には少ないわけでありますが、商工観光課、一生懸命PRしておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたしたいと思います。以上であります。
○議長(堀口正良君) 以上で、山下恭一君の質問は終わりました。
       ──────────────────────────
○議長(堀口正良君) 日程第2、議案第80号から議案第111号までの32案件を一括して議題といたします。
 9日正午までに議案質疑の発言通告はありませんでしたので、質疑なしと認めます。
 ここで、ただいま議題となっております議案につきましては、会議規則第37条第1項の規定により、お手元に配付しました議案付託表のとおり、それぞれの所管の常任委員会に付託いたします。
       ──────────────────────────
○議長(堀口正良君) 次の本会議は、25日午前10時から本会議場において再開いたします。
 散会後、各常任委員会協議会を開催し、日程等の調整を行いますので、委員会室へご参集願います。
 本日はこれにて散会いたします。
 大変ご苦労さまでした。
               午前11時31分散会