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茨城県 稲敷市

平成21年第 2回定例会−06月11日-02号




平成21年第 2回定例会

                平成21年第2回
            稲敷市議会定例会会議録 第2号
       ─────────────────────────
         平成21年6月11日 午前10時00分開議
       ─────────────────────────
1.出席議員  25名
      1番  根 本 光 治 君    2番  伊 藤   均 君
      3番  大 湖 金四郎 君    4番  関 川 初 子 君
      5番  平 山   寧 君    6番  山 下 恭 一 君
      7番  高 野 貴世志 君    8番  浅 野 信 行 君
      9番  柳 町 政 広 君   10番  山 本 祐 子 君
     11番  篠 崎 力 夫 君   12番  木 内 義 延 君
     13番  坂 本   源 君   14番  根 本   保 君
     15番  本 橋 秀 夫 君   16番  堀 口 正 良 君
     17番  長 坂 太 郎 君   18番  根 本 勝 利 君
     19番  河 内 喜 和 君   20番  宮 本 隆 典 君
     21番  井戸賀 吉 男 君   22番  黒 田   正 君
     23番  埜 口 正 雄 君   24番  遠 藤 一 行 君
     25番  池 田 忠 雄 君

1.欠席議員 1名
     26番  山 口 勝 夫 君

1.出席説明員
       市長               田 口 久 克 君
       教育長              小 川   孝 君
       市長公室長            川 嶋   修 君
       総務部長             岩 瀬 和 男 君
       市民生活部長           卯 月 好 男 君
       保健福祉部長           宇佐美 嘉 一 君
       産業建設部長           久保木 善 信 君
       水道局長             大 竹 克 己 君
       教育部長             中 澤 幸 一 君
       会計管理者            飯 塚 雅 江 君
       農業委員会事務局長        内 田 和 雄 君
       監査委員事務局長         上 山 成 夫 君
       企画課長             飯 田 光 男 君
       選挙管理委員会書記長(総務課長) 沼 崎 忠 夫 君

1.出席事務局職員
       議会事務局長           三ツ井 洋 平
       書記               坂 本 浩 一
       書記               萩 原 隆 行

1.議事日程
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             議 事 日 程 第 2 号
                        平成21年6月11日(木曜日)
                             午前10時00分開議

日程第1 一般質問

1.本日の会議に付した事件
 日程第1 一般質問
       ──────────────────────────
               午前10時00分開議
○議長(堀口正良君) おはようございます。
 空前絶後の傍聴人が一堂に会しましたのですが、下に20人ぐらい傍聴席に座れなくて待機している方がおられますけれども、うっとうしい梅雨にきのう入ったわけでありますけれども、気分は爽快に皆さん精励されますよう、改めてご期待申し上げるところであります。
 なお、会場にご参集の方々にあらかじめ申しておきます。
 携帯電話は再度チェックなされてください。議会運営に支障を来しますので、よろしくご協力方願いたいと思います。
 ただいまの出席議員は25名であります。26番山口勝夫議員が欠席であります。
 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の議事日程は、既にお手元に配付のとおりでございます。
       ──────────────────────────
○議長(堀口正良君) 日程第1、一般質問を行います。
 発言の通告が議長の手元に提出されておりますので、これを許可いたします。
 なお、発言の順序は通告順といたし、質問の回数について、質問事項の大きな項目について3回までとし、持ち時間は40分であります。また、質問は演壇で行い、再質問以降は自席で発言されますようお願いいたします。
 初めに、19番河内喜和君。
               〔19番河内喜和君登壇〕
◆19番(河内喜和君) おはようございます。19番河内喜和でございます。
 通告に従いまして、ただいまより一般質問を行いますので、市長のわかりやすい答弁をお願いしておきます。
 一般質問に入る前に、まずもって田口市長には、去る4月の市長選挙では多くの市民の負託を受けて、2代目の稲敷市長に当選されおめでとうございます。改めてお祝いを申し上げます。
 市長に就任された以上は、今までの県外での経験と組織の中で培われた知恵を遺憾なく発揮され、稲敷市の4万7,000人の希望と夢を持てる稲敷市をつくるために、健康に留意され、そしてご活躍を願っております。
 それでは、一般質問に入らせていただきます。
 私の質問は2点でございます。
 まず、1点目は、市長の考えておられる将来の稲敷像についてお尋ねをいたします。
 市長は、稲敷市をどのようなまちにしていきたいとお思いでしょうか。これが1点目でございます。
 2点目は、鉄道についてでございます。
 稲敷市総合計画書、これは2007年から2016年のものなのでございますが、平成19年3月に作成されたものでございます。人口の増減について平成22年の予測を4万9,900人と予想していました。しかし、ことしの4月1日現在で4万7,427人、約2,500人、既に予測人口を大きく下回っているのが稲敷市の人口の推移であります。人の住まない人口の減少の続く地域に発展性は望めないのではないでしょうかと私は思っております。前市長も人口の減少と少子高齢化の稲敷市を危惧し、重要課題としてとらえていろいろな施策を実施されてこられました。しかし、残念ながら効果を見るに至らなかったのがきょうまでの実情であります。
 そこでお尋ねをいたします。
 人口の減少に歯どめをかけ、人口増、地域の活性化、発展のためには鉄道が不可欠と考えられますが、市長はどのような考えをお持ちなのかをお尋ねしたいと思います。
 以上、2点でございます。
○議長(堀口正良君) 市長の答弁の前に、上着の着脱を許可します。
 市長田口久克君。
               〔市長田口久克君登壇〕
◎市長(田口久克君) 皆さん、おはようございます。
 本日は大変ご苦労さまでございます。
 河内喜和議員の稲敷市の将来像についてのご質問にお答えさせていただきます。
 稲敷市総合計画では、まちづくりのイメージをみんなが住みたい素敵なまちと掲げておりますが、私といたしましても、市民の皆様が住んでいてよかったと実感できるまちとして、また、市外の皆様からもぜひ住んでみたいと評価いただけるようなまちとして稲敷市が発展していくことを強く願っているところでございます。
 私は、まちづくりは幸せづくりであると考えております。そのためのまちづくりの理念といたしましては、人と人とのつながり、地域での支え合いなど、人を起点とした結びつきを第一義として考えてまいりたいと思います。市民の皆様みずからがまちづくりの主役であるという自覚を深め、その自覚のもとに、人と人の輪が広がり、市民みずからの意志と責任のもとに行動していただくことがこれからのまちづくりの基本となるものと考えております。
 このため、市民の皆様方に正確でわかりやすい情報を提供するなど、ガラス張りの市政運営を徹底していかなければならないと考えているところでございます。
 そして、同時に、行政の姿勢といたしましては、自覚を持った市民のパートナーとして、単なる行政運営体ではなく、地域経営の視点に立った行政経営体への変革を目指すことが何よりも重要でございます。つくばと成田の中間に位置し、首都圏60キロ圏内という地理的条件を初め、4町村合併によって厚みを増した各種の資源をいかに活用し市民の皆様の暮らしに役立てていくかが極めて重要な視点であると考えております。
 このような視点で、議員の皆様とともに、さらには市民の皆様の声を聞かせていただき、地域の実態を把握しながら、産業、福祉、教育文化の充実、向上など、人々の暮らしを豊かにできる、人々が幸せな笑顔に満ちた将来像の達成に向け努力してまいりたいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
 続きまして、鉄道についてのご質問にお答えさせていただきます。
 議員ご提言の鉄道誘致という新交通システムの構築につきましては、交通の利便性向上あるいは都市からの商業施設等誘致による地域活性化、また主要都市の大規模集客施設へのアクセスとして有効かつ重要な交通手段であり、まさに稲敷地域発展の起爆剤であると認識しております。
 本市におきましては、事業の採算性または国の補助制度等の問題も多く、現時点では条件を満たす状況ではないことから、短期的に整備することにつきましては大変難しいことは確かでございます。しかしながら、私がマニフェストとして掲げた各種施策は、基本的には首都圏中央連絡自動車道の開通をにらみ、あらかじめその受け皿を目的としたものであり、言いかえれば鉄道もまた稲敷市の産業の底上げには必要不可欠な事業であると考えております。
 つくば市と東京秋葉原を結ぶ鉄道つくばエクスプレスが2005年8月に開業したことは記憶に新しいところでございます。鉄道が開業されますと人、もの、情報の交流が活発になり、沿線地域が活性化されるとともに、地域経済の発展に大きく寄与することは言うまでもないことでございます。
 昔、成田空港と土浦を鉄道で結ぼうという計画があったことを聞き及んでおります。私はこの稲敷にも鉄道を走らせたい、この稲敷市を発展させたい、そしてみんなが住みたくなるまちを目指して、この夢を市民の皆様と共有したいと考えている1人でございます。そして、具体化するための夢探しを議員の皆様方とともに追い続けていきたいと考えております。ご理解のほどよろしくお願いを申し上げます。
○議長(堀口正良君) 19番河内喜和君。
◆19番(河内喜和君) 再質問をさせていただきます。
 まず、1番目の将来像についてでございますが、これは今回の定例会でもほかの議員が質問されておりますのでダブる部分があると思いますが、もし、10年後にはどのような市長の考えておられる稲敷像について、市民の目で確認できるようなものがあれば教えていただきたいと、なければといったらおかしいのですが、説明がしにくければ結構でございます。ひとつよろしくお願いしたいと思います。
○議長(堀口正良君) 市長田口久克君。
               〔市長田口久克君登壇〕
◎市長(田口久克君) それではお答えをさせていただきます。
 10年後に形にあらわすということは非常に難しいことかもしれませんが、夢に近づくという努力はしていきたい、そう思っております。議員の皆様方のご協力をいただきながら夢に近づきたい、そう思っております。
○議長(堀口正良君) 19番河内喜和君。
◆19番(河内喜和君) まだ就任されて間もないのでございますので、それではこれからおっつけ、その夢が少しずつ我々にも浸透してくると思いますので、期待をして1番目の質問は終わりにしたいと思います。
 続いて、2番目の鉄道についてでございますが、鉄道、この近隣の市を見ても鉄道沿線の市は人口増になっていても減少にはなっていないのです。都心から60キロ圏内、成田空港があり霞ケ浦があり、また近くには研究学園都市があるのですが、稲敷市が人口減少に歯どめがかからないのは、やはり鉄道がないからではないかなと思います。
 それで、先ほどの市長のご答弁で時間がかかる、もちろんそれは私も覚悟しております。去る3月21日に開通した圏央道の稲敷インター、これは計画があってから60年近くたっているのですよ。鉄道だと私は100年ぐらいかかるのではないかと、ここにおられる方のほとんどはもう地上から見ることができないのではないかと、だからこそ、早くその方向をつけて、ぜひとも鉄道をこの稲敷市に通るような動きをしていただきたい。しかし、これは1市でできるものではありません。県や国を動かしての大事業だと思いますが、近隣市との調和が不可欠と私は思っております。そういう動きを市長は今後考えておられるのかどうか、その点再度お尋ねをしたいと思います。
 参考までに、ちょっと国勢調査のことで、稲敷市の総合計画の人口の推移などがありました。調べてみますと、12年の国勢調査で確認された人口は、守谷市が5万360人、ことしの5月には6万189人、9,800人増加しております。そして龍ケ崎は7万6,900人だったのが7万9,200人、2,300人ほどふえています。牛久市は7万3,000人強あったのが8万人を超えております。土浦市は14万4,000人だったのが14万4,000人ちょっと、微増でございます。そしてつくば市は、先ほど市長からもありましたけれども、2005年につくばエクスプレスが開通しまして、12年には19万1,000人の人口だったのですが21万1,200人、2万人ふえています。
 こういう、全国的に少子高齢化の中で人口減になっている中で、ふえているところは鉄道沿線だと数字が証明しているのではないかと私は思っておりますので、その点も踏まえながら、ひとつ再度答弁をよろしくお願いしたいと思います。
○議長(堀口正良君) 市長田口久克君。
               〔市長田口久克君登壇〕
◎市長(田口久克君) 河内議員のお答えをさせていただきます。
 河内議員のおっしゃるように、人口減少が続いております。人の住まない地に発展はないということは私も同感であります。住みたくなるまちとしていかなければいけないという気持ちを持っております。そのためには、現在の市民の皆様方に住んでいてよかったという実感を持てるような施策づくりに努力をしていきたい、そう思っております。
 それから、近隣市町村長さんですか、機会があるごとに私の夢もお話をさせていただいております。ですから、少しでも前へ進めていただけるようにお話をさせていただいておりますので、何とか頑張っていきたい、そう私は思っております。これはやはり市民の皆さんとそして行政側、そして議員の皆様方のお力がなければ前へ進むことができませんので、何とぞその点も含めまして、よろしくお願いをいたしたいと思っております。
○議長(堀口正良君) 19番河内喜和君。
◆19番(河内喜和君) ありがとうございました。
 一つ要望なのですが、鉄道について。
 稲敷市の人口から見ても県や国を動かすというのは非常に難しい。今エクスプレス、つくばにあります。それを土浦を通して稲敷市を通して成田に結ぶように、そのためにはですね……。
○議長(堀口正良君) 河内議員、要望だけでなく答弁ももらって。要望なしで答弁をもらって。
◆19番(河内喜和君) はい。
 それでは、ぜひとも将来を見据えて、土浦市それから牛久市、龍ケ崎市、稲敷市、このあたりが一同団結しまして中核都市をつくって、そして県、国を動かして鉄道の実現に向けて、少しでも田口市長の任期のうちにかじをそちらの方に向けていただきたいと思いますが、その点はいかがでしょうか、お考えをお聞かせください。
○議長(堀口正良君) 市長田口久克君。
               〔市長田口久克君登壇〕
◎市長(田口久克君) お答えをさせていただきます。
 4年という任期の間で形をつくることは非常に難しいかもしれません。でも、前にお話しさせていただきましたように、こういうことを稲敷市長が話していた、鉄道について話していたと、夢探しをやっていたという話を聞いていただければ、少しは前に進んでいるのではなかろうかというふうに思っております。努力はしていきたいというふうに思っております。
○議長(堀口正良君) 以上で、河内喜和君の質問は終わりました。
 暫時休憩します。
               午前10時24分休憩
         ──────────────────────
               午前10時25分開議
○議長(堀口正良君) 再開します。
 次に、1番根本光治君。
               〔1番根本光治君登壇〕
◆1番(根本光治君) まず、たくさんの傍聴ありがとうございます。
 1番議員根本光治でございます。
 田口市長におかれましては、ご就任おめでとうございます。初の一般質問のやりとりになると思いますので、よろしくお願いします。
 ただいまから一般質問を通告に従いまして行います。
 今から10年前、国の施策である地方分権に対応した市町村ということで、自主的また自立的な行財政運営の体制づくりは市町村の規模拡大が必要ということで平成の大合併が急速に推進され、平成17年、私たちの稲敷市が誕生いたしました。
 旧村時代の公共事業にかかわる地方債務残高の累積により公債費が増加傾向となっていたなど、厳しい財政状況からのスタートであったと思います。そのような稲敷市も合併してから5年、これまでかなり大がかりな財政改革が進められ、市役所では職員数も500名有余から60名余りの大規模削減、物件費等では建物などの統廃合計画のもとで維持管理費を削減、私たち議会に至っては66名の議員数から現在26名、金額でいえば1年間で1億6,000万円の削減をしているところでもあります。特に市民の方々には各方面でのご協力をいただき、各種団体の統合などで今までの旧町村単位での活動から稲敷市一つの大きな団体に移行され、その中で補助金の一律5%カットなど、財政改革を進められました。
 そのような中で、市民の方々の声としてよく聞くのが、稲敷市の現状は借金とか貯金はどのくらいあるのか、また他の自治体と比べてどうなのだという声をよく耳にいたします。私なりに簡単に説明すれば、借金については市で言う地方債であります。現在の地方債残高は143億円、これは県内5番目に少なく、財政規模に対する比率では神栖、鹿嶋に次いで3番目によい状況であります。
 次に、貯金については市で言う基金残高であり、合併時82億円あった基金残高が13億円積み増しされ、20年度末で95億円の積み立てがあり、つくば市に次いで4番目に多い額となっております。また、財政規模に対する割合では断トツの1位でもあります。大きく見て、全国から見ると、稲敷市と同じような規模の市が全国には88ございます。総務省で最近発表した財政力指数では、その中で88番中11番目、実質公債費率では9番目、そして将来負担の健全度では2番目によいというデータが発表されております。このような状況から見ても、今までの市民や行政のご努力により財政改革は確実に進んできたものと感じております。
 その中で、田口市長の選挙戦の中で、出陣式のあいさつ、街頭演説、マニフェスト等々では、箱物行政、借金は400億円ある、500億円ある、あしたにでも夕張市のようになる、財政は破たん状態だ、何よりも財政再建が急務だと言われておりました。どう考えても私が考える稲敷市の現状と市長が言われていた状況に大きな差があると思い、正確な情報を市民にお伝えしたく、今回一般質問をさせていただく経緯となりました。
 そこで、5月1日より市長になられ、稲敷市の状況をどのように把握され、また何を問題とされているのかお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(堀口正良君) 市長田口久克君。
               〔市長田口久克君登壇〕
◎市長(田口久克君) 根本光治議員の財政再建についてのご質問にお答えいたします。
 日本経済の歴史的な不況は、地方公共団体にも大きな影響を及ぼしており、愛知県のある中核都市の新年度当初予算におきましては、関連企業の業績悪化を受けて、法人市民税が前年度当初の442億円から実に96.3%減の16円にまで落ち込むとされております。このため、大型建設事業の先送りを行うなど歳出を縮小するとともに、基金の大幅な取り崩しを余儀なくされております。
 幸いにも稲敷市におきましては、市税の減収は見られるものの、地方交付税及び交付税の不足を補う財源である臨時財政対策債の発行により、ほぼ計画どおりの予算を編成している状況であります。
 しかしながら、中長期的な視点で今後の財政を展望いたしますと、国税の落ち込み等により、地方交付税原資の安定的な確保が維持できるかなど不透明な要素が多く、さらに将来的には合併特例措置としての地方交付税優遇措置もなくなる見込みであることから、今後におきましては企業誘致並びに税の徴収率向上等による自主財源確保に努めるとともに、危機感を持って一層の行財政改革を進めなければならないと強く感じているところであります。
 私の財政再建論の根幹は、市民の皆様お一人お一人の行政サービス満足度の向上にあります。そして、行財政改革の概念を量から質へと転換させていかなければならないと考えております。そのためにも、全国の地方公共団体が非常に厳しい財政状況の中で、本市におきましても現状の財政指標に満足することなく、不断の決意で行財政改革に取り組んでまいりたいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いを申し上げます。
○議長(堀口正良君) 1番根本光治君。
◆1番(根本光治君) 再質問をさせていただきます。
 非常に今答弁なされて、教科書どおりというか、余りにも教科書どおりで、でもちょっとわかりづらいという、何をいわんとしているのだろうというのがちょっとわからなかったのですけれども、厳しいという状況、この稲敷市が厳しいという状況はもちろんここにいる議員さんもすべてわかっております。わかっている中で今回その質問をさせていただいたというのは、先ほども質問の中で、質問というか前のやりとりの中でも、先の話をする、将来の話をする何よりも今立っている位置、市長が立っている位置、私たちが立っているこの稲敷市が本当はどうなのだろうということが一番聞きたいわけでございます。
 何でそういうことを言うかといいますと、選挙からずっと終わりましていろいろなところを歩いていると、稲敷市はもう財政破たん状態ではないかと、金がないのに庁舎などを考えているのだとか、箱物行政ではしようがないだろうという、いやいやそれは大きな声があります。そういうことをずっと考えていると、市長選のときにそういうことを市長自身がいろいろおっしゃられたことがそういうふうに浸透しているのかなというところがございますので、そこの部分の今の立ち位置、先ほども言いましたように、データでもお示ししたとおりに、立ち位置、今の稲敷市の現状というのをまずはっきりしてから、だからそういうことはないよとか、いや本当にあした夕張市のようになってしまうのだとか、そこら辺のことをまずはっきりしてから将来のことを語っていただきたいなというところで、市長におかれまして、その部分の、今の稲敷市の立ち位置、現状というものは市長自身どう考えていらっしゃるのだろうかと。
 選挙前というのは確かに情報がなかなかなかったり、薄かったり、間違っていたりということがあったと思います。しかしながら、市長になられてきちっとしたデータを持たれて、見て、説明を受けて、その中では考えは間違いなく変わっていると思うのです。変わっている理由の一つとして、選挙であれだけ財政再建、財政再建、財政はもうつくり直すのだと、どうしようもないつくり直すのだというところから、選挙に当選されていろいろなところでごあいさつを聞いたりしていますけれども、財政改革という言葉に変わっているのが一つの点だと思います。そこら辺、まずはっきり、私どもも含め、市民の方々にわかるように説明をしていただければと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(堀口正良君) 市長田口久克君。
               〔市長田口久克君登壇〕
◎市長(田口久克君) お答えをさせていただきます。
 選挙時も現在も全く認識は変わっておりません。
 平成21年3月末現在、国の借金553兆円、国民当たりに換算しますと約433万円。茨城県でも7,000億円、県民1人当たりに換算しますと58万円の借金があるといわれております。それで、ちなみに稲敷市においてもですが、約313億円、市民1人当たりに換算しますと約75万円の借金がございます。今後人口減少社会を迎えますと、生産人口が減少すればますます財源は不足していくわけでありますから、夕張市を一例に挙げましたが、全国どこの自治体も財政再建団体になる可能性はあるものと認識をいたしております。
○議長(堀口正良君) 1番根本光治君。
◆1番(根本光治君) ちょっと非常に残念なお話になってきてしまいました。
 通常、役所でお話をするときにやりとりをするならば、借金というならば一般会計の143億円、そこをベースに、そうすると一部事務組合とかすべてを入れて300億円というお話ですよね、これ。
 それで、私が思うに、借金はそれは家庭ではしない方がもちろんいいし、切り詰めるのがいいし、これはわかるのですけれども、行政はやらなければいけないことがあると思うのですよ。そういう中で、例えば借金の仕方だって、国の国策の中で例えば100億円のものを、下水をやろうと思ったら50億円を最初借金してくれと、次は、今一気にお金を返せないから25億円、借金の公平性からいっても長く使うものに関しては皆さんに払っていただこうという、だから一概に借金がこれだというようなお話ではないと思うのですね。そこで、多分総務部長だとか財政課長が答弁されたら違うお話が出ると思うのですよ。そこら辺の認識をまずはっきりしていただきたいと強く思うのと、全国の全部の自治体が夕張市になってしまうというそういうお話ではないと思うのですよね。
 今立っている位置はどうなのだろうかと、市民に心配を与えない、そしてこういうことをやっていくということが市長の仕事だと思います。ぜひ、そこら辺を再度わかっていただくご努力、本当に言葉はちょっと失礼なのですけれども、ご努力をお願いしたいのと同時に、今の答弁を聞いていて、市民の方々、今ビデオで放送されますから、そういう方々が非常に不安に思うと思います。この合併してからここまで、ここにいる26人の議員さん、議決をしてきました。これは方向性に間違いがないと思うから議決をしてきているわけで、夕張市のような財政破たんをつくるために議決をしてきているわけではないと思います。今回の当初予算も26人満場一致で議決をしてきているわけでございます。ちょっと何かそこら辺のニュアンスが市長が考えていることと、私は厳しいながらでも一生懸命やってきているのがこの稲敷だよと、なおかつこの田口市長からこれからもっと一生懸命やるよというお話を本当は聞きたいのですけれども、というと全否定をされているような気がしてならないのですね。
 5月1日の初登庁のとき、その当時、財政の中枢でやられた方がちょっと時代が古いみたいな選挙異動みたいなものがありまして、ということと今の話とかすべて一致すると何かそんな感じがしてしようがないんですね。今までもだめなのだと。私は決して稲敷市の財政が危機的状況であるとも思わないし、また厳しいながらも危機的状況ではないと。その中でいろいろなアイデアを出しながら、使うべきところには使い、絞るところは絞り、効率よく使っていただけるような行政運営をお願いしたいと思っております。
 ここでもう一つ市長に、私の今の話を再度もう一度答弁をお願いしたいと思うのですけれども、よろしくお願いいたします。
○議長(堀口正良君) 市長田口久克君。
               〔市長田口久克君登壇〕
◎市長(田口久克君) ご質問にお答えをさせていただきます。
 確かに、財政指標から見ますと他市町村と比較しまして悪くない状況にはあります。しかし、近隣の市と比較した場合、都市基盤のインフラの整備状況はもう歴然としていまして、今後、道路、下水道等必要なインフラ整備、これを達成しなければならない、今の財政状況は決して現在の財政指標だけでははかれるものではないというふうに認識をしております。そして、議員さんがおっしゃるように、行政改革をこれから進めなければならないという認識も一致しているものと思います。であれば、全国どこの自治体も疲弊している状況の中で、現状がいいのか悪いのかという観点よりも、今後の改革に手を携えて一緒に取り組んでいただきたいというふうに存じております。
 以上であります。
○議長(堀口正良君) 以上で、根本光治君の質問は終わりました。
 ここで休憩いたします。
               午前10時44分休憩
         ──────────────────────
               午前11時00分開議
○議長(堀口正良君) 再開します。
 次に、14番根本 保君。
               〔14番根本 保君登壇〕
◆14番(根本保君) 14番の根本(保)です。
 きょうは大変足元の悪い中、この議場開設以来のお運びをいただきまして、まことにありがとうございます。
 いささか緊張はしておりますけれども、よろしくお願いします。
 それでは、通告に従い一般質問をさせていただきます。
 初めに、去る5月26日に開かれました臨時議会の冒頭におきまして、田口新市長による施政方針演説がありました。10項目にわたるそのいずれもが、稲敷市が抱えている現状や諸問題を直視しており、これからの諸課題に果敢に取り組んで将来のあるべき姿を示したまことに力強い口調のもと、格調高いものであったと私は拝聴いたしました。およそ20分にわたるその施政方針演説の最後に述べられた、風通しのよい笑顔の絶えない明るい職場、ガラス張りの庁舎にするのだという結びの部分が私には強く印象に残ったものであります。
 先日、東庁舎に勤務している職員に会った際、私の通告質問の内容を知っていて、根本(保)さん、上意下達のパターンは昔から変わっていませんよと話しかけられました。その職員の話すところによると、現場の第一線で働いている人が上司、上の位の者に進言する、物を申すということはほとんどなかったというものであります。
 そこで、私が常々思うに、稲敷市の再生活性化のかぎ、ヒントを握っているのは、ふだん第一線で働いている多くの有能な職員の中にこそあるのではないでしょうか。その方々の潜在的な能力ややる気、熱気というような意欲を引き出してやるのが、市長初め執行部の皆さんの仕事だと思うのであります。つまり、これまでの上意下達型の行政運営から下意上達の手法に、つまりトップダウン方式からボトムアップ方式に変えてみてはどうかという提案であります。職員1人1人の皆さんがどんなにすばらしい提案や発想を持っていても、口頭で上司に言うのはなかなか難しいものであります。
 そこで私は、以前にも一般質問で取り上げました改善提案制度の導入を図ってみてはどうかというものであります。一昨年のことですから、この議場におられる皆さんの中にも御存じ、ご記憶の方がいらっしゃることと思います。時の高城市長は、答弁の中で、早い時期に職員提案制度に移行させて、職員1人1人のアイデアや創意工夫を政策等に取り入れて、市政のさらなる発展を目指したいと意欲的に申しておりましたが、しかしながら、その後、幹部職員との懇談や一般職員の方々の話を伺ってみてもさっぱり要領を得ない状態であり、ほとんどの職員は改善提案という言葉さえ知りませんでした。
 さて、田口市長は、稲敷市の再生さらには平成の維新にも似た市政の刷新を掲げて登場したのであります。願わくば、私の提案が市長が高く掲げた施政方針の具現化に向けての一助になれば幸いであります。市長のご所見をお伺いいたします。
○議長(堀口正良君) 市長田口久克君。
               〔市長田口久克君登壇〕
◎市長(田口久克君) 根本 保議員の上意下達から下意上達についてのご質問にお答えいたします。
 現在の厳しい行財政環境にあって、稲敷市が将来に向けて魅力ある行政運営を行っていくためには、いかなる環境変化にも適切に対応可能な市役所を構築し、そしてそこで働いている稲敷市の職員の能力、やる気、気概を高めていくことが大変重要であると考えております。このことが本当の意味で実効性のある真の地方分権確立にも資するものであるという基本認識を持っております。
 稲敷市の職員1人1人が明確な目的意識あるいは問題意識を持って、いわゆる行政機構にありがちな前例踏襲であるとか事なかれ主義、そういった意識が仮にあるとすれば、これを排除しなければならないと考えております。私も事あるごとに幹部職員に指導してまいりたいと考えております。そして、これまで以上に時代を先取りするような柔軟な発想で業務、職務に当たること、このことも重要でございます。これにつきましてもさまざまな機会をとらえて、私自身が幹部及び職員に対して、できる限りわかりやすく、時には厳しい内容も含めてメッセージを発信したいと考えております。
 職員の意識あるいはやる気を一層高めていくために、若手職員あるいは中堅職員が中心になった、いわゆるプロジェクトチーム方式で、職員の意識改革などについて効果的な手法を検討させたいと考えております。ご理解のほどをよろしくお願い申し上げます。
○議長(堀口正良君) 14番根本 保君。
◆14番(根本保君) 再質問をさせていただきます。
 高城前市長の答弁の中にもあった早期に導入という文言がありましたが、今、田口市長のご答弁を聞いていて、旧来の慣習にとらわれず、常に問題意識を持ってこれらに取り組むということでございます。
 私、先日、8日の朝のNHKテレビにおきまして元気のある伸びる会社を紹介しておりました。それを拝見しておりましたが、未来工業という会社なのですが、当初4人で始めた会社が創業以来40年、その間、これまでの業績が前年を下回ったことは一度もなかったというのであります。その秘訣を社長に尋ねてみたところ、工場内のあちこちに提案箱というものが置いてありまして、その紙に先ほど市長が言ったような常々考えている問題意識や提案を提案箱に投入して、多い人では年間に300枚を提出するそうです。1枚500円でありますから、年間に多い人は1人で15万円手に入れることになります。それが業務の改善、もしくは新製品の開発につながって、今の会社の成長を支えているというものであります。私は、そのテレビを見て、企業の経営においても自治体の運営においても、物の見方、考え方には大差はないものと考えております。
 田口市長におかれましては、職員の知恵や市民の声に耳を傾けながら、今後の市政運営に取り組んでいただきたいと思うわけでありますが、市長の考えをお聞かせください。
○議長(堀口正良君) 市長田口久克君。
               〔市長田口久克君登壇〕
◎市長(田口久克君) お答えをさせていただきます。
 私としては、まずは職員の方々が働きたい職場、働きやすい職場にすることが必要と考えているところであり、根本(保)議員がおっしゃるように、提案制度及び提案に対する表彰制度の設置を検討し、職員のやる気、モチベーションを高めるために、些細なことや小さな提案でも業務改善につながる積極的な改善に努めたいと考えておりますので、ご理解願いたいと存じます。
○議長(堀口正良君) 14番根本 保君。
◆14番(根本保君) 大変前向きな、私の予想に反した答弁をいただき、ありがとうございます。
 このほど県庁に橋本知事を訪ねる機会があり、話の中で知事は、稲敷には何があるのだろうなと一時首をひねっておられましたが、私が思うに、稲敷には豊かな自然とそれにはぐくまれた農産物があります。また、灯台もと暗しで、ふだん何気ない感じがしますが、すばらしい観光資源も手ずからそのままに残されております。別れ際に知事は、田口市長はNHK出身ではないですか、NHKを大いに活用して稲敷をPRしてもらったらどうですかというお話が帰り際にありました。私も全く同感でございます。市長の稲敷市のPR、NHKは宣伝料ただでございます、よろしくご答弁をお願いします。
○議長(堀口正良君) 上意下達と関係ありますか。逸脱してはだめですよ、上意下達で再質問しないと。
 根本 保君。
◆14番(根本保君) 職員の執行部からもそういう要請が当然あると思うのですよ、出身が出身ですから。そういう声にどう傾けるか、お願いします。
○議長(堀口正良君) 市長田口久克君。
               〔市長田口久克君登壇〕
◎市長(田口久克君) 根本 保議員のご質問にお答えをさせていただきます。
 元NHK報道局出身ということでありまして、存分にNHK、そして民放のマスコミの方々には、いろいろな面で個人的にお願いをさせていただいております。当然、市のコマーシャルであります。いろいろな席へ出させていただいても市のコマーシャルをさせていただいております。何度でもこれはやっていこうというふうに考えております。一生懸命頑張るつもりであります。議員の皆様方のご協力をひとつよろしくお願いいたします。
○議長(堀口正良君) 以上で、根本 保君の質問は終わりました。
 暫時休憩します。
               午前11時17分休憩
         ──────────────────────
               午前11時18分開議
○議長(堀口正良君) 再開します。
 次に、12番木内義延君。
               〔12番木内義延君登壇〕
◆12番(木内義延君) 12番木内義延です。
 先ほどの人も言っていましたが、このようなきょうのような悪天候の中、大勢の皆さんに傍聴においでをいただきました。緊張感で胸がいっぱいです。心臓が張り裂けそうでございます。それとともに、非常にやりがいも感じております。いずれにいたしましても大勢の人に議会を傍聴していただくということは開かれた議会という観点からも大いに歓迎するところであると考えております。
 本題に入ります。
 今回の私の質問は教育問題でありますが、その中でも小学校の適正配置についての田口市長の考え方をお聞きしたいと思います。自分の言葉で率直に答弁してほしいと考えております。
 現在、稲敷市の人口は4万7,500人ほどになっているようであります。そして、21年、ことし5月現在の市内小学校の在籍児童数は2,347名で、昨年より98名減っております。1年で3学級がなくなってしまったということでしょうか。年間の出生数はおよそ300人前後で推移していまして、将来的にはますます減る傾向にあります。小学校の中には既に複式学級を持つ学校があり、一、二年後にはさらに複式学級を持つ学校ができる可能性があります。
 このような状況下で、市内には16の小学校があり、児童数に対して学校数が多過ぎるのではないかとの観点から、平成19年ですか、適正配置検討委員会が組織され、1年間の協議と関係者に対するアンケートの結果などを踏まえ、16の小学校を6校に再編、統合すべきとの答申がなされました。執行部では、これを踏まえ、それぞれの地域の事情、財政上の観点から7校が妥当ではないかと、地域の立地条件あるいは校舎の新築、増築等それぞれの条件を各地域の議員、ほかの組織に説明をし了承されたところであります。
 田口市長はこれまでのこのような経緯を尊重し、高城前市長時代の計画を継承継続して、児童数に合った小学校の適正配置を進めていく考えでしょうか。それとも、あなたは停滞から前進へと流れを変えることを大きな公約の一つにして当選してきたのですから、あなたを支持してくれた有権者を裏切らないためにも、これまでの計画をすべてほごにして、白紙にして、これから幼稚園、小学校、中学校の適正配置を含めて、田口市長としての教育行政を進めていくのですか。それとも、田口市長は所信表明で、中長期の将来を見据えて限られた財政、資源を最大限有効に利することが確立できれば、財政危機をチャンスに変えられると述べておりますが、それでは財政の有効活用の方策が見つからなければ現状維持、現在のままで小学校教育を続けていくのか、あるいは言葉をかえれば、方策が確立できるまで合併特例債の期限などに頓着せず、複式学級が増加しようと小規模校化が進もうと、何らなすことなく、だらだらと教育行政を進めていくのですか。
 あなたは、市民を大事にして市民の目線で市民との協働による元気で明るいまちづくりをしていきたいと公約で言っていたように記憶していますが、そういうまちづくりの基本は教育ではないのですか。まちづくりと人づくりは表裏一体、車の両輪のように思いますが、田口市長の考えを聞かせてください。
○議長(堀口正良君) 市長田口久克君。
               〔市長田口久克君登壇〕
◎市長(田口久克君) 木内義延議員の市内の小学校の適正配置についてのご質問にお答えいたします。
 市内の学校は、少子化により児童生徒数が減少し、予想以上に学校の小規模化が急速に進んでおります。また、教育を取り巻くさまざまな環境の変化などもあり、適正な規模による教育の充実が重要な課題であると考えております。加えて、建築後30年以上が経過した学校校舎の老朽改修や校舎の耐震不足解消のための耐震補強事業などは速やかに取り組むべき行政上の課題であると考えております。
 学校の適正配置につきましては、これまで学校及び幼稚園適正配置検討委員会の答申をいただき、議会の皆様を初め区長会やPTA、学校など、適正配置に向けた説明会を行い、これからの学校教育のあり方についてご意見をちょうだいしてまいりました。
 これから市全体の学校再編実施計画の策定に着手してまいるわけでございますが、これまで皆様方からちょうだいいたしました貴重なご意見を尊重させていただくとともに、これからも議会を初め区長会やPTAなどの皆様のご意見を拝聴し、学校の適正配置と学校施設の耐震化とのバランスのとれた計画を策定してまいりたいと考えております。
 学校の適正配置は、子供たちによりよい教育環境を提供するためには急務の施策であると考えておりますので、統合した場合の効果検証や適正配置実施の際に考慮すべき事項など、多面的な検証を行い速やかに対応してまいりたいと考えております。ご理解を賜りたくお願いを申し上げます。
○議長(堀口正良君) 12番木内義延君。
◆12番(木内義延君) 再質問です。
 言語明瞭、意味不明ですよね。そういう抽象的な言葉ではなく、もっと具体的に、市長自身の言葉で明快に答えてほしいと思います。言葉の一つ一つはきれいで立派なのですが、どうも玉虫色で、市長の考え方、姿勢が見えてこない、聞こえてこないような気がします。
 ただいまの答弁で、やらないとは言っていないですよね。やるんですよね。ただ、やるとは、実施するとも一言も言っていないですね。適正配置は急務の課題であり速やかに対応するという言い方ですよね。これを実施するという言葉として受け取っていいでしょうか。
 それから、学校再編実施計画の策定に着手と言いましたが、いつとは言っていない。いつ着手するのですか。市長は、スピード感を持って行政を執行すると言ったと記憶しています。言葉だけでは終わらないようにしてください。お願いします。そして、再編実施計画の策定に着手するについては、これまでの貴重なご意見を尊重してと言いましたが、これは参考程度にとめ置くという別の表現ではないかと受け取れました。要するに、田口市長の考えのもとに新しく計画を策定していくと受け取っていいでしょうか。
 田口市長は、市長選の折に箱物行政を強く批判していたように思います。この検討委員会の答申に基づいて再配置、適正配置が実現の折には新築の校舎が必要になる可能性が強いのではないかと考えます。そのときには校舎を建てるのですか。校舎は箱物ではないのですか。答えてください。
○議長(堀口正良君) 市長田口久克君。
               〔市長田口久克君登壇〕
◎市長(田口久克君) お答えさせていただきます。
 私は、教育の継続性は重視すべきと考えております。適正配置計画の推進についても同様に考えております。
 それから、もう一つ箱物ということでありますので、私は選挙時に箱物行政への批判は申し上げておりません。庁舎、学校問題につきましても、今求められているのはコスト負担の納税者とどう向き合うのか、その第1は情報の共有化、共通の認識をどうつくるかであると考えているところでありますので、ご理解をいただきたいと存じます。
○議長(堀口正良君) 暫時休憩します。
               午前11時32分休憩
         ──────────────────────
               午前11時33分開議
○議長(堀口正良君) 再開します。
 再答弁を求めます。
◎市長(田口久克君) お答えをさせていただきます。
 木内議員がおっしゃったように、これまでの経緯を尊重いたしまして、前市長時代の計画を継承継続していくという考えでございます。児童数に合った小学校の適正配置を進めていく考えであります。
○議長(堀口正良君) 12番木内義延君。
◆12番(木内義延君) どうも質問と答弁がかみ合わないような気がします。
 私は今再質問で五つほど質問したと思いますが、その中で満足できる答弁は一つだったかなと思っています。
 先ほども言いましたが、あなたは停滞から前進へと言っていました。それは認めてもらえると思いますが、これが目標なのでしょうが、非常に耳ざわりのよい大胆なことをスローガンに掲げておられたと記憶しています。しかし、今のあなたの姿を見ていると、前進どころか後ろに下がっていると感じるのは私だけでしょうか。稲敷市にとって大きなマイナスであると考えています。
 田口市長、あなたには予算に基づいて、条例に基づいて行政を執行するという活躍の場が与えられています、もちろんのことですが。しかし、我々議員には予算の妥当性とその執行状況を審査する、そしてこの本会議において質問する権利、これが大きな権利であり仕事の一つなのですが、この大事な質問にももう少しまじめに具体的に答えてもらいたいと考えています。どうせ3回質問すれば終わりなんだからというふうな考えが頭の隅かあるいは真ん中にでんとあるのではないですか、違いますか。
 これは3回目の質問です。最後に一つ、適正配置計画と合併特例債の絡みをどう考えているのか、特例債のことは念頭に置くが、26年ですか、それまでにという時間にはこだわらないで適正配置の計画を策定していくのか、最後にお聞かせください。
○議長(堀口正良君) 市長田口久克君。
               〔市長田口久克君登壇〕
◎市長(田口久克君) ただいまのご質問にお答えをさせていただきます。
 確かに合併特例債は有利な財源ではありますが、市民の皆様に十分財源的なことも踏まえ、ご理解を得るべきと考えております。建設を進めるに当たっては、合併特例債期間内の平成26年度までに完成すべく努力したいと考えております。
○議長(堀口正良君) 以上で、12番木内義延君の質問は終わりました。
 ここで休憩いたします。
               午前11時38分休憩
         ──────────────────────
               午後 1時00分開議
○議長(堀口正良君) 再開します。
 市長より発言を求められておりますので、これを許可します。
 市長田口久克君。
               〔市長田口久克君登壇〕
◎市長(田口久克君) 先ほど1番議員根本光治議員の財政再建についてのご質問に対する答弁におきまして、16円と申し上げました答弁がございました。16億円の誤りでございますので、お詫び申し上げ訂正させていただきたく存じます。よろしくお願いをいたします。
○議長(堀口正良君) この際申し上げます。
 木内義延君の一般質問の発言につきましては、後日会議録を調査して不穏当発言があった場合はこれを善処いたします。
 直ちに一般質問に入ります。
 9番柳町政広君。
               〔9番柳町政広君登壇〕
◆9番(柳町政広君) 9番柳町でございます。
 皆さんお疲れのところ、今しばらくご清聴のほどをお願いいたしまして、質問に入らせていただきます。
 それでは、初めに田口新市長が思い描く地方分権にふさわしい市民主導による住民自治条例についてであります。
 5月臨時議会の所信表明で、開かれたまちづくりの推進にはより一層の透明性が必要であると断言されておりました。また、多様な行政需用に対応していくためにも健全な財政を維持していくことが何よりも重要であるとも力説されておりました。限られた財源の中で市民生活向上のために何をなすべきかを職員や市民に問いたいとの熱い思いがうかがえました。地方分権が進展する中で、市民との協調のまちづくりを進める上でも、市民の創造性豊かな経験や専門的知識を市政に参画できる場の提供が市民主導による将来の稲敷市を切り開く活力あるまちづくりと位置づけ、その手法として住民自治条例の制定を目指すといわれるゆえんであるならば、日本で最初にまちづくり条例を2年半かけて制定した北海道ニセコ町長の逢坂さんは、条例をつくるに当たってはプロセスが一番重要と言われておりました。
 そこで市長が住民自治条例を活用して新しいまちづくりを始めるなら、条例そのものを市民に感じさせる機運が大切ではないでしょうか。市民が察知できるようなフォーラム、タウンミーティング、ワークショップなど、機運づくりの工夫が望まれると考えます。それらもわからないで何とかしたいなという気持ちでは絵にかいたもちになってしまわないか心配でなりません。制定するからには稲敷市が条例をツールとしてどのように生かすか、また使われる条例でなくてはならないと考えます。
 そこで、最高規範性の住民自治条例について市長のお考えをお尋ねいたします。
 次に、さきの市長選挙における選挙事務等の改善改革についてであります。
 コンマ1秒の節約を今でも早稲田大学マニフェスト研究所は次期総選挙に向け訴え続け、全国の自治体に開票作業のスピードアップを呼びかけております。平成19年第1回定例会でも質問しましたが、さきの市長選挙において、前回の対比等も含め、改善改革の現状についてお尋ねします。よろしくご答弁のほどをお願いします。
○議長(堀口正良君) 市長田口久克君。
               〔市長田口久克君登壇〕
◎市長(田口久克君) 柳町政広議員の市長の考える地方分権にふさわしい市民主導による住民自治条例についてのご質問にお答えいたします。
 参画と協働のまちづくりを一層進めるため、住民自治条例の制定を検討しているところでございます。住民自治条例は、その内容と同じくらい、策定の過程が重要といわれております。それは、本条例が理念条例としての側面もありますが、市民、市、職員などの役割と責務や自治体の役割や仕事の進め方を規定するからであります。つまり、条例施行後もそれぞれが条例の理念を意識し、まちづくりに取り組むためには策定過程でできるだけ多くの立場の人が参画し、当事者意識を持つことに大きな意味を持っているからであります。このため、策定に当たりましては、公募による市民及び学識者等で構成する策定委員会を設置し、議論をいただき、素案を策定いただきたいと考えております。さらに、タウンミーティング等の開催、そして市民アンケート等を実施し、策定経過等を随時お伝えしてまいりたいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いを申し上げます。
○議長(堀口正良君) 選挙管理委員会書記長沼崎忠夫君。
           〔選挙管理委員会書記長沼崎忠夫君登壇〕
◎選挙管理委員会書記長(沼崎忠夫君) 柳町政広議員の市長選挙における選挙事務等の改善改革についてお答え申し上げます。
 今回の市長選挙において、4年前の市長選挙から改善改革された部分を比較しながら説明させていただきます。
 まず、選挙事務から申し上げます。
 選挙当日の投票所につきましては、4年前は市内38カ所でありましたが、平成19年7月の参議院議員選挙から34投票所に、また今回の市長選挙から27投票所に地元のご理解をいただき再編させていただきました。これにより、有権者数500人以下の投票所がなくなりました。4年前と比較いたしまして、市内の投票所において投票管理者が11名、投票立会人が22名減少し、人件費を抑えることができました。また、江戸崎地区に1投票所を増設したことにより、有権者数5,000人、4,000人を越す大規模投票所が解消されたため、投票の待ち時間を改善することができたと思われます。投票所の再編により、市内のポスター掲示場は4年前の259カ所から今回213カ所と減少いたしました。投票事務従事者は、4年前延べ191人から今回延べ171人となり20人減少し、若手職員を中心に配置することにより人件費は約107万円を抑えることができました。
 次に、開票事務で改善改革された点について申し上げます。
 開票開始の時間でありますが、4年前は午後9時30分から開始しておりましたが、選挙結果を選挙人に速やかに知らせることを目標に、平成19年7月の参議院議員選挙からは午後9時10分に早め、さらに今回の市長選は午後9時開始として4年前より30分早めております。8時に各投票所を締めた後、関係者が投票箱と書類の運搬を無駄なく正確に行うことで可能といたしました。
 また、平成19年7月の参議院議員選挙から開票の方式を大幅に変えております。開票に従事する職員は作業服を基本とし、スリッパではなく運動靴を着用し、立ち作業といたしました。係制を廃止しグループ制として職員が持ち場を移動する方式を構築しました。立ち作業に適した机のかさ上げを行い、票の大きさと一致するイチゴパックを色分けして誤りを防ぎ、輪ゴムやグリップどめを省略し、票を500票単位として効率化を図り、疑問票のルールを事前に学習するなど改善を行いました。その結果、4年前の市長選挙での確定時間は11時30分でしたが、今回は10時9分となり、1時間21分早く確定いたしました。開票に係る職員の時間外手当を4年前より約35万円抑えることができたほか、職員の疲労の軽減にもなり、合併前の開票方式の違いをまとめ上げることができたと感じております。
 最後に、選挙経費の総額でございますが、候補者数や制度の違いなどはありますが、4年前の市長選挙では総額2,339万6,870円、今回の市長選挙では総額1,832万2,922円であり、約507万円の減となっております。うち職員人件費の総額は、4年前1,034万458円、今回は693万3,930円であり、約340万円の減となっております。投票事務に従事した職員の平均時間外単価は、4年前が2,422円、今回が2,278円、開票事務に従事した職員の平均時間外単価は、4年前が2,992円、今回が2,166円でありました。
 今後も選挙事務に対して気づきを見逃すことなく、工夫を取り入れ、選挙がより適正に執行できるよう取り組んでまいりますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
 以上です。
○議長(堀口正良君) 9番柳町政広君。
◆9番(柳町政広君) それでは再質問に入らせていただきます。
 先ほど来、住民自治条例が自治体の役割や仕事の進め方を規定するとの市長の答弁ですが、行政計画の上位規定である基本構想と自治体の運営原則である自治条例の範囲の違いは生じないのか疑問でなりません。基本構想が総合的かつ計画的な行政の運営を意図しているのであるなら、住民自治条例はより幅広い地方自治のあり方、つまり議会、行政機関、住民の三者のあり方を規定し、目指すべき自治体の姿を体現したものととらえますが、住民自治条例の最高規範性をどのように担保するのかお尋ねします。
 なお、市長は策定に当たり策定委員会を設置し、議論の末に素案を策定したいとの答弁ですが、これまでの行政からお膳立てされた住民参加の○○審議会や○○諮問、○○策定委員会とは名ばかりで、単なる行政説明資料配布会であって、住民みずから意見交換と理解を深める審議運営ではない実態が見受けられました。策定に当たっては、情報共有と住民参加を二大原則として、時代や社会経済の状況に応じて最低4年に1回見直し、市民が育てていく条例と性格づける必要があると考えますが、市長のご所見をお願いいたします。
○議長(堀口正良君) 市長田口久克君。
               〔市長田口久克君登壇〕
◎市長(田口久克君) お答えいたします。
 総合計画等の行政計画は、一定期間中に達成すべき目標を設定し、その実現のための手法を体系化、総合化したものであります。住民自治条例は、例えば行政計画をどのように策定するのか、計画の位置づけはどうなるのかなどを策定できる意味では、行政計画を規定する上位規範といえますが、このような違いを踏まえる中で、役割分担をして、本市のまちづくりを支えるべきと考えております。計画案ができた段階で、幅広く市民の皆様のご意見を伺いたいと考えておりますので、ご理解をお願い申し上げます。
 以上であります。
○議長(堀口正良君) 9番柳町政広君。
◆9番(柳町政広君) 再々質問になると思います。
 先ほど幅広く市民の意見を伺うということでありますが、稲敷の将来あるべき姿には、生産者起点のまちづくりを、まちづくりのためにはぜひとも住民自治条例を制定し、市長の願うところの夢に近づけていただきたいとエールを送りこの質問を終わりにしまして、次の選挙の再質問の方に入ろうと思います。
○議長(堀口正良君) 今、再々質問というときは答弁を求めるよ。
◆9番(柳町政広君) では、願うところの夢に近づけたいということでありますので、その辺のところの夢をお聞かせ願えればと思います。
○議長(堀口正良君) 市長田口久克君。
               〔市長田口久克君登壇〕
◎市長(田口久克君) お答えさせていただきます。
 柳町議員がおっしゃいますように、市民とともに育てていく条例にしていきたいというふうに思っております。ご理解のほどよろしくお願いを申し上げます。
○議長(堀口正良君) 9番柳町政広君。
◆9番(柳町政広君) それでは、今度選挙事務の方の再質問の方に入らせていただきます。
 先ほどコンマ1秒の節約を提唱しておりますマニフェスト研究所の北川教授の研修会に、当稲敷市でも平成19年3月に職員2名を派遣していただきました。研修当日は私も模擬選挙開票事務のお手伝いをしておりましたが、稲敷市でも職員は作業服を基本とし、足元もスリッパから運動靴としたり、立ち作業に適した机の高さに上げ、イチゴパックを導入し輪ゴムやクリップどめを省略するなど、改善の結果が前回より1時間21分早く確定できたものと思われます。
 そこで再質問ですが、行く行くは財政面をかんがみて、選挙事務経費の軽減、特に職員の時間外単価一つとっても、職員以外の開票事務作業員の導入のお考えはないかお聞かせ願います。
 現在、東京都府中市では学生アルバイトを時給1,500円で採用し、各作業所に150名、開票事務に100名の学生アルバイトを採用している、もちろん学生アルバイトには事前に3回の説明会を開催し、事務執行の手順やルールを徹底しているとの説明でしたが、職員の人件費プラス超過勤務手当等を比較しても割安で、しかも若者は作業が早いため時間短縮になり人件費も削減されるとのことであります。当市では、選挙事務に職員以外の予定はおありか、お尋ねします。
○議長(堀口正良君) 選挙管理委員会書記長沼崎忠夫君。
           〔選挙管理委員会書記長沼崎忠夫君登壇〕
◎選挙管理委員会書記長(沼崎忠夫君) それでは、再質問にお答え申し上げます。
 職員以外の開票事務作業員の導入の考えにつきましては、コンマ1秒の節約の理念からいたしますと、いろいろなアイデアや助言を否定せず改革を取り入れることが重要と認識しております。柳町議員からの意見につきましては、選挙事務経費の軽減、開票事務の公開からもごもっともであり、大変ありがたく受けとめさせていただいております。しかしながら、職員以外の開票事務作業員を導入することにつきましては、難しいのが現状でございます。
 まず、一つ目といたしましては、現実として単発的な臨時職員の希望者がいないということでございます。選挙の期日前投票でも選挙立会人を公募しておりますが、希望者が少ない状況でございます。選挙事務の先進地であります東京都府中市は、大学生などを採用し研修した上で開票事務に従事していると聞いておりますが、学生の街府中市とこの稲敷市とでは学生の数や交通の状況などが明らかに違うと思われます。
 二つ目は、採用する側もされる側もコストが高いということでございます。臨時職員として採用するには履歴書や医師の発行する身体検査書の提出を求めることが市の責務となっております。開票事務の研修も必要であります。研修会に賃金を支払うと市にとって割高になりますし、また当日は短時間勤務になるので採用される側も賃金も少なくメリットを感じていただけない可能性があります。
 続いて、三つ目といたしましては、公募し採用された方が職務に就いた場合、開票に対する不公平感が出ないかということを心配いたします。正規職員以外の者が開票作業をすることで外部から見た選挙開票の信頼性が揺らぐことがあってはなりません。例えば、特定の候補者の支援グループが開票しているとの批判が出ないとも限らないわけでございます。責任の所在、守秘義務にも心配があります。
 以上のことから、開票作業に関しましてはできる限り職員が作業することが望ましいと考えておりますので、ご理解をいただきたくお願い申し上げます。
○議長(堀口正良君) 9番柳町政広君。
◆9番(柳町政広君) 職員以外の予定はないというようなことの、今、選管書記長からの答弁でありますが、アルバイト学生の導入もしかりなのですが、府中市というところには、競馬場もそうですけれども、ここは平和島の競艇場の紙幣計数機というのを利用して大分早くから、もう30年ぐらい前から投票用紙を計算していたというような土壌もあり、そういう自治体でもありましたし、その後、それを投票用紙の計数機として改良した自治体でもあります。そんなところから、当市でもこれからコンマ1秒の節約は開票時間の短縮だけではなく、職員の意識改革やリーダーシップなど、幾つもの成果、成功要因を見つけることができると思いますので、これからも気づきを見逃さないでより一層の改善を期待しまして、質問を終わりにします。
○議長(堀口正良君) 以上で、柳町政広君の質問は終わりました。
 次に、3番大湖金四郎君。
              〔3番大湖金四郎君登壇〕
◆3番(大湖金四郎君) 3番、公明党、大湖金四郎です。
 最後の一般質問です。傍聴者の皆様、長時間本当にご苦労さまでございます。
 通告に従いまして、一般質問を行います。
 私の質問は2題でございます。
 まず、最初に、新庁舎の建設についてでございます。
 新庁舎建設については、前の高城市政で、各地区の代表者、有識者、検討委員会を設け、2年の歳月をかけて、財政面それから地盤の安全性、安価な建設費など、あらゆる角度から検討して結論を出したものでございます。そして、議会では、議員全員の賛成で可決されたものでもあります。田口市長におかれましては、このことを重く受けとめていただきたいのであります。
 市民の声をよく聞く、それを市政に生かしていく、実現していく、このことには私も大賛成です。しかし、それともう一つ大事なのは、この稲敷市の10年、15年、どうしていくか、その基本政策、これが一番大事なことではないでしょうか。市民の皆さんの声を聞くと言いますけれども、やはり市民の皆さんは日常の生活の中での不便さ、そういうものに対して我々議員にもいろいろと要望なりを訴えております。実際、こういう要望等が大半だと思います。市民の中にも10年先の稲敷はこうなるというのは確かにいるとは思いますけれども、現実的にはほとんどの市民の声といいますけれども、日常生活の中での不満、こうしたらいい、こういうことをやっていただきたい、そういうのが大半だと思います。
 そういうことから考えますと、私は新庁舎の建設に対して積極的に推進した1人として、この新庁舎の建設に対しての田口市長の見解をお伺いしたいと思います。
 この合併特例債、合併して10年間使えるのですね。簡単に言うと国が7割、市が3割負担だと、わかりやすく言いますと、そういう有利な条件で、この合併して、今新庁舎をつくらなかったら後世に必ず私は禍根を残すのではないかと信じております。
 そういう意味合いから、田口市長には三つお伺いします。何年をめどに結論を出すのか。二つ目は、新庁舎建設は財政の悪化になるのか。三つ目は、もし新庁舎建設を中止した場合、西高の跡地はどうなるのか。この3点をお伺いいたします。
 次に、国の経済危機対策臨時交付金の活用についてお伺いいたします。
 さきの国会で成立しました今年度の補正予算、その中に地域活性化・公共投資臨時交付金、仮称ですが、1.4兆円あります。また地域活性化・経済危機対策臨時交付金、仮称、これは1兆円あります。その内容は、今これだけの不況、仕事がない、その国民の安心と活力を実現するために各分野における政策を総動員するとあります。
 また、各地方公共団体においては、これらの給付金を積極的に活用して、経済危機対策により追加される公共事業等に速やかに対応するとともに、地方単独事業の事業量の確保に努めるなど、地域経済の状況に応じて果断な対応を積極的に、かつ弾力的に行うとあります。わかりやすく言えば、仕事はどんどんやってください、ふやしてください、そのかわり国が9割負担しますよ、あなたたち1割だけでいいですよ、こういうことなんですね。
 今、市の方でも仕事がなくて困っている人がたくさんおります。そういう業者を支援して、働く人また事業者が元気になる、そのことによって給料も定期的にちゃんともらえるようになったと、物が買えるようになった、物が売れましたと、そうすると今度は民間でのそういう商品の製造や取引、そういう民間での仕事がふえてくるようになります。このことが不景気の脱出につながるわけでありまして、したがって地域の活性化になるわけです。
 そこで、この事業の中身になるわけでありますが、公共事業の前倒しの執行により安全安心の確保ができたり、仕事の中身といたしましては学校の耐震化の早期推進、それから太陽光パネルを初めとするエコの改修事業、また公用車のエコカー普及促進、エアコン、それから校庭の芝生化を一体化する、また河川、道路など関連事業等、ほとんどの事業が含まれております。いわば何でもありといっても過言ではありません。この臨時交付金については、県や各市町村が今大変に注目しております。恐らく9月の議会をめどに各市町村でも計画をしていると思います。早く計画実施の手を挙げた方が有利だよというのがあります。そういうことで、この稲敷市の今計画されている、また検討中のものもあるでしょう、この臨時交付金を使った経済対策事業、今稲敷市ではこうしておりますということをお伺いしたいと思います。
 以上、2点よろしくお願いいたします。
○議長(堀口正良君) 市長田口久克君。
               〔市長田口久克君登壇〕
◎市長(田口久克君) 大湖金四郎議員の新庁舎建設についてのご質問にお答えいたします。
 1点目の何年をめどに結論を出すのかについてでございますが、新庁舎建設事業は町村合併の根幹的大事業であります。これまで市民懇話会、審議会並びに議会等においてさまざまな角度から検討がなされてまいりました。現在、アンケート調査の準備作業に取り組んでおり、今後におきましては調査結果やこれまでの経過を踏まえ、事業の精査を行い、さらに幅広く市民の皆様のご意見を伺うことにより、なるべく早い時期に判断いたしたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと存じます。
 2点目の庁舎建設は財政悪化になるのかについてでございますが、庁舎建設のための基金として20億円積み立てられているものの、将来の財政負担を考えると、市民サービスに影響を与えはしないかと危惧しているところであり、綿密な財政計画のもと、将来に向けて財政負担が生じないよう努力したいと考えております。いずれにいたしましても、今後建設事業費を含めた精査を考えておりますので、ご理解を願いたいと存じます。
 3点目のもし新庁舎建設を中止した場合、西高跡地はどうなるかについてでございますが、江戸崎西高校跡地については県有地の払い下げとなります。市が利用目的を持たなければ取得できないものでありますので、前段ご答弁申し上げましたとおり、あらゆる角度から精査し、判断したいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
 続きまして、国の経済危機対策臨時交付金の活用についてのご質問にお答えいたします。
 議員ご承知のとおり、今国会において14兆円規模の経済危機対策関係経費を計上した平成21年度補正予算が成立しております。今回の補正予算には、地方公共団体が国と歩調を合わせ積極的に経済危機対策に取り組むことができるよう、地方公共団体への配慮として新たに二つの交付金が創設をされております。
 一つが、地域活性化・公共投資臨時交付金、総額1兆4,000億円、もう一つが地域活性化・経済危機対策臨時交付金、総額1兆円であります。公共投資臨時交付金は、経済危機対策における公共事業等の追加に伴う地方負担の軽減を図り、地域における公共投資を円滑に実施することができるよう、また経済危機対策臨時交付金は、地球温暖化対策、少子高齢化社会への対応、安全安心の実現、そのほか将来に向けた地域の実情に応じるきめ細かな事業を積極的に実施できるよう、地方公共団体の負担額や財政力により算定交付されることとされております。
 稲敷市への交付限度額でございますが、公共投資臨時交付金については、地方負担額の算定を行っている段階で、いまだ示されておりませんが、経済危機対策臨時交付金については4億6,798万3,000円が限度額見込みとして示されております。これら二つの交付金を活用するためには、実施計画を作成し、県を通じて国に提出し採択される必要があり、現在実施計画の策定作業に着手したところでございます。今後、最終的な実施計画書提出までに関係部局との詳細な事業内容の検討調整を行い、今後交付限度額が示される公共投資臨時交付金とあわせて、本交付金を有効に活用した事業の実施に取り組んでまいりたいと考えております。
 また、実施計画策定後に補正予算としてご提案させていただく予定でございますので、ご理解を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。
 以上です。
○議長(堀口正良君) 3番大湖金四郎君。
◆3番(大湖金四郎君) それでは、今市長のご答弁いただきました。
 アンケートはやるのですけれども、これはアンケートというのは対象が、例えば基本的に建設に反対するような地域のところからアンケートをとれば当然反対になるのですよね、これは全市民にアンケートをとるのですか、ちょっとお尋ねします。
 いろいろ田口市長におかれましては、やはり市民の行政サービスということが非常に大事なのだということで、石橋をたたいても渡らないという感じもするのですが、しかし、市長、こういう話をちょっとしますね。
 過去に、今から多分30年前後だと思います。私の義理の親父も議員をしていました。それから、旧江戸崎町長、筧町長からもちょっと聞いた話ですが、その当時、環境に対して国でもこれからようやく力を入れていこうというような状況だったのですよ。それで、国の政策で江戸崎町が下水道工事のモデル地区になったと。その当時は金がありましたから、本当はそこでこれが実施されていれば附帯工事で公園とかいろいろなものもできたし、恐らく稲敷市でも江戸崎は今一番発展しているような状況になったと思います。そのときに、その議会の中では賛成派と反対派が相まみえたという状況があったそうです。そのときに、残念ながら否決されてしまっているのですよ。県の方でもほぼ決まっていたわけですから面目丸つぶれ、今後20年間江戸崎には公共事業をやってやらないよ、そういう状況になったのですよ。私も今そのことを考えると、非常に首長、議員の責任は重大なんですよ。もしあのときに公共事業の下水道をやっていれば、今莫大な予算を投じて江戸崎がやることなかったのですよ。住民に相当の負担をかけているわけですよ。ですから、私はあえてこの新庁舎もそのようにならないかと憂いをしているのです。そこのところ、我々議員も、反対している人もいますけれども、よくよく考えていただきたいと思います。
 以上です。
○議長(堀口正良君) 市長田口久克君。
               〔市長田口久克君登壇〕
◎市長(田口久克君) ご質問にお答えをさせていただきます。
 大湖金四郎議員のご参考の意見、十分私の頭の中にも入れまして、ご検討させていただきたいと思っております。
 なお、先ほど申し上げましたように、現在アンケート調査の準備作業に取り組んでいるところでございます。すべての面を含めまして、今事業の精査を行っているところでございますので、もう少しお時間をいただければというふうに思っております。
 以上であります。
○議長(堀口正良君) 3番大湖金四郎君。
◆3番(大湖金四郎君) さすがにNHKでやっぱりやられた方であります。大変スマートで、人間性を私は評価しているのですね。その辺でエールを送りながら今後の活躍に期待しております。ぜひ、よりよい明るい方向に結論を出していただければいいと思うのですが、この件についてはこれで一応おさめます。
 次の経済対策について。
○議長(堀口正良君) 答弁求めなくていいのですね。
◆3番(大湖金四郎君) よろしいです。
 これに関連することで、ちょっと産業建設部長にお知恵を拝借したいのですが、お尋ねしたいことがありますので。
 今、答弁いただきましたいろいろな事業を精査しているということで、それで、一つお伺いしたいのは県道なんです。県の持ち物です。以前はなかなか県道などは幾ら言っても県は金がないからやってくれないのですよ。稲敷市でも前市長が強力にやって、いわゆる打開策とかやっておりますけれども、今回、こういう地域活性化というのでやればできるのですから、ちょっと二つほど、今住民からもいろいろあそこ危ないとか話を聞いているのですね。それで、県道の持ち物で橋とかそういうのが、例えば踏み込んだ話、私の方で、市の方で金を持つからやらせてくれよとか、そういう県の方に働きかけというのはやれますか、やったことありますか。その辺はちょっと県は県のあれだから全然ノータッチなのか、そうではなくて、もう少しこういう経済対策の中でいろいろなことをやっているのだから、これを機に、このチャンスを生かして県の方を動かして、この橋は城下橋といって消防署に行く手前の橋なんですよ。江戸崎保育園の方へ行かれる側道があるのですけれども、これはかなり利用者があるのですが、そこの橋の、もともとは橋をかけたその後に歩道をかけたのだと思うのですが、きょうも確認してきましたら、橋の内側にガードレールがあります。次に橋の欄干が1本あります。歩きます。こちらにも欄干がある。欄干が二つあるんです。ガードレールと壁がある。それがやっぱり細いところから出てくるときに右側が全然見えないのですよ。正面にカーブミラーはあるのですけれども、見づらい。そこで過去に事故もあります。非常に困っている人もいます。そういうのを県の方にやっていただきたいなと。
 それからもう一つ、西高までのこれは県道231号線、稲敷阿見線ですか、犬塚の、あそこの常陸大塚の坂がS字型のカーブになっているのですけれども、左側は崖でガードレールがあるのですね。年輩の方が買い物に行くんですよ、よく通ります。急な上り坂だから自転車を押していくわけですね。そうすると、その自転車を追い越そうとして車が来るとS字カーブなもので上から車が来るとおばちゃんたちは逃げ場がないのですよ。挟まれる状態です。こういう危険なところもあるのですよ。県道なのです。そういうのをどう考えておられますか、県の方でやれるのか、それもちょっとあわせてお尋ねします。
○議長(堀口正良君) 産業建設部長久保木善信君。
            〔産業建設部長久保木善信君登壇〕
◎産業建設部長(久保木善信君) 大湖議員の再質問についてお答えいたします。
 初めに城下橋の、恐らく歩道橋の欄干のことだと思いますが、これにつきまして、まず、市では県道、江戸崎新利根線の市街地の一部が移管されたときに県道から市街地に入るための渋滞を緩和するために、龍ケ崎工事事務所に右折レーンの要望をしております。しかしながら、城下橋付近の改築計画については今のところはないとのことであります。しかし、市道から県道に出るのに歩道橋の欄干により県道側の車が確かに見づらいところでありますので、これにつきましては歩道の欄干を見やすいようなものにしていただくように龍ケ崎工事事務所の方に要望してまいりたいと思っております。
 それと、恐らく大湖議員さんが今申し上げたのは、県道、江戸崎阿見線の西高跡地までの整備計画についてではないかと思いますが、これにつきましては、昨年、市より県に整備の要望をしまして協議をしました結果、県事業の新市町村づくり支援事業として取り組むことで本年度から平成25年度までの計画で整備をしていく予定であります。
 なお、本年度はビジネスホテル前のプレロードしてある先から西高跡地までの約1,000メートルと町中一部の約170メートルでありますが、路線測量と詳細設計を龍ケ崎工事事務所で行う予定になっておりますので、よろしくお願いします。
 以上であります。
○議長(堀口正良君) 3番大湖金四郎君。
◆3番(大湖金四郎君) 今の話は大変よくわかりました。非常に頑張っていただいてありがとうございます。
 そこで、この経済対策、これは産業建設ばかりではないのですよね。ある意味では全部、市民生活も教育福祉も全部引っかかっている話なんですよ。こういうのは総務省からそういうのは既にわかっていると思いますが、末端まで、課長クラスまではこういう話があると、事業内容とかそういうのでこういうのができるのか、こういうのができるのかと、そういう突っ込んだ話、協議はしているのですか。これは大事なんです。これだけの9割を国で持つというのだから、そういうのをいろいろな角度からやらないと。それとも余り仕事がふえては困るとか、そういう考えではないと思うのですけれども、やっぱり末端まで協議を重ねているのかどうか、お伺いします。
 これは、市長でも総務部長でもよろしいです。
○議長(堀口正良君) 総務部長岩瀬和男君。
              〔総務部長岩瀬和男君登壇〕
◎総務部長(岩瀬和男君) ご質問についてお答えいたします。
 この件につきましては、去る5月26日に、臨時議会のあった日でございますけれども、各部長さんにお集まりをいただきまして、計画の取りまとめについてお願いをしたところでございます。計画に当たりましては、より有効な事業が実施できるように検討を重ねてまいりたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。
 以上でございます。
○議長(堀口正良君) 以上で、3番議員大湖金四郎君の質問は終了いたしました。
 以上で、本日の日程は終了いたしました。
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○議長(堀口正良君) 次の本会議は、明日12日午前10時から本議場において再開いたしますので、こぞって登壇されますよう希求申し上げ、本日はこれにて散会いたします。
 大変ご苦労さまでした。
                午後1時54分散会