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茨城県 守谷市

平成21年第 3回定例会−09月14日-03号




平成21年第 3回定例会

                平成21年第3回
            守谷市議会定例会会議録 第3号
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         平成21年9月14日 午前10時08分開議
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1.出席議員 20名
    議長 18番 又 耒 成 人 君  副議長 17番 山 田 清 美 君
        1番 高 梨 恭 子 君       2番 高 木 和 志 君
        3番 鈴 木   榮 君       4番 高 橋 典 久 君
        5番 浅 川 利 夫 君       6番 山 崎 裕 子 君
        7番 酒 井 弘 仁 君       8番 川 名 敏 子 君
        9番 唐木田 幸 司 君      10番 市 川 和 代 君
       11番 尾 崎 靖 男 君      12番 佐 藤 弘 子 君
       13番 伯耆田 富 夫 君      14番 松 丸 修 久 君
       15番 梅 木 伸 治 君      16番 平 野 寿 朗 君
       19番 中 田 孝太郎 君      20番 倉 持   洋 君

1.欠席議員
        な し

1.出席説明者
       市長                 会 田 真 一 君
       副市長                橋 本 孝 夫 君
       教育長                北 村 裕 信 君
       総務部長               寺 田 功 一 君
       生活経済部長             下 村 文 男 君
       保健福祉部長             茂 呂   茂 君
       都市整備部長             笠 見 吉 代 君
       教育部長               弘 澤   廣 君
       上下水道事務所長           染 谷 精 一 君
       総務部次長              笠 川 悦 範 君
       総務部次長              横 瀬   博 君
       生活経済部次長            松 丸 美恵子 君
       保健福祉部次長            比 前 静 代 君
       都市整備部次長            高 橋   要 君
       教育次長               染 谷   隆 君
       会計管理者              椎 名 一 夫 君
       総務部参事補             岡 田 宏 美 君
       農業委員会事務局長          瀬 尾 勝 重 君

1. 本会議に職務のため出席した者
       議会事務局長             上 野 久 芳
       書    記             菅 谷 智 弘



          平成21年第3回定例会一般質問通告事項
通 告 順
1番 浅 川 利 夫 議員
  1.市道の現状 〔担当部長〕
   (1)守谷市の公道(市道)は何キロ(道幅別内訳),私道はどの位あるか
   (2)市道の管理(台帳と現況,機能の確保)。拡幅が必要な(生活)道路は
   (3)拡幅必要土地(面積)について分筆できないか,私道の取扱い
   (4)車社会における生活道路の確保と舗装基準は
  2.違法建築(建物,塀)有るのか無いのか〔担当部長〕
   (1)行政で確認している違法建築(建物,塀)は
   (2)違法建築にどのように対応しているのか
   (3)やり得が無いように(既得を認めない)
  3.景気対策交付金のその後〔担当部長〕
   (1)地産地消拡大計画は

2番 川 名 敏 子 議員
  1. 脱法ドラッグ追放運動〔市長・担当部長〕
   (1)現在の取り組みと成果
   (2)社会教育と学校教育の必要性
  2.新型インフルエンザ対策について〔市長・保健福祉部長〕
   (1)爆発的な感染を防ぐための対策(学校・地域・事業所等)
   (2)感染すると重篤な症状をきたす病気や妊婦・幼児等への対応
   (3)ワクチン接種の手順と助成金
   (4)地域の病院の対応状況
  3.文化財の保護と展示〔市長・担当部長〕
   (1)保管状態と市民への公開
   (2)今後の取り組み
  4.ガン検診とガン予防教育〔市長・保健福祉部長・教育部長〕
   (1)女性のガン検診 無料クーポンの活用,電話お知らせ事業で日本一の受診率に
   (2)前立腺ガンにも助成金を
   (3)子どもの為のガン教育
  5.市民活動災害補償制度〔市長・総務部長〕
   (1)安心して地域活動やボランティアができる為に市ができること

3番 高 梨 恭 子 議員
  1.みずき野の過疎化について〔市長・担当部長〕
   (1)みずき野地区の現状
   (2)今後の市の施策
  2.地域交流バスについて〔市長・担当部長〕
   (1)モコバス運行開始から1ケ月の状況
   (2)郷州沼崎線を利用した地域交流バスの運行予定
  3.市内各所の冠水対策について〔市長・担当部長〕
   (1)計画と進捗状況
   (2)未実施箇所の今後の対応
  4.街路樹の管理について〔市長・担当部長〕
   (1)街路樹の管理の現状と計画
   (2)今後の対応

4番 山 崎 裕 子 議員
  1.守谷小学校改築事業〔市長・担当部長〕
   (1)進捗状況
  2.新型インフルエンザ〔市長・担当部長〕
   (1)進捗状況
   (2)対応マニュアル,講習会等
  3.介護保険料について〔市長・担当部長〕
   (1)利用者状況
  4.オオタカモニタリング調査の見直しを考えてはどうか。〔市長・担当部長〕
   (1)これまでの経緯
   (2)年数,費用
  5.小学校田植え体験について〔市長・担当部長〕
   (1)市民からの意見

5番 高 木 和 志 議員
  1.地域活性化について〔市長・担当部長〕
   (1)地域コミュニケーションの現状をどう感じているか
   (2)今後の地域コミュニケーションの方策は
   (3)市民による市民のための電子町内会は
  2.災害時要援護者の避難支援対策の取り組み状況について〔市長・担当部長〕
   (1)全体計画の策定状況は
   (2)個別計画の作成状況は
   (3)近年の災害による犠牲者について
   (4)災害時要援護者の避難支援訓練について
  3.改正農地法について〔市長・担当部長〕
   (1)守谷市への影響をどのように考えているか
   (2)農業委員会の体制の強化は,どのように考えているか
   (3)農地利用集積円滑化団体は
  4.ドクターヘリについて〔市長・担当部長〕
   (1)守谷市にとっての必要性は
   (2)ドクターヘリの実施時期について
   (3)離着陸場の整備について

6番 梅 木 伸 治 議員
  1.高齢者福祉サービスの不思議〔担当部長〕
        ──なぜ市町村民税が課税されている者は除かれるのか
   (1)寝具洗濯乾燥消毒サービス事業
   (2)軽度生活援助事業
   (3)食の自立支援事業(配食サービス)
   (4)寝たきり高齢者紙おむつ支給事業

7番 松 丸 修 久 議員
  1.平成20年度決算による財政指標について   〔担当部長〕
  2.集中改革プランの平成26年度予想数値について〔担当部長〕
  3.政権交代による市行政への影響予測について 〔担当部長〕
  4.小中一環教育について           〔担当部長〕

8番 市 川 和 代 議員
  1.高齢者が安心して暮らせるために〔市長・担当部長〕
   (1)介護世帯の現状と課題
(2)認知症について
   (3)住宅について
   (4)公共交通(モコバス等)は高齢者の足になりうるか
  2.都市計画道路について〔担当部長〕
   (1)進捗状況と課題

9番 平 野 寿 朗 議員
  1.上下水道料金値下げについて 〔市長・上下水道事務所長〕
   (1)上下水道会計の現状
   (2)今後考えられる変化
   (3)値下げの前倒しを
  2.地方政治から国政への意見を〔市長・担当部長〕
   (1)後期高齢者医療制度,国保等
   (2)55年体制,60年アンポ,そしてアンポ60年,
      市長が考える国政への意見は

10番 鈴 木   榮 議員
  1.松並土地区画整理事業における松並木の保存・継承対策〔担当部長〕
  2.オオタカモニタリング調査費用の低減化〔担当部長〕
  3.母子家庭と父子家庭の支援格差〔担当部長〕
  4.食育に関する取り組み状況  〔担当部長〕
   (1)教育関係
   (2)保健福祉関係
   (3)生活経済関係
  5.新学習指導要領における道徳教育の取り組み〔教育長〕
   (1)伝統文化関係
   (2)福祉関係
   (3)環境関係

11番 酒 井 弘 仁 議員
  1.守谷市内バス運行(モコバス)について〔市長・副市長・担当部長〕
  2.私立幼稚園施設運営費補助金について 〔市長・副市長・担当部長〕
  3.常総広域組合焼却炉施設の建設の今後について〔市長・副市長・担当部長〕

12番 尾 崎 靖 男 議員
  1.地方分権の時代,市のかたちは,取り組みは〔市長・副市長・担当部長〕
   (1)情報公開の環境整備と拡大を
   (2)自治事務の法解釈権限は自治体にあり
   (3)専門職の育成,充実を

13番 高 橋 典 久 議員
  1.守谷市の緊急雇用対策について〔市長・副市長・担当部長〕
   (1)守谷市民の雇用・失業状況は把握できているのか
   (2)市内企業への斡旋について
   (3)次年度の予算編成を含めた今後の対応
  2.駅周辺の賑わいが創出できるまちづくりを〔市長・副市長・担当部長〕
   (1)「アワーズもりや」の利用状況
   (2)駅周辺の深夜営業について
   (3)駅前,市所有地の活用方法

14番 佐 藤 弘 子 議員
  1.住民要求に答えなさい〔担当部長〕
   (1)水道料金値下げについて経過を問う
   (2)街灯,防犯灯の適正設置を急げ
  2.「派遣切り」と国保税の減免申請〔担当部長〕
         ──厚生労働省通知及び国保法第44条
  3.ヒブワクチン(予防接種)の無料接種を〔担当部長〕
      4.子育て支援について──守谷で安心してお産ができますように〔担当部長〕
  5.公民館「民営化」移行実務を強行するな〔担当部長〕
  6.守谷小改築問題〔担当部長〕
        ──地元住民・PTA・市の三者合意を粘り強くとりつけよ
  7.大型開発の検証と教訓〔担当部長〕
        ──環境アセス,環境問題,残土処理に対する行政指導はどうだったのか,また,どうあるべきか
1.議事日程
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             議 事 日 程 第 3 号
                        平成21年9月14日(月曜日)
                             午前10時08分開議

日程第1.市政に関する一般質問
    1.浅 川 利 夫 議員
    2.川 名 敏 子 議員
    3.高 梨 恭 子 議員
    4.山 崎 裕 子 議員
    5.高 木 和 志 議員

1.本日の会議に付した事件
 日程第1.市政に関する一般質問
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               午前10時08分開議
○議長(又耒成人君) これから本日の会議を開きます。
 ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しておりますので,会議は成立いたします。
 本日の日程は,市政に関する一般質問であります。
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△一般質問

○議長(又耒成人君) それでは,通告順に発言を許します。
 通告順位1番,浅川利夫君,登壇を願います。
 浅川利夫君。
              〔5番浅川利夫君登壇〕
◆5番(浅川利夫君) 通告順位1番,浅川です。
 今回,市政に関して三つの質問をいたします。
 今回は,くじ引き1番ということで,吉を引いたかなということなので,私事ですけど,その足で帰りに宝くじを買いに行きました。楽しいことは後に残して,大晦日に調べようかなと思っています。やはりやるべきことは早くということで,今回,一般質問で1番をやらせてもらいます。
 これから質問に入りますので,よろしくお願いいたします。
 まず,最初に市道の現状,2番目に違法建築の件,それから景気対策の交付金ということで,この三つについて質問いたします。
 実際,我々生活している道なんですけれども,日々停滞したり,または相手の車が来たときになかなか交差ができない,道幅が狭いところ,それから緊急車両が進入できない狭い道路とか,ふだん広いところを走っている場合は問題ないんですけれども,ちょっと裏通りとか,人通りの少ないところに行くと,本当にこういうふうな道があっていいのかなと感じるところなんです。
 よく言われるように,まちづくりは道づくりということで,本当にそのまちが整然としているか,使いやすくなっているかというのは,道幅が確保され,その道が生活する物質,それから物がスムーズに流れるかになっているかなと思います。
 あとある面では,よく公団の中で,車が自由に出入りできないような形で,クランクとか行きどまりとか,そのところに住んでいる人たちの生活を守るために,故意にまちづくりの中でつくっている道路もあります。
 しかし,今回私が問題とするのは,日々生活の中で使われている道路が現状どうなっているか。それから,市の方としてはそれをどういうふうな形で管理,将来的な形で予算等を含めてどういうふうなまちづくりの中に反映していくか,その辺を日々議員活動の中で感じることを質問いたしますので,よろしくお願いします。
 まず最初に,守谷市の市道と言われている道路は何キロメートルあるのか。それと同時に,よく昔から使われている一軒道路,九尺道路とか,そういうものもありますけれども,その道幅別のキロ数がわかりましたら,お願いいたします。
○議長(又耒成人君) 都市整備部長笠見吉代君。
◎都市整備部長(笠見吉代君) お答えをいたします。
 市が管理をしている道路でございますけれども,道路には,道路法による認定をした道路と,国から贈与を受けた認定外道路がございます。そのうち認定道路でございますけれども,道路台帳,あるいは現況平面図を毎年更新をして管理をしているという状況でございます。
 認定道路の総延長ですけれども,約500キロメートルほどございます。そのうち供用開始,使われている実延長ですけれども,約470キロとなってございます。
 その内訳でございますけれども,幅員が4メートル未満が約138キロほどございます。幅員4メートル以上,6.5メートル未満の道路でございますけれども,これが約254キロメートルでございまして,その幅員6.5メートル以上道路が約79キロメートルでございます。
 先ほど申しました認定外道路でございますけれども,国から公図をもとに移管されてございますので,幅員でありますとか延長については,詳細には把握してございません。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 浅川利夫君。
◆5番(浅川利夫君) 今,答弁の中で,市として管理しているキロ数が500キロと,相当の延長ということが初めてわかりました。その中でも,道幅の確保されている道路,本当に道幅が確保されていない,これは農道等を含めての話だと思いますが,現状的な形ではよくわかりました。
 次に,2番目の方に入りたいと思うんですけれども,市道の管理500キロの中では,台帳をもとに今の答弁があったと思うんですけれども,じゃあ現状はどうなっているのか。本当に台帳上では,例えば特に農村部なんですけれども,1.8メートルとか2メートルとなっているんだけど実際はそれだけの道がない。いわゆる両側から土地が食われるということ,そういうことが発生していないか。それと同時に境界線,これも係争の問題の種になるわけなんですけれども,境界を確認して境界ぐいがなされているのか。
 それから,道幅なんですけど,生活道路として,緊急車両が入らないような道路について,道幅やはり確保しなくちゃいけないと思うんですけれども,その辺の管理面についてどのように対応しているのか,よろしくお願いいたします。
○議長(又耒成人君) 都市整備部部長笠見吉代君。
◎都市整備部長(笠見吉代君) 先ほども話が出ましたけれども,南北団地でありますとかみずき野,こういう区画整理や開発行為等で整備された地区や,拡幅改良工事で整備をした道路がございますけれども,これらにつきましては,道路の幅員も確保されまして,道路境界も確定しているというのが実情でございますけれども,その他の市道,道路ですけれども,境界につきましては,個人申請に基づきまして境界確定をしてございます。これは関係権利者の立ち会いを求めまして,その都度道路台帳の認定幅員等をもとに道路境界を確定しているというのが状況でございまして,道路境界により確定した箇所,これらについては表示ぐいを現地に設置するとともに,作成された図面をもとに市が管理をしているというのがございます。
 それと,議員先ほども出ましたけれども,セットバックという話もあるかと思いますけれども,このセットバックが必要なところ,これは全線がセットバックされておればよろしいわけですけれども,多くは境界確認が一部分しか確定していないというような道路が大半でございます。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 浅川利夫君。
◆5番(浅川利夫君) 市道の管理の中には,もう一つは道路の砂利入れ等,それから草刈り等あろうかなと思うんですけれども,通常道路として認定されているところが,雑木とか草等でなかなかこれが道路と思えないところが何カ所かあるわけなんですけれども,市で管理すべき認定道路の中で,雑草とか草刈りとか,または舗装された場合は何年かに一回見直し等やって,問題があればそれの掘り起こし,修繕やっているわけなんですけれども,砂利の敷設とか,それから道路に覆い茂った草はどのような管理をしているのか,その辺教えてください。
○議長(又耒成人君) 都市整備部長笠見吉代君。
◎都市整備部長(笠見吉代君) 道路の管理ですけれども,市道認定をしてございますけれども,なかなか使用されていない道路もございます,実際に。そういう中で,こういう形で草が生い茂っているようなものもございます。
 そういう中で,市道草刈りにつきましては,市内を2カ所に分けまして草刈り業務を発注してございます。その中で,業務の発注以外で要望がある場合もございます。こういう場合には,直営工事で草刈りをして対応してございまして,そういう箇所につきましては,次年度から発注業務の中に入れ込んでいくというのが草刈り等の実情でございます。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 浅川利夫君。
◆5番(浅川利夫君) 三つ目の方の質問に移らせてもらいます。
 拡幅必要な道路等についてかなりあるのかなと思うんですけれども,特にまちづくりの中で,10年以上守谷市に在住の方は,農地等については取得ができて,そこに家に建てるということが結構見られます。
 私は大野地区に住んでいるわけなんですけれども,大野小学校の後ろから高速道路に面した大柏地区ですか,その辺なんかも結構農地に住宅が建って,将来的にはこの辺も住宅街になるんだなと感じるわけなんですけれども,そのときに感じるのは,今まで農道として,どちらかというと農作業のトラクター,耕運機が優先的にそこを使用して,または若干作業のときに道路にとめて作業をやっているわけなんですけれども,住宅ができたことによって,今度はその住宅,車が常時あるので,作業に問題を来して,今までは何なく道路上で作業やっていたものができなくなるとか,例えば建築法で言う4メートル道路があれば幾らでもできるわけなんですけれども,実際にできなくなっている現状があります。
 そのときに,例えばセットバック,将来的には,今,セットバックやっているわけなんですけど,市の方の計画の一環として土地を買収する,そういうときに,そのセットバック部分,将来的には道路拡幅の中で買収するであろう,その土地の面積について,セットバック部分を分筆して,何かまちづくりのときに買収等がスムーズにできるような方法はできないのか。
 それというのは,開発行為なんかでやった場合は,必ず減歩という形で,住宅街に該当する道路部分,こういう部分が減歩という形で負担されます。ところが,農地を買った場合は,開発行為でなければ,その購入した土地いっぱいにその人が土地を利用することできる,そういうのが現状かなと思います。
 例えばセットバック部分が建築法で強制的にするというふうに言われても,実際,日々の生活の中には,それは個人の私有物として使われて,将来的には開発行為ではその購入者が負担すべきであろう費用が市の方に重く負担としてのしかかってくるんじゃないかなと思うわけなんです。
 現状として,そのセットバック部分を,分筆,できればそれを市の方に無償で提供してもらえばいいわけなんですけど,道路管理上,建築法からそのセットバックを分筆する,そういうふうな考え等はないでしょうか。
○議長(又耒成人君) 都市整備部長笠見吉代君。
◎都市整備部長(笠見吉代君) 市街化調整区域の宅地化というふうに思っておりますけれども,これらにつきまして,まず調整区域につきましては,市街化,要するに宅地化を抑制するというような形で位置づけをされてございまして,そういう中にあって,市では,調整区域に家を建てるという宅地化をするような場合には,300平米以上に切ってくださいというような,これ全国初の条例化もしているところでございます。
 そういう中にあって,分家住宅であるとかいろいろなことで住宅が建ってくるということでございますけれども,原則としてその敷地が4メートル以上の道路に接していなければならないと,接道義務があるわけでございますけれども,4メートル未満の道路でございましても,特定行政庁が指定した建築基準法の42条の2項道路があるわけですけれども,こういうような場合には建てることができるというふうになってございます。この道路に接して建築する場合は,道路の中心から2メートル後退した線を道路の境界線というような位置づけもしているところでございます。
 それと,セットバックの分筆でございますけれども,地権者の方の管理上わかりやすいという点では,非常によいことであるかなと思ってございます。この土地を道路として市に寄附する場合でございますけれども,一般財産になってございまして,そういう意味では建築確認上接道しないと判断されるようなこともございまして,若干問題が出ているというのが現状でございます。
 したがいまして,今現在,茨城県では,先ほど話しました建築基準法上の42条2項道路ということについて,それらの指定を考えているようでございます。その作業の進捗状況を見ながら,推移を見守っていきたいというふうに考えているところでございます。
○議長(又耒成人君) 浅川利夫君。
◆5番(浅川利夫君) 道路に関しては最後の質問になりますけれども,車社会における生活道路の件なんですけれども,それの確保と舗装条件という形で,その2点最後に質問させていただきます。
 例えばというか,実際なんですけれども,既存の道路の中で,先ほども話したように緊急車両が進入できない場所,それから通常人通りというか,車の往来が多いところでも,道路の道幅が確保されてなくて片側通行しかできないとか,そういう道がまちの中に見られるわけなんですけれども,あと砂利がむき出しになっていて,二輪車とか子供たちが通学するときにそこで足が滑ったり,または車の車輪がとられて滑ってけがをするとか,そういうことも考えられるわけなんです。
 そこで,三つに分けますと,一つは緊急車両が通行できない道路については,私としては早急に改修なり拡張してほしいなと思います。それの対応の仕方。二つ目としては,車が多く通行する道路に対しての交差できる道幅の改修。三つ目としては,人がよく通る場所なんですけど,砂利がむき出しになっているところの舗装を早急にできないか,その3点について答弁をお願いいたします。
○議長(又耒成人君) 都市整備部長笠見吉代君。
◎都市整備部長(笠見吉代君) 道路の整備でございますけれども,現在こういうような道路も確かにございます。
 その整備の仕方として,4メートル未満の道路を拡幅改良によって整備をするやり方と,それから旧宅地法に基づきまして整備された市道,さらには開発行為等で整備された道路,位置指定道路につきましては,市道の寄附をいただいて整備をしているのが実情でございます。
 今年度の拡幅改良工事でございますけれども,現在,西板戸井と大柏地区で実施をしてございます。
 さらに,市道の寄附をいただいて整備をする道路等でございますけれども,現在,高砂町,清水,それから立沢の山王前,それから工専区域を実施しているというのが実情でございます。
 それと,道路幅員が4メートル未満の砂利道の舗装でございますけれども,まず道路排水の処理とか,それから道路幅員が狭いというようなことから通行に支障が出ておりますけれども,道路幅員が4メートル以上になるような拡幅改良工事を市としては基本的に進めていきたいと考えてございまして,現在までの市道整備の要望が88カ所ほどございます。そのうち44カ所が拡幅要望ということで,非常に拡幅要望が多いということで,なかなか全部を対応できないのが実情でございまして,逐次年次計画に基づいて整備をしてまいりたいと考えてございます。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 浅川利夫君。
◆5番(浅川利夫君) 次に,2番目に通告しました違法建築について質問をかえさせていただきます。
 今,実際に守谷市の中では,違法建築,建築の中には構造物として,建物,それから塀,くいとか,解釈の仕方はいろいろあるかなと思うんですけれども,私の方の質問の仕方としては,建築,構造物,家とか建物ですね。それから塀。これは塀といっても,生きぐねじゃなくて,例えばブロックとかトタンとか,そういうものでつくられたものが,行政側としては違法としてどのぐらい認識しているのか,実際にあるのか,わかりましたらお願いいたします。
○議長(又耒成人君) 都市整備部長笠見吉代君。
◎都市整備部長(笠見吉代君) まず,建築基準法でセットバックが必要な道路,これは幅員4メートル未満の道路でございまして,先ほども話しましたが,特定行政庁が指定した道路となってございます。
 その中で,建築確認申請が必要な工作物,要するにブロックであるとか,そういうものでございますけれども,擁壁の場合は2メートル以上の高さを有するものというふうに位置づけされてございます。そういう中では,通常のブロック塀は建築基準法の確認申請が必要ないというのが法的な措置でございまして,そういうものを含めますと,私どもの方ではなかなか把握ができないというのが実情でございます。
○議長(又耒成人君) 浅川利夫君。
◆5番(浅川利夫君) 例えば法律の面,それから守谷の行政の中での条例の中で対処できるもの,それから法律の上位法の中でもっと上の段階で処理すべきものとか,その辺がかなり現場としては苦しむのかなと思うんですけれども,実際に違法建築が確認された,特にセットバックなんかでも検査が終わるまではセットバックやって何も構築されていない,平地になっているんですけれども,建築確認がおりた途端に塀をつくるとか,そういうのも話として聞くわけなんですけれども,もし違法建築を発見したときには,取り消しとか,原状戻しの指導とか,そういう強硬手段をとっていかないと,やはりやり得というんですかね。一般のまじめに法令とか条例に従った建築をやっている人たちが損をするとか,そういうことが発生し,モラルが悪くなるような感じもするわけなんですけれども,実際に違法建築が見つかったときには,行政側としてどのような対応をとっているのか,その辺の手段的な面で実例があれば教えてください。
○議長(又耒成人君) 都市整備部長笠見吉代君。
◎都市整備部長(笠見吉代君) 違法建築物でございますけれども,現在,建築士会さんの協力をいただきまして,年に2回の建築パトロールをしてございます。さらに,市民の皆様からの通報,これらに基づきましてその把握したものにつきましては,許可権者であります茨城県の建築指導課に連絡をし,現地調査をすると。そういう中にあって,県の方から改善等についての指導がされるというのが実情でございます。
 そういう中で,平成19年度でございますけれども,4件,それから平成20年度に3件ございまして,改善命令が出されているというふうに確認をしてございます。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 浅川利夫君。
◆5番(浅川利夫君) 平成19年度に4件,20年度に3件の改善命令が出されたということなんですけど,その出された以降どういうふうに変わったか,それとも変化がないのか,その辺現状としてわかったらお願いいたします。
○議長(又耒成人君) 都市整備部長笠見吉代君。
◎都市整備部長(笠見吉代君) 県の方を確認しましてみると,県の方から行政指導をしているという中で,書類の再提出でありますとか,そういうのが報告をされてございます。違法建築等のないように,パトロールの強化もしてまいりたいと思っております。
○議長(又耒成人君) 浅川利夫君。
◆5番(浅川利夫君) では,最後の質問の景気対策,交付金その後ということで質問いたします。
 景気対策ということで,第1次,第2次補正,それから交付金という形でなされているわけなんですけれども,6月議会にもちょっと話が出ましたけれども,地産地消拡大計画ということで,地元でとれた野菜の消費拡大を実際にその交付金の中で活用していこうというような話が出て,議会の中でも予算が通ったわけなんですけれども,地場産業,農産物等の販売計画の進捗,それから交付金がどういうふうになっているのか,その辺のことを教えてください。
○議長(又耒成人君) 生活経済部長下村文男君。
◎生活経済部長(下村文男君) お答えさせていただきます。
 今,ご質問の中の景気対策事業でございます。
 これは国からのふるさと雇用再生特別交付金の事業を活用した,6月の議会におきまして,駅前での地元野菜販売事業を行うということで計画しているところです。地元野菜のPR,ふぞろいのもの,それから泥つき野菜の販売につきまして企画立案,それと販売計画等の仕様書を作成いたしまして,二つの事業者に計画書の提出を求めておりました。この仕様書でございますけれども,国の指導要綱がかなり厳しい要件がございました。そういったところから事業者との協議調整が長引いておったんですけれども,先般,一つの事業者から企画書が提出されましたので,早急にその内容の精査を行いまして,この事業を実施していきたいと考えてございます。
 以上です。
○議長(又耒成人君) 浅川利夫君。
◆5番(浅川利夫君) 交付金が出るということなんですけれども,いつまで出るのか,その期限とか期間,わかったら教えてください。
○議長(又耒成人君) 生活経済部長下村文男君。
◎生活経済部長(下村文男君) 平成21年度から平成23年度までの3年間の事業ということになってございます。
○議長(又耒成人君) 浅川利夫君。
◆5番(浅川利夫君) せっかくの交付金がこういうふうな形で出たわけなんですけれども,また国からの指導,県からの指導の中でなかなか細かい書類等の問題が出てきたということなんですけれども,せっかく地場産業の拡大とか,それから雇用対策等に使われる交付金でありますので,経済課の方でも早急に肩入れして,この交付金が有効に使われ,それから地場産の,特に農産物になろうかな思うんですけれども,それが有効な形で地産地消が図れるような形でお願いしまして,私の一般質問を終わらせてもらいます。ありがとうございました。
○議長(又耒成人君) これで浅川利夫君の一般質問を終わります。
 次,通告順位2番,川名敏子君,登壇を願います。
 川名敏子君。
               〔8番川名敏子君登壇〕
◆8番(川名敏子君) 通告順位2番,公明党の川名敏子です。
 今回は5項目提出してございますので,早速入らせていただきたいと思います。
 初めに,脱法ドラッグ追放運動について。
 タレント酒井法子容疑者が覚せい剤使用で逮捕されてから,ニュースにならない日はありません。ワイドショー感覚の報道だけでは興味を引くばかりで,その恐ろしさを十分伝えていないのではないかと危惧しているのは,私だけではないと思います。
 それでも,9月3日テレビを見て怖くなったと言って自首してきた女性がいたそうです。このように社会現象になろうとしているので,見逃すことはできません。
 覚せい剤はもってのほかですが,これはほとんどが暴力団の組織が動かしているそうですし,値も高く,もちろん違法ですので,手に入れにくいものです。しかし,私たちのそばまで来ているのが,脱法ドラッグと呼ばれているものです。インターネットで買えたり,クラブで勧められたり,アダルトショップで売られたりもしております。脱法ドラッグがエスカレートして,覚せい剤にはまってしまうケースも多いそうです。
 そこで,厚労省は,近年,脱法ドラッグの呼び方を違法ドラッグと改めることを決め,新たに33種類を指定薬物にし,若者の間で乱用が問題化している脱法ドラッグの輸入や販売を禁止いたしました。それだけ水面下ではんらんしているということだと思います。
 駅で今までも撲滅キャンペーンのティッシュを配る等のことをやってまいりましたが,これだけでは撲滅できるとは思えません。今やネットや携帯で連絡をとり,コンビニで受け渡しという手口もあるように聞いております。
 以前にも,水谷 修著「ドラッグなんていらない−出会ってしまう前に君に伝えたいこと−」という本を紹介しながら,小学生から勉強してほしいと要望してまいりました。その後,子供たちへの教育も含めて対応はどのようになっておりますでしょうか。(1)に書いております現在の取り組みとその後の成果を伺います。守谷市として,地域の現状,実態を把握していらっしゃいますでしょうか,お願いいたします。
○議長(又耒成人君) 保健福祉部長茂呂 茂君。
◎保健福祉部長(茂呂茂君) お答えいたします。
 今,議員からご指摘ございました薬物乱用ということに関しましてでございますけれども,市といたしましては,市の中では県知事から委嘱を受けました薬物乱用防止指導員という方がございます。7名の方がいらっしゃっておりますけれども,この方たちに活動をしていただいております。内容としましては,今,議員からもお話が若干ございましたけれども,薬物乱用の龍ケ崎の協議会がございますけれども,こちらでの研修会,あるいはリーダー研修会に参加したりしております。
 それから,「ダメ。ゼッタイ。」という標語のもとに,普及運動,あるいは不正大麻ですとかケシの撲滅運動,それから市内の中学1年生にクリアファイル等を配布して,啓発促進を実施しております。
 特に,今年度も6月に行いましたけれども,6月26日のヤング街頭キャンペーンの実施ということで,これは6月26日の国際麻薬乱用撲滅デーに合わせまして,竜ケ崎保健所,それから県の福祉部,それから守谷市,それから守谷市の先ほど申しました薬物乱用防止指導員,それから市内の中学生,民生委員,児童委員,保護司会,青少年相談員,更生保護女性会等のボランティア団体等々の方々と,あわせまして青少年指導員連絡会,あるいは取手警察署,それと中学生のヤングボランティアを中心にいたしまして,先ほど申しました「ダメ。ゼッタイ。」という言葉を合い言葉にいたしまして,啓発の主催,あるいは配布等を行っております。
 本年度におきましては,6月27日にジョイフル本田守谷店におきまして,これらの啓発活動を実施したところでございます。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 川名敏子君。
◆8番(川名敏子君) 市全体としての活動,動きが見えてまいりました。指導員7名の方が中心となって,市内の中学生のヤングボランティアも巻き込んだ活動をしておられるということで,頼もしく思いました。
 また,そのような外に向けての大きなうねりだけではなく,地道に各学校,各学年,各クラスが,手元に資料を引き寄せてじっくり勉強するという機会も,ぜひ必要なのではないかと考えます。
 全国の覚せい剤犯罪の検挙状況ということですが,昨年度1万人を超えているそうです。そのうちの暴力団構成員は5,797名検挙されており,全体の52.5%ということです。茨城県の組織犯罪対策課の資料によりますと,県内の暴力団は5団体で約1,650人,20年度の検挙人数は705人,そのうち覚せい剤や大麻の検挙者は214人という結果が出ております。県内においてもこれだけの検挙者が出るということは,本当に氷山の一角と見ることもできますので,遠くのよその話ではなく,茨城県内でもこういった薬物の売買等が行われているということが現状ではないでしょうか。
 とはいえ,今ほどのお話にもありましたように,市としてできることは今やっているということなのだと思いますが,けさも地元の守谷警察署駅前にちょっと立ち寄りまして,地域の状況等も聞いてまいりましたが,最近守谷市ではそのような事件は起こっておりませんということで,胸をなでおろしたところですが,これは未然に防ぐということが大切ですので,決してあってはならないし,未然に防ぎ,ないということを積極的につくり上げていかなければならないものだと思います。
 そのために,(2)の質問に挙げておりますけれども,社会教育と学校教育の必要性は,訴えても訴え過ぎるということはないと思いますので,それについて少し伺いたいと思います。
 覚せい剤や脱法ドラッグの魔の手から,未然に市民や子供たちを守ることが重要だと考えております。守谷市としての取り組みとしてどのようなことをなされているか,社会教育,学校教育の実践的な取り組みについて,ございましたら伺いたいと思います。
○議長(又耒成人君) 教育部長弘澤 廣君。
◎教育部長(弘澤廣君) お答えいたします。
 薬物乱用に関することでございますけれども,学校におきましては薬物乱用防止教育ということがございまして,その防止教育に当たっては,学校全体を通して指導することが必要だろう,そういう認識に立っているところでございます。
 このような中,薬物乱用の入り口になるのは,まず学校関係では,最初の段階としまして喫煙や飲酒じゃないか,そのように理解しているところでございます。こういう喫煙や飲酒の低年齢化,これが心配されているところでございます。そのような意味もございまして,守谷市としましても,小学校の段階から薬物乱用に関するモラル及び倫理観,価値観を高めることが必要と考えているところでございます。
 具体的に言いますと,小学校での学習は,そういうわけで,たばこ,酒,シンナー,これらの注意喚起が中心になってございます。守谷小学校などでは,警察の方が出席なされた防犯教室の際にも,このたばこ,酒,シンナーといったことに触れて,教室を開いていただいた経緯もございます。
 また,中学校においてでございますけれども,中学校においては,小学校の指導に加えまして,薬物乱用防止指導員,この方を招いての防止教室,それらも開いております。禁煙教室も,また毎年開催しているところでございます。
 それから,先ほど保健福祉部長の方からご紹介ありました6月27日にジョイフル本田守谷店で行われた街頭キャンペーンにも,各学校から参加しております。このような取り組みをしているところでございます。
 また,社会教育の面でございますけれども,社会状況におきましても,インターネットや携帯電話等の普及により手軽な方法で取得できる,こういう状況にあるということで,薬物乱用防止活動の重要性を認識しているところでございます。
 このような状況を踏まえ,各行政機関が一体となり,また官民の協力を合わせてやっていくことが必要だ,そのような認識のもとに,先ほどの6月27日ジョイフル本田守谷店における街頭キャンペーンにも,守谷市の青少年相談員とか,もちろん各学校の先生,生徒も含んでおりますけれども,そのほか民生委員の方,保護司会の方とか,警察関係の方とか110名が参加したキャンペーンがございました。そこに積極的に参加しているところでございます。
 また,この際は,薬物乱用撲滅の資金として,国連に寄附を行うための募金,このような活動も一緒にやったところでございます。2万2,008円,貴重なお金が集まったところでございます。
 いずれにしましても,社会関係としましては,市民,地域,事業者,国,県,市町村などすべての機関が協力し合って進める必要がある,そのように認識しているところでございます。先ほどの街頭キャンペーンや,それからこれまで過去にも見回り先生の2回ほど講演を開いておりますけれども,街頭キャンペーンやこれらの講演会,それから文書による啓発等,さまざまな啓発活動を通して,薬物乱用を許さない社会づくり,そういう運動を進めていくことが必要じゃないか,そのように考えているところでございます。
 そういう意味で,今後も関係機関と力を合わせ,推進また協力していきたい,そのように思っているところでございます。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 川名敏子君。
◆8番(川名敏子君) 学校での様子が少し見えてまいりまして,定期的かどうかはちょっと確認できませんでしたけれども,それぞれの学校,クラスで授業に取り入れてやっている部分もあるということで,小学校からたばこやお酒の害についても指導しているということで,さらにそれらは進めていっていただきたいと思います。
 私も,高野小学校の養護の先生等に学校での様子を聞きました。5,6年生の保健体育の教科書にはそのことも載っているということで,それらはほんの一部の数ページの内容でございましたので,それぞれの学校現場でそれらをしっかり膨らませて,中身の濃い,また子供たちの心にしっかり残る事業に,また教育活動にしていただきたいと望みます。
 それで,ちょっともう一つ,紹介してみたいものがあるんですけれども,「Sの悲劇」というこういった小冊子がございます。こちらは,常総警察署管内で数年前,常総市の女子中学2年生の2人と男子高校生が薬物使用で逮捕されたことをきっかけに,この「Sの悲劇」という本が生まれました。内容は,やせられるからとだまされて,Sという薬をもらって飲んでしまう。体に変調を来し,苦しさから逃れようと薬を入手するために窃盗事件を起こし,逮捕され,失ったものの大きさを知るというストーリーです。青少年の視覚に訴え,わかりやすく薬物乱用防止を図ろうと,生活安全課と漫画家志望の葉月理菜さんという方が構成ストーリーを検討して,漫画小冊子にまとめたものでございます。それは今も,常総警察署管内の小中学校,また高校,警察署等に配布されているということです。
 これを読んだ生徒から,漫画で描いてあるため,リアルで,薬物の恐ろしさがよくわかった。また,学校の教諭からは,生徒が本を読み家族に話をすることにより,薬物乱用の防止が図られると思うと,大きな反響があったそうです。私も読ませていただき,本当に心に残るもので,あのときに「ノー」と言えていたらこんなことにはならなかったのだと,漫画を読みながら疑似体験をすることができ,深く心に刻むことができました。
 守谷市でもできる限り,きょう紹介しました資料等も含めて,資料を使い,施策を組み合わせながら,市民と子供たちを薬物からしっかり守っていっていただきたいと思います。
 以前に紹介しましたこの「ドラッグなんていらない」という本も含めて,守谷市は積極的に活動していますし,暴力団追放の運動もやっていただいております。今後への取り組みについて,もし市長,ご意見ございましたらお願いいたします。
○議長(又耒成人君) 市長会田真一君。
◎市長(会田真一君) 今のお話のようなことを踏まえながら,積極的に進めていきたいと思います。
○議長(又耒成人君) 川名敏子君。
◆8番(川名敏子君) ありがとうございます。今後,私も一歩も手を緩めることなく,皆様と一緒に進めていく方向で活動させていただきたいと思いますので,よろしくお願いいたします。
 それでは,2番目の新型インフルエンザ対策について進めさせていただきます。
 爆発的な感染を防ぐための対策,学校,地域,事業所について。
 5月の初めに国内感染が見つかり,パンデミックも間近かと思われましたが,水際作戦が功を奏してか,6月は少し収束してきたように見えました。しかし,感染経路のわからない患者が急激にふえて,厚生労働省は8月19日,全国の定点医療機関からの報告を踏まえ,新型インフルエンザの流行入りを宣言いたしました。その後の発表でも,症状のピークは9月の下旬から10月上旬と迫っていると言われ,罹患率は20%,多ければ国民の半数が感染する可能性もあると言われています。既に,守谷市でも感染が確認されておりますが,きょうまでの経緯と現状,また今後の対応について伺いたいと思います。
 学校,保育園,幼稚園,高齢者福祉施設などでの対策,特に幼児,生徒,児童のぜんそくや糖尿病などの持病の方の把握は既にできているのでしょうか,お伺いいたします。
○議長(又耒成人君) 教育次長染谷 隆君。
◎教育次長(染谷隆君) お答えをいたします。
 学校の方の関係についてお答えをさせていただきたいと思います。
 今,議員から意見がございましたけれども,新型インフルエンザ対策につきましては,国,県からの新型インフルエンザに対する対応方針,こちらをもとに,保健所からの指導,あるいは市の新型インフルエンザ対策本部での検討,指示によりまして,学校の対応を実施してきております。
 しかしながら,全国的に感染の拡大が広がりまして,7月には新型インフルエンザの国の方針として,新型インフルエンザの封じ込め作戦から,集団感染の防止という方向に転換されました。いわゆる個から集団への対策というふうに変化してきております。市においても,国,県同様の対応をしておりまして,その方向性を転換してきております。
 また,7月,8月比較的感染が広まってまいりまして,新学期対策ということで,新聞報道等でも取り上げられておりましたけれども,守谷市の場合につきましては,保護者に対し,今までは検温のみの状況だったんですけれども,児童生徒に検温シートを配布させていただきました。毎朝の検温と学校での確認,それから学校に対してはゲル状の二酸化塩素のポット状のものを配布させていただいておりまして,教室内の除菌を行っているような状況でございます。
 また,引き続き手洗い,うがいなどの励行をお願いしておりまして,感染の防止に努めているところでございます。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 保健福祉部長茂呂 茂君。
◎保健福祉部長(茂呂茂君) 今,教育次長の方から学校関係について回答がございましたので,私の方から,その他幼稚園,あるいは保育所等,あるいは高齢者等の関係について答弁させていただきたいと思います。
 先般,新型インフルエンザ対策本部会議等もございまして,これから蔓延するであろう新型インフルエンザの対策として,今,次長の方から小中学校等の対応についてはお話がございましたけれども,私立幼稚園ですとか,守谷市の場合,幼稚園は私立だけですので,それらの対応基準,それから保育所での対応,特に保育所については,なかなか保護者の方が仕事の関係もあって簡単に休めない状況もありますけれども,そういったときの対応ということで,その対策本部の中でもお話し合いをしまして,決定をいただいております。
 今後につきましては,これらの対応をもとに,適切な対応をして,蔓延ができるだけ防止できるような形で進めていきたいということで考えております。
 特に,これからウイルスに対するワクチンですとか,国の対応に基づきます市町村の対応というのが重要になってくると思いますので,その辺も含めた適切な対応ができればということで考えているところでございます。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) ただいまの答弁は事業所等も含めてですか。
◎保健福祉部長(茂呂茂君) 失礼しました。事業所等につきましては,県においても各種の研修会,これは自治体向けですとか,それから企業の役割,家庭や地域の役割というのを示しまして,それぞれの方面ごとに周知してきております。
 茨城県においては,県を中心に各種研修会等を開催しておりまして,これらの研修会を通して新型インフルエンザ対策に向けた対応を図ってきたところで,これらの研修会等は市町村向けでありましたり,あるいは企業向けであったり,医師会向けであったりということで,多方面に周知されております。特に企業向けの研修会におきましては,各事業者の事業として継続していくために,必要な対策などを提起されております。また,これまで守谷市としては,市のホームページや広報,即時的に市民の方々にお知らせするような場合は,新聞折り込みチラシ等を配布いたしまして周知するといった情報発信をしてまいりました。
 これらの情報等によりまして,市民の方々からの問い合わせを初め,事業所からの問い合わせも実際に寄せられておりまして,お答えできる範囲で考え方などをお伝えして対応しております。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 川名敏子君。
◆8番(川名敏子君) ありがとうございました。次に事業所等もお聞きしようと思っていたんですけれども,先に今お答えいただきまして,ありがとうございます。
 学校に関しても,他市町村に先駆けて,二酸化塩素でできている小さなポットを各教室等にも置いていただいて,室内の除菌に一役買っているということで,安心して子供を送り出せると,お母様からも感想を聞いております。また,自分もドラッグストア等で自宅も買いましたというお話もあって,感染拡大防止に役立っていると評価しています。
 今ありました商工会等事業所等でも,市の方に問い合わせがあったときは指導してくださっているということで,県の各種研修等だけに頼るのではなく,市としても積極的に小さなお店や中小企業等にも指導していただくことをさらに要望いたします。
 先ほどの質問の中にもあったんですが,詳しく(2)の方で申し上げているので,そちらで答弁いただきたいんですけれども,感染すると重篤な症状を来す病気や妊婦,幼児への対応について,この新型インフルエンザは,18歳未満の青少年や小児に患者が多く,高齢者の患者が少ないのが特徴です。症状は季節性インフルエンザとほぼ同じで,治療せずに回復する人も多いと言われています。
 しかし,WHOの発表によりますと,世界では,9月6日の時点で既に死者3,000人以上にも上っておりますので,甘く見ることはできません。日本でも,10日の発表で13人に上っております。守谷市として,対策をお持ちでしょうか。どのように,もしかかった場合に重篤になるような方たちに注意喚起,指導,またそれらを行っていますでしょうか。今後の予定等がございますでしょうか。
 例えばぜんそく,気管支,肺疾患,また糖尿病とともに慢性肺疾患,心血管疾患,腎疾患,肝疾患,血液疾患,神経疾患,神経筋疾患等々がある方は,ハイリスクと言われています。また,先ほども述べたように,妊婦さん,また1歳から就学前の幼児などがその中に入ると言われてますけれども,それぞれの方々に迅速できめ細かい情報提供をお願いしたいと思っていますが,どのようになっておりますでしょうか。
○議長(又耒成人君) 保健福祉部長茂呂 茂君。
◎保健福祉部長(茂呂茂君) お答えいたします。
 新型インフルエンザ対策につきましては,先ほども申し上げましたように,市内の全域へのチラシによるお知らせですとか,市のホームページなどにより広く即時のお知らせを行ってきております。特に重篤な症状を来す妊婦,幼児等の対応としましては,各種健診時,これは保健センターが中心になりますけれども,こういった中で新型インフルエンザについての注意喚起を行ってきております。これらについては,今後も引き続き実施していきたいと思っております。
 特に,今,議員の方からお話がございましたハイリスク者への注意喚起ということで,これは既にマスコミ等で取り扱われておりますけれども,守谷市の新聞折り込みチラシにおいても,妊娠している方や腎臓病,糖尿病,それから心臓病などの持病がある方への注意喚起をしているところでございます。
 また,妊婦,幼児等への対応としましては,今申し上げました健診時等において新型インフルエンザ対策についての注意喚起を行っておりまして,今後,それらを十分に行っていきたいと考えているところでございます。
○議長(又耒成人君) 川名敏子君。
◆8番(川名敏子君) ありがとうございます。特に手厚い情報提供とケアをお願いしたいと思います。
 先ほどお話しするのを忘れたんですけれども,学校の方でチェック表を皆さんにお配りしているということで,現場でいただいてきましたけれども,6月の議会のときに,学校に来る前に検温してくるようにラジオ体操のようなカードをつくってはどうかという提案をさせていただいたんですけれども,それ以上に細かく,朝の症状も書けるようなカードを一人一人子供たちにお渡しいただきまして,毎日,学校でクラスの先生,また養護の先生がチェックをしてくれているということで,今,各小学校,中学校でも発生することなく推移しておりますので,これが続けられていくように,また子供たちが爆発的に感染しないように心から祈っております。大変にありがとうございます。
 それでは,次に移らせていただきます。
 ワクチン接種の手順と助成金についてでございます。
 今,部長からもお話がございましたけれども,この次はワクチン接種という話に移っていくかと思います。
 厚労省は,10月下旬よりまず医療従事者から,そして妊婦,ぜんそく,糖尿病などの持病のある人,1歳からの幼児,1歳未満の乳児の親,それらの方々に,12月末から年明けにかけては中高校生や高齢者にワクチン接種を始めると発表いたしました。
 9月4日厚労省は,ワクチン接種を個人の全額負担が基本の任意接種とする考えで,医療機関に支払う接種費用は基本的に個人が負担する,費用は2回接種で6,000円から7,000円と見込まれると発表しました。同時に,低所得者に対しては,無料化や一部軽減化を行う方針があるとも発表しております。
 それにしても,家族で対象者が2人,3人となると,その負担は大変高額になります。現在,季節性のインフルエンザに対しては,2,000円の助成金を出していただいておりますが,この新型インフルエンザの場合も,ぜひ助成金の対象にしていただきたいと考えております。
 対象者×2,000円,または子供や妊婦を無料にした場合どれぐらいかかるか,もし試算していただけましたら,お聞かせいただきたいと思います。また,市長には,それらの助成をするお考えがあるかどうか,お聞きしたいと思います。
○議長(又耒成人君) 保健福祉部長茂呂 茂君。
◎保健福祉部長(茂呂茂君) お答えいたします。
 今ございました新型インフルエンザの対策のワクチンということで,接種にかかる費用ということで,私の方で,概算ですけれども,算出をしてみました。
 厚労省が発表しております,例えば8,000円が自己負担であるということで考えますと,まず小中学生につきましては4,400万円ほどかかります。それから,妊婦,あるいは障害者等を合わせますと,こちらの方が824万円という結果になっております。
 それから,議員の方から今ございました一般的な従来型のインフルエンザの助成ということで2,000円を想定いたしますと,先ほど申し上げました小中学生全員の方に接種をしたとしますと1,100万円,それから妊婦,あるいは障害者を合わせた方に接種をいたしますと206万円という,概算ですけれども,計算結果が出ております。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 川名敏子君。
◆8番(川名敏子君) それでは,市長,お考えをお願いいたします。
○議長(又耒成人君) 市長会田真一君。
◎市長(会田真一君) 今の時点で,まだ国の方のワクチンの確保等も決まっていないようでございますので,今の時点でどうのこうのというのは,ちょっと差し控えさせていただきたい。
○議長(又耒成人君) 川名敏子君。
◆8番(川名敏子君) 具体的に料金もはっきり決まりまして,皆さんがどういった段階で受けられるかはっきりしてきましたら,ぜひ第一番にこのことを考慮して,無料化を目指してお願いしたいと思います。
 この冬にかかるインフルエンザは,ほとんど90数%は新型になると言われていますので,新型か,または季節性のインフルエンザか,検査をしないまでも,インフルエンザにかかった方たちはどんどん病院に行くと思います。そのときの対応も,今から考えておいていただきたいと思います。ですから,インフルエンザにかかって病院に行ったとき,通常の2,000円の補助は,新型も新型でないものも同じように,失礼しました,補助が出ているのはワクチン接種の方でしたので,これは季節のものしか今はありませんので,これはこの前広報でも出ておりますように事前にやっていただいて,なるべく多くの方がやっていただいた方が両方のウイルスにさらされることがないので,そちらの方は促進してさらにやっていただきたいと思います。
 それでは,次に移らせていただきます。
 (4)の地域の病院の対応状況でございます。
 9月8日厚労省が示した接種案によると,接種は,国と委託契約を結んだ医療機関で実施。医療機関は予約制で,母子健康手帳や健康保険証など優先接種の対象者かどうかを確認してワクチン接種をする。かかりつけの病院で行うのが基本だが,主治医が発行した優先接種対象者説明書があれば,別の施設でも接種可能としています。
 守谷市の病院の対応など,医療体制はどうなっているでしょうか。まず,院内感染を防ぐ予防措置を急ぐ必要もあります。間仕切りや受け付け等にテントを使う場合も,国が半分補助を出すと言っております。また,患者は,季節性インフルエンザよりも三,四倍になると推測され,大流行になったら,入院の場合,ベッド数も人工呼吸器も足りないと言われています。患者を症状に応じて振り分けるトリアージが必要になることも考慮し,覚悟を決めて拡大に備えなければなりません。
 大げさに思われるかもしれませんが,強毒性のH5N1型への試金石にもなりますので,学校閉鎖や集会,イベントの延期,一部の行動規制も考えておく必要があると思います。これらの医療体制への対応と行動規制について,お考えがありましたらお聞きしたいと思います。
 また,小中学校での集団接種,ワクチンがスタートした場合の集団接種等についても視野に入れてご検討していただきたいと考えますが,いかがでしょうか。
○議長(又耒成人君) 保健福祉部長茂呂 茂君。
◎保健福祉部長(茂呂茂君) お答えいたします。
 地域の病院での対応ということでございます。
 こちらにつきましては,先ほどからお話が出ておりますように,厚労省の方でも,今,議員からお話がありました件につきましては発表されておりますけれども,今の時点では,まだ具体的に市町村に対してこういうふうにしなさいという形のものは出ておりません。
 その中で,対応に向けて,進捗がどうなっているのかということで実は県の方に問い合わせをいたしましたところ,現在のところ,国の方においてはパブリックコメント中であったり,あるいは国と医療機関との契約においても詳細が未定であったりしている状況がありまして,9月末までには整備するという方向で進めていくということの説明がございました。その後,契約等具体的な手続に入っていく予定であるとの回答を得ております。したがいまして,今の時点では,明確に方向性が,大筋では出ているものの,詳細な部分については煮詰められていないというのが現状になってございます。
 それから,議員の方からございました集団接種ということですけれども,やはりその時点で,学校等に対応する場合には,特に個別ということになるとなかなか医療機関等の対応も大変になる面もあろうかと思いますので,この辺については,今後の推移を見ながら,でき得れば集団接種ということが可能になるようなことは必要なのではないかなと考えているところでございます。
○議長(又耒成人君) 川名敏子君。
◆8番(川名敏子君) 先々までいろいろ考慮して考えていただいているということなので,ぜひ具体的に進めていただきたいと思います。ありがとうございます。
 いずれにしましても,国産のワクチンは年内に行き渡る分は最大で1,700万人分と言われておりますので,優先順位を決めるのはやむを得ないと思います。今まで経験したことのないことであるので,不安ではありますが,社会全体が優しくならないとスムーズに進まなくなります。
 国立感染研究所センター長の医学博士岡部信彦氏は,これからは,元気な人がかかって軽く済んだら自分はよかったと思うだけではなく,重症になる人がいるかもしれない周囲の人々に,なるべく移さないように行動する思いやりが対策のかなめとなっていくと言われております。これは大切な視点ではないかと思います。
 今後,家族が移ったときの看病の仕方とか,感染をしないようにする方法等を市民に知らせていってほしいと要望いたします。そのためにも,講演会や小さい単位での勉強会等が有効だと思いますが,これらについてはどのようなお考えがございますでしょうか。
○議長(又耒成人君) 保健福祉部長茂呂 茂君。
◎保健福祉部長(茂呂茂君) 講演会等につきましては,今現在,取手医師会の方に講師等の依頼を行っておりまして,これらの調整がつき次第,市民向けの講演会を開催したいと考えております。でき得れば今年中に,でき得れば11月ぐらいに設定できればということで,今,調整を図っているところでございます。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 川名敏子君。
◆8番(川名敏子君) わかりました。大勢を集めるのがいいのか,それとも小さな単位のところに出向いて行って講習をした方がいいのか,それらも考慮する部分があると思います。先ほども申し上げたように,もう感染期に入っておりますので,家族が感染した場合の看病の仕方とか,移ったときの対処の仕方等に講演の内容,指導等が移っていくかと思いますので,時に応じたタイムリーな講演をお願いしたいと要望してまいります。
 次に移らせていただきます。
 3番目の文化財の保護と展示について。
 本年5月に守谷市の人口は6万人に達しました。私もそうですが,この20数年の間に豊かな緑や交通の利便性を求めて守谷に移り住んできた方たちが,もっと守谷のことを知りたいと願っております。
 先日も,最近越されてきた方から,守谷の文化財はどこに行ったら見られるんですかと聞かれました。一言に文化財といっても,遺跡や出土品,絵画,古文書,彫刻,工芸品など多岐にわたり,個人や神社や寺院が所有しているものもあり,把握するのが難しいところもあるかとも思いますが,次のことをお聞きしたいと思います。
 1番目,保管状況と市民への公開について,それぞれの現状,保管場所,公開の有無,今日までの取り組み等,わかるものを伺いたいと思います。
 私の知る範囲では,学びの里とかにもございますし,中央公民館等にもあるかと思います。また,市では,市民向けの史跡めぐりのバスツアー等も企画したことがかつてあったかとも思いますが,それらで新たな取り組みがありましたらお教えいただきたいと思います。
○議長(又耒成人君) 教育部長弘澤 廣君。
◎教育部長(弘澤廣君) お答えいたします。
 守谷市の文化財でございます。市の指定文化財,18ほどございます。また,これに準ずる貴重な文化財も数多く残っております。これらについてでございますけれども,私どもで管理しているというのは,数が少ないという状況でございます。
 というのは,常時見られるようなもの,これは自然,その場所に行けば見られるものでございますけれども,守谷城址とか,廿三夜尊のエノキ,海禅寺のスダジイ,こういうものは,行けば公開というか,自由に見られる,そのような管理の状況になってございます。そのほかの八坂神社の絵馬とか大円寺の釈迦牟尼仏,これらについては窓から見える,このような状況になっているところでございます。
 また,そのほかお寺に保管管理されているとか,個人が持っている,そのようなものもたくさんあるわけでございます。例えば正安寺の寅薬師如来とか,西光寺の阿弥陀如来座像とか立像,永泉寺の聖徳太子立像,これらに関しましては寺院から持ち出して公開することは実質不可能ということなものですから,お寺さんの所有者のご意向,承諾がないとちょっと見られない,このようになっている状況でございます。
 このほか,いろいろな文化財,指定文化財,私ども指定しているところでございますけれども,やはり所有者がご自分で保管されております。また,染谷家の古文書,これにつきましては県の歴史館に寄託となっておりますので,そちらへ行かないと見られない,このような状況もあるわけでございます。
 このような状況で,個人が所有するものにありましては,その個人の場所へ行って見ないとという状況でございます。また,市関係でありますと,先ほど議員からご指摘があったとおり,学びの里にもありますし,守谷小学校にもある,このような保管状況となってございます。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 川名敏子君。
◆8番(川名敏子君) 守谷市の文化財等を知ることは,守谷の歴史と,また文化の深さ,また地域のことをよく知るということは郷土愛にも通じますので,これらが多くの方に見ていただけるように,先ほども申しましたように,以前行われていました史跡めぐりのツアー等企画していただければ,求めている方たちも,そういったものをまとめて見させていただくことができるのではないかと思いますので,今後の取り組みをお願いいたします。
 大型団地などの土地開発により,みずき野の郷州原の遺跡とか,美園の向山遺跡,またけやき台の今城遺跡など発掘されておりますが,守谷の古墳時代からの遺跡,また地名の由来とされている日本武尊や平将門の時代の歴史など興味深いことがたくさんあり,地元の方はもとより,守谷に移り住んできた方々も,郷土の歴史や文化に触れれば,さらに郷土を愛し,発展させていこうという思いに駆られることと思います。深いえにしを感じつつ郷土の皆さんがつながっていく,そのように思いますので,大切にし,また企画していただきたいと思います。
 我がまちには,郷土の歴史を盛り込んだ守谷かるたや,ことし観光協会が発行してくださいました「発見のまち守谷」という小冊子もございますけれども,読ませていただいて,大変詳しく書かれておりまして,ますます守谷のすてきなところを発見することができました。これらの原画等を公開するようなイベントもぜひ企画していただきたい,また自分も企画していきたいと考えております。
 あと,例えば今お話がありました遺跡等ですけれども,中央公民館は建設されてから数十年たっておりますので,入り口の噴水の改修や空調,耐震補強など大改築が必要と思われます。バリアフリー化も進めなければなりません。この中に,郷土を紹介する施設を併設するという提案をしたいと思いますけれども,いかがでしょうか。そのほか,建物もレトロな学びの里にそれらを設けるということもよいかと思いますけれども,こういった企画はございますでしょうか。もしありましたら,お聞かせ願いたいと思います。
○議長(又耒成人君) 教育部長弘澤 廣君。
◎教育部長(弘澤廣君) お答えいたします。
 先ほど議員からあり4した守谷のかるたとか,「発見のまち守谷」の原画の公開する企画をということでございます。これらにつきましては,特に「守谷のふるさとかるた」の原画につきましては市民の方の計画もあるとお伺いしておりますので,そのような市民からの発意があるならば,行政としても支援していきたい,このように思っているところでございます。
 また,「発見のまち守谷」の原画,これに関しましては観光協会が作成したものでございますので,観光協会の承諾が必要になる,そのように理解しておりますけれども,これらにつきましてはこちらから協力要請はできるんじゃないか,そのように思っているところでございます。
 また,そのほかの公民館,学びの里の郷土を紹介するコーナーとか,そういう施設の充実をというご意見でございますけれども,議員からもご発言がありましたとおり,公民館等古い施設でございます。そのようなことで,バリアフリーとかそういうことも部分部分の対応しかできないようなことで,全体的なものはできないような状況がございますので,現在のところ,全体をバリアフリー化にして,そういう郷土を紹介するコーナーを充実するという具体的な計画はないような状況でございます。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 川名敏子君。
◆8番(川名敏子君) 形を変えましても,今後,皆様に見ていただける郷土歴史,博物館とまではいきませんけれども,そういったものが今後考えていかれればと思いますので,要望しておきます。
 では,4番目に移らせていただきます。
 がん検診とがん予防教育について。
 初めに,朗報があるのでお知らせいたします。公明党が署名運動して政府に求めてきておりました子宮頸がんの予防ワクチンの承認が,8月31日に開かれた厚労省の薬事食品衛生審議会部会で承認されました。子宮頸がんは,性的接触で感染するウイルスが主な原因とされているので,若い女性の感染を防ぐことができます。承認されるワクチンは,世界95カ国で承認されているサーバリックスというワクチンで,日本での2年間の臨床実験で90から100%制御されたというもので,使えるようになるのももうすぐです。
 女性のがん検診,無料クーポン券の活用について,初めにお伺いいたします。
 今年度実施が決まっております女性のがんの無料検診は,大変期待が大きく,既に始まっている地域から,受けるきっかけになったと喜びの声が上がっております。20歳から60歳までの5歳刻みの対象年齢の方に,子宮頸がん,乳がん検診の無料クーポン券と検診手帳がこれから送付されます。守谷市の対象人数と利用できる医療機関,申し込み方法と実施機関をお伺いいたします。
 また,それらの方たちが確実に検診していただけるように,電話お知らせ事業等を行って,日本一の受診率を目指していってはどうかと提案させていただくものですが,いかがでしょうか。
○議長(又耒成人君) 保健福祉部長茂呂 茂君。
◎保健福祉部長(茂呂茂君) お答えいたします。
 女性特有のがん検診ということでございます。
 まず,対象者でございますけれども,乳がん検診につきましては2,104人の方,それから子宮がん検診につきましては2,119人の方になります。
 これらの実施の時期ですけれども,クーポン券につきましては,今回補正予算に計上させていただいておりますので,議会が終わった後,9月中に発送できればということで考えております。その後,乳がんにつきましては,10月から医療機関の検診を行う予定になっております。それから,集団検診については既に行っている部分もございます。
 それと,対象ということでの医療機関ですけれども,乳がん検診の医療機関につきましては,総合守谷第一病院,慶友病院,貝塚みずき野クリニック,取手医師会病院でございます。それから,子宮がんの医療機関の検診につきましては,県医師会及び総合健診協会ということになっております。それから,乳がんと子宮がんの集団検診ですけれども,こちらにつきましては取手医師会ということでございます。
 いずれにいたしましても,そういった医療機関を含めて,今後,クーポン券発送を対応していくという形で考えているところでございます。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 川名敏子君。
◆8番(川名敏子君) 最後に申し上げました電話でお知らせ事業ですけれども,勝手にネーミングをしているわけですが,せっかく5年に一度のチャンスをむだにしないように,最後の一人まで,おせっかいと言われようとも受診していただけるよう,時期を見計らって電話作戦を実施するということを希望いたします。
 この事業のために人を雇用しても,国の方に経費として請求できると聞いております。また,ボランティアが可能でしたら,それもよいかと思います。国の受診率の目標は50%です。すべての人が今回のクーポン券で受けても20%いくかどうかということで,現在の守谷市は7%ぐらいの受診率だったと思いますので,お金は電話代のみで,これらの方たちの命を救う可能性のある電話ができるということで,これらもぜひ実施していただきたいと思いますので,今後の検討課題にしていただけたらと思います。
 では,次に移らせていただきます。
 前立腺がんにも助成金を。
 今回の健康診査から,オプションで,希望者は前立腺がんの検査を申し込むことができるようになりました。値段と今日までの申し込み者数,また感想や受診者の声がありましたら,教えていただきたいと思います。また,近隣では幾らぐらいで現在検査を受けられているか,それもあわせてお聞きしたいと思います。
○議長(又耒成人君) 保健福祉部長茂呂 茂君。
◎保健福祉部長(茂呂茂君) お答えいたします。
 まず,どういう声があるかということに関しましては,この前立腺がんにつきましては,保健センターの方で対応させていただけおりますけれども,その状況については,ちょっと私の方で今回聞いておりませんでしたので,割愛をさせていただきたいと思います。
 近隣の状況ということでございますけれども,まずその前に,個人の負担金という形でございますけれども,2,500円かかるということになっております。
 近隣ということですけれども,近いところとそうでないところありますけれども,例えば水戸市におきましては,50歳から69歳の年齢区分の方ですけれども,水戸市においては700円,近くの取手市においては1,000円,土浦市においては700円,あるいは利根町においては全額自己負担という状況がございます。近隣の状況としては,おおむねそういったところで,個人負担が低くなっている部分もありますけれども,例えば高齢者等については,ほとんどが全額自己負担ということが多いように聞いております。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 川名敏子君。
◆8番(川名敏子君) ありがとうございました。
 私が聞いた段階では,命にかえられないので,チャンスがあるならこのときを逃さずやろうかという方もいれば,ほかの検査のために採血している方に聞いても,2,500円も,特に症状もないしということで,なさらない方多いということです。今お答えありませんでしたけれども,この申し込み者数というのもまだ少ないのかと察します。人数制限をしないと予算が立たないかもしれませんが,今,近隣,また水戸方面の料金も聞きまして,1,000円または700円で受けられれば,受けてみようという方も多くなるのではないかと思います。
 例えばその半額等の補助,100人から始めて2,000円の補助をしても20万円ほどの補助になります。女性のがんにも補助していただいているところですので,ぜひ補助について来年度の予算に組み込んでいただけるようにお願いしたいと思います。
 守谷市では,人間ドックに,1人,半額の1万5,000円等を希望者全員に補助もしております。他市にはない,すばらしい施策です。せっかく健康診査に足を運んだ男性が,これらの検診を受けやすくしていただきたいと希望しますが,市長,いかがでしょうか。何度もお聞きしておりますが。
○議長(又耒成人君) 市長会田真一君。
◎市長(会田真一君) 近隣の状況も今お話にあったようで,すべて補助の対象ということにはならないというふうに私は思います。自分の健康は自分で守るということも大切でございますので,できるだけ受けていただくように,それよりもほかのがん検診や何かを受けていただく方が先なんじゃないかというふうにも考えます。
○議長(又耒成人君) 川名敏子君。
◆8番(川名敏子君) 自分の健康を自分で守りたいがために検診を受けるわけですから,ぜひ今後も予算の面での補助を考えていっていただきたいとさらに要望いたします。
 では,次に移ります。
 子供のためのがん教育。
 酒やたばこも,未成年者には違法ドラッグということで,20歳前にそれらを使用したり飲んだりしたら罰則があるわけです。日本では,男性は2人に1人,女性は3人に1人ががんになると言われていますが,この違いは喫煙率の差だと言われております。たとえ遺伝子的な要素を持っていたとしても,生活習慣や食生活,また前向きな生き方でストレスをためないということや,過労にならない働き方などで人生が変わるかもしれません。何よりも子供のときからがんのメカニズムをよく知り,大人になったら定期的にがん検診を受けることの大切さを学んでおくことが大事ではないでしょうか。
 8月31日に国内で認可がおりました子宮頸がんのワクチンを10歳で接種した実証結果,100%抗体ができたということです。これは子宮頸がんを予防するヒトパピロマウイルスのワクチンのことでございますけれども,このときに10代の子供たちにがん予防についてを一緒に学んでもらうと,接種するときに学んでもらうと,チャンスが広がっていくわけです。がんになる前にがんを知るといって,東大病院の中川恵一先生も,義務教育で性教育と一緒にがん教育をすべきだと提唱しています。この部分で教育長に伺いたいと思います。がん教育について,学校教育の中で取り入れていただけるかどうか,お聞きしたいと思います。
○議長(又耒成人君) 教育長北村裕信君。
◎教育長(北村裕信君) お答えいたします。
 がん教育につきましては,授業の中でも,保健の分野,そして中学校の保健体育,これは教科書にもありますけれども,そういう中で生活習慣病との関連で学習をして進めております。
 それから,守谷市におきましては,生活習慣病の早期発見に向けて,小学校4年生と中学校1年生で血液検査を通しまして,これは保護者の同意をいただくという形で進めているんですけれども,その中でハイリスク者の早期発見,さらに医師や保健師,そういう専門的な立場の方の健康相談も受けられるように現在進めております。そういう中で,子供たちも将来生活習慣病を予防する,それからそういう状況になったときの早期対応ということで,今後も学校現場で取り組んでいきたいと思います。
 それから,この生活習慣病につきましては,やっぱり家庭生活が大きくかかわってくるんじゃないかと思います。これまでも随分話題になりましたけれども,早寝早起き朝ごはん,現在も朝食抜きで登校する子供が,ゼロになればいいんですけれども,なかなかそういう状況でもありません。その呼びかけに関しては,効果も成果も上げておりますけれども,できるだけ家庭生活の中でも,この生活習慣病を十分親子で話し合ったり,いろいろな面で学習を進めながら取り組んでいただけたらと思います。学校現場でも精いっぱい今後取り組んでいきたいと思います。
 以上です。
○議長(又耒成人君) 川名敏子君。
◆8番(川名敏子君) そういった取り組んでいただけるということで安心しておりますが,学校で子供たちがしっかり勉強していくと,一番大事なのは,がんに関しては早期発見ということなので,検診が一番大事なんですけれども,家に帰ったときに,「お母さん,子宮がん検診している」とか,「お父さん,検診受けた」とかというふうな会話が家庭に広がっていけば二重の効果があると思われますので,教育現場でのがん教育,しっかり実践していただきたいと要望いたします。お願いいたします。
 それでは,最後になりますが,市民活動災害補償制度について質問いたします。
 安心して地域活動やボランティアができるために市ができることということで,以前にもお聞きしておりますので,二度目になります。
 守谷市の市民は,実に多種多様なボランティアをしております。昨年提案いたしました市民活動災害補償制度は,検討していただけましたでしょうか。
 私が参加しているボランティアサークルでも,簡単な花植えをするサークル等は保険に入っておりません。また,社会福祉協議会でもボランティア保険を受け付けておりますが,市はどの程度の方たちが参加しているか把握しているのでしょうか,伺いたいと思います。
○議長(又耒成人君) 総務部長寺田功一君。
◎総務部長(寺田功一君) お答え申し上げます。
 昨年の12月議会に川名議員から,ただいまおっしゃられましたように,市民活動災害補償保険を導入してはどうかというご要望がございました。その後検討しましたが,その検討結果をお答えする前に,現在の市で加入している保険の状況についてご説明申し上げます。
 市民の皆さんのボランティア活動等への賠償や補償のために市で加入している保険としましては,代表的なものとして,全国市長会の保険でございます市民総合賠償保険がございます。この保険は,市が管理する施設の不備や,市が主催する,または共催する事業で,さらには市から委託を受けたボランティア団体等の活動において,けががあった場合等に賠償や補償をするものでございます。
 また,今申し上げました市民総合賠償保険のほかに,今年度から新たに防火防災訓練補償等共済制度というものがございますので,これにも加入しております。この内容は,自治会や自主防災組織等が自主的に行う訓練等でけが等が出たときに補償するものでございます。
 今,議員からもございましたように,ボランティアの保険の加入状況でございますが,市内のボランティア団体が加入する保険としましては,社会福祉協議会が取り扱っているボランティア保険がございます。これはボランティア団体等が加入しやすいようにということで三つのコースがあるわけですが,260円,420円,590円という1年間の掛金でございますが,それに対して県の社会福祉協議会,それから市の社会福祉協議会から160円を助成し,先ほど言ったコースが,100円,260円,430円という年間少額の保険で補償を得られるという制度がございます。
 そういう現状を照らし合わせまして,昨年12月に川名議員から,そのときに牛久市等で導入しているというような話もございましたので,各市町村の加入状況等を調査しました。その中で,結論から申し上げますと,関係各課としては,今申し上げました保険については,先ほど申し上げました市の賠償保険,それから社会福祉協議会で助成しているボランティア保険等で見ることができるので,新たな保険は,現在のところ,経費もかかるので見送ろうというような結論でございます。
 その一つ一つの理由でございますが,まず1点としては,現在あるボランティア団体等にとっては,保険加入経費が不要となるなど支援につながると考えられると。しかし,新たなボランティア団体の創出に効果があるかは疑問であるというのが1点ございます。新たな市民活動災害補償制度,これに加入することについては問題があるだろうということです。
 2点目としては,現在でも,市主催または市が依頼するボランティア活動,市民の自主的活動については含まれませんが,それには先ほど申し上げました全国市長会の総合賠償保険による補償が可能であるということ,それから先ほど申し上げました防火防災訓練災害補償保険等で,防火訓練等,自治会等の主催の場合でも補償ができるということです。
 それから,3点目としては,ボランティア団体が任意で加入できるボランティア保険については,先ほど申し上げましたように,県と市の社会福祉協議会で160円を補助をし,100円から430円という年間の少ない額で加入できるということが一つです。
 4点目としましては,先ほどありましたような保険に加入するということになりますと,この保険会社というのが全国でも2社程度しかないということで,年間の経費の増減というのがかなり大きくなっておりまして,近隣の自治体では年間265万円とか300万円程度かかっているということで,市の財政的な負担もかなりのものになっていくということ。
 結論というか,一番大きいところでございますが,ボランティアという公益活動でございますが,これもある程度個人の自己負担というか,自己責任,そういうものもあってしかるべきなのかなと。ボランティア活動であるからということですべて市の方で助成をするとか,全額保険に入るということではなくて,ある程度個人の意識として,自分の身を守るというか,自分の補償を受けるための負担というのも必要ではないかということで,今申し上げましたような大きく五つの観点から,昨年の12月にご提案いただいた保険については,現在のところ加入しないというような結論を出したところでございます。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 川名敏子君。
◆8番(川名敏子君) 私の提案に対して詳しく検討していただき,大変ありがとうございます。結論がノーということなので,ちょっと残念ではあるんですけれども,私の聞いたところでは,茨城県で,社会福祉協議会等がやっておりますボランティア保険加盟者が3万4,484人だそうです。3万4,000と多くの方たちがこのボランティア保険に加入し,ボランティアを行っているということなんですけれども,守谷市のこのボランティア保険加入者をお聞きしましたら,65団体あるんですが,833人ということで極めて少ないと言わざるを得ません。
 先ほど保険が無料とか安くなれば多くの方が入るかどうか,そういうものは余り考えられないというような見解もございましたが,有料であったり,また大変手間がかかったりということで加入者が少ないのかな,実際ボランティアをやっている人はもっともっと多いはずだと思います。その方たちが,そういった奉仕作業の中でけがをしたり,またけがをさせたり,何かを壊してしまったりというときに,それが全額自己負担になってしまうのは本当に心が痛みます。多くの方たちが保険に入っていただけるように,現行の保険に入っていただけるように推進するとともに,今後もそれらが軽減されるような策を検討し続けていただきたいなというのが要望でございます。
 市民との協働のまちづくりを目指している本市であります。市民の奉仕活動に対して,例えば今100円の負担金があるわけですけれども,社協のボランティア活動保険ですが,今,800数名ということで,約900名の方に自己負担分の100円を無料として補助した場合9万円,値段ではないと言われるかもしれませんが,これが例えば1万人いたら100万円,1,000名だったら10万円と,そこまで多くの方たちがボランティアを一人一つのボランティアをするというような運動に開いていくとしたら,それにはやっぱり一つのきっかけが必要だと思いますので,今後の方向の中で,こういったことを,皆さんにボランティアをしていただき,それが人のためになるだけでなく,ご自分の生きがいや健康にもつながっていくという大きなプラス面を考慮しながら,それを促進するのにこの無料のボランティア保険というのが作用するのではないかと私は今考えておりますので,この辺は今後検討課題として持ち続けていきたいなと考えております。
 多岐にわたっての質問で長くなってしまいましたが,すべて一貫しているのは,市民とともに協働のまちづくりの中で,市が,また行政が,どれだけ市民とともに健康の維持や地域の活性化に役に立てるかという見地で今回は質問させていただきました。
 議員も,また行政も,市民も,本当に3者が一体となって同じ方向に進むことで,さらなる市の発展や前進があるものと考えます。今後もまた努力してまいりますので,よろしくお願いいたします。
 本日の私の一般質問,終わらせていただきます。傍聴の皆様も本当にありがとうございました。
○議長(又耒成人君) これで川名敏子君の一般質問を終わります。
 間もなく正午になりますので,ここで暫時休憩といたします。
 午後は1時から再開いたします。
               午前11時55分休憩
         ──────────────────────
               午後 零時55分開議
○議長(又耒成人君) 休憩前に復し会議を再開いたします。
 それでは,引き続き一般質問を続行いたします。
 通告順位3番,高梨恭子君,登壇を願います。
 高梨恭子君。
               〔1番高梨恭子君登壇〕
◆1番(高梨恭子君) 通告3番,高梨恭子です。
 本日は,4点の質問をいたします。
 まず,一つ目に,みずき野の過疎化についてお尋ねいたします。
 昨年12月の私の一般質問において,みずき野の問題について質問いたしました。当時,スーパーが撤退した直後で,食料品等の買い物の不便さに重きを置いてお尋ねいたしましたが,おかげさまでこの4月にみずき野市場がオープンし,何とかその不便さが解消されてきたところです。
 さて,成熟した大型団地の抱える問題として,高齢化とともに過疎化という現象があると思います。
 そこで,みずき野地区の現状として,全世帯数,人口,そして65歳以上の方の割合,1世帯当たりの住人数,独居率,空き家率についてお尋ねいたします。
○議長(又耒成人君) 総務部次長笠川悦範君。
◎総務部次長(笠川悦範君) お答えいたします。
 まず,みずき野地区の65歳以上の人口でございますが,みずき野地区の住民基本台帳の人口,これは9月1日現在でございますけれども,5,975人,これは総数でございます。65歳以上の人口は873人です。率にしますと,14.61%ということになります。ちなみに守谷市全体では,やはりほぼ同じ14.6%でございます。
 それから,1世帯当たりの平均人口ですけれども,先ほどの5,975人をみずき野世帯数2,056世帯で割りますと,2.91人という数字になっております。
 それと,独居世帯の率でございますが,独居世帯数が109世帯でございました。先ほどの2,056世帯で割りますと,みずき野地区全体の世帯数に占める割合でございますが,5.3%ということでございます。
 それと,空き家率というご質問でございますが,これにつきましてはデータがなくて把握できませんでした。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 高梨恭子君。
◆1番(高梨恭子君) 長野大学教授である大野 晃氏が1991年に提唱した概念に,限界集落というのがございます。65歳以上の高齢者が自治体総人口の過半数を占める状態を限界自治体と名づけました。限界集落は,この定義を集落単位に細分化したものです。限界集落に次ぐ状態を準限界集落と表現し,55歳以上の人口比率が50%を超える場合とされます。また,限界集落を超えた集落は,超限界集落から消滅集落へと向かうとされています。
 開発,分譲から28年たったみずき野では,30歳代で入居された方が多く,準限界集落があっという間に限界集落へと向かうと予想されます。また,今のデータから別の見方をすれば,子供の独立が顕著にならざるを得ない状況が徐々にあらわれてきていると言えるのではないでしょうか。
 さて,先般,私のところへ次のような問い合わせがありました。
 お一人は,老夫婦で暮らしているのだけれど,足が悪いので平屋に建てかえたい。しかし,建ぺい率が40%では満足のいく建物にならない。これを50%にすることはできないのかというもの。また,別の方は,子供夫婦と一緒に暮らしたいのだが,2世帯住宅にするには容積率80%では厳しい。駐車場も2台確保したいのだが,というものでした。みずき野1軒の平均的な敷地面積は50坪から60坪,建ぺい率40%,容積率80%です。
 昨年12月の私の一般質問について,総務部次長から次のような答弁がありました。以下,読み上げます。
 みずき野地区に限らず,これまで親子で住んでいた。例えば4人家族で住んでいた中で,子供が独立して外へ出ていっているという傾向が見られる。今後,一つには,コミュニティーという観点で,地域,世代間の交流ということで,コミュニティーの活発化ということが一つあると思います。それと,物理的な話になりますけれども,住宅の改築,あるいは2世帯住宅というんでしょうかね。一緒に住めるというふうなことが必要になってくるかとも考えております。そういう意味では,2世帯の住宅を建てるのに今の敷地面積はどうか,いろいろそういう課題はあると思いますけれども,やはりそういう2世帯住宅といいますか,親と子がともに暮らせるような,そういうものが必要になってくるのかなと感じております,というものでした。
 このことについて,市の施策や検討していることについて,通告してあるとおり担当部長,お示しお願いいたします。
○議長(又耒成人君) 都市整備部次長高橋 要君。
◎都市整備部次長(高橋要君) みずき野地区の2世帯住宅のために建ぺい,容積見直せないかというご質問だと思いますが,みずき野地区は,開発当初から,住みよいまちづくりを掲げまして建築協定を定めております。主な協定内容は,最低敷地面積165平米,それから壁面後退1メートル,第1住居専用地域においてもこれ40の80という,都市計画道路沿いについても40%,80%という制限を設けております。
 平成15年に,みずき野地区から建築協定を継承する形で地区計画に移行する提案を受けまして,都市計画の手続に入りました。平成16年の2月に,66.8ヘクタールについてみずき野地区地区計画を決定しております。そのときの地区同意率は80%です。80%の方が,40の80という建ぺい,容積を求めて地区計画を決定しております。さらには,平成19年4月に同じ内容で地区計画の提案を受けまして,67.2ヘクタールとエリアを拡大しております。
 以上のことから,みずき野地区は,地区の3分の2の提案を受けて,ごく最近平成19年度に見直したばかりということの中で,個々の事情は,2世帯で過ごしたいと事情はよくわかるのですが,今のところ変更する考えは持っておりません。
 しかしながら,将来,地区計画の見直しについては,先ほど申しましたように3分の2以上の同意・提案があれば見直すこともできますので,今後それらも考えていかなきゃならないと思ってございますけれども,いずれにしても,地区の総意という形で変更していくのが最良と考えております。
 以上です。
○議長(又耒成人君) 高梨恭子君。
◆1番(高梨恭子君) 近い将来,3分の2の同意ということですので,これから地区の皆さんにお諮りして考えてまいりたいと思います。
 続きまして,二つ目の質問です。
 二つ目は,地域交流バスについてです。
 通告では,モコバス運行開始から1カ月の状況,郷州沼崎線を利用した地域交流バスの運行予定としておりますが,2の郷州沼崎線を利用した地域交流バスの運行予定から始めます。
 守谷市地域公共交通連携計画では,新規のバスルートとして,都市計画道路郷州沼崎線を活用し,守谷駅東口,みずき野,南守谷地区,守谷駅西口という地域交流バスが考えられています。
 そこで,まず,都市計画道路郷州沼崎線の開通の見通しをお尋ねいたします。
○議長(又耒成人君) 都市整備部長笠見吉代君。
◎都市整備部長(笠見吉代君) みずき野地区から守谷駅へアクセスする道路ですけれども,市道106号線がございます。幅員も狭く事故等も心配されるということから,同路線の都市計画が決定されてございまして,平成19年度から工事着手をしてございます。
 現在,用地買収未買収者が5名おりますけれども,購入できたところから地盤改良をしてまいってございます。今年度は,引き続き地盤改良と水路横断部の構造物の工事に着手をいたしまして,目標としましては,平成24年度末の完成を目指しているところでございます。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 高梨恭子君。
◆1番(高梨恭子君) 今のお答えからすると,開通まであと3年かかるわけですが,開通までの暫定措置として,みずき野,南守谷地区,守谷駅西口の折り返しルートを検討していただけないかということです。この件は,去る6月6日に,明日のみずき野を考える会の代表,岡島氏らとともに,総務部企画課に要望をいたしました。
 現在,みずき野地区には関東鉄道の路線バスが運行されています。これは守谷駅東口が起点で,市役所,図書館,白寿荘に行くには守谷駅東口から西口への移動が必要です。乗り継ぎの利便性向上のためにも,ぜひ検討いただきたい。
 また,日用品や医療品の買い物をするにも,みずき野からバスで294号線ルートで行けるよう,利便性の確保に努力いただきたいのですが,いかがでしょうか。
○議長(又耒成人君) 総務部次長笠川悦範君。
◎総務部次長(笠川悦範君) お答えいたします。
 今,議員おっしゃられましたバスのルートでございますが,これにつきましては,守谷市地域公共交通活性化協議会でつくっております守谷地域公共交通総合連携計画という中に,通称でございますけれども,地域間交流バスというルートを設定してございます。これにつきましては,市ではなくて,関東鉄道の路線バスで運行するということが前提となっておりまして,これが平成23年度の計画になっているわけでございますけれども,先ほどおっしゃられました明日のみずき野を考える会ですか,そちらの方とも協議を何回か重ねてございまして,できれば前倒ししてほしいと。今,郷州沼崎線の開通の予測についてもありましたけれども,前倒ししてほしいということでございますので,先ほど申し上げました協議会といたしまして,関東鉄道の方と前倒しの方向で協議をしているところでございます。今後も,その方向で協議を進めていきたいというふうに考えているところでございます。
 路線バスは,大前提といたしまして,乗らなければ廃止されるということがあります。路線を維持するには,やはりだれかがそのコストを負担しなければならないということをご理解いただきたいと思いますけれども,まず皆さんに乗っていただくということがとても重要なことであります。そういう意味で,引き続きご協力をいただきたいということをお願いしたいと思います。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 高梨恭子君。
◆1番(高梨恭子君) できるだけ早い対応をお願いいたしまして,次に,モコバスが運転を開始して1カ月になりますが,その利用状況をお示しください。
○議長(又耒成人君) 総務部次長笠川悦範君。
◎総務部次長(笠川悦範君) モコバスにつきましては,皆様のご協力によりまして8月1日から運行を開始することができました。ちょうど1カ月たったわけでございます。
 その1カ月の利用状況でございますけれども,輸送人員,これが4,506人でございます。収入といたしましては,運賃収入70万5,700円ということでございます。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 高梨恭子君。
◆1番(高梨恭子君) 朝も早い時間帯から夜も遅くまで,頻繁に,守谷コミュニティバス,モコバスが走るようになりました。マイカーを減らし,CO2 の削減など目標はすばらしいものですが,相変わらず空気を運んでいるのではないですかとか,頻繁に走るようになった分CO2 を余計まち散らしているのでは,という話を耳にします。運行開始1カ月で結果を求めるつもりはありませんが,市民の声がありましたので,この際と思い,伺いました。今後さらに利用者がふえることを願って,次の質問に移ります。
 三つ目は,市内各所の冠水工事についてです。
 昨年8月30日のゲリラ豪雨により,市内各所で冠水の被害がありました。あふれ出た水により通行できなくなる国道に直結するような箇所は,早急に対応されて,工事が完了しつつあるようです。
 まず,その計画と進捗状況,そして予定では何カ所あって,何カ所終わっているのかも,あわせてお示しください。
○議長(又耒成人君) 都市整備部長笠見吉代君。
◎都市整備部長(笠見吉代君) 昨年8月の集中豪雨に伴いまして,市内各所で冠水とか通行どめ等も発生いたしました。そのようなことから,平成21年度,22年度の2カ年で対応していくという計画を立てさせていただきました。
 まず,工事完了でございますけれども,4カ所完了してございます。1カ所が,薬師台7丁目の外周道路ですけれども,そこの冠水対策。それからけやき台5丁目,294号線ですけれども,レストランニコルという箇所ですか,それと松ケ丘5丁目ですけれども,高砂町周辺です。外周道路。それから松並の交差点付近ですけれども,側溝整備工事,それから排水管敷設工事,それと修繕工事が完了してございます。その他,側溝清掃業務11カ所,それと集水桝の増設であるとか,小規模な工事3カ所につきましても完了してございます。
 それと,工事中でございますけれども,坂町清水線の排水管の整備工事,これはロックシティの手前になります。それから松山保育園付近の排水管整備工事,さらには市道102号線の北守谷の幹線道路ですけれども,守谷高校入り口付近の交差点の土砂流出防止,こういうような工事中でございまして,一刻も早い完成を目指して努力してまいりたいと思ってございます。
 それから,今後の対応でございますけれども,来年度が松並地区の先ほど申しました排水路のしゅんせつ工事,それから薬師台3丁目に調整区域からの土砂流出が発生してまいりますので,そちらの防止対策工事,そして先ほど申しましたけやき台5丁目交差点付近の雨水幹線への流入対策調査を業務発注してございますので,それらの結果によりまして雨水管の工事を予定しているところでございます。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 高梨恭子君。
◆1番(高梨恭子君) 私のところに問い合わせのあった2カ所についてお尋ねいたします。
 まず,1カ所目は,城内地区の守谷小学校敷地の南側で,つくし野に抜ける道沿いですが,道路面より60センチぐらい突き出た80センチ四方の排水桝があります。昨年8月30日の豪雨では,そこから水があふれ,道は川のようになり,家屋の駐車場まで茶色の水が入ってきたとのこと。地域の方たちは,過去において大雨が降るたびに市役所に要望していましたが,数年前に守谷小学校敷地内に何とかつくってもらった側溝も,今では落ち葉や草で埋まっている状況です。また,なかなか対応してくれない状況に,自分たちで土のうを積んだり,塀を高くしたりと,自主防衛をしています。この箇所について早急に対応していただきたいのですが,いかがでしょうか。
○議長(又耒成人君) 教育次長染谷 隆君。
◎教育次長(染谷隆君) お答えさせていただきます。
 ご質問の場所,守谷小学校西側の低地になっている部分と思います。先般も,議員にご同行いただきまして場所を確認させていただきまして,ありがとうございます。
 この部分につきましては,8月30日の豪雨のときに,ただいまご指摘をいただきましたような状況になったということで,我々も現地に何度も降雨時に行って見ているわけなんですけれども,なかなかそういう状況になった場面に遭遇しないといいますか,遭遇しない方がいいんですけれども,状況的には確認できないような状況でした。
 今後,いろいろな要件,要因があの場所にはあると思います。山王様,それから守谷小学校,城内方面から集中的に水が集まってくるようなすり鉢状のような状況のところですので,守谷小学校の排水がかなり来ているということであれば,今後整備されますグラウンドの整備に合わせて改修していきたいと思っております。
 また,原因調査のために側溝の清掃等を近々のうちに実施いたしまして,その原因の究明に努めていきたい。状況によっては,大雨に対応するために側溝の清掃等も実施していきたいと考えております。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 高梨恭子君。
◆1番(高梨恭子君) グラウンドの整備に合わせてということですが,それはいつごろになりますか。
○議長(又耒成人君) 教育次長染谷 隆君。
◎教育次長(染谷隆君) 学校の建築,今,想定では23年度中を想定しておりますので,その次年度になろうかと思います。
○議長(又耒成人君) 高梨恭子君。
◆1番(高梨恭子君) 地元住民の人たちは,大雨に対して大変不安に思っています。また,守谷小学校建てかえの件でも,トンネルをつくるとか,迂回路をつくるとかということで,大変微妙な時期でございます。そういうときだからこそ,即刻解決するのが行政の仕事ではないでしょうか。
 また,この道路が通学路になっていることを考えると,補正予算をとってでも,困っている人がいるわけで,何とかならないかと自分たちで向かっている人がいるわけですから,その意を酌んで年度内の解決を強くお願いしたいのですが,いかがでしょうか。
○議長(又耒成人君) 教育次長染谷 隆君。
◎教育次長(染谷隆君) 先ほども申し上げましたとおり,ご指摘の場所につきましては,いろいろな要因が考えられますので,まずその原因の究明をさせていただきたい。我々の方だけではちょっとできませんので,建設課等々の協力をもらいながら,原因の究明をまず第1点に考えてみたいと思います。
○議長(又耒成人君) 高梨恭子君。
◆1番(高梨恭子君) できるだけ早くに原因究明をお願いいたしまして,解決を強くお願いしたいと思います。
 次に,西板戸井地区の西第二という地区では,やはり大雨により納屋まで水が入ってしまうことがしばしばあるということです。現在,滝下橋から西側,県道をくぐって流す排水路が1カ所しかなく,排水が非常に悪いとのことです。速やかな対応を望みますが,いかがでしょうか。
○議長(又耒成人君) 都市整備部長笠見吉代君。
◎都市整備部長(笠見吉代君) 西板戸井の大久保さんのお宅の前の2軒でございますけれども,あそこにつきましては排水側溝がないというのが実情でございます。そして,現場を見ていただければおわかりのように,宅地が道路より低くなってございます。そういうようなことから,道路から流入しているという状況でございます。
 この道路につきましては,現在,茨城県の管轄になってございますので,既に竜ケ崎工事事務所の方に現地調査と対応策の依頼をしているところでございます。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 高梨恭子君。
◆1番(高梨恭子君) 市民は,その道路が県道であろうが,市道であろうが,関係なく困っているのです。本来,県道が新しくできた時点で,旧の道路は市道として市が管理していくのがあるべき姿と思われますが,その点について,市長,いかがでしょうか。
○議長(又耒成人君) 市長会田真一君。
◎市長(会田真一君) そうでしょうね。当然そうなると思いますけれども,いまだにまだ移管されていないんでしょう。そういうことです。今のところは県の管理ということになっておりますので,県の方にお願いするしかないというふうに思います。
○議長(又耒成人君) 高梨恭子君。
◆1番(高梨恭子君) 市道になるのはいつごろになりますか。
○議長(又耒成人君) 都市整備部長笠見吉代君。
◎都市整備部長(笠見吉代君) 県から道路の移管を受けるには,それなりの道路の構造,あるいは整備状況,そういうようなものを調査した段階で県の方から移管をしていただくという形にしてございます。そういうことから,例えばですけれども,側溝もない,あるいは道路の幅員も狭い,支障物件もあるとか,そういうようなものを移管を受けて市が負担をして改修をするというのもどのようなものなのかということから,県の方でそれなりに改良していただいた中で移管を受けるという形にしているところでございます。
○議長(又耒成人君) 高梨恭子君。
◆1番(高梨恭子君) それでは,速やかな対応をお願いいたします。
 では,次の四つ目の質問に移ります。
 四つ目は,街路樹の樹木管理についてです。
 6月の終わりごろだったでしょうか,みずき野の歩道に大きな木の枝が伸びていて,自転車の人や背の高い人の顔や頭に当たるということで,建設課にお願いしたところ,早速にその枝を切っていただきました。また,先日,同じ場所で大きな枝がぶら下がっているというときも,速やかに対応いただいたとのこと,職員の皆様の迅速な対応に感謝いたします。
 それからなのですが,市内を歩いたり,信号待ちの車の中からいろいろなことに気づき始めました。街路樹の鉄の支柱が木に食い込んでいるところや,添え木などが壊れた箇所が見受けられます。また,歩道などでは,木の枝でトンネルができるほど伸びている場所もございます。市の方では,そのような箇所をどの程度把握していらっしゃるのでしょうか。
○議長(又耒成人君) 都市整備部長笠見吉代君。
◎都市整備部長(笠見吉代君) まず,街路樹の樹木剪定に伴いまして,ひこばえというわきから枝が発生するものがありますけれども,そういう剪定をしたことによってひこばえが発生している例がございます。そういうようなものにつきましては,そのひこばえをまず取るというのがございます。
 それから,道路関係の樹木等につきましては,こさ刈りというようなものをさせていただきまして,先ほども話しましたけれども,樹木,雑草種ですけれども,市内2工事にわたりまして発注をして対応しているというのが状況でございます。
 それから,公園を含めまして,樹木に対する支柱ですけれども,既に古くなっておりまして,支柱の役を果たさないものも中にはございます。そういうものにつきましては,職員のパトロール等で支障しているものについては撤去しているというようなこと,さらには路線ごとに職員が撤収をしているというのが実情でございます。
○議長(又耒成人君) 高梨恭子君。
◆1番(高梨恭子君) 私,写真を撮ってきましたので,紹介しながらお願いをしたいと思います。
 まず,この写真です。街路樹の鉄の支柱に木の幹が食い込んでいっております。木の成長に伴い,鉄の支柱に木の幹が食い込んでおります。これでは木がかわいそうです。木の生育にもよくありませんし,美観もよくありません。また,街路樹の木でつくられた添え木,こういう台形のものです。こういったものが壊れている箇所が多々目につきます。樹木の成長に伴い不要に見えるもの,またこれらが倒れたりすると歩行者がけがをするおそれもあります。
 さらに,板戸井公園に沿った遊歩道の木々は,枝がかなり伸びていて,この写真のように木でトンネルができるようになっています。ここは大井沢小学校の通学路でもあることから,これから日暮れが早くなる季節を迎え,危険を感じます。
 守谷市民憲章の中で,水と緑に親しみ,自然を愛し,美しいまちをつくりますとうたっているにもかかわらず,このような現状はふさわしくありません。直ちに撤去,即対応してください。また,通学路になっている場所の見通しの悪いところの剪定も,早急にお願いいたします。部長の所感をお願いします。
○議長(又耒成人君) 都市整備部長笠見吉代君。
◎都市整備部長(笠見吉代君) 3点ほどございました。まず,鉄の支柱がコブシに食い込んでいる地区ですけれども,これは美園地区のコブシだと思います。ご指摘のように大変くびれている部分もございますので,今年度対応する予定になっているところでございます。
 さらに,支柱の必要な樹木もございます。例えばサルスベリでありますとかプラタナス,これらにつきましては,食い込まない程度に,確認をしながら交換をしていくというような対応をしてまいりたいと思っているところでございます。
 それと,公園内,あるいは街路樹ですけれども,特に公園だと思いますけれども,その支柱がそのままになっている部分まだまだございます。私どもパトロールや工事等に行ったときにそういうものを撤去するという形で作業を進めているところでございますけれども,抜けている部分のところもございましたらば,ご連絡をいただければ早い対応をしてまいりたいと思っているところでございます。
 それと,大井沢小学校区の通学路に値する部分,それは新薬師台の写真だと思いますけれども,そこにつきましては,地元町内会の方々と間伐の共同作業をさせていただきました。そして,大分間伐をしてきたところでございます。ただ,その先のところに,樹木を粗い整枝をした部分がございますけれども,そういうようなことをしました場合に,非常に植栽剪定が悪いと。逆に,何でそういう切り方をするかというようなご指摘もございますので,いろいろ検討しながら,町内会とも相談をしながら整枝をしていきたいと思っております。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 高梨恭子君。
◆1番(高梨恭子君) では,よろしくお願いいたしまして,以上で私の一般質問を終わります。
○議長(又耒成人君) これで高梨恭子君の一般質問を終わります。
 次,通告順位4番,山崎裕子君,登壇を願います。
 山崎裕子君。
               〔6番山崎裕子君登壇〕
◆6番(山崎裕子君) 通告順位4番,山崎裕子でございます。
 本日は,松前台小学校の皆さんが傍聴に来てくださいました。本日私は,守谷小学校改築事業,それから小学生田植え体験と,今,小学生でいらっしゃる皆さんとかかわりのある一般質問をさせていただく予定になっております。松前台小学校の皆さんにも,市政を身近に感じていただけたらと思っております。そして,将来自分たちが選挙権を得たら,必ず投票に行って,自分たちの暮らしをよくするためにしっかりと考えていっていただきたいと願っております。
 さて,初めに守谷小学校改築事業についてお尋ねいたします。
 守谷小学校は,校舎の老朽化が進み,耐震化の必要性などもあることから,校舎の改築事業が予定されております。しかし,小学校校舎の1階部分の真ん中に部外者が往来する通路を設ける改築計画をめぐり,PTAが廃止を求め,一方,近隣住民は通路は重要な生活道路と話し,道路のあり方について双方の意見が異なる事態となりました。
 そこで,児童の安全確保を求め,3月定例会,6月定例会の一般質問にて,市道を廃止するのか,存続させるのか,話し合いによる再検討をするよう要望いたしました。その後何度か,市,PTA,近隣住民などで話し合いを行い,市は最終案として,PTAの方々に配慮し,新校舎1階部分の真ん中には通路を設置せず,敷地を一体化する方向とし,一方,地域住民の方々に配慮し,新校舎の予定地の下に地域住民が通れる地下通路を設けることを提案しました。
 その後の市道などをめぐる話し合いの進捗状況,また校舎の完成時期はどのようになっていますか,お尋ねいたします。
○議長(又耒成人君) 教育次長染谷 隆君。
◎教育次長(染谷隆君) お答えをいたします。
 今,議員がおっしゃいましたように,6月定例会で市が提案いたしました地下道案,これによる敷地の一体化ということで,山王様前地区,あるいはPTAの方々に話しかけをして,何回か会合を持っているような状況です。
 その後の経過といたしましては,PTAの方々独自でアンケート調査などをしたということで,その地下道案に対する賛否というのをとったようなことを伺っております。400人余の会員の中から150人が回答していただいたということで,敷地が一体化できるのでその地下道案に賛成,あるいは早期に学校をつくってほしいというような要望等があったそうです。
 その後,先般の全員協議会の中でご説明を申し上げましたけれども,7月7日に山王様前地区の代表の方々とPTAの方々で,地下通路について話し合いを行っております。その中では,地下通路を底上げしてほしいというような地域の方々の意見が出ました。我々も,その後要請によりまして1メートルを底上げした地下道案を,簡略図というんですか,それを提供させいただいております。
 その後,8月1日に山王様前地区の方々独自で会議が開かれたということをお伺いしまして,その中では,やはりその地下道については,防犯面,あるいは高齢者が多いので上りおりがきついというようなことから,どうしても地下道では反対したいと。そのかわり,校舎の南側に南門がございますので,南門からプールの裏を通ったような,狭くてもいいので,そういうような通路をつくってほしいというような話が提示されております。その案についても,地域の方から出てきた案なので,我々としては,地下道,さらに南側を通る通路,両面で検討していきたいと考えております。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 山崎裕子君。
◆6番(山崎裕子君) ただいま南側を通る通路,また地下通路案ということでご回答いただきました。この南側を通る通路というのは,小学校のプール横を通る通路を指しているかと思います。このプール横通路に関する費用はどのぐらいかかると試算していらっしゃるのか,お尋ねいたします。
○議長(又耒成人君) 教育次長染谷 隆君。
◎教育次長(染谷隆君) 大変申しわけございません。地域の方々から提案を受けた時点で,まだそこまでは検討はしておりませんが,地下道をつくるよりは安く上がるのではないかと考えております。
 以上です。
○議長(又耒成人君) 山崎裕子君。
◆6番(山崎裕子君) 守谷小学校のプール横を通る新たな南側の通路を設置する案に従い,第1に,プールを利用する女子学童などが通行する通行人から見えないようにする配慮,またプール横,通路箇所に位置する山王様前地区の住宅,そして城内地区住民の方々,そしてPTAの方々の意見集約,配慮を行うことが必要かと存じます。これらの方々の配慮をしながら計画を進めていただきたいと要望しておきます。
 また,第2に,費用を抑制するため,市による交渉努力を図る一方,PTA役員の方からお願いされたのですが,いつ来るかわからない地震に備え,校舎の早期完成に向けて努力してほしいという要望が出ております。この要望を受けて,よい方向へ事態が進むようご尽力いただきますよう要望いたします。
 次に,この守谷小学校改築事業の新たな提案について,市長としてどう対処するおつもりでしょうか。また,事態の解決に向けての市長の見解をお尋ねいたします。
○議長(又耒成人君) 市長会田真一君。
◎市長(会田真一君) 今,地域の皆さんとPTAの皆さん等の意見がありますから,それらのお話を聞いて,なるべく早く結論を出していきたいと思いますが,校舎の建てかえ,校舎の問題につきましては,まず土地を確保しなければいけませんので,議会の皆さんのご理解をいただくように努力をしないといけないと思います。
○議長(又耒成人君) 山崎裕子君。
◆6番(山崎裕子君) 費用というのは,土地買収のことも含めてなんですけれども,今回の改築に関しましても大きなお金が動きますので,市民の皆さんのお金を大切に使いながら,先ほど計画が,地下通路案であったり,いろいろな案が出ておりますので,なるべく費用がかからないようにという全体的な考え方からしても,そのような費用抑制も考えながら,校舎の早期完成に向けていくことが大切ではないかと思います。市長のこれからの対処も大切かと思いますので,これからもよろしくお願いしたいと要望して,今後も,PTA,山王様前地区住民,城内地区住民の方々の意見を集約し,配慮しながら改築事業を進めていただきたいと思います。
 次に,新型インフルエンザ対策について。
 まず,学校の新学期が始まり,団体生活によって流行が進むのではないかと懸念されております。学校の対応,あるいは市全体についての市の新型インフルエンザ対策について,進捗状況についてお尋ねいたします。
○議長(又耒成人君) 教育次長染谷 隆君。
◎教育次長(染谷隆君) お答えをいたします。
 市内小中学校の新型インフルエンザ発生状況ですけれども,夏休み1週間前ごろから新型インフルエンザ発症の報告が来ております。7月15日から18日にかけまして,大井沢小学校で3名が確認されました。この時点では,個々の対応ということで,発症の翌日から7日間につきましては,療養をするための出席停止を実施しております。
 また,御所ケ丘中学校ですけれども,こちらにつきましては7月24日,1,2年生の部活の生徒が11人という集団感染をいたしました。こちらにつきましても,夏休み期間中ではありましたが,部活の停止を7日間実施しております。
 その後,単発的に各地の学校で発症が確認されておりますけれども,国,県の指示に従いまして,出席停止を7日間,個々の対応ですので7日間ということで行っておりまして,9月5日をもって収束をしております。その後については,特に現在のところ報告は来ておりません。
 以上です。
○議長(又耒成人君) 山崎裕子君。
◆6番(山崎裕子君) 次に,6月定例会におきまして,対応マニュアルを策定し,講習会などを開催する方向とのことでした。具体的にはいつごろを予定しているのか,お尋ねいたします。
○議長(又耒成人君) 保健福祉部長茂呂 茂君。
◎保健福祉部長(茂呂茂君) お答えいたします。
 講習会等についていつごろかということかと思いますが,先ほどの川名議員のところでも申し上げさせていただきましたけれども,現在,講習会につきましては,市民向けの講習会ということで,取手医師会の方に講師の依頼をしてございます。今現在,感染の拡大によりましてなかなか調整がつかない状況がございますけれども,調整がつき次第実施したいと考えております。今のところ,でき得れば,先ほども申しましたけれども,11月ぐらいに開催できればということで調整をいたしております。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 教育次長染谷 隆君。
◎教育次長(染谷隆君) 済みませんでした。私,御所ケ丘中学校の発症を7月24日と申し上げましたが,8月24日にご訂正をお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(又耒成人君) 山崎裕子君。
◆6番(山崎裕子君) 今,部長の方から11月開催ということでお話がありました。最近の新型インフルエンザ流行を受け,守谷市のある福祉施設長から,施設で発生したらどうすればいいのか心配です。講習会などがあったら行きたいので教えてくださいと要望されました。また,ほかにも多くの市民の方々から,実際に新型インフルエンザがはやったらどう行動したらいいのかと,新型インフルエンザについての正しい対応や知識についての質問や心配する声を聞きました。新型インフルエンザが流行している今こそ,万全な対応を図れるよう早期の対応マニュアルの策定,市民への知識習得,周知を図るための早期の講習会開催,また対応を要望して,次の質問に移ります。
 介護保険料についてお尋ねいたします。
 茨城県で最も高いと言われている守谷市の介護保険料を下げ,守谷市民の負担軽減を図ってほしいとの多くの市民の声を聞きます。とりわけ年金生活者の多い65歳以上の高齢者の方々にとっての負担感は大きいと言えます。そこで,介護保険料の値下げを図ってはいかがでしょうか。
 まず,守谷市の平成20年の介護保険サービスの利用者数と給付費,要介護認定者数,平成21年の介護保険サービスの利用者数と給付費の見込み,要介護認定者数についてお尋ねいたします。
○議長(又耒成人君) 保健福祉部長茂呂 茂君。
◎保健福祉部長(茂呂茂君) お答えいたします。
 介護保険料についてということで,まず利用者の状況ということで,平成20年度の実績でございますけれども,平成20年度末で,要介護認定者は931名で,延べ人数といたしまして9,439人の方が利用されております。年間保険給付総額は14億1,314万円になってございます。
 また,サービス種別で見ますと,デイサービスやショートステイなどの居宅介護サービス給付利用者が延べ5,716人に対しまして,年間6億7,237万円の給付が行われております。それから,特別養護老人ホームなどの施設介護サービス給付利用者につきましては,延べ2,055人に対しまして4億9,896万円の給付となっております。
 当市の特徴といたしまして,65歳以上の第1号被保険者の要介護認定率は10.5%と,県内では2番目に低いんですけれども,1人当たりの給付費が高い状況になってございます。
 それから,今年度ということで,今年度は第4期計画になるわけでございますけれども,平成21年度の見込みつきましては,要介護認定者998人,保険給付費総額が18億3,389万円で,居宅サービス給付費は7億9,310万円,さらに施設介護サービス給付費は6億4,328万円を見込んでおります。先ほど申し上げました平成20年度と比べますと,総額の給付費で約4億円の金額がふえるという状況になってございます。
 以上が現状でございます。
○議長(又耒成人君) 山崎裕子君。
◆6番(山崎裕子君) 先ほど数字が出ましたが,人数も給付費もこれから増加傾向にあると考えられます。守谷市の第4期計画の保険料改定資料の所得段階についてお尋ねしたいと思います。
 第4期計画の保険料改定資料の所得段階は何段階あり,また最高所得段階基準額の対象となる方の前年合計所得金額,年額の保険料などはどうなっているのでしょうか,お尋ねいたします。
○議長(又耒成人君) 保健福祉部長茂呂 茂君。
◎保健福祉部長(茂呂茂君) お答えいたします。
 保険料の段階設定に関しましては,第4期計画から,第1号被保険者の保険料を通常の6段階に加えまして,低所得者対策といたしまして2段階をふやしました。それから,高額所得者に対応するものとして1段階を新たに設け,所得に応じた9段階の多段階設定で対応いたしております。
 今ありました,幾らになるかということでございますけれども,第9段階といたしまして,本人が市町村民税課税で前年度合計所得額が500万円以上の方,これが第9段階になってございます。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 山崎裕子君。
◆6番(山崎裕子君) 守谷市では,平成21年から平成23年までの第4期計画の保険料改定資料の所得段階は第9段階までございます。最高所得段階の対象となる方は,本人が市町村民税課税で,前年の合計所得金額が500万円以上の方で,年額の保険料は9万1,800円です。基準額の対象となる方は,世帯のだれかに市町村民税が課されているが本人は市町村民税非課税の方で,年額の保険料は5万2,500円です。
 ここで,最高所得段階の500万円以上という額をさらに細分化して,多段階設定にしてはどうでしょうか。
 例えば柏市では,第4期計画の保険料改定資料の所得段階は第16段階までございます。守谷市が9段階に対して,16段階と多段階設定にしてあるのが違いが明確になっているところでございます。第11段階が住民税課税で500万円以上600万円未満となっており,第12段階が600万円以上700万円未満,第13段階が700万円以上800万円未満と,以下,第15段階まで100万円区切りで分けており,第16段階で1,000万円以上となっております。
 基準額以下の方々の軽減を検討し,平成24年以降の第5期計画の保険料改定資料の所得段階を10段階以上へとさらに細分化して,多段階設定にすることによって,介護保険料の値下げを図ってはどうでしょうか,市長,担当部長にお尋ねいたします。
○議長(又耒成人君) 保健福祉部長茂呂 茂君。
◎保健福祉部長(茂呂茂君) お答えいたします。
 今,議員からご提案がございました多段階設定についてでございますけれども,私どもといたしましては,先ほども申し上げました内容につきまして,今回9段階ということで,平成21年度からになりますけれども,第4期計画,これは20年度に決定をしておりますけれども,その中で3年間の決定をさせていただいたという経緯がございますので,議員からもありましたけれども,今後,5期計画に入る,24年からになるわけですけれども,これに向けた考え方の中で,そういった要望等も踏まえた中で,あるいは近隣等も踏まえた中で,一番いい段階設定ができるような形で鋭意検討を進めていきたいと考えておりますので,よろしくお願いいたします。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 山崎裕子君。
◆6番(山崎裕子君) 前向きな答弁に大変感謝しております。今後も,さらなるご尽力を賜りたいと思いますので,よろしくお願いいたします。
 次に,オオタカモニタリング調査費用の見直し,減額についてお尋ねいたします。
 まず,なぜオオタカモニタリング調査を行うことになったのか,これまでの経緯をお尋ねいたします。
○議長(又耒成人君) 都市整備部長笠見吉代君。
◎都市整備部長(笠見吉代君) これまでの経緯でございますけれども,平成8年に,守谷市の自然調査会というものがございますけれども,郷州沼崎線の計画ルート付近にオオタカが営巣中であるというような報告を受けました。その対応策につきまして,自然調査会等も交えた中でいろいろ協議をしてまいりました。そして,平成13年の3月でございますけれども,オオタカの生息調査に関する陳情というものがございまして,議会で採択をしていただいてございます。あわせて,議員提出議案というものが出されまして,生息調査をしなさいというような議案でございました。
 これらを受けまして,平成13年度の第3四半期からですけれども,希少鳥類の生息調査を開始してございます。その後,オオタカに配慮しました郷州沼崎線の整備方策を検討するための調査,あるいは計画ルートに関するエリアなどの自然調査を行いました。そして,都市計画道路の変更というものも行ってございます。
 このような経緯を踏まえまして,平成17年度には道路の測量調査,それから18年度の文化財調査というものをしまして,19年度から工事に着手をしているというところでございます。
 なお,オオタカのモニタリング調査も並行して進めてきているというのが経緯でございます。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 山崎裕子君。
◆6番(山崎裕子君) 先ほど経緯についてお答えいただきました。
 次に,二つお尋ねしたいと思います。
 第1に,オオタカ保存のため保護しているということでございますが,どのような法律の第何条でどのように書かれているのか,お尋ねいたします。
 第2に,オオタカは2009年現在絶滅危惧種なのかそうでないのか。以上,2点お尋ねいたします。
○議長(又耒成人君) 都市整備部長笠見吉代君。
◎都市整備部長(笠見吉代君) モニタリング調査の必要性でございますけれども,絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律という法律がございますけれども,その第2条第2項に,地方公共団体は,保存のための施策を策定し,実施するよう努めるというふうにうたわれております。市が郷州沼崎線整備を進めていく上で,工事の影響を極力排除していくには,モニタリング調査を行いながら影響の有無を確認していく必要がございます。
 それと,オオタカの位置づけでございますけれども,環境省の中にはレッドデータブックというものが用意されてございまして,ここにオオタカについては,2006年版ですけれども,準絶滅危惧種という形で指定になってございます。しかし,法律上は絶滅のおそれのある野生動植物の種として規定されておりまして,依然として変わりないというようなことから,モニタリング調査を続けているというところでございます。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 山崎裕子君。
◆6番(山崎裕子君) 先ほど法律についてのご説明がございました。絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律第2条第2項に書かれていることは,地方公共団体は,その区域内の自然的,社会的,諸条件に応じて絶滅のおそれのある野生動植物のための施策を策定し,及び実施するよう努めるものと説明がございました。ここで,絶滅のおそれのある野生動植物ということは,イコール絶滅危惧種を意味します。
 一方,現在,オオタカは2006年に準絶滅危惧種になりました。したがいまして,状況が変わったということがわかります。
 準絶滅危惧種とはどういうことを意味するか。現時点では絶滅危険性は小さいが,生息条件の変化によっては絶滅に移行する可能性がある種となっております。ということで,状況が変わったということで,法律上の保護対象として絶滅危惧種ではないとの解釈ができると思います。
 次に,本年度までにオオタカモニタリング調査を行ってきた年数,各年度にかかった費用と,平成21年での総費用についてお尋ねいたします。
○議長(又耒成人君) 都市整備部長笠見吉代君。
◎都市整備部長(笠見吉代君) オオタカに関します調査の年数及び費用でございますけれども,先ほど申しましたけれども,平成13年度から始まってございまして,本年度で9年目になります。この間に要しました調査費は,総額で7,778万8,200円になってございます。
 業務名と年度ですけれども,まず,13年度の10月から14年の9月まで,希少鳥類生息調査業務,これが1,112万3,700円でございます。それから,翌年度15年から16年9月まででございますけれども,郷州沼崎線整備方針指針業務というもので831万6,000円を支出してございます。それから,16年10月から17年9月までに,都市計画道路郷州沼崎線実施計画検討業務,これはオオタカがいるところでの道路の検討をするというような業務でございまして905万1,000円,それから17年の10月に自然環境調査業務というものをやってございまして593万2,500円,それから同じ年に17年9月から18年8月までにオオタカのモニタリング調査,これが651万円,そして18年9月から19年8月のオオタカモニタリング調査で703万5,000円,それから18年10月から19年3月まで,これは都市計画道路郷州沼崎線工事に関するオオタカ保護方策検討ということで136万5,000円を支出してございます。そして,19年の9月から20年8月にオオタカモニタリング調査で1,417万5,000円,翌20年の9月から21年の8月まで,やはりオオタカモニタリング調査1,428万円を支出してございます。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 山崎裕子君。
◆6番(山崎裕子君) 先ほどかかった費用を教えていただきました。平成13年から平成21年までの9年間の間に約7,800万円もの総費用がかかっております。
 では,守谷市で対象となるオオタカの数は何羽でしょうか,お尋ねいたします。
○議長(又耒成人君) 都市整備部長笠見吉代君。
◎都市整備部長(笠見吉代君) 営巣木のところで営巣しまして,今年度3羽の幼鳥が巣立ったという報告を受けてございます。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 山崎裕子君。
◆6番(山崎裕子君) 全部で2羽ということですか。
◎都市整備部長(笠見吉代君) 親が一つがい。
◆6番(山崎裕子君) 2羽ということでよろしいでしょうか。2羽のオオタカに,最近の平成20年度ですと年間に1,400万円かかっていることになります。これは,すなわち1羽のオオタカに700万円かかっているということを意味します。そして,このオオタカを調査する方の技術者の日給は約2万円から約4万円ということで,多くの費用がかかっているということでございます。
 現在,郷州沼崎線に関しましては,未買収地があるため,みずき野方面から松並方面へと延びる郷州沼崎線の道路工事が完成する開通時期はいつになるのかわからない状況です。したがいまして,いつまで年間1,400万円規模のオオタカモニタリング調査が続くのか,だれにもわかりません。状況が準絶滅危惧種となった今,オオタカモニタリング調査の減額見直しなどを考えてはいかがでしょうか。市長,担当部長にお尋ねいたします。
○議長(又耒成人君) 都市整備部長笠見吉代君。
◎都市整備部長(笠見吉代君) 今後のモニタリング調査についての減額等々でございますけれども,ここ3年ぐらいでございますけれども,そのモニタリング調査を見ますと,今まで営巣地が数カ所ございました。そして,活動範囲がある程度固定されてきているというようなこと,さらには他の地域のオオタカとのすみ分けがある程度明確になってきているということが判明してございます。さらには,先ほども話が出ましたけれども,準絶滅危惧種に位置づけられているというようなこと,そういうようなもろもろのことがございますので,調査範囲を絞り込むということも,今,検討してございまして,その他の区域からの飛翔ルートなども確認する必要がございますけれども,こういうことから定点観測地点を9カ所から6カ所に減らしていこうというようなことで内部検討しているところでございます。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 山崎裕子君。
◆6番(山崎裕子君) とても行政の方々の熱意が感じられるご答弁をいただきました。
 市長,まだいただいていないので,よろしくお願いいたします。
○議長(又耒成人君) 市長会田真一君。
◎市長(会田真一君) 今,部長が言ったようなことで,今後はいかざるを得ないということでございます。
○議長(又耒成人君) 山崎裕子君。
◆6番(山崎裕子君) 市長,それから都市整備部長の熱意に感謝をいたしまして,次の質問に移りたいと思います。
 守谷市内小学校の田植え体験について。
 平成21年5月に,平成20年度教育委員会の点検評価結果報告書ができました。教育委員会のところに届いた守谷市内小学校の田植え体験についての市民の声とはどのようなものだったのか,お尋ねいたします。
○議長(又耒成人君) 教育長北村裕信君。
◎教育長(北村裕信君) お答えいたします。
 多くの方からというよりは,一部の方なんですけれども,米づくり体験,きょうここに傍聴していらっしゃる松前台小学校の子供たちも,つい最近,立沢里山にある田んぼで米づくりを体験しております。議場にもいらっしゃる鈴木議員,浅川議員の日ごろからのご支援をいただきながら,田んぼによる米づくりを進めているわけですけれども,1校だけまだ実際の田んぼではお米づくりをしていないということで,できればそういう田んぼでのお米づくりを体験させてあげたいというような意見だと思います。
 以上です。
○議長(又耒成人君) 山崎裕子君。
◆6番(山崎裕子君) 私も,2008年,ちょうど昨年,1年前の9月の定例会一般質問におきまして,守谷市内小学校での田植え体験を通して,食育,自然,環境などについて学んではどうかと提言いたしました。本物の田んぼで米づくりを行っているのが,大野小学校,守谷小学校,高野小学校,御所ケ丘小学校,そして今いらっしゃる松前台小学校,それから大井沢小学校,そして小学校敷地内の花壇などの自家製田んぼで米づくりを行っているのが,黒内小学校,松ケ丘小学校,バケツで米づくりが郷州小学校と申し上げたかと記憶ております。
 先ほど質問させていただきました平成20年度教育委員会の点検評価結果報告書によりますと,市民の声として,一部の学校で米づくり体験を行い,収穫した米で飯ごう炊飯を行っていると聞いているが,市内の全学校でできるよう要望します,との市民の声が書かれております。この要望を大切にして,実現させてあげてはいかがでしょうか。担当部長,お尋ねいたします。
○議長(又耒成人君) 教育部長弘澤 廣君。
◎教育部長(弘澤廣君) お答えいたします。
 米づくりの経験,大変貴重な経験でございマスタープラン。教育委員会としましても,農業に触れるというのは大切だと理解しているところでございます。そういう意味で,田んぼも大切でございますし,また畑も大切。特にこの郷州小学校は,バケツで田んぼの経験ということなんですけれども,郷州小学校では,そのほか畑ということでサツマイモづくりですか,これも地域の指導者のご協力を得てやっているところでございます。そういう意味で,私どもは,農業の体験という観点からは,田んぼも大切だし,畑も大切,このように理解しているところでございます。
 また,郷州小学校でやっているバケツの稲作につきましても,よその学校では経験できないことを経験できる,そういう利点もある,そのように理解しております。
 というのは,成長を毎日見ている。また,夏休みにそれをお家に持ち帰って,それを観察していく,そういうことで一連の作業がわかる。そういう意味では,田植えの経験とかそういう経験ももちろん必要でございますけれども,それではない経験もできる,そういう意味で理解しているところでございます。
 そのようなことから,農業の指導,経験というのは,田んぼもあり,畑もあり,どのような形にしろ,それを経験させることが必要だということで,私どもとしましては,そういう形で両方経験していければいいな,そういうふうに思っているところでございます。
○議長(又耒成人君) 山崎裕子君。
◆6番(山崎裕子君) 実現に当たりましては,場所が遠くにあったりとか,先生方のご協力,それから地域の方々のご協力,さまざまな課題があるかと聞いております。しかしながら,教育委員会に声が届いたということは,ほかにももしかして,やってほしいと思っていてもなかなか言えないという方も中にはおられるかと思います。その市民の声を大切にする温かい教育を目指し,全小学校に対して実現をしていただけますよう要望して,一般質問を終わりとさせていただきたいと思います。ありがとうございました。
○議長(又耒成人君) これで山崎裕子君の一般質問を終わります。
 次,通告順位5番,高木和志君,登壇を願います。
 高木和志君。
              〔2番高木和志君登壇〕
◆2番(高木和志君) 通告順位5番,公明党の高木和志でございます。
 今回で7回目の一般質問となります。松前台小学校の皆様,ようこそいらっしゃいました。よく聞いて,よく見て,よく感じていっていただきたいと思います。
 それでは,始まりたいと思います。
 これまでの日本政治は,自民党一党のよい体制が続き,1993年8月から翌年6月までのわずか10カ月を除けば,自民党が一貫して政権を握り続け,そのもとで地方政治の確立,発展,そして改革が行われてきました。しかし,第45回衆議院議員選挙で民主党が圧勝し,日本は政権交代という政治の大きな節目を迎えることになり,それはそのまま自治体運営にも,市民生活にも直接影響してくることとなります。
 国の平成21年度補正予算がどうなるのか,後期高齢者医療制度がどうなるのか,年金問題がどうなるか等,こうした時代の大きなうねりの中で,市政のかじ取りをどのように行っていくか,不透明なところが多々ございます。緊張感を持って対応していただきたいと思います。
 本来ならば,市長にかじ取りのご意見を伺いたいところでございますけれども,通告しておりませんので,それは後日改めてお伺いしたいと思います。
 そういうことで,通告させていただいております次の4点,一つ,地域活性化について,二つ,災害時要援護者の避難支援対策の取り組み状況について,三つ目,改正農地法について,四つ目,ドクターヘリについて,以上の4点につきまして順次質問させていただきます。
 最初に,地域活性化について伺います。
 守谷市総合計画の後期基本計画によりますと,地域で支え合うコミュニティーの充実とのタイトルで,現状分析がなされています。それによりますと,自治会は行政との連携で重要な役割を果たしていますが,転入されてきた方の中には,自治会活動に戸惑いを感じる,入会しなくても不便を感じないなどの理由から,加入しない市民がふえています。また,市民の価値観の多様化から,自治会活動にやりがいを感じない,高齢化によって役員等の仕事の負担を感じるなどの理由で退会も多くなる傾向が見られ,地域コミュニケーションの希薄化が進んでいますとあり,また自治会によっては,多くの市民が協力して夏祭りを企画したり,高齢者の居場所づくり,出前サロンなどの支え合いを展開したり,地域の自治会長と連携してこいのぼりまつりを企画したり,さまざまな観点から取り組んでいますが,このような現状をどのように感じているのか,お伺いいたします。
○議長(又耒成人君) 生活経済部次長松丸美恵子君。
◎生活経済部次長(松丸美恵子君) お答えさせていただきます。
 今,議員おっしゃられましたとおり,総合計画の後期基本計画,平成19年度から23年度までの計画の中に,現状と課題ということを記載させていただいております。自治会の加入率というのは,総合計画の目標値には残念ながら達しておりません。今,都市化が進み,価値観が多様化する中で,地域における連帯感というのが希薄化して,地域が本来持っている相互扶助の機能が低下してきているのかなと思います。
 このようなことから,住民生活に直結します問題については,住民が互いに協力して助け合いながら,地域みずからの手で解決していくことが求められているのではないかなと考えます。また,行政はそうした地域活動へのより適切な支援に努めまして,地域と行政が協力関係を築いていくことが一番であると考えております。
 ご紹介のありました出前サロンとか高野のこいのぼりまつり,そのほかにもそれぞれの地域で夏祭りや,また自主防災訓練などさまざまな活動を行っていただいております。それが地域のコミュニケーションづくりに大きな役割を担っていただいていると思っておりまして,大変地域の皆様に感謝しているところでございます。
 総合計画上の地域で支え合うコミュニティーの充実ということにつきまして,現状をどう分析するかということかと思いますけれども,コミュニティーの充実については,現状と課題に対しまして,施策の成果向上に向けての市民と行政の役割分担というのは,市民の皆様のご協力のもと,おおむね計画どおり推移してきているのではないかなと感じております。
○議長(又耒成人君) 高木和志君。
◆2番(高木和志君) 私は,まだまだきめ細かな対応が必要と考えております。今後の地域コミュニケーションの対策として,今ご紹介がありましたけれども,もっと何か具体的なお考えがあれば,伺いたいと思います。
○議長(又耒成人君) 生活経済部次長松丸美恵子君。
◎生活経済部次長(松丸美恵子君) お答えさせていただきます。
 今後の具体策ということでございますけれども,今後は,団塊世代の方々が現役を引退しまして地域に帰ってまいります。この方々を含めた地域の方々と,さまざまな場で活躍されることが,地域コミュニケーションの活性化に有効であると考えております。自治会とかだけでなくて,子育て中のお母さん,それから子供とお年寄りの交流,または仕事から帰ったお父さんのたまり場など,多様なコミュニケーションの場が地域にあることが望ましいと考えます。今年度,地域の空き家を活用しましたコミュニティーサロン事業に取り組むこととしております。
 それから,自治会連絡協議会がございますけれども,その活性化を図りまして,各自治会でいろいろなことをやっていらっしゃいますので,その独自取り組み事例等の情報交換等を図りながら,推進していきたいと考えております。
○議長(又耒成人君) 高木和志君。
◆2番(高木和志君) ありがとうございます。
 今ご答弁ありました団塊の世代とか,そういう世代が年を重ねることによって,地域の中にいろいろ根差してくると思いますけれども,そういった方がふえることによって,またここで一つの提案をしていきたいと思います。
 地域活性化ツール,岡山市電子町内会というのがございます。ご紹介いたします。
 電子町内会とは,パソコンなどインターネットを利用して町内会の活性化を図ろうとするものです。町内会もしくはその連合体が,岡山市のサーバーを借りて取り組みますが,二つの側面があります。一つは,我が町内会のホームページを作成し,地域の紹介,PRを行います。いわゆる外向けページです。もう一つは,町内会に限定した会員専用の部屋があります。いわゆる電子会議室や電子掲示板などと同じものですが,虚名は認めていません。町内に住む方にIDとパスワードを交付して,実名で情報や意見の交換を行います。アンケート機能などもついています。
 さて,電子町内会が地域にどのような変化をもたらしたのか。各町内会がさまざまなアイデアで多様な取り組みをしており,外向けページを充実させ,アクセスカウント数をぐんぐん伸ばすところもあれば,会員相互の情報交換に力を入れるところもあります。スタートして半年もたたないうちに,次のような3点の事象が起こりました。
 一つ目が,電子掲示板を通して,地域に新しいコミュニケーションが誕生しました。その例としまして,太戸の滝を守る会,市内では珍しい本格的な滝を守る会ができたと。それから遊歩会,月に一度ハイキングをする会,スマイル会,地域の3世代交流を図る会,このようなコミュニケーションを図る会が誕生したということです。
 二つ目に,地域の課題が自己完結型で解決された。子供たちも通る道路にせり出したウルシの木の伐採を居住歴1年の新しい住民が電子掲示板に要望,その書き込みを見たもともとの地元住民,居住歴60年以上の方が,ボランティアで2トントラック3台分の雑木を伐採,お互い顔も知らなかったが,町内会長は何もせずに課題が解決されたということです。
 三つ目に,地域にある保育園,郵便局など公的機関との連携が深まりました。保育園に行くことのない住民であっても,保育園から発信される行事の写真を見て,その状況を知ることができました。
 このような動きか地域に起こってくると,連鎖反応のようによいリズムが生まれ,町内会運動会が始まり,町内会新聞は電子掲示板の情報を紙面に落とし,お祭り会場で拾った子供の財布が電子掲示板を通してすぐに落とし主に戻りました。登下校の見守りボランティアさんから,小学生が登校中,道路側溝に落ちてけがをしましたという情報が,現場の写真とともに提供され,その日のうちに関係課に対応を依頼,そのほか小学校からの不審者情報,地域内の,ことしもホタルが飛び始めた,カワセミの写真を撮りました,○○さん宅の庭にこんなきれいな花が咲いていました等々の情報もアップされます。日常的にこれらに接していると,まさに地域発見です。
 もう一つ紹介します。日々,電子町内会の中でコミュニケーションに参加されていた方が入院されました。今までの生活が一変,無菌室での病気との闘いは,地域と隔絶された孤独な世界です。あるとき病院からインターネットに接続することを思いつき,早速パソコンを購入されました。長い闘病となりましたが,電子町内会を通して,自宅にいるときと全く同様に四季折々の地域情報に接し,地域の人々との情報交換が可能となりました,とございました。
 このような電子町内会,ぜひ我が守谷市でも導入し,地域コミュニケーションのツールにしてはいかがかと思いますが,ご意見を伺います。
○議長(又耒成人君) 生活経済部次長松丸美恵子君。
◎生活経済部次長(松丸美恵子君) お答えさせていただきます。
 今,議員ご提案のありました岡山市は,電子町内会を活用することによりまして,地域情報の共有化とか,地域コミュニケーションの活性化を図っているようでございます。自治会とか町内会が,1日24時間いつでもアクセスが可能なツールとして,それぞれのホームページを開設して情報発信や地域内の情報共有を図ることは,地域コミュニティーの活性化のための手段の一つではあるかと理解はしております。
 一方で,岡山市の例を見てましても,平成14年の3月にスタートしたそうで,約7年半経過しておりますことしの8月の時点で,その電子自治会というのを開設している町内会というのは,全町内会1,500以上ある単位町内会のうち35団体,パーセントにすると2.3%にとどまっているそうです。今後の課題として,いかに普及したらいいかというのを,私もインターネットの方で調べたんですけれども,相当の時間と労力,コストが必要になると感じております。
 守谷市におきましても,直ちにこの電子町内会を導入するよりも,地域において住民の方々が実際に顔を合わせての交流活動を行うコミュニケーションの活性化に,まず力を入れていきたいと考えております。
 先ほどいろいろなインターネットの書き込みにより対応ができて,コミュニケーションができたという事例を紹介していただきましたけれども,私の感じるところによりますと,皆さん,今,子供たちも,ほとんど携帯を持っていまして,メールでやりとりしていまして,私なんかも時々友達に電話しますと,メールで送ってくれた方が早いからと言われるんです。でも,私は違うと言うんです。あなたの声を聞いて元気なのかどうしているのかとか,声を聞きたいから私は電話したんですよと答えたことがあります。やはり目と目,顔と顔を向き合っていろいろ話し合う,そういうコミュニティーというのが必要じゃないかなと常日ごろ感じております。
 そういうわけでして,せっかくのご提案でございますが,今すぐやるというわけにはいかないのかな,そういう時期には来ているのかなとは感じますけれども,申しわけございません。以上です。
○議長(又耒成人君) 高木和志君。
◆2番(高木和志君) 大変貴重なコミュニケーションのお話,ありがとうございました。
 当然,そういう目と目を合わせてコミュニケーションをとる,非常に大事だと思います。ただ,メールはメールのよさが,時間も選ばなくてやりとりできますので,そういうよさを感じていただいて,また,パソコン人口というか,今はほとんどの方が会社でも使うようになっていますし,これから団塊の世代の方がみんなパソコン使うようになっていると思いますので,先ほど言った23%の普及率ということですけれども,これからはもっともっと上がるのではないかと感じます。
 それと,病院に入院しなくても,外出できないで自宅にいる方も,たくさんおられると思います。そういうことで,ぜひ前向きなご検討を要望いたしまして,次に進みたいと思います。
 災害時要援護者の避難支援対策の取り組み状況について伺います。
 平成21年第1回定例会において,今回と同じ質問をいたしました。国は,全国の市町村に対し,災害時要援護者名簿リスト等を作成するための情報収集や行政外の関係機関等を含めた情報共有を実施するための方法のほか,避難支援の対象者の範囲や自助,共助,公助の役割分担,避難準備情報等の発令,伝達,支援体制など,災害時要援護者対策の取り組み方針を明らかにした全体計画を定めるよう要請していますが,全体計画の作成状況,または作成予定を伺いますと質問いたしました。次のようにお答えになっております。
 災害時の要援護者ということでございますけれども,今,議員からもお話のあります全体計画ということでございますけれども,守谷市内で大規模な災害発生した場合において,災害からみずからを守るための避難準備や安全な場所への避難など適切な行動をとることが特に困難な市民,これを総じて災害時要援護者と申すわけでございますけれども,これらの方への支援計画につきましては,平成19年に策定されました守谷市地域防災計画の中で,在宅災害時要援護者救護体制の確保に関する計画が定められております。この守谷市防災計画と,それから大規模災害直後における職員の初動対応手順のための,これは平成18年3月ですけれども,災害対応マニュアルも作成されております。
 この災害対応マニュアルで,災害時要援護者の避難支援対策としての対応フローが定められておりまして,救助支援体制の確立,要援護者の安否確認,要援護者に対する防災情報の提供,要援護者向け相談窓口の開設,避難所の救護,福祉施設への収容,仮設住宅の要援護者への生活支援などの対応フローが定められているところでございます,と答弁をいただきました。
 全体計画につきましては,作成済みとの答弁でございます。平成21年6月25日に消防庁が,平成21年3月31日現在の全国1,800市町村の取り組み状況を発表しました。全体計画の策定状況,全団体の32%が策定済み,2番,災害時要援護者名簿の整備状況,全団体の66.4%が整備中,3番,個別計画の策定状況,全団体の40.3%が策定中とありました。
 茨城県内の状況を見てみますと,唖然といたしました。全体計画の32%が策定済みの中に,守谷市が入っているものと思っていましたが,守谷市が未着手になっております。
 そこで,再度確認いたします。
 全体計画の策定状況となぜ消防庁への報告と違っていたのか,伺います。
○議長(又耒成人君) 保健福祉部長茂呂 茂君。
◎保健福祉部長(茂呂茂君) お答えいたします。
 3月の一般質問の回答につきましては,市の防災担当課が主催する守谷市地域防災計画におきまして在宅災害時要援護者救援体制の確保に関する計画が定められまして,またこの地域防災計画に基づく守谷市災害対応マニュアルでも要援護者支援マニュアルが既に策定されておりますので,全体計画は定められていますという回答をさせていただきました。
 ご質問のありました総務省消防庁から発表されました災害時要援護者の避難支援対策の調査結果において,守谷市は全体計画が未着手になっていることについてでございますけれども,これは守谷市地域防災計画の班編成中,保健福祉部の救援対策の事務分掌に災害時要援護者の救護が位置づけられまして,避難支援個別計画を含むより詳細な災害時要援護者対応マニュアルが未着手というものでございます。
 3月の回答でもさせていただきましたけれども,このより詳細な災害時要援護者対応マニュアルについて,今後の策定取り組みになるとの回答をしております。
 この災害時要援護者対応マニュアルの策定につきましては,現在のところ,今年度中の策定を目指して,消防署や関係団体,あるいは防災担当課とも連携をして内容の検討に取り組んでおりまして,このとき全体として個別計画まで含めた形で進んでいなかったことから,未実施ということで回答をされたものというふうに思っております。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 高木和志君。
◆2番(高木和志君) もう一度伺います。
 全体計画,それから災害時要援護者名簿の整備,それから個別計画,この三つのアンケートが来ていると思うんですけれども,詳細な内容というのは個別計画のことを言っていると思うんですね。ですから,その個別計画ができてないというのは,それはわかるんです。ところが,全体計画はできていますよと言いながら,今言った三つの全体計画が消防庁の方には,詳細計画ではなくて全体計画なんですよ。詳細計画が個別計画になりますから,個別計画がやっていないというのは,当たり前,そのままなんですけれども,なぜ全体計画が未着手だよと報告されたのか。
 もう一つ聞きますが,去年はどうだったのか。去年も同じようなアンケート調査が来ていると思います。それによりますと,13.2%が全体計画着手していますよというものが上がっていますけれども,3月の議会の答弁からいきますと,既に去年の段階でもできていると思います。そこも,どちらのご返事を出したのか伺いたいと思います。
○議長(又耒成人君) 保健福祉部長茂呂 茂君。
◎保健福祉部長(茂呂茂君) 今ございましたように,確かに全体計画ができていたということで,本来でありますれば,その全体計画をもとに,できているという形での報告が望ましかったのだと思いますけれども,その時点で,この報告をする際に,個別計画を含めた対応ができていないということを含めた回答としたために起こったものと考えております。
 それから,その後の状況の報告ということに関しましては,ちょっと今,手元に資料持ち合わせておりませんでしたので,申しわけございませんが,これは後ほど確認をさせていただきたいと思います。
○議長(又耒成人君) 高木和志君。
◆2番(高木和志君) 間違ったということでよろしいんでしょうか。そこを1点確認します。
○議長(又耒成人君) 保健福祉部長茂呂 茂君。
◎保健福祉部長(茂呂茂君) 端的に言えば,間違ったということになろうかと思いますけれども,我々担当といたしましては,先ほど申しましたように,全体としての見方と個別のものとしての見方ということで,混同してしまったということに尽きると思います。
○議長(又耒成人君) 高木和志君。
◆2番(高木和志君) 今後,十分注意していただきたいと思います。
 また,確認になりますけれども,消防庁は今年度中のプラン策定を求めていますが,改めてお聞きします。個別計画の策定状況,来年3月まででき上がる予定かどうか,お伺いいたします。
○議長(又耒成人君) 保健福祉部長茂呂 茂君。
◎保健福祉部長(茂呂茂君) お答えいたします。
 災害時要援護者の避難支援,この個別計画の作成状況につきましては,現在策定に取り組んでおりまして,守谷市災害時要援護者対応マニュアルにあわせて,民生委員児童委員協議会等とも連携をしまして策定に取り組んでおります。これは要援護者宅の訪問調査等も民生委員児童委員会等にお願いをいたしまして策定の中に盛り込んでいくということで,年度末までには策定を終わりたいということで,今,鋭意取り組んでおります。
○議長(又耒成人君) 高木和志君。
◆2番(高木和志君) よろしく作成の方お願いいたします。
 近年の災害による犠牲者のうち,高齢者の占める割合は,平成16年新潟福島豪雨のときの死者,行方不明者16名中13名が高齢者です。率にしますと,81.3%になります。平成16年度福井豪雨の5名中4名が高齢者,率にしますと80%。平成17年台風14号,29名中20名が高齢者,これも率にしますと69%。平成18年7月豪雨,30名中15名が高齢者,率にしますと50%,このように災害時の高齢者の犠牲が非常に高い数値を示しておりますが,これは当然の結果なのでしょうか。ご意見を伺いたいと思います。
○議長(又耒成人君) 保健福祉部長茂呂 茂君。
◎保健福祉部長(茂呂茂君) お答えいたします。
 近年の災害において,今,議員からもご紹介ございましたけれども,亡くなられる方,あるいは行方不明になる方の多くは高齢者となっているとのことでございます。
 同様に,守谷市においても,災害時要援護者登録事業実施要綱の登録対象者であります高齢者や障害者など,災害からみずからを守るための避難準備や安全な場所への避難など適切な行動をとることが特に困難な市民,災害時要援護者の方が犠牲者となるリスクが非常に高いのではないかと考えているところでございます。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 高木和志君。
◆2番(高木和志君) 当然,高齢者,身体能力的にも弱い立場でございますので,災害時はそういう確率になるかと思いますけれども,そうでないようにしていかなければならないと思います。
 そこで,災害時要援護者の避難支援訓練について,北海道釧路市の取り組み状況についてご紹介します。
 釧路市では,障害者や高齢者などの災害時要援護者を周辺地域の住民が支援する,災害時要援護者安否確認避難支援モデル事業を平成20年度から実施しています。同事業の実施要綱,全体計画は平成20年4月に策定されました。同事業では,支援の実行組織として,各モデル地区に町内会や自主防災組織の役員,民生委員などで構成する避難支援協働会を設立し,対象者に対する勧誘を行うとともに,要援護者一人一人の避難支援を行うための具体的な支援プラン,個別計画の作成や支援者の選定などを行っています。また,それらの情報を避難支援台帳として整備し,市との間で情報の共有を行っています。
 同事業の対象者は,全体計画において,障害者や高齢者のうち,1,単独で移動できない方またはそのおそれのある方,2,災害時に適切な判断ができないおそれのある方,3,その他1,2に準ずる方と規定されており,各モデル地区においては,市の福祉部局,消防部局が共同で作成した要援護者名簿の登録者997人のうち,区域内に住む方のほか,協働会において支援が必要と認める方を対象として取り組みが進められています。平成20年度,3地区で事業を実施したことにより,区域内に住む対象者60人のうち,同事業に同意する要援護者40人の方について個別計画を作成しています。災害発生時には個別計画に基づき,複数の支援者が支援に当たることとしています。市は,名簿の維持管理や実行組織への要援護者情報の提供,事業により作成した台帳の管理などを行っています。
 なお,同事業に同意しない要援護者,不同意者については,本人の意思を尊重し,事業による支援は行わないこととしていますが,緊急の場合に備え,協働会の代表者及び民生委員に対して不同意者の名簿を配布し,一定規模以上の災害が発生した場合についてのみ,安否確認を行うこととしています。全体計画の策定が昨年4月にもかかわらず個別計画を作成し,既に災害時要援護者の避難訓練も行っています。
 茨城県内を見ますと,日立市,下妻市,常陸太田市,取手市,牛久市,ひたちなか市,潮来市,那珂市,行方市など9市が,災害時要援護者の避難訓練を今年度行う予定になっております。本市はどのように考えているのか,伺います。
○議長(又耒成人君) 保健福祉部長茂呂 茂君。
◎保健福祉部長(茂呂茂君) 災害時要援護者の避難訓練についてということでお答えいたします。
 災害時要援護者の避難支援,個別計画を含みます守谷市災害時要援護者対応マニュアルの策定にあわせまして,今後,各地区の自主防災組織や自治会協議会等の学習会,あるいは避難支援個別計画説明会とともに開催したいというふうに考えているところでございます。
 また,地域住民や災害時要援護者自身の防災意識を高めていただくために,自治会,自主防災組織で実施する各種の防災訓練におきまして,災害時要援護者の視点を入れた訓練を実施していただくほか,民間の福祉施設で協力してくれる市内の介護福祉施設等と事前の打ち合わせを行いまして,可能であれば,要援護者と避難支援者が一緒に参加しました安否確認や避難誘導等を経験する,実践的な要援護者の避難訓練を実施していきたいというふうに今現在考えているところでございます。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 高木和志君。
◆2番(高木和志君) この問題に関しては,今年度できれば行っていきたいというふうに解釈してよろしいかだけ,お答え願います。
○議長(又耒成人君) 保健福祉部長茂呂 茂君。
◎保健福祉部長(茂呂茂君) 今年度実施したいという方向で考えておるところでございます。
○議長(又耒成人君) 高木和志君。
◆2番(高木和志君) 速やかな対応をお願いいたします。
 次に,進みたいと思います。
○議長(又耒成人君) それでは,ここで約2時間を経過しておりますので,5分間の休憩をしたいと思います。
 暫時休憩いたします。
                午後2時50分休憩
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                午後2時57分開議
○議長(又耒成人君) 休憩前に復し会議を再開いたします。
 引き続き一般質問を続行します。
 高木和志君。
◆2番(高木和志君) 続きまして,改正農地法について伺います。
 農政のプロである鈴木議員の前で改正農地法を質問するのは大変勇気が要りますが,あえて質問させていただきます。
 さきの通常国会で,農地法等改正法が成立,公布され,年内に施行されることとなりました。農地制度の力点を所有から利用に移す改正農地法が成立しました。借りやすく貸しやすい農地改革が実り,農地の流動化促進に期待がかかるところです。
 日本の農地が危機に直面しております。農業従事者は,この40年間で7割以上も減少し,335万人まで縮小しました。しかも,その6割近くが65歳以上の高齢者です。担い手不足は,既に危機的水準を超えております。農地の減少も,この40年間で2割以上が減ってしまいました。その一方で,耕作放棄地は約40万ヘクタールと,埼玉県の面積に匹敵するまでに膨らんでおります。
 改正法の眼目は,こうした農の衰退に歯どめをかけ,カロリーベースで40%という水準にまで落ち込んでいる食料自給率を高める点にあります。つまり食料安全保障の確立を目指しております。この目的のために,改正法は,農地制度の基本的な理念を従来の所有者保護から有効利用に大転換しました。
 具体的には,農地の貸し借りをめぐる規制を大幅に緩和し,農家に限定されていた農地の利用を原則自由化する。これまで耕作放棄地に限られていた企業による借地も,今後は優良農地まで広げ,最長20年だった貸借期間も50年に延ばしました。農地の集約化も進め,市町村が所有者の委託を受け,まとめ貸しできる仕組みもその一つです。まとまった農地で,借り手が機械化による効率的な農業経営を行うことで,耕作放棄地の蘇生が期待できます。
 こうした措置で企業の農業参入が進めば,若者の就農の機会は大きく広がり,新たな農業の担い手の確保につながるはずです。意欲ある人が農地に集まることで,地域おこしにも弾みがつき,基盤産業としての農業復活へ夢が膨らみます。
 そこで,守谷市の農業の現状と改正法の影響について伺います。
○議長(又耒成人君) 農業委員会事務局長瀬尾勝重君。
◎農業委員会事務局長(瀬尾勝重君) お答えをさせていただきます。
 まず,守谷市における農業の現状ということでございます。
 守谷市の農業の現状を申し上げますと,農家戸数で479戸,経営耕地面積ですけれども,田で298ヘクタール,畑で158ヘクタール,合計しますと456ヘクタールとなっております。農林業センサスの数字でございます。また,畜産農家18戸で,乳牛約1,000頭,肉用牛70頭が飼養されております。現在,養豚,養鶏農家はありません。
 農業の現状としましては,以上のとおりですが,畜産農家以外の農家においては,農業従事者の高齢化,先ほど議員さんもおっしゃっていましたが,後継者不足など,極めて守谷市においても厳しい状況でございます。
 さて,このような中で,今回の農地法改正が守谷市の農業にどのような影響を与えるのかというようなご質問ですけれども,今回の農地法の改正における主なものとして,先ほど議員さんからもご紹介いただきましたけれども,一般企業の農業への参入が認められたことが挙げられます。すなわち,一般企業が周辺地域の農業の効率化などに支障を来すおそれがないこと,当該企業の業務執行役員のうち1人以上の者が農業に常時従事すると認められることなど,一定の条件が付されるものの,農家から直接農地を借りて農業経営を行うことができることとなりました。
 このことにより,守谷市内の農家の方で,高齢化や後継者がいないなどのために農業の規模を縮小しなければならない,もしくは農業をやめなければならないという方が出た場合,その空いた農地を企業が借り受け農業経営を行うことにより,耕作放棄地の防止にもなり,農地が農地として有効利用されることになります。また,現在,既に耕作放棄地になっている農地についても,企業が借り受け農業経営を行うことで耕作放棄地の解消にもなるものと,よい方向への影響を期待しているところでございます。
 ただし,当該農地を,空いた農地を地元の担い手農家の人が借り受けて農業経営を行うことを期待していることは言うまでもないところでございます。
 さらに,今回の農地法の改正の主なものとして,相続により農地法上の許可を受けることなく農地の権利を取得した者は,農業委員会にその旨を届けなければならないということになったことが挙げられます。これは,すべての権利移動を把握することにより耕作放棄地の発生防止を図ろうとするもので,この届け出のあった農地についても,企業あるいは地域の担い手農家が借り受けて農業経営を行うことにより,農地の有効利用が図れるものとこれも期待をしております。このことも,今回の農地法改正により守谷市に影響のあるものの一つとして考えております。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 高木和志君。
◆2番(高木和志君) 大いに期待していきたいと思います。
 改正法の施行とともに,農業委員会が担う許認可などの事務は,質量ともに増大すると思いますが,農業委員会の体制強化はどのように考えているのか,伺いたいと思います。
○議長(又耒成人君) 農業委員会事務局長瀬尾勝重君。
◎農業委員会事務局長(瀬尾勝重君) お答えをさせていただきます。
 今回の農地法の改正で,農業委員会に新たな役割として八つの項目が加わりました。地域の担い手育成と効率的な農地利用との整合性の確保の判断,賃借規制の緩和に伴う適正な判断,許可後の利用状況報告に伴う適正利用の勧告,許可の取り消しの実施など含めまして,その他六つの項目があります。全体で八つの項目が加わりました。いずれも,重要で難しい事項が加わりました。農業委員を初めとしまして,その役割と責任を深く受けとめております。研修を重ねまして,農業委員会が一丸となって,これまでの事務,また新たに加わった事務の適正執行に頑張る所存でおります。
 そして,農業委員会としましては,今後,関係機関等に農業委員会の組織体制の整備,強化にご協力いただけるよう働きかけてまいりたいと考えております。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 高木和志君。
◆2番(高木和志君) しっかり頑張っていただきたいと思います。
 分散農地の面的集積を進める新組織には,市町村,公社,JA,土地改良区,地域担い手協議会などが想定されますが,守谷市の場合どのような団体を想定しているのか,伺います。
○議長(又耒成人君) 農業委員会事務局長瀬尾勝重君。
◎農業委員会事務局長(瀬尾勝重君) お答えをさせていただきます。
 農地利用集積円滑化団体のご質問ですけれども,今回の改正は,農地法の改正が主ですけれども,あわせて関連法案も改正されました。
 ご質問をいただきました農地利用集積円滑化団体については,農業経営基盤強化促進法の改正であります。農地を面的にまとめることにより,効率的に利用できるようにするため,農地の所有者から委任を受けて,その者を代理して農地の貸し付けを行うという内容とする農地利用集積円滑化事業,これが今回の法の改正によりまして創設されたわけでございます。この事業実施主体となるのが,農地利用集積円滑化団体であります。議員おっしゃいました市町村,公社,農業協同組合,それから地域担い手協議会等のいずれかが,この農地利用集積円滑化団体となるわけでございます。
 ちなみに,改正法が施行されますと,まず,県がこの農地利用集積円滑化事業を県の基本方針に盛り込みます。そして,市町村によりまして市町村の基本構想にこのことを盛り込むことになります。この市町村の基本構想の中に,農地利用集積円滑化事業の実施主体となる農地利用集積円滑化団体が位置づけられると言われております。
 いずれにしましても,市町村,農業協同組合,地域担い手協議会等関係機関において十分協議をしまして,法の改正に沿った事業が円滑に実施できるよう相互に最善の努力をすることが必要だと,そのように考えているところでございます。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 高木和志君。
◆2番(高木和志君) まだ決まってないということで,施行してからなんでしょうけれども,いずれにしろ農政をどうしていくか非常に大事な改正法の出発でございます。しっかり検討して進めていただくよう要望し,次に進めさせていただきます。
 ドクターヘリについて。
 9月8日火曜日夜10時,NHKのテレビ番組で,日本医科歯科大学千葉北総病院にある空かける医師,救命救急士のドキュメンタリー番組を放映しておりました。私にとって,改めてドクターヘリの必要性を感じ,また感動を与えてくれた番組でございました。
 資料によりますと,ドクターヘリとは,1970年にドイツで誕生した,医師がヘリコプターで患者のもとへ向かうシステム。第一の目的は,重篤な患者が発生した場合に,医師と看護師をいち早く派遣し初期治療を開始することにある。基地病院の構内や病院の隣接地にヘリポートを設置し,そこにヘリを離陸可能な状態で常時待機させており,搬送協定を締結した市町村消防署や広域市町村圏消防本部からの出動要請を病院内の救急救命センターが受けるとすぐに出動する。そして,消防との交信の上で決定された学校グラウンドや駐車場など事前に設定された場外離着陸場に着陸するが,場合によっては消防機関や警察機関が着陸場所を確保した上で災害現場直近におりることもある。消防機関が着陸場所を着陸可能な状態にしてから,患者の負担にならないよう救急車から少し離れた場所に着陸し,医師と看護師が救急車に向い,救急車車内で初期治療を開始する。患者の状態及び地域の医療事情に応じて,医師,看護師が同乗して近隣の医療機関に搬送したり,ヘリで他の病院に搬送する,とございました。
 来年度,茨城県においてドクターヘリを導入するような話を聞いたのですが,まず,守谷市にとってドクターヘリの必要性はどうなのか,伺いたいと思います。
○議長(又耒成人君) 保健福祉部長茂呂 茂君。
◎保健福祉部長(茂呂茂君) お答えいたします。
 ドクターヘリにお答えいたします前に,先ほど議員からの災害時要援護者の避難支援対策の調査において,私の方で1点答えなかった点がございましたので,この場をかりましてお答えさせていただきたいと思います。
 先ほど申し上げました調査において,次年度の調査の回答はどうなっているかということでございますけれども,今年度分については,今のところ調査の報告をしておりませんので,年度末にかけての報告になりますので,現在のところは報告をいたしておりませんということをつけ加えさせていただきたいと思います。
 それから,今のドクターヘリについてでございますけれども,議員からもありましたように,茨城県のドクターヘリ導入計画につきましては,茨城県保健福祉部に問い合わせをいたしましたところ,おおむね次のようなお話をいただきました。
 県におきましては,平成22年度の導入を目指して検討を進めているとのことでありまして,現在は,基地病院の候補となっております水戸地域の病院を含めて,具体的な計画を作成している段階であるとのことでした。
 ドクターヘリは,重症な患者に対して,短時間で適切な初期治療を開始することにより効果を発揮できることから,出動要請する関係消防機関の連携や基地病院以外に搬送患者を受け入れる病院の確保が課題となっておるようでございます。ほかに,救急隊がドクターヘリを出動要請した場合に,救急患者をドクターヘリに受け渡しする場が必要になることから,ヘリが離着陸できるような場外離着場整備については,市町村に協力をお願いすることもあるとのことでございます。
 以上が,現在の茨城県の導入計画の概要でございます。
 この導入による効果といたしましては,搬送時間の短縮及びドクターヘリには救急専門医が乗り込みますために,治療開始までの時間の短縮が期待できることから,救命率の向上及び後遺障害の軽減効果が挙げられているところでございます。
 議員からございましたドクターヘリの必要性についてでありますけれども,通常,救急病院へ救急車による搬入までの時間が10分から20分程度かかるといたしますと,ドクターヘリが現場対応するメリットがあるとされていることのようでございます。
 現在,市内での救急業務の連絡を受けてから現場到着までは,おおむね5.9分の所要時間でございます。市内の救急病院への搬入はおおむね救急車による対応が可能と考えられますけれども,市外の救急病院へ搬送するような場合には,先ほど申しましたドクターヘリによる搬送が非常に有利であるのではないかと考えているところでございます。
○議長(又耒成人君) 高木和志君。
◆2番(高木和志君) 市内の場合は救急車の方が早いので必要ないが,市外の場合はドクターヘリ非常に有効であるということだと思いますけれども,もう一度,ドクターヘリの実施時期,あと基地病院がどの辺になるのか,わかれば教えていただければと思います。
○議長(又耒成人君) 保健福祉部長茂呂 茂君。
◎保健福祉部長(茂呂茂君) 事故等の発生状況及び負傷者等をどこに搬送するか,また負傷程度等により,ドクターヘリを利用するかどうかは分かれることになると思いますけれども,いずれにいたしましても,本事業につきましては茨城県が実施主体でございまして,基地病院となる医療機関や関係消防機関と連携により進めていくということになっておりますので,茨城県として平成22年度のできるだけ早期の運航を目指しているということでありましたので,いまだ事業の詳細については明らかになっておりませんけれども,今後はこの県の事業の推移を見守っていく必要があるというふうに考えております。
○議長(又耒成人君) 高木和志君。
◆2番(高木和志君) わかりました。
 では,守谷市の中に,そのドクターヘリどこかにおりなきゃならないと思うんですけれども,一般基準での離着陸方法をとった場合に,かたくて平らな場所で,縦横20メートル四方の面積が必要と。離陸方向に500メートル以内に7度の勾配を超える障害物がないこと,それから着陸方向に250メートル以内に14度の勾配を超える障害物がないこと,着陸する場所の両側に原則として10メートル以内に27度,45メートル以内に45度の勾配を超える障害物がないこと,そういう場所が必要となるということなんですけれども,ドクターヘリの離着陸場について,今現在はどの辺に幾つぐらいつくるとか,そういった想定しているものがあれば伺いたいと思います。
○議長(又耒成人君) 保健福祉部長茂呂 茂君。
◎保健福祉部長(茂呂茂君) お答えいたします。
 救急隊がドクターヘリに救急患者を引き継ぐためには,ランデブーポイントと言われる場外離着陸場や臨時の緊急離発着場などが必要となるということでございます。現在,県の防災ヘリコプターが離着陸できる茨城県災害応急離着陸場の中で,守谷市におきましては,守谷大利根運動公園や常総運動公園を初めといたします8カ所の緊急離発着場がございます。ドクターヘリにつきましても,これらの離発着場の利用を見込んでいるようでございますけれども,これらの数で十分であるかどうか,関係消防機関とも協議しながら進めていきたいということでありましたので,今後の県の検討状況を見守っていきたいと考えております。
 なお,8カ所でございますけれども,今申し上げました守谷大利根運動公園,常総運動公園,それから前川製作所,けやき台公園,みずき野第一調節池,みずき野第二調整池,愛宕中学校,常磐自動車道上り守谷サービスエリア内という8カ所は指定されているというふうに聞いております。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 高木和志君。
◆2番(高木和志君) ありがとうございました。
 ドクターヘリは県の事業です。守谷市の場合は,広域圏で,ドクターヘリではなくて,ドクターカーの整備の方がより有効なのかと思いますので,ご検討をお願いして,本日の質問を終わりにしたいと思います。
 本日は大変ありがとうございました。
○議長(又耒成人君) これで高木和志君の一般質問を終わります。
 本日の一般質問は,これをもって終了し,あすは通告順位6番,梅木伸治君から続行したいと思いますが,ご異議ありませんか。
             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(又耒成人君) ご異議なしと認めます。よって,本日はこれで散会します。
                午後3時22分散会