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茨城県 守谷市

平成20年第 3回定例会−09月16日-03号




平成20年第 3回定例会

                平成20年第3回
            守谷市議会定例会会議録 第3号
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         平成20年9月16日 午前10時00分開議
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1.出席議員 20名
    議長 18番 又 耒 成 人 君  副議長 13番 伯耆田 富 夫 君
        1番 梶 岡 博 樹 君       2番 高 木 和 志 君
        3番 鈴 木   榮 君       4番 高 橋 典 久 君
        5番 浅 川 利 夫 君       6番 山 崎 裕 子 君
        7番 酒 井 弘 仁 君       8番 川 名 敏 子 君
        9番 唐木田 幸 司 君      10番 市 川 和 代 君
       11番 尾 崎 靖 男 君      12番 佐 藤 弘 子 君
       14番 松 丸 修 久 君      15番 梅 木 伸 治 君
       16番 平 野 寿 朗 君      17番 山 田 清 美 君
       19番 中 田 孝太郎 君      20番 倉 持   洋 君

1.欠席議員
        な し

1.出席説明者
       市長                 会 田 真 一 君
       副市長                西 野 賢 一 君
       教育長                北 村 裕 信 君
       総務部長               橋 本 孝 夫 君
       生活経済部長             下 村 文 男 君
       保健福祉部長兼福祉事務所長      茂 呂   茂 君
       都市整備部長             石 塚 秀 春 君
       教育部長               弘 澤   廣 君
       上下水道事務所長兼浄化センター長   染 谷 精 一 君
       総務部次長兼企画課長         笠 川 悦 範 君
       総務部次長兼収納推進課長       横 瀬   博 君
       生活経済部次長兼くらしの支援課長   松 丸 美恵子 君
       保健福祉部次長兼児童福祉課長兼福祉事務所次長
                          比 前 静 代 君
       都市整備部次長兼都市計画課長     笠 見 吉 代 君
       教育次長兼学校教育課長        染 谷   隆 君
       会計管理者兼会計課長         寺 田 功 一 君
       生活経済部参事補兼経済課長      椎 名 一 夫 君
       農業委員会事務局長          瀬 尾 勝 重 君
       秘書課長               岡 田 宏 美 君

1.本会議に職務のため出席した者
       議会事務局長             高 橋 繁 樹
       書記                 菅 谷 智 弘


          平成20年第3回定例会一般質問通告事項
通 告 順
1番 山 崎 裕 子 議員
  1.介護者の負担が軽くなる教室を開催してはどうか〔市長・担当部長〕
   (1)高齢化社会の到来に向けて,どのような対策強化を考えているか
  2.守谷市内小学校での田植え体験を通して,食育,自然,環境などについて学んではどうか〔市長・担当部長〕
   (1)現在の実施小学校はどこか
  3.新型インフルエンザの行動計画はどうなったか〔市長・担当部長〕
   (1)?備蓄?情報周知?行動制限の充実はどのように図られているか
  4.守谷市でパスポート申請,交付手続きをできるようにしてはどうか
                              〔市長・担当部長〕
   (1)いつから実施されるか
   (2)実施の具体的内容,計画等はどうなるのか
  5.市の保育園での病後時保育枠を設けることが決定したが,取りくみ内容はどうなるか〔市長・担当部長〕
   (1)平成21年4月から実施されるが,事前の周知をさせてはどうか
   (2)実施の具体的内容,計画等はどうなるのか

2番 唐木田 幸 司 議員
  1.実感なき「住みよさ日本一」〔市長・担当部長〕
   (1)生活コストの項目が含まれず,市民は実感がない
   (2)行政サービス項目が少ないランキングで,住みよさが判断できるのか
  2.守谷の農業の将来はこれでいいのか〔市長・担当部長〕
   (1)自給率減少の中,国の減反政策だけでいいのか
   (2)今の農業委員会の仕事は何か

3番 川 名 敏 子 議員
  1.ペットボトルのキャップで世界の子どもにワクチンを〔市長・担当部長〕
   (1)ごみ減量とペットボトルのキャップの行方
   (2)環境意識向上と社会貢献
   (3)回収,売却,JCVへの寄贈について
      ※「JCV」は認定NPO法人世界の子どもにワクチンを日本委員会
  2.総合的な思春期対策について〔市長・担当部長〕
   (1)学校,家庭,地域での取り組み
   (2)思春期の子ども達の心と体の相談
   (3)保護者の支援
   (4)関係機関の連携はなされているのか
  3.新型インフルエンザ〔市長・担当部長〕
   (1)国,県そして市の対策と今後の取り組み
   (2)市で抗ウイルス剤の備蓄について考える
   (3)個人,地域でできる事,行動自粛と備蓄
   (4)行政,医師,有識者,市民等を交えたプロジェクトチーム

4番 梅 木 伸 治 議員
  1.守谷小学校校舎建替えについて〔担当部長〕
  2.CO2の削減〔担当部長〕
   (1)乗り愛

5番 梶 岡 博 樹 議員
  1.常総広域ゴミ処理施設の建替えについて〔市長〕
   (1)機種選定
   (2)入札
   (3)管理・運営について
  2.老人福祉センター・白寿荘の建替えについて〔市長・担当部長〕
   (1)地域振興等の確約書
   (2)温泉施設
  3.今既に住んでいる人にとって快適な住環境を維持する施策〔市長・担当部長〕
   (1)ひがし野・中央字界変更
   (2)市有地の利用
  4.クレトイシ跡地について〔市長・担当部長〕
   (1)アンケート調査
   (2)貴重な自然の保全
  5.駅前駐輪場について〔市長・担当部長〕

6番 高 木 和 志 議員
  1.防災対策について〔市長・担当部長〕
   (1)本年度の防災訓練の状況について
   (2)平成20年8月豪雨の状況と対策について
   (3)今後の防災対策について
  2.わが街の地球温暖化対策について〔市長〕
   (1)「洞爺湖サミット」後の取り組みについて
   (2)クールアースデーの取り組みについて
  3.財政状況について〔市長・担当部長〕
   (1)財政状況の現状について
   (2)財政状況の公開について

7番 酒 井 弘 仁 議員
  1.安全な公共事業の推進について〔市長・副市長・担当部長〕
   (1)工事件数と事故件数,過去3年について
   (2)緊急時または大規模な事故の対応について
   (3)今後の対策について
  2.障がい者福祉制度の充実について〔市長・副市長・担当部長〕
   (1)サービス維持と定率負担の廃止について
   (2)自立支援医療の負担軽減措置を
   (3)今後の対応について
  3.文化都市守谷の推進について〔市長・副市長・担当部長〕
   (1)国民文化祭準備状況について
   (2)国民文化祭を経緯とした文化活動の推進
   (3)文化都市守谷の創造について

8番 松 丸 修 久 議員
  1.決算について〔担当部長〕
   (1)主な課題について
   (2)次年度予算へ向けた課題について
  2.TXの延伸について〔担当部長〕
   (1)今後の見通しと課題について

9番 浅 川 利 夫 議員
  1.異常気象と排水能力について〔市長・担当部長〕
   (1)守谷市内を流れる川のそれぞれの排水路の能力は
   (2)それぞれの川に流れる流域面積は
   (3)保水能力の変化の対応は
   (4)市の取り組みは
  2.官営と民営の比較〔市長・担当部長〕
   (1)市管理の業務が民間への移行が進んでいるが基準は
   (2)何故違い(効率向上,コスト削減,サービス向上)が有るのか。検証したことはあるのか
   (3)委託後に労働環境の悪化,賃金の低下はないか
  3.道路補修の基準は〔市長・担当部長〕
   (1)道路の改修,補修基準は
   (2)浸透性舗装道路の面積は
   (3)能力と耐用年月
  4.守谷市市民憲章「水と緑に親しみ,自然を愛し,美しいまちをつくります。」から〔市長・担当部長〕
   (1)市内を流れる河川の状況は親しみやすくなっているか
   (2)緑を占める面積の推移と保全対策は
   (3)美しいまちとは
   (4)水と緑のまちの根拠は

10番 市 川 和 代 議員
  1.学校教育について〔市長・教育長〕
   (1)全国実力テストからみえるもの
   (2)不登校について
   (3)発達障害の支援について
  2.高齢者支援について〔担当部長〕
   (1)地域での見守りについて
  3.子ども医療費助成制度の拡充を〔担当部長〕
   (1)中学3年生まで拡大できないか

11番 鈴 木   榮 議員
  1.新型インフルエンザについて〔担当部長〕
   (1)対応マニュアルの内容(対策の項目など)
   (2)情報伝達の手法(情報開示検討会の設置など)
  2.きらめき守谷夢彩都フェスタについて〔担当部長〕
   (1)フェスタの総括(参加者人数,アンケート調査結果,経費など)
   (2)今後の取組方針
  3.農業の施策について〔市長・担当部長〕
   (1)農地の流動化対策の具体的な取組内容(認定農業者の規模拡大対策など)
   (2)生産農家の所得向上を図るための具体的な生産・流通対策の取組内容
   (3)守谷市総合後期基本計画における「魅力ある農業」とはどのような具体的なイメージを持てば良いか

12番 尾 崎 靖 男 議員
  1.監査について〔担当部長〕
   (1)監査制度における行政監査の範囲
   (2)行政監査と外部評価の関係
   (3)住民監査請求への対応
  2.あれかこれかの予算編成に事業仕分けを〔市長・担当部長〕
   (1)そもそも論,外部の視点,公開で

13番 高 橋 典 久 議員
  1.集中豪雨による被害と今後の対応〔市長・担当部長〕
   (1)ゲリラ雨による被害状況と原因
   (2)守谷市の排水能力について
   (3)今後の対応策と浸水してしまった先へのケア
  2.ポイ捨て条例について〔市長・担当部長〕
   (1)条例施行後のフォロー
   (2)禁止強化区域の拡大

14番 山 田 清 美 議員
  1.都市データパックについて
   (1)本市の強み,弱み等,特性をどのように分析しているか〔市長・担当部長〕
   (2)総合計画「目指す数値」との関係について〔市長・担当部長〕
   (3)住みよさ総合評価全国1位の見解と今後のまちづくりについて〔市長〕
  2.介護保険事業第4期計画について〔市長・担当部長〕
   (1)2006年度介護保険制度改定後の介護認定と給付及び利用の実態
   (2)今後の介護施設整備について
   (3)介護事業所で働く人たちへの労働条件改善について
  3.「住宅用火災警報器」の促進について〔市長・担当部長〕
   (1)現在までの取り組み状況は
   (2)悪徳業者被害防止策の取り組みは
   (3)さらに「住宅用火災警報器」の設置がすすむ施策は

15番 佐 藤 弘 子 議員
  1.守谷農業振興と振興支援策及び農業委員会について〔担当部長〕
   (1)生産者と消費者,行政の世代と世代を結ぶ役割
  2.第三次ごみ処理施設計画〔担当部長〕
   (1)特に生ごみ堆肥化,リサイクル,ごみ減量化
   (2)廃熱利用施設について(白寿荘)
  3.再び守谷小学校改築問題について〔担当部長〕
   (1)市道の廃道及び校舎建設について
  4.街づくり条例を速やかに制定して下さい〔担当部長〕
   (1)クレトイシ跡地開発及びひがし野一丁目と守谷中央との線引きについて
   (2)再び30階建てマンション行政指導
  5.高い水道料金を引き下げてください〔担当部長〕
   (1)無駄な水資源が水道料金にはねかえる
  6.茨城空港について……飛行機の飛ばない500億円空港〔担当部長〕
   (1)守谷市の負担はどのくらいになるか
  7.消防署の広域化計画について〔担当部長〕
   (1)火を消せない事態が生じる,茨城県は26〜5に消防署が消える

16番 平 野 寿 朗 議員
  1.集中豪雨による被害を教訓化しよう〔市長・担当部長〕
   (1)農産物の被害について
   (2)道路,河川等の被害について
   (3)小貝川とみずき野七丁目・八丁目の標高について
   (4)この集中豪雨の教訓を生かせ
  2.地方行政の中期的課題について〔市長・担当部長〕
   (1)低層住宅を基本にした守谷市の政策の経過
   (2)地方財政について
   (3)行政の長として16年の総括を
   (4)今後4年間の課題と中期路線について

1.議事日程
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             議 事 日 程 第 3 号
                        平成20年9月16日(火曜日)
                             午前10時00分開議

日程第1.市政に関する一般質問
    1.山 崎 裕 子 議員
    2.唐木田 幸 司 議員
    3.川 名 敏 子 議員
    4.梅 木 伸 治 議員
    5.梶 岡 博 樹 議員
    6.高 木 和 志 議員

1.本日の会議に付した事件
 日程第1.市政に関する一般質問
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               午前10時00分開議
○議長(又耒成人君) これから本日の会議を開きます。
 ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しておりますので,会議は成立いたします。
 本日の日程は,市政に関する一般質問であります。
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△一般質問

○議長(又耒成人君) それでは,通告順に発言を許します。
 通告順位1番の山崎裕子君,登壇を願います。
 山崎裕子君。
               〔6番山崎裕子君登壇〕
◆6番(山崎裕子君) 通告順番1番の山崎裕子でございます。
 御所ケ丘小学校6年生の皆さん,おはようございます。きょうは御所ケ丘小学校の皆さんが議会に来てくれて,大変うれしいです。たくさん勉強していってくださいね。
 市は,皆さんが思っているよりも,市民のために身近なことを扱っています。例えば皆さんが今通っている小学校,そして来年から皆さんが通う中学校での教育,また皆さんが小学校に上がる前の赤ちゃん,それから幼児だったころの支援,ほかにも皆さんのおじいん,おばあちゃんたちの福祉,また市民全体の暮らし,生活など,ほかにもいろいろなことをよくするために頑張っています。
 市民の代表である市長が,これら市役所の職員を上手に指導しながら,財政が苦しくならないように気を配りながら政治をとり行っていくのです。私たち市議会議員は,市民の代表として,市長や市役所職員の方々が正しく市の運営を行っているかチェックし,正しい方向に向かうようにしていきます。大切な市民の税金の運営や,施される政策が適切になされるよう議案を提出し,よく審議し,最終的にどうするのか,採決して決めるのです。市民のために市議会議員はお役に立ちたいと考え,頑張っています。
 市議会議員さんの中には,ボランティア精神をいっぱい持っている人が少なからずおられます。政治は,皆さんの暮らしに直接かかわってくる大切なお仕事です。皆さんも,大人になって投票できるようになったら,選挙権を持ったとき,選挙には必ず行ってくださいね。約束です。いいですか。
 さて,平成20年6月の定例会におきまして,私は,すこやか医療費支給制度の簡易化,つまり現物給付の実施時期はいつかと一般質問いたしました。その際,平成21年4月から実施したいとの返答をいただきました。この返答に対し,従来どおりであれば病院にかかったときの領収書を市役所まで持っていく必要があった手間が省け,現物給付化によって病院での支払いのみで手続完了となれば,小さいお子さんをお持ちの方々は喜ぶであろうと考えると,私も本当にうれしい気分になりました。
 そして,この平成20年9月の定例会中,すこやか医療費支給制度の簡易化について,さらに大変うれしいことがございました。それは,文教福祉常任委員会にて,保健福祉部の国保年金課の野口課長より,平成21年4月よりも実施時期が早まるだろうということをお聞きしました。具体的には,予定として平成21年1月から実施予定で準備していくと伺っております。
 市民の方々のために,茨城県内の他の市町村に先駆けて,スピードを上げてすこやか医療費支給制度の簡易化,つまり現物給付実施の実現に向けて特にご尽力をいただきました茂呂保健福祉部長,担当部署の野口課長を初め,保健福祉部の方々,関係者の方々に深く感謝を申し上げます。
 では,まず初めに,介護者の負担が軽くなる教室を開催してはどうかということについてお尋ねします。
 現在,我が日本国では,団塊の世代の高齢化に伴い,高齢者の数が増加することが予想されます。そして,高齢化社会において,介護あるいは介助する側の負担は大きく,在宅介護者や介護職,看護師などの方で腰痛に悩む方は多いと言います。
 そこで,介護する人もされる人も楽になるよう,最近テレビや雑誌に取り上げられるようになった古武術を取り入れた介護の仕方を教え,介護者の負担が軽くなる教室を開催してはどうでしょうか。
 最近ですと,平成20年8月31日日曜日の夜に,某番組のコーナーにて,「朗報,古武術で介護,簡単に人を持ち上げるマル秘わざ」とテレビ放映されました。介護では,ベッドから抱き起こしたり,車いすから立たせたりなどといった作業が大変です。
 私自身,亡くなった母の在宅での介護経験がございますが,介護はやはり大変です。振り返って,少しでも楽な方法を知っていればよかったという実感がございます。
 また,第1のメリットとして,ふだん在宅で介護されている方で妻が夫を介護するなど,自分よりも重い人をサポートされておられる方,あるいは老老介護の方など,教室での知識を得ることによって介護の仕方を工夫し負担を軽減できれば,精神的にも肉体的にも心の余裕ができ,楽になるという点があります。過去には,高齢者虐待が問題となり,介護疲労などを原因とした殺人事件も起きております。もし介護する側の心の余裕があれば防げたかもしれません。
 次に,第2のメリットとして,フィリピンからの人材受け入れなど,人材不足が問題となっている介護福祉士の重労働が軽減されるメリットもございます。介護関係以外にも,障害者施設,看護師,理学療法士,リハビリテーション施設で従事される方々にとっても,古武術式介護の方法は役に立ちます。
 では,古武術を取り入れた介護とは一体どのようなものか,簡単にご説明申し上げます。
 古武術式介護とは,てこの原理のように,効率的な体の使い方で効果的に力を生み出すといった発想で,介護者の負担軽減につなげるものです。そこでは,介護する人がなるべく腰を痛めないよう,また介護される人の関節の動きに合わせた動きを考えていると聞いております。
 そこで,実際に私は,従来の介護のやり方と古武術のやり方で,いすから立たせる場合,どちらのやり方が介護する人が力をかけずに,また介護される人の方もすっと立つことができるかなどの体験,比較をしてみました。その結果,古武術では,介護している人が腰を低くした状態から垂直に体を立たせると同時に,介護される人もそれに引きずられるように,気がついたらすっと楽に立ち上がっているといった様子でした。
 正しい基本を身につけると,介護する人はさほど力をかけずとも,いすから立たせることができます。一方,従来のやり方では,力でもっていすから立たせるため,古武術の方法に比べると,介護する人と介護される人の双方にとって負担が大きいと感じました。
 したがいまして,介護する人もされる人も楽になるよう,古武術を取り入れた介護の仕方の知識を得られるよう,介護者の負担が軽くなる教室を開催してはどうでしょうか,お尋ねします。
○議長(又耒成人君) 保健福祉部長茂呂 茂君。
◎保健福祉部長(茂呂茂君) お答えをさせていただきます。
 ただいま議員からご紹介がございました,古武術を利用しました介護の方法につきましては,この方につきましては,テレビ等でも紹介されたとお聞きしておりますけれども,岡田慎一郎さんという方でございまして,茨城の生まれと聞いております。この方につきましては,高齢者の施設ですとか,そういうところで介護福祉士あるいは介護支援専門員という立場で,古武術との出会いがあって,その中で古武術を使った介護の方法というのを編み出したというふうに伺っているところでございます。
 要介護者などの介護技術でございますけれども,既に,医療のリハビリテーション技術でございますとか,看護技術として確立されたものとなっております。この古武術につきましても,同じような内容というふうに思えると思います。従事しておりますすべての介護職員につきましては,基本的な技術としまして,養成課程におきまして研修を受け,職務についているところでございます。
 介護サービスには,訪問介護員,ヘルパーさんですね。それから看護師や理学療法士,あるいは作業療法士といった多くの職種がかかわっております。在宅で介護している家庭には,職員から家庭に必ず介護方法を教えておりますし,家族がこれらのことを取得しないと,転倒事故ですとか,生活不活発病などを引き起こすということがございます。
 また,市の方の地域包括支援センターにおきましては,理学療法士あるいは作業療法士の有資格である生活機能相談員が,事業所の職員や家族に対しまして,生活機能を引き出す介護方法の訪問指導も実施しているところでございます。
 市内の事業所にこの介護方法の研修の調査をしましたところ,必要時に理学療法士や作業療法士からの指導を受けて,それぞれ研修を実施しているとの回答が得られたところでございます。
 実際に,既に,市内の事業所で,スキルアップ研修としましてこの古武術を使った介護方法を実施している事業所も数カ所あるように聞いております。研修を計画した事業所には感想を求めましたところ,なかなか簡単ではない,難しさがあるということも聞いております。実際に実行していくのには,指導者がいないと非常に難しい,あるいは関節が固まってしまう方や麻痺のある高齢者には,脱臼などの事故,そういった可能性も秘めているということで,いずれにしましてもなかなか難しさもあるということでございました。
 このような意見や,事業所単位でも実施しているところから,私どもとしましては,行政主導ではなくて,介護の事業所が主体となって実施していくという状況を見守っていきたいと,今は考えているところでございます。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 山崎裕子君。
◆6番(山崎裕子君) 今後もこの古武術の知識を広め,介護者の負担が軽くなるよう要望して,次に移ります。
 次に,(1)高齢化社会の到来に向けて,どのような対策強化を考えているか,お尋ねします。
 平成20年9月10日水曜日の読売新聞に,高齢者最多の63万4,445人という記事が載っていました。どのような記事であったか,簡単にご説明申し上げます。
 敬老の日を前に,県がまとめた15日現在の推計人口によると,県内の65歳以上の高齢者は63万4,445人,総人口に占める割合は21.4%で,いずれも過去最高を更新した。高齢者は,これまで最高だった去年同期より1万9,113人ふえ,割合も0.7%上昇した。7月1日現在の高齢者の割合を市町村別に見ると,最も割合が高いのは,大子町36.1%で,高齢者は3人に1人以上を占めている。以下,常陸太田市,常陸大宮市などが続く。一方,割合が低いのは守谷市13.2%,つくば市,神栖市,龍ケ崎市,牛久市など県内の全市町村で去年より割合が上昇しているとあります。この記事で,守谷市は高齢者の割合が県内一低いことがわかります。
 守谷市の去年平成19年同期では,65歳以上の高齢者の割合は12.7%で,高齢者人口は7,322人でした。平成20年は,65歳以上の高齢者の割合が13.2%で,高齢者人口は7,830人となっています。比較すると,高齢者の割合は0.5%ふえ,高齢者人口は500人ほどふえています。また,県内の全市町村で去年より高齢者割合がふえており,今後も高齢化は進んでいくと予想されます。
 そこで,高齢化社会についての対策強化が必要であると考えます。県内一高齢者の割合が低いとはいえ,守谷市でも高齢者人口がふえてきている中,高齢化社会の到来に向けてどのような対策強化を考えているか,お尋ねします。
○議長(又耒成人君) 保健福祉部長茂呂 茂君。
◎保健福祉部長(茂呂茂君) お答えいたします。
 ご指摘の高齢者に対することということでございますけれども,現在,介護福祉課を中心に行っておりますけれども,内容としましては,認知症の方とその家族の方々による集いなどを月1回開催しております。
 この認知症につきましては,最近,特に認められてきていると申しますか,その必要性が言われておりまして,その治療方法や医療機関を紹介するということではなくて,認知症に絡む介護の方法や対応の仕方に悩んでいることを,介護しているお互いの立場からカウンセリングする方法をとっております。これは臨床心理士なども入れて開催をしております。
 認知症の症状はさまざまでありまして,お互いが話し合い,耳を傾け,介護の悩みを当事者同士が解決していくということで,現在のところ,議員からもご指摘がございましたけれども,この守谷市としましては,特に高齢人口は他市に比べますと少ないわけですけれども,その中にあっても認知症という家庭がございますので,そういった取り組みを強めていきたいと考えているところでございます。
○議長(又耒成人君) 山崎裕子君。
◆6番(山崎裕子君) 認知症の問題など,高齢化社会の到来に向けて,市の対策強化をしていただきたいと要望して,次に移ります。
 次に,守谷市市内小学校での田植え体験を通して,食育,自然,環境などについて学んではどうかということについてお尋ねいたします。
 今,守谷市は,緑豊かで,田んぼや畑が広がっており,子育てしやすい良好な住環境を求めて,あるいは定年後を緑豊かなところで,かつ都心にもたまには出られる距離にあって,スーパー,病院などが備わり,生活利便性にすぐれた地で過ごそうと,都心からどんどん人が集まってきています。
 実は,私も,子育てしやすい,緑豊かな住みよい住環境を求めて,守谷市にやってきた一人です。最初に守谷市に来たときの印象を,今でも鮮明に覚えています。
 つくばエクスプレス線に乗って,間もなく守谷駅へ到着しようとしたとき,電車の窓から守谷市を眺めると,利根川から先に広大な緑地が広がっていました。その余りの景色のよさに,思わず感動したことをよく覚えています。
 私が以前住んでいた東京都練馬区は,ビルやマンションが多く,守谷市ほど広い一戸建てに住むことは困難でしたし,緑は少なかったので,今,実際に守谷市に住まいを構えてみて,暮らしやすいし,落ちついた生活ができて,非常に快適だと感じております。
 そして,緑が多いおかげで,東京にいたときよりも子供が風邪などを引かなくなり,すくすくと元気に育っています。私の友人でも,都心から守谷市に引っ越してからの方が,ぜんそく,アレルギーなどがよくなったという話をよく聞きます。
 食育が叫ばれる中,自分たちが食べる食べ物がどのようにしてできていくのか,田植え体験をすることによって大変さを知り,食べ物の大切さを実感することができます。最近の食料物価の上昇やカロリーベースでの総合食料自給率40%という日本の自給率の低さもあって,日本の主食であるお米は実に大切な穀物であります。
 田植え体験から得られるものは,食育,自然,環境などの大切さ,郷土愛,地域コミュニティーの方々との交流,田んぼの中の虫の様子,農業,日本の食料事情など多岐にわたります。
 開発が進む中,自然を守り,この守谷市の田んぼや畑など,緑豊かな緑地を子供たちの世代まで残し保存するためには,小学生などといった小さいころから,ふるさと守谷市の田んぼや畑にじかに触れ,肌で感じることにより郷土愛をはぐくみ,また自分の目で田んぼなどに生息する虫を発見,観察する機会があった方がいいと考えます。緑地保全は,CO2削減という地球温暖化防止に役立ち,環境問題解決に重大な働きをしてくれることは言うまでもありません。
 守谷市は,今,大きく分けて,主に三つの世代に分けることができると考えます。まず第1に,昔から代々守谷市に住んでこられた旧住民世代,第2に,高度成長期時代,御所ケ丘やみずき野などの宅地造成が盛んな時期に守谷市に移住してこられた北団地,南団地世代,そして第3に,TX線つくばエクスプレス線開通後に守谷市に移住してこられたTX世代です。実際に,田んぼでの田植え体験を通して,地元に長年住んでこられた農家や地域コミュニティーの方々の貴重な話を聞け,先ほど申し上げた三つの世代間の交流を図ることもでき,有意義です。
 そして,市民から,できれば本物の田んぼでの田植え体験の方がよりよいという要望があります。大野小学校などでは,11月に全学年で収穫祭を行い,大野小協力の会会員である保護者,PTA役員,地域の方々が一緒に参加し,地域を挙げて収穫祭を盛り上げていると聞きます。地域全体で子供たちを支えるこのような体験は,子供の教育上とても好ましいと思います。
 以上のことから,守谷市内小学校での田植え体験を通して,食育,自然,環境などについて学んではどうでしょうか。市として,田植え体験に必要な田んぼを提供していただける方や場所,協力者などを探して,情報提供していただきたいと考えますが,いかがでしょうか。
 (1)現在の実施小学校はどこか,またどのような方法で田植え体験をされているか。例えば田んぼでやっているのかどうか。講師,協力者はどんな方たちがやってくださっているのか,お尋ねします。
○議長(又耒成人君) 教育長北村裕信君。
◎教育長(北村裕信君) お答えいたします。
 先ほど山崎議員の方からありました,田植えを通して食育,そして自然環境,それから食を手に入れる大変さ,さまざまな効果があるということで,本当にお話のとおりだと思います。
 そういう中で,守谷市の,主に小学校の方でも,いろいろな体験をしております。先ほど来あります,いわゆるお米づくり,それに関しましては,一応全部の小学校で米づくりをしているということなんですが,先ほどからも,自然の田んぼというか,従来の田んぼを活用してというお話もございました。
 その中で,地域の田んぼをお借りしてお米づくりの体験をしている学校が6校ございます。そして,校内敷地に土を掘り上げまして,ビニールシートとかを敷いて手づくりの田んぼをつくって米づくりをしている学校が2校,そして,やむを得ずポリ容器を活用して一人一人が自分の稲を育てている学校が1校ということでございます。
 もちろんそれぞれの学校では,地域の方,あるいは地域でなくとも,そういう米づくりに関して深い知識と技術を持った方を招聘して,学校の方でお米づくりの活動にご支援いただいている,そういう各学校の取り組みでございます。
 そういう中で,子供たちが本当に日本人の主食であるお米に対しての認識を深めて,そしてその大変さ,したがって日常の学校給食においても食べ物を粗末にしない,そして粗末にできない,そういう大事な食物に対する心構え,考えを持たせる意味でも,このような活動は重要であると認識しております。
○議長(又耒成人君) 山崎裕子君。
◆6番(山崎裕子君) お聞きしたところよりますと,具体的には,単独で田んぼを借りてやっている小学校が大野小学校,守谷小学校,高野小学校,一つの田んぼを3校で共有してやっているのが御所ケ丘小学校,松前台小学校,大井沢小学校,敷地内に田んぼをつくって井戸水などを引いて田植え体験をしているのが黒内小学校,そして花壇をつぶしてそこに穴を掘ってビニールを敷いて田んぼを自家製でやっているのが松ケ丘小学校,それから最後に,バケツを使いまして田植え体験をしている,稲作づくりをしてやっているのが郷州小学校というふうに聞いております。
 各小学校それぞれ,田んぼへの移動時間がかかるなど諸事情があるかもしれませんが,本物の田んぼでの田植え体験で得られるものは大きいです。バスで移動するなどの工夫をし,できれば本物の田んぼでの田植え体験を通して,子供にできる限りの最高の教育を与えてあげたいと考えています。守谷市内小学校での田植え体験を通して,食育,自然,環境などについて学んではどうかと要望して,次に移ります。
 次に,新型インフルエンザの行動計画はどうなったか。
 (1)?備蓄,?情報周知,?行動制限の充実はどのように図られているか,ということについてお尋ねします。
 平成20年3月の定例会におきまして,新型インフルエンザに対して危機管理マニュアルをつくってはどうかと要望しました。そうしたところ,半年後の9月の定例会にて,守谷市の危機管理マニュアルとしての行動計画が策定されました。また,平成20年6月の定例会で,市のホームページ上で国県の新型インフルエンザ情報とのリンクを要望したところ,速やかにホームページでリンクがなされました。
 新型インフルエンザの行動計画策定に当たっては,人は,まだだれもウイルスへの免疫を持たず,まだ経験したことがないような流行に備えるため,担当者は,頭をひねっての想定に次ぐ想定が必要とされたことと推察します。また,関係してくる担当課も多岐にわたるとともに,国,県,専門機関など多くの情報収集がなされたと聞いております。
 そのような状況のもとで,茨城県内の他の市町村よりもいち早く守谷市の行動計画は策定されました。この間,特に担当部署の霜多保健センター所長初め,保健センター職員の方々には,市民の方々のために行動計画策定やホームページ上のリンクをできる限り早くしていただきたいと,実現に向けて何度か足を運んで要望してきた経緯がございます。
 また,新型インフルエンザへの取り組みにご尽力いただきました他の多くの市議会議員の方々,皆様の熱心な取り組みのたまもので,平成20年9月の行動計画策定へとつながったと感じる次第でございます。この場をおかりしまして,新型インフルエンザへの取り組みにご尽力いただきましたほかの市議会議員の方々に深く感謝を申し上げます。
 そして,市民の方々のために,茨城県内の他の市町村に先駆けて,スピードを上げて守谷市新型インフルエンザ行動計画などの対策の実現に向けて,特にご尽力をいただきました茂呂保健福祉部長,担当部署の霜多保健センター所長を初め,保健センター職員の方々,関係者の方々に深く感謝を申し上げます。
 守谷市では,夏ごろ,民間人による新型インフルエンザ関連の方がいち早く立ち上がりました。平成20年9月28日には,取手市で,守谷市・取手市・利根町新型インフルエンザ講演会が開かれます。守谷市民の関心度は高く,講演会への参加希望者の守谷市割り当て分は埋まり,キャンセル待ちと聞いております。また,医師会などの関心も高いということを聞いております。
 そこで,新型インフルエンザの行動計画はどうなったか。(1)?備蓄,情報周知,?行動制限の充実はどのように図られているか。今後,ワクチン備蓄,食料備蓄など,具体的にどのようにやっていくのか,お尋ねいたします。
○議長(又耒成人君) 保健福祉部長茂呂 茂君。
◎保健福祉部長(茂呂茂君) お答えさせていただきます。
 まず,1点目の備蓄についてでございますけれども,備蓄につきましては,医療資器材,食料,生活必需品及び抗インフルエンザウイルス薬を掲げております。
 その中で,医療資器材ですけれども,これは感染防護服ですとか,あるいは医薬品,あるいは消毒薬などが必要になるものと考え,国内発生期において確保するということになっております。
 また,新型インフルエンザのワクチンが製造された場合,このワクチン接種は市町村の役割ということになっておりますので,この接種に必要な接種用器具なども医療用資器材に含まれておりますので,このワクチン接種が可能な時期に合わせて備蓄することになると考えております。
 次に,食料,生活必需品ですけれども,これらにつきましては,新型インフルエンザの流行によりまして,社会機能が低下した場合に備えて,事前に確保しておくように市民に周知をして,各家庭等で必要なもの,例えて言いますればマスクですとか,使い捨ての手袋,あるいは消毒用のアルコール,漂白剤などがあると思いますが,それらと食料品,これは保存がきくレトルト食品ですとか,缶詰,さらに飲料水が必要になると思っております。こういったものを備蓄していただくということで,これにつきましては,海外発生期になったときに周知するということになっております。
 もしも新型インフルエンザが市内で感染拡大したような場合には,感染を回避するために極力外出することを控えることが大切ということになります。
 これらのことを考えましても,市民各自が食料品等の備蓄をすることが必要というふうに考えられます。これは,この新型インフルエンザに限らず,災害等,例えば地震ですとか,そういった災害のときにも必要になる共通する部分もございますので,こういった食料品等の備蓄,あるいは飲料水の備蓄というのが重要かなと考えているところでございます。
 それから,インフルエンザの予防薬といいますか,薬ですけれども,これは今現在,この新型インフルエンザに効くかどうかはわかっておりませんけれども,有効であろうということで,厚生労働省,あるいは県などでも備蓄をしておりますけれども,通称,商品面ですけれどもタミフル,これらが必要になります。これは,発生の前期において,医薬品が流通している中での備蓄を検討していくこととしております。この流通の中で備蓄が可能であることが明らかになりましたら,医薬品を扱う薬業界等に備蓄の要請をしていきたいと考えております。
 インフルエンザ薬ですけれども,備蓄につきましては,法律がございまして,現行の薬事法になりますけれども,これらの規定によりますと,医療用の薬品の購入は医療機関及び薬局に限定ということになっておりますので,医師あるいは薬剤師が市役所内にはおりませんので,この薬を購入するというのが,基本的には難しい状況がございます。ただ,こちらにつきましては,こういった新型インフルエンザということにかんがみまして,厚生労働省の方でも,今現在,この辺の状況を調べまして,備蓄が可能になるのかどうかということを調査中ということでお聞きをしているところでございます。
 それから,先ほど議員からご紹介がありましたけれども,市の方の行動計画につきましては,去る全員協議会のときに報告をさせていただきました。今後,市民の方にも,ホームページには,既に新型インフルエンザにつきましては,議員からもご紹介いただきましたけれども,掲載をしておりますけれども,行動計画については,今後,全文を掲載していくような形で考えているところでございます。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 山崎裕子君。
◆6番(山崎裕子君) 一つ訂正させていただきます。先ほどワクチンと申しましたが,抗ウイルス剤備蓄でした。
 今後も,守谷市の新型インフルエンザ行動計画のもと,(1)?備蓄,?情報周知,?行動制限の充実を図り,今後,抗ウイルス剤備蓄,食料備蓄などの具体化を図っていただきたいと要望して,次に移ります。
 次に,守谷市でのパスポート申請交付手続をできるようにしてはどうか,お尋ねします。
 平成20年3月の議会にて,守谷市でパスポート申請交付手続をできるようにしていただきたいとの要望をしました。その数カ月後,総務部に進捗状況を尋ねに行ったところ,守谷市でパスポート申請交付手続をできるようにする旨を聞きました。その際,途中経過ではありましたが,平成21年4月から開始の可能性を示唆されましたが,実際はいつから開始されるのでしょうか。
 そこで,(1)いつから実施されるかについてお尋ねします。
○議長(又耒成人君) 生活経済部長下村文男君。
◎生活経済部長(下村文男君) お答えいたします。
 当初は,来年の4月1日からという計画でおったんですが,3月,4月,5月というのは,年間を通しまして,総合窓口課,住民異動の届け出が大変多うございます。ですから,職員にはパスポートについての研修をさせますけれども,もちろんほかの事務も間違いは許されませんけれども,特にパスポートに関しましては,本当に間違いがあってはならないことでございます。そういった混雑した中で,またふなれなところでのスタートということを嫌いまして,来年の6月から開設したいということで準備を進めているところでございます。
 以上です。
○議長(又耒成人君) 山崎裕子君。
◆6番(山崎裕子君) よろしくお願い申し上げます。
 では,次に,(2)の実施の具体的内容,計画などはどうなるのかについてお尋ねします。
 具体的には,第1に,申請の際に必要な写真と収入印紙の販売方法はどう考えているのか。第2に,旅券の発券を行う職員の研修はどのように行うのか。第3に,県から旅券事務の権限移譲を希望した経緯についてお尋ねします。
○議長(又耒成人君) 生活経済部長下村文男君。
◎生活経済部長(下村文男君) お答えいたします。
 一つ目の実施に必要な写真とか収入印紙,あるいは県の証紙の販売でございます。現在,市役所の近くのお店でこれらを販売はしてございます。ただ,市民の方の利便性を考えますと,この市役所内での販売がいいのかなと考えておりますけれども,やはり商店の方とご相談をしなければなりませんので,まず商店の方と相談させていただいた上で検討していきたいなと。できるだけ市役所内での販売を検討したいと思っております。
 また,写真でございますけれども,証明書用の写真撮影機というものがよくまちの中に置いてあるところがありますけれども,これも利用できるかと思いますけれども,パスポートの写真は,かなりサイズが厳しくなっております。縦横何センチということで厳しくなっておりますので,これを利用すると,なかなか規格に合わせるということがなかなか難しいようでございます。で,できれば専門家といいますか,写真屋さんに行って写してもらったものを持参していただくのが一番よろしいのかなと考えております。
 それから,職員の研修でございます。これは県におきまして実施する予定でございます。内容といたしましては,講義式研修と実務研修というのがありまして,10日間程度予定しているようでございます。時期なんですが,本年平成20年11月から来年の3月にかけて実施するという予定のようでございます。これは県とさらに協議した上で行っていきたいなと考えてございます。市としても,二,三名の職員を研修に参加させたいと考えてございます。
 それから,県からこの旅券事務の権限移譲を希望した経緯でございますけれども,旅券法の一部が改正になりまして,市町村への権限移譲が認められたということから,県から昨年の6月に権限移譲に関する意向調査がございました。市では,これを受けまして,まずは関係部課長で協議いたしまして,その後関係課職員を交えまして協議した結果,市民の利便性を考慮しますと,これを受けることがよろしいんじゃないかということで決定をしたものでございます。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 山崎裕子君。
◆6番(山崎裕子君) 市民の方々は,今まで遠くまで行っていたのが,守谷市でパスポート申請交付手続をできるようになると,近いところで手続ができるようになりまして大変便利になります。守谷市でパスポート申請交付手続をできるようご尽力いただくことになります下村生活経済部長,総合窓口課豊谷課長,並びに関係者の方々に深く感謝を申し上げます。平成21年6月から守谷市でパスポート申請交付手続をできるようご尽力いただきたいとの要望をして,次に移ります。
 次に,病後児保育枠事業をやる予定になっているが,どうなっているかお尋ねします。
 平成20年6月の定例会にて,病気回復期にある児童や,その他事情により保育が困難な児童を対象に,病院への併設,委託により,あるいは市の保育所で病後児保育枠を設けてはどうかということについて要望いたしました。
 病後児保育とは,お子さんの病気がほぼ回復に向かっていても,しばらく安静に,運動は避けたいとか,あと二,三日の安静が必要と言われ,ついていてあげたいけれども仕事を休むことができないとか,子供の病気は万全ではないけれどもどうしても外出しなければならない,そんなときに安心して預けられるところがあったらということで,できた制度でございます。
 平成20年7月の「広報もりや」を読んでいたところ,「のびゆく守谷子ども未来プラン」実施状況の報告に,病後児保育枠の事業名が載っていました。また,その事業予定年度の平成20年のところに,新規の二重マルがついていました。この「広報もりや」の「のびゆく守谷子ども未来プラン」実施状況の報告にある病後児保育枠の欄をもとに,私なりに解釈して市政に関する一般質問通告事項を出しました。その後,担当部署と話し,この欄の解釈に微妙な相違があったため,お互いに解釈を確認し合ったところ,平成21年度中をめどに事業実施を予定とのことでございました。また,実施予定ではあるが,実施時期など変更はあり得るとの詳細な説明をいただいた次第でございます。以上をご報告の上,質問に移ります。
 では,病後児保育事業をやる予定になっているが,どうなっているか。
 (1)平成21年度から実施計画予定であるが,やるとしたら事前の周知をさせてはどうか。また,その場合,(2)実施の具体的内容,計画などはどうなるのか,お尋ねします。
○議長(又耒成人君) 保健福祉部次長比前静代君。
◎保健福祉部次長(比前静代君) お答えいたします。
 これは地域行動計画の「のびゆく守谷子ども未来プラン」の実施状況の報告の中で,21年度に新規事業として実施する予定になっているものですが,児童センターの建設など優先事業がございまして,計画を1年先送りといたしました。そして,22年度からの実施を目指しまして,現在作業をしているところでございます。
 今後のスケジュールなんですけれども,病後児保育の施設の視察,そして聞き取り調査などは既に終わっておりますので,これから21年度の前半あたりまでは,病後児を受け入れてくれる先の選定作業を行いたいと思っております。そして,平成22年の6月ごろに事業をスタートさせたいなと考えております。
 これに伴いまして,皆様に周知を考えておりますけれども,主に守谷市の広報紙,そしてホームページへの事業の内容を掲載いたしまして,それから保育所,幼稚園,学校等へのチラシの掲示などを考えております。
 そして,この具体的な計画なんですけれども,実施形態は,先ほど議員がおっしゃいましたように,病院に併設するものとか,保育所に併設するものがございます。その中で,やはりこれは相手の都合がございますので,医療機関併設型というのが多分よろしいんじゃないかなと考えておりますけれども,これからこの調整をしていきたいなと考えております。
 対象年齢といたしましては,小学校の3年生まで,そして定員は4名と考えております。
 対象の疾患としましては,先ほどお話しましたように,病後児の回復期を対象といたしまして,感冒とか消化不良等の日常罹患に関する疾病などを考えております。
 それから,どのような方をということになりますけれども,保護者の方が勤務,それから事故とか出産,冠婚葬祭等の理由で保育ができない方を考えております。
 その他の条件も,保育時間とか,それから利用料金などもありますけれども,その辺の詳細につきましてはこれから考えていきたいと思っております。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 山崎裕子君。
◆6番(山崎裕子君) 打ち合わせの際に,看護婦さん,お医者さんの確保,調整など大変な課題があるとお聞きしております。調整など大変だと思いますが,小さいお子さんをお持ちの市民の方々のためにご尽力いただきたいと要望して,本日の一般質問を終わりとさせていただきます。
 ありがとうございました。
○議長(又耒成人君) これで山崎裕子君の一般質問を終わります。
 次,通告順位2番の唐木田幸司君,登壇を願います。
 唐木田幸司君。
              〔9番唐木田幸司君登壇〕
◆9番(唐木田幸司君) 通告順位2番の唐木田幸司でございます。
 きょうはちょっとがっかりしております。いろいろありまして,この壇へ立ちましたので,それはこっちへ置いておいてお話をします。
 通告順位2番でございます。まさに不思議を感じるんです。
 といいますのは,昔,経済学者でベーコンという人がいました。食べるやつじゃないんですよ。今から百五,六十年前ですかな,ベーコンという経済学者がいまして,この人の説が,「神の見えざる手」という理論をつくり上げました。どういうのかといいますと,ある程度値段が上がりますと,需給バランスが崩れて,均衡点がそこに生まれて,いずれは自然にこれが崩れて下に向かうという,そういう理論であります。
 くしくも,きょうのニュースを見ておりますと,ついちょっと前ですよね,アメリカのWTIの石油価格1バレルが147ドルまでいきました。ところが,きょうの話では,ニュースによると95ドルまで急低下したということが言われています。まさにあたかも「神の見えざる手」がこういう価格を操作しているのかというふうに感じました。
 何でこんな話をしたかといいますと,実は,今回,この2番という,この時間帯に私が一般質問をするということにも,「神の見えざる手」があったんじゃないかなと思ったんです。
 というのは,この順番,先ほど1番山崎さんやりました。2番が私です。3番は川名さんがやるという順番,これ決まっておりますけれども,何で私が2番になったのかというと,議会初日に,朝8時半に議員が集まりまして,やりたい人が集まりまして,くじ引くんですよ,何番目にやるという。そのくじを引くとき,ちょっと人数の確認が間違えちゃいまして,二度抽選したんです。1回目引いたとき,私,実は2番だったんです。人数がちょっと確認間違えてましたというので,もう1回やりますということでやりました。2回目引いたら,また2番が出たんです。つまり二度とも2番を引き当てた。まさに神様が,おまえはこの時間に一般質問やるんぞと言わんばかり。思いますと,今,傍聴に来ていらっしゃる御所ケ丘小学校の生徒諸君,今まで多くの学校の生徒諸君が傍聴に来ていただきました。ことごとく私がその時間帯に一般質問をしているんですね。これはまさに「神の見えざる手」が働いたとしか考えられない不思議な現象であると,大変私自身戸惑っており,何といつも一般質問していいのか困っている状態でございます。
 といいますのは,皆さんにわかりやすい話し方を,どういうふうにしたら話題を持っていけるかなということで,きょう考えました。きょうの質問項目は,2点なんです。一つは,実感なき住みやすさ日本一,それから守谷の農業の将来はこれでいいですかという,大きな2項目が含まれています。
 私の感覚では,「日本一」ですぐ思い出すのは,ちょっと古いコマーシャルなんですけれども,「め,め,めがねの何とか」という眼鏡のコマーシャルで,桃太郎さんが旗指し物に「日本一」と書いている旗を立てて歩いているんですね,犬と猿とキジを連れまして。その話をちょっと触れようかなと思ったんですけれども,きょうお聞きになっていらっしゃる方が6年生と。6年生の方に桃太郎さんの話もどうかなと思いましたので,それはちょっと割愛させていただきまして,本題に入っていきます。少しずつわかりやすいようにお話をいたします。
 人それぞれ十人十色ということを申しますけれども,皆それぞれ価値観が違います。ある人はラーメンを一杯食べただけでもうお腹いっぱい,これ以上食べられないという人もいれば,いやおれは3杯ぐらい食べなきゃお腹いっぱいにならんという人もいますよね。
 昔,ある国の王様がおりました。毎日,王様というのは退屈です。変化もない,やることもない。何と自分は不幸な人間だろうと思っていたんですって。で,国の有名な占い師に,銀座の母みたいな人に,どうしたら幸せになれるのかなと聞きに行ったそうです。占ってもらいました。そうすると,占い師いわく,「この国で一番幸せな男のシャツをもらって着れば,王様,幸せになりますよ」と,そう教えられたそうです。そこで,王様はそれから毎日,この国で一番幸せな男はだれだろうと探しまくったそうでございます。探し疲れて,ある夕方,裏路地に入ったとき,みすぼらしい1軒の家がありました。その中から,ある男の声で「おれは今この国で一番幸せな男だ」という声が聞こえたそうです。王様は,すぐにその家の中に入りまして,その男に対して,「頼む,おまえのシャツをわしにくれ」と言ったんですって。そうしましたら,その男は,王様に対して,「済みません,今,私に初めての子が実は生まれたんです。ですから,とても幸せだって思わず叫んじゃったんです。でも,私は貧乏なので,王様に差し上げるようなシャツは1枚も持っていないんですよ」と答えたんです。それを聞いた王様は,いかに自分が今まで愚かなことを考えていたのかなということに初めて気がつきまして,その男に,赤ちゃんが生まれたお祝いと,そしてシャツをプレゼントしてあげたそうです。そのときに,何だか自分でも幸せを感じたそうです。
 つまり何を言いたいかといいますと,物の考え方,あるいは幸せの価値観,それぞれ違うということを言いたかったんです。
 本題に入りますと,今,守谷市は,住みよさランキング日本一ですということを申し上げました。これは,東洋経済新報社で発行している雑誌で,全国各地のいろいろな指数を集めて総合で守谷市は今一番住みやすいですよということで,雑誌に掲載されたわけでございます。大変日本一というのはうれしくて,また名誉なことであります。なかなか日本一になろうったって,これなれるものではありません。日ごろの皆様方の努力の結果が,そうさせたんじゃないかなと思っております。
 でも,市民にその実感は果たしてあるのでしょうかという素朴な疑問を問いたいと思います。指数,全国的に比べやすい指数で決めたものですから,市民の実感を指数化するというのは,これはなかなか難しいことであります。今申し上げたように,個人個人によって皆価値観が違うわけですからね。
 例えば選ぶ項目の中で見ますと,「利便性」というものがあります。この中には,店舗面積,お店の広さというものが書かれております。でも,考えてみますと,今や守谷市は,TXに乗ればあの花の都の銀座まで1時間で,そんなにかからないぐらいで行けますよね。あそこは世界のブランドのお店が軒を並べております。守谷のところに広いお店があって,ブランド店なんかあっても,あんまり意味ないんじゃないんですか。それよりもむしろ,狭いお店でもいいんです。安い卵や牛乳,あるいは野菜,新鮮な魚やお肉が買えるところがあればいいんです。だから,市民の実感としては,店舗面積よりも,例えば今月の5の日は安売り日ですよというので値段を下げる,こういうお店がいっぱいあった方が,実は幸せ実感感じられるんじゃないかなと思うんですけれども,こういう指数というのは,全国的に比較するのは,数値化するのは大変難しいことなんですよね。
 また,「安心度」という項目があります。これは病院のベッド数,市民の数に対して病院のベッド幾つありますよという比較でございます。でも,皆さん普通に生活をしていて,入院するということは年に一度あるかどうか,そんな感じじゃないですか。それよりも,日ごろ病院へ行って,2時間待ち,あるいは3時間待ちだよとか,内科医の先生並んでしようがない,あるいは小児科がいない,産婦人科がどこへ行ったらいいか困っちゃう,そういうような肌に感じた,いわゆる身近に感じられることの方が,はるかに市民にとっては安心度が高いんじゃないかなという気がする。でも,そういうのは,なかなか指数にはしづらいものなんですよね。
 また,「富裕度」,つまり豊かさの指数の中で,財政力指数というのが項目に入っております。これは収入と支出がバランスよく,つまりやりくり上手で市はとっても豊かな財政ですよ。ですから,住民が幸せだと言えるでしょう。でも,それって本当ですか。市民というのは,むしろ予防注射が無料化されていたりとか,あるいは街灯がもっといっぱいあって市内が明るかったり,健康保険あるいは介護保険の費用が安い方が,住みやすいと実感するんじゃないかなと思います。
 ちなみに,全国的に上下水道料金が安いのは,埼玉県戸田市だそうです。あるいは住民票の交付手数料が100円と安いのは朝霞市だと聞いております。
 東洋経済新報社のほかにも,こういうランキングを日本経済新聞社も出している。日経のローカル紙などもそれぞれ違った指数で全国ランキングをつけております。そのランキングを見ますと,それぞれどこに住むかによって住民負担が変わるということであります。
 ちなみに,最高の場所と最低の場所を比較しますと,水道料金は最大で7.3倍,保育料は4.7倍,介護保険料は2.7倍ぐらい差があると言われております。
 まさに暮らしのコスト差と,そして行政のサービスということの違いというものが,日本の各地に既に存在し,この差は開いているんだということであります。
 そのほかにも,調査項目というのはいろいろあるんですね。ちょっと早口で申し上げますと,行政サービス度ランキング,余り聞いたことないんですけれども,あるいは分野別評価ランキングとしては,公共料金ランキング,子育て環境ランキング,教育ランキング,公共施設使用料ランキング,乳幼児医療助成制度ランキング,国保の保険料ランキング,高齢者向けサービスランキングなど,数え上げれば切りがないぐらい,いろいろなランキングというのは存在するんです。つまり世の中にはいろいろな物差しがあるんですよということなんです。
 例えば生徒諸君にわかりやすい例で言えば,私は体育ではクラスで一番だという人がいるとします。でも,隣には,私はいつも理科で100点だよという人もいるでしょう。いや算数は私はだれにも負けないという人も,もちろんいると思います。つまりそれぞれ同じクラスでも1位っているんですよね。だから,総合でだれが本当に1位なのか。つまり住みよさランキングが1位と守谷市は言うんですけれども,本当にだれが1位なのかというのは,なかなか評価するのは難しいんです。
 当然,住民の人口,5万人のところもあり,20万人のところもあります。これを単純に比較するというのは難しいんです。ですから,住民からしますと,行政サービス,これ高サービスなのはうれしいし,そして財政が良好なのも,これは一番うれしいことです。でも,一番悪いのは,行政サービスが低サービスで財政サービスも悪い,これは一番好ましくないですよね。
 つまり必然的に,これを考えると,北海道のよく知っていらっしゃるような歌志内,あるいは夕張,ここは行政サービスも低サービスだし,財政も悪化している。逆に,東京圏,これは人口も多いし,産業も当然盛んですから,千代田,あるいは港,近郊では三鷹とか調布,上尾など,子育て環境や高齢者福祉,教育という住民サービスも高く,そして財政も良好です。でも,これは地域的に仕方のないことであります。
 ちなみに,佐賀県では,住民にアンケートをして,どういうサービスが本当に必要なのかなと調べているそうです。住民の意見を取り入れる努力をして,そして守谷市も,東洋経済社1社から1位だよと書かれて,それで満足していいんですかということから,まず伺いたいと思います。
○議長(又耒成人君) 総務部長橋本孝夫君。
◎総務部長(橋本孝夫君) お答えをさせていただきます。
 非常に難しい問題でございますけれども,確かに東洋経済の方で住みよさランキング1位という形でいただいた,これは今,議員からご指摘がありましたように,指標のとり方それぞれ違いはございますけれども,日本一という評価を第三者からつけていただいた,やはりこれは誇りに思うことであろうと思います。
 市民の皆さん方に実感がというお話がございましたけれども,私どもも,こう見ておりますと,先ほど山崎議員から3世代の話が出ましたけれども,当然,我々みたいにもともとこの守谷市に住んでいる人間にとりまして,例えば水と緑,以前は,北守谷団地なり南団地なり,みずき野もそうですけれども,あそこにはもっともっと緑があったわけですよね。ですから,今,守谷市が緑が豊富だといっても,従来から住んでいる我々みたいな市民は,その緑のありがたさといいますか,そういうものをなかなか実感できない。それから,例えば水とかそういうものにつきましても,もともと我々の時代では,もちろんお金を払ってという時代ではございませんでしたけれども,豊富にあった時代でございますので,そういうような形で,いろいろな物事の中で実感できないというものは事実だと思うんです。
 先ほど北守谷団地なり,みずき野の皆さん方のお話がありましたけれども,この皆さん方は,それぞれそういう形で守谷市をついの住みかとして選んでいただきまして,転入してこられたという形の中で,その皆さん方は,それぞれ日々変わっていくことを目の当たりに見てきた皆さんたちなのかなと。そういう日々の変化を見てきた皆様方というのは,それが守谷市としては当たり前だと。よそから見るとそれがすばらしいことであっても,どうしても市民の皆様方が毎日見ていること,毎日行われていることを感じますと,どうしても守谷にとってはそれが当たり前というような感覚というものがあるのかなと。
 これは市の行政の中でも,例えて言いますれば,この名札ですね。民間では早くからこういう大きな名札使っておりますけれども,自治体としては,恐らく守谷市が日本では初めて使った大きさ,もちろん写真も入れまして。こういうものが,職員の中にもそれは当たり前という感覚の中でいるんだろうと思います。
 したがいまして,今お話しさせていただきましたけれども,なかなか実感として浮かばないというのは事実かもしれませんけれども,それが当たり前化しているという部分もかなりのものがあるのかなと。
 お答えになったかどうかわかりませんが,以上で終わらせていただきます。
○議長(又耒成人君) 唐木田幸司君。
◆9番(唐木田幸司君) ありがとうございます。
 先進的な考え方でいろいろなことを試して,そして先駆けているんですよということを伺いました。
 もちろん東洋経済といえば,日本で信頼できる情報誌ですから,そこで1位をいただいたということは,今,部長お話しになったように大変名誉なことでございます。
 しかし,ちなみに東洋経済の今月号の特集は,全国幼稚園ランキングだそうでございます。つまりこの種の特集をしますと,どうしてもその関係筋の人が買ってくれる。一定部数が売れるので,どんどんこういうのを企画するんですよね。ですから,1位になった,うれしいことではございますが,これにおごることなく,例えて言えば国語1科目で100点を取ったということであっても,次回,算数や理科,社会でもぜひとも1位をとっていただいて,だれから見ても,うーん日本一だということになれるような努力を,今後ますますしていただければなと思っております。そんなところで,1番を終わります。
 2番目でございます。守谷の農業の将来はこれでいいのかなということで伺っております。
 最近のテレビ,あるいは新聞で見ますと,皆さんよく毎日のように目にされます。事故米という話が出てまいります。おみそ,あるいはせんべい,お酒や焼酎から,そのまま食べた人もいるというようなことをニュースで伝わってまいりました。まさに事故米を安全な国産だと偽って利益を上げた人の罪は,これは追及されなければなりません。しかし,そもそも毒が入っていたり,かびが生えたりしていた事故米はなぜ日本に存在するのかということを考えてみました。
 これ,あくまで私の見解ですよ。だから,正しいとは断言できませんけれども,日本は,お米に関しまして,778%という国際価格の7倍もの高い関税をかけて農業を守っております。そのために,国際的な会議であるウルグアイ・ラウンドで,一定の量を輸入しなければならないという副産物として,今言われている事故米のようなものを輸入しているわけであります。
 日本で洞爺湖サミットが行われましたね。そのときに,まだこれ記憶に新しいところなんですけれども,この議題,食料とエネルギー,そして環境が大きな議題になっておりました。実は,昨年まで,日本は世界最大の食料準輸入国でありました。おれたちは世界から食料を輸入してあげているんだぞと胸を張って,まさにポジティブな考えでいた国であります。しかし,今や食料価格が高騰いたしまして,貧しい国では,食べ物をよこせと暴動まで起きております。今や世界では,8億5,000万人が栄養不足になっております。食料輸入していることを誇りにしているような愚かな国があるのかと,今までの日本の考え方がネガティブに否定的にとらえられ,今や大きく世界の価値観が変わってきております。
 かつて日本も,1960年ごろ食料自給率は80%ありました。しかし,高度成長期を経て,今やエネルギーベースで自給率は40%になっております。
 ちなみに,先進各国での自給率は,イギリスは74,ドイツは84,フランスは122,アメリカは128と,農業大国として輸出までしております。
 自給率40%というのは,例えばOECD加盟30カ国中25番目であります。我が国よりも低い国というのは,砂漠であったり,赤道直下のジャングル,あるいは北極圏の国々というような状態であります。
 では,なぜそうなったのか。考えてみますと,実は高度成長期により,日本は,自動車やエレクトロニクスをつくって輸出して,外貨を稼いで,そのお金で食料やエネルギーは海外から買ってくればよいという社会構造をつくってしまったわけであります。
 ここで,ちょっと穀物市場について勉強いたしました。普通の貿易のものと穀物とは,大変違っています。例えば穀物は,国際価格が低いときには,各国は自国の農業を守ろうとして高い関税をかけます。そして,逆に国際価格が高いときは,つまり流通する量が少ないわけですから,自国の農業を守ろうとして輸出を防いでしまう。そのために,自国の消費者への供給を優先させるので,輸出関税をかけたり輸出規制をします。現に,今,インドやベトナムでは輸出を禁止をしていますね。そして,中国,ロシアでは輸出に関税をかけております。各国とも,自国を中心に考えているという商品であります。
 普通材と呼ばれている例えば自動車なんかは,生産量の50%は輸出に回されています。しかし,穀物はというと,全世界の生産量の15%が貿易に回されて,それが国際穀物市場で取引をされております。つまり世界で15%不作になったとしたら,国際取引される穀物はゼロになります。お金を出しても買えないという状況になってしまうわけであります。
 直近の例では,1973年に穀物価格,あのときも3,4倍になったことがあります。このとき世界の穀物生産量の,後で調べたら,実は3%が減少しただけだったんです。しかし,そのわずかな減少量が穀物価格を3倍や4倍にまで引き上げてしまった,そういう商品であるということであります。
 自分の国が不作なときは輸出へ回さず自分の国の国民へ供給する,これを優先するのは当たり前のことであります。他の国のために自国民を飢えさせることなどできないのが世界の常識であります。やはり最後は自分の国の農業,これを頼るしかないというのが現実であります。
 こんなことは,ここで話すべきじゃないんですね。本当は国会で話すべきなんです。残念ながら,私,今,市会議員であります。国会議員じゃない。今は残念ながら市会議員でありますから,ここで言うしかない。でも,1人でも,これを聞いていただいて,そうだなと思っていただく方がふえていただければ,これは大きなうねりになって日本の農政が変わるんじゃないかなと思ってお話しているんです。
 ちなみに,戦後,日本の農政の特徴といたしましては,米価を上げて農家の所得を確保しようとしました。その結果,米価は上昇いたしました。しかし,ハンバーガーが入ってきたり,スパゲッティがどんどん普及したり,日本の国民の米離れということが起こり,実は消費量というのは40年間で半分になってしまいました。政府は,余ったお米を生産調整するために,減反政策というものを行いました。自給率は80%から40%へと,それによって低下していったわけであります。
 今や,全国で農地は467万ヘクタールとなりまして,そのうち水田は260万ヘクタールです。さらに,そのうち40%の110万ヘクタールは,生産制限のためお米をつくっておりません。米が余っている,イコール農地も余っているという認識で,宅地に転用したり,あるいは耕作放棄されている状態であります。
 もし仮に,260万ヘクタールに,カロリー計算で最大になると言われる芋だけを植えることで計算しますと,やっと日本の人口1億2,000万人の生命を維持できるんだという状態であります。戦後の食料難のとき,農地は600万ヘクタールありました。このとき日本の人口は7,000万人でした。それでも飢え死にした人が出たわけであります。もし今,仮に輸入がゼロになったら,まさに危機的状態であると言えると思います。
 さらに言うなら,1960年から消費量は減少したと今申し上げましたけれども,高度成長期であのときは人口が増加していましたから,消費量減少が目立たなかっただけで,実はこの40年間に消費量は半分になっていたということを申し上げました。今後も人口がこのまま減少し続け,そして消費量も今までどおり半分になったとすると,40年後の2050年,聞いていらっしゃる生徒の皆さんが50歳ぐらいになる,子供さん,お孫さんの世代になるころには,日本のお米の消費量というのは,今は850万トンですけれども,350万トンぐらいで済んでしまう,そんな時代になると思います。
 さあ,そうなったら,今の260万ヘクタールの水田は,もう50万ヘクタールで事足りるということになってしまいます。210万ヘクタールは,不用になってしまうわけであります。しかし,そんなとき,ことしのように国際価格が上昇したり,あるいは海外で穀物が不足になって輸入ができなくなっちゃったら,まさに日本は飢餓状態に陥る可能性が出てまいります。
 さらに加えて,農業人口,1960年のピーク時は1,454万人もいました。しかし,今や313万人に減っております。今や国民の4.4%しか農業に従事しておりません。そして,65歳以上の方がその60%を占めており,10年後にはさらにこれが半減するでしょう。まさに若者も農業から離れて後継者も育たない,農業は衰退産業と化しております。
 では,一体どうしたらいいんでしょうかね。
 ここから提案であります。ちょっと大胆なことを言うので,あくまで試しでございますので聞いてみてください。いっそのこと,この際減反政策をやめたらどうだろうということであります。
 今,全国平均で,60キロ当たりお米は1万6,000円ぐらいかな,銘柄によって違いますけれど,大体1万6,000円ぐらいしていると思うんです。しかし,減反政策をやめたとなれば,当然つくる人もふえてくるでしょう。生産量は上がります。生産量がふえれば,当然値段が下がります。予想では,大体9,500円ぐらいになるんじゃないかなと思います。そうしますと,これでは農家の所得が減ってしまいます。そこでどうしたらいいか,値下がりした分を農家に補てんをしてあげるんです。
 ちなみに,試算をいたしますと,今,国では,毎年,減反政策のために年間1,600億円を支出しております。でも,その金額というのは,米価が1万6,000円から9,500円に下がったとき仮に損失補てんをしたらという場合の金額とほぼ同金額であるんです。つまり国の財政負担は今と変わらず消費者は値段が下がる,そして利益が得られますよね。そして,当然お米の消費もふえるでしょう。
 ちなみに,今,日本が中国から輸入している米価は大体60キロで1万円ぐらいですから,国際価格も下回るという状態になり,国際競争力がついて日本のお米が海外へ輸出できるということになります。まして,今お話したとおり日本の人口は減少しますから,今でも世界人口は65億人,そのうち8億5,000万人が飢餓状態ということです。これが2050年には世界人口は92億人になると推定されており,人口は1.5倍にふえる。しかし,農地は,ご存じのように地球温暖化なんかで逆に砂漠化してどんどん減っている状態です。海外の需要を取り込むことによって,日本の農業は衰退せずに済むんじゃないでしょうかね。仮に食料危機が起きたとしても,今,インドや中国がやっているような輸出していたお米を国内需要に回せば,日本が飢えることはないということが言えると思います。まさに減反で農地を遊ばせておいていいんでしょうかねということを提案したいですね。
 生産制限をなくして,輸出によって増産をして日本の農業を縮小から拡大へ転じる,そして食料難の時代に国際貢献できる,さらに日本の食料安全保障にもつながるという,一石二鳥どころか,何鳥にもなるんじゃないかなと思うんです。
 そして,二つ目,この提案は,今,日本では,年間,農産物を実は4,200億円輸出しております。意外かもしれないんですけれども,高級なリンゴ,あるいはイチゴ,高級なお米など,海外でも現に売っております。そして,今でも農業の生産法人は全国で8,000を超えております。これらをさらに小規模なものをシステム化して,そして株式会社の参入を認めたりして,企業が現在持っているマーケティングの力であるとか,経理のノウハウを農業に利用することで,さらに生産効率が上がったり,利益率を上げることもできるんじゃないかなと思います。
 日本の平均農家の耕作面積は1.7ヘクタールであります。しかし,アメリカは,もちろん国が広いから84ヘクタール,オーストラリアに至っては380ヘクタールもあります。ですから,当然,これらと競争するためには,資本増強をして,日本でも耕作面積を少しでもふやしてスケールメリットを出すという必要があるんじゃないかなと思います。
 また,輸入をしない地産地消というのを強化すれば,環境問題にも,例えば輸送コスト,海外から輸入するためのエネルギー半減されます。その分CO2も削減さますし,農地がちゃんと緑に,どんどんふえればCO2を逆に吸収してくれますよね。まさに先ほど申し上げたように一石二鳥どころか,三鳥にも四鳥にもなる。これらは本来,さっき言ったとおり国に対して言うべきなんですけれども,ここで申し上げておりますが,現在,日本全国の8%を占める耕作放棄されている農地対策につきまして,市町村の農業委員会の指導に,ここを耕作しなさいという指導に対して従わない遊休地の所有者に対して,自治体の首長は耕作を求める,農家に農地を貸すように強制指導ができると。たしかそういうことも聞いているはずでございます。
 ですから,ぜひとも遊んでいる農地をもったいないという考え方を持っていただきたいなと思うのでございますけれども,この項目については1番も2番もほぼ同じようなことを聞いていますので,一括でお二人にお答えをいただきたいのでございますけれども。
○議長(又耒成人君) 生活経済部参事補椎名一夫君。
◎生活経済部参事補(椎名一夫君) お答えいたします。
 非常に国際情勢から幅広い農業情勢を議員からお話しいただきまして,今,答弁ちょっと困っているところでございますけれども,やはり食料の自給率を高めるということが非常に重要なことだろうと。来年度の国の農水省の予算要求におきましても,食料自給率の向上に重点配分というような形で要求されております。
 それで,今,議員申されましたように,私たちが食べているもの6割が輸入ということで,4割しか自給率がない。さらに,その中で主食用の米だけは確保されているというような状況でございます。
 そういう中で,農業の施策の中で幅広くなってしまいますので,米の部分に限ってお答えさせていただきたいと思いますが,米も,今,議員がおっしゃられたように生産と需要バランスということで,米消費量が1人60キロを切っている状況にありまして,その調整を図らなければ米価の安定が図れないということから,米につきましては需給調整を行っているところです。
 その減反政策でございますけれども,当初は米づくりをしないということで,全く田んぼを利用しないということですけれども,現在は,その不足分の食料を確保するために新たな産地づくりをするということで,麦,大豆,飼料米等の水田において作付をした場合に国が交付金を出すというのが,現在の米の生産調整のシステムでございます。
 そういう形で,市内におきましても,米の需給調整を図るための生産調整ということで,3年間のブロックごとにその生産調整,今言った形で米以外のものをつくるというようなことで,守谷市の場合は実施をしてきております。
 それから,国においても,先ほど申し上げましたように,米づくりの中で,いかに米の需要を主食以外に図るかということで,新たな展開としまして,農水省におきましては,「販売」を軸とした米システムのあり方に関する検討会というところにおきまして,米粉,それから飼料用米といった新規需要米に対しまして,1反歩10アール当たりですけれども,5万円を助成するような支援措置というものを明らかにしております。このことによって,生産者と加工販売事業者などが連携し,その確実な消費が促されるというふうに思われております。
 それから,来年度の予算要求のお話もさせていただきましたけれども,食料自給率向上の作物の生産拡大を国としても後押しするということで,水田等の有効活用促進対策という中に位置づけをしておりまして,水田等の有効活用の自給率総合対策事業として,21年度は予算の配分も要求をして,これらの関連する事業として推進していくというふうに聞いております。
 なかなか回答にならない部分かと思いますが,以上でお答えとさせていただきます。
○議長(又耒成人君) 農業委員会事務局長瀬尾勝重君。
◎農業委員会事務局長(瀬尾勝重君) 先ほど議員から遊休農地の解消についてということでありましたけれども,この遊休農地の解消ですけれども,農業経営基盤強化促進法というのが改正になりまして,農業委員会から,いわゆる遊休農地となっている所有者とか権利者に個別指導ということをできるように改正をされた,整備をされたというような内容でございます。これを議員が今おっしゃったのかなと思うんですけれども,では市ではどうしているかということになりますけれども,現在は,その遊休農地であるというところの農地を,農業委員会,班編成をして,みんなでその調査をして把握に当たっているというような状況でございます。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 唐木田幸司君。
◆9番(唐木田幸司君) お答えありがとうございます。
 なかなか農業委員会というのは予算もないし,やっている仕事というのが農地転用が中心ということでございますけれども,しかし,今申し上げましたような状況,またお答えいただきましたように,09年度の農水省の予算要求ですか,自給率向上対策の予算というのは実は3,025億円も予算を要求しているということ,これは農水省の全予算の1割を自給向上のために使おうと,国も本気で努力をしております。
 また,福田首相も,6月のローマの食料サミットがあった。このときに,農業改革を進めて,自給率の向上を通じ世界の食料自給の安定化に貢献したいと宣言をされております。
 我々の子供,あるいは孫の時代に日本から餓死者が決して出ることのないよう,今から各人が本気で農業問題を考えるときだと思って,ちょっと守備範囲とは外れていたかもしれませんけれども,質問をさせていただきました。
 どうもありがとうございました。
○議長(又耒成人君) これで唐木田幸司君の一般質問を終わります。
 ここで5分間暫時休憩をいたします。
               午前11時32分休憩
         ──────────────────────
               午前11時38分開議
○議長(又耒成人君) 休憩前に復し会議を再開いたします。
 それでは,引き続き一般質問を続行いたします。
 通告順位3番の川名敏子君,登壇を願います。
 川名敏子君。
               〔8番川名敏子君登壇〕
◆8番(川名敏子君) 通告順位3番,公明党の川名敏子です。
 昨日の敬老会で,とても感動したことがございました。会田市長が,皆さんがずっとお元気で長生きされますようにと,また行政でさらに努力をしてまいりますと,お祝いの言葉を述べられますと,謝辞に立った代表の方が,高齢者にだけ手厚い支援をするというのではなく,すべての世代が幸せに暮らせるようにしてくださいと言われたのです。自分のことばかりを主張する人が多い中,守谷の大先輩は本当にすばらしいと,心が熱くなりました。
 私も,市民の目線で,市民の生命と財産を守り,安心安全で豊かな暮らしが楽しめるよう,力を尽くしてまいります。
 本日は3項目を通告してございますので,どうぞよろしくお願いいたします。
 まず,1番目に,ペットボトルのキャップで世界の子どもにワクチンを。
 異常気象と言われる現象が相次ぎ,かつてなかった猛暑や集中豪雨が私たちの足元を脅かしています。そんな中,以前にもお話したことがございますが,「ハチドリのひとしずく」というお話もあったように,私たちの小さな力が大きく地球環境を動かすというものです。このキャップの回収も,CO2削減につながるなら地球にいいことをしようという人がふえています。それが,さらに子供の命を救うとしたらどうでしょう。今回私が取り上げた「ペットボトルのキャップで世界の子どもにワクチンを」の活動が,その一助となっているものです。
 (1)ごみ減量とペットボトルのキャップの行方ということについてお伺いします。
 ペットボトルのキャップを集めているのを聞いたことがおありでしょうか。ここ二,三年,新聞,雑誌やインターネットで目にするようになり,回収ボランティアもふえています。地球温暖化や環境問題に対する意識が高まっている中,自分が出すごみの行方に関心を持つ人がふえていることの一つのあらわれだと思います。
 まず,守谷市のごみ減量の対策と,ペットボトルとそのキャップはどのように処理されているのかを伺います。お願いいたします。
○議長(又耒成人君) 生活経済部長下村文男君。
◎生活経済部長(下村文男君) お答えいたします。
 ペットボトルの最終的な現在の行方ということで,どのように処理されているかということでございますけれども,現在はペットボトルは,平成19年11月までは固形燃料として製造しておりました。ただ,この施設が,新しいごみ施設の建設用地ということに該当したことから,暫定措置ではございますけれども,圧縮梱包機を設置いたしまして,現在,圧縮梱包して排出をしてございます。
 第3次のごみ処理施設での出し方ということでございます。これは今後の話になりますけれども,キャップを取り外したり,それを洗っていただく。キャップと本体は別々に処理をするということでございますけれども,キャップじゃなく,本体の方がかなり面倒くさいかなと思いますけれども,洗ったり,つぶしたり,ラベルをはがして出していただくようなことになるようでございます。
 今現在,ボトル本体につきましては,指定法人でございます財団法人の日本容器包装リサイクル協会,こちらの方に搬出いたしまして,このリサイクル協会から再商品化事業者に引き取られます。そこで,スーツとか作業用手袋,あるいはシートなどにリサイクルされているということでございます。
 キャップにつきましては,出し方はペットボトル本体とほぼ変わりませんけれども,リサイクルされるものが違っているということのようでございます。パレットとか車どめ,それから擬木などにリサイクルをされているというのが現状でございます。
 以上です。
○議長(又耒成人君) 川名敏子君。
◆8番(川名敏子君) 確認しますが,ペットボトルのキャップも,それだけ別に集めていただくということでしょうか。それとも,燃えないごみとして出し,本体の方はペットボトルとして集めるということでしょうか。
○議長(又耒成人君) 生活経済部長下村文男君。
◎生活経済部長(下村文男君) お答えします。
 現在は,両方一度に圧縮梱包機で圧縮していただいて,燃料として搬出しているのが現状でございます。先ほど申し上げたのは,今度,第3次ごみ処理施設ができ上がった場合には,別々に出していただくということになるかと思います。
○議長(又耒成人君) 川名敏子君。
◆8番(川名敏子君) そういうことになりますと,ペットボトルの透き通っている本体の部分は,今申されたように処理され,リサイクルされるということで,ふたの方は今までどおり燃えないごみの方に出すということになろうかと思います。
 そのキャップの方を,今回はリサイクルしてはどうかということで問題にしているところなんですけれども,話は少し変わりますけれども,第3次環境センター建てかえに際して,必ずなし遂げなければならないごみの減量化は,具体的に申し上げれば,1日今まで414トン回収され処理されてきたわけですけれども,新たな環境センターでは258トンをリミットとして考えてつくられるもので,これは大ざっぱに言って半減させる取り組みをしていかなければ間に合わないということになります。これには市民の協力が絶対不可欠で,今までどおりのようにごみを出していては,処理できないということです。
 で,考えられるのが,この意識向上にどのような手段で取り組んでいくかということなんですが,次に,(2)の方でそのことに触れていきたいと思います。
 環境意識向上と社会貢献ということで,わかってはいるがなかなか変えられない,このような習慣に意識向上を促すには,人の役に立つという具体的な社会貢献をプラスしたらどうかという提案でございます。
 ペットボトルのキャップのリサイクルの売り上げをワクチンの購入費として寄附するエコキャップ運動と言われているものがございます。守谷市では,環境意識向上についてどのような対策をとっていますでしょうか。今後,ごみ減量に対する施策は,そういった観点からございますでしょうか,そこをまずお伺いいたします。
○議長(又耒成人君) 生活経済部長下村文男君。
◎生活経済部長(下村文男君) ご指摘のように,ごみ減量ということで現在もいろいろな対策を行っているところでございます。
 今現在やっている対策の一例を幾つか挙げさせていただきますが,一つには,廃棄物減量等推進員制度の活用でございます。それから,資源ごみ回収報償金制度の実施,これは生ごみ処理機等の購入補助金制度の実施,それから環境センターで行っております生ごみ堆肥化のモデル事業への参加を行っております。それから環境推進啓発ポスターコンクール,これは子供さんたちにお願いをしてかいてもらっているものでございます。子供への意識の向上もこの辺で行っております。それから,環境家計簿をつくっていただいたらどうかということで,広報等でもお願いしているところでございます。また,出前講座ということで,幾つかの組織がございましたところから,要望があればこちらからお伺いいたしまして環境についてのお話をさせていただくといったようなことを実施しているところでございます。
○議長(又耒成人君) 川名敏子君。
◆8番(川名敏子君) 今までの努力の成果をさらに加速させる意味で,気軽に参加できる環境ボランティアとして,このエコキャップの運動は有益であると考えています。その具体的なやり方について少し説明させていただきまして,行政の支援をいただきたいと思います。
 (3)の回収,売却,JCV──JCVは認定NPO法人「世界の子どもにワクチンを日本委員会」の略でございますが,JCVへの寄贈について,具体的なプロセスについてお話して,答弁していただきたいと思います。
 既に,市民サークルや学校,町内会でペットボトルのキャップを集めていますが,リサイクル業者に売却するには,1トンぐらいまとまらないと,送料とか回収トラックの燃料代で赤字になってしまいます。そこで,回収等に行政のお力をおかりしたいと考えているのです。
 回収から子供たちにワクチンが届くまでの手順は次のようになります。
 1番,回収に参加するグループを募集する。2番,月末の土曜日などの午後に役所の駐車場で不燃ごみの袋いっぱいで8キログラムの単位で各グループの袋数を記入しながら回収する。ちなみに,キャップは1キロ10円から15円で,8キロ入る不燃ごみの袋いっぱいにしますと,その袋125個で1トンになる計算になります。1トンで1万円から1万5,000円で買い取られることになります。3番目に,3時ごろリサイクル業者がトラックで取りに来るということにしていただき,4番目に,キャップ売却代金をJCV,先ほど申し上げましたNPO法人に売却した代金を寄贈するということです。5番目に,JCVはユニセフ本部にワクチンを発注し,ユニセフを通じて世界のワクチンを必要としている子供たちに届けます。現在は,東南アジアのラオスやミャンマーにポリオやおたふく風邪,破傷風などのワクチンが届けられているそうです。そして,最後,6番目に,広報やホームページ等で,参加して協力してくださったグループ別のキロ数と寄贈金額を記載して報告するという手順で,これらの流れで,世界の子供たちにワクチンを届けられたらと考えております。
 この事業を実施すれば,お金はかからず,子供から大人まで気軽に参加でき,環境問題やごみの減量についても大きな啓発活動として役割を果たすと考えられます。こういった活動についてどのようにお考えになられるか,お聞かせください。
○議長(又耒成人君) 生活経済部長下村文男君。
◎生活経済部長(下村文男君) お答えいたします。
 このペットボトルのキャップのリサイクルという運動,私も若干聞いているところでございます。
 まず,初めに市の考えということでございますけれども,この運動には,市は積極的に協力していきたいと考えております。議員ご指摘のように,回収場所,これを今のところは市役所内のどこかを検討したいなと思っておりますし,またそういった運動のPRにつきましては広報紙やホームページを使ってPRをしたい。
 回収業者への依頼でございますが,これは聞くところによりますと,今現在,牛久市あたりに業者がございまして,そちらの方から回収をしている業者がいるというような情報を得ておりますので,私の方からその牛久の業者にお願いをいたしまして,今,議員がご指摘になった,グループで,いつごろ取りに来てということではなくなるかもしれませんけれども,周期的に連絡をすれば取りに来ていただけるような方法がとれれば,そういうことで業者に連絡し,回収させていただきたいと思っております。
 で,JCVの方から,ワクチン等,あるいは金額とかキロ数,いろいろな報告が得られれば,後に広報紙などで皆さんにお知らせしていきたいなと考えてございます。
 以上です。
○議長(又耒成人君) 川名敏子君。
◆8番(川名敏子君) 積極的に協力していただけるということで,提案させていただけて本当によかったなと思います。既に,中学校等でもボランティアで集めているということで,これらの売却先というか,リサイクルの業者を探すのがとても大変と聞いておりますので,ぜひこれを大きなステップとして活用させていただければと思います。大変ありがとうございます。
 それでは,次,……。
○議長(又耒成人君) 川名敏子君に申し上げます。1番の方はこれで終わりますか。
◆8番(川名敏子君) はい,以上で1番は終わります。
○議長(又耒成人君) そうしたら,お諮りします。
 ただいま川名敏子君の一般質問中ではございますけれども,間もなく正午になりますので,次に入る前に,ここで暫時休憩したいと思いますが,よろしいですか。
              〔「はい」と呼ぶ者あり〕
○議長(又耒成人君) 午後は1時から再開をいたします。
               午前11時58分休憩
         ──────────────────────
               午後 1時00分開議
○議長(又耒成人君) 休憩前に復し会議を再開いたします。
 それでは,引き続き川名敏子君の一般質問を続行いたします。
 川名敏子君。
◆8番(川名敏子君) それでは,引き続きまして2番目に通告してあります内容について始めさせていただきます。
 2,総合的な思春期対策について。
 平成16年に,国や県の施策「健やか親子21計画」を受け,個人の力,家族の力,さらに地域の力,行政の力を合わせ,一人一人が生きがいに満ち,家族,地域で触れ合いながら生き生きと安心して暮らしたいという趣旨で,守谷市では「健康もりや・健やか親子21」を策定いたしました。これは,今年度,市長が施政方針の1番目に挙げている安心して暮らせるまちづくりの実現のため,健康づくりの分野での計画でもあります。
 「健康もりや・健やか家族21」には,各ライフステージごとに,心身ともに健康に暮らせるための施策が多く盛り込まれていて,今もさらに進化し続けております。本年は,4月に南守谷児童センター並びに北守谷児童センターを擁する市民交流プラザが開館し,多くの方に利用され,喜ばれているのもこれらの施策の一環かと思われます。
 夏休みに市民交流プラザでお会いした方は,「毎日,孫を連れて来ているんです。とてもありがたいです」と語っておられました。庁舎から移設したファミリーサポートセンターでは,新たに児童の一時預かりも実現しております。
 また,長年,公明党市議団で要望しておりました小学校就学前までの乳幼児の医療費の無料化も実現し,先ほど山崎議員が触れられておりましたが,来年からは立てかえ払いもしなくて済むようになり,他市に先駆けての取り組みと,大きく評価しております。この朗報は,既に漏れ聞いた現場のヤングママから大変歓迎されているところです。市長のスピーディーな対応が実を結んでいる事例の一つだと思います。
 さて,ここで1点,まだ十分とは言えない分野がございます。それが思春期の子供たちへの支援です。思春期というのは何歳から何歳までだとお考えでしょうか。中学生からでしょうか,高校生ぐらいを指すのでしょうか。副市長はどのようにお考えになりますか,ちょっと伺ってみたいと思うのですが。
○議長(又耒成人君) 副市長西野賢一君。
◎副市長(西野賢一君) お答えいたします。
 思春期といいますのは,私の個人の考えですけれども,いろいろ思い悩むという意味では,中学生とか,あるいは高校生ぐらいなのかなと思いますけれども,現に不登校なども多分中学1年生ぐらいでぐっとふえるんだろうと思いますけれども,ただ,体のいろいろ特徴といいますか,子供から大人に変わるということを考えれば,小学生のうち,小学生の高学年,あるいはもっと早い段階からそういう特徴というのが出てきますので,早い時期と考えれば,小学生中学年ぐらいから高校生ぐらいまでなのかなと思っています。
○議長(又耒成人君) 川名敏子君。
◆8番(川名敏子君) 突然の質問,申しわけありません。とても明快な答えだったと思います。
 医学的に申し上げますと,七,八歳から18歳ぐらいまでを言うそうなんですけれども,この時期は大きな生物学的な変化を遂げる時期ということで,ほかの年齢と分けて呼ばれているわけです。
 今,副市長からもお話があったように,春を思う時と書く,精神的にも揺れ動くこの時期,子供たちはさまざまな問題を抱えています。飲酒,喫煙,薬物,いじめ,不登校,摂食障害,リストカット,援助交際,出会い系サイト等々,地域,メディアからの有害情報にさらされて,このままで子供たちは健やかにこの時期を乗り越えていけるのだろうかと心配してしまうのは私だけではないでしょう。
 世間を震撼させた秋葉原や荒川沖事件,中学生による親殺しなど,青少年による凶悪犯が後を絶ちません。このような事件を分析していくと,必ずといっていいほど,思春期に問題が発生していることが指摘されております。
 先ほど申し上げたように,思春期は,心身ともに大人へと近づいていく成長著しい時期であります。そのため,自分なりの価値観や社会観が形成され始め,期待された環境への不適応が起きやすい時期でもあると言われています。すなわち,周りから期待されている自分と,自分がなりたい自分との間のギャップが大きくなり,問題を抱えやすいということが指摘されているのです。
 「健康もりや・健やか家族21」の中には,学童期・思春期と一つのくくりにされておりまして,学校,家庭や地域における食育やボランティアや生活習慣等については取り組まれているのですが,心と体の健康教育,この思春期という視点が欠けているように見受けられます。
 酒,たばこ,薬物とともに,性感染症についても,思春期の子供たちの現在と将来にわたる健康を守るための対策が大変必要になってまいります。
 6月の議会で,若者にふえている子宮頸がんの予防ワクチンの意見書を採択していただきましたが,今,10代後半から20代にクラミジア感染症が大変ふえているそうです。推定感染者約96万人とも言われており,自覚症状がほとんどないため,感染に気づかず保菌している場合が多く,不妊の原因になったり,母子感染で新生児が結膜炎や肺炎を発症することもあるそうです。この病気は,抗生物質や抗菌剤の服用で治すことが可能で,保健所でHIVと同様に匿名,無料で検査を受けることができますが,これらのことを知らずに悩んでいる人も多いかと心配に思います。
 先日,公民館で「HIVやクラミジア検査を受けましょう」というポスターを見かけました。このようなポスターは,学校にも張り出されているのでしょうか。
 ここで,何点かお伺いいたします。
 (1)に取り上げました学校,家庭,地域での取り組みとして,思春期の子供たちのために,年齢に応じた体と心の変化や異性との対人関係等について学べる仕組みは整っているのでしょうか。
 続けて,(2)にあります思春期の子ども達の心と体の相談。思春期の子供たちの心と体の相談をどのように受けとめ,適切な対策はとられているのでしょうか。担任,養護の先生,児童相談員,保健センター等での取り組みについてお伺いしたいと思います。
○議長(又耒成人君) 教育長北村裕信君。
◎教育長(北村裕信君) お答えいたします。
 まず,学校教育等の中での対応につきましてお答えしたいと思います。
 学校での指導は,皆様ご存じのとおり,学習指導要領にもこの分野での指導が挙げられております。昨今のいろいろな報道の中でも示されていますように,先ほど議員がおっしゃられた性感染症等につきましても,随分低年齢化といいますか,10代の子供たちにもそういう状況が見られるということで,大変憂慮されるところですけれども,学校現場では,先ほど申し上げました学習指導要領の中で,小学校は「体育」という教科がございますけれども,この中で保健の分野があります。3・4年生用の「保健」の教科書,5・6年生用の「保健」の教科書と,検定された教科書が学習の中で使われております。
 その中で,教科書は3・4年,5・6年生用ですけれども,扱う内容としましては,1・2年生で,清潔な体,そして自分と家族,自分を取り巻く環境,人的環境のことを自分の存在を意識するという段階だと思います。それから,3・4年生では,体の成長ということで,先ほど副市長の方からもありましたけれども,思春期の入り口に入る段階だと思います。そういう中で,大人の体に近づくこと,男女の特徴があらわれることなどを中心にしまして,自分の体の変化,心の変化等を扱ってまいります。それから,5・6年生では,生命の誕生と心と体の健康という,大変揺れ動く時期ということでもありますので,安定した自分の成長と,そして心も含めて安定した成長が図れるように対応しているところです。
 それから,中学校の方では,教科名「保健体育」という教科になります。その中で,保健分野の学習,体育の教科書の方も検定をとったものがあります。この中に,保健の分野とそれから体育の分野が分かれておりまして,保健の分野では3年間で約48時間程度の指導が位置づけられております。その中では,先ほど議員がおっしゃられたように,性感染症を含む,いわゆる感染症の問題を大きく取り上げております。エイズ及び性感染症の疾病概念,そして感染経路,予防方法など,この保健の分野で学んでおります。中には,感染を予防する方法等についても触れながら,指導を進めております。
 それから,先ほどもありましたように薬物乱用の防止教育という点では,この保健分野の学習をさらに発展させて,講演会等も開きながら,専門家のいろいろなご指導をいただきながら進めているところです。
 学校現場では,これらの中には決して見過ごせない部分がたくさんありますので,十分個々の児童生徒に配慮しながら,発達は本当に個人差がありますので,一方的にこの年齢ではこうだという指導は,今度は子供を逆にもっと不安にさせることになりますので,一人一人の発達の状況に応じて学習を進め,そして自己理解を図れるように進めているところです。
 それから,2点目の相談体制についてもよろしいでしょうか,後で保健センターの方からもその分野でのお答えがあると思うんですが,学校の方では,とにかく担任と児童生徒,この関係が一番大事になるんじゃないかと思います。
 そういう意味で,本議会にも提案がされていると思うんですが,複数教師による指導,これは大きな成果が期待できます。市長の方からも,これまでの中で,担任が子供の心をしっかりととらえて指導できるようにと何度も言われておりますし,そういう中で,担任には,やっぱり子供たちと日常的な学校生活の中で対応できる,これが一番じゃないかと思います。なかなか多忙な教員ですので,そういう対応がしっかりとできるようにということで,複数担当,複数担任の問題があるんじゃないかと思います。
 その中では,日記指導,あるいは教育相談の期間を決めて,よく2者面談ということで各学校で実施している例が多いんですけれども,子供と担任が1対1で日ごろの悩み等を聞ける,そういう場も設けております。そういう中では,子供たちも安心して自分の悩み等を相談できる,そういう場になっております。
 それから,小学校の方には,心の教室相談員ということで,現在3名配置されておりますけれども,これまで子育て等に十分経験を積んだ方とか,子供の今の悩みを率直に聞ける,そういう立場の方にお願いしております。それから,中学校の方にはスクールカウンセラーということで,2名配置されておりますけれども,これは各学校を兼任といいますか,どこの学校から相談があったときにも相談が受けられるように,そのような体制で今進めております。
 それから,市の教育相談室でありますラポールルーム,ここにも相談員の方がいらっしゃいますし,それから先ほどもありました不登校の問題等につきましては,適応指導教室の「はばたき」,こちらの方でも相談できる体制を組んでおります。この中では,相談の方が大変多い状況ですので,それらの効果を上げてこれからも対応していけたらと思います。
 それから,県の方でもいろいろなパンフレットやカード等も子供たちに配布しまして,いつでも相談できる体制をつくっているというのが現状です。
 以上です。
○議長(又耒成人君) 保健福祉部長茂呂 茂君。
◎保健福祉部長(茂呂茂君) 保健福祉部の担当の方からお答えをさせていただきたいと思います。
 保健福祉部の方としましては,今の思春期の問題につきましては,特に議員からもご紹介がありましたけれども,市の家庭相談室が市民交流プラザの方にございます。こちらの方におきまして,児童虐待の問題もありますけれども,そのほかにも,教育長の方からも答弁がございましたけれども,不登校の問題等につきましても大分相談が多くなってございまして,こちらの方の対応もさせていただいております。
 それから,今,議員からご指摘の思春期の問題等につきましても,この家庭児童相談室の方で,いろいろな形でアドバイスをする形で支援をしているという状況がございます。
 それから,先ほど議員からもご紹介がありましたけれども,「健康もりや・健やか親子21計画」の中で,保健センターが中心になりますけれども,保健センターとして,保健センターには保健師がおりますので,保健師が相談できるということで窓口対応をさせていただくということで,相談体制をとっているところでございます。
 それから,学校との連携になるかと思いますけれども,学校の授業の一環としての「総合的な学習」の中で,小学校3年生と保護者を対象に,出産,命及び思春期というテーマで,保健センターの保健師が,派遣依頼を受けましてこれらの実施をしているところもございます。さらに,中学3年生対象の思春期教室におきましては,性の大切さについても保健師が講師として実施をいたしております。
 今,幾つか申し上げましたけれども,思春期の対策につきましては,関係部署等が学校,家庭及び保健センターという構成で行っておりまして,引きこもりなどの場合には,さらに児童福祉課も含めた総合的な相談体制で構成して,連携しながら対応していきたいと考えておるところでございます。
 それに,思春期対策につきましては,やはり家族ぐるみ及び学校ぐるみの取り組みということが非常に大切であると認識しておりますので,これからも学校,家庭と地域,保健が連動していくということが重要なことと考えているところでございます。
○議長(又耒成人君) 川名敏子君。
◆8番(川名敏子君) 教育の現場,また保健等の両面から支援しているということがよくわかりました。
 ただ,私が今申し上げているのは,待っているだけではなく,こちらから一歩踏み込んで手を差し伸べていってほしいということでございます。悩みを相談してくる人は大丈夫なのであって,それらが隠れてしまっているところに存在するということが問題だと考えます。保健の先生に任せる,また担任の先生に任せるだけでなく,例えば現場の産婦人科の先生等にも加わっていただいて,悩みを聞き,また引き出していってほしいとも考えております。
 それらのことも踏まえて,(3)に書いてございます,保護者の支援について移らせてもらいます。
 保護者支援についてですが,思春期の子供を持つ保護者の勉強会などは企画されているのでしょうか。先ほどのお話では,こちらから相談室に伺うその方たちを指導しているということなんですけれども,そういった大勢の方たちを対象に勉強会を企画してはどうかと考えるのですけれども,いかがでしょうか。
 親がまじめで,またのどかな時代に育っていると,子供も自分と同じように大丈夫だと思いがちです。しかし,子供を取り巻く環境は全く変わっているのです。
 この夏,私が参加した思春期保健協会の勉強会では,性教育に関して言えば,先ほど少し話にも出ましたが,寝た子を起こすどころか,今は寝ている子はいないと言われました。親や先生に言ってもわかってもらえないと子供に思われてしまっては,相談もされませんし,現状を知らなければ何があっても気づいてあげることもできません。保護者への勉強会や相談などの支援策についてはどのように考えられますでしょうか。
 その1点,お願いいたします。
○議長(又耒成人君) 教育長北村裕信君。
◎教育長(北村裕信君) お答えいたします。
 保護者の立場としても,大変この思春期の問題というのは難しい対応に迫られる部分だと思います。これまでも家庭教育の中でそういうテーマを設定しまして,各学校,あるいは合同の子育てに関する研修の中で取り上げたときもございます。あと,子供たちの生活の中で,今,携帯電話ですか,携帯電話というよりも,電話機能ではない使い方なんですね。インターネットの機能を使いまして,子供によっては夜中まで自室でやりとりしたり,そういう大変憂慮されることも現在の子供たちの生活の中にございます。
 そういうことも含めて,学校だけではどうしても指導し切れない部分がありますので,家庭との連携,そして地域の方々にもいろいろご理解をいただきながら,学校,家庭,地域の連携の中で子供たちの健全育成ということを図っていかなければ,現状の課題が改善できないと思っております。
 今後も,いろいろな場を通じてそれらの連携をさらに深めながら,子供たちの健全育成に取り組んでいきたい,このように考えております。
 以上です。
○議長(又耒成人君) 川名敏子君。
◆8番(川名敏子君) ただいまの教育長の答弁にすべて網羅されているかとも思いますが,4番目に掲げてございます関連機関との連携はなされているのかという私の疑問ですけれども,保護者と先生と精神科や産婦人科の医師,また警察などと情報交換し連携をとることが大事だと考えます。ともに学び,子供たちを危険から守り,サポートするには,行政による適切な思春期支援策が必要ではないかと考えるからです。
 まず,PTAの役員の研修などから,この思春期の勉強をしていったらどうかと思いますので,ぜひ取り入れていただきたいと思います。
 茨城県教育委員会では,思いやる心をはぐくむ性教育推進事業を展開しています。目的は,児童生徒が性教育を通して性に関する正しい知識を習得するとともに,今の自分やこれからの自分を見詰め,自分自身や他の人の価値を尊重し,相手を思いやる心を磨き,育てようというものです。そのような教育現場に講師を派遣したり,連続講座を企画したり,思春期の悩み事相談,また電話相談もしているのが,水戸にある社団法人いはらき思春期保健協会です。先日,水戸の事務所にも訪問していろいろお聞きし,多くの社会問題を起こす原因は思春期にあるのではないかと,さらに痛感いたしました。
 ここで,市長にもお伺いしたいと思いますが,子供たちやPTAの皆さんの勉強会,地域の方々への講演会や連続講座,先生方の講習会への参加促進など,「健やか21」にもある総合的な思春期支援策を早急に実施していただきたいと思いますが,いかがでしょうか。
○議長(又耒成人君) 市長会田真一君。
◎市長(会田真一君) 学校現場等とよく連携を図りまして,できるだけ子供の健全な発達のために必要なことであれば,行っていきたいと思います。
○議長(又耒成人君) 川名敏子君。
◆8番(川名敏子君) ありがとうございます。
 先日,運動会の開会式に行かせていただきましたけれども,その後PTAの役員の方たちともお話しする機会がございまして,ある会長さんは,ぜひそういった話を聞いてみたいと興味を示されておられました。そのときはほかの学校のPTA会長と役員の皆さんにもお声かけをしたいと,そのように具体的にもおっしゃっておられましたので,ぜひ早期に実現していただきたいと要望いたします。
 それでは,3番目に挙げてございます新型インフルエンザについてご質問いたします。
 このたび守谷市は,新型インフルエンザ対策行動計画を発表いたしました。県の保健福祉部に問い合わせましたところ,県下では初の行動計画だということです。保健センターの担当の職員が大変熱心に連絡をしてくるので,名前まで覚えてしまいましたとおっしゃっていました。市民の生命と安心安全な暮らしを守ろうという守谷市の行政の素早い取り組みに感銘しております。また,市長のリーダーシップを感じております。
 本市の行動計画において,新型インフルエンザが流行した場合,市民の25%が感染すると想定されて,患者数は約1万4,600人に上り,入院患者は,重度の場合,インフルエンザの菌を持っていてそれが重度の場合ということですが,約1,210人ほど入院患者が出て,死亡者数は約380人にも上ると予測されています。これは,守谷市だけに限っての人数でございます。
 国,県の対策と連動して,市の対策の概要と今後の取り組みについてお聞きします。
 (1)国,県,そして市の対策と今後の取り組みについて。
 まず,守谷市新型インフルエンザ対策本部及び健康危機管理部員の会合は,発生時前の現時点で会合を持ち,知識や情報を共有しておく必要があると思います。適切で素早い対応をとるための今後の取り組みについてお聞かせください。
 また,県では,8月に新型インフルエンザ対応マニュアルを発表し,具体的な取り組みまで示しております。守谷市の対応マニュアルについての検討を急いでいただきたいと思いますが,そのような計画はございますでしょうか。お答えいただけますでしょうか,お願いいたします。
○議長(又耒成人君) 保健福祉部長茂呂 茂君。
◎保健福祉部長(茂呂茂君) お答えさせていただきます。
 新型インフルエンザの件につきましては,先ほどの山崎議員さんからのご質問もございましたけれども,今回,市の方で対応しております事柄につきまして説明をさせていただきます。
 まず,今,議員からもご指摘がございましたけれども,これまでの経緯ということについて若干触れたいと思います。
 厚生労働省が策定しました新型インフルエンザ対策行動計画は,平成17年11月に示されたものでございまして,各省庁ですとか,自治体が実施する具体的な対策が記載されたものでございます。また,平成19年3月には新型インフルエンザ対策ガイドラインが出されまして,新型インフルエンザが発生した場合に各機関が具体的に対応する早期対策ですとか,医療体制についての詳細が示されたところでございます。
 また,茨城県では,国の行動計画に基づきまして,茨城県新型インフルエンザ対策行動計画を平成17年12月に策定をいたしております。さらに,本年2月にはこの計画の改定がなされまして,今,議員からもご紹介がございましたけれども,対応マニュアルが本年8月に策定されたところでございます。
 国,県,市町村それぞれの役割分担が示されておりまして,市町村は独居家庭等の支援,あるいは住民への情報提供,住民相談窓口の設置,あるいはパンデミックワクチン,これは流行期になりますけれども,その接種,あるいは埋火葬,公共研修施設の活用方法などが挙げられております。
 本市の計画では,これらの役割分担を網羅しておりまして,ほかに医療の分野に関することや行動制限なども盛り込んでいるところでございます。
 今,議員からマニュアルの件についてご質問がございましたけれども,現在,行動計画を策定いたしまして全体像としてとらえられておりますので,今後につきましては,このマニュアルを策定していきまして,より具体的な内容で,市民がどうすべきか,あるいは私どもがどうすべきかということを詳細な内容を決めていきたいと考えておりまして,これらに向けて保健センターと協力しながら進めていきたいと考えているところでございます。
○議長(又耒成人君) 川名敏子君。
◆8番(川名敏子君) 本日までの経緯を簡潔に述べていただきまして,ありがとうございます。マニュアルについても,早急に討議,検討していただきまして,具体的に市民がどのように行動すればよいかということを明確にしていただきたいと思います。
 国と県は,1,050万人分ずつの抗インフルエンザウイルス剤を備蓄しております。茨城県は24万6,000人分を備蓄しております。これは県民の約8.3%に当たりますが,県内で次々発生した場合,あっという間になくなってしまう量ではないでしょうか。このことから,守谷市としても備蓄をする必要があるのではないかという意見も強くございます。
 山崎議員の質問のときにも,薬事法等いろいろ問題があって,市で備蓄するのは難しいのではないかというようなお話もございましたが,特に感染すると致死率の高い子供の治療薬を備蓄するとしたらどれぐらいの予算が必要か,試算してみる価値はあると思います。できましたら,お願いいたします。
 現在,日本は,国民の26%,今後45%にしたいと言っておりますが,26%の薬が備蓄されており,フランスでは53%,イギリスでは50%の薬を既に備蓄していると言われています。日本ではまだまだ備蓄の量が少なく,不安を覚えるものです。ここまでわかりましたら,お答えいただきたいと思います。
○議長(又耒成人君) 保健福祉部長茂呂 茂君。
◎保健福祉部長(茂呂茂君) お答えをさせていただきます。
 今,議員から,抗インフルエンザウイルス薬を購入するのに要する費用ということでございますけれども,平成20年9月1日現在の年齢別の住民基本台帳によるゼロ歳から18歳までの市民の数が1万1,876人でございます。薬の平成20年度の価格は,これは県に問い合わせをしたところでございますけれども,10カプセル当たり3,091円,税込みでございます。ということから,総額を計算いたしますと3,670万8,000円強ということになります。
 今,申し上げました10カプセルの薬の標準的な処方ですけれども,これは1日当たり2カプセルを5日間服用するというもので,1人当たり10カプセル1セットが必要になるということで算定をしたところでございます。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 川名敏子君。
◆8番(川名敏子君) ありがとうございます。
 私自身も試算してみまして,単純計算でやりますと3,600万円ということになります。小さなお子さん,ゼロ歳児から5歳児までは使っていいかどうかという問題も残っておりますし,17歳の子供ですと同じ量ではないので,もう少し値段も下がるかと思います。また,子供たちの罹患率としましては50%前後と言われていますので,用意するとしたらこの半分で済むかと思います。そうなりますと,1,800万円ぐらいが試算するところなんですけれども,もし地方自治体で備蓄が可能であれば,ぜひ子供たちの治療薬を備蓄していただきたいと望みますが,いかがでしょうか。
○議長(又耒成人君) 保健福祉部長茂呂 茂君。
◎保健福祉部長(茂呂茂君) お答えさせていただきます。
 今,議員から備蓄についてできないかということでございますけれども,これにつきましては,現在,この抗インフルエンザウイルス薬が,この新型インフルエンザに必ずしも効くという形で認められたものではないという部分もございますし,それから国,県等で備蓄を行っているわけでございますけれども,これらの推移を見ながら,今後,市としてもその必要性が生じるということであれば,その辺は考えていかなければならないということに思っておりますけれども,現在のところは国,県の備蓄の状況という形で推移を見守りたいと考えているところでございます。
○議長(又耒成人君) 川名敏子君。
◆8番(川名敏子君) 今後考えていかなければならないという部分を残しての,今は用意をすることを考えていないというふうに受けとめました。今後の国や県の備蓄の推移を見ながら,この必要性と,そしてその効力について検討しながら,子供たちを守りたいという思いにこたえていただけたらと思います。
 今,試算をしていただきましたが,お金の問題だけではないということはよくわかりましたが,この1,800万円,50%の分としての1,800万円というお金は捻出できないお金ではないと思われますので,必要性が認められたときは,ぜひ子供たちが発熱したときに治療薬がないために見過ごされるということがないように,その部分を特に検討課題にしていただきたいと強く要望いたします。
 次,3番目に挙げてございます個人,地域でできる事,行動自粛と備蓄について。
 行動計画の発表と同時に,ホームページに守谷市新型インフルエンザ対策関連情報が掲載されました。そこには20ページにもわたり詳しく説明されていますが,個人でできる行動と備蓄,また勉強会など,地域でできることを具体的に示していただきたいと思います。
 ございましたら,お願いいたします。
○議長(又耒成人君) 保健福祉部長茂呂 茂君。
◎保健福祉部長(茂呂茂君) お答えをさせていただきます。
 新型インフルエンザの今の件でございますけれども,市としましては,市民各位ができることということで,先ほどの質問でもお答えしたかと思いますけれども,例えばマスクの着用の習慣化ですとか,手洗いの励行,あるいはむやみに人込みに出向かないというような意識を持っていただきまして,市民みずからが予防に努める自助の精神を発揮していただきたいというふうに考えております。
 また,地域におきましては,ふだんから高齢者等世帯との交流を築きまして,あいさつなどが交わせるようになって,新型インフルエンザ発生段階において地域ぐるみで支援を行えるような共助の精神があればいいのかなと思っておりますし,またそういうことを希望しております。
 それから,行動の自粛が一番メーンになってくると思うんですけれども,この行動の自粛と市民が行う備蓄等につきましては,インフルエンザの蔓延を防止するため,流行あるいは予防の封じ込めの手段として一つの方法ということになりますので,この辺を知らせていきたいと思っております。
 具体的に水際対策ということで,新型インフルエンザが発生したときに,最初の時期,海外で発生したような場合のときには,発生地域への海外渡航の自粛などを広報します。また,国内発生期及び県内流行期,これは大分発生してしまってからのことになりますけれども,発生地域への移動自粛などを広報します。さらに,県内発生期,後期になりますけれども,大規模流行期においては,発生地域への移動自粛に加えて,発熱等の症状がある方の移動自粛を広報してまいりたいということで,その段階に応じて適切な対策をする必要がございますので,それらを踏まえた中で広報等の活動をして,市民の皆様に知らせていきたいと考えております。
 それから,特に心配な面として,高齢者等への支援対策がございますけれども,県内の流行期及び大流行期において,高齢者あるいは乳幼児のいる家庭等に対し,不要不急の外出自粛を勧告するというようなことを進めたいと考えているところでございます。
 それから,備蓄の件ですけれども,先ほどの山崎議員のときにもお話し申し上げましたけれども,市民が行う備蓄として,外出をしないで済むために食料あるいは生活必需品等を備蓄していただくという,これは市民の皆様方に行政が用意するということではなくて,率先して市民皆様みずからが備蓄をしていただけるような,これは先ほども申しましたように災害のときにも当然役に立ちますので,その辺を進めていただければなと考えているところでございます。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 川名敏子君。
◆8番(川名敏子君) ありがとうございます。
 備蓄について申し上げれば,ホームページ等では,2週間の食料品,水等の備蓄というふうに日本では言われているのですが,アメリカ等では2カ月の備蓄が必要だという考えも述べられています。地震災害等ほかの災害のときにも活用できますので,これらの備蓄についても多くの市民が知るところとなればと思います。
 関連していく問題なのでございますが,(4)の行政,医師,有識者,市民等を交えたプロジェクトチームについて。
 行動計画の最後に,市長を本部長とした対策本部の構成員と保健福祉部長を中心にした現行危機管理部員の名簿が公表されていますが,これらは市の部課長職員のみで構成されております。これらに医師や有識者,地元企業,大手スーパー,商工会,学校長,民生委員,地域町内会の役員,市民など,考えられるあらゆる分野の方々を交えたプロジェクトチーム,(仮称)新型インフルエンザを考える会などを立ち上げて,もっと民間や市民の声を反映させることはできないでしょうか。そして,皆さんと協力して訓練をする必要もあると思います。このような多方面からの対策が必要であると思います。
 また,ことしの7月30日に行われた第8回新型インフルエンザ専門学会でも,市町村は住民や地元企業等に対して必要な情報提供を繰り返し行うなど,流行に備えるための意識啓発を推進する,また市町村は発生時における要介護者の支援体制の対策マニュアル等を整備するとともにさまざまな事態を想定した訓練を実施するとあります。
 市町村でも具体的に訓練を実施することの必要性が述べられています。訓練についてはどのようなお考えをお持ちでしょうか。
○議長(又耒成人君) 保健福祉部長茂呂 茂君。
◎保健福祉部長(茂呂茂君) お答えさせていただきます。
 今,議員からご指摘の件についてでございますけれども,市の内部としての対策としましては,先ほど議員からご紹介がございましたけれども,守谷市新型インフルエンザ対策本部を置くということで,その中に健康危機管理部というのを設置しまして,これは私ども保健福祉部が当たることになりますけれども,これらにおいていろいろな協議をしていくということが当然ございます。
 それから,それとは別に,今,議員の方からも市民の方々を含めてというお話がございましたけれども,新型インフルエンザの発生,感染拡大については,発病者を治療することにつながりますので,新型インフルエンザ入院・治療協力医療機関等連絡会議,これは仮称でございますけれども,こういったものを立ち上げまして,関係医療機関との協議を優先して進めていきたいと考えております。
 それから,市民の方々のご意見をいろいろな形で伺うということについては,今,議員からもご指摘がございましたけれども,改めてまた別の何らかの方法があるのかどうか,その辺も含めて今後の検討課題とさせていただきたいと思います。
 それから,研修等,あるいは訓練等つきましても,先ほど申し上げましたマニュアル等の作成をにらんで,その中でより具体的な対応を決めていかなければなりませんので,当然その中には訓練といったものも含めて考えていく必要があると認識しておりますので,その辺で進めていきたいと考えているところでございます。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 川名敏子君。
◆8番(川名敏子君) 今月は地震の災害についての防災訓練も行いましたが,やはりこれは体を使って動かしたとき,体験したときに,本当にその重要性が身をもってわかることだと思います。具体的にどのように訓練したらいいのか,私もわからない部分は多くございますが,地域の方の声かけをどのようにするかとか,安否確認をどういうふうにするかとか,また薬をどのように運ぶとか,そういったことも医療関係者等とともに,市民を巻き込んでの訓練が必要になってくると思います。そうすることによって,常に受け身でいるのではなく,市民が前向きにそれらのことにともに取り組み,周知していくことに広がると考えますで,どうぞよろしくお願いいたします。
 いち早くホームページに載せていただいたので,次には新型インフルエンザについてのわかりやすい小冊子等をつくって,いつでも市民が手元に置いて見させていただけるような,そういった形をとっていただけないかと要望するものです。
 例えば,これは少し大きな形になりますけれども,こちらにきょう持ってまいりましたが,新型インフルエンザから子供たちを守る会という民間の団体でつくった新型インフルエンザの予防と対策という小冊子でございます。ほかにも,こういったものを作成している先進的な市町村もございまして,それらも取り寄せてみますと,実際に備蓄しなければならないもの等の例も30項目,40項目にわたって詳しく書いてございますし,まず,基本的に新型インフルエンザと毎年流行するインフルエンザがどのように違うかという,そういった入り口から説明されているもので,そういった小冊子はぜひとも必要なものかと思います。
 最後になりますが,そういった小冊子の必要性についてどのように考えか,お聞きしたいと思います。
○議長(又耒成人君) 保健福祉部長茂呂 茂君。
◎保健福祉部長(茂呂茂君) お答えさせていただきます。
 今,議員からご紹介がございましたけれども,小冊子ということでございましたけれども,市といたしましては,差し当たってホームページには掲載をさせていただいておりますけれども,今後の広報紙の中である程度のページをとっていただきまして,ちょっとこちらにひな型があるんですけれども,議員が今おっしゃった冊子と似たような,2ページぐらいになると思うんですけれども,こういったもので,「広報もりや」の中にシリーズ化をしましてお示しをさせていただきまして,冊子等についてはまた次の段階という形で考えていきたいなと考えているところでございます。
○議長(又耒成人君) 川名敏子君。
◆8番(川名敏子君) ホームページや広報も,なかなかすべて目を通せないという方も多くございます。次の段階として,ぜひ市民一人一人の,また各家庭に届くような形で小冊子をつくっていただければと要望するものです。
 市民がパニックにならないように,事前にわかっていれば用意できること,また予防できることも大変多いかと思います。今後も丁寧に市民に周知されるよう要望いたします。
 地震災害も100年,50年という周期で必ず来るものでございますが,この新型インフルエンザの発生も,50年,短いときは10年のスパンで必ず発生すると言われているもので,前回発生したものも,香港風邪とかスペイン風邪と今でも語りぐさになっているような,大量な死亡者,罹患者を出した大変危険なインフルエンザでございます。ぜひそのような認識を市民の皆様に持っていただいて,本当に1人も死亡者を出さないで済ませられるような周到な準備を皆様とともどもにやらせていただければと思います。
 以上3点で,本日の私の一般質問を終わります。
 大変ありがとうございました。
○議長(又耒成人君) これで川名敏子君の一般質問を終わります。
 次,通告順位4番の梅木伸治君,登壇を願います。
 梅木伸治君。
               〔15番梅木伸治君登壇〕
◆15番(梅木伸治君) 通告順位4番の梅木でございます。
 今,休憩に入るのかなと思っていまして,ちょっとゆっくりしてしまいました。
 さて,先般,100年に一度のあらしかと言われような大雨が降りました。被災を受けた方には,心からお見舞いを申し上げたいと思います。
 また,市内見渡しますと,空からでなく,地上でもにぎわいが出てきたのかなと。11月23日,いよいよ市長選ということでございます。そんな中で,何名かの候補者も出ております。梅木伸治といううわさは全然ございませんが,まちを二分するような戦になるんじゃなかろうかと。本当にこれは市民は求めていたのかなと。家庭の中さえ,親子でさえ分けられるというふうな戦でございます。
 いずれにしても,選挙というのは洗礼でございます。市民にとっても選択をするという大切なことですし,この権利というのは守らなければいけない。そういう意味では,大切な選挙であるんだろうなと思っているところでございます。
 前段はそのぐらいで,今回,私の質問は,守谷小学校校舎の建てかえとCO2の削減という2点でございます。
 先般の一般質問のときにも私申し上げましたとおり,この後守谷夢彩都とか,鈴木議員,ほかの議員も質問されているようなんですが,本当にお祭り事に数億円のお金を使うことが守谷市民にとって大切なんですかと。本来であるならば,安全安心,そして命が一番じゃないでしょうかというふうに,先般の一般質問でさせていただいたわけでございます。
 このたび,守谷小学校やっと建てかえという時期になりました。当然,予算というものがつきまとうことでございます。そんな中で,やっと順番が回ってきたのが守谷小学校かなと。ほかの学校校舎に関しては,予算内ぎりぎりの中で精いっぱいやっていただいたという,市長の作業の中は敬意を表するところでございますが,今回の守谷小学校の建てかえに関しては,特に地域の人たちにとって本当に満足のいく流れであるのかな,決してそういう方向ではないのかなというふうに,一抹の不安を感じるわけでございます。
 もちろん校舎の建てかえは,ひもつきというか,国から県からそれぞれ助成金をいただいて建てるわけですから,その時期,その時期ということもあるでしょうが,しかし,一日も早く子供たちを安全な場所に避難をさせるということは,私たち大人にとって最大限するべきことだと思います。がしかし,地域の人たちの意見ということも同様に大切なところでございます。
 まずは,この校舎改築に至るまでの経緯ですか,そこを先に質問したいと思います。
○議長(又耒成人君) 教育次長染谷 隆君。
◎教育次長(染谷隆君) お答え申し上げます。
 ご指摘のように,守谷小学校耐震化につきましては,改築ということで現在進めさせていただいております。
 この改築を行うことになるまでの経過でございますけれども,阪神・淡路大震災があった時点,その際,昭和56年の建築基準法改正以前の建築物についてその被害が甚大であったということがわかりまして,平成7年の10月に建築物の耐震改修の促進に関する法律という法律が制定されております。その56年以前の建築物について,至急耐震診断を行い,基準以下の建物については耐震補強等の措置を講ずることということになったものでございます。
 守谷市の,特に教育施設につきましては,法改正以前に建築されました学校,3小学校と1中学校,黒内,大野,守谷中学校,それから高野小学校の一部ということで56年以前の建築物が出てきております。現在までに,危険度の高い学校を優先的に,耐震補強あるいは改修等を行ってきております。守谷小学校で,一応の耐震化が終了するということでございます。
 改築となった経緯でございますけれども,現在の守谷小学校につきましては,その当時3カ年で建築をされております。当初,建築校舎1階部分の強度が特に低いということが判明いたしました。そういうことから,耐震診断の結果をもって耐震補強工事を実施た場合,補強用の骨材の投入,あるいは壁の補強と二重三重の補強が必要となるという結果が出ております。そういうことから,児童の良好な教育環境を保持できないということで,平成18年5月に改築という方針をいただいております。この方針に基づき,現在作業を進めているような状況でございます。
 以上です。
○議長(又耒成人君) 梅木伸治君。
◆15番(梅木伸治君) これは改築であるというところの結論は,理解を示すことはできるところでございますが,今回,この改築に当たって請願が出ているわけですね。これはその地域の市民の方にとっては非常に憤りを感じていると,何とかしてほしいんだということが,今回の請願につながっているのかなと。また,その地域の人たちからは要望書も出ているかと思います。こういった声をどういうふうに受けとめているのかなと。
 いわゆるすべてが行政主導で一から十まで物をつくっていって,これでよしだよと。決してそれはバツなんじゃないですか。やはり地域の人たちの声を聞いて,もちろん守谷小学校,私もそこ卒業ですけれども,卒業したOBたちが,ここが私の学校だったよと言えるような,語れるような歴史というのがやはり必要でありますし,その中で地域の人たちの声というのは,なおざりにはできない,とても大切なところだと思います。
 それで,請願に関しては各議員の方に回っていることですから,また文教福祉委員会の方でも十分に審議されていることですから,あえてそこには触れませんが,この学校建設,その建物を建てる,改築に当たって,教育委員会として,また市としての基本的な概念というんでしょうか,こういうふうな形でというものがあれば,そこのところを1点お尋ねしたいと思います。
○議長(又耒成人君) 教育次長染谷 隆君。
◎教育次長(染谷隆君) お答えいたします。
 守谷小学校の改築に当たりましては,基本概念といたしまして,まず第1点に,平成22年度までに耐震化校舎とするということでございます。2点目に,敷地の拡張,それからグラウンドも広くするということ。3点目には,校舎の構造ですけれども,木造の低層校舎として周辺の環境に配慮するという点。それから,4点目として,授業や運動会に支障が出ないように1回の引っ越しを原則とするということ。それから,5点目といたしまして,現在大型バス等々が学校に近づけないような状況でございますので,そういう交通の体系を整えるということ。最後に,補助金を活用して経費面でもなるべく安く,市の負担が少なくて済むような建物にするというような考えのもとに進んでおります。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 梅木伸治君。
◆15番(梅木伸治君) 改築に当たっての基本的な概念ということ,6点ですか,お示しいただいたわけでございますが,さて,これから向かうこの瞬間以降の今後の対応が住民にとっては大切であると思います。当然,請願も賛成多数ということで結果が出たようですから,そんな中で,建設検討委員会というのが立ち上がって,今後進めていくということになるかと思います。地域の人たちの声を十分に反映できるように,私が日ごろ言っている,ため息さえも聞き漏らさずというふうな思いで私やっているつもりなんですが,やはり行政もそういうことが大切であろうと思います。
 ここら辺をくぎを差して,今後の対応についてどのようにお考えかをお聞かせ願えればと思います。
○議長(又耒成人君) 教育次長染谷 隆君。
◎教育次長(染谷隆君) お答えをいたします。
 ご指摘のとおり,学校建築については公共団体が責任を持って設置しなければならないということはご承知のことかと思います。
 今,ご指摘がありました建設検討委員会の方でございますけれども,先般,第1回の建設検討委員会を開催させていただきました。今回の委員会つきましては,現在までの概要の説明という内容とさせていただいております。
 今後ですけれども,10月の初旬に,同様の施設の視察などを含めてまたご協議をいただき,その後詳細について検討をいただく予定でございます。
 それから,地域の方々との関係でございますけれども,本定例会終了後早い時期に皆様方と協議をして,地域の方々のご意見を再度伺い,それから市の方の考え方も率直に申し上げたいと思っております。で,何らかの妥協点と申しますか,いい結果を導きたいと考えております。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 梅木伸治君。
◆15番(梅木伸治君) 常々,市長の方から協働のまちづくりという話もございます。多方面にわたって一緒に物をつくっていくというスタンスを忘れないで,十二分にご理解を得て,話し合いを経た後立派な校舎ができればなと。
 また,23年予定ということでございます。こういう建設というのは,どうしても予定どおりに進まないことが多くて,おっつけで最後締めくくりましたよというのが時々感じられるときがあります。ここの部分は十分時間を費やすところだ,速やかに事を進めるところだということが,やはりスケジュールの中でも必要なのかなと。23年完成に向けて,しっかり市民の方たちと語り合ってほしいなと願っているところでございます。
 それでは,次,CO2の削減でございます。
 環境という言葉では,それこそ地球環境,守谷の環境,さまざまな角度から,また広く言葉として使われますが,守谷市として,CO2の取り組みにならなくてもいいんですが,環境対策としてどのような取り組みをしているのか,まずそれを入り口にしたいと思います。
○議長(又耒成人君) 生活経済部長下村文男君。
◎生活経済部長(下村文男君) お答えをいたします。
 環境対策ということでございます。これは市役所の環境対策ということでお答えをさせていただきますが,守谷市役所地球温暖化防止実行計画というものを平成13年度に策定しております。そして,平成17年度までの5年間を計画期間ということで,温室効果ガスの削減目標を平成11年度と比較いたしましてマイナス5%以上ということで定めました。
 具体的な取り組みといたしましては,室内の冷暖房の温度の設定,あるいは照明器具の交換,それから公用車につきましては低燃費あるいは低公害車,そして軽自動車をなるべく購入するといったこと,それから新エネルギーの導入ということで,これは太陽光発電システムですが,守谷中学校,それと南守谷児童センターに導入してございます。
 それから,再生品の購入といったグリーン製品の購入ですね。それから,コピー用紙等につきましては,両面コピーを心がけ,また使用済みコピー用紙,これは捨ててしまうものがかなり出るんですが,それの裏面を再利用するということ,それから昼休みあるいはトイレ等の照明を消すといった節電,ごみの分別や節水,それから年2回でございますけれども,ノーマイカーウイークということで,職員にできるだけ車を乗ってこないで自転車あるいは徒歩での通勤を勧めております。それから,クールビズ,ウオームビズといったことを行いまして,結果,計画どおり目標を達成しているところでございます。
 以上です。
○議長(又耒成人君) 梅木伸治君。
◆15番(梅木伸治君) 多種多様な環境対策というふうに感じますが,ただ,メニューはどこにでもあるようなメニューなのかなと。大きい車を小さくしたり,電気を消したり,これは入り口としては当然でしょうけれども,それは環境を守る前に,数十年,数百年前から,そんな前はないけれども,経費を削減するというところでは,当然やっていたところじゃないのかな。
 先ほど橋本部長から,名札が10何年前からやっているよと,これは当たり前だという話がありましたが,この節電をするとか,車を小さくするとか,そういったものというのは何年も前から当然やっているべきことで,今さらではないのかなという気がします。
 というところで,お金をかけないとかかける,当然そこなんですけれども,やはり工夫があっていいのかなと思うんですね。一ついろいろなアイデアがあって,そのアイデアから発展させていって,それはこの瞬間にはつながらなくても次の段階には省エネになっているねとか,CO2削減になっているねということがあっていいんじゃなかろうかなと思っているところでございます。
 これから,いろいろな近隣自治体との情報交換や国の施策や,そんな中でまだまだ環境に対するものは出てくるかと思います。
 そんな中で,私,最後に提案したいのは,数年前,守谷市の職員約400人だったでしょうか。そのとき1割の方が夫婦だと。職員の1割,約40組でしょうか,夫婦だったという回答をいただいた記憶があります。そのときには,職員の中で夫婦がそんなにいっぱいいていいのというふうな質問をさせていただいたわけですが,過去の歴史の中で,現在は34組ですか,まだまだ夫婦がいるわけですね。これを逆手にとって,せっかく夫婦で市の庁舎の方に来るならば,相乗りという言葉をここで使わせてもらいました。
 私ども夫婦もなかなか会話が足りないと日ごろ怒られているわけでございますが,一緒に会社に来て,一緒に帰宅するという「乗り愛」というシステムなんですが,こういったものも,せっかくそういう何組も夫婦でいらっしゃるなら,日ごろの通勤の中で,例えば5回に1回,10回に1回でもいいですが,ご夫婦で出勤されるのもいいのかなと。そういう小さなものが大きなCO2削減になる。小さなもの,ちまちまであっても,それを積み重ねたやつは,必ず大きなものを得ることができるというふうなこともあるかと思います。
 今回,「乗り愛」ということで提言させていただくわけでございますが,ぜひとも前向きにご検討いただきたいと思いますが,いかがでしょうか。
○議長(又耒成人君) 生活経済部長下村文男君。
◎生活経済部長(下村文男君) お答えいたします。
 ご指摘のとおり,現在,守谷市職員のご夫婦で勤務されている組が,ご指摘のとおり34組ございます。これはすべてこの庁舎に勤務しているわけではございませんので,同じ庁舎に勤務しているのであれば,相乗りという通勤ですか,心がけていただきたいということで職員にはお願いをしていきたいなと思っております。
○議長(又耒成人君) 梅木伸治君。
◆15番(梅木伸治君) ありがとうございます。
 やはりそういう細かな配慮が,私たちの地球を守っていくというところにつながるのかと思います。たかがという言葉じゃなくて,それが大きな力になることが必ずあるかと思います。ぜひとも前向きに検討いただき,また1人でもご賛同いただける職員が出ますように心から祈っているところでございます。
 それでは,私に与えられた時間,また私の通告の質問は以上で終わりにしたいと思いますが,先ほど申し上げましたとおり,11月23日が市長選ということでございます。市長,現職にはしっかり汗をかいていただいて,無事,1人しか当選しませんから,トップ当選を目指していただければなと。また12月ここで会いましょう。
 ありがとうございました。
○議長(又耒成人君) これで梅木伸治君の一般質問を終わります。
 ここで5分間暫時休憩をいたします。
                午後2時15分休憩
         ──────────────────────
                午後2時20分開議
○議長(又耒成人君) 休憩前に復し会議を再開いたします。
 それでは,引き続き一般質問を続行いたします。
 通告順位5番の梶岡博樹君,登壇を願います。
 梶岡博樹君。
               〔1番梶岡博樹君登壇〕
◆1番(梶岡博樹君) 通告ナンバー5番の梶岡博樹でございます。
 私は,過去2回の一般質問で,何の前段もなしにすぐ一般質問に入ってしまったから角が立つような質問が多かったのかなと思ったりもして,ちょっと梅木先輩のまねをさせていただいて,やらせていただきます。
 先ほど梅木議員から,11月23日は選挙はあった方がいい,ない方がいいという話がございましたが,私は選択肢はいっぱいあった方がいいのかなと。いろいろな候補者がいっぱい出て,守谷には優秀な方がたくさんいらっしゃいますから,いろいろな候補者がたくさん出て,政策論争をして,どんどん切磋琢磨して,いい選挙になればなと私は思っております。
 といいますのも,私が今回1番目の話題に取り上げております常総広域のごみ処理施設についてなんですけれども,ここでも各メーカーで競争があればいいなと思っていたのですが,一つの機種で,キルン式,キルン式というのが,三井とタクマ,2社しか競争になっていない。これを見て,やっぱり今回の市長選もいろいろな候補者が出た方がいいのかなと。
 今回,この常総広域のごみ処理施設についていろいろ調べてみましたら,キルン式という言葉がたくさん出てきたんですね。最後のころは,キルン式,キルン式しかありません,そういうキルン,キルンという言葉をいっぱい見ていると,ビールのようにキリンがいい,アサヒがいい,バドワイザーがいいとか,選ばれた方がいいのかなと私は思って,こんな前段でいいですかね。
 本題に入らせていただきます。
 それでは,通告に従いまして,私の一般質問を始めます。
 まず,初めに常総広域ごみ処理施設の建設についてお尋ねします。
 現在,20年に一度の市内にあるごみ焼却炉の建てかえの時期に来ています。守谷市だけでなく,取手市,つくばみらい市,常総市から守谷市内の焼却炉にごみが運ばれてきていますので,そこで暮らす住民にとっては,いわゆる迷惑施設ですので,安心安全,健康の観点からもとても重要な問題でありますので,ごみ処理施設のトップでもあります会田管理者に,契約成立後ではありますが,以下のように細かくお尋ねいたします。
 一つ目は,ごみ焼却炉の機種選定に関してです。
 どうしてもキルン式の焼却炉なのか,以下の4点をお尋ねいたします。
 1点目,全国に何基キルン式があるかご存じですか。
 2点目,開発元のドイツのシーメンス社がトラブルが多い機種ということで事業から撤退してそんなに使われていない。なおかつ最も古いもので2000年の竣工でデータがないため,長期使用の結果何が起こるか予想がつかない実績のない機種をなぜ選んだのですか。
 三つ目,3月の常総広域の臨時議会を私が傍聴していた際に,地元の方が傍聴に来ていて,我々地元はもくもくした煙突の下で毎日暮らしている。安全性が第一で,金額の問題ではないとおっしゃられていました。まさにそのとおりであります。それならなおさらですが,常総広域の管理者会では,今回選定したキルン式が,平成16年3月8日北海道新聞にて報道された北海道の西胆振町でのダイオキシンをまき散らした事故があったことをきちんと地元の方に報告したのですか。
 4点目,キルン式では,ごみをスラグ化して道路の路面材等に利用できるとのことですが,最終処分するものが少なくなるとのことですが,今回,水海道に用意している最終処分場は何を捨てるのでしょうか。
 以上の4点についてお尋ねいたします。
○議長(又耒成人君) 市長会田真一君。
◎市長(会田真一君) 全国で何カ所かというのは,今ちょっと調べますから,あんまり数は確かにないんです。この近所では,この前見に行ってきましたのは,山梨県の方にございます。
 1点目は今ちょっと調べますけれども,ドイツでシーメンス社が撤退したというのは,我々も承知をしておりません。
 それと,16年3月に北海道でそういう事故があったよと。これはどんな機種であっても,ある程度そういう故障だとか,事故だとかあると思います,どんな機種であっても。その後をどういうふうにカバーするかということが一番大事なことであって,それをちゃんとしていただくことが大事なんだろうと思います。
 あと,最終処分場の件ですけれども,今までは焼却灰を持っていったんです。今度,高温溶融にしますから,余りそういう灰は出ないんです。ただし,フィルターというところに,煙の中のダイオキシンを取ったりなんかする装置がございますので,そういうところでの飛灰というのはどうしても出るものがございます。それを最終処分場に入れるのと,あとすべて残滓が路盤材に使えるというわけではございませんので,それらも入れなければならないと思います。
 今,最終処分場には,全国にそれこそお願いをして持って行っているわけですけれども,トン当たり3万5,000円以上処分にかかります。今度,自区内処理ということが一番大事なことで,それぞれの自区内でそういう最終処分場を持つというのも我々のずっと前からの願いでもございましたので,今後これを進めていくということになっています。
○議長(又耒成人君) 梶岡博樹君。
◆1番(梶岡博樹君) 先ほどの質問に答えていただいていない部分があるので,質問の1回とカウントしないで質問したいんですけれども,そういうマイナス面もきちっと報告されているかと。西胆振町で事故があったことを地元の方に説明をしているのでしょうか。
○議長(又耒成人君) 会田真一君。
◎市長(会田真一君) それは言ってないかもしれません。
○議長(又耒成人君) 梶岡博樹君。
◆1番(梶岡博樹君) なるべくそういうマイナスなこともきちんと伝えていただいて,地元の方に理解していただいて選ぶのが,私はスマートな流れかなと思いますが,それではさらにお尋ねいたします。
 そのキルン式を選んだ背景には,専門家はいたんでしょうか。いたとすれば,どのような専門家ですか。
 次に,トラブルや事故や予想以上の燃料を食うという,あんまり評判がよろしくないキルン式ですが,守谷市には,今までのキルン式の問題点が100%解決されたものが納品されるんですか。
 以上の2点についてお尋ねいたします。
○議長(又耒成人君) 市長会田真一君。
◎市長(会田真一君) 特別,専門家ということではございませんが,そういうコンサルタントは入っております。
 なぜキルン式かということをまず話しさせていただきますと,そこへ行くまでには,広域の議員さん,あるいは地元のクリーン守谷の皆さんといろいろな施設も見学をいたしました。それはキルン式に限らず,直接溶融,ストーカー方式等々を見学をいたしまして,我々も,地元の皆さん,あるいは広域の議員さんの意見を聞きながらやったわけでございます。
 このキルン式というのは,私も最初はあんまりどうなのかなという気はしていたんですが,この方式が,いわゆる蒸し焼きにして,400℃ぐらいで蒸し焼きにして,そこで出るガスで溶融するんだよということで,補助燃料というのは余り食わないというふうな説明もございました。直接溶融とかは,いわゆる鉄を溶かすかまと同じですからコークスを使うと。そうすると,コークスの値段やなんかが上がっていくと。今ですと油が大変上がっておりますので,そういう意味では補助燃料等でちょっとお金がかかるかもしれませんけれども,そういったことも加味して,地元の皆さんも入れて機種の選定に当たったということでございます。
 100%解決というのは,先ほども申し上げましたように,すべての機種でこれだったらば絶対に問題ないよということはないと思います。どういう機種でもそういうことはあると思います。ですから,今後の管理によって,管理をしっかりしてもらえるかどうかで,大分変わってくるのかなと思います。
○議長(又耒成人君) 梶岡博樹君。
◆1番(梶岡博樹君) 100%は難しいとのことですが,なるべく評判のいい安定した,シェアが大きい,そういうトラブルが少ない機種を私は選ぶべきではないかなと感じております。
 それと,地元の方と選んだということですが,地元の方は僕たちと同じように専門家じゃないと思います。私は地元の人にも聞きましたが,機種選定にはかかわっていないと言っていたんですが,本当に機種選定に加わったのかなと,まず疑問に思います。
 次に,専門家がいないということですが,コンサルタントという,専門家には入れてはいけない部類の人だと思うんですけれども,コンサルタントは専門家ではないと思うんですね。どういう専門家ではないかというと,コンサルタントは企業とつながっていますので,公平公正な専門家ではないと私は思っております。全国どこの入札を見ても,専門家を入れているんですね。コンサルタント以外の,学識経験者等の専門家を入れています。コンサルを専門家として扱っているのは,全国津々浦々探しても,なかなか見当たらないと思います。
 専門家がいないのであれば,コンサルタントの独壇場になり,コンサルタントの言いなりになってしまうと思います。そういうところから,私も新聞ちょっと読んだら,こういう取手の民主党の方の折り込みチラシにも書かれているような疑いを持たれるんじゃないかなと私は思っております。
 しかも,管理運営まで委託していたコンサルタントの会社は,倒産したという話も聞いたんですが,そんないいかげんなコンサルタント選びをしているんでしょうか。そうなると,機種選定も本当に大丈夫かと疑義を持たれてしまっても仕方がないかもしれません。
 どうして機種選定に専門家が入っていないんですかね。そんな大事なことを素人だけで決めるのには甚だ疑問を感じます。どうして専門家を交えた機種選定委員会を設けずに機種をキルン式に決めたのか,説明責任を果たしていただきたいと私は感じております。
 自分たちだけで,管理者だけで,管理者会だけで決めたいから外部の第三者機関を用意しなかったととられてもおかしくないような選定の方法ではなかったかなと私は感じております。
 以上,よろしくお願いします。
○議長(又耒成人君) 市長会田真一君。
◎市長(会田真一君) まず,最初の質問でございました全国で何カ所あるかということで,14カ所だそうでございます。
 それと,なぜ専門家を入れなかったか,疑義を持たれるのではないかというお話でございますが,そういう疑いを持たれるのが嫌なので,議員も一緒に見に行く,地元の人も一緒に見に行く。それで,去年の8月にプロポーザルということでそのメーカーからの話も聞いたと。それは,キルン式と,もう一つ流動床だったかな,そういうメーカーからの説明も一緒に聞いたということで,最後に,どっちにしますかという話は確かに管理者の中で決めましたけれども,地元の皆さんにも,こういうことで管理者会では話し合ったんですが,どうでしょうと,この前話聞いた中ではどっちがいいと思いますかということもお聞きをして,議会にもお聞きをして,いいでしょうということで進めたことでありますから,最初からそこに決めていたというふうな話ではございません。
 ただ,確かにそういう専門家を入れてないというのはあるかもしれませんけれども,ただ,専門家であっても,例えば自分はこっちの方がいいよと思えばそれを一生懸命推してくるだろうと思いますし,専門家を入れたから必ずいいものだと,私はそうとばかりは言えないと思いますが,ただ,今後,機械を動かす前の段階で,もう少しそういう専門の先生を入れる必要はあるかもしれません。
○議長(又耒成人君) 梶岡博樹君。
◆1番(梶岡博樹君) ちょっと聞き直しなんですけれども,コンサルタントの会社はつぶれたんですかね。
○議長(又耒成人君) 会田真一君。
◎市長(会田真一君) つぶれたようです。ただ,今回の最終的なお金はまだ払っておりません。最終的なやつは払ってないんです。今までの蓄積された資料というのは,別のそういうコンサルに引き継ぐことができますので,今度は別のところで,いわゆる建築に係る指導やなんかは,別のコンサルでやるようになると思います。
○議長(又耒成人君) 梶岡博樹君。
◆1番(梶岡博樹君) 本当に倒産したコンサル会社を選んでいたということは,間接的ではありますが,センスがなかったのかなと私は感じております。
 地元の方も交えて,常総広域の議員の方も交えて,いろいろなごみ処理場を焼却炉を視察に行ったということでありますが,前回の6月議会におきまして,尾崎議員の質問で,キルン式の三井の機種は見たことあるんでしょうけど,タクマの機種は見たことあるのかという質問に対して,会田市長は覚えていないと答弁されていましたが,そろそろ思い出したでしょうか。
 次に,国の指導,平成18年7月,環境省ですかね。廃棄物処理施設建設工事等の入札契約の手引きでは,このような大きな焼却炉の入札ではどのように入札をするのが望ましいと指導していますか。
 あともう1点,三つ目が,1回目の入札直前でタクマが辞退しました。そして,三井がわずか半年ぐらいで約100億円上乗せしてきましたが,それはなぜだと思われますか。
 この三つについてお尋ねいたします。
○議長(又耒成人君) 市長会田真一君。
◎市長(会田真一君) タクマと三井と覚えてないというんですが,タクマは確かに見てないかもわかりません。ただし,方式そのものは同じなわけですから,蒸し焼きにして,そのガスでまた高温で溶かしますよというのは同じなわけです,やり方としては。これはどこのどういう機種でも同じ話だと思います。
 2番の国の指針は,確かにあるのかもしれませんが,私も事務局に聞きました。そういうのがあるのかということを聞きましたが,あっても,それでは何でもいいになっちゃいますよね,安けりゃいいになっちゃいますね。国の指針で,機種を決めないでやると,うちはもっと安くやりますよと出たらば,それも困ってしまうんじゃないかなと。安ければいいということではなくて,やはり安全なものというのが必要だと思いますので,そういうことで地元の皆さんにも理解していただくために,一緒に機種の選定にも当たっていただいたということでございますから,そればかりで何でもいいというわけにはいかないと私は思います。
 そのために,あそこに,平成13年ごろだったと思いますけれども,3回目の建てかえをしたいよというときには,もういいよと,要らないよと言われたところから始まっているわけですから,もうその煙突を見るのは嫌だよというところから言われている話でございますので,それを地元の皆さんに理解をしていただいてあそこまで来たわけでございますので,それはご理解をいただきたいなと思います。
 それと,最後,去年の8月にプロポーザルをやりました。どの機種でも,どのメーカーでも,20年間の管理まで含めた大体の予算を出してくださいということでお願いをしました。その去年の8月には,20年間の管理まで入れて,どのメーカー,どの機種も400億円以内でやりますという話だったんです。ところが,ことしの入札の前の日に,あした入札というときに,日経の一面に,別の機種,別のメーカーで,やはり20年間の管理まで契約をしていたんだけれども,とてもそれはできないということで,あと10何年残して,500億円だったと思うんですが,500億円の損失を計上したという記事が載りました。これは大変だなと思ったんですけれども,それで入札に臨みましたらば,三井造船が20年はできませんと,20年はできませんけれども5年だったらできますということで入札に入れてきたわけです。それが多分300億円だったと思うんですよ。それは5年間なんです。それで,それじゃ話が違うだろうということで,初めてそのときに私のところにコンサル会社が参りまして,何とかもう一度やらせてくださいと。コンサルも,この建物,要するに設備だけでやれば,何とか200億円ぐらいでできると思いますから,もう一度やらせてくださいというふうな話がございまして,議会に諮ったところ,とりあえずいいだろうということで再入札をしたわけでございます。そうしたら,今度は三井がおりて,タクマが212億円で落札したということでございます。
○議長(又耒成人君) 梶岡博樹君。
◆1番(梶岡博樹君) まず,国の指導がどうなっているかというところからもう一度お尋ねしたいんですけれども,私は国の指導がどうなっているかだけ聞いていたのですが,丁寧に説明してくださってありがとうございます。
 国の指導では,先に機種を決めてから入札を行うと競争性が著しく低下するから,機種を決めてからの入札はしないようにと指導されているのに,どうしてキルン式と決めてから入札してしまったのでしょうか。
 機種決定をしてから入札したから2社のみになってしまいましたが,決定しなければ,10数社が安全性と価格の両面でしのぎを削る競争入札になったのではないでしょうか。その辺が不透明であり,行政の長として,住民が不満に思っている点に関して説明責任を果たすべきではないかと私は感じております。
 何でもかんでもやっちゃうと,安けりゃいいと,今,会田市長はおっしゃられましたが,その理由だけでは,1機種に決めることへの理由には何もならないんですね。2種,3種と小さく区切ってもよかったのに,わずか1機種にしたから2社のみの競争になってしまった。それで,価格の面で,安全性の面で競争があったのかどうかもわからない。片方が辞退して,次は片方が辞退するというあり得ない事態が起こってしまっていると私は考えております。
 次に,短期間で100億円上乗せされたということですが,私も建設業界に詳しくないんですけれども,部材は上がっても人件費は変わらないと思うので,それにしても20年のメンテナンスという,20年というロングスパンの議論の話なのに,わずか半年でころっと事情が変わるのは,我々住民には理解できないし,説明責任を求めたいと。
 先ほどの尾崎議員の質問に対する,三井は見たけどタクマは見たかどうかわからないと,まだ思い出せていないようですが,私が入手した資料によりますと,三井のキルン式は三度見ているんですね。だけども,今回落札したタクマのキルン式の焼却炉は一度も見ていませんが,まだ覚えてないでしょうか。212億円のものを一度も見ずに買ったのですかね。通常の市民感覚では,200億円を超す買い物で,見てないものを買うというのはあり得ないんですね。いかがお考えでしょうか。
 以上,3点についてお尋ねします。
              〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(又耒成人君) 平野寿朗君。
◆16番(平野寿朗君) この問題は,守谷市議会からも広域議会に議員を出しています。その当時の議員は,又耒議長であり,伯耆田議員だと思います。その人たちのこういう報告は受けてないが,その辺の問題点もあると思いますが,議長どうですか。議長も参加をして決めたんじゃないですか。どうですか。議会から構成した広域議会で決めているんですよ。それ,あなた黙って聞いているんですよ。おかしいんじゃないですか。
○議長(又耒成人君) 平野議員に申し上げます。広域議会に,私と3人,松丸議員と川名議員です。今です。これは今のやつですから。
◆16番(平野寿朗君) その前の機種選定のときは,又耒議長と伯耆田議員と川又議員が出ているでしょう。そのときの議論でしょう。そうじゃないですか。そこで決めたんじゃないですか。あなたにも責任があることじゃないですか。
○議長(又耒成人君) 平野寿朗君にお答えしますけれども,これは私の方からも説明しますけれども,改めて私の方から説明しますけれども,これは一般質問で出ていますので,梶岡議員にも改めて私の方からも説明はしますけれども……。
◆16番(平野寿朗君) できれば休憩でもとって,議会という構成メンバーから出しているんですから,ちゃんと議長が説明してください。そうしないとおかしいですよ。議会が責任持って3人出して,そこで議論して決めてきたことでしょう。
 動議を申し上げます。
○議長(又耒成人君) ここで暫時休憩をいたします。
                午後2時48分休憩
         ──────────────────────
                午後3時00分開議
○議長(又耒成人君) 休憩前に復し会議を再開いたします。
 ただいま平野議員から動議が出ましたけれども,会議はこのまま続行したいと思いますが,いかがでしょうか。
             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(又耒成人君) 異議なしと認めます。
 それでは,梶岡議員の一般質問を続行いたします。
 梶岡博樹君。
◆1番(梶岡博樹君) みずき野の平野議員からの動議になったときに,議会事務局の方がちょっと動転したのかわからないんですけれども,2分ほど進んでしまったので,戻していただけると。
 傍聴している方に誤解を受けないように,私は,みずき野の平野じゃなくて松ケ丘の梶岡です。聞き苦しくて聞きたくない方は,どんどん退場してもらって結構ですから。
◆16番(平野寿朗君) みずき野の平野じゃないですというのはどういう意味よ。訂正してください。
○議長(又耒成人君) 梶岡議員に申し上げます。質問者は質問のみに専念していただきたいと思います。
◆1番(梶岡博樹君) 先ほど質問して終わったんですね,自分は。
○議長(又耒成人君) 市長会田真一君。
◎市長(会田真一君) 先ほどの機種選定後になぜ入札したのかと,二,三種類でもいいのではないかというふうなご質問と,短期間で100億円理解できない,これは先ほどちょっとお聞きしましたら,入札のときに20年間のあれだというと最初の500億円になったのが理解できないという話だと思います。
 機種選定後ということですが,それは先ほども申し上げたと思います。なぜ機種を決めてからということは。何度か地元の皆さんと広域の議会の皆さんとも視察をして,流動床,あるいはキルン式,また直接溶融とかを視察をした後に,やはり機種を決めてから入札をした方がいいだろうということで,機種を決めて入札をしたわけでございますので,そこはご理解をいただきたいと思うんですよ。
 あと100億円というのは,先ほども申し上げましたように,去年の8月にプレゼンテーションをしました。このときには,流動床とキルンだったかな,プレゼンテーションをして,そのメーカーさんに20年間の管理まで入れて大体の見積もりを出してくださいよということでお願いしましたら,どのメーカーさんも400億円以内で20年間メンテナンス管理までやりますよということでお話を聞いたわけですから,何で100億円というのは私の方で聞きたいぐらいで,業者に。何だ,あんたらおかしいだろうと。去年の8月にプレゼンしたときには400億円以内で20年間やりますよと言ったのに,あんた方それじゃ信義に外れる,商売人としておかしいんじゃないのということを私も言いましたよ。絶対にその400億円以内でやりますよと言うんですから。それで,半年したらば100億円上がりましたよと。それは私も聞きたい話で,やはり今の鉄が上がったり,油が上がったりしているので,どうしてもそれはできないということがあったんだと理解するしかないと思います。
 タクマのは見てないんじゃないかというのが再度あったと思うんですが,多分タクマのは,ちょっと遠いところにあると思います。今回の視察は,すべて議会の皆さん,あるいは地元の皆さんも入った視察でございますので,日帰りできるところを探して行った経緯がございますので,多分タクマのやつは遠いところにあって日帰りができないということだと思います。
○議長(又耒成人君) 梶岡博樹君。
◆1番(梶岡博樹君) 私は,その100億円上乗せになったというのは,20年のロングスパンで話しているのに,わずか数カ月で100億円上がるというのは本当に大丈夫なのかと。
 もう一つは,とりあえず機種を先に決めたことは,国の行政指導に対して背中を向けている主張ではないかと私は思います。どっちにしろ,200億円の見てない機種を落札されて常総広域は買ったということですが,今,日本津々浦々探してみても,飛行機で日帰りできないところってないんですよね。ですので,どこにあっても見に行けると思うんですけど,3回とも三井を見に行ったということは,三井が好きなんでしょうね。
 これ以上これ引きずるとくどいので,次に,1回目の2月5日の入札直前でタクマが辞退して,1社のみになった三井造船は,ここで自分は思うんですね。2社なくて片方がタクマがおりちゃったから,三井の独壇場になったから,わずか数カ月で100億円上乗せしろというわがままだと思うんですけれども,ここで競争入札が成り立ってないのかなと感じています。三井造船が約100億円上乗せしろというわがままを言い始めた結果,入札は不調に終わってしまったと。
 本来ならば,このタクマと三井造船の2社は入札の舞台から退場すべきだと思いますが,あろうことか,2回目の3月18日の再入札のときもタクマと三井造船の2社のみの入札というのは,私にはどうしても理解できないですね。不調に終わったメーカーは入札の舞台から退場することが業界の常識であり,業界人のだれに調査しても理解できないと言っている。しかし,会田管理者は,この三井造船とタクマの2社を追いかけて,2社のみの入札をさらに行ったことの説明責任を求めたい。これが1点目。
 2点目は,二度目の入札直前で,今度は,あろうことか,タクマじゃなくて三井の方が辞退してしまいましたが,競争入札になっているんでしょうか。競争になっていないんじゃないかと思いますが,もし競争になっているとしたら,どの辺が競争になっているのか,教えていただきたいですね。こんな入札で,守谷市,取手市,つくばみらい市,常総市の常総広域27万人の利益に合致しているとは私は到底思えないが,ご意見を伺いたい。
 三つ目ですけれども,3月の常総広域議会を私も傍聴していた際に,1回目の入札が不調に終わった時点で,広域議員の守谷ではない議員の人から,入札不調に終わったならば機種選定まで戻すべきではないかと,再三会田管理者は問い詰められていましたが,そこで会田管理者は,機種選定まで戻すなら用地選定まで白紙に戻すぞと,何かけつをまくってしまったように見えたんですけれども,3月の時点で機種選定まで戻していれば住民にこのような大きな負担をかけずに済んだのではないかと,なぜその時点で戻せなかったのか,英断できなかったのか。
 もう1点,今回指名を受けた三井造船は,九州での入札での談合問題で指名停止を食っていた会社ですよね。それはご存じですよね。そういったところの調査は十分になさったんでしょうか。
 そして,これは五つ目なんですけれども,最後に,今回の入札を正常と判断しますか,異常と判断しますか。市民の安心安全を預かる管理者としての見解を伺いたい。
 以上,5点についてお尋ねします。
○議長(又耒成人君) 市長会田真一君。
◎市長(会田真一君) まず,2社のみということですか,タクマは三井造船ということで。これはキルン式にするということになった,もう1社あったんですけれども,そこがまず辞退したというのが一つあります。
 競争になっていないんじゃないかということですけれども,まず,2月5日の入札のときに,三井造船が500億円で入れたわけですよね。タクマはその前に辞退じゃないんですよね。その入札のときに辞退だったんですよ。入札の日に辞退なんです。だから,それは当然競争をしながら辞退するということだと思いますよ。
 先ほども申し上げましたけれども,その500億円というのは,我々も信じられない数字でしたから,それじゃできないよと。そうすると,2回目,400億円以内だというと5年間しかできませんということで,2回目もう1回札を入れてくれと。とても予定価格じゃありませんかね,500億円というのは。我々の20年間の管理まで入れると400億円以内の予算ですから,もう1回入れ直しなさいということでやったらば,20年間はできません,5年間だったらばこういう値段ですということですから,それでは困ったねと。で,もう一度議会にもお諮りをして,もう一度やり直させてもらえますかということで,再度入札にしたらば,今度は三井造船がその場で辞退なわけですよ。だから,競争になっていないんじゃないかと言われても,それはやっぱり競争してもらって入札にかけているわけですから,これはしようがないんじゃないかなと思っています。
 用地まで白紙というのは,これは私は当然のことだと思います。先ほども申し上げましたように,地元の皆さんは,まずあそこにつくらないでくれということから始まっていますから,それで,機種を決めるのにも地元の皆さんにももちろん一緒に見に行ってもらったりして,苦労をかけてあそこまで積み上げてきた仕事ですから,当然,機種を変えろだとかということであれば,もう一度最初からやり直せということであれば,その場所の問題から入ってもらわなくちゃ困りますよというのが私の立場でございます。それは地元の皆さんにとってもそういうことだと思っています。
 三井造船が指名停止中だということですが,ほかの機種のメーカーもすべて指名停止中でした。それで入札ができなかったと,プレゼンテーションができなかったというのもあります。これは事実でございます。で,もうそろそろ指名停止が解けるだろうということで,8月にプレゼンテーションを実施したということでございますから,その前は,三井造船に限らず,プラントメーカーほとんどが指名停止中でございました。
 それと,今回の入札は異常じゃないかというお話でございますが,先ほど来から申し上げているように,これはずっとそこまで来る過程がございましたから,そういったものを考えれば,決して異常なことではないと思っています。
○議長(又耒成人君) 梶岡博樹君に申し上げます。今,(2)の入札の件ですよね。一応,入札の件,最初からですと3回というふうに私の方で記録していますので,できれば次に進んでいただきたいと思います。
◆1番(梶岡博樹君) わかりました。
 今の質問にちょっと答えて,次に移ります。
 みんなに諮って,入札日に辞退して,二度目の入札も三井とタクマでやるよとみんなに諮って,議員に諮ってやったということですが,私が傍聴していた限り,半ば強引な進め方で二度目の入札に持ち込んで,動議も出ましたし,決してみんなの意見をちゃんと聞いたのかというと,私はそうは思えないですね。
 あと,せっかく2機種まで絞り込んだんでしたら,入札が不調に終わったら,もう1回2機種でやればよかったのかなと。1機種でもう1回同じところでやるというのは,やはり異常だと私は感じております。
 四つ目の,三井造船が指名停止を受けていた,どのプラントメーカーも指名停止を受けていたということであれば,指名停止の明けるのを待って8月にプレゼンをやるという,かなり企業を優遇したやり方であるのであれば,2社のみだと競争が起きないのはわかっているはずでしょうから,なぜそれなのに機種を先に決めて2社のみでやったのか。2機種ぐらい,3機種ぐらいで競らせた方が市民のためになったのではないかと私は思いますが,質問が3回を過ぎてしまったので,次の……あとは正常か異常かということですけれども,この入札が正常というのであれば,どの辺が正常なのか本当にわからないですね。
 では,次の管理・運営について入らせていただきます。
 国の環境省の指導では,管理運営も含めて入札するようにしているが,どうして管理運営を外して機種のみの入札を行ったのですか。当初の20年のメンテナンス契約を外して機種のみの契約ということですが,これだけ限られた機種ですと,修理できる会社は少なく,修理も言い値になってしまうのではないでしょうか。建てたメーカーしか直せない競争がないような状況では,20年で一体幾らぐらいの管理経費が予測されて,住民に負担がかかるのでしょうか。なぜ国の指導を無視する結果となったのかお尋ねしたい。これが1点目。
 2点目,燃料はあんまり食わないというのが売りのうたい文句のキルン式ですが,豊橋市では,キルン式を導入したら,メーカーの言っていた10倍もの燃料を使い運転費用が膨大な額になると悲鳴を上げていて,メーカーと自治体との間に紛争まで起きていますが,その辺のことはご存じですよね。ご存じでしたら,そのような住民に経済的にも重い負担がかかることが守谷でも起こるかもしれないという心配はしていないのですか。燃費がいいと言っていて,実際比較にならないほど燃料費がかかったら,頭を下げればいいというだけの話でしょうか。
 四つ目,今回,最終的に212億円で落札したタクマという会社は,1回目の入札では20年のメンテナンスに自信がないということで入札直前に辞退しましたが,そのようなメーカーが,2回目の入札は管理運営費なしの機種のみの入札だからと落札しましたが,そんなメーカーに20年の長期利用する機械を建てさせることに懸念はないのですか。
 以上の4点についてお尋ねしたいです。
○議長(又耒成人君) 市長会田真一君。
◎市長(会田真一君) ちょっとメモが間に合わなかったんですが,国の指針といっても,それは管理運営まで含めてやろうと思ったんですよ,20年間。
 といいますのは,今あるプラントが,あれは川崎重工でつくったプラントです。川崎重工の子会社が運転と管理をしています。今度も当然その運転と管理まで入れた,そういうことで20年間の運転管理まで入れた入札をお願いしますよということで,どこのメーカーにもお願いをしたわけでございますから,それは国の指針に従ってやっているのかなと思うんですよ。
 最初の20年間のスパンで運転管理まで入れたプレゼンをやっているわけですよ,去年。そのときには,どこのメーカーも言ってきたわけですよ,その400億円以内でできますよと。
 というのは,今のプラントが,ほとんど修理に関しては我々はわかりませんから,メーカーの言いなりなんですよ,修理費が。だから,幾らかかってしまうかわからないというのが今の管理。だけど,なるべく安くやってくれよということでお願いをしてやっていますけれども,だから,我々も最初から20年間のメンテまで入れて入札しようよということでやりました。400億円でやれば,大体20年間で平均20億円の負担なわけですよ。そうすると,4市とも大体の目安がわかるわけですね。年間20億円ということで計算していけば。最初のうちはかかりませんから,そんななに修理も。後年度でかかってくるわけですよ。だから,当然,我々も20年間のメンテナンスというのを入れて入札をしたいということで,そういうプレゼンをしてきたわけでございます。当時はそれでできるというはずだったんです。何回も言うように,去年の8月は。そういうことでやってまいりました。
 2番目の豊橋の燃料の件ですが,これは豊橋に行ってまいりましたから,それはお聞きしていますが,しかし,誠意ある対応をしていただいていますよということでございました。最初の立ち上げのときは少し多目に油が食ってしまうというのは,これはどんなメーカーでもあるのかなというのもございます。
 あとはタクマの……。
◆1番(梶岡博樹君) 管理運営も見たんですか。
◎市長(会田真一君) それは豊橋でも聞きましたし,誠意ある対応をしていただいているということですので,それはタクマしかないかもしれないですけれども,そういう話を聞いております。
 この前,取手の市長が,彼は九州の方の出身なものですから,鹿児島の出身なもので,里帰りしたときに近くのキルン式のところに行ったそうですよ。そうしたら,そこでも誠意ある対応をしていただいているという答えをいただいたそうでございますので,そこは企業を信用するしかないかなと思います。
○議長(又耒成人君) 梶岡博樹君。
◆1番(梶岡博樹君) まず,1点目の,2回目の入札のときに20年の管理は難しいとメーカーが言ったのであれば,それで20年の管理を外して機種のみで入札するというのは,物すごくメーカー優遇をしているような,そこまでかわいがるようなメーカーなのかなと私は思います。とりあえず管理運営まで含めてやるようにと。修理は全部メーカーの言い値になっちゃうから,幾らかかるかわからないから,管理運営まで含めて何百億円とやれと国の環境省も指導しているんですけれども,なぜ背を向けたのか,それを守らなかったのかが,今の説明でもよくわからないですね。
 燃料費が悪いけど誠意ある対応を見せてくれているとおっしゃっていましたが,ここで,さっきの見ているか見ていないか,タクマのキルン式を見たことあるのかと聞きましたこととリンクしてきますが,三井は誠意ある対応していても,タクマはしているかどうかはわからないと。
 会田市長からも,今,いろいろな答弁というか,弁解をお聞きして,聞けば聞くほど私にはこの問題は奥が深いと感じられる。非常に難しい問題だと感じられるし,恐らく市民の皆さんもすっきりしないと思っているんじゃないかなと私は思います。
 今回,会田市長がとられた行動は,どうしても最近まで議員ではなく一般市民だった私には到底理解できないです。
 ことしの3月まで一般市民だった私からの意見を言いますと,まず1点目ですが,機種選定に関して専門家を入れた機種選定委員会を設置しなかったのは,やはり通常の市民感覚からは理解できない。極めて専門性が高い入札には専門家を加えるのが常識ですが,専門家がいないことは,どんな理屈をつけても市民には説明できません。企業と関係があるコンサルタントだけに相談するのは,市民感覚からは理解できないし,公平で中立的で,企業のことは考えず,広域27万人のことだけを考えてくれる学者や専門家を機種選定委員会に入れるべきだったと考えます。逆に言うと,自分の意中のメーカーに決めたいから,外部の第三者機関の選定委員会を準備しなかったと受け取れかねないやり方だと思います。
 3月の常総広域の議会を私は傍聴していまして,いろいろな自治体の議員からいろいろな意見が会田市長に出ました。先ほど会田市長が,議員さんにもお諮りして決めましたと,みんなの意見を聞いて決めましたとおっしゃられましたが,会田市長自身の意に反する意見が出ると,必ず場所まで白紙に戻すぞと議論を封じ込めた恫喝まがいのことまでしていて,みんなで決めたとよく言えるなと私は思います。傍聴していて,自分の自治体の首長が,ほかの選出議員に痛いところをつつかれたときに感情的になり,場所まで白紙に戻すぞと怒鳴っているのを見て,率直に情けないと私は感じました。場所まで白紙に戻すぞと言われたらお手上げだと,取手の市長は議会で答弁したそうですね。
 次に,環境省の指導を守らずに,先にキルン式に機種を決めてから入札してしまったことが絶対に理解できないです。そして,212億円の買い物で,一度も見たことのない機種を買うことが通常の市民感覚からは納得できないです。
 次に,200億円を超える入札に,2回の入札ともに三井とタクマの同じ2社しか指名せず,しかも1回目の入札ではタクマが辞退,あろうことか,2回目の入札では三井が辞退するという異常な入札で,結果として,2回の入札とも1社のみの入札になってしまいました。
 会田市長は,住みよさランキングナンバーワンの市長ではありますが,競争入札に関しましては,ナンバーワンではなく,1社のみなのでオンリーワンという苦言を言わざるを得ないのではないでしょうか。
 以下は,違約金を払ってでもストーカー等のほかの機種方式に検討し直した方がよい可能性もあることを示すデータです。
 一つ目に,平成19年にタクマが磐田市で入札に参加したときの価格は,1日224トンの処理量でストーカーと灰溶融方式でわずか86億円です。常総広域は258トンの処理量で212億円でありますから,86億円との価格の差は明確で,いかにキルン式が高価なものかご理解いただけるのではないでしょうか。
 私が調査したところによれば,茨城県のひたちなか市でも再来月ごみ処理場の入札が行われる予定です。1日当たり220トンの処理量で,守谷とそれほど変わらない能力で,東京23区すべてが採用しているストーカー方式で,入札予定価格は20年のメンテナンスを含めて255億円です。各社が入札をして競争するので,恐らく,落札価格は240億円を下回ってくるのではないかと予想できます。20年の管理を含めて,240億円を下回ってくるのではないかと予想できます。メンテナンスまで含めると,恐らく,守谷市とは150億円の差がひたちなか市と守谷市ではあります。
 守谷市の入札結果は,20年のメンテナンスを含まず建物だけで212億円でありますから,この価格はどうしても理解できません。これだけの余計な負担を住民にかけた会田管理者の責任は極めて重いと最後に申し上げて,次の質問に入ります。
 次に,老人福祉施設・白寿荘の建替えについて質問いたします。
 今回,常総広域ごみ処理施設の地域振興策の一つでもある白寿荘が,40年に一度の建てかえの時期に来ています。地元の方々からの要望のある温泉を掘ることに対し,実施されるのでしょうか。
○議長(又耒成人君) 市長会田真一君。
◎市長(会田真一君) これはこれから検討することですから,今は何とも言えません。私一人で決めるわけでもございませんし,当然,構成市の方との協議もございますし,白寿荘の建設検討委員会というのがございますから,そこでこれから検討をするということでございます。
○議長(又耒成人君) 梶岡博樹君。
◆1番(梶岡博樹君) プロポーザルの発注をしたようですが,地元住民との約束のとおり温泉施設を設計図の中にきちっと盛り込むように指導したのでしょうか,お尋ねいたします。
○議長(又耒成人君) 市長会田真一君。
◎市長(会田真一君) それは特別温泉施設ということではなくて,温浴施設は入れるということでございます。
○議長(又耒成人君) 梶岡博樹君。
◆1番(梶岡博樹君) 地元のクリーン守谷との協定書に温泉施設を検討することが盛り込まれていることは知っていると思います。約束しているのであれば,どうして指示しなかったのでしょうか,お尋ねいたします。
○議長(又耒成人君) 市長会田真一君。
◎市長(会田真一君) クリーン守谷協議会との合意書の中には,温泉施設も検討するということになっていますが,最初からのクリーン守谷との話の中には,温泉施設というのはございません。温泉をつくるという話はございません。これは2年前から出た話でございまして,最初からの話にはありません。したがって,今,私が申し上げましたように,建設検討委員会の中で検討をするよということでございます。
○議長(又耒成人君) 梶岡博樹君。
◆1番(梶岡博樹君) 当初の契約になくても,最新の確約書がすべてだと私は感じております。ごみ処理を長年引き受けているうちに事情が変わるのは当然です。最新の契約書がすべてだし,住民を裏切る結果になるのなら,できない約束を最初からするなと私は申し上げたいと思います。ごみ処理料の予算の400億円も,通常3%ぶん切ったら出せるのではないでしょうか。お金がないわけではないと思います。守谷市の一般会計でやれと言っているわけではないんです。ごみを守谷に持ち込んでくる取手市,つくばみらい市,常総市,守谷市の広域でやるから負担は守谷市だけではない。ごみというマイナス要因を受け入れる対策費用のプール,野球場,白寿荘,テニスコートなどの地元への対策の一環だと思います。なぜやらないのか,明確に説明していただきたい。
○議長(又耒成人君) 市長会田真一君。
◎市長(会田真一君) 約束をしているわけではありませんよ。検討しますということは文に入っています。だから,今申し上げましたように,最初から入っている話ではない。クリーン守谷との検討の中に最初から温泉施設というのは入っていません。
 だから,今,梶岡議員がおっしゃるように,途中から入ったことでも,最新の合意が一番有効だろうということですから,これから検討するんですよ。私は約束していませんから。それはできるともできないとも,私一人では約束できないということですよ。広域の話ですから,幾ら管理者でもそういうことはできません。それはほかの市もありますし,守谷で私一人の力で温泉を掘るとか掘らないとか言えませんから,それはこれから検討委員会の中でまた検討してもらうということになると思います。
○議長(又耒成人君) 梶岡博樹君に申し上げます。質問については整理をしてきちっと3回ということでお願いいたします。
◆1番(梶岡博樹君) 3月27日に地元のクリーン守谷との協定書の中に温泉施設を検討すると約束しておりまして,これから検討するという割には,どういう設計にするかプロポーザルの発注をしてしまっていると。それは,イコールやらないとおっしゃっているようなものだと思います。
 温泉施設は,単に箱物行政とはジャンルが違うと思います。まず,ごみ処理場の地域振興策である点では,野球場,テニスコートと同じであります。そして,温泉に入ることで,市民,特にお年寄りが健康になる点で医療費の削減が期待できる。何よりも,お年寄りのコミュニティーができることによって,家に引きこもりがちのお年寄りも,白寿荘に行って仲間と会うことにより健康増進,生きがいができ,医療費,介護費などの削減につながり,目に見えないさまざまな効果が期待できる。
 うそをつかないことが政治家の大切なところである。地元と地域振興策などの確約書を結んでいたのであるのだから,約束ぐらいは市長に守っていただきたいと私は思い,次に,3番目にある,今住んでいる人にとって快適な住環境を維持する施策についてお尋ねします。
 初めに,ひがし野・中央字界変更についてお尋ねします。
 1,現在,守谷甲という地名の地区を含めて,ひがし野地区と,駅に近い中央地区の字界の境界線の線引きの変更を市は進めています。そこには区画整理事務所と市の所有地の線引きも含まれております。区画整理事務所と市の市有地をひがし野ではなく中央に含める案1を市としてなぜ基本案にしているのですか。
 また,区画整理事務所と市の所有地は,今,2筆の別の土地になっていますが,将来的には一つにまとめるのですか。
 3,そして,区画整理事務所と市所有地をまとめた場合,およそどのぐらいの高さの建物が建つ可能性があるのかを,数パターン,市民がイメージを持ちやすいようにわかりやすく提示できますか。
 以上,お尋ねいたします。
○議長(又耒成人君) 総務部長橋本孝夫君。
◎総務部長(橋本孝夫君) お答えいたします。
 このいきさつを申し上げますと,ひがし野地区につきましては,組合施行の区画整理事業を実施したところでございます。そして,その後常磐新線計画が出まして,守谷駅を中心とした区画整理事業が計画されまして,その境界線が複雑に入り組んでいたというような状況でございます。ただし,工事時期等が違いますので,字界を変更する場合,通常未来永劫的に動かないもの,例えば道路とか,橋とか,そういうもので字界を定めるというのが一つのルールになっているわけでございますけれども,当初から守谷東と市施行の区画整理事業が同じような時期に収束するのであれば,早目にそういう字界変更というものもできたことでございますけれども,これらにつきましては,平成8年から県並びに法務局等々と協議を進めてきたところでございますけれども,両事業の,結果的にはかなり近い形に,守谷東の方がおくれましたので近い年数になっておりますけれども,当時の事業計画ですと10年間ぐらいの,最終的に換地という形にするわけですけれども,換地で10年間の差があるという形になりますと,当初その時点で一緒にしたような形の中で事業計画をすると,土地区画整理事業の事業計画そのものがずれ込めば,当然そういう形の換地計画もずれ込みますので,今,一つの方向として決めるのは無理でしょうと。ですから,お互いに区画整理事業が終わる時点で最終的に調整するのが一番いいでしょうという形の中で,そういう形をとってきたところでございますけれども,その中で平成11年に,ひがし野はひがし野という形で来ましたけれども,守谷駅周辺の地名を何としようという形の中で,当時のあの地域,新町,栄町,海老原町,土塔本町,その4区長さんと市の職員を交えまして将来の町名を何としようという形の中で協議をしていただきまして,その中で中央という言葉が出てまいりました。それを13年の6月に字の区域の変更という形の中で議決をしていただいたところですけれども,その中では,私どもとしましては,あそこにあります,先ほど申しました未来永劫的に動かないもの,そしてだれが見てもわかるものという形の中で,プロムナード水路,これをひがし野と中央の字界にしたいという形の中で最初にご提案を申し上げましたけれども,ひがし野には実際に組合からの保留地を取得した皆さん方も既にお住まいになっているという形の中で,市の方で開発公社等が販売しましたときには,この地域につきましては将来的に字界の変更があるかもしれません,町名の変更があるかもしれませんというような一言は添えて話をしてきたところでございますけれども,それが組合の保留地につきましては十分周知されていなかったというような中から,現在ひがし野になっておりますけれども,プロムナードの駅寄りの皆さん方,そこにお住まいの皆さん方から,もう既にひがし野の町内会にも入っているし,それから会社とかいろいろな形の中で住所もそういう形で設定しておりますという話が出まして,私どももいろいろ検討しました結果,現在お住まいになっている皆様方になるべくご迷惑のかかる部分を少なくするというような形の中で,今,議員からおっしゃいました守谷市の案という形の中で再度提案をさせていただいたところでございます。
 その区域につきましては,過日,先週,ひがし野の区長さんがわざわざおいでいただきまして話をしておりますけれども,その地域につきましては,まだ100%という形ではございませんけれども,ひがし野にお住まいの皆さん方では,ほぼ合意ができるよという話は聞いております。
 ただ,そこで問題になってきておりますのが,今ご指摘にありました駅周辺の区画整理事務所が建っております市有地,守谷市の土地でございます。ここが1.3ヘクタール弱ございますけれども,このちょうど中ほどに,今のひがし野と中央にしようという形の字界がそこに入り込んでおります。ひがし野の皆さん方は,その守谷市で持っている土地に高層のものができてしまうと周辺の住環境を壊すので,そこを,これは字界は極端な話どこでもいいんだけれども,今,ひがし野の皆さん方は提案型の地区計画の決定に向けた形で取り組んでいらっしゃいますので,その中で高さ制限を16メートルという形の中で設定をしたいというふうに運動をされておりますので,その守谷市の土地がひがし野に入るのと中央になるのでは,ひがし野の今進めております地区計画制度が中央になってしまうと及ばなくなるであろうというふうに理解をしていらっしゃるようでございます。これは先週の区長さんとのお話なんですが,いずれにしても地区計画そのものは条例で定めておりますので,字界がどこになろうとも,地区計画を変更するときには,さらに公聴会とか縦覧とか,もちろん最終的に条例ですから市議会の議決を減る形になりますので,そういう手続を経ることになりますけれども,今申し上げましたとおり守谷市の市有地に高いものを建つことを何とかやめてもらいたいんだと。
 そのときにもお話しましたけれども,今の時点では,守谷市としましては,あの土地につきましては,東側に残されました一団の土地で,あそこしかない土地でございますので,将来的にも,常総線より東側につきましていろいろな公共施設の要求が,今でもありますけれども,そういう形の中であの土地につきましては市として土地利用をしたいという考え方は持っておりますので,売却とかそういうものは今の時点では考えられませんよと。しかし,この前も区長さんも,売却はしなかったとしても,こういう時世ですので,何かの建物を建てようとするときに,土浦ではございませんけれども,公設民営,もしくはPFI等を活用するという形になりますれば,市の建物だけで採算性がのらないので,その上にマンションとかそういうことも考えられるでしょうと。ですから,そういうことを懸念して,そこの市有地がどういう名称になるのかという形の中で非常に関心を持っているという話でございますけれども,改めまして,先日,都市計画と一緒に区長さんの方に,地区計画の制度につきましてはこういう形になりますよというようなものを文書で出させていただきますという形でお別れしておりますので,近々それをお配りすることによって,ただ,これは感じ方ですので,本当に未来永劫的にそこに16メートル以上の建物を,今現在で,建てませんということも私どもも言えない部分もございますので,これらにつきましては,今後話し合いをしていかなければならないのかなと感じております。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 都市整備部次長笠見吉代君。
◎都市整備部次長(笠見吉代君) 土地利用した場合どのぐらいの建物が建つか。土地利用するに当たりましては,土地の用途というようなものによって大きく変わってくるのはご存じだと思います。その中でも,建ぺい率,あるいは容積率,それから日影,それから車線規制だとか,いろいろなものがあるわけでございますけれども,それによって高さがある程度決められてくるというのはご存じだと思います。
 この土地1万2,791平米ございまして,我々が言う建ぺい,容積のみで高さをちょっと積算をさせていただきましたけれども,それでよろしいでしょうか。
 建ぺい率が60%,容積率200%でございますので,容積,延べ床面積が2万5,582平米になります。そのとき建ぺい率を60で抑えますと3階建て,逆に40の場合ですと5,116平米ぐらいになりますので5階建て,20%ですと10階建て,この土地の1割であります1,279平米に建物を建てるという形になりますと,20階ぐらいの建物までが建つというのが簡単な計算で出ているところでございます。
 以上です。
○議長(又耒成人君) 梶岡博樹君。
◆1番(梶岡博樹君) 10%なら20階建て,20%なら10階建てと,高いマンションや建物が建つ可能性がなきにもあらずということですが,ひがし野地区の住民の皆さんは,第2,第3の30階建てマンションのような,景観を損なうような高層建築物が建たないように,ひがし野地区独自で高さ制限を設けようとしています。
 区画整理事務所の土地は,現在ひがし野ですが,たとえ字界変更で中央に変更になっても,ひがし野が進める高さ制限の地区計画変更活動範囲からは除かれないということは承知していますが,後々1筆の土地にした際に,地区計画のエリアの見直しになった場合に市の所有地の町名がひがし野であれば,自然と地区計画もひがし野になることが想像できるが,市の所有地が中央であれば,地区計画も自然と中央のエリアになることが都計審でも自然であることが容易に想像できます。
 すなわち今回の字界変更は,現在は単に町名の変更だけの問題ですが,将来地区計画のエリアの変更があった際には,駅周辺の高い建物を建ててもよい中央地区に入るのか,閑静な住宅街のひがし野地区に入るのかのような問題を内包している,守谷市の将来のまちづくりの政策にかかわる重要な案件であると考えます。
 それにもかかわらず,8月19日付で市長からひがし野の住民に出された文書において,回答が得られない場合は,市の所有地,区画整理事務所の土地を中央にする守谷市案にご賛同いただけたものとするというのは,余りに乱暴ではないでしょうか。そこまで強引に市所有地を中央地区にしたい根拠を説明していただきたい。
 二つ目に,今回の字界変更は,そのような乱暴な手段で,問題が住民に正確に理解,判断されるものではない。市は,各世帯主と地権者及び町内会などに対して,面談にて丁寧に説明して直接意見を聞くべきであると思うが,不可能な世帯数なのですか。
 二つお尋ねしたいです。
○議長(又耒成人君) 総務部長橋本孝夫君。
◎総務部長(橋本孝夫君) お答えをさせていただきます。
 第1点目の中央という形ですけれども,先ほど申し上げました平成11年の当時の区長さんを交えた形の中で,このエリアまでは中央としましょうよという話し合いが検討委員会という形の中で出されておりますので,その検討結果を尊重して中央という形の中で言わせていただいているというものでございます。
 それから,2点目でございますけれども,私ども,この字界変更につきましては,確かに該当する人数の方は少ないです。当然,最初から,1日の説明会ではなかなか出席できない方もいるだろうという形の中で,常に2回,平日の夜と土曜日,日曜日どちらかの昼間という形の中で,必ず2回を行ってまいりました。その中では,出席する方が,それでも両方足しても半数に満たないというような状況でございます。
 その中で,一部の出席した皆さん方から,当然2回に分けていますので,別の会議でどういう話し合いがなされたのかもわからない。それから,欠席の皆さん方がどう思っているのかわからないと。今回の場合ですと,直接自分の宅地の中に境界線が入っている方というのは,自分の宅地がひがし野になるのか中央になるのか,そのまま真ん中になっちゃうのかと非常に関心がありますけれども,もともとひがし野に住んでいて,今後もひがし野になりそうだという方は,そのまま関心が薄いというか,温度差がかなりの部分あります。
 そういう形の中で,出席した皆さん方から,できる限り100%に近い合意をとって,町内会とか既に加入している経緯もありますので,近所トラブルがないように,できる限り100%に近い同意をとってくださいよという形の中で言われておりますので,私どもも出席していただけなかったのでアンケート調査等をしましたけれども,それでもなかなか回収できないと。
 そして,今までの経緯はこうでしたという形で,その都度該当する地権者の皆さん方にはお送りしておりますけれども,それでもそういう経過を踏まえましても出席していただけなかった方には,電話等でお話しさせていただくなり,個別にお会いする時間等を調整させてくださいよと,したがいまして電話番号等お知らせいただけますればと,そういう形で行ったんですけれども,それでも何のご連絡もない。
 でも,いつまでもだらだらやっている話にはいかないので,最終的にやむなしという形の中で,何もご返事なりご意見がなければ,そういう形の中で市の案に対してご賛同いただけるものと理解させていただきますというものをつけさせていただいた経緯がございます。
 もちろんこれは,私どももそういうものをつけるのには抵抗がございましたけれども,今申し上げましたとおり,何回かそういう手続を踏んで行ってきましたので,そういう最後……最後のの話になるのかどうかわかりませんけれども,なるべく多くの皆さん方の意見を聞くためにはやむを得なかった措置なのかなと。
 もしそういう形の中でご意見がありますれば,当然のことながら市の方に申し出ていただき,当然我々も個別にそういう形の中で,先ほど申し上げましたとおり半数近くの皆さん方は出席していただいておりますので把握をしておりますので,出席していただけない方,当然これは今住んでいる方だけではなくて,市外の方も土地の権利として持っていらっしゃいますので,そういう方たちも含めた形の中で,なるべく先ほど申し上げました100%に近い同意を得たいという形の中で,そういう文言を使わせていただいたということをご理解いただきたいと思います。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 梶岡博樹君。
◆1番(梶岡博樹君) 今,橋本部長から余り多くはない世帯数だとお伺いして,昼と夜2回説明会を開いたと,大変ご尽力されているようですが,自分の調査ですと,関係する世帯数は22世帯と,楽にこなせる世帯数でありますから,返事がなければ市の案でいくよと音を上げないで,ピンポンでも何でもして,全員にきちんと高さ制限とかの諸事情を説明してから合意を得た方がよろしいのではないかなと思い,それを要望して,次に移ります。
 その1.3ヘクタール弱の広大な土地を何に利用するか,どんな建物を建てるか。高い建物を建てないという約束はできないというお返事でしたが,PFI,公設民営,民間に委託や売却する可能性もあるということは,民間企業はボランティアではないので,市が特に規制でもしない限り,市民のことよりも企業の利益を優先するので高い建物を建てる可能性が高い。ひがし野の多くの住民は,日影の問題からも市所有地に高さ制限を望んでいる。そして,市所有地だけでなくひがし野全体の高さ制限にも取り組み,地権者からの同意書を取得しているが,ひがし野の住民も専門家ではなく,仕事や家事などの市民生活を行いながらの活動であり,限界があると思う。市として高さ制限をやる気があるのならば手助けしてあげてもよいのではないかと,私はひがし野の方々の努力を見ていて感じてしまう。ぜひ市としても,まちづくりの方向性が一緒であるならば手をかしてあげてほしいと私は思います。
 次に,ひがし野は高さ制限を望んでいるので,市として守谷市の景観を重要視するのであれば,ひがし野の住民の意向に沿った字界にすべきではないかと私は思います。
 次に,私は,緑豊かで,今,住んでいる人にとって快適で住みやすい低層住宅のまちづくりがいいと思うが,守谷市として,または市長として,どういうまちづくりがしたいのか。中立はあり得ないと私は思います。その場その場で毎回逃げていては,守谷のまちづくりのビジョンが見えないです。こういうまちづくりがしたいんだと,市長が明確なシグナルを住民や守谷市に新規進出する企業に示して,理解してもらい,さらには協力してもらうべきであると私は感じております。
 住みやすい景観を大切にする高さ制限のやる気がないならば,どうぞその方向で字界を決めたり,市の所有地に高さ制限をしないでよろしいのではないかなと申し上げて,次の質問に移ります。
 次に,クレトイシ跡地について質問いたします。
 一つ目に,アンケート調査についてです。
 まちづくりアンケートを実施しました。
 一つ目,アンケートを守谷市が必要と感じたのですか。
 二つ目,アンケートを見ると,調査協力に三井レジデンシャル株式会社と書いてありますが,どういうことでしょうか。
 三つ目,どんな方に対してアンケートを行ったんですか。開発の線引きの外の人にも影響が出るから,アンケートを開発の線引きの人にももちろん実施したんですよね。
 以上の三つについてお尋ねいたします。
○議長(又耒成人君) 都市整備部長笠見吉代君。
◎都市整備部次長(笠見吉代君) まず,今回のクレトイシの土地の処分でございますけれども,ご存じのように三井不動産レジデンシャルに出ているところでございます。この地区につきましては,総合計画,あるいは都市マスタープランの中で複合用途というような上位計画があるということもご存じだと思います。
 そういう中で,一部の地権者の方々からも,当時,クレトイシ,あるいは守谷市の方に開発に対する要望なんかも上がってきている状況でございます。そして,クレトイシ用地だけを三井不動産レジデンシャルが開発構想するということについては,やはり複合用途ということから周辺に与える影響も大きいということから,周りの地権者の方がどういう考えでいるか,あるいはどういう土地利用を考えているか,この辺の調査が必要になってまいります。そういうようなことから,今回,私どもが三井不動産レジデンシャルの協力をお願いをしまして協力に応じていただけたということで,共有の名前で意向調査をさせていただいたというのが実情でございます。
 それから,どのような方々にということでございますけれども,三井不動産レジデンシャルで約27ヘクタールございますけれども,我々の中では,先ほど総務部長の話がありましたように,面整備をするに当たりましては区域界を決めていかなければならない。区域界を決めるには,地形地物界で場所決めをするという形になってございます。そういうようなことと上位計画もあるということから,約46ヘクタールの面積,所有者的に発送しているのが88通を出させていただきました。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 梶岡博樹君。
◆1番(梶岡博樹君) なぜクレトイシ以外の松並木を挟んだ反対側の人が開発を知るに至ったのか。その方々が,うちも一緒に開発してほしいと要望が出たということは,開発を知っていたということですよね。どのエリアでも,隣接していれば,要望があれば線引きを変えていたんですかね。でも,駅側の人はこの開発自体は知らないと。それではインサイダーな情報だから,線引きの外にもアンケートを実施すべきだったんじゃないですかね。ちょっとその辺が矛盾しているように感じるんですけれども。
○議長(又耒成人君) 都市整備部長笠見吉代君。
◎都市整備部次長(笠見吉代君) 線引きというのは,今回調査をしたときのエリアというふうに理解してよろしいんですか,それともそれより広げてという意味ですか。
 先ほど言いましたように,三井不動産レジデンシャルが土地を取得したのが,松並木の反対側と工場跡地約27ヘクタールでございます。先ほども申しましたように,やはり全体的な開発をすべきであろうというのが私どもの考え方でございます。
 といいますのは,一部のところの土地利用だけやりますと,全体的な街並み形成というものに支障も来すというのもご存じだと思いますけれども,そういうのが一番の大きな考え方になっているところでございまして,松並木の反対側の方々が知り得たという話でございますけれども,これにつきましては,平成17年ごろだったと思いますけれども,クレトイシが土地を利用を図る,高度利用を図りたいというような意図のもとに,いろいろな業者の方にそういう調査や依頼をしているようでございました。私ども,17年の当初,4月ごろから半年ぐらいですけれども,1日に何十社となくその計画について開発ができるだろうというような問い合わせなんかも非常にあったわけでございますけれども,あいにくそこは調整区域でございますので,思うような開発ができなかったということでいたわけでございます。
 そういうようなこともあったり,あるいは地権者への働きかけなんかもあったようでございます。そういうようなことで,予想でございますけれども,区域外,要するにクレトイシ以外の松並木の反対側の方の地権者の方々にもそういう動きがあって知り得たと。その結果,私どもとクレトイシに対する要望があったと理解をしているところでございます。
○議長(又耒成人君) 梶岡博樹君。
◆1番(梶岡博樹君) 先ほどまちづくりアンケートには三井レジデンシャルに協力していただいたとおっしゃられておりましたが,どうして市独自で予算を組んで企画しなかったのでしょうか。三井レジデンシャルにアンケート調査のお金を出させてしまったら,三井の意見が入ると思うのが当然で,紛らわしいと思います。紛らわしいことはしないでいただきたい。クレトイシ跡地を購入した結果,27ヘクタールの所有の一番の地権者の三井レジデンシャルがアンケートに出資するのはおかしいと思います。アンケートは聞き方によって答えはどうにでもなると思います。アンケートを見ると,全部開発ありきではないですか。このアンケートでは,最初から開発ありきという印象を受けてしまいます。三井に出資させるアンケートには中立性が保てるのか,非常に紛らわしいと思います。むしろ利害関係のない第三者にやらせるべきで,極めて不愉快に思うのは私だけではないと思います。このようなアンケート調査で行政の公平,公正さを保てるのでしょうか。
 開発の線引きの道路一本隔てたら,開発が起こるかどうかの情報も入ってこないというのは非常におかしいと思います。私のもとにも,クレトイシのそばに住む住民の方から問い合わせが来ています。私の自宅はこの周辺にあるんですけど,開発状況が非常に気になりますが,ご存じでしたら教えてくださいという内容の問い合わせがあります。
 46ヘクタールというこれだけの大規模な開発であるから,周辺住民にも影響が出るのは当然であります。住民の声を聞いて市民の協働のまちづくりというのは,単なるスローガンなんですね。
 次に,貴重な自然の保全に移ります。
 クレトイシ跡地開発予定の松並地区は,駅に一番近くて緑が残されている貴重なエリアです。絶対に緑を残すべきで,軽々しく開発を急ぐべきではないと私は思います。
 守谷の名物でもある貴重な松並木を残すということでありますが,松並木は周りの林と相まって生きてきたのは私が言うまでもございません。周辺の緑を軒並み抜根,伐採したのでは,ほかの例を見るまでもなく,数年のうちに枯れてしまうのではないでしょうか。それをどう保存するかの対策もないうちに開発を急ぐべきではないと思います。
 私には,時間がない,時間がないと言って守谷市や三井が開発を急いでいるように見えますが,住民の声を聞いて将来を見据えているのであれば,どうしてそんなに開発を急ぐのかがよくわかりません。
 松並木は専門家を入れて保存すべきだと思いますが,ご意見を伺いたいと思います。
○議長(又耒成人君) 都市整備部長笠見吉代君。
◎都市整備部次長(笠見吉代君) 松並木につきましては,もちろん保存をさせていただきたいと考えているところでございます。
 先ほどエリアの住民からという話がございましたけれども,私どもの方としましては,アンケート調査をさせていただいた後,その後に報告会をさせていただきました。報告会をした後に,今後のまちづくりについて勉強会をしていきましょう,あるいはまちづくり準備室を設置していきますと,こういうような話がございまして,既に勉強会2回を開いているところでございます。さらに,住宅につきましては,何度となく会議をさせていただいてございます。
 もしいろいろ心配があるということでございましたら,私どもなり,まちづくり事務局の方にご相談をいただければと思いますので,よろしくお願いしたいと思います。
 それから,松並木のことでございますけれども,これは市の30景の中にもうたわれている貴重な緑ということでもございますので,何とか緑を残す方策を今後検討してまいりたいと。具体的な方法が決まりましたら,ご報告をさせていただきたいと思っています。
○議長(又耒成人君) 梶岡博樹君。
◆1番(梶岡博樹君) その地域内の方に説明会や勉強会を開いたというのは理解できますが,私が言っているのは,その開発の区域外の人が説明を受けているのか,アンケート調査を受けているのか。そこが受けていないので,私は問題だと言っているんです。
 私は,守谷にこれ以上緑を失う開発は必要ないということで選挙に立候補してきたわけですが,北団地,南団地,ひがし野団地等のまだまだ空き地があるが,そこを熟成させるべきであって,新たな緑を失うような開発は急ぐべきではないと繰り返し申し上げます。だれでも知っていることですが,一度失われた緑はなかなかもとに戻らないです。この開発は三井が急いでいるのですか。三井のためのまちづくりなのですか。そんなに急ぐのはなぜですか,お尋ねいたします。
○議長(又耒成人君) 都市整備部次長笠見吉代君。
◎都市整備部次長(笠見吉代君) まず,開発の時期でございますけれども,茨城県が開発をする場合に,市街化区域に編入をして,区画整理という手法になると思いますけれども,そういう開発があるわけでございます。
 そして,その見直しの時期でございますけれども,平成22年に見直しがあるということでございますので,それまでにスケジュールにのせなければ間に合わないと,非常にタイトな時間であるというふうに,まず一つお答えさせていただきます。
 それと,三井ありきだろうという形になりますけれども,三井独自であれば,要するに調整区域の地区計画であるとか,既存宅地という形で,独自で開発することは可能でございます。ただ,先ほどから何回となく申しましたけれども,ここについては商業や工業や住宅いろいろな施設が配置された複合用途という形になってございますので,ある程度土地の整理をするような形にしていきたいと考えております。したがいまして,三井だけのことじゃなくて,それ以外も含めた46ヘクタールで計画を進めているというのが実情でございます。
○議長(又耒成人君) 梶岡博樹君。
◆1番(梶岡博樹君) 5年に一度の県の地区計画の見直しが平成22年と,それに間に合わせるために頑張っていると。何を急いでいるのかが,やっぱりよくわからないですね。5年後の地区計画でもいいんじゃないでしょうか。そこまで急いで緑を失うような計画は,私は要らないと思います。三井独自でやるのであれば,クレトイシ跡地だけで開発を進めていただいた方が,まだ緑が減らないのでよろしいのではないでしょうか。
 一般市民の方もそう思っていると思いますが,私は,これ以上の開発を急ぐべきではなく,今ある団地の熟成を望みます。既存の団地のみならず,駅周辺に乱立してきたマンションもまだ売れ残っているし,マンション不況が叫ばれている昨今では,売り切れる見込みもないうちに,あれだけ駅に近いクレトイシ跡地に宅地を造成したら,マンションは売れ残り,マンションのスラム化が起きるのではないかと私は心配しております。市長がどういうまちづくりをしたいのか明確なビジョンが見えないので,少し心配になってきました。
 加えて言うならば,クレトイシが工場跡地であるから,守谷に働き口と税金を落としてくれる優良企業を誘致するのがスマートな流れなのかなとも思います。あるいは守谷市にはまだまだ空き地があるので,宅地開発を急がずに守谷に足りない文化的要素を補充すべきだったのではないか。守谷に高校や大学を誘致してほしいという要望は,教育的な観点からだけでなく,経済的観点やにぎわいづくりの観点からも求められています。
 浅川議員の一般質問も予定されておりますが,守谷市民憲章の「水と緑に親しみ,自然を愛し,美しいまちをつくります」という言葉も単なるスローガンにならないように,もうこれ以上の単に緑を失うだけの宅地開発は必要ないという市民の声を代弁させていただきまして,次の質問に移ります。
 次に,駅前駐輪場についてお尋ねします。
 3月の議会でも,私は駅の駐輪場が足りていないという市民の声を代弁させていただきましたが,その当時担当だった寺田氏に,どこでお調べになったのですか,足りていますよ,余っていますよと言われてしまいました。私は,市民の生の声を聞いて,なおかつ駐輪場の職員に直接聞いて,不足しているということだったので,3月議会で駅前駐輪場の増設の要望を出したのですが,寺田氏は足りているというお返事でした。
 しかし,やはり足りていないのが現状で,今では,駅に一番近い駐輪場は約2年待ちという声であります。しかし,3月議会での市民と市役所職員の感覚のずれ,つまりは足りない,いずれ足りなくなるという市民感覚の心配が余りないと思われても仕方ない。行政とされましては,今の駅前駐輪場の現状をどのように把握されていますか。今回は,ひとつ正確なデータをお願いしたいと思います。現状の報告のみで結構です。
○議長(又耒成人君) 生活経済部次長松丸美恵子君。
◎生活経済部次長(松丸美恵子君) お答えさせていただきます。
 3月議会に寺田次長もお答えしておりますけれども,駅周辺には東と西にありまして,私も今回質問があったときに,3月の議事録を見てまいりました。確かに,東口に関しましては,まだ余裕がございました。西口に関しましては,いっぱいの状況でした。次長から私引き継ぐときにも,足らなくなるから早急の対応をするようにということを引き継ぎしてございます。
 現在の状況でございますけれども,東口の駐車場に関しましては,今申し上げましたように3月時点では余裕がありましたけれども,ことしの5月ぐらいから急激に定期利用待機者が発生してございます。西の方の自転車駐車場につきましても,駅に近い方なんですけれども,西に2カ所ありまして,駅に近い方,現在の状況ですと,定期利用の待機者については,自転車が374名,原動機付自転車,ミニバイクですか,そちらにつきましても39名の待機者がいるような状況でございます。それから,少し離れているというか,遠いところ,遠くもないんですけれども,西の大きいところよりも少し離れたところのTXの自転車駐車場につきましても,3月のときには足りていたんですけれども,そちらについても定期利用者の待機者数が現在は発生しております。一時利用につきましても,ことしに入りまして,2回ほど満車になったという状況です。今,議員ご指摘のとおり,このように現在不足している実情でございます。
○議長(又耒成人君) 梶岡博樹君。
◆1番(梶岡博樹君) ありがとうございます。
 3月議会のときに私が寺田次長に質問したときは,その1週間ぐらい前に東口の駅前駐輪場に実際調査に行って,職員の方が今いっぱいだよとおっしゃられたので,何か調べているところが違うのかなと感じております。
 3月議会で,私は,マンションや宅地の建設ラッシュでありますから,後手後手の対応にならないようにと要望いたしましたが,今後の対応はどうなさるんですか,お尋ねいたします。
○議長(又耒成人君) 生活経済部次長松丸美恵子君。
◎生活経済部次長(松丸美恵子君) お答えさせていただきます。
 確かに不足しているような状況から,ことしの4月から,既に首都圏新都市鉄道株式会社に自転車駐車場の増設を要請してございます。
 現在までの経過といたしましては,駅西側のつくばエクスプレス高架下の国道294号から,今ありますTX自転車の駐車場,やまゆり号の待機所の隣の駐車場までを一体的に整備する予定がございます。やまゆり号のバス待機所の問題もありますので,まずは都市軸道路,今,駐車場ありますわきに都市軸道路がありまして,そこのところの植栽帯を自転車駐車場として整備する方向で,道路管理者であります茨城県と協議を行っておるところでございます。西の方に180台,東の方に約190台,合計370台を予定しております。
 確かに足らなくて,皆さん利用者さんに迷惑をかけているのも実情ですので,こちらの植栽帯の方は近いうちに整備できる予定でおります。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 梶岡博樹君。
◆1番(梶岡博樹君) ありがとうございます。
 370台なるべく早急に増設していただければ,随分多くの市民の方が便利になり,助かるのではないかと思っております。
 今,ガソリンが高騰しておりまして,なおかつCO2排出抑制の環境対策として自転車が注目されています。ここへ来て,守谷駅の駐輪場が足りていない,いつ行っても定期利用だけでなく1日利用も満車という状況では,家族に車で送ってもらうしかないのではないでしょうか。朝のラッシュ時には駅前ロータリーで車が大渋滞を起こし,ロータリーから車があふれているという市民の不満もございます。
 東京までつくばエクスプレスを利用して32分,だけど駐輪場の空きはございませんとなると,新しく引っ越してきた人は,半ば詐欺じゃないかなと感じても仕方ないかなと私は思っております。東京駅延伸も可能性があると思いますので,守谷市としては,東京駅延伸も準備万端だよと,自転車駐車場もいっぱいあるよと,そういう状況にしていただいて東京駅延伸もあわせて進めていただけたらと思います。
 加えて言いますと,駅前は,マンションとコインパーキングの駐車場だらけの異常な事態です。これを脱出するためにも,ここはひとつ,駅前の最重要課題という位置づけで,自転車駐輪場を増設していただきたい。守谷市のまさに玄関口の守谷駅前の現状は,先ほど申しましたが,マンションと駐車場しかない異常な事態です。そこにまず危機意識を持っていただいて,せめて駐輪場ぐらいはというのが市民の声です。駅前に駐輪場がないと都心への通勤に不便が生じます。守谷市民は都内への通勤にも便利だということで,第2のふるさととして引っ越してくる方も多いはずです。
 特に少子化が叫ばれている今日では,働きながら子育てできる環境を整備するのが行政の手腕にかかっています。市内では,延長保育を7時までしてくれる保育施設は割とありますが,9時まで延長保育をしてくれるところは一つしかありません。出産しても仕事を続けたいという女性の多い守谷市としては,ぜひともサポートしていただきたいと思っております。
 駐車場とマンションしかない駅前に,ぜひ保育施設や送迎保育ステーション等の誘致や計画の検討を駅前駐輪場の増設とあわせて要望いたしまして,働きやすい守谷市,子育てしやすい守谷市,市民の方が実感できるまちづくりをお願いいたしまして,私の一般質問を終了いたします。
 長時間にわたりご清聴ありがとうございました。
○議長(又耒成人君) これで梶岡博樹君の一般質問を終わります。
 次,通告順位6番,高木和志君,登壇を願います。
 高木和志君。
               〔2番高木和志君登壇〕
◆2番(高木和志君) 通告順位6番,公明党の高木和志でございます。
 通告させていただいております防災対策について,地球温暖化対策について,財政状況についての3点につきまして,順次質問させていただきます。
 最初に,防災対策についてでございますが,「天災は忘れたころにやってくる」と言っていたのは,地球物理学者でもある作家の寺田寅彦とのことですが,今の日本では「天災は忘れぬうちにやってくる」と言いかえる必要があるのかもしれません。
 13年前の平成7年1月に阪神・淡路大震災,平成16年10月新潟県中越地震,平成17年3月福岡西方沖地震,平成19年3月能登半島地震,同じく7月中越沖地震,ことしになって6月14日の岩手・宮城内陸地震,7月24日には岩手県沿岸北部を震源とするM7.2の地震が発生するなど,まだ記憶が鮮明なうちに相次いで地震に遭遇しています。
 そして,先日の平成20年8月末豪雨,行政,政治にかかわる我々は,災害に強いまちづくりに取り組み,安心安全の社会の具体化に全力を尽くさなければならないと思います。
 そこで,9月7日に行われました防災訓練について伺います。
 運営にかかわったボランティアの方,市長を初め職員の方々,大変にご苦労さまでした。私も参加させていただいて,昨年までの訓練とは違い,防災に関するさまざまなことを一度に体験できたことは,私にとってはよい経験でしたが,参加人数がどうだったのか,気になるところでございます。
 4点ほど質問したいと思います。
 なぜ昨年と本年の訓練方法を変えたのか。
 2点目,昨年と本年の参加人数はどうだったのか。
 3点目,来年はどのような訓練方法になるのか。
 4点目,本年の反省点,よかった点等がございましたらば,ご答弁お願いいたします。
○議長(又耒成人君) 総務部長橋本孝夫君。
◎総務部長(橋本孝夫君) お答えをさせていただきます。
 まず,1点のなぜ方法を変えたのかという形ですけれども,今までは各避難所におきまして,避難所の運営等に重点,それから本部の運営という形の中でそういう訓練を主に行ってまいりましたけれども,いざとなったときに,災害が発生した場合,やはり行政だけで対応できるものではございませんし,かねて自主防災組織等も組織をさせていただいてきたところですけれども,ややもするとその自主防災組織も,設立して,なかなか活動がどういう活動したらいいのかわからないと,こういうような実態も出てきたところでございます。
 そういう意味におきまして,今年度の訓練につきましては,その地域におきましていざ災害となったときにリーダーとして活躍していただける皆さん方を少しでも多くつくる,つくるということは変ですが,リーダーとして活躍してもらうことが,いざとなったときにいろいろな意味での軽減をすることができるんだろうと。そういう教訓の中で,今回はそういう地域の防災リーダーを育成するために,文言で聞いてもなかなか実感ではわからないというのが現実だと思いますので,できる限り多くの体験を組み込んだ訓練にすることが一番いいでしょうと。これは守谷の地域防災を考える会等のアドバイスをいただきながら,リーダーを何とか育てたいという形の中で実施をさせていただいたところでございます。
 それから,参加人数でございますけれども,今回の参加人数は,これは受け付けをさせていただいたところでございますけれども,受付簿に記入していただいた中で約600名のご参加をいただきました。そのほかにボランティアの皆さん方等もおりますので,合計では730名ぐらいのご参加をいただいたところでございますけれども,昨年度の比較という話ですけれども,昨年度はあくまでも市内避難所で行っております参集訓練が主でございますので,比較にはならないと思いますけれども,ちょっと私の記憶だけですけれども,昨年は,市民の皆さん方が各避難所に1,500名ぐらいご参加をいただいたと理解をしておりますけれども,訓練内容が違いますので比較にはならないのかなと。
 そういう中で,3点目の来年という話でございますけれども,今回,地域防災を考える会の皆さん方で自主的にアンケート調査をしていただきました。そのアンケートにつきましては349名から回答をいただいたと。600名のうち349名という形で,半数以上からいただいたところでございますけれども,私も当日その中でアンケート回収した内容を見させていただきましたけれども,やはり参加した皆さん方が,今,議員からもお話が出ましたとおり,いろいろな体験をできてよかったという意見が大半でございました。
 したがいまして,この反省を含めまして,ただ,今回の中でも,600名のご参加をいただきましたけれども,近い町内会,下ケ戸町内会とか,松ケ丘1丁目町内会とか,近い町内会では,クリーン作戦を終わって,その後皆さんでこの訓練会場へ来ていただいたということもありますので,場所的に問題はあるかもしれませんけれども,また来年市役所でやるのがいいのかどうか。その地域地域,例えば北守谷団地とか南守谷団地,みずき野とか,そういう形の中である程度場所をかえながら,もちろんそのメニューもそれでいいのかどうかという反省も含めた中でですけれども,そういう形の中で地域をかえることも一つなのかなと。それによって,より多くの皆さん方が体験することができる形になるのかなと。
 それから,ことしの反省点の中で一番私どもありがたかったのは,防災サポーターという形の中で,これは東京消防庁のOBの方たちに今回ガイドという形の中でお願いをしたところでございますけれども,それらにつきましても,アンケートの中身を見ますと,もちろん今まで職業として取り組んできた皆さん方ですので高度な知識と技術を持っている方ですが,そういう方たちが説明をしていただいた中で詳しく理解することもできましたし,こういう皆さん方がいらっしゃるんだなという形の中で安心感をいただいたというものもございますので,そういうものを踏まえながら,今後とも,今回16名という形でしたけれども,もっともっとこういうリーダーの方のご参加をいただいた形の中で,地域のリーダーとして活躍していただける場を今後とも模索していきたいなと感じているところでございます。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 高木和志君。
◆2番(高木和志君) ありがとうございました。
 いかに多くの市民の方が参加して訓練していただくかが最大のポイントかと思います。今回のは,あれはあれでいいと思いますし,いろいろな形があっていいと思いますので,よく検討していただいて,よろしくお願いしたいと思います。
 次に移りたいと思います。
 平成20年8月末のゲリラ豪雨についてお尋ねします。
 お祭りのさなかの豪雨,災害対策本部を設置し,夜を徹しての迅速な対応をしていただき,ありがとうございました。ご苦労さまでした。
 集中豪雨のときの結果報告書をいただき,道路の冠水,床下浸水,通行どめ,車両被害,河川の被害状況は把握できました。下水道,上水道,電気,ガス関係での被害は記載されてなかったのですが,その辺はなかったのか,1点お尋ねしたいと思います。
 もう1点は,今回の豪雨はゲリラ豪雨と呼ばれていますが,雨量はどの程度だったのか,教えてください。
 3点目,現在の排水関係の想定値はどの程度の雨量を見込んで設計されているのか,わかれば教えてください。
 4点目,今後の豪雨対策はどのように考えているのか。
 以上4点,お答えしていただければと思います。
○議長(又耒成人君) 総務部長橋本孝夫君。
◎総務部長(橋本孝夫君) お答えをさせていただきます。
 今,電気,ガス,水道等のライフラインでございますけれども,特に電気ガス等につきましては,私どもの方で被害があったという報告は受けておりません。
 ただ,下水道でございますけれども,最初に雨量から申し上げた方がわかりやすいと思いますけれども,守谷市で当日1時間に52ミリ,夕方の6時50分から7時50分の1時間で52ミリという記録がなされております。1日で117ミリという形でございます。
 こういうような雨量に伴いまして,下水道につきましては,守谷のサービスエリアがありますけれども,市内からサービスエリアを経まして処理場に至るわけですけれども,サービスエリアの横に汚水管が入っているわけですが,そこが守谷市内で一番低い地域でございますので,以前もマンホールのふたが水圧で飛んでしまったという経緯がございますので,そのときにマンホールのふたが飛ばないようにという形の中でコンクリートで固めてそういう対応をしたところでございますけれども,今回につきましては,マンホールだけでなくて,下を固めたものそのものが水圧によって飛んでしまった,そういう被害が出ております。それによりまして汚物が一部水田等に流れ込んでしまったと。こういうような市民の皆様方にご迷惑をおかけしたという状況でございます。
 それから,排水という形でございますけれども,今回,特に先ほど申し上げましたとおり1時間に52ミリというものがありましたけれども,気象庁が出します大雨注意報なり,大雨警報なりというのはどうなっているのかと思って,私も調べてみたところなんですけれども,水戸地方気象台にそれぞれの自治体の一つの基準が定められております。これは各自治体によって地形なり位置等が違いますからあれなんですけれども,水戸地方気象台が定めております守谷市の基準は1時間70ミリ,これで大雨警報が出される基準になっております。
 ただ,現実的には,市町村ごとに警報を出すわけではございませんので,県内5ブロックぐらいで出しますので,守谷市の場合,県南地域で出されます。そのときに茨城県南で一番緩い警報の基準値は牛久市の3時間で80ミリ,3時間で80ミリ降る予定になりますと大雨警報が発令される,こういう一つの基準になっております。
 したがいまして,3時間で80ミリですから,1時間30ミリ弱で大雨警報が出されるという形になっておりますけれども,我々も,今回のような形の中で,排水とかそういう能力につきましては,かなりの基準で,100年一とかそういう形の中で,あくまで設計上は実際に行っているところでございますけれども,我々もこれまでの経験の中でこんなに雷でこれだけの雨量があったという記憶がない。これは守谷市だけではなくて,ことしのゲリラ豪雨というような形で言われておりますとおり,異常気象なのかどうかわかりませんけれども,実際に対応できなかったというのが現実でございます。
 そういう形の中で,今後の対策になりますけれども,今回の反省の中で,土曜日で,しかもフェスタもやっていたという形の中で,かなり短時間の中でザアーッと降ってきたというものがありまして,職員の招集もなかなか間に合わなかったという状況もございます。そういうものも含めまして,9月3日に市長を初め幹部会議を開きまして,今後の対応という形の中で協議をさせていただきましたけれども,今までですと,先ほど申し上げましたけれども,こんなに雷で雨量があるということを想定しておりませんでしたけれども,今後の形の中ではこれを一つのいい教訓としまして,先ほど申し上げました大雨警報なり,洪水警報を,今までですと,余り発令されても,一つの基準としましては連絡要員は参集する形になっておりますけれども,なかなかその大雨警報が発令されたかどうかというものを,執務時間中ですれば,当然パソコンあければすぐわかりますけれども,そういう反省点を含めまして,常時勤務しております消防署の方に,その警報が発令された場合にはまず第一報を総務課長の方に入れてくださいと。総務課長の方から私のところに当然連絡入りますので,警戒体制とるまでは私の判断で対応することになっておりますので,消防署から必ず連絡が入るような形のシステムを消防署とつくり上げました。それをすることによりまして,今回,私どももフェスタの会場から市役所へ来るのにさえ,なかなか交通が渋滞してしまいまして相当の時間を要した。職員なんかですと,294が動かないので戸頭から被災地の奥山まで歩いて来たと,そういうような状況でございますので,そういうようなものを含めまして,連絡体制を早期にするような体制をつくり上げました。
 それから,先ほど申し上げた3日の対策会議の中で,ある程度お金はかかったにしても,そこにお住まいの皆さん方にこれからずっとそういうご心配をおかけするというのは非常に問題でありますので,もう1回その施設面,例えば排水が本当にそれしかとれないのかどうか,もう一度周辺を含めまして確認してくださいと。その現況をきちっと把握しないと,どこまで排水側溝を延ばしていけば,当然低いから排水が困ってしまいますので,どこまで延ばしていけば,それを何百ミリで延ばしていけばそちらでのみ込めるのかまで含めて,もう一度周辺を含めた形の中で範囲を広げて現況を確認しましょうと。それをもって対策費がどのぐらいとれるかというものを検討しましょうと。
 それから,もう1点,今回の反省の中で,先ほども申し上げましたとおり,職員が来るのに遅かったというおしかりも十分いただいたところでございますので,やはり職員も参集するのに時間もかかりますし,全部そういうような対応,本当に一時期に集中してまいりますので,なかなか職員でそこに行くだけの要員確保するというものは非常に難しい部分もありますので,初期的にできるものはその周辺の皆様方で対応していただくことが一番一番だと思います。
 例えて申し上げますれば,市役所でも,台風なんかが近づいたりしますと,道路のパトロールをしまして,グレーチングの清掃をしたり側溝のすき間の清掃をするんですが,実際に台風なり今回みたいな豪雨のときは,雨水と一緒にごみが流れてきちゃうんですよね。ですから,前もって清掃しておいても,当日の雨水でごみを一緒に持ってきてしまいますのでグレーチングをふさいでしまう,これが現実でございます。したがいまして,職員が行きまして,グレーチングの場所なんかを当然理解している職員がそこに向かうわけですけれども,そのグレーチングのごみをさらっただけでも相当排水ができるというのが現実にございます。
 したがいまして,こういうものにつきましては,今後とも市民の皆さん方にご協力いただきますれば,それだけ自分の家への被害が軽減できますので,こういうものにつきまして,周知,ご協力をお願いしていきたいと思っておりますし,既に,バッティングセンターのニコルというところがありますけれども,あの裏には,我々でできることは我々でやりますよという形の中で,その反省を含めまして,バリケードなり土のうを150袋,これを地域の皆さん方にお預けをして,初期の活動としてはそういう形でお願いしたいという形の中で,地域の皆さん方も,我々も当然やりますよという形の中で快くお引き受けをいただいたという点がございますので,こういうような活動も広げていきたいなと考えているところでございます。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 高木和志君。
◆2番(高木和志君) 具体的にお聞きしたいのですが,薬師台7丁目5番地,今回,床下浸水ということで把握されている部分でございますけれども,以前から住民の方より改善要望があって聞いておるんですが,具体的にそこに関して言いますと,どういう対策が考えられるんでしょうか。
○議長(又耒成人君) 総務部長橋本孝夫君。
◎総務部長(橋本孝夫君) 薬師台7丁目につきましては,公団・北守谷団地の外周に近いところでございまして,周辺の中で一番低い地域でございます。ここは住宅公団の区域内でございますので,なぜこういうような形になったのかなと私どもも疑問を持っている部分もありますけれども,その雨水排水を今の能力でははけないというのが現状でございます。したがいまして,それをどこまで引っ張っていけるのかな,その流量をのみ込めるのかなと。ただ単にグレーチングの数をふやしてという形でありますれば,それなりに幾らでも対応することはできますけれども,恐らくそれでは対応できないんだろうと,今思っております。どうしても低いので,そこに集まる雨水を何らかの形で,例えばそこへ来ます途中のものを,例えばそこにグレーチングを入れてほかに導いて入ってくるものを少なくするとか,総合的な形の中でそういう対策を講じないといけないのかなと。
 先ほども申し上げましたとおり,そういうものを含めまして,今,調査にかかっておりますので,今週も台風の心配があるところでございますけれども,そういう形の中で今後検討させていただきたいと思っております。
○議長(又耒成人君) 高木和志君。
◆2番(高木和志君) 平成19年度まで雨水貯留槽設置補助金制度というのがございました。資源の活用を促進するための補助金制度でした。平成15年から19年までの5年間で実績が28件,もっともっと宣伝をしていただき,各家庭に1個を目標に設置できれば,豪雨のときの調整池のかわりにもなるのではないかと考えられると思うんですけれども,もう一度,資源の活用と防災対策のため,雨水貯留槽設置補助金制度を復活させてはどうかと思いますが,どうでしょうか。
○議長(又耒成人君) 総務部長橋本孝夫君。
◎総務部長(橋本孝夫君) 雨水貯留槽の大きさにもよると思いますけれども,通常,補助金を出しております貯留槽ですと,家庭の中で雨水を集めた場合,恐らく10分あれば満杯になっちゃうかなと。この前みたいな豪雨ですと,恐らくそんなにかからないで満杯になっちゃうと思います。ただ数が,どこの家でも数つけるという形になれば,当然のことながら2万世帯に貯留できるという形になれば相当の量になりますので,これは効果を発揮することは事実だと思いますけれども,現実的には,そういう災害対策という形になりますると,限られた数という形になりますと,その効果というのはどうなのかなと。
 今,計算もしていない雑把な答えで申しわけないですが,そんなふうに感じているところでございます。
○議長(又耒成人君) 高木和志君。
◆2番(高木和志君) ぜひ進めていただきたいと思います。一応ご提案をしておきます。
 次に進みたいと思います。
 今後の防災対策についてお尋ねします。
 8月31日の読売新聞に,全国の世論調査の記事がございました。住んでいる地域で大地震が起きるのではないかと不安を感じるという人は75%,4人のうち3人が不安を感じています。一人一人が対策をとることは被害を減らすことにつながると思う人は90%,ほとんどの人が一人一人の対策が大事と感じております。
 よい例として,岩手県沿岸北部地震のとき,震度6強を記録しながら住宅の全壊がなく死者も出なかった,被災地は過去たびたび大地震に見舞われており,建物の耐震化や被害を小さく食いとめる工夫が広まっていたとのことです。
 一方で,2008年度版防災白書では,地震などの災害に対する国民の関心は高いものの,それが防災行動に結びついていない点を指摘しています。内閣府の調査では,地震に備えて家具などを固定している人は全体の24.3%しかないとのことです。
 守谷市の場合,家具などを固定しているのはどの程度なのか。先日の防災訓練のときのアンケート調査の集計ができていましたらば,教えていただきたいと思います。
○議長(又耒成人君) 総務部長橋本孝夫君。
◎総務部長(橋本孝夫君) 今,ちょっと申しわけございません,先日のアンケート結果,集計でございますので,少しお時間をいただきたいと思います。
○議長(又耒成人君) 高木和志君。
◆2番(高木和志君) では,大事な集計結果になると思いますので,よろしくお願いいたします。
 大地震に備え国や自治体に力を入れてほしい対策では,1番,非常用の飲料水,食料の備蓄,これが68%,2番,被災者の避難施設の確保が48%,3番,安全な避難経路,避難場所の確保,これが47%の順になっております。
 守谷市においては,それぞれ確保されているところでございますが,気になりますのは,人口の1割が推定避難人口として食料備蓄等を行っております。人口の1割が推定避難人口とする根拠があれば,教えていただきたいと思います。また,平成11年度の推定避難人口として備蓄をしているとのことですが,最新の人口で備蓄すべきと思いますが,なぜできないのか。この2点お尋ねします。
○議長(又耒成人君) 総務部長橋本孝夫君。
◎総務部長(橋本孝夫君) 避難人口1%という形で想定をさせていただいているところでございますけれども,これは過去の震災の例を教訓としまして1%というものを想定しているわけですけれども,先ほど住宅の問題が話されましたけれども,東北地方で住宅の倒壊がなかったというご報告がありましたけれども,住宅につきましては,構造上,倒壊しやすいものと丈夫なものございます。もちろん東北地方につきましては,冬の豪雪に耐えるために,柱,はり等も太いものが利用されているという現状でございまして,その反面,屋根が重いと,地震につきましては下は当然のことながら弱くなります。したがいまして,豪雪地帯ですと,そういう雪対策を含めた形の中で家屋構造が非常に強いものになっていると。それから,南に行きますれば,日本は夏場湿気が多いものですから,どうしても開放感を求めるという形の中で,例えばふすまの部分とか,いろいろな部分で解放感を求めますので,どうしても壁の部分が少なくなる。そういう形の中で弱くなるわけですけれども,そういうようなものを含めますと,本当に1%でどうなのかなという問題はありますけれども,そういう形で1%という想定をさせていただいて,備蓄品でございますけれども,備蓄品につきましてはそれぞれ賞味期限等がございますので,もちろん賞味期限のないものもございますけれども,そういうものにつきましては,賞味期限前に,1年ぐらい前に,この前の防災訓練のときにも使わせていただきましたけれども,市民の皆さん方にPRを兼ねて交換するというシステムをとっておりますので,人口の伸びになかなか追いつかないという部分がございますけれども,今後ともできる限り確保していきたいと考えております。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 間もなく5時になろうとしておりますが,このまま高木和志君の一般質問を続行したいと思いますが,よろしいでしょうか。
              〔「はい」と呼ぶ者あり〕
○議長(又耒成人君) それでは,引き続き一般質問を続行いたします。
 高木和志君。
◆2番(高木和志君) 急ぎます。
 大地震が起きた場合,住んでいる自治体や地域の警察,消防,医療機関が住民の安全確保や生活支援に十分対処できると思うかを聞いたところ,対処できるは44%,対処できないは51%の過半数を占めました。大地震発生時の住民対応について,ふだんから十分な情報を提供していると思うかと聞くと,提供しているは36%,提供していないが61%になっています。住民が強い不満を抱いていることが明らかになっております。自治体にとっては大変厳しい数値が残っております。
 防災は,公助に加え,自助,共助が組み合わされるとよい実効性を上げることができると思います。地域の防災を担う消防団員の減少や高齢化も懸念され,社会環境の変化などで担い手不足が地域の防災力の低下を招いていることも明白です。女性の参画促進や,地域の防災活動と住民や企業との接点をふやし,地域が助け合う体制をつくることも必要です。地域防災力の向上は,互いに顔の見える地域社会をつくることでもあります。
 守谷市において,防災士の資格を持った方がどこの地域へ行ってもその地域の防災の核となっていただけるような状況になればと思いますけれども,過日,総務常任委員会で研修に行かせていただきました栃木市においては,職員が全員防災士の資格を持っていて,地域の核になっていこうと頑張っております。本年度からは,一般住民にも声をかけております。
 資格を取得するためには,3日間の養成講座を受けて6万1,000円の費用がかかるとのことでしたが,市独自の企画をし,カリキュラムの許可を受けることによって1万円程度で防災士の資格取得が行えるとのことでした。常任委員会からも要望が出ていると思いますが,ぜひ守谷市として半額程度の負担をして推し進めていただきたいと思いますが,どうでしょうか。
○議長(又耒成人君) 総務部長橋本孝夫君。
◎総務部長(橋本孝夫君) お答えをさせていただきます。
 防災士につきましては,今,議員からありましたとおり総務委員会からも要望を受けておりますけれども,来年度の予算要求の中で,今ありました半額程度の補助をできるような形にしたいなと。
 どのぐらいの人数がいらっしゃるのかというのが今わからない部分がありますので,最初は,場合によっては存目程度になってしまうかもしれませんけれども,募集した中でたくさんのご要望があれば,それにつきましては補正なり何かで対応を考えたいと思います。
 それから,今,議員,1人1万円ぐらいというお話があったようですが,私ども見ますと,6万円程度の費用がかかるという話もございますので,どういう形にすればそれが半減できるのか。その辺の検討も含めながら,来年度の中で予算措置をしたいと考えております。
○議長(又耒成人君) 高木和志君。
◆2番(高木和志君) よろしくお願いしたいと思います。
 防災訓練のときにいただきました資料の中に,災害時応援協定一覧がございました。その中に,守谷郵便局との協定,締結日が平成12年9月5日となっております。平成12年は郵政省時代だと思いますが,現在は株式会社になっておりますが,協定書の再締結はされたのでしょうか,もしくは必要がないのでしょうか,お尋ねしたいと思います。
○議長(又耒成人君) 総務部長橋本孝夫君。
◎総務部長(橋本孝夫君) その協定書,改めて結んだという記憶がございませんので,当時の結んだものにつきまして,そのまま読み込めるのかどうか含めまして検討させていただきたいと思います。もし必要だったらば,改めまして協定を結ばせていただきたいと思います。
○議長(又耒成人君) 高木和志君。
◆2番(高木和志君) ぜひお願いしたいと思います。
 協定一覧を見ますと,ほとんどが近隣市町村または近隣企業ですが,一つだけ,遠方の神奈川県南足柄市と,平成17年7月に災害時相互応援に関する協定が締結されています。災害時に相互に必要とする食料や生活必需品,応急復旧資器材の提供,職員の派遣などに関することとありました。今までに南足柄市と具体的な訓練等を行ったことがあるのでしょうか。また,いざというときのそういうマニュアル等は設置してあるのでしょうか,お尋ねします。
○議長(又耒成人君) 総務部長橋本孝夫君。
◎総務部長(橋本孝夫君) 南足柄市とは,同じ市内にアサヒビールがあるという形の中で相互応援協定を結ばせていただいているところでございますけれども,守谷市の総合防災訓練のときに,本部訓練昨年まで実施しておりましたけれども,そのときには当然南足柄市と相互に連絡をとりまして,例えば守谷市がきょう防災訓練やりますというときには,南足柄市でも,ここへは来ませんけれども,向こうの市役所にいていただいて,守谷市からそういう形で応援お願いしますとか,そういう訓練までは含めまして対応させていただいているところでございます。
○議長(又耒成人君) 高木和志君。
◆2番(高木和志君) 9月2日に大川先生の災害時支援のあり方の講演を聞かせていただきました。ありがとうございました。大変勉強になりました。
 そこに,避難所におけるマニュアル作成とか,コントロールタワーが必要ですとか,避難所生活する上での配置をどのようにするか等,避難所におけるキーワードがいろいろあったかと思います。これらは避難所別に作成する必要があると思いますが,具体的作成計画はあるのでしょうか,お尋ねします。
○議長(又耒成人君) 総務部長橋本孝夫君。
◎総務部長(橋本孝夫君) 市長の方から,講演会終わりましてすぐに指示が出されております。各避難所によってそれぞれ構造とかそういうものも違いますので,少なくともその避難所のレイアウトをきちっと前もってつくれというような指示が,講演会終わりましてすぐに出されておりますので,そういう形で進めさせていただいております。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 高木和志君に申し上げます。質問等については,集約して質問をお願いいたします。
 高木和志君。
◆2番(高木和志君) では,次の質問に移らせていただきます。
 わが街の地球温暖化対策についてということで,過去最多の22カ国が参加した北海道洞爺湖サミットは,7月7日から9日に開かれて,合意した宣言の主なポイントは二つございます。1点目が,2050年までに世界全体の排出量の少なくとも50%削減を達成する目標を国連の気候変動枠組みの条約締結国と共有し採択することを求める。2点目が,2022年から30年ごろの中期目標に関しても米国を含むG8各国が国別総量目標を設ける。
 地球環境問題は,文明社会に生きている我々にとって最重要に取り組まなければならない課題であり,そのためには,温暖化防止へ家庭,オフィス,学校など自治体を挙げての地道な取り組みが何よりも大切であり,その積み重ねが温暖化の原因である二酸化炭素などの排出を抑制し,低炭素社会への進むただ一つの道であると確信します。
 守谷市役所におかれましては,昼休み時間の消灯,クールビズ,ウオームビズの推進,冷房時28℃,暖房時20℃の空調設定,職員のノーマイカーウイークの実施年2回,ハイブリッド車の出張用公用車への活用,ガラス窓への断熱シートの張りつけ,マイはし活動などに取り組んでいるとございました。
 地球温暖化対策の推進に関する法律に基づき,都道府県及び市町村は,その事務及び事業に関し,温暖効果ガスの排出量の削減のための措置に関する実行計画を策定するものとされているとともに,京都議定書目標達成計画を勘案し,その区域の自然的社会的条件に応じて温室効果ガスの排出抑制等のための総合的な計画,地域推進計画の策定及び実施に努めることとされております。要するに,実行計画書を作成しなさい,地域推進計画書の作成に努めなさいということでございますが,環境省は,今月2日,平成19年12月1日現在で実行計画及び地域推進計画の作成状況について調査結果を公表しました。この中で,特にすべての地方公共団体に策定が義務づけられている実行計画については,都道府県,政令指定都市,中核市及び特例市では全自治体が策定しているものの,特例市より規模の小さい市町村では約44%の策定率になっております。
 守谷市の実行計画の作成状況はどうなっているのでしょうか。地域計画の作成予定はどうなっているのでしょうか。2点お伺いいたします。
○議長(又耒成人君) 生活経済部長下村文男君。
◎生活経済部長(下村文男君) お答えいたします。
 まず,ご指摘の実行計画でございます。守谷市の地域省エネルギービジョン,これは平成16年につくってございますけれども,それの実行計画はまだ作成してございません。
 本年度,その実行計画作成に向けまして,仮称でございますけれども,省エネ対策実行委員会なるもの,これは市民が中心となった組織で行いたいと考えておりまして,人数的にもまだはっきりはしていないんですが,七,八名程度が理想かなと考えておりまして,そういったものを結成して,平成21年度来年度にはその実行計画なるものをつくりまして,それをさらに推進を図っていただくというふうに考えているところでございます。
 以上です。
○議長(又耒成人君) 高木和志君。
◆2番(高木和志君) 早急に作成していただければと思います。
 洞爺湖サミットを偉足らしめるためには,市民が身近な生活現場で実践できる具体的な市民活動計画を確立し,実践していくことは時代の要請であると思います。市長の認識と対応を伺いたいと思います。
○議長(又耒成人君) 市長会田真一君。
◎市長(会田真一君) 市全体で,これは国の話だと思うんですけれども,地球温暖化,CO2の削減ということはみんなで考えていかなければならないと思います。
 今,ノーマイカーデーだとか,いろいろ市でやれることは,庁舎の中でやれることは一生懸命やっておりますけれども,一つ市全体で,まだはっきりはわかりませんけれども,なるべくそうしたいなと思うのは,車を減らしていきたいと思います。市全体をバスで移動できるような方法を考えられないかなと。今,やまゆり号がありますけれども,これをもっと数をふやして,これは市民の皆さんにも協力をいただかなければいけませんけれども,なるべく公共交通機関ということで,やまゆり号,あるいは路線バスを使っていただいて市内を移動していただくというふうなことを考えていきたいなと思います。
 できるだけ車での移動ではなくて,そういう公共交通機関での移動をお願いをして,市全体で少しでもCO2の削減に寄与できればということを考えていきたいと思っていまして,今,その検討をしているところでございます。
○議長(又耒成人君) 高木和志君。
◆2番(高木和志君) よろしくお願いします。
 洞爺湖サミットに連動した七夕ライトダウンには,全国で7万6,000施設が参加し,クールアースデーに温暖化防止の願いを込めました。環境省によると,今回のキャンペーンによって,午後10時までの2時間で122万キロワットの消費電力が削減され,475トンのCO2削減効果があったといいます。
 守谷市では,クールアースデーの取り組みはどうだったのか,お伺いしたいと思います。
○議長(又耒成人君) 生活経済部長下村文男君。
◎生活経済部長(下村文男君) お答えいたします。
 守谷市としてのクールアースデーの取り組みでございます。これは,国の地球温暖化対策推進本部におきまして,毎年7月7日をクールアースデーということで決定されまして,市としての取り組みは,県からの呼びかけがありまして,ことしは6月21日に該当になりますけれども,夏至の日,それと7月7日の午後8時から10時をライトダウンすることを,これは県からの呼びかけが6月18日付ということから,広報とかでの周知がなかなか間に合いませんでしたので,一つとしては各公民館へチラシを貼付させていただいたこと,それから職員へは庁内の掲示板でそれぞれ周知を図って協力をいただいたということです。
 このライトダウンでございますけれども,公共施設のライトアップや看板,街灯などが対象ということでしているものでございます。市としては,各個人や商店の方にもご協力をいただけることをお願いしていきたいなと思っているところでございます。
○議長(又耒成人君) 高木和志君。
◆2番(高木和志君) ぜひクールアースデー取り組んでいただき,7月7日の単なるセレモニーとしての一過性のものにしないで,できれば日常的にそういったことができるようにしていただければと思います。
 全小中学校の児童生徒が,総合学習で各学校ごとに地球に優しい環境活動に取り組んでいるところでございます。活動を通して,2007年度の小中学校水道電気料金の総額が,過去3年平均に比べて,約1,180万円も節約することができるなど大きな成果を上げたといいます。
 このうち,ある小学校では,節電節水に取り組んだ5年生を中心に「地球戦隊節電ジャー」と「地球を守るウオーターキッズ」を編成し,教室の消灯などを全校に働きかけたり,使った分の電気料と金額が表示される測定器を家庭に持ち帰り,電気製品の待機電力調査をしたりしました。また,節水では,鉛筆一本の太さで水道を使いましょうと呼びかけました。こうした取り組みが,児童の家庭にも広まる効果もあったといいます。
 守谷市のあすを担う子供たちの学校現場での節電節水への取り組みは,児童の各家庭への広がりも期待できます。守谷市における環境教育の取り組みについて,お伺いしたいと思います。
○議長(又耒成人君) 生活経済部長下村文男君。
◎生活経済部長(下村文男君) 議員ご指摘のとおり,各小学校といいますか,子供たちにもそういった意識を持っていただくのがよろしいかと思います。
 市としても,これまでも行っておるんですが,環境推進啓発ポスターということで,こういったコンクールを行っております。市の方で,我々なんですが,ある程度の作品をいただきまして,それを審査しております。県の方へも提出しているようなことをやっております。こういったことを行うことで,子供たちにも意識の向上が図られるのかなと。そういった地道な行動から行っていきたいなと思っております。
 以上です。
○議長(又耒成人君) 高木和志君。
◆2番(高木和志君) 一昨日のNHKを見ていましたらば,牛久市のゴーヤ,緑のカーテンですかね。あれをニュースで言っていまして,昨年度と比べて30%の効果がありましたというようなことを発表されていました。我が守谷市においても,やっているのはわかるんですけれども,もっともっとやった方がいいのかなという感じがしましたものですから,一応要望だけ申し上げたいと思います。
 では,次に進みたいと思います。
 財政状況の現状についてお伺いいたします。
 決算報告書を見ますと,公債費負担比率については,平成18年度決算時では15%,財政運営上の警戒ラインでございましたが,平成19年度決算においては13.3%と改善され,健全でございます。実質収支比率は8%から9.1%,これも行政評価等のさまざまな努力の効果があらわれているのかと思います。これも健全である。また,この効果を利用して繰上償還を行っているのかなと思います。
 公債費比率が14.8%から13.3%と改善は見られるのですが,この指標は10%を超さないのが望ましいとされていますので,公債費比率に関しましては健全でないという評価になると思います。しかし,実質公債費比率は17.4%から14.5%,これも改善が見られ,指標内におさまっておりますので健全であると見えます。
 公債費比率が健全でない,実質公債費比率が健全である。言いかえると,一般会計は健全でないが,特別会計等の負債分を入れると健全になるということだと思います。ということは,一般会計は借金のし過ぎであり,特別会計はもう少し借金ができる余地があるのかなということになるのでしょうか。また,実質公債費比率には一部事務組合の負債分も含まれているのでしょうか,お尋ねいたします。
○議長(又耒成人君) 総務部長橋本孝夫君。
◎総務部長(橋本孝夫君) お答えをさせていただきます。
 一般会計と特別会計の方で,特別会計の方がもう少し借金をする余裕があるのかという形ですけれども,特別会計の場合ですと,借金をするというのは,駅周辺の区画整理事業を除きますれば,主に上下水でございます。これは今までのものの中で,当然のことながら上下水道は企業会計でございますので,使用料をもって賄うというものが原則でございますので,当然借金をしないで事業運営ができるというのが好ましい姿だと思っておりますけれども,必ずしも借金する余裕があるという形ではなくて,健全経営をしているのかなと。
 ただし,どうしても耐用年数が来たときには,また改めて大きな借金をする可能性というものがありますので,そういう意味からいきますれば,借金はなくて,ある程度民間でいいます償却ですね。これらを減価償却していって,そのお金をため込んでおいて,更新が必要な場合にはそれを充てるというものが正しい見方なのかなと感じております。
 それから,実質収支比率という形の中で言っておりますけれども,今回の中で,どこを見ての実質収支比率なのかわかりませんけれども……。
              〔「最後の」と呼ぶ者あり〕
◎総務部長(橋本孝夫君) 最後の……これらにつきましては,一部事務組合まで含んでいるかどうかにつきましては,ちょっと確認をさせていただきたいと思います。
 それから,先ほどの防災関係のものにつきまして回答を保留させていただきましたものにつきまして,まず回答させていただきますけれども,家具取りつけの対応,守谷市の状況でございますけれども,24.7%とお示しになりましたけれども,今回のアンケートの中では,41.26%の方が対応しているという回答をいただきました。これは当然集まってくる方がそれなりに認識のある方ですので,一般市民トータルでここまでしているかという形になりますと,ちょっとそれは把握できておりません。
 それから,郵便局の関係でございますけれども,19年6月26日に日本郵政公社の守谷郵便局長から,10月1日から新たな会社になりますけれども,それらにつきましては承継をさせていただきますという形の中で,公文で市長あていただいているところでございますので,それをもって引き継いでいるというふうに理解をさせていただきたいと思います。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 高木和志君。
◆2番(高木和志君) 一般会計,特別会計等を含めた財政状況は良好,一般会計のみを見た場合は良好でないということは,一般会計が良好であれば,特別会計等の負債を良好な負債をすることによって料金等の値下げができるのではないかと思うのですが,そういうことではないんでしょうか,ご質問します。
○議長(又耒成人君) 総務部長橋本孝夫君。
◎総務部長(橋本孝夫君) これは企業会計の考え方でございますので,当然のことながら企業会計の方の経営状況がよければ値下げとかそういう可能性についてはあると思いますけれども,それらの考え方につきましては,上下水道事務所長の方からお答えをさせていただきます。
○議長(又耒成人君) 上下水道事務所長染谷精一君。
◎上下水道事務所長(染谷精一君) お答えいたします。
 今の質問でございますけれども,まだまだ値下げという話は,大分老朽化が,25年以上もたっていますので,現在のところ考えておりませんけれども,今後検討していきたいなと思っているところでございます。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 高木和志君。
◆2番(高木和志君) 料金下げるという話は,本当に最近すばらしい話だと思いますので,ぜひご検討願いたいと思います。
 守谷市の財政計画における収支計画の第2回見直しの資料をいただきました。平成25年度になっても公債費比率が11.4%と10%を超えているのは,財政計画としてはおかしいと思うのですが,どうでしょうか。
○議長(又耒成人君) 総務部長橋本孝夫君。
◎総務部長(橋本孝夫君) お答えをさせていただきます。
 これらにつきましては,今まで何回となく申し上げてまいりましたけれども,公債費,借金ですね。借金につきましては,守谷市のインフラ関係を中心に,それと義務教育施設,こういうものに借金を充ててきたということは事実です。
 そして,1人当たりにつきましても,以前よりはかなり下がっておりますけれども,他自治体と比較しましても多い自治体であることは間違いありません。それは,関公費という形の中で,公共施設関連の,当時の住宅・都市整備公団と三井不動産によります立てかえ,これは当時の小さな町ですから,学校等を一遍に整備するだけの財政的なものはありませんので,国庫補助金とかそういうものが出るまで立てかえをしていただきます当時の5省協定,大蔵省とか建設省とかそういうものでございますけれども,そういうのに基づきまして借り入れたものが多く残っているということは事実でございます。
 ただ,今,ありましたとおり,好ましいのは当然のことながら借金,公債費比率が少ない方がいいことは間違いない話でございますけれども,前にも申し上げておりますとおり,今現在の市民ですべて負担するものがいいのか,将来お住まいになる方も含めて負担するのか妥当なのか,これらにつきましてのそれぞれの問題はあろうかと思いますけれども,10%を切らないという形の中でも15%を切っているという形の中であれば,財政的には私は問題ないというふうに理解をしております。
 以上でございます。
○議長(又耒成人君) 高木和志君。
◆2番(高木和志君) 決算報告書の行政目的別老朽化率を見ますと,施設全体の老朽化率は39.4%であるが,農林水産費88.5%,消防費86.3%と,あと五,六年で耐用年数が来るのかなと思ったんですが,収支計画書に平成24年,25年にその施設の建設を考えないといけないのかなと思ったんですが,どのような扱いになるのでしょうか。
○議長(又耒成人君) 事前の打ち合わせはしていますか。
 ちょっと時間をいただきたいそうです。
 高木和志君。
◆2番(高木和志君) もう1点,財政調整基金残高10億円確保との目標が掲げられております。平成19年度見直しのとき,平成24年度の財政基金残高約12億円,平成25年度の財政調整基金残高10億円,今回の見直しで,それぞれ約20億円,18億円と当初目標より大幅にオーバーしております。今後,市税等の動向が変わることや,新たな行政需要への対応が必要となることが考えられるため,今後も厳しい財政状況が続くとらえていかなければなりません,とありました。
 当初計画の10億円は,そのような厳しい財政状況を加味しての基金残高10億円の目標ではなかったのでしょうか。計画的に何かに振り向けた方がよいのではないのでしょうか。
○議長(又耒成人君) 総務部長橋本孝夫君。
◎総務部長(橋本孝夫君) お答えする前に,先ほどの実質公債費比率につきまして答弁をさせていただきますけれども,これは一般会計で負担すべき公債費,一部事務組合の借入金,これらにつきましても,案分によりまして守谷市が負担すべき公債費につきましては算入されているというふうにご理解をいただきたいと思います。
 それから,今の財政調整基金でございますけれども,財政調整基金,これも今どこの自治体でも少なくなっておりますから,いろいろな議論がありますけれども,ただ単に多いのがいいのか,少ないからまずいのかという問題がよく言われますけれども,当然,税金という形でいただいておりますので,もちろん必要以上に積み立てておくべきものではないと思います。その年度に税としていただいたものですから,できる限りそれを市民の皆さん方に還元するというのが,これは一つの考え方だと思います。
 その中でも,一つの考え方として,今,守谷市の標準財政規模が100億円ちょっとでございますので,よく言われますのが,非常災害等が起こった場合にも全然ゼロでは対応できませんので,10%くらいが妥当なのではないですかという形の中で,10億円という数字を出させていただいているところでございますけれども,今回の見直しの中で財政調整基金が多くなっておりましたのは,もろもろの見直しをさせていただいた中で,特に税収がここ伸びが大きかったと。これは税源移譲の問題もありますけれども,税収の伸びが大きかったという形の中で,24年度末で20億5,700万円,25年度で17億9,000万円という数字が出ております。
 ただ,この数字の中では,今,本当に5年先の事業そのものが見えるかというと,必ずしも全体像が見えている話ではないと思っております。したがいまして,住民の皆さん方からの要望によって,今は想定されていないけれども新たな事業に取り組んでいくものが当然のことながら出てくると思います。ですから,今,数字上はこういう数字で出ておりますけれども,新たな事業に取り組むという形になれば当然これが減ってくるだろうと。しかし,逆を言うと,このぐらい計算上出ていないと新たな事業に取り組めないと。もちろん今やっている事業を,市長も何とかやめるものはないのかという形の中で,何かをやめないと新たなものに取り組めないというものもありますけれども,そういう形の中で税収等を含めた形の中でこういう結果としていい状況になっておりますけれども,毎年毎年見直ししていきますと,実質的には,今の数字ですと20億円というのがあったけれども,24年度になったときに果たして20億円残っているかというと,かなりこれからの事業選択で厳しい選択をしないと,この20億円というのは残っていないのかなと理解をしているところでございます。
○議長(又耒成人君) 高木和志君。
◆2番(高木和志君) これからの推移を見ていきたいと思います。
 次に,最後になりますけれども,財政状況の公開についてご提案したいと思います。
 現在,守谷市のホームページに財政に関するさまざまな資料が公開されています。「わかりやすい財政状況」とのタイトルで,ポイントで見る守谷市の台所事情を公開しています。それはそれで非常によいと思いますが,市民の方はまだまだ守谷市の借金についての認識が十分されていないのが現状かと思います。何年も前に聞いた話が,今でもそのイメージがそのまま残っている状態が続いております。
 そこで提案したいのが,ホームページでの借金時計の公開です。借金時計は,一般会計と特別会計を合わせた起債残高,その起債残高の市民1人当たりの額,一般会計の起債残高,その起債残高の市民1人当たりの額,年間の返済額を1秒当たりの返還額に割り返して,1秒ごとにその残高が減るような仕組みですね。そういうちょっと遊び心も加えてホームページに公開すれば,より現状,守谷市の財政状況を,市民も一目見て,今,借金幾らあるんだというのがわかるようなものをつくっていただければと思うんですが,いかがなものでしょうか。
○議長(又耒成人君) 総務部長橋本孝夫君。
◎総務部長(橋本孝夫君) 財政用語は専門用語が多くて,職員でさえもわからない,わかりづらいというのが現実でございます。
 そういう中におきまして,今ご紹介ありましたけれども,ポイントで見る守谷市の台所事情というような形の中で,そのままの形の中ではなかなか理解できないだろうということで,500万円の家計というような形で知恵を絞ってつくり上げたところでございますけれども,それでもなかなかわかりづらいと。
 ただ,今,ご提案がありました借金を1秒単位でホームページ等でお知らせするというものも一つの方法かと思いますけれども,先ほど来申し上げておりますいろいろなものを総合的に見ていただかないと,守谷市の財政事情,ただ借金が,例えば隣の市よりも多いから悪いんだというような理解というのはどうなんだろうかと。確かに,ホームページに立ち上げることはそんなに難しい話でも何でもないんですけれども,ただ,そこで誤解を受けないのかなという心配を私はして,つまりよその自治体を見て守谷市と比較したときに,その借金の残高だけ見たときには1人当たりで守谷市は非常に借金が多いなと。その裏にあります,先ほど来申し上げております学校義務教育施設とか,そういうインフラ整備に投入してきたものが今まさに生かされているという,そういう現実を理解しないで伝わってしまう危険性はないのかなと。
 したがいまして,非常に難しい話でございますけれども,さらに市民の皆様方に守谷市の財政状況をきちっと理解していただけるようなことをまずもって考えなければいけないのかなと。そうでないと,その借金だけお知らせしたときに誤解をされるのではというような危惧がありますので,これらにつきましては,少し検討を,お時間をいただきたいと思います。
○議長(又耒成人君) 高木和志君。
◆2番(高木和志君) 今申し上げましたのは,悪いイメージ,1人当たり80万円だ90万円の借金持っている,今でもそういうのが現実に出てきています。私が思いますのは,今現在そこまでいってないので,逆に出した方が本当にわかっていただけるのかなと思ったものですから,一応検討していただきたいと思います。
 以上で,一般質問を終わりにさせていただきます。
 本日は大変ありがとうございました。
○議長(又耒成人君) これで高木和志君の一般質問を終わります。
 本日の一般質問はこれをもって終了し,あすは通告順位7番の酒井弘仁君から続行したいと思います。ご異議ありませんか。
             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(又耒成人君) ご異議なしと認めます。よって,本日はこれで散会します。
                午後5時37分散会