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茨城県 潮来市

平成16年 12月 定例会(第4回) 12月09日−02号




平成16年 12月 定例会(第4回) − 12月09日−02号









平成16年 12月 定例会(第4回)



     平成16年第4回潮来市議会定例会議事日程(第2号)

                         平成16年12月9日(木)

                         午前10時開議

日程第1 市政一般に関する通告質問

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出席議員(24名)

    1番   笠間丈夫君      2番   篠塚貴美子君

    3番   柚木 巌君      4番   吉川 俊君

    5番   橋本きくい君     6番   大平幸一君

    7番   内田正一君      8番   薄井征記君

    9番   根本又男君     10番   今泉利拓君

   11番   加藤政司君     12番   小沼英明君

   13番   藤崎忠徳君     14番   杉本俊一君

   15番   大久保英雄君    16番   長谷川幸雄君

   17番   高塚 直君     18番   芝田 貢君

   19番   粟飯原治雄君    20番   塚本誠一君

   21番   中野庄吾君     22番   須田富次君

   23番   小峰義雄君     24番   塙 信一君

欠席議員(なし)

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地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名

   市長      今泉 和君   助役      小沢一廣君

   収入役     萩原正吉君   教育長     根本健助君

   総務部長    箕輪強志君   市民福祉部長  佐野憲一君

   環境経済部長  鈴木美知男君  建設部長    本宮弘一君

                   行財政改革

   教育次長    内田正雄君   推進室長兼   矢幡安一君

                   秘書広聴課長

   総務課長    久保木貞夫君  企画財政課長  根本勝雄君

   農業委員会

           秋永克昭君   水道課長    橋本静一郎君

   事務局長

   社会福祉課長  前島 操君   農政課長    香取昌衛君

   都市建設課長  吉川利一君   牛堀出張所長  志村敏夫君

   環境課長    窪谷俊雄君

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事務局職員出席者

   議会事務局長  佐藤文男君   係長      大堀絹代君

   書記      小谷野美樹夫君

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△総務課長の報告



○議長(塙信一君) 総務課長。



◎総務課長(久保木貞夫君) 昨夜の火災につきまして、若干報告をさせていただきます。

 結果的には誤報ということで何事もなかったわけでありますが、消防署の方に確認をいたしましたところ、9時13分にミヤモトユウジさんという方から、曲松南の宮本建設で火災が発生しているという電話で通報があったそうでございます。

 それで消防署の方では早速出動したわけでありますが、結果的には誤報ということで火災はございませんでした。

 以上であります。

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△開議の宣告



○議長(塙信一君) 皆さん大変ご苦労さまでございます。

 本日は定例会4日目、師走の本来の寒い朝を迎えました。本日は市政一般に関する通告質問であります。住民の立場に立って、真剣に議会の使命を果たしていきたいと思います。

 それでは、ただいまの出席議員は23名、欠席議員は1名で定足数に達しておりますから、地方自治法第113条の規定により、ただいまより本日の会議を開きます。

 藤崎議員、通院のため午後2時ごろまで欠席との連絡が入っております。

                    (午前10時00分)

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△市政一般に関する通告質問



○議長(塙信一君) 日程第1、市政一般に関する通告質問を行います。

 順次発言を許します。なお、順序につきましては、皆さんのお手元に配付しております一覧表に従い進めていきたいと思います。

 お願いですが、今回の通告質問10名の方は、潮来市議会会議規則第56条の質疑の回数、また潮来市議会の申し合わせ等をお守りいただき、質問は簡素に、答弁は的を射てお願いをいたします。

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△笠間丈夫君



○議長(塙信一君) 1番、笠間議員の登壇を許します。

     (1番 笠間丈夫君 登壇)



◆1番(笠間丈夫君) 1番、笠間丈夫でございます。

 ただいま議長より登壇の許可をいただきましたので、通告に従い順次質問いたします。

 質問に入る前に、さきの台風22号、23号、そして新潟県中越地震におきまして被害に遭われた方々へのお見舞いと、亡くなられた方々に対しましてご冥福をお祈りいたします。これから雪の季節を迎え、復旧作業もままならず大変なことと思います。この冬をぜひ無事に乗り切っていただきたく、ご祈念申し上げます。

 また、この12月5日は水郷潮来ハーフマラソンの日でありましたが、前日襲来した台風27号の強風による影響で、初めて中止になってしまいました。長期間にわたり準備を進めてこられた大会関係者、及び楽しみにしていた出場予定の皆さんには、本当にお気の毒なことでありました。当日、同時開催のスペシャルオリンピックス「500万人トーチラン」潮来大会につきましては、日の出小学校の体育館をお借りして無事に実施することができました。体育館の中にて、予定通りにはできませんでしたが、市長初めご来賓として出席いただいた方々、そして伴走、随走、そのほかボランティアの方々に、実行委員会といたしまして御礼申し上げます。

 それでは、質問に入らせていただきます。

 第1点目は、交通弱者の足の確保についてであります。

 6月の定例議会において質問いたしました交通弱者の足の確保について、今回パート2となりますが、よろしくお願いいたします。

 6月の質問内容は、介護の対象にならない一般的な高齢者の交通手段についてお伺いいたしました。回答といたしましては、外出支援サービスはあるが医療機関への送迎のみ。また、ホームヘルパーの訪問介護をうまく使ってください。また、各種行事、施設へは各自自家用車でどうぞ。循環バスには、陸運局、道路交通法等各種規制があり、過去に実施したが利用者少なく廃止した経緯がありますとの内容に対しまして、私は、構造改革特区を利用し、有償ボランティアによる送迎をできないかと再質問いたしましたが、事例もあることであり、よく検討していきたいとの回答をいただきました。政治の世界では「検討する」とは「やりません」に等しいと聞きましたが、私は業界用語にとらわれず、そのまま信じたいと考えております。

 今回、より検討しやすく、また、具体的な回答をいただきたく、若干の資料を準備いたしました。

 まず、構造改革特区の事例でありますが、徳島県上勝町の有償ボランティア輸送特区であります。人口減少が激しく、昭和30年6,200人が、平成12年には2,100人となり、高齢化率も44.1%と高く、路線バスは廃止、タクシー会社は休業という状態でありました。そこで、町の登録ボランティアによる自家用車での移送サービスを立ち上げ、中高齢者の雇用創出と住民サービスの向上を図った例であります。

 次は、東京練馬区のNPOの移送サービス容認の事例であります。ことし3月より法の規制緩和により、タクシー事業の許可がなくても高齢者や障害者の有料移送サービスができるようになりました。従来は、タクシー事業許可、青ナンバー、二種免許等必要でありましたが、今回は白ナンバーの自家用車で可能となっております。条件といたしましては、運転者の一定の講習受講、また、タクシー並みの保険加入、料金はおおむねタクシーの半分以下、利用者は事前登録制という内容であります。課題といたしましては、ガイドラインでは車いす用のリフト付を指定されています。一般の方が特製のリフト車を所持することは負担が大き過ぎますので、改革特区ではセダン型で試行しております。

 次に、茨城県内の事例といたしまして、土浦市の100円バスの例であります。NPO運営の「まちづくり活性化バス土浦」が、低迷する中心市街地の集客力アップを目指し、来年3月より試行されます。条件といたしましては、既存のバス路線と重複しない、料金は全区間中学生以上100円、小学生につきましては50円という内容であります。

 続きまして、里美村の事例でありますが、里美村は12月1日、合併にて常陸太田市となりました。ここでの事例は「過疎地の"足"確保します」ということで、タクシー会社なし、バスの便不十分な公共交通の空白地帯であります。高齢化率も茨城県平均18.5%に対し32.8%と高く、マイカーに取り残された高齢者など、足の確保を図るものであります。運転者は定年退職者と主婦の20名体制で、利用者は事前登録制、料金は村内であれば1キロメートル当たり 100円、村外へは別途プラス 500円となっています。

 以上のように、全国的にも展開されております。しかしながら、収益の上がらないNPOに即期待はできませんし、きっかけがないと発足は難しいと思われます。

 昨日、12月8日付、朝日新聞の記事でありますが「NPOの有料送迎、なぜ進まない」との問題点について解説されていました。全国に 3,000ほどの活動団体がありますが、許可のおりた団体はたったの37団体です。先ほどから出ていますように輸送活動を行う上での条件は、1つ、対象者は要介護、要支援、精神・身体・知的各障害者で、事前の登録制、2としまして、運転者は基本的には二種免許だが、難しい場合は安全講習の受講、3番目といたしまして、車両は車いす用リフトまたはスロープなどを設けた車となっていますが、そのほか4番目といたしまして、市町村または都道府県が設置する運営協議会があることが条件になっており、協議会で協議されないとNPOは運輸支局に許可申請できないことになっております。 3,000の団体のほとんどが、申請の準備まで進んでも運営協議会が設置されておらず、正式な活動ができない状態とのことです。

 潮来市におきましても、早期に運営協議会の設置が必要かと思います。ボランティアをしたい方は大勢おります。定年にて第一線を退いた元気な中高年も大勢います。また、9月議会には、大生原地区より福祉バス運行依頼についての要望が提出されております。来年8月、関東鉄道の路線バスの一部廃止も予定されており、通学の便についても問題になっていきます。潮来市として早急に対応する必要があります。

 鹿島郡においては、関東鉄道路線バス廃止に伴い、バス会社のOBによるメロンバスを運行していましたが、やはり採算割れにて廃止の方針が打ち出されました。行政がやっても、民間がやっても、「空気を運ぶ」状態では事業が成り立ちません。

 今後さらに、車を持つ人、持たない人のサービスの格差が大きくなり、長寿社会となって対象となる高齢者が多くなります。潮来には交通の需用はあり、ますます重要な問題となることは間違いありません。高齢者の外出がふえれば、町の活性化、経済効果も期待でき、60歳定年、65歳高齢者といっても、十分に働ける人、働きたい人が多く、そのことが生きがいにつながることと思います。

 地域住民の参加を得ながら、活性化のため、ぜひ有償によるボランティアタクシー等必要と考えますが、市長のお考えをお聞かせ願います。

 次に、水郷潮来のまちおこしについてであります。

 潮来観光の特徴といたしまして、水辺のイベントが多くなされております。牛堀のリバーサイドまつり、あやめ祭り、そして、ことしは月まつりも催されました。メーンはあやめ祭りでありますが、若干低迷状態を感じます。

 そこで、もう一つの潮来の顔、ボート・舟をもっとアピールできないものかと思います。他の地域にないものを持っていることは、ある種の特権であります。ボート場は全国的にも少なく、各種レガッタを催し、中学校にもボート部ができ、活躍しております。このように条件的に恵まれているにもかかわらず、なかなか市民に浸透していないのが実情かと思います。

 ことしは、潮来市において全国ボートサミットが開催され、そして、福井県美浜町において行われた全国市町村交流レガッタでは、一般壮年女子の部の艇春会が優勝、議会の部が第3位と活躍しておりますが、潮来からもっと多くのチームが参加できたら、もっと盛り上がるのではないかと考えます。

 今までは競技が主でありましたが、潮来にはサッパ舟があります。古くからサッパ舟に親しんできた人の舟を操るのを見て、片手こぎや旋回など感心させられます。既存のレガッタに加え、サッパ舟の種目による娯楽性のある競技や、カヌー教室などの要望もあり、新しい潮来観光の一つと考えられます。まず、市民への普及とサッパ舟のPRとしまして、地域対抗サッパ舟レースやカヌー教室などの新しいイベントを検討してはどうでしょうか。

 また、全国からの観光客の多くは、水郷をサッパ舟で行く娘船頭を思い描いて訪れるものと思います。ポスターや雑誌の観光案内も、そのようなものが多くあります。実際に当潮来に来られ、昔の娘船頭や船外機による運行を見て、どう考えるでしょうか。昔の娘船頭の後継者として、今の娘船頭の行く末を積極的に進めないと、潮来の観光は衰退の一途をたどることになるものと思われます。

 水郷潮来の舟によるイベントや娘船頭について、地域の活性化と観光客誘致でまちおこしを図ることにつきまして、市長のお考えをお聞かせ願います。

 なお、潮来のボート場と艇庫間には道路と堤防があり、舟の出し入れ時、車の往来や階段の上り下がりが困難で、少人数では舟を出せない場合もあります。普及を図るためにも頻繁に、しかも簡単に舟の出し入れができるホイストの設置も必要かと思いますが、あわせてお考えを伺います。

 以上が、1番、笠間の質問であります。よろしくお願いいたします。



○議長(塙信一君) 1番、笠間議員の質問に対する答弁を求めます。

 市長。



◎市長(今泉和君) それでは、笠間議員の交通弱者の足確保についてのご質問に対して、お答えをしたいというように存じます。

 高齢社会を迎えての交通弱者の足確保について、笠間議員の心配している点、また、ご指摘に対して、私も非常に同感の思いをしているところでございます。

 当然ながら、足の確保につきましては、お客さんがそれだけ利用していただければ、民間業者としても経営が成り立つわけでありますので、そういう状況でなくなったというのが唯一の原因であろうというように存じます。

 しからば行政として、どういうような対応をしなければならないのか。ご指摘のとおりの有償ボランティア、特区を利用しての、そのような運営の仕方、または行政での循環バスの運行と、いろいろと対策はあるのも事実であります。しかしながら、財政という点もあるわけでありますので、企画財政課内にても、いろいろと長期的な考えの中で議論をしているところであります。

 例えば、市民の皆さん方の足の確保ばかりでなく、観光にも利用できるような循環バスの運行ができないのかどうかということも検討をしているところであります。例えば、高速バスを利用して、高速バスから潮来の中心市街地にお客さんを呼び込む。そしてまた、市内の各地区の拠点に公共施設もあるわけでありますから、循環バス、そして観光にも役立つことのできるような、そういう運営方法があるのかどうか、いろいろ検討しておるところです。

 旧潮来町時代におきましても、公共施設間の無料バスの運行も実際にしてきたところでありますが、なかなか利用者が少ないという中から断念をしたところでございます。今後、どのような状況になるのか、長期的な政策の中で交通弱者の足の確保というものも真剣に議論をし、そして検討をしていかなければならないだろうというように思います。ただいまのところ、長期的な展望の中で判断をしなければならないというような答弁しかできないのが実情であります。

 以上です。



○議長(塙信一君) 企画財政課長。



◎企画財政課長(根本勝雄君) 次に、水郷潮来のまちおこしについてでございますが、舟・ボート等を活用してということであります。

 このご提案に関連しますイベント等の事業につきましては、かつては、つくば科学万博を契機に取り組んだ経緯があります水と光の祭典、あるいは月まつりがございます。これらは、商工会の青年部を初めとして関係する皆様のご協力をいただきながら、前川を会場にしたサッパ舟競争や、水質浄化も掲げた手づくりの仮装いかだ下り、あるいは、かがり火による夕やみの利根川遊覧など、ボート競技も含め、観光客の誘致等も含めた取り組みをしてきたところでございます。しかし、市の方の財政状況あるいは誘客の効果という点などから、縮小なり削減という経過をたどってきたわけでございます。

 ご提案の内容につきましては、議員言われるとおり、高校総体あるいは本年のボートサミット等が開催されました。やはり水の都の象徴という部分でのスポーツとして、これからも関係する皆様方のご支援をいただきながら、より親しみやすい大会の開催や、その底辺を担う市内の中学生への普及等、あるいは企業への参加等を呼びかけるなどして、その振興を今後図ってまいりたいと思います。

 多様な舟を活用したまちおこしにつきまして、初めに申し上げましたとおり、過去のイベント等を十分踏まえながら、市民の皆様が主体となった運営形態づくり等を前提に検討を進めてまいりたいと、そういうふうに思っております。

 次に、ボートの出し入れの件でございますが、内容については、競技会なり、あるいは通常の練習において、特に交通安全、それらに十分注意しなければならないと思いますが、それらのところを注意していただきながら、今の時点では現行のままでのご利用をいただきたいと、そういうふうに思っておりますので、ご理解を賜りたいと思います。



○議長(塙信一君) 答弁が終わりました。

 1番、笠間議員、再質問ありますか。

 笠間議員。



◆1番(笠間丈夫君) ただいまご回答をいただきましたが、市長の方からは、今後の動向を見て長期間的に考えていきたいというお話でありました。

 しかしながら、関鉄のバスも来年ということで、もう期日的にも迫っておりますし、そういう面を考えてみますと、長期的に見るのも、これからその問題が大きくなるということはもう目に見えているわけでありますので、早急にやはり検討していかなければならない問題ではないかなと思います。

 財政の問題につきましても、なるべく市に負担をかけないような有償のボランティアということでありますれば、その音頭を取っていただくということで、市でやっていただけば、あとは各NPOの運営で何とか運営できるものではないかなと感じております。

 そのあたりもう少し早急にできるような回答をいただきたいと思いまして、今回質問したわけでありますので、もう少し具体的な内容で回答いただきたいと思います。

 それと、ボートの関係でありますが、舟の出し入れは現状のままで、今のところは考えておりませんということでありますが、これもやはり普及を図るためであれば、もう少し簡単な方法を検討していただきたいなと思います。これにつきましても、他のボート場を見ると、やはり湖に直接面している艇庫とか、川に直接面している艇庫とか、条件的にも潮来と違う部分がありますので、一概に比較はできませんが、やはりボートが簡単に出し入れできるということが普及の一つのポイントになろうかなと思いますので、そのあたりもう一度回答の方よろしくお願いいたします。

 以上です。



○議長(塙信一君) 笠間議員の再質問に対する答弁を求めます。

 市長。



◎市長(今泉和君) 具体的なということでありますが、先ほども答弁しましたように、企画の方にも指示をいたしまして、将来的な課題であるけれども、この足の確保というものは、まちづくりにとっては大変重要な問題であるというような中で、議論をしているということでございます。

 私も各地域の問題に対して、機会あるごとに調査などをしているところであります。ご指摘の各自治体における有償ボランティアの特区ということでございますが、例えば、有償のボランティアタクシー等で運行するに際しましても、いずれもタクシー業者がいないところが大体主なところでありますし、潮来市の中にはタクシー業界もありますし、やはりタクシー業界の、地域の活性化という点から考えての雇用という問題もありますし、そちらの方の営業に支障があってはならないというように存じますし、大生原地区の関東鉄道の路線が廃止される、これも承知をしているところであります。

 しかしながら、大生原地区だけの足の確保で事足りるわけではありませんので、例えば牛堀地区の方の集落から集落に対する、今までも多分、恐らく民間のバスが運行されている地域があったであろうというように存じますが、やはり経営状況の中から廃止になっているところもあるわけでありますので、市内全域に対して、行政がどのような応援をできるのかどうか。それに伴い、当然これは財政のことも考えなければならないわけでありますので、無償ではできないわけであります。

 ですから、先ほど申し上げましたように、市民の足の確保という観点と、そしてまた、観光地でもありますので、お客様の足の確保という点も踏まえた中で、いい方向に進めることが、できるのかできないのか、内部にて検討をしているところでありますので、1年、そして2年の間に大きく動くということは、今の段階では、断言できないというような答弁しかできないというように存じます。



○議長(塙信一君) 企画財政課長。



◎企画財政課長(根本勝雄君) 艇庫のところの出し入れの件ですが、最初に申し上げましたとおり、いろいろ不便等あるかと思いますが、現行このままでご利用いただき、また、いろいろこの後、艇庫等の利用と普及の状況を見ながら、その先のことをまた検討するということで現在思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。



○議長(塙信一君) 答弁が終わりました。

 笠間議員、再々質問ありますか。

     (「議長、ちょっと答弁漏れ」と呼ぶ者あり)



○議長(塙信一君) 市長。



◎市長(今泉和君) 大変失礼をいたしました。

 すぐにでも足の確保をしなければならないということに関しますと、社会福祉協議会での福祉タクシーという制度も今ございますので、また、子供たちの通学に関しては送迎ということでしておりますので、本当に必要な弱者に対する対応は、 100%満足はしていただかないとは思いますが、行政としてある一定の責任は果たしているというように判断をしております。



○議長(塙信一君) 答弁が終わりました。

 笠間議員、再々質問ありますか。



◆1番(笠間丈夫君) ただいま再質問に対しまして回答をいただきましたが、やはり内容的に難しい部分があろうかと思いますが、今後、足の確保につきましても、ボートの件につきましても、積極的に推進していただくことをお願いいたしまして、私の質問を終わりたいと思います。

 よろしくお願いします。



○議長(塙信一君) 以上で1番、笠間議員の質問並びに答弁が終わりました。

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△須田富次君



○議長(塙信一君) 22番、須田議員の登壇を許します。

     (22番 須田富次君 登壇)



◆22番(須田富次君) 塙議長より登壇の指名がございましたので、これより通告に従いまして一般質問を始めたいと思います。

 それでは、まず最初に、平成15年に始まった特区構想についてであります。

 その特区とは、一言でいうならば、地域限定の規制緩和策、いわゆる正確には構造改革特別区域、地域を限定して特別分野の規制を特例的に緩和撤廃し、その地域での構造改革を進め、地域経済や社会の活性化、ひいては日本経済や社会全体を元気にしようとする制度であると思います。

 そこで、まちづくり活動で国の制度が邪魔をしているならば、特区でそれを克服する。特区は、だれでも、1人でもつくれる。自治体と住民が一緒になって計画を出せる。自分の仕事は、省庁の壁を取り払ったり低くしたりして、地域が出した知恵の実現を後押しする。さらに、日本は戦後60年をへて、制度というものは疲労が目立っております。その対策の一つが、規制緩和構造改革特区であります。実践して、問題がないと評価されれば、その規制緩和は全国で実施されることになります。

 そこで、潮来市の今後取り組む特区、いわゆるどのような新特区を目指して考えておるか伺いたい。

 また、本年11月17日までに特区の提案を受け付けていると聞いておりますが、本市では申請したか、その辺もお伺いしたいと思います。

 次に移らせていただきます。これは、おれおれ詐欺防止対策についてであります。

 息子や孫、いわゆる親族であるかのように見せて、電話など巧みに振る舞って架空の口座に振り込ませる。手口も巧妙に、サラ金の取り立てにおどされている状況をまねたものから、自動車事故などを装って修理代、慰謝料、示談金を請求するといったものまで、さまざまであります。この手口を広報することで防ぐことができると考えておるが、被害防止への取り組み状況、防御対策を伺いたいと思います。

 この件に関しては、市としても防災潮来で対策に推進徹底されておることは、市民として非常に心強いことであります。参考までに申し上げますが、1月から9月まで、昨年の3倍を超える 200人以上、金額にして 129億円、とてもこの増加にはついていけないのが実情だそうであります。

 また、このころの詐欺とは違って、現在のおれおれ詐欺は手段方法が大分巧妙化されたと、テレビで放送しております。そういうわけで、篤とお伺いをいたします。

 次に、同じような質問ではございますが、架空請求防止対策であります。

 これは、本年4月ごろより架空請求がふえており、身に覚えがある人は被害に遭っておる。自覚のないまま支払いに応じており、実態把握が極めて難しい。9月1日から、いわゆるヤミ金融対策法が施行され、ヤミ金融と同じ偽名を架空口座に使って架空請求を繰り返すといった、ヤミ金融から転向組が少なくないとも言われ、被害が拡大するおそれがあると聞いておりますが、防止対策をお伺いします。

 また、架空口座が深くかかわっており、口座の凍結などの迅速な対応が求められるが、その辺もお聞きしたいと思います。

 この件につきましては、相当の皆さんが請求を受けておると聞いております。私も請求をされております。しかし、そのまま放置してあります。

 次に、災害に強い防災対策の一つとして、地震対策についてお伺いしたいと思います。

 過日、10月23日午後5時56分、最大震度7を観測しました烈震、新潟県中越地方を襲った。震度6強が2回、震度6弱、5強と余震が断続的に被災地を激しく揺さぶりました。そして、地震発生後2カ月たっても、いまだに避難を続けていると、テレビでは放送しております。実に気の毒なことでございます。

 ちなみに本県は、全国でも地震が多い地域、新潟県中越地震のような直下型地震が起きる可能性は低いとされておりますが、住民は地震への備えは怠らないでほしいと訴えております。こうしたことから、地震についての対策は常日ごろから怠りないようにしなければならないと考えます。

 そういう意味合いで、第1点として避難訓練の問題であります。

 本市では、今まで避難訓練をしたことがありますか。あの新潟中越の烈震、家がビリビリ震えた、ドシンという衝撃の一瞬に天井が落ちた、不気味な静けさと暗やみ、人々は夜が明けるのを祈っていたと、テレビで見ました。日ごろの訓練を、一度ならず二度、三度と避難訓練をしてはいかがでしょうか。地震は昼間に発生するとは限りません。真夜中に発生することもあります。そこで、昼間を想定し、また、真夜中に発生することも想定して、避難訓練を実施することについてはいかがお考えでしょうか。

 2点目として、地震発生時の心得帳の配布の問題であります。

 そこで、内容としては地震発生時の心得、対応の仕方などを詳しく記載した、いわゆる説明案内、リーフレットといいましょうか冊子を、全市民に配布するくらいの配慮があってもいいのではないでしょうか。

 先日、中越地震をお見舞いに行った方に聞いたのでありますが、避難の途中、家族にはぐれた方が相当あって、今でも避難が続いておると聞いております。いざ地震が発生したときの行政の対応策を、いかがお考えになっているかという問題であります。

 避難訓練をしたとしても、いざ大きい地震が発生したならば、その程度にもよりましょうが、市内は大混乱になることは想像にかたくありません。救急車、消防車等の交通の確保はどうなるか、水とか食糧の供給はどうなるか、正しい情報の伝達はどうするのかといったもろもろの問題があるわけでありますが、執行部においてはこの問題について検討されたことがあるかどうか、説明を願います。

 しかし、この対策は地震ばかりではなく、災害は皆同じでございます。なければ何の心配もありません。あったら一大事になるというわけで、そこで、昔からの言葉に「備えあれば憂いなし」であります。

 次に移らせていただきます。企業誘致進捗状況についてであります。

 日本経済の最も厳しい不況の中にあって企業誘致は容易でないと思われますが、優良企業の導入について、今日まで取り組んできた経過と今後の見通しについて明らかにしていただきたいと思うのであります。

 方向性はあっても、実現性が欠如しているように思われます。そこで、逐条的にお聞きしたい。

 まず第1番目に、土地買収状況、全体面積、借地、その他であります。第2番目として、現在の土地利用状況、これまでの投資額の内訳、最後に、一番大切な開発行為、これはどの程度まで進んでおりますか。

 以上の質問について、誘致決定するまでは秘匿性ということもありますので、支障がなかったら伺いたい。

 この件については、また3月の定例会でも伺いますので、よろしくお願いをいたします。

 以上で22番、須田の一般質問は終わりますが、答弁に該当する方は含蓄のある答弁をお願いいたします。

 22番、須田の一般質問を終わります。



○議長(塙信一君) 22番、須田議員の質問に対する答弁を求めます。

 企画財政課長。



◎企画財政課長(根本勝雄君) それでは、まず1番目の、特区の件でございます。潮来市としての特区をどのように目指しているかということでございます。

 この経済改革特区でございますが、1つに、まず提案があります。この提案については、やはり基本的に地域経済の活性化を目的としております。そういうことで市としましては、今、官から民という言葉もありますが、民間事業者あるいはNPO法人、個人等より構想があれば、その提案内容について協力をしてまいっているところでございます。

 また、特区の設置、これについても、特区として実施することができる特例措置の中から、当市においての施策、あるいは経済の活性化に効果があるもの、これらを検討し、民間事業者等と連携を深め、特区計画の認定申請は行っていきたいと、そういう方向を持っております。

 その中で、今回の第6次提案募集までの経過でございますが、今回、提案は行っておりませんが、潮来市の潮来商工会の方から、保税倉庫内における非課税での飲食並びに販売等についての特区構想が、市の方へも相談がありました。この件につきまして、税関あるいは県の指導機関の方の協議もしながら来たわけなんですが、今回のこの内容については、税財源の措置の優遇を求めるものということで判断され、検討の対象外ということになりましたので、実際の提案は行っておりません。



○議長(塙信一君) 総務課長。



◎総務課長(久保木貞夫君) 続きまして、おれおれ詐欺防止と架空請求防止対策ということで、あわせてお答えをさせていただきたいというふうに思います。

 おれおれ詐欺、架空請求の犯罪は依然として議員のおっしゃるとおり多発しているようであります。茨城県内、潮来市内におきましても被害が出ております。言われるとおり手口が巧妙になってきておるようでございます。

 市としては、相談窓口といたしましては社会福祉事務所に窓口を設けております。そこで統計をとっておりますけれども、ことしの4月から10月までに架空請求関係では 100件ほどの相談が来ているようであります。本日、たまたま職員のうちにも架空請求のはがきが来ておりまして、手元に、私のところにもいただきましたけれども、依然として続いているのは事実であります。

 市としては、まず相談も受けますけれども、広報等を通じまして、被害に遭わないように市民の方には情報を提供していきたいということで考えておりますので、今後ともそのような方向で進めていきたいというふうに思っております。

 次に、地震対策でございます。

 まず、避難訓練ということでございますが、市全体の避難訓練は、本年度が最初としてでありますけれども、潮来小学校を会場にいたしまして防災訓練を実施いたしました。参加者は潮来小学校の児童、先生、潮来地区の自主防災組織、消防団員、市役所等の職員で、666名になります。これは、来年度以降も引き続き、各小学校単位で実施をしていきたいというふうに考えております。

 なお、各自主防災組織がありますが、各区でも、それぞれ独自の活動といたしまして防災訓練等を実施していただいております。全地区にまだまだ行き渡ってはいないと思いますけれども、今後も区長さんを通じまして、お願いをしていきたいというふうに思っております。

 次に、心得帳ということでございますが、昨年度になりますけれども、潮来市防災マップを全世帯に配布をしております。不十分と考えられる点もございますけれども、とりあえずは、ここに防災の心得も若干載せてありますので、これを利用していただいて、防災に努めていただきたいというふうに考えております。

 それから、災害が発生した場合でございますけれども、市では早急に災害対策本部を設置いたします。

 この災害対策本部は、職員、消防署、消防団等が中心になりますけれども、地域防災計画に沿って活動してまいります。改めて平常時に災害対策本部で協議をすることは余りございませんが、本年の台風等があるたびに対策本部はほぼ設置をしておりますので、その中でいろいろ総括等も踏まえて協議をしております。

 このようないざというときに備えて、もう一つ大事なことであろうかなと思いますが、それぞれの家庭内で防災会議等を開いていただき、避難所の確認、家族同士の連絡方法等につきまして、日ごろから話し合いをしていただくということが大事な点になるかと思います。これは、広報等を通じましてお知らせをしていきたいというふうに考えております。

 よろしくお願い申し上げます。



○議長(塙信一君) 企画財政課長。



◎企画財政課長(根本勝雄君) 次に、企業誘致状況について、観光農園の件でございますが、ご質問のまず第1番目の、全体面積等でございますが、約24.5ヘクタールでございます。このうち土地の買収した面積は約16.9ヘクタール、借地面積が 5.4ヘクタールでございます。その他としては、道路及び水路の面積が約2.2ヘクタールということでございます。

 2番目の、現在の土地利用状況でございますが、道の駅「いたこ」で約 1.8ヘクタール、それからハーブ園等でございます、これが約 2.1ヘクタール、それからマコモ栽培園が 0.2ヘクタールということで、利用面積は全体で約 4.1ヘクタールでございます。残る20.4ヘクタールについては、未利用地となっております。今年度、中央排水路も含めまして、鹿島港からのしゅんせつ土で埋め立ても、事業の方、完了します。当面は多目的広場なり駐車場としての利用をしていきたい、そういうふうになります。

 次に、これまでに投資した額でありますが、約22億円ということでございます。この投資額の内訳なんですが、用地取得費、それから調査設計費と、それから工事請負費、それから借地料、それから事業に伴う補償金、これは土地改良区ということでございます。それから人件費等、あるいは借入利息等の合計などでございます。

 最後に開発行為等の件でございますが、これからの有効利用を図るために、現在、水郷楽園整備事業の整理を進めているところでございます。

 以上でございます。



○議長(塙信一君) 答弁が終わりました。

 22番、須田議員、再質問ありますか。

 22番、須田議員。



◆22番(須田富次君) 順序不同で申し上げますが、企業誘致の件であります。先ほど私も、方向性はあっても実現性がないと申し上げました。しかし、どこの市町村でも優遇策というものは考えております。例えば、固定資産税が3年非課税措置をとるとか、そういうのは通り相場ですから、これより、この上の向後策はどの辺まで考えておるか、その辺もお聞きしたい。

 それから、先ほど課長が説明した現在の土地の利用状況で、未利用地、残地20.4ヘクタール、これはどのようにこれから先考えているか。これもひとつ伺いたい。

 それから、このハーブ園というのは幾らで貸してあるか、その辺もちょっとお聞きしたいと思います。

 それから、地震対策の場合の、災害がとっさに発生した場合の順序、どういう順序で対策をするか。その辺もう一度説明してください。

 それから、また戻って申しわけないですが、企画の方なんですが、この借地の期間と面積と、それから金額、ちょっとこれ説明してください。

 以上です。



○議長(塙信一君) 22番、須田議員の再質問に対する答弁を求めます。

 総務課長。



◎総務課長(久保木貞夫君) 地震発生の際の順序ということでございますが、地域防災計画にあります順序でご説明をさせていただきたいというふうに思います。

 まず、地震が発生しまして、震度4の地震が発生をしたという場合には総務課の職員が、まず警戒態勢ということで出動をいたします。といいますのは、市の方に駆けつけてまいります。この後の推移を見て、総務課の方からそれぞれの課に要請をしていくわけであります。

 さらに、その上の震度5弱ということになりますが、これが非常態勢ということになります。この震度を記録いたしますと、災害対策本部の設置の場合に備えると。この時点ではまだ対策本部は設置をいたしませんけれども、総務課並びにそれぞれの課の職員は3分の1が出動するというふうになっております。

 さらに、その上の震度になります5強以上になりまして、非常第1配備、第2配備、第3配備というような形で職員の動員をかけていきまして、災害に当たっていくというふうな体制になっております。

 それ以上の細かい話になりますと、それぞれの部が活動いたします。総務が総務部長を中心に活動するわけでありますが、それぞれ指示を出して当たっていくというふうな体制になっております。



○議長(塙信一君) 企画財政課長。



◎企画財政課長(根本勝雄君) それでは再質問の、方向性の中での実現性ということの中での優遇措置の件でございますが、これについては現行の優遇措置ということでご理解を賜りたいと思います。

 それから、土地の利用状況の中での20.4ヘクタールについてですが、先ほどお答えしましたように、今いろいろ事業の整理をしているところでございますので、当面は多目的広場等、あるいは今ももう既に利用しているんですが駐車場としての利用ということで、ご理解いただきたいと思います。

 それから、ハーブ園の借地料の件でございますが、これはハーブ園、道の駅の事業と一体的なものでございまして、道の駅の方の分を含めての、市と株式会社いたこでの契約内容になっております。

 それから、借地の内容でございますが、先ほど全体での合計の中でお話ししましたが、借地料として、これまで投資した額は約1億円でございます。それで、あと期間等については、今ちょっと詳しい資料を持っておりません。随時こうにした部分もありますので、詳しい期間については後でご報告ということでご了解いただきたいと思います。



○議長(塙信一君) 答弁が終わりました。

 須田議員、再々質問ありますか。

 須田議員。



◆22番(須田富次君) 私の再々質問は要望ですから、後日、所管の課長並びに職員にお伺いしますので、その節はよろしく。

 以上です。



○議長(塙信一君) 以上で22番、須田議員の質問並びに答弁が終わりました。

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△薄井征記君



○議長(塙信一君) 8番、薄井議員の登壇を許します。

     (8番 薄井征記君 登壇)



◆8番(薄井征記君) 8番、薄井です。

 ただいま塙議長より登壇のお許しを得ましたので、通告による一般質問をさせていただきます。

 まず、質問する前に、ただいま須田議員からの質問で、私も関連の防災の質問になりますけれども、内容が若干違いますので、あえて質問をさせていただきます。

 潮来市の防災について、ことしは大変なる異常気象でありまして、過去のデータによりますと、関東大震災クラスの震度8という大地震が200年ないし300年に一度起きると言われているところでありまして、その間に、また80年ぐらいの周期で震度7クラスの地震も起きると、そういうようなデータもありますので、それがことしの、この異常気象であるのではないかなと、私は思うのであります。

 まず、ことしは、夏場におきました記録的な猛暑でございまして、全国各地で大変なる暑さが続きました。その中で、この記録という「録」の字がちょっと誤字でございましたので、訂正させていただきます。

 次に、これまた大変な記録的な台風が、気象庁始まって以来、10個も上陸したという、これも異常気象の中の一つであったのかなというように思っております。

 それから、先ほどの須田議員の質問なんですけれども、新潟中越地震で震度7クラスの地震が何回も起きまして、中越の皆様には大変なご苦労であったかと思います。我々市議会議員の仲間でも今回、義援金を送らせていただきましたけれども、今後ますます寒くなる中で、中越の皆さんには頑張って乗り切っていただきたいなと、そのように思っているところでございます。

 そこで、潮来市の防災でございますけれども、台風22号、23号時に水害を受けまして、速報であったと思いますけれども、被害が最小限にできるよう防災無線で放送したようでしたけれども、それが避難指示であったのか、勧告であったのか、自主避難であったのか、明確でなかったようでありまして、牛堀地区のまちづくり懇談会のときに、何か混乱したような感じでありまして、質問がありましたので、この辺どのように市民の皆さんが迷わないような避難ができるのかなという、そのような指示をどのようにしていったらいいのかなというような、私もちょっと不安でございますので、市の方の考え方をお伺いいたします。

 次に、永山地区の下を初めとする急傾斜がございまして、その急傾斜も地震に関連あるんですけれども、この急傾斜というのは、震度幾つぐらいまで耐えられるようにできているのか、その辺もあわせて伺います。

 また、同じ急傾斜の問題なんですけれども、急傾斜の上側というか土手の上に住宅とか保育園があるんです。それが何年も年数がたっているうちに、草とか木が生い茂ってきて、火災等が起きると危険じゃないか。これも住民の方からの意見なんですけれども、これは、どこでその草を刈ってくれるのか、だれが管理するのかなと、その辺もお伺いいたします。

 次に、地震のときに田園地帯や埋立地で起きます液状化現象、これに対する対応も、これはなかなか難しい問題かと思いますけれども、我が潮来市は水田とか埋立地にある住宅の数が多いものですから、その辺の対策をお伺いします。

 また、そのときに上水道とか井戸等が破損いたします。使用不能になることは、もう間違いなくライフラインの不能でございますけれども、そのときの飲料水の確保について伺います。これも前に大平議員から、牛堀地区には飲料水兼用の貯水槽というのがあるようでございますけれども、この辺もあわせて潮来市全体の点でお伺いを申し上げます。

 次に、農漁業、商工業についてでございますけれども、私、環境経済で、担当の委員会でございますけれども、これは環境経済ばかりじゃなくて、市全体の問題であるというように認識をしておりますので、あえて質問させていただきます。

 まず、ことしの米価なんですけれども、1俵1万円から1万 2,000円ぐらいの値段で大変安値でございまして、こういう安値でございますと、潮来市の場合は戸数の40%が農業でありまして、その中の大半が稲作農家でございまして、米の価格が安値になりますと農家経済も悪化しますし、潮来市の経済にも大きなマイナスになると、そういうように思われますので、市として米をどのように販売していくか、そのような考えを多分持っておられると思いますけれども、考え方をお伺いいたします。

 次に、漁業と商工業の活性化ということで、先ほど笠間議員の質問の中では、水を利用した地域まちおこしということが質問されましたけれども、私は、その水の中にすむ淡水魚を利用しながら地域の活性化、潮来の観光の活性化ということで質問をさせていただきますけれども、まず、これもまた前に吉川議員が質問したように、潮来市へ行くと天然ウナギが食べられると、このような宣伝をして、観光、商業の活性化はいかがなものでしょうか。

 ただいま霞ケ浦漁連の方では、稚魚を放流しながら天然ウナギがとれるよう努力しているところでございまして、この関連になるんですけれども、市といたしましても逆水門の開放等を−−この開放の「開」も誤っておりましたので、訂正させていただきます−−要望していってはいかがかなと思うんですけれども、この逆水門の開放というのは、工業用水とか飲料水とかに使っておりますので永久開放というのはなかなか難しいのかなと思いますけれども、開閉をしていただければ以前のように淡水魚がふえて、魚の量とか、漁業者のプラスにもなるのではないかなという関連もございますので、お伺いいたすところでございます。

 それと関連しまして、ただいま淡水魚の中でアメリカナマズというのが大変ふえておりまして、このナマズというのは従来からいろいろ水底にすむエビとかゴロを食べてしまうんです。それで、有害魚として県とか漁連で駆除をしているところでございまして、多分安く入手できると思います。これを利用しながら、これを食料として、今、県の方でも一生懸命研究しているところでございまして、アメリカナマズの空揚げとか、つみれ汁とかにして食べるようにということで、これは潮来市ばかりじゃなくて、近隣の麻生、北浦、玉造でも試食等をしております。ですので、その辺を進めながら、市の活性化もいかがなものでしょうか。お伺いするものでございます。

 次に、高齢者の介護につきましてでございますけれども、どこの市でも今、高齢者社会と言われまして、高齢者が多い中で悩みは多いと思いますけれども、潮来市で多分聞くところによると、老人ホーム入居待ちという方が 100名以上もいて、老人を抱えている家庭では大変悩みが多いと聞いております。中には、介護保険を払っているのに入居できないなら払わないよというふうな話もちょっと聞いておりますので、この辺の対応もお伺いを申し上げます。

 以上でございますけれども、明確なるご答弁をよろしくお願いします。



○議長(塙信一君) 8番、薄井議員の質問に対する答弁を求めます。

 総務課長。



◎総務課長(久保木貞夫君) 本市の防災についてのご質問にお答えをさせていただきます。

 まず、避難場所でございます。

 先ほど防災マップの話もいたしましたけれども、あそこにも明記されておりますけれども、第1次避難所が各地区の集会所に指定してあります。それから第2次避難所、これが学校、それから地区公民館というふうに指定をしております。今後は混乱が生じないように、前もって各地区消防団等と十分協議をして、指導をしていきたいというふうに考えております。

 それから災害時、今のところ台風が毎年のように来ておりますけれども、これにつきましては区長さん、それから消防団員等により各地区の集会所もあけていただきまして、いつでも避難できるような態勢でお願いをしていきたいといふうに思っております。

 次に、急傾斜でございますが、これは潮来土木事務所に確認をさせていただきました。国道 355号線ということでございましたので確認をいたしましたところ、急傾斜工事には耐震の対策は考慮していないということでありました。それから下草刈りですが、これは原則的に地権者が行うものであるというふうなことでございました。特に危険と思われるような傾斜とか樹木の大木のような場合には、土木事務所と協議をしていただきたいというようなことでございました。

 次に、液状化対策ということでございます。

 市の方の対策としては、平成9年度から、水道管の布設につきましては耐震力のあるものを使用しております。それから、埋立地等に住宅を建てられます方につきましては、基礎等を十分、ある程度の液状化に耐えられるようにしていっていただきたいなというふうに思います。

 ちなみに平成7年に耐震改修促進法という法が施行をされておるようであります。

 次に、飲料水の確保につきましては、備蓄の非常用飲料水、それから、災害時には物資援助協定等も結んでおりますので、確保を図っていきたいというふうに思っております。あと、牛堀の旧第一小学校には耐震性貯水槽というものも備えつけております。

 以上です。



○議長(塙信一君) 環境経済部長。



◎環境経済部長(鈴木美知男君) 潮来市の米をどのように販売していけばということでございますけれども、動向を推しますと、今後の販売実績から数量が決まってくるのではないかということでの懸念材料としての販路の確保ということになるのではないかというふうに推しております。

 今後は、消費者や実需者に買ってもらえる米づくりを、まず目指します。早場米としてアキタコマチの販売をふやすことや、コシヒカリのブランド化に向けた啓発を積極的に行っていきたいと思っています。近隣の東町では、アキタコマチ60%、コシヒカリ30%、残りミルキークイーンとか、その他のもろもろで成果を上げているということも聞いております。

 これから農家の皆さん、そしてJA、その他の集荷業者、関係機関の皆さんと一体となって、都市部への売り込みその他を含めてお話し合いをした上で、生産から販売までの広報、宣伝、その他の活動への対応を、販売実績につながるように努力してまいりたいと思っております。

 次に、潮来市へ行くと天然のウナギが食べられる、このような宣伝はどうでしょうかと。そしてまた、逆水門の開放を要望してほしいということでございますけれども、現在、霞ケ浦・北浦漁協関係3つありますけれども、天然ウナギの漁獲量をふやすために稚魚の放流を毎年計画的に行っています。市としても支援をしております。需用と供給の点を踏まえることが大切だと思っておりますので、関係機関と協議しながら対応をしてまいりたいと思っております。

 そしてまた、漁業者にとって逆水門が開放されることは、天然ウナギを初めさまざま魚種が遡上してくることになりますので非常に有益でございます。私ども関連会議の際に、さまざまな質問が出る中での国への要望がなされております。これからも引き続き積極的に要望してまいりたいと思っております。

 次に、3点目なんですけれども、霞ケ浦・北浦でアメリカナマズが異常発生しているというので、安く入手できるので潮来市で売り出してはいかがでしょうかというご質問でございますけれども、今異常発生しているアメリカナマズを、各漁港で有害魚としての駆除をしております。大体キロ50円くらいです。このナマズを特産品として、商品価値を見出すことができるかどうかということが一番大事だと思っております。これの料理、私もいろいろやっています、漁師をやっていますからいろいろ見ていますけれども、難しいところがありますけれども、県でもナマズがおいしいということで、販売ルートの確立を考えているということの回答をもらっております。漁業者からの意見を聞きながら調査した上で、飲食店組合あるいは観光協会への呼びかけをして、連携をとりながら調査・研究・開発を要請してまいりたいと思っております。

 以上です。



○議長(塙信一君) 市民福祉部長。



◎市民福祉部長(佐野憲一君) それでは、老人ホームの件についてお答えいたします。

 議員おっしゃいますとおり、当市では老人ホームへの入所待機者ということが 100名近くおります。当市といたしましては、現在、1法人から特別養護老人ホーム建設の要望が出されておりまして、平成18年5月を目途に進めているところでございます。これらの法人に対して、これからも支援をして、順調に進めるよう努めていきたいと思っておるところでございます。

 この法人は、特別養護老人ホーム50床、ショートステイ10床、デイサービス20人を備えた施設ということで、今現在申請しておるところでございますので、よろしくお願いいたします。

 以上です。



○議長(塙信一君) 答弁が終わりました。

 8番、薄井議員、再質問ありますか。

 8番、薄井議員。



◆8番(薄井征記君) 災害時の飲料水の確保という点で改めて質問させていただきますけれども、私の考えによると、潮来市は常陸利根川、霞ケ浦、それに北浦を備えておりまして、大変水の多い地域でございます。牛堀のような耐震性貯水槽も確かに必要で、いいことだと思いますけれども、何せ予算がかかる問題だと思いますので、たまり水を浄化するような機械もあるんですよね。そういうのを各公民館単位に1個ぐらいずつ備えておくのはいかがかなという考えを持っているんですけれども、その辺の考えをお聞きいたします。

 それから、農漁業の件なんですが、我々認定農業者連絡協議会とか大規模稲作研究会とかに入っているんですけれども、その中の組合員でいつも話しているんですが、今から米をつくっていく場合に、多分まだ決まってはいないですけれども、販売量に応じて出荷面積を割り当てられるようになるというような話を聞いていますので、やはり市とか農協とか我々組合が一体となって地域の米ということで売っていかないと、おくれをとるんじゃないかなというような考えがありますので、あえて質問したところでございます。

 次にアメリカナマズ、これチャネルフィッシュとか言われているんですけれども、よそではもう、先ほどの質問でも話したように試食等をかなりやっておりまして、一例がありますのでちょっと述べさせてもらいますと、土浦の産業祭でこれを無料配布 500食をした結果なんですが、空揚げの場合に、 500食無料配布した中で 217人がおいしい、普通だったという人が15人、おいしくないという人がゼロ。つみれ汁の場合は、同じ 500食で 120人がおいしい、6人が普通、1人が何かおいしくないと、そういう回答があったようでございます。

 それで今、霞ケ浦漁連では、これをインターネットに掲載して、ナマズの食料を試食品並びに販売等をしておりますので、ぜひ潮来市でもこういうものを利用しながら、ちょっと試食会でもしてみてはどうかなというような考えでおります。

 それから、介護保険の件なんですけれども、この15日に小学校跡地利用の懇談会があるようでございますけれども、八代地区を介護ゾーンにするというような話も前々から聞いておりますので、その辺の進捗状況。私としては、ぜひ介護施設を早目にあそこにつくっていただきたいなという考えを持っていますので、その辺をお伺いします。

 以上です。



○議長(塙信一君) 8番、薄井議員の再質問に対する答弁を求めます。

 総務課長。



◎総務課長(久保木貞夫君) 議員からご提案をいただきました件につきましては、検討させていただきたいというふうに思います。

 先ほども申し上げましたけれども、飲料水の確保につきましては、当面JAなめがたさんと物資援助協定を結ぶ予定でおります。来週に協定書の取り交わしを予定しておりますけれども、さらに市内のスーパー等にも依頼をしてあります。

 当面の飲料水の確保については、これらによって確保できるというふうに考えておりまして、議員がおっしゃるようなことにつきましても今後考えていきたいというふうには思いますけれども、とりあえず物資援助協定の中で飲料水は確保していきたいというふうに考えております。



○議長(塙信一君) 環境経済部長。



◎環境経済部長(鈴木美知男君) 再質問ですけれども、売れる米づくりということで、先ほど言いましたけれども、早場米等も含めたさまざまな対応の中での販売実績につながるための努力を、今後もしていきたいと思っております。

 それから、アメリカナマズの件なんですけれども、でき得れば先ほど言われたように試食なんかをして、啓発ができればというふうなところも考えておるところでございます。

 いずれにしても、関係機関等あるいは飲食店とか観光協会との調査・研究・開発の要請を今後もしてまいりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(塙信一君) 市民福祉部長。



◎市民福祉部長(佐野憲一君) 八代小学校の跡地の利用の件でございますけれども、今、八代小学校の跡地につきましては、担当部局の方で鋭意検討しているところでございます。

 また、介護施設をそこへつくってはどうかというような意見がございましたけれども、今、我々の考えでは介護施設、要するに老人ホーム等につきましては、民間にやっていただくという考えで進めておりますので、八代小学校跡地につくるという考えは今のところございませんので、よろしくお願いいたします。

 以上です。



○議長(塙信一君) 答弁が終わりました。

 薄井議員、再々質問ありますか。



◆8番(薄井征記君) ありません。

 以上、よろしくお願いします。



○議長(塙信一君) 以上で8番、薄井議員の質問並びに答弁が終わりました。

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△大平幸一君



○議長(塙信一君) 6番、大平議員の登壇を許します。

     (6番 大平幸一君 登壇)



◆6番(大平幸一君) それでは、6番、大平でございます。

 一般質問の通告に従いまして、質問をさせていただきます。

 まず初めに、前川、治水対策について、これをお伺いしたいと思います。

 地球温暖化のいろんな環境悪化により、年々地球が変化しております。そういう中で、今後20%ぐらいの雨量が多くなることが発表されております。利根川の周辺は低平地のため、古くから洪水に見舞われ、そして海との水位差が少ないため水はけが悪いというようなことで、洪水にさらに拍車がかかり、一度豪雨があれば、排水がままならず、水害の常習地帯でありました。

 そこで、この前川においても、過去、昭和13年、これには3メートル34センチというような水量がありまして、大変被害をこうむったわけでございます。それから、平成に入って、3年9月、10月、そして13年、そして、ことしは10月、皆さん先ほどもお話がございましたけれども、台風22号で2メートル25センチ、そして、23号で1メートル93センチと、床上、床下浸水等がございまして、住民の皆さんは大変な苦しみを受けているのが現状であります。

 河川は、河口に水門、そして排水機場、堤防の、この3点がありまして初めてスムーズな河川が運営されるわけでございますが、今現状では、なかなかその1点が設置していない。それが排水機場でございます。

 前川ふるさと整備計画というのがございます。この前川ふるさと整備計画におきましては前川リバーウォーク構想、これが平成9年、前川を考える検討委員会におかれまして作成されております。それから前川周辺整備基本構想、これが平成11年に出されておりまして、そして、前川整備基本計画というものが、潮来市において平成13年に作成されております。それから第5次総合計画、平成8年に行ったわけでございます、この計画。そして潮来市都市計画プラン、これが平成14年。それから潮来地区観光振興方策策定調査、これが平成14年に作成されております。それから霞ケ浦広域河川整備計画、これが平成13年。そして、前川ふるさと川の整備計画というのが本年度3月に作成されております。今現在、これを進めておる状況でございます。

 この整備計画書が、3月に茨城県と、そして潮来市で計画されて、これができて、進めているわけでございますが、治水対策を万全に進めてからの事業展開だと、私はこう思うわけでございます。今、この進めている中で、1つ今お話しした、おくれているのが治水対策でございます。その中でも強制排水機場、これが設置されていないわけでございます。潮来市第5次総合計画の中でも、前川内水の強制排水対策等治水対策の促進と、これははっきりと明示されております。これも進んでいないのが現状でございます。

 そこで、今後の前川の治水対策についてお伺いしたいと思います。

 第1点目、今回、台風22号で前川の増水になったわけでございますが、そこで移動式の排水ポンプで対処したわけでございます。それと同時に、消防自動車での排水作業。今議会の中で、市長はあいさつで、平成3年の水害が生かされなかったというようなお話もされております。これが完全に効果がなかったということは、そこには要因があるわけでございます。その要因を1点目でお伺いしたいと、これをお願いしたいと思います。

 それから2点目、過去何回もの洪水の被害がありましたが、今まで強制排水機場がなぜできなかったのか。住民の皆さん、40年来、本当に苦しみをずっと続けております。この強制排水機場が設置できておれば、こういうことが現在の状態のまま来なかったわけでございます。やはり何か問題があって、これができなかったというようなことじゃないかと思いますので、今までのできなかった理由をお伺いしたいというようなことでございます。

 それから第3点目、平成16年3月に県と潮来市で作成した、先ほどお話ししました前川ふるさとの川整備計画書の中に、この強制排水機場の位置が明記されていない。そして、この強制排水機場の件についても触れていない。この辺はなぜなのか。これをお話ししていただきたいと思います。前川整備計画構想の中では、内水排水のポンプの設置というふうなことで、はっきり明示されております。そうなれば、やはり、ことし3月に出た前川ふるさとの川整備計画書のここに、うたわれなければならない問題であります。

 私は県の職員ともお話をしました。そうしましたら、やはりこれは必要じゃなかったのかと、我々も入れたかったんだと、そういうお話もしておりました。それだけ必要性を認めているわけでございます。

 それから、現在の計画で、強制排水機場の設置場所はどこなのか。これをはっきり言っていただきたいと思います。以前いろいろとその設置の場所のお話がございました。9月の定例会におきましても、米島でというお話がございました。だけど22号、23号の台風でこういう状況になり、本当にできるんならばそれでよいかもわからないですけれども、今現在の中ではなかなか難しいというようなことで、この場所を。当然今回はそういう被害もありましたし、変更せざるを得ないような状況じゃないかとも私は見ております。でないとできません。その辺で位置をはっきり答弁していただきたいと思います。

 第5点、5点目におきましては、強制排水機場の前川に対しての必要能力です。なぜならば、この2メートル30センチ、2メートル50センチというようなことで水量が多くなった場合に、今回毎秒 0.5トン、1分間に30トンです。その1分間の30トンで完全に効果が上がらなかったということになれば、今後設置するに当たって、この能力はどのぐらいのものが必要なんだと。例えば、2メートル30センチぐらいになった場合に、これを完全に排出する能力です。その辺は当然、今後設置するに当たって十二分に調べておると思いますけれども、その辺の能力をひとつ明示願いたいと思います。

 第6点としまして、強制排水機場の今後の対応、これを住民の皆さんにご迷惑をかけないように、そして潮来市のために、どのようにするか、今後の対応策をお伺いしたいというようなことをお願いしたいと思います。

 それから、次に溶融炉でございます。この溶融炉に関しましては、私、9月の定例会で一般質問しました。現在、ごみ処理については、市民の皆さんから出されたごみを焼却場で処理し、これを処理した場合に灰になるわけでございますが、その灰をさらに 1,200度のエネルギーをもちまして処理し、これをスラグにしているわけでございます。

 灰をスラグにするには処理費用が2億 2,000万円、そして、灰の状態で処理した場合は 6,800万円というようなことで、この前の9月の定例会の中でも、はっきりこのような金額が出たわけでございますが、溶融炉の部分の2億 2,000万円ということをとめても問題はないのではないかというようなことで、私はご提案申し上げました。それ以降、やはり市として考えることがありますからというようなことで、メリット、デメリットを精査した上で、今後の方向性について、これをお伺いしたい。

 それから第2点目、この溶融炉をとめた場合、この施設をどういう方向にするのか。当然、日本全国 3,300ぐらいの地方自治体がございます。私たちのこの潮来市と全く同じ条件の方向で実施した市町村があるわけでございます。そこにもいい例がございます。そういうものをかんがみて、これをとめた場合の施設の運用方法、やはり今までは立派に稼働していたわけですけれども、さらにこれを有効に活用するためにはどうなんだというようなことも、当然考えていると思いますので、これをお伺いしたいと思います。

 それから、関連になりますけれども、ごみ処理機の問題でございます。これもすばらしいものです。今現在いろんなごみ処理機がございますけれども、私は実際に自分で体験し、それでやってみました。大体90%ぐらいが水分なんです。20分の1ぐらいになります。それほど少ないぐらいになって、やはりすばらしい効果が出るというようなことで、この潮来市におかれましても、市民の皆さんに2万円を上限として、今現在補助をしているはずです。私の今回の提案は、1基2分の1として、上限を1万円アップとして3万円と、このような方法が平成17年度に可能かどうか、この辺をお伺いしたいと思います。

 それから、この関連でございますけれども、この処理機を、学校の中で、子供たちにリサイクルという観点から小さいときからこれを学んでいただいて、それで、リサイクルの今後の、潮来市に対して、その成長した子供たちが、それを実施しながら潮来市のごみ処理に関与するというようなことで、非常に勉強になる。いわゆる教育上、そういうものを利用しながら、ごみ処理した後の肥料は、自分たちがつくっている花壇とか、あるいは野菜とか、そういうところに使って、循環させる社会づくりをつくる。そういう物事の進め方の協力も、まず必要じゃないか。

 やはりこういう実践教育が、これからの課題の中で非常に大事になってくるというようなことで、学校でも何校かの指定校を設けて、実際にやってみる。自分たちが食べた、その残滓があるわけでございます。9月の定例会の中にも出ました。1日の残滓が 300キロというような大きな残滓が出るわけでございます。ですから、例えばクラスが何クラスかあります。そういう中でも、一遍にはできないでしょうけれども、実際に体験をしてみる。そういう中で、よければ、どんどんこういうものを普及させて、ごみが出ないまちづくり、そういうものも潮来市には必要だと私は思います。

 ひとつそういうことを踏まえて、私、一般質問の中でこれを、十分いろんな面で研究した結果です。それをやはり執行部の皆さん方にはよく理解をしていただき、そして答弁をしていただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

 以上です。



○議長(塙信一君) 12時までには若干早いわけでありますけれども、ここで暫時休憩をして、答弁の方は1時から行っていただきます。

 暫時休憩します。

 1時再開をいたします。

                    (午前11時49分)

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○議長(塙信一君) 1時前ではありますけれども全員そろいましたので、休憩前に引き続き再開をいたします。

                    (午後0時57分)

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△答弁漏れに対する答弁



○議長(塙信一君) 午前中に行われました須田議員の質問に対しての答弁漏れがございますので、企画財政課長より答弁願います。

 企画財政課長。



◎企画財政課長(根本勝雄君) それでは、先ほどの須田議員さんの借地の期限なんですが、事業当初に借りていましたものが期間25年間でございます。それと、平成15年に新たに借地したものについては、15年で契約期間がなっております。

 以上でございます。

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○議長(塙信一君) それでは、6番、大平議員の質問に対する答弁を求めます。

 市長。



◎市長(今泉和君) それでは、前川の治水対策につきまして幾つかの質問を受けましたので、お答えをしてまいりたいというように存じます。

 前川整備事業でございますが、まず、前川整備事業は、治水対策といたしまして茨城県の河川改修事業と、国土交通省の内水排除対策、そして沿線の景観や公園を主体とする観光交流機能の整備を前川周辺整備事業といたしまして、計画をしているところでございまして、いわゆる国と県と市との、三位一体という言葉がありますが、まさに三位一体の河川の整備計画を進めているところでございます。対象区間でありますが、常陸川、いわゆる河口部から大洲閘門までの約3.1キロが一級河川前川でございまして、県が河川改修の方の担当でございます。そして国土交通省が内水排除対策、そして市の方は、少しでも沿線の景観、そして観光交流機能という中で付加価値を高めたいというのが、それぞれの担当分野でございます。

 そういう中で、県事業といたしましては、いわゆる20年確率、確率20分の1の降雨に対しての河川整備を考えておりまして、右岸側への管理用道路の整備とあわせまして、現在はY.P1.6メートルの護岸ということでございますが、これをおおむね 1.9メーターから 2.1メーターのかさ上げ工事を担当する、これが県の役割分担でございます。前川の中でも、一部前川の断面といいますか、河積というんですけれども、河川の面積が確保できない、いわゆる中流部がございまして、この中流部を2列化して水の排水対処、対策の中で水を引っ張ろうというような計画を立てているところでございます。そして、私ども潮来市の場合は、幾つかの河岸がございます。津軽河岸とか仙台河岸、上米河岸と、そういう河岸の整備を担当しようというのが前川の河川改修計画でございます。

 まず第1点の、どうして今まで排水機場が設置できなかったかというご質問でございますが、前川水門、常陸利根川の水門でありますが、この前川の水門は常陸利根川から前川に対する逆流防止というのを目的に設置されているところでございます。今回、台風22号が当地方を襲いまして、沿岸住民の皆さん方には多大な心配、そして災害があったわけでございますが、当日は常陸川、利根川、いわゆる河口部のところに、消防団の団長以下幹部の皆さん方、助役もいましたが、私もそこに3時間ほど待機をしていたところでございます。

 一番の要因でございますが、我々が期待をしておりました国土交通省の排水能力、1秒間に 0.5立方というような、そういう移動ポンプを、この常陸利根川河口部に配置をしまして、準備をしたところでございますが、この排水能力を上回る、前川の方の内水の流出量があったということが原因でございまして、市といたしましては、平成3年の内水排除の経験を踏まえまして、水位上昇が予想されるというような状況でありましたので、早目に国土交通省の方に排水対策の要請をしたところでございます。

 そういう中で、午後3時半に排水をするというような我々との確約があったわけでございますが、現地におきまして、非常にその施設の稼働をするための取りつけなどに大分時間がかかったということで、午後の多分5時過ぎごろ、ようやく排水が開始されたということでございまして、我々が期待していたような、そういう排水対策がなされなかったということでございまして、時間とともに、自然の流下能力といいますか、自然の排出が、その方が効果があるということで、1時間か2時間くらい排水対策をしましたけれども、残念ながら前川水門をあけて自然排水に持ってきたというような状況であります。それが今回の、効果がなかったというような要因であろうというように思います。

 それから、今まで強制排水機場がなぜ設置できなかったかということでございます。

 まず、強制排水機場の設置の問題ですが、まず大平議員に、排水機場が設置をしたからといって、排水対策というものが 100%可能になるということはないということを理解をしていただきたいというように存じます。それは、先ほど市、そして県、国の三位一体の開発計画というように申しましたが、中流部におけます前川の河積、断面積がとれないという中から、排水機場を設置しても、例えば、先ほど20分の1確率というように言いましたけれども、これが50年とか 100年とかの確率の中で、大きな瞬間的な集中豪雨があった場合には対応はできないというのは理解をしていただきたいというように存じます。

 それでは、6点の中で順次答えようと思いましたが、関連をしておりますので、途中ダブるかもわかりませんけれども、お答えをしていきたいというように思います。

 霞ケ浦の流入地点の内水対策を実施しまして、内水被害の軽減を図ることは、国の現在の工事実施基本計画にも位置づけをされているものであります。これまでも国や県、市の三者協議によりまして、前川河口部付近、そして中流部から常陸利根川への導水路築造による排水計画、また、延方干拓地の南幹線用水路を利用した米島閘門付近の3つの設置位置の計画がございました。

 そして、国土交通省も平成3年の水害のときに常陸利根川河口部の方に計画をしたところでございまして、その時点で市の方の観光、先ほど景観というようなことも言いましたけれども、景観とか、また用地の確保の困難という中から、国土交通省の方では河口部の方で一たん断念というような決断をしたようでございます。平成8年になりましてから、先ほど議員が言いましたように、前川マイリバー構想でありますとか、前川水際線地域計画とか、そして今、ふるさとの川整備事業ということで進めているんですが、さまざまなその計画の中で、国土交通省の方から米島閘門側というような新たな提案がなされたところでございます。

 そして、先ほど言いましたように一級河川前川は常陸利根川から大洲の閘門まで 3.1キロメートルでありますので、米島閘門側に排水機場を設置するということは、延方干拓、南側幹線用水路を利用しなければならないということで、県の方が難色を示したところでございまして、私ども潮来市といたしましては、住民の考え、そして、これからの潮来のまちづくりに対しましては、南側幹線用水路も十分に利用しなければならないだろうと、そういう観点の中から地元の、当時の延方干拓土地改良区の理事長さんと連名で国土交通省の方に要請をしたところでございます。

 そういうさまざまな経緯がございまして、現在のところ潮来市、そして潮来土木事務所を踏まえた県の方の河川課、それと国土交通省の河川事務所、三者一体として前川連絡会というような組織をつくっておりまして、定期的な打ち合わせ、そして、一日でも早く前川の河川改修計画、そしてまた排水対策、機場の設置というような検討をしてきたところでありますが、国土交通省の方の考えは、平成18年に霞ケ浦の整備計画が新たに設定をされるということで、整備計画を踏まえて検討をしようと、場所の設置を決定しようというような考えを持ってきたところであります。

 それから、ただいま言いました排水機場の設置場所、そして、これからの対応は、現在ご説明しましたとおり国土交通省の方からの考え、やはり一日でも早く治水対策を進めなければならないだろうというような考えの中から、国の方も地元、市、そして県と早く調整をしながら、18年度の霞ケ浦の河川整備計画とは別に、早急に決定しようじゃないかというような前向きなお話も出てきたというところでありますので、議会が終わり次第、私と県、それと国、それぞれのトップ会談をし、早急に建設の場所を調整をし、予算獲得に向けて努力をしていきたいというように考えております。

 それから、前後になりましたけれども、前川のふるさとの川整備計画に、どうして強制排水機場の位置が明記されていないかということでございますが、ふるさとの川整備計画につきましては、先ほどの幾つかの検討をした計画を踏まえて、最終的に住民の方々も入っていただいた、ふるさとの川整備検討委員会ということで策定をしました。これは、あくまでも県主体の前川河川改修の計画が、ふるさとの川整備計画でございますので、それと排水対策はまた別ということでございます。

 別といいましても、排水機場と河川改修は一体感がなければならないわけであります。排水機場だけを設置しても排水対策が 100%対応はし切れないというように先ほど言いましたが、河川改修の中での河積断面というものを確保しながらでないと、排水機場の能力は発揮できないわけでありますので、国と県、そして市が一体となった開発計画をしていかなければならない。その時点での排水機場の設置場所、そしてまた設置の時期についても調整を図っていかなければならないというのが現状でございます。

 以上です。



○議長(塙信一君) じゃ、溶融炉。

 市長。



◎市長(今泉和君) それから、環境対策の方の溶融炉の件でございますが、9月の議会で、溶融炉のあり方、今後についてというようなご質問がございました。ご質問を受ける前に、私どもといたしましては、溶融炉が9年目を迎えているわけでありますので、当然ながら実証試験施設というものを、我々は提供を受けたわけでありますので、これからこの管理運営をどういうふうにするかという検討をさまざまな角度からしてきたところでございまして、溶融炉は目的を達したであろうというような判断を、ただいましているところでございます。まだまだ技術陣と調整、また検討をしていかなければならないというように存じますが、現在の状況の中では、議員がご指摘のとおりに、施設の停止を前提に検討してまいりたいというように考えております。

 ただ、その後のとめた場合の施設をどうするかということでございますが、やはりダイオキシンという非常に有害な物質の除去清掃というものをこれから考えなければならないわけでありまして、技術の方からの報告によりますと、この除去に際しましても大体1億円以上はかかるんじゃないかというような報告を受けておりますので、施設をとめても今の状況の中で当分置かざるを得ないのかなと。当然、ダイオキシン対策とかそういう清掃関係は進めていって、被害が起きないような中での保存を考えていかなければならない。最終的には、撤去の方向だろうというように思います。

 以上です。



○議長(塙信一君) 環境課長。



◎環境課長(窪谷俊雄君) それでは、生ごみの処理機の機械式のご質問についてお答えをいたします。

 第1点目の、補助金1基2分の1として3万円を限度とする。さらには、平成17年度より実施可能かということについてお答えをいたします。

 現在、生ごみの処理機は、補助金交付要綱に基づいて購入価格の2分の1、補助金上限を2万円として補助をしている状況でございます。本年度の補助金の交付を申請された方々の市販の生ごみの処理機の購入価格帯は、4万円以上6万円ぐらいまで、このものが約7割を占めております。したがいまして、補助率は2分の1に満たないという現状でございます。

 私どもとしては、生ごみ処理機の普及は、ごみの減量化のために有効な手段であるというふうに考えております。したがいまして、補助金の補助率を2分の1に極力堅持したいと考えております。

 平成17年度から補助金の上限を3万円に引き上げられるよう努力をしてまいりたいというふうに考えております。

 それから2点目の、学校での使用はという件でございますけれども、市内の小・中学校を調査したところ、潮来第二中学校で、家庭用のごみ処理機を教材用に使用しているという状況でございます。

 以上です。



○議長(塙信一君) 答弁が終わりました。

 6番、大平議員、再質問ありますか。

 6番、大平議員。



◆6番(大平幸一君) 答弁いただきましてありがとうございます。それで、やはり第1点目からちょっとお話ししたいと思います。

 この増水に対して、先ほど市長の方から、こういうことが要因じゃないかというようなことをお話ございました。それは、要するに0.5トンのポンプでやったけれども効果がなかった。また、この時点で消防ポンプもやった。それでも効果がなかった。私は、これは認識不足だと、こう思っているわけでございます。

 なぜならば、この 0.5トンという、この大きさの排水をこの機械でやったわけなんですけれども、私いろいろ調べてみました。日の出に排水機場がございます。これは 2.5トンなんです。そうしますと、1分間に 150トン。この 0.5トンはどこにあるんだろうかと、私、探しました。そしたら、これは市和田干拓の土地改良区で、幅が約2メートルちょっとぐらいの江間と言われるような状況のもとの、やはり幅が狭い、そのような場所を排出するのには、この 0.5トンで排出できるというようなことで、私は現場を見つけました。ああ、こういう細いところでやるぐらいが 0.5トンなのかと、私はそこで感じたわけです。これは正確に申し上げますと、 0.413トンというんです。ということは25トンだそうです。これでやったって、あの前川には対応できないということは認識できるわけです。

 私はそこで、私たちの茨城県じゃなくて千葉県はどうだろうと、今度は千葉県を見てみようということで、我々潮来の対岸に香北土地改良区というのがあります。そこに加藤洲の揚排水機場というのがあります。これは4.84トンです。ということは 290トン、約 300トンです、1分間に。これで対応すればどうだろうということで、その現場も見てきました。川幅はどのぐらいでどうなんだろう、水量はどうなんだろうと。ああ、そうかと。やはり前川に対しての認識にしてみると、 0.5トンというのはとんでもない数字なんだと。国交省で 0.5はどうでしょうかと言ったと。そんなものとんでもない。何でこんなものカッポスことができるんだと。そこで、すぐ処置ができるのが、この数字なんです。

 さらに大きいのはどこだと、八筋川排水機場というのがあります。これは牛堀地域から橋を越えて、東へ入って旧道へ入るわけです。右側にハマキョウレックスという会社がございます。その反対側を見てください。八筋川排水機場というのがあります。これが 8.2トンなわけです。 8.2トンということは、 492トン排出するんです。この16倍の大きさ、この水量を私も確認してきました。このぐらいの水量があるものは、やはりこのぐらいの大きさでやらないと対応できなんだなと、十二分に認識したわけでございます。さらに、その上はどうだろうということで、今度は横利根へ行きました。横利根に、水機構の新横利根機場というのがあります。これが毎秒13トンですよ。それが 780トンの排出量を持って、あそこの横利根は排出しているわけです。

 ですから、私が第1点にお話しした、今回の台風22号に関して、対応はしたけれども効果がなかったということは、この辺の認識をしていないからの結果なんです。認識をしていれば、その場で必ずや、この 0.5トンではとんでもないと。川幅が二、三メートルのところを排出するのが、この 0.5トンですから。そこで、国交省に対して、これではできないんだということをはっきり話せるわけです。

 ですから、例えば平成3年の水害のときもございました。あのとき、その 0.5トンとかそういうあれを何基持ってきたんですか。それで対応したじゃないですか、これ。その辺を私確認したら、やはり何台ものそういう移動式のポンプを持ってきて、平成3年のときにやっているわけです。それはどのぐらいだと。トータルで私の推測では 7.2トンというんです。 7.2トンということは、約1分間に 432トン排出できるような能力なわけです。ということは、この丸印でいきますと、どれが匹敵するかというと、八筋川排水機場ぐらいのがなければ、その時点で対応できなかったと。ここなんです。

 第1点目にお話しした、これでいろいろやったけど効果がなかったというようなことで、私は認識不足が要因にあるんじゃないかと、こういうことを考えるわけです。ひとつその辺を、本当にこの排出 0.5トンではどうなんだろうというところまで考えていただろうかと、それをご答弁願います。

 それから、今度その次に、私は第2点で、この排水機場がなぜできなかったとかいうようなことで、お話もこの質問の中にありました。やはりこの中でも、先ほど2回ほど答弁の中にお話しされました、排水機場だけでは、当然これは解決できないと。私もそう思います。そのために今回、前川ふるさとの川整備事業の中でも、二列河川というようなことでやっているわけです。この対応と、さらに排水機場の、今みたいな能力のものをきちんとやっていれば、住民の皆さんにご迷惑をかけないような体制が必ずとれると、私は確信しています。ですから、この辺を私は、やる前に今言った排出できるような排水機場を完全に設置して、次の段階に入るというのは、その辺のことなんです。

 それと、前川ふるさとの川整備事業の中で、これは明記されていない。異例なことです。ここの関係者にいろいろと聞きました。県の担当者にも聞きましたけれども、先ほどのお話の答弁の中にも、平成3年には景観とかそういう問題、国交省あたりは河口部にどうだろうというようなことでお話があったり、平成8年には米島がどうなんだろうと提案されて、またこれは県の方が難色を示した。ということは、先ほどお話しした人、私もよく調べてみました。河口部にここはあります。常陸利根川から行った場合に、大洲の水門で、要するに前川というのは設定されたようです。この後のこれは土地改良区の方でやっているわけなんですけれども、当然、先ほどのように一級河川、二級河川の方で格上げして、さらにここの前川の状況にしてから、いわゆる排水機場の問題もやるんだというようなことですけれども、県はいろいろ平成11年にも恐らくやったと思うんですけれども、その時点で回答が何もないのが現状だと思うんです。

 ですから私は、できないところを攻めるんじゃなくて、できるところを的を射て、それで先ほどのお話のとおり県と国と市と一体になれば、これは必ずできることなんです。それが、この三者のあれがちぐはぐになっていたのが、今までの経緯じゃないかと思うんです。その辺をきちんとやっていかない限り、私はこの辺の実現は不可能であろうと。ですから、今現在の状況はいろいろとありますけれども、県と国が大体ほぼ一致している考えじゃないかと思うんです。それで私は、今後できる方策はどうなんだろうというようなことで、いろんな要因を書いてきました。

 まず1番目に考えられることは、場所の問題なんです。大きな問題は場所。これをきちんと明確に、この三者が一致するような体制づくりをするというのが大事なわけでございます。

 この前、12月2日に、住民の皆さん、本当に40年来この水害で、いろんな問題、被害を受けているわけです。そこで、国交省霞ケ浦工事事務所へやはり陳情書を出しているわけです。そこで、所長が何て言いましたかと。前川に対して排水の必要性は必ずある。間違いないんだと。あとは何が問題だと。場所なんだと。これをはっきり明言しているんです。この場所なんです。

 ですから、いろいろこの前の答弁の中にも米島とありましたけれども、これはなかなか難しいというのは執行部の皆さんもご存じだと思うんです。そこができなければ、違うところをきちんと明示するほかないと思うんです。

 この場所の問題を、例えば河口なら河口は、今現在考えているのは恐らく考えが変わっていると思いますので、これが今の前川の入り口、河口部分で、こちらが左岸になります。利根川から前川を見て右側が左岸、こちらが右岸ということです。こういう形ですけれども、私はここで場所は大体決まると思うんです。国、県はほとんどそれが一致しているような状況ですから、あとは市の方がそういう意向出しますれば、必ず早急にできるというようなことがわかるわけですから、その辺を、これは再質問になりますけれども、再質問の時点で、河口部、この辺ということを明記してもらいたいんです。その答弁をひとつはっきりとしていただきたいと思うんです。

 わからないんじゃなくて、この辺に、やはり私たちの執行部としても意向があって、住民の皆さんにご迷惑をかけないような体制、そして潮来市のためにも、こういう考えでいるんだということを、再質問で答弁してください。これが1点。

 それから、機場の能力の確認。これ私、質問していますけれども、答弁していないんですね。強制排水の前川に対する必要能力を答弁していないんです。果たして、この前川で 0.5トンでだめだった、それで八筋川のあれが、こういう機場があるんだというふうなことで、いろいろな図をかいて、これは正確ですから、私はセンチまではかってこれを出したわけです。こういう能力がどれだけ前川に必要だというのを、これは今、答弁していませんね。そういうのをきちんと把握しているかどうか、これ再質問で2点目でお願いします。

 能力をきちんと把握しているのか。この前川が2メートル30センチ、3メートルになった場合、どのぐらいの排水機場が必要能力に必要なんだと。そうすることによって、建物の大きさ、機械の大きさ、そういうのがわかって、面積がどのぐらいというのはここでわかるわけでございます。これが2点目です。

 それから3点目は、導水のいろんな問題を先ほどお話ししてみましたけれども、施工方法なんかはどういう基準で考えているんだと。導水といっても、今は非常に簡単なんです。簡単といってもこれ、あれなんですけれども、地下へ潜らせて、そういう機械がありますから、東にちゃんとそういう施設がありまして、今は地下はモグラのようにぐんぐん機械で掘って、ぼんとパイプを埋めるような状況で、今、導水があるのが霞ケ浦と利根川、そして那珂川から北浦、霞ケ浦と導水が入っています。そういうことも可能であるんですけれども、施工方法ですね、そういうものも考えているのかどうかです。

 それから、今後の計画なんです。何が大事かと。例えば、この立派な今回の、県と潮来市と前川ふるさとの川整備計画書と出ていますけれども、これをつくるに当たっても計画書がきちんと出ているわけです。例えば、こう見てみますと、平成15年から何年に関しまして棒を引っ張っておって、このぐらいまでに何をやるんだと。この強制排水機場であれば、何年までに国と交渉して、そして県とも同意を得ながら、これをやるんだ。そして、排水機場は何年までやるんだとかと、その準備ではいろんな項目があると思うんですけれども、それに対しての計画書をきちんとつくっているかどうか。その辺も、これ4点目、お伺いしたい。

 それから、実現プロジェクト、この強制排水機場は早何十年もやっているわけです。何としてでも、これはここでやらない限り、またずるずる引っ張ってしまうんです。ということは、プロジェクトをきちんと何名かの選任をして、リーダー的なあれは、今回の責任者は市長がなっていただくような形でやってもらう。必ずやこの強制排水機場を実現するんだと、そういうチームを編成してやっていただく。例えば、そういう編成をするに当たっては、どこが担当で、だれが責任者で、これも再質問の中で質問したいと思います。

 それから、人事の問題です。この前、今回の議会で、市長のいろいろな答弁の中でお話がございました。管理職なら2年、一般職で5年ぐらいで異動するような循環をして、市政に対していろいろ勉強していただきましょうと。

     (「二、三年です」と呼ぶ者あり」)



◆6番(大平幸一君) 二、三年ですね。2年から3年というお話でございました。

 この強制排水機場に関しては、人事はかえないで最後まで、できるまで、その人がタッチする。責任持ってやる。なぜならば、2年やそこらでどんどんまたかわっちゃう。そのうちまたずるずるやって、わからないと。これがやはり要因にあるわけなんです。

 そういうためには、実現するのにはどうなんだというようなことで、人事の配慮も、この排水機場の担当課であって、そのチームの中に編成された人間は、最後まで、できるまでこれはやめない。そして、人事の方も異動しないというふうなこと、これできるかどうか、6点目でお話ししていただきたいと思います。

 長年、一番本当に今まで困って、住民の皆さんはこられたわけです。ここで何とか我々としても、議員としても皆さん考えています。必ずやこれは実現しなければならないと、全員が考えています。これは執行部ともども、必ずやこれができるような方向で持っていくような方向で、我々も努力しますから、今お話ししたようなことを答弁しながら、いい方向に導くように、ひとつお願いしたいと思います。

 それから、溶融炉の問題でございます。

 溶融炉に関して、9年目の実証試験的なものでやっているというようなことで、停止をするというようなことでお話がございました。そうしますと、この溶融炉をいつとめるかと、期日の問題です。

 私は9月の中でお話ししましたけれども、この溶融炉の中に耐熱れんがというのがあるんです。この耐熱れんがを交換するのは、やはりある程度の期間があるわけでございます。この耐熱れんがは1年から1年半と言われております。金額が約 2,000万円から 3,000万円。高額ですね。この 2,000万円、 3,000万円をどういう状況に、今、交換時期なのか、そのタイミングです。やってから済むというものじゃなくて、タイミングが大事です。やる前にやれば、これ 2,000万円、 3,000万円浮くわけですから。もうそういう時期にも来ているんじゃないか。1年から1年半ですから。もうやってからそのぐらいの期間がたっちゃってるわけですから。

 そうした場合に、この時期を、いつとめるかというようなことで、恐らく執行部の皆さんはいろいろ考えて、損失がないように、そして、この財政に寄与できるような体制づくりを絶えず考えていると思いますから、その時期をここで明言していただきたい。答弁していただきたいと思います。

 それと、とめた場合の施設をどうするかというようなことです。

 ダイオキシンの清掃に1億円以上かかるんです。これは今後の課題で、やはり今までそういうプラントがあって、我々潮来市として、ダイオキシンを抑えるため、またリサイクルの観点から、その溶融炉を導入したわけなんですけれども、我々潮来市の住民もこういうふうに執行部も努力しているんだ、地域住民全部で努力して、この溶融炉も稼働させたんだというようなことで、私は今度、負からプラスに変わるようなあれで、建物をそのまま残してもいいと。それで、見学者が来たら、我々としてはこういうふうに精いっぱい努力して、灰になった物をまた1,200度の温度でこういうふうにリサイクルをやる体制を9年も10年も続けて、努力してきたんだというようなことで、その有効利用を図るような体制づくりをやったらいいんじゃないかというようなことで、私はご提案を申し上げたいんです。それと同時に、これをできるかどうか、ご答弁願いたいと思います。

 それから、続きまして生ごみ、この処理機については私も実際やってみたと。私がやった結果は、こういうふうに処理機でやると本当に細かくなって、もう肥料状態になるわけです。これは90%以上縮小されますので、例えば私の家庭なんですけれども、1週間に幾つものこの大きなごみ袋の中に生ごみが出て、これを排出していたわけです。1カ月やったって、これだけの量なんです。縮小できるわけです。

 ということは、これを今度、畑へまくこともできる。それができないものは、これだけ出せばいいということは、市に対して排出する量がかなり減るということです。1カ月でこれですから。何カ月もやったって1袋ぐらい出せばいいような状況ですから。これからはどういうことをするかというと、ごみを出さない方向に住民の皆さんが考えて行動するというようなことで、この3万円というのが、私はフィフティー・フィフティーだと。やはりこれを消化するためには電気も必要なわけで、住民の努力も多大なものです。それはお互い努力しましょうやというふうなことで、これはひとつ17年度から実施していただくようによろしくお願いしたいと思います。ありがとうございます。

 それから、学校での問題です。

 学校での問題なんですけれども、第二中学校で教材用として使っていると。これはすばらしいじゃないですか。やはり、今、残食が、この前の議会、9月定例でも 300キロと。1日 300キロですよ、大変なものですよ、これは。それが出ていると。そういう形のもとで出ているやつを、そのクラス単位でもいいから、自分たちで残したものは自分たちで、これを使用しようと。ただ投げて、そのままにしておるんじゃなくて、そういう形のもので、これは知識の勉強じゃなくて実体験の勉強を、これから子供たちにさせる必要がある。これは非常に大事なことなんです。

 私はだから、これは第二中学校でやっていくけれども、あと何校かできないものかと。例えば小学校ですよ。そういうふうに小さいときから、そういうリサイクルの観点で教育することによって、その子供たちが潮来の住民になって大きくなったらごみを出さないようにするわけですよ。自分たちがこうやったことは、これは当たり前の話だと。自分たちも努力して、この市に貢献しようじゃないかと、そういうことになるわけです。

 ですから、教育で大事なのは、そういう面も非常に生きる教育です。生きた教育をするために、知恵を出してどうするんだと。知識も大事ですけれども、知恵も大事なんです。そうすると、その子供たちが家庭へ帰って、学校のクラスでは残飯になったら全部自分らでごみ処理をやって、とにかく縮小されて、本当に自分たちで今度野菜に使ったりとか、花壇に使ったりとか、そういうふうに、お父さん、お母さん、やっているんだよと。うちでもそんなのをやるべきじゃないかと。市では3万円出してくれるんだと。これはすばらしいと。夏は虫は出ない、すばらしい、においもあれだし、いいんじゃないかというようなことで、市全体が協力し合ったら、これは物すごい削減になりますよ。一軒一軒、1万世帯があるわけですから、この潮来市に1万世帯。

 この辺、教育委員会の教育長を初め皆さん方も、こういうことは絶えず考えていると思います。実際に第二中学校でやっているわけですから。それをやはり中学校じゃなくて小学校の、三つ子の魂百までというもんじゃないですけれども、小さいときに植えつける。ひとつそういうことも広めるようにやっていただきたいということをお願いしたい。それも答弁していただきたいと思います。

 私は消費者リーダーのチーム編成の中の消費リーダー会議のところの連絡会に入っているんですけれども、今回、住民の人たちがこれを縫って、スーパーからもらったビニールの袋を削減しよう、ごみに出さないようにしましょうと。これみずから何枚も縫って 100何枚を、文化祭のとき3日間で、これを皆さんに提供しながら活動資金を得たというようなことで、あっと言う間にこれが売れたと。こういうのも我々としては努力しながら広めていくというようなことで、ひとつ子供からそういう方向に導くような教育を、ぜひ考えていただきたいと同時に、やっていただくことをお願いしたい。これも答弁していただきたい。

 私の再質問、これで終わります。



○議長(塙信一君) 午後から農政課長のかわりに環境課長が出席をしております。申しおくれました。申しわけございません。

 それでは、6番、大平議員の再質問に対する答弁を求めます。

 市長。



◎市長(今泉和君) 前川に関してのご質問でありますが、最初の質問のときに強制排水機場の能力関係の点で答弁が漏れたようであります。

 先ほどお答えをいたしましたが、前川連絡会という組織をつくらせていただきまして、定期的に情報交換をし、早く前川河川改修計画、そして排水機場の設置というのを、今まで検討してきたところでございます。

 国土交通省の方の説明でありますが、先ほど横利根川が秒13立方というような、そして八筋川排水が秒8.2立方ということでございますが、私どもの方が河川事務所よりお聞きしている点は、河川事務所の方で検討しておりますポンプ容量につきましては、降雨確率20分の1規模の内水に対する容量、秒7立方というように説明を聞いておるところであります。そして、前川の改修後の自然流下能力は、先ほど申しました降雨確率20分の1に対応する秒 6.5立方を想定いたしまして、流域雨量そのものを早い段階で排水する計画ということでございまして、前川の護岸に関しましては水位高Y.P1.9メーターを基準とし、 1.9メーター以上になれば排水をするというような、そういう計画を聞いているところでございます。

 それから、ふるさとの川整備事業につきましてのご質問でございますが、ふるさとの川整備事業につきましては、先ほど言いましたように国土交通省の方の指定を受けて茨城県が担当をするわけでありますが、おおむね約20億円ほど投資をするということでございまして、期間に関しましては平成16年度、今年度を初年度といたしまして15年の計画の中で、ふるさとの川整備事業は完成させようというような計画でございます。ふるさとの川整備事業で計画をされました河川改修の状況に合わせた排水機場の能力が必要なわけでありますので、15年もかけて排水機場を設置するということではございませんが……



○議長(塙信一君) 藤崎議員が出席しました。



◎市長(今泉和君) 早急に、先ほど申し上げましたように前川連絡会での会議が12月にもありますので、対応策を講じてまいりたいというように考えております。

 そして、排水機場が完成するまで職員をそのまま異動しないで担当させたらということですが、市といたしましてはそういう余裕はございませんので、これは当然、企画部門で担当しておりますし、先ほど言いましたようにトップの折衝事で事足りるというように考えておりますので、前川排水機場に対しての専属の職員の配置をする考えはございません。また、必要ないというように考えております。企画課の職員で十分可能であります。

 それは、排水機場の設置する責任者は国土交通省でありますので、潮来市ではないわけです。国土交通省の方が所管なわけでありますので、私どもの方は市の立場、そして県の立場、国の立場というものを調整しながら、市の方の意見を申し上げ、要望をしていかなければならない。そういう観点から、専属の職員は必要ないということであります。

 それから場所でありますが、先ほども言いましたように、この場所につきましては米島閘門側、中流部からの導水、そして常陸利根川河口部と3つの案があるんです。そして、当初は、常陸利根川河口部に国土交通省はつくるんだというような計画を立てて、私どもに説明をし、協力要請をしてきたところであります。

 そして、平成8年、議員もご理解いただいているというように思いますが、国土交通省の方から、米島川閘門に建設することに対して市はどういうふうに考えるのかというような提案があったわけです。その提案に基づいて、当然、議員もご理解してもらっているように、前川を考える検討委員会、前川マイリバー構想、30数名の方々が一緒になってつくってくれた計画があるわけでありますが、その計画の中でも、やはり前川というものは常陸利根川から米島川、鰐川までが前川なんだと。やはり自然の川をつくるということが将来のまちづくりに対しては非常に大事なことであろうというような観点の中で、要望として、河川化を図ろうというような計画があったわけです。その計画に対して市も、そして地元の当時の延方干拓土地改良区の理事長も、この考えでいこうというような合意をし、国の方に要請をしてきたところでありまして、その国土交通省の方の考え方が、常陸川水門をあけた場合に、まず外浪逆浦と鰐川の水が流れる、そして常陸利根川の水がその後流れるということで、水の循環ができるだろうと。そうすると、前川の水質対策にも有効に対処できるだろうというような説明を受けたわけです。

 米島川につくるということは、これはかなりの時間も要するであろうし、幹線用水路となりますと一級河川化にしなければなりませんので、当然、これは土木の方の費用負担ということを考えれば、これは議論をしなければならないわけです。その間、私どもは、国土交通省の方から、万が一台風等による増水の場合には移動式の排水ポンプで十分対応できるというような説明を受けてきたところであります。

 潮来市といたしましては、常陸川河口部につくろうと、導水路で中流部から排水することであっても、米島川閘門で排水をすることでも、どの案でもいいんです。私が決定権を持っているならば、当然、これは予算の事ですから、議会に相談をして、早期の決定をしていきたいというように思いますが、あくまでも国土交通省が権限を有している、または責任があるわけであります。

 その中で、議員の方から、県も国も常陸川河口部で合意をしているんだというようなお話を、今、したところでありますが、私はそういうお話を聞いておりません。そういうお話がなされているとするならば、どのレベルでお話をしているのかわかりませんけれども、議員のレベルでお話をしていても、それはやはり執行権がございませんので。執行権のある方々の話し合いというのは、前川連絡会議だけだろうというように私思いますので、当然、国と県がそういうような常陸利根川河口部での設置場所の方向に行っているという情報が正しければ、これは早期に建設は可能であろうと。私どもは常陸利根川河口部であろうと、中流部であろうと、米島川であろうと、早く排水対策が実現できるということが私どもの方の従来の前川の整備に対する考え方です。

 ただ、南側幹線用水路を一級河川化して従来の前川にするということは、これは将来のまちづくりにとって非常に大事なことであろうというふうに思いますので、この事業化に向けても私は努力をしていきたいというように考えております。

 以上です。



○議長(塙信一君) 環境経済部長。



◎環境経済部長(鈴木美知男君) 溶融施設内のロータリーキルン、耐火れんがのための維持管理の交換の必要時期については、私どもの方で既に認識をしております。これらを踏まえまして、施設停止を前提に、現在、メリット、デメリットを検討中でございます。この件につきましては、議員ご指摘のように早急に環境経済委員会、それから全員協議会等を通して、検証の結果を皆様に報告してまいりたいと思っていますので、ご理解願いたいと思います。

 次に、とめた場合の施設の有効利用ということでございますけれども、これまで市が取り組んできた環境行政を理解していただくためにも、環境体験学習施設等として、幅広く役立つように対応してまいりたいと思いますので、ご理解願いたいと思います。

 以上です。



○議長(塙信一君) 教育長。



◎教育長(根本健助君) 大平議員の提案でございます学校におけるごみ処理機の利用ということなんですけれども、私も大平議員の考え方と全く同じでございます。今、学校教育において、環境教育というのは非常に重要視して、当然、生ごみのリサイクルというのは小さいうちから身につけるということは大変大事だと思います。

 そこで、考えておるのは、小学校の家庭科の学習とか、あるいは総合的な学習の時間で、調理実習等をやることがあります。そういう時間にやってみたいなというふうに考えております。

 それから、一気にこれはできないかと思うので、少し実験的にやって、様子を見ながら対応していきたいというふうに考えております。

     (「議長、訂正」と呼ぶ者あり)



○議長(塙信一君) 市長。



◎市長(今泉和君) 先ほど前川の改修後の自然流下能力を降雨確率20分の1に対応する秒 6.5というように言ったということですが、65ですので、よろしくお願いします。

 以上です。



○議長(塙信一君) 答弁は終わりました。

 大平議員、再々質問ありますか。

 大平議員。



◆6番(大平幸一君) この前川の件に関して一番問題なのは、今、私の質問、答弁、いろいろお話ししてみると、やはり場所が問題。場所なんです。

 この場所が、先ほど河口部、それから米島、それから中部の導水というようなことで、3点お話ししました。潮来市としてはどこでもいいんだというふうなことも、答弁の中に入っていました。

     (「早い方」と呼ぶ者あり)



◆6番(大平幸一君) 早い方をね、あるわけです。

 この3つを考えた場合に、早い方はどこなんだということになると、いろいろわかると思うんです。

 先ほど言った、この米島川というのは、今現在、よくこの冊子を見てみますと、検討対象区間外と書いてあるんです。ここを一級河川、二級河川にしてやるのには物すごい時間がかかります。県がオーケーと言わなければ、これはできっこないんです。

 ですから、今3点お話ししました3つの中で−−私も、こっちを循環して、市長の考えはすばらしいと思いますよ。潮来市にとってもいいと思いますよ。だけど、できないものを追っていたって、これはしょうがないでしょう。今は一日でも早く、これを完成しなければ、こういう温暖化現象になっていて、いつまた住民の皆さんが被害を受けて、2メートル30センチ、3メートルの水害になる可能性が、これはすぐ起きる。だって、こんなことないと思うんですけれども、台風がまた12月に、この前来たばかりでしょう、あれ。ハーフマラソンなんかできなくなったというのも台風ですよ。そういう地球環境が悪化している中で、できないものを追ったって、これはしょうがないから、早くその排水機場で、ご迷惑をかけないようにきちんとやってから、次の手なんですよ。

 ひとつその辺をもう一度お考えになって、例えば、あと中部の導水、これは先ほど言ったように導水も私も見てきましたよ。やるならば施工方法といったら、今の時代、アクアラインじゃないけど海の下をぐるんぐるんやっぱりやって、あれきちんとつくっちゃうんです。前川と利根川の導水なんていうのは簡単なもんですよ。

 だから、3つの中で、首長である市長に場所を決めてもらえば、これはできることなんです。ですから、先ほど答弁の中でありましたね、早くできるのはどこなんだと、この3つに。河口部か、それとも米島か、それから導水かというようなことで、どこができるかというのはわかるでしょう。我々もいろいろこれ調べてみましたけれども、一番早くできるのはどこだというのは、私だって大体わかりますよ。プロとして活動している市長初め執行部の皆さんは、私以上にわかっていると思いますよ。

 ですから、再々質問のところで、早くできるところはどこなのか、これ答弁してみてください。

 大体今までの何十年と、これやって、市長就任からずっとこれは知っているわけですから。いろいろ研究して、サンアントニオとかそういうところだって見てきているわけです。そうすると、サンアントニオなんてどういうふうに導水をやって、この治水対策をどうしているんだと、これは当然わかるわけですよ。

 ですから、再々質問の場合に答弁していただくことは今の部分ですよ。3つのうちどれなんだと。執行部の頂点となる首長が考えているのは、早くできるのはどれなんだと。それをひとつ答弁していただきたいと思います。これが再々質問です。

 それから、今、サンアントニオのリバーが出ましたね。ここも1921年、大洪水で3メートルもの水が町の中全部にやってきて大変な被害を受けて、それで始まったのがサンアントニオリバーなんですよ。そうした場合に、治水事業というのは当然、最初から何をやったか。ほかの観光だ、景観だ、どうのこうのはやらないです。最初にやったのは、この治水対策なんです。それをやってから、次の手法に移ったと。この前川だって同じことです。

 サンアントニオでは、どんな排水機場があるんだか、それで、どういう対策をとったというのは、市長はよくわかっていると思うんです。いやこれはいい知恵だなということがあれば、それをひとつお願いしたいと思います、これは前川にも治水対策に有効に生かせるというようなことがあれば。恐らく何回かは行っているでしょうから。

 私らだって実際自分で、この目で見てはいませんけれども、大体推測がつくんです。今、パソコンやら何やらでいろいろな情報をキャッチできますから。1921年ですよ。

 それから、ここで問題なんです。台風22号、23号で、あれだけの水が出て、 0.5トンでやったら効果がなかったと。これはわかったんですよ。先ほど言った7ですよね。そうすると、これぐらいのあれがないとだめなんです。この前これでやったんです、 0.5トンです、一番小さいやつ。4番目のやつでやらないと対応できないということですから。それで大事なことは、この強制排水機場というものは長い間かかります。あしたすぐできるというわけでもない、すぐできる、何カ月後というわけにはいかないんです。先ほどの首長の折衝、国との折衝、県の折衝と、そういうのが三者が一致になって、これが初めてできることなんです。

 それまで、また台風が来て、2メートル3メートルのあれが来たときにどういう処置をするかですよ。その対応なんです。その対応策はどう考えているんだと。 0.5トンの、この一番小さい丸っこいのでやったって、これは全然効果がないわけですから。この4番目に、この辺まで持っていかない限り、暫定処置ということはできないんです。それを十分理解していただきたいです。

 そのためにはどうなんだと。国交省が 0.5トンでいいからと言ったと言うんじゃだめなんです。当然だめでしょう、これ、できないんですから。これは1分間に30トンなんですよ。ということは、国交省にも30トンとか50トンとか 100トンとか、大きいのがあるんでしょうよ、これ。それはどこにあるかというのも私、聞いてみたんです。松戸にあるらしいです。そういうやつを、きちんと暫定対策をして、住民の皆さんが被害をこうむらないような方法の処置をとるほかないんですよ。この排水機場がいつできるか、これはまだわからないでしょう、全然。わからないんですよ。だけど、早くできるためには、さっき言った場所の問題を早くやってくれと言うんだけれども、それまでの間に台風が必ず来ますから。そうした場合に、また同じようなことで繰り返しになるわけです。

 どうか、暫定対策をどういうふうに考えるか、できるまではどういうふうに考えるか、これをぜひご答弁願いたいと思います。今の丸印を見ればわかるわけです。ということは、16倍ぐらいの大きさがないと、この暫定対策も可能ではないということです。これをひとつ答弁の中でお願いしたいと思います。

 あと、最後に1つ、答弁していただきたいことは、住民の皆さんは何十年も苦しんでいます。そういう中で、これは本当にできなければしょうがないということで立ち上がりました。そして、 2,700名以上の方々が署名をして、この潮来議会にも来ております。陳情しております。こういう皆さん方の思いに対して、市長はどういうふうに考えているかというようなことを、ひとつお話ししていただきたいと思います。

 あと、もう一点、前川ふるさとの川整備計画書、すばらしいものが出ました。私、1ページから全部、最後のページまで読ませていただきました。すばらしいです。書いてありますけれども、これ我々議員が知っているのかというと、知っていないんです。こんなのもらってあるのかというと、もらっていない。こういう20億円もかかる、これから展開していく事業に対して、3年にできたということは、その前にはもうある程度の段階で、3年に、要するにこれは、作成されているわけですか。そういうのもきちんとして、これからの潮来市、住みよい町、そして安全のすばらしい町にするので、こういうことを考えているんだということを、議員の皆さんにも、これもきちんとやってあるかどうか、その辺もご答弁願いたいと思います。ぜひお願いしたいと思います。

 それから、溶融炉の問題、答弁のようにひとつ実施していただくことをお願いします。

 あと学校の問題。学校の問題も、教育上、非常に私も大事だというようなことで思っていますので、今1クラスでやっていますけれども、いいですよ、1クラスずつふやしていっても結構ですから、それをやっていっていただいて、子供たちに、教育は一番重要なところでありますし、まちづくりで一番大事なのも教育が根源ですから、ぜひその辺から進めていただくことをお願いしたいと思います。

 今回の、この前川、私は、すばらしい、この潮来市にとって自然から授かった贈り物だと考えております。そして、住民の皆さんが安全に暮らしていけるような方向が一番重要なポイントだと思っています。ですから、執行部の皆さんは、今回の住民のご努力、思い、 2,700名以上の署名、それを踏まえた上で、ひとつ早急に、これが実現可能なように、私も努力します、一緒になってやっていこうじゃありませんか。そういう気持ちで私いますので、ぜひ首長初め執行部の皆さんには心にそういうことをきちんととめて、そして、この事業が、よかったと思われるように完成するような方向にやっていただきたい。これをお願いしたいと思います。

 今、再々質問を行いましたけれども、私が今、質問をお願いしますというようなことで、特に場所の問題を、私は一番今回の質問の中で心配しております。なるべく私初め皆さんが安心できるような答弁をきちんと最後にしていただきたいと思います。これをお願いして、6番、大平の質問を終わります。

 ありがとうございました。



○議長(塙信一君) 大平議員の再々質問に対する答弁を求めます。

 市長。



◎市長(今泉和君) 大平議員さんの再々質問でありますが、場所を特定したらということでございますが、決定権は国土交通省にあるわけです。そして、国土交通省の方は、常陸利根川河口部で当初計画をした場所につきまして断念をしたんです。その後、米島川閘門、導水路でどうかというような3つの案を提示していただいているわけです。

 そして、市の方の考え方からいいますと、常陸利根川の河口部に大型排水機場というものをつくった場合に、果たして観光にマイナスになるような、そういう施設ができるのかどうか。または、最初の計画を見ますと、潮来ホテル側の前川あやめ園をポンプ場に設置をするというような計画も見せていただきました。果たしてそういうことがいいのかどうか。そしてまた、右岸側の民間の方々が土地の買収に協力していただけるのかどうか。そこら辺もあるわけなんです。我々がやりたい、仕事をしたいと言っても、地権者の皆さん方の協力をいただかないと、そういう事業は進展できないわけです。前川の遊歩道の整備でも、なかなか地元の皆さん方の同意が得られないような状況もあるわけです。

 しかしながら、将来のまちづくりを考えたらば、当然我々は努力して、毎日少しずつでも努力をしながら完成に向けて頑張っていきたいということであります。決定権は国土交通省にあるわけでありますので、当然治水というのが前川の河川改修では最大の眼目、一番にしなければならない状況でありますので、一日でも早く設置が可能な場所を、前川連絡会の中で話し合いをしながら、決定をしていきたいというように考えております。

 それから、アメリカ、サンアントニオ市のことでございます。治水優先ということですけれども、確かに1921年、大水の中でサンアントニオ市民50数名が亡くなりましたが、サンアントニオ市とコンサルタントの方々は、その川を埋め立てをしようというような計画が一番最初の計画であります。治水対策はその次でありますので、ご認識をいただきたいというふうに存じます。

 それから、二千数百名の市民の皆さん方の市、そして県、国に対する陳情という、どういうような思いかということですが、陳情をして、受けたからどうかということでなく、まず台風22号の時点で、私、現場に3時間、そして災害対策本部として12時、1時ころまでいましたけれども、その時点の中から、一日でも早く治水対策をしなければならないというように決断をしたところでありますので、陳情があるなしにかかわらず、市長としての責任を果たす考えは、そのときもそうでありますし、今もそういうような状況であります。

 ただ、周辺の住民の皆さん方に関しましては、大変つらい思いをさせてしまったということは、当然、河川改修は県の役割、排水機場は国の責任ということでありますが、市の方といたしましても、まとめ切れなかったというふうな、そういう責任は痛感をしております。

 陳情があったから動く、陳情がないから動かないということでなく、市長として当然、台風22号、その時点から、私は強い決断の中で、まとめ上げていきたいというような判断をしております。

 暫定対策につきましては、秒 0.5の排水能力、それが要因だということですが、当然、国の方もそれは理解をしているというふうに存じます。私どもの方は今回の要請をしたときでも、それだけの排水能力があるポンプ車を配置していただきたいというような要請をしたわけでありますので、排水機場ができるまでの期間は、議員のご指摘のとおり、もっと大きな排水能力のある排水ポンプの要請をしていきたいというふうに考えております。



○議長(塙信一君) 企画財政課長。



◎企画財政課長(根本勝雄君) それでは、ふるさとの川の整備計画の件なんですが、大平議員の質問の中でありました計画書、これは県の方で作成しまして、一部市の方へ来ているものではないかと。

 市の方も計画の中で、市の部分のやる計画があります。これはまだ今、県が中心に行っています管理用道路等の整備が、今までも事業として行われてきたわけです。それが含まれた中での内容と、それと、市の部分は議員さん方もご存じのとおり、市独自で前川整備計画を立てております。それが加わったものだということでご理解いただきたいと思います。

 その整備計画の中身については、市の部分の計画等も詰まった中で、議員の皆さん方へは知らせてまいりたいと、そういうふうに考えております。

 以上です。



○議長(塙信一君) 以上で6番、大平議員の質問並びに答弁が終わりました。

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△根本又男君



○議長(塙信一君) 9番、根本議員の登壇を許します。

     (9番 根本又男君 登壇)



◆9番(根本又男君) ただいま塙信一議長より登壇の許可をいただきましたので、一般通告質問に従いまして5点ほどご質問したいと思いますので、どうか執行部の皆様方のお答えをお願い申し上げます。

 1番目、台風の襲来どきの対応はどのようになっていますか、お尋ねします。

 ことしは異常気象のせいか、本土上陸10個で上陸の記録を更新し、西から日本海側に大きな被害をもたらした。潮来市でも台風22号による被害状況は、人的被害はなかったものの物的被害は床上浸水1件、床下浸水20件、住宅の一部損壊1件、道路陥没・のり面崩壊等10件、道路通行どめ4件、避難状況(自主避難)10人であったそうですが、台風の襲来どきの対応について、以下のことについてお伺いします。

 1、台風の襲来どきの風速や雨量で避難場所は決められていますか、お伺いします。

 2つ目、前川が増水したときに、大型排水ポンプを早急に設置してもらいたいと思いますが、どのように対応するか、お伺いします。

 3つ目、辻地区新町の下通りにある下水用マンホールの4カ所から、9日の朝、約50センチメートルほどくらいの高さまで水が吹き出たのは何が原因だったのか、お伺いします。

 4つ目、消防団員が昼夜交代で、増水で被害の民家の排水や、大生原地区、釜谷地区の堤防の崩壊などでの援助の要請はどこから来たのか、また、日当は幾らだったのか、お伺いします。

 大きな2つ目、安全な通学路の確保について。

 潮来第一中学校裏門から津知幼稚園までの通学路、道幅1.5メートルの箇所が約245メートル、道幅3メートルの箇所が約55メートルで、総延長 300メートルある。通学路の道幅が狭く、危険に感じます。途中不法投棄等もあり、風紀上悪いと思う。なお、外灯も5カ所設置してありますが、2カ所外灯が消えていた。対応についてお伺いします。

 大きな3つ目、担い手の確保と今後の農業経営のあり方について。

 茨城県の農業就業人口は、昭和60年、25万人いたのが、現在、15万人と40%近く減ってしまいました。農業従事者は高齢化となり、60歳以上の就業割合は38%だったのが70%になり、県内の経営面積は15万 7,000ヘクタールで、昭和55年と比較して約20%減少している。すなわち、毎年1%減少していることになる。市として、担い手の育成をどのように確保するのか。また、大部分の農家が専業農家としての経営は難しく、第二種兼業農家に転じております。その他、田んぼ等の利用権を設定する面積も多く、今後の農業経営のあり方についてお伺いします。

 4番目、農産物品評会を開催しては。

 農業情勢は農業従事者の高齢化、担い手の減少、米での収入減等の課題が山積しています。農業従事者の夢と希望を託すためにも、秋に行われている産業文化祭と同時に農産物品評会を開催してはどうかと思いますが、お伺いします。

 5つ目、三位一体改革について。

 国・地方財政三位一体改革として、国・地方の役割で、補助金削減3兆 8,000億円、税源移譲2兆 4,000億円、行財政改革の報告もなく地方交付税削減を行っている。中には、国と地方が2分の1ずつ出し合う義務教育費削減2年で 8,500億円は来年秋までに、中央教育審議会の結論まで待つとなったが、社会保障費まで来年から削減しようとしている。

 地方交付税で財務省案での県試算によると、潮来市は2003年度実績で39億円あったのが、2006年度、29億円の26%削減の新聞記事を見たが、このとおり削減されれば、潮来市で次のことについてどう思いますか、お伺いします。

  (1)三位一体改革をどう思いますか、お伺いします。

  (2)地方交付金削減についてお伺いします。

  (3)このまま削減されるとしたならば、事業の見直し等についてもお伺いします。

 4つ目、地方への税源移譲は何かありましたか、お伺いします。

 5つ目、新しい税源の導入について、何かありましたらお伺いします。

 以上、大きな項目で5点でございます。執行部の皆様方のご答弁をよろしくお願いいたします。

 以上です。



○議長(塙信一君) 質問の中で、前川の件、それから前川の治水対策、それから台風等については、角度が変わっていますけれども、同じような質問がございます。そういうことに対しても簡潔な答弁を願いたいというふうに思います。

 それでは、9番、根本議員の質問に対する答弁を求めます。

 総務部長。



◎総務部長(箕輪強志君) 台風時の対応ということでありますが、これにつきましても先ほど総務課長の方から、潮来市の地域防災計画にのっとって、非常態勢、警戒態勢というようなものにのっとりましてやっていくということでございます。

 避難場所等につきましても、第1次避難所が集会所である。それから、第2次避難所が学校、公民館を指定しているというようなことであります。こういうような中で、災害対策本部長の方から避難命令が出た場合には、それにのっとって避難をしていただくということでございます。

 2番目の、前川の増水の対応というようなことでありますが、これにつきましては、ただいま市長が申し上げたとおりでございます。

 3番目の排水関係です。辻地区の方がマンホールより吹き上げたというようなことでありますが、瞬間的に大雨が降った場合には、マンホールから雨水が入っていってしまうというようなことで、ポンプ場の方の機能が追いつかないというようなことでマンホールよりあふれてしまうというようなことが出てくるわけであります。瞬間的なことでございますので、今のところは対策としてはないというふうに考えております。

 それから4番目の、消防団等の日夜勤務でありまして、これにつきましても消防団の方には出動費用弁償というようなことで、今回の台風、延べ 2,309人の方々から消防団の方が出動してもらっております。 230万 9,000円というようなことを、議会の初日の日に議決をしてもらっております。

 命令系統でありますが、これは消防団長の方から命令が発せられるということでございます。

 以上であります。



○議長(塙信一君) 市長。



◎市長(今泉和君) 前川の質問に対して、総務部長より答弁をしたとおりということですが、先ほど大平議員の質問に対して説明不足の点もあるというように思いますので、関連して答弁をしたいというように存じます。

 大型排水ポンプ、大型排水機場の早期設置につきましては、先ほど答弁したように、最も効率、効果的で早急な対応が可能な場所への設置を三者会議で決定し、推進していく考えでございます。

 そして、場所の点で質問がございましたが、平成3年、私が就任前でありますので、平成7年就任をいたしましてから、前川の整備に対して国の方、県の方といろいろ打ち合わせした内容でありますが、まず、常陸川河口部に大型排水機場の設置の計画が出たようでございます。ところが、用地の問題、そしてまた観光に対するマイナス面等を考慮して、次に、中流部から導水路を通しての排水をするというような計画があったようでございます。これは、潮来市内にあります霞ケ浦河川事務所では決定したようであります。私どもの方も、その計画の中で推進をするのかなというように期待をしておりましたが、当時の関東地方建設局では、工事費の増大というふうな観点から、計画が関東地方建設局の段階で取りやめになったということを聞いております。

 それから、場所の決定がなかなか難しいという中から、新たに霞ケ浦河川事務所、当時の霞ケ浦工事事務所から、米島川の方に設置をいかがかというのが、私どもと県の方にあったわけでございまして、現在は米島川の閘門ということで進めているところでありますが、22号の台風の状況によりまして、治水というものが最重要課題でありますし、我々が期待したような排水能力がなかったわけでありますので、今までにも答えたように、早急に建設ができる場所を三者協議の中で決定をしていきたいというようにございます。

 潮来市の決定権は潮来市長の私でありますし、県は知事であります。そして国は関東整備局または国交省の本所があるわけでありますが、当然、河川局長の方の権限になるというふうに思います。その決定がなされないと、排水機場の設置はできないわけでありますので、実現に向けて努力をしていきたいというように考えております。



○議長(塙信一君) 教育次長。



◎教育次長(内田正雄君) 2点目の、通学路の件についてお答えいたします。

 現在この道路は、潮来第一中学校及び津知小学校の児童・生徒約120人が、徒歩あるいは自転車により通学路として利用しております。津知幼稚園側にあるJRの線路を横断する鉄橋は幅3メートルであり、車両の通行は困難な状況にあり、また、拡幅整備となりますと、事業費はもちろんのこと新たに車両交通面での危険性が生ずることになるため、現段階での拡幅改良する予定は持っておりません。

 しかしながら、安全な通学路の確保として、防犯灯の再点検により切れているところは早急に対応し、また、除草や枝払い、不法投棄等の除去を適宜実施することにより、児童・生徒の通学に支障のないよう管理面での対応を、関係課と連絡を図ってまいりたいと考えております。



○議長(塙信一君) 環境経済部長。



◎環境経済部長(鈴木美知男君) 担い手の育成、確保についてでございます。

 米価格の低下によりまして、農業を取り巻く環境情勢が厳しさを増す中でございまして、市町村においても農家の高齢化も進んでおります。担い手の育成及び確保が、今現在深刻な課題になっております。

 認定農業者の担い手の育成−−これは認定農業者にならないと担い手の育成という方向に進めませんので−−確保については、現在51名の方が認定を受けて、意欲的な取り組みをしております。基本構想に基づく潮来市元気アップランというものがございますけれども、これらに基づきまして、85経営体の育成と農用地の50%を集積することを目標に推進しております。

 これからも経営感覚のすぐれた担い手を育成、確保するために、市、JA、土地改良、そして農家の皆さんとひざを交えた話し合いを持ちながら合意形成を図り、水田農業ビジョンに基づき進めてまいりたいと思っております。

 次に、今後の農業経営のあり方なんですけれども、国では米政策の改革をしております。そういう中で、これまでは全農家を支援してきたわけです。しかし、これからはプロの農業経営、生産の大衆を占める構造にしていくという、このことを認識しなければならなくなってきました。ということは、その反面、農家の方々は米を自由に販売できるようになりました。販売方法としては、集荷業者にお願いする方法とか、自分で販売先を見つける方法等に分かれます。

 しかしながら、いずれにしても勝ち組になるのには、1つ目として、買っていただける米づくりをしなければなりません。これは売れる米ですね。いい米をつくるということです。

 2つ目は、コストの面からの点も当然考えなければなりません。農地の流動化、集約化を進めて、大規模営農による効率・効果のある低コストの米づくりも必須になってきます。

 それで、3つ目が販路の確保でございます。これも大事な問題でございます。

 私どもとしては、このような3つの点を十分踏まえながら、私どもでつくりました水田農業ビジョンに基づいて、消費者のベストパートナーとなり得るよう、さらに調査・研究、創意工夫をしまして、経営改善と販路の確保、農業経営のあり方について、関係機関と農家の皆さんとともに頑張ってまいりたいと思いますので、ご理解願いたいと思います。

 次に、農業従事者の希望を託すためにも、秋に行われている産業文化祭と同時に農産物品評会を開催してはどうかというお話でございます。

 農産物品評会につきましては、行政が中心となって農業産業祭ということで、10数年前にやめてしまいました。生産者みずから取り組むということでないと、文化祭と同時に開催しても長続きしないという結果が出ております。このため、農業者と十分話し合いをした上で、開催については検討していきたいと思います。

 現在は、地産地消という取り組みが行われております。道の駅での直販委員会、あるいは上戸川でのカマやコスモス、こういうところによる無料の農産物の配布ということと、あわせてあやめ祭り期間中の特産物の推進委員会ということで、地産地消の取り組みを、今、全面に挙げて進めておりますので、ご理解願いたいと思います。



○議長(塙信一君) 総務部長。



◎総務部長(箕輪強志君) 三位一体の改革についてということであります。

 どう思いますかということでありますが、国と地方の財政を見直す改革ということで、三位一体の改革が始まったわけでありますが、この改革の中では、まだまだ不明瞭な点が多いというふうに思っております。

 17年度の予算につきましても、新聞報道等によりますと、まだ未確定のままだというようなことであります。国から地方に税源が幾ら来るかということが、まだ不透明というようなことで、知事の方も、評価する部分につきましては、所得税から個人住民税への税源移譲ということを発表してもらったことについては大変うれしいことでありますけれども、交付税等につきましてはまだまだ予測がつかないというようなことで、不透明であるというような発表をしているところでございます。私どもの方でも、予算を編成する上では、この辺のところがはっきりしないと計上できないというようなところであります。

 また2番目の、地方交付税の削減についてお伺いしますということでありますが、結果から見てみますと、13年、14年、15年、16年というようなことで、13年をもとに16年の決算見込み等で比較をしてみますと、4億5,800万円ほどの減というふうになっております。

 3点目の、事業の見直しというようなことでありますが、経常的な部分につきましては、補助金の見直しとか、市長の給料のカットとか、いろいろなことをしておりますけれども、事業的に見てみましても、15年と16年を比較してみますと、主なものだけでありますが、3億 6,700万円程度の事業の減というふうになっております。

 それから、地方への税源移譲は何があったかというようなご質問でありますが、これまでに税源移譲はないというふうに見ております。16年度の予算におきましては、国庫負担の削減分として、所得税の一部を所得譲与税というようなことで交付するというようなことになっておりまして、16年度の予算の中では、人口1人当たり 1,673円の3万 1,200人というようなところで、 5,230万円の予算を計上しているところでありますが、まだ交付にはなっておりません。

 新しい税源の導入についてはというようなご質問でありますが、これにつきましても、以前より観光乗船税あるいは入漁税等を取ったらどうかというようなお話がございました。税務課の方で、これをよく調査しました結果、なかなか徴収するに当たっては難しい部分がある。特別徴収をしなければならないために、周りに全員の人数を配置して、人員が何人入ってきているかというような調査をするというようなことがなかなか難しいというようなことで、課税するまでには至っておりませんが、また検討をしていきたいと思っております。

 以上であります。



○議長(塙信一君) 答弁が終わりました。

 9番、根本議員、再質問ありますか。

 9番、根本議員。



◆9番(根本又男君) 9番、根本です。答弁ありがとうございます。何点か再質問したいと思います

 1番目の (1)については、全国で3つの市です。潮来も町ではなくてもう市になったのだから、やはり台風どきにはこのようなふうだというような、ここへ避難場所というようなことでご答弁ありましたけれども、それはやはり市民の皆さんに、より効果的なもののような形で、よろしくお願いいたしたいと思います。

 2つ目ですけれども、国や県というようなことが、そのようなふうにやっているんだというようなことですけれども、国・県などに働きかけて、先ほど市長さんのお答えでも、早期に設置したいんだと、前向きに考えておるというようなことのご答弁でございましたけれども、やはり市長さんや、ここにおられる議員の皆さんも、市の地元のパイプ役としてのリーダーシップを発揮して、早期にできることをお願いします。

  (3)ですけれども、これは今のところ瞬間のためにもって対策はないというようなことでございますけれども、二、三十年前に建てたうちは、そのまま道路や庭などへ水が出ますけれども、ここ五、六年前に建てたうちなどは、全部各家庭のマンホールへ水がはけていくような体制になっているんです。私のうちもそうなんですけれども。

 そうしますと、9日の未明に起きたような状態が出てくると思うんです。だから、その辺、やはり台風の時期には、マンホールの中へ流れない方法とか、何かこう考えないと、これ、私もその現場に行ってみたんですけれども、下水道のために、もっと大便とかが出てきちゃいまして、すごく、そのほかほとんどは水なんですけれども。水というのは高いところから低い方へ落ちていくので、それを改善するのには対策はないんだというようなことでなく、今言ったように下水の中へ全部一挙に入っていくというと、またこのような現象が起きると思いますので、その辺もちょっと一考え、考察した方がいいのかなというようなふうに思います。

 それから消防団の、計算してみるというと 2,309名、それで 230万 9,000円ということですけれども、これは市の基準に従って日当 1,000円ということでございましょうけれども。私も9日の夜、6時から8時20分ごろまで、市長さん、総務部長さん、消防団長さんというような方が来ていただきましたけれども、その3名の来る前に、橋の上あたりでもって私と分団長が越えるとき、いや腹減ったね、飯だねというような、飯どこで食べんだやというようなことだとか、あるいは、まちづくり懇談会の大生原地区にも行ったときに、大生の区長さんから、堤防決壊したときにもって、消防団を頼んだんだ、どこから頼んだというようなことで、国土交通省の方からというようなことを通して頼まれたというようなことがありましたけれども。

  1,000円という日当というのは、消防団なら消防団が、火災が起きた場合は火を消して、すぐ帰る。30分か1時間、あるいは1時間30分ぐらいだったら、この程度でもいいとは思いますけれども、やはり昼夜交代でというようなことになると、大生原地区のまちづくり懇談会にも出ましたように、そのほかに何か、手当というか昼食代くらい出してやりたいというような気持ちで、大生原地区の区長さんは聞いたと思います。それは市の与えているとおりというようなことでお答えしましたけれども、私は予備費とか、あるいは何らかの形で、1年でも何人でもないので、そういうときはやはり、ほかの金が大変だと思いますけれども、そういう形にしてあげたいなというような気持ちがありましたので、その辺も再度お尋ねします。

 それから2番目ですけれども、 120名通学しているということですけれども、今まで潮来第一中学校が工事中は津知の小学校のグラウンドの方へ行き来をしていたので、利用が終わったからとは言いながらも、今、部長さんおっしゃったように整備等とか、あるいはその他お願いできればなというようなふうに思います。あそこ、現に通ってみるというと、やはりこのように感じましたので、この点もよろしく、後までもお願いします。

 それから3番目ですけれども、担い手育成ということで、51名ということで農業者がいるそうなんですけれども、これからは専業農家を生かすため、あるいは第一種兼業農家の中に51名いるそうです。ということで、10年後の潮来市の農業経営のあり方はどのようなふうだというようなことも考えて、やはり個人個人がばらばらでなくて、市の公の場所がリーダーとなって、10年後の農業構想はこのようなふうなんだよというようなことを……。どんどん高齢化していっちゃうと思うんですよ。今、60歳の人は、10年後には70歳、80歳というようなことになってしまうので、新しい人たちが農業に余り、第二種兼業農家がほとんどなのでというようなことで、ここも10年後にはどのような構想になるんだというようなことも、ひとつ大変でしょうけれども、お答えを願えればなというようなふうに思います。

 4番目ですけれども、開会式に私も同席しましたけれども、盆栽とか生花とかシオとか、そういう専門分野というようなことも結構でしょうけれども、先ほど言ったように農家の人口が潮来市でも約40%おりますので、以前は農産物など、米あるいはいろいろな野菜とか、そういうようなことをつくって展示したらば、見学人とか、あるいは大勢見にきて、すごく盛大にできたことを私は見ました。やはり農家が何をやってもだめなんだというような状況では困りますので、幾らか夢と希望を託すようなことで、これもいつごろか復活できればなというようなふうに思います。

 それから三位一体のことですけれども、三位一体については毎日のように新聞に載りまして、切り抜いておりますけれども、これ、だれがやっても削減削減の話で、市長さんも、または執行部の方は大変だなというようなふうに思います。

 読売新聞の11月7日では、12市町村でゼロというようなことで、潮来市が26%減だとか、あるいは交付税の大幅削減、市町村に衝撃と懸念だとか、これが茨城新聞の11月14日。あるいは、地方債残高が最高だと、昨年度の市町村の決算、火の車、歳入や積立金は減少と。これからどうするのかというようなことが、11月24日の茨城新聞。そのほか、32知事、全体像に不満、三位一体改革断行と課題先送りに強い懸念というようなことで、ほとんどの方が、この税源移譲または三位一体については、よくないんだというようなことのが、何か新聞記事を毎日のように、ここ二、三日は載っていませんけれども、にぎわしたのが、これについてもお答えお願いします。

 最後に、新しい税源の導入についてということですけれども、今のところ余り考えていないということです。この前、新聞記事に見ましたけれども、徳島県鳴門市では、人口6万 5,353名のところですけれども、軽自動車税を1台、軽自動車のトラックで、 4,000円を 120%または 150%まで値上げしてもいいと、これは市町村に任せられているというようなことで、軽自動車、トラック、乗用車、またはトラクター、農家の、そこのところを値上げしたいんだというようなことで、部長、課長、係長等が農家の作業をやっている現場まで行って、このようなふうに17年4月から税率を、地方も三位一体改革に伴って苦しくなってきているので、上げたいのでよろしくお願いしますというようなことを伝えてまいった。そしたら、奥さんですけれども、いやいや、ことしは米も安くなっちゃうし、我々も生きていくためには税金なんか上げられては困りますよというようなこと。また、別なところへ行っても、ええ、トラクターなんか、そんな、今、百姓もうけが一つもないのに、明るいニュースもないのに上げてもらっては困るよというようなやりとりをしているようなところも、テレビで拝見しました。

 そうするといっても、やはり三位一体改革というようなことで、その市はその市として、収入は地方交付金が少なくなってきているわけですから、自分の市は自分の市で守るような方策を執行部以下皆様方にお願いし、再質問を終わらせていただきます。



○議長(塙信一君) 再質問は終わりましたね。

 では時間ですので、暫時休憩をいたしまして、3時半再開をいたします。

                    (午後2時55分)

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○議長(塙信一君) 3時半までに若干早いわけでありますけれども、休憩前に引き続き再開をいたします。

                    (午後3時26分)

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○議長(塙信一君) 9番、根本議員の再質問に対する答弁を求めます。

 建設部長。



◎建設部長(本宮弘一君) 一番最初の、台風時の対応というようなところで、再質問等に対してお答えをしたいと思います。

 非常に今回の台風のときには地元の皆さん方にはいろいろご迷惑をおかけしておりますが、今回の汚水の施設、これからあふれ出ちゃったというようなことであります。これは過去、今回だけじゃなくて今まであったわけですけれども、昨年までは前川の方に、いざというときには流れるような状況にしておりました。ところが、前川の方も河川でありますから、そういうものはやめたらいいだろうというようなことで、ふさいだ経緯がございます。

 これはほかにも原因がありまして、水が流れないというような状況もあったんですけれども、今回の場合には、台風等によりましてこのような状況になったわけです。この状況というのは、ちょうど前川ふちの方で、どうしても下水が家の中に飛び散ってしまうという、そういうような状況だったものですから、急遽そういうようなキャップを使って、側溝を使って前川の方へ放流ということでございました。

 これは、処理場が大雨のときには雨水が入ってきます。処理場に雨水が入ってきますと、処理場の流入ゲートをつぼめなければなりません。さらに、そういうような事態が起きてまいりますと、ポンプ場のリースゲート、これもつぼめなければならないわけでして、そういうような原因が重なると、今みたいな状況が生じてまいります。

 対応といたしましては、先ほど来、対応することが非常に難しいというふうに申し上げましたが、職員が行って、そのような事態につきましては前川の方に放流できるような状況にしていきたいというふうに考えております。

 ただ、ことしの状況みたいに前川の水位が上がってしまうというような場合には、これは前川の水も入ってしまいますので、最終的な検討というのは、お金がかかりますけれども、上部の上の方、いわゆる県道辻の榊原スタンドの前あたり、ここのところで右と左に役場の方から来る水を分水させて、それで国道の方から見ましたらば右手側の方にこれを流して、幾らか分水をさせる方法、さらには県の流域の方に接続させる方法、いろいろ今現在研究をしているところでございます。

 以上です。



○議長(塙信一君) 総務部長。



◎総務部長(箕輪強志君) 消防団の日当 1,000円というようなことでありますけれども、確かに大生原地区のまちづくり懇談会の中でも、消防団員さんの弁当等はどういうふうになっているのかというようなご質問がありました。今、市の方でやっている中では、 1,000円の中で弁当も自費でやっていただきたいというようなことでお願いをしているところであります。

 確かに金額的に、24時間出てもらいまして弁当も自分で持つということは、厳しい状況の中かというふうに認識をしておりますけれども、麻生さん、それから北浦さん、それから玉造町さん等におきましても、ここらの金額で実施をしているというようなところで、足並みをそろえているところでございます。

 また、団員さん等につきましても、報酬というのは、これとは別に年間報酬を支払っておるというようなこともありまして、この辺のところでご了解をいただいているところでございます。

 よろしくお願いいたします。



○議長(塙信一君) 環境経済部長。



◎環境経済部長(鈴木美知男君) 10年後のということでございますけれども、担い手となる認定農業者の高齢化が、現在著しく進んでおります。そういう中では、現状では集約化が主要となることから、地区ごとに担い手を明確にしまして、担い手を中心に土地利用の集積を行っていく。農業委員会、JAその他を含め立ち上げ、委員会による土地借り上げを調整した上での担い手の集約でございます。集落ごとの集約を目指す、農業の将来のあるべき姿を十分踏まえながら、先ほど述べましたように潮来市農業経営基盤強化促進に関する基本的な構想、元気アップラン等、水田農業ビジョン等につきまして、先ほど51名ということでお話ししました。これらを、51名、51系体ですけれども、85系体に目標を持っております。個別を29、組織を5、34です。それに先ほどの51を合わせて85系体を目標に進めていく所存でございます。

 次に、農業産業祭のぜひ復活をということで再質問でございます。

 地産地消に取り組んでいる方々、農家の皆さん、関係者等、十分話し合いをして、対応してまいりたいと思いますので、ご理解願いたいと思います。

 以上です。



○議長(塙信一君) 総務部長。



◎総務部長(箕輪強志君) 三位一体の改革の中のお話であります。新聞紙上を見ておりますと、議員おっしゃるとおり、三位一体の改革の中で交付税がどうの、それから補助金がどうのというのが毎回のように報道されておりますが、11月27日の報道の中で、こういうふうに決着をしたというような報道がなされました。ただ、補助金の税源移譲等につきましては、秋のころまで先送りをするとか、それから、交付税等につきましては先行きがまだわからないとかというような内容のものであったものでありますから、そういう答弁をさせていただきました。

 何といいましても、厳しい状況にありまして、新聞の報道どおりの中身をそっくりとこちらに当てはめますと、今行っている事業等につきましても見直しを図っていかなければならないというような、厳しい状況にあるというようなところに尽きるのかなというふうに思っておるところであります。

 また、新しい税制度というようなことで、徳島県を例に出されまして、軽自動車税のお話がありました。軽自動車税あるいは法人税等につきましては、標準税率の 1.2%、ですから20%まで、条例を改正して上げることができるというようなことになっておりますが、現在、潮来市におきましては、標準税率のまま進んでおるというようなことでございます。これを上げるに当たりましては、各機関と十分協議をしていかなければならないのかなというふうに思っております。

 以上であります。



○議長(塙信一君) 答弁が終わりました。

 根本議員、再々質問ありますか。

 根本議員。



◆9番(根本又男君) 1点だけ。最後の三位一体改革についてでございますけれども、やはり私もテレビを見ていましたけれども、軽自動車にかけるのをトラクターにかけるというわけで、先ほど言いましたように課長、係長、部長から全部歩いていましたけれども、いやあ、そんなのかけてもらっては困りますよというようなことで、私も農家でやっているわけなので、困ります、私も。

 ということで、税源があるものだったらば自分みずからが、市は、市として任せられているような昨今でございますので、税源を何でもいいですから見つけ出して、今後あるべき潮来市の姿で、だれがやっても、市長さん初め、地方交付金マイナスマイナスというわけで来ているわけだから大変だと思いますけれども、夢と希望を持って進んでいただけることをお祈り申し上げまして、根本、9番、質問を終わらせていただきます。

 以上です。



○議長(塙信一君) 以上で9番、根本議員の質問並びに答弁が終わりました。

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△橋本きくい君



○議長(塙信一君) 5番、橋本議員の登壇を許します。

     (5番 橋本きくい君 登壇)



◆5番(橋本きくい君) 5番議員の橋本でございます。

 ただいま議長さんからの許可をいただきましたので、これより通告に従いまして質問をいたします。よろしくお願いいたします。

 北浦の水をきれいにする市民の会と市の今後のかかわり合いについて。

 北浦の水をきれいにする市民の会の一員として、私は平成16年度の活動を通して潮来市議会、県議会、各省庁に陳情いたしました。ことしは8月、9月の北浦アオコ発生について、いまだかつてないことと受けとめ、飲料水に対する取り組みについてはだれも反対できないところまで来てしまいました。なお、市議会においては、私どもの願いを理解してくださいまして、意見書まで出していただき感謝しております。改めてお礼を申し上げます。

 なお、具体策として市に対する要望、県に対する要望、国に対する要望が重なり合うところもありますが、お互いに話し合って目的達成に努めていただくようお願いするところです。

 市の考えをお伺いいたします。

 霞ケ浦導水事業について。

 霞ケ浦導水事業については、平成22年ごろまでに完成すると言われております。那珂川からの霞ケ浦の導水については、10年前に土地改良区関係団体もそれに気がつき、鹿行としても陳情をしているとのことです。

 北浦のアオコ発生と同時に、私どもの会としては、合成洗剤3分の1運動では飽き足らず、早急に北浦の水の浄化に対応する行動の必要性を感じ、会合を重ねて今日に至りましたが、霞ケ浦導水の中間的立場の美野里町の立て坑がちょうど巴川に通ずる水路になり、北浦には直接入ることになりますので、一番近道な対応の仕方と受けとめました。立て坑に蛇口をつけるということです。このことについては、各市町村において応分の負担をしていただくよう要望しておりますが、市の考え方を伺います。

 3、北浦のヘドロ対策として。

 北浦のヘドロ対策としては、各堤防沿いに約80メートルほどの前浜をつくり、そして草、要するにアシ、マコモ、その他などを植え、自然浄化につなげたいと思います。それには、現在霞ケ浦で行われておりますヘドロを除去する作業として、浮島などに埋め立てして最近完成されておりますが、北浦もそのような北浦全域についてのヘドロ対策をお願いしてはどうか。受け入れ側としては潮来市土地改良区の一部、延方干拓を用意いたしました。

 かつて10年前、自主的に組合員が将来の米作に不安を持ち、埋め立てをして、新しい農業の生き残りを考えた時点もありました関係上、そのことについて最近再度確認をいたしましたところ、再びこのことについて会員の同意を得ましたので、4メートル以上の埋め立てが可能であることを確認いたした次第です。

 以上のようなわけで、時代は動いておりまして、農民の心も時代とともに変わります。唯一飲料水の危険度がますます大きくなることに危機感を持つのは農民だけではありません。鹿行27万以上の人口、まして現在、神栖の砒素対策についても他人事ではありません。

 私どもは日増しに汚染されていく北浦の水について、原水を守ることの重大な時期に来ておりますことはだれしも疑いはいたしませんが、各市町村も、そして行政も市民も一緒になって、問題の解決に努力していただきたいのです。

 新春早々、各市町村の代表者及び市民の方々にお集まりいただきまして、ご相談させていただきますので、市長の考えをお聞かせください。

 申しおくれましたが、実はけさ10時ごろ、県会さんの方から連絡がございまして、県の各委員会は、橋本さん、通りました、16日の本会議で結審いたしますと、そういう電話がございました。県の方が通りますと、私どもが皆さんにお約束したことが確実に実りのある方向に向けてまいるのではないかということで、今一応ほっとしたところでございます。

 そういうことで、市もどうぞ私どもの意を酌み取りくださいまして、前向きにお願いする次第です。よろしくお願いいたします。



○議長(塙信一君) 5番、橋本議員の質問に対する答弁を求めます。

 環境経済部長。



◎環境経済部長(鈴木美知男君) 1点目でございますけれども、国・県・市に対する要望をお互いに話し合って、目的達成に努めていただきたいということでの市の考え方ということでございます。

 北浦の水をきれいにする市民の会の皆様方には、北浦水域の水質の改善のために献身的な活動をいただき、深く感謝申し上げます。また、国を初めとする関係機関への働きに大変ご苦労さまです。去る11月5日の県議会への陳情に際しまして、市執行部の代表として私参加させていただきました。活動趣旨を踏まえ、目的達成のため、市としてもともに頑張ってまいりたいと思いますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。



○議長(塙信一君) 市長。



◎市長(今泉和君) 続きまして、霞ケ浦導水事業に関連をいたしまして、立て坑の中から巴川を経て北浦への導水事業ということでございますが、この考えにつきましては、額賀衆議院議員が会長をしております霞ケ浦北浦治利水環境期成同盟会という組織がございます。これは、霞ケ浦開発事業に向けて、亡くなられました橋本登美三郎先生が会長を長く務めておりまして、霞ケ浦開発について、さまざまな地元の声を中央に届けた、そういう組織でございます。私も副会長を務めております。

 この導水事業についての北浦への通水に関しましては、内部でいろいろと議論をしているところでございます。導水事業そのものが当初の計画より若干縮小しているというようなことでございますが、ご意見をいただいたとおり、私どももこの考えに関しましては、可能ならばぜひ実現をしたいというように考えているところであります。当然、各市町村の考え方もございますので、市町村の考え方と歩調を合わせながら協力、そしてまた責任を果たしていきたいというように考えております。

 それから、北浦のヘドロ対策でございますが、ご指摘のとおり、水質の浄化に対しましては、しゅんせつというようなものは非常に有効であるというようなことを伺っております。10年前になりますか、当時の延方干拓土地改良での総大会が、延方干拓地内に埋め立てをして、しゅんせつ土の搬入場所にするというような、そういう総大会の決議があったということをお聞きしておるところであります。

 そういう中から、機会あるごとに霞ケ浦河川事務所に対しましては、その可能性というものを確認しておるところでありますが、現在、西浦の土浦港周辺でのしゅんせつを桜川の生田入干拓の方に、事業の展開をしておるところでありますので、その後、可能であれば事業化に向けて努力はしたいなというような返答は受けておるところであります。今、公共事業関係も非常に厳しい状況でありますので、再度、北浦の水質浄化という観点からも、機会あるごとに地元の声として国の方には届けてまいりたいというように考えております。

 以上です。



○議長(塙信一君) 答弁が終わりました。

 5番、橋本議員、再質問ありますか。

 5番、橋本議員。



◆5番(橋本きくい君) 橋本です。

 今、市長さんから、それから部長さんから、お話伺いまして、大変うれしく思います。

 ただ、立て坑からの蛇口をつけるということには、我々市民団体は応分の負担もということをお願いしようと思っているんですが、これは国交省に行きましても、県に行きましても、大変いまだかつてない意見だそうです。応分の負担というものを地域の人から申し出るということは、同じ陳情でも、我々も応分の負担をして何とか完成に持っていきたいというのは、これはいまだかつてないということで、我々もそういうことを考えざるを得ないということは、前に鹿行に6億の県の予算がついた時点があるんです、さきおととしあたりに。

 それで鹿行の人たちが、下水に対する考え方がまとまらずに、その6億の金を返されてしまった。県の方で牛久の方へ持っていかれちゃったという時点がありまして、そのとき初めて私は、市民の考え方というものが各町村みんなばらばらで、ほとんど組織化されていないし、陳情も、ただ代議士に陳情するだけであって、こうしたい、ああしたいという要望は一つもなかったのではないかなと思って、それで、そういう県の方の一応案があったにもかかわらず、市町村が受け取らなかった。ましてや、今、我々がその水を飲んで、困っているのに、ただ傍観的に、我々が騒ぐから仕方なしについていくなんて、そういう根性ではだめだと。自分たちも応分の負担をして、その内容をもっと深めていくという立場を考えながら行動しなければだめだろうということで、私たちは各市町村に応分の負担ということを入れて、陳情に出したわけであります。

 私たちは常日ごろ、前向きな行動をしなければならないということは考えておりましたけれども、全然、市や、あるいは各町村が、そういった前向きにやらなかった時点が、結果はこういうふうになってしまったのでありまして、我々下水道をやり、そして飲料水の確保をしながら、30年以上もたっているのに、何一つそれが組織化されて行動を起こさせなかった、しなかったという責任を、皆さん応分に負担していただきたいと私は思うんです。

 きょうはそういうことで、一応今日までの経過を皆さんに聞いていただき、そしてまた、いい方法にお持ちいただき、ご協力いただくことをお願いして、私のお願いをこれで終わります。結構ですから。



○議長(塙信一君) 以上で5番、橋本議員の質問並びに答弁が終わりました。

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△散会の宣告



○議長(塙信一君) 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。

 本日はこれで散会をいたします。

 大変ご苦労さまでした。

                    (午後3時51分)