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茨城県 ひたちなか市

平成17年第 2回 6月定例会−06月17日-04号




平成17年第 2回 6月定例会

          平成17年第2回ひたちなか市議会6月定例会

                議事日程(第 4 号)

                          平成17年6月17日午前10時開議
日程第1 一般質問
日程第2 諸報告 陳情
日程第3 議案第 60号 ひたちなか市職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について
             (提案理由の説明)
日程第4 議案第 53号 ひたちなか市公の施設に係る指定管理者の指定の手続き等に関する条例制定について
             ないし
     議案第 60号 ひたちなか市職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について
             (以上8件、質疑、委員会付託)
日程第5 休会の件
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〇本日の会議に付した事件
日程第1 一般質問
日程第2 諸報告 陳情
日程第3 議案第 60号 ひたちなか市職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について
             (提案理由の説明)
日程第4 議案第 53号 ひたちなか市公の施設に係る指定管理者の指定の手続き等に関する条例制定について
             ないし
     議案第 60号 ひたちなか市職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について
             (以上8件、質疑、委員会付託)
日程第5 休会の件
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〇出席議員 26名
                         1番  後 藤 正 美 議員
                         2番  井 坂   章 議員
                         3番  西野宮 照 男 議員
                         4番  高 崎 修 一 議員
                         5番  牧 野 米 春 議員
                         6番  横須賀 すみ子 議員
                         7番  永 井 利 男 議員
                         8番  樋之口 英 嗣 議員
                         9番  深 川 澄 子 議員
                        10番  薄 井 賢 司 議員
                        11番  川 崎 三 郎 議員
                        12番  鈴 木 勝 夫 議員
                        13番  住 谷 勝 男 議員
                        14番  木 村 時 郎 議員
                        15番  佐々木 忠 男 議員
                        16番  佐 藤 良 元 議員
                        17番  山 本   繁 議員
                        18番  打 越   浩 議員
                        19番  山 田 雅 則 議員
                        20番  面 澤 義 昌 議員
                        22番  清水 伝吾兵衛 議員
                        23番  山 中 輝 夫 議員
                        24番  吉 田   実 議員
                        25番  安   雄 三 議員
                        26番  磯 前 勝 一 議員
                        27番  栗 原   昭 議員
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〇欠席議員  1名               21番  高 橋   康 議員
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〇説明のため出席した者
                       本 間 源 基 市長
                       松 本 正 宏 助役
                       池 田   聰 収入役
                       山野邉 義 文 教育長
                       川 崎 敏 雄 水道事業管理者
                       飛 田   修 企画部長
                       永 田   仁 総務部長
                       兼 山   隆 財務部長
                       海 野 芳 彦 市民生活部長
                       加 藤 雄 二 福祉部長
                       山 田   博 経済部長
                       葛 宇 芳 樹 建設部長
                       澤 畠 雄 也 都市整備部長
                       後 藤   忍 水道部長
                       山野井 洸 俊 教育次長
                       川 上 隆 幸 消防長
                       清 水 芳 徳 教育委員会委員長
                       安 島   明 代表監査委員
                       伊 藤 幸 一 選挙管理委員会委員長
                       黒 澤 一 郎 農業委員会会長
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〇事務局職員出席者
                       田 口 信 夫 事務局長
                       河 又 敏 雄 次長
                       小 池   洋 次長補佐兼庶務調査係長
                       大 内 康 弘 次長補佐兼議事係長
                       笹 沼 義 孝 主任
                       武 石 泰 文 主事



          午前10時 開議
○磯前勝一 議長  これより本日の会議を開きます。
 議事日程を報告します。本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付しました日程により議事を進めたいと思います。
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△日程第1 一般質問
○磯前勝一 議長  日程第1一般質問を行います。
 昨日に引き続き、通告順に発言を許可します。
 11番川崎三郎議員。
         〔11番 川崎三郎議員登壇〕
◆11番(川崎三郎議員) それでは、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。
 最初に、位置指定道路に関する課題についてお伺いをいたします。
 近年、位置指定道路の所有権に関して、位置指定道路に接している宅地の所有者が道路の持ち分を所有していないことによる問題が発生していることは皆様ご承知のとおりでございます。また、宅地開発による袋路についても同様の問題が発生しております。現在の位置指定道路に面している宅地の売買については、宅地の所有権移転と連動して道路分の所有権も移動しており、支障が生ずることはございませんが、過去に認可を受けた位置指定道路は前売り主がそのまま所有権を持っているケースが多々見受けられます。その当時土地を取得した人たちは、当然道路は無償で永久的に使用できるものと信じて疑わないため、後日トラブルが発生し、愕然とするケースがよく見受けられるのでございます。
 そこで、私が当事者から苦情を受けながら感じている問題点を指摘したいと思います。1点目は、土地を売却する場合、土地部分を所有していないと不利になり、道路の持ち分取得のために新たに費用が発生することでございます。2点目は、当事者ではない第三者が道路部分を取得する場合があり、実勢価格以上の買い取り請求などの事態が発生することがあります。3点目としましては、位置指定道路内で水道工事及び下水工事等をする場合、所有者の承諾が必要になることであります。さらに、承諾を得る際、使用料と称して地代を請求されるケースも発生しているのが現在の状況でございます。4点目は、位置指定道路の維持管理についても、使用者は関心を持っておりますが、道路部分の地権者は無関心である傾向が強いということです。
 以上のような課題及び問題点があるわけでございますが、このような事態を引き起こした責任の一端は行政側にもあるのではないでしょうか。そこで、お伺いをいたします。
 1つには、民有地、すなわち私所有地を行政機関が位置指定道路として認定している以上、道路としての役割を最優先し、継続的に道路としての機能を存続させることが行政の責務であると思うわけでございますが、見解をお聞かせ願いたいと思います。
 2つには、位置指定道路の所有者ではあるが使用者でない場合、使用者の権利を拡大する措置をとる必要があるのではないかと思うわけでございますが、当局の所見をお伺いいたします。
 3つには、位置指定道路を役所に移管したい旨の申し出が所有者からあれば、その申し出を受理し、行政の責任において道路の維持管理をすればよいと思いますが、これについても答弁願いたいと思います。参考までに申し上げますが、石岡市におきましては既に実施されていると聞いておりますが、このことについてはご承知でありましょうか。
 次にセットバックについてお伺いをいたします。
 4メートル未満の道路のセットバック部分に関しましても、法律で定めている以上、行政は、創意工夫を凝らし、道路としての機能を高めるための努力をすべきであると思います。セットバックをした部分の現状は、舗装もされず、花を植えたり植木鉢などを置いているのが見受けられ、セットバックの効果が十分に発揮されていないと思うのであります。そこで、お伺いをいたします。
 1つには、当局はこの現状をどのように考えているのでしょうか、見解をお聞かせ願いたいと思います。
 2つには、セットバック部分を効率的に利活用する方策についてもこの際お伺いしておきたいと思います。
 以上です。
 次に、教育行政についてお伺いをいたします。
 今年は、中学校の教科書が改訂され、来年度から4年間使用される教科書を採択する節目の年であることは皆様ご承知のとおりでございます。この採択制度については何度か本会議上において質問させていただいておりますが、いま一つ議論がかみ合わないというところがございますので、冒頭に、採択制度の仕組みについて再確認をする意味合いからお聞きしたいと思います。
 県の教育委員会は、適切な採択を確保するため教科書についての調査・研究をいたします。この調査・研究を行うに当たり茨城県教育委員会は、専門的知識を有する学校長及び教員、教育委員会関係者、学識経験者から構成される教科用図書選定審議会を設置して諮問をし、答申を得るわけでございます。この審議会は、専門的調査・研究を行うため、通常教科ごとに数人の教員を調査委員として委嘱しております。次に、県の教育委員会は、この選定審議会の調査・研究結果をもとに選定資料を作成し、それを採択権者である本市の教育委員会に送付することにより指導、助言、援助をすることになっております。一方、採択権者である本市の教育委員会は、県の選定資料を参考にするほか、独自に調査委員、調査部会、作業部会、採択地区審議協議会などを通して調査・研究をした上で、最終的に本市の教育委員会の権限で1種目1種類の教科書を採択し、これを4年間各中学校で使用するわけでございます。以上が教科書採択の仕組みでございますが、これに誤りがあればご指摘いただきたいと思いますので、これで正しいのかどうか、教育長の答弁をお願いしたいと思います。
 次に、教科書採択制度の問題点についてお伺いをいたします。1点目は、採択権は本市の教育委員会にあるにもかかわらず、現実には調査部会や作業部会、そしてまた採択地区協議会において絞り込みが平然と行われているところにあると思うのであります。文部科学省の見解によれば絞り込みはやってはならないことであると規定しておりますが、これにつきましても教育長の所見をお聞きいたします。
 2点目は、本市独自の採択権を、地方教育行政の組織及び運営に関する法律、この23条の6項の規定によりまして保障をしておきながら、一方では、同一採択地区内において採択された教科書と違う教科書を本市が単独で採択した場合、有償になってしまうという法律がございます。これはすなわち義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律が存在するという現実がございます。これでは採択権が有名無実化しており、このような権限を行使することは事実上不可能であると言わざるを得ないのでございます。この問題につきましても教育長の見解をお伺いしたいと思います。
 以上で、1問目を終わります。
○磯前勝一 議長  澤畠雄也都市整備部長。
         〔澤畠雄也都市整備部長登壇〕
◎澤畠雄也 都市整備部長  1番目の、位置指定道路、セットバックに関する課題についてのご質問にお答えいたします。
 位置指定道路に関する1点目の、位置指定道路の機能を継続的に維持することが行政の責務ではないかとのお尋ねでございますが、位置指定道路につきましては、土地を建築物の敷地として利用するために建築基準法による道路位置指定基準に基づき指定するものであり、その性格上私道であることから、機能の管理、保全、存続につきましては所有者及び使用者において行うものであります。
 2点目の、使用者の権利に関するお尋ねでございますが、位置の指定後は建築基準法上の道路となるものでありますが、所有者、使用者の関係につきましては、実態上の使用者と位置指定道路所有者が異なる場合、その占用等の権利については当事者間において対処すべきものであると考えております。
 次に、セットバックに関する課題についての1点目の、障害物等が置かれている現状についてのお尋ねでございますが、当該部分については、避難上、防災上及び交通安全上の観点からもその幅員の確保を図るため、土地所有者に対しセットバックの趣旨について再度理解を求め、今後とも指導してまいりたいと考えております。
○磯前勝一 議長  葛宇芳樹建設部長。
         〔葛宇芳樹建設部長登壇〕
◎葛宇芳樹 建設部長  位置指定道路の3点目の、移管についてお答えいたします。本市では、平成14年にひたちなか市市道認定基準及び寄附受け入れ要綱を制定しておりますが、位置指定道路の移管の基準としましては、公道から公道へ通り抜けができており、幅員など形状及び構造等が寄附受け入れ基準に適合している場合に限り受け入れをしているところでございます。本市では現在、市道認定道路の延長が約1,145キロメートルありまして、整備状況としましては、改良率55.2%、舗装率74.5%となっております。また、地方分権に伴う法定外道路であります農道など約223キロメートルが本年度国から譲与され市が管理することになりましたが、そのほとんどが未整備の状況であります。そのため公道の整備が優先され、したがいまして基準、これは寄附の受け入れ基準に適合しない位置指定道路の受けれはできない状況でございます。また、他市においても、それぞれの要綱により対応していると聞いております。
 次に、セットバックに関する課題についての2点目の、セットバック部分の効率的な利活用の方策につきましては、部分的なセットバックを道路として使用した場合、一部の幅員については現状より幅広く確保できますが、その路線の道路線形が変則になるため、通行する上で危険な状況になります。したがいまして、効率的な利活用をする方策としましては、路線の交差点から交差点までの区間の両側はセットバックにより幅員が確保できた後に整備したいと考えております。
○磯前勝一 議長  山野邉義文教育長。
         〔山野邉義文教育長登壇〕
◎山野邉義文 教育長  教育行政のうち、教科書採択制度についてお答えいたします。採択につきましてはおおむね議員ご指摘のような手順になっておりますが、一部つけ加えますと、県教育委員会は、教科用図書選定審議会を設置し、調査研究部会で作成した選定するための資料を採択権者である市町村教育委員会と県内7つの地区に組織された採択地区選定協議会に送付いたします。この地区選定協議会においても専門委員が各社の教科書を観点別に調査・研究いたします。それらの資料や独自に調べたことをもとに各市町村教育委員会は、生徒にとって学習しやすい教科書を研究いたします。なお、教科書無償措置法により採択地区内は同一教科書を使用することになっておりますので、地区別選定協議会に教育委員会の代表として教育委員長、教育長が参加し、保護者代表も加え、市町村の意見をもとに慎重に審議、選定し、最終的には市町村教育委員会が採択いたします。
 次に、調査部会での教科書の絞り込みについてでございますが、調査部会は観点別に調査・研究しており、特定の教科書に絞り込むようなことはございません。
 次に、市独自の教科書を採択することについてでございますが、本来市独自で採択することが望ましいと考えておりますので、県に要望してまいります。
○磯前勝一 議長  11番川崎三郎議員。
         〔11番 川崎三郎議員登壇〕
◆11番(川崎三郎議員) 最初の、位置指定道路についてでございますが、私がお聞きしているのは、この機能を継続的に保持できないか、一たん市の責任において許認可権を行使して位置指定道路を認定している以上、あとは知らないでは済まないと思うんですね。やはり永続的に道路の機能を保全するというのは権利の行使者である行政にとっての義務であるかというふうに思います。途中でそういう支障が出た状態で、あとは当事者に任せるというようなことでは、いわゆる普段生活道路として使っている市民にとっては著しい支障が生じるわけでございますので、こういう弱者救済、さらにまた市民サービスの向上というような観点からも、役所はそれに対して救済の手を差し伸べるというようなスタンスが必要ではないかなというふうに感じております。そういった中で、使用者の権利を拡大するというのも1つの方策であるかというふうに私は考えております。
 ただ、この問題につきましては、都市計画法の壁とか、それから市独自に要綱を制定したり、あるいはまた必要があれば条例を制定するというような手順も必要であるわけでございますが、なぜそのような背景の説明を今なされなかったというようなことで、大変残念に感じております。やはり市はもう少し建設的な答弁をしていただきたいというふうに考えております。私は市民の代表者として発言しておるわけでございます。そういった観点からも、ぜひ市民サービスの向上という観点をもうちょっと配慮していただきたいというふうに思います。今の答弁の内容では、当事者同士で解決すべしというような回答でありましたが、当事者では手に負えないのでこういう苦情が発生するという状況でございますので、本市は「だれもが暮らしたくなるまちづくり」をスローガンに掲げております。さらに「市民との協働によるまちづくり」を標榜する我が市のスタンスとはおよそかけ離れた無為無策の答弁であったかなというふうに感じております。もうちょっと部長は勇気と英知と情熱を持って答弁を再度お願いしたいと思います。
 次は、教育行政についてでございますが、仕組みについては教育長の方からただいま説明があったとおりかなというふうに感じております。ただ、この仕組みについて、さらに採択についてもうちょっとお聞きしたい点がございますので、再度お伺いをいたします。今年の8月には新しい教科書が採択されるわけでございますが、特にこれまでの中学校の歴史教科書につきましては唯物史観や懐旧史観的傾向の記述が見られ、このような自虐的歴史教育を施した結果、親、教師、国家など子供たちは尊敬する対象をなくし、将来への大切な夢を見失ってしまったと言われております。「こんな国に生まれなければよかった」というある中学生の嘆きを聞くにつけ、再び自信と誇りを取り戻すには正しい歴史観による教育こそ彼らを救う唯一の道であると思うのでございます。教科書を選ぶ立場の方々はこのことの重大さを認識していただき真剣に採択に当たっていただきたいと思うのは、決して私ひとりではないと思うのであります。そこで、お伺いをいたします。
 1つには、学習指導要領に最も準拠した教科書を選択することが採択権者の責務であると思いますが、どのような見解をお持ちでしょうか。
 2つには、採択者は8社の歴史教科書を丹念に読み比べをすることが必要ではないかと思いますが、これにつきましても答弁願いたいと思います。
 3つ目は、「採択に当たった者は、公明正大に任務を遂行したことを広く市民に知らしめるためにも、委員名と経過を事後公表すべし」との声なき声がございますが、この課題についても答弁願いたいと思います。参考までに申し上げますが、茨城県教育委員会では、選定審議会の審議経過と委員名を事後公表することを表明していると聞き及んでおります。
 以上で、2問目を終わりたいと思います。
○磯前勝一 議長  澤畠雄也都市整備部長。
         〔澤畠雄也都市整備部長登壇〕
◎澤畠雄也 都市整備部長  再度のご質問にお答えしたいと存じます。
 位置指定道路にかかわるライフラインの埋設のときの権利の問題かと思いますけれども、使用者が私道である指定道路に配水管、それからいわゆる水道とかというものは、当然健康で文化的な生活を送ろうとすることは理解はしてございます。ただ、道路の土地所有者と十分協議をしていただきまして解決されるよう考えるところでございますが、現在も位置指定道路の申請がありますけれども、その時点ではそのようなことがないような指導をしてまいってございますので、今後ともそういう形でやっていきたいと思います。
○磯前勝一 議長  山野邉義文教育長。
         〔山野邉義文教育長登壇〕
◎山野邉義文 教育長  歴史教科書についての再度の質問にお答えいたします。
 第1点の、学習指導要領に準拠した教科書を採択することについてでございますが、基本的にすべての教科書は学習指導要領に準拠いたしております。しかしながら、歴史の学習は、歴史的事象に関する関心を高め、我が国の歴史の大きな流れと各時代の特色を世界の歴史を背景に理解させ、それを通して我が国の文化と伝統の特色を広い視野に立って考えさせるとともに、我が国の歴史に対する愛情を深め、国民としての自覚を育てることにありますので、このようなことが容易に理解できる教科書を採択することが採択権者の責務であると認識いたしております。
 第2点目の、歴史教科書の読み比べについてでございますが、すべての教科書を教育委員に配付し研究していただく予定になっております。現在、6社の教科書を配付いたしました。
 第3点の、委員名簿等の開示についてでございますが、現在選定協議会の委員名や選定協議会の経過などを開示しておりますが、調査委員につきましては第3採択地区選定協議会で協議してまいりたいと考えております。
○磯前勝一 議長  11番川崎三郎議員。
         〔11番 川崎三郎議員登壇〕
◆11番(川崎三郎議員) ただいまの答弁でございますが、まず第1点目の質問でございます。学習指導要領に最も準拠した教科書を採択することが必要であるというふうに私は申し上げているわけでございます。これは、ご存じのように今回の歴史教科書につきましても8社の歴史教科書が今回も採択の対象になっているというふうに聞いております。ただ、検定を通っているとはいえ、この教科書の中身を読んで観察いたしますと相当温度差があるということは教育長もご理解していただけると思うんですね。それで、せっかく法のもとに採択の権限を与えられていると、さらにまたこの8社の教科書を裁量権で採択できるという権限を持ちながら、私に言わせていただければそれほどこれまでは丹念に読み比べをして吟味をされたというような話は聞いておりません。私の聞いたところによりますと、県の方の検定審議会の方で資料集めをして、そして協議会、これはここで言うと第3採択地区でございますが、協議会とか市町村の教育委員会、こういったところに助言とかそれから資料の提供、援助、こういうものをやっているわけでございますが、おおむね県の方の意見に流されてしまっていると、もっと平たく言えば、県の方で本来絞り込みはしてはいけないという状況にあるにもかかわらず、「大体この教科書でどうだ」というような内々の指示が出ているというような話も聞いておるわけでございます。こういった誤解を解くためにも市が独自に調査・研究を徹底してやると、その中で読み比べもすると。教育委員の皆様の意見を聞きますと、「中学校の教科書は相当容量が多い。とてもそんなにつぶさな観察はできない」というような意見があるわけでございますが、今この教科書問題で議論になっている部分は、簡単に言えば明治から終戦までですね、この間の記述について国民の議論が割れているわけです。ですからこの部分の教科書を8冊読むわけですから、そんなに膨大な量ではないというふうに私は考えております。そういう状況でありますので、ぜひ今回の採択は、もう8月の中旬までには決定がなされると思うんですが、ぜひ教育委員の皆さんに読み比べをして、そして子供たちの正しい歴史観が持てるようなよい教科書、最もよい教科書ですね、これを選択していただきたいというふうに考えております。
 でありますので、この1問目については、学習指導要領に最も準拠した教科書を採択すべきだと思うんですが、教育長の見解をお聞きしたいと思うんです。
 さらに2問目でございますが、教育長の答弁をお聞きしておりますと、すべての教科書、すべての教科書というのは8社の教科書だという意味だと思うんですね。これを教育委員に配付し研究していただく予定になっておりますと、ただ、現在は6社の教科書を配付した。どこの採択地区ででも、8社の教科書を配付して、それを分け隔てなく中身を読んで検討するということが建前になっております。事実、平成14年の3月に文部省が、教科書採択についての通達と申しますか、勧告がなされております。これは教育長もご存じだと思います。この「調査・研究の充実に向けた調査整備について」というところの第3項の部分に「調査・研究用教科書見本の不足を改善しなさい」ということでございますので、かつては8社あったわけでございますが、そのうちの数社しか検討がされなかったということを基本に置いてこういう勧告が出されたというふうに聞いております。そういう状況でございますので、今回の採択に向けてはぜひ8社の教科書を読み比べていただきたい。
 それで、現在6社の教科書しか配付していないというのは何か事情があるんでしょうか、そしてまたこの6社の教科書を配付されたのは大体いつごろでありましょうか、それから今後8社の教科書を配付する予定があるのかないのか、この点についてもお伺いしたいと思います。それで、できれば、6社配付されたそうですが、配付されていない教科書ですか、これの出版社名がわかれば教授していただきたいというふうに思っております。
 それから3点目の、選定協議会、これは第3地区の選定協議会ですね、ここの。この第3採択地区の選定協議会の委員名や選定協議会の経過を開示しておるという答弁でございました。これはおそらく教育長が誤解されているんじゃないかなというように思うんです。県の方の選定委員会の方の委員名と、それから審議の経過報告ですか、これは事後報告になるわけでございますが、これについては今後は公表いたしますというような表明をしていることは先ほど触れたわけでございますが、この第3採択地区の選定協議会の方の委員名、それから審議の内容の事後報告ですか、さらにまた調査委員の氏名については検討中ということでありますから、それはぜひ検討していただきたいと思うんですが、この第3採択地区の委員名と審議内容の経過報告、これはまだ開示はされていないと思うんですが、これは私の勘違いかもしれませんので、その辺のところを再度答弁願いたいと思います。
 それから、もう4回目は質問に立てないので、最後の結びとして、このひたちなか在住の方が最近、産経新聞の投書欄に投書をされております。この投書の内容を朗読いたしまして質問の結びといたします。これはひたちなか市在住の方で、教育問題には長年情熱を傾けておられるというような方でございまして、私も尊敬しているわけでございます。子供たちの将来を考えると、まさにこの投書欄に書かれているような状況でございまして、今後教科書採択に向けて最も適した教科書を選んでいただきたいというふうな観点から朗読をいたします。
 「良識ある教科書採択に期待。いよいよ新しい教科書の採択に入る。子供たちの人格形成に影響を与える歴史・公民への関心は高い。日本人の心を荒廃させたとも言える占領政策による戦後の自虐的教科書を見直してほしい。ゆがめられた歴史を教えられた子供たちは、夢と誇りを失ってしまったような気がする。こんな日本に生まれなければよかったと感じている子供も少なくないようだ。大人になってからも、公を重んずる心や国益の自覚が薄くなってきているのではないか。内外に対し毅然とした姿で応ずる政治家にもなかなかお目にかかれない。少年少女による犯罪報道を見るたびに、戦後教育のあり方が間違った方向に進んでいるように感じてしまう。教育の浄化なくして日本の明るい未来はない。良書採択は日本再生の原点だ。関係者の皆様の良識に期待したい」、このようなことでございます。
 私たちもしみじみとこの言葉をかみしめて、教育行政に少しでも尽力できるように今後とも活動してまいりたいと思います。どうか皆様もよろしくお願いを申し上げます。
 以上です。
○磯前勝一 議長  山野邉義文教育長。
         〔山野邉義文教育長登壇〕
◎山野邉義文 教育長  教科書採択について、学習指導要領に最も準拠したものを採択したいというふうに考えております。
 第2点目の、6社についてでございますが、現在6社が届いておるわけで、あと2社がまだ届いておりませんので配付できなかったわけでございます。全体がそろってから配付しようというふうに思っておったわけですが、まだ届いておりませんので、昨日6社分だけ配付いたしました。残りは清水書院と日新図書であるというふうに思っております。
 それから3点目の、開示についてでございますが、前回は、9月1日だと思いますが、事後開示いたしております。しかし、調査委員については前回第3地区では開示いたしておりません。本年度については、先ほどご答弁申し上げましたように、協議してまいりたいというふうに思っております。
○磯前勝一 議長  以上で、11番川崎三郎議員の質問を終わります。
 これをもちまして一般質問を終了します。
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△日程第2 諸報告 陳情
○磯前勝一 議長  日程第2諸報告を行います。
 今期定例会において本日までに受理した陳情は、お手元に配付の文書表のとおりです。会議規則第134条第1項の規定により、文教福祉委員会、経済生活委員会に付託します。
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△日程第3 議案第60号 ひたちなか市職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について
○磯前勝一 議長  日程第3議案第60号 ひたちなか市職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題とします。
 提案理由の説明を願います。本間源基市長。
         〔本間源基市長登壇〕
◎本間源基 市長  ただいま議題となりました議案第60号 ひたちなか市職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例制定につきましては、公務での外国旅行に対し、服装や携行品を整える費用として支度料を支給してまいりましたが、現在の社会情勢の中で制度存続の必要性がなくなりましたことから、支度料を廃止するため所要の改正をしようとするものであります。
 以上、慎重審議の上、適切なるご決定を賜りますようお願いを申し上げます。
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△日程第4 議案第53号 ひたちなか市公の施設に係る指定管理者の指定の手続き等に関する条例制定について
             ないし
      議案第60号 ひたちなか市職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について
○磯前勝一 議長  日程第4議案第53号 ひたちなか市公の施設に係る指定管理者の指定の手続き等に関する条例制定について、ないし議案第60号 ひたちなか市職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について、以上8件を一括して議題とします。
 提案理由の説明は既に済んでいますので、直ちに質疑を行います。質疑は一括して行います。質疑ありませんか。
         (「なし」と呼ぶ者あり)
○磯前勝一 議長  質疑なしと認め、議案第53号 ひたちなか市公の施設に係る指定管理者の指定の手続き等に関する条例制定について、ないし議案第60号 ひたちなか市職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について、以上8件の質疑を終わります。
 これをもちまして質疑を終了します。
 ただいま議題となっています議案第53号 ひたちなか市公の施設に係る指定管理者の指定の手続き等に関する条例制定について、ないし議案第60号 ひたちなか市職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について、以上8件はお手元に配付しました議案付託表のとおり、それぞれの所管の常任委員会に付託します。
 ただいま付託されました所管の常任委員会は、21日までに審査を終了され、23日の本会議に報告されますよう議会運営にご協力をお願いします。
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△日程第5 休会の件
○磯前勝一 議長  日程第5休会の件を議題とします。
 お諮りします。会議規則第10条第2項の規定により、明日18日から22日までの5日間は委員会審査等のため休会したいと思います。ご異議ありませんか。
         (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○磯前勝一 議長  ご異議なしと認めます。よって、明日18日から22日までの5日間は休会することに決定しました。
 以上で、本日の日程は全部終了しました。本日はこれをもちまして散会します。
          午前10時43分 散会