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茨城県 龍ケ崎市

平成27年  6月定例会(第2回) 06月17日−03号




平成27年  6月定例会(第2回) − 06月17日−03号







平成27年  6月定例会(第2回)





             平成27年 第2回
         龍ケ崎市議会定例会会議録(第3号)
                                   
      平成27年6月17日(水) 午前10時 開 議
                                   

議事日程
 第1 一般質問

                                   

出席議員
           19番  寺 田 寿 夫  議長
           1番  金剛寺   博  議員
           2番  伊 藤 悦 子  議員
           3番  岡 部 賢 士  議員
           4番  石 引 礼 穂  議員
           5番  久米原 孝 子  議員
           6番  山 宮 留美子  議員
           7番  深 沢 幸 子  議員
           8番  札 野 章 俊  議員
           9番  福 島 正 明  議員
           10番  山 崎 孝 一  議員
           11番  後 藤 光 秀  議員
           12番  滝 沢 健 一  議員
           13番  坂 本 隆 司  議員
           14番  糸 賀   淳  議員
           15番  椎 塚 俊 裕  議員
           16番  油 原 信 義  議員
           17番  大 竹   昇  議員
           18番  後 藤 敦 志  議員
           20番  杉 野 五 郎  議員
           21番  鴻 巣 義 則  議員
           22番  大 野 誠一郎  議員

                                   

地方自治法第121条の規定による本日の出席説明員
           中 山 一 生  市      長
           川 村 光 男  副   市   長
           藤 後 茂 男  教   育   長
           直 井 幸 男  総 務  部 長
           松 尾 健 治  総 合 政 策 部長
           龍 崎   隆  健 康 福 祉 部長
           加 藤   勉  市 民 生 活 部長
           菅 原 安 雄  都 市 環 境 部長
           荒 井 久仁夫  教 育  部 長
           松 田 浩 行  市 長 公 室 長
           宮 川   崇  企 画  課 長
           大 野 雅 之  シティセールス課長
           宮 田 研 二  健 康 増 進 課長
           渡 邊 正 一  社 会 福 祉 課長
           島 田 眞 二  商 工 観 光 課長
           木 村 博 貴  交 通 防 犯 課長
           木 村   豊  都 市 計 画 課長
           宮 本 孝 一  施 設 整 備 課長
           足 立   裕  教 育 総 務 課長
           小 貫 孝 浩  指 導  課 長

                                   

議会事務局職員出席者
           青 山 悦 也  事 務  局 長
           松 本 博 実  次      長
           池 田 直 史  副   主   査

                                   





              午前10時02分再開



○寺田寿夫議長 

 前回に引き続き会議を再開いたします。

 本日は全員出席であります。



開   議





○寺田寿夫議長 

 これから本日の会議を開きます。

 地方自治法第121条の規定により,議長において出席を求めた者の職氏名は,お手元に配付の印刷物のとおりであります。



                                   





△日程第1 一般質問



○寺田寿夫議長 

 日程第1,これから一般質問に入ります。

 発言の通告が議長の手元に提出されておりますので,順次発言を許可いたします。

 5番久米原孝子議員。

            〔5番 久米原孝子議員 登壇〕



◆5番(久米原孝子議員) 

 皆様,おはようございます。

 このたび,初めての一般質問をさせていただきます。先輩議員の皆様,市長をはじめ,執行部の皆様にはこれからいろいろなことを教えていただきながら取り組んでまいりますので,どうぞよろしくお願いいたします。

 本日は傍聴に来てくださり,大変にありがとうございます。また,今日は,障がいのあるお子さんの保護者の方も送迎で傍聴には来れませんが,インターネット配信を見ていただいております。皆様のためにも,明確なご答弁をお願いいたします。

 市民の皆様から地域の問題,様々な悩みを伺ってまいりました。皆様の声をしっかり届けて解決していけるよう,取り組んでまいります。

 通告に従いまして一般質問をさせていただきます。

 今回,皆様からいただいたご要望から二つの項目について質問をさせていただきます。

 第1項目に,福祉サービス向上のための福祉コンシェルジュについて,第2項目に,障がい児を抱えた家族の幼少期から成長に合わせた市の取り組みについて。

 まず,第1項目,福祉サービス向上のための福祉コンシェルジュについてです。

 龍ケ崎では,今年度から子育てコンシェルジュが配置され,また,地域包括ケアシステムも配置されました。手続きによっては,各課の担当の方が来て,対応してくれているとも伺っております。

 私も今回,窓口で何度か手続きをいたしました。総合案内の方が丁寧に教えてくださり,手続きの説明もとてもわかりやすく手続きすることができました。しかしながら,様々な福祉サービスを求めて市役所を訪れる方は,家族が脳梗塞などで倒れて,どんな手続きをしてよいかわからない方や老老介護の方など,行き詰まって市役所に駆け込まれる方,障がいや生活困窮などで悩んでいる方,福祉の手続きで来られる方が様々です。ご自身が困っていることをどこへ相談したらよいのかわからなかったり,一つの問題だけではなく,ほかの問題点があることをご本人が認識していなかったりすることがあります。多くの悩みや問題を抱えていらっしゃる方に寄り添って,総合相談手続きができる窓口をとの思いで福祉コンシェルジュの配置を提案いたします。

 配置により情報の集約,縦割り行政の解消を図るとともに,申請主義ではなくて出前主義によるすき間の少ないサービスで,効率的,効果的な福祉サービスを提供できるようになります。ますます高齢化社会が進んでまいります。手続きに来るのも一苦労という方に,福祉コンシェルジュが相談,手続きをする福祉コンシェルジュ設置についてお伺いいたします。

 次からは質問席にて行います。



○寺田寿夫議長 

 龍崎健康福祉部長。

            〔龍崎 隆健康福祉部長 登壇〕



◎龍崎隆健康福祉部長 

 お答えをいたします。

 福祉窓口の一本化につきましては,これまでに市民サービス向上を考える中で検討してきた経緯がございます。特に,福祉部門には関連する業務が多くありますが,一人の職員で子どもから高齢者,障がい者,生活困窮者等に係る多種多様で専門性の高い業務を全て処理することは難しいのが現状でございます。

 このような中で,本年4月から福祉事務所に所管する,高齢福祉課,こども課,社会福祉課を庁舎1回北側フロアに隣接して設置をし,窓口カウンターを拡充いたしまして,来庁する方ができるだけ移動することなく相談等を行えるようにしたところでございます。

 また,来庁する方の状況によりましては,その方には同じ場所にいていただいて,各課の担当職員が交代して対応することにより,ワンストップでのサービスを提供できるよう,運用面での工夫に努めているところでございます。

 なお,本年4月から子育て支援コンシェルジュをこども課窓口に設置をいたしまして,子育てに関する様々なニーズや状況に応じた相談,情報提供を一元的に行っているところでございます。

 ご質問の福祉コンシェルジュの設置につきましては,ただいま申し上げましたとおり,多種多様な業務に対応できる職員の育成や総合窓口的なスペースの確保等の課題がありますので,関係課が連携して現状での対応方法をさらに工夫することで,来庁する方の利便性をより高められるように努めてまいりたいと考えております。



○寺田寿夫議長 

 5番久米原孝子議員。



◆5番(久米原孝子議員) 

 ご答弁ありがとうございます。

 今までも利用しやすい取り組みをしていただき,市役所に訪れた方が利用しやすく改善をしていただいているので,利用者にとってはとてもよいことだと思います。しかしながら,様々な福祉サービスを求めて利用した方の中には,やはり窓口を行ったり来たりすること,様々な手続きをすることが一苦労といった声も実際に聞いております。福祉に詳しい方を配置することは難しいと思いますが,いろいろなことを検討していただきながら,例えば今,いつも優しい笑顔で迎えてくれる総合案内の方が,訪れた方と一緒に寄り添って手続きを整えていただければ,市役所に来ることをちゅうちょしている方も相談に行ってみようと考えることができます。例えば,そういった一歩進んだサービスができますでしょうか,お伺いいたします。



○寺田寿夫議長 

 龍崎健康福祉部長。

            〔龍崎 隆健康福祉部長 登壇〕



◎龍崎隆健康福祉部長 

 お答えいたします。

 ただいま議員のご提案の総合窓口の職員の方とも,常に連携をとりながら市民サービスの向上に努めているところでございます。

 今後も工夫して,さらなるサービス向上に努めてまいりたいと思います。

 以上です。



○寺田寿夫議長 

 5番久米原孝子議員。



◆5番(久米原孝子議員) 

 ありがとうございます。

 実は,これは今回私の思いつきで提案したことではなくて,やはりいろいろな方の声を聞きながら,いろいろな手続きに,例えば市役所に来た方は,やはりきちっと手続きができずに帰ってしまった方とか,また,高齢の方でおひとり暮らしで今は悩みはないけれども,いずれ悩みができたときに,訪れたときに,そういった寄り添ってくれるところがあると,すごく助かるという声を聞きながら,今回こういった提案をさせていただきました。

 今までも様々な取り組みをしていただいて,とてもサービスの向上をしていただいているということで,本当に心から感謝を申し上げます。

 今も利用しやすいのですけれども,これから高齢化がますます進んでいきますので,さらなるサービス向上のために今後ご検討いただきますようお願いいたします。

 では,次の質問に移らせていただきます。

 続きまして,第2項目,障がい児を抱えた家族の幼少期から成長に合わせた市の取り組みについてであります。

 障がい児の取り組みは,今までも先輩議員の皆様が様々質問をされてきました。しかしながら,1年1年たつのは早く,障がいのあるお子さんを抱えたご家族には,一日も早くという思いがあることと思います。そういった思いを踏まえ,改めて質問をさせていただきます。

 今回,様々な年代の障がいのあるお子さんの保護者から,年代ごとの抱える悩みを伺ってまいりました。今回は,大きく分けて4段階で質問をさせていただきます。

 まずは,幼少期の5歳児健診についてであります。

 5歳児健診は就学前に発達障がいの可能性のある児童を発見し,就学後の不適応を少なくするための支援につながります。3歳5カ月健診では集団行動における問題点は明らかにされにくいのですが,5歳ではほとんどのお子様が保育所,幼稚園で集団生活を受けているため,明らかにならなかった軽度の発達上問題,社会性の発達に置ける問題が明らかになると言われております。軽度の障がいの場合,親や周りも気づかず,様々な誤解をされてしまうことも生じてきます。発達障がいの早期発見は子育てに不安を持つ親に寄り添う支援にもなります。5歳児健診の早期実施について,どのようにお考えかお伺いいたします。



○寺田寿夫議長 

 龍崎健康福祉部長。

            〔龍崎 隆健康福祉部長 登壇〕



◎龍崎隆健康福祉部長 

 お答えをいたします。

 当市では,乳幼児の健康診査として,母子保健法第12条に規定されております1歳6カ月児健診,3歳5カ月児健診を保健センターで実施しております。また,同法第13条の規定により,当市独自の健康診査として,3・4カ月児健康診査,股関節健診,そして,2歳6カ月児歯科健診を保健センターで実施しております。さらに6・7カ月児健診,9・10カ月児健診を医療機関で,無料健診として実施しております。

 これらの健診では,お子さんの心身の発育,発達状況の確認や疾病及び異常の早期発見,そして,それぞれのお子さんに合った支援,アドバイスに努めているところでございます。

 ご質問の5歳児健診でございますけれども,3歳5カ月児健診では気づきにくい対人コミュニケーションの障がいなど,軽度発達障がいと思われるお子様の早期発見につなげる健診であると認識しておりますけれども,医師及び臨床心理士等の人員体制の確保が大きな課題であります。

 現状といたしましては,幼稚園教諭,保育士と連携を図りながら,保健師等による幼稚園,保育園での巡回相談を実施することで対応しているところでございます。

 今後も県内の他自治体の動向を注視しながら,引き続き研究してまいりたいと,このように考えております。



○寺田寿夫議長 

 5番久米原孝子議員。



◆5番(久米原孝子議員) 

 ご答弁ありがとうございます。

 私が子どもを産んで育てていた頃に比べると,本当にいろいろと充実してきて,龍ケ崎市は本当に乳幼児健診が他の市町村に比べてしっかり取り組まれていて,お産をし,子育てしている保護者の方にとってとても心強いです。しかし,5歳児健診は,また一歩踏み込んだ取り組みです。5歳児健診で軽度の障がいがわかったとき,本人も保護者も準備期間ができ,不安を少しでも解消できる支援につながります。ぜひ早期に実施できるよう,今後,ご検討をお願いいたします。

 次に,義務教育期についてであります。

 地元の小・中学校に通わせたいと願う保護者の思いは切実で,不安もあると思います。

 そこで,支援学級の現状を幾つかお伺いいたします。

 まず,児童・生徒一人ひとりに合った教育ができているのか,専門の先生が各学校に配置されているのかお伺いいたします。



○寺田寿夫議長 

 荒井教育部長。

            〔荒井久仁夫教育部長 登壇〕



◎荒井久仁夫教育部長 

 お答えいたします。

 市内小・中学校の特別支援教育の現状についてでございます。

 当市では,市内小・中学校18校ありますが,全てに特別支援学級が設置されております。知的に困難さのある児童・生徒を対象として知的学級が14学級,情緒面に困難さのある児童・生徒を対象として自閉症情緒学級が16学級,言語に困難さのある児童・生徒を対象として言語学級が3学級開設されておりまして,障がい種に応じたカリキュラムを編成し,支援をいたしております。専門の先生方が配置され,支援を行っているところでございます。

 以上です。



○寺田寿夫議長 

 5番久米原孝子議員。



◆5番(久米原孝子議員) 

 ありがとうございます。

 では,先生と保護者との定期的なコミュニケーションがとれているのかお伺いいたします。



○寺田寿夫議長 

 荒井教育部長。

            〔荒井久仁夫教育部長 登壇〕



◎荒井久仁夫教育部長 

 お答えいたします。

 コミュニケーションのお話でございますが,まず,小学校入学時におきましては,特別な支援を必要とする未就学児の保護者を対象といたしまして,就学についての説明会を毎年5月に開催しております。就学に関する1年間の見通しや市内小・中学校の特別支援教育の内容,美浦特別支援学校とつくば特別支援学校についての情報を提供し,就学相談につなげております。

 また,中学校入学に当たりましては,中学校区ごとに小中連携による情報交換会を開催しております。児童・生徒の情報を共有し,よりよい支援ができるように努めているところでございます。



○寺田寿夫議長 

 5番久米原孝子議員。



◆5番(久米原孝子議員) 

 では,入学してから,就学してからの例えばコミュニケーションづくりで,どのくらいのコミュニケーションをされているのか,おわかりでしたらよろしくお願いします。



○寺田寿夫議長 

 荒井教育部長。

            〔荒井久仁夫教育部長 登壇〕



◎荒井久仁夫教育部長 

 お答えいたします。

 入学後のコミュニケーションということでございます。

 小・中学校に在籍する児童・生徒の障がいについて,不安や悩みのある保護者の方につきましては,市教育センター等の相談窓口を周知し,ご案内し,個別の教育相談を通して不安や悩みが解消できるように支援をしているところでございます。

 以上です。



○寺田寿夫議長 

 5番久米原孝子議員。



◆5番(久米原孝子議員) 

 ありがとうございます。

 では,市として安心して通える体制づくりで,特に取り組んでいる点がありましたらお聞かせください。



○寺田寿夫議長 

 暫時休憩いたします。

              午前10時24分休憩

                                   

              午前10時26分再開



○寺田寿夫議長 

 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 荒井教育部長。

            〔荒井久仁夫教育部長 登壇〕



◎荒井久仁夫教育部長 

 お答えいたします。

 各学校での支援の体制ということでございます。

 各学校には支援員を配置いたしております。肢体不自由の児童・生徒がいる場合には,その支援員の方に介助をしていただくわけでございますが,通常学級での支援も行っておりまして,また,教室の移動やトイレ介助,着がえなど,身辺生活での支援を中心に行っております。

 支援の内容につきましては,学校,保護者,支援員の参加するサポート会議を開催しまして,支援できる内容をその都度検討して,児童・生徒にとってよりよい支援ができるようにいたしているところでございます。



○寺田寿夫議長 

 5番久米原孝子議員。



◆5番(久米原孝子議員) 

 すみません。ありがとうございました。

 いろいろな様々な取り組みをされていることで,保護者の不安も解消されるかと思うんですけれども,やはり保護者の方たちには不安な思いというのが通学しながらあるんですけれども,やはりそれはコミュニケーションが足らないんじゃないかなという思いがあります。先生としっかり目と目を合わせ,しっかりコミュニケーションを交わして信頼関係を築いていくのは,すごく大切なことだと思うんですね。その中で,このコミュニケーションづくりについて年に数回は少ないように感じます。先生と保護者とのコミュニケーションをとり,信頼関係を気づくことはとても大切なことだと思います。

 私ごとなんですけれども,子どもたちが学校に通っている頃は積極的に学校行事に参加をして,先生とコミュニケーションをとってきました。子どもたちはわんぱくでしたが,何かがあっても先生との信頼関係がとれていましたので,不安な思いをすることなく過ごしてくることができました。お母様の中には,なかなか積極的に先生方とコミュニケーションをとっていくのは難しいかと思います。先生との信頼関係が築けるよう,懇談の場を増やす等,安心して通える体制づくりに取り組んでいただけるようお願い申し上げます。

 次に,自立支援として就職先についてであります。

 昨日の一般質問の中で農福の話で少し重なる部分もありますけれども,障がい者就労施設,雇用していただける企業の拡充,また,職種についても保護者の方はいろいろな職種につかせたいとの思いもあります。その点で市の取り組みについてお伺いをいたします。



○寺田寿夫議長 

 龍崎健康福祉部長。

            〔龍崎 隆健康福祉部長 登壇〕



◎龍崎隆健康福祉部長 

 お答えをいたします。

 障がい者の就労支援の現状でございますが,障がい者の方々の就労のご要望に対しまして,一般就労につきましては主にハローワーク等の関係機関を通して,また,福祉的就労につきましてはハローワークのほかに,就労支援サービスを提供する障がい福祉サービス事業所,これは就労移行支援,就労継続支援A型,B型,そして,地域活動支援センターでございますが,とも連携し,その実現に努めているところでございます。



○寺田寿夫議長 

 5番久米原孝子議員。



◆5番(久米原孝子議員) 

 ありがとうございます。

 昨日の答弁でも,就職希望者1,004名中671名が一般企業に就労しているということで,市としてできることに対して力を尽くしていただいていることはとてもよくわかりました。しかし,保護者の方たちは安心して働ける場所,いろいろなことに挑戦させたいという思いもあります。そんな保護者の方たちのためにも,ワンステップしていただきたい。

 ここで,岡山県総社市が障がい者就労に積極的に取り組んでおりますので,ご紹介をさせていただきます。総社市は,平成23年から障がい者千人雇用事業を市長の提案で始めました。人口6万6,000人余りの総社市で,平成23年度から平成27年度までの5年間で1,000人の障がい者雇用を目指す取り組みです。障がい者の就業状況は,事業開始の平成23年4月には一般就労80人,福祉的就労100人,計180人だったものが,平成27年4月には一般就労501人,福祉的就労が351人,計852人に達し,障がいがあっても社会で活躍できる環境づくりに大きな成果を上げています。1,000人という数字は,平成23年4月時点で市内の障がい者数に由来していて,身体・知的・精神の障がい者のうち一般的な就労年齢と言われる18歳から65歳の人数が1,200人だったことから,1,000人の雇用を目標にしたとのことです。総社市の市長は,どこに行っても挨拶で障がい者千人雇用の話をアピールすることで,市民の間に障がい者への理解が深まっていったそうです。

 この記事は,実は障がいのあるお子さんを持つお母様が教えてくださり,すごく感動したということで今回ご紹介をさせていただきました。

 ハンディキャップの有無にかかわらず,生き生きと働くことができ,働くことを通じて自分の出番と居場所を見出せる環境づくりをしていくべきだと考えます。前に進むことは大変ですが,ぜひ今後ステップアップできる取り組みをお願いいたします。

 それでは,最後の質問です。

 保護者の皆様が何より心配しているのが,自分たちがいなくなった後,どうなるかということです。障がいのある方がひとりになったときの施設の設置は,どのようにお考えでありましょうか,お伺いいたします。



○寺田寿夫議長 

 龍崎健康福祉部長。

            〔龍崎 隆健康福祉部長 登壇〕



◎龍崎隆健康福祉部長 

 お答えをいたします。

 障がい者に対する居住支援系のサービスには,障がいにより自力での生活が困難な方が施設に入所して,入浴,排せつ,食事の介護等の支援を常時提供されながら生活をする入所施設と,夜間を中心に世話人の支援を受けながら数名の障がい者が共同生活を行い,日中は各々が就労や自立訓練等の活動を行うなどで生活をするグループホームの二つの形態がございます。

 障がい者の方が,これらの障がい福祉サービスを希望される場合には,利用可能な入所施設やグループホームの情報提供並びにその利用に向けた調整を速やかに行うよう,努めているところでございます。

 これらの施設の市内への参入につきましては,社会福祉法人やNPO法人等の各事業者の判断によるところではございますが,当市としましては,市内での開設を希望する事業者から新規参入の相談等があった際には,国や県の補助制度である社会福祉施設等施設整備費補助金の活用等を丁寧にご説明し,市内での開設につながるよう努めているところでございます。



○寺田寿夫議長 

 5番久米原孝子議員。



◆5番(久米原孝子議員) 

 ご答弁ありがとうございました。

 これからしっかりグループホームの拡充に取り組んでいただきますようお願いいたします。

 私は今回,様々な年代の障がいのあるお子さんの保護者の方にお話を伺いました。中には,涙を流しながら思いを話す方もおりました。皆さん,将来に不安を抱えながらも,一日一日を過ごしております。そんな保護者の方たちの不安を,一つでも解決できたらと今回の一般質問をさせていただきました。

 これから課題はたくさんありますが,龍ケ崎市が掲げている「子育て環境日本一」,障がいを持ったお子さんも大事な,大切な龍ケ崎の子どもたちです。障がいを持って生まれたお子さん,ご家族が,幼児期,就学期,就労期,高齢期一貫して充実した支援をしていただき,龍ケ崎に生まれて一生ここで育てていきたいと思っていただけるよう取り組んでいただきたくお願い申し上げ,私の一般質問は終わりにいたします。

 これからも市民の皆様の声をしっかりと伺い,届けてまいりますので,今後ともよろしくお願いいたします。ありがとうございました。



○寺田寿夫議長 

 以上で久米原孝子議員の質問を終わります。

 9番福島正明議員。

            〔9番 福島正明議員 登壇〕



◆9番(福島正明議員) 

 皆さん,改めまして,おはようございます。

 通告に従いまして一般質問を行いますが,何分初めてのことですので,中山市長はじめ,執行部の皆様,市議会議員の皆様,どうぞよろしくお願いいたします。

 さて,まち・ひと・しごと創生法の施行を受け,当市においても地方創生の本格的な取り組みが本年度よりスタートをするということでございますが,佐貫駅周辺地域整備基本構想策定,新都市拠点開発エリア事業化調査,道の駅の基本構想策定等をはじめとする,にぎわいの創出と定住促進に向けた大きな新規事業がめじろ押しとなっているようでございます。これらの政策規模を眺めていくと,いよいよ未来へ向けた新しいまちづくりへの転換となる,また,その節目の年となる本年度,平成27年度なのかなという気がしております。ぜひ一つ一つの政策実現に向けて,中山市長をはじめ,行政の皆様一丸となって邁進していただきたいと思います。

 私も市議会議員として,未来の創生を担う一員として,その職責を全うできるよう,しっかりと努めてまいりたいと思います。

 そういった中で今回の一般質問なんですけれども,政策情報誌の中でも示されております,地方創生へ向けた主要事業の中から,中心市街地を対象にした,街なか再生の検討,これについてお伺いしていきたいと思います。

 まずはじめに,中心市街地活性化法に基づいて,平成14年に策定されました龍ケ崎市中心市街地活性化基本計画において,当市の中心市街地については明確な区域が指定されていたと思いますが,この計画期間はおおむね10年ということで,計画期間既に終了していると思われますが,改めて現在の当市における中心市街地について,どのエリアを位置づけされているのかをお聞かせ願いたいと思います。

 次の質問からは質問席にて行わせていただきます。



○寺田寿夫議長 

 加藤市民生活部長。

            〔加藤 勉市民生活部長 登壇〕



◎加藤勉市民生活部長 

 お答えいたします。

 中心市街地の位置づけにつきましては,平成14年3月に策定しました龍ケ崎市中心市街地活性化基本計画,この中で龍ケ崎市都市計画マスタープランにおいて各種中枢的な都市機能が集積する都市拠点として位置づけられております,竜ヶ崎駅周辺及び商業系土地利用の集積地として位置づけられている米町から砂町の既存商店街,龍ケ崎市街地は340ヘクタールですから,そのうちの約150ヘクタールを中心市街地として定めております。

 また,中心市街地の活性化に関する法律におきましても,中心市街地とは都市の中心の市街地であり,相当数の小売業者が集積し及び都市機能が相当程度集積しており,その存在している市町村の中心としての役割を果たしている市街地であることと示されております。

 このようなことから,繰り返しになりますが,当市におきましては,これらの条件を満たす地域であります竜ヶ崎駅周辺及び米町から砂町の既存商店街を中心とした市街地を中心市街地として位置づけしております。



○寺田寿夫議長 

 9番福島正明議員。



◆9番(福島正明議員) 

 ありがとうございます。

 従来と変わらず,竜ヶ崎駅周辺及び米町から砂町の商店街を中心とした市街地というお答えでありました。

 なぜこの質問を初めにしたかといいますと,確認の意味でしたんですが,龍ケ崎最上位プランのふるさと龍ケ崎戦略プランの中に,この「中心市街地」という文言が言及されていないということもあるんですけれども,この地域ですね,相変わらず「旧市街地」と呼ばれることが多いと実感しております。私もここに住む一人として,余り耳ざわりがよくない感じがしております。同じように中山市長も中心市街地の住民として,やはり気にかけているんじゃないかというふうに思います。恐らくニュータウン地区の開発と同時に,それと対比するような言葉として生まれてきたんではないかと思うんですが,やはりこの「旧市街地」という呼称ですね。寂れたまち,あるいは昔栄えたまちというイメージをどうしても持ってしまうところがあると思います。また,ニュータウン地区の商業集積比べましても,商業環境だけを捉えて考えると,やはりこれはもはや「中心市街地」とは呼べないというような印象につながりかねない,そういう気がしております。

 串田前市長が市長を運営していた時代は,「龍ケ崎本町」,あるいは「本町商店街」というような呼称をかなり積極的にPRしてきたという印象があるんですけれども,やはりここが中心市街地,まちの中心なんだという位置づけがはっきりしているのであれば,ぜひこの「旧」という文字が呼称から取り払われていくような,さらに行政のほうからも積極的な発信をしていっていただきたいというふうに思います。これはまず要望として,ぜひ中山市長お願いいたします。

 続きまして,この平成14年の基本計画に基づきまして,これまでどのような取り組みがなされ,また,どのような成果があったのかをお聞かせ願いたいと思います。



○寺田寿夫議長 

 加藤市民生活部長。

            〔加藤 勉市民生活部長 登壇〕



◎加藤勉市民生活部長 

 お答えいたします。

 中心市街地活性化基本計画による事業の成果についてでございます。

 中心市街地活性化基本計画につきましては,活性化を先導する三つのプロジェクトであります,上町,横町を中心に,多くの人々を重点的に集める,街なかふれあい拠点づくりプロジェクト,商店街通りに多くの人をひきつける,街並み環境づくりとして,街なかふれあい軸づくりプロジェクト,そして,商店街に集まってきた人々をもてなす活力ある商業活動の再生として,商業活性化プロジェクトを位置づけ,事業を推進してきたところです。

 街なかふれあい拠点づくりプロジェクトでは,にぎわい広場整備事業により,毎月定期的に開催しているまいんバザール,それから,日曜朝市やさい村の開催のほか,商業祭り「いがっぺ市」での食と物産展など,イベント開催時には多くの来場者でにぎわいを見せております。

 次に,街なかふれあい軸づくりプロジェクトでは,米町から砂町までの商店街に歩行空間を整備し,お越しいただいた方に安全に買い物をしていただけるまちづくりを行ったところであります。

 また,コミュニティバス乗り入れにより,市民の方が商店街にお越しいただきやすい環境整備も行ったところであります。

 次に,商業活性化プロジェクトでは,チャレンジ工房どらすてを平成17年3月にオープンし,商工会女性部を中心として,龍ケ崎コロッケや総菜の販売,ワンコインランチなどを提供しており,買い物弱者対策にも一役買っているところであります。龍ケ崎コロッケにつきましては,昨年行われましたYahoo!JAPAN特集,第2回ご当地メシ決定戦で優勝したことにより,龍ケ崎コロッケを求めて市内外から多くのお客様が訪れております。

 このように中心市街地活性化基本計画による各重点プロジェクトを遂行したことにより,中心市街地における安心・安全な環境整備やにぎわい広場を活用した各種イベントの開催,龍ケ崎コロッケの認知度アップにより,交流人口の増加などにつながり,一定の成果があったものと認識しております。



○寺田寿夫議長 

 9番福島正明議員。



◆9番(福島正明議員) 

 ありがとうございます。

 商工会女性部の皆様,これは長年にわたる活発,また,地道な活動で大変なご苦労があったかと思います。また,コロッケクラブの皆さんのご活躍,それから,今,ご答弁にありませんでしたけれども,滝沢議員が中心となって頑張ってこられた龍ケ崎ホルモン,こういった皆さんの活躍で龍ケ崎の名前を全国的にPRされたということは,本当にすばらしいことでありますし,関係者の皆様のご尽力には私からも敬意を表するところでありますが,そのほかにも様々なソフト面,あるいはハード面の施策により,一定の成果があったというようなお答えでございますが,改めて今のご答弁と,この基本計画書ですね,私も見ましたが,盛り込まれた内容を比べてみると,やはり実現できなかった課題も数多くあったんじゃないかなというふうに思いますが,いかがでしょうか。



○寺田寿夫議長 

 加藤市民生活部長。

            〔加藤 勉市民生活部長 登壇〕



◎加藤勉市民生活部長 

 お答えいたします。

 中心市街地活性化基本計画の中で実現に至らなかったものについてでございます。

 街なかふれあい拠点プロジェクトの一つであります,特色ある文化観光施設などを新たなコミュニティ施設の整備や路地を活用した歩行者空間の整備と,そのネットワーク化による回遊性創出事業,街なかふれあい軸づくりプロジェクトに盛り込まれている駐車場の整備,竜ヶ崎駅周辺再生事業など,事業化に向けた合意形成や財政健全化を本格的に実行した時代背景も重なったこともあり,達成に至らなかった部分もございます。

 また,この中心市街地活性化基本計画に位置づけた事業につきましては,当該計画に位置づけがないと,当時,国の補助対象事業としては採択されない可能性もありましたことから,なるべく多くの事業を盛り込んだと認識しております。



○寺田寿夫議長 

 9番福島正明議員。



◆9番(福島正明議員) 

 ありがとうございます。

 確かに,なかなか大きな投資ができない時代背景というのは確かにありましたし,そういう意味ではこの計画書に盛り込まれているハード事業については,なし遂げられなかったことのほうが多いんじゃないかなという印象があります。また,ソフト事業につきましても,やはりスポット的なイベント事業が多く,一時的なにぎわいや一時的な情報発信,こういったものにとどまることが多く,やはりそれが中心市街地全体の経済効果ですとか活性化ということにはつながってきてなかったのかなというところもあると思います。

 いずれにしましても,この計画自体が恐らく国の指導によるところも大きかったんだろうとは思いますが,今,部長のほうからもありましたけれども,総花的な計画だった感が否めない。実現性におきましても,これは計画当初から少し,これを全て実現するのは厳しいのかなということを感じている方が多かったんじゃないだろうかなという気がいたします。

 そうは言いましても,現にまちの衰退がなかなか食いとめられないできたというのは,やはり現実として捉えていかなければいけないと思いますし,この計画の取り組みの方向性そのものが,果たして間違っている部分がなかったのか,様々な反省点もあろうかとは思いますが,今後の取り組みということにおきましては,しっかりと振り返って十分に検証していくことも必要じゃないかなというふうに思います。

 さて,ここまではこれまでの取り組みと残された課題ということでお伺いしましたが,これらにつきましては,今後へのステップということで,また整理,検証していただくということでよろしくお願いいたします。

 現在,社会情勢も大きく変化しまして,平成14年の段階ではまだまだ認識が薄かったであろう人口減少,少子高齢化ほか様々な新しい社会問題が浮き彫りになってきております。そういった中で,中心市街地に対する現状の課題についてどのように認識しておられるかお聞かせ願いたいと思います。



○寺田寿夫議長 

 加藤市民生活部長。

            〔加藤 勉市民生活部長 登壇〕



◎加藤勉市民生活部長 

 お答えいたします。

 現状の課題につきましては,中心市街地活性化基本計画による各重点プロジェクトを遂行したことにより,にぎわい広場を活用した各種イベントの開催や龍ケ崎コロッケの認知度アップなどにより,交流人口の増加はしておりますが,昭和60年代以降,竜ヶ崎ニュータウン地区の人口増により同地区に大型店の出店が相次ぎ,商業核が中心市街地から竜ヶ崎ニュータウン地区にシフトしていること。また,モータリゼーションの進行に伴い,買い物客につきましては減少傾向となっております。

 さらには,空き店舗や空き家の増加,少子高齢化の進行,若者の郊外流出などにより,定住人口につきましても減少傾向が見られます。このように都市の拡散化が進んでおり,にぎわいの創出によるまちの活性化,さらには居住人口の減少が中心市街地の課題であると認識しております。



○寺田寿夫議長 

 9番福島正明議員。



◆9番(福島正明議員) 

 ありがとうございます。

 居住人口の減少,こういったものが最大の課題であるというようなお答えだったかと思います。

 話は少し過去のほうに戻るんですけれども,当市において中心市街地活性化計画が策定されたのは平成14年ということであります。平成18年には活性化法が改正されました。その法改正の理念として掲げられております,従来の大型店進出に対抗する手法としての市街地活性化,つまり商店街の活性化の意味合いが強かった内容から,商機能に加えて居住機能,医療,福祉等の公共公益機能,業務機能等の多様な都市機能の集積,これが促進されることにより,生活空間としての中心市街地が再生されるべきということが強調されております。

 それからまた,もう一つですね。平成25年,2年前にまとめられた経済産業省所管の産業構造審議会による「中心市街地の再活性化に向けて」という提言書があるんですけれども,この中では,これまではどうしても中心市街地活性化策は中心市街地のため,さらには中心部の商店街のために行われるものとの認識が広く見られ,周辺の住まい手からは中心市街地活性化は自分たちには関係がない,あるいはなぜ自分たちの税金を中心市街地のために使うことが正当化されるのかなどと受けとめられているため,市町村等が中心市街地活性化に取り組むための推進力を得にくいことが想定されるとしております。

 高齢化が進む中で,日常の買い物に不便を感じる,いわゆる買い物弱者が増加していくという傾向の中では,近隣の住民の皆さんにとっては商業環境,あるいは買い物環境の充実というのは当然必要なことだとは思いますが,この提言にもありますように,住居機能や公共公益機能を付加していく,つまり地域住民の皆さんの生活全般の利便性,あるいは住み心地のよさを追求していく,こういうことにこれまで以上に重きを置いた,そういった政策が必要なんだろうというふうに思います。

 このように国としても中心市街地の再活性化ということで,従来と大分スタンスを変えてきているところだと思うんですけれども,そういった現状と,今,部長のほうからありました当市の課題を踏まえまして,今後の中心市街地活性化に向けてどのような取り組みをしていこうと考えているのかをお聞きしたいと思います。



○寺田寿夫議長 

 加藤市民生活部長。

            〔加藤 勉市民生活部長 登壇〕



◎加藤勉市民生活部長 

 お答えいたします。

 今後の取り組みについてでございます。

 先ほど答弁させていただきましたとおり,当市では平成14年3月に策定しました龍ケ崎市中心市街地活性化基本計画による様々な活性化の取り組みを実施してまいりました。社会情勢の大きな変化の中,全ての計画を達成するには至っておりませんが,一定の成果を上げ,計画目標のおおむね10年を経過し,その役割に一つの区切りを迎えたところであります。

 しかしながら,空き店舗,空き家の増加,少子高齢化や若者の郊外流出など,中心市街地を取り巻く問題は継続している状況であります。このようなことから,現在の中心市街地におきましては,福島議員のほうからも今,ご提案ありましたとおり,人口減少,少子高齢社会の到来に対応した高齢者も含めた,多くの人にとって暮らしやすい,多様な都市機能が集積したコンパクトなまちの形成が重要と考えており,新たな中心市街地活性化策を検討してまいりたいと考えております。

 この新たな活性化策の検討に当たりましては,行政主導によるものではなく,市民や商店街,関係団体との協働によるプランづくりが必要であると認識しております。



○寺田寿夫議長 

 9番福島正明議員。



◆9番(福島正明議員) 

 ありがとうございます。

 コンパクトなまちの形成というお話がありました。私ちょっとここが気にかかるところではあるんですけれども,まず,もう一つ参考までに,新潟県が実施した中心市街地に関する県民意識調査というのがありますけれども,これは先ほどご紹介した,経済産業省産業構造審議会の提言の中で取り上げているというところに意義があるんだろうと思うんですけれども,これは中心市街地外の中心市街地の外に住んでいる方も対象にした調査なんだそうですが,「中心市街地の活性化が必要である」との回答が66.5%に達しているそうです。その理由として,一番多いのが「地域の活力や個性を代表するまちの顔であるから」,次に多いのが「文化や伝統が生まれた場所であるから」「住民の触れ合いの場所として必要だから」なども理由として多く挙げられておりまして,これらの意見,全体の70%以上になっているということであります。ちなみに,「商業機能があるから」という回答は,わずか14%ということです。

 こういったことから,地域住民の皆さんが地域を対外的に代表する場所であったり,コミュニティのきずなを確認するような場所といったものを中心市街地の要素として強く求めているということが言えるんだろうと思います。

 そういった中で,今後の進め方なんですけれども,コンパクトなまちづくりということで,これはふるさと龍ケ崎戦略プランの既成市街地の土地利用方針の中でも示されておりましたけれども,ここは少し気になっていたところで,私の私見なんですけれども,コンパクトなまちの形成という意味合いが,いわゆる都市政策としての国の提唱してきたコンパクトシティの推進というのを指しているのかどうか,少し,今のご答弁だけだとわかりかねるんですが,このコンパクトシティ構想,これはもちろん中心市街地活性化策の一つの手法ではあると思うんですけれども,この定義というのを見てみますと,無秩序な郊外への土地利用の拡大を抑制させ,公共投資の効率を上げたり,郊外から市街地への住みかえを促進させることにより税収のアップを図り,財政負担を軽減していく,こういったいわば財政面を主に考えたまちづくり,こういった側面。もう一つは,移動手段としての車を持てない,いわゆる交通弱者の増加に対して,歩いて行ける範囲のみを生活圏として捉えようという側面,つまり徒歩圏内で生活の全てが賄えるまちづくりをしていこう,こういった意味合いを強く持つかと思うんですけれども,それと,先ほど申し上げました,中心市街地に求められているであろうもの,それが歴史や文化を感じさせる場であったり,地域の活力や個性を代表する場だったり,いわゆるまちの顔としての中心市街地の活性化が必要なんだということに事の主眼が置かれるんだとしたら,私はこの龍ケ崎に関して言えば,この二つは少し切り離して考えていかなくちゃいけないんじゃないかなというふうに思っております。

 まちのコンパクト化,それと,中心市街地の活性化,ここを一くくりにして考えてしまうと,先ほど申し上げました中心市街地は中心市街地に住む人たちだけのもの,あるいはこの区域エリア外のものには関係がないことという発想につながっていってしまうおそれが出てくるんじゃないでしょうか。

 佐貫駅の周辺整備事業,これはまさに龍ケ崎の玄関口としてふさわしい地域として,佐貫地区に住む住民の皆さんだけのものではなく,龍ケ崎市民全体にそのメリットが享受される,そういった事業になっていくことを私も強く願っているところでありますが,中山市長も昨日,「オール龍ケ崎」というような表現を使って,その効果が龍ケ崎全体に波及させていくんだというようなことを強く訴えております。

 同じように,この中心市街地においても,有形無形の利益を市民全体が感じ取れるような,そんなプランをぜひつくっていっていただきたいと思います。やはりほかにはない地域のアイデンティティー,そういったものを確立しながら,ここにしかない貴重な資源がたくさんあります。そういったものを利活用して龍ケ崎全体を象徴する,あるいは代表するようなまちの顔としての中心市街地,こういったものをぜひつくり上げていっていただきたいと思います。

 そういった意味では,ここはやはり繰り返しになると思いますが,もう一度中心市街地のあり方というものを,行政のほうとしても再確認をしていくということも必要なんじゃないでしょうか。これはぜひご一考をお願いしたいと思います。

 そういった中で,新しい中心市街地の活性化プラン,これから始めていくというお答えだったというふうに認識しておりますが,これは冒頭に申し上げました政策情報誌の地方創生への取り組み,この中で示されておりましたので,今回質問をさせていただいたわけですが,地方創生総合戦略,これは今年度12月までに作成するということですから,非常に時間がないんではないかなというふうに思います。

 中山市長,市長もこの地域で生まれ育った住民でありますから,この中心市街地には強い思い入れが当然あると思います。この時間がない中で,市長としてのその思いですとか,具体的にこういうふうに取り組んでいきたいというようなものがあれば,構想があればぜひご答弁をいただきたいと思います。



○寺田寿夫議長 

 中山市長。

            〔中山一生市長 登壇〕



◎中山一生市長 

 福島正明議員のご質問にお答えいたします。

 今,中心市街地活性化のこれまでの取り組みを見据えた中で,これからのこの街なかをどのようにしていくか,それをまた,地方創生の取り組みにどのように反映をさせていくかというご質問であったかと思います。

 中心市街地活性化の取り組みについては,私もかつてこの議場でお話ししたことがありますが,政権内で議論をされていた頃,私もその議論の中でお話を伺っていた一人でもございました。そんな中で,なるほど,やはりこの地域ではそれぞれの商店街が大店舗法やモータリゼーションの中で大変危機感を感じて,中小企業等をどのように盛り上げていくかという危機感の中での取り組みなんだなと,これはすばらしい取り組みだとな思いながら,その議論を聞いて,そしてまた,それがどのように地域に反映されているのか大きな期待感を抱いていたところでもございます。

 しかし,実際この法案ができてスタートしたわけでもございますけれども,全国展開,全国各地で行われた大きな予算を国としてはとったと言って大きな宣伝をしていましたけれども,それを全国に分散すると,やはりそれぞれの地域におりていく予算というのは限られたものになってしまう。

 さらには,もう一つ,これも弊害であったのが,各省庁,縦割りの形での予算が地域におりてくるというような状況がございました。ということは,長年にわたって五月雨のようにぱらぱらと恵みの雨が降っていたわけでもございますけれども,実際地面に落ちてみると,田んぼの中に落ちてみると,落ちた水滴がすぐ乾いてしまうような,実際本当に効果があるのかよくわからないような結果になってしまった内容もあったかと思っております。

 これが,例えば水量は同じでもまとまってどっと来たならば,もし来ていたならばという仮定をすると,やはり水量,水圧,いろいろな効果がまた出せたんではないかなというふうな,これは後からの印象ですけれども,そういう印象を持った記憶がございますし,今でもそうなっていれば,また,違ったのではないかと思っているところです。

 今回の地方創生に関しても,私はその点,同じような危惧を抱いている点もございます。大きな予算規模を確保したとは言いながら,交付税の問題,交付金がどの程度残るか等々の問題があって,全国,全市町村に分散をするとやはり各市町村の割り当ては限られたものになる。これはもうわかっていることではございますけれども,その中でもやはり魅力的なそのモデルとなるような取り組みをしていくことで,少しでも国に関心を持っていただいて,国と一緒になって地方創生の取り組みをしていかなければならないという思いでもございます。

 そういう意味で,先ほども申し上げた中心市街地の取り組み,これは大きなまとまった水量で水圧をかけて行う,いわゆる中心市街地活性化の取り組みの中での選択と集中が十分にできないまま終わってしまったのが,この中心市街地活性化の取り組みであったかなと思っております。

 そういう意味で,今回の地方創生もやはり選択と集中をしながら水圧を,ある程度の水圧を保って効果的な取り組みをしていかなければならないという思いでもあります。

 しかし,現在の社会情勢の変化というのはもう大変激しいものがあるのは,議員各位もご承知のことだと思いますし,中期,短期的な対症療法的な取り組みではなかなか功を奏しない状況にあるわけでもございます。そういう意味でも,やはり選択と集中が必要である。そういう思いで昨日の答弁でもお答えいたしましたが,馴柴地区JRの玄関口を龍ケ崎市の玄関口を中心とした活性化の取り組みは,皆さんもお感じになられていると思いますが,周辺整備,道の駅,そして,ロータリーまたは排水路の問題等々,集中的に今この西部地区に力を入れよう,水圧をかけていこうとしているのが,現在の取り組みであるわけでもございます。

 その中で,それを増幅させる取り組みの一つとして,駅名の改称もあるというお話は昨日したところでもございます。そして,今,選択と集中をして,これを進めていって,ある程度の一定の流れができたときには,また次の選択と集中を考えていかなければならない。それはもう今,既に考え始めなければならないことでもあるかと思っております。

 そして,選択と集中をすべき地域は,龍ケ崎市内にはこの西部地区だけではなくて,やはり様々な地域があるわけでもございます。それをこれからこの議会などを通じて,どこに選択と集中をしながら水圧をかけていくのか,水流を効果的にその地域の活性化に結びつけていくのかというのを考えていかなければならないと思っております。

 その様々ある地域の中の一つが,私はこの今,福島議員が指摘している中心市街地もその一つ,大切な一つであると考えております。中心市街地と言われて,私も先ほどご指摘のとおり,自分のまちを言うときに,ついつい「旧市街地」などと言ってしまうことも確かにございます。でも,その旧という意味は,マイナスイメージでなくて,やはり伝統,歴史,文化,そういう資源が豊富にあるという意味を持って自分では言っているのかなと思うこともありますが,やはりその辺の意味合いを強く持ちながら,さらには地理的にも中心市街地は龍ケ崎市の地図を見ると,中心,へそのようなところにあるわけでもございますので,市全体から見ても大切なポイントである。そして,かつて大変栄えた時代があった。そして,今でも人口がかなり多いわけでもございますので,そんな中で,その潜在力,私はまだポテンシャルは十分に持っている。龍ケ崎市でなくて,この県南地域にとってもあれだけ栄えていた地域はほかに余りなかったわけでもございますので,今はやりの言葉でいうと,県南地域ではまだまだ「パワースポット」なんではないかなというふうに考えているところでもございます。それを生かす取り組みが,これから我々の課題としてあるわけでもございますので,それをどのようにしていくかがこれからの取り組みで,我々に試されているところであろうというふうに考えているところでもございます。

 先ほども申したことの繰り返しになりますが,街なかの活性化の取り組みについても,やはり中期的な対症療法的な取り組みではなく,長期的な視点を持って,新しい試みをしながら,街なかの再生に関する計画を再検討していかなければならないと考えているところでもございます。

 当市では,今後,具体的ノウハウを有する街なか再生の専門家など,民間能力も活用をしていかなければならないと考えておりますし,基本方針を整理していく中で,地域住民の皆さんをはじめ,商店街,関係団体等と協働して活力と魅力ある地域づくりを推進するために,街なか再生計画を作成していく考えでもございます。街なか再生に向けての現状と課題とともに,課題解決の具体的な取り組み事項の整理を行い,事業主体,事業効果及び優先順位等の検討を進めてまいりたいと考えております。

 多くの人が恒常的に訪れるような街なかにしていくには,どういう魅力づけを行っていくか,どのような目的で来ていただくかということでございますが,現在考えておりますのは,市有地の有効活用とともに,訪れやすい街なかの空間の創造,交流人口の拡大,そして,伝統,歴史,文化的資源など,あるものを活用した観光と連携した街なかの創出を目指す考えであります。そうするとによって,居住人口の回復であったり,商店街の再生につながっていくんではないかというふうに考えているところです。

 例えば,にぎわい広場や中央公園などのあるエリアですけれども,ここは先ほど申し上げた中心市街地の中でも,やはり中心的な位置を占めているところでもございます。先ほどの答弁にもありましたが,横町なども含めて,このエリアを拠点としていこうというのは,中心市街地活性化の中でも同様に考えられていたところでもありますし,まいんなどの施設などもその象徴として,今でも存在しているところでもございます。そのにぎわい広場や中央公園などを拠点とした上で,街なかのにぎわいづくりを進めていこうというのが,この街なか再生の中でも大切な考え方ではないかと考えております。

 いろいろな考え方あると思いますが,高齢化の進んでいる地域でもありますので,徒歩圏での移動,活動等も考えていかなければならない。そういう意味で,歩行者も大切に,歩行者の利便性というのも大切にしていかなければならないと思いますが,自動車社会ということもありますので,自動車利用の利便性にも十分考慮していかなければならない。そんな考え方のもと,街なかにも駐車場などの整備もやはり必要ではないかなと考えているところでもございますし,情報発信やイベント,地元物産販売など,様々な機能を備えたステーション的な拠点整備を図っていくことが挙げられます。

 また,龍ケ崎市が持っている伝統,歴史,文化的な資源のネットワークや資源周辺の環境整備,点在をしている伝統,歴史,文化的資源の動線ルートの確保などを行って,街なかにある伝統,歴史,文化等資源の魅力の向上も図っていかなければならないということ。さらには,中心市街地の玄関口でもあります関東鉄道竜ヶ崎駅の周辺整備も大きな課題と認識しております。駅利用者の利便性の向上等も図り,お客さんの入り口にもなるわけでもございますので,その象徴的なエリアの活性化というのも大変重要であると考えているところでもございます。

 今後このようなことを中心に据えながら,計画策定に向けて取り組んでまいりたいと考えております。また,今,先ほどご指摘のあった地方創生の流れもございます。まち・ひと・しごと地方創生総合戦略に位置づけていくことで,より実効性を高めていくことも可能だと考えておりますので,今後,急ぎ足になるのは議員ご指摘のとおりでもございますが,十分検討しながら進めてまいりたいと考えております。

 いずれにいたしましても,最初に申し上げたような短期的,中期的な対症療法的な取り組みではなかなか効果があらわれない。そんな中で,例えば駅名改称をその事業の増幅効果を狙った今回の西部地区の取り組みなどは,龍ケ崎市そのものの従来の歴史から対症療法ではなくて,体質改善にもつなげていく,龍ケ崎の底力を,また改めて発揮する体力を……

            〔「市長,長過ぎるよ」と呼ぶ者あり〕



◎中山一生市長 

 はい,わかりました。

 を目指す取り組みでもありますし,今,申し上げた中心市街地の取り組みについても,同様な龍ケ崎市の底力を発現できるような,そんな取り組みにしていかなければならないと考えております。



○寺田寿夫議長 

 9番福島正明議員。



◆9番(福島正明議員) 

 市長,ありがとうございます。

 歴史や文化というお話がございました。また,にぎわい広場,中央公園を中心とした拠点整備というようなお話もございました。

 今年も間もなく八坂神社の祭礼の季節がやってきます。毎年たくさんの人出で,これは本当に歴史,文化,伝統を兼ね備えた貴重な資源だと思います。ぜひこういったものも生かしていただいて,商業者だけではなかなかなし得ないような,こういった歴史,文化,伝統を守り育てていくようなプランを,ぜひ進めていっていただきたいと思います。

 選択と集中ということは昨日からも市長,訴えられていますけれども,まさに大変な時代をこれから迎えていくことが想定されるわけですから,非常に大切なことだと思います。時には思い切った市長の政治判断というものも必要とすることがあると思いますけれども,ぜひ市民の皆様の思いをしっかりと受けとめ,実現に向けて頑張っていただきたいと思います。

 このにぎわい拠点の整備,あるいは竜ヶ崎駅周辺整備,これは私も大いに賛同するところでありますので,ぜひ地方創生総合戦略の重点プランということで位置づけていただくことをお願いすることとあわせて,今回の質問では触れませんでしたが,今年度行われます新都市拠点開発エリアの事業化調査,これは中心市街地と隣接する場所になりますので,しっかりとこの中心市街地の町なか再生計画,これとの整合性を図った上で事業化をしていっていただけるよう要望いたしまして,一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○寺田寿夫議長 

 以上で福島正明議員の質問を終わります。

 16番油原信義議員。

            〔16番 油原信義議員 登壇〕



◆16番(油原信義議員) 

 通告に従いまして一般質問を行います。

 私の一般質問は3点であります。若柴台ノ下開発について,牛久沼を活用した道の駅について,市内公共交通の課題とその対応策について,この3点についてお伺いをいたします。

 まず,人口減少社会が現実化する中で,定住促進策として常磐線佐貫駅周辺を活性化をし,その効果を市内全域に波及させていく,こういうことを目的に具体策として佐貫駅周辺地域整備基本構想を策定をしていくということであります。

 私は,この佐貫駅周辺地域整備構想というのは,この佐貫駅周辺地域の他の事業というものを考えますと,現実的には若柴台ノ下の土地利用検討調査ではないかというふうに,こう理解をしております。

 そこでお伺いをいたしますけれども,この若柴台ノ下地区について,どのような土地利用を図っていきたいのかお考えをお聞かせいただきたい。



○寺田寿夫議長 

 中山市長。

            〔中山一生市長 登壇〕



◎中山一生市長 

 油原信義議員のご質問にお答えいたします。

 今回はなるべく簡潔な答弁に努めさせていただきます。

 佐貫駅周辺地域整備基本構想は,本市における地方創生の取り組みの一つとして捉えており,今後のまちづくりの基本的考え方や方向性を整理するとともに,東京圏の幹線鉄道であります常磐線佐貫駅周辺の立地性を生かした定住促進や豊かに水をたたえる牛久沼を交流空間として活用するなど,佐貫駅周辺地域の地域特性や期待される役割,機能を踏まえた将来像や目的を設定した上で,グランドデザインを策定し,また,実現方策等の整理を目的としているところです。

 ご指摘の若柴台ノ下地区については,定住促進の観点を基本に,住宅地を主とするか,あるいは他の機能を組み込むかなどの検討を踏まえながら,新たな土地利用について,この基本構想の中で整理をしてまいりたいと考えております。



○寺田寿夫議長 

 16番油原信義議員。



◆16番(油原信義議員) 

 佐貫駅周辺地域整備基本構想の考え方のお話をいただきました。そういう中で,この台ノ下の土地利用についていろいろと検討していくんだということでありますけれども,基本的に基本構想というのは,それなりの一つの方向づけをしていく。それを具現化していくのは分野別のその計画なんだろうというふうに思いますけれども,現実的にどういう形の中で,基本的にはどういう土地利用をしていくんだという考え方を持たないと,方向というのはぶれてしまうんではなかろうかというふうに思います。

 それなりのお考えは持っているんだろうというふうに思いますけれども,今回のこの基本構想,私はその他の事業を考えると,この台ノ下の土地利用調査が主なんだろうというふうに,こう先ほど申しましたけれども,予算委員会でもご指摘をさせていただきましたけれども,基本構想がある。一般的には,この中で道の駅の基本構想なり佐貫のロータリーなり,佐貫駅名の改称というのは大きいですけれども,そういう中にも入ってくるんだろう。そういう一つの計画性を持った中で,一つ一つ実現化をしていく。基本構想があり,そういう中で全体的な上位計画である,そのふるさと戦略プランですね,そういうところにきちんと位置づけをして,それを具現化していくということの計画性というか手続きが,やはり私は必要なんだろうと。

 今回の計画の中では周辺整備基本構想,道の駅の基本構想,佐貫3号線の事業化の調査があって,佐貫の駅東のロータリーの調査があると,全て横並びになっているというようなことですね。計画というのは,そういうものではないんだろうというふうに思います。

 佐貫の駅名の改称という大きなテーマがありますから,地元対策として佐貫にこれだけの事業を集中してやっていくんですよというようなアピールもあったんだろうと思いますけれども,話の進め方としては,大きいくくりがあって,その中に個々の計画がある,それを具現化していく,そういう進め方をしないと,佐貫の駅名改称の意見交換会などに行きますと,佐貫駅名改称の是非というよりも,入り口での手続きの話で,入り口での話が大きくなってしまって,現実的に大きい駅名改称はどうなんだという議論が,それなりにありましたけれども,ちょっと外れてしまう部分がある。ですから,きちんと計画性というような計画を,大きい計画を持つ中で,そういう中に一つ一つそれを具現化していく中で,こういう考え方があるというようなことの進め方をしないと,入り口の段階でちょっと混乱をしてしまうんだろうというふうに思います。

 今回の若柴台ノ下の話とはちょっとずれてしまいますけれども,本題に戻らせていただきますが,若柴台ノ下地区の土地利用について,非常に佐貫駅が近いという立地性,それから,佐貫駅からの用途地域ですね,駅から近隣商業が広がり,住商混在地域があり,低層住宅がある。そういう用途の広がりがあるわけでありますから,その低層住宅地に隣接している,この若柴台ノ下については,住宅地としての土地利用を基本として定住促進を図るべきなんだろうというふうに私は思います。そこの環境を踏まえると,若柴台地の斜面緑地とか散策路とか,そういうことを考えても基本的には住宅地としての定住促進を図る場所なのかなと,私はこう思っております。

 この地域は,以前に地権者と土地の活用について勉強会を行ってきた経緯があります。この台ノ下地区の土地利用を図る際には,どのような課題が考えられるのかお答えをいただきたいというふうに思います。



○寺田寿夫議長 

 菅原都市環境部長。

            〔菅原安雄都市環境部長 登壇〕



◎菅原安雄都市環境部長 

 お答えします。

 若柴の台ノ下地区は油原議員のご説明にもありましたが,以前,住宅地として土地区画整理事業により実施することを前提に地権者の代表の方々と協議をしてまいりましたが,事業が成り立つための保留地の処分であるとか県の人口フレームの問題などの状況が整わないというようなことから,事業の実施には至らなかった経緯がございます。

 なお,この地区は都市計画の区域区分では市街化調整区域というところでありまして,都市計画法の定義では市街化を抑制すべき区域ということになっております。実際に土地利用を図る際には,市街化区域編入が前提となることが想定されますことから,新たな土地利用の必要性や確実性などについて十分な検証が必要となってくるものと考えております。

 また,地権者の合意形成とともに,道路や公園,排水路など,インフラの整備の計画,事業手法や資金計画などをどのようにするのかといったことが土地利用を実現する上で検討すべき課題になってくるものと考えております。



○寺田寿夫議長 

 16番油原信義議員。



◆16番(油原信義議員) 

 開発に当たっては市街化区域編入というのが前提だということでありますけれども,要するに,先ほどもちょっとお話ししましたけれども,戦略プランの土地利用方針とか,都市計画マスタープランに位置づけがなされていない。それから,低層住宅地としてという開発,ニュータウンの未利用地というのがあるわけですから,それを踏まえた場合に,新たな土地利用の必要性というのは,この地区としてあるのかどうかというような問題,先ほど,検討の中で保留地処分とか人口フレームの話がありましたけれども,それに事業手法等を検討する中で,事業計画が成り立つのかどうかと,ここが大きい問題なんだろう。非常に何というか,多くのハードルの非常に高い課題がある中で,現実的に事業の実現性といいますか,開発の実現性があるのかどうか,この辺をちょっとお伺いいたしたい。



○寺田寿夫議長 

 菅原都市環境部長。

            〔菅原安雄都市環境部長 登壇〕



◎菅原安雄都市環境部長 

 お答えします。

 若柴台ノ下地区に限らず,市街化調整区域において新たな土地利用を図る上では,都市計画の変更が必須となります。市の土地利用計画への位置づけが重要なポイントになってまいります。まずは,佐貫駅周辺整備基本構想策定の中で,新たな土地利用の方向性についての検討を行い,その結果や社会ニーズ等を踏まえ,本市の最上位計画である,ふるさと龍ケ崎戦略プランや都市計画マスタープランへの位置づけを行った上で,具体的な作業に入っていきたいと考えております。

 いずれにしましても,先ほど申し上げたように,土地利用の実現に向けては地権者の合意形成やインフラ施設の整備等の課題があることも認識しているところでございます。

 今後予定しております,ふるさと龍ケ崎戦略プランや都市計画マスタープランの改定作業の中で検討を行うとともに,地権者の方々や関係機関との十分な協議,調整を行いながら,現実に向けた方策を検討してまいりたいと考えております。



○寺田寿夫議長 

 16番油原信義議員。



◆16番(油原信義議員) 

 基本構想を練って,その後,戦略プランなり都市計画マスタープランに位置づけをして,具現化に向けた検討をしていくんだということでありますけれども,話としては予算化もされ,そのように進んでいるわけですけれども,何度も言いますけれども,位置づけがあって初めて仕事というのはできるんですよ。それはともかくとして,当然位置づけをするということは実現に向けていろいろと検討していくということであろうというふうに思いますが,変に地権者に期待を持たせないで,昔からずっと期待をしておりますから,そういう意味では,ある一定のところできちんと判断をしていかないと,地権者にとっていろいろと方向づけがなされてないままでずるずる引っ張るというのは,非常に問題かなというふうに思いますし,私はこの場所については都市計画というのは15年,20年先を見据えての計画なんだろうというふうに,ですから,将来はなかなかわかりませんので,大きい夢を持って計画を練っていくということも大変必要なんでしょうけれども,計画で位置づけをした地権者に大いに期待を持たせて,これから実現をしていくんだ,これはちょっと先の話でありますから,そういう中で基本的に佐貫駅名改称が先行していくのはこれは事実ですよね,手続き上,早いですから。それだけで終わっては困りますので,きちんと計画,位置づけをして,実現に向けたいろいろなハードルを越えていただきたいというふうに思います。

 龍ケ崎市全体の未利用地をいろいろと開発というか土地利用するという中では,この駅北地区も同じですけれども,龍ケ崎市全体というか,江川を中心とした雨水排除計画というものをきちんと計画を見直しして,計画的にスタートしていかないと,どこの未利用地の開発も,事業費というのに非常に大きな負担がかかってしまう。そんな意味では,龍ケ崎のそういう未利用地のこれからの開発をしていくんだという中では,先行して,この雨水排水の計画を見直して,できるだけ早く整備をしていくということが,未利用地のいろいろな土地利用につながっていくんだろうというふうに思いますので,検討をしていただきたいというふうに思います。

 続きまして,牛久沼を活用した道の駅についてということであります。

 31年春,茨城国体に合わせて整備したいんだということであります。平成25年6月の議会で私は一般質問の中で,道の駅について質問をさせていただきまして,いろいろと事例紹介もさせていただいたということです。

 そういう中で,福岡県宗像市の道の駅むなかた,これは漁港近くで開業しておりますので,鮮魚がメーンですね。静岡県富士市の道の駅富士川楽座,これは複合施設,プラネタリウムとか子ども向け体験施設とか,他にない道の駅としてのコンセプトで,要するに観光客を集客している,観光地として活用しているということです。愛媛県の内子町の道の駅内子フレッシュパークからり,これは地場産のトマトとか梨のブランド化をして,要するに多様な加工品をつくって開発をして,販路を全国的に拡大をしているという特徴があるわけですね。

 要するに,地域資源を活用した道の駅であったり,新たなコンセプトでその交流人口の増加を図ったりというようなこと,全体的には道の駅自体が,もう観光の拠点化にしている,拠点化となっているというのが現状ではないんでしょうか。そういう中で,龍ケ崎ならではの道の駅を整備するには,牛久沼のこの空間という水辺空間というものを有効に活用する必要があるんだろうというふうに思いますけれども,どのようにお考えなのかお伺いをいたします。



○寺田寿夫議長 

 松尾総合政策部長。

            〔松尾健治総合政策部長 登壇〕



◎松尾健治総合政策部長 

 お答えいたします。

 現在,本市におきましては平成31年春といいますか,前半,茨城国体の開催前を目標といたしまして,牛久沼周辺への道の駅設置に向けまして事業化調査,それから,基本構想策定を行っているところでございます。

 これまで国土交通省をはじめといたしまして,茨城県,その他関係機関との意見交換を行っております。その中で,どのような道の駅にしていきたいかという明確なコンセプトを掲げ,その地域が有する特性,地域資源を十分に活用した道の駅にすることが重要でありますよというようなご意見をいただいております。

 そして,議員ご指摘のようにこの牛久沼,こちらにつきましては,多くの自然や水辺空間を有し,筑波山はもとより秋から春の空気が澄んだ時期には富士山がきれいに見えるというような環境にございます。四季折々の景観を楽しめる貴重なこれら地域資源を有効に活用していきたいというふうに考えております。

 そして,交流人口の増加や地域活性化に寄与して,龍ケ崎市の魅力を十分に伝えられる龍ケ崎市らしい道の駅の設置に向けて対応してまいりたいと考えております。

 以上です。



○寺田寿夫議長 

 16番油原信義議員。



◆16番(油原信義議員) 

 まだまだ具体性というか,これからいろいろと検討されていくということであるんだろうというふうに思いますが,この牛久沼の水辺空間というのは,この地域資源というのを活用するということが一致するところではないんだろうかというふうに思います。

 国道6号線沿線で未利用地は市有地である京成バラ園跡地しかないんだろうというふうに思います。あとは個人の土地です。牛久沼沿線での整備に向けて,クリアすべき課題というのは多くあるんだろうと。牛久沼土地改良区の問題をはじめ,多くの課題がある。そういう中で,いろいろな課題,どのように認識をしているのかお答えをいただきたい。



○寺田寿夫議長 

 松尾総合政策部長。

            〔松尾健治総合政策部長 登壇〕



◎松尾健治総合政策部長 

 お答えいたします。

 道の駅の候補地でございますけれども,首都圏の幹線国道であります国道6号線沿線の牛久沼周辺と考えているところでございますが,複数の候補地の中から選定をしてまいりたいと思っておます。場所によっては,用地確保やインフラ整備,法律に基づく許可等といったクリアすべき課題が異なるという状況にあります。

 そして,平成27年4月現在では,全国に1,059の道の駅が設置されておりまして,大小様々であります。土地の形状,施設配置等についても様々な工夫が凝らされているというふうに考えております。

 本市におきましては,庁内関係課による道の駅設置推進検討会議を設置いたしておりまして,基本構想の策定に向けた協議を続けております。候補地の課題を洗い出し,どのような課題解決法があるかを検討しているところでございます。

 簡単に申し上げますと,例えば上下水道の問題,それから,道路からのスムーズな導線の確保など,いろいろな課題があるわけでございますけれども,国土交通省等のご支援をいただきながら,地域資源を生かした本市の魅力を十分に伝えられる道の駅を設置できるよう,候補地を選定いたしまして,立地条件上の課題解決に取り組んでまいりたいと思っております。

 以上です。



○寺田寿夫議長 

 16番油原信義議員。



◆16番(油原信義議員) 

 なかなか検討中ですから,私なりに勝手にしゃべらせていただきたいと思いますけれども,牛久沼沿線で幾つかの候補地があると,検討しているんだということでありますけれども,諸条件を考えたときには,京成バラ園跡地を道の駅として活用すべきなんだろうというふうに考えますし,この京成バラ園跡地,この地しか私はないんだろうというふうに思います。特にここの土地の活用という大きな課題の一つには,3万平米の細長い土地ですね。この3万平米が大きいのか小さいのか,道の駅としてですね,その辺のいろいろな施設配置等々,どういうものにするかということで面積というのは,それなりに考えられるんだろうというふうに思いますけれども,あとはやはり奥行きが50メートルしかないんですよ。3万平米で奥行き50メートルの土地形状,私はこの単なるトイレ休憩施設とか,情報発信施設とか,地場産の直売所の道の駅にだけになってしまうのではないんだろうかというふうに思います。

 牛久沼水際線というものを活用した道の駅が,大きい基本コンセプトの私は一つになるんだろうと考えます。現実的に今の牛久沼の水質汚濁状況というものを考えると,やはり人々が水際線で散策や休憩してくれるんでしょうか。水深1メートル程度で,底は泥が堆積をしているということ,そういう状況の中で,水質浄化というのはちょっと進まないんだろうというふうに思います。

 それから,その先ほどもお話ししましたけれども,道の駅というのは観光の拠点としてのコンセプトを持っているんだろうというふうに思いますし,私は交流人口の増加ということを踏まえる中で,観光拠点の一つとして整備をしていくべきなんだろうというふうに思います。多くの道の駅が観光拠点化をしているということも現状であります。奥行き50メートルの土地で,観光拠点とするのには常磐道からおりていただく,観光バスがおりていただくような誘導するような施設でなくちゃいけない。バスの回転もできないような形状ではないんだろうかというふうに思います。

 そのほかにも観光客を確保していくということは,牛久沼の活用もあわせて,やはり付加価値をつけていかなくちゃいけない。温泉の足湯がありますよとか,牛山純一のライブラリーもあわせて併設されておりますよとか,そういう龍ケ崎ならではというか,そういう特徴を持たせないで人は集まってこない。その交流拠点としての整備をするということであれば,河川内,沼内のしゅんせつです。泥を上げる,そういうことをして土地の有効面積を確保していかなくちゃいけない。あわせてやはりしゅんせつをするということは,水質浄化にもつながっていくということ,このしゅんせつというのは,大変必要なんだろうと,お金もかかります。

 水辺公園はしゅんせつして用地を確保した土地なんですね。ですから,やはりそういう意味では交流人口を増加して,龍ケ崎市の活性化を図っていくんだということであれば,大きな費用を投下してもそれが有効な投資になるんであろうというふうに思います。今,考えられるその一つとして,一番の認知度向上策ではないんだろうかというふうに私は思います。そんな意味では,いろいろな角度で大いに,単なる道の駅ということではなく交流拠点,観光拠点として整備をするような検討をお願いをしたいというふうに思います。

 続きまして,市内公共交通の課題とその対応策についてであります。

 平成26年度に実施したまちづくり市民アンケート調査では,龍ケ崎市の住み心地について84%の方が「住みよい」「どちらかといえば住みよい」と,前住居地からこちらへ移転した人,要するにクロス集計をすると70%を超える人も,非常に住みやすいというか,非常に自然が多いと,豊かな自然が多い,日常生活に不便を来さないという,そんなアンケート結果が出ております。

 私はこの市民アンケート,市民とは何を求めているのかというようなこと,これを一つ一つ解決していくというのが,定住促進の最大の要因なんだろうというふうに私は思います。非常に住みよいという場所ですけれども,龍ケ崎市の物足りないところ,嫌いなところは何だと,「交通の便が悪い」というのが46.1%,ちなみに「多種多様な働く場がない」というのは第5位で21.2%ですね。この中の21歳から35歳までの方の物足りないところの順位は第2位と第3位です。若い人は働く場を求めているという,今回の交通政策とはちょっと関係ありませんけれども,その今後優先的に,重点的に取り組んでほしいという項目,これのトップも「公共交通機関の利便性」と,これが17.6%,これもトップです。要するに,交通に関することがトップなんですね。ここをどう解決をしていくかということなんだろうというふうに思います。

 こういうまちづくりアンケート,市民アンケート調査の結果を受けて,市として交通政策にどのような課題があるんだろうかと,それをどう認識しているのか,お答えをいただきたいと思います。



○寺田寿夫議長 

 休憩いたします。

 午後1時,再開の予定です。

              午前11時57分休憩

                                   

              午後 1時00分再開



○寺田寿夫議長 

 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 加藤市民生活部長。

            〔加藤 勉市民生活部長 登壇〕



◎加藤勉市民生活部長 

 お答えいたします。

 当市の公共交通環境は,ニュータウン地区からJR佐貫駅までを主に運行している路線バス,龍ケ崎地区と佐貫地区を結ぶ通勤・通学者が主な利用者となる関東鉄道竜ヶ崎線,日中における地区間相互の連携強化や交流促進,公共施設へのアクセス性確保を目的とするコミュニティバス,そして,これらを補完する乗合タクシーの運行により構築しております。このように市域全体を総合的にカバーする交通網が着実に整いつつあると考えております。

 しかしながら,その一方で,少子高齢化の進行をはじめ,目まぐるしい社会環境の変化に伴います利用者ニーズの多様化に対応するための様々な課題も抱えております。

 その主なものを申し上げますと,まずは,広域的な公共交通機関の利便性の向上と広域的な公共交通網の構築でございます。具体な内容でございますが,東京圏につながる基幹交通でありますJR常磐線の東京駅乗り入れが3月14日に実現したところでございますが,通勤・通学時の主な利用時間帯での運行便数が少ないこと。さらには,広域的に運行する公共交通手段が関東鉄道竜ヶ崎駅からJR常磐線取手駅行きと江戸崎行きの路線バスの二つしか残っていないといったことでございます。

 市域内の移動につきましては,四つに分散する市街地とその周辺集落から成る特徴的な都市構造であることから,密度の高いダイヤが構築できず,各交通機関を乗り継ぎ利用して移動する場合は,待ち時間が多くなるなど,スムーズな移動が難しいことが挙げられるものと考えております。



○寺田寿夫議長 

 16番油原信義議員。



◆16番(油原信義議員) 

 課題というのか,常磐線の通勤・通学利用者,時間帯の運行本数というか運行便数が少ないんだと,それから,広域的なバス路線ですね,江戸崎,取手,こういうバス路線が非常に縮小している。あわせてコミュニティバスですね,当市の都市構造というか,踏まえて密度の高いダイヤを組むことがなかなか難しいとか,当然待ち時間も多くなってしまうと,そんな課題だということでありますけれども,こういう3点を踏まえて,常磐線,それから,広域的なバス路線,それから,コミュニティバスと,こういう課題を踏まえて,これまで市の政策はどのような取り組みをしてきたのか,実施をしてきたのかお答えをいただきたい。



○寺田寿夫議長 

 加藤市民生活部長。

            〔加藤 勉市民生活部長 登壇〕



◎加藤勉市民生活部長 

 お答えいたします。

 当市における交通政策の取り組みについてでございますが,平成23年3月に策定した龍ケ崎市地域公共交通総合連携計画の基本方針に基づき,これまで様々な交通施策を事業者等と連携を図りながら取り組んできたところでございます。

 その取り組み内容でございますが,持続可能な公共交通体系の確立としまして,関東鉄道竜ヶ崎線の車両の修繕や自動列車停止装置を設置し,利便性,安全性の向上を図ってまいりました。

 また,都市間を広域的に運行するバス路線を対象に,茨城県及び沿線自治体と協調し,バス事業者に補助金を交付することでバス路線の運行維持を図っております。質の高い公共交通サービスの提供としましては,子どもや高齢者等が乗降しやすいノンステップバス車両を購入した民間事業者に対する補助制度を構築し,路線バスのバリアフリー化を推進しております。

 また,高齢者の社会参加を促す施策として,コミュニティバス全ルートに加え,市内を運行する路線バスでも自由に乗りおりできる共通の定期券を発行し,さらなる利便性の向上を図っております。この共通定期券につきましては,従来のコミュニティバスだけの利用から市内の路線バスにも拡大して4月から再スタートしたものでございます。

 高齢者の交通事故防止策としては,運転免許を自主的に返納した高齢者の方に対して,コミュニティバスが1年間無料で利用できる乗車券を進呈するなど,公共交通サービス向上の実現に向け取り組んでおります。

 また,各交通手段の連携としまして,利用者ニーズに対応したコミュニティバス運行ルートの変更やダイヤの改善,既存の公共交通を補完し,公共交通空白地域の移動手段として,新たに導入した乗合タクシー等,公共交通利用を促進させる交通環境の充実に努めてきております。

 さらには,公共交通利用促進に対する意識の醸成としまして,過度な自家用者利用から公共交通利用への意識の変化を促す交通施策,モビリティマネジメントについて小学生を対象として,公共交通の役割や利用方法,利用することによる効果等をコミュニティバスや関東鉄道竜ヶ崎線に実際に乗車,体験していただきながら学んでいただいたところです。

 このほかにもJR常磐線利便性向上についての要望活動や関東鉄道竜ヶ崎線活性化目的としたイベントの開催,関東鉄道株式会社公認団体の関鉄レールファンCLUBと協力し,女性の視点で関東鉄道竜ヶ崎線,ひいては当市を広くPRする関鉄レールメイトの任命,市制施行60周年記念事業の一環として関東鉄道竜ヶ崎線とコミュニティバス車両に,市のマスコットキャラクター「まいりゅう」のラッピング,小学生が通学にコミュニティバスを利用した場合の割引チケットであるランドセルチケットの導入など,公共交通の充実,利便性向上及び利用促進に向けて鋭意取り組んできたところでございます。



○寺田寿夫議長 

 16番油原信義議員。



◆16番(油原信義議員) 

 JR常磐線通勤・通学の利用時間帯の運行便数ですかね,これが少ないという要望に対しては,これは当市の施策だけではできない話ですから,JRに要望活動しているということでありますけれども,これは県内自治体全体でやっていく必要があるんだろうというふうに思います。

 それから,広域的なバス路線が縮小された,これが廃止されないようにという,県の事業がありますよね。これで補助金交付をしながら,それなりに延命策というか,運行していただいている,コミュニティバスについてはいろいろ工夫を重ねて,特に乗合タクシーを導入して,要するに交通空白地域ですかね,その辺を乗合タクシーでカバーしていこうというようなことで,いろいろと努力をなされている。

 私は,部長から答弁があったとおり,当市の交通政策というのは他市に比較して非常に先進的に取り組んでいるんだろうというふうに,こう思っております。

 しかしですよ,しかし,市民アンケート調査の結果では「交通の便が悪い」と46.1%でトップ,いつもアンケートとると,やはり「交通の便が悪い」というのは上位にランクされますよね。先ほども申しましたけれども,優先的に重点的に取り組んでほしい項目,49項目並べましたけれども,複数回答の中では,やはり公共交通機関の利便性を図っていただきたいという,これもトップですね。これは現実的な話ですね。

 これから超高齢化社会ですね。それから,人口減少社会というのが現実になってきているわけでありますけれども,そういう中で交通政策として定住促進に向けた施策,事業をどのように展開していくのかお伺いをいたします。



○寺田寿夫議長 

 加藤市民生活部長。

            〔加藤 勉市民生活部長 登壇〕



◎加藤勉市民生活部長 

 お答えいたします。

 今後の取り組みにつきましては,急速な少子高齢化の進展,人口減少,さらには地球環境問題への対応といった社会情勢の変化の中で,地域社会の活力を維持向上させるため,まちづくりと連携した地域公共交通ネットワークの形成が肝要であると考えております。特に高齢化社会の進行による公共交通への依存や期待は高まり,高齢者における公共交通への需要が拡大することとあわせ,高齢者にも利用しやすい交通環境の整備を図るなど,よりきめ細やかなサービス提供への取り組みが必要となります。

 さらには,地域住民の移動手段としてだけではなく,温室効果ガスの増大や交通事故問題,慢性的な渋滞の発生などの観点から,マイカー利用から公共交通や自転車など,人と環境に優しい乗り物利用への転換を促進してまいりたいと考えております。

 このように将来においても解決しなければならない交通課題は山積しており,引き続き利用者や地域ニーズの把握に努めながら,安全・安心で利便性の高い公共交通ネットワークの構築を目指してまいります。



○寺田寿夫議長 

 16番油原信義議員。



◆16番(油原信義議員) 

 当市の交通政策というんでしょうかね,この基本計画,公共交通マスタープランが平成14年3月に策定をされました。そのときには特に緊急度の高い課題としてのコミュニティバスの導入計画を具体的に調査をしたものでありますね。それを基本に,これまでの交通政策を進めてきたんだろうというふうに思います。

 当然その中でモニタリングをしながら改善をしてきたんだろうというふうに思いますけれども,この都市交通マスタープランの目指すところというんでしょうか,その最終的には今,答弁があったとおり,自動車交通に対する過度の依存度というものを脱却しながら,その利便性の高い地域交通体系を整備していくんだというようなこと,これが目的,もう答弁のとおりなんだろうというふうに思いますけれども,でも,現実的には市民アンケートの「交通の便が悪い」と答えている46.1%の市民は,具体的にクロス集計をしているかどうかですね。調査をしているのかどうか。要するに,その46.1%の市民の地域性,どの地域の方が,また世代層というか,どういう年代の人が,現役世代なのかですね,具体的に何を不便と思っているのかというようなことを十分に把握し,それに基づいて改善をしていく必要があるんだろうというふうに思います。それが当然改善されることによって,定住人口の増加というのにつながってくるのかなというふうに思います。

 私的に,基本的にその何が不便なのかと,基本的に密度ですかね,交通密度,この問題が多いんだろうというふうに推察をいたします。通勤・通学時間帯の要するに佐貫駅へのアクセスする路線バスの本数とか,コミュニティバスの本数,増便にあるんだろうというふうに思います。

 一つには,市民が何を望んでいるのか,それを解決をしていく,非常に龍ケ崎は住みよいと言っているんですから,そんな意味では悪い部分での交通の便,その辺を十分に解決,積極的に解決していくことが定住促進につながる,そういう意味で,まず路線バスですよね。路線バスについては,通勤時間帯は時間を気にしないで,そのバス停に行けば短時間というか10分以内にバスが来るとか,バスの時間を意識して行くというようなことがないような形の本数を確保していくとか。

 それから,コミュニティバスにおいては,前から提案しておりますけれども,全てが福祉センターにアクセスをしているということで,これを福祉センター専用バスをつくっていったらいいんだろうということですね。各路線が,例えば竜ヶ崎駅において,竜ヶ崎駅から福祉センターを専用バスでつないでいくというか,当然これは無料ですよね。通常ずっと行けば100円で行けるところをおりるわけですけれども,無料バスを出していくという。コミュニティバス自体,1路線大体700万以下で運行しているんだろうというふうに思います。そんな意味では,専用バス出してもそんな大きいお金はかからないんだろうと,専用バスをつくることによって,一般の路線というのは単純に2回転ぐらい多く動けるんだろうと。当然そこで密度というのは,ある程度解決するのかな。いくらお年寄りでも,そんな大きい時間で待っているという時代でもありませんので,そんな意味ではそんな大きいお金をかけないでコミュニティバスについては密度の部分については解決してくるのかなというふうに思います。

 路線バスについては通勤時間帯,これからの人口減少を踏まえた定住促進ということを考えれば,この辺にはお金をかけてもいいんじゃないんだろうかというふうに思うわけであります。

 公共交通の都市マスタープランですね,これはおおむね15年と言われておりますけれども,平成14年度ですから,もうそろそろ見直しの時期に来ているんだろうというふうに思います。こういう中で公共交通に関する具体的な市民ニーズというものを十分把握し,分析をして,施策を展開していただきたいなと,そういうことによって定住環境の向上が図られるんだろうというふうに思います。

 今日の一般質問の中で道の駅,これは交流人口を増加するんだと,それから,公共交通の政策の中では,交通の便が悪いという市民ニーズが非常に多いわけでありますから,こういうところにも定住促進というようなことでお金をかけていく。お金をかける場所が私は重点的に,市長も選択と集中という話がありますけれども,その観光推進なり定住促進,交流人口増加,そういうことに施策としてお金を投下していくべきなんだろうというふうに思います。

 今後,特に交通政策については重要な部分ですので,十分市民のニーズというものを何を求めているのか十分把握をしながら,その政策展開をしていただきたいというふうに思います。

 以上で私の一般質問を終わります。



○寺田寿夫議長 

 以上で油原信義議員の質問を終わります。

 8番札野章俊議員。

            〔8番 札野章俊議員 登壇〕



◆8番(札野章俊議員) 

 皆様,こんにちは。

 このたびの選挙で初めて市会議員に就任をいたしました札野です。初めての一般質問ですので,うまく質問できないところや稚拙な表現があるかもしれませんが,市民の代表として,市民の皆様が日頃疑問に思っていること,要望等を質問にしてまいりましたので,よろしくお願いいたします。

 それでは,通告に従い質問をさせていただきます。

 さて,今,日本全国のあらゆる市町村でわがまち,わが地域の地方創生をいかにするかが話題になっております。今回の議会でも諸先輩方の質問の中にも多々関連したものがありましたが,少子高齢化が進み,人口の自然減少は不可避な状況となっております。旧態依然とした地方自治体では,その存続自体も危機感が持たれ始めております。

 市長は,龍ケ崎市の地方創生について,JR常磐線佐貫駅周辺地域の整備の計画を発表しておられます。

 三つの柱です。一つ,JR佐貫駅の駅名改称,二つ,道の駅の整備,三つ,佐貫周辺の地域整備と大きなビジョンが示されております。

 そこで質問です。

 先日私も駅名変更に関する意見交換会に参加させていただきました。その折,市長は駅名変更はスタートだとお話になっておられました。駅名変更だけではなく,今回の質問である東口ロータリーの改修も構想に上げておられました。

 東口駅前ロータリーは朝夕のラッシュ時に大変な混雑をしております。いつ事故が起こっても不思議ではない状況です。いま一度,駅名変更からスタートする大きな流れの中での駅前ロータリーの構想を,できれば時期的なことも含め,また,このロータリー改修工事実現のために現在実施していることなどあればお教えください。

 次よりは質問席にて質問をさせていただきます。



○寺田寿夫議長 

 菅原都市環境部長。

            〔菅原安雄都市環境部長 登壇〕



◎菅原安雄都市環境部長 

 お答えします。

 佐貫東口の駅前広場,いわゆる東口ロータリーの再整備のことであります。

 現在,同駅前広場は朝夕の通勤・通学のピーク時に送迎の自家用車,タクシー,バスなどの車両が集中し,大変混雑をしている状況でございます。特に駅入り口付近は歩行者動線と車両動線が交差しており,接触事故等の発生が懸念されるところでもございます。当該事業は,そのような現状を踏まえ,安全で快適な駅前広場の実現に向け,改善策の検討を行うものでございます。

 今年度の具体的な事業内容としましては,交通量調査や利用者の意識調査などを実施し,現状の問題点を分析整理するとともに,将来的な需要予測を踏まえつつ改善案を作成し,設計業務のもととなる基本計画を策定するものでございます。

 その整備方針につきましては,ロータリー内の交通混雑の解消を第1の目的とするものでありますが,その一方で駅前広場は当市の玄関口であり,多くの市民が利用する交通の結節点でもあります。そのことから,それにふさわしいにぎわいの創出や市のイメージアップにつながるよう,修景整備についても十分に配慮しながら進めてまいりたいと考えているところでございます。

 次に,時期的なものということでございますが,この設計業務をもとに来年度以降,実施設計と,あと工事のほうをいろいろ考えてまいりたいというようなことで思っております。



○寺田寿夫議長 

 8番札野章俊議員。



◆8番(札野章俊議員) 

 ご答弁ありがとうございます。

 また駅前に楽しい広場ができそうな感じがして,非常に楽しい思いがいたしました。

 ですが,これだけ市の皆さんが,執行部の皆さんが考えていただいているにもかかわらず,残念なことに駅名変更に関する意見交換会では,このようなことに関しまして,駅名の変更のことも知らなかったと,新聞等で初めて知った等々の声が聞かれました。

 市は,今回のこういった大きなビジョンをどのようにして,どのような媒体で市民の皆様にお知らせをしているのでしょうか。これは,伊藤議員の質問と一部かぶるかもしれないんですが,再度ちょっとお答えをいただければと思います。



○寺田寿夫議長 

 松尾総合政策部長。

            〔松尾健治総合政策部長 登壇〕



◎松尾健治総合政策部長 

 お答えいたします。

 市の活動を周知・広報する手段,方法でございます。

 まず,紙媒体といたしましては月2回発行しております,市広報紙りゅうほー,それから,年4回程度の発行を目安としております政策情報誌未来(あす)へというものがございます。このりゅうほーにおきましては,主に行政記事,それから,イベント,講座などのお知らせ記事を掲載しております。そして,政策情報誌,こちらにつきましては特に市の計画や重要施策などの政策的な記事を掲載しております。そして,このりゅうほーについては速達性を勘案しまして,ポスティングにより戸別に配布をしているということでございます。そして,政策情報誌につきましては,住民自治組織を通じまして,それぞれ同じように全戸配布をいたしております。

 さらに,インターネット等の電子媒体としまして市公式サイトのほか,市公式ツイッター,それから,フェイスブック等のSNSを利用した情報発信,それから,電子メールにて情報を提供する龍ケ崎市メール配信サービスなどを利用してございます。

 また,広告会社と協定を締結し,市役所の本庁舎1階待合コーナー,それから,東部出張所,西部出張所,さらに,たつのこアリーナのロビー,この4カ所に市政情報モニターというものを設置をしております。これには民間の広告も流れるわけなんですけれども,市のお知らせやイベント等の情報等の行政情報を放映しているということでございます。

 以上です。



○寺田寿夫議長 

 8番札野章俊議員。



◆8番(札野章俊議員) 

 ありがとうございます。

 りゅうほーは,ほぼ月2回刊行されていまして,非常に職員の皆様も相当なご苦労をされていらっしゃるんじゃないかなというふうに思います。いろいろといろいろなツールでメール等の配信サービス等で市民の皆様には告知をされていらっしゃるということなんですけれども,ここまで頑張っていてもなかなか市民の皆様にその市で行っていることが伝わってないのが現状かと思います。

 そこで,私はさらなる別のツールも必要かなというふうに考えます。今ちょっとモニターでの告知もしているということをご説明をいただきました。市の広報に関しましても,これからはこのモニターのように自動的にでも情報が受け取れる,このような告知媒体が必要になってくるのではないかなというふうに思います。

 そこで私は,今,市の市役所のロビー等で設置されているモニターも,駅前のリニューアル工事に合わせて,ロータリーや駅開設駅周辺に大型モニターでの告知板を提案したいというふうに思います。駅での待ち合わせ時など,自然と目に入りますし,今までりゅうほーを見ることが少なかったお父さんたちも,市の情報を得ることができると思います。また,龍ケ崎を訪れた方々に催し物の告知や龍ケ崎コロッケ,龍ケ崎トマトなどの案内をアピールすることができるかと思います。このような考えについて見解をお聞かせいただけますでしょうか。



○寺田寿夫議長 

 菅原都市環境部長。

            〔菅原安雄都市環境部長 登壇〕



◎菅原安雄都市環境部長 

 お答えします。

 駅前広場の電飾看板,これはいわゆるモニターというようなことでよろしいでしょうか,の設置についてでございます。

 JR佐貫駅につきましては,1日の乗車人数の人員が約1万4,000人に上ります。先ほども申しましたが,内外の多くの方々が利用する交通の結節点でもございます。そのことからも,ご指摘のとおり隣接する駅前広場で市の施策やイベントの案内,物産品などを積極的に広報することにつきましては,当市の魅力を内外にアピールする上で非常に効果的な方法であると考えております。

 佐貫駅東口ロータリー改修事業につきましては,安全で快適な駅前広場の整備を行うものでございますが,将来需要予想に基づく各交通系統の動線及びその必要なスペースをしっかりと確保した後,電飾看板,いわゆるモニターなどの広報機能の向上及びその設置場所の確保につきましても,今後,研究してまいりたいと,そういうふうに思っております。



○寺田寿夫議長 

 8番札野章俊議員。



◆8番(札野章俊議員) 

 どうもありがとうございます。

 確かに大型モニターを設置するとなりますと,費用の面等々,検討しなければならないことも多数あろうかと思いますけれども,こういった媒体にはやはり宣伝効果も非常に大きく,企業や龍ケ崎での商店街などの広告の収入も見込めます。短期的な予算ではなく,当市の考え方も含め,ご検討のほどよろしくお願いいたします。ありがとうございます。

 では次に,龍ケ崎市における若い職人たちを育てる取り組みについてお聞きいたします。

 世間では,景気の回復軌道,就職率のアップなどと言われますけれども,実際は大学卒でも希望職種につけず,派遣社員や契約社員におさまっているケースが多々あると聞きます。ましてや高校,専門学校を卒業して働く若者には,非常に厳しい現実が待っています。進学率が高くなり,誰も彼も安定した事務職を望むようになったのが原因ではないかと思います。その反対に,ものづくり職人のなり手不足が懸念されています。

 質問です。当市では職人育成のための取り組みは行われていらっしゃいますでしょうか。また,職業訓練学校が市内にありますが,この活用実績等あればお聞かせください。



○寺田寿夫議長 

 加藤市民生活部長。

            〔加藤 勉市民生活部長 登壇〕



◎加藤勉市民生活部長 

 お答えいたします。

 伝統的な木造建築物等の技術を後世に伝え,地域の技術職を守り育てる仕組みは,就業支援や職業訓練の観点からも重要なことであると考えております。

 当市では,国・県並びに隣接する4市町とともに,労働者の職業に必要な能力の開発及び向上を目的として,龍ケ崎地区高等職業訓練校に施設使用賃貸料の免除をはじめ,負担金の交付を行い,雇用の安定と労働者の地位向上に努めてまいりました。

 龍ケ崎地区高等職業訓練校では,中学校,高校を卒業して新しく技能者になろうとする者を対象に,職業人としての大切な現場作業の実施指導を行い,訓練科目である建築科,とび科,左官・タイル科,板金科の知識技能等の修得を得て,それぞれの専門職種の課程を修了する仕組みとなっております。

 さらに,茨城県においては茨城県職業能力開発協会が同様に,熟練技能者の技術技能を継承し,次代を担う若者の育成を目的に,ものづくり体験教室の開催及びものづくりマイスター派遣制度を通じて,若者の技能のレベルアップと効果的な技術の継承などを行っております。

 今後も引き続き,国・県等と連携しながら若者を対象にした職人の育成に努めてまいりたいと考えております。



○寺田寿夫議長 

 8番札野章俊議員。



◆8番(札野章俊議員) 

 ありがとうございます。

 一応一定の受け皿はあるよということですね。

 今お話をいただきましたが,私は実は今回の選挙で数多くのたくみの職人たちと話す機会がありました。その多くは,今,ご説明をいただきました建築業に携わる職人たちだったんですけれども,彼らはその技術を継ぐ後継者がいず,その大多数は高齢化しておりますので,自分の家業はもう自分で終わるというふうに言っておりました。そのたくみたちが現場の一線で活躍できるのも,あと10年あるかないかというところになっております。今こそたくみの職人たちから技術を伝承した,ものづくりの担い手をつくることが急務ではないかと考えております。

 今,一定の受け皿を示していただきましたが,まず,子どものときからものづくりの楽しさ,すばらしさを教えてあげる必要があると思います。子どもたちの個性は様々です。サッカー選手や野球選手を夢見るように,日本一の職人を目指す,そういった子どもたちが育ってもいいのではないかと思います。

 そういった意味で,教育の観点から市で実施していることや事業等あればお聞かせください。



○寺田寿夫議長 

 荒井教育部長。

            〔荒井久仁夫教育部長 登壇〕



◎荒井久仁夫教育部長 

 お答えいたします。

 今日の社会環境の変化,産業経済の構造的な変化,雇用形態の多様化,流動化は,子どもたちの将来に対する考え方にも影響を与えています。

 そのような中で,学校では主体的に進路を選択,決定できる能力を高め,児童・生徒一人ひとりにしっかりとした職業観,勤労観を形成し,社会的,職業的な自立を目指すキャリア教育を推進しているところでございます。キャリア教育は児童・生徒の発達段階に応じて,小学校段階から組織的,系統的に実施されており,働くことの意義や目的を学ぶこと,職場見学,職場体験活動などが行われております。職場見学や職場体験活動は,多様な職業にかかわる現場に触れる有効な学習の機会として位置づけられており,平成26年度においては職場見学は市内全小学校で延べ213の事業所で,職場体験活動は市内全中学校と小学校6校で延べ288の事業所で実施されております。

 また,茨城県ではキャリア形成に係る様々な体験を通して,希望を持って未来を築いていけるよう,ものづくり教育,職業教育の一層の充実を目指す,いばらきものづくり教育フェアが実施されております。各学校においては,県の事業に参加することなどを通して,キャリア教育の一層の充実に努めているところでございます。

 以上です。



○寺田寿夫議長 

 8番札野章俊議員。



◆8番(札野章俊議員) 

 ありがとうございます。

 龍ケ崎市でも職業体験等のことを実施されているということなんですけれども,一般的にただ,今,行われている職業体験では,店舗ですとか工場など,軽作業を体験させることが中心になっているように思われます。できれば個人や小単位でやっている職人たちの仕事ぶりの見学や手伝い等も積極的にカリキュラムに組んでいただけることをお願い申し上げます。

 今,県での取り組み,市での取り組みもありましたが,他の市町村,今日はちょっと東京の大田区と台東区をご紹介したいんですが,大田区では町工場のたくみの得意とする技術,技能をデータベースで大田区で管理し,必要に応じてセミナーや技術指導を行っているそうです。また,今もお話しありましたが,ものづくり人材育成事業として,小学生からのものづくり実践教室,これも幾つか教室があるんですけれども,小さい小学生の低学年のうちから中学生の1・2年生まで段階に分かれてやっているそうです。また,学生の技術者の育成も積極的に取り組んでおります。これが次世代ものづくり人材育成プロジェクトといいまして,ロボットを作製したりですとか,そういった航空関係,こういった関連の産業の仕事にもつけるようにということでやっているそうです。

 また,浅草では浅草ものづくり工房と銘打って,工芸品やアクセサリー,また,ジュエリーや革製品などの職人やクリエーターを育てています。彼らは自分のオリジナルブランドを立ち上げることを夢見て,お互いに切磋琢磨しているようです。

 ここにある若者の記事がありますので,少し紹介したいと思います。昨年の10月10日,これは台東区で出しているホームページに載っているんですけれども,このたび浅草ものづくり工房第1期生であるシューズクリエーター瀧浪 孝さんによる注目ブランド「TAKINAMI TAKISHI(タキナミタカシ)」の商品が松坂屋上野店に初登場しますと,かねてより日本のものづくりを応援する松坂屋上野店では,台東区役所の取り組みに賛同し,地元の産業の未来を担うクリエーターの商品を紹介してくれることとなりました。このように各市町村では,それぞれの特色を生かした若者の育成が行われております。

 龍ケ崎ブランドアクションの中で,特産品ブランド,暮らしブランド,観光ブランドの三つの柱を立てていますが,ぜひ人材のブランドの育成もお願いしたいと思いますが,いかがでしょうか。



○寺田寿夫議長 

 松尾総合政策部長。

            〔松尾健治総合政策部長 登壇〕



◎松尾健治総合政策部長 

 お答えいたします。

 ブランドの中で特に人材というお話です。確かに議員おっしゃるとおり,人というのが一番大切だろうと思いますので,ただいまのご趣旨を踏まえまして今後,検討してまいりたいと思います。

 以上です。



○寺田寿夫議長 

 8番札野章俊議員。



◆8番(札野章俊議員) 

 ありがとうございます。

 職人を目指す若い見習いの給料というのは非常に少ないものです。見て習うのですから,当然通常の賃金はもらえないのが職人の世界です。ですが,今やそれでは職人の担い手は育ちません。ぜひ将来のたくみの職人を育てるためにも,日当の補助等の金銭面でのサポートも含め,この龍ケ崎市で取り組んでいただきたいというふうに,切にお願い申し上げます。彼らが一人前の職人になるには二,三年かかりますけれども,その後,所帯を持って龍ケ崎にしっかりと根づいたならば,今度は市のためにも大きく寄与してくれるものと思います。

 地方創生のマンパワーの育成という意味で,ぜひ今後ともよろしくお願い申し上げます。

 以上で私の一般質問を終わります。ありがとうございます。



○寺田寿夫議長 

 以上で札野章俊議員の質問を終わります。

 15番椎塚俊裕議員。

            〔15番 椎塚俊裕議員 登壇〕



◆15番(椎塚俊裕議員) 

 本日5人目の質問者となります。あと,本日もう一人私の後にいますので,できるだけ簡潔に質問をしていきたいと思います。

 昨晩はワールドカップ予選がございまして,昨日勝つと思って見ていたんですが,結果的にはスコアレスドローということで,何となくすっきりしないまま,今朝起きたんですが,早目に起きましたので,今朝は,なでしこジャパンの試合を拝見させていただきまして,これも1対0で,何とか辛勝という形で済みましたが,これも何かすかっとしない勝ち方であったなというふうに思っております。そんな中で一般質問させていただきますので,答弁のほうはぜひすっきりとした答弁をお願いしたいと思います。

 まずは,通告に従いまして一般質問をさせていただきたいと思います。

 まず,1番目に,空き家等対策に対する問題について,2番目に,マイナンバー制度導入について,3番目に,JR駅名改称について,3点について,いずれも昨日,同様の質問が出ておりますので,重ならないように簡潔に進めていきたいと思います。

 まず,その前提としまして少しお話しをさせていただきたいというふうに思います。

 日本は少子高齢化が進展しているということは,今までも耳にたこができるほど,メディアなどで繰り返されていたせりふですが,多くの人はそんなことを言われても自分には直接関係ないしと思われているのではないでしょうか。

 国立社会保障・人口問題研究所の推計によれば,2050年に日本の人口は9,700万人になると言われております。政府ももちろんこの問題に気づき,そのための対策を2060年度の日本の人口を1億人を維持をするという国家目標をするよう提言しています。具体的には,一人の女性の出生率を現在の1.4人から2.07人以上にしようという意欲的な内容ではあります。そのための出産,子育ての支援のための予算を現在の3兆円から2倍に増やすための具体策を盛り込んでおります。

 ただ,そのための対策を掲げることは大変重要ですが,一方で,もう少し冷静に事態を分析することも必要であります。つまり,目標が単なる数字だけのお遊びで終わっていないか,よく考えなければいけません。

 出生数は平成25年で103万7,000人,出生率は16年ぶりに1.4人台に回復したという状況ですが,出生率の回復はともかく出生数自体の減少が続いているのは,まさに出産可能な女性の数が減り続けているからなのであります。

 今後20年,出産可能な女性の数はさらに3割減少するとも言われております。この状況下で現在の出生数を確保するだけでも出生率を1.8人にしなければ,計算上合わないことになります。しかも,100万人程度の出生数では今の日本の人口減少はそもそも食いとめられません。例えばもう少し時間軸を狭めて2030年,日本の人口は1億1,660万人とのことです。現在より約1,000万,率にして約9%減少します。9%と言われても,実際に実感が余りわかないかもしれませんが,現在の東京23区の人口は約907万人と言われております。ということは,この15年間の間に東京都23区の人口に匹敵する人口が丸ごと国から消滅するということになります。全体の人口減少数の全てが生産活動に従事する社会の担い手の減少数となってしまうのが,日本の人口減少の問題が深刻であることのあかしであります。

 これはかなり大変な話で,働き手が減る一方で,どんどん増加する高齢者を養っていかなければならないからです。人口の総数が減少して質が変化する。社会の担い手が減少する中で,これからの日本が今までどおり住宅をせっせとつくる。新しい家に住む,あるいは住みかえなくてはいけないという今までの方程式が,今後も成り立っていくのでしょうか。そうでないことは,誰が見ても明らかであります。この考えを支える人というインフラの変容は,注意していかなければいけないことであります。

 空き家数の増加の背景には,日本の持つ構造的な問題の顕在化がかいま見えます。

 さて,5月26日施行されました空家対策等の特別措置法,昨日も坂本議員からの質問にありました。かなり踏み込んだ法律ではあると思います。

 そんな中で,龍ケ崎市でも昨年度当初,問題空き家が増加するのを踏まえて市独自での空き家条例を含む対策を模索してまいりましたが,その後の経過についてお伺いしていきたいと思います。

 この後は質問席より質問させていただきます。



○寺田寿夫議長 

 加藤市民生活部長。

            〔加藤 勉市民生活部長 登壇〕



◎加藤勉市民生活部長 

 お答えいたします。

 空き家条例につきましては,人口減少や空き家増加が著しい地域や豪雪で空き家が倒壊の危険に瀕してしている地域,あるいは住宅が密集している都市部を中心に,全国で400を超える自治体,全体の4分の1程度の自治体で制定がされております。

 当市におきましても,今後,高齢化や人口減少の進行が懸念され,空き家問題は計画的に対応しなければならない課題であるという認識のもとに,先進自治体等の空き家対策の情報収集しながら,空き家条例の制定の必要性について検討を進めてきたところです。

 そのような中で,今般全面施行となりました空家等対策の推進に関する特別措置法や,さらにはあわせて定められました空家等に関する施策を総合的かつ計画的に実施するための基本的な指針,これは国のガイドラインでありますが,これらの内容から当市として,空き家の適正な管理及び活用に向けての対策を講じるに当たりましては,特に条例化によらずとも特別措置法や基本指針の運用の中で対応できるものと考えております。

 加えまして,特別措置法第6条に規定されております空家対策を計画に進めるための空家等対策計画も策定してまいりたいと考えておりますので,具体的な取り組みにつきましては,その計画策定の中で検討していくこととなります。



○寺田寿夫議長 

 15番椎塚俊裕議員。



◆15番(椎塚俊裕議員) 

 今回施行されました空家等対策特別措置法の中で弾力的な運用を進めていくということでありました。

 昨日も質問の中にあったんですけれども,坂本議員同様,私も今回の特措法につきましては空き家のまず実態調査が,まず一番急務だというふうに思っています。データベース化という話が出ておりましたけれども,まずはそれを率先してやるべきだというふうに思っています。

 今後5年間で龍ケ崎市においても高齢者の5人に1人が独居老人になるという,何か衝撃的な数字が出されておりますけれども,それにおきましても,いわゆる空き家予備軍というふうな形になっていくわけでありますので,昨日の回答の中でも協議会の設置も積極的に進めていくということでありましたけれども,それに加えて,実際に今2013年度,日本の空き家数は約820万戸と言われております。空き家率でいくと13.5%,過去最高を記録していることも事実であります。

 一般的に,いわゆる空き家と言われましても4種類あるのはご存じだと思いますけれども,まず,売却用,賃貸用,二次的住宅,いわゆる別荘的なものですね。それとその他の空き家ということになります。今,問題になっているのはこのその他の空き家の部分を問題にしております。例えば,このその他の空き家というのは親の死亡後,家をそのままにしておくケースがこれに当たってまいります。

 実際に空き家等に関する政策の中で,市の役割として,今も先ほども部長の答弁でありましたけれども,空き家対策等の体制整備でありますとか,対策計画の作成,必要措置の実施などということが具体的に書かれておりますけれども,昨日の質問の中にもこの空き家,一般的に空き家対策と言われましても,今,市役所の部署で言うと,税金の面に関する部分と都市計画に関する部分と管理の問題,ごみ屋敷みたいなものの対策も含めて,行政の中でも縦割りの中でも一本にまとまり切れない部分があります。そういうところも含めまして,実際に市民が困った場合,どういう形で対応していくのか,窓口などの一本化も含めまして,市の今後の体制について細かい点,まだまだ決まっていない部分もたくさんあると思いますけれども,今現状でお答えできる範囲で教えていただければと思います。



○寺田寿夫議長 

 加藤市民生活部長。

            〔加藤 勉市民生活部長 登壇〕



◎加藤勉市民生活部長 

 お答えいたします。

 空き家等対策の実施体制についてでございますが,特別措置法に基づき定められました空き家等に関する施策を総合的かつ計画的に実施するための基本的な指針にもうたわれております。

 一つは,市町村内の関係部局による連携体制でございます。空き家問題の解消に当たっては,防災,衛生,環境など,多岐にわたる政策課題に横断的に応える必要があることから,連携の強化が必要になってまいります。そのような中,特別措置法の全面施行を受けて,去る5月28日,庁内関係9課による空き家等の適正な管理と活用に関する庁内関係課会議を開催し,法の概要などとあわせまして関係各課における空き家等対策に関する現状等についての意見交換や情報共有を行い,今後の連携,協力体制について確認したところです。

 二つ目は,協議会の設置です。空き家等対策を総合的かつ計画的に実施するため,市町村は特別措置法第6条に基づき空き家等対策計画を定めることができると規定されており,当市においても策定に向けての準備作業を進めております。計画には,空き家等対策の対象とする地区や空き家等の種類,計画期間,空き家等の調査に関することや特定空家等に対する措置や対処に関すること,空き家等に関する対策の実施体制に関することなどを定めることとなります。計画策定に当たりましては,特別措置法第7条に基づき,空き家等対策計画の作成及び変更並びに実施や特定空き家等の認定に関する協議などを行うための協議会を,これは市長をはじめ法務,不動産及び建築などの専門家を構成メンバーとして組織することができるとされており,現在,本協議会の設置に向けて検討しているところでございます。

 最後に,空き家等の所有者等及び周辺住民等からの相談体制についてです。現状における相談体制につきましては,交通防犯課が相談窓口となっており,相談の内容に応じた助言や庁内関係部署,関係機関などの紹介を行っております。また,案件によっては直接庁内関係部署に相談されており,それぞれの所管において対応している状況でございます。

 今後につきましては,特別措置法の施行に伴い,問い合わせや相談等が増加することが想定されるところでございますので,空き家等対策計画の策定作業を通じて,庁内はもちろんのこと,関係事業者などの連携による相談体制の強化に努めてまいりたい考えております。



○寺田寿夫議長 

 15番椎塚俊裕議員。



◆15番(椎塚俊裕議員) 

 ありがとうございました。

 本当にこれまだまだ施行されたばかりで,これからではありますので,ぜひとも庁内での情報交換,意見交換会などを活発に進めていただき,市民の方が本当に困ったときに相談できるような窓口をしっかりとつくっていっていただきたいというふうに思います。

 そんな中で,これは私からの提案にもなりますけれども,空き家が特定空き家と診断される前に,やはりこれから空き家が増えていくということは目に見えていますので,水際でとめるために特定空き家にしないために民間サービスがいろいろと登場してきていることもご存じだと思いますけれども,これまで空き家が増えてきた背景には,そもそも日本では新築信仰が根強く,中古住宅を資産とみなして整備するという発想が希薄だったということが挙げられます。購入者のみならず,国も景気浮揚のために新築住宅を促進してきた,また,中古住宅の流通市場が未熟で資産価値をきちんと判定して売り出すという体制が整っていないということが問題であります。

 現在,国は中古住宅流通についても市場整備を進めておりまして,これに呼応するようにハウスメーカーや住宅設備メーカー,不動産会社などが中古住宅をテコ入れする商品やサービスを増やしてきているところでもあります。例えば大和ハウスは子会社で空き家を巡回して,清掃や点検を行い,状況を持ち主に報告するサービスを始めています。関西地区でスタートをして,今後,全国展開をしていくということであります。また,リナックスやパナソニックなども空き家の管理や再生といったサービスなども打ち出しているところでもあります。

 家が倒壊するまで放っておくのではなく,適切に手を入れることで長く住め,必要なくなれば売ることができる,れっきとした資産となります。そんな時代に向けて,官民双方が取り組みを進めていく,そんな健全な中古住宅流通市場が育っていくのを促進していくことを私の提案として申し上げておきます。

 続きまして,次の質問に移らせていただきます。

 これも昨日,伊藤議員のほうからご質問がありましたけれども,市民マイナンバー制度についてご質問をさせていただきます。

 10月から通知カードが発行され,今後マイナンバーカードが交付されていくわけですが,実際にマイナンバーを利用して行政の効率化という意味での埋め合わせはわかるのですが,市民が実際に使うメリット,実際にどんなサービスが受けられるのか,その点についてお伺いしたいと思います。



○寺田寿夫議長 

 松尾総合政策部長。

            〔松尾健治総合政策部長 登壇〕



◎松尾健治総合政策部長 

 お答えいたします。

 マイナンバーカードのメリットということでございますが,昨日もお答えしたとおりでございますけれども,まず,このマイナンバーカード,マイナンバーといいますか,これは複数の行政機関等に存在する個人の情報を同一人であるということを識別することのできる番号として付番され,社会保障・税に係る行政手続きにおける添付書類の簡素化,それから,情報提供等記録開示システム,通称マイナポータルによるお知らせサービス等による市民の皆様の利便性の向上ということが直接的なメリットかと思います。

 もちろん行政事務におきましても効率化するというメリットがございます。そして,この所得のより正確な補足を行うことによって,よりきめ細やかな新しい社会保障制度が設計できる等のメリットが考えられております。

 また,このマイナンバーカードを所有することによりまして,個人番号の証明書や本人確認の証明書,それから,当市の場合はコンビニエンストアでの証明書の取得,それから,インターネット等を通した税申告手続き等を実現するための手段として,メリットが考えられるというようなことでございます。

 以上でございます。



○寺田寿夫議長 

 15番椎塚俊裕議員。



◆15番(椎塚俊裕議員) 

 マイナンバーカード,マイナンバー制度,これから導入されていくわけですけれども,今,利用されている住民基本台帳カード,このカードの普及率が約15%ぐらいというふうにお伺いしております。

 今後,このマイナンバー制度に移行するに当たって,この程度の数字で導入していく意味がやはりないと思われますので,この辺広く市民の方,まだまだマイナンバー制度というものを知らない人がたくさんおります。そういう意味で,広く告知していく方法,また,PRをしていく方法,そしてなおかつまた,10月からの通知カードとの引きかえの仕方もハードルが高いように思うわけですが,この辺を周知徹底させていく上で,長期間にかけて,また,この普及率を上げていくという施策がありましたら教えていただきたいと思います。



○寺田寿夫議長 

 松尾総合政策部長。

            〔松尾健治総合政策部長 登壇〕



◎松尾健治総合政策部長 

 お答えいたします。

 マイナンバー制度につきまして,市民の皆様にとりましても,社会保障給付等の申請を行う際の添付書類の簡素化や負担軽減が期待されるものであり,カード自体につきましては身分証明書や行政サービスを受ける際の本人確認の手段として利用できます。さらに,公的個人認証によるインターネットを通じての税の申告等の手続きにも利用できるという利便性があると,先ほど申し上げたとおりでございます。

 同時に,この制度を効果的に運用していくためには,市民の皆さんにもこのマイナンバー制度に関して理解を深めていただくことが不可欠であると考えております。適切なタイミングでわかりやすくお伝えしていくことがもちろん重要でございます。

 市民の皆様への周知につきましては,具体的には昨年の11月から市広報紙りゅうほー,それから,市の公式ホームページの特集ページによりお知らせをしてきたところでございます。

 今後は,広報紙やホームページに加え,パンフレットやポスター等を通じ,このマイナンバー制度の認知度のアップ,カードの交付申請手続きなどについて,よりわかりやすくお伝えしていきたいと考えております。

 いずれにいたしましても,市民の皆様が戸惑うことなく,マイナンバーカードが活用されるよう十分周知に努めてまいりたいと考えております。

 以上です。



○寺田寿夫議長 

 15番椎塚俊裕議員。



◆15番(椎塚俊裕議員) 

 ありがとうございました。

 恐らく今までのPRの仕方であると,なかなか住民基本台帳カードの普及率を考えると,簡単には普及していかないのかなというふうに考えますので,またさらに,それ以上に,やはりより市民の理解を得られるように努力はしていっていただきたいなというふうに申し添えておきます。

 そして,別な質問なんですけれども,昨日も情報管理の問題において,伊藤議員のほうからもこれは質問がありましたので,年金機構のサイバー攻撃による質問ではなく,その前に皆様も記憶に新しいと思いますけれども,ベネッセで起きました業務委託,マイナンバー制度に関してはこの業務委託というものが,まず可能なのかどうなのか,また,その先の再委託という部分で,その辺も可能なのかという部分と,もし,可能であれば,ベネッセで起きた問題をまず再発させるということをしっかりと確認といいますか,しっかりこの辺も担保していかなければいけないと思いますが,その辺の対策についても何かお考えがあれば教えていただきたいと思います。



○寺田寿夫議長 

 松尾総合政策部長。

            〔松尾健治総合政策部長 登壇〕



◎松尾健治総合政策部長 

 お答えいたします。

 ベネッセの問題ということですので,業務受託会社からの情報漏えい対策というような観点でお答えをいたします。

 まず,この情報システムに係る業務委託を行っている業者と業務委託契約を締結するわけですけれども,この中では秘密保持に係る規定を設けております。

 簡単に内容を申し上げますと,業務で知り得た情報の目的外使用の禁止及び第三者への開示の禁止というようなものでございまして,情報管理について適切な措置を講じているところでございます。

 また,情報システムに係る業務委託に関しましては,第三者への再委託に関しては契約において原則として禁止をしております。例外として,事前に市に対して再委託の業務内容,それから,再委託の業者,それから,再委託の期間及び業務委託契約の内容を遵守する誓約などを記載した書面を提出させ,市が承諾した場合のみ再委託を可能という取り扱いをしております。これによりまして,再委託業者に対しても委託業者と同様に秘密保持の徹底を行っております。

 一例を申し上げますと,基幹系システムに関します委託契約においては,帳票の封入,封緘,それから,機器の保守について再委託を認めております。

 なお,委託業者とその再委託業者の間におきましても,当該業者間の契約におきまして目的外使用の禁止,第三者への開示禁止のほか,秘密情報を格納する電子媒体にはパスワードを付与するなど,秘密保持に関する規定を設け,適切な情報管理を行っているというふうに認識しております。

 以上です。



○寺田寿夫議長 

 15番椎塚俊裕議員。



◆15番(椎塚俊裕議員) 

 ありがとうございます。

 情報管理におきましても,サイバー攻撃については恐らく今後もイタチごっこと言う形になっていくと思いますが,今,私が聞いたベネッセの問題に関するようなことであるのは,これは人為的なミスだというふうに原因として思っていますので,その辺のところは今,聞いた限りでは問題はないのかなという思っております。

 このマイナンバー制度,国の制度とはいえ,システム改修に膨大な予算がかかることは事実であります。もう既に今後3年間で1億円の予算を組まれているわけです。そして,この補助率が必ずしも10分の10というわけではないということも事実であります。まずは,半分以上恐らく負担していると思われますが,世間ではマイナンバー特需と言われるように,IT企業だけが潤っているようなシステムでは,やはり困ります。今後,またシステム的には利用拡大という意味で国の制度も徐々にシステムが変わってくるんだとは思いますけれども,そのたびに,また数億円かけてシステムをまた投資していくような形になっていくので,やはりIT企業をもうけさせるためだけの制度になってはいけないというふうに感じております。その辺の部分は,当市にはITコーディネーターなどと綿密に打ち合わせをしながら,先を見据えた,マイナンバーの最終的な目標を見据えた形で投資をお願いしていきたいというふうに思います。それこそ今定例会にありますように,駅名改称の費用など及ばないような費用になっていく可能性もありますので,継続的に費用が発生していくことから,国の補助金だからいいというわけではなく,我々の税金なので,しっかりと計画を立てて,安心して一人でも多くの市民に利用してもらえるように鋭意努力をお願いしていきたいというふうにお願いを申し上げます。

 続いて,次の質問に移らせていただきます。

 JRの佐貫駅名の改称についてお伺いをしていきます。

 これまでも多くの皆様が質問しております。そして,マスコミ等,取り上げられておりますし,市民の関心が高いのも伺えます。既に議案の提案理由の説明などでも市長のほうからも発言をされておりますけれども,重要なことでありますので,改めて何度もお話はしていると思いますが,再度お伺いします。

 この駅名改称する本来の目的,また,市民に対する目に見えるメリット等があれば簡潔にお願いしたいと思います。



○寺田寿夫議長 

 中山市長。

            〔中山一生市長 登壇〕



◎中山一生市長 

 駅名改称の趣旨,本来の目的ということでもございます。

 そういう意味では,簡潔に述べるのが大変難しいところもございますが,これまでも何度も繰り返してお話をさせていただいたところでもございますので,基本的にはこれからの龍ケ崎市を考えていく上で,変えるという行為でもございますので,大変その変えたくないという声も出てくるのも当然ではございますけれども,将来の龍ケ崎市のためにご理解をいただいた上で変えていくという取り組みでもございますので,その点に関しては,多くの皆さんにこの変えていって,この先どういう未来があるのかというのは,イメージしてもらわなければならないのかなというふうに考えているところでもございます。

 これは自治体名のついていない常磐線においての駅名,自治体にあって,自治体名がついてない駅名というのは,もちろんこの佐貫駅だけではないわけでもございますが,特に上野駅,千葉県に入ってからは松戸,柏,我孫子,そして取手,旧自治体名ですが,藤代もありました。さらには牛久,土浦,石岡,そして,その間にある駅は今,申し上げた自治体の中にある二つ目であったり三つ目だったりする駅でもあるわけでもございます。そういう意味で,常磐線等の鉄道があるだけでも,やはりうらやましく思う自治体の皆さん,住民の皆さんはいらっしゃるわけでもございますので,そういう意味ではその駅の力を最大限に生かすためには,自治体の駅名がつくことがその自治体の将来にとって様々な場面で,もう想像もつかないようなあらゆる場面でメリットになっていくということが,この取り組みの一つの大きな目的でもございます。

 そして,そのメリットの中には,以前から申し上げていますように,これから地方創生,人口減少社会にいかに対応していくか,さらには先ほどおっしゃられた少子化の問題にも対応していかなければならない。そして,今回の地方創生の趣旨でもあります一極集中の分散という意味では,この龍ケ崎エリア,この茨城県内エリアでは大変一番の受け皿になり得る場所でもあると私は考えております。そういう意味も含めて,どうぞ龍ケ崎にお越しくださいというときには,ストレートにダイレクトに皆さんに龍ケ崎の位置をわかっていただけるというメリットもありますし,また,企業誘致においても同じ効果がございます。

 そして,企業誘致におきましては,自治体に例えば龍ケ崎事業所,龍ケ崎工場等とか名前をつけていただける場合においては,駅名に自治体名がついてないことが大変デメリットがあるということは,今,既に立地している企業,事業者などからも言われていることでもありますし,これから立地を考えている事業者にとっても当然同じことだと思っております。

 そういうことで,これらのメリットは大変大きい,これが本来の趣旨でございますけれども,もう一つは,昨日申し上げましたように,この龍ケ崎市民が自分たちの駅であるという意識を強く持って,そして,一体感を持ってこれからの龍ケ崎,力を合わせていける,そういう一体感を醸成できることにもつながっていくと私は大いに期待をしているところでもございます。

 西部地区を活気づけるためにも,全市民の皆さんのご理解をいただかなければならない。そういう意味では,自分たちの自治体の名前のついた駅名にするということは,みんなで力を合わせて選択と集中をしていこうという宣言にもなるという思いでもございます。そういう意味で,今まで,かつては,今はもうないと思いますけれども,何々地区対何々地区みたいな,そういうことではなくて,これからの龍ケ崎市は全市民が思いを一つにして力を合わせていく,その必要の象徴になるような取り組みにもなるんではないかと考えております。

 以上です。



○寺田寿夫議長 

 15番椎塚俊裕議員。



◆15番(椎塚俊裕議員) 

 短か目のコメントありがとうございました。

 そういう意味では,何度も言われておりましたように,定住促進,一極集中を避けるという意味で「選択と集中」という言葉を使っておりますけれども,龍ケ崎市の知名度を上げていく上でも,基盤整備を進めていく上でも,早ければ早いほうがいいというふうに私も感じてはおりますけれども,昨日の質問の中にも,これまでの経過については大分詳細にお答えしていただきましたので,これについてはちょっと割愛をさせていただきますけれども,一応また,再度ちょっと今後のスケジュールという部分でお伺いをいたします。

 今までの過程の中で覚書でありますとかJRへのエントリーを含めまして,また,今議案に関しても債務負担行為等々,議案として出ておりますけれども,今後のスケジュールも含めまして,なぜ今,進めていかなければいけないのかという部分も含めまして,お答えをいただければというふうに思います。



○寺田寿夫議長 

 松尾総合政策部長。

            〔松尾健治総合政策部長 登壇〕



◎松尾健治総合政策部長 

 お答えいたします。

 常磐線佐貫駅名の改称につきましては,改称費用が最も削減できる時期等につきまして,JR東日本水戸支社と協議を重ねてまいりました。その結果,消費税等の税率改正の時期に合わせた改称が最も費用削減をすることが見込まれ,経済的に有利であるということが明らかとなったことから,平成29年4月1日の駅名改称の実現を目指しております。

 このための手続きでありますけれども,はじめに,覚書の交換となります。それに基づきまして,龍ケ崎市本市から常磐線佐貫駅の新たな駅名候補を推薦し,それを踏まえて今後,JR東日本水戸支社と協議の上,決定されるということになります。その後,8月から9月にかけまして同社と駅名改称にかかる費用負担などを盛り込んだ協定の締結を予定しております。このため,本議会において協定締結に関します予算の裏づけとなる債務負担行為を追加すべく補正予算案を上程しております。そして,この協定締結後でありますけれども,本年の10月頃からJR東日本においては駅名改称のための作業がスタートし,平成28年度中にはおおむね作業が終了するというようなことを伺っております。そして,29年4月1日の改称というようなスケジュールを予定しております。

 龍ケ崎市におきましては,こうした事務手続きを適切に進めながら,市の知名度及びイメージをさらに向上させるためのシティプロモーション活動などを行うとともに,JR東日本水戸支社はもとより,関東鉄道とも連携協力を図りながら,駅名改称の機運醸成,さらには駅名改称に伴う効果及び活性化を促進するための取り組みを進めてまいりたいと考えております。

 以上です。



○寺田寿夫議長 

 15番椎塚俊裕議員。



◆15番(椎塚俊裕議員) 

 いろいろ努力されて,一番安いタイミングといいますか,経費がかからない状態をいろいろ模索されてきたんだということを,本当にありがたいことだなというふうに思います。ただ,意見交換会でもありましたように,手続き上,誤解を与えるような進め方に感じる部分があったと思いますので,その点については反省すべきところは反省していただきたいというふうに思います。それでもまだ,次の時代になくてはならないものという表現を市長が使っておりましたけれども,選択と集中,しっかり判断していっていただきたいなというふうに思います。

 そして,この意見交換会や駅名改称における中で地域を分断するようなことはするなというような過激な発言もあったように記憶をしておりますが,先ほども市長答弁の中に市民の一体感,市民一体感の醸成という意味で,龍ケ崎市を一つにしていくというような表現をされておりましたが,もう一つ,昨日の答弁の中にも,市民力を上げるというような表現を使っておりましたが,その辺,市長が考える一体感でありますとか市民力という部分を,もう少し具体的に説明していただければというふうに思います。



○寺田寿夫議長 

 中山市長。

            〔中山一生市長 登壇〕



◎中山一生市長 

 お答えいたします。

 市民力というのは,今,中核的地域コミュニティの取り組みなどで,よく「地域力を増強する」という言葉を使っておりますけれども,そういう意味では龍ケ崎市全体としても,その市民力を上げていくことが龍ケ崎市の力につながっていく。オール龍ケ崎でいかなければいけないという思いを強めているところでもございます。

 これはちょっと例を一つ挙げさせていただきますが,昨年のYahoo!JAPAN特集のご当地メシ決定戦で龍ケ崎コロッケが日本一に輝いたということがございました。あのときも強く感じたことなんですけれども,私は県にも行きましたし,各自治体の皆さんの市長会等で,「今こういう取り組みをして,県代表になって,担当ブロックの代表になって今,全国と戦っています。応援してください」と言ったところ,全県,本当オール茨城の応援があった。それがなかったら恐らく日本一にはなってなかっただろうと思いました。そのときの応援の力を感じたときに,逆に龍ケ崎もほかの自治体で何かこういう取り組みをやっているときは応援もできるんじゃないか,オール茨城で力を合わせていけば,茨城県も日本一の力を発揮できる底力を持っているんではないか。どうしても「自治体間競争」などという言葉が蔓延して,自治体間同士はライバルのような関係になっておりますけれども,そうではなくて,力を合わせることによって,その県,その地域の力を最大限に発揮できるんではないかという思いを,その経験で強く感じたところでもございました。

 それと,比較にはならないのかもしれませんが,そういう意味で市民が力を合わせて,その地区の個別の独自の事情というのはございます。そういうものには本当に深く注意を払って,敬意を払いながら対応していかなければならないこともありますけれども,これからの時代は龍ケ崎市の問題は,市民が全体で考えて市民力を発揮していかなければならない。そういうことで,その地域間の争いなどを助長するようなことがあってはならないわけでもありますので,今回の取り組みは市民の皆さんにもぜひご理解をいただいて,市民力を上げて,一体感を進める取り組みにしていかなければならないと考えております。



○寺田寿夫議長 

 15番椎塚俊裕議員。



◆15番(椎塚俊裕議員) 

 ありがとうございます。

 「オール龍ケ崎」という言葉が出ましたけれども,特に本市は佐貫地区の周辺整備を含めまして,牛久沼というすばらしいロケーション,まだまだ伸び代があるというふうに私も思っております。政策をより一体的に加速していくために,私もしっかりとバックアップをさせていただきたい,そういう覚悟でおります。

 ただし,反対意見もあることも事実であります。その方々との対話だけはしっかりと,最後まで続けてもらうことをお願いを申し上げます。

 地域には特色ある産品や伝統,観光資源などの地域資源があり,そこに成長の可能性があります。駅周辺整備は龍ケ崎にとって絶好のチャンスであり,活力に満ちあふれる地域をつくり上げることが可能であります。地域に眠る,ありとあらゆる可能性を開花させることが行政と我々議員が取り組む新たな地域活性化政策であり,その一つの新たな政策であります。ぜひとも前に進めていただきたいというふうに思います。

 以上で私の一般質問を終わらせていただきます。



○寺田寿夫議長 

 以上で椎塚俊裕議員の質問を終わります。

 休憩いたします。

 午後2時45分,再開の予定であります。

              午後2時35分休憩

                                   

              午後2時46分再開



○寺田寿夫議長 

 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 11番後藤光秀議員。

            〔11番 後藤光秀議員 登壇〕



◆11番(後藤光秀議員) 

 改めまして,皆さん,こんにちは。

 維新の党の後藤光秀でございます。

 傍聴にお越しの皆様,本日は議場まで足をお運びいただきまして,誠にありがとうございます。また,インターネットで動画配信をごらんの皆様も,貴重な時間に龍ケ崎市議会へと関心をお寄せいただきまして,誠にありがとうございます。

 市議会議員2期目となりまして,初めての一般質問となります。また,本日最後の一般質問となりますので,できるだけ簡潔明瞭に質問を行いたいと思いますので,よろしくお願いを申し上げます。

 それでは,通告に従い一般質問を行います。

 今回も市民からお寄せいただきましたご意見,ご要望をもとに発言をさせていただきますので,執行部の皆様におかれましては,質問の内容を峻別していただき,明確なご答弁をいただけますよう心からお願いをいたします。

 今回は大きく分けて三つの一般質問をさせていただきます。

 まず1点目は,以前も取り上げさせていただきました,市内スクールゾーンの安全対策について,2点目は,小・中学校の入学祝制度について,最後に,こちらも以前,ご提案をさせていただきました龍ケ崎市大型花火大会についての三つの項目から質問をさせていただきたいと思います。

 初めに,スクールゾーンの安全対策についてお伺いをさせていただきます。

 平成25年第2回定例会での一般質問でも取り上げさせていただきましたが,市内通学路におけるスクールゾーンの安全対策についてをお伺いいたします。

 まず,1点目としまして,以前指摘させていただきました路面標示などが見やすく,また,新しく更新されているところも多く認識しているところですが,市内の小・中学校の通学路となっているスクールゾーンの危険箇所の現状についてを,これまでの取り組みや進捗状況などをお聞かせいただければと思います。

 次からは質問席から行いますので,よろしくお願いいたします。



○寺田寿夫議長 

 荒井教育部長。

            〔荒井久仁夫教育部長 登壇〕



◎荒井久仁夫教育部長 

 お答えいたします。

 全国で登校中の児童の列に自動車が飛び込むという痛ましい事故が相次いだことから,文部科学省,国土交通省,警察庁の3省庁の連名で「通学路の交通安全の確保の徹底について」と題した依頼文が出されたことを受けまして,当市では平成24年度に各小・中学校に対し,通学路の危険箇所を調査したところ,計68カ所の報告があったところです。

 その後,この68カ所全てにおいて竜ヶ崎警察署,竜ケ崎工事事務所,各小・中学校,庁内関係各課が点検し,協力を得ながらガードレールの設置,立て看板の設置,横断歩道の設置や塗り直し,停止線や路側線の塗り直し,地域の方々による登下校の見守りやボランティア活動の強化等によりまして,通学路の安全確保を図ったところでございます。

 また,以前ご指摘をいただきました白羽3丁目の県道八代庄兵衛新田線の丁字路につきましては,これまで県に対して信号機の設置を要望しているところではございますが,設置には至っていないことから,現在でも保護者や地域の方々に丁字路の立哨を行っていただき,通学路の安全確保を図っているところでございます。



○寺田寿夫議長 

 11番後藤光秀議員。



◆11番(後藤光秀議員) 

 ただいま白羽3丁目の通学路に関しましてもご答弁いただきまして,ありがとうございます。

 もう1点なんですけれども,前回ご質問,ご指摘させていただいたときに,貝原塚の交差点につきましてもご指摘をさせていただきました。ちょうど貝原塚にあります池田病院前の道路から泉町に通じる女化神社から藤ケ丘2丁目に通じる鮮魚店前の交差点というんでしょうか,そちらで4方向全てに一時停止をかけることであったり,警戒標識または新規路面標示など,そういった前向きなご答弁もいただきましたけれども,そちらの進捗を改めてお聞かせください。



○寺田寿夫議長 

 暫時休憩いたします。

              午後2時52分休憩

                                   

              午後2時55分再開



○寺田寿夫議長 

 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 菅原都市環境部長。

            〔菅原安雄都市環境部長 登壇〕



◎菅原安雄都市環境部長 

 お答えします。

 議員ご質問の貝原塚の交差点ということでございます。

 池田病院の前の道路で泉に通じます龍ケ崎市道1−11号線と女化神社から藤ケ丘2丁目に通じる市道1−12号線の交差点ということでございまして,去年の交通安全施設工事の中で対応をしております。停止線を4方向に引きまして,あとさらに道路標識を4カ所に「止まれ」というような道路標識を設置してございます。



○寺田寿夫議長 

 11番後藤光秀議員。



◆11番(後藤光秀議員) 

 ありがとうございます。

 貝原塚交差点につきましては,以前より市民から,そこはすごく近道になっている道路でもありますし,少し裏通りになっていて事故が多いよという,そういったご意見をいただいておりましたので,これにつきましても迅速な対応,本当にありがとうございます。

 それでは,次に,現在,市内の通学路におけます危険箇所や交通事故などの現況についてをお伺いいたします。

 市内のスクールゾーンにおきまして現在,危険箇所と捉えているスポットであったり交通事故などの発生,また,保護者からの報告を受けているところなど,当市で把握している現況をお聞かせください。



○寺田寿夫議長 

 荒井教育部長。

            〔荒井久仁夫教育部長 登壇〕



◎荒井久仁夫教育部長 

 お答えいたします。

 通学路の危険箇所として,当市において平成24年度に把握いたしましたのは,先ほど申し上げましたように68カ所でございましたが,引き続き通学路の危険箇所の把握と,その改善を図るため,龍ケ崎市通学路交通安全プログラムを平成27年3月に策定したところでございます。

 また,通学路等における交通事故等の発生状況についてのご質問でございますが,平成26年度に児童・生徒が関わった交通事故につきましては,けがには至らない軽微な接触事故を含めますと28件発生しているところです。

 さらに,先ほど申し上げました文部科学省,国土交通省,警察庁の3省庁合同による通学路の緊急合同点検以降も,保護者からは通学路に対する要望をいただいており,その都度対応をいたしているところでございます。

 例を申し上げますと,通学路としております道路の路側線の標示が薄れているというご指摘がありました際には,直ちに道路管理者と協議し,路側線を塗り直す措置を講じたところです。また,安全施設の整備が困難な箇所につきましては,地域の方々のボランティア活動を強化していただくなど,学校と協議を重ねております。最近では,通学路に繁茂した草を刈ってほしいとの要望がありましたが,当該箇所が県道であったことから,竜ケ崎工事事務所に連絡したところ,近日中には草刈りを行うというご回答をいただいたところでございます。



○寺田寿夫議長 

 11番後藤光秀議員。



◆11番(後藤光秀議員) 

 昨年,平成26年度では,けがに至らなくても事故の件数が28件というご答弁でございました。これは決して少なくない数字だと思いますので,今後も引き続き調査のほうをお願いしたいと思います。

 それでは,次に,今後の安全対策の課題についてをお伺いしたいと思います。

 市内各所のスクールゾーンの危険箇所に対する安全対策について,現在,市として捉えている今後の課題や取り組みなど,お聞かせいただければと思います。



○寺田寿夫議長 

 荒井教育部長。

            〔荒井久仁夫教育部長 登壇〕



◎荒井久仁夫教育部長 

 お答えいたします。

 通学路の安全対策を進めていくに当たりましては,関係機関との連携が大切であると考えております。このようなことから,当市では関係機関からの協力を得ながら,平成27年3月に龍ケ崎市通学路交通安全プログラムを作成したところでございます。これによりまして,今年度から毎年1回,5月から6月にかけまして各小学校から通学路の危険箇所を抽出していただきまして,それを受けまして竜ヶ崎警察署,竜ケ崎工事事務所,各小学校,当市庁内の関係各課が連携し,夏休みの時期である7月から8月に合同点検を実施することといたしたところです。

 この取り組みを着実に進めることにより,通学路のさらなる安全確保に努めてまいりたいと考えております。



○寺田寿夫議長 

 11番後藤光秀議員。



◆11番(後藤光秀議員) 

 ありがとうございました。

 昨日の坂本議員の一般質問でも触れておられましたが,下町の野中接骨院とマンションの交差点での交通事故におきまして,私のところにも実は市民からご意見,ご相談がございました。交通事故に対する特効薬的なものはないと,そういった警察とのお話もございましたけれども,市としてできるはずの安全対策であったり,明らかにやはり事故件数が多い場所ですよね。そういった注意が必要なところに関しましては,改めて整備が必要かと思います。やはり市内全体における通学路の安全対策としますと,行政目線からしましても,保護者の目線からしましても,今すぐできる対策であったり,また,視点の捉え方などもあろうかと思いますが,やはり龍ケ崎市内における児童に対する安全対策は万全にこしたことはないかと思いますので,保護者や児童の声も迅速に対応できる体制と,しっかりと学校や警察等の関係機関と連携していただいて,引き続きスクールゾーンの安全対策にご尽力と,改めて対応の強化を要望とさせていただきまして,次の項目の質問に移ります。

 次に,小・中学校の入学祝制度についての項目でございます。

 はじめに,小・中学校の児童に対する市民サービスの現状をお伺いいたします。

 当市内の小・中学校入学時におきまして,対象となる児童に対する市民サービスの現状について,どんなものがあるのかお聞かせください。



○寺田寿夫議長 

 ここで菅原都市環境部長より発言の訂正の申し出がありましたので,これを許可いたします。

 菅原都市環境部長。

            〔菅原安雄都市環境部長 登壇〕



◎菅原安雄都市環境部長 

 先ほどの説明でございますが,ちょっと訂正がございます。内容的なものをちょっと精査ができていませんで,申しわけございません。

 交通協議の中で4方向の「止まれ」というような措置がちょっとできないというような状況でございまして,停止線につきましては4カ所におきまして引き直しをしております。それで,どうしても優先道路というのがありまして,そちらのほうのほかの優先道路じゃないほうにつきまして,「止まれ」の路面標示を2カ所つけております。あと,停止位置の看板,停止位置についております「止まれ」の看板につきましては,これは移動とか,そういうものはしておりません。路面標示のみの改修というようなことでやらさせていただきました。訂正します。



○寺田寿夫議長 

 荒井教育部長。

            〔荒井久仁夫教育部長 登壇〕



◎荒井久仁夫教育部長 

 お答えいたします。

 当市の小・中学校に入学時における児童・生徒への市民サービスについてであります。

 当市では,小学校の新1年生に対しまして,給食のときに使用する箸箱やスプーンを入学時に入学祝いとしてお渡しをしております。

 なお,この箸箱やスプーンは新1年生だけではなく,他市から転校をしてきた児童・生徒に対しましてもお渡しをしているところでございます。

 また,各種団体や企業からも新1年生に対しましてお祝い品を多数いただいているところです。

 今年度の例を申し上げますと,常陽銀行から防犯ブザー,交通安全協会龍ケ崎支部からランドセルカバー,JA茨城県本部から安全帽子,茨城県石油協同組合からかけこみ110番のクリアファイル,日本マクドナルド株式会社から防犯笛,みずほフィナンシャルグループから黄色いワッペンです。そして,龍ケ崎地区防犯協会から防犯標語「イカのおすし」の下敷きを寄贈いただいたところでございます。

 以上です。



○寺田寿夫議長 

 11番後藤光秀議員。



◆11番(後藤光秀議員) 

 ありがとうございました。

 常陽銀行やJA,マクドナルドまで,そういった寄附をしていただいている。ありがたい話ですね。ありがとうございました。

 それでは次に,子育て環境日本一を目指す当市におきまして,今後の取り組みであったり,また,こういった小・中学校の対象の児童に対して強化する,そういった市民サービスについての課題等があればお聞かせください。



○寺田寿夫議長 

 荒井教育部長。

            〔荒井久仁夫教育部長 登壇〕



◎荒井久仁夫教育部長 

 お答えいたします。

 子育て環境日本一を目指す当市における今後の取り組みや強化する課題についてであります。

 小・中学校の入学時の課題としましては,経済的に困窮している保護者が入学時に購入するランドセルや制服の費用負担であったり,児童・生徒が小・中学校に入学した後,慣れない環境での学校生活での支援が考えられます。このため,就学が困難な児童・生徒の保護者の方にはランドセルや制服などの学用品費のほか,修学旅行費,給食費などを援助する就学援助制度を今後も適切に運用していく必要があると考えております。

 また,3人以上の兄弟が小・中学校に通っている場合の3人目以降のお子さんの給食費の無料化なども引き続き実施していきたいと考えております。

 最後に,小学校に入学したばかりの子どもたちが学校生活に適応できず,授業中に騒いだり歩き回ったりする,いわゆる小1プロブレムや小学校から中学校に進学した際の環境の変化に適応できない中1ギャップが考えられます。

 当市においては,小1プロブレムへの対応として,こども課,保健センターと教育委員会の関係課が連携して定期的に会議や情報交換を行う龍の子支援会議を設けているほか,中1ギャップへの対応としましては,児童・生徒がお互いの学校間を訪問し,交流事業を実施するなどの小中連携による教育を展開しております。今年度も小・中学校とも順調な学校生活をスタートしている,そういった現状にございます。



○寺田寿夫議長 

 11番後藤光秀議員。



◆11番(後藤光秀議員) 

 ありがとうございます。

 まさかの今,ご答弁の中にランドセルの購入の費用の助成ですか,そういったことも考えていらっしゃるということでしたけれども,次に質問でそれを言おうと思っていましたので,本当にありがとうございます。一つ減りました。

 それでは,現在,小学校入学時における,小学校ですね,市民サービスとして給食用の箸箱やスプーンを配布している,プレゼントしているというものがございましたけれども,こちらもヒアリングの際にお聞きしたときに,もう10年以上も続いているといったことでありましたけれども,これはとても保護者にとってもうれしいサービスの一つであるかと思います。

 そこで,改めて当市の新たな市民サービスのリニューアルや,こういった入学時におけるサービスの見直しも必要かと思います。例えばご存じかと思いますが,土浦市ではランドセルの支給を行っております。ぜひ子育て環境日本一をやはり大きく目指している当市でも,全児童に対してランドセルを入学祝制度としてプレゼントする,こういったご提案でありますけれども,いかがでしょうか。市のご所見をお聞かせください。



○寺田寿夫議長 

 荒井教育部長。

            〔荒井久仁夫教育部長 登壇〕



◎荒井久仁夫教育部長 

 お答えいたします。

 小学校や中学校の入学祝制度への提案についてであります。

 ただいま議員から他市や市内地域の事例についてご紹介をいただきましたが,子育て環境日本一を目指す当市におきましては,児童・生徒が小学校または中学校に入学した後,学校生活を楽しく快適に過ごせることが最も肝要であると考えております。そのためには,教育環境の充実を図る必要があり,現在,今後の課題として捉えております学校施設の老朽化やICTを活用した授業のほか,学力の向上や適正規模適正配置などの取り組みを推進していく必要があると考えております。

 したがいまして,議員ご提案の入学祝制度についてでございますが,他市の事例などを参考にいたすとともに,まずは児童・生徒のよりよい教育環境を充実させることを最優先に,一つ一つ丁寧に対応してまいりたいと考えております。



○寺田寿夫議長 

 11番後藤光秀議員。



◆11番(後藤光秀議員) 

 ありがとうございます。

 あまりランドセルについてのご答弁が返ってきていないような気がするんですけれども,ランドセルといいましても,今のランドセルではやはり安いもので2万円台から高価なものでは10万円台のものまでありますし,この入学祝制度でプレゼントしてくださいなんて言いましても,相当なお金もかかると思いますので,実際難しい問題もあるかと思います。例えばいろいろなカラフルなものがあったりと,個性で人とは違ったランドセルがいいなという方も少なくないかもしれませんが,例えば先ほどのご答弁の中にも少し触れておりましたけれども,ランドセルの購入費の一部でも助成できるような,そういった市民サービスのご提案を改めてさせていただきたいので,これは要望とさせていただきます。

 それでは,次に,中学校入学祝いとしての市民サービスの提案でございます。

 中学校の入学祝いとして自転車の通学用のヘルメットの支給が市でできればと考えますが,これについていかがでしょうか。ここ近年のことなのですが,私の地元町内では小学生の卒業時に子ども会からお祝いとして自転車の通学用のヘルメットを贈呈をしております。これが本当に思ったよりも,この間もやったんですけれども,子どもたちの方にももちろん,保護者の方々にすごく大変喜んでいただいております。

 そこで最後に提案でございますけれども,この中学校の入学祝いとして,この通学用のヘルメットの支給について市のご見解をお聞かせください。



○寺田寿夫議長 

 荒井教育部長。

            〔荒井久仁夫教育部長 登壇〕



◎荒井久仁夫教育部長 

 お答えさせていただきます。

 中学校の入学祝制度ということでございますが,当市におきましては,まずは児童・生徒のよりよい教育環境を充実させることを最優先に対応してまいりたいと考えております。



○寺田寿夫議長 

 11番後藤光秀議員。



◆11番(後藤光秀議員) 

 ありがとうございました。

 ただいまのご答弁でも,やはりヘルメットに対するご答弁がないような感じがするんですけれども,どちらも私が今,言いました小学校の入学祝制度もそうですし,中学校もそうなんですけれども,どちらも大きな費用がかかってくる問題でありますので,もちろん簡単にできるような問題ではないかと思いますので,これは改めて調査研究をしていただきたいなというふうに思います。

 こういった小・中学校の入学時などは,児童にとっても保護者におきましてもたくさんの思い出が残る節目となるときでありますので,何か市からもこういった入学祝い制度として,先ほどのご答弁の中にありましたけれども,常陽銀行だったりマクドナルドだったり,ほかの方たちがいろいろな企業がそういったお祝いとして贈呈をしてくれている中で,市として何やっているのといったときに,この箸箱とスプーンやっていますよと言ったって,全然格好よくないと思うんで,その辺はぜひ他市のそういった事例をしっかりと研究していただいて,これから調査研究を改めて前向きにお願いしたいなと,こちらも要望とさせていただきまして,最後の質問に移りたいと思います。

 龍ケ崎大型花火大会についての質問であります。

 この花火大会の質問は,このままタイトルどおりの質問といいますが,提案なのでございますが,こちらも以前,平成23年9月定例会での一般質問で取り上げさせていただきました。

 やはり当市における最大のイベント,催しごとといえば,数あるイベントの中でも,やはり八坂祭礼,撞舞が1番に挙げられるかと思います。

 そこで,まず最初に,この八坂祭礼のここ近年で構いませんので,全体の来客数,来場者数ですか,この推移をお聞かせください。



○寺田寿夫議長 

 加藤市民生活部長。

            〔加藤 勉市民生活部長 登壇〕



◎加藤勉市民生活部長 

 お答えいたします。

 八坂の祇園祭ですかね,このお祭りのここ数年,ほぼ大体約4万8,000人ぐらいの来場者が来ているという,こういう数字で推移しております。

 ここ3年程度,同じ数字ですね,4万8,000で大体同じということです。



○寺田寿夫議長 

 11番後藤光秀議員。



◆11番(後藤光秀議員) 

 ありがとうございました。

 それでは,花火大会に関する内容に移ります。

 先ほども申し上げましたが,以前,一般質問でこの龍ケ崎市内で大型花火大会のご提案をさせていただきました。これまで様々な調査研究をされてきたと思いますけれども,その後の調査研究の進捗などをお聞かせください。



○寺田寿夫議長 

 加藤市民生活部長。

            〔加藤 勉市民生活部長 登壇〕



◎加藤勉市民生活部長 

 お答えいたします。

 近隣自治体で開催されている花火大会の調査結果についてでございます。

 その中で代表的なもの,昨年度実績ベースでご紹介しますと,8月初旬に利根川河川敷で開催されている,とりで利根川大花火大会がございます。今年で62回目だそうです。とりで利根川花火大会は利根川大橋の開通を記念して開催された花火大会で,打ち上げ花火数が約7,000発,桟敷席1,680席,来場者数は10万人と,同市の人口と同じぐらいの人出になる大規模な花火大会でございます。決算額は約4,400万円と伺っております。

 次に,稲敷市の稲敷夏まつり花火大会がございます。打ち上げ花火数は約1万2,000発で,日本一のスターマインを目玉に県内最大級の規模で実施されている花火大会でございます。来場者数も13万人と非常に多く,桟敷席の数は約650席ほど用意しているとのことでございました。決算額は約2,500万円と伺っております。

 次に,利根町の利根町民納涼花火大会がございます。灯籠流しとあわせて実施している花火大会で,打ち上げ花火の数は約1,200発と,取手市や稲敷市と比べますと,やや規模が小さいものの来場者数は約1万5,000人と,利根町の人口と同じぐらいの人出がございます。決算額は約960万円と伺っております。

 いずれの花火大会も主催者は観光協会が務めており,行政の役割としては費用の一部補助や大会時の警備など,側面的な支援となっております。大会の規模や目的,手法はそれぞれ異なりますが,既に開催している多くの自治体では,何らかの記念の際に実施することで,さらに開催意義を深めております。

 いずれにいたしましても,多くの来場者が見込め,交流人口を増やすことができる効果的なイベントであると認識しております。



○寺田寿夫議長 

 11番後藤光秀議員。



◆11番(後藤光秀議員) 

 ありがとうございます。

 今,近隣の取手市,利根町と稲敷市のお話,ご答弁がございましたけれども,私も全部これは調べてあったんで,大変ありがたいんですけれども,以前の質問のときに前向きな答弁をいただいていたので,どういった進捗だったのかなというふうなところを聞きたかったのが本音であります。

 こんなふうに,今,ご答弁の中に来場者数の中で各,例えば利根町で1万5,000名,稲敷花火大会では13万名ですね。ちなみに,土浦市の花火大会ですと,これがすごく大きく上回って,平成26年ですと70万人の来客数というふうなご回答がありました。

 こういった全体の数字を見て見ましても,この来場者数が大きく上回る,こういった大型花火大会というものは,やはり市の知名度アップやブランド活性化に大きく期待できますし,何よりそれだけ来客数が期待できる以上に,たくさんの方が龍ケ崎市内で実現できればお金をたくさん使っていただける,そういった経済効果にも想定できるわけでございます。

 今期定例会でも議案となっております,今,佐貫駅名の改称についても,その後にある様々な思いや構想あってのことと思っておりますので,こういった改めて,このような大型花火大会について,先を見据えた当市のご所見を次にお伺いしたいなと思います。

 例えば佐貫駅からもアクセスしやすい牛久沼水辺公園であったり,また,以前もこちらはご紹介,ご提案をさせていただきましたけれども,小貝川の市民運動公園ですね,そういった比較的大きい,広い場所でありますよね。そういったところで,この安全確保でしたり駐車場の懸念などももちろん予算の莫大な金額がきっとかかるかと思いますので,そういった懸念もあるかと思いますけれども,改めて当市でもほかの近隣の自治体に負けないような,こういった大型花火大会が実現できればと考えております。

 JRから旧市内龍ケ崎を結ぶ,今「まいりゅう」のローカル線が走っております。そして,龍ケ崎コロッケが全国ご当地グルメでグランプリになりました。そして,たつのこ大型遊具のスライダーが県内1位と,ここまで来て,ぜひ市長に最後にお伺いしたいと思います。

 今まさに,この佐貫駅名の改称プランからこの道の駅,そして,周辺の整備と,そこからさらなる佐貫駅周辺の構想プロジェクト,こういったさらに龍ケ崎ブランドを全国的にも一気に,こういったプロモーションをしていくための一番重要で,まさに私にとっては今しかないのではないかなと,このようにタイミング的にも確信を持っている一人であります。

 最後に,ぜひ中山市長の思いも踏まえてお聞かせいただければと思いますけれども,このような龍ケ崎大型花火大会について,当市のご所見をお聞かせください。



○寺田寿夫議長 

 中山市長。

            〔中山一生市長 登壇〕



◎中山一生市長 

 後藤光秀議員のご質問にお答えいたします。

 議員ご指摘の秋の土浦というのもありますけれども,花火大会といえば,日本の夏の風物詩でございます。夜空を彩る大輪の花,音も心に深く響き,夢と希望を与えてくれる老若男女,皆さんが本当に喜ぶ華やかなイベントであると認識をしているところでもございます。

 私も実は独自に調査研究を進めておりまして,といっても,花火大会に子どもたちと一緒に行っているということなんですけれども,常磐線エリアで松戸の花火大会に,松戸と観光協定などを結んでいることもありまして,招待を受けて2度ほど,この間,子どもたちと一緒に行った経緯がございますが,松戸もちょうど距離感でいうと佐貫駅から牛久沼ぐらいの距離に江戸川の河川敷がありまして,駅から歩いていく。それこそ松戸の場合は駐車場の確保なんかはほとんど不可能なような場所でやるんですけれども,駅からの人の波が物すごいんですね。そして,エリアはそんなに広くないので,そんなにたくさんの人数は,もしかしたら入れてないのかもしれませんが,対岸もあるので,恐らく動員数はかなり多いと思います。しかも,花火自体も大変コンパクトで,中身が濃くて,時間は長くないんですが,大変近く感じる迫力のある花火大会で,私も好きな花火大会の一つなんですけれども,そのときに実は遠くに,河川敷から見ると遠くに花火大会をやっているのが見えるんですね。たしか隅田川だったのかなと,ちょっと記憶が定かではないんですが,「何で日にちずらさないんですか」って,市長に聞いたら,「日にちずらすと人が来過ぎで,もうさばけなくなっちゃう」というと言うんですね。わざとぶつけて人を分散させているというような話を伺いました。それほど集客力があるのが,やはり花火大会だろうというふうに思っております。

 以前,この質問を受けたときもお話ししたかと思いますが,今,牛久沼というご提案がありましたけれども,14年前になるでしょうか。JC竜ケ崎青年会議所の30周年記念で大きな花火大会がありましたが,あの際もたしか5万,6万というような動員をしたんではなかったかなというような記憶をしております。たしかあのときも大変たくさんの人がいらっしゃったのかな。そしてまた,先ほどの松戸ではありませんが,牛久沼というのは駐車場の心配ももちろんなんですけれども,駅から近いという優位性もあるのかなというふうに考えているところでもございます。

 牛久沼水辺公園に関しましては,今年「とんび凧」の凧あげ大会などもやりましたけれども,観光物産協会などとも協力して,様々なイベントを行っているところでもございます。この水辺公園も今後の課題としてはアクセスの問題もございますし,牛久沼周辺の整備においては,この水辺公園をいかにこれから生かしていくかというのも,一つのテーマだと思っております。

 さらには,道の駅の整備も急ぎ進めようとしているところでもありますので,例えば道の駅から花火を見るなどというのは,絶好の観賞ポイントになるんではないかなというふうにも思いますし,この花火大会はそれだけ集客力もある,経済効果も大きいイベントではないかなと私も認識しているところでもございます。

 私も花火の大好きな一人でもございますし,市民が喜んでいただけて,さらには交流人口という意味でも多くの市外からの人も来ていただけるこのイベントは,何かのタイミングで私もぜひ市長をしている間に,1回ぐらいはやりたいなという願いはあるんですが,タイミングというのもあると思います。その辺は市民からの機運というのも当然必要だとも思いますし,あとは最終的には取手の花火などもそうだと思うんですけれども,広く寄附金等を集めて運営をするというようなことも必要になってくるかと思います。あのJCの花火大会のときもそうだったというふうに記憶しております。そういう意味で,そういう条件整備,タイミングが合えば,私はできるものだと思っておりますので,ぜひそういうアイデアもしくは気運の醸成等,議員の皆様にもぜひ盛り上げていっていただきながら,こういう花火大会を行えればいいのかなと思っております。

 あと,もう一つ,これ前回も申し上げたかもしれませんが,牛久沼の場合は周辺5市がございます。これからある意味,毎年でなくても花火大会などを行っていく場合には,周辺5市が力を合わせてやるというような取り組みも,牛久沼に関してはこの花火大会だけではもちろんなく,牛久沼を魅力的な地域にしていくには,周辺5市の力を合わせることが必要になってまいりますので,こういう視点も加えながら,今後どのようなイベント等をこの牛久沼で仕掛けていけるかを考えていく契機に,それこそ今こそそういうことを考えていくべき契機なのかなというふうに考えております。

 以上です。



○寺田寿夫議長 

 11番後藤光秀議員。



◆11番(後藤光秀議員) 

 市長,ご答弁ありがとうございました。

 今,ご答弁の中に何かのタイミングでといった,そのタイミングという言葉が何度か出てきましたけれども,先ほども私も申し上げたとおり,まさにこれからがタイミングだと思っていますので,もうここまで来たら,もうやはり全国的に当市を,龍ケ崎を一気にプロモーションしていく絶好のチャンスだと私は捉えておりますので,やはりそういった民間企業からのこういった協賛金とかもきっと集まりやすいと思うんですね,私は。なので,ぜひ今後,大型花火大会を龍ケ崎で,当市でできるように実現に向けて改めてご検討をお願いしたいと思います。

 さらなるこの龍ケ崎ブランドとして盛り上げていくための一つの手段として,ぜひ市長の任期中にとか,そういうことではなくて,ぜひもう定期的にできるような実現ができればなと思っていますので,その辺も改めて調査研究をお願いしたいと,重ねてよろしくお願いを申し上げます。

 今回も一般質問で取り上げさせていただきました項目や質問,提案等につきましては,私個人の思いももちろんございますけれども,市民からのご意見あってのものでありますので,これからもぜひ迅速な対応と龍ケ崎市のさらなる発展に向けたご尽力を重ねてお願いを申し上げまして,私の一般質問を終わりたいと思います。



○寺田寿夫議長 

 以上で後藤光秀議員の質問を終わります。

 本日の一般質問はここまでといたします。

 次の本会議は,6月18日午前10時から本会議場において再開し,一般質問を継続いたします。

 本日は,これをもって散会いたします。

              午後3時34分散会