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茨城県 古河市

議案第88号 議員提出議案第3号




議員提出議案第3号

古河市議会議員政治倫理条例の制定について

上記議案を別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。

平成25年9月

古河市議会議長

4日









殿

提出者

古河市議会議員





賛成者

古河市議会議員







賛成者

古河市議会議員







賛成者

古河市議会議員





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古河市議会政治倫理条例の制定について

1.提案理由

議会とは、本来、その審議の場に多様な市民の意見を反映させ、審議の過程において様々な意見を
出し合い、課題や論点を明らかにしながら合意形成し、政策を決定していかなければなりません。
しかしながら、これまでの古河市議会を顧みますと、取り組むべき重要課題があるにも関わらず、
内向きの議論に多くの時間を浪費してしまいました。
市民の厳粛な負託を受けた者として、今こそ私たちは古河市の未来のために何に取り組むべきなの
かを、衆知を結集しなければならないはずではないでしょうか。
つきましては、古河市議会として、市民の信頼回復のために一層の政治倫理の確立に努める姿勢を
市民に表明することにより、清廉かつ公正な民主的な議会を構築したく、ここに同志議員の連署をも
って、古河市議会議員政治倫理条例案及び古河市議会議員政治倫理条例施行規則案を併せて上程する
ものであります。
なお、この条例等案には、真に市民と議会が協働し、共に開かれた議会を目指すことを見据えて、
あえて市民の役割についても明記しております。
145,000人市民と古河市議会がより深い信頼関係を結ぶために、当該条例等の制定を提案す
るものです。

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古河市条例第



古河市議会議員政治倫理条例
(目的)
第1条

この条例は、市政が市民の厳粛な信託によるものであることに基づき、その受託者である古

河市議会議員(以下「議員」という。)が、その人格と倫理の向上に努めるとともに、その権限又
は地位による影響力を不正に行使して、自己又は特定の者の利益を図ることのないよう必要な事項
を定めることにより、議員の政治倫理の確立を図り、もって清廉かつ公正で民主的な市政の発展に
寄与することを目的とする。
(議員の責務)
第2条

議員は、市民全体の代表者として、法令等を遵守し、市政に携わる権能と責務を有すること

を深く自覚し、常に政治倫理に関する高潔性を保たなければならない。


議員は、政治倫理に反する事実があるとの疑惑を持たれたときは、自らの責任においてその疑惑
を解明し、責任を明らかにしなければならない。
(市民の役割)

第3条

市民は、主権者として自らも市政の運営に参画するとともに、議員の政治活動に対し、関心

を持つよう努めなければならない。


市民は、議員に対し、次条に規定する政治倫理基準に反するような働きかけを行ってはならない。
(政治倫理基準)

第4条

議員は、次に掲げる政治倫理基準を遵守しなければならない。

(1) 市民全体の代表者として、品位と名誉を害するような一切の行為を慎み、その職務に関して
不正の疑惑を持たれるおそれのある行為をしないこと。
(2) 常に市民全体の利益追求をその指針として行動し、その地位を利用していかなる金品も授受
しないこと。
(3) 市が行う許可、認可等の行政処分(地方自治法(昭和22年法律第67号)第244条の2第
3項に規定する指定管理者(次号において同じ。)の指定を含む。)又は補助金等の交付の決定に
関し、特定の企業、団体等のために有利又は不利となるような働きかけをしないこと。
(4) 市並びに市が設立した公社、市が資本金その他これらに準ずるものを出資している法人及び
指定管理者(以下「市等」という。)が行う工事等の請負契約、当該請負契約の下請契約、業務
委託契約及び物品納入契約(以下「請負契約等」という。)に関し、特定の業者のため不正な許
認可又は契約をするよう働きかけをしないこと。
(5) 市等の職員の採用、昇任、異動等の人事に関して、不当に関与しないこと。
(6) 市等の職員の公正な職務執行を妨げ、その権限を不正に行使するよう働きかけをしないこと。
(7) 公人としての発言又は情報発信は、確たる事実に基づいて行うこととし、虚偽の事実を摘示
することによって他人の名誉を毀損する行為をしないこと。
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(8) 市税等の完納、健全な計画に基づく分納等その納付を誠実に行うこと。
(市の契約に対する遵守事項)
第5条

議員、その配偶者若しくは当該議員の2親等以内の親族(姻族を含む。)又は同居の親族が

経営する企業並びに実質的に経営に関与する企業は、地方自治法第92条の2の規定の趣旨を尊重
し、市の請負契約等を辞退しなければならない。ただし、災害等特別な理由があるときは、この限
りでない。


前項に規定する実質的に経営に関与する企業とは、次の各号のいずれかに該当する企業をいう。
(1) 議員がその経営方針又は主な取引に関与している企業
(2) 議員が定期的に報酬(顧問料等その名目は問わない。
)を受領している企業
(3) 議員が資本金その他これに準ずるものの3分の1以上を出資している企業
(審査請求)

第6条

議員は、前2条に掲げる政治倫理基準及び市の契約に対する遵守事項(以下これらを「遵守

すべき基準」という。)に違反する疑いがあると認められる議員があるときは、議員の定数の5分
の1以上で、かつ、2以上の会派(所属議員が5人以上の会派に限る。)に所属する議員の連署を
もって、その代表者から議長に対し、審査を請求することができる。


議員の選挙権を有する者(公職選挙法(昭和25年法律第100号)第22条の規定による選挙
人名簿の登録が行われた日において選挙人名簿に登録されている者をいう。)は、遵守すべき基準
に違反する疑いがあると認められる議員があるときは、議員の選挙権を有する者の総数の100分
の1(地方自治法第74条第5項の規定により告示された数とする。)以上の者の連署をもって、
その代表者から議長に対し、審査を請求することができる。



前2項の規定による審査の請求をしようとする者(以下「審査請求代表者」という。)は、審査
請求書に遵守すべき基準に違反する疑いがあることを証する書類等を添えて議長に提出しなければ
ならない。
(審査会の設置)

第7条

議長は、前条の規定による審査の請求があったときは、古河市議会議員政治倫理審査会(以

下「審査会」という。)を設置し、当該審査を付託しなければならない。


審査会は、議員のうちから議長が指名する委員5人以内と識見を有する者のうちから議長が委嘱
する委員2人をもって組織する。



委員の任期は、委嘱の日から付託された審査の結果(以下「審査結果」という。)を議長に報告
した日までとする。ただし、議員の職を失ったときは、その任期を終了するものとする。
(審査会の職務)

第8条

審査会は、議長から審査を付託されたときは、次に掲げる事項について審査するものとする。

(1) 審査請求の適否
(2) 遵守すべき基準の違反行為の存否
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(3) 議会において講ずべき措置があるときは、その講ずべき措置


審査会は、前項の審査に当たり、審査の対象となった議員(以下「審査対象議員」という。)が
審査会に出席して弁明する機会を設けなければならない。



審査会は、その職務を行うため必要があると認めるときは、関係者に対し必要な資料の提出又は
審査会への出席を求め、説明若しくは意見を聴取することができる。



審査会の会議は、公開するものとする。ただし、やむを得ず非公開とするときは、委員定数の3
分の2以上の同意を必要とする。
(守秘義務等)

第9条

審査会の委員は、職務上知り得た秘密を他に漏らしてはならない。その職を退いた後も、同

様とする。


審査会の委員は、その職務を政治的な目的のために利用してはならない。



審査会の委員は、公平かつ適切にその職務を遂行しなければならない。

(審査対象議員の協力義務)
第10条

審査対象議員は、審査会の要求があるときは、審査に必要な資料を提出し、又は会議に出

席し意見を述べなければならない。


議長は、審査対象議員が審査会の調査に協力しないとき、又は審査会に対し虚偽の報告をしたと
きは、その旨を公表するものとする。
(審査結果の報告)

第11条 審査会は、審査の付託を受けた日から起算して60日以内にその審査結果を議長に報告しな
ければならない。


議長は、前項の規定による報告を受けたときは、速やかに当該報告に係る文書の写しを審査請求
代表者及び審査対象議員に通知するとともに、その要旨を市民に公表しなければならない。
(審査結果の尊重)

第12条

議長は、審査会の審査結果に基づき、遵守すべき基準に違反している旨の指摘がなされた

ときはこれを尊重し、市民の信頼を回復するため、議会に諮り次の各号のいずれかの措置を講ずる
ことができる。
(1) この条例の規定を遵守させるための警告
(2) 審査対象議員に対する辞職勧告
(3) その他市民の信頼を回復するために、議長が必要と認める措置
(議長の職務の代行)
第13条

議長が審査対象議員となったときには副議長が、議長及び副議長がともに審査対象議員と

なったときは年長議員が、この条例に規定する議長の職務を行うものとする。
(委任)
第14条

この条例の施行に関し必要な事項は、議長が別に定める。
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(施行期日)


この条例は、平成25年



日から施行する。

(条例の見直し)


議会は、この条例の施行後、常に市民の意見、社会情勢の変化等を勘案し、必要があると認める
ときは、この条例の規定について検討を加え、その結果に基づいて所要の措置を講ずるものとする。

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古河市議会規則第



古河市議会議員政治倫理条例施行規則
(趣旨)
第1条

この規則は、古河市議会議員政治倫理条例(平成25年条例第

号。以下「条例」とい

う。)第14条の規定に基づき、条例の施行に関し必要な事項を定めるものとする。
(審査請求の手続等)
第2条

条例第6条の規定による審査請求をしようとする者は、議員にあっては審査請求書(様式第

1号)、市民にあっては審査請求書(様式第2号)に政治倫理基準及び市の契約に対する遵守事項
(以下「遵守すべき基準」という。)に違反すると疑うに足りる客観的事実を証する資料を添付し、
議長に提出しなければならない。


前項の審査請求書とともに提出する名簿は、審査請求署名簿(様式第3号)によるものとする。
(審査請求書受理後の手続)

第3条

議長は、条例第6条の規定により市民から審査請求書の提出があったときは、直ちに古河市

選挙管理委員会に対し、審査請求書に連署した者の古河市議会議員の選挙権を有する者(次項にお
いて「有権者」という。
)の有無の確認を求めるものとする。


議長は、審査請求が次の各号のいずれかに該当するときは、当該審査請求を却下するものとする。
(1) 審査請求書に有権者の総数の100分の1以上の者の連署がないとき。
(2) 審査請求することができない事案についてなされたものであるとき。
(3) 審査請求書の記載事項に不備があるとき。



議長は、審査請求が前項各号のいずれかに該当する場合において、補正することができるもので
あると認めるときは、審査請求をした者(以下「審査請求代表者」という。)に対し、相当の期間
を定めてその補正を求めることができる。



議長は、第2項の規定による却下をしたときは、その旨を審査請求代表者に審査請求却下通知書
(様式第4号)により通知するものとする。
(政治倫理審査会)

第4条

条例第7条に規定する古河市議会政治倫理審査会(以下「審査会」という。)に、委員長及

び副委員長を置く。


委員長及び副委員長は、委員の互選により定める。



委員長は、会務を総理し、審査会を代表する。



副委員長は、委員長を補佐し、委員長に事故があるとき又は委員長が欠けたときは、その職務を
代理する。



審査会は、委員長が招集する。ただし、審査会を初めて招集するときは、古河市議会委員会条例
(平成17年条例第183号)第10条第1項の規定を準用する。



審査会は、委員の半数以上の出席がなければ開くことができない。
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審査会の議事は、出席委員の過半数で決し、可否同数のときは、委員長の決するところによる。



前各項に定めるもののほか、審査会の運営に関し必要な事項は、委員長が審査会に諮って定める。
(審査会の庶務)

第5条

審査会の庶務は、議会事務局において処理する。

(審査報告書)
第6条

条例第11条第1項の規定による報告は、審査の結果、審査会の意見及び措置の理由を記載

した古河市議会議員政治倫理審査報告書(様式第5号。以下「審査報告書」という。)を作成して
行うものとする。
(審査結果の通知)
第7条

議長は、審査会から審査報告書が提出されたときは、速やかに条例第11条第2項の規定に

より、審査請求代表者及び審査の対象となった議員に古河市議会議員政治倫理審査結果通知書(様
式第6号)によるものとする。
(弁明の方法)
第8条

条例第8条第2項の規定による弁明は、口頭又は弁明書(様式第7号)によるものとする。

(審査結果の公表)
第9条

条例第11条第2項の規定による審査結果の概要の公表は、議会だより及び市ホームページ

への掲載により行うものとする。
(委任)
第10条


この規則に定めるもののほか必要な事項は、議長が別に定める。


この規則は、平成25年



日から施行する。

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様式第1号(第2条関係)


古河市議会議長





宛て

古河市議会議員

審査請求書

古河市議会議員政治倫理条例第6条第1項の規定に基づき、次のとおり審査を請求します。



審査対象議員名



疑義の内容



疑義の根拠



添付資料

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様式第2号(第2条関係)


古河市議会議長





宛て

審査請求代表者

住所
氏名
電話

審査請求書

古河市議会議員政治倫理条例第6条第2項の規定に基づき、次のとおり審査を請求します。



審査対象議員名



疑義の内容



疑義の根拠



添付資料

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様式第3号(第2条関係)
審査請求署名簿
番号





年月日

住所

生年月日

- 182 -

氏名



摘要

様式第4号(第3条関係)









古河市議会議長




審査請求却下通知書





日付けで審査の請求がありましたが、古河市議会議員政治倫理条例第3

条第4項の規定に基づき、次の理由により却下します。

却下理由

- 183 -

様式第5号(第6条関係)



古河市議会議長





宛て

古河市議会議員政治倫理審査会
委員長



議会議員政治倫理審査報告書





日付けで調査請求のあった件について、次のとおり審査結果を報告します。



審査の対象となった議員の氏名



審査の結果



審査会の意見



措置の理由

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様式第6号(その1)(第7条関係)









古河市議会議長

議会議員政治倫理審査結果通知書

古河市議会議員政治倫理審査会から次のとおり報告がありましたので、通知いたします。



審査の対象となった議員の氏名



審査の結果



審査会の意見



措置の理由

- 185 -




様式第6号(その2)(第7条関係)



古河市議会議員







古河市議会議長

議会議員政治倫理審査結果通知書

古河市議会議員政治倫理審査会から次のとおり報告がありましたので、通知いたします。



審査の対象となった議員の氏名



審査の結果



審査会の意見



措置の理由

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様式第7号(第8条関係)


古河市議会議長





宛て

古河市議会議員



弁明書





日付け古河市議会議員政治倫理審査結果通知について、条例第8条第2項

の規定に基づき、次のとおり弁明します。

弁明の内容

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