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茨城県 土浦市

平成16年 第1回 臨時会 04月27日−01号




平成16年 第1回 臨時会 − 04月27日−01号











平成16年 第1回 臨時会



土浦市告示第85号

  平成16年第1回土浦市議会臨時会の招集について

 平成16年第1回土浦市議会臨時会を次のとおり招集する。

  平成16年4月20日

  土浦市長 中川 清

   記

 1 招集の日時  平成16年4月27日 午前10時

 2 招集の場所  土浦市議会議場

 3 付議事件

  (1)専決処分の報告について(土浦市税条例の一部改正)

  (2)専決処分の報告について(土浦市国民健康保険税条例の一部改正)

  (3)専決処分の報告について(土浦市消防団員等公務災害補償条例の一部改正)

  (4)専決処分の報告について(和解について)

  (5)専決処分の報告について(和解について)

  (6)専決処分の報告について(和解について)

  (7)専決処分の報告について(和解について)

  (8)土浦市・新治村合併協議会の設置について

  (9)平成16年度土浦市一般会計補正予算



平成16年第1回土浦市議会臨時会日程

月日曜日開議時間会議摘要4月27日火午前10時本会議1 会期の件2 報告案件並びに議案の上程及び説明3 議案に対する質疑4 特別委員会付託5 特別委員会の審査の経過及び結果の報告6 委員長報告に対する質疑7 討論8 採決

平成16年第1回土浦市議会臨時会会議録

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 平成16年4月27日(火曜日)



議事日程

 平成16年第1回土浦市議会臨時会

 平成16年4月27日・午前10時

第 1        会期の件

第 2 報告第 3号 専決処分の報告について(土浦市税条例の一部改正)

第 3 報告第 4号 専決処分の報告について(土浦市国民健康保険税条例の一部改正)

第 4 報告第 5号 専決処分の報告について(土浦市消防団員等公務災害補償条例の一部改正)

第 5 報告第 6号 専決処分の報告について(和解について)

第 6 報告第 7号 専決処分の報告について(和解について)

第 7 報告第 8号 専決処分の報告について(和解について)

第 8 報告第 9号 専決処分の報告について(和解について)

第 9 議案第32号 土浦市・新治村合併協議会の設置について

第10 議案第33号 平成16年度土浦市一般会計補正予算

  ――――――――――――――――――――――――――――

本日の会議に付した案件

 日程第1  会期の件

 日程第2  報告第3号ないし日程第8 報告第9号

 日程第9  議案第32号

 日程第10 議案第33号

  ――――――――――――――――――――――――――――

出席議員(32名)

   1番  吉田千鶴子君

   2番  荒井 武君

   3番  小林幸子君

   4番  福田一夫君

   5番  田中?介君

   6番  古沢喜幸君

   7番  久松 猛君

   8番  入江勇起夫君

   9番  海老原一郎君

  10番  盛 良雄君

  11番  中田正広君

  12番  吉田博史君

  13番  小坂 博君

  14番  寺内 充君

  15番  柏村忠志君

  16番  金塚 功君

  17番  川原場明朗君

  18番  勝田 煦君

  19番  坂本喜久江君

  20番  竹内 裕君

  21番  内田卓男君

  22番  廣瀬昭雄君

  23番  中井川功君

  24番  矢口迪夫君

  25番  豊島一男君

  26番  川口玉留君

  27番  折本 明君

  28番  沼田義雄君

  29番  松本茂男君

  30番  井坂信之君

  31番  本橋道明君

  32番  中島政雄君

  ――――――――――――――――――――――――――――

欠席議員(なし)

  ――――――――――――――――――――――――――――

説明のため出席した者

  市長      中川 清君

  助役      砂田 元君

  収入役     瀧ケ崎洋之君

  市長公室長   五頭英明君

  総務部長    円城寺和則君

  保健福祉部長  市川 昇君

  建設部長    山田和也君

  消防長     飯田雅男君

  財政課長    桜井久夫君

  ――――――――――――――――――――――――――――

事務局職員出席者

  局長      長南幸雄君

  次長      市村秀雄君

  副参事     宮本 一君

  副参事     矢口幸男君

  係長      瀬古沢秀光君

  主幹      野口智己

  ――――――――――――――――――――――――――――

   午前10時48分開会



○議長(豊島一男君) ただいま出席議員は32名で議会は成立いたしました。

 よって,これより平成16年第1回土浦市議会臨時会を開会いたします。

 それでは,これより本日の会議に入ります。

  ――――――――――――――――――――――――――――



△欠席議員の報告



○議長(豊島一男君) 本日は全員御出席でございます。

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△会議録署名議員の指名



○議長(豊島一男君) 次に,会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は,会議規則第81条の規定により

   8番 入 江 勇起夫君

  19番 坂 本 喜久江さん

  30番 井 坂 信 之君

 以上3名の方を指名いたします。

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△出席説明員の報告



○議長(豊島一男君) 次に,本臨時会に地方自治法第121条の規定により,議長において出席を求めました者の職氏名は,お手元にお配りしてあります文書表のとおりであります。

  ――――――――――――――――――――――――――――



○議長(豊島一男君) 次に,本日の議事日程につきましては,お手元にお配りしてございます文書表の日程どおり議事を進めたいと存じますので,御了承をお願いいたします。

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○議長(豊島一男君) 次に,土浦記者クラブ,土浦市広報広聴課から本臨時会の本会議の写真撮影を行いたい旨の申し出があり,傍聴規則第8条の規定により許可いたしておりますので,御報告いたします。

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△日程第1.会期の件



○議長(豊島一男君) それでは,これより議事日程に入ります。

 日程第1会期の件を議題といたします。

 お諮りいたします。本臨時会の会期につきましては,去る4月20日議会運営委員会を開き,御審議を願っております。よって,会期は1日としたいと存じますが,これに御異議ございませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(豊島一男君) 御異議なしと認めます。よって,本臨時会の会期は1日と決しました。

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△日程第2.報告第3号ないし日程第8.報告第9号



○議長(豊島一男君) 次に,日程第2報告第3号専決処分の報告について,ないし日程第8報告第9号専決処分の報告についてを一括して議題といたします。

 この際,報告案件の説明を願います。市長。

  〔市長 中川清君登壇〕



◎市長(中川清君) 皆さん,おはようございます。

 ただいま上程されました報告案件につきましては,専決処分7件の報告でございます。

 それでは,順次御説明を申し上げます。

 報告第3号専決処分の報告について。

 本件は,地方税法等の一部を改正する法律が本年3月31日に公布され,4月1日から施行されましたので,その改正に準拠し,市税条例の一部を改正したものでございます。

 改正の主な内容につきましては,まず,市民税関係から御説明申し上げます。

 第1点目は,個人の市民税の非課税の範囲の改正でございます。

 まず,均等割の非課税の範囲を規定する中で,控除対象配偶者または扶養親族を有する場合における加算額が引き下げられたことに伴い,所要の改正を行うものでございます。

 具体的には,条例第24条第2項で規定している加算額を「21万6,000円」から「19万8,000円」とするものでございます。同じく,所得割の非課税の範囲においても加算額が引き下げられたことから,条例付則第5条の3第1項で規定する加算額を「36万円」から「35万円」とするものでございます。

 また,均等割の納税義務を負う夫と生計を一にする妻で,夫と同じ市町村内に住所を有する者に対する均等割の非課税措置が廃止され,平成17年度分は2分の1の額で課税し,平成18年度分からは全額課税とされたことから,条例第24条第3項を削除するものでございます。

 なお,所得を得ていない専業主婦等につきましては,従来どおり均等割は非課税となるものでございます。

 第2点目は,均等割の税率改正でございます。

 まず,個人の均等割の標準税率について,人口段階別の税率区分が廃止され,3,000円に統一されたことから,条例第31条第1項において定める税率を「年額2,500円」から「3,000円」に改めるものでございます。

 第3点目は,所得控除の改正でございます。

 65歳以上の納税義務者で合計所得金額が1,000万円以下である者に適用される老年者控除につきましては,平成18年度以後において廃止されることから,条例第34条の2において「老年者控除額」を削除するものでございます。

 第4点目は,居住用財産の買いかえ等の場合の譲渡損失の繰越控除の改正でございます。

 居住用財産の買いかえ等の場合の譲渡損失の繰越控除については,譲渡資産に係る住宅借入金等の残高を有することとする要件が除外され,その適用期限は平成18年12月31日まで3年間延長されたことから,所要の改正を行うものでございます。

 第5点目は,特定居住用財産の譲渡損失の繰越控除の創設でございます。

 所有期間が5年を超え,かつ住宅借入金等を有する居住用財産を譲渡した場合において,譲渡損失の金額があるときは,譲渡資産に係る住宅借入金等の残高が譲渡価格を超える場合の差額を限度として,譲渡の年の翌年度から以後3年間,総所得金額から繰越控除を認める制度が創設されたことから,条例付則第9条の2を新設し,規定を追加するものでございます。

 第6点目は,長期譲渡所得に係る個人の市民税の課税の特例の改正でございます。

 まず,土地等の長期譲渡所得につきましては,100万円の特別控除の廃止及び税率の引き下げに伴い,条例付則第20条第1項において,「特別控除額」を「金額」に,税率については,4,000万円以下の場合「100分の4」及び4,000万円を超える場合「100分の5.5」を一律「100分の3.4」とするものでございます。

 また,優良住宅地等のために土地等を譲渡した場合の課税の特例につきましても,適用期間の延長及び税率の引き下げが行われましたことから,条例付則第20条の2第1項において,「平成16年度」を「平成21年度」に,同項第1号中「4,000万円」を「2,000万円」に,「100分の3.4」を「100分の2.7」に改め,同項第2号中「4,000万円」を「2,000万円」に,「100分の4」を「100分の3.4」に改めるものでございます。

 第7点目は,短期譲渡所得に係る個人の市民税の課税の特例の改正でございます。

 土地等の短期譲渡所得につきましては,課税方式の簡素化及び税率の引き下げが行われたものでございます。具体的には,譲渡益の9%相当額及び全額総合課税をした場合の上積み税額の110%相当額のいずれか多い方の税額とする方式を,一律譲渡益の6%相当額に改めるとともに,国等に対する譲渡の場合は,譲渡益の4%相当額及び全額総合課税をした場合の上積み税額のいずれか多い方の税額とする方式を,一律譲渡益の3.4%相当額と改められたことから,条例付則第21条第1項及び同条第3項において所要の改正を行うものでございます。

 第8点目は,株式等の譲渡所得等に係る個人の市民税の課税の特例の改正でございます。

 上場株式等以外の株式を譲渡した場合の譲渡所得に対する税率が引き下げられたことから,条例付則第21条の2において定める所得割の金額を「100分の4」から「100分の3.4」に改めるものでございます。

 第9点目は,特定中小会社が発行した株式に係る譲渡所得等の課税の特例の改正でございます。

 特定中小会社が発行した特定株式の譲渡所得等の特例の対象となる譲渡期間につきましては,「上場等の日」から「譲渡の日」に要件が緩和されたことから,条例付則第21条の3第7項において所要の改正を行うものでございます。

 続きまして,固定資産税関係でございます。

 第1点目は,納税義務者の改正でございます。

 地方税法第343条第9項において,家屋の所有者以外の者が事業の用に供するため取りつけた附帯設備につきましては,家屋以外の資産とみなして,当該附帯設備を取りつけた者を納税義務者とするとされたことから,条例第54条第6項の次に1項を追加規定するものでございます。

 第2点目は,新築住宅等に対する固定資産税の減額規定の追加でございます。

 地方税法附則第16条第8項において,密集市街地における防災街区の整備の促進に関する法律に規定する防災街区整備事業の施行に伴い,従前の権利者が取得する家屋につきましては,固定資産税の減額措置が講じられることになったものでございます。この改正を受けまして,条例付則第13条の2第4項を改正するとともに,第5項を加え,減額の規定の適用を受けようとする者の申告について定めるものでございます。

 そのほか,特別土地保有税及び都市計画税関係につきましては,非課税措置の廃止など,地方税法の改正に合わせ引用条項を整理したほか,読みかえ規定の改正に伴い条文を整理したものでございます。

 なお,改正後の条例は,一部を除きまして平成16年4月1日から施行するため,地方自治法第179条第1項の規定により専決処分をしたものでございます。

 報告第4号専決処分の報告について。

 本件は,地方税法等の一部を改正する法律が本年3月31日に公布され,4月1日から施行されましたので,その改正に準拠し,土浦市国民健康保険税条例の一部を改正したものでございます。

 その主な内容でございますが,地方税法附則第36条第1項において,長期譲渡所得等に係る国民健康保険税の課税の特例が改正されたことから,条例付則第5項を改正し,所得割額の算定方法を改めるものでございます。

 具体的には,所得割額の算定において,長期譲渡所得から控除することができる譲渡所得に係る特別控除につきましては,土地等の長期譲渡所得に係る100万円の特別控除が廃止されたことから,条例付則第5項において定める租税特別措置法の規定に基づく特別控除額に該当する場合とするものでございます。

 また,条例付則第6項につきましては,前項を準用していることから,読みかえのための所要の改正を行うものでございます。

 なお,改正後の条例は,平成16年4月1日から施行するため,地方自治法第179条第1項の規定により専決処分したものでございます。

 報告第5号専決処分の報告について。

 本件は,非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部を改正する政令が本年3月26日に公布され,4月1日から施行されましたので,その改正に準拠し,土浦市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正したものでございます。

 主な内容でございますが,非常勤消防団員等の補償基礎額につきましては,条例第5条第2項第2号を改正し,最高補償額を1万4,400円から1万4,200円に引き下げるものでございます。

 また,扶養加算額につきましては,同条第3項を改正し,配偶者への扶養手当を467円から450円に引き下げるものでございます。

 介護補償につきましては,条例第9条の2を改正し,その額を1カ月につき,常時介護を要する場合にあっては最高限度額を10万6,100円から10万4,970円に,随時介護を要する場合にあっては最高限度額を5万3,050円から5万2,490円にそれぞれ引き下げるなど,所要の改正を行うものでございます。

 なお,改正後の条例は平成16年4月1日から施行するため,地方自治法第179条第1項の規定により専決処分したものでございます。

 以上3件につきまして,よろしく御承認賜りますようお願い申し上げます。

 報告第6号専決処分の報告について。

 本件は,平成16年1月16日午後,土浦市田中一丁目2番23号地先の交差点において発生した車両損害事故において和解したものでございます。

 事故の概要につきましては,公用車が黄色点滅信号の交差点を徐行しながら進入した際に,左方向から進入してきた相手方車両が,赤の点滅信号にもかかわらず一時停止を怠ったため接触し,双方の車両の一部が損壊したものでございます。

 なお,車両の損害賠償額の総額は49万232円でございますが,土浦市は10%,相手方が90%の過失割合に応じてそれぞれ賠償金を支払うこととしたものであり,地方自治法第180条第1項の規定により専決処分したものでございます。

 報告第7号専決処分の報告について。

 本件は,平成15年8月17日午前,土浦市木田余地内の市道において発生した車両損害事故について和解したものでございます。

 事故の概要につきましては,当該車両が市道通過時において道路のくぼみにタイヤを落とし,車両の一部が損壊したものでございます。

 なお,損害賠償額につきましては,車両修理費のうち24万2,550円を支払うこととしたものであり,地方自治法第180条第1項の規定により専決処分したものでございます。

 報告第8号専決処分の報告について。

 本件は,平成15年9月20日午後,土浦市木田余地内の市道において発生した車両損害事故について和解したものでございます。

 事故の概要につきましては,当該車両が市道通過時において道路のくぼみにタイヤを落とし,車両の一部が損壊したものでございます。

 なお,損害賠償額につきましては,車両修理費のうち9万8,490円を支払うこととしたものであり,地方自治法第180条第1項の規定により専決処分したものでございます。

 報告第9号専決処分の報告について。

 本件は,平成16年1月4日午前,土浦市大和町9番地先において発生した車両損害事故について和解したものでございます。

 事故の概要につきましては,土浦市消防団出初式において,うらら広場前の分列行進に備え停車していた第23分団の消防ポンプ自動車が,後方から進行してきた車両に接触され,その一部が損壊したものでございます。当方の過失はなく,相手方の全額負担により修理したものであり,地方自治法第180条第1項の規定により専決処分したものでございます。

 以上,4件につきましては御報告を申し上げます。

 以上で報告案件の説明を終わります。よろしくお願いを申し上げます。ありがとうございました。



○議長(豊島一男君) ただいまの報告について御質疑はございませんか。7番久松猛君。

  〔7番 久松猛君登壇〕



◆7番(久松猛君) 報告案件の第3号専決処分について,市税条例の一部改正についてお伺いをいたします。特に,非常に内容が膨大で,全部理解できているわけじゃありませんが,市民税関係についてでありますが,これは,この資料によりますと,非課税範囲の改正だと。つまり非課税の範囲を縮小したと,こういうことであろうというふうに思うんです。要するに,非課税限度額の世帯の範囲を,加算額を引き下げることによって縮めた。結果的には増税になったというふうに思うわけでありますが,どの程度の増税になるのか。

 それから,(1),(2)で,17年度,18年度で2分の1の課税,あるいは18年度で全額の課税というふうに言っているわけだけども,この辺についての説明をお願いしたいと。

 それから,2番目の均等割の税率の改正でありますが,一律500円増税ということでありますが,これについての内容についても改めて御説明願いたいというふうに思います。

 地方税というか,上位法の地方税法等の改正が根拠でありますけれども,その内容について御説明を願いたいというふうに思います。

 以上です。



○議長(豊島一男君) 総務部長。

  〔総務部長 円城寺和則君登壇〕



◎総務部長(円城寺和則君) 初めての答弁でございますので,よろしくお願いいたします。

 久松議員から御質問のありました報告第3号についてお答えをいたします。

 質問の内容は,非課税限度額の引き下げ,あるいは個人市民税の均等割の500円の引き上げ,そういうことかと思います。

 資料にもございますように,非課税限度額の設定につきましては,国において,均等割につきましては,いわゆる生活保護の生活扶助基準額,所得割につきましては生活保護基準額,それらを勘案しまして設定されております。生活保護の方で,15年度にこれらの基準が引き下げられましたので,地方税法で定める非課税限度額もそれに合わせて引き下げたと。おっしゃるように,課税範囲が広がったということになります。所得割ですと1万円ということになります。1万円課税範囲が広がったということですね。

 それから,均等割の500円の引き上げ。土浦市の場合ですと,従前は2,500円でございました。これが3,000円。全国一律で,地方税法においては人口段階による区分が廃止されまして,3,000円に引き上げられております。国の考え方としましては,いわゆる人口段階による区分によって行政サービスがほとんど変わることはなくなってきていると,そういうふうに言われております。例えば中学校の永久校舎化率とか,ごみとかし尿の処理のサービスとか,そういうものがいわゆる都市部と農村部,町村部ですか,そういうものによって格差がなくなってきていると。そういうことで,土浦市の場合は2,500円が3,000円になるわけですけども,町村の場合は2,000円が3,000円。土浦市では500円の引き上げということになります。それらにつきましては,先ほど説明がございましたように,地方税法の改正が本年の3月31日に公布されまして,4月1日から施行ということになっておりますので,市においてもそれに合わせて4月1日から施行するために,3月31日に専決処分をして処理したものでございます。

 あと,増額の点,ちょっと資料を忘れましたので,ちょっとお待ちください。

 まず,500円の方の引き上げについてちょっと申し上げたいと思います。500円の方は,大体均等割を納める方が約5万人ございます。ですから,500円の負担増によって,ざっと2,500万円ということになります。

 それから,均等割あるいは所得割の引き上げ。均等割ですと,例えば夫婦,それから子どもさん2人の給与所得者の場合,収入ベースで約2万7,000円,それから所得割ですと,同じく夫婦,子ども2人,給与所得者の場合,収入ベースで1万4,000円引き下げですね。均等割の収入ベースは,改正案ですと254万3,000円の収入があった場合にかかると。それから,所得割,275万7,000円の所得があった場合にかかると。いずれも2万7,000円,それから1万4,000円,収入ベースで引き下げになりますけども,税率は3%ということになっております,この段階では。さしたる影響はないというふうに考えております。

 以上でございます。よろしくお願いいたします。



○議長(豊島一男君) 7番久松猛君。

  〔7番 久松猛君登壇〕



◆7番(久松猛君) 増税だと。課税範囲を拡大。今まで非課税であった世帯が,このことによって課税世帯になるということでありますが,部長は,税率が3%ということで,さしたる影響もないということでありますが,このことによって,国民健康保険税にも影響が出てくると思うんですが,その辺についての影響の状況について説明していただきたい。



○議長(豊島一男君) 保健福祉部長。

  〔保健福祉部長 市川昇君登壇〕



◎保健福祉部長(市川昇君) 初めての御答弁でございます。よろしくどうぞお願いいたします。

 ただいまの国保税の非課税の関係での御答弁でお答えいたします。

 国保税におきましても,今回の特別控除の廃止によりまして,長期譲渡100万円以下の控除の廃止によりまして,15年度ベースで見てみますと177世帯が該当でございます。100万円の控除を受けている世帯でございまして,現実的にそれが,税に関わってくる部分では60世帯が影響を受けて,15年度1月の状況で見ますと60世帯が影響を受けます。ですから,単年度の状況で,世帯,課税の状況は多少変わるかと思うんですが,基本的な国保税の2万6,000円から7,000円の世帯のうちの60世帯程度が,この100万円の控除が廃止されることによって影響を受けるかと思われます。金額にして約500万円程度と見込んでございます。

 以上でございます。よろしくどうぞお願いいたします。



○議長(豊島一男君) ほかに御質疑はございませんか。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(豊島一男君) 御質疑もないようでございますので,質疑を終結いたします。

 それでは,これより討論に入ります。討論はございませんか。7番久松猛君。

  〔7番 久松猛君登壇〕



◆7番(久松猛君) 報告案件,特に第3号について反対の意を表明したいというふうに思います。

 この改正案につきましては,いずれも,特に個人市民税の非課税の範囲の改正,あるいは均等割の税率の改正,いずれも増税の方向への改正でありますし,特に非課税の範囲の改正につきましては,要するにこれまで非課税世帯であった世帯に対する課税ということでありますから,低所得者がその影響を受けざるを得ないということであります。そういう意味で,さらに国保につきましては,2万5,000世帯のうちの60世帯だからしようがないかと,こういう,わずかだという意見もあるかもしれませんが,この60世帯への影響もやはり無視するわけにはいかないという状況にあります。ここも増税につながります。

 したがいまして,この報告案件の承認につきましては,反対の意を表明いたします。



○議長(豊島一男君) ほかに討論はございませんか。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(豊島一男君) 討論もないようでございますので,討論を終結いたします。

 報告第6号ないし報告第9号については,この程度とします。

 それでは,これより採決いたします。

 日程第2報告第3号を採決いたします。報告第3号専決処分の報告については,これを承認することに賛成の諸君の起立をお願いいたします。

  〔賛成者起立〕



○議長(豊島一男君) 起立多数であります。よって報告第3号専決処分の報告については,これを承認することに決しました。

 次に,報告第4号及び第5号を一括採決いたします。

 報告第4号専決処分の報告及び報告第5号専決処分の報告については,これを承認することに御異議ございませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(豊島一男君) 御異議なしと認めます。よって報告第4号専決処分の報告ないし報告第5号専決処分の報告については,これを承認することに決しました。

  ――――――――――――――――――――――――――――



△日程第9.議案第32号及び日程第10.議案第33号



○議長(豊島一男君) 次に,日程第9議案32号土浦市・新治村合併協議会の設置について及び日程第10議案第33号平成16年度土浦市一般会計補正予算を議題といたします。

 この際,提出議案の説明をお願いいたします。市長。

  〔市長 中川清君登壇〕



◎市長(中川清君) ただいま上程されました議案につきましては,土浦市・新治村合併協議会の設置及び補正予算の計2件でございます。

 それでは,順次御説明申し上げます。

 議案第32号土浦市・新治村合併協議会の設置について。

 本案は,本市と新治村との合併に関する協議を行うため,地方自治法第252条の2第1項及び市町村の合併の特例に関する法律第3条第1項の規定に基づき,規約を定め,土浦市・新治村合併協議会を設置することにつきまして,議会の議決をお願いするものでございます。

 本市と新治村との合併につきましては,本年2月,新治村からの合併協議の申し入れを受け,本市といたしましても,これを真摯に受け止めるとともに,県南地域をリードする豊かな新しいまちづくりのため,新治村との合併を進めることといたしました。

 また,市議会全員協議会におかれましても,多くの議員の皆様の御賛同により,新治村との合併推進の確認がされたところと受けとめております。

 さらに,地区長及び市民の皆様を対象に説明会を開催したところ,御参加いただきました市民の皆様からも,新治村との合併について多くの賛同をいただいたところでございます。

 あわせて,新治村と合併協議会の設置について協議を進めてまいりましたが,このたび基本的な合意が得られましたことから,合併協議会の規約を定め,土浦市・新治村合併協議会を設置いたすものでございます。

 規約の主な内容でございますが,次のページをご覧いただきますと,第1条で合併協議会の設置について定め,第2条で協議会の名称を「土浦市・新治村合併協議会」とするものでございます。

 また,第3条で担任事務を定め,第4条で,協議会の事務所は,両市村の長が協議して定めた場所に置くものとするものでございます。

 さらに,第7条で,委員は行政の代表及び議会の代表,住民代表を含む学識経験者等で構成し,委員の定数は両市村の長が協議して定めるとするものでございます。

 2ページをご覧いただきますと,第13条で,協議会の事務を処理するため,協議会に事務局を置くこととし,第2項で,事務に従事する職員は,両市村の長が協議して定めた者をもって充てるとするものでございます。

 また,第14条で,協議会に要する経費は,両市村が負担すると規定するものでございます。

 なお,この規約は平成16年5月28日から施行するものでございます。

 議案第33号平成16年度土浦市一般会計補正予算について。

 今回の補正は,歳入歳出それぞれ1,930万8,000円を追加し,総額を452億8,930万8,000円とするものでございます。

 その内容につきまして歳出から御説明申し上げますので,7ページをお開き願います。

 第2款総務費,第1項総務管理費,第9目企画費は,土浦市・新治村合併協議会への負担金の計上でございます。両市村で協議の結果,合併協議会予算の総額は2,400万1,000円とし,人口割70%,均等割30%の負担割合でそれぞれ負担することとし,本市の負担額は1,930万8,000円とするものでございます。

 主な内容につきましては,協議会の委員報酬,法定協議会の内容を全世帯にお知らせする協議会だより印刷製本費,新市建設計画に係るアンケート郵送料及び計画策定委託料,また,事務事業のすり合わせを行う事務事業現況調書作成委託料等でございます。

 6ページ,歳入につきましては,繰越金の計上でございます。

 以上で上程されました議案の説明を終わります。よろしく御審議の上,御承認賜りますようお願いを申し上げます。ありがとうございました。



○議長(豊島一男君) 以上で議案の説明は終わりました。

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△議案に対する質疑



○議長(豊島一男君) これよりただいま上程されました議案に対する質疑を行います。

 御質疑はございませんか。15番柏村忠志君。

  〔15番 柏村忠志君登壇〕



◆15番(柏村忠志君) 議案32,33号について何点か伺います。

 新治村との合併が必要なのかどうかというのは,一般市民の方で,内容においても,手続においても,また全体のまちづくりの長期展望においても,多くの市民はまだ理解しておりません。むしろ疑問を持っていると。そんな市民の感情を代弁して何点か伺います。

 言うまでもないことですけれども,「第六次土浦市総合計画」にその手続等の内容が触れられております。第2章,計画推進の基本姿勢の第1節が地方分権で,第2節に市町村分権の市町村の合併については,「広範囲な視点などを多方面から検討し,市民が主体的な立場から議論を深め,相手方の市町村の意見も尊重しつつ,市民の総意に基づき推進することが必要です」と。その具体的な内容として,住民意識の醸成,近隣市町村の調整,最後に合併の効果等の検討があります。合併による効果を検証しながら,市民との合意形成を図るということであります。これらの内容は,御存じのように議会で確認され,決定されてあることは御存じのとおりであります。ということは,議員の行動指針でもあり,統合計画は,市長になる前,この審議会の副会長をされておりますので,全然関係ないとは言われないかと思いますけれども,基本的にはこの行動の指針となっていると思われます。

 それで,伺いますけれども,土浦市民の新治村との合併是非の総意をどのような方法で確認をしたのか,伺います。

 それから,2点目,今申し上げた合併による効果の検証をどのように行われたのか。私はこの件で,前回も話したとき,法定協議会で協議するからということで大体切り返されているんですね。しかし,こういう効果があるから,初めて法定協議会なりで,その協議がされるのであって,土浦市としての主体性のある,これこれはこうなっているんだと,これを議題にのせて討議をするというのが正論であって,法定協議会に全部丸投げをして,そこの結論を待つんだと。結論は結構ですけれども,基本的にはこちらの考えがなければ討議になりませんね。それを求めております。

 それから,3点目が,合併相手先の合併に対する住民認識。相手先は御存じのように新治村の住民の認識及びその財政状況,特に負債とその返済計画について伺います。

 それから,33号の方の合併の予算について2点ほど伺いますが,アンケートの実施が166万円で,及び新市建設計画の委託料が8,900万円を計上しておりますけれども,アンケートをどのような内容で,その質問項目に合併の是非を問うものが含まれているのかどうか,伺います。

 それから,新市建設計画の策定を職員がなぜやれないのか。つまりこれは4市町村も既にやっているわけですね。各論として新治村が入っておりますけれども,それとの調整がなぜ今,土浦の職員でできないのか。なぜ委託をしなくちゃならないのか,その辺の説明を願います。

 以上です。



○議長(豊島一男君) 市長。

  〔市長 中川清君登壇〕



◎市長(中川清君) 柏村議員の御質問にお答えしたいと思います。

 まず,総意と効果について私の方から答えまして,あと,財政については公室長の方から答えさせていただきたいというふうに思います。

 総意はどういうふうにしてとったのかというような御意見かというふうに思います。

 合併問題は今までも4市町村でやられてきたわけですけれども,説明の中でもありましたように,千代田町と霞ケ浦町が2つで合併するということになりまして,急遽,新治村の方からのお話ということでございました。そんな中で,市民は合併しようという,4市町村ではなっていたというふうに思っております。

 そこで,新治村と土浦市ということになったわけでございますけれども,私は,基本的には皆さん,区長さん等々の集まり,総意というとなると少ないという意見もございます。総意となると,どれだけが総意なのかという,いろいろ数字的にあろうかというふうに思いますけれども,もう少しそれは期限があれば,もっと広く求めたいというふうにありましたけれども,やはり17年3月31日という法定期限内でしようという1つのこれまた大きな合併の私はメリットがあるのだろうというようなことから,今回は時間の関係もありまして,とても全部できなかったことは私自身も認めておりますけれども,そんな中で,精一杯やった中で,私は皆さんが賛成をされているというふうにとっております。そしてまた,先ほどの全員協議会でもございましたけれども,議員の皆様方も大多数の方が賛同されているというようなこと,そういうことで,今回,総意というふうにとらさせていただきたいというふうに思っております。

 それから,効果ですけれども,これは効果,メリット・デメリットと合併の話になりますと,よく出てくる話でございますけれども,私はメリットもデメリットもあるのだろうというふうに思っています。メリットばかりでしたら,片方はそうですけど,片方から見ればデメリットになるんじゃないかというふうに思っているくらいでございますので,デメリットばかりでしたら,これは何のあれもないかというふうに思います。しかし,最終的にはそういうものを,いいところはどちらもあるわけですから。悪いところもあるでしょう。しかし,いいところをやはり引き上げて,それをつくり上げていくというのが合併ではないかというふうに思っております。

 それで,何よりもやはり,これから日本は人口も2007年から減っていくと。そして高齢社会真っただ中に入っていく。いろんな意味で,合併をして,スケールメリットがやはり大きければ大きいほど,そういうメリットというものを考え出せるというふうに思っております。やはり20年,30年先を見詰めて,両方でいいところをぜひ皆さんと一緒につくり上げていこうというのが合併だというふうに思っております。

 それから,土浦市自体も,今まで土浦だけで私は生きてきたのではないというふうに思っております。周りの市町村の方々もやはり土浦へ買い物に来たり,勤めていただいたり,そういう意味で,私は土浦が今までこのようになってきたのだろうというふうに思っております。そういうことを考えると,それはメリット・デメリットあることを十分私自身もわかりますけれども,それも乗り越えてまでやるということも,そういう考えも片方では持つ必要もあるのではないかというふうに思っているところであります。しかし,その辺のところも十分精査をする必要はあるというふうに思っておりますので,御理解をいただきたいというふうに思います。

 以上です。



○議長(豊島一男君) 市長公室長。

  〔市長公室長 五頭英明君登壇〕



◎市長公室長(五頭英明君) 柏村議員さんの御質問,まず,アンケートの質問内容がどうかという御質問でございますけれども,このアンケートにつきましては,新市の建設計画を策定するに当たりまして,住民の皆様がどういった今後のまちづくりに期待があるのか,どういった方向にまちづくりを持っていくのが望ましいのか,そういった新市建設計画をつくるに当たりましてのアンケートでございますので,現在のところ,合併の是非を問う考えはございません。

 それから,新市建設計画策定をなぜ委託するのかということでございます。補正予算委託料の中に890万円ほど予定をいたしておりますが,この890万円のうち,新市建設計画の委託料は現在600万円ほど予定をいたしております。これは4市町村の合併のときにも,新市将来構想という作業を途中まで実施をいたした経緯がございます。その4市町村のときにも,新市将来構想をつくった後,新市建設計画をさらに策定していくという考え方で進めておったわけでございます。しかしながら,新市建設計画策定作業に至る前に,将来構想の作業途中にして合併協議が調わない状況になりましたので,作業を中断したという経緯がございます。当初の予定ですと,当時4市町村ですと,約1,200万円程度の策定費が見込まれておったわけでございますが,今回2市村で策定いたします新市建設計画,これは前段4市町村で作業いたしました将来構想のうち,使えるものは当然使っていくという考え方がございまして,600万円の予算の計上をしたものでございます。ほぼ総合計画に近いような内容のものを作業を進めていくということでございますので,専門業者に委託をする。

 それから,この600万円の中には成果品の印刷費が含まれてございます。これは概要版,全戸配布を予定しておりますので,約230万円程度は印刷費に回るということでございます。

 それから,新治村の住民意識につきましては,昨年の7月ですか,アンケートが実施されておりますが,当時のアンケートを実施した段階では,4市町村合併が進められている状況の中でのアンケートでございましたので,単独市との合併では,よく議論になりますつくば市が最も多かったという結果,40%になっておりますけれども,4市町村はそれを超える,たしか40.3%ぐらいあったかと思います。土浦市の単独は2%弱と。このつくば市と土浦市の比較がされるわけでございますけども,当然,その当時4市町村合併を進めていたということがございますので,4市町村合併の中には土浦市も入っておったわけでございますので,単純に単独のつくば,土浦の40対2というような比較にはならないのではないかというふうに考えております。4市町村の40.3%の中にも,土浦市との合併を望む部分が当然入っているということでございます。

 それから,財政の問題でございますけれども,借入金の話がベースになっているのではないかというふうに考えておりますが,14年度末の起債残高を比較してみますと,土浦市が一般会計で441億8,500万円余,それから特別会計で455億7,800万円余,合わせまして897億6,300万円余が土浦市の14年度末の起債残高。これに対しまして新治村の残高を見てみますと,一般会計で32億3,200万円余,それから特別会計では50億5,400万円余,合わせまして82億8,600万円余というような起債残高がございます。若干,人口1人当たりで見ますと,土浦市の残高に比べまして新治村は高目ということになっております。

 これらの償還につきましては,当然,償還計画に乗りまして償還が進められておるわけでございますので,今後の償還もそれらの新治村の現在の償還計画を基本として償還をしていく。土浦市分については,土浦市の現在の償還計画をベースにして償還していくと。それをあわせて償還していくというようなことになろうかと思います。よろしくお願いいたします。



○議長(豊島一男君) 15番柏村忠志君。

  〔15番 柏村忠志君登壇〕



◆15番(柏村忠志君) 全体の住民の賛否に対する総意がどうであったかということで,今,住民,4回の説明会を中心とする説明がございましたけれども,総意をどうとるかという1つの考え方はあります。考え方はありますけれど,例えば4回の説明会で355人というのは,全人口比0.265%なんですね。あるいは賛成・賛同者167人,これは0.125%です。あるいは意見の総計の220人だって0.16%という,これは逆立ちしても総意という理解には苦しみますね。

 そういう意味からしますと,去年出した請願書を,法律に従って出した数値というのは,むしろ多いんですね。2,475人というのが具体的かつ信憑性のある数値です。これは賛成・反対両者を含めて条例をつくってくれと。決して賛成だけじゃなく,反対だけじゃない。要するにこの数値が一番,選管でも認めた数値なんですね。私はこの数値を,2,475名という数値を全く欄外に置いて今のような話をどんどん進めたとしても,余り説得性がないなと思っているんですよ。2,475人という先ほどの数値,もう繰り返しませんけれども,ゼロが1つ違いますね。この数値をどういうふうに本来であれば生かし切るかということに,首長中川さんでしたら,当然,私はあってしかるべきじゃないかと思っているんですね。

 前回のこの2,475人を出したときに,前市長の助川さんが今後の可能性に対して,いわゆる議会に提出するに当たっての意見書が出されているんですけれども,その中にこんなくだりがあるんです。「今後の可能性に対しては,一律的に住民投票の実施を規定する条例の制定を行う必要性はない」。しかし,これは全く,当時からしても観念論で,既に中川さんなり小野さんなどが,合併問題では次の市長選で合併を挙げているわけです。これは時間の問題としてそれが俎上にのるということが明確になっているにもかかわらず,この理屈で切ったわけですね。しかし,逆にいうと,この理屈がまだ,今度は生きるという,そういう話になりますね。現実的に今出ているわけですから。そうしますと,この条例の趣旨を,私は何が何でも今ペケにする内容じゃないですね。

 百歩譲って,時間がないからという話で,それはわかりました。これも2つの見方があります。今,百年の計というまちづくりにおいて,平成17年の3月までに何が何でもやらなくちゃならないのかという認識ですね。それから,いや,やはり都市づくり,まちづくりは百年なんだから,もっとじっくり腰を落ちつけて,中長期的にものを考えたらいいんじゃないかという考えがありますね。私は基本的に後者がいいなと思っているんですよ。

 そうしますと,その方向でいきますと,方法は幾らでもあるんです。前回申し上げましたように,合併だけがすべてではないわけですよ。住民の広域的なニーズがだんだん広がっていけば,いろんな方法の工夫があると思います。連合でも提携でも,もろもろ,法律的にちゃんと規定された方法があるわけですから。ただ,つかないのは金だけです。金が何が何でも欲しいという認識であれば,前者の方にいくでしょうね。しかし,そのお金について,前回もここで話が出されましたけれども,10年後,15年後の交付税がなくなった時点でどうするんだということの,一度たりともそれの方向性を出してくれませんでした,財政においては。それで,先ほどの効果,メリット・デメリット,財政的な面で,回答がなく済ませております。しかし,一番そこが本来であれば問題になっているわけですけれども,その辺の情報も提供されずじまいでありました。

 先ほどの時間的なことに若干理解したとして,私は法定協議会の設立において,そこで情報がいろいろ提供されると,あるいは出すということのようです。法定協議会で全国的なちょっと何点か事例を見ますと,法定協議会の後半において,その情報を市民の多くに提供し,住民投票をやっているところもあるし,あるいは別な方法でやっているところもあります。例えばアンケートとかですね。何らかのやはり住民の総意というのをその中間地点でやること,それも時間がないということであれば,それだったら,初めから私は,本当にお金,特例債のためだけだという認識というか,そういう印象だけを濃厚にさせて,出発進行で終わると,そういう危惧があります。

 だから,そのアンケート,先ほど予算上からアンケートの話をされましたけれども,少なくともその内容を拡大するなり,あるいは合併の賛否を含めて行うべきです。法定協議会というのは決して賛成だけの検討調査じゃないんです。あれは両方含んでの検討会なんですね。どうしても賛成だけというふうになっていますけど,実際はそうじゃないです。そこの性格としては,検討調査というのは,賛否の両論を含めて基本的なことを一生懸命調査して,そこをやっていくというのが原則ですから,その線に従えば,アンケートで賛否を含めてやれることではないだろうかと思いますので,御意見をいただきたいと思います。

 それから,あと,先ほどの五頭さんが言われた住民の,これも政治判断だといえばそれまでの話なんですけど,新治村で完賀さんが村長になられてからアンケートを公約どおりやりまして,合併の組み合わせを望むという形で,このときは4市町村の合併の渦中での問題だから,土浦も含んでおりました。その4市町村の合併を望む方が2,140人の43.3%。つくば市との合併を望む方が2,123人,43.0%。そうしますと,4市町村の合併を望む方に土浦が入っておりますが,100%の住民が合併だと思いますか,それは無理な理解になりますよね。4市町村の中で,すべて土浦を含めてという形になるのか。それで,別の組み合わせで,先ほどの五頭さんもおっしゃったように,合併をどの市町村と望みますかと。つくばが2,123名,土浦が73名です。

 こういう総合的に判断した場合に,私は,これは相手の話だといえばそれまでかもしれませんけれども,しかし,これから合併をしようとするときに,そこの住民意識の生活圏,あるいはその意識が,いつもつくば市を見ている。あるいは,そちらの方の重点がいつも住民にある。そうしますと,これはちょっとやりづらいなと。そう思いますよね。いや,もう合併すればそんなの関係ないよという話かもしれませんけれども,少なくともベースにそういう認識があるのとないのでは随分違うなと。

 それだったら,行く行くは50万都市をめざしており,そっちに行く1つのベースで,それはそれでいいんじゃないかという理解もあるかもしれませんけれども,今,50万都市というのは,私たちがまちづくりの指針にしている第六次総合計画の中にも,50万都市構想の云々というのはありません。20万ないしは15万というのはありますけれども,その方向の展望,背景としてはありますけれども,第六次総合計画の中の施策の一環としてそれは明記されておりません。

 個々人の政治家なり市長が個人の考えとして持つことについては,私はやぶさかでありませんけれども,少なくともこの壇上でものを述べるときに,私は,ないものを,あるいはその方向性を出していないことについて,さも幻想を抱かせて,しかも50万都市の今後の地方分権の中で,果たして今の政治体制の中で権限等々現状のままいくのかと。私はそんなこと絶対あり得ないと思っています。50万都市のかつての高度成長期につくったあの制度が,この低成長,あるいは先ほどおっしゃったような高齢化社会の中での,あの枠組みが果たしてそのままいくのかということについては,甚だ疑問を持っております。だから,50万都市構想をもって,その過渡期だという理解については,これも疑問があります。

 それから,決算カード,要するにいつもの決算の,それをコンパクトにまとめて総務省に出しているものがありますけれども,そのカードから新治村の借金は,今,80億円ですか,一般と特別会計で。また,例えば財政力の指数0.50,1以上は余裕がありますよという指標ですが,0.5ですよ,お隣。なお,ちなみに土浦は0.89で,1に限りなく近づいている。あるいは公債費の比率が17.5,15から黄色い,赤信号の手前になっていく。17.5ですね。土浦もこれは決してよくはないんですよ,17.5。幾つかの財政指標で見ますと,これは厳しいなと。合併するときにこういうのをどうしていくのかなという懸念があります。

 それから,産業背景の第一次産業,第二次産業,第三次産業で,これは全国ご多分に漏れず,全体,第一次産業というのは,非常に生産人口が大変落ちております。しかし,今回の新治村においての産業構造からすれば,確かに第一次産業というのは13.3%です。新治村には緑の空間があり,こういうメリットがあるんだということを,要するにメリットの中でお話が出ますね。筑波山のふもとの緑地帯というか。私は基本的にそうだろうと思うんですね。しかし,緑というのは,農業が生かされ,そこで培って自然ができているんですよ。白神山地のようなブナの原生林じゃないわけですね。日本列島,上から下まで基本的には農業の健全な中で緑地帯がつくられ,それが要するに経済機能面からも緑環境を培っているわけですね。そういう意味からすれば,私は単純に喜べないなと。つまりその保全体制を今の狂った農政のもとでどうするのかというのはあるわけですよ。そういうことを考えますと,財政上からしても,新治村の方にどういうふうに行うのか,土浦の農業でさえも精いっぱいな状況の中でどうやっていくのかなという大変な懸念があります。

 私の意見はちょっと別にしまして,質問について伺います。



○議長(豊島一男君) 市長。

  〔市長 中川清君登壇〕



◎市長(中川清君) 柏村議員の御質問にお答えしたいと思いますけれども,ちょっと的が外れることがあろうかと思いますけど,御了承またいただきたいと思います。

 新治村の機運がどうなのかということがありましたけれども,やっぱり首長さん,それから議員さん,皆さんおいでになりまして,ぜひというお話をいただきました。それも1つの新治村の考え,総意の中の1つだろうというふうに思います。そしてまた,話し合った後,新治村の中から,本当にだめだったら,反対の総意があるのでしたら,物すごい反対が出ているんじゃないかというふうに私は理解をいたします。そうしますと,やはり新治村の皆さんも,土浦市とやろうということに対して,私は賛成をされているのではないかなというふうに理解をした方がいいのかなというふうに思いまして,そんなふうに。

 それからまた,お金だけで私もやるものではないというふうに思っております。しかし,そういうせっかくの飴といいますか,特例があるわけですから,それも,そういう機会に利用しない手はないだろうと,これは同じではないかというふうに思うんですが,それだけではございません。やはり,じゃあ,遅らせてもいいんじゃないか。それはそれで,いろいろ考えた中でそうなれば,それはそれでいいと思うんですけれども,でも,せっかくの機会ですから,なるべくそれに合わせたいという気持ちは十分私もあることは事実であります。

 そしてまた,やはり合併というのは相手がいることですから,そういう機運というものがあるのだろうというふうに思いますね。前の4市町村のときも,壊れたあれは,それなりの何かあったのか,それはちょっとわかりませんけど,やっぱりそういう機運というものも私は大事にしていくべきだろうというふうに思っております。ぜひそういう意味で,議員の皆様方にもこれからも,住民の方がそういう合併に対して大いに関心を持っていただくようにお願いをしたいなというふうに思っているところでございます。

 それから,アンケートはどうなんだというお話もありましたけれども,これから説明会等は,先ほどもお話ししましたけれども,合併協議会をつくっても,これから具体的に入っていくわけなので,大いに情報は流して,皆さんに御理解をいただくために,情報をどんどん流していきたいというふうに思っております。そんな中でアンケート等もあるというふうに,どんなまちづくり等についてもあります。そんな中で当然アンケートを,ですから,返ってくれば,御意見というものをちょうだいするわけですから,そのときにもまた,我々も,どういうふうに市民の方々が考えられているのかということは十分わかるのではないかというふうに思っておりますので,そういうことをしていきたいなというふうに思っているところでございます。

 あとは,農業とか,そういうのはちょっと今,どういう質問だったか,ちょっと質問の内容がわからなかったものですから。済みませんでした。ありがとうございました。



○議長(豊島一男君) ほかに御質疑はございませんか。6番古沢喜幸君。

  〔6番 古沢喜幸君登壇〕



◆6番(古沢喜幸君) 新治村との合併についてでありますが,私は基本的には,新治村と合併してもスケールメリットはさほどこれは出てこないと言えるんですよ。そもそも合併,来年の3月時点での合併特例債という国のニンジンを食べるために合併するということそのものを,先ほど柏村議員がおっしゃいましたが,具合悪いと思うんですよ。合併は百年の計とか,いろいろ言われておりますから,そもそもそういう考え方だと。合併特例債,正確にいいますと68%ぐらいが国に面倒見ていただけるということなんですが,国の借金も,土浦市民は国民ですから,やっぱり土浦市民の借金と一緒だと思うんですよ。ですから,自分たちだけよくなれば借金は幾らしてもいいんだという考えも,私はおかしいと思うんですね。

 それで,先ほど市長,全員協議会のときもそうでしたが,合併の場合には,片方がメリットがあれば,もう一方はデメリットになると。そういう場合も考えられる。そういう場合に,合併してうちの市は損すると。だから合併しないというのも私は,これもやはり違うと思うんですね。相手が本当に困っていると。多分,私は困っていると思うんですよ,新治村そのものは。そういうときに,困ったのをこちらで引き受ける。これはもうとんでもないと,嫌だよと言うのも,余りにもこれは冷た過ぎると思います。困った人には手を差し伸べる,差し出す。私はこれは必要だと思うんですよ。

 ただ,しかし,この場合に,もう何年も前から日本全国合併ということが言われてきまして,その方向で各多くの自治体が動いてきましたね。合併するのだから,今のうちにどんどん事業をやっちゃえと。いわゆる駆け込みですよね。これをやられたんじゃ,幾ら困ったといっても,簡単にどうぞいらっしゃい。やはりそうはいかないでしょうと。1つのやっぱりけじめは必要だと私は思うんですよ。どうもそういうことも見えなくもないんです。

 この基本的な考え方なんですよ。困ったとしても,相手が住民サービスで一生懸命努力したにもかかわらず,財政が破綻しそうなんだという場合と,勝手に合併するんだからどんどん今のうちに借金しちゃえと。例えば牛堀町がそうだったらしいですね。潮来町と合併した牛堀町。どんどん2年間ぐらいかけて金を使われちゃって,合併したところ,新市計画は一切これはできなくなったと。お金がない。ということも,土浦市と新治村ですから,財政的に全然規模が違いますから,そういったことはないかと思いますが,やはり倫理観の欠如,道義的に反する。それはやっぱり問題であろうと思うんですが,この基本的な考えについて市長の考えをお聞きしたいと思います。



○議長(豊島一男君) 市長。

  〔市長 中川清君登壇〕



◎市長(中川清君) 古沢議員さんにお答えしたいと思いますが,まさに私もそのとおりだというふうに思っております。ぜひ,今,お話を聞いていまして,本当に同じような気持ちでおりますので,これから十分詰めていくところは詰めなくちゃいけません。このときどういう問題が出るのかというのもあるだろうと思います。しかし,今言ったように,本当に一生懸命やって困っている人に,基本的な考え方といたしまして,合併等は抜きにしましても,合併でもそうだと思うんですが,一生懸命やってどうしても失敗した。それはもう差し伸べるのは当たり前。機会の均等というのは,私はそうあるべきだというふうに思っています。私は考え方は一緒だというふうに今,理解をしてお話を聞いておりました。

 以上です。



○議長(豊島一男君) 6番古沢喜幸君。

  〔6番 古沢喜幸君登壇〕



◆6番(古沢喜幸君) 改めてお伺いをいたします。実は新治村,私はすべて調べているわけじゃないんですけど,下水道についてはちょっと,どのようになっているのかお答え願いたいと思いますけど,例えば水道事業です。12年度までは,新治村はほとんど借金はありませんでした,水道事業への借金。平成13年度,14年度,4億円強,15年度,16年度,5億円強,合わせて19億円の借金をしております。政府債ですと,5年間据え置きで25年返済ですから,元金は1円も返済していない。16年度は今年度の予算ですからね。予算は使い切るんでしょう,大体。おおよそ19億円。

 新治村の水道の売り上げが約2億2,000万円です,年間。土浦市は総収入35億円ぐらいですか。そうしますと,大体15.6倍ぐらい土浦市は多いんですよ,売り上げベースで。19億円を土浦市が借金したとすることに換算しますと,約300億円ですよ。土浦市は今現在,多分58億円を切っていると思います,土浦市の水道事業への借金。それが,たかが4年間で300億円近い借金をされて,必要だからやったといえばそうなるかもしれませんが,これはちょっと考えられないですよね。

 先ほど,平成14年度までの特別会計50億円と言いましたが,平成15,16年度分を合わせると,少なくとも水道だけで10億5,000万円ぐらい増えておりますから,それで60億5,000万円。下水道事業,ちょっと資料ありましたらお答え願いたいんですけど,こういう状況なんですよね。私はこれは本当に,根本的に道義的に反するし,倫理も欠如しているし,こういったことを不問にして,はい,そうですかという,困ったからどうぞいらっしゃいという,そういう気持ちになれないんですよね。ということで,さらに市長のお考えをお伺いいたします。

 それから,下水道の借金,平成15,16年度は,これは予算ベースですけど,それでお答え願いたい思います。



○議長(豊島一男君) 市長公室長。

  〔市長公室長 五頭英明君登壇〕



◎市長公室長(五頭英明君) 古沢議員さんから水道・下水道の関連の御質問がございましたが,まず,水道・下水道の整備の状況を若干触れさせていただきますけども……(「具体的にはいいですよ。聞いたのは下水道の借金,15,16,予算ベースでどうなんですかということを聞いているんですから」と呼ぶ者あり)ちょっと手元に,15,16についてはちょっと……(「そういうの聞いてもわからなければしようがない」と呼ぶ者あり)持っておりませんので,14年度までの決算でございますので,決算ベースでしかデータを持っておりません。



○議長(豊島一男君) 市長。

  〔市長 中川清君登壇〕



◎市長(中川清君) 古沢議員さんの御質問にお答えしたいと思いますが,新治村がそういう経過だというお話,数字を挙げられました。しかし,それが,合併するので一気にやったのかという,その辺の真意はちょっと私もわかりませんので,その辺のところは,そうだから,先ほどの古沢議員さんは,本当に一生懸命やって困っている,これならしようがないだろうと。でも,わざとそういうことで,倫理観のないことをやって,それは助ける必要ないんじゃないかというお話,それはもう基本的に一緒だというお話をしましたけれども,その辺が,新治村さんがそうやったのかどうかというのは,ちょっと私もそこまでの真意というものがわかっておりません。その辺のところは,今からの数字でもありますけれども,またお話の中で,そういう話でしたら,それはそれでぴしっとしたことをしなくちゃいけないと思いますけれども,実態が,着々と計画の中でやってきたのでしたら,これはこれでそういう,推測で私も何とも今言えないものですから,お答えとさせていただきます。ありがとうございました。



○議長(豊島一男君) ほかに御質疑はございませんか。26番川口玉留君。

  〔26番 川口玉留君登壇〕



◆26番(川口玉留君) 議案第32号土浦市・新治村合併協議会設置についての市長の基本的な説明についてお伺いをいたします。3点についてお伺いいたします。

 まず第1点は,この合併については民主主義な手続で行うかどうなのか,それが1点と,それから,本年2月に新治村の村長及び議長がおいでになって,土浦市に合併の申し入れを行ったと。この時点で,新治村においては,合併について全戸のいわゆるアンケート調査を実施いたしております。その結果,43%がつくば市との合併を求めておりました。市民の総意でありました。しかし,合併協議会を申し入れたけれども,つくば市では合併についてのいわゆる同意が得られなかったと。なぜつくば市が新治村との合併についての協議が調わなかったのかと,その理由についてお聞かせをいただきたいと思います。

 それから第2点目は,説明会を開催したが,多くの賛同をいただいたと。したがって,合併の法定協議会を早急に立ち上げたいということでございますが,先ほどの全協の中でも,住民説明会においてはどういう資料を提出されましたかという問いに対して,人口あるいは予算,あるいは面積,産業等々についてのいわゆる資料の提起をいたしましたと,こういうことで,別紙のとおり4月8日から4月16日まで,355名の区長さん,あるいは住民を集めて説明を十分行ったと,こういうことでございますが,私は,区長会と市側の説明のコンセンサスに若干の手続上問題があるんじゃないかというふうに思うわけでございます。という理由は,区長さんは,そのとき初めて合併に対する市の具体的な資料を説明をいただいたわけですから,その場で本来ならば,民主主義の手続でいくならば,その資料を区に持ち帰って,班長会議なり,あるいは全区区民会議なりを開催して,そして,区民の総意を持ってもう一回,やはり市長の説明に対して,区の総意を私は当然,そういうコンセンサスをとった協議でないと,一方的にその日のうちに説明をして,その日のうちにイエスかノーかの質問を出すのは,いささかこれは早過ぎるし,説明不足と思いますが,その点についての御意見をお伺いしたいと思っております。

 しかし,新治村との合併問題で,新治村の予算を見てみますと,非常に厳しい状況にございます。平成16年度の初年度の予算は37億5,800余万円でございまして,一般会計が37億5,000余万円,特別会計が24億3,000余万円,足したところで61億8,000万円,こういう予算の中で,かなりの借金もあるんですよ,新治村も。一般会計でいくならば,村税は12億8,000万円です。土浦市のたばこ税が約11億円入ってくるんですよ。それが12億円です,税金だけ。34.1%。それから県の交付金,地方債が約9億5,000万円です。足して村民税と地方交付税で約59%です。

 こういう状況から見ると,かなり村政は厳しい現状下にあることは事実でございます。しかし,そうはいっても,やはり合併でございますから,つぶれかかった村を見過ごすわけにはいきませんけれども,やはりこれは……(「訂正した方がいいよ」と呼ぶ者あり)ちょっと言い過ぎましたけども,実際,予算から見るとかなり厳しい状況にございます。そうはいっても,やはり手続はしっかりと住民の総意,村民の総意を得て合併をしなければならないというふうに思っておりますが,手続についてどういうふうに進めていかれますか,具体的にお答えをいただきたいと思っております。

 以上です。



○議長(豊島一男君) 市長。

  〔市長 中川清君登壇〕



◎市長(中川清君) 川口議員さんの御質問にお答えしたいと思います。

 第1点ですが,この合併,民主主義的に進めていくのかという御質問だと思いますが,当然民主的に進めていくつもりでおります。

 それから,新治村がアンケートをとったら,つくば市と向いていたんじゃないか。その中で,つくば市と話し合っている中で,つくば市がだめになったのはどういうことなんだということですが,ちょっと私,当事者じゃないものですから,お答えできないということで御了承をいただきたいと思います。

 それから,3点目は説明会,区長さんのというお話がありました。これは区長さん,約3分の2,もっと集まっている。151地区で120数名集まっていただきましたので。区長さんが賛成をしたということで,その区の皆さんが賛成したというふうには,私も当然理解をしておりません。区長さんが御説明した中で賛成をしてくれたということでございますので,その地区の皆さんがそうだというふうには,私もそのようにはとっておりませんので,御理解をいただきたいと思います。

 あと,区長さんの要望の中でも,ぜひ,4市町村の枠はありましたけれども,今回とは多少違うかもしれませんが,やっぱり合併というものはすべきだという要望も区長さんの中から出ていたことも確かでありますので,つけ加えさせていただきたいというふうに思います。

 これからぜひ,そういう意味で,民主的なルールで私自身も努めていきたいというふうに思っておりますので,よろしく御理解をいただきたいと思います。ありがとうございました。



○議長(豊島一男君) 26番川口玉留君。

  〔26番 川口玉留君登壇〕



◆26番(川口玉留君) 再質問でございますが,先ほど,新治村の村政の財政について倒産状況と申しましたけども,これは取り消しをさせていただきたいというふうに思っております。大変失礼なことを言いました。

 それで,区長会からの同意を得たというんですけども,やっぱり区長さんだって,1回説明を聞いて,はいと言って,そこでイエスかノーかを問うというのは,これは民主主義じゃないよ。やっぱり区長会に1回問題提起をして,そして区長さんが持ち帰って,そして自分の範囲内でちゃんと説明をして,そして賛同をいただいて,どのくらいの住民が賛成をしているのかどうか,そういう繰り返しの討論をするということが私は民主主義の原則ではないかと,こういうことを言っているんですよ。そういうことで,1回限りの区長会を集めた説明で大多数の賛同をいただいたというのは,誤りではないかということを指摘をいたしておきます。

 以上です。



○議長(豊島一男君) 7番久松猛君。

  〔7番 久松猛君登壇〕



◆7番(久松猛君) お伺いいたします。これまで柏村議員,あるいは川口議員それぞれ,あるいは古沢議員等から質疑がありましたので,重複すると思いますので,必要最小限にとどめますが,まず,ただいまの市長の答弁の中でも,民主的なルールでもって進めていくんだよというふうに答弁されましたが,しかし,民主的なルールで進めていく具体的な手だてを全く示していない。これが今の姿ではないかというふうに思うんです。これまでの議論の中で,この件について何人かの方からいろいろ意見がありましたが,住民投票をやるつもりはない。アンケートもやるつもりはない。ただ,多くの市民は,この新治村との合併について賛成をしているものと認識をしている。勝手に思っているだけじゃないですか。勝手に思っているだけではだめなんですよ。具体的な手続をとって,住民の生の声,直接の声を具体的な数字なり内容なりにして,その姿がどうなんだという手続,努力をしなければ,民主的なルールにもならないし,住民の総意になっているのか,なっていないのか,これについてもさっぱりわからないじゃないですか。

 それから,先ほどの予算の中で,建設計画をつくるに当たってのアンケート郵送料も予算計上しているけれども,しかし,合併の是非は問わないと,こういうことでありますから,合併は,市民は賛成をしている。したがって,もうこれ以上合併の是非について議論する必要はない。一気呵成に合併に向かって突き進むんだと,これが市長の考え方でしょう。ほかに何か総意を汲み上げるための具体的な手だてがあるのだったら,示していただきたい。

 それから,よく口を開くと,県南のリーダーとして発展をしていく云々という,合併に関連して枕言葉に出ますが,しかし,例えば仮に私が牛久の市議会議員だったら,あるいはつくばの市民だったら,ふざけたことを言うんじゃないと。土浦に主導権を認めたことは一度もないというふうに言うのではないかというふうに思うんです。一つ一つの自治体はそれぞれの自主性を持って進めているわけですから,土浦が勝手にリーダーを自認するのはいいかもしれないけれども,そういう仕組みやなんかは全くないわけでありまして,リーダーシップをとって何をするのか,具体的なことを非常に抽象的な内容でもってそういう発言というのは,極めて意味のない発言ではないかというふうに思います。何をもってリーダーとしようとしているのか,お答え願いたいと。抽象論に対しては抽象論で質問をせざるを得ませんので。

 それから,新治村との合併について,まちづくり論が全くなされていない。土浦のまちをどういう方向でまちづくりを進めていくのか。そのためにはどうしても新治村との合併が必要なんだと,こういう議論なら話はわかるんです。ところが,まず合併ありきで,新治村と一緒になって,その中で新市建設計画と称して,それを取り繕う説明をするような計画案,これを,しかも業者に委託をしてつくると。これでは,取ってつけた合併の必要性論ではないかというふうに思うんですが。要するに論議が逆立ちをしているのではないかというふうに思うんですよ。論議が逆立ちをしているというふうに思うんですが,そこのところについては市長,そう思わないから今進めようとしているんだろうけども,私はそう思うんだけれども,反論があればひとつ御意見を聞かせていただきたいと。

 そこのところがきちんとしないで,合併特例法の期限内にぜひともやりたいと。合併特例債のもらえる間にやりたいということでしたら,それだけが目当ての合併の進行というふうになってしまうのではないかというふうに思うわけであります。全く新治村との合併の大義がここでは見出せないというふうに思うんですが,今まで新治村との合併の必要性についてはるる言われてきましたけれども,しかし,すべて抽象的な話にとどまっております。少し足の地についた,具体的な説明を願いたいというふうに思います。



○議長(豊島一男君) 市長。

  〔市長 中川清君登壇〕



◎市長(中川清君) 久松議員さんの御質問にお答えしたいと思います。

 民主的に進めるといっても,具体的じゃないんじゃないかというお話でございますが,冒頭のどなただったですかね,御質問の中でもお答えしたかと思うんですが,1つには期限があるということでございました。また,合併というものは将来的にも不可避であると。人口が減っていく中で,そして,市民のニーズが高まる中で,やはりスケールメリットというものはすぐには出ないですけれども,中期・長期に見て,やっぱりスケールメリットを求めていかないと,これからの高齢化社会等々に福祉等々,なかなか大変なんだろうというふうに私自身は思っております。そんな中で,期限があるというようなことがありますので,それらの具体的に云々ということがありましたけれども,多少なりとも民主的云々はあろうかと思いますが,私は基本的に民主的にやっていかなくちゃ,御意見を聞きながら当然やっていかなくちゃいけないというふうに思っております。精一杯その中で,範囲内でやっていきたいと思っています。

 また,アンケート等につきましても,ただアンケート等だけじゃないかというお話ですけれども,当然,法定協議会をやっていく中で皆さんにお知らせするわけであります。その中で,当然のように,そのような御意見は私はあるというふうに思っております。そういうことをしんしゃくをきちっとして進めていくべきだというふうに思っております。

 それから,県南の土浦はリーダーだというようなことなんですけれども,やはりまたそのくらいのプライドを持たなくちゃいけないんだろうと。実際はどうかというのも,私はプライドを持って進むべきだろうと思うし,またこれから,そういうリーダーになろうという気概というものも必要だろうと。そんな中で合併というものはあるんだというふうにおとりいただければ,大変ありがたいというふうに思う次第であります。

 それから,まちづくり等々の話も出ました。これについては,やはり法定協議会をつくりまして,その中で大いに議論をしていきたいというふうに思って,我々だけでできるのでしたらいいんですが,やはり新治村が入った中で,法定協議会というのはそういうものだというふうに思っておりますので,そこで具体的にやっていくものだろうというふうに思っておりますので,御理解をいただきたいというふうに思います。

 以上です。



○議長(豊島一男君) ほかに御質疑はございませんか。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(豊島一男君) 御質疑もないようでございますので,質疑を終結いたします。

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△議案の委員会付託



○議長(豊島一男君) それでは,ただいま上程中の議案につきましては,なお詳細なる調査研究の必要があると存じますので,これを所管の委員会に付託し,休憩中に御審査願いたいと存じますが,御異議ございませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(豊島一男君) 御異議なしと認めます。よって,ただいま上程中の議案は,議案付託区分表のとおり,所管の委員会に付託いたしました。

 暫時休憩いたします。

   午後 0時37分休憩

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   午後 3時13分再開



○議長(豊島一男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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○議長(豊島一男君) まず初めに,発言の取り消しについてお諮りをいたします。

 26番川口玉留君から,先ほどの会議における発言について,会議規則第65条の規定により一部を取り消したい旨の申し出がありました。この取り消しの申し出を許可することに御異議ございませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(豊島一男君) 御異議なしと認めます。よって26番川口玉留君からの発言の取り消しの申し出を許可することに決しました。

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△委員会の審査の経過並びに結果の報告



○議長(豊島一男君) これより委員長から委員会の審査の経過並びに結果の報告を求めます。

 それでは,市町村合併調査特別委員長より報告をお願いいたします。31番本橋道明君。

  〔市町村合併調査特別委員長 本橋道明君登壇〕



◆市町村合併調査特別委員長(本橋道明君) 御報告を申し上げます。

 本臨時会において,市町村合併調査特別委員会に付託されました議案2件につきましては,本会議休憩中に委員会を開催し,執行部から詳細なる説明を求め,慎重に審査をいたしました。

 以下,その審査の経過と結果について申し上げます。

 議案第32号土浦市・新治村合併協議会の設置について。

 本案は,本市と新治村との合併に関する協議を行うため,地方自治法第252条の2第1項及び市町村の合併の特例に関する法律第3条第1項の規定に基づき,合併協議会の規約を定め,土浦市・新治村合併協議会を設置するものであり,執行部からの説明を受け,慎重に審査をいたしました。その結果,未だ住民への説明が不十分であることや駆け込み事業の印象があるなどの理由から,2名の反対があり,また,あくまでも法定期限内合併を目指すことに対して,慎重に対応すべきとの意見もありましたが,合併特例法の期限を目標にいたしますと,ここでより一層の合併協議を深めていくため,法定協議会の立ち上げは不可欠であるとの意見が多数を占め,原案どおり可決すべきものと決しました。

 議案第33号平成16年度土浦市一般会計補正予算。

 本案は,前議案の土浦市・新治村合併協議会の設置に伴う所要額を補正するものであり,2名の反対がありましたが,原案どおり可決すべきものと決しました。

 以上で報告を終わります。



○議長(豊島一男君) 以上で委員長の報告は終わりました。

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△質疑



○議長(豊島一男君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。御質疑はございませんか。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(豊島一男君) 御質疑もないようでございますので,これをもって質疑を終結いたします。

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△討論



○議長(豊島一男君) それでは,これより討論に入ります。討論はございませんか。7番久松猛君。

  〔7番 久松猛君登壇〕



◆7番(久松猛君) 議案第32号土浦市・新治村合併協議会の設置について及び議案第33号平成16年度土浦市一般会計補正予算について,反対の意を表明して討論を行います。

 市町村合併調査特別委員会を傍聴させていただきまして,議論の全体がよくわかりましたので,あえて委員長質問は行いませんでした。これまでの本会議における議案質疑,あるいはまた市町村合併調査特別委員会等の中での議論の中で明らかになったことが幾つかあります。

 1つは,民主的手続の問題であります。市町村合併について,住民の総意に基づいて合併を進めると,あるいは民主的なルールに従って進めていくと,こういうことは,口では市長も言われるわけでありますが,しかし,具体的なものは何もないと。さらにいえば,そういった時間的な問題もあって,言わずもがな,言わず語りで聞こえてくるわけですが,そういう時間的な余裕がないと言わんばかりの論議に終始をしたという印象を否めません。それが第1点。

 もう1つは,なぜ新治村との合併なのかという問題であります。これにつきましても,これも最初から最後まで抽象論に終始をして,どういうまちづくりをするのか,そのためになぜ新治村との合併が必要なのか,そういう具体的な説明は何一つないというのがこれまでの議論の中での経過でありました。

 そして,3つ目には,財政の見通しも4市町村合併の際と同様に,今回についても全く示されないと。こういう状況が議論の中で明らかになったのではないかというふうに思うわけであります。

 したがいまして,こういう状況のもとで法定協議会を設置いたしましても,法定協議会の中でこういった問題が積極的に議論をされ,民主的なルールの問題,あるいはまちづくりをどうするかの問題,積極的にこういった問題を議論する,そして,民主的な手続の道を開く,そういう見通しを持つことは,首長がそういうわけなんですから,見通しを持つことはできないということでありまして,法定協議会の設置及びそれに関する補正予算については反対をするものであります。

 以上です。



○議長(豊島一男君) ほかに討論はございませんか。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(豊島一男君) それでは,これにて討論を終結いたします。

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△議案の採決



○議長(豊島一男君) それでは,これより採決いたします。

 日程第9議案第32号を採決いたします。議案第32号土浦市・新治村合併協議会の設置については,原案どおり賛成の諸君の起立をお願いいたします。

  〔賛成者起立〕



○議長(豊島一男君) 起立多数であります。よって議案第32号土浦市・新治村合併協議会の設置については,原案どおり決しました。

 次に,日程第10議案第33号を採決いたします。議案第33号平成16年度土浦市一般会計補正予算は,原案どおり賛成の諸君の起立をお願いいたします。

  〔賛成者起立〕



○議長(豊島一男君) 起立多数であります。よって議案第33号平成16年度土浦市一般会計補正予算は,原案どおり決しました。

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△閉会



○議長(豊島一男君) 以上で,本臨時会に提案されました案件は全部議了いたしました。

 これにて平成16年第1回土浦市議会臨時会を閉会いたします。慎重なる御審議をいただきまして,まことにありがとうございました。

   午後 3時24分閉会