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茨城県 土浦市

平成15年 第2回 臨時会 10月17日−01号




平成15年 第2回 臨時会 − 10月17日−01号











平成15年 第2回 臨時会



土浦市告示第147号

  平成15年第2回土浦市議会臨時会の招集について

 平成15年第2回土浦市議会臨時会を次のとおり招集する。

  平成15年10月10日

  土浦市長 助川弘之

   記

 1 招集の日時 平成15年10月17日  午後10時

 2 招集の場所 土浦市議会議場

 3 付議事件  土浦市が他の市町村と合併することの可否を問う住民投票条例の制定について



平成15年第2回土浦市議会臨時会日程

月日曜日開議時間会議適用10月17日金午前10時本会議1 会期の件2 報告案件並びに議案の上程及び説明3 議案に対する質疑4 常任委員会付託5 常任委員会の審査の経過及び結果の報告6 委員長報告に対する質疑7 討論8 採決

平成15年第2回土浦市議会臨時会会議録(第1号)

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 平成15年10月17日(金曜日)



議事日程

 平成15年第2回土浦市議会臨時会

 平成15年10月17日・午前10時

第 1        会期の件

第 2 報告第24号 専決処分の報告について(平成15年度土浦市一般会計補正予算)

第 3 報告第65号 土浦市が他の市町村と合併することの可否を問う住民投票条例の制定について

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本日の会議に付した案件

 日程第1  会期の件

 日程第2  報告第24号

 日程第3  報告第65号

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出席議員(32名)

   1番  吉田千鶴子君

   2番  荒井 武君

   3番  小林幸子君

   4番  福田一夫君

   5番  田中?介君

   6番  古沢喜幸君

   7番  久松 猛君

   8番  入江勇起夫君

   9番  海老原一郎君

  10番  盛 良雄君

  11番  中田正広君

  12番  吉田博史君

  13番  小坂 博君

  14番  寺内 充君

  15番  柏村忠志君

  16番  金塚 功君

  17番  川原場明朗君

  18番  勝田 煦君

  19番  坂本喜久江君

  20番  竹内 裕君

  21番  内田卓男君

  22番  廣瀬昭雄君

  23番  中井川功君

  24番  矢口迪夫君

  25番  豊島一男君

  26番  川口玉留君

  27番  折本 明君

  28番  沼田義雄君

  29番  松本茂男君

  30番  井坂信之君

  31番  本橋道明君

  32番  中島政雄君

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欠席議員(なし)

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説明のため出席した者

  市長     助川弘之君

  助役     藤本明人君

  助役     砂田 元君

  収入役    瀧ケ崎洋之君

  市長公室長  五頭英明君

  総務部長   山田和也君

  財政課長   桜井久夫君

  ――――――――――――――――――――――――――――

事務局職員出席者

  局長     長南幸雄君

  次長     市村秀雄君

  主査     宮本 一君

  主査     矢口幸男君

  係長     川上勇二君

  主幹     瀬古沢秀光君

  ――――――――――――――――――――――――――――

   午前10時01分開会



○議長(豊島一男君) ただいま出席議員は32名で,議会は成立いたしました。

 よって,これより平成15年第2回土浦市議会臨時会を開会いたします。

 それでは,これより本日の会議に入ります。

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△欠席議員の報告



○議長(豊島一男君) 本日は,全員御出席でございます。

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△会議録署名議員の指名



○議長(豊島一男君) 次に,会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は,会議規則第81条の規定により

  4番 福 田 一 夫君

  14番 寺 内   充君

  26番 川 口 玉 留君

 以上3名の方を指名いたします。

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△出席説明員の報告



○議長(豊島一男君) 次に,本臨時会に地方自治法第121条の規定により,議長において出席を求めました者の職氏名は,お手元にお配りしてあります文書表のとおりであります。

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○議長(豊島一男君) 次に,本日の議事日程につきましては,お手元にお配りしてございます文書表の日程どおり議事を進めたいと存じますので,御了承願います。

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○議長(豊島一男君) 次に,土浦記者クラブ,土浦市広報広聴課から本臨時会の本会議の写真撮影を行いたい旨の申し出があり,傍聴規則第8条の規定により許可いたしておりますので,御報告いたします。

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△日程第1.会期の件



○議長(豊島一男君) それでは,これより議事日程に入ります。

 日程第1会期の件を議題といたします。

 お諮りいたします。本臨時会の会期につきましては,去る10月10日,議会運営委員会を開き御審議を願っております。よって会期は1日といたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(豊島一男君) 御異議なしと認めます。よって本臨時会の会期は1日と決しました。

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△日程第2.報告第24号



○議長(豊島一男君) 次に,日程第2報告第24号専決処分の報告についてを議題といたします。

 この際,報告案件の説明をお願いいたします。市長。

  〔市長 助川弘之君登壇〕



◎市長(助川弘之君) それでは,ただいま上程されました報告案件につきまして,御説明申し上げます。

 報告第24号専決処分の報告について。

 本件は,平成15年度土浦市一般会計補正予算の専決処分でございます。その内容は,衆議院議員総選挙並びに最高裁判所裁判官国民審査に要する費用4,504万3,000円を追加したものでございます。財源といたしましては,全額県委託金を充当するものでございます。

 衆議院は今月10日に解散され,28日公示,11月9日投票となりましたので,早急に選挙準備を進める必要があったことから,所要の予算措置を地方自治法第180条第1項の規定により専決処分いたしましたので,御報告申し上げます。



○議長(豊島一男君) ただいまの報告について御質疑はございませんか。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(豊島一男君) 御質疑もないようでございますので,質疑を終結し,報告第24号専決処分の報告については,この程度といたします。

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△日程第3.議案第65号



○議長(豊島一男君) 次に,日程第3議案第65号土浦市が他の市町村と合併することの可否を問う住民投票条例の制定についてを議題といたします。

 この際,提出議案の説明をお願いいたします。市長。

  〔市長 助川弘之君登壇〕



◎市長(助川弘之君) ただいま上程されました議案につきまして御説明申し上げます。

 議案第65号土浦市が他の市町村と合併することの可否を問う住民投票条例の制定について。

 本案は,地方自治法第74条第1項の規定に基づき,本市の議会の議員及び長の選挙権を有する者の総数の50分の1以上の者の連署をもって,その代表者から,土浦市が他の市町村と合併することの可否を問う住民投票条例の制定請求があり,これを本年10月7日に受理したので,同条第3項の規定により,私の意見をつけて議会に付議するものでございます。

 それでは,この条例案につきまして,地方自治法第74条第3項の規定に基づく私の意見を申し上げます。

 本条例案は,土浦市が他の市町村と合併することの可否を表明する場合,その合併の可否について住民の意思を確認することを目的としており,その目的を達成するために,合併に対する賛否について,市民による住民投票を行うこととし,以下各条文において,住民投票の実施,執行等に必要な基本的事項を規定しているものであります。

 御承知のとおり,土浦市では千代田町,霞ケ浦町,新治村と4市町村による任意合併協議会において,合併協議を進めてまいりましたが,残念ながら8月の第5回協議会をもって,4市町村の枠組みによる合併協議は終息したところでございます。

 まず,これまでの土浦市としての合併に対する取り組みの基本的な姿勢について申し上げます。4市町村による合併協議会につきましては,県の示した段階的に機運醸成を図るべき合併パターンに基づき,関係首長と協議を重ねるとともに,本市独自に合併検討調査を行いました。これらをもとに,平成14年度には11会場におきまして説明会を開催したほか,その概要を広報紙やインターネットホームページにより広く情報提供を行うとともに,出前講座や街角インタビューも行い,住民の皆様の御意見を伺ってまいりました。また,本年5月には議会や住民の代表にも参加いただき,4市町村による任意合併協議会を設置しましたが,会議は全般にわたり住民の皆さんに公開をするとともに,その内容につきましては協議会だよりやホームページにより情報の提供を行い,開かれた協議会として進めてまいりました。さらに,住民の皆様の合併に関する考え方をお聞かせいただくため,4市町村で3万2,000人,うち土浦市におきましては2万2,700人の方々にアンケート調査を実施し,合わせて4市町村合計71名の参加によるまちづくりフォーラムを開催し,合併後の新市のあるべき姿などについて貴重な御意見をいただき,新市のまちづくり計画に反映していく考えでございました。このように土浦市といたしましては,合併協議に際しては住民の皆様に広く情報提供を行い,御意見をいただきながら,取り組んでまいったところでございます。

 市町村合併は,大局的な見地に立って,長期的な住民の利益を優先しながら進めることが肝要でありますし,合併の最終的な判断は法定協議会でのさまざまな協議結果を踏まえて,関係市町村のそれぞれにおいて,住民の代表であります最高意思決定機関であります議会において可否が決定されるものでございます。また,民意を反映するための方法につきましては,さまざまな手法があり,住民投票もその一手段であると認識いたしておりますが,その制度導入に当たりましては個々の状況により議論を尽くし,その必要性の判断をすることが最善であると考えております。4市町村の合併協議が終息し,現在具体の合併事案がない中にあって,今後の可能性に対して一律的に住民投票の実施を規定する住民投票条例の制定を行う必要性はないと判断いたすものであります。以上により,現状では本条例案について制定する必要がないものと考えている次第でございます。

 なお,本条例案では目的を第1条のとおり,土浦市が他の市町村と合併することの可否を表明する場合,その合併の可否について住民の意思を確認することとしております。また,第3条で,条例の施行の日から50日以内もしくは平成17年3月20日以前のいずれか早い方の期間内に住民投票を実施すると規定されておりますが,現状のように合併の相手先が決まっていない中で住民投票を実施する期限を定めることについては適切ではないと考えられます。さらに,条例の失効については,附則において投票日の翌日から起算して90日を経過した日に効力を失うと定めていますが,第3条では住民投票は平成17年3月20日以前に実施する事と規定しており,同日までに住民投票が行われなかった場合,住民投票ができないにもかかわらず本条例案は失効しないことになり,適切ではないと考えております。

 以上議案第65号につきまして,私の意見を述べさせていただきました。よろしく御審議を賜りますようお願いいたします。



○議長(豊島一男君) 以上で議案の説明は終わりました。

 これよりただいま上程されました議案に対する質疑を行います。

 御質疑はございませんか。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(豊島一男君) 御質疑もないようでございますので,質疑を終結いたします。

 それでは,ただいま上程中の議案につきましては,なお詳細なる調査研究の必要があると存じますので,これを所管の委員会に付託し,休憩中に御審査願いたいと存じますが,御異議ございませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(豊島一男君) 御異議なしと認めます。よって,ただいま上程中の議案は,議案付託区分表のとおり所管の委員会に付託いたしました。

 暫時休憩いたします。

   午前10時14分休憩

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   午後 1時09分再開



○議長(豊島一男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△委員会の審査の経過並びに結果の報告



○議長(豊島一男君) これより委員長から委員会の審査の経過並びに結果の報告を求めます。

 それでは,総務委員長より報告をお願いいたします。



△1.総務委員長の報告

  〔総務委員長 久松猛君登壇〕



◆総務委員長(久松猛君) それでは,総務委員会における審議の経過と結果について御報告を申し上げます。

 本臨時会におきまして当総務委員会に付託されました議案65号土浦市が他の市町村と合併することの可否を問う住民投票条例の制定についてにつきましては,本会議休憩中に委員会を開催し,条例制定請求代表者2名による意見陳述を行うとともに,執行部からの説明を求め,慎重に審査いたしました。

 以下,その審査の経過と結果について申し上げます。

 本案は,土浦市が他の市町村と合併することの可否を表明する場合,その合併の可否について住民の意思を確認することを目的としており,この目的を達成するために,合併に対する賛否について,市民による住民投票を行うこととし,以下各条文において住民投票の実施,執行等に必要な基本的事項を規定しているものであります。

 条例制定請求代表者の主な意見としましては,市民が合併のように大事な問題に関して自分の意思を表明できる機会として住民投票条例を制定し,一人一人が決定に直接関与できるようにすることが必要とする意見がありました。

 条例制定請求代表者の意見及び市長の意見を踏まえ,慎重に審議した結果,3名の可決の意見がありましたが,現在合併の具体事案がないことや,住民投票によらなくても十分に民意を反映できるとのことから,条例の制定の必要性がないとの意見が多数を占め,否決すべきものと決しました。

 以上で報告を終わります。



○議長(豊島一男君) 以上で委員長の報告は終わりました。

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△質疑



○議長(豊島一男君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。

 御質疑はございませんか。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(豊島一男君) 御質疑もないようでございますので,これをもって質疑を終結いたします。

  ――――――――――――――――――――――――――――



△討論



○議長(豊島一男君) それでは,これより討論に入ります。

 討論はございませんか。

 15番柏村忠志君。

  〔15番 柏村忠志君登壇〕



◆15番(柏村忠志君) 議案第65号土浦市が他の市町村と合併することの可否を問う住民投票条例の制定についての委員長報告に対し,反対する討論を行います。

 4カ月前の本日,6月定例会に,市民から合併の是非を問う住民投票制度導入を求める請願書が提出され,やはり総務委員会で否決したことに対し,私は反対討論を行いました。今回も6月の請願書内容と基本的に同じものですけれども,法律に従って,有権者50分の1を超える2,475名の市民の意思を表明した議案となっております。この市民の声を,市長の議会に付した意見書においても,総務委員会としても,それぞれ否定をしました。市民が直接請求した活動は,土浦市政の歴史に残るものでありますけれども,その市民の請求を本会議で否決すれば,これまた歴史に刻印されることでありましょう。

 ところで,市長が意見書において合併の支持を市民が得ているという根拠の一つに,昨年の5月から7月にかけて行った市民委員会などへの説明会です。11カ所,696人の参加で,その説明会で合併是非のアンケート157名分を回収しました。そのアンケートで合併賛成が75.3%で,この結果を市長は市民の合意,合併総意の根拠として「合併ありき」に走り出し,合併に必要な情報とその方法,合併前提のアンケート,あるいはまちづくりフォーラムなどを行ってきました。しかし,金と人と時間を費やした結果は,合併白紙破綻となりました。市民の696人,そのアンケート157人の75.3%の合併賛成の意思を表明した関係者から,合併破綻に怒りの声や抗議の行動を見ることはできませんでした。市民の総意のない合併の破綻結果に,市民は驚きも嘆きもしませんでした。一方今回合併に反対,賛成を表明するために,住民投票で行うべきとの態度を表明した2,475人の意思に,市長も総務委員会も同調しませんでした。しかし,この理にかなった2,475人の意思が,なぜ総務委員会で不採択されたか,疑問と不信が拡大されつつあります。この余震は,今後も多分に続くと思われます。

 今回提出されている住民投票条例の内容は,決して多くの市民が違和感を持つ内容ではありません。条例案そのものについての審議が総務委員会では少なかったようですけれども,2点ほど紹介します。住民投票条例案の第1条で,条例制定目的を以下のように規定しております。この条例は,「土浦市が他の市町村と合併することの可否を表明する場合,その合併の可否について住民の意思を確認することを目的とする。」第2条1項で,「前項の目的を達成するために,合併に対する可否について住民による投票を行う。」同条第2項で「住民投票は住民の自由な意思が反映されるものでなければならない」と民主主義の基本の基本を表明しております。市民一人一人がまちづくりに自主的な判断と責任を持つ主人公として参加,参画する上で,住民投票は極めて民主主義的な手法と言えます。政府の地方制度調査会が2000年に出された第26次答申において,市町村合併の方法について以下のような要旨を述べております。一つは,合併はまさに地方公共団体の存立そのものに関する重要な問題である。二つは,合併は地域に限定された課題であることから,その地域に住む住民自身の意思を問う住民投票制度の導入を図ることが適当であると指摘しております。合併問題は,答申の指摘するまさに地方公共団体の存立に関する重要な問題で,言葉を変えると合併問題は市民が行政及び議会議員に権限を委託する枠組みそのものを見直そうとするもので,一般の政治争点以上に市民の合意を得ることが求められているということになります。

 次に,条例案の第13条で,情報の提供について述べております。市長は,住民投票の適正な執行を確保するために,土浦市の合併問題について必要な情報の提供に努めなければならないと規定しております。合併の是非を問われても,合併に関する情報が提供されていなければ,市民は適切な判断をすることができません。多くの市民の声として,「なぜ今合併が必要なのですか」,「合併すると土浦はどのようによくなるのですか」など,よく問いかけられます。また,合併問題に関心のない市民が多いのも,情報不足から来ることも否めません。特に市の提供されている情報は合併ありきのものが多く,合併しない場合のメリット,デメリットが具体的に示されていないことも無関心の要因の一つとなっております。合併に関しての論点を明確にすることが懸念されているような投票率を上げることにもつながります。

 今回総務委員会で4対3で否決された理由の一つに,現在合併の具体的な事案がない状況のもとで,住民投票条例を制定する必要はないという理由でありました。これは,条例提案者に非があるのではなく,合併を推進してきた市長に問題があったわけで,少なくても合併論議の中で,その渦中の中での署名活動を展開してきました。逆を言いますと,では合併が具体的な運びとなっていたならば,条例案を成立させるかという問いかけにもなります。いずれにしても,説得力のある反対であるとは思いません。さらには事実上の土浦市長選が行われておりますけれども,2人の有力立候補者は合併を公約に掲げております。今回の合併最終年の平成17年3月までに,政治的,義務的に合併を俎上に載せることは十分に可能であります。市長は意見書で,今後の可能性に対して,一律的に住民投票の実施を規定する条例の制定を行う必要はないと述べておりますけれども,これは全く観念論で,現実的な話ではありません。平成17年3月という時限設定の中で,合併を公約としている次期市長候補者がいる中で,条例案を用意することは市民の当然の権利であり,市長及び議会の責務であろうと考えます。

 改めて再度申し上げます。一般の政治争点以上の合併問題に,市民一人一人が合併の是非を下すことは市民の権利であり,また義務とも言えます。土浦市議会がこの条例案を採択することで失うものは何もありません。むしろ議会の良識を市の内外に示すことになります。以上のような条例案の趣旨に賛成の意思を表明し,委員長報告に反対,反論を申し上げ,討論を終わります。



○議長(豊島一男君) ほかに討論はございませんか。

 6番古沢喜幸君。

  〔6番 古沢喜幸君登壇〕



◆6番(古沢喜幸君) 私は,議案第65号,委員長報告に対して,反対の立場で討論させていただきます。

 まず初めに,市長の意見書がありますが,その中ほどに,住民の代表であり,最高意思決定機関である議会において可否が決定されるものでありますということでありますが,確かにその選挙で選ばれたという意味では住民の代表でありますが,さまざまな問題に関しては,決して議員の数が多いからといって,住民を代表しているというわけにはいかないと思います。例えば近々あります市長選挙,22名の議員の方が推薦ということで名前を連ねておりますけどが,結果は恐らくそのようには,圧倒的な勝利には終わらないと思います。ですから,その議会が最高の意思決定機関ということにはならないと思います。

 ということで,合併そのものは将来の土浦市のまちづくりにかかわる大変重大な問題でありますから,これ本当に民意を反映させなければならないわけです。では,今まで民意を反映させるようないろいろな行事を,取り組みをしてきたかどうかといいますと,私はそうは決して言えないと思います。この前行われたアンケート,あれはもう既に合併を前提としたアンケートですから,あれはもう民意を反映する,合併の賛成,反対を反映するアンケートではなかったわけですから。ということからしますと,ほとんど今までやってこなかったと。本当に土浦市がほかの市町村と合併,それから町村と合併した場合に,これがメリットがあるのか,ないのか,これはそう深く議論されていないですよね。

 ですから,住民投票というのは,市民の間に本当にこういう点がいい,いやこのような点が悪い,悪くなるとか,議論を深める,もちろん市民と同時に我々も議論を深めることによって,最終的に一人一人を投票で決める。これは民主主義の上からも当然のことだと思うのです。ですから,あらゆる面でそうなんですけどが,これは合併問題というのは恐らく土浦市にとっては一番大きい問題でしょう。先ほど総務委員会で議論されていましたけど,合併のようなというような言葉に対して,いろいろ質問が寄せられましたが,私は一番重大な問題だと思います。こういう問題について,もっともっとやっぱり市民の間に情報を提供して議論をしてもらう。そのためには,住民投票は一番よい方法だと思います。例えば4市町村の合併がスムーズに進んでいたとする。その場合に,いろいろ私もほかの市町村の財務状況,特別会計がどうなっているかなど調査したんですよね。やはり石岡などもそうですけどが,合併を前提とした駆け込みの公共事業がかなり行われていると。土浦が対象にしているところでも,多分それはあると思います。そういうことも踏まえて,本当に深く調査研究して,最終的に住民に決定してもらうということが,私は最もよい方法であると思います。

 ということで,委員長の報告には反対ということで,討論を終わります。



○議長(豊島一男君) ほかに討論はございませんか。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(豊島一男君) それでは,これにて討論を終結いたします。

 それでは,これより採決いたします。

 日程第3議案第65号土浦市が他の市町村と合併することの可否を問う住民投票条例の制定についてを採決いたします。

 委員長報告に対し反対の討論がありましたので,起立により採決いたします。

 議案第65号土浦市が他の市町村と合併することの可否を問う住民投票条例の制定については,総務委員長の報告は否決でありますが,委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

  〔賛成者起立〕



○議長(豊島一男君) 起立多数であります。よって議案第65号土浦市が他の市町村と合併することの可否を問う住民投票条例の制定については総務委員長報告のとおり否決と決しました。

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△閉会



○議長(豊島一男君) 以上で本臨時会に付議されました案件は全部議了いたしました。

 これにて平成15年第2回土浦市議会臨時会を閉会いたします。慎重なる御審議をいただきまして,まことにありがとうございました。

   午後 1時28分閉会